梶原敬義

かじわらけいぎ



当選回数回

梶原敬義の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第141回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 経企庁と日銀に最初にお尋ねします。景気判断、これが非常に現実とずれている、このことについてお伺いをしたいわけでありますが、そこが狂っておれば国の政治をする総理以下トップはやっぱりそこが狂うわけです、それをもとにして判断をするから。  だから、これは非常に重要なこと...全文を見る
○梶原敬義君 経企庁、今何かそう間違っていないような話をしましたけれども、そういうことでいいのか。経企庁はもう要らぬのじゃないのかな。  橋本総理にしても、政府あるいは与党にしても、どういうようにこの局面をとらえて経済政策的な手を打っていくかということは非常に重要なことなんです...全文を見る
○梶原敬義君 何で最初に厳しいと言わないのか。
○梶原敬義君 私どもも正月ずっと帰って選挙区やなんかを回りましていろんな人と会いましたよ。みんな厳しいと言っている。あなたの言っていることともう月とスッポンぐらいの違いがある。  それはそれといたしまして、次に移りますが、金融システムの緊急対策、これをずっと聞いておりまして、大...全文を見る
○梶原敬義君 金融緩和の状況、これに一つは責任があるということを言われた。もう一つは、日銀の考査の段階で各銀行がノンバンクやあるいは不動産業者にどんどん不必要に金を出しているという実態は恐らくわかっていたはずで、わからないというのなら何かおかしいのであって、その部分の状況を的確に...全文を見る
○梶原敬義君 私は、もうここで金融不安は打ちどめしなきゃいけないと思うんですね。もうこれ、以上、また次に出てきて何かするというのではなくて、もうここで金融不安を安定させる、これ腹を決めなきゃいけない。そのための三十兆円だろうと思いますから我々協力したいんだが、しかし日銀総裁、あな...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、民事とかあるいは刑事で責任をとらせるだけじゃなくて、やっぱり経営者の道徳的な責任を、これはいい銀行でも、問題のない銀行でも、当時踊った人たちやなんかというのはとらせるべき。経営責任を厳しく問われることは言をまちませんと、こう言われた以上はどういうことをお考...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 二つのことを申し上げて、どっちかというと私の提案をさせていただきたいと思います。  一つは、バブルで踊った人たち、あるいは踊らせた人たち、こういう人たちの責任をやはり明確にする必要があると思うんです。  今の状況というのは、ビッグバンとか何とかかんとか言っており...全文を見る
○梶原敬義君 もう少し時間がありますから重ねて申し上げたいんですが、きょう日銀の総裁もお見えでした。日銀が考査をやりながら、なぜ都市銀行や市中銀行がああいうバブルにどんどんノンバンクをつくったり、あっちこっちに金を貸すのを阻止できなかったか、とめ切れなかったかと厳しく言いました。...全文を見る
○梶原敬義君 それは、彼が言っているのは、山一も拓銀もつぶしちゃいけなかったんだと、こういう意味でしょう。どこかの座談会で、テレビで聞いたらそういう言い方をしておった。
○梶原敬義君 聞きますけれども、十兆円の赤字国債を発行する分は、これは返ってくるんでしょう、将来何もなきゃ、うまくいきゃ。これは交付したらしっ放しですか。
○梶原敬義君 ちょっと待って。  そこで、保険料で足らなかったら国が現金を入れる、それから何年か先に保険料はどんどん入る、そうするとその分はどうなるんですか。返してくれるんですか。
○梶原敬義君 パンクしたときの話だね。
○梶原敬義君 それからもう一つ、議論に参加する前に、こっちの話もあれだけれども、あなたは三十兆円あればもう大丈夫だ、来いと、こういうことが言えるの。
○梶原敬義君 僕は、結論としたら、やっぱりきょうのこの場の議論は非常に重要だと思うんです。だから、もうみんなわかった、それでいこう、三十兆でいこうと言えば株も上がるし、あるいは金融不安もなくなる。  そして、もう一つ大事なのは、私の考えは総理には言いましたが、これからは景気対策...全文を見る
02月20日第142回国会 参議院 本会議 第10号
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○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、橋本総理並びに関係大臣に質問をいたします。  質問に先立ち、橋本総理を激励いたします。  私の郷土の先輩であります村山前総理が総理大臣就任後、思いがけない大きな災害や事件が次々と続きました。阪神・淡路大震災、オウム真理教によ...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○梶原敬義君 私は、最初の所信表明演説に対する質問でありますし、また時間も余りありませんから、きょうはちょっと大きな話をしたいと思います。  最初に経企庁の方にお尋ねしますけれども、天気予報は最近は本当によく当たり出したんです。もうほとんどよく当たる。それに比べまして経企庁の経...全文を見る
○梶原敬義君 大臣が言われる気持ちはよくわかりますが、しかし大体大臣、ずっと日本じゅうを歩いたり、いろんな人の話を聞いたら、やっぱり皆さんそうは言わないんです。見通しというのはあくまで見通したといえばそれまでかもわかりませんけれども、事業をするにしても何をするにしても見通しを立て...全文を見る
○梶原敬義君 大臣のそういう姿勢がぜひ全省庁に行き渡るように、そうしなきゃもう経企庁は要らぬということになりますから、しっかりやっていただきたいと思います。  次に、通産大臣、エネルギーの問題で省エネに関することですが、私は今回の京都会議、COP3以降、省エネ法も今度出てきます...全文を見る
○梶原敬義君 これは多分朝日新聞だったと思いますが、日米中新世紀、新パワーゲームというので記事が載っておりますが、中国の大慶油田がもう先細りの状況で、一九九三年に中国がもう純輸入国になった、二〇一〇年には石油の輸入量は一億一千万トンに達するだろう、そして海外依存度は三七%になると...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ頑張ってください。  次に、景気対策というか内需拡大対策で、私は住宅問題をこの前本会議でやりましたが、非常に総理の答弁も一般的で、少し不満が残りました。くどいようですがもう一回申し上げて、二人大臣がおられますから、閣議等で頑張っていただきたいと思います。  ...全文を見る
○梶原敬義君 もう少し時間がありますから。  本会議のときの総理の答弁は恐らく大蔵省が書いたんじゃないかと思います。大蔵省の主計局の伝統的な考え方というのは、私も政務次官をしているときに主計官を呼んで大分言ったことがあるんですが、結局、彼らは、住宅に対して何か補助をしたり、ある...全文を見る
04月02日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○梶原敬義君 私はこの法律を審議するような資格があるのかないのか、よくわからぬまま立っている、そういう不安があります。  先般、当委員会の委員長ほか皆さんと東京工業晶取引所を見せていただきました。あそこに行って話を聞けばすべてばっとわかるのかなとこう思ったんですが、何かなおわか...全文を見る
○梶原敬義君 手数料あるいは委託証拠金、この差が市場に与える影響というか、そういうものがあるのかどうか。手数料、これは自由化を平成十七年にするというが、何か急ぐ急ぐと言いながら、一番ポイントになるところが非常に先の話でありますが、手数料の国際比較あるいは委託証拠金みたいなものの比...全文を見る
○梶原敬義君 証拠金みたいなのは。
○梶原敬義君 手数料の話が先ほど平田先生のときにもありましたが、これは平成十七年に自由化するということですが、委託者、投資家にとってもこれは大変なことですから、これを海外並みにやればもっと市場は拡大するんではないですか。これをそこまで延ばす理由というのはいかほどなものなんですか。
○梶原敬義君 本案が商品取引資格の見直しというか、今までやりたいと言っている人は規制が余りなくなってどんどんやれるようになりますね。そして、一回間口を広げておって、平成十七年に自由化をする、競争に全部入らせる。そうするともう大変摩擦が起き倒産も、恐らく再編成の問題とか何か非常に混...全文を見る
○梶原敬義君 これは質問通告していませんが、私が一番この改正案で問題になりそうなのは、業務規制の緩和というのか、許可更新期間の延長とか支店開設許可制の廃止、委託の取り次ぎの解禁、要するに支店みたいなものをどんどん町に持つのがたやすくなります。そこら辺が、確かにそれは市場は拡大する...全文を見る
○梶原敬義君 価格変動リスクの回避、要するにそこが本来大きな目的であるならば、市場に占める当業者の割合というのは日本の市場は非常に低いです。だから、どちらかというと一般投資家を、さらに千二百兆の金融資産を商品先物取引というばくち場に引き出そうというのが、リスクヘッジはわかります、...全文を見る
○梶原敬義君 「商品先物取引 委託のガイド」、こういうものをきのういただきました。外務員は相手方にこれを置いて帰ると。これは八ページに「商品先物取引の危険性について」ということで、一、二、三項、ずっと書いて知らせるようにしております。それから、約諾書というものを差し入れするんだそ...全文を見る
○梶原敬義君 それから、問題なのは、売った買った売った買ったというその間に手数料で全部取られて証拠金はなくなり、しかもさらにまた出していかなきゃということが起き得るし、これからまた非常に心配なんです。そこはまた非常に難しいところでありまして、いや、おれはここで手じまいしたいんだと...全文を見る
○梶原敬義君 時間がほとんどなくなりました。まだ聞きたいことはいっぱいあるんですけれども、この辺で終わりますが、最後に一つ。  平成二年の法改正のときに、たしか海外の業者の参入が非常に日本では難しいとかなんとか言って、それも自由化することによって自由に参入できるようにするという...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
04月07日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○梶原敬義君 経済企画庁の方にお尋ねしますが、私が今持っているのは日経ビジネスの去年の十月二十日号の一部でございます。  それによりますと、「日本の個人金融資産千二百兆円の分布を調べたら、首都圏に住む五十六万人だけで四百兆円を保有しているという試算が出てきた。」、「トップ四万四...全文を見る
○梶原敬義君 ここで言っているのは首都圏ということです、五十六万人は。知りたいのは、これがどこまで当たっているのか当たっていないか。あなた方が経済政策を打つのに、あるいは経済をいろいろと判断する場合に、これを知っておかないでやるというのは方向違いになる可能性がある。  この前、...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁がわからないものをアメリカが調査して、モルガン社が把握をしてきているということになると大変恐ろしいことでありまして、日銀やどこかに行けばもう少しわかることはないんですか。そこらは大臣どうですか。
○梶原敬義君 大事なことだと思うんですよ。バブル崩壊で今大騒動しています。バブル崩壊で片一方で損をしている人があれば、どこかにもうかる人がおるはずだと我々もそう絶えず言ってきたんですが、もしかしたらこういうところにあらわれているのかなという気がするんです、うまく土地を売り抜けたり...全文を見る
○梶原敬義君 なかなか局長が動きにくいかもしれないけれども、こういうのを前に見たと局長はおっしゃいましたね。しかし僕は、そのときに、経企庁がこういう重大なことを把握していないのなら、だれかを使いへ出してモルガン社のコールという人に会って、おまえのところはどういう調査をしてこういう...全文を見る
○梶原敬義君 次に、景気対策に少し物を言いたいと思うんです。  この前も三月十二日に、ここで通産大臣と経企庁長官に私が一方的に物を言ったわけですが、今いろいろと、十六兆がどうだとか、あるいは所得税減税がどうだとか、議論されている様子が新聞に載っておりますが、減税とか公共投資とか...全文を見る
○梶原敬義君 こういう場合というのは、大臣、役所とか役人の言うことを聞いておったっていつまでたってもこれは細々とやってよくならぬです。これは思い切らないと僕はだめだろうと思います。  今、経企庁長官が言われましたGDPで四・何%という数字はちょっと納得できません。例えば、百四十...全文を見る
○梶原敬義君 いや、本当に橋本総理に直訴したいような、あなた方はもうそういうゆったりした話ですから、そんな気持ちです。  ぜひ経済閣僚の二人の大臣がもう少し勉強されて、この部分についてはいろいろと外国の例もありますし、何も大蔵省の主計局が言っている理論がまかり通るだけではないと...全文を見る
○梶原敬義君 確かに、新エネルギー導入関係予算というのを見ますと、クリーンエネルギー自動車の戦略的普及対策として二十八億が八十四億というように伸びております。ハイブリッド自動車に係る自動車取得税の軽減措置の創設とかいうのもあります。太陽光発電システムにおきましては、住宅用太陽光発...全文を見る
○梶原敬義君 きょうの毎日新聞に「企画特集わが家で太陽光発電」というのが出ています、これだけのスペースでずっと大きく。ちょうど質問するのに都合がいいんです。  きのう担当者と話をしまして、普通の家庭で三キロワットをつけるとすれば大体三百万。三百万のうちの百万が返ってくる、補助を...全文を見る
○梶原敬義君 COP3の問題もありますし、省エネの関係もありますから。今、家が日本じゅうに幾つありますか。十万戸ずつふえていったらこれはもういつまでたっても行き着かないです。それより前に石油ショックが来ますよ、当然来ると僕は思います。だから、もっとスピードアップするようなことをと...全文を見る
○梶原敬義君 こういう、CO2の問題もあります、資源もないときですから、とにかくこれはもっと急いだらいかがでしょうか。急がせるようにして、もっと全世帯、全戸に全部づくように、日本は石油がないんですから、将来そういうようにまずやるべきだと思います。  それから、学校とか公民館とか...全文を見る
○梶原敬義君 九月なんというのはまた時点がもうずれているんです。COP3はそれ以降でしょう。また情勢が変わっている。また省エネ法のときに議論しますが、今度、来年度予算は遠慮せぬでこれをもっと大きくつけたらいかがか、今予算はもういいですから。そのことを言いたいわけです。  次に、...全文を見る
04月09日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○梶原敬義君 本論の法案の審議に入る前に、二点ほどお尋ねをしたいと思います。  きょうは、お忙しい中、日銀の本間理事においでいただきましてありがとうございました。日銀新法のもとで新しい日銀の歩みが一日から始まったわけですが、大変緊張していると思うんですがいかがでしょうか。  ...全文を見る
○梶原敬義君 私はすべての根源はバブルにあると思うんです。これは大蔵省にしても日銀にしてもバブルを放置した責任というのは大きいと思う。そのバブルの影響が自己資本比率を悪くして経営体質を悪くしている、ここをやっぱりしっかり認識してもらわなきゃ先の議論になかなか入れないわけです。 ...全文を見る
○梶原敬義君 平成九年三月五日に大蔵大臣官房金融検査部長名で通達が出されています。その通達の中身の問題なのは、すべての取引先を債務者の状況等により五段階に分類する。その一つは正常先、二番目の分類は要注意先、三番目は破綻懸念先、四番目が実質破綻先、五番目が破綻先。正常先のすぐその次...全文を見る
○梶原敬義君 今、中小企業の約七一%が赤字企業です。そういう状況のもとでこれを適用していく。さらに言うと、例えば各取引先の個別の債務について回収の難易度に応じて四つに分類する。一つは健全債権、二つは要注意債権、懸念債権、回収不能債権。この時期にこれを出していけば、それは銀行は普通...全文を見る
○梶原敬義君 日銀にちょっとそのことをお聞きしたいんですが、今言われたことで納得できないのは、僕らも責任があるんですよ、国会に責任がないと言っているんじゃない、責任は感じていますよ。しかし、大蔵省の監督・検査、日銀の考査、これは十分やっていないんですよ。バブルで不動産やあるいはゴ...全文を見る
○梶原敬義君 銀行マンの誇りというのは、そういう苦しい中小企業が夜も寝ないで頑張っている、今は苦しいけれどもそれがやがて日の目を見るように一緒に手をとって指導し、助け合い行くということだと私は思うんです。そういうような生きた指導をバブルのときにやっていなくて今やるというのはおかし...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、銀行の取引先の方が倒産あるいは自殺したりするのは、その取引銀行の恥だと私は思うんです。それを恥だと考えないような銀行というのは、やがて国民からたたかれる時期が来ると私は思いますよ。だから、ぜひ内閣の方でも厳しく指導していただきたいと思います。  次に、これは...全文を見る
○梶原敬義君 明日ごろ会社更生法の申請手続がなされるのではないかという、その見通し、それをちょっと先に。
○梶原敬義君 一つは、どのように状況をつかんでおられるのか、会社更生法の手続関係はどういう状況にあるのか。  私は、大臣、こういう社会的、地域的にも大変大きな影響を及ぼすような企業、これは少し社内のごたごたもあるようですが、銀行は三和銀行、住友がメーンだそうですが、何とか国を挙...全文を見る
○梶原敬義君 特に、中小企業庁は担当だと言われますから、中小企業倒産対策貸付制度とか倒産関連特別保証制度とか、こういうのがありますし、あわせて総力を挙げて取り組まれますように心からお願いをいたします。  それから、もう時間がなくなりましたから、法案に少し入ります。  法案自体...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど言いましたように、投資した株式会社であって、中小企業等の要件を満たしていない企業の株式等の取得、保有、こういうふうになっておりますけれども、読むと何か無制限に行けるような気もするし、そこの限界を聞きたいんです。
○梶原敬義君 その会社が大きくなって大企業になりますと、五億とかなんとかいうこの枠を超えますね。もっと大きくなった場合、そういう場合にも追加投資はその企業に対してはできるんでしょう、これからいくと。できるかできないか。
○梶原敬義君 この法律のねらいは、アメリカも年金資金が相当動いておりますが、どうも日本の年金資金を相当ねらっているわけですね。これまた年金資金が先でうまくいけばいいけれども、いかなかったときにはまた騒動が起きるような気がします。  これは有限とはいいながら、出資したものに対して...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
04月16日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号
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○梶原敬義君 質問時間が十分でありますので、気がついた点を指摘して、何か問題があれば答弁を願いたいと思います。  この日本貿易振興会とアジア経済研究所の統合というのは、平成七年二月二十四日の閣議決定に基づいて進められてきたわけでありますが、これは行革とはいいながら、木と竹を接い...全文を見る
○梶原敬義君 文部省が外務省ね。わかりました。  次に、ジェトロの海外勤務者二百五十名のうちで国家公務員が百名、通産省が七十名、農水、大蔵その他で三十名、これは通告していなかったけれども、大体そういう数字で間違いないですか。
○梶原敬義君 これは、海外勤務が国家公務員の研修の場になっている面もあるのではないか。言いたいのは、国家公務員というのは二年ぐらいの短いタームで転勤転勤ですから、腰を据えた仕事がなかなかできないのじゃないかと思います。私は、そういう意味ではプロパー、専門家の育成に腰を据えてかかる...全文を見る
○梶原敬義君 よろしくお願いします。  それで、今、私はここにジェトロが出しております「アジア通貨危機」という本を持っておる。それから、日経ビジネスの雑誌の論文の記事、エコノミストの雑誌の記事、これらを持っておりますが、ちょっと読み上げてみます。  これは日経ビジネスの九七年...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
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○梶原敬義君 持ち時間が十分でありますので、意見を申し上げ、答弁されるときは簡単に要領よくしていただきたいと思います。  最初に、特許法等の一部を改正する法律案についてでございますが、これは特許権等の権利の保護強化、知的財産権の保護強化ということが一つであるし、創造的デザインの...全文を見る
○梶原敬義君 文部省、社会通念上なんということでこの問題はちょっと片づけられないと思うんだ。少しまた説明に来てください。
05月12日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○梶原敬義君 最初に、大臣の趣旨説明におきましていろいろと書かれておりますが、この大規模小売店舗立地法案の提案に至ります社会的あるいは経済的な背景といいますか必要性、こういうものをもう一度述べていただきたい。  その際、大臣が先ほど読み上げられました提案理由の中には外圧の問題と...全文を見る
○梶原敬義君 けさ、たしかNHKのテレビだったと思うんですが、日米の事務会議か何かで両方テーブルに着いた映像が出まして、日本は大店法の改正をやるようだが、そのやった結果が新たな規制に通じないようにというまたアメリカの圧力が加わるようでございますが、そこらはちょっとテレビだから先ほ...全文を見る
○梶原敬義君 尊敬する通産大臣のお言葉でございますが、中心市街地の整備改善というのは中心市街地だけなんです。大型店の出店によって被害を受けるというのは、中心市街地から外れておっても商店で商売をやっている中小の人たち、これはもうみんな響くんです。そして、どのくらいの予算を中心市街地...全文を見る
○梶原敬義君 岩田審議官の言われることはわかるんです。しかしさっき言うように、二月二十四日に閣議決定して今日まで相当時間があったんです。少なくともその間は、担当者もいっぱいおるし、指針のある程度の中身あるいは省令についてはこのくらいというもう少しアウトライン、この法案そのものを審...全文を見る
○梶原敬義君 その後段のところが困るんです。なおいろいろのよき意見を聞いてというと、もしこの法律の外でやった方がいいような問題が出てきた場合、それはもうやれないんです。いろいろ聞いたらちょっとここが落ちていた、ここが落ちていた、こうしたらどうかというような問題があったら、その指針...全文を見る
○梶原敬義君 次に、第十三条、「地方公共団体の施策」というところで、「地方公共団体は、小売業を行うための店舗の立地に関し、その周辺の地域の生活環境を保持するために必要な施策を講ずる場合においては、地域的な需給状況を勘案することなく、この法律の趣旨を尊重」、この地域的な需給状況を勘...全文を見る
○梶原敬義君 先ほどアメリカの例を言いましたように、もう一回読みますと、「ダウンタウンの小売業を保護することが就業機会の確保、税収の確保等、公共の福祉の維持・増大につながると判断されるならば、ゾーニングによって郊外のショッピング・センター開発を規制することが合憲・合法となりうる」...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど私の地元の例を出しましたように、駅があって、駅の北側というか海側は旧商店街、南側は高架になりまして、そっちにも商店街がある。それから約三キロぐらい行ったところに、今度は違う村に非常に大きなスーパーができました。そうしますと、もう相当吸い上げられているんです。商...全文を見る
○梶原敬義君 それから、もう最後になりますけれども、勧告、公表、これはやっぱり命令とか罰則とかいうところまである程度入れておかないと。  昔、財界の人たちは一流で政治家が三流と、こう言われてきました。何を言っているんだと本当に私は思いましたけれどもね。それは、財界というのはお金...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律案、これは一つだけ聞いておきますと、通産省、建設省、自治省、ここらが中心になって十一省庁でやる、そして連絡協議会をつくっている。しかし、いろいろやるには全部相談しなきゃいけ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
05月14日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第12号
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○梶原敬義君 私は九州の大分県なんです。それで、余り全国的なことを敷衍して言うことはできないと思うんですが、しかし過去何回か選挙をやりまして、ほとんどの地域はつぶさに回っておりまして、状況というのは両方、大型店のことも小売店のこともあるいは中心市街地のことも知っているつもりなんで...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  田島参考人は専門家ですからちょっとお尋ねしますけれども、本法の第四条、指針というところがありますね。この指針につきまして我々が不満があるのは、大蔵省から出てくる法案あるいは通産省から出てくる法案というのは大体このくらい、あとは指針とか政...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  中島参考人は市長さんで、駅前の商店街のことや何かよくお聞きいたしましたが、先ほど申し上げましたように、大体消費者というのは買う金額というのはほとんど決まっています。どこに何があろうと一カ月間に買う金額というのは大体決まっている。中心市街...全文を見る
○梶原敬義君 どうもありがとうございました。  最後に三村参考人にお尋ねしますけれども、日本消費生活アドバイザー・コンサルタントというその仕事に当たるか当たらぬかわかりませんが、私が知っている人たちは大きなキャベツをたくさんつくっているんです。それで、おいおまえ食べるのかと言っ...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。
05月19日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
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○梶原敬義君 直接この法律と関係はありませんが、秩父小野田セメントと日本セメントの合併及び宇部興産と三菱マテリアルによるセメント事業の統合、これについて公取が四月二十三日にオーケーというか了承をしているようでありますが、以下お尋ねをいたします。  新会社二社が誕生することにより...全文を見る
○梶原敬義君 何かよくわからぬのです。全国で約四十のSS、サービスステーション、これを希望者に譲渡もしくは貸与とか、こうやっても今まで扱っていた商品が三菱から大阪セメントとか何かに行くとか、そういうようなことになるのかどうなのか。その正当性の理由みたいなものにどうも少し何か欠けて...全文を見る
○梶原敬義君 大したことないような話をしますけれども、三社で全国のシェアが八三%を超えるというのは異常なんですよ、産業界において。これが基準でそういうことが進むと、日本の産業というのは一つの基準に沿って、裁判をやったらここはこうなっているじゃないかとなりゃ、どこの産業だってこう行...全文を見る
○梶原敬義君 個々のと言ったって、セメントメーカーとそれから問屋があるんです。一次、二次ぐらいの問屋がある。あるいは生コン会社がある。ほとんどもうつながっているんですよ。大体、セメント会社が生コン会社を、おれは今度こっちを買った、今度はこっちを買ったということはできないんです。そ...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○梶原敬義君 法律案の審議に入る前に、大臣に少し申し上げて、感想があればお聞きしたい人です。  十八日に、本院の中に中小特という、これは経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会というのができまして、特に中小企業の置かれている状況や貸し渋りの状況を特別委員会で調査して手を打っ...全文を見る
○梶原敬義君 きょうは中心市街地活性化法案について主に質問したいと思うんですが、これは中心市街地の活性化に向けて国が基本方針を作成する、こうなっているんです。  この基本方針というのも、立地法のときの指針と同じように、こうこうこうだという基本方針を幾つか箇条書きに書いておるんだ...全文を見る
○梶原敬義君 だから、審議するに当たってそういうようなことをもう少しわかりやすいものを出してほしいわけです。  この第六条には、「市町村は、基本方針に基づき、」「基本的な計画を作成することができる。」と、こうなっているんです。できるということは、大体どのくらい見込みがあるのか、...全文を見る
○梶原敬義君 中身は、国が基本指針をつくって、市町村が基本計画をつくって、そしてそれに対して国と県は助言できる、アドバイスをする、こうなっているんです。  逆に、市町村からいいますと、市町村が基本計画をつくる、それを恐らく県と国にこういうことをつくりました、よろしくと、こういく...全文を見る
○梶原敬義君 恐らく、これができますと、八十やそこらじゃない、三千三百ある市町村は、市町村長というのは選挙をやって皆なるんです。これはあっちもこっちもやり出したら、自分のところがそれをやらなかったら選挙に落ちるんです。だから、これは恐らく物すごく広がると思いますよ。  そうした...全文を見る
○梶原敬義君 言っていることや前向きにとらえていることは評価しますけれども、恐らくこの法律ができた場合にはもうタケノコみたいにどんどん出てきます。そういうときに調整は県にやらせるんですか。うちも計画をつくったから助成してくれ、あるいは予算をくれというのがどんどん出た場合にはどこか...全文を見る
○梶原敬義君 では、話を変えますが、これは十一省庁にかかわるんです。それで、主には通産省と建設省と自治省が大体なる。そうすると、おれのところはこれをやりたい、活性化したい、こういう事業をやりたいと、こう言い出したときに、連絡会議か何かをつくってやるということですが、この窓口を一本...全文を見る
○梶原敬義君 その件につきましては、後、総理も来られるようですから、私の方からはその窓口の問題と予算措置、やっぱり予算措置は大変なことになると思いますが、その辺も要請したいと思っております。  一応、中心市街地における活性化の問題につきましては、大体前と後ろはわかるんですが、基...全文を見る
○梶原敬義君 指針をこれからつくる場合に、特に商工会議所や商工会や県、市町村、それから地元の中小商店街、そういう人たちの意向というか意見というか、これは十分配慮した上で指針というものを扱ってほしい、その点はもう一度確認しますが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 これは私の地元の話ですけれども、大きなデパートもあります、スーパーも幾つかあるんです。全国的なスーパーを展開している企業が何年か前から正月に営業をやり出したんです。それは確かに喜ぶ人もおりますし喜ばない人もおります。働く者の立場になると、近所のスーパーや小売店やデパ...全文を見る
○梶原敬義君 それから、見直し規定というのは、先ほど加藤委員のところで議論が大分ありまして聞いておりましたが、これは三年ぐらいたったら一回見直すという、そういうものが必要ではないか。  それから、勧告、公表というのがありますが、場合によっては、悪質なものについては命令とかあるい...全文を見る
○梶原敬義君 中心市街地活性化法と立地法とまたがるような話でありますけれども、街づくりという考え方が、中心市街地活性化法を見ますと、どうもどこかの相当権威のある人が市町村から依頼されてつくっていく、何か一律的な感じがしてならぬのです、そういうものができ上がるんじゃないかと。  ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 橋本総理、サミットから帰って、また毎日御苦労さまです。  一つぜひやってもらいたいことがあります。それは、サミットの際もそうなんですが、対外と対内向けに、今度の十六兆の経済対策の中で住宅施策がずっと入っています。日本の借家面積の中で四十平米以下は、世界と比較してみ...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ何とか突破口を見つけてほしいと思います。  住宅の場合は八百業種に及びますし波及効果が二・三倍、こう言われておりますから、総理が言えばあとはばっと伸びますから、ひとつ要望しておきます。  それから次に、きょう中心市街地活性化法につきまして審議をいたしました。...全文を見る
○梶原敬義君 大店立地法の関係ですが、これは要望です。  要するに、中小商店と大店舗というのはプロボクサーで言いますとミドル級とフライ級のたたき合いみたいなもので、これはフライ級が勝つわけないです。ですから、そういう心配というのはもう言わずもがなでよく御理解いただいておると思い...全文を見る
05月26日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第16号
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○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党、新党さきがけの各派及び各派に属しない議員椎名素夫君の共同提案による附帯決議案を提出いた...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会 第4号
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○梶原敬義君 私は、本法は中小企業者の範囲を拡大するものでありまして、昭和四十八年以降改正されておりませんし、遅きに失した感がありますが、賛成でありますので、早く準備をしていただきたいと思います。  大蔵省お見えですか。大蔵省は、今言われております銀行の貸し渋りの状況、実態をど...全文を見る
○梶原敬義君 要望ですが、これまで調子のいいときは金を貸して、俗に言う天気のときに傘貸して雨降り出したら傘持って帰るようなやり方というのは、金融機関というのはお客さんあっての金融機関ですから、そう冷たくしないようにもう少し温かく、そして木を育てる意味から、特に都市銀行に対して大蔵...全文を見る
○梶原敬義君 次に、中小企業金融公庫の総裁、大変御苦労さまです。  政府系金融機関が去年の秋から今日にかけまして非常に重要な役割を果たしておられるということをあちこちで聞きますし、私どもも静岡に行っても聞きましたし、ここでも参考人から聞きました。  その点について、どういう役...全文を見る
○梶原敬義君 資金の供給は。
○梶原敬義君 通産大臣、大臣が就任されたのが十月でしたかね。
○梶原敬義君 九月二十四日に特殊法人等の整理合理化について閣議決定されているんですね。その閣議決定は、「政策金融機関は、官民の役割分担を踏まえ、民間金融の補完に徹し、業務の減量化・重点化に努めるとともに、将来にわたる財政負担を含め、財政依存の抑制に努める」と、こう閣議決定している...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  最後になりますが、環境衛生金融公庫法における環境衛生関係営業者の定義の改正、資本金一千万を五千万ですね。私は大分県ですが、別府やなんかの旅館業の人からよく言われるんですが、従業員が五十人以下です。今度の法改正は資本金で一千万を五千万以下...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひお願いします。  特例というのは政令でやるの、何でやるの。
○梶原敬義君 お願いします。  終わります。     —————————————
05月28日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号
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○梶原敬義君 特定家庭用機器再商品化法案について、最初に質問いたします。  産廃の処理場をめぐって毎日のこと全国至るところで紛争が起きておるんです。一方では、ちょっと郊外に入ったりあるいは山道に入ると不法投棄があっちこっちにやられておる。こういう状況は私どもが地元に帰ってみると...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  きょうは、財団法人家電製品協会の牧野専務においでいただいておりまして、御苦労さまです。  牧野専務にお伺いしますが、今お話がありましたように、これまでは家電にしても多量生産、多量販売、捨てるときまでのことは余り業界も考えていなかっただ...全文を見る
○梶原敬義君 また後ほど伺うことがあると思いますので、よろしくお願いします。  この法案のシステム、骨組みみたいなものを私が先に大体申し上げますと、具体的に身近な例を言いますと、私は九州の大分県大分市です。そうすると、例えば大分市でこの家電製品を廃棄する場合に引き取ってもらいま...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、価格の決め方ですね。一物一価というのは大体全国共通してありますが、例えば非常に遠いところから大分市に持ってくるまでに運賃が相当かかる。そこで集積する。そこからまた福岡なら福岡のそのメーカーがつくった工場に持っていくまでにまた運賃がかかる。例えば福岡市と...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことになるかもわからないですね。  それから、今協会が茨城で実証プラントを五十億かけてつくってやられております。そこで再商品化の実験等もやっているようでありますが、確かに再商品化して取り出したものもこれは売れますね。その売れるのと再商品化するためのコストと...全文を見る
○梶原敬義君 問題は、消費者が払うコストというものが、高過ぎても悪いし、低過ぎれば今度は恐らく工場で処理ができない。もう今度は工場が赤字になる。これは非常に難しい問題だろうと思うんです。  それで、ちょっと通告もしておりますが、回収・リサイクル費用といたしまして家電製品協会が試...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  ついでに、この茨城県那珂町の家電リサイクル実証プラント、これは中を見ますと十五万台の処理能力があって、今は二万台ぐらいでやっているようですが、五十億円設備費がかかりまして、国庫補助が三分の一、当協会負担が三分の一と、このようになっており...全文を見る
○梶原敬義君 委員長に申し上げたいんですが、一度、本委員会も現地に視察に行けたらと思いますので、また後日理事会でもお願いいたします。
○梶原敬義君 先ほども申し上げましたように、なかなかそうはいっても消費者には余り高くない、あるいはメーカーにとってはある程度採算がとれるような引き取り価格というのは非常に難しいと思うんです。  きのう通産省の皆さんから少しお話を聞いたんですが、全国に工場をつくると恐らく二千億ぐ...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにいたしましても、三年後にそういう全国の至るところの廃棄物処理工場が稼働するという建前になっております。これは那珂町の計画も平成七年から十年までかかっております。もう今すぐですから、これは相当力を入れてかからないと大変だと思いますが、頑張っていただきたいと思い...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  次に、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部改正案につきまして質問したいと思います。  最初に大臣にお伺いしますが、このまま今のような世界の石油の消費が続いた場合には、特に東南アジアを回ってみるとすごいんですが、いずれそう遠くない...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  この法律の改正案というのは大別して二つに分かれております。一つは、工場あるいは事業場における省エネです。それからもう一つは、機械器具や自動車、エアコン、こういうものに対してはトップランナー方式でやる、こう二つになっております。  そこ...全文を見る
○梶原敬義君 いつものことですが、こういう重要法案を審議するときに、二〇一〇年のマイナス六%というのも出ていますし、判断基準をある程度我々が判断できる、こういうものかというものはやっぱりこれからは出してもらわないと。大体、通産省にしても大蔵省もいろんなところも、裁量行政というのか...全文を見る
○梶原敬義君 この前、トヨタが省エネの車を出しました。例えば自動車で言いますと、何年ごろまでにトップランナーにほかのものを合わせる、要するに今から準備にかかってこうするというのはわかるけれども、最終的に合わせるめどというのはどのぐらい、いつごろですか。
○梶原敬義君 時間も来ました。  これもなかなか、日程にあるようなものは裁量行政でやるのか、あるいは法律で日程を決めていくのか、これはまた随分違うんだけれども、そこは大丈夫ですか。
○梶原敬義君 それは国会にもちゃんとこうしたというのは出してください。いいですか。
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました特定家庭用機器再商品化法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党、新党さきがけの各派及び各派に属しない議員椎名素夫君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定...全文を見る
06月04日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○梶原敬義君 きょうは御苦労さまです。  私は社民党の梶原と申します。  最初に宮岡参考人にお尋ねしますが、省庁再編をやると巨大な省庁ができるわけですね。これが地方分権推進にとりましてやりやすくなるのかやりにくくなるのか、そういう感じは持たれたことはないのか、その点お尋ねしま...全文を見る
○梶原敬義君 石川参考人にお尋ねします。  地方分権を進め合に当たりまして、やはり私は補助金のひもつきの財源があっちこっちあって、皆さんもよく予算の要請行動に上がってこられますが、これがそうじゃなくて、三二%の交付税率をそのままパーセントを上げて、そして自由に知事さんや自治体の...全文を見る
○梶原敬義君 かねがね、東京に各県事務所を置いていますね。大きな市も置いています。これは封建制の参勤交代の名残みたいなもので、口では皆さん方も非常に現代的なことを言われますが、こういうものはもう要らぬと、皆さんが一斉に引き揚げる、一県だけやったらあれですからね。国会もあることだし...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございます。  内田参考人に伺いますが、私は財界も大変ずるいと思うんです。どういうことかといいますと、景気がよくなったら国や国会に対して財政構造改革せよとがんがん迫ってくる。それで、今のようなこういう大変な不況で、一歩間違うとどこに行くかわからないという...全文を見る
○梶原敬義君 どうもありがとうございました。
○梶原敬義君 社民党の梶原です。  きょうは御苦労さまです。十分間が私に与えられた時間ですから、短く質問しますし、また簡単に答えていただきたいと思います。  紺谷参考人の責任問題、よく理解できます。日本の国家公務員を見てみますと、エリートの人たちというのは一年ないし一年半ぐら...全文を見る
○梶原敬義君 そのように思うんですね。昔の事件で現職の大臣が飛んだり、そういうことがありますから。全く賛成であります。  それから、鷲尾参考人、独立エージェンシーですね、行政法人、これは、国家公務員の中にもやっぱり労働組合があるんですが、そことの話を余りせぬまま出ているんです。...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  水野参考人にお伺いしますが、私は、この行革、省庁再編成、反対ではありません。規制緩和にも反対ではないんですが、若干、行革行革と言い過ぎて、暗やみで棒を振り回してきたようなところが多分にあるんですね。これは橋本総理にも言いました。  例...全文を見る
○梶原敬義君 どうも責任がこっちに来たようでありますけれども、ただ日本の社会というのは、これだといったらこっちへ流れて、こっちだといったらこっちへ流れて、戦争といったら戦争、平和といったら平和、行革といったら行革に行くんですね。だから、僕はそのときに反対のことをいつも考えるように...全文を見る
06月08日第142回国会 参議院 経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会 第5号
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○梶原敬義君 私の持ち時間は十五分でありまして、余り時間がありませんから、できるだけ端的に質問をしまして、また要領よくお答えを願いたいと思います。  最初に、きょうは大蔵大臣、通産大臣、経企庁長官、三大臣は経済担当の大臣でありますから、皆さん方には、今置かれている日本の景気、経...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、高齢者雇用、五十五歳から六十五歳、今度四十五から五十五も適用するということですが、五十五歳から六十五歳の人を中小企業が雇った場合に一年間にわたりまして三分の一の助成があるんです。  しかし、私が話を聞いてみますと、職安を通してその離職者が行かないと、その人...全文を見る
○梶原敬義君 職安を通して再就職する人の数よりも、通さないであっちこっち歩き回って再就職をする数の方が今多いんじゃないか。  ですからそういう場合は、もう結論だけ言いますと、職安を通さないで再就職した人は、雇い主等が職安の方にもう一回連絡をして再就職をするというような手続をとれ...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がないから議論したくないんですが、例外的な措置でこじつけて何とか職安の職場を守ろうみたいなそういうけちな考えを労働省が持ったらこれは大間違いです。やっぱり客観的に見て、そういう欠点があるならそれをどう直していくか。経企庁長官。
○梶原敬義君 三人の大臣もおられますから、ぜひ橋本内閣で御検討ください。  次に、景気対策、経済問題について若干申し上げたいんですが、不良資産問題とか次々、いつになったらこの不良資産問題が片づくかと、本当にそう思うんです。だけれども、冷静に考えてみますと、株安あるいは円安あるい...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がありませんが、内需拡大をとにかくやると、金のかからないような形でもやれる手はいっぱいありますから、そのことをぜひお願いしたい。皆さん、どうぞよろしく。終わります。
09月17日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○梶原敬義君 もう前の委員の皆さんから用意をしたことを大分質問がされましたので、ちょっとずれるかもわかりませんが、意見も申し上げたいと思っております。  私は七年前にカンボジアに当時の社会党の調査団の一員として行ってきました。七年前というのは多分PKO法案の審議を前にいたしまし...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひこの法律をつくりながら積極的に我が国はやはりそういう各国に対しても働きかけをして、相手の国の公務員を贈賄することによって本当に何といいますか、汚い風習に落としていく、そういうことになるわけですから、そういうことをしないようにぜひ頑張っていただきたいと思います。 ...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間ですから、終わります。
○梶原敬義君 通産大臣、経企庁長官には、連日、大変御苦労さまです。  私も商工委員会からこの経済・産業委員会、ずっと国会へ来て十三年ぐらいやっているんですが、今ほど経済担当の両大臣が脚光を浴びているというか、国民が期待をしているのは両大臣、長い大臣の中にあっても今が一番国民から...全文を見る
○梶原敬義君 取り組む姿勢はよくわかるんです。前の大臣も、そこらは大分議論したんです、やりますということだったんですが、よく調べてみるとなかなか詰まってしまうんです、信用保証協会。信用保証協会の各県の会長というのは、大体県の部長上がりぐらいがおるんです。その下に地方銀行の常務か専...全文を見る
○梶原敬義君 私は、大事なのは見通したと思うんです。このまま行ったら敵がいっぱい待っている、あるいはこの道を行けばうまくいけるというときに、情勢判断を間違って、行ったらやられるところの方へ行くようなことなら、国全体を変な方向に持っていくわけですから、だからやっぱり私は、小さいこと...全文を見る
09月24日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○梶原敬義君 喫緊の課題というのは景気対策でありまして、景気対策絡みで、エネルギー・太陽光発電、それから住宅政策、この二つについて意見も申し上げながら質問をしたいと思います。    〔委員長退席、理事成瀬守重君着席〕  去年の四月に、本委員会で木宮委員長を団長として三井三池が...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことで、お手元に行っておるのは、私のところは大分県ですが、大分県の大分合同新聞という新聞です。これはほとんど県民に行き渡っている非常にシェアの高い新聞ですが、新聞の社会面にこれだけ大きく載ったわけです。「懐もポカポカ太陽光発電」ということで、この新聞では今一...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  全くエネルギー資源のない国ですから、やがて将来石油資源が枯渇してくるということを想定すれば、日本がこの分野をどんどん急速に技術開発を進めていき実用化がもっと進むようになれば世界の皆さんに対しても貢献することになります。シリコンが足らない...全文を見る
○梶原敬義君 自民党の中ではローン減税等も考えておられるようです。私は本年二月の本会議でも言ったんですが、三年なら三年間住宅取得に係る消費税、これはただにするとか、何か飛びつくやつを考えないとなかなか難しいのではないか。あるいは企業に減価償却制度がありますように、働く人たちにも減...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、今建設省の方からいろいろと答弁がありましたが、これは今の景気というのは生半可なものじゃない、果たしてこのまま放置できるかどうか、そういう状況ですから、内需拡大に向けて一体何と何と何があるのか。ざっと並べるんじゃなくて、何と何が重要なのか、実際に効果があるの...全文を見る
09月28日第143回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○梶原敬義君 持ち時間が十六分ですから前後を省いて中身を中心に聞くようになると思います。  防衛庁の調達本部のあの事件ですが、今、及川装備局長がおいでですが、防衛庁の調達本部と装備局長との関係というのはどうもよくわからぬのですね。もう調達本部長が全責任を持っているような記事がど...全文を見る
○梶原敬義君 及川装備局長はこの前まで通産省の総務審議官で、装備局長で行ったということを後で聞きまして、いい人物が行ったなと私は思っていたんですよ。そうしたら次から次に出だして、恐らくそこらも読んでやっぱりあなたに掃除をさせるために送り込んだんじゃないかな、そんな感じをちょっと私...全文を見る
○梶原敬義君 ちょうどこのころイージス艦、いろいろ議論があったんですが、非常に高い電子装備をするイージス艦、識別するときに一番たくさん使うんでしょうが、こんなところにも相当入っているんじゃないですか。
○梶原敬義君 部品は。
○梶原敬義君 それはアメリカからライセンスを買うようになっておるけれども、恐らく部品は国内で調達をしているケースが多いんじゃないかと思うんです。一回調べていただきたいと思います。  それで、問題は行政監察局長、私は質問を聞いておりまして、陸上よりも海上と航空に部品はたくさん使っ...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  それで、会計検査院やあるいは行政監察局というのは、私も決算委員会や何かずっと大分やってきまして、会計検査報告や行政監察報告というのをいただくわけですね。  今回の事件の問題というのは、過去のことだから会計検査院も行政監察局も全く素通り、後は警察...全文を見る
○梶原敬義君 中身のことはちょっとわかりませんが、防衛装備品の契約については、調達実施本部の支部については原価監査課、それから本部には原価管理課あるいは監査室、だからそれぞれ海上の分は海上の分で、あるいは航空の分は航空の分で調達本部に来るまでにそれぞれチェックして、そして本部に上...全文を見る
○梶原敬義君 それで、本部で調達するということになると、一体どこで内部チェックをやるようになるんですか。
○梶原敬義君 大臣、行政監察局とかあるいは会計検査院とかに全部任せるんじゃなくて、それは建設省もそうでしょう、お金を使う部署については内部のチェック体制がありますね、この内部のチェック体制をしっかりやらなきゃ、幾ら外からやったって事後になることが多いわけですね。そこのところはやっ...全文を見る
○梶原敬義君 これは要望ですが、会計検査院、あなたたちは権威ある検査報告を総理にいつも報告しておりますが、防衛庁の問題は過去にさかのぼって特別検査報告かなんかでやってもらいたい、これは強く要望しておきます。いいですね。
○梶原敬義君 次に、警察庁、お見えですか。  前の國松警察庁長官が狙撃をされてもう何年になりますか。三年半、四年ぐらいになるんですか。大変な事件ですが、依然として撃った人がまだ逮捕されていない。大変なショックを受けました。私らもよくここで長官と質疑をやった経験があるんですが、警...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。    〔委員長退席、理事大島慶久君着席〕
09月29日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○梶原敬義君 私もきのうの新聞広告について一言申し上げたいと思います。  長いこと商工委員会、経済・産業委員会に私は所属してきましたが、こういうように法律ができる前に、できたことを想定して広告が載るということは初めてでありまして、通産省は、国会を軽視、あるいは衆議院が通ったから...全文を見る
○梶原敬義君 きめの行き届いた指導をしなきゃ、こんなに時間をかけて審議した意味がありませんから、ぜひやっていただきたい。  それで、赤字法人率というんですか、欠損法人割合というのを大蔵省から出してもらいましたが、景気が悪くなるとこの率が非常に高くなるんです。平成二年の状況という...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣もおられますから、大蔵省、金融監督庁にも要望したいんですが、早期是正措置をことしからやっておりますが、今の日本の経済の実態からいったら、もう三年ぐらい延ばしていくぐらいの決断がないと、日本リースがまたああいう形になり、年末にかけてこれは大変じゃないでしょうか...全文を見る
○梶原敬義君 理屈を言い出すと、経過から言い出すと、私も大蔵省に対して言いたいことはいっぱいあるけれども、時間がありませんから言いませんが、今の経済状況に対してあるいは貸し渋りの状況に対して大蔵省は責任が持てるのかどうなのか、そのことを聞きます。
○梶原敬義君 大蔵省はちょっと頭がかたいんですよ。今動いていますよ、経済は、あるいは金融も。だから、金融が動脈とか血液だとこう言っておる。金融の血液を汚したのは、銀行がどんどん不動産や何かに金を貸す、大蔵省や日銀がこれを放置したからバブルがどんどん膨れ上がってどうにもならなくなっ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
09月30日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○梶原敬義君 総理におかれましては、さきの衆参の所信表明演説におきまして、対人地雷禁止条約については、できるだけ早い発効に向けて我が国としては可能な限り早期の締結に努力をいたしますと述べられまして、さらにまた、被害者を支援しながら禁止に立ち上がらないのは政策上の矛盾だ、こう言って...全文を見る
○梶原敬義君 御答弁にありましたように、恐らく一回ですべて片づくということはないと思いますが、段階的に粘り強く努力をして、こういう主要国も早く入ってこれるように、加盟できるように最善の努力をお願いしたいと思います。  我が国には国是であります非核三原則、これは今になってみると世...全文を見る
○梶原敬義君 くどくど言うまでもないと思いますが、日米安保条約の精神というのは日本の安全保障。ところが、日本の安全保障のためにと、こう言われても、日本の国が、これは対人地雷はもう要らない、廃棄すると、こう言っているんだから、これは安保条約の中身を変えるようなところまでこの点に関し...全文を見る
○梶原敬義君 通告はしていないと思うんですが、外務省、今の議論を聞いておりまして少し違和感を持ったんです。対人地雷を使用した国際紛争や何かはいっぱいあると思うんだけれども、そこで対人地雷を使用して、敷いて、社会正義というか国際正義が貫かれた歴史というか例というか、そういうものは一...全文を見る
○梶原敬義君 いや、歴史的にだよ。
○梶原敬義君 聞いていることとちょっと意味が違うんだけれども。私は、武器というのはずっとそのとき、時代によって変化してくるんですね。昔は弓矢で日本も戦国時代からずっと国とり物語をやっております。恐らく東京の江戸城も、これは百年耐える、絶対にこれは倒れることがないというようなそうい...全文を見る
○梶原敬義君 頑張ってください。  じゃ、この中身の問題について一、二お聞きしますけれども、国内にあります百万発の地雷を廃棄するという場合に、廃棄をするということはどういうところまでやるのか。信管を抜いたらもう廃棄になるのか、それとももう全部爆発させて崩してしまうのか、形も何も...全文を見る
○梶原敬義君 だから、信管等を抜いたときの状態までをいうのか、もう一切姿形なくしてしまうのか、そこのところはちょっとあいまいですから教えていただきたい、それが一つ。  それから、二十七条に、これは両罰規定というのか、法人にも罰則、罰金をかけるようになっている。これは新しいこの法...全文を見る
○梶原敬義君 だから、今後時期を見て、こういう場合のケース、これと類似のケースが出て、これは全部横並びでいく可能性がありますから、ここはちょっとこれからこういうものの場合は厳しく、法人、企業なら何をやってもいいのかと。個人だけが罰せられるような形というのはよくないと思いますから、...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○梶原敬義君 エネ庁に聞きますが、石油資源というのは、私も国会に来まして、これはやがて枯渇していく、大変なことだとずっと思っておりました。私なりに資料がありますが、石油の埋蔵量と石油価格の見通し、最初にこれについて簡単にお聞きしたいと思います。
○梶原敬義君 皆さんの報告書に目をざっと通しましたら、一バレル当たり十六・一ドルから二十・七ドルで試算をして、二十年後ですか、二〇二〇年ごろには公団の採算はこうなるというふうになっておりますが、私は、これは当然もっと上がる。価格というのは、通産省の見通しよりもこれはもっと高く日本...全文を見る
○梶原敬義君 これは公団に答えてもらった方がいいと思うんですけれども、この委員会報告の中にはその決算の会計処理上等問題があるというところは一カ所も出てきていないんです。ところが、前の通産大臣は、これは当然会計処理上は粉飾に値するというような点の指摘が幾つか出ております。問題は、そ...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院、おいでですか。  会計検査院としたら、当然堀内大臣のこの月刊誌の記事も読んだと思うんです。私が言うように、今、決算上の処理の仕方として問題があるかないかということについてはどのようにお考えですか。
○梶原敬義君 検査院にちょっと物申しますけれども、防衛庁の調達問題でもしかり、この問題でも、大臣が指摘するというのはよほどのことがあると思うんだけれども、最近の会計検査院、私も前よく決算委員会で会計検査院の報告書も読みまして、日本の会計検査院というのは立派だなと、こう思っておった...全文を見る
○梶原敬義君 石油公団というのは国費一〇〇%の特殊法人です。これは会計検査院が入るのは当然ですが、それぞれ公団から開発会社にも五〇%までは行かないが相当程度出資をしておりますね。それは直接じゃなくて間接的に公団を経由して国の金が開発会社に行っているわけですから、この点についても会...全文を見る
○梶原敬義君 公団総裁に言いますが、こういう情報公開の問題ですから、あなた方は直接出すというのは、企業の秘密とかなんとかいう問題で先ほども何度も答弁されておりますが、会計検査院には一部始終全部それは出していいんでしょう。協力できるんでしょう。その点はいかがですか。
○梶原敬義君 それは開発会社もひっくるめましてやれますか。
○梶原敬義君 会計検査院の小川局長、こういう問題は、通産省や公団側から見ると当然だと主張したいかもわかりません。一方ではこういう疑惑がある。だから、そういうことを一番よく検査をして指摘をしてやれるというのは、日本の場合はそれは力量からいっても会計検査院です。だから、今言われました...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、前大臣のときには通産省、エネルギー庁以外、全部これは余談の話になりますが、堀内通産大臣はよく仕事をされたと思うんですが、余り協力体制がなかったと、こう通産省全般に言っております。今、いかがでしょうか、大臣。
○梶原敬義君 もうやめますが、問題は、石油資源というのは、先ほども話がありましたように、四十二年じゃなくてもっと早く、石油ショックが何度もこれから恐らく二十一世紀に入ったら繰り返し来ると思います。これは、今のままどんどん石油をたいてあるいは車が走って、世界じゅうこういうことですか...全文を見る
12月11日第144回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○梶原敬義君 通産大臣、予算委員会等で何度も答弁されておりますが、貸し渋り問題であります。  貸し渋り特別保証制度、中小企業金融安定化特別保証制度三千五百万を五千万にこの前変えた。あの保証制度というのは、利用者が多くて希望も多くて非常にタイムリーな制度であったと思います。ただ、...全文を見る
○梶原敬義君 大臣の決意はよくわかりましたし、本当に理解できますから、ぜひ頑張っていただきたい。  特にそういう銀行に対しては、こういう銀行があるんだということを世間に知らせるということは今後の銀行経営にとって非常に大事なことですから、市民が評価をどうするかということですから、...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵省に言うべきだと思うんですが、ぜひ大臣に聞いていただきたいのは、これは自己資本比率を維持し、あるいは高めていくために公的資金の導入の問題があるわけですが、地場の中小、地銀、第二地銀あるいは信用金庫とか信用組合とかこういうところにむしろ、今、年末に向けまして応援を...全文を見る
○梶原敬義君 特に小売業がバブルのときにはたくさんできまして、そして今この不況でがたっと落ち込んでいる、そういう姿の資料をいただきました。  基本的には、私、アメリカの率が高い、こう言っておりますが、アメリカにおける中小零細企業というか、個人企業も入れてでしょうが、これは五百何...全文を見る
○梶原敬義君 しゃべっておりましたらもう時間が来まして、大分残りましたが。  この法律では中小企業事業団が創業者などに対して助成金を交付できるようになっておりますね。中小企業事業団というのは東京にしかないんでしょう。我々九州の各県にしたらなかなかこれ、中小企業事業団のある東京ま...全文を見る