勝木健司

かつきけんじ



当選回数回

勝木健司の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第123回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○勝木健司君 私も雲仙・普賢岳の噴火災害について何点がお尋ねをいたしたいというふうに思います。  雲仙・普賢岳の噴火災害は、今なお火砕流あるいは火山性地震が断続的に発生し、予断を許さない状況にあるわけでございます。また、避難を余儀なくされている方々も噴火の一日も早い終息や帰れる...全文を見る
○勝木健司君 今もありましたように、六百四十万計上されておるということでありますが、やはり実態に即して、雇用調整助成金でも二カ月二カ月、三度ずっと延長されておるわけでありますので、この生活の手だての促進とあわせて現実的な対応をぜひしていただきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○勝木健司君 しかし、今、政府が予算援助ということで予算補助として実施しているこの食事給与にかかわる費用負担というのは、実質的には災害救助法二十三条に基づく食品の給与を金銭で行うのと全く同じ効果だというふうに思います。この政府の行われました今回の食事供与事業は、長期にわたる噴火災...全文を見る
○勝木健司君 今お話がありましたけれども、前例のない事業ということでこういう供与事業をやられておるということでありますけれども、しかし、これはやっぱり前例、実績として、そういう実態に合ったような法律をつくっていくべきじゃないかというふうに思います。まあ政府としてはそういうことは考...全文を見る
○勝木健司君 次に、防災集団移転促進事業についてお伺いいたします。  二月二十二日でしたか、長崎県はスーパーダムやセーフティーゾーンの設定を柱とした砂防・治山施設計画の基本構想と農地復旧方針を被災地住民に説明会を行ったとされております。移転対象戸数は三百戸で、影響範囲は島原市二...全文を見る
○勝木健司君 そこで、長崎県のこの説明会の中では、宅地や農地の買い上げについて被災前の価格で買ってほしいという強い要望が出ていたというふうに聞いておるわけでありますが、この計画の実施に当たり、用地の取得に際しては買い上げ価格はどう設定をされるのかということであります。もし用地の取...全文を見る
○勝木健司君 最後に、警戒区域の設定権限についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  避難の勧告または指示の権限、警戒区域の設定権は、災害対策基本法六十条、六十三条で市町村長に付与されておるわけであります。しかし、今回のこの雲仙岳噴火災害におきます島原市長等の御意見を聞い...全文を見る
○勝木健司君 自治省はどうですか。同じですか。
○勝木健司君 終わります。
03月18日第123回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○勝木健司君 佐川急便事件についてお尋ねを申し上げま三す。  債務保証、直接貸し付けなど総額約五千二百八十億円にも上る空前の経済事件となった東京佐川急便事件、去る三月の六日に渡辺前社長、早乙女元常務ら四人が東京地検により起訴されたところであります。この佐川急便事件を通し、政界工...全文を見る
○勝木健司君 同じく労働省にお尋ねいたしますが、この労働基準法等の違反に対してどのように対処をされたのか、また現在、同グループの労働条件を正しく把握をしておられるのかどうかお尋ねをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 トラック運送業界は、現在深刻化している労働力不足、そしてまたそれに伴う長時間労働の問題あるいは環境問題などに対応するために、物流の効率化とかあるいは輸送秩序の確立とか、労働環境改善に労使一体となって全力で取り組んでおるところであります。  この佐川急便グループの疑...全文を見る
○勝木健司君 労働省はそういうことで通告をいたしておりませんということでありますので、運輸省も通告をしなくても、悪質ですから特別監査を行うわけでありますから、ぜひそういう二日前の通告とかそういうことはやめていただきたい。直前一時間前とか三十分前とか、場合によっては事後に報告をする...全文を見る
○勝木健司君 次に、自民党の政治改革の基本方針等について御質問いたします。  この衆議院の定数是正について自民党の方針では、違憲状態を脱却するための緊急措置として位置づけておられるということでありますけれども、与野党の協議が始まろうとする段階でこのような位置づけをするのは適切で...全文を見る
○勝木健司君 ということは、この六十一年の国会決議には抵触はしないということで、それも含んでおるということで解釈をしてよろしいんですね、抜本改正だと。
○勝木健司君 私どもは、この政治改革協議会の各党協議の中では、これを六十一年の国会決議を出発点にしろということでありますから、ぜひその方向で検討していただきたいと思います。  また、この基本方針の中では、選挙区画の変更は、原則としてできるだけ行わないこととするということでありま...全文を見る
○勝木健司君 総定数の問題でありますが、この自民党の基本方針では、衆議院総定数を削減の方向で最大限努力をするとされておるわけでありますけれども、宮澤総理は一体この総定数を幾つぐらいが適切と考えておられるのか、お伺いしたい。
○勝木健司君 全然、幾らにするか僕自身はわかりませんので、自民党の総裁としての宮澤総理は、こうすべきだというある程度の考え方をやっぱり示すべきだろうというふうに思います。  一応自民党の方針が決まったということで、近々政治改革協議会が再開される見通しとなったわけでありますけれど...全文を見る
○勝木健司君 そこで、衆議院の選挙制度の抜本改革を行う際には、ぜひ衆参両院の果たすべき役割を考慮した上で抜本改革を行うべきじゃないか。前回の政府案のように衆議院の選挙制度のみが先行しておるということで、やはり二院制の趣旨から見ても参議院の選挙制度改革についてはどうなっておるんだ、...全文を見る
○勝木健司君 参議院の選挙制度についても第八次の選挙制度審議会でも論議をされております。現行の拘束名簿式比例代表選挙の欠陥としての三点が挙げられておるというところであります。そして、望ましい姿として、現行の拘束式の比例代表制にかえて、個人名とかあるいは政党名の投票のどちらも有効と...全文を見る
○勝木健司君 現実的には、確かにそういうことになろうかと思いますが、抜本改革をする際には衆議院と参議院、そういう二院制のあり方ということも含めて検討をされなければやっぱり不合理ではないかというふうに私は思います。  同じく、参議院の選挙区の定数是正問題についても余り表立った問題...全文を見る
○勝木健司君 ぜひ並行して、参議院の問題についても選挙制度改革が進むようにお願いをしたいというふうに思います。  次に、外交、防衛についてお尋ねをいたします。  総理は、PKO協力法案の早期成立を国際公約されております。国連の首脳が集まった中での公約というのは極めて重いんじゃ...全文を見る
○勝木健司君 PKOというと、国民の中にはやはり戦争をしているところに出ていくのではないかという認識の強い方がまだまだおられると思います。また、強行採決をしてまで自衛隊の海外派遣をしようとしているというイメージを、あの衆議院での強行採決によって定着させてしまった責任は極めて大きい...全文を見る
○勝木健司君 そういう話であれば、緊急の場合は私どももあくまでもすべて事前承認だということではなかろうと、原則国会承認だ、場合によっては事後もあるわけでありますから、かたくなに法律に全部入れておるから必要ないということでもなかろうと、差は詰まっていくんじゃないかと思いますので、ぜ...全文を見る
○勝木健司君 次に、国際情勢の変化に対応した防衛費の見直しを急ぐべきだという声が出ておるわけであります。国会でも随分と論議がされておるところであります。この中で中期防の平成五年度からの見直しについて、宮澤総理と防衛庁長官の間に見解の食い違いがあるのではないかと思われる点があるわけ...全文を見る
○勝木健司君 ということは、平成五年度の予算の中で見直しか反映されるということで解釈をしてよろしいんですか、前広に検討するということは。
○勝木健司君 中期防の見直しを三年後にやるということは、具体的には六年じゃないんですか。だから、前広にやるということで、私どもは平成五年度から当然予算の中で入ってくるだろう、見、直しか反映されてくるだろうというふうに解釈をいたしておるわけでありますので、この前広に検討するというこ...全文を見る
○勝木健司君 安全保障会議議長の総理がこういう発言をされておるということでありますから、それを体して防衛庁も概算要求を組んでいくべきじゃないかというふうに思います。総理の発言を求めます。
○勝木健司君 ぜひよろしくお願いします。  次に、昨年の十二月にフィリピン政府がことしの十二月末までにスビック基地から米軍を撤退するように要求をしておるということであります。フィリピンから米軍が撤退した場合の我が国の防衛にどう影響が出てくるのか。そしてまた、基地関係で相当の交付...全文を見る
○勝木健司君 我が国は核武装を否定しておる、そしてその意味からもこの日米安保と日米の友好関係は重要ではないかというふうに思います。しかし、最近経済問題とか国民感情などが良好な日米関係を損なうのではないかと思われる発言がそれぞれ両国間で行われておる、大変懸念される状態ではないかと思...全文を見る
○勝木健司君 次に進ませていただきます。  雲仙・普賢岳の噴火災害は、避難を余儀なくされた方々が一日も早い終息や帰られる日を待ち望んでおられるわけであります。このような状況の中で、宮澤総理が先日十四日に現地を視察された、被災地の要請を直接聞かれてきたということは、総理みずからが...全文を見る
○勝木健司君 具体的にお伺いをいたしたいというふうに思います。  食事供与事業でありますが、今現在七百八十一世帯がたしか食事供与事業の対象者になっておるというふうに聞いております。私も、災害対策特別委員会等で食事供与事業の継続を強く主張してきたわけであります。したがって、今回の...全文を見る
○勝木健司君 余り公平公正を強調されますと、逆に現地ではそういういろんな声もあるんじゃないかということを危惧するわけであります。  そこで、今回の政府の行った食事供与事業でありますけれども、従来の災害は一過性ということでの今の法律だということでありますが、こういった意味で長期に...全文を見る
○勝木健司君 ぜひ政策的に、根本的にそういう問題も俎上にのせていただきたいなと思っております。  次に、防災集団移転の促進事業についてお伺いをいたします。  長崎県の説明会で特に関心が深かったものの一つに、移転する場合に宅地や農地の買い上げについては被災前の価格で買ってほしい...全文を見る
○勝木健司君 買い入れ価格は、この施行規則の第六条の第四号で「災害の発生するおそれがある危険区域であることを勘案して算定した価額」となっておるということで、被災後の価格は極めて安い価格に設定されることが予想をされます。現に三宅島の場合も、平米当たり七百五十円であったために、この計...全文を見る
○勝木健司君 今回のこの長崎県の復興計画も、確かに約三百戸が移転対象となるわけでありますが、この施行規則第一条で、移転をしようとする場合は、住居の数が二十戸を超える場合には、その半数以上の戸数が団地を形成しなくてはならないということになっております。  私は、金の問題もあります...全文を見る
○勝木健司君 半数要件を緩和するということを検討するということでありますので、ぜひ実現をしていただきたいというふうに思います。  さて、宮澤総理も被災前の価格で買ってほしいという要請を受けたということでありますけれどもう実際この場合はどうなるのか、検討されるのか、お伺いをしたい...全文を見る
○勝木健司君 運用面で知恵を出し合うということは具体的にどういうことが過去の事例としてあるのか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 僕もまだ一年生ですからよくわかりませんけれども、知恵を出し合うということですから、東家先生も熊本の同郷の先生ですから、まさかうそはつかれないだろうというふうに思います。ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、労働時間の短縮の問題についてお尋ねをいた...全文を見る
○勝木健司君 努力をされておるということは私も十分認めるわけでありますが、早い機会と言わずに、週四十時間制を来年からぜひ実施できるように進めていただきたいというふうに思います。  そこで、先ほど労働時間とか残業時間という話がありましたが、労働時間短縮の大きな三つの柱の一つに所定...全文を見る
○勝木健司君 この所定外労働時間の割り増し率が我が国の場合は労働基準法では二五%であり、これではやはり人をふやすよりも残業で対応した方がコスト的に安上がりという計算が働くんじゃないかというふうに思われます。これでは法律が所定外労働時間をセーブする役割を果たすどころか奨励にもつなが...全文を見る
○勝木健司君 中小企業の問題が出ておりますので、中小企業の問題についてお伺いいたします。  二月二十七日の報道によりますと、通産省・中小企業庁は、下請中小企業の労働時間短縮を図るために、全国の約四百二十の業界団体に対して、親企業による発注方式などの改善を徹底するよう通達したとい...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございます。  今春闘は時短春闘とも言われておりますように、賃金の引き上げとともに時短の促進が大きな争点になっております。  九三年度をめどに、年間総労働時間を千八百時間に短縮するという労使の合意が特に大企業で相次いでおるわけであります。しかし、大企業...全文を見る
○勝木健司君 労働大臣は、先ほど今国会に提出を予定されておるということで、労働時間の短縮促進法に触れられておりますが、この労働時間短縮促進法の提出の時期とか、これを出すに至った背景、また法案の具体的内容について、簡単にお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 提出の時期は聞き漏らしましたけれども、もう一回後でお伺いしたいというふうに思います。  労働時間短縮を労使の話し合いで推進するということもこの法案の重要な中身のポイントだというふうに思います。しかし、労使自治に任せただけでは進みにくいという現実も中小企業とか組合の...全文を見る
○勝木健司君 次に、介護休業問題について質問をいたします。  寝たきり老人や痴呆性老人を抱える家庭では介護疲れのため家庭が崩壊してしまうのではないかというところまで危機に陥っているところもあると聞いております。家族の在宅介護を支援するための介護休業制度の創設が不可欠であるという...全文を見る
○勝木健司君 ぜひこういうことは概算要求の中で、研究するのであれば助成金なり要求をして主張していかなければいけないんじゃないかというふうに思います。  労働省の調査によりましても、この介護休業制度の普及率は昭和六十三年で二二・六%、平成二年度でも二二・七%ということで、わずか〇...全文を見る
○勝木健司君 次に、雇用保険制度が改正されると聞いておるわけでありますけれども、雇用保険制度そのものは単に失業者の再就職の促進だけではない、失業の防止あるいは雇用状態の是正をしていく、能力開発をする、あるいは福祉の増進等質量両面における完全雇用の達成を目的とした制度でありますが、...全文を見る
○勝木健司君 中央職業安定審議会で今検討に入っておるということでありますので、この雇用保険制度の充実強化に当たって特に私として要望したいのは、育児休業期間とかあるいは介護休業期間中の所得保障制度の導入に使えないかということであります。  確かに現行の雇用保険制度の失業給付とこの...全文を見る
○勝木健司君 ぜひ委員長の方からも前向きに検討するように御指導いただきたいと思います。  景気対策についてお伺いいたしたいというふうに思います。  民社党は、この三月二日に平成四年度の予算案の修正大綱を発表いたしました。ここには公定歩合の引き下げとかあるいは公共事業の前倒し発...全文を見る
○勝木健司君 まだ検討しておられるということで、発表できる段階ではないということで受けとめてよろしいんですね。  しかし、こういう総合経済対策も遅きに失するんじゃないかということで、もっと早くこういう手を打っていかなければいけないんじゃないか。そういう意味では、経企庁を初めとす...全文を見る
○勝木健司君 今回、政府は、法人特別税の創設あるいは消費税の自動車税率への上乗せなど安易な増税を行っております。私どもは、公約違反じゃないか、あるいは行革棚上げなどいろんな観点からこの施策には反対をしてきておるところであります。また、経済減速の折に、こういう増税というのはさらに景...全文を見る
○勝木健司君 パート減税について、時間が来ましたからこれ一問だけで終わりたいと思います。  パート減税ということで百五十万までにしろという要求を民社党は出しておるわけであります。結果的には、修正要求も野党で百十万の要求をしましたけれども、修正予算折衝の中で各党協議の場を設けて検...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○勝木健司君 今国民の中で大きな問題となっております問題の一つに、お年寄りの増加に伴って寝たきりになったりあるいはぼけてしまったり、そうしたお年寄りのお世話の問題があろうかというふうに思います。こうしたお年寄りを抱えた家庭はつきっきりで目が離せない状態となっているところも多くて、...全文を見る
○勝木健司君 確かに十カ年の目標が出されておって、その都度その都度の予算の消化状況が今報告をされておるわけでありますけれども、均等にはやらないということは今お伺いいたしました。しかし、やはり十年後の目標はこうだということを具体的にビジョンを出されておるわけでありますから、それを具...全文を見る
○勝木健司君 今のお話では、予算を組んでその予算に対しての実績を御報告をなさったわけでありますので、私どもの言っておるのは、例えば十カ年戦略ですから十等分した場合からいけば伸び縮みがあるわけでありますので、ある程度年次計画を踏んでやっていった方が最後に達成度が、完成度が高まってく...全文を見る
○勝木健司君 寝たきり老人がふえておるということでありますので、そういうことを考えますと特別養護老人ホームの増加も緊急な課題というふうに思います。この特養ホームに希望をしながら入所できない人がたくさんおるというふうに聞いております。  厚生省、この実態はどのように把握しておられ...全文を見る
○勝木健司君 寝たきり老人とかあるいは痴呆性老人を抱えておる、ただ単に抱えておる家族の問題だけじゃないんじゃないかということで、マンパワーの問題、ボランティアを初め国民全体で支えていけるような、そういう意識の啓発なりあるいは介護技術の習得など、対応を拡充する必要があるんじゃないか...全文を見る
○勝木健司君 私ども民社党は、高齢者や障害者が可能な限りその人の生まれた、あるいはなれ親しんだ家庭や地域で生活を保障するというノーマライゼーションの考え方に立って、個人住宅の改善に対する援助とか、あるいは高齢者、障害者向けの公営住宅の建設促進、ケアスタッフと同居する専用住宅の設置...全文を見る
○勝木健司君 特別割り増しの百万円の制限規定はあるわけですかな。
○勝木健司君 それと、車いすとか移動ベッドが入れるような廊下の幅の広さとか、そこら辺にもすべて使えるということで解釈していいんですか。
○勝木健司君 逆に言えば、六百六十万円のうちの五十万円が高齢者、身体障害者用の設備工事費として増額が認められておるということだと思うんですが、それでいいんですね。
○勝木健司君 大臣、こういうことでいいと思いますか。これからの生活大国構想を実現していく上でもっと増額をすべきだと思いますが。
○勝木健司君 今後ぜひ各省庁で検討していただきたいというふうに思います。  寝たきり老人とか痴呆性老人を抱える家庭では、介護疲れのために家庭が崩壊してしまうようなケースも聞いておるわけでありますので、ぜひ家族の在宅介護を支援するための介護休暇制度、これは労働省の問題だというふう...全文を見る
○勝木健司君 次に、出生率の低下ということで沓脱先生からも出ておりましたが、これについて若干お尋ねをしたいというふうに思います。  昨年、育児休業法が成立をしてことしの四月から施行されるわけでありますけれども、本当にこの育児休業制度が実効あるものとするためには、やはり保育所の柔...全文を見る
○勝木健司君 乳児の保育の問題もクローズアップされてくるだろうというふうに思いますので、この乳児保育の一層の充実が必要になってくるんじゃないかというふうに思います。  これまでの乳児保育の実績と、育児休業法が成立をしたわけでありますので、今後の考え方についてもお尋ねをしておきた...全文を見る
○勝木健司君 同じように関連してですが、特に就労形態の変化も進んでくるということでありますので、延長保育とか夜間保育という保有需要に対しての対策も必要じゃないかというふうに思いますが、具体的にそこら辺の見解についても、お伺いしておきたいというふうに思います。
○勝木健司君 それでは、公的年金制度の一元化についてお伺いをしたいというふうに思います。  公的年金制度全体を通じて、給付と負担の両面にわたる公平を確保するということで、平成七年を目途に制度の一元化を図ろう、産業構造、就業構造の変化に対応できる財政基盤とするためということで、そ...全文を見る
○勝木健司君 制度間調整事業については、平成四年度までの間に公的年金制度の一元化を展望しつつ、その運営の状況等を勘案して見直しをするということになっておるわけであります。マスコミ等々でも見直し作業に今着手したとも伝えられておるわけでありますので、その進捗状況について御説明をいただ...全文を見る
○勝木健司君 次に、厚生年金の在職老齢年金制度についてお伺いをいたしたいと思います。  今後、高齢者雇用を促進していくためには、今の在職老齢年金制度の充実改善が必要じゃないかというふうに思われます。現行制度におきましては、月の給料が二十五万円未満のときは給料により年金が二割から...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、余り質問はできませんけれども、障害者のことで若干お尋ねしたいと思いますが、現在障害者の対象には入っておらないわけでありますけれども、いわゆる小人症の問題についてお尋ねをいたしたいというふうに思います。  小人症の方々が、機能障害ではないけれど...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、あと大臣に見解をお伺いして質問を終わりたいというふうに思います。  厚生行政とか福祉行政に責任を負っておられる山下厚生大臣でありますが、やはり障害者が一般社会と共存できるノーマライゼーションの世の中こそ宮澤内閣の掲げる生活大国のあるべき姿じゃ...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
03月27日第123回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○勝木健司君 政管健保の財政でございますが、昭和五十六年以降連続して黒字に転じておるということで、平成二年度の決算でも過去最高の三千四百三十二億円の黒字を出す、また積立金も一兆四千億円に達している状況であります。  そもそも、国鉄とかあるいは米と並んでいわゆる三Kの一つであった...全文を見る
○勝木健司君 黒字基調になった要因は何だったのかということをちょっとお伺いしたいと思います。
○勝木健司君 近年、社会経済の変化とかあるいは人口が高齢化をしておるということで、低所得者とかあるいは高齢者の加入割合が著しくなってきておるのではないか。そして、いろんな保険制度の構造的な問題によって運営上さまざまな問題を抱えるに至っておるのではないかということで、今後、幅の広い...全文を見る
○勝木健司君 今お聞きして、そういうことであれば、今後やはり五年間安定的な運営を行っていこう、そしてこの資金を流用していこうということでありますので、少なくともこの五年間については、保険料率の引き上げはないということで確認をしてよろしいわけですね。
○勝木健司君 中期的な財政運営方式の採用によりまして、健康保険の性格は変わるのかどうかということもお尋ねをしたい。そして、この考え方が政管健保だけではなしに健保組合についても妥当じゃないかということで、健保組合についても中期的な財政運営に改めるべきじゃないかと思うわけでありますが...全文を見る
○勝木健司君 健保組合には、確かに財政基盤が脆弱なところが実際少なくないわけでありますけれども、現在赤字の健保組合の数が一体どれぐらいあるのかということと、最近の傾向、また赤字の原因についてどのように認識をされておるのか。それから、今後人口の高齢化に伴って医療費が上がっていくだろ...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正案では、中期的な財政運営の安定が確保される範囲内でということで保険料率の調整を行うということでありまして、実際には〇・二%の引き下げを行っております。この根拠。として、健保組合とか共済組合の保険料率とのバランスを勘案したと説明しておられるわけでありますけれ...全文を見る
○勝木健司君 先ほど、五年間は保険料率を上げなくても大丈夫だというお答えをいただいたわけでありますけれども、今後人口が高齢化をしていく、医療内容も高度化していくということを考えますと、千分の八十二で平成九年度以降、五年たった後も本当に大丈夫なのか、見通しについてもお伺いをしておき...全文を見る
○勝木健司君 五年間はある程度見通しがあるということでありますけれども、五年後は難しいということであれば、国庫補助率についても、一気にここで下げるということももうちょっと考えたらいいんじゃないかというふうに私は思うわけであります。  この国庫補助率でありますけれども、改正案では...全文を見る
○勝木健司君 保険料率を引き下げて、さらに余裕があるということでそういう形でやられたということでありますが、一体厚生省は医療保険制度に対する国庫負担のあり方についてはどのような考え方を持っておられるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 今後、我が国が直面をいたしております高齢化社会を考えますと、国庫補助率を安易に圧縮することは慎重に行うべきだというふうに思いますが、答申の受けとめ方ということで、当分の間ということでありますし、暫定措置ということでもあります。そういうことで、この受けとめ方とあわせま...全文を見る
○勝木健司君 五年間は暫定措置で、当分の間ということでありますけれども、その間に万が一あった場合は当然考えていただかなければいけないことだというふうに思っておるわけであります。  今回の国庫補助率の引き下げは、四月一日からの診療報酬改定、それの中でも看護職員等の勤務条件の改善の...全文を見る
○勝木健司君 次に、保健福祉施設事業への事業運営安定資金の活用についてお伺いいたしたいというふうに思います。  こうした保健福祉施設事業の充実は、確かに被保険者に還元するものとして私たちも評価をいたしております。社会保険審議会の答申においても、「今後における保健福祉施設事業の取...全文を見る
○勝木健司君 今回は、政管健保で充実されるわけでありますけれども、今後は政管のみならず医療制度全体が人口の高齢化とかあるいは疾病構造の変化を踏まえまして、健康診断から治療あるいはリハビリテーションに至るまでの包括的な医療サービスを提供するシステムとなるようにぜひ推進していくべきだ...全文を見る
○勝木健司君 次に、政令事項でありますけれども、分娩費の最低保障額及び配偶者分娩費の額については今回二十四万円に引き上げることになっております。  今回の引き上げは、出産しやすい環境の整備に資するものと私どもも考えております。しかし、都市部での分娩費用は今や三十万円とも言われて...全文を見る
○勝木健司君 私はこれは豊かさを実現していく、出生率を上げていくその一助として全体的な絡みの中で検討していただきたいというふうに思うわけでありますけれども、ぜひ現物給付化とか、そこら辺も含めて勉強をさらに重ねていただきたいというふうに思います。  次に、医療保険の今後のあり方に...全文を見る
○勝木健司君 今回、この政府管掌健保については中期的な財政運営が図られるということでありますけれども、我が国の医療保険制度には組合健保とか、あるいは船員保険、各種共済組合及び国民健保があるわけでありまして、確かにそれぞれの制度の財政状況がまちまちで、なかなか中期的財政運営をやると...全文を見る
○勝木健司君 ということは、それぞれの各制度の改善については一元化を踏まえた上での制度の改善ということでとらえていいと、私はそういうふうにとらえておりますけれども、そこで、この医療保険の一元化については基本的にそれは統合的な一本化にしていくのか、それとも制度間の負担の公平とか、あ...全文を見る
○勝木健司君 理想としては統合一本化にあるけれども、給付と負担の一元化とか公平化について考えていきたいのだろうというふうに思いますが、確かに医療保険の最大の欠陥は制度内でも、あるいは制度間でも、それぞれ保険給付に大きな格差があろうかというふうに思います。この格差も八割給付で統一し...全文を見る
○勝木健司君 その医療保険審議会で幅広い御議論ということでありますが、この社会保険審議会が今回は政令で医療保険審議会ということであります。粟森先生も言われましたけれども、社会保険審議会はいわゆる三者構成だったということでありまして、この医療保険審議会は学識経験者だけで構成するとい...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が参りましたので、この医療保険審議会の構成というのが大きなかぎを握っておるんじゃないかというふうに思いますので、この一元化論議が今後十分煮詰まっていくことを期待いたしたいというふうに思います。  大臣の決意をお聞きして、質問を終わりたいというふうに思います...全文を見る
03月31日第123回国会 参議院 本会議 第8号
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○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、ただいま議題となりました看護婦等看護職員並びに社会福祉事業従事者の人材確保二法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  厚生省の調査によりますと、七十五歳以上の老人の自殺率は日本はハンガリーに次いで二番目に...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○勝木健司君 本年は、国連障害者の十年の最終年でありますけれども、四百万人にも上ると言われる心身障害者の方々はまだまだ社会経済的にも大きなハンディキャップを背負っておられます。私ども民社党は、このような障害者の方々を取り巻く困難な諸問題について、ノーマライゼーションの考え方に立っ...全文を見る
○勝木健司君 次に、第二点でありますが、肢体不自由児の通園施設等の充実を図りまして、早期療青体制を確立する必要があると思います。各種の障害児関係施設を地域の心身障害児がその必要に応じて利用できますような施設の適正配置あるいは施設間の連携など、地域における療育体制の整備を進めていか...全文を見る
○勝木健司君 次に、障害者の方々が家庭や地域で自立を果たしていくためには、その基礎的条件の一つであります住宅の問題が解決をされていなければならないというふうに思います。そのためにはやはりケアと結びついた住居である必要があると思います。  そこで第一に、自立困難な重度の障害者にと...全文を見る
○勝木健司君 次に、在宅の障害者が円滑に日常生活を営めるようにするためには、ホームヘルパー制度あるいは短期保護事業の拡充を図る必要があると考えます。  そこで、重度の在宅障害者に対する介護、家庭訪問サービス、移動サービスなどについてでありますが、ホームヘルパーの数あるいは在宅の...全文を見る
○勝木健司君 障害者の方々の自立した生活を促進するには、日常生活の訓練、コミュニケーションの訓練、健康の自己管理等が不可欠であります。そのためには、更生援護施設を自立生活の訓練の場として積極的に活用できるように、そしてまた、身体障害者福祉センター、在宅障害者デイサービスの施設等の...全文を見る
○勝木健司君 心身障害者用の施設につきましては、医療から職業訓練まで一貫した総合的なリハビリテーションを実現するための施設の広域的整備、そして適所施設や生活施設など地域利用施設の整備をさらに促進する必要があると思います。また、障害の重度化と障害者の高齢化に対応するためには、地域の...全文を見る
○勝木健司君 障害者が自信と誇りを持って社会に参加できるようにするために、社会の側にも障害者を温かく迎え入れるような土壌というものが必要になってきます。  障害者の完全参加と平等の原則を徹底させるために、国連障害者の十年の最終年にふさわしいような啓発普及活動が望まれるところであ...全文を見る
○勝木健司君 次に、先日平成三年度版の厚生白書が公表されたわけでありますが、これについて若干お伺いしたいと思います。  私は、近年の社会経済状況の中で、厚生行政があくまでも公的施策を一層推進するという前提の上で民間部門の活動にも目を向けることは、それ自身前向きの評価を与えること...全文を見る
○勝木健司君 この老人等の分野につきましては、特にこの保健医療・福祉の制度、施策の整合性とかあるいは実施面での連携というものが重要になってこようかというふうに思います。  この白書では、今後の福祉社会の担い手としての民間のシルバーサービスあるいはボランティア活動などを取り上げて...全文を見る
○勝木健司君 次に、ボランティア活動についてお伺いをいたしたいと思います。  週休二日制の導入に伴いまして余暇時間がふえてくる、そして家庭や地域における満足した生活を送ることへの関心の高まりが深まってくるということで、それと同時にボランティア活動への参加は増加しつつあろうかとい...全文を見る
○勝木健司君 最後に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思いますが、今回の厚生白書では、保健医療・福祉分野の民間サービスとか、あるいはボランティア活動の活発化に期待していることは私ども理解できるわけでありますけれども、やはり基本になるのは当然のことながら公的サービスじゃないかとい...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
04月16日第123回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○勝木健司君 私は、先般の本会議で総理初め厚生大臣及び関係大臣に質問を行っておりますので、これを補足する形で幾つか質問をさせていただきたいと思います。  福祉ビジョンの策定の必要性について本会議で指摘をいたしたところでありますが、今回のマンパワー確保はトータルとしての社会保障政...全文を見る
○勝木健司君 私ども民社党は、かって消費税を国会で審議する前提といたしまして、行政改革のビジョンを示せと、それとあわせまして福祉ビジョンの提示が不可欠ではないかということで主張をしてきたわけでありまして、これを受けて大蔵省、厚生省が昭和六十三年三月、ただいまありましたように福祉ビ...全文を見る
○勝木健司君 これはぜひそれぞれの、十カ年戦略ということもあるわけでありますけれども、年度別に予算の消化状況も含めて見直しをしていくべきだろうということで、来年は五年になるわけでありますから、次のまた五年間、十年を展望して出していただきたいというふうに要望いたします。  そこで...全文を見る
○勝木健司君 人口の高齢化の進展、また医療内容の高度化あるいは専門化等によりまして、保健医療・福祉マンパワーの数が増大をしておるわけであります。今後とも、仮に高齢者人口の伸びにほぼ比例して保健医療・福祉サービスのニーズが増大をしていくとすれば、それに比例してマンパワーの確保を図る...全文を見る
○勝木健司君 次に、この看護婦等の人材確保の促進に関する法律案につきまして幾つかお尋ねをいたします。  高齢者のための福祉・医療を推進するための具体的施策を、これからどうやって二十一世紀に向けて展開をしていくのかということを国民に明確に示していく必要があるんじゃないかというふう...全文を見る
○勝木健司君 ただいま看護職員の需給見通しが発表をされておりますが、都道府県の医療計画に基づく需給見通しによりますと、現在既に七万四千人が不足をしておるということでありまして、平成五年には九万八千人が不足をし、そこでピークを迎えて、確かに平成十二年には百十五万九千人ということで需...全文を見る
○勝木健司君 次に、看護業務の見直しについてお伺いをいたしたいというふうに思います。  看護職員は診療の補助、療養所での世話を行うことを業務としておるわけでありますが、実際には他部門に関連する業務あるいは専門性を要しない業務を行っておるのが現状じゃないか、そのことがベッドサイト...全文を見る
○勝木健司君 次に、医療法の改正との関係でお伺いいたしたいと思いますが、現在衆議院で医療法の改正案が審議されておるところでありますが、この改正案では、医療施設機能の体系化を図るために特定機能病院及び療養型病床群の制度を設けることになっておりまして、それぞれに対して看護婦定員を定め...全文を見る
○勝木健司君 次に、私はこれは本会議でも指摘をいたしたわけでありますが、看護婦さんの確保のために欠落してならない重要な視点は、看護という仕事を本当に魅力のある職業分野にしていかなければならないということであります。  そこで、ややもすると三K職種とも言われ、先ほどは五Kとも言わ...全文を見る
○勝木健司君 優秀な人材を確保していくためには、量も大切でありますけれども、質も高めていこうということであろうというふうに思います。  これから看護婦さんの養成に積極的に取り組んでいかなければならないと思うわけでありますけれども、看護婦養成所の支援とか、あるいは修学資金の援助に...全文を見る
○勝木健司君 次に、労働条件の改善についてお聞きをしたいというふうに思います。  先ほども申し上げましたが、現場の看護婦さんは三Kあるいは五Kとも言われるように、厳しい労働環境の中で、それでも患者さんに対する笑顔を絶やさないように頑張っておられるわけであります。この看護婦さんの...全文を見る
○勝木健司君 いわゆる二・八の問題でありますが、人事院が国立病院の療養所に勤務する看護職員の夜勤について、複数で万八日以内の判定を下したのはもう二十七年も前の昭和四十年でありまして、国立病院においてすらまだ現在二・八体制は実現されておらない、平均夜勤回数は、現在月九回にも上ってお...全文を見る
○勝木健司君 看護婦さんの処遇の改善を図る上で、診療報酬の改善も大きな意味を持っておるわけであります。今回の診療報酬の改定につきましても、看護について配慮をされたものとなっている点は私どもも評価をするものでありますけれども、肝心なのは、この改定が本当に看護婦さんの給与の引き上げに...全文を見る
○勝木健司君 今のお話では、具体的に給与水準が一体どんなふうになるのかというのが、先ほどからもありましたように目に見えてこない。労使の関係とかあるいは人員増とか、福利厚生とか、いろんな面で総合トータルでという話でありますけれども、その中で具体的な給与水準が一体どのようにアップをさ...全文を見る
○勝木健司君 大きな組合のあるところ、また大規模の医療機関については、そう心配はいたしておらないわけでありますけれども、医療機関におきましては、その規模によって看護婦さんの賃金格差が存在をしておる。例えば、中規模病院の看護婦は大規模病院の准看護婦さんよりやや下回っておる、また、小...全文を見る
○勝木健司君 労働条件の改善には賃金も給与水準も上げていくということと時間短縮も必要だということ、そして一方では、福利厚生面でもということであります。  福利厚生面についてお伺いしたいと思いますが、民間病院につきまして、国公立病院との間で格差が生じないように手厚い配慮を厚生省と...全文を見る
○勝木健司君 そこで、福利厚生施設の一つであります院内保育施設についてお伺いしたいと思いますが、子供を持ちながら働く看護婦さんのためには、院内保育施設の充実に努めることは大事なことだと思いますが、本年度予算におきましても運営補助の充実のために八時間分確保されて、結果として十六時間...全文を見る
○勝木健司君 時間が来ましたので、社会福祉事業法及び社会福祉施設職員退職手当共済法の一部を改正する法律案については次回に回したいというふうに思います。  最後に、厚生大臣にお伺いをしておきたいというふうに思います。  今回二つの人材確保法案が提出をされましたことは、これから経...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
05月14日第123回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○勝木健司君 我が国の廃棄物については、一般廃棄物また産業廃棄物も、いずれもその処理とか処分が今麻痺寸前になっておるんじゃないかというふうに思います。地球環境問題が現在脚光を浴びているときでありますが、それと相まちまして廃棄物の減量化運動とかあるいは廃棄物の再資源、再利用の活発化...全文を見る
○勝木健司君 本法案がモデル的な処理施設の整備を目指しておるということであれば、一割という数字は若干少ないのではないかというふうに思われますが、それについての見解をお願いします。
○勝木健司君 本法案の特定施設の設置者についてお伺いいたしますけれども、改正廃掃法で規定された廃棄物処理センター、そしてまたその他の第三セクター及び産業廃棄物処理業者など、産業廃棄物の処理を業として行うものを想定しているということでありますが、この中でも廃棄物処理センターというの...全文を見る
○勝木健司君 この法案によりまして特定施設の整備が推進されることになるわけでありますけれども、先ほどからもありますように、現在既に条例、要綱という形で産業廃棄物の流入を規制する条例、要綱というのが相当数あるわけでありますが、それとこの法案との関連はどのように考えたらいいのかお尋ね...全文を見る
○勝木健司君 決して私も地方の独自性を阻害するわけではありませんけれども、廃棄物処理のための全国的な国家、国民的な視点に立って積極的に地方公共団体の調整を行政として実施してもいいんじゃないかというふうに思うわけでありますが、もう一度お答えいただきたいと思います。
○勝木健司君 産業廃棄物の処理施設を整備する上で地域住民の理解を得ることは非常に重要な問題だと思います。本法案におきまして主務大臣が整備計画を認定するに当たり、都道府県や市町村の意見を聞かなければならないということになっておるわけでありますけれども、この意見を聞くとは一体何につい...全文を見る
○勝木健司君 ただいま特定周辺整備地区の指定についてお答えいただいたわけでありますが、特定施設の整備によってその生活環境等が著しく変化するおそれがあると認められた地区で、その変化による影響を緩和するために公共施設の整備を図ることが適当と認められるものに対して指定するということで書...全文を見る
○勝木健司君 本法案の第三条では基本指針を定めるものとなっておりまして、第三条の第二項では、第一号から第七号まで基本指針の内容となる各事項が書かれておるわけでありますが、そこの第六号には「環境の保全その他特定施設の整備に際し配慮すべき重要事項」という規定があります。ここで言う「重...全文を見る
○勝木健司君 時間の関係で次に進ませていただきますが、最終処分場のうち安定型処分場においては、施設が完了して満杯になった後もそこから排出される汚水が大問題になってさまざまなトラブルを巻き起こしておるところであります。これについて厚生省は、安定型の最終処分場から出る排水で問題がある...全文を見る
○勝木健司君 具体的にお伺いいたしますけれども、東京二十三区の一般廃棄物の全量と産業廃棄物の一部分は東京湾の中央防波堤外側処分場というんですかで処理をされておりますが、ここはうまくいっても一九九五年までしかもたないと計算されておるというふうに聞いております。  そこで、東京湾の...全文を見る
○勝木健司君 次に、リサイクルとの関連についてお伺いしたいというふうに思いますが、産業廃棄物の問題を根本的に解決するためには減量化、再生利用を徹底的にあわせて進めていく必要があるんじゃないかというふうに思います。本法案は最終処分場の確保を促進するために提出されたものではありますが...全文を見る
○勝木健司君 経団連が昨年の十一月に発表いたしました「産業廃棄物に係る最終処分場確保のための課題」と題する中間報告におきましては、今後跡地管理が厳しくなっていく、そして長期管理の必要性も増すと考えられることから埋立処分のコストはさらに上昇すると予想されておるということであります。...全文を見る
○勝木健司君 厚生省は現在、生活環境審議会の中に廃棄物減量化・再利用専門委員会を設けておられる、そして廃棄物処理法の改正を踏まえて廃棄物の減量化、再生利用対策の進め方について今月中をめどに中間報告を取りまとめる予定ということでありますが、具体的にはそこでどのような方策が取りまとめ...全文を見る
○勝木健司君 リサイクルを支えるいわゆるリサイクル業者も、産業廃棄物の処理業者と同様にその多くが中小零細企業から成り立っているのが現状であるわけであります。しかし、最近その一部に廃棄物処理等を初めとする他部門への進出によりまして企業体質の強化を図っているものもあるということであり...全文を見る
○勝木健司君 そこで、振興財団についてお伺いしたいというふうに思いますが、今回官民の共同によって産業廃棄物処理事業振興財団を設立することになっておりますが、この振興財団の業務内容について簡単に御説明願いたいと思います。
○勝木健司君 産業廃棄物の処理事業の振興のために政府主導の新たな財団法人ができるわけでありますけれども、今お伺いした範囲ではわざわざ新しくこうした財団法人をつくる必要性が本当にあるのかどうかと思うわけでありまして、行革の精神からすれば既存の組織で何とか活用できなかったのかとも考え...全文を見る
○勝木健司君 この振興財団でありますが、国、地方公共団体及び民間事業者の拠出によって五年間で総額百二十億から百三十五億円程度の基金を造成することとなっておるわけでありますが、本法案の成立後、この基金のための資金確保に焦点が移るとも報道されておりますけれども、果たして民間からそれだ...全文を見る
○勝木健司君 もう時間になりましたので、最後に、平成二年の十二月の生活環境審議会の答申におきましては、産廃「処理業者への委託料金が適正処理コストを下回るような実態を是正するため、委託契約において排出事業者に適正な処理コストを負担させるような制度が必要である。」と指摘しておるわけで...全文を見る
05月19日第123回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○勝木健司君 現在、産業廃棄物の最終処分場の確保というのが極めて困難になっておるということでありまして、民間のある処分業者の例では、計画立案から二年間で地権者や周辺住民の九割の同意を得られたけれども、残りの説得に苦労して全員の同意の取りつけには八年間かかったという事例もあるわけで...全文を見る
○勝木健司君 産業廃棄物の処理施設の整備については、従来から排出事業者処理責任の原則のもとに民間事業者が主体となって行ってきたわけでありますけれども、政策的融資を初め公共の支援方策が十分でないこともこの整備が進まない大きな原因の一つであるというふうに言われておるわけであります。こ...全文を見る
○勝木健司君 特定の周辺整備地区の指定によって周辺公共施設整備が図られることになるわけでありますけれども、これらの施設の整備につきましては、単なる予算配分上の配慮規定だけでは不十分じゃないかというふうに思います。財源的に行き詰まる場合も考えられるんじゃないかということで、例えば電...全文を見る
○勝木健司君 この法案は主務大臣として多数の省庁がかかわっておることでありますので、特に特定施設の認定手続が煩雑となったりあるいは認定に時間を要することが、そういうおそれがあるんじゃないかということと、そしてまた認定の責任の所在というのもあいまいになるんじゃないかということも考え...全文を見る
○勝木健司君 産業廃棄物の処理施設については、安定型の最終処分場へ木くずとかあるいは細くず、汚泥等の管理型の最終処分場へ処分されるべき産業廃棄物が混合して処分されやすい、あるいはまた廃棄物処理法などに届け出対象とはなっておらないような、そういう小規模な処理施設が数多く整備される傾...全文を見る
○勝木健司君 リサイクルについてお伺いしたいというふうに思います。  我が国のリサイクル循環の実態を見てみますと、産業廃棄物、また一般廃棄物合わせて、最終的には総廃棄物量の約六%程度がリサイクルされているにすぎないわけであります。  こうした実情の中で、産業廃棄物にあっては、...全文を見る
○勝木健司君 次に、具体的な条文についてお伺いをしたいというふうに思います。  廃掃法の二十条の二でありますが、廃棄物再生事業者を政令で知事登録とするというふうにあるわけでありますけれども、この政令についてはいつごろ決まるのか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 知事登録を受ける基準についてお伺いをしたいというふう。に思います。  相当規模の機械設備を保有することを基準にすると一部言われておるわけでありますが、事実だとすれば、例えば東京都内の再生事業者の約八割は知事登録が受けられないおそれが出てくるんじゃないかというふうに...全文を見る
○勝木健司君 この知事登録のある業者の具体的なメリットは一体何なのか。例えば税制上とか財政上の措置についてはどうなるのか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 再資源回収事業は、近年、自治体も積極的に取り組み出しておるわけでありますが、この自治体直轄方式と再生事業者との協力方式の二つに大きく分けて分類できると思うわけでありますが、再生事業者の育成を阻害しかねない。自治体の直轄方式に果たして向かっていくのか、それとも既存の業...全文を見る
○勝木健司君 次に、今後廃棄物の減量化とかあるいは再資源化を緊急に推進したといたしましても、最終処分場の容量ゼロの日と、そういう危機が解消されるわけではないんじゃないかというふうに思います。  そうなりますと、この最終処分場をあるゆる努力をして建設を進めていくのか、あるいは廃棄...全文を見る
○勝木健司君 前回の国会でも今国会におけるバーゼル条約の批准を約束されたわけでありますが、先ほども外務省からの答弁では鋭意ということで、鋭意の乱発をされておったわけでありますが、本当に今国会で批准できるのかどうか、バーゼル条約批准のための国内法の整備の進行状況とあわせてお聞きをし...全文を見る
○勝木健司君 この改正廃掃法では現在既に有害物として規制をされておりますカドミウムその他の健康にかかわる被害を生ずるおそれのある物質を含む廃棄物を特別管理産業廃棄物として指定するとされておるわけでありますが、そこで、この特別管理産業廃棄物の指定に当たりまして、現在の検討状況につい...全文を見る
○勝木健司君 我が国は現在のところ廃棄物の輸出は行っておらないわけでありますが、廃棄物と似たようなものの輸出はあるんじゃなかろうかというふうに思います。  例えば、タイのバンコクの水上生活者のボートのエンジンやあるいはバッテリーは、ほとんどが日本車の中古エンジン、バッテリーであ...全文を見る
○勝木健司君 最後に、財団についてお伺いをしたいというふうに思います。  厳正なる運用が当然望まれてくるわけでありますが、債務保証に事故が生じて基金を取り崩さなければならない場合が生じることも考えられるんじゃないかということで、この振興財団をどのように安全性が高くかつ優先度の高...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
○勝木健司君 援護法については、昭和二十七年の制定以来、給付水準が逐次改善されてきたことは大変喜ばしいことであるわけでありますが、しかし一方、戦後四十七年を経た今日でもいまだに障害年金などの請求があるようでありまして、実際その数は平成元年、二年の二年間で四百四十四件もあったと聞い...全文を見る
○勝木健司君 次に、中国残留孤児の対策についてお伺いします。  私自身も中国の大連の引揚者ということでありましてとても人ごととは思えませんので、毎年質問をさせていただいておるわけであります。今なお多くの残留孤児、残留婦人がおるというふうに聞いておりますので、帰国を希望する方々に...全文を見る
○勝木健司君 永住帰国を希望されております残留婦人の中には、生活様式が一変したり言葉が不十分であったりしてなかなか生活上の不安を持つ人がいると思うわけであります。そういった意味で、残留婦人等の帰国に対しても残留孤児と同様に手厚い施策を講じていただきたいと思うわけでありますが、残留...全文を見る
○勝木健司君 今もありましたように、定着促進センターとかあるいは自立研修センターを設置されて一年にわたる自立支援体制をとっているということでありますが、そこで、自立研修センターの整備状況とその指導内容についてまずお尋ねをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 自立研修センターは、地域に定着する帰国者の総合センターとして今後とも強化されることが求められていると思うわけであります。現在全国で十五カ所に設置されているということでありますが、これで果たして十分と言えるのかどうか、活動状況も含めて見解をお伺いしておきたいと思います...全文を見る
○勝木健司君 自立研修センターは適所施設であるわけでありますが、適所できない方々についてはどのような対策を講じられておるのかお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 最後に、山下厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  日本と違った文化を持つ帰国者を日本社会に円滑に定着させるために、早期の自立に導くためには、もちろんハード面での支援も大事でありますけれども、内面的な支援というものも今後ますます重要になってくるのではないか...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
05月26日第123回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○勝木健司君 我が国の医療の現状は、供給面について見てみますと、看護婦さん不足という大きな課題とか、あるいは医療施設の地域的偏在といった問題はあるわけでありますけれども、ベッド数とか病院の数とか医師とか歯科医師の数など、全国的に見ればそう諸外国と比較してみても遜色のない数字に達し...全文を見る
○勝木健司君 国民の不安は、今回の医療法改正の本当のねらいは何なのかということじゃないかというふうに思います。医療費の削減につながるのではないかとか、あるいはベッド数が削減されて老人の追い出しにつながるのではないかとか、さらには医療機関のそれぞれランクづけにつながっていくという、...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正は、人口の高齢化とか、あるいは疾病構造の変化とか、国民の保健医療に対するニーズの多様化あるいは高度化、そういう医療を取り巻く環境の変化に対応するものであるとの説明を受けておるわけでありますけれども、まだその内容については不十分じゃないかということで、これに...全文を見る
○勝木健司君 インフォームド・コンセントについて、非常に医療を提供される場で重要な意味を持っておりますので、お伺いをしたいというふうに思います。  医療法の改正は、国民本位の医療の確立を目指すものでなくてはいけないというふうに思います。そのために、国民が納得できるような医療が提...全文を見る
○勝木健司君 インフォームド・コンセントを医療の場で普及させることは非常に重要なことですので、今からでもできる範囲からやっていただきたいということで、医師の国家試験とかいうことが今ありましたので、具体的に医師の国家試験の問題において、また医師の臨床研修のカリキュラムの中でインフォ...全文を見る
○勝木健司君 このインフォームド・コンセントの普及に当たっては、国民への啓蒙も一方では図っていかなければいけないというふうに思うわけであります。そういった意味ではまだまだ国民の多くは従来の医療におけるパターナリズムにならされてしまっておるんじゃないかということで、医師と患者の信頼...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正で、新たに今後の医療の提供はどうあるべきかという理念規定が設けられるわけでありますけれども、あくまでもこの理念規定は努力規定であって、守られない場合の罰則規定がないわけでありますので、今後医療の質を一層向上させていくためには、医療関係者に対しても理念の徹底...全文を見る
○勝木健司君 次に、特定機能病院についてお伺いをいたしたいと思います。  特定機能病院とは一体どういう病院を言うのかということ、そしてまた、特定機能病院の承認基準についてもどうなっておるのかということで、法律の条文だけを見てみてもいま一つよくわかりませんので、特定機能病院の性格...全文を見る
○勝木健司君 特定機能病院は、高度の医療を必要とする患者に対して優先的に高度の医療を提供する病院として位置づけるということでありますけれども、よく言われております患者の大病院志向という現状の中で、どういった方式で高度の医療というのを必要な患者に優先させていこうと考えておられるのか...全文を見る
○勝木健司君 この制度を目的どおりうまく機能させていくためには、病院の経営面を支えている診療報酬についても、その機能にふさわしい診療報酬を設定する必要があるんじゃないかというふうにも思われます。  この場合、先ほどの紹介制度というものを定着させていく、そして病院の機能の体系化を...全文を見る
○勝木健司君 特定機能病院の制度の趣旨から考えますと、個々の地域の特性というものを踏まえて当然検討すべきことであるというふうに思いますが、一定率以上の紹介患者を受け入れることが必要になってくるんじゃないか。また、その承認に当たっても、運営上最低限必要とされる紹介患者の割合というも...全文を見る
○勝木健司君 特定機能病院については、要件に該当すると思われる病院の多くが大学病院だというふうに言われておりますけれども、特定機能病院の実態を考えていく上で、大学病院についても文部省に対してお伺いをしたいというふうに思います。  まず第一点は、大学病院では診療機能と研究教育機能...全文を見る
○勝木健司君 大学病院は経営の安定のために一般の外来患者を集めているのではないかとよく言われておるわけでありますが、そこで、大学病院で診療する患者のうち、実際に医学教育に必要とされる患者の割合はおよそどれくらいであると考えておられるのか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 大学病院はプライマリーケアを推進するためにも、医学教育を行っていく上で一般の外来患者の診療に携わることも当然必要だというふうに思います。  そこで、医学教育上学生一人当たり最低どれくらいの一般外来の患者が必要であるというふうに考えられておるのか、お聞きをしたいとい...全文を見る
○勝木健司君 医学教育の現場では、既に診断が行われて病名や病気の経過などがわかっている患者についても、その病名や経過などを知らせずに学生に診断させていることもあるやに聞いておるわけであります。このようなことを行っているということを考慮いたしますと、紹介患者が多くなったとしても医学...全文を見る
○勝木健司君 特定機能病院の制度の趣旨から考えますと、医学教育という面も配慮する必要はあるというふうに思うわけでありますが、大学病院においてもあるいは一定の紹介率を定めることが必要になってくるんじゃないかというふうに思います。  そこで、大学病院の機能に応じた医療を提供していく...全文を見る
○勝木健司君 大学病院が地域医療に果たすべき役割の一つに救急医療の確保というのもあるんじゃないかというふうに考えます。そこで、大学病院における救急医療への取り組みの状況につきまして、一般患者に占める救急患者の割合も含めて、今後どう取り組んでいかれるのか、お伺いしたいというふうに思...全文を見る
○勝木健司君 医療施設機能の体系化を進めていくためには、地域医療の中で占める大学病院の役割も大きいんじゃないかというふうに思います。  そこで、今後この特定機能病院制度というものを根づかせていくためには、どういうことに取り組んでいくつもりなのか、今現在の大学病院において地域医療...全文を見る
○勝木健司君 大学病院の設置状況を見てみますと、東京など大都市圏に過度に集中しておるんじゃないかというふうに思います。かつての目標でありました一県一医大制により各都道府県に最低一病院はあるわけでありますが、余りにも都市部に集中をしておるのじゃないかというふうに思います。  そこ...全文を見る
○勝木健司君 もう時間になりましたので、最後に、医療法の第一条の第三項には、「国及び地方公共団体は、前条に規定する理念に基づき、国民に対し良質かつ適切な医療を効率的に提供すも体制が確保されるよう努めなければならない。」というふうに規定をされておるわけであります。  そこで、ここ...全文を見る
05月28日第123回国会 参議院 厚生委員会 第12号
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○勝木健司君 療養型病床群制度についてまずお聞きをいたしたいと思います。  療養型病床群は医療の切り捨てとか、または低医療政策につながるのではないかというような懸念もされておるわけでありますけれども、その辺も含めて、療養型病床群制度の趣旨、そしてまたその必要性について、簡単に要...全文を見る
○勝木健司君 療養型病床群という名称もややわかりにくいものでありますけれども、なぜこのような名称になったのか、お伺いをしたいというふうに思います。  それと、この病床群の単位はどのように設定されるのかということで、患者の療養生活とかあるいは看護の問題からすれば少なくとも一つの看...全文を見る
○勝木健司君 療養型病床群の診療報酬をどのように設定するつもりなのかということで、この制度を定着させていくためには診療報酬の機能に応じて設定をしていく必要があるのではないかというふうに思います。この場合に、現行の老人病院の診療報酬との比較においてどう設定をしていくのかということで...全文を見る
○勝木健司君 療養型病床群に関して、病状に応じた人員配置とかあるいは設備について、生活面での配慮もするということでありますけれども、患者にとって不便にならないのかどうかということが懸念されるわけであります。患者の病状の変化に対応した医療が提供できないようではかえって改悪になる可能...全文を見る
○勝木健司君 療養型病床群の対象患者は病状が安定をしておる、そしてまた長期療養を必要とする患者とされておるわけでありますけれども、実際は老人慢性疾患の患者が多く占めてくるんじゃないかというふうに思われるわけであります。そこで、療養型病床群をこれから整備していこうというのであれば、...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正で老人保健施設の医療提携面に着目をして医療提携の理念等の規定においてこういう老人保健施設が位置づけられておるわけでありますが、現実には老人保健法の中にも老人保健施設があるわけであります。この改正によって医療法の中でも新たに位置づけられるということであるわけ...全文を見る
○勝木健司君 今後とも療養型病床群の整備だけじゃなく引き続き老人保健施設を整備していくことも、当然二十八万床の目的に向かって重要なことであろうかどいうふうに思います。  しかし、老人保健施設の整備については当初の計画どおり進んでいないんじゃないかということも言われておるわけであ...全文を見る
○勝木健司君 現在高齢者のための施設としては老人保健施設、老人病院、特別養護老人ホームなど施設が多様化しておるわけでありますが、療養型病床群が制度化することによってさらにまた多様化することになるわけであります。高齢者のための施設が多様化することによってそれぞれ高齢者の状態に応じた...全文を見る
○勝木健司君 現在、特別養護老人ホームまた老人病院、そして老人保健施設の費用の負担面で大きな格差が生じておるんじゃなかろうかと思います。  そこで、この格差の実態について御説明を願いたいわけでありますけれども、これらの施設、それぞれ介護を中心としたサービスを提供するという面では...全文を見る
○勝木健司君 次に、広告規制の見直しについてお尋ねをいたしたいと思います。  今回の改正では、医療に関する正確で適切な情報を患者が容易に入手できるように条件整備を進めることとなっておるわけでありますが、このことは納得できる医療を国民が選択する前提となる事柄でありますので、若干質...全文を見る
○勝木健司君 広告規制の緩和は、国民医療サービスの向上にとって見逃すことのできない一つのテーマでありますが、現在は医療法に基づいて患者サービスに関する情報は外部に広告することは禁じられておるということで、患者は人づてに、口づてに医療機関の情報を得て選択の際の参考にしているのが実情...全文を見る
○勝木健司君 院外広告規制の緩和については、患者サービスの在り方に関する懇談会の報告書においても指摘されておるわけでありますけれども、そこでは、「患者の生命・身体にかかわる医療の特殊性に配慮しつつ、広告規制の在り方について見直しを行うとともに、行政機関、医師会等各種関係団体を通じ...全文を見る
○勝木健司君 院外広告の規制の緩和に当たりまして、現行の広告でできる事項に加えて、予約制の有無とかあるいは病室、機器等の規模、併設施設等々ということも広告できることになるわけでありますけれども、こういった規制緩和に当たっての問題点として新たに大病院と開業医との利害の調整も残ってお...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正で表示できる診療科目は、医学医術に関する学術団体及び審議会の意見を聞いて政令で定めることとなっておるわけでありますけれども、法律事項から政令事項になぜしたのかということであります。  現在、診療科目の標榜を希望している数が四十数件もあるということでありま...全文を見る
○勝木健司君 昭和六十年の第一次医療法の改正の中で医療計画が法定化をされた、そして医療を提供する体制を整備すべき単位としての医療圏の整備が行われておるわけであります。しかしこの医療圏については、全国で整備されているにもかかわらず国民の理解が余り高まっていないんじゃないかとも思われ...全文を見る
○勝木健司君 医療計画については各都道府県が少なくとも五年ごとに再検討を加えていく、そして必要があれば変更することとされておるわけでありますが、現在二回目の地域医療計画の見直しの時期に入っておるということであります。今回の見直しにおいて任意的な記載事項とされている各種の保健医療と...全文を見る
○勝木健司君 各診療所や病院が個々の患者等の状態に応じて他の医療機関あるいは福祉サイドとも連携をしながら適切なサービスを速やかに提供することによって、地域の中で必要なサービスが提供できるような体制を目指すということが求められておるわけでありまして、これも二十一世紀を目指した今後の...全文を見る
○勝木健司君 地域医療を考える上で、今後高齢人口の増加等が予測されることから在宅医療とかあるいは訪問医療への対応の強化が必要になってくるということで、治療中心の医療から疾病の予防、再発防止を重視する医療へと移行をしていくことが望まれておるわけでありますので、そのために身近に遭遇す...全文を見る
○勝木健司君 最後にお伺いいたしますが、プライマリーケアの確立とともに、地域の医療施設にあっては医療水準の一層の向上と、病院、診療所のそれぞれの機能を有効に発揮できるような医療施設間の連係システムの整備、確立が必要かというふうに思われるわけでありますが、今後いかにして医療施設問の...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
06月02日第123回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○勝木健司君 民社党・スポーツ・国民連合の勝木でございます。  四参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。あとしばらくですので、御協力いただきたいというふうに思います。  そこで、坪井参考人と大熊参考人に御意見をお伺いしたいというふうに思いますが、今回いわゆる中間施設で...全文を見る
○勝木健司君 坪井参考人にお伺いいたします。  療養型病床群を制度化することとなっておるわけでありますが、地域によりましては、小さい病院に慢性患者が入院している場合も多いと思われます。何十床という大きな単位で足切りをしてしまいますとなかなか普及をしていかないわけでありますし、ま...全文を見る
○勝木健司君 次に、中野参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  意見の陳述の中でもお伺いをいたしたわけでありますが、医療機関の機能別類型化を図ることは、当然それに見合った診療報酬体系の構築を図ることが必要になってくるんじゃないかというふうに思われるわけでありますけれども...全文を見る
○勝木健司君 最後に、大熊参考人にお伺いしたいというふうに思いますが、私は、今後の医療のあり方につきましては、参加する医療へという観点に立ちまして、いわゆるインフォームド・コンセントを推進していく必要があるんじゃないかと思うわけでございます。  今後、予防医療も含めて医者と患者...全文を見る
○勝木健司君 インフォームド・コンセントの問題です。
○勝木健司君 ありがとうございました。
06月17日第123回国会 参議院 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第1号
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○勝木健司君 私も時間が限られておりますので、まとめて一括して質問を五点ほど大きく分けて行いたいというふうに思います。  まず第一点は復興計画についてでありますが、この雲仙の火山活動に変化の兆しか出てきたという観測データが出てきた一方で、またそれに対する批判的な見方もあるわけで...全文を見る
06月18日第123回国会 参議院 厚生委員会 第14号
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○勝木健司君 それでは、質問させていただきます。  二十一世紀の本格的な高齢化社会の到来を受けまして、国民が病状に応じて良質の医療を受けられる、そういう医療供給体制を確立することが大変重要となっておるわけであります。そういった意味では、今回の医療法改正はそのための第一歩というこ...全文を見る
○勝木健司君 私は、今後の医療のあり方につきましては、与えられる医療から参加する医療へという観点に立ちますと、いわゆるインフォームド・コンセント、これを推進していく必要があるんじゃないかというふうに思うわけであります。  今後、予防医療も含めまして医者と患者が連携をとり合ってみ...全文を見る
○勝木健司君 多くの先進国は、患者の権利ということで法律で定めておる、そして病状や治療法につきまして納得のいくまで説明を受ける権利、あるいは自分自身のカルテを見たりコピーしたりする権利、あるいは治療法を選ぶ権利を保障をいたしております。  こうした権利を、確かに我が国でも今すぐ...全文を見る
○勝木健司君 今回の医療法の第一条の三によりますと、適切な医療を提供するという規定が設けられておりまして、無医地区の解消あるいは医療機関の地域的偏在の是正等の施策を推進していくという趣旨を含んでおると理解しておるわけであります。  先ほどの前島先生の質問でも、第七次僻地対策とい...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正案におきましては、画一的な規制を行っている病院について機能を分化していこう、そして体系化を進めていこうということであるわけでありますが、今回の改正も含めまして、今後の方針というのは、順次医療機関の機能の体系化を図っていくという方向にあるように思うわけであり...全文を見る
○勝木健司君 そこで、今回いわゆる中間施設であります老人保健施設を医療法の中に医療施設として位置づけることになるわけでありますが、このことによりまして老人保健施設の本来の趣旨であります医療ケアと、また日常生活サービスを提供する目的から逸脱することのないように、またむだな医療が当然...全文を見る
○勝木健司君 午前中の質疑の中でも、公費負担の三割負担、五割負担というあり方につきまして質疑があったわけでありますけれども、利用者負担についての不公平について質問をさせていただきたいというふうに思います。  老人保健施設と特別養護老人ホームの費用負担、またサービスのレベルについ...全文を見る
○勝木健司君 次に、今回の改正によりまして、医療施設の機能の体系化の第一歩が講じられることになるわけであります。今後この機能別類型化に合った診療報酬体系の構築にも努めていっていただかなければいけないわけでありますが、医療機関の分化とかあるいは多様化に対応して診療報酬上どのように対...全文を見る
○勝木健司君 今回の診療報酬はこの四月に改定されたばかりでありますけれども、次の改定まで待っておりますと二年後になってしまうわけであります。年度途中でもありますけれども、今回の医療法改正に合わせて診療報酬を改定すべきではないかとも思うわけでありますが、見解をお伺いしたいというふう...全文を見る
○勝木健司君 次に、特定機能病院についてお伺いをいたしたいと思います。  今回の改正の重要な点の一つに、特定機能病院を制度化することによります紹介外来制を制度として位置づけることがあると理解をいたしておるわけでありますけれども、しかしその紹介率がどうなるかが法案を見る限り全く明...全文を見る
○勝木健司君 次に、療養型病床群の制度化は、老人等長期間にわたる入院患者にふさわしい病床として、患者の生活面に配慮した人員、設備基準を定めるものであり、患者の病状にふさわしい医療を提供するものと規定されておるわけでありますが、この療養型病床群の制度化によって、言われております医療...全文を見る
○勝木健司君 療養型病床群への入院につきましては、機械的に期間によるのではなくて、基本的にはその患者の病状に応じて、安定しておるかどうかという医師の判断によることとなっておるわけでありますが、法文でも「主として長期にわたり療養を必要とする患者を収容」となっておるわけでありますが、...全文を見る
○勝木健司君 次に、また確認をさせていただきたいと思いますが、療養型病床群の制度化に当たりまして、地域によっては小さい病院に慢性患者が入院している場合も多々あると思います。何十床という大きな単位で足切りをしてしまうと、この療養型病床群が普及していかないわけでありますし、また逆に五...全文を見る
○勝木健司君 現在、既に医療法の中で医療圏が設定されておるわけでありますが、この医療圏については、国民の中には認識といいますか、意識が全くないと思います。この医療圏の考え方を有効に機能させるためには、政府はもっとPRをして国民への周知徹底をこの際図るべきであると思います。改めて厚...全文を見る
○勝木健司君 最後にもう一点確認をいたしたいと思います。  広告規制の緩和についてでありますが、国民医療サービスの向上にとっては私も欠くことができないものだと思います。しかし、医療の非営利性というものを考慮いたしますと、今回の規制緩和に当たりましては、広報活動を進めるという観点...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○勝木健司君 この特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案や廃掃法の改正案では、有害廃棄物等の輸出入に規制の網を当然かぶせられておるわけでありますが、しかし、まず必要なのは有害廃棄物を削減する施策がまず大事じゃないかというふうに思うわけでありますが、通産大臣あるいは厚生大臣...全文を見る
○勝木健司君 このバーゼル新法案におきましては、特定有害廃棄物等とはこの附属書に掲げる物等ということになっておるわけでありますけれども、この条約附属書に掲げてある物は非常に抽象的であるということで、この特定有害廃棄物等に該当するか否かを申請者自身で判断するのは非常に難しいのではな...全文を見る
○勝木健司君 この有害廃棄物等の輸出入の承認手続における審査基準についてでありますけれども、法案の第三条の基本的事項として公表されるのかどうか、あるいは輸出入管理令などで定められるのかどうかお伺いをいたしたいというふうに思います。もしその両者でも基準が明らかにならないのであれば、...全文を見る
○勝木健司君 中央公害対策審議会の廃棄物部会の答申でも指摘されておるわけでありますが、有害化学物質対策をいかに政府が進められていくのか特に使用実態、廃棄の実態等の現状把握、最終処分が環境に及ぼす影響の評価、処分技術の開発評価等についてお伺いをいたしたいというふうに思います。特に、...全文を見る
○勝木健司君 この有害化学物質を含む廃棄物による健康やあるいは環境への被害を防止するためには、製造の段階でも有害化学物質の使用量を減らすことがやはり当たり前のことでありますが、問題解決のかぎであるわけであります。しかし、この問題については製造者側の努力もなければ解決はなかなかでき...全文を見る
○勝木健司君 近年、特定の化学物質の販売の際に化学物質安全性データシートというのを貼付するということが関係国際機関において検討が進められておるというふうに聞いておるわけでありますが、厚生省もこの有害な化学物質等を事業者が提供する際に、相手方にこうしたデータシートを交付する制度をス...全文を見る
○勝木健司君 発展途上国への日本企業の進出と現地での環境規制についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  本年の七月、日本企業が出資をいたしておりますマレーシアとの合弁企業が生産している放射性物質等々の安全管理の責任を問われて現地の裁判所から操業停止を命ぜられたということ...全文を見る
○勝木健司君 これまで日本におきましては、廃棄物の海外持ち出しは余りなかったと思います。しかし、この法律の制定後は規制の基準さえ満たせば、これまで海外に持ち出されていなかった廃棄物が輸出されることになるのではないかという懸念もあるわけであります。  開発を最優先する途上国は、概...全文を見る
○勝木健司君 この種の問題は、縦割りの関係ではなく、それぞれの関係省庁が適切にその分担事務を処理する、関係省庁間の連携協力体制を万全にしていただきたい。一体性のある取り組みを当然期待したいわけでありますが、たびたび答弁をされておりますが、もう一度環境庁長官の決意をお伺いして質問を...全文を見る
○勝木健司君 終わります。ありがとうございました。
12月08日第125回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○勝木健司君 環境庁の調べによりますと、一九八五年から八九年までの間に、韓国、台湾、タイ等のアジア諸国に有害廃棄物が輸出された事例が幾つか報告されているとも報道されておるわけでありますが、こうした事例は一体どれくらい実際あったのか、あるのか、また現在行政指導による対応方針はどうな...全文を見る
○勝木健司君 私の聞いているのは、有害廃棄物の実態について質問しています。環境庁。
○勝木健司君 この有害物質の範囲でありますけれども、今廃棄物処理法上は十一種類指定されておるわけでありますが、国際的に見てもこれは極めて狭いんじゃないかということで、バーゼル条約のリストにありますようにこの四十七品目すべてを有害物質に指定すべきではないかというふうに思うわけであり...全文を見る
○勝木健司君 改正法案では、廃棄物を輸出しようとする者は、厚生大臣の確認を受けなければならないわけでありますけれども、この要件の一つ目に、国内の廃棄物の処理に関する設備及び技術に照らして、本邦における適正な処理が困難な廃棄物であると認められることとあるわけであります。  この結...全文を見る
○勝木健司君 そうしたら、国内の廃棄物処理に関する技術はあるけれども、設備がない場合の廃棄物の輸出は、法律上認められるのかどうかということ。バーゼル条約では輸出許可の要件は輸出国が処理に必要な技術、能力、施設等を有しないこととなっておるわけでありますので、この本法律案とバーゼル条...全文を見る
○勝木健司君 輸入国が環境保全上適切な廃棄物の処理をなし得るかを、輸出国が検討、判定するためのクライテリアの策定が以前から予定されておるということでありますけれども、その現状についてお伺いしたいというふうに思います。    〔委員長退席、理事菅野壽君着席〕
○勝木健司君 厚生省は廃棄物の輸出をできるだけ規制をしていきたいということでありますが、有害廃棄物なら輸出の規制というのはバーゼル条約の目的から見て当然でありますけれども、無害な廃棄物までも輸出を規制するというのはどういうわけなのかお伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 輸入に関する事項でありますけれども、廃棄物を輸入しようとする者は、これも厚生大臣の許可を受けなければならないことになるわけでありますが、その申請者についてお伺いをいたします。  この申請者には廃棄物処理センターも入ると思われるわけでありますが、廃棄物処理センターの...全文を見る
○勝木健司君 近年、廃棄物処理施設の不足から廃棄物を輸出したいという相談が増加しておるということでありますが、この安易な輸出を認めますと公害輸出との厳しい批判を受けるのは当然であるわけであります。そういった意味で、今回の改正案によりまして輸出入の法的規制が行われることは私どもも歓...全文を見る
○勝木健司君 きのうの連合審査でも問題になっておりましたけれども、輸出先で環境汚染を引き起こした事業者に対して政府はその廃棄物の再輸入を命じる、そして当然適正な処理、処分をさせるように監督するべきであるわけでありますが、この件で、バーゼル条約法案では第十四条で、有害廃棄物を輸出し...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が余りありませんので、最後に厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  発展途上国への合法的な廃棄物の輸出であっても、途上国は廃棄物、特に有害廃棄物の処理とかあるいは処分技術は全く持ち合わせていないのが現状じゃないかというふうに思いますので、発展途上国...全文を見る
○勝木健司君 終わります。