梶原敬義

かじわらけいぎ



当選回数回

梶原敬義の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第145回国会 参議院 本会議 第3号
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○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、小渕総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  あと二年で二十一世紀を迎えます。来る新世紀を日本がどのように生きていくべきか、そのためには過ぎ去ろうとしている二十世紀がどんな時代であったのか、振り返ってみることも大事なことであ...全文を見る
03月08日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○梶原敬義君 東洋通信機とかNECとかニコー電子の問題が表面化したときに私が最初に持った印象は、その他の装備品についてもこれはやっぱりそういうことがあるんだろう、氷山の一角だろうと直感したわけであります。それは危惧の念で終わればいいんですが。  そこで、時間がありませんから二つ...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、ちょっとその前に装備局長、いろいろ価格の比較をされました。私もいろいろ持っておりますが、言われたのとちょっと違う数字のものも大分持っております。日本の方が高いと言われている数字も持っていますが、一つ一つのことを問題にしているんじゃなくて、要するに防衛...全文を見る
○梶原敬義君 今度の調達本部の問題については、監視体制をつくっていくとかいろいろ前進した面はあるんですが、きょうの新聞にこう書いているんですよね。これらの「改革は、調達の「主役」の幕僚監部や技術研究本部には及んでいない。」と。それから、防衛評論家の前田哲男さんは「防衛調達という大...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、政務次官、私は、高いとか安いとかという問題ではく、これはやっぱり妥当な仕事をしていると、そういう国民から信頼される防衛庁になるために今までちょっと申し上げたんですが、決意を聞かせていただいて終わります。
03月09日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○梶原敬義君 両大臣には、もう昼も大分過ぎておりますが、お疲れでございます。私は持ち時間が二十分でありますから、後で提案したいことも幾つかありますので、答弁の方は要点をまとめてお願いをしたいと思います。  最初に、堺屋経済企画庁長官に所信表明演説につきまして質問したいと思うんで...全文を見る
○梶原敬義君 もういろいろ言いませんが、消費の大宗を占める層が上がってこなきゃ、一部の人たちを幾らしてもこれはよくならない、そのことを申し上げて、次に移りたいと思います。  私は、もう一つの消費というんですか、通産大臣が所信の中で三本柱、こう言って、情報と自動車と住宅ですね。私...全文を見る
○梶原敬義君 そこはわかるんですが、もう一つ国民、労働者がいい車に買いかえやすいような、異常な時期ですから、そういうような知恵をこの際、期限を切っても出す必要があるんではないかということを訴えたいんです。よろしく検討していただきたい。  それから、次ですが、この際、両大臣が閣議...全文を見る
○梶原敬義君 都市といっても、地方都市でも相当渋滞のところがありますから、東京だけじゃなくて地方都市のことも。  どういうことかといいますと、川が流れますように、地方都市でも通勤道路があります、国道があるんですが、支線からずっと人が集まるんです、町村道から。そして、だんだん町に...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○梶原敬義君 平成十一年度予算案について今委嘱審査をやっておりますが、私はそれに関連して、一つは中小企業対策費と、もう一つはエネルギー関連に関しまして二つの質問をいたしたいと思います。  大蔵省の「平成八年分 税務統計から見た法人企業の実態」というのをいただいて見ておるんですが...全文を見る
○梶原敬義君 確かに、去年の暮れに信用枠を拡大して無担保無保証で五千万、ああいうのは非常によかったです。ただ、私がさらに言いたいのは、例えば新事業創出促進法、少し資本金を持っておって新しい事業をやる場合には一千万貸しましょうと。これも大変役立つと思います。しかし、これは既存の中小...全文を見る
○梶原敬義君 長官、万全を期しているといったって、予算総額からいきますと、当初予算でいうと千三百十三億、それが十一年度は千三百十三億から千三百十六億、三億ふえているだけなんです。大体イージス艦一隻千二百億ぐらいするんです。そんな程度です。  私ども、かつて、通産大臣は通産大臣で...全文を見る
○梶原敬義君 肝心なところでありまして、大臣、それをぜひ反映させていただきたいと思います。  要するに、地方銀行ですよ。金融監督庁が来るために毎日毎日残業して、それは赤字企業にもつき合いはあります、六五%も赤字ですから。それを一々ほじくられて、そうすると地方銀行のそういう人間的...全文を見る
○梶原敬義君 大臣のその理解の度合いというのは満足できるものであります。ただ、それが具体的にどう手を打っていくかというのが問題でありまして、これからぜひ頑張っていただきたい。  私はちょっとした経験があるんです。昔、若いときに製紙会社におったんです。そのときに、最初、広葉樹は九...全文を見る
○梶原敬義君 私もそれは聞いた話ですが、学校の子供が大変関心を持って、それで教育上も非常にいいということですから、ぜひさらに頑張っていただきたいと思います。そして、これは環境にもいいし教育上もいいし、景気対策にもなる。  ところが、聞きましたら、シリコンが足らぬから生産が追いつ...全文を見る
○梶原敬義君 その他のエネルギーについてあるいは核融合について質問する予定でしたが、またの機会にさせていただきたいと思います。  終わります。
03月23日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○梶原敬義君 通産大臣は、早朝に帰国されて、引き続いて委員会、御苦労さまです。  厳しい情勢下で、特に中小企業を取り巻く状況の中で、通産省・中小企業庁が鋭意頑張っておられることにつきまして、心から敬意を表します。  ただ、中小企業対策を考える場合に、何が一体本当の中小企業対策...全文を見る
○梶原敬義君 全く認識が一致するのでありますが、役人サイドへ行きますとやや、法律をつくった、出した、ああやったやった、こういうことでどうもそこをクローズアップして終わりがちなところがあるものですから、今大臣の答弁にありましたような趣旨でぜひ仕事をしてもらいたいという希望を申し上げ...全文を見る
○梶原敬義君 例えば中小企業金融公庫から金を貸して、あるいは中小企業事業団から金を貸して近代化をやったと。その途中で計画がもううまくいかなくて、返済が遅滞しているとか返せないとか、そういうものの累計みたいなものはありますか。
○梶原敬義君 後日でいいですから、あれば数字を見せていただきたいと思います。  私の地元で三和酒類という「いいちこ」というしょうちゅうをつくっているところがあるんです。これは三つが輪になって、それぞれ別々の酒屋が組んで三和酒類と、それで社長もくるくるかわりながらやっているんです...全文を見る
○梶原敬義君 当時の議論をちょっと思い出しますと、情報化、半導体、ソフトウエア業とか、これからそういう分野が相当開けてくると。そういうものへの転換が相当出てくるのかな、こう思ったんですが、いただいた資料によりますと、ソフトウエア業あるいは情報処理サービス業というのは余り多くはない...全文を見る
○梶原敬義君 かたいことを言わぬで、コメントは控えぬでもいいと思うんですが、後でわかれば教えてください。
○梶原敬義君 恐らくこれからどんどんまた伸びてくるんだろうと思いますが、研究をしていただきたいと思います。  何か本法律施行後の状況についてアンケートをとられたと。先ほどもちょっと答弁を聞いておりましたが、そのアンケートの中で、融資効果が大きかった、またはあった、このように答え...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと税制のところをもう一回言ってください。
○梶原敬義君 この新分野進出等円滑化法も、恐らく途中でつぶれたりうまくお金を返せなかったりしたところがたくさん出ているんじゃないかと思うんですが、何か把握しておりますか。
○梶原敬義君 また、それはどうせ必要なことですから、わかったら後で教えていただきたいと思います。  私は、この法案を読んでみながら、どうもわかりにくいんです。どこがなぜわかりにくいのかというのは、通産大臣が経営革新の指針をつくる、その指針はどういうことか。これは確かに何かわかり...全文を見る
○梶原敬義君 もう少し時間がありますから続けますが、私はそういう表現がいいのかどうなのかわかりませんが、経営革新という場合に、欠かせないのは、特に中小企業の場合は経営者個人の力です。私もよくいろんな人とお話ししておりますが、この経営者が行ったら大概つぶれかかったところをみんな立て...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました中小企業総合事業団法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     中小企業総合事業団法案に対する附帯決議(...全文を見る
03月29日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○梶原敬義君 十二分しかないですから、協力してください。  私は、ODAと人づくり援助に絞ってお尋ねし、また意見を申し上げたいと思うんです。  十年ぐらい前でしたか、東海大学創設者の松前重義先生と二人でお話しする機会がありまして、明治になってミッション系の学校がどんどん来て日...全文を見る
○梶原敬義君 外務省にお尋ねします。  私もここ二、三年のうちに中国から韓国から東南アジア、太平洋諸国を参議院から派遣されましてほとんど回ってきました。感ずるところは、日本に若者が留学したいという希望は非常にある、しかし日本は家賃が高かったり学費がかかったり、そういう面で大変な...全文を見る
○梶原敬義君 外務省とか文部省とか言わないで一緒になって、東南アジア諸国というのは希望者が本当にたくさんおると思うんですよ。だけれども、なかなか日本に来て大学に行くような余力がないから、私費で来るなんて到底できないからODAについてはこの部分にもう少しウエートをかけた仕事をしても...全文を見る
○梶原敬義君 今、留学生に対する支援、大学院には奨学金をどれぐらい出すか、あるいは私費の留学生に対してはどういう援助があるか、ちょっと簡単に言ってください。
○梶原敬義君 先ほどちょっと言いましたが、一四万とか十八万とかいう金額は丸抱えのやつですね。そういうのは例えばアジア太平洋大学あたりは必要ないと思うんです、地方ですから。宿舎とか寮を整備してやる、あとは何とか生きていけるだけの奨学金、そうすると五万円以下かなと思うんですよね。この...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がありません。  私は冒頭に松前重義さんの話をしました。もう言いたいことはわかっていると思うんですが、今伸びたと言うけれども、それでもこれはもっとやっぱりやるべきだ、インフラとかそういう箱物じゃなくてここに重点を置くべきだと、このように思うんです。また、立...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○梶原敬義君 特許法の改正の審議に私はずっと関係してきましたが、一昔前は出願してもいつ結果が出るのかわからないという話をよく聞いておりましたが、平成十二年には出願して特許がおりるまでに十二カ月でおさまるということです。今昔の思いといいますか、我々は前の古い特許庁を見たこともありま...全文を見る
○梶原敬義君 しかも一般会計からお金が出なくて特許特別会計で、自前ですべてをやっておる特許庁の努力に対して敬意を表したいと思います。これから平成十二年に一年以内で審査処理をするという大方針に向かってさらに努力をされますように心からお祈りをしたいと思います。大臣、頑張ってください。...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから次に行きます。  日米の大学における特許出願件数、同僚議員の質問に対しまして文部省からの答弁がありまして、聞いておりました。若干ダブりますが、一九九五年、アメリカは五千百件、一方日本は百三十七件、どうして日本が少ないかということで、日本は研究論...全文を見る
○梶原敬義君 長々と議論したくないんですが、通産省はそういう新しい創造とか技術とかいうものを産業界と結びつけて、そしてベンチャー企業を育成しようと、我々何度もそういう法案を審議してきているんです。あなたの今のお話を聞いておりますと、文部省はそっちで行こうとしているのか、あるいはア...全文を見る
○梶原敬義君 通産省、今言われたように、文部省と特許庁とのそういう関係は本当にうまくいっているんですか。
○梶原敬義君 私学は立命館大学と東海大学あたりがこういう面は進んでおります。私は、東京工業大学の学長が郷里の友達でありまして、彼も幾つか特許を持っておりますが、苦労しているようですよ。  だから、なぜそんなに普及しないかという問題はもうはっきりしている。それは文部省が一番よく知...全文を見る
○梶原敬義君 幾つか用意をしておりましたが、もう時間ですので、これで終わります。
04月13日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  時間が十五分と限られておりますから、エステティックについてのみ質問をさせていただきたいと思います。  最初に、舟橋参考人にお尋ねします。  苦情相談等を受けているエステティックに関して、受けている年代の層、若者とか中年とか年寄りとか、...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  それでは、小暮参考人。  参考人は、これは私事にわたって、答えられないところはもう結構でございますが、恐らく年間三百億円ぐらいの売り上げの業界大手のTBCの会長さんをされているようですが、おたくのエステティックの仕事というのはどんな仕...全文を見る
○梶原敬義君 年代層は大体どういうところがねらいなんですか。
○梶原敬義君 御社の場合の契約の仕方、クレジットがあるか、現金で一括するのか、大体どういう契約が多いんですか。
○梶原敬義君 こんなことを答えられるかどうか別ですが、気にさわったらお許し願いたいんですが、二十代の女性が中心だということは、私は初め、大体もうお金持ちの有閑マダムみたいな人がどんどん行って、さらにきれいになろうとしているのかなと。話を聞いておりましたら、二十代というか、弱みにつ...全文を見る
○梶原敬義君 美に対する感覚の違いでありまして、自然美があるのかどうなのか。男性から見たらいろいろ美に対する感覚の違いがあると思うんだけれども、何かここから上だけ美しくなって、それが本当の美かどうかというのは私はよくわからぬけれども、それはそれとして、小暮参考人の配下の企業の中で...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、もう既に契約をしていると、そうすると相談があったときに、やっぱりそれは契約どおりですよと。満足いかないと、だから私はやめますと。そういう場合の処理の仕方としては、状況を見ながらやられるのか、あるいはもう契約どおりすぱっといかれるのか、大体傾向でいい...全文を見る
○梶原敬義君 時間になりましたから終わります。
04月15日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○梶原敬義君 本題に入る前に、金融監督庁の方にちょっとお聞きし、お願いしたいんです。先般、統一地方選挙で帰ってずっと地方をぐるぐる回って、中小の金融機関の経営者の皆さんとも数人と話をし、また借り手側の中小企業の皆さんとも話をしました。今、御承知のように、赤字法人率というのは六五%...全文を見る
○梶原敬義君 十四分までしかないから、ちょっと質問に要点だけ答えてください。実態についてはどうか。
○梶原敬義君 中小企業は、それは税務上、利益を出さない、そういう傾向は知っていますよ。しかし、かつて調子のいいときは赤字法人率というのは五〇%を切っているんですよ。四八%ぐらい。今、六五パーなんです。だから、枝葉のことじゃなくて、真っ正面から物を見るべきだと思うんです。  そこ...全文を見る
○梶原敬義君 差しとめとかあるいは損害賠償というのはだれにするんですか。
○梶原敬義君 これを見ますと、税別で二万三千八百円になっておりますが、こういうのを結局どこで売っているんですか。
○梶原敬義君 要するに、これを売っている人に差しとめをやったり損害賠償を求めることができるという法案になっているんですね、そうでしょう。そうすると、これをつくったメーカーというのは全く関係ないんですか。
○梶原敬義君 そうすると、こんなの販売せぬで配って歩いたらどうなんですか。
○梶原敬義君 対象になる。  これはなかなか相手が捕まえにくいですね。だけれども、これはそれでやるというんだから、よっぽどよく捕まえぬと警察が泥棒を捕まえるよりも難しいかもわからぬ。これはわかりました。  一応、不正競争防止法については私は賛成でありますが、売っている人があっ...全文を見る
○梶原敬義君 この四業種を訪問販売法の規制を受けるように入れるということについては賛成でありますが、先ほど同僚委員からも話がありましたように、どうしてこれをアウトサイダーの多い業界に徹底するのか、あるいは消費者に書面交付とかあるいはクーリング制とかあるいは中途解約可能だというよう...全文を見る
○梶原敬義君 そこらをちょっと薄々感じたのは、業界に対しては、通産省は地方の通産局もあるし、通産局の方が指導をずっとするという感じで、私は、地方自治体、県、市町村、そこが本気でやる気にならなきゃ、一々通産省が全部やるといったってそれはできないから、そことの関係はどうなっているんで...全文を見る
○梶原敬義君 こういうのは各県にあります県の消費者センターとか、こういうところを通じる、あるいは県行政を通じて広げていかないと、それはちょっと実現不可能だと思うんです。日常それはもう現地は現地でよくわかっておりますから、そこは通産省が抱え込むんじゃなくて、少し地方にお金が要るなら...全文を見る
○梶原敬義君 あと一分あるんです。  通産大臣、もとに返りまして最初の話ですが、金融監督庁の指導が地方においては大変なんです。地方の銀行は貸したくても、それはマニュアルどおりくれば、検査の厳しいやり方あるいは分類の仕方、こういうものからくると、地方の銀行やあるいは金融機関はやっ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
04月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○梶原敬義君 最後になりました。十五分ですからよろしくお願いします。  不況カルテルを適用除外するということ、これについて若干の心配があるものですから、ひとつお尋ねをしたいと思います。  装置工業における価格の動向というのは大変厳しいものがあって、例えばH形鋼の価格動向につい...全文を見る
○梶原敬義君 理屈では言えるけれども、現実はなかなか厳しいからね。もう答弁は要りません。  ただ、自己責任と市場原理を求めていくといってこれを、だから私が今言ったのは、例えばセメントはもう三つの資本に集約されているんですよ。このままこういうことがどんどん進めば、自己責任と市場原...全文を見る
○梶原敬義君 これは素人の話だけれども、ファクシミリ用感熱紙なんか買わないんじゃないのか、アメリカは日本から、あるいは日本の業者から。その根本的な議論というのはやっぱりやる必要があるんじゃないか。日本がアメリカからいろいろ買っているのに、逆に日本がアメリカへ行ってアメリカの刑事訴...全文を見る
○梶原敬義君 公取委員長、これはあなたは前に検察庁におられて一番詳しいわけですけれども、こういう問題は主権の侵害も甚だしい、私はこう思うんですけれども、あなたのお考えを聞かせてください。
○梶原敬義君 ちょっと時間を。  やはり幾ら外交問題としても、こういう問題で向こうから日本の企業を刑事訴追するようなことが起こったら、もう日本の企業は一々それは何にもやれなくなる。だから、そのことは公取もしっかり外交問題に反映させるように要望して、終わります。
04月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○梶原敬義君 外務省、今のような問題はずっと前からあったことですから、逃げることばかりではどうしようもないと思うんですね。真っ正面から取り組んでもらいたいと思います。  私は、話が変わりますが、ODAの質の転換というのか、ウエートの質の転換をやるべき時期だと思います。物をつくっ...全文を見る
○梶原敬義君 我が国が近代国家に変わろうとしてスタートしたのが明治維新ですね。そのころ、本当に日本は先進諸国に比べますといろんな面でおくれておったと思うんですね。それは社会資本の関係にしてもあるいは人の知識の面でも、制度の面でもおくれておったけれども、我が国は物を先進諸国からつく...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ大きな規模で思い切ってやってもらいたい、物をつくれば相当な金が要りますから、それに比べると大したことはないわけですから、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  私の地元に立命館アジア太平洋大学というのができるんです。もう御存じだろうと思いますが、ここ...全文を見る
○梶原敬義君 この大学は大変ユニークで、成功すれば我が国の外交上も非常に大事な位置を占めるようになると思うんですが、来年四月からの開学ですから、ぜひ育英資金も含めて政府の方も全体の中の一つとして位置づけて指導を願いたいと思います。  時間が参りましたからやめます。
04月27日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号
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○梶原敬義君 少し本論とそれますが、きょうの日本経済新聞の朝刊一面に、アメリカが内需刺激継続を要請という、ルービン長官と宮澤さんが握手している姿が載っております。  そうだから言うわけではないんですが、日本経済というのは下げどまりの状況にはなっておるということのようですが、雇用...全文を見る
○梶原敬義君 私の党の国対委員長をしたり副会長をしたりしている二人がもう既につけているんです。それから、私も今見積もりをとっているんです。  世の中、聞いてみますと、こういうものがあって、国が三分の一近い補助金を出して、しかも余った電力は電力会社が買ってくれる、そういうことは余...全文を見る
○梶原敬義君 最後に数字の比較をしましたが、それは国のよって立つ条件の違いで、そんなことを言いますと、今度原子力の話をしますと、原子力発電というのは例えばカナダなんかは水が多いから一六%、あるいはオランダなんかは四・八%。だから、比較をするときに条件を合わせて比較してもらわないと...全文を見る
○梶原敬義君 もう本当にああ言えばこう言うですね。奈良に関西の企業が今設備投資をやっているでしょう。企業は、それはもうかるあるいは仕事があれば急いでやりますよ。企業は、あなたたちのようにぼつぼつゆっくりやってはいない。ああじゃない、こうじゃない言わぬでもう少し本格的に取り組んだら...全文を見る
○梶原敬義君 やりましょう。本気でやってくださいよ。今雇用の問題も大変な時期ですよ。だから、考えられる手はどんどん打っていきましょうよ。そしてしかも、そんなに大きな金じゃない、三分の一ぐらいの投入で三倍の事業ができるんですよ。だから、公共事業の場合、丸々出して大変なんですけれども...全文を見る
○梶原敬義君 あなたの理屈はわからぬのですよ。もう事故が起こったら恐らくおしまいでしょう。先ほどの話では、一兆というのは四十年近く前の昭和三十六年ぐらいの話です。今だったらそれはもうちょっと手に負えない。だから、あなたの理屈で、六百億を超えたらつぶれてもどうしても責任持って民間の...全文を見る
○梶原敬義君 何でもアメリカやよそがするように合わせていきゃいいというものじゃないと思うんです。検討していただくように要請をしておきます。  それから核融合、これは私ども商工委員会の時代に、岐阜のあれは科学技術庁がやっているのか文部省がやっているんですか、岐阜県の土岐市にありま...全文を見る
○梶原敬義君 ITERの関係は、アメリカはもうおりたということを聞いておりますが、ロシアと欧州と日本で今後どういうような行動計画を立て、これから進めていくおつもりですか。
○梶原敬義君 時間が来てしまいましたが、最後に、長官はこの専門家ですから御意見を聞きたいんですが、資源のない我が国としては、本当に安全性が保たれ、そして可能性があって現実性があって、そういう見通しが立ったなら、やっぱり積極的にやった方がいいと思うのですが、その辺はどのようにお考え...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○梶原敬義君 私は二十分しか時間がありませんから簡単に申し上げますが、答弁の方もよろしくお願いします。  直接関係ないんですが、今、特に大企業のリストラというのか首切りというのか、これがいとも簡単にどんどんやられているような状況で、特に小渕内閣も国際化、国際競争云々ということで...全文を見る
○梶原敬義君 大臣の見識については了解しましたし、ぜひ一層声を大きくしていただきたいと思います。  次に、新エネの関係で、風力発電。  先ほどからずっと同僚議員とのやりとりを聞いておりまして、私は、太陽光発電で先般の委員会のときに長官にも言いました。きょうの答弁を聞いておりま...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、太陽光についてこの前ちょっと、原発の関係の委員会でしたか、そのときに科技庁長官にも言ったんですが、今手がけるとすれば、急いでやってもらえば、これは雇用面からも景気対策になりますから、風力にしても太陽光にしても、これは急いでもう一回わくわくするような気持ちでやる...全文を見る
○梶原敬義君 テレビでもやっておりますし、だんだん太陽光にしても風力にしても、これは環境の面やあるいは省資源の問題やいろいろな面から見てもそう悪いことではないわけですから、今大体国内の雰囲気もできつつあると思うので、だからあとは通産省・エネ庁に景気対策、雇用、こういう面からも積極...全文を見る
○梶原敬義君 余り言いたくないんですけれども、九州電力なら九州電力を考えますと、各県とも県庁所在地に電力会社の立派なビルがだあっとあるんです。これはやっぱり独占の利潤を追求した面は否定できないと思うんです。だけれども、それがいいとか悪いとかいうことは言っていないんですが、価格を比...全文を見る
○梶原敬義君 だから、国会軽視と、よくやる手なんです。こういうのは、大体議論させておいて、あとは中身は省令か政令でやらせてほしい、あるいは通達か何かでやらせてほしいと。そういう二千キロワット以上とかあるいは二万ボルトの特別高圧送電線以上にするとかいう、その一番大事なところはそっち...全文を見る
○梶原敬義君 その審議会というのは、国会が行政組織法で任命した審議会じゃないんでしょう。
○梶原敬義君 だから、審議会審議会と言っても、本来なら審議会の議論はこの法律を採決するこの時点までにはやっぱりわかっておかなきゃいけない、後で審議会でやりますからと言っても。しかも、その審議会は国会が任命した審議会ならこれは我々は尊重しなきゃいけないけれども、あなた方のやり方とい...全文を見る
○梶原敬義君 専門家の意見というけれども、あなた方が専門家じゃないか、最も専門家は資源エネルギー庁の職員でしょう、担当者でしょう。これ以上の専門家がどこにおるんですか。あなた方、調子が悪くなったら審議会に逃げ込んでいくようなことを言っている。  だから、エネ庁としてはどうするの...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○梶原敬義君 新聞報道によりますと、「対カンボジア 三十一年ぶりに円借款 港湾改修へ三十億円」、こういう記事がことしの二月十七日に載りました。  私も、九一年十月にたしかパリ和平協定が成立をして、その翌年の五月だったと思うんですが、当時の社会党のカンボジア調査団の一員として一週...全文を見る
○梶原敬義君 本当に努力をされていることはよくわかります。問題は、同僚議員の話もあったように、時の権力者と業者が直接結びついた場合には本当にその国の社会あるいはその国の民主化のために役立っているのかどうなのか、これはやっぱり非常に問題がありますから、そこだけはしっかりしていただき...全文を見る
○梶原敬義君 それで、援助の中心というのはやっぱり医療、それから教育。私は、教育現場も見てきまして、これは何とかしなきゃいけないなと、このように思いました。当時は紙がない、小さな黒板みたいなものに書いて、そして消してまた子供が使っているような状況で、我が国の大正時代のような状況で...全文を見る
○梶原敬義君 最後ですが、乾季に水がその土地に回せるような、そうすれば一年じゅう生産できますから、その辺に何か進展があるのかどうなのか、また後日でいいですからお願いします。  終わります。
05月24日第145回国会 参議院 本会議 第22号
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○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、政府が提案をしておる周辺事態安全確保法等三案件に対して反対討論を行います。  歴史は繰り返すと言われますが、私は、かつて日本が中国や朝鮮、東南アジア諸国を侵略しましたが、またそれを忘れ、再び同じ道を歩き始めようとしていると思う...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
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○梶原敬義君 中間貯蔵施設のことを主に質問いたします。  現在、政府が進めております核燃料サイクルでは、原子力発電所において燃料を燃やし、燃やした後の使用済み核燃料は再処理を行って、燃え残りのウラン、プルトニウムを取り出して再度発電所の燃料として利用するということだと思います。...全文を見る
○梶原敬義君 では、私がさっき言っていることは何か違うことを言っているの。聞いていないの。言ったことを後でよく読んでまたあれしてください。  私はこの前、当委員会で委員長以下皆さんと一緒に東海第二発電所を見せていただきました。ちょうど定期検査のときですから、全部上から炉の中も見...全文を見る
○梶原敬義君 それはそれとして、次に移ります。  この中間貯蔵施設をどうしてもつくる必要があるというのは、要するにマクロ的に使用済み燃料が貯蔵容量とトータルでどうかという判断をしたものか、それとも個々の発電所に事情があって、これはそこの地元の人がこんなにふえたら困る、こう言って...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞きますところによりますと、あるところでは地元の反対が強いと。発電所の中で貯蔵するのは地元の反対の声が強いところもあると。やっぱりそこらが非常に全体の世論を動かしておると。マクロで判断したというのだけで、この問題をはいそうですかと言っていいのかどうなのか。どうで...全文を見る
○梶原敬義君 私は今、北海道から九州までの原子力発電所の一覧表、これは通産省が出した資料ですが、これを持っておりますが、大体管理容量とか使用済み燃料の貯蔵量とか、こういうのも書いておりますが、今言われた問題のある発電所というのはどこどこですか。言える範囲で。
○梶原敬義君 その二つだけですか。  私が言っているのは、超過年という問題じゃなくて、地元の人が少し不安を感じて問題を指摘されているところはどういうところか、あれば教えてください。
○梶原敬義君 少し話がわかりました。  ただ、皆さんがやっておるときに今までの答弁をずっと聞いていましたら、これは中間貯蔵というのは全く安全だということで、もう皆さん、ああそうかそうかと、こうなるところなんです。それがやっぱり地元で問題があるというのは、実際問題として説明が足ら...全文を見る
○梶原敬義君 再処理工場の話が出ましたから、そちらにちょっと移りますが、私も当院の予算委員会か商工委員会のどちらかで六ケ所村を見学したことがあるんです。今から数年前ですから十分まだ中を見てはいなかったんですが、大体の勘どころはわかるんです。  この再処理工場が本当に計画どおりい...全文を見る
○梶原敬義君 二〇〇五年まで延びたということは、これは実際問題として大問題です。使用済み燃料がどんどんふえていってこういう話になっておりますから、こういう問題については責任は大体どこにあるんですか。
○梶原敬義君 私が聞いたのは、本当に最後の責任はだれにあるのか、これを聞いたんです。きょうは答えにくいでしょうから、この次また審議がありますから、この次までにそこはひとつ宿題として用意しておってください。前の話はそれはそれでお聞きしました。  ただ、今の処理工場が二〇〇五年の七...全文を見る
○梶原敬義君 それなら、私は第二発電所を見ましたら、キャスクでやるのは、大体五十メータープール一つで二百六十トン出るんです。各発電所に敷地は相当皆ありますよ。五十メータープールぐらいのを二つや三つつくるのは各発電所にありますよ。そういうことを言うなら、その間、各発電所は自分のとこ...全文を見る
○梶原敬義君 この前、本会議で小渕さんが答弁したから、僕はちょっと不規則発言したんです。中間施設を群馬県へ持っていけばいいじゃないかと、総理大臣も三人も出ておる地域だから。だから、中間施設を持っていくところに、今ある発電所でも悪いというものをどこかへ持っていく、いいと言うところは...全文を見る
○梶原敬義君 あと不足の分はこの次にまたやります。
05月31日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○梶原敬義君 私は社会民主党の梶原と申します。  お三人の参考人の方が共通して言われています日本のODAにはビジョンがない、顔がないとか、あるいは質的変化の時代じゃないか、こう言われていることにつきまして同感であります。  そこで、一つはハードの援助が中心になっておるわけです...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 梶原です。  これは質問というよりまたお考えを承ることになると思うんですが、日本の農山村といいますか、私は大分県ですが、選挙でよく村の奥地の方も入っていくんです。今起きている状況というのは、本当に過疎現象が激しい。高齢化、そしてだんだん一軒家が廃屋になって村がつぶ...全文を見る
06月01日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第14号
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○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  先生方、どうも御苦労さまです。私は十五分の持ち時間でありますので、先生方に一つずつ質問をさせていただきたいと思います。  近藤参考人。核燃料リサイクルの見通しです、六ケ所村がおくれまして二〇〇五年から操業ということ、しかし操業をやっても...全文を見る
○梶原敬義君 近藤参考人、見通しが立たなくても段階段階でやればいいじゃないかというのは、それはそういうお考えの方もおると思いますが、中間貯蔵施設をどこかに求める場合に、地域住民がそんなことで、はい、いいですよと言うかどうか、これはちょっとなかなか難しいんではないかという感じを持ち...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと時間がなくなったですね。  ありがとうございます。
06月03日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○梶原敬義君 大臣、御苦労さまです。  五月二十七日の当委員会におきまして、加納委員の質問の中で、ちょっと前は省きますが、大臣に対しまして、今非常に大事なことをおっしゃったような気がします、誤解を受けてはいけないということがございました、具体的に誤解とはどんな誤解を大臣は気にな...全文を見る
○梶原敬義君 いや、気持ちはわかりましたが、読み返してみますと、風車と言ったり汽車と言ったり、そんなにお年じゃないんだが、ちょっと茶化したような答弁ととれましたから。誤解が少し解けましたから、あと頑張ってください。  いずれにしても、やるべきことをやって強いことを言うのはいいん...全文を見る
○梶原敬義君 電力会社はどういう資格でそういうことを言えるのか。
○梶原敬義君 いや、聞いたことに答えてください、どういう資格で言えるのか。
○梶原敬義君 これは政府と裏は一致しているわけですか、こういう時期にそういう話が行くということは。
○梶原敬義君 では、どこかよその地域にもそういう話は行っていないんですか。
○梶原敬義君 もしや他の県というか他の地域へ同じような話が行っていないかどうか聞いたんですが、一回調べてください。  次に移ります。  現在、我が国に保有されているプルトニウムの量について、一つは国内保有が何トンか、イギリス、フランスへ再処理を委託している分が幾らか、総量で結...全文を見る
○梶原敬義君 フランス、イギリスに再処理を委託している部分は、一九九八年三月現在ぐらいでは十三トンよりももっと多いんじゃないですか。
○梶原敬義君 私は、ちょっと資料の見間違いかもしれませんけれども、フランス、イギリスに再処理委託している量はもう少し多いようにつかんでいるんですが、間違いないですか。それが一つ。  それから、国内のプルトニウムの保管量あるいは保管責任者、この辺は大事なことですから教えてください...全文を見る
○梶原敬義君 これは試験研究用で、どこが保管しているんですか。
○梶原敬義君 そうすると、保管費用とか保管責任というのはそこになるわけですか。国は費用は要らない。
○梶原敬義君 次へ行きますが、一九九八年三月現在、使用済み燃料が六万七千トンありますね。これを再処理した場合に、プルトニウムはどのくらい製造されるんですか。
○梶原敬義君 「もんじゅ」で使うのは、そのプルトニウムは分裂性のものですか。それとも……。
○梶原敬義君 いや、先ほど、「もんじゅ」で使うプルトニウムは分裂性か非分裂性かというのを聞いたんです。
○梶原敬義君 それは分けられるわけですか。
○梶原敬義君 時間がなくなりましたが、だからプルトニウムの量は大体どのくらい我が国にあって、そして「もんじゅ」が動き出したらどのぐらい使って、そして大体何年分あるのか、そういうことを聞きたいわけですよ。  だから、何か分裂性とか非分裂性とか無理に答えぬで、ややこしいところに議論...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど「もんじゅ」の話が出ましたが、大体一年間で「もんじゅ」はプルトニウムを五トンぐらい使うんじゃないですか。そうすると、今あるプルトニウムを、MOXは別として、「もんじゅ」で使うとすれば大体どれぐらい持っていることになるんですか。
○梶原敬義君 いずれにしましても、プルトニウムもこれはどんどんたまっていくわけです。それは間違いないですね。使用済み核燃料もこれも再処理してどんどんたまっていく。あるいは、再処理がとまれば中間貯蔵がどんどんふえていく。プルトニウムもそういう関係にあるわけですね。
○梶原敬義君 フランスやイギリスであなたさっき十三トン、十五トンと言ったかね。持たぬということを言ったって、場所を向こうで持っているだけで、持っているじゃないか。
○梶原敬義君 「もんじゅ」で〇・五トン使うと、それで十三トン持っているというなら、割り算したら余るじゃない。  だから、ちょっとここは、あなたはあっちこっち話をしていますから、もう一回整理をして数字を出してください。  もう時間がないですから、次に移ります。  長官、この前...全文を見る
06月08日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第16号
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○梶原敬義君 質問時間は十五分でありますので、簡単に申し上げ、また、要領よく答弁願いたいと思います。  先般、プルトニウムのことで質問をいたしまして、何だか数字がよくわからぬまま。今度は会議録にきちっと残るようにひとつ答弁をしていただきたい。整理をしたいと思います。  まず、...全文を見る
○梶原敬義君 大分数字はわかりました。  国の管理責任、長崎の原爆は八キロぐらいのものがああいう大きな爆発を起こしたわけですから、管理者というのは、局長は事業者事業者とよく言いますが、しかし、もし何かあった場合は最高責任者は国に、大臣にあるのじゃないですか。それは事業者じゃ済ま...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにいたしましても、これは仮定というか、再処理がうまくいって、MOX燃料もうまくいって、プルサーマルがうまくいってというようなことを前提にした数字の説明であったと思うんです。  次に、私は、中間貯蔵というのは今のように六ケ所村の再処理もめどがつかない、あるいは...全文を見る
○梶原敬義君 この前、東海第二発電所を見まして、乾式で、キャスクに入れて、あれは安全だという説明を受けました。そして、それをつくる敷地も大体五十メータープールの大きさぐらいで二百六十トン、約十年間ぐらいは貯蔵できると。大した場所じゃないんです。しかも長官の話では、やっぱり本当に安...全文を見る
○梶原敬義君 そこが一番大事じゃないか。
○梶原敬義君 言い方はいろいろあると思うんだけれども、安全の問題が基本じゃないんですか。そして、永久貯蔵になるんじゃないかという心配があるのなら、今、国会で皆さんが答弁しているように、いやそうならない、第二、第三の処理施設もやる、燃料を燃やす、こういうことをぴしゃっと言えるのなら...全文を見る
○梶原敬義君 閣議、閣議と言いますが、閣議に出す中身というか基本はあなたたちが方針を出して、それで閣議で決定してもらうんでしょう。  もういいです。
06月29日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○梶原敬義君 四人の公述人の皆さん方には貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  私は社会民主党の梶原と申しますが、大分県の出身であります。私は選挙区全域をよく回るんですが、御承知のように大分県は中山間地、農山村の非常に多いところでありまして、猛烈な勢い...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  次に中山間地問題ですが、私も中山間地農業に生まれ育ったんですが、これは規模拡大というのはなかなか無理なんですね。そういう状況の中でどうするかというと、やっぱり兼業農家というものとの組み合わせをうまくやらないと、いろんなことを言っている間...全文を見る
○梶原敬義君 特に米作の場合、中山間地の五反やっているところも三反やっているところも農機具を買いまして、農協がそれを売りつけてずっとやってきましたよね。それに対して、二十八条の関係というのは、委託を受けて農作業を行う組織をつくるとか、こういうのは本当にちょっと遅かったんじゃないか...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。
07月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○梶原敬義君 私も前に意見を言われましたそれぞれの先生方と同じ意見でありまして、結論から申しますと、円借款、箱物、大型プロジェクトに重点を置かれております現行のODAのあり方を変えて、人道上の援助あるいはソフト面、人材教育にも日本の国内に留学生をもう少し思い切ってふやすような予算...全文を見る
○梶原敬義君 私は三点申したいんですが、一つはODA基本法をつくるということについては賛成であります。  かつて、フィリピンのマルコス疑惑の後、国会でも大分議論をして基本法をつくりかけたんです。原案までできたんですけれども、これは与党の方の強い反対でできなかった。外務省が物すご...全文を見る
07月29日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号
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○梶原敬義君 今回の基準・認証制度の見直し等の規制緩和につきましては、もっと日常、不断の見直しを絶えずやっておくべきでありまして、行政改革委員会とか規制緩和委員会が答申をし意見を言えば、急いでそれに対応して十一もの法律をまとめて改正するというような、こういうやり方というのはどうも...全文を見る
○梶原敬義君 次に、今、同僚の西山議員の方から、日本原子力発電敦賀発電所第二号機の冷却水漏れについて、現地の視察を踏まえて質問がありました。私も大分用意をしておったんですが、ダブる部分は省きまして、少し通告以外のことも聞くかもわかりませんから、わからないことはわからないと、後日で...全文を見る
○梶原敬義君 材料メーカーが異なっておる。SUS三一六号というのは材料ですね。その材料をつくったのは住友金属でしょう。これが違うというわけですか。
○梶原敬義君 これは昭和六十二年にたしか操業をやった。そのときに使用前検査というのは国もやっているわけですね。その配管が途中で変わっているというのはどうもちょっと、メーカーというか系列は同じじゃないの、違うんですか。それは私も今ちょっと疑問を持ったからそう言っているので、その点に...全文を見る
○梶原敬義君 これも通告を何もしていなかったのですが、今ちょっと資料を読んでいましたら、九州電力の玄海原発が漏水か何かで、これもよくわからないんですが、七月十八日に、通常の出力五十五万キロワットの出力の五割に落ちた、これは発電機のタービンを回した蒸気を海水で冷やす復水器に異常が起...全文を見る
○梶原敬義君 この前、クラゲが入って出力を落としたとか、あるいは今度は貝が入ったとか、ようわからないんですが、委員長、できればそこらもあわせて当委員会に簡単な報告書を要領よく出していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 さて、もとへ返りますけれども、原電の敦賀の事故の場合に、これは私は直感なんですが、大きな原因になりそうなことが三つ考えられる。一つは、溶接に問題があったのではないか、これが一つ。それから二つ目には、スチールの材質に問題があったのではないか、これが二つ。三つ目に、取り...全文を見る
○梶原敬義君 例えば材質に問題があるならば、それは、経歴を調べておるというんですが、早くやらないと同じようなことが多発する可能性だってなきにしもあらず。通産省のやっぱり早い対応を期待しております。  ただ、原因調査を今依頼しておるニュークリア・デベロップメントというのは、これは...全文を見る
○梶原敬義君 この際最も大事なのは、そういう系列会社がやるということは、これはやっぱり国民もなかなか、おお、そうかと、そう簡単に全幅の信頼を置くということにならない。だから、情報公開、これはきちっとやってもらいたいんですが、いかがですか。
○梶原敬義君 最後になると思うんですが、事故件数というか、原発事故というのは今年は既に昨年の十五件よりも二件ふえております。しかし、今度のこの改正案というのは、こういう敦賀の事故より以前に政府が決めたことでありますが、電気事業における溶接検査の部分というのは自主検査の対象とすると...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第19号
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○梶原敬義君 衆議院で七月二十二日から審議に入りまして、九日間であっという間に参議院に送ってこられました。これを今議論を始めたんですが、ゆうべ遅くこの委員会をやるということになって、私も夜読んでみたんですが、なかなか問題の多い法案でありまして、きょうはそのさわりの部分だけになるか...全文を見る
○梶原敬義君 その辺の問題につきましてはまた後でお尋ねすることになると思いますが、ちょっと前に返りまして、今、経済対策、景気対策をどうするかというのは、私は通産省の若い局長や皆さん方に若干不満があるんです。  高橋是清さんが、一九二九年、アメリカの大恐慌のあった十一月に日本で「...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  問題は、競争力をどう見るかというのは議論のあるところであります。第一次オイルショック、狂乱インフレの後非常に長い間苦しかったわけです。私も国会で随分そういう議論をいたしました。  ただ、どういうことになったかというと、あのときに、昭和...全文を見る
○梶原敬義君 その総理のもとの、今言う産業競争力会議の答申みたいなものを全部ゆうべ読ませていただきました。ただ、アサヒビールの会長以外はそう実務というか、本当に学者が書いた文章でしょうけれども、私は言われるように全部これが絶対正しいということにはならないと、そのように見ながら読ま...全文を見る
○梶原敬義君 そして、その一家の柱の人が自殺をしている数というのは六千人を超えたと言われているんです。一家の柱になる人が自殺をしたというのが六千人を超えているんですよ。これは大変な状況で、どこかに火をつければ暴動が起こるような内容になっているんです。小渕総理はなかなかけろっとして...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと時間が過ぎて済みませんが、二つあります。  三条の六項については、認定の条件はわかりました、わかるんです。読みました。しかし、認定基準というのはこれからつくるんでしょう。認定基準を今もうちゃんとつくっているような答弁だったから、それは次の委員会までに出して...全文を見る
08月05日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第20号
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○梶原敬義君 きょうは四人の参考人の先生方の貴重なお話を聞きまして、本当にありがとうございました。時間の関係で、四人の方にそれぞれ簡単に先にお聞きをして、ずっと答えていただきたいと思います。  樋口参考人、本当にスーパードライが当たってよかったと私は思います。あれが当たらなけれ...全文を見る
○梶原敬義君 総需要。
○梶原敬義君 きょう、午前中に参考人の意見を聞きました。その中で、アサヒビールの会長であります樋口廣太郎さん、これは経済戦略会議の議長です、この人の話もちょっと聞いたんですが、経済戦略会議の位置づけとして、私どもは前に国会で審議会のあり方、私的諮問機関のあり方について随分議論をし...全文を見る
○梶原敬義君 できればノー原稿でやってもらいたかったんですけれども、次に移ります。  私は、もう一昨日質問しましたから、余り小さいところまでは時間の関係で入れないと思うんですが、きょうは二つのことを言うことになると思います。一つは、企業集中合併がどんどん将来進んでいくんじゃない...全文を見る
○梶原敬義君 認識がちょっと、労働省も前提がお互いに違うんじゃないか。  一つは、日本の場合は労使の問題を考えた場合に、組織率がもう二一%ちょっとでしょう。そうしますと、もう圧倒的多数は無権利状態です。労働組合がないんです。無権利状態。そして、二一%の労働組合があったとしても、...全文を見る
○梶原敬義君 もうそれをやらなきゃ労働省は要らぬのじゃないか。本当は未組織労働者の数が圧倒的に多いんだから、法律でやっぱりきちっと位置づけてやらないと困ります。  それから次に移りますが、第五条において、主務大臣は、必要があると認めたときは、公正取引委員会に対して申請書の写しを...全文を見る
○梶原敬義君 主務大臣が事業再構築計画を承認した後に、主務大臣と公正取引委員会の間において、今回の産業法制とこれまでの産構法、事業革新法などとは非常に異なっておりますが、これはどういうような取り扱いをしようとしているのか。そして、これは以前の分に対して、今回の公取のこの位置づけと...全文を見る
○梶原敬義君 私は、これは何年かこういうことを繰り返していくうちに、日本の産業というか企業は非常に集中合併が進み独占化が進んでくる。韓国も財閥がありまして、この財閥が幾つかこうやっておったけれども、これは最近見直されつつあるが、逆に日本の場合は集中合併がどんどん進んでいくような社...全文を見る
○梶原敬義君 企業の集中合併というのは、これは理屈を言いますと、資本主義が過度に発展をしていく過程の中で今回のような大不況に陥る。すると、カルテルはなかなかやれない。カルテルをやれなきゃ幾つかに集中合併をしてくる。それで、産業界で幾つかの企業がカルテルの場合はどこかで話し合ったり...全文を見る
○梶原敬義君 市場の実態等を勘案しながらということですが、今、秩父小野田の話が、小野田と日本セメントがこの前合併しましたね、太平洋セメント。これはたしか三九%ぐらいセメントの市場占有率、こうなるんですね。昔は二四、五%ぐらいで、これは一つの共通した製品で二五%も超えていれば大変だ...全文を見る
○梶原敬義君 最後に通産大臣に。  私は、この法律で今の状況を全部救ったり、これでよくなるというようなところまでは到底いかないと。どこか債務保証をする場合も、どうも何か五十億が限度だと言っているんです。だから、そういう通産一流の宣伝、小さくやって大きく宣伝しているという部分もあ...全文を見る
08月06日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第21号
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○梶原敬義君 持ち時間が十五分でありますので、御協力をお願いしたいと思います。  二点にわたって質問をしますが、第一点は、この産業活力再生特別措置法案、産業政策局長の先般の答弁では、作成の段階では経済戦略会議の答申をベースにして取り入れたというような答弁がありました。質問をする...全文を見る
○梶原敬義君 戦略を立てる場合に、それは我が国が太平洋戦争をやったときにやっぱり戦略を立てていったけれども、戦争に負けたんだ。本当の戦略があればまたああいうような形にならぬかもしれない。  だから通産大臣、大臣も内閣の一員ですから、これは審議会のあり方を、こういう場合は、私的諮...全文を見る
○梶原敬義君 だから、申し上げたいのは、こういうような形でこういうような実質は私的諮問機関、総理が毎回出て話を聞くというような私的諮問機関的な性格のものですね。それを今後は、こういうものを審議会のような形で、こういう形の審議会をどんどんつくっていったらたまらぬと思うんだ、好きな者...全文を見る
○梶原敬義君 そこがもう全然常識と違うんです。あなた、こんなことでカバーできる、やれると思うこと自体がもう現実とかけ離れているんですよ、通産省は。だからそのことだけ、言ってもまた同じことを答弁するんでしょうけれども、実際問題としてやれるわけないですよ、このくらいのもので。産業を活...全文を見る
○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、産業活力再生特別措置法案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、事業再構築計画の実施に伴い、雇用不安の発生が想定されることであります。  本法案の「目的」には、雇用の安定に配慮するとうたわれておりますが、これ...全文を見る
10月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 社民党の梶原です。  短い時間ですが、素朴な質問を変わった角度からいたしますので、率直に答えていただきたいと思います。  株式会社ジェー・シー・オーの木谷社長は六月から就任されたようですが、前の社長の高木さんというのは、前は通産省の立地公害局長で、私はよく知って...全文を見る
○梶原敬義君 社長、東海村あるいは県が退避勧告をしましたね。これについて社長とすればどのような評価をされているのか。  特に私は、皆さんがこれは臨界事故じゃないかという一報を科学技術庁に入れたのが十一時十九分ですね。これで東海村が三百五十メーター範囲内の人たちに避難勧告を出した...全文を見る
○梶原敬義君 事故後十分。
○梶原敬義君 科技庁にはたしか十一時十九分だったね、臨界事故の可能性があるという第一報が入ったのは。(「十一時十五分」と呼ぶ者あり)十一時十五分ですか。科技庁はそれを受けて、東海村の村長さんあたりに対して即刻行動をとったと思うので、所長はすぐ村長にそれを言いに行っているんですよね...全文を見る
○梶原敬義君 官邸が先なのか、その周辺の住民の命が先なのか。それはわかり切ったことですが、あえて聞きましょう。それが一つ。  それから、村長に対して指導助言というのはいつやったのか、時間的に。
○梶原敬義君 十一時十五分に第一報が現地から入って、そして十五時。県に言ったのは二十時ですか、後の方ですから、それは後にして。  では、その間、臨界に対する避難とかあるいは即刻現地での対応というものは、科学技術庁というのはもう何も手が打てなかったんですね。わからなかったのか、そ...全文を見る
○梶原敬義君 だから、判断がなぜおくれたのかということをちょっと聞きたいわけです、判断がなぜおくれたかということを。
○梶原敬義君 でも、さっき冒頭に言ったように、これがもっと大きな事故だったら間に合わないんじゃないのか。  だから、科学技術庁とジェー・シー・オーの所長との間の連絡は、直接、電話でもいつでもとれるんだから、それは恐らくとったはずで、何分後ぐらいにそれは確認したのか。
○梶原敬義君 科学技術庁へジェー・シー・オーから第一報が入ったのは十一時十五分ですか。ジェー・シー・オーから入ったんでしょう。それに対して、ジェー・シー・オーと科学技術庁の本部の皆さんのところとの状況確認は電話か何かでやられたんじゃないんですか。やっていないのか。
○梶原敬義君 そのときは、ジェー・シー・オーの方には何分おくれぐらいに今の話があったんですか、科学技術庁から。
○梶原敬義君 それは、では科学技術庁、電話をしたと言うなら何分後にしたんですか、第一報が入った後。
○梶原敬義君 かけている。
○梶原敬義君 そうすると、ジェー・シー・オーさんとすれば、その電話で、これは臨界事故で大変だ、急を要するということは、そういう話があったんですか。
○梶原敬義君 弱い者にしわ寄せするようなことをしてはいかぬですよ、ジェー・シー・オーの責任にしては。  そういうことを言っているんじゃなくて、やっぱりそこらを素直に、お互いにそこのところははっきりさせておく必要があるんです。なぜ十時三十五分から十五時に避難勧告が出るまで時間がか...全文を見る
○梶原敬義君 今、何かジェー・シー・オーに指導したというようなことを言っているが、ジェー・シー・オーは、これは危ないということで所長は村長さんにすぐ十分後に言っているじゃない。違うの。
○梶原敬義君 それはまた今度、さっきのと少し話が変わりましたが、いずれにしても十四時ごろ連絡をしたということですが、私が言いたいのは、十時三十五分に起こって十五時に避難勧告が出るというのは、これは異常な事態ですから、こういう状況の問題点というのをやっぱり洗い出していただきたい、こ...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにしても、企業がなかなか経営成績もよくない、人も多い、コストを削減すると。大体、三井炭鉱でもあるいは長崎の事故でもそういうときに往々にしてやっているんですよね。経営環境の悪化とかあるいは過度の経営効率を求めるとか、こういうものがやはり労働者の知らず知らずの意識...全文を見る
○梶原敬義君 その安全衛生委員会、労働組合が出て行う安全衛生委員会の中で、ステンレスのバケツで今回ウランを溶解して、そして沈殿槽に入れるというような、高濃度の濃縮ウランをそういう形でやるということに対する安全面とか衛生面という、そういう話は社内では出なかったのですか。
○梶原敬義君 こういう職場の手抜きというか、バケツで濃縮ウランを溶解する、そういうようなことは、例えば労使協議の場で、これはやれるとかやれないとか危ないとか、そういう話は出ていないんですか。
○梶原敬義君 おたくの会社は、やっぱりある程度会社のイニシアチブというか、会社が引き回せば大体労働組合もそう抵抗なく追従するというような形になっているんですか。
○梶原敬義君 そうですか。そこがうまくいっていてそういう事故が起こるというのは、私の経験からはどうも納得できないんですけれども。  次に、それでは変わりますが、濃縮ウランを溶解して沈殿槽に入れる作業の指示系統についてちょっと教えていただきたい。  先ほど、三名の中で二人は素人...全文を見る
○梶原敬義君 副長の上には組長というのがおるんですか。組長の上は課長ですか。あなたに行き着くまでの職制の流れを言ってください。
○梶原敬義君 それでは、組長は、職場長あるいはグループ長、その辺の人にバケツで溶解するような作業については、ここら辺の了解は得ているんですね。
○梶原敬義君 それでは、たくさん用意をしたんですが、時間がありませんからこれで終わりますが、ちょっと会社の方にも、わからないことがあれば資料をこれから出していただきたいと思いますが、要請して、終わります。
11月15日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○梶原敬義君 年金福祉事業団に関してお尋ねしますが、私は時間が十四分なものですから、要領よく答えていただきたいと思います。  自主運用によりまして平成十年度末の年金福祉事業団の赤字は時価ベースで一兆二千三百八十億円、簿価ベースで一兆八千四百八十六億円、これは先ほどからお話があっ...全文を見る
○梶原敬義君 これは大臣の一人や二人の首が飛んで済むものじゃない、このように思いますから、これは引き続いて両方とも責任をもう少し、新法との関係もありますが、明確にしながらやっぱり問題の提起を、新しい法律の審議をやるべきだと思いますから、よろしくお願いします。  そこで、これは理...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことを言っているんじゃないんです。四千億からの年間の赤字、四千億というのは大変膨大な資金です。こういう赤字をあなた方専門家が見て、これは今の経済状況の中でこれは危ないといったときには運用幅を小さくしてもう運用はしない、じっとしておく、どうしてこういうことがや...全文を見る
○梶原敬義君 いや、引き揚げた資金を運用部の方に一時的に戻しておけばその分は金利が稼げるんじゃないか、そこを言っているんです。
○梶原敬義君 やる気もなかったんじゃないんですか。
○梶原敬義君 この辺のあり方の問題で、民間とか国とかいっても、一年間で赤字四千億円といったらこれは膨大な資金ですよ。  これに対して毎日毎日赤字が出ていく状況の中で事業団がどのように対応するかというのは、民間の人から資金を集めておって、そういう資金が垂れ流しで出ていく、赤字がふ...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  きょうは二十分の時間で、大変もう神経使っておりますが、四つのことを総理に質問をさせていただきたいと思います。  まず第一は、東海村のジェー・シー・オーの臨界事故についてであります。  この事故が発生をしたのが九月三十日の十時三十五分で...全文を見る
○梶原敬義君 大変答弁不満でありますが、もう時間がないから要望だけしておきます。  科学技術庁のやった技術的な対策、とった対応というのは非常に問題がある。第一、こっちから次長で現地に行った人は文部省から派遣された方ですね、伊勢呂さん。ですから、そこのところはなぜ、東海村の村長も...全文を見る
○梶原敬義君 ベンチャー支援とかあるいは起業とか創業とか、これは大事なことで、それはそれですが、要するに枝葉の議論じゃなくて大宗を占める部分を一体どうするかということを抜きにして手は打てないと思うんです。ですから、この大宗を占める部分を一体どうするかということをしっかり考えて対策...全文を見る
○梶原敬義君 お願いでありますが、今どんどん首切りが発表されて、人員整理が発表されておりますね。だけれども、人を雇うときは一生懸命頼み込んで人を雇って、ばさばさ切っていくというやり方は、これは経営者の身勝手です。ですから、やっぱり総理が、経営団体の人を集めて、これはワークシェアリ...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ今のことについては内部で十分検討していただけたらと、私は現場を見て言っているわけですから、よろしくお願いします。  それから、ベンチャービジネスの育成について、法律や何かでいろいろなことを書いておりますが、私はベンチャービジネスの育成については、取引金融機関が...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
11月22日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
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○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  きょうは、大西参考人、和田参考人、貴重な意見ありがとうございます。私も三点ほど時間があればお尋ねしたいんです。  最初に大西参考人、和田参考人もちょっと言われたんですが、今の最大の中小企業対策は景気対策であると、この点についていかがお考...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  和田参考人にお尋ねしますが、おっしゃられますように中堅と小と零細とは分けろと、よく理解できるのでありますが、なかなか法案の修正とか何かになりますと、与野党の勢力もありましてそう簡単にはいきません。  そこで、通産省の中小企業庁には今、...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  そういう努力をするのが私どもの役割かなと思っておりますから、頑張りたいと思います。  それで、大西参考人、新しい創造的なベンチャービジネス等を支援するセンターを都道府県に三百ですか、これをつくっていこうという、先ほどちょっとお話があり...全文を見る
○梶原敬義君 これはぜひ知恵をかしていただきたい。  私の地元でも本当に裸一貫で出てきた人で、名の通った人が経営をやってもうまくいかない、その人が行くと立ち直っていく、そういう人がおるわけですよ。その人はもう朝が早いんですね。朝早く起きて従業員より早く出勤して、そして窓でもあけ...全文を見る
○梶原敬義君 どうもありがとうございました。
11月24日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第6号
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○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  大臣に、二つの要望をし、二つのことをほかに質問していきたいと思っております。時間の関係で政務次官にはお聞きする予定がありませんから、どうぞ楽にしていただきたいと思います。  要望でありますが、二十二日に本委員会は参考人を呼んで参考人の御...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、本法に関する質問をいたしますが、新基本法第十五条、中小企業の経営資源の確保の分野が特に重要と思う。政府は、この点に関して中小企業のソフト支援体制の整備という形で取り組みを始められたと聞いております。具体的な取り組み内容も聞きたいわけであります。  とりわ...全文を見る
○梶原敬義君 いずれも三段階の中で共通しているのは、技術の支援とかあるいは情報の提供とかあるいは人材の支援とかいうことは共通しているんですけれども、それは私、いろいろの経験があるんですが、松下幸之助さんとかあるいはソニーとか本田宗一郎さんとか京セラの稲盛さんとか、いろんな人がおり...全文を見る
○梶原敬義君 私は強くなったときの宮本武蔵に余り興味ないんです。やっぱり宮本武蔵が強くなる過程、苦労している過程に小説を読んでも非常に引かれるわけです。松下幸之助さんも奥さんと二人でソケットを畳の上でつくったり、あるいは本田宗一郎さんが苦労したり、そういう本当に苦労した、あるいは...全文を見る
○梶原敬義君 商工会議所とか商工会には国の助成で人を派遣しておりますが、そういうことの延長でこれを考えるのじゃなくて、本当に新たな幅広い観点から真剣に取り組む、これはこれからの中小企業対策の一つ、新しいベンチャーを成功させるかどうかというかぎになると思うんです。ぜひよろしくお願い...全文を見る
○梶原敬義君 太陽光につきましては確かに予算がふえております。それから、風力の関係も少しふえておりますが、通産省の予算というのは何百億と億単位なんだね、しかし補正、公共事業とかなんとかいうと、実際に出ていくのは兆の単位ですね。  だから、私も長いこと商工委員やこの委員会におりま...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
11月25日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○梶原敬義君 私、政府参考人を呼んで、おいでいただいておりますけれども、前に出ていただいて。そして大臣には、できるだけ小さいことは聞きませんで、判断を求めるときだけ聞きますから。政務次官はもう答弁要りませんから、時間の関係で。  この前、私は中間報告をいただきまして、これは大体...全文を見る
○梶原敬義君 この前、現地へ行ったときに、私ども転換試験棟のすぐそばまで行ったんですが、三人が倒れたところはどこかと、救急車が来たところは。そうしたら、現場から三人とももうちょっと違うところまで逃げてきておって、水膨れができておったとかおらないとかいう話を現場に私どもを連れていっ...全文を見る
○梶原敬義君 だから、発熱というのか、熱が発生したのかどうかというのは後で調べてくれますか。
○梶原敬義君 次に、ジェー・シー・オーの要するに事務系の人がおる建物があり、その横にちょっと歩いたところに工場のスタッフがおるような現場があり、そしてそこを真っすぐ行って左に曲がって行き詰めたところに転換試験棟があるわけですね。十時三十五分ですか、アラームが鳴って、何かベルが鳴っ...全文を見る
○梶原敬義君 そこらをもうはっきり東海村の所長なりに聞いて、そしてそこらの状況というのは我々が少し言えば大体わかるように、長官、そういうように少し指導していただきたいと思うんです。何かわけがわからぬことをぐちゃぐちゃ言うんじゃなくて。そういうことがあったようだとか、そういうことで...全文を見る
○梶原敬義君 図がどうやというんでなくて、一連の流れですね、自分たちも第一次避難場所から第二次避難場所に行って、そういう流れの中で、早う避難させた方がいいですよ、臨界が続いている、こういうことを東海村に複数回言っていったんじゃないんですかね。その辺のことの流れをひとつ知りたいんで...全文を見る
○梶原敬義君 責めるつもりはないですが、事実関係をしっかりしておきたいと思うんです。  東海村と日本原研の現地対策本部を置いたところというのは、距離は幾らですか、直線で行きますと。五キロなんですよ。多分五キロぐらい。そんな遠いところで、ジェー・シー・オーの所長か何かに聞けば、こ...全文を見る
○梶原敬義君 長官、五キロ離れているんですよ、原研の本部から。だから、わからぬなら現場へ行って、そして現地の工場の連中に聞けばすぐわかったんですよね。そこらの手を抜いている。  だから、長官、なぜそうなったか、ひとつよく精査をしてください。それで、もうすっきり答弁ができるように...全文を見る
○梶原敬義君 だから、これから指導するとかどうとかということを聞いているんじゃなくて、やっぱり過去のことを、これの起こった遠因みたいなものを聞いているわけですから、そのように答弁をしてもらいたいと思います。  エネ庁においでいただきましたが、日本には大きな電力会社で原発を持って...全文を見る
○梶原敬義君 ジェー・シー・オーに対する業の管理というのか、管理監督というのはどこが持っているんですか。
○梶原敬義君 だから、ジェー・シー・オー、この問題についても何か関心のないような科学技術庁では困りますから、何度も前から話をこれはしているところなんですから、十分気をつけていただきたいし、指導をしっかりしてください。  採算の問題なんですけれども、ジェー・シー・オーをずっと見て...全文を見る
○梶原敬義君 大体しかし、秘密だから知らないというのか、それとも調べるつもりがないのか、どっちですか。
○梶原敬義君 三菱原燃でちょっと聞いたんです、時間がなかったから余り聞けなかったんですが。三菱燃料は燃料棒まで、最終製品までつくっておるんだね。大体、原価に占める人件費が一番大きいのかとこう聞いたら、そうじゃなくて、金属の製品の要するに燃料棒、これが一番大きいんだという話を聞きま...全文を見る
○梶原敬義君 もう少し議論するのに必要なそこらをまた後日出していただきたいと思います、委員長。  私が言いたいのは、恐らく燃料を電力会社から預かって加工してそしてまた売るという形の中で非常に経営が厳しかったんじゃないか、ジェー・シー・オーは。そういう状況の中で、あの三人のメンバ...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○梶原敬義君 鳥取県の人形峠、岡山県と鳥取県の県境、先ほどウラン残土の問題で加藤委員から質問がありました。関連して、若干大臣の決意を求めたいと思うんです。  もう今故人になりましたが、昔、吉田達男という参議院に同僚議員がおりまして、これは鳥取県の出身ですが、非常に本件について、...全文を見る
○梶原敬義君 これはもう中曽根長官のときしか片づけるチャンスはないと、このように期待をしておりますから、よろしくお願いします。  次に、使用済み核燃料の中間貯蔵施設についてお伺いしますが、先般、法案審議をやっている過程の中で、どうも電力会社の方から東海村の方に打診をしているとい...全文を見る
○梶原敬義君 これは長官、沖縄の県道越えの演習のときに、村山総理の時代です、結局こっちに持って帰ってこっちでやろうということになりまして、四カ所か何かのうちの一カ所、私の大分県の地元ですが、大分県の日出生台で演習をやるようになって、今もうやっておるんですね。やっぱりこれは片づかな...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ次に移りますが、日本原子力発電株式会社敦賀発電所二号機の冷却水漏れの事故について少し経過を。  これは、九九年七月十二日午前六時五分、警報が鳴って、冷却水が漏れて手動で工場をとめております。L字形の配管の亀裂が原因だということですが、少し経過を。操業状況は、い...全文を見る
○梶原敬義君 高サイクルによる熱疲労ということですが、どうもなかなか中間報告読んだけれどもよくわからないんですね。私は、こんなことよくわからぬ、専門じゃないからわからないんですが、もしやそういうことになれば、そういうような配管のやり方というのはあっちこっちにもある。それは、同類の...全文を見る
○梶原敬義君 中間報告にはそういうことを書いておるんですが、私は、日本の科学技術というか原子力技術といいますか、科学技術全般を見て、そんなに優秀じゃないと思うんです。この前、国産HⅡか何かの打ち上げのときに、あんなに技術の粋を尽くしてやったはずがやっぱり失敗をする、もう二回ですね...全文を見る
○梶原敬義君 言っているのは、確かにそれはそうかもしれないけれども、もしや違ったところに原因があるかもしれない。だから、私はずっと長い間見てきまして、業者、素材納入業者、こういうものはやっぱり一々、国民には関係ないけれども、こういうところがやったんですよというのはわかるようにして...全文を見る
○梶原敬義君 どこからどこに下から上に近いというんですか。
○梶原敬義君 だから、今までどおりに、例えば東海村なら東海村が先に避難命令をやってもいいんだというようなことが、どうも今までこれを見てもなかなか出てこないんだよな。出てこない。だからそこが非常に気になるところです。あそこには原研があったり何やらして、原子力に対する知識というのはあ...全文を見る
○梶原敬義君 私どもが視察に行ったときに、東海村の村上村長が今度の法律の位置づけについて語っておりましたが、これはこれなりに意義があるだろうと、しかしだれが一体腹を決めて、責任をとって判断するのかと。例えば、じゃ急ぐというときに、科学技術庁サイド、国サイドで非常にスピードを上げて...全文を見る
○梶原敬義君 大体時間が来ましたから。
12月13日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○梶原敬義君 趣がちょっと変わると思うんですが、年金福祉事業団のことについて質問をいたします。  年金福祉事業団の年金の今日現在の積立額と自主運用額と累積利益損益の額、時価と簿価についてお知らせください。
○梶原敬義君 最近、本会議やこの前の答弁によりますと、これが四千億に減っているという答弁がありましたが、その点はいかがなものですか。
○梶原敬義君 そこでお尋ねしたいのは、要するに四千億という数字がひとり歩きをしておりますが、この内訳ですね、一番多いのは債券、そして二番目が国内株式、それから外国株式、その次は転換社債、そして短期資産、このようになっておりますが、この内訳はわかりますか。内訳というか、その中のどれ...全文を見る
○梶原敬義君 なじむとかなじまぬとかということじゃなくて、一兆二千億が四千億円に減った、こうあなたが言っている以上は、何が根拠で減ったのか。債券は全体の五三・五六%、国内株式は二七・四四%、外国株式は一三・七七%、そのどこかが、恐らく債券はそう上がっていない、国内の株式の二七・四...全文を見る
○梶原敬義君 外国の国債あるいは外国の株式というのは、外国の債券は約一兆六千億、外国の株式は約四兆。円高というのは恐らく一〇%ぐらい上がっているわけですね。一〇%上がっていると、合わせて五兆六千億の一〇%だったら一千八百とかそういう数字にならぬ、もっとけたが大きな数字が出やしない...全文を見る
○梶原敬義君 委員長、お聞きのように、厚生省の説明は恐らく一兆二千億ぐらいの累積赤字が四千億円ぐらい恐らく十月末で減っていると。減っている内訳は、今お聞きしたけれども、中身がよくわからない。中身を精査してその四千億という数字が出る根拠というものを当委員会に出していただきたいと思う...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにしても、厚生省においてはこれから全額新しい基金で運用していくという方針が提起されておりますが、そうなりますと運用する金額の合計というのは年間百四十兆を超えることになるんですね。
○梶原敬義君 そのやり方はどういうやり方をするんですか。そうすると、残りは資金運用部に預けるということなんですか。
○梶原敬義君 いずれにしても、運用額というのは相当、二十六兆ですか、二十六兆が相当程度大幅に伸びてくるということは考えられることですか。
○梶原敬義君 財投の関係については、郵政の資金もあなた方の集めた資金も、そして今度は財投債か何かを出して、公募して、そこで引き受けていくような形になるのではないかとこう見ておりますが、長い目で自主運用額は大体ここ二、三年のうちにはそう額は変わらないというふうに見ておっていいんです...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと不思議なのは、今までの累積赤字等が、仮に四千億という数字、僕はちょっと疑問がありますが、いずれにしてもそれを新設の年金資金運用基金で今度はやると、形を変えていくというんですが、民間の場合、中小企業や普通の企業では一億も二億も赤字が出たら大問題なんです、責任を...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたからもう簡単に申し上げますが、第一そんな巨額のお金を厚生省の皆さんが市場にも関係するような大きな金額を自主運用するということ自体がちょっとおかしな話でありまして、しかもこれは国が関与して市場に影響を及ぼす、株式市場やいろんな市場に影響を及ぼす、こういう...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第8号
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○梶原敬義君 最初に、最大の中小企業対策というのは、前にも申し上げましたが、景気回復と景気対策です。これはもう赤字法人率から見ましても厳しい企業が圧倒的に多いわけですから、そういう点から見て、景気の現状を一体どう見るかということについて少し大臣にお尋ねをしたいと思います。  私...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、繰り返しますが、今度、住宅の緊急措置の分を六カ月どうも新聞なんかによると与党は延ばしていくだろうと、租税特別措置等。これを六カ月でやるということは、ちょっとさっき言いましたような景気対策からして、これはやっぱり容易ならざる経済状況の中では六カ月は短い。もう二...全文を見る
○梶原敬義君 わかったようなわからぬようなことですね。  そうすると、社債を発行したいという企業とそれから銀行と信用保証協会の間で決めていくということになるわけですか。国の関与はもう基準をつくるだけ。
○梶原敬義君 その基準は、政令になるのか省令になるのか、何で決めるんですか。
○梶原敬義君 次に、中小企業金融公庫法及び沖縄振興開発金融公庫法の改正ですが、今までは中小企業金融公庫がお金を出す場合は担保が必要だった。ところが今度は、この法律改正によって一定の企業であれば、そこもまた難しいのでどういう企業かというのはなかなか頭に浮かびませんが、無担保社債の引...全文を見る
○梶原敬義君 それから次に、近代化資金等助成法の改正ですが、この法律は、創業者及び小規模事業者等のための設備資金無利子融資制度、設備リース制度を創設すると。  これも、どの企業ならいい悪いというのはだれが判断し、どう決めるわけですか。
○梶原敬義君 時間がないですから結論を申し上げますと、全部建前が、大筋はあなた方が議論してくれ、後は政省令でやると。よく通産省などでつくる法律は、指針とかいって、指針の中身は全くないまま、法律審議をするときには指針、後は任せてください、こういうことです。これも全部そうです。わかり...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
12月14日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第9号
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○梶原敬義君 私は社民党の梶原と申します。  きょうはいいお話を聞かせていただいてありがとうございます。時間がありませんから、単刀直入にお聞きをしたいと思います。  堀井参考人、いただいた資料によりますと、GEMから指摘されている日本の特性、横並び文化の日本社会、それから日本...全文を見る
○梶原敬義君 堀井参考人に重ねてお尋ねしますが、投資資金ですね、投資資金。おたくは大和証券の御出身のようですが、今まではどういう投資資金の集め方をして、将来はどういうような方向に持っていくかということ、少しそこら辺、聞き落としたのかもわかりませんが、教えてください。
○梶原敬義君 おたくの会社が投資する資金です、貸す金。
○梶原敬義君 成功した例は大分聞きましたが、何か失敗した例とか、投資をして資本の回収ができなかったとか、そういう例を、本当はそれも聞きたいんですけれども、何かありますかね。
○梶原敬義君 私は、周りで経営のなかなかうまい人がいるんです。何人か知っていますが、皆社長は朝早いんですね。多分、寺内参考人も早いんではないかと思う。そういう傾向はないですか。そういう事業、寺内参考人や堀井参考人、何か朝早い人は大概事業に成功しているような気がしているんですが、そ...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。
○梶原敬義君 関連二法について質問をいたします。  きょう、午前中に参考人の意見聴取をいたしました。東大阪のニッショー機器株式会社というところの寺内という社長がおいでになりまして意見を述べました。  彼は、レーザーのセンサー応用機器、測量機器その他の開発をやっておるんですが、...全文を見る
○梶原敬義君 だから、その場合に、評価チームを公庫の中につくるという、どういう基準でつくるのか。新規性、成長性というような、こんな一般的なことを言われたって我々ぴんとこないんだよね。もう少しぴんとくるように言ってください。
○梶原敬義君 そういう答弁があるだろうと思っておりましたが、これは、おれのところは入った、おれのところは入らぬという、そういうことがもう必ず問題になってくるから、この際、もう少し親切な法案審議をするようにやっていただきたいなと思います。  また関連しますが、この新事業創出促進法...全文を見る
○梶原敬義君 また似たような話ですが、産業基盤整備基金による債務保証等の金融上の支援措置を受けられる条件、その条件を示してください。  それともう一つは、産業基盤整備基金による債務保証額というのは、自己資金は九百五十二億、今債務保証額が二百八十五億ありますが、大体上限はトータル...全文を見る
○梶原敬義君 一件当たりを聞いたんじゃなくて、資金が九百五十二億円あって、債務保証残高が二百八十五億あって、今度本件で大体どのぐらい二百八十五億の保証額に上積みするつもりかということです。
○梶原敬義君 千五百億というのは大きな金額ですから、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、「中小企業等投資事業有限責任組合に対して、産業基盤整備基金による出資を可能とする」と、こうなっておりますが、これはきょうもベンチャーキャピタルの方が来て説明しておりましたが、この出...全文を見る
○梶原敬義君 もうこういう法律ができた以上は、中小企業等投資事業有限責任組合というのはそう幾つもありませんが、条件としては何社ぐらいにこの基盤整備基金から出資をするというような腹づもりというのか、大体もう固まっていると思うんですが、その点はいかがですか。
○梶原敬義君 大臣、中小企業投資育成会社というのがあるんですね。これは東京、大阪、名古屋というのがあるんです。これも大体似たような仕事をするんですよね、新しい企業に資本参加して。今この二つの法案の支援体制というのは、新規性のある革新的な企業を育てていこうという。投資育成会社も大体...全文を見る
○梶原敬義君 時間がなくなりましたからもうやめますが、この投資育成会社というのは、我々、昔、商工委員会でずっと前から随分通産省の方からも説明を聞き、期待を持ってきたんです。実際にそういう動き、投資育成会社も順調にやっているようですが、これは東京と大阪と名古屋しかないんです。  ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。