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05月15日第118回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○勝木健司君 海部総理、党首会談御苦労さんでございます。まず冒頭に、この党首会談のねらいは一体どこにあるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 選挙制度改革につきましては、やはり国権の最高機関である国会の構成を決めるという意味で、民主主義にとって最も重要な制度であろうというふうに思います。したがいまして、その改革に当たりましては、消費税のときにもありましたように、拙速を避けて、国民の合意形成を図りつつ正しい...全文を見る
○勝木健司君 各党首の皆さん方の御反応はいかがでございましたか。
○勝木健司君 海部総理は、不退転の決意でこの選挙制度改革を行うというふうに言明をされておりますけれども、この現行制度下の定数の抜本是正、これは違憲状態となっておるわけでありますので、昭和六十一年五月の国会決議を無視してまでもこの選挙制度審議会の答申に沿った改革を行うおつもりなのか...全文を見る
○勝木健司君 共通のルールづくりでありますこの選挙制度の改革ほど、一党一派とか党利党略で行ってはならない問題だというふうに思うわけでありまして、定数の抜本是正、あるいは政治倫理法、政治資金規正法等の政治改革関連法案の策定とか、あるいは将来の選挙制度のあり方をテーマといたしまして、...全文を見る
○勝木健司君 我が党の考え方は、今夕方、党首会談が開かれるということでありますので差し控えたいと思いますが、よろしく慎重に運んでいただきたいというふうに思うところであります。  次に、新行革審の最終答申にもありましたように、国民負担率の問題でございますが、財政制度審議会また臨時...全文を見る
○勝木健司君 五〇%をかなり下回る水準とは一体どれぐらいを想定されておるのか、お伺いしたい。どれぐらいの水準なのか、具体的に。
○勝木健司君 政府はまた一方では、昭和六十三年の五月に経済運営五カ年計画を閣議決定されておるということで、その中で国民負担率について、二十一世紀初頭においては四〇%を上回るものというふうに考えられるけれども、計画期間中はその上昇を極力抑制するというふうにうたっておるわけであります...全文を見る
○勝木健司君 ここで大きな課題として、国民負担率を抑制していく、そしてまた、健全財政の確立ということが言えると思いますけれども、最近の税収見積もりによる大幅な決算剰余金、これを国債償還に優先的に充てるということにすれば財政は当然健全化するわけでありますけれども、また一方では税の取...全文を見る
○勝木健司君 高齢化社会がどんどん進んでいくそういう過程の中では、ある程度の社会保障負担の上昇というのは確かに避けられないというふうに思います。しかし、そういうことであっても、租税負担率の引き下げないしは凍結の方針というものも打ち出してもしかるべきじゃないかという考え方もあるんじ...全文を見る
○勝木健司君 国民負担率を抑制して健全財政を確立していく、このバランスの問題だろうというふうに思うわけでありまして、健全財政の確立のために全部そちらの方に回すんだという考え方よりも、国民負担率も抑制していくということであれば、決算剰余金が生じた場合にはそういう方策も打ってしかるべ...全文を見る
○勝木健司君 余りよくわかりませんけれども、この計画が戦略というふうに名づけられている以上、その戦略がある以上は具体的に裏づける戦術というものもあろうというふうに思うわけでありますが、この戦略を実現させる具体的な将来の見通しについてお伺いをしたいということで、特に先ほどもありまし...全文を見る
○勝木健司君 十カ年戦略の直接の担い手はやはり地域住民でありますし、そしてまた身近な市町村であろうかというふうに思うわけでございます。  そこで、権限とか財源というのは国に今握られておるということでありますので、市町村では各種の自主的な施策はなかなか実行しにくいというのが現実じ...全文を見る
○勝木健司君 今回の十カ年事業では、在宅福祉事業の実施主体を全市町村に普及させることについては、従前には市町村主体でやるべきだというふうに言われておったわけでありますけれども、今回のこの計画では財団法人たる公社等によるものということに変更されておる意図はどこにあるのか、お伺いした...全文を見る
○勝木健司君 地域によって福祉の重点はすべて違うんじゃないかということで、国の計画を押しつけていく、あるいは補助金で縛るということじゃなしに、各市町村が計画をつくって国が後押しをするという姿勢が必要だと考えるわけでありまして、そういう考え方からいきますと、ふるさと創生資金もありま...全文を見る
○勝木健司君 この十カ年戦略が実現できるかどうかということは、やっぱりマンパワーの確保あるいは福祉需要の喚起、そしてまた地域事情に応じた福祉対策がポイントになってくるだろうというふうに思うわけであります。  まず、このマンパワーの確保についてでありますが、今後十年間で十万人のホ...全文を見る
○勝木健司君 今の現状のトレンドでは、なかなかこういう時代の中では十万人はとても厳しいんじゃないかということで、今も触れられておりますように、やはりマンパワーを確保するためには、補助単価が低いということ、あるいは社会的評価も低いんじゃないか、そしてまた仕事がつらいという三重苦を克...全文を見る
○勝木健司君 今介護士制度ということでやられていますけれども、この時代は横文字の時代ということですから、もっと社会的評価を上げていくためには、介護士という横文字なのか漢字なのかわからないようなそういうことよりも、もっと横文字でスマートに、そういうことをしていただきたいというふうに...全文を見る
○勝木健司君 ちょっと老人保健制度について触れさせていただきたいと思いますが、五十七年に創設されて、六十一年度の老人保健法の改正の際に、平成二年度までに見直しを行う、そして、その結果に基づいて所要の措置を講ずるということでされておりましたけれども、これは一体どうなっておるのかお伺...全文を見る
○勝木健司君 昨年十二月の老人保健審議会で、「老人保健制度の見直しに関する中間意見」が出されておるわけでありますが、基本的な方向というものは示されておりますけれども、概して抽象的じゃないかというふうに思います。特に拠出金とか公費負担、あるいは一部負担のあり方の問題についてははっき...全文を見る
○勝木健司君 そこで、この制度改正が一年見送られたことによりまして按分率というのが一〇〇%になっておる、平成二年度から一〇〇%になり、国庫負担が六百億円の負担減、そして健保組合等被用者保険が千二百億円の負担増となっております。ここで政府は元年度補正予算で厚生年金国庫負担繰り延べ措...全文を見る
○勝木健司君 この加入者按分率の引き上げで、老人医療費の負担を国保から被用者保険にツケを回すものであるということで、言ってみればサラリーマンにとっては実質増税となっておるというふうに思います。また、按分率というのが一〇〇%になりますと、一九九九年には健保組合の収入の過半数が拠出金...全文を見る
○勝木健司君 老人医療費の増加は、高齢化社会に伴う社会構造的要因によるものじゃないかというふうに基本的に思うわけでありまして、個々の保険者の責任ではないのじゃないかというふうに思われます。多くの保険者が老人医療の拠出金の負担にはもはやもう限界があるというふうに思われますので、公費...全文を見る
○勝木健司君 政府は、定率五%の導入を初めとするこういう一部負担の引き上げという方向を何か示唆されておるように思いますけれども、そういうことは受診を抑制していく、また医療費の面からいっても早期受診、早期発見というものを妨げて、かえって医療費は膨らんでくるのじゃないかというおそれが...全文を見る
○勝木健司君 昭和六十年代後半のなるべく早い時期にと言われておりました医療保険の一元化の件でありますけれども、これは一体いつのことなのかということ、その姿を明確にしていただきたいということと、この一元化を考える場合の老人医療をどう位置づけるかというのが大きな課題になってくるだろう...全文を見る
○勝木健司君 医療保険の一元化の時期は、昭和六十年代の後半ということでありますけれども、昭和は終わりましたわけですけれども、一体いつごろを想定されておるのか、お伺いしたいと思います。
○勝木健司君 海部総理にお伺いしたいというふうに思いますが、この十カ年戦略のように、高齢者対策というような狭い対応の仕方ではもう対応できないんじゃないかというふうに思われます。やはり農地改革に匹敵するようなそういう国民の意識を伴うような、住宅問題、教育問題、雇用、行革も含めた幅広...全文を見る
○勝木健司君 そういう生涯はつらつ、健やかに老いるというのはどこの管轄で、厚生省の管轄じゃ私はないんじゃないかというふうに思うわけでありますので、それはどういうことで、具体的にはどこで取り組んでいかれるのか、お伺いしたいと思います。
○勝木健司君 次に、臨時行政改革推進審議会、いわゆる新行革審が本年四月をもって終了した。お昼のニュースなんかでもやっていましたけれども、また新しく行革審がスタートするということでありますが、今回のこの三年間の新行革審の活動について、どのように評価をされておるのか。また、この三年間...全文を見る
○勝木健司君 行政改革は今なお道半ばであるということで、私たち民社党も、かねてからポスト新行革審の設置は提唱してきたところでありますけれども、この点総理は、ポスト新行革審を設置するということでどういう見解を持っておられるのかということと、どういう今後の行政改革の重要課題があるのか...全文を見る
○勝木健司君 次に、日米構造協議問題ということで、土地問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  この土地問題を招いたことでさまざまな元凶が指摘をされておるわけでありますけれども、根本は計画的な土地利用、土地供給についての抜本的な対策を講じてこなかったことにあるんじゃな...全文を見る
○勝木健司君 韓国では土地保有に当たっての面積の制限とか税の割り増しとか、企業保有土地の強制的な吐き出しという思い切った対策を講じたように報じれらております。法体系の違いとか国の実情の違いとかはあるわけでありますけれども、そういった思い切った対策を講じるという姿勢というものが大切...全文を見る
○勝木健司君 国土庁の調査を見てみましても、法人は投機的に土地を取得しておるんじゃないか、また利用計画がないのが約半数を占めておるというような実態が示されております。我が国の保有税というのは諸外国に比べて極めて低い、そしてこれが適切な利用あるいは供給を妨げているということで、この...全文を見る
○勝木健司君 従来、土地の保有税というのは地方の財源であるということから、土地政策の観点から手を加えることになかなか反発もあったわけでありますが、新たに国税としての保有税の創設を検討すべきじゃないかというふうにも考えます。例えば保有土地の利用状況とか面積などで勘案して累進的に課税...全文を見る
○勝木健司君 土地保有については、個人は代がわりをして、そういう代がわりの際に相続税という形で税金を支払っていく、法人についてはいつまでも簿価のままでいいということで、これが含み益を生んで土地投機に走った原因の一つだというふうに指摘をされておるわけであります。経済界ではこの含み益...全文を見る
○勝木健司君 土地問題の解決に当たりましては、土地供給を促進していく、そしてまた土地税制を改革していく、そしてまた金融面での規制というのも必要だろう、こういうことで、総合的にかつ国民生活を大切にするという、そういう視点からメスを入れていっていただきたいというふうに思うわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 この点、建設省に宅地化が進んでおりますかどうか実態をお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 何に対する三%ですか。
○勝木健司君 大都市部の市街化区域内農地の宅地並み課税については九二年から実施されるということでありますが、ポイントはいかに計画的にまた円滑に宅地化していくかということが大切だろうというふうに思います。その計画というものを国民の前にきちんとやっぱり示す必要があるんじゃなかろうかと...全文を見る
○勝木健司君 特に大都市圏での地価高騰というのは、庶民の住宅取得の夢を非常に絶つものとなっておるということで、こうした情勢の中で、労働界の連合が、よりよい住宅の供給を促進するために、日経連と構想をまとめて共同で社宅を建設しようという計画を発表されております。その実現に努力をしてい...全文を見る
○勝木健司君 私の言っておりますのは、労使でそういう夢を実現させるためにやっていこうじゃないかということを言っておるわけですので、政労使、政府も、行政もそれに協力をしていくという姿勢が必要じゃないかということで言っておるわけでありますので、改めて見解をお伺いしたいというふうに思い...全文を見る
○勝木健司君 御指摘のとおりが具体的にどうなのかということは後でまた時間があればお伺いしたいわけでありますが、時間の関係で、そこで財形融資制度の問題についても触れさせていただきたいというふうに思います。  現在、財形持ち家融資制度について雇用促進事業団を中心に運用されておるわけ...全文を見る
○勝木健司君 私は原因はどこにあるかということをお伺いしたわけでありますが、利用率の低い原因はいろいろあろうかというふうに思いますが、一番大きい原因は住宅金融公庫あるいは日本勤労者住宅協会との金利差にあるんじゃないかというふうに思われます。住宅金融公庫が五・三〇%であるのに対し、...全文を見る
○勝木健司君 聞こえない。
○勝木健司君 今ありましたように、中小企業の労働者には五・三〇ということでそういう措置が設けられておりますけれども、これはよく大蔵省と調整をされて、僕は当然それも住宅取得促進の一環だろうというふうに思いますから、ぜひそういう方向で、同じ率になるように、また同じ率よりももっと低目に...全文を見る
○勝木健司君 そこで、出店調整処理期間の短縮についてでありますが、現在のところ、出店表明から知事による勧告までの間を一年半以内ということでありますけれども、そもそも出店表明という概念というものがあいまいじゃないかということでありまして、このままではやっぱり再び事々前商調協、そこで...全文を見る
○勝木健司君 行政指導の形で不透明なものと指摘されている典型の一つに出店抑制地域というのがあるわけでありますが、これも昭和五十九年三月の通産省の通達によって出店抑制地域が出されておるわけでありますけれども、実質的には出店許可制になってしまうということで、法律以上に厳しい内容となっ...全文を見る
○勝木健司君 次に、いわゆる上乗せ規制、横出し規制の問題でありますけれども、地方自治体による独自規制について政府としても適正な改正を求めるということでありますけれども、こういう適正な規制というものの基準をどのように判断されておるのか。いわゆる上乗せ規制、横出し規制と呼ばれる二つの...全文を見る
○勝木健司君 それでは内閣法制局にお伺いしたいと思いますが、地方自治体による国内法を上回る独自規制の違法性につきまして、内閣法制局としてはどのような見解を持っておられるのかお伺いしたいということ。あわせて、大店法が今後一切出店を規制しないという趣旨で廃止された場合においても、地方...全文を見る
○勝木健司君 時間の関係がありますので、そういう事例が起きたときにまたお伺いしたいというふうに思いますが、次に進ませていただきたいと思います。  税制問題で消費税について若干お伺いしたいと思いますが、この政府の消費税見直しによる減税額は、平年度で一兆一千三百五十億円となっておる...全文を見る
○勝木健司君 いやいや、私たち民社党も大蔵省に対して、衆議院の予算委員会で提出した資料、その資料によっても、やっぱり今大蔵大臣が言われたとおり、「減収分については、予算編成過程で、歳入・歳出全体を展望して責任をもって」対処するという説明にとどまっておるわけでありまして、一兆一千三...全文を見る
○勝木健司君 昨年のやりとりの中でも、我々もやっぱりそういうことがあり得るんじゃないか、行財政改革で始末した分はそこが浮いてきますよということであって、そういうことではやっぱり納得できないというやりとりがあったわけでありますので、やっぱり明確に……
○勝木健司君 こっちと――。いや、それはそういう状況があったわけでありますから、この分については明確に、ここでこうしましたよということはやっぱり示すべきじゃないか。それがなければ、自然増収に頼るんですなということを言われてもおかしくはないんじゃないかというふうに思うわけですけれど...全文を見る
○勝木健司君 よくわかりません。やっぱり予算編成者が責任を持ってやるということだけじゃないかということで、どこがどうなっているのかがさっぱり、頭が悪いせいかわかりませんので、もうちょっと具体的に説明してもらわなきゃいけないんじゃないかというふうに思います。  余り時間もありませ...全文を見る
○勝木健司君 税制特別委員会で審議をされるということで、衆参両院に置かれるということでありますが、ここで慎重に徹底して論議をされるということは私たちも評価をするわけでありますけれども、何せ時間が足りないんじゃないか、会期末は六月二十六日ですから、時間が足りないんじゃないかというこ...全文を見る
○勝木健司君 やっぱりこの問題でそういうことではっきり約束ができないのであれば、会期を延長してでも徹底してやるというのが僕は国民の真意だろうと、民意を受けて国会で徹底してやるということであれば。時期を置いてやるということは、現状の消費税が存続されるわけですから、この会期末はもうあ...全文を見る
05月24日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○勝木健司君 それでは質問さしていただきます。  労働時間の短縮についてでありますけれども、労働時間の短縮はゆとりのある生活を築いていく上で大変重要な課題の一つだろうというふうに思います。最近、地方議会におきましてもゆとり宣言の採択等が急速に進むなど、ゆとりのある生活を求める国...全文を見る
○勝木健司君 そこで、私ども民社党は国とか地方公共団体の強力な支援のもとに政労使一体となった労働時間の短縮を早期に推進する体制を整備していこうということで、時限立法としての労働時間短縮促進臨時措置法、いわゆる時短促進法を制定したらどうかということで抜本的な政策を提唱しているわけで...全文を見る
○勝木健司君 そこで、特に中小企業について気を使っておられるようでありますけれども、私ども時短促進法の中でも中小企業、特に雰細事業所においての時短を進めるために、財政的な裏づけ等々も、財政的な援助も必要じゃないかということで時短助成金とか時短投資減税とか時短環境整備貸付制度等々も...全文を見る
○勝木健司君 週四十時間制への段階的移行ということで、もう二年が経過をしたわけでありますが、施行後三年を目途に予定されております四十四時間、四十六時間が四十四時間への円滑な移行というのがこれから当面の重要な課題となってくるというふうに思われます。そこで、その改正時に現行の週四十六...全文を見る
○勝木健司君 賃金労働時間制度等の総合調査で見る限りでは、業種のとらえ方が若干違うとは思いますが、猶予対象事業所であろうと考えられる産業規模の事業所においては時間短縮は進んでいるとは言えないんじゃないかというふうに私どもは思うわけでありますので、もっとこれから、来年の四月一日に向...全文を見る
○勝木健司君 そこで、週四十四時間への移行が来年四月一日からということだろうというふうに思いますけれども、そのときにもやはり適用猶予措置というのをとるつもりでおられるのかどうか。それと同時に、もしこういう適用猶予措置をとられるということであれば、必要最小限度にとどめるべきじゃない...全文を見る
○勝木健司君 所定内労働時間は、要するに改正労働基準法の施行等で減少傾向には確かにあるわけでありますけれども、所定外労働時間の削減あるいは年次有給休暇の二十日の完全取得という問題が次の今後の課題だろうというふうに思われます。  そこで、この所定外労働時間の削減に関しましては、時...全文を見る
○勝木健司君 年次有給休暇についても労働基準法の改正で十日に引き上げられたわけでありますけれども、まだまだ依然として欧米主要国とは格差が大きいのが実態じゃなかろうかというふうに思われます。直ちに二十日付与をするということは困難であるということであるならば、二十日に向けて漸次段階的...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省、来ておられますか。——  次に、パートタイム対策についてお伺いをしたいというふうに思いますが、我が党を初め野党の強い要求によりまして、パート、内職の非課税限度額も百万円に引き上げられたわけでありますけれども、なおこの引き上げを望む声が多いわけでありまして、...全文を見る
○勝木健司君 私ども民社党もパート従事者の地位向上のためにパートタイム労働法案の制定を提言しておるわけでありまして、パートタイムの労働契約の明確化とか、あるいは長期パートの雇用継続の保障とか労働組合の加入の促進とか、あるいは労働条件の改善等々がその柱でありまして、先ほども、パート...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省来ておられますから関連してお伺いしたいと思いますが、これも我が党を初め野党の強い要求で通勤費の非課税限度額も二万六千円から五万円まで引き上げられたわけでありますけれども、まだまだ新幹線通勤の定期代が八万七千九百五十円とか、これは東京—三島間ですけれども、あるい...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が来ましたので次に譲ります。    〔理事糸久八重子君退席、委員長着席〕
06月01日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○勝木健司君 前回予算委員会でも取り上げた問題でありますけれども、厚生年金の国庫負担の繰り延べについてお伺いいたしたいというふうに思います。  政府は厚生保険特別会計の業務勘定の中に厚生年金国庫負担繰り延べ措置の返済見合い財源の一兆五千億円を繰り入れて特別保健福祉事業資金を設置...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省、何かありますか。
○勝木健司君 逆の立場で今度はお伺いしたいと思いますが、この特別保健福祉事業は、厚生年金保険事業の長期安定を確保するために必要があるときは厚生年金国庫負担の繰り延べの繰り戻しとみなして年金勘定に繰り入れることとされておりますが、この「厚生年金保険事業ノ長期的安定ヲ確保スル為必要ア...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省、いかがですか。
○勝木健司君 いろいろ言われておりますけれども、どうもはっきりいたしません。  厚生年金の保険事業、そしてまた老人保健事業の財政安定を総合的に判断することとなりますと、結局はあっちを立てるとこっちが立たないというようなことの繰り返しで、半永久的に返済されないまま終わってしまうん...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省。
○勝木健司君 時間の関係で、次に進ませていただきます。  救急医療体制についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  第二次交通戦争と言われております今日、交通事故の激増、そして高齢化の進展に伴いまして、救急隊による救急活動が年々ふえ続けておるわけであります。救命率の向上...全文を見る
○勝木健司君 東京消防庁の救急業務懇話会も先般、救急業務の範囲拡大について踏み込んだ答申を行っておりますが、救急車への医師の同乗システムの構築とかあるいは救急隊員の業務の拡大について、消防庁、厚生省、それぞれ見解をお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 救急車への医師の同乗は、既に西宮市でもその試みが今行われておるところでありまして、ぜひ早急に実現をしてほしいことでありますが、しかしながら、すべての救急車に医師が同乗するということは、マンパワーの面から、あるいはコスト、費用の問題、また後方の医療機関が手薄になるなど...全文を見る
○勝木健司君 最後に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思いますが、ドクターカーの普及とかあるいは救急隊員の業務の拡大、こういう問題については、要はどちらかを選択するという問題じゃないんじゃないかということで、両者が車の両輪のごとく一体となって進めていくべき問題だろうというふうに...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
06月05日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○勝木健司君 まず、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  我が国の高齢化が短時間のうちに急速に進んでおる。そして、欧米諸国の二倍から五倍の超スピードで超高齢化社会へ向かっておるわけであります。  そこで私は、本格的な高齢化社会と言われる二十一世紀に向けては、現在早急...全文を見る
○勝木健司君 これからの国民に対する医療はどうあるべきなのかということで、医療のあり方、またその中での医療保険制度のあり方につきまして、構想がありましたら、お考えをお示しいただきたいと思います。
○勝木健司君 私は、国民皆保険は堅持されるべきものというふうに思っておりますが、最近の政府の民間の活力導入の考え方を推し進めていきますと、医療費が大変高くなって、そのため著しく民間の医療保険の発達しているアメリカ型になるのではないかというふうに思われます。そうなりますと、金持ちで...全文を見る
○勝木健司君 次に、最近一部の健康保険組合におきまして、保健施設事業の一環ということで高齢者の在宅介護に対しまして一定の援助を行うところが出てきたというふうに聞いております。これからの医療保険制度の運営のあり方として、単に医療の分野のみならず、こういった意味での保健や福祉の関連領...全文を見る
○勝木健司君 近年、国民健康保険制度をめぐりまして大きな制度の改革が行われておるわけでありまして、老人保健制度の創設とかあるいは退職者医療制度の創設等があります。そしてまた、昭和六十三年には国保制度の改正が二カ年度の暫定措置としてでありますが行われました。そこで、この二年間を振り...全文を見る
○勝木健司君 小規模市町村対策として高額医療費の共同事業が実施されておるわけでありますが、この事業は法律に基づき実施されているものではなく、あくまでも都道府県ごとに任意に実施されておるというふうに伺っております。事業に対する信頼性が薄くなるのではないかというふうに思います。  ...全文を見る
○勝木健司君 高額医療費の共同事業の対象になっております高額医療費は、現在レセプト一件当たり八十万円以上とされておりますけれども、人工透析とか血友病の長期慢性疾患については、一件当たりの医療費が平均して四十五万円前後であるということから、この事業の対象から外れてしまうということに...全文を見る
○勝木健司君 三年後に見直しをするということでありますが、この高額医療費共同事業につきましては、今回の改正でも現行方式を三年間継続をしていく、そしてその時点で事業のあり方等について見直しを行うということでありますけれども、三年後の見直しの結果、この事業を廃止するという、あるいはこ...全文を見る
○勝木健司君 次に、国保の経営主体の問題について伺います。  前回改正におきまして、高医療費の市町村の運営安定化事業等の意味はわかるわけでありますが、これまでの対策や今回の法案では、果たして十分な格差解消ができるのかどうか、あるいはできないんじゃないかというふうに疑問に思う点が...全文を見る
○勝木健司君 今お聞きしていますと、厚生省は都道府県営における被保険者の把握とか保険料徴収が困難というデメリットを重視しておられるということでありますが、市町村営の著しい医療費とか保険料の格差というデメリットも私は重要ではないかというふうに思います。保険料とか医療費の格差にしても...全文を見る
○勝木健司君 ところで、厚生省は六十二年の十月に、国保問題懇談会で、「国保制度の課題と改革の基本的考え方」が提出をされております。この中で「小規模保険者については、県営保険等運営の広域化を図るみちを開く。」と述べられておるわけでありまして、このことがその後具体的な形で出てきていな...全文を見る
○勝木健司君 終わりたいと思いますので、あわせて厚生大臣、この国保の改正についての決意のほどを述べていただきたいと思います。
○勝木健司君 終わります。
06月12日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○勝木健司君 質問させていただきます。  戦後四十五年を今経過しようといたしておるわけでありますが、今日におきましても戦争のつめ跡の大きさというものを痛感させる問題の一つに中国残留孤児の問題があります。私も、私ごとですが、昭和十八年に中国の大連市で生まれまして、中国残留孤児の皆...全文を見る
○勝木健司君 帰国した孤児のおよそ九〇%近くが、私の生まれた中国東北地区からの帰国者だというふうに言われております。孤児自身が日本人であることと、そしてまた父母の地であります日本に帰りたいとの一念からの帰国であろうというふうに思うわけでありますが、ところが、問題は帰国後の生活だと...全文を見る
○勝木健司君 相当前の段階でもやられておりますから、確認の意味で今決意をお聞きした次第であります。  また、これも確認の意味でございますが、遺骨収集ということで、旧戦域におきまして亡くなられた方が二百四十万人にも上るということでありまして、こうした方々の遺骨の収集について、まだ...全文を見る
○勝木健司君 次に、麻薬取締法の一部改正案につきまして御質問さしていただきたいと思います。  まず、最近の麻薬、覚せい剤の取り締まりの実態についてでありますが、麻薬とか覚せい剤、向精神薬、シンナー、大麻等が具体的にどのような傾向を示しておるのか、またこの取り締まり体制はどのよう...全文を見る
○勝木健司君 具体的には、全米では安価で持ち運びが楽だということで効力が短時間しか持続をしないということで使うほど欲しくなるというクラックが大流行しておるというふうに聞いておりますが、その予備軍としての中毒患者が二千九百万人とも言われておりますが、大変急増しておるというふうに聞い...全文を見る
○勝木健司君 取り締まりの第一線に携わっておられるいわゆる麻薬Gメンの問題についてお伺いしたいというふうに思うわけでありますが、この水際作戦につきましては、警察、税関、入国管理局、海上保安庁等との緊密な協力関係が必要であるというふうに思いますが、そのためにもこの麻薬取締官について...全文を見る
○勝木健司君 最近の定員の増加、昭和四十七年は百七十名と伺っていますけれども、その後。
○勝木健司君 麻薬Gメンは極めて地味な仕事だということで、給与待遇は十分果たされておるのかどうかお伺いをしたいというふうに思うわけでありまして、自衛官、警察官、消防士と比較した場合、単純な比較は確かに難しいというふうに思いますが、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 ますます麻薬取締官が文字どおり身命を賭して職務に邁進されることに今後なっていくだろうというふうに思われます。麻薬Gメンは法律上、小型武器の携帯とか、いわゆるおとり捜査が認められておるということでありますので、大変危険な場面に遭遇することが容易に想像されるわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 それでは、現在殉職された方々に対する国としての補償というのはどのようになっておりますか、お伺いをしたいというふうに思います。  最近の新聞によりますと、自衛官の生命の値段が安過ぎるということで、去る二月の沖縄で起きた陸上自衛隊救難機の問題が問題提起をされておりまし...全文を見る
○勝木健司君 時間の関係で次に進ませていただきますが、昨年の四月の、財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターが、十五歳から二十五歳までの男女、青少年を四百人を対象に行った意識調査によりますと、友人や知人から薬物使用を誘われたことがあるかという問いに対して、実にシンナーでは約二〇%、...全文を見る
○勝木健司君 また、最近の警視庁のまとめによりましても、新聞報道でありますが、昨年一年間に大麻事件で逮捕または書類送検された少年が六十二人、昭和六十一年の約二倍ということで、このうち中学生が一人、高校生が二十人、大学生が二十人などとなっており、特に高校生は六十一年六人だったのが三...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が参りましたので、これで終わりたいと思いますが、先ほど同僚の先生からもありましたように、十四省庁にまたがるような、そういう麻薬の問題でありますから、もっと厚生省なり警察庁あるいは文部省と連携をとりながら、十分なそういう麻薬取り締まりについての実効が上げられる...全文を見る
06月14日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○勝木健司君 中小企業退職金の共済制度についてお伺いをしたいというふうに思います。  これは中小企業における退職金制度の普及、充実を目指したものでありますが、退職金制度自体の普及率をとってみましても、一千人以上規模の企業においては、昭和六十年の労働省調査によりましても一〇〇%に...全文を見る
○勝木健司君 先ほど同僚議員からもありましたけれども、中小企業退職金共済の対象範囲の拡大についてお伺いをしたいと思います。  製造業では三百人以下、卸売業では百人以下と、そして小売業、サービス業に至っては五十人以下となっておるわけでありますが、企業努力によりまして規模が拡大する...全文を見る
○勝木健司君 今後検討されるということでありますけれども、三百人、百人、五十人というこの規定の仕方について、今のこの時代の中では合わないんじゃないかというふうに思いますので、早急に検討をしていただきたいというふうに思います。  それから、これも同僚議員からありましたけれども、パ...全文を見る
○勝木健司君 さらに、女性の社会進出が非常に進む中でパートタイム労働者の勤続年数も平均で四・一年ということで延びておるということでありますが、こういった意味で、今我が国の産業にとりましてもパートタイム労働者は単なる繁閑調整機能的なものから産業にとって重要な戦力となっておるわけであ...全文を見る
○勝木健司君 パートタイム労働者の雇用形態は二カ月契約あるいは半年契約、一年契約というような短期の労働契約でありますが、しかしそれを反復更改された結果勤続が長くなっているだけにすぎないんじゃないかというふうに思われます。そういった意味で通常の労働者に適用される退職金制度というのに...全文を見る
○勝木健司君 中小企業対策を考えました場合に、やはり日本経済を支えている中小企業の活性化というものが大事になってくるんじゃないかというふうに思います。その点で、この中小企業退職金共済制度につきましても、ただ単に退職金制度だけの問題じゃなしに、中小企業における労働条件の向上の一環、...全文を見る
○勝木健司君 次に、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対する質問をしたいというふうに思います。  私は、労働者が安心して安全に働くことが大切じゃないかということで、労働災害の発生しない職場環境づくりがまず一番大切だろうというふうに思います。不幸にして労働災害が発生し...全文を見る
○勝木健司君 この被災労働者の雇用継続のための身体障害者雇用納付金制度による助成金のほかに、今ありましたように、企業在職中に障害者になった方のための障害者雇用継続助成金が昭和六十二年度より設けられておりますが、その利用状況をまずお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 支給実績については、確かに毎年着実に伸びてきているということでありますが、前年度の二倍の伸びを示した平成元年度ということでありますが、しかし予算消化状況から見たらまだ一割弱だということで、今もありましたように制度の周知徹底を図るということでありますから、ぜひ制度の周...全文を見る
○勝木健司君 そこで、通勤災害の認定に当たりまして、今、日常生活上必要な行為であって労働省令が定めるものということの中で、その行為による通勤の逸脱または中断が終了して通勤のための経路に復したときは、それ以後は通勤とされるようになっておるわけでありますが、例えば、その行為を行った後...全文を見る
○勝木健司君 時間がありませんので、人命救助の善意の行為のところについてはちょっと解せないところがありますが、最後の質問に移りたいと思います。  近年、単身赴任が増加いたしておりまして、金帰火来じゃありませんが、金帰月来の生活を送っているサラリーマンが多くなっておるわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
06月18日第118回国会 参議院 本会議 第16号
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○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。  まず、我が国の高齢化は短期間のうちに、しかも急速に進んでおりまして、欧米諸国の二ないし五倍...全文を見る
06月21日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○勝木健司君 一昨日でしたか、六月十九日付の日経新聞によりますと、労働省は二〇一〇年までの中長期的な労働力需給の展望を示されておりますが、この中で、仮に現在の労働力率のまま推移いたしますと、二〇一〇年には九百十万人が不足するというふうに推測をされております。率に直すと一四・一%の...全文を見る
○勝木健司君 女性、高年齢者を活用した場合の推計の前提となる数字についてお伺いしたいというふうに思います。  高年齢者については、二〇一〇年の男子の六十歳から六十四歳層の労働力率を現在の五十五歳ないしは五十九歳層と同率とされておるわけでありますが、五十五歳―五十九歳層の労働力率...全文を見る
○勝木健司君 今後議論を深めて、ぜひ六十歳定年の定着という方向で深めていただきたいというふうに思います。  六十五歳までの雇用確保の努力義務規定が新設されたわけでありますが、六十歳以上から六十五歳未満の定年到達者に限られた点について、なぜ六十歳未満の定年到達者については努力義務...全文を見る
○勝木健司君 結局、そういうことであれば、六十歳未満の定年を定める企業の労働者については、六十五歳までの雇用確保という観点からは、今回の法改正では何らの措置も講じられなかったというふうに思うわけでありますけれども、それについての考え方をお聞きしたいというふうに思います。
○勝木健司君 行政指導の中できちっとやっていかれるということでありますし、今回の法律の中では規定されてなくても、それ以外のところで規定をされているというふうに理解していいわけでありますかな。  時間の関係で次に進ましていただきますが、六十歳から六十五歳の者を再び雇用する場合の労...全文を見る
○勝木健司君 労働条件のことですが、定年後の雇用について、一方で賃金等については不合理な低下は妨げなければいけないだろうというふうに思いますし、他方で労働時間等については、労働者のニーズに応じた弾力的な運用というものが考えられていかなければいけないというふうに思うわけでありますが...全文を見る
○勝木健司君 特に労働組合のないところは労働時間を初めいろんな労働条件についての一定の方針と指針というものをぜひ行政指導の中ででも生かしていただきたいというふうに思います。  次に、六十五歳までの雇用確保の努力義務規定の中で、ただし書きが設けられておる。そして除外規定が設けられ...全文を見る
○勝木健司君 このようなただし書きの規定を設けたことによって、例えば障害者のように雇用機会確保のための能力開発と作業施設の改善が特に必要となる者については六十五歳までの雇用継続の努力義務がかからなくなるんじゃないかということですね、そういうことがないということなのかどうかお伺いし...全文を見る
○勝木健司君 そこで、昭和六十三年の身体障害者雇用実態調査によりますと、身体障害者の離職理由の中で離職者の一七・三%の者が定年を理由として挙げておられるわけでありまして、これは一般の常用労働者についての四・〇%という数字に比べますとかなり大きいなというふうに思いまして、高年齢身体...全文を見る
○勝木健司君 次に、高年齢者向けのME機器等々の研究開発等についてお伺いしたいというふうに思うわけでありますが、高年齢者の雇用拡大を図るためには高年齢者層の職域拡大ということも重要なポイントではなかろうかというふうに思われます。  そこで、労働省は昭和六十年度から五カ年かけて高...全文を見る
○勝木健司君 特に今ありましたように、高齢者向けのワードプロセッサーなどは現在においても非常に需要が大きいんじゃないかというふうに思われるわけでありまして、こういった高齢者向けのME機器等の実際の商品化というのはいつごろになるのかお伺いしたい。  それと、高年齢者向けのME機器...全文を見る
○勝木健司君 もう最後になりますが、大臣より、高年齢者の雇用確保のためのそういう職域拡大も含めて、決意のほどをお伺いして、質問を終わりたいというふうに思います。
○勝木健司君 本会議でも質問をさせていただきましたが、この委員会でも確認の意味で、何点かダブる点もありますけれども、質問させていただきたいというふうに思います。  我が国の福祉でありますが、社会保障費用の国民所得比で見た場合には、老人ホームや障害者のための施設あるいは母子家庭や...全文を見る
○勝木健司君 次に、出生率の問題でありますが、我が国の出生率の低下が高齢化の問題をより深刻化させておるわけでありまして、我が国の将来の活力に重大な影響を与えるのではないかということで、これも既に本会議で指摘したとおりでありますが、いろいろ出生率の低下については要因が指摘をされてお...全文を見る
○勝木健司君 子供が安心して育つようにするためには、特に弱い立場にあるそういう母子家庭等々に対する支援が必要じゃないかというふうに思うわけでありまして、母子家庭の母親も、離婚等に伴う複雑な家庭問題あるいは児童養育上のさまざまな悩みとか困り事を抱えておられるんじゃないかということで...全文を見る
○勝木健司君 次に、身体障害者の方々に対します福祉についてお伺いしたいというふうに思います。  厚生省は、今回の改正によりまして、障害を持つ人たちに対する福祉サービスを市町村で一元化していこう、一元的に提供する体制をつくって、身近な地域できめの細かなサービスを提供するというふう...全文を見る
○勝木健司君 精神薄弱の方々に対する福祉については、現在は施設中心の法体系となっておるわけでありますが、厚生省は今回の法改正によりまして、精神薄弱の方々につきましても在宅福祉対策を進めるというふうに言われておるわけであります。  精神薄弱の子供を持つ親の最大の心配は、自分がいな...全文を見る
○勝木健司君 私ども民社党は、かねてから東京一極集中を排除していこう、是正していこうということで、多極分散型の国土を形成する観点から、地方分権の推進を強く主張してまいっておるわけでありますが、このためにもそれぞれの地域におきます雇用の場を確保していこう、そして活性化を図っていこう...全文を見る
○勝木健司君 本会議でも指摘をさしていただきましたが、地域福祉の考え方に沿って市町村中心の福祉行政の体制づくりを進めていくためには国の市町村に対する強力なバックアップ、支援体制が必要じゃないかというふうに思います。ただ単に市町村に権限を移譲するだけでは国の責任逃れだというふうに思...全文を見る
○勝木健司君 次に、老人福祉法と身体障害者福祉法の中では、在宅サービスの実施につきまして、これらの「措置その他地域の実情に応じたきめ細かな措置の積極的な実施に努めるものとする。」というふうに文言が入っておるわけでありますが、こうしたきめ細かな措置が他の福祉法、精神薄弱者福祉法とか...全文を見る
○勝木健司君 先日の本会議におきまして、厚生大臣、必須義務化について、平成五年度以降総合的な検討を行うというふうに発言をしておられます。また老人福祉法等改正案の附則の第二条によりますと、「老人及び身体障害者に対する居宅における介護等の措置の推進のための方策及びこれに伴う国の費用負...全文を見る
○勝木健司君 そこで、この第二条の中身について四点ほど、もう時間も余りありませんので、まとめて質問をさしていただきたいというふうに思いますが、まず第一点は、この措置権の移譲は平成五年四月一日から行われるわけでございますが、本案が成立した後平成五年の四月一日までの間、市町村に対して...全文を見る
○勝木健司君 最後に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  先ほど来出ておりますゴールドプランと老人福祉法等の改正案との関係についてお尋ねをいたしたいというふうに思いますが、ゴールドプランは本年度から既にスタートして平成十一年度が最終年度であります。一方、老人福祉法等...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
11月08日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第2号
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○勝木健司君 同僚の議員が大体聞かれていますけれども、育児休業以外に老親等の介護休業制度とか、そういうことをやられておるということは僕は評価できるなというふうに思います。それがどういう形で法律として出されていくのかということはこれからの課題だろうというふうに思っていますが、今回中...全文を見る
○勝木健司君 ここで環境づくりということでいろんなことを書かれておりますが、これは僕はいいことだなというふうに思いますけれども、その中で、「事業主に対し必要な援助を行う」ということでありますけれども、大体どういうことを考えておられるのか、お聞きをしたいというふうに思うわけです。
○勝木健司君 今、ノーワーク・ノーペイと言われていますけれども、そういうことは一切ここに書かれておりませんので、ぜひそういうことじゃなしに、幸いに書かれておりませんから、同僚の先生も言われていましたけれども、社会保障とか社会保険との関係もありますので、事業主に対して必要な援助の中...全文を見る
○勝木健司君 もう終わりますが、ノーワーク・ノーペイの中で、もう企業の中で有給でやられているところも実態としては僕はあるだろうというふうに思っておりますので、そこら辺も踏まえた上で前向きにお互いに検討していくべきだろうというふうに思っております。  質問を終わります。
11月28日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 閉会後第1号
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○勝木健司君 中小企業問題についてお伺いしたいというふうに思いますが、女性の大半、多くの女性の方々が中小企業で働いておられる事実を指摘をしながらお尋ねしたいわけですが、この育児休業というのは、労働基準法が定める労働条件と同じように、労働者がどこで働こうが認められるべきじゃないかと...全文を見る
○勝木健司君 自民党の小委員会の取りまとめでも、今言われましたように、「中小零細企業の実態等をふまえつつ、弾力的な措置を検討する必要がある。」というふうにされておるわけでありますが、この点につきまして、前回の小委員会でも若干の時間の猶予措置を設けるという例を挙げられておったわけで...全文を見る
○勝木健司君 その場合に、ある程度事業主の意見を聞くということも大事だと思いますけれども、しかし、ある一定の限度においてやらせていく、実行していくということも大事じゃないか。そのための政府として助成措置を講じていくというようなことも具体的に考えていかなければ、中小零細とやれる事業...全文を見る
○勝木健司君 次に、育児休業手当と児童手当との関係についてお伺いをしたいというふうに思うわけですが、育児休業手当に関連してですが、この児童手当のとらえ方を新たに踏み込んでいく、考えるべきだとか、あるいは育児休業と児童手当をリンクして考えていくことが必要ではないかという意見が、前回...全文を見る
○勝木健司君 今さら改めて言うまでもないことでありますけれども、この児童手当は一歳未満に限られるべきではないということでありまして、そしてまた、この被用者のみに関する制度でもないということ、また受給が育児休業の場合に限られないこと等、やっぱり育児休業手当とは異なる面を確かに持って...全文を見る
○勝木健司君 厚生省、労働省、それぞれの立場から、問題は同じところにあるわけでありますけれども、それぞれの立場で予算を編成をしていくということでありますが、出るところは大蔵省一つですから、そこら辺もここで出したのだからここは出さないとか、そういうことのないように、労働省、厚生省そ...全文を見る
○勝木健司君 できるだけ同時期にやれればやろうという、それでいいですね。
○勝木健司君 ありがとうございました。