櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今日はライブドア問題を中心に質問さしていただきますが、まず最初に、経済の問題で二点御質問さしていただきたいと思います。  景気は回復しつつあると言いますが、地元ではまだなかなかでございまして、やはり中小企...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これは本当にいいシステムなんですが、私のふるさとの宮城県の中小企業の方々にお話ししても、もうほとんどの方が知らない、まあせいぜい一〇%知っているか知らないか。この間、長崎や沖縄に行かしていただきましたが、そこの地域でもほとんどの方が知られていないと。ですから、政...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  私ももう数百部以上パンフレット配らせていただいておりますので、そういう形で与野党関係なしに連携取ってやっていければいいなと思っております。  もう一点ですが、中川大臣にお伺いしたいのは、アメリカ牛肉にこういう問題点があるとしてくると、むし...全文を見る
○櫻井充君 是非そういう方向性で御検討いただきたいと思いますが、もし具体的にこういう政策があるんだということがありましたら、お示しいただきたいと思います。
○櫻井充君 是非、産業の育成という点でも、それから自給率の向上、それからもう一点大事なことは、国民の皆さんの食の安全ということを確保するためにも、是非国内の畜産農家の育成を図っていただきたいと思います。  その安全性についてですが、平成十六年の九月に、食品安全委員会が日本におけ...全文を見る
○櫻井充君 取りまとめたのは分かってるんですが、何でこの取りまとめをまず行ったんですか。
○櫻井充君 いや、そうではなくて、中間の取りまとめを行うということは何らかの目的があってこういうことをやられているわけですよね。これは海外からの牛肉の輸入再開とかそういうことの目的があってなされたものとは違うんですか。
○櫻井充君 要するに、じゃ、国内対策が正しかったかどうかということの評価ですか。
○櫻井充君 そうしますと、もう一度お伺いしておきますが、この中間取りまとめは、平成十六年の一月十六日に決定された、閣議決定された食品安全基本法第二十一条一項の規定に規定する基本事項に定められました食品健康影響評価ということでよろしいわけですね。
○櫻井充君 そうしますと、この閣議決定の中で、「食品健康影響評価の円滑な実施を図るための手順及び手法等」というところに「食品健康影響評価の実施時」というのがありまして、その委員会は、原則として国民からの意見募集を行うとともに、出された意見及びそれへの対応を公表するというふうに決め...全文を見る
○櫻井充君 今御答弁いただいたところは別なところにあるんですね。委員会は、要するに関係者相互間における情報及び意見の交換を行うように努めると別項に定めておりまして、今のことはそれに当てはまるものであってパブリックコメントではないと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 改めてお伺いしますが、通常やっているパブリックコメントは募集しておりますか。
○櫻井充君 もう一度お伺いしますが、通常やられる、通常のパブリックコメントの募集を行っていますか。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 じゃ、つまり、通常行うようなパブリックコメントはこのときにやっていないんです。それでよろしいですね。
○櫻井充君 そうすると、食品安全委員会の委員長が昨年の衆議院の農林水産委員会で、通常やります一か月間のパブリックコメントの募集はやっておりませんと委員会ではっきりおっしゃってるんですよ。だから私は確認しているだけです。
○櫻井充君 この場合、通常行われるべきパブリックコメントを募集しなかったということに問題はなかったんでしょうか。
○櫻井充君 それについて問題がないのか。問題ないかって聞いているんですよ。問題ないかって。
○櫻井充君 委員長は、ここの川内先生との議論の中で何と言っているのかというと、情報収集を、募集を行うべきであったかなというふうに考えておりますと、委員長そのもの自体は不適切であったんじゃないだろうかというふうに言っているわけです。  もう一点です、じゃ。じゃ、どうしてこのときに...全文を見る
○櫻井充君 そうです。ありがとうございます。
○櫻井充君 止めてくださいよ、これ進められないんだから。
○櫻井充君 大臣ね、このことは、パブリックコメントが必要なんだということ、これは閣議決定で決められたことなんですよ。そのことを委員会に報告していなかった事務方に問題がないんですか、じゃ。
○櫻井充君 そうしますと、事務方が言ってないということになれば、これは閣議決定を遵守しなかったということで、これは大問題なんじゃないですか。
○櫻井充君 大臣、今おっしゃった部分は、「委員会自ら食品健康影響評価を行う場合」に規定されていることです。委員会は、自ら食品健康影響評価を行う場合には、当該評価事項の決定に当たり、関係者相互間における、ここに書いてあるんです、ちゃんと、情報及び意見の交換を行うように努めると書いて...全文を見る
○櫻井充君 問題は、閣議決定されたことを、もう一つ、じゃここに絞ってお話ししましょう。閣議決定された事項を事務方が伝えていなかったことに問題があるんじゃないですかと私は申し上げているんです。
○櫻井充君 松田大臣、閣議決定とは一体何ですか。閣議決定の持つ意味を説明してください。
○櫻井充君 大臣、このとおりなんです。事務方は、これお役人ですよね、行政の一員ですよね。行政の一員が、閣議決定は今おっしゃったとおり拘束されるわけであって、そのこと自体を遵守しなかったというところに問題がありませんか。
○櫻井充君 必要に応じて閣議決定を守るという必要に応じてを教えていただけますか。
○櫻井充君 私がお伺いしているのは、先ほど大臣が御答弁の中で、閣議決定に対して必要に応じてと、そういうお話をされました。その必要に応じての定義を教えてください。
○櫻井充君 了解できないんです。  閣議決定の内容に、閣議決定の定義についてまず御質問したときに、それを答えられなかった。後で紙を見て答えておられましたが、その意味すら分かっていない。そして、その後に必要に応じてという言葉を、発言があった。大臣として、これ私不適切だと思うんです...全文を見る
○櫻井充君 そこで、閣議決定はきちんと守らなければいけないという観点から、事務局がきちんと説明しなかった。閣議決定に沿って原則であったとしても、こういう内容について説明しなかったことに私は問題があるんじゃないですかと申し上げているんです。この点はいかがですか。
○櫻井充君 このことは、実は川内議員がもう前に指摘していることでして、そうすると、そこの時点で今おっしゃるとおりの問題があるとすれば、この方々にきちんとした形で、長として、問題があるから閣議決定を守るようにということを注意しなければいけなかったはずなんですね。なぜそのことをきちん...全文を見る
○櫻井充君 官房長官にお伺いしますが、内閣の大臣の一員として、これまでの議論は適切だったと思われますか。
○櫻井充君 趣旨がどうのではなくて、手続論として決められたことを決められたようにやっていないと。僕はもう次の問題に行きたいんで。官僚が勝手に判断してやっているところに問題なんですよ。そして、それは閣議決定無視なんですよ。  官房長官、私は再度お伺いしますが、閣議決定無視はまず問...全文を見る
○櫻井充君 次の問題に行きたいと思います。  ライブドアの問題についてですが、今日は東証の方にも来ていただいておりまして、経済の活性化、まあ資金調達とか、そういう点も含めまして、改めてその東証そのものの役割等に、それから今回の問題点の整理、その辺についてまず御説明いただきたいと...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございました。  それから、昨日、東京証券取引所に民主党として行かせていただきまして、その際、本当に御丁寧な対応をいただきまして、ありがとうございました。その際、本当に東証を立て直さなければいけないんだという強い意志を感じました。  ただ、そこの中...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一点ですが、マザーズという市場そのもの自体が新興企業を育成するという点では極めて大事な役割を果たしているとは思いますが、様々問題を指摘されている部分もあります。そこの中で、その東証そのものとしての上場責任というものはないのかどうか、その...全文を見る
○櫻井充君 今回のジェイコム株の誤発注、それからライブドアの問題等について、金融庁として東証を管理する、監督する責任があるかと思いますが、金融庁として、今回のことに関していかにお考えでございましょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  東証のシステムダウンに関してですが、これは僕は、東証のそのコンピューターだけの問題ではなくて、実はその株の売買が一株単位からできるようになってしまったために圧倒的にその売買件数が増えていったと。アメリカなどは原則百株単位で取引されているわけ...全文を見る
○櫻井充君 これは現場の証券マンの方も同じようなことを言っておられます。その意味で、これは金融庁にお尋ねしたらいいんでしょうか、法務省なんでしょうか。この辺の規制、まあ緩和してきた経緯もありますが、改めて検討する必要性があると思いますが、所管省庁の大臣に御答弁いただきたいと思いま...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  いずれにしても、日本の経済を支えていく上で極めて重要なインフラですから、機能的にもそれから信頼回復のために今与野党を通して一生懸命やっていきたいと思っております。  会長、お時間があるでしょうから、これで結構でございますので、ありがとう...全文を見る
○櫻井充君 大臣は二回応援に行かれた理由が党から要請があったというふうにお話しされていますが、それでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 閣議後の記者会見で二階経済産業大臣は、選挙を多分総括されていたからだと思いますが、選挙に対して応援に参加される人は自由ということであって、党から特に要請して行っていただくとかそんなことではありませんというふうに述べられていますが、二階大臣、これは事実でございましょうか...全文を見る
○櫻井充君 改めてですが、党から要請したことはないということではないんでしょうか。これはもう一度ちょっと御説明いただけますか。
○櫻井充君 二階大臣は、一月十七日の記者会見の中で、堀江社長とのことについて問われまして、自民党は公認していないと、そして、なおかつ自民党としては踏み込んだ関係には至っておりませんというふうにコメントされていますが、この自民党としては踏み込んだ関係に至っていないと、これは何を指し...全文を見る
○櫻井充君 公認も推薦もしていない。しかし、例えば選挙のお手伝いはしたとか、そういうことはあるんでしょうか。
○櫻井充君 繰り返しお伺いしますが、要するに、選挙の応援に大臣、幹事長が選挙区に入られただけで、ほかには何もないということですね。
○櫻井充君 実は自民党の職員の方が休職されて堀江さんの選対に入っております。それだけではありません。実は堀江さんのポスターの印刷をしている会社は小泉総理がポスターの印刷をされた会社と全く同じでございまして、更に申し上げれば、竹中大臣も同じ印刷所で印刷されているということになってく...全文を見る
○櫻井充君 ですから、無所属ではあったけれど、ここに自民党の公認候補も出ていないと。そして、なおかつ、大臣や幹事長が応援に行っただけではなくて、実は事務方も手伝いに行っているし、ポスターの、それからリーフレットの印刷の世話もしているということなのかなと、そう思います。  このこ...全文を見る
○櫻井充君 もう一点、そのときに、同じように、堀江さんは偉いと思うと、ビジネスで成功して、リスクを取ってわざわざ選挙に出る必要のない方なんですと、この国のために戦うという覚悟を決めて立候補をしておられると、そこまでおっしゃっているんですが、これは、ビジネスで成功というのは、どのこ...全文を見る
○櫻井充君 ついでに、このときの演説の内容を読ませていただいた結果、こういうことを担当大臣として言われていいのかなと。  要するに、郵便局は今二十六万人の国家公務員がやっているんですと、ちょっと省略いたしますが、そういうことをやり続けていれば、役人天国大好き、重税国家でいいと思...全文を見る
○櫻井充君 それだけじゃないんですね。年金も大事なんだという話になった後に、年金、医療負担が大きくなりますよ、これはそのとおりなんです。そのときに郵政を民営化していなかったら、社会保障にお金を使うことなんてできないんですということまでおっしゃっているんですね。これ言い過ぎじゃない...全文を見る
○櫻井充君 これは、済みません、街頭だからということを今おっしゃいましたが、街頭だったらどういうことまで許されるんですか、それじゃ。
○櫻井充君 これが正しいことなのかどうかということはちょっと今ここで議論することにならないんですが、もう一つ、今回のこの堀江さんの選挙のときに、自民党は結果的には彼の人気なり知名度なりを利用したかったんじゃないだろうかと、私はそう思うんですが、大臣は応援に行った際にそう感じられま...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、郵政民営化さえ通れば何でもありだということになっちゃうんですか。
○櫻井充君 これは、最終日にも実は竹中大臣が堀江さんの応援に行かれていまして、そのときに、最後の課題はこの人気と知名度をあした票にすることなんですとはっきりおっしゃっているんですね。ですから、竹中大臣としてみても、その後、提案したいと言って、細かにその提案、どうやったらいいかとい...全文を見る
○櫻井充君 あした答えが出ますと、私は勝つと思いますと、そこの後に、どう考えてもですよ、実力、知名度、人気、堀江がナンバーワンじゃないですか皆さんとまず呼び掛けてから、その後の、最後の課題はこの人気と知名度をあした票にすることなんですとまでおっしゃっているわけですから、結局は、そ...全文を見る
○櫻井充君 堀江さんは、竹中大臣と個人的なつながりで応援に来ていただいたということをこれは公表されているんですね。その個人的なつながりというものは竹中大臣と堀江さんとはあるんでしょうか。
○櫻井充君 竹中さんの、竹中大臣の秘書官に当たる方でしょうか、名前はちょっと伏せておきますが、その方は、近鉄の買収の当時にある方を通じて堀江さんを紹介されてお会いされておりますし、それから竹中大臣はその方を物すごく、何というか、信頼されていろいろ話もされているようでございまして、...全文を見る
○櫻井充君 いずれにしても、今回のこの選挙は、先ほども申し上げましたが、ポスターの印刷から始まって、選対の中に自民党の職員の方まで入って、それから大臣や幹事長まで入って、無所属の候補とはいいながらも結果的には自民党が相当応援をしたと、そのためにブランド化されていったということは私...全文を見る
○櫻井充君 私も今の人数としては一生懸命やっていると思っておりますが、ただ、あの人数では限界があって、更に人員の強化と、それからもう一つはやはり独立性を担保する必要性があって、今の八条委員会ではなくて三条委員会にする等の措置が必要ではないのかなと思いますが、その点についてはいかが...全文を見る
○櫻井充君 私は、単純な小さな政府というのに反対しておりまして、機能として必要なところには人を付けていくというのはこれは当然のことなんだろうと思うんですね。ですから、単純に小さな政府、大きな政府という議論にするべきでないと思っているんですね。  済みません、通告していませんが、...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣がおっしゃっているとおりでして、事後チェック型にすると本当に人が必要なんですね。その部分に関してはきちんと人を増やしていただかないと、市場の規律というものも保たれてこない。それは、市場だけではなくて医薬品の管理から何から含めてすべてそうなんですが、是非その点を...全文を見る
○櫻井充君 両方、両方ですか。登米もですか。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 早急な予算措置をしていただければ有り難いなと、そう思います。  もう一つ、耐震構造の問題に関して、病院で七割ぐらい耐震構造を満たしていないという、そういうデータが出てきているようでございますが、まず現状について御説明と、それからその対策について教えていただきたいと思...全文を見る
○櫻井充君 最後にアスベストの問題について質問させていただきますが、このアスベストの問題に対して、今回は国は救済という形を取っています。これは、国は責任があるとお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 国が救済するという点では評価いたします。  ただし、それが、その救済というところが私にとってはちょっと腑に落ちないところがあって、もう一つはその労災認定者の疾病、まあ五つの疾患だったかと思いますが、今回はもうがんに限っているという点でいうと不十分ではないのかなと思い...全文を見る
○櫻井充君 じん肺の場合の認定は、実はいまだに単純写真を使ってそのグレードを決めているんですね。そうすると、実際、CTなどを撮ってくるともう明らかにじん肺であるというものが認められても、その人たちが障害者として認定されないという問題があります。  そういう意味で、その検査の手法...全文を見る
○櫻井充君 国の責任があいまいなまま救済されるということであるとすれば、例えばC型肝炎のようなものも私は同じじゃないのかなと。このウイルスに感染した場合には肝硬変になって肝がんになっていくという、これも大変重い病気なんですね。  なぜ、こういう患者さん方は救済されないんでしょう...全文を見る
○櫻井充君 今、早期発見というお話が出ましたが、早期発見のためにどれだけの施策を取られていますか。
○櫻井充君 早期発見されても、今の治療法でいうと治癒率が約五〇%ぐらいです、高く見積もっても。そうすると、残りの半数の方は救済されないんですね。この方に対してはどうなんでしょうか。
○櫻井充君 アスベストの患者さん方は救済の対象になると。これは僕は、別に問題ないんですよ。であったとすれば、そのC型肝炎の方々の治癒なかなかしない方に対しても救済の対象にするべきじゃないんですか。  なぜそれがそうならないのか、もう一度御説明いただけますか。
○櫻井充君 発症の仕方が長期間であるという点はC型肝炎も全く同じです。治癒しない人たちもいるという点も全く同じです。その方々に対しての救済措置は考えられないんでしょうか。
○櫻井充君 時間が参りました。  今回、とにかく閣議の在り方そのもの自体が重要視されていないんじゃないだろうかという御発言もございました。改めて、きちんとした形で内閣を運営していただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
02月09日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○櫻井充君 私は、ただいま可決されました平成十七年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日、まず最初に感染症対策についてお伺いしたいと思いますが、現在の国の体制について御説明いただけますでしょうか。
○櫻井充君 感染症対策の基本そのものは、いかに予防に徹するかということだと思っております。つまり、日本国内に菌なりウイルスなりを持ち込まないようにするためにはどうしたらいいかということですが、その点についての対策は十分取られているとお考えでしょうか。
○櫻井充君 検疫所のところでチェックをするのはもうこれは至極当然のことでして、むしろ大事な点は、その発生地域に行って日本の職員がそこのところで感染症の治療なりをきちんと行っていくとか、そういう指導することがもう一歩進んでいくと極めて大事なことではないのかと思いますが、その点につい...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  極めて僕は大事な取組だと思っていて、今、国際貢献の点から文部大臣がおっしゃいましたが、国際貢献というとすぐ自衛隊を派遣してとかそういう話になりますが、むしろこういう対策を取っていくことの方が大事ではないかと、そう思いますが、麻生大臣、いかが...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上で、お手元に資料を配らしていただきましたが、アメリカと日本との体制、人員的なもの、それから予算の規模を比較しておりますが、私はもう全然足りないんじゃないだろうかと、そう思っております。  そういう点において、谷垣財務大臣そして竹中総...全文を見る
○櫻井充君 先日、国立感染症研究所に行ってまいりました。いまだに二十年前のパソコンが使われているんですよ。しかも人手が足りなくて、そして自分たちはいろんなことで貢献していきたいけどもなかなかできない。なおかつ、ここの人を増やすためにはほかの研究所の人間を減らさなきゃいけないという...全文を見る
○櫻井充君 先日お伺いしたときに、本当に余りに悲惨な状況だったので何とかしていただきたいと、重ねてお願いしておきますし、これがやはり私は日本の国益にもつながるし、それだけではなくて世界全体の利益にもつながっていくことだと思っておりますし、日本の貢献すべき道だと思っておりますので、...全文を見る
○櫻井充君 その言葉はいつもおっしゃるんです。しかし、残念ながら全然実現されていきません。  今回のような事件が起こると、地域医療、私は崩壊すると思いますが、そのぐらいの危機感はお持ちでしょうか。
○櫻井充君 済みません、これは、根本的に言うと医師不足がまず私は原因にあると思っているんですが、厚生労働省として医者の数が足りないという認識はお持ちでしょうか。
○櫻井充君 どういう計算方法で医者の数が足りるということになるんでしょうか。
○櫻井充君 医師定数の中で、例えば病院ですと、入院患者さん十六人に医者一人、外来に四十人に医者一人という形で病院で割り当てられています。しかし、手術をやる医者の数、検査をやる医者の数、それから当直をする医者の数、これは全然含まれていないんですよ。そういう計算方法で出されたとしても...全文を見る
○櫻井充君 今のやり方で地域医療は守れると大臣はお考えですか。改めてお伺いします。
○櫻井充君 私は、医者の仕事が大変だからということを申し上げているんではなくて、医療提供体制そのものが崩壊するんだということを申し上げているわけです。  気仙沼に大島という島がありますが、人口約五千人、この島に医者は一人しかおりません。このお医者さんももうすぐいなくなるというふ...全文を見る
○櫻井充君 現場のもう少し声を聞いていただきたいと思います。  私は医者が足りないと思っておりますし、それからもう一点、御検討いただきたいことですが、先ほど申し上げましたが、リスクのある患者さんが来られてリスクのある治療を行うと、必ず何らかのミスが起こり得る確率はあるわけです。...全文を見る
○櫻井充君 いい医療を提供したいという点では同じ思いなんだろうと思います。是非御検討をいただきたい、そう思います。  次に、建築基準法の改正についてお伺いしたいと思いますが、平成四年以降、随分建築基準法が改正されていますが、これはどういう理由で改正されているんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、御丁寧にありがとうございます。  前段の平成四年からそれから平成十年にかけて、改めてお伺いしますが、どういう理由でこの建築基準法を改正しなければいけなかったんでしょうか。
○櫻井充君 そんな答弁じゃなくて、同じ答弁ですか。それなら……
○櫻井充君 そういうことではなくて、これはアメリカから言われて改正している部分もあるんじゃないんですか、じゃ具体的にお伺いしますが。
○櫻井充君 「日米構造問題協議と建設行政」といって、これは建設大臣官房政策課が監修したものでございます。ここの中にちゃんと書いてあるんですよ。アメリカから、スーパー三〇一条に基づいて林産物、この技術的な障壁を認定したので何とかしろと、赤字を解消するために何とかしなさいと。そのため...全文を見る
○櫻井充君 ここの中にも随分いろんなことが出てましてね。例えばですね、例えば平成十年に改正しました、仕様規制から性能規制に改正するときに、原則として建築基準は性能規定とすることが望ましいということも明記されておりますし、それから木造建築物に関しても、共同住宅など、こういったものが...全文を見る
○櫻井充君 それでは、これは日米林産物協議における建築基準の合意の概要ということをこの本にちゃんと載せてあるわけであって、まずこの合意がされていることはお認めになりますよね。
○櫻井充君 合意文書若しくは、ここのところでずっと七回、林産物専門家会合が開催されたので、その議事録を出していただきたいというお願いをしたところ、これは出せる文書かどうか分からないというお話でございました。  国会の議論も全部見てみると、こういう赤字解消のことが問題でとか、そう...全文を見る
○櫻井充君 先ほど、その前に、じゃ、合意文書があるんだと。そして、しかもそれは何かというと、日米の赤字を解消して、貿易赤字を解消していきましょうということに基づいてということで議論が始まったんだと、そこの点はまず、じゃ、お認めいただけますか。
○櫻井充君 そういう細かいこと一つ一つに関しては、そちらで御答弁することなんではないんですか。私たちは、大きな流れの中でこうではないのかということを申し上げているだけです。  そしてもう一つ、それでは、アメリカの通商代表部が外国貿易障害報告というのを議会にしておりまして、その中...全文を見る
○櫻井充君 別にその審議会そのもの自体がある最初から方向性を持ってやってすれば、別にその会合を開いたからここで決まったということにはならないんじゃないでしょうか。これ、村田駐米大使からヒルズ大使あてに、要するに林産物の合意でこういう形にしたいけどどうだろうかというまず手紙が送られ...全文を見る
○櫻井充君 では、そうすると、合意されていて、それに従ってやったわけではないということなんですね。
○櫻井充君 お手元に輸入住宅の供給戸数という表をお配りしていますが、これ見ていただければ分かるとおり、どんどんどんどん輸入住宅、これがどんどん輸入されるようになってきているわけですね。ですから、何らかの協議がなされてそういう方向に行っていることだけはこれは私は間違いないんだと思っ...全文を見る
○櫻井充君 まあ情報の公開がやはりもうちょっときちんとしていただきたい。アメリカは議会にここまで進んだとか進んでないとかいうことまで報告しているわけですから、我々にもきちんと知らせていただければ有り難いと、そういうふうに思います。  その中で、もう一つ申し上げますが、例えば、じ...全文を見る
○櫻井充君 随分今日から構造改革、構造改革というコマーシャルが出ているようですけれども、あれは政府の方針なんですか、政府の政策なんですか、政府の主義なんですか。
○櫻井充君 ちょっと違う視点でお伺いしたいことがありますが、伊藤元国土長官が政治資金規正法で訴えられて、まあ元秘書からいろんなことを言われておりますが、これ、政治資金規正法で言うその政治団体のちょっと定義をまず教えていただけますか。
○櫻井充君 これは政府委員で結構ですよ。
○櫻井充君 後で遅れて通告してあるはずなんですけどね。
○櫻井充君 ああ、そうですか、じゃ分かりました。済みません、じゃ、まあいいや。  済みません、後から通告してあるので落ちているのかもしれません。  そこの中で、三条の中に、「政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体」と、こういうふ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、政治資金規正法に掛かってくる政治団体というのはどういう場合に、もう一度改めてお伺いしますが、政治団体と、政治活動そのものというのは一体何になるんでしょうか、じゃ。
○櫻井充君 じゃ、済みません、この法律に従って一点お伺いしたいのは、ここに書いてある、もう一度三条一項を読みますが、「政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体」ということであれば、その政治、政策なり、そういったものを後押ししてくると、...全文を見る
○櫻井充君 我々随分議論になっていて、政治団体そのものとは一体何なのかと、そういうことでいつも議論しているところであって、例えば私がいい医療を提供したいと、そういう形の会をつくってお医者さんたちと仲間で集まったと、こういうものは政治団体ということになるんでしょうか。
○櫻井充君 ですから、もう一度改めてお伺いしますが、そうすると、政治団体そのものが政治団体と認定されるかどうかということがまず第一条件になりますよね。その認識でよろしいでしょうか。
○櫻井充君 いや、その届出する届けないはお金の後の問題であって、そうではなくて、政治団体とはというその定義のところでいえば、ある政策を後押しするような、を目的としているような団体は政治団体ということでよろしいんですよね。
○櫻井充君 そうすると、例えば竹中平蔵大臣の進める構造改革を後押しすることを目的とするとか、そういう書き方をした場合には、これは政治団体に当たるんですか。
○櫻井充君 済みません、これは、賛成する人たちも反対することも本来の目的とする団体とあるので、別に推進しようがそれをやめさせようが、これは政治団体の中に入りまして、改めてお伺いしますが、竹中大臣の進めている、進める構造改革を後押しすることを目的としているということになると、これは...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ここのところは、定義のところは、「政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、」ということになっているわけですよ。ですから、先ほどの構造改革を、構造改革を後押しすることを目的とするということになったとすれば、これは政治団体に当たるんですか。
○櫻井充君 政策をつくることと政策を推進することは、これ全く別ですよね。政策をつくることとそれからそれを推進することは全く別なことですね。それはいいですか。
○櫻井充君 我々政治家の活動の中で、どういったものがそれでは政治活動というふうに言われるものになるんでしょうか。つまり、私は医師として診療もしていますから、診療している部分は恐らく政治活動には当たらないんだろうと思うんですが、どこが政治活動と政治活動でないところの境になるんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 日常のそういう講演の中でも、場面場面によってはそれは違ってくるんじゃないのかなと、そう思います。つまり、例えば街頭なら街頭の場で演説される場合と、それこそ本当の意味で大学で授業をされるときと、これはまあまた違ってくるんだろうなと、そういうふうに思います。先ほどの御答弁...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣、トリガー・ラボという有限責任中間法人の存在については御存じですよね。これは何をする法人ですか。
○櫻井充君 それだけの団体でしょうか。大臣とは何も関係のない団体ですか。
○櫻井充君 竹中大臣のホームページからは、このトリガー・ラボに対してはアクセスすることが可能です。それから、トリガー・ラボのホームページには竹中大臣のあいさつの文章も載っています。ですから、そんな程度の関係ではないんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、ここは通称竹中平蔵経済研究所だと、そうホームページのトップに書いてありますよ。それだけではなくて、ここのところの政策、活動概要のところに、「竹中平蔵国務大臣の進める構造改革を後押しすることを目的として、以下の事業を行います。」とはっきり書いてありますよ。...全文を見る
○櫻井充君 先ほど構造改革は内閣の政策であると、そうおっしゃいました。そうすると、これを推進、後押しすることを目的としているということは、このことの定義からよれば、これはまさしく政治団体に当たるんだろうと。  それから、竹中大臣はそのようにやられているというお話をされますが、こ...全文を見る
○櫻井充君 それじゃなくて、前段答えていないよ。  済みません、前段の質問に答えておりませんよ。先ほどの政治資金規正法の中のこの文言からすれば、ここは政治団体じゃないんですかと。  それからもう一点、竹中塾に関しては大臣自らこういうことをやりたいと持ち掛けておりませんか。
○櫻井充君 それは大臣のあくまで主観的な判断であって、法律から照らし合わせてみれば、まさしく政治団体の私は要件を満たしていると思いますよ。  もう一点、この有限責任中間法人は基金をつくっておりまして、これが平成十六年十月の二十九日には五千万であった、それが平成十七年の四月の二十...全文を見る
○櫻井充君 私の政治団体にも私は加入しておりません。いいでしょうか。そして、私の政治団体は私を支援する団体ですから私が入っているわけじゃないんですよ、大臣。ですから、この団体だって大臣が入ってなくていいんですよ。  そして、もう一点申し上げますが、こういうことをやったら政治資金...全文を見る
○櫻井充君 どこまでが政治活動で、ここだってお金の支出は一杯あるんですよ。例えば事務所も構えてるんですから、相当立派なところにですね。こういった事務経費だって何だって支出に入るんですよ、これは。だから、あとはここのところが政治資金規正法にかかわる団体なのかどうかということだけにな...全文を見る
○櫻井充君 この有限責任中間法人の履歴事項のところには、少なくとも政策はつくるということは書いてあっても、推進するということはこれ書いてないんです。ですから、やってることと、言ってることとやってることは全然違います。  時間がないのでもう一点御紹介しておきますが、ここの、トリガ...全文を見る
○櫻井充君 まず、これは竹中大臣のホームページからちゃんとリンクすることもできるんです。竹中大臣のコメントも書いてあるんです。ここのトップページには、「通称竹中平蔵経済研究所です。」とも書いてあります。そしてなおかつ、活動概要がホームページ上にですね、「竹中平蔵国務大臣の進める構...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、結局のところは、我々もこういう法人をつくって、どんどん政治活動かどうか分からないグレーゾーンに関しては活動していって構わないということですね。そういうことですね。
○櫻井充君 公益とおっしゃいましたが、ここのところは、「竹中平蔵国務大臣の進める構造改革」と、公益じゃないですよ。政治家竹中平蔵じゃないですか。
○櫻井充君 まあ所管大臣が自らこういう形のことをやられると、政治資金規正法そのもの自体が私はざる法になるんではないのかなと、そう思います。政治資金と関係あるかないかは、それでは、ここの流れをちゃんと見せていただきたい。つまり、ここの社員がどういう方で、そしてそこの財務諸表が一体ど...全文を見る
○櫻井充君 大臣はそのようにお話をされますが、ここは解釈の問題論もあろうかと思います。私は、ここの目的を読む限りにおいては、これはまさしく政治団体に当たって、その場合、ここにお金の出資がある場合にはですね、きちんと届出して報告しなければ、政治資金規正法そのもの自体が意味のなくなる...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。今日は、金融問題を中心に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、ライブドアがニッポン放送株を時間外取引をいたしました。その際に、伊藤あの当時の金融庁の大臣、そして係争中でもあるにもかかわらず金融庁の方からこの時間外取引そのもの...全文を見る
○櫻井充君 基本的には個別の案件についてはお答えしないと、国会の場で我々が質問するとそのように答弁されるわけですよね。記者の人たちに囲まれたときには個別の案件についてもお話しされるんですか。
○櫻井充君 先ほどの御答弁ですと、あのときに、ああいう時期に聞かれれば、政治家として何らかの発言をしなきゃいけないということになれば、このライブドアが時間外取引を行ったことについて記者の皆さんから聞かれているという認識をするのは、私は至極当然のことだと思いますが。  そしてもう...全文を見る
○櫻井充君 これは担当大臣だけではなくて、その後に金融庁からもこういうコメントが出されているんです。  じゃ、与謝野大臣、別な観点からお伺いしますが、現在の法規制の中でライブドアのあのような時間外の取引は可能ですか。
○櫻井充君 つまり、おかしいと思ったから法律の改正をしているはずなんですね。そうでなければ改正、法律の改正の必要性がありません。  ですから、おかしいと思っていることに対して、あの当時の法律上は許されるか許されないか、一般論で、しかも一般論でおっしゃるとは言うけれど、その後の、...全文を見る
○櫻井充君 それは、その制度の中で判断すればそういうことなのかもしれません。しかし、その後、制度は変えられるわけです。つまりは、自民党の中でも多くの方、多くの方というか、おかしいと言われる方もいらっしゃったわけであって、そうすると、そのことについてその担当の行政があのような発言を...全文を見る
○櫻井充君 いや、総理、今私はそのことをまさしく申し上げてたんです。つまり、法律に今は違法していないからこのことに関しては問題がないんだということではないんだと。つまり、その後から、おかしいと思っているから法律そのもの自体を改正しているんですから。だから、そういうモラルの欠如みた...全文を見る
○櫻井充君 答弁になってません。  私が申し上げたのは、こういうおかしいやり方をしているから、まあ法律上問題ないのかもしれないけれども、どうも皆さんから見ればおかしいことだった、だからその後どんどんどんどんその穴を埋めていくようなやり方をしている。であったとすれば、そういう企業...全文を見る
○櫻井充君 そういうことを申し上げているんではなくて、つまり、これから大事なことは、今後ですよ、やはり問題のある企業を早期に発見しないと、それこそその市場の信頼性を失うことになるわけですよね。ですから、これから間接金融から直接金融へというのがこの国の、この政府の方針なんだろうと思...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとよく分からない御答弁でございました。どうすればいいのか、今まで問題がなかったのかどうか、もうちょっとはっきり御答弁いただければ有り難いと思います。まあ、ちょっと済みません、時間がないので。  今回のもう一点の問題は、投資事業組合なんだろうと思います。我々もチ...全文を見る
○櫻井充君 それはよく分かるんですが、その上で、こういう形で本当に悪用されるということを防ぐことは可能なんでしょうか。つまり、海外などにファンドをつくられたりした場合ですね、そういうものもきちんと追い掛けることが可能なのかというと、私は難しいんだろうと思っているんですね。これは、...全文を見る
○櫻井充君 確かに悪知恵を働かせる方々が数多くいらっしゃって、それは一般の人たちだけではなくて、本当に政治家の方の中にもいらっしゃるところに問題があるのかもしれません。後でそのことについては指摘さしていただきたいと思いますが。まあいずれにしても、今回こういう形でいろいろ検討してい...全文を見る
○櫻井充君 総理は今回のライブドアの件に関してだけ、私は五年半の総理の発言を聞いていて、今回の堀江さんの擁立に関してだけ謝罪されたというか、反省すべきところは反省したいとおっしゃった。それ以外は全くそういう言葉がなかったんで、今回は極めて、何というか、異様に感じた点もございます。...全文を見る
○櫻井充君 竹中大臣は、大臣に就任する前にヘイズリサーチというそれこそ個人事業主でもあられました。そこのところに収入が入ってきて、それで、一方、個人所得なら個人所得の部分もございましたし、個人が持っていたマンションと、それから、それを企業に売買し、企業というかその法人、個人事業の...全文を見る
○櫻井充君 今のやり方で税逃れをされている方がいらっしゃるから網を掛けました、そこまでは分かります。その網を掛けたことによって、元々真っ当に会社をつくって事業をやっている人たちまでその網の範囲に入ってしまって、そして、そのために今回また課税されるということになるということは極めて...全文を見る
○櫻井充君 これは結果を見てみなければ分からないことだろうと、そう思っています。  ただ、いずれにしても、ここの数字そのもの自体の議論をしても始まりませんが、私は、多くの方々が調査いたしています。例えば、宮城県なら宮城県の税理士会、それから中小企業家同友会というところも調査され...全文を見る
○櫻井充君 その辺のところも、税の公平性ということでもう一度考えていただきたいなと、そう思います。  それはなぜかというと、働いたこともない方が、パソコンの前で何かちょっと打っていたら何十億も稼ぐというような社会そのもの自体、私はやはりどう見てもおかしいと思っています。そのこと...全文を見る
○櫻井充君 私は、これは虚偽答弁とは書いて、虚偽答弁かと、私は、私はちゃんとそこのところに疑いでちゃんと書いております。ですから、断定しているわけじゃなくて、国会は議論が、議論をする場であって、議論をする場であって、そのことまで封じられるということになったらおかしな話だと思います...全文を見る
○櫻井充君 私は、これはホームページからちゃんと引いてきているんです。ホームページに、ちゃんとここに、竹中平蔵国務大臣の進める構造改革を後押しすることを目的として、以下の事業を行いますと。だから、以下の事業を行っていますよ。ですが、そこの頭のところに、活動概要、アウトラインのとこ...全文を見る
○櫻井充君 何をおっしゃりたいのかということが相変わらずよく分かりませんが、ただ問題は、我々はきちんとした責任を果たしていかなきゃいけないということは、これは皆さん同じ思いなんだと思います。そして、政治とお金ということで様々な問題があったから、だからそこのところはきちんとしていき...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  先日の予算委員会でも質問させていただきましたが、まず最初に、同族法人の役員報酬の損金不算入の件について改めて質問をさせていただきたいと思います。  先日、いろいろな説明がございましたが、私のまず考え方として今日、谷垣大臣にお伺いし...全文を見る
○櫻井充君 原則そうであったとして、そうであったとすれば、なおかつ本来の在り方に直して考えていくべきではないか。つまり、もし個人の所得なら所得に関して課税していくということなら、私は分かるわけです。つまり、そういう、まあ一人で、この間は私は分かりやすく竹中大臣のことについて実例を...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃることはおっしゃることで分かりますが、前回も予算委員会で申し上げましたが、要するに、そういうことをやられて、そういうことをしている方々がいらっしゃって、その方に網を掛けたい、網を掛けなきゃいけないというのは、私もこれは谷垣大臣と全く同じ気持ちでございます。 ...全文を見る
○櫻井充君 収入が、ある個人の力で収入を得ている人たちと、企業として収入を得ている人と、僕はここは違うんだと思うんですね。もし切り分けるとすると、そういう形で切り分けることの方が現実的ではないんでしょうか。つまり、企業としての収益が、ある個人の講演料であるとかある個人の原稿料であ...全文を見る
○櫻井充君 企業活動をきちんとして営んでいる方と、本来は個人所得として受け取るべきものを法人をつくって税逃れをしている人と、そこが根本的に違うわけですよね。そこに問題意識を持たれているわけでしょう。ということは、本来、個人の力で個人の所得とするべき人たちを対象としてくるのであれば...全文を見る
○櫻井充君 問題は、そこのところで、財務省とそれから中小企業の皆さんや税理士さんたちと見解が違っている点があります。つまりは、網に掛かってくる、網を掛けようとしました。そうすると、その悪意を持っている人たちだけがそこの網の中に掛かってくるんであれば私は全く問題ないんだと思うんです...全文を見る
○櫻井充君 まあ、これはちょっと水掛け論になりそうなので、済みませんが、そのサンプルの取り方というんでしょうか、それを後でもう一度資料をいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  その上で、なぜ今私はその法人と個人を分けるべきなんだということを申し上げたのか...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  まあいずれにしても高い水準を維持しているんだろうと、そう思います。  私は連帯保証人の制度をやめた方がいいと思っていますが、両大臣はいかがお考えでございましょうか。
○櫻井充君 両大臣とも、要するに融資が受けられなくなるんじゃないか、受けにくくなるんじゃないかという御答弁ですが、なぜ連帯保証人じゃなきゃいけないんですか。なぜ保証人では駄目なんですか。与謝野大臣。
○櫻井充君 済みませんが、連帯保証人と保証人の違いが分からずに、なぜそのような答弁をされるんでしょうか。なぜその連帯保証人じゃなければ駄目だというお話をされるんでしょうか。  今日はちょっと時間がないので御説明させていただきますが、催告の抗弁権と検索の抗弁権と分別の利益と、大き...全文を見る
○櫻井充君 まあ、いずれにしても、連帯保証人と保証人は全然違うんですね。ですから、その部分に関して、まず保証という点だけでいえば何も連帯保証人でなくてもいいはずなんです。ですから、改めて与謝野大臣にお伺いしますが、もし、先ほどの御答弁のとおり金融機関が貸出しがというお話ですけど、...全文を見る
○櫻井充君 貸手と借り手が対等の立場にあるんだったら、それは今大臣のお話しされていることもそれは納得できるところなんですね。  ところが、これは数年前に内閣府の方でやられた調査で、いかに企業とその貸手側と立場に優位性があるか、独占禁止法上抵触するんじゃないかというぐらいのデータ...全文を見る
○櫻井充君 資金調達を難しくすると。だから、今個人がかなりの被害を受けているにもかかわらず、それでいいんだということには私はならないと思います。  今日はちょっと時間がないので、もう一点。谷垣大臣が先ほど公的金融機関をというお話をされました。しかし、こういう状況の中で、中小企業...全文を見る
○櫻井充君 そこの中で、中小企業庁にまずお伺いしたいと思いますが、現状、民間の金融機関が十分貸し出せているとお考えでしょうか。そして、もう一つは、公的金融機関が果たしてきた役割というのは私は極めて大きいと思っていますが、その今回の改正においてきちんとした役割を担えるとお思いでしょ...全文を見る
○櫻井充君 改めて行革担当の方にお伺いしますが、これは大企業は、大企業は政府系の金融機関の役割が終わったと、ここは僕はまあ納得はしてるんですね。ところが、中小企業に関して言ったらどうかというと、まだまだ間接金融に頼らなきゃいけない実態がある。それからもう一つ、今後日銀のゼロ金利政...全文を見る
○櫻井充君 そこの会議の中で、中小企業の代表者の方々はみんなこれをきちんと残してくれと言っているにもかかわらず、そういったことがまず報告すらされていなかったという事実があるようでございます。そういうことで、本当にまず機能そのもの自体がきちんと残せるのかどうか。  もう一点。民間...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁で本当に中小企業の実態を理解されているのかどうか、私には分からない点が多々あります。  中小企業を僕は守ってくれと言う気は更々ございません。要するに、経済が活性化していくためには大きな企業を育てていかなきゃいけないわけであって、元々最初から大企業ができるわ...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃっていることはもっともでして、そのバランスの問題として果たしてどうなのかということでございます。  先ほど、午前中の広田委員の質問に対して与謝野大臣が、全体のことを考えなきゃいけないんだというお話がございました。そこの中で、全体のことで僕は与謝野大臣にちょっ...全文を見る
○櫻井充君 よく分からなかったんですが、改めてもう一度お伺いしますけれども、では、要するに、このままいくと社会保障負担、租税負担に対して、これは家計部門もそれから企業部門も耐えられる、耐え得るんでしょうか。  つまり、社会保障給付費でいうと、二〇二五年には今の倍ぐらいに引き上が...全文を見る
○櫻井充君 大臣、だってゼロ金利政策というのは人工的にやったものですよ。これはだれも、市場が決めたわけでも何でもなくて、これは日銀が決定したことじゃないですか。そして、そこの部分の調整をすることが可能だからこそ、インフレであるとか、それからデフレであるとか、それを抑えることができ...全文を見る
○櫻井充君 この点は厚生労働省が認めるわけがないんですね。それは自分たちの政策を否定することになるからです。  じゃ、済みませんが、資料要求しておきますが、あのバブルのころに民間の資金の運用利回りは何%だったのかと、そして年金の運用利回りは何%だったのか、まず出していただけます...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  うちのかみさんも、この間の私の質問を聞いていて、谷垣さんってやっぱりあんたの言うとおりまじめでいい人でという、そういう話をしておりましたんで、是非よろしくお願いしたいと、そう思います。  今、五〇%というお話がございました。もう時間がない...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○櫻井充君 私は、ただいま可決されました所得税法等の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     所得税法等の一部を改正する等の法...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○櫻井充君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○櫻井充君 私は、ただいま可決されました国有財産の効率的な活用を推進するための国有財産法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国有財産の効率的な活用を推進する...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、この五年間の金融政策についての評価をさせていただきたいなと、そう思います。  その意味で、昨年ですが、昨年度になりますが、メガバンクが多大な、多額な利益を得ているわけですが、基本的に、この利益を調べてみると、結果的に引...全文を見る
○櫻井充君 景気が回復してきているという指標は何でしょうか。  そしてもう一つ、そういった企業が引当金を積んでいる、これは個別の引当金でしょうから、そうすると、その企業の収益が上がったという、その数字はどこにおありなんでしょうか。
○櫻井充君 実態としてあると言いますが、具体的にどのぐらいなんでしょうか。その数字をまずお示しいただけますか。  もう一つ申し上げれば、例えば、例えば条件緩和債権などは今や要管理債権にしないというふうにルールも変えてきていますよね。つまり、そういうルールが変わったからこそ不良債...全文を見る
○櫻井充君 数字がなくして、感覚的なことでなぜそのような答弁ができるんでしょうか。我々医学をやってきた人間からすると、データがきちんとあったからこそ学会で発表できるわけですね。経済の在り方を見てくると極めていい加減でして、そういった数字なくして、ただ単純に感覚的なことで話をされる...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのは、そういう数字を持ってちゃんとやってくださいますかと言っているだけの話であって、今の答弁ではありません。つまり、ちゃんと数字をまず出していただけるんでしょうか。  それから、もう一つ申し上げたいのは、今の全体の流れではないということです。要する...全文を見る
○櫻井充君 そういった数字なくして結果的にああいう答弁をされるということは僕は不適切だと、そう思っております。  なぜこういう話をするのかというと、ここ五年間、銀行の融資はどんどんどんどん減っていくわけですね。なぜ銀行の融資が減っていくのかというと、景気が悪いからだとか、それか...全文を見る
○櫻井充君 そんな自己資本比率規制の、何というか説明なんか聞いちゃいませんよ。  要するに、そういったことがあったから銀行の融資がどんどん減っているんじゃないんですかということを質問させていただいているだけです。その点についてはどうお考えですか。端的に答えてください、時間があり...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていないんですが、幾ら言っても、いつもそういう答弁でしかない。  要するに、景気を回復させられなかった原因の一つが今までの金融政策にあったという認識をお持ちなのかどうかということだと僕は思っているんですね。条件緩和債権というのは、前から、例えば僕ら医者の感...全文を見る
○櫻井充君 大臣、それは、間接償却をやった時点で基本的には不良債権処理は終わるものではないんですか。つまり、アメリカの場合には日本と税制が違っていますが、アメリカの場合のオフバランス化は間接償却で可能なはずですよね。つまり、何も直接償却をする必要性は全くないわけです。ですから、そ...全文を見る
○櫻井充君 本当にそうでしょうか。  それでは、金融庁の顧問を務められた方々が随分いらっしゃいますが、そこの中に木村さんがいらっしゃいまして、彼などは、今の要するに債権分類というか査定が甘過ぎて、それから引当金不足だ引当金不足だということをずっと主張されていましたよね。これは、...全文を見る
○櫻井充君 繰延税金資産とか、その辺の制度に関して言うと、中央青山の奥山さんでしたっけ、あの方が中心になってつくられたんじゃないですか。ですから、今大臣が答弁されたのは僕は違うと思いますけどね。
○櫻井充君 いや、それは、大臣がそうあってほしいなあという願望はよく分かりますが、現実は違うんじゃないですか。  それともう一つ、物の考え方をお話しいただいているというようなことでしたが、これまでその中央青山がやってきた問題点というのは随分あったかと思いますね。ここのトップの方...全文を見る
○櫻井充君 歴代の顧問の方を見てみると、金融庁長官という方もいらっしゃって、まあこれは何となく納得いくところもあります。つまり、会社の社長だった方が上がって顧問になるというのはよくあることです、民間でもよくあることですから、まあこれはこれとして。  その木村さんであるとか奥山さ...全文を見る
○櫻井充君 何をもって高い識見と判断されたんでしょうか。  要するに、今回の奥山さんの件にしても、木村さんも、日本振興銀行でしたっけ、あそこのところで様々な問題点を指摘されているような方ですよね。何をもって高い識見と判断されたんですか。
○櫻井充君 専門家として、専門家と判断される根拠は何ですか。
○櫻井充君 そのことについて、最終的に判断されるのは大臣ですか。
○櫻井充君 それでは、こういう形になってみると、その方々が金融庁の顧問としてふさわしかったと思われますか。大臣。
○櫻井充君 私がお伺いしているのは現時点のことです。
○櫻井充君 御答弁しにくいことはよく分かっておりますが、きちんとした形の人選をしていただかないと、そしてもう一つは、きちんとした形で政策運営をしていただかないと実体経済というのはいつまでたっても私は改善しないんじゃないだろうかと、そう思います。  私は金融のことはよく分かりませ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、その発言は僕は不適切だったと思いますよ。今は聞かないということは、昔は相当聞いていたということですからね。ですから、どなたの場合にそういう意見を聞いていたのか、そうするとまた突っ込みたくなりますから、僕はやめた方がいいと思いますが、ちょっと時間がないので。  ...全文を見る
○櫻井充君 残念です。方向性も僕は間違っていると思っていますから、そういう点では極めて僕は残念だなと、そう思います。私は、前々から申し上げているとおり、今の自民党政権が続くんであれば、谷垣大臣に是非総裁になっていただき、総理になっていただきたいと思っている人間ですから、そうすると...全文を見る
○櫻井充君 これはたしか、でも時限立法ですから、この先、産業再生機構がその債権を買い取るとかそういうことがなくなれば、再生はどうされるかというと会社更生法を使うことになるんだろうと思うんですよね。まあ、民事再生法でしょうか。まあ、中小企業であれば民事再生法、大きな企業は会社更生法...全文を見る
○櫻井充君 株主の観点はどこに行ったんですか。私は株主のことに対してお伺いしたんです。
○櫻井充君 そうではなくて、株主に対しての情報がこれで十分だとお考えなんですか。今のはその機構側のいろんなことをおっしゃいました。そして、こういう問題点がある、ああいう問題点があると、そういうことをおっしゃるんだったら、こんな機構つくんなきゃよかったわけであって、その機構をつくっ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、今保護する規定があるとおっしゃいましたが、その保護する規定というのはどの法律の何条に書いてあるんですか。
○櫻井充君 済みません、法律上どこに書いてあるのかと、そういうふうに聞いているんです。
○櫻井充君 なぜこういう質問をするのかというと、どうも行われていることの情報が十分でないからおかしいんじゃないだろうかと、こういうやり方でいいんだろうかということが出てくるわけです。  それで、ちょっと個別具体的な事案でお伺いしたいんですが、カネボウが結果的には化粧品部門は花王...全文を見る
○櫻井充君 複数のフィナンシャルアドバイザーから聞かないでなぜ正当な価格という判断が下されるんでしょうか。  今、医療の現場でもセカンドオピニオンということが重要視されているわけであって、そういう観点からすると、ある一つの証券会社だけが出してきた価格というのには問題はないんでし...全文を見る
○櫻井充君 それでは、経済産業省にお伺いしますが、カネボウ株式会社は産業活力再生特別措置法に基づいて、とにかくそこに認定されたわけですね、産業活力再生特別措置法で。そうすると、これは認定されている企業ですから、今御答弁ございましたが、政府が関与していないと言っていますが、決してそ...全文を見る
○櫻井充君 一層の利益を上げるということですが、大体どういう計画になっているのか教えていただけますでしょうか。
○櫻井充君 要するに企業はこの先利益を上げていくというふうに考えているからこれはお墨付きを与えたわけですね。
○櫻井充君 今事業収益が上がるという判断をされましたと、いいでしょうか。ところが、ここの営業譲渡の評価書というのを、算定、価格根拠となったその評価書のところを見てみると、みずほ証券ですよ、みずほ証券が作成したものを見てみると、結果的には業績予想は二〇一〇年になると利益が大幅に減少...全文を見る
○櫻井充君 それじゃ、もう一度、ホームプロダクツと何でしたっけ、今、薬品でしたっけ。そうすると、カネボウフーズそのもの自体はどういう形になるというふうに想定されてこの認可を下ろしたんですか、認定されたんですか。
○櫻井充君 そうしますと、産業再生機構の中で、トリニティに売却する際、そのトリニティに売却した根拠というのは一体何になるんでしょう。つまり、幾つかの事業体があった、そこの中で再生するのは最初から、そうすると、今の要するに、カネボウのホールディングスという会社とそれから薬品部門とい...全文を見る
○櫻井充君 ですから、私がお伺いしているのは、その二つの事業部門だけが継承されていくということであって、ほかの部分はもう切り捨てるというような内容のことがあって、そちらに最初から分かっていて売却したんですか。もう時間がないので端的に答えてください。
○櫻井充君 そうすると、三つの事業に対して存続すると聞いていた、しかし産業活力再生法の方では二事業だけが認定されると、なぜそういうことになるんですか。
○櫻井充君 その存続の仕方は、いや、もう一つ、もう一回お伺いしたいのは、そうじゃないんですよ。産業活力再生法上は二つの分野だけに今度は限定しましたよね。なぜ、その分野は二つだけになっちゃったんですか。それは、あなたに聞いております。
○櫻井充君 のではないかと承知しておりますということ自体がおかしい。それはどうなのか、そこははっきりさせていただきたいと思います。  それからもう一つ、いわゆるそのカネボウフーズというところがどこに株式譲渡されているのかというと、幾つかのファンドに譲渡されるわけですが、しかも一...全文を見る
○櫻井充君 産業再生機構。
○櫻井充君 要するにそこだけ再生されれば何でもいいというのは、実は長銀を新生銀行に売却したときと全く同じ構図じゃないのかなと、そういうふうに思えてなりません。つまり、こういったものを使ってもしかするとその人たちが不当な利益を上げられるかもしれない、そういうことに対して、我々は産業...全文を見る
○櫻井充君 道半ばというと、一体いつになったら評価されるのか、そこは分かりませんね。  例えば、小泉総理が就任した平成十三年の税収がたしか五十一兆円ぐらいだったんじゃないかと思います。五十兆ぐらいでしたか。そして、二年後にはもう四十一兆だったかと思いますけど、これは見積額ですか...全文を見る
○櫻井充君 まあ全部とは言っておりませんが、しかしその方向性の中で、例えば税収が二年間であれだけ落ちるといったようなのは一体何だったのかと。それは、金融行政の中に問題はあったんじゃないだろうかと。それから、規制緩和とおっしゃいますが、どの分野でどういうふうに規制緩和がされて、どれ...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  経産大臣の御都合もあるということだったので、最初にエコ・ステーションのことについて御質問させていただきたいと思います。  エコ・ステーションそのもの自体の事業の内容は私は極めて大事なことだと思っておりまして、環境に優しい天然...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。きちんとこれは調査していただきたいと思います。  ここは、ステーションを造るのに以前は九千万円の補助金を出していたわけです。ところが、八千万円に減額されております。しかし、八千万円にされても、本当にそこまで必要なのかどうかということが分からない...全文を見る
○櫻井充君 その実施した結果、何か問題点は見付かったのでしょうか。
○櫻井充君 きちんとチェックされているんでしょうか。これはそのスタンドの関係者の方々が意識を持ってやはりおかしいと。なおかつ、こういう古い型のパソコンを導入されていますから、故障した際にその部品の交換ができないんですね。部品の交換で新品のものができないんでいわゆる中古品が来るわけ...全文を見る
○櫻井充君 是非調査していただきたいと思います。  その根拠になっているのがもう一つございます。先ほどのそのパソコンのありました資料の二枚目を見ていただきたいと思いますが、これがその財団法人エコ・ステーション推進協会の収支計算書総括表でございます。  これを見ていただくと分か...全文を見る
○櫻井充君 御決意のほどは分かりました。しかし、そこの中で本当に現実的に可能なのかどうかということです。つまり、会費収入が約八千万円ぐらいあるわけですね。つまり、それを企業に負担させているということは、企業は何らかの形で利益を上げなければいけないということです。その利益を上げるた...全文を見る
○櫻井充君 是非検討していただきたいと思います。  もう一点補足させていただきますと、任意、任意というお話ですが、ガスの提供事業者が、ガスの提供事業者からも実はこのスタンドの方々は、スタンドの方は圧力を掛けられております。つまり、どういうことなのかというと、このエコ・ステーショ...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございました。是非、期待しておりますのでよろしくお願いしたい、そう思います。
○櫻井充君 ありがとうございます。関係者の方々と協議をさせていただいた上で必要な資料を用意させていただきたいと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  後、大臣、衆議院で委員会がおありだそうですから、どうぞ。どうもありがとうございました。  それでは、別のことにつ...全文を見る
○櫻井充君 その言葉は何回も聞いております。つまり、その後どういう形で実践されるかなんだろうと思うんですね。そこの中で考えていかなければいけないのは、じゃどういう人がその中央省庁の役人になるにふさわしいか、そういうことの議論がもう一つ必要なんじゃないのかなと、そう思っています。例...全文を見る
○櫻井充君 今回の診療報酬改正の中で余りにひど過ぎる改正がありますので、それをちょっと御紹介したいと思いますが、歯科の方の改正が行われまして、患者さんにきちんと説明したかどうか、これ全部文書で書けと言われているんですね。そのために、歯科医師の方は患者さんの診療時間を削って文書を書...全文を見る
○櫻井充君 御丁寧な御答弁ありがとうございました。特に後段の方は、実は私の知っている限りで言うと、歯科の診療所ですとコンピューターを入れたシステム化していないところがまだ三割ぐらいあると言われておりまして、そこにレセプトを求めることになると全部手書きになるんだそうでして、極めて大...全文を見る
○櫻井充君 一連の書類、書類を書く枚数です。
○櫻井充君 確かに、一枚だとそのぐらいなんです。  歯科の先生方から私のところにこれの制度を何とかしてくれという声がありましたので、連休前の二週間ぐらい掛けて全国的にアンケートを行いました。その結果、今日お手元に資料配らしていただきましたが、わずか二週間程度で千七百七十四件の歯...全文を見る
○櫻井充君 簡素化というふうに今お話しになりましたが、しかし結果的には、これはだからもう一回ちゃんと調査し直していただいて結構ですけれども、私の調査では十八人の方に文書を書かなきゃいけないということなんですよ、大臣。先ほど一枚の文書に四分から十分程度ということであって、それを単純...全文を見る
○櫻井充君 これは、じゃもう一度、済みません、しつこくて大変申し訳ないんですが、現場では本当に困っているんですよ。ですから、いつまで、そのことについて調査をしていただけるのかということ、そのことをまずはっきりさせていただきたいなと、そう思います。  それはなぜかというと、歯科医...全文を見る
○櫻井充君 くどいんですけれども、もう一度だけ、もう一度ここは念を押しておきたいのは、今まで自分自身がいろんな形でアンケートを取りたいといってインターネット上で呼び掛けた際に、せいぜい来て二十、三十、まあ多くて五十ぐらいのときもありましたが、そんな程度だったんですね。  今回は...全文を見る
○櫻井充君 規模が大きいのは、確かにそれはそのとおりだろうと思いますが、それではなぜ、この改革を行うに当たって、融資目標がGDPで半減するとか、そういう形の数字が示されるんでしょうか。  つまり、官は民の補完であって、民でどれだけ融資ができるのかということ、そのことをきちんと踏...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、その半減になった根拠を教えていただけないですか。つまり、どういう分野において官が補完しなければいけなくて、そのためにそこに何兆円、ここに何兆円という、そういう積算した、そういうそのまず根拠を教えていただけないですか。
○櫻井充君 じゃ、要するに欧米と同じだから欧米と同じような額にしたいというだけの話ですか。つまり、日本の国内の事情は全く何も勘案せずにそういうことになるんでしょうか。  じゃ、例えば今税金が、この国は社会保障とそれから公共事業とどちらに多く使っているのかというと、結果的には社会...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけれども、答弁になっていませんよ。つまり、それは財政諮問会議の中でどういう議論になって、そこにちゃんと積算された根拠があるのかどうか分かりません。多いから半分にするんだと、それで中小企業にちゃんと融資ができるんだと。どこに保証があるんですか。どうやって運営、...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのは、なぜGDPで半分の目標値を掲げているんですかとお伺いしているんですよ。つまり、どうしてそういう数字が出てくるんですかと。つまり、積み上げ根拠がなければそこのところは出てこないんじゃないですか。そういうことを申し上げているんです。
○櫻井充君 それでは、その残すべきものが何で、残すべきものは、残すとかやめるべきもの、民間に移すべきものは何でと、そういう仕分をされたと。じゃ、その仕分をされた上でどの分野には何兆円、どの分野には何兆円、だからトータルとしてGDPで半分になるんだと、こういうふうに御説明いただける...全文を見る
○櫻井充君 あの当時、実はGDPの中で、三四%ぐらいだと思います。これ統計によって違うんですね。二番目がフランスの一四%ぐらいです。ですから、極めて突出して多い。ですが、そこの中の一番多いのは実は住宅ローンじゃなかったのかなと、そう思いますが。  ですから、今回は住宅ローンの分...全文を見る
○櫻井充君 最後に、もう一度お願いしておきますが、結果的には国家公務員を幾ら減らそうが、こういう財団法人であるとか公益法人をつくって税金の無駄遣いをするシステムをまだ残しているとか、それから先ほど歯科医療のところで申し上げましたが、結果的に現場が分からないような人たちが政策をつく...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 本会議 第26号
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○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました証券取引法等の一部を改正する法律案に関して、小泉内閣総理大臣及び関係大臣に質問いたします。  なお、あらかじめ申し上げさせていただきますが、答弁が不十分な場合には再質問をさせていただきます。  さて...全文を見る
○櫻井充君 総理に三点再質問をさせていただきたいと思います。いつも再質問をしますと答弁書をそのままお読みになりますが、その場合は再々質問させていただきますから、きちんとした形で御答弁いただきたいと思いますが。  私が財政再建、財政に関して申し上げた点は、二百兆円もの借金を抱えた...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○櫻井充君 荒木委員にお答えしたいと思います。  冒頭、野党の提案に対して質問していただきましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。  その上で、御指摘がありましたとおり、結論から申し上げれば、我々はアメリカ型のいわゆるSECからイギリス型のFSAに対して変更...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。
06月01日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今日は、松副大臣、そして小斉平政務官にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。先日の委員会で政府参考人の方から意見を述べていただきましたが、全くとんでもない答弁でございまして、今日は是非政治家としての御発言をいただき...全文を見る
○櫻井充君 これは、そうすると、この保護という考え方に立つと、今あるものから毀損されるような、マイナスにならないような形の部分に関して全部保護しなさいということなんでしょうか。  つまり、もう一つは、投資家というのは、例えば株式を買えば株主としての権利が生まれてくるはずであって...全文を見る
○櫻井充君 投資家イコール株主でないことは、これは確かですね。ただし、その集合体の関係でいった場合には、基本的な考え方からすると、株主というのは、これは一般的に全体の包含からいえば、そこらは全部投資家に当たるということではないということなんですね。そういう考え方でよろしいんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 部分集合体であるということは、投資家としての権利を有することにはならないんでしょうか。
○櫻井充君 集合体からすれば、これは株主の方が小さいところにありますから、株主が有している権利というものイコールが、それがすべて投資家の権利になるわけではありませんよね。  そうなってくるとすれば、じゃ改めてお伺いしますが、投資家の権利というのはあるんでしょうか。そして、その投...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、今おっしゃられた二点は、実は先ほどおっしゃられた二点と全く同じなんですね。つまり、先ほどは、投資家というのは、情報を知らされないことによって被る被害からの保護であるとか、それから不公正な取引をやって被害を被るところを保護しなきゃいけない。つまりは、これは...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、この法律はその権利を保障されている法律であるという認識に立ってお伺いすれば、もう一つ、投資家の権利というのは、実は会社法によって認められている権利もあるんだそうなんです、これは済みません、今日は通告していないのかもしれませんが。通告していないというのは、...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと今日は時間がないので、また後日このことについてきちんと話をさせていただきたいと思いますが。  その上で、その上で例えば、産業活力再生特別措置法でしたか、ここの中で例えば企業の営業譲渡をされるときに特例措置が設けられております。そのときに株主総会を本来開かなけ...全文を見る
○櫻井充君 これは副大臣です。  つまり、経産、松副大臣にですが、済みません、通告の中で要するに、申し訳ない、通告の中で同法の特例措置がその投資家保護を担保しているのかということを通告しているかと思いますが、そこの中の内容として。もし私の通告が不十分であれば、後で文書でいただき...全文を見る
○櫻井充君 なぜかといいますと、その産業活力再生特別措置法を見ますと、この目的は結局は、「我が国産業の活力の再生を速やかに実現することを目的とする。」と書いてあって、その保護という、投資家の保護という観点に全く欠けているわけなんですね、産業再生だけが優先されると。その意味では、株...全文を見る
○櫻井充君 いやあ、すばらしい御答弁、本当にありがとうございます。やっぱり委員会はこうでなきゃ駄目ですよね。本当に今日はそう実感いたしました。ありがとうございます。  時間がないので、じゃ、もう一つ済みませんが、これは農水省からも是非前向きの御答弁をいただきたいと思いますが、商...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  農水省、あれ、昨日どちらだったか忘れましたが、役所の方は件数が減ったからという話をされていますが、実際今まだ四千件あって、口座が十二万件ですから、単純に言うと開設者のうちの三十人に一人が苦情を訴えているんですよ。三十人に一人というのはこれは...全文を見る
○櫻井充君 いや、これ逆でしてね、逆ですよ。司法試験の中に、司法試験の選択科目の中に入れば教えるようになるわけですよ。なぜならば、合格率を上げなきゃいけないんですから、学校そのもの自体がですね、予備校は。ですから、是非、今の社会のありようを考えていけば、司法試験の中にこういった選...全文を見る
○櫻井充君 議論をしたいところですが、ちょっと本当に今日は時間がなくて、ちょっと残念なお答えだなと、私はそう思います。  その上で、私は全くの素人でよく分からないので、実例を挙げて今回のこの法律が投資家を保護されるのかどうかということについてちょっと質問させていただきたいと思い...全文を見る
○櫻井充君 その種類株式のことによって、他の株式を持っている人たちのその権利というかその利益が奪われるような場合というのはないんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、ちょっと分からないところがあったんでもう一回お伺いしたいんですが、要するに、私がお伺いしたいのは、情報を公開するとかしないとかいうことではなくて、そのほかの株主に対しての権利が保護されるのかどうか、権利じゃなくても結構、その株主が保護されるのかどうかという...全文を見る
○櫻井充君 そういうやり方で本当にその少数株主が保護されるんですか。何回もお伺いしますが、別な株式を持っている人たちがいて、例えばC種ならC種の株式そのもの自体のパイが絶対的に数が多くて、普通株式なら普通株式を持っている人たちが少なかったとしますよね。そうすると、経営権なりなんな...全文を見る
○櫻井充君 TOBのルールを確かに議論しております。そのTOBのルールを議論している中で、今のように二十五人以下であれば、しかも二十五人以下でその人たちが大量に持っていれば、あとは少ない株式を持っている人たちが山のようにいたとしても、この人数からいえば圧倒的に多いけれど、あとは大...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと言いたいことはあるんですが、済みません、時間が来たので今日はこれで終わりにしますが、本当に松副大臣、それから小斉平政務官、前向きな御発言いただきまして、本当にありがとうございました。
06月06日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今回の委員会は、私は本当に意義深い委員会だったと、そう思っております。与党の先生方の御協力、理事の先生方の御協力もあって、大きな問題点を浮き彫りにできたんじゃないのかなと、そう思っております。そういう意味で、本当に与党の先生方...全文を見る
○櫻井充君 今、松副大臣から四十五号の点に関して、「所掌事務に係る一般消費者の利益」と書いてあります。この「一般消費者」というのは、いわゆる例えば家電製品を買っているような消費者に当たるのであって、これは商品先物などのいわゆる委託者を指しているものではないんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 それはどういう観点から、どの文言がどの文章に掛かっていくからこれがそのように読み込めるんでしょうか。つまり、いや、これは役所の方で結構ですが、つまり、ここは大事なことなんであって、拡大解釈は幾らでもできるんですね。  もう一つ、我が党が、衆議院の皆さんが実は商品先物...全文を見る
○櫻井充君 かなり苦しい答弁だと思うんですが、要するに何を申し上げたいのかというと、商品先物そのもの自体で損失を被っている、そのいわゆる今御答弁ございましたが、素人の方が八割ぐらいいらっしゃるということはこの委員会の中ではっきりしておるわけでございます。その方々に対して今後どうし...全文を見る
○櫻井充君 この委員会でどなたが質問されていたのかちょっと忘れましたが、役所の方からの資料で、八割の方が損を出しているという、そういうふうに質問されていましたよ。そうでなければ、今、首かしげられていますが、どうして、そうするとその時点で保護が図れる図れないということの判断ができる...全文を見る
○櫻井充君 利益に対して、もうけた、もうけないというところでないということはそれでは分かりました。  それでは、保護の定義を教えていただけますか。端的に教えてください。もう時間だらだらと、大変申し訳ないけど、保護の定義、商品取引所法の一条にありますが、「委託者の保護」と書いてあ...全文を見る
○櫻井充君 その答弁は恐らく通用しないと思いますよ。後で文書で結構ですから、きちんとしたものをまず出していただきたい。  それから、もう一つ。今、苦情の件数を減らすんだという、お話しになりました。じゃ、目標とする件数は何件程度ですか。そして、その苦情の件数が、先ほどから、委託者...全文を見る
○櫻井充君 メルクマールとか目標がとおっしゃいますが、自分で、委託者保護は何ですかと聞いたら苦情件数だと言ったんじゃないですか。そう自分で答弁されておいて苦情件数に対しての目標値がないなんて、これはおかしいですよ。  今後、これから修正案後の採決があった後に、これはまた附帯決議...全文を見る
○櫻井充君 それでは、そのようなことがきちんとできるような体制をつくっていただきたいと、それが本当に投資家の方々、委託者の方々の保護に資することなんだろうなと、そう思います。  ただ、今の御答弁の中で、四千件に対して決して少ないとは思わないというような御答弁がございましたが、先...全文を見る
○櫻井充君 そのとおりだと思います。要するに、価格の安定のために業者の方々がまさしく商品先物で購入されるということは、これは必要なものだと思います。一方で、もう一つは、今問題になっているのは、我々が問題にしているのはその投資家の方、投資者の方であって、その保護がどういう形で図られ...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁に対して、農水省、経済産業省、どのようにお考えでしょうか。つまり、金融庁としては今のような考え方に立って不招請勧誘を禁止しなければいけない、原則禁止なんだと。そして、この商品取引所法ですか、この一条の中の「委託者」というのには投資家も含まれるということを今御...全文を見る
○櫻井充君 金融庁そのもの自体が、要するに情報の非対称性であるとか、そういった問題があるから、もうここのところはきちんとしなきゃいけないですねという話になっているわけでしょう。金融商品そのもの自体よりも実は商品先物の方がリスクが高いわけであって、それからもう一つは、商品先物そのも...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  是非、ここを改善しないと、幾らやっても無理だと思いますよ。  ちょっと余談ですが、うちのかみさんなんかは競馬が好きで、随分競馬やっているんですね。趣味だそうでして、毎週金、土、日は喜びながらやりますが、国庫に相当な私は納税しているんじゃな...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁の中で、たしか業となす者に関してはという御答弁だったんじゃないのかなと、そう思います。  そうすると、この総則の目的、第一条のところに、金融取引業を行う者に関しと書いてありますが、この業の定義を教えていただけますか。
○櫻井充君 それは業務の内容ですね。業の定義をお伺いしているんです。つまり、業というのはどういう人たちを指すのかということです。
○櫻井充君 つまり、そういう反復継続をする、それから大衆を相手にする、そうでなければ、これは業には当たらないということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、投資事業組合を一度つくりました、そしてそれはあるものに関してだけ投資をしました、そして解散しました。これは業者としてみなされるんでしょうか。
○櫻井充君 将来考えていても、それを行うか行わないかという判断はその時点ではできないんじゃないでしょうか。ですから、そこのところが極めて大事なところで、一回ごとに解散してしまうと、実はもうここに抜け道ができ上がっている法律なんじゃないのかなと思いますが、その点に関していかがですか...全文を見る
○櫻井充君 それ、答弁になってないんですが。  私が申し上げているのは、反復継続してなくて、しかも一般投資家を巻き込まないような場合だったら、これは業とならないんでしょうということでございます。その点について改めて確認しておきたいんですが、御答弁いただきたいと思います。
○櫻井充君 それはそうだと思うんですよ。そして、なぜかというと、局長、先ほど運用上でどうのというお話をされましたが、結局は処罰をできるというのは、きちんとした根拠法があって初めてその処罰の対象になってくるわけであって、そのルールそのもの自体があいまいなまま施行されてしまうと、そこ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これちょっとお伺いしたいんですけれども、要するに、これ、じゃ法律で本当にがちがちに規定できるかというと、恐らくできないんだろうと思っているんです。つまり、法律だけでなくて政省令でも何でもいいですが、そういったもので規定できるのかというと、恐らく規定はできないんだ...全文を見る
○櫻井充君 その点は全くごもっともだと思います。  もう一点、要するに投資方法というんでしょうか、投資していく方法、ここが一番大きな問題なんじゃないですか。つまり、ライブドアのときもそうでしたし、村上ファンドのときもそうですし、今申し上げましたカネボウをめぐる中でも、その投資家...全文を見る
○櫻井充君 私は、与謝野大臣の意見にもう本当に大賛成です。  ただ、大臣、今御答弁された中でよく考えていただきたいのは、今大臣がおっしゃっていた問題点はすべて小泉政権ででき上がってきたものじゃないですか、多くが。  つまり、総理自ら法律を守らなくて、公約を守らなくてでしたっけ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。総理に質問する機会があればそれは質問させていただきたいと思いますが、国会のルールが変わってから本当に総理の出席率が落ちましたから、我々なかなか質問できなくなりました。その国会のルールそのもの自体をちょっと変えていかなきゃいけないのかなとは思います...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりだと思います。市場原理に任せた方がいいものとそうでないものと明らかにあると思っています。  私は元々内科の医者なので医療の分野で申し上げれば、市場原理にそぐわない僕は業界だと思っています。つまり、隣のお医者さんが三十人患者さん診たから、じゃ自分は五十...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。本当にそのとおりだと思います。これは与党、野党関係なしにみんな同じ思いでいることであって、単純に行革法の中で人員を五%カットしますとか、そういうつまらないルールを作ることそのもの自体が僕はおかしいと、そう思うんですね。  ですから、それからもう...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、きれいな形で出ていくことになりますよね。そうすると、基本的な話をお伺いしたいんですが、企業の価値という点でいえば高められて出ていくことになるんですね。
○櫻井充君 価格ゼロとおっしゃいますけど、産業再生機構の中に入ってC種株の新規発行したときの価格がたしか三百二十円だったと思います。ですから、これはゼロということないですね。それから、三百六十円でたしか上場廃止になったんだろうと思いますが、この三百六十円という値段は、これは市場で...全文を見る
○櫻井充君 済みません。これ三百二十円じゃなくて三百八十円かもしれません。ちょっと後でここを訂正させていただかなきゃいけなくなるかもしれませんが。  しかし、大事な点は、そういう価格が付いていて、それじゃ今度は、そのトリニティが株式譲渡を受けて産業再生機構から出た後でTOBを掛...全文を見る
○櫻井充君 時間がないんで、コメントできないって言ったら、もう答弁しなくて結構。  じゃ、そういうことをやっているようなところに株式譲渡したことそのもの自体問題じゃないですか。つまり、産業再生機構の中に入ったから物すごく不透明になっているんですよ。  それから、再建計画は、こ...全文を見る
○櫻井充君 時間がなくなりましたのでやめますが、選定されると聞いておりますって、選定したんでしょう、もう終わっているんじゃないですか、何がされると聞いておりますですか。  それから、事業の最大化というお話をされますが、その事業の最大化ということに視点が置かれ過ぎているから、いわ...全文を見る
○櫻井充君 私は、ただいま可決されました証券取引法等の一部を改正する法律案及び証券取引法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今いろいろ議論をお伺いしておりましたが、なかなか具体的に、こうしていきたいと、こういう方向にしていくんだと、その方向性がなかなか見えてこないと、そこが一番大きな問題なのかなと思いますし、大臣、もう一つ、これ現場で何が困っている...全文を見る
○櫻井充君 端的に答えてくださいよ。時間がないんです。
○櫻井充君 ちゃんと端的に答えてくれよ。
○櫻井充君 結構です。そんなの聞いてませんから。いいです、もう。
○櫻井充君 時間がないんだから、端的に答弁してください。ここはお願いしておきます。  申し上げたい点がありますが、私は、この四十二兆円という数字が適切だったのかどうかということをお伺いしているんです。これで適切な医療が提供できるとお考えですか。そのことでこれは提案されたんですね...全文を見る
○櫻井充君 その負担面からというのは、恐らく大きくは国の財政ということになるんだろうと思いますが、それでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 財務省にお伺いしますが、今、国の負担は八兆円、税金は八兆円程度だったかと思います。道路特定財源だけで十兆円を超える財源があるわけであって、道路にこれだけのお金を使うこと、そして医療費にこれだけしか使わないということ、これが適切なんでしょうか。
○櫻井充君 私がお伺いしたいのは、削減するしないのの問題ではなくて、財務省が最終的な要するに割合を決めるわけでしょう。例えば厚生労働省が、四十二兆円ではなくて、この年に例えば極論を言えば百兆円にしたいといったって、それは財務省からすれば、それはできませんという相談になるんであって...全文を見る
○櫻井充君 つまり現状が、これが適正だということなんですね。私はそういうふうにお伺いしているんです。
○櫻井充君 なるほど、これがベストの選択だということだということだけはよく分かりました。  それでは、先ほど国民負担というお話がありましたが、私は一つ提案させていただきたいことがあります。それはこの国の生命保険料がどれだけ支払われているかということです。特に第三分野の伸び率は極...全文を見る
○櫻井充君 私は今ずっと財政金融委員会におりますが、その第三分野のところの保険がどういう経緯で入ってきたか、大臣、御存じでしょうか。  結局、ここの部分はアメリカの保険会社が独占的に入ってまいりました。そして、大事な点は、日本の生命保険会社はここにずっと手を出せなくて、そしてア...全文を見る
○櫻井充君 つまり、国策として、ある種こういうものに加入しなさいということを言っているわけですよ。そこがまず根本的な間違いで、そしてもう一つは、なぜこの制度ができたのかというと、貯蓄を推進するからこういった形の税額控除が創設されたと私は記憶しておりますが、それでよろしいでしょうか...全文を見る
○櫻井充君 この国は貯蓄から投資に変わっていっているはずなんですね。であったとすると、まずこういう税制そのもの自体を変えていく必要性があるんじゃないでしょうか。  改めて、なぜこういうことを申し上げているのかというと、先ほどの経済財政諮問会議から出てきているのは、国民の皆さんの...全文を見る
○櫻井充君 民間のことだから口出しできないということとはそれは違うと思いますよ。つまり、国民の皆さんに対して誤った情報が提供されていて、誤ったお金の使い方をされているんだから、それを是正していってくださいと言うのは、これは当然のことなんじゃないですか。そして、何回も申し上げますが...全文を見る
○櫻井充君 そんなの知っています。ですから、例えばどのぐらいの割合で医師が必要だということの医師定数をまず積み上げていく根拠となるところの要件を教えてくださいと申し上げているんですよ。  これ、通告していますからね。
○櫻井充君 答弁になっていない。
○櫻井充君 ちゃんと答弁できないなら止めてくださいよ、委員長。
○櫻井充君 前から申し上げているんですが、手術する医者の数がまず入っていないんですよ。検査する医者の数も入っていないんですよ。我々、毎日外来だけやっているわけじゃないんですね。ちゃんと検査もやっていますよ。例えば心臓のカテーテル検査をやるとすれば、最低医者は二人必要です。午後にや...全文を見る
○櫻井充君 そこの中で是非そういう数字も入れていただきたいと思います。もうこれ議論してもしようがないので。  その上で、じゃ医者は今偏在していると、ある部分は足りているんだということでしたが、そうすると、これもちゃんと通告していますが、常勤医だけで、医者の常勤医だけでですよ、定...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、常勤で満たしてないものを満たしているとは言わないんですよ。私は現場にいたからよく分かりますけれども、しかも、これ一週間いなくても常勤に換算しているんですよ。週四日いて、一日は研修日だということにして大学で研修している医者もいますよ。それは僕は決してそれを...全文を見る
○櫻井充君 まずこの数字をきちんと把握した上で、偏在しているとか偏在していないという議論をするんだろうと思います。その上で、偏在している最たるはどこにあると厚生労働省はお考えでしょう。
○櫻井充君 じゃ、もうちょっと具体的にお伺いしましょう。  施設によって偏在もしているはずですね。どこの施設に医者が多く配置されていますか。
○櫻井充君 研修病院の志願者というのは、これは研修医ですから、あくまで勉強する人たちなので、これまで医師定数に加えてもらっちゃ、ちょっと困るんですね。それから、指導される方々は臨床を基本的にはある程度免除されないといけないので、そこも算定数から本当は外してもらわないといけないはず...全文を見る
○櫻井充君 川崎大臣、もう医師免許を持ったら管轄は文部科学省から厚生労働省に移した方が私はいいと思いますけど、いかがですか。
○櫻井充君 大学病院そのものが文部科学省にあることに関しては、じゃ大臣はいかがお考えですか。
○櫻井充君 大学病院の実態から難しいことはよく分かっておりますが、しかしそのために様々な弊害があることも事実ではないでしょうか。  例えば、あそこは、特定機能病院に関していうと大学病院も指定から外れたはずですが、たしか研修指定病院のところは大学病院又は厚生労働大臣が指定した病院...全文を見る
○櫻井充君 こういうことはいつから取組されたんですか。  私、この間、財政金融委員会で、証券取引法等の一部を改正する法律で物すごく苦労したのは商品先物の扱いについてだったんですよ。これ、農水、経産でして、金融庁は全然手出せなかったんですよ。ですから、そのために不招請勧誘が残念な...全文を見る
○櫻井充君 こういうところをちゃんとやっていくのがこれは政治家の役割だと思っていますので、是非頑張っていただきたいと思います。  医師の需給問題は、平成二十九年には過剰になるんだそうです、これは推計で。つまり、医師を増やす、定員を増やすとか増やさないと先ほど大臣がおっしゃったの...全文を見る
○櫻井充君 文科省、なぜいい返事ができないんですか。
○櫻井充君 医師じゃない、歯医者だよ。
○櫻井充君 大臣、医師が増えた際に、医師を養成するときに相当なお金が掛かって、だから供給過剰になったら問題だって書いてありますよ。これは歯医者も同じですよ。一人育てるのに三千万から四千万ぐらい掛かりますよね。そこのお金が完全に無駄になっているじゃないですか。そして、ましてや私立に...全文を見る
○櫻井充君 不思議なのは、医師が足りない業界からの話はちゃんと聞いているんですか、じゃ。地方自治体の話はちゃんと聞いているんですか。そういうのは聞いているのかどうか分かりませんが、そちらにも対策を取らない。そして、こちら側は多いのに、じゃ、これから聞きましょう、そしてそれから対策...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。  これは、今、産婦人科や医療関係者からということになっていますが、むしろこれ患者さんにとってもすごくいい制度なんですよね。ですから、患者団体の方々で御苦労されている方がいらっしゃいますから、まずそこのところをきちんと聞いていただければ有り難い...全文を見る
○櫻井充君 済みません、秋ですか。私はもうこの間終わりましたよ、まあ二千件弱ですけどね。厚生省、どのぐらいやられるのか分かりませんが、これ現場の歯医者さんだけじゃなくて患者さんからも本当に待ち時間が長くなって診療時間短くなって困るって言われていることをなぜそんな秋からやるんですか...全文を見る
○櫻井充君 調査されるんなら調査されるで結構ですが、秋などと言わずに今すぐ始めてもらいたい。そうじゃないと本当に現場の歯医者さんとそれから患者さんが苦労されている。  それからもう一つは、大変申し訳ないけど、現場で本当に最前線でやっている方々とその会の運営のために診療時間をそこ...全文を見る
○櫻井充君 それは、制度の説明はそれで分かっております。なぜそういうことがまかり通るんでしょうか。  つまり、例えば、今私はおふくろと別れて生活していますが、体も動かなくなったんで、じゃ我が家に引き取りましょうといったらこれ保険料上がるんですよ。まだ私に余裕があったらそれは払え...全文を見る
○櫻井充君 それは分かっております。世帯でそうやって負担しろということは、親と同居すると負担が増えるということになりますね。そういう認識ですよ、これは。そのことが国民の皆さんに受け入れられるとお思いですか。
○櫻井充君 お願いするのは自由ですが、公平にお願いしていただきたい。  つまり、例えば介護保険なら介護保険で、まあ介護保険じゃなくてもいいです、御家族がやはり子供さんと、自宅で亡くなりたいといっても、一人でそこで生活することは無理な話ですから、最後は家族と同居することになるんで...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今の国の制度を見てると、いいかどうかは別としてですよ、ゼロ歳児保育を推進したら、これは子供と、赤ん坊と別れて生活しなさいということですね。介護の施設介護をどんどん充実しなさいと言ってったら、これは最後は別れて生活しなさいということですね。そうでなくて、じゃ今度は...全文を見る
06月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  峰崎委員の質問の中にもありましたが、公正性という観点のことをもう少し具体的にお伺いしたいと思います。  公正性であるとか中立性であるとか、そういうことを踏まえた上で、日銀総裁がそういうものを踏まえた上でやらなければいけない行動、や...全文を見る
○櫻井充君 政策決定過程のことについては分かりました。  そうすると、マーケットに対して中立であるという、そういう立場を取るためにはどういうことが、何というんですか、きちんと守られていかなければいけないんでしょうか。
○櫻井充君 改めてお伺いしたいんですが、そうすると、例えば市場をゆがめないようにするためには、特定の企業を応援するとか、そういうことはもちろんしちゃいけないということですよね。
○櫻井充君 総裁は、村上ファンドを支援した、応援したと明言されております。つまり、このことは、個別ファンドは一杯ある、このことも実はいろんな委員会でおっしゃっています。その中でなぜ村上ファンドだけをずっと応援し続けたんでしょうか。そして、このことは総裁として、私は、するべきことで...全文を見る
○櫻井充君 それは違うと思いますよ。総裁は、村上ファンドに拠出したとおっしゃっています。それは応援する目的で拠出されている。応援というのはいろんなことがあるんだろうと思います。そしてもう一つは、その今回解約されたことに当たっては、当初の目的を達成しなくなった、志が変わったから応援...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっておりません。個別企業に対して、そしたら拠出する必要性は全くないはずです。個別のファンドを応援したいからということをずっとおっしゃっているじゃないですか。利殖目的ではありません、このことが大事なんだということで応援してきたと、ずっと言っているじゃないですか。...全文を見る
○櫻井充君 当初の志であろうがなかろうが、事実として残っていることは村上ファンドを支援したということではないんですか。彼の志を支援したと。彼の志を支援したけれども、結果的にはまずファンドを支援したことですよね。こういうファンドができ上がったっていいじゃないかと、そういうこともおっ...全文を見る
○櫻井充君 それは、総裁がそう勝手におっしゃられても、我々はそう取れないですよ。つまり、今までの委員会の場で何回もおっしゃっていますよ、だって。利殖のためではないんだと、利殖のためではなくて、彼の志そしてそういうファンドを育てていきたいから応援しているんだとずっと言っているじゃな...全文を見る
○櫻井充君 これは、気持ち気持ちとおっしゃいますが、結果は違うじゃないですか。気持ちを応援するときにお金も出しているんですよ。お金を出してファンドを、そういう形で運用できる資金をちゃんと調達してあげているわけでしょう。つまり、ファンドそのものも応援していることじゃないですか。志だ...全文を見る
○櫻井充君 お金がなければファンドはつくれません。その初期のお金を集めたかった。そして、そのお金があればあるほど運用益は上がっていく可能性があるわけであって、そういう点ではずっと協力し続けるということになるんじゃないですか。
○櫻井充君 投資のことに対して指示を出したということに対して私は何も申し上げておりません。そうではなくて、応援する形は幾らでもあるということです。つまりは、何回も申し上げますが、お金を拠出していることそのもの自体がそのファンドを支持している、支援しているということであって、このこ...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていません。答弁になっていません、僕は問題があるかないかと聞いているんですから。  止めてください、一回。時計止めてください。
○櫻井充君 私は、問題があったとお考えかどうか単純に答えていただきたいんですよ。  私は、もう一度申し上げますが、そうやって特定のファンドを応援していると、この場でも言われたんですよ。彼個人の志で、そしてこういうファンドを育てていきたいと、応援したいと、だけど、その志でなくなっ...全文を見る
○櫻井充君 まあ、それは総裁のそういう御認識でしょうから、それはそういうことで、あとは、これは世の中の方に僕はまず判断していただきたいと思います。  もう一点、そうであったとすると、私は、利殖でないとずうっと総裁言い続けてられますが、利殖というものの定義を教えていただけますか。
○櫻井充君 それは、今相当無責任なことをおっしゃられていると思いますよ、僕は。  なぜならば、「日本銀行員の心得」というのがあって、そこの中にちゃんと利殖という言葉が書いてあるじゃないですか。そして、この心得の、結局だれが最終決裁権を持っている者かというと、これ総裁ですよ。総裁...全文を見る
○櫻井充君 積極的というのはどういうことを指すんでしょうか。
○櫻井充君 よく分かりません。ここはもう少しきちんと、ここは大事な点なんですね。つまり、今この利殖に当たられているか、当たっていないかということを議論するわけですから、その積極的というところの定義をいただきたいと思います。
○櫻井充君 そうすると、そこのところは、積極的ということではなくて金銭的利益を上げることが利殖であるということになるわけですね。それでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、そのことが目的か目的でないかということはどうやったら判断することが可能なんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、今国民の皆さんに対して、政府は貯蓄から投資へということで株式などを買ってくださいということをお願いしているわけであって、この投資というのは利益を上げるためということですよね。これは、国民の皆さんに損をさせるためにそういうことを言っているわけではありませんよ...全文を見る
○櫻井充君 リスクは高いんですが、結局のところは利殖行為の一つであるという認識でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 一般的に言うと、前段与謝野大臣がおっしゃったように、一山当てようというか利益を出したいと思って投資されるというのは、これは僕は自然の流れなんだろうと思うんですね。つまり、今、日銀総裁と我々の感覚の違いは何かというと、後半、多分、多分ここを言っておかないとまずいと思って...全文を見る
○櫻井充君 そこのところは総裁の認識と、それはその総裁の認識が社会から離れているから僕は批判されているんだと思いますよ、この点のことに関して申し上げれば。  ですから、社会から見たときに、今おかしいと問われているからこういう形で参考人で来ていただいてるる質問させていただいている...全文を見る
○櫻井充君 この心得というのは、ちょっと日銀でいつの時代にでき上がったものか私はよく分かりませんが、ここの中にやはり、七の個人的利殖行為の中で、疑念を抱かれる利殖行為に該当するか否か判断し得ない場合には、あらかじめ所属長に相談するものとすると、こう書いてあるわけですね。  つま...全文を見る
○櫻井充君 ここに書かれている、「疑念を抱かれる利殖行為に該当するか否か判断し得ない場合は、」と書いてあります。そうすると、もうこれは最初から疑念は抱かれる利殖行為に該当しないと御自身で判断されたということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 ここに「所属長自身の場合はコンプライアンス会議の審議を経て」と書いてありますが、このコンプライアンス会議は開催されているんでしょうか。もし開催されているとすれば、いつで、そしてそのメンバーを教えていただけますか。
○櫻井充君 問題意識がなかったということなんだろうと思います。そう判断するしかありません。問題意識すら芽生えていなかった、そういうことに私は認識をせざるを得ないことなんだと思いますが、それでよろしいですよね。
○櫻井充君 済みません、もう一度ちょっとそこは確認しておきたいんですが、まず、ここは利殖行為に該当するか否かの判断はし得ない場合ではなくて、これは自分自身できちんとできるから、そういうことを開催する必要性はなかったということなんですね。
○櫻井充君 済みません、この文章は、(1)と(2)はアンドでつながれるんでしょうか、オアでつながれるんでしょうか。つまり、(1)の場合、(2)の場合は別々な要件ではないんですか。  止めてくださいよ。
○櫻井充君 まず、総裁、これは日本銀行員の心得と書いてあります。つまり、日本銀行員であれば、これはだれしも理解していることでしょう。それを一々聞かないと答えられないということそのもの自体、私は日本銀行員の人間として働ける、そういうことにはならないんじゃないかなと、私はそう思います...全文を見る
○櫻井充君 世間からは強い批判を受けているということは認識しますが、私は問題がないと感じているということですよね。  つまり、そういうことがあるから国民の皆さんとの意識が乖離している。例えば、その利益が出た二百何十万でしたか、それに対しても感想を求められて、まあ思っていたよりち...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。残念な僕は本当に御答弁でして、例えば、じゃ、アメリカの場合にFRBの議長なんかがどうなっているかというと、どこかのファンドに投資していたなんていうことが分かったらこれは大変なことですよ。どこかの株を持っていたということになったらこれは大変なことですよ。 ...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  そしてもう一つ、谷垣大臣、ここのところが僕はすごく大事な項目だとは思っているんですが、服務規程に何らかの違反をしたとしても、実は現在の日銀法では総裁を解任することができません。ここの部分は極めて大きな問題でして、ここの部分、せめてこの部分に関して、...全文を見る
○櫻井充君 日銀からどういう答えが出てくるのかよく分かりませんが、それを受けてあとは考えなきゃいけない状況なのかな、これ以上質問しても多分水掛け論になるので。  あと、もう一つ、これは総裁の名誉のために改めて質問させていただきたいことがありますが、これは一部のマスコミ関係者の方...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上で、今度は、その自分で拠出されたお金が殖えていったと、今度、解約されて殖えたそのお金は今度は御自身のためには使わなくてというようなお話をされていますが、それをお決めになったのはいつのことなんでしょうか。
○櫻井充君 しかし、御自身が拠出されていたんだとすれば、元金までそういう形にする必要性は全くないんじゃないですか。今の御答弁であれば、その利益に対してはそうするということなら僕は話として、筋としてはよく分かるんですが、御自身で出されていたものまで、もしそうであったとすればそういう...全文を見る
○櫻井充君 私は村上ファンドに出資していたから問題視しているわけではありません、ここは誤解のないようにしていただきたいと思いますが。問題は、ある特定のファンドを応援していたから私は問題視しているだけです。これは、村上ファンドでなくて一般のファンドであったってそれは問題でしょうとい...全文を見る
○櫻井充君 驚きました。ファンドそのもの自体にいろいろ様々あるから、それに関して全部規制をしないんだというまずお話がありましたが、襟を正さなければいけない時期にそういう発言をされるというのは、この言動一つ取って総裁として私は不適格だと思いますよ。今のそれは私の認識ですから。私の認...全文を見る
○櫻井充君 そこで、二段階に分かれていた中で、組合契約というんでしょうか、後半部分の、昨日の財務金融委員会の方で質問になっていましたが、これは衆議院の方での資料提出があったんでしょうか。二つに分かれていて、後半部分の組合契約の方は提出をいただいているけれども、前半部分の組合契約の...全文を見る
○櫻井充君 そこのシステムが分からないからこちら側としては教えていただきたいんですが。  つまり、それでは、取りあえず資料を要求させていただきたいのは、前段の部分と、じゃ、二回に分けてというお話であったとすれば、解約前と解約後のところのファンドのスキームがお分かりになれば、それ...全文を見る
○櫻井充君 ということですので、委員長、是非資料の方をよろしくお願いしたいと思います。
○櫻井充君 はい。  その上でもう一つお伺いしておきたいのは、投資事業組合の業務執行組合員、そうですね、業務執行組合員。福井総裁はこの業務執行組合員になられたことがあるんでしょうか。
○櫻井充君 それから、この契約書そのもの自体がかなり厚くて私は読んでおられませんということを総裁はおっしゃっていますが、契約書そのものというものはこれは御提出いただけるものなんでしょうか。
○櫻井充君 つまりそれは、この間解約されたそのときの契約書そのものは出せるということなんでしょうか、それも出せないということなんでしょうか。
○櫻井充君 その部分についての資料をきちんと提出していただきたいと、そう思います。そうでないと、やはりいろんな意味での疑念がなかなか晴れていかないというところに大きな問題があると感じているからです。  与謝野大臣に、市場を監督していく中で、今の日銀総裁の信頼性というのはどのよう...全文を見る
○櫻井充君 それは必要であるというのはそのとおりだと思っております。  そうではなくて、現時点において、福井総裁が国会でも答弁されている一連の行為を見て市場で本当に信頼されているとお感じでしょうか、そのことについて御答弁いただけますか。
○櫻井充君 再度、総裁にお伺いいたしますが、これだけ国民の皆さんから職を辞するべきではないかと、そういう御意見がある中で、そしてもう一つは、強制的な解任ということがなかなか難しい中で、御自身の判断でこの職を辞するというお考えはないんでしょうか。
○櫻井充君 今日のやり取りを聞いていて、私は、中立性というところの認識が少なくとも私と総裁とは違っているんだなと、そう思いました。あとは市場の関係者やそれこそ社会の、日本の国民の皆さんがどう判断されるかということになるかと思いますが、私は、日銀法で定められているような公正性である...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充でございます。  久しぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりまして、今回、私の危機感は国民皆保険制度が本当に守られるのかどうか、この一点で、何とか国民皆保険制度を守りたいという思いでこの委員会に所属をさせていただきました。今日は、その観点から大き...全文を見る
○櫻井充君 それでは、そこの決定事項がどれだけ法的拘束力を持つんでしょうか。
○櫻井充君 その有識者と言われる方々が選ばれるわけですが、これは国民の代表者として選ばれているということが担保される事項は何かございますでしょうか。
○櫻井充君 それが国民の代表者としてふさわしいということが担保される根拠は、内閣総理大臣が指名するからということだけですか。
○櫻井充君 答えになっていないよ、答えになっていないよ。もう一回。なっていないよ。
○櫻井充君 それでは、規制改革会議は一体どういうことになるんでしょうか。規制改革会議も同じですか。
○櫻井充君 規制改革を行うと、ある方々は有利になられ、そしてある方々は、既得権を奪われるような方は多分不利益を被るような形になる。とにかく、ある一つの規制を変えることによって利害関係が当然生まれてくるんだろうと思います。  そうしてくると、その規制改革会議の中に民間の方々がいら...全文を見る
○櫻井充君 合議制で結論が出ようが何しようが、私が申し上げているのは、ある個人にとってその決定が、ある個人にとってはその決定が有利になるものもあれば不利になるものもありますねということをお伺いしているんですよ。
○櫻井充君 例えば、いつも申し上げていることですが、タクシーが規制緩和されました。仙台では八百台ほど台数が増えました。ビジネスチャンスが生まれたといえばそこまでですが、タクシーの運転手さんたちの給料は今どうかというと、もう十五万円を切っているような状況になっております。  ここ...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっておりません。  いいですか。もう一度言っておきますが、私が申し上げているのは、ある特定の問題に関して、その人たちが話合いに参加することはおかしくないですかと。つまりは、利害の抵触に当たるんじゃないでしょうか。ですから、そういう方々が参加されるのは、その分...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、見解の相違ということになるんでしょうか。私はおかしいと思いますが、おかしくないということなんですね。
○櫻井充君 そこの場に参加できない方々も一杯いらっしゃるわけですよ。それはその時の総理がお選びになるわけですからね。ですから、私はそういうところからもう明らかに格差が付くんだろうと思っているんですよ。勝ち組が勝ち組のためにルールを作ったら勝ち組は一生勝ち組なんですね。そういう社会...全文を見る
○櫻井充君 私は、利害の抵触になっていると思っているから、今質問をさせていただいております。  さて、この二点を踏まえてですが、大臣にお伺いしたいと思います。  今の政治の決定のシステムは本当にいいんでしょうか。そして、今のような方々、民間委員という方々が、実は何か問題があっ...全文を見る
○櫻井充君 大臣は、金融担当大臣の時代は直接償却論者ではなくて間接償却論者だったと私は思っております。私は元々直接償却論者で、大臣と何回か議論させていただきましたが、私は、その後様々なことを勉強した結果、間接償却論者に変わりました。一度委員会で大臣に僕は申し上げたことがあったかと...全文を見る
○櫻井充君 そうでしょうか。大臣、本当にそうお考えでしょうか。本音がそうだとは私はとても思えませんが。つまり、骨太の方針だと決められて、これに対して異を唱える人たちは抵抗勢力というふうにレッテルを張られた。そうすると、本当にまともな議論ができるんだろうかというと、僕はそうでないと...全文を見る
○櫻井充君 アメリカとしてはここの分野からまず穴を空けたいと。そしてもう一つは、あの当時、ソルベンシーマージン比率なるものを持ってまいりまして、中小の生命、中堅ぐらいのでしょうか、生命保険会社を破綻させ、そしてのれん分けという形でそこの加入者をそのまんま総取りしていくと。そういう...全文を見る
○櫻井充君 シェアは、じゃ、ちなみにどの程度なんでしょうか。
○櫻井充君 まあ、ほぼ対等か、少し少なく見積もって四分六ぐらいということですが、この急激な伸びというのは、そこまで保護されたからこういう形になってきているわけですね。  しかし、今の例えば貸金業規制法の今度の改正を見ても、じゃ、中小の貸金業者に本当に、何というんでしょうか、手当...全文を見る
○櫻井充君 そうではありません。医療保険という名称を本当に使っていいんでしょうか。  大臣、今若い人たちの間ではそういう外資系のものに入る、外資系だけではなくてもいいです、民間保険に入ると、入院すると一日一万円給付されると。ところが、公的皆保険に入っても給付されないから、だった...全文を見る
○櫻井充君 大臣ね、この国では公的皆保険制度にまず加入していると、恐らく民間のいわゆる医療保険制度に入る必要性、僕ないんだろうと思っているんですよ。アメリカの場合には民間保険会社がもちろん主体ですから、そういう国と我が国とは全然違いますよね。公的保険制度で例えば百万円掛かろうが二...全文を見る
○櫻井充君 民間でできることは民間で、これはこれで結構です。ただし、問題は、民間でやるべきものと公的な部分でやるべきものとのちゃんと区別が必要だと思っています。  私は、医療のことに関して言えば、少なくともアメリカの制度より日本の制度の方がはるかにすばらしいです。無保険者が四千...全文を見る
○櫻井充君 是非検討していただきたいと思います。  本当はもう少しこの分野について質問したかったんですが、もう時間がないので、次に医師不足について質問させていただきたいと思います。  今日、皆さんに平成十六年度の医師の充足状況という資料を配らせていただきました。これは厚生労働...全文を見る
○櫻井充君 適正な理由だよ、適正な理由だけ言ってよ。時間ないんだから。
○櫻井充君 今まで、だってこの医師定数で足りてる足りてるってずっと言ってきたじゃないですか。今になって、今度はやっと問題意識持ち始めたんですか。  前々から私は申し上げているとおり、ここには検査する医者の数もなければ、当直する医者の数もなけりゃ、手術をする医者の数も入ってないん...全文を見る
○櫻井充君 柳澤大臣は患者さんとおっしゃいましたが、多分大臣は患者さんの中の特別特別特別待遇を受けているから何も分かりませんよ。はっきり申し上げておきますが。  皆さん、待ち時間というか、本当に僕らだっていろいろ説明したいですよ。インフォームド・コンセントだ何だと言われて、ちゃ...全文を見る
○櫻井充君 違うよ。
○櫻井充君 大臣、違いますよ。これ、ちゃんと文書書かないと点数取れないんです。点数請求できないんですよ。だから問題なんですよ。  そして、もう一つ言っておきますけれども、これ各々の県の技官によって全然違うんですよ。静岡なんか一番ひどいですね、今。静岡県の技官は、こういうペーパー...全文を見る
○櫻井充君 文書書かなくてもいいというのは、それはそのとおりかもしれませんが、その上の、要するに保険点数が付かないということは収入大幅減になるということですよ。結局、そこが一番問題なんですよ。技術料とかそういうもの、本来上げてもらいたいものがほとんど上がらずに、こういう文書を書い...全文を見る
○櫻井充君 建設的に言っているじゃないですか。建設的に何もしてくれないのが厚生労働省じゃないですか。  それから、神奈川の技官の話がありましたが、あれは私が厚生労働省に申し上げたから厚生省が動いたことですよ。あれは私と同僚の浅尾議員が、問題があるんじゃないかといって厚生省に話を...全文を見る
10月30日第165回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、この間資料提出いただきました政策評価等の実施状況及びこれらの結果の政策への反映状況に関する報告についてと、それから経済財政諮問会議を中心とする行政の組織論について質問させていただきたいと思います。  まず第一に、この評価表...全文を見る
○櫻井充君 例えば、これは国土交通省道路局、都市・地域整備局からいただいた費用便益分析マニュアルですが、道路を造った場合にどうやってその便益を算定しているかというと、一つは走行時間の短縮、それから走行経費の減少、もう一つ最後に交通事故の減少便益というのがあるんですね。その交通事故...全文を見る
○櫻井充君 私がお伺いしているのはそういうことではございません。  例えば、銀行のBIS規制がありました。そのBIS規制の中で、なぜ例えば自己資本比率が八%という数字が健全性を表すのかということを金融庁に聞いてみても、その理論的な裏付けは何もなく、これは国際ルールだからこれを取...全文を見る
○櫻井充君 それでは、過去のデータに基づいて分類されたとして、これが現実社会においてこの式が本当に適切なんでしょうか。それも実証されていますか。
○櫻井充君 いや、だからそれは何回も言われましたから分かりました。そうではなくて、現実社会の中で合っているんですかと聞いているんですよ。合っているんですか、合ってないんですか。それとも今検討中で、そういうことはないんですか。
○櫻井充君 あると思いますということであれば、ちゃんとデータを後でいただけますでしょうか。  なぜこういうことを申し上げているのかというと、もう一つ例を挙げてからでもいいんですが、例えば私のおやじの実家は宮城県の仙台市のちょっと北にある利府という町なんですけれども、そこのところ...全文を見る
○櫻井充君 それは事業採択当時で、再計算してまた下がったりしておりませんか。
○櫻井充君 私は、この数字一つもってして造る造らないという議論というのは本当はおかしいんだろうと思っているんですよ。それは、地下鉄南北線の確かに乗降客が少なかった、それから建設費用は当初よりも膨らんだ、その数字をもってしておかしいんじゃないかと言う方々がいらっしゃる、これも僕はも...全文を見る
○櫻井充君 要するに、数字に表せなくて、今お話があったとおり都合の悪いところは出てきていないからBバイCそのもの自体は良く出てくる。そして、本当に社会全体の便益になっているのかどうかということは、ある一方的な見方だけしか出ていないというところに問題が私はあると思っているんです。 ...全文を見る
○櫻井充君 私は、国家公務員の無駄遣いだと思いますよ。税金の無駄遣いだと思います。  むしろ、こういうところで本当に政策コストをちゃんとやった結果、無駄な事業が本当に減って、これだけじゃ良くなりましたということがない限り、こういうことをやらせること、ここまでやってみて意味がない...全文を見る
○櫻井充君 じゃ改めてお伺いしますが、私が幾つか指摘させていただきました、例えばこれ漁港のところ、漁港だったかな、沿岸の整備だったかもしれませんが、そこでも、例えばこういう整備をすると釣り客であるとか観光客が増えるような、そういうようなことが書かれていますけれどもね、実際のところ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、大変失礼でございますが、大臣はこれをお読みになりましたか。
○櫻井充君 つまり、今、大臣ですら読んでいないということになると、国民の皆さんが本当に興味を持って読めるのかどうか。そして、それの情報提供は、じゃ今度逆にお伺いしたいのは、どうやってやるのか。我々も、これ多分、行政監視委員会の人たち以外にもこれ配られているでしょう。私は、今回行政...全文を見る
○櫻井充君 はい、ありがとうございます。是非お願いしたいと思います。  そうでなくても、国家公務員の方々、これ随分バッシングされていましてね。数が多いとかいろんなことを言われているけれども、実際のところ、世界から見たら、国家公務員の数だけ比較すると世界で決して多い方ではありませ...全文を見る
○櫻井充君 今の経過はよく分かりました。  そうすると、ただ不思議なのは、経済財政諮問会議で諮問する人は内閣総理大臣、その議長も内閣総理大臣、答申を受ける人も内閣総理大臣。だったら、こんな会議つくんなくていいんじゃないんですか。
○櫻井充君 そうしますと、いや、私が解説させていただきますが、諮問する側は内閣のトップである内閣総理大臣であると。で、その議長は内閣府のトップの内閣総理大臣であると。そして答申、(発言する者あり)いや、そうじゃないでしょう。内閣総理大臣そのもの自体が諮問しているんですから、内閣府...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。いずれにしても立場を異なると。つまり、行政の全体の内閣のトップと内閣府のトップということでの位置付けにされているということですね。  例えば、私は医者としてのお付き合いもありますし地域住民としてのお付き合いもございます。私が近所の方にお歳暮を配る、それ...全文を見る
○櫻井充君 なぜそういうことになるんでしょうか。つまり、私は医者でもあり地域住民でもあります。しかし、一方で国会議員です。つまり、そういうことであれば私も顔を使い分けていいことになるはずですが、なぜそれは使い分けすることができないんですか。
○櫻井充君 いや、今の内閣府のトップの内閣総理大臣、内閣のトップの内閣総理大臣が違うんだとおっしゃるんであれば、我々もそうやって、地域の生活者でもあるし、そして国会議員でもあるし、そこのところは違ってもいいんじゃないんですか。
○櫻井充君 総務大臣です。
○櫻井充君 答弁になってないと思う。  私は、申し上げたい点は何かというと、そうやって内閣総理大臣の理屈と内閣府のトップだからというお話をされるから私はそうやってお伺いしているだけの話です。  ですから、申し上げたいことは、もしそういうことにするんであれば、最初から諮問会議と...全文を見る
○櫻井充君 そのことはよく分かったんですよ。ただ、そのことがよく分かった中で、なぜこれを諮問なり、それから答申なり、そういう形にしてしまうのかということが分からないんですね。  それともう一つは、ここにほとんどが、主要閣僚の方々が入っていらっしゃるということを考えてくると、本来...全文を見る
○櫻井充君 それではもう一つ、じゃ、今回できました教育再生会議というのがあります。これとちょっと対比して教えていただきたいんですが、その教育再生会議というもののまず、じゃ、法的な根拠について教えていただけますか。
○櫻井充君 よく分からないんですが、そういう会議というのは閣議決定を経て、普通は、一般的にです、一般的には閣議決定を経て設置されるべきものなんですか。
○櫻井充君 閣議決定されてきて、今のお話ですと、内閣全体を挙げてやらなきゃいけない主要な政策であるというのは、これは経済財政諮問会議と全く同じことなんだろうと思うんですね。  そうすると、経済財政諮問会議は内閣府のこれは設置法に基づいてつくられていて、こちらは同じものであったと...全文を見る
○櫻井充君 何回も読みました。
○櫻井充君 いや、だから、そうじゃないです。法律上定められたのは分かっていますよ。  今度は、安倍政権で重要だというのは、この四つ以外にもう一つ出てきましたと、それが教育再生ですねと、だから教育再生会議を立ち上げますということになっているわけでしょう。  それ、官邸のホームペ...全文を見る
○櫻井充君 これから、こういうこと一杯起こってくるんだろうと思うんですよ。今回は教育再生でした。もしかすると、ほかのことでも、総理が大事だというふうなことを考えられると、ほかの問題も出てきて、毎回これから同じことが起こるかもしれません。  もう一つ、なぜこう申し上げるかというと...全文を見る
○櫻井充君 その重要な政策の中に教育再生というのも入っているんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、この教育審議会で定められてくる教育再生の分野と、今回定められた教育再生会議に関して、これはどこまでが共有され、どこが違うことになってくるのか。若しくは、逆に言えば、違う決定がなされた場合にはどちらが優先されることになるのか、その点について御答弁いただけま...全文を見る
○櫻井充君 中教審との位置付けはどういうふうになるんですか。つまり、中教審そのもの自体で、今お話があったとおり、教育再生の中でも文部科学に関するものに関しては議論されるというお話がありました。  もし、政府が一体として取り組むのであれば、中教審でこの部分の議論は外してしまわない...全文を見る
○櫻井充君 私がお伺いしているのは、先ほどから申し上げているとおり、もし決定に違いがあったような場合には一体どう調整されるのかと、若しくはそれ、調整するのかしないのかも含めて、どちらの決定が大体優位に立つのかどうか。つまり、同じようなことをやる会議が二つあること、それからもう一つ...全文を見る
○櫻井充君 それは、そちらじゃないです。それは統括、それは、そちらじゃないと思いますよ、私。
○櫻井充君 何回も聞いた。
○櫻井充君 本来、今答弁に立たれるのは、どちらかというと僕は教育再生会議の所管の方が立たれないと、内閣全体のことを考えていらっしゃって、それがなぜ文科省の方が答弁に立たなきゃいけないのかと。そのことをもってして、本当に整理が付いているのかどうかよく分からないと思うんですよ。  ...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、大臣は行政府の長としての責任を負うことになりますが、補佐官は、これは責任は全くないというふうに法的な、法的なですね、法的な責務はこれは何か負うことになるんでしょうか。
○櫻井充君 職務は分かりました。それに対しての責務というのは何らかの形で担保されるんでしょうか。  つまり、国会議員であるとかそういうことではなくて、その役割に就いた人に対しての何らかの責務というのは発生するんでしょうか、その時点でです。
○櫻井充君 我々は、もう一つは、国会に来て答弁していただかなきゃいけないときが出てくるんじゃないだろうかと思っているんですね。  つまり、ここでの会議の決定そのもの自体の中で、それは最終的な判断は内閣でされるようになるのか、ちょっとここのシステムよく分からないんですが、そうなっ...全文を見る
○櫻井充君 なるほど。そうするとですね、ちょっと認識が違っていたんで、もう一度お伺いしておきたいんですけれども、この会議には総理は出席されるんですか。それとも、この場は中教審のような審議会と同じような形で、総理が入らずに審議されることになるんですか。  それから、これはもう一つ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっともう一回整理ですが、これはそうすると、この会議に諮問するのは内閣総理大臣、そして答申を受けるのも内閣総理大臣、それから座長がその方でして、あとは、もう一度お伺いしたいのは、内閣総理大臣はこの会に出席するんですか。
○櫻井充君 どうもそうすると、審議会とも違って、その取りまとめが一体どういう形で、だれがその報告を受けて検討、どういうような形での取扱いになるのかってすごく難しいような気がします。  最後に、十八条ですね、これ内閣府設置法の十八条に、「重要政策に関する会議」のところで、こういう...全文を見る
○櫻井充君 そこの言葉が極めてあいまいに書かれていて、それがゆえに経済財政諮問会議の権限そのもの自体がすごく僕は強くなってしまっているような感じがしてなりません。  今日、話をお伺いしてみて、審議会の中でも、実はその答申に関してそれを、まあ何というんでしょうか、あくまで、責任の...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  私、まだ現職の医者として診療を続けておりまして、不登校と引きこもりと拒食症の患者さんの診療に当たっております。そこの中で、家庭教育や、それから学校教育だけでなくて、地域の在り方、様々これ社会の問題だと思っていますが、そういう問題が随...全文を見る
○櫻井充君 今おっしゃった内容は、この法律のどこの条文に書かれていることでしょうか。
○櫻井充君 教育基本法の中で教育の定義を行わなかった理由を教えていただけますか。
○櫻井充君 教育一般の基本法で、基本になるものですから、教育とは何なのかということを明示していただかなければ基本法はでき上がらないんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 今答弁で、この条文の中にないって最初おっしゃったじゃないですか。自分で言っておきながらそうやって訂正するようないい加減な法案の内容を出してくるということ、そのもの自体私は問題だと思いますが、大臣いかがですか。
○櫻井充君 そこの定義の中で、これがすべてだというお話になるのかもしれませんが、なぜかというと、すべてが例えば教育の目的であるとか教育の目標であるとか、すべて教育はこういうものなんだ、教育は、例えば目標なら目標を達成しなきゃいけないと。そうすると、どういうものが教育であるのかとい...全文を見る
○櫻井充君 もう一回、もう一度質問します。
○櫻井充君 いいです、じゃ、分かるようにもう一回質問します。
○櫻井充君 私は、まず私の考えではなくて提案者の意図をお伺いしたいわけです。そこのところは勘違いしないでいただきたいんですが、提案者として、今回、教育とはこういうものなんだということを法文上に全部盛り込まれたと、つまり相当御検討されたからこそこういう形で出てきたんだと思いますが、...全文を見る
○櫻井充君 ええ、分かりました。ありがとうございます。  そういうその中で、もう一つ分からないのが、なぜその教育基本法そのもの自体をこの時期に変えていかなきゃいけないのかということなんだろうと思います。  私も今の、現行の教育基本法で教育を受けた人間でして、伊吹大臣もそうです...全文を見る
○櫻井充君 そういう意味で、私、まずちょっと、伊吹大臣と私が本当に親しくさしていただいている塩崎大臣に御意見、御所見をお伺いしたいんですが、我々は現行の教育基本法で教育を受けた人間ですが、我々って何か人格的に不適格であるとか、それから教養の面で足りないとか、何かそういうことってあ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、現行の教育基本法は問題がないと、しかし足りない部分があるから追加するということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 よく分かりました。  このことちょっと、ここを続けて聞きたいんですが、溝手大臣のちょっとお時間の都合がありまして、午前中で何とかと言われましたので、ちょっと済みませんが、このことについては午後からまた詳しくやらしていただくとして、もう一つ、非行の問題で極めて興味深い...全文を見る
○櫻井充君 いや大臣、これ、大臣今明らかではないとおっしゃいましたが、これ統計学上、一応ピアソンのカイ自乗の、要するに両側検定上、相当高い有意差を持って認められると。これは、バックグラウンドもきちんと全部やられてこの統計を取られているからこういう結果が出ているんだろうと思いますが...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一つ別な観点から携帯電話についてお伺いしたいんですが、携帯電話を使うと子供の方が例えば脳腫瘍に起こる確率が高いとか、そういうことが実はデータ上出てきているものもあります。ただ、この国では基本的にまだそういうデータを取ってきていないので、...全文を見る
○櫻井充君 まあぼつぼつ出始めていって、最近出てきた話では、ちょっとこれ原本当たってないので、ちょっとこれは違っているかもしれませんけれども、脳血流が五分の一ぐらいになるというふうにおっしゃっている方もいらっしゃるんですね。  ちなみに、私は化学物質過敏症で、電磁波過敏症で、僕...全文を見る
○櫻井充君 あわせて、所管省庁である総務省としてどのようにお考えか。要するに、やはり便利ですから、それから民間の企業がやられていることですから、どこまで国が方向性を打ち出すかということはすごく難しいことではあると思うんですが、こういったものそのもの自体をやはりある方向性を国が僕は...全文を見る
○櫻井充君 是非きちんとした形で検討していただきたいと思います。  時間になりましたので、午前中の審議はこれで終わらせていただきたいと思います。
○櫻井充君 午前中に引き続いて質問させていただきたいと思います。  午前中の質疑の中で、伊吹大臣から民主党にもちゃんと聞けと、そう指摘がございましたので、提出者の西岡議員にお伺いしたいと思いますが、今回、民主党として現行の教育基本法に問題があると、そしてそのために全面改定しなけ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  要するに、一つはそのシステムとして一体どういうふうにしていくのかと。そして、そのシステムそのもの自体が現状に合っていないから変えていかなければいけないと。そうすると、思想信条、思想信条という言葉はちょっと適切ではないかもしれませんが、教育そ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、考え方に立ってみると、実は政府の案も民主党の案も大きく異なっているわけではなくて、システム的な問題が極めて大きいというお話になるのかなと。  そこの中で、医学教育のことについてちょっとお話をさせていただくと、システムの問題だとすれば、私たちは、卒業するま...全文を見る
○櫻井充君 まあ正直言ってがっかりしましたが。  要するに、まず一つは、伊吹大臣、今まで厚生労働省の言い方は、全体としての数は足りていたけれども地域偏在だと言っておりました。これは取り消しました。これは、医者の数が絶対的に足りないと。ちなみに、皆さん知っていただきたいのは、OE...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  法律の中に国と地方公共団体の役割というのがありますが、それと同じように、今後、社会に出ていったときにどういう人を養成するのかというのは、これまた各々の省庁が所管しているところがあります、例えば農業であると農水省であるとか、工業技術に関してみ...全文を見る
○櫻井充君 よく分かりました。  ただ、大臣、ここは御理解いただきたいところもありますが、今、私、国会議員になって九年目になりますが、制度を審議していく中で、ある問題のある人がいると、だからその問題のある人を取り締まるというのは変な話ですが、そこのところをコントロールするために...全文を見る
○櫻井充君 私の質問を先取りされているような感じがいたしますが、もう一つお伺いしておきたいのは、この「公の性質」の中で、例えば今政治教育などがここの法律の中に入ってきています。例えば私立学校であったとした場合に、例えば大学そのものの経営者の方が議員になられる場合もありますよね、こ...全文を見る
○櫻井充君 それでは、私立学校そのもの自体が政治活動を行うような場合には、これは許されることでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  それから、先ほど株式会社の大学の問題が出てまいりました。特区で確かにある大学が認められたわけですが、ちょっと信じ難いことがございまして、それは認可の問題なんですね。  初年度、二つの大学が、株式会社大学が認可されましたが、十月の三十一日に...全文を見る
○櫻井充君 今、四か月を三か月と答弁されましたが、そうではありません。基本的には、私がお伺いしたところでは、七か月から八か月掛かるものがこのぐらいの短期間でなっているということですが、答弁違っていませんか。
○櫻井充君 意図的にやっているわけじゃないですか、意図的に。  要するに、都合の悪い部分を隠すためにはそういう答弁されるんですよ、しょっちゅう。だから、調べていないと、そんなふうな形でごまかそうとするんですね。だから文部科学省とか信用できなくなってくるわけですよ。  それじゃ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、文部科学省はこの件についてきちんと調査をしたと、そういうことでよろしゅうございますね。
○櫻井充君 教員はきちんと備わっていたんでしょうか。
○櫻井充君 判定をいただいた。判定をいただいたってどういうことですか。自分たちが判定したんじゃないですか。
○櫻井充君 その審議会には責任はありますか。
○櫻井充君 責任があるかないかだけを聞いております。  要するに、審議会そのものにそうやってすぐ逃げますが、審議会というのはあくまで答申するところであって、決定権は文部科学省じゃないですか。
○櫻井充君 止まるよ、こんなことやっていると。  いいですか。そこの最終責任はだれにあるんですかって聞いているんですよ。
○櫻井充君 最初からそう答えてください。時間の無駄です。  それで、そういう大学が一体どういう状況にあるか御存じでしょうか。まず一つ。予備校生の方と大学生の方が一緒になって授業を受けていた実態がありますが、御存じですか。
○櫻井充君 それだけではありませんね。例えば、これはシラバスというものですね。これは、要するに、こういうもので計画が立っていますと、授業計画書ですね。授業の計画書の中で、ある女性の方、担当科の方がいらっしゃいますが、この方は数的処理の方ですが、科目は何と現代文初級を担当されている...全文を見る
○櫻井充君 まだあります。これで実は学生たちが物すごく被害を被るかもしれない事実も分かってきています。それは何かというと、履修科目の単位認定が不適切であると。この点についてどうするのかと言ったら、文部科学省は過去に認定した単位は取消しと、再認定試験を実施予定だと。要するに、まとも...全文を見る
○櫻井充君 いいですか。そのために学生は単位の取消しになっているんですよ。未履修の問題じゃないじゃないですか。これはだれが責任あるんですか。文部科学省でしょうが。あなた方のような人たちが本当に教育に携われるんですか、こんなことで。そうやって言い逃れをするようなことで本当にいいんで...全文を見る
○櫻井充君 まだあります。  認可のところはちゃんと全部調べたとおっしゃいました。じゃ、運動場が必要なんですね。運動場の申請されている場所がありますが、これ元々山林でした。今は、今はプール一つ分ぐらいのものがあって、これを運動場と呼ぶかどうかです。これは現場の写真もちゃんと撮っ...全文を見る
○櫻井充君 先ほどと、答弁と違いますからね。先ほどちゃんと、そういう設置認可基準とかそういうことに関して照らし合わせたときに問題がないんだと、ちゃんと全部調査したと言ったじゃないですか。調査してないじゃないですか。言っておきますけど、そういう虚偽の答弁をされるような方に我々質問な...全文を見る
○櫻井充君 大臣、私、これは大分前から話合いをしているんです。そういう委員会でやる機会がなかったからここにまで延びただけの話でして、その後の対応が極めてずさんです。  もう一つ申し上げるとね、募集しなきゃいいんですよ。今年も募集させているんですから。中を変えろとかいう問題じゃな...全文を見る
○櫻井充君 それともう一つ、ここの大学の特徴は、専任講師がおりません。今はいるのかもしれませんが、最初は専任講師がおりませんでした。授業は、その専任講師の方がビデオの前で授業、授業というか行って、そのビデオをいろんな学校で、いろんなキャンパスが、キャンパスというか建物がありますか...全文を見る
○櫻井充君 先ほど申し上げたとおり、二月の何日に認可が下りて四月から授業できるということ、そのもの自体、まず基本的におかしいと思うんですよ。ですから、まずもう一つ調べていただきたいのは、学校を開設する前にそういう募集を行っていなかったのかどうかとか、実は埼玉の大学がそういうことを...全文を見る
○櫻井充君 ですから、その後に是正措置を出したときに、何でそのときに入学者の募集を止めさせるとかそういう措置しなかったんですか。だから学生さんたち被害被っているんじゃないですか。
○櫻井充君 その後に開いてみたらひどかったということが分かったら、何でその時点で、例えば今年なら今年の入学者数、入学のところを、募集を止めさせなかったんですかということをお伺いしているんです。
○櫻井充君 そんな答弁ないでしょう。(発言する者あり)
○櫻井充君 まず、じゃ、こういうことで子供さんたちが被害を受けていることで申し訳ないという気持ちをお持ちなんですか。
○櫻井充君 あればですね。いいですよ。ちゃんと言葉大事に答弁しておいてくださいよ。あればって今おっしゃいましたね。  ちゃんと調査したんですか、じゃ。調査したから是正措置がこうやって出してあるんでしょう。その中で、あなた方は、自分たちで私に対してこう書いているじゃないですか。要...全文を見る
○櫻井充君 今後のことばっかりですね、いつも。今までのことに関してはどうなんですか。だから、こうやって学生さんたちが困ることがもう一年たてば分かっているんです。だって、おかしいんだから。だったら、その時点で、一回認可はしたけど、おかしいから認可の取消し、認可の取消しというか保留で...全文を見る
○櫻井充君 違うよ。聞いてない。過去のこと何でしなかったかと聞いているんだよ、過去のこと。過去のことだよ。過去のこと聞いているんですよ。もう一回。答弁になってない。過去のこと聞いているんだ。大体、人の質問のとき、そっち側向いてだれかとしゃべっているんだもん。失礼だよ、物すごい失礼...全文を見る
○櫻井充君 今後じゃないでしょって。何回言ったら分かるんですか。もうこれ、止めますよ、委員会。いいですか。  じゃ、もう一つ。今の点と、そこのところに関しては、じゃ厳しいから、厳し過ぎるのでやらなかったということでいいんですか。もう少し分かりやすく言ってくださいよ。  それか...全文を見る
○櫻井充君 審査が丁寧に行われるべきであったかなということは、問題点があるということですか、ないということですか。
○櫻井充君 何が掛けかねないだ。掛けかねない、駄目だよ、もうこんな。駄目だよ、こんなの。駄目だよ、こんなんじゃ。しようがないよ、これひど過ぎだよ、本当に。(発言する者あり)
○櫻井充君 問題点はあったんですね。もう一度聞いておきます。私の言葉で答えてください。反省するしないの問題ではありません。問題はあったというふうにお考えですか。
○櫻井充君 ここだけ物すごく拙速に認可されているんですね。つまり、ほかのところは七か月も掛かって認可されている。しかもその認可の、最初の七か月のところも、答弁者は何と言ったかというと、四か月だと答えた。そして、しかもとぼけた。四か月だというのは、新しいその科を新設するときは四か月...全文を見る
○櫻井充君 私は意味がないと言っているんじゃなくて、それだけじゃ不十分でしょうと言っているんです。  それで、もう一つ申し上げると、じゃ教育基本法が変われば文部官僚の行動様式も変わるんですか。それはどこの法律で担保されるんですか。
○櫻井充君 僕は文科省と言っているんです。
○櫻井充君 大臣、僕は現場の人のことではなくて、今申し上げたのは、文科省の役人の方々の態度が変わるんですかと。そして、しかもここの教育基本法そのもの自体が変わることによって、変わることによって、どこの文言でそういうふうに変わるんでしょうか。むしろ変えなきゃいけないのは、文部科学省...全文を見る
○櫻井充君 後できちんとしたデータをもう一度、どういう問題点があって、ここのところで、その文科省でどういう調査をされて、どういう問題点があって、どこまでは是正されていて、実は是正されていない部分も一杯あります。どこまでが是正されていないのかということをきちんとした形で理事会に御報...全文を見る
○櫻井充君 済みません。鈴木委員に時間をちょっといただきましたので、もう少しだけ質問をさせていただきますが。  先ほど教育の、教育基本法の考え方は、大臣は変わっていないと、大きく変わっていないと。足すべきところは足した、それから変えるところは少し変えたと。私は、そこの中で一番大...全文を見る
○櫻井充君 用語の、立法、立法府の用語の違いが……
○櫻井充君 立法政策の用語の違いが、その方針と、今や方針という言葉ではなくて目標というふうに立法用語を変えるということになったんですか。
○櫻井充君 そうすると、これは教育の、じゃ方針という言葉は、今はもう使わなくなったんですか。
○櫻井充君 それは、教育基本法だけではなくてほかの法律もということを指しておっしゃっているんですか。
○櫻井充君 それでは大臣にお伺いしますが、方針と目標は同じですか。
○櫻井充君 全然分かりません。  要するに、方針というのは、こういう方向に向かってやりますということですね。私の国語力だとそうなんです。目標というのは、ちゃんと目標値があって、ここまでやらなきゃいけないというのが目標なんですよ。そういうことでしょう、違うんですか。
○櫻井充君 目的はちゃんと両方残ってるんですね。  だから、僕が聞いてるのはそういうことじゃないんですよ。まず、言葉の日本語としての理解を、私の理解が正しいかどうかを聞いているんです。  要するに、方針というのは、ある方向性を持ってこういう形でやりましょうということなんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっておりません。  じゃ、もう一度お伺いしますが、一条は目的です、両方とも。何で二条は方針じゃなくて目標になったの。違うんでしょう。だって、先ほどのお話だと、元々いいところは変えないんだと、そして、違うところは変えるといって二条で項目立てを起こして方針から目...全文を見る
○櫻井充君 それは違いますよ。だって、そんなこと言ったら、日本語だって、いろんな場所で目的と方針はおんなじだということになりますよ、社会の中で。  大臣、だから……
○櫻井充君 いや、目標ですよ、目標。  だから、目標と方針そのもの自体が、じゃ、イコールですか。そこは、じゃ、まずそこだけ端的にお答えいただきたいんですが、目標と方針はイコールですか。
○櫻井充君 だから、そこが変わったので、もう一つ、じゃ、ちょっと具体的に申し上げますと、第二条の一項には「幅広い知識と教養を身に付け、」と。これ、要するに、目標を達成するように行われるって書いてあるんですね、二条のところに。教育は、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとすると...全文を見る
○櫻井充君 その私が申し上げた数学の定理そのもの自体を、申し訳ございませんが、ここにいる委員やそれから政府の参考人の方や全部の方々が何人知っているかということです。つまり、知らなくても今こうやって国会で代表者として議論しているわけですよ。  そういうことそのもの、そういうことそ...全文を見る
○櫻井充君 しないとは言っていないですよ。
○櫻井充君 私は自分の考えが全部正しくてこうだと言っていることではありませんし、それから私は、その学問の自由を尊重しつつというのは、尊重していないからこうだということも申し上げておりません。ただ、少なくとも今の教育基本法よりは後退していることは事実だろうと私は思っております。 ...全文を見る
○櫻井充君 これまでは考えていらっしゃらなかったかもしれないけど、こういう文章の書き方をするとそうかもしれませんということで、私はただ、私が法律を読んでみておかしいと思ったから申し上げているだけです。  それから、提案者にそういう意図がないと、だからそれは違うとおっしゃいました...全文を見る
○櫻井充君 いや、ちょっとこれは、僕はもう本当に時間がないので。
○櫻井充君 じゃ、もうちょっと、水掛け論、だから、提案者がそういう意図を持ってして言っているとすれば、この文章は不適切じゃないですかと私は申し上げているんです。提案者の意図は分かりました。ですから、尊重しているんだったら、何も尊重しで止めればいいんですよ。それを止めないでこういう...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  実はこの感染症の予防法の改正というのは、私が初当選したときに一番最初に質問させていただきました思い出深い法案でございまして、二週間ほど毎日厚生労働省の役人の方が私の部屋に来てくださってレクをしてくださいました。私の疑問に全部答...全文を見る
○櫻井充君 元々の法案の作り方は、人為的に蔓延するというようなことは想定していない中でこの法律を八年前に僕は改正したんじゃないのかなと、そう思いますが、まずその八年前に改定したときに、今申し上げました人為的に蔓延させるようなことを想定されていたのかどうか、その点について御答弁いた...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、この前文それから目的の中で、テロ対策と言われるような部分に関してはどこの部分をもってして読み込めるということになるんでしょうか。
○櫻井充君 この国の法律の作り方は、基本的に抽象的に書いておいて、あとは政省令に落としてくるということが極めて多くて、そのためにある意味、ある意味法律の改正を必要としないので、官僚の方々にとっては裁量権が物すごく働きやすく作られているんだろうと思います。  ところが、いろんな場...全文を見る
○櫻井充君 繰り返しやってもしようがないので一言申し上げておきますが、今回の改正の大きな目玉であるとすれば、そこの部分が何らかの形ではっきり分かるようにしておかないと、僕は法律の作り方としておかしいと思うんですよ。  今日、通告しておりませんが、例えば、これは良く変わったんです...全文を見る
○櫻井充君 あのとき、この前文をきちんとした形で置かなきゃいけないというのは、患者さんの人権ということが極めて大事だったからね、その中で一つ前文を置かなきゃいけないという話になったはずなんですよ。前文の中は人権を尊重しつつと書いておきながら、国や地方公共団体の責務のところは人権の...全文を見る
○櫻井充君 そういうことを聞いているわけではなくて、あれだけあのときにこれで十分だと言っておきながら、これ、いい方に変わったんですよ、何回も申し上げますが。しかし、その変えなきゃいけないような根拠がなければ、あの当時の答弁そのもの自体がおかしくなるわけですよ。  そうすると、患...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  いずれにしても、あの当時私が指摘したことの方が私は正しかったんだろうと。厚生労働省は相当抵抗、相当も何もないです、全然応じてくれませんでしたが。  やはり国会の場というのは、もう一つ申し上げたいのは、この委員会で修正されるということがほと...全文を見る
○櫻井充君 大臣は、今のお話をされると僕は相当問題があると思っていて、つまり大臣は、現状の制度上は仕方がないんだというような形でまた御答弁されるわけですね、それは今所掌事務の何とかだとか何が限界だとか。私が申し上げているのは、本来の国会での議論のことについて申し上げているんですね...全文を見る
○櫻井充君 その国の場合の責任者はだれになるんですか。
○櫻井充君 内閣の中のどなたが指揮を執られるんですか。
○櫻井充君 いや、それで本当にいいんですか。  済みません。これちょっときちんと細かく通告していないので、木曜日にお答えいただいても結構です。それでもう一度、じゃ、ここの後から議論さしていただきますが。問題は、こういうテロが起こった際に、だれが責任者になって、そしてどの法文上ど...全文を見る
○櫻井充君 そうではなくて、例えば今回結核が二類感染症の中に盛り込まれていくわけですね。そうすると、結核がなぜ二類感染症として適切なのかどうかの判断基準がないわけですよ。  つまり、私が申し上げたいのは、一類の判断基準とは一体何、二類の判断基準とは何なんだということをまずきちん...全文を見る
○櫻井充君 ですから、その措置の基準そのものをまず明示するべきではないですか。だって、なぜここのところに、一類になっているのか分かりませんよ。  じゃ、逆にお伺いしますが、一種、二種の病原体でしたっけ、一種、二種病原体とはこういうことだと。医薬品等、例えば二種なら二種で、医薬品...全文を見る
○櫻井充君 つまり、二類に分類される根拠立てはあるんですよ。なかったらおかしいんですね。  つまり、その分類されるべき根拠立てをまず法律の条文の中に書き込まないと、なぜこういったものがいきなり一類として出てくるのか全く説明付かないわけですよ。  法律を読んだ際に、法律というの...全文を見る
○櫻井充君 何がなじみにくいんでしょうか。要するに、ここのところに病名をいきなり出てくることの方が私はなじみにくいですよ。  じゃ、今まで、お伺いしますが、こういう形でただ病名だけを何とか羅列するようなものというのは実際あるんでしょうか。普通は、物事は決めるときにちゃんと定義が...全文を見る
○櫻井充君 僕は役所の方と話をしたときに、ちゃんと一類の感染症ってこういう規定のものなんですということを説明を受けましたよ、幾らそういうことをおっしゃっても。どうしてこういうことなんですかと言ったら、その根拠立てがあって、こうこうこうこう、こういうふうなものですと決まっていました...全文を見る
○櫻井充君 なじまないってどういうことなんですか。もう少し、ちょっと具体的に教えていただけないですか。  私は、何回も申し上げますが、定義を置くべきだと言っているんです。定義を置くことがなじまないんだと言われたって、何でなじまないのか全然分かりませんよ。それは、そちら側が勝手に...全文を見る
○櫻井充君 三類、四類も実は定義があるんですよ。それで、そういう定義をまず置くことの方が大事なんじゃないですか。いきなり病名が出てきても、何でこういうものが並んでくるのかが分からないんですよ、普通は。だから、こういうものをこういう形で分類しましたと。そして、なぜこういうものを分類...全文を見る
○櫻井充君 だって大臣、今、エボラ出血熱とはと書くんですかみたいな言い方されて、その質疑の意味分かっているんですか、大変申し訳ございませんが。本当に申し訳ないんですけど。  私が申し上げているのは、大臣、まあ何でもいいんです、例えば銀行法なら銀行法で言うと、銀行とは何とかって置...全文を見る
○櫻井充君 結局、ここに病名やたら並んでいますよね。その病名がなぜこういうふうに分類されたのかが分かんないじゃないですか、こういう形で分類されれば。病名ただそのまんま羅列してるでしょう。  ですから、どういうような形で、どういう基準で一応こういうふうに分類していきましたというこ...全文を見る
○櫻井充君 まあいいや。ちょっと検討していただきたいと思うんですね。こういう書き方、本当にそのもの自体がいいのか、ちゃんと分類するんであればちゃんと分類するときの根拠立てがあった方が私はいいと思っていますが、その点について是非検討していただきたいなと、そう思います。  それで、...全文を見る
○櫻井充君 しかし、そういう理由であったとすると、MRSAそのもの自体はこの中に入っていますよね。そうすると、なぜMRSAは入って、非定型抗酸菌症は入らなかったんでしょうか。
○櫻井充君 今の水中にあるとか土壌にあるとか、それがこういう類型分類の中に影響するというのはどこに規定されているんですか。
○櫻井充君 私の質問はそんなことを聞いていませんよ。その前に。
○櫻井充君 それは統計上そういうふうになっているんですか。  そしてもう一つ、もう一つは、この五類感染症の定義を教えていただけますか。つまり、五類感染症の定義が書いてないから今みたいな議論になっていくわけですね。五類感染症の定義を教えてください。
○櫻井充君 今の非定型抗酸菌症はその中に当たらないという理由をもう一度教えていただけますか。
○櫻井充君 現場では、例えばリファンピシンとかですね、あの手の結核の薬が効くやつは比較的簡単にと言ったらおかしな話ですけれども、治療方針は決まっているから楽は楽なんですね。  ところが、実はこの手のやつは、もちろん抗結核剤が効かないこともありますし、それからなかなかいい薬がない...全文を見る
○櫻井充君 何回も申し上げますが、感染症の中で、そうすると、どういうものがどういう形で取り上げられるのかということそのもの自体がはっきりしていないから何回もこういうことになるのであって、そこの部分を明記さえしていただければ、こういうことだから除外できるんだという話になるんだろうと...全文を見る
○櫻井充君 統計を取らなくてどうしてその中に組み込まれないというふうに、ここの中に組み込めないと言えるんでしょうか。つまり、統計があって初めて広く流布していない、流布というか、要するに感染者が少ないんだとかなんとかいう話になるはずですけれども、そういう統計も取らずになぜここの部分...全文を見る
○櫻井充君 都合が悪くなるとすべてその審議会に逃げるというのが役所の常道でございまして、審議会には最終決定権はあるんでしょうか。
○櫻井充君 私どもで決めることに対して、審議会でさも決定したような言い方をするのは私はずるいと思いますよ。これ昨日の教育特でも同じことを文科省の役人の方が言われますけれども、さもそこの審議会で全部やったから、だから大丈夫なんだみたいな言い方をされますよ。そして、自分たちには責任が...全文を見る
○櫻井充君 私、ちょっと誤解されていると思うんですけど、私は別に審議会での審議が悪いと言っているわけではありません。そうではなくて、審議会の審議を受けて、あくまで決定権は役所にあるわけですから、何かのこういう答弁の際に、審議会で全部決定してもらってますからというような形で言い逃れ...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  それでは、審議会でそういうような答申を受けて、厚生労働省として判断した基準をもう一度だけ教えていただけますか。
○櫻井充君 実は、ある機会にその専門家の方とお話をさしていただいたときに、完全に抜け落ちていたと言われました。今後、この次のときにはこれは検討したいというようなお話もいただいているんですよ。ですから私は、ここのところを問題視しているだけの話です。  もう一点、本当に現場で困って...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。これはもう現場でも、それから患者さんも本当に困っていることなので、御検討いただきたいと思います。  そして、もう一つ、いつも最終的にこういう議論をすると医者の定数の話になっていくわけですが、八年前に感染症のこの予防法を審議した際に、感染症のこう...全文を見る
○櫻井充君 その専門医は今何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○櫻井充君 二十八人ですが、これ八年間で二十八人という、お寒い限りではないんですか。要するに、これだけのことを、大改定をしてこういう形でやりますと。そして、あの当時、こういう形でやってきちんとした医療が提供できるんでしょうかという問題点を提起さしていただいたときに、最大限努力して...全文を見る
○櫻井充君 私が質問しているのは、目標は一体どこに置いているのかと。その目標を教えていただけますか。
○櫻井充君 一類だけではなくて、この感染症の予防法の十条に予防計画というのを策定していますよね。この予防計画というのは、これは平成十年からこの計画のここの条項ありますよね。  そうすると、これに沿って予防計画というのはきちんともう立てられているんでしょうか。そして、それだけの施...全文を見る
○櫻井充君 予防計画に定めていますね。ここのところに条項があって、感染症の発生予防、蔓延防止のための施策とか、それから医療提供体制とか、ここの中の、施設とそれから人員と、これは医者だけではないと思いまして、看護師さんも含めた人員がどの程度まで配置されているのか。これはあさって、こ...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  通告の順番とちょっと違っておりますが、今、津田委員からるる質問があった点で、特に最後のところが私も極めて大事な点だと思っておりまして、もう少し踏み込んで考えていけないかどうかについて御質問させていただきたいと思います。  前...全文を見る
○櫻井充君 これは、先方のことというのもそれはおっしゃるとおりだと思います。ただ、日本としてどうしていくのかということも極めて大事だと思っておりますし、WHOからも日本がこの地域での中心的な役割を担うべきだということもこれは言われているわけですから、そういう点で考えてくると、僕は...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  個々にやっていくと最終的に無駄も出てきますし、肝心なところに、実は拠点をつくらなきゃいけないところに拠点ができなかったりとかするので、本来、やっぱりこういうものそのもの自体、どこかが中心になってきちんとやっていった方が私はいいんだろうなと。...全文を見る
○櫻井充君 ここも私が申し上げていることの大事なポイントになるんだろうと思うんですね。  つまり、もし例えばそういうところに支社を置いておいて、発生したとなったときに、若しくは危ないと思ったときにすぐ検査体制があって、そしてすぐに処方できるようなことになっていれば、本当に効果が...全文を見る
○櫻井充君 理論上も分かりますし、動物実験上も分かります。ただ問題は、本当にそれが人に有効になるのかどうかということの実証はされていないということです。ですから予防という観点が大事になってくるんだろうと。  そうすると、その予防ということをやるためには、何回も申し上げますが、そ...全文を見る
○櫻井充君 そうなんですよね。日本国内では発症しないんですよ、恐らく。  ところが、例えばインドなどですと、公称は一万数千人ぐらいでしょうか、もうちょっと、二万人弱ぐらい発症していると。別な方から言わせるともっと多いんじゃないかというお話もありますが、今後、中国の次はインドだと...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっと通告しておりませんで、申し訳ございません。  その意味で、この間、感染症の病院なりそれから医療提供体制がどうなっているのかということで資料を提出していただきました。これを見ると、例えば二種感染症指定病院の医師数の状況などということがありますが、例...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、同じ二種でも、結核を診れる方とそれ以外の感染症とはまた別個になってくるんじゃないのかなと。同じような形で治療することが可能なんでしょうか。  つまり、結核病棟にそのほかの患者さんたちを入院させるというような手だてを取るお考えはおありなんですか。
○櫻井充君 今後、多分病院の統廃合が行われていくと、今までのような結核病棟だったから結核を診ますと、それ以外のところはそうではないというような形にはなっていかないんじゃないのかなという気がしているんですけれども。  そしてもう一つ、この二種病原体というのはいろいろありますね。そ...全文を見る
○櫻井充君 なぜ今までそういうきちんとした調査をしてこられなかったんでしょうか。まずその点についてお伺いしたいと思いますね。  それは何かというと、八年前のこの法案の審議をする際に、ちゃんと医療の提供体制ができているのかどうかということを私、質問させていただきました。その当時、...全文を見る
○櫻井充君 八年前に約束したことをいまだにやってないことについて、大臣、どう思われますか。
○櫻井充君 いつまでやれますか。これはきちんとしていただきたい。いつまでも反省して何とかだと、今の教育特に出ていても同じことの繰り返しですね。これはちゃんと目標を立てて、いついつまでに整備すると約束していただかないと、とてもじゃないけれど審議はできませんね。こっちは大事な点だと思...全文を見る
○櫻井充君 相手にならないようにすればいいだけですよ。  例えば大学病院は、文部科学省の病院だから問題が起こるんですよ。何も、これは厚生労働省なら厚生労働省の病院にすればいいだけですよ。そして、厚生労働省の病院にして予算は厚生労働省が握れば、それは何も地方自治体にお願いする必要...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。ありがとうございます。この点については、感謝申し上げます。これだけはっきり自分が責任者であって、責任の所在は自分にあると。なかなか大臣おっしゃいませんが、そういう点で、僕は柳澤大臣、立派だと思われます。  そうすると、そこの中で僕は是非、逆にお願いした...全文を見る
○櫻井充君 予算、予算。
○櫻井充君 ほかの国々、例えばアメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなどの先進国の感染症対策の予算というのは幾らぐらいになっているんでしょうか。
○櫻井充君 後で分かったら教えていただきたいと思いますが。いずれにしても、日本の予算は他国から比べるとかなり少ないと思います。  この国の道路予算が幾らあるのかというと十兆円を超える額です、これは高速道路も含めてですが。アメリカが道路予算が十三兆円ぐらいで、日本は正確にいうと十...全文を見る
○櫻井充君 現状はよく分かりました。  いいシステムですか、これが。
○櫻井充君 では、合理性があると、ある面もあると。ということは、問題点もあるんだろうというふうに認識されていると思いますが、問題点はどこにありますか。今のシーリング等、そういうその予算付けのところでどこに問題があると思われますか。
○櫻井充君 やはり大きくその財政の使い方を転換しないと、新しい産業というのはやっぱり生まれてこないんだろうと思うんですよ。つまり、いつまでも土建国家でやって、そこで雇用を生んでいくというのは、それはその一つのやり方でしょう。しかし、これだけ財政状況が悪くなってきている中で、公共事...全文を見る
○櫻井充君 これは今の、もう一度ちょっと確認させていただきたいんですが、そうすると、テロであろうがそれから自然災害であろうが、国民にとっての何らかの危機的な状況が起これば、そういうような対応をそちらの部署でされるということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、それからもう一つ、今のシステムそのもの自体はどの法律によって定められていることなんでしょうか。
○櫻井充君 これは閣議決定でされていることであって、なぜそういったものを危機管理体制として立法されないんでしょうか。
○櫻井充君 立法というのは、最終的な多数決でこれがこの国の法律としてふさわしいかどうかの判断をこれは国会で行います。しかし、今、九割以上が閣法ですね。今の例えばこの感染症の対策もそうですし、それから教育基本法もそうだろうと思うんですね。  つまり、内閣全体の意思としてなぜそうい...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのはそういうことではなくて、危機管理全体としてなぜ立法措置をとられないで閣議決定にされているのかということをお伺いしているんです。  今回の、私のもう一つの疑問は、感染症の予防法の中にこういうテロ対策を盛り込むのが適切かどうかと思っているんです。逆...全文を見る
○櫻井充君 ほかのところの対策は、これも法律全部作られているんですか、それとも、今みたいな形のその行動計画みたいなものをただ各省庁でまとめているだけなんですか。
○櫻井充君 上にあるものが、上にある危機管理体制そのもの自体がただ単純なマニュアルみたいなものができ上がっていて、その下の体制が法律であったり政省令であるという、普通は、基本的な体制をどうするかというのは枠組みとして法律で定めておいて、あとの部分は法律になじむものもあれば、法律ま...全文を見る
○櫻井充君 その中で、今度は厚生労働省がそこのところの責任を持ってやられるということになります。であるとすると、例えば患者さんが発生した場合、例えばアメリカでも炭疽菌なら炭疽菌であったかと思いますけれども、そういった場合にはどのような形で病院にまず搬送されるのかということになりま...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、あとは問題は、その人たちが大体どのぐらいの、何というんですか、人数までは対応できる体制を取りたいなと、これ都道府県ごとに体制を取られるのか、それとも近隣の県までお願いするようになるのかちょっとよく分かりませんが、これは基本的に言うと、今のことで大体搬送まで...全文を見る
○櫻井充君 これは、いつごろまでにそういうことの体制整備をきちんとされるという計画があるんですか。それからもう一つは、それのための予算というのは来年度もうこれは計上されるものなんですか。
○櫻井充君 不思議なんですけど、国が指針を決めて、これは国の責任を持ってしてやる僕はことなんだろうと思うんですね。それをどうして地方自治体に任せることになるんでしょうか。  つまり、先ほどのお話ですと、テロの対策というのは、これは国家管理です。国家管理上やることなんですね。だか...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。(発言する者あり)いや、ちょっと結構です。  実は、これ平成十年に議論した際に、感染症の予防法の権限をほとんど都道府県に下ろしたんですね。私はこれがおかしいということをさんざん指摘したんです、あのときに。それは何かというと、国内発症だけじゃなく...全文を見る
○櫻井充君 まあひど過ぎると思いますよ。これはもう一回ちゃんと考えてくださいよ。国家として、政府として、テロというのとどういう形で戦っていくのかということですよ。テロに対して国家として戦うということをちゃんと明言しているからには、やはりそれは全部システムそのもの自体は私は国で責任...全文を見る
○櫻井充君 それ、私が今質問した内容じゃないですか。だから、おかしくないかって聞いているんですよ。じゃ、国の部分の予防計画というのはないんですか。
○櫻井充君 だって、国の予防計画なら予防計画というか、国の全体の指針からすりゃ、もう本当は一種の感染症の指定病院なんてちゃんと全部できていることになっているんでしょう、本当だったら。だから、今のは全然違いますよ。地方自治体にそういうことをやったことが全部国の何とかだとか、そういう...全文を見る
○櫻井充君 これは、済みませんが、都道府県は基本指針に即して予防のための施策の実施に資する計画を立てるということになっているとすると、この基本指針そのもの自体が予防計画には当たらないんじゃないんですか。  今のお話ですと、国は予防計画というのは基本指針を立てることが予防計画を作...全文を見る
○櫻井充君 それはもう分かっていますよ、システムは。だから、何回も言っているじゃないですか。国はそういう、じゃ、具体的な予防計画みたいなものは国は書く必要性はないんですねと私は聞いているんですよ。
○櫻井充君 要するに、法律は法律ですから。そうすると、そこの中に僕は、もう一度申し上げておきますが、条項として落ちているんじゃないかと。国が基本指針を作るのは、これ当然のことですね。その上で、国は国なりの予防計画が僕は出てくるものだと思っています。そうすると、そういうことに関して...全文を見る
○櫻井充君 治療法は治療法ですがね、やはりこういったことで起こるんですよということのまず知識の普及をすることの方が大事なんじゃないか。こういうことで起こると思っていない人たち、一杯いるわけですよ。つまり、普通にセックスをすればそこのところでうつるかもしれないということは、皆さんそ...全文を見る
○櫻井充君 時間になりましたんで最後に一言だけ申し上げておきますが、ヤコブ病のときと全く同じなんですね、調べてみると。ある時期までは確かに、これ、まずもう一つ申し上げておきたいのは、因果関係は僕ははっきりしていると思っております。  問題は、それは因果関係がはっきりしているけれ...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  この間ちょっと積み残した件を幾つか質問させていただきたいと思います。  まず最初に、やはりちょっと法文上気になるところがありまして、今日は内閣法制局に来ていただいておりますが、まず二条のところにあります、新しい方は学問の自由...全文を見る
○櫻井充君 今大事なことをおっしゃられたんですが、この文章の中心の文章がやはり、教育は目標を達成するよう行われるものとするということなんだろうと思うんですね。  ですから、要するに、内容からすれば学問の自由が尊重されないということではないんだというお話ですが、文章上読むときには...全文を見る
○櫻井充君 基本的人権、ちょっとごめんなさい、基本的人権を尊重しつつということですか、今のは。それで、そこの上で、後は事件を明らかにすることというのが最後に書かれていて、もしその基本的人権を尊重できないような、相反するような事態が起こったときはどちらが優先されるのかといえば、結果...全文を見る
○櫻井充君 いずれの場合も両立させるときには、現在の教育基本法の第二条は「学問の自由を尊重し、」になり、「実際生活に即し、自発的精神を養い、」というふうに全部並列で書かれていくわけですよ。ところが、今回の場合は並列に書かれていないんですね。前も指摘したとおり、主文は、教育は、目標...全文を見る
○櫻井充君 大臣の答弁というのは、私は極めて重いものだと思っております。ただし、郵政の民営化の際に、あの当時の大臣は、郵政の民営化を行わないんだと、この条文の中身はそういうことなんだということで答弁されました。しかし、時代が変わってくると、あの中身はあの時点での話であるとか、状況...全文を見る
○櫻井充君 解釈を取らないと言われてしまうと、これはもう議論にならないんです、ここのところは。すごく、極めて大事なことです。  それから、私は、これで法律を作っているような方々にも話をお伺いしました。その結果、尊重しと尊重しつつは違うと、そういうふうに言われました、ここのところ...全文を見る
○櫻井充君 その点についてどうかということです。
○櫻井充君 例えばこういう、もっと分かりやすく言うと、私は食事をし車に乗ったというのと、私は食事をしつつ車に乗ったというのは、これ違いますよ。(発言する者あり)違う、全然違います。要するに、食事をしてそれが終わった後に車に乗ったのと、しつつというのは、しながらですから。ですから、...全文を見る
○櫻井充君 これは基本法で理念法なんだろうと思うんですね。そうすると、その理念法の中に目標ということを定めることがいいことなのかどうかだと私は思っております。  私は、もしここを定めるとすれば、時間がないので私なりの考えをまず申し上げておきますが、教育の目標ではなく、教育の理念...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ、その目標という言葉が本当にふさわしいかどうかだと思うんですよ。  先ほど法制局からお話がありましたが、方針の場合には方向性であるとか原則であるということであるとすると、これはこれで納得ができるんですが、ある程度具体的にこういうこと、形なんですというふうに落...全文を見る
○櫻井充君 内閣法制局にお尋ねすると、内閣の都合のいいように大体答弁されるんです、これ、これは内閣法制局ですから。ですから、それは客観的にと先ほどおっしゃいましたが、決してそうならないんですね。  やはり、僕が今回の法律を本当に、私は今まで文部科学委員会などに所属したこともあり...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それは、この間も申し上げましたが、もし目標を達成しろというふうに言われて、今でも数学、算数などは目標を達成できない子が一杯おります。小学校で三割、中学校ではもう五割いると。そうしてくると、その子たちが一体どういうふうになってくるのかと。それ...全文を見る
○櫻井充君 もう一度確認しますが、予備校はこの教育基本法の中に入るんですね。
○櫻井充君 そうしますと、予備校はどこで読み取れるんでしょうか。
○櫻井充君 この間は、ここに書かれていることが教育すべてですとおっしゃいました。そして、この間、佐藤理事が質問されたときに、専門学校等はここで読めますと、ちゃんと訂正されてました。ですから、私はあえてお伺いしているんですね。予備校はどの条文で読めるんですか。
○櫻井充君 駄目です。駄目です、いいです、もう言っているあの人は駄目な人ですから。(発言する者あり)
○櫻井充君 本当に、最初からそう言っていただければいいんですよ。毎回、この間も、答弁の内容が変わってくるので、どこがどういうふうなのかということが全然分からないんですよ。  それで、なぜこういうことをお伺いしているのかというと、この間問題にいたしました株式会社立大学の一つですが...全文を見る
○櫻井充君 それでは、その当時はこの七条に合っていなかった、現在は合っているんですか。
○櫻井充君 現在はどうか。
○櫻井充君 時間稼ぎしないでよ。ちょっと待ってよ、時間の無駄だよ。ちょっと待ってください。駄目駄目。(発言する者あり)
○櫻井充君 私は、なぜこのことを問題にしているかというと、是非、委員の方々、それから今日は傍聴の方もいらっしゃいますが、この大学の退学率は今一二・五%でございます。国立大学は、これ私の大学の同級生の内田千代子先生が調べた結果です。これは文部科学省に退学率を聞いたら、知らないと言わ...全文を見る
○櫻井充君 答えていないよ、答えていないよ。これは、ちょっと止めてください。(発言する者あり)
○櫻井充君 では、問題があることは分かりました。もう一度お伺いしますが、この七条に合っているんですか。
○櫻井充君 最初からそのように答弁していただきたいんですね。そうすれば次に行けるのに、何でそうやって全然違うことだけをおっしゃるのかがよく分かりません。  そうすると、もう一つ、これがあの時点で本当に文書では分からなかったというようなお話ですが、私は決してそんなことないんだと思...全文を見る
○櫻井充君 認可時に相当数差し替えて四十一人の人がそうなったということですね、今の御答弁は。  しかも、教授というのは、教授というのは資格がありまして、ちゃんと博士の学位であるとか研究上の業績だとか、結構高いハードルがあるんですが、あとは最後に、六番に、だれでもなれますとは申し...全文を見る
○櫻井充君 そういうことをしてきちんとした教授が本当に選任されるんでしょうか。  つまり、大学というのは箱があるからちゃんとした大学になるわけではなくて、ここにあるように、学術の中心として高い教養と専門的能力を培う、こういうことをやれるためには、そういうことをきちんと教えられる...全文を見る
○櫻井充君 その結果、一二・五%の子供たちがやめていくということになっております。  ここは指摘を相当受けておりまして、本当は今日資料でお配りすればよかったのかもしれませんが、あるときは定員を上回って実は募集をしていたような時期もあったようにここには書いてありますが、それは事実...全文を見る
○櫻井充君 違法を行っておりませんというというのは、これは当たり前のことなんですね。当たり前でないことばかりやっているから問題視して指摘しているわけですよ。  私は不思議なのは、こうやって学校に認可しましたと。じゃ、文部科学省に取消し権限はあるんでしょうか。
○櫻井充君 現在、どの段階にあるんでしょうか。
○櫻井充君 これだけひどいことをやっていて、何でそんな勧告すらされないんですか。不思議でなりません。  もう一度お伺いしますが、これだけひどい状況だと、しかも、お伺いしてみると、十六年度は実地調査やってないんですよね、たしか。それでいいですね。文科省、十六年度実地調査してません...全文を見る
○櫻井充君 これは十五年度に何項目あったんでしょうか、山のように問題挙げているんですね。山のように問題挙げておいて実地調査にも行かないんですか。それで本当にその学生たちが困っていたにもかかわらずそういうことをやっていて、あなた方が、だからそういう行政を、教育行政をやるのにふさわし...全文を見る
○櫻井充君 ある意味でってどういうことですか。
○櫻井充君 今の言葉も僕は不適切だと思いますよ。かもっていうこと、どうしてですか。そういう、不適切でしたと言えば終わることなのに、不適切かもしれないとか、そういうことを言うから、こっち側もおかしいじゃないかというふうな話をしたくなるだけですよ。  さて、これだけの被害者を出して...全文を見る
○櫻井充君 文部科学省にこの一連の件で責任がありますか。
○櫻井充君 最初からそのようにお答えいただきたいと思います。本当であれば責任を取れと言いたいところです。  それは、何回も申し上げますが、一二・五%の人たちが退学に追い込まれているという実態がある。入学金だって支払っているんですよ。そして、その間、結局は辞めなきゃいけなかったら...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  大臣はどうお考えでしょうか。  私は、例えばこの今の政府案の四条のところも、機会を与えられなければならずという極めて受け身の表現になっている。何か、どこからか何かが来るみたいなそういう格好で権利の保障がされるということそのもの自体、私は...全文を見る
○櫻井充君 どういう形に表現するかということはいろんなやり方があると思います。ですが、申し上げたとおり、この文言の、この条文の書き方だとあくまで受け身の形であって、自分たちのところから発生してきているような権利とはちょっと思い難いところがあるんです。  つまり、与えられなければ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今の答弁も踏まえて、いかがでございましょうか。
○櫻井充君 だれも侵されるとは言っておりません。侵されるとは言ってなくて、あくまで受け身の書き方になることではなくて、自分がもう少し積極的に進んでいって、例えば言葉を聞くと、義務教育というと何となく自分たちが本当は義務を負って教育を受けなきゃいけないのかみたいな感覚になります。で...全文を見る
○櫻井充君 結局、先ほどからお話をすると、法律作成者の意図は私の意図とほとんど変わっていないと。ですが、その表現ぶりそのもの自体がやはり取れない心配があるのでこちら側としては申し上げておりますし。それから、何十年ぶりの大改定であったとすると、その権利というところそのもの自体をやっ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ですから、私先ほど申し上げたとおり、僕は文部科学委員会などに所属したことがなくて、第三者の立場から立って見たときに、どちらも私にとっては若干違和感を感じると、これは正直に申し上げたまでです。  ただ、一方で、民主党の場合にはきちんとした形...全文を見る
○櫻井充君 ここにわざわざ家庭教育といって起こしているわけですね。起こしているそこの中で、その保護者そのもの自体がこういうことの身に付けさせるというふうになってくると、これは、最後は努めるものとするとなっていますから、基本的には努力規定ということになるんでしょうか。
○櫻井充君 そして、この家庭教育を条項に起こしたもう一つ理由、そして、このように書かざるを得なくなったもう一つ理由と、併せてですが、同じかもしれません、そしてその上でどういうような人間像を描いていらっしゃるのか、それについて御説明いただけますか。
○櫻井充君 今、私は、細々ですが、月二回程度、不登校と引きこもりと拒食症の患者さんの治療に当たっています。そこの中で確かに家庭教育がすごく大事だと思っておりまして、不登校の子供さんたち、これ御両親いらっしゃる方ですが、その御両親いらっしゃる方に三人で病院に来てくださいませんかとお...全文を見る
○櫻井充君 それと、いじめの問題のところで、大臣がよくその子たちにプライドがあるから言えないという話をされますが、僕の認識はちょっと違っていまして、プライドではなくて責任感じゃないかと思っているんですね。  それは、親からきちんと教育を受けてくると、こうでなきゃいけないんだとい...全文を見る
○櫻井充君 そこのところは、プライドとこれ責任感はやはり全然違う感覚だと思っていますし、是非分かっていただきたいのは、エゴグラムという自我のテストをやると、批判的な親の感覚が高くなっていることと、それから周りの顔色をうかがってくる、適合しようとする子供の感覚と、この二つは大体みん...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  本当に大事な問題だし、それから、診療していると、そういう子たちが物すごく増えてきている。それは、学校に行けなくなったとか物を食べられなくなったという子たちだけじゃなくて、その予備軍という人たちがかなり一杯いる。  今日は残念ながら時間がな...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  先ほど、同僚の柳澤議員からもFOPの難病支援についてのお願いがあったかと思いますが、実は私のところの宮城県にも十歳になる小学生の子供さんがいらっしゃいます。署名はもう十万を超える署名が集まって、厚生労働省の方に難病指定の認定を...全文を見る
○櫻井充君 是非、積極的にというよりも、必ずとお願いしておきたいんですが、指定していただきたいと思います。  それで、今日は雇用の問題ですので、そのことについてお話をさせていただきたいと思います。  先ほど津田議員からるるお話がございましたが、そこの中で私なりのちょっと考えを...全文を見る
○櫻井充君 厚生労働大臣としてもう一つお伺いしておきたいことがありますが、どのような雇用形態がベストだというふうにお考えなんでしょうか。  つまり、雇用形態の多様化といえば聞こえはいいんですが、その非正規労働者が増えてくるということは僕は決していいことではないと思っています。そ...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりだと思います。ただ、問題は、傾向としてどんどんどんどんその非正規雇用が進んでいく中で、このままでいいのかどうかということだと思います。聞こえは、労働者がいろんな働き方を選べるというような言い方になっていますが、実際本当にそうなのかどうかというと必...全文を見る
○櫻井充君 通告してます。  止めてもらっていいですか。
○櫻井充君 通告要旨の中にはこれちゃんと、国家財政が圧迫されるんではないですかということでちゃんと通告しておりますし、この案件は、私はある日突然言っているわけではなくて、前々から厚生労働省とそれから財務省の方に私の提案を投げております。  これは、昨日も質問のレクの際に省庁から...全文を見る
○櫻井充君 そうなんですか。年金だけじゃなくて、私は医療のことも聞いていますよ。  そうすると、医療は、国民健康保険に入るのと、それから厚生年金であるとか政管健保であった場合には、これは保険料の国庫負担が全然違ってるんじゃないですか。
○櫻井充君 年金も決してそうではないと思いますけどね。国庫負担が変わらないんですか、本当に。国民年金とそれから厚生年金と。  まあそれはそれで、とにかくはっきりしているのは、医療費の方はもうそうやって全然違うわけですね。そうしてくると、その分、じゃどこが、変な話ですが、その負担...全文を見る
○櫻井充君 そうでしょうか。例えば株なら株は一体どうでしょうか。株式市場を活性化するために、キャピタルゲイン課税そのもの自体を今減額していますよね。あれとて、実を言うと、長くなりますが、極めて不公平だと思うんですよ。株式投資をしている人たちというのは相当お金持ちでして、しかも二六...全文を見る
○櫻井充君 雇用という点ではおっしゃるとおりかもしれません。  では、年金の財源という点ではいかがでしょうか。つまり、医療費の財源そのもの自体がどういう割り振りになっているのかというと、恐らく負担割合は国が負担する分、それから企業が負担する分、それから個人の保険料、窓口負担とい...全文を見る
○櫻井充君 大臣のその御発言は、そうすると企業は自分たちの社会保障負担を逃れるために、例えば非正規雇用にしている人たちもいるわけですよね。そのもの自体はそれに対しては肯定されるということですか。
○櫻井充君 それでは、厚生労働省として今のような大臣の答弁を裏付けるような資料はお持ちでしょうか。  私は、いろんなところで話を聞くと、社会保障負担が大変だから、だから雇用形態を変えざるを得ないんだとか、もっと言うと、企業負担そのもの自体を一対一の割合から申し訳ないけれども一対...全文を見る
○櫻井充君 今、津田議員からも不規則発言がございましたが、まさしくそのとおりだと思いまして、やはりそういったことをちゃんと調べていただいた上で、実態がどうなのかを把握した上で政策を考えていかないと、結局のところは、まじめに払っている人たちだけがまた負担を強いられるような形になって...全文を見る
○櫻井充君 何かが起こったことに対しての対症療法としては、それはそれでやっていらっしゃるんだろうと思います。  ただ一方で、これは三枚目になるんでしょうか、三枚目のところの項目の中に、相談相手というのがあるんですが、その相談相手の中で、例えば今御答弁ございました産業医でどうかと...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりだと思います。ただ、過度な競争社会であるとかそれから今の賃金制度であるとか、そういったもの自体がかなり大きく影響していることも確かであって、是非ここは大臣に分析していただきたいのは、じゃどこまでが労働行政であって、どこまでがそうではないのかという...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、教育の問題に関して安倍総理に質問させていただきたいと思います。  まず、今回の教育基本法の改正の理由についてですが、安倍総理はその中で、国民がこの教育基本法の改正を望んでいるんだと、そのことを理由の一つに挙げられていますが...全文を見る
○櫻井充君 選挙で勝利を収めたというふうにおっしゃいますが、昨年の衆議院選挙は、小泉総理は、これは郵政民営化を問う選挙であって、言わば国民投票のようなものだというふうにおっしゃっておられましたが、今の答弁はちょっと違うんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 まあ、そうすると、あの選挙そのもの自体を郵政選挙だ、郵政の民営化を問うような選挙だというような形で喧伝されるということそのもの自体は、私はある種、国民の皆さんを欺いているような気がしてなりません。ここは規範意識ということで考えてくると、果たして本当にそうなのかどうかと...全文を見る
○櫻井充君 それでは、もう一つ別な角度からお伺いしておきたいと思いますが、総理は所信表明演説の中でも規範意識という言葉を使われておりますが、総理の考える規範意識というのはどういうものでございましょうか。
○櫻井充君 そういう観点に立ちますと、今回のタウンミーティングのやらせというのはこの規範意識の欠如というふうに考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 このような規範意識の欠けている人たちが規範意識を説くことそのもの自体が私は問題があると思っています。  まだあります。例えば、昨日はこれ、社民党の福島議員の質問に対して、政府参考人から、まず福島さんはどういうことをおっしゃったのかというと、いじめの問題で、自殺されて...全文を見る
○櫻井充君 反省しているという言葉はありましたが、自分たちがそういう政策、そういうことをきちんとしなかったことがそのいじめの防止には関係なかったんだと、そういう答弁もされているわけです。そちらの内容に関して、そういうその内容に関して規範意識に欠けているんではないのかと私は思います...全文を見る
○櫻井充君 時間がないのでここはこれで止めますが、しかし、そういう意識だったら、なぜそのいじめの防止やそれから自殺の防止というのを文部科学省がやらなきゃいけないのか私には理解できません。つまり、放置しておいたことそのもの自体が無関係だということであれば、教育行政そのもの自体が文部...全文を見る
○櫻井充君 今私が申し上げたのは規範意識に欠けているのかどうかということであって、つまり、今の御説明はそれはそれとして受け止めますが、公約を守らないことは大したことじゃないんだと。つまり、約束したことそのもの自体を守らないことは大したことがない、それは言葉が短かろうが何しようが、...全文を見る
○櫻井充君 今後どうするということではなくて、私はこの発言に関してどうかということをお伺いしているんであって、これがテレビ入っていなきゃもうここで一回止めるところですが。  なぜ、なぜこういうことをお伺いしているのかというと、伊吹大臣からも何回も何回も規範意識という言葉が聞かれ...全文を見る
○櫻井充君 あとはこれ国民の皆さんの判断ですが、こういうことをずっとやられていて規範意識、規範意識ということを言うことそのもの自体、私はおかしいと思うし、それから今回の所信表明演説の中で、教育基本法の早期の成立を期しますと、そしてそのことによって高い学力と規範意識を身に付ける機会...全文を見る
○櫻井充君 質問の趣旨をきちんと理解して、酌んでいただきたいんです。私は、規範意識がなくていいなんて一言も申し上げておりません。私は、規範意識そのもの自体を政府がつくるような形になってしまうのはおかしいんじゃないかと。つまり、つまり今総理が御答弁の中でおっしゃったとおり、日本の歴...全文を見る
○櫻井充君 私も総理も現在の教育基本法で教育を受けた人間です。我々は何か欠陥があるんでしょうか。
○櫻井充君 時代に対応していく上において、理念そのもの自体を変えるという方法が一つだと思いますし、それから運用といいますか、その現場で変えていくということも一つなんだろうと思います。  私は今、不登校と引きこもりと拒食症の患者さんの治療に当たっている中で、やはり家庭教育の問題と...全文を見る
○櫻井充君 私は、今の中で大きく抜け落ちている点があると思っています。それは何かというと、この社会で変わってきているのは、これが現在ですね、これ労働分配率、要するに賃金ですね、賃金がこの折れ線グラフになってきています。そうすると、今までは日本というのは、企業の利益というのは労働者...全文を見る
○櫻井充君 それは、お金があればできるということになっていくんじゃないかなと。これは小泉内閣メールマガジン、少子化アンケート、平成十七年の七月に行ったものですが、少子化に歯止めを掛けるのに必要な政策の中の実に七〇%が子育て支援、子育て世帯に対して経済的支援を充実すると。先ほどお示...全文を見る
○櫻井充君 まさしく、教育にお金を掛けないと変わっていかないんじゃないかと。小泉総理は米百俵とおっしゃっていたんですね、どこに消えたのかよく分かりません、もうなくなってしまったのか。  やはり、まずきちんとした形で教育費を増やしていくべきだと思いますし、それからもう一つは、先ほ...全文を見る
○櫻井充君 それでは、民主党の、どうやってその予算配分するのか、概要だけちょっと教えていただけますか。
○櫻井充君 どうもありがとうございます。きちんとした根拠もございますので。  そこで、今総理は、経済成長を遂げてその果実をみんなでと、分配するというようなお話をされましたが、決してそうではありません。  私は宮城県の仙台ですが、東北はまだまだ経済は良くなっておりませんし、特に...全文を見る
○櫻井充君 それでは、その構造改革という手段を用いて本当にこの国そのもの自体が変わってきているのかどうか。それからもう一つは、その構造改革そのもの自体が日本の意思で行われているのかどうかということが私は極めて大きな問題だと思っています。  例えば、これは一九九六年の十一月十五日...全文を見る
○櫻井充君 海外からの投資は、いい投資と悪い投資があると私は思っています。  つまり、企業が成長するために持続的に投資してくれる、そういう投資は、本当にこれはウエルカムですよ。ところが、今はそうじゃないんですね。そこの企業のところをMアンドA、乗っ取るとは言いませんが、ある種そ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  時間になりました。  その教育基本法その中に、僕は個人的に申し上げると、やはり目標などを掲げる、国がこういった形の人を育てなきゃいけないという、法律上に、理念法なのにこういう目標を掲げてここまで行かなきゃいけないような定める内容という法...全文を見る