櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会・日本の櫻井充です。  今日は、秋山参考人、国会にお越しいただきまして本当にありがとうございます。  まず最初に、苅田港をめぐる、日本軍が廃棄したというんでしょうか、遺棄兵器の処理の問題について御質問させていただきたいと思います。  その前に、日...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、その理事と会員の役割の違いというのはどこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 定款の第五条のところに正会員のことについて規定がされていて、会員の資格というところが第六条に定められております。その第六条の中に定められているのは、正会員として入会しようという個人及び法人は正会員二名及び理事二名の推薦を受けなきゃいけないと、なおかつ理事会の承認を経る...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、済みません、これ、私が調べたのはこれは現在の定款なんですが、定款変更というのは、そうすると、いつされたんですか。
○櫻井充君 そうすると、平成十六年当時はこれは新しい定款になっているときですか。
○櫻井充君 その前の規定の場合には、そうすると、正会員になるための要件というのは一体どういうことだったんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、ちょっと調べてみて、その平成十六年五月当時なんですが、政治家の方々は基本的に理事のところに名前が全部連ねられているんですが、安倍晋三前総理は正会員に登録されているんですね、この平成十六年五月当時ですけれども。もしこの定款どおりであったとすれば、どなたか二人の...全文を見る
○櫻井充君 その方はたしか安晋会のメンバーでもあったので、安倍晋三議員とは多分本当に親しい間柄にあったんじゃないのかなと、そういうふうに思います。  よく分からないのは、なぜ理事ではなくて正会員になったかということについては御存じでしょうか。
○櫻井充君 それでは、もう一つ。今度は、先ほど定款の違反ではないと、委員長からの質問に対して、遺棄化学兵器の処理の調査等についてそうではないというお話でしたが、しかし、こちらの所管省庁は外務省になるわけであって、外務省から平成十七年の九月二十八日に、定款外の事業を実施をしていると...全文を見る
○櫻井充君 定款のところに定められている中では、少なくとも遺棄化学兵器の処理等については定款に定められておりません。ですから、どの文言をもってしてそれが正当だというふうにお考えなんでしょう。
○櫻井充君 そういう立場に立たれて、結果的には競争入札ということになったんだろうかと思いますが、それでよろしいでしょうか。
○櫻井充君 その競争入札ですが、もう一社は私が知っている限りにおいては印刷会社であったんではないかなと、そう思います。つまり、その印刷会社の人たちがそういうノウハウを持ち合わせているわけではないので、形は競争入札になっていますが、基本的に言うと、随意契約を要するに競争入札に変える...全文を見る
○櫻井充君 この会社がその後、日米平和・文化交流協会の会員になっていますよね。
○櫻井充君 正会員になるには、先ほど申し上げましたが、正会員二名それから理事二名の推薦が必要であると。それから、秋山参考人は先ほど、そういう信頼関係がきちんとでき上がっている企業なんだ、要するに関係なんだというふうなお話をされていたと。そうすると、この入札に参加した企業というのは...全文を見る
○櫻井充君 なぜこの点についてお伺いしているのかというと、結果的には、中国の廃棄されているというんでしょうか置かれているその化学兵器の処理と今回のその調査結果が違うことになってきているわけですね。  まず、その点について、日中間でずっと話合いをしてきていたその遺棄化学兵器の処理...全文を見る
○櫻井充君 中国のことを知らないということでございますが、秋山参考人は日本の遺棄化学兵器の処理のことについてOPCWに尋ねていませんか。
○櫻井充君 そのOPCWに行かれた際に、OPCWからどういう指摘があったのかというと、中国を考えた場合に、日本国内のみきめ細かい方式で処理するとOPCWの場で中国に指摘されて日本の立場が悪くなるおそれがあると、中国での処理方式との整合性が重要ではないかという指摘をされております。...全文を見る
○櫻井充君 いや、関係ないといいますか、この場に参加していたわけですし、これだけのコメントを出されているわけですから、しかも、たしか日米、じゃ、もう一つお伺いしておきますが、日米安全保障研究所というのがありますが、秋山参考人はこの研究所のどういう立場でおられますか。
○櫻井充君 済みません、安全保障研究所です。
○櫻井充君 事務局長をやっている立場で行かれているわけですから、そこで中国のことについてOPCWからコメントがあったわけですから、そして、そこのところについての見解を出されています、OPCWに関して。つまり、中国のことについて知らないということにはならないんじゃないですか。
○櫻井充君 まあ立場では行っていられないのかもしれませんが、少なくとも行っておられることは確かだろうと思います。  ちょっとここは時間の関係で先に進みますが、要するに、その結果、その調査を行っていった結果、ある企業が受注をすることになっていくわけですね。そこから様々なお金のやり...全文を見る
○櫻井充君 そうです。
○櫻井充君 そうすると、それは引き揚げることが可能だということが分かった上で処理を行うことというふうな報告書を書いたんでしょうか。
○櫻井充君 そして、今回、その引揚げのことに関して言うと、たしか私の記憶が正しければ、山田洋行が引き受けて、そしてその山田洋行がだれにお願いしたのかというと、結果的には米軍にお願いして引き揚げてもらったということだったんではないのかと思いますが、この点についてはいかがですか。
○櫻井充君 それから、ここの取引をめぐって、まあ結果的には、じゃ、まずもう一つお伺いしておきたいのは、日米平和・文化交流協会、ちょっと昔の名前で日米文化振興会の方がいいのかどうか分かりませんが、ちょっと現在の名前で質問させていただきたいと思いますが、この調査によって、ある特定の企...全文を見る
○櫻井充君 それで、この関係で山田洋行のアメリカ支社から米国安全保障研究所若しくはアドバック・インターナショナルに約一億円のお金が渡されたという事実はあるんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、もう一つちょっと別な観点からお伺いさせていただきたいことがございます。  今、秋山さんは、アドバック・インターナショナルが入っているマンションに住んでおられるんでしょうか、それとも以前そこに住んでいたことがおありでしょうか。
○櫻井充君 そこの登記簿をちょっと見せていただいて、見てちょっと不可解な点があるので、その点について質問させていただきたいと思います。  以前はそのマンションの所有権、一〇三号、一〇四号及び一〇六号の一部の所有権を秋山さんが有していた、それでよろしいでしょうか。
○櫻井充君 そして、そのマンションの一部を担保にして、まあ企業のお名前はちょっと差し控えますが、軍需産業にかかわっていると思われる財閥関連の企業から数億円程度の借金をしていますが、それは事実ですか。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 そして、この借金は返済されたんでしょうか。
○櫻井充君 それから、平成六年にも、今のは平成二年ですが、平成六年には、米、アメリカのタンジェリンコーポレーション、現在のアドバック・インターナショナルですが、このアドバック・インターナショナルから同様にそのマンションの一部を担保に数億円借金しているというふうに記載されていますが...全文を見る
○櫻井充君 こちらの登記簿のところにはそのように書かれていますが、もう一度確認しますが、それは違うんですね。ここには、抵当権等を設定していて、それはタンジェリンコーポレーションと書いてありますけれども、それは違うでしょうか。
○櫻井充君 実は、これ、これも多分、借りていて、これの借金の返済はされておりますか、このときの。じゃ、平成六年には借金をした記憶がないということでしょうか。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 まあ一応、債権の額として一応三億円というふうに記載されております。で、返済されているということはなくて、たしかその後、これらの物件は競売に掛けられた。多分そのときの借金をしたものが支払不能になったということなんだろうと思います。  その競売に掛けられた後どこが落札し...全文を見る
○櫻井充君 アドバック・インターナショナルのことについてお伺いしておきますが、秋山さんはこのアドバック・インターナショナルの顧問を務められておりますね。
○櫻井充君 このアドバック・インターナショナルの社長はどなたでございましょうか。
○櫻井充君 今その方は御存命で、あっ、済みません、ちょっと勘違いかもしれませんが、御存命でございましょうか。
○櫻井充君 それから、その後、落札した後に、今度は現在のマンションの所有権は米国安全保障研究所になっていますね。登記簿を見るとそうなっております。それでよろしいでしょうか。
○櫻井充君 それでは、外国名で言うとカウンシル・フォー・ナショナル・セキュリティーということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 アドバック・インターナショナルから今度はそのマンションの所有権がこちらに移ったという事実を秋山参考人は御存じでしょうか。
○櫻井充君 よく分からないのはこのカウンシル・フォー・ナショナル・セキュリティーですが、これは一体どういう団体でしょうか。
○櫻井充君 この団体と一緒にフォーラムを開催したことがあるんじゃないですか。
○櫻井充君 一緒にそのフォーラムを開催するぐらいですから、相当親しい間柄ではないんでしょうか。
○櫻井充君 いや、私が申し上げているのは、このカウンシル・フォー・ナショナル・セキュリティーとのお付き合いはかなり深いものではないのかということをお伺いしております。
○櫻井充君 問題なのは、この所有者の住所がワシントンにあるわけですけれども、ここに書かれているのはワシントンなんですけど、ここの住所のところにそのカウンシル・フォー・ナショナル・セキュリティーがないということなんですね。これは任意団体ですから、そういう定款等も恐らくないので、きち...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、弁護士事務所の名前になっていて、そこの中に間借りをしているということなんですか。
○櫻井充君 済みません、ここから私の推測になりますが、結果的には、ちょっと、まず秋山さんがこのマンションをなぜ所有、どういう形、経緯で所有されたのかはよく分かりませんが、結果的にはお金を借りた、お金を借りずにその借金を、お金を借りたけれども、借金を返済していないと。そして、今も形...全文を見る
○櫻井充君 外形的に見るとそのように見えるところがございます。つまり、どうも、今回のこの案件を調べてみると、ちょっと名前を、議員の名前をもう一度出すのは差し控えますが、その方も、結果的には苅田港の遺棄化学兵器処理を受注した企業が所有していたというんでしょうか、そこのマンションに事...全文を見る
○櫻井充君 いずれにしても、ちょっとこの遺棄化学兵器をめぐっての問題というのは随分ありそうで、今後もこういったことについて追及していかなければいけないんではないのかなと、そういうふうに思います。  あとは同僚の浅尾議員の方から質問させていただきます。ありがとうございました。
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○櫻井充君 原告団の皆さんの長い御苦労が報われて大きな一歩を踏み出したんだろうというふうに思っております。原告団の皆さんのこれまでの努力に対して心から敬意を表したいと、そう思います。  本来、これは委員長提案というものですから、余り一般的には質疑をしないということになるのかもし...全文を見る
○櫻井充君 法律案の名前が本当にそうなのかというと、もう少し端的に言えば、訴訟に対しての和解法案であるとかいうぐらいの方が本当は分かりやすかったんじゃないのかなと。この名前だけ見て、それから前文を読まれて、今日も参考人の方が申されておりましたけれども、なぜ先天性の方が外されなけれ...全文を見る
○櫻井充君 舛添大臣、これは、今回はそれはC型肝炎のウイルスの混入ということなんだろうと思いますけれども、例えばクロイツフェルト・ヤコブ病のような場合、こういった場合には一体どういうふうに判断されるのでしょうか。  済みません、通告しておりませんで大変恐縮ですが、今回のような狭...全文を見る
○櫻井充君 ウイルスが混入しているものとそれから薬の副作用と、これは根本的に違うと思うんですね。  異物が混入しているような製品と。これは異物の処理をきちんとしておかなかったというところに問題があるわけですね。一方で、薬というのはすべて主の作用だけが発現するわけではなくて、すべ...全文を見る
○櫻井充君 そういうことになるんだろうなと思います。そうでないと、かなり薬事行政そのもの自体が難しくなってくるんじゃないかというふうに私は思っております。  それから、この法律の中身についてでございますが、結局はこれは後天性から獲得性に変わったんでしたっけ、獲得性に変わったのか...全文を見る
○櫻井充君 今日も午前中、参考人質疑が行われまして、その中でやはりその先天性の患者さんの代表の方が、決して原告団の方にどうということを申し上げるつもりはないし、今回解決したということに関して、それはそれとしてうれしいことだというふうにお話はされておりました。それからもう一つは、自...全文を見る
○櫻井充君 これ以上議論してもしようがないと思いますが、ただ、これもう一度申し上げておきますが、この法律の作り方からすると、まず最初のこの前文のところの二行目のところに「薬害事件が起き、」と書いてございます。その薬害事件が起きて、なおかつ、その四行目以降になりますが、「政府は、感...全文を見る
○櫻井充君 そういう点から考えると、現在衆参でたなざらしにされている二本の法律案がございます、この救済策ですが。これはそういう観点から早期に合意を見るような形の政策、法案作成ということになると思いますけれども、実現するべきではないかと。これ通告しておりませんが、いかがお考えですか...全文を見る
○櫻井充君 同じ質問になりますが、山井議員はいかがお考えでしょう。
○櫻井充君 本当にこれで救済される方々は限定されておりますので、与野党一緒になって早期に問題解決できるようにきちんとしていく必要性があるんじゃないかなということを申し添えておきます。  これもう一つ、これが仮に訴訟に関しての法案であるとすれば、これは私の考えでございますが、まず...全文を見る
○櫻井充君 ですから、まあそうなればそうなっただけ、何回も繰り返しになりますが、裁判の和解のための法律ならそこのところをもう少し明確にすべきなんだろうと思うんですよ。  それから、今症状に応じてというお話がございましたが、私は、このことによって相当面倒くさいことが起こるんじゃな...全文を見る
○櫻井充君 例えば超音波の検査などやりますと、これは熟練者と、初めてという言い方はあれかもしれませんが、初心者の方がやってくると、描出できる内容というのは全然違ってきます。それから、CTなど機械で切るからまあ同じように見えるかもしれませんが、実際は技師さんの腕によって大分違ってま...全文を見る
○櫻井充君 裁判所で判断するというのはちょっとこれ事実上不可能だと思っておりまして、つまり、医者側からの意見書なり診断書なりが提出されて、それを恐らくは、まあもしかするとセカンドオピニオンという形で二人のお医者さんになるのかどうか、ちょっとそこは分かりませんけれども、少なくともそ...全文を見る
○櫻井充君 よろしく検討していただきたいと思います。そうでないと、やはり多分公平性が担保されなくなっちゃうんだろうと、そう思います。  僕は、やっぱり若干違和感感じているのは、治療されて良くなった方々、これは良かったことなんですよ、本当に。ですが、そことそうでない方々とこういう...全文を見る
○櫻井充君 この当時、使われている患者さんの数がたしか二十万人を超えているというふうに理解しております。全部が全部危ない薬ではなかったはずです、混入しているはずではないので、その中の何割の方ということになるんだろうと思いますが、これちょっと例が適切かどうかは別として、年金記録の問...全文を見る
○櫻井充君 できるだけ多くの患者さんが救済されるようにしていただきたいなと、そう思います。  それからもう一つは、先天性のことは先天性のことなんですが、疾患のこともあるんですが、一方で今度はB型肝炎の問題もあるんだろうと、そう思っております。今日はB型肝炎の原告の方が来られてお...全文を見る
○櫻井充君 検討ですか。これは大臣の意思で何とでもなることですから、やはりここで、検討するじゃなくて、必ず会いますと、そういう御答弁いただければ有り難いなと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 疑問なんですけれども、なぜそのような答弁しかできないんですか、大臣。つまり、そういう方向で努力しますというのは、これ一〇〇%のお約束ではございませんよね。大臣の意思として、それは大臣が行政のトップとして行政側の代表者としておられるのか、これは大臣は政治家で、国民の皆さ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと大臣、確認ですが、今C型と、御答弁中。
○櫻井充君 B型ですか。それとも、あれはC型のままでいいんですか。
○櫻井充君 現場で医者として働いていたときに、まあまだ今も働いておりますが、患者さんから、例えば詳しい今後何をしますとかそういうことよりも、自分たちが間違っていたことに対しては、こういうことで例えば薬が違っていましたとか、そういう点で一番最初にやっぱり患者さんがやってほしいという...全文を見る
○櫻井充君 是非、積極的に進めていただきたいと思います。  官僚の方々、大体五十歳で肩たたきに遭って、意味もないとは言いませんが、本当に必要かどうか分からないようなところに天下りされていきますけれども、あれだけ能力のある人たちですから、それこそ再チャレンジじゃありませんけれども...全文を見る
02月04日第169回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の櫻井充です。  今日は、私は医療の問題を中心に質問させていただきますが、冒頭、医療と道路の問題について質問していきたいと思います。  冬柴大臣は、木曜日の委員会でこのパネルをお出しになられました。(資料提示)その...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ここのパネルの中にもう一つ下のところに大事なことが書いてありますが、心停止に至るまで三分、それから呼吸停止に至るまで十分ぐらい、それから出血多量の場合には三十分ぐらいでまあ半分の方が亡くなると、これはそのとおりだと思います。  そこで、大...全文を見る
○櫻井充君 ちょっともう一度前のパネルに戻してもらえますか。  この前のパネルを見ていただきたいんですが、これ五條市まで九十分掛かると、今の道路だと、そして新宮市に行くのには七十分掛かると。これが三分や五分で対応できるようになるんですか、道路ができたら。そういうことじゃないです...全文を見る
○櫻井充君 これはテレビ中継入りで質問されたんですね。つまり、国民の皆さんが見ていて、この道路さえできれば、三分で五分で、そして三十分かもしれないけれども、亡くなる人が助かるかもしれないという説明をされています。これ全然違いますよ。もし本当に三分や五分で助けたいということになれば...全文を見る
○櫻井充君 このバスと救急車の擦れ違った写真ですね、これはいつ撮られたものか御存じですか。
○櫻井充君 冒頭、この道路は真に必要な道路なんだということを大臣は答弁なさいました。平成四年にこれ撮った写真です。平成四年に撮ったこの写真のこの状況は何も変わっておりません。真に必要な道路は十六年間何も変わっていません。バイパスの建設はされているかもしれませんよ、少しずつですが。...全文を見る
○櫻井充君 もう一度これ冷静に見ていただきたいんですが、この国の道路財源、まだいまだに八・二兆円あります。アメリカが日本より突出して多いですが、十五・四兆円、しかし国土は二十五倍あります。二十五倍ある国の半分です。ドイツやフランスやイタリアやイギリス、これは一兆円から三兆円前後ぐ...全文を見る
○櫻井充君 もちろんです。
○櫻井充君 今、医療のところで、この国は頑張っているとおっしゃいましたね。何を頑張っているんですか。だれがどのように頑張っているんですか。御自分の発言ですからね。
○櫻井充君 医療の現場は本当に崩壊寸前というか、僕はもう崩壊している分野は随分あると思っていますが、相当無理をしています。しかし、それに対して国が本当に支援しているかどうかが僕は最大の問題だと思いますね。  むしろ、首を絞める、むちを打つ、そういう政策じゃないですか。医療費その...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そういう視点で厚生省は随分努力はしていますが、邪魔をしているのは経済財政諮問会議ですから。この経済財政諮問会議の民間委員そのものをもうメンバーを替えるなり、それか若しくは、経済財政諮問会議そのもの自体をやめるなりしないと日本の医療の体制とい...全文を見る
○櫻井充君 今のは明快な僕は御答弁だったと思います。ですから、そうすると、今後何か問題があれば、経済財政諮問会議ということよりも総理のリーダーシップということでよろしいんですね。はい。  それでは、もう一つだけ道路のことについて質問していきたいと思いますが、その道路予算、こんな...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、じゃちょっとお伺いしたいんですが、この出所、社団法人日本道路協会というところからのこれは出典でございます。ここの社団法人の所轄省庁は国土交通省じゃないんですか。
○櫻井充君 いいですか。そんな出典がどうのこうのじゃありませんよ。これを出しているところは日本道路協会であって、責任は日本道路協会が負うべきですよ。これはしかも国交省の所管なんでしょう。国交省の所管のところの社団法人が出してきている資料を持ってきて、それが間違っているよなんてそん...全文を見る
○櫻井充君 私が質問している趣旨はそういう趣旨ではございません。これは全然答弁違っていますよ。  私は、出典そのもの自体が、こういうものを出すのはおかしいでしょうと。そうしたら、誤解招くような数字を出させているところが問題なんですよ。役所そのもの自体はいっぱいデータ持っているで...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  これは厚生省の試算は二千五百万人ぐらいの感染者が出るんじゃないかと。ただし、問題はここからでして、死亡者数の推定はスペイン風邪と同程度、要するに、二%弱の死亡率であろうということを推定して、たしか最高で六十数万人ということを予想しているはず...全文を見る
○櫻井充君 実は、二類感染症だと指定されていて、二類感染症のベッドって千八百しかないんですよ。それから一類が八十弱だったかと思いますね。ベッドはまだそれしか整備されておりません。  今、空いているベッドのところを利用するとおっしゃいましたが、僕はここは、何と言ったらいいんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 それは年間の流通量であって、緊急時にそれだけのものを確保できるかどうかです。  もう少し申し上げれば、これは鳥インフルエンザ以外の病気の患者さんたちもいっぱいいるわけであって、更にその上に乗っかるんだということのまず認識があるかどうかです。病棟の確保も医者の確保もそ...全文を見る
○櫻井充君 私は、総理が本会議場で答弁されたから、総理からお伺いしたいと思います。総理の認識です。総理、どこに医者が余っているんですか。
○櫻井充君 そうすると、もう少しこれはちゃんとした言葉でしゃべってください。つまり、偏在というのはどこかには余っていてどこかには足りていてという言葉になります。先ほどの冬柴大臣の答弁もそうですが、やはりきちんと分かるように説明、分かるというか、正しく僕らが理解できるような御答弁を...全文を見る
○櫻井充君 要するに、何の対応もできないということなんですよ。  これは、総理、お願いがあります。総理のリーダーシップでこの問題をきちんとやってください。そういう予算編成にしてください。そうでなければ国民の命は守られませんよ。  厚生労働省の試算はそうかもしれないけれども、オ...全文を見る
○櫻井充君 ここは物すごく大事なことなんです。要するに、経済財政諮問会議はこういうことを議論してないんです。日本で試算しているのは第一生命総合研究所でして、ここはGDPで約四・一%減少するんじゃないかと。それから、ほかの国々はちゃんと調べておりまして、WHOなどではやはり三・一%...全文を見る
○櫻井充君 医療費に関して言うと、そうやって国家財政上の問題であるとか負担がどうだというふうに出てくるわけですよ。道路に関しては全くそういう議論はないんですね。例えば、今回だって二十五円ガソリンが下がることによってどれだけの経済効果があるかですよ。  それは地域の、僕ら田舎に住...全文を見る
○櫻井充君 今度、もう一度、根拠を持って説明していただきたいと思いますよ。  医療費が増えた場合には、私は、これは経済効果はもっとあると思っています。それはなぜかというと、国民の皆さんがまず安心を確保できるということですね。それから、医療産業というのは極めて底が、何というんでし...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今、感染症研究所の方から人を一人か二人出すのが精いっぱいでして、しかも短期間しか行けないと。それはなぜかというと、国内での業務が追っ付かないからです。これは毎回指摘させていただいておりますが、人間というのは基本的に言うと感染症のずうっと闘い...全文を見る
○櫻井充君 逆じゃないですか。我々は被害を受けている国であると私は思いますね。  そうすると、中国にある大使館なりなんなりは、まず中国政府、それから若しくは、現地に行けるんだったらちゃんと政府の関係者と一緒に行くべきですよ。そして、そこのところをちゃんと調査できるような体制を整...全文を見る
○櫻井充君 今回問題になったのは、もう一つ、その検査体制なんだろうと思うんですね。  実を言うと、農薬の問題が随分食の安全という点で取り上げられておりますが、実際もっと問題のあるものが入ってきているんです。  例えば、これ、テレビを見ている皆さんは化学物質過敏症という病気を御...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  本当に口腔内に何が入っているかによって全然違うんです。しかも、多分、国民の皆さんは、口の中の詰め物で具合が悪くなっているなんて思ってないと思うんですよ。今、本当に訳の分からない病気が増えてきていて、みんな不定愁訴と言っていますけれども、そう...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  いずれにしても、この最大の問題は、医療費をずっと削減し続けてきたこと、抑制し続けてきたこと、必要なところに結局はお金が付いていないことが原因なんだろうと、そう思います。  ですから、これ総理、改めて総理の御決意を僕はお伺いしたいと思います...全文を見る
○櫻井充君 総理、毎回毎回、僕は御答弁聞かせていただいて、この次検討します、この次検討しますばかりで、本当にいつやるのかちょっと全然分からないところがあります。財源財源とおっしゃいますが、景気さえ良くなれば、それは税収は当然上がるわけです。景気が回復してこないからこういうことにな...全文を見る
○櫻井充君 要するに、ほとんど影響がないに等しいわけですが、ところが、福田総理が就任してからのこの株価の変動を見ていただきたいんです。(資料提示)  アメリカの株が下がった下がったと言っておりますが、実を言うと世界の中で一番株価が下がっているのは日本なんです。今まではサブプライ...全文を見る
○櫻井充君 僕はそれは違っていると思っていますね。それはなぜかというと、アメリカの投資会社が、今の日本の株式の三〇%以上外国人が持っておりますから、アメリカの投資会社がどういうレポートをまとめているかというと、日本の内需が極めて弱い、だから日本国内の経済の問題なんだと、そう指摘し...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、まあいいですよ。補正予算の中で、じゃ何でこれ老人医療給付費とか高齢者医療制度円滑導入とかって、これだけ問題があって、補正でこれ組まれているわけでしょう。これが将来的にわたって景気対策や何かになるんであれば、何でこんな新しい高齢者医療制度を導入しようとするんですか...全文を見る
○櫻井充君 大臣、どういう認識か僕はよく分かりません。要するに、財政当局としてかなり権力、権力というか言葉の影響力があるんだということを僕は認識されていないからそういう発言になるんだと思うんです。  大臣が予想されたとおり、翌日には百三十……(発言する者あり)済みません、ちょっ...全文を見る
02月06日第169回国会 参議院 本会議 第4号
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○櫻井充君 平成十九年度一般会計補正予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。  本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、櫻井充が、副議長に小川勝也君がそれぞれ...全文を見る
03月17日第169回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○櫻井充君 おはようございます。  予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、鴻池委員長を団長とする十五名で編成され、二月十八日及び十九日の二日間、宮城県を訪問し、東北地方の経済産業の動向、宮城県並びに県下の地方団体の財政状況等について概況説明を聴取...全文を見る
03月18日第169回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の櫻井充です。  まず最初に、暫定税率がなぜ二十五円なのか、その積算根拠を教えていただけますでしょうか。
○櫻井充君 定量的に積算根拠をお願いしております。定量的にお願いします。
○櫻井充君 十年後の税収の見積りの積算根拠を教えていただけますか。
○櫻井充君 済みません、その推計額の根拠を教えていただけますか。
○櫻井充君 つまり、それはガソリンの消費量に関係するということでよろしいんですか。
○櫻井充君 これが約二十五円に引き上げられた当時と比較して、今ガソリンの消費量はどのぐらいになっていますか。
○櫻井充君 十年間でこれ過不足は生じないと、これガソリンだけではなくて、軽油等も含めて過不足は生じないということなんでしょうか。
○櫻井充君 過不足ないということではないというのは、どういう意味でしょうか。
○櫻井充君 ガソリンはこの十年間で消費量が一・一倍になっています。ところが、軽油は、これ地方税分ですが、二〇%ほどこの十年間で消費量が減っています。そうすると、今の税率を維持すると、今のままであれば地方分は相当不足が生じるんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。
○櫻井充君 最初から減ることが、税収が不足することが予想される中で、なぜ十年間維持されるんですか。
○櫻井充君 答弁になっていないと思いますが、十年間安定した収入を得るのであれば、その年その年のガソリンの消費量に応じて税率を変えた方が安定的に収入を得ることができるんじゃないですか。
○櫻井充君 答弁になっていないと思いますよ。  要するに、仕事をやるのは、それは別に決めるのはいいですよ、中期計画で。税収はまた別ですからね。これは、暫定税率という名前であったとすれば、十年間固定するよりも単年度にやった方が明らかに安定的に税収を確保できるんじゃないんですか。
○櫻井充君 違うってば。事業はいいんだってば、事業計画は。そのときの収入のことに関して言ったら、十年間でやらないで毎年毎年税率を決めた方が安定的に税収が得られるでしょうと、その方が仕事をもしやられるとすればスムーズに進むんじゃないですかと申し上げているんです。
○櫻井充君 時間ないんだから、ちゃんと答えてよ。ちゃんと答えてよ。
○櫻井充君 新車の販売台数が大幅に激減しておりますね。ガソリンの、それから軽油の利用量がこれから減るかもしれません。そういう中でいって十年間で本当にいいのかどうかです。  もう一度申し上げますが、この十年間で軽油の販売量が二〇%落ちていますからね。それだからこそ、十年間も固定す...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていませんが、時間がないので次の質問に行きますけれども、高速道路の建設に道路特定財源から今まで幾ら拠出されたんでしょう。
○櫻井充君 道路公団の時代に建設コストに使った道路特定財源は幾らですか。
○櫻井充君 利子補給と出資金ですね、それが。  私が聞いているのは、直接高速道路を造った費用は幾らかとお伺いしております。
○櫻井充君 同じじゃないですか。変わってないよ。
○櫻井充君 利子補給、財投から借り入れている利子補給に補てんしていますね。だけれども、道路の建設に直接使ったのは幾らあるのかと聞いているんです。
○櫻井充君 それは違うよ。
○櫻井充君 あと残りが出資金ですよね。
○櫻井充君 つまり、じゃもう一つ大臣にお伺いしたいんですが、ユーザーの立場から道路を造らなければいけないということですね。そうすると、ガソリンを使って車を走っているのは、一般国道だけではなくて、実は高速道路もそうなんです。なぜ高速道路建設に道路特定財源がこれまで使われなかったんで...全文を見る
○櫻井充君 大臣のは、スタートの当時はそれで私はいいと思うんです。世界銀行からお金を借り入れて高速道路建設が始まりました。私の記憶が正しければ、たしか一九九〇年ぐらいにその世銀から借り入れたものを全部償却しているわけでして、その時点ではもう税収がそれなりに確保されているわけですか...全文を見る
○櫻井充君 答えているようで答えていないんですよ。  要するに、まあ最近民営化になって新直轄になりました。まあこれはこれでいいですよ。じゃ、その前になぜ道路特定財源で直接高速道路を建設しなかったんですか。
○櫻井充君 今も民間から借り入れて高速道路を造っていますが、そのために相当割高になっていて、結果的にはそれが国民の負担になっているから、私はユーザーからしてみると大きなマイナスじゃないかと思いますけれども、いかがですか。
○櫻井充君 答えになっていませんよ。  要するに、なぜ道路特定財源で、道路建設に使うという約束であったら、一般道路だけで高速道路には回らなかったんですか。
○櫻井充君 答弁になってないんですよ。  大臣は委員会で、要するに高速道路の整備も不十分だということを随分答弁されていますよね。だったら、もっと早くから税金を投入していればこういうことにならなかったんじゃないかということを申し上げているんです。違いますか。
○櫻井充君 今までの造り方が不適切であったということをお認めいただけたかと思います。  そうすると、本当にこの後も借金をし続けて造っていく方法がいいとお考えですか。
○櫻井充君 今は金利が低いからそれでいいですよ。金利が高くなってもそういうやり方するんですか。
○櫻井充君 まあかなり苦しいと思いますね、今の答弁は。  ちょっと今日は幾つか用意しているので次の質問に移りますが、今回の暫定税率の問題で地方自治体の歳入欠損が生じるんじゃないかという話が出ていますが、なぜ国会で予算が決まる前に地方議会でそういう予算を組んでしまうんですか。
○櫻井充君 ここで議論していて、この間、額賀大臣は、野党の意見でもいいものがあれば取り入れるようなお話、福田総理がそうおっしゃっていましたが、これ、地方のことに関して言うと、修正というのはこれはほとんど不可能ということになるんじゃないですか、これだと。
○櫻井充君 いや、そういうことを申し上げているんじゃなくて、要するに、地方がもう先に予算を組んでしまったら、ここの予算の中で地方税分を大きく変えることがあったとしたら、地方の財政に穴が空くからできないんだというふうに言われるわけですよ。ということは、予算審議の中で地方税分に関して...全文を見る
○櫻井充君 そういう話してないよ、ちょっと。そういう話してないよ、全然。  我々が修正をして、地方財政分の、地方のことに関して修正をしたとすれば、地方に穴が空いてしまうじゃないですか。これは、道路の問題とかは別ですよ。そういうことになるんであれば、我々はこの場で修正とかそういう...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、ここの中で問題点があれば修正可能だということなんだろうと思います。  先ほども増田大臣が地方自治法のことを取り上げられましたが、私、地方分権上、あの法律全体の趣旨を見ると、もうはしの上げ下げから全部規定していて、そこを変えない...全文を見る
○櫻井充君 御自身、知事を経験されて、知事の時代、この法律にどこに問題があるというふうにお考えだったでしょう。
○櫻井充君 ありがとうございます。  是非経験者として様々な提案をいただいて地方分権に向けて御尽力いただきたいなと、そう思います。  次に、いわゆる思いやり予算についてお伺いしたいと思いますが、人件費等が出ておりまして、これが本当に必要なんだろうかと思うものがございます。 ...全文を見る
○櫻井充君 本国と同じような快適なというのは、それは結構でございますが、なぜそれを日本政府が負担しなきゃならないんですか。
○櫻井充君 レクリエーション専門職、ボウリング場のマネジャー、それからゴルフの練習場の係、それからゴルフコースの整備員、体育グラウンドキーパー、これをこういう形で拠出することになっているんですけれども、それを担保する法律は何ですか。
○櫻井充君 解釈は本当にそうなっているでしょうか。  実は、軍人やそれから米軍運用維持費、在日米軍従業員の雇用にかかわる経費は米国が負担するものであるというふうに定められていませんか。
○櫻井充君 それでは、地位協定ではどのように定められていますか。
○櫻井充君 地位協定の経費負担は二十四条に定められているんじゃないんですか。
○櫻井充君 地位協定の中で言うと、この二十四条の1のところには日本政府に負担を掛けないと書いてあるんですね。その日本政府に負担を掛けないという意味はどういうことでしょう。
○櫻井充君 答弁になっておりません。  二十四条の1のところにある日本国に負担を掛けないでの、ここの解釈を教えてください。
○櫻井充君 まだ成立しておりませんので、私は地位協定でお伺いしております。
○櫻井充君 それでは、そういう中でこの二十四条の一項の取扱いはどうなっているんですか。
○櫻井充君 ここに書いてある、じゃもう今や二十四条の一項は意味を成していないんですか。
○櫻井充君 じゃ、ちょっとお待ちしております。
○櫻井充君 ですから、この二十四条の一項の負担を掛けないというのはどういうことですか。
○櫻井充君 私の質問の内容は、その当時はアメリカの景気が悪かったんです。日本の景気が良かったんです。ですから日本が負担することの約束をさせられたんです。今は日本の景気も悪い、それから税収も落ち込んできて大変だということになれば、ここに書いてある二十四条の一項から見れば、日本がこれ...全文を見る
○櫻井充君 アメリカのタックスペイヤーの視点はそれでいいかもしれません。日本のタックスペイヤーの視点ではそれでいいんでしょうか。アメリカの駐留米軍兵一人当たり、日本の額が十万六千ドル、ドイツの四・九倍、韓国の四・九倍、イタリアの三・八倍です。今や高齢者の方々が負担をしなきゃいけな...全文を見る
○櫻井充君 社会保障費は二千二百億円削減させられておりますから、三十三億ではとても納得できません。  最後に、ちょっと中国の情勢について、チベット自治区のことに関して、日本の政府としてどのように今後対応されていくおつもりでしょうか。
○櫻井充君 取りあえず注視するだけであって、特別何もコメントもないわけですか。
○櫻井充君 イタリアの外相は中国は抑圧を終わらせる必要があるというふうに発言されていますし、チャールズ皇太子はチベット問題に関心があって北京オリンピックに出席しないとまでおっしゃっているんですね。日本は、今回のことがずっと収まらなければ、オリンピックに参加する、参加しないというこ...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりで、私も別にボイコットしたいわけじゃなくて成功裏に終わっていただきたい。それから、昨日も山口先生だったかと思いますが、大気汚染の問題を指摘されていましたが、そういったことが解決しないとなかなか成功できないんじゃないのかなと、私はそう思っております。 ...全文を見る
03月25日第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会・国民新・日本の櫻井充です。  今日は、八代公述人、それから中林公述人に御出席いただきまして、本当にありがとうございます。  今、森田委員から医療の問題がありましたので、ちょっと順番変えまして医療の問題からお伺いしていきたいと思いますが、まず混合診...全文を見る
○櫻井充君 ペナルティーでは私はないと思っています。それは何かというと、アクセスの平等性だと思っております。  つまり、公的医療保険は、低所得者の方も高額所得者の方々も、皆さんが保険料を出し合って互助会組織としてでき上がっております。そうすると、何を担保しなければいけないのかと...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃる点だけ聞くと、それはそのように取れるかとも思います。  まず、その前に、先ほど腫瘍マーカーの話がありましたが、あれはあくまで医療費抑制策の中で回数を制限せざるを得ないものが出てきている結果そうなっているということだけはこれは御理解いただきたいと思うんです。...全文を見る
○櫻井充君 経済財政諮問会議は公的給付の抑制を訴えているわけです、現実的にですね。これは、済みません、正確な数字忘れましたが、平成三十七年になるとたしか十数兆円ですね、厚生労働省が予定していた額よりも十数兆円抑制しているわけですよ。今公述人はそうおっしゃいますが、まだどこが医療で...全文を見る
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 おっしゃることはもうごもっともの点も随分ございます。  ただ、現実からしてみると、そのLEC大学の例だけで大変恐縮ではございますが、予備校生と一緒に授業もやっていた。それから、教師はビデオで録画した、そしてそれを授業で使っていた。とても大学とは呼べないところで、予備...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと最後のところは僕は違うんじゃないかなと思いますが、時間がないので。  もう一つ、私学助成のところで、憲法論議を盾にして私学助成がいつも問題にされて、結局そこで門前払いするのはおかしいじゃないかというお話になっていますが、憲法解釈が現状そうであったとすれば、基...全文を見る
○櫻井充君 憲法の解釈というのは、これは個人個人によって違うということはあると思っております。ただ、それは今、公にどういうふうに理解されているのかということを前提に話をしてくるということが筋ではないのかなと。各個人がこうだから、だからこういうふうにみんなで解釈すべきだというふうに...全文を見る
○櫻井充君 済みません。言葉が間違っておりました。これは民間委託でございます。済みません。  今ずっとお話をお伺いしながら、やっぱりこういう議論を国会で本当はできれば僕はもっといいんじゃないのかなと正直思いました。つまり、私は今まで規制改革会議であるとか経済財政諮問会議であると...全文を見る
○櫻井充君 今るるお話がありましたが、必ずしもそういうことになっていない場面もあるようでして、例えばハローワークのことに関する大田大臣の私的な懇談会などは、本来のメンバーでないのにオブザーバーとして随分いろいろ発言されていて、ある委員の方なんかが、ちょっとこういうことじゃないんじ...全文を見る
○櫻井充君 僕は社会主義政策、悪いと思っておりません。つまり、全部が僕は社会主義だと言っているわけではなくて、医療の分野は社会主義の方が効率的ではないのかと思っているだけの話です。  一方で、例えば建設業なら建設業でどうかというと、例えば中心市街地の空洞化の問題を考えると、それ...全文を見る
○櫻井充君 イギリスは結局医療費を増やして成功しているわけですよ。つまり、経済というのは、僕が勉強してきてみて初めて分かったのは、医療と違って実験ができないということなんです。そうすると、実験ができない場合にどうするかというと、ほかの国でどうだったのかと、昔こういう同じ場面があっ...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○櫻井充君 おはようございます。厚生労働委員会が開かれると本当にいいなと思います。できれば、問題が山積しておりますので、積極的に委員会を開いていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に年金の問題について質問させていただきたいと思いますが、幸か不幸か分か...全文を見る
○櫻井充君 いつも話をお伺いすると、今回のこのことだけではなくて、コンピューターのシステムの問題、システムの問題ということになるわけですね、大臣。何の問題取っても全部、この間までの、これは突合というのか統合というのか、ちょっと言葉いろいろ変わるからよく分かりませんが、この問題一つ...全文を見る
○櫻井充君 コンピューターは土日お休みしないと駄目なんですか。まず一つ。  それから、もう一つは、五千万件の処理を三月末までにやるという約束をしたわけですから、大量にこういう処理がされるということは前提で答弁されているんじゃないですか。それを今になって、こんなに大量に来ているか...全文を見る
○櫻井充君 今コンピューターの件の答弁がなかったんですが、もう一つは、いいです、いいです、もう聞いてもしようがないので。いや、聞いてもしようがないんですよ。生産的、何というか、今後こういうことだっていうことで御答弁いただけるんじゃなくて、ただの言い訳聞いてもしようがないんです。 ...全文を見る
○櫻井充君 基礎年金番号の件についても、ちょっと年次忘れましたが、我が党の若林秀樹委員の質問に対して、たしか十八年度だったか、そこまでに終わらせますと言ったはずなんですよ。それもまだ完全に終わっていないんです。いまだに終わっておりません。  そうすると、現在は、何とこの間は答弁...全文を見る
○櫻井充君 役所の言葉って分かりにくいんですよね。この間、予算委員会の委員派遣の報告も読ませていただきましたが、最初にこういうことでどうでしょうと調査室から作ってきた文章は本当に分かりにくい言葉だったんで、景気が悪いならちゃんと悪いと書いてくれと。それで、全部書き直ししてもらいま...全文を見る
○櫻井充君 それは決意宣言であって、今まで何十年もきちんとした記録管理をしていないんです。この何十年間は全く正しい記録管理をしていないんです。もっと言えば、昭和十八年に始まって以降、実際きちんとした記録管理はなされていないんです。それはなぜかというと、昭和三十二年以前の記録を一回...全文を見る
○櫻井充君 答弁になっていないと思います。  私が申し上げているのは、今までの記録管理の不備があった中で裁定権を行使しているのがおかしいと申し上げているんです。法律上は確かにそうなっています。その法律上、草稿を作ったのは行政権限だということだったんですね。あの当時の法制局の真田...全文を見る
○櫻井充君 それでは、裁定権を持つということは法律上で定められていると。裁定権を行使できるかどうかということはまた別ですね。権利を持っていてもその権利を行使できるかどうかというのは、これは全く別物です。ですから、それはなぜかというと、例えば納税者なら納税者からしてみれば、その義務...全文を見る
○櫻井充君 集団的自衛権は、これはたしか権利として持っているはずですが、我が国のルールとしてこれは行使しないということになっているはずですね。つまり、権利はあっても、行使できるか行使できないかというのはこれはまた別なんだと思っているんです。ですから、今の御答弁は私は違うと思います...全文を見る
○櫻井充君 大臣は、先ほど法律は国会でお決めになったと、そうおっしゃいました。であったとすると、国会で決めた法律に対して正しく運用されているのかどうかということについてもこれは国会がきちんと調べるんだと、当然のことだと思いますけれども、その点についてはいかがですか。
○櫻井充君 それでは、裁定権の行使が正しかったのかどうかについて私は御本人たちから直接話をお伺いしたいと。これは大臣が国会でというお話をされたんですから、その言葉も受けて、歴代の社会保険庁の長官にまず来ていただいて、裁定権の行使が正しかったのかどうか、これは問わしていただきたいと...全文を見る
○櫻井充君 それでは、済みません、用意していたのが幾つかあるので、今度は介護保険の制度に移っていきたいと思いますが。  現在の介護を取り巻く問題、相当あると思っています。その持続可能、持続可能といって、予算の話だけよくされます。特にしてくるのが経済財政諮問会議と財務省。この諸悪...全文を見る
○櫻井充君 答えてないじゃないか。介護の現場で給料が幾らぐらいになったらいいのかと聞いているんだよ。
○櫻井充君 私が聞いているのはそういうことではありません。介護で働いている人たちがどのぐらいその報酬を得るのが適切だというふうに考えているのかということです。つまり、そのことを前提として社会保障制度を考えていただかないと成り立たないんですよ。  報酬はどの程度が適切だと見込んで...全文を見る
○櫻井充君 幾らぐらいが適切ですか。
○櫻井充君 全産業として低いと、それから企業だというお話をされますが、これの要するに商品価格を決めるのは、全部国が決めているんですよ。国が価格を全部決めているんです。収入はすべて国で決められるんですよ。その介護の点数を引き上げてもらえれば、これはそこで働いている人たちの手取りは当...全文を見る
○櫻井充君 それでは、そういうことを全く考えないと、今考えていないという答弁ですね、それでよろしいんですね。
○櫻井充君 それでは、賃金が、今は大体離職率二〇%ぐらいの産業ですよ、これがどうして持続可能な制度になっているとお考えですか。
○櫻井充君 社会保障給付のところで、じゃなぜ社会保障のところで伸びに対して二千二百億のシーリングを掛けるのですか。つまり、あなた方がそういうことをしているから現場で苦労しているんですよ。上がらないの、あなた方のせいじゃないですか、違いますか。
○櫻井充君 現場のことに関してどのように理解しているんですか。つまり、もう一回聞くけれども、これで最終通告だからね、これで動かなくなるよ、ちゃんと答えなきゃ。  舛添大臣はこの間の予算委員会で、もう社会保障は限界だ、社会保障システムそのもの自体がもう絞れるだけ絞って大変なんだと...全文を見る
○櫻井充君 私は財政的なことを聞いているんじゃないんですよ。今の財政的なことの、要するにたがをはめることによって現場で働く人がいなくなるでしょうということを聞いているの。例えば公共事業費なら公共事業費の単価ってどうやって決められるかというと、そこで働いている人たちが日当幾らという...全文を見る
○櫻井充君 ここ大事なことなんですよ。要するに、社会保障が国家財政の重荷だということをずっと考え続けているわけですよ、経済財政諮問会議はね。頭悪過ぎ。  何が大事かと言ったら、産業になるんだと。ここで雇用を吸収していくんだと。二百五十万で働いている人が四百万の給料になったら、内...全文を見る
○櫻井充君 いや、時間がないので、済みません。  私が申し上げたいのは、例えば今学校の先生が、今日本当はこれもやりたかったんですが、時間がなかったのでやめましたけれども、今ストレスで四千五百人の方が休職されているんですね。休職されないで精神的な悩みを抱えている方はもっといっぱい...全文を見る
○櫻井充君 鴨下環境大臣が心療内科の先生でございますから、まず鴨下先生に聞いていただければ、相当大変だということがお分かりいただけるんじゃないかと思います。  これも本当に医療費抑制策の中でどうしようもないことなんだろうと思うんですね、私は。ですから、医療費抑制それから介護の費...全文を見る
○櫻井充君 もう時間になりましたので、私が思うには、結果的にはこのメディカルクラークのところも診療報酬点数がどうしても抑えられているから、ここが限界なんですよ。それから、そうでなければ、本来僕は補助金出しちゃった方がいいと思っているんです。メディカルクラークならメディカルクラーク...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 本会議 第7号
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○櫻井充君 平成二十年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。  本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、櫻井充が、副議長に小川勝也君が選任されま...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会・国民新・日本の櫻井充です。  今日は締めくくり総括、それから採決までできるということで、参議院の第一党の筆頭理事としてほっとしております。本当に鴻池委員長、それから林筆頭を始め関係者の皆さんに心から御礼を申し上げたいと、そう思います。  我々は今...全文を見る
○櫻井充君 先ほど総理は、道路予算が減ると道路建設で生活している人たちが苦しくなるからという答弁されましたが、一方で、(発言する者あり)いや、そう答弁されています。ただ、一方で、減税されれば、それで恩典を受けて消費に向かっていくということもこれは考えられるわけであって、あくまで、...全文を見る
○櫻井充君 景気がいい、いいというふうに主張されているわけですから、議論は多分かみ合わないんだろうなと、そう思います。  そこで、じゃ、もうちょっと具体的にお伺いしますが、現在は日本経済はデフレから脱却したんですか。
○櫻井充君 デフレからは完全に脱却していないんですよ。  そしてもう一つ。全体として物価の価格は大臣のおっしゃるとおりですよ。しかし、大事なことは、物価上昇に転じているものがあるんです。生活必需品です。この手のものが、景気が悪い、可処分所得は減っていますからね、確実に。可処分所...全文を見る
○櫻井充君 それはいつまでできるんですか。(発言する者あり)
○櫻井充君 それによる効果はいつから出るんですか。
○櫻井充君 これ、本当に出るんですね。出なければ責任をお取りになりますか。
○櫻井充君 計画経済でなくても政府ができることがあるんですよ。それが政策なんですよ。要するに、今のような状況になれば、取るべき対策は二つしかないんです。大きく言えば、金融政策か財政政策かしかないんです。  そこで、まず、じゃ日銀にお伺いしておきますが、今、日銀は何らかの更なる金...全文を見る
○櫻井充君 大きく発揮されて今のような状況なんです。  さらに、この上乗せの効果というのは期待できるものがあるんですか、政策として。
○櫻井充君 もうちょっと分かりやすく説明していただきたいんですが、要するに、もうほとんどゼロ金利ですから、ゴムでいえば伸び切った状態なんだと私は思っているんです。これ以上伸ばせる力があるかどうかだけですよ。その点についていかがですか。
○櫻井充君 しかし、これだけのゼロ金利政策を続けてきて、負の側面の方もはるかに多く出てきているわけです。例えば、年金の積立金の運用が悪くて利回りが落ちているから、今度は年金の保険料の保険料率を引き上げるとか、これが全部国民生活に影響を及ぼしてきているわけですよ。  今、金融政策...全文を見る
○櫻井充君 実は、財政出動をしたときのやり方が悪かったんですよ。そのやり方が間違っていたから、あの十年間は何にも回復しなかったんですよ。ですから、その次の産業が一体何なのか、何にすべきなのかということをちゃんと念頭に置いて、そこに十年間金使ってきたら全然変わっていましたよ。それを...全文を見る
○櫻井充君 多岐にわたって御説明いただきましたが、もう少し簡単に、次の産業は一体何を考えているのか、次の産業の主軸は一体どういうものであるべきだというふうにお考えなんですか。
○櫻井充君 すぐITとかソフトということをおっしゃいますが、ITやソフトでどのぐらい産業の基盤としてやっていけるとお考えなんですか。
○櫻井充君 大臣、よく生産性低いような話をされます、サービス産業の中でね。じゃ、例えば医療産業というのは、これは効率的に行われていると思われますか。
○櫻井充君 もう少し効率的になる余地ではなくて、日本の医療というのはほかの世界の国々と比べて効率的か非効率的かということをお伺いしているんです。
○櫻井充君 そういうことなんですよ。要するに、日本の医療というのは効率的にやられているんですよ。その効率的にやられているものもより効率的にといって壊そうとしているんです。  例えば、毎回申し上げていることですが、医療費をもう少し増やしていただいたって、介護の費用をもう少し増やし...全文を見る
○櫻井充君 これは、医師不足のことに関しては、それはおっしゃるとおりですよ。しかし、私が申し上げているのは、経済財政諮問会議ができ上がって以降のことを申し上げているんです。  つまり、これまでこんなに急激に悪くなったのは一体じゃどこに原因を求めなきゃいけないんでしょうか。今でさ...全文を見る
○櫻井充君 それは全然違うと思いますよ。ここでこれだけ議論していてもしようがないので先へ行きますけど、しかし大事なことは、最後にもう一度申し上げておきます。総理にちょっとこれは聞いていただきたいことです。  これは、医療や介護は、これは国が運営しているんです、基本的に言うと。国...全文を見る
○櫻井充君 御評価いただきまして、本当にありがとうございます。参加させていただけるのであれば参加させていただきたいと思います。(発言する者あり)取り込まれておりません。  それからもう一つ、僕は最近感じていることがありますが、今の例えば石油が高くなったとかそれから食料の値段が上...全文を見る
○櫻井充君 やっぱり今の国民生活が苦しくなっている原因の一つがここにありますから、ですからそれは本当に政府として国対国との話合いできちんと決めていく必要性があるんじゃないのかなと、そう思います。  それからもう一つ、アメリカ経済の話が先ほどありましたが、ゴールドマン・サックスの...全文を見る
○櫻井充君 そうするとまだ見ている段階ということなんですね。  それではもう一つ、外国為替特別会計についてお伺いしておかなければいけないと思います。  これだけ急激に円高が進んで、実はバランスシート上、十数兆円プラスだったはずなんですが、今たしかマイナスになったんじゃないかと...全文を見る
○櫻井充君 大臣は、この先、円高がずっと進んでいくというふうにお考えなんですか。
○櫻井充君 積立金を一・八兆にするのはそれは自由ですけど、昔は、昔というか、去年まではアメリカの金利と日本の金利と相当金利差があったので、それで運用するということで多分プラスになっていたんだと思うんですね。今、アメリカの金利が一%台じゃなかったかと思いますが、ちょっと違ったかな、...全文を見る
○櫻井充君 しかし、もう一つは、これだけ為替介入をし続けて、もう今百兆ぐらいあるんですか、外為特会が。今年は幾ら予定しているんですか。
○櫻井充君 外為特会で大体毎年何十兆という形で介入するような幅を設けているはずですけれども、それは全く計画はされていないんですか。
○櫻井充君 今の外為特会の規模は適正規模だと思われますか。
○櫻井充君 答弁になっていないんですが。  これは世界で見たときには相当高い水準にあるんじゃないんですか。
○櫻井充君 そうすると、その準備として今は財務大臣として適正規模だというふうにお考えなんですね。
○櫻井充君 でも、それは政府の仕事の一つじゃないんですか。
○櫻井充君 ですから、政府の仕事であったとすれば、適正に行われているかどうかお伺いしているんですよ。
○櫻井充君 問題点はまだまだいっぱいあるんですが、今回の予算というのは、一体どこに今私が挙げたような問題に対してこたえられるような特徴があるのか、改めて御答弁いただきたいと思います。
○櫻井充君 片道です。聞いてない方が悪い、聞いてない方が悪い。
○櫻井充君 はっきり言って、医師の確保にしても、それから医療秘書の保険点数のことにしても、余りに中途半端過ぎて結果的には効果が出ないんじゃないのかなと、私はそう思っています。めり張りを付けるんであればもうちょっとちゃんとめり張りを付けていただかないと変わらないんじゃないのかなと、...全文を見る
○櫻井充君 だって、総理は先ほど直嶋委員とのところで提案を、現実的な提案なら受けるという話だったんですよ。今はもう日程的に無理ですというのは、さっき言っているのと違うじゃないですか。
○櫻井充君 総理、それは間違っていますよ。だって、なぜかというと、これは税率を下げることを前提でやっていますけど、だけどそれは税率下げたって税収が落ちるという保証ないんですからね。ここのところは大事なことですよ。  それから、元々、税率は一定であったとしても、税収が落ちるという...全文を見る
○櫻井充君 総理、組替えが必要だというお話をされました。しかし、予定していた税収が入ってこないときも、これ組替えせざるを得ないこともあるわけでしょう。これは、補正予算組んだりしているというのは、そこのところはまさしく年末に、年末というか、年度越えて補正予算するわけで、年度というか...全文を見る
○櫻井充君 総理、これ、参議院の予算委員会の冒頭、いい案であれば予算案も修正するんだという話をされていましたよね。そうすると、あの時点にいろんな提案があれば修正は可能だったけど、今はもう日程的に無理だということなんですか。
○櫻井充君 たしか、自民党の脇委員が質問に立たれた際に、脇さんは予算案を替えるというのはおかしいと言われたときに、総理はそうでない答弁をされて、私と認識が違いますねというふうに脇先生が言われていたと思いますが。
○櫻井充君 我々は、何回も申し上げますが、ガソリン税で減税をやるということは、これ経済的に大きな意味合いを持つと思っています。  例えば、富山県だと八万一千円の減税になるんですね、一世帯。東京都は二万三千円なんですよ。これ、一般的な所得税減税でやると所得の高い地域の人たちが減税...全文を見る
○櫻井充君 私は、繰り返し申し上げますが、ガソリン税は減税した方が恐らく国民の皆さんの生活にとっていいと思っています。ですから、我々民主党はこのガソリン暫定税率を引き下げたいと、廃止したいと、そういうふうに思っております。そのためにいろんな手法を使ってくることはこれは至極当然なこ...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の櫻井でございます。  年金の問題を中心に今日質問させていただきますが、その前に、先週の土曜日、診療に行ったら、ちょっと解せないことがありましたんで、まずそのことについて質問をしたいと思いますが。  処方せん書いて...全文を見る
○櫻井充君 そこだけ聞くといいことのように思えるんです。ところが、じゃ新薬の開発はそれで進んでいくのかという問題があります。  例えば、武田なら武田でいうと、僕の記憶が正しければたしか千五百人ぐらい研究者の方がいらっしゃるかと思いますけれども、それで十年で新薬が一割できるかでき...全文を見る
○櫻井充君 是非検討していただきたいと思っているんですが、私は、どうすると公平なのかというと、ジェネリックが発売されたときに先行薬も同じ価格になっていれば全く問題ないんだと思うんですよ。ところが、今の制度上だと研究開発投資が十分に回収できませんから、結果的には先行薬の価格を上げて...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、まあ犯罪者ですか。そのことをやった関係者は罪人ですね。
○櫻井充君 標準報酬月額が引き下げられたら受給できる年金の額が減るなんてことはだれでも知っています。極めて失礼ですね。そういうことが分からないからああいう答弁されているんですか。我々は知っていますよ。知った上で、だからここに問題があるんじゃないですかと申し上げているわけですよ。 ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これは要するに、今宙に浮いた五千万件が問題になっていますが、昨日、水岡さんが指摘しているとおり、五千万件と全く別問題ですね、これは。全く別問題ですね。そうすると、この人たちは本来は、厚生労働省、まあ社会保険庁でもいいですよ、言い分は、正しく裁定されて、正しく給付...全文を見る
○櫻井充君 私は通告しておりますね、昨日、適切な裁定は何件なのかと。ちゃんと通告しているんですから、それに沿って答えてください。
○櫻井充君 そうすると、正確でない裁定があったということでよろしいんですね。
○櫻井充君 要するに、じゃ件数が分からないということであれば、不適切な裁定があったということでしょう。
○櫻井充君 数は結構ですが、要するに全件が適切に裁定されているわけじゃないんでしょう。不適切な裁定があったんでしょう。私はその事実の確認だけですよ。
○櫻井充君 最初からそう答弁していただければいいんですよ。  そうすると、この間の議論に戻るんですが、どうして社会保険庁に裁定権があるんでしょうか。正しく裁定できていない人たちになぜそういう権限があるんでしょうか。  去年の委員会で、今日、資料お配りしていますが、通知ですね、...全文を見る
○櫻井充君 確認のしようがなくて分からなかったものが去年の委員会では断定されていましたよ、ちゃんとやっていると、適切に処理されているものだと考えておりますだったかな。言っていることが違うじゃないですか。  大臣、昨日の質疑をずっと聞いていて思ったことは、要するに五千万件以外でも...全文を見る
○櫻井充君 その後からまたやるということですが、多分、今の混雑状況を考えると、とにかく一回そこでやめた方がいいと思うんですよ。その人たちだけちゃんとはっきりさしてあげると、そこに全精力をつぎ込むということにして、それが終わったら次のステップに行くということの方が、今の社会保険庁の...全文を見る
○櫻井充君 大臣が努力をしたい、それから大臣がこういう考えでやっていきたいという姿勢に対しては評価します。しかし、現実そうなっているかどうかなんですよ。現実なってないから国民の皆さんが苦労しているわけでしょう。だから、本当に厚生省で管理していいかどうかなんですよ。だって、元々でき...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  もう一つ、僕は合点がいっていないのは、年金の運用利回りなんですよ。バブルの当時も、運用利回りは決して良くないんですね。そのツケが実は今、回ってきているわけですよ。少子高齢化社会だから年金の保険料率を引き上げる、これは確かに理由の一つなんです...全文を見る
○櫻井充君 十三兆円の黒字とおっしゃいますが、黒字になるのは当たり前なんです、当たり前。黒字にならないんだったら持つことの意味がないんだから。だから、それが十三兆円黒字になっているのが幾らへこみましたからこうこうこうでと、これは全然違いますよ。  じゃ、運用利回り幾らですか、こ...全文を見る
○櫻井充君 僕が調べたところによると、その前が結構悪かった時期があるんです。その当時、今先ほど安全な債券とおっしゃるけれども、共済年金は赤字になったことが、運用利回りがマイナスになったことは一度たりともないんですよ、共済年金はね。私の認識はそれで正しいと思っていますが、ところが、...全文を見る
○櫻井充君 いろいろ説明がありましたが、とにかく端的に言えば昔はいいかげんな運用をされていたんですよ。だから、マイナスになっているんですから、実際。そして、国家公務員が加入している共済の年金は、共済年金は黒字なんです。毎年毎年確実な黒字でした。(発言する者あり)そう、確かにそのと...全文を見る
○櫻井充君 時間になりましたんで、私、申し上げておきたいのは、医療は民間保険会社の方がはるかにメディカルロスが低いと言った方がいいのか、それとも彼らの利益が多いので非効率、とにかく民間保険の方がはるかに非効率的だと思っています。ですから、医療の分野、介護の分野は、僕はこれは国がや...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○櫻井充君 御指名いただきまして、ありがとうございます。  尾辻先生には厚生労働大臣時代、大変お世話になりまして、政府の役人の答弁ではなくて大臣にということでお願いして大分御無理を申し上げましたが、今日は逆の立場になりまして、できる限りのことで答弁をさせていただきたいと思います...全文を見る
○櫻井充君 まず、七十五歳といいますか、年齢によって区別している国というのは、先ほど午前中にも役所の方から答弁ございましたが、アメリカのメディケアぐらいだという答弁でございました。アメリカのメディケアの場合には六十五歳以上になっておりますが、これは公的皆保険制度がなくて民間保険で...全文を見る
○櫻井充君 若干誤解があるので、まずその点から御説明させていただきたいと思いますが、直嶋政調会長がNHKのテレビで使わしていただいたのは「崖っぷち日本の医療を救う」という、この冊子でございます。これはあの当時の仙谷ネクストキャビネットの大臣が中心となってまとめられたものでございま...全文を見る
○櫻井充君 まず、先ほど一元化のお話がございましたが、我々が政権を取れば一元化に向けて走り出すと、そう思っております。ですから、提案してもできないというのは、残念ながら今政権を持っていないからでございます。  それから、団体とももう話合いも始めておりまして、例えば、我々の最大の...全文を見る
○櫻井充君 御指摘のとおりだと思います。  それは、消費税を仮に全額基礎年金の部分に回してほかのものを変えなければそういうことになると思いますが、先生、これは今度は個人の例えば基礎年金の保険料とかそういったものの負担が軽減されるわけですね。企業からすると、例えば二階建てなら二階...全文を見る
○櫻井充君 まず、西島先生ちょっと誤解されているようなので、長妻議員に私が確認してきたことを申し上げたいと思います。  それは、彼が厚生労働省にどういうガイドラインを使っているんですかと、終末期医療に関してですね、そのときに出してきたペーパーが保険局医療課四月十一日付け、これク...全文を見る
○櫻井充君 全日病の方々が怒りの矛先を僕は長妻議員に向けるのは筋が違っていると思いますけれども。要するに、これは厚生労働省に向けるべきものであって、厚生労働省がこういうものなんですという書式の形態としてお渡ししたことが根本的な問題ではないのかなと、そう思います。  それから、ミ...全文を見る
○櫻井充君 渡辺先生、まず我々、好きこのんで高齢者という格好で定義したいと思っているわけではないんですよ。実際、その元々の、高齢者の医療の確保に関する法律の目的の第一条のところに、「国民の高齢期における適切な医療の確保を図るため、」と書かれていて、そういうことが図られていないから...全文を見る
○櫻井充君 これは先ほども御答弁させていただきましたが、あわせて、医師会の先生方も随分反対されているわけですよ。それは、高齢者担当医でしたっけ、そういうような担当医を配置するのはおかしいとか、それから先ほども申し上げましたが、七十五歳以上の人だけリビングウイルを確認するようなこと...全文を見る
○櫻井充君 先生、それが本当に患者さんのためになるような格好でその担当医というのが決まってくるんならいいわけですよ。今回の場合に、その担当医は、結果的には医療費削減のために担当医を置かなきゃいけないということを決めたところに大きな問題があるんじゃないのかなと、そう思います。  ...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党の櫻井でございます。  蟄居中の身でしばらく質問に立っておりませんでしたので質問の仕方をちょっと忘れているところがあるかと思いますが、まず、今日最初に、麻生総理に対しての舛添大臣の評価についてお伺いしたいと思います。
○櫻井充君 一生懸命お仕事されている中で、あれは特定給付金と呼んでよろしいんでしょうか、昔の地域振興券に近いようなことをやろうとされていて、そのことについて閣内から様々な批判もあり、それから当初発言されていた内容と随分変わってきているんじゃないのかなと、そういうふうに思いますが、...全文を見る
○櫻井充君 決定過程が相当、何というんですか、ぶれたという感じがいたしております。それは、大変申し訳ないんですが、舛添大臣の発言もよくぶれます。そういう点でいうと極めて似ているんじゃないかというふうに思いますけど、その点についていかがですか。
○櫻井充君 なぜこんなことをお伺いしているのかというと、舛添大臣は以前こういうことをおっしゃっているわけです。去年の七月の二十四日付けの、これは新聞なので事実関係も確認しなきゃいけないと思っていますが、要するに、あの当時、麻生さんが十九日の講演で日本と中国の米の価格差に対してアル...全文を見る
○櫻井充君 ここでは総理の資質がないというふうにおっしゃっているわけですよ、この時点でね。ですから、今は、総理として仕事をされるされないの前に、総理としての資質はじゃ今はおありだと考えているんですか。
○櫻井充君 とにかく申し上げておきたいのは、ころころころころ発言の内容が変わると、こういうことではなくて、例えば政策的な面でも後期高齢者の問題にしてみても随分ぶれて、そのたびに国民の皆さんが苦労される。それから、医療政策などを申し上げておきますが、現場は本当に苦労しています。療養...全文を見る
○櫻井充君 要するに、診療科で不足しているところがこういう格好で成功しているわけです。聞いてみると、東北大の卒業生は二〇%程度で、ほかの大学から、まあネットなどで調べて、それでわざわざ東北大に来られるようなんですね。  つまり、そこまでしても産婦人科になりたいんだという医者はい...全文を見る
○櫻井充君 本当に引き揚げられて地域の病院は困っています。例えば、私の地元の宮城県の登米市というところは、人口十万人いて産婦人科の医者は開業医がたった一軒だけです。それから、その隣の栗原市は人口八万で、これも開業医が一人だけです。お二人の年齢を申し上げると恐縮ですが、一人の方は私...全文を見る
○櫻井充君 気付くのはいいんですよ。気付くのはいいですよ。でも、何の目的でやるんですか。つまり、おなかの出ている人が病気になる確率が高いというまずデータがあるんですね。そして、そのことをやることによって、例えば動脈硬化なら動脈硬化が何倍になるんだというそういうデータもあるわけです...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、それは健診に要したお金は幾らなんですか。つまり、まず健診するためにお金が必要ですね。この初期投資に対しての見合いは幾らですか。
○櫻井充君 じゃ、大変失礼ですが、厚生労働省の方々はこのメタボ健診でだれ一人引っかからないんですか。
○櫻井充君 五〇%を目標にしますとおっしゃいますが、じゃ、今までの健診で何かの治療をやられていて、その人たちが例えば老人保健法に基づく健康診断を今までやってきましたね。これは、早期発見、早期治療のためにやってきたんでしょう。じゃ、この人たちがこういう治療をやることによって、若しく...全文を見る
○櫻井充君 私がお伺いしたいのは、そこのところでその取組をやって、ちゃんと五〇%もきちんと守っているのかということをお伺いしたいんです。
○櫻井充君 そういうデータもなくして、なぜ五〇%が、まあ目標は目標で結構ですよ。しかし、目標なんていつも達成できていないんだから、だからなぜそういう数字をはじき出して、机上の空論でこういうことが有効なんだという、そういうことになるんですか。
○櫻井充君 これまでの政策評価というのをやるんでしょ。政策評価というのをやることになったんでしょ。であれば、今までの健診のことによってどれだけメリットがあったのか、どういう問題があったのかということの評価はじゃきちんとされているんですね。
○櫻井充君 これまでのことについてきちんとせずに、たかが腹囲を付けたぐらいで何で変わるというふうに言えるんですか。
○櫻井充君 答弁違うじゃないですか。私が聞いたときには、例えば五〇%をそのことについて維持できるのかどうか、それが達成可能なのかということをお伺いしたときには、そういうデータはないというふうにおっしゃった、でしょう。だったとすると、さもデータがあるように言いながら、データはないん...全文を見る
○櫻井充君 この資料の提出は実は一か月ぐらい前にお願いしたんですよ。しかし、一か月間出てまいりませんでした。おとといの午前中に質問通告をいたしました。おとといの午前中に質問通告をしたら、これだけの数字が出てまいりました。この差は一体何なんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、これは今日の質問だって幅広なんですよ。私は、今まである健診の中、全部に対してどうなんだということで質問通告したんですから。要するに、私が一か月前に聞いたことと同じ内容ですよ。同じ内容で、国会で質問をすると言ったらちゃんと出してくる。そうでなければ出してこな...全文を見る
○櫻井充君 質問主意書を出さないでくれと言われるから質問主意書を出さないでこうやって穏やかに聞いているんですよ、こっちは。これからまた主意書出しまくりますからね。覚悟しておいてくださいよ。そうじゃないと出てこないんだったらしようがないよね。  これは、実は次も同じなんですよ。介...全文を見る
○櫻井充君 それは私が悪いということですか。私の責任ですか。
○櫻井充君 人をばかにするのにも程がありますよ。  これは、介護の職員の給料がこれだけ低く抑えられているのは、介護保険の診療報酬が、まず今の診療報酬が適正じゃないからなんでしょという前提から話をしていますよ。そして、その上で、その上で皆さんは大体一人当たり幾らぐらいで、介護の労...全文を見る
○櫻井充君 局長にもう一度確認しますが、私の責任なんですね。つまり、私の資料要求の仕方がまずかったということなんですね。だから、私に全部落ち度があって厚生労働省には問題がないということなんですね。
○櫻井充君 あの当時、まあ私の記憶の中にある点だけまず申し上げますと、介護の全体、介護費用全体を幾らに設定すれば職員に、例えば三百五十万なら三百五十万の給料になるんだろうかと。そうすると、元々ベースになる数字があって、介護職員の数がどのぐらい、そして平均給与がどのぐらいで、あとは...全文を見る
○櫻井充君 それでは、取りあえず介護の報酬ですね。要するに、まず、どういう基準で定められているのか、そして現状の介護保険の点数から見ると平均給与というのはどの程度にしかなり得ないのか、この点について御説明いただけますか。
○櫻井充君 そういう数字があって、なぜすぐ出てこないんでしょうか。なぜそういうものが出てこないんでしょうか。  それでは、この人たちの給与を一・五倍に増やしたいとすれば単純に介護費用全体が一・五倍になるんですか。それとも、そこの部分はもう少し圧縮できるんですか。
○櫻井充君 先ほど、介護報酬の点数をどう定めるのかというときに、賃金やそれから物価上昇であるとか、そういうものを全部勘案してやりますという話でした。  そうなってくると、介護の職員の適正給与というのはどのぐらいだというふうに厚生労働省は設定されているんですか。
○櫻井充君 今比較対照される職種をお話しされましたが、その職種の方々と比較することが適切なんですか。
○櫻井充君 これ、過疎の地域に行くと、職業として、昔は農業だったですよ、田舎はね、公共事業になりました。造るものがないから、今高齢社会の中でいうと介護なんですよ。そうすると、その介護を一生の職業としてやれるかどうかというのはすごく大事なことなんですね。今女性の方という話になりまし...全文を見る
○櫻井充君 一生の仕事になりますか。子育てをしていく、それから住宅を購入していく、そういう生活がこの賃金で可能なんですか。これは、もう奧さんも働くことを前提とした給料になっているんですか。
○櫻井充君 それを変える意思はおありなんでしょうか。ここは大臣にお伺いしておきたいと思いますが。
○櫻井充君 僕は、経済財政諮問会議が諸悪の根源だと思っていますよ。それは変わりないですよ。つまり、社会保障費の伸びを二千二百億抑制しなきゃいけないという、そのことを打ち出していることそのものも問題だと思うけど、やっぱり厚生労働省も駄目なんですね。もう今日のではっきりしましたよ。 ...全文を見る
○櫻井充君 必ずしもこれが原因でないという、その根拠を教えていただけますか。
○櫻井充君 私の感想というのは、私の個人の感想なんですか。これは省としての見解なんですか。
○櫻井充君 もう一度お伺いしますが、はっきりさせておいてください。これは省としての答弁なんですね。省としての、省としてのこれは見解としてお伺いしておいていいんですね。
○櫻井充君 それでは、もう一度お伺いしておきますが、きちんとした形で精査していただきたいと思っているんです。  つまり、これだけ迷惑掛けて、それから、私もこの間電話してみましたが、まだ通じません。ですから、もうやめました。私のところに送らないでいただきたいんですが、当分。つまり...全文を見る
○櫻井充君 言っておきますが、歴史じゃありませんからね。これはまだ現在も続いているんですからね。いいですか。今日の全般的な答弁を見ていて、健診なら健診制度に対しての費用対効果が本当にはっきりしているのかどうか、どういう意味を持ち合わせているのか。この次もっと細かいことをやりますが...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○櫻井参議院議員 御答弁させていただきたいと思います。  先生、今、後期高齢者の問題だけではなくて、今までの保険制度そのものに相当問題があるというお話をされた、そういうふうに思っております。ですから、我々も、後期高齢者の問題だけを考えるのではなくて、抜本的にこの制度を見直してい...全文を見る
○櫻井参議院議員 正直申し上げまして、具体的にそのスケジュールが決まっているわけではございません。それは、我々が政権をとらせていただいてから順次進めていきたいと思っております。  もう一つ大事な点を申し上げておきますが、これは、国民の皆さんときちんとした話し合いをした上で決定し...全文を見る
○櫻井参議院議員 基本的に申し上げますと、国民の皆さんが同じ保険に入るということを前提に議論を進めております。ですから、段階的に手順を踏んでいかなければいけないと思っておりますけれども、まず被用者保険の方を一元化し、そしてその後で国民保険それから共済保険等を統合していくということ...全文を見る
○櫻井参議院議員 これまでの御努力があったからこそ、世界の中でナンバーワンの評価をいただいている医療保険制度が構築できた、そういうふうに思っております。  ただし、現在の経済状況等を踏まえて、健康保険組合を脱退している団体も相当多く出てきているわけでございます。ですから、そうい...全文を見る
○櫻井参議院議員 お答えさせていただきたいと思います。  まず天引きの問題に関してですが、納めるものであれば最初から天引きしてくださいという声もあるのかもしれませんけれども、一方で、月々の生活費に本当に困窮されている方々は、かなり調整してお金を納めていただいております。ですから...全文を見る
○櫻井参議院議員 済みません、追加で答弁させていただきたいんですが、先ほど、前の質問で、老人保健法と後期高齢者のところで年齢制限の話がございましたが、内容が全然違っていると思っている点がございます。それは何かというと、私は現役の医師でございますが、医師の立場から申し上げると、医療...全文を見る
○櫻井参議院議員 御答弁させていただきたいと思います。  我々、平成十二年のときと立場として全く変わってはおりません。ただし、これは高齢者医療制度だけの問題ではもう今やなくなったということは、これは先生も同じ認識を持っていらっしゃる、そう思っております。  つまり、今までパッ...全文を見る
○櫻井参議院議員 まず、ちょっと小沢先生の件についてお話をさせていただきたいと思いますが、これは自由党の案であって我が党の案ではなかった、そのように記憶しております。  それから、議論はさまざまな議論がございました。まず、A案だと一番おっしゃっていたのが亡くなられた今井先生でご...全文を見る
○櫻井参議院議員 舛添大臣もこの制度の問題点を挙げられているわけですよね。ですから、我々とて、老人保健制度の方がすべての点がいいということを申し上げているわけではございません。トータルとしてどちらがいいのかということを勘案したときに、もとの制度に戻した方がいいと申し上げているだけ...全文を見る
○櫻井参議院議員 先ほども御答弁させていただきましたが、医療と介護とそれから年金、私は全然違っていると思っております。我々は違っていると思っております。  先生、高齢者の皆さんの保険料の納付率、これは医療保険に関して言うと平成十七年度で九八・五%でございます。その前の四年間も九...全文を見る
11月20日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○櫻井充君 民主党の櫻井でございます。  久しぶりに財政金融委員会で質問させていただきますが、御配慮いただきました峰崎委員長、それから与野党の理事の皆さん、委員の皆さんに感謝申し上げます。  冒頭、ちょっと関係ないところで大変、通告してなくて恐縮なんですが、二階大臣は医者にモ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。本当に、現場で頑張ってやっていらっしゃる医者がいて、ああいう発言をされるというのはとても悲しいことでございます。  中川大臣とはクロイツフェルト・ヤコブ病のときに一緒に仕事をさせていただいて、僕は、中川大臣がいらっしゃったからこそあの問題が解決...全文を見る
○櫻井充君 外貨準備とおっしゃいますが、外国為替特別会計によると、まず「外国為替資金の運営」、七十六条のところに、確かに加盟措置法第十一条第二項に規定する貸付けに充てることができると書いてあります。その後でこの十一条二項を見てみると、結果的には、外国為替資金特別会計の負担において...全文を見る
○櫻井充君 今局長が御答弁されたのは十一条の一項の五に関してで、「その他国際通貨基金協定に基づく取引」の中であって、貸付けは別条項になっているんじゃないですか。貸付けは十一条の二項であって、今のところは十一条一項の五です。十一条の二項は、もう一度申し上げますが、外国為替資金特別会...全文を見る
○櫻井充君 済みません、その規定は何条に記されているものなんでしょうか。後でもう一度ちょっと法律を調べてみたいと思いますが、私が調べた範囲では、出資できるというところは、特会の運用のところの七十六条の六項に規定されている以外見当たらないんですけれども。
○櫻井充君 ですから、ちょっと局長、僕、勘違いしていると思いますよ。もう一度申し上げますが、根拠法はこれしかないんですよ。そして、その根拠法に基づいて、今度は、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の中の十一条二項に今度は規定されるわけですね。いいですか。...全文を見る
○櫻井充君 これは、十一条の一の五のところの取引で行った場合にはと書いてありますよね、まず。行った場合には、日本銀行に対して譲渡し、これができるということは、日本銀行にこういうことを一切しなくてもできるというふうにこれを読むんですか、この法律は。
○櫻井充君 ちょっとかなり分かりにくい法律文になっておりまして、後でまたちょっと詳しく議論させていただきたいと、時間がないのでそうさせていただきたいと思います。  今回、大臣、日本は十兆円貸し付けることにしました。この場合、貸付けをするということはそれなりのリスクがあるわけです...全文を見る
○櫻井充君 リスクがないということは、ちょっとあり得ないことなのではないかというふうにも考えられるわけです。  つまり、なぜかというと、例えば日本なら日本の場合、金融システム維持のために、まあ十年ぐらい前になりますか、公的資金を随分注入いたしましたけれども、銀行に対して注入した...全文を見る
○櫻井充君 通常の状態であれば僕はそれでいいと思います。  つまり、今でも日本は二兆円の出資をしていて、たしか全部で基金は二十兆円あるかと思います。ですから、そのことについてはそのとおりでいいと思いますが、百年に一度あるかないかの金融危機の中でそういうことの積み増しが必要である...全文を見る
○櫻井充君 それは、現在のスキームではそうだと私は思いますよ。  そうではなくて、私がお伺いしているのは、IMFに十兆円まず積立金を増しましょうと、基金を増やさなきゃいけないんですねと。それから、世界でも多分そこのところに貸付けしてくださいということをこれからお願いするんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 別にこれ拠出するなと言っているわけではないので、ちょっとそこは誤解をしないでいただきたいんですが、やるからにはやっぱり国際協調というのが必要であって、果たして、日本が十兆円取りあえず貸し付けて積み増ししましたというレベルで済むのかどうか。それから、そういうことであった...全文を見る
○櫻井充君 是非、国際的な危機を世界各国の力でまず乗り切れるようにしていきたいと、そう思います。  それでは、国内の問題について今度は質問していきたいと思いますが、お手元に資料をお配りさせていただきました。若干、二〇〇六年までで古い資料で大変恐縮なんですが、これは大企業と中小企...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  アメリカ経済がああいう形になり、それから今回、ノーベル経済学賞に新自由主義を否定されてきたクルーグマン教授が受賞されるということは、やはり新自由主義ということの限界がこれは世界で露呈したことではないんだろうか、この日本でも同じようなことが言...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、ある程度の規制なり、それから僕はばらまきとは思っておりませんで、財政出動は必要だと思っております。ただし、今回のああいう形で給付するのはばらまきだと思っておりますし、税金を使った大いなる買収行為じゃないのかなというふうにも思ったりするんですが。  この十...全文を見る
○櫻井充君 お褒めの言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。  今借りたくないというお話がありましたが、資料の二枚目を見ていただきたいんです。これは要するに日銀とか金融庁が調査をしていないようなもっと小規模の事業者でございまして、そこの右から二番目の資金繰りを見ていた...全文を見る
○櫻井充君 今大臣から御答弁があったとおり、やっと今年の十一月七日になってから局長通知で各銀行協会に、こういう内容の、要するに条件緩和を行うことは借り手企業の資金繰り、経営改善に資するばかりでなくと、つまり良くなるんだということをやっと認めていただけた。ですから、今までこの何年間...全文を見る
○櫻井充君 済みません。最後に一点、二点かな、お願いしたいのは、今の金融機関に対してのやはり評価の仕方も変えていただきたいと思うんですよ。つまり、不良債権の比率がどうだとか自己資本がどうだとか、そういうことではなくて、地域にもっと貢献しているような、例えば債権分類上げるように、企...全文を見る