勝木健司

かつきけんじ



当選回数回

勝木健司の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第120回国会 参議院 本会議 第5号
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○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、ただいま行われました海部内閣総理大臣の演説に対し、質問を行うものであります。  世界じゅうの国民の平和への願いもむなしく、イラクが国際世論や国連決議を無視し続けた結果、多国籍軍によるイラクへの攻撃開始という最悪の事態を迎...全文を見る
03月07日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○勝木健司君 まず、労働時間の短縮問題について労働大臣にお伺いをしたいというふうに思いますが、今、日本の働く人々をめぐる大きな問題の一つに労働時間の短縮の問題があるわけでございますが、この問題については、外国からは日本人の働き過ぎが経済摩擦の元凶のように言われておりますし、また内...全文を見る
○勝木健司君 労働省の毎月勤労統計調査によりますと、年間の所定労働時間は八五年、千九百四十六時間、そして昨年の時点では約八十時間短縮をされて千八百六十時間へと減少いたしておるわけでありますけれども、所定外の労働時間が逆に百六十二時間から百八十六時間へ二十四時間も増加しておるような...全文を見る
○勝木健司君 原因いろいろ言われておりますけれども、考え方、意識を改革していかなければ、休んだら他に迷惑をかけるからとか、そういうことではなかなか労働時間短縮は進んでいかないんじゃないかというふうに思うわけであります。  豊かさを実感できないものの一つに、生活時間の余裕のなさと...全文を見る
○勝木健司君 公表したらどうかとか、そういう問題について。
○勝木健司君 もっと積極的に実態を調査されて公表をしてどんどん普及していただきたいというふうに思います。  次に、高齢者及び女性の雇用の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  昨年の六月二十一日の本委員会におきまして私は質問をさせていただいたわけでありますが、本日もこの...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が余りありませんけれども、現在六十歳定年制の割合は六〇%程度というふうにお聞きをいたしておりますが、これを平成五年度に完全定着を目指すという方向で努力を今されておるということをお聞きいたしておりますけれども、この見通しについてお伺いしたい。  そしてあわせ...全文を見る
○勝木健司君 時間ですので、最後に労働大臣にお伺いをしたいというふうに思いますが、厚生年金の支給開始年齢との関係でありますが、近い将来厚生年金の支給開始年齢を六十五歳に引き上げようとする動きが出ておるわけでありますけれども、やはり雇用保障をしっかりしておくことがまず必要じゃないか...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
03月26日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○勝木健司君 厚生大臣御苦労さんでございます。  我が国は大変な速度で高齢化が進んでおるわけでありまして、また一方では出生率が低下をいたしております。現状では出生率が急速に回復するという見通しも、その予測も立たないようでありますが、一方高齢化の進行速度は確実に計算できるわけであ...全文を見る
○勝木健司君 具体的に想定される社会に対してどう厚生省として対策をされるかということはよくわかりましたけれども、一体どういう経済を想定されておられるのかということについてはよく私はわかりませんので、また違う別の機会にでもお伺いして、次に進ませていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○勝木健司君 今看護職員の養成について話がありましたので、文部省にお伺いしたいというふうに思います。  現在看護職員の養成は看護婦等養成所における養成が主でありまして、その養成内容の向上にも努力をされておるところでありますが、高学歴化の中で、看護婦を志望する人を確保していくため...全文を見る
○勝木健司君 次に時間の関係で進ませていただきたいというふうに思います。文部省ありがとうございました。  麻薬、覚せい剤などの薬物乱用対策に入らせていただきますが、薬物乱用の恐ろしさは、今さら言うまでもないわけでありまして、昨年の社労委員会を初め国会でも向精神薬に関しての法律改...全文を見る
○勝木健司君 法案作業が着々と進んでいるようでありますけれども、具体的に今国会の提出に間に合うのかどうか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 そこで、外務省にお伺いしたいと思いますが、法案の方は今ありましたように順調に進んでおるようでありますので、条約案について今国会に提出される予定かどうか、提出されるとすればいつごろになるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 外務省、ありがとうございました。  もう時間が来ましたので、最後に厚生大臣にお伺いをしたいというふうに思いますが、西欧諸国におきましては住宅対策が社会保障、福祉の必須の条件として取り組まれてきたとも言われております。我が国においてはこのような思想が社会保障、社会福...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。終わります。
○勝木健司君 交通事故が増加いたしております最近の状況の中では、救急救命士という資格をつくることはまことに時宜を得たものじゃないかというふうに私たちも考えております。せっかくこのような法律をつくって制度をつくるわけでありますから、十分に有効に機能をしていくことができるものにぜひし...全文を見る
○勝木健司君 ドクターカーの運営システムの実態につきまして、消防庁にお伺いいたしたいというふうに思います。  現在、ドクターカー運営システムを導入している消防本部はどこの消防本部なのか、そしてなぜ導入することになったのか、その経緯、そして地元医師会との関係、医師出動の要請はどの...全文を見る
○勝木健司君 常時一名体制ということでありますけれども、そこで、この救急救命士でありますけれども、どういう人が、どういう形で勉強してその資格を取っていくかについてお伺いいたしたいというふうに思います。受験の資格として、私は実態として、高校を卒業して勉強して資格を取って救急救命士に...全文を見る
○勝木健司君 今お答えいただきましたような、新たな教育機関も必要じゃないかということでありますが、実際にそれに携わる先生の確保とか実習施設の確保がこれから重要になってくるだろうというふうに思います。この点についても厚生省が積極的に努力をしていくべきであるというふうに思いますけれど...全文を見る
○勝木健司君 搬送途上で救急救命士の資格を持つ人が、医師の指示のもと、救急救命処置を行うわけでありますけれども、当然指示をする救急医療に携わる医師等の養成や確保が必要になってくるというふうに思うわけであります。現在、全国の救急医療専門医は約千七百人と承っておりまして、全医師の一%...全文を見る
○勝木健司君 最後に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思いますが、先ほどの消防庁からのお話でも、現場まで五分かかる、そして現場から病院に行くまでに平均二十一分かかる、そしてまたそれから手術室に行くまで五、六分かかるというような話がありまして、救急救命士法案も大事でありますけれど...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
04月09日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○勝木健司君 それでは、質問させていただきます。  財形法の改正法案につきましては、社会情勢あるいは勤労者のニーズの変化に対応する制度改善が織り込まれたことについては、私どもも評価をいたしております。しかし、年金、住宅貯蓄の限度額が据え置かれたこと、また住宅融資の融資限度額が据...全文を見る
○勝木健司君 非課税制度は、本来少額の貯蓄を優遇するものであるということ、あるいはまた非課税措置は一定額まで認める、これを超えた場合まで認めることは適切でないというふうに大蔵省は衆議院の社労でも答弁をいたしておりますけれども、この財形制度がマル優枠とは別に財形貯蓄の非課税制度とし...全文を見る
○勝木健司君 余り納得できませんけれども、昭和六十二年の十月施行されたこの所得税法の第五十一条の中で、明年度に利子所得のあり方については見直しを行うということでありますけれども、この利子所得の見直しに当たって総合課税に移行するのか否か、そしてこの場合財形貯蓄の扱いは一体どうするの...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が余りありませんので、大蔵省御苦労さまです。私は哲学を聞いておるんじゃありませんで、来年度どうするのかということだけをお伺いしたかったわけでございます。  次に、大臣にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  教育費用についての融資については一歩前進を...全文を見る
○勝木健司君 それでは、次に進ませていただきます。  財形給付金とか基金制度の設立の要件が改善をされておりますが、中小企業の普及促進にはまだまだ不十分ではないかというふうに思われます。財形基金制度は設立時において財形基金の加入員となる勤労者が百人以上という設立要件でありますが、...全文を見る
○勝木健司君 最後に、大臣にお伺いします。  財形の貯蓄残高が約十四兆円あるということでありますが、貯蓄残高の三分の一を還元融資に使用できることになっておりますが、この持ち家分譲、持ち家個人、セカンドハウス、進学等の各融資を合計してもその総額はまだ大体一兆円強しかない状況であり...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。  終わります。
04月12日第120回国会 参議院 本会議 第18号
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○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました育児休業等に関する法律案に対しまして、総理並びに関係大臣に幾つかの基本的問題について質問を行うものであります。  我が国の女性の労働人口は今日二千五百万人を超え、このうち女子雇用者は千七百...全文を見る
04月18日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○勝木健司君 私は、男女労働者がひとしく育児休業を取得するためには、取得しやすいような育児休業制度をつくらなければならないというふうに思います。そのための環境整備をしていかなければならないというふうに思うわけであります。労働者が取得しやすい育児休業制度にするためには、不利益取り扱...全文を見る
○勝木健司君 私は、本会議におきましても質問をさせていただいたわけでありますが、現在国家公務員等の教員及び看護婦等のいわゆる特定職種の女子職員を対象にする育児休業法におきましては、本人負担に係る社会保険料相当分は使用者たる国が負担しているという現状であります。また、四月一日の人事...全文を見る
○勝木健司君 私は、人材の確保、民間でも官公でも、国家公務員でも全く同じような目的であろうというふうに思うわけであります。また、小里労働大臣、就任直後でしたか、育児休業中の所得保障問題について、野党側が育児休業期間中賃金の六割を国や企業が保障するよう求めていることについては、なる...全文を見る
○勝木健司君 私は、労働大臣の今後の方向も含めて、どういう方向で取り組んでいかれるのかということをお聞きしたかったわけであります。先ほどのいろんな先生方への答弁の中でも、含みのある御答弁をされていますから、まあ結構でございます。  育児休業中の所得保障の財源につきまして、私たち...全文を見る
○勝木健司君 事業主の負担額は、厚生年金の保険料等の算定基礎となります標準報酬月額等をもとに一定の拠出金率を算定をされておるわけでありますけれども、そこでこの拠出金率は幾らに現在なっておりますでしょうか。そして、今回法律が通りますと児童手当額は引き上げられますが、そのときの拠出金...全文を見る
○勝木健司君 厚生省、ありがとうございました。  そこで、労働省にお伺いしますが、一年間に育児休業を実際に取得する労働者の数でありますけれども、一体労働省では男性はどのくらい、また女性はどのくらい育児休業を実際に取得するというふうに予想されておるのか、お伺いしたいというふうに思...全文を見る
○勝木健司君 私は、先ほども申し上げたわけでありますが、新しく全労働者を対象とする育児休業制度を創設しようということであります。まさに男女共生時代の、そういった意味では新しい社会のシステムをつくっていこう、構築していこうというわけでありますので、そこで、今後例えば、今申し上げまし...全文を見る
○勝木健司君 見直す必要はなかろうということですか。時間もありませんので、また次に譲りたいと思います。  最後に、この育児休業法、二十一世紀に向けて、また国際的動向も踏まえながら構築をしていかなければいけないということであります。育児休業の休業保障の問題については、先ほど同僚議...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
04月23日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○勝木健司君 今回の改正案につきましては、既にポイントと思われる点については相当質疑が行われておるわけであります。若干重複する点があるかもしれませんけれども、我が党としての立場を踏まえた上で具体的に幾つか御質問させていただきたいというふうに思います。  まず第一点は、厚生省はい...全文を見る
○勝木健司君 また別の、昨年一月に厚生省が行いました児童家庭施策の充実に関する有識者調査結果によりますと、児童手当の支給期間についてでありますが、現行どおりでよいとするものが三七・六%、そして中学卒業まで支給すべきであるとするものが三五・九%、支給額を手厚くするために支給期間を例...全文を見る
○勝木健司君 厚生省はいろいろな答弁の中で、支給期間を経済的な支援の必要性が高い三歳未満の時期に重点化をするということで支給年齢を引き下げたことを説明いたしておられますけれども、三歳未満が最も経済的支援の必要な時期というとらえ方が本当なのか、誤っておるんじゃないか、真の意味での親...全文を見る
○勝木健司君 児童手当は制度創設当初は第三子以降の児童を対象に中学を卒業するまで支給されておったわけでありまして、昭和六十年の改正で第二子以降の児童を対象に小学校就学前までとするというように改められ、さらに今回は支給対象を第一子に拡大する一方で、支給期間を三歳未満にしようとしてお...全文を見る
○勝木健司君 この児童手当法は一九七一年から実施をしておられるわけでありますが、その内容は諸外国に比べて非常に立ちおくれておるように思います。そこで、この手当の額は西欧諸国などと比べて妥当な額なのかどうかをお伺いしたい。  あわせて、我が国は理想子供数三人という親の四割近くは三...全文を見る
○勝木健司君 次に、特例給付、特例措置についてお伺いしたいというふうに思います。  昭和五十六年の臨調答申を受けて五十七年から所得制限の強化及びサラリーマンを対象とした特例給付の支給が行われておるわけでありますが、昭和六十年の改正の際に平成三年五月までという期限つきで延長してき...全文を見る
○勝木健司君 特例給付はもう全額事業主が負担しておるということで、特例給付を実施する結果は事業主負担というものがますますふえる一方でありまして、国庫負担が大幅に減少しているというのが実態であろうかというふうに思います。現在ほとんどの企業が家族手当を支給しておる。その上に児童手当の...全文を見る
○勝木健司君 児童手当制度は施行後も見直しと称して支給年齢を次々に縮小するなど後退をしているのではないかというふうに思うわけであります。今回の三歳未満への支給年齢の引き下げもその路線を引き継いだものであるように思うわけでありまして、衆議院で見直し規定が入りましたけれども、また見直...全文を見る
○勝木健司君 次に、もう一つの法案について若干質問させていただきたいというふうに思います。  このたびソ連の元首として初めてゴルバチョフ大統領が我が国を訪問されたわけでありまして、今後の日ソ関係に新たな段階がもたらされたものと私たちも理解をいたしておりますが、こうした状況のもと...全文を見る
○勝木健司君 この名簿はこれまでの戦後処理なり援護行政に対してどのような影響といいますか、効力を有するのかお伺いをいたしたいというふうに思います。  例えばこの名簿が効力を有することになりますと、今まで行った補償を訂正したり、新たに補償をするというふうな問題が生ずるのであります...全文を見る
○勝木健司君 大臣にお伺いをしたいというふうに思いますが、今回のゴルバチョフ大統領の訪日によりもたらされましたこのような新しい状況を踏まえまして、遺骨の収集とかあるいは墓参に今後どのように取り組む方針でありますか。また、遺族の方も大変高齢化しているというふうに思われますので、迅速...全文を見る
○勝木健司君 余り時間もありませんけれども、次に、中国残留孤児対策についても触れてみたいというふうに思います。  私自身も中国の大連の出身でありますので、中国残留孤児の問題は他人ごととは思えないわけでありまして、こういう立場で例年質問をさせていただいておるわけでありますが、帰国...全文を見る
○勝木健司君 時間が来ましたので、終わりたいというふうに思います。  昭和二十七年の援護法が制定以来、その給付水準が逐次改善されてきたことは非常に喜ばしいことでありますが、その一方で、戦後四十六年を経た今日でも、いまだに障害年金などの請求があるというふうに聞いております。援護法...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。  終わります。
04月24日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○勝木健司君 最近の労働力需給の状況とかあるいは人手不足倒産がふえておるということで、そういう状況を考えますと、中小企業の経済社会における重要性を考慮いたしましても何らかの対策を講ずることが今焦眉の課題となっておるわけでありまして、このような状況のもとで今回の法案が提出をされます...全文を見る
○勝木健司君 この法律の実効性の確保につきまして、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  事業協同組合等の作成する改善計画についてでありますが、実効性確保のために改善計画の作成に当たって労働者の意見の反映というものが特に重要になってくるというふうに私は思います。この計画...全文を見る
○勝木健司君 この法案はさまざまな支援あるいは財政的な援助措置を通じまして、労働時間の短縮あるいは福利厚生施設の拡充などを図っていこうとするものであります。これらの助成金あるいは補助金などが労働者福祉の向上にとって真に本当に役立つように厳格に運用されなければならないことは当然のこ...全文を見る
○勝木健司君 通産大臣、また労働大臣は労働力の確保を図るためにこの基本指針を定めるということでありますけれども、具体的にどのような内容を考えておられるのか。その際、計画の認定及び進捗状況のチェックが可能となるような、より具体的な指針とするようにしていただきたいと思うのでありますが...全文を見る
○勝木健司君 中小企業庁、特にございますか。
○勝木健司君 それでは、中小企業において労働者が安心して働き続けるために環境を整備することが必要じゃないか、それで、労働時間を初めとする公正な労働基準というものがすべての職場において明確にされていなければならないというふうに思うわけであります。  そこで、この基本方針にあわせま...全文を見る
○勝木健司君 この基本指針につきましても、当然見直しをしていかなければならないわけでありますけれども、この見直しの時期はいつごろなのか、そして見直しの発議というのはどのようにされるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 中小企業における労働力の確保を図るためには、当然労働時間の短縮などの労働条件の向上とかあるいは職場環境の改善あるいは福利厚生の充実など中小企業の格差の是正に向けて総合的にきめ細かな施策を展開することが必要であろうというふうに思われます。そういう労働問題の基本は労使関...全文を見る
○勝木健司君 それでは時間も余りありませんので、次に地域雇用開発等促進法の改正等についてお伺いしたいと思います。  厳しい雇用失業情勢が続いている地域におきましては、引き続き地域雇用対策を積極的に推進していく必要があると思うわけでありますが、現行法に基づく雇用開発促進地域はすべ...全文を見る
○勝木健司君 それでは、この法律と中小企業人材確保法との関係について、今回の二つの法律案の施策は地域と中小企業にそれぞれ焦点を当てておられるということで地域の自立支援を行うものであります。その実効性が確保されるということが特に重要じゃないかというふうに思うわけであります。  今...全文を見る
○勝木健司君 次に、公共職業安定所等職業紹介体制のあり方についてお伺いをしたいというふうに思います。  労働省の委託調査によりましても、Uターン労働者採用に当たっては地方圏の企業が挙げている問題点というのは、「Uターン希望者の把握ができない、情報が少ない」というのが六一%でトッ...全文を見る
○勝木健司君 就職情報紙誌等の急成長に伴いまして、それに絡んだトラブルというものが社会問題化したことは記憶に新しいわけでありますが、不適正な労働者募集広告によりまして労働者が被害を受けることがあってはならないはずであります。  そこで、これらの就職情報紙誌に対する労働省の基本的...全文を見る
○勝木健司君 最後に、労働大臣にお伺いをして質問を終わりたいと思いますが、地域雇用環境整備構想、これは確かに若年者の地元定着あるいは都市圏勤労者のUターン対策を盛り込まれた内容となっておりますが、東京一極集中を是正していく、そしてまた多極分散を推し進めていくためには、そういった意...全文を見る
○勝木健司君 中小企業庁長官、何かありますか。
○勝木健司君 ありがとうございました。  終わります。
04月25日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
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○勝木健司君 今、切磋琢磨してできるだけ早い時期に見直しを必要に応じてやっていこうという大臣の答弁を伺ったわけでありますが、この法案は育児休業の申し出をいたしまして、そしてまた、あるいは休業したことを理由とする解雇を禁止する禁止条項のみが明記をされておりまして、こういう解雇禁止の...全文を見る
○勝木健司君 大臣の指針で徹底させていくということでありますけれども、指針の中身についてもお伺いしたいわけでありますが、時間も差し迫っておりますので、次に進みたいと思います。  労基法上の権利であります年次有給休暇に関する法違反につきましては、刑罰を背景とする労働基準監督署の行...全文を見る
○勝木健司君 権利行使を理由とした不利益な取り扱いはいかなる場合にあっても許されるべきじゃないんじゃないかというふうに思います。この一般原則を他の立法例同様に法律上明文化することによって趣旨が徹底をされていくというふうに思うのであります。  ちなみに一般職国家公務員の育児休業等...全文を見る
○勝木健司君 同じく人事院の意見の申し出によりますと、一般職国家公務員については、職務に復帰した後の給与の取り扱いについては、育児休業期間の二分の一に相当する期間を引き続き勤務したとみなして俸給月額の調整を行うこととし、かつ退職手当支給に係る在職期間の算定につきましても、育児休業...全文を見る
○勝木健司君 話し合いができる労使であればいいわけでありますけれども、組織率が二六%を割っておるような状況の中ではなかなかそういうことができないわけでありますが、そういうためにこの法律が規定されておるわけでありますので、ぜひその点考慮していただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○勝木健司君 私は、少なくとも原職または原職相当職への復帰とか、あるいは勤続期間通算への二分の一の評価というものを省令もしくは指針の中に織り込んでいただきたいというふうに思うわけでありますので、その点について大臣に御答弁をお願いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  次に、中小の猶予措置につきまして、若干お伺いをしたいというふうに思います。  育児休業制度の実施状況についても六十三年の調査でも五百人以上の事業所では二五・三%、そうして百人から四百九十九人で一八・〇、そして三十人...全文を見る
○勝木健司君 この育児休業は全労働者に権利として保障されるものであろう、そして労働基準法で定める労働条件と同じように全労働者が対象であるというふうに思うわけであります。また、労働法の精神からも事業所の規模によりまして差別的な取り扱いをすべきではないと考えるのでありますが、常時三十...全文を見る
○勝木健司君 常時三十人以下の事業所に関しましては、勤務時間の短縮の措置についても同じように適用が猶予されておるわけでありまして、中小零細企業は所定労働時間についても適用が猶予されておるということは、労働時間が長いというのが現実であるわけであります。だからこそ、少なくともこの勤務...全文を見る
○勝木健司君 私は、育児休業もできるところはやっていただくということはわかるわけでありますけれども、三年間猶予をしていくということでありますし、労働時間の短縮についても三年間猶予措置があるわけでありますので、言ってみればダブルで中小企業はそういう形であるわけでありますので、まして...全文を見る
○勝木健司君 具体的には平成四年度予算の中でということでありますけれども、漏れ聞くところによりますと、平成四年度の予算要求を百億あるいは百五十億ほどやられるというふうに聞いておりますが、そういうことでよろしいんですか。
○勝木健司君 手続的にはそういうことだろうというふうに思いますが、できるだけ先が、具体的にどうするのかということが見えてこなければなかなか難しいわけでありますので、よろしく決断のほどをお願いしたいというふうに思います。  私は、この常時三十人以下の事業所が三年間の猶予期間におい...全文を見る
○勝木健司君 奨励措置というふうなものを考えるということでありますが、制度導入奨励金のようなものを検討されていくということであれば、三年間の猶予期間の中でも少しでも早く導入が促進されるように、例えば一年目を厚くするなど、そういう傾斜配分的な奨励措置をぜひ検討していただきたいという...全文を見る
○勝木健司君 日本の労働者の約半数が三十人規模以下の事業所に働いておることを考えますと、やはり三年間の猶予とは申しましても、一日でも早く育児休業制度が導入をされて、そこに働く人たちが労働者の権利として保障されるために、今御答弁をいただきましたような、そういう制度導入奨励金制度の思...全文を見る
○勝木健司君 もう時間も余りありませんので、最後に、この育児休業法案が通りますと、これに基づいて労働組合を組織している組織は労使間でいろんな経済的な保障措置、援助措置なんかを要求できるわけでありますけれども、いかんせん中小企業は三年間の猶予措置が設けられておりますので、その間、先...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
08月09日第121回国会 参議院 本会議 第3号
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○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、当面する重要課題につきまして質問を行うものであります。  まず、雲仙・普賢岳噴火による多数の犠牲者の方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災住民の方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。また、昼夜にわ...全文を見る
09月12日第121回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○勝木健司君 おはようございます。それでは、四十分でありますけれども質問させていただきたいと思います。  先月ですか、平成四年度の予算編成に向けて各省庁から概算要求が出されたのでありますが、大幅な税収増を支えてきたこのバブル経済の恩恵を受けたここ数年とは打って変わって、景気減速...全文を見る
○勝木健司君 高齢者対策についてでありますが、これは何といってもマンパワーの確保が一番犬切であり難しい課題じゃないかというふうに思います。計画を立てても、それが実現し、消化できないのであれば何の意味もないわけでございまして、在宅福祉対策の核となりますホームヘルパーを十万人にすると...全文を見る
○勝木健司君 次に、看護婦対策でありますが、看護婦の再就職対策を進めるということで伺っておるわけでありますけれども、医療技術の進歩あるいは病院のサービスレベルの向上に対応していけるのかどうか、かつての状況から医療自身もまた病院自身も大きく変化してきておるわけでありまして、その事態...全文を見る
○勝木健司君 次に、出生率の対策でありますが、近年の出生率低下は極めて深刻でありまして、我が国の国家の将来にかかわる重要な問題であろうかというふうに思います。その際、児童手当、母子医療対策あるいは育児休業、保育所整備など、いろいろな施策を総合的、体系的に進めていくことが必要じゃな...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。  厚生省の人口問題審議会でありますが、人口減少問題について基本的な対策を講じるための審議を開始したとのことであります。また、労働省も出生率の低下で今後労働力不足となることから、中長期的な視点での雇用労務対策を審議する雇用問題政策会議という...全文を見る
○勝木健司君 次に、出生率と年金財政の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  年金財政は、その基盤になる合計特殊出生率が二・〇〇を前提としていると思うのでありますが、昨年は一・五七、ことしは一・五三、そしてこのままいきますと、一・四八と低下していくわけでありますが、急速に...全文を見る
○勝木健司君 高齢社会の中で社会保障制度の役割というのは国民生活の安定を図ることでありまして、総合的にまたかつ均衡のとれた体系として構想されなければならないというふうに思います。それゆえに、今日の我が国の社会保障制度のあり方を老人福祉に重点を置いてとらえることは極めて大切でありま...全文を見る
○勝木健司君 今説明がありましたように、人間形成の基礎となる極めて重要で最も支援の必要性の高い時期に、社会全体で支援をしていかなくてはならない時期に、このように地方自治体によってかなりの格差があるということであります。この実態について厚生省はどう受けとめられておるのか、御見解をお...全文を見る
○勝木健司君 ナショナルミニマムを確保しておるということでありますが、本来こうした措置は地方が行うものじゃないんじゃないか、国が責任を持って行うべき施策であります。自治体がこうした施策を行うのは単なるばらまきというものじゃないか。乳幼児の医療を経済的な理由により妨げることのないよ...全文を見る
○勝木健司君 それでは、次にゴールドプランについてお伺いをいたしたいというふうに思います。  このゴールドプランの達成のかぎとなるのは、何といってもホームヘルパー等マンパワーの確保であろうかというふうに思います。福祉の実施主体となる市町村の財政、マンパワー両面の体制整備ではない...全文を見る
○勝木健司君 先月の総務庁の行政監察結果によりますと、ホームヘルパー事業の実態について報告をされておりますが、早朝や夜間、休日に派遣している市町村はゼロである。また、平日でも事務整理などを理由に派遣していない日時を設けている市町村が二一・二%ある。派遣希望世帯の要求にこたえていな...全文を見る
○勝木健司君 今、福祉関係者の間には、この保健福祉対策について市町村格差の拡大が危惧されておるということであります。市町村は全国に三千二百五十余りありまして、人口規模また行財政力あるいは行政需要などによって千差万別であるわけであります。要介護老人、障害者などマイノリティーとも言う...全文を見る
○勝木健司君 次に、労働省にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  高齢者介護についてでありますが、高齢者介護は国民的な課題であるわけでありまして、女性の就業が増加し、家族の状況が変化する中で、年老いた親の介護の負担は男女労働者にとって身体的、精神的、また経済的に大きな問題...全文を見る
○勝木健司君 介護を必要とする高齢者の数は年々ふえ続けていることは各種資料が示すところであります。国民の福祉動向によりますと、六十五歳以上で介護を必要とする高齢者の数は一九九五年度には八十五万人、二〇〇〇年度には百万人と予測をされておるわけでありまして、このような高齢化予測のもと...全文を見る
○勝木健司君 平成四年度の保健医療・福祉マンパワー対策大綱における施策を強力に推進するために、厚生省は次の通常国会に看護職員の人材確保を図るための法律案及び社会福祉施設職員、ホームヘルパーの人材確保等を図るための法律案を提出する予定と聞いております。超高齢化社会が目前に迫っており...全文を見る
○勝木健司君 時間も来ましたので、最後にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  年金福祉事業団の関係でありますが、証券会社が損失補てんした法人の中に年金福祉事業団の名前があったわけでありまして、証券不祥事の渦中にこの年金福祉事業団の名前を聞こうとはよもや夢にも思わなかったわ...全文を見る
09月17日第121回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○勝木健司君 私ども民社党は、昭和三十五年の結党に当たりまして、福祉国家の建設というものを目標に掲げて今日に至っておるわけでありますが、当時この我が党の目標に対して、与党からも、働かなくても食べていける怠け者の社会をつくるものだというふうに批判をされましたし、また他の野党からも資...全文を見る
○勝木健司君 社会保障の水準はその国の文化水準を示すバロメーターであろうかというふうに思いますが、この社会保障給付費の国際比較を対国民所得比で見てみますと、我が国の社会保障給付費水準は著しく低いと思われますが、厚生省は我が国の給付費水準をどのように評価しておられるのか、簡潔にお答...全文を見る
○勝木健司君 医療、年金、福祉の部門別公費を見てみましても、福祉に対する給付が小さいんじゃないかということでバランスがとれていないんじゃないかというふうに思われます。福祉は公的責任による対応が最もなじむ分野であるにもかかわらず、公費の投入がまだまだ不十分であります。このままでいき...全文を見る
○勝木健司君 今後の老人医療、老人福祉のあり方は、年金政策と同様に、基礎部分については公的部門で、また付加部分については民間で進めるべきではないかという感じを持っているわけでありますが、今後は何を公的部門が担う、そして何を民間にゆだねるかという官民の役割分担に論議を集中すべきじゃ...全文を見る
○勝木健司君 国民医療費についてお伺いしたいというふうに思います。  国民医療費が我が国の経済にもたらす雇用の創出等の波及効果も国民経済上無視できるものではないというふうに思います。このような国民医療費のプラス効果を考慮に入れますと、国民医療費の増加は一概に悪いこととは言えない...全文を見る
○勝木健司君 老人保健法の実施主体についてお伺いいたしたいと思いますが、老人保健法の実施主体が市町村であるのはなぜでありましょうか。これは高齢者への健康保障が地域の人口規模とか、あるいは年齢構成、地理的状況、住民の健康状況などの地域的な特性に応じて保健事業が実施されるべきであろう...全文を見る
○勝木健司君 前回の昭和六十一年の老健法の改正のときに、次の老健法改正は抜本改正が行われるであろうということが盛んに論議をされたわけであります。しかし今回の改正案を見ましても、抜本的な改正ではなく、いわばバイパスづくりが行われているような気がいたします。本来なら改正案は昨年提出さ...全文を見る
○勝木健司君 老人保健法は、七十歳以上の老人医療費の無料化制度が国保財政の破綻を来しかねないとの認識に立って、財政的な危機を回避するために制定されたという経緯がございます。昭和六十一年の改正によりましても、このような老人保健法の基本的性格に変化はなかったわけでありますが、変化した...全文を見る
○勝木健司君 これからの長寿社会におきましては、だれでも高齢者になると病気の二つや三つは持っているというのが常態になってくると思われます。そうなると、果たして高齢者の病気は今までの医療保険だけの論理でいいのだろうかというふうに思います。そういう疑問が出てくるわけでありまして、将来...全文を見る
○勝木健司君 今回この老人医療の費用負担につきまして、介護に着目して公費の負担割合が引き上げられるわけでありますが、この問題に関しまして若干お尋ねいたします。  まず、今後公費の負担割合が引き上げられる介護の対象は拡大をしていくのか、その見通しにつきましてどのような将来展望を持...全文を見る
○勝木健司君 老人医療費の公費負担をすべて五割に引き上げるべきであるという強い要望があるわけでありますが、今度公費負担が三割から五割に引き上げられる部分がありますが、この位置づけはどのように解したらいいのか。すなわち今後老人医療費の全体の公費負担の割合を五割に引き上げるものとする...全文を見る
○勝木健司君 自民党の回答の中に、「公費負担五割の対象となる病院、施設等を計画的に拡充し、もって将来にわたり公費負担の拡大を図る。」ことと、「公費負担五割の対象としてこ「老人訪問看護療養費」を追加するとなっておるわけでありますが、このことによりまして平成四年四月一日以降の公費負担...全文を見る
○勝木健司君 それでは、この衆議院の修正部分を含めて今回の公費負担五割の対象となる施設数は幾らでありましょうか。また、お年寄りの入院患者に直して何人ぐらいなのか、そのお年寄りの入院患者の何%に当たるのかということで、実態についてお伺いをしたいと思います。
○勝木健司君 現在千八百十八ある健保組合のうち三五・九七%に当たる六百五十四組合が既に赤字だという実態にありますが、この赤字の原因はどこにあると厚生省は認識しておられますか。
○勝木健司君 被用者保険の拠出金の負担増の緩和を図るとともに、老人保健制度の基盤の安定化のために特別保健福祉事業が実施されて、平成三年度では八百五十億円が計上されておりますが、この措置は来年度以降も引き続き実施されるものと思いますが、どう考えておられるのか、お伺いしたいというふう...全文を見る
○勝木健司君 政府の原案によりますと、今回の改正で公費負担がふえる七百五十億円のうち、国が五百億円、原爆や結核や精神病に係る高齢者分として国の負担分が二十億円で、合計五百二十億円が新たにふえる反面、一部負担に係る国庫負担の減、国保の負担のうちの半分やあるいは政管健保の拠出金が減っ...全文を見る
○勝木健司君 それでは、大臣にお伺いしたいと思いますが、今後、老人医療制度を長期的に安定させていく、そしてまた適正な医療を確保していくためには国の責任と負担というものを強化する方向での制度改革が必要不可欠じゃないかというふうに思われます。  政府は、消費税を導入するに当たりまし...全文を見る
○勝木健司君 スライド制についてお伺いしたいと思いますが、政府原案では一件当たりの外来医療費及び一日当たりの入院医療費の伸びにスライドすることとしておりましたけれども、今回衆議院の修正で一部負担の額を物価にスライドするように改められました。  参考までにお伺いしたいと思いますが...全文を見る
○勝木健司君 一部負担を定率にしなかったのは、老人の生活実態に配慮したからであろうかというふうに思いますし、スライドの指標を物価にしたのも老人の生活実態に配慮したからというふうに思います。このような趣旨を考えますと、一部負担についても生活実態をにらみながら引き上げていくべきであり...全文を見る
○勝木健司君 今回、老人医療費に初めて適用されることになりました一部負担のスライド制につきましては、国民への定着ぶりを見ることも大切ではなかろうかというふうに思いますし、老人の生活の実態にそぐわないものになってしまわないようにチェックをしていく必要もあるんじゃないかというふうに思...全文を見る
○勝木健司君 まだ時間がちょっとありますけれども、残余の質問は次回に回したいというふうに思います。
09月18日第121回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○勝木健司君 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。  私は、五十嵐参考人に何点かお伺いをいたしたいというふうに思います。  まず、老人保健制度の本来あるべき姿について五十嵐参考人はどういうふうに考えられておるのかをお伺いしたいというふうに思います。また、この老人医療費の伸...全文を見る
09月18日第121回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○勝木健司君 雲仙・普賢岳でございますが、この九月十五日に最大規模と思われる火砕流が発生して、学校の校舎、住宅、家畜小屋などが焼き尽くされたわけであります。百余日を経過いたしまして今なお鎮静化の兆しか全くないということで、被災者の方々の日々の生活を思いますと、私も隣の県人として何...全文を見る
○勝木健司君 私は、この十二万円が支給されることによりまして救助法での対応を取りやめられるということで、救助法とこの特別措置との関係が極めてわかりにくい。要するに、救助法による対象者どこの特別措置の助成対象者がそれぞれ違うんじゃないかということ。救助法による食費の助成は法の趣旨か...全文を見る
○勝木健司君 時間も余りありませんので、最後に、今回の政府が実施しております二十一分野九十項目にわたる救済対策措置につきましては、各般にわたって弾力的にあるいは拡大解釈によって運用している面が多いわけであります。このことは前回の小委員会でも私は指摘したわけでありますが、法治国家で...全文を見る
○勝木健司君 長官、どうですか。
○勝木健司君 終わります。
09月19日第121回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○勝木健司君 総務庁の家計調査年報によりますと、平成元年の高齢無職世帯の家計収支でありますが、実収入が二十万九千五円、このうち社会保障給付が十四万三千八百六十九円で、あとはその他の収入となっておりまして、その中で可処分所得は十八万五千三百二十二円となっている反面、実支出は二十四万...全文を見る
○勝木健司君 高齢者が日常生活を送る際に、家計の上で最も不安定な支出要因が医療費であるわけでありまして、したがって一部の高所得高齢者を除き低所得高齢者にとりましては、経済的負担を課すことによる受診抑制策はかえって健康への不安を一層増進させることになりはしないかというふうに懸念をい...全文を見る
○勝木健司君 大臣、いかがですか。
○勝木健司君 時間がありませんから次に進みますが、衆議院におきまして、お年寄り本人の負担につきまして一部負担の引き上げの抑制、これが医療費スライドをやめて物価スライドとすることなどの修正が行われました。これらの修正は、医療費の増加に合わせて本人負担をお年寄りや家族の支払い能力にか...全文を見る
○勝木健司君 保険外負担ということで、お世話料以外に付添看護の件、また室料の差額についても見解が出されましたので、次に進みたいと思いますが、ただ、おむつ代につきまして、私もちょっとお聞きをしたいというふうに思います。  厚生省の昭和六十年の調査でも、このいわゆるおむつ代等の保険...全文を見る
○勝木健司君 次に、痴呆性老人問題についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  痴呆性老人の数は六十万人と言われておりまして、近い将来は百万人を超えるだろうというふうに予測をされておるわけであります。そこで、今問題となっておりますのは、例えば在宅の痴呆性老人を毎日預かって...全文を見る
○勝木健司君 いずれにしても、現在この痴呆の原因というものが解明されていない。そして十分な治療法がない中でのこの専門病棟の、治療病棟と療養病棟での患者さんに対する対応は介護面が強いというふうに思われます。また、この疾患の特殊性にかんがみますと、福祉面での対応が今後要請されていくん...全文を見る
○勝木健司君 療養とかあるいはリハビリというものを主体にした療養病棟は、日常生活的な介護のウエートが極めて高いというふうに認識しておるわけでありますので、少なくともこの療養病棟の医療費については五割にすべきじゃないかというふうに思いますが、重ねてお伺いをいたしたいというふうに思い...全文を見る
○勝木健司君 次に、訪問看護関係についてお伺いをしたいというふうに思います。  現在、病院でも老人訪問看護が行われておるわけでありますが、その割合は少ないということで、医療機関の片手間のサービスでは診療報酬を上げても訪問看護には限界があるとも言われておるわけであります。その意味...全文を見る
○勝木健司君 今回のこの老人訪問看護制度は、かかりつけの医師の指示に基づいて看護婦が訪問し、在宅で介護に重点を置いた訪問看護サービスを提供すると説明をされておりますが、この老人訪問看護事業のサービスの提供者は看護婦に限るのか、あるいは保健婦や理学療法士あるいは作業療法士などを含む...全文を見る
○勝木健司君 次に、この老人訪問看護制度の創設によりまして、お年寄りが自宅で専門的な看護サービスを受けられるということについては評価できるというふうに思います。しかし、この場合も保険外負担と同じように、国民が心配するのはどのくらいの費用がかかるかという点にあるわけでありまして、こ...全文を見る
○勝木健司君 次に、老人保健施設についてお尋ねをいたします。  老人保健施設は、この制度の本格実施以来三年以上が経過をして、リハビリを中心とする老人のための施設として我が国に定着をしつつあるわけであります。今後この老人保健施設の建設を計画的に進めるための具体的な方策を講ずるべき...全文を見る
○勝木健司君 この老人保健施設は通過施設というふうに思っておりましたが、現実のところ老人保健施設には長期入所の方も多いというふうに聞いております。通過施設との位置づけであるならば、長期入所が多いという実態をどのように是正していかれるのか、方針をお示しいただきたいというふうに思いま...全文を見る
○勝木健司君 最後に、厚生大臣にお尋ねをいたします。  今後の本格的な高齢化社会におきまして、医療保険制度を揺るぎないものにするために、やはり給付と負担の公平化を図ることが急務であろうかというふうに思うわけであります。政府においても、昭和六十年代の後半のなるべく早い時期に給付と...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
09月24日第121回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○勝木健司君 確認質問をいたします。  まず第一点は、老人医療は福祉的な要素が多いわけでありまして、国や地方は現在以上に負担すべきであると思います。公費負担割合を五割とすべきであると考えますが、この公費拡大につきましてどういう方策で、どういう道筋でやられるのか明らかにしていただ...全文を見る
○勝木健司君 第二点でありますが、在宅の老人への必要な援助として訪問看護制度の創設は私どもも高く評価をいたしますが、訪問看護利用料につきまして、だれでもが必要なとき利用できまして、またその負担を余り心配しないで済むように、外来一部負担との均衡を十分考慮した額を決める旨確約をしてい...全文を見る
○勝木健司君 次に、第三点でありますが、老人訪問看護事業の実施に当たりましては、現在看護婦不足の折から、潜在看護婦の掘り起こしによります数の確保など、マンパワー問題の解決が重要でありまして、また、難しい点も多いと考えます。厚生大臣の事業実施に対する決意のほどをお伺いいたします。
○勝木健司君 次に、第四点でありますが、厚生省の調査結果を見ましても、おむつ代等の保険外負担は二万円を超えておりまして、さらに付添看護料は月十万円とも三十万円とも言われております。こうした保険外負担の実態を把握するとともに、速やかにその解消策を確立し実施するのが喫緊の課題でありま...全文を見る
○勝木健司君 最後の五点目でございますが、現在の年金制度では、高齢者になって以降に寝たきりあるいは痴呆となったときには十分に対応できておりません。そこで、次回の年金再計算の際に、高齢者障害加算制度を創設することを確約していただきたいというふうに思います。
○勝木健司君 終わります。
○勝木健司君 今回のこの廃掃法改正案、また先国会で成立をいたしました再生資源の利用の促進に関する法律によりまして、政府は何とかこの廃棄物の問題の解決を図ろうとしておられるわけでありますけれども、この二つの法律によりましていずれも国の役割や権限というものが増大することは明らかであり...全文を見る
○勝木健司君 過去三年間の厚生省の廃棄物処理施設の補助金を見てみますと、平成元年は七百六十億円、平成二年七百八十一億円、平成三年八百八十億円となっておるわけでありますけれども、この予算で果たして廃棄物処理施設の整備がどの程度進んでいるのかお伺いをしたい。  特に、ごみ処理施設建...全文を見る
○勝木健司君 大蔵省にお伺いいたします。  今ありましたように、廃棄物の発生量が急速に増加しており、また事態が一層深刻なものになっておるわけでありますが、この廃棄物対策は早急に取り組まなければならない問題であるわけであります。そこで、厚生省は来年度の予算の概算要求の主要事項にこ...全文を見る
○勝木健司君 次に、今回の改正案で最も注目されているものの一つに、製造者等の廃棄物処理に関する協力があるわけであります。これは厚生大臣が市町村による適正な処理が困難となっている一般廃棄物を指定し、指定を受けた廃棄物になる前の製品の製造者等は市町村の処理に協力をする、また厚生大臣は...全文を見る
○勝木健司君 この廃掃法の条文をよく読んでみますと、廃棄物の処理責任が一体全体だれにあるのか、事業者にあるのか、あるいは地方自治体にあるのかはっきりわからない点があります。そこで、まず一般廃棄物と産業廃棄物とそれぞれの処理責任はだれにあるのか、お伺いをいたしたい。また、今回の改正...全文を見る
○勝木健司君 廃掃法は第十条で、産業廃棄物の事業者による自己処理責任について規定をしているにもかかわらず、実際は許可を受けた全国約三万とも言われる処理業者に処理を委託している割合が実に多いと言われておるわけであります。  そこで、まずこの委託処理の割合はどのくらいなのか、また処...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が来ていますので、最後に外務省と厚生省にお伺いしたいと思います。  バーゼル条約についてでございますが、バーゼル条約は早急に批准すべき条約と思われるわけでありますけれども、次の通常国会で批准する準備はされておられるかどうか、外務省にお尋ねをしたいというふう...全文を見る
09月26日第121回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○勝木健司君 深刻化する廃棄物の問題に対処するための対応策として、廃棄物自体の減量を図るための発生の抑制あるいはリサイクルの促進について新たな対策を講じていこう、そしてまた、地域住民に理解を得られるような廃棄物の中間処理施設あるいは最終処分場の設置促進のための方策を確立していかな...全文を見る
○勝木健司君 私は実態をどういうふうに今把握されておるのかということをお尋ねしたわけであります。全国で約二千三百カ所余りの一般廃棄物の管理型処分場がある。それらの基準が法律あるいは政令で規制されておるわけでありますが、処分場の中にはこの維持管理基準を満たしていない不適切な処分場が...全文を見る
○勝木健司君 一般廃棄物処分場の中には有害物質でありますカドミウム、鉛、水銀などが含まれているようでありますが、処分場のみならず処分場周辺にも環境汚染のおそれがあるわけでありまして、この廃掃法では、有害物質につきましては政令で十一物質を定めておるれけでありますが、化学工業の目覚ま...全文を見る
○勝木健司君 次に、リサイクルの促進についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  法律の第四条第一項の改正を読みますと、「市町村は、その区域内における一般廃棄物の減量に関し住民の自主的な活動の促進を図り、及び一般廃棄物の適正な処理に必要な措置を講ずるよう努めるとともにこと...全文を見る
○勝木健司君 現在住民あるいは団体の間でこのリサイクルの機運が高まってきておるわけでありますが、現実問題としてそれを支援していくだけのシステムがまだ不足をしているんじゃないかというふうに思います。そこで、こういう状況を考えますと、少なくとも都市部においてはリサイクルストックヤード...全文を見る
○勝木健司君 従来清掃事業は、出されたごみを速やかに収集していく、そして運搬し衛生的に処分することを重点に行われてきたわけでありますが、このままごみが増加いたしますと、将来ごみが社会活動に悪影響を及ぼしまして私たち国民生活そのものにも重大な支障を生じかねない問題であるわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 特に、今回の改正で「国民の責務」ということが規定されておるわけであります。私はこれは重要な規定であるというふうに思います。国民も廃棄物の問題に協力しなければならないというふうに思うわけであります。特に教育啓蒙というのが大切じゃないかというふうに思うわけでありますが、...全文を見る
○勝木健司君 次に、マニフェスト制度についてお伺いをいたしたいというふうに思いますが、政府案では特別管理産業廃棄物についてのみマニフェスト制度を適用することといたしておるわけでありますが、確かに現状ではこの産業廃棄物全体にマニフェスト制度を適用することは事業者等に負担が大きく導入...全文を見る
○勝木健司君 次に、代執行等々についてお伺いをいたしたいというふうに思いますが、不法投棄物の撤去が容易に行えなかった事例が数多く見られておるわけでありますが、これは措置命令の発動要件が大変厳しかったことによるものというふうに私どもは思うわけでありますが、今回の改正法ではどのように...全文を見る
○勝木健司君 今回の廃掃法改正案や、また再生資源の利用の促進に関する法律によってもカバーされない課題といいますと、このリサイクル事業をいかに国際的な視野や規模に基づいて推進していくのかということだというふうに思います。  例えば、古紙一つを見てみましても、その有効利用は今や国内...全文を見る
○勝木健司君 これは地球的規模のテーマではありませんけれども、一例でありますが、ある大手流通業者の店舗では、レジのところで渡すビニール袋のかわりにみずから買い物袋を持ってきたお客さんには、会計の精算のときにその都度一回スタンプを押して、それが二十回たまると後で百円引きになるという...全文を見る
○勝木健司君 割高ということよりも、国民の教育という意味からぜひ必要だというふうに私は思います。  最後に、時間が来ましたので、廃棄物の海洋投棄についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  海洋は地球上で発生した汚染物質の最終的な受け皿だったというふうに言われておるわけ...全文を見る
10月01日第121回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○勝木健司君 私も五点ほど確認の質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点でありますが、廃棄物に関しては国民の皆さん方に対して啓発活動が重要だろうというふうに思いますので、積極的に啓発活動を展開していただきたいということと同時に、国民の廃棄物の減量化、またリサイクル活動...全文を見る
○勝木健司君 第二点目は、ごみの減量化、再生利用を促進するためにも、各地方公共団体におきますリサイクルセンターの設置推進を図るべきであるというふうに考えますが、どういう方策で進めていかれるのか、明らかにしていただきたいというふうに思います。
○勝木健司君 次に、第三点でありますが、廃棄物が不法に処分された場合における原状回復の方策が大変大事でありますけれども、その原状回復のための方策のうちの排出者、原因者の責任についてどう考えておられるのか、見解をお伺いいたしたいというように思います。
○勝木健司君 次に第四点は、廃棄物処理センターの公共性、公平性の確保も重要でありますけれども、この公共性、公平性を確保するための具体的方策は何なのか、お尋ねしたいというふうに思います。
○勝木健司君 最後の五点目でありますけれども、最終処分場の確保についてでありますが、地域住民に受け入れられるためには、信頼性また安全を向上させることが必要だろう、そして同時に周辺対策にも十分意を用いるべきだと考えますが、見解をお伺いいたします。
○勝木健司君 終わります。
○勝木健司君 質問いたします。  世界の麻薬事情というのはいまだ改善の兆しは見えておらないわけでありまして、ますます悪化しているというふうに聞いております。私もことしの三月二十六日の社会労働委員会で、国連において採択された麻薬に関する条約を我が国がいまだに批准していないのは遺憾...全文を見る
○勝木健司君 既に多くの先進諸国が条約を批准しているようでありますけれども、今度の条約はいわゆるマネーローンダリングを処罰するという、不正な金の流れをとめるというところが重要なポイントでありますが、この麻薬などのマネーローンダリングを防止するためサミットで作業部会を設けることにな...全文を見る
○勝木健司君 次に、法務省にお伺いをいたしたいと思いますが、我が国の場合は特に米国などに比べてみた場合、麻薬に対する問題意識が余り強くないんじゃないか、そしてまた対応が手ぬるいということで日本に集中してくる危険性があるように思われます。これまで我が国でマネーローンダリングに類した...全文を見る
○勝木健司君 今回の麻薬二法案は、新条約上批准のための国内法整備を目的としておるというふうに思います。この法案が成立をいたしますと、条約の批准が可能なのかどうか。さきの七月のロンドン・サミットではすべての国に対し資金洗浄に対する国際的な闘いに参加するよう呼びかけたが、その呼びかけ...全文を見る
○勝木健司君 今回の麻薬二法はいろいろな省庁にまたがる難しい問題をまとめるということで、厚生省を初め各関係省庁の協力に敬意を表するわけでありますが、幾ら立派な法律ができましても、その活用が図られなければ全く無意味なものとなってしまいますので、厚生省の麻薬等の取り締まり体制の現状は...全文を見る
○勝木健司君 今説明をお聞きしましたけれども、私も厚生省のこの取り締まり体制では不十分じゃないかというふうに思いますので、ぜひ取締官初め取締犬等々の増員、増大など取り締まり体制の強化に努めていただきたいというふうに思います。  最後に、大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、こ...全文を見る
11月15日第122回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○勝木健司君 総理にお伺いをいたしたいと思います。  宮澤総理はこの所信表明演説で、国民一人一人が生活の豊かさを真に実感しながら多様な人生設計ができるような社会の実現を目指したいとして、いわゆる生活大国への道を経済政策の目標に置いておられるわけであります。しかしながら、この生活...全文を見る
○勝木健司君 公共投資基本計画についてお伺いいたしたいと思います。  十年間で四百三十兆円の公共投資を実施するということでありますが、これについてもどのような社会資本が生活関連の範疇に入るのか必ずしも明確ではありません。今年度予算でも、設定されております二千億円の生活関連重点化...全文を見る
○勝木健司君 そこで問題となりますのは、将来にわたってこの生活関連重視が貫かれるという保証がないわけでありまして、向こう十年間で六〇%程度高める目標は確かに掲げてあるわけでありますが、この目標達成に九二年度以降、生活関連の特別枠を大幅に増額するなど、各省庁の既得権益を打ち破るよう...全文を見る
○勝木健司君 財政再建との関係についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  総理は所信表明演説では、「再び特例公債を発行しないことを基本として」ということで述べておられるわけでありますが、赤字国債の発行はやらないということで約束をしていただきたいというふうに思うわけであり...全文を見る
○勝木健司君 次に、土地政策との関係でお伺いをいたしたいと思います。  この四百三十兆円の公共投資の中身については土地購入代金も含めておられるということでありますので、これは大蔵省は約二割が用地費であると説明をしておられますが、こういうことでは、バブルで上がった地価を前提にいた...全文を見る
○勝木健司君 税収の大幅な落ち込みが予想される中で、先ほどもありましたように、消費税率の引き上げというものが取りざたされておるわけであります。  私たち民社党も、この消費税創設の論議の際には、税率アップに歯どめをかけていこうということで、国有地の売却あるいはNTT株の売却等でも...全文を見る
○勝木健司君 湾岸協力のための財源確保策としての法人税あるいは石油税の臨時増税とか、あるいは自動車の消費税割り増し税率の六%を延長するというような方針も伝えられておるわけであります。これらの措置は今年度限りの暫定措置ということで、来年度以降も継続するとすれば明らかにこれは増税であ...全文を見る
○勝木健司君 一たん決めたことはきちっとやった上で、けじめをつけた上で新たな提案をされるのにはやぶさかではありませんけれども、ずるずると財政改革もやらずに増税の道を歩むということはいかがなものかということで、私は約束をしていただきたいと言っておるわけであります。  行政改革につ...全文を見る
○勝木健司君 我が国の国民が、経済大国でありながら、総理の言われます生活の豊かさを実感できないものの一つに内外価格差があるわけであります。  そこで、許認可行政について、海外でもわかりづらいというような批判を浴びているわけでありますので、前年に比べても百四十件もどんどん許認可件...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
12月17日第122回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○勝木健司君 文部省おられますか。  それでは、さきに粟森委員からもありましたけれども、豊中の問題について若干お尋ねをしたいというふうに思います、文部省だけの問題ではないというふうに思いますが。  十一月二十一日の豊中の事件につきましてどのように把握しておられるのか、まず文部...全文を見る
○勝木健司君 豊中市がこれまで文部省の慎重な意見にもかかわらず、障害のある子とない子とが一緒に学ぶような、そういう交流教育を推進してきた実績があるわけでありますが、今回のようなそういう事件が起きますと、障害のある子とない子との相互理解を図るという理想からしてもまことに残念なことで...全文を見る
○勝木健司君 私の聞きたかったのは、二十年間もこういう実験がやられておって、なぜ今出てきたのかということであったわけであります。どっちにしてもこの統合授業を進めるということについては、障害児教育の一環として一歩も退くことのないように進んでもらいたいものだというふうに思います。 ...全文を見る
○勝木健司君 障害者教育の問題は、先ほどもありましたように、文部省だけの問題じゃないだろうということで、厚生大臣としても今の問題について感想があればお聞かせいただきたいと思います。
○勝木健司君 問題を本題に戻したいというふうに思います。  昨年、国民健康保険法の改正がされたわけでありますけれども、この中で財政調整機能の強化あるいは国庫助成の充実によります保険財政基盤の安定化措置等々が図られたわけでありますが、依然として市町村では相変わらずこの事業運営に苦...全文を見る
○勝木健司君 全国約三千三石弱の市町村において、年齢構成の違いもありまして、一人当たりの保険料が最も高い市町村と最も低いところでは七倍近くも地域格差がある状況だというふうに聞いております。このため政府内においては、この制度内の負担の公平化を目指して、保険料の平準化方策について検討...全文を見る
○勝木健司君 国民健康保健制度では、給付と負担の両面においても不均衡が生じておるのが現状じゃないかというふうに思われます。  この給付と負担の公平化を図るために、政府においても、昭和六十年代の後半のなるべく早い時期に、給付と負担の公平化、すなわち医療保険制度の一元化を図るという...全文を見る
○勝木健司君 次に、先般の会計検査院の平成二年度の決算報告におきまして、札幌市など十六市町村が国保の財政調整交付金を不正に受給していたことが指摘をされております。しかもその総額が九十五億五千六百万円にもなるわけでありますが、もとはといえば私たち国民の税金であります。歳入欠陥による...全文を見る
○勝木健司君 最後に、大臣にお伺いしたいというふうに思います。  現在の我が国の社会保障政策の最大の課題は、いわゆるゴールドプランの成否にかかっておるだろうというふうに思います。そしてこのゴールドプランの実現のかぎを握っているのが保健医療・福祉マンパワーの確保問題であろうかとい...全文を見る
○勝木健司君 終わります。