櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○櫻井充君 塩川大臣にまずお伺いしたいんですけれども、補正予算というのは毎年毎年組まなきゃいけないものなんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、憲法の八十七条に予見し難い予算の不足に充てるためにという形で予備費が定められております。この予備費というのは何のためにあるんですか。
○櫻井充君 つまり、補正予算を組まなくても、予備費で充てるというわけにはいかないんでしょうか。
○櫻井充君 予見し難いというお話でしたが、今年の予算の中に、外為特会から一千五百億円剰余金をまず先に繰り越して予算に組み込んでいるわけですけれども、これ、剰余金が出るんですかという話をしたときに、大臣は、為替レートが一ドル百二十二円だから大丈夫なんだというお話をされていました。 ...全文を見る
○櫻井充君 一つ問題になってくるのは、その当時も見通しが一ドル百二十二円なんだというお話だったわけです。しかし実際は、今の為替レートはそういうふうになってきていない。つまり、当初の予定と随分狂っていることがあるんだろうと思うんですね。  その意味で、もう一つは、税収が随分落ち込...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと質問の仕方が悪かったんですが、為替もなかなか合っていないと、しかも税収の見積りも甘かったということなわけですね。その税収が見積りどおりにいかなかった理由は、一体どこにあるとお考えですか。
○櫻井充君 済みません。これ、世界的なデフレが進行しているということですけれども、その認識でいいんでしょうか。改めてお伺いします。
○櫻井充君 しかし、デフレが進行しているというその世界の国々で、果たして景気が悪くなっているというのは、どこの国もそういうふうになるんでしょうか。
○櫻井充君 いつも世界のことが原因でというお話をされているんですけれども、日本国内での景気が悪くなっている原因はどのように分析されているんですか。
○櫻井充君 大臣は、この解決のためによく不良債権の処理を加速しなきゃいけないという話をされていますけれども、根本的に考え直さなきゃいけないと思っているのは、不良債権が生じるからそれを処理するということではなくて、不良債権がなぜ発生するのか。もちろんそれはゼロにはならないことは確か...全文を見る
○櫻井充君 そこが私と大臣との認識の違いでして、じゃ具体的にお伺いしますが、新規発生というのは一体どのぐらいの割合で、それからあったものがその後でいろんな検査で見付かったというのは何%ぐらいなんですか。
○櫻井充君 この間、銀行業界の方々が来られた参考人質疑のときには決してそういうふうにはおっしゃっていませんでした。今のデフレ経済の中で新たなる不良債権がどんどん出てきていることの方が問題なんだというふうにおっしゃっていましたけれども、そこの中でもう一点、私は、やっぱり実態に合わな...全文を見る
○櫻井充君 ここで議論はやはり分けて考えなきゃいけないと思ったのは、大臣はいつも念頭に置かれているのは大企業であって都市銀行だと思うんですよ。私が考えているのは中小企業であったりとか地域金融を預かっている信金とか信組なわけですよ。果たしてそこのところに、これまで世界的な基準だから...全文を見る
○櫻井充君 昨年、流行語大賞で貸しはがしというのが選ばれたようですけれども、大臣、これ、貸しはがしというのは実際行われているとお考えですか。
○櫻井充君 私はマクロで貸しはがしが行われていると思っているんですけれども。中小企業の方々からお伺いするとそういうことをおっしゃいます。  経済産業大臣、その辺の、中小企業からどういう意見が来ているでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、平沼大臣、先ほど竹中大臣が、バブルのころに貸し込んでいて、それが調整的に減らされているんだというお話でしたけれども、その認識とは違うということですね、そうすると。
○櫻井充君 大臣、もう一つ。そうすると、本来であれば融資を受けてもいい企業が融資を受けられない状況にあるということですよね。改めてお伺いしたいんですが。
○櫻井充君 そうすると、大臣の立場から見て、金融機関側が中小企業に貸出しをしないという原因はどこにあるとお考えですか。
○櫻井充君 今そこの中で、不良債権の処理を加速していくために自己資本を上げなければいけないから貸し出せないんじゃないかというお話がございました。  不良債権を抱えているから、竹中大臣といつもやり合っているんですけれども、不良債権というものを本当に処理すると経済って活性化されてい...全文を見る
○櫻井充君 私は、不良債権があるから貸し出せないんではなくて、実態に合わない自己資本規制を課しているから貸し出せない部分というのは随分あると思っているんですよ。  例えば、企業を再建しようとして、金利を減免してあげる、返済期間を延長してやると、こういうことをやってやると助かる企...全文を見る
○櫻井充君 金融庁からいただいたペーパーではこう書いてあります。要するに、条件緩和が行われる前の時点において債務者の経営実態の悪化や返済能力の低下が存在していたと考えられるので、そのような場合には債務者区分が下位に遷移しと書いてあるわけですよ。  ですから、大臣が前に委員会で私...全文を見る
○櫻井充君 大臣がおっしゃっているのと金融庁から私がいただいたペーパーは違う。条件緩和が行われる前の時点でどうだったのかということが大事なんだとここに書いてあるじゃないですか。大臣の認識が違うんですよ。
○櫻井充君 この書き方ですと、銀行はどうとらえるかというと、全部結局のところは要管理先にしろと言われているのと同じなんですよ。  そうじゃなくて、本当に経営が健全化されると考えられる場合には、それは下位にしなくても構いませんよとか、そういう一文を先に書くべきであって、こんな書き...全文を見る
○櫻井充君 金融機関の方にお伺いすると、中小企業が不良債権かどうかの実態判断をするのは極めて難しいと、そうおっしゃっていますよ。ちょっと手形の不渡りとかを起こすとそれだけで経営は悪化しますけれども、一つちょっとした仕事が入ってきてうまくいくと、あっという間に正常に戻ったりするわけ...全文を見る
○櫻井充君 谷垣大臣にお伺いしたいんですが、要するに、私はやっぱり、不良債権と認定された企業を破綻させて、その上で大臣のところの産業再生機構に行くということではなくて、その金融機関のレベルのところで再生できるような、もっときちんとしたシステムを作っていったら大臣のところの機構って...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣、一つ提案したいことがあるんですが、二〇〇六年からBIS規制が要件変わります、変わるということで今議論されていて、中小企業向けの貸出しに関して言うと、リスクウエートが今の一〇〇%から七五%になるのか七〇%になるのか、引き下げられるという議論がされています。これ...全文を見る
○櫻井充君 要するに、融資が増えなければ経済って活性化しないわけですよ。そうすると、今のシステムだと、どうも貸し出さない方向、貸し出さない方向に行っているような気がしまして、そこのリスクウエートを一つ下げてやるだけでも銀行関係の方々は貸出しが増やせるとおっしゃっているんですよ。で...全文を見る
○櫻井充君 済みません。これ通告してなくて申し訳ないんですが、もう一つは、いつも言っている話ですけれども、要するに健全度だけ金融機関に求めるから間違っている方向に行っているのであって、やはり地域にどれだけ貢献しているのかということをきちんと評価するようなシステムって作るべきだと思...全文を見る
○櫻井充君 以前より前向きになったので本当に有り難いことだと思います。以前は柳澤大臣も竹中大臣もこの法律というのは規制だとおっしゃっていたんですけれども、今はその点に関してまだ規制だというふうにお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 誤解のないように申し上げておきますが、我々は銀行に情報公開を求めるだけでして、規制しているわけでも何でもありません。政府の方針は、公的資金を入れたから二兆九千億中小企業に貸し出せとか、銀行にこういうことを、課題を課していることの方が明らかに私は規制なんじゃないだろうか...全文を見る
○櫻井充君 大臣は、ハンセン病のときもクロイツフェルト・ヤコブ病のときも大胆な御決断をされて、あれだけの解決を見たわけでして、この法案を確かに提出されたときもかなり苦しんで提出された経緯は私はよく存じ上げております。  別に政策転換でも何でもなくて、あのとき大臣はこう明言されて...全文を見る
○櫻井充君 今回の個人負担を求めることによって一番大変なのは、要するに中小企業で働いているサラリーマンの皆さんだと思うんですね。窓口負担増えるだけじゃなくて、保険料も上がりますから。そういう点で経済はますます減速していくんじゃないかと思いますけれども、竹中大臣、いかがお考えでござ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、財政再建大事なんですけれども、財政再建をやる時期を間違うと更に財政は悪化しませんか。つまり、平成九年に財政構造改革法を出して、あのときに財政再建をやろうとして赤字国債の発行額増えているじゃないですか。その点についてどうお考えですか。
○櫻井充君 平成九年に財政構造改革、財政再建に失敗した理由は、じゃ何だとお考えですか。
○櫻井充君 金融の問題が主でしょうか。あのときに、消費税が三%から五%に引き上げられた、医療費の自己負担が一割から二割になった、特別減税が打ち切られた、九兆円の個人負担増を求めた。このことが消費を冷え込ませたんじゃないんですか。
○櫻井充君 患者さんはある状態であって、そのときにこの治療法をやれば助かったかもしれないけれども、もっと病状が悪化したら同じ治療法をやったって良くならないんですよ。つまり、日本の国の経済というものが随分悪くなったから、今、大臣がおっしゃったようなやり方では解決しない、そういう状態...全文を見る
○櫻井充君 この点について、以前、財政金融委員会で質問したときに、塩川大臣は、海外の問題が大きくて運が悪かったとおっしゃっていたんですよ。そういう、運が悪かった、そうおっしゃっていたんです、財政構造改革できなかったときは。そのコメントに関してどうお考えですか。
○櫻井充君 不良債権知らなかったとおっしゃいますけれども、宮澤大臣は不良債権の問題があるって知っていたと言っていましたよ。違いますか。
○櫻井充君 竹中大臣、そのころどこかの教授でいらっしゃいましたね。経済学者でいらっしゃいましたね。大臣は、その当時は不良債権の問題は御存じだったんですか。
○櫻井充君 私は国会に来たのは九八年なので、それ以前のことはよく分からないので教えていただきたいんですが、住専問題のときには不良債権の問題というのはもう明らかになっていたんじゃないんですか。
○櫻井充君 その当時、もう一度改めてお伺いしますが、大臣は不良債権のことに関してどのように、それでは、授業なりなんなりで教えていらしたんですか。
○櫻井充君 竹中大臣は、私の記憶が正しければ、小渕内閣のときも森内閣のときもいろいろ提言される立場にいましたよね。そのときに、小渕内閣のときに竹中大臣、どういう、そうすると提案されたんですか。
○櫻井充君 そうすると、竹中大臣も不良債権の問題を認識したのはその当時だということになるわけですか。
○櫻井充君 この問題についてもうちょっと勉強してから、今度、後日質問をさせていただきたいと思います。  もう一つ、医療費の負担に関してですけれども、昨年の十月から老人の方々、高齢者の方々の定率負担が始まりました。これによってどのぐらいの方が受診抑制が起こっているのか、その点につ...全文を見る
○櫻井充君 これは東北六県の保険協会の調べなんですけれども、支払基金の老人保健支払確定状況で見ますと、昨年の十月の時点で前月比一一・三%のマイナスなんですよ。これだけ多くの人たちが受診抑制されている。  大臣、これは今まで無駄な医療を受けていた人たちが掛からなかったのか、本来医...全文を見る
○櫻井充君 医療費のこういう自己負担の引上げのときには、やはり本来受けなきゃいけない人たち、軽いうちに受ければ何とか処置できた人たちが行かなくて重症になってから受けに行くと、そういう方が前から指摘されるわけであって、なるだけ早期にデータを取っていただきたいと思います。  そして...全文を見る
○櫻井充君 個人消費が伸びないのは、やはり将来の不安を抱えているからでしてね、塩川大臣。そうしてくると、その部分を払拭していくためには、ある部分でやはり税金を投入していくことが極めて大事ではないのかなと思うんですが。  社会保障に関して税の投入を増やすと、そういうお考えはござい...全文を見る
○櫻井充君 増税の仕方によるんだと思うんですよ、もし増税するとすればですね。それをどうするかというと、今、日本の国民負担というのは極めて低いわけですから、ある程度これから負担をお願いしなきゃいけないと思うんですけれども、じゃなぜ増税すると皆さん重税感を感じているかというと、使われ...全文を見る
○櫻井充君 それは財務官僚が皆決めているだけの話でして、国会でお決めになっているというわけにはいかないんじゃないでしょうか。  そういう意味で、個々人にそういう権利を持たせることの方が私は大事だと思うんですけれども、いかがですか。
○櫻井充君 御検討いただけるかどうかということです、私は。私の提案に対して御検討いただけるかどうかということをお伺いしているんです。
○櫻井充君 是非御検討いただきたいと思います。そして、我々、もし民主党が政権取れれば、そういう寄附税制をもっと発達させていきたいと考えています、と言い切っていいんでしょうか。  次に移りたいと思いますが、ちょっと学校保健法について文部大臣にお伺いさせていただきたいんですが、例え...全文を見る
○櫻井充君 文部科学省に医療のこととかそういうことがきちんと分かる方というのは何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○櫻井充君 学校保健法の中に準要保護の生徒のことに関して定められているものがございます。そこの中に、こういう病気の場合には医療費を免除しますよという中で、いわゆる医科のものに関して言うと全く治療の内容に関して言及していないんですが、歯科に関しては、齲歯、要するに虫歯は、乳歯は抜歯...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ。どうして医科の部分は治療法は書いていなくて、歯科の領域だけ治療法が限定されるんですか。
○櫻井充君 私の質問は、なぜ歯科だけこうやって治療法を明記しているのかということをお伺いしているんです。
○櫻井充君 答弁になっていないんですよ。何で、理由になっていないんですよ。答弁になっていない。そういうことじゃないんですよ、これは。そういうことじゃないですよ。委員長、答弁になっていません。なっていない。なぜなのか。そういうことじゃなくて、なぜなのか。なぜなんですか。なぜ治療法を...全文を見る
○櫻井充君 納得していない。いや、ちょっと大事なことなんです。  要するに、中耳炎は、じゃ、中耳炎と書いてありますよ。抗生物質を投与したって切開したっていいんですよ。治療法を書いていないじゃないですか。なぜ歯科だけ治療法を書いてあるんですか。
○櫻井充君 その経緯を教えてください。(発言する者あり)
○櫻井充君 昨年の厚生労働委員会の中で、これは実情にもう合っていないって政府参考人は答弁されているんですよ。じゃ、これいつまでに大臣、見直してもらえますか、この制度を。
○櫻井充君 実態調査とおっしゃいますけれども、「合っていない現状はあろうかと思います。」と答弁されていますよ、この間。違いますか。
○櫻井充君 坂口大臣、こういう方が子供たちの健康を預かっていいんですか、どうお考えですか。
○櫻井充君 健康21で歯科のことも取り上げられているわけであって、そのことから考えてきたときに、全体の流れ、きちんと一本化していただきたいのと、もう一点。健康診断が極めて重要だという話になっているにもかかわらず、厚生労働省で働いている皆さんが、定期健診のときにその歯科の方の定期検...全文を見る
○櫻井充君 前向きな御答弁、本当にありがとうございます。  それでは、ちょっと話題を変えまして、自衛隊が海外に派兵されているようになっていて、その自衛隊の皆さんの身分がどういう形で保障されるのか、その点についてお伺いしたいんですけれども、まず、ジュネーブ条約の第三条約において、...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、例えばPKO活動などで自衛隊が派兵されている場合に捕虜になった場合には、これはジュネーブ条約の適用になるんですね。
○櫻井充君 そうしますと、その捕虜になったときには自衛隊の方々の身分というのはどうやって守られるんですか。
○櫻井充君 そうしますと、今、派兵されている自衛隊の方がジュネーブ条約の適用になる場合というのはどういう場合ですか。
○櫻井充君 そうすると、例えばこれからアメリカ、イラクを攻めていった、そのときに後方支援するかどうか分かりませんが、そういうものも含めて全部一切ジュネーブ条約の適用にならないんですか。改めて御答弁いただきたいんです、大臣。
○櫻井充君 いずれにしても、これから海外派兵が増えてくるんでしょうか。そういう意味できちんとした形で自衛隊の方が守られる、そういう体制を取っていただきたいと思います。  次に、内部告発のことについてお伺いしたいんですが、今、政府で内部告発者の保護制度について御議論されているとい...全文を見る
○櫻井充君 牛肉の偽装事件で、西宮冷蔵の社長が内部告発していろんな不正が分かってまいりました。これによって税金の無駄遣いというのは幾ら防ぐことができたんでしょうか。
○櫻井充君 六億。
○櫻井充君 税金として全部ですか。税金は三千幾らですか。
○櫻井充君 そうしますと、ここの社長が告発したことによって税金の無駄遣い三千二百万円防ぐことができたんですね。  ところが、扇大臣、ここの会社が一週間の営業停止になったんですよ。なぜですか。
○櫻井充君 大臣、実はこの七日間の営業停止でこの会社が倒産したのを御存じですか。
○櫻井充君 税金の無駄遣いを防げた、そういうことを申し出た、それでも結局それが原因になって破綻してしまうとなってくると、いろんな不正があってもそれを暴いていくことというのはできないんじゃないかと思うんです。  これは、西宮冷蔵の社長と私は話をしましたけれども、要するに、大企業側...全文を見る
○櫻井充君 つまり、立場の差でそれを実行せざるを得ないということは一杯あるわけですよ。  それで、じゃ、外務省の官僚は何らかの処罰を受けたんですか。
○櫻井充君 もう一点、これは刑事訴訟法上お伺いしたいんですが、二百三十九条で、官吏、公吏は犯罪と思料する場合にはこれは内部告発しなければならないという、こういう規定がございます。この規定に沿って内部告発された例というのはここ十年でどのぐらいあるんでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございました。子供たちが困っていますので、是非早期に見直しをしていただきたいと思います。  それでは、政治不信の問題についてお伺いします。  大島大臣にお伺いしたいんですが、なぜ政治不信を皆さん、国民の皆さん感じていらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、以前、問題取り上げられて秘書の方がやられたというような話をされていましたけれども、大臣にとって、秘書というのはどういう関係にある、そして秘書というのはどういう立場の方だと思っていらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、秘書の方が会社を起こされるということに関しては、大臣はどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 どういう根拠をもって週刊文春から情報を得てという御発言になっているんですか。
○櫻井充君 ストーカー的という発言は問題ではございませんか。
○櫻井充君 それでは、ちょっと昔の話になるんですが、秘書の方がさくら商事という会社を作られました。この会社はどういう会社なんでしょうか。
○櫻井充君 そのために御自分の地元の事務所を貸したということになるんですか。
○櫻井充君 取締役の中に奥さんも入っていらっしゃいますよね。秘書の方が自分でそういう会社をするとすれば、基本的に余り関係ないんじゃないのかなと思うんですが。
○櫻井充君 公共事業と関係なしにというお話でした。ここの、さくら商事というところの業務内容についてもう少し詳しく教えていただけないですか。
○櫻井充君 そうしますと、仕入れ販売業と考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 しかし、こういう指摘もあるんですが、仕入れ販売業といっても在庫を持って事業展開されているわけではなかったという指摘もございます。実質上ペーパーカンパニーではないかという意見、こういう指摘もあるんですが、それについていかがですか。
○櫻井充君 商売したことないのでよく分からないんですが、仕入れ販売業というのは在庫なくしてできるものなんですか。
○櫻井充君 この当時の帳簿とかそういう書類というのはもう一切残っていないんでしょうか。
○櫻井充君 いろんなところで不透明な部分が多いので、この地元の秘書の、現秘書の山本肇さんという方を参考人として呼んでいただきたいんですが。
○櫻井充君 それでは、もう一つ、「もんじゅ」の判決についてお伺いしたいと思います。  この判決で敗訴しているわけですけれども、上告されるおつもりでしょうか。
○櫻井充君 大臣、そうおっしゃいますが、要するに、これは化学的活性が高いナトリウムを冷却材に用いるなど技術的にかなり難しく、そして核拡散防止条約の点からアメリカは撤退している、フランスも撤退していて、このことをやり続けているのは日本だけかと思っているんですけれども、技術的に本当に...全文を見る
○櫻井充君 世界ではどういう認識なんでしょうか。
○櫻井充君 安全委員会で確認されていると言いますけれども、事故の想定自体を間違っていたんじゃないですか。
○櫻井充君 しかし、その想定があったにもかかわらず、裁判所からはそうではないという指摘を受けているわけです。この点についていかがですか。
○櫻井充君 その検証が十分行われていないから、こういう問題になっているんじゃないんでしょうか。  言っておきますが、私は原発は必要だと思っている人間です。だけれども、安全に運転しなければいけないと考えています。ですから、質問をさせていただいているわけであって、もう一点、この「も...全文を見る
○櫻井充君 いつから方向転換したんですか。そして、その方向転換した理由を教えていただけますか。
○櫻井充君 時間が来たので終わりますけれども、国民の皆さん随分不安を感じていらっしゃるので、きちんとした説明をしていただきたいと思います。
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、JR西日本の居眠り運転と、国土交通省の今後の対応についてお伺いさせていただきたいと思います。
○櫻井充君 早期に対応していただいた、まずこの点については評価したいと思っています。  もう一点、私は実は診断と治療をやっておりまして、治療の現場からいいますと、実は運転に携わっている方々で睡眠障害を考えなきゃいけない人がどのぐらいいるのか、まずここから入らなきゃいけない。そう...全文を見る
○櫻井充君 ですから、対策を取りますといっても、実際、現場で診療、治療ができないということになると、全く対策が取られていないと同じことなんだろうと思うんです。  もう一点、アメリカは、実は一九八九年、船舶事故がございまして、この船舶事故の原因が居眠り運転であったと、睡眠障害が原...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと誤解されているところがあると思っていて、睡眠時無呼吸症候群というのは睡眠障害のただ一つでしかありません。今、日本で、この間、睡眠学会から発表された数字は、五人に一人が睡眠障害だと言われています。その中で治療可能なものが睡眠時無呼吸症候群でして百万人から二百万人...全文を見る
○櫻井充君 もうアメリカは二〇〇〇年に、睡眠時無呼吸症候群を有する患者さんがきちんと治療されれば交通事故が削減できるという、もうこういうペーパーが出てきています。ですから、もうアメリカでこういうことが分かっているわけですから、日本できちんとした形で私はやるべきだと思うんです。 ...全文を見る
○櫻井充君 アメリカでは睡眠障害による方の交通事故を起こす確率が二・五倍高いという、こういう報告もございますが、日本ではそのような調査はなされているんでしょうか。
○櫻井充君 アメリカでは、睡眠時無呼吸症候群という診断を受けて治療をしていない方から免許を剥奪すると、そういう動きもあるかと思うんですけれども、この実態について御説明いただけますか。
○櫻井充君 これ、自己申告ですから、元々免許取れませんという理由で自分が取れないことが分かっていたら、そういうことを申告されないんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 多分、体制としては不十分なんだろうと思うので、改めて検討していただきたいと思います。  私、実は宮城県でウエークアップ宮城という取組をしようと思って、昨年なんですが、まず宮城県警、それから交通安全協会、トラック協会、バス協会、タクシー協会を訪れまして、治療できれば交...全文を見る
○櫻井充君 是非、ウエークアップ・アメリカ、わずか数ページの資料です。それから、ペーパーも簡単に読めるものですから、関係の方々、是非読んでいただいて、早期に取り組んでいただきたいと思います。  もう一点。そうすると、診断、治療という点でいってくると、今の治療でいうと、内科的な治...全文を見る
○櫻井充君 是非お願いしたいんですが、それは内科的な治療ですと、もう大分軽くなったんですが、三キロぐらいの物を持って歩いていただかないと、マスクをして、そして掃除機の反対側から出てくる風をこうマスクの中に送り込んでくっ付いている部分を引っぱがすという、そういう形で治療します。です...全文を見る
○櫻井充君 改めて確認させていただきますが、医科でしか診断できないから、歯科、それ、ないんですよ、ほかには。全部歯科で治療できるものは歯科で診断できるんです。この病気だけは医科でしか診断できないことになっています。医科でしか診断できないものを医科の方から歯科、仙台、宮城ではもうウ...全文を見る
○櫻井充君 障害にならないのか。
○櫻井充君 医科がオーダーしなきゃ駄目なんですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。是非御検討いただきたいと思います。  それからもう一つは、私も診断、治療をやっていて思っているのは、診断料が極めて安い。世界の国々ですと大体十万円ぐらいするところもあるんですが、日本ですと二万、今だと二千円ぐらいでしょうか、そのぐらいの保険点数...全文を見る
○櫻井充君 是非、経済的な損失、それから交通事故を削減できるという点で大きなメリットがあると思いますので、きちんと御検討いただきたいと思います。  それでは、次に雇用、新生のことについて経済産業大臣にお伺いしたいんですが、産業クラスター計画について御説明いただけますでしょうか。
○櫻井充君 その中で、地域新生コンソーシアムという制度がございます。そこの中の管理法人の役割について教えていただけますか。
○櫻井充君 取組自体はいいと思っているのでお伺いしているんですが、大臣、ここの管理法人というのは、財源というか、それの措置もするところですよね。つまり、立て替えておかなければいけない今のシステムなんだそうですが、その事業を行う上に立て替えるだけの財源を持っていないので、結局は、希...全文を見る
○櫻井充君 実は、宮城県にこの間お伺いした際に、NEDOのときは良かった、国の直轄になってお金を前払していただけないので、せいぜいやれて一件か二件でしかないと。つまり、絵をかいて、こういう絵で、産官学で協力体制を作っていっても、財源措置がされないから実現できないというお話をいただ...全文を見る
○櫻井充君 要するに、一時的に前払していただけるんですか。終わってから、年度が終わってからだと財政的に厳しいから、予算が決まった時点である程度、一時金として支給してくれないかというのが地元の要望なんですよ。
○櫻井充君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  もう一つ、中小企業支援センターについての予算のことについてお伺いしたいんですが、宮城県では実践経営塾というものを立ち上げておりまして、テレビ番組の「マネーの虎」というんでしょうか、何人かの方々が来て自分のプロジェクトを...全文を見る
○櫻井充君 改めてお伺いさせていただきたいんですが、全国一律で同じような割合で減らされるんだそうなんですよ。ですから、実績が上がっているところに対しては手厚く予算措置をしていただくとか、そういうことでまたインセンティブが掛かっていくと思うんです。そのように実行していただけるんです...全文を見る
○櫻井充君 それでは、次に経済の問題についてお伺いしたいんですけれども、日銀の藤原副総裁に来ていただいています。高校の大先輩で、これまで随分御苦労されたことを本当に感謝申し上げます。  藤原副総裁にお伺いしたいんですが、これ以上の、日銀の今の金融緩和政策の在り方と、この先その金...全文を見る
○櫻井充君 大事な点は、今でもゼロ金利で、当座預金も積み増しして、なおかつ一兆二千億の国債を買いオペを行っていると。そういうことをやって果たしてどのぐらい効果があったのか。  そしてもう一点、これ以上国債の買いオペを増やしていくことにどれだけの意味があるとお考えなのか。改めて、...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣、今の藤原副総裁の御答弁を聞いて、いかがお考えでしょうか。
○櫻井充君 日銀と一体となってというお話でしたけれども、財政の部分は国債発行三十兆円とかいう形で、ある一方では、財政出動ではブレーキを踏んで、金融緩和の方ではアクセルを踏み続けているという、何か政府と日銀と一体となってやっていないような感じがしますけれども、いかがですか、塩川大臣...全文を見る
○櫻井充君 この委員会でいつも申し上げているんですが、要するに平成九年が一つのポイントになると思っていまして、平成九年で財政再建を行おうとした。確かに、国の借金だけを見ればそうやりたくなりますけれども、あの時期を間違ったからこそ日本経済の低迷は続いているんではないんですか。違いま...全文を見る
○櫻井充君 そうでしょうか。こういう経済というのは社会実験ができるわけではありませんから、過去のことをきちんと評価して、それで対策を立てていくべきだと思います。  我々だと、動物愛護団体の方に怒られるかもしれませんが、動物実験をやれて、そして人に適用できるかどうかということを考...全文を見る
○櫻井充君 平成十三年の税収の当初見積りが五十兆七千億、今年が四十一兆円ぐらいでしょうか。つまり、この二年間で九兆円近い税収の落ち込みがあります。今回の国債の発行額が三十六・四兆円で当初としては最高だということを考えてくると、昨年、果たして、財政を絞った、収縮させたことが果たして...全文を見る
○櫻井充君 経済は成長を遂げている、国民の皆さんは皆苦しいと感じている、税収は落ち込んでいる、特に法人税と所得税です。どうしてそういうギャップが出てくるんですか。
○櫻井充君 時間があったら後でまた質問させていただきます。  次に、文部省の天下りの問題について質問させていただきますが、このたび日本学術振興会の理事長に就任された小野元之氏というのは、いつまで文部科学省のどういう役職に就かれていた方でしょうか。
○櫻井充君 事務次官が一月十日に退官されて、二月の一日に日本学術振興会の理事長に就任されています。この日本学術振興会というのはどういう団体でしょうか。
○櫻井充君 確認ですが、この財団は民間の財団ですよね、位置付けは。
○櫻井充君 現行は、これ、財団法人ではないんですか。特殊法人ですか。もう一度、新たに変わるのは分かっているんですが、民間の財団ではないんですね。
○櫻井充君 そして、これの任命権者が文部科学大臣ということになっております。この理事長のポストというのは、代々事務次官が理事長になられているわけではないんですか。
○櫻井充君 それで、この方が中央教育審議会の委員になられているんですね。今まで諮問している側だった、その諮問している方が、お辞めになった途端に中央教育審議会の臨時委員になられています。諮問していた人が今度は審議する方に入るというのは極めておかしなことじゃないですか。
○櫻井充君 しかし、この行政改革議会の最終報告、このことによると、行政経験者の任命については特にその必要のあるものに限るなどして厳に抑制すると書かれております。  石原大臣、この点についてどうお考えですか。
○櫻井充君 審議会の方です。
○櫻井充君 審議会の委員にこういう制約が付いている。
○櫻井充君 済みません。  だって大臣、行革のその最終答申に、委員の任命に当たっては、行政経験者を任命する際には特に必要のあるものに限るって、こう言っているわけですよ。  じゃ、なぜこんな文言付けているんですか。
○櫻井充君 いや、原則なぜそう書いているか。原則論ですよ。──じゃ、午後でもいいです、ここ。原則論です、原則論。原則論ちゃんと答えてくださいよ。
○櫻井充君 石原大臣に改めてお伺いいたします。  まずその前に、そうすると行政にとって審議会の位置付けとは一体どういうものなんでしょうか。  つまり、もう一度、もう少し。つまり行革法に、ここのところに、審議会の中に、元々のその委員の選任に当たって行政の人間をなるだけ入れないよ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、審議会と行政の立場、これはどうなるんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、ある意味、行政に意見を言うことが、その役割が審議会ということですよね。
○櫻井充君 そうしますと、行政側にいた方が事務次官をお辞めになってこの審議会の委員として入られるのは不適当ではないんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、民間の人とおっしゃっているわけであって、この小野事務次官は、何回も言いますが、一月の十日付けでしょうか、そこまでは行政の中におられた方でして、この方が、現時点では民間の中かも、人かもしれませんが、民間人と呼ぶにふさわしいんでしょうか。
○櫻井充君 行政にアドバイスされるとおっしゃっていました。ついこの間まで行政にいた人が、たった何日間かたって二月一日にはもう臨時委員になられているんです。この方が行政に適切にアドバイスできるとお思いですか。
○櫻井充君 日本、これだけ広い国家の中で学識経験者というのはいらっしゃらないんですか、じゃ、この人のほかには。違いますか。  もう一点言います。副部会長の中の國分さんとお読みしていいんでしょうか、正明さん。この方も文部科学省の出身者じゃないですか。
○櫻井充君 ですから、行政の立場をここにももう理解している方がいらっしゃるわけでして、しかも、この方は一期からずっと継続されているようです、國分さんは。なおかつ、それでなぜ行政からの人間を入れなきゃいけないんですか。有識者という方々はもっと一杯いらっしゃるじゃないですか、民間に広...全文を見る
○櫻井充君 大臣ね、大臣、私は、臨時委員だと今おっしゃいました。臨時委員であったらば今お辞めにならせてもいいんじゃないですか。これだけ問題点がありながら、しかも行革の流れから反するような形になっているわけですから、まずはこの方に私はお辞めいただくというのが筋ではないのかな。大臣は...全文を見る
○櫻井充君 継続的にとおっしゃいますが、この方は一月十日にお辞めになってすぐに入っているんですよ。元々いらっしゃった國分さんとは違うんですよ。継続なんかしていないじゃないですか、この人は。
○櫻井充君 教育をやられている方々数多くいらっしゃいます。この方々よりも小野さんの方が優れていて、ほかに人材がいなかったということですね。
○櫻井充君 要するに、行政改革なんかこれじゃできないじゃないですか。国の在り方信用されませんよ。本当は小泉さんがいらっしゃったら総理にお伺いしたいところですけれども、官房長官、いかがですか。こういうのでいいんですか、こんな文部大臣で。
○櫻井充君 それでは、文部科学大臣が適切な判断をされているとお思いですか。
○櫻井充君 事実を御説明いたします。  二月の、じゃ、この方が、事実はじゃ文部科学省の方から説明していただきましょう。どういう経緯で、いつお辞めになって、いつここの委員会に入られたのか。私は一月十日付けで辞められたことは分かっておりますが、中央審議会にいつこの方が登録されたのか...全文を見る
○櫻井充君 一月十日に行政辞められて、二月の一日には審議会に入られているんです。  官房長官、いかがですか。
○櫻井充君 審議会の、国家行政組織法の中の八条に審議会が定められていて、何回も言いますが、これじゃ行政なんかチェックされませんよ。そして、もう一つは、行政のやっていることなんかだれも信用しないんじゃないですか。これじゃ駄目ですよ、大臣、文部大臣。
○櫻井充君 じゃ、このときに、ほかにどなたが臨時委員としてふさわしいか、候補者挙がったんですか。──事務方で結構ですよ。
○櫻井充君 そうすると、ここに名前が挙げられている永井さん、それから森さんという方と三人、二月一日付けで臨時委員になられているわけですね。
○櫻井充君 ほかには候補者はいなかったんでしょうか。どういう方からこの方々、三名ということで人選されているんですか。
○櫻井充君 その経過を教えていただけますか。どういう角度なんですか、何が有識者なんですか、じゃ。全部含めてもう一度お答えいただけませんか。これは大事なことなんですよ。行政というものの在り方が問われていますからね、文部科学省。
○櫻井充君 それじゃ、こういう審議会の構成で国民の皆さんから信頼されると思いますか。
○櫻井充君 信頼されていますか。信頼されますかと聞いているんです。御議論するとかしないじゃない。信頼じゃ答えになっていません。そこだけですから。
○櫻井充君 そうでしょうか。こんなことやっているからだれも信用しないんじゃないんですか。このことを信頼される、信頼されているなんていう感覚が私はおかしいと思いますよ。  こういう方が大臣でいいんですか、本当に。官房長官。(発言する者あり)いないんだもの、だって。いないんだから。...全文を見る
○櫻井充君 坂口大臣、いかがでございましょう。
○櫻井充君 片山大臣、いかがですか。
○櫻井充君 委員長、これはお願いです。  各省庁で、このように文部科学省の事務次官と同じように、辞められてすぐに審議会のメンバーに、ほかの省庁でもいらっしゃるのかどうか、それについて検討していただいて、その資料を提出していただきたいと思います。
○櫻井充君 改めて石原大臣にお伺いしますけれども、この文部科学省の姿勢というのは行政改革担当大臣からごらんになってどうですか。
○櫻井充君 ですから、文部科学省の対応はどうなんですかと大臣にお伺いしているんです。行革担当大臣からごらんになって逆行しているんじゃないんでしょうか。
○櫻井充君 ふさわしいかふさわしくないか聞いているんです。答弁になっていませんよ、答弁になっていません。ふさわしいかふさわしくないか、その判断がふさわしかったか、ふさわしくなかったかを聞いているんです。
○櫻井充君 そうじゃありません。私は、判断の問題を申し上げている。  じゃ、お伺いしますが、内閣を構成されていると、ある省庁の方がお決めになったことに関しては、ほかの大臣の方というのは意見を言えないものなんですか。
○櫻井充君 では最後に、この方の人事を見直していただく意思はおありでしょうか。それだけ最後にお伺いしておきます。
○櫻井充君 マスコミの方がどれだけ取り上げてくださるか分かりませんが、このことを、このことが国民の皆さんから見たときに、見たときに……(発言する者あり)いや、そういうことじゃないですよ。ここの中で決着が付かないからです。つまり、文部科学省としてはこの人選でいいということですから、...全文を見る
○櫻井充君 このように、元々、薬事法でしょうか、認可されて、改造して機械が使われている、これは大問題じゃないんですか。
○櫻井充君 そうすると、今、大事なことなんですが、パーツは認可を受けている、それを組み合わせたものに関しては認可を受けていない、それのために医療事故が起こった可能性が高いわけですよ。これをそのまま放置できるんでしょうか。法律上調べることができないからといって、それが許されることで...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。是非見直していただきたいと思います。  実は、この件で御家族の方が厚生労働省に随分訴えられておりました。しかし、たらい回しにされて、厚生労働省から明快な回答がいただけなかった。そこの中で、パーツは薬事法を通っている、そして後は組み合わせるのは自...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それからもう一つ、このときに、手術がされたわけですが、そのときにレセプト上は、レセプト上は医療ミスがあろうがなかろうがそのままレセプトで点数が請求されているんですよ。これについて、保険から支払がなされているようなんですが、こういう医療事故が...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一つ、女子医科大学で外部の調査委員会が入ったわけなんですが、その中間報告が出された後、最終報告が全く出されておりません。このことについて、厚生労働省あるいは文部科学省、どのようにお考えでしょうか。
○櫻井充君 いつまでこういう議論を続けているんでしょうか。昨年、もう随分前からこういうことが議論されているはずであって、きちんとした対策をもう出されるのが私は筋ではないのかなと思います。  もう一点ですが、この病院は特定機能病院の指定を取り消されました。しかし、まだ実際、今度研...全文を見る
○櫻井充君 だから、取消し規定がないのはおかしいでしょうと言っているのに。何も質問を聞いていない。  だから、取り消せないじゃないですか。取消しができないのはおかしくないですかと聞いているんです。
○櫻井充君 不公平だと思うんですよ。厚生労働相が指定した病院は、十六条のところのこれは厚生省令ですけれども、そこの第六条に指定の基準として十五項目も挙げられているんですよ。こうやってきちんとした形で認められるところもあれば、全く無条件パスで受けられるというのはおかしくないですか。
○櫻井充君 整備されているされていないという問題ではなくて、大臣、要するに何かあったときに取消し規定というものがないのはおかしくないですかということなんです。
○櫻井充君 大臣、だって治療しているところでふさわしくないから特定機能病院を外されているんですよ。そういう治療がふさわしくないから外されている病院で研修することになる。そのときに、不適切だったときに取消し規定がないのはおかしくないですか。
○櫻井充君 これも縦割り行政の不備なんじゃないでしょうか。  要するに、大学病院というのは文部科学省の管轄の病院ですから、そこのところに対して、医師法の十六条というのは、これは厚生労働省の権限になりますよね、その医師法の十六条を持っている厚生労働省が指定するという形になると文部...全文を見る
○櫻井充君 私は、あいまいにせずにきちんと明文化するべきだと、そう思っています。  もう一つ、臨床研修のことについてお伺いしたいんですが、九月の四日に新臨床研修制度の基本設計というのができ上がりました。これは委員のメンバーの全員の合意を得たものです。この中に原則アルバイト禁止と...全文を見る
○櫻井充君 研修医のように未熟な医者が当直することが問題だからこの研修制度になって、バイト禁止ということが決まったんじゃないですか。
○櫻井充君 実は、昨年中ぐらいのときにはアルバイト原則禁止ということが決まっていたらしいんですけれども、木村副大臣がそこに横やりを入れているというお話なんですね、今みたいな。  その大原則が決まっていて、私も自分で経験があるから申し上げておきますけれども、これは笑い事ではありま...全文を見る
○櫻井充君 研修医が当直していたことが問題なんですよ。研修医が当直していて、医者がいると思っていてそこに救急車が行きます。そこで亡くなることもあるんですよ、十分な知識も技術もないから。つまり、形は整えたって中身が整っていなかったらかえって大変なことになるんですよ。違いますか。
○櫻井充君 そこのところで、地域から確かに医者が少なくなっていく実態がないわけではございません。ただし、だからといって、その夜間の当直とか日直とか、それを研修医一人でやらせるというのは間違っているんじゃないですか。
○櫻井充君 じゃ、木村副大臣、アルバイト原則禁止は、それはそれで守られるんですね。
○櫻井充君 もう一度お伺いしますが、アルバイトは原則禁止なんですか。  もう一つ言っておきますと、地域から引き揚げてきている大学病院の在り方をまずきちんと考え直さなきゃいけないんです。大学病院にいる医者はある種、実験の手伝いみたいなことをやっていますから、そういうところは外国は...全文を見る
○櫻井充君 今、憲法違反というお話出ましたけれども、私、厚生労働委員会でたしか坂口大臣と、この問題について質問させていただいたときに、アルバイトは原則禁止すると、しかも月額三十万円ぐらいはきちんと保障するんだと、あのとき大臣、そうおっしゃっていましたよね。
○櫻井充君 日本の医療の中で、医療の質を一番問われています。その根幹を成すのはやはり何といっても研修のときだろうと思っていますので、原則をきちんと、きちんとというか、本当に理想を追求していただきたいと私は思っています。  それから、国家公務員法の、共済組合、健康保険に合わせて、...全文を見る
○櫻井充君 これは、診療費の中で個人の負担が個人の医療費の一定額以上を超えると一時的にお金が、最終的にはお金が払戻しされる、こういう制度ですよね。これは各省庁によって違うんですが、大島大臣、農水省では、たしか林野庁はこういう制度がなくて、ほかのところはあったように思うんですが、そ...全文を見る
○櫻井充君 なぜ、同じ農水省の職員でもそのように違ってくるんですか。
○櫻井充君 歴史的な経緯があるにしても、現時点で同じ省庁の中にいて、入っている共済組合によって違っているというのは不公平ではないんですか。
○櫻井充君 単純に公平不公平でいうと、不公平でないということですか。
○櫻井充君 国家公務員の方々は、ある一定以上の医療費が掛かると払戻しされるシステムがあるんです。じゃ、中小企業の方々が入っている政管健保にはこのような仕組み、制度がございますか。
○櫻井充君 政管健保の話。
○櫻井充君 どうして中小企業の方々が入っているところには付加給付制度がなくて、国家公務員の方々が入っているところには付加給付制度があるんですか。
○櫻井充君 今、財政上できないとおっしゃったんですよ。だったとすると、今、政管健保には税金は一三%しか入っていません、特例措置で。本来であれば一六・四から二〇%入れなきゃいけなかった。これをずっと一三%にしているから赤字になってきているんじゃないですか。違いますか。
○櫻井充君 この一時払戻金というのは、月の医療費の二万円を超えた額に対して行われるという理解でよろしいんですか。
○櫻井充君 今度、三割負担になりますね、サラリーマンの方々が。例えば、五万円医療費が掛かったとすると、一万五千円払わなきゃいけない。でも、国家公務員の方々は二万円以上は全部払戻しされるから、結局実質六千円で済んじゃうんですよ。ですから、三割負担を国がお願いしたいと言ったって、国家...全文を見る
○櫻井充君 財政状況によって違うということは分かりました。  だとすると、特例措置で、先ほども言いました政管健保は国税の投入額を一三%にしています。これを仮に、極端な話をすると、三〇%や四〇%にすれば財政的には決して赤字にはなっていなかった。そうすると、事業主とそれから保険者と...全文を見る
○櫻井充君 財政的に豊かだから、国家公務員の方々は、ある一定額を超えると付加給付を受けられる。一方、国民の皆さんは、その保険制度の中で財政状況が悪い、税金の投入額は特例措置で減らされて、しかもそこから拠出金も出さされて、ですから極めて悪くなっていった。そこのために保険料は引き上げ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、改めてお伺いしたいのは、要するに、やはり今のままでは不公平だというふうに認識されているからそう変えていかなきゃいけないということなんですね。
○櫻井充君 しかし、国税、まあ事業主負担だからといって税金を五〇%入れる。国家公務員の方々の平均給与は七百万円ぐらいでしょうか。そして、政管健保の方々の収入は決してそれほど高くない。そこで、払戻金が、豊かな人はある、そうでない人たちはないという、この現状はおかしくないですか。
○櫻井充君 差があるということを認めていただいたんだと思いますが、その上で、やはり今回の三割負担のことで、低額所得者の方々とか特に本当に政管健保の方々が、保険料も引き上げられるということでかなり苦しい状況にあるわけでして、やはりそういうところに本来はもっと税金を投入して付加給付制...全文を見る
○櫻井充君 終わります。
03月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  小泉総理、今の質疑を聞いていて、私は大島大臣の答弁にちょっと納得できなかったんですが、小泉総理は、今の大島大臣の答弁でこの疑惑は晴れたと、そうお考えですか。
○櫻井充君 総理、要するに、今、国会議員、一番問題なのは、信頼を失っているということだと思うんです。その信頼を回復するために、こういう問題を取り上げて、やはり疑惑のある方にはお辞めいただくということが極めて大事なことだと思っているんですよ。ですから、今私が申し上げてお伺いしたかっ...全文を見る
○櫻井充君 全然お答えになっていませんよね。今の質疑応答で総理はどう感じられたのかということを私はお伺いしているんです。もう一度、いかがですか。
○櫻井充君 じゃ、十分じゃないということですか、総理。いや、私は総理にお伺いしているんです。総理、それは十分じゃないということですか。
○櫻井充君 まあ、本当にきちんとお答えしていただけないんだなと思いますが、それでは、まず事実関係からお伺いしたいことがございます。  今回、坂井衆議院議員が逮捕されるに至りましたが、その際に日本マンパワー社から多額の裏金を受け取っていたという事実がございます。そのマンパワーの小...全文を見る
○櫻井充君 大臣、総理、小泉総理が厚生労働大臣の当時に、ここの会社が会計検査院から社会保障等で問題があるということを指摘されているわけですけれども、その当時の大臣としてはこの会社に問題があったということに関しては御認識しているんでしょうか。
○櫻井充君 もう一点お伺いしたいんですが、先ほど総理は、法律を守らないことが、こういう政治とお金の問題の中で、法律はあるんだけれども、法律を守らないことが問題なんだというふうにおっしゃっておられました。これは個人個人の問題です。では、なぜそのような形で法律を守らない議員がどんどん...全文を見る
○櫻井充君 総理、人ごとではないと思うんですよ。なぜ守らないのかきちんと調査して、それできちんと守らせるように指導されるのがリーダーの役割ではないんですか。特に自民党の総裁ですから、是非そのことをきちんとやっていただきたいと思います。  ちょっと時間がないので、小泉純一郎同志会...全文を見る
○櫻井充君 その会の代表者が小泉総理の弟さんでいらっしゃる小泉正也氏です。会計責任者も小泉正也氏です。この方はもちろん私設秘書でもありますけれども、私設秘書の方が代表を務められていて、ここの中の支出を見ますと、事務所費というのが五百三十万円ほど計上されております。  一応確認し...全文を見る
○櫻井充君 これは昨日きちんと通告しております。家賃として支出しているのか支出していないのかということをお伺いしているわけであって、もう一度きちんと御答弁いただきたいと思いますが、この事務所費用の中には家賃は入っているんですか、入っていないんですか。
○櫻井充君 そうしますと、家賃が含まれていない。一方、自民党神奈川県第十一区総支部の支出を見ますと、これは、またこちらで事務所を構えていらっしゃいますから、事務所費用があるのは当然でございます。こちら側の費用は大体年間四百万から七百万円ぐらいでして、こちら側の同志会の収支報告書の...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、こちらの方の、十一区の総支部の方での家賃、事務費用というのは家賃が含まれているお金です。一方、こちらの同志会の方は家賃を含まなくても五百万円以上の支出があるということ、この支出というのは一体何に使われて、事務費として、そうすると何に使われていることになる...全文を見る
○櫻井充君 十一区の総支部の方も同じように切手の購入代、電話代が入っていて、家賃も含まれて同じ額です。こちら側は家賃が含まれていないんですよ。ですから、この今の御説明ですと十分ではないんだ、私は十分ではないと思います。  そしてもう一つ、では光熱費もこちらから支出、計上されてい...全文を見る
○櫻井充君 なぜこのようなことを質問させていただいているのかといいますと、加藤紘一前衆議院議員が結局、自宅のものに関しても政治資金から流用していたという話がありました。総理のことではないというふうにおっしゃいますけれども、実際は総理の自宅を同志会は使っているわけであって……
○櫻井充君 自宅というか、離れを使っているわけですよ。
○櫻井充君 離れを使っていますね、L字型の、ここの……
○櫻井充君 自宅じゃないんですか。
○櫻井充君 じゃ、その場所はそうするとどこにあるんですか。住所は同じじゃないですか。
○櫻井充君 だって、この住所は一緒のところじゃないですか。
○櫻井充君 じゃ、まあ要するに敷地内にあるわけですよね、同じ。同じ敷地内にあって、所有者は、じゃ、だれになるんですか。
○櫻井充君 じゃ、もう一点指摘させていただきますが、この同志会の活動費の中で調査研究費というのが約三百万ぐらい計上されているんです。十一区の総支部の方で国民世論の動向を調べるという形で調査費は計上されているんですね。これは当然のことなんだろうと思うんです。  ところが、その同志...全文を見る
○櫻井充君 そういうことを言っていないです。十一区総支部はちゃんと世論調査だと言って百万円以上のお金を毎回計上しているんですよ。それはそれで当然のことだと思っていると言っているわけです。ただし、こちらの同志会の方の調査研究費の方は、要するにもう五万円以下の支出になっているから、多...全文を見る
○櫻井充君 支援者を疑っているようなことではなくて、会計責任者である方のその会計がちょっとおかしくないですかということを私は申し上げているんです。ですから、そこは総理がちょっと誤解されているんではないかと思います。  時間がなくなりました。  もう一つ、コンステレーションのこ...全文を見る
○櫻井充君 済みません。質問に答えていないじゃないですか。その領収書の中身と、そしてその契約の内容について、私は質問しているんですよ。  総理、おっしゃるとおり、日立金属と総理と接点はないんでしょう。しかし問題は、問題は、私設秘書が何をやっていたかということ、これはあっせん利得...全文を見る
○櫻井充君 そしてもう一つは──ごめんなさい、その私設秘書の方は総理の弟であって、その横須賀の市内に回っていくときには、総理の名代としていろんな形で会合に出られている。市長さんよりも先に、とお話をされることが……
○櫻井充君 ちょっと待ってください。(発言する者あり)最後に一つ、最後に一つ。  質問に答えていただけませんでしたので、これだけ資料の提出を要求しておきます。一つは、その領収書です。その日立金属との領収書と、それからその契約書に対しての、この委員会に対しての提出を求めたいと思い...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  竹中大臣が内閣委員会との関係で十時四十分までしかおられないということで、法案の審査の前にリレーションシップバンキング等についてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  二月の二十六日に懇談会が仙台で...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣、日銀が金融緩和政策を取っているというのは、結局は銀行から企業に対しての融資が減っているからということも大きな原因の一つですよね。そこの部分を改善しなければいけないというところがあるんだろうと思うんですね。  そうしてきてみたときに、日銀が幾ら金融緩和政策を...全文を見る
○櫻井充君 大体三分の二ぐらい返却されていて、その中で五・六%、これは約三十兆円に対しての比率ですからこのぐらいの数字ですよね。これがもしこのまま推移していくとすると、大体何%ぐらいになりますか。
○櫻井充君 現時点で五・六%ですから、あと三分の一とすると、単純に足し算すると二・八%ぐらい増えるのかな。それでもとにかく一〇%まで行かないだろうと思うんですね。我々の認識では、多分、そういう貸し方をしたときに一〇%を超えるんじゃないだろうか、そう思っておりました、正直なところは...全文を見る
○櫻井充君 リスクテークというお話がございましたけれども、このときは確かにリスクがなかったから貸し出せたということになるのかもしれません。  しかし、もう一度考え直さなきゃいけないのは、貸し出したとしてもそれほど破綻していないという現実があるということです。  つまり、今銀行...全文を見る
○櫻井充君 健全度を求めてこなければいけないというのは、これはもう至極当然のことなんだと思うんです。ですが、今アメリカの例を出されましたけれども、例えばアメリカの場合は、住宅ローンなら住宅ローンに関して言えばモーゲージローンというものがありますから、結局のところリスクアセットの部...全文を見る
○櫻井充君 大臣、正しくそのことなんだと思うんですよ。私も、別に四%を二%にしてくれとか、そういうことじゃないんです。そこの中身の問題なんですよ。  前にもお話ししたとおり、例えば条件緩和債権に関して、大臣は原則はそれは要管理先になりませんとおっしゃいますが、地域の金融機関の方...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。別に一件一件やってくれと言っているんじゃなくて、条件緩和したらその債権が要注意先から要管理債権になったのかどうか、その比率だけ見てもらったって簡単なことだと思うんですよ。  それともう一点、不良債権処理というと、小泉政権の不良債権処理はもう駄目...全文を見る
○櫻井充君 最後におっしゃったところは極めて大事なところでして、要するにマーケットが評価するんだというお話ですけれども、評価するためには情報がないと評価できないわけなんです。  今、銀行でディスクロージャー誌というのがありますけれども、これは銀行のディスクロージャー誌を見ていた...全文を見る
○櫻井充君 済みません、あと、時間なのでもう結構でございますが、やはり是非考えていただきたいんです。その金融行政一つで、銀行も地域も生かすも殺すも金融庁の権限だと僕は思っているんですね。どうもその在り方がおかしいから地域がなかなか生かされてこないんじゃないのかなと、そういう感じが...全文を見る
○櫻井充君 本当におっしゃるとおりだと思うんですね。  先ほど自己目的化というお話がありましたけれども、とにかくそこだけを中心にやられてきていることだと思いますし、それから、そのアメリカの私がお会いした会長、この方はアメリカでこの十年で十倍利益が上がっているんだそうですけれども...全文を見る
○櫻井充君 総裁、債権の査定というのがございました、今のお話の中で。大企業を見る目と中小企業を判断する目というのは随分違うんだろうと思うんですね。財務諸表を見れば、大企業はある程度今後どうなのかということを予見することができるんだろうと思うんですけれども、中小企業というのはそれす...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  それでは、日銀のもう一つインフレターゲティングについてお伺いをさせていただきたいんですが、インフレターゲティングという言葉よりも金融緩和政策と言った方が正しいのかもしれないので、そのことについて質問させていただきたいんですが、その前に、経...全文を見る
○櫻井充君 今、まずその前に、デフレスパイラルの前で止まっているとおっしゃいました。本当にそうなんでしょうか。  つまり、まず物価は下落しています。企業の収益も落ちていると思います。ですよね、法人税が減っているわけですから、恐らく企業全体としての収益は落ちていると思います。それ...全文を見る
○櫻井充君 若干認識が違うような気がするんですが。  もう一点、マネーサプライの──マネーサプライの前に、私、日銀がこれまで五年間取ってこられた政策の中で良かった点は、国民なり企業なりに痛みを最小限にとどめたという点、これはすごく良かったと思うんです。ですが、逆に言うと、痛みを...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりですね。要するに、痛み止めを打っている間に手術をすればよかったんだと思うんです。それができなかったから、こういう形になってきてしまったのかなと、そう思います。  その上で、今、国債を一兆二千億円引き受けているわけですよ、毎月毎月、引受けというんですか...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。そこなんだと思うんですね。  例えば、今の中で言うと、財政なら財政についてはもう今度は逆に言うと締め付けますという話になったりとか、それから自己資本規制なら自己資本規制でかなり、私の認識ですけれども、貸出ししにくいような条件になってきたりとか、...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、財政再建は今のところは進んでいるわけですね、順調に。
○櫻井充君 総理の気持ちは順調。財務省の気持ちはどうなんですか。
○櫻井充君 そうすると、まず、じゃこの国の今の財政状況から見てみると、これ企業で見たときに不良債権扱いになる国なんでしょうか。つまり、今の財務状況でこれだけ多くの借金を抱えてきている、なおかつまた借金の額がどんどん増えてきているというような状況ですと、これ企業で見るとどの程度の企...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、一般企業も借金さえでき続ければ底力がある企業だということになるわけですね。そういう判断ですか、伊藤副大臣。金融検査で入られるときに、借金さえ、これだけ多額の借金を抱えている国がまだ更に借金ができるから、その借金は国内で全部整理できるから、だからこの国はま...全文を見る
○櫻井充君 本当は同じで判断してもらわないといけないことがあるんですよ。なぜかといいますと、この間、予算委員会で質問いたしましたけれども、医療費の、国家公務員にはこういう制度がございます。是非皆さん聞いていただきたいことがあるんですが。  ある程度一定以上の医療費が掛かってくる...全文を見る
○櫻井充君 副大臣。
○櫻井充君 現時点がどうなのかで判断されるんじゃないんでしょうか。だったとすると、企業もそういう判断してもらいたいんですよ。企業も再建計画を立てたら、じゃそれを見ていきましょうと、そういう判断してもらいたいのに、企業に対しては極めて厳しいわけです。そして、自分たちが運営していると...全文を見る
○櫻井充君 この御時世に、見直す御予定というのはないんでしょうか。
○櫻井充君 本来、幾ら掛かったから、それに対して必要経費として請求されるんなら分かるんですよ。どんぶり勘定と言うんですね、こういうのをね。いまだにそういうどんぶり勘定が行われているわけですよ。いや、多分これ調べるときっといろんなことが出てくるんだろうなと思うんです。  そうやっ...全文を見る
○櫻井充君 だから、それはそれに見合っただけの効果があるのかどうかということをお尋ねしているんです。その実績をお話しできますか。  もう一点言っておきますと、これはどうせ答弁できないでしょうから結構ですが、要するに在外公館の役割というのは邦人保護だと思うんですよ、一番は。  ...全文を見る
○櫻井充君 重税感はやっぱり皆さん持たれているんですよね、これだけ負担率が低くても。それは何かというと、使われ方がやっぱりおかしいからなんだと思うんですよ。  そこで、アメリカは公益寄附という制度があって、例えば一般の方ですと、例えば一千万なら一千万の所得があると、五百万まで寄...全文を見る
○櫻井充君 私が聞いた話ですけれども、道頓堀というのは、あれは寄附で造られたという話ですよ。ですから、昔はそういう制度があった。文化とおっしゃいますけれども、そうではなくて、明治以降の中央集権社会で官僚の方々が今こういうシステムを作っただけの話であって、寄附するという、そういう精...全文を見る
○櫻井充君 現在の文化とおっしゃいましたけれども、現在の文化じゃなくて、現在の制度を作られたのは皆さんじゃないですか。そこがまず一点と、それから、ちょっと分かりませんが、じゃ入学は、アメリカは入学は簡単じゃないですか、卒業は難しいでしょう。卒業もできるんですか、寄附すれば。違うで...全文を見る
○櫻井充君 とにかく将来の構想があるんだとしたら、将来の構想を実現しやすいような道筋を付けていかないといけないんだと思うんです。それがその先行減税を行って、その後、税収中立というんですか、税収なんだそうですけれども、中立、どこかで増税すると。だけれども、もう一点考えなきゃいけない...全文を見る
○櫻井充君 政策分析というんですか、コストだけじゃなくて。少なくとも、今回、五千億か六千億かの減税になるわけであって、その痛みを伴って政策を打っていらっしゃるわけですよね。そうすると、それなりのプラスがなければ国の財政を悪化させるだけでしかないということです。  ですから、大事...全文を見る
○櫻井充君 それは十分承知しております。  私が申し上げたいのは、税だけによって可能なのかどうかということを将来分析しなきゃいけなくなるんだろうと思っているんです。つまり、こういう減税措置を取ったものの中でも、例えば先行きが見えないからやはりなかなか研究開発ができないとか、この...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  あとは、この税制について中小企業の方々からもう一度、こういう税制があるけれどもどうなんだろうというのは聞いてみたいと思います。  ただ、一方で、先ほどほかのところに転業できなくなるとか、いろんな制約を課さなきゃいけないという話がありました。全部の...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  とにかく、やはり最初に申しましたとおり、なかなか事業を継がせることが難しくなってきているという、そういうお話がございますので、是非その点を検討していただきたいと、そう思います。  それからもう一つ、配偶者控除についてお伺いしたいんですが、働く女性...全文を見る
○櫻井充君 ただ、今回のその制度にしてみても、結局サラリーマンの方々にまた負担が掛かるようなシステムになっているわけですよ。全部そうなんです、今回の制度設計は。だから、一遍にやられるのがそうするとおかしいんじゃないだろうか。社会保障負担も増やします、それから税の優遇措置も今度は減...全文を見る
○櫻井充君 予算委員会で、岩手県立大学の鈴木先生が見えて、専業主婦という方々に対しての、何というんでしょうか、政策が余りないと。つまり、ある特別な方々に対して手厚くなっているけれども、必ずしもそうではないんじゃないだろうかというお話がございました。是非、そこら辺も併せて御検討いた...全文を見る
○櫻井充君 終わります。
04月17日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○櫻井充君 おはようございます。  まず、竹中大臣に私、御礼を申し上げたいのは、このリレーションシップバンキングの中に、我々がずっと主張してまいりました金融アセスメント法案の趣旨を盛り込んでいただいた。本当にありがとうございました。あともう一つお願いは、是非実効性のあるものにし...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今、法律というお話がございました。私、野党の人間として、与党の方々そして行政の方々と立場が全く違うのは、我々には行政権限というのがないんですね。つまり、我々が主張するときに、政策という形で発表するか、若しくは法律という形を作って発表するか、それしか方法がないわけ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そこで、一定の基準をと。昨日も金融庁の方とちょっと話をしたんですけれども、本当に自主的に任せてきちんとした情報公開がされるのかと。  これまでもディスクロージャー誌があったわけですから、そのディスクロージャー誌の中で、ディスクロージャー誌...全文を見る
○櫻井充君 今、機能強化計画の話になりましたが、この今の金融庁の考え方ですと、その機能強化計画、金融機関が策定して、あとは金融庁に提出するということのようなんですね。  ところが、アメリカの地域再投資法なんかの場合には、支店を出すときには、地域のお金を使ってくる方々、ここだと中...全文を見る
○櫻井充君 大臣のおっしゃっていることは僕は理想論だと思っていて、それはそのとおりだと思うんですよ。  しかし、今までそういうことを経験したことのない人たちが果たしてそういうことができるのかどうかというところに疑問を感じていることと、それから、昨日話をした地元の中小企業の方々と...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。それでうまくいかなければ、また考えていただきたいと思います。  ある方が、ただ、銀行の方が、機能強化計画というのを作らなきゃいけないんだという話になって、これどういう内容のことを書いたらいいんでしょうねって、そうおっしゃっている方もいらっしゃって、別の...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ただ、そこの中でもう一つ地元の方々から言われたのは、検査官の数が少な過ぎるんじゃないだろうかという指摘がございました。というのはなぜかというと、銀行側がその説明をするわけです。このおやじ、この中小企業の社長はこういう人でと、いろんな説明をし...全文を見る
○櫻井充君 変な天下り先見付けるよりそういうところでもうちょっと人員増やしていった方が本当にいいと思うんですよ。私の記憶が正しければ、アメリカはたしか一万人とかそのぐらいのレベルのような気がしますけれども、ほかの国々から比べるとかなり少ないんじゃないかと思うんですね。これは金融検...全文を見る
○櫻井充君 企業再生のために必要なことなので、是非お願いしたいと思います。  もう一つ、これは、今回は金融庁側からの立場でこういう政策を打ち出されたわけですけれども、こういうことを聞くのは失礼なのかもしれませんが、中小企業を代表する中小企業庁から見たときに、この政策、この金融政...全文を見る
○櫻井充君 やはり地域経済支えていくのはもちろん金融機関でもあるんですけれども、とにかく企業との連携ということだと思いますので、是非中小企業庁の方にも声が上がってきているものを積極的に意見交換していただいて、いい関係を作っていただきたいと思います。  あと、もう一つどうしても出...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  あと、最後に一つだけ。  今回、金融アセスの趣旨が盛り込まれましたが、この盛り込まれた中に、盛り込まれたというか、盛り込まれるようになった中で、百万人の署名を集めてくださった中小企業の方々がいらっしゃいます。その方々...全文を見る
○櫻井充君 一言だけいいですか。  どうもありがとうございました。  本当に、今回の考え方、つまり大銀行と中小企業金融という形で二つに分けていただいたと、これは画期的な僕は方向転換なんだろうと思っています。しかも、その地域に根差した形で、そして地域の活性化のためにこうやって取...全文を見る
04月18日第156回国会 参議院 本会議 第18号
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○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案について、竹中金融担当大臣及び関係大臣に質問いたします。  今日は再質問いたしません。その代わり、原稿なしで質問させていただきたいと思います。  もう一つ、議運の先生方...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  ちょっと私は、この内容について本当に素人なので基本的なことを、大臣、通告していないので申し訳ないんですが、教えていただきたいことがございまして、刑務所というのはそもそも何のためにある施設なんでしょうか。
○櫻井充君 そこの中で、医療の提供体制ということに関して言うと、一般の社会での医療の重要性とこの施設内での医療の重要性という点でいうと、どの辺が違ってくるんでしょうか。
○櫻井充君 ただ、私が考えるには、社会復帰してもらう場合に、社会復帰が私は一番大きな目的だと思っているんですが、そうすると、社会復帰していった際に入所したときよりも更に状態が悪くなって出所されたりすると、恐らく仕事に就けないとか様々な問題が出てきてしまって、こういう方々は生活保護...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、これらの病気をきちんと治療できるとなると、基本的には循環器内科の医者それから消化器内科の医者が配置されなければいけないと思いますけれども、現在、刑務所に派遣されているお医者さんたちは主にどういうことを専門にされているのか。分かればで結構です。分からなけれ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、もう一点ですが、この方々がきちんとした診断を受けていらっしゃるのかどうかということです。  つまり、例えば胃炎なら胃炎、胃炎というか多分、潰瘍などを持たれているんだと思いますが、昨日、話をお伺いしたところでは、一応全施設に超音波の検査の機械、それから胃...全文を見る
○櫻井充君 いや、私、昨日お伺いしたのは、超音波の機械もそれから胃カメラも全施設にあるというふうに昨日の方はおっしゃっていました。  じゃ、違っているんだとすると、問題は、機械があってもそれをちゃんと使える医者がいないと全く検査できないんですよ。ですから、医師の配置体制の中で、...全文を見る
○櫻井充君 本当に検査できているんですか。  じゃ、刑務所内での医療費の総額と、それから、極めて薬剤比率が多いというふうにお伺いしているんですけれども、総医療費、それからその薬剤比率、それから検査を行っているとするとその検査の代金、これについて教えていただけますか。
○櫻井充君 基本的には、そうすると、例えば検査の費用なんかにすると、一般の病院から見ると若干低いと思うんですよね。十分な検査が行われているのかどうか、ここが極めて問題になると思います。  そこの中で、医者の確保という点が極めて難しくて、結局、常勤といいながら週一日しか来ていない...全文を見る
○櫻井充君 どなたでも結構です。
○櫻井充君 そういう答弁されると、ちょっと現実の話に引き戻しますよ。いいんですか、そんな答弁していて。  いいですか、じゃ。大学病院を辞めて、それで法務省の職員になっているとおっしゃいますが、一日しか来てないじゃないですか。民間だったらどうなっていますか、厚生労働省。週に四日来...全文を見る
○櫻井充君 いいですか、厚生労働省。あなた方認可権限持っているんですよ。病院の開設をしていいかどうかの認可権限は厚生労働省ですよね。こういう病院は本当は全部お取りつぶしじゃないですか、違いますか。名義貸ししているような病院はみんな、名義貸しなり、それから勤務の実態がないような病院...全文を見る
○櫻井充君 とにかく医療の提供体制がきちんとされることが大事なことなので、ちょっと時間がないからほかのところに行きますけれども、きちんと議論していただきたいと思いますし、医師確保のところでいえば、医者が今余っているというか余裕があるところは大学病院と国立病院しかないわけですから、...全文を見る
○櫻井充君 一応、昨日これはお伺いしてあって、まあ出せるんなら出してくださいということだったんです。是非出していただきたいんです。  それはなぜかというと、CTスキャンなどは一般の刑務所内にはないわけですよ。そうすると、死因が脳梗塞だとか脳出血になっていますけれども、実際はCT...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、後で詳しく教えてください。  それでは、健康診断についてお伺いしたいんですけれども、要するに病気を早期に発見してくるということが極めて大事なことになっています。この方々がきちんとした健康診断を受けていらっしゃるのかどうか。つまり、一般的に言うと、市民健診があっ...全文を見る
○櫻井充君 ですから、その内容は一般の方々が市民健診で受けられるレベルよりは低いですよね。一般の方々は血液検査もきちんとできることになっているわけであって、医師の判断でしかそういうものができないということになってくると、健康管理という点では受刑者の方々は一般の方々よりはきちんとさ...全文を見る
○櫻井充君 きちんとした形でやっていただきたい。先ほども申しましたとおり、社会復帰させていくということになってくると健康管理は極めて大事なことなので、それから今は予防医学ということがうたわれているわけですから、是非前向きに検討していただきたいと思います。  それで、もう一つ、医...全文を見る
○櫻井充君 その認識は全然違うんじゃないですか。一回受刑者の方をここにお呼びしたらいいんじゃないですか。例えば安部譲二さんとか、そういう方をお呼びして、実際、本当にどういうことが行われているのかをまず知った上でここで議論された方が私はいいんじゃないのかなと、そう思いますが、後で御...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、今の日本の刑務所の実態の中で、この規則に対してきちんとした形で遵守されていると、そうお考えですか。
○櫻井充君 この先のことじゃなくて、これまで遵守されていたかされていないか、どうお考えなのか、一言でお答えいただけますか。
○櫻井充君 いや、だから、遵守されていたと考えられるかどうかですよ、実態が。
○櫻井充君 私の質問に答えていただいておりません。取り組んでいたとしても、これが守られていたか守られていないかをお伺いしているんです。守られていないからこそ改善しましょうということになるんだろうと思いますけれども、守られているのか守られていなかったのか、その点について明確に御答弁...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  自分たちがやっていなかったことに関してやはりきちんと認めていただいて、その上で次に何をするのかということを考えていただきたいと思います。  その意味で、もう一つ、拷問禁止条約というのがございます。その拷問禁止条約、まず最初に、これは二つの...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今の御答弁は、これまで刑務所で行われてきていたということは、拷問禁止条約違反ではないという判断ですか。
○櫻井充君 私は、昨日、きちんと通告しているんですよ、これは。この次、御答弁いただけなければ、これ止まりますよ。いいですか。  私は、じゃ、もう一度改めてお伺いしますが、拷問禁止条約には違反する行為は全くなかったということですね。あるんですか、ないんですか。これは、昨日、きちん...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていません。僕は名古屋と言っていません。これまでの刑務所の中でと言っているんです。答弁になっていません。
○櫻井充君 委員の方々、是非これ大事なことなんで聞いていただきたいんですが、これは平成十一年にこの条約を批准しているんです。そして、本来は報告する義務があるんです。これは拷問禁止ということを政府が義務を負っているんですよ。そして、その上で報告しなきゃいけないんです、何かそういう問...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、ちょっとお伺いしますが、刑務所の件に関して言うと、この拷問禁止条約に当たっているか当たっていないかというのはこれは法務省の責任ということになるんですね。判断ということになっていいんですか。
○櫻井充君 どこが責任を持っているかと聞いているのに。委員長、勘弁してください。ちょっと何とか言ってくださいよ、本当に。
○櫻井充君 僕の質問に答えていない。  法務省なの、じゃ。要するに刑務所のことは法務省なの。  じゃ、ちゃんと、もうちょっと分かりやすく答えてほしいんですが、刑務所の件に関して言うと、そうすると法務省なんですね。それでいいんですか。
○櫻井充君 じゃ、どうも法務省の管轄のようですから、法務省として、これはこれまでの刑務所で行われてきたことは拷問禁止条約に違反しているとお考えですか。
○櫻井充君 じゃ、外務省、そういう報告をきちんとなさるんですね。これまで四年間、全く報告されていないんですよ。なぜそれを報告して、これまで、これまでもこういう事件があろうがなかろうが、なかったらないという報告をしなきゃいけないと思うんですよ。  関係各省庁と先ほど話合いをすると...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、報告書を作成、報告書というのは毎年作る義務ではないんですか。
○櫻井充君 それからもう一つ、今年の三月五日の参議院の予算委員会の中で森山法務大臣から、塀の中の常識が世の中の常識とは違っているのではないかということをという、そういう御発言がございました。一般の方が塀の中というお話をされるのはいいとは思うんですが、大臣としてこのような発言される...全文を見る
○櫻井充君 外務省にも、それから法務省にもお願いなんですけれども、とにかく人権というものが守られていかないと、とにかく社会復帰施設だと思うんですよ、その社会復帰施設の中でああいう形で扱われてしまうと社会復帰できなくなってしまうんじゃないだろうかというふうに私は懸念しております。 ...全文を見る
04月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  先週の金曜日ですね、竹中大臣、私、原稿なしで本会議で質問させていただきました。その折に原稿なしで御答弁いただきまして、本当にありがとうございました。ただ、思い起こしてみると、大臣、大臣に就任当時はああいう形で原稿なしで随分お答えいた...全文を見る
○櫻井充君 不良債権の存在がいいとは私も一つも思っておりません、そこは全く同じなんですが。  ただ、大臣、いつも大臣がおっしゃっているのは、不良債権の処理をすると、そうすると、銀行が焦げ付いているところに融資してきている、焦げ付いているというか動かないところに融資してきているか...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃることはよく分かります。ただ、大事な点は、じゃこういう状況の中で融資を受けられなければ、本来であれば融資を受けられれば存続できる企業も実際融資を受けられないがために破綻してしまうんじゃないだろうかと、そういう心配をしているわけです。  もう一つは、収益が高い...全文を見る
○櫻井充君 認識は同じなんですが、私が申し上げたかったのは、要するに不良債権を処理して、だから融資ができるようになりますよねという、大臣よくお話をされるわけですが、資金は十分あると思うんですよ、私は。つまり、何回も申しますが、国債の方に向かっているわけですから、二十兆円以上ですね...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、ただ、一方で、一方でそれでは銀行の実質業務純益はどのぐらいかと、ここ数年ずっと約六兆円なわけです。じゃ、不良債権はどのぐらいのペースで処理しているのかといいますと、平成十年の三月期には十三兆円、十一年の三月期も十三兆円と、もうその銀行の業務純益をはるかに超...全文を見る
○櫻井充君 何もしなければこれは悪くなるというお話をされました。何もしない方が良くなる場合もあると思うんですよ。つまり、どういうことかというと、済みません、治療をすると、むしろ副作用が前面に出て悪くなっちゃう場合もあるんですよ。ですから、そこは何とも言えないところでして、例えば、...全文を見る
○櫻井充君 人の体とどうか、そこのところは分かりませんけれども、ただ、どこから話をしたら、極めて難しいところがあるんですが、これまでのじゃ政策はどうだったかというと、基本的にRCC送りと言われていました。つまり、破綻処理、つぶれるべきところはつぶれてくださいという考え方だったと思...全文を見る
○櫻井充君 もう一点、先ほど、短期的には何もしない方がよかった、中長期的にはどうか分からないというお話がございました。  そうすると、改めて考え直さなきゃいけないのは、ゼロ金利政策というのは果たしてよかったのかどうかという、それはある程度振り返らないといけない時期にもう来ている...全文を見る
○櫻井充君 あとは、政策を打つ時期の問題なんだと思うんですよ。不良債権の処理ももっと早い時期にきちんとしてしまえばよかったと思うんですね。日本の経済の体力がどんどんどんどん落ち込んできている中で手術をするということが果たして適当なタイミングなのかどうかということに行き着くんだろう...全文を見る
○櫻井充君 そこで、もう一つ、信用保証のことについてなんですけれども、ある方から指摘をされたのは、信用保証が付いていながら、融資する際の金利がほとんどプロパーの貸出し金利と同じではないのかなと、そういう指摘があったんですけれども、実際その辺、金融庁でもし数字がございましたら教えて...全文を見る
○櫻井充君 これ、本来であれば、銀行自体はリスクほとんどないわけですから、かなり低利で貸し出してやるというのが私は筋なんだろうなと思うんですね。  そういうことをやることによって、取りあえず現状のような景気の悪い時期を乗り越え、乗り切ってもらって、景気が良くなってきたらあとはリ...全文を見る
○櫻井充君 是非よろしくお願いしたいと思います。地元の方々の要望が極めてこの点についても強かったので、そのことも併せて金融監督される際にチェックしていただきたいなと、そう思います。  あと、少し前向きな話をしたいと思うんです。というのは、要するに、何かというと、将来が見えないか...全文を見る
○櫻井充君 だからどうするんですか、それで。そんなのだれでも分かっていることで、じゃ、この国としてその方向性は、何年までどうすると、アメリカでカリフォルニア州の例を挙げましたけれども、そういう具体的な計画というのはないんですか。
○櫻井充君 僕は、いや、もうちょっと具体的な目標があったらいいんだろうなと思うんですね。特に、一遍に車にしましょうとかなんとかということではなくて、実用可能な部分から行くのが筋だろうと思っているんですね。  ですから、先ほども言いました、いや、これからは後は技術論なんで、もっと...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  例えばガスより若干高くなったとしても、ガスコンロならガスコンロにしても、少し高くなったとしても、それが自分たちの健康に返ってくるんだということをはっきりさせて、そうすることによって、こういう社会を作るために少しコストが上がりますと。  で...全文を見る
○櫻井充君 違いますよ。
○櫻井充君 例えば、介護保険に民間が参入しました。その結果どうなったかというと、不採算部門のところはもうみんなやめていっちゃっているんですよ。ですから──申し訳ないが、ちょっと静かにしていただけないかと言ってください。ここのところは極めて大事なところでして、社会のインフラとして基...全文を見る
○櫻井充君 システム改革と一緒に財源付けないとどうしようもありませんから、そこのところはセットでやっていただきたいと思います。  それから、最後に、大和都市管財のことについてお伺いさせていただきたいと思うんです。  今裁判になっておりまして、約一千億の被害が出ています。これは...全文を見る
○櫻井充君 その結果、一千億円以上の被害が出たということですよね。今、お金が返ってくるのは恐らく数%程度だろうと言われておりますから、とにかくその業務停止命令が遅れたがゆえに一千億の被害が出ているわけです。  これは平成十二年に内部告発で元社員という方が、これは近畿財務局などに...全文を見る
○櫻井充君 しかし、ここにグループ全体の経営状況というのがあって、グループの連結決算の状況は約六十三億円の欠損の状態にありと。ここまでもうはっきり分かっているわけですよね。  前回、村田副大臣と質疑さしていただいたときに、このようなグループ全体のことについては十分把握されていな...全文を見る
○櫻井充君 どうも目をつぶって調べにいったような感じがするんです、そうだったとすると。じゃなければ検査能力なさ過ぎますよ。これは恐らく最後は裁判になるんだろうと思いますけれども、今のようなことでは、僕はちょっと、何というのかな行政の信頼感というんでしょうか、それは大きく失うんじゃ...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○櫻井充君 時間がほとんどないので、ちょっと数点質問させていただきたいんですが、まず一つは、名前出すとまずいのかもしれませんので、ある生命保険会社が無配になるかもしれないと、そういう報道がございます。その際に、銀行からそういう生保に出資されているわけであって、この出資されている場...全文を見る
○櫻井充君 その場合、例えば予定利率を引き下げる、どうなるか分かりませんが、例えばです、例えばちょっと教えていただきたいんですが、予定利率を引き下げるようになった場合には債務者区分というのは引き下げられたりとか、そういうことになるんですか。  つまり、財務状況が悪いから、いろん...全文を見る
○櫻井充君 ある種、金利を減免するのと同じような考え方に立てるんだろうと思うんですよ。本来であれば相当な利益を出さなきゃいけないものに対して、利益を出さなくてもいいというよりも配当を減らすことによって、実を言うと企業でいうと金利の減免に当たるかもしれないから、むしろ債務者区分を引...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、二年前の保険基本問題ワーキングチームで、あるオブザーバーの方が指摘されているということについて検討はされなかったんでしょうか。ここも併せて後で教えていただきたいんですが、その方が今の逆ざやの計算方法はおかしいんだと、そういうことをおっしゃっているわけです...全文を見る
○櫻井充君 あのワーキンググループは、たしか予定利率を引き下げることが、予定利率の問題を検討していたワーキングチームだと思うんです。ですから、そこの中で本当に利率を引き下げなきゃいけない状況なのかということを随分皆さんが意見を出されて検討されていたかと思います。  それから、破...全文を見る
○櫻井充君 一千億を新たに負担するわけじゃないんですよ。追加するのはせいぜい数百億なんです、多くても。ですから、そこのところで本当に国が四千億も用意しなきゃいけないのかどうかという問題です、これは税金使うんですから。生保業界も苦しいのかもしれませんけれども国だって苦しいんですから...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、住宅金融公庫が証券化の支援業務を行ってくる、このことは基本的に私はやらなければいけないことだとは思っていますけれども、実際に果たしてこういう業務を行っていって、その証券化した債券が市場で売買できていくのか...全文を見る
○櫻井充君 今、将来は数兆円の規模というお話がございましたが、これは客観的な根拠はあるんですか。
○櫻井充君 アメリカは、モーゲージローンのこのシェアが住宅ローンのシェアの中の五〇%を占めるのに三十年掛かっているわけですよ。あのアメリカで三十年も掛かっていて、日本でその数年単位で果たしてそのシェアの半分まで行くのかどうか。今お話がございました十兆円なら十兆円の規模、数兆円とい...全文を見る
○櫻井充君 努力しますというのはだれでも言えるんですよ。  大事なことは、ちゃんと明確にこのような数字が出ているからこの計画が成り立つんですというその計画書がなかったら、このもの自体はやらなきゃいけないことですよ、やらなきゃいけないけれども、こういうのは絵にかいたもちと言うんで...全文を見る
○櫻井充君 避けたいって、どうやって避けるんですか。今の全然答弁になっていないじゃないですか。  要するに、じゃ、金利を上げるということですか。金利を上げて売れるんですか、本当に。住宅金融公庫が抱えないということは、そうすると、金融機関側が長期固定で長期間で貸したと、これは住宅...全文を見る
○櫻井充君 じゃホールドする際に、仮にです、これはどこからお金を持ってくるんですか。
○櫻井充君 そうすると、改めてお伺いしますけれども、そうなってみると基本的にはやはりホールドする可能性はあるということになるわけですね。となってくると、そうすると、ある種またその部分で、ホールドしているということによって住宅金融公庫というものはリスクを持つことになりますよね。
○櫻井充君 長期的にホールドしない根拠を挙げていただけますか。
○櫻井充君 局長、今の金融機関というのは自己資本規制でもう本当に苦しんでいるわけですよ。自己資本比率を八%なり四%に維持するためにきゅうきゅうとしています。そうすると、分母のリスクアセットの部分をいかに小さくするかというのは極めて大事なことなんですね。  そうすると、住宅ローン...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと法律を精査していないんですけれども、そのようなことは明記されているんですか。  つまり、住宅金融公庫として民間にこれから長期固定を任せると。そういう中でこれから、ところが、先ほどもお伺いしました、同じような条件で貸し出したにもかかわらず、時期によって貸し出せ...全文を見る
○櫻井充君 現時点でそういうことを、まず問題は、そういうことを想定されないでこういう法律を出されてくることに問題があるわけですよ。いろんなことを考えて、こんな、考えられることじゃないですか。だから質問しているんですよ。それを、さも急激にこういうことが起こるような形で答弁されていま...全文を見る
○櫻井充君 よく分かりません。よく分からないんです。根拠がないからよく分からないんです。こんな、机上の空論じゃないですか。もう少し根拠に基づいた答弁していただけないですか。  もう一度じゃお伺いしますが、もう一度お伺いしますが、出口のところで、出口のところの債券市場でさばけなか...全文を見る
○櫻井充君 これは本末転倒というんですよ。住宅金融公庫法の第一条に何て書いてありますか。国民大衆が文化的で健康的な生活を営めるようにと書いてあるはずなんですよ。  そうすると、今は、市場が、そうなってくると、市場がその住宅融資を決めてしまうことになるんじゃないですか。本来であれ...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁は最初の答弁と全然違うんですよ。今日の委員会の最初と全く違うじゃないですか。まずは、ホールドすることは想定していないとおっしゃった。しかも、ホールドしないだけじゃなくて、保証を付けないということもしない、そういうことはあり得ないんだと、みんな保証を付けますと...全文を見る
○櫻井充君 駄目だよ。そんなの答弁になっていないよ。
○櫻井充君 駄目ですよ。だって、想定していないことがそもそもの問題なんだから。だから、なぜじゃ想定しないんですか。どうしてそういうことが起こらないと言えるんですか。まずそのことをじゃ言っていただけますか。
○櫻井充君 委員長、答弁が全然違っています。取りあえず整理して文書で出していただけますか、じゃ。今はもうこれで結構です、どうせ堂々巡りで時間の無駄ですから。その代わり、委員長、これは、この文書をやっぱりきちんと出していただいた後で賛否を決めないと私はいけないと思うんですけれどもね...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、もう一つやっていかなきゃいけないのは、リパッケージなりなんなりということをして新たな商品を作っていかないと私はさばけていかないんじゃないのかなと、そういうふうに思っていますが、このような市場の拡大のために金融庁としてどうお考えな...全文を見る
○櫻井充君 ここはきちんと連携していただかないと、債券市場が今どういう状況になっているのかとか、その辺のところは十分分かっていないんだろうと思うんですね。ですから、きちんとした形で連携していただきたいと思います。  それから、ちょっともう時間がないので、あと、せっかく今日は日銀...全文を見る
○櫻井充君 今衆議院で議論されていますけれども、保険業法の改正というのも実を言うとゼロ金利政策の副作用であるわけですよね、逆ざやが生じてきていると。そうすると、銀行を救済するためではないのか。確かに、民間企業は、おっしゃるとおり金利が安いですから、本来であると破綻しなければいけな...全文を見る
○櫻井充君 ゼロ金利政策というのは短期間でやるものであって、こんな長期間やるものじゃないんじゃないんでしょうかと私は思います。  それから、日銀で金融緩和政策を行っていると言っていますけれども、マネーサプライ自体増えているわけではありません。一時的に〇・二五に引き上げたときにも...全文を見る
○櫻井充君 八割の部分に限定されるということは、仮にですよ、これは、五千万円の物件で五千万円もし融資したとします。その場合に、この部分で買い取ってくれといったときに、四千万円まで買い取るんですか。それとも、元々五千万円の物件に対して五千万円融資している場合には、これは買取りの対象...全文を見る
○櫻井充君 それともう一つは、リスクの軽減策として、保証を付ける際のリスクの軽減策としてどのようなものを考えていらっしゃるんですか。
○櫻井充君 デフォルトの率は、たしかゆとりローンのように最初五年でしたっけ、六年でしたっけ、返済額が少なくていいですよと。その後にステップアップしていったような場合にはかなりデフォルトの率が高かったかと思うんですが、今のそうすると御答弁と若干違うような気がいたしますが。
○櫻井充君 最後に、この国の住宅政策というのは、基本的に持家政策だったんだと思うんです。そのために住宅金融公庫が果たしてきた役割というのは決して小さくなかったと思っています。しかし、ライフスタイルが変わってきていて、転勤族も多くなってきたことを考えてくる。それからもう一つは、どん...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井です。  今のちょっと内藤委員のやり取りを聞いていて、遠山大臣、私は予算委員会のときに中教審の審議機関のことについて質問させていただきました。あのときにどうだったかというと、是非皆さん聞いていただきたいんですが、事務次官で二週間後に審議会のメン...全文を見る
○櫻井充君 予定を立てても、できない場合はできない場合でしようがないことってあるわけですよね。こういう例えはふさわしいかどうか分かりませんが、幼稚園で遠足決めていたって、台風が来たら延期するのはこれは当然のことですから。実際、できるかできないかということをまず議論されなきゃいけな...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、もう一点お伺いしたいのは、要するに、今の段階ではまだ中期目標なり中期計画などは議論されていないと、各大学ではされていないということなんでしょうか。
○櫻井充君 考えていただいているというのは、大学側が自主的に考えているんですか、それとも文部科学省側から、まあこれはなかなか難しいんですが、働き掛けみたいなものはないけれども、何となく、文部科学省と大学の関係者が何となく集まって議論されているということなんでしょうか。
○櫻井充君 大学の求めに応じて、じゃもしかすると何らかの資料とか、そういうものも配付されている可能性もあるということなんですね。  そうすると、もう一つは、今回の中期目標なりそれから中期計画ですね、大学の関係者の方々からお伺いすると、私は文部省の方からお伺いすると、まずね、そん...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、これは大学単位で出せばいいんですか、それとも学部ごとに出さなきゃいけないものなんですか。若しくは、もう一つは、例えばこういうことが議論されているのかお伺いしたいんですが、参考資料などのような形で、各科ごとに、例えば私は東北大の第一内科というところにおりま...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、各科ごとで例えば参考資料のような形で添付しなければいけないとか、そういうことは全くないわけですね。
○櫻井充君 お付けくださいでしょうか、本当に。
○櫻井充君 昨年の十二月に、これ文部科学省として、御丁寧に一応、仮称、しかも案とまで付けて未定稿という資料がございます。これは十二月の十日に、どうも国大協と議論した際に使ったようなものなんですが、ここの中に、まず、ここまで書いてあります。  様式・分量は、A4版横長用紙にという...全文を見る
○櫻井充君 駄目だ、駄目だ。いい加減だな。いい加減だよ。大事なところじゃないか。
○櫻井充君 目安として事細かにこうやって指示されているじゃないですか。資料を添付して、「文部科学省に提出してください。」と書いてあるじゃないですか、各学科ごと。今の答弁、全然違うじゃないですか。  じゃ、今まで議論してきている中で、要するに、文部科学省としては中期計画は割と漠と...全文を見る
○櫻井充君 今そのようにおっしゃっていますけれどもね、中期目標、中期計画、ああ、ここですね、要するに、大学教育研究等の質の向上に関する目標及び中期計画の大学教育研究等の質の向上に関する目標を達成するために取るべき措置に関してこうやって書いてくれと。ここに、「提出してください。」で...全文を見る
06月13日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、お忙しい中、三人の参考人の方に国会に足をお運びいただきまして、本当にありがとうございます。  まず最初に、勝田参考人にお伺いしたいんですが、りそな銀行自体が税務上の欠損金を計上しているわけですが、これは何年間継続されている...全文を見る
○櫻井充君 この二年間ということになりますと、こちらにあります実務者指針というんでしょうか、そこの中で言うと、これは四項に当たるんでしょうか、五項に当たるんでしょうか。竹山参考人と岩本参考人にお伺いしたいと思います。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 それから、債務超過かどうかという判断をされるときに、繰延税金資産を基本的には除いて判断されるのか、それともそれを加えて判断されるのか、一般論で結構でございます。竹山参考人と岩本参考人にお伺いさせていただきます。
○櫻井充君 岩本参考人、そうすると、いつも繰延税金資産を加味されて判断されているんですか。一般的にで結構でございます。大体、我々会計上よく分かりませんから、一般的に言うと、どのぐらいの割合で加味されているんですか。
○櫻井充君 それでは竹山参考人にお伺いいたしますが、もし、一度繰延税金資産を外してしまった場合に、今回のりそな銀行は債務超過になっているんですか。
○櫻井充君 改めてお伺いしますが、なかったらということをお伺いしているのであって、会計監査をやられている方の私は責任だと思うんですよ。それはきちんとチェックされているわけですよね、ですからあえてお伺いさせていただいているだけで、それをこちら側が調べろということではなくて、そこも、...全文を見る
○櫻井充君 債務超過であると合併できないんですよ。ですからお伺いしているんですよ。ましてや、一兆二千億円ものまず公的資金を使って再建計画立てて、それを守られていないからまた一兆九千億円のお金つぎ込まなきゃいけなくなるんじゃないですか。これだけ多額の税金を使うか使わないかという、そ...全文を見る
○櫻井充君 つまり、現在の状況においては再建計画がうまく進まないというお答えなのかなと思います。そうすると、今回また一兆九千億円お金を入れたとして、果たして本当に再建計画どおりいくんでしょうか。
○櫻井充君 言葉は悪いかもしれませんが、結果的にまた追い貸しですよね。これは国側からの私は追い貸しだと思っているんですよ。こういう企業に、りそな銀行として、りそな銀行であったとしたら、こういう企業に対して追い貸しされますか。
○櫻井充君 もし新たなる執行部がきちんとやられなかった場合には、勝田参考人、どうお考えですか。
○櫻井充君 岩本参考人、衆議院のこの質疑の際に過少資本ではないかという発言をされたかと思いますけれども、りそな銀行に対してですね。この過少資本というのは正式な用語ではないと思うんですね。どういうことを指して言われたんでしょうか。
○櫻井充君 過少資本というのは独特の岩本参考人の言葉だと思うんですよ。つまり、きちんとした、皆さんがそのような形で使われているかというと決してそうではありません。結果的に、今のお話だけをお伺いすると、債務超過か債務超過でないのかという判断のところにつながっていくんじゃないのかなと...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今のですと、繰延税金資産を外すとどうも債務超過ではないかということがはっきりしたんじゃないかと、そういう気がいたします。  あともう一つ、これから生保の問題が出てくるので、この点についてお伺いさせていただきたいんですが、生保でも繰延税金資産を資本の中に加...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。
06月25日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号
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○櫻井充君 浅尾委員の質問を聞いていて、若干、ちょっと疑問点がありますので、通告していませんが、続きで質問さしていただきたいことがあります。  先ほど、伊藤副大臣は、不良債権処理をやっていたから年額大体マイナス三千八百億円程度の損失だったというお話でございました。りそな銀行とい...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、もう不良債権の処理は、全部が全部終わっているわけではありませんね、なくなるということはありませんから。そうすると、ここ五年間の処理額とは比べものにならないぐらい少なくなるということですか。
○櫻井充君 そうじゃないんですよ。積極的に対応するしないの問題じゃなくて、赤字になっていたのは不良債権処理をしたからだと答弁されているわけじゃないですか。これから、私はこの再建計画も読ましていただきましたよ、毎年何千億かのこれ黒字になると。その黒字に変換する理由の一つが、今までは...全文を見る
○櫻井充君 これは、来年どういう数字が出てくるかでどちらの議論が正しかったのかという判断になるんだろうと思います。  じゃ、もう一点、五年間で約二兆円の損を出しているという、こういう銀行が健全行だったんですか、五年前。
○櫻井充君 当時の認識はそうだとします。  じゃ、振り返ってみたときに、これだけ処理をしなきゃいけない、先ほど大臣おっしゃいました、見付かってこなかったものがどんどん見付かってきたんだということになってくると、実は五年前のあの状況は、健全行ではなかったんじゃないんですか。そう判...全文を見る
○櫻井充君 それじゃ、ちょっと話変わりますが、基本的なことをお伺いしたいんですが、金融庁というのの役割って何ですか。
○櫻井充君 その中で、そういうことを実現していくために大事な点は、大臣、何だと思われますか。
○櫻井充君 おっしゃるとおりだと思います。  要するに、知見を、今まさしくおっしゃったとおりでして、そうすると、こういった五年間の経過の中でどういう経験をしてくるか、そのことを踏まえて次の金融行政に生かしていくというのが、これは当然のことなんだと思うんですよ。  そうなってく...全文を見る
○櫻井充君 生命保険会社で千代田が破綻、千代田だったと思いますけれども、ソルベンシーマージン比率があのとき二六〇ぐらいだったでしょうか。たしか二〇〇を超えていました。しかし、新しい基準になったところ二〇〇を切りました。まあソルベンシーマージン比率が絶対ではないとはいいながら、果た...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと認識が違うので、これ以上の議論をしても仕方がないのかと思います。  もう一点基本的なことをお伺いしたいんですが、金融危機という、これの定義は一体どういうものなんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、今回は金融危機だったんですか。  要するに、これが金融危機だということになってくると、今回、金融危機に対応するための措置の必要性の認定とありますが、結果的にはやはり金融危機だったということなんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、この銀行はこのままいけば、今もう二%ですから、現時点で適切な、適正な業務が行われないと、そのように判断されたわけですね。
○櫻井充君 現時点では、現時点では適切な営業は行われているわけですか。
○櫻井充君 今の御答弁、もう一度ちょっと確認いたしますが、逆に言えば、そうすると、今資本を注入したりとかしなければ、残念ながら適正な業務は運営できないというふうにお考えだったわけですよね。
○櫻井充君 くどいんですが、現時点でそう判断されたわけですね。現時点での、現時点でのおそれがあったというのは、将来に向けてですか、それとも今できなくなるからということですか。
○櫻井充君 そうすると、今回、おそれがあるということになるわけですが、例えば、メガバンクが同じように、例えば一つ経営状況が悪くなってくるようなことがあれば、これも今回と同じような形で金融危機が起こる、金融危機になるおそれがあるということで公的資金を注入するようなことはあり得るわけ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、現時点ではメガバンクの収益状況等は悪くないと。ですから、こういう仮定には答えるというか、適切ではないという判断ですね。
○櫻井充君 しかし、繰延税金資産を五年認めているわけですよね。これを、りそなと同じようにもし三年だったら一体どうでしょうか。自己資本を八%を切るメガバンクも出てくるんじゃないんですか。
○櫻井充君 それじゃ、昨年の十月の二十二日、堀内光雄衆議院議員と自民党五役の方々と竹中大臣とで金融問題について協議が行われていますね。
○櫻井充君 今回のこの文芸春秋の中で、堀内衆議院議員と竹中大臣とのやり取りの中で、大企業の収益がそんなに悪いことはないでしょうと堀内衆議院議員がおっしゃったと。その中で、竹中大臣が「いや、大変悪いんです。」と。堀内衆議院議員が「一、二の銀行にはあるかもしれないが……。」と。竹中大...全文を見る
○櫻井充君 私は堀内衆議院議員に確認しております。つまり、どちらか正しいことを僕はおっしゃっていると思っております。堀内さんに確認したところ、このようにおっしゃる。まあ、このようにというか、この事務所に確認して、これを今日委員会で使ってもいいですかということもきちんと確認した上で...全文を見る
○櫻井充君 この論文の件については、また後日ちょっと聞かせて、質問させていただきたいと思いますが。  私は、大臣が厳しくすればするほど日本の経済悪くなっていくと思っているんです、大変申し訳ないけれども。つまり、査定を厳しくしますとおっしゃっていますが、大臣がおっしゃっている査定...全文を見る
○櫻井充君 私がある方に聞いたところでは、大体日本の中小企業の自己資本が一八%、アメリカが四四%ぐらいとお伺いしました。ちょっとこれは聞いたところなので、正確な数字が分からなかったんで教えていただきたかったんですが。  しかし、これだけ自己資本が低いということは、景気や何かの影...全文を見る
○櫻井充君 これは残念ながら資料がないんですよ。資料がないから実態がどういうふうになっているのかというのを説明できなくて極めて残念なことなんですけれども。  例えば、日本のように製造業の強い国が設備投資をしたとします、土地を買ったとします、工場を建てるためにですね。その土地が、...全文を見る
○櫻井充君 しかし、現場で声を聞いていると全然違うんですよ、やっぱりここでいつも議論していることと。現場の中小企業の方々や銀行の方々と話をしていると、今みたいな訴えが圧倒的に多いわけです。  それじゃ、大臣、若干視点を変えて、前もお尋ねしましたけれども、なぜそうすると国債なら国...全文を見る
○櫻井充君 そこのところが、大臣がおっしゃるように不良債権を抱えているから融資ができないのか、私が言っているように自己資本規制のために融資ができないのか、ここが一つの争点なんだろうと思うんですよ。でなければ、その自己資本を充実するためにまた公的資金入れるのかという話になります。そ...全文を見る
○櫻井充君 融資を増やしていこうとする観点か、銀行の健全性を求めてくる方が強いのかというところの差なんだと思うんですよ。  つまり、今の社会の中において、これだけ経済の状況が悪くなってきて、なおかつ税収だって落ち込んでいるわけです。法人税は、法人税と所得税が中心ですけれども、こ...全文を見る
○櫻井充君 それじゃ、ここの百二条のところに何て書いてあるかというと、要するに「地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずる」と書いてあるんですよ。じゃ、例えば宮城県で徳陽シティ銀行というのがありました。じゃ、この徳陽シティ銀行が破綻して、これは救済されませんでしたから、この銀...全文を見る
○櫻井充君 最初に知見という話がございました。その点ではこういう金融機関が破綻した際に地域に影響があったのかどうかということのフォローをきちんとされないと同じことを繰り返すんだと思うんです。  我が宮城県は高校生の就職率がびりから三番目です。ですから、決していい状況にはありませ...全文を見る
○櫻井充君 本来であれば、これは預金保険法の五十九条のところに資金援助というのがありますね、合併する際に。合併する際にこういう資金援助ができますという法律があるわけであって、もし自己資本が足りないようであるとすれば、この時点で本来は税金投入、注入なりなんなりするということが私は筋...全文を見る
○櫻井充君 そうでしょうか。五十九条にはそう書いてありませんよ。合併等を行う金融機関で破綻金融機関でない者又は合併等を行う金融機関、こういう機構が合併を援助するためにと、こう書いてありますから、若干違うんじゃないですか。私の認識が違っているんでしょうか。
○櫻井充君 済みません。ここだけ、一項だけ読んでそのように勘違いしました。申し訳ございません。  それで、もう一つ最後にお伺いしたいのは、この間の財政金融委員会の参考人質疑の中で、朝日の監査法人の方が、りそな銀行が債務超過ではなかったのかということを御発言なさっていました。この...全文を見る
○櫻井充君 りそな銀行が合併する時点で、たしか株主総会で、株主総会で両方の監査法人が選任されていませんか。合併している時点で、合併している時点で株主総会が行われているはずであって、たしか両方ともこれが、これは私の記憶違いかもしれませんが、両方とも選任されている。商法上は選任されて...全文を見る
○櫻井充君 しかし、監査法人から降りたとおっしゃいますが、監査法人から降りるまでは、その経営、財務諸表などの内容は知っていたんじゃないですか。
○櫻井充君 しかし、本当にそうでしょうか。私が聞いた、私の質問に対しては、質問に対しては、資産等を全部照らし合わせてみたときには、照らし合わせてみたときには資産が少なかったと、そのようにはっきり答弁されていますけれども。
○櫻井充君 会計上は、会計上はじゃいろんなやり方があるんでしょうか。つまり、繰延税金資産を全部外してから、まず債務超過かどうかを確認した上で繰延税金資産を更に加えていくという、そういうやり方をしているところもあるようなんですよ。つまり、どちらが、そうすると、元々繰延税金資産も何も...全文を見る
○櫻井充君 監査法人があって、どうもやり方が違ってくるということ自体に本来は大きな問題があると思いますし、新日本の場合には、今まで長銀も日債銀も新日本ですよね、新日本というか前身かもしれませんが。とにかく、そういうところで、かなり問題のあるところだと私は認識しています。  です...全文を見る
06月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  遠山文部大臣から、今、謝罪の表明がございました。一定の評価はいたしますが、私としては不十分な点があると思っています。このこと、内容について今日は触れる予定がなかったんですが、今朝、こういうメールをいただいたので、...全文を見る
○櫻井充君 お忙しいのは分かります。しかし、百年に一度の大改革だというお話です。だとすると、もっと広く多くの方々から意見を聴くのは私は当然だと思っています。  委員長に提案ですが、是非、その現場の先生方の参考人を、参考人招致をして、そのような会を設けていただきたいと思いますが。
○櫻井充君 よろしくお願いします。  それでは、まず最初に今日は総務省にお伺いしたいんですが、前回の内藤委員の質問に対して、通則法で定められています独立行政法人評価委員会、この位置付けがはっきりいたしませんでした。改めてこの評価委員会の評価する内容について御説明願えますか。
○櫻井充君 ここに資料がございます。独立行政法人の主要な事務及び事業の改廃に関する勧告の方針についてと。これは独立行政法人評価委員会が決定したものでございまして、その素案でございます。ここの中に基本的な考え方、勧告の位置付け及び性格というのがございまして、この中にこう書いてござい...全文を見る
○櫻井充君 駄目だ、駄目だ。まずこれ確認してください。全然違うじゃないか。
○櫻井充君 ちょっとちょっと、ちょっとだけこれ見てくださいよ。それは答弁違う。(発言する者あり)速記止めてもらってください。委員長、委員長、速記止めてください。
○櫻井充君 速記止めてください。
○櫻井充君 時間がないので、ちょっと端的に言ってもらえますか。十二分しかないんだから。
○櫻井充君 そうすると、前回の内藤さん、内藤委員の質問に対しての答弁と違うじゃないですか。転々、ころころ変わっているじゃないですか。  前回は、最初に二次的、最初は自分たちで情報を集めてきてそして改廃までできると言って、慌てて今度は答弁して、その二次的なものだとおっしゃって、今...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、あなたの答弁は間違っていた、前回の内藤委員に対した答弁も不十分であった、まずその点を認めてくださいよ。
○櫻井充君 訂正、まずするかしないか言ってくださいよ。今の御答弁だっておかしいじゃないか。
○櫻井充君 そんな御答弁ないだろう。
○櫻井充君 答弁、混乱していたと。自分たちの責任じゃないですか。しかも、今朝、最初に聞いたときに、その自ら判断しての部分は言わないじゃないですか。都合の悪いところを隠しているんでしょうが。これを今、各省庁に回しているんでしょう。各省庁の意見、聞いているんでしょう。十日の時点で、じ...全文を見る
○櫻井充君 私は、あなたのちゃんと責任の所在をはっきりさせていただきたい。国会での答弁をきちんとしなかったということに関して、私は何らかの謝罪なり責任は取っていただかなきゃいけないと思っています。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 ありがとうございました。  今の内容ですと、要するに法律ができ上がらないとまだ十分に検討できないという説明なのかなと、そう思います。  一方で、法律ができ上がっていない段階で中期計画を書かせている、若しくは自主的に書いているといっても、それに対してのアドバイスを行...全文を見る
○櫻井充君 法律が制定されていない。業務を執行しているわけですから、業務の執行権というのは法律が、根拠法があって業務を執行することができます。そうすると、中期目標を、曲がりなりにも自主的なと言いながらアドバイスを行っている。じゃなければ、もっと言いましょうか。  ここに資料があ...全文を見る
○櫻井充君 それとは違います。それとは違います。じゃ、改めて質問します。
○櫻井充君 それとは違います。
○櫻井充君 じゃ、自主性に反するんじゃないですか。これは基礎額を調べるものらしいんですけれども、要するに、大臣、こういうことを知らないんだと思うんですよ。知らないで、全部役所が、役人がやっていて、そのことを知らないで今多分御答弁されているんだと思うんです。  つまり、前にもお話...全文を見る
○櫻井充君 「下記に基づき提出願います。」と書いてあります。「下記に基づき提出願います。」と。これは行政権の執行じゃないですか。根拠のない行政権の執行でしょう、大臣。
○櫻井充君 それでは、中期計画の分も文部科学省で出たものも準備のための資料だから、結果的にはこれは行政の執行権ではないということになるんですね。
○櫻井充君 そうすると、行政は無駄なことをやっているわけですね。つまり、本来行政というのは法律に基づいてしか仕事ができないんですよ。それ以外のことをやっているんだったら、怠慢じゃないですか。これは国家公務員法違反ですね。
○櫻井充君 準備の一環としてそのようなことを請求しても構わないという根拠法はどこにありますか。
○櫻井充君 その行政権限を定めているものは、じゃどこにあるんですか。
○櫻井充君 その条文の中身を教えてください。どのものをどのように解釈すれば、法律に書いていないことに対して執行、執行でなくても結構です、そのような準備段階で、準備段階で行うことができることの根拠を教えていただけますか。
○櫻井充君 これは委員会止めていただけないんだったら、もうあとは質問しなくてもいいですよ、私、今日は。根拠法になるものだけ示してくれと、その条文を読んでくださいと、設置法にあると言ったんですよ、読んでくださいよ、そこを。
○櫻井充君 私は、だから条文、遠山大臣、勘違いしないでいただきたいのは、私は独立行政法人化賛成ですからね。ただし、今の内容が悪いと言っているだけの話でして。そういう意味で別に反対のためにやっているんじゃないんです。中身が問題だからやっているんです。  今の御答弁で、いいですか、...全文を見る
○櫻井充君 それは法律に従ってそのことをやりますと書いてあるのであって、根拠法がなきゃ駄目なんですよ。そして、その根拠法の上には、この法律が正しいかどうかはその上に憲法があるんですよ、大臣。だから、それを根拠法とおっしゃるんであれば全然違いますよ、考え方が。行政のトップとしてふさ...全文を見る
○櫻井充君 与党の理事の方にも聞いていただきたいんですが、これが国会の議論でしょうか。法律があって、この国は法治国家のはずです。憲法があって、法律があって、そしてそれを執行するのが行政の権限であって、それ以上のものをやっていることに対してきちんと認めるべきだと私は思うんですね。別...全文を見る
○櫻井充君 委員長の判断がそういうことであれば仕方がないと思います。  それでは、中期目標をじゃなぜ定めなきゃいけないのか。もう時間がありませんが、じゃこれは国の権限で、国立大学だから国が責任を持たなきゃいけないんだと、そうおっしゃるのであれば、文部科学省に中期目標があるんです...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていない。全然違うよ、言っていることが。ちょっといいですか、大臣。委員長……
○櫻井充君 そんなこと聞いていないんですよ。そうじゃなくて、大学に中期目標、国の役割だから中期目標が必要だというのであれば、文部科学省も中期目標を定めたらいかがですか。自分たちがこの国に対して一体何をやっていくのか、そういう目標を定めて、その上でほかの方々から評価していただいたら...全文を見る
○櫻井充君 国立大学法人も、一条をちょっと読んでおりませんが、今ここに、手元にないので読めませんが、きちんとした目標があるはずです、目的があるはずです。それが設置法です。そうではなくて、この設置法を実現するために今回は大学に対して中期目標を課しているんじゃないんですか。  しか...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと待ってください。これ、時間(発言する者あり)これはひどいよ、委員会に出てこないから、ちゃんと議事録読んでやっていますよ。何だよそれ、(発言する者あり)ひどいよ。
07月03日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  随分議論されているんですが、改めて、どうして今予定利率の引下げをしなきゃいけないのかどうかは私には甚だよく理解できません。まずその点について竹中大臣にお伺いしたいんですが。  今資料をお配りしております。...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、今の大臣の御答弁ですと、経営環境は苦しくなっているという判断をされているわけですね、改めて質問させていただきますが。
○櫻井充君 そうしますと、そのような経営の悪化が続いていけば、先ほどから御答弁ありましたけれども、安定的に、継続的に事業を運営できなくなる可能性があるからこの法律を予定しなければいけないということですね。
○櫻井充君 そうすると、いずれこういうことを使う時期が、各社どこがどうだということは考えていないけれども、平均して見たときには全体的に危なくなりつつありますと、そういうことなのでこの法律を準備しましたということでよろしゅうございますね。
○櫻井充君 すっきり答弁していただきたいんですよ。  要するに、申し訳ございません、前段の部分は必要ないんです。要するに、先ほどもそういうお話をされているわけですから、こちら側としては端的に答えていただきたくて改めてお伺いしているわけですよ。それを、同じような答弁を繰り返さない...全文を見る
○櫻井充君 それでは、先ほどから逆ざやというお話がございます。じゃ、こちらの資料の三枚目を見ていただきたいんですが、確かに利差益、利差損益は毎年毎年一兆何千億の逆ざやでございます。しかし、死差益や費差益を見てみると、これは全体的にプラスでして、平成十年から十四年まで三利源の合計を...全文を見る
○櫻井充君 こうやって利差損益が出ることがあるから要するに死差損益のところで高めに設定しているだけの話だと思うんですよ。つまり、ここはバッファー機能ですよね、大臣。  それは配当金を出すためと今おっしゃいました。本当にそうでしょうか。なぜ生命保険会社に入っていれば配当金を出さな...全文を見る
○櫻井充君 今の説明じゃ分からないんですが、要するに、利差益で損が出ているのはこれは認めますよ、毎年。しかし、死差益と費差益でこれは十分補っているわけですよね。だから、どこかで逆ざやがあったとしてもそれは補っているわけですよ。例えば、会社経営であって、会社経営の中で一つの事業部門...全文を見る
○櫻井充君 今、個社というお話が出ました。つまり、業界全体ではなくて、そういうことを準備しておかなきゃいけない個社があり得ると、そういう御指摘ですね。
○櫻井充君 そうしますと、個別の会社の中で危うい会社があるということですね。
○櫻井充君 想定していないんなら、なぜこの法律が必要なんですか。
○櫻井充君 それでは、預金保険法と同じようなセーフティーネットは生命保険会社にはございませんか。
○櫻井充君 大臣が預金保険法の方、出されたわけじゃないですか、銀行にこういうのがありますよと。だから私は、じゃ生命保険にないんですかとお伺いしたら、また違うことをおっしゃっているじゃないですか。──ですから生保でね、制度でですよ。  だって、保険会社が破綻した際に、今年の三月か...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、そうしますと、今回の場合に関して言うと、大事なことなんですが、生保が破綻しないような、破綻しないようにするための政策だと、そう理解してよろしいんですね。
○櫻井充君 それじゃ別な観点からお伺いします。  先ほど個社を念頭に置いているわけじゃないとお話がございました。先般、大塚委員が質問された中で、そこの中に高木局長がこうおっしゃっているわけですよね、それを行政として、ここですね、放置するわけにはいかない、A生命が倒れたら、B生命...全文を見る
○櫻井充君 そこなんです。要するに、行き過ぎた行政指導がなかったかどうか、その点については火曜日に御報告いただけるんですよ。私が申し上げているのはそういうことではございません。  大臣と今質疑させていただいている中で、大臣は、全体で見たときには、逆ざやがあるけれども全体で見れば...全文を見る
○櫻井充君 ということになりますと、先ほど個別のこととおっしゃったのは、そういうことを報告を受ける、若しくは資料が足りなければ、その手の資料を手に入れているからこそ差が、各社のところに差があるということが分かるわけですね。
○櫻井充君 それ以上の情報は金融庁はお持ちですよね。
○櫻井充君 その監督官庁として、知り得た情報を基にして、このような高木長官が発言されているのかどうかということに私はなるんだと思いますね。このことについて、僕は大臣の答弁で納得いかないところは、どこも個別に念頭に置いていませんと言いますが、少なくとも高木局長は、A、B、Cと実名を...全文を見る
○櫻井充君 委員長にお願いがございます。  この間、大塚委員の質問に対して竹中大臣は、私の記憶が正しければ、行き過ぎた行政指導なりそういうものがなかったのかどうか、ただし、個別具体例に関してはいろいろ問題があるので、その点は差し控えさせていただきたいという御答弁だったかと思いま...全文を見る
○櫻井充君 いや、じゃもう一度お伺いします。じゃ、もう一度お伺いしますが、じゃ、少なくともまず最初にこの点について真偽を問いただしたいので、高木局長をこの委員会の参考人として招致していただきたいと思います。
○櫻井充君 それじゃ、大臣、なぜ個別の、先ほど個別によってばらばらだとおっしゃいましたよね。そして、経営環境がこれから悪くなっていく中で、経営環境が悪くなっていく中で継続的に運営ができないかもしれないという答弁はございましたよね。これはいいんですか。  ここは確認させていただき...全文を見る
○櫻井充君 それでは、竹中大臣は、今、日銀に対して更なる金融緩和を行うべきとお考えですか、それともそうではないお立場ですか。
○櫻井充君 そうしますと、今の日銀の、ゼロ金利と言っていいんでしょう、量的緩和政策と言った方が正しいのかもしれませんが、少なくともこの金融緩和政策に関して総合的に判断されて、この政策をどう評価されますか。
○櫻井充君 ここはいずれ議論させていただきますが、末端に回っていかないのは日銀のせいじゃないと思っているんですよ。私は金融庁の責任だと思っています。金融庁が無意味な、私から言えば無意味です、金融検査マニュアルを作ってぐりぐり押し付けることが末端に金が回っていかない最大の原因ですか...全文を見る
○櫻井充君 もう一度端的に御答弁いただきたいんですが、結局ゼロ金利政策の副作用ですよね。  つまり、主の作用として、企業なら企業なりの金利条件を緩和してやって企業がなるたけ存続できるようにとか、それから市場にお金が流れていくようにというために金利をどんどん下げていったんだと思う...全文を見る
○櫻井充君 要するに、要するにそうなってくると、結果的にトータルとして見たときに、社会全体として見たときに、本当にゼロ金利政策がいいのかどうかというのは問われなきゃいけないんだと思うんですよ。  つまり、何回もここの場で申し上げていますが、これは、この手の学問は社会実験ができな...全文を見る
○櫻井充君 余り御理解できないから質問させていただいているんですが。  日銀が〇・二五に金利を引き上げたときがございました。あのときにマネーサプライは変わりましたか。
○櫻井充君 つまり、あのときは、ゼロから〇・二五でわずかかもしれませんが、マネーサプライ自体は変わっていないわけですよね。あの時点でなぜもう一度、マネーサプライが変わっていないのに、ゼロに戻さざるを得なかったんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、あの時点で〇・二五から量的緩和政策を取って、実体経済に対してどれだけの影響を及ぼしましたか。
○櫻井充君 済みませんが、どういう議論がなされているんでしょうか。つまり、数字をもってしてきちんと議論されているんですか。この政策を打ちました、この政策によって社会がどう変わっていったのかということについて、きちんと議論されているんでしょうか。  日銀が、例えばマネタリーベース...全文を見る
○櫻井充君 私は不十分だと思っていますが。なぜかというと、先ほど申しましたとおり、〇・二五に上げてその後にどうなっているのか、下げてどうなったのか、その数字をきちんと出していただかないといけないと思っているんですよ。  それから、ペイオフの前でというお話がございました。あそこで...全文を見る
○櫻井充君 さてそこで、大臣は経済を担当されているわけですから、そのことについて果たしてどう、今の私と日銀の方とのやり取りを聞いていただいてどのようにお考えでございましょうか。
○櫻井充君 その辺を早期に分析しない限り次の対策というのは打てないんだろうと思うんですよ。  これは、十三年になるんでしょうか、平成十三年の金融審議会の保険基本問題ワーキンググループ、これ議論されているかと思います。このときの五月二十三日の議事録でございます。これは、日本アクチ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、随分前から、生命保険会社全体は悪くないけれども、個別のところで難しいところがあったという御判断だったわけですね。
○櫻井充君 そういう中で、我々に示される数字は、大臣、先ほどの一枚目にございましたとおり、決して損益も悪くないわけですよ、まだね。まだ全然悪くないわけです。ましてや、ソルベンシーマージン比率で見ると、一番低い生命保険会社でも三六〇%でして、二〇〇%をはるかに超えているわけですから...全文を見る
○櫻井充君 監査法人のせいになさっていますね。監査法人が出してきた数字はそのまま丸のみされるんですか、じゃ、金融庁は。
○櫻井充君 そうしますと、そうしますと、今確認していただけるという御答弁ですよね。確認していただけると。そうしてみますと、繰延税金資産の計上額が、計上額が果たしてこれで適正なのかどうかということを見直してくださるということですね。
○櫻井充君 これは大事なポイントなんですよ。ソルベンシーマージン比率が三六〇%です、ですから大丈夫なんですよということをお話しされているわけですね。  結局、何にも悪いデータないんですよ。この方も、表の数字は悪くないと。先ほどの審議会の中でのオブザーバーの方がそうおっしゃってい...全文を見る
○櫻井充君 先般大塚委員が出された資料の中のここの中に、百三十二を適用しますよとかいろんなことはおっしゃっているわけですよね。これは、あとは真偽のほどは分かりません。またこれからお伺いしてみないと分かりませんが、百三十二条のところで早期是正措置があるわけですね。早期是正措置のとこ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、予定利率を引き下げるということは契約者にとっては物すごく大きなことなんですよ。大臣、やるべきことをやらないで庶民にツケを押し付けないでくださいよ。あなたのおっしゃっていることはそういうことじゃないですか。  つまり、早期是正措置を取る、首を振られますが、早期是...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  ちょっと勘違いしているところがあるかもしれませんので、じゃ改めて資料を請求したいんですが、平成九年に計上されている繰延税金資産の額を教えていただけますか。そして、その上で、平成九年に各生命保険会社で、前にですね、平成九年度に計上されている繰延税金資...全文を見る
○櫻井充君 それでは、十一年度のここにございますので、繰延税金資産としてどうなっているのか、つまり三年分で結構でございます。要するに、この計上額が本当に正しいのか正しくないのか、適切だったのかどうかということをチェックしなきゃいけないわけですよね。そうしてみて、確かにおっしゃると...全文を見る
○櫻井充君 それはどこに法律で書いてあるんですか。
○櫻井充君 どこに書いてありますか。後で調べます。教えてください。国家公務員の守秘義務の中の要件として、国家公務員の守秘義務の要件として、このような、百二十八条なり百二十九条なりで得た情報を公開することができないという要件が書いてあるのかどうか調べたいと思いますので、それを提示し...全文を見る
○櫻井充君 公益の、公益の利益を守れないってどういうことですか。しかも、国会をいたずらに混乱させるってどういうことだ。今、国会というか、議論をいたずらに混乱させると言ったじゃないですか。  済みません、質問できません。(発言する者あり)断る。私はあなたを指名していない。ばかにす...全文を見る
○櫻井充君 一生懸命勉強して、それはさっきの理論は間違っていたかもしれないけれども、私は金融の素人ですよ、しかし国民の代表者としてきちんとやっているつもりです。公益を守るつもりでやっているつもりです。  あなた方、信用をちゃんと維持していますか、秩序を。あなた方の行政で本当に守...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  大臣、ここは、毎回言いますけれども、実験できないんですよ。実験できないから、この数字が本当に正しかったかどうか、振り返って必ず確認しなきゃいけないことなんですよ。だって、この企業が繰延税金資産を計上しているんですよ。そうしたら、それが本当...全文を見る
○櫻井充君 最後に、大塚委員の質問に対しては、六月の末までに結論を出すというお話だったそうですけれども。
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  済みません、地元の日野市朗代議士の告別式に出ておりました関係で今になってしまいました。申し訳ございません。前段の大塚委員等を始め皆さんの質疑を聞いていないので若干重複する点があるかもしれませんけれども、その点についてお許しいた...全文を見る
○櫻井充君 同じことをそれでは高木局長にお伺いしたいんですけれども、高木長官ですね、済みません、ごめんなさい、申し訳ございません。  高木長官がこの当時、局長当時に、「A生命が倒れたら、B生命・C生命も逝ってしまうかも…。C生命はもつかも知れないが、B生命は逝くだろう。」と、こ...全文を見る
○櫻井充君 しかし、ここの中でお話しされているのは、合併の話も出てきているわけですよね。そうすると、その合併の話をしに行かれて、そのこと自体がどこの話だったか記憶がないというのは全くおかしな話ではないですか。
○櫻井充君 そうしますと、ミレアグループのことに関して明確にお話しされたということであるとすると、ミレアグループにどの生命保険会社が加入されようとしていたのか、そのことはもちろん御存じでしたよね。
○櫻井充君 そうしますと、その加入しようとしていた生命保険会社が、このペーパーによりますと「逝ってしまうかも…。」、要するにかなり危ないんだということをおっしゃっておられます。この点についてはどうですか。
○櫻井充君 それでは、今日はこの資料はお配りしていないのかもしれませんが、いや、これではなくてちょっとまた別なものですが、金融庁の方から資料を作っていただきました。どういう資料なのかといいますと、現時点での危険準備金がどうなっているのかと、そういうことについてまとめていただきまし...全文を見る
○櫻井充君 それでは、そのような具体的な事実は高木長官は御存じであったはずですから、その数字を見てどのように考えられたのでしょうか。
○櫻井充君 それでは、あれだけ準備金を取り崩したとしても、取り崩したとしても全く問題がないと、この企業に対してですね、全く問題ないとお考えなんですか。
○櫻井充君 済みません、ちょっと準備が悪くて入っていないかもしれません。私の記憶で申し上げます。具体的な名前をこういう場で挙げると問題があるかもしれないので、もう一つは、金融庁からまず最初にこの資料をいただいたときに、この委員会で配付することを一度考えていただけないかというような...全文を見る
○櫻井充君 それでは、ここにありました、平成十二年度が、そのA生保の危険準備金が一千百六十億。平成十三年度になってはわずか一億円しかなかった。価格変動準備金は六百六十一億円であった。これが平成十三年度は全くなくなっております。つまり、この一年間で千八百二十億円の準備金が取り崩され...全文を見る
○櫻井充君 その数字自体、じゃ、もう一度お伺いしますが、そうすると、このような数字を見ても、ほかのところで何とかしているんだから生命保険会社としては心配ないんだというようなお考えですね。
○櫻井充君 企業の中で健全化の努力していない企業ってあるんですか。
○櫻井充君 監督庁としてですよ、監督庁としてこういう数字を見てどうお考えなのかということですよ。  先ほど、じゃ、ソルベンシーマージン比率等々とおっしゃいましたよね、長官。じゃ、ソルベンシーマージン比率が今一番低いところでも三六〇であるということになってくれば、どうして今予定利...全文を見る
○櫻井充君 それでは、別な視点からお伺いしたいんですが、この東京海上に行かれたことは、この当時の局長御自身の判断で行かれたんですか。
○櫻井充君 ごめんなさい。
○櫻井充君 いえ、分かりました。
○櫻井充君 それからもう一つ、これは大臣にお伺いしたいんですが、このような場面でA生保、B生保のように名前を出されたとしても、これ、定かでないとおっしゃっていますが、じゃ、一般論でまずお伺いしたいんですが、A生保、B生保というように具体的に名前を挙げられたということは、守秘義務違...全文を見る
○櫻井充君 私はこの委員会で具体的に名前を挙げていませんよ。ただし、A生保の後に、あるときM生保という話をしたときに、柳澤大臣から、こういう場でこのような発言をしないでくれと、そう言われているんです。しかも、これは具体的な名前を挙げているんじゃないんですよ。AとかBとか、その手の...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、要するに、新聞記事等しか読んでいなくって、副社長を呼んでお茶飲みの感覚で話をされたということですか、高木長官。
○櫻井充君 それでは、高木長官、こういう話は、監督庁とすると、いろんな例えば金融機関とか、それから保険会社とか、そういうところに行っていろんなこの手の話をされているんですか。
○櫻井充君 じゃ、繰り返しになりますが、ほかの金融機関の方々に対してこのような話をされたと、それから例えば、じゃ、その当時そういう権限あったかどうか分かりませんが、例えば都市銀行が随分合併しましたけれども、そういうような状況下で、そういう状況下で金融庁が間に入って話をするような際...全文を見る
○櫻井充君 このことは、もう一つ、これは証券及び投資信託の法律の中の風説流布の中に、百五十八条のところにその風説の流布の禁止という項目がございますけれども、長官が、例えば個人であったとしてもそのようなことをお話しされるというのは、このようなものに当たりはしないんでしょうか。
○櫻井充君 もう一点、大臣、これが守秘義務に当たらないというのは先ほどから何回も出てまいりますが、改めてお伺いしますが、要するに自分たちの知り得た情報が、情報がですね、大臣は情報が、それは新聞等々いろんなものから得た情報であるからというお話をされましたよね。
○櫻井充君 範囲の中で。そういうふうにおっしゃいましたよね。しかし、どうして高木長官がお話しされたことがそれだけの情報だということが証明されるんですか。
○櫻井充君 立場上どう見ても、その立場の方々が発言されれば、発言されれば、ほかのその得た情報があって、得た情報があって、それでお話しされていると取られるのは私は仕方がないことなんじゃないのかなと、そう思ってしまいます。  しかし、大臣がそうおっしゃって、おっしゃって、もう一つは...全文を見る
○櫻井充君 大臣、監督行政を行っている立場の人と、それから一般の会社の企業の方と、立場が同じだとお考えですか。つまり、そこに立場の優位性というのがあるんじゃないですか。まず、その点について、立場の優位性があるとお考えかどうか、その点についてお考えをお述べいただきたいと思います。
○櫻井充君 しかし、そういう立場の中で、そういう立場の中で、最初のそこのところで森副社長が脅かし半分という話だったのでとか、そんなに本気に考えていないと言った後で、そうじゃないと、本件が駄目ならあれでやろうということになっている、先週もそう申し上げたつもりだと。こういう形で否定し...全文を見る
○櫻井充君 三週間ぐらい前にもうなっちゃうのかもしれませんが、文教科学委員会で国立大学の独立法人化について質問した際に、いろいろ調べてみると、大学の関係者というのはどういう状況の中でもほとんど文部科学省に対して意見が言えていないということが分かりました。特に、彼らは教授であろうと...全文を見る
○櫻井充君 それからもう一つは、何回も何回も大臣、この法案の審議の際に質問されているかと思いますが、この間の大臣のお話ですと、今の景気の状況であるとすると、景気の状況であるとすると、この先、生命保険会社の経営が厳しくなるかもしれない。でも随分先のお話のようなんですよね。どうして、...全文を見る
○櫻井充君 何回も逆ざやというお話はお伺いしました。しかし、基礎利益はプラスなんですよ、大臣。基礎利益はプラスなんですから、どうしてその基礎利益を変えるところの、変えるところの予定利率の引下げを行わなければいけないんですか。  今、基礎利益と、つまり基礎利益の部分とそれから株価...全文を見る
○櫻井充君 まず、どちらから言ったらいいんでしょうか。基礎利益の方から言いますと、基礎利益の方から言いますと、平成十一年度が一兆三千億、十二年度が一兆四千億、十三年度一兆五千億、十四年度一兆二千億。つまり、ほとんど横ばいなんですよ。じゃ、その他の、その他の損益がどうなっているかと...全文を見る
○櫻井充君 そうじゃないですか。
○櫻井充君 それだって、大臣の根拠のない数字ですよ。  要するに、過去五年間の数字を私は申し上げていて、何でその後こういうふうに減ってくるのか分からないと言っているんですよ。大臣はなるかもしれないとおっしゃっているだけでして、そんな、どうしてそうやってなるかもしれないという根拠...全文を見る
○櫻井充君 生保全体ですか、本当に。生保全体なんですか。そういうことじゃないんじゃないですか。
○櫻井充君 じゃ、そうすると、この保険業法の中のたしか十章でしたか、契約者の保護という項目がございますよね。ちょっと済みません、正確に。十章ですね、「保険契約者等の保護」。  これは平野議員からも指摘がありましたけれども、保護というのは権利が守られるということなんですよ、元々。...全文を見る
○櫻井充君 今、大臣、一般論としてそのような保護だっておっしゃいましたよね。どこに書いてあるんですか。
○櫻井充君 全然違うじゃないですか。  要するに、最初に持っている権利は奪われるんですよ。大臣、ここは大事、ここは極めて大事なことですよ。今ある権利、首振られますけれども、予定利率引き下げられることがどうして権利奪われることにならないんですか、じゃ、どうしてですか。
○櫻井充君 大臣、この間、機会利益のお話されて、おかしいと思っているんです、私は。それは何かというと、例えば今大学に行かれている学生さんたちが今働いたときにどうなるかという話を随分この間されました。しかし、大学に行って四年間学んで、まあきちんとすればの話です、そこのところでいろん...全文を見る
○櫻井充君 違いますよ。まず大臣ね、大臣、それは違いますよ。いいですか、六%はさておきってどういうことですか、これは。じゃ、その人が予定されている権利というのは、──いや、そうおっしゃっていますよ、先ほど。ともかく、ともかく、ともかくとおっしゃっていますよ。いいですか、大事なこと...全文を見る
○櫻井充君 最初からそう言っていただければいいんですよ。そうじゃないですか。全然違う。  じゃ、そうすると、ここに書いてあるとおり、「保険契約者等の保護」と書いてあるんですよ。だからこの表現違うでしょうと、私は。つまり一部の人は保護されないんですよ。一部の人は保護されなくて、会...全文を見る
○櫻井充君 大臣の方が思い入れが強過ぎるんじゃないですか。私は別に大臣がおっしゃっていることは理解しているつもりですよ。理解した上でお話しさせていただいているんですよ。  何回も言うように、要するに基礎利益は出ているんですよ。基礎利益は出ていて、死差益というのはもう物すごく多く...全文を見る
○櫻井充君 財務省は六月末までにここの委員会で結論を出すというふうにおっしゃったと、大塚委員がおっしゃっていますけれども、先延ばししないできちんと出していただきたい。  それからもう一つ、竹中大臣、こういう状況が発生してくるようなことが想定されるとすれば、本来はこの準備金の額で...全文を見る
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  午前中の木村委員に対しての総理の答弁をお伺いしていまして、総理は経済対策に対して大きく方向転換されたんではないかと。これは決して悪いことではなくて、いい方向に私は方向転換されてきたんじゃないだろうかと、そう考えています。  と申し...全文を見る
○櫻井充君 であるとすれば、産業再生機構を作る前に更に様々な制度改正が私は必要なんだと思うんです。その制度改正が十分になされていないからいろいろな混乱が起こってきているんじゃないだろうかと、そう考えてきております。  総理が先ほど不良債権処理の中で、企業が倒産していくことがかな...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていないんですね。要するに、それは不良債権の処理の方法が大きく二つあります、間接償却なのか直接償却なのか、どちらを念頭に置いていらっしゃるんですかということをお伺いしたのであって、今の答弁じゃ全然違うんですよ。  ですから、それで、どちらの方を念頭に置かれ...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣、今、このまま単純にオフバランス化を進めていけば企業は倒産していくんだと、企業は破綻せざるを得なくなる可能性が高いというふうにおっしゃっていました。  しかし、本当にそういう方法しかないんでしょうか。世界ではそのような方法を取られていますか。
○櫻井充君 じゃ、そのようなやり方で何年でオフバランス化されようと、そして実際、本当に現実可能なのかどうか、その点について御答弁いただけますか。
○櫻井充君 大臣、ほかの方法はないんでしょうかというふうに私がお尋ねしたのは、今の日本の会計上はどうなっているかというと、例えば一億円の貸出しがあって、その部分は資本の部に書かれますよ、資産の部に書かれます。例えば破綻懸念先ですと、七千万円引当金積まなきゃいけないですから、マイナ...全文を見る
○櫻井充君 私が調べたのが古い資料なのかもしれません。  こういうことなんですが、まず無税償却ですよね。アメリカの場合には日本と違って、引当金を積む際に、有税償却か無税償却かというと、無税償却なんです。ですから、繰延税金資産なんというのは、これは発生しないんですよ。そして、その...全文を見る
○櫻井充君 何かよく分からないんですが。  あのですね、やはり会計の原則は一部分だけ持ってくると様々な混乱というのを生じるわけですよ。そうしてくると、全体なら全体の構図として変えていかない限り難しいんです。  ここは、後は竹中大臣、私も調べ直しますが、もう一度きちんと調べ直し...全文を見る
○櫻井充君 お金の使われ方がおかしいから、本当に地域の方々は怒っていらっしゃるわけですよ。だって、大きな金融機関であればこのような形で二兆円も融資するわけです、公的資金を注入するわけです。  ペイオフが昨年の四月に実施されました、一部解禁になりましたけれども、その前の半年間で四...全文を見る
○櫻井充君 お金を使わなくても実は対策は打てるんですよ。  金融検査マニュアルがございます。いつも話をしていることですが、銀行だって決して企業を破綻させたいと思っているわけではなくて、例えば、十年で回収できなくても二十年掛かって回収できればいいと思っている金融機関が一杯あるわけ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、今までのやり方が実態に合っていなかったと、その点はお認めいただけるんでしょうか。
○櫻井充君 答弁になっていません。  まず、御自分がおやりになってきた政策が実態に合っていなかったかどうか、まず認められるべきじゃないですか。そして、しかもここのマニュアルの中にそのようなことが明記されているというお話でしたが、このマニュアルの中には書かれていませんよ、大臣。大...全文を見る
○櫻井充君 やはりこういう場で、大臣、別に、違っていたとすれば違っていたとお認めになった上で、こういう形で方針を変更しますとおっしゃったら、多分、金融機関の方々皆さん喜ばれると思うんですよ。金融機関だけじゃなくて、中小企業の方々が本当に喜ばれると思いますよ。  自殺者がこれだけ...全文を見る
○櫻井充君 是非考えていただきたいのは、これだけ景気の悪い時期に元々利益率の低い中小企業に元本まで返せということ自体が、私は無理な話だと思うんですよ。今の時期、金利を一生懸命払っていればそれで認めてあげるぐらいのことがないと、要するに景気の変動に物すごく大きな影響を受けてきますか...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁でどこまでその地域のことを御存じなのかどうか、まだ十分理解できない部分もございます。  今までの方針の中で、もう一つ申し上げますと、一番大きな問題点は、銀行の健全性だけを求めてきたことなんだと思うんです。つまり、銀行法の一条の中に「公共性」と書いてあるにも...全文を見る
○櫻井充君 いや、またそういうこととはちょっと違います。  分かりました。一応、我々の要望としてでは、それから、地域のこの運動に携わってくださった方々は、是非法律の形にしていただきたいと。つまり、どういうものなのか目に見えるようなものにしていただき、内容が分かるようなものにして...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、脆弱性ということの中に、ここにちゃんとあったんですが、「いや、一、二の銀行をのぞいて皆悪いんです。」というのは、これは竹中大臣の認識なんですか。
○櫻井充君 それでは、繰延税金資産に対して依存しているとおっしゃるのであれば、財務省に無税償却にしてくれということをおっしゃっているんですか、金融庁として。
○櫻井充君 いや、総理として、これは担当大臣に投げることではなくて、総理としてどう御決断されるかなんだと思うんですよ。あいまいな数字が財務会計上と企業会計上と違ってきているから、そこのところを調整するためにこうやって極めてあいまいな、また日本的なものをやっているわけですけれども、...全文を見る
○櫻井充君 当たり障りのない答弁かなと思いますが。  あと、ちょっと総理の構造改革に対しての方針というかお考えをお伺いしたいんですが、総裁選で私が勝てばその方針が党の公約になるという中に、郵政事業の民営化も総裁任期である三年間で必ず実現させると、もうこう書かれています。そうなる...全文を見る
○櫻井充君 総理はちょっと都合が悪くなると御答弁が長くなるんですが。結局、ずっと、何年前から言われているか分かりませんが、郵政事業民営化ということが持論でありながら、じゃ、郵便局が民間に、郵便貯金が民間になったらどうなるのかという、そこのビジョンはないわけですか。──いや、これか...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。
○櫻井充君 済みません、総理、答弁短くしてください。  いいですか、私が聞いているのは、聞いているのは、民営化するということは料金収入をずっと取り続けるということになりますねと、そうお伺いしているんですよ。ここだけです。つまり、民営化するということは料金収入必要じゃないですか、...全文を見る
○櫻井充君 総理、高速道路、高速道路というのは、いずれ無料化にしますといって始まった事業なんですよ。一九五六年に、アメリカと同じように、アメリカは税金で造りましたから、これは無償資金でやったから、これはもう今や無料化、無料なんです、ずっと。日本は有償資金でやったから、借金で造った...全文を見る
○櫻井充君 まあ総理はこうやって水掛け論にするのが極めてお上手なんですがね、総理。根本的に違う、いいですか、総理、根本的に違うことをお話しします。  フセイン大統領はいるんですよ、元々が。存在は認められていたんですよ。その人は、その人が今いるかいないか、亡くなったかどうかは分か...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと済みません、静かにしてくださいよ。  大事なことはですね、大事なことは、フセイン大統領は元々存在していたんです。存在した人がいるかいないかの議論と、あるかないか分からないけれども、ありそうだから行ったんです。  じゃ総理、大事なことは、あの時点で、イギリス...全文を見る
○櫻井充君 まあ、分かりました。しかし、大事なことは、大事なことは事実が本当にどうだったのか。総理は今クウェート侵攻とおっしゃいましたが、これは今回のことじゃありませんからね。今回のことと以前とをごっちゃにしないで御答弁いただきたいと思います。  それから、長崎の、これ大事なこ...全文を見る
○櫻井充君 そう思います。後で、大臣どうされるのか分かりませんが、御検討いただきたいと思いますが。  そして、ここの中でもう一つ。今朝、私の支持者の方から大事な指摘をいただいたんですが、今、裏サイトというのがインターネット上にございまして、その裏サイトの中でショタと、ショタとい...全文を見る
○櫻井充君 お願いでございます。  私、まだ月に二回診療しているんですが、引きこもりや拒食症の方々の治療をしています。その心の悩みを抱えている方々が数多くまだいらっしゃって、家族の問題が一番大きなことなんですが、それを取り囲んでくる社会というのが極めて影響を与えていて、その中で...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、この銀行等株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について質問させていただきたいんですが、どうもこの法律自体、本当に与党の皆さんが御苦労されているのは分かるんですが、果たしてこういう時期に出されたこと自体が...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、その時期は、もし私の記憶が正しければですけれども、株式を保有しておくということは金融機関にとってプラスになっていたはずです。  しかし、バブルが崩壊して株価がどんどんどんどん下落してくる中で、株式を保有してきていることのリスクというものを本来は理解し得た...全文を見る
○櫻井充君 これはちょっと、通告していないんで大変申し訳ないんですが、金融庁として、不良債権問題ということについては随分これまで努力されてこられた、厳格査定ということについても随分やってこられたと思うんですね。その上で、株のリスクというのも十分に知り得ていたはずだろうと思うんです...全文を見る
○櫻井充君 ですから、いろんな問題が起こってくることが分かっていて、先手先手として打てているか、対策を取れているかどうかということが私は最大の問題なんだろうと思っています。  今のこのような法案に関して見ても、結果的には、かなり問題になってしまって、どうしようもなくなってからと...全文を見る
○櫻井充君 これは何回も質問されているかどうかと思いますが、その機構、今、まず、じゃ機構の問題だとお話しになりました。そうすると、機構の使い勝手が悪いからこの法律の改正が必要なんだと。日銀の方を見てみれば、日銀の方では相当な買入れが進んでいるということから考えてくると、大塚委員か...全文を見る
○櫻井充君 江崎先生、今ティア1以上とおっしゃいましたが、ティア1以下じゃないですか。
○櫻井充君 それでは、もう一つ、その機構のところで、これは機構というか、私は大塚委員と全然違いまして金融のど素人でございまして、こういうことが簡単にできないのかどうかちょっとお伺いしたいのは、この機構を通さなくても、この機構を通さなくても、例えばA銀行とB企業というのが株の持ち合...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今、自己資本比率が低下するというお話をされました。そうすると、こういう機構を作ると自己資本比率が下がらないということになるんでしょうか。そういう今御答弁ですが、ちょっと改めて、じゃ、これは発議者にお伺いした方がいいのかもしれませんが、大臣は今、自社株を買い取るよ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、この法律のもう一つの目的は自己資本比率を改善するためと、そういうことになるわけですか。
○櫻井充君 そうすると、改めてお伺いしたいのは、この法案はある種、銀行の救済であるということ。一つの目的は市場に対して、もう一つは銀行救済であるということになるわけですね。
○櫻井充君 そうしますと、先ほど竹中大臣が、自社株を買い取ると自己資本比率が下がることになってくるのでという、そういう趣旨のお話をされました。そのことに関して言うと、発議者としてはそれは念頭に置かれていないということなんですね。
○櫻井充君 いや、一応これは通告はしてあるんです、金曜日にですね。  ですから、素人考えからすると、こういう機構がなくても、別に株を交換すれば、交換できる範囲の額でですよ、もちろん、どちらも均等に株を持っているわけではありませんから。  本来、株式というものは、今の市場原理か...全文を見る
○櫻井充君 使い勝手がいいようにというこの趣旨は分かりますが、ただ、問題の本質は一体どこにあるのかというと、バブルのときに株を発行し過ぎていて、その株をどう消却しなきゃいけないかというところにあるんじゃないんでしょうか。つまり、あの当時、転換社債などを発行して、転換社債で株式に変...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとこれだけやっていてもしようがないので、後でもし時間があれば再度質問させていただきたいと思います。  前段申し上げましたとおり、私はどうも対処対処がすごく遅いんじゃないだろうかという気がしていまして、一つ今日は改めてテーマとして提起させていただきたいことがある...全文を見る
○櫻井充君 大臣、それはそれで理解はいたしますが、もう一つ、ちょっとこれ、私、商品の理解を間違っているかもしれません。後でもし違っていれば総務省の方から御答弁いただきたいんですが、大臣、これ、国債と同じような商品かもしれない。国債と同じというのは要するに何かというと、仕上がりが一...全文を見る
○櫻井充君 つまり、そうすると、元々買ったものも元本が下がってくるということで考えてよろしいんですよね。
○櫻井充君 その前償還じゃなくて、済みません、これを例えば私が証券市場で売却する際に、元々金利が例えば一%で設定されていたというものが、例えば三%なら三%にその時期になっていたような場合において、その証券市場で売買した場合の元本はどうなるんですか。
○櫻井充君 そこでなんです、大臣、問題になるのは。要するに、今これ以上金利というのが下がる状況があるかというとほとんどないわけで、若干今金利は上がっていますけれども、これ以上ほとんど金利が下がることはないんじゃないかなと、私はそう思います。  そうなってくると、これは二十年以上...全文を見る
○櫻井充君 それは大臣、よく分からない人は多分買いますよ、安全だって言われれば。私だって、医者やっている当時だったら買ったと思いますよ。買ったかどうか分かりません、そういうのに投資したことありませんから。ただ、いろんな説明受けて、こういう状況で元本保証されてという話だったら、それ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、現時点で、将来どのぐらいの時期にどの程度の利益があるか、どの程度の受取があるかということを考えてと今おっしゃいましたよね、大臣。じゃ、この間の予定利率の引下げ、一体何ですか。我々、そう考えて加入しているんですよ。それを国が勝手に三%まで下げていいという、そ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、予定利率のところはそういうふうにおっしゃいますよね、結局のところは。だけれども、あれだって、加入した時点での制度設計が、自分の中の制度設計があってそうやって加入しているんですよ。それが、その状況が変わったから、状況が変わったんで、あの当時予見できなくて、政府とし...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これは通告してなくて大変申し訳ないんですが、大臣、今の御答弁ですと、小泉内閣の方針で郵貯民営化ということに仮になるんでしょうか、今度、総裁選どうなるか分かりませんが。仮に、二百数十兆円の貯金専門の金融機関ですよね、これが民営化されたとすると、民間金融機関を預かる...全文を見る
○櫻井充君 先日の予算委員会で小泉総理に、小泉総理の持論ですと、郵政事業民営化というのは御持論ですねと。では、この巨大郵貯に関してどうされるんですかとお伺いしたら、これから考えるとおっしゃっておられました。  二十数年間国会議員やられて、それだけ主張されているんであったとすると...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。是非考えていただきたいと思っています。  それからもう一点、どうも前段、きちんとした形でいろんな制度設計がなされていないために方向が進まないんじゃないかと思っている点がございます。  この間もこの委員会でも質問いたしましたし、午前中、大塚委員...全文を見る
○櫻井充君 財務大臣、先ほど大塚委員の質問に対して、これは駄目、あれは駄目、これは検討だというお話をされましたけれども、構造改革を進めるんだということを常日ごろ財務大臣はおっしゃっていて、今の税制で、今の税制で不良債権処理というのは進みやすいとお考えなんですか。
○櫻井充君 大臣、今、銀行だけというお話されましたけれども、銀行だけされている部分というのが随分いろんなところでありますよね。例えば今回のことで言うと、ちょっと記憶が違っているかもしれません、日銀が買う株は、保有しているのは、これは銀行が保有している株式だけを買うんですよね。ちょ...全文を見る
○櫻井充君 今回の議員立法で出されている法律の内容は、銀行が保有している株式のほかの、企業も一応、企業の株も買えることになっていますが、それは銀行株だけですよね。つまり、ほかの企業が持っているような株に関しては購入、これはしませんよね、ルールは。
○櫻井充君 ということは、財務大臣、ある種特殊な例というのはあるわけですよね。つまり、この部分に関して政策的に何かをしなきゃいけないといったときには、そこの分野にだけ、例えば税制なら税制を変えるということはあり得るわけじゃないですか。それが租税特別措置法なんじゃないんですか。 ...全文を見る
○櫻井充君 しかし、それは例えば、繰延税金資産は一定期間認めますと、そして、ここから先に関していったら、有税償却であったものを無税償却に変えますと、過渡期ですから、そういう方法を使ってやれば、必ずしも税金を還付しなければいけないということではないんだろうと思うんですよ。その点につ...全文を見る
○櫻井充君 ただ、大臣、先ほど今回の税制自体が必ずしも適しているわけではないですよという御答弁だったじゃないですか。あとは法人税との関係があるから、全部整合性取るとそういうふうになるんだみたいなような感じの御答弁でしたよね。しかし、これは小泉改革の中でその柱となる部分なわけですよ...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  四年間、財政金融委員会に所属いたしまして、恐らく次の国会はほかの委員会に所属することになると思いますので、最後というわけではありませんが、ひとつ自分なりに、ここ四年間ぐらいの政策を振り返りながら、本当に今までの金融行政の在り方...全文を見る
○櫻井充君 そこの方針は分かるんですが、しかし、銀行にとって要管理先が増えるということ自体、もちろん破綻懸念先から改善したものもあるかもしれませんけれども、私が聞いている分では、要注意先のものが随分要管理先に格下げされているところが多くて、その部分が実は銀行にとっても大変な状況に...全文を見る
○櫻井充君 産業再生機構が万能のように、今のお話ですと、万能ではないとおっしゃるんでしょうが、要するに、実際、じゃ、どのぐらい予算が付いていてどの程度の人員がそこに配置されるのかといいますと、私、この間調べてみると、常勤でおられる方々が平均すると二、三人なんですよね。ですから、そ...全文を見る
○櫻井充君 本体としては多分そのぐらいの人数だと思いますが、地域に分散すると多分二、三人ぐらいになるんだろうと思っています。そうすると、とにかく本当にその人数でやれるのかというと、決してそうではないということでして、私がいつも申し上げているとおり、果たして要管理債権の分類の仕方が...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。  原則がこのように書かれているから、あとはそれに合わせて勘案しろといっても、原則はこう書かれています。そこが違っていると思うんですよね。原則を変えていただかなければ、まずここのところが根本で皆さん入ってきて、その上で、じゃ条件緩和債権でも要管...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これはリレーションシップバンキングのところでダブルスタンダードを認めていただいたわけですから、国際業務をやってくる金融機関と国内業務だけの金融機関というのをまず分けて考えるべきなんだろうと思うんですね。そこの中で国際業務をやり続けるんであれば、大臣のおっしゃると...全文を見る
○櫻井充君 その点については存じ上げております。  ただ、平成五年以降の金融関連の主な出来事というか、政策についてこれはまとめていただいたんですが、この政策を見てくると、確かに金融機関の健全性を強化していくものは随分あるわけですよ。じゃ、本当にそれで融資が増えていくような政策が...全文を見る
○櫻井充君 前段については、じゃ、済みません、こちらも誤解しているところがあったのかもしれないので、それはもう一度調べさせていただきたいと思います。  前回の委員会でも申し上げましたが、やはり早め早めに対処していくということが極めて大事なことでして、そういう点でいうと、今回こう...全文を見る
○櫻井充君 終わります。
10月09日第157回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  この法律は、五年前にたしか百年ぶりの改正ということで、この国会でも議論されました。私、初当選で最初に質問したのが実はこの法律でございまして、そのときに、あの当時、宮下大臣で、そして伊藤さんが局長だったかと思...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、この法律自体の体系が元々国内発症のものを想定されていたんではないだろうか。つまり、国内で発症したものに対して一次的に都道府県知事が厚生労働省にそういった情報提供をするような体系になっていたんではないのかなと、そういう気がいたしております。  ですから、...全文を見る
○櫻井充君 そうやって実態に合わせて改正していただくということは極めて重要なことだと思っております。  その意味で、もう一点お伺いしたいのは、この冬にSARSがこの国で発症するとお考えなのかどうか。つまり、そういう危機感を持ってこの法律の体制を整備しようとされているのか。そして...全文を見る
○櫻井充君 診断が一時間掛からないでできるようになってくれば問題はないんだと思うんですが、これ前も、五年前にも質問させていただいたんですけれども、果たしてこういう形で、病名で類型分類することが果たしてふさわしいのかどうかという問題が私はあるんだと思っているんですね。  坂口大臣...全文を見る
○櫻井充君 大臣、それは、今SARSを想定されるとそういうことになるんだろうと思うんですね。ほかの新しい感染症の場合も想定してこういう場合は対処していかなければいけないわけであって、そのときに果たして今のような類型分類を一々しなければいけないのか。もちろん、それを新感染症として取...全文を見る
○櫻井充君 今三千人というお話でしたけれども、これはどういう要件を満たしている方がそれだけの人数いらっしゃるということですか。
○櫻井充君 その程度の危機感でいいんですか。要するに、県から上がってきた対応がそうやって整備されていますというお話ですけれども、今のような形でどういうお医者さんか分からないということで、果たしてこの冬発生するかもしれないということできちんと本当に対応できるんでしょうか。  済み...全文を見る
○櫻井充君 大臣、中長期的に見ればおっしゃるとおりだと思います。教育をどうしていくのかということは極めて大事でして、その意味でいうと、結核の病棟がどんどん減っていって、学生のうちにそういった患者さんたちに接する機会がなくなっているというところに私は大きな問題があると思っていますし...全文を見る
○櫻井充君 いや、それはそのとおり、おっしゃるとおりなんですよ。  そうすると、じゃ、もう一つ別な観点からお伺いしたいのは、陰圧室を備えているという、そういう御説明がございますが、仮に患者さんが発症して陰圧室に入った場合は、その患者さんとその病棟全体、ほかに入院されている方がい...全文を見る
○櫻井充君 本当にそれ可能なんですか。同じ病棟で、SARSの患者さんは陰圧室にとにかく入院していただいて、ほかの感染症の患者さんたちはそのままその病棟にいるんですか。それで感染防げるんですか、本当に。大臣、そうお考えですか、本当に。
○櫻井充君 感染症の患者さんというのは基本的に免疫が落ちている方ですよね、特に結核なら、結核というのは極めて弱毒菌ですから。ですから、そういう方々がそこにいらっしゃるということは、もし万が一感染した場合には相当な致死率になるんだろうと思うんです。  SARSの場合の特徴的なのは...全文を見る
○櫻井充君 私は、ここは厚生省の危機意識のアナウンスメント効果というのはあると思うんですね。つまり、混合病棟でもいいですよという、そういう言い方にするか、やはり原則もう病棟はその患者さん、SARSの患者さんだけにするんですよと言うかによって危機体制というのは全然違うんだと思うんで...全文を見る
○櫻井充君 現場の運用とおっしゃいますけれども、法律の運用は、ある種のところは厚生労働省が指針を決めるんですよ。だから、そこの指針のところでこういうふうにしたらどうですかと。ここぐらいは原則厚生労働省の私は指針だと思っていますよ。この法律をどう運用していくかのところの指針だと思っ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、ちょっと勘違いされているのかもしれませんが、私は別に東京に集めろと言っていることを申し上げているんではありません。例えば、その病院に入院された、仙台なら仙台の病院で構いませんが、入院された場合に、その病棟は隔離病棟にされた方がいいんじゃないですかということを申し...全文を見る
○櫻井充君 頼らざるを得ないということと対応できるということは違うと思うんですよ。つまり、こういった問題が起こっていって対応できる施設を作っていくのかいかないのかということですよね。ここのところしかないからここにお願いしましたと。  現場が実際に本当に動かなかったらどうするんで...全文を見る
○櫻井充君 人員の配置とか、それは十分なんでしょうか。つまり、保健所が駄目だと私は申し上げているのではなくて、何でもかんでも全部保健所におっ付けていますよね。保健所の人たちがそれに本当に対応できるんですか。今の人数で対応できるんですかということを申し上げたいんですよ。  つまり...全文を見る
○櫻井充君 御理解できないんですが。今大事なことなんですよ。要するに、全体は私の管轄ではないから感染症の部分についてはこうやっていただきたいという願望を述べていらっしゃいますね。これはほかの部局もみんな同じことを言うはずなんですね。ほかの部局もですよ。そうしたら保健所の人たち大変...全文を見る
○櫻井充君 では、少ない人数でやりくりするとなってくると大臣のおっしゃるとおりだと思いますから、問題が起こった際にほかの保健所が協力してやれるような、そういう体制を是非作っていただきたい。  これは恐らく全国一気に蔓延するということではなくて、局地、ある地域ある地域で起こってく...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。  これは患者さんが苦労しているんです。効かない痛み止めを飲まされていますから、ある種。いや、効かないというよりは、効くんです、効くんですが、それよりも効かない痛み止めを飲まされているということです。  あともう一つ。昨日、ペルテス病の患者さ...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございました。  最後にもう一回だけ、もう少し危機意識を持って対応していただきたいと、そのことを申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
11月19日第158回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号
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○委員長(櫻井充君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました櫻井充でございます。  委員会で質問ができなくなってしまうという一抹の寂しさがございますけれども、しかし、今の経済や金融の状況を考えてきたときに当委員会が果...全文を見る
○委員長(櫻井充君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に日出英輔君、森田次夫君、吉村剛太郎君、大塚耕平君及び平野達男君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十三分散会
11月27日第158回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○委員長(櫻井充君) ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  金融問題及び経済活性化に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたい...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会