粕谷照美

かすやてるみ



当選回数回

粕谷照美の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月11日第77回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○粕谷照美君 私は大臣の所信表明に関連をいたしまして二、三点質問をいたします。  まず最初に育児休業法が昨年国会を通りました。これは十年来、ぜひとも婦人労働者が一生働き続けられる条件をつくるためにということも含めて努力をしてきた私たちにとってみれば要求とははるかに離れた形の法律...全文を見る
○粕谷照美君 これから問題が起きるという以前にとるかとらないかということを判断する、そういう時点でもう問題が出てくるというふうに思うんですよね。その辺の質問をしているつもりなんです。一年たちました、はい、こういう問題がありましたということではもう遅過ぎるんではないかというふうに考...全文を見る
○粕谷照美君 それでは私が期待するような御答弁がいただけませんから具体的に質問いたしますけれども、この四月から育児休業をとったという人たちですね、調査をするには余りにも期日がありませんから統計などは出ていないかもしれませんけれども、一人もいないということではないというふうに思うわ...全文を見る
○粕谷照美君 この育児休業制度をつくったということで、保育所にあなたの子供は入れないで、育児休業をとってくださいというような指導が行われるのではないかという不安を非常に大勢の人たちが持っているわけですね。そういう心配などに対しての指導というようなものはその通達指導の中に入っており...全文を見る
○粕谷照美君 私もそれを先日拝見しました。こういう疑問を持っている人、危惧を持っている人たちに対して、厚生省としてはあらゆる知能を振りしぼって考えた結論だなというふうに思いまして、その点は高く評価をしたいというふうに思っているんです。けれども、私的契約児にするということになりまし...全文を見る
○粕谷照美君 私は、大臣の努力を決して不信の目で見ているわけじゃありません。本当に前進をしているというふうに思いますけれども、前進をする以上に、この保育所に入れたい、入れなければならないという実態の方が大きく進んでおりますのでね、もっともっとがんばっていただきたいという気持ちで先...全文を見る
○粕谷照美君 大臣が実態を見て研究をすることもあり得ると、こうおっしゃったことに大変私は足がかりのようなもの、手がかりのようなものと言うにはちょっと足りませんけれども、を持ったような気持ちがいたします。ぜひともその精神をお忘れなく、今後の育児休業法のさらに充実した発展というものに...全文を見る
○粕谷照美君 そういうことなんです。それで、これは四十七年の五月の二十三日、当社労委員会でもって公明党の小平委員、それから自民党の石本委員が質問をされているわけです、この内容につきまして。ぜひともこの軍人恩給に適用さしてもらいたいという、このことなんですけれども、その当時の大臣は...全文を見る
○粕谷照美君 いろいろと検討をさせているところですと言いましても、昭和四十七年にこれは問題になったのですよ。四十八、四十九、五十、五十一と、何ですか四年もかかってまだ検討中なんですか。
○粕谷照美君 所管にかかわるところだからその部分について厚生省がやらないということについてはわかります。しかし、私はそれでは当社労委員会で問題になったことが何にも意味がなかったんではないか、ただ伝えただけでは本当に意味がないんだろうというふうに思うのですよ。齋藤厚生大臣が具体的に...全文を見る
○粕谷照美君 私もその岡松さんと同時代を生きてきた人間として、岡松さんの意見陳述を読みまして、本当に胸が打たれたわけですよ。そして、この議事録の中に示されている大変な苦労の数々は、それは戦争に行かれた方々も苦労されてましたけれども、国内においての銃後の守りの人たちだってやっぱり苦...全文を見る
○粕谷照美君 ぜひそのように至急やっていただきたいというふうに思います。  そのときの内閣委員会で決議が、附帯決議が行われているわけですが、「戦地勤務に服した日本赤十字社の救護看護婦の処遇については、旧軍人、軍属に比して不利となっているものがあるので、その救済措置を図るよう検討...全文を見る
○粕谷照美君 私は、その内容に、恩給局の意見を聞きたいと思ったわけではないんですよ。看護婦さんでもありますし、しかも、その引き揚げのときの厚生省援護局の対応そのものにもやっぱり問題があったんではないかというようなことも含めて、ひとつ厚生大臣からはこの恩給適用に関しての審査が行われ...全文を見る
05月13日第77回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○粕谷照美君 私は、ただいま提案をされました身体障害者雇用促進法及び中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案が、私ども社会党が常に主張してまいりましたことが一応盛り込まれているという立場から、賛成の意味を込めて質疑をいたしますが、その中でも私が質問いたしま...全文を見る
○粕谷照美君 相当に確信をされるからこそこの法律を出したというふうに思いますけれども、いまの御説明で、私は、障害者の雇用が一応の前進を見つつあるということは非常に喜ばしいことだというふうに思います。けれども、率の面だけで本当にこの雇用状況が前進をしたのかといえば、内容的にはまだま...全文を見る
○粕谷照美君 私は文部省にお伺いしたいわけですが、ことしの文部省の方針といたしましても、養護学校がない県というものをなくしていきたい、つまり、そういう子供たちもちゃんと教育権を保障するのだという考え方に立っていらっしゃる、そのこと自体は大変いいことだというふうに思います。けれども...全文を見る
○粕谷照美君 どうも納得がいきませんが、きょうは法律についての質問ですから、まあ、その程度に一応とどめておきたいというふうに思います。けれども、もう一つ文部省の方からお答えをいただきたいと思ったのは、その養護学校の卒業生のみならず、そうやって卒業した子供たちの就職についてのこの指...全文を見る
○粕谷照美君 私は文部省は非常に弱腰だというふうに思うわけですよね。一般の人たちと一緒になって仕事ができない、一緒になって仕事をするようにしてもらいたいと、こう要望があるのであれば、なぜ一緒になって勉強ができないのだろうか、ここのところをひとつ基本的に考えていただきたいということ...全文を見る
○粕谷照美君 管理の問題適正に管理する……。
○粕谷照美君 基本的な考え方は大変すばらしいものだというふうに思いまして、ぜひいまの御答弁のありましたような態度で企業主が身体障害者を雇うことは当然のことなんで、義務感で雇うんだというものではないんだ、哀れみで雇うんではないんだ、やっぱりわれわれが一緒になって社会をよくする仲間な...全文を見る
○粕谷照美君 いまのお答えで私はこの公表制度は企業のイメージダウンにならないというふうに大企業の方で思っているんじゃないかと推測していたわけですが、大変まあ効果があったということでは非常に喜んでいるわけです。ところで、民間企業に義務を課して雇用率の特に低い企業名を公表した政府です...全文を見る
○粕谷照美君 それでは、私は資料を要求したいと思いますけれども、その具体的な省庁名と数字ですね。それとあわせまして重度者がそういう官公庁にどのような形で入っているのか、どのようなポストについているのかということについての資料もお願いをしたいと思います。  それから、先ほど御答弁...全文を見る
○粕谷照美君 それでは、先ほど伸びたということはどうも当たらないじゃないんですか。推測として伸びたんであって、実態として伸びていないんじゃないですか。
○粕谷照美君 じゃ、そちらの方はよろしいですけれども、重度者が官公庁にどれだけ雇われているかというのは調査してないから出せませんじゃなくて、これから調査をされればいいわけですから、そんなに大変なことでもないんではないかというふうに思いますので、ぜひ出してください。これは日にちは切...全文を見る
○粕谷照美君 では、ぜひそれは一生懸命に取り組んでいただきたい。特に文部省との関連を重視をしてやっていただきたいというふうに思うんです。それは私がことし日教組の教研集会の障害児教育の分科会に出ましたところが、関西の「青い芝」の脳性麻痺のグループの人たち、本当に若い人たちですけれど...全文を見る
○粕谷照美君 ちょっといまのお答えでは私納得がいかないんですけれども、自己都合で退職をしたって自己都合で退職をしましたと届けてもらえばいいんであって、おまえの指導が悪かった、適正な管理がなかったから退職したんだというふうなことにはならないと思うわけですね。やっぱり届け出てもらうと...全文を見る
○粕谷照美君 これから審議会にと言われますけれども、法律を出す以上は一定の腹づもりというんですかね、試算というものがあるんじゃないですか。巷間ちゃんと、新聞紙上なんかにはいろいろな言葉が出ているわけでしょう。三万から五万というふうなことが出ているわけですから、その辺のところをきち...全文を見る
○粕谷照美君 これはお金が入っても困るわけですね。雇用率が未達成の企業が多いということになるわけですし、入らなくてもまた困るわけなんで、私も大変そういう意味では質問がしづらいところなんですけれども、いま御報告がありましたように、雇用達成事業主に対しての調整金だとか報奨金のためにこ...全文を見る
○粕谷照美君 それじゃ、その問題については後で少し触れてみたいというふうに思いますけれども、企業が身障者雇用に際しての作業環境の整備などに必要な経費に対する、まあ、お金の試算が大体六十億から七十億ぐらい入るであろうというような予測もつけていらっしゃる中で、本当にそういうような経費...全文を見る
○粕谷照美君 私、先ほど二億五千万だとか三億と言いましたのは、昨年十一月十九日の労働新聞を見ますと、武蔵野電子工業でもう六年も前から百二十七人中五十二人電子部品の製造に当たらせている。ほとんど車いすの人たちで、この改装費用に二億五千万円かかっている。あるいは日本理化学工業で、昨年...全文を見る
○粕谷照美君 次に、私は身障者雇用促進について若干の私見を申し上げたいというふうに思うわけですが、去年の十二月十一日の身体障害者雇用審議会の答申では、身体障害者を多数雇用する事業主に対する官公需の確保を提言しているようです。  で、大臣にお伺いをしたいというふうに思いますけれど...全文を見る
○粕谷照美君 私は大臣の姿勢も本当によくわかりましたし、職安局長の御意見なんかもよくわかりまして、本当に努力に対しては感謝をしているわけですけれどもね。しかし、余りにもこれはおくれているものですから、ただ足りないまだ足りないという気持ちの方が非常に優先をしているという立場で質問し...全文を見る
○粕谷照美君 会計法の関係もあるかもしれませんけれども、そういう法律というのは変えることもできるわけですし、ぜひこの答申というものは尊重していただきたいというふうに思うわけです。政府にとって非常に都合のいい答申はすぐ採用し、ちょっとこれはめんどうだななんて思うあればすぐ法律がある...全文を見る
○粕谷照美君 ぜひその点はまた充実をしていただきたいというふうに思っております。  最後の質問になりますが、現在、社団法人の全国心身障害者雇用促進協会というのがありますね。一方また今回の法案にも同じような協会を設立させようとしておりますけれども、この両者の関係はどういうふうにな...全文を見る
○粕谷照美君 政府関係機関ということになると、また国民の中には大変うるさい問題が出てまいりまして、また労働省のOBの天下りの場所でないかなんというような声も出てくるわけですけれども、私はそんなこと以前に、本当にこういう法案にある協会の業務内容を見るときに、これが必要なのかどうかと...全文を見る
○粕谷照美君 雇用促進事業団が半身不随だなんという御答弁を聞きますと、私はこれは大変な問題だというふうに思うわけですが、半身不随だったらリハビリテーションにでも入れまして、きちんと健常な姿に直していただきたいというふうに思うのです。半身不随だから次のものをつくる、次のものをつくる...全文を見る
○粕谷照美君 ぜひそういうふうにやっていただきたいと思います。大変よく研究をされ、障害者団体の御意見なんかも聞かれていらっしゃるようですから、この法律が十分に生きますように心から私自身も期待をし、協力をしていきたいというふうに思います。  この法律についての質疑、意見を私は終わ...全文を見る
05月18日第77回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○粕谷照美君 私は賃金の支払の確保等に関する法律案に限って、社会党の持ち時間残されました二十五分間を質問したいというふうに思います。  この法律案は長年強く要望があったものでもありますし、事業主、労組の意見両方ともよく闘わせながら慎重な審議のもとにできたというふうに思いまして、...全文を見る
○粕谷照美君 最後の御答弁でよくわかったんですが、途中で、感じを持っているというような御答弁がありましたものですから、さあこれは大変だと思ったんですけれども、よくわかりました。ぜひそういうことで実施をしていただきたいというふうに思います。  先ほどの片山委員の質問でも明らかにな...全文を見る
○粕谷照美君 それで結構です。  それではその次に行きますけれども、未払い賃金の救済について関係労働者の期待は非常に大きいわけです。労働省の言うように、一年余り前の適用は無理だというふうに考えましても、事実上の倒産の確認について弾力的な取り扱いをすることについていま御答弁をいた...全文を見る
○粕谷照美君 それでは片山委員からも質問がありまして、御答弁もいただいているのですが、もうちょっと納得がいきませんので質問をいたします。  退職手当は労働者の退職後の生活にきわめて大きな影響を持っているというふうに思うわけですが、第三条で「貯蓄金の保全措置」は義務規定になってお...全文を見る
○粕谷照美君 いままでの質問は、大体附帯決議に関連する質問をいたしておりました。  では、やや細かな質問に入りますけれども、未払い賃金の立てかえ払い事業の対象になる倒産には、法律上の手続がとられる場合だけじゃなくて、事実上の破産の場合も含むと、こういうことになっておりますけれど...全文を見る
○粕谷照美君 九五%も事実上の倒産があるということになるわけで、もうその実態は実にさまざまなものがあるというふうに思うわけです。  それで、その事実上の倒産の確認はどういうふうにして行われるんですか、そうしてまた、労働者側のその際に不服の申し立て、あるいはそういう審査なども入れ...全文を見る
○粕谷照美君 その状況のことについてはわかったわけですけれども、立てかえ払いの対象を退職した労働者に限定しているわけですね。この辺のところもちょっと問題があるわけですが、逆にまた倒産の確認が法的にされても、実態としては労働者は闘いを続けている場合がありますね。そういうふうに係争中...全文を見る
○粕谷照美君 原則的には大変いいというふうに思いますけれども、その間のことをもう少し配慮をするというような考えはありませんか。
○粕谷照美君 いまの御答弁で、場合によってはというふうにおっしゃったわけですけれども、とにかく労働者の生活が何とか成り立っていくように有利に解釈をしていくと、こういうふうに理解をしてよろしゅうございますか。
○粕谷照美君 立てかえ払いの定期給与のことについてですけれども、この限度額を十三万円にする、そして政令に後ゆだねるというふうになっておりますけれども、これを改善をしていくという考え方がありますか。もし改善をするとすれば、どのような形でというふうに答えられますでしょうか。
○粕谷照美君 時間がないものですから、私も資料にそういうものが載っておりましたから、御答弁の中に含めなくても結構だと思いながら簡単な質問をしているわけです。あと四分ほどですので、まとめて最後に二つをいたします。  賃金債権確保のための先取り特権の法制化について五十一年の一月二十...全文を見る
○粕谷照美君 私ども先ほど申し上げましたように賛成法案でもありますので、本当にこの法律の趣旨が生かされますように労働省においても努力をされることを要望して質問を終わります。
○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました賃金の支払の確保等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党共同提案の附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    賃金の支払の確保等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、...全文を見る
05月19日第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号
議事録を見る
○粕谷照美君 この法律は、公害基本法が出されてから九年間大変な難産の末にようやくここに提案の運びになったというふうなことを考えてみまして、また、衆議院でも全会一致で修正をされた部分も含めて私どもは一応賛成の態度ではありますけれども、しかし、先ほど大臣がおっしゃいますように、諸外国...全文を見る
○粕谷照美君 大変いいお答えをいただきましたが、それでは、私、もうちょっと心配になったんですけれども、二月の二十日に振動専門委員会が報告を出しておりますね。その報告書の中に入っておりましたいろいろな部分の中で、ブルドーザーの基準値が二十八日の報告にはまた逆に脱落をしているというふ...全文を見る
○粕谷照美君 デシベルの話で言えばそれはそれなりにわかりますけれども、しかし、大きいから七十デシベル以上だというわけではないと言いましたけれども、じゃ、七十を超えるものは一体機種に関係をするのか、どういうようなものが該当するのかということと、以後、そういうブルがあった場合にはどの...全文を見る
○粕谷照美君 その点は納得をいたしました。  それでは次に移りますけれども、振動に係る苦情の内訳というのが環境庁の調査で出ていますね、いただいた資料の中に。で、その調査は一体どういう形でやられたんですか。
○粕谷照美君 ですから、正式に県に対して出てきた苦情というのでいいのかどうなのかということですね。それは一体どういうような形を通して出てきたのか。環境庁が要請をしたから出てきたのかというふうなことも含めて詳しく伺いたいと思います。
○粕谷照美君 私はそういう姿勢がちょっと問題だというよりは、何かやっぱり足りないんじゃないかという気持ちがするんです。で、大臣さっきここへ来てちょっとお話をしていたんですけども、大臣も新潟市ですし、私も新潟市ですが、電車通りというのがあるの御存じですね。あそこの電車通りの理容院に...全文を見る
○粕谷照美君 先日も行ってましたときに、その理容院の親方というんですか、床屋さんがこう言うわけですよね。もうこういう状況では恐ろしくてお客さんの顔も当たっていられない、だんだんひどくなった。まあ大臣のところに行っている話もよくわかります。軌道の撤去問題というのは、あそこで一人の人...全文を見る
○粕谷照美君 その数字の中身はどうですか。
○粕谷照美君 先ほど私申し上げましたように、統計というのについては、たとえば先回も身体障害児あるいは障害者の統計をやるときに、身体障害者を中心とするグループあるいは幾つかの都市の中でこの調査に対しては反対だと、こういうのがありましたけれども、その反対の理由というのは、統計をするこ...全文を見る
○粕谷照美君 それでは、中心的に工場の振動についてのお話伺いたいと思いますけれども、私どもの、まず住民の健康を守るという観点に立ってこの基準値を決めたということで、まず最初の第一種区域、この夜間五十五から六十以下という点について、もう絶対に大丈夫なんだというお話があるわけですけれ...全文を見る
○粕谷照美君 それは理由はわかりましたが、自治体からの要望もあったし、大変な効果を上げたということではわかりましたけれども、じゃあ五十五以下の自治体のこの基準というのが現在ありますよね、そういうところに対してはどうお考えになりますか。二十四条と絡んでいますか。
○粕谷照美君 ちょっといまのことも私質問しようと思っていたのですけれども、そうしますとどうなんですか、五十一というところの条例を持っているところは何年までとは言わないけれども、要はこれに直してほしいということですね、逆に言いますと、そういう五十一の数字を持っている自治体は、この振...全文を見る
○粕谷照美君 実際はそうであるということと理論的にそういうふうにするということとは別だというふうに思ったものですからそれで質問をしていたわけです。そうすると、たとえば工場がその工場を変えようとする、当然国の融資を受けるというような場合にはどういうことになりますか。そういうところの...全文を見る
○粕谷照美君 それは問題なんで、やっぱり当分の間そのままいってもいいということになれば当然お金は借りられるというふうに解釈できるんじゃないですか。
05月20日第77回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○粕谷照美君 ただいまから公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明いたします。  売春防止法制定により二十年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して、第三者による女性の搾取は後を絶ちません。中でも個室付浴場業の業態は売春の温...全文を見る
○粕谷照美君 私は、最初に厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  私ども社会党の年金改革の基本目標を申し上げますと、一つは暮らせる年金であり、一つはわかりやすい年金であり、三つ目には国民がコントロールをできる、つまり資金をコントロールできる、そういう...全文を見る
○粕谷照美君 大変簡単な説明で終わっているわけですけれども、もう少し大きな基本目標というようなものについてどのように動いているかということ。
○粕谷照美君 情勢はわかりましたけれども、私的諮問機関と公的諮問機関二つあるわけですね。大臣の私的諮問機関ということになりますと、これからずっと大臣が厚生大臣をおやりになっていらっしゃる間だけそれが続くのか、厚生大臣がおかわりになってもその私的諮問機関が効力を発揮するのかというこ...全文を見る
○粕谷照美君 実に細かなことなんですけれども、そのメンバーが先日新聞に発表されたように思います。その中に、女の人は一体代表は何名入っておりますでしょうか。
○粕谷照美君 大臣、昨年は国際婦人年で、非常に婦人の地位の向上だとか、婦人の意見を代表するような場所を与えよとか、婦人を参加させよとかいうことがいろいろ言われたわけですが、特に年金問題は女の老後にとっては非常に大きな問題だというふうに思いまして期待が大きいわけです。よね。特に女の...全文を見る
○粕谷照美君 私はそういう方々が婦人の年金権に、問題について決して不十分な理解を持っていらっしゃるというふうには思って言っているわけではないんです。たとえば、共済組合の年金の中で、一番共済組合の年金が私どもにとってみれば、婦人の権利というものが認められている条件というのは一体何に...全文を見る
○粕谷照美君 目指していることは結構なんですけれども、微妙に変わりつつあると、こういう御説明がありましたが、発足当時の千円ですね、あめ玉年金と、こう言われましたけれども、その年金は当時の生活扶助基準の大体何%ぐらいだったでしょうか。
○粕谷照美君 私も調べてみましたら五〇%程度だというふうに思いました。それで四十九年には七千五百円になりまして、これを計算してみますと五二%で、若干上積みされているように思います。昨年は一体幾らだったでしょうか。一万二千円になりましたけれども。
○粕谷照美君 お金じゃないんです。本当に去年は一生懸命にがんばったと政府の方でもおっしゃって、七千五百円を清水の舞台から飛び降りるような気持ちで一万二千円にしたと、こうおっしゃいますけれども、生活扶助基準に比べるとパーセンテージはどのくらいになっているかという質問なんです。
○粕谷照美君 答えてない。——数学に弱いからやってください。
○粕谷照美君 だめですよ。私が質問をしたのは、発足当時の千円の年金が生活扶助基準に合わせてみれば大体五〇%だと局長おっしゃるから、私もそのとおりだというふうに思っているわけです。四十九年が五二%で、上がっているわけですよね、パーセンテージで言えば。で、一万二千円のそれは、私は四〇...全文を見る
○粕谷照美君 厚生省がそういうふうに考えているということはわかっているんです。わかっているんですけれども、私が質問するのは何%ぐらいに当たりますかという質問なんですから、実に単純明快にお答えいただければいいというふうに思うんですよ。
○粕谷照美君 よくわかりました。それでもまあ昨年よりは上がったということにはなりますですね。そうすると、ことし一万三千五百円になりまして、そういう計算でいきますと、ことしはどういうふうになりますか。
○粕谷照美君 私どもは、とにかくこの数字では食べていかれないという考え方に立っているものですからいまのような質問をしたわけです。厚生省のお考えは、拠出制年金とのバランスもこれありという考え方に立っているようですけれども、私たちは年をとった方々に、大体が生活保護法で生活をしなさいと...全文を見る
○粕谷照美君 ところでいまのところ、受給者が大体どのくらいで、受給者の数はすぐわかると思いますけれども、社会保険の相談件数ですね、四十九年、五十年ぐらいの数字がわかりますでしょうか。
○粕谷照美君 電話だとか手紙だとか、やっぱり相談があるんじゃないですか。そういうものは相談件数の中に入れないというのは一体どういうことですか。来なければ相談にならないというふうに考えての統計ですか。それとも私が事前通告しなかったから、そこまではちょっと調査が行き届かなかったという...全文を見る
○粕谷照美君 私が、時事通信の「厚生福祉」というのがありますが、あれをずっとこう見ておりましたら、社会保険の相談件数が四十九年で五百七十万件になっているんですね。この辺のところはどういう関係になっているかわからないんですが、五十年、昨年は七百万件だというふうに書いてあるんです。そ...全文を見る
○粕谷照美君 同じく先ほどの時事通信の資料によりますと、年金専門官は全国で五百八十六人だと、で各事務所に二人あるいは三人ぐらいしか配置されないと、こういうことになっているというふうになっておりまして、そういう体制ではやっぱり審議会から指摘をされるのもやむを得ないなというふうに思う...全文を見る
○粕谷照美君 努力は大変よくわかりました。とにかく退職をした人たち、あるいは老齢になった方々が一刻も早くほしい年金でありますので、十分相談体制に応じられますように、今後とも努力をしていただきたいということをお願いをいたします。  次に、ちょっと女の年金問題について集中的に聞いて...全文を見る
○粕谷照美君 そういう有利なところも私どもは知っていますけれども、それでもやっぱり格差が大きいということは、非常に大変なことだというふうに思いますが、その一体格差が出てくる理由は、賃金が低いというだけではないのではないかというふうに思います。その辺のところをどのように考えていらっ...全文を見る
○粕谷照美君 そのとおりだというふうに思いますけれども、では一体なぜ勤務年数が短いのかといえば、長く働いていたいなと思っても働けない条件というものが社会的にあるわけですから、この辺の整備は、厚生省は特に保育所の担当省庁でもありますし、また育児休業なんかについても非常に大きな関連を...全文を見る
○粕谷照美君 こういうふうに激減をしてきているということについて厚生省としてはいいことだというふうに、望ましいことだというふうにお考えになりますか、あるいはまた原因は一体どういうところにあるんだというふうにお考えになりますか。
○粕谷照美君 大臣は私と全く同じ考え方で大変喜んでいるわけですけれども、この制度は五年ごとの時限立法ということになっておりまして、五十三年の三月で切れるということではないかというふうに思うんですね。そのときの覚悟というんですか、いま、まあ五十一年度ですからまだ来年のことを言えば鬼...全文を見る
○粕谷照美君 特段のことがなければなんと言って、またこれが特段ですなんて出てくると困りますので、やっぱり廃止をするんだという決意を、この次またお伺いしますから早急に立てていただきたいというふうに思います。  次に、前々から問題になっておりましたサラリーマンの無業の妻の年金ですね...全文を見る
○粕谷照美君 そうすると入っていないという人が三百万人ぐらいということになりますね。去年あたりのこの推計では四百万から五百万人ぐらい入っていないだろう、こういうことが言われていましたから、百万人が一年間の間にどっと加入をしたという、この人たちがこんなして加入したということをどうい...全文を見る
○粕谷照美君 国民年金が普及したなんというのは当然のことなんですけれども、国民年金に入っていると、こういう有利さがあるんですよ、われわれの老後が守れるんですよというふうなことが普及をしたというふうになるんですか、ただ事務的なことが普及をしたというふうに考えていらっしゃるんですか、...全文を見る
○粕谷照美君 私はそれは厚生年金だけでは生活できないし、ましてや遺族年金になりますと、もうとてもじゃないけど生活できないということがよくわかって、そして国年に入っていなきゃいけないんだということを痛切に感じたから入るようになったんだというふうに思います。ですから積極的にこのことを...全文を見る
○粕谷照美君 厚生省には行っているわけですね。で、私もきのう実は部屋の中へ飛び込んだとたんにこの資料が目に入りまして、ページを開いていきましたら、本当に大変な写真が載っておりますし、大変な数字が載っているんですね。まあ私も教師をしていたものですから、小学校三年生でほうそうをやらせ...全文を見る
○粕谷照美君 その数字の中で後遺症一時金の中で最も多いのは一級、二級、三級ありますけれども、どの級に該当いたしますか。
○粕谷照美君 大変なことですね。重い数の方がよけいで、それよりも軽い数の方が少ないということは、もう本当に悲惨な状況だというふうに思わないわけにはまいりませんけれども、まあ閣議了解事項にのっとって申請を受けたと言いますけれども、その申請をするようにという手続ですかね、どういうふう...全文を見る
○粕谷照美君 先日お伺いしたところによりますと、まだ現在でも三百件ほどこの申請追加がたまっているというふうに出ているんですけどね、これからも出る、まあ、ことし起きた事故については出るでしょうけれども、古いものが追加をされて申請されるなんということがないというふうにお考えですか。と...全文を見る
○粕谷照美君 そういう方々に対してはもうできるだけ——もう普通の人たちだったら自分でやれるわけなんですから——十分な配慮がされるように厚生省としても指導をされるようにお願いをいたします。  次に、厚生省のいままでの態度ともからまって、非常な疑問、疑惑というんですかね、不満がそう...全文を見る
○粕谷照美君 当時はそういうことであったというふうに世界的にもあったということですが、いまは違うということに逆論を言えばなるわけですね。だからこそ閣議了解事項もあったし、この法律が提案をされたんだというふうに解釈をしてよろしいですか。
○粕谷照美君 私が伺いたいなと思ったことに答えていただいていないような気がしてならないんですけれども、副反応の危険性を認識したというのはいつですかと、こういうふうにお伺いしたんですが、明確な御答弁がありませんでした。私はこの被害者の方々の大変な行動によって、ようやく厚生省としても...全文を見る
○粕谷照美君 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で御存じのとおりだと、こうおっしゃるんですけれども、それは三百件くらいの人たちが徐々に追加申請を出してきているということではわかりますけれども、まだまだ十分に周知徹底されていないのではないかという心配があって質問をしたわけです。一層の徹底方...全文を見る
○粕谷照美君 私もそのように思います。では、その社会的救済制度というのは、この被害の重大性あるいは深刻性に対して果たして適当なものであるかどうかについての判断がこれは分かれるところだというふうに思うわけです。この被害者団体の皆さんからの御意見なんかはずいぶん皆さんのところに出てい...全文を見る
○粕谷照美君 もうちょっと具体的に言いますね。国の責任についての批判の声のいろいろある中で、サーベイランス体制の確立をしているかどうかということが一つあるわけです。二番目には、安全なワクチンの開発改良などに努力をしているのか、研究費は大体どのくらいふえているか、あるいはチームの編...全文を見る
○粕谷照美君 私は時間が来ましたからこれで質問を終わります。  いま局長からお話がありましたように、統計を見てみますと、四十五年の種痘禍事件以降、ずいぶん死亡弔慰金の数も激減していますし、後遺症に対する一時金の数なんかも非常に減っておりますから、その努力は非常に高く買いたいと思...全文を見る
○粕谷照美君 私はただいま可決されました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党共同提案の附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  ...全文を見る
10月14日第78回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○粕谷照美君 去る十二日に労働大臣の労働行政における一般的な所信表明をお伺いいたしましたけれども、本日、私は雇用における男女平等の問題について、どうしても大臣の所信をお伺いしておかないと質問ができないように思いますので、お願いをしたいわけですが、十月三日に読売は、労組幹部にももっ...全文を見る
○粕谷照美君 大臣、私がお聞きしたいことにきちんとお答えをいただいていないように思うんですよね。雇用における男女平等というのは、もうどうしても必要なんだと、やらなければならないんだというお考えをお持ちだから、簡単だと思うんですよ、答えは。持っている、持っていないということで結構で...全文を見る
○粕谷照美君 では、後で質問をしましたら最後にまたお答えをいただくということにいたしまして、内容に触れてみたいというふうに思います。  最初に、この報告書の中から具体的な問題をお伺いするわけですが、女子に対する保護規則、保護法則をどうするかということが、この報告書の論議の大きな...全文を見る
○粕谷照美君 二十七業種ほどあるわけで、その中から大体その程度のことしか出されないわけですね。そうすると、あとはもうやっぱり危険が非常に満ち満ちているというふうなことになるわけですか。
○粕谷照美君 まあ、これからずっと研究をされていくという立場に立っていらっしゃると思いますけれども、その中で、たとえば危険が減少したと考えられるというのは、安全衛生法ができて、そのために非常に危険が減少したんだというお考えに立っていらっしゃるのではないかというふうに思いますけれど...全文を見る
○粕谷照美君 私はたとえば六価クロムの災害のことを見ましても、あるいはチッソ五井工場の災害に関しての安全調査会のこの報告なんか見ましてもね、やっぱり十六時間も労働者を危険な個所で働かせていたなどというようなことが書いてありますので、安全衛生法の中にあります作業環境の測定というもの...全文を見る
○粕谷照美君 それでは、大体わかりましたが、合理的だ、あるいは科学的な根拠があるというのは、これからの検討にまつということであって、そうすると、その大体めどといいますか、労基法改正に至るまでのめど、その辺はいかがなものですか。
○粕谷照美君 労基法研究会というのは大分前からもうできていると思うんですけれどもね。その中では、じゃこの点についてはどのような研究がいままでに行われているんですか。たしかこれは昭和四十七年に発足をして、三年間ぐらいで大体めどをつけたいというふうになっているわけですね。そうすると、...全文を見る
○粕谷照美君 そうしますと、その次にお伺いします。  重量物の取り扱いの項目について、具体的にどのようなお話し合いがありましたか。
○粕谷照美君 それではお伺いしますけれどもね、この女子の労基法については、第二小委員会で一昨年から研究をされているとおっしゃいましたけれども、ここの中で大体いままでどのようなことが研究をされて発表されているんですか、まとまっているんですか。その辺を該当者がいらっしゃいましたら具体...全文を見る
○粕谷照美君 ですから、その医学的な専門家の会議が行われていまして、その報告書が出ていますけれども、その重点というのは、一体この報告書あるいは建議書とかかわって、どういうふうなことが重点的に出されていますか。
○粕谷照美君 重量物については、余りこの御論議がなかったというふうにおっしゃっていますけれども、労働省そのものとして、じゃ一体どのように考えていらっしゃるのですか。
○粕谷照美君 大変腰痛症なんかも多発しているわけですからね、これを外すのか外さないのか。これから研究するとおっしゃってもある程度の流れというものがわからないと、私どももまた意見もなかなか申し上げられないというふうに思いますから、基準局の方がそれ専門だとおっしゃるんでしたら、基準局...全文を見る
○粕谷照美君 それじゃ、婦人少年局長はしょっちゅう諸外国へいらっしゃるわけですけれども、いま私が言いました、たとえば深夜業をやった女子労働者の帰宅の条件というものが、諸外国ではどのようにして保障されているのかとか、あるいは大体一週間の労働時間はどの程度であって、週休はどの程度だと...全文を見る
○粕谷照美君 帰宅の条件ですね、たとえば二十二時で終わった人たちが、日本のようなところでは一時間半ぐらいの通勤で帰っていくなんというようなことがあるわけですけれども、そういうような条件は諸外国ではどのように保障されているかということについてお伺いしているんです。
○粕谷照美君 じゃ、そのような資料も含めて後で出される、あるいは検討されるというふうに思いますから、ぜひ多方面にわたっての研究をお願いしたいというふうに思います。  じゃ、大体話し合った内容というものはわかりましたけれども、いろいろありますけれども、深夜業を認めなさいという意見...全文を見る
○粕谷照美君 お答えが何かすれ違っていて、私の聞き方が悪いんでしょうかね、ちょっとお伺いをしたいというふうに思いますけれども。  それでは、管理職になったら深夜業が必要なんだという考え方に立ったならば、そういう人たちは適用除外がいまでもあるわけですからね、外すということで間に合...全文を見る
○粕谷照美君 日本の場合はね、深夜業ができないから管理職にできないというよりは、管理職にするということの条件として、平でいるときにもやっぱり深夜業やる。やっているからあれは管理職にできるんだという、こういう逆手にとられるというおそれが非常に出てくるわけですよね。逆にまた、平でいる...全文を見る
○粕谷照美君 それじゃこれはもう相当の期間かけて研究、討議をしていくということにならざるを得ないんじゃないかというふうに思いますが、そのときにはやっぱり現場で働く労働者たちの意見というものが、徹底的に調査をされなければならないというふうに思いますけれども、そういうチャンスを保障す...全文を見る
○粕谷照美君 なぜ私がそういうことをお伺いしたかといいますと、報告書の中には、そういうことは非常に問題があるから、長期の展望に立ってやらなければならないんだという、そういう報告になっていますし、また建議の中にも、そういう長期的展望の中にも入っていながら、もう一つどうして矛盾した部...全文を見る
○粕谷照美君 就業における男女平等についての報告書ですけれども。
○粕谷照美君 それじゃ、この報告書の中で、一体なぜ男女の平等の問題が出てきたのかという、その背景と問題点に触れておりますね。一つは、固定的な役割り分担の意識が根本にあるからだ。二番目には、家庭や学校の教育に触れて、特に高校における家庭科の女子のみ必修ということが問題なんだ。こうい...全文を見る
○粕谷照美君 文部省は文部省自体としては配慮をいままでしてきているし、問題はそうないというふうにお答えになるのは当然だというふうに思いますけれども、世の中は非常に大きく動いているわけです。特にこの問題が大きく出されてくるようになってからの文部省の姿勢というものは、私は非常に足りな...全文を見る
○粕谷照美君 いまのところでは全然変えるということを考えていないというふうに理解をしてよろしいですか。
○粕谷照美君 いまの段階では、まだこの重量物については討議もしていないし、ここのところを変えるという段階には至っていないというふうに理解をしてよろしいんですか。
○粕谷照美君 では、最後に質問をしたいというふうに思いますけれども、この報告書を受けて建議が出され、さらに建議を受けたというよりは、それと同時に婦人少年局で独自に婦人労働旬間というものを設けられてパンフレットをお出しになった。このパンフレットでもって、これから婦人労働者あるいは使...全文を見る
○粕谷照美君 非常に重要な問題だというふうに思うわけです。婦人少年局婦人労働課長高橋久子さんのこの「婦人労働の法律問題」という本を見てみますと、この六ページのところにあります、たとえば「初任給について」「職務内容、学歴などに差がないのに、男子七万七千円、女子七万円とするなど、初任...全文を見る
○粕谷照美君 じゃ、指導のときにはこれはもう具体的に労基法違反ですと、しかし具体的にはいろいろ問題がありますから慎重に審議をしなければならない、こう逆に指導されますか、いかがですか。そのことをお伺いします。
○粕谷照美君 じゃ、まあ要望として気持ちは是非そういうふうにお書きになっていただきたい。気持ちはあるけれども、書いていることが逆だということじゃ本当に困っちゃうわけです。  以上のことをいろいろ質問いたしましたけれども、私の質問したかったことに答えていただけなかった部分もありま...全文を見る
○粕谷照美君 大臣の力強いお言葉を聞いて私も安心いたしましたけれども、本当に今度また是非選挙にはお勝ちになってまた大臣になっていただきまして、是非文部大臣に対してはそういうふうにしてもらいたい、あるいは使用者側に対してはこういうふうにやっていただきたい、労働組合にはあなた方の意見...全文を見る
10月26日第78回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○粕谷照美君 私は午前中の田中委員の質問に継続をいたしまして、具体的な問題についてお伺いをしたいというふうに思っております。  最初に警察庁の防犯課長にお願いいたします。  昭和四十八年の九月の二十六日官報一四〇二六号の付録にありますように、トルコ風呂における売春の実態という...全文を見る
○粕谷照美君 警察庁は実際にこの売春行為があるということと、その検挙数との関連をどういうふうに見ていらっしゃいますか。非常に少ない、実態はもっともっとあるんだけれども、これで精いっぱいだったというふうに見ていらっしゃるのですか。大体こんなものだろうというふうに見ていらっしゃるので...全文を見る
○粕谷照美君 いま資料をお持ちじゃないでしょうか、過去十年間ぐらいにおけるそれぞれの事犯別検挙数のようなものは。
○粕谷照美君 私が調べたこの数字を見てみますと、やっぱり昭和四十一年、二年、三年度に比しまして、売防法あるいは刑法、職安法、児童福祉法と、こういうもので検挙された数字というのは激減をしているんですね。その激減をしたという理由は一体どういうことなのか。労基法関係はもう皆無に等しいわ...全文を見る
○粕谷照美君 私は本当にそうだというふうに思います。やり方が巧妙化しているということについては資料もありますから、なるほどこういう中で御苦労されている警察官の方は、本当に大変なんだということがわかるわけなんですけども、もう一つ警察官そのものの姿勢について大変非難を受けているような...全文を見る
○粕谷照美君 私もそういうふうにあってもらいたいというふうに思うのですけれども、ここに売春問題と取り組む会のニュースがありまして、そこのところでトルコ嬢そのものが駆け込んで訴えているわけですね。そうしますと、その業者がやっぱり警察官を抱き込んでいるという事実があるわけですよ。そう...全文を見る
○粕谷照美君 あなたまだ私の質問に答えていないわけですよね。売防法や刑法あるいは職安法、児童福祉法等が昭和四十一、二、三年ぐらいに比べて激減をしてるという、そこのところはなぜかということに対して。
○粕谷照美君 それじゃ、ちょっと具体的にお伺いしますけれども、ことしの六月の二十五日の日に少女がタクシーをただ乗りして名古屋から新宿まで五万円無賃で来たというようなニュースが載ってまして、そのときは何げなく見過ごしていたわけですが、その後の新聞にですね、その少女というのは一体なぜ...全文を見る
○粕谷照美君 そうしますと、この新聞はまあ早とちりで、業者から売春を強要されたというふうに書いちゃったというふうに理解をしてよろしいのですね、そういう事実はなかったと。
○粕谷照美君 私はそういう姿勢が問題だというふうに思うんですよね。具体的にこれだけのことが出ているのに相手のことを調査もしない。その該当の少女と、それからその相手のひもの人と、これだけしか調査をしないでね、いるというところに、やっぱり私は警察のその姿勢の問題があるというふうに考え...全文を見る
○粕谷照美君 名前はじゃあ結構ですから、ありますと、大体幾つぐらいありますというふうに言われますか。何%程度で結構です。
○粕谷照美君 じゃあ一〇〇%売春が行われているというふうに考えてよろしいですか。
○粕谷照美君 じゃあ、あなたこれから調査をしてください。どうですか。
○粕谷照美君 大変でしょうけれども、ぜひお願いをしたいというふうに思うのです。  午前中の田中委員の質問に対しても法務省の方が、すべてのトルコでその売春が行われているということであればというふうに、大変前向きな御説明もいただいておりますので、私どもは勇気を持ってそれを根拠にこれ...全文を見る
○粕谷照美君 それにしても、私はほとんどと言っていいくらい、もう一〇〇%管理関係にあるというふうに理解をしているのですけれども、先ほどの御報告にありました、それにしてもこの管理売春で検挙されるという数が非常に少ないように思うのですよ、他の検挙に比べて。その辺はいかがですか。
○粕谷照美君 私もその辺はそういうふうに考えていました。大変犯罪が巧妙になってきているわけですから、そういう状況しかとれないのではないかというふうに思いますけれども、しかし、その先ほどお話ししました官報第一四〇二六号の最後のところにこういうことがあるわけですよ。「売春防止法に対す...全文を見る
○粕谷照美君 それでは、最後に二つまとめてお伺いいたします。  トルコ嬢と暴力団というものは非常に深いかかわり合いを持っているというふうに思います。トルコぶろにおける役務の提供の女性とひもあるいは暴力団員との関係、さらに業者と暴力団との関係などによる売春の役割りというのは一体何...全文を見る
○粕谷照美君 厚生省。
○粕谷照美君 数字的に把握していないでもいいですけれども、聞いてますなんていう返事ありますか。そういう態度だから、私は厚生省がきちんとした対策がとれないのじゃないかというふうに思うのですけれどもね。実態はそうなんだというふうにお認めになりますか。単に聞いていますと言うだけですか。...全文を見る
○粕谷照美君 じゃ労働省にお伺いをいたしますけれども、トルコぶろ業者とトルコ嬢との関係というのは、これは一体使用者と従業員というのですか、そういう関係になりますか、労働基準法が適用されますか。
○粕谷照美君 そういうことになりますと、一般的に言えばそういう関係にあるということになれば、労基法が適用されるというふうに考えるわけですね。いかがですか。
○粕谷照美君 そうしますと、その労基法違反という事実があるというふうに労働省としては見ていらっしゃるか、あったとすればどのような指導が行われてきたかということを具体的にお教えください。
○粕谷照美君 申告があるとそういうふうにやるというふうにお話がありますが、申告は一体昨年一年間でどのくらいありましたか。
○粕谷照美君 私は労働省も非常にちょっと怠慢じゃないかというふうに思うのですけれどもね。たとえば年少労働者の違反の問題がありますでしょう。それから職安法違反、これらが具体的に上がっているのに申告を待たなければだめだとか、そういう態度じゃ困るのじゃないですか。
○粕谷照美君 私は労働省は非常に冷淡で、傍観者みたいな立場にいるのじゃないかというふうに思うのですよ。この売春問題というのは、ひとつ警察の問題だけじゃなくて、厚生省だけの問題じゃなくて、そこに働く人たちを抱えている、そういう労働省の問題でもあるというふうに私たちは考えているのです...全文を見る
○粕谷照美君 参ってますだけじゃ困るんで、その参ってましたことについてどのようにやったかということをお伺いしたいわけですが、具体的に五十年の四月三日に出されたその文書の最後のところを読んでみます。「しかるにトルコ風呂営業の実態は、いっこうに改められず、今や集娼地区復活のそしりを受...全文を見る
○粕谷照美君 大臣、お答えになるのですか。
○粕谷照美君 大臣、そんな答弁じゃだめなんですよ。もう看過できないところまで来ておると、これは四回目の勧告なんですよ。もしその勧告を受け入れないとするならば、こんな売対審なんというものは税金使う無用の長物だという結論になりはしませんか。繰り返し巻き返し同じことを意見勧告をしている...全文を見る
○粕谷照美君 私はもう質問終わりますと言ったんですけれども、いまの答弁はどうしても納得いかないんですよね。なるほど個人から、あるいは何というんですか、団体から下さるものは何でもいただきましょう、よほど反社会的でない限りと、こうおっしゃったけれども、こういうようないままでの実態を私...全文を見る
10月28日第78回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○粕谷照美君 私は質問する前に、これ質問通告をしておかなかったわけなんですけれども、先国会で身障者雇用法の一部改正案が審議をされたときに、民間で身障者を採用しないというのは問題もあるけれども、もう一つ、政府自体も基準に達してない省府庁があるのではないかという質問をいたしました。そ...全文を見る
○粕谷照美君 じゃあ、その点についてはきちんと報告を早く出していただくようにお願いをいたします。  私は、昭和四十八年の十月の八日、死者四名、重軽傷者九人を出したチッソ五井工場の大爆発事故について質問をいたしたいというふうに思っております。  千葉地検は、この事故に関しまして...全文を見る
○粕谷照美君 もう少し詳しい内容というものは報告いただけませんか。
○粕谷照美君 委員長、経過説明要求じゃないのです。
○粕谷照美君 時間がないから、そんな必要ないことは答弁していただかなくても結構です。
○粕谷照美君 そういうことで結構ですから、じゃ来ていただければよろしいです。
○粕谷照美君 二番目に、労働省にお伺いをいたします。  チッソ五井の問題は、当然あれほどの大事故ですから調査をしたというふうに思うわけです。それで一つには、労働安全教育がどのようであったかというような面について。  二番目には、当時の労働者の勤務状況というものは一体どのような...全文を見る
○粕谷照美君 それでは次に通産省にお伺いいたします。通産省からいただきました事故調査報告書を拝見して、私どもはこの報告書に書かれておりますように、安全管理体制が不十分であるという指摘は実に正しいという判断に立ったわけです。ところが、最初にその報告書を見ましたら、どうも何か物足りな...全文を見る
○粕谷照美君 じゃ、その点はそういうふうにお願いをいたします。私も専門家じゃありませんので、そんなの出してもというふうにお考えになるかもしれませんが、私どもの中には専門家がおりますので、できるだけ詳細なものをいただきたいというふうに思います。  それから最後に、通産省がこの事故...全文を見る