櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、安倍総理並びに関係大臣に質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、安倍総理の所信表明演説についてですが、余り、済みません、多くのことに触れられていなくて、最後にとっぴに「強い日本をつくるのは、」というふうに出され...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、強い日本というのは強い経済という意味なんですか。
○櫻井充君 前回は総理は美しい国を標榜されておりました。この美しい国と強い日本とどういう関係があるんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、取りあえずのところは経済を立て直して、そして目標は美しい国ということなんでしょうか。
○櫻井充君 その強い経済を確立していくために社会保障政策というのはどういう位置付けになるんでしょうか。
○櫻井充君 ばらまきの話は後でさせていただきますが、社会保障政策の具体像が今回の所信表明演説で全く触れられておりませんでした。この点についてはいかがでしょう。
○櫻井充君 今回の所信表明と、それから施政方針演説と、どういう内容をお話しされるかというのはどこで区分けすることになるんですか。
○櫻井充君 繰り返しになりますが、そうすると、強い経済のためには社会保障政策はそれほど重要ではないということですか。
○櫻井充君 総理は先ほどから財源論といいますか、収入の面だけを強調されておりますが、安心感があってこそ物の消費が進んでいくということにはつながらないんでしょうか。
○櫻井充君 小泉内閣以降、社会保障費の伸びの二千二百億の抑制をやってまいりましたね。こういう精神なのか、それとも、民主党政権では社会保障政策を非常に大事にしてきましたが、安倍政権としてはどちらを取られるんでしょう。
○櫻井充君 それでは、ちょっと視点を変えてといいますか、その経済の面で、今デフレの問題に取り組まれております。これも我々も喫緊の課題だと思っておりましたが、このデフレの原因について総理は何だとお考えでしょうか。
○櫻井充君 貨幣現象はそのとおりかもしれませんが、改めてお伺いしたいのは、なぜ中央銀行が金融緩和をするとデフレから脱却できるんでしょうか。
○櫻井充君 今大事な点があったんですが、金融緩和をすればお金が出ていくという説明でした。どこに出ていくんですか。
○櫻井充君 日銀にお伺いしたいと思いますが、今の手段についての評価をお願いしたいと思います。
○櫻井充君 いや、そういうことではなくて、先ほど総理から具体的なことがございましたが、これについて実効性があるものなのかどうかということについてお伺いしています。
○櫻井充君 答弁になっていないんですけれどもね。日銀の答弁ですし、止めてもしようがないので止めませんが。  それでは、まず一つ一つお伺いしたいと思いますけれども、日本銀行が市中銀行から国債を買うことによってこれ金融緩和につながるんでしょうか。
○櫻井充君 まあ、いいです。  今、十分な金融緩和を行っていると、そういう答弁がございました。総理から見て、日銀は十分な金融緩和を行っているんでしょうか。
○櫻井充君 ちょっと答弁になっていないんですが。  日銀は十分な金融緩和政策を行っていると今答弁したわけです。それに対してどう思うかということです。
○櫻井充君 それはおかしいですよ。日銀の今の金融緩和政策について総理は何と言っているかというと、日銀法まで改正してまでやらせなきゃいけないと言っているわけですから、そういう点でいうと十分なのか十分でないのか、あの答弁がいいのかどうかを聞いているんですよ。
○櫻井充君 いや、ここは大事なポイントなんですよ。日銀はもう十分な金融緩和をやっていると言っているんですから、それについてどうなのかと聞いているんです。
○櫻井充君 いや、委員長のおっしゃるとおりで、これまでの方針を変えるんであれば、今、日銀は十分だと言っているんですから、それでは不十分なのかどうかを答えていただければいいんですよ。
○櫻井充君 それじゃ視点を変えて、ちょっと麻生財務大臣に質問させていただきたいと思いますが、先ほどは、金融緩和には効果がなかったと小川さんの質問に対してそう答えていますが、その認識でよろしいんですか。
○櫻井充君 いや、そのとおりだと思うんですよ、私は。ですから、問題は、日銀がこれ以上の金融緩和をしても果たしてどこまで効果があるのか分からないんじゃないかということを申し上げているんです。  この点について、安倍総理はどう思われますか。
○櫻井充君 じゃ、改めて総理にお伺いしますが、要するに、日銀は市中銀行から国債を買い取ります。そうすると、市中銀行の資産は国債からキャッシュに変わる。このキャッシュが民間企業なり個人なりに融資なりされていけば、これで初めて市場にお金が出てくるということになりますが、その認識でいい...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、銀行の融資行動は企業の収益性によってくるんだと、銀行がどう判断するかということではないということになりますか。
○櫻井充君 おっしゃっていることは理解しているところもあるんですが、まずこの点についてどう見てくるかだと思っています。それは何かというと、銀行はお金を持っていないんであれば金融緩和政策は僕は必ず効いてくると思っているんです。  ところが、一方でどうなっているかというと、ここの表...全文を見る
○櫻井充君 先ほど日銀から答弁があったのは、金融機関に対して自分たちは十分な金融緩和を行っているんだと、その次のところが十分じゃないんじゃないかという私は答弁だったと思いますが、この点について安倍総理はどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 是非、銀行の、まあ大分変わってきました、大分変わってきたんですが、相当その債権分類がきつくて、なかなか若干リスクのあるところには貸出しができてこなかったという点があるんですよ。ここを改めていかなきゃいけないと思っているんですが、改めてこれは担当大臣から御答弁いただきた...全文を見る
○櫻井充君 繰り返しで恐縮ですが、とにかくそこの部分に問題点があると思っていますので、これは御検討いただきたいと思います。  さて、先ほど総理の御答弁の中でちょっと気になった点があるんですが、日銀の金融緩和政策で円安になるんだというお話がございました。これはG20でこういうこと...全文を見る
○櫻井充君 それからもう一つは、日本銀行も雇用に責任を持ってほしいという答弁がございました。これは日銀の役割なんでしょうか。日本銀行、どうですか。
○櫻井充君 いや、その答弁しておくと、今度雇用がうまくいかないときには、全部これ日銀を呼んでいろいろたださなきゃいけなくなりますが、それでよろしいんですね。
○櫻井充君 いや、本当に大丈夫なんですかね、こういう答弁で。  総理が日銀に対して、それでは雇用に責任を持てという雇用の内容について教えてもらえないですか。
○櫻井充君 先ほど為替のお話がありましたのでちょっと為替の点について触れておきたいと思いますけれど、これは面白かったんですが、私、今回調べてみて、株式はいつから上がったのかというと、十一月十四日の党首討論から上がっておりました。これ、全て買い越しは外国人でして、外国人によって株高...全文を見る
○櫻井充君 済みません、七十円台と言われたのでもう一回出しますけれども、ここの十二月ぐらいのところではもう、八十円の前半ではありますけれども、もうこれは円安に向かっているんですよ。私がお伺いしているのは、この円安基調はどうしてそうなっているのかということです。
○櫻井充君 本当にその答弁でいいんですか。私、財務省と議論随分しましたけど、財務大臣、その今の答弁でよろしいんですか。
○櫻井充君 これ十月の一日ぐらいから、一つのマーケットで決まるわけではありませんが、シカゴの円・ドルの先物市場でも急激な円安に向かっています。  これは理由が幾つかあると思っていて、一つはですね、一つは、ある企業が二兆円でアメリカの企業を買収するということを宣言いたしました。そ...全文を見る
○櫻井充君 全てが金融政策に結び付けることこそ私は危険だと思いますが、この点についていかがですか。
○櫻井充君 私は別にそれを否定しているわけでも何でもなくて、その前の段階から円安に振れてきているんですよ。  それからもう一つは、現象をきちんと分析しておかないと私は問題があると思いますよ。生産性があるとかないというのはそれは非常に失礼だったと思いますけれども、生産性がないって...全文を見る
○櫻井充君 間違った分析をすると間違った治療になってどうしようもなくなるんですよ。ですから、そこは別に生産性がないとか、余りそういうことをおっしゃらない方がいいですよ。我々は別に自分たちのことを全部肯定しようとは思っていませんから。今回政権交代して、株が上がって、そして更に円安に...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、金融政策使ってないというわけじゃないと思いますよ。それはなぜかというと、先ほど日銀では十分金融緩和を行っていると。しかも、我々の政権でも一%、まず一遍に二%行かないから一%の上昇を目指すと言ってやってきていますよ。それはどう思われますか。
○櫻井充君 それこそ、効果というのはそれをやったからすぐ出てくるものでもなくて、じわじわと効いてくるわけですよ。もしそれがその方向でいっていたらですね。じゃ、あと、その後の結果をこれから見させていただかなきゃいけないと思っています。  それからもう一つは、その企業の、こう言った...全文を見る
○櫻井充君 そのとおりなんですよ、本当に。  であったとすると、繰り返しで恐縮ですが、なぜ金融緩和だけというふうに出てくるのかがよく分からないところがあって、内部留保で申し上げると今財務大臣から御答弁あったとおりなんですね。  一九九〇年代の十年間はバランスシート調整で、結果...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。是非いいものはいいものとして引き継いでいただきたいと思うんです。  その上で、もう一点ですが、今、麻生財務大臣から大事な指摘がございました。金融資産のことです。個人の金融資産というのは、現在、一千四百五十兆円ぐらい。この二十年間で四百五十兆円ぐ...全文を見る
○櫻井充君 いや、分析はもうできているんですよ。済みませんが、これはアンケート調査をやって、理由は二つしかありません、病気や不時の災害への備えと老後の生活資金です。  ですから、先ほど社会保障のことを随分私はお伺いしましたが、社会保障に対する不安があるからお金を使うことができな...全文を見る
○櫻井充君 ちょっともう一度、じゃ、繰り返しで恐縮ですが、先ほど私が理由を二つ申し上げました。これは社会保障に対する不安感が大きいからだと私は認識していますが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 ですから、そういう意味において、社会保障政策を充実させることそのものが実は強い経済をつくっていく私は基礎になっていくものだと思っているんですが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 いや、そういうことではなくて、先ほど、一千四百五十兆円の個人の金融資産があって、これがマーケットに出てこないから、だからデフレからなかなか脱却できないんじゃないかと私は思っているんですが、じゃ、その点についてはいかがですか。
○櫻井充君 要するに、この一千四百五十兆円というのがじゃ適正な金融資産の額なのかどうかということだと思うんですよ。つまり、ここのところが、これは国民の皆さんの安心としてこのぐらいの額は必要なのか、それとももう少しマーケットに出していただきたいのか、この点についてはいかがですか。
○櫻井充君 そうすると、改めて総括として、総理はデフレの原因は一体何だとお考えなんでしょう。
○櫻井充君 我々とちょっと認識が違う点があると思っているんです。  我々は、政権を担わしていただいたときには、可処分所得を増やして、そして需要を喚起していこうというところから始まりました。社会保障政策も十分伝えられなかったんですが、なぜ社会保障政策に重点を置いてきたのかというと...全文を見る
○櫻井充君 財政法二十九条というのは、これは済みません、何のためにこれ定められているんでしょうか。
○櫻井充君 要するに、これは補正予算のときに結局国債を随分多額に発行して財政が相当緩んでくるような、財政規律が緩んでくる、そういうことを防ぐためにこういうのは作られているんじゃないんですか、違いますか。
○櫻井充君 いや、私はまず法律上の意味合いをお伺いしているので、そういう意味合いでこれは書かれているものではないんですか。
○櫻井充君 そうすると、ここに予算作成後に生じた事由に基づきと書いてありますが、今回は、生じた事由とは一体何でしょうか。
○櫻井充君 もう一つ、そこの中に、「特に緊要となつた経費の支出」と書いてありますが、緊要の定義を教えてください。
○櫻井充君 済みません、法律上の緊要の意味を教えていただけないですか、文言の。
○櫻井充君 そうすると、緊急を要するものというのは、一体どのぐらいの間に執行しなければいけないものだとお考えでしょう。
○櫻井充君 しかし、これ全て法律に従ってやっていくことですよね。そうすると、その法律の文言の解釈がどうなのかということは非常に大事なことだと思っているんです。  だから、改めてお伺いしたいんです。じゃ、それであれば、この補正予算その全体が全てこの緊要だというところに当てはまると...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、これはもう全部使い道が決まっているということでよろしいんですか。
○櫻井充君 はい。
○櫻井充君 じゃ、例えば防災・安全社会資本整備交付金などは、地方公共団体の取組を重点的に支援するために必要な経費と、これはもう地方公共団体と全部、どこの町でどういうものに使うかというのは、これは話付いているんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、これは規模として決めていても、この執行の道筋をそれでは教えていただけますか。
○櫻井充君 まず、地方公共団体とどう話をして何がどうやって決まっていくのか、もう少し丁寧に説明していただけますか。
○櫻井充君 これは、別に緊要な政策であれば私はそれは構わないんですよ。今回、その十兆円ありきになっていて水膨れになっているんじゃないかという、そういうことを我々懸念しています。それはなぜかというと、財政的なもの、財政規律の問題があるからです。  これG20で財政規律のことを日本...全文を見る
○櫻井充君 本来であれば、これ二十五年度の予算に一部は回るものでしょう。だって、執行できないんですから。違いますか。
○櫻井充君 これ、今大事な点だったんですが、今年度にもう全てのものが、じゃ着工できるんですか。
○櫻井充君 じゃ、例えばここに廃棄物の循環利用・適正処理のための施設整備等とあるんですが、我が国の海岸に漂着する海岸漂着物対策等を行うため必要な経費であると。これは、何かの事由があってこういう予算を増やさなきゃいけなかったんでしょうか。
○櫻井充君 私は今回ちゃんと通告してあるんですよ。済みませんが、二十九条に照らし合わせてこの予算が、各省の予算が適正なのかどうか、ちゃんと答弁できるようにしてきてくれとお願いしてあります。  環境大臣にちょっと別な点で一点質問しておきますが、これ一月四日の、まず大臣は何をされて...全文を見る
○櫻井充君 安倍総理にまずお伺いしておきたいんですが、我々、危機管理体制がなっていないということを随分指摘されておりましたが、安倍内閣、安倍政権においては、これ、政務三役の誰かは、危機管理上、当然東京に残っているというルールになっているんですよね。
○櫻井充君 もう一度繰り返しですが、政務三役の誰かがきちんとした形で対応できるように残っているということですよね。
○櫻井充君 浅尾委員の質問に対して石原大臣は、そのときはたまたま副大臣も政務官も東京にいないと、そう答弁されているんですよ。危機管理上、これは問題じゃないんですか。
○櫻井充君 いや、誤解するなって、ここの答弁に、御自身がそう言っているんですよ、そんなこと、事細かになくて。とにかく、そのときにはたまたま副大臣も政務官も東京にいないということでありますのでと、そう答えているじゃないですか。違いますか。
○櫻井充君 まあ、ほかの二人については随分事細かに御説明いただけるんですが、御自身は一時間以内ということで、何をされていたのか明言されないんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、これ、政務三役は、政務三役は……(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。政務三役は、基本的に、危機管理上、何かが起こった際に対応できるように東京に残っているというのは、まあ我々は少なくともそういう原則でした。  是非、このときの行動記録を、これは...全文を見る
○櫻井充君 それでは、今度は外務省にお伺いいたしますが、国連の分担金とか拠出金というのは、これは緊要を要するものなんでしょうか。
○櫻井充君 それは暫定予算では対応できなかったんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、重債務貧困国に対する債権の免除による損失の補填に必要な経費、これはいかがですか。
○櫻井充君 従来の方針ではなくて、財政法二十九条に照らし合わせて適正かということをお伺いしています。
○櫻井充君 これは、国連の分担金だけではなくて、ここに書いてあります債権免除の損失補填もその一環ですか。
○櫻井充君 果たして本当にどこまで必要なのかということがあると思っているんですが、まず、公共事業全体について、考え方についてちょっと御答弁いただきたいと思いますが、公共事業の経済効果について、私は公共事業、否定的な人間ではありません。ただし、それでも今回これだけの額を必要としてい...全文を見る
○櫻井充君 小泉総理がこう答弁されているんですが、「不景気のときに、何としても減税しなきゃいかぬ、公共事業増やさなきゃいかぬ。やったけれども効果がない。」と、こう答弁されているんですが、この答弁についてどう思われますか。
○櫻井充君 それでは、今回の公共事業の中で今のような経路をたどるものは何なのか、具体的にお示しください。
○櫻井充君 確かに港湾など成長戦略に資するものもあります。これは予算規模はどのぐらいですか。
○櫻井充君 おっしゃるとおりなんですね。そうすると、今、甘利大臣がおっしゃったような絵姿は公共事業の中の五千億しかないということになりますが、それでよろしいですか。
○櫻井充君 塩川財務大臣というのは正直な方でして、こう答弁されているんですが、公共事業の拡大は短期的には経済の下支えをしたと、一定の効果があった、他方において、生産性が低く効率性の劣る分野を温存する結果となり、必ずしも持続的な経済成長につながらなかった面があると認識していますと。...全文を見る
○櫻井充君 だから、先ほどから、誘導策は五千億で、ほかのものについては誘導策になっていないんです。ただし、これは、安全、安心とかそういう観点から必要ですと言われれば、それはそうだと私は思うんですよ。それを経済に全部結び付けて強弁されるのは私はやめた方がいいんじゃないかと思いますが...全文を見る
○櫻井充君 だから、まあ説明はそちらの方が私はいいんじゃないのかなと思っているんです。  ただし、問題は、それに資するものも実はこれの中の四分の一しかないと。ですから、あと残りのところ、七五%については本当に執行が可能なのかどうかということなんです。そうでなければ、本来は二十五...全文を見る
○櫻井充君 これは前原さんも指摘していたことですが、このことによって被災地の復興が遅れるということはありませんか。
○櫻井充君 被災地は今でも人手が足りない、それから資材が高騰していると。さらにこれに公共事業を上積みされると、人手がまた足りなくなる、それから資材の価格が上がると思っているんですよ。  資材の価格って、今どのぐらいまで上がったか御存じですか。
○櫻井充君 私が知っている範囲で申し上げると、生コンは、震災前が一立米七千円程度だったものが、現在が一万三千円ぐらい、もうちょっと上がっているのかもしれません。それから、人件費で申し上げると、建設作業員の方々の人件費が八千円ぐらいだったのが、今、一万五、六千円、もっと上がっている...全文を見る
○櫻井充君 遅い遅いとお叱りを受けていましたが、結果的には、地元では地元の事情があるわけですよ。  根本大臣、この辺については心配されていませんか。
○櫻井充君 医師不足の対策のときに国がいろいろ言っているのと同じような感じがするんですが、総理、これはちょっとお願いがあります。本当に復興が一番大事だという、もう僕は安倍政権のこの方針には賛同いたしておりまして、そういう影響のないように努めていただきたいと思います。
○櫻井充君 よろしくお願いします。  次に、安定した医療保険制度の構築で高齢者医療費負担軽減措置を継続するとありますが、これはどうして緊要なんでしょうか。
○櫻井充君 私、厚生労働副大臣務めさせていただいたときに、自民党の議員の方から、これをちゃんと二割負担にすべきだと、そういう質問をいただきましたけど、方針変わったんでしょうか。
○櫻井充君 だって、元々はこれ法律で二割負担にするって決めていたんですよ。しかも、負担が増えるわけでも何でもなくて、この年代の方々、三割負担から二割負担に全部軽減されるわけですよね、この年齢に入ってくると。だから、そういうことでやっていきましょうと我々の政権では方針決めていました...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、終わります。
○櫻井充君 ありがとうございます。  午前中の質疑の続きをやらせていただきたいと思いますが、今回、高齢者医療費のところの減免措置になっているんですけど、これ、是非見ていただきたいのは、当初所得から、要するに高齢者の方々は医療、年金、介護の現金給付、現物給付で再配分された後、それ...全文を見る
○櫻井充君 これはちょっと総理にお伺いした方がいいと思うんですが、この所得の再配分、年代ごとの、これが公平だと思われますか。
○櫻井充君 その中で、我々、子ども手当、高校無償化、ばらまき四Kと言われたんですが、今回の二十五年度の当初予算の中では継続されているようですが、どうしてあれだけ批判したものが継続されるんでしょうか。
○櫻井充君 いい制度はいい制度で残すべきだと思うんですよね。  総理、ばらまきとよく言われていますが、ばらまきの定義を教えていただけますか。
○櫻井充君 そうすると、所得制限を設けないとばらまきということになるんですか。
○櫻井充君 そうすると、消費税をこれから八%、一〇%に上げていくときに、軽減税率、要するに複数税率の話になっています。これは高額所得者の人たちも恩恵を受けることになるので、これもばらまきということになりますか。
○櫻井充君 私が申し上げているのは、高額所得者も恩恵を受けることになるからこれもばらまきになるのかとお伺いしています。
○櫻井充君 これは今後議論させていただきたいと思います。  税制で、二十五年度税制で麻生大臣にお伺いしたいんですが、私はお金がやっぱり回っていくことが実はデフレからの脱却だと思っていまして、交際費課税をもう少し大企業にも認めさせるべきじゃないのかと思うんですが、大臣、いかがです...全文を見る
○櫻井充君 いや、大臣、前とちょっと御持論変わったんでしょうか。前は、そうやって使ってもらえば金が回るから税収が上がるんだと、そういう話だったんではないですか。(発言する者あり)
○櫻井充君 大事なことだと思うんですよ。地方も含めて飲食店街は相当疲弊しております。ここは物すごく雇用の受皿になるので、是非お考えいただきたいなと思います。  最後に、実は研究のことについてお伺いしたいと思いますけれども、今回の補正予算の中で研究費が随分計上されていて、私はこれ...全文を見る
○櫻井充君 これはちゃんと通告していますから、もう少しきちんと答えていただけますか。
○櫻井充君 そういうことなんですよ。箱物の整備だけなんですね。  これを動かす人たちというのの予算は確保されているんでしょうか。
○櫻井充君 財務省の査定で、研究者の予算についてずっと削減され続けてきているんですね。ここは二十五年度予算でちゃんと確保されているんでしょうか。
○櫻井充君 いや、これまではずっと大学の運営交付金、減額されたんですよ、一%ずつ。私、財務の副大臣やらせていただいたときにそれを止めましたけどね。この後の予算、どうなるんですか。
○櫻井充君 私が勤務していた国立病院にも立派な研究施設がありましたが、人がおりませんでした。私が辞めた以降使われておりません。今、研修医制度も始まってから大学の研究者って本当に減ってきていて、これは僕は、文部科学省を応援するためだから僕は文部科学大臣に答弁していただきたかったんで...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○櫻井充君 私は、民主党・新緑風会、みんなの党、生活の党、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成二十四年度一般会計補正予算及び平成二十四年度特別会計補正予算に対する修正の動議を提出いたします。  私たち野党四党は、現下の経済状況に鑑みて、補正予算の必要性に...全文を見る
03月11日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第12号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず、ちょっと基本的なことを何点かお伺いしたいと思いますが、黒田総裁候補は今までの日銀の金融政策に批判的なことをおっしゃっておりましたが、もう少し具体的に、どの点が問題なのか、そこについて説明いただけますでしょう...全文を見る
○櫻井充君 もう少しより具体的に、総裁になられたら、じゃ逆に言えばどうされるんでしょうか。  生産人口が、消費者人口が落ちてきていて、需要が落ちてきているわけです。これはGDPの伸びを抑制していることも含めてですが、物価の上昇を抑えてきている私は最も大きな原因ではないのかと、そ...全文を見る
○櫻井充君 済みません。私はちょっと理屈、今の話で、理論でよく分からない点がありまして、それからもう一つは、その期待感といいますか、そこに働きかけるということなんですが、果たしてそれが、それで、そういう期待感でこたえてくれるのかどうかというのは一番大きなことだと思うんですよ。 ...全文を見る
○櫻井充君 そこから先が、長期金利が下がるところまではいいんですよ。長期金利が下がりますが、まず一つ、まず国債のやり取りを考えてくると、これは市場から、政府から直接調達するものではなくて、市場の、民間金融機関から買い入れるということになりますね。  問題はここからなんですよ。民...全文を見る
○櫻井充君 今のお話で、株価が上がると。株価が上がって、確かに、例えば高島屋とか、こういったところの利益は上がるんです。現在、今そうなっております。一方で、スーパーの売上げはどうなっているかというと、依然低迷したままでして、要するに、株式を持っている方々に対しては今の理論で私はい...全文を見る
○櫻井充君 僕は原因というのは相当複雑だと思っていまして、その中央銀行の問題というのがどれだけ大きいのかというと、私はそこの認識がちょっと違うと思っているんです。それは、ただし、中央銀行の総裁になられる方であれば、中央銀行をこう変えていかなきゃいけないという強い意思を示されるのも...全文を見る
○櫻井充君 いや、それはおっしゃるとおりなんですよ。だけど、じゃ、例えば、少し具体的にこちら側もお伺いしなきゃいけないのかもしれませんが、今の状態から更に金融緩和を本当に実際上進めていく、私は金融緩和が進むのかどうかよく分からないんですが、日本銀行として更にアクションを起こされる...全文を見る
○櫻井充君 いや、これまで中央銀行、相当批判されてきて、金融政策だけ取り上げて今ずっとおっしゃってきて、今ここで金融政策のことについてお伺いすると、それはほかのことだというふうに逃げられるのは、私はちょっとそれはおかしいと思いますよ。  済みませんが、ただ、円安の話をちょっとだ...全文を見る
○櫻井充君 その点については心強いと思っておりますが、私は日銀の限界というのもあると思っています。日銀の限界があって、私は、白川総裁は随分やってきたと思っていますよ。世界で先駆的なことをずっとやってきているわけですからね。  ちょっと視点を変えて一点お伺いしておきたいんですが、...全文を見る
○櫻井充君 いや、今の答弁ですごくほっとした面もございます。というのは、ある官僚が言っていたんですが、戦艦大和はUターンできないんだと言われまして、これ、けだし名言でして、一度決めてしまうと、間違っていたと思ってもその方向をすぐに変えてくれないんですよね。今の金融政策も、実を言う...全文を見る
○櫻井充君 イギリスを中心とした昔の英国領のところの中央銀行はそういう考え方取っていますが、ほかのところはちょっと違うんじゃないですか。ほかの国々は、経済を活性化するというか、経済を好転させていく、その際に物価が二%程度上がるということがふさわしいというふうに言っているだけの話で...全文を見る
○櫻井充君 時間になったので、これで終わらせていただきます。真摯な御答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。
03月12日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  岩田参考人にちょっと何点か基本的なことをお伺いさせていただきたいと思うんですが、一点お願いがございます。衆議院の議事録拝見いたしましたが、ちょっと御答弁が長くて、済みませんが、ちょっと短めに答弁をいただきたいと思...全文を見る
○櫻井充君 いや、先ほどの所信の中では購買力低下のところで今のような説明だったんです。ここ、少なくとも、文書がきちんとしてあるので、そのまま衆議院の議事録を読ましていただきますと、デフレ予想の下では、家計や企業が、お金をそのまま持っていれば実質的な購買力が上がると考えてしまって投...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおり、企業の中ではそういうところはあると思いますよ。それも全面的に否定しているわけではありませんが、問題は、個人の購買力が上がってこない限りは、幾ら企業が設備投資をしようと思ったって設備投資する意味がありませんよね。私たちは何を考えていたのかというと、需要...全文を見る
○櫻井充君 例えばアメリカのように多くの国民の方々が貯蓄ではなくて株式を持たれている場合には今の理論も成り立つんだろうと思います。現実に、現在株高になって高級品は売れてきておりますから、株式を持っていらっしゃる方々は今のお話のとおりだと思います。ところが、日本の場合には決して多く...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃっていることの全てを否定しているわけではありませんで、ある部分については私はそのとおりだと思っているんです。ただし一方で、先ほどから出ているのが正の作用であって、その副作用といいますか、その部分についてどう勘案していくのかというところ、そこの全体のバランスで見...全文を見る
○櫻井充君 端的にお答えいただきまして、どうもありがとうございました。  これで終わります。
○櫻井充君 私は余り人と比較するのは好みではありませんが、これまで三人の候補者の中のお二人は、これまでの日銀の金融政策にかなり否定的でした。相当否定的でした。中曽参考人として、これまで日銀におられて、白川総裁始めとする日銀の金融政策についてはどのような評価をされているでしょうか。
○櫻井充君 私は、財務副大臣当時、一年間政策決定会合に出させていただいて、委員の皆さんの真摯な御議論をお伺いしておりました。あの当時は、東日本大震災もございまして、それに対する対応策も日銀の方で取っていただいて、私はかなり一生懸命やってこられたんじゃないのかなと。私は、今までの日...全文を見る
○櫻井充君 それはある程度バランスを取らないといけないわけであって、もう釈迦に説法ですが、例えばJ—REITにしてみれば、決して大きなマーケットではありませんので、そこに日銀が介入と言っていいのかどうか分かりませんけど、そういうことをやっていくこと自体が、その副作用の分も考えて、...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりでして、レバレッジの中央値を見てきてみると、この十年間ぐらい、日本だけなんですよね、ほとんど上がっていないのは。あと世界の各国はみんな上がってきていて、恐らくそれがバブルを引き起こした要因になってきていると思っているんです。  ただ、私が申し上げたい...全文を見る
○櫻井充君 ここでこういう議論をしていていいのかどうか分かりませんが、繰り返しで恐縮ですが、じゃ不良債権のお話があったので不良債権のお話にしたいと思いますけれども、元々間接償却をしたわけですね。間接償却で不十分だから直接償却をしろと。あの当時、竹中さん始めとしていろんな人たちから...全文を見る
○櫻井充君 もうちょっと明確にお答えいただきたいんですが。  もう一点、これちょっと話変わりますが、この間、予算委員会で西村副総裁が来られて、雇用の面についても日本銀行が責任を持ちますというような趣旨のこれ御答弁されているんですが、日本銀行が雇用まで責任を持つべきだとお考えです...全文を見る
○櫻井充君 それでは、物価目標についてはよく皆さん数字を出されています。では、雇用についての目標値というのはおありなんでしょうか。例えば失業率が何%、非正規雇用者はどのぐらい減らしてくるんだと、賃金はどのぐらいが理想なんだと、そういうような目標も掲げてやられるということになります...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっと厳しい質問になりましたが、私が政策決定会合の場に出ていて白川総裁、山口副総裁に申し上げ続けてきたのは、日本銀行の金融政策だけでは難しいんではないですかと。よく出てきているのは今の財政出動、成長戦略ですが、私は、もっと大きな問題は、金融庁の金融政策に...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  経済問題の前に、選挙制度改革についてまず総理にお伺いさせていただきたいと思います。  〇増五減についてですけれども、総理は党首討論の際に、昨年の十一月の十四日の党首討論になりますが、当時の野田総理とこういうやり取りをされております...全文を見る
○櫻井充君 いや、そうじゃなくて、総理の意欲をお伺いしているわけですよ。このときにちゃんとやりますと約束しているわけですよね。そして、済みませんが、近いうちに解散しますと言って解散しなかった時点では、野田総理はまあ皆さんからうそつき呼ばわりされたわけですよ。だけど、ちゃんと実現し...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけど、私、議事録全部読んで、総理、これ質問をしているんです。その中で、まずちゃんと言い切っているんですよ。言い切って、後で言い訳程度にそういう話されていますけれども、ここに書いてあるんです。来年の通常国会においてちゃんとやりますと、約束しますというふうに言っ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、自民党としてはこういうのを出したと、総裁として指示も出されたと、あとは幹事長以下国会のところでのルールだから自分自身は関係ないと、そういうようなことでよろしいわけですね。  つまり、ここのところは、ここのところは、この時代は野党のトップですよね。今はもう...全文を見る
○櫻井充君 まあ、分かりました。  結局、国会の場でそういうふうにお話しされたとしても、いろんな理由が付いてできなくなるということを今おっしゃったことなんだろうというふうに、そう理解いたします。  ですから、野田総理に対して、今までうそつき、うそつきというようなことをお話しさ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、これは漁師さんたちに対してはそういう手当てをこれからやっていきますと。であるとすると、同じように、今度は農業ですけれども、飼料用穀物の価格も上がっていますよね。今度TPPで果たして農業がどうなるか分からないということで、私も地元の方々と話をすると、もう農業...全文を見る
○櫻井充君 そういうことを十分果たして農家の方々が知っていらっしゃるのか。それから、本当にそれで十分なのかどうか。日本の農業を守りますという話ですけれども、ちょっとした円安であるとか、それから飼料用穀物にしろ何にしろ、先物取引市場で価格が高騰するとこういう状況になってしまうという...全文を見る
○櫻井充君 今トラックについては言及なされました。サーチャージだという話ですが、しかし、残念ながら、これ数年前、もうちょっと前かもしれませんけれども、原油価格が高騰した際に、トラック業界でサーチャージで乗せられたところというのはほとんどないと思います。まあほとんどというのはちょっ...全文を見る
○櫻井充君 賃金が上がるかについての御答弁ないんです。これはなかなか大変なことなんです、正直申し上げまして。  今の物価高騰について、物価というか物価上昇について、日銀は三つのルートがあると言っています。その中の一つが実は円安による物価上昇だと、これもう明言されているわけです。...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけど、本当に価格転嫁できるんですか。  私がこの間、年間四十億ぐらい、年商四十億ぐらいの総菜屋さんと話をしました。大型量販店に卸しているのが七割です。四十億売って純利益が二%。はっきり申し上げて、これ電気料金だけではなくてガス代も上がっているんです。調理コ...全文を見る
○櫻井充君 価格転嫁できずに賃金が上がらなかったら好循環になりませんよ、はっきり言っておきますけど。賃金が上がってこそ初めて好循環になるんで、賃金が上がるかどうかというのが最大のポイントですよ。だって、物価だけ上がるんですよ。  じゃ、もう一つお伺いしておきましょうか。年金生活...全文を見る
○櫻井充君 いや、済みません、専門家の大臣からそういう答弁だとは、私は驚きました。  これ、済みませんけど、何で私、賃金聞いているかというと、物価水準と賃金水準と両方連動している、関係しているんじゃないですか。今のような話だと、物価が上がったときに併せて年金の給付額が増えるかの...全文を見る
○櫻井充君 仕組みがちょっと違っていて、物価が上昇しましたと。賃金が、例えば物価が二%上昇し、物価の上昇と賃金の上昇とどっちが高いかということ、それ確認するわけでしょう。そして、物価が例えば二%上がりました、賃金は一%しか上がりませんでしたというと、一%しか上がらないんですよ。い...全文を見る
○櫻井充君 大変申し訳ないんですけれども、今総理御説明いただきました数字がございます。数字というか、例えば家計からの支出が増えたとか、今幾つかの項目があったかと思います。  これ委員長にお願いなんですが、この数字が幾ら上がっていて、果たしてどういう根拠に基づいてなのか、今これは...全文を見る
○櫻井充君 済みません。こういうふうに申し上げた方がいいのかもしれませんが、私は全面的に否定しているわけではございません。これは、経済が動き始めたこと、それから閉塞感が打ち破られたこと、私はこれは本当に良かったことだと思っているんです。ただし一方で、これまでにないようなことをおや...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、実績値ではなくて、良くなりそうだからこうなりそうなんですよという数字が非常に多いんです。それから、繰り返しで恐縮ですが、雇用とそれからその機会をつくりましたというのは全然違います。これは、働いているのか働いていないのかで全然違ってきているわけであって、そ...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  昨日、十四日に飯島内閣官房参与が平壌入りされました。これは総理の任を受けてでしょうか。
○櫻井充君 参与が行かれているのに総理がノーコメントと。非常に重要な問題でございまして、委員長、是非私の同僚の白眞勲に質問をお願いしたいと思いますが、取り計らい、よろしくお願いします。
○櫻井充君 それでは、アベノミクスについて質問させていただきたいと思いますが、まず、今日は日銀の黒田総裁にお越しいただいています。日銀の戦略として、どのようなプロセスで物価を上昇させようとしているんでしょうか。
○櫻井充君 今、三番目の、円安によってということでしたが、これは想定の範囲内でしょうか。
○櫻井充君 輸入物価が上昇する場合に、これコストプッシュ型の悪い物価上昇になるかと思いますが、その点についてはいかがでしょう。
○櫻井充君 済みません、答弁長くて何も答えてもらっていません。  改めてお伺いします。三つ目のルートは、これは輸入物価が上がることによる物価上昇ですね。これはコストプッシュ型の悪い物価上昇ではないんですかとお伺いしています。
○櫻井充君 認識ちょっと違っているんですが、物価上昇、コストプッシュ型でも、とにかく物価上昇するためには、これは原材料費の価格転嫁、それの価格を転嫁していかなきゃいけないと思いますが、その価格を転嫁するということも織り込み済みですよね。
○櫻井充君 いや、そうじゃないですよ。円安で輸入物価が上昇すると、そうすると、物価が上昇するためには、当然、価格転嫁しなかったら物価上昇しないじゃないですか。
○櫻井充君 そうすると、価格転嫁されていないと物価は上昇しないわけであって、日銀の政策目標として二%を掲げていますから、この価格転嫁まで、これは日銀が責任を負うんでしょうか。
○櫻井充君 答弁になっていません。  改めてお伺いします。これは日銀が責任を持つんですね。
○櫻井充君 それでは答弁していただけていません。本当は止めて、もう一度きちんと答弁いただきたいところですが、批判を浴びますので諦めておきますが。  じゃ、甘利大臣、これは、政府としては価格転嫁には責任を持たれるんですか。
○櫻井充君 消費税のときにはちゃんと価格転嫁できるようにということになっていますね。これは、輸入物価の場合にはそういうことは考えていないということですね。
○櫻井充君 改めてですが、価格転嫁できなければ企業の利益率は落ちる、そうすると賃金は上がらないことになるんじゃないですか。
○櫻井充君 済みませんが、町のパン屋さんとか総菜屋さんとか、そういうことは可能だと思っているんですか。
○櫻井充君 これ、皆さん、価格転嫁できない、それから利益が落ちるんじゃないかということを本当に不安に感じていらっしゃるんですよ。ですから、こういったことに対して政府としては、じゃ、どういう形で対応されるんですか。
○櫻井充君 今の御答弁ですと、例えばこの間、林大臣から御答弁ございましたが、燃油対策をして何らかの補助金みたいなものを入れていくことによると、結果的には価格は上がらないんですよね。利益率を確保するためにそういうことをやっていくことになると、これ物価は上昇しなくなりますよ。
○櫻井充君 かなり大変になってきていて、じゃ、済みません、今賃金のお話がありましたが、賃金については誰がこれを責任を負うんでしょうか。  雇用については、この場面で安倍総理から、雇用は日銀に責任を持ってもらいたいという話がありましたが、日銀はそれでいいんでしょうか。
○櫻井充君 結局、責任のことについては何も明言されませんでした。  雇用については、総理、これは日銀に責任があるということですね。
○櫻井充君 そうしますと、雇用と賃金については、これは政治の責任、つまり政府の責任だということですか。
○櫻井充君 いや、総理、総理の経済対策を実現するためには賃金上がらないとどうしようもないんじゃないんですか。
○櫻井充君 いや、これまでは、結果が出たものについては、例えば輸出関連のところの企業はこれだけ利益が出たんだといって、随分この場面でも自慢されておられました。しかし、こうやって副作用が出てきたところについては途端にトーンダウンされるんですよ。しかし、ここについてどういう手当てをし...全文を見る
○櫻井充君 甘利大臣、賃上げ率についてですが、これは昨年と今年とどちらがいいんですか。
○櫻井充君 済みません、私は、これは日経新聞の一次集計の資料なものですから、もしそういうことであれば、きちんとした資料を提出していただきたいと思います。
○櫻井充君 賃金についてここまで言っているのは、前回も申し上げましたが、年金生活者に物すごい影響が出てくるわけです。  改めてですが、まず、私、総理の認識ちょっと違っていらっしゃると思っているのは、この間、海江田代表との党首討論で、物価が上がっていけば、物価スライドしますから年...全文を見る
○櫻井充君 いや、また済みませんけど、こういう根拠に基づかない答弁されない方がいいですよ。物価が上がれば賃金も上がるんですか、本当に。
○櫻井充君 済みません、希望的観測と事実をごっちゃにしないでいただきたいんです。  繰り返しですけど、物価が上がっていったら本当に賃金は上がるんですね。
○櫻井充君 そうです。
○櫻井充君 総理がそう言ったんです。今の答弁、そう言ったんですよ。
○櫻井充君 田村大臣、今総理が答弁されたんですよ。要するに、この間、海江田代表とのときに、物価が上がれば年金もそれに合わせてスライドすると言うから、それは違うんじゃないですかと申し上げたら──まあどうぞ、じゃ、総理。
○櫻井充君 そこがちょっと違うんですよ。  田村大臣、これ、賃金が上がればその年から、済みませんけど、全部賃金の上昇率とみなしますか。
○櫻井充君 賃金が上がったその年の賃金の上昇率が、その年の上昇率がすぐ年金に反映されますか。
○櫻井充君 済みません、これちょっと確認ですけれども、たしか前の三年間の平均じゃなかったですか。だって、賃金賃金って聞いているじゃないですか。
○櫻井充君 済みません、ちゃんと制度を理解した上で御答弁いただきたいと思いますが、つまり、これだけそのタイムラグが全部あるわけですよ。そうすると、実際、実質経済が上がっている際に、実質経済が上がっている際に賃上げも遅れました、賃上げも遅れると今度は年金の給付が上がるというのも遅れ...全文を見る
○櫻井充君 こういう状況の中で、改めてですが、総理、年金生活者の方々の生活はかなり大変になると思われませんか。
○櫻井充君 済みません、過去の自民党政権下でも相当年金の運用利回り悪かった年もあるので、今回の単年度を取ってプラスになったということを強弁されない方が私はいいと思いますけれども。  そうすると、もう一つ、この予算に関係したことですが、こうやって物価が上がっていくという中で、済み...全文を見る
○櫻井充君 今の御答弁の中で、賃金が上がらなければ年金も上がらないと、それはそのとおりでいいんです。だけど、問題は、物価を上げると言っているわけだから、賃金が上がらないと大変になるんじゃないですかということを申し上げているんです。それは同じ認識ですよね。
○櫻井充君 ですから、物価が上がったときに労働者の方々の賃金が上がらないと大変だというのはそのとおりなんです。  じゃ、そうすると、そこの手当てというのは、これは政府としては、あとは民民の関係だからほっておきますということなんですか。
○櫻井充君 物価が上がって、賃金が上がらないと需要は増えないんですよ。要するに、数を減らさなきゃいけないんで、実は需要は増えませんので、そこは誤解のないように。いい企業のところの分は増えるけれど、一方のところはイコールじゃないんです、下がりますから。ですから、それで相当の差が出て...全文を見る
○櫻井充君 委員長、答弁長いんですけれども、答えていないんですよ。  要するに、そうやってインフレ期待といって、消費を増やすような購買層が、まあ所得は、じゃどのぐらいの層を期待されているんですか。
○櫻井充君 年収だとどのぐらいを想定されているんですか。
○櫻井充君 それじゃ、実体経済を伴わないで今株価が上がっていますが、これはバブルですか。
○櫻井充君 今のように明確に答弁していただければいいんです。  済みません、あとは今日はお伺いしても十分御答弁いただけないことはよく分かりました。あとは、日銀の総裁にはここで退出していただいて結構でございます。
○櫻井充君 委員長、これはもうアベノミクスの最大のポイントのところですから。  それでは、総理がこれまで答弁されてきた中で、前回、選挙制度のところで、自民党の案を提出されていると、そう答弁されました。それでいいんですか。
○櫻井充君 いや、ここ、ちゃんと提出しているわけですと、あとは国会において十分議論して決めていただきたいと、このように思っていますと。明らかに国会に提出しているとおっしゃっていますよ。違いますか。
○櫻井充君 言い換えているものが随分ありまして、最初のときの答弁と大分違うんです。  じゃ、そうすると、あのとき私は国会に提出したんだと思っておりましたので了解しましたが、そうすると、野田総理との、あの当時の総理との党首討論での約束はどこで果たしたということになるんですか。
○櫻井充君 自民党の中で本当に取りまとめは終わっているんですか。
○櫻井充君 余計なことかもしれませんが、これは総務会を通っておりますでしょうか。
○櫻井充君 確認だけしておきます。  党においての取りまとめというのは、どの時点で取りまとめとおっしゃるんですか。
○櫻井充君 分かりませんが、総務会まだ通っていないやにお伺いしておりますが、違うかもしれません。これは後で私の方も確認させていただきます。  もしそうであって準備されているんであれば、我が党はもう提出しているので、国会に提出されるべきじゃないですか。
○櫻井充君 党の総裁なんですから、党の代表として、ちゃんと提出するのかしないのか、ここは明言してくださいよ。
○櫻井充君 それは、済みません、確認しておきます。国会にちゃんと提出してくださるということですね。
○櫻井充君 済みませんが、明言は避けるということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。非常に総理から重い答弁をいただいたと、そう思います。  それから、前回も質問してちょっと愕然としたんですが、雇用者数と求人数と同じだという、ほぼ同じだという答弁をされましたが、これ、厚生労働大臣、同義語でございましょうか。
○櫻井充君 ですから、雇用と求人数と全然違うわけであって、これも、党首討論のときに三か月で四万人の雇用を生み出すことができましたと。これ、修正されるお気持ちないですか。
○櫻井充君 済みませんが、求人数を増やしてきたのは、我が政権でもちゃんと増やしてきております。  その上で、今、厳密にでしたっけ、厳格にですか、そういうふうに言えばというお話ですが、国会の場はきちんとした議論をするべきところじゃないんですか。
○櫻井充君 違っていることについては違っているというふうにお認めになった方が私はいいと思いますが、総理、いかがですか。
○櫻井充君 でも、総理は自分の手柄のようにずっと言い続けたんですよ、あそこで。  それからもう一つ、じゃ、パートタイマーの皆さんの時給は一定して下がり続けていましたと、これ何を根拠にそう説明されているんですか。
○櫻井充君 済みません、ずっと下がり続けてきたというのは、何を根拠にそう説明されたんですか。
○櫻井充君 済みませんが、私が内閣府から資料をいただいたものではずっと上がり続けていますが、違いますか。
○櫻井充君 私がいただいている資料とはちょっと違ってきているので、これは内閣府の資料なんで、後でもう一度詰めさせていただきたいと、そう思います。  それから、経常収益、この間、経常収益ということもこれ党首討論でおっしゃいました。これは経常収支の間違いですよね。
○櫻井充君 それで、経常収支はこれだけプラスになるという表現を取られていました。このプラスというのは、今までよりもプラスになるということですか、それとも黒字額がこれだけの額になるということですか。
○櫻井充君 これはかなりいい数字が出ていて、多分それをお使いになったんだと思います。  これは担当大臣にお伺いしたいんですけれども、主要経済指標ということで二月二十八日に閣議決定されていますよね。これはこの数字と全然違うんじゃないんですか。
○櫻井充君 そうすると、二十五年度の経済見通しは変わったということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、総理に改めてお願いしておきたいのは、それは分かりやすい表現とちょっと違うニュアンス、違うもので、テレビの前で発言されることと私は全然違ってきていると思いますので、是非正しく表現していただきたいということはお願いしておきたいと思います。  その上で、改めて...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、そうすると、この当時のインタビューの記事は、政権を、もう一度復帰したらこういうふうにしますというのは、これは違っていたということですね。
○櫻井充君 政権に就かれる前はこういう考え方だったけど、政権に就いたら考え方が変わったということですか。
○櫻井充君 じゃ、改めてお伺いしておきますが、村山談話、河野談話を引き継ぐということでよろしいんですね。
○櫻井充君 これは米国の議会の調査局だけではなくて、シーファー前駐日米大使が、米国における日本の利益を大きく害すると、要するに総理の歴史認識がですね、このような趣旨のことを述べられていますが、その点については御存じですよね。
○櫻井充君 ですから先ほど申し上げたんです。答弁のところはきちんとしていただかないと、結果的には誤解を招くようなことになると思います。そして、それがひいては国益を損ねることにつながるんではないかと思いますが、総理の御認識をお伺いしたいと思います。
○櫻井充君 総理、この間、韓国の大統領が訪米されました。韓国の大統領とそれから日本の総理と、私は随分扱いが違ってきたんじゃないのかなという感じを持ちましたが、総理はいかがですか。
○櫻井充君 それでは、TPPについてお伺いしておきたいと思いますが、稲田大臣はTPPに参加に賛成でしょうか。
○櫻井充君 それはいつから考え方が変わったんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、考え方は変わっていないと。じゃ、御自分のちょっと考えを述べていただけますか。
○櫻井充君 稲田大臣は、ISD条項について賛成ですか。
○櫻井充君 そうすると、これはISD条項が含まれた場合には反対されるということですか。
○櫻井充君 そうすると、じゃ、もう一つ違う観点から申し上げておきたいんですが、民主党政権で、政権ごとにやはり違うんです。野田政権になってから私は日米関係改善したと思っていますが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 稲田さんですよ。だってそうおっしゃっているんだから。(発言する者あり)
○櫻井充君 民主党政権と一口におっしゃるんではなくて、野田政権では日米関係は改善していたんではないですか。
○櫻井充君 委員長、済みません、反論権ありません。(発言する者あり)
○櫻井充君 野田総理はオバマ大統領と三時間ほど会談をし、非常に友好的に実は話合いを進めてきておりました。ですから、先ほどの御答弁でありましたけれど、状況が変わったということはちょっと違うんではないかと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 このことで分かりましたが、野党の時代にあれだけ強く言われていて、与党になってから変わってくるんだなということだけはよく分かりました。  それで、小野寺大臣に、じゃ、お伺いしたいと思います。  私、これすごく立派な質問だと思うんですが、平成二十三年の十月二十六日の外...全文を見る
○櫻井充君 ですから、今申し上げたとおり、ここのところで離脱するようなことになったら決定的な問題になるから、ちゃんときちんとした形で整理をしてやりなさいねということなんじゃないんですか。
○櫻井充君 まあ、いいです。  そうすると、これは総理にお伺いしておきたいと思いますが、高市政調会長は、これはテレビ番組ですけどね、最悪のときにはこれは批准しないこともあり得るんだと与党の政調会長が発言されているんです、TPPに関して。これについてどうお考えですか。
○櫻井充君 いや、テレビ番組で御党の政調会長として出られていて、個人の意見ではないと思いますよ。こういう発言についてどう思われますか。
○櫻井充君 今、ウイン・ウインという御答弁がございました。  自動車の関税を、これはアメリカに相当一方的に譲ったんだと私は思っておりまして、日本のもう一度改めてメリットと、それから三・二兆円という試算は適切なのかどうか、御答弁いただけますでしょうか。
○櫻井充君 それは今回の関税の据置きということがない前提でそうなっているわけであって、そう変わったんですから、どうなっているんですか、試算は。
○櫻井充君 まあ答弁になってないけど、仕方がないでしょう。  もう一つ、なぜこれだけ前払をしてTPPに参加されたんでしょうか。
○櫻井充君 最後に、憲法のことについて、総理は九十六条を緩和して憲法をどのように変えたいと、どの条項を変えたいとお思いなんでしょうか。
○櫻井充君 総理は、なぜ九十六条の要件、緩和しなきゃいけないと思っていらっしゃるんですか。
○櫻井充君 権力者側というのは絶えず二分の一を持っておりますから、二分の一というのは要件にならないんじゃないですか。
○櫻井充君 それは三分の二と二分の一と全然関係なくて、ねじれの状態ではそうなんです。  それからもう一つは、三分の二でも、例えば地方自治のところの九十何条とか衆参の在り方の五十九条とか、私は三分の二の要件でも十分発議できると思いますけれどもね。総理、いかがですか。
○櫻井充君 遅くなると委員長にも怒られますので、もうこれでやめますけれども、しかし、今回のことで、経済対策に対して是非総理にお願いしておきたいことがあります。  やはり、今コストプッシュ型の悪い面が随分出始めてきていて、ここをきちんとしていかないと日本の経済というのは本当に大変...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井でございます。  本題に入る前に、昨日ちょっとしたことがあって福井の東尋坊に行ってまいりまして、自殺対策に取り組んでいらっしゃるNPOの方々とお会いしました。そこで、驚いたことに、何か厚生省の自殺対策予算が三割削減されたそうなんですが、まずそれ...全文を見る
○櫻井充君 いや、それは違いますよ。  まず、だって全体予算が減ったんでしょう。これは、じゃ国としての自殺対策費は減っていないんですか。まずそこは明確にしてください。  それから、大臣、今の答弁の中で、目的が違いますという答弁ありましたよ。どうして地方でやることと全国的にやる...全文を見る
○櫻井充君 済みません、これは数字についての質問通告をちゃんとしております。要するに、全体像として、要するに、だって、厚生省の予算として三割削減されましたと。それで、まあいいです、時間がないので。じゃ、しようがないですね、後で全体像をいただきたいと思いますが。  それから、今の...全文を見る
○櫻井充君 いや、大臣、ちょっと違うんですよ。全国的なものについての自殺対策の防止はこれ厚労省の予算ですね。この厚労省の予算そのものは減っているわけじゃないですか。全国対策について、全国的な取組をしているところについてはまず予算は三割削減されたんでしょう。違うんですか。まずここを...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、改めてですが、この三割分は本来厚生労働省がやるべきものでないと。つまり、全国展開しているものじゃないものだからこれは三割削減したんだという、そういう理解でいいんですね、まず。  そこの、別に私は東尋坊のところのNPOのことをお伺いしているんじゃないんです。済み...全文を見る
○櫻井充君 別に三割削減したのが内閣府に移ったとか移らないのかは私は関係ないんです。  ですから、厚生労働省としてまずとにかく三割削減したわけですね。これは認めていただけているわけです。だから、その三割の内訳はこれ全て地方のものだったので、それは厚生労働省の仕事じゃないからやめ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、その三割が移ったか移らないかは分かりません。これ、また後で内閣の担当者を呼んで聞きたいと思いますが、そうすると、地方でやられていた方々が単純に減額されたのは、十五事業者が十七事業者に増えたからそういう形になったということでよろしいわけですね。
○櫻井充君 まあ理解はいたしました。  じゃ、とにかく、繰り返しですけれども、今までの整理で、全国的な事業は厚生労働省、それ以外の地域については内閣府、それは基金化しますから、そういうことで割り振りましたと、そのために三〇%カットになっていると。地方の皆さんはそういう理解してい...全文を見る
○櫻井充君 これだけ大事なんだという説明をしたとしても、財務省を説得できなかったんでしょうかね。非常に残念です。結局、結果的にはこれも減額されているんですよ。今日はこれが本題じゃありませんので、数字が分かりましたから、改めて別の機会にこれは質問させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○櫻井充君 保険者機能という言葉がいつも出てくるんですが、保険者機能というのはどういうことをもって保険者機能が発揮されたと考えるんでしょうか。  もう時間がないので、私の方の考えとして申し上げておきたいのは、一人当たりの医療費が違ってくれば、これは保険者機能が発揮されているとい...全文を見る
○櫻井充君 保険者機能がなくていいとは一言も申し上げておりません。残念ながら保険者機能は発揮されていないんじゃないかということを申し上げているんです。ですから、そういったことがちゃんと発揮できるようなシステムならシステムをつくるべきだと思っています。  これは、済みません、個人...全文を見る
○櫻井充君 国家財政は非常に厳しいわけですよ。その国家財政が非常に厳しい中で、国家公務員も地方公務員も付加給付制度、還付制度でも結構ですが、この制度がありますね。そして、これのために、まず国は税金を幾ら使っていますか、それから地方は税金をこれ幾ら使っていますか。
○櫻井充君 済みません、改めて、国税の投入額と地方税の投入額を教えてください。
○櫻井充君 付加給付。
○櫻井充君 財務省、計算間違っていませんか。七十五億と言って、半分で三十二億と言っていますが、大丈夫ですか。大丈夫。もう少し多くない。
○櫻井充君 これは、協会けんぽにも付加給付制度がありますよね。通告していませんが、大臣、もし御答弁いただければですが、協会けんぽにも付加給付制度がありますが、実は付加給付制度が使われておりません。どうしてでしょうか。
○櫻井充君 付加給付というのは事業主とそれから保険料との折半になっています。ですから、事業主負担ができないんです。それから、今でも保険料がもう一〇%で高くて、これ以上保険料の負担ができないから、付加給付制度を活用したいと思っても実は使えないんですね。つまり、企業の財務状況が悪いか...全文を見る
○櫻井充君 労使が勝手に判断されるのは結構ですが、これ税金ですよ、全部。そして、これは中小企業者の方々も納めている。そこで働いているサラリーマンの皆さんが納めてくださった税金でこれは運用されているわけですよ。  中小企業の皆さんは苦しくて付加給付制度を使えない。国家公務員や地方...全文を見る
○櫻井充君 私、外来の高額療養費制度の負担がありました。あのときに、党内ではもういろんな意見があるので、済みません、これ個人的な意見として申し上げれば、要するに、弱者から弱者に対する所得移転はおかしいんじゃないかと。つまり、百円負担するしないというのがありました。外来の高額療養費...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上で、やはりそれを実現していくためには、いかにその不公平感を取っていくのかということだと思うんです。これは、まだまだ高齢社会、ずっとこれから進展していきます。現役世代が減っていくわけです。そうすると、保険料の負担をもう少しお願いしなきゃ...全文を見る
○櫻井充君 社会保険制度というのはあくまで所得の再配分ですから、それは、所得の高い人たちから低い人たちに配分させていただくというのは、これは私はある種当然のことだと思っているんです。  法人税率を引き下げてくれというのが、大企業からの要求があって、法人税率どんどん引き下げていま...全文を見る
○櫻井充君 ここで経済の議論になるとは思っていませんでした。  もう時間がないのでやめますけど、是非お考えいただきたいのは、そういう中で中小企業は本当に苦しんでいます。結局、税金も払えないという企業があって、その中で固定経費として社会保障負担があって、これが重荷になっているとこ...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○櫻井充君 済みません、時間がないので前振りやめて、ちょっと最初は自殺対策と申し上げていましたが、年金の運用のことについて最初お伺いさせていただきたいと思います。  官僚の皆さんが加入されている共済年金と、それから我々が加入している国民年金、それからサラリーマンの皆さんが加入し...全文を見る
○櫻井充君 これは大変な問題でして、官僚が入っている方が圧倒的に運用利回りがいいわけですね。  しかも、グリーンピアなどが問題になりましたが、グリーンピアは、あれは直接お金投資して資産の価値が劣化していくわけですから、そこで損をすることは確定されるわけですが、共済組合でKKRと...全文を見る
○櫻井充君 そのポートフォリオを作っているのが誰なのかということが問題になるのであって、じゃ、共済年金は誰が運用しているんですか。
○櫻井充君 厚生年金とか国民年金は誰が運用しているんですか。
○櫻井充君 大臣、通告していませんが、私は共済組合の共済年金の方で運用してもらいたいです。この十年間、マイナスになったことは一回もないんです。非常に安定的に収入を得ています、資料をお見せすればよかったのかもしれませんが。  厚生年金はそうじゃなくて、かなりプラスマイナスが激しく...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ポートフォリオのせいにするのはおかしいんですよ。なぜかというと、そのポートフォリオを決めるところは各々組織が決めているんです。ですから、組織の能力の差なんですよ、端的に言えばですよ。それはそうですよ、首かしげるけど、実績はそうなんですから。実績がそうであっ...全文を見る
○櫻井充君 上手に答弁されましたが、基本的なことを申し上げると、共済年金は基本的には国債を中心に運用しているはずなんです。違いますか。
○櫻井充君 要するに、安定したものをずっと買っているわけですよ。だからこうやって安定していて、しかも最終的に平均を取ってみれば運用利回りがいいわけです。  今回、ポートフォリオの見直しをするんだそうですが、これでまた株とかリスクのあるものの比率を高めるという可能性はあるんですか...全文を見る
○櫻井充君 今の答弁、大変ですよ。政府の関係者が国債のことについてリスクが高いかのように発言されること自体、私はおかしいと思いますよ。今の答弁、訂正された方がいいんじゃないですか。
○櫻井充君 そう答弁されるのであればもう一度改めてお伺いしますが、私は株の方がリスクは高いと思っています。私は国債の方がリスクは低いと思っているんです。大臣はどうお考えですか。
○櫻井充君 まさしくそうなんですよ。ですから、先ほど国債が上がって下がってというのがありましたが、満期保有すれば全く問題ないことなので、基本的に言えば安定したものなんです。そこである程度の利回りは確保できるんです。特に、これから金利の問題とかが出てくるものですから、長期の国債を誰...全文を見る
○櫻井充君 大臣、とにかく先ほどの平均の運用利回りを国民の皆さんが知ったときにどう感じるかです、ここのところは。私は、あの数字見たら、やっぱり官僚は自分たちのお金は大事にしていて、我々国民の金は適当に使っているんじゃないかと。  特に申し上げておきますけれども、運用しているとこ...全文を見る
○櫻井充君 まあ答えられないことは分かっていますので。  その上で、もう一つは国債が本当に大丈夫なのかということなんです。  まず日銀にお伺いしたいんですが、黒田総裁が金利のことについて随分御答弁されています、記者会見で。国債の金利の管理というのは、これは日銀の仕事でしょうか...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、それは日銀法のどこを読むと、日銀が国債の管理を行う、国債の金利を行うというふうに読めるんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、本来の国債の管理というのはどこが行うことになるんでしょうか。
○櫻井充君 財務省の設置法に、三十二項というんでしょうか、ここは「国債に関すること。」というふうに定められております。この「国債に関すること。」というのは具体的に言うとどういうことを指すんでしょうか。
○櫻井充君 そのためには、国債の金利というんでしょうか、これは非常に大事なことになってくるんではないのかと思っているんです。  今回の二十五年度の予算は、その当時の長期国債の金利が〇・八%でしたので、一%乗せて一・八%を予算に計上していますよね。それも含めて、国債を例えば市中で...全文を見る
○櫻井充君 マーケットで決まってくるというのは最終的にはそうですが、しかし、その金利が上昇するということは国家財政にも大きな影響を及ぼすわけですよ。それから、今の年金の運用にとっても非常に大事な点なんです、ここは。ですから今ここのところで問題視しているのであって、改めてお伺いしま...全文を見る
○櫻井充君 ボラティリティーが上がっていることについて財務省も危機感をお持ちですよね。
○櫻井充君 そうすると、異次元の金融緩和をやってからこういう状態ができ上がってきました。異次元の金融緩和政策について、財務省はどう評価されていますか。
○櫻井充君 財務省の設置法に、ちゃんと所掌事務に書いてあるんですよ。所掌事務をやるかやらないかというのはすごく大事なことでして、ですから改めてお伺いしますが、根本的な方針は、それじゃ間違っていないんですね。根本的な方針はそれでいいけれど、今のところ副作用が出ているから、それについ...全文を見る
○櫻井充君 いいですよ、じゃ、物価が安定することをそういうふうに評価すると。評価するんでしょうかね、それは注視しているんでしょうか。  それでは、リーマン・ショックの後にFRBが大幅な金融緩和政策を行いました。あの当時、金利を五%を超えるところから一年半かけてゼロ金利にいたしま...全文を見る
○櫻井充君 この当時、物価は下落したんですよ、大幅にね。それは日銀の政策決定会合に私も一年出させていただきましたから、そこでああいう議論がされていれば、当然あの当時のゼロ金利政策についての評価はなされているはずなんです。  でも、いずれにしろ、大事な点を申し上げると、こういうこ...全文を見る
○櫻井充君 しかし、今のところ出てきているのはコストプッシュ型の物価上昇だけですよ、全面的に出てきているのはね。ここのところについてどう思っているんですか。これが今全面的に出ているんですよ。だから、国民の皆さんの生活は本当に大変になっていますよ。  このことについては予定どおり...全文を見る
○櫻井充君 一部、輸出大企業であるとか、それから旅行会社関係でしょうかね、ここはプラスになっていると思います。マイナスだけだとは申し上げません。それから、株高になって含み益が出て、ですから高級品が売れている、これは大きなプラスだと思っていますが。  一方で、中小企業はどうかとい...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。じゃ、今のところ財務省はそれをずっと見ていくという方針だということだけはよく分かりました。  じゃ、改めて日銀にお伺いしますが、例えば一番理想的な姿は何かというと、この金融緩和政策を行って企業が、企業がというよりも銀行の貸出しが増えてくるということが、...全文を見る
○櫻井充君 でも、企業活動が活発になれば、当然のことながら民間の金融機関からの貸出しが増えるんじゃないんですか。それはもしかすると、じゃ、民間の金融機関は内部留保が相当ありますから、内部留保を使って設備投資をするという経路をお考えなんですか。それとも、社債を発行してそれで資金を調...全文を見る
○櫻井充君 今、当座預金増えていますよね、どんどん。日銀の当座預金が増えた際に、過去は民間の金融機関からの貸出しは増えているんでしょうか。
○櫻井充君 しかし、一回目増やしてみて、効果がないからやめたんですよ。一回やめていますよね。効果があったのであればそのまま継続すればよかったんですが、結果的には、そこまで積み増ししなくてもいいといってやめているんですよね。その次にもう一度改めて始めているんです。ですが、それに見合...全文を見る
○櫻井充君 いずれにしろ、これ、我々の年金の運用の一部は国債で運用されているんです。これが破綻するようなことになったら、本当に大変なことになるんですよ。そういう意味で、きちんとこの管理をしていただきたいと。特に、財務省は監督権限があって、国債に関することのこれは責任者ですからね。...全文を見る
○櫻井充君 これ、まあいいですよ。今、薬の対面販売とかいろんなことをやっていますが、それは私は今回は止めませんけれども、多分、大店法から大店立地法に変わったときと同じようなことが起こり得るんです。  要するに、規制緩和って何かというと、参入者が増えていくので、強い業種だけが利益...全文を見る
○櫻井充君 まあいいです。利害の抵触に当たらないということなんですね。それは認識の違いだろうと思いますので、これはまた別の機会にやらせていただきます。  それから、前回の委員会で自殺対策について質問させていただきました。我々の政権で、十五年ぶりでしたか、三万人を切るということに...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、基金を積んだこととそれから当初予算とどういう関係があるんでしょうか。  済みません、じゃ、新たにお伺いしたい。補正予算というのは財政法上どういうふうに位置付けされていますか。
○櫻井充君 うまくいっていた政策を予算上の措置で減額するってどういうことですか。人の命が大切じゃないんですか。  改めてお伺いしておきますが、まず、補正予算を積み増したと、この根拠を教えてくださいよ。補正予算というのはどういう予算ですか。まずこの点についてちゃんと答えてください...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、自殺対策費の三十億の基金というのは、この法律上のどの文言に当たるんですか。
○櫻井充君 それでは、具体的にその例を説明してください。
○櫻井充君 今、年度末という言葉でしたね。年度末というのは三月という意味ですか。そうすると、これは幾ら使われましたか。
○櫻井充君 これは財政法上どうして許されるんですか。つまり、この補正予算を組む際のどこの要件に当たるんですか。
○櫻井充君 補正で、じゃ、済みません、計上したものは年度内に幾ら使いましたか。元々使えないのであれば、二十五年度の当初予算に組み入れるべきなんですよ。まずその点についてきちんと説明してくださいね。
○櫻井充君 それでは、リスクが高まったという根拠を教えてください。
○櫻井充君 自殺者数は減っているんですよ。自殺者数が減っているのに、どうしてそういうことになるんですか。
○櫻井充君 それでは、緊急にやらなければいけない予算だからこれを計上しました。そうすると、経常的に出す分を削減する理由を教えてください。
○櫻井充君 じゃ、お金がなかったから削減しましたということなんですね。その分、防衛予算とかそういうものが増えましたから、結果的には、今の安倍政権というのはそういう政権なんだろうと、人の命よりも国防が大事ですということなんだろうと思うんです。  そこで、もう一つ申し上げておきたい...全文を見る
○櫻井充君 しかし、それ、自殺対策費として本当に計上されるべきものですか。本質的な、元々内閣府が自殺対策としてかなりのものを積み増したものは、これは本来、一義的には自殺対策費ですか。
○櫻井充君 例えば生活困窮者の支援の充実というのは、これは生活保護に至らないようにするために予算措置したんですよ、これは社会・援護局と話をして。村木さん困って来られたから、これは何とかしようと、財務省を説得してこれは付いた予算ですよ。こんなもの自殺対策の予算じゃないことははっきり...全文を見る
○櫻井充君 法律がどこか行っちゃったな。国家公務員法の違反だと思うんですよ。今度もう一回やりますが、そうであればですよ。しかし、我々、国民の代表者なんですよ。その代表者に対して違う説明をするということ自体は、私は国家公務員法に触れると思っているんです。どこ行っちゃったかな、法律が...全文を見る
○櫻井充君 財務省が、番人である財務省がこういう予算を組んでいるということに対して私は危機感を感じます。一番厳しくやらなきゃいけないところ、そして、しかも国家財政が厳しい厳しい厳しいと我々の政権のときさんざん言われましたよ。国債の発行をなるべく抑えろと言われたのに公共事業はうおん...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず冒頭、総理に消費税の問題について質問をさせていただきたいと思います。  今回の引上げの判断をされたということに対して、私たち民主党は評価させていただいております。その上で、今回消費税を引き上げるに至った根拠について御説明いただ...全文を見る
○櫻井充君 今総理から二点あったかと思いますが、一つは社会保障の充実のため、そしてもう一つは財政再建のために消費税を引き上げる必要性があると。そのとおりだと思います。  その意味で、今回三%引き上げるんですが、社会保障の充実分はこれで十分なんでしょうか。
○櫻井充君 しかし、総理は十月二十一日の衆議院の予算委員会で、これは御党の齋藤委員に対して、消費税の引上げ分については一〇〇%全て社会保障に回していくわけでありますと、そう御答弁されています。違うんじゃないですか。
○櫻井充君 済みません、総理の認識もそれでいいんでしょうか。
○櫻井充君 要するに、借金の返済に充てるということは、これ社会保障の維持だということで、財務大臣、その解釈でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 消費税を引き上げるのは、先ほど財政再建と社会保障の充実だと二つおっしゃっているので、別にこれ借金の返済に回しても私はいいと思っているんですよ。だけど、総理は答弁される際に、おとといですか、一〇〇%全て社会保障に回すんですという答弁されているから、その答弁は違うんじゃな...全文を見る
○櫻井充君 いや、それは充ててないので、財政再建分と社会保障の充実分だというふうに御答弁された方がいいと思いますよ。
○櫻井充君 別にこの使い方については異論がないんですよ、私は。ただ、その割合として本当に、これから申し上げますが、社会保障の充実の分をもう少し手厚くした方が私はいいと思っていますけどね。ですが、これを借金の返済に回すことについては私は異論ないんですよ。ですから、そういう意味では、...全文を見る
○櫻井充君 社会の状況が変わればある種政策を動かしていかなきゃいけないのは、これは当然のことだと思っています。円安によって例えば中小企業などは非常に苦労しているわけであって、例えば今回、じゃ、もう一度一応聞いておきたいのは、これは消費税を引き上げるに当たって、低所得者のメニューは...全文を見る
○櫻井充君 〇・五兆円の方。
○櫻井充君 そこに中小企業対策が入ってきていないんじゃないのかと思いますが、この点についてはいかがですか。
○櫻井充君 経済対策が必要ですよね。その中での経済対策で中小企業対策を改めて教えてください。
○櫻井充君 設備投資をやる中小企業って何割ぐらいあるとお考えなんですか。
○櫻井充君 最後の点、非常に大事なことでして、多くの企業が恩恵を受けられるような制度設計をすべきなんです。  今大臣は、黒字企業の三割ぐらいというこの数字は、どこの根拠でこの数字を挙げられているんでしょう。
○櫻井充君 そうすると、その三割の企業がどれだけ設備投資をするのか、それから赤字企業の七割がどれだけ設備投資をするのかということは把握していないということですね。
○櫻井充君 個々の企業ではなくても、全体としてどうなのかということを見ていかないと対策は十分でないと思っているんです。  今、私が中小企業の皆さんと話をしていると、一番重いのは実は社会保障費なんです。社会保障費がずっと伸び続けてきていて、協会けんぽ、本当に大変なことになってきて...全文を見る
○櫻井充君 田村大臣、改めてですが、設備投資減税よりはこういう社会保障に対しての手当てをした方が多くの中小企業が恩恵を受けますよね。
○櫻井充君 これ、税金とは違って、社会保障というのはもう利益が出なくてもずっと払い続けなきゃいけないんです。  総理、そこで是非御検討いただきたいんですが、何か企業を応援するというと全て税の話になってまいります。もう少し、消費税は社会保障の充実のために上げているんですから、社会...全文を見る
○櫻井充君 設備投資減税そのものを否定しているわけではありません。それから、普通の法人税減税よりは設備投資減税の方が、それから研究開発投資減税の方が私はいいと思います。ですが、社会保障の方がもう重くなってきていますから、社会保障についてもう少しお考えいただけないんでしょうか。
○櫻井充君 三党で、自民党、公明党、民主党の三党の政調会長の下で社会保障の充実について議論をさせていただく場をつくりました。そこの中でこういったことについて少し提案をさせていただきたいと思いますので、政府でも御検討いただきたいと思います。  その上で、低所得者に対する給付金につ...全文を見る
○櫻井充君 厚労、担当大臣に。
○櫻井充君 そうです、済みません。
○櫻井充君 たしか、済みません、報道によると一万円とか一万五千円とかそういう給付のお話になっているかと思いますが、その根拠について改めて御説明いただけますか。
○櫻井充君 それで、是非御検討いただきたいんですが、今の根拠というのは、消費税が引き上げられたときに家計からの支出の割合がどのぐらいになってくるかということから算出されたものだというふうに理解しています。(資料提示)しかし、その前に円安によって一ドル百円になった場合、家計からの支...全文を見る
○櫻井充君 そこは分かっているんですが、結果的には今の円安に向かっていって、後でまたこれは議論しますけれども、その副作用として困っていらっしゃる方々が随分いらっしゃるので、この際、まとめて手当てしてさしあげた方がより有効ではないのかと申し上げているんです。
○櫻井充君 後でここについては詳しくやりたいと思いますが、それでは、先ほど茂木大臣から価格転嫁という話がありました。これは中小企業の関係者はどの程度価格転嫁できると考えていらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 先ほど大臣から、価格転嫁対策が大事だとおっしゃったので、それについて質問しただけですから。まあ、これは実行されてからどうなっていくのか見ていきたいと思います。  それからもう一つ、減税の話が出ていまして、復興特別法人税を一年前倒しで廃止するという議論になっているよう...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、復興のための予算は五年間で十九兆円でした。しかし、それが足りなくなって、この一月か二月に二十五兆円に増やしていますね。もう六兆円既に枠が増えていて、この財源は確保されているんでしょうか。
○櫻井充君 いや、当たり前ですよ。そんな財源の心配したら困るんですよ。  私は、その被災の当時、財務副大臣やらせていただいて、地域の方々に対してはお金がないから復興できませんということは絶対しないという約束をして回って歩きました。  通告しておりませんが、根本大臣、この件につ...全文を見る
○櫻井充君 ですから、この前倒しについては、復興特別法人税の前倒しについては賛成ですか、反対ですか。
○櫻井充君 復興大臣です。
○櫻井充君 今の答弁聞いていると、復興よりも景気の維持をすることの方が大事なように聞こえますよ、経済再生のために。ですから、だから聞いているんですよ。明確に答えてくださいよ。福島の選出でしょう。復興担当大臣なんでしょう。これに対して明確に反対しないのは私はおかしいと思いますよ。ど...全文を見る
○櫻井充君 それでは、現時点で何かその手当てする財源の当ては、もう一度繰り返しお伺いしておきます、あるんでしょうか。
○櫻井充君 その税収の上振れで今度は五兆円の経済対策を行うんじゃないんですか。
○櫻井充君 改めてお伺いしておきますが、そうすると、そういう財源も確保し、五兆円の経済対策も打つと、これはもう国債も発行しないできちんとやるということなんですね。
○櫻井充君 あの当時、みんなで支え合いましょうということでああやってメニュー決めたんですよ。これは自民党の皆さんにも賛成していただいて、それで決めたんじゃないですか。住民税や、それから所得税は二十五年ですよね。法人に三年負担していただいたって何ら問題ないんじゃないですか。
○櫻井充君 所得を増やすために減税もしますとおっしゃっているのであれば、直接的に住民税とか所得税減税した方が効果あると思いませんか。
○櫻井充君 そこは考え方の違いだと思っているんです。個人消費が伸びてこないことが最大の問題であって、ここしばらくの間賃金が下がってきていることの方が問題じゃないんですか。
○櫻井充君 違うところで使う予定の資料ですが、これ見ていただきたいんですけれども、ずっと賃金が下がってきている階層があるんです。それは何かというと、四百万から八百万円以下の層の賃金はずっと下がり続けてきています。一方で、増えてきている人たちはどういう人たちかというと、二百万円から...全文を見る
○櫻井充君 今のところで、じゃ、まず一点お伺いしておきたいのは、設備投資については、海外には積極的に設備投資しているんですよ。ですから、マーケットがあるところに対して設備投資しているんであって、需要を先に掘り起こしていかない限り私はなかなか難しいと思いますけれども、総理、いかがで...全文を見る
○櫻井充君 今の賃上げの件について、総理は、大串委員の、衆議院でも今の同じような答弁をされていますが、百三十二社が五%一時金を引き上げたという根拠になる資料を教えていただきたいと思います。
○櫻井充君 その経団連の資料は、百三十二社が回答を示していて、増減率の加重平均が四・九九%です。要するに、百三十二社が賃上げをしておりませんが、それでいいんですね。
○櫻井充君 ですから、実は一時金減っているところもいっぱいあるんです。昨日の答弁の仕方は、百三十二社が五%一時金引き上げたというんです。  これは、じゃ、もう一度繰り返しお伺いしましょう。一社じゃないんで、百三十二社としていました。何社本当は上がったんですか。
○櫻井充君 済みませんが、正確に御答弁いただけないですか。  要するに、先ほどはローソン一社だと言っていたけど百三十二社上がったんだと。じゃ、その上がったということについて内容をきちんと御説明ください。
○櫻井充君 済みませんが、この四・九九%という数字は何の数字ですか。
○櫻井充君 何の加重平均ですか。
○櫻井充君 そういうことなんです。これは金額なんです。金額の加重平均なんです。これは企業数ではありません。  企業数はどのぐらいになっているんでしょうか。
○櫻井充君 私は、前の予算委員会でも、海江田代表との党首討論で総理の答弁が本当にどの数字を使っているのか分からないような数字で、相当いいかげんな答弁があったんですよ。ですから、そのときに、きちんとしたものを使って御答弁くださいねということを申し上げました。  今回も、もう一つ申...全文を見る
○櫻井充君 これは経団連の速報値なんです。そして、速報値であって、先ほどのが全部出てきたものの資料なんです。速報値も、それから、何でこういうもの、速報値などというもの、中間報告で、今は完全に報告が出ているものなのに速報値を使われたんですか。
○櫻井充君 経団連の資料で逃げられるのはおかしな話でして、なぜこの経団連の資料を答弁の根拠として使われたんですか。
○櫻井充君 いいです。経団連が発表したからこの数字を使ったということですね。もう一度、今そう答弁されました、それでいいですね。
○櫻井充君 そうすると、ほかの例えば賃金が上がったという資料はあるんでしょうか。  これは経産大臣にお伺いしましょうか。中小企業なら中小企業、総理はよく大企業は上がった数字は経団連からいただいてこうやって報告されているようですが、中小企業などで賃金が上がったとか、そういう資料は...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、中小企業は、これは価格転嫁ができて利益率が上がっているという判断なんですか。
○櫻井充君 円安によって原材料費が上がっていますが、それについての価格転嫁です。
○櫻井充君 その数字じゃなくて、価格転嫁は、じゃ、できたんですかと聞いているんです。
○櫻井充君 トータルとしてどうなのかということを質問させていただいていました。  そういうふうにおっしゃるのであれば、今大臣がおっしゃった内容のことの資料を提出していただきたいと思います。
○櫻井充君 じゃ、通告している一つだけお伺いしておきたいと思いますが……(発言する者あり)違う、全体のですよ、分野とおっしゃったから、そうしているんです。  トラック業界は、一円、円が安くなると百六十億円燃費のコスト増になります。安倍政権になってから二十円以上の円安になりました...全文を見る
○櫻井充君 この一〇%程度という数字は、数年前に原油価格が一バレル百六十ドルを付けて高騰したときと大体同じぐらいの転嫁の割合なんです。  こういうところだとすると、利益率は当然落ちてきますから賃金を上げるということは難しくなるんじゃないかと思いますが、総理はいかがお考えでしょう...全文を見る
○櫻井充君 いつも最終的にはこういう形で経済が良くなっていくかもしれないので期待したいという話になりますが、現実問題として、本当にこの先はどういう道筋をお考えで経済は良くなっていくのでしょうか。
○櫻井充君 現実社会でどうなっていくのか、これから見るしかないのかと思います。  今日は日銀の総裁に来ていただいていますので、日銀が異次元の金融緩和政策を行いましたが、現状は日銀が思っているようなとおりになってきているんでしょうか。
○櫻井充君 今、物価上昇は予定の、想定の範囲内だというお話でしたが、上がるルートが三つ日銀から示されておりました。その中で一番強く出てきているのはコストプッシュ型と言われる円安によっての輸入物価の上昇だと思っていますが、その理解でよろしいでしょうか。
○櫻井充君 私がお伺いしているのは、一番今のところ物価を押し上げているのは輸入物価の上昇ですねと聞いているんですが。
○櫻井充君 別にほかの要因がないとは言っていなくて、一番大きいのはこの要因ですよねと。総裁、私は経済学部出ているわけじゃありませんが、このコストプッシュ型の物価上昇というのは悪い物価上昇と言われていて、そういったことについても日銀は想定の範囲内なんですかとお伺いしているんです。
○櫻井充君 済みません、端的にお答えいただきたいんですが、一番今物価を押し上げているのは輸入物価の上昇ですね。
○櫻井充君 じゃ、総裁は、さっき緩やかに物価は上昇してきていると。いつの時点からのことを規定されているんですか。
○櫻井充君 らちが明かないので、ちょっと総理にもう一度改めてアベノミクスについてお伺いさせていただきます。  これまでの政策で現れた、まずプラスの部分ですね、効果について御説明いただきたいと思います。
○櫻井充君 いや、それだけでは、まあ今のはどちらでもいいことだと思いますが……(発言する者あり)
○櫻井充君 あとはむしろ、その円安になった効果とか、それから株式が上がったとか、もっとあるんじゃないですか。
○櫻井充君 プラスの側面はそうやって随分あると思っております。  一方で、課題も見えてきたのではないのかと思っておりまして、もう十か月もたちました。その課題については、今どのようにお考えでしょうか。
○櫻井充君 この点も総理がおっしゃるとおりだと私は思うんです。  ただ、一点だけ違うところは何かというと、総理は大企業を中心にずっと議論をされてきていることです。例えば、政労使というお話がありました。労働組合のない中小企業は山のようにございます。そしてもう一つ、賃金の問題だと。...全文を見る
○櫻井充君 今のところのその決意はそのとおりなんです。ですが、実際、実体経済上どうなっているかというとほとんど上がっていないし、地方の経済というのはどんどんどんどん疲弊してきているんじゃないかと私は感じているんですが、総理はどう思われますか。
○櫻井充君 これは総理にお願いしておきたいことなんですが、結局今のところ、私が見ている範囲でいうと、効果のあるところに対して更なる手当てを行ってきているんじゃないか、政策的なことで。ところが、その副作用が出ているところに対しての手当てが十分でないから格差が拡大してきているんではな...全文を見る
○櫻井充君 先ほど課題の中に出てこなかったんですが、貿易赤字がこの上半期で四・九兆円と最大になりました。これについてはどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 これはもう少しきちんと検討していただきたいことと、それから、本来であれば輸出が伸びてこなければいけないと、これが多分シナリオだったと思うんですが、これは輸出が伸びてこない最大の原因はどこにあるんでしょう。
○櫻井充君 これは、円安になって基本的には価格が下がりますから、それで価格競争で優位に立てるということなんだろうと思いますが、実際、もうマーケットがあるところには工場を全部移転してほかの国々はそこで物をもう作って売るようなことになってきているので、果たしてどこまで効果があるのかと...全文を見る
○櫻井充君 とにかく本当は円安で輸出の量を増やすということを目的とされていたんですから、そのことが実現できるように頑張っていただきたいと思います。  もう一つ、日銀の総裁に、出口戦略についてどうお考えなのか、御答弁いただきたいと思います。
○櫻井充君 ただ、これは異次元の金融緩和と言っているわけですから、まあ私は劇薬だと思っていて、劇薬を使うときには、済みません、医者の立場で申し上げれば、どこでもうやめるのかということをあらかじめ考えてから処方するというのが当たり前なんじゃないかと思っているんです。  そういう出...全文を見る
○櫻井充君 まあ一応きちんと考えておいていただきたいということだけお願い申し上げておきます。  それでは、TPPについてお伺いしたいと思いますが、このTPPに関して大分ぶれてきているんではないのかと思っているんですが、方向性が。聖域を守ると言っていたことなんだろうと思いますが、...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと不思議なんですが、これ、政権取られたときに公約を掲げられて戦っていて、皆さんはそれに賛同して投票されたと思うんですね。そのときの公約は何でしたか。
○櫻井充君 各地によって違うんですが、こういうキャンペーンを張られていて、自民党は絶対反対だと。一枚の方は「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」とまで書かれています。それからもう一つは、ここにあるとおり、今大臣から御答弁あったとおり、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっと語彙力が豊富ではないので、どういう字を書くんですか。
○櫻井充君 余り聞き慣れない言葉なんで、もう少し分かりやすく。死活的利益とは何なんですか。
○櫻井充君 その国にとって大事な案件とは、自民党としてというか、今政府としては何をお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、五品目あったはずですが、あれは聖域じゃなかったんですね。
○櫻井充君 五百八十六品目についての関税の検討をするというお話が出ていますが、これはどうしてこういうことが必要になってきたんでしょうか。
○櫻井充君 じゃ、政府としてはこれは全く関係なくて、党が勝手にやっていることなんだという理解でよろしいんですね。
○櫻井充君 恐らく何らかの情報は提示しているからこういう議論が始まっているのではないのかと思いますが、それも違うんでしょうか。
○櫻井充君 私からではなくても、政府の中のどなたかがそういう指示を出されたことはないんですね。
○櫻井充君 TPPに対して情報が十分提供されているとお考えでしょうか、担当大臣として。
○櫻井充君 それでは、野田前政権のときと、それから今の安倍政権になってからの情報公開はどういう点で変わってきたんでしょうか。
○櫻井充君 ですから、私がお伺いしているのは、情報の提供は増えたんですかということです。十分になったんですかということです。
○櫻井充君 いや、なぜかというと、自民党のファクスニュースというのがありまして、平成二十三年の十二月の二十二日に何て書いてあるかというと、これ、広報の本部長、甘利先生ですから、国民の八割以上が政府の情報提供は不十分と感じていると。八四%、不十分だと。そこで、自民党の提案は、経済連...全文を見る
○櫻井充君 二十四年の三月九日のファクスニュースはこうなっていて、最後のところにこう書いてあるんです。「わが党は、政府が十一月と同様に二枚舌を使いながら、国民の知らないところで、交渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さないよう、政府に対して、上記の判断基準に沿うことを強く求めて...全文を見る
○櫻井充君 これは国益が懸かっていることで、非常に大事なことなんです。ですから、このことについて、どこまできちんと取れるかどうかなんですよ。ここに、安易な妥協って、そのとおりですよ。ですから、我々もその政権を担わせていただいたときに、自動車関連だって簡単に我々は妥協はいたしません...全文を見る
○櫻井充君 たしか三兆二千億円の経済効果があって、そのうちたしか、私の記憶が正しければ八千億円程度が自動車関連だったんじゃないのかと思います。  ここのところの関税が米韓FTA以上に維持されることになると、こういった利益もみんな吹っ飛ぶことになりませんか。
○櫻井充君 いや、そんなの分かっていますよ。だから、ここのところは一番日本にとって利益の大きいところを失ったんじゃないですかということを申し上げているんです。
○櫻井充君 質問に答えていただけてないんですが、少なくとも自動車に関しては相当な利益を失ったんじゃないですかと申し上げているんです。
○櫻井充君 ですから、条件違っていて、日本だけ何か取られるものだけ取って、日本が取るべきものを取れなくなるんじゃないかという心配をしているんです。  いずれにしろ、もう少し情報を出していただかないと、本当に農家の方を始めとして皆さん不安になっていらっしゃるので、この点については...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  確かに例えば名誉毀損なら名誉毀損で訴えられるんだろうとは思います。しかし、その画像はもう既に出てしまっていて取り返しの付かないことになっていると思っています。私も娘を持つ父親からすれば、こんなことをやられてしまったら本当たまらないなと。これ...全文を見る
○櫻井充君 安直に考えられないってどういうことですか。  いや、ちょっと私は、だからもう少し前向きにいただけるのかと思ったんですが。
○櫻井充君 ありがとうございます。  やはり、終わってから何か処置するということではなくて、そういうことができないように、それから、被害者の方々が相当増えてきていますので御検討いただきたいと思います。  経済対策を中心に今日は質問させていただきました。お願いは、我々も別に何か...全文を見る
○櫻井充君 やはり副作用が強い政策だと私は思っておりますので、その副作用についてきちんきちんとチェックをしていただいて、それをいかに早く対処していくのかということが極めて大切なことだと思っておりますので、我々はそういったことについてもこれからきちんとした形でチェックさせていただく...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 本会議 第10号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました特定秘密保護法案について質問させていただきます。  本題に入る前に、国家戦略特区法案に関して質問いたします。  この法案は、現在、参議院で審議中です。であるにもかかわらず、甘利担当大...全文を見る