勝又恒一郎

かつまたこういちろう



当選回数回

勝又恒一郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○勝又委員 民主党の勝又恒一郎でございます。  きょうは、貴重な審議時間の中で質問の機会を与えていただき、まことにありがとうございます。そしてまた、個人的にも大変尊敬をする野田財務大臣にこうして質問の機会をいただいたということに、感謝を申し上げたいというふうに思います。  政...全文を見る
○勝又委員 私の師でもありますけれども大臣の師でもある松下幸之助さんが、今から三十二年前に無税国家論ということを言っておられます。いわゆる、国の予算も、きちっといいときに積み立てておけば、いつの日かその金利で相当部分の歳出を賄うことができる、簡単に言えばそういう概念であります。 ...全文を見る
○勝又委員 まさしく私も同じような思いを持っています。この無税国家論というのは、いわゆる長期的な理想を掲げることによって財政に歯どめをきちっとかけるんだということが一つ教訓としてあるでしょうし、また、税金を幾らでもふやせると思えば、これはもう歳出も際限なくふやそうという、そういう...全文を見る
○勝又委員 恐らく、キーワードは持続可能といいますかサステーナブルな財政、税制、こういうものを考えなきゃいかぬという御答弁の趣旨だというふうに理解をさせていただきたいというふうに思います。  それでは、特例公債法案の問題から具体的にお伺いをしたいと思います。  これは、私のよ...全文を見る
○勝又委員 大臣の立場で、年度内成立、当然のことだと思います。  ただ一方で、経済学の教科書で習ったことでいえば、やはり私は、これは金利上昇圧力になっていくという可能性を一つ見ておくのが、あり得る、あるいは教科書的な、一般的な経済学の考え方だと思いますが、いかがですか。
○勝又委員 そういう事態にならないように今努力しているわけですが、一方で、やはり国民の皆さんにもいろいろなことは知っておいていただかなければならないと思うんです。  仮に、国債金利が上昇していくということを考えた場合、いわゆる一%金利が上がると負担増というのはどのぐらいになるの...全文を見る
○勝又委員 今の大臣の御答弁を聞けば、当然そうした状況は望ましくないというふうに私は解釈をして、ぜひこの法案の成立に全力を挙げたいというふうに思うわけです。  一方で、特例公債法案というものの性質をちょっと考えてみたいんですけれども、今の厳しい財政状況、だれの責任かとか何の責任...全文を見る
○勝又委員 どの党がやってもこの状況をそんなに劇的に変えることはできないだろうという御答弁ですけれども、逆に言うと、国民の皆さんからすると、この特例公債法案が通らないとどうなるのかというのが、まだよくわかっていないと思うんですよ。  十分そういうことが国民にまだ伝わっていないと...全文を見る
○勝又委員 そういう意味では、やはり、まさに今この厳しい状況の中で国民生活が第一と思いますので、ぜひこの法案を何としても成立させて、大臣の言葉で言う悪いシミュレーションなどしなくていいように、私は、ぜひ国会の中でしっかりと審議をして、成立を目指していきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○勝又委員 ありがとうございます。  恐らくこの法人税減税というのは、経済成長を求めていく、そういう政策を掲げる政党であれば基本的に賛同していただけると私は思っていますし、主要政策に掲げている政党も多いというふうに思っています。  そしてまた、日本が国際競争で生き残っていく上...全文を見る
○勝又委員 まさしくそのとおりで、そういう意味では、国民の側から見れば、政府に税金を払う、その一部を、NPOや福祉事業者やさまざまな自分の共感できる人たちに直接自分のお金を使ってもらうことができるという、ある意味非常に国民の選択を変える税制ですから、ぜひこれは大いに国民の皆さんに...全文を見る
○勝又委員 ありがとうございました。質問を終わります。
04月20日第177回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○勝又委員 民主党の勝又恒一郎でございます。  きょうは、本当に国難の中で大変お忙しい中、外務大臣そして副大臣を初め、いろいろ御質問させていただく機会をいただきまして、本当にありがとうございます。特に、この大震災以降のさまざまな大きな変化及び、そのことと日米関係というものも一つ...全文を見る
○勝又委員 大臣、もう一問だけ聞かせてください。  まさしく今の話を聞いて、私は、日米関係において、今回の米国ないしは米国政府、あるいはオバマ大統領、クリントン長官、それぞれが発しているメッセージ、行動、これは私たちは非常に学ぶべきところもある、いわゆる外交上の教訓を非常に多く...全文を見る
○勝又委員 まさしく大臣のおっしゃるとおりで、同時に、私は、日本側が米国に対して、きちんと今回のさまざまなことに対する感謝、あるいは日米同盟の意義や日本としてのポジション、これを逆に日本からもしっかり発信をしていただく、アメリカ政府のみならずアメリカの国民に対しても含めてやってい...全文を見る
○勝又委員 ありがとうございます。  そういう意味では、報道が間違っている部分が非常にあるということがはっきりしたというふうに思います。  次に、今回の地震による原発の放射性物質の拡散の問題について、海外への説明、国民への説明ということも含めてお伺いをしていきたいというふうに...全文を見る
○勝又委員 恐らく、簡単に言うと、放出源で何が起こっているかがきちんと把握できないから、SPEEDIが、十分というよりはむしろ本来の機能からいうと機能しないというふうに私は理解します。  一方で、SPEEDIというのは本来、平常時処理と緊急時処理に分かれて機能するということに一...全文を見る
○勝又委員 さまざまな、恐らく数千なのか千なのか、いろいろなデータがあるというふうに私は伺っておりますけれども、そのうちいわゆる二つを公開され、それ以外を公開されていないということについては、どういう議論、経過があるんでしょうか。
○勝又委員 これは私自身の考え方、提言なんですけれども、確かに今回、SPEEDI、あるいは気象庁も含めてですが、慎重にデータを公開されているというのは一面理解ができます。しかし一方で、海外も含めて、今何が問題になっているかというのは、日本の政府の情報の公開度、やはりここはかなりの...全文を見る
○勝又委員 本当におっしゃるとおりだと思います。  そういう意味では、くどいようですけれども、情報は公開することによって信頼が得られる。政府の中でその情報の確度を確かめている時間が長いのであれば、こういうことを今確認中だけれども、現時点、こういう情報がありますということをむしろ...全文を見る
○勝又委員 実質的にはあるということが、実際、今回、現実のこととして理解はできるんですけれども、一方で、この後、2プラス2も恐らく、必ず行われると思います。私は、アメリカからの議題設定だけを議論するのではなくて、日本からもむしろ積極的に、日米同盟はここの分野で強化したらどうかとい...全文を見る
○勝又委員 今の御答弁でいいんですけれども、副大臣、私が申し上げた趣旨は、日本側からきちんと議題設定をして、何かやれることをやるというきっかけになる一つの案件だと私は思うので、ぜひ大臣にもお伝えいただいて、私は、これを積極的な議題設定として、ぜひ、2プラス2を含めて、今後の日米同...全文を見る
○勝又委員 ありがとうございました。質問を終わります。
07月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○勝又委員 民主党の勝又恒一郎でございます。  きょうは、財務金融委員会での御質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  あの三・一一以降、本当に国会の議論が問われているということだというふうに思います。国民から見て、やはり、政策よりも政局をやっているというようなこ...全文を見る
○勝又委員 今の御答弁だと、まだ最終的な調査報告を受けていないということですけれども、きょうの新聞各紙には出ているじゃないですか。もう既に、組織ぐるみの指示があったというふうに報道に出ている、そしてそれを九州電力の複数の幹部が既に答えている。まだ調査報告を受けていないというのはお...全文を見る
○勝又委員 いや、ですから、もう既にマスコミに流されているような状況で、今週中などと悠長なことを言わないで、やはりきちんと九州電力に問い合わせた方がいいと私は思いますよ。やはり、こういうのを見過ごすから、経産省と電力会社はぐるなんじゃないかとか、国民から見てまだ隠していることがあ...全文を見る
○勝又委員 今の御説明で、一次評価は暫定的な評価ではないというんですが、そうすると、一次、二次とあって、その一次で運転を再開できる、再稼働できるということの安全性はどうして担保されるんですか、二次評価の前の段階で。
○勝又委員 今のは、結論的には、要するに原子力安全委員会が最後確認するのが担保という意味ですか。
○勝又委員 この一次、二次というのは、なかなかこれは正直言ってわかりにくい議論だと私は思っているんです。  というのは、これは別にけちをつけるという意味ではなくて、この一次、二次の一次が、いわゆる今の定期点検を終了したものの再起動ありきで一次評価というものがあるというように思わ...全文を見る
○勝又委員 言うまでもありませんけれども、原発の耐震性能というのは地域ごとに非常に異なるんだろうというふうに思います。  また一方で、そもそもストレステストというものは外的なものに対するテストですから、安全基準の見直しとは直接関係がないというふうに思うんですけれども、国民の安心...全文を見る
○勝又委員 それは、いつごろまとまるんですか。
○勝又委員 年内と言わず、ぜひ急いでいただきたいと思いますね、やはりいろいろな意味でエネルギー需給が逼迫してまいりますから。  ストレステストに戻りますけれども、そういう中で、一次評価、二次評価の具体的な内容、概要ではなくて、具体的な内容というのはいつ示されるんでしょうか。 ...全文を見る
○勝又委員 できるだけ早くというのはわかるんですが、具体的にはどのぐらいのイメージなんですか。一、二週間の話なのか、一カ月かかるのか、もうちょっとかかると言っておられるのか。大体どのぐらいの期間で出されるか、こういうのは見通しというのが大事だと思うんですね。  もうちょっとわか...全文を見る
○勝又委員 近々に出るということですね、近々に出るという理解ですね。  その場合、いわゆる定期点検が終了をしている原発の問題があるわけで、非常に切迫しているわけですけれども、この評価期間というのはそれぞれどのぐらいかかるものなのか。そしてまた、一次と二次評価というのは同時並行的...全文を見る
○勝又委員 ちょっと一次評価のイメージがわかなかったんですが、一次評価は、事業者が努力して実施して、具体的にはどのぐらいで評価を終えるんですか。大体でいいので、どのぐらいの時間で評価を終える項目量なんですか。
○勝又委員 ということは、今の時点では、一次評価の期間が、どのぐらいでできて、早くてどのぐらいで再開できるかという期間的なめどがないということですか。
○勝又委員 あと、今、調整運転の段階にある原発が二つありますよね、関電の大飯一号機と北海道の泊三号機。これに対して通常運転の前提になる最終検査の申請をするように求めたという報道がありますけれども、それは事実かどうかということと、この二基は一次評価の対象になるかどうか、お答えくださ...全文を見る
○勝又委員 また何かあると嫌なので確認しておきますけれども、今の調整運転中の原発が一次評価の対象外であるというのは、総理は了解していますか、あるいは地元自治体は了解していますか。
○勝又委員 二つ確認ですけれども、私が聞いているのは、地元自治体はまず了解しているんですかということなんです。このまま通常運転に入るということをその二つの自治体は了解しているのかということです。  それから、二点目は、総理が聞いていないという中で、これはかなり重要な問題ですね。...全文を見る
○勝又委員 私は、こういう大事な話はきちんと調整された方がいいと思いますよ。極めて場当たり的にやるのではなくて、やはりきちんと経産大臣と総理としっかりと打ち合わせをして前へ進めていくということが私は求められているというふうに思っております。  そういう中で、電力需給の見通しに移...全文を見る
○勝又委員 首都圏は一五%の節電で何とか乗り切ろう、乗り切れるのではないかという御答弁だと思いますが、このまま冬に向けて、定期点検を終了したものが再起動せず、さらに定期点検に入っていくものが次から次へと出ていった場合、この冬は電力需給は大丈夫なんでしょうか。
○勝又委員 これは極めて重要な話なので、私は、ぜひ早いうちにシミュレーションしていただいて、国民にもきちんと周知をしていただきたい。原発がこのままとまっていった場合、冬はどういう冬になるのかということを、きちんとした見通しを政府として出すことを御要望申し上げたいというふうに思いま...全文を見る
○勝又委員 そういう意味では、やはり短期、中期、長期にわたっての見通しや方針をしっかり出すということが私は大事だと思います。  昨年六月のエネルギー基本計画はもう既に白紙に戻っているわけですから、経団連等からも指摘をされているように、中期的な見通しを含めた工程表を早く出すべきだ...全文を見る
○勝又委員 どちらも何か中途半端な御答弁だと思いますので、ちょっとしっかりやっていただきたいと思います。  時間がもう本当に短くなりました。  総裁、お待たせをいたしました。済みません。  きょうのお話を聞いていて、報告書以上に、総裁もエネルギーの需給あるいは見通しが厳しい...全文を見る
○勝又委員 ありがとうございました。  副大臣、済みません。ちょっと時間がなくなりました。  ありがとうございました。質問を終わります。
07月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○勝又委員 民主党の勝又恒一郎でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、与野党の理事の皆さん、ありがとうございます。そしてまた、尊敬する松本外務大臣にまた質問させていただけるということを光栄に思います。それぞれ副大臣の先生方もよろしくお願いを申し上げます。  ま...全文を見る
○勝又委員 先ほど浅野先生から逆の指摘がありましたけれども、私は、逆に、今回の措置はわかりやすいメッセージがあったのではなかろうかというふうに思っています。こうした、口で言うだけではなく何らかの措置をきちんと対抗措置としてとるというのは、これからの日本外交にとって大事な一つの動き...全文を見る
○勝又委員 そういう意味では、事後的な措置としては今回理解をしますし、一定の評価をしたいと思うんですが、逆に領空侵犯ということであれば、外交的に考えると、スクランブルなどの対応をとるということがむしろ普通の国家のありようではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○勝又委員 そういう意味であれば、私は、基本的には、領海、領空、国家主権、こういうものについては毅然と我が国としては対応をとるということが大事なメッセージだと思いますので、ぜひ今後とも御対応をお願いしたいと思います。  次に、中国の高速鉄道に関する事故について少しお伺いをしたい...全文を見る
○勝又委員 いわゆる報道規制がしかれているのではないかというような話についてはどうですか。  というのは、私は、こういう事故というものは、その原因も含めて国際社会にきちんと公表されることによって次の事故を防いでいくという極めて重要な意味があると思うんですけれども、そういう意味で...全文を見る
○勝又委員 私も、大臣の御答弁と全く認識を同じくする者であります。要するに、この後の質問にも関係があるんですが、私たちが、日本が、そしてアジアが、どういうアジアであってほしいかということをしっかり考えて、外交的な行動、発言をしていくべきだと私は思います。  そういう意味では、私...全文を見る
○勝又委員 その日本のエネルギー政策を変えざるを得ないという説明の中には、脱原発でいくんだという説明が含まれるんでしょうか。
○勝又委員 逆に言うと、アメリカ側から、そういう総理の脱原発という発言についての何か確認や質問はなかったんでしょうか。
○勝又委員 こういう大事な問題というのは、国際社会の中で、日本の外交との整合性も含めて丁寧に説明をしていく必要があると私は思うんですが、そういう中で最も関連してくる話として、いわゆる原発のインフラ輸出の問題があるというふうに思っております。  まず伺いたいんですが、大臣も副大臣...全文を見る
○勝又委員 午前中の質疑とあわせて、依然、日本のこういう原発を含めた技術に対しては高い信頼があり、期待があるという印象を持たれているということであります。  とすると、これから日本の外交というものはかなり大事になってくると思うんです。そういう意味でいうと、総理が何か原発のインフ...全文を見る
○勝又委員 ほかの質問も聞きたいのでこの程度にしますが、今月の十四日には日立がリトアニアの原発計画での安全強化を提案して優先交渉権を得たとか、そのほかにも、ブラジルとかUAEとか、さまざまなことがあります。  私は、大事なのは、日本政府がやはりしっかりした考えを固めて、対外的に...全文を見る
○勝又委員 私は、そういう意味では、まだ正式な提案でないならば、どうでしょう、逆に日本から提案したらいかがですか。今回のトモダチ作戦というものを日本人は一生忘れてはならないし、今後の日米の深化の中で、このことをメモリアルとした基金をつくって日米関係をさらに深くしていくというのは、...全文を見る
○勝又委員 まさしく、日本側でぜひやったらどうかという提案なので、御検討いただきたいと思います。  武器輸出三原則の問題について伺いたいと思います。  私は、これからの日本の安全保障のありよう、あるいは産業技術の進化、こういうものを考えたら、武器輸出三原則の見直し、明確化とい...全文を見る
○勝又委員 ちょっとASEANも聞きたかったんですが、時間がなくなりましたので終わります。  頑張ってください。ありがとうございました。