櫻井充
さくらいみつる
選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月01日 | 第162回国会 参議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。 本題に入る前に、二つ、まず一つは市町村合併に伴っての選挙区割りの話と、それからもう一つはNHKの問題についてまず質問をさせていただきたいと、そう思います。 まあ各地域でも同じ実情かと思いますが、お手元に資料を配らせていただ...全文を見る |
○櫻井充君 おっしゃるとおりでございます。ありがとうございました。是非検討していただきたいと、そう思います。 要するに、ルールはルールです。その後にまた、今大臣おっしゃっていることは運用上の問題だと思うんですね。つまり、県議会の方々のそれこそ皆さんの考えがありますから。ただし...全文を見る | ||
○櫻井充君 それで、一応そう書いてあるようですが、ちなみに給与は幾らぐらいで、それから常勤ではないというお話だったんですけれども、では大体どのぐらい勤務されているのかなと。その辺について、もし今数字がなければ後ででも結構ですが。 | ||
○櫻井充君 まあ私は高いと思いますが。 まず、こうやってまだ雇わなきゃいけないのかどうか、そして、しかもこういうふうな給料を払うということが前提になるとすると、受信料を支払いたくないという気持ちの人たちが随分増えてくるんじゃないのかなと、そういうふうに思います。 もう一点...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、これはもう相当多い額なんではないだろうか。今、要するに一般の企業というのはかなりいろんな面で削減してきている中で、そういった努力をするということも極めて大事なことではないのかなと、そう思います。 それからもう一つ、NHKの中に確かに政治的な介入ができないとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 医師法なら医師法に医師の責務というのが書かれております。つまり、医師はこうしなければいけないんだということの責務は書かれています。ですから、私は、同じような形で、そういうような形で、例えば国家公務員であれば国家公務員でもそういうものが書かれて、文言が書かれていたと私は...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ、要するに、国民の皆さんがとてもじゃないけど信頼できないと、これ多分調査をすればほとんどの人たちが不信感を招いていると、持っていると思います。ですから、そういうことをやはり払拭できるようにしていくことと、それから、こういったことは、我々国民の皆さんの代表者ですから...全文を見る | ||
○櫻井充君 本来であれば、もっと早くに災害対策費を計上するべきだったろうと思うんですね。ですが、それまで時間が掛かってきたのは、私のこれまでの認識は、被害がどの程度だか、どのぐらいか分からないから、だから費用の総額が確定できないがためにある種時間がたったんだという認識でおりました...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、今の御答弁の中で、要するに積算していないとおっしゃっている。僕は実は、総務省の方に聞くと積算していないようなお話をされているわけですよ。要するに、六%計上しなきゃいけないから七百一という数字が出てきているだけなんですよ。本当にこれでいいのかどうかということです。...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっと細かい話かもしれませんが、例えば国立病院の医療チームが新潟に行きました。そのときに実は彼ら薬も持たずに行ったんですね。現地で調達しようとしたんですが、これは今、国立病院というのは大手四社で談合して薬品を購入いたしました。談合とまで言い切ると問題があるかもしれま...全文を見る | ||
○櫻井充君 答えになってないと思いますが。 じゃ、もう一つ別な観点からいいますと、スマトラ沖の地震で津波で被害に遭われた方がいらっしゃって、それに対して日本が支援すると、これは当然のことだと思いますし、ですが、そのときの対応の速度と国内で起こった災害に対しての対応の速度という...全文を見る | ||
○櫻井充君 これがベストですか。これがベストのやり方だということですね。 | ||
○櫻井充君 まあこれが最善の方法だとお考えであればそれは仕方がないと思います。しかし、私は、先ほど申し上げましたとおり、もうちょっとその使い方、使う時期であったって何だって、もっと自由度を持たせたらいいと思うんですね。 何回も申し上げますが、これは、これは法律に従ってただ単純...全文を見る | ||
○櫻井充君 十六年度も足りないんですよ。十六年度も足りないけれども、十六年度は借金します。十七年度は足りなくしたくないからそれを回します。筋が違うでしょう。要するに、今の憲法なりに定められているのは単年度主義ですよ、基本的に言うとですね、基本的に言うと。単年度単年度の会計になって...全文を見る | ||
○櫻井充君 民間の会社であればキャッシュで清算してもらうのが一番いいはずなんですよ、これは。つまり、今だって同じことなんですよ。三月になると、また幾ら幾ら出るか、出る、その額も十分分かっているのかどうか分かりません。少なくとも、じゃなければそういったものが大体どのぐらいになるのか...全文を見る | ||
○櫻井充君 ごみ処理なんかに関して言うと、もう積算して出てきているという、そういった幾つかのものはちゃんと出ているものもあるはずですから、ですから、今、僕は実は極めて残念であったのは、その法律に定められていて、それを遵守することは大事なことではありますが、しかし、だからといって、...全文を見る | ||
○櫻井充君 行政の長じゃないと発言権ないんですか。 | ||
○櫻井充君 行政の長の経験がないからというふうにお話しされました。私は、被災地の方々の立場に立って意見を申し上げているだけでございます。(発言する者あり)みんなそうだというのであれば是非もう一度、まあ結構ですが、考えていただきたいなと思います。 もう一つ、先ほどの話、続きにな...全文を見る | ||
○櫻井充君 それはうそでしょう。それ、違っていますよ。今抱えている交付税特会の借金は、これは地方の半分負担じゃないですか。これは、今からここ数年間の借入れのことをおっしゃっているのであって、全然答弁になっていないじゃないか。今、ずるいですよ、答弁。 いいですか。私が聞いている...全文を見る | ||
○櫻井充君 法律に明記されている、その法律がおかしいから聞いているんです。そんな法律の内容知っていますよ。知っているからこうやって質問をしているんです。 何回も申し上げますが、国が借金しているんですよ、国が借金している。国が借金して、地方に対して、これは地域間格差をなくすため...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ、時間になりましたんで、要するに、昨日、ここしばらくお伺いしていたんですが、要するに国の、国の財政再建と地方の財政再建とどうなるんだという話をしたときに、結果的には国も地方も一緒なんですと。それは全部総括してやるんですという話になっている。ですから、これが地方の借...全文を見る | ||
03月09日 | 第162回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。 今日は、一番最初に官民格差の問題について、特に医療制度の中での官民格差の問題について質問させていただきたいと思います。 医療保険制度の中に付加給付制度という制度がございますが、この付加給付制度についてまず御説明いただけます...全文を見る |
○櫻井充君 この制度がありますが、この制度を政管健保の加入者の場合にはどの程度実施されているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 なぜ行っていないんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 なぜ財政状況が悪いんですか。 | ||
○櫻井充君 それだけでしょうか。税金の投入額が変わっているはずですが、平成四年だったと思いますけれども。その点は大きく影響していないんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 なぜ、その本則から外れた税金の投入額になるんですか。 | ||
○櫻井充君 いや、いや、分かりました。いや、いいです、いいです。はい。 | ||
○櫻井充君 国家公務員共済組合は付加給付の制度がございまして、これ使われております。 大変申し訳ございませんが、比較的多かった文部科学省、一体幾ら付加給付されているでしょうか。 | ||
○櫻井充君 この制度の付加給付のところの財源はどういうことになっているか、もう一度御説明いただけますか。 | ||
○櫻井充君 付加給付というのは恵まれている制度なんですね。ここには税金が投入されているわけです。財政状況が厳しいから、中小企業には、本来の保険の中にも税金減額されているんです。このことについて私はおかしいと思うんですが、こういう制度を維持するべきなのか、各共済の担当の大臣の方々に...全文を見る | ||
○櫻井充君 なぜ皆さんにお伺いしたのかというと、林野庁はないんですよ。林野庁の財政状況が悪いものですから、林野庁はなくて、あとみんな各共済は各省ごとに全然違っています。 これが適正だとおっしゃいますが、先ほど、中小企業の場合には会社の財政状況が悪いからこの制度を利用できないん...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、これは各省庁全部合わせて、この付加給付のための財源措置、幾らでございますか、谷垣大臣。 | ||
○櫻井充君 これが国家公務員だけの場合です。これに地方公務員を合わせると、国と地方の負担は幾らになるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 はい、ありがとうございます。 改めてお伺いいたしますが、国家財政上厳しいから定率減税を廃止していく方向になっているわけですね。まず、国家公務員が恵まれている部分に関して言ったら、国がきついんです。事業主が厳しい状況にあったら、まずこういうところから廃止していくのが...全文を見る | ||
○櫻井充君 民間の、民間のサラリーマンの七〇%は中小企業で働いております。組合健保はもう一つ、組合、その企業自体の収益が上がっていれば全く問題ないものです。先ほど政府参考人の方から答弁ございましたが、国の財政状況が厳しいから政管健保に、政管健保に投入すべき税金の額も減らしているん...全文を見る | ||
○櫻井充君 悲しいですね。私は、小泉総理、早く辞めて、辞めていただいて、もし自民党が政権取っているんだったら谷垣さんに総理になっていただきたいとこの間も申し上げたとおりですが、その方からこういう答弁しか返ってこないということ自体がすごく悲しいです。 なぜならば、国民の皆さん、...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、中小企業の加入している政管健保の税金の投入額を減額することは全く問題ないということですね。 | ||
○櫻井充君 税金の投入額の使い方の問題です。国のことだけを考えていらっしゃったらそれはそれで結構でございますが、それであれば、その水準に中小企業で働いているサラリーマンの皆さんも引き上げられるようにしていただきたい。保険全体に投入していただける税金の投入額を二〇%まで引き上げてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 現在の厚生労働省の認識をお伺いしたいんです。まず足りて、医者が、地域の医師不足はあるのかどうか。そして、それがもしあるとすれば、その原因は一体何なのか。今診療科の問題がございましたが、産婦人科や小児科の医者というのが足りているのかどうか、その点についてです。 | ||
○櫻井充君 それだけの声がありながら、今までずっと医師、医者の数が多いのでこれから減らしていこうという政策を取ってきたような気がしますが、今後、その医師を増やすというのは、そういう審議会を待たないとできてこないものなんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 適正配置って、どういうことをやられたんですか。 | ||
○櫻井充君 それって研修医の適正配置のことですか。私は、現在の医療制度の中の医者の適正な配置だと思っているんですけれども、その点についてどうなんでしょう。 | ||
○櫻井充君 そうでしょうか。 私が働いていた国立病院は、四年間とも人員が足りなくて、名義貸しをしておりました。 そして、これはもう事実として皆さん知っていることなんですけれども、そういうことがありながら、その当時の東北地方医務局長に何とかしなきゃいけないんじゃないですかと...全文を見る | ||
○櫻井充君 そもそも今のベッド数とそれから外来件数で、今の医者の数で、本当に全国の偏りとかがなくて全部満遍なく行き渡るようになったら、数は足りているんですか、本当に。 | ||
○櫻井充君 答弁になっていません。 資料要求しておきますが、現在のベッド数、そして外来の件数をまず出していただいて、適正配置基準がございますから、その配置基準で現在の医者の数で割っていただいて、本当に間に合っているのかどうか、その資料を出していただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 不思議なんですけれども、どうしてこういう数字がなくて医者の需給問題というのが議論できるんですか、尾辻大臣。 | ||
○櫻井充君 先ほど政府参考人の方から研修医制度が始まってから適正化が進むんじゃないかというお話がございましたが、本当に適正化が進んでいるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 これは朝日新聞の記事なんですが、二〇〇三年と二〇〇四年のマッチ者の増減ということで、実は東京、京都、愛知、神奈川、福岡は増えているんです。減っているのは福島、鳥取、鹿児島、石川、徳島でございまして、今の答弁と全然違うんじゃないですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、じゃ、後でその資料もいただけるでしょうか。 それともう一つは、地域の偏在というのがかなり強いと思っているんですけれども、そのほかにやはり大学病院にかなり医者がいるということが問題だと思います。それはなぜそういうふうになるのかというと、私は大学病院で働い...全文を見る | ||
○櫻井充君 医員は。 | ||
○櫻井充君 医員の方は、これ月給でお話しされてますけれども、これボーナスありますか。年給にすると、年次で額面で幾らになりますか。 | ||
○櫻井充君 済みません、私は諸手当などいただいたことがございません。実際二百万、二百万円ぐらいじゃないのかなと、最近増えているのかもしれませんが。文部科学省のそのお役人の方で、これだけ安い給料で働いている人はいるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 年額。 | ||
○櫻井充君 それ違うでしょう、年額ベースで聞いているんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。 | ||
○櫻井充君 どうしてこういう給与状況、条件で、大学病院で勤務している医者は働かなきゃいけないんですか。 | ||
○櫻井充君 なぜ今までそれではほうっておかれたんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 それじゃ、問題はなかったということなんですか。 | ||
○櫻井充君 なぜこんなことを申し上げるのかといいますと、ここが実は大学病院に医者が、医者を集めちゃった方が有利、有利だと言った方がいいんでしょうか、財政上有利だからそういうふうになっちゃうんです。 つまり私は、大学で働いていたときに医者として働かなきゃいけない部分の役割は大体...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一つ、結局、身分のなかったような人間はどうなったかというと、大学院大学というのをつくりまして、大学院生という形で働いています、結果的にはです。そうすると、二十四で卒業して二十六で研修が終わって、あと四年間また大学院大学という形で学ぶという、そういうシステムになって...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一つ研修制度の中で問題点があるのは、研修指定病院というのは大学病院又は厚生労働大臣が指定した病院というふうになっています。これはもう大学病院というのは最初から指定されておりまして、取消し要件がございません。ですから、大学病院で、もし不適切な研修が行われていた場合、...全文を見る | ||
○櫻井充君 現場の医療従事者は本当に困っています。要するに、厚生労働省そして文部科学省、両方から様々なことを言われて、本当に四苦八苦されている、しているのが現状でございますから、もう少しきちんと考えていただければ有り難いなと、そう思います。 医療従事者で困っているのは実は医者...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございました。 今現状、本当にこういう大変なことなんだろうと思います。そこの中で、医科とか歯科は今度研修、歯科も研修が始まります。看護婦さん、看護師さんの数はすごく多いんで研修というのはなかなか難しいのかもしれませんが、せめて一か月なら一か月間ぐらい、き...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一点ですが、医者の労働条件も極めて悪いです。例えば、徹夜して全く寝れないまんま次の日も一日働くということは僕は結構ありました。それと同じように、看護師さんたちも患者さんが急変してしまうと勤務外でも相当長く勤務されなきゃいけない。それから、その配置基準なんか見ていた...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 それでは次に、独立行政法人国立病院機構に関する談合疑惑について質問させていただきたいと思います。 お手元に資料が配付されているかと思いますが、そこの三枚目のところにございます。この四社で結果的に共同入札を行う...全文を見る | ||
○櫻井充君 それは調べ方が悪いんでしょう。 なぜ、じゃ、お伺いしますが、入札前、入札のその公告前にこの四社はどういう要件の企業でなければ入札に参加できないと分かってたんですか。 | ||
○櫻井充君 私がお伺いしているのは、入札公告前にもうこの四社はどういうシステムでというか、どういう企業が入札に参加できるのかということを知っているんですよ。なぜ知っているのか、知っていたのかということについてお伺いしているんです。 | ||
○櫻井充君 それは五月のことじゃないんです。私が申し上げているのは、入札公告の前にもう知り得ているんですよ、何社も。そして、その白紙の委任状を持ってきて、こういうことだからおまえらは傘下に入るか入らないかということを言っている企業があるんですよ。だから、どうしてその人たちが知り得...全文を見る | ||
○櫻井充君 答えてない、答えてない。 | ||
○櫻井充君 十四日、五月のところじゃないんです。入札が行われ、入札公告が行われる数日前にもう業者の方は知っているんですよ。その方から、その何社の方々がそういうことを言われたという事実も私は存じ上げております。ですから、どうしてその、そういう事実が、そういう事実が知り得るようなこと...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、今のところで、多分知っていらっしゃらなかったんだろうと思いますので、その点について、ではお話しさしていただいて、きちんと調査をしていただきたいと思います。 今回のこの談合疑惑の中で、薬剤費が大体十億円ぐらい削減できたということがここの機構の手柄だというように...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、薬価の大体八七ぐらいで卸しているんですね、今回。ですから、これが本当に適正なのかどうかというのはかなり難しいんじゃないだろうか。つまり、卸さんに過度な負担を掛けていることになります。 しかも、今回は大手四社だけから卸せるような形にしてあって、まあ実を言うと残...全文を見る | ||
○櫻井充君 シェアが全然違うんですよ、品目が。 | ||
○櫻井充君 大臣、今の、まず先ほどの薬の話ですが、品目は六千、六千なんです、確かに。ですが、シェアは全然違うんです。今回のその上っている六千はシェアの中の八割です。中小の方は二割だけ残されて、しかもオーファンドラッグといって利益率の極めて低いものだけ残されているんです。だから、そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非検討していただきたいと思いますし、ちょっと、南野大臣、大変申し訳ないんですけど、その国立病院で看護婦さん、二年ごとにローテーションをするでしょう、偉くなってくると。皆さん、私の、私が現場で聞いたときには皆さん困っていらっしゃったんですけど、こういう制度ってプラスも...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあいいや。まあいいや。 しかし、本当に看護婦さんたちは家庭を捨てて、捨ててと言ったらおかしいけど、子供たちを置いてもう地域は回らせられているんですよ。だから、そういう現状を考えたら、そこまで本当にやらなきゃいけないのかどうかというのは私は甚だ疑問でなりません。 ...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、具体的に申し上げてもいいんですけど、具体的に申し上げたときに、私はその方々に迷惑掛かるんじゃないかと思って心配しているんですよ。その方々は半分に今意見分かれているんです。つまり、その給与の分を自分たちが拠出しなきゃいけないんだったら必要ないだろうと言う人たちと、...全文を見る | ||
○櫻井充君 その上で、その上で是非考えていただきたいのは、結果的にはその役人の方々の就職先なんだろうと思うんです。つまり、ピラミッドの構造の中で、私も医者だからよく分かりますが、医局制度と全く同じでして、五十かもう少しいくと皆さん肩たたきに会うような実態になってしまっていては、こ...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非、御検討いただきたいと思います。 あわせて、資料請求したいんですが、この七百六十一の厚生労働省所管の財団法人等、ここのところの財団等にもし補助金なり税金が、特別会計や一般会計からもしその補助金なり、これは補助金と限定するとまたないと言われてしまいますので、そう...全文を見る | ||
○櫻井充君 それからもう一つ、今度は医療から離れて、規制改革会議の議長のことについてちょっと質問させていただきたいと思いますが、まず最初にベースラインとして、医療の分野においてビジネスチャンスがあるんだということを言っておられます。この新しいビジネスチャンスというのは一体どのこと...全文を見る | ||
○櫻井充君 具体的に、そのビジネスチャンスのビジネスというのはどういうものを念頭に置かれているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みません。そうすると、例えば製薬なら、薬なら薬というのは、別にビジネス、新しいビジネスチャンスでも何でもないと思うんですね。その規制改革会議で言っているビジネスチャンスというのは一体何を指しているんですか。これは質問通告してあるんですけれども。 | ||
○櫻井充君 それじゃ、具体的にお伺いしますが、例えば自由診療が増えていったような場合に、民間の医療保険会社など、そういうものの参入というのも念頭に置かれていますか。 | ||
○櫻井充君 ただ、今そういうふうに限定されましたが、一部民間の保険、民間の、民間の、医療、医療の分野において民間の保険会社の参入もその検討課題の中には入っているということですか。 | ||
○櫻井充君 それは、公的皆保険制度がこれだけ発達し、きちんと整備されている国に、アメリカのように民間保険会社があれだけのシェアを占めることはないと思います。 ただ、問題は、一部の部分でこれから自由診療、国の財政が厳しいから自由診療がどんどん増えてくるとしたときに、民間の保険会...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは要するに、じゃ、規制改革会議はそこまで念頭には置いていないということですね。 | ||
○櫻井充君 答弁になっていない、答弁になっていない。なってない、なっていないよ。ちゃんと言ってよ、ここ大事なことなんだから、大事なところなんだから。駄目ですよ、こんなんじゃ。大事なところなんだから。 | ||
○櫻井充君 これは極めて大事なポイントでして、なぜならば、規制改革会議の議長というのは保険会社の方です。もう民間の保険を用意されています。そういう方がもしそういうような、ここが、ですから先ほどビジネスチャンスとは一体何なのかということをお伺いしたのはこの点です。 これは実を言...全文を見る | ||
○櫻井充君 その企業は、実は高知でたしか二千億を超える事業だったと思いますけれども、そこのところでNPOの形で、表は、医療に参入してこようとされています。そしてもう一つは、先ほど申し上げましたとおり、民間の保険会社も持っておられます。 そういう方が議論に参加すること自体が僕は...全文を見る | ||
○櫻井充君 疑いを持たれるような方が務められないようにするのが、私は政府の役割ではないのかなと思いますし、プロ野球球団一つ参入するときに反対されているんですね。規制改革を進めていくんだとすると、新しい球団ができ上がるときにもろ手を挙げて賛成してくださるのが私は当然じゃないかなと思...全文を見る | ||
○櫻井充君 私が不安なのは、知らないうちにその通信を傍受されている、全く分かんないということなんですよ。押収、差押えの場合にはちゃんと目録をいただけます。ですから、別に前に教えてくれなんということを言っておりません。終わった後に、例えば私なら私のところを傍受した場合に、その場合に...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のところで大事なことは、法律上の取扱方が変わってくるということは、これお認めいただけるのかどうかということなんです。その上で、その上でこういう通信傍受の場合には伝えないこと自体の方のメリットがあるということであれば、それはそれで了解いたします。 しかし、今までの...全文を見る | ||
○櫻井充君 どうも見解の相違とかいろんなことがあるので、また改めてお話しさせていただきたいと思います。 次に、スピード制限、一般道路のスピード制限についてお伺いしたいんですが、この間特区で私申請させていただいたのは、一般道路のスピードの上限設定が今、日本は余りに厳し過ぎるんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するにできるんですよね。もう一度お願いします。 | ||
○櫻井充君 調べてみると、日本の法定速度というのは世界から比べるとかなり低いような気が、感じがしています。例えばドイツなどは一般道路でも田舎の場合には百キロまで認められていると、私はそう認識しているんですが、私の認識が違っているのかどうか。それから、日本の法定速度がなぜこんなに低...全文を見る | ||
○櫻井充君 イタリアだって山岳地とかいろいろありますけどね、そういうところはもっと緩やかですよ。 大体、もう一つ申し上げますと、本当に法定速度を守っている人ってどのぐらいじゃいるんですか。 | ||
○櫻井充君 要するに、なぜこんなことを申し上げているのかというと、もう一つ、そこのところで上限を緩和できると無駄な高速道路とかを造らなくて済むような地域って随分出てくるんだろうと思うんですね。 そしてもう一つ、メリットは何かというと、高速道路をせっかく造っても料金が高いとか出...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあもう少し、じゃ、きちんとある程度の速度で走れるような道路を造っていただいて、もう少し緩和していただければ有り難いなと、そう思います。 最後に、金融検査マニュアルについてお伺いしたいと思いますが、私は、要するに中小企業に対して融資が増えていかないのはあの自己資本...全文を見る | ||
○櫻井充君 あのBIS規制で今度リスクウエート見直しされますよね。つまり、今までのリスクウエートがおかしかったということじゃないんですか。 | ||
○櫻井充君 リスクアセット、分母のリスクアセットを小さくしないと自己資本比率は大きくならないですね。そうすると、リスクウエートが今、国債を買うとゼロなんです。プロパーで企業に貸し出すと一〇〇%ですから、当然国債に行くんですよ。私は、だから国債を皆さん買っていって、自己資本比率を維...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、済みませんが、計算して出していただけますでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ああ、済みません。資料要求です。 | ||
○櫻井充君 株式の保有残高と、株じゃない、国債の保有残高と融資額の減少とほぼ一緒なんですよ。つまり、融資できないものはどこに行っているのかというと国債を買っているわけです。お金はあるんですよ、ちゃんと。そして、それを融資に回せない理由は何かというと、今度ペイオフ解禁になりますから...全文を見る | ||
○櫻井充君 それじゃ、自己資本比率が銀行の健全性を表す指標だとして、適切であるという根拠は何ですか。 | ||
○櫻井充君 医療の分野で正常値ってあるんですよ。コレステロールならコレステロールで幾つって区切っているの。これはなぜかというと、これ以上増えると動脈硬化が起こるとかそういうことがあるから、これ、ここ、ここで正常値を区切りましょうというふうになっているんですよ。 だから、何でこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 答弁になっていないですよ。 ですから、そこの根拠と、正常、健全性を表す指標として、確かに納得できるような説明をしていただきたいんです。 外国はですよ、大臣、証券化が進んでいるから、貸し出した後に証券化して、手数料も入ってきて、リスクアセットちっちゃくできるんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 答えになっていないと思います。要するに、根拠がないと思います。 これは、元々その健全性云々じゃないはずですよ。要するに、日本の金融機関が余りに貸出し残高が多くなったから、どうやって日本の金融機関を締め出すかということから始まったルールだと私は理解しています。 ...全文を見る | ||
03月18日 | 第162回国会 参議院 総務委員会 第7号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。 今日は予算の委嘱審査ということなので、予算が有効に使われるように、税金が本当に皆さんが納得していただいたように使われるようにという思いで質問をさせていただきたいと思います。 特に、独立行政法人や、それから公益法人に対して多...全文を見る |
○櫻井充君 この当時、たしかこの六十二年にこのスポーツジムというものを備え付けたというふうにお伺いしましたが、その後論文は一本も出ていないはずです。この中に、今年はたしか三十四億円ですか、合併しましたけれども、そこに税金がこれだけつぎ込まれているわけです。この当時、この研究だとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 長い答弁にろくなものないんですね。今日の本会議での文部大臣の答弁もひどかったですけれども、要するに、中身のない人たちはだらだらだらだら言って時間稼いで終わりにしようとしている。 これだけのお金を投じて、まず前段のところから申し上げれば、平成十四年から十五年にかけて...全文を見る | ||
○櫻井充君 簡潔に言ってください、時間がないから。 | ||
○櫻井充君 お金の割にそういう成果が上がってないから言っているだけの話じゃないですか。 ましてや、こういう組織を作れば、こうやってまた必ず理事長を置かなきゃいけない、理事を置かなきゃいけない、そういう形になるわけです。これが無駄な人件費じゃないですか。こういうところから削減し...全文を見る | ||
○櫻井充君 結局、会計検査院も指摘ができないんですよ。しかも、今お話があったとおり、考えてみれば、例えば福利厚生にしたって過剰だったと。それから、研究にしてみても不十分であったということが答弁されているわけですね。そのことを、会計検査院がそのことを指摘できなかったら、何のために存...全文を見る | ||
○櫻井充君 中立の立場にいなきゃいけない人が本当に中立にやれるのかどうかということを考えてくると、これは、会計検査院は税金が投入されているところは全部検査することになっているはずなんですね。ですから、税金が投入されていないところにそういう団体、公益法人などたくさんありますから、本...全文を見る | ||
○櫻井充君 大体、だれも自分のところで能力ないなんて言うわけないんですよ。 じゃ、お伺いしますが、じゃ、ここの日本労働研究機構の中で、これまでずうっと指摘できなかった理由は何ですか。 | ||
○櫻井充君 能力ないんじゃないですか。そういう研究に対して評価することができないというのは、能力ないことじゃないですか。だったら、そういう人たちが検査すること自体おかしいんじゃないですか。 今回指摘したのはそこだけじゃないですよ。要するに、過剰設備投資じゃないかと、過剰な福利...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、これまではどうだったんですか。これまではどうだったんですか。能力があってちゃんとやっていると言っていたんでしょう、今までは。それがやっていないということじゃないですか、結果的には。違いますか。 | ||
○櫻井充君 結果出ていなきゃ同じなんです。とにかく、無駄遣いがあるということを内部告発した勇気のある方がいらっしゃったからこうやって分かってくるのであって、そういう人がいなきゃ全然分からないことですよ。 ですから、今おっしゃって、幾ら何をおっしゃったって全く通用しないんじゃな...全文を見る | ||
○櫻井充君 こういった事業自体、まずトンネルだ何だということ自体で考えてくると、これもう国交省で一本化しちゃうということにはならないんですか。 | ||
○櫻井充君 それと、その先ほどの調査研究とありましたけれども、それから調査研究だけではなくて、そういった中継施設の整備、保守管理ということになってくると、民間事業体でもこれやれるんじゃないですか。公益法人は民間だというふうにおっしゃるかもしれないけれども、いわゆるその株式会社であ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、この事業自体は、例えば通じないところに対してアンテナなりなんなり建てると、こういう事業は民間にやらせて、やってもらっているんですか、それともその事業もこちらがやっているんですか。 | ||
○櫻井充君 なるほど、最初にそういうふうに御答弁いただけると極めてよく分かります。そうであったとすると必要なものかもしれません。 それから、これもよく分からないですが、このグランドワーク協会というのは、これは何をやっているところなんですか。 | ||
○櫻井充君 後で実績をいただけないでしょうか。つまり、普及促進に努めたということですから、どのぐらい普及されていったのか、その辺について後で教えていただきたいと、そう思います。 それからもう一つ、一杯あるんですけれども、取りあえず国の予算が随分入っているところで、マルチメディ...全文を見る | ||
○櫻井充君 その人材が要するにそういった社会のニーズにこたえてきちんと育成されて、そして例えば経済なら経済の発展なりなんなりに資するような、そういう人材がきちんと輩出できているんですか。 | ||
○櫻井充君 その後にどうなっているのかということなんです。要するに、研修を受けているけれどもミスマッチであるということは相当ありまして、そこの部分についてどうなのかということが問題なんじゃないかなと。済みません、後ででもう結構でございます。 こうやって調べてみると、実は内容が...全文を見る | ||
○櫻井充君 やはり、政府も同じ認識なんだろうと思うんですね。問題点が多いということを認識されているから、そうやって改革を進めなきゃいけないというお話なんでしょうから。是非、是非きちんとした改革をしていただきたいと思います。 そこの中でもう一点、その非営利組織の中で、公益法人と...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうことは分かっているんですよ。それが適切なのかどうかということなんですよ。──ひどいでしょう。何で聞いてないんですか。人が質問しているときに、今の答弁に対して質問しているんですよ。そんな内容は分かっているんですよ。分かっているから今の内容でいいのかどうかというこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 本当にきちんとした監督が行き届いているんでしょうか。そこが問題なんじゃないのかなと。いずれにしても、私はこの点はおかしなことだと思っているので、改めて検討していただければ有り難いと、そう思います。 あと最後に、この間の予算委員会でもちょっと取り上げた問題なんですが...全文を見る | ||
○櫻井充君 保険財政がいいからそれの余力があって付加給付の制度が存在するんだと、それはそのとおりだと思います。ただ問題は、その政管健保でもなぜあれだけ悪くなっているのかというと、さっきも言いました、本来の税金の投入額さえ守ってもらったらば多分可能なんだろうと思っているんです。つま...全文を見る | ||
03月29日 | 第162回国会 参議院 総務委員会 第9号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。 まず、本題に入る前に、旧日本労働研究機構における海外出張について質問させていただきたいと思います。 これは、あるテレビ番組の中で、こういう無駄遣いではないかと、この出張自体に本当に意味があったのかどうか...全文を見る |
○櫻井充君 出張自体が問題でないというお話ですが、じゃ、このときに、イギリスの、イギリスに行かれた後に、これは報告書の中に、これジェトロの所長が何と言っているかというと、マーケットリサーチをちゃんと行ってきてからやってくださいと。要するに、こういう類似のセミナーが少なくないことを...全文を見る | ||
○櫻井充君 全然答弁になっていないですよ。要するに、普通は、企業のトップの人が行ったときにこんな報告書が上がってきたら、社長、社長はこんなに赤っ恥をかかされてと怒るはずですよ、普通は。そうじゃなくて、ただ単純に物見遊山の観光旅行に行っているから、だから別に最初から目的はそこにある...全文を見る | ||
○櫻井充君 それじゃ、このセミナーを聞いた人たちの中でどのぐらいの人が日本に投資してくれているんですか。 | ||
○櫻井充君 どうしてそれでその評価ができるんですか。セミナーさえ開催すればそれでいいんでしょうか。結果が伴っていない、結果すら分かっていない、それで効果があったと、なぜそういうふうに判断ができるんでしょうか。その根拠を示してください。 もう一度申し上げますが、このセミナーを開...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは理解をしてもらうために行ったんじゃないですね。ここのところの目的はちゃんと対日投資を進めるためということだったはずです。その目的を、その目的にちゃんとかなっているのかどうか、最終的な調査もしないというのはこれはおかしな話じゃないですか。これは職務怠慢としか言いよ...全文を見る | ||
○櫻井充君 物事は、やったらその結果がちゃんと、良かったかどうかというのを振り返ってやるのが当たり前なんですよ。そういうことをやらないで、また毎回毎回同じ失敗でしょう、こんなもんは。そういうことを繰り返しているから何も変わらないんじゃないですか。 私が不思議なのは、部屋に来ら...全文を見る | ||
○櫻井充君 最初からそうおっしゃればいいじゃないですか。自分たちがやってきて、結果的に意味がなかったと。だって、それはそうですよね。政策評価をしてみたところ、残念ながら意味がなかったからこれは今はやめましたというふうにおっしゃればいいじゃないですか。 だって、これ航空運賃だっ...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ改めて考えていただきたいのは、この国の財政は極めて逼迫している状況にあって、そして、だからこそ定率減税を廃止する方向になっていって、国民の皆さんに負担を求めるんであるとすれば、もう少し、もう少し身内の中で出費を防げるものはそこの、そういったものを削減していくような...全文を見る | ||
○櫻井充君 その景気の対策にしても、もう何年も前から景気対策景気対策と、亡くなった小渕総理のころには、桜の花が咲くころには景気が良くなるというあの名ぜりふを残されておりましたが、何回桜の花が咲いても地域の方は景気が一向に良くなっておりません。特に、我が宮城県などは相変わらず厳しい...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 今の中でちょっと気になったところは、郵便局にその行政サービスの一部を委託しますというようなお話がございました。民営化された場合に、そこに行政サービスの一部を委託することは可能なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 小泉総理は民営化の定義というのを御存じなのかなと思うときがあります。つまり、民間企業というのは市場原理の中で利益を出してこなければいけないと。そうすると、不採算部門を切り捨てたり様々な努力をしてくるということになるわけであって、これが民間企業ですね。ですから、その民間...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非きちんとしていただければ有り難いなと思います。 もう一つ、税金のことについてちょっとお伺いしたいんですが、税収を何らかの形で増やしていかないと地方はやっていけないと思います。その意味で、例えば公営カジノなどを認めて、公営カジノなどを認めていくようなことを考えて...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、これは個人的な見解ですが、ギャンブルは子供のうちからやらせた方がいいと思うんですね。なぜかというと、負け方は分かりますから。ですから、大人になってから全財産をつぎ込むようなばかなことはしなくなるんですね。見ていると、遅く始めた者というのは大体大人になって、何でも...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、これちょっと通告していないんで申し訳ないですけれども、例えば特区なら特区という形で申請すると、これは法律上いろんな部分で穴を空けることになりますから、これは阻却という言葉になるんでしょうか。その特区などで申請すると可能なものなんですか、これは。 | ||
○櫻井充君 これは、もう一度繰り返しになりますが、競馬法の場合にはこれはもう全国一律でできるようになっているはずです。問題は、例えば宮城県なら宮城県で、観光の目的で、その特区でカジノをつくりたいと。その特区の申請をした場合にはどうなるんでしょうか。これは所管省庁があと議論していた...全文を見る | ||
○櫻井充君 筋としては廃止してもいいんじゃないかなと思いながらその財源的な措置ができないからこれを継続するというのは、これこそ筋がちょっと違うんじゃないだろうかと、そう思います。 そして、その地域によって、確かに税収の少ないところがあって、ゴルフ利用税で三分の一ぐらいですか、...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一つだけ。 宮城県に球団が、プロ野球の球団ができまして、経済効果が二百億とも何百億とも言われています。私はもっとプロ野球の球団増やしてもいいと思うんですね。そして、そのプロ野球の球団を増やしていくためにはどうしなきゃいけないかというと、子供のころからきちんとし...全文を見る | ||
03月31日 | 第162回国会 参議院 総務委員会 第10号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、NHK予算を中心に質問させていただきたいと思います。 先ほどから受信料の不払についていろいろ数字が出ておりましたが、私がNHKの方からいただいた受信料の、未払と言った方がいいんでしょうか、不払の数字をいただいておりますが...全文を見る |
○櫻井充君 要するに、もう一度確認いたしたいんですが、この未契約者という方々は受信料を支払っていないと、そういうふうに認識してよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 払っていないんでしょう。 | ||
○櫻井充君 払っていないんですよね、はい。 大臣、この数字が本当の数字でございます。つまり、受信料というところの最大の問題はここにあるんではないのかなと。今の受信料の未払というものを二つに私は分けて考えなければいけないと思っています。つまり、一つは、悪意を持って、本来もう払え...全文を見る | ||
○櫻井充君 私、今回質問するに当たって、いろんな方から御意見がございました。その中で一番多かったのは、まじめに払っている人がばかを見ないようなシステムにしてほしいと、NHKをつぶしてくれとも思っていないし、そういうことを望んでいるわけではないと。ですから、まずそこの公平感というか...全文を見る | ||
○櫻井充君 きちんと受信料を徴収していただければ、まじめに払っている人たちの受信料を減らすことが可能なんですね。ですから、やはりそういう手法をもう一度我々知恵を出して考えるべきではないのかな。特に、デジタル放送がこれから地上波で始まると、テレビの買換え需要が起こってまいります。そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 おっしゃるとおり、対応のまずさが私は一番だと思います。その対応のまずさ、先ほど高橋議員からもありましたが、その対応のまずさが今の状況をつくってきているんだろうと思います。 ここで名誉を挽回するために、私は一般の職員の方々は本当に一生懸命やられていると思うんですよ。...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、経営委員会の方にお伺いしたいと思いますが、今回の場合において、海老沢前会長に退職金を支払うことは、これは適切だとお考えでしょうか。 そしてもう一つ、今までの過去の会長の退職金を調べてみますと、いわゆる一般の退職金だけではなくて、特別慰労金というお金も含ま...全文を見る | ||
○櫻井充君 NHKは特殊法人に残りました。残りましたと言った方がいいのか、特殊法人であった方がいいという判断で特殊法人になったんだろうと思います。であったとすれば、基本的には大体横並びになってくるのが当たり前なのかなと、そう思います。ちょっとほかのところの特殊法人にこういう特別慰...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、皆さんは苦しいながらきちんとした形で受信料を払っている方々が多くいらっしゃるわけです。その方々の思いにきちんとこたえられるような形で処理していただければ有り難いなと、そう思います。 もう一つ、今まで随分NHKの方々が優遇されているんではないかというような分野が...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、今の答弁、本当におかしいと思うんですね。こういう答弁されているから皆さん怒るんですね。 これは、大臣、今の答弁聞いておられて、所管大臣としてどう思われますか。 | ||
○櫻井充君 民放のように企業として利益を出しているところと、こちらは特殊法人でございます。これは受信料で、受信料で経営されているものですから、比較するのは、民放各社と比較するのでは私はないと思います。それは、例えば国家公務員と比較するとかほかの特殊法人と比較するということなら分か...全文を見る | ||
○櫻井充君 受信料を払っている方々とちゃんと比較してください。多くの受信料を払っている人たちと横並びというならよく分かります。本当の一部の恵まれている人たちとだけ比較して、そういうふうに発言されること自体がおかしいんじゃないでしょうか。 これは、皆さん、何回も申し上げますが、...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、済みませんが、具体的に前会長と橋本会長と何がどのように変わったんですか。 | ||
○櫻井充君 それでは、もう一つ別な角度からお伺いしますが、前会長の優れていた点、それから前会長の問題のあった点、具体的に教えていただけますか。 | ||
○櫻井充君 もう時間がありませんので、最後に私の考えも一つだけ申し上げておきますが、自分自身は政治家なのでその放送の内容についてどうするべきであるとか、そういった議論をするべきではないと思っている。ですから、今回のことに関して言っても、お金の使い方だけについて質問させていただきま...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求める件に対し、不承認の立場、すなわち平成十七年度NHK予算に反対の討論を行います。 八十年前、大正末期にラジオ放送開始とともに設立され、戦後は公共放送としてテレビ...全文を見る | ||
05月12日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第12号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。久しぶりに財政金融委員会で質問をさせていただきます。 先ほど中島委員の方から、不良債権処理に伴ってというお話がございました。そのときに大臣の方から、不良債権の処理をしたから自己資本比率が上がったのだという説明がございましたが、分...全文を見る |
○櫻井充君 普通は、大体根拠になる数字があるからこそああいう答弁になるんだろうと思うんですね。 私の認識は若干違っていて、要するに、貸出しをやめてしまって、不良債権処理ではなくて、貸出しをやめることによって分母のリスクアセットは小さくなります。これはもうどの企業に貸し出しても...全文を見る | ||
○櫻井充君 おっしゃるとおりだと思います。 そこの中で大事なことは、データの蓄積なんだろうと思うんですね。医学と経済学と何が違うかというと、医学は動物実験がきちんとできている。きちんとと言ったら怒られるかもしれませんが、動物実験であらかじめ数字が出てきて、この薬なりこの治療法...全文を見る | ||
○櫻井充君 一万円の領収書を受け取るのは払った本人です。税金を払わなきゃいけないのは飲食店なんですよ。飲食店は一万円じゃありません。飲食店はそこで五万円という額、金をちゃんと受け取っているわけですよ。それを五人に分けているんですよ。分けて出したときには印紙税を払わなくていいんです...全文を見る | ||
○櫻井充君 元々この税金って何から始まったのかというと、明治六年に、地租が主体だったものですから、農民の方に課税負担が重いということで、商工業者に何かないかといって文書の話になっていくわけですよね。文書課税だったわけですよ。文書課税だったのが、いつの間にか、この答弁なんかを見てみ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それではもう一つ、IT化に伴ってじゃ一体どうなってきているのかということです。 つまり、これはお手元の資料の一枚目に書いてありますが、書面を交わせば、契約書、契約の場合、書面を交わせば、これは印紙税が発生します。ところが、電子契約の場合にはこれ印紙税発生しないんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、私が聞いているのは、今の答弁は、私は担当省庁じゃないから、法律の所管省庁じゃないから答えられないということですか。そうならそう答えてくださいよ。 | ||
○櫻井充君 じゃ、調整しているところにお伺いしますが、調整しているところにお伺いしたいのは、財務省からの答弁書は信頼できないと言っているんですよ。ほかのところでは法律こうやって作って、さあやりましょうと言っているんです。調整付いてないじゃないですか。 | ||
○櫻井充君 調整されてないじゃないですか。言っていることが違うんですよ、これ閣内で。片側は、阻害しているものがあるからどんどんやろうといって、そういうふうに言っているわけでしょう、ペーパーレス化にした方がいいと。片側は、なぜ、なぜじゃ電子商取引なんかの場合に駄目なのか、電磁的記録...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここで押し問答してもしようがないので今度は文書で質問させていただきますから、そのときにきちんとした答えをいただきたいと思います。 担当省庁にお伺いしますが、この財務省の答弁に対してどうお考えでしょうか。端的にお願いします。 | ||
○櫻井充君 質問変えます。 これに対してイエスかノーかで答えてください。要するに、現時点においては電磁的記録が一律に文書と同程度に法律関係の安定化には寄与し得る状態にはないと、そうお考えですか。イエスかノーか、二つの省庁、これお答えいただけますか。 | ||
○櫻井充君 イエスかノーか。 | ||
○櫻井充君 あと経済産業省、来ていますよね。 | ||
○櫻井充君 私はそんなこと聞いていません。答弁になっていませんよ。答弁になっていないじゃないか。答弁になっていないよ。 | ||
○櫻井充君 答えになっていないよ。じゃ、もう一回だけ聞く。 いいですか。私が聞いたのは、電磁的記録が一律に文書と同程度に法律関係の安定化に寄与し得る状況にあるとは考えていないという、この答弁に対してどう考えるかと聞いているんですよ。イエスかノーかで答えてくれって言っているんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、そうするとこれは安定化に寄与しないということですね。つまり、そういうものを政府として推し進めていこうということなんですね、こういう状況の中で。 | ||
○櫻井充君 それでは、なぜこんなことをしつこくやっているのかというと、時代が変わってきてまで明治六年の法律を本当にずっと維持していかなきゃいけないのかどうかということの問題なんです。 もう一点申し上げると、資料の中の新聞記事がございますが、ここの銀行が何と言っているのかという...全文を見る | ||
○櫻井充君 元々の起こりが地租に対しての、商工業者に対しての何か課税がないのかというところから起こった。これは要するに、職種によっての不公平感があるからこういうことが生まれてきているわけです。今やそういう時代ではないはずですよね。商工業者の方が租税負担は重くなってきているんではな...全文を見る | ||
○櫻井充君 それじゃ、まあいいです。じゃ、今日はやめておきましょうか。 ただし、そこのところで、法人税を上げると経済的な問題がというお話をされましたが、企業はこういう形で負担しているんですよ。負担しているのを形変えるだけですから。もっと簡素になると、役人の数減らせるんですね。...全文を見る | ||
○櫻井充君 それはだれでも答えるような答弁です、そんなものは。 じゃ、ここが廃止になってたしか独立行政法人になったかと思いますが、ここの備品費なりなんなり、全部年間の予算の使い方を改めて出していただけますか、なってからの。要するに、今のお話ですと、ちゃんとやっているような言い...全文を見る | ||
○櫻井充君 今まで、今までそういう視点でチェックしたことあるんですか。しかも、そこのところで、三月に何だか急に分かんないように一杯使われているものに対して、明細までちゃんとチェックしたことあるんですか。 | ||
○櫻井充君 後でその資料もう一度検討させていただきたいと思います。 例えば、これ国土交通省の一般会計を見ても、これは公共事業だから仕方がないと言われればそこまでですが、年間予算が約八兆円、三月が、ほかの月は何千億円の単位なんですけれども、一番多い月で十一月が八千億円ぐらいです...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いします。 私も話には聞いていましたが、ここまでひどいところがあったのかと。 それから、私も国立病院に勤務しておりましたからよく分かりますが、予算が余ったから、何か欲しかった機械なかったっけって、そういうことも、本当ですよ、これ、ちゃんと聞かれてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間がないんですよ、時間。済みません、時間がないんで、金利のリスクをどうやってヘッジするのか、そこだけ教えていただけないですか。具体的な、そんな一般論要らないですよ。金利のリスクが私は一番大きな問題だと思っていて、これをどういうふうにしようと政府しているのか、その点だ...全文を見る | ||
○櫻井充君 市場との対話ということは、政府は何もしないということですからね、これは、言っておきますけれども。市場原理ということは大体そういうことじゃないですか、市場にお任せします。 それからもう一つ、財政を健全化していくという話になれば、税収が増えるんでしょう。税収が増えると...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、時間になりましたので。 私は、なぜ公的セクターに持ってほしいとお願いしているのかというと、それは市場に出ていかないからです。ですから、金利が高騰してというお話がありますが、僕はそこは違うと。ですから、みんなが長期間のやつを持ってくれさえすれば、持てると...全文を見る | ||
06月07日 | 第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。 今回、介護保険の法律を改めて読み直させていただきながら、随分分からないところが一杯ありまして、その辺のことについて質問させていただきたいと思います。 まず最初に、法律の定義上、医療とそれから介護と、どこがどういうふうに違っ...全文を見る |
○櫻井充君 これは、法律上明確な定義を設けてないという理由を教えていただけますか。 | ||
○櫻井充君 いや、私はそういうことをお伺いしているんじゃなくて、大臣が今御自身で明確に要するに定義されていないとお話しされたから、なぜこういう介護保険という制度をおつくりになったのに明確な定義がなされていないのかについて、その理由を質問させていただいているんです。 | ||
○櫻井充君 済みません、時間がないので、私の質問に答えていただけますか。済みません。 改めて質問いたしますが、私はそんなこと聞いてないんですよ、時間稼ぎやめていただきたいんですが。時間稼ぎやめていただきたいんですよ。私がお伺いしているのは、定義が明確にされなかった理由はなぜで...全文を見る | ||
○櫻井充君 現場にいると医療も介護も区別付かないところ一杯あるわけですよ。だから、お伺いしているんです。ですから、法律上どういうふうに定義されているのか。若しくは、定義されてないんだったら定義されないでいいんです。できなかったんならできないでいいんですよ。そのことについてきちんと...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、介護と医療ときちんとした定義が法律上はどこにも書かれていない、しかし内容はここに書かれていると。じゃ、本当に介護保険で給付すべきものと医療保険とで給付すべきものと、こういうあいまいな状況の中できちんと定義できるんですか。 | ||
○櫻井充君 端的に答えていただきたいんですが、これは五年間施行してみて、行ってみて、今の整理でいいわけですね。 | ||
○櫻井充君 それで結構です。 | ||
○櫻井充君 端的に答えていただきたいんですよ。なぜかというと、医師法の一条には介護ということは全く触れられておりません。医師法の一条には医療とたしか、ここにありますが、医師法の一条には「医療及び保健指導を掌ることによつて」云々と書いてあって、介護のカの字も書いてないんですね。つま...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、質問いたします。ちょっと待ってください。 | ||
○櫻井充君 済みません、私は委員長に質問させていただきたいと思います。 私は、大臣に答弁いただきたいので、大臣と答えました。それをなぜ委員長の権限でそういうことが、答弁者を変えることが可能なんですか。委員会というのはそういうものなんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 はい、分かりました。 | ||
○櫻井充君 これは法律の整備上、どのような形で今局長が答弁されたことが可能になっているんですか。 | ||
○櫻井充君 介護保険の給付のところは、改めてお伺いしますが、医療があると、介護保険の給付の部分にはこれは医療も含まれるということなんですね。 | ||
○櫻井充君 そうしますと、医療の分野で行われる医療と介護の分野で行われる医療というのは、これは全く別物なんでしょうか。それとも同一のものなんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そういう差のないものが各々の保険から給付されるということは、結果的には医療と介護の線引きをすることは無理だということになるわけですよね。 | ||
○櫻井充君 そうしてくると、本来は介護保険制度と医療保険制度の中での整合性が取れていかなければいけないということになるんだろうと思います。現在のその制度の中で、医療保険と介護保険の中でその制度の公平性といいますか、それがきちんと担保されているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 私は、整合性が取れているかどうかということを質問したんです。長々と御答弁いただきましたが、肝心なことに関しては答えてないんですよ。 もう一度お伺いしますが、医療保険と介護保険のこういう制度の中で同じ医療を、医療をですよ、医療をお互いに提供できるということになったと...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは介護保険法が施行されたから分かってきたことであって、分かってきたから見直しをするんですよね。分かってきた部分に関して今回はすべて解決されているんですか。 | ||
○櫻井充君 今、まあこうやって必ず診療報酬に逃げられるんですけれども、診療報酬について国会で議論できる場はあるんですか。 | ||
○櫻井充君 今まで、かつてそういうことを特別に開催してやったことはあるんですか、大臣。 | ||
○櫻井充君 ないじゃないですか。ないことをさもあったように言わないでくださいよ、局長。 | ||
○櫻井充君 なぜこういうことを申し上げているのかというと、結果的には、ここで議論、我々は法律しか、法律のところで議論するわけです。出てきているものはそこにしかないからです。しかし、答弁されるときに後で政省令でということになってくるわけであって、その政省令が全く見えないがまま、その...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、負担の割合にしてくると、医療の場合には今一割負担の方もいらっしゃれば二割負担の方もいらっしゃいます。介護の場合には必ずしもそうではありません。そういう負担割合だって違うんじゃないんですか。 | ||
○櫻井充君 そういったものに対しての問題点があるわけですよね。私は、どちらにどうだということを申し上げたいわけではなくて、制度上のそういった不備があって、しかも、先ほどから何回も申し上げますが、医療の位置付けが言わば本当に宙ぶらりんのような状態になっていると。どちらからでも給付が...全文を見る | ||
○櫻井充君 大体そうやって努力されるとはおっしゃるんですが、現実そういうふうになっていくかというと、ほとんどそうなんないんですよね。ですから、是非お約束いただいて、きちんとしていただきたいと思います。 時間がないので、そこの中でもう一点、医療で言うリハビリテーションと介護で言...全文を見る | ||
○櫻井充君 現在竹内先生が進められているパワーリハは、紛れもなくリハビリテーションという言葉が付いております。私は、現場にも行きましたし、パワーリハの推奨者の一人でもあります。立場は明確にしておきますが、これは確かに、要介護一、要介護二になった人たちに対してパワーリハビリを行った...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、今回のこれは目玉の一つじゃないですか。要するに、機能訓練をやるから要介護度の認定者が減って保険料が引き下げられるというのが柱の中の一つにうたっているものじゃないですか。それをこれから検討さしていただきますって、どういうことなんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 取り入れることだけは決めました、あとはこれから考えます。その取り入れるものも、本当に予防効果があるかどうかは分かっていません。 これは竹内先生方の、僕はそこのデータしかいただいていませんし、厚生労働省にですね、要するに予防ができたもののデータをくださいとお願いをし...全文を見る | ||
○櫻井充君 内外のエビデンスとおっしゃいますが、ほかの国々で要介護幾つなんて認定している国はないと思います。これがまず一点です。 都合のいいときだけ外国のデータを持ってこられますね。つまり、使いたい薬剤が、私は医者の現場で使いたいものがありました。しかしながら、厚生省の認可が...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、今大臣、そこまで言い切られたんですから、内の、内外の中の内で、本当に要介護度が予防できたなんていうデータあるんですか。だったら、今出してください。その上で議論しましょう。 | ||
○櫻井充君 それがなぜ、それがなぜ予防給付、そのことによって介護保険の保険料の給付が下げられる根拠になるんでしょうか。 大臣、こうは考えられないですか。じゃ、例えば七十歳で今まで給付を受けられていた方々が七十五歳になったと、これは極めてめでたいことです。しかし、平均寿命が女性...全文を見る | ||
○櫻井充君 理論上はだれでもそんなこと分かっています。そんなこと分かっていますよ。竹内先生から見せていただいたのだって、ちゃんと年間百万円減りましたと、一人当たり。見せていただいていますから、よく分かっています。 ただ問題は、本当にその方々が、じゃ例えば今まで平均五年でしょう...全文を見る | ||
○櫻井充君 それは法律上どこに書かれているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 人員基準の中に、そこのところで、その人たちでなければできないというふうに書き込むわけですか。 | ||
○櫻井充君 私は、新しい制度になっているから、そこの中での機能訓練の中でどうなるのかということをお尋ねしているんですが。 | ||
○櫻井充君 例えば、理学療法士さんや作業療法士さんたちの法律を見ると、この方々は結果的にはどうなっているかというと、この方々も医療の普及及び向上に寄与することを目的とすると、これは目的の中に書かれているんですね。介護のカの字も書いてないんですよ。 ですから、そういう方々がまず...全文を見る | ||
○櫻井充君 介護保険法に書かれているかもしれませんが、理学療法士法及び作業療法士法には書かれてないと思います。つまり、関連法としてこういったものは提出してこないといけないはずなんですね、法治国家ですから、この国は。 それからもう一つ申し上げておきますが、この方々は、結果的には...全文を見る | ||
○櫻井充君 改めてじゃお伺いしますが、介護保険の給付に関して言うと、これは介護保険の、介護保険の中での資格が必要だと、逆に言えば。その資格がない方々が、それは可能だというふうに判断されるんですか。 | ||
○櫻井充君 介護保険の中で定めるということは、今介護保険法の議論している最中なんです。ですから、介護保険法の中に書き込んでいただかなきゃいけないんです。私は、宮澤大臣に、何か問題があったときには、問題があったときには後できちんと訂正してくださいねというお話をしたときに、財政金融委...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。はい、分かりました。 | ||
○櫻井充君 それは理解しています。通所介護のところだけでいいです。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、そこは全部理解しておりました、局長。そんなの全部理解した上で質問しております。ですから、私は通所介護でとお話ししたはずです。そんなの理解していますよ、とうとうと言われなくたって結構。 ですから、そこの中で、今局長がまさしくおっしゃいましたが、結局、資...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、その広義の機能訓練の中には、今パワーリハビリのようなものは結果的には入ってこないということになるんでしょうか。 つまり、もう時間がないのであれですが、私は全然違うと思っていますよ。つまり、そこは、私はこの方々ができる権利を法律上に落としていると言ってい...全文を見る | ||
○櫻井充君 専門家の方々の御意見をお伺いしたかもしれませんが、判断されたのは厚生労働省ですからね、そういうところで逃げないように。 なぜこんなことを言うのかと。これ、例えば第二号被保険者の方々の呼吸器疾患のところの、これ特定疾患が決められています。あのときに、私は拘束性の肺障...全文を見る | ||
○櫻井充君 取りあえずというのは五年前ならいいんですよ、取りあえずというのは。五年やって取りあえずってどういう答弁ですか。局長、訂正してくださいよ。 | ||
○櫻井充君 まあどうぞ歯科の先生方にそういうお話をされてください。要するに、病気によっては主治は歯科医師の場合もあるわけであって、そうでないんだというのが私は今の局長の答弁だと思いますから。 それから、もう一つ申し上げておきますが、例えば歯科の関係で言うと、八〇二〇を達成した...全文を見る | ||
○櫻井充君 来年の四月にどういう点数が出てくるか楽しみにしております。 でも、大体こういう場合は、何かの点数を上げると必ず何かの点数を下げて、結果的にはそこで調整取るような形になります。やはり大事な部分に関しては大事な部分で、まず手厚く付けていただきたいと。 なぜかという...全文を見る | ||
06月14日 | 第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。 済みません、今、本会議が終わられて、すぐに駆け付けていただいた中で、しかも局長の答弁者の要求もしておりませんので、大臣と一対一でこれから五十分やらしていただきますので、是非よろしくお願いしたいと思います。(発言する者あり)いや...全文を見る |
○櫻井充君 是非、検討していただきたいと思います。 もう一つ、介護というのは、本来は加齢によって出てくるような症状に対してということだけではないはずですね。つまり、若い人たちでも介護の必要な人たちもいるわけです。ですから、今度はその方々を一体どうしていくのかという議論を改めて...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一つ、なぜ要介護認定が必要ないかと申しますと、今、要支援の方々それから要介護一の比較的軽い方々が随分増えていらっしゃって、その方々の介護保険の利用が増えているということになっていて、ここを問題視されているわけですね。そうすると、結果的には要介護認定を受けて自分が要...全文を見る | ||
○櫻井充君 実際、そういう形で掘り起こしている方々も随分いらっしゃるわけですよ。 例えば、今、要支援で、六万円か七万、ちょっと正確な数字忘れましたが、そのぐらいの範囲でサービスができますと。しかし、それ、そのサービスを受けられるために認定費用だけで約一万二千円掛かるんですよね...全文を見る | ||
○櫻井充君 あの当時、コンピューターを導入してというのは、いかにその公平性を担保するかという観点からコンピューターのシステムを作られたんだと思います。ただし、そのプログラムというか、まあアルゴリズムなんでしょうか、それを作っているのはあくまで人が作っていて、それの整合性が取れない...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。是非考えていただきたいと思います。 なぜかというと、もう一点、違う観点からお話しさせていただきますが、今回、筋力トレーニングなどを行うことによって要介護度を引き下げていこうと。このことに関してはもう私も大賛成です。そうすると、例えば、どこかの...全文を見る | ||
○櫻井充君 この介護保険法の法律の作り方が、実は施設給付のような形にたしか作られていると思います。つまり、医療保険制度の場合には資格者を決めている。例えば医療は医師でなければできないという、そして医師法の中でも医師だけが医療ができるという形に全部制度設計なされています。この介護保...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非御検討いただきたいなと、そう思います。 要するに、どういう制度がいいのかということをもう一回考えていただきたいと思うんです。財政上極めて厳しいということもありますが、一方で、どういう形で介護を提供すると利用者の方々にとっていい介護が提供できるのかということを考...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣は、今の介護職員の労働条件や給与については根本的にどうお考えなんですか。 | ||
○櫻井充君 大臣、そこが国民の代表者として、大臣としてそこの立場にいらっしゃるのか、行政側の立場としていらっしゃるのかの僕はそこの境目なんだと思うんですよ。つまり、国民の代表者としていらっしゃるとすれば、その方からいただいた現場の声をどう反映させていくのかということが極めて大事に...全文を見る | ||
○櫻井充君 こういう制度を取り入れたいということになれば、それは越権行為かもしれませんが、こういう制度があったらいいなという希望を出すことは、これは全く問題ないことだと思うんですね。ですから、改めてそういうことも考えていただきたい。つまり、これから税金や保険料だけで賄い切れない部...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ、分かりましたよ。ありがとうございます。 私はこう思っているんです。要するに、全部の人たちを歯医者さんに意見書書いてくれとは思っていません。ただ、今だと口腔内のがんなんかの場合には、これは口腔外科でも手術をしているわけです。耳鼻科でも手術をしています。つまり、...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 ちょっと時間がなくなって、口腔内の話が最後できなくなってしまったんですけれども、前回も申し上げましたけれども、介護予防という点に関して言ってくると、歯のかみ合わせとか全身の関係というのは物すごく出てきていますし、それから歯周病と例えばほかの...全文を見る | ||
07月19日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 冒頭、ちょっと基本的なことを教えていただきたいんですが、郵政民営化法案と、こうございますが、ここで言っている民営化の定義を教えていただけますか。法律上の民営化の定義を教えていただけますでしょうか。 |
○櫻井充君 済みません、答弁になっていません。私は、民営化のですね、民営化の定義を教えていただきたいと申し上げているんです。 | ||
○櫻井充君 改めてお伺いしますが、民営化とは民間の企業になることと、こういうことでよろしいですね。 | ||
○櫻井充君 そうしますと、今回の法案の中で特殊会社という、先ほど大臣御答弁されましたけど、特殊会社になることはそうすると民営化ではないということになるわけですね。 | ||
○櫻井充君 民間会社の定義を教えていただけますか。 そんなものが分かんないで出せるはずないでしょうが。 | ||
○櫻井充君 商法が適用されるということで、もう一度改めてお伺いしますが、特殊会社は、これは商法の適用を受けるんですか。 | ||
○櫻井充君 そうしますと、商法の適用を受けるというものが、これが民営化で、これが民間企業ですか。 | ||
○櫻井充君 改めてお伺いしますが、広辞苑とか辞書には何て書いてあるかというと、民営化というのは民間で経営することと、こう書いてあるんです。これは一般用語です。一般の人たちは、小泉総理が民間でできることは民間でと、そういうお話をされていますから、当然のことながらすべて民間の経営とい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、これ極めて大事なところなんです。ですから、大臣にきちんと、きちんと質問を聞いていただきたいんです。その上で答弁が違っていたらそれは指示されればいいと思いますが。 取りあえずのところ、もう一度、民間というのはそういうふうに一般用語で規定されているわけですよ。そう...全文を見る | ||
○櫻井充君 広義の中にというふうにおっしゃいますけれども、それでは、たしか特殊法人等整理合理化計画というのがございます。これは平成十三年の十二月十八日、特殊法人等改革推進本部というものがこう書いているんですが、ここではこう書いているんです。民営化とは、括弧した上で、特殊会社化、民...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません。じゃ、繰り返しになりますが、特殊法人は民間企業ではありませんね。 | ||
○櫻井充君 それでは、先ほど竹中大臣は、この法律上での民営化というのは様々な規定があるというお話をされたかと思います。 済みません、ちょっとこれは通告していないので、もしお答えいただけなければ午後の部でも結構ですが、そうなってくると、例えば専売公社が民営化されたとき、それから...全文を見る | ||
○櫻井充君 そこの整理をきちんとしていただきたいと思うんですが、それはなぜかというと、民営化というのが、一般的な辞書と法律上で使われているものが違うときには、基本的には、法律上の言葉の定義として、ここでの民営化とは何々をいうということを普通は規定するのが私は当然のことだと、立法上...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうしますと、ちょっと整理をしたいんですけれども、これは、済みません、谷垣大臣、JTはこれは特殊法人でよろしいんですよね、扱いは、現状は。 | ||
○櫻井充君 私が調べた中では、所管省庁の特殊法人一覧の中に日本たばこ産業株式会社が入っておりますが、これ、通告しておりませんから、もう一度お伺いしますが、その所管、所管の府省別特殊法人一覧というところを見てみると、そこの中に財務省所管で日本たばこ産業株式会社が入っておりますが、こ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっと分かんなくなったんですが。 つまり、何かといいますと、特殊法人と先ほど民間会社は違うというお話がありました。特殊法人と民間会社は、企業は違うと、これはあったんです。そこで分かりやすかったんですが、特殊法人というふうなものの中は、これは特殊会社を除くんですか...全文を見る | ||
○櫻井充君 ただ、ちょっとここのところはもう一度はっきりさしていただきたいなと思う観点があるんですけれども、それは例えば、じゃ、我々の認識からするとJR東日本という会社は一般企業なんだろうなと、そう思います。これはその認識でいいんでしょうか。 そして、JR北海道というのは、政...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、まあ分かりました。じゃ、それでは午後の一番のところでこの点について御答弁いただいてから、それでは、じゃ改めて質問させていただきたいと。 それでは、ちょっと違う観点から、それでは法律についてお伺いしていきたいと思いますが、まず最初に、麻生大臣に今御答弁いただき...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣の今の御答弁ですと、例えば、これは、郵便局株式会社法案の中でいうと、四条のところにこれ、会社はその目的を達成するために次に掲げる業務を営むものとすると、三つ定めていますね。その次の条項のところに地方公共団体云々というふうに書かれているわけです。しかし、そこのところ...全文を見る | ||
○櫻井充君 衆議院の質疑の中で法制局長官が、大臣の答弁は法的拘束力がないと、そう明言されたわけです。つまり、そうすると、我々は何を頼りに質問していっていいのか分からないわけですよ。そうだとすると、まず、ここのところの主たる業務というものがこういうものなんだということで法律上書き込...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、竹中大臣は、大臣は今そういうふうにおっしゃいました。郵便局はそういうためのものなんだと、主たる目的はそうだとおっしゃいましたが、それでは、総務省のこのホームページに書いてある、郵便局でちゃんとできるようになるんですと言っているというのは、これは主たる業務じゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 受け取る場所が極めて問題なのであって、これは発行場所の問題じゃないんですよ。つまり、受け取るところは役場で受け取れて、近くにあったと、それが遠くになって大変だけれども大丈夫大丈夫って、こういうふうに言っているわけですよ。 竹中大臣ね、四条一項と二項の違い何ですか、...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは法律の話なんですよ。要するに、明記したって何したって、ここのところは、じゃ区分けしないで全部書けば良かったんです。区分けしているところに大きな問題があるわけでしょう、そこのところに。要するに、二項以下は余裕があったらやれという話です。余裕があったらやれということ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それは想定しているわけであって、あくまで経営判断だということです。一〇〇%の保証はありません。首を振られていますが、違いますよ。法律上は一〇〇%規定されていませんよ。 これ、じゃ首を振られるんなら、大臣、法律上は一〇〇%保証されていますか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、それは最終的には総務大臣の判断なんですよ。こういうの、法律上とは言わないんです。総務大臣の判断によっているんじゃないですか。うそつかないでくださいよ。 いいですか。ここのところは、私が聞いているのは、法律上一〇〇%担保されているんですかとお伺いしてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、法律上の話をお伺いしています。 それからもう一つ、大臣の答弁は一〇〇%保証されるものではないからです。つまり、法的拘束力がないというふうに法制局の長官がおっしゃった。これは衆議院で、重い言葉ですからね。つまりは、こんなところで大臣が幾ら想定されるとかなんとか...全文を見る | ||
○櫻井充君 午前中の審議に引き続き質問さしていただきますが、まず麻生総務大臣にお伺いしますが、東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社、これは特殊法人でございましょうか。 | ||
○櫻井充君 ちょっと済みません、聞き逃したところがあるんですが、株式会社化することがこれは民営化なんですか、それとも民間企業なんですか。 | ||
○櫻井充君 今、郵政民営化法の審議でございます。民営化とは一体何なのかということを今日冒頭質問さしていただいたのは、民営化の言葉の定義がこれは社会全体誤って使われている可能性があると私は思っています。ですからそういう意味で、その正確を期すために民営化とは何なのかと。これは郵政民営...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうしますと、まず完全民営化と特殊会社というのは違うと。まず、事のなりわいとして見ると、最初は特殊会社になるんだということになるのかなと、そう思います。 そうすると、もう一度改めてお伺いしたいんですが、この総務省のホームパージには、これは、我々情報はこういうところ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 ここは極めて大事なところであって、まず特殊法人であると。広義のですね、広義の特殊法人であると。 そうすると、先ほど特殊法人と民間企業は違うという御答弁が竹中大臣からございました。そうなってくると、特殊法人と民間企業が違うと。民間企業です...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 そうしますと、これはもう一度お伺いしますが、いわゆる皆さんが考えていらっしゃる民間会社ではまだないと、民間会社でないと、今の完全民営化という、ここはもう一度改めてお伺いしておきますが、この完全民営化というのがいわゆる皆さんが考えている民間企業という...全文を見る | ||
○櫻井充君 なるほど、分かりました。 | ||
○櫻井充君 そうすると、例えば、今度JRの方でお伺いしますが、JR東日本とかJR西日本というのは、もうこれは一般の民間企業というふうに言ってよろしいんでしょうか。そして、ここにJRの例えば北海道、四国、九州とありますが、これは特殊法人という中に整理されていますから、これは民間企業...全文を見る | ||
○櫻井充君 民間企業ですか。 | ||
○櫻井充君 ここを本当に分けていただかないと、皆さん多分、JRというともう一般企業と、民間企業だというふうに思われるんだと思うんですね。その民間企業が公的な部門を担っているんだというふうになりますけれども、残念ながら、民間企業のままで市場原理の中で経営が保たれるかというと決してそ...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、ここ本当に大事な大事なことで、もう一度確認いたしますけれども、要するに、今御答弁あったのは、一般の人たちが考えている民間という言葉が、民間という言葉が、どうも今のお話ですと、官と民と分けたときにそのちょうど中間のところにも位置されるものがあるというようなお話です...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、ここが大臣、やっぱりすぐまた民営化とおっしゃいますが、私がお伺いしているのは民間企業ということで言っているんです。つまり、大事なことは、一般の人が民間企業なんだと言われたら、先ほどの代表的なソニーであるとかトヨタであるとか、そういうところを想像されるんだろうなと...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、そうすると、今まさしく大事なことをおっしゃいましたが、特殊会社化と民間法人化と民間、いわゆる完全民営化というのが、多分これが一般的に言われている民間企業だと思いますが、それを分けて考えなければいけないと、そういうことですね。分けて表現をきちんとしていかなきゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そこでですが、ちょっと資料を配付していただきたいと思います。 〔資料配付〕 | ||
○櫻井充君 私は、この竹中大臣が責任者でお作りになられた「郵政民営化ってそうだったんだ通信」というのを読ませていただきました。この中にいろいろ問題点がありまして、そうか、民営化がこの国の元気、活力を取り戻すんだというのがございます。そこの中で、例えば公共サービスは民間に任せるのは...全文を見る | ||
○櫻井充君 先ほど、国民の皆さんの認識はそういうことですねと、私はだから何回も確認したじゃないですか。確認、要するに、民間企業というのはこういう考え方でいいんですよって確認したじゃないですか。しかし、ここに書いてあるNTTは、NTTは、しかも御丁寧にこれはNTT東西ですから、コミ...全文を見る | ||
○櫻井充君 だから、さっきから何回も聞いたでしょう。民営化と民間企業はどうなんですかということをちゃんと聞いていたじゃないですか。 要するに、一般の人たちは、何回も言いますけど、民間企業だ、民間企業になるんだから大丈夫だと、本当に大丈夫なのかと心配しているわけですよ。そのとき...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、竹中大臣に何らかの形で責任を取っていただかなきゃいけないんじゃないかと思いますが、大臣いかがですか。 | ||
○櫻井充君 これは間違って、だから、今急に民営化された企業を民間企業というと、そういう意味で使いましたと、そんなこと言い出したら何でも書けるんですね、これは。 改めてお伺いしておきますが、したいんですが、特殊法人の定義、それから特殊会社の定義、それから民営化の定義、それからそ...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は大きな問題があると思っています。それは、先ほど私は民営化ということ自体がよく分からないから、あいまいになっているからはっきりしようと思ってお伺いした点も多々ございます。ですから、そのそうだった通信を読ませていただいたけど、よく分かんなかったので、そうではなかったと...全文を見る | ||
07月25日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。大塚議員の後を受けまして質問さしていただきたいと思います。 そもそも論のところで、もう一回ちょっと改めてお伺いしたいことがございます。それは要するに、郵便貯金というものがなくなるわけですから、基本的に言うとですね、公的な貯蓄機関...全文を見る |
○櫻井充君 そうすると、結果的にはアメリカには公的貯蓄機関がないと。そうしますと、日本は、この先どこと同じく、どういう状況になっていくのかというと、そのビジネスモデルの先進で、先進国であるアメリカと同じような形態を取ってくるというふうに考えられるかと思いますね。その点について、大...全文を見る | ||
○櫻井充君 私が申し上げているのは、要するに公的、少なくとも公的貯蓄機関がないアメリカがビジネスモデルになっていくのかなと、そのことについてお伺いしているわけです。 つまり、何かというと、前々からお話ししているとおり、医療というのは動物実験等を行って、そしてその上でこの治療法...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣ね、都合のいいところは外国の事例みんな挙げているじゃないですか。ドイツ・ポスト、ドイツ・ポストでは例えばコンビニをやりました、それから国際物流をやりました、ニュージーランドではこうしました、そういうことをずっと挙げられているから、私の考えているところでいうビジネス...全文を見る | ||
○櫻井充君 つまり、公的貯蓄機関がなくなったらそういう金融排除が起こっているという問題があるわけです。その問題をじゃどうやって、じゃどの程度の金融排除が今アメリカで問題になっているんですか。 | ||
○櫻井充君 大臣、大臣はドイツの事例を挙げられるじゃないですか。あれだけ挙げられるじゃないですか。ドイツでコンビニをやった、国際物流で利益を上げていると、そういうお話を何回もされるじゃないですか。だからアメリカの場合の、そこはドイツだって問題があるからまた公的貯蓄機関をつくるわけ...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、追加質問の中にちゃんと、公的貯蓄機関がない国があるのか、その国で何か問題は起こっていないのか、質問通告しているじゃないですか。駄目ですよ、そんなんじゃ、やってられない。駄目だよ。 | ||
○櫻井充君 であれば、通告していなかったと、急な、急な質問だという話にはならないと思います。 そして、もう一つ申し上げておきますが、それでは、なぜアメリカ世論でそこの部分の金融排除が問題になっていて、ここの部分を何とか担保しなければいけない、今そういうふうにお話しございました...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、こういうことが、こちらからお話ししますが、要するにアメリカの金融システムでは、例えばシティバンクの場合には五十万円以下の預金者に対して口座手数料ですか、口座維持手数料に月々二千百円取っていると。つまり、そのお金が支払えないがために口座を開設できない人たちが幾...全文を見る | ||
○櫻井充君 おっしゃるとおりなんですよ、今こちら、渡辺先生がですね。 これはなぜかというと、なぜかというと、例えば、例えば今銀行は、銀行は通帳を作ったらどうなるかというと、二百円の収入印紙税を支払わなきゃいけないんです、これは。つまりは、通帳一つ作るのに、印刷物のお金だけでは...全文を見る | ||
○櫻井充君 今は郵便局があるから、郵便局があるから金融排除は行われて、起こっていないんですよ。だから、だからそのことがなくなった場合に一体どうなるんですかと。つまりは、セーフティーネットとして郵便局があるから金融排除はないんです。これがもしなくなったときに金融排除が起こる可能性が...全文を見る | ||
○櫻井充君 少なくとも金融システムが崩壊するかもしれないといって税金が使われたことだけは、これは紛れもない事実だということです。 ここだけやっていても仕方がないので、もう一点だけ、要するに郵便局が果たしている福祉のことについて御紹介だけしておきたいと思いますが、島根県のある町...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、経過御報告はいただきましたが、要するにこれは成功例なんですか、それとも失敗例なんですか。 | ||
○櫻井充君 じゃ、日本は今どういう状況なんでしょうか。日本の金融機関とて、平成十年のあの当時に戻って考えてみると、結果的には外資がその金融機関を買っていると、そういうふうになっているわけですよね。ですから、必ずしも日本が全くそれに当てはまっていないのかというと、そういうことにはな...全文を見る | ||
○櫻井充君 今の御答弁で大事な点は、数を定めていることなんですよ。つまり、あいまいにされてないんですね。 要するに、どれが広くあまねくというのは何が広くあまねくなのかの保証もないわけです。ドイツの場合には、減少傾向に歯止めが掛からなくなってしまって、最低どのぐらいがないとその...全文を見る | ||
○櫻井充君 本当にきちんと答えていただけてないと私は思いますが、要するに何で数字を盛り込まないで、もしくは、じゃ数字を盛り込まないでいいのかの前に、今大臣は、要するに今までの設置基準と変わらないようなお話をされましたけれども、しかし、それはこの間の平野議員の質問でも明らかになった...全文を見る | ||
○櫻井充君 はい。 | ||
○櫻井充君 そうすると、そうすると、ここから大事なことですが、例えば民営化されて基本的に状況が変わらなかったとする場合において、状況が変わらなかったとした場合に、現在の数がまず適正数だというふうに判断されるわけですね。要するに、ユニバーサルサービスなり今までのサービスが維持される...全文を見る | ||
○櫻井充君 必ず最後のところは、あとは民営化された人たちがという、判断だというお話になるわけですね。それはおかしくないですか。 つまり、つまり大事なことは、あるところは法律で縛らないといけないところがあるんです。竹中大臣は、いつも法律の、法律を余りがちがちに掛けてはいけないと...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、店舗数を出すことはなかなか難しいと。そうおっしゃるのであればなぜ、なぜ例えばコンビニをやったときの利益率が何%であるとか、そういう数字は出されるんですか。 | ||
○櫻井充君 店舗数を出すこと自体が難しくて、そして利益率を出すことが簡単だというのはなぜですか。 それは、そのときそのときの経済状況によって利益率なんて当然変わってくるわけじゃないですか。それなのに、その数字は出せて今度は店舗数は今みたいな理由で出せませんというのは、これは答...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、その利益率について一つお伺いしておきますが、例えば民間の、民間の今コンビニの、コンビニの企業の中で最大の利益率を上げているところの利益率は幾らですか。 | ||
○櫻井充君 ここが最大なんですね。先ほど、平均とおっしゃいました。 で、郵便局コンビニの利益率は何%ですか。 | ||
○櫻井充君 果たしてそれだけの利益率が上がるのかどうかというのは甚だ疑問な点があります。それはなぜかというと、まあ僕はちょっと不思議、不思議なのは、そうであったとすると、私がお願いしているのと同じ数字で出してきていただけないですか。つまり、今の利益率のところで同じような七・一%な...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、ちょっと待ってください。 うちの近所のコンビニがどのぐらいつぶれていっているか見てくださいよ、これは。もう何軒も何軒も出ては消え、出ては消えていますよ、これは。今、コンビニ業界なんて、これはもう本当に言っておきますけれども、どこにコンビニが入れるのかっていう...全文を見る | ||
○櫻井充君 あのときは、そういうような過剰融資だ何だということもそれは確かにおっしゃっていましたが、不良債権の、あのときのちゃんと答弁では、不良債権の処理が終われば銀行の貸出しが増えるともはっきりおっしゃっているんですよ。それを今になって過剰貸出しだったからできなかったというのは...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、平成十四年度が切り上げられましたが、これは四捨五入すると四百九十七兆円。平成四年は、これ四捨五入しておきますと四百八十四兆円。もうほとんど伸びておりません。なぜこの十年間の数字をお使いにならないんでしょうか。そして、郵便事業だけはなぜこの十年間の数字をお使いになる...全文を見る | ||
○櫻井充君 なぜ勝手に、私が申し上げているのは、じゃ、過去の十年の数字はもう全然関係ないと。つまり、こういう計算方法があるから、ただ計算しましたって、それは全然理論になっていないですよ。いや、大臣、首振られるけれども、そうでしょう。だって今のお話は、こういう計算方法があるからそう...全文を見る | ||
○櫻井充君 理解できないから、そう申し上げているんです。 要するに、もう一つは、そこの数字がきちんとしていただかないと、そこのところの前提が違っていれば今までの話はみんな違ってくることになるし、こういうことをやる必要性は全くなくなるんだということになるわけです。 今、今消...全文を見る | ||
○櫻井充君 いいです。 | ||
○櫻井充君 所得額。 | ||
○櫻井充君 個人所得ですよ。個人の平均所得ですよ。 | ||
○櫻井充君 これらの数字が出ないでそのGDPが計算されていること自体もまた不思議なことだと思います。それは、それはなぜかというと、なぜならば、要するに個人消費というものがGDPの六〇%を占めることになりますから、そうすると、その個人消費がどの程度になるのかということの数字がなけれ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、ドイツの場合にはですよ、そのドイツの場合には、元々あったドイツの郵便局のうちどのぐらいの郵便局がコンビニを開設したんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 大事な点は、ここのところで、大臣、大事な点は、要するに今ある、今ある郵便局を、郵便局をコンビニにしていくということではないんですよ。つまり、ドイツの場合に、コンビニ、コンビニという話がありますが、今、日本でいえば実際日本にあるコンビニに対して郵便局の業務を委託するとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ参考になんか全然ならなくて、要するには、要するには本当に都合のいいところだけの数字を持ってきておられると、私にはそう思います。要するに、コンビニを開設するや、それからコンビニを経営する、それから物流をやっていく、そういうようなことをどんどんやればいいんだというお話...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、これは株をどんどん、まあ東日本の場合にも全部一遍に放出したわけではなくて徐々に徐々に放出していきましたよね。 そうすると、今のお話ですと、一〇〇%持っているときと全然持っていないときでは確かに違うようですけれども、もしこれ放出始めていったときに、放出を始めて...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、それはそうですが。 つまり、ちょっともう一度確認したいんですけれども、例えば一〇%なら一〇%もし政府が株を持っていたというような場合と完全に政府の株がなくなった場合の政府のその影響力、まあ、それは一〇%持っているからそれなりに影響があるんだというようなお話に...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、今のような条件がそろってくると、結果的には株式を政府が保有していようが保有していまいが結果的には変わらないということになるんだろうと、そういう理解でよろしいんですね。大臣、それはいい、よろしい。ああ、いいんです、よろしいわけですよね、いいんですね。 そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 完全処分しないようなお話もありましたが、そういうことはこれは現時点であり得ないということで、もう一度改めてお伺いしますが、それでよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 分かりました。 それでは、別な質問に移りたいと思いますが、三十三条のところについて一つお伺いしておきたいと思います。 この三十三条のところで、一の八のところに職員の方々の労働、労働組合をつくれるような、そういうような内容が明記されているわけです。公社法を調べて...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、公社法のところは、公社法の、第一条のところには、基本法に、まあ一項に書いてあって、それに従ってこの公社を設立するというふうに書かれているわけであって、そうすると、その公社というそのもの自体の内容を法律を全般的に調べてみるとどうなっているのかというと、例えば、...全文を見る | ||
○櫻井充君 法規範の根拠として、そこの根本としてそこの部分のところが盛り込まれていると、逆に言えばそこのところは正しいことなんだろうと思います。つまり、大事なことをもう一度申し上げますと、基本法というのは理念ですから、そうするとその理念は、今の法律を作る際にその精神がきちんと盛り...全文を見る | ||
○櫻井充君 基本法の理念が今公社法の中に盛り込まれていると、そうおっしゃいました、基本法の理念がそのまま。そうすると、労働組合の方々は労働組合を、そこの職員の方々は労働組合をつくれるというその基本理念がそこに盛り込まれているということです。ということは、公社になった後に民営化され...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、基本理念はその法律にその精神がちゃんと盛り込まれていると、そういう御答弁でした。それは、今の大臣の、官房長官の御答弁は、先ほどの答弁とそごがあると思いますが。 | ||
○櫻井充君 郵政公社法にあの基本理念は盛り込まれておりますねと私がお伺いしたら、そのとおりですという御答弁がございました。つまりは一項から八項まですべて盛り込まれていると、その精神は盛り込まれているということになるわけです、公社法の中にです。つまり、そう考えると、民営化しないとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 答弁、違う。(発言する者あり)ないよ、ない、ない、ない、ない、ない。おかしいよ、今の。理念全部盛り込まれていると言ってるじゃない。 | ||
○櫻井充君 私が先ほどお尋ねしたのは、この理念がこの、ここの理念はそのまま継続していますねと、私はそう、そう質問させていただきました。 つまりは、そこの理念に関しては六号も八号も結果的には継続されているということでよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 これは、三十三条一の八だけではございません。二から、今議論になっている、じゃ六号を一個除いておいても、二から八まですべてのものが、今の公社、公社法の中に全部きちんと盛り込まれております。それは、労働者が現在いて、その労働者の人たちがいるから何とかだということではござい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、考え方はこの公社法の中に全部盛り込まれていると、そうおっしゃいました。そうすると、六号の考え方もきちんと盛り込まれているということになりますね、公社法の中に。公社法の中に盛り込まれているとおっしゃいました。ですから、公社法の中に六号の考え方も盛り込まれているという...全文を見る | ||
○櫻井充君 止めてくださいよ。止めてください、速記を。 | ||
08月02日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。今日は、だれのための郵政民営化なのかについて小泉総理に御質問させていただきたいと、そう思います。 午前中に片山幹事長からるる質問がございました。そこの中でいろいろな御答弁がございましたが、これまでの答弁と基本的に変わってはいないんだろ...全文を見る |
○櫻井充君 今極めて大事な御答弁がございました。つまりは、公共性が担保されるように、そのためには国営でなければならないということだったんだろうと思います。 その意味で、今度は、米国の場合には郵便貯金というまず国営の貯蓄機関がありません。そのために一体アメリカでどういうことが起...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そこの中で、ちょっと皆さんに見ていただきたいと思いますが、(資料提示)なぜ問題になるのかというと、実は低所得者の方々が口座を持てないということになります。その低所得者の方々が口座を持てないというのは、実はまた後でお示ししますけれども、口座手...全文を見る | ||
○櫻井充君 口座が持てなくなる可能性があるわけです。 そして、もう一つ申し上げますが、銀行は利益を上げて、銀行は利益を上げて税金を払っているというお話をされます。しかし、今までの郵政公社というのは、これは利益を上げていないんです。利益を上げていないがゆえに今の口座手数料など必...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうです。 | ||
○櫻井充君 なぜ今民間で口座手数料を取らないところがあるのかといえば、これは郵便貯金があるからなんですよ。郵便貯金で取っていないからこそ銀行もそこのところに合わせてきているということなんですよ。ここのところは勘違いしないでいただきたいなと、そう思います。 それからもう一つ、確...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうところを法律できちんと書くことが大事なことなんです。それはなぜかというと、この間国会で、衆議院の答弁、やり取りの中で、大臣の答弁は法的拘束力を持たないと、これは内閣の法制局長官がそう答弁されているわけですよ。ですから、我々は法律にちゃんと書いてくださいというお...全文を見る | ||
○櫻井充君 これの中身を見させて、見ました。そこの中で大事な点申し上げますと、アメリカの要望書は極めて具体的でございます。一方、日本の要望書は、ちなみに御紹介させて、御紹介いたしておきますが、要するにパスポートを何とかしてくれとか、それからいわゆる陳情みたいな形で、ここの部分を何...全文を見る | ||
○櫻井充君 まず、外資から、外資から投資を受けるような企業にならなければいけない、それはもう当然のことでございます。大事な点は、そういうところを、じゃ全部買収されないようにしなきゃいけないということが一つあるわけです。 それからもう一点は、もう一点は、じゃニュージーランドの場...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、竹中大臣、大臣は、例えば外国の要人の方から、大臣がよく民営化一生懸命頑張っていると、それから金融改革ですか、銀行とのとか、そういうことに関して評価されているとか、もうそういうことも一切ないんですか。 つまり、今外国の要人と会ったこともない、何もないというよう...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、ここにアメリカの通商代表、代表の、まあこの間まで、前ですね、ゼーリックさんから竹中大臣にあてた手紙がございます。現在は国務副長官でございます。その方から竹中大臣にあてた手紙の写しがございます。 これ、ちょっと確認していただきたいんですけど、委員長、ちょっ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここには、要するにこれはどういう手紙なのかといいますと、これは竹中大臣が郵政担当大臣、経済財政担当大臣に再任されたときのお祝いの手紙でございます。 そこの中に、そこの中に、貴殿の業務の成功に対する報償がより多くの仕事を得たということを見て喜ばしく思いますと。その後...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、どのぐらい親密なのかということを私は一点申し上げたかったわけです。自筆のサインで、そして、しかも竹中さんというふうに書かれてくることを見てみると、決して一度も会ったことのない方からそういう形の手紙をいただくことはないんじゃないのかなと、そう思います。 こ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうしますと、二〇〇〇年のイギリスで、イギリスのボーダフォンがドイツのマンネスマンというんでしょうか、ここのところは株式会社交換の買収は実は二十兆円の買収を行っています。自己資本ゼロで二十兆円分の買収を実施、これが過去最大の買収なんだそうですけれども、わずかそのぐらい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のは、私が分析したのではなくて、政府が依頼した会社が分析したものです。その会社がすばらしい、会社のその分析も含めてプレゼンテーションがすばらしいといって随意契約を結んだところなんですよ。おかしいんじゃないですかと言っているんです。 それで、ここの広報の中のここを...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 そういうことを考えてくれば、拙速にこういう民営化などする必要性はないということを申し上げて、私の質問を終わります。 | ||
08月03日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、前回どうも議論がかみ合わなかった、まず最初に中央省庁改革基本法三十三条の解釈について、まずこの点について議論をさせていただきたいと思います。 冒頭、官房長官から御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。 |
○櫻井充君 改めてお伺いいたしますが、そうすると、条文、よく分かんないんですが、条文自体は効力を失っているということで、そういう理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 いや、ちょっとここは大事なことなんですけど、その三十三条のところは、条文、僕はよく分かんないんですよ、要するに。 普通は法律って、じゃ、一般論からちょっとお伺いしたいと思いますけど、一般の法律というのは条文がありますよね、当たり前のことだと思います。例えば、日本郵...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、要するに今のをもう一度まとめますと、日本郵政公社法の条文は、当たり前ですけれども、これは効力があると。ところが、中央省庁改革基本法の三十三条のところは、これは言わば時限立法であると。つまり、そういう解釈ですよね。つまり、これが、例えば公社なら今効力がなくなっ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません。要するに、じゃ今のは、今のは、結局、今公社として動き始めていますから、そうすると少なくとももう現時点においては、現時点においてはその効力がなくなっているということで、それでよろしいんですか。一応御答弁いただきます。 | ||
○櫻井充君 そうすると、まあ六法全書に載っているものを見れば、我々はまだその条文も実際は効力があるんじゃないかなと、そう思ってしまうわけですよ。それはそういうものですよね、六法全書開いたら載っているわけです。 でも、今のお話ですと、結果的にはもう役割終えているということは削除...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ廃止をする必要がなくても、これはここから大事なことなんですけど、廃止をする必要性がなくても、ここの、同項各号の規定は現在において効力を発揮していないということは、条文そのものが、別に条文そのものがもう全く文章として意味を成していないということになるわけですよね。そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっと済みません。これ頭の中の整理のためにお伺いしているんですが、要するに、条文のところの、条文自体のもう効力はないんですね。現在はもうないんですね。現在は条文の効力はないんですね。まず、それだけ、じゃ、はっきりしておきましょう。どうですか。 | ||
○櫻井充君 いや、要するに、官房長官の、官房長官の御答弁で、同項各号の規定が現在においても効力を有している趣旨ではないということの私は確認をしているところです。いいでしょうか。 ですから、ここは、条文は、条文はもうこの効力は有していない、条文はですね、条文は効力を、現在はです...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一度確認させていただきますが、そうすると、達成したとか達成しないというのはどこで判断するんですか。つまりは、公社法が成立した、これからまたいろんな議論が出てきますからここは一つ一つ詰めておかないといけないことだと思うんですが、公社法が成立した時点なんでしょうか、そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それで、まあ分かりました。 要するに、まとめますと、まとめますと、一般的な法律、例えば日本郵政公社法の場合には各条各項に、条文に効力があると。そして、ところが、基本法は発効された時点で役割を終えているので、条文、条文というものはもう今や効力を有していないということ...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、私の解釈をまず申し上げておきますが、日本郵政公社というのは特殊法人ですから、特別な法律をまず作らなければいけないと。ですから、特別な法律を、ここに書いてあるような、「設立するために必要な措置を講ずるものとする。」とありますが、これはどういうことかというと、その法...全文を見る | ||
○櫻井充君 駄目です、駄目です。 いいでしょうか、私が申し上げたのは、法律の条文は生きていますねということを何回も確認しました。郵政公社法の条文は、今、効力があると、一条一条効力があるとおっしゃった。ですから、ここに書いてある、三十三条一項に規定しと書いてあるんです。つまりは...全文を見る | ||
○櫻井充君 答弁になっていない、なっていない。答弁になっていないよ、なっていない。それから、効力という言葉は僕が使ったんじゃない。これはここに、こっちに使ったんだ。全然違いますよ。(発言する者あり) | ||
○櫻井充君 私が先ほどお伺いしたのは、条文、条文は効力があると、そういうふうにおっしゃったから、だから私は、ここの三十三条一項というところが引いてあって、この条文も生きていますねということを何回も確認しています。今のは答弁になっておりませんので、これ以上今日は審議できません。 | ||
○櫻井充君 それでは、官房長官にお伺いいたしますが、官房長官が先ほど御答弁されました、日本郵政公社法の条文には効力があると。そういう、その日本郵政公社法に関して条文に効力があるというふうに御答弁されました。その意味はどういう意味なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 先ほど御答弁いただいたときに私はきちんと何回も申し上げました、日本郵政公社法の条文は効力がございますねと。そのときに、そのときに官房長官はそうだとおっしゃいました。ですから、私が申し上げたい、お伺いしたいのは、その条文に効力があると、先ほどおっしゃったその条文に効力が...全文を見る | ||
○櫻井充君 条文全部の話です。 | ||
○櫻井充君 先ほどの。 | ||
○櫻井充君 いや違います。じゃ、もう一度繰り返しますが…… | ||
○櫻井充君 三十三条が、その効力があるかないかというのは、それは別な判断なんです。我々は効力があると主張しているわけであって、効力がないとおっしゃっているのは、それは政府の関係者だけ。ですから、そういうことを申し上げたいのではありません。法律の条文の解釈を私はお伺いしているんです...全文を見る | ||
○櫻井充君 条文に効力があるんですよ。条文に先ほど効力があると、そうおっしゃっているじゃないですか。条文に効力があるということは、ここに一つ一つの意味があって、三十三条一項の規定、規定に、一項に規定すると書いてあるわけですから、これも当然、これは条文として効力があるということにな...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここは極めて大事なところでして、要するに、ここは民営化しないということを含んでいるわけですから、そのことを取消しをしないで出してきているこの法律が我々は法律違反じゃないのかと思っているから何回も聞いているわけですね。 ここのところは、もう一度申し上げますが、先ほど...全文を見る | ||
○櫻井充君 何回も申し上げますが、これは、先ほどから条文は、条文は効力があるっておっしゃっているんですよ。だから、条文に効力があるんだったら、三十三条一項に、ここに書いてある条文だって効力があるんじゃないですか。だから、だからそういうふうに申し上げているんですよ。 | ||
○櫻井充君 留保させていただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 要らないです。要らないです。もう言いましたから。 | ||
10月05日 | 第163回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、まず最初に、アスベストの問題についてお伺いしたいと思います。 人体への被害が随分報告されるようになってから国の方の対策もいろいろ打ち出されるようになってまいりましたが、まずこれまでの総括をしていきたいと思っております。 ...全文を見る |
○櫻井充君 問題は、薬害エイズやクロイツフェルト・ヤコブ病のときと同じように、その対策が果たして適切だったのかどうかということなんだろうと思いますが、世界の国々、特に先進国と比較して果たして日本の対策は適切であったとお考えでございましょうか。 | ||
○櫻井充君 その使用実態の確認なんですが、使用実態の確認はどのようにしてなされたんでしょうか。つまり、その石綿製品が一体何に使われたんですかということを質問通告したら、各省庁でうちは知らない、うちは知らないと、皆、各省庁でたらい回しにされました。ですから、その実態を確認したという...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、作業所というのはどこを指しているんでしょうか。つまりは、例えば工業製品の中にも随分入っているんですよね、大臣。そのことは御存じですか。つまり、今問題になっているのは、例えば吹き付けのアスベストなどが問題になっていますが、これは是非委員の皆さんも御認識いただきたい...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうしますと、それは原材料を加工したというところまでのことであって、その後の二次加工品や三次加工品になった場合には、これはチェックされていないということなんでしょうか。つまり、今申し上げましたとおり、電気製品からいろんなもの、それこそシステムキッチンや建材から何からい...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、いずれにしても青ではなくても発がん性が認められる、認められているアスベストが使われていたことは、これは間違いのない事実でございます。 そしてもう一つは、問題は、じゃ例えばその建材なら建材に使われていましたと、その建材が、例えば学校関係などは学校パニックが...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、その吹き付けの部分だけは実態調査されているわけですが、ほかの建材に含まれているものとか、そういったものの調査はなされていないんじゃないでしょうか。 そしてもう一つ、これはどういう形でやられているかといいますと、すべて目で見て確認している。それは施設長がや...全文を見る | ||
○櫻井充君 なぜこういうことをお伺いしているのかというと、この先解体したときに更にアスベストの被害が広がっていく可能性があるからです。つまり、アスベストが本来含まれているにもかかわらず、例えば防御壁を置くとか、それからその作業者の方々がきちんとした装備をしないでもし解体作業などを...全文を見る | ||
○櫻井充君 済いません。この調査された七万六千という数は、全国すべての民間の建物ではないですよね。全体でいうと何%ぐらいになるんですか。 | ||
○櫻井充君 建築家の専門家の方とお話しすると、先ほど申しましたああいう倉庫とか、簡易的な倉庫とか、そういった資材置場みたいなところとか、その辺のところに相当波板スレートが使われていて、要するに、今のも露出されていると。つまり、吹き付けの問題のことだけ随分取り上げられていますが、原...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここのところが極めて大事なところなので、是非きちんとした議論をしていただきたいと思います。 それからもう一つは、鉄筋ではなくて鉄骨の建物がございます。で、鉄骨の建物の場合には、そこのところが火事で溶けないように、まあ昔はアスベストを三センチか四センチぐらいこう巻い...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、それは先ほど露出したという御答弁がございましたから、これはあくまで表で見えるところですよね。そうではなくて、私が申し上げているのは、例えば鉄骨の回りに使っているわけです。ですから、これは設計図を見れば分かるはずなんですね。こういう調査はされているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 何度も申し上げますが、解体するときに問題が発生します。ですから、アスベストを含んでいる建物なのかそうでないかの確認が極めて重要になるので、その点はきちんとやっていただきたいと思います。 そしてもう一点、先ほど電気製品などの例を挙げましたが、要するに工業物に関しても...全文を見る | ||
○櫻井充君 建築物のことに関してはある程度きちんとやられているんだろうと思うんです。私が今申し上げたのは、電化製品等に含まれているもの、そういったものの廃棄処理が必要になりますよね。例えば、ドライヤーであるとか、こたつなんかにも使われているわけです。そういったものに対しての処理は...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、そういうことではなくて、今後問題になるのは、その物を回収してきて処理しなきゃいけませんよね。産業廃棄物にするときです。その産業廃棄物にするときの処理のところで飛散していくんじゃないだろうかという、そこのところが問題なんですね。 ですから、そこの処理はどちらに...全文を見る | ||
○櫻井充君 取り扱うものだと、ということは、今後きちんとしていただけるんでしょうか。それとも、そこのところがもう周知徹底されているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 おっしゃるとおり、その使われたものが建材が多分多いんだと思います。ただし、これも、各省庁にどういうところに使われたんですかということをお伺いしたときに、昨日は各省庁ともデータを持っていないというふうに言われました。だから、何に使われているのかが全く分かっていないんです...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そうすると、再度大事になってくるのは、一体どういう製品にアスベストが含まれているのか、それからその製品を解体して産業廃棄物にした際にその危険性が、飛散する等の危険性が生じるのかということになるんだろうと思うんですね。 それで、どういった...全文を見る | ||
○櫻井充君 これを省庁間に本当に任せていいのかどうかというところが問題なんじゃないか。というのは、僕は、この発言は、西副大臣の発言というのは本当に勇気があってすばらしかったと思いますが、要するに、その当時大臣が、決定的に、決定的な私どもの省庁の失敗だったのではないかというふうに私...全文を見る | ||
○櫻井充君 とにかく省庁間の連絡を密にしていただいて、きちんとした対応をしていただきたいと思います。 というのは、例えば肺がんであるとか中皮腫であるとか、特に中皮腫ですが、治療法がございません。そして、現場にいて、もう反省させられるのは、発見が極めて遅いということでして、そう...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、現段階では国の責任はまだ明確にはできないということでしょうか。 | ||
○櫻井充君 きちんとした対応を取っていただきたいと思いますが、もう一点、本当に対策が十分であったのかどうかの確認も私は必要だと思っています。 で、私は、決定的に遅れていたと思っているんですが、それはなぜかというと、ILOでたしか石綿条約を採決したのが一九八六年だったでしょうか...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、ちょっと今時計が進んじゃいました。座っているときに、どうして。この間もありましたけれども。ちょっと済みません、止めてもらっていいですか、時計を。 | ||
○櫻井充君 もう一つは、先進国はいつごろの時期に、ドイツやフランスやアメリカはいつごろの時期に締結しているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 なるほど、分かりました。 そうすると、先進国の中でも決して遅い方ではないんだろうと思いますが、しかし二十年近く締結まで掛かったという理由は何なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 確かに物がなかったというのは事実だろうと思いますが、そうだとすれば、そういった開発をもっと早くから進めるべきではないのかなとも思います。 この間、九月の二十九日に厚生労働省が「過去の対応の検証」ということでまとめたものの中にこのように書かれているんですが、欧州諸国...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、労災認定ということには書かれていませんけどね。つまり、この文書を見る限り、労災認定とは一言も書いてなくて、「まとめ」のところには、とにかく向こうの方が被害が出たから、早くに出たからだと。 しかも、もう一つ。一九七〇年から八〇年代にはと書かれていますが、七十数...全文を見る | ||
○櫻井充君 今後のことについては確かに大臣のおっしゃるとおりだと思うんです。ただ、これは本当に薬害エイズとかヤコブ病のときにもそうなんですが、患者さんたちからしてみると精神的な面のフォローもしていただきたいと。つまりは国、国でこういうことに対しての謝罪をしてくれと、お金だけの問題...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、それを統括してやると、部署が僕は必要だと思っていて、それが例えば環境省なら環境省でもいいんですよ。でも、環境省にお話しすると、環境省は、外の空気は環境省、家の中は違うと言われるんですよ。ですから、そういうことじゃなくて、内閣の下に僕はそういう部署を置いた方が...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ余計なお世話かもしれませんが、郵政の民営化の法案は今国会で成立していくんでしょう。となると特命担当大臣も必要ありませんから、内閣改造が十一月の二日に発表されるそうですから、そういう形で政府がどこの問題に対して力を入れていくのかということを、これ、特命担当大臣はこれ...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いします。 例えば、二割負担から三割負担に増えたときに、例えば全体の医療費が一万円だった、二割負担だと二千円だったのに、あるときから三千円になるわけですよ。そうすると、病院の収入は増えていいですねと言われるんです。病院の収入は増えていないんです、窓口の...全文を見る | ||
○櫻井充君 ああ、そうですか。まあ分かりました。このことについてはきちんと伝えて、病院の方に周知徹底してもらうようにしたいと思います。 さて、アスベストの問題で相当時間を使ってしまいまして、肝心のことをこれから質問しなきゃいけないんですが、そこで、時間も限られてきて、予算委員...全文を見る | ||
○櫻井充君 そのマーケットと対話しながらとおっしゃいますが、それが本当に可能なんでしょうか。つまりは、マーケットと対話しながらが可能でなくなる時期が早晩来ると思っているので、その点で政府としてどういうふうな形を取るのかということが大事なんじゃないですか。 | ||
○櫻井充君 そう考える根拠を教えていただけますでしょうか。つまり、これだけの発行額があって、今度は郵政事業が民営化されるんでしょうか、つまりは、もう国債を引き受ける義務がなくなってきた場合にだれが国債を引き受けてくれるのか。これこそ、マーケットと対話すると金利は上がっていくことに...全文を見る | ||
○櫻井充君 これから景気を回復していこうと、これはもう、これは間違いなく政府の考え方だろうと思います。そうすると、当然のことながら、まあインフレとは言いませんけれども、物価、価格も上がっていくと。通貨の供給量も増えていくと。そうなってくれば、日銀は当然のことながら金利のコントロー...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、今の局面で。 | ||
○櫻井充君 それでは、もう一点別な観点から、金利の利払いは今の予算上からするとどのぐらいまでなら可能だと考えていらっしゃるんですか。 | ||
○櫻井充君 プライマリーバランスを黒字化するというふうに政府はもうずっと言い続けておりますが、その時点での金利は、それではどのぐらいだと想定されているんでしょうか。税収はどのぐらいだと想定されているんでしょう。 | ||
○櫻井充君 金利の想定がなくて、例えば支出項目がある程度決まっているからプライマリーバランスが黒字になるという話になるんだろうと思うんですよ。何もなくてただ目標を掲げているのはおかしな姿だと思います。例えば、医療費なら医療費はこのぐらいに抑制しなきゃいけないといって抑制し始めてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、金利の部分は差し引かなきゃいけないわけですよね。でも金利はそれは払わなきゃいけないわけですよね、当然別会計として。であったとすれば、これ四・六%ということは、この当時国の借金が仮に六百兆だったとしますよ。今は六百兆を超えているかもしれませんが、そうだとすると、...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、このときに税収が一体どのぐらいになるんでしょうか。本当にこれ借金払えるんですか。また借金し直さなきゃいけなくなるんじゃないのかなと、そう思いますけど、これ大臣、大丈夫なんですか、これ。 | ||
○櫻井充君 じゃ、済みません。それを返していくというか、そこの金利を税収の中からまず払いますよね。そしてそのほかに、これでまた借金をしなきゃいけなくなるわけであって、今金利の、今金利が一・何%ですよね、たしか、二%を切っているかと思いますけれども……(発言する者あり)一・五ですよ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、これは例えば経済成長をしていけば、間違いなく長期金利は上がっていくわけです。だから、前々からお話ししているとおり、イギリスなどは超長期の国債を発行していますよね。今のように金利の低い時期に超長期の国債を発行してしまって、ある額に関して言ったら金利のリスクをヘ...全文を見る | ||
○櫻井充君 検討をいただきたいのは、例えば年金なら年金の資金のところにそういうものを組み入れてしまって、もちろんそのときに年金の運用利回りは落ちてきますから、後で税金を投入してきたものと、それとも金利が上昇してきた分に対して国が支払っていかなければいけないものとどっちが有利なのか...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうでしょうか。要するに、年金とて、例えば国民年金だって三分の一、今税金を投入しているわけですよ。その額が、今半分にできるかできないかという議論をしているのは、財政上問題があるからなかなかできないという話になってきているわけであって、年金が年金のためだけの運用の目的に...全文を見る | ||
○櫻井充君 いずれにしても、もう待ったなしで金利の問題というのは出てくるんだろうと思っています。 今回、郵政事業の民営化に伴って国債の引受手が本当に、仮にほかに現れてくれればいいわけですけれども、そうでなければ更にまた金利が上がっていくという可能性もあるわけですよね。 医...全文を見る | ||
10月14日 | 第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 民主党の最後のバッターになるんでしょうか、質問させていただきたいと思いますが。 伊藤大臣、これ、ちょっと通告外のことで大変恐縮ですが、先ほど大久保委員の質問に対して、仮定に対しては余り答えられないというお話がされました。仮定の話...全文を見る |
○櫻井充君 個別金融機関とおっしゃいますが、これは政府の機関なんですね。ですから、政府のところで、政府の機関がどういうふうになっているのかということを彼は尋ねているわけですよ。ですから、そのことに対して政府が、見通しとしてはどういうふうになるんだということを、このことについてきち...全文を見る | ||
○櫻井充君 システム上の整備がされない場合とか、そういう仮定は議論されていますね。なぜこれは、仮定は議論されないんですか。 | ||
○櫻井充君 まあ、ほかの質問があるので、時間が余ったらこの質問をもう一回さしていただきたいと思います。 もう一つ、これちょっと済みません、通告外で大変恐縮ですが、道路公団で、民営化されて、役員の方々が同じ職でありながら結局退職金をもらっているということが問題視されておりました...全文を見る | ||
○櫻井充君 じゃ、まあそういうことなんだろうと思います。そうすると、道路公団とはまた別な扱いということになるんですね。 | ||
○櫻井充君 私は職員の方ではなくて、役員の方のことについて今お伺いさしていただいているのであって、今問題になっているのは役員の方ですから、役員の方に関してはどうなるんですか。 | ||
○櫻井充君 これは、国民の皆さんが、多くの方々が相当な批判をされているわけですね。そうすると、政府としてやはりこういう問題があるんだということをまず認識されて、こういうことは基本的にやりませんということを宣言された方が私はいいんじゃないかなと思いますけど、大臣、いかがですか。 | ||
○櫻井充君 これだけ国民の皆さんから批判があるわけですから、このところはきちんと考えていただきたいなと、そう思います。これは民間の会社じゃないわけですから、ですからそこのところは、民間は民間のやり方があると言われればそこまでですけど、これはあくまで元々国の機関ですからね。そして、...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、御答弁は、まず最初のところでの答弁は、郵政の問題につきまして外国の方から直接要望を受けたことは一度もございませんと。それから、アメリカの方と、私は、大臣はアメリカの、別にそこの会合とかいうことを言っているわけではありませんで、アメリカの方とそういう問題について...全文を見る | ||
○櫻井充君 対日要望書の中にも正式に実は、こういうことだけではなくて、対日要望書の中にも民営化の内容について全部書かれているわけでございます。 つまり、これは、対日要望書というのは陳情とかそういうたぐいのものでは私はないと思っていて、政府の直接的な政策交渉の場で出されてきてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 相手方の政策の代表者、責任者なんだろうと思いますけれども、それで日本側の政策責任者に対して再度同じような形で要望をしてきているんじゃないんですか。 | ||
○櫻井充君 こういう形で、文書で送られてくることは、これは直接要望を受けたことになるんじゃないでしょうか。私は別に、会ったとか会わないということを申し上げていたわけではありませんで、そのときに大臣は、直接要望を受けたことはないと、そう答弁されているわけですから、今の御答弁違ってい...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、大臣、こちら、陳情なのか何かよく分かりませんが、そこのところで何点か、こういう形にしてほしいという向こう側からの要望がございました。この点については、この郵政民営化法案の中ではきちんと盛り込まれているんでしょうか。それとも、盛り込まれていない部分があるとすれ...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、今のが典型的な例でございまして、あとは基本的には受け入れたということでよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 お手元に資料が配付されているかと思いますけれども、そこの中の、これは韓国のデータなんですが、まずその前に、ニュージーランドでは金融機関のすべてが一応外国資本の傘下に収められてしまったと。 そういう中で、お隣の韓国で今どういうことが起こっているかといいますと、これは...全文を見る | ||
○櫻井充君 私はすごく不思議なのは、大臣、竹中大臣、よろしいでしょうか。国民の皆さんは今の制度で本当に不利益を受けているのかというと、必ずしもそうでないんですね、郵政事業に関して言ったら、郵便事業に関して言っても。 ですから、今回の選挙の最中に多くの方とお会いして、今回の郵政...全文を見る | ||
○櫻井充君 まず、競争すれば本当にいいのかというと、私もあの当時のタクシーの規制緩和の法案には賛成したんだったと思いますけれども、仙台でどういうことが起こっているかというと、八百台タクシーが増えまして、その結果、運転手さんたちの賃金はもう十五万切っているんですね。そして、そのため...全文を見る | ||
○櫻井充君 民間で集めたお金は民間に流れていません。だから問題なんじゃないですか。 要するに、平成十年のときの金融システム不安の当時よりは良くなったのかもしれません。しかし、あの当時と比較してみても、実を言うと、ここ数年間と言った方がいいのかもしれませんが、数十兆円融資を減ら...全文を見る | ||
○櫻井充君 結果的にはその貸出し残高が、貸出しが多かったんだと。その調整の段階で、今のところはどんどんどんどん減ってきているんだと。 しかし、そういう説明ではなくて、あの当時は、不良債権処理をもう前面に立ててやらなきゃいけないことなんだという話をされたときには、不良債権処理が...全文を見る | ||
○櫻井充君 はい。 | ||
○櫻井充君 言いたいことはありますが、外務大臣にお越しいただいているので、ちょっと別な話にさせていただきたいと思いますが。 このイニシアチブに基づく要望書が出た後に上級会合が持たれて、その内容を見てみると、結果的には、日本の要望はほとんど通らず、アメリカの要望に対して日本はど...全文を見る | ||
○櫻井充君 数だけ見れば大臣のおっしゃるとおりかもしれませんが、その内容を見ると、例えばビザの更新の手続の効率化とかビザ発給の、それから有効期限であるとか、何か全然レベルが違う内容の話になってきているんじゃないだろうか。要するに、国益のことに関して、国益にかなうようなことに関して...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません。 私は、竹中大臣がおっしゃっていることにまた問題があると思っていることがあるわけです。 例えば、政府の広報ビラで大臣がどういうことをおっしゃっているかというと、一つの部屋に窓が一個開いてベッドが三つ並べてあった絵があったかと思いますけれども、そこの...全文を見る | ||
○櫻井充君 リスク遮断というのであれば、何がリスクなんですか。どの企業が、大臣のお話をお伺いしていると、郵便事業に関して見ても、いろんな業界、いろんな部分で仕事をやって業務拡大をしていくから、結果的には黒字に、黒字というか、経営がうまくいくんですと、そういう話だけずっとされるわけ...全文を見る | ||
○櫻井充君 だから、どの部分がリスクなんですかということを私は申し上げているんです。 時間がないので、もう一点指摘しておきますが、大臣ね、要するに、民間の金融機関ができ上がって、そしてもう一つこっちで物流から何から全部やって、これがもし一緒になったらどうかという話ですよ。これ...全文を見る | ||
○櫻井充君 こういうときは仮定の話が出るんですよね。こういうときは仮定の話が全部出てきて、そうでないときだけは勝手に自分たちの理論を、何というか、展開させてくるわけですよ。 いや、それは、首振られているけれども、そんなことないですよ。だって、じゃ何で、じゃ何で、じゃ例えばGD...全文を見る | ||
10月20日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 今、尾立委員から政府系の金融機関のお話がありましたが、その政府系の金融機関の見直しの前にやるべきことは、まず民間の金融機関がどこまで本当に仕事ができるのかということなんだろうと、そう思います。 済みません、いつも医療の話をして大...全文を見る |
○櫻井充君 それは、今のは自己資本規制の説明だけなんですよ。要するに、なぜこれが健全性の指標として適切なのかの根拠を挙げていただきたいんです。 例えば、例えば医学でいうと、この治療法が優れている治療法かどうかというのは、これは例えば、その副作用だ何だというようなものを全部勘案...全文を見る | ||
○櫻井充君 答えになっていないんですけど。答えになっていませんよ、全く。 要するに、どういうことを根拠に、理論は、理論は分かりましたよ、理論は分かったけれども、どういう数字を、じゃいろいろ勘案して、例えば破綻リスクなら破綻リスクで結構ですが、こういうような金融機関はこんな形で...全文を見る | ||
○櫻井充君 諸外国は、もう一点、まあルールが入っているんならそれで結構です。 諸外国は証券化できますよね、いろんな意味で。例えば、住宅なんかに関していえば、モーゲージローンなどをアメリカはシェアの五〇%ぐらいですから。そうすると、結果的にはリスクアセットの部分は小さくすること...全文を見る | ||
○櫻井充君 お話はお話で承っておきますが、やはり若干、若干というか、現場の方々からしてくると違っているわけですよ。 もう一つ、例えば今バランスシートのお話がありましたが、企業、中小企業会計は簿価なはずですね。しかし、これが銀行に行くと時価会計になってしまうわけですよ。ですから...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。地元の中小企業の皆さんにもこのことについてはきちんと御報告させていただきたいと、そう思います。 やはり、まじめに努力している人たちがそうやって変わっていけるんだということを見てくると、ほかの企業の方々も努力し始めてきます。これは金融機関側だけ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうなりますと、大臣、政策金融というのは民間の補完だと私はそう思っていますから、そうなってくると、財務省が今の民間の金融の在り方に対して何らかの意見を、意見というか考えを持たなきゃいけないことになりますよね。そして、もしそうだったとすれば、今の民間の金融機関が果たして...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません。時間になりましたが、最後に一言だけ。 今の立場だと逆に財務省が金融庁を、僕はその監視と言ったらおかしいけれども、監督するような形になると思っています。つまり、民間金融機関が十分にやれていないから、そこの金融行政が不十分な部分を政府系の金融機関が補完する...全文を見る | ||
10月25日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井充君 最後に、民主党の最後に、前の質問をされた議員とダブらないで、別な角度から質問をさせていただきたいと思います。 今回の改正の中で、銀行の業務に係る禁止行為というのが盛り込まれました。これは代理店業務と全く関係のないことでして、これが第十三条の三に盛り込まれているわけ...全文を見る |
○櫻井充君 そうしますと、監督をしていて、その典型的な例を挙げられたと。例えば、顧客に対して虚偽のことを告げる行為であるとか、不確実な事項について断定的判断を提供し、又は確実であると誤認させるおそれのあることを告げる行為であるとか、つまりは、こういう行為が比較的多くなされていたと...全文を見る | ||
○櫻井充君 この中で、経験されているものの中で比較的多かったものはどの条文に盛り込まれているんですか。 | ||
○櫻井充君 いや、それだったらこういう書き方はおかしいんじゃないんですか。要するに、その今のお話であったとすれば、地位的な立場の優位性を利用してというような文言をこの中に書き加えるわけであって、これは一般的な、虚偽のことを告げる行為とかそういうことであってですよ、これ、局長、多分...全文を見る | ||
○櫻井充君 答えになっていないですよ。要するに、こちらは、どれが経験を踏まえて作られたもので、どれが想定なのかということをお伺いしているだけで、そんなだらだらだらだら条文を読まれなくて結構ですよ。 だから、どの条文、条文長々とまた読まれると困るんで、どの項目は経験を踏まえて、...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、今お話しされたそこの優越的地位の濫用みたいなところが極めて問題であって、そのことを本来きちんと書くべきだと思っているんですね。 そうすると、この条文は、第三号のところにその優越的地位の濫用みたいな文言は全く盛り込まれていないわけですよ。この条文から今局長が答...全文を見る | ||
○櫻井充君 これが平易に書かれているとはとても思えないわけですよ。要するに、当該銀行又は当該銀行の特定関係者その他当該銀行と内閣府令で定める密接な関係を有する者の営む業務に係る取引を行うことを条件としてとか、どうしてこれが平易に書かれているんですか。 要するに、要するに今の商...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間がないので仕方がないんですが、もう少し具体的に書けないんだろうかと。 それから、業務の範囲のところで、たしか五十二条の四十二ですが、五十二条の四十二を見てくると、まずこういうことができますとかいろいろ書いてあるんです。これは、業務の範囲というのは何かというと、...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあできればそうしていただきたいと思いますし、今までどおりがこうだったからそれに倣ってやるということになると、いつまでたっても分かりにくいものは分かりにくいんです。 じゃ、もう一点、別な観点から。今、横並びでというお話が出ました。であれば、例えば、この銀行業務にか...全文を見る | ||
○櫻井充君 禁止行為に関していうと、これは銀行法を全部、例えば長信銀とかこういうやつに関していうと、全部この条文を引いているんです、引用されています。 ところが、じゃ例えば保険業法はどうかとか、僕は説明で、これは保険業法はここで担保されていますと言われてその条文を読みましたが...全文を見る | ||
○櫻井充君 それで、大臣、これは虚偽説明のところの、この銀行法で言う十三条の三の一号に関しては、今の貸金業に関してはそのとおりなんです。ところが、要するに、その断定的判断の提供等については法律は整備されていないと、これは金融庁の方から私も説明を受けているんですね。 要するに、...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非よろしくお願いしたいと思います。 いろんな法律があって、先ほど法律の書き方だけは横並びで書きましたと言っていますが、実質伴ってこないと困るわけですよ。中身のところが特に問題であって、何回も申し上げますが、特にノンバンクがどんどん広がってきていて、ある種被害も広...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非よろしくお願いしたいと思います。 でも本当に大事なことでしてね。あのときは、いや、これは別に伊藤大臣に言ってもしようがないことですけれども、要するに、GDPの数字は過去十年間ほとんど増えていないわけですよ。それを持ってきて、急にいきなり一・五倍になりますと言わ...全文を見る | ||
○櫻井充君 よく分からなかったんですけれども、要するに、じゃ例えばほかの国々はどうなっているんでしょうか。ほかの国々は保険はやはり同じように再委託というものを認めていないのかどうか、その辺について御説明いただけますか。 | ||
○櫻井充君 済みません。それは、私がお伺いしたいのは保険の方でございます。保険業法の方でこれは、再委託はほかの国々でも認められていないのかどうか、その点について御答弁いただけますか。 | ||
○櫻井充君 つまりこれは、ここの部分はもう一度ちゃんと整理していただかなきゃいけないと思っているんですね。つまり、ある種、金融商品、同じ金融商品と言っていいのかもしれませんが、銀行はそれは可能であって、保険はやはり駄目なんですと。先ほどその御説明の中で、例えば商品の説明が大変だか...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかしですよ、これ郵便局ネットワーク使う場合に、じゃ今後どうなるかというと、簡易保険は簡易郵便局と直接委託することになるわけですよ。その直接委託をすることになろうが、郵便局本体とやって、そして、そこのところから委託業務でこういうことなんだと指導することと私は何ら変わら...全文を見る | ||
○櫻井充君 その守秘義務のことに関して言うと、例えばこれ、刑法は明治四十年に定められた中に秘密漏示というのがありまして、その百三十四条の中にどういう人が今挙げられているかというと、医者は挙げられているんですが、驚くべきことに医薬品販売業者までこの中に挙がっているんですね。医薬品販...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、ただいま可決されました銀行法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 銀行法等の一部を改正する法律案に対する...全文を見る |