櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○櫻井充君 おはようございます。民主党・新緑風会の櫻井充です。  震災から五年が経過いたしました。本当に与野党を超えてみんなで努力をさせていただいている結果、被災地も一歩一歩確実に復興が進んできているとは思っておりますが、この五年を節目に大きく国の方向が変わってまいります。それ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  お金がないから復興ができないということにだけならないように是非お願いしたいと、そう思います。  今日は奨学金について質問させていただきたいと思っているんですが、今、私の事務所に大学生のインターンシップで四人の大学生の方が来られていますが、...全文を見る
○櫻井充君 いろいろ政策を進めていただいていることには感謝申し上げたいと思いますが、繰り返しになりますが、無利子であろうが有利子であろうが、苦しいことは苦しいんです。  しかも、奨学金という名前になっていますが、済みませんが、これ英語訳すると何というふうに日本の奨学金は訳されて...全文を見る
○櫻井充君 世界は奨学金はスカラシップと呼んでいますが、日本の文部科学省でちゃんと英語訳付けてくれているんですけど、スカラシップローンになっているんです。ローンになっております。これはすごく大事なポイントでして、奨学金という名前が本当に適切なのかどうかということを検討いただきたい...全文を見る
○櫻井充君 大臣、それはそのとおりなんです。今までの日本の奨学金はそのとおりなので、それはそれでちゃんと伝えていただきたいと思うんです。  というのは、見てびっくりしたんですが、「奨学金を希望する皆さんへ」という、こういう冊子があるんです。めちゃくちゃ細かいです。一度目を通して...全文を見る
○櫻井充君 これはちょっと不思議なんですが、取立てになると、文部科学省ではなくて法務省になるんですか。
○櫻井充君 済みませんが、これは、貸し付けているのは文部科学省であって、文部科学省がちゃんと責任持ってやるべきことじゃないんですか。学生の教育から何から責任持つのは文部科学省じゃないですか。それを法務省の今のガイドラインとかそういうことを言うこと自体、僕は答弁おかしいと思いますよ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、文部科学省としてどういう方針でやられるのかということがすごく大事なことであって、ここはですよ、法務省が定めているそのサービサーのところについて委託すると、それで、このルールについては、これは法務省が定めるから仕方がないということになるのかどうか、ここは済み...全文を見る
○櫻井充君 済みません、大臣。私、あるテレビ番組で大臣の就任会見のときに出させていただいたときに、馳大臣についてどうですかと聞かれたので、期待できると思いますと、私、テレビ番組で答えたら、そこにいた方々がもう驚かれまして、野党の議員がそんなこと言っていいんですかと言われましたが、...全文を見る
○櫻井充君 済みません、私もちょっと制度を勉強させていただきたいと思いますが、そういうことも一応考えていただけないかなと、そう思うんです。  実は、その仕事をしていない方の中には、もう結婚されて子育てに入っていらっしゃる方もいるわけです。そうすると、我が国の最大の課題は少子化で...全文を見る
○櫻井充君 前向きな御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。奨学金で相当苦しんでいる方がいらっしゃるので、是非御検討いただきたいと思います。  そして、もう一つちょっと提案があるんですが、国立大学の授業料です。(資料提示)  私は、正直申し上げて、国立の大学、医学...全文を見る
○櫻井充君 大臣、答弁書をだらだら読まないで、せめてその方向性で考えたいとか、前向きな答弁をいただけないのかなと。ちょっと、テレビ番組での発言を取り消さなきゃいけなくなるじゃないですか。是非お考えいただきたいなと、そう思います。  次に、新しく医学部が設立されるのかどうか分かり...全文を見る
○櫻井充君 この大学なんですけど、資料にお渡ししているとおり、実は、これ三省で方向性は決めております。  どういうふうに決めてきているのかというと、お手元の資料にありますとおり、世界最高水準の教育環境なんですが、海外の方々に対してきちんと治療を行っていくような医者を育ててくると...全文を見る
○櫻井充君 期待しておりますじゃないんですよ、それ。大臣、当事者なんですから。素養を持ってそこで教育を受けるのは二十人ですよ。百二十人違うんですからね。例えば、これは成田の市議会議員の方もおかしいと、何でその医学部用地に成田が全部面倒を見なきゃいけないのかと、これ市議会で質問され...全文を見る
○櫻井充君 総理は就任されたときに、日銀と一緒になってやっていく、そこの中の三本の矢の中で金融緩和を行いました。金融緩和を行うと物価が上昇していくんだという説明がございました。これは黒田総裁も説明されておりましたが、安倍総理も金融緩和を行っていくと三つのルートがあると、その物価上...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおりなんです。ただ、あのときは一番大事なのは何かというと、気に働きかけるんだということを、これは黒田総裁も相当強くおっしゃっていました。今日は来ていただけないということだったので、また今週どこかの場面で黒田総裁とは議論させていただきたいと思いますが。  ...全文を見る
○櫻井充君 総理、いい数字だけといいますか、それよりも現実社会で何が起こっているかを見ていただかないと、それは政策できないと思いますよ。僕は、別にいいところはちゃんと評価、今日も御答弁できちんとしていただいているところは評価しているつもりですし。  総理、資料を見ていただきたい...全文を見る
○櫻井充君 総理は、とにかくこういう消費行動になっているということだけは御承知いただきたいと思います。  その上で、今消費税というお話がございました。本当に消費税を上げたことが原因なのかどうかということなんですが、過去三回、消費税こうやって上げております。まず導入したときがゼロ...全文を見る
○櫻井充君 総理、どういう分析するのかというのはすごく大事なことだと思っているんです。済みませんが、都合のいい数字だけを並べて良くなっているということではなくて、私の分析が正しいかどうかは、もう私は自信はございません。ですが、自分なりに過去二回と調べてみると、そういうことになって...全文を見る
○櫻井充君 ここでこういう質問をすると、今までは、党のことであって、党の総裁ではなくて、今そこに総理として座っているのでそれに答える義務はないんだと、そういう御答弁でございました。じゃ、であれば、自由民主党として九条の改正を行っていきたいということなんだろうと、それはそういうふう...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○櫻井充君 民主党・新緑風会の櫻井充です。月曜日に引き続いて質問させていただきます。  月曜日の奨学金の続きをやらせていただきたいと思いますが、改めて文部科学大臣にお伺いしたいんですが、サービサーを使って行ってくるような今の取立ての制度というのは、本当にいいと思っているんでしょ...全文を見る
○櫻井充君 これじゃ議論のしようがなくて、じゃ、このまま継続されるということであって、本当にそのサービサーに、まあまあ、しようがないですね。そういう認識であるとすれば、それはそれで受け止めておきたいと思います。あとは、これは学生の皆さんがどう判断されるかだと私は思いますが。  ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、通告しております。  教育予算に対しての公的支出を増やした方がいいんじゃないですかというふうに私は通告しておりますので、改めて答弁いただきたいと思います。
○櫻井充君 大臣、OECDで日本の教育予算に関する公的支出というのはどの程度の順番か御存じでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、私、OECDの資料を調べましたが、五年連続で最下位ですけれども、大臣、いかがですか。
○櫻井充君 最下位という現実をちゃんとまず受け止めていただいて、その上で御答弁いただきたいと思いますが。  済みません、財務大臣、財務大臣、財務大臣、公的支出について、財務省として増やしていただけないでしょうか。
○櫻井充君 奨学金を受けるのは、結局、低所得者の方々が中心になるんだろうと思っていて、この方々が大学を卒業したときには、ゼロからのスタートではなくてマイナスからのスタートになってくると。やはりここを何とかしていくということがすごく大事なことではないのかと思っていて、是非財務省の中...全文を見る
○櫻井充君 現在、日本は、無償の奨学金というのは、返還義務のない奨学金というのはあるんでしょうか。あるとすると額はどの程度でしょう。
○櫻井充君 大臣、日本も公的な分野で返還義務のない奨学金をつくるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○櫻井充君 議論の論点は今お話があったとおりです。その方向で進めていただけるのかどうかについてはいかがですか。
○櫻井充君 議論を深めていただくということは検討していただくということなんでしょうか。そう取りたいと思います。  あとは国立大学の授業料も、この間も申し上げましたが、ある程度引き下げることが必要かと思いますが、この点についていかがでしょうか。
○櫻井充君 理屈はそのとおりなので、是非低所得者の人たちも夢を持って生きられるような社会にしていただきたいと、そのことだけお願い申し上げたいと思います。  もう一つ、例えば小学校などは教科書代は無料ですけど、いわゆる算数セットとかみんな親が負担しなきゃいけないと。このお金は六年...全文を見る
○櫻井充君 そんなものですか。私、文部科学省から見せていただいたら、一年で五万円程度というふうに報告を受けましたが、それでいいんでしょうか。
○櫻井充君 分かりました。  そうすると、給食費などが入っていないはずなので、給食費とか修学旅行費とか、そういうものを加えると幾らになりますか。
○櫻井充君 ちょっと済みません、よく分かりません。  公立の小学校で六年間だと家計からの支出というのは結局幾らぐらいになるんですか。
○櫻井充君 こういうお金が多分相当重いんだと思うんですね。  それで、例えばですけれども、済みません、業者の方に大変申し訳ありませんが、算数セットって微妙に変わって、毎年毎年買わなきゃいけなくなっているんですよ。これもうそういうことをやめて、学校に備え付けて、みんなが大切に使い...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  月曜日にも申し上げましたが、家計からの支出で、例えば洗濯代から髪をカットする費用から、それから世帯主の交際費から仕送りから、もういろんなものを切り詰めて生活しているわけですから、この手のものを是非切り詰めて、切り詰めてというか支出しないで済...全文を見る
○櫻井充君 今、物価のお話がございましたが、物価はこれ上昇しているということを前提に診療報酬定めたんでしょうか。
○櫻井充君 不思議なんですけど、ネットでマイナスになるということは、病院の収入、それから、特に今回薬価ですから、調剤薬局などの収入は全体として減ることになるので、賃金は上がらないんじゃないですか。
○櫻井充君 薬価差で利益を出すということがいいことだとは私も思っておりません。ただ、今回、薬価で五千六百億の引下げになっていて、ざくっと申し上げれば、二千八百億ずつ病院とそれから調剤薬局で負担する形になります。  今、かかりつけ薬局などの話がありましたが、この診療報酬改定で、プ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、繰り返しになりますが、薬価差で利益出すのは僕は決していいと思ってないんですよ。だけど、それでも実際のこと言えば、もう本当にアバウトな数字ですけど、二千八百億ぐらいが調剤薬局の収益になっていたと。それから、病院の方で入院施設のところで調剤していますから、それが二千...全文を見る
○櫻井充君 済みません、答弁になっておりませんで、マクロの数字で見れば全体で減収になっているわけですから、賃金は上がるんですかと聞いているんです。
○櫻井充君 物価が上がって賃金が上がらないので問題で、民間企業には賃金上げろとこれだけ要求しているんだとすると、今の診療報酬改定で私は賃金上がると思いませんが、これで本当に賃金上がるとお考えなんですか。
○櫻井充君 賃金上げられるかどうかは、済みませんが、診療報酬なり介護報酬なりで決まってくるものだと私は思っているんです、大きくいうとですよ。それは、各々の努力が必要であることは認めますけど、大きな流れでいえばそうなっているわけですよね。  じゃ、医療じゃなくて介護の分野でお伺い...全文を見る
○櫻井充君 それは当然でして、新規参入者がいて、それから廃業というか倒産される方々もいらっしゃるわけですから、そのようになると思っているんです。  今の本当に例えば介護報酬で経営が成り立っていくのかどうかということ、これは医療と全く同じでして、これは国として診療報酬なり介護報酬...全文を見る
○櫻井充君 介護の現場で人材不足だと、少なくとも宮城県ではそう私は言われています。  塩崎大臣の御地元でどういうふうに言われているのかということが一つと、なぜそうすると集まらないとお考えなのか、御説明いただきたいと思います。
○櫻井充君 全くそのとおりなんですよ。  賃金が上がらないのは、経営者の努力の問題なんでしょうか、それとも介護報酬でしょうか。まあ両方あるかとは思いますが、私はやはり介護報酬を上げていただかないと何ともならないと思っていますし、もう一つは、定数そのものが非常に低く抑えられている...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今保育所のことが随分取り上げられていますけれども、介護施設の入所待ちの人もいっぱいいるんですよ。ですから、ここのところを充実させていくというのはこれ保育所と全く同じことなんだと思っているんですね。  そういう点でいうと、まだまだ十分じゃないんじゃないかと思って...全文を見る
○櫻井充君 これを解決するために消費税の引上げというのを決断したのであって、そういったものをもう少し十分活用していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○櫻井充君 財源が厳しいことは重々承知して申し上げていますが、地方に行くとやはり介護というのは雇用の面で非常に大事な分野なんですよ。そういうことも是非お考えいただいて財政当局と御議論いただきたいなと、そう思います。  同じように、診療報酬が上がっていかない中で苦しんでいるのがコ...全文を見る
○櫻井充君 あと十年たつと多分相当技工士さん減っちゃうんですよ。それで、今、中国で技工物作った、この間、例申し上げますけれども、鉛が検出されたりしているんですね。ですから、それが全て中国製が悪いとは申し上げませんが、海外で作ってくるリスクというのは非常に高くなるんだと思っていて、...全文を見る
○櫻井充君 地元に帰って、大臣がそう答弁されていたと申し上げておきますので、是非よろしくお願いいたします。  先ほどかかりつけ薬剤師のお話がございましたが、今薬剤師さんって、実は病名知らないまま服薬指導を行っているんです。これは非常に大きな問題だと思っていて、薬剤師さんに対して...全文を見る
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございます。  患者さんが調剤薬局に行って一番嫌なことは何かというと、大きな声で病名聞かれることなんです。ですから、そこのところでやっぱりプライバシーの問題も出てまいりますので、是非前向きに御検討いただきたいと思います。  ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございました。  要するに、総裁、物価は、結果的には原油価格の下落が一番大きな影響を受けているということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、物価上昇は、結果的には円安に誘導して、海外の物の値段が上がることによって物価が上がるルートが一番効いているということでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 総裁、改めてちょっと基本的に教えていただきたいんですけど、物価というのは景気が悪化することの原因になるんですか、それとも、物価は景気が悪いから需要と供給の関係で下がってくるものでしょうか。
○櫻井充君 済みません、ちょっと頭整理したいのでもう一度簡単に御答弁いただきたいんですが、要するに需要が減っているから物価が上がらないということでよろしいんですね。
○櫻井充君 いや、そんな細かいことを言い出したら何でも全部いろんなパラメーターが動くことになるんで、その全てのものが固定されているとしたら需要と供給の関係で決まるというのは、これは経済学的に言われていることじゃないんですか。
○櫻井充君 デフレマインドは払拭されているんでしょうか。
○櫻井充君 日本銀行の調査でデフレマインドって払拭されているように私は数字上見えますが、いかがですか。
○櫻井充君 だって、これ、日本銀行が調査しているんですよ。日本銀行が調査したものが当てにならなかったら、どうやって、何をもって測るんですか。  大事な点は、一年後でも何%か分からないけど物価は上がるというふうにみんな考えてきているんですから、庶民に対して、消費者に対してデフレマ...全文を見る
○櫻井充君 よく分かりません。  じゃ、総裁に就任されたときに、直後に予算委員会などでデフレマインドを払拭するんだと言っていた、そのデフレマインドの定義を教えていただけますか。
○櫻井充君 総理はたしかデフレから脱却したとおっしゃっていたような気がしましたが、違いましたか。
○櫻井充君 今、皆さんがお伺いしたいのはそういうことらしいので、デフレから脱却したということと、もはやデフレでないということの違いをちょっと御説明いただけますか。
○櫻井充君 済みません、よく分かりませんでした。  ちょっと時間が押してきているので質問を続けたいと思いますが、じゃ、そうだとすると、本当に気に働きかけて消費って増えたんですか。そうお考えですか。効果があったとお思いですか。
○櫻井充君 季節の要因って言われるので調べてみましたが、月曜にも申し上げましたが、人間ドックの受診料が三〇%の減ですし、それから世帯主の小遣いも一一%の減ですし、月謝も五%減らしていますし、仕送りなども一〇%ぐらい減らしているわけであって、全然季節と関係ないんです、暖冬と関係ない...全文を見る
○櫻井充君 個人消費には全く答えていただかなくて、一方的に大企業の利益だけ言ったってしようがないと思いますね。  じゃ、中小企業はどうなっているんですか。済みませんが、日本銀行が調べている資本金二千万以上じゃありませんよ、政府が調べている資本金一千万じゃありませんよ。本当に中小...全文を見る
○櫻井充君 済みません、それはどの数字でそういうふうに判断されているんでしょうか。
○櫻井充君 僕らが地元で話を聞いている感覚と全く違っているんですが、済みませんが、そこの中堅、中小企業の定義ってどうなっているんですか。
○櫻井充君 そのとおりなんですよ。だから、私は先ほど質問のときに申し上げたじゃないですか。日本銀行が調査している資本金二千万以上、国が調べている一千万以上じゃなくて、それ以下のところはどうなっているんですかとお伺いしているんです。  これについての統計的な数字はありますか。
○櫻井充君 結局、そういう数字だけ見て判断されているから良くなっているんだということになっていくんだと思っていて、とても地方は良くなっていないし、中小企業で働いているサラリーマンの皆さんの給料が上がっていないから、物価だけ上がっていって庶民の生活は苦しくなっているんだと、そのこと...全文を見る
○櫻井充君 その中で、金融機関からお金を借り入れる際に担保を求められることが随分ございます。その担保を求められた際の抵当権の設定って、借りる側が全部設定するんですよね。  銀行にもメリットがあるはずなのに、なぜ借りる側だけがこういう負担をしなきゃいけないんでしょうか。まず、公的...全文を見る
○櫻井充君 民間の金融機関に関してですけれども、やはり借りる側の負担がどんどん大きくなっているということ自体に私は問題があると思っていて、ここの点について是非検討していただきたいと思いますが、金融庁、いかがでしょう。
○櫻井充君 貸し手と借り手だと、やはりその立場の差が絶対的にあるわけですよ。優越的地位の濫用とまでは申し上げませんけれど、どうしたって借りる側の方が弱くなって、商慣行上そうなってきていると。  おっしゃるとおり、行政がどこまで介入するかですが、ちょっと同じようなことが起こってい...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  トラックの事業者は、遅れると罰金取られるんです。その時間どおり持ってくるのが当たり前になっていること自体に僕は問題があると思っていて、今のことも含めてですが、これまでの商慣行でいうと、先ほどの貸し手、借り手の問題、それからこのトラック業者と...全文を見る
○櫻井充君 タクシーの運転手さんたち、賃金本当に下がって苦労してきていて、それを改善するために国会議員全員でこれ決めたものですから、是非その規制強化に対して規制改革会議に負けないで頑張っていただきたいと、そう思います。  その上で、これ、大臣、ちょっと一点要望だけさせていただき...全文を見る
○櫻井充君 前向きに御答弁いただきましてありがとうございます。  次に、空き家対策について質問していきたいと思いますが、まず一般的に言うと、中古住宅市場をどうしていくのかというのはすごく大事なことだと思っています。  日本は、住宅市場で申し上げると、既存住宅の市場は全体でいう...全文を見る
○櫻井充君 大臣、御答弁いただきましてありがとうございました。  今の中で大事な点は、日本の住宅というのは二十年か二十五年ぐらいすると住んでいても価格がゼロになります。もしかするとマイナスになる場合もありまして、世界でそういうことというのはないはずであって、ここは価値がきちんと...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  本来価値があるものがゼロなりマイナス査定になること自体が問題なんだと思うんです。  これ、住宅を造ったほかに老後の生活資金もためなきゃいけないと。世界のように中古住宅を売れることになれば、実は老後の生活資金に変わっていくわけですよね。 ...全文を見る
○櫻井充君 繰り返しになりますが、中古住宅市場が活性化されるためには、僕は住宅が金融資産の中に組み込まれるような制度をつくっていくと変わってくるんじゃないかなと。別にアメリカのような住宅政策等を取れと言っているわけではありませんで、本当に、繰り返しになりますが、資産価値があるもの...全文を見る
○櫻井充君 住宅に関しては、冒頭申し上げたとおり、日本の中古住宅市場が余りに低過ぎるので、それをつくっていくためには、ある程度金融的な価値なり、それからマイナスになるのではなくてそれなりの不動産の価値を認めていかない限りはなかなか難しいのではないのかということで申し上げております...全文を見る
○櫻井充君 違います。これ、済みません、三万円が五万円に最近引き上げられたんですよ。  ですが、財務省が説明してくるのはいつもそういうことで説明してくるので、元々はこれは、明治時代に地租が重くて、農業者に、商工業者にいい課税がないかといってオランダの文書課税を持ってきただけの話...全文を見る
○櫻井充君 まあかなり苦しくてですね。じゃ、五万円以下だとよくて五万円以上だとそこに発生するのがおかしな話ですし、大臣御案内と思いますが、五人で飲みに行って、割り勘にしたらお店で印紙税払わなくてよくて大臣が一人で五万円支払っていただくと店で払うようになるんですよ。これ全然おかしい...全文を見る
○櫻井充君 今、文書を発行しないと、取引でも印紙税発生しませんからといってやっている銀行もあるわけですよ。こんな公平でも中立でも簡素でもない税、いいかげんやめた方がよくないですか。
○櫻井充君 是非考えておいていただきたいなと思います。  それからもう一つ、不動産取得税って、どうしてこれは不動産取得すると税金を払わなきゃいけないのか、理論的な根拠を教えていただきたいと思います。
○櫻井充君 よく分からないのでもう一度お伺いしたいんですが、その要するに税を掛ける根拠はどこにあるんですか。
○櫻井充君 いや、整理するのはいいんです、種類だから。  そうじゃなくて、どうしてそれは税として掛けようという話になってくるのか、その理屈を教えてもらいたいんです。
○櫻井充君 まあ分かりました。取れるところから取れということなんだろうなと、そう思いました。  それで、不動産の仲介をやっている方々から言われたのは、やはり物件を、中古住宅の取引をやった際に、例えば雨漏りしたとか何とかいったときにその仲介業者が訴えられるような場合もあってなかな...全文を見る
○櫻井充君 とにかく、中古住宅の市場を活性化するためにいろんなことを考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  その上でもう一つ、税制について、麻生大臣、土地や建物以外に日本の場合には固定資産税が掛かってまいります。例えば、医療機関であるとMRIとかですね、ああ...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、課税の根拠はシャウプ勧告ということになるんですか。
○櫻井充君 済みません、世界では、こういう固定資産税を物品に掛けているような国というのは幾つぐらいあるんでしょう。
○櫻井充君 それだけなんですよね。ヨーロッパでは掛けていませんよね。
○櫻井充君 そういうことなんです。だから、世界で日本は割と特別な国なんですね。  今、設備投資を行えということを政府で盛んに言っているのであって、そうだとすると、こういった分野について減税してくると更に設備投資が進んでいくような感じがしているんですけど、この点についていかがでし...全文を見る
○櫻井充君 そうなんです。でも、それってたしか三年ぐらいであって、その間にだから短期間でやれというような、要するに需要の先食いになってしまっているので、やはりそれは中長期的にやるべきものだと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 それでは次に、特区による医学部の新設についてお伺いしたいと思いますが、この問題を月曜日に質問したら、何人かの方から質問をやめた方がいいんじゃないのと、そういう電話が掛かってまいりました。それだけいろんなことが絡んでいる案件なんだろうと思っていますけど、これ、公募の期間...全文を見る
○櫻井充君 そうだとすると、ここにある、特区における医学部新設に関する方針というのがございまして、この方針を見る限り、この文書を読む限りにおいては、いわゆる一般の医療者の育成はできないことになっていますが、それでよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、外国人の方を診療するとか、そういういわゆるメディカルツーリズムとか、こういう人たちを育成するということで、それでよろしいんですね。
○櫻井充君 国際的な医療を行うための人材の育成だと。つまり、そうすると、この方々は一般の、今例えば一応私も現職の医者ですけど、一般的な国内の医療に携わる人ではないという認識でよろしいんですね。
○櫻井充君 済みません、私の質問に答えていただいておりません。  一般的な方を育成するのかしないのか、この点について御答弁いただけますか。
○櫻井充君 その方々は、医者になった後に、そうすると、地域医療に携わるとか、そういうことはしないということでよろしいんですね。
○櫻井充君 こういう方針を出されたら、手を挙げるところ、僕は本当に少ないと思うんです。東北の医学部つくりましょうといったときには、幾つかの大学、幾つかの病院、そういうところが手を挙げてまいりました。ここでつくろうとしているところは、今この方針にのっとっている枠は二十で、残りは、百...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ここの大学には、私は資料請求をお願いしていたんですが、まだ資料が来ておりませんけど、例えば文部科学省の事務次官の方も二人ここに天下りされていますよね。それは事実でよろしいですか。
○櫻井充君 そこの中に文部科学省の事務次官の方もいらっしゃいますよね。
○櫻井充君 ですから、私は、月曜日質問した際に、天下りだとは申し上げておりません。国家公務員として働いたことがある人の中でここの病院で、ここの大学に勤務されている方は何人いるんですかと、それで資料請求しておりますので、改めて、私の方から申し上げておきますが、文部科学省の事務次官の...全文を見る
○櫻井充君 是非調査をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。大臣。
○櫻井充君 特区制度を利用して、それから元々の役職を利用して制度をねじ曲げていくようなことがあったとしたら、私はそれは許されないことだと思っているんです。  その医師の需給の問題について、これ通告していないのでもし答えられなければそれでも結構ですが、塩崎大臣、医者はもうすぐ余る...全文を見る
○櫻井充君 そういう方針でやっていくことについて、私は異論はございません。世界は、メディカルツーリズムなどで、それで自分たちの国の利益を上げようとしてきているので、私は日本がそういう方向でやっていくことについては間違いはないと思っているんです。ですから、ここに書いてある三省で決め...全文を見る
○櫻井充君 父兄の方々とお話ししていると、やはり心配されている方々が随分多くいらっしゃいまして、そういったことが影響してきているんじゃないかと思うところもあるんですが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 私は、自衛隊の方々が一つ一つ実績を積み重ねて、しかも海外で高い評価を得るようになってきた、本当にすばらしい活動をしてくださっていると思っています。  この点を評価した上で、更にリスクの高いようなことになった際に一体どうなっていくのかということを心配しているだけの話で...全文を見る
○櫻井充君 済みません、勉強不足でその資料をちょっと見ておりませんでしたので、ありがとうございます。  その上で、今回の交渉というのは日本の国益をかなうと、実現できるような内容になったと胸を張って言えるものなんでしょうか。
○櫻井充君 例えば、自動車など、対アメリカとの関税などを見ても、必ずしも十分な成果が上げられていないと思いますが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 そういうことなんだと思うんです。  その完成車についてはおっしゃるとおりだと思っていて、一方で農業は、それはアメリカなどほかの国々の主張がかなり通ってしまって、地域の農家の方々も相当不安視されているんですが、この点についていかがでしょうか。
○櫻井充君 万全の対策を取っていただきたいと思いますが、それは一時的なものではなくて、世界ではもう直接支払が当たり前になってきていて、我々民主党政権のときに随分ばらまきだと御批判受けましたが、こういったことももう少しきちんと検討する必要性があるかと思いますが、その点についていかが...全文を見る
○櫻井充君 地方創生等随分いろいろお話が出ていますが、やはり田舎にとってみたら一番の基幹産業は農業ですから、それをきちんとやれるようにしていただきたいし、それから加工業と販売といわゆる六次化をどんどん進めていかなきゃいけないし、それと、田舎はやっぱり何といっても高齢化が進んでいて...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井充です。  ちょっと通告になかったんですが、この報告書の概要説明の中のところで、大体通告している内容と同じようなことなのかもしれないので、まず黒田総裁に質問させていただきたいと思いますが。  二ページ目のところに、物価安定...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、答弁、もっと短くしていただけないですか。  私が聞いているのは、方向は間違っていないのかと聞いているんです。これについてどうお考えですか。
○櫻井充君 じゃ、改めて、二%の物価目標という方向は間違っていないと、仮にそこは百歩譲ったとしても、今のやり方そのものは間違っているとはお考えじゃないんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、じゃ、もう一度お伺いしておきますが、なぜそうすると目標は達成できないんでしょうか。目標が達成できていないということは、やり方がどこかで誤っている、最初の想定とは違っていることが起こっているからこそ、今のようになっていないんじゃないですか。  私は、一番申し...全文を見る
○櫻井充君 結局、需給の方が僕は強いと思うんですよ。例えば、被災地で、これで説明になるかどうか分かりませんが、例えば生コンなんかは一立米七千円で取引されていたわけです、震災前は。だけど、公共事業が増えて生コンの需要が増えて、今は宮城県で一万五千円前後で取引されているんです。  ...全文を見る
○櫻井充君 政策決定会合のメンバーそのものが果たしていいメンバーなのかどうかという議論はあると思いますよ、はっきり申し上げておきますが。  今回の方だって、学歴詐称問題が取り上げられるような、しかも、後で白さんが取り上げますが、修士論文だってまともな修士論文じゃないようなものを...全文を見る
○櫻井充君 そこが根本的に間違っているんですよ。  日本銀行が調査されている中小企業の定義、それから、何社調査されていますか。
○櫻井充君 正確に申し上げておきますと、日本銀行で調査されているのは五千七百五十一社、それで資本金二千万以上です。この資本金二千万以上で五千七百何社しか調査しておりません。  日本には中小企業って何社あるか、総裁、御存じでしょうか。
○櫻井充君 手元にないと答えられない程度の認識なんですよ。三百八十万社あります。  三百八十万社のうちの僅か五千何百社、しかも資本金二千万以上のところをピックアップしてきて、どうして中小企業全体のような意見が言えるんですか。ここが根本的に間違っているんですよ。  中小零細企業...全文を見る
○櫻井充君 別に大企業のことを聞いていませんで、中小企業に対する認識、ですから、総裁は正の部分だけ見てそれで判断されているから正しいとおっしゃっているんですよ。  この副作用によって輸入物価などが上がって、給料が上がらない中で、それから年金の支給額が増えない中で、生活している方...全文を見る
○櫻井充君 これは、本当に多くの中小企業者の方々の前でそういう発言をしていただきたいなと思いますね。  資本金二千万以上で、例えば今個人、零細のことを指されましたが、別に一千万以上の企業だってあるわけであって、そういうところは全然その対象の中に入っていないんですから。  それ...全文を見る
○櫻井充君 こういうふうにきちんとした形でやっている調査に難癖を付けて、自分たちがやっていることについては反省もせずと。だから、間違った方向だけずっと続いているんだと、私はそう思いますね。  個人消費、伸びていないじゃないですか。二月の総務省の統計は伸びていますよ、対前年比です...全文を見る
○櫻井充君 これ、日本銀行がどこかの段階で今の金融緩和政策を方向転換しなきゃいけなくなると思うんです。そうすると、国債の買手というのは本当に市場であると思われますか。どこがこの後日本銀行が抱えている国債を買ってくれるんだと、そう思っていらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 何でこんなことを申し上げているのかというと、もういいかげんこうやって金融緩和続けることを私はやめた方がいいと思っているんですよ。なぜかというと、効果ないんですから。これだけ当座預金積み増しましたよ。確かに貸出しの量は若干増えているんですが、貸出しの量が増えている、傾き...全文を見る
○櫻井充君 要するに、実体社会のことを多分このまま理解されないまま私はめちゃくちゃな政策をずっと続けていかれるんだろうなと、そう思います。  その上で、今回、政策審議委員のメンバーが替わりました。黒田総裁の方針と今まで違っている意見を言っている方がお辞めになって、黒田総裁と同じ...全文を見る
○櫻井充君 そういうことを聞いていないんですよ。ホームページに載せるときに事務方があなたのところに来て、ちゃんとこれでいいですかとチェックをしていますよね。その上で、これで結構ですといってホームページに載せたんじゃないんですか。
○櫻井充君 確認しているはずですよ。私は何人かの日銀の関係者に聞きましたから。こうやって、虚偽の答弁をすることですよ、これは。日本銀行でホームページに上げる際に本人の確認を取らないことはないと何人かの方から言われています、私は。今のもうそでしょう。今のも虚偽の答弁じゃないですか。...全文を見る
○櫻井充君 自分がやったことに対して責任ちゃんと取ってくださいよ。そんな、逃げているんじゃないんですか。後で白さんがやりますけど、学位論文もひどいものだ。そうやって、こんなひどい人がですよ、審議委員をやっていって、それで政策決定会合をするんですか。ひどい話ですね。自分のやったこと...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井充です。  熊本を中心とした地震で犠牲になられた皆さん、そして御遺族の皆さんに衷心より哀悼の誠をささげたいと思います。また、被災された皆さんに対して心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧復興を成し遂げられるように与...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、日本銀行とそれから財務省で調査しているものがありますよね。例えばケイマン諸島ならケイマン諸島にどのぐらい移転しているのかとか、そういうことは調べていらっしゃいますよね。
○櫻井充君 これは、国税庁は国外財産調書という提出を義務付けていますよね。これを厳密に守っている人というのはどのぐらいいるんですか。
○櫻井充君 星野さん、今そこで課題という言葉を使われましたが、その課題の中身を教えてください。
○櫻井充君 自分自身が課題があるからこういう調査が始まったと言っているんですから、その課題を教えてくださいと言っているんです。
○櫻井充君 テレビを見ている皆さんに知っていただきたいんですが、結局、このタックスヘイブンという地域は、今、星野さんから説明がありましたが、所得税とかそれから法人税、あとは例えばキャピタルゲイン課税など、こういったものに対する優遇税制がある地域、まあ優遇税制というよりもほとんどゼ...全文を見る
○櫻井充君 明確な定義がないのであれば結構です。  じゃ、ケイマン諸島での税制を教えてください。
○櫻井充君 そうすると、相続税もたしか課税されていないというふうに理解しております。例えば、そうすると、一千億の財産を持っている方がこういった地域に資産を移してしまうと全く相続税を払わないということになると思いますが、その理解でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 どのぐらい持っているのか基本的に把握していないということになると、なかなかそれを捕捉するというのは難しいことになるんじゃないかと思いますが、これ、麻生大臣、このことによってどのぐらい税の減収になっているとお考えでしょうか。
○櫻井充君 これは日本政府としてきちんと調べる必要性があると思いますが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。やっぱり不公平感というのはすごく強いと思うんです。  今、それで、財務大臣からパナマ文書ということが出てまいりましたが、菅官房長官はいち早く、パナマ文書については政府としては調査しないと、そうおっしゃいました。その根拠は、なぜそういうふうに発言...全文を見る
○櫻井充君 パナマ文書そのものについては、じゃ、調査されるんですか。
○櫻井充君 済みません、課税するのは、これは個別の企業や個人を特定してやらないといけないことなんですよ。ですから、それは政府として、財務省は調べます、官房長官は個別のことについては取り扱いませんというと、ちょっと違っているんじゃないですか。
○櫻井充君 ちょっとなかなかお答えいただけないので、総理、この問題は、実は日本だけで解決できるわけではありません。今回のG7の会合などではこの手の問題というのは議論されるんでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  今、G20では、この委員会の委員長を務めているのがたしか財務省の浅川財務官ではなかったかと思いますが、日本人が中心になって今こういうことをやろうとしているので、是非政府全体としても後押しをしていただきたいと思いますし、総理、こういうことを解...全文を見る
○櫻井充君 この点について努力をしていただきたいと思いますし、私は、パナマ文書が出る前から実はこの問題について財務省と話を続けておりました。ですから、政府として努力をしていただきたいのと、繰り返しになりますが、こういうことがあったとすると、やはりお金持ちはある場所を使って税を逃れ...全文を見る
○櫻井充君 是非頑張っていただきたいと思います。特にイギリス系のタックスヘイブンは、こういうことを言うと怒られるかもしれませんが、エリザベス女王の、英国王室領のところもあるので、そういうところまで本当に踏み込めるかどうかってかなり難しい問題だと思いますので、是非頑張っていただきた...全文を見る
○櫻井充君 来年の四月に消費税をもし引き上げるということになると、準備が必要なわけですよね。そうすると、いつ頃までに判断されるということなんでしょうか。
○櫻井充君 それは、せめていつ頃ぐらいですと、そういうふうにおっしゃっていただかないと準備する方が大変だと思いますよ。いかがですか。
○櫻井充君 じゃ、まず震災についてお伺いしたいと思いますが、この今回の震災の対策本部長はどなたでしょうか。
○櫻井充君 不思議なんですけど、なぜ河野大臣なんでしょう。私は、この大震災、本当に大きな問題だとすれば総理がトップになるべきだと思いますが、その点いかがですか。
○櫻井充君 済みませんが、被災地の皆さんに政府としてこれだけ取り組みますという意気込みを示すからには総理がトップに立つべきだと私は思いますが、違いますか。
○櫻井充君 確かに、総理は二十五回開かれた会議の中で二十回出席されています。そこまで出席されているのであれば、繰り返しになりますが、総理がトップに立たれた方が、被災地の方々も総理がトップに立ってやってくださるんだと安心感があるんじゃないかと思いますけど、その点についていかがですか...全文を見る
○櫻井充君 これを批判と取られるとちょっと寂しいところもあるんですけど、総理、だって、この震災の影響が消費税を引き上げるかどうかの判断基準になるということなんですよね。違いますか。
○櫻井充君 重大事態が発生しない限りと昨日御答弁されているわけです。じゃ、この重大事態とは何ですか。
○櫻井充君 だから、重大事態というのは、これまでは例えばリーマン・ショック級のとか東日本大震災のようなとかそういう言葉を使われてきたわけであって、ですから、改めて、重大事態というのは具体的に言うとどういうことですか。
○櫻井充君 そういうことなんですよ。ですから、この熊本を中心とした震災がどれだけの影響を及ぼしてくるのかというのはすごく大事な視点なんです。  済みませんが、河野大臣、これは、阪神・淡路の大震災のトップはどなたでしたか。
○櫻井充君 実は、最初は違ったんです。最初は国土庁長官でございました。ですが、二日目から総理に替わっております。今回も、前震があって、そして本震がありましたから、これだけ本震で大きなものがあった際にトップが替わっていくというのは前例があるわけですよ。そういう意味でいうと、改めて、...全文を見る
○櫻井充君 機能的、機動的な場合には総理がトップに立たない方がいいということになっちゃいますよ、そういうふうに言うと。  この場合には、非常災害対策本部と緊急災害対策本部と二つわざわざ国は用意しているんですよ。ですから、それに当てはめて私はやられた方がいいと思いますし、今、復興...全文を見る
○櫻井充君 希望としては、それは大きな目標としてやっていただいて結構だと思いますが、それの人員は十分なんでしょうか。
○櫻井充君 今の各地の地方自治体から応援いただいている人数で十分だと思いますか。
○櫻井充君 東日本大震災を経験した地元の選出の議員で、あの当時は財務副大臣を務めさせていただいていたので、我々の経験から一つ、これは建設的に提案させていただきたいんですが、我々のときには五万人公務員が雇用できるように予算措置をいたしました。これは、罹災証明、被災証明だけではなくて...全文を見る
○櫻井充君 まあ随分冷たい答弁だと思いますが、例えば、今年の三月に退職された方というのは、もう本当に戦力として使えるんですよ。だから、そういう方々を雇うとか、この手のこういう工夫をして一日も早く解決できるようにすべきじゃないですか。
○櫻井充君 こういう方が災害対策のトップで本当にいいんでしょうか。  私は、別に責めているわけでも何でもなくて、こういうことを経験したんですということで申し上げているんですが、こんな受け止め方の方がトップになることそのものが私は間違いだと思いますが、総理、いかがですか。
○櫻井充君 ほかの幾つか提案させていただきたいことがあるので。  それから、今でも被災地、東日本の地域ではグループ化補助金が一番人気があります。個別の企業の財産形成に資することはできないということだったので、我々工夫させていただいて、グループにしたところに対して税金を投入すると...全文を見る
○櫻井充君 前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。  我々、反省としてもう一つありまして、やはり国が救済するのは自力で救済できる人たちではないでしょうという考え方に立ったことでした。フロントランナーというんでしょうか、その地域でやはり元気な企業も応援していかないと...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  税金を納めている企業をこういう時期に救済、救済というか支援すると言った方がいいと思いますが、その方が納税意識も高まると思いますので、是非お願いしたいと、そう思います。  それから、観光地も随分被災を受けていて、温泉など敷地面積が大きいとこ...全文を見る
○櫻井充君 ちょっと繰り返し、明確に答弁いただきたいんですが、例えば仙台市の場合には、減免するとなると自治体負担が二五%発生することになって、この負担が重かったんです。ですから、それに対して国が全部補填するような形を取りました。  いずれにしろ、こういう形で、固定資産税について...全文を見る
○櫻井充君 今回は地元負担というのは発生することになるんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、その割合は幾らぐらいになるんでしょうか。
○櫻井充君 例えば益城町のように本当に大きな被害を受けて、多分財政力弱いと思うんですよ。こういう町でも地元負担が発生するのかどうか教えていただきたいんです。
○櫻井充君 ありがとうございます。  じゃ、改めて総理から、その被災自治体の方に決意をお願いしたいと思います。
○櫻井充君 ありがとうございます。  私も、東日本のときにやっぱり地元の首長さんと話をすると、とにかく地元の負担がどうなるのかということがずっと心配されておりましたし、五年たって地元負担だという話になったときからもそういう意見がありましたので、この点についてきちんとした御配慮を...全文を見る
○櫻井充君 そうですか。最後の査定は財務省が行うんじゃないんですか。  じゃ、国交大臣、いかがですか。
○櫻井充君 是非、本当に地元の復旧復興が早期にできるように手当てしていただきたいと、そう思います。  その上でですが、今度は地元で復旧復興していく際に、地元の基幹産業である農業に対して相当な不安が出てきております。九州の六県の農林水産物の影響の試算が最大で三百二十億円ぐらいかと...全文を見る
○櫻井充君 済みません、そうすると、米の試算がどういうふうに違うからそういう数字になるんですか。確かに農水省の試算だと生産減少額ゼロ億円になっているんですよね。ゼロということはあり得るんですか。
○櫻井充君 済みません、ちょっとよく分かりません。  今度、別にまた農水省の方にレクを受けたいと思いますけれど、米は、米というか、我々のときには戸別所得補償政策一万五千円でしたが、七千五百円になり、来年度からゼロになる、三十年から減反政策も取りやめになると、何かこういう状況の中...全文を見る
○櫻井充君 ちょっとこれは後で検討させてもらいます。  そして、その上で、先ほど申し上げたとおり、質問したとおり、減反政策などが廃止されるということについても米農家の方々は相当不安感じていらっしゃるんですが、このことについてどういうふうな、あと政策を取っていかれるんですか。
○櫻井充君 済みません、そうすると、国の支援や調整は全くなくなるということなんですか。
○櫻井充君 多分、農家の方は相当不安感じるんじゃないかと、そう思います。  時間がないので養豚について質問させていただきたいと思いますが、養豚の、例えばアメリカで一頭豚を育てた場合と日本で一頭育てた場合とで幾ら違うんでしょうか。
○櫻井充君 これだけの内外価格差があって関税がほぼゼロになったとすると、養豚業界は壊滅的打撃を受けることになるんじゃないですか。
○櫻井充君 非常に甘い見方でして、ですから、養豚の関係者はもうやめなきゃいけないかというふうに思っているわけですよ。  今、養豚全体で五千三百六十七億円です、農業の総産出ですが。そこの中の影響で百六十九億から三百三十二億程度と、この影響を受けるのは。この試算ってめちゃくちゃ甘く...全文を見る
○櫻井充君 済みません、前提が甘過ぎると思います。  世界は内外価格差を埋めるために直接支払制度を導入してきていますが、政府として直接支払制度を導入する意図はないんでしょうか。
○櫻井充君 今はもう飼料米に対してそういう手当てしているんですよ。それでもこの価格なんですよ。  大臣、これ直接支払やらないともたないと思いますけど、いかがですか。
○櫻井充君 農家の方々は努力されていますよ。その努力しているのに、構造改革が進まないとかそういうことを大臣がおっしゃること、僕はすっごく失礼だと思いますけどね。  農水大臣、これ、衆議院、参議院でTPPに対する決議を行っていますね。今回の交渉内容はこの決議に違反するものじゃない...全文を見る
○櫻井充君 大臣、相当苦しいですよね、答弁が。八割は結局守れていなかったということなんだと思います。  それでは、経済の話について総理にまずお伺いしたいと思いますが、アベノミクスというのはうまくいっているんでしょうか。
○櫻井充君 その根拠はどこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 円安になっただけで、実を言うと、ドルベースで見てくると日本の資産は相当失われているんです。  それから、ちょっとGDPを見ていただきたいんですが、(資料提示)デフレからの脱却だというお話でしたが、実際の経済成長を見てみたときに、別に民主党の政権のときにということを申...全文を見る
○櫻井充君 今、民主党政権のときに回復したのはリーマン・ショックの後だと、それから麻生政権のときの手柄だということになると、そういう言い方されると、安倍政権で良くなってきている部分は民主党政権の政策が良かったからになりませんか。
○櫻井充君 でも、実際の数字はどうなっているかというと、GDPの伸びは民主党政権のときの方がまず、これは客観的に申し上げているんです、良かったことだけは間違いないんですよ。  実質賃金がどうなっているのかというと、これも見ていただきたいんですが、確かに我々の政権のときにも実質賃...全文を見る
○櫻井充君 統計上、実質と名目と総理はどちらが重要だとお考えなんでしょう。
○櫻井充君 例えば、名目賃金一〇%上がったとしても、物価が二〇%上がっていたら全く意味ないんですよ。ですから、そういう意味では実質賃金がどうなったかということの方が大事であって、総理は今、消費税のお話ありましたが、これ前回も指摘させていただきました。  消費税を上げたのは、これ...全文を見る
○櫻井充君 私は若干違っていて、物価だけ上げて賃金を上げてこなかったから、上がらなかったから、だから消費が戻ってこなかっただけの話じゃないかと。つまり、物価だけ上がれば経済が良くなっていくという、その考え方そのものが間違っていると思うんです。その点、いかがですか。
○櫻井充君 済みませんが、昨日の国会の答弁でも、中小企業でも賃上げが広がってきているという御答弁されていました。どの中小企業を指しているんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんけど、中小企業は、総理、四百九万社あるんですよ。それで、資本金一千万以上のところは七十二万六千社しかない。それから、二千万以上、日銀が調査しているところは二十一万社しかないんです。ですから、社会全体のことを実は十分に把握できているかどうかというのは非常に難し...全文を見る
○櫻井充君 ここで終わろうと思ったんですが、統計そのものの取り方が、今言ったように中小企業庁だと資本金一千万以上のところを取っているんです。日銀は二千万以上なんです。だけど、それ以下のところが圧倒的に多いので、十分な統計ではないんじゃないかということを申し上げているんですが、じゃ...全文を見る
○櫻井充君 統計と国民の皆さんが感じていることと大分違っているんです。それは何かというと、今申し上げたとおり、一千万以下のところの声が余り反映されてきていないからそう申し上げています。  もう時間がないので規制緩和についてちょっとお伺いしておきたいと思いますが、総理は、国会で決...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、具体的にお伺いしたいと思いますが、タクシーは規制緩和で本当に苦労して、二回、国会で議員立法でまとまって、その上で、その上でですよ、減車をするということになりましたが、今度白タクを認めるわけですよね。だったら、減車している意味、減車を実行できるようにした意味がなく...全文を見る
○櫻井充君 白タクについてはあさって内閣委員会でまた質問させていただきますけど、例えばですけど、減車の数を決めようとしたときに、これは国土交通大臣、規制改革会議から横やりが入って、減車の台数、相当減らされていませんか。
○櫻井充君 台数を減らし過ぎだと、そういうふうに言われて減車の台数をかなり制限しているはずなんです。例えば、福島県の郡山市はたしか増車まで認められるような、そういう、規制改革会議のルールになっちゃうとそうなっちゃうんですよ。ですから、規制緩和すれば何でもいいのかというと、どんどん...全文を見る
○櫻井充君 所管省庁の大臣がそういう答弁だと、私は本当にタクシー業界の方々苦労されると思いますよ。やはりここは規制改革会議と闘ってもらわなきゃいけないんですから、大臣、それでいいんですか、本当に。
○櫻井充君 私は趣旨に沿っているとは思っておりませんので、これはまた改めて闘わせていただきたいと思います。  ちょっと介護施設のことについてお伺いしておきたいと思いますが、最近、介護施設の倒産件数が増えてきております。二〇一三年、一四年、一五年とどんどん増えてきているんですが、...全文を見る
○櫻井充君 介護報酬について、ちょっと時間がないので、じゃ、済みませんが、介護施設で今一番困っていることは何かというと、要介護度例えば四の方に一生懸命リハビリやって三に下がってくると、結局支払は要介護度三になっちゃうんです。仕事を一生懸命やって、どんどんどんどん良くしていけばいく...全文を見る
○櫻井充君 要介護度認定例えば四で入った方が、半年に一回だと思いますけれども、要介護度認定した際に良くなった場合にはそのまま据え置けばいいんですよ、自然には良くなりませんから。悪くなった場合には要介護度五になるということを認めてあげればそれで済んでしまうと思いますけど、その点につ...全文を見る
○櫻井充君 是非御検討いただきたいと思います。  それから、要介護度認定というのは、入所される人たちには必要かもしれませんが、在宅の場合にはもう要らないんじゃないですか。あれが必要だとしたのは、なぜかというと、出来高払だと青天井になってしまうと。だけど、今は要介護度認定した範囲...全文を見る
○櫻井充君 要介護度認定をして、それを満額使っている人って何割いるんですか、じゃ。
○櫻井充君 まあこれからまた議論させていただきたいと思いますが。  それから、保育士の給料に対して、よく女性の方との賃金の比較だけ出てまいりますけれども、これ、これで本当に適正だとお考えでしょうか。
○櫻井充君 男性の保育士の割合は、じゃ、どのぐらいになればいいとお考えですか。
○櫻井充君 自我の確立のためにはこのゼロ歳から三歳というのは結構大事な時期なんです。その時期にどういう男の人、どういう女の人に関わって、会ったことがあるか、そういうことが実は自我の確立に物すごく大きく影響してくるんですよ。そういう意味では、まだ分かりませんけれども、ああいう草食系...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井充です。  久しぶりに内閣委員会で質問させていただきます。  今、上月委員の質問をずっとお伺いしながら、なるほどなと思いながら聞いておりましたが、ちょっと大臣、まず、通告していないので大変恐縮なんですが、先ほどは特区と地方創生のお話がございま...全文を見る
○櫻井充君 文部科学省と調整はしていないんです。しかし、LEC大学は竹中平蔵さんを応援していましたよね。
○櫻井充君 竹中平蔵さんに対する関与ということでちゃんと質問通告しております。LEC大学のホームページには竹中平蔵さんを応援するという、そういう記載もございましたし、あの当時は動画でしたが、竹中さんを絶賛するようなことも動画で僕は示されていたと、そう思っております。  さて、こ...全文を見る
○櫻井充君 まさしくそこの後半の方が大事なんですよ。ビデオだけではありません。大学生とそれから予備校生と、同じ部屋で授業を受けておりました。こういうことをやっているんですよ。それから、教授という名前の人たちは、それまでは専門学校の、予備校でしょうか、あそこは専門学校の予備校と言っ...全文を見る
○櫻井充君 改めてですが、株式会社立大学をあの当時、LECともう一つ別な大学がございます。こちらはうまくいっているんだと思いますが、ですが、あの当時、ここでうまくいったら株式会社立大学を全国展開していきたいと、全国展開していってほしいと思っている方々がかなり無理やりこの案件を押し...全文を見る
○櫻井充君 適切でなかったと認めていただいたことにまず感謝したいと思います。  その上で、この当時、普通は大学をつくるときの認可するまでの期間と、それからこのLEC大学のときの認可する期間は相当短かったと私は記憶していますが、この点いかがですか。
○櫻井充君 特区制度は大事なんですよ。しかし、こういうことをやると特区そのもの自体が否定されることになるんですよ。だから困っているんです。  ここのところを、先ほどありました、話が、規制緩和の流れの中でこういうことをやりましたと。だけど、何でこんなに急いだかというと、四月の開校...全文を見る
○櫻井充君 さっきと違うじゃないですか、さっきと違っているでしょう。さっき適切じゃなかったって言ったじゃないですか。今、何で適切ということになるんですか。  文部科学省として認めたくなかったんでしょう、だって、あの当時は、こういう大学を。そのぐらいの良識はあるでしょう、文部科学...全文を見る
○櫻井充君 きちんとこれからも議論していただきたいんです。なぜかというと、今度は特区を使って医学部をつくろうとしているわけです。この医学部新設そのものの在り方も僕はおかしいと思っているんですが、ここのところが認可されるかどうかというのはかなり大切なことなんです。  なぜ、この構...全文を見る
○櫻井充君 済みません、答弁になっていません。どうして特区を使って医学部をつくらなきゃいけないのか、その点について御説明ください。
○櫻井充君 それでは、今の答弁だと、医師の需給の問題で医学部の新設はもうしませんというそのルールそのものが間違いだから、だから特区で穴を空けようとしているということですね。そういう認識でよろしいですね。
○櫻井充君 厚生労働省にお伺いしますが、今後どのぐらいたつと医者はOECD並みの数を確保することになるんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、全体の医学部での調整を行うことそのもの自体がおかしくないですか。最初から認可しなきゃいいだけの話です。  いいでしょうか。今御答弁あったとおり、もう八年後には医師の数というのはほぼOECD並み、若しくは日本でいうと需給が足りるような状況になります。なぜ...全文を見る
○櫻井充君 本当にきちんと判断していただきたいんですよ。  実を言うと、この大学には官僚の方が、天下りというといないとかと言われるので、官僚経験者の方が何人かいらっしゃいます。何人、官僚経験者の方がいらっしゃいますか。
○櫻井充君 たしか御省の事務次官もその大学に勤務されている、若しくは勤務された経験がありますよね。
○櫻井充君 現在はその方だけですが、また別な方が、たしか事務次官の方がそこに就職していたはずなんです。  厚生労働省からもこの大学のところ、大学に行って働いている方がいらっしゃいますね。
○櫻井充君 届出のある人と届出のない人というふうに必ず言われると思ったので、私は官僚の経験のある人というふうに質問通告しているはずです。もう少しきちんと答えていただけませんか。  厚生労働省から何人行っていますか。
○櫻井充君 済みません、通告しております。  委員長にお願いですが、改めて、その届出義務のあるとかないとかいうこと関係なしに、国家公務員を経験した方がこれまで、延べ人数でいいです、延べ人数で何人いるのか、そのことについて是非理事会で御協議、報告の御協議をいただきたいと思います。
○櫻井充君 なぜこういうことを言っているのかと申し上げますと、文部科学事務次官の方から文部科学省にこの件で電話が入っているはずなんです。このことは前回の予算委員会、それからほかの予算委員会で質問させていただきましたが、どのような内容の電話があったんでしょうか。
○櫻井充君 まあいいですよ、私は聞いていますから。私は知っていますから。誰かというのは、これは公務員の方々が気の毒なのでそれは申し上げませんけど、それはちゃんと聞いていますから。それは調べ方が足りないだけですよ。そして、今のような趣旨のことが来ているんですよ、はっきり申し上げて。...全文を見る
○櫻井充君 是非よろしくお願いしたいと思います。  繰り返しになりますが、ここで国家戦略特区のこの方針に従っている定数は二十しかないんです。私は、この二十の枠は決して悪い枠だとは思っておりません。医療のところで、メディカルツーリズムでこれから日本が、何というんでしょうか、外貨を...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そういうことなんだと思います。そのことによって成田は成田で発展していくことになりますから、私は、このこと自体については異論はないんです。  ですが、繰り返しになりますが、その特区の趣旨以外のことについて問題があると思っているので、この点に...全文を見る
○櫻井充君 仙北市はもう手を下ろしていませんか。
○櫻井充君 済みません、観光客の誘致なんて、それはどこの町でも、それはみんな興味を持っているんですよ。  そういうことじゃないですよ。今、手を挙げていたのが仙北市だと言っていましたが、仙北市は手を下ろしていませんか、もう。
○櫻井充君 違いますよ。  最初に手を挙げてくれといって手を挙げてみたんだけど、話が違うからやめているはずですよ、こんなの。そういうことでごまかさないでいただきたいと思いますけどね、私はタクシー協会からちゃんと確認取っているんですから。  ちゃんとした答弁してくださいよ。虚偽...全文を見る
○櫻井充君 まあ分かりました。  仙北市は、確かに角館とか秋田の小京都と言われて観光地がございます。私は、お隣の大曲で月に一週間ずつ仕事に行っていましたから、あの地域のことについてはよく分かっております。  じゃ、そうすると、この角館市にはタクシーが何台あるんでしょうか。そし...全文を見る
○櫻井充君 要するに、タクシーじゃ足りないからこういうことをやりたいというふうにお話しされているから、そうやってお伺いしているだけの話です。  済みませんが、こちら側はレクの時間を取りましたけど、役所側はレクの時間に大幅に遅れてきまして、私は五分のレクしか受けておりません。です...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、行政側は国会の決定そのもの自体は尊重されなかったということでしょうか。
○櫻井充君 国会では、タクシーの減車をしていかないと、例えば仙台の場合は、しゃれじゃなくて千台増えたんですよ。そのために何が起こっているかというと、客の取り合いから始まって、ヒヤリ・ハットなんというのが物すごい数で増えているわけですよ。それから、一時期は渋滞を起こして排ガスどうな...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  じゃ、白タクというその言葉を使うのはやめたいと思いますが、一方で、そうすると、認可されている、国でしょうか、地方自治体なのかな、タクシーの会社がございます。その認可されていない方々が、何らかの形で新しく認可されてタクシーの行為に似たようなことを行う...全文を見る
○櫻井充君 NPOであれば、そうすると資格なくて何でもやれるということですか。そういう話ですよね。いいでしょうか。
○櫻井充君 じゃ、もう少し具体的に聞いていきたいと思いますが、その方々が例えば事故を起こしました。そこを利用している方々だとすると、タクシーの場合には多分補償が出るんだろうと、補償が当然出されるものだと思っていますが、それは保険に入っているからだと思っているんです。そうすると、こ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、それは法律の条文のどこに書いてあるんでしょうか。私は法律は一応読んできましたが、その条文が見当たりません。済みません、教えてください。
○櫻井充君 済みません、まだ規則はできていません。その規則を作るに当たっての根拠法が必要です。その根拠法の条文を教えてください。
○櫻井充君 済みませんけど、これ安全を確保できるかどうかというのが一番なんですよ。さっきの上月さんのバスの話じゃありませんが、規制緩和したときに人の命が守られるかどうか、万が一事故が起こったときにきちんと補償されるかどうか、こういうことがない、担保されていないから皆さん不安になっ...全文を見る
○櫻井充君 この法律の十六条の二に、これ新設されているんですが、道路運送法の特例を設けているわけであって、これ以外は道路運送法に全て準ずるということになるんですね。
○櫻井充君 分かりました。  じゃ、特例で認められるのはこの特区法の十六条の二の項目だけであって、それ以外は全て道路運送法に従うということでよろしいんですね。
○櫻井充君 そうすると、安全管理のための車のチェックを行わなければいけないはずですが、これはどういう形で担保されるんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、予定ですはおかしな話ですよ。今自分で道路運送法に従うと言っているんですから、道路運送法にちゃんと全部、全面的に従ってもらわなきゃいけないはずですよ。特例はここに挙げている項目だけであって、それ以外は全部従うんじゃないんですか。
○櫻井充君 済みませんが、なぜそういうことが可能になるんでしょうか。いわゆるダブルスタンダードです。なぜダブルスタンダードが可能になるんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんけれども、先ほどは道路運送法に全て従うと言っていたわけですよ。そこで、今度は政令、何になるのか、規則になるか分かりませんが、それを作るときには、既存のタクシー業者と今度そういう行為をやる人たちと違うスタンダードになるわけですね。だったとすると、それは特例じゃ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、これ、今回の最大の問題というのは何かというと、安全性なんですよ。別に難癖付けているわけでも何でもなくて、安全性が担保できるかどうかを確認しているだけです。例えば、自動車の整備はちゃんとしてあって、万が一ですよ、万々が一ブレーキが利かなくなっていって事故を起こしま...全文を見る
○櫻井充君 もう少し議論したいんですが、ほかの案件もあるので、ここでこの問題については終わっておきますけれども、とにかく安全が確保されるかどうかというところがやっぱり僕は一番の課題なんだと思っているんです。  タクシーの事業者は、例えば十八歳で一種の免許を取ったとしても三年間免...全文を見る
○櫻井充君 遠隔のこういう服薬指導ができるのは恐らく大手なんだろうと、そう思います。その大手が余りに利益を出し過ぎているので、例えば門前薬局などについての処方箋の枚数を調整するとか、今回の診療報酬改定などで様々やってきているはずなんですよ。そうすると、これ、本当にまた大手だけが利...全文を見る
○櫻井充君 甘いですよね。  設備投資をこれはしなきゃいけないので、それなりの余裕がなきゃいけないし、それから、人員が豊富じゃないとできないんですよ。今、日常業務だってみんなやっとやっとなんですよ、地方の本当に小さいところは。  これ、地方の薬局がもしこういうことになって、ま...全文を見る
○櫻井充君 今、ちょっと相当大事なことを言いましたよ。  かかりつけ薬局は、そうするとテレビ電話でも可能になるんですか。今そういう話ですよ。私は、まさしくここのところをお伺いしようと思っていたんですよ。  かかりつけ薬局をこれから充実させていきますと、診療報酬改定の本体の中で...全文を見る
○櫻井充君 いや、そんなの当たり前のことですよ。そんなのになっちゃったら大変なことになりますよ。だって、同じ人が必ずしもこれ多分服薬指導しなくなるんですよ。そこの薬局に行けば大体係の人がいて、皆さんその方に話をお伺いするんです。  言いにくい話でもありますが、患者さんって実は、...全文を見る
○櫻井充君 もう一回お伺いしますが、全国展開する気はないんですね。ここは大事なことなんですよ。
○櫻井充君 これは大事なことでして、何でもかんでも電話でやるようになっちゃったら大変なことになるんです。ちょっと違うかもしれないけど、貸金業からお金を借りる人が増えたのは、あの例のラララむじんくんが出てからですからね。あれの台数と貸金業からお金借りている人は完全に比例したんですか...全文を見る
○櫻井充君 これも同じことなんですが、是非安全の確保と、それから、医療というのはやっぱり信頼関係がすごく大事なので、信頼関係が確保できるように努めていただきたいと、そう思います。  本当は農地のことについてもやりたかったんですが、済みません、支払基金のことについて、現実が分かっ...全文を見る
○櫻井充君 ビッグデータを整理しましょう、そしてその上で患者さんの次の医療に役に立てていきましょうというのは、これはもう大賛成で、その方向性は間違ってないと思っています。  一方で、その審査をどうするのかということで、もっといい方法があれば僕はもっといい方法に変えた方がいいと思...全文を見る
○櫻井充君 現実的なお話させていただきますと、例えば東北六県で仙台に集めましたと。最後はこのレセプトそのものをチェックしなきゃいけないんですよね。機械でチェックできるわけではなく、最後は全部医者がチェックすることになっています。そうなると、青森県からのレセプトから秋田県からのレセ...全文を見る
○櫻井充君 最後に、大臣にちょっとお伺いしたいことがございますが、先ほどの問題の前にもう一つ、竹中平蔵さんってそんなに有能な方なんでしょうか。要するに、よく有識者に出てくるんですけど、今回も大学の教授で出てきているんですが、この方はある人材会社の会長であって、そういう立場で発言さ...全文を見る
○櫻井充君 無理な質問して済みませんでした。  最後に、冒頭申し上げた規制緩和と地方創生の関係については、大臣はどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 済みません、時間が来たのでちょっと一点だけ。  私の考えで申し上げると、大臣、御答弁ありがとうございました、パイが広がるものは規制緩和していいと思っているんです。広げてもパイが変わらないところで規制緩和すると過度な競争が起こる、競争というのは基本的にいうと価格競争で...全文を見る
08月01日第191回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第1号
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○委員長(櫻井充君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました櫻井充でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げ...全文を見る
○委員長(櫻井充君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上月良祐君、滝波宏文君、堀井巌君、森まさこ君、大島九州男君、風間直樹君、浜田昌良君及び紙智子君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時六分散会
08月03日第191回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第2号
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○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策及び原子力問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十一分散会
09月26日第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○委員長(櫻井充君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました櫻井充でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げ...全文を見る
○委員長(櫻井充君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に愛知治郎君、江島潔君、片山さつき君、平野達男君、大島九州男君、神本美恵子君、新妻秀規君及び紙智子君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十六分散会
10月27日第192回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井充です。  冒頭、三笠宮殿下がお亡くなりになりました。衷心より哀悼の誠をささげたいと、そう思います。  今日は、大臣所信といいますか、大臣の発言について質問する予定だったんですが、ちょっと冒頭二問、ほかのことについて質問さ...全文を見る
○櫻井充君 働き方の問題だけではなくて、賃金も低かったんではないかという、そういう指摘もありますが、この点についていかがでしょう。
○櫻井充君 うちはそんな、県庁並みにも出せません。それから、公設秘書と同じように処遇を改善したいと思っても、正直申し上げてできません。うちは額面三百五十万ぐらいです、大体。ですから、うちで、事務所で裏負担もすると四百万ぐらいがうちの事務所からの支出だろうと思っていますし、ただ、一...全文を見る
○櫻井充君 そういうことで、是非、委員長、よろしくお取り計らいをいただきたいと思います。  もう一つ、我々野党だからかもしれませんが、政治資金を集めるのは本当に苦労しているんですよ。ただ、大臣は、私の事務所とかから比べるとはるかに多くの政治資金を集められていますよね。大体どのぐ...全文を見る
○櫻井充君 私がお伺いしているのは政治団体での総収入です。政治団体としてどのぐらいのお金を一年間に集めていらっしゃいますか。
○櫻井充君 報道によれば、四団体の総収入、二〇一四年で一億三千六百万円ぐらいだということです。しかも、六千九百二十四万円を繰り越しているということであれば、あればですよ、これだけのお金があれば確かに県庁職員並みの処遇ができるはずなんですよ。お金がないんだったら僕もある程度仕方がな...全文を見る
○櫻井充君 もう一点、SBS米について質問させていただきたいと思いますが、今回のことを受けて農水省として改善されるということをお伺いいたしましたし、御報告いただきました。どこに問題があって、そしてどのような改善をすることになったんでしょうか。
○櫻井充君 問題点がないということであったとすると、なぜ政府でルールを変えなきゃいけないんですか。
○櫻井充君 何でSBS米を買うんでしょうか。そして、米の、これは僕は農水省から説明を受けましたが、日本の米の価格が低いときにはSBS米は十トンまでのまだ制限のところまで行かなくて、かなり数量が少なくなってきているということになると、当然のことですけど、これは価格の問題が一番大きい...全文を見る
○櫻井充君 済みません、時間がないので、聞いていることに簡潔に答えていただきたいんですが、じゃ、結果的にその十万トンに行く年と十万トンに行かないときがありますよね。ここの差は一体何かというと、私が説明受けたのは、国内産の米の価格が下がってきているときには十万トンに達しないんですと...全文を見る
○櫻井充君 済みません、需要と今おっしゃいました。価格は関係ないということですか。私は昨日、農水省からの説明では、価格が低いときにはSBS米の輸入は少ないと、そういう説明を受けましたが。  済みませんが、委員長、簡潔に答弁してもらえますか。関係ないことをだらだらやらないでくださ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、委員長、これ以上ひどい答弁だと止めさせていただきますよ。  済みませんが、私はそんな需要と供給のことで価格が決まっていることぐらい知っていますよ。そうじゃないですよ。SBS米がこれだけ売れるか売れないかということについては国内産の価格が影響しているんでし...全文を見る
○櫻井充君 そうなんですよ。国内産の価格に連動しているということは、業者間でやり取りをして、少しでもSBS米の価格を下げることによってSBS米を売ろうとするのは当然の心理だと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 結局、業者側から、輸入業者からすれば、このSBS米を売るためには国内産よりも安く売れるようなシステムをつくりたいと、そう考えますよね。この点はいかがですか、まず。
○櫻井充君 済みません、答弁になっていません。そういうことを聞いていませんよ、大臣。そんな紙見ないで、ちょっとちゃんと聞いてくださいよ。  私がお伺いしているのは、輸入業者から見れば、国内産の米よりもいかに安く売るか、そこに努力をするのは当然のことですよねと申し上げているんです...全文を見る
○櫻井充君 ですから、これを何らかの形でやりたいから、結局のところは、輸入業者からその受給者というんでしょうか国内の業者に対して、調整金というんですか、金銭の授受を行って、こういうことをやるから国内産を買うよりは安くなりますよということでこのようなお金のやり取りをしていたというこ...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、その販売促進費は何に使われるんですか。
○櫻井充君 円滑に行うのはそのとおりですよ。それから、民民の取引でそういうのをやっているのも分かっているんですけど、だけど、そこのところで何でそうやってお金を渡すんですか。結局は、少しでも少しでも安く売れるようにするために出しているんじゃないんですか。  販売促進するためには、...全文を見る
○櫻井充君 お金はそれは一つの目的で使わないことは確かですよ。だけど、じゃ、この調整金がなくなったら一体どうなるんですか。今までよりは安く売れなくなると思いますが、その点についてはいかがですか。
○櫻井充君 非常に大事なポイントです。これは、調整金によって、個々の業者間の金銭の授受において価格には影響しないというのが農水省の見解ですね。
○櫻井充君 価格に影響しないのであれば、どうして今回こういうルールを決めたんですか。要するに、農家の方々が心配されているとかなんとか言いますけれど、価格に関係ないんだったら、全然そんなこと心配要りませんよと言えば、それで終わりじゃないですか。そういうふうに言えば終わりなのに、何で...全文を見る
○櫻井充君 スキーム上問題はないと思っているんです、私も。スキーム上問題があるんだということを申し上げておりません。ただし、欠陥があったんじゃないですかということです。  例えば、じゃ、別な観点からお伺いしたいと思いますが、業者間でお金のやり取りをするということを農水省は考えて...全文を見る
○櫻井充君 関心がなくて、民民でやることに対して今口出ししているじゃないですか。おかしいじゃないですか。
○櫻井充君 済みません、民民の取引には興味がなかったんですよね、昔は。今は興味あるんですか。
○櫻井充君 もう一回質問いたしますが、民民の取引には興味がなかったという趣旨の発言をされましたね。ですから、それは当然だと思いますよ。官が民間と民間の取引に対して一々口出しするのはおかしな話ですから。しかし、そうだとしたら、今回のルール改正は、民間の取引間の中にちゃんと国が関与し...全文を見る
○櫻井充君 そうなってくると、ここの中のルールとして、農家の方々に問題があるということは、今までのルールの中でいうと、問題があるから、いいですか、問題があるから農水省としてルールを変えたということですよね。
○櫻井充君 そういうことなんだと思うんですよ。不十分だったんですよ。  だから、時代が、例えば金融行政なんか特にそうですが、新しいものがどんどんできてきていて、金融庁が考えているルールをはるかに超えるようないわゆるグレーゾーンのところをどんどんどんどんついてきてやってきているわ...全文を見る
○櫻井充君 そうなんですよ。成立していないんですよ。大臣、立法府で決めていないんですよ。  世界の国々で、ここに加盟している国々の中で批准している国ってあるんですか。
○櫻井充君 どこの国もまだ批准していないんです。  ですから、今後要するにTPPという枠組みが最終的にはできるかもしれない可能性があるから、だから今から準備するんですなら分かるんですよ。この書き方は決まっている書き方です、TPPによる新たな国際環境の下と。  大臣は、大臣は行...全文を見る
○櫻井充君 ここはそう書けばよかったんです。TPPによる新たな国際環境ができ得る可能性があると書けばよかったんです。しかし、これは断言しているんですよ。これは私は大問題だと思いますよ、決まっていない中でもう完全に決まったような。まあ、大臣は強行採決しろという派ですから、それに全て...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、頭が悪いので認識できないんですが、正しくやはりちゃんと書かれるべきだと思いますよ。こんな断言して、ここから始まっていくこと自体おかしいじゃないですか。済みませんが、衆議院は今議論の最中で、参議院まだ議論していませんよ。  そして、アメリカがどうなるか分...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、決まっていないことを決まったかのように書くこと自体、私は国会議員として怒っているんです。国会軽視ですよ、こんなの。これ行政文書ですけど、要するに行政官がただ適当に書いているものを大臣そのまま読まれているだけでしょう。御自分でチェックされましたか。チェック...全文を見る
○櫻井充君 まあ、掛け声だけなんですよね、こうやって。掛け声だけは掛けて、あとは各々ですからといって逃げているだけじゃないですか。  今、輸出というお話がありました。私も米の輸出をしたいなと思って、ある会社に、商社に来ていただいて話をしましたが、米の輸出は相当難しいことが分かり...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、今のを全部足したって一兆円にならないんです。  時間がないので、委員長、お願いですが、一兆円になる積算根拠をお示しいただきたい、理事会の方に提出いただきたいと思います。
○櫻井充君 そのほかに、中山間地域に合った収益性の高い農産物とあるんですが、これ一体何ですか。
○櫻井充君 宮城県の中山間地域は何作ったらいいんですか。
○櫻井充君 済みませんが、私は宮城県で何やったらいいのか教えてくださいと申し上げました。  今は無理でしょうから、これも後でどういうものがあるのか実例を挙げていただきたいと思います。  委員長、よろしく理事会の方に提出していただきたいと思います。
○櫻井充君 それから、農山漁村地域のインバウンドと書いてあったんですが、現在はどの程度インバウンド需要があるんでしょうか。
○櫻井充君 こうやって、もう時間がないので終わりますけれど、大臣所信というんでしょうか、大臣の発言をみんな読ませていただきましたが、ほとんどのものが掛け声だけなんです。具体性に欠けるんです。これを本当に農家の方々が見て、安心して生活ができるようになるのかどうか、夢を持って農業をや...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題といたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する件について、復興大臣から発言を求められておりますので、これを許します。今村復興大臣。
○委員長(櫻井充君) この際、復興副大臣及び復興大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。橘復興副大臣。
○委員長(櫻井充君) 長沢復興副大臣。
○委員長(櫻井充君) 末松復興副大臣。
○委員長(櫻井充君) 務台復興大臣政務官。
○委員長(櫻井充君) 田野瀬復興大臣政務官。
○委員長(櫻井充君) 井原復興大臣政務官。
○委員長(櫻井充君) 以上で発言は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十一分散会
11月18日第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、浜田昌良君、進藤金日子君、高橋克法君、滝波宏文君、堀井巌君が委員を辞任され、その補欠として宮崎勝君、小野田紀美君、渡辺美知太郎君、宮島喜文君、...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、本日の委員会に東京電力ホールディングス株式会社代表執行役副社長山口博君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    ...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(櫻井充君) 時間が来ていますので、簡潔にお願いします。
○委員長(櫻井充君) 時間が来ています。
○委員長(櫻井充君) 大臣にも求めますか。
○委員長(櫻井充君) ちょっと答弁の前に石井君に申し上げます。  資料を提示する場合には、これは理事会合意の下でないとできません。ですから、理事会のところできちんと、資料を提示する場合には、今日は新人の皆さんもいらっしゃいますので、きちんと理解しておいていただきたいと思いますが...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 済みません、時間になりました。時間になりました。
○委員長(櫻井充君) 時間が来ております。
○委員長(櫻井充君) 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時四十一分休憩      ─────・─────    午後一時三十分開会
○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として朝日健太郎君が選任されました。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 休憩前に引き続き、東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(櫻井充君) 時間が来ておりますので、簡潔に答弁をお願いいたします。
○委員長(櫻井充君) 簡潔にお願いいたします。
○委員長(櫻井充君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時二分散会
12月05日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
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○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井充です。  今日は発言の機会をいただきまして、林委員長を始め理事の皆さん、そして委員各位に改めて感謝申し上げたいと思います。  まず、安倍総理の、私は、外交姿勢というんでしょうか、政治姿勢について質問させていただきたいと思いますが。  この...全文を見る
○櫻井充君 いや、私が申し上げているのはそういうことではなくて、安倍総理がトランプ次期大統領にTPPについて参加してくださいということを申し上げるのではなくて、オバマ大統領にこそ今申し上げることではないのかと、そういうふうに質問させていただいています。
○櫻井充君 ちょっといろいろあるんですが、ただ時間の関係もあって。であるとすると、先日、我が党の議員が本会議のところで質問された際に総理はこう御答弁されたんですが、こういう趣旨のです。オバマ大統領とは余り話しする内容もなかったので立ち話でした、トランプさんには時間を取っていただい...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、もう一度確認だけさせてください。  この新聞報道によると、トランプ氏はまだ大統領ではない、前例のないことはしないでほしいという強い異議を日本政府に伝えていたことが分かったと、こういう記事がありますが、これは事実と違うということでよろしいんですね。
○櫻井充君 もう一点確認させていただきたいんですが、この間の御答弁では、話し合うことも余りないとは、そういう趣旨の話をされておりましたが、立ち話程度でよかったんだと。  この記事によると、本来であると首脳会談を予定して調整していたんだけど、こういうことがあったので首脳会談が実現...全文を見る
○櫻井充君 まあ、おいおいどちらに決着が付くのかはこれからの経過を見ていきたいと思います。  先ほど二之湯議員とのやり取りをお伺いしていて、確かに自由経済に対しては私も全面的に否定するわけではありません。ただ一方で、保護主義が悪かのように総理がよく御答弁されているのですが、どこ...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃるとおり、ルールを確立していくことはすごく大事なことだと思います。  例えば、中国を訪れた際に、ゲームソフトの海賊版がもう本当に大量に出回っていて日本の国益を損ねていますから、そういう点でいえば、知的財産権をきちんと守っていくということは、これは大事なことで...全文を見る
○櫻井充君 それは、そうすると、私が福井総裁の時代に教えていただいたことと今の日本銀行の考え方は違っているということですか。
○櫻井充君 ただし、一般的に申し上げれば、安い商品が入ってくるので物価が下がってくるというのは一番最初の現象として起こってくることなんだと思っています。  安倍総理は、デフレからの脱却だと、そうずっとおっしゃっていて、物価が下がっていることが経済を悪くしている最大の原因だと。そ...全文を見る
○櫻井充君 繰り返しになりますが、一般的に言えば、安い労働者の方々が作っている商品は安く売れるわけであって、日本企業が海外に行っているのは二つあると思います。一つはマーケットを確保するために、もう一つは安い労働者に生産してもらって安く物を作っていくためにと。これは当たり前にやって...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  半分程度なんでしょう。もうちょっと大きいかもしれません。というのは、工業製品のみについてですが、TPPによって初めて関税が撤廃されるのは僅か三か国でして、それからもう二国間のEPAで締結済みのところが五か国あって、それからほぼ関税がゼロだと...全文を見る
○櫻井充君 この条約を批准するかどうかというのはすごく大事なことなんです。つまり、これから貿易協定どうやって結んでいくのかという中で、アメリカがいる場合とアメリカがいない場合で、要するに我々政権のときもそうでしたが、TPP交渉、TPPをまとめることによってこれだけの経済的メリット...全文を見る
○櫻井充君 それから、TPP交渉に入る際に、我が党にも賛成派、反対派の方がいらっしゃいましたが、その際に委員各位の共通している点がたった一つだけありました。それは何かというと、入場料を払って、要するにアメリカに頭を下げてまで入るのはやめようということでした。  しかし、今回の経...全文を見る
○櫻井充君 公的保険については、元々除外されているといいますか、TPPの場合には多国間交渉で、一つの国が反対すればこれは認められないというルールになっていて、私の記憶が正しければ、カナダとそれからアメリカは二国間でFTAを結んでいて、そこで医療保険が除外されているので、医療保険そ...全文を見る
○櫻井充君 確かに、日本の企業の、何というんでしょうか、パイを占める割合というのは増えてまいりました。  ただし、これから申し上げたいのは、トランプ次期大統領が二国間交渉にしていきたい、二国間でFTAを結びたいというお話をされてきていて、二国間で結んでくるとかなり大変なことにな...全文を見る
○櫻井充君 これ、郵政民営化のところと僕は相当大きく絡んできているところがあると思っていて、なぜかというと、アメリカ側からというか、在日米国商工会議所からずっと来ているのは、簡易保険がWTO違反であるとか、そういう話になってきていてターゲットになってきました。  私は、当時の齋...全文を見る
○櫻井充君 まあ、あとはこれはこれからおいおい分かってくることになるのかもしれませんが。  麻生大臣、もう一点。こういう保険に入ると、実は優遇税制が掛かっています。元々の税制上と数年前に税制が変わりました。生命保険だけだったものが、生命保険から独立して、医療保険も含めて、医療保...全文を見る
○櫻井充君 補完する意味で必要であればそれは補完することでいいんですが、これが行き過ぎると公的皆保険制度に相当影響してくるんじゃないかと思っていますが、塩崎大臣、いかがですか。
○櫻井充君 実は、そこは僕は全く違うと思っていて、なぜならば、竹中さんが経済財政諮問会議のトップだった際に、公的給付を抑制いたしました。公的給付を抑制いたしましたが、総医療費は抑制しないということになりました。そうすると自己負担が増えることになりまして、その自己負担分が誰がカバー...全文を見る
○櫻井充君 済みません、時間になりました。  アメリカでも実証されていることですが、公的保険とそれから民間保険でどちらが効率的なのかというのは、公的保険の方が効率的であるということはこれ立証されてきています。ですから、公的保険を縮小するような方向になっていくのは私は間違いだと、...全文を見る
12月13日第192回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井充です。  ちょっとお昼に委員の派遣の打合せをやった部屋が化学物質が強過ぎて、済みません、具合が悪くて頭が十分回らないので、答弁簡潔にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  TPP、一応批准はされたんですが、これで来年度の予...全文を見る
○櫻井充君 これはいつ決めたんですか。計上しないというのはいつ決めたんでしょうか。
○櫻井充君 不思議なのは、TPPのことに関して言うと、農産品は対策を打つから大丈夫なんだと。要するに、影響は受けるけど、対策を取るから大丈夫なんだというのが農水省の説明でした。  そうすると、TPPの予算を計上しないということを決めたのが八月だったとすると、もうその時点でTPP...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、補正予算に組み込まれたので来年度予算から外したという認識でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 それは、隣で舟山さんもおっしゃっていますが、別枠で取ると、そういうふうに農水省から説明を受けておりましたが、違いますか。
○櫻井充君 そうすると、今までずっとTPP予算だ、TPP予算だと言っていたのは、別にTPPに関係なしに、TPPがあろうがなかろうがやっていた対策費だということなんですね。
○櫻井充君 ちょっと頭が回らないので、また後でこれ議事録精査して質問させていただきたいと思いますが。  そうなると、二十八年度の補正予算で成立したものについて、多分あれの中にはTPP関連予算が入っていたかと思います。これは、全部この予算を使うことになるんでしょうか。
○櫻井充君 これは強化対策とおっしゃいました。じゃ、もしこれTPP関連予算ですと、そういうふうに銘打っている予算だったらどうされますか。
○櫻井充君 そうすると、今までの農業対策で不十分だったということでよろしいんですね。
○櫻井充君 国会の中の答弁で、麻生大臣、財務大臣が、TPPは別枠で予算を確保しますと御答弁されていますが、そうすると、政府全体での考え方は違うということでよろしいんですね。
○櫻井充君 大綱を作っていったというのは、これTPPに対してTPP対策として作られてきているものではないんですか。もちろん、流れとして、日本の農業を私は別に否定しているわけでも何でもなくて、ただ、あれだけ委員会で時間を掛けてやって、だけど今度は来年度にもう計上しないんだということ...全文を見る
○櫻井充君 対策は制度と予算なんですよ、制度と予算なんです。ですから、その制度のところは関税だとかなんとかいうところで頑張ったものもあれば頑張っていないのもあると思いますが、予算は予算で別物なんですよ。  済みません、ちょっと頭が回らないので、あとほかのことをちょっと今日は聞か...全文を見る
○櫻井充君 これ、以前は八〇%しか補償されておりませんでした。この八〇%しか補償されていなかったものについて、我々の政権の時代に筒井農水副大臣から、何とか一〇〇%補償にしてくれと、私、当時は財務副大臣務めさせていただいて、財務省を説得して、あの当時は主計局長から農水の主計官が怒ら...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  当時は、衆議院の農水委員会に私呼ばれまして、自民党のいわゆる農水族の方々から、本当に一〇〇%なのかと、農水省の答弁じゃ信じられないから財務省来いと言われて、私答弁させていただいた記憶があるんですが。  さて、大臣、ここから肝腎なところなん...全文を見る
○櫻井充君 そんな一般論で財務省が納得するとお思いですか。
○櫻井充君 まあ何年間かしか与党経験しておりませんで、財政当局にいたからよく分かって、その分だけしか分かっていないかもしれませんが、私の感覚で申し上げれば、財務省にいる我々国会議員がどれだけの判断をするのかというのは僕はすごく大きいと、そう思っているんです。  要するに、役所対...全文を見る
○櫻井充君 いや、そういうことじゃないんですよ。政治家同士で政治決断してくださいと申し上げていて、もうこれじゃ期待できないなと、そう思いました。あと、大臣、もうトイレに行っていただいて結構でございますので。  それで、ちょっと今日は分からないことがあるので教えていただきたいんで...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっともう一度まとめると、生クリーム以外のものはやっぱり輸入によっての影響を受けていて、生クリームは需要と供給の関係で安くなるということなんですか。
○櫻井充君 そうすると、ケーキならケーキがあって、ケーキの末端価格が幾らと決まって、それに対して生クリームを幾らに抑えなきゃいけないというケーキ屋さんの圧力とは言いませんが、経営感覚によって、今度は生クリームを卸す人たちも安く卸さざるを得ないと、そういうことなんですか。
○櫻井充君 できれば単純に答弁していただきたいんですが。  それで、今回その補給金というんですか、この補給金はどうして一律になるようになっちゃうんでしょうか。つまり、その三つの中でいうと、生産コストから見れば随分差があるわけであって、安いものであればあるほど今までは補給金を高く...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ちょっとよく分からないんですけど、よく分からないままに今資料を見ていたら、非常に面白いというか興味深い点が出てきまして、これ農水省からいただいた資料です。今月の十二月となっています。十四ページにありますが、加工原料乳生産者補給金の見直しで、一行目に何て書い...全文を見る
○櫻井充君 例えば今のように、生乳っていうんですか、こういうこの手の加工物なんかについて補給金を出しますと、今みたいにやると、何かに対してはどういう対策、何々に対してはどういう対策ということなんですが、抜本的に言うと内外価格差の一番大きいのはどうやら飼料だというのが、農水省の方々...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、国産の飼料にやって結構ですから、国産の飼料、そしたら安く作れるんですか。  私、養豚業界の人たちと話をしてびっくりしましたが、あそこは豚舎があって、その周りは全部トウモロコシ畑で、何の処理もしないでそのままふん尿を掛けているらしいんですよ。近くに行けば物すごく...全文を見る
○櫻井充君 いや、そうじゃないから考えていただけませんかと申し上げているんです。せっかく、これからまた少し勉強させていただいて議論していきたいと思いますが、大臣、虚偽の答弁だけはやめていただきたいですよね。いろんな形で繕って、何とかしてごまかしてやっていこうというようなこそくな手...全文を見る
12月14日第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、宮崎勝君、小野田紀美君、渡辺美知太郎君、宮島喜文君、元榮太一郎君及び朝日健太郎君が委員を辞任され、その補欠として浜田昌良君、進藤金日子君、高橋...全文を見る
○委員長(櫻井充君) これより請願の審査を行います。  第九四号希望者全員が入居できる復興公営住宅の建設などに関する請願外三十六件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理...全文を見る
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(櫻井充君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十二分散会