櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○櫻井充君 民主党の櫻井充です。きょうは介護保険法とダイオキシン問題について質問させていただきます。  来年四月から介護保険法が導入されます。私は、基本的には介護保険法に対して賛成ではありますけれども、現状のままでは幾つか問題点があるのではないか、要するにうまく施行できないので...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、自立に対しては定義というのをきちんとは設けないということなんでしょうか。  そうすると、例えば今回の区分状態の例を見たときに、つめ切りに一部介助が必要だとか、それから浴槽の出入り、洗身に一部介助が必要だというのが要支援になっておりますが、例えば要支援状...全文を見る
○櫻井充君 なぜこのようなことを申しているかといいますと、要するに今回のコンピューターの判定が非常に厳しいわけです。そのために、この患者さんたちがなぜ自立なのかと、こういうちょっと説明のつかないような症例が多々あったというふうに仙台の方で聞いております。  仙台で行われましたモ...全文を見る
○櫻井充君 基本的には、まずコンピューターの判定が厳しいか厳しくないか、その点については厚生省はどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 いや、そういうことではなくて、例えばここに要介護度の区分状態の状態像の例というのがあります。皆さんがおっしゃっているのは、この例に即したぐらいの介護度が出てくればいいんだと。ところが、この状態像には、先ほどもお話ししました例なんかはまさしく典型的な例でございますけれど...全文を見る
○櫻井充君 現場の方では、そのコンピューターのプログラムを見せてほしい、どういうことでそういう認定になるのかプログラムを見せてほしいということになっておりますが、公開はされるでしょうか。
○櫻井充君 十月から介護認定が始まりますけれども、現在のプログラムを使われるんでしょうか、それともプログラムを変更される予定があるんでしょうか。
○櫻井充君 そのプログラムはいつまでにでき上がるんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、平成九年や十年に行われたようにまた一般でのモデルケースというふうなものも試されるということになるんでしょうか。
○櫻井充君 宮城の場合には余り妥当でないというふうな意見が大勢を占めております。そこの中で、このままテストを行わないで果たしてそのプログラムが信頼できるものなのかどうなのか、そういう状態で果たしてそのプログラムを使って要介護認定を始めていいものなんでしょうか。
○櫻井充君 コンピューターの診断にこれだけこだわりますのは、実は、先ほどは二次審査がありますよと、二次審査の中で人の目で考えてくださいというふうにおっしゃっていますけれども、厚生省がこうやって配っています支援体制の中に不適当事例集というのがございます。不適当事例集というのは、二次...全文を見る
○櫻井充君 不適当事例集、先ほどの薬のことに関してはきちんとした理由があるからここに記載されているわけです。それもできないと今おっしゃった。そういうことも言っているじゃないですか、厚生省は。  それから、例えば「寝たきり判定の程度はよいが、痴呆の程度は重い。徘回、異食行動があり...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ、これは仙台の老人ホームで実施されたことなんですけれども、入居者五十名中、自立が九名、要支援十名ということになっております。ですから、五十名中十九名はもう出ていかなきゃいけない。それから、デイサービスを受けている九十九人のうち自立が二十五名です。ですからこの人...全文を見る
○櫻井充君 プログラムにしてもそれから二次判定の不適当事例集にしても、見直ししていただけるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 適正に修正していただくことを要望しておきます。  それと、本来コンピューターの判定が果たして私は必要なのかどうかという疑問を抱いているところがあります。といいますのは、八十五項目のチェック項目があります。調査をしに行きます。調査をした後、それをコンピューターにかけた...全文を見る
○櫻井充君 それはもう重々承知しております。ただ、そのシステムがおかしいんじゃないかというふうに言っているわけです。コンピューターがこれだけ誤ったといいますか不適切な判断を下してきている中で、包括払いにします、全国一律でこういうふうなことでやりましょうと。納得できない部分があるわ...全文を見る
○櫻井充君 私が聞いているのは出来高払いと包括払いとどっちがいいかということです。どちらがいいと考えられているんですか。
○櫻井充君 ちょっと考え方が違うので、先へ行かせていただきます。  二号被保険者の場合において、特定疾患の患者さんでなければ保険が受けられないというような状況になっておりまして、十五種類の病気が示されております。ここの中に心臓病の患者さんが入っておりませんが、なぜ心臓病の患者さ...全文を見る
○櫻井充君 こういうふうな患者さんたち、今、心臓病に関しては加齢との因果関係はあるということなんですね。そうしますと、ではこれらの患者さん以外の患者さんたちが介護が必要な状態になった場合にはどういうふうな形で介護を受ければよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 医療を受けられるのは当たり前であって、その患者さんたちにとってみれば納得いかないところが出てくると思うんです。ある人は介護を受けられる、ある人は介護を受けられない。特に私なんかが思うには、心筋梗塞なんというのは脳梗塞と全く一緒だと思うんです、動脈硬化で起こってくるわけ...全文を見る
○櫻井充君 加齢ということをおっしゃっていますけれども、例えば九番に気管支ぜんそくが入っています。気管支ぜんそくなんて加齢なわけじゃないですよ。生まれたときからは極端にしても、もう三カ月ぐらいからぜんそくの発作を起こしている子供たちもいるわけです。アトピー型の子供たちなんというの...全文を見る
○櫻井充君 介護保険法の中には、介護保険法の意義といったところだったかと思いますけれども、要するに介護の必要な人たちに対して社会がかわって介護をする、そういう概念だったんじゃないでしょうか。ですから、高齢者に対して介護をする、高齢者が受けるからそのお金を払うというのではなくて、む...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございます。  ある程度やはり、ある程度というか、僕は問題点が多いと思いますし、自分自身はやはり必要な制度だと思っています。国民の方々に納得していただけるような整合性を持った形で決めていただければなというふうに思います。  時間がなくなりました。ち...全文を見る
○櫻井充君 要望しているものが果たして正しいか。正しいというのは大変失礼かもしれないけれども、改築しなきゃいけないごみ処理場なんというのも全国にかなりあると思うんです。  今、全国のごみ処理場の中で、少なくとも今の環境基準に合わないもの、そして平成十四年に向けての環境基準に合わ...全文を見る
○櫻井充君 果たして十分な額なのかどうか、もう少し御検討いただきたいと思います。といいますのは、環境庁の方から、ダイオキシン分析体制の整備を目的に、当初五億六千万円予算を組んでおりました。これは、環境庁の方は大体五カ所だろう、五つの地方自治体ぐらいから申し出があるだろうというふう...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、新聞での報道によりますと、一つの自治体当たりの補助額を引き下げるというふうな報道がされていたんですけれども、そうではなくて満額満たされるということなんですか。
○櫻井充君 予算案はまだ決まっていないんですから、取る気になれば取れるんじゃないですか、その点についていかがでしょうか。
○櫻井充君 要望しているというのは、後から地方自治体が申し込んできたその額に満たすということですか。
○櫻井充君 大体、銀行救済に七兆五千億円入れているわけです。たった何億円の金を引っ張ってくるのは簡単なことじゃないですか。
○櫻井充君 政府にとって、小渕首相を筆頭としてダイオキシン対策はもう政府の一番重要な事業だというふうにおっしゃっているわけですから、本来であれば満額認めるような予算措置をとるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○櫻井充君 済みません。本当はあと幾つか質問があったんですが、時間になりましたので、これで終わらせていただきます。
03月29日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○櫻井充君 民主党の櫻井充です。  馳議員とちょっと重なるところがございますので、その点は質問通告の中でカットさせていただきたいと思います。  まず最初に、新聞報道によりますと、円借款の不良債権化、それから最貧国支援のODA債権の全額放棄等が報じられております。それの額が幾ら...全文を見る
○櫻井充君 新聞によりますと、不良債権化が大体四千四百億円ぐらい、それから全額放棄が一兆円ぐらいというふうに言われているわけです。これらに対して、今でさえ国内の財政難というか景気の悪化もあるわけですから、今後そういうふうな国に対してどういうふうな対応をされていくのか、御検討されて...全文を見る
○櫻井充君 今のお話の中でアフリカ諸国ということでしたけれども、実際アジアの国々の中でも債権放棄になってしまうかもしれない国があるというふうにも報じられているわけです。そこの中で、名前を出しにくいんですけれども、とある国は全く最初から返す気がないんじゃないかというふうに思われるよ...全文を見る
○櫻井充君 これらの国々に対して今後も同様の額の同じような格好でのODAを行っていくのかどうか、例えば日本の場合はグラントエレメントが世界の国々から見れば低いわけであって、つまり借款が多くて贈与の割合が低いわけですけれども、これまでなかなか借金が払えないような国に関してそのような...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと基本的なことをお伺いしたいんですけれども、日本にとって今後のODAというのは外交政策上どのような意味を持つというふうにお考えなのでしょうか。
○櫻井充君 ただ、一九八一年以降のODAの配分比率を見てみますと、技術協力費、それから無償資金協力費、国際機関への出資などほとんど変化がないわけであって、果たして政策判断があるのかどうかということがちょっと疑問だと思うんですけれども、その点についていかがでしょうか。
○櫻井充君 政策的な判断という中でいいますと、今のは出資比率の話で今度は相手国に対してですが、これは中国に対してですけれども、これまでの円借款のほとんどがインフラ整備に充てられておりました。開発は確かに進んではきているんですけれども、今度は中国では環境汚染が進んでいるというふうな...全文を見る
○櫻井充君 私が読んだものでは、地方では確かに環境案件をふやしてほしいという声があるんですけれども、中国の中央政府とはちょっと考え方が異なっているというふうに書いてございました。地方レベルの要望がなかなか中央に通っていかない。まるで日本と同じなんです。  ですから、直接地方レベ...全文を見る
○櫻井充君 環境についてこれだけ言っているのは、実は中国本土は二酸化硫黄の濃度が非常に高いわけです。結局、それが酸性雨の原因となります。中国で二酸化硫黄の濃度が高ければ、恐らく日本にも影響があるのだろうというふうに考えますので、そうすると中国の環境問題というふうなものを解決すると...全文を見る
○櫻井充君 ただ、発電所の場合二千カ所ありますので、なかなか難しいのじゃないかというふうに思います。  次に、JICAのことについてお伺いしたいんですけれども、海外長期研修制度の中に中央省庁の官僚だけを対象とした特別枠がございます。留学後はその官庁に戻るという、要するに援助のス...全文を見る
○櫻井充君 済みません、時間がないのでちょっと端的にお願いしたいんですが、要するにもう一つ問題になるのは官僚だけを対象とした特別枠を設けていることだと思いますけれども、その特別枠を設けているというか、目安というふうにおっしゃっていますけれども、それの人数枠というのは、大体の目安と...全文を見る
○櫻井充君 要するに国際協力に関係しない仕事についている人たちがいるわけですから、むだをなくするためには民間人の登用というのをもうちょっと考えていくべきだと思いますし、これまでは官僚が七割ぐらいいろいろ仕事に携わっていたみたいですけれども、民間人をもう少し活用することからいえばそ...全文を見る
○櫻井充君 最後に、情報公開をもう少しきちんとするようにしていただければというふうに思います。  これで質問を終わります。
04月15日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今回の法改正におきまして、患者さん、そして家族の方々にとっては一歩前進かなというふうに見ております。基本的に賛成なんですが、少し足りない点がありますので、その点について御質問させていただきます。  まず最初に、趣旨説明の中で「精神...全文を見る
○櫻井充君 今回の法改正においても、要するに基本理念が見えてこない、見えにくいというところがあるかと思います。つまり、大臣がおっしゃっていますように、確かに配慮しているというところは見えますけれども、はっきりこの法律はこういうふうな形でつくっているんだということを示すためには、や...全文を見る
○櫻井充君 昨年、法改正されました感染症予防法に関してですが、感染症予防法に関しては基本理念が第二条にございます。その第二条では、人権への配慮ということをきちんとした形でうたっております。そして、第三条の国、地方公共団体の責務のところにも人権を保護しなければいけないと、それから国...全文を見る
○櫻井充君 今、大臣がおっしゃった中で、最初の感染症予防法に関しても厚生省案の中にはそういうことがなかった、そしてこういう討論の中で人権に対しての配慮という言葉がここの中に盛り込まれたというお話がございました。  それとぜひ同じようなことを今この場でお願いできないか。つまり、厚...全文を見る
○櫻井充君 それではお願いなんですけれども、五年後に法改正がございます。そのときにはもう一度、一条から三条について人権の尊重なり人権への配慮という言葉を明示するということを御検討願えればというふうに思いますが、それは御検討願えますでしょうか。
○櫻井充君 確かにおっしゃるとおりだと思います。  なぜこんなにしつこく言うかといいますと、いろいろ不祥事がございました。例えば、平成七年十一月の神奈川県の福井記念病院の患者預金無断引き出し事件、平成九年二月の高知県の山本病院の院内暴力事件、昨年五月の新潟の犀潟病院の事件など、...全文を見る
○櫻井充君 大臣の発言の内容に関しては重々承知しております。ただ、今指定医という医者のことに関して大臣もおっしゃいましたけれども、こういう不祥事を起こしているのは医者だけではございません。看護婦さんの場合もございますし、それからそこの中の管理者の方々の場合もございました。  で...全文を見る
○櫻井充君 今の話を聞いていますと、そうするとほとんど指定医が責任を負わなければいけないというような感じになりますが、何か不祥事があった場合はすべて指定医の責任になるんでしょうか。
○櫻井充君 私も十数年医療の現場におりました。最近の医療で本当に大事なのは、看護婦さんとかいろんな方々を初めコメディカルスタッフの協力がなければ今の医療はやっていけないということになってまいります。しかし一方で、この間の横浜市立病院の事件のように患者さんを取り違える等、やはりコメ...全文を見る
○櫻井充君 今、システムという言葉が出ました。今回の人権問題にしても不祥事に関してもですけれども、結局この法律、今回の精神保健福祉法だけを改正すれば済む問題ではないというふうに考えています。  システムを確立するためには何といっても人の力が必要でございます。ちょっとこれは医療法...全文を見る
○櫻井充君 世界と比較したときに、患者さんに対しての医師の定数それから看護婦さんたちの定数というのはかなり低いんです。一般の医療の中と比較しても、精神病院の医師それから看護婦さんたちの数が非常に少なくなっています。もしわかればの範囲なんですけれども、ほかの国のデータがございました...全文を見る
○櫻井充君 これは手元にないだけであって、厚生省の中にはあるんでしょうか。あれば後で教えていただきたいと思います。
○櫻井充君 今やグローバル化といいますか、もう島国ではないんですから、世界のほかの国々で果たしてどういうふうなことが行われているかということはやはりきちんと調べるべきではないでしょうか。  クロイツフェルト・ヤコブが起こったのも、一九八七年にもうアメリカのJAMAの方では、人の...全文を見る
○櫻井充君 済みません、移送というのは応急入院ということで考えてよろしいんですか。移送していくというのは応急入院ということですか。
○櫻井充君 要するに、応急入院と移送で入院させるそこのシステムの違いは、そうすると保護者の同意があるかないかという一点でしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、移送する場合の手段といいますか、それは救急車ということになるんですか。
○櫻井充君 その移送先は応急病院ということになるわけですね。そうすると、今応急病院というのは全国で六十二カ所しかありません。我が宮城県はゼロでございます。こういうふうな場合、どうすることになるんでしょうか。
○櫻井充君 大体全国で何カ所ぐらいを予定しているんでしょうか、もしくはどのぐらいの数がなければシステムとして稼働しないというふうにお考えでしょうか。
○櫻井充君 先ほども申しましたように、精神病院というのは劣悪な条件となっています。医師の定数にしてもです。その中で、二次医療圏の中に幾つかを設ける。そうすると、当然のことながらこれまでの応急病院と全く違って、質がと言ったら怒られるんですけれども、救急を受け入れられるかどうかわから...全文を見る
○櫻井充君 今の一般救急の中でも受け入れ先はできているんですけれども、受け入れ先で必ずしもその専門の医者に当たっていないという場合もございます。ですから、昔は救急車の中でよく、よくと言ったら怒られますけれども、たどり着いたときには患者さんが亡くなるケースもございました。最近はそう...全文を見る
○櫻井充君 移送するというシステムをまずつくった、ほかに場所があるかどうかというのはわからないけれども、とりあえずシステムだけつくった。逆じゃないですか。つまり、移送先の病院がある程度確保できるということをきちんと踏まえた上でこのシステムをつくらなければ何の意味もないんじゃないで...全文を見る
○櫻井充君 病院のことに関してなぜこんなことを言っているかといいますと、八割が私立の病院でございます。しかも、診療報酬点数は物すごく低いわけです。そういう中で人員を確保しろということ自体がまず難しい状況ではないでしょうか。ですから、何度もそれができるのかどうかということを問うてい...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、応急病院に関してですが、我々の宮城県の中には今まで一個もなかったわけです。こういう場合、応急入院する場合はどうしていたんでしょうか。
○櫻井充君 今のは全然違うんじゃないですか。患者さんが出なければその病院がないなんて、そういう話じゃないんじゃないですか。それは全くおかしいんじゃないですか。そういう患者さんが出たときに困るから病院があるのであって、病院がないから今までなかったなんて、そんなばかな答弁はないでしょ...全文を見る
○櫻井充君 しつこく言っているのは、要するに十分な設備とか医師、看護婦さんたちが配置されている精神病院がかなり少ないということ、そこはやはり御理解いただきたいと思います。そして、くどいようですけれども、そういうために患者さんたちの人権が損なわれていたということがございますので、そ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、もう時間になりました。警察庁の方に来ていただいているので、最後に。  現在、精神障害者によって害を及ぼされている被害者の方々に対して犯罪被害給付制度があります。しかしながら、必ずしも十分な補償制度とは言えません。  例えば、両親が殺害された場合には孤児...全文を見る
○櫻井充君 時間が参りました。どうもありがとうございました。
04月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  最近の新聞報道によりますと、先ほどの方の繰り返しになりますが、鉄建建設が四千万円、東海興業一千万円、鹿島建設八千万円、大林組一億二千万円、大成建設三千万円、それぞれリベートを政府の役人などに支払ったというふうな新聞記事がございました...全文を見る
○櫻井充君 しかし、スハルト時代にはあったということをまずインドネシアの投資調整庁のハムザ・ハス長官が言っているわけです。この方が言っているにもかかわらず、ないということなんですか。その根拠は何ですか。
○櫻井充君 なぜそれがインドネシア政府に任せっきりになるんですか。外務省は何をやっているんですか。
○櫻井充君 新聞記者がそういう関係者に聞くことはできて、外務省は聞くことができないんでしょうか。  鉄建建設の場合には、仲介したウジンダ社の幹部は読売新聞社の取材に対し、金の八割をスハルト前大統領の秘書的な存在だった国家官房、国家開発企画庁、運輸省、それから陸運送局、工事担当チ...全文を見る
○櫻井充君 このODAの事業費というのは税金ですよね。日本国民の税金ではないでしょうか。そうすると、日本国民に対しての責任はだれがとることになるんですか。外務省ではないんですか。
○櫻井充君 それでは、読売の四月八日付ですけれども、建設省は海外でのリベート横行は無視できないと判断し、ODA委員会の加盟三十五社を集めて不正競争防止法を守るように注意したと。もう建設省はここであったということを認めているわけですよ。なぜ建設省と外務省との判断が違うんですか。
○櫻井充君 新聞報道じゃなくて、新聞報道にはちゃんと建設省は注意したと、ODA委員会の三十五社を集めて不祥事をなくせと。新聞報道じゃなくて、建設省はもう注意しているわけです、事実。なぜ建設省と外務省と考え方が違うんですか。
○櫻井充君 そうすると、建設省は事実の確認もしないけれどもこうやって注意したと、そういうふうに外務省はおっしゃるわけですね。
○櫻井充君 つまり、要するに建設省は不正があったかどうかわからないけれどもどうも注意したらしいということですか。
○櫻井充君 じゃ、こういうふうに横行しているということは無視できないと書いてある、これは新聞報道がうそだということですね。読売がうそを書いているということですね。
○櫻井充君 とりあえず新聞記者、これを書いた方をまず私は参考人として呼んでいただきたい。それから、ついでにと言うと怒られそうですけれども、アジア経済研究所の地域研究部長だった三平さん、そして上智大学の村井教授、この方を参考人として呼んでお伺いしたい。そして、建設省ももし可能であれ...全文を見る
○櫻井充君 私は、実は新聞じゃなくて、海外でこういう事業に当たっていたあるゼネコンの方に直接お会いして、もうすべてをお伺いしております。そこの中で、どういう場合にお金を渡すのかといいますと、例えばコンサルという仲介業者がございますが、そこが決まった時点でまず一つは向こうの政府の方...全文を見る
○櫻井充君 まずどの機関がチェックするんでしょうか。
○櫻井充君 余りよくわからなかったんですけれども、後で資料をうちの事務所にいただければと思います。そして、調達というところは、ほかの省庁ですけれども、余り信用できないような印象を受けておりますので、できればきちんとした形で、どういうふうなところでチェックできるのか、そこを見せてい...全文を見る
○櫻井充君 答えは最後の一行だけでよかったわけであって、だらだら時間を使わないでいただきたい。  これは日本国民の税金を使っている事業です。なぜ国民にそういうことが知らされないんでしょうか。こういう情報がなぜ公開されないんでしょうか。
○櫻井充君 ですから、八九年以降を公表しましょうという姿勢に変わったんだったら、その前のやつだって公表してもらったって構わないわけですよね。そうじゃないでしょうか。
○櫻井充君 それでは、金は出すけれどもその後の流れというのは外務省はほとんどチェックしない、後は相手国にもうお任せしますよと、そういうふうに考えてよろしいんですか。
○櫻井充君 ちょっと言っていることと答えていただいていることが違うのでもうあきらめますが、ODAの大綱のところに、とにかく「我が国の政府開発援助を巡って不正や腐敗を惹起しないよう十分配慮する。」、そして「内外の理解と支持を得る方策」として「情報公開の促進」と書いてあるわけです。で...全文を見る
○櫻井充君 ダム建設のために塩害が引き起こされた地域は何カ所でしょうか。
○櫻井充君 それはダムをつくってから何年後に調べに行ったんですか。
○櫻井充君 塩害というのは大体何年ぐらいで起こるか御存じでしょうか。
○櫻井充君 塩害というのは十年ぐらいの単位で起こってくるわけですよね。つまり、最初の時点では乾期にも水を張ることができるから二期作、三期作ができる、そして米の収量も上がるということでいいわけですけれども、ところがそれが何年か続いていけば塩害が起こってきて、結局稲がつくれなくなって...全文を見る
○櫻井充君 それは商品を供与したところまでですよね。その後、向こうはその物を売ったりして政府がお金を手に入れて、その後事業を起こしているわけですね。その後のことをお伺いしたいんです。
○櫻井充君 時間が来たので終わりますが、私は基本的にODAに反対しているわけでも何でもなくて、国民の税金が使われているわけですから、国民の方々がまず納得されるようなお金の使い方をしていただきたいことと、そしてそのお金が相手国の本当に国民の方々のためになるようなそういう使い方をして...全文を見る
05月31日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○櫻井充君 民主党の櫻井充です。  実は、前々回のこの行政監視委員会の中で参考人質疑の要求をいたしましたのは私でございます。きょうは三人の方々から貴重な御意見を賜りましてありがとうございました。  どういう経過で参考人の要求をしたかといいますと、読売新聞に一連のODAのリベー...全文を見る
○櫻井充君 再度杉下さんにお伺いしたいんですけれども、外務省はとにかく知らないと言っているわけですが、これはくどいようですが事実を確認されて記事にされているわけですよね。
○櫻井充君 済みません、くどいんですけれども、そうしますとこれを外務省が知らないということになれば外務省の調査が足りないというふうにこちら側は指摘して構わないことでしょうか。
○櫻井充君 新聞社にコンタクトがないだけではなくて、彼らは一応調べたというふうな話をしていて、調査したけれどもないんだと。ですから、そうなると外務省の調査の仕方にも問題があるのかと思いますが、その点に関してはいかがでしょうか。  つまり、読売新聞社に聞いたとか聞かないとかではな...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっと不適切だったかもしれないのでおわびしておきます。  ODAのチェックに対して国会の関与というふうなものが必要だということはお三方お考えかと思いますけれども、ここから先なんですが、国民の税金が使われていて、そして相手国、被援助国のところに行ったお金...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございました。
06月02日第145回国会 参議院 本会議 第24号
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○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約の締結について承認を求めるの件に対し、小渕内閣総理大臣及び関係大臣に質問いたします。  現在、国連で採択された人権に関する条約...全文を見る
07月06日第145回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○櫻井充君 民主党の櫻井充です。  インターネット通信だけお伺いいたしたいと思いますけれども、この法律をつくった時点におきまして、インターネットといってもいろいろございます、具体的にどのような通信方法に関して想定されてつくられたんでしょうか。
○櫻井充君 まず最初に電子メールについてお伺いいたしますけれども、傍受の場所はどこを想定されておりますか。
○櫻井充君 繰り返しますが、そうすると、サーバーのところかもしくは端末とサーバーの間だけで、プロバイダーから次のプロバイダーに移る部分のところでは傍受は行わないということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 それは技術的にできないということであって、技術的に可能になればこの法律ではできるということですか。
○櫻井充君 要するに、技術的に可能になればこの法律上はできるということですね。そこだけお答えください。
○櫻井充君 先ほどメールボックスのところについてのまず話がございましたけれども、メールボックスのところに蓄えられているものに関しては差し押さえだということでございました。その場合には押収目録が提示されるんでしょうか。
○櫻井充君 その押収目録の中身というのは、メールボックスにためられていた電子メールということで目録は作成されるんですか。
○櫻井充君 そうしますと、今度はメールボックスにたまっていなかったものに関して、まあ次々新しい手紙が参ります、今度はそれに関して言えば、その後は通信傍受法案ということになります。この場合には目録は提示されないんですよね。
○櫻井充君 目録は提示されないんですよね。
○櫻井充君 そうしますと、同じものをとって、片側はたまっていたと。たまっていたものに関しては、ある個人なり立会人の方にきちんとした形で、こういうものを差し押さえましたということを示す。しかしながら、同じメールでありながら、飛び込んできたものに関しては、立会人、特に本人にもですけれ...全文を見る
○櫻井充君 同じEメールでも、たまっていたものに関しては立会人の方々にきちんとした形で提示しているわけです。こういうものを持っていくんですよということをきちんと提示しているわけですよ。ですが、今回の傍受法案の場合にはそういうものをきちんと提示しないじゃないですか。同じEメールであ...全文を見る
○櫻井充君 でも、先ほど立会人の方には押収目録は交付するというふうにお話しになりましたね。そうしますと、今回も立会人の方にこういうものを傍受しましたよという形で交付しなければ整合性はないんじゃないですか。
○櫻井充君 差し押さえの場合には、持っていったものを全部きちんと目録として交付するわけじゃないですか。今回のものに関して言ったら全部は交付しないじゃないですか。今回こういうものを持ってきましたというのは、刑事訴訟の場合の証拠になったものだけであって、それ以外のものに関しては全く交...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと委員長にお伺いしたいんですけれども、私の言っていることが伝わらないことでしょうか。もし伝わらないのだとすれば、あえて法務大臣にお伺いしたいんです。  同じEメールでありながら、ある時点を境にして、立会人にこういうものを押収したのだということをすべて交付しなけ...全文を見る
○櫻井充君 どうも私の言っていることが理解されていないような感じのところがあるんです。  要するに届いてきたメールに関して言っているんです。発信するメールじゃありません、届いたメールです。メールボックスにどんどんこれから送られてくるわけです。そのメールボックスにためられているも...全文を見る
○櫻井充君 情報を持っていくという点では同じです。情報を持って帰るという点では全く同じです。  先ほど適正という言葉を使われました。私たちはこの法律は適正じゃないと思っているからこういうことを聞いているわけです。なぜならば、個々人のプライバシーというふうなものを守っていくために...全文を見る
○櫻井充君 全く同じことなんですが、それは違うとただおっしゃっているだけだと私は思います。ほかにお聞きの方はどういうふうに考えているかちょっとわかりませんけれども。  それでは、差し押さえた場合になぜ今まで押収目録を交付しなきゃいけなかったんですか。
○櫻井充君 ですから、今おっしゃったとおり、別に立会人じゃなくてもいいんです。そして、適正担保とおっしゃいました。つまり、どういうものを持っていったかわからないんじゃ困るから、その人たちのプライバシーを守るためにきちんとした形で提示するという意味での目録の交付です。  と考えれ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、電話は差し押さえなんかないんです。電話は差し押さえないんです。電話とそんなものを一緒にされるからこの法律もおかしいんです。本当はインターネットと別にしなきゃいけないんです。それをごっちゃにしているからです、答弁もそうなんです。電話は差し押さえないんです。 ...全文を見る
○櫻井充君 今の答弁を聞いている分には、ちょっと理解していると思えないし、もうあと時間がちょっとしかないので、インターネットを理解しているのかどうかちょっとお伺いしたいんです。  例えば、こういう場合が起こったらどうするかです。プロバイダーも端末を持っている人も同じ組織の中で犯...全文を見る
○櫻井充君 その根っこのところを傍受した際に、全く関係ない人たちのものも入っていく可能性があるわけです。それも傍受されますか。
○櫻井充君 では、済みませんけれども、ログは記録しない、ログはとらないということですね。
○櫻井充君 ということは、ログをとるんですね。ログをとるということでいいんですね。
○櫻井充君 ログをとるということは、ここに書いてある、被疑者と思われる番号、符号だけを特定してとるということに違反するんじゃないですか。今の行為は全く違法しているじゃないですか。番号、符号なんという、そういういいかげんなことを書いているからだけれども、今おっしゃっているのは明らか...全文を見る
○櫻井充君 では、例えばオウム真理教にしましょう。あのぐらいの巨大組織であれだけコンピューターをつくっているところは、実はサーバーなんというのは持っているわけであって、そういうところに加担したい信者と加担したくない信者といるわけです。そういう場合はどうなりますか。
○櫻井充君 それはこの法律でどこに書かれているんですか。
○櫻井充君 そうしますと、もう一つ聞いておきたいんですが、プロバイダーのところのサーバーならサーバーでもいいんですけれども、そういう一次のプロバイダーで通信傍受をするとか、そういうことはもうやらないということですね。
○櫻井充君 もう時間になりましたので、先ほどのメール自体の差し押さえと傍受の件から、同じメールでありながら全く違う扱いを受けるというか、受け取るべき本人にとって全く違う扱いを受けてくる。非常におかしなシステムだというふうに私は思っています。ほかの委員の方がどういうふうに思われてい...全文を見る
07月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○櫻井充君 今の馳さんの意見に本当に賛成なんですけれども、やはり松さんもおっしゃっていましたとおり、まず基本法を作成すべきではないか。特に、杉下参考人がおっしゃっていましたけれども、国会の介入が必要であるというふうなことから考えても議員立法でぜひ基本法を作成していただきたいという...全文を見る
08月12日第145回国会 参議院 本会議 第45号
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○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました陣内法務大臣の問責決議案に断固賛成の立場で討論いたします。  本日、組織犯罪対策三法、そして住民基本台帳法が、国民から信任されていない、ゆがんだ数の力で成立いたしました。昨年の七月の参議院選挙で打倒自...全文を見る
10月26日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充でございます。  私はジェー・シー・オーの方はお呼びしていないんですが、一問だけ、ちょっと確認の意味だけでお願いしたいんです。  先ほど内藤さんの質問に対して、臨界の可能性があるというふうに判断したのが十時四十分というふうにおっしゃっていま...全文を見る
○櫻井充君 わかりました。どうも済みませんでした。  内藤さんに引き続きまして、東海村の事故について医学的な見地からいろいろ質問させていただきたいと思います。  今回、被曝された人が全部で六十九人いらっしゃいますけれども、その被害の状況といいますか、どのぐらいの放射線量を浴び...全文を見る
○櫻井充君 まず、六十九名の方はホール・ボディー・カウンターを使われているんだろうと思いますが、残りの住民の方々に関してはホール・ボディー・カウンターは用いて検査されているんでしょうか。
○櫻井充君 七名の作業者の方ですけれども、この方々は、なぜまずとりあえず検査しようということになったんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、その七名の方もたまたま希望していて、そこの場所にいてまとまった方が放射線の被害を受けたというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 先ほど、あと千八百何名の方に関して一応検査をして異常がないというふうな話でしたけれども、恐らく基本的には白血球等をはかられていると思います。  しかしながら、リンパ球に関して異常が出るというふうなもの、異常がなければ全く問題ないというふうに、まずこちらからお伺いした...全文を見る
○櫻井充君 基本的には、中性子自体が今回はかられていませんけれども、その後はかるようになっていますし、とりあえずガンマ線は調べられているかと思いますけれども、地域における大体、マップというんでしょうか、ジェー・シー・オーがあってその周りのところ何メーターぐらいでのガンマ線の線量と...全文を見る
○櫻井充君 モニターはなされていなかったんでしょうか。  つまり、例えば茨城県はたしか六億円かけて感知システムなどをつくっていたはずですけれども、今回その感知システムも役に立っていないというようなことですが、基本的にはいろいろな場所でサンプリングを行っているはずです。それによっ...全文を見る
○櫻井充君 つまり、何でこんなことを聞いているかといいますと、基本的にはもう被害を受けた方々の中性子の量をはかることはできないわけです。そうしますと、本来ですと中性子がどのぐらいの範囲まで及んだか、もしくは中性子がはかれないとなれば、例えばナトリウム24をはかるとか、そこから出て...全文を見る
○櫻井充君 被曝の急性期に関しての問題がある人は今三人かと思います。しかしながら、本来中性子を浴びた場合の一番の大きな問題というのは、DNAが切断されること、DNAが傷つけられることかというふうに考えます。  今回の六十九人の方々の中で、遺伝子に関して全く問題ないというふうにお...全文を見る
○櫻井充君 答えになっていないと思っているんですけれども。  要するに、ではその後、この方々の健康管理というふうなものは、だれがと言った方がいいでしょうか、どこがと言った方がいいでしょうか、責任を持ってまず見られるのかどうかということですね。
○櫻井充君 もう一度お伺いしたいんですけれども、そうすると先ほど検査した人に関しては、安全だと、あなた方は問題ありませんよというふうにはおっしゃっていないということなんですか。
○櫻井充君 ちょっとお伺いしたいんですけれども、放射線を浴びた際に中性子を浴びた場合には、リンパ球そのものが壊されるんですか、それとも造血幹細胞がやられるんですか。
○櫻井充君 リンパ球の寿命は何日ぐらいか、御存じでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、要するに白血球をはかった時間によって必ずしもそれははっきりわかるわけじゃないわけです。つまり、直後であればあるほど白血球の減る確率は非常に低くて、それから一週間もたてば、造血幹細胞のやられ方にもよりますけれども、その後の回復過程もあるわけであって、リンパ...全文を見る
○櫻井充君 私、ちょっと実際数値は持っていないからはっきりわからないんですが、これも話を聞いたところによりますと、作業員の方の被曝量が若干多いような、ホール・ボディー・カウンターでの測定値ですけれども、体外被曝だけではなくて経気道的に入ってくるなりの体内被曝もあったんではないかと...全文を見る
○櫻井充君 では、早い時期にそのマップをまず公表していただきたい。そうじゃなければ住民の方々の不安が取り除けないんだろうというふうに思います。  今回の事故においてある程度防ぐことができたというのは、まず作業員の方なんだと思うんです。先ほど、十時三十五分に事故があって十時四十五...全文を見る
○櫻井充君 救急隊の話をしているのであって、三百五十メーター云々というのは後からの話なんですけれども。  その後どうなったかといいますと、国立水戸病院に搬送されることになりました。国立水戸病院での反応はどうだったかというと、最初から放医研の方に送ってほしいというふうに放射線科の...全文を見る
○櫻井充君 私はお医者さんに聞いたんです、ちゃんと。推察で言わないでください。  では、一次を飛ばしてなぜ二次に行ったんですか。
○櫻井充君 済みません。第一次医療の準備ができていないというのは、体制がないということですか、それともその時点で整わなかったということですか。これは非常に大事なことですから。
○櫻井充君 我々の感覚からいうと、かなりのんびりした対応だと思うんですよ。はかるのが一次で、それがわかってから治療ということになるんですか。本来一番最初に医療活動をやらなきゃいけないのは何だか御存じですか。
○櫻井充君 はっきり言っておきますが、そういう方がつくっているからまともなマニュアルができないわけですね。例えばこういう救急の状態になって、特に放射線の被害だとなったときには、傷をつけないようにすることがまず一番大事なことです。そうしますと、例えばちょっとしたことで挿管しようとか...全文を見る
○櫻井充君 そうですよね。そうすると時間が非常に重要になるわけです。そうすると、そういう処置はなるだけ早くにやらなきゃいけないわけです。そんな、一次がここでござい二次はここでございみたいな、そういう処置じゃ間に合うわけないじゃないですか。  私は宮城県の選出ですが、宮城県にも女...全文を見る
○櫻井充君 実際に今、原発はまだ動いているわけでして、原発に対しての不安感というのは物すごく強くなってきています。そういうふうな中で何をすべきなのか、もっと早くやらなきゃいけないことはやっぱり早急にやってもらわないといけないと思うんです。  宮城の場合も女川に原発がありますが、...全文を見る
○櫻井充君 これはちょっと、済みません、急な質問で申しわけなかったんですが。  もう一つアメリカの場合には、先ほどスタッフがいないから巡回できないとか、いろんな仕事があるから巡回できないんだというようなお話をされていました。しかし、アメリカの原子力の安全委員会というんですか、そ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとまた順番が前後するんですけれども、先ほど、被害を受けた方が六十九人いますが、この方々は被曝者というか、そういう認定は受けられることになるんでしょうか。
○櫻井充君 それからもう一つ、これが防げたというのも、恐らく線量が少なかったんでしょう、多分大丈夫なんだろうとは思うんですけれども、事故が起こったのが十時三十五分で、三百五十メーター以内の人は避難しなさいという避難勧告が出たのが三時三十分なわけです。  先ほども言いましたが、時...全文を見る
○櫻井充君 要するに、五時間という時間が早いか遅いかということを聞いているわけです。
○櫻井充君 今回のが、早かったか遅かったか適当だったかと聞いているんです。
○櫻井充君 答えになっていませんよ。
○櫻井充君 早いか遅いかしか聞いていないんだよ。
○櫻井充君 危機管理がないんでしょう。  では、もう一つ聞いておきますけれども、十時半に今度は十キロ以内の人は屋内退避ということになりました。この時点でまだ臨界は終わっていないわけです。臨界が終わっていなくてなぜ屋内退避なんですか。
○櫻井充君 中性子は屋内に隠れようが何しようが関係ないんですよ、全部突き抜けてくるんですから。屋内に入ってもしようがないわけでしょう。アルファ線やベータ線はそれは防げるかもしれないしガンマ線はある程度のものがあれば防げるかもしれないけれども。  そういう意味で言えば、しかもジェ...全文を見る
○櫻井充君 距離が遠くなればいいんだというふうに考えるなら、基本的には避難してくださいと、少しは遠くへ行ってくださいということになるんじゃないですか。  あと、厚生省の方をお呼びしているので最後の質問に行きますが、とにかくチェルノブイリの事故の後もそうだったんですけれども、こう...全文を見る
○櫻井充君 適切な対応というのはどういうことでしょうか。つまり、患者さんをどのぐらいとまず想定しているのか、そしてそれに見合うだけの治療する医者がいらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、やはり今回の事故で医療の面での救急体制もきちんとでき上がっていませんし、それから実際のところ、放射線のこういうものに対しての救急医療のガイドラインはまだでき上がっていません。昨年の七月に、ある意識を持ったお医者さんたちが集...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、銀行の貸し渋りが続いていまして、そういう意味では商工ローンを必要とされた方々もいらっしゃったのかもしれないと思います。銀行から貸し渋りを受けているようなそういう企業に、松田社長にお伺いしたいのですけれども、なぜ商工ローン...全文を見る
○櫻井充君 九八年六月の金融ジャーナルの「この人と語る」の中で、銀行の貸し渋りは簡単には解消しない、そして銀行がさらに融資を締めてくると、要するに我が社にとってはフォローの風が吹いているということを実際に対談でおっしゃっていますね。今、銀行の貸し渋りは関係ないと言っているけれども...全文を見る
○櫻井充君 余り答えになっていないんですが、要するにある程度のリスクを冒して貸し出しているわけですね。銀行ではこれだけのリスクがあって貸し出せないというところに、ある程度のリスクを背負って貸し出していることは間違いないですよね。その点について、イエス、ノーだけでお答えください。
○櫻井充君 私は銀行の貸し渋りが悪いというのは根本的にあると思っているので、その点についてお伺いしたかったんですけれども。  それともう一つ、利息の問題がやはりあると思うんです。それだけのリスクを背負ってやっていくと。平均の利息が二一%ということも前に新聞に書いてありましたけれ...全文を見る
○櫻井充君 ということは、かなり貸し倒れがあるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そこで、貸し倒れした企業というのはどのぐらいあるんでしょうか。昨年一年間なら昨年一年間で結構ですけれども、企業の件数かもしくはそのときの金額か、どちらか教えていただきたいんですが。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 率に直すとどのぐらいでしょうか。
○櫻井充君 金額については幾らぐらいでしょうか。でなければ、日本信用保証ですか、もしくはこの方がいいかもしれません。本人ではなくて保証人に債権の支払い義務が生じた件数かその割合、そして金額について教えていただけないですか。
○櫻井充君 そうすると、全体の何%ぐらいになるんでしょうか。
○櫻井充君 こうやって中小企業の方々に貸されていて、自分たちは中小企業の味方である、救世主であるというようなことも言われておりました。コマーシャルでも訴えられていたかと思いますけれども、急に広告を取りやめられた理由は何なんでしょうか。
○櫻井充君 これはテレビ報道というか、あの新井容疑者が捕まったその一件でやめたということですか。それとも、ほかのところで、随分各地で裁判が起こっています。そして、これまでは日栄がずっと勝利をおさめてこられたようですけれども、最近の裁判を見てまいりますと債務者の方々の方が勝利をおさ...全文を見る
○櫻井充君 つまり、社会に対して何らかの理由があったから取りやめているわけですよね。それは新井容疑者の一件があったから取りやめたんですか。それとも、商工ローン自体の、あの方だけではなくてほかのところでもいろいろ言われているわけですね。例えば暴力団の名前をかたって取り立てをしたとか...全文を見る
○櫻井充君 今、暴力団の方々と知り合いがいないというふうにおっしゃいましたけれども、会津小鉄会の四代目の高山登久太郎さんとは御面識がおありでしょうか。
○櫻井充君 日栄本社が平成八年三月に本社ビルを建てていますけれども、そこの清掃業務を行っているのはどこの会社でしょうか。
○櫻井充君 これはもしかしたら私の調べたことが間違いかもしれませんが、そこのビルの清掃業務を委託しておりますよね。そこの会社の社長さんは、社長といいますか実質経営しているのは高山義友希さんといって、高山登久太郎さんの御子息ではないでしょうか。
○櫻井充君 もう一度確認したいんですけれども、今私が申し上げましたその清掃業務を委託した会社を実質経営している方は高山義友希さんでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 一部上場企業の社長さんでいらっしゃいますよね。そうしますと、大体どこで何をやっていると、しかもいろいろ調べてみますと、御自分で社長室のほかにいろんな部署に行って全部自分で仕切らなければ気が済まないたちなんだというふうに書いてありますね。  そうしますと、もう一度繰り...全文を見る
○櫻井充君 では、そうすると、その方に清掃業務を委託しているということでよろしいわけですね。それは委託した場合にたまたまその方だったということですか。清掃業者を委託しました、委託したところ、たまたまその人だったということなんでしょうか。
○櫻井充君 今、と思いますとおっしゃいましたが、一事が万事、松田社長が決めなければこの会社は動かないはずですから、と思いますではなくて、あなたがこの方、ここの会社にしましょうというふうに決めたわけですよね。そうじゃないんですか。
○櫻井充君 そういう方だったと、今、清掃業務を委託している方がそういう方だったともしおわかりになったとしたら、そうだとした時点でこの会社への清掃業務の委託というのはこのまま継続されるんですか。
○櫻井充君 この議論の最初に戻りますと、そういう暴力団の方々との知り合いは全くないという最初はお話でしたね。最初は全くないという話だったと思います。しかしながら、高山登久太郎さんという名前を出したときに、面識はあるというお話になりましたね。この時点から松田さんのお話が本当に信用で...全文を見る
○櫻井充君 ただ、取り立ての際に会津小鉄会の名前が出たりしていることもあるわけですよね、実際にこれは。ですから聞いているんです。  それともう一つ、ちょっとこれは大島社長にお伺いしたいんですけれども、大島社長は商工ファンドをつくられる前に日栄の職員として働いておられたと思います...全文を見る
○櫻井充君 そういうことは結構です。どういう印象をお持ちだったか、そのときに。そのことだけで結構です。
○櫻井充君 要するに、リーダーシップが強いということは一人で全部やられているということですよね。そうとってよろしいんですか、大島社長にお伺いしたいんですけれども。
○櫻井充君 しかし、そのときにリーダーシップというふうなことを強く感じたというふうに今おっしゃいました。では、何についてそれだけ強く感じたんでしょうか。
○櫻井充君 プレゼンスが高いということは、各部署に大きな影響力を持っているというふうに考えていいわけですね。
○櫻井充君 その上で松田社長にもう一度お伺いしたいんですけれども、一連のことに関して私は知らないというふうによくおっしゃいます。あれだけの人数がいて、一部上場会社の社長がそこまで細かいことは知らないんだというふうにおっしゃいますが、しかし現にそこに勤められた方が、強烈なリーダーシ...全文を見る
○櫻井充君 いずれはっきりしてくることなんだろうというふうに思いますけれども、とにかく今のお話は、今回の一連のことに関しては会社ぐるみではないというふうにおっしゃりたいわけですね。
○櫻井充君 暴言を吐いているのは恐らく回収のときだけであって、最初は決してそんなことはないんだと思うんですよ。  では、もう一つ根保証についてお伺いしたいんですけれども、金融監督庁のこれまでの解釈からしますと、十七条の二項については最初貸し付けたときだけであって、証書を出せばい...全文を見る
○櫻井充君 今、社員教育の話が出ましたけれども、日栄さんの社員の方々の平均勤続年数が三年とやたら短いんですよ。こういう短い期間で本当に周知徹底させるということができるのかどうか。できないですよ、恐らく。  では、なぜ勤続年数がたった三年と短いんですか、その点についてお答えいただ...全文を見る
○櫻井充君 時間になりました。後は同僚の浅尾議員にお任せしたいと思いますけれども、この問題は確かに商工ローンの業者の方々の問題もあるかもしれないけれども、私は銀行の貸し渋りのこともあると思うし、そしてもう一つはこの制度自体の問題もあるんだと思うんです。  ぜひ委員長にお願いして...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。今回は健康被害についてのみ御質問させていただきます。  まず、六十九人の被曝が認められた方々についてですけれども、中性子の障害といいますのは、急性の障害ともう一つは晩発性の障害でございます、要するにDNAが傷ついてということになりますけ...全文を見る
○櫻井充君 健康被害については、私、この間の決算委員会で質問した際にも、フォローアップをきちんとするというようなお話があったかと思いますけれども、結局、最初に白血球、リンパ球をはかって、そしてホール・ボディー・カウンターか何かで線量を計測した。それだけで、その後はそうすると何一つ...全文を見る
○櫻井充君 答えになっておりません。私は、その後、その六十九人の方々のフォローアップをまずしているのかしていないのかということを聞いているわけです。そのことについてはいかがですか。
○櫻井充君 六十九人の方の再検査でしょうか。そして、その再検査はどういう検査をされているんですか。遺伝子について六十九人の方は検査されていますか。最後の質問だけでいいです。六十九人の方の遺伝子の検査はされているんでしょうか、されていないんでしょうか。
○櫻井充君 なぜ六十九人の方のDNAの検査をされていないのか、その理由をお答えください。
○櫻井充君 答弁が最後違っていると思いますけれども。  要するに、これは検査をしても意味がないというふうに京大のある先生がおっしゃっているんだろうというふうに思います。これは、やるかやらないかというふうなことを、なぜやらなかったのかということの理由をお答えいただいたんでしょうが...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、科学技術庁はこの検査をやることは意味がないというふうにおっしゃるわけですね。
○櫻井充君 今の長官の答弁は、現時点の判断ではやらないということですよね。  それはやはり、意味を持たないと。検査というのは、我々医者は意味があるから全部やっているのであって、長官は意味がないからやらないということですよね。そうとってよろしいんですよね。
○櫻井充君 この検査は、皆さんぜひ知っていただきたい。おしっこを二ccとるだけです。一検体調べるのに一万円もかからないんです。六十九人分がどうしてやれないんでしょうか。このデータをとることによって安全か安全でないかということ、損傷を受けたか受けないかということがわかるんですよ、た...全文を見る
○櫻井充君 それじゃお伺いしますけれども、中性子線で、そして人が中性子線を浴びたデータはございますか、この中に。皆さん、そういうふうなデータをお持ちですか。人での中性子線のデータはありますか。
○櫻井充君 ないということは、今までの根拠は全くならないということです。  そして、もう一つお伺いしますけれども、健康のフォローアップというのはどういう検査をして今後見ていくんですか。
○櫻井充君 具体的な検査を教えてください。要するに、その後のフォローアップしていくときの具体的な検査の内容を教えてください。どうされるんですか。私はこの検査が必要だというふうに思っているからそれは言っているのであって。
○櫻井充君 私は、この検査は科学技術庁はやってくださると思っておりました。やはり人の体を心配するのであれば、わかるかわからないか、今のところ科学的に証明されていないかもしれない、しかしながら、わかる可能性があるものであれば、私はこの検査をやっていただけるものだと思っておりました。...全文を見る
○櫻井充君 その五時間かかったということに関しても妥当だというふうにお考えなんでしょうか。  この間、決算委員会でもやはり話になったんですが、推測値で、今後出てからいろいろ検討しますというお話になっておりました。九月三十日の午前十一時、要するに二十五分後には八十メートルの地点で...全文を見る
○櫻井充君 済みません、もう時間になってしまいました。  ぜひお願いがございます。今の答弁で果たして住民の方々の健康被害というふうなものが、このことがきちんと図られるというふうにお考えでしょうか、皆さん。ぜひもう一度委員会を開いていただきたい。一回だけじゃないと思います。  ...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○櫻井充君 ちょっと確認させていただきたいんです。今の内藤議員のいろいろ質疑を聞いておりまして、根本的なことをお伺いしたいんですけれども、この二法案が成立すれば今回のような事故は本当に起こらないんでしょうか。そういうふうに理解してよろしいんですよね。
○櫻井充君 今回の答弁をずっと聞いておりまして、きょうのだけじゃないんですけれども、想定外ということをよくおっしゃいますけれども、今回のこの法案はどの程度の規模の原子力災害というものを想定されてつくられているんでしょうか。緊急のときに。どの程度の規模かということは質問通告している...全文を見る
○櫻井充君 逆じゃないですか。普通はどういうことを想定したから法律をつくるわけですよ。法律をつくってから今後どういう事故に対応するかというのは、これはおかしいじゃないですか。要するに、原子力発電所で一基何か事故が起こって、チェルノブイリクラスのことも想定してこの法律はつくられてい...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、かなり大きいものもすべて想定しているということですね。そう考えていいわけですね。
○櫻井充君 それでは、法案についてお伺いしたいんですけれども、この法案の第四条に「国の責務」とございます。基本的なことをお伺いして申しわけないんですが、この「国」とは一体何を指しているんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、長である内閣総理大臣は含まれないということでしょうか。
○櫻井充君 もう一つ、素朴な疑問なんですが、行政側の方が責任をとられたことというのは僕は余り見たことがないんですけれども。こういう法案があって、責務があって、ほかの人たちの責務もあるんです。それで、ほかの方々には罰則規定があるんですよ。ですが、国なり行政側の罰則規定がないというの...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、行政側というのは、例えばこれは国の責務のところにございますが、こういうことで例えば遂行しなかった場合も、責任はそうすると、まあ責任というか、何も責められないということになるわけですね。
○櫻井充君 繰り返しますが、この法律上は担保されていないけれども、ほかの法律でそういう責任は問えるというふうに考えてよろしいわけですね。
○櫻井充君 そうしますと、この法律を理解するためにちょっと具体的な例を挙げさせていただきたいんです。これは済みません、通告ないんですけれども、例えばの話です。  例えば、ここにジェー・シー・オーのパンフレットがございます、こういうパンフレット。(資料を示す)ここに安全管理と言っ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、ちょっと記憶が違っていたかもしれませんが、たしか九三年からジェー・シー・オーに立入検査していなかったはずなんです。もしくは立入検査したとしても、作業をしていなかったか何かで、結局ああいう実態はつかめていないんです。その点についてはこれはどうなるんですか。そ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、この法律が通ってからは、今回と同じようなことがあれば、これは国が責任を問われるというふうなことになるわけですね。
○櫻井充君 では、そうしますと、済みません、ちょっともう一つ別な観点からお伺いしたいんですけれども。  「原子力災害対策本部の設置、」とございます、「国の責務」の中に。これは、ただ設置すればいいというものじゃなくて、いかに早く設置するかということがポイントになるかと思いますが、...全文を見る
○櫻井充君 これは今回の事故を踏まえた上での法律ですよね。そうすると、少なくとも目標とする時間ぐらいあるじゃないですか。目安とする、基準とする時間ぐらいあるじゃないですか。どのぐらいを想定されていますか、どのぐらいでやはりつくらなきゃいけないと。じゃなければ、この法律じゃなくても...全文を見る
○櫻井充君 では、ちょっとお伺いしますが、今回の事故で対策本部というのは何時にできたんですか。事故発生後、何時間後ですか。
○櫻井充君 事故の第一報があったのはたしか十一時十五分だったかと思いますけれども。事故があったのは十時三十五分で、この間、参考人で来られたジェー・シー・オーの方々が臨界かもしれないということを報告したのは十一時十五分だったというふうに私は聞いております。  ですから、今回のこと...全文を見る
○櫻井充君 今までこういう対策本部なり避難勧告なりが適切に行われたかどうかということに関してお答えがなかったんですが、要するに今回やはり設置に関しては遅かった、もう少し早くできたんじゃないかというふうに考えてよろしいわけですよね。
○櫻井充君 そうしますと、今回のこの法律によって、例えば今回みたいに遅かった場合、設置までに時間がかかった場合には、国の責務を果たせなかったと責任をとらされるというふうに考えてよろしいわけですね、時間も含めてですけれども。
○櫻井充君 事情があったところは理解いたしますが、しかし、私は若干違うと思うんです。なぜかというと、この間の答弁は想定外の事故が起こったということです。情報が集まらなかったというのはちょっと違うと思うんですよ。想定外の事故が起こったから情報を集めようがなかったわけです。なぜならば...全文を見る
○櫻井充君 何でこんなことを言っているかというと、マニュアルはあるんです、宮城県にも。でも、先ほども言いましたように適していないんです。一次医療が石巻の保健所にありまして、一時間まではかかりませんが、恐らく三十分以上はその一次救急のところまでかかります。それ以上かかると思います。...全文を見る
○櫻井充君 しかし、基本的には大体どのぐらいを目標にということを県なら県の方に指定しなければ地方自治体も困るんじゃないですか。それから、防災訓練なら防災訓練をするときに、どのぐらいを目標に移送できるのかとか、どういう経路を通るのかとか、そういうふうなことがわからなければできないん...全文を見る
○櫻井充君 どうしてこんなことを聞いているかというと、今回の事故の経過状況の中で、国立水戸病院に搬送された到着の時間が十二時七分です。救急車が到着したのが十時四十五分です。救急車が現地を出発したのが十一時五十二分、約一時間ここでロスしているんです。救急車が到着して、もう少し早く国...全文を見る
○櫻井充君 どうも済みません。よろしくお願いいたします。  それではあともう一つ、今回、事故の中で問題になりましたのは聴覚障害者の方々でございます。聴覚障害者の方々が置き忘れられたというか、情報がきちんと伝わらなかったという経緯がございます。その点について、まずどうお考えか、御...全文を見る
○櫻井充君 その点についてはこの法律できちんと担保されるというふうに考えてよろしいんですね、そうすると。
○櫻井充君 ぜひ、そういうきちんとした対応をお願いしたいと思っています。  それでは、ちょっとまた今回の事故の被害者の方々の健康状態についてお伺いしたいんですけれども、今回の事故で被曝者と認定されたという方は現在のところいらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 この人たちは被曝者として認定されるわけですね。つまり、広島や長崎で原爆の被害に遭われた方々が認定されて、そして医療費等を軽減されているわけですけれども、そういうふうな形での認定を受けられるんですか、こういう人たちは。
○櫻井充君 この認定の基準というのは幾らぐらいなんでしょうか。
○櫻井充君 答えになっていないんですが、要するに認定として、例えば何ミリシーベルト以上とか、そういうふうに具体的な基準は設けられるんですか、設けないんですか。
○櫻井充君 これは全員一律ではないんですか。例えば、子供の場合と大人の場合で若干違ってくるのはわかりますけれども、ある程度基準値を決めなければ不公平が生じると思います。そういうふうな意味での、このぐらいの線量であれば被曝者として認定しますという、その基準値は決めないんでしょうか。
○櫻井充君 健康管理検討委員会で健康管理が必要だというふうに判断するのは、今のところ体の中にどういう変化があるのかという検査はされていないわけですから、そうすると推定線量からやるしかないわけですよね。だとすれば、どの程度の推定線量以上の人が被曝者として今後認定されていくのか、その...全文を見る
○櫻井充君 では、ちょっとお伺いしたいんですが、今入院されている三名の方々の医療費、ちょっとこんなことを聞くのもあれかもしれませんが、こういう人たちの医療費というのはだれが出されることになるんですか。
○櫻井充君 この方々は被曝者としてきちんとした形で認定されるんでしょうか。それはされないんですか。
○櫻井充君 ではもう一度、要するに何でこんなことを聞いているかというと、また検討委員会でと言われるのが筋なのかもしれませんけれども、健康管理検討委員会というのは事故が起こってから一カ月以上たってから立ち上がっているわけですよね。しかも、今そこで何が決められたかということは、この間...全文を見る
○櫻井充君 今、長官の答弁の中で晩発性の障害が起こり得るというふうにおっしゃいました。その根拠は何になるんですか。
○櫻井充君 今、その前に二百ミリシーベルトというお話がありましたよね、二百ミリシーベルト。三人以外の方で二百ミリシーベルト以上の中性子線を受けた方は何人いらっしゃるんですか。
○櫻井充君 二百ミリシーベルト以下の方に晩発性の障害が起こるかもしれないと今おっしゃいましたよね。そうすると、二百ミリシーベルト以下の方というのは一ミリシーベルトから何から皆入っちゃうわけですよ。そうすると、例えば一般の人は一ミリシーベルトであったりとか、それから健康上影響がなさ...全文を見る
○櫻井充君 これは一瞬のうちに浴びた線量でしょうか、それとも一年間を通して平均してこのぐらいの値ということになっているんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、晩発性の障害が起こり得るというふうに御認識されているわけですね、ちょっとくどいんですけれども。
○櫻井充君 前回のこの委員会でも質問したんですけれども、我々は尿中の8ヒドロキシル2デオキシグアノシンを測定すべきではないかというふうな話をしました。しかし答弁では、それは確立していないから必要ないんだという話でした。  では、あとはその推定線量以外にどういう方法で晩発性の障害...全文を見る
○櫻井充君 それでは、今検査が確立されていないんだとすれば、半歩譲って、将来検査ができるというふうに確立された場合に検査ができるように、採血や採尿を行って少なくとも冷凍保存しておくべきじゃないかと思いますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
○櫻井充君 別にこの方法じゃなくたっていいんですよ。別な方法でDNAの異常が調べられる検査ができるかもしれないわけです。そのときのために試料として残しておくことは何も問題ないんじゃないですか。例えば、今母乳中のダイオキシンなんて調べていますけれども、あれは十年前二十年前の母乳が冷...全文を見る
○櫻井充君 しにくいとおっしゃいましたよね。何の理由でですか。なぜしにくいんですか。でなかったら、希望者だけとっておいたらいいじゃないですか。皆さんに、何も行政側が全部一律に、あなた方は皆検査の必要はありませんと言うことはないじゃないですか。  情報をきちんと公開した上で、こう...全文を見る
○櫻井充君 わかりました。  そうすると、この検討委員会でいつごろまでに御検討いただくんでしょうか。つまり、こんなことは、採血するかしないかなんというのはその日のうちにだって決められるはずなんですよ。ですから、来週なら来週とか、その辺まで。だって、試料をとっておくだけの話ですよ...全文を見る
○櫻井充君 ぜひ御検討願いたいと思います。  それからもう一点なんですけれども、この健康管理検討委員会のような委員会というのは、今度の法律の場合にもこういう一カ月過ぎてから設置されるものなのでしょうか。
○櫻井充君 なぜ規定していないのですか。健康管理をしなきゃいけないわけでしょう。なぜこの法律に担保されていないのですか。
○櫻井充君 今回の事故があった後に、最初県がたしか対応して住民の方々の、県ですよね、県がたしか対応していたかと思います。そして、その数値は全く公表されないまま、いつの間にか今度は、県が手を引いて、科学技術庁が健康管理を行うということに変わっていったのだと思います。本来であれば、こ...全文を見る
○櫻井充君 これはいつ設置されることになるんですか、この法律の場合には。
○櫻井充君 時間が来たので終わりますけれども、最後の点、なぜかというと、今地域の住民の方は県に対してもすごく不信感を持っています。それは、自分たちの検査をされたけれども公表されていないんです。そして、その後から今度は監督官庁が違っちゃったんです。ですから、前は県だったのだけれども...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  自治大臣にお伺いいたします。  政治資金規正法の政治団体についてお伺いいたしますが、みずからは政治的キャンペーン等の活動をすることはおよそ目的とせず、また実際にも何らの活動をしないで政治家のために資金上の援助をすることのみを目的と...全文を見る
○櫻井充君 いや、思われますとおっしゃいますが、自治省から出ている「政治活動の手引」の中には該当しないとはっきり書かれていますよ。どうでしょう、大臣。
○櫻井充君 はっきり答えてください。該当するんですか、しないんですか。
○櫻井充君 それでは、政治団体は、政治活動を行うとすれば、事務所費用とか人件費などを、活動費というものを一般的には必要とするんじゃないでしょうか。その点についてどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 済みません、そのケース・バイ・ケースの例外的なものをちょっと教えていただけないでしょうか。
○櫻井充君 それでは、その政治団体が政治活動をしているとかしていないというのはどのような基準で判断されるんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、設立したときに政治活動をすると言えばそれでおしまいなんですか。その後の評価というのは全くないんでしょうか。
○櫻井充君 では、そうすると、そういうふうなことは、活動しているとかしていないというのはどこが判断することになるんですか。全くそこのチェックはないんでしょうか、現在の法律上は。
○櫻井充君 自治省がないとすれば、どこか持っているところはあるんでしょうか。
○櫻井充君 では、もう一度お伺いしたいんですが、要するに、活動費を支出していない政治団体があるとすれば、一般的には活動していないというふうに考えていいでしょうか。
○櫻井充君 人件費も出ていないところで政治活動を行っていると考えられるんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、こういう場合、代表者が異なる二つの政治団体がございまして、その事務所が同じ部屋の中にあったとします。この場合でも二つの政治団体と認められるんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、その二つの政治団体がなおかつ電話も共有していた、事務担当者も同じであった、これでも二つと認められるんですか。
○櫻井充君 そうすると、要するに、一つの部屋の中に五つでも十個でも政治団体をつくることが可能だということですね。
○櫻井充君 これは法律について聞いているんです。この法律上の解釈はそうできるんですかとお伺いしているんです。
○櫻井充君 では、仮に十個の政治団体があって、同じ部屋にです、そこに仮に一人百万円ずつ個人で献金したとします。全部で一千万です。これが最終的に同一人物に流れていったとします。これは違法でしょうか。
○櫻井充君 そうすると、個人献金は百五十万円までと規定されていますけれども、こういうやり方をすれば一千万でも寄附できるということになりますね。
○櫻井充君 法律の解釈をはっきりするためにこういう例を聞いているんです。それについてお答え願いたいと思います。
○櫻井充君 そうすると、百五十万円以上ある個人から政治家に渡ると癒着や腐敗を招くから、一人個人献金を百五十万までにしましょうというふうなのが政治資金規正法の一つの理念ですよね。それは、そういうやり方もできるとなれば、この理念も何もなくなっちゃうんじゃないですか。
○櫻井充君 法律で聞いているんです。この法律はこういうふうにざる法だと思いませんか。
○櫻井充君 もう一点お伺いしておきますが、政治団体と認められないような幾つかの団体を通して個人が合計で百五十万以上寄附したとしても、献金したとしても、その献金した個人も受け取った政治家もこの政治資金規正法では違反にはならない、そう考えてよろしいんですね。
○櫻井充君 それでは続きまして、金融監督庁にお伺いします。  公的資金を投入したにもかかわらず、中小企業への銀行の貸し渋りが続いていますが、その現状をお答えいただきたいと思います。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 銀行の貸し渋りが続いている状況かと思いますけれども、この責任というのは銀行に健全度ばかりを求める金融監督庁の指導にも問題があるんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 つまり、もう一つは、銀行の貸し渋りがこういう商工ローンの悲劇を生んでいるんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 もう一つ、商工ローン業者に対してですが、金融監督庁はこれまで根保証契約を結んだ保証人に対して追加融資に対して説明する必要はないと指導してきたと思いますが、それは本当でしょうか。
○櫻井充君 最後に、大蔵大臣に御質問いたします。  現在、GDP、マイナスになりましたけれども、押し上げているのは輸出業であり、このまま円高が続くことは日本経済に悪影響を及ぼすのじゃないかというふうに思います。このまま円高を容認されるのかということと、それから公共事業が息切れし...全文を見る
○櫻井充君 済みません。リストラはいつおさまるんですか。
○櫻井充君 今、大臣は、リストラがおさまれば景気、個人消費は伸びてくる、そういうふうな見通しを立てられるわけでしょう。そうしたら、具体的に大臣として、どの辺まででよくなるというふうに考えられるかということは非常に大事なことじゃないでしょうか。
○櫻井充君 時間が来たので終わります。
○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  小渕恵三首相が代表である未来産業研究会が政治資金規正法違反であると告発されております。その点についてお伺いさせていただきます。  政治団体恵山会、恵和会、恵友会とそれから総理の御関係についてまず御説明いただきたいと思います。
○櫻井充君 この政治団体三つ、恵山会、恵友会、恵和会はどのような政治活動をしてきたんでしょうか。
○櫻井充君 未来産業研究会の事務担当者、女性の方がいらっしゃいますけれども、この女性の方が恵山会、恵友会、恵和会、いずれも事務担当をしております。この事実は間違いないでしょうか。
○櫻井充君 同一の方なんですよね。どうやって政治活動を行うんでしょうか。
○櫻井充君 総理にお願いします。
○櫻井充君 それでは、今回、この告発の中にあります寄附者の目録がございますが、この七人の方、寄附している方七人ございますけれども、この方々を皆御存じでしょうか。総理にお伺いします。(発言する者あり)  ここで告発状の個人名を出してもよろしいんですか。
○櫻井充君 それでは、例えばですが、恵友会の支出内容について、平成九年の三月二十八日に出されているものですが、政治活動費として一千万計上されていますが、すべて寄附、交付金でございます。事務費それから人件費等一切ございません。これで政治活動がきちんとして行われているんでしょうか。自...全文を見る
○櫻井充君 人はそれではボランティアでも結構でございますが、恵山会の場合にはビルも借りております。ビルというか、ビルの中の一室を借りております。こういう場合はどうなるんですか。
○櫻井充君 では、そうしますと、この政治団体の推薦人になっておられる小渕首相としてはどう考えられますか。
○櫻井充君 政治団体恵山会というところは未来産業研究会の隣の部屋にございます。ここは女性の事務員がおりまして、電話番号も共有なんですけれども、部屋だけ別でございます。しかしながら、事務費、人件費等に関しては恵山会から一切その支出報告の中にはございません。  こういうふうな場合に...全文を見る
○櫻井充君 だから、管理していない人が答えてもしようがないので、僕は総理に聞いているんです。
○櫻井充君 済みません。じゃ、恵山会という政治団体がございまして、これは未来産業研究会、総理の政治資金管理団体でございますが、その部屋の隣にございます。事務担当者は同じ女性で電話番号も同じなんですけれども、この恵山会から要するに事務費それから人件費等の支出が一切ございません。です...全文を見る
○櫻井充君 その理由を聞いているんです。その理由をお答えください。
○櫻井充君 なぜ制限をつけなきゃいけないんですか。ちゃんとお答えください。
○櫻井充君 今回の告発の中の一例を申し上げます。  平成十年八月八日、同日、未来産業研究会に百万円、そして恵友会に百万円同時に、振り込まれているか直接のお金かわかりませんけれども、合わせて二百万円のお金が献金されております。このように同じお金、恵友会からのお金、恵山会からのお金...全文を見る
○櫻井充君 政治資金規正法には違反しないのかもしれません。しかし、政治理念というかモラルという点では欠如しているんじゃないでしょうか。  この告発団体はほかに十八人の方々の政治団体を調べておりますが、こういうふうなペーパー団体は小渕総理一人だけでございました。ですから、現時点で...全文を見る
○櫻井充君 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、再度こういう場を設定していただくことを委員長に要求いたしまして、終わりとさせていただきます。
12月14日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第5号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず、今週のフライデーの方にこういう形で伊吹文明代議士との関係が取りざたされておりますけれども、政治献金について、このところに書いてあります政治献金についてまず事実確認をさせていただきたいんですけれども、報道によりますと、伊吹文明代...全文を見る
○櫻井充君 その他の政治家には献金されていると、そういうことはございますでしょうか。
○櫻井充君 伊吹代議士の後援会報に日栄が広告を掲載しておりますが、その広告の掲載料は幾らでございましょうか。
○櫻井充君 そうしますと、これは総務の方から、総務の方にお伺いすれば幾らであったかということはわかるということでございますね。
○櫻井充君 それでは後で、その額が幾らなのか、できれば教えていただきたいということを委員長にお願いしておきます。  それから、松田社長がここの、二十億円で今度建設されたというふうになっておりますけれども、その自宅のオープニングパーティーにやはり伊吹代議士が招かれてごあいさつされ...全文を見る
○櫻井充君 伊吹代議士は大蔵省のOBでございます。ですから、何か便宜を図っていただきたいと、そういうことでお近づきになろうとされたと、そういうことではないんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、次の質問に移らせていただきたいんですが、十一月十一日の当委員会の参考人質疑の際に、悪質な回収は会社ぐるみではないと。先ほども佐々木委員の方からの質問に対して会社ぐるみではないというふうな答弁がございました。  それでは、営業について、営業に関しては社長みず...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、ある部分に関しては社長みずから陣頭指揮をとられることがあるというふうに理解してよろしいわけですね。
○櫻井充君 じゃ、例えば支店の年末対策についてというような場合には社長みずから指示を出すということはございませんか。
○櫻井充君 再度御確認します。  イエスかノーかでお答えいただきたいんですが、年末対策について社長命令で指示を出すということはないんですね。
○櫻井充君 それでは、四カ月分の切り返し交渉とかそういうことについて社長みずから社員に檄を飛ばすというか、喚起したというようなことはございますでしょうか。
○櫻井充君 こちらに同僚の衆議院の上田清司議員からちょっとお借りした資料がございます。  平成九年十月三十日付で「支店の年末対策について」。社長の名前で支店長それから社員各位ということで「年末対策について」という、こういう書類がございます。それから、これは「四月分切り返し交渉に...全文を見る
○櫻井充君 御存じでしょうか。(資料を手渡す)  こういう資料がございます、社長命令で。どういうふうな内容なのかといいますと、一枚の方だけ読ませていただきますが、「三百件リスト先の反復訪問を徹底して刈り取りの実をあげよ」と、こういう言い方をされています。これは事実でございますね...全文を見る
○櫻井充君 こちらは統括本部長の名前もついております。しかし、こちら側はついておりません。社長の名前だけでございます。ですから、全部が全部統括本部長がやったということではなくて、やはりこういう資料から見ても、社長みずから陣頭指揮をとって、会社ぐるみでいろいろなことをやられていたん...全文を見る
○櫻井充君 ここは後いろいろな方々がどう判断されるかということになるかと思いますが、少なくとも私から見れば人権はないんじゃないかというような感じがいたします。  そして、こういうことをやっておきながら表向きはどうしているかといいますと、日栄は中小企業の味方ですというコマーシャル...全文を見る
○櫻井充君 時間がないので。  あともう一つ、きょうの毎日新聞に載っておりましたけれども、松田社長が昨年の七月に債権回収の成績が振るわない全国の社員を集めて不振の理由を詰問したと。その際に、三十歳代の男性社員二人が反抗的な態度をとったとして、松田社長が口答えするのかなどと言いな...全文を見る
○櫻井充君 そうですか。  それからもう一つ。松田社長、フォーブスによりますと、日本人九位、世界長者番付で日本人中九位にランクされて、推定三千五百億の資産がおありというふうになっております。しかし、日栄で手形を振り出して、それで不渡りがどのぐらいあるかというと、八月、私は十日間...全文を見る
○櫻井充君 時間になりましたので、同僚の浅尾議員と交代いたします。
○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、社員の勤務状況をめぐりまして労働基準法違反で是正勧告を受けておりました。労働基準監督署の事情聴取に対しまして、回答を統一するためにマニュアルが作成されていたんではないかというふうなことがございましたが、マニュアルは作成さ...全文を見る
○櫻井充君 されていたかどうかだけで結構です。
○櫻井充君 それでは、その確認メモをつくられた責任者はどなたですか。
○櫻井充君 そうしますと、とりあえず統一した回答は必要だというふうにお考えだったわけですね。
○櫻井充君 それは個々人には任せられないということですか。社員の方々個々人には任せられないから皆さんの意見を統一しなければいけないということでしょうか。
○櫻井充君 一応、確認書なのかどうかはわかりませんが、回答についてのこの「統一回答について」という、これは経営管理本部長付のお名前で資料が配付されていたというふうな事実がございますので、その点についてだけは述べさせておいていただきたいというふうに思います。  それでは、全情連に...全文を見る
○櫻井充君 私が調査した数はもっと多くて、実際その新入の新卒社員の八百六人のうち七三%、八百六人のうちの七三%について照会が行われたと。これは、照会した紙は履歴書の裏に添付して保管されておるというふうな事実があるんでしょうか、ないんでしょうか。私の入手、調査が間違っているんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 その全情連、全国信用情報センター連合会、こちらに関して言いますと、先ほどお話があったとおり、貸付金等についてだけ問い合わせすることができるということでございます。  そうしますと、再度になりますけれども、こういう新卒者、入社される方について照会されるということは、こ...全文を見る
○櫻井充君 それで、さらにこの情報を子会社のガルエージェンシーに流したというふうな事実はございますでしょうか。
○櫻井充君 それでは、もう一つお伺いしたいんですけれども、貴社で、ことしでしょうか、ことしの八月にオセロ作戦というのを展開されたようでございますが、これは事実でございましょうか。
○櫻井充君 ことしになって、ことしの八月でしょうか、オセロ作戦というのを展開されたというのは本当でございましょうか。
○櫻井充君 このオセロ作戦というのは他業者肩がわりという戦術を用いている。例えば、日栄さんなら日栄さんが今貸し出しているそこの会社の融資を商工ファンドの方にかえていこうというふうな作戦というふうに考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、その際に、全訪問先のこの情報を再度全情連からとり直さなければいけない、そういう必要があるわけですね。
○櫻井充君 オセロ作戦を展開するに当たり、社長発信事項の中で、これまでの全訪問先のJDBをとり直して、添付してあるフォーマットに入力してくださいと。  これは、要するに肩がわりする業者、肩がわりというか、今後融資する先の信用情報をすべて照会しろ、そして後は、そちらで開発されてい...全文を見る
○櫻井充君 それでは、ちょっとそちらの監査役等についてお伺いしたいんですけれども、まず監査役の前にですが、企画システム部長というのはどなたでございましょうか。
○櫻井充君 菊池さんという方は企画システム部長をやられてはいらっしゃいませんか。
○櫻井充君 それでは、以前菊池さんという方は企画システム部長というふうな職についていらっしゃったことがあるんでしょうか。
○櫻井充君 じゃ、現在の監査役というのは三人いらっしゃいますよね。どなたでございましょうか。
○櫻井充君 私が調べた範囲では、この中の菊池さんという方が融資の決裁を行っているというふうな情報もございますが、これについてはいかがでございましょうか。
○櫻井充君 それは、私の情報が間違っているのかどうかというのは、じゃ後日お調べ願えますでしょうか。御報告いただけますでしょうか。
○櫻井充君 はい。  それでは、先ほど佐々木議員からもございましたけれども、契約書の中に、こういう契約書の中に、何枚かつづりになっておりまして、確かにこういう漫画のかいた絵がございますけれども、ここのところに債務残高を示す欄がございます。既存債務がある場合にはここに記入しなけれ...全文を見る
○櫻井充君 既存債務、ここに、今おっしゃいましたよね、ここに書かなければいけないんだと。書いていないけれどもこれは有効だと。つまり、書いていないということは、説明していない場合もあるんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 じゃ、もう一度お伺いしますが……
○櫻井充君 わかりました。  じゃ、ここを意図的に伏せていたと、意図的に伏せて説明しなくて書いた場合、その場合はどうなりますか。
○櫻井充君 今、仙台で裁判になっている、たしか根保証額が六千五百万円だったかと思いますけれども、その際に、今問題になっているのは、六千万円の既存債務がありながらそれについてきちんと説明せずに、その方は五百万円の保証人だというふうに言われて、この欄も記入されていないと、そういう例が...全文を見る
○櫻井充君 我々は、これは貸金業の規制法の十七条に違反しているんじゃないかというふうに思っていますけれども。  もう一点お伺いしておきたいんですけれども、根保証の場合の追加融資の場合、これまで追加融資の場合は保証人の方々に伝えてきていませんよね。
○櫻井充君 私が小尾さんから、小尾さんでしたか、そちらの社員の方がいらっしゃるかと思うんですが、金融監督庁の指導で、これまでは金融監督庁の指導で、追加融資に関しては説明しなくてもいいという……
○櫻井充君 済みません、最後になりますが……
○櫻井充君 もう一度繰り返しますと、それまでは金融監督庁の見解もたしか追加融資に関しては説明しなくていいというふうに指導していたというふうに私は認識していますが、それに従って説明していなかったということでよろしゅうございましょうか。
○櫻井充君 時間になりましたので、浅尾議員とかわります。