勝木健司

かつきけんじ



当選回数回

勝木健司の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第132回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○勝木健司君 阪神・淡路の大震災が発生してからちょうどきょうで丸々二カ月目を経過したわけであります。二カ月を経過してもテレビの報道等では七万八千四百七十五人と、八万人近くの方々が今なお不自由な避難所生活を送っておられるわけであります。  地震の発生を抑えることはできませんけれど...全文を見る
○勝木健司君 そこで、応急仮設住宅についてお伺いをいたしたいと思います。  けさのテレビでもやっておりましたけれども、応急仮設住宅の建設は計画では四万戸を予定しており、その内訳は三月中に三万戸、四月に入ってから一万戸を建設するとのことであるけれども、進捗状況が余りはかばかしくな...全文を見る
○勝木健司君 四月中には目標どおり四万戸をすべて完成させるということでありますので、ぜひやっていただきたいということと、一万一千八百戸もつくっておりながら入居者がまだ半分しかいないということも問題だろうというふうに思いますので、早急に入っていただけるようなそういうことを進めていた...全文を見る
○勝木健司君 次に、水道の問題についてお伺いしますが、従来より厚生省では、水道施設耐震工法を地震に耐えられるように設備の導入を進めるということで進められておるわけであります。今回の被災地では断水によって大きな支障を来したわけでありますが、被災地における耐震水道設備の普及状況、また...全文を見る
○勝木健司君 耐震水道設備の普及は六%で、どの程度発揮したかというのは相当程度ということであります。相当程度がどの程度かがよくわかりませんが、耐震基準等の見直しを全国的にこの際行っていただきたいということ、あるいは耐震性の高い設備への切りかえを今回のこれを教訓に早急に進めるべきで...全文を見る
○勝木健司君 次に、ボランティアを初め医療関係者、特に看護婦といった方々が全国各地から救護所に派遣されておられるわけでありますが、いつまでこの派遣が継続される見通しかということ。地域医療が壊滅的な打撃を受けている現状を考えますと、やはり当分の間確実な援助の継続が必要じゃないかとい...全文を見る
○勝木健司君 次に、行政改革に向けた取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。  井出厚生大臣も所信において、内閣の大きな課題の一つであるので積極的に取り組むと、そう述べられておるわけでありますが、そこで、まず行政改革に臨む厚生大臣の基本認識についてお伺いをいたしたいという...全文を見る
○勝木健司君 具体的に規制緩和等の措置についてお伺いをしたいと思います。  一昨年の緊急経済対策以降、多くの規制緩和が計画され実行されてまいったわけでありますが、当然のことながら厚生行政というものは直接国民の生活に与える影響が大きいということを考慮して、常に国民とともにあるとい...全文を見る
○勝木健司君 私もやはり福祉のこういう地域行政のサービスのカットということは考えておりませんので、それは当然必要だろうというふうに思います。しかし、効率性とか安全性ということも踏まえて考えていただきたいということであります。  次に、特殊法人の見直しについてお伺いをいたしたいと...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。
03月28日第132回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○勝木健司君 平成会の勝木でございます。御苦労さまでございます。  午前中も大分やりとりをされておりますが、重なる部分もあろうかと思いますが、御答弁を簡潔にお願いしたいというふうに思います。  医療保険を取り巻く環境といったものは極めて厳しい状況であります。今後も少子あるいは...全文を見る
○勝木健司君 今回の国民健康保険制度は、今大臣からありましたように当面ということでありますが、抜本改正までのつなぎ暫定措置として位置づけられておるわけであります。  私は、二年前の平成五年の国民健康保険制度改正のときにも国保制度の基本論議が行われ、結論が得られるまでの平成五年あ...全文を見る
○勝木健司君 今回の国民健康保険法改正における保険基盤安定制度の継続は二年間の暫定措置の延長ということでありまして、これもかねてからの暫定措置の延長ということであります。    〔委員長退席、理事菅野壽君着席〕  今回も暫定措置ということでありますが、抜本的な対策を当然考える...全文を見る
○勝木健司君 大臣にお伺いしますが、国民健康保険の改正だけでなく、やはり二十一世紀に向けて医療保険全体についての改正を当然検討していく必要があろうかと考えるわけでありますが、その点についての大臣の考え方をお伺いしたいと思います。
○勝木健司君 昨年六月の当院の厚生委員会でも当時の厚生大臣は、二十一世紀に向かって諸外国に例を見ない速度で進んでいる高齢化社会の現状に対応していくために、社会保障制度の給付、負担の面でどういう役割分担が必要なのかということの検討が今求められておる、そして今後の社会保障のあり方につ...全文を見る
○勝木健司君 大正十一年に健康保険法が成立をして、昭和三十四年に国民健康保険法が施行されて以来、国民すべての人が何らかの健康保険に加入することが義務づけられて、そのことによって我が国の平均寿命が延びたんじゃないか、人生八十年と言われるような世界有数の長寿国となったということも私は...全文を見る
○勝木健司君 それでは個々の問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  昨年の健康保険法の一部改正によりまして、入院給食費の自己負担の実施とともに付添看護の解消といったものが盛り込まれたわけであります。これに伴いましてマンパワーの確保ということが非常に重要な問題となっ...全文を見る
○勝木健司君 次に、平成六年六月に出されました医療保険審議会国民健康保険部会の中間まとめにおきまして、「応益割と応能割の比率を五〇対五〇とする」ということが意見として出されておったわけでありますが、この応益負担と応能負担のあり方については厚生大臣はどのようにお考えになっておられる...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正では、応益負担と応能負担についてはおよそフィフティー・フィフティーといった水準にしていくことを求めておるわけでありますが、しかし現状の応益割の平均は三五%程度であるということで、少ないところでは一〇%というところもあるようであります。  そこで、現行では...全文を見る
○勝木健司君 この国民健康保険法改正の結果、応益保険料が引き上げられることによりまして中所得者層の負担は確かに軽減されるわけでありますが、反面、今もありましたように低所得者層の負担がふえることになるのではないかということであります。  今回、低所得者の保険料負担が増大しないよう...全文を見る
○勝木健司君 それでは、国民健康保険料の収納率についてお伺いをいたしたいというふうに思います。  収納率は全国平均で平成五年度九三・五%であるということで、ここ数年間九三%台の後半から九四%の間で推移をしております。この収納率を一般の方と退職者というくくりで見てみますと、平成四...全文を見る
○勝木健司君 次に、老人保健法の改正についてお伺いいたしたいと思います。  今回の改正は、老人加入率の上限二〇%問題について三年限りの暫定措置をとろうというものでありますが、この問題については早期解決が叫ばれて以来これだけもつれた背景には、現在の老人医療費拠出金のあり方について...全文を見る
○勝木健司君 現行の老人保健制度における老人医療費拠出金については、何点かの不合理な点があるというふうに考えておるわけであります。まず、対象とすべき老人医療費の範囲でありますが、この制度の趣旨から考えますと、本来老人以外の一般医療費といったものを超えて老人の医療費が高くなっている...全文を見る
○勝木健司君 今、老人医療費の問題が出ましたけれども、老人全体では五千億円ほどの保険料が納められておる。そのうち四千億円ほど国民健康保険に対し納付されておるというふうに伺っておるわけでありますが、しかしこうした老人の納める保険料が老人医療費から控除されないまま拠出金が調整されてい...全文を見る
○勝木健司君 今の老人保健制度は加入率を按分してその平均をとってやっていくという、今の制度を肯定すれば一応そういうことであろうというふうに思いますが、そういう中に含まれるいろんな問題点があるので、もっと抜本的にこの制度自体も根本から考え直していくべきじゃないかということで問題提起...全文を見る
○勝木健司君 この老人医療費拠出金とあわせて退職者医療拠出金の健保組合の保険料に占める割合も今日三〇%にも達しておるということで、健保組合の財政を圧迫しておるわけであります。老人医療費拠出金の検討とあわせてこの退職者医療制度のあり方についても抜本的な改正が必要ではないのかと思いま...全文を見る
○勝木健司君 今回の改正では被用者保険側に大きな負担がのしかかってくるわけであります。しかし、政管健保の財政も急速に悪化をしておりますし、健保組合においても、既にこの老人医療費拠出金の負担等によって保険料を引き上げざるを得ない組合も出ておるやに伺っておるわけであります。  さら...全文を見る
○勝木健司君 九三年度の老人医療費は、過去最高の七兆四千五百億円にも達しておるわけであります。この背景にはいろいろあるだろうと思いますが、福祉施策のおくれによって介護の相当部分を老人医療費で見ているという現実があろうかと思います。  こうした問題を解決して十分な老後の介護サービ...全文を見る
○勝木健司君 介護を必要とする高齢者は現在でも二百万人にも上ると言われておるわけであります。こうした中で、今後の高齢者の医療費あるいは介護に要する費用、介護サービスのあり方といったものが当然検討課題となってくるわけであります。  特にこの介護システムについては、その具体化次第で...全文を見る
○勝木健司君 昨年十二月に新ゴールドプランが合意されたところでありますけれども、新ゴールドプランは主として公費負担による制度の充実を図っているわけであります。今後、介護保険制度が導入されたときに、こうした公費負担が撤退していくようなことがあってはならないというふうに考えておるわけ...全文を見る
○勝木健司君 高齢化の進展とともに、福祉分野においてもその需要が多様化あるいは広範化して、いかに対応をしていくのかということが現在大きな課題となっておるわけでありますが、国として国民に提供しなければならない質と量を確保した上で、国民のさまざまなニーズに対応をしていくべく在宅福祉サ...全文を見る
○勝木健司君 もう時間が参りましたので、最後に大臣に所見をお伺いしたいというふうに思います。  この医療保険制度といったものの改正、特に今回は暫定措置ということでありますが、抜本改正というときには、医療関係者はもとより福祉関係者あるいは国民の関心も極めて高いものがあろうというふ...全文を見る
○勝木健司君 ありがとうございました。終わります。
04月24日第132回国会 参議院 本会議 第18号
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○勝木健司君 私は、平成会を代表して、地方分権推進法案について質問いたします。  二十一世紀を目前に控え、新しい世紀に生きる次世代のためにゆとりと豊かさを実感できる社会を実現していくためにも、地方分権の推進は今日の私どもに課せられた政治の最重要課題であります。  平成五年の第...全文を見る
05月12日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○勝木健司君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となっております地方分権推進法案に対し修正の動議を提出し、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  今回提案されました地方分権推進法案は、衆議院において修正を経た法案ではありますが、また本委員会においても熱心に質疑をして...全文を見る
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました地方分権推進法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会の各派協同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読します。     地方分権推進法案に対する附帯決議(案)   地域における行政の自主性・自立...全文を見る
11月22日第134回国会 参議院 本会議 第13号
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○勝木健司君 私は、平成会を代表して、ただいま趣旨説明がありました宗教法人法改正案に対し、質問をいたします。  我が国は、現在、内外ともに緊急かつ重要な課題が山積みをいたしております。課題解決のためには今こそ政治のリーダーシップが問われでいるにもかかわらず、前例踏襲、大勢順応、...全文を見る