勝木健司

かつきけんじ



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勝木健司の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第126回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○勝木健司君 それでは、お伺いいたしたいと思います。  年金制度についてお伺いしたいと思いますが、年金制度の改正について平成六年に予定をされておるわけでありますけれども、現在の検討状況、また今後のスケジュールについてまずお伺いしたいと思います。
○勝木健司君 制度改正について国民の関心も大変高まってきておるわけでありますけれども、どういう基本的な考え方でこの改正に厚生省として臨まれるのか。特に大きな関心事は、先ほどもありましたように、支給開始年齢の問題と考えておるわけでありますけれども、この方針につきましてお伺いをしたい...全文を見る
○勝木健司君 二十一世紀を展望いたしますと、高齢者層が増大をしていく、そして反面、若年者層の減少が予想されるわけでありますので、しかし我が国におきましては、特に高齢者の勤労意欲というのは高いわけであります。このような状況から、高齢者雇用の促進についても進めていく必要があるんじゃな...全文を見る
○勝木健司君 六十歳を過ぎますと、労働能力あるいは健康面でもそれぞれ個人差が大きくなってくるわけでありまして、就労する場合でも、常勤的雇用よりはむしろパート的な就労とか、あるいは社会参加、ボランティア的なものを望む声も少なくないと言われておるわけであります。  そこで、ヨーロッ...全文を見る
○勝木健司君 そこで、現行の在職老齢年金につきましては、賃金が高くなると逆に賃金と年金を合わせた手取り額が低くなるという形で高齢者の就労に逆のマイナスのインセンティブを与えるという問題、あるいは事業主が手取り額を考慮に入れて、結果として高齢労働者の賃金を低く抑えることとなっている...全文を見る
○勝木健司君 それとまた、現行制度におきましても、六十歳を過ぎて民間の会社を退職した者につきましては、老齢厚生年金を受給するとともに失業給付も最大三百日間受給できることとなっておるわけであります。この間、就労についてのインセンティブが働きにくいという指摘もなされておるわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 それから次に、高齢労働者を雇用しない企業に比べて高齢者を活用しようとする企業の費用負担を小さくするような仕組みを導入することも一つの考えじゃないかというふうに思います。個別の企業にとっても社会全体にとっても、高齢者の雇用が進めば進むほど年金の費用負担が小さくなるよう...全文を見る
○勝木健司君 経済成長の成果というものを広く国民に再分配することが年金制度の基本的役割の一つであるということを考えますと、現役の賃金の一定割合を基準としている現行の厚生年金等の水準を設定する場合に、現役被保険者の保険料負担等も考慮していくこともこれから必要になってくるんじゃないか...全文を見る
○勝木健司君 現在百兆円を超える公的年金の積立金についてでありますが、将来の年金給付に備えた準備金でありますとともに、効率的あるいは効果的な運用を通じて現役の被保険者等の福祉の向上を図るためにも活用されておるわけでありますが、この還元融資が引き続きその機能を発揮できるような必要な...全文を見る
○勝木健司君 平成七年を目途に一元化を完了するということでありますけれども、これに向けての取り組みについて大臣に見解をお伺いしたいと思います。  ことしは、先ほどもありましたように、財政再計算へ向けての準備の年であるということで、さらに平成七年の一元化へ向けて本格的な年金改革の...全文を見る
○勝木健司君 最後になりましたけれども、高齢化が着実に進展する中で、国民の社会保障ニーズというのも明らかに変化をしてきておるんじゃないかというふうに思います。この変化に対応して、そして二十一世紀を展望した制度体系というものをこれから再構築していただきたいと思うわけであります。その...全文を見る
○勝木健司君 時間が来ましたので、終わります。  ありがとうございました。
03月26日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○勝木健司君 まず、地球環境保全のための国際貢献についてお伺いしたいと思います。  昨年の地球サミット首脳会議への宮澤総理のメッセージの中で、日本として一九九二年から環境分野への政府間開発援助総額として五年間で九千億円から一兆円をめどとして大幅な拡充強化に努めると述べられておる...全文を見る
○勝木健司君 特に途上国への支援についてこれから重要になってくると思うんですが、この援助に際しましては、何よりもやはり事前調査あるいは事後評価の充実、透明性の確保など、質的な面での改革の実行が今後必要不可欠になってくるんじゃないかというふうに思いますので、これについての環境庁の見...全文を見る
○勝木健司君 次に、この環境アセスメント法につきましてお伺いしたいと思いますが、アセスメント制度に関して、国の制度によるもののほかに、多くの地方公共団体が地域の実情に合わせた条例あるいは要綱、運用指針というような形式で実施しておるわけてありますが、その実態と効果について、かいつま...全文を見る
○勝木健司君 日本は南北に長いわけでありまして、人口密度なども一定ではない。当然、地域地域によりまして環境の状態も異なっておるわけであります。今後、環境アセスメント法が制定をされるわけでありますが、全国画一的な環境アセスメントの実施を義務づけるといたしますと、現在のアセスメント基...全文を見る
○勝木健司君 次に、時間の関係で、リゾート問題についてお伺いしたいと思います。  現在、リゾート開発といいますと、ゴルフ場とかマリーナとかホテル等の建設がメーンというまさに金太郎あめ的な開発でありまして、本当にこれが国民のゆとりある国民福祉の向上に寄与しているのかどうかというこ...全文を見る
○勝木健司君 過疎化の悩む地域にとりましては、このリゾート開発は確かに地域振興のための切り札になり得る可能性もあるわけでありますが、現に一部の地域においては成功をおさめておる、地域振興に役立っておるところもあるわけであります。しかし、このリゾート開発に絡む贈収賄事件とか、あるいは...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、最後に環境庁長官に水俣問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  公害の原点とも言われております水俣病発生から三十八年たった現在に至るまで、ほとんど解決を見ずに来たことは、被害者の方々のことを思いますと、私も同郷出身の者として心痛きわ...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
03月26日第126回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○勝木健司君 ゴールドプランについてお伺いしたいというふうに思います。  平成二年度からこのゴールドプランもスタートをしたわけでありますが、もう四年目に入るわけであります。今までの実績を踏まえて、その進捗状況を評価すべき段階に今差しかかっておるんじゃないかというふうに思うわけで...全文を見る
○勝木健司君 順番がちょっと、ゴールドプランについてお聞きしているんですけれども。
○勝木健司君 そこで、老人保健福祉計画の策定状況を取りまとめられたということで今状況報告をされたわけでありますが、この策定に対して、国も技術的な指導及び助言を行う、そしてまた必要な援助を行うよう努めなければならないというふうにされておるわけでありますけれども、策定に当たって行われ...全文を見る
○勝木健司君 この老人保健福祉計画というのは、地域の実態を把握した上で策定をされておるということであります。このゴールドプランにつきましては、平成元年の十二月に策定されたわけでありますが、その内容につきましては、確かに十万人のホームヘルパーとか二十四万床の特別養護老人ホームといっ...全文を見る
○勝木健司君 現在、日本経済の現状というのは大変厳しいものがあるわけでありますが、この経済の実態というものにつきまして、やはり従来の制度とかあるいは慣行にとらわれないような、そういう総合的な景気対策を今や求められておるんじゃないかというふうに思います。政府が今進めているのは、公共...全文を見る
○勝木健司君 次に、昨年、看護婦等の人材確保の促進に関する法律が制定されたところでありますけれども、この法律を施行するに当たっての基本指針を今策定されておるようでありますので、当面の具体的施策あるいは来年度予算における措置等について簡単に御説明をいただきたいと思います。
○勝木健司君 次に、昨年同じく制定されましたいわゆる福祉人材確保法でありますが、この法律で指定をすることとされております中央福祉人材センターの指定に必要な予算措置、あるいは同様にこの法律で設置することとされております都道府県の福祉人材センターの設置についての進捗状況についてお伺い...全文を見る
○勝木健司君 この福祉の人材確保対策として、社会福祉施設等に勤務する職員についてのその職務の専門性を考慮した給与体系を用意すべきじゃないかと思います。広く民間も含めた社会福祉施設に対する社会的評価を高めていく、そして福祉の現場を働きがいのある職場にするためには、まず国が率先して福...全文を見る
○勝木健司君 次に、ごみ問題について若干お伺いをいたしたいと思います。  このごみの減量化については、ごみ対策の大きな柱であるわけでありますが、具体策を今後より強力に進めていく必要があるんじゃなかろうかと思います。資源として利用できるものは資源化するという再生利用という点では、...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が参りましたので、あと厚生大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  空き缶、空き瓶等がごみにならずに資源として回収されるようにするためには、我が国でも茨城県で空き缶回収を促進するために新つくば方式空き缶回収システムを導入しておるというふうに聞いておりま...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。終わります。
03月29日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○勝木健司君 総理府は来ておられますか。  公害紛争処理制度についてお伺いしたいというふうに思いますが、公害等調整委員会はその発足以来二十有余年にわたりまして、いわゆる典型七公害による被害の適正迅速な救済に大きな役割を果たしてきておられるわけでありますが、最近の新聞報道などによ...全文を見る
○勝木健司君 典型七公害以外の苦情が増加をしておるということで公害紛争事件も多数化してきておる現状でありますが、この現行の公害紛争処理制度で適切に対応できるのかどうかお伺いをしたい。そのためにはやはり現在の公害紛争の形態の変化に即応をした、国民のニーズに対応した利用しやすいものに...全文を見る
○勝木健司君 それでは本法に入りたいと思いますが、昭和四十九年度以降、公害健康被害補償予防協会に対して自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を交付する措置がとられておるわけでありますが、この措置は自動車重量税の暫定税率の延長にあわせてこれまでも六回にわたって延長されてきて...全文を見る
○勝木健司君 工場と自動車の費用負担の比率についてでありますけれども、八対二の負担割合はどのような根拠で定められたものか、もう一度お伺いしたいというふうに思います。現時点においても果たして妥当なものかどうかもお伺いしたいと思います。
○勝木健司君 六年前にこの地域指定の解除のための制度改正を行ったときに、個別補償からこの地域的な健康被害予防への転換をその目的としたようでありますが、具体的にその後どのようなことを行ってきたのか、また所期の目的に照らして成果が今出ておるのかどうか、かいつまんでお伺いいたします。
○勝木健司君 健康被害予防事業の中でこの低公害車の普及助成も行っておるとのことでありますけれども、実態としてどうなっておるのかということと、それが健康被害の予防あるいは地域の環境改善にどのような成果が上がっておるのか、お伺いしたい。  あわせて、特に大都市地域の大気環境の改善の...全文を見る
○勝木健司君 大気汚染の著しい幹線道路沿道地域における健康影響の問題についてでありますが、当委員会の附帯決議でも指摘しているところでありますが、環境庁は先ごろこれに関する調査 研究の中間報告を公表されたわけでありますが、その成果についていま一度お伺いしたいと思います。
○勝木健司君 時間も余りありませんので、最後に大臣にお伺いしたいというふうに思います。  既認定患者については、できるだけやっぱり早期に健康回復をできるようにしていくことが何よりも重要でありますが、どのように対応を今後ともされていくのか、またそれを踏まえて将来における患者の数の...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
03月29日第126回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○勝木健司君 最初に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  厚生大臣、国民にぬくもりのある厚生行政を推進していくということで進められておりますので、最近の人口推計、あるいは二十一世紀の超高齢化社会に向けての公的年金の給付と負担につきましての基本的な御認識を承りたいとい...全文を見る
○勝木健司君 次にお伺いしますが、本法律の改正内容につきましては平成六年度までの時限的措置ではないかということで、平成七年には一元化を完了するとしますと、本法から年金制度の抜本改革へ移行されるわけでありますので、どうしてこの本則の改正をしなかったのかということ。また、この附則改正...全文を見る
○勝木健司君 この被用者年金制度間調整事業に関する懇談会の報告書では、鉄道共済組合の決算状況を見てみますと、平成二年度は四十四億円の赤字でありましたが、三年度は百九十八億円の黒字となって、繰り上げ支給の請求が少ないとの実績から、特例減額措置の一千百五十億円を減額する方向で見直すと...全文を見る
○勝木健司君 昨年末の年金審議会の論点整理メモの中にもありますように、今後の超高齢化社会に向かって年金財政を安定化させていく、また保険料給付等の緩和のためにいわゆる基礎年金の国庫補助を増額すべきなどの意見も出ておったようでありますが、この基礎年金の国庫補助の増額についての厚生省の...全文を見る
○勝木健司君 次に、年金に関します情報公開についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  この公的年金制度に関する情報につきましては、国民が老後の生活設計を行う上でも、また費用負担に関する被保険者の理解を求めるという観点からも欠くことのできない基本的なものじゃないかというふ...全文を見る
○勝木健司君 ぜひ、一般の国民の生の声も直接聞いていただきたいというふうに思います。  さらに、昨年九月に発表されております社会保障制度審議会の年金数理部会の第三次報告書におきましても、アメリカ、イギリス、ドイツ等において財政再計算結果の国会報告が法定されている例を踏まえて、我...全文を見る
○勝木健司君 次に進ませていただきたいと思い ます。  大蔵省にお伺いいたしますけれども、この自主運用の拡大についてであります。従来から大蔵省は、年金財政基盤の強化の要請は十分認識しておる、十分配慮している、また、十分財政投融資に対する需要あるいは年金財政への配慮についても、...全文を見る
○勝木健司君 もう時間がなくなりましたけれども、企業年金について、せっかく労働省にお越しいただいておりますので、大蔵省も含めてお伺いしたいというふうに思います。  今後、やはり公的年金の充実とともに、この企業年金、個人年金も含めて普及させていかなければいけないわけでありますけれ...全文を見る
○勝木健司君 今回の国保法の改正案の眼目は、平成四年に創設をされました国保財政安定化支援事業を国保法上の制度として明確に位置づけて、そして国保財政の安定化と保険料負担の平準化を図るものであるとのことでありますが、まず第一に、この国保財政安定化支援事業を制度化するということは、一体...全文を見る
○勝木健司君 今回のこの国民健康保険法の見直しについては、厳しい国の財政状況のもとにゴールドプランあるいはエイズ対策、厚生省予算に必要な枠の確保を図らなければならなかったということで、予算編成の大詰めの段階で浮上したものであるというふうに聞いておるわけであります。したがって、今回...全文を見る
○勝木健司君 先日、国保の平成三年度の決算が発表されたわけでありますが、赤字保険者が固定化をしており、特定地域に集中する傾向が見られております。このように赤字保険者が固定化し、また特定地域に集中する要因につきまして、厚生省はどのように分析をされておるのか。また、こ の件につきま...全文を見る
○勝木健司君 国保の問題として、この厳しい財政状況と並んで大きな問題なのが、先ほどの国保の医療費あるいは保険料の地域格差が著しいことであろうかというふうに思います。市町村間で最大七倍もの保険料格差があるというのは、被保険者の負担の公平の視点からもゆゆしき問題であると言わざるを得ま...全文を見る
○勝木健司君 ただいまありました国保医療費適正化特別対策基金の設置でありますけれども、国保中央会に設置されるということでありますが、この基金が予定している事業と、そして厚生省がこれまで行ってきた一連の医療費適正化対策との関係について御説明を願いたいと思います。
○勝木健司君 保険料の平準化の施策についてお伺いしますが、国保については制度存立の基盤である保険料についてさまざまな問題を生じておるわけでありますが、国保中央会とともに適正な保険料算定のあり方とかあるいは実際の保険料の算定状況を分析するための方法などについて検討を重ねておられると...全文を見る
○勝木健司君 昨年の健康保険法の改正で、政府管掌健康保険におきましては、事業運営安定資金をもって短期的な景気変動あるいは医療費の増加等による影響を吸収して保険料水準を平準化するという中期的な財政運営方式を導入されたわけであります。こうした考え方が国保あるいは組合健保についてもとれ...全文を見る
○勝木健司君 最後に、もう時間もなくなりましたので、国民健康保険制度は、これまで国民皆保険の中核として、問題はありますけれども、地域住民に対する保健医療の向上に多大な貢献をしてきたわけであります。  今後、本格的な高齢化社会を控えておりますので、ますますこの国保制度が重要な役割...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○勝木健司君 老人訪問看護の制度は、昨年の四月からスタートしたわけでありますが、十分な在宅ケアを行っていくためには老人訪問看護ステーションの整備を当然急がなければならないわけであります。  平成十二年までに五千カ所を設置する目標を掲げておられるわけでありますが、平成五年一月現在...全文を見る
○勝木健司君 老人福祉法などの福祉関係八法の改正によりまして、都道府県、ことしの四月から市町村、それぞれ老人保健福祉計画を策定することになりまして、今開始されておるわけであります。  そこで、ゴールドプランに基づいて在宅福祉サービスの充実を推進をしていくわけでありますけれども、...全文を見る
○勝木健司君 ゴールドプランの在宅福祉サービスでも指摘されておるところでありますけれども、現実に高齢者を抱えておる家庭からいたしますと、ホームヘルプサービスよりもデイサービスあるいはショートスデイサービスの方が実際には喜ばれておる、需要が高いようであります。  今回の法案は、老...全文を見る
○勝木健司君 昨年の医療法改正におきまして、病院等の医療施設と並びまして患者の居宅を医療の場として指定したわけでありますので、そういった意味では在宅医療というものが法的に認められたと言うことができるというふうに思います。  この在宅医療におきましては、多くの場合が慢性疾患につい...全文を見る
○勝木健司君 時間の関係で次に進ませていただきますが、老人訪問看護に伴う事故責任の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  基本的には訪問看護は病院内の看護とは違いますので、看護婦の行為あるいは判断の主体性、自律性の性格はますます強まってくるんじゃないかということで、やはり...全文を見る
○勝木健司君 訪問看護婦の主たる業務は当然療養上の世話であるわけでありましょうが、診療の補助業務の場面でも新しい事態が生じることが考えられるわけであります。事前に主治医から看護指示書の交付により具体的指示を受けるにせよ、医師が立ち会わないことが多い在宅医療における看護婦の宿命とい...全文を見る
○勝木健司君 訪問看護におきましては、訪問看護婦ないしは訪問看護事業者の責任が正面に出てくるということは十分あり得るという点におきまして、従来の病院あるいは診療所内の看護事故とは異なるんじゃないか。そういった意味で、昨年厚生省も、「指定老人訪問看護の事業に係る賠償責任保険制度につ...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、あと最後に厚生大臣に。  在宅の要介護老人に対しまして保健とか医療あるいは福祉のそれぞれのサービスの供給力をふやしていくことが必要になることは当然のことでありますけれども、老人訪問看護ステーションからの訪問看護とか、あるいは市町村、保健所によ...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
04月13日第126回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○勝木健司君 用意いたしました質問はほとんどダブっておるわけでありますが、せっかくの持ち時間がありますので、お許しをいただきまして二、三お聞きをしたいというふうに思います。  まず、今回提案されておりますこの二つの法律改正でありますけれども、この業務の範囲の拡大について法律改正...全文を見る
○勝木健司君 医療関係職種が数多く存在する背景には、医療の専門分化とそれを踏まえたそれぞれの資格の専門性というのがあろうかというふうに思います。今回のこの業務の拡大は、それぞれ資格の専門性あるいは独自性をお互いに阻害するようなことがあってはならないというふうに思うわけでありますが...全文を見る
○勝木健司君 診療放射線技師についてでありますけれども、今回の改正によって具体的にどのような業務を行うことができることとなるのか。現行法でも政令で業務拡大ができるようになっておるわけでありますが、今回のこの業務拡大は政令改正では対応できないのかということもお尋ねいたしたいと思いま...全文を見る
○勝木健司君 今回の両法の改正は、医療関係者の業務をその専門性を生かしつつも弾力的にしようとされておるものだというふうに思うわけであります。今後、やはり今回の改正と同じような業務が当然生じてくるだろうというふうに思いますが、これについても同じような考え方で対応をされていくのか、お...全文を見る
○勝木健司君 大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  医療を支えるには、医療関係者の養成の充実がとりわけ重要になってくるわけであります。質の高い医療関係者を養成していくために、今後とも継続的にぜひ努力をしていただきたいと思うわけでありますが、大臣の決意のほどをお伺いしたい...全文を見る
○勝木健司君 もう用意した質問はほとんどダブっておりますので、終わったわけでありまするけれども、これから質問通告はいたしておりませんが若干お尋ねをしたいというふうに思います。  先々月でしたか、熊本の病院の患者の取り違え事件があったわけでありますが、先ほども厚生大臣、安心して病...全文を見る
○勝木健司君 けさの新聞にも載っておるわけでありますけれども、総務庁の行政監察結果も載っておるみたいであります。先月の参議院予算委員会でも、丹羽厚相から報告がされておるわけでありますが、赤字の垂れ流し、医療機器の代金の支払いが滞っておるということもあるわけでありますけれども、その...全文を見る
○勝木健司君 もう時間も来ましたので、もう一点、けさの新聞に載って報じられたことでありますが、大臣もごらんになったというふうに思います。千葉県の精薄施設の保護者会が、併設する老人ホームの建設資金の一部にということで、保護者から一人当たり四十万円の寄附金を徴収していたということで、...全文を見る
04月20日第126回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○勝木健司君 限られた時間でございますから、特に私は新薬の臨床試験における被験者の人権、そして医薬分業を中心にお伺いをしたいというふうに思います。  まず、臨床試験の被験者の人権保護についてお伺いをしたいというふうに思います。  この臨床試験では、今まで人に使用したことのない...全文を見る
○勝木健司君 この被験者の人権の保障につきましては、特に強調されなければならないのはインフォームド・コンセントの問題であるというふうに思います。  先ほどの医薬品の臨床試験の実施に関する基準の中で、この第十七条にも「治験担当医師は、治験の実施に際し、治験の内容等を被験者に説明し...全文を見る
○勝木健司君 この被験者に対しましては、治験の目的及び方法、予期される効果及び危険性等についての十分な説明が必要であることは今指摘したとおりでありますけれども、薬事法の施行規則第六十七条の規定にも「治験薬等により健康被害が発生した場合の補償のために、あらかじめ、必要な方策を講じて...全文を見る
○勝木健司君 次に、オーファンドラッグの副作用の厳格な再審査についてお伺いしたいというふうに思います。  この希少疾病用医薬品、医療用具はその対象とする患者数が少ないということで、承認後の再審査期間には十分な副作用報告が集まらないことも懸念されるところであります。現在、厚生省は...全文を見る
○勝木健司君 このオーファンドラッグの治験、試験の安全性等の確保についてお伺いします。  この希少疾病用医薬品については、医療上の必要性が高いにもかかわらず、患者数が少ないゆえに研究開発がなかなか進んでおらないということでありますけれども、しかしながら、そのために万一にも医薬品...全文を見る
○勝木健司君 次に、医薬分業の推進についてお 伺いいたしたいと思います。  医薬分業の現状を見てみますと、処方せん枚数で見ますと平成三年度で一億六千万枚弱に達しておる、分業率が一二・八%と推計されるとのことでありますが、しかしその内容を都道府県別の人口一千人当たりの処方せん枚...全文を見る
○勝木健司君 今後、厚生省も地域に根差した保険医療にかかわる医療の担い手としてのかかりつけ薬局を積極的に育成をしていくというふうに聞いておるわけであります。一方、日本薬剤師会においても平成二年四月より、地域医療の中で質の高い薬局であって一定の基準に該当する薬局を基準薬局として独自...全文を見る
○勝木健司君 平成四年度から備蓄センター等の設置、施設、設備に関する費用の三分の一を保証する制度が創設をされておるわけでありますが、いわゆる面分業の推進のための備蓄センターの設置状況は今どうなっておるのか教えていただきたいと思います。
○勝木健司君 次に、無薬局町村の対策についてお伺いしたいというふうに思います。  先ごろ、厚生省の行った医薬分業に関する薬局の実態調査では、処方せんを出した病院、診療所と薬局の関係、あるいは患者との関係はどのような関係になっておるのかお伺いしたい。それともう一点は、まだ一部には...全文を見る
○勝木健司君 先ほど申し上げましたように、厚生省も今後かかりつけ薬局を積極的に育成していくということでありますが、医薬分業の先進地区としての長野県の上田地区を対象にした薬局経営に関する調査報告書の中でも、医薬分業が進む中で順調な薬局経営に必要なことという中で、患者宅の訪問とかある...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が来ましたけれども、一言、この在宅医療における薬局の位置づけ、また医薬分業の推進についての見解を厚生大臣にお伺いして、質問を終わりたいと思います。
04月21日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○勝木健司君 質問させていただきます。  近年、地球環境問題が高まりを見せておるわけでありますが、NGOのさまざまな活動がその中でも世間の注目を浴びておるわけであります。環境保全のためのこのNGOの活動を環境庁としてどのように評価あるいは認識をされておるのか、まずお尋ねをしたい...全文を見る
○勝木健司君 環境庁では、昨年の秋ですか、我が国の環境保全団体の状況についてのアンケート調査を行ったようでありますが、その調査結果についてかいつまんでお伺いをしたい。そして、我が国の環境NGOの実態が欧米諸国と比較して一体どうなのかということも簡潔にお願いをしたいというふうに思い...全文を見る
○勝木健司君 今回、基金の創設によりまして、NGOの環境保全活動に対して、アンケートの結果にも出ておりますように、資金的援助を行うことについてはそれなりの評価ができるんじゃないかというふうに思いますが、活動基盤が脆弱な我が国の環境NGOに対して、人材不足あるいは情報面の不足という...全文を見る
○勝木健司君 NGOとはまさに民間の発意、活力によって活動するからこそ、その意義があろうかというふうに思います。国の地球環境基金で助成を受けるようなNGOはややもすれば民間の活力を失う、そしてもはや本当のNGOとは言えなくなるのではないかという懸念もあるわけであります。それについ...全文を見る
○勝木健司君 政府が対象といたしておりますNGOの条件は、組織がしっかりしておる、かつまた定款がある、あるいは地球環境保全活動のための事業活動を実施する能力があるということをお聞きしておるわけでありますけれども、これらの条件を満たすNGOというのは相当規模の団体となろうかというふ...全文を見る
○勝木健司君 NGOに対する国の助成制度というのはいかにも日本的な仕組みのようにも思えるわけであります。海外にもこのような国費によるNGO活動への助成制度があるのかどうか、お伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 この地球環境基金の制度について、NGOのニーズに対応することが当然重要になってくるわけでありますが、環境庁はこの立案に際してNGOの声を聞かれたのかどうか、また今後もNGOの意見を聞いていく考えがあるのかどうか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 この地球環境基金でありますが、国と民間との拠出によって設立をするとしておるわけでありますけれども、この地球環境基金の将来展望を含めた規模、そして民間拠出の予定がどれだけなのかということが極めて不明確じゃないかというふうに思います。  民間拠出がスムーズに進まない場...全文を見る
○勝木健司君 民間拠出といいましても、ほとんどが企業等に協力を依頼せざるを得ないのじゃないかというふうに思うわけであります。  そうした場合に、助成対象活動選定に当たって企業等の意向が反映されるようなことにつながらないのかあるいはNGOの支援費用は基金の運用益で実施されるわけで...全文を見る
○勝木健司君 今回のこの地球環境基金については、基金部が独立をして創設されておる、そして財政面は事業団から切り離されておるわけであります。平成五年度、基金十億、事業費五億が計上されておるわけでありますが、今年度実際にNGO活動助成のために使われる金額は一千万円規模で三十件程度との...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
05月11日第126回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○勝木健司君 昨日の毎日新聞に載っておったわけでありますけれども、ロシアで抑留日本人の墓地が確認されたと報道されております。その中で、シベリア各地の収容所で刑期を終えた日本人が国営の農場あるいは工場で働かされて、亡くなると共同墓地に葬られ、その人数は「たくさんだよ、たくさん」と地...全文を見る
○勝木健司君 旧ソ連地域におきます抑留者問題、特に抑留中の死没者の問題は、一昨年の捕虜収容所に収容されていた者に関する協定によりまして、遺骨収集事業も本格的に開始されるようになったわけでありますが、関係遺族の心情、またその家族の高齢化が進んでいることもありまして、早期にこの問題を...全文を見る
○勝木健司君 次に、南方地域における遺骨の収集事業は、長期間にわたって実施されてきておるわけでありますけれども、相手国との関係などから、収集の実現は困難ではないかとも言われておる地域もあるわけであります。これも、関係者の心情を踏まえますと、今後も外務省を通じて相手国の状況把握にぜ...全文を見る
○勝木健司君 さきの大戦で沈没の船舶数が徴用船を含めて三千二百六十隻あった、そしてこれに伴う死没者が三十五万八千五百人と推定されておるわけでありますが、そのうち、これまでに百十数隻の沈没船から約四千六百柱の遺骨が収集されておるということであります。  この沈没艦船内の遺骨収集に...全文を見る
○勝木健司君 今後とも、積極的に精力的に情報収集等、早期に遺骨収集を進めていっていただきたいと思うわけであります。  しかし、相手国との関係等からすべての遺骨を収集することは物理的にも実現が困難だろうと思います。そういうことからいたしますと、遺骨収集とあわせて並行して、主要戦域...全文を見る
○勝木健司君 平成五年度の予算におきまして、新しい慰霊追悼事業として戦没者追悼平和祈念館の建設が予定されておるわけでありますが、この戦没者追悼平和祈念館は、ただ単に戦没者の慰霊とかあるいは追悼を行うだけではなく、我が国が戦後平和の礎の上に飛躍的な経済発展を遂げた陰には、国内の一般...全文を見る
○勝木健司君 この戦没者追悼平和祈念館は、全国の戦没者遺族にとりましても当然シンボル的な施設になるものと思われますが、建設予定地選定の考え方について厚生省の見解をお伺いしておきたい。  あわせて、この戦没者追悼平和祈念館、そしてその事業については慎重に運営をしていただきたい。で...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、最後に、厚生大臣にお伺いをしたいと思います。  カンボジアでお二人の若い、またしかもとうとい命が犠牲になったわけであります。お二人の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々にも哀悼の意を表する次第でありますが、これまでのカンボジアの内戦の経過...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
05月13日第126回国会 参議院 厚生委員会 第10号
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○勝木健司君 まず最初に、母子世帯及び寡婦の現況についてお伺いいたします。  現行の母子及び寡婦福祉法の基礎となりましたものは、昭和二十七年の議員立法により成立をいたしました母子福祉資金の貸付等に関する法律であると承知をいたしております。その後、内閣から昭和三十九年に母子福祉法...全文を見る
○勝木健司君 本法案では、母子福祉資金貸付金と寡婦福祉資金貸付金の特別会計を統合することなどによりましてこれらの貸付金に係る資金の有効活用を図ろうということでありますが、これまでの貸付金の実績及び剰余金の状況についてもお尋ねをいたしたいと思います。
○勝木健司君 厚生省が実施されました昭和六十三年の全国母子世帯等調査結果を見てみましても、母子福祉資金制度についてでありますが、借りている人の四八%強の人が不満であると答えておる。その理由として、貸付金額が低いなどが挙げられておるわけでありまして、合わせて百二十三億円もの剰余金が...全文を見る
○勝木健司君 母子家庭、寡婦及び父子家庭に介護人を派遣して必要な介護あるいは保育を行うということは、母子家庭にとりましても、寡婦及び父子家庭にとりましても大変有意義な事業ではないかと思います。  しかしながら、実際の運営状況を聞きますと、地域の差こそあれ余り利用されていないとい...全文を見る
○勝木健司君 また、この調査結果からでありますけれども、母子世帯の約三割が民間の借家に住んでいるとのことであります。しかし、母子世帯の収入は一般世帯に比べまして極めて少ない。民間借家に住んでいる母子世帯の日々の生活には大変な御苦労があろうというふうに容易に推察をされるわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 次に、労働省にお伺いしたいと思います。  国民生活基礎調査によりますと、平成二年の母子世帯の世帯人員一人当たりの年間平均所得金額は九十五万八千円であるということでありまして、これは全世帯平均の百八十三万六千円の約半分にしかすぎないわけであります。  この格差が生...全文を見る
○勝木健司君 時間が超過しましたので、大臣に最後に決意をお願いしたいところでありますけれども、もう大分超過しておりますからこれで終わりたいと思います。
06月02日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○勝木健司君 まず、この環境基本計画についてお伺いをいたしたいと思います。  環境基本法案を実効あらしめるものとするためには、基本法案の中にも明記されております環境基本計画の内容、定義が非常に重要な意味を持ってくるものと思われます。法案の第十五条に記されている環境基本計画のくだ...全文を見る
○勝木健司君 環境基本計画は良好な環境を保全するために重要な指針となるものであります。決して単なる努力目標であってはならない。国政の遂行に当たって他の計画も環境基本計画を遵守させるような規範性を持ったものとして策定されることがその際必要になってくると思います。  しかしながら、...全文を見る
○勝木健司君 良好な環境をつくり出していくためには、総合的かつ計画的に政策を展開していくことが重要でありまして、その意味では、この環境基本計画の策定に関する規定が置かれたことについては一定の評価ができるのではないかと思いますが、この基本計画の策定に当たって特に重要なことは中原審の...全文を見る
○勝木健司君 次に、地球環境保全のための国際貢献についてお伺いをいたしたいと思います。  法案の第三十二条に、地球環境保全に関する国際的な連携を確保することとあるわけでありますが、第五条にも、地球環境保全は国際的協調のもとに積極的に推進しなければならないと記されておるわけであり...全文を見る
○勝木健司君 環境ODAの増額は早急に実施する必要があるわけでありますが、ただ、環境ODAはお金を与えればよいという性格のものではないと思います。幾ら環境保全のために資金を投入して施設整備等を進めたところでアフターケアがなければ役には立たない。ODAにより立派な施設、機械が導入さ...全文を見る
○勝木健司君 昨年の地球サミット首脳会議での宮澤総理のメッセージの中で、一九九二年から環境分野への政府開発援助総額として五年間で九千億円から一兆円を援助すると述べられておるわけでありますが、これらの援助に当たって政府はどのような視点で援助を決定されるつもりなのかということ、それと...全文を見る
○勝木健司君 地球環境保全のためには国際環境協力が重要でありまして、政府また民間の積極的な援助とともに環境配慮の重要性もうたわれておるわけであります。しかしながら、熱帯林の伐採あるいは公害輸出等の海外での事業活動の規制に関する実効性ある規定が欠落しておるということで、このようなこ...全文を見る
○勝木健司君 時間の関係で次に進みたいと思いますが、住民参加及び情報公開についてお尋ねをいたしたいと思います。  言うまでもなく、この環境問題解決に一番必要なのは国民一人一人の意識であろうと思います。今回の法案では、国民が自発的に行う環境保全に関する活動が促進されるように必要な...全文を見る
○勝木健司君 法案の第二十七条では、限られた条件のもとで環境の状況その他の環境の保全に関する必要な情報の提供について国に対して努力義務を課しておるわけであります。  私は、これについて国としての情報公開を明確にすべきであると思います。その場合、行政機関については原則公開とすべき...全文を見る
○勝木健司君 長官にお尋ねをいたしますが、近年我が国は情報化がとみに進んでおるわけでありますが、この行政の分野におきましても特に環境、福祉といった国民生活に密接した分野におきましては、情報公開は行政の効率化あるいは国民サービスの向上に大きく貢献するものと思うわけであります。法案第...全文を見る
○勝木健司君 これもまた引き続き、また次の場へ回したいと思います。  時間も余りありませんので、最後に環境行政の機能強化の面について一、二お尋ねをしたいと思います。地球環境保全のために我が国は人的あるいは技術的、資金面での幅広い国際貢献を行うとともに、国内においても従来以上の環...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
06月03日第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○勝木健司君 ゴールドプランについて最初にお尋ねをいたします。  ことしで四年目を迎えたわけでありますが、私は、このゴールドプランが策定されたときに、年次計画がないこと、また具体的施策が明らかでないこと、また財政的裏づけがないことなどを指摘させていただきました。また、現在全国の...全文を見る
○勝木健司君 特別養護老人ホームにつきまして、入所待ちの人たちが非常に多いということで、解消するために前倒してこの整備を進めているということでありますが、昨年の本委員会でも、お聞きしたときには、待機者はたしか平成二年十月現在で二万九千人ということでありましたが、その後その数は解消...全文を見る
○勝木健司君 この老人保健施設の整備は、用地取得あるいは費用の面でなかなか難しい面もありまして、とりわけ大都市では建設促進が進まない状況にもあると聞いておるわけであります。  そうした中で、この春でしたか京都、大阪で既存の保育所のスペースを利用した特別養護老人ホームが併設をされ...全文を見る
○勝木健司君 児童家庭局長、いかがですか。
○勝木健司君 次に、マンパワーについてお伺いをしたいと思いますが、このゴールドプラン達成のかぎはマンパワーの確保であることは言うまでもないわけでありますが、その中でも看護職員はその中心となるわけであります。看護婦さんの勤務体制の改善が一向に進んでいないんじゃないかというのが現状で...全文を見る
○勝木健司君 次に、保育所問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、女性の社会進出に伴いまして働く母親が増加いたしておるわけであります。その支援策についても後追いというのが現状であります。そして、取り巻く環境も学校五日制の導入あるいは就業形態の多様化などと相まちまして、夜間保育...全文を見る
○勝木健司君 次に、学童保育についてもお尋ねをしたいと思います。  経済企画庁の外郭団体であります総合研究開発機構が本年の二月に「母親と就労と子供」と題する調査報告をまとめておるわけでありますが、その中で、小学生の子供を持ち働いている母親の多くが子供の放課後の過ごし方に不安を訴...全文を見る
○勝木健司君 次に、水道水に関して幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  海外旅行から帰ってくる日本人の多くが感じることは、水道の水が安心して飲める日本がいいということでありますけれども、近年、国民の多くはこの安全であるはずの水道水に不安を感じ始めておるということであり...全文を見る
○勝木健司君 そこで、ハイテク産業で使われている有機塩素系化合物とか、あるいはゴルフ場で使用されている除草剤あるいは殺虫剤などを基準項目に取り入れている点とか、あるいはマンガンや陰イオン系の界面活性剤などの基準値を従来より厳しくしている点など評価すべきところが多いわけでありますが...全文を見る
○勝木健司君 次に、最近、水道水がカビ臭いとかあるいはカルキ臭が強いといったような、そういう異臭味の被害が数多く発生しておるんじゃないかというふうに思います。一般国民が実感できるほど水道の水質が悪化しておるんじゃないかということで、最近の水道の異臭味被害の実態、状況はどうなってお...全文を見る
○勝木健司君 幾ら水道水質の基準を強化したところで、水源の水質悪化が改善されなければやはりイタチごっこであろうかというふうに思いますので、多種多様な化学物質の使用拡大に伴う水質の汚濁、あるいは生活排水等による有機汚濁の進行、あるいは農薬、肥料等々の使用による水質汚濁などによって水...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
06月04日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○勝木健司君 環境基本法案は、人間の社会経済活動による環境への悪影響をできるだけ少なくしていこう、そして社会全体を環境保全型に変えることを基本理念としてその理念を実現するための施策を列挙されておるわけでありますが、その中で導入が明記されたただ一つの新たな施策が環境基本計画であろう...全文を見る
○勝木健司君 長官に御決意のほどをお伺いしたいと思いますが、我が国はあらゆるものが産業化されていくような言ってみれば高度に発達した産業社会でありますので、成長のための経済の考え方が圧倒的な地位を占めておるわけであります。そのため、この持続可能な開発という言葉はとかく持続的な経済の...全文を見る
○勝木健司君 わかりませんけれども、次に進ませていただきたいと思います。国際関係についてお伺いしたいと思います。  昨年六月のブラジルにおける地球サミットで採択されました地球憲章は、世界人権宣言とともに今世紀最大の精神的な支柱とも言われておるわけでありますが、そしてまた温暖化防...全文を見る
○勝木健司君 次に、長官にお伺いします。  従来我が国の地球環境への国際的取り組みに関しては消極的じゃないか、また受動的であるというような批判が強いわけでありまして、熱帯雨林の問題とか、あるいは流し網漁の問題等につきましても、日本は世界の環境略奪というか収奪者とのイメージが広が...全文を見る
○勝木健司君 外務省にお伺いしたいと思います。  地球環境保護のためには南北問題の解決も重要なポイントになると思われるわけであります。一九八八年六月のサミットにおける経済宣言の中で持続可能な開発という言葉が確立をされた、そして国際社会の中で重要なキーワードとなっておるわけであり...全文を見る
○勝木健司君 地球サミットで合意採択された条約の実行のために毎年千二百五十億ドルが必要とも言われておるわけであります。求められて資金を出すということも大事でありますけれども、条約の実行のために日本としても積極的に資金を拠出をしていくと同時に、それ相応に他国にも役割分担を行うよう日...全文を見る
○勝木健司君 条文に戻りたいと思いますが、この政府案の第五条では国際協力について、先進国としての日本の役割を重視した規定となっておるわけであります。そしてまた、この第三十二条では、地球環境保全とともに、開発途上地域の環境保全に関する国際協力を推進するとしておるわけでありまして、ま...全文を見る
○勝木健司君 時間も余りありませんので次に進ませていただきます。情報公開であります。  国が持っている環境にかかわる情報とかあるいは環境保全に関する情報が国民に適切に提供され、国民と共有することが必要じゃないかというふうに思うわけであります。また、この環境の保全は、国だけではな...全文を見る
○勝木健司君 時間も参りましたので、長官に最後にまたちょっとこの件についてお伺いしたいと思います。  この「提供するように努めるものとする。」という規定を提供するものとすると改めることができない趣旨というのが一体どこにあるのかということで、ただ単にやはり提供すべき情報を持ってお...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
06月10日第126回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○勝木健司君 まず最初に、精神保健対策に関しまして丹羽厚生大臣の基本的認識をお伺いしたいというふうに思います。  WHO憲章では、健康とは身体的にも精神的にもまた社会的にも完全によい状態を意味するものであって、ただ単に病気や虚弱でないというだけではない、こういうふうにうたわれて...全文を見る
○勝木健司君 昭和六十二年の精神衛生法の改正におきまして、精神障害者の社会復帰施設が初めて法定化をされた、そして精神障害者の社会復帰の促進を図るための貴重な第一歩が踏み出されたことは記憶に新しいところであります。しかし、その後の五年間の経過を振り返って考えますと、今日なお精神障害...全文を見る
○勝木健司君 精神障害者に対する社会的偏見というのがまだぬぐい去られておらないんじゃないかということで、精神障害者の社会復帰あるいは社会参加を取り巻く状況は必ずしも十分ではないということを認められておるわけであります。  これからも、国民の理解を得るための啓発広報活動の充実は当...全文を見る
○勝木健司君 この精神障害者の社会復帰の受け皿については、国においても幅広く多様なメニューを当然用意していくことが、地域の自治、地域の創意工夫に基づいた対策の推進を支援していくという意味からも重要であると考えるわけであります。  そこでこのたび、精神病院から社会復帰施設へという...全文を見る
○勝木健司君 次に、地域精神保健対策についてお伺いいたしますが、この精神障害者の社会復帰を促進するためには、地域の実情に応じた適切かつきめ細かな対応を図っていくことが当然必要になってくるわけでありますが、このために保健所や精神保健センター、医療機関、福祉事務所、社会復帰施設等が相...全文を見る
○勝木健司君 次にお伺いしたいのは、この政府の「障害者対策に関する新長期計画」におきましてノーマライゼーションを推進していこうということで、障害者自身が基本的人権を持つ一人の人間として主体性、自立性を確保していこう、そして社会活動に積極的に参加していくことを期待するとともに、その...全文を見る
○勝木健司君 次に、精神障害者の定義についてお伺いをいたします。  今回の改正案を見てみますと、精神障害者の定義から「精神病者」の用語が消えておるわけであります。この定義規定の見直しは、精神障害者の概念の明確化と用語の適正化を図るもので、対象範囲の変更を伴うものでないという説明...全文を見る
○勝木健司君 次に、保護者制度についてお尋ねをいたします。  今回の改正で「保護義務者」の用語が「保護者」と変わったわけでありますが、これも当然実質的には何ら変わっていないと考えますが、念のためにお尋ねをいたしておきたいと思います。  全国精神障害者家族会連合会の調査でも、精...全文を見る
○勝木健司君 次に、入退院時の手続についてお伺いをいたします。  現在、措置、医療保護を目的として入院する場合に、精神保健指定医の診察が当然必要となっておるわけであります。そこで、患者が入院する病院の精神保健指定医の診察でもよいこととなっておるわけでありますが、他の病院の医師と...全文を見る
○勝木健司君 次に、精神病院の開放病棟の増加と診療報酬の改定についてお伺いをいたします。  先ほどのお話でもありましたように、最近の精神病院の入院形態別の入院患者数の割合は、全体の約六割が任意入院となっておる、また今後とも増加の傾向にあるということであります。しかし御案内のよう...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、終わります。
06月11日第126回国会 参議院 環境特別委員会公聴会 第1号
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○勝木健司君 公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  浅野先生にまずお伺いをしたいと思いますが、環境アセスメント制度についてでございます。我が民社党は、現在閣議決定をされております環境影響評価基準を再検討して、それをもとに地方公共団体が地域の独自性に応じてアセスメント...全文を見る
○勝木健司君 次に、岩崎公述人と鈴木公述人にお伺いをしたいと思います。  現在環境関連の予算は十七省庁にまたがっておるわけでありまして、そういった点でも諸外国から見て日本の環境行政の顔が見えないということも言われておるわけであります。その観点からも、私たち民社党は環境庁の省への...全文を見る
○勝木健司君 次に、浅野公述人にまたお伺いしますが、環境保全のための国際貢献についてであります。  海外での経済活動が活発化いたしますと、環境問題も同じように深刻化している中で、日本の企業が海外活動を行う場合に日本の国内法を現地においても適用せよという声があるわけでありますが、...全文を見る
○勝木健司君 岩崎公述人にお尋ねいたしますが、私ども野党共同でODA基本法を現在提出いたしておるわけでありますが、その中での環境部分にっきまして、特に御意見がございましたらお伺いいたしたいと思います。
○勝木健司君 最後に、浅野公述人にもう一点お伺いします。  環境の保全は国だけでなく、やはり国民それぞれの取り組みが相まって初めて可能なことは言うまでもないわけでありますが、そのためには国の持っておる環境の情報あるいは環境保全に関する情報というのが国民に適切に公開と申しますか、...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
06月14日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
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○勝木健司君 宮澤総理にまずお尋ねいたしたいと思います。  総理は昨年の春ですか、環境基本法の策定を指示されたということで、また閣議決定に際しても地球サミットの成果に沿った新たな取り組みを世界に先駆けて始めるための挑戦であるというような総理談話を出されるなど、イニシアチブを発揮...全文を見る
○勝木健司君 続いて、また総理にお尋ねをいたしますが、環境問題は温暖化問題など全地球的な課題も大事なことであるわけでありますが、地域においても豊かな環境をいかに保全していくかという、そういう観点も重要な問題があるわけであります。  この環境保全の推進を図っていくためには、もちろ...全文を見る
○勝木健司君 特に国と地方の連携の観点から環境アセスメントについて環境庁長官にお尋ねをしたいと思います。  環境アセスメントについては閣議決定要綱等に基づいて各種措置の推進が図られておるわけでありますし、また、地域でも地方公共団体においても条例あるいは要綱等において地域の実情に...全文を見る
○勝木健司君 そこで、総理にお尋ねをいたします。  私はこの現行の閣議あるいは省議決定アセスメントは制度として定着しておるんじゃないかというふうに思います。問題点があればそのときどきに応じて評価手法あるいは評価基準等に最新の科学的知見を柔軟に取り込むことができるんじゃないかとい...全文を見る
○勝木健司君 最後に、同じく総理に見解を伺いたいというふうに思います。  環境基本法を受けて新しい施策の展開を図っていかれるわけでありますが、現在のような縦割りの行政組織ではなかなか不十分じゃないか、また総合的な見地に立って環境行政を強力に推進していく体制の整備というのが今後必...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。終わります。
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○勝木健司君 細川総理はさきの所信表明演説で、政治改革そしてまた行政改革に加えられまして経済改革を国政の運営の中心に据えて取り組む決意を示されておるわけであります。現下の厳しい景気低迷の中で、強力な経済政策の実行には多くの国民の期待が集まっておるところであります。そうした意味で、...全文を見る
○勝木健司君 せっかく規制緩和をしながらも、また金融当局の一・七五%という史上最低水準への公定歩合の引き下げにもかかわらず、民間の金融機関がこれにこたえないのでは効果は半減をしてしまうのではないかと思います。  短期、長期のプライムレートも引き下げられておるわけでありますが、そ...全文を見る
○勝木健司君 細川総理にお伺いしたいと思います。  細川総理はこの抜本税制改革について政府税制調査会に諮問を行っておられるわけでありますが、私もこの直間比率の見直しとか、あるいは所得、消費、資産のバランスなどについては抜本税制改革の実施は当然不可欠であろうかと思います。しかし、...全文を見る
○勝木健司君 景気対策として企業経営者などのマインドに刺激を与えて消費需要を呼び起こすには規制緩和も大事でありますし、円高差益還元も大事でありますけれども、何といっても所得税減税というものを今早急にやることがやっぱり大事じゃないかというふうに思うわけであります。  細川内閣の支...全文を見る
○勝木健司君 ぜひ早急に、財源、どこからその金を出すのかということは確かに私どもも懸念するところでありますけれども、そう言っておったら景気が失速してしまうということがあるわけでありますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思うわけであります。  次に、エンゼルプランについて...全文を見る
○勝木健司君 育児休業中の経済的援助の問題につきまして、先日、婦人少年問題審議会におきまして雇用保険制度を活用すべきであるとの答申も出されておるわけでありますが、これは私が本予算委員会でも育児休業法制定時から主張していたことであり、ぜひその方向で坂口労働大臣に一日も早く実現できる...全文を見る
○勝木健司君 それでは、また厚生大臣にお伺いします。  がん対策についてでありますが、がんは依然として死亡原因の第一位であるわけであります。これまでの対策の柱、十カ年総合戦略もこの平成五年度で終了いたすわけでありますが、十年間の成果は一体どうだったのか、また何が今後の課題として...全文を見る
○勝木健司君 終わります。ありがとうございました。
10月27日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○勝木健司君 細川総理は豊かさを実感できる社会の実現を目指しておられるわけでありますけれども、この豊かさを実感できる社会とはどういった社会だと広中環境庁長官は考えておられるのか、お伺いをしたいと思います。そして、その豊かさを実感できる社会の実現を目指してどのように長官として取り組...全文を見る
○勝木健司君 年末に向けて予算編成が行われるわけでありますけれども、環境庁としてどのような考え方で臨まれるのかということで、とりわけ今長官の考え方が出されましたけれども、そして先日も長官の所信の内容を承ったわけでありますけれども、この要求に向けて、予算の編成に向けてどのように具体...全文を見る
○勝木健司君 最近、規制緩和の推進が言われておるわけでありますけれども、私も、経済を活性化させてまた新たなサービスを生み出すという可能性のあるこの規制緩和の実施には大いに賛成をするわけでありますし、またその効果にも期待をしておるわけであります。  しかし、この公的規制の中には環...全文を見る
○勝木健司君 環境庁の管轄する公的規制が百六十五項目あるやに伺っておるわけでありますが、しかし、この環境保全に関する公的規制はそれにとどまらないんじゃないか、他省庁にまたがっておるんじゃないかということで、他省庁が管轄しておるものも数多くあろうかというふうに思います。  そこで...全文を見る
○勝木健司君 環境監査についてお尋ねをいたしたいと思います。  この地球環境問題に対する関心の高まりを背景といたしまして、国際的にも国内的にもやはり企業の環境行動に対する関心が高まっておるわけであります。国内では、平成三年に経団連が発表いたしました地球環境憲章では年一回以上の内...全文を見る
○勝木健司君 最後に水俣問題についてお伺いをしたいと思います。  世界の公害克服の象徴とまでなっておりますこの水俣問題、発生から三十八年たった現在までほとんど解決されずに来ましたことは、被害者の方々あるいはその家族の方々のことを思いますと、私も同県人の一人として心痛きわまりない...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
11月10日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○勝木健司君 環境基本法は、環境問題が将来にわたって重要であることを指摘しておりますし、また、地球的な視野に立って環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な社会を構築することを目指しておりますし、豊かな環境と経済の両立てきる社会の構築を強調しておる点で、私は大変意義深いものと考えて...全文を見る
○勝木健司君 ほぼ前環境庁長官の林長官の回答と同じような回答でありますが、この環境の保全のためには、社会のすべての主体が自主的、積極的に取り組んでいくことが必要でありますので、この環境基本計画の策定も、各界各層の意見が反映されることが当然必要になってくると思いますが、この中央環境...全文を見る
○勝木健司君 次に、地球環境保全のための国際貢献についてお伺いをいたしたいと思います。  この問題につきましては、これまでも具体的な取り組みについて私もお尋ねをしてきたところでありますけれども、気候変動枠組み条約あるいは生物多様性条約を締結するなど、我が国も地球環境保全への取り...全文を見る
○勝木健司君 地球環境保全の具体的な取り組みになりますと、枠組みづくりへの積極的な参画ももちろん大事でありますけれども、環境ODAの分野での取り組みも大切ではないかというふうに思います。  これもたびたびお尋ねをいたしておりますが、中期的な目標として五年間で一兆円の環境ODAを...全文を見る
○勝木健司君 次に、環境アセスメントの問題についてもお伺いをいたしておきたいと思います。  政府は、この法制化も含めて現行制度の見直しについて検討をされるとの方針を明らかにしておられるわけでありますが、この環境アセスメントは、地域の環境を保全していく上で極めて私も重要な施策であ...全文を見る
○勝木健司君 この環境アセスメントの実施に当たっては、地方自治体の独自性を尊重することが重要だろうというふうに思いますし、今回答でも重要であるというふうにお伺いしたわけでありますが、地域によって環境の状況はもとより経済社会の条件等々も異なるわけでありますのに、それにもかかわらず全...全文を見る
○勝木健司君 くれぐれも慎重に取り扱っていただきたいというふうに思います。  そこで、次にこれまでお伺いした問題も含めまして、情報問題についてお伺いしたいと思いますが、この環境基本法成立後の環境政策の推進に当たりましては、環境に関する情報あるいは環境保全に関する情報というのが社...全文を見る
○勝木健司君 時間が参りましたので、最後に長官に。  この環境基本法の成立を受けて環境庁も、例えば環境予算の関連については十七省庁にまたがっておるわけでありますけれども、これの調整、企画あるいは企画調整官庁からもう一段と強力にリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思う...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
11月11日第128回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○勝木健司君 厚生大臣、御苦労さまでございます。  社会保障給付に必要な財源についてお尋ねを申し上げたいと思います。  平成三年度に年金、医療保険、生活保護などの社会保障制度から国民に支払われました社会保障給付費は五十兆円の大台を超えておるわけであります。高齢化の進展に伴いま...全文を見る
○勝木健司君 今や世界の長寿国となりました我が国におきまして、いかにして豊かでゆとりのある老後生活を送るかということはだれもが関心を寄せておるところであるわけであります。その老後生活を支えるのは公的年金制度であろうということで、本格的な高齢化社会を迎える二十一世紀におきましても、...全文を見る
○勝木健司君 そこで、年金の支給開始年齢が問題の一つの焦点となっておるわけであります。人生八十年時代を迎えまして社会全体のシステムを高齢化社会にふさわしいものへと見直していかなければいけない、そして社会保障の枠組みの中でこの問題は検討されていかなければならないと思うわけであります...全文を見る
○勝木健司君 次に、最近規制緩和の推進が言われておるわけでありますが、私も経済を活性化させていく、そして新しいサービスを生み出す可能性のある規制緩和の実施には大いに賛成をいたしますし、また効果も期待をいたしておるわけであります。  この九月に発表されました緊急経済対策の中では、...全文を見る
○勝木健司君 次に、医療用具の規制の見直しについてお尋ねをいたします。  近年、エックス線CT,MRI、心臓ペースメーカーなど高度な医療用具が出現しておるわけでありますが、この医療用具に対する規制については昭和三十五年の薬事法制定以来基本的には見直しが行われておらないわけであり...全文を見る
○勝木健司君 欠陥製品による消費者被害を救済しやすくする製造物責任制度の導入をめぐる動きがいよいよ本格化してきておるわけであります。国民生活審議会は、十一月中にも法案の基礎となる最終報告を提出する予定と聞いておるわけでありますが、医薬品等への製造物責任制度の導入については現在どの...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が余りありませんので、次に、エンゼルプラン等々についてお伺いをしたいと思います。  女性の積極的な社会進出に伴いまして働く母親が増加しておるということで、昨年の四月には育児休業法が施行されるなどその支援策は徐々に進められてきておるのではないかと思います。 ...全文を見る
○勝木健司君 終わります。