勝木健司

かつきけんじ



当選回数回

勝木健司の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第129回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○勝木健司君 高齢化対策につきましては、いわゆるゴールドプランが発足をいたしまして着実に成果を上げておるようでありますが、先ほどもありましたように、少子化の進行というのが超高齢化社会を加速しておるとのことでありますから、やはりこの少子化の問題に歯どめをかけ、将来にわたって活力のあ...全文を見る
○勝木健司君 私は、児童手当制度は、児童養育家庭の生活の安定に寄与して、次代の社会を担う児童の健全育成及び資質の向上に資するためにあるものであると考えておるわけであります。  そういった意味で、今回の法改正の特徴は、福祉施設事業という名称を児童育成事業に変更された、そして今まで...全文を見る
○勝木健司君 今年度の予算では児童育成事業費は約三百二億円となっており、平成五年度と比べますと約三倍強の伸びとなっておるわけであります。少子化を防ぎ、そして児童を健全に育成するために事業を拡大されていくということはまことに時宜を得たものであると考えるわけでありますが、この拠出金を...全文を見る
○勝木健司君 今もありましたように児童環境財団といったものを設立される、同時に児童環境基金というものも設置をするということでありますが、この児童環境財団、児童環境基金といったものの位置づけとか意義についてもお伺いをしたい。  あわせて、中央児童福祉審議会の答申の中で、「新たな財...全文を見る
○勝木健司君 次に、平成六年度から子どもにやさしい街づくり推進会議の設置による長期的な街づくりプランの策定、児童館、児童センター、児童公園等の整備計画の策定、あるいは市町村が地域の実情に合わせて選択できる選択事業の実施等が盛り込まれておるわけでありますが、この子どもにやさしい街づ...全文を見る
○勝木健司君 次に、児童健全育成のボランティアについて厚生大臣にお伺いをしたいと思います。  平成六年度から、地域児童健全育成ボランティアフェスティバルの開催、あるいはボランティアコーディネーター研修を通じてボランティア活動の環境整備を行うということで児童の健全育成に役立てると...全文を見る
○勝木健司君 終わります。ありがとうございました。
05月13日第129回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○政府委員(勝木健司君) このたび文部政務次官を拝命いたしました勝木でございます。  文部大臣をよく補佐して、教育、学術、文化、スポーツの振興、充実に全力を尽くしてまいる決意でございます。委員長並びに各委員の皆様方の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げます。     ———...全文を見る
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○勝木政府委員 文部政務次官を拝命しました勝木でございます。よろしくお願いします。  平成二年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額二十三億八千四百五十九万円余に対しまして収納済み...全文を見る
○勝木政府委員 平成二年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成二年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  指摘を受けました事項につきましては、適切な措置を講ずると...全文を見る
○勝木政府委員 私も林先生と同じように、英会話の必要性というのは十分、英語教育の重要性について深く認識をいたしておるところであります。  残念ながら英会話はできませんけれども、英語教育につきましては、やはり聞くこととか話すこと、あるいは読むこと、書くことについてバランスのとれた...全文を見る
○勝木政府委員 私も、英会話、英語は、わからない、話せない、情けないという方であります。  子供の教育につきましても、私は幸い子宝に恵まれまして三人の子持ちでありますが、大学を卒業しまして民間の企業に入りまして、労働組合の仕事をしておりましたから、家庭のことはすべて女房というの...全文を見る
○勝木政府委員 私も、このたび文部政務次官を拝命して、浜田先生のおっしゃったとおり、責任の重大さを痛感いたしておるところであります。  教育というのはやはり国家百年の大計であろうと思いますので、次の世代を担うにふさわしい、そういったくましい、心豊かな青少年の育成を図ることが国民...全文を見る
○勝木政府委員 同和問題は、憲法に保障されました基本的人権にかかわる重要な問題であるというふうに私も認識をいたしております。また、この問題の解決のために果たす教育の役割というのも極めて大きいと思います。  文部省におきましては、この同和教育の重要性にかんがみまして、従来から学校...全文を見る
○勝木政府委員 この問題につきましても、私も岸田先生と同じように重要な問題だと認識をいたしております。特に、支持者の方々からもよくこの転入学についての要望をお聞きをしておるところであります。  高等学校におきます、特に公立の高等学校におきます転編入につきましては、保護者の希望ど...全文を見る
○勝木政府委員 転入学者等の受け入れ枠の設定につきましては、保護者のみならず企業等からも要望が確かに寄せられておるところでありますので、各学校においても可能な限り積極的に対応していくことが望まれることを、文部省としてもまた認識しておるところであります。  ただ、今先生おっしゃい...全文を見る
○勝木政府委員 文部省といたしましては、引き続き毎年の全教科書の適正な定価改定を図るように、先生のおっしゃる御意見も踏まえまして努力をしてまいりたいと思います。
○勝木政府委員 国立大学の授業料等の学生納付金の改定に当たりましては、従来から、先生御案内のように、国立学校特別会計予算の充実あるいは私立大学との均衡等、諸般の情勢を総合的に勘案して改定してきておるところでございます。  なお、国立大学の授業料につきましては、人材育成あるいは教...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○勝木政府委員 このたび、文部政務次官を拝命いたしました勝木でございます。  文部大臣をよく補佐して、教育・学術・文化・スポーツの振興、充実に全力を尽くしてまいる決意でございます。委員長並びに各委員の皆様方の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げます。  それでは、平成六年度...全文を見る
06月02日第129回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○政府委員(勝木健司君) 平成六年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成六年度文部省所管予算につきましては、我が国が来るべき二十一世紀に向けて創造的で活力ある文化の薫り高い国家として発展し、世界に貢献していく基礎を築くとともに、国民一人一人がゆとり...全文を見る
10月28日第131回国会 参議院 本会議 第5号
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○勝木健司君 私は、新緑風会を代表いたしまして、国民年金法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  我が国は、急速な少子化、高齢化が進展しており、二十一世紀前半には世界でもいまだ経験のない本格的な少子・高齢社会を迎えることが予想されております。このような中にありまして...全文を見る
10月31日第131回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○勝木健司君 厚生年金の国庫負担率の問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。  厚生年金の最終保険料率は現在の二倍程度の三〇%以内の水準に抑えることを目標としておりますが、この基礎年金の国庫負担率の動向いかんではこれも大きく変わってくるだろうというふうに思われます。基礎...全文を見る
○勝木健司君 この基礎年金の国庫負担率を論じるに当たりましては、厚生年金の保険料率の引き上げ抑制とか、あるいは将来の無年金者をなくすために保険料負担の引き上げ抑制を図ろうという考え方だけではなく、社会保険方式下での税と保険料のバランス、別の言い方をいたしますと、年金制度の財源をど...全文を見る
○勝木健司君 大臣にまたお尋ねをいたしたいと思います。  大臣は、将来は基礎年金の財源はすべて税金で賄うのが適当であるというふうに考えておられますかどうか。また、将来、基礎年金の国庫負担はどのくらいが適当であるというふうに考えておられるのか、お伺いをしたいというふうに思います。...全文を見る
○勝木健司君 この基礎年金の国庫負担の引き上げの問題につきましては、自民党はかつて野党時代に段階的に二分の一への引き上げを、また社会党も、財政抜本改革時に二分の一に、さらに二十一世紀初頭には三分の二に引き上げを主張しておったわけでありますし、さらに社会党、さきかけによる閣外政策会...全文を見る
○勝木健司君 政府はこの九月二十二日に税制改革大綱を決定されたということで、消費税率を平成九年四月から五%に引き上げるとともに、税率については必要に応じて平成八年九月末までに見直すことといたしておるわけでありますが、今回のこの税制改革については、どうも福祉ビジョンとかあるいは年金...全文を見る
○勝木健司君 年金の福祉税的な構想、消費税を上げるときにそういう構想も論議をされたように、私どもがかつて与党のときに論議したようにも思いますし、また消費税を上げるときに年金税的構想も本会議等々でそれに近いような答弁を村山総理もされておりますが、その辺につきまして厚生大臣の率直な考...全文を見る
○勝木健司君 昨年の十月十二日に出された年金審議会の意見書の中にも、「基礎年金の国庫負担については、将来の保険料負担の水準を念頭に置き、国庫負担率の引上げについて検討すべきである。」ということと、「年金財政の現状及びその将来展望に関し、中立公平な立場からの調査その他の権限を有する...全文を見る
○勝木健司君 それでは、次にお伺いいたします。  高齢者の所得保障の観点からいいますと、本来ならば老齢年金の支給開始時期は退職時期とリンクされているのが当然だというふうに思いますが、この高齢者雇用の実態は、企業の六十歳定年制がやっと定着したとはいえ、最近では景況と相まちまして定...全文を見る
○勝木健司君 六十歳代前半の所得保障として、前回の平成元年改正時に提案された繰り上げ減額年金ではなく部分年金としていわば別個の給付が支給されることになっておりますが、この点についてはどのように評価しておられるのか、お伺いをしたいと思います。  また、この部分年金を報酬比例部分と...全文を見る
○勝木健司君 別個の給付とあわせてこの基礎年金の繰り上げ支給も可能であろうというふうに思いますが、その際、減額率をどのようにされるつもりか、お伺いをしたい。  現在、六十歳からもう基礎年金の繰り上げ支給を受けると減額率が四二%となっておって、余りにもこの減額率が大き過ぎるとの意...全文を見る
○勝木健司君 いつごろやられるか、その辺はどうなっておるのかということについては……。
○勝木健司君 今回のこの改正案では、働くことが著しく困難な障害者あるいは四十五年以上の長期加入者には六十歳前でも満額の厚生年金を支給する特例というものが設けられておるわけであります。  そこで、今後の雇用状況の推移によっては、この期間の短縮とかあるいは特例の拡大を図らなければな...全文を見る
○勝木健司君 現在、在職老齢年金は標準報酬月額二十四万円以下の在職者について、報酬月額に応じて二割から八割の七段階に分けて減額された年金が支給されておるわけでありますが、こういう状況では働いても総収入が余りふえないために、従来から高齢者の雇用阻害の要因と言われておったわけでありま...全文を見る
○勝木健司君 次に、雇用保険から失業給付を受給している人との併給調整は修正で平成十年からの実施となるわけでありますが、平成八年から十年という修正になりましたけれども、少なくとも雇用環境の改善が見られるまでは実施を見合わせるべきではないかとの意見も当然出たというふうに聞いております...全文を見る
○勝木健司君 次に、第三号被保険者の保険料負担のあり方については、年金審議会の意見書でも、「昭和六十年改正における女性の年金権確立の経緯、就業を中断した際の年金権確保の効果、社会保険における応能的負担の考え方等様々な問題があるが、税制上の取扱い等社会経済状況の変化も見ながら、女性...全文を見る
○勝木健司君 障害年金についても同僚議員が言われておりましたけれども、今回の改正でも改善が確かに図られ前進が見られておるわけでありますが、依然として制度の谷間に残された障害者の無年金の問題が残されておるわけであります。そこで、現在この無年金の障害者は一体どれぐらいおられるのかとい...全文を見る
○勝木健司君 次に、沖縄の厚生年金についてお伺いいたしたいと思います。  年金の加入期間が短いため年金額が本土と比較して低い状況になっている沖縄の厚生年金については、将来に向けて特例的に加入を認めることとなっておりますが、具体的には示されておらないというのが現状であります。 ...全文を見る
○勝木健司君 次に、今回の改正に当たりまして第三種被保険者の扱いはどうなっているのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。  第三種被保険者は、これまで特殊な労働環境にあることから年金制度において特別な措置というのが講じられておったわけでありますが、今回の改正に当たっても当...全文を見る
○勝木健司君 漁船乗組員とか坑内員といった極めて厳しい労働環境にある勤労者にとっては、どんなに働きたくても、そういう意思があっても労働が厳しいため働き続けることが困難であるという状況に置かれておるので今まで第三種の扱いがされておったというふうに思います。  第一種被保険者は六十...全文を見る
○勝木健司君 私は本会議でも質問をいたしましたけれども、本当に安心して信頼できる年金であるためには、働きたくても働けないといった状況に置かれた人々への配慮というのが十分になされる必要があろうというふうに考えます。  特例措置のこの対象は、四十五年以上の年金加入者並びに障害者等級...全文を見る
○勝木健司君 次に、厚生年金の保険料についてお伺いをいたしたいと思います。  今回の改正案ではボーナスから一%の保険料の徴収が盛り込まれておるわけでありますが、ボーナスからの保険料徴収は将来の年金の給付に反映させないとの観点から一%としておるというふうに伺っておるわけであります...全文を見る
○勝木健司君 時間も余りありませんので、最後になりますが、今、恒久財源ということでありますが、公的年金の一元化の問題でもいろんな問題が負担と給付のあり方について当然論議をされていくことだろうというふうに思いますが、とにかく特別保険料としてボーナスから一%保険料を徴収されるというこ...全文を見る
○勝木健司君 終わります。
11月02日第131回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○勝木健司君 まず最初に、労働省にお伺いいたしたいと思います。  我が国の人口の高齢化が二〇二〇年代半ばでピークを迎えようとしている中で、年金制度においては、男子は二〇〇一年度から二〇二二年度にかけて、女子は二〇〇六年度から二〇一八年度にかけて支給開始年齢を六十五歳に引き上げる...全文を見る
○勝木健司君 高齢者雇用を考える上で、中途採用の停止とか削減、あるいは臨時、季節、パートの削減というのが労働力減少の原因となっていることを考えますと、やはり今後の高齢者雇用の促進といった観点からは困難な状況が想定されるのではないかというふうに思われます。また、平成六年九月の完全失...全文を見る
○勝木健司君 次に、介護問題についてお伺いしたいと思います。  高齢化あるいは少子化の中で介護を必要とする家族を抱えた人たちは、介護のために収入が減ったとか、あるいはストレスや精神的負担が重いとか、あるいは十分な睡眠がとれないといった深刻な悩みを抱えておるわけであります。  ...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が余りありませんので、労働省ありがとうございました。  続いて、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。  介護という問題につきましては、私も本会議で質問させていただきましたけれども、高齢者介護対策本部を設置するとともに年内には取りまとめを予定してお...全文を見る
○勝木健司君 ある調査によりますと、介護のためにやむなく退職をしたり、あるいは勤務先や勤務条件を変えざるを得ない人が四割を超えるといった結果が出ておるわけであります。また、介護休業制度を導入している多くの企業でも、その多くがその期間は無給でありやはり深刻な問題であるということであ...全文を見る
○勝木健司君 次に、厚生年金の財政再計算時に過去の標準報酬の再評価を行っていくということで年金の改定が行われておるようでありまして、今回も再評価率は現役世代の税、社会保険料を除いた手取り賃金の上昇に応じたものとなっておるということです。そういった意味では、後世代の負担増を相当緩和...全文を見る
○勝木健司君 次に、これも本会議でも質問させていただいたわけでありますが、未加入の問題であります。  未加入者と保険料免除者とか滞納者を含めますと、第一号被保険者の三人ないしは四人に一人がいわば制度から脱落しているということになるわけでありまして、特にこの第一号に未加入の者は二...全文を見る
○勝木健司君 この未加入、未納者の発生する原因の一つに、第一号被保険者の保険料定額制というのが考えられるのではないかと思います。  保険料は国民年金のスタートした昭和三十六年から順次改定をされておるということで、将来の財政見通しては、平成二十七年には月額二万一千七百円程度になる...全文を見る
○勝木健司君 次に、厚生年金の保険料についてお伺いいたしたいと思います。  本改正案ではボーナスから一%の特別保険料の徴収が盛り込まれておるわけであります。一昨日の本委員会で質問をさせていただきまして、これは暫定措置ではなく恒久財源であるという回答を得たわけでありますが、ボーナ...全文を見る
○勝木健司君 時間も参りましたので、最後に。  この新しい制度は、六十歳代前半は年金と雇用所得でやっていこうということが前提になっておるわけであります。現状では、六十五歳までだれでもが働けるという環境はまだ緒についたばかりでありますから当然整っていないわけでありますから、そうい...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。終わります。
12月08日第131回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○勝木健司君 総理、御苦労さまでございます。  それでは、時間も限られておりますから。  この私どもの参議院におきましては、昭和四十九年の第七十二国会で原子爆弾被爆者援護法案を私どもと社会党さんと共同して提案、提出をいたしまして、それ以来これまで十六回ほど提出をいたしてまいっ...全文を見る
○勝木健司君 そこで、政府提案の本法案におきましては、その前文に「原子爆弾の惨禍が繰り返されることのないよう、恒久の平和を念願するとともに、国の責任において、原子爆弾の投下の結果として生じた」云々ということを記されておるわけでありますが、この国の責任」とは一体どういう意味なのかと...全文を見る
○勝木健司君 それでは、これまでの原爆二法は果たして国の責任で行われておらなかったのかというような理屈も成り立つんじゃないかと思うわけでありますが、その辺についてはどうですか。
○勝木健司君 現与党の一員であります総理の属しております社会党は、国の戦争責任を明確にするためにも国家補償による被爆者の救済の必要があるということで、国家補償の精神に基づく被爆者援護法制定を従来より私どもとともに主張してきたわけであります。旧連立与党におきましても、プロジェクトチ...全文を見る
○勝木健司君 前回の委員会の中で厚生大臣も言われておりましたけれども、今回の政府提案の被爆者援護法は、自社両党が連立の枠組みだけは崩したくないとの理由から歩み寄った結果の政治的妥協の産物ということで、今の総理の発言もそれがにおったように思うわけでありますが、なぜかねてからの主張で...全文を見る
○勝木健司君 今よりも一歩前進するという意味ではわからないことはないわけでありますけれども、しかしそうすることによって今までの基本的な考え方、社会党さんの従前の考え方なりあるいは今までの国の方針が、具体的な点において整合性というのがなくなって、ある程度考え方が変わったんじゃないか...全文を見る
○勝木健司君 それならばもっと具体的に、やっぱり我々の対案で出しておりますように、国の責任においてこの死没者への弔意を何らかの形で盛り込むことが重要なのではないかというふうに思うわけでありますし、現在の原爆医療法あるいは原爆特別措置法という中でも国家補償的配慮が制度の根底にあると...全文を見る
○勝木健司君 社会党委員長としての村山総理にお尋ねをいたしますが、現在、戦争の被害者に対する補償は軍人軍属等のような国家との間に一定の身分関係があった者に限定されておるわけであります。一般の国民に対しては、国との身分関係がないという理由から何らの社会保障的措置もとられてきておらな...全文を見る
○勝木健司君 もう余り時間もありませんので、あと二点ほど質問をさせていただきたいと思います。  来年の戦後五十年に向けて、与党戦後五十年問題プロジェクトにおいて検討がされておるというふうに伺っておるわけであります。しかし、本被爆者援護法は戦後未処理問題の重要な問題でありながら、...全文を見る
○勝木健司君 当然、今回のこの被爆者援護法一つですべてが解決するわけじゃないわけでありまして、この間まで来ておられました中国残留邦人の問題とか、あるいは戦没者の残存遺骨の収集問題とか、解決に向けて一層の努力が望まれるような問題がいまだに残っているわけであります。  今後のこうい...全文を見る
○勝木健司君 終わります。ありがとうございました。
○勝木健司君 それでは、先ほど総理にも質問しましたが、その続きを質問させていただきたいと思います。  原爆特別措置法による葬祭料と本法案の特別葬祭給付金の関係について、先ほど高桑先生からもありましたけれども、お伺いをいたしたいと思います。  これまで原爆特別措置法では、昭和四...全文を見る
○勝木健司君 さらにこの特別葬祭給付金についてお尋ねをいたしますが、この給付対象である遺族の範囲は、死亡した者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹とするとされておるわけでありますが、こうした被爆者である二親等以内の遺族全員に対して支給するというのは一体どういう理由なのか。親...全文を見る
○勝木健司君 私どもは、特別葬祭給付金の支給というのが定義づけなりあるいは位置づけがどうも不明確じゃないかというふうに思いますし、かつまた、著しく政府案の方が均衡を欠いたものであるというふうに考えるわけであります。政府案では今までなかったような新たな差別とか不公平が生じはしないか...全文を見る
○勝木健司君 今、死没者に対するお答えがありましたけれども、原爆被害が他の戦争災害とは異なる原爆放射能による健康障害であること、あるいは被害者が高齢化しておられるということにかんがみて、私どもは被害者全員に被爆者年金等を支給すべきではないかと思いますし、またこの特別葬祭給付金とあ...全文を見る
○勝木健司君 それでは、今話が出ました健康管理手当等ということでありますが、本援護法の成立に伴いまして現行の健康管理手当等に設けられておりました所得制限が撤廃されるということになるわけであります。これは私どもも歓迎をすべきものだというふうに思いますが、これによって現在所得制限から...全文を見る
○勝木健司君 次にお伺いをいたしたいと思いますが、この被爆者援護法の制定は単に被爆者の方々が生きていくために必要という、当然必要でありますが、それだけではなく、やはり平和国家として我が国が本当の意味で戦争を放棄していく、核を使用しない、核使用に反対をしていく国家としての位置づけを...全文を見る
○勝木健司君 先ほどもありました平和祈念事業についてお伺いをいたしたいというふうに思いますが、この平和祈念事業についてどういった趣旨で行っていかれるのかということ、そしてどういった実施方法を考えておられるのかということをお伺いしたいというふうに思います。  私どもが懸念いたしま...全文を見る
○勝木健司君 最後に厚生大臣に、この平和祈念事業については当然被爆者の方々の意見も十分配慮しながら進めていっていただきたいというふうに思うわけであります。  今後の具体化についてでありますけれども、現在広島と長崎ということで存在しておるわけでありますが、こうした従来よりある事業...全文を見る
○勝木健司君 終わります。