櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。午前に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、タミフルの問題についてお伺いしたいと思いますが、地元の仙台でも十四歳の子供さんがタミフルを服用した後に亡くなられました。心から御冥福をお祈りいたしたいと思います。  ...全文を見る
○櫻井充君 それはそれで分かりました。  ちなみに、私も数年前タミフルを服用した経験もございます。ただ、僕は今回、厚生労働省から資料をいただきまして全症例の報告を読ませていただきました。それともう一つは、今日は皆さんに資料をお配りさせていただいておりますが、インフルエンザによる...全文を見る
○櫻井充君 その答弁だけお伺いすると、万が一事故が起こった際には、そうすると責任は現場で使った医者ということになるんでしょうか。  つまり、私が申し上げたいのは、これだけのデータをお示ししているわけです。国としての方向性はどうなるのか。今回は慎重投与という形になっていますが、私...全文を見る
○櫻井充君 因果関係がはっきりしないまま継続して使い続けて悲劇が起こっているのは、この国のずっと医療事故の僕は特徴だと思っていますよ。  ですから、多分病気になっている、罹患、病気になっている期間そのもの自体は短縮する可能性があったとしても大きく予後を変える可能性が少ないとすれ...全文を見る
○櫻井充君 これは看護師問題、看護師さんの問題とも同じでして、要するに人はいるけど就業していない人たちがいてと、全く現実的には同じですね。  臨床の現場で、もし今看護師さんがやられている業務を助産師さんに担っていただかなきゃいけないとすると何人ぐらい助産師さんが必要だ、そして、...全文を見る
○櫻井充君 産婦人科学会で出している数字はたしか六千人から七千人ぐらい現場で足りないんじゃないかと、そういう数字になっていますよ。  私は、もう一つお伺いしているのは、いつごろからそういう状況を認識していたのか、僕はその点についてお伺いしているんですけど。
○櫻井充君 ひどい話ですね。要するに、今まで全然調査していなくて、平成十四年に課長通知で助産師以外ができなくなると。そのときに、僕は制度上、今の法律上の定義からいうとそうなのかとか、これは要するに助産という、出産という、出産そのもの自体の定義とか、これからいろいろ議論しなきゃいけ...全文を見る
○櫻井充君 私は、いつからそういうことが分かっていて、まあ要するに現実対応できるのかということなんだと思うんですね。  大臣、私の知り合いの仙台の産科の先生も実はこの問題で辞めたんです。御自身も高齢だということもありましたが、そのことで違法で、いろんな形で訴えられるんだとすると...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのは、もう一つ違う点なんですよ。法令違反なら法令違反でも結構ですよ、厚生省の考え方は。じゃ、法令違反を今までずっと許してきたんじゃないですか。皆さんがそうやってずっと許してきたんじゃないですか。あなた方が行政としてきちんとチェックする行動を取ってこな...全文を見る
○櫻井充君 通達だけじゃありませんよ、体制の問題です。
○櫻井充君 答えになっておりません。答えになっていませんからね。  いいですか、今までの行政不作為のことを私は言っているんですよ。つまり、だからこそ今になって顕在化したわけでしょう。顕在化する前に、じゃ何もチェックしていないじゃないですか。そして、対応を取ってこなかったじゃない...全文を見る
○櫻井充君 今、現場で困っているからそういう案を出してみただけの話でございます。  大臣は、今、専門家でないというお話でした。大臣は専門家じゃないんですか。
○櫻井充君 そうであったとしても、私は専門家ではないのでという形で僕は逃げられるというのはおかしな話だと思いますよ。つまり、自分自身がその立場に立たれれば、専門家としてきちんとやっていけるように努力されるのが当然のことであって、答弁の際に専門家でないということをおっしゃられること...全文を見る
○櫻井充君 総理、今の厚生労働大臣とのやり取りを聞いて、その点でのちょっと御所見をお伺いしたいんですが、要するに、今までの法律上であれば、これは厚生労働省の見解ですからこれからもう一度議論しなければいけませんが、厚生労働省の見解とすれば、今の看護師さんたちがそういうことをやられる...全文を見る
○櫻井充君 あらゆる努力をしても追い付かないから申し上げているところでありまして、もしそこのところでやれるのであればこんな問題になっていないわけですよ。ですから、そこら辺のところはもう少し柔軟に対応していただきたいなと。これは、本当に産科医院がつぶれてからいろんな対応を取っていっ...全文を見る
○櫻井充君 質問に答えていただけてなくて、何か障害があるんならそれを取り除かなきゃいけないという御答弁でした。何が障害だと総理はお考えですか。
○櫻井充君 総理、るる御説明いただきましたが、今は子供を産まない理由だと思うんですね。私がお尋ねしているのは、なぜ結婚しないのか。結婚しないことに対しての障壁が先ほどおありだということですから、それは一体何なんだということを私はお尋ねしているんですが。  総理ですよ、総理。総理...全文を見る
○櫻井充君 ここは総理のどういう認識なのか、つまり、総理は様々な問題について、後でまた質問いたしますが、いろいろな会議やそれから委員会等をおつくりになられて、対策を取られようとしております。そうすると、なぜ結婚しないのかということに対しての分析をされないと、まずその未婚の父や未婚...全文を見る
○櫻井充君 総理、今のデータを見てのちょっと感想をお願いしたいんですけれども、それはどういうことかというと、今私はお見せしたとおり、やはり所得や働き方によって結婚できる人たちに差があるんだと、私はそういうふうに読んでいますが、総理としては今のデータを見てどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。本当にそのとおりだと思うんです。  で、もう一つ問題があります。それは一体何かというと、もう少し具体的に言いますと、先ほど、午前中若干増えたというお話でしたが、雇用形態、雇用者数の推移を見てみると、この青い折れ線グラフが正規雇用でして、赤いのが...全文を見る
○櫻井充君 本当にその正規雇用に移りたい人たちが正規雇用になっているのかどうかというのは、極めて大きな問題だと思うんです。  例えば、この間、新聞の広告の欄にメガバンクの一つが窓口業務の女性を募集していたんですが、何と時給千円で募集されておりました。これ、時給千円ということは、...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、そうすると、総理はこれからは上向いていくんだというようなお考えなんだろうとは思いますが、仮に上向いていってもある時点のところまで本当に戻るんだろうかということに対して僕はかなりの疑問を感じております。  そこでお伺いしたい点は、なぜこういう非正規雇用が増えてい...全文を見る
○櫻井充君 いや、総理ですよ。専門家じゃない方に答えてもらう必要ないですよ、そこのところは。
○櫻井充君 済みません、じゃ、私最新のデータを持ち合わせておりませんで、どうしてもちょっと古い、我々は役所と違いまして新しいデータがないので、そうだったのかもしれませんが、しかし、非正規雇用はじゃどうなっているんですか。非正規雇用そのもの自体は一体どうなんでしょうか。
○櫻井充君 しかし、要するに非正規雇用そのもの自体も増えているわけでしょう。増えているわけですよね。そうすると、労働者の割合でいえば、昔の、昔の正規と非正規の割合よりは非正規雇用の割合の方が高いという、その認識は間違ってないですね。
○櫻井充君 しかし、それは本当にそうなのかどうか。つまり、あきらめている方々も随分いらっしゃって、今そこの部分、そういう形でないと自分たちは就職ができないからと思っている方もかなりいらっしゃるんじゃないでしょうか。  内閣府の調査によると、その非正規雇用の方々の悩みというのを調...全文を見る
○櫻井充君 大臣、先ほど、ちょっと今の問題から前に戻って、非正規雇用の人たちの数の方の増加よりも正規雇用者の方が増えているというお話でした。  最新のデータを今同僚議員からいただきましたが、実は、平成十八年度は、やはり同じように、いまだに、十八年度に限って、十八年に限ってみれば...全文を見る
○櫻井充君 ずるいですね。だって、十八年って先ほどおっしゃったじゃないですか。十八年、一年間でいったらそれは増えていません。非正規雇用の方が増えていますよ、十八年だったら。大臣がおっしゃったのは十八年のわずか一部の期間であって、一部の期間だけたまたまそうかもしれないものを、さも十...全文を見る
○櫻井充君 対日要望書の話になると大体トーンダウンされるんですね、これは。ですから、別な観点からもう一度、じゃ、規制改革会議のことについてお伺いした後でもう一度この点について戻っていきたいと思いますが、規制改革会議というのは本来は何をする目的でつくられた会議なんでしょうか。
○櫻井充君 渡辺大臣から御答弁いただいたとおり、法律にはそのように定められております。  そこの中で、今年の二月の十三日に規制改革会議から「教育委員会制度の抜本的見直しに関する規制改革会議の見解」というのが出されております。教育委員会制度の抜本的見直しというのは、これは経済に関...全文を見る
○櫻井充君 そんなことを言ったら全部規制改革会議の要求事項になるんじゃないですか。教育委員会制度まで、これが経済のことに関係するというふうに本当に言えるんでしょうか。  文部科学大臣にお伺いいたしますが、この規制改革会議の見解というのは、文部科学省からしてみれば余計なお世話さま...全文を見る
○櫻井充君 本当は、越権行為だという御答弁をいただくことを期待しておりましたが、そういうふうにいただけないのであれば。  実は、規制改革会議というのは、所掌事務を遂行するため必要があったときは、結局、ごめんなさい、所掌事務を遂行するため必要があると認めるときは、関係行政機関の長...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  それではもう一点、別な観点からお伺いしたいんですが、この二月の十三日に規制改革会議が見解を出されました。見解を出されるからには、会議が開かれているのが普通だと思います。ところが、規制改革会議のホームページを見ましたが、会議が開かれた形跡がございませ...全文を見る
○櫻井充君 十三日です。
○櫻井充君 持ち回りで会議ができるということは、どこに明文化されているんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、委員長、お願いがございます。そのメールのやり取りの一切を情報公開していただきたい、この予算委員会に提出していただきたいと思います。委員長にお願いします。資料請求です。
○櫻井充君 持ち回りのこの議事は、議事ということにしておきましょうか、これは正式な議事ですか。もう一度お伺いします。位置付けは正式な位置付けですか。
○櫻井充君 それでは、もうちょっと詳しくお伺いしたいと思いますが、教育再生会議の一次報告に対して、規制改革会議の見解が出されております。この見解を出すために規制改革会議は何らかの会合を持たれておりますか。もう一度申し上げますが、再生会議の一次報告に対しての報告を出すために、何らか...全文を見る
○櫻井充君 勉強会ということですから、これは非公式的な会だということでよろしいですね。
○櫻井充君 非公式な会合を開いて検討したものが、規制改革のその名前を使って見解を発表されるということそのものがおかしくないですか。しかも、この規制改革会議のトップは、たしか大臣がトップでいらっしゃるんでしょうか。そうなってくると、これは大臣の、ここの規制改革会議のメンバーの中に、...全文を見る
○櫻井充君 こういう非公式な会合の場合には謝金等は出ているんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、このときの、では一月二十六日のときに非公式で行われた会合の議事録はありますか。若しくはメモのようなものはあるんでしょうか。
○櫻井充君 メモは。
○櫻井充君 メモは出回っているということは、メモはあるということなんでしょうか。
○櫻井充君 行政組織においてこういう所見を出す際に、極めて大事な所見なんです、これは。安倍内閣の中での最重要課題である教育制度に対して、規制改革会議という法律で定められている会議が正式な見解のその公式文書を出すわけですよ。その公式文書を出す際に、非公式な勉強会をちょっと開いただけ...全文を見る
○櫻井充君 そういうことをやっていると、やる気のある官僚は本当にもう嫌になってしまうんじゃないですか。つまり、行政側からすれば、責任を負ってやって、まともにきちんと手順を踏んでやっていこうと思っている中で、そこの部分を、僕は、渡辺大臣がそういう形で答弁されるとは正直思っていなかっ...全文を見る
○櫻井充君 それは、言い訳は幾らでもできると思うんですが、本来であれば、どういう目的の会にするから、だからどういう人を選びましょうという形にするのが筋だと思うんですよ。  そうすると、これは閣議決定されたのが、規制改革会議令については、閣議決定は一月の二十三日、そして公布、施行...全文を見る
○櫻井充君 まあ渡辺大臣、利用されないようにしていただきたいなと、そう思います。  要するに大臣が、大臣というのは極めて役割大事、当たり前ですが大事でして、要するに行政をコントロールするのか、行政からコントロールされてしまうのかというところがありますから、是非行政側をコントロー...全文を見る
○櫻井充君 聞いております、はい。  実は、その企業から二百弱の要望が上がっております。  いいでしょうか、要するに、先ほど総理は不公平なやり方で、不公正なやり方で格差が拡大するようであれば問題だというお話がございました。規制改革会議の議長をある民間の会社の方が約十年近く務め...全文を見る
○櫻井充君 私はそういうことをお伺いしておりません。これは利害の抵触に当たるんじゃないかということを申し上げているんです。利害の抵触というのは、自分たちの立場を利用して自分たちの企業に対して利益をもたらすような形にしていると。  これこそ実は、皆さんがよく何かがあるとアメリカが...全文を見る
○櫻井充君 疑いを掛けるような方がずっとトップにいらっしゃることは一体どうでしょうか。ましてや、それだけの見識のある方であれば、自社の名前、そして自分の関連している業界団体からそういうものが出た場合には、自分が議長を降りて出すというのが私は筋だと思いますよ。  私は、ですから、...全文を見る
○櫻井充君 答弁に僕はなってないと思っていますけれども。  もう一つ、ある企業の方が、これは株式会社の学校参入に対して不適当であると持論を変えなかったら、このメンバーを外されているんですよね。まあこの方はそうおっしゃっています。ですから、そういうことを考えると、本当に、本当にき...全文を見る
○櫻井充君 この方がここの特命担当大臣なのかと思うと、正直言ってがっかりしますね。  今、いいですか、私はちゃんと具体的に例挙げているじゃないですか。こういうような形で自分ところの利益が上がるようなことをしているじゃないですかということを申し上げているはずですよ。何聞いているん...全文を見る
○櫻井充君 僕は、今まだ月二回ほど医者として診療しております。不登校と引きこもりと拒食症の患者さんを診ておりますが、共通していることは、家族の関係が皆さん、申し訳ないけど悪い。ただし、家族の関係が悪いから皆さん不登校や引きこもりになるわけではありませんが、私が診ている範囲で言うと...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  伊吹大臣にも改めてお伺いしたいと思いますが、学校の先生とも話をしてみると、やっぱり正直言ってどうやっていいのか分からないと。それから、家族にも問題があるなと思っても、どこまで学校の先生が家族の関係の中に介入していっていいのかも分からないと。...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。しかも、自分のところの御評価もいただきまして、本当にありがとうございます。  安倍総理、今の伊吹大臣の御答弁に対して何か補足がありましたらお願いしたいと思います。
○櫻井充君 ありがとうございます。  まだ市議会議員に当選したわけではありませんので、是非受かってほしいなと本当に心から思っております。  最後に、ちょっと以前からおかしいと思っていたことについて質問させていただきたいんですが、年金の問題なんですけど、生活保護と比較するとやっ...全文を見る
○櫻井充君 担当大臣のコメント、まあ御所見は分かりました。  総理はこの数字を見ておかしいと思いませんか。つまり、この水準であったとすれば、年金の要するに給付額等を見直さなきゃいけないんじゃないか。だって、年金は元々介護保険料とかの天引きがない予定で作られているわけであって、実...全文を見る
○櫻井充君 極めて個人的に言えば悲しい答弁でして、いずれにしても、こういうのは全部政治の場で決まっていきますから、政治の場で格差を是正するつもりになれば格差が是正できますし、それから、格差があるというのはそれは総理のおっしゃるとおりだと思いますよ、それは、給料に差があるようにです...全文を見る
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、冒頭、政治と金の問題についてお伺いしたいと思いますが、良識的である塩崎官房長官にまずお伺いしておきたいと思いますが、政治資金の報告書の中で、本来一円も掛かっていないと、一般論でお伺いしたいんですが、ゼロ円と計上すべきとこ...全文を見る
○櫻井充君 例えば、項目立ての中で計上すべきものが何もないと、一般的に言うと。その場合はゼロ円と計上することになりますね。例えば、そういうものでありながら、例えば数百万円というふうに計上したような場合には、これは収支報告書上はこれは違反になりますよね、問題がありますよね。
○櫻井充君 済みません。こんなことで時間食いたくないんで。  そのもの自体をきちんと書いていなければ、それは適切か不適切かとお伺いしているんですよ。ですから、本来何も掛かっていないというものに対して数百万円ということを計上された場合には不適切ではないんですかと一般論でお伺いして...全文を見る
○櫻井充君 松岡大臣にお伺いしますが、松岡大臣のところの議員会館の水道代というのは、だれが一般的に負担しているものですか。
○櫻井充君 それでは、電気代はいかがでございましょうか。光熱費はいかがでしょうか。
○櫻井充君 塩崎官房長官は、一般論ではお答えいただけないと、具体論ならということでございましたので、今のように(発言する者あり)いや、そのように、理事の協議はそうなっていますよ。要するに、水光熱費そのもの自体が、本来はゼロ円で計上されているはず、ゼロ円で計上しなきゃいけないものに...全文を見る
○櫻井充君 それでは、政治家が虚偽記載をした場合には政治家の行動として不適切だと思われますか。
○櫻井充君 仮にそういう虚偽記載をしている方がいたとすればです、これは仮定の問題ですが、その場合には大臣としてふさわしいと思われますか。
○櫻井充君 もし、仮に国会で虚偽の答弁をされている場合には、法律上何か問題があるんでしょうか。これは法制局です。法制局。
○櫻井充君 そうすると、ちょっと確認しておかなきゃいけないんですが、この場で虚偽の答弁をされてもいいということになるんですか。
○櫻井充君 ちょっと確認だけしておきますが、結局、それを規定している法律なり規則なり、それは存在しないということなんでしょうか。
○櫻井充君 まあこれは今初めて分かったことで、立法不作為、我々に、これはきちんとしていかなければいけないことなんだなと。そうでないと、何を自由に発言しても結果的にいいということになってしまいますので、そこは我々考えていかなければいけないことだと、そういうふうに思います。  次に...全文を見る
○櫻井充君 メール等でやり取りをしたことは分かっております。それが許されるという法律的な根拠を教えていただけますか。
○櫻井充君 本当にそうでしょうか。  これは平成十一年四月二十七日の閣議決定、審議会等の整理合理化に関する基本的計画の中で、審議会等のところに、審議会等としての意思の決定は、原則として、総会における総合的な審議を経た上で、総会の議決により行うものとすると、そう明文化されています...全文を見る
○櫻井充君 これは、見解というのは一体、じゃ法律上どういう位置付けになるんですか。
○櫻井充君 これは意思決定とは違うんですか、審議会の意思決定とは違うんですか。
○櫻井充君 見解と意思決定は違うのかどうかをお伺いしているんです。
○櫻井充君 議決が必要な場合の意思決定の場合にはどういう形で表明されるんですか。
○櫻井充君 そうしますと、もう一つ、審議会の下には下部組織を置くことができることになっていますが、その下部組織に今回のワーキンググループは当たるんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、この間も申し上げましたが、規制改革会議ってかなりの権力を今持っているんですよ。そこのところの運営そのもの自体がでたらめになっているから、だから一つ一つチェックしたいと申し上げているだけの話なんですよ。  もう一度お伺いしますが、じゃ、審議会は下部組織を置くこと...全文を見る
○櫻井充君 ワーキンググループとはどこに書いてあるんでしょうか。私の持っているものにはそう書いてございません。
○櫻井充君 分かりました。済みません、それは法律上のどこに書いてあるのかだけ教えていただけますか。私が調べたものですと、審議会等の組織に関する指針の中では、下部機関として、分科会、それから部会等を設置することができると書いてありますが、ワーキンググループに関しては記載がありません...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  では、もう一つお伺いしたいのは、一月の二十六日にワーキンググループの会合が持たれていると。しかし、これは公式的なものではないけれどもこういう会合が持たれているという認識でよろしゅうございますか。
○櫻井充君 この非公式の勉強会だからこそ、ここの中で会長の秘書の方まで会議の中で発言してもいいということになるんでしょうか。
○櫻井充君 これは再生会議に対して意見言うために、こういう非公式な会合をある場所でやっているわけですね。しかも、そこの中で関係のない人まで出てきて話もして、多分それを取りまとめたことになるんでしょうね。  ここの中に事務局が来ているんですよ、事務局。この事務局というのは一体だれ...全文を見る
○櫻井充君 ここの事務局というのは相当詳しい方で、一般的にこういう会議の中の事務局というとここの担当官ではないのかなと、私はそう思いますけれども、もし仮にこの事務局そのもの自体が公務員であったとすれば、これは問題がありますか。
○櫻井充君 この非公式な会合に関して、もし事務局として官僚が出席しているような場合には、これは不適切ですか。
○櫻井充君 非公式な会合に官僚が出席していい理由は何ですか。
○櫻井充君 これは反論権ありませんから、まず先にこちらの質問に答えてください。(発言する者あり)
○櫻井充君 それは国家公務員法に抵触しませんか。
○櫻井充君 その根拠となる法文、条文はどれですか。
○櫻井充君 服務規程に、職務に専念する義務というのが国家公務員法の百一条に定められておりまして、職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用いと、こういうふうに明言されていて、実は、非公式の会合に本人自らの意思で行くこ...全文を見る
○櫻井充君 まあいいです。これは、いや、もう本当にがっかりしました。  私は、何でこんなことをやっているかというと、何回も申し上げますが、正式な会合も開かずにどんどんどんどんコメントを出してくる。行政手続上全部法律で決まっている、規則で決まっている違反をどんどんしながら、こんな...全文を見る
○櫻井充君 具体的に教えていただけますか。
○櫻井充君 これに対して、伊吹文部大臣はどうお考えでございましょう。
○櫻井充君 それは、なぜ答えることが、必要性がないということになるんでしょうか。要するに、コメントをするに値しない内容だということですか。
○櫻井充君 今の文部科学大臣の御所見に、御答弁に対して、渡辺大臣はいかにお考えでしょう。
○櫻井充君 答弁になっておりませんね。今のは行政手続上の問題として問題があるんじゃないかということを伊吹大臣は申し上げているわけであって、行政手続上、瑕疵があるとは思いませんか。
○櫻井充君 改めてお伺いしますが、じゃ行政手続上、瑕疵はないということですね。
○櫻井充君 伊吹大臣、私は瑕疵があると思いますが、大臣、いかがですか。
○櫻井充君 それでは、大人の対応でないやり方で出てきた文書を大臣はごらんになっていますか。
○櫻井充君 このような位置付けの中での見解を出すためにるる時間を取ったり、それから会議を開くという価値があると、官房長官、お考えでしょうか。
○櫻井充君 ケース・バイ・ケースであれば、今のケースに対してどうお考えかということです。
○櫻井充君 ちょっと悲しいんですけれども、僕、そういう答弁しかされないと。  もう一つ触れておきますが、実は第二回の規制改革会議、二月の二十三日に行われている中で、議事概要の中で福井委員から、二月の十五日のことに関しての補足説明がなされているんですよ。なぜこれは補足説明がされて...全文を見る
○櫻井充君 非公式な会議で議論されていたのは昔からのメンバーであって、新しい方は全然知らないんですよ。だから、そのことについて補足説明してほしいということで説明しているはずですよ。大臣ね、官僚にコントロールされるようなつまんない大臣になんないでくださいね。その点だけお願いしておき...全文を見る
○櫻井充君 確かに規則上は、その何かを、意見を求めてそういう形でやるということになっているはずなんです。ところが、各省庁に乗り込んでいって、そしてそこのところで恫喝している委員もいらっしゃるんですよ。これは越権行為に当たりますか。
○櫻井充君 それでは、制度上の解釈だけお伺いしておきますが、そういう各省庁に乗り込んでいって議論するということはできないことになっていますね。
○櫻井充君 もう一つ、今度は規制改革の中の特区のことについてですが、LECの大学が改善勧告を受けたかと思いますけれども、この認可に関して文部科学省は、ちょっと問題があったんじゃないかという答弁いただきました。規制改革、まあ内閣府としてその点についていかがお考えでしょう。
○櫻井充君 この当時、これはホームページに掲載されていますが、審査期間の短縮だけではなくて、手続の簡素化、大学設置、それから学校法人の審議会の関与の排除等、LEC社の要望に対して文部科学省が相当難色を示していたと、それが見て取れますが、そしてしかも、その再検討要請まで行って、なぜ...全文を見る
○櫻井充君 要望が上がったというお話ですが、こちらの社長は、折々、内閣府から頼まれたから大学をつくったというコメントをされていますが、いかがですか。
○櫻井充君 それでは、この当時の特区室の責任者は一体だれになるんでしょうか。私は、これは質問通告してあります。特区室と、それからこちらのLECとのやり取りを全部出してほしいと言ったのにもかかわらず、全く資料が出てこなかった。だれですか。
○櫻井充君 それでは委員長に、資料請求ということでお願いしたいと思います。  このLECと、それから特区推進室と、やり取りすべてに対して資料請求いたしたい。それから、そこのところにかかわった人間に対しての情報もすべて公開していただきたいと思います。
○櫻井充君 この大学というか、本当にひどい大学でして、学生さんたちが本当に困っているんですね。ですから、そこのところを認可したところそのもの自体が実は大きな問題で、この後株式会社立大学も入ってこれないようなひどい状態になってきています。ですから、そこの責任は私は問う必要があると思...全文を見る
○櫻井充君 それ解釈違っていませんか。自治体が責任を負うということがあるからじゃないんですか。
○櫻井充君 法の解釈ではなくて法の制定下における解釈です。
○櫻井充君 これは特区に関して言うと本当は憲法上いろいろ問題があったはずなんです。しかし、今自治体が責任を負うということでかなり限定してこの制度が導入されてきているはずなんですね。  その上、でなぜこういうことを申し上げるのかというと、このときにLECの方とやり取りをしていたそ...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今の西島先生のやり取りを聞いていて、大臣、僕はやっぱりこれ厚生労働省の不作為だったんじゃないのかなと。つまり、現実を多分把握していたはずなんですよ。つまり、内診という行為が、もし厚生労働省がおっしゃるとおりの法の解釈をお続けに...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げたい点はそういうことではありません。私は、今僕は大臣が今の発言の中で一番重要だと思ったのは、黙認していたかどうか分かりませんがという発言をされた。ですから、そこが僕は一番大きな問題だと思っているわけです。つまり、行政として本来対応すべき点を対応してこなかっ...全文を見る
○櫻井充君 よろしく御検討いただきたいと思います。  それは、これからもう一度医師不足の話をさせていただきますが、これも現実的にきちんととらえられていないところが今の状況を招いてきているんだろうと思っているんですよ。  それで、まず一つ、ここはもうそろそろはっきりしなきゃいけ...全文を見る
○櫻井充君 もういい。そんなことは。
○櫻井充君 話が違う。
○櫻井充君 今後の議論なんか待っていたら遅いから言っているんですよ。もういい加減にしてほしいですよ。これね、前々からこの議論をしていて、一向に進んでいませんよ。  これは今日の読売新聞ですけどね、そこの中で、四百三十病院救急指定返上しましたと。これは何かというと、勤務医不足深刻...全文を見る
○櫻井充君 何言っているんでしょうね。よく分かりません。ペーパーにまとめて出してください。  今の考え方が、そしてもう一つ申し上げておきたいのは、現状に合っているかどうかということですよ。例えば、我々は、受け入れられるかどうか取りあえず電話掛かってきますよ、一般的に言うと。電話...全文を見る
○櫻井充君 まあ、よろしくお願いしますと言うしかないんでしょうね。でも、早急にやってください。これは勤務医が不足しているということそのもの自体、それからここのところは何とかしなきゃいけないというのは、これは厚生労働省として認識はお持ちなんですよね。まず、そこだけ確認しておきたいん...全文を見る
○櫻井充君 もう一点、その勤務医が辞めていっている原因が何であるかは、これはもうちゃんと検討されているんですね。そこの中に、労働条件が余りに厳し過ぎるからということが挙げられているということも、これは厚生労働省は認識しているんですね。
○櫻井充君 そうすると、それに対しての対策を次々打っていかないと改善しないということですよね。だけど、ここ何年間か見たときに、少なくとも私が国会議員になってからずっと見ていて、良くなったとは一つも思えませんよ。悪くなる一方ですよ。つまり、それだけのことを認識されていたとすれば、そ...全文を見る
○櫻井充君 昭和二十三年の医師の仕事量と、それからその後の仕事量というのは全然違うんだと思うんですよ。厚生労働省にお願いして、例えば心カテなら心カテの件数が何件なのかということの調査をしていただいたら、月に四万件ぐらいやっていると。それから、胃カメラの件数がたしか七十万弱ぐらいだ...全文を見る
○櫻井充君 やられていることはやられていることで、じゃ、それはそれでお認めするとしても、じゃ十分かというと、これは失礼ですけど、これはもう十分じゃないと思っているんですよ。それから、何回も申し上げますが、今の少ない医師定数ですら適合しているところが全国で三五・五%しかないんですよ...全文を見る
○櫻井充君 いや、だから、何でそういうやり取りになるんですか。元々、国際医療センターそのもの自体が持ち続けていれば、こんなことは起こらないんじゃないですか。ましてや、結果として、財務省のOBの天下りを理事として一人雇い入れていて、こういう問題があるんじゃないかということが指摘され...全文を見る
○櫻井充君 あとは、もう一つ、ちょっと雇用のお話に移りたいと思うんですが、その前に、柳澤大臣、僕は経済財政諮問会議とか規制改革会議の在り方というのに対してある種、憤りを感じているところがあるわけです。  それは何かというと、規制改革会議の今民間委員の方々、ああ、ごめんなさい、ま...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと時間がないので、おかしい点を述べておきますが、総合技術会議というのも内閣府設置法で同じように会議として、経済財政諮問会議と同じように並列で置かれていますね。総合技術会議の方は、そこのメンバーは国会の承認が必要です。罷免権もあります。それから、もう一つは守秘義務...全文を見る
○櫻井充君 是非頑張っていただきたいなと、そう思います。  そこの中で、もう一つ、昨日、予算委員会の中で小林正夫議員の方から、いわゆる労働者派遣法ですか、あれの改正の際にアメリカからの要求があったんじゃないかという指摘があった際に、大臣は決してそうでないんだというような御答弁を...全文を見る
○櫻井充君 日本政府は、この対日要望書のことに関していうと、かなり隠したがるといいますか、そうではないということを随分強弁されています。ところが、アメリカはどうなのかというと、日本にこういう要求をして、そしてどこまでのませたかということを、これは国会でちゃんと報告しているんですよ...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりだと思うんですよ。自分の企業で何かそういうことをやられるようなことであったとすればそこに参画するべきでないというのが、僕はこれ、こういうその良識のある方であれば、それこそ規制改革会議の議長をやられてもいいと思うし、それから経済財政諮問会議のメンバーにな...全文を見る
○櫻井充君 公的な部分の補完とおっしゃっていますが、公的な部分が相当危うくなってきているんですよ、今。ですから、公的な部分にもう少し税金を投入していただきたいなと。これは後で、今度、最後、予算委員会で申し上げますが、例えば、今の優遇税制をやめただけでたしか二千六百億ぐらいの増収に...全文を見る
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○櫻井充君 浅尾委員に引き続いて質問をさせていただきます。  今の御答弁聞いていてちょっと何点か聞きたいところもありますが、最初に、まず自分が用意してきた質問についてさせていただきたいと思います。  まず最初に、タミフルの問題について質問をさせていただきますが、三月五日のこの...全文を見る
○櫻井充君 意見を取り入れていただいたことには本当に感謝申し上げます。  ただ、一方で、今、方向をそれほど大きく転換したわけではないという御答弁でした。考えていただきたいのは、一度承認したから一〇〇%問題があるということが分からない限り継続して使い続けたのが今までの薬事行政であ...全文を見る
○櫻井充君 統計の取り方によって有意差が出るか出ないかというのは、これはあるんだと思うんですよ。自分自身も、研究していた際に、自分の導きたい結論、何とかしたいと思えば、統計的な手法をいろいろ駆使してそのことに関してやり遂げていったという経緯はありますから、その統計の手法によってこ...全文を見る
○櫻井充君 一般論としてはおっしゃりたいことはよく分かりますが、しかし、嫌疑を掛けられるような方がそこに就任されるということそのもの自体が決していいわけではないと思っています。  これからまた質問させていただきますが、規制改革会議のメンバーがもう自分の利益を上げるためにだけその...全文を見る
○櫻井充君 そこの中で私は一点問題があると思っているのは、これは経済財政諮問会議だったか規制改革会議だったか忘れましたが、要するに、ここにも競争原理を持ち込んできて大学の研究費に差を付けるべきではないかと、そういった意見がありますが、私はそういうことをすると基礎研究から何から皆駄...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。研究者は本当にみんな一生懸命頑張ってやっているので、そこのところに関して言うと、もう少し研究費を増額していただきたいと思います。  それから、厚生労働大臣、改めてお願いしたいことがありますが、今はタミフルの異常行動だけが表に出ていて問題視されて...全文を見る
○櫻井充君 念のために、効果のことについてもきちんとして調査していただけますか。
○櫻井充君 なぜ今のようなことを申し上げるのかというと、先週、肝炎に関しての判決が出ました。そこのポイントが幾つかあるとは思うんですが、あの当時、フィブリノーゲンの安全性という点ではその疑問を呈している方々がいらっしゃった。それにもかかわらず、果たしてこのもの自体を使わなければい...全文を見る
○櫻井充君 C型肝炎と言うとそういうふうに逃げられると思ったから、ノンAノンBというふうにして質問をしております。  ノンAノンBに関して、厚生省の班会議で、そのノンAノンB感染が肝硬変や肝がんを引き起こすという、そういうことが報告されていると思いますが、それは何年ですか。
○櫻井充君 私はちゃんとノンAノンBと言って通告してあるんですよ。それを、厚生省がC型にしないと都合が悪いからC型と言っているだけの話なんです。  私が調べている範囲では、八三年に班会議から報告があったと。ですから、先ほどの大臣の御答弁より相当前から厚生労働省は知っていたはずな...全文を見る
○櫻井充君 この点についてはあしたの厚生労働委員会で続きをやらせていただくことにして、もう一つ、原告団の方々、今日は実は傍聴されておりまして、大臣それから総理にお願いがありますが、是非原告団の方々に会って話を聞いていただけないかと、その点について総理とそれから厚生労働大臣の御所見...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりだと思いますよ。つまり、裁判のことに関してということは、これは司法の場に任せることですから、それは大臣のおっしゃるとおりです。ですから、今大臣がおっしゃったように、行政側に対して治療の要望であるとか様々なことがありますよね。その国の認識とか、そう...全文を見る
○櫻井充君 今現場の担当官すら会ってもらえない状況にあります。そこはもう少し考えていただきたいなと思うんですね。  これともう一つ別個に、治療体制をどうするかということは、これは裁判とはまた別だと思うんですよ。つまり、国の責任とか、そういう問題ではなくて、感染症対策として今後ど...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  その具体的なことはあしたの厚生労働委員会で詰めさせていただきたいと、そう思います。  それから、じゃ次の話題に移りたいと思いますが、規制改革会議そのもの自体、それから特区とか、こういうこと、こういう場面で様々な規制が緩和されているという...全文を見る
○櫻井充君 それでは、今やLEC大学に対して改善勧告を出さなければいけないようになっている状況をかんがみると、その当時文部科学省が難色を示したといいますか、懸念していたことが現実のものになっているんではないんでしょうか。
○櫻井充君 私は文部科学省の責任を問うていることではなくて、その当時心配されていたことが現実に起こってしまったんではないのかということをお伺いしているんですが。
○櫻井充君 もう一つ、今、株式会社立大学にも私学助成金を入れるべきではないかというような意見を述べられている方がいらっしゃいますが、この意見に対して文部科学省としていかにお考えでしょうか。
○櫻井充君 おっしゃるとおりなんだと思うんです。  そこで、なぜこのような大学が結果的に生まれてきたのかというと、特区の利用をして株式会社立大学ができ上がってきています。そこで不思議なのは、その特区の中で株式会社立大学で実は手を挙げてきたのはLECではなく、最初にほかの予備校で...全文を見る
○櫻井充君 要するに、LECの会社の社長さんが、実は自分たちが手を挙げたいんじゃなかったんだけれども、内閣府からやらないかというふうに声を掛けられたと言っているんですが、それは事実でしょうか。
○櫻井充君 それでは、そういう中で今回その株式会社立大学を特区として結局申請し、認可した結果、学生さんたちに対して多大な迷惑を掛けているわけですよ。そうすると、その企業そのもの自体を、もし内閣府が今おっしゃったように声を掛けるということだったとすれば、声を掛けたとすれば、不適切だ...全文を見る
○櫻井充君 文科省は謙虚に自分たちにそういう認可をした責任はあるというふうに御答弁いただいていますが、私は、文部科学省の責任というのはあくまで特区としての実験を、実験の場ですから、ある部分いうと、そのことに対して了解しただけだと私は思います。  むしろ、その特区として了解してく...全文を見る
○櫻井充君 それは、残念だというのは余りに他人行儀であって、文科省は真摯に自分たちにもその認可の過程で問題があったということを御答弁されています。内閣府はそう全く思っていらっしゃらないんですか。
○櫻井充君 そんな人のことじゃないですよ。要するに、そこのところに声を掛けて、そしてそうやって言わばごり押しをしているわけですから、そこのところに問題はないのかと。内閣府若しくは特区推進室に問題はなかったんですかということを申し上げているんですよ。
○櫻井充君 まあ責任がないということなんでしょう。  それでは、先ほど地方自治体からというふうに大臣はおっしゃいましたが、これは第五十七回博友会というある議員の親睦会の中で、その当時の檜木さんが、特区というのは自治体のものという誤解をしていらっしゃる方が多い、これは規制改革を皆...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、総理、行革担当大臣として適切だと思われますか。
○櫻井充君 思うという根拠を挙げていただけますか。先日からの答弁は極めてひど過ぎます。  この間、いいでしょうか、それでは、教育委員会の制度に関しても後で、実を言いますと、規制改革会議の中で一部の委員の中だけで議論をしたということが報告されているんですよ。そのことに対しても適切...全文を見る
○櫻井充君 まあしようがない。  もう一つ申し上げておきますが、特区の評価委員会の委員長という方がいらっしゃいますが、この方は、先ほど私が株式会社立大学に私学助成金がどうですかと言ったときに、伊吹大臣は、そういう考えは問題があるというふうにおっしゃっていましたが、このことをずっ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、よく分かんなかったんですが。要するに、そういう人物が有識者だといって本当に入っていていいのかどうかということなんです。  じゃ、別な事例をちょっと御紹介したいと思いますが、郵政公社がザ・アールという会社と契約をして、接遇・マナーのレベル認定に関する事務の...全文を見る
○櫻井充君 極めて厳正にというのは何回もおっしゃっていましたが、今日皆さんのお手元に資料をお配りさせていただきましたが、これが入札状況の調書でして、結果的には二社しか応募していなかったんでしょうか。わずか八十七万二千円ぐらいの差でなぜかザ・アールに入札しているんですね。それだけじ...全文を見る
○櫻井充君 今、増えましたというお話でしたが、これは郵便局で働いている方々のホームページの中の書き込みなんですけど、そこの中に、今回の募集は当局の対応がえらいしつこかったように思いますと、断ってもしつこく出せ出せと言ってくると、班長さんに班員に応募するよう言ってくれと言ってくる始...全文を見る
○櫻井充君 そうやって一生懸命努力されているのに何でぽんと首を切られなきゃいけないのか、私には理解できないところがあります。  その上でもう一つ、このザ・アールという会社そのもの自体ですが、ここは売上げランキング、派遣会社の売上げでいうと百五位でしかない。しかも、ホームページを...全文を見る
○櫻井充君 この会社の社長さんの奥谷さんは、今度の新しい郵便貯金銀行でしたっけ、郵政、たしかそこの社外取締役か何かに就任されるんじゃなかったでしょうか。
○櫻井充君 社外取締役の規定の中には、直接の利害関係のない独立した有識者や経営者などから選任される取締役のことですというふうに書かれていることから、逆に言えば、こういう取引のある人に対して社外取締役に決定するということは私はおかしいと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 それでは、総務大臣、いかがですか。
○櫻井充君 新しく会社が生まれ変わるんで全部別というのが、それは論理なんでしょうが、果たしてそれが通用するのかどうかということだと思いますね。  このザ・アールという会社は、年商十数億の会社であって、この郵政公社との取引だけで四年間で約八億円ぐらいあります。ですから、かなり問題...全文を見る
○櫻井充君 実績というのは何を指しての実績でしょうか。
○櫻井充君 そういうとのそうは何を指しますか。
○櫻井充君 それでは、平成十九年の二月七日の衆議院の予算委員会で川内博史委員の質問に対して、今私が申し上げたようなことに対して柳澤大臣は、この記事に関して論評することは差し控えたいけれども、しかし、そこに述べられていること、記載することについておまえはどう思うかといえば、それはも...全文を見る
○櫻井充君 答えていない。答えていない。
○櫻井充君 これはこのことだけではなくて、いろんな場面でそういうふうにおっしゃられているんですよ。そういうことを受けてどう思われますか。
○櫻井充君 それでは、お願いがありますが、もう一度きちんと、この方がそういう地位に就くことが適切な方なのかどうか、もう一度評価していただけないでしょうか。
○櫻井充君 それでは、実績を具体的に五つぐらい挙げていただけますか。
○櫻井充君 だから、具体的に実績を挙げてください。実績実績と言われたって、我々何にも分かんないんですから。
○櫻井充君 じゃ、そこで委員をされると、それが実績になるんですか。
○櫻井充君 じゃ、そうすると、今そうおっしゃったんです。じゃ、発言と行動を具体的に教えてください。
○櫻井充君 過労死するまで働けなんて言いません、これは自己管理ですと、こういう方が社外取締役の中で働きたいと思われますか。
○櫻井充君 ですから、こういう不適切な発言をされているんですから、社外取締役としてふさわしくないんじゃないかと私は指摘しているわけであって、検討していただけないんでしょうか。
○櫻井充君 なぜこんなことを申し上げているのかというと、この方も実は規制改革会議のメンバーだったんですよ。こういう考え方の方が規制改革会議にいて、要するに世の中をねじ曲げていくし、僕は今おかしいと思っているのは、一部の人たちだけが同じような形で、ポジションを変えるけどぐるぐるぐる...全文を見る
○櫻井充君 国会で決めるとおっしゃいますが、必ずしも全部が国会で決まっていっているわけじゃないんですよね。ですから、閣議決定だ何だっていうことで決められていることもあって、それは国会がお決めになるということとは違うんじゃないですか。
○櫻井充君 経済財政諮問会議は、総合科学技術会議と決定的に違うのは、両院の承認もない、罷免権もない、それからもう一つは守秘義務もない、こういうところで自由勝手にやっているから格差社会が付いていると思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 それでは、これはまた別な例ですが、オリックスでレンタカーの車検を一年から二年に規制を緩和してくれということもございました。このときにその規制改革会議の議長は、やはり委員長は宮内さんでした。そして、もう一つ申し上げると、このときは審議会でも何でもなかった。総理が勝手につ...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、雇用保険法について、あとはまあ一般の質問もさせていただきますが、前半は雇用保険法について質問させていただきたいと思います。  まず、ちょっと基本的なことをお尋ねしたいんですが、雇用保険法の第一条にあります「雇用の安定」とい...全文を見る
○櫻井充君 本当にそうですか。そんな失業がどうのとか何がどうのという、そういうことそのもの自体が雇用の安定ということを指すんですか。大臣、それでいいんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、ちゃんと紙も渡しておりまして、その一番最初のところに雇用の安定とは何かというふうに質問通告しておりますよ。一番大事な点なんだと思っているんですよ。  つまり、今の社会の不安定さというのは一体何から生まれてくるのかというと、私は雇用の不安定さなんじゃないだ...全文を見る
○櫻井充君 今回、雇用保険法を改正いたしますよね。これは、雇用の安定というものが図られていっていると、そういう方向になっているという立場でこの雇用保険法を改正されたんでしょうか。それとも、雇用の安定というのはむしろ不安定な方向に行っているというふうに考えられてこれは改正しているん...全文を見る
○櫻井充君 答弁は長かったんですが、質問に答えておりません。雇用の安定化が今は図られている方向なのでの改正なのか、それとも不安定になっているから改正しなきゃいけなかったのか、端的にお答えいただけますか。
○櫻井充君 そうすると、いい方向に向かってきていて、財政的に少しゆとりが出てきたので今回制度を改正するという理解でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 多様化、流動化という点をいつも強調されますが、それは多様化、流動化を望んでいる方々にとってはそれでいいかと思います。つまり、ヘッドハンティング等をされるような一部の方にとってみれば、その後どんどんステップアップされていきますから、そういう方々にとって流動化するというこ...全文を見る
○櫻井充君 姿勢は分かるんですが、現状がどうなのかということだと私は思っておりまして、その現状について今質問させていただいております。現状はどうだというふうに大臣は認識されているんでしょうか。  私は、要するに制度が変わってきている過渡期であって、基本的に言うと不安定な状態にあ...全文を見る
○櫻井充君 今大臣、正直に大分苦しい胸の内を明かされたので、多分、厚生労働省として思っているような労働形態にはなってないんだろうなと、そういうふうに理解させていただきたいと思いますが、それでよろしゅうございましょうか。
○櫻井充君 まあここだけ議論していてもしようがないので、もう一つ、第一条のところの最後のところに、「労働者の福祉の増進を図ることを目的とする。」というふうにこれはうたっております。  今回は、雇用福祉事業そのもの自体をやめるということで六十四条を削除するという内容になっているわ...全文を見る
○櫻井充君 雇用の安定化等で六十二条のというお話がありましたが、つまり、そこの部分は雇用の安定化というところで読み込めるわけであって、わざわざ福祉という文言を置く必要性はないんじゃないのかなと思うんですね。  で、なぜそこにこだわるかというと、福祉というのは広い概念でこれをとら...全文を見る
○櫻井充君 今おっしゃった事業がなぜ福祉に当たるんですか。福祉という概念に当たるところを教えてください。
○櫻井充君 雇用保険法という法律の中で福祉という概念を置かなければいけないんでしょうか。  つまり、もう一つ申し上げておきますと、福祉という言葉を置いたがゆえにこの解釈は何でもできることになって、様々な無駄な事業が行われてきました。そして、そのことによって問題が生じてきて、これ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  目的の最初のところに何が書いてあるのかというと、結局、雇用保険とは何かというところがまず書いてあるわけですよ、実際のところはですね。最後に、おまけに福祉などという言葉を付けているから、私は問題が一杯あったんじゃないのかなと、そういうふうに思...全文を見る
○櫻井充君 もうちょっと分かりやすく答弁していただけないですか。頭が悪いもんでよく分かりません。答えが、端的にこういうものなんだというふうに言っていただけると分かるんですが、私の理解を超えております。  もう一つ、時間がないので、六十四条の部分のものは全部削除されていますが、六...全文を見る
○櫻井充君 六十二条の第一項の五ですか。そこで読み込むんですか。つまり、ここにはその調査、研究という文言が全く入っていないんじゃないでしょうか。そのことがなぜその調査、研究やそこに書いてある整備等に当たるんですか。
○櫻井充君 大臣、こういうふうに条文に書いていないんですよ。条文に明記しないで解釈で、拡大解釈ですよ、はっきり言っておきますけれども。ここのところに「調査、研究」と元々六十四条に書いておいて、この部分の必要なものはその六十二条や六十三条のところでやりますというふうなことであれば、...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、文言の確認ですが、どの文字でそのことをやれるというふうに読み込むんですか、この法律は。具体的にこの文字なんだというふうにお答えいただけますか。
○櫻井充君 「必要な事業」というところで今のものが読み込めるとすると、何でもありになりますね。つまり、これが必要だというふうに判断されたときには、それは何でもやれるということになりますね、大臣。この「必要な」という部分の判断は、これは政省令に落とすんでしょうから、どなたが判断され...全文を見る
○櫻井充君 是非、きちんとした形で運用していただきたいと、もう本当に信用を失っていますからね。ですから、そこのところはきちんとやっていただきたいなと、そう思います。  その上でもう一つ、雇用保険法の除外される職業が幾つかあると思うんですが、我々多分、国会議員もそこの中から外され...全文を見る
○櫻井充君 もし仮に国家公務員の方が失業された場合には、失業給付みたいなものは受けられるんでしょうか。
○櫻井充君 そしてもう一つは、この方々が受け取ることになるわけですが、何か月間かそれは給付が受けられるということでよろしいんですね。
○櫻井充君 済みません、ちょっと、じゃ具体的にね。例えば、いろんな条件で雇用保険法で最大三百日までたしか給付されますよね、失業保険が、失業手当というんですか。それは、国家公務員の場合には一体何か月間分最大で支給されるんですか。これは勤務年数によって違うと思いますけど。
○櫻井充君 公共職業安定所から、そうすると最大何か月まで給付されるんでしょう。
○櫻井充君 それでは、その給付を受ける原資は一体何、どこから出ているんですか。
○櫻井充君 民間の方々は保険料を支払っています。国家公務員は保険料を支払わないでなぜ税金でそうやって保障されるんですか。
○櫻井充君 税金を支払うべき根拠は一体何ですか。民間の方々と比べて、私は、民間の人たちは保険料を支払っているんですよ。国家公務員は保険料を払っていますか。払ってなくてなぜそういう形で手当が支給されるんですか。  私は不公平だと思いますが、大臣はどうお考えになりますか。
○櫻井充君 全体としてそのような体系でしか成り立たないのは、何でもいいですよ。  大臣、公平ですか、不公平ですか。
○櫻井充君 サラリーマンはだからといって給料上がるわけでも何でもないんですよ。その給料から天引きされるだけですよ。あなた方もそれは別にその分を給料上がる必要はないわけであって、もう一度お伺いしますが、皆さんは保険料を支払ってないんですよ。保険料を支払ってない人たちが、その不足の分...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていない。なっていないよ、そんなの。
○櫻井充君 それでは、国家公務員の皆さんは雇用が安定していると。こんなにいい御身分は僕はないと思います。これは国家公務員だけじゃなくて地方公務員も一緒ですよね。それだから保険料も払わないと。そして最後、もし万が一、自分から退職をしたとしてもその部分は担保されると。で、保険料は支払...全文を見る
○櫻井充君 それでは、国家公務員や地方公務員の方々の失業手当を出す際の担保となる原資は何をもって、今の御答弁のとおり、じゃ雇用保険は雇用保険で原資は何にするんだと、どういう収入によって賄うのかということになるんだとすれば、公務員の方々が今賄われているものはどういう収入によって賄わ...全文を見る
○櫻井充君 今大臣は、例えば特別会計をつくると言ったら、じゃ何をその財源として、どこから持ってくるんですかと、どういう形でその税収を確保するんですかというお話をされていたわけでしょう。ですから、じゃ国家公務員の方々はどの税金から持ってきているんですか。何の目的税があるんですか。今...全文を見る
○櫻井充君 それでは、公務員の方はこれ特別会計あると先ほどおっしゃいましたね。
○櫻井充君 あれ、先ほど特別会計もあると。
○櫻井充君 もありますね。じゃ、特別会計があるんだったら、その特別会計の歳入のところの原資は何になっているんですか。
○櫻井充君 大臣、今特別会計をと言ったら、それはどういう形でお金を集めますかみたいな話をされたでしょう。だったら、今はどういうふうになっているんですかと、ただ私は聞いただけの話ですよ。  これは、多分、今日、傍聴している方もいらっしゃる中で、どちらの論が正しいというか公平なのか...全文を見る
○櫻井充君 根本の仕組みが不公平じゃないかと思っているから私は申し上げているんです。  もう一度申し上げますが、何でそうすると税の投入額を減らす。税の投入額はそのまま維持すれば、保険料そのもの、保険料率そのもの自体を引き下げることが可能になるわけですよね。  今、国民の皆さん...全文を見る
○櫻井充君 だから、その観点だったら、何でそうやって税金下げるんですか。だから、それ端的に言ってくださいよ。
○櫻井充君 要するに、財政再建のために、また国民の皆さんに犠牲になってくださいということだろうと、そういうふうに私は理解いたします。  次に、無駄遣いの一つ、私のしごと館についてお伺いいたしますが、私のしごと館の目的は何ですか。
○櫻井充君 私のしごと館の目的は果たされているんでしょうか。
○櫻井充君 来てよかったという評価を得ることが目的ですか。
○櫻井充君 奈良の場合はフリーター減っているんですか。
○櫻井充君 それでは、この委員会に提出してください。私のしごと館に訪れた方々がフリーターになっている割合、これは一般の人たちと比較して減っているのかどうか、つまり当初の目的を達成しているのかどうかについての資料を提出していただきたいと思います。
○櫻井充君 時系列であれば、調査はされているんですか。
○櫻井充君 これはだれのお金を元に造っていますか。
○櫻井充君 三事業ですが、だれがお金の負担をしているんですか。
○櫻井充君 事業主の方はこの事業を認めていらっしゃいますか。
○櫻井充君 なぜ、そのものを造ったからといって、そのお金を出している方々が了解していると、なぜですか、なぜそのようなことが言えるんですか。
○櫻井充君 それでは、そんなにいい施設であれば、全国展開されたらいいんじゃないですか。
○櫻井充君 失業者が多いのは東北とか北陸とか、そっちの方が多いんですよ。何でそういうところに造んなかったんですか。
○櫻井充君 東北や北海道の方々は、企業の方々はこれで恩恵を受けられるんですか。
○櫻井充君 私はそんなこと聞いていませんよ。  お金を出しているのは全国の経営者が出しているんですよ。全国の経営者が満足しているんですか。これ、東北の経営者がみんな満足していますか。  じゃ、調査していただきましょう。要するに、お金を出している人たちがこれを満足しているのかど...全文を見る
○櫻井充君 それじゃ、なぜほかの経営者の方々が満足したと言えるんですか。先ほどのは虚偽答弁じゃないですか。  何で首振るんですか。じゃ、分かりました。全国調査もしていないのに、何を根拠としてもって経営者の方々がこれを了としているんですか。
○櫻井充君 協議会の法律的な位置付けは何ですか。
○櫻井充君 法的根拠のないところでだれが意見を言おうと、そういうことは全く関係なくなるんじゃないですか。それがなぜ全体の……。  後ろで首振っているやついるけど、何なんだよ。何なんだよ。さっきからずっとそうやっているけどさ。悪いけど出ていってくれないか。こっちはね、お金の無駄遣...全文を見る
○櫻井充君 毎年赤字でね、それから経営者の人たちが本当に今、下田先生ここでおっしゃっていたけど、経営者の人たちが今どういう思いで経営されているのか。そこの中から、わずかずつの負担かもしれないけれども、そうやってお金を出してきている。そのお金をもうちょっとちゃんと使ってくださいよ。...全文を見る
○櫻井充君 それで結構です。  これはちょっと今日午前中にお願いした件なので、後でもう一度きちんと調べていただけますか。つまり、その当時の厚生省がどういう形で、もう資料が残っていないから分からないということであれば、それはそれでも仕方がないことですが、もう一度調べていただけます...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりですね。  ただし、じゃもう一つ、出産のときに、出産のときにこのフィブリノーゲンそのもの自体を使うことの有用性という研究はされていて、そのデータはあるんでしょうか。
○櫻井充君 そのデータもできればこちらの委員会に提出していただきたいと思います。その知見があったからこそ多分、保険適用になっていたんだろうと思いますが、その後どのような経過でいろんなデータが出てきているのか、厚生労働省がお持ちのデータをすべてこちら側に提供していただきたいと思いま...全文を見る
○櫻井充君 低フィブリノーゲン血症に対しては有効であると、これはこれで分かりました。  では、一般の方々に対してこれは使用するかしないかという判断はどうなっているんですか。
○櫻井充君 フィブリノーゲンそのもの自体、じゃちょっと私、確認しておきたいんですが、一九八〇年代に使用された場合には、これ大量出血があったときだけ使われていますか。
○櫻井充君 そのことについての調査というものはされているんでしょうか。
○櫻井充君 要するに、そのときに、今のタミフルと同じとは言いませんが、果たして必要な方々に適切に使われていたかどうかということが極めて問題なんだろうと、そう思います。つまり、もう少し申し上げると、有効性と危険性とをはかりに掛けた場合に適切に使われていたかどうかということです。 ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、もう一度確認ですが、昭和三十九年当時から厚生労働省はその感染のリスクがあるということは知っていたわけですね。
○櫻井充君 もう一度確認ですが、ノンAノンBそのもの自体が、我々、教科書でノンAノンBと学んだ記憶があります。これが認識されたのはいつごろでしたっけ。
○櫻井充君 そうすると、もう一度ですが、繰り返しになるかもしれませんが、ノンAノンBに関して、その感染リスク、血液製剤なりなんなりを使ってノンAノンBとして可能性があるのではないかということを認識したのはいつごろになるんでしょう。
○櫻井充君 最後に、大臣にお願いがあります。  要するに、先ほど、制度設計の違いというのはあるのかもしれないけれども、私はちょっと不公平なところがあるんじゃないかというふうに、国家公務員とですね、公務員と一般の方々と、それからもう一つは、本当に今、現場厳しい中で保険料として払っ...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  小林委員は労働問題の専門家であります。私は労働問題の専門家ではありませんので、ちょっと今日は基本的なお話をさせていただきたいと思っています。  その前に、ちょっと私なりの問題点を最初に指摘さしていただきたいと思います。その上で、ち...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。僕は大臣のおっしゃるとおりだと、同意していただいたことを本当に感謝申し上げますし、是非そういった問題を解決できるように政策を進めていただきたいというふうに思います。  今日はお忙しい中、三人の参考人の先生方にお越しいただきまして本当にありがとう...全文を見る
○櫻井充君 確かに、大臣のおっしゃるとおり、株主の方々のということはよく分かります。そして、しかも、投資とおっしゃられましたが、そのことであれば、僕はまさしく株主をどう保護していくのかということ、権利をどう擁護と言ったらおかしいのかもしれませんが、そこを考えていく必要性はあると思...全文を見る
○櫻井充君 そうしてくると、私は、今の市場主義というんでしょうか、アメリカ型の株式市場主義そのもの自体をもう一度考え直していかないと今の労働問題というのも解決してこないと思うし、それから企業も相当そのために無駄を強いられているところがあるんじゃないのかなと、そう感じております。 ...全文を見る
○櫻井充君 それではもう一つ。先ほど四人の方々が、会社はだれのためかというのはもうこれ皆さんほとんど同じ内容だったんですが、ただし問題は、だれを優先させていくのかということが極めて大事なことなんだろうと思うんですね。  ちょっと今日資料を持ってきておりませんが、労働分配率が最近...全文を見る
○櫻井充君 難しいことはよく分かっておりますが、ただ、これは経営者の方にやっぱり考えていただきたいのは、一番最初にお示しした資料の中で、少子化問題そのもの自体が所得にかなり依存してきている。あるメガバンクは、これだけの利益を上げているにもかかわらず、受付の女子社員に対して時給千円...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  私の知り合いの中小企業の社長に、企業の力は社員の力なんだと、そう言われました。そしてもう一つは、その社員の力を引き出すためには何が必要かというと社長の理念なんだと、そういうことも言われました。まさしくそのとおりなんだろうなと思っております...全文を見る
○櫻井充君 紀陸参考人ね、今御答弁いただきましたが、今までなぜ非正規雇用にするんですかということの企業のアンケート、たしか六〇%以上の方が賃金が安いからなんだと、そういう、企業としての利益を上げるためなんだと正直にお答えいただいているんですね、アンケートなんか見ると。  そうす...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。できれば、冒頭お話ししたとおりの状況になってきているので、企業としてももう少し社会的責任を果たす意味でも考えていただきたいと、そう思います。  これは、本当に済みませんが、企業に全部お任せして、本当にどこの企業も全部やってくださるのかどうかとい...全文を見る
○櫻井充君 どうも三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。今後の審議に生かしていきたいと思っております。  一言だけ申し上げさせていただきますが、社会全体としての利益がどうなのかという観点に立って我々もう一度考えていかなきゃいけないんじゃないのかなと、そういうふうに...全文を見る
04月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  まず、基本的なことをお伺いしたいんですが、生活協同組織という、法律の第一条のところに「生活協同組織の発達を図り、もつて国民生活の安定と生活文化の向上を期することを目的とする。」とうたわれておりますが、この生活協同組織というのは...全文を見る
○櫻井充君 今のお話ですと、いや、別に日本の組織が悪いと言っているわけではなくて、そうすると、その協同組織みたいな協同組合をつくったときには、ある種やれる事業というのはヨーロッパなどは限定されているということなんでしょうか。そして、それからもう一つは、農協やいろんなところと一くく...全文を見る
○櫻井充君 経緯はよく分かりました。  そこで、ちょっと質問の順番逆にしますが、十条に事業の種類というのが羅列されているわけですね。この羅列されているものを読んでみると、例えばその十条の一項第三のところに「組合員の生活の改善」と書いてあって、多分これで医療事業が行われるとか、多...全文を見る
○櫻井充君 こういう書き方をしておくと、例えば生協で何か仕事をやりたいなと思うときに、一々厚生労働省にお伺いを立てて、ここの条文のこういう解釈だからできるでしょう、できないでしょうという議論になっちゃうような感じがするんですね。  そうであるとすれば、これ本当に相当広いことがで...全文を見る
○櫻井充君 要するに、今のお話ですと、ほかの法律との横並びだからそうなんだと、それから最後は、組合員の方の保護ということなのかなと思いますね。ただ、時代の流れとともにいろいろその仕事も変わってきますから、そういう点でいうとかなり不自由な形に書かれているような感じがするんですよ。 ...全文を見る
○櫻井充君 それは、解釈いろいろやったりなんかするからそれなりに全部できていて、でも生協の方と話をすると、もし今私が申し上げたような内容にしたらどうですかと言ったら、そうしてもらった方がよっぽど楽だと言っていました、これは。それはそうだと思うんですよ。  しかも、今回十条は書き...全文を見る
○櫻井充君 まあ分かりました。  一応考えておいてだけいただきたいし、今、阿部先生からはやらせ過ぎだという声もありましたんで、それ、そこのところはまたこれから議論をしていかなきゃいけない、実態を見なきゃいけないところがあると思うんです。  その十条の改正の条文の中で、私はちょ...全文を見る
○櫻井充君 御丁寧に答弁いただいたんですが、よく分かんなくて、要するに、組合というのはやっぱり組合員が集まってできているものですから、その主体とすれば、もう一つ、先ほどなぜ十条のことについていろいろ申し上げたのかというと、組合員が主体なんだということがこの法律上、全体に本当にきち...全文を見る
○櫻井充君 ここのところは、あとはお互いの考え方の違いと言われてしまえばそこまでなんですが、やはり文字を見て判断することになりますから、そういう点でいうと、主体としてどちらなのかということは明確に分かるように書いた方が、法律ですね、書いた方がいいんじゃないのかなと、そういうふうに...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今その法務省が分類している法人の中に、この四条で規定された「法人とする。」というのは入ることになるんでしょうか、それとも全く別組織になるんでしょうか。
○櫻井充君 そこで、ここは確かに中間法人なんだそうです。しかも、出資者に対しての責任はどうかというと、これは無限責任ではなくて有限責任なんですね。有限責任の中間法人というのは、これは法人法の中にありますよね。これまず確認ですが、有限責任中間法人というのは法律上定められているもので...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、厚生労働省でこれ定めたというか、この閣法、消費生活協同組合法で定められている「法人とする。」とあって、性格上は中間法人であって、なおかつ有限責任ということは、これは法務省で定めている法人の中の一形態と考えるべきものなんですか。それとも、こういうものはその...全文を見る
○櫻井充君 我々の理解そのもの自体は、それは我々の理解でいいんですよ。ただ、それは広く社会で見たときに、一方で有限責任中間法人というのがあります。  これは、私は地元でシックハウス対策の関係の、何というんでしょうか、組織をつくるために、実はお医者さんや、それからそこの建設業界の...全文を見る
○櫻井充君 それでは、組合基準のところに、二条のところですが、「一定の地域又は職域による」と書いてあるわけですね。そうすると、これは農業従事者が集まってつくれば、別にこんな農協法みたいなものはなくても済むんじゃないか。これ話をお伺いすると、農協法とほとんどすり合わせてそごのないよ...全文を見る
○櫻井充君 これは、軽減税率の適用はそうすると、今自由度というお話がありましたが、自由度なんですか。僕は財務省と電話で話をした際には公益性だという話をされていたんですけれども、これは公益性をもってしてこういう形で決められているんですか、それとも自由度をもってしてこういう形で決めて...全文を見る
○櫻井充君 これ、例えばNPOなら、まあNPOと医療法人と基本的に税率一緒ですけれども、両方医療がやれますわね。それから、生協も医療をやれますね。同じ医療をやった際に、片側は税率は二二%、片側は税率が三〇%ということになってくると、これはやっぱり税制上私は問題が起こってくるんじゃ...全文を見る
○櫻井充君 普通法人と医療法人と税率一緒なんですよね。片や、株式会社で元々利益を出すことを目的としているところと、それから、例えば地域なら地域で医療を提供するというのは、これ極めて強い公益性を持っているわけですよね。ですから、例えば今度だって開業医の人たちも二十四時間できるように...全文を見る
○櫻井充君 いや、現在の法人税の考え方がおかしいから質問しているんですよ。それが正しければ別にこういう場面で質問する必要性、僕はないんですね。  もう一つ、その総合課税という観点から考えてもらいたいこともあるんですよ。つまり、何かというと、消費税の取扱いが一体どうなるかというこ...全文を見る
○櫻井充君 筋が通っていないと私は感じているから質問させていただいております。  それは、世界の国々は確かに医療法人で、患者さんが消費税を負担しておりません、ほとんど。若しくは、物すごく軽減されていて、ヨーロッパなどは元々消費税が十数%ですが病院では数%程度だとか、そういう形に...全文を見る
○櫻井充君 なぜ社会福祉法人は優遇税制を受けられないんですか。──じゃ、もう一度言っておきますが、一般の普通法人とそれから社会福祉法人と比較した際に、なぜ地方税の場合には優遇税制は受けられないんですか。
○櫻井充君 よく分からないんですが、じゃもう一度。  でも、国税の場合は、国税の場合には、一般の法人と社会福祉法人は、これは税率二二%ですから、これは違っているわけでしょう。で、こちら側は一般の法人と同じになっているんでしょう。だから、国と地方とで税金の掛け方の考え方そのもの自...全文を見る
○櫻井充君 繰り返さなくても分かっているよ。
○櫻井充君 そういう考え方になっているのではないかと考えておりますという答弁はおかしくて、それは所管省庁としてはっきりとどういうことなのかを明言すべきだと私は思います。  時間がないので、大臣、この点について、所管省庁としてみると、公益性やいろんなものに対してどう判断するかだと...全文を見る
○櫻井充君 是非御検討いただきたいと思います。  それから、総務省と財務省にもお願いしておきますが、一応地方税と国税とでもう一度考え方をきちんとすり合わせていただきたい。要するに、どういう観点に立っているからこういう税率になるんだということを合わせておいていただかないとなかなか...全文を見る
○櫻井充君 そこの部分はきちんとやっていただきたいと思います。  もう一つ、こういう形で変な話ですが、言わば消費者金融ということになってしまうのかなという感じがしていて、この金利制限をきちんとやっていただかないと結果的には同じことになる。  もう一つは、ここのところは、ここの...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  あともう一つ、済みません。共済事業のところで、ソルベンシーマージン比率を設定しようかどうかということで検討されているという話をお伺いいたしました。生協がやる共済事業そのもの自体は、これは金融庁の監督にはならないわけですよね。
○櫻井充君 金融庁の監督にならないとすれば、なぜソルベンシーマージン比率を設定するようなことを検討されているんでしょうか。
○櫻井充君 健全性の指標が必要なことは理解はいたしますが、ソルベンシーマージン比率はあくまで支払余力であって、健全性の指標になり得るとは僕は思っておりません。しかも、なぜソルベンシーマージン比率が二〇〇になっていなきゃいけないのかということの言わば本当に理論的な根拠というものが全...全文を見る
○櫻井充君 時間がなくなりましたんで、最後にちょっと意見として述べさせていただきますが、まず、少なくともソルベンシーマージン比率という言葉を使うべきではないと思います。それはなぜかというと、金融庁が検査している場合にはソルベンシーマージン比率ですが、そうでないものであったとすると...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  ちょっと済みませんが、生協法の続きをちょっとやらせていただきたいんですが。というのは、僕、この間、中村局長が答弁されていて、何で生協法が社会・援護局なんだろうというのをちょっと調べてみたら、そこの組織図を見ると地域福祉課という...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いしたいと思います。  生協法のところの、何で社会・援護局なのかという根拠を聞いたときに、何か貧困対策でもないけど、何かそういうことが根拠になっているらしいんですよ。だから、それは五十九年ぶりに改正したからそういうことになっていて、まず時代と全然懸け離れ...全文を見る
○櫻井充君 その当時と状況が変わってきた場合に、これから、今後どう考えていくのかということになるんだろうと思うんですよ。  今回の法律の改正で、介護の質の向上ということは基本的にうたわれていますよね。そのために教育の時間をもっと増やさなきゃいけないとかそういう話になっているわけ...全文を見る
○櫻井充君 局長の先ほどの御答弁ですと、要するに、介護福祉士と連携をしというお話がありました。そうすると、今回のこの福祉というのは、今の御答弁ですと社会全体の福祉だという話ですが、これは介護に限定された領域の福祉ではないんですね。要するに、そうすると、それだけ広い範囲のことをきち...全文を見る
○櫻井充君 困っていることに相談に乗ることがすべて福祉だとすると、何でも福祉になりますよ。何でもこの人たちのところに相談持っていっていいことになりますよ。今の答弁でよろしいんですか。
○櫻井充君 それでは、今度は第二条二項に介護という言葉が出てきていますが、その介護というのは一体何を指しているんでしょうか。
○櫻井充君 看護と介護と何が違うんでしょうか。
○櫻井充君 そのこと、今局長が答弁されたのは、それはそのとおりだとは思いますよ。しかし、そのことによって現場で物すごく困っているということも御存じでしょうか。  一時期問題になりましたが、例えばたんの吸引の問題ですね。そのたんの吸引というのは、僕らが医者になった当初、まさかあそ...全文を見る
○櫻井充君 例外的にやられるから問題なんだと私は思いますね。  そして、今回はその教育カリキュラムが変わるわけですね。教育時間も大幅に増えるわけですね。そういう機会だからこそ、きちんとした形で明確にしていただいて、そこで理論なり手技なりを学んでいくということの方が私は大事だと思...全文を見る
○櫻井充君 医療と言っていいのか、それとも国民の皆さんの生活と言った方がいいのか、ちょっと難しいところはありますが、少なくとも厚生労働省とすると、在宅に向かってほしいという方向性ですよね。そうすると、在宅に向かうんだとすれば、どういう形で様々な提供体制をつくっていくのかというのは...全文を見る
○櫻井充君 是非きちんと対応していただきたいと思います。  そこで、この教育カリキュラムの最終的な責任者というのは一体だれになるんでしょうか。これは、私は厚生労働大臣がきちんとした形で責任を持つべきだと。それはなぜかというと、厚生労働大臣からの名前で国家資格をいただくことになる...全文を見る
○櫻井充君 では、厚生省の中できちんともう一度議論していただきたいと、そう思います。  それから、今回の中で一番やはり問題になってくるのは、養成の在り方と、そしてそのいわゆる准介護福祉士という問題なんだろうなと思うんですが、まず一つ、なぜこういう養成コースを三つ設けてあるんでし...全文を見る
○櫻井充君 確かに、高校を卒業されてしばらくしてから、じゃ介護福祉士になりたいと思えば、おっしゃるとおり、福祉系の高校に行くというのはできない相談ですから、それはそれで、じゃ納得しますが、そうしてくると、いずれのルートを取っても、基本的に言えば、いずれのルートを取ってもその人たち...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、この三つの養成コースから来た人たちはすべて平等に取り扱われ、ちょっと言葉があれかもしれませんが、平等に権利を有していることになるという理解でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 ちょっと答弁になってないんですが、もう一度お伺いしますけれども、この養成ルート三つを通ってきた人たちすべてが基本的に言うと同じ権利を有することになるわけですね。
○櫻井充君 今のポイントはすごく大事なところなんですよ。受験資格が与えられると、ここのところは僕はそのとおりだと思っているんですよ。じゃ、その受験資格を与えられて試験を受けました、試験を受けました。しかし、落ちた後、落ちた後、若しくは受験資格があって何らかの理由で試験を受けなかっ...全文を見る
○櫻井充君 長々と御答弁いただきましたが、要するに不平等ですよね。福祉系の高校のルートと実務経験ルートの方とそれから養成施設ルートの方とで、これは不公平だと私は思います。  私は、仮にこういう制度設計にしてしまえば公平だったのになぜそういうふうにしないのか、ちょっと不思議なとこ...全文を見る
○櫻井充君 一つの考え方であることはよく分かっております。しかし、そこの考え方に立ったときに、何回も申し上げますが、三つのルートで来て、同じ権利ではないわけですよ。  それじゃ、ちょっとお伺いしますが、学校を卒業して国家試験を受けました。国家試験を受けてみたけども、その試験に落...全文を見る
○櫻井充君 それは論理破綻でしょう。それは、御理解いただきたいという、自分たちで論理構成して、だからこれを理解しろというのと、私が言っているのは違いますよ。客観的に、私はまずちゃんとお伺いしているのは、まず一点、これは端的にお答えいただきたいんですが、国家試験をおっこちて別な国家...全文を見る
○櫻井充君 分かりやすく答えてください。独自のシステムということは、今までそういう前例はなかったということですね。
○櫻井充君 僕は、まず一つは、ちゃんと前例がないことは前例がないという形で認めていただきたいと思っているだけなんですよ。それで今回、だけれども、前例がない中でこういう形を取らなきゃいけないのは外交上の問題なんだと、だからもうこれで勘弁してくれと、それ言われればそれでおしまいですよ...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  そうであったとすれば、外国の方だけ別建てにすればよかった話じゃないですか。つまり、日本の人たちだけは皆同じような形にすると。これは外交上の問題なので、そこの時点で取決めをしたことをやらなきゃいけないから、例えばフィリピンならフィリピンの方々だけは暫...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ提案とすると、先ほど申し上げたとおり、じゃ、一番左の養成施設ルート、このルートだけは卒業した時点で准介護福祉士という、仮免許なら仮免許という形にした方が私はやっぱりなじむと思うんですよ。  何回も申し上げますが、試験を落ちたらここになりますじゃなくて、卒業し...全文を見る
○櫻井充君 この間、高松に行ったときに、三十三歳の男性とお会いして、この方、介護の現場で働かれているんですが、とても給料が安くて生活ができなくて実は夜、運転代行もやっているんですね、運転代行の方が給料がいいと。三十三歳で、まあとても結婚できないし、子供を産むなんということを考えら...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  まず、ちょっと冒頭、委員長にお尋ねしたいことがありますが、この委員会の定足数は何人でしょうか。
○櫻井充君 定足数ですが。
○櫻井充君 その要件を私は満たしていないと思いますが、委員長としてどのような判断をされて委員会を運営されていらっしゃるんでしょうか。  済みません、同じ会派の中でこういうことをきつく申し上げるのはちょっと筋としてどうなのか分かりませんが、私は、そういう観点を全然抜きにしてですね...全文を見る
○櫻井充君 それからもう一つ、日銀の方にお伺いしたいと思いますが、私は、今日質問通告をする際に日銀の方から、重要な会議があって、総裁以下皆さんがその会議に出られるので出席できないと最初に言われました。ところが、今日、財政金融委員会で日銀報告に対する質疑が行われていて、日銀の総裁は...全文を見る
○櫻井充君 私は、総裁でなくてもよろしいという話をしましたが、理事の方以下全員の方が何か会議があってこの委員会には出席されないと、出席できないと、そういうふうに連絡室から報告を受けました。しかし、総裁は財政金融委員会に出席しているということは、現在どのような会議が行われているんで...全文を見る
○櫻井充君 私は、財政金融委員会に所属していたことがありますが、総裁以下全員の方がそこの委員会に出席されている姿を見たことがありません。今日は特別、全員出られていますか、じゃ確認しておきますが。
○櫻井充君 我々は必要だと思っているから招致を求めているのであって、出れる方がいらっしゃるのであれば最大の配慮をするというのはこれは当然のことじゃないですか。  私は、政策決定会合か何かがあって全員の方が出られなければいけないと思っているからどなたでも結構ですというお話をしまし...全文を見る
○櫻井充君 日銀は、法律上、参考人として我々はどの委員会でも招致できるというふうに僕は理解しております。ですから、どこの委員会だから日銀は出席する、どの委員会だから出席しないということにはならないんじゃないですか。
○櫻井充君 もう少しその点もきちんと考えていただきたいと思っております。  それは、なぜ今日は日銀をお呼びしたのかというと、まず金利政策そのもの自体が、これは国全体として金利を決めていきます。しかし、今の金利で本当に各々の地区が、各々の地区の資金需要とか資金供給がうまくいくのか...全文を見る
○櫻井充君 今の中で、まず一つ、中小企業も全体としては良くなってきているという御答弁がございました。日銀が調査されている中小企業というのは、資本金二千万円以上の中小企業ですよね。これを本当に中小企業と呼んでいいのかどうか、僕はかなり難しいところがあると思っていて、実際その中小零細...全文を見る
○櫻井充君 全体的に回復しているということそのもの自体は、何をもってして全体的に回復しているかということになるんじゃないのかなと思うんですよ。  例えば、これはまず金融庁にちょっとお伺いしてみたいと思いますが、資金側の供給サイドとしたときに民間の金融機関の貸出しがいまだにずっと...全文を見る
○櫻井充君 本当に改善しているといっても実は本当に緩やかであって、資料をいただいておりますが、先ほどお話があったとおりの数字です。しかし、例えばその九八年の四月当時と比べるとはるかに貸出し残高は減っているわけですよね。これをどういうふうに見ていくのかということが最大のポイントにな...全文を見る
○櫻井充君 本当に、実は答弁になってないわけであって、日銀ももう一つお伺いしておきたいのは、ここの判断どうするかなんだと思っているんですよ。  つまり、私はゼロ金利は解除していった方がいいと思っていますし、金利は早いところ適正金利に戻すべきだと、そう私は思っております。しかも、...全文を見る
○櫻井充君 銀行は利益出しているとおっしゃいますが、一時期、去年、おととしぐらいになりますか、あれは過剰な引当金を積まされていたから、あの当時の金融行政の中でですね。ですから、例えば東京三菱なら東京三菱で六千億引当金が余って戻ってきたとか、そういうことで利益を出してきている。それ...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんよ。要するに、今の時点で民間そのもの自体がきちんとした形で融資できる状況になっているのかどうかということを私はお伺いしているんですよ。  それで、世界の国々でというお話をされました。それでは、アメリカの金融制度と日本の金融制度はみんな同じですか。...全文を見る
○櫻井充君 私も別に全部公的金融機関でやれと申し上げているわけではありません。つまり、補完補完と大臣答弁されますが、今民業がきちんと動いているのかどうかと、つまりきちんと融資されているのかどうかということが最大の問題なんですよ。  それと、今回の金融機関そのものは全国一律の金融...全文を見る
○櫻井充君 政策金融だけでやれと私は申し上げておりませんよ。民業の補完でいいんですよ、それは。ですが、その民間が本当に機能しているかどうかというところが一番大きな問題なんだと思うんですよ。  この一条の目的のところに、一般の金融機関が行う金融を補完することを旨としつつと書いてあ...全文を見る
○櫻井充君 だれが判断するのかと聞いているんだよ。
○櫻井充君 もうちょっと分けて答弁いただきたいんですが。この法律上、一条に書いてあるその補完というところは、組織の形態としてただ単純に民間の業務が十分でない部分があり得るだろうから、だから補完しなきゃいけないと、ただそういうことでこれは書いてあるだけですか。
○櫻井充君 そうじゃなくて、この補完というのは何をもってして、どの部分の補完になるんですか。つまり、こういうふうに言った方がいいのかもしれないけれども、まず組織としてつくらなきゃいけないでしょう。その組織形態としての意味での補完という形になっているんですか。それとも運用上何らかの...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、現状判断されてここまでは民間でやれると、それ以外のところはまだ民間で十分やれないから、若しくはだれがやるのかという判断になったときに、その部分は、じゃ公的金融がやりましょうと、そういう意味合いでここの部分は全部制度設計されているということでいいんですね。
○櫻井充君 そうしますと、今の資金供給がここの部分は民間できちんとやれると、そういうふうな根拠になった数字はどこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 数字的な裏打ちがなくてなぜ判断できるんですか。つまり、民間金融機関でここの分野に関しては十分資金が供給できていると、だからここは公的金融機関が手を引いていいんだという判断をするのはこれは当然ですね。つまり、経済財政諮問会議ってすぐ名前出しますが、あんな大企業の代表者の...全文を見る
○櫻井充君 今持ち合わせていないというのは、この委員会で持っていないということですか。
○櫻井充君 政策判断することはそれはよく分かるんですよ。しかし、政策判断というのは客観的な数字をもって判断しなきゃいけない場面って一杯あるんじゃないですか。例えば僕ら医者になった時代はコレステロールの正常値って二百四十だったんですよ。ところが、それは統計を取っていって見たときに二...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  じゃ、そうすると、例えば二〇〇三年以降、大企業の利益率と中小企業の利益率、全然違っていますよね。製造業でいうと、大企業の利益率は七%弱ぐらい、中小企業の利益率は四%前後ぐらいだったかと思いますが、大きく懸け離れてきています。つまり、その政策金融で本...全文を見る
○櫻井充君 とにかくもう一度お願いしておきたいのは、今後の政策判断の際に、ある程度客観的な数字を出していただけるようなシステムをつくっていただきたい。そうでないととにかく評価できなんですよね。この後、こういう改革をしましたと、だけどうまくいきました、うまくいきませんという、そこの...全文を見る
○櫻井充君 政策金融を行うということは、まず、じゃここはお伺いしておきたいんですが、政策金融を行うということは市場原理に合うものなんですか。
○櫻井充君 そうすると、財投機関債を発行して、その財投機関債を市場で買ってもらえないからこの金融機関は駄目な金融機関なんだと、そういう判断をするんだと。これは、財投機関債を発行する際に、あのときは宮澤財務大臣だったんじゃないかなと、それで林副大臣であったと思いますが、そのときも相...全文を見る
○櫻井充君 林副大臣ね、国の事業というのはいろんな事業があるんですよ。国の事業いろんな事業があって、うまくいく事業もあればうまくいかない事業、赤字覚悟でやっているものもあれば、そういうことを全体ならしたところの金利になるわけでしょう。  それから、国の財政上どのぐらいなのかとい...全文を見る
○櫻井充君 今のお話はそのとおりなんですよ。あのとき議論したのは、あのとき議論したのは、入口のところの市場原理とか、そういう形を使ってやるのはおかしくないですかということを私は指摘させていただきました。そして、その上で、そこの歯止めを掛けるんであれば、むしろ政策的な判断として、政...全文を見る
○櫻井充君 一般的に、こういうふうに法律に書かれた際に、国民一般と書かれれば、だれしもが融資を受けられるような形になるんだろうと思うんですよ。それは今御説明ありますが、普通にこの法文を読めば、国民一般というのは、だれでもこの公的金融機関から借りる権利を有するように僕には法律上読め...全文を見る
○櫻井充君 別に今急に、それは大臣はそうお感じになったかもしれないけれど、私は前々からそういうことができないんだろうかと。  つまり、今金利をあれだけ引き下げたと仮にしたとしても、二〇%前後ぐらいのところの金利で本当に返せるのかどうかということですよ。今申し上げた、例えば病気に...全文を見る
○櫻井充君 三条に、今御答弁ありましたが、発行済株式の総数を政府が保有しろと書いてあるということは、まず、これは基本的に言うとコーポレートガバナンスが働くのかどうかというのは極めて難しいですね。つまり、一般の会社法で言うのとは違うということですね。それから、一般の会社法というのは...全文を見る
○櫻井充君 どちらの部分を取るかということなんですよ。つまり、政策判断でやるんであれば、政策的なことが実行されているかどうかさえ判断すればいいんですよ、こんなものは。その政策判断に従ってやっているか、やっていないかだけ見ればいいことであって、それを、あとは一々その市場でどうのこう...全文を見る
○櫻井充君 僕からすれば答弁になっていないと思っているんですけれどもね。  つまり、農業関係者とかだけはまた別にこういう形でやりますというふうに全部書くんであったとすれば、一つのシステムにはならないわけでしょう。要するに、今、中小公庫やそれから国金、それからこの農林関係のやつと...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  まず大臣、ちょっと冒頭済みませんが、通告なしで大変申し訳ないんですが、今日の新聞に過労自殺五七%増と、過去最多の六十六人であるという記事が掲載されておりました。この記事に見るまでもなく、私は、労働者の労働条...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これ今日は通告ないので、来週の火曜日にまた質問時間をいただけるそうですから、これは来週の火曜日でも結構ですが。  労働省の役人の人たちと話をすると、彼らはやはり問題意識は持っているわけですよ、今の労働条件は本当に悪くなっていると。ところが、彼らの思うとおりにな...全文を見る
○櫻井充君 それが率直な御意見だろうと思います。特に厚生労働省がやり玉に上げられて、相当御苦労されていると思うんですよ。  私は、最近の民間委員の方々を見ていると、四人の連名で様々な意見を出されているんですよ。これはおかしな話ですね。つまり、経済財政諮問会議として意見が出てくる...全文を見る
○櫻井充君 内閣の一員ですとそういう御答弁しかできないのかなと思っているところがありまして、つまり、私も前段の部分はそのとおりだと思うんですよ。しかし、問題はそこにいるメンバーなんですよ。それから、そこにちゃんとルールがあって、そのルールにのっとってやっていらっしゃるかどうかとい...全文を見る
○櫻井充君 うちも同じような状況なんですが、そこの中で、この法律で短時間労働者と定めておりますよね。こういう秘書の方が、うちの秘書なんかもやっぱりちょっと勤務時間、若干違うんですよね。勤務時間というのは、決めている時間はありますが、結果的には今おっしゃるように支援者の人との会合や...全文を見る
○櫻井充君 実態はよく分かるんですよ。実態はよく分かるんですが、この法律の二条の定義を読んでみると、実はその一週間の所定労働時間が同一事務所に雇用される通常の労働者の、要するにその時間よりも比して短い労働者をいうと書いてあるんですね。これはここの中に契約とは定めておりませんし、要...全文を見る
○櫻井充君 ですから分かりにくくなっているんじゃないのかなと。つまり、昨日この内容をきちんと周知徹底するべきだということを、あれ浮島委員、おっしゃっていましたよね、理事がおっしゃっていたかと思いますが、つまり、対象者がはっきりしなければ自分がそれに当たるかどうかもよく分からなくて...全文を見る
○櫻井充君 今、津田理事に確認いたしましたが、今はもう横並びにちゃんとなっていると。このでき上がった当時はそうではなかったのかもしれないけれども、今はちゃんと横並びになっているという説明でございましたが、違うんでしょうか。
○櫻井充君 これ金額のこと書いてませんよ、一つも。これ労働時間ですよ、定義は。全然違うじゃないですか、答弁。
○櫻井充君 答弁になってないんですが、この定義は労働時間しか書いてないんですよ。賃金なんて一言も書いてませんよ。この法律の中に賃金ってあったかな。賃金はたしか今度の新しいところに賃金という項目が大体されていますが、基本的に申し上げておきますけれども、これはこの法律の根幹ですから、...全文を見る
○櫻井充君 それで、僕は、例えば、じゃちょっとお伺いしたいのは、一時間でもとにかく短ければもうこれは短時間労働者なんですね、一時間でもね。要するに、一週間四十時間なら四十時間の会社でも、もうもっと極端に言いましょうか、五分でも一分でも短ければ、これはもうみんな短時間労働者ですね。
○櫻井充君 そこのところが僕はすごく分かりにくいと思うんですね。ですから、今のように、五分は違うと、だけど、法律上のこの文言から言えば、これは五分も一分も全部当たりますよ。だから、おかしいと言っているんですよ。  だったら、ちゃんと時間単位で違うとか、今の一時間ならそれはそのと...全文を見る
○櫻井充君 ここからは見解の相違ということになるんでしょうが、何回も申し上げますが、はっきり分からないんですよ、自分自身がそこに当たるのか当たらないのかということ、そのもの自体がですね。ですから、周知徹底しようにも周知徹底できないんじゃないのかなと。これはもうこれ以上やってもしよ...全文を見る
○櫻井充君 しかし、私は短時間労働者ですが、短時間労働者でも通常の人たちよりも賃金はいいですよ、これはですね。そうすると、賃金のいい労働者もいて、賃金が極めて悪い労働者もいて、そこに僕は問題があるんだと思うんですよ。  じゃ、なぜそういう賃金格差というのが生まれてくるというふう...全文を見る
○櫻井充君 本当にそうでしょうか。私にはとてもそう思えないところがあります。  つまり、何かというと、最近、もう一つ、別にこれ短時間労働者の例ではありませんが、七対一看護が実施されてから、看護師さんに対しての処遇というか条件は極めて良くなっています。青田買いをしているところもあ...全文を見る
○櫻井充君 大臣のおっしゃることはよく分かりますし、いわゆる短時間労働者が今極めて厳しい労働条件にあるんだということも、これは認識しております。  ただ、そこの中で私は、これは実は短時間労働者だけではなくて、職種間によっても全然違うんだと思うんですよ。例えば、介護なら介護の職員...全文を見る
○櫻井充君 ふろの栓を抜いて水をためようと思ってもたまらないんですよ。そんなようなものですよ、今のやり方はね。厳しい言い方かもしれませんが。    〔理事阿部正俊君退席、委員長着席〕  じゃ、もう一度お伺いしますが、労働分配率が低下し、株主に対しての配当比率が上がってきている...全文を見る
○櫻井充君 今、御答弁の中で、まず大臣は、私はそこの担当者でないというようなお話をされましたが、内閣の一員ですよね。閣議決定で判も押されていますよね。つまり、これは共同責任を負うはずなんですね。しかも、労働というところの所管省庁の大臣ですから、これはあくまで労働者として労働者が、...全文を見る
○櫻井充君 私は、これ通告してありますものね。ちゃんと、労働分配率が低下し、なおかつ株主の配当がということ、これ通告してありますから。ですから、そのことに沿ってこれは質問さしていただいているつもりです。  もう一度申し上げておきますが、労働分配率そのもの自体が下げ止まらない限り...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、この国はどういう方向に向かっていくのか教えていただきたいんですけど、つまりその働きに見合っていないということは、パート労働者そのもの自体の、これは働きに見合っていないということと若干違いますけれども、パート労働者の数がこのままでまずいいとお考えなのかどうか...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっと最後がよく分からなかったんですけど。最後、もう一回お願いできますか。
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりだと思いますね。  例えば、午前中なら午前中忙しいからその部分をパートでという、もうそれはまさしくそのとおりだと思うんです。  もう一度、ちょっと先ほどの資料の中ではっきりさせておきたいことがあって、日本は要するに賃金格差、これフルタイム労働...全文を見る
○櫻井充君 六条でも八条でもいいよ。八条。
○櫻井充君 それでは、今御答弁の中で事業主はそれから労働者はというお話がありましたが、この短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律というのの、事業主は何%知っているんですか。それから、労働者は何%知っているんですか。
○櫻井充君 済みません、これは通告していないので火曜日に御答弁いただきたいと思いますが、労働組合のあるところであれば、ある程度のことはこれは組合の人たちは多分知っていると思うんですよ、組合員全員かどうかは別として。ですが、労働組合のないところの人たちが本当にどれだけ知っているかで...全文を見る
○櫻井充君 労使の交渉というのが、立場が五分五分であれば僕はおっしゃるとおりだと思いますよ、五分五分であればね。ところが、今は違うでしょう。だって、労働組合の力なんて物すごく落ちてますよ、申し訳ないけれども。ですから、そういうことから考えていったときに、労使の交渉で本当にきちんと...全文を見る
○櫻井充君 今事業主がとおっしゃいましたよね。事業主の意見だけであって、これパート労働者の人たちの意見は反映されているんですか、じゃ、こういう部分に対して。それはおかしいじゃないですか。もうこの時点からですよ、この時点から事業主の方が強いということがはっきりしていませんか。つまり...全文を見る
○櫻井充君 僕は、国がちゃんとした責務を果たしていないから今のような劣悪な労働条件になっていると思いますよ。ここのところが僕は基本的に言うと最大の問題ではないのかなということを指摘いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  今日は、パート労働法はパート労働法なんですが、最近の要するに法律の決められ方というんでしょうか、制度の決定の仕方、まず、ここを直していかない限り、直していかない限りまともな政策にならないんじゃないのかなと、そう思っております。...全文を見る
○櫻井充君 国民の立場で議論されている方が、なぜアメリカの商工会議所からパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれなきゃいけないんですか。
○櫻井充君 すごく他人事のような気がしてならないんですね。  つまり、今のこの国の制度そのもの自体が言わば外圧によって変えられていっているということを考えると、明治の時代に戻ったのかなと。開国をしてから五十年間、不平等条約は改正されませんでしたが、今まさしく、戦後六十年たっても...全文を見る
○櫻井充君 それは、アメリカ政府として提出されたのは、それはアメリカ政府の自由だと思いますよ。しかし、それは提出してくる前に何回か日本政府とアメリカ政府の間でやり取りがあったはずですよね。これは外務省にお伺いしておきますが、これが提出される前、何回、日本とアメリカとでやり取りがあ...全文を見る
○櫻井充君 それでは、これそのもの自体、提出された際に、恐らくじゃなくて当然のことながらこれは議論されているはずであって、そのときの議事録を提出していただけないでしょうか。
○櫻井充君 その原則は、何にのっとってそういう原則を決められているんですか。
○櫻井充君 それはどういう理由からですか。  それからもう一つ、その理由付けは相手国があるからというその話なのかどうか分かりませんが、その法律上の縛り、そういったものは一体どこに根拠があるんですか。つまり、私が申し上げておきたいのは、本当に外交上の理由でそれを公表できないのか、...全文を見る
○櫻井充君 国益上そのようなものというのは、何をもってしてその国益としているんでしょうか。つまり、外交上の交渉事すべてが全く公表されないというのは、これは僕はおかしな話だと思いますよ。つまり、国会で議論する際に国会議員に情報が公開されないなんというのはどうしてでしょうか。ここは、...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。それでは、概要をお示しいただけますか。資料として提出していただけますでしょうか、八回行ったということですから。
○櫻井充君 了解いたしました。  そうであるとすれば、私は、これ実は先週から質問通告しておりました。そして、そのときに資料を出してほしいというお話をした際に、破棄したと、ないかもしれないというふうにまず言われました。外交文書として大事なものであるはずのものが破棄されていて見付か...全文を見る
○櫻井充君 答弁になってないと思いますよ。  言っておきますが、これは極めて大事なところなんですよ。つまり、この国の根幹が対日要望書によって大きく大きく変えられて──ちょっと、やめた。ふざけるなよ、あれ。質問聞いてもらってないじゃないか。
○櫻井充君 浅野副大臣のお隣におられる方、私が質問している際に何でしゃべるんですか。
○櫻井充君 それは国会審議を冒涜していませんか。私が質問しているときに、その質問内容を答弁される方がちゃんと聞いていないことじゃないですか。物すごい失礼じゃないですか。
○櫻井充君 いや、あなたに聞いていません、副大臣じゃありません。
○櫻井充君 質問の内容を聞かないでどうしてそれの答弁ができるんですか。
○櫻井充君 人が質問している最中にお話をされていて、それで聞けることなんでしょうか。そういうことですか。つまり、何回も何回も先ほどからお話をされていますよね。こちらだってこういう形で質問したくなかったんですよ、元々。  だから、私は、随分前からこの経緯について説明してほしいと。...全文を見る
○櫻井充君 これは国会ではなくて、だから委員会のための準備として出してほしいとお願いしたんですが、結果的にはそうだったんですよ。  それから、副大臣ね、僕は日米林産物協議のところも調べましたが、日本政府に、外務省に聞くと、これは出せないと言うんですよ。でも私、これ持っていますよ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それでは、今副大臣からそういう御答弁がございました。九六年当時、厚生労働省はこのことに対してどのようなやり取りをしたんでしょうか。
○櫻井充君 不思議なんですが、そのときにやり取りされた資料というのは残ってないというのはなぜなんですか。つまり、これだけ大きな要望書が突き付けられ、しかも項目も随分挙げられておりますよね。そして、過去五年間の対日要望書等の取扱いを見てみると、十一月ぐらいに両国間で交換をし、その後...全文を見る
○櫻井充君 だって、浅野副大臣はこういうのは各省庁個別に取り扱ってというお話をされているわけですよ。ということは、雇用政策に関して言えば、これは労働省がちゃんと回答作っているわけでしょう。そして、それをあとは政府全体で取りまとめてこの要望書に対してこういう見解ですと、回答ですと、...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、これ外交上の一般的な礼儀として、要望書が来たときに何の返事もしないということはあるんでしょうか。要望書を受け取っておしまいですか。逆に言えば、日本の要望書をほかの国々に提出して何の返事も来ないというのは、これ日常茶飯事、当たり前のことでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、要望書が提出された際に全く無視するということは、これはあり得ないことですよね、今のお話ですと。そうすると、この要望書を受けて各々の省庁で話合いをしたということは、これは残って、一般的に言えば残っているということになるんですね。
○櫻井充君 この問題は改めてお伺いさせていただきたいと思いますが、外交的なものの要望書があって、それに対して日本政府として何も回答しないということが本当にあるのかどうか。一般的に言うと、だれかに物事をお願いしておけば、そうすると、それに対してできるできないという回答があるのは、私...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、直接接している方はそういうふうにお考えなのかもしれませんが、私は彼の話、考え方を直接聞いたことがございません。  委員長にお願いしておきますが、当委員会で、どのような労働政策についての考えをお持ちなのか、参考人招致をして意見を求めたいと思います。御検討いただき...全文を見る
○櫻井充君 まだ僕はその経済財政諮問会議のメンバーが適切でないと思っておりますが、キヤノンの御手洗会長は偽装請負もしていたわけでしょう。こういう方が労働問題を語る資格があるとお思いでしょうか。
○櫻井充君 今のお話ですと、個人がこの場に来て話をしない限り、なかなか説明いただけないような御答弁であったと私は理解いたします。  そこで、委員長、また改めてお願いしておきますが、経済財政諮問会議の民間委員である御手洗氏の、同じように参考人招致を求めたいと思います。
○櫻井充君 次に、規制改革会議についてお伺いしたいと思いますが、これは五月二十日付けの新聞に載っておりましたが、規制改革会議が最低賃金上げることに対して反対するということを表明されましたが、僕はよく分からないんですが、こういったことの議論というのは、もう今やその最低賃金の法案が国...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのはそういうことではなくて、これから正に国会で審議されるかされないかという場面で、法案までもう出されている中で、なぜ規制改革会議がこういうような見解を述べるんですか。もうこの人たち、意見言わなくたっていいじゃないですか。
○櫻井充君 それでは、三年間どういう議論をしてきたのか、議事録をすべて提示していただけますか。  特に、規制改革会議の問題点を挙げておきますが、こういうワーキンググループの議事録が開示されておりません。今、情報公開の中で、本来は情報公開されるべきものが情報公開されていないという...全文を見る
○櫻井充君 どういうことですか、じゃ。
○櫻井充君 もういいです。  大臣、こんなやり方でいいんですか。つまり、いろんな場面でいろんな議論をするのはいいんだという多分答弁になるのかもしれませんが、こんなことやっていて本当にいいんですか。つまり、厚生労働省の中には、厚生労働省の中できちんと労働政策審議会というのがあって...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  不適切なんですよ。不適切な人たちが不適切な会議を開いていることそのもの自体が不適切なんですよ。これ税金で運用されているんですからね、だからこんなことやめてもらったっていいんです。私はこれ税金の無駄遣いだと思いますよ。  先ほどから参考人招...全文を見る
○櫻井充君 もう一つですが、厚生労働省の下にというんでしょうか、労働政策審議会というものがたしかつくられているかと思いますが、そこの中で、過労死は自己責任と主張されている方がいらっしゃいますが、この方はどのような経緯でこの労働政策審議会のメンバーになったんでしょうか。
○櫻井充君 使用者の代表者としてふさわしいという根拠はどこにあるんですか。
○櫻井充君 企業経営でねとおっしゃいますが、あの方は日本郵政株式会社の今、社外取締役に就任されているんですよ。社外取締役というのは、一般的に言うとその企業と利害関係のない方になる、取引をされてない方になるんですよ。しかし、この方は、この方は社外取締役に就任されてからも今の郵政公社...全文を見る
○櫻井充君 もう最後ですが、私は今日、るる申し上げてきましたが、この国の規制改革の在り方そのもの自体が私はこの国のためになっているとはとても思えません。結局、戦後六十年からなかなか脱却できないのかなと。日本が経済的な優位に立ったから日本そのもの自体をパッシングした方がいいと考えて...全文を見る
05月22日第166回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、基本的なことをお伺いしたいんですが、少年法の第一条の目的のところに、この法律は、少年の健全な育成を期しと明記されておりますが、一般的にこの責任を負っているのは第一義にはだれが、だれが責任を負うことにな...全文を見る
○櫻井充君 長い答弁でございましたが、結論は、要するに第一義に責任を負うのは保護者である親だということでよろしいんですね。
○櫻井充君 それはあくまで少年法の立て方がそうなっておりますが、それでは、非行を犯した少年に対して国が第一義に責任を負うというふうに決められた根拠はどこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 国が行わなければいけないその根拠になるものは一体何ですか。つまり、子供の健全育成を期さなければいけないと、それの責務は第一義に親にあるわけです。非行少年になった場合にはそれが親ではなくて国になるということが今大臣の御答弁ですが、なぜ非行少年の場合にはその責務を国が負う...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんよ。答弁になっていませんよ。  要するに、じゃ、親が親として責任を果たせないというのは、どこをもってして親が親としての責任を果たせないというふうに考えているんですか。  もう一点申し上げれば、親が親として責任を果たせなかったとすれば、子供の性格...全文を見る
○櫻井充君 法律上定めることの根拠ですよ。つまり、国がそこに介入していくことの根拠はどこにあるんですか。
○櫻井充君 済みませんが、答弁になっていないと私は思います。  私は、じゃ大臣、児童の権利に関する条約というのをこれは平成六年に締結しておりますが、この中の第七条に何と書いてあるのかというと、子供は、でき得る限りその父母を知り、かつその父母によって養育される権利を有すると、まず...全文を見る
○櫻井充君 それでは、ここに定められている、でき得る限りというふうに書いてあるわけであって、本来、ですから、なぜ国が、じゃどういう線引きをもってして、どういう線引きをもってこの子たちは国家で面倒見なきゃいけないというふうに決めることになるんでしょうか。つまり、もう少し申し上げると...全文を見る
○櫻井充君 それでは、親が、今大臣が御答弁されましたが、要するに親としての責任を果たせないという趣旨の御答弁ですよね、それでよろしいですか。
○櫻井充君 それでは、その十分でない親は、例えば今回のこの法律上、子供に対しては、非行のある少年に対して性格の矯正等を書かれていますが、親に対しては何も明記がないんですね。そうすると、親に問題があったということですから、親そのもの自体が変わらない限り、大臣、その少年の非行というの...全文を見る
○櫻井充君 まさしく今質問しようと思ったところですが、少年法の中に、じゃ親の責務規定なり、それから若しくは親をカウンセリングする等、そういうことが一体どこに盛り込まれているんでしょうか。
○櫻井充君 今大臣が根拠としてお挙げになったところは、八条は、事件の調査のために、調査ですよ、事件の調査のために保護者又は参考人の取調べその他必要な調査を行わせることができるということであって、保護者の項目が出てきておりますが、これはあくまで事件の調査です。九条にあるのも調査の方...全文を見る
○櫻井充君 二十五条の二のところに、確かに、条件を付けて保護者に引き渡すことというふうに書かれていますが、果たしてそれが今まで機能してきたのかどうかということが最大の問題だと思うんですよ。  これは、今おっしゃるとおり、たまたま解釈で、これからこういうことに関してその保護者なり...全文を見る
○櫻井充君 僕は、親が変わらなければ基本的には子供はなかなか変われないんだと思っているんですよ。これはもう自分自身が、これは非行かどうかは別として、僕は、もう一つ申し上げておきますが、非行少年というのは加害者であると同時に私は被害者だと思っております。つまり、自分自身が心の問題を...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっとよく分からないんですが。  大臣ね、これ恐らくほかの委員の皆さんも、その少年だけの問題ではなくて家族の問題なんだというのは、これ多分、恐らく多くの方、共通認識なんだろうと思うんですね。そうしてくると、その家族の関係が変わらない限り良くなっていかな...全文を見る
○櫻井充君 後段おっしゃったことは確かにそのとおりで、果たして少年法だけなのかどうかというのはこれはまず考えなきゃいけないことでありますが、しかし、非行を犯した少年というところでいうと、先ほど冒頭大臣は親に任せられないと、親に任せられないから国家でこういう形で少年院やそれから鑑別...全文を見る
○櫻井充君 それでは、そういう観点で法律を作られたとすれば、その定義規定や目的のところにそういう条文をまず置くことが筋なんではないですか。
○櫻井充君 しかし、それが条文に書かれていませんね。特に、第一条の目的のところにはそういうふうに書いてないわけですよ。ですから、大臣は先ほどから何回も御答弁されていますが、第一条の中にそういうふうに盛り込まれていないんだと、冒頭御答弁いただきましたから。ですから、私はそこのところ...全文を見る
○櫻井充君 かなり苦しい御答弁だと私は思いますが、それはじゃ、そういうふうに仮に読むんなら読むということにいたしましょう。それはそういうふうなものだというふうに解釈するんだと。これは法律を作られた法務省に解釈権限がありますから、それがそういう解釈なんだと言われればそこまでなんです...全文を見る
○櫻井充君 それでは百歩譲りましょう。  今までこういう形で作られていて、保護者に対するそういうアプローチの仕方、それからどういう形でカウンセリングを行う、そういったプログラムはありますか。
○櫻井充君 つまりそれは、じゃ今までは命令はしていたかもしれないけど、ただやってくれの世界であって、実効性があったかどうか、この確認はしていないわけですね。  これは、済みませんが、通告しておりませんので、これ委員長にお願いですが、まずプログラムがあるのかどうか、そういったもの...全文を見る
○櫻井充君 私は、きちんとした形のプログラムをつくらないと良くならないと思います。  それから、ニュージーランドの例を申し上げますが、ニュージーランドは国の福祉部局が主体となって、青少年司法コーディネーターが運営する家族集団会議というのが採用されています。その参加者は、少年の家...全文を見る
○櫻井充君 後段のことについては感謝申し上げますが、再度申し上げたいのは、条文の中にそのことを盛り込まなくていいのかどうかということなんですね。  僕は、例えば少年が非行を犯した際に、一番違和感を感じているのは学校の先生が謝っていることです。特に、校長先生が出てきてなぜ謝らなき...全文を見る
○櫻井充君 これは、法律というのは一般の素人が読んでも僕は分かるように書くべきものだというふうに思っております。そういう観点からいうと、一条の中の先ほどのところを取り上げられて、ここも全部親のことも含むんだというお話をされますが、果たしてどれだけの人がそういうことを読むことができ...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、教育基本法の中に家庭教育というのも入ったんですよ、今回ね。時代とともに変えなきゃいけないと、その教育基本法も変えなきゃいけないということで与党はそこの中に家庭教育も入れたじゃないですか。今回の場合においては、例えば児童虐待をしているような親が三割もいたと。結局、...全文を見る
○櫻井充君 それはもうおっしゃるとおりです。ですから、私も別に前のことまで全部少年法で書けということを申し上げておりません、全く。その非行少年そのもの、非行を犯した少年に対しての再犯防止のためのことに関して、国がこの法律上で言うと第一義の先ほど責任を負うような作り方になっているん...全文を見る
○櫻井充君 これね、子供の性格の矯正と書いてあるんですよ。そうしたらね、親の性格の矯正も必要なんですよ、これははっきり言っておきますけど。それは、児童虐待やっているような親の性格の矯正、これ必要じゃないですか。だったら、なぜ子供の性格の矯正だけを一条の目的のところに書いておいて、...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  議員立法でこういう形で提案され、それから阿部、自民党の筆頭と、それからうちの津田筆頭との間で、議員間でこういう意見交換をする場をつくった方がいいんじゃないかということでございまして、それはそれとして物すごく意義のあることではな...全文を見る
○櫻井充君 これは書き方によるんだと思うんですが、今四つのものが一般的に言われているわけであって、むしろそれを定義の中できちんと書いてしまって、それの補足説明みたいに書いた方が本当は分かりやすいんじゃないのかなと思っているところがあるんですよ。  それはなぜかというと、あるテレ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとその他大勢にされるのは僕は気の毒だと思います、ここは。ここは是非、本当は修正してほしいところですが、なかなか条文上、いろいろ手続があって難しいことは承知しておりますので、この次の改正のときにはこれは文言を入れてほしいのと、それから、早期発見のところで是非、乳幼...全文を見る
○櫻井充君 地域でそれぞれ取り組まれるということは、それは地域で子育てをこの町は物すごく一生懸命やりますということでいいことだと思いますけど、地域ごとによって子供たちが受ける権利そのもの自体が違うということが僕は問題だと思いますし、それから、これはどこの所管省庁だからというところ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、要件は、ここの二条に定められていることがこれが要件だということになるわけですね。  そうすると、外傷が生じている場合に、昔のあの星飛雄馬の世界ではありませんが、スパルタ教育だといって親がちょっと殴ったりしたような場合、これが親からすればおれの教育方針だと...全文を見る
○櫻井充君 正直言って、ちょっと外傷を負った子が来たときに、この子が虐待を受けているかもしれないかどうかという判断ってすごく難しいですよね。臨床の現場にもし、これ小宮山委員長、こう書かれたときに、本当に現場で判断できるのかどうか。我々、役所には、この要件でどうやって判断するんだと...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりです。目的のところに、でも、その心身の成長及び人格の形成に重要な影響を与えるというふうに書いてあるわけですから、そのことが最大の問題なんですよね。別に暴力を受けようが何しようが、極論ですよ、これは、暴力を受けようが何しようが、人格の形成がゆがまな...全文を見る
○櫻井充君 本当に大変御苦労さまでございます。敬意を表したいと思います。  そこで、もう一つは、どういう人が本当にカウンセリング等に当たった方がいいのかということでいうと、実際、今臨床心理士の方々が随分一杯いらっしゃるわけであって、僕はその中の人たちの一部の人たちがある部分で特...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと済みませんが、体制整備をしておりますというお話ですが、それでは、実際何割ぐらい体制が整備できたというふうにお考えなんですか。
○櫻井充君 済みませんでした。  ただ、少年法のところの議論でもそういう親のカウンセリングが必要でしょうと言ったらいろんな言い訳をされて、ここの法律で読むとか、それから、たしか児童福祉法の部分でもやっておりますとか様々言われたので、それでは非行少年の親に対してカウンセリングを行...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。  昨日、現職の大臣が自殺されるという本当に大変なニュースが飛び込んでまいりまして、我々まず、松岡大臣の本当に心から御冥福をお祈りいたしたいと思いますし、極めて、何と言ったらいいんでしょうか、複雑な気持ちでござ...全文を見る
○櫻井充君 お二人がおっしゃったとおりになっていれば全く問題ないんですよ。言っているようになっていないから問題なんです。これは、今与野党がというお話がありましたが、私は自民党の議員の方々と話をしても、良識のある方々は皆おかしいと、そういうふうにおっしゃっていますよ。(発言する者あ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、これは第九回の規制改革・民間開放推進会議の中で、福井委員が、労働契約法制の中身について、きちんと協議を受けて、細部にわたって答申の趣旨が具体的に反映されているかどうかを事前にチェックするという手続が極めて重要だと思いますと、まずこういう発言もされているんで...全文を見る
○櫻井充君 さっきの。
○櫻井充君 もう一度確認いたしますが、もう一度確認いたしますが、この発言の趣旨というのは問題があるというふうに認識されたんでしょうか。
○櫻井充君 これ、きちんと調べていただきたいと思います。  そこの中で、もう一度だけ申し上げておきますが、内閣として決める時点でちゃんと事前にコミットすることが手続的に極めて重要ではないかと。僕はこれは八条の制度から完全に逸脱していることだと思っています。つまり、こういうことを...全文を見る
○櫻井充君 そういう話になると、基本的に言うと全部やれることになりますね、多分。  教育委員会制度についても規制改革会議の中で実は議論されているわけです。ただし、これは規制改革会議の中でではないんですよ。調べてみると、規制改革会議の委員が決定される前に、新しい委員が決定される前...全文を見る
○櫻井充君 自由討議をするなとは申し上げておりませんが、問題は、規制改革会議の新しいメンバーは一月三十一日に、たしか私の記憶が正しければ一月三十一日に閣議決定されているんですね、閣議決定されているんです。この自由討議は一月の二十六日に行われていまして、それは旧来のメンバーだけが集...全文を見る
○櫻井充君 私が申し上げているのは、決まってないメンバーなんです、まだ、正式にね。正式に決まってないんですよ。今回の規制改革会議のメンバーとして閣議決定される前のメンバーが自由に議論したものがたたき台になっていることが問題だと申し上げているんです、ここのところは。  つまり、閣...全文を見る
○櫻井充君 本当にちゃんと見てくださいよ。  それから、じゃ、もう一つ。その五月二十一日のところで、労働タスクフォースという名前でこれ出ていますが、一番上にもこれ規制改革会議と出ているんですよ。規制改革会議はちゃんと会議して了解事項ですか、これ。
○櫻井充君 そういうところが、こんな文書まで偉そうに発表できるような権限がどこにあるんですか。どこの根拠法に基づいてこんな文書をまとめられるんですか。  それからもう一つ、これは事務方が協力しているんでしょう。事務方がこれは協力しているんですね。これは正式な会合ですか、じゃ。
○櫻井充君 この人たちがこういう形でコメント出すことそのもの自体、こんな文書出すことそのもの自体を、副大臣としてはこれ真っ当だと思われますか。
○櫻井充君 苦しいのはよく分かりますから、もう一度とにかく、僕はおかしいと思っているのは、規制改革会議の中の一部なんですよ、暴走しているのは、多分。それから、経済財政諮問会議もたった一人暴走している人がいてね、この人が民間委員という名前を称して四人の名前で全部出しているけれども、...全文を見る
○櫻井充君 何言っているんだよ。あのね、ホームページ上にちゃんと掲載されていますよ、堂々と。じゃ、私がお話ししてどう思われるか、コメントを求めましょうか、そこまでおっしゃるのであれば。  二十五歳から三十五歳って資格制限のところにちゃんと書かれていますよ、二十五歳から三十五歳と...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、それはちゃんと調べていただけますか。  つまり、労働政策審議会のメンバーなんですよ。そのメンバーとして適切なのかどうかということを私は問うているんですから、ですからこういうやり方をされている方、それから何回も、いつもこの委員会で問題になっていますけれども、過労...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いしたいと思います。  先ほど、総理からというお話がありましたが、総理に私が質問したのはもう相当前でして、その後も規制改革会議などで問題の、僕は、行動として問題点が随分ありまして、たまたま今日は午後から文部科学委員会で塩崎官房長官も出席している場で質問さ...全文を見る
○櫻井充君 御趣旨は分かりました。  では、具体的に言うと、どういうような場合をそのゆがめられているというふうに想定されているんでしょうか。
○櫻井充君 一例としては、その点について理解いたしました。  そうすると、今、僕、大臣の御発言をお伺いしていてちょっと疑問になった点が一つありまして、そうすると、例えば景気のいい東京や愛知、それから御地元の静岡、浜松なんでしょうか、その地域にはもっと人が集まってこいと、そしてそ...全文を見る
○櫻井充君 いや、なぜかというと、雇用対策法の目的のところの一条が今回随分変わりました。追加された部分もありますが、一方で、「国民経済の均衡ある発展」という文言は、これ落とされたんですよ。これは落とされているんですよ。  地域間格差があるんだと、それが問題で、そこの需給関係を是...全文を見る
○櫻井充君 いや、大臣は本意でなくても、大臣の御発言とこの法文とを読むと全く違うんですよ。だってね、大臣ね、じゃもう一度、じゃ今御自分でおっしゃったところ、「経済及び社会の発展並びに」ということですね、これはマクロで日本社会全体のことを指しているんでしょう。大臣は、量的な部分では...全文を見る
○櫻井充君 理解いたしました。それからもう一つは、私の言葉がちょっと足りなかったということも反省しております。  ただ、大臣、先ほどの地域の雇用対策のときに、むしろもう一本その法律出されていて、地域雇用開発促進法という法律を提出しているわけですから、むしろ、そちらの法律があって...全文を見る
○櫻井充君 今の中で、絶対的な数量の問題をまずこれ議論しないといけないと思っているんですよ。つまり、なぜかというと、雇用対策法を作られて、第六項に「青少年の職業の安定を図るため、」というふうに書かれておりますが、まず一番の原因は一体何なのかということをちゃんと考えないと、対策その...全文を見る
○櫻井充君 原因の分析がちゃんとできずして、なぜ対策が立てられるんでしょうか。
○櫻井充君 具合が悪いといって来られた患者さんを治療する際に、ああ、具合が悪いんですか、じゃ何となく具合が良くなる薬を使いましょうって、そんなことないですね。具合が悪いときには、どこが原因で具合が悪いかをまずちゃんと検査して、そしてその部位に対しての治療をするというのは、これは当...全文を見る
○櫻井充君 数字がないと先ほどおっしゃいましたね。そのために無駄な時間を随分使わされましたよ、こちら側からすると。数字あるじゃないですか。その調査ができるのは困難だとおっしゃいましたね。でも今、数字あるじゃないですか。どういうことですか、このことは。数字が先ほどない、調査ができな...全文を見る
○櫻井充君 私は、個人的にも雇用対策をやっております。私は、うちの事務所に拒食症の女性を二人雇い入れました。一人はおかげさまで今回、高松の市議会議員選挙、トップで勝たせていただきました。もう一人の子は今、一流企業で働いております。この子たちは、働ける能力がありながらなぜ働けなかっ...全文を見る
○櫻井充君 最後に申し上げておきますが、僕は月二回まだ診療しているんですよ。それで、不登校と引きこもりと拒食症の患者さんの治療に当たっていますがね。現場知らないと政策つくれないから現場にいるんですよ。  だから、先ほどああいう質問をさせていただいて、大臣、僕は、局長の答弁に問題...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  ちょっと、本題に入る前に、政治の在り方について大臣と官房長官の御見解をまずお伺いしておきたいと思いますが、私は今の政治の在り方の中で、僕らは選挙で選ばれている、言わば国民の代表者です。それから、官僚は国家公務員法という規定があ...全文を見る
○櫻井充君 伊吹大臣が僕はおっしゃったとおりなんだと思うんですよ。それから、塩崎官房長官もおっしゃっていましたが、それは手続上はもうそういうふうになっているけど、実際はそうなってないから私は問題視しているだけの話であって、それがそのように運用されていれば、ほかに大事な質問がありま...全文を見る
○櫻井充君 その上で、塩崎官房長官、こういうことをやっているわけです。  もう一度申し上げますが、一月三十一日の閣議決定を経る前からこんなことをやっておいて、自由討議だからいいんだというのは渡辺大臣でしたよ、しかし、それがたたき台になり、規制改革会議の会合が行われる前にメールで...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁は理解いたしました。  問題があります。要するに、彼らがやっていることは、彼らの法律上定められていること以外のことをやっているんではないかと言っているんです。つまり、それは持ち回りで何とかしました、それはもう会議として省略しますと。でも、こんなあしき前例を...全文を見る
○櫻井充君 これは解釈の仕方によっていろいろあると思いますよ。それであれば、経済産業委員会なんというのがあったとしたら、もうこれは全部やればいいんですよ。医療から何から、教育から何からね。経済をそういうふうにとらえるのであれば、全部そこでやればいいじゃないですか。それをなぜ分ける...全文を見る
○櫻井充君 正直がっかりしました。少しは検討してみますとか、実態を調べてみますとか、そのぐらいの御答弁が来るのかなとは思っておりました。そうではなくて、さも一般論でるる答弁されるということを、僕はされると思っておりませんでした。私はきちんと調べて、それで私が調べてこれはこの場で質...全文を見る
○櫻井充君 今の中で、まず私めの感想、済みません、生意気ですが述べさせていただきますと、その世界の中に伍していくというときに、基礎学力というのはもちろんこれ大切なことだと思いますが、僕はもう一つ、今、私は月二回診療しておりまして、不登校であるとか引きこもりであるとか拒食症の患者さ...全文を見る
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりでして、そして、その子供に対してそういう教育をしていかなければいけないんだということも、これ多分同意していただけることなんだろうと思うんですね。  そうすると、義務教育のところに、これは二十一条になりますか、二十一条に十項目ずっと羅列されており...全文を見る
○櫻井充君 それはそれで理解いたしました。  ちょっと私の説明不足なのかもしれませんが、私は、決してそれはそのハンディキャップがある人たちに対してそういうことをしてくれと申し上げているわけでも何でもありません。  私が診療している人たちは成績はどうかというと、むしろ中の上、若...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。(発言する者あり)ありがとうございます。  どこに書き込むのかということは、じゃ、それは別として、是非その観点をまず入れていただきたいなと、そう思います。  ただ、私の母もかなりきつくて、昔の僕は、多分教育者というのはああいう人なんだろうなと...全文を見る
○櫻井充君 若干ちょっと視点が違っておりまして、私は、個人を大切にする社会であるとか、それから集団するその生活の中でどうだとかいうことを申し上げているわけではなくて、個人の資質の問題について申し上げているんです。  つまり、学問的な資質だけ修得すれば十分ではないでしょうと。つま...全文を見る
○櫻井充君 私はそうはレクの際聞いておりません。  なぜかというと、概要のところの三番のところに、講習を修了できなかった者の免許状はその効力を失うというふうに私は説明をされまして、じゃ、要するに三十時間ただ黙って聞いていればいいんですかと。要するに、運転免許で何か違反をした際に...全文を見る
○櫻井充君 趣旨のところに、これは一枚物のペーパーで、説明を受けたペーパーですよ。そこの中に何て書いてあるかというと、教職員の免許状に更新制を導入すると。その理由付けは何も書いていないんです、実際のところは。ところが、指導が不適切な教諭等に対する人事管理に関する規定を整備する等と...全文を見る
○櫻井充君 なるほど、理解いたしました。  であるとすれば、なおさら、結局はいい人はいいんだけど駄目な人だけ受けなさいということですね、要するに。そういうことから考えてくると、やはりここに書いてあるように修了できなかった者の免許状はその効力を失うということであって、あくまでこれ...全文を見る
○櫻井充君 積極的に受講したいという人たちがどのぐらいいらっしゃるのかよく分かりませんが、例えばこれ医療の関係で言うと、もう何か厳格化厳格化というともう文書ばかり書かされているんですよ。患者さんを診る時間よりも文書を書いている方が長い。これもう歯科診療なんか特にそうですけど、今回...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、じゃ四十万の人に対しての三分の一という根拠は何から出たんですか。
○櫻井充君 それでは、是非考えていただきたいのは、その当時と今と僕は全然違うということなんだろうと思うんです。これ、三分の一の要件というのは、下手すると憲法改正よりきついかもしれません。これ、例えば憲法でいうと、参議院選挙の投票率、今五〇%を超えるぐらいですね。これとまた同じよう...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  首長さんは基本的に間接民主主義の代表者ですからね、ここのところは。要するに、直接民主主義と間接民主主義と、やっぱりこれ違いますから、だから直接民主主義の部分をどうとらえていくのかということになるんだろうと思うんです。  もう一つ、地方分権...全文を見る
○櫻井充君 そこはそこで分かりますが、ちょっと済みません、教育基本法なくなっちゃいましたけど、教育基本法の中に、たしかふるさとを愛するとか、そういう文言も盛り込まれたと思いますね、地域を愛する心だったかな。  そうすると、地域を本当に愛している人たちがそこの中で教育をしないと、...全文を見る
○櫻井充君 済みません。時間になりまして、そこはそれでまあ一応はとどめておきますが。  最後に、私は、今回こうずっと調べてきていて、やっぱり何が問題なのかというと、この社会がどういう方向に向かおうとしているのかということがよく明示されてきていない。美しい国と言われるけど、美しい...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  イラクの本題に入る前に、脱北者の件についてちょっとお伺いしておきたいと思いますが、今回の脱北者の件というのは沿岸警備上の問題点というのが提起されたんではないのかなというふうに考えておりますが、その点についていかが...全文を見る
○櫻井充君 今回の件ですね、今年の五月から会社法の株式交換がMアンドAでできるようになりましたが、それが一年実は会社法の改正の後延期されているわけであって、あれは何かというと、堀江さんが、まあ不正な方法でとは言いませんが、その法の網をかいくぐってMアンドAを行っていったと、ここに...全文を見る
○櫻井充君 通告していないので、無理であれば結構ですが、どの程度のものであればディテクトできるんですか、今のお話ですと、現在の能力であるとすると。
○櫻井充君 安倍政権で、拉致問題についてこれは最重要課題だという話をされているのであれば、過去の問題だけではなくて今後の問題のこと、もしかすると、こういう形で入ってこられれば、工作員が入ってくればまたそういった問題が起こるかもしれないわけであって、この点についてはまずきちんと対応...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それでは、イラクの問題についてお伺いしていきたいと思いますが、現場の自衛官の方にお伺いすると、やいばの上を歩いているようだと、つまり、そのぐらい身の危機を感じているんだということをおっしゃる方もいらっしゃるんですが、その点について、政府とし...全文を見る
○櫻井充君 そこまで認識されていて、政府としてどういう対策を取られてきたんでしょうか。
○櫻井充君 イギリスの飛行機が同じような業務を行っていてたしか攻撃されたということがあったかと思います。その際に、専門家からお伺いすると、今の飛行技術の点というのはどうなんだろうかというと、ほとんど役に立っていないんじゃないかと、そういう指摘もありますが、その点についてはいかがで...全文を見る
○櫻井充君 それが専門家から見ると安全策でないと、そこのところに実は問題があるんじゃないのかなと、そう思うんですね。つまり、こちら側からしてみれば安全かと感じているかもしれないけれども、現場から見れば決してそうではないと。  それから、もう一つお伺いしておきたいと思いますが、そ...全文を見る
○櫻井充君 今お話で、ある部分、例えばエンジンならエンジンは想定されていて、そこは一発当たったら大丈夫だ、これはまあ、じゃ、それはそれで理解いたしましたが、致命的な部分に当たるとおしまいだと、そういう御答弁でしたよね。そうすると、どこに当たると致命的なものなんですか。
○櫻井充君 それからもう一つ、ちょっと技術的なことはここまでにしておいて、先ほど情報を入手すればというお話がありました。日本というのは情報を入手する能力というのはどのぐらいあるんですか。
○櫻井充君 外務省の方がイラクであの不幸な出来事で命をなくされましたが、あれとてたしか情報が足りなかったということが原因だったのではないのかなと、そう認識しておりますが、それはまず、私の認識が違っているかどうか、その点について御答弁いただけますか。
○櫻井充君 外務省、お願いしたいと思いますが。
○櫻井充君 今、状況が違っているというお話でしたが、どのように状況が違っているんでしょうか。
○櫻井充君 やはりそういう認識が違っていたことによって犠牲者を生んでいることから考えると、やはり最悪の状況というのをどこまで想定できていくのかということは極めて大事なことなんだと思うんですよ。この国の安全とかいうことに対しての何というか危機意識というんでしょうか、それがすごく低い...全文を見る
○櫻井充君 イラクは紛争当事国ではないんですか、今。
○櫻井充君 ジュネーブ第三条約の適用というのは最近広がってきていて、昔は確かに紛争当事国だけであったかもしれないけれども、最近はその概念が広がってきているというふうに私は聞いておるんですが、その点についてはいかがですか。
○櫻井充君 分かりました。  それでは、我が国はジュネーブ第三条約を批准しております。捕虜にならないということであったとすれば、どういう意図でジュネーブ第三条約を批准したんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、今のお話ですと、自衛隊員が捕虜になることもあり得るので、ですからそのジュネーブ第三条約を批准した意味があるんだということでよろしゅうございましょうか。
○櫻井充君 それでは、ジュネーブ第三条約上、自衛隊というのは軍隊に当たるんでしょうか。
○櫻井充君 回りくどい言い方でしたが、要するに国際法上は軍隊だということですね。それでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、国内法上は軍隊に当たるんでしょうか。
○櫻井充君 一般的に条約を批准する際に、一般的にですよ、条約を批准する際には、国内法と整合性を取るために、国内法を整備した上で条約を批准すると、これが一般的ですよね。
○櫻井充君 そうしますと、国内法と国際法との今そごがあるという御答弁でございました。そうすると、一般的にはまず国内法を整備しなければこの条約を批准することはできなかったんじゃないでしょうか。
○櫻井充君 いや、それは、御答弁いただいているのはそれはそれで結構ですが、問題は、もう一度整理しておきますが、国際法上と国内法上とそごがあると、じゃ、まずここは認めていただけるんでしょうか。
○櫻井充君 自衛隊が捕虜になった場合にはこれはジュネーブ第三条約の適用になるんだと、先ほどそう答弁されました。つまり、自衛隊は国際法上はやはり軍隊に当たるわけであって、締結してどうのということではなくて、実態は、そのときには自衛隊は軍隊であるということを政府が認めなければ、これジ...全文を見る
○櫻井充君 よく分かりません。  もう少し分かりやすく答えていただきたいんですが、私は、別にこれで難癖付けて何かをしたいということを申し上げているわけではなくて、自衛隊員の方が海外任務が本来の業務になったということは、どういう場面かにおいて、これは今政府は想定していないとおっし...全文を見る
○櫻井充君 そして、国内法上は軍隊ではありませんね。
○櫻井充君 それでは、じゃもう一度、国際法上の軍隊と自衛隊の今の観念上の軍隊というものの位置付けは違いますね。
○櫻井充君 いやいや、駄目です。僕はその点についてお伺いしているんですから、まずそれについて答えてくださいよ。
○櫻井充君 国際法上、軍隊として認められますと。憲法の制限があって、要するに国際法上は、じゃ、もう一度確認しますが、国際法上は自衛隊は軍隊の一部だと。要するに、いろんな軍隊ということ、いろんな種類があるので、そこの中の一つの形態として国際法上も軍隊であるという認識でよろしいんです...全文を見る
○櫻井充君 要するに、もう一度、もう一度ですよ、全体像、いろんな種類の軍隊がある中の一つの形態としての軍隊だと国際法上は認められるということですね。
○櫻井充君 そうしますと、日本国民には自衛隊は軍隊ではないと、こう言っているわけですね、常々。ところが、国際社会に出ていった場合には自衛隊は軍隊ですと、そういうふうに言うことになるわけですね。
○櫻井充君 私はそういうことを聞いておりません。  日本国民に対しては自衛隊は軍隊ではないと。しかし、世界の人たちに、行くとこれは軍隊なんだという説明をされるわけですね。
○櫻井充君 大臣、ここはすごく大事なところでして、第三条約そのもの自体は軍人が捕虜になった際に守られるという条約ですよね。ですから、私がこんなしつこく聞いているのは、自衛隊員がこの条約で守られるのかどうかということが一番の大きなポイントなんですよ。その観点からいうと、今の御答弁だ...全文を見る
○櫻井充君 理解しない人が、前提が理解できないということであれば、答弁していただく必要性は僕は全くありません。私が問題視しているのは、何回も申し上げますが、自衛隊員の方々が海外に行かれて身柄を拘束された際にどうなるのかということだけです、私は。私の前提はそこに置いております。 ...全文を見る
○櫻井充君 いや、いいです。大臣にお願いをしたい。もういいです、あの方は、前提が違いますから。
○櫻井充君 これはもう一度お伺いしておきますが、想定していないということなんですか。それとも、何らかの形で、どういう形でもいいから、まあとにかく紛争当事国に連れていかれて、仮に紛争当事国に連れていかれてそこで監禁されるとか収容されるとか、そういうことがあったとしても、それは第三条...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、もう一つ。先ほど、国内に例えば侵略者が来て、そこで紛争が起こったと、その際にはそうすると第三条約の適用になるということなんですか。
○櫻井充君 それでは、自衛隊員が何らかの形で攻撃を受けて、そしてその上で拉致されるような、拉致とか収容されるような、そこのところで、これは自衛権ありますから、海外に行った際に自衛権を発動し、それで交戦した際、その場合はどうなるんですか。
○櫻井充君 よく分かりました。  それでは、もう一つお伺いしておきたいことがあります。それは何かというと、今度は、ちょっとここの問題から離れてですが、今、日本は、イラクの大量破壊兵器、イラクに開戦当時大量破壊兵器があったという認識なんでしょうか。なかったという認識に変わったんで...全文を見る
○櫻井充君 これは、そうすると、開戦時とは認識が変わったんですか。
○櫻井充君 済みません、ちょっと、ですから整理していただきたいんですが、日本の立場は、要するにアメリカやイギリスはもう明確に態度を変えているわけですよね、あの当時と違うと。日本政府としては、開戦時とそれから現在との認識というのは変わったんですか。
○櫻井充君 そうすると、これはもう前のことについてとやかく言うつもりはありませんが、そうすると、日本の情報収集能力っていかがなものなのかと。つまり、イラクに対して開戦の際に支持するわけですが、そうすると、その際に、今御答弁あったように、大量破壊兵器があるかもしれないから査察を受け...全文を見る
○櫻井充君 日本の外交交渉を見ていると、少なくとも僕はアメリカとの関係を見ていると、ここ何年間かほとんど押されっ放しで、対日要望書によってどんどんどんどんこの国の根幹が変えられていっている。しかし、その交渉事を見ていると、情報の収集能力が決定的に違うんじゃないのかなと、そういう感...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、逆にお伺いしたいと思いますが、外交交渉をしていく上において、相手がどのように考えているかを知っているかどうかによって交渉事というのは全く違ってくるんだと思うんですね。簡単に言えば、トランプのカードゲームで、こちら側が全部オープンにしてやって、向こう側はカードを隠...全文を見る
○櫻井充君 つまり、そういうことで本当にこれから様々な外交交渉を乗り切っていけるとお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 与えられた条件というのを今おっしゃいましたが、その与えられた条件だけではなくて、自分たちからそういったものを広げていくというんでしょうか、そういうことも必要なんではないのかなと。つまり、いろんな交渉事の中で、何回も申し上げますが、僕は不平等条約を相当結ばされているよう...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いしたいと思います。  これは、先ほどからの話の中で、安全を確保する際の、上での情報であるとか様々な点があるので、そこは是非強化していただきたいなと、そう思います。  それで、済みません、ちょっと時間がないので、あと一、二点質問させていただきたいと思い...全文を見る
○櫻井充君 それから、これはポジティブリストからネガティブリストにもし仮に変えた際に、憲法九条というのは、これは改正しなきゃいけなくなるんですか。
○櫻井充君 これは、今の御答弁の中で、まず憲法を変えなくても何とかなるんじゃないかと。そうすると、今もう一つおっしゃっていましたが、解釈という言葉がございましたが、これは、解釈はある程度変えないといけないということになるんですか。
○櫻井充君 そうすると、もう一つ憲法のことについて塩崎官房長官にお伺いしておきたいと思いますが、例えば今の久間大臣からの御答弁からすると、集団的自衛権そのもの自体の解釈も変えないで何とかなるんじゃないかというようなお話がございました。  従来内閣がずっと言ってきた憲法に対しての...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そういう前提に立って議論をされるのであればそれはそれで有意義なことだと思いますが、どうも報道を見ていると、がらりと変え、がらりとと言うと、極端にまでは変えないんでしょうが、そういう印象を受けていたので、その点については御留意、御注意いただき...全文を見る
○櫻井充君 そうです。
○櫻井充君 済みません、じゃ、その点について申し上げておきますが、これは最終的に文書で出しましたが、その前に電話でお願いしております。これ、最終通告でございます。  それから、この間ほかの部分で出してほしいとお願いした際には、まず何と言われたかというと、資料がない、それから出せ...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充でございます。  今日は法律の基本的なところも僕はお伺いしていきたいと、そう思っております。  まず、その上で、年金のまず正確な人数からちょっと把握していきたいと思っておりますが、現在、年金の加入者とは一体何人で、そして、その上でもっと大事...全文を見る
○櫻井充君 その管理されている人が、長妻議員の質問によって明らかになりましたが、必ずしも適切に管理されているわけではないはずですね。ですから、まず、五千万件が宙に浮いている浮いていないの議論の前に、これは政府としてきちんとした形で年金の管理をしなければいけないわけですから、今コン...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんからね。答弁になっていませんよ。  そうやって、基礎年金番号で登録されている人たちですら、例えば名前の問題で、これは長妻議員が指摘しておりましたが、例えばヤザワさんという方がタニザワさんという形で入っていて、実際のところはその本人が給付を受けられ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、確認されていないと。確認されていないということは、正しく年金が支給されていない可能性があるということですね。
○櫻井充君 五千万件とかそういう余計な言葉を付けずに、まずきちんとお答えいただきたいんですが、現時点でその給付に関して言うと、きちんと管理されていないということですね。
○櫻井充君 質問の意味を理解していただけない方には御答弁していただかなくて結構でございます。  それでは、これは、国民年金法の中の第四条の三のところに何て書いてあるのかというと、「財政の現況及び見通しの作成」といって、これ五年ごとにちゃんと書けと、そういうふうに書かれているわけ...全文を見る
○櫻井充君 それでは、長妻議員が衆議院の厚生労働委員会で昨年の六月十六日に、「宙に浮いた年金情報、何件あって、何カ月あって、金額が幾らなのか、こういうことをきちっと調べていただきたいと思うんですが、いかがですか。」と、村瀬政府参考人の方から、「早急に把握をさせていただきたいという...全文を見る
○櫻井充君 駄目駄目駄目、あの人じゃ駄目、もういいよ。駄目駄目駄目。
○櫻井充君 それは、件数が何件あってということはそうでしょう。しかし、そこの中のもっと大事なことを言うと、その年金情報であるとか、何か月あってとか、金額が幾らなのかとか、そういうことについても長妻議員は言及しているわけであって、それについてきちんと調査されているんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、このときに、「早急に把握をさせていただきたいというふうに思っております。」と、ちゃんと答弁しているわけでしょう。答弁していますね。そうすると、今、さもやっているかのようにおっしゃいますよ、そうやって、何件は出したと。だけど、実際のところはやってないわけで...全文を見る
○櫻井充君 理解できないから質問しております。理解できません。理解できないから、国民の皆さんは私は怒っているんだと思いますよ。それを理解しろというのは、私は、国民の代表者としての立場であるとすればです、大臣が、私は今の発言は問題だと思いますよ。違いますか。
○櫻井充君 僕は、これはっきり言っておきますと、国会軽視だと思うんですよ。  要するに、長妻議員は問題意識があって、ここを調べたらどうですかということをちゃんとその時点で言っているんですね。これを、今それを真摯に受けて、今と同じような取組をすれば、本当にこれ、五千万件終わるかど...全文を見る
○櫻井充君 すごく長かったです、答弁。短くしてください、今日は質問一杯ありますから。  そこで、じゃ端的にお伺いしますが、今ずっとありましたけれども、結局、ベストの自分たちは選択をしたので、我々サイドには問題がないということですか。今の御答弁は、最終的にはそういうことで御理解い...全文を見る
○櫻井充君 情報情報と言いますが、長妻議員は、こういう形でおかしいから調べたらどうかというちゃんと情報の提供をしているわけでしょう。情報がないわけじゃありませんよ。情報を取らなかったことが最大の問題じゃないですか。
○櫻井充君 最初からそう言ってくださいよ。最初からそう言っていただきたい。そうじゃなければ審議が進んでいきませんからね。こんな無駄なところで時間は使いたくありませんから。  それで、もう一つは、今回の法律の改正でこれが可能になるのかということなんですが、その前に、今回の法案が提...全文を見る
○櫻井充君 柱になることを御答弁いただけませんでしたが、要するに、ですから公務員から非公務員に変えたということがこれ改革の大きな目玉ですよね。
○櫻井充君 趣旨説明の中に、第三のところに、「機構の役職員の身分は非公務員とし、」と、これは明言されておりまして、これが多分改革の柱の一つなんだろうと思うんですよ。  そこで、金融庁にお伺いしたいんですが、じゃ民間の金融機関というのはそんな不祥事がないんだろうかと。民間の銀行や...全文を見る
○櫻井充君 確認しておきますが、これは行政処分をあくまで受けたところであって、行政処分を受けないような軽いものに関して言うと山のようにあるわけですね。
○櫻井充君 ですから、端的に答えてもらいたいんだけれども、要するにほかにはまだ一杯あるわけでしょう。そういうことですね。
○櫻井充君 大臣、民間になったから適切になるという理由にはならないと思うんですよ。公務員から非公務員になったからならない。私は、これは今客観的な事実をもって御説明いたしました。  大臣に、僕は、今度は逆にきちんとした客観的な事実をもって御答弁いただきたいんですが、公務員だった身...全文を見る
○櫻井充君 要らない、時間の無駄、時間の無駄。
○櫻井充君 答弁になっておりません。  もう一度だけ質問いたします。  民間型の手法を取り入れる、民間型の手法を取り入れる、それはそれで結構でございます。それから、先ほど、私はもう答弁していただきたくありませんが、守秘義務が課せられているとか言いますが、これは民間の金融機関の...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、良くなるかどうかは分からないけれど、とにかく組織は解体して、何か新しいものをつくらなければいけないからそういう組織をつくったという認識でよろしいでしょうか。
○櫻井充君 それでは、別な角度からちょっと質問しておきたいと思いますが、共済年金がありますね。  共済年金は、これ、たしか財務省で全部、管理運用しているんだったかと思いますが、財務省にお尋ねしたいんですが、今日、私が資料として提出したようなこういった不祥事というのは、共済年金の...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、国家公務員がちゃんと管理運用できているんですね、もう一度確認しておきたいと思いますが。
○櫻井充君 そうしますと、それではそこは全部、運用から管理からすべてやっているんでしょうか。まず、徴収はどこがやっていますか。
○櫻井充君 そうしますと、そこのルールを定めて、その徴収のことに関して、それからもう一つは、給付がありますが、まず徴収から一つ一つ詰めていきたいと思いますが、徴収に関して、それでは責任を負っているところはどこになりますか。
○櫻井充君 そこの管理運営の責任者です。つまり、共済年金等の徴収に関しての責任省庁はどこになるんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、もう一つは給付をしますね、その給付をする際に、ああ、じゃもう一つ、これはこちらから尋ねておいた方がいいと思いますが、社会保険庁の職員はどの年金に加入しているんですか。
○櫻井充君 そうしますと、どういう運営のやり方をされようが、結局、社会保険庁の職員が加入している共済組合の場合にはこういうような不祥事は起きていないということでよろしいんですね。
○櫻井充君 それでは、大臣にお伺いしたいと思いますが、自分たちが入っている保険では全く不祥事が起きていない、自分たちが人様の金をお預かりしていながら、そしてその上でこの人たちは好き放題使っているというところに問題はありませんか。
○櫻井充君 それではもう一つ。共済組合連合会というのは、済みません、これは不勉強なので教えていただきたいんですが、共済組合連合会は組織でいうと何に当たる組織なんでしょうか。
○櫻井充君 じゃ、もう一度繰り返しお伺いしますが、これは認可法人。認可法人ということは、いわゆる公益法人という形になるんでいいんですね。
○櫻井充君 そうしますと、この連合会は、ほかのもうちょっと分かりやすい例でいうと、どこと同じような位置付けになるんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、改めてちょっとお伺いしておきたいんですが、その共済組合連合会というところがまず不祥事はなかったと、これはこれで理解いたしました。そうすると、その不祥事がなかったという原因はどこにあるというふうにお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 それではもう一つ、なぜこういう質問をしているのかというと、我々民主党は年金を一元化した方がいいだろうということを申し上げております。最終的にはそこにつながることなんですが、グリーンピアの際に僕はこれ年金調べてみて何が問題だったのかというと、世界で年金の保険料を集めてそ...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、なぜ、なぜグリーンピアを建設する際に融資という形態を取らなかったんでしょうか。つまり、年金そのもの自体をそういう形でだれだれのために使ってくださいと、そういう要望があったことは、それはそれで認めたとして、しかしなぜそれを融資という形にして、少なくとも共済となぜ同...全文を見る
○櫻井充君 傍聴人の方々、これが国会ですから、これが役人ですから。  今のはどういうシステムなのかというと、結局、財政投融資の中のそこの部分にまず一回集められるんですよ。集められた上で、それは皆さんの年金ですよ、そのお金を集めておいて、今度はそこから借入れして、でも結局そのお金...全文を見る
○櫻井充君 結果的には一緒じゃないですか。結果的には一緒なのに、そういうちょっと複雑な構図を作っておいて、それで違うということをおっしゃるのは、まあ常套句ですがね。しかし、今この場でこういう議論をされている中でそういう答弁されるというのは筋が違いませんか。  次回の委員会から、...全文を見る
○櫻井充君 何回も申し上げますが、私の感覚は、自分のお金は大事に使う、人の金は粗末に使っている、これはもう過去の事例を調べれば、そう言われても仕方がないんだと思っているんですよ。  もう一つ、だったら何で今ごろになってこういうことを言い始めたかというところがすごく問題であって、...全文を見る
○櫻井充君 これは解決をしたということは、どういう形で確認されているんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、昔のことで資料がないという中で、なぜ適切に最終的に処理されたということを御答弁できるんですか。
○櫻井充君 それはそちらの勝手な理解であって、我々は素直に理解できませんよ。物事というのは客観的なデータをもって示していただかないと理解できないんですよ、担当者でない限りにおいて。  ですから、もう一度申し上げますが、客観的なデータがなくして、なぜ今のような答弁ができるんですか...全文を見る
○櫻井充君 誤りがあって放置されていなければ、今日みたいな問題起こっていないんですよ。誤りがあって放置されていたから、今問題があるんじゃないですか。
○櫻井充君 私は、おかしいと思う根拠をもうここに申し上げておきますが、昭和三十二年に一回、こういう、いろいろ出して、それによって取り扱っているところであるが、依然として再取得及び重複取消しの際の台帳記号番号確認誤りによる記録事故が多数発見されており、機械処理による記録事故は既に九...全文を見る
○櫻井充君 幾つかのものが一本にされなくて今苦労しているんでしょう。今もそうじゃないですか。全く同じことですよ。ある人がその国民年金に加入し、厚生年金に加入し、様々なことがあって一本にできないというのは、要するに、申し上げれば、今の時代に始まったことではなかったということなんです...全文を見る
○櫻井充君 限られた時間なのでもう少し前の方に行きたいと思いますが、それでは、その五千万件なのかどうか、ちょっとそこの数字もいろいろ政府としては御答弁されているようですが、一応まず五千万件なら五千万件として、これを一年間で全部解決しますと、そう宣言されました。本当に実際そうしてい...全文を見る
○櫻井充君 スケジュールは分かりました。  そうすると、職員はどのぐらいの数が必要なんでしょうか。そして、それに対して予算は幾ら必要なんでしょうか。
○櫻井充君 現状の職員の範囲内でとおっしゃいますが、現状の職員の範囲の中ででき得る仕事なんですか。
○櫻井充君 ちゃんとスケジュールを作るからには、人とそれから費用と、これはある程度ちゃんと概算出していただかないときちんとした説明にならないんじゃないですか。  渡辺大臣は昨日の本会議で何とおっしゃったのかというと、要するに、不適切な職員は全部辞めてもらうんだと、そう言っていま...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、現有の勢力が全員残れるかどうかも分からないわけですよね。そうすると、今の職員の人数でっておっしゃいますが、それは違っているんじゃないですか。要するに、幾つかの要件を掛けて、これは不適切な人にはお辞めいただくということになるんでしょう。いや、それはだって、首...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、何人の方が本当に日本年金機構の方に移られるかどうかも分からないわけであって、現有勢力でできるのかどうかということも、これは僕ははっきりしないんだと思っています。  大事なことを申し上げておきますが、この人数によって、正職員でやれるのかやれないのか、これは...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  じゃ、それはいつ、そこの中でいうと、これ特例措置か何か必要になりませんか。つまり、どういう形でそれを拠出され、まず根拠になるものが必要になりますね。普通であれば、一般的に言えば、そこで働いている人たちは年金の保険料から人件費を支払うとか、そういうふ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今投入されている部分から削減して何とか、事務費か何か分かりませんが、そこの部分を充てていくということでよろしいんですね。
○櫻井充君 それでは、ちょっともう一つ根幹的なことについてお伺いしておきたいんですが、皆さんの不安は、年金の保険料を支払っているけど、本当にその自分たちの支払った保険料分受け取れるんだろうかと、そういうような不安を抱いている方々が随分いらっしゃいます。  そこで、まず一つ、厚生...全文を見る
○櫻井充君 ここのところで非常に大きなポイントがあると私は思っているんですが、これは国民の皆さんが払った保険料に対して二・三倍なんですね。企業負担したものはここの中に元々基礎として入っていませんね。  もう一度申し上げますが、ここは極めて重いところだと思っていて、保険料の二・三...全文を見る
○櫻井充君 保険料だけなんですよ、企業負担はこの中に入っていないんですね。多分、普通の国民の皆さんは、企業負担分も含めて二・三倍になるというふうに誤解されている方が僕は随分いらっしゃるんじゃないのかなと。私もそういうふうに認識しておりました、恥ずかしい話ですが。  つまり、これ...全文を見る
○櫻井充君 そうやって数字をどんどん出してくると急に変えるんですよ。私はそういう通告していませんからね。最初からちゃんと、保険料支払って、そして給付されるときの運用利回りとして一体どうなるんですかと聞いているはずであって、さもいいような数字しか言わないわけですよ、我々はちゃんとこ...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁ですと、少子化であるとか、それから景気の問題であるとか、そういう御答弁でしたね。しかし、本当にそうでしょうか。つまり、厚生年金や国民年金というのが今まできちんと運用されてきたんでしょうか。  この次の委員会で私はここははっきりさせなきゃいけないと思っており...全文を見る
○櫻井充君 実は、厚生労働省悲願の自主運用がある時期からできるようになりました。年金福祉事業団が運用いたしましたが、何年間かはたしかマイナスの運用だったと思います。ですから、自分たちが運用していなかったからうまくいかなかったということには僕はならないと思いますし、そこのところをそ...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、それはどのような形で計算されて二十五万という数字になったんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、その再裁定した方から割り出してきているということになると、その再裁定してくる割合というのは一体どのぐらいになるかということは、これ全く分かっていませんよね。
○櫻井充君 そうすると、ちょっと確認なんですが、この法案は二十五万人の方が救済されるために出された法案ということになるんですか。
○櫻井充君 時効の考え方なんですけど、まず、この時効というのをだれが定めるかということになるんじゃないのかと。つまり、これ社会保険庁そのもの自体の問題であったとすれば、元々時効ということには当たらないのではないのかなと、そう思われますが、その点についてはいかがなんでしょうか。
○櫻井充君 これ、もう一度。  そうすると、国が給付を例えば確定するなら確定すると、ある時期に確定するということになりますよね、基本的に言えば。その時期というのは、御本人に通知されるか通知されないかというまた問題が出てくるかと思いますが、これが御本人に通知されなかった場合、通知...全文を見る
○櫻井充君 時間がないので、これはこの次、もう一回きちんと議論をさせていただきたいと思いますが。  もう一つ、税制上のことについて一点まずお伺いしておきたいと思いますが、この方々が仮に年金のまた支給を受けられるということになると、例えば今年なら今年、何十万かまとめて所得として得...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、その方々そのもの自体がさかのぼって所得を得たことになると。それで、税金はその時点にさかのぼってもう一度支払わなきゃいけなくなると、もし所得として増えていけばですね、税率上いろんなことがありますから。そうすると、そのときにさかのぼって税金を支払うということに...全文を見る
○櫻井充君 必要な源泉徴収をしてというのは、その当時の支払うべき額に対して税金を引いて、それで支払うと、支給するということでいいわけですね。
○櫻井充君 なるほど。そうすると、その当時の所得のこともきちんと捕捉しなきゃいけないことになりますね。
○櫻井充君 これは、ちょっと時間になりましたから、また後日、この点についてきちんと詰めていきたいと思いますが、大臣、最後に一言だけ。  やはり、本当に皆さん不安に感じていらっしゃって、我々、いたずらに何とかしたいという思いでやっているわけではありません、ここのところは。ですから...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充でございます。  民主党はたしかタクシーの規制緩和に賛成したんじゃなかったかというふうに思っておりますが、タクシーの規制緩和にあの当時賛成はしてみたものの、現状を見てみると、本当にその規制緩和が正しかったのかどうかというこ...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁で重要なことというのは、政府がそういうふうに認識しているということはよく分かりましたが、じゃ、実際にやられていることは、政府として取り組まれていることが実態に合っているとお考えでしょうか。
○櫻井充君 的確に対応されていないから問題なんですね。的確に対応されていれば、こういう法案を提出する必要性は僕は全くなかったんじゃないのかと思うんですよ。  タクシーというと、バブルのころを皆さん思い出されて、私も本当にひどい目に遭いました。つまり、乗車拒否はもう当たり前、それ...全文を見る
○櫻井充君 仙台の実情をちょっと申し上げておきますが、利用者の方々がそういうことをおっしゃっている方もそれはそれで認めますが、むしろそれよりも、一時期ひどかったのは、タクシーの台数が余りに増え過ぎて、夜、繁華街のところで客を待っているタクシーがもう二重、三重に駐車して、本当に通行...全文を見る
○櫻井充君 緊急調整地域に指定してくれということではないんですよ、これはまず誤解のないように申し上げておきますが、ここはもう一度はっきりさせておきたいと思いますが、緊急調整地域に指定してくれという特区ではないはずですよ。要するに、緊急調整地域の指定要件があったので、その指定要件が...全文を見る
○櫻井充君 それでは、特区の意義についてお伺いしたいと思いますが、特区というのは僕はすばらしい制度だと思っているんですよ。それは、例えば岩手であったどぶろく特区のように、地域のものをちゃんと生かしていきましょうという、これが一つ。それからもう一つは、全国展開するに当たって、全国で...全文を見る
○櫻井充君 いや、だから、そこが間違っているんでしょう。要するに全国の状況、じゃ、そんなこと言うんだったらお伺いしますが、LECなんというのは、何であれ株式会社立大学として認めたんですか。あの惨状どうなっています。それについてどう考えますか、じゃ。
○櫻井充君 言っておきますが、あのときに文部科学省は相当抵抗したはずですよ、株式会社立大学そのもの自体に対してね。それを強引に押し切ったんじゃないですか。そして、今LECのあの中身が余りにひど過ぎて、結局、予備校とほとんど変わらないまま大学を経営していたわけでしょう。だって、予備...全文を見る
○櫻井充君 今のように答弁していただければ理解いたします。  それはそうですよ。あの当時のことについて今考えてみればもう一度検討する要があったんじゃないかというふうに言われればですよ、それはこちら側だって、そこまで言っていただければ本当にこれは感謝いたしますよ。しかし、一方的に...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  これは野党だけじゃないんです。与党の先生方と話をすると、もう皆さん本当に困っていらっしゃいます。それから、官僚もやる気なくしていますね。大体、言うと、我々は選挙で選ばれているんですよ。有権者の代表ですよ。国家公務員は、国家公務員法があって、...全文を見る
○櫻井充君 いや、大臣、この際だからもうちょっと踏み込んで言っていただけないんですかね、ここは。これは、本当に皆さんが御苦労されているわけでしょう。僕はまずルール変えた方がいいと思っているところがあるんですよ。  これは、ちょっとここは法律上、御提案いただければ有り難いと思って...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。そういう前向きな御答弁をいただきまして、本当に感謝申し上げます。  もう一つ、あのときに特区のところで、実車率のお話が今大臣から出されましたが、仙台のタクシーが決して駅でずっと待ち続けているわけではありません。これは、小さな町になりますと流して...全文を見る
○櫻井充君 それは僕が全部書いた文章じゃないですか。  私が申し上げたいのは、一五%実車率が落ちるということが現実あるのかということですよ。現実あるんですか、そんなこと。どういう場合にそうやって落ちるんですか。
○櫻井充君 それは実車距離として何キロ落ちたときですか。
○櫻井充君 この点についてはちゃんと通告してあるはずです。  つまり、本当にそういうような実車率というところがちゃんとなるのかどうかということについて、僕はそこのところ、ここが一番大きな根幹だと思っているんですよ。  ここは大事なことなんですが、例えば、私がそこに書いたとおり...全文を見る
○櫻井充君 実車距離なら分かるんですよ、これは。なぜなら、日車営収がたしか一五%落ちることが一つの要件でしたね。これはそれでいいですか。
○櫻井充君 日車営収が一五落ちるということと実車率が一五落ちるという要件は同じ要件ですか、これは、基本的に言っておきますが。日車営収が一五落ちました、実車率は一五落ちました。本当にそうなりますか。
○櫻井充君 その前提は、計算の前提は正しいんでしょうか。つまり、今おっしゃった、総走行距離が一定ならばと言いますが、実車距離が減った分、じゃ、空車の距離が増えるわけでしょう。そういうことにならない限りは、まず分母が一定だということは、これは前提として成り立ちませんよ。タクシーの人...全文を見る
○櫻井充君 仙台のタクシーはあのときに拒否されたから物すごく苦労しているんですよ。さっきも言ったけれども、あの時点で止めておいてくれれば四百台で済んだんだけれども、今千台まで来ているわけでしょう。ですから、ここのところをちゃんとしてもらわないと困るんですよ。つまり、じゃこの後、仙...全文を見る
○櫻井充君 東京のバブルの異常なときを基準にされればそうなのかもしれません。しかし、一般的に申し上げると、何回も言っておきますが、これは空車の距離が変わらないという前提を置いた、もうこっちの方がいいのかな、日車営収が一五落ちるということは、基本的に言うと実車距離が一五%落ちるとい...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、空車の距離が変わらなくて実車距離が一五%落ちると実車率は一五落ちるかというと、一五落ちないですね、これは。八%だったか七%か忘れましたが、その程度しか落ちないわけですよ。つまり、日車営収の一五とそれから今要件にあった実車率の一五というのは根本的に違っている...全文を見る
○櫻井充君 大臣、改めてですが、やはり地域によってこうやって困っているところが出てきた際に、もう今地域間格差って本当にすごいわけですよ。先ほど、長野のお話もありましたが、東京と名古屋以外は本当景気が良くなっている実感をしている人たちはいないんじゃないかと、そういう状況ですよね。で...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。是非地域ごとにきちんと対応していただきたいと思います。  その上で、タクシーの宮城県で特区を出しました。出した後、じゃ、何かしてくれていたのかと、役所が。何もしてないんですよ。何もしていないからいまだにずっとタクシーの台数が増え続けたわけですね...全文を見る
○櫻井充君 それが問題の根本を解決することになったんでしょうか。つまり、需給問題というところが一番大きな問題であって、そのことがそういうことをやられたことによって解決しましたか。
○櫻井充君 一〇〇%うまくいってないんじゃなくて、一〇〇%全くですよ、全く効果ないですよ、言っておきますけれども、需給問題に関して言ったらね。  じゃ、今回のこの改正でこの需給問題は解決するんですか。
○櫻井充君 そういうことなんだと思うんですね。  今回の法律の改正はタクシーのドライバーさんに対しての登録制でしたね、たしか。そういうことであって、台数の制限はこれは全く掛からないんですよ。私は、実は登録した人数に合わせてタクシー台数も制限される法律が出てくるものだというふうに...全文を見る
○櫻井充君 是非本当にそうしていただきたいんですよ。早いところ緊急調整地域にしていただければこういう問題は起きていないんですね。ところが、そうでないから、伝家の宝刀を抜かなかったから、だからどうやったって何も解決していかないわけです。  しかも、今タクシーの運転手さんたちの今度...全文を見る
○櫻井充君 とにかく、新しいところが出てくればすべてが解決するということとは僕はもう違っていると思うんですよ。  先ほど大臣は、規制緩和というのはもうみんなのコンセンサスだとおっしゃいましたが、僕は、それは何年か前のその当時は皆さんそう思われていたかもしれないけど、もう今や規制...全文を見る
○櫻井充君 その介護保険制度そのもの自体の財政が逼迫していて相当大変だということは、これは理解しております。ただ、これも本当に全国一律、そういうことがいいのかどうかというのはこれ御検討いただきたいところがあるんですよ。  それは何かというと、東京のように鉄軌道の公共交通が発達し...全文を見る
○櫻井充君 歩けるでしょというのは、それは理解いたしますよ。でも、歩ける距離は限定されていたとして、五百メーター歩けることなら五百メーター歩けることにしましょうか。一キロでもいいですよ。一キロのところに駅がある人たちと、一キロ以内に駅のない人たちがいるわけですよ、これは実際。現実...全文を見る
○櫻井充君 いずれにしても、とにかく地域ごとによって違います。  それから、もう一つ申し上げておきますが、今回の介護保険の改正で、いわゆる軽い筋肉トレーニングのパワーリハビリというのが介護の目玉として取り入れられましたよね。あれ、僕、現場見に行きましたし、竹内先生とも随分話をさ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。是非、御検討いただきたいと思います。  それから、今回の改正のことについてもう一つお伺いしておきたいんですが、登録することになりましたと、これ、タクシー協会がやることになっていて、タクシー協会そのもの自体がかなりの出費をしなきゃいけない、結構大...全文を見る
○櫻井充君 しかし、それは政府のある部分を委任されて、そこのところがやりますと。ですが、実際はそれは協会に加入している方々がお金を出してその部分を運営されていくことですよね。それは私のその認識でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、ちょっと最後のところがよく聞こえないんですが、もう一度整理させていただきたいのは、要するに政府からの業務を委託してやる人たちがいますと。この人たちは、基本的に言うとタクシー協会に加入している人たちがそこの部分を賄うんですよね。それとも、そうじゃないんですか...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、その講習の費用で本当にこの組織が運営されるんですか。
○櫻井充君 済みません、何回も同じことになりますが、御答弁いただけないので。  つまり、その講習の手数料とかそういうものでそこの部分は賄っていけるんですか。つまり、タクシー協会と話をしてみると、今回の登録のために新たに三人ぐらい人を雇わないとそのもの自体ができないと。特に最初は...全文を見る
○櫻井充君 賄っていけないというのが今の協会側のお話でした。ですから、協会のところである部分は持ち出しをしなきゃいけないと。そうすると、協会に加入している業者と協会に加入していない業者とあって、それじゃ不公平じゃないかと、そういう話になっているんですよ。それはそうですよね、企業か...全文を見る
○櫻井充君 すごく不思議なんですが、今回その制度を組むに当たって、そういうことは全然検討されないで法案提出されたんですか。
○櫻井充君 これは詳細じゃなくて、これ根幹じゃないですか。つまり、国の権限なりなんなり業務を委託するわけでしょう。委託するところがうまく運営されるのかどうかという現実のことを図りもしないで、それでやるんですか。  これ実車率と全く同じじゃないですか。実車率のときの要件だって、何...全文を見る
○櫻井充君 それでは、その判断した根拠になる数字を教えていただけますか。
○櫻井充君 手持ちにないというのは、今現場に、ここにないということですか、それとも試算してないということですか。
○櫻井充君 これも、じゃしようがないので、きちんと詰めていただきたいと思いますが、僕が聞いている範囲では持ち出さなきゃいけないと、そういうふうに言っております。  ですから、問題は、僕がそのときにタクシー協会の方に申し上げたのは、私はそのとき制度をちょっと誤解しておりまして、そ...全文を見る
○櫻井充君 最後に、私は規制緩和にあの当時勉強していないで賛成票を投じて恥じている一人でございます。その思いで自分自身はここ何年間か規制緩和のことについて勉強して、やはり市場原理ということがそれは原則かもしれないけれども、やはりこういう公共交通であって、公の一部を担っているところ...全文を見る
06月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  大臣に端的にまずお答えいただきたいことがありますが、要するに、どうしてこういう問題が起こったのかということを一言で言えば一体どういうことが原因なんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、それは、厚生省の中で様々な議論があったと思いますが、予見される事態でしたか、予見されなかったことなんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、その答弁は僕は違っていると思いますよ。今から違っている根拠を御説明させていただきます。  済みませんが、資料をちょっと配っていただけますか。    〔資料配付〕
○櫻井充君 大臣、この本を読んだことがおありでしょうか。厚生年金保険制度回顧録という本なんですね。これ、すさまじいことが書いてありまして、今資料をお配りさせていただいておりますが、これこそがまさしく実は厚生労働省の本質を表している内容でございます。  これは何章かになっていて、...全文を見る
○櫻井充君 そうやって始まった制度ですね。  そして、しかも、じゃこの一節が終わったところでその役所の方々は何と言っているかというと、これはちょっと皆さんにお配りしていませんが、それでは長時間貴重なお話を伺わせていただきまして大変ありがとうございましたと言っているんですね。 ...全文を見る
○櫻井充君 草創期とおっしゃいましたね。いいですか、その発言で。草創期の方だけがそういう認識なんですね。それでいいですね。
○櫻井充君 大臣、私はこの本の存在なんか知らなかったんです。たまたま昨日、夕刊紙を読んでいたら、記事が載っていたんですね。そのときの記事のくだりにはこう書いてあるんですよ。ある都内の大学のシンポジウムで、この筆者の方がたまたま厚生労働省年金局の官僚と同席する機会があったと。そして...全文を見る
○櫻井充君 この人がこうやってまだいまだにこの課長の言葉を用いているんですよ。大臣、いいですか。  じゃ、まあこれは後でもう一度私はちゃんと確認しておきますが、これは大臣も確認してくださいよ。これは確認していただかないといけないですね。その上でまた質問をさせていただきますが、本...全文を見る
○櫻井充君 それでは、大臣、基礎年金番号に統合した後に、今宙に浮いている五千万件があるんだと。  基礎年金番号、基礎年金番号とおっしゃいますが、それでは、基礎年金番号そのものは本当に加入者全員に正しくもう付番されているんですか。
○櫻井充君 答弁になっておりません。  その付番されたものが、例えばダブりもありましたね。それから、住所が分かんなくて付番されてない人もいますね。基礎年金番号がさも今までは正しいかのように、基礎年金番号そのものに対して宙に浮いている五千万件があって、それにいかに統合するか、統合...全文を見る
○櫻井充君 答弁違うよ。時間もったいないから、ちょっと。答弁になってないよ。
○櫻井充君 私がお伺いしたいのは、重複付番の解消の処理は全部終わったのかということです。全部終わったんですか。(発言する者あり)
○櫻井充君 要するに、そういうふうに分かりにくくお答えいただいておりますが、単純に言えば、いまだに基礎年金番号が重複されている方がいて、全員に一つの番号が正しく振られているというわけではないですね。そういうことでよろしいんですね。
○櫻井充君 そうすると、今まで基礎年金番号そのもの自体に対して、この今回の委員会ではありませんでしたが、いずれにしても、衆議院からずっと通じて大臣が御答弁されていたのは、宙に浮いた年金記録そのもの自体を基礎年金番号と合わせてやっていきますと、ところがその基礎年金番号すらまだ正しく...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんよ。答弁になっていませんからね。  どうしてできないのかということを聞いているんであって、そんな経過作業なんか聞いていませんよ。  それじゃ、大臣、これは平成十六年に若林秀樹委員が五月二十七日の厚生労働委員会で質問されております。若林議員は、実...全文を見る
○櫻井充君 基礎年金番号そのものがまだ正しく付番されてないんですよ。そうすると、どうやって五千万件の処理ができるんですか。基礎年金番号そのものが正しくなっているんだったらその次のステップに行けますね。そうじゃなかったら、果たしてどういう形で一体やれるんですか。多分、残りの部分に関...全文を見る
○櫻井充君 今大臣は、厚生年金で重複していることもあり得るということは、これお認めいただいたかと私は思いますが。  そうしますと、僕は前回の委員会で、昭和三十九年の社保庁からの、これは業務改善というんでしょうか、とにかく、厚生年金保険被保険者台帳記号番号の確認についてというとこ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、大臣ね、部下をかばうのは、ちょっと大臣、もういいですよ、もう質問しませんから、もうやめますが、大臣ね、部下をかばうというところはそれは極めて大事なことだと思いますよ。ゆがめてこういうことを、その答弁を大臣なりに苦しく解釈して部下を助けたいというその気持ちは、私は...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○櫻井(充)参議院議員 園田議員にお答えいたします。  現在、国、地方自治体で補助金を出すというスキームがございますが、地方の財政が極めて厳しい中、民間のお金を有用したいということで、今回、九条に、資金を助成できる、そういう仕組みをつくらせていただきました。  そこの中で、今...全文を見る
○櫻井(充)参議院議員 糸川議員にお答えいたします。  ドクターヘリ以外というのは、恐らく消防機関であるとか海上保安庁が保有している消防災害用のヘリコプターを想定されているんだろうと思いますが、今回のこの法律案では、これは対象外でございます。  ただし、災害時等において、傷病...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  済みません、ちょっとこれ通告しておりませんが、今日の新聞報道をちょっと見て、許し難い記事なので、まずこれについての大臣の御感想をお伺いしたいと思いますが、我々がサンプル調査をしてくれと言った際に、僕らは四件だという報告を受けました。...全文を見る
○櫻井充君 大臣、僕は今日、厚生労働省の役人の方の答弁求めておりません。僕は、先週だったかと思いますが、国土交通委員会に行きましてタクシーの問題について質問させていただいた際に、我々がタクシーの惨状を見て、特区を申請したことに関して、局長はまあ言い訳に始終しておりましたが、冬柴大...全文を見る
○櫻井充君 この間、それでは四件だったと。  もう一度お伺いします。大臣は、そうすると、四件で間違いないんだという今の御答弁ですか。私はこの部分に関していうと、これだけ見ると九件ではないのかというふうに判断いたしますが、大臣の認識は四件だと、ですからこの間の国会報告で間違いない...全文を見る
○櫻井充君 大臣、大臣、答弁になってませんからね。  もう一回申し上げますよ。じゃ、我々はあの時点で御報告いただいた、あの報告だって問題があったわけでしょう、たしか。要するに、最初にマスコミなんかに知れて、ああいう問題があったわけでしょう。そのときに我々は四件だというふうに受け...全文を見る
○櫻井充君 駄目だよ。止めてよ。これは数を聞いているんだから。その上での判断した数聞いているんだ。
○櫻井充君 なぜここまでこだわるかというと、名前の入力ミスというのは支給漏れにつながるわけでしょう。だから、問題視しているわけであって、その濁点付いている付いていないで、実はこれ長妻委員が指摘していることですがね、濁点付いている付いていないがすごく大きいわけですよ、漢字の入力がな...全文を見る
○櫻井充君 もうこれは平行線ですね。  じゃ、濁点であろうが、それから誕生日が数日ずれてあろうが、ちゃんと合わせられるんですね。そういうことですね、今の答弁はね。
○櫻井充君 そうすると、まずコンピューター使ってはねるわけでしょう、一回ね。多分、コンピューター使ってやった場合には、濁点があるのと濁点がないのだったら全部はねますよね、これはね。それから、誕生日が数日ずれていたら、これ全部はねますよね。つまり、それは相当コンピューターではねられ...全文を見る
○櫻井充君 見解の相違で、これが一年たった時点で、どちらの議論が正しかったのかと。僕は、それは大臣のおっしゃるとおり、それで本当にうまくいってくれるんだったら、こんなにいいことはないですよ。  これは、我々思いは一緒のはずなんですが、私はもう少し危機管理が、何というんでしょうか...全文を見る
○櫻井充君 これは厚生団が編集したんですよね、その当時。ですから、それは出版は別かもしれないけれども、これは厚生団で何回も何回も会議というんでしょうか、お互いにインタビューが行われていて、厚生団そのもの自体がこのことを知らないとは私はとても思えないんですね。  改めてお伺いいた...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、要するに厚生団で編集したものを結果的には厚生団が全部買い取ったと、ほとんどですね、今の御答弁だと。そういう認識でよろしいんですね。
○櫻井充君 それほど売れる本ではないのでと、ですから先ほどは大体我々が買ったんじゃないかということをこれ答弁されていますよ。  それじゃ、何の目的でこの本を編集されたんですか。
○櫻井充君 大臣、たしか厚生団、それから、今の厚生年金振興事業団といいましょうか、ここは国家財産を管理する財団ですね。それで私の認識はよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 これ、国有財産法によると、行政財産の管理の機関というところに当たるんだろうと、そう思います。その行政財産の管理の機関というのは、各省庁の長がその所管に属する行政財産を管理しなければいけないと、こういうふうに国有財産法に定められております。  そこでですが、ここの財団...全文を見る
○櫻井充君 普及啓蒙であったとすれば、それほど売れる本ではないということであったとすると普及啓蒙活動にはつながらないんじゃないですか。
○櫻井充君 確かに価値はあるんですよ。これからその価値を、私にとって物すごく価値のある本なので、その点についてこれから質問させていただきたいと思います。  それで、一つの問題は、僕は、今、辻議員からもいろんな指摘がありましたが、この本を読んでみてよく分かったことがあります。つま...全文を見る
○櫻井充君 大幅な改正は大幅な改正でいいんですよ。僕は、ここの内容よく分からないところがあったんです、実際のところはですね。  三十二年以前の切捨てを行おうと、こういうふうに言っているわけです。戦争で焼けたんだったらそれはそれで理解しまして、なぜ昭和二十年八月とか若しくは昭和二...全文を見る
○櫻井充君 ですから、そうすると、それまでに納めたお金というのはどういう扱いになったんですか。
○櫻井充君 これ、給付のことについては、それは大臣、御答弁されているとおりなんですよ。  ただ、問題は、もう一つここに書いてあることは、今の三十二年以前の切捨ての議論をした際に実務ベースというのを随分頭に置いてやったのですねと。今までは制度的な問題だけで、実務に乗るかどうかは問...全文を見る
○櫻井充君 冷静に議論をさせていただきたいと思いますが、私は別に勝手な言い方をしているわけでも何でもなくて、この本を読んだ私なりに、こういうことでいいのかということをお尋ねしているのであれば、それは違っていれば違っているということで御答弁いただいた方が僕ははっきりすると思っている...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、要するに厚生労働省本省のところで責任を取ることになるんだということでよろしいんですか、端的に申し上げれば。
○櫻井充君 ちょっと済みません、理解力がなくてよく分かんないところがあるんですが。  金融庁にそれではお伺いしますが、もし仮に民間の保険会社が、今回のように例えば宙に浮いた生命保険でも何でも結構ですが、それから記録が消失するとか、そういうようなことがあった場合にはどのような処分...全文を見る
○櫻井充君 行政庁を行政庁が処分するということは、これはあり得ないことですから、ですから、民間の部分と公的な部分とは一致しないんだろうとは思います。ただし、問題は、もう一つあると、共通項が何があるのかというと、幾ら、行政庁であったとしても、保険者機能は持ち合わせているということで...全文を見る
○櫻井充君 その保険金の管理とかそういう収受の場合に、だれからどのぐらいその保険料をお預かりしているということは、これはきちんと記録するというのは、これは当然のことですね。
○櫻井充君 もしその記録そのもの自体を例えば紛失していた場合は、行政処分の対象になるんでしょうか。
○櫻井充君 そうしますと、大臣ね、これもこの本の中に書かれていて、特に裁定をだれがやるのかと、裁定というか、この時点でもやっぱり予測しているんですよね。保険者そのもの自体に、あなたは払っていませんと、それから被保険者が私は払いましたという問題が起こったときに、だれかがどういう形で...全文を見る
○櫻井充君 大臣、それはそれで理解いたしますが、これは民間だっていろんな努力をしてきちんと保管するようにするのは、こういうのは当たり前のことですよ。今るるお述べになったことはこれは当然のことであって、しかしその当然なことであったかもしれないけど、だからこれは、僕は、実は申し上げた...全文を見る
○櫻井充君 これははっきり言えば、僕は憲法にだって抵触すると思っているんですよ。つまり、国民の財産権の侵害でしょう、こんなの。自分たちが記録しておかないことによって、行政庁がそういうことをやって、大臣としてこんなこと許されるんですか。つまり、今のはその先のことやります、その先のこ...全文を見る
○櫻井充君 それが、国民は納得していないんですよ。それが国民感情ですよ。  我々からすれば、これだけ怠慢をやっていて自分たちの財産が侵害されているんですから、とてもそんなことで納得しろなんと言われたって納得できやしませんね。そこの感覚の差が僕は最大の問題だと思いますよ。  そ...全文を見る
○櫻井充君 そこで、この間、二十五万人は救済されるんだと、与党の案だとですね。それで十分だというふうにお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 本当にこれでまず二十五万人の方が救済されるのであれば、それはそれで意義はあると思いますが、実はもっと多くの方もいらっしゃいます。  なおかつ、この間は税金のことについてお尋ねいたしましたが、税金に付随するものが一杯ありまして、例えば医療の保険料、介護の保険料などは一...全文を見る
○櫻井充君 できれば、その方々が不利益を受けないようにきちんと制度設計、これは与野党関係なしにやっていかなければいけない問題じゃないかなというふうに思います。  それからもう一つ、この本の中で興味深かったのはシャウプ勧告の問題なんですが、要するに、大蔵省がこれは年金だけではなく...全文を見る
○櫻井充君 僕、これの中で興味深いのは、先ほど、カードがあって、そのカードの整理をする際に、もう自分たちでどうしようもないから実は大蔵省に頼みに行っているんですね、相談に行っているんですね。つまり、そういうノウハウもなくして、自分たちが権限だけを取りたくて、そういう理屈を付けてや...全文を見る
06月21日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  済みません、種々の事情で相当質問時間が短くなりましたので、端的にちょっとお答えいただきたいんですが、まず、大臣はこの宙に浮いた年金の問題、要するにこの年金記録の問題ですが、これは重大な問題だという認識、これでよろしいんですね。
○櫻井充君 重大な問題だということで、この責任の所在をまずはっきりさせなきゃいけない。これはこれから第三者委員会でいろいろあるんでしょうが、現時点において、少なくとも社会保険庁にも問題があったと、そういう認識でよろしいですか。
○櫻井充君 もう一度、僕がお伺いしておきたいのは、要するに社会保険庁にも責任があったし、厚生労働省にも責任があったと、そういう認識なんですよね。
○櫻井充君 その上で、社会保険庁そのものが、この間大臣が御答弁された中で言うと、解体と本当に言えるのかどうか我々よく分かりませんが、少なくとも組織替えをするのだからこれは大きなペナルティーなんだというような御答弁でしたが、今もその認識でよろしいわけですね。
○櫻井充君 そこで、結局のところ、じゃだれがトップなのかというと、厚生労働大臣ということになりますね。その厚生労働大臣として大臣にまずお伺いしておきたいのは、その責任の取り方として御本人がこの厚生労働大臣の職を辞すというお考えがまずあるのかないのか、その点について御答弁いただきた...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとこれ、委員長、申し上げておきますが、ここは、ここの場に、これは実はこの間の、この間の文教科学委員会のところにもですよ、彼は委員長の後ろに来て、手を上げたりいろんなことを指図しているわけですよ。そのときにこれは皆さん問題意識持たれたはずなんですよ。なぜ同じことが...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  その上で、大臣、もう一つお伺いしておきたいのは、要するにこの法案の成立後も自分がその陣頭指揮を取ってこの問題を解決していくということでよろしいわけですね。
○櫻井充君 それでは、そのお立場でということでお伺いさせていただきますが、平成十六年の委員会で、基礎年金番号については、基本的に言うと問題があるものをゼロにすると、これ坂口厚生労働大臣はあのときに答弁されました。結果的にまだ二万件でしょうか、重複されている方もいらっしゃる。大臣は...全文を見る
○櫻井充君 まあいいや、今日はもう時間がないから。  でも、そうやって、とにかく基礎年金番号そのもの自体まだ統一されていませんからね。  じゃ、まず一つ一つ決めていきたいんですが、基礎年金番号のダブりなりなんなり、その問題はいつまでまず解決するんですか、それとも解決もうしない...全文を見る
○櫻井充君 大臣、なぜこういうことをお伺いしているのかというと、まず第一段階として基礎年金番号そのもの自体がちゃんとしていないと、それは正しい支給が受けられるかどうか、給付受けられるかどうか分からないわけでしょう。可能性としてはどうなるか分からないわけでしょう。  じゃ、いいで...全文を見る
○櫻井充君 だって前に、要するに一年後ぐらいには終わるんじゃないかとか、その要するに一年後まで終わるかもしれないというのは何が一年後までに終わるのかも分からないわけですよ、我々からすれば、いろんな形で答弁が変わっていくから。  だから、はっきりしているのは、給付を受けられる人た...全文を見る
○櫻井充君 裁定、裁定とおっしゃいますが、つまり保険者としての機能を十分に果たしていませんから、その裁定をする際の根拠そのもの自体がいい加減なわけですよ。ですから、そのいい加減な根拠をもってして、しかも解体されると、解体するとおっしゃっているんですから、そこの長官が、どうして私は...全文を見る
06月28日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  柳澤大臣、今の島田委員とのやり取りをちょっとお伺いしておりまして、国家公務員であると親方日の丸的で駄目なんだというお話でしたが、そういうことをおっしゃると、官僚機構そのもの自体を壊さなきゃいけないことになりますよ。そういうことで本当...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、中央省庁の役人は国家公務員でよくて、社会保険庁の役人は国家公務員では駄目だと、その理由は一体どこにあるんですか。
○櫻井充君 僕は違うと思っているんですね。それは何かというと、この本、本当一冊読みまして、年金制度そのもの自体理解いたしました。  そこで、大臣、このときに、花澤さんという方が、要するにお金を集めてどんどん使えと、それから天下り先も一杯できるからいいんだと、そういうことがありま...全文を見る
○櫻井充君 しかし、僕は花澤課長がおっしゃっていることはほとんど実現されているんだと思うんですね。例えば、今日、資料としてお配りしておりますが、公益法人等の概要というのがございまして、ここに全部で二十五、公益法人がございますが、これは実は全部ではございません。調べ切れていないとい...全文を見る
○櫻井充君 ここにあるんだよ、だから。僕は数字もらっているんだから。
○櫻井充君 これは通告しておりまして、一応いただいてありました。そこの中で、今御答弁いただきましたが、もうこれだけで実は四百人の方が天下りされていると、再就職されているということなんです。  まだ時間の関係でもうちょっと、四十七都道府県に電話をしなければいけないので、その他の公...全文を見る
○櫻井充君 済みません、これ、もう一つ通告してありますが、数字が出せているか出せてないか、それだけまず御答弁いただきたいんですが、この天下りしている方々の僕は給与も教えてほしいと。それから、この人たちの給与というのは年金から出ているのかどうかということに関してもきちんと出してほし...全文を見る
○櫻井充君 要するに、全廃したということは今までずっと使い続けていたということですよね。ですから、様々な点で無駄遣いをしていて、それがトータルとして六兆四千億という、表に出ている数字は六兆四千億ですよ。しかし、これはあくまで簿価であって時価に換算すればそんな額じゃないですね。つま...全文を見る
○櫻井充君 肝心なこと答えていないじゃないですか。財務省に移した方がいいでしょう。もう厚生労働省がこれを持っていることそのもの自体が問題なんじゃないですか。いいですか、大臣。  じゃ、住宅のことについてまずお話ししておきますが、住宅金融公庫があったらそれに任せておいたって本当は...全文を見る
○櫻井充君 御理解しません。駄目です。  大臣、例えば消費税だってこれは全員に賦課していますよね。しかし、その代わり生活保護の方には生活保護費という形で給付しますね、障害者の方々には障害者の方々に対しての手当を給付しますね。つまり、給付の部分で手当てすれば、それは何でもできるん...全文を見る
○櫻井充君 職員の方が、横領でしたっけ着服でしたっけ、そういうこともしているわけでしょう。そういうところをどうして我々が信じてやっていかなきゃいけないのか、そしてその人たちに対してそういう権限を与えなきゃいけないのか、私には全く理解できないですね。言葉は悪いかもしれないけど、これ...全文を見る
06月28日第166回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、基本的なことからお伺いしたいと思いますが、それから、済みません、これちょっと野党の発議者に通告しておりませんが、併せて時折質問させていただきたいと思いますけれども。  まず、この点はちょっと野党の発議者にも御答弁いただ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今、与党の発議者から、気持ちの問題だと、内心の問題だというお話がありました。そうだとすると、果たして本当に今回の与党案でそういった問題が解決するんでしょうか。まず、この点について御答弁いただきたいと思います。
○櫻井充君 そうすると、今最善の案であるということですが、今回のこの改正で、結局は政治資金の流れというのは透明になって、今後その問題が起こらないというふうにお考えなんですか。
○櫻井充君 一応お伺いはしておきますが、僕はこれから具体的に三つの例を挙げて、いろんな様々なまだ抜け穴があるんじゃないかということを指摘させていただきたいと思います。  まず、お手元に資料をお配りさせていただきました。五千万円でございますが、これは正確に言うと五千万円の領収書は...全文を見る
○櫻井充君 雑所得として本来は計上しなければいけないものだと。  私も今、講演をしたりとか、たまにテレビに出させていただいたりとか、そうするとそういう所得がありまして、それは個人とすると雑所得に計上することになるんだろうと思いますが、その認識でよろしいでしょうか。
○櫻井充君 僕はずっと確定申告をやり続けているんですが、医者の時代から。そうすると、その際に雑所得だといってその必要経費を認めてもらう際に、どういうものにそのお金を使ったのかということをあるときは証明しろと言われたこともあります。それは証明義務というのはまずあるんでしょうか。
○櫻井充君 今、書類等を提示してもらわなければいけないんだという御答弁でしたが、そうしますと、例えばこれ一億円、そのときに、小泉総理は一億円だけではなくて実際その年もう少し受け取っておられますが、こういう場合、きちんとした形で説明するためには領収書なりなんなりというものを添付しな...全文を見る
○櫻井充君 それでは一般論でお伺いいたしますが、政治家が今まで政治活動費として受け取ったものに関して、税務署でこれが適切に使われたかどうかということについて確認をしたことがあるんでしょうか。
○櫻井充君 一般論で結構ですが、今までかつて何回ぐらいあったのか、そのことについて御答弁いただけますか。
○櫻井充君 実は、これ昭和四十一年の衆議院の大蔵委員会でも同じような議論がありまして、雑所得に計上することそのもの自体の問題とか、そういうことについて政治家に関してもこれから調べなければいけないというような形で政府委員の方が御答弁されているわけですよ。ですから、昭和四十一年にそう...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんよ。もう一度だけ。  これは大蔵委員会のときにそういうふうに今後調べますというふうに言われているわけであって、その後調べたのかどうかということについて私は質問させていただいております。
○櫻井充君 私は、自分自身で確定申告に行った際に根掘り葉掘り聞かれました。ですから、一般人は、わずかな数万円という雑所得を得るときもどれだけ何が掛かったのかということを聞かれるわけですよ。この年に、小泉総理は自民党からだけでもざくっと一億三千五百万円受け取っているんですね。ですか...全文を見る
○櫻井充君 それは党から、そうすると、今の御答弁ですと、あとは個人は何に使ったとしても、この点について説明する必要性は全くないという認識でよろしいんですね。
○櫻井充君 各党あるかどうかは、それはあと各党の問題であって、私は今これだけ高額のお金に対してちょっとおかしいんじゃないかということを申し上げているだけでございます。  それで、もう一度財務省にお伺いしますが、僕はこういうやり方は不公平だと思っているんですよ。つまり、民間の人た...全文を見る
○櫻井充君 今のやり取りを聞いて、済みません、これ通告しておりません、野党の発議者にお伺いしたいと思いますが、どのように感じられますか。
○櫻井充君 そのとおりなんだろうと思うんですよ。つまり、そこの部分がはっきりしないと、これが完全にその抜け道として使われると私は認識しているんですね。つまり、いろんなところからお金集めたものを、一回その政党支部なら政党支部に回してしまって、個人がその政党支部から寄附を受けさえすれ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと答弁になってないような感じがしますが、それじゃもう一度財務省にお伺いしておきますけど、我々、僕はじゃこれから講演活動だって何だってもう全部政治活動でやってきましたと、そしてそこのところで例えばだれかにいろんな形でその指導を受けたと、そういうものに全部使いました...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。今の部分は極めて大事な答弁でして、来年からの確定申告の際に私はそのようにさせていただきたいと、そういうふうに思います。  もう一つ、あと二例ちょっとこれからお話をさせていただきたいと思いますが、もう一つが前の竹中国務大臣の、僕はこれは政治資金管理団体若...全文を見る
○櫻井充君 たしか永田議員のときには物すごく個別具体の例だったにもかかわらず、あのときは法務大臣だったですかね、個別具体の例に関してきちんと御答弁されておりました。ですから、そういうある人のときにはきちんと答弁し、ある方のときには答弁しないというのは、これは極めておかしな話だと思...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、私もこういう形でつくって、私が今やっていることは政治活動ではないというふうに言えば、何でもありだということですね。
○櫻井充君 じゃ、一般論でお伺いいたしますが、○○○○議員の進める政策を後押しすることを目的としてと、そして以下の事業を行う、活動を行うと、これは一般論としてお伺いしておきますが、こういうふうに書かれているものというのは先ほどの政治資金規正法の中の文言とまず同じですね。趣旨として...全文を見る
○櫻井充君 らちが明かないんで、ちょっと大臣にお伺いしたいと思いますけどね。  大臣、この政治資金規正法を所管されておりますね。その三条のところに定義があって、これが政治団体だというふうに書かれているわけですね。そうすると、今のような文言だけ見れば、取りあえず。別にトリガー・ラ...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、済みません、その実態を調査できると。じゃ、総務省はそれができないんだとすると、一体だれがそこの実態を調査することになるんですか。
○櫻井充君 そうしますと、それは総務省にないのはないので結構ですよ。問題は、先ほどの御答弁では、本人たちが政治団体ではないと、だから届けませんと。そうすると、客観的に見て問題があるとかないとかいうことに対してはだれが判断するんですか。
○櫻井充君 そうすると、それは司法手続なんですね。司法手続上に乗るか乗らないかということは、そうするとだれかが告発して、そしてその上でその司法で判断を仰ぐということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 分かんない。済みません、僕、ちょっと司法上のこと余り詳しくないので、もう一回ちょっと教えていただきたいんですが。  要するに、これはおかしいということを判断するのは最終的に司法だと、これは裁判だということ、それは分かりました。だったとすると、これはおかしいんじゃない...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、捜査当局ですから、これは警察の権限ということになるんですね。その認識でよろしいんですか。
○櫻井充君 じゃ、そうすると、警察に御答弁お願いしたいと思いますが、まず一般論からいうと、ある政治家の進める政策を後押しをすることを目的として団体が存在し、しかもそこのところに、これ今回は基金という形になっていますが、どういう形でもいいんですけど、お金の流れがあると、出し入れがあ...全文を見る
○櫻井充君 今これは告発しておりますから、きちんとした形で捜査していただきたいなと、そう思います。  その上で、これちょっと与党の発議者にお伺いしておきますが、こういうことをやられたら、政治団体そのもの自体をつくったり、まじめにやっている人たちが僕はばかばかしくなるんじゃないか...全文を見る
○櫻井充君 ですから、こういうことを全部認めていってしまったら、本当に先生方のようにまじめに御議論されて、まじめに政治資金の流れの透明性を担保し国民の皆さんからの信頼をかち得ようとされている皆さんからすれば、こういうことをやって、先ほど一部の人だという話です、確かにこういうことを...全文を見る
○櫻井充君 だから、実際、政治資金規正法上まじめにみんながやっているわけですよ。だけど、そういう全く抜け道をつくって大臣自ら、元ですが、やられたことそのもの自体、僕は大きな問題があるんだと思いますけれども、民主党の発議者として、済みませんが、通告しておりませんが、感想なりあればお...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一つ、(発言する者あり)いや、これは確かに、今のところに関して言うと、今民主党案もというお話がありましたが、確かにここの部分は今後の課題なんだと思っているんです。与野党共通の僕は課題だと思って今日は提案させていただいているだけの話です。...全文を見る
○櫻井充君 それは定義ですが、例えば活動費等である種の制限も掛けられていますよね。こういうことをやらないとNPO法人としては認められないんだと。その辺のところについても御説明いただけますか。
○櫻井充君 いや、そうではなくて、例えば集めたその収入の中の事業活動費はたしか半分以上計上しなければいけないとか、そういうルールがあったはずですけれども、その点について御説明いただけませんか。
○櫻井充君 済みません、ちょっとここは極めて大事な点なので、正確に御答弁いただけないでしょうか。
○櫻井充君 つまり、逆に言えば主たる活動がその団体の中で五〇%、支出の中の五〇%を占めなければいけないという認識でよろしいんですね。
○櫻井充君 このNPO法人、まだ正確に収支報告書が出ていないので何とも言えませんが、これは正確な数字ではありませんので。ただ、これは報道等によって大体、例えば、これは一般論でこれからお伺いしておきますが、一般論で、その収入の中の七割から八割が家賃で計上されるというようなことになっ...全文を見る
○櫻井充君 一般論で結構です、ですから。その活動費として収入がありますね。とにかく収入を得ましたね。その収入のうちの七割から八割が、まあ八割にしておきましょうか、八割が事務所経費として計上された場合には、これは不適切というふうに判断してよろしいんですか。
○櫻井充君 だって今、事業活動費が五〇%以上じゃないといけないというお話だったでしょう。  じゃ、事業活動費の中には事務所経費というのは入るんですか。
○櫻井充君 じゃ、済みませんが、事業活動の中にその事務所費用そのもの自体が計上されても構わないという、そういう場合もあり得るということなんですか。まず、そこはちゃんとはっきり、そこのところを一つ一つはっきりしていただきたいんですが、こういう場合もあり得るというのであればそれはそれ...全文を見る
○櫻井充君 どうもちょっと合点がいかないんですが、例えばどういうような場合にはそういうものに当たるのか、もし具体的な例を挙げられるのであればちょっと具体的に挙げていただけないですか。
○櫻井充君 いや、そんな、法律に個別具体書かれていないのは分かっていますよ。分かっていますよ、そんなの。  そういうことじゃなくて、私はその今の御答弁、理解できないんですよ。つまり、普通でいうと、例えば介護なら介護の事業を行いますといって、そこの部分でこういう事業を行ったから、...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、家賃で八割も占めるということそのもの自体が適切なその事業活動を行っているように私は認識できないので、例えばこういう場合には事務所経費として七割も八割も拠出してもそれは事業として認められるものになるんだという、ちょっと具体的な例を挙げていただければ有り難いと...全文を見る
○櫻井充君 それでは、じゃ事業経費を五〇%以上にしなければいけないとした根拠は何ですか。
○櫻井充君 公益性を担保して事業活動を行うために、その事業活動そのもの自体がきちんと行われているか行われていないかの判断を下すためでしょう。そういう理解でいいんですね。
○櫻井充君 そうすると、事務所経費だけ、もう一回、まあ、もう御答弁いただけないのは分かりました。いかにいい加減かということも相当よく分かりました。  結局は、七割出そうが八割出そうが、そうやって逃げられるのは自由ですよ。しかし、この会に僕は参加された方に、一月に参加された方に話...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今の御答弁ですと、現状の法律があるのでこれで十分担保されるという認識でよろしいですか。
○櫻井充君 ですから、一般論としてもう一度、これはちょっと繰り返しになりますけれども、一般論としてでもちろん結構なんです。別に個別具体のことを、それは分かりやすいために個別の具体の例を挙げているだけの話であって、最終的には一般的にどうなのかということなわけですよ。  つまり、先...全文を見る
○櫻井充君 それでは、ちょっと済みません、これは通告しておりませんが、先ほどの総務省の見解ですと、もう我々はただ単純に、この点について調査をするところもないと、判断するというか、その届出されたものが政治団体としての適切なのかどうかということの判断しかできないという話になっていまし...全文を見る
○櫻井充君 僕は、今日は、あとこれから同僚議員が質問に立ちますが、この法案のことについて中心に質問をされます。私は、その法案のことではなくて、法案そのものだけではなくて、こういう形で今までやられてきていて、結果的にはざる法と言われても仕方がないんじゃないかなというような観点から質...全文を見る
06月29日第166回国会 参議院 本会議 第39号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  私は、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合、そして国民新党を代表いたしまして、三党共同提案による厚生労働大臣柳澤伯夫君に対する問責決議案に対して、賛成の立場から討論を行います。  討論に入る前に、昨日、宮澤元総理大臣がお亡くなり...全文を見る
10月15日第168回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会・日本の櫻井充でございます。  午前中、午後の質疑をお伺いしておりまして、冒頭、本当は総理にまずコメントを求めたいと思っておりましたが、石破大臣にまずお伺いしたいことがございます。そもそも論として、テロに対しての現在の作戦というのは成功しているんでし...全文を見る
○櫻井充君 その点は理解まずいたしましたが、しかし、取りあえずもう一つお伺いしておきたいのは、何の根拠を持ってそれなりに成功しているんだという御所見なんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、アフガニスタンにおける多国籍軍の死者の数は把握されておりますか。
○櫻井充君 それでは、その数千人単位でも結構ですが、これは年度を追って増えているんでしょうか減っているんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、まず申し上げておきますが、二〇〇四年までは二けただったんです、これはOEFの調査ですよ。しかし、二〇〇五年には百人台、百二十五人になって、その後は二百人を超えているわけですね。つまり、毎年増えているということは、治安は全く収まっていないということになるんじゃない...全文を見る
○櫻井充君 私は、テロとの戦いをやめよとは一言も申し上げておりません。  問題は、例えば、どうしても医者なので医者の例えにさせていただきますが、処方せんが間違っていたら患者さんは亡くなるんですね。どこかで間違っていると思ったら、それは処方を変えなきゃいけないんですよ。ですから、...全文を見る
○櫻井充君 どのような数字をじゃ、知っていらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 私は、大臣は総合的に判断してプラスになるんだろうという、そういう答弁をいただけるものと思っておりました。  私は、今回はちゃんと通告の中で、何でこれが有効なのかというふうに判断されるのかということの通告はいたしております。  そこの中で、現在、これはアフガニスタン...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと、全然違っていると思いますけれども、アフガニスタンというのは自給率が大体九〇%ぐらいだった国なんだそうですよ。現在四割ぐらいまで落ちているんだそうですね。それから、僕がある先生にお伺いしてみると、空爆の方がよっぽどひどいと、そういうお話もされてきています。 ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  恐らく悪くなっている数字もあるんだろうと思いますよ。今出てきている数字はそうなのかもしれません。でも、そのことを踏まえて私が申し上げたいのは、今一番いい機会だと思うんです。要するに、給油活動をするしないということよりも、今の作戦そのもの自体...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一つ、ちょっとこれは悲しい発言なんですが、自民党の元防衛庁長官、中谷さんがテレビ番組で、民主党はテロリスト集団ですかと、そう問い掛けられて、ええ、ええと、そのようにお答えになっているわけですよ。  我々は、その話合いを総理がしようとい...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ、これは各国にテロリストがいると、いろんな国にいるんだという話になっているんですが、これは、日本政府として把握している中で日本国内にテロリストというのは存在するんですか、大臣。
○櫻井充君 それでは、あと、今日準備していた質問に移らせていただきたいと思いますが、まず最初に、これは大事なところなんですが、福田総理は小泉構造改革を継続されるんでしょうか、それとも別な道を歩んでいこうとされているんでしょうか。
○櫻井充君 それではもう一点、小泉構造改革とは一体何だったんでしょう、具体的に御答弁いただけますか。
○櫻井充君 国内外の状況を考えて制度を変えていくというのは、これは当然のことですね。  じゃ、もう少し、何が良くなって何が悪くなったというふうに総理はお考えでしょうか。
○櫻井充君 総理、僕、所信表明演説聴かせていただいて、安倍総理のときの訳の分からない横文字もなくなりましたし、現状分析としては物すごくよくされていたんじゃないのかなと、そう思っています。この所信表明演説の中にはどこに問題が起こっているのかということは随分丁寧に書かれていまして、そ...全文を見る
○櫻井充君 一つ、私が見てちょっとおかしいなと思うことをまずお話をさしていただきますが、これ、第一回規制改革要望なんですね。(資料提示)  そのときに、一番大きい要望件数はだれかというと、経団連です。二番目がリース事業協会でして、三番目のこれ会社、黒塗りになっていますが、これは...全文を見る
○櫻井充君 総理。
○櫻井充君 これは九六年の雑誌なんですが、ここで、この議長になられている方は、戦後最大のチャンスだと、規制緩和というのは戦後最大のビジネスチャンスだと、そういうふうにおっしゃっているわけですよ。そのことを考えてみれば、これは一般的に考えると利害の抵触に当たるんではないのかなと、私...全文を見る
○櫻井充君 これは、一回目の採択率というのはほかの回と全然違いますよね。その後はどこのところもこれほど高くないはずです。あとは、もう一つ申し上げれば、経団連が圧倒的に採択率が高くなっておりますから、もしかするとそちらの方からお話しされているのかもしれません。そういうことじゃないん...全文を見る
○櫻井充君 それじゃもう一つ、経済財政諮問会議についてお伺いしておきましょう。  これは、アメリカの場合の経済財政諮問会議というのは、いわゆる民間委員の中にこういう商売を経営されているような方々というのは入っていますか。
○櫻井充君 大田大臣です。
○櫻井充君 それでは、ここは申し上げておきますが、民間の方が私が調べている範囲ではいらっしゃいません。しかも、大学の関係者も全部休職されて、それでそこの中に入っていくと。つまり、そのぐらい利害の抵触というものに関して厳しく厳しくやっていかなければいけないという立場でやられているわ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、何の数字をもって今みたいな答弁されるんですか。まず、根拠を示していただけますか。私は根拠を示してこう言っているんですよ。
○櫻井充君 これ、ちゃんと現場に行かれないからそうなるんじゃないですか。東北にしろ北陸にしろ、まだ倒産件数は前年度を上回っているはずですが、これはちょっと通告していませんが、経済産業大臣、私の認識で正しいでしょうか。
○櫻井充君 総理、私の地元の宮城県は決して景気が回復しておりません。総理は今回の所信表明演説の中で、景気は回復しと、そういうふうに書かれていますが、総理の御地元の群馬県は景気が回復しているんですか。
○櫻井充君 仙台も、実を言うと、例えば今、駅の周辺は建設ラッシュなんです。ところが、ほとんどが県外資本が引き受けてやっているものですから、地元の中小企業は決して良くないんですよ。それが実態なんですね。ですから、大企業の利益率はずっと高いまんまになっていますが、中小企業はそうなって...全文を見る
○櫻井充君 ということは、ここに所信表明では、政策に工夫を重ねと、まだありますが、結果的にはこれから議論をするということになるんでしょうか。  それからもう一つ、それでは医療のことに関して見ても、本当に今後安心なのかどうかという点が問題なんだろうと思うんです。これは中小企業だけ...全文を見る
○櫻井充君 いや、違いますよ。大田さんですよ。
○櫻井充君 これ、大田大臣でしょう。これ、大田大臣。
○櫻井充君 お金だけじゃないですか。現場で、そこで働いている人たちは一体どうなるんでしょうか。そこのところが、例えば地域のところでも産科や小児科がどんどんどんどんなくなっていっているということは、地域医療はこれ継続可能じゃもうなくなっているということですよ。違いますか。
○櫻井充君 そうやって今お話がありましたが、先立つものがなければできないんですよ。要するに、そういった安全や安心を確保するためには、これはお金が必要なんですね。それを削減してどうやってやるんですか。どうやって実現するんですか。言ってみてくださいよ。
○櫻井充君 私は、経済財政諮問会議の議論が正しいとなんて一つも思っておりません。この国を誤った方向に持っていっているのは、私は経済財政諮問会議そのものだと思っていますよ。  いいですか。じゃ、これは地方の医師不足をまず見てくださいよ。(資料提示)これは我が東北地区ですが、これは...全文を見る
○櫻井充君 建前はそうですよ。建前はそうです。ところが、そういうふうになってないから問題なんですよね。民間委員の方々が、例えば四人で、連名で随分文書を出されますね。ほかの審議会でこうやって民間委員の方々がいろんな形で文書を出されますか。
○櫻井充君 同じような位置付けにするのであれば、内閣府設置法の中で総合科学技術会議と経済財政諮問会議の位置付けは全然違いますね。経済財政諮問会議は守秘義務も負っていない。それから罷免権もない。それから国会の承認もない。何で総合科学技術会議とこんなに違うんですか。
○櫻井充君 法律に書いてないよ。
○櫻井充君 じゃ、まあそこはそれで理解いたしました。その上で、(発言する者あり)いや、間違っていることは間違っていることでちゃんと認めなきゃいけないことですから。  ただ、その上で、今までの決定過程そのもの自体が、骨太の方針そのものに違う意見を言うと全部が抵抗勢力と取られてきて...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、改めて質問をさせていただきますが、大田大臣、日本の医療費というのは総額で、対GDP比で見たときに、世界から見て異様に多い国ですか。
○櫻井充君 手元に数字がなければ分からないようなレベルですか、大変申し訳ないけれども。  ここは物すごく大事なところなんですよね。つまり、経済財政諮問会議はもっと抑制しろ、抑制しろと言ってくる。今の置かれている状況が世界から見て多いか少ないかと、これはまず一つ大事なことですよ。...全文を見る
○櫻井充君 私には不思議なんですが、医療や介護の分野でもしその部分がどんどん広がっていったら、そこで雇用が生まれてくれば全く問題ないんじゃないですか。
○櫻井充君 今まではそんな増やしてないんですよ。増やしてなくて何でそんなことが言えるんですか。
○櫻井充君 それがなぜ医療費の伸びだというふうに推察されるんですか。ほかの要因もあるはずじゃないですか。
○櫻井充君 私が申し上げているのは、GDPで、そこの伸び率であろうが何しようが、じゃ、現実の問題として今の医療費が適正かどうかということの議論がまず前提じゃないですか。今の医療費が極めて低いとすれば、それが増えていくことそのもの自体は実は適正化されるということですよ。違いますか。
○櫻井充君 先ほど、私は東北地区の勤務医の状況をお見せしました。あれは持続可能な状況ですか。
○櫻井充君 答えてないですよ。私は、こういうことをやっていて持続可能なのかと聞いているんですよ。金の面じゃないんだってば。実際のところの現場でもう何にもいかなくなっているんじゃないですか。だから、これで本当に持続可能ですかということをお伺いしているんですよ。
○櫻井充君 日本は医者の数が少ない、看護師の数が少ないとも言われていますが、実を言うと事務職の数もすごく少ないんですよ。そうすると、医者がそういうことまで全部背負ってやっているから大変なことになってきていて、もう勤務医みんな辞めようと言っているわけです。  そうじゃなくて、例え...全文を見る
○櫻井充君 財政的な議論は、それはそれで私は正論なんだろうと思いますよ、一方で言うと。ただし、分かっていただきたいのは、やる人がいなくなるということなんですよ。今の額でそのまま、じゃ、やりますかと。  それから、もう少し申し上げると、田舎でこれから産業は一体何になるのかと。昔は...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  厚生労働省は分かっているんですよ、実は。悪者に随分されて僕は気の毒だなと思っていますが、厚生労働省は分かっているんですよ。分かってないのは経済財政諮問会議ですから。あそこの民間委員の人たちは全く分かってない。自分たちが保険料を払いたくないか...全文を見る
○櫻井充君 優れた識見をお持ちの方が偽装請負をやられるんですか。
○櫻井充君 ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って。いいです。いいです。ちょっと待ってください。
○櫻井充君 この議員は、法律を遵守するのは当然だが、これでは請負法制に無理があり過ぎると、これを是非もう一度見直してほしいと。だから、自分で制度を変えようと言っているんでしょう、これは。今の制度にもう大体無理があるとか、そういうことを言っているような人ですよ。  それから、これ...全文を見る
○櫻井充君 オープンな場で議論させていただきたいと思いますね。是非、四人の民間委員の方をこの予算委員会に招致して、オープンの場で議論させていただきたいと思います。委員長、よろしくお願いします。
○櫻井充君 もう一つ、もう産科、本当に大変なんですよ。これ、パネルですけれども、いいですか、世界で一番安全なお産国なんですよ。ところが、この国は今どんどんどんどん産科の医者が減ってきていますよ。これでこのことをきちんと守れるんでしょうか。  日本の産科の特徴をもし舛添大臣お分か...全文を見る
○櫻井充君 世界とちょっと違うのは、集約化されていないというところなんですね。今の議論は集約化しようという話になっていますが、そうではなくて、小規模な診療所が各地に点在しているからこそ安心して出産できるわけです。  例えば、これからもう雪のシーズンになりますよ。そうすると、雪国...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  要するに、今までのような経済財政諮問会議主導の政治ではなくなるという私は総理の宣言だと受け止めさせていただきますが、それでよろしゅうございますか。
○櫻井充君 元々そうでなかったって、だれもそうは思っていないと思いますけれどもね。相当昔は違っていたかもしれませんが、近年の政治はそうだったんじゃないでしょうか。  先ほどの、ちょっともう一回パネル見ていただきたいんですが、小児科小児科という、小児科の話も出ていますが、実は小児...全文を見る
○櫻井充君 是非きちんとやっていただきたいなと、そう思います。  実はこの間、聞いてびっくりしたんですが、岐阜大学の病院で、岐阜大学ですよ、大学病院で産科の外来をやめて、外来というか出産を受けるのをやめてしまったと。もう大学病院でもそういう状況で、医局員が四人か五人しかいないと...全文を見る
○櫻井充君 そのサービスの質ということについては、これは担当大臣にお伺いした方がいいのかもしれませんが、まず相当数が減ってきているんじゃないかということです。  これは資料をお渡ししていますが、郵便局数の推移を見ていただいても、特に問題は、簡易郵便局の一時閉鎖局がもう四百にも達...全文を見る
○櫻井充君 民営化して何かいいことあったんですか。
○櫻井充君 経営の自由度というのは聞こえがいいんですけど、例えば、今までであれば郵貯のお金が住宅金融公庫に行きました、そこから融資するから民業圧迫だと言われて、これ住宅金融公庫の直貸しをやめて証券化になりましたね。そしたら、今度は郵政民営化されたら住宅ローンに乗り出すんでしょう。...全文を見る
○櫻井充君 先ほどATMの手数料がゼロになるような、そういういいところだけお話しされましたけれどもね。  これ見ていただきたいのは、これは二例だけです。これは、じゃちなみにちょっと大臣にお伺いしておきますが、電信の振り込みとか普通為替ですね、これ上がっていますね。これ何で上がる...全文を見る
○櫻井充君 このことについてはサービスが低下したと、それから地域の集配局が減ったのはサービスが低下したと、そういう理解でよろしいですか。
○櫻井充君 おかしいじゃないですか。私は、民間の手数料と比較して、あの郵政民営化の議論をした際に、印紙税の分はもちろん高くなっているんだと、そういう話もしましたよ。竹中さんが何と言ったかというと、郵政民営化になったら印紙税も払うからいいんだと、税金も納めるからいいんだと言ったんで...全文を見る
○櫻井充君 合理化によって一番最初に切り捨てられるのはどこですか。
○櫻井充君 また競争なんでしょうか。競争すればそんなにいい社会になるんでしょうか。私は、医療の分野でいったら、競争して必ずしもいい社会にならないと思いますよ。要するに、隣の医者が百人診たから私が百五十人診なきゃいけないとか、そういう問題じゃないですね。これは患者さんの病気と闘うと...全文を見る
○櫻井充君 増田大臣は、知事の時代は郵政民営化、これ賛成されたんですか。
○櫻井充君 それから、もう少し、僕はやっぱりあのときの議論を聞いていて、相当、何と言ったらいいのかな、情報が不適切だったと思っているんですよ。つまり、便利になる便利になるばっかり言われて、不便なことを何も言われていないと。  例えば、今回またひどいんですね。十月一日もうすぐ民営...全文を見る
○櫻井充君 分かりゃしませんよ。身近なそこの手数料から何から、身近な問題は何にも書いてないんだから。そこのところの後、こういう何か保険はどうなるとか、何が限度額がどうだとか、そんなことばっかり書いてあって、実際その身近ですぐ皆さんが使われるようなことについては何にも書いていません...全文を見る
○櫻井充君 もう一度お伺いしますが、民間企業で、今は例えば、じゃ金融商品の販売のときにどうなるかというと、有利なものだけ書いて、それでそのほかのことを書かないとこれはかなり問題になるんだと思うんですよ。たしかそうだと思いますね。渡辺大臣、いかがですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  ということで、要するにこういう不十分な情報だけを流して、ここは確かにうそじゃないかもしれませんが、現実ほかにあるものは全然書かないで出すということそのもの自体が国民をだましているんですよ。違いますか。
○櫻井充君 私は、これ、多分国民の皆さんは、こういう現実を突き付けられて、郵政の民営化そのもの自体、もう一回考え直した方がいいんじゃないかと思っている方が随分いらっしゃると思いますよ。  その上で、私は、あの郵政民営化の際にアメリカから相当な要望があったはずなんだということを尋...全文を見る
○櫻井充君 本当にそうでしょうか。アメリカの弁護士さんたちが日本で弁護士事務所を開設できるように規制緩和をして、日本の法律の今英語訳をやらされていますね、三年掛けて。こんなことまでやらされているじゃないですか。それが僕は今総理がおっしゃったようなことには全然つながってこないんじゃ...全文を見る
○櫻井充君 僕は大臣のおっしゃるとおりだと思っているんですよ。  そこで、大臣、そうすると社会保険庁の長官は何のデータに基づいて今裁定しているんですか。
○櫻井充君 そういうことです。
○櫻井充君 五千万件というのは、たしか平成九年に三億件あった中からいろいろやっていって五千万件残っているということは、まあ単純に言うと六分の一が訳分からないということになっているわけですね。  そうすると、そのデータを基にして裁定することそのもの自体は適切ですか。
○櫻井充君 ここは実は根幹なんですよ。  大臣、これはその裁定される際に、納めているときはAでしたっけ、それから未納って書いてあるところと、あと空になっている、空欄になっているところがあるはずなんですが、またその認識でよろしいですか。
○櫻井充君 それでは、第三者委員会のことについてお伺いしたいと思いますが、現在申立てが何件で、そして裁定というんでしょうか、あっせんが終わったのは何件でしょう。
○櫻井充君 なぜこの業務が進まないんですか。
○櫻井充君 実はスピードを上げられないんですよ。上げられない理由があるんです。それは現場の方にお伺いしました。  それは何かというと、五千万件がどういう形で処理されてどうなるのかが全く分からない。先ほども申し上げました。空符号の部分のところは五千万件のものなのかどうかも分かって...全文を見る
○櫻井充君 現場の方は若干違っていまして、要するにその五千万件の部分に当たる人たちがそこの中にいるんじゃないかどうかということの判断ができないから、だから塩漬けになっていると、ここのところは全部、結局そういうふうに判定しなければいけないんだと、そういうふうなお話になっていました。...全文を見る
○櫻井充君 納めているところはAなんです。はっきり分かっていて未納のところは未納と書いてあるんだそうです。あとは空符号というんですか、空のところが一杯あるんだそうです。ですから、それが五千万件のものに当たるのか当たらないのかの判断ができないということなんですよ。
○櫻井充君 空符号のところは納めているか納めていないか分からないから判断できないんですよ、大臣、空符号のところは。それが五千万件の中の一部かどうかという判断はどうすればいいんですか、じゃ。
○櫻井充君 矛盾しているんですよ、大臣。  例えば、実はびっくりしたのは、大企業の方々でも、もう本当そこに、支店に行ったら、ずっと多分同じような保険に入っているのかと、年金入っているのかと思ったら、そうじゃなくて、移ったときにぽこぽこ抜けていて、一月ずつ空符号になっているところ...全文を見る
○櫻井充君 是非よろしくお願いしたいと思います。  僕は今回のことに関して年金制度、随分いろんな本を読んだんです。この間は厚生年金保険制度回顧録というのを読みました。今度は機械化十年のあゆみというのを読んだんですが、この機械化十年のあゆみの中にも、もう人間の誤差というのはどうし...全文を見る
○櫻井充君 実は、年金の問題でもう一つ、天下りの問題がありまして、私は、その先ほどの回顧録で問題があるんじゃないかと言ったときに、あれは昔の話で、今は違うと、あの当時、柳澤大臣おっしゃっていましたが、実は中央省庁だけで二十五あって、そして地方には百を超える天下り先があります。現在...全文を見る
12月04日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の櫻井充です。  今日は、いわゆる混合診療一点に絞って質問をさせていただきたいと思います。  まず、混合診療の議論をする前に、これを提案してきている規制改革会議とはまずまともな組織なのかどうかということについて質問をしてい...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりなんですよ。権限のないところなんです、本来は。しかし、さも権限があるように振る舞っているところにまず大きな問題点があると私は思っています。  もう一度ちょっとここは確認しておきたいんですが、経済に関する基本的かつ重要な政策に関する施策を推進すると。こ...全文を見る
○櫻井充君 これは、伝えるということよりも、コントロールされるのはそれこそ大臣、副大臣の皆さんがその役所をコントロールしていくことになりますから、規制改革会議に申し伝えるのではなくて、これは政治家の責任としてきちんとコントロールしていただきたいと思います。
○櫻井充君 よろしくお願いします。  その上で、私は、今の社会の在り方を見ていると余りに不公平だと思っています。その規制緩和とは、言葉の聞こえはいいですが、実際やっていることは、例えばその会議に参加している人たちの利益を出すために制度を変えている、そういう組織じゃないかと思って...全文を見る
○櫻井充君 まあ本音かどうか、そこがちょっと難しいところだと、苦しいことはよく分かっておりますが。  まず、ちょっとこれ考えていただきたいんですけれども、例えば、この間タミフルの問題があった際に、タミフルが本当に安全なのかどうかを検証する際に、タミフルを販売している会社から研究...全文を見る
○櫻井充君 そういう人をまずメンバーから外していただきたいと思っていますよ。  それから、これはちょっと資料を要求しておきますが、ここの会社の人が派遣会社をつくったんですよ、この議長が、規制緩和しておいて。これは、そのグループから一〇〇%出資した人材派遣会社をつくりました。人材...全文を見る
○櫻井充君 それから、その当時の委員の方に女性の方がいらっしゃいました。この方は、今郵政の株式会社の社外取締役に就かれておりますが、この人は郵政公社と取引をやっている方なんです。これは同僚議員がこの間の委員会で指摘して、結局やめることになりましたよ。ですが、その人もこの規制改革会...全文を見る
○櫻井充君 違法行為の責務はだれが負うことになるんでしょうか。これは企業全体で、私は企業のトップも当然のことながらその責務を負うと思いますが、その認識でよろしゅうございましょうか。
○櫻井充君 一般的に申し上げれば、例えば行政の長の場合も、部下が何か不祥事を起こした場合には大臣が責任を取らなきゃいけないような場合も出てくるわけであって、それは企業のトップたる者の私は責任は大きいと思いますよ。  もうちょっと申し上げれば、我々政治家とて同じじゃないでしょうか...全文を見る
○櫻井充君 社会のルールを守るというのは、私はそこの前提の中に入るのが当然だと思いますけどね。まず、そんな社会的に、何というか、識見があるとかないの前に、まず社会のルールを守っている人を選ぶのが当然じゃないですか、違いますか。
○櫻井充君 それでは、きちんと確認していただきたいと思います。そして、その上で本当にふさわしいかどうかの検討をしていただきたいと、そう思います。そうでないと、まともな議論にならないんですよ。自分たちの利益のことだけ考えてやっているようなところがあるから、この社会がゆがめられていき...全文を見る
○櫻井充君 これは、二〇〇一年の十一月十九日にこの当時の議長が、これは私的な意見だといって十五の重点提言の事項を挙げられておりますね。これは、個人的にこうやって挙げてくるんですよ。その上で、今度は経済財政諮問会議のある委員が、これは最終ゴールですねといって、さも認めるような発言も...全文を見る
○櫻井充君 それは、要するに同意していただいたと私は受け止めたいと思います。    〔委員長退席、理事家西悟君着席〕  その上で、今回、規制改革会議がいわゆる混合診療、それ全面解禁だと言ってきていますが、このことに関していうと、平成十六年で両院の、しかも全会一致によってある請...全文を見る
○櫻井充君 そうであれば、こんなことを議論の俎上にのせることそのものが間違いだと思います。要するに、彼らにだって一般職の公務員ですから多分手当を払っているはずであって、私はこんなことのために会議を開いてほしくないと思います。税金の無駄遣いじゃないですか。
○櫻井充君 もう少しきちんと管理していただきたい。あそこの組織は、この間は、閣議でまだ任命される前から、議長の会社の一室を使って、しかも議長の秘書までそこに入って、そして教育委員会制度はどうするかとか議論しているんですよ。そして、しかも、その結果を本来の規制改革会議にかけもせずに...全文を見る
○櫻井充君 今、要するに松井主査のことがよくお分かりにならないということでございましたので、是非、当委員会に来ていただいて、どういう趣旨で発言されたのか、その点についてお伺いさせていただきたいと思いますので、規制改革会議の松井委員の参考人の招致を求めたいと思います。
○櫻井充君 それから、これは福井秀夫委員ですが、その混合診療全面解禁の主張の中に、少数にしか効かない薬は保険給付してはならないという意見を掲載しており、将来的にはそうだと。そうすると、例えば舛添大臣御尽力いただいて、ムコ多糖症のお子さんなど少数の苦しんでおられる難病患者さんたちに...全文を見る
○櫻井充君 発言の自由という点ではそうかもしれません。しかし、少なくとも一般職の公務員であることには間違いがございません。一般職の公務員であれば一般職の公務員としてのまず責任をきちんと果たしていただかなければいけないと思いますが、それはその認識でよろしゅうございましょうか。
○櫻井充君 とにかく経済のことに関してということになっていて、何回も申し上げますが、経済のことがほとんど解決しているから、教育の分野だとか、それから今や医療や労働の分野であるとかそういうところに進出してきておりますが、規制緩和そのもの自体が失敗であったことがだんだんだんだん分かっ...全文を見る
○櫻井充君 本当に何回も何回も申し上げているのは、この国は、規制改革会議と経済財政諮問会議で相当ゆがめられましたので、その部分をきちんと是正していただきたいなと、そういうことで、しつこく、しつこく申し上げております。そこのところだけは御理解いただきたいと思いますが。  先ほどの...全文を見る
○櫻井充君 そうであるとすると、規制改革会議の委員だという肩書を使って僕は発言されることは不適切だと思いますし、この方も様々ひどいこと、ひどいというか、私はおかしいなと思うことがあるんです。  この方は、「官の詭弁学」という本を書いておられて、情報公開を十分にしない官僚がさも悪...全文を見る
○櫻井充君 本質論にちょっと入っていきたいと思いますが、私の考えからすると、医療保険そのものは高額所得者、低所得者の方々、みんながお金を出して互助会的に運営されていく、そういう保険だというふうに私は認識しております。私のその認識でよろしいんでしょうか、舛添大臣にお伺いしたいと思い...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、その保険そのもの自体を使っていくということに関していうと、低所得者の方々も、それから高額所得者の方々も公平にこの保険を使えるというふうにしなければいけないと私は思いますが、その認識でよろしいでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上でですが、例えば今は国が医療と認めているものに関していうと、保険が使える部分に関していうと、その保険から、保険の分で支払ができると。これは国が医療として認めてきているからこそこの保険を加入者の方々にお許しいただいて、ある特別な方々はこ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、問題はここから先です。要するに、医療でないとまだ国が認めていないものに対して、それも今度は一緒に診療した場合には保険で認められる分は保険でカバーしてくれというのが、今の規制改革会議からの出された提案です。  ここで考えなければ...全文を見る
○櫻井充君 ですから、そういう観点から考えれば、その混合診療、いわゆる混合診療の話が出てくることそのもの自体が私は論理破綻しているんじゃないかなと、そう思っておりますが、中川副大臣いかがでございましょう。
○櫻井充君 舛添大臣はお忙しいですから、規制改革会議からそういう無駄な提案しないでいただきたいんですよ。そこのところに一々厚生省が行って、そしてそこで議論しなきゃいけないというそういう、無駄ですから。はっきり申し上げておきますが、そういう点でまずやめていただきたいなと、そう思うん...全文を見る
○櫻井充君 苦しいことはよく存じておりますので、苦しいことはよく存じておりますので。  ただ、やはり今、森さんもおっしゃっていますが、政治家としてある種の御発言もいただければ有り難いなと。僕はこれは別に、もし省を背負ってということが難しいのであれば、それは御自身の言葉で語ってい...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  極めて大事なところだと思っておりますので、その点についてきちんと進めていただきたいと思いますし、今天下りといいますか、途中で辞めていく方々がどこかで再就職される問題が随分上げられておりますけれども、役所に勤めている皆さんは優秀な方々が一杯い...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ここは極めて大事なポイントですからね。アメリカの医療にしたいのかどうかです。これは、「シッコ」という映画をごらんになったかどうか分かりませんが、アメリカは民間保険が主体です。民間保険と公的保険とどちらが効率的なのかというと、明らかに公的保険...全文を見る
○櫻井充君 これは内閣府にもお願いしておきますが、もう一度きちんと調べてください。こうやって産業化していくことそのもの自体がいいわけじゃありませんよ。これが国民の皆さんの安全、安心につながっていくことならいいですよ。そうならないから私はこれだけ問題にしているのであって、その点につ...全文を見る
○櫻井充君 何回も申し上げますが、この議論やっていることそのもの自体が無駄ですから、舛添大臣忙しいですから、ですから余りそういう煩わせるようなことをやらないでいただきたいと、そう思うんです。  じゃ、もう少し突っ込んでお伺いしますが、規制改革会議というのは責任のないところでしょ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  人の命を預かって、その人の命にかかわるようなことに関して意見を言いながら自分たちは責任を取らない、この人たちに語る資格は私はないと思っていますよ。人の命の重さをこの方々は知らない。もう名前出して言いますが、オリックスの宮内さんなんかあの当時...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。やっと本音が聞けて、私は本当に満足でございます。  もう少し申し上げると、保険財政を破綻させないためにも混合診療が必要だという言い方も、これは規制改革会議の中の当会議の主張の中に書いてございます。保険財政が破綻するという根拠は一体どこにあるんで...全文を見る
○櫻井充君 いや、これは多分大変なんだと思うんです。要するに、規制改革会議の人たちがどういうことを考えているのか分からない、そこの中に、議論に参加されてない方がここに来られて答弁されるというのは本当に大変なことです。そこは僕はもう重々承知しております。  そこで、こういう大事な...全文を見る
○櫻井充君 本当にこういう、何と言ったらいいんでしょうか、さも、さもですね、さも分かったような形で言ってきていますが、実態は違います。  じゃ、例えばイギリスはどうなっているかということ。イギリスはブレア政権で医療費を六九%増やしました。そして今や対GDP比でいうと日本よりもは...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  ちょっと訂正しておかなきゃいけないと思いますので。必ずしもすべての私は経済学者と言ったわけではないので、その点についてだけは訂正させていただきます。本当にありがとうございました。
12月06日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○櫻井充君 すべての原因が解明されているわけではないと思っております。その上で、因果関係についてですが、現在でも例えばB型、C型の患者さんがいらっしゃって、例えば病棟で針刺し事故などが起こっているということは、感染が起こり得るリスクがあるということを理解していても防げていないとい...全文を見る
○櫻井充君 すべてのウイルスが同定されているというわけではないと思っております。
○櫻井充君 先生の御指摘の点はよく理解できます。要するに、現代医学の限界というのはあると思っております。  例えば、肝炎だけに限らず、がんならがんの早期発見がどこまでできるかというと、せいぜい一センチか、まあもうちょっと今は進んで〇・五センチぐらいのものの発見ができるのかもしれ...全文を見る
○櫻井充君 この点については我々も大分検討させていただきました。  そこの中で、先生今適切にという、適法にという御発言がございましたが、果たしてどこまでが適切なのかということの、ここまで言い出すとちょっと我々医療業界の人間にとって厳しいものがございますが、例えば私と、専門の古川...全文を見る
○櫻井充君 そこも先生のおっしゃるとおりでして、我々は病院を単純に指定しようとは思っておりません。例えば、研修医制度のような形で何床のベッドじゃなきゃいけないとかですね。今、念頭に置いているのは、肝臓専門医の先生方、この方が全国で三千、ちょっと細かい数字忘れましたが、三千人強いら...全文を見る
○櫻井充君 それは我々も先生方と考え全く同じでございます。ただ、今回こういう形で治療に限定したのは、待ったなしの患者さんたちが数多くいらっしゃると、そういうことでこの問題にまず今回は特化して法案を提出させていただいた次第でございます。
○櫻井充君 若干補足させていただきますと、今回は、特別に我々は税金をまた使って治療をするということになります。そうすると、特定疾患治療研究事業というのがございまして、この場合にも病院を指定して行っているということもございます。ですから、より質の高い治療を提供するためにはそれなりの...全文を見る
○櫻井充君 まだ具体的にはしておりません。人数の確認だけはさせていただいております。これは、最終的には県での調整をお願いするつもりでございますので、あとはその県その県にお任せしたいと、そういうふうに思っております。
○櫻井充君 この点は、今、渡辺孝男先生、御質問冒頭、公明党としてもこういう対策を取りたいということで御検討いただいているということがございました。私たちも全く同じでございます。先ほど古川先生からもそういう提案がございましたが、そのことも早期に進めていくべきだと、そう考えております...全文を見る
○櫻井充君 先生御指摘のとおり、この点が我々も一番難しい点でございました。要するに、なぜ特別なのかということでございます。  ここは与野党で考え方、若干違いがあるかもしれませんが、我々はやはり国の責任ということがあると。ですから、まずその点がほかの疾患とは大きく違うのではないか...全文を見る
○櫻井充君 その点は、先生がおっしゃるとおりだとも思っております。それは、今先生御指摘ありましたけれども、将来肝硬変や肝がんに罹患される方々、その方々を防ぐことができる、その肝硬変であるとか肝がんの治療費というものを削減できるという点ではそのとおりだというふうに思っております。 ...全文を見る
12月13日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の櫻井充です。  今日は、アフガニスタンの復興支援等を中心に総理に御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、アフガニスタンの情勢の中で私が一番懸念していることは、民間人が巻き添えになっているということでございま...全文を見る
○櫻井充君 そのために民間人の方が巻き添えになっていくわけですが、それでは仮に、仮に日本にテロリストが存在したとして、アメリカ軍は日本国内に空爆をすることというのは可能なんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、その治安能力が違ってきているからアメリカ軍が空爆する正当性があるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 どうしてこういうふうに民間人のことを取り上げているのかと申し上げますと、この民間人の方々が犠牲になったとします、この方々の補償はだれがすることになるんでしょうか。例えば、私もアフガニスタンの国民だとして、自分の両親であるとか自分の子供が空爆によって亡くなった、殺された...全文を見る
○櫻井充君 それでは、総理にお伺いしたいと思いますが、日本政府として、アメリカのテロを撲滅するという活動に対して日本政府は支持するというふうにおっしゃっているはずです。そうすると、今回の、仮にアフガニスタンとアメリカが合意しているんでしょう、そこの中で民間人まで犠牲にして空爆を続...全文を見る
○櫻井充君 総理、最初から民間人を殺そうとしてやっていることが前提だったとしたらこれは相当おかしな話でして、それは最小限に努力するのは、これは当然のことだと思うんですよ。それであったとしても犠牲者が出ているわけですね。  私は戦争を体験しているものではありませんが、自分の両親や...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃることは理解できる部分もあります。ただし問題は、例えば今民間人を殺傷する人たちがいると、これも全部テロだというふうに言及されましたが、テロという定義がまずきちんとされていないんじゃないでしょうか。  そしてもう一つ申し上げると、本当に今そうやって武力によって...全文を見る
○櫻井充君 済みません、勉強させていただきたいので、その定義というのはどこに定められているものなんでしょうか。
○櫻井充君 どこに書いてあるかと。
○櫻井充君 ですから、ここが難しいところなんだと思うんです、議論をしていく上において。テロのその定義がはっきりされていないと。何でもかんでも全部テロに結び付けられておりますが、果たしてどこまでがテロリストの活動で、どこまでがそうでないのかということをきちんとした上で判断しなきゃい...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと確認ですが、その非合法の武装解除もこれからまた日本がやるんですか。
○櫻井充君 その活動の方がはるかに大事なことではないんですか。つまり、先ほど民間人のお話だけしましたが、例えば、多国籍軍のこれは死者数ですけれども、(資料提示)これを見ていただいてもお分かりのとおり、二〇〇五年以降どうかというと、ずっと増えたままといいますか、かなり高い数で推移し...全文を見る
○櫻井充君 この問題について最後にもう一度総理にお伺いしたいと思いますが、実は恥ずかしい話ですが、私も日本がこういう武装解除をやったというのを知ったのはほんの数か月前でございます。自分の勉強不足を恥じているところがございますが、給油活動そのものだけが実は日本が貢献してきていること...全文を見る
○櫻井充君 今の中で言うと、とにかく給油活動だけが日本がやってきた国際貢献のように喧伝されているところがあります。ですから、これが継続されるかどうかというところが随分中心になってきていて、やはりこういうことをやってきているということをもっともっとちゃんと説明していただいて、日本は...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、きちんとした入札が行われたかどうかということが問題になるかと思います。  苅田港に関しての一般競争入札の参加資格を見ると、D等級以上に格付されなければいけないとなっていて、このD等級というのは基本的に言うと、だれでも参加できるんだそうなんですが、遺棄化学...全文を見る
○櫻井充君 それが行えるかどうかというお話がありましたが、じゃ、一つのところは、昔、日本文化振興会と言っていたところですが、そこの定款を見てみると、結果的には何かというと、事業の内容とすると、日米の文化交流を行うところだというふうに書いてあるわけです。その下に何と書かれようと、定...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、矢野議員がそういうことをしていないにもかかわらず、マスコミはそういう報道をしたという理解でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 私も昨日、実を言いますと、矢野先生から直接お話をお伺いしてまいりました。矢野先生のお話の方が私は正しいと思っております。それを裏付ける内容が、実は化学兵器禁止機関というのがオランダにありますが、そこに訪ねていって、今回の処理に関してどうなんだろうかということを尋ねたと...全文を見る
○櫻井充君 それからですね、それから、これは国土交通省も、実は寒川というところにもその遺棄化学兵器が見付かって、今度はそれをこの日米文化振興会の安全保障研究所にこれまた委託しているんですね。これは委託事業として契約してきているんですが、なぜその定款にないところに対してですね、なぜ...全文を見る
○櫻井充君 ここはそういうことをやるところではないんですよ。要するに、日米文化振興会、これ、随意契約の理由書というのがありますけれども、そこの理由の中に、日米文化振興会安全保障研究所は長年にわたり、もうずっと書いてありますけれども、ここは定款にそういうことをやるところではないと。...全文を見る
○櫻井充君 外務省が総合的評価ということでいろいろやっておりまして、そこの中の法人の業務運営状況もB、それから事業内容及び実施状況もB、会計処理がC、予算及び決算の状況もCということで問題があって、ここのところをきちんとやれということを平成十七年の九月の二十八日に、これは日米文化...全文を見る
○櫻井充君 関係のないところを随分長く答弁されたので時間がなくなりましたのでこちらの方からある程度のことをお話をしておきますが、大臣は今、ここの団体がこういう形で軍事の問題についてというお話をされますが、定款には、はっきり申し上げておきますが、ここは軍事の問題ということは書いてご...全文を見る
○櫻井充君 大臣ですね、今、公益性とかいうお話がありましたが、社団法人はあくまで、元々の日米文化振興会ですけれども、その下にあるところは、これは社団法人の中のものではありません。これはちゃんと区分けされています。これはもう任意団体になっていますからね。ですから、今、公益法人が行っ...全文を見る
12月25日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の櫻井充です。  済みません、ちょっと通告してないことについて冒頭お尋ねしなければならないんですが、それは、二十三日に福田総理が議員立法で肝炎の患者さんたちを救済するべきではないかという御発言ございました。自民党の総裁として...全文を見る
○櫻井充君 いや、そうではなくて、二十三日の御発言が総理からございましたが、そのことについて総理から何らかの御相談があったんでしょうか。
○櫻井充君 大臣が御決断されて、和解案といいますか、そのことを提示された、総理にも提示されていると思います。それが残念ながら原告団にはこの和解案では承諾できないということになっていたはずですから、そうすると、舛添厚生大臣が示された案が総理から半ば、半ばといいますか、ある形上は否定...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、政府全体として取りまとめられたものが急に変更されたということについては、政府を構成する一員としていかがお考えでしょうか。
○櫻井充君 ちょっと理解、理解というか、私の能力では理解できない部分が随分ありました。  これちょっと厚生労働省にお伺いしておきたいんですが、これはどなたにお伺いしたらいいのか。  まず、法的責任というところに関して言うと、法的責任というところに関してくれば、これは確かに司法...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとよく分かりにくいところがありますが、まず最初にちょっと事実関係だけお伺いしておきたいので、これは医薬食品局長にお伺いすればいいんでしょうか。  まず、少なくとも今回のことに関して言うと、薬事行政上、こういった肝炎の発生に関しては、厚生労働省が関与していたとい...全文を見る
○櫻井充君 これは、かかわりがあることは多分当然だと思っておりまして、それは何かというと、厚生労働省の設置法がございます。厚生労働省の設置法の所掌事務の中に、これはそう読んでいいのかどうかちょっとここをお尋ねしておきたいと思いますが、「原因の明らかでない公衆衛生上重大な危害が生じ...全文を見る
○櫻井充君 局長にもちょっと同じ質問をさせていただきたいんですが、要するに、法的な司法の場で判断されて、例えば国家賠償請求されるような、そういった厚生労働省としてのミスもあるでしょうし、それから、そうではないようなミスもあるという、いろんな例えば、過失という言葉が適切かどうかちょ...全文を見る
○櫻井充君 最後のところ、おっしゃるとおりなんです、ちょっと途中よく分からないところがあったんですが。そこの中で、これ、各裁判所の判断は違っていますが、共通しているところは、要するにあの当時の薬事行政はかなりずさんではなかったのかと、そのことは指摘されておりますけれども、この点に...全文を見る
○櫻井充君 いや、私が申し上げているのは、その法的責任の部分を申し上げているのではなくて、薬事行政そのもの自体がずさんだったんではないかという指摘は、これは各裁判所からあったんではないんですか。
○櫻井充君 これは、ちょっと弁護団の皆さんとお話をした中でそういうことがあって、結局、法的責任に関しては各裁判所によって違っているけれども、この点に関しては共通しているというのが一応弁護団の方々とお話ししたときのことでございます。  それではもう一つ。先ほど副作用というお話がご...全文を見る
○櫻井充君 随分答弁長かったので、ちょっと短めにお願いしたいんですよ、もう時間限られていますので。  そうすると、いずれにしても、薬事行政の中で国が関与してきていたということを考えれば、製薬メーカーが、どちらが一義的になるかは別としても、これは国も互いにじゃ製薬メーカーと協力し...全文を見る
○櫻井充君 僕はクロイツフェルト・ヤコブ病の際に超党派の議員連盟の事務局長をやらせていただきまして、当時、坂口大臣、それから中川昭一会長、それと私とで、与野党ともに協力させて解決していったという経緯がございます。  あのときも実は患者さんに線引きしなかったのかというと、必ずしも...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いしたいと思います。  ただ、行政判断であれば、はっきり申し上げて、閣議決定していただければすぐにでもできるということですよね。これは年内にも解決できる方法なんですよ。議員立法となってくると、これは例えば仮に与野党みんなでその法律を作っていったとしても年...全文を見る
○櫻井充君 ですから、私は、司法の部分に関して言ったら、それは裁判所のその判断にゆだねるべきだと申し上げておりますが、そうではなくて、まず最初に横ぐしを刺しましょうと。ここのところは行政が、とにかく政府で判断できる部分もあるはずなんですね。そしてさらにその上で、この人たちは国とし...全文を見る
○櫻井充君 理解し難いんですが、まあしようがないのかなと、そう思います。これが立法府に投げられたということになれば、我々全員で一日も早くその救済の案を作っていきたいと、そういうふうに思います。  あと五分しかないので、済みません、ジョブカフェの問題だけ一点質問しておきたいと思い...全文を見る
○櫻井充君 これは適切な額でございましょうか。
○櫻井充君 事務スタッフがどういう教育を受けているんですか。これ税金ですからね、全部。これ全部税金ですからね。しかも、この人たちにはこの額、支払われていませんからね。まず、どれだけ支払われたのか、まずきちんと調べてもらいましょう。  もう一度質問しておきますが、これは支給された...全文を見る
○櫻井充君 支払われた額が分からなくて、なぜこれが適切だと言えるんですか。
○櫻井充君 答弁になっていませんよ。  じゃ、まず調査しておいていただきましょう。これらの額を計上したところが実際に支払っている給料が幾らだったのか、そのことについて調査していただいてこの委員会に御報告いただきたいと思います。
○櫻井充君 それから、これはどこかの県の、例えば千葉県であれば産業振興センターなどのところに委託した後、再委託しております。この再委託先が、例えば、この間株式会社立大学で物すごく問題になったところがこれ再委託されているんですね。ここのところは、これは入札をしてこの企業が受注してい...全文を見る
○櫻井充君 税金を計上しているわけ、使っているわけでしょう。無責任でしょう、そんなの。今、例えば生活保護費なら生活保護費が削減されるかどうかという瀬戸際で、こんないい加減な事業にお金が使われていて、しかも問題になっている三社は、これは一つはリクルートという会社で、これは昔、大昔問...全文を見る