梶原康弘

かじわらやすひろ



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梶原康弘の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○梶原分科員 民主党の梶原康弘でございます。  まず、観光立国行動計画についてお伺いしたいと思います。  私の出身地は兵庫県の丹波篠山というところでありまして、田舎町ではありますけれども、デカンショ節であるとか、丹波のマツタケ、丹波栗、丹波黒、黒豆でありますけれども、そうした...全文を見る
○梶原分科員 昨年七月に観光立国行動計画が閣議決定されまして、意気込みが示されておられるわけでありますけれども、もう少し具体的に、現実にどうやって進めていくのか、特に十六年度予算案の中で観光関係予算はどのように措置されているのか、簡潔で結構でありますので、御説明いただきたいと思い...全文を見る
○梶原分科員 私の選挙区でありますが、やはり幾つも観光地がございまして、丹波篠山でありますとか出石、城崎、城崎というと志賀直哉の「城崎にて」で大変有名でありますし、ほかにも、カニすき、スキーを生かして観光客の誘致が進められているわけであります。いずれにしても、本当に長い年月をかけ...全文を見る
○梶原分科員 大臣には、ぜひ丹波篠山、お訪ねいただきたいというふうに思います。  続いて、社会資本整備重点計画についてお伺いをいたします。  社会資本整備重点計画法が昨年四月に施行されましたけれども、その成果について伺いたいと思います。  九つの事業分野別計画を統合して、「...全文を見る
○梶原分科員 続きまして、政策評価について伺いたいと思います。  政策評価会が設置されているということでありますが、これも、どのように進められているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○梶原分科員 続いて、個別の公共事業評価についてなんですけれども、行政評価法によると、事業費が十億以上の事業について義務づけられている。国交省からいただいた資料ですが、平成十四年度には新規事業採択時評価で八百八十七件実施とありました。先ほどもお話があったんですが、これについてだれ...全文を見る
○梶原分科員 この時点で不採択というのは、確かに、自己評価されてそこで決めているわけですから、どうもここで評価というのが建前なのかなというような思いもあるわけです。  また、再評価について、五年未着手、十年継続中の事業が義務づけられているということでありまして、平成十四年度では...全文を見る
○梶原分科員 今も、新規事業採択時評価ではもちろん関係の地方の各部署で評価をされているということでありますし、また再評価についても、先ほど、事業評価監視委員会が開催されて、第三者の方の意見を聞く、尊重するということであろうかと思いますが、これも、その対象となっているものが五年未着...全文を見る
○梶原分科員 続いて、道路の問題についてお尋ねしたいと思います。二件ございます。少し具体的にお答えいただければありがたいというふうに思います。  いずれも地域の要望が大変強いものでありまして、まず一つは、鳥取豊岡宮津自動車道整備計画、北近畿豊岡自動車道整備計画、それぞれの進捗状...全文を見る
○梶原分科員 最後に、地域の活性化対策と公共輸送機関の整備についてお伺いをしたいと思います。  地方鉄道、特に三セクで運営をしている鉄道が大変厳しい。いずれも地域の足として重要な役割を担っているわけでありますが、大変経営状態が厳しいわけでありまして、その現状を、時間も迫ってきま...全文を見る
○梶原分科員 御指摘のように、大変厳しい状況にある。しかし、だからといってやめてしまうということは、もうそれこそ地域のともしびを消してしまうということにもなりかねないわけでありまして、鉄道の特性というものを考えると、これからどうやってそれを維持していくのか、国としてどういうふうに...全文を見る
○梶原分科員 今の地方鉄道問題も同じなんですが、鉄道の設備投資についてお尋ねしたいと思います。  かつての国鉄の時代は、政治が介入してむちゃな路線延長がなされてきた。それが国鉄の大きな赤字の原因でもあったわけでありますから、それが今民営化されてなくなっているということは喜ばしい...全文を見る
○梶原分科員 どうもありがとうございました。
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○梶原分科員 民主党の梶原康弘でございます。  ここでは、商工会議所も含めて商工会と申し上げたいと思いますが、商工会と町づくりというようなことをテーマにして質問をさせていただきたいと思います。  私は、兵庫県の丹波篠山というところで、十五年以上にわたって小企業の経営を営んでお...全文を見る
○梶原分科員 今お尋ねしたとおり、商工会を取り巻く状況というか、発足当時と今とは随分変わってきているのではないか。  当時は、経済がどんどん伸びていって、ただ、商工業者のレベルも大変低かったと言えるのではないか。帳簿さえつけていなかった、そんな業者もあったというふうに聞いており...全文を見る
○梶原分科員 昨日は、株価も一万一千二百円台だったでしょうか、回復したということでありまして、景気は大企業を中心に回復している、こう言われております。また、大都市というか首都圏を中心に、ますます一極集中が進んでいるのではないか。集積の利益というか、強いものはますます強くなってまい...全文を見る
○梶原分科員 経営指導員といいますと、私にとっては仲間でありますし、皆本当に危機感を持って頑張っているわけでありますけれども、確かに、そうした資質の向上であるとか教育というのがなされていることは事実であろうと思いますけれども、今、大変高度化した経済の中で、あるいは地方というのは、...全文を見る
○梶原分科員 続いて、創業支援、新事業支援について伺いたいと思います。  バブル崩壊以降、廃業率が開業率を上回るという状況の中で、支援策の充実を図ろうとしていただいておりますけれども、どういう成果が上がっているのか。もし具体例でもあれば、それに触れてお答えいただきたいと思います...全文を見る
○梶原分科員 創業支援について、本当に要望なんですけれども、大都会のような条件のよいところでは、一概には言えませんけれども、成功するチャンスも高いんではないかなと。先ほども申しましたけれども、本当に地方の人口が減少している、条件の悪いところでは一生懸命頑張ってもなかなかうまくいか...全文を見る
○梶原分科員 今おっしゃられたとおりだと思います。私もそういったことにかかわってまいりまして、そのとおりだと思うわけですが、私の出身の篠山でもTMOをつくっておりまして、先ごろサポート事業に指定をされたということを聞いております。そのサポート事業というのはどういうものなのか、御説...全文を見る
○梶原分科員 篠山がたしか全国五カ所の一つとしてサポート事業を強力に推進しようということだと聞いておりまして、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  これまでは、地域振興、私たちもいろいろな補助金をいただいて事業をやってきたわけでありますけれども、今までは、反省も含...全文を見る
○梶原分科員 また、ジャパン・ブランドについてもお伺いしたいと思うんですが、商工会、商工会議所に委託をして事業を進めるということで、地方や中小企業に目を向けていただいているというのは大変ありがたいことだと思っているんですけれども、具体的にどういう事業になるのか、教えていただきたい...全文を見る
○梶原分科員 冒頭から申し上げているように、商工会の役割にしても、創業支援とか新事業の支援にしても、あるいはTMO、もうすべて共通することだと思いますけれども、最も重要なのはやはり人材ではないかなというふうに思います。  今、地方分権というのが政治課題になっておりまして、私もも...全文を見る
○梶原分科員 ありがとうございました。
03月19日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  中小公庫法について質問をさせていただきます。  まず、中小企業総合事業団から中小公庫に引き継がれる信用保険業務について伺いたいと思います。  バブル崩壊で中小企業への貸し渋りが相次いだ。そこで、経営安定化資金として特別保証がなされたわけ...全文を見る
○梶原委員 大変な金額に及んでいるわけでありますけれども、私も、実はその当時、この特別保証の五千万の融資を受けて大変助かったという思いもあるわけですけれども、一方で大変な焦げつきをつくっているわけです。  代位弁済した債権の回収がどのようになっているのか。これから公庫が引き継い...全文を見る
○梶原委員 特別保証で特に大きな焦げつきをつくったというふうに思っているんですが、その実態がどうだったかということを申し上げたいというふうに思います。  私も、先ほど、特別保証で融資を受けたということを申し上げたんですが、私は兵庫県の篠山というところで製造業を十五年営んでおりま...全文を見る
○梶原委員 銀行というのは知恵があって、そのときそのとき、いろいろな形で抜け道をつくっていくんだと思います。  今ちょっとお話があったんですけれども、それで、実際に代位弁済しなかったというものがあるんですか。
○梶原委員 私たち中小企業にとっては、無担保で第三者保証がないというのは本当にありがたいことなんですよね。それだけに、ぜひ、この証券化についてもしっかりと取り組んでいかないと、また銀行の問題債権の処理みたいなことにならないか、こういうことを心配するわけであります。  その証券化...全文を見る
○梶原委員 今のリスクの部分なんですけれども、今回の保証型、買い取り型、ともに劣後部分は金融機関が持つということなんですが、保証型で三・五九だと思うんですよね、その劣後部分。間違いないですよね。買い取り型で四%ということなんですが、これは、例えば、百社入っていればその百社それぞれ...全文を見る
○梶原委員 今、マーケットにたえられる審査をしてということだったんですが、本当にそこが大切だと思うんですよね。それで、確かに投資ですから投資家にとってもリスクがあって当たり前なんだけれども、的確な情報が提供されているかどうか。私は、先ほどの話でいえば、商品の中に意図的にそういった...全文を見る
○梶原委員 その辺も、本当にできるか大きな疑念を持っています。  それから、買い取り型の方については、これは一定の要件を満たせば中小公庫はノーチェックということになっているんですよね。要するに、民間の金融機関、特に買い取り型の方は、地方の、特定の地域の会社の債権を証券化するとい...全文を見る
○梶原委員 今言われたんですけれども、そういった審査体制とかあるいは銀行への指導というか、そういったところをきちっとしていかないと、せっかくの制度が台なしになってしまうということを心配いたします。  まずは、中小公庫、今定員が千七百三十六人、ですから、五十九社ですから一店舗平均...全文を見る
○梶原委員 ぜひそのようにお願いしたいと思います。  ただ、先ほどちょっと申し上げたんですが、現在の金融機関が貸し出しをしているその中で証券化をされても、融資量の増加にはつながらないわけですよね。結果としてどうかというと、まさしくリスクの分散ということになってしまう危険性がある...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  商工会議所・商工会法の問題について質問させていただきたいと思います。  先日、公示地価が発表になりました。都心部では下げどまりで、一部では上昇の兆しもあると。ところが、地方都市はまだまだ下落傾向であって、秋田、甲府、姫路の中心部でさえ二〇...全文を見る
○梶原委員 今のお話は本当によくわかります、もうちょっと深めていきたいと思いますけれども。  いろんな御努力をされてきて、いろんな施策もあって、にもかかわらず商店街はもう壊滅しつつあるわけです。かつては地域の地場産業と言われた建設業も、半分でも多いと言われている。これから多分数...全文を見る
○梶原委員 そういった一つ一つの施策というのは重要かと思いますけれども、また、国土経営上、やはり地方都市、拠点都市というのを、しっかりとその経済基盤というのを支えていかないと、ある地域がもう全く人口が流出してしまって、それこそおじいちゃん、おばあちゃんしかいないというような状況に...全文を見る
○梶原委員 もちろん、内部の人材の育成というのも必要だと思いますけれども、お金、今、地方分権と、こうよく言われるわけですけれども、人材をぜひ地方に張りつける。本当に専門的な優秀な人材をどんどん地方に振り向けていかないと、なかなかそうはいっても、経営といったって、事務方の人が、会社...全文を見る
○梶原委員 ぜひ、そうあっていただきたいと思います。  もう一つ、合併の問題について、飛び地の問題、商工会の飛び地というのがありまして、初め、私は何のことかよくわからなかったんですよね。何で商工会に飛び地ができるのかなというふうに思いましたら、もう改めて言うまでもないんですが、...全文を見る
○梶原委員 確かに、今の御説明で、そういう地域もあるかもしれない、行政区画と経済圏が違うというのがあるかもしれないんで、僕は常識的に考えたらほとんどないんだろうと思うんです。そうじゃないんだろうと思うんです、今の説明では。  特に、商工会なんというのは、商業的な部分がウエートが...全文を見る
○梶原委員 私も、強引に合併するということを言っているわけじゃないんです。その目的は、強い商工会、商工会議所、闘う商工会議所をつくるということではないかなというふうに思うんですよね。  今、地域の中で、特に地方においては、企業間、あるいは金融機関とか行政とか研究機関とか、いろい...全文を見る
04月08日第159回国会 衆議院 本会議 第21号
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○梶原康弘君 民主党の梶原康弘です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党提出の高病原性鳥インフルエンザ対策緊急措置法案及び政府提出の家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対し、質問いたします。(拍手)  私は、兵庫県の丹波篠山の出身でござ...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  特定商取引法の改正案を中心に質問をいたします。  特定商取引法は、昭和五十一年に訪問販売法として制定されて以来、既に六回改正をされました。特に平成八年、十一年、十二年、十四年と、ほぼ毎年のように改正をされていって、それも次から次へと新たな...全文を見る
○梶原委員 今おっしゃっていただいたとおりだと思うんですが、増加の背景というものを考えてみると、私も悪徳商法の相談の実例というか、そういったものを見てみると、本当にひどいんですよね。弱みにつけ込むというか、ちょっとしたすきに入り込んで巧妙にだましていく。私もちょっと、読んだ後、人...全文を見る
○梶原委員 具体的に、点検商法であるとかが出てきているんですが、これも大変ふえておりまして、今回、規制強化の中で、販売目的の明示というのがありまして、当然のことだと思うんです。これはもう評価はしているんですが、ただ現実に、例えば、言ったとか言わないという話になってくる。それが果た...全文を見る
○梶原委員 第百五十国会で、当時の平沼通産大臣が訪問販売法について、「消費者トラブルを未然に防止するために、」これはちょっと中略なんでわからないのですが、「悪質業者を取り締まるための行政上のルールを定める」、消費者トラブルを未然に防止するために行政上のルールを定める、ちょっと文章...全文を見る
○梶原委員 どうも余り答えになっていないような気がするんですが、点検商法について言えば、平成八年から十四年で六・四倍になっているんですね。アポイントメントセールスについては二倍というようなことで、物すごい勢いでふえているわけですけれども、国民生活センターの資料では、六割が訪問販売...全文を見る
○梶原委員 またちょっと具体的なことについて伺いたいと思うんですが、重要事項の故意の不告知であるとか不実告知、それについては書面交付義務というようなことで裏づけされているようなニュアンスもあるんですけれども、実際の現場において、特に若者とか高齢者が対象であるということを考えると、...全文を見る
○梶原委員 あと、消費者と業者の関係が不明確だということもお伺いしようと思ったんですが、同じような答えしか返ってこないので、要するに、今デート商法で、どこまでが業者で恋人なのかわからない、そういうことというのはもう、これで被害が多いんですよ。  デート商法で、本当に僕は男の子の...全文を見る
○梶原委員 個別の法律で規定されているものはそれを除外するという形で、一言で済むんじゃなかろうかと私は思いますけれども。  海外でも同じような法律、特定商取引の法律というのがあると思うんですが、同じようなケースがあると思うんですけれども、どういう形で制限しているんでしょうか。
○梶原委員 それは別の法律で定められているということでしょう。そうだと思います。ですから、それ以外の、指定商品というような形では、海外でこんなことをやっておるところはないんじゃないかというふうな認識を私はしております。もっと包括的にやらないと、次から次と新しい商品が出てきたときに...全文を見る
○梶原委員 御努力いただいているとは思うんですけれども、それが後追いだということではないかというふうに思います。  今度は、マルチ商法についてお伺いしたいと思うんです。  今、大変急激に増加しておりまして、就職難ということもあるんだろうと思いますし、友達同士でどんどんどんどん...全文を見る
○梶原委員 ぜひ強化していただきたいというふうに思います。  訪問販売であるとか電話勧誘販売であるとか、そして今のマルチにしても、特定のノウハウを持った人たちが、商品をかえたり地域をかえてやっていくというケースが大変多いというふうに聞いております。そういった悪質業者を処分してい...全文を見る
○梶原委員 平成十四年で苦情が五十七万件と言うんですよね。それに対して、行政処分二十件程度。それから、これは刑事告発したものなんでしょうか、百件から三百人。本当に氷山の一角というか、きちっと実態をとらえられていないんじゃないかなという気もするわけです。  業者に甘いんではないか...全文を見る
○梶原委員 あと、そうした業者についての公表なんですけれども、消費者とのトラブルが多い事業者は当然公表していくべきであろう。その営業の云々というところとひっかかってくるんだろうと思いますが、やはり未然に防ぐというところと、また、おかしなことをしたら公表される、それが企業倫理を高め...全文を見る
○梶原委員 私は、ぜひ、できるだけ未然に防ぐということで、また企業倫理を高めるという意味でそういった取り組みをしていただきたいというふうに思っております。  今度、消費者行政という点なんですけれども、今大変な相談件数を抱えているわけでありますが、やはり行革の流れの中で、ここ五年...全文を見る
○梶原委員 時間がなくなってまいりましたので、最後に、商品取引所の方についてちょっとお伺いをしたいと思います。先ほど同僚議員が質問したんですけれども、ちょっと観点を変えてお伺いをしたいと思います。  先物取引市場の活性化というのがユーザー業者のリスクヘッジになるとか、あるいは、...全文を見る
○梶原委員 同様のことで恐縮なんですけれども、最後に、そういった危険性がないのかどうかということで、平成十一年から石油が対象商品になりました。十四年の実績を見ると、年間の取引百兆円ということなんですね。GDPの五分の一に相当するお金が、売ったり買ったりですから、実際、物が動いてい...全文を見る
○梶原委員 ありがとうございました。
04月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  まず冒頭で、大臣にお伺いをしたいと思います。  今、三閣僚の国民年金の未払いが問題になっておりますけれども、亀井大臣の加入状況をお尋ねしたいと思います。  新聞のコメントによりますと、二〇〇〇年十二月までサラリーマンをされていた、その後...全文を見る
○梶原委員 それでは、ずっと厚生年金で加入されていたということでしょうか。——わかりました。  それでは、続いて、インフルエンザの問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  私の出身なんですが、兵庫県の篠山市でありまして、今回移動制限区域にすっぽりとおさまってしまったわけ...全文を見る
○梶原委員 今、いろいろ対応いただいている、こういうことだったんですが、感染症というのは国境がないと言われる。ましてや都道府県の境なんというのは全く意味がないわけでありまして、今回も、京都府で発生したものが、兵庫県、大阪府、出荷された卵や肉については、新潟から島根まで行っている。...全文を見る
○梶原委員 その防疫マニュアルについても後で少し触れたいと思うんですけれども、この防疫マニュアルの中で、農水省なり農水大臣というのが出てくるのが、マニュアルを定めるとか指針を決定するという部分じゃなかったかと思います。それから、人への健康に影響があるかどうかということを農水大臣、...全文を見る
○梶原委員 情報というのは、この種の性格から、国民の間でもパニックを起こしかねない、本当に情報管理というのは大切なものだと思うんですよね。そこが一元的にきちっとできていない。それぞれの、これは二つの、京都市と兵庫県ですか、そういう関係だったけれども、広域に及ぶわけですから、もっと...全文を見る
○梶原委員 確かに、決して望むわけではありませんが、そういった対応を怠りなく、国がやはりかかわっていかないとできない部分というのがあるのではないか。  続いて、風評被害のところでも同じようなことが言えるのではないかと思うんです。  当時、国民の間に十分な情報がなくて、大変パニ...全文を見る
○梶原委員 もう一つ食品安全に関する部分で、これから、テロも含めて、そうした食品の安全にかかわる緊急事態に対してどう対処するのかというのがもう一つよくわからないわけでありますけれども、情報を一元化して、何が危険で何が危険でないのかということをきちっと国民に知らせていかないといけな...全文を見る
○梶原委員 いろいろ申し上げてきたんですけれども、今回の鳥インフルエンザの問題に当たって、それ以前から、防疫マニュアルであるとか、三月に鳥インフルエンザ緊急総合対策ですか、それから今回の家伝法でもいろいろと対応されようとしているかと思うんですけれども、その中で、先ほども触れました...全文を見る
○梶原委員 ありがとうございました。私も、今民主党の提案者がおっしゃった、そうした方向であるべきであろうなというふうに思っております。  続いて、移動制限命令に協力した養鶏家に対する助成の問題についてお尋ねしたいと思うんですが、国の補償が一律ということである中で、言われる中で、...全文を見る
○梶原委員 移動制限によって養鶏家の経営というのは大変厳しい状況に追い込まれているわけでありまして、鶏卵もそうですし、鶏肉についても、現場の状況というのはよく聞いていただきたい、こういうふうに思っております。  そして、民主党提案者にお伺いしたいんですが、民主党の提案では全額補...全文を見る
○梶原委員 ありがとうございました。  卵価というのはさまざまでありまして、時間がないので簡単に申し上げていきたいと思うんですが、憲法二十九条三項の財産権によれば、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」というのがありまして、まさしくこれに該当す...全文を見る
○梶原委員 大いに疑問がありますけれども、民主党、簡単に民主党案についてお願いします。
○梶原委員 時間がなくなってまいりまして、食鳥検査制度についてお伺いしたいと思います。  今回、該当の鶏肉が京都や大阪でスープやあるいは小売店で売られてしまった、こういうことなんですが、食鳥検査制度に基づいて、食鳥処理場で、厚生大臣の指定を受けた食肉検査センターの検査員が鶏の解...全文を見る
○梶原委員 これで質問を終わりますけれども、今の話も、やはり一元的な責任というか、危機管理体制につながると思います。よろしくお願いいたします。
05月28日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  きょうは、工業標準化法と国際規格の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、この法改正でありますけれども、公益法人改革の一環として提出をされた。国の関与を最小限にする目的で、今回の場合は、国あるいは公益法人がやっていた検査あるいは認...全文を見る
○梶原委員 こうした公益法人改革とか、どうも名ばかりで実が伴わないのではないかというようなことを多くの国民が思っているわけでありますので、ぜひ、そういったところにきちっと視点を当てて、厳しくやっていただきたいというふうに思っております。  それについて、もちろんJISというのは...全文を見る
○梶原委員 ぜひお願いしたいと思います。  続いて、国際標準化、国際規格の主導性の必要性についてお伺いをしたいと思います。  先日、これは五月二十五日の日刊工業新聞ですけれども、電気・電子機器の環境配慮設計において国際標準化で主導的な役割を担う可能性が出てきたという記事が載っ...全文を見る
○梶原委員 ぜひ頑張っていかなくてはいけないと思うんですが、ここで、日本の研究費、各国の研究費、これは大学とか政府の研究機関であるとか企業も含めてなんですけれども、研究費の比較があって、それを今、数字で申しわけないんですけれども申し上げると、二〇〇二年の数字なんですけれども、GD...全文を見る
○梶原委員 これはもうぜひ官民挙げて取り組んでいただきたいというふうに思っております。  続いて、特許侵害のことについてちょっと触れたいと思うんですけれども、けさの日経でもトップで、韓国の「サムスン七兆円投資」という、これを読んでみると、三年間で七兆円の投資をする、半導体メモリ...全文を見る
○梶原委員 特許という形をとれば提訴もできるということなんですが、さっき言われた知的財産流出でしたか、その部分については、一生懸命取り組め、こういうふうにおっしゃったけれども、その部分というのは大変難しい部分じゃないかと思うんですよね。  例えば、日本企業で勤めていた技術者が、...全文を見る
○梶原委員 その技術というのが、本当に日本にとっては生命線というか、本当に大切なものであるだけに、安易に流出していくことのないように、総合的な対策というのをとっていただきたいというふうに思っております。  今、サムスンの話とか流出の話、中国とか東南アジアへ流出しているという話を...全文を見る
○梶原委員 以上で質問を終わります。
10月27日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘でございます。  たび重なる大型台風の襲来、そして新潟中越地震によって全国で大変な被害が出ているわけでありますけれども、その政府の対応、さらに中小企業対策ということでお尋ねをしていきたいというふうに思います。  まず、台風とこの中越地震によってとう...全文を見る
○梶原委員 ようやく復興しつつあると。実感としてはまだまだないわけでありますけれども、そういった経済に大きな影響が及ばないように、万全の対策をお願い申し上げたいというふうに思います。  私も阪神・淡路大震災あるいは豊岡市へ行って被災者と話をして一番思うことは、本当に途方に暮れて...全文を見る
○梶原委員 ぜひ早期に対応いただくようにお願い申し上げたいと思います。  二十三号で被災した豊岡市で、先日、兵庫県と豊岡市から緊急要望ということで要望書をいただきました。それを見ると、大中小と分けて、中項目で三十項目あるんですけれども、それぞれ各省庁ごとの要望になっているんです...全文を見る
○梶原委員 大変なときに、本当に、数字を積算、積み上げていくなんというのはいかにもお役所的で、被災者の心に届かないんじゃないか、そんな気がするわけであります。できるだけ早い対応をお願いしたいと思います。  続いて、中小企業対策、中小企業というところで質問していきたいと思いますが...全文を見る
○梶原委員 よろしくお願い申し上げます。私も中小企業の一員でありまして、本当に苦しい思いをしております。  この大型台風、そして中越地震で、全国各地で地場産業が大きな被害を受けているわけであります。この二十三号、兵庫県内だけでいっても、先ほど申し上げた豊岡にはかばん産業というの...全文を見る
○梶原委員 最後に、JAPANブランド、豊岡のかばんがことしJAPANブランドの指定を受けて事業を行っているわけでありますけれども、地元からの要望なんですけれども、この災害によって順調な事業の遂行というのができるのかなというふうに今心配をしているわけです。  一月にファッション...全文を見る
○梶原委員 地場産業、中小企業の復興のためにできるだけの御努力をいただきたいとお願いをして、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月10日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘でございます。  まず、質問に入る前に、ただいま情報が入ってまいりまして、中国の原子力潜水艦が日本の領海を侵犯したということで情報がありました。それに対して海上自衛隊が緊急出動した。以上のことしかこのところで私自身はわかっておりませんので、これ以上の...全文を見る
○梶原委員 中国の原潜、こういうことでありますけれども、いずれにしても、春暁の油田の問題とかいろいろな問題がある中で、主権が脅かされているということが言えようかと思います。大臣としてまずどういう抗議を申し入れるのかということをお聞かせいただきたいというふうに思います。
○梶原委員 確かに、今の段階では十分な情報がありませんから、しっかりとしたというか、まずは情報収集してからということになろうかと思いますけれども、いずれにしても、国防上大変な問題である。これはやはり経済の問題初め、すべてのことにかかわってくる問題だろうと思います。政府としてしっか...全文を見る
○梶原委員 商務省がそういう判断をしているということなんですが、現実に敗訴というか、出ているわけです。  このダンピングというのは、認定ということがすごく大切なことじゃないかな。これから公正な取引を保障していく、その基準になってくるわけでありますから、ほかにも、WTOではアンチ...全文を見る
○梶原委員 アンチダンピング措置についても、十数年で三倍ぐらいになっている。しかも、アメリカとかEUとか、経済力のある強いところがそういう措置を数多くとっている、保護主義的な政策をとっているということでありまして、また、先ほど聞くと、ゴス社の裁判についても民事裁判というか陪審員制...全文を見る
○梶原委員 続いて、この法律の有効性、先ほども似たような話があったんですけれども、この法律で、日本国内で利益の返還義務を負うべき者として、一〇〇%親会社あるいは個人株主、一〇〇%子会社、こう規定をしているんですよね。これが、EUの損害回復法と比べると随分限定をされている。先ほどの...全文を見る
○梶原委員 確かに、理屈はそうだと思うんですよね。EUの損害回復法というのがむちゃなのかどうかわかりませんけれども、法的にはそうだろうと思うんですが、法の意思というか、これは、不正は断固正すんだ、だめなんだということを明確にやはり言う、法の意思というのがあるんじゃないか。それが今...全文を見る
○梶原委員 通商問題というか、表向きの部分はそれでいいというか、一生懸命やっていただいているというふうに思うわけですけれども、問題は国内問題だと思うんですよね。  確かに、すべて変わっていくということではない、守るべきもので変えなければいけないもの、変えなければいけない古い日本...全文を見る
○梶原委員 そうした日本の問題というのはもちろんあるわけでありますけれども、これから国際経済というのがさらに大きく動いていく、そういう中で、日本として責任を負うというか、日本の役割というのがあるんじゃないかというふうに思っています。ぜひ積極的に発言をしていただきたいと思うんです。...全文を見る
○梶原委員 質問を終わります。
11月11日第161回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘です。  台風二十三号で、兵庫県北部、特に但馬、丹波地方に大きな被害が出ましたけれども、私の出身地でございます。豊岡、水没した町、写真でごらんになった方が多いと思いますけれども、豊岡市の世帯の九五%に避難指示が出されました。そして、三千八百戸余りが床...全文を見る
○梶原委員 市町村にそんな専門家が数多くいるとも思えないわけでありますから、国としてしっかりとしたその指針を示していただきたいというふうに思っております。  続いて、これは通告していないんでありますけれども、被災者生活再建支援法について少し触れさせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○梶原委員 いずれにしても、被災者が勇気を出せるような、地方は高齢者のひとり暮らしというのが多いわけでありますし、ぜひ、そういった方々に勇気を与える意味でも、幅広く支援をいただきたいというふうに思っております。  続いてごみの問題なんですけれども、もう既に御承知かと思いますけれ...全文を見る
○梶原委員 続いて農水省の方にお伺いしたいと思うんですが、まず、激甚指定については早く対応するということでおっしゃっていただいておりまして、よろしくお願い申し上げたいと思います。  それで、その災害復旧の事業についてということなんですが、被災地の現場ではもう大変な状況であろうと...全文を見る
○梶原委員 私たちは地方分権ということを考えているわけでありますが、本当に、まずは災害についてできるだけ簡素化をお願いしたいというふうに思います。  最後の質問なんですけれども、農地についてお伺いをしたいと思います。  私たち、この但馬、丹波という地域は農村地帯でありまして、...全文を見る
○梶原委員 よろしくお願いします。  以上で終わります。
11月12日第161回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○梶原委員 民主党の梶原康弘でございます。  私も災害復旧についてお尋ねしたいと思っておりますが、まず、実は私、昨晩の九時十分、大阪駅からのぞみに乗車をいたしまして、車中ではそれこそこの質疑の原稿を書いておったわけでありますけれども、浜松で突然車両が停止をいたしまして、東京に着...全文を見る
○梶原委員 今回決壊した箇所も暫定的な堤防であったということでありますけれども、それにしても、災害直後に現場を視察した円山川流域委員会の委員長である藤田教授が、これはほぼ原文に近いと思いますけれども、決壊現場の数十メートル上流から堤防の高さが一メーター低くなっていると。  これ...全文を見る
○梶原委員 ちょっとすぐ計算ができないわけですけれども。  本来、この堤防は水位が八・六六メートルあったというふうに、今の御説明は多分そういうことだと思うんですけれども、ところが、災害時は、実際はその水位は八・二九メートルなんですよね。最高水位が八・二九メートル。まだ余裕がある...全文を見る
○梶原委員 いずれにしても、十年に一度、こうした決壊なり大きな水害をもたらしているわけでありますから、また一方では地盤が弱いという状況の中で、しっかりとした改修を進めていっていただきたいということを要望申し上げたいと思います。仮にも一級河川であって、国としてこれからどういうふうに...全文を見る
○梶原委員 できるだけ早く改修を進めていっていただきたいというふうに思います。  しかしながら、一気にそうした整備が進んでいくということでもなかろうと思いますし、これからも予想されるそういった水害に対して、もちろん改修を進めるということもありますけれども、水害を防ぐ、ほかにどう...全文を見る
○梶原委員 続いて、住民の避難のことについてお尋ねをしたいと思うんです。  災害当時、豊岡市内で四万三千人の人に避難指示が出たわけでありますけれども、実際に避難した人は三千人ほどであった、こういうふうに言われています。八割が水没して、ひどいところは二メートル、三メートルになりま...全文を見る
○梶原委員 今おっしゃっていただいたように、住民はそんな詳しいところまでわからないんじゃないかな。ふだん聞きなれている天気予報の洪水警報と河川の洪水警報、それこそ、国交省のというか工事事務所のホームページだったでしょうか、まさしく天気予報の洪水警報とこの洪水警報は違いますと赤でわ...全文を見る
○梶原委員 ぜひよろしくお願いを申し上げます。  少し個別のことになって恐縮なんですけれども、また、その但馬地方というのが、地形的なことなのかどうかわかりませんが、二軒、三軒という単位で土砂崩れで全半壊をしている、そういう地域が多々あるわけであります。災害関連の緊急急傾斜地崩壊...全文を見る
○梶原委員 ぜひよろしくお願いを申し上げます。  本当に個別なことになるわけですが、また土砂なり流木対策も大変な問題になっておりまして、今、山の手入れが十分になされていない、そこへ強風の台風が来てたくさんの木が倒れている、そこへこの大雨で流木がどんどん流れてくる。  私が行っ...全文を見る
○梶原委員 ぜひそういう知恵を出していただいて、できるだけスムーズな事業執行をお願いしたいというふうに思います。  続いて、住宅融資の制度についてお尋ねしたいと思います。  二十三号によっても相当数の家が全半壊をした、こういうことであります。また、三メートルも水につかると壁が...全文を見る
○梶原委員 ぜひお願いしたいと思います。  もう時間が迫ってまいりましたのですが、最後に、城崎温泉というのを御存じの方も多いかと思いますけれども、志賀直哉の小説で大変有名なところなんですが、豊岡市の北に接しておりまして、やはり二十三号台風で若干の被害があったわけでありますけれど...全文を見る
○梶原委員 ぜひ、どういうことをされたのかまたお聞かせいただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。