櫻井充
さくらいみつる
選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月29日 | 第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。 金融円滑化法の質問の前に、一点、消費税のことについてお伺いしておきたいと思いますが、消費税の増税というのは財政再建に資するのかどうかということでございまして、実は、平成九年に消費税を三%から五%に引き上げました。 公債の発行額はどうだった...全文を見る |
○櫻井充君 それだけでは説明が付かないんですよね。なぜならば、アジアの通貨危機というのは、まあ一年とは申し上げませんが、そうであったとすれば、翌年は三十四兆円、そしてその次の年が三十七・五兆円、二年か三年であれば分かります。しかし、その後ずっと三十兆円台を維持しまして、平成十三年...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ与党ですから、これ以上やめておいた方がいいんでしょうが。 今のことでまず一つ申し上げておきたいのは、そうすると、直間比率は見直しをしましたということに多分なるんだろうと思うんですね。ですが、その直間比率を見直す中で所得税の減税を行ったときに、その減税の効果の大...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、原因はまず大きく二点あると思っているんですが、その一点は何かというと、過度な価格競争をやらされ過ぎなんだと思うんですね。これは小泉・竹中改革で何て言われたかというと、要するに競争すれば幸せになれると言われましたが、その当時、要するに価格競争に全部走ってしまったわ...全文を見る | ||
○櫻井充君 この問題についてはここでやめておきますけど、要するに、もう繰り返しになりますが、単年度の財政再建だけ考えるからこうなるんです。将来の税収がどういうふうに上がっていくのかと、その産業政策について勘案していないからこうなっていると思っています。 それから、先ほど成長戦...全文を見る | ||
○櫻井充君 もうちょっときちんとした答弁がいただきたかったんですが、要するに何かというと、リーマン・ショックの後にこの政策があったから相当倒産件数を減らせたはずなんですね。 これも竹中さんがやってきたことですが、駄目な企業を全部淘汰しろと。要するに、条件変更する企業はみんな駄...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、市場で売買されないと言っていますが、結果的にはもう紙くず同然になったものがあるわけですよ。紙くず同然になったものは理論値の大体八掛けぐらいで評価をして、これ相当インチキなんですよ。で、引当金を二割程度積んで、アメリカの会計基準違いますから、バランスシートから...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうなんですよ。要するに、リスケをやっているんですよ。もうこれは借換えができないから、だからリスケをして、こういった企業を救済してきているんですね。 こうやってアメリカはこのショックを和らげるような努力をしてきたわけですが、日本の場合にはどうだったのかというと、駄...全文を見る | ||
○櫻井充君 皆さんはBIS規制を健全性の指標だとおっしゃいますが、これ元々の導入の動機は全然違いますよ。日本の金融機関の貸出しが物すごく膨らんだものだから、どうやって抑え込むかということでこのBIS規制を導入してきただけの話であって、何回も聞いていますけれども、これが理論的にどう...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう時間がないので、もう一度大臣に申し上げておきますが、今の金融円滑化法の問題じゃないんです。これ是非勉強していただきたいのは、BIS規制と金融検査マニュアルと債権分類なんです。ここのところを変えていただかないと、なかなか金が回らないんです。 いずれにしろ、財政政...全文を見る | ||
04月04日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、社保と税の一体改革を中心に質問させていただきたいと思います。 まず、総理がこの改革に本当に並々ならぬ決意を持って取り組んでいらっしゃることはよく承知しておりますが、一方で、国民の皆さんから見て、この必...全文を見る |
○櫻井充君 今のお話で、負担の面についてはある程度お願いしなきゃいけないことはよく分かるんですが、それで、今の説明で本当に将来の不安というのが払拭されるんでしょうか、大変申し訳ないんですが。 ちょっとパネルを見ていただきたいんですが、(資料提示)国民の皆さんはお金を持っていな...全文を見る | ||
○櫻井充君 私、別に相続税とか贈与税の話ではありません、社会保障の中身としてこういうことがあるから安心してくださいという説明なんだと思っているんです。 私の方から申し上げますが、医療制度というのは恐らく世界でナンバーワンなんだと私は思っています。これは自分が医者だからというこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 改めて、じゃ、もう一度お伺いしておきたいと思いますが、これは、前原政調会長もあの会議の中で、デフレのときには増税できないんだという、こういう御発言もございました、そういう趣旨の御発言がございました。総理もそういう認識なんでしょうか。 要するに、今、ある程度の一定の...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ正面から答えていただけていないんですが、与党としてやるべきことは、今お話のあったとおりなんですよ。その環境を整えるために我々は努力したいと思います。 その上で、ちょっと数字を見ていただきたいんですが、消費税を三%から五%に引き上げたのが平成九年ですね。平成八年...全文を見る | ||
○櫻井充君 きついなと思いながらお伺いしていましたが、じゃ、済みませんけれども、確かに景気対策で二回補正予算組んだのは分かっているんですよ、ただし、それは単年度であって、その後は違うんじゃないでしょうか。 これ、税収の推移ですけれども、平成九年は五十三・九兆円なんですよ。その...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは、今自民党の議員の方々からも多分応援の、励ましの言葉じゃなかったのかと思いますが、これから国会で審議になってまいります。国会での今度は成立を図っていくためには、これもう本当に今の参議院の状況では野党の皆さん、先生方にも御理解をいただかなきゃいけないということでし...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 これ、今、日本の医療費の中で薬というのは約八兆円です。これ、国民の皆さん五%飲み残すと幾らの損失かというと、四千億なんですよ。ですから、今回診療報酬点数引上げになりましたが、私は財務省の中で話をしたのは、こういったところを何とか解決しましょ...全文を見る | ||
○櫻井充君 その中で、まず一つ申し上げておきたいのは、薬剤師さんは四年制から六年制になりました。職域を拡大していくということは大事なことだと思っていますし、その中で、実は薬剤師さんは病名を知らないで服薬指導を行っています。これは大事なポイントなんです。ここは、実際まだ知らない中で...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは本当に長年の課題だと思っているんですよ。これは別に、済みませんが言い訳するわけでもなくて、今、民主党政権になったからこの制度ができたわけでもなくて、ずっと自公政権から続いてきていて、これはもう自公政権から問題をみんなで指摘してきていたんですが、今大臣から御答弁あ...全文を見る | ||
○櫻井充君 生活保護のことでもう一つ問題点があると思っているんですが、それは何かというと、本当に医療費が、自己負担がないものですから、本当に、好き放題とは申し上げませんが、果たして本当に必要な医療だけなんだろうかと。それから、我々の方は普通の、普通の保険にというのは変な話ですが、...全文を見る | ||
○櫻井充君 例えば、大阪では生活保護の人しか診ていない病院が三十幾つもあるんですよ。しかも、これはあと調査していただきたいんですが、新薬を処方してもらった上でこれをネットで販売するとか、そういう言わば貧困ビジネスと呼んでいいのかどうか分かりませんが、ここのところにメスを入れていか...全文を見る | ||
○櫻井充君 内閣府の共済の保険料って幾らか御存じでしょうか。 | ||
○櫻井充君 七%行かないんですね。協会けんぽの、要するに中小企業で働いている皆さんの保険料率は幾らかというと一〇%ぐらいなんですよ。総理の、総理というか、我々国会議員含めてですけれども、こうやって所得の高い人の方が保険料率が低いというのは不公平ではありませんか。総理はどう思われま...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、年金の制度の一元化というのは随分議論になっているんですね。我が党のインデックスの中ですが、医療保険も一元化するというのは、これ、なっているんですよ。ここは物の考え方ですが、額を一定にするのか、それとも所得に応じての保険料率を一定にするのかということを議論していか...全文を見る | ||
○櫻井充君 結局は、租税負担でも社会保障負担でも国民の皆さんの負担は一緒なんですよ。全体的に見れば、我が国はアメリカよりは負担は多いですよね。アメリカは三六%ぐらいかと思う、所得に対してですね。日本は今四〇%前後だと思いますが。ヨーロッパは、イギリスが五〇%ぐらい、ドイツが五三%...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いいたします。 それではもう一つ、社保と税の一体改革の中で党の中で議論があったのは、行政改革でございました。 政府で考えている行政改革とは一体何でしょうか。 | ||
○櫻井充君 行政改革というと、表に出てくるのは人件費の削減、それから、人件費の削減の中でいうと、給与を減らすか数を減らすかという話にしかなってまいりません。 今の行政組織を見てみると、上の方はたまってきて、給料の高い人はそのまま残っていて、今度新規採用の人たちを抑制してくると...全文を見る | ||
○櫻井充君 財政上の制約で今のようなことをやられることは、それは一方で理解はいたしますが、しかし国家戦略上どうなのかという議論も私は必要だと思います。 例えば、国際機関に行っている日本人の数というのは非常に少ないわけですよね。IMFで通貨管理やっていますけれども、ここの通貨管...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、人件費を抑制するに当たって、一律に新規の採用を減らすということではなくて、繰り返しになりますけれども、やはりこの方が本当に公僕としてふさわしい働き方をしているのかどうかとか、そういったことをもう少しきちんとチェックされた方が私はいいんじゃないのかなと、そう思...全文を見る | ||
○櫻井充君 いずれもう一度、ここは党の中でそういう意見もあるということなので是非御検討いただきたいと思っています。 それから、最後に被災地のことに関連して質問させていただきたいと思いますが、平野大臣にお願いは、やはり現場の問題は何かというと、将来が見えてこないんですね。これは...全文を見る | ||
○櫻井充君 そこの中で、政府としてなかなか言い難いというのは、細かいところが詰まらないとそこまで説明できないとかいう話が出てくるわけですよ。そうじゃなくて、粗い本当にスケッチでいいと思うんですよ。ラフなスケッチでいいと思うので、方向性としてはこういうふうになりますから御心配なくと...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いします。 それからもう一つ、前向きにと今我々考えているんですが、地元で統合医療センターをつくりたいと思っておりました。それはどうしてなのかというと、今、西洋医学というのの限界があって、東洋医学が見直されていて、それと一緒にしてくるような医療を提供でき...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いします。 そこで、大事なのは、国として今後、統合医療についてどう考えるかだと思っておりまして、小宮山大臣、御答弁いただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 もう世界は統合医療センターというのを国で持っていまして、いろんな研究をしています。それは、例えばアメリカの場合には医療費を削減する目的もありますが、やはりいい医療を提供していくという中でいうと、西洋医学一辺倒も限界がありますから、是非前向き...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは我々参議院も含めてですけれども、国対の皆さんを始めとして相当御苦労をいただいて、野党の皆さんにも御協力いただけるような私は体制があったんではないのかと、そう思っております。今後、様々な法案について与野党一体で取り組んでいかなければ何も進んでいかないわけです。そう...全文を見る | ||
07月18日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。 まず、質問に先立ちまして、今回の豪雨でお亡くなりになりました皆さんに心から哀悼の意を表したいと思いますし、それから、被害に遭われた皆さんに対してお見舞いを申し上げたいと思います。政府と一体となって一日も早い復旧復...全文を見る |
○櫻井充君 ありがとうございます。そう言っていただけて、改めてこの委員会をきちんと運営できるように努力していきたいと、そう思います。 それからもう一つは、原発の再稼働をめぐって大規模なデモが繰り返し行われております。この点について、総理は今どのようにお考えでございましょうか。 | ||
○櫻井充君 今総理から御指摘がありましたが、国民の皆さんの声をお伺いしてと、非常に大事な観点だと思うんですね。そういう意味でいうと、例えばこの原発問題に関して国民投票を行うようなお考えはないでしょうか。例えば、リトアニアですけれども、今度新しく原発を造るかどうかについて、諮問型で...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、今の政府が国民の皆さんから信用されていないのは、大変申し訳ございませんが、あの事故の後にきちんとした情報を提供してこなかった。その際に、閣僚からこういう発言があったわけです。情報を提供したら国民の皆さんはパニックになるかもしれないと、そういうことを避けるためにあ...全文を見る | ||
○櫻井充君 急に、急にというか、取りあえず数日前に通告して、どうですかと。結論が出ないことは重々承知しております。ただ、これは選択肢の一つとして是非お考えいただきたいと。これは別に原発の国民投票に限らず、間接民主主義をどうやってうまく運営していくのかということをこれから我々は考え...全文を見る | ||
○櫻井充君 まず、一枚目の資料を見ていただきたいんですが、(資料提示)緩やかに景気が回復しと。確かに、復興需要があってそうなっていることは確かですが、ここ十数年間のGDPの推移を見てみますと、赤いのが名目GDP、それから青が実質のGDPになります。これは、実質のGDPが成長してい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、デフレ脱却というお話がありました。これが非常に大事なところで、今大臣から御説明あったとおり、デフレが経済成長を妨げている最大の要因なんだろうと思っています。 そうすると、これ、世界の国がどうなのかということを比較してみると、ビッグマック指数というのがあるんだそ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、頭が悪いから十分理解できていないのかもしれませんが、よりもう少し具体的に国民の皆さんに分かりやすく御説明いただけないんだろうかと。つまり、官僚の皆さんというのは非常に優秀で、彼らの言葉で彼らの内容としては理解できるのかもしれないけれど、よく分からないという...全文を見る | ||
○櫻井充君 この点については、国民の皆さんも私は理解されていると思っているんです。もう一つ、経済の対策に資するんだという御説明をされた方が私はいいんじゃないのかと思っているんですよ。 それは、ちょっとこの次の資料を見ていただく、これを出していただきたいんですが、日本の国民の皆...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非、これから社会保障制度の改革の意義のところでこの点をまず強く主張していただきたいことと、もう一点お願いがございます。 今日はちょっと資料を持ってきておりませんが、この十年間で医療や福祉の分野で雇用が二百万人以上増えております。特に、民主党政権になりましてから、...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。最後のところはまさしくそのとおりだと思うんですね。 先ほど、古川大臣から成長戦略をというお話がありました。その中の一つがライフで、医療とかそれから介護というのは重要な分野だと思っているんですが、改めて、政府で成長戦略をまとめられたそうですから...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今までの成長戦略の問題点は、各省庁に任せて各省庁が出してきていたと。そうすると、予算を確保したいがゆえに何でもかんでも書いてきて、それをホッチキスで留めておりましたから三百も四百もあったのがこの国の成長戦略なんだと思うんです。そこに広く薄く...全文を見る | ||
○櫻井充君 企業の内部留保の推移をちょっと見ていただきたいんですが、法人税の減税を行って、これは何かというと、国際競争力を付けるためだという話だったと思いますけれど、これが投資に回ってくれば全く問題ない、戦略的に絵は正しいんだろうと思いますけど、一方で、これ見ていただきたいんです...全文を見る | ||
○櫻井充君 その方向性は全く同意できますし、正しいと思っているんです。ただ、一方で、その規制緩和だけで本当にいけるのかどうか。それから、予算を、例えば裁量的経費の一〇%をカットして、それを総理枠と称して成長戦略のために使うんだと。申し訳ないんですが、こういうちまちましたやり方をし...全文を見る | ||
○櫻井充君 その程度の予算で済むのかどうかというところが最大の問題だと思っていて、安住大臣は私と地元宮城で一緒ですからよくお分かりかと思いますが、復興需要というのは、復興需要があってこれだけ景気が良くなったのではなくて、思い切った財政出動があったからあれだけ景気が良くなってきてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今、自民党席から、これが二百年住宅なんだと。私はすばらしい提案だと思っているんです。それを入口だけではなくて、中古住宅市場の活性化のためには例えば中古住宅鑑定士という方が必要になってきますし、それから、やはり最終ゴールとしてリバースモーゲー...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、その方向性は正しいと思うんですが、一方で、やはりここの保険料率をちゃんと見直していただきたいんですよ。 例えば、最低を七%なら七%にし、毎年〇・五%ぐらいずつ引き上げていって最終的には協会けんぽ並みにしていくとか、そういうことをやって不公平を是正するというこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 繰り返しになりますが、これ社保と税の一体改革ですから、社会保障を持続可能なものにするために消費税を引き上げるとおっしゃいますけれども、社会保険料そのもの自体が不公平なわけですよ。 そして、協会けんぽだって、今までは本来税金を一六・四%か...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は、消費税の引上げは必要だと思っています、ここのところは。社会保障の伸びが毎年一兆円ずつもう増えているわけですから、これに対しての何らかの手当てをしなきゃいけないと思っています。 それ以上に、もうちょっと大きなお話をさせていただくと、現在の社会保障給付とそれから...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 改めて総理から御答弁いただきたいと思いますが、これ国民の皆さんが不安に感じてきていることは何かというと、消費税が上がって本当に生活が苦しくなるんじゃないだろうかと。これ、中小企業の方々、先ほども申し上げたとおり、価格転嫁ができなければ何社潰...全文を見る | ||
○櫻井充君 それと、要するに景気動向を見てと、この点についてはいかがでしょうか。 | ||
○櫻井充君 繰り返しになりますが、その景気を良くしていくためには、私はある時期は思い切った財政出動、これ必要だと思っています。先ほど古川大臣から民間のマネーをという話がありましたが、例えば基礎研究などは、民間からとてもリスクが高くてお金を出すことができません。こういった必要なとこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今大臣からの御答弁で、要するに結婚できないという話がありました。ちょっとそのグラフを見ていただきたいんですが、三十五歳から三十九歳における未婚率の推移なんですが、昭和二十五年当時は男性、女性共に三%程度しかなかったのが、現在は、男性は三〇%...全文を見る | ||
○櫻井充君 今大臣から御答弁があったとおりでして、ここにあるとおり、これ男性の場合ですけれども、所得に応じて結婚している割合が違ってきております。 これは三十五から三十九でありませんで、一番右側は三十歳から三十四歳になってきていますが、六百万円以上の方々だと八割ぐらいの方が結...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 もう一点お願いがあるんですが、大学の就職のところの担当の方々が、大学を出たら一流企業にという話をよくされる。これ当たり前のことなのかもしれませんが、中小企業の要するに求人率というのは非常に高くて、そこでもうミスマッチが起こっているわけですよ...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、経済の成長のためにも、それからもう一つは社会保障の安定のためにも少子化対策というのは根本的な治療なんだと思っていて、そこをやはりもう少し力を入れていかなきゃいけないんだと思っているんです。 そこで、最後に、これは答弁結構で、総理、是非ちょっとこれ頭の中に入れ...全文を見る | ||
07月31日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、この委員会で随分議論がなされておりまして、私なりにちょっと疑問に感じたことを何点か質問させていただきたいと思います。 委員会というのは、基本的には条文の審査ですから、条文の解釈について議論していく場だと思っています。 ...全文を見る |
○櫻井充君 いや、ちょっとここで議論したくないんですけど、こんなことで。 そうすると、所掌する事務を負うところがその答弁をするということになると、権限を持つということになると、何でこれ、議員が答弁に立つことになるんですか。議員立法で議員が答弁に立つということは、議員が解釈権限...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうしますと、こういう聞き方をしないと正確にはならないと思うので、鴨下発議者にお伺いしたいと思いますが、今の最低保障年金単体ではなくて、民主党が提案している年金制度ですね、新しい年金制度、これは二条三号の「社会保険制度を基本とし、」というところに含まれることになるんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、私はセットでどうなんでしょうかということをお伺いしているわけです。つまり、最低保障年金ということではなくて、民主党が提案している今の年金制度の在り方についてはどうなのかということです。 | ||
○櫻井充君 なぜこのようなことを申し上げているのかというと、この後、国会で審議が終わった後には、これ所管省庁がまだ決まっておりませんが、これは行政府に移ることになります。その行政府に移った際に、国会での議論を前提として行政府は解釈し執行していくということになりますので、その院とし...全文を見る | ||
○櫻井充君 三党協議の場でしていない、そして、そこの国会の中で私は答弁に整合性がないような感じがしております。 そうすると、この曖昧な解釈をする文言を削除してしまえば実際はこういったことについての答弁のそごが起こらないのではないのかと、私個人はそう思っておりますが、これは三党...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう一つ、これは今回の社保と税の一体改革で、こういう資料が政府から提出されているんですが、そこの中から出てきている資料をちょっと御紹介をしたいと思います。 これは再配分の状況についてということで、これは政府から出てきたものです。(資料提示)まず、下の方にあります緑...全文を見る | ||
○櫻井充君 今総理からお話があったとおりなんだと思うんですよ。要するに、社会保障のところでこれ再配分してそれで所得の調整を行ってくるというのが極めて大事なことであって、負担と給付の均衡を図ってくることなんだと思っています。 今御答弁ありましたが、しかし、私が一番最初に示した資...全文を見る | ||
○櫻井充君 それはそれで、そういうことであるということはそれで理解はいたしますが、しかし一方で、繰り返しになりますが、そうであればこういう資料は提出されない方がいいと思いますよ。大きく誤解を生むと思います。特に、繰り返しになりますが、ワーキングプアで歯を食いしばって頑張っていらっ...全文を見る | ||
○櫻井充君 これは総理が、私、冒頭……(発言する者あり)済みません、ちょっと静かにしていただけますか。 | ||
○櫻井充君 私が、その……(発言する者あり)静かにさせてください。 | ||
○櫻井充君 これは私が一番最初にこの委員会で総理に質問させていただいたときに、院として議論があって、そして更にいいものに作り上げていくのは当然のことであって、その場合には修正することもやぶさかではないという御答弁がございました。 私は、これは答弁結構でございますが、やはり今の...全文を見る | ||
○櫻井充君 今の御説明で、本当に国民の皆さんがどういう社会を目指すのか分かったかどうかだと思っています。 つまり、アメリカのように、これ負担割合低いんですけど、四千六百万人も無保険者をつくるような社会にしていくのか、フランスは、これ負担率高いんですけれども、例えば大学の授業料...全文を見る | ||
○櫻井充君 まず、是非お考えいただきたいのは、ヨーロッパと何が違うのかというと、住宅コストとそれから教育コストが決定的に違います。家計からの負担で一番重いのは住宅コストだと思いますが、日本の制度は、前回の委員会でも指摘させていただきましたが、これ消耗品になってきています。三十年で...全文を見る | ||
08月02日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○櫻井充君 第二班について、御報告申し上げます。 派遣委員は、吉川理事、石井理事、中村哲治理事、相原委員、岡崎委員、鈴木委員、西村委員、上野委員、中西祐介委員、水落委員、宮沢委員、竹谷委員、中西健治委員、大門委員、亀井委員及び私、櫻井の十六名であり、昨一日、宇都宮市において地...全文を見る |
○団長(櫻井充君) ただいまから参議院社会保障と税の一体改革に関する特別委員会宇都宮地方公聴会を開会いたします。 私は、本日の会議を主宰いたします社会保障と税の一体改革に関する特別委員会理事櫻井充でございます。よろしくお願いいたします。 まず、私どもの委員を御紹介いたしま...全文を見る | ||
○団長(櫻井充君) どうもありがとうございました。 次に、野口公述人にお願いいたします。 | ||
○団長(櫻井充君) ありがとうございました。 次に、内野公述人にお願いいたします。 | ||
○団長(櫻井充君) ありがとうございました。 次に、中村公述人にお願いいたします。 | ||
○団長(櫻井充君) ありがとうございました。 次に、大塚公述人にお願いいたします。 | ||
○団長(櫻井充君) ありがとうございました。 次に、秋元公述人にお願いいたします。 | ||
○団長(櫻井充君) ありがとうございました。 以上で公述人の方々の御意見の陳述は終わりました。 これより公述人に対する質疑を行います。 質疑の時間が限られておりますので、御答弁は簡潔に行っていただくよう御協力をお願いいたします。 なお、質疑及び御答弁は着席のままで...全文を見る | ||
○団長(櫻井充君) 上野君、時間が来ました。おまとめください。 | ||
○団長(櫻井充君) 公述人の皆さんにちょっとお願いいたします。 十五分と限られている時間ですので、でき得れば一人一つずつの政策でお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 | ||
○団長(櫻井充君) 御協力ありがとうございました。 | ||
○団長(櫻井充君) 済みません、簡潔にお願いしたいと思います。 | ||
○団長(櫻井充君) 質問する委員にお願いがあります。各公述人の立場がありますから、答えられる質問と答えられない質問がありますから、そこのところはちゃんと理解した上で質問していただきたいと思います。 | ||
○団長(櫻井充君) それでは、挙手をしていただけますでしょうか。北村公述人。 | ||
○団長(櫻井充君) 以上で公述人に対する質疑は終了いたしました。 この際、公述人の方々に一言御礼を申し上げます。 皆様には、長時間にわたり有益な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。拝聴いたしました御意見は当委員会の審査に十分反映してまいりたいと存じま...全文を見る | ||
08月10日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号 議事録を見る | ○理事(櫻井充君) 社会保障と税の一体改革に関する特別委員長高橋千秋君不信任の動議を議題といたします。 まず、提出者から本動議の趣旨説明を願います。大門実紀史君。 |
○理事(櫻井充君) それでは、これより採決に入ります。 社会保障と税の一体改革に関する特別委員長高橋千秋君不信任の動議に賛成の方の起立を願います。 〔賛成者起立〕 | ||
○理事(櫻井充君) 起立少数と認めます。よって、本動議は賛成少数により否決されました。 委員長の復席を願います。 速記を止めてください。 〔速記中止〕 〔理事櫻井充君退席、委員長着席〕 | ||
○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井でございます。 今、高橋委員長の解任動議が出されましたが、議事進行のもし責めを負うとすれば与党筆頭の私の責任だと思っておりまして、私は、高橋委員長には瑕疵がないと、そう思っております。 それでは、まず総理にお伺いしたい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今総理からそういう御発言がございました。これはこれとして受け止めさせていただきたいと思いますし、このことについては、これは本当に国民の皆様もそうですし、それから国会議員も含めて大事な発言だと、そう思っておりますし、きちんとした御説明を、必要とされる場合にはきちんと説明...全文を見る | ||
○櫻井充君 この場でも随分議論があったんですが、現在、例えば日本の十年国債の利回りは一%前後ぐらいであって、本当に危ないんだろうかと。つまり、マーケットから見れば世界で一番安全な国債だというふうに信認されているんではないのかという、そういう意見もございました。一方で、対GDP比で...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 ただ、その意味で、私は、この委員会での、大変申し訳ございませんが、安住大臣の答弁の中でちょっと腑に落ちないところがございました。これはみんなの党の中西委員の質問に対してですが、今回の消費税の引上げによって国債の発行額を、公債の発行額を減らせ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっとこれは財務省の試算なのか内閣府の試算なのかよく分かりませんが、一点、まず、公債の金利負担分が七・二兆も増えるという試算になっておりますが、これが本当に適切な数字なのかどうか。かなりいつも多めに見積もっていますから、ですから、それが本当に適切なのかどうか。 ...全文を見る | ||
○櫻井充君 きちんとした形で財政運営を行っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。 今回、消費税を一〇%に引き上げた場合には、国民負担率というのは一体何%まで引き上がるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうしますと、多分一〇%になると四三%を超える数字になるのかと思いますが、こうなってくると、イギリスが五〇%弱ですから、そこに近づいてくることになると思います。 これ、前の委員会でも指摘させていただきましたが、ヨーロッパと日本の違いは何かというと、教育コストとそれ...全文を見る | ||
○櫻井充君 よろしくお願いします。 要するに、なぜ負担感が強い、重いと感じるのかというのは、家計からの支出がやはり全然違っているからだと思っておりまして、是非御検討いただきたいと思います。 それから、先ほどGDPが伸びてというお話がありました。相対的な借金の割合になってき...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 一般論としてそういう話になると思っているんですが、もう少し具体的に申し上げると、例えばアメリカではリーマン・ショックの後に物価が下落いたしました。このときには政策金利は五%程度からゼロまで引き下げられましたが、それでも物価は下がっております...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 例えば、日本の医療制度を申し上げると、これは世界で間違いなくナンバーワンだと思っています。所得五十三万円以下の方々であれば、月に百万掛かろうが、まあ二百万掛かると八万円というわけにはいきませんが、月十万円もあれば医療を受けられるわけです。こ...全文を見る | ||
10月23日 | 第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井副大臣 厚生労働省所管の地域医療提供体制の再構築については、被災地以外に復興予算が使われているというものではありませんが、被災三県の医療施設の災害復旧のための補助金が、公的医療機関に比べて民間医療機関に対して十分な支援がなされていないという指摘があるということについては認識...全文を見る |
○櫻井副大臣 済みません、十分に把握していないかもしれませんが、わかる範囲でお答えさせていただきたいと思います。 まず、三次の医療機関ですが、これは気仙沼市内にはございません。今後、三陸自動車道をつないで、今、石巻赤十字病院のところを増床しておりますので、ここを中心とした医療...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 本当に現場で御苦労されている小野寺委員からの御意見だと思います。本当に貴重な御意見でして、そのことに十分手当てできるようにこれから努力していきたい、そう思います。 それで、ちょっとこういう立場でこの場で発言するのがふさわしいかどうかわかりませんが、例えば、一つの...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 現実的なことだけ、ちょっとわかっている範囲でお話をさせていただきたいと思います。 地域医療再生基金の百二十億は、たしかあれは五月ではなかったかと思いますが、五月に百二十億交付しましょうという決定をさせていただいたと記憶しています、これは私が財務省にいたときですが...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 既に県と東北大学、医師の派遣の関係があります、それから医師会、三者でもう協議が始まって、再生計画をつくっている最中かと思います。 骨格を申し上げますと、小野寺議員からはお叱りを受けるかもしれませんが、基本的には、石巻日赤を三次救急の中核として置いて、沿岸部それか...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 まず、この枠組みについては、震災直後から日本医師会の方から要望がございまして、その意見を組み入れてこういう制度設計にさせていただいております。 ですから、制度設計としては、我々とすればきちんとできているのではないかと思っていますが、確かに今お話があったとおり、ど...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 応援ありがとうございます。 例えば学校の予算なども、もともと二分の一の補助だったかと思いますが、これもある部分積み増しをして実質三分の二に補助金がついたりとか、そういう政策も行ってまいりましたし、それから、財務省にいたときにグループ補助金を私はつくらせていただい...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 今、階議員のお話をお伺いしながら、改めてもう少し整理していく必要性があるのかとも思っております。 つまり、その場所で復興できる方々に関して見れば、これは復旧と復興と一体だと思うんです。 ただ、一方で、全壊しているような、例えば公立志津川病院とか、こういった病...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 復旧のところで、例えば先ほど仮設住宅の話がありましたが、とにかくその地域の方々に早急に医療を提供しなきゃいけない、ですから、例えば商店でいえば仮設の店舗を提供したのと同じように、仮設の診療所をつくってやってくれと。これはもう完全に復旧としてすぐにやらなきゃいけなかっ...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 ありがとうございます。 これはちょっと、制度がいつできたのか改めて調べさせていただきたいと思っているんです。と申し上げますのも、近年の医療の進歩に伴って、病院で整備しなければならない医療機械というのが物すごくふえてきたわけです。そこに対して、昔は本当に、往診に行...全文を見る | ||
11月02日 | 第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号 議事録を見る | ○櫻井副大臣 おはようございます。 このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました櫻井充です。 私は、主に、医療、年金、介護の分野を担当させていただきます。 今、三井大臣からもお話がございましたが、厚生労働省が所管しておる所掌事務は非常に範囲が広く、難題が山積しております。...全文を見る |
11月07日 | 第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井副大臣 おはようございます。 斉藤委員にお答えしたいと思いますが、今の御指摘は本当に大事な点なんだと思っております。 ただ、問題点が幾つかありまして、一つは個人情報保護の観点からです。個人情報の保護の観点から、事業者が医療機関に情報提供を求める場合には、必ず労働者の...全文を見る |
○櫻井副大臣 済みません、十分に把握しているわけではございませんが、例えば、がん患者の支援団体等が作成する教材による普及啓蒙活動であるとか、それから、政府等が運営する事業者向けの無料相談サービスなどの取り組みがあるというふうにはお伺いしております。 ただ、今申し上げたとおり十...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 山崎先生にお答えさせていただきたいと思います。訪問看護のプロの先生に私の方から答弁するのはいかがなものかと思いますが。 今お尋ねがありましたとおり、まず、平成二十二年の十二月に策定した訪問看護師の職員の需給見通しは、平成二十七年で三万三千人を見込んでおります。た...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 今回、委員から指摘がありましたとおり、介護報酬の方に上乗せさせていただいているんですが、私のところに介護事業者の方から、かなり厳しくなったんじゃないか、そういう声が随分寄せられております。 そこで、十月に緊急の調査を行わせていただいているところでございまして、こ...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 医療費が増加しているというのは、高齢社会だけではなくて、今御指摘のありましたとおり、医療の高度化によって随分ふえてきているということを指摘されているのは現実でございます。 一方で、ここは、例えば医療が高度化されました。しかし、例えば、今までであれば開腹手術をしな...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 本当に大事な視点だと思います。 済みませんが、基本理念をそのまま読ませていただきますけれども、「難病の治療研究を進め、疾病の克服を目指すとともに、難病患者の社会参加を支援し、難病にかかっても地域で尊厳を持って生きられる共生社会の実現を目指す。」というふうに基本理...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 ちょっと実務的なことなので、私の方から御答弁させていただきたいと思います。 後期高齢者の医療制度と一口に言っても、よかった改革もあったし悪かった改革もあったんだというふうに我々は認識しております。特に一番問題であったのは、七十五歳以上の方々について医療の質で差別...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 その点についてはおっしゃるとおりだと思っておりますが、一方で、これまで余りに規制が強過ぎることによって、そういったイノベーションが進んでこなかったのではないのかという指摘も受けております。 ですから、規制官庁として一つのことをやっていくことはそのとおりです。だけ...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 石井先生には、本当にさまざまな点で御指導、それからいろいろお世話になりましたことは、こちらからも改めて御礼申し上げたい、そう思います。 今先生から御指摘がありましたが、ここは本当に大きな問題だと思っておりまして、この点について変えていかないと離職者をとめるという...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 これも本当に大事な問題だと思っております。 今、施設から地域へと、在宅を目指してきておりまして、その拠点になってくるものがグループホームだというふうに認識しております。 このグループホームの支援のために、二十一年度の補正予算で、介護基盤緊急整備等臨時特例基金...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 御指摘の柏市は、高齢化が進む豊四季台団地で、今、青木委員からございましたが、そういう取り組みがなされているというふうに承知しております。これは、午前中も答弁申し上げましたが、施設から地域にという形で我々は取り組みをさせていただいていて、その中でも本当に先駆的な取り組...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 女性としてお気持ちは重々理解できますが、一方で、医療保険制度というのは、あくまで治療の対象となるものについて給付させていただいているというまず大原則がございます。 それからもう一点は、もう委員も御案内のとおり、医療保険財政が非常に厳しい状況にもございますので、そ...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 これもまた非常に大事な問題だと思っております。 これは、平成十一年に地方分権一括法の中で、予防接種は地方で行う自治事務であるというふうに取り決めがまずなされています。 今委員からございましたが、これまでのワクチンと比較して、子宮頸がんワクチン、肺炎球菌それか...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 今のやりとりをお伺いしていて、私なりにもう少し整理をさせていただきたいところがあります。 今、ここの要件の中、三つありました。その中に、「代替できる治療法等がないこと」というふうに示されております。 ちょっと一例を申し上げますが、例えば肺がんの治療のときに、...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 現場で治療している人間の立場でちょっとお話をさせていただきたいと思います。 私も、これは兼業禁止ですので誤解のないように申し上げますが、患者さんの御了解をいただいて今月で私は診療をやめますけれども、その中で、やはり、向精神薬を相当複数飲まれて私のところに来られた...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 まず必要なことは一体何かというと、患者さんの分析なんだと思っているんです。要するに、必ずしも私は正しく診断されていない場合があるのではないのかと。 つまり、基礎疾患があって、例えば、今出ていました統合失調症のような病気があって学校に行けなくなっているような人たち...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 大臣の前に一言だけ。 例えば、不登校の子供さんでいうと、不登校ぎみのところで来ていただければ本当に早く治ります。ですから、私は、早期発見して、そしてもう一つ、先生の言葉どおり申し上げれば、適切な治療を行っていくのであれば、これは間違いなく有効だ、そう思っておりま...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 先生御案内のとおり、今までですと、例えば基礎研究がありまして、その後、これは大体、主に大学とかそれからナショナルセンターでやっておりました。今度その技術を製品化していく中で、まず、官民の連携があって、そして次に民間企業が独自で開発し、そして臨床の治験になって、最終的...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 まず、前段の医療機械のことについて少し説明させていただきたいと思います。 日本の場合には、リスクをとらずに、診断用の機械だけは発達してまいりました。例えばCTとかMRIがその典型でございます。治療用の医療機械、例えばペースメーカーなどは、残念ながら日本で開発され...全文を見る | ||
11月14日 | 第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井副大臣 永岡先生にお答えしたいと思います。 今のポイントは二つあると思っていまして、まず一つは、現在の無年金者に対してどうするのかという問いかけなのかと思っています。 現在の年金制度では、無年金者に対する対策がとられておりませんで、基本的には、財産があればそれは自分...全文を見る |
○櫻井副大臣 今の点は非常に大事な点なんだと思っているんです。 これはいろいろ御議論いただきたいと思っているんですが、我が国の国民負担率がどうなっているかと申し上げますと、租税負担、社会保障負担で四〇%でございます。日本よりも低い国はアメリカただ一つで、イギリス、ドイツが五〇...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 気持ちは全く同じことでございます。 ただ、今、七十五歳の例を引き合いに出されましたが、七十五歳以上の方々で金融資産を幾らお持ちなのかというと、実は二百兆円お持ちでございます。三十代の方になりますと、三十代の方、十年というんでしょうか、これで全体で百兆円程度しかお...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 この点に関しては、まず前提、我々としてまず最大限努力しなければいけないことは、来年、消費税を増税できる環境をつくってくることなんだと思っています。 これは、別に消費税を上げる上げないに関係なしに、これは三宅先生も同意していただけるかと思いますが、今のデフレをどう...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 済みません。今先生からるるお話がありましたが、本当にそのとおりなんだとも思っています。でも、どちらが先なのかと申し上げると、これは両方並行してやらざるを得ないものなんだと思っているんです。 そのことをちょっと申し上げたいのは、デフレからの脱却というのは、これはも...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 先ほど三宅委員に対しても御答弁させていただきましたが、我々は、まず一つは、消費税を上げられる環境をつくっていきたい。これは、済みませんが、消費税を上げるためだけではなくて、日本の経済を活性化するというのは、これは消費税の問題だけではなくて、これは共産党さんを含めて全...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 これは、二年前に財務副大臣を務めさせていただいたときに相当議論をさせていただいたんです。 社会保障の伸びが、現在毎年約一兆円ずつございます。これを、各省庁の支出を相当抑制して賄ってまいりましたが、今我が党が定めている中期財政フレームの中で申し上げると、結果的には...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 今、先生から御指摘があったとおりでございます。 要するに、我々も、二分の一の引き上げのための安定財源を確保すべく努力をしてまいりましたが、二十三年度からかなり厳しい状況になりました。二十三年度は鉄運機構の余剰金の一兆二千億があったものですから、これは結果的に復興...全文を見る | ||
○櫻井副大臣 まず、ちょっと最初のところに戻って大変恐縮ですが、あの当時の鉄運機構の一兆二千億をなぜ復興財源に回したのかと申し上げますと、あの当時、増税をしないで財源を何らかの形で確保しなければいけない、そのためにああいう形でやらせていただいております。 それから、今のお話の...全文を見る | ||
11月15日 | 第181回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井副大臣 ただいま御決議の中で御指摘いただいた地域医療提供体制の再構築につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、災害復旧費補助金の民間医療機関に対する補助要件の緩和と補助対象の医療機器への拡充、地域医療再生基金の活用など、さらなる見直しを進め、被災地の地域医療提供体制の復興支援に...全文を見る |
11月15日 | 第181回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号 議事録を見る | ○副大臣(櫻井充君) この度、厚生労働副大臣を拝命いたしました櫻井充です。 西村副大臣、糸川、梅村両政務官共々、三井大臣をお支えしてまいりたいと思っております。 厚生労働委員の皆様の御指導を賜りながら一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
○副大臣(櫻井充君) 今、三井大臣からお話がありましたので重複しないようにお答えさせていただきたいと思いますが、薬害と言っても恐らく大きく二つに分かれるんではないのかと思っているんです。 一つは、血液製剤にウイルスが混入していた、それからクロイツフェルト・ヤコブ病のように異常...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 済みません、これはちょっとテクニカルな話で大変恐縮なんですが、審議会をこれ以上増やさないようにということになってきておりまして、ただ、例外的に、議員立法でつくられてきたものについてはこれで対応してきております。そういう意味合いで、でき得れば、是非この観点から...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 川田先生がおっしゃるとおりなんだと思っています。 これ、二分の一に引き上げた時点で、自公政権でも安定財源を確保することができませんでした。二年前に私、財務の副大臣をやらせていただいたときに、正直申し上げて、もう埋蔵金の限界がございました。そういう点で、安...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) これは、まず大前提を申し上げておきますが、やはり一番大事なことは何なのかというと、消費税を引き上げられる環境をつくってくることなんだと思っているんです。これは、済みませんが、消費税を引き上げるために景気を良くしていくということよりも、今の政治家全員のこれは共...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 済みません、これは本来は厚生労働省の所管ではございませんのでと、縦割りでこういう答弁をしたくありませんので、済みませんが、ある程度私個人の見解も含めてということにさせていただきたい、その点はお許しいただきたいと思います。 まず、我々、政権交代をさせていた...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 被災地として、早く進んでいる、随分進んだところもあれば、それからまだまだ手付かずのところもあって、とにかく一日でも早く復興したいというのは、これはもう我々だけではなくて、地域の方々、そしてもちろんここにいらっしゃる国会議員の皆さん全員の願いだと思っております...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 各種の保険料を特別徴収した後のデータは存在しておりませんが、今先生から説明があったとおり、介護保険料などの保険料が引き上げられておりますので、今御説明のあったとおりではないかというふうに推察されます。 | ||
○副大臣(櫻井充君) これは、済みませんが、我々とて積極的に望んでやっていることではないんだということはまずこれ御理解いただきたいと思っています。これは、大臣も相当苦しい答弁なされておりましたが、誰だってこれ、給付を引き下げるとか、それから負担を上げるなんということをやりたくない...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) もうこれ福島先生御案内のことかと思いますが、元々のこの年金制度というのは、夫婦が生活していることを前提としてつくられていたと思うんですね。これは、昭和二十五年当時の例えば三十五歳から三十九歳で結婚している割合が九十たしか七%ぐらいです。ですから、先ほど糸川政...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) ちょっと済みませんが、一足飛びに見直すということにはなりませんから、まず実態調査から始めさせていただければと、そう思います。 | ||
○副大臣(櫻井充君) 先ほど川田委員にお答えいたしましたが、薬害を根絶するということ自体は、これは厚生労働省だけではなくて、国民全体としてきちんとした形で取り組んでいかなければいけない問題だと思っております。 その中で、先ほども閣法でというお話があったんですが、先ほども御答弁...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) これ、平成十一年の閣議決定事項なんです。この閣議決定事項をどう見ていくか。要するに、このことだけではなくて、ほかの閣議決定事項についてどう見ていくのかということはあると思います。 これは福島委員のおっしゃることも重々理解して申し上げておりますが、じゃ、例...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) ちょっと今のところです、一点、気になることがございまして、中身の問題なのか、それともその手続の問題なのかというところがあるのかと思います。 中身の問題については、済みません、これ議員立法で検討されていることですから、もしそうであったとすれば、この議員立法...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 国会の御審議については、これは国会が決めることでございます。ですから、政府としてこのことについてどうかという意見を述べる立場には私はないと思っています。 ただ、政府の人間としてではなく政治家個人としてという問いかけであれば、それについて何点かを申し上げた...全文を見る | ||
○副大臣(櫻井充君) 谷岡先生から問題提起されました。 これは、繰り返しになりますが、国会としてどういうふうに対応するのかというのは、国会でどう決めていくのかというこの決め事も含めて我々国会議員が考えていかなければいけないことなんだろうと、そう思います。 済みません、私個...全文を見る |