櫻井充
さくらいみつる
選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月06日 | 第196回国会 参議院 議院運営委員会 第8号 議事録を見る | ○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井でございます。 五年前も、まだあの当時は黒田総裁ではございませんでしたが、質問させていただきました。あれから五年たちまして、今日は、主に五年間の金融政策の効果、それから問題点などについて質問させていただきたいと、そう思います。 今も随分物...全文を見る |
○櫻井充君 おっしゃるとおりでして、ただ、日本銀行法には何て書いてあるかというと、物価の安定と金融システムの安定と書いてあるだけであって、物価の上昇とは一言も書いていないんですよ。ですから、物価の上昇と書いていないものについて、しゃかりきになって物価の上昇だけを捉まえてやっていこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のところで私が申し上げたのは、参考人、何かというと、要するに個人の負担をそうやって強いるようになってきているんですと。庶民の皆さん、振り込み手数料などが上がってきているわけですから、結果的にはしわ寄せは誰に行っているのかというと国民の皆さんに行っているんじゃないです...全文を見る | ||
○櫻井充君 その理由はよく分かっているんですよ。理由はよく分かっていますが、私が申し上げているのは、物価を決めてくるのは需要と供給の関係であって、そこに金融政策がそれほど大きな影響をもう及ぼすような段階にはないんじゃないかということ。世界の国々はそうやって確かに金融緩和を行ってい...全文を見る | ||
○櫻井充君 どの程度上がっているか御存じでしょうか。 | ||
○櫻井充君 大体平年比でいうと倍以上になっています。これは金融政策何も関係ないんですよ。金融政策何も関係なくて、寒かったので生育が悪くて、結局何かというと、供給サイドの方が少なくなったから、需要が変わらなくて供給サイドが落ちたから、結果的には物の値段が上がっているわけですよね。こ...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、そういうことをお伺いしているんではなくて、結果的にはその気に働きかけるということ自体が成功だったのかどうかというだけの話ですよ。 消費税が上がりますと、ある日突然上がるということが分かっていれば、確かに三月に駆け込み需要をするわけですよ。だけど、それは耐久財...全文を見る | ||
○櫻井充君 狙いは分かるんですよ。ただし、方法としてそれが適切なのかということを私は問いかけているだけの話です。 もう一点、違う角度から申し上げれば、総務省の家計調査を見てみると、やはり年々支出は減っているわけですよ。年々支出が減っているということは何かというと、買物する量が...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうなることを期待していますが、果たして本当にそうなっていくのかどうか、これはまた見ていかなきゃいけないことだと思っています。 是非、ちゃんときちんとした総括をしていただいた上で、この政策ずっと継続するのかどうかについて御検討いただきたいと。日本銀行の中でも必ずし...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、かなりの劇薬だと思うんですよ。要するに、我々医療業界でいうと、副作用の強い薬でステロイドという薬がありますが、でも、使わざるを得ないときに使っているわけです。だけど、我々考えているのは何かというと、いかに短期間でやめるかということです。それはなぜかというと、副作...全文を見る | ||
○櫻井充君 日本銀行の役割の一つが金融システムの安定なんですよね。マイナス金利になって、その翌年の一年間調べてみると、結果的には対前年比で見ると相当収益が落ちているわけですよ。そうすると、金融システムの安定という点から見てきても、私はこの政策、そんなに長く続けるものじゃないんじゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 私も政策決定会合に出させていただいておりましたので、どういう議論がなされていたかはよく承知しております。 あの当時のメンバーを見ると、様々な考え方の方がいらっしゃって、非常にバランスのいい議論ができていたのではないのかと、そう思います。今は、ある、まあリフレ派と言...全文を見る | ||
03月22日 | 第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井でございます。吉野大臣、今日はどうぞよろしくお願いいたします。 今まで余り取り上げられてこなかったちょっと今日は一つ目のテーマ、やらせていただきたいと思っているんですが、被災に遭った古文書とかそれから文化財とか民芸品とか、こういうことを何とか...全文を見る |
○櫻井充君 今の答弁、多分聞いていただいた議員の皆さんは結構やっているんじゃないかと思われているかもしれませんが、実際はほんの一部でして、もし数字が分かるのであれば教えていただきたいと思いますが、全体の古文書なり文化財でいうと何%程度が今レスキュー作業をされているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 これは、あくまで国の指定とか県や市町村の指定されているところについてやってきているだけであって、一般の民間の持っていらっしゃるような文化財とか古文書に対してほとんどの手当てがなされておりません。 ちょっと、吉野大臣、済みません、全然通告していないんですけど、羽生結...全文を見る | ||
○櫻井充君 見ていないとは分かっているんですが、知っているかどうかだけなんですけど、実を言いますと、これ、大和町の吉岡宿にありました古文書を基にして映画化されたものです。あるお寺にこれが保存されていて、東北大の先生がこの古文書を全部読み解いて、それを見た方が映画化してくださいまし...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 多分この復旧作業をきちんとやっていくと、もう何十年単位で掛かると言われました、五十年では終わらないだろうと。その佐藤先生から教えていただいている事業なので、文化庁の予算そのものが足りなくてとてもできる状況にないので、何とか復興予算の方から計...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 それでは、次の話題に移りたいと思いますが、被災地の方もおかげさまで企業の再生がなされてきていますが、一方で、今こういう課題が出てきています。 それはどういう課題なのかというと、グループ化補助金という制度がありまして、あれは我々が政権のと...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、そんなことでは復旧できないと思います。 こういう答弁だから困るんですよ。今まで制度がないとおっしゃいましたが、私は被災当時財務副大臣をやらせていただいていて、財務省と、それから中小企業庁と一緒になってグループ化補助金という制度をつくらせていただきまし...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 自分たちが好きで工場が流されたわけでも何でもありません。それから、本来であれば、例えば閖上で工場をやっていた人が、閖上の地区ですぐに工場を立ち上げたかったんですけど、残念ながらすぐにはそこで工場を造れなくて、仕方なく雇用を維持するために、そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 一割程度がリスケをしないと経営ができないような状況になってきています。 今は頑張ってやってきているところもこの先どうなっていくのか分からないというのが、もう大臣御案内かと思いますけれど、例えば、設備としては八割の企業が回復したと言っていますが、売上げは必ずしもそう...全文を見る | ||
○櫻井充君 制度のことを聞いているわけではありません。私は、実態どのぐらいの方が支払猶予にしてほしいという声があるのかということをお伺いしています。 | ||
○櫻井充君 驚くべきことだったんですが、所管省庁がまだはっきりしていないということを言われました。企業の場合には中小企業庁らしいんですが。ですから、こうやって今度は個人は個人でこれから本当大変なことになってくるんだと思っていて、そこもきちんとした形で復興庁でやっていただきたいと思...全文を見る | ||
○櫻井充君 レクした際に所管省庁がという話になりましたので、こういうふうに申し上げているところでございます。 いずれにしろ、所管省庁があるなしにかかわらずすごく大事な問題だと思うので、きちんと対応していただきたいと、そう思います。 それから、女川原発の再稼働についてお伺い...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 被災地で再稼働するというのは、僕はかなり難しいことなんじゃないのかと思っているんです。でも一方で、そのまま東北電力に維持させるということになってくると、電力側も非常に大変なことになると思っていて、例えば、これは済みません、個人的な考えで恐縮...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ本当に大変な問題だと思うんです。 女川原発のところは、先ほど説明がありましたが、避難所としても使われていて、この時点で非常に安全だというふうに皆さんには思われていましたが、しかし、住民の皆さんのアンケートを取ってみると、七割ぐらいの方が再稼働に反対していると、...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、質問に答えていただいていません。私は一年後ということを聞いておりません。 今の時点でいうと相当自然減衰しているので、この先、自然減衰は相当減るから、そうすると、被曝線量二十ミリで設定してしまうと被曝線量は多くなるはずなんですよ。もう少しきちんと、通告し...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、これ閾値というのはないんです。閾値というのは、これ以上放射線を浴びるとがんになります、これ以下だと大丈夫ですという、そういう閾値というのはございません。ただ、一応分かっていることは、百ミリシーベルトを超えると、百ミリシーベルトごとに〇・五%がんの発生が増えるので...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうことを申し上げておりません。状況が変わっているんですから、要件を変えないといけないんだと思っているんです。そうしないと、健康は維持することができないと思います。 繰り返しになりますが、発災直後の二十ミリシーベルトの意味合いと、それは自然減衰相当していきます...全文を見る | ||
○櫻井充君 私はそういうことを申し上げておりません。基準が問題なんだということを言っているんですよ。人の体ですよ、はっきり言っておきますけど。 先ほど出てきたような、じゃ、三百四十ミリシーベルト被曝するということになって、この地域の方々のがんの発生率が上がったとしたら誰が責任...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、時間になりました。改めて申し上げておきます。 私が申し上げているのは基準値なんです。先ほどの除染するというのは、医療でいえば治療の話なんです。治療とそれからそこの正常値の基準のところは全く別ですからね。 是非、現状が変わっているので、基準を見直して...全文を見る | ||
04月03日 | 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井充です。どうも御声援いただきまして、ありがとうございます。 まず最初に、余り取り上げられてきていない労災保険制度のメリット制度について議論させていただきたいと思っています。 この間も労災の問題について随分議論されていま...全文を見る |
○櫻井充君 済みませんが、それってデメリットの点だけですよね。つまり、事故を起こすことを前提にそういうふうにおっしゃっていて、事故を起こすから今度は保険料率が上がるんだという話ですが、事故を起こさなければ保険料率下がるんですよ。なぜそのメリットについては説明がなくて、デメリットだ...全文を見る | ||
○櫻井充君 どうしてそういうことになるんですか。関係ないじゃないですか。例えば、自動車に、我々損害保険入っていますね。そのときに、事故を起こしたからといって計算が面倒くさくなるとか個人の負担が重くなるとか、そんなの全然関係ないんですよ。 こういう制度は民間でそうしたらやらせた...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。御検討をよろしくお願いします。 というのは、もう一つ、今度はちょっと法定福利費のことについて質問させていただきたいんですが、下請業者の方が例えば仕事で幾らというふうに見積もってくる際に、社会保険料は別建てにして請求することができるはずなのに、...全文を見る | ||
○櫻井充君 中小零細企業にとって、今、税金を納めるよりも社会保険料の負担の方がはるかに重いわけですよ。それはなぜかというと、法人税は御案内のとおり利益を出さなければ支払う必要性がないわけであって、固定資産税と完全に同じで、社会保険料というのは、まずざくっと申し上げれば、企業負担と...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、現場の作業員って相当人手不足になっているのを御存じですか。大臣、この建設業界の人手不足というのはどの程度認識されていますか。 | ||
○櫻井充君 そういうことなんですよ。特にあの東日本大震災で東北地区は、特に沿岸部はやっぱり人手不足でなかなか進まないということもございます。 そういう意味合いで、企業に対しての負担をいかに軽減するかというのは大事なことだと思っていて、今の法定福利費の問題もそう、それから労災保...全文を見る | ||
○櫻井充君 大事な役割を担っていただいているんです。だけど、大事なことが僕は欠けていると思っていて、それは何かというと、実は薬剤師の先生方は病名知らないんですよ。病名知らないまんま服薬指導など、それからこうやって国民の皆さんの指導を行ってくるんです。 大臣、僕はこれずっと前か...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。初めて前向きな御答弁いただけました。 それで、例えばの例を一例だけ申し上げておきたいと思いますが、ACEの阻害剤という血圧の薬がございます。高血圧の治療薬です。これの副作用はせきです。何でせきが出るのかというと、咽頭部を刺激するからせきが出る...全文を見る | ||
○櫻井充君 僕は、財務省が結局のところは診療報酬改定のたびに引下げ、引下げ、引下げとやってきているんですけど、正直申し上げて、財務省そのものが劣化しているような気がするんですよ。財務官僚の方々は努力されていますけど、全体像が見えているんだろうかと。全体像が見えていないからこそこう...全文を見る | ||
○櫻井充君 財務省からすれば、財政再建上とにかく公的給付を抑制したいという気持ちはよく分かるんです。それから、経済財政諮問会議で竹中さんとかがここの公的給付を抑制しろという数字を出してまいりました。だけど、問題は、公的給付を抑制しろと言っておきながら、竹中さんの言い分は、総医療費...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、創薬というお話がありまして、本当に大事な観点なんだと思うんですよ。これ、日本の製薬メーカーが創薬しなくなって販売会社になってしまったら、また医療関係の貿易収支の赤字幅は広がっていくだけです。今、公的給付のところから、多分海外メーカーに対して三兆円ぐらいでしょうか、...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、ある部分は海外の事例を今引かれました。じゃ、海外は特許期間中の薬価って下がっていくんですか。日本だけですよ、下がっていって。そして足立さん、政務官の時代に頑張ってくださって、特例加算にして先発薬の特許期間中の価格を下げないようにしたんです。だけど、これまた下がる...全文を見る | ||
○櫻井充君 いろいろ支援策いただきましたが、僕はやっぱり販売促進するのが一番だと思うんですよ。だけど、残念ながら、その販売促進のところで何か、まあ私のところでもやらせていただいていて、鳴子温泉のところに喫茶店つくりまして、その喫茶店の半分のコーナーはアート・インクルージョンのコー...全文を見る | ||
○櫻井充君 はい。 | ||
○櫻井充君 今日、大臣、本当に前向きな答弁ずっといただいて、感謝申し上げます。 どうもありがとうございました。 | ||
04月12日 | 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井でございます。 本題に入る前に、おとといの集中審議の中での質問が幾つかあった中で、若干ちょっと疑問点があったので、その点について最初に質問させていただきたいと、そう思います。 まず最初に、石橋理事の方から過労自死だとい...全文を見る |
○櫻井充君 まず一つは、きちんとした病名が付くような、そういうものについて一応過労死として定めていると。ただし、ここの定義規定の中には自殺も含むと一応書いてはあるんですよ。ですから、まず、私の考えで申し上げれば、一般的に言うと、過労死のときにはそれなりに病気があって、心臓死又は脳...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、あれは石橋理事の発言を否定されたというわけではないんですか。あえて私たちは過労死ですと、そういうふうに強く、強く感じているのは私の方かもしれません、これは感じ方によって違うのかもしれませんが。 あえてあの場面でそういうふうにおっしゃっているということ自...全文を見る | ||
○櫻井充君 その点は理解いたします。 そこで、あえてお伺いしておきたいと思いますが、亡くなった原因は一体何なんでしょうか。病気ですか、自殺ですか。 | ||
○櫻井充君 これ、大臣、病死と自殺というのは僕は全然違う意味合いを持つと思うんですけど、これは一般論ですよ、一般論、今回の場合ではなくて、病気で亡くなっている場合と自殺されている場合とは私は違うと思いますが、この点についていかがでしょうか。 | ||
○櫻井充君 今回の件については理解しております。そうではなくて、まず一般論としてお伺いしておきたいんです。 ここはすごく大事なことでして、自ら命を絶つのか、それともストレスなりなんなりで追い込まれて病気で亡くなるのかということは私は違うと思っているんですけど、この点について一...全文を見る | ||
○櫻井充君 いずれにしても、過労死ということをどうやって防いでいくのかということは大事なことだと思っているんです。 本当に、心臓死、それから脳血管障害などで亡くなっていくような場合も、本来であれば防げるものなのかもしれない、だから防がなきゃいけないと思いますが、一方で、自殺は...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。よろしくお願いします。 それから、当たり前のように言葉が出てまいりましたが、特別指導という文言が相当飛び交っております。これ、いつ誰が決めた言葉なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みません、私がお伺いしているのは、いつ誰が決めたのかということです、この文言を使っていこうと。 この文言は、今おっしゃったような定義が一応あるんだろうと思います。ですが、制度としてはないと。まあいいんです。制度としてないことは分かりましたから、今後その制度を定め...全文を見る | ||
○櫻井充君 私はそういうことを聞いていません。誰がこの言葉を決めたんですか、いつ決めたんですか、それを聞いております。 | ||
○櫻井充君 済みません、ちょっと、あなたね、もう本当に、今回出てくる法案の審査のトップなんでしょう。耐えられないと思うよ。局長を替えてもらわないと、僕らは審議できないんじゃないかと思うぐらいのひどい答弁ですわ。 もう一回聞きます。誰がいつこの特別指導ということを決めたんですか...全文を見る | ||
○櫻井充君 改めて教えていただきたいんですが、それでは、これは決裁は下りている文言なんですか、正式な文言ですか。今のお話だと、本省と議論したと言っていますね。ちゃんと稟議書が回っていって、特別指導という言葉はそこで生まれてきているものですか。 | ||
○櫻井充君 要するに、厚生労働省全体として決裁は下りていないという理解でよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 いや、いいですか。ちょっと局長、大事なことなんですよ。特別指導を行っていること自体が公表された場合には、これは守秘義務、ちょっと、聞いてくださいよ、ちゃんと。守秘義務違反に当たるか当たらないか、そういうことも全部関係するんですよ。だから聞いているんです。 いいです...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のようなことは、いつどこで誰が決めたんですか。 | ||
○櫻井充君 本省の誰ですか。 | ||
○櫻井充君 これ、局長は、このことについて、その決定のときにはそこにいらっしゃったんですか。 | ||
○櫻井充君 これは、大臣もこの時点で、こういうふうな形でやっていくと、この文言にしてやるということについては御存じでしたか。 | ||
○櫻井充君 それでは、その特別指導の内容について公表していいと、これを定めたのはいつですか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、これは守秘義務違反には当たる行為なんですか、当たらない行為ですか。どうして、それが守秘義務違反に当たらないのだとすれば、その根拠を教えてください。 | ||
○櫻井充君 それでは、東京の労働局長がプレゼント発言をされていますけれど、ああいう発言をされることそのものが守秘義務違反には当たらないんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 特別指導について今のような御答弁がありました。もう一つ別な観点が、いや、なぜこんなことを申し上げているのかというと、労働局長に私は幾つか責めを負うべき点があると思っているんです。ですから、処分の対象にしていただきたいと思っているんです。ただ、法治国家ですから、何もなく...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ分かりました。その点についてはまず理解した上でですが、山越局長からの御答弁の中では、他の企業に対していろいろこういう問題を起こさないようにということがあってという話になりました。 先日、浜口委員の方から出てきた資料で、あとは自民党の木村委員の方からも指摘があり...全文を見る | ||
○櫻井充君 でも、これで社会的信用力は落ちますよね。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そういうことなんです。そうすると、企業側からしてみれば、制裁措置に取られかねないと私は思いますが、違いますか。 | ||
○櫻井充君 問題点は幾つか整理しなきゃいけないんですが、とにかくそういうことをやった企業そのものに問題があることは、これは間違いないことなんです。これは、まあ一番、第一義的に言えば、企業が悪いことはもうこれははっきりしていることなんです。ただ一方で、そのやり方に役所側がどういうや...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、職権濫用なりなんなりの法律の少し定義を変えていかないといけないのかもしれないと思う、私はそういう行為だと思っているんです。つまり、なぜかというと、職務上知り得たことをひけらかしているわけです。あなた方のところもそういうことがあるんでしょう的なことをおっしゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 これが私は甘いと思っていますけれど、そこのところについての判断をもう一度考えていただきたいと、そういうことを申し上げて、それから、やはり法治国家ですからちゃんとしたルールに基づいてやっていただきたいと、そう思います。 厚生労働省設置法四条の四十一条でしたっけ、四十...全文を見る | ||
○櫻井充君 ざくっと言うと、四分の一ぐらいが廃棄されているという計算になります。若しくは二〇%程度かもしれません、少なく見積もっても。 それと、私、これ、大臣、通告していると言ったらいいのか、通告していないのかもしれませんが、飲食店に行って私違和感を感じるのは、食べ残したので...全文を見る | ||
○櫻井充君 今大臣がおっしゃったとおり、僕、バランスだと思うんですよ。日本、めちゃくちゃバランス悪過ぎると思います。世界では当たり前のようにそうされています。 それから、パックが用意されているのは、僕がよく行っている店で言うと一軒しかありません。別に、それで……(発言する者あ...全文を見る | ||
○櫻井充君 飲食店の管理をしている、そこの食品について、これはまさしく厚生労働省の所管ですよね。ですから、そういう意味合いでいうと、厚生労働省が厳しくすればするほど、結局何もできなくなってしまうということだけは是非御認識いただきたいと、そう思います。 ですから、ここのバランス...全文を見る | ||
○櫻井充君 役所が簡単だと言っても、事業者は難しいんです。事業者は面倒くさいんですよ。ですから、ちゃんと一枚紙で本当に簡単にできるようにしてくださいね。そうしないと、また何か、例えば医療の現場でもペーパーばっかり書かされているんです。ペーパーばっかり書かされているから患者さんと向...全文を見る | ||
○櫻井充君 それで、そこをきちんとやっていくという話になっているんですが、今まででもちゃんとやっているところはちゃんとやっているんですよ。ちゃんとやっていないところが問題になっているんであって、ちゃんとやっていないところに対してきちんとこれ手当てできる内容になっているんですか。 | ||
○櫻井充君 通告していませんが、例えば労働省の補助金があります。この補助金を知っている事業者ってどのぐらいだと思われますか。 | ||
○櫻井充君 私の知り合いの中小企業の社長さんたちと話すると、ほとんど知りません。ですから、何を申し上げたいのかというと、補助金のような、企業から見れば有り難い話です、有り難い話ですらほとんど知らないのに、今度は自分たちにとって不利になるようなものをホームページに掲げたからといって...全文を見る | ||
○櫻井充君 それできちんとやれるかどうか、僕は全く分からないです。 それから、例えば、これは厚生労働省の補助金だけではなくて、例えば中小企業庁、経産省の補助金などを見ても実際よく分かっていないんですよ。本来であると、例えば銀行なら銀行が企業とずっと接していますから、そういうと...全文を見る | ||
04月17日 | 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○櫻井充君 民進党・新緑風会の櫻井でございます。 今日は、こういう発言の機会をいただきまして、岩井委員長始め委員の皆さんに御礼申し上げたいと思います。 それから、北海道から稲葉先生にもお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 まず最初に、先ほどのちょっと質疑...全文を見る |
○櫻井充君 今、そういう御丁寧な、済みません、答弁ありがとうございます。問題になるのは獣医学科の方ですから、保健学科は関係ありませんから、保健学科の方々が獣医師になれるわけではありませんのでね。 そういう点でいうと、百四十の定数を満たすはずだったんですよ。それをオーバーしてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 こんな簡単なことを守れないところが本当に四条件を満たした大学としてきちんとやれるかどうか、私は非常に怪しいことだと思っています。 この点については後で質問させていただきますが、まず最初、事実確認からいきたいと思います。 今治市の記録によれば、四月の二日に、まず...全文を見る | ||
○櫻井充君 別にここは、言っておきますが、特区は内閣府の所掌事務なので、別に内閣府に今治市の職員が来ても愛媛県の職員が来てもおかしくないんですよ。全くおかしくないんですよ。別にそこまでおびえながら答弁していただく必要性はないのであって、ここは当然のところなんですよ。問題はここから...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、だらだら答弁しないでください。答えられない人が何で立つんですか。答えられない人が立つこと自体が問題なんですよ。答えられる人に答弁していただきたい。ちゃんと官房の方に来ていただいているはずですから。 お伺いいたします。官邸を訪れることはあるんでしょう...全文を見る | ||
○櫻井充君 質問にちゃんと答えてください。時間の無駄です。 済みませんが、前の委員会では、一般的にはですよ、特区の担当者が官邸を訪れることはありませんと答えていますよ。違うんですか。何で答弁変わるんだよ。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、そんなこと聞いていませんよ。前に聞いたときにはもっとちゃんと素直に答えてくれていますよ。官邸を訪れることは一般的なことではないって、この間、前の委員会のときに答弁してくれているじゃないですか。何で答弁変わるんですか、そういうふうに。そこを聞いているんです...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあいいや。 それでは、面談記録は残っているんでしょうか。改めてお伺いしておきます。官邸に、このときに愛媛県の職員、それから今治市の職員が官邸を訪れたという記録は残っているんでしょうか。(発言する者あり) | ||
○櫻井充君 それでは、ちょっと別な観点から質問させていただきたいと思いますが、たまたまうちの秘書がユーチューブで面白いものを見付けてくれました。 「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに、現役の総理として安倍総理が出演されたことがあります。二〇一四年の三月二十一日です。面...全文を見る | ||
○櫻井充君 さて、テレフォンショッキングに出て、こうやってバラエティー番組に出たやり取りが官邸に残っていると、記録として残っていると総理は実際テレビ番組でおっしゃっています。ユーチューブにも記録が残っています。 それで、こういう案件が、こんなことまで残っているのに、何でほかの...全文を見る | ||
○櫻井充君 こうやって都合のいいものは残っていて、都合の悪いものはなくなったと言い続けてきていると。これは本当に問題だと思うし、これが、はっきり申し上げて、国民の皆さんからの信頼を失っていく最大の原因だと思います。 今日のマスコミの報道によると、柳瀬さんのコメントが変わりつつ...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、この記事によればですよ、真偽を確認しているんです、柳瀬さんは、藤原氏が加計学園の関係者を連れてきたという認識だったと、そうおっしゃっていますよ。ですから、ここの点について、そしてその上で、職員と会ってないとは言えないと。これは、済みません、マスコミ報道なので裏...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、別なことで、別な観点からお伺いしておきたいと思いますが、一般論で結構です。国家公務員というのは、どういう場合にメモを取るんですか。 | ||
○櫻井充君 そうなんですよね。私の事務所に来たときですら、ほとんどの場合メモを取られています。今までメモを取っていなかったことって、僅か一、二分の面談のときあったかもしれませんが、大概の場合にはメモを取られています。私も日銀の政策決定会合に出させていただいたことがありまして、それ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、要するに、愛媛県の職員がメモを取るというのは僕は当たり前のことだと思うんですよ。そこの会合に出ていれば、メモを取っているというのは当たり前のことです。 これは備忘録に位置付けられるんだという話ですが、我々医者の立場で申し上げれば、カルテというのは、一応法...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうなんです。ありがとうございます。 個々に判断すべきものかもしれませんが、一般論で言えば、メモのあるものとメモのないものであれば、メモのあるものの方が多分正しいんですよ。このメモの取り方そのものが間違っていなければ。つまり、あとはメモの、そのときに理解する能力が...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうではないかもしれませんが、これは大臣というのは内閣の一員ですよね。今、内閣全体のことを問われているわけです。その一員として、それから、それではその前にここをお伺いしておきたいと思います。 大臣は、行政のトップですか、それとも国民の代表としての政治家ですか。 | ||
○櫻井充君 行政のトップということであれば、そうすると内閣の一員ですから、内閣の問題について私は答える義務があると、そう思っています。内閣全体で今問われている問題ですよね。内閣全体で問われているものですから、今の立ち位置であれば答弁されることが私は筋だと思いますが。 改めて申...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。それが多分精いっぱいだと思いますので、感謝申し上げます。ありがとうございます。 さて、もう一つ、違う角度からまた改めて質問させていただきたいと思いますが、加計学園が四条件を満たしていたのかどうかについて、これもずっと議論されてきています。文部科学省は...全文を見る | ||
○櫻井充君 四条件判断すべき立場にないということなんだろうと思いますが。 済みません、答えにくいことは大変分かっている中で大変申し訳ございませんが、今日せっかく稲葉先生に来ていただいているので。私は、北大って日本で一番の獣医学部だと、そう思っています。その北大でできないことが...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 環境が整えばと、そこの点なんだと思います。環境が整っているかどうかということについて我々は疑義を持っているので、なかなか難しいんではないのかと、そう思います。そして、今大事な点がありましたが、確かに十六大学でもう既にそういうカリキュラムのこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 基本的には、要するに、新設の獣医学部ではなくて、既存の獣医学校の定数を増やしても済んだ問題ではないのかと、そこです。 | ||
○櫻井充君 重要な御指摘、本当にありがとうございます。 今の中で、二つあったと思います。一つは、別にもう獣医師養成校として定数は満たしているんだということであって、そして満たしているんだからこそ今度は質を上げていかなければいけないということだったので、別に新設の必要性もないし...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣にお伺いしたいと思います。 大臣も先ほど、定数は全体として満たしているんだと、ただし、公務員獣医師など偏在で足りないところ、地域性なども含めてあるんだと。私も、今申し上げたとおり、処遇の問題なんだろうと、そう思うんです。ある四国の県で給料を少し上げたら、ほかの...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、大臣、そういう答弁されたのであえてお伺いしたいと思いますが、新しいニーズとは何でしょうか。そして、新しいニーズは、先ほど稲葉先生からお話がありました、カリキュラムを変更したと、そのカリキュラムを変更したもので対応できないものは具体的にどの分野でしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、まず前者からお伺いしておきたいと思います。 私は、ある製薬メーカーに、研究している場に行ったことがありますが、月にラットを、何匹だったかな、相当使っています。千の単位です。ですから、今お話があったような、動物実験を用いてとありましたが、既にもう製薬メ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それはおかしいですよ。獣医師の需給はどこが担っているんですか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、それでは平成二十一年に出された、需給の問題出していますよね。それは農水省で出しているんじゃないんですか。 | ||
○櫻井充君 平成二十一年に需給のところの数字を出したのは農水省じゃないんですかと聞いているだけです。それに端的に答えてくださいよ。 | ||
○櫻井充君 つまり、大臣、農水省がやっているんですよ。農水省がやっているんですよ。関係ない話じゃないんですよ、ここのところは。だから、農水省が最終的に判断するところに加わっているんですよ。それを、さも他人事のようにおっしゃること自体、僕は間違いだと思いますよ。だって、獣医師法持っ...全文を見る | ||
○櫻井充君 だって、済みませんけど、今大臣から、こういう分野があるんですと、国境越えてだったかな、何かその国際的な獣医師が必要な、何かあるんだというお話でしたから、じゃ、それは具体的に何人なんですかと、一体どこの分野で何人足りないんですかと。 だって、答弁されているんですよ。...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、これ、資料の提供をお願いしたいと思います。具体的な人数を示していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 | ||
○櫻井充君 それでは、具体的な数字が分からない中で、なぜ加計学園の定数は百四十になったんですか。 | ||
○櫻井充君 僕が聞いているのは、そんなこと聞いていませんよ。 新しい分野で、先ほどあったような、国境を越えたような感染症対策で人が何人必要なのかということを聞いているんですよ。瀧本さん、その肝腎なところを答えてくださいよ、じゃ。一言で言えるでしょう。その中の、二百何人の中の何...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、この数字は今現在の数字であって、毎年毎年そういう人たちを養成するわけじゃないですよね。そういうことですよ。違いますか。 | ||
○櫻井充君 こういうことなんですよ。 そうすると、これ大事なことは、今度は獣医師余るようになりますよ。授業料幾らですか。六年間払うんですよ。そして、しかも、奨学金借り入れている人たち、この中のどのぐらいいらっしゃるんですか。社会に出て仕事もない、奨学金という借金を背負っていく...全文を見る | ||
○櫻井充君 国が関係しているんですよ。国が認可したんですよ、これは。これは、国家戦略特区を使って国が認可したんでしょう。違いますか。 | ||
○櫻井充君 要するに、これは国の問題ですよ。国が認可したのに何で関係ないと言えるんですか。国の問題なのに、どうしてそれは国は関係ないと言えるのか、その根拠を教えてください。 | ||
○櫻井充君 それじゃ、愛媛県知事はもう明言されているんです、知事は部下を信用すると。もう愛媛県側の見解ははっきりしているんです。そうしたら、国として払拭するためにちゃんと説明しなきゃならないじゃないですか。説明責任があるでしょう。あると思いませんか。 | ||
○櫻井充君 答弁になっていません。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、総理は関係者です。関係者ですよ。総理がそういうふうに言われているんです。総理に疑いが掛かっているんです。疑いが掛かっている人がそういうふうに答えるということじゃないでしょう。 だって、そういうふうにさっきから、これは愛媛県の問題だ、愛媛県の文書だと、...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、本当におかしいなと思うんですよ。 それで、しかも今回の文書の中にどういうことが書いてあるかというと、事細かにこういうふうに出した方がいいですよと具体的に説明しているんですよね。三枚のペーパーにしろと言ったら、御丁寧に三枚のペーパーになってきたんですよ。 ...全文を見る | ||
○櫻井充君 最後に、改めて申し上げておきたいと思いますが、今日のところでまずはっきりしたことは、全然説明がされていないということです。 それともう一つは、今日は稲葉先生にお越しいただいて分かったことは、獣医師の定数は元々もう足りているんだと。そして、やらなきゃいけないことは教...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 使われていくような、こういう問題について改めて集中審議を求めて、私の質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月19日 | 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。民進党・新緑風会の櫻井でございます。 でき得れば委員長や理事の皆さんにお願いしたいのは、十時から委員会は開会されるということになっていますので、度々遅れております、でき得れば十時から開会できるように努力をしていただきたいと。駄目なら九時五十分じ...全文を見る |
○櫻井充君 表向きの数字はそういうふうになっているんですよ。 これ、資料を今日はお配りさせていただいています。今、十六年度というお話がありましたが、これ、十六年度をうちと厚生労働省とでいろいろ議論させていただいて作った資料です。この資料を見ていただきたいんですが、適合率そのも...全文を見る | ||
○櫻井充君 十年間で一〇%改善したということについては評価したいと思いますが、是非、医者が足りているか足りていないかということについて、この非常勤医の常勤換算で出すことではなくて、常勤医によってどのぐらい満たされているのかということを出すべきなんだと思うんですよ。 それはなぜ...全文を見る | ||
○櫻井充君 確かに後者の方は、これは個人の考え方に基づいてそうやっているんだと思います。例えば、うちの家内も医者ですが、彼女は妊娠、出産中は週に何回かのパートで働き続けたと、それで、子育てが終わった段階でもう一回常勤に戻るということになりました。ですから、働き方改革で、まさしくそ...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ、いろいろありがとうございます。 文部科学省がそういう姿勢だから困るんですよ。病院、医学部や歯学部があるところは、最初、学校法人になったときに、この学部を抱えているところだけ一兆円の借金を背負ってスタートしているんですよね。それでよろしいですね。 | ||
○櫻井充君 なぜ一兆円の借金を背負わされたのかというと、病院で稼げということです。病院で稼がなきゃいけないから、だから今どうなっているかというと、ベッドの稼働率から何から問われることになっていますが、政務官、大学病院というのは特定機能病院ですよね。特定機能病院としての役割果たして...全文を見る | ||
○櫻井充君 私はそんなこと聞いていませんから、申し訳ないけど。 財務省と折衝して負け続けているんでしょう。財務省が社会を理解していないからこういうことになると私は思っているんだけど、そう思いませんか。 | ||
○櫻井充君 いや、済みません、僕ら応援隊なんですから。応援隊なんだから。味方ですから、別に。こうやって厳しく言って敵のように思われるかもしれないけど、そうではなくて、やはりここを増やしてもらわないと何ともならないんですよ。 だって、今政務官、研究の話されましたが、この十年間で...全文を見る | ||
○櫻井充君 ネーチャーはたしか八%ぐらい落ちているはずなんですよ。それはなぜかというと、大学で、大学だけではありません、理化学研究所も含めて研究費が減額されていること、それから研究者が減ってきていることと、それからもう一つ大きなことは、研究補助員が非正規雇用になっちゃったんですよ...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、教授でも地域の病院に行ってバイトしないと生活ができない程度の給料だということを御存じですか。 | ||
○櫻井充君 ですから、文部科学省、大学の教授ですらバイトをせざるを得ないような環境が本当に適切だと思いますか。 | ||
○櫻井充君 私はそんなこと聞いていませんよ。教授ですらバイトをせざるを得ないような環境が適切なのかということをお伺いしているんです。 | ||
○櫻井充君 そういう答弁が来ましたから、それでは実態を調査していただきたいと思います。つまり、大学病院の教授がどのぐらいの人がバイトに行っているのか、それについて調査してこの委員会で報告していただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 これは委員長にお願いしていることです。ここで、この当委員会にその資料を提出していただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 文部科学省がその程度の認識なんだろうなと今日は驚きました、はっきり申し上げて。今のようなところにずっと目をつぶって、現場にずっとやらせ続けてきていると。 私は、まず、元々一兆円の借金を抱えさせたところに問題があると思っているんですよ。この点についていかがですか。 | ||
○櫻井充君 いろいろ御説明いただきましたが、私はそんなこと聞いていませんから。 私は、元々、医学部や歯学部を抱えているところだけ一兆円の借金を背負わされていると。これ、医学部とか歯学部のないところは借金背負っていないでしょう。だから、そこが問題だと言っているんですよ。その点に...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、文部科学省としては、当初一兆円の借金を背負わされたと、これは当然のことだと思っているという認識でよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、質問の趣旨理解していますか。私が言っているのはそういうことじゃないんですよ。医学部や歯学部を抱えている大学だけ借金を背負うのはおかしくないですかと。おかしいかおかしくないか答えてくださいよ。 | ||
○櫻井充君 だから、答弁になっていないと言っているんですよ。私はおかしいと思っているんです。そういうことをやっているから、特定機能病院としての役割以上のことをやらされていて、だから苦しんでいるんですよ。 現場の国立大学の先生方と話をしたときに何と言われたかというと、診療報酬引...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 最初からそう言ってもらえば済んだ話なんだよ、本当に。これは一回、問題提起してもらいたいんです。 これは、加藤大臣、さっきも申し上げたとおり、まずここを解決していかないと、大学の医者の給与をちゃんと確保してもらわないと、大学で抱えている医...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今回の、でもこれ医師不足対策としてやっているわけですよ。医師不足対策としての本来の、要するに、表面上のと言ったら怒られるかもしれませんが、厚生労働省だけでやろうとしてもできない問題なんですよ。この全体の構造を変えない限り何ともならないので検...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今大臣がおっしゃった、本当にそのとおりなんです。医療の技術の進歩によって、検査する内容、それから量が全然違ってきています。例えば、循環器の領域でいえば、心臓のカテーテル検査を行うというのがもう当たり前になりました。胸が苦しい、心電図に若干異...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、この点は相当部屋で議論させてもらったんですよ、相当議論いたしました。やっと譲歩していただいてここまで来ましたが、それでも私は、元々、地域医療構想調整会議というのがあれば、別にそこの中で外来とそれから病院のところを調整するということでやってしまえば、何もこんな、新...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、そうであれば、別にその地域医療構想調整会議というのは必ずしもそれのためだけにやらなきゃいけないなんということを決めたわけでは、決めている、そういうふうに決めているんであれば、別にそこの運用のところを広げればおしまいなんじゃないですか。 地域は、厚生労...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非そうしていただきたいと思います。 そしておまけに、これ昨年、一昨年かな、地域医療連携推進法人なる法人もでき上がっているんですよ。私はこれすごくいい案だと思っていて、個人的には大賛成だったんですけど、党として反対せざるを得なくなって反対票投じました。だけど、これ...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のこの地域医療連携推進法人の中には、これ開業医の方々も入っていますよね。 | ||
○櫻井充君 そうなんですよ。要するに何かというと、外来も全部入っているんです。そうすると、また新しい外来のためだけのこんな組織つくる必要性ないんですよ。自分たちでこれ法案通してくださいといってお願いに来て、これは繰り返しになりますが、これは非常に僕はいい法人だと思っているんです。...全文を見る | ||
○櫻井充君 ピラミッド型になるのかネットワーク型になるのか分からないけれど、やっぱり組織化していかなきゃいけないと思うんです。それをどう機能させていくのかということがすごく大事で、ある種やはりお金が必要になります。 これ通告していませんが、消費税を基金とした昔の地域医療再生基...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、連携するために今回こういう提案してきているわけですよ。であったとすれば、やっぱり連携したところというのは、厚生労働省の方針はこのことなんでしょう。このことが連携していることの形の一つであったとすれば、そこに予算措置するのは当たり前の話だと思うんです。 これ、...全文を見る | ||
05月15日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第10号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井でございます。法務委員会の所属初めてなので、正直言って今日何を質問したらいいかよく分からなくて、一般的な質問を少しさせていただきたいと、そう思います。 法曹養成に関してお伺いしたいと思っているんですが、私の知り合いの弁護士さんから、もう今...全文を見る |
○櫻井充君 何か今の答弁で、私ちょっとだまされていたことがよく分かりました。いや、というのは、ワーキングプアと言われていたので、もっともっと給料が安いのかと思っていました。我々、研修終わってもそんな、医者も研修が終わってから決してそれほど給料がいいわけではないので、別にワーキング...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここの分野すごく大事だと思っていて、今説明のあったとおりなんです。グローバル化というか、国内の人口が減っていく中でいうと、企業が海外進出していかないと企業として生き残っていくことができないので、積極的に海外進出を支援するような政策というのが大事なことだと思っているんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非そこの需要と供給のところをきちんとチェックしていただきたいと思っているんです。 それはなぜかというと、アメリカのように弁護士さんの数が増えて訴訟社会になっていくと何が起こるかというと、企業対企業の争いの次にターゲットになっているのは実は医療の現場です。アメリカ...全文を見る | ||
○櫻井充君 素朴な疑問ですが、法科大学院ができる前の弁護士さんたちのレベルって低いんですか。つまり、先ほど質の向上という話がありましたが、私はそれまでの弁護士さんたちのレベルが決して低いとは思っていないので、そうだとすると、わざわざ法科大学院をつくって、相当多額のお金を出して卒業...全文を見る | ||
○櫻井充君 そこでそういうことを学ばれるということは大事なことだということは認識しています。 ただ一方で、その法科大学院を卒業しても弁護士さんになれる人というのは相当割合低いわけですよ。そうすると、繰り返しになりますが、大学院にまで通って、お金相当額支払って、それで弁護士さん...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 いろんな方々が成年後見人という立場になられているんですが、まず、こういう調査をされているのかどうかお伺いしておきたいのは、どういうタイプの方が横領している割合が多いのか、そこら辺の分析というのはなされているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ちょっと時間が来たので指摘だけしておきたいと思いますが、今のようなことを、僕はちょっと分析が違うと思っています。それはなぜかというと、分母が違うからです。どういう分母かというと、親族の方々がどれだけ成年後見人として登録されているのか、そしてそこの分母に対して何件あるの...全文を見る | ||
05月17日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第11号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井でございます。 まず、商法全般的なことについてちょっと大臣にお伺いしたいと思うんですが、商法を読み始めてみたら読む気をなくしまして、二、三行読んでやめました。何でやめたのかというと、例えば、私は医者なので、医師法という法律がありますが、医...全文を見る |
○櫻井充君 商法の意義は意義として、今大臣から御答弁いただきましたが、これ大臣読まれて、一般の方、これで意味が通じると思いますか。少なくとも私は、法務委員会今回初めての所属で、改めてこの法律を読ませていただいて、正直言って分かりません。それは商いやっていないからかもしれませんし、...全文を見る | ||
○櫻井充君 例えばこの商法のところの、これ事務方で結構ですが、「他の法律に特別の定めがあるものを除くほか、」になっているので、他の法律ってこれ一体何ですか。 | ||
○櫻井充君 いや、そうではなくて、この法律の読み方を教えていただきたいんですが、他の法律というのは、例えばこれは会社法とかも入るものなんですか。 | ||
○櫻井充君 会社法の第一章のところの第一条を見てみると、「会社の設立、組織、運営及び管理については、」、また同じことが書いてあって、「他の法律に特別の定めがある場合を除くほか、この法律の定めるところによる。」と。そうすると、また他の法律どこかを読まないと、この会社法のこれ以外のと...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、そうすると、商売やる方は、基本的にまず何の法律から読めばいろんなところにたどり着くんですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、その知識を身に付けるためにはまず何を読めばいいんですか。 要するに、そこに行き着くためには、上位の法律があって、その上位の法律からだんだん個々に枝分かれしていって、系統立てて法律ってでき上がっていると思うんです。この上位の法律は民法なのかもしれませんが...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、前回の一般質疑のときに質問させていただいた内容で、成年後見人制度の話をさせていただきました。成年後見人制度を濫用されている方の割合でいうと、圧倒的に一般の方が多いということが今回調査していただいて分かりました。 この方々の最大の問題は法律を知らないんだという...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございました。 とにかく、最初は、会社やるにしても素人がやり始めるわけであって、そういう人たちに是非分かるような格好にしていただきたいと。せっかく法律作っても、それが守られなければ何の意味もないと思うので、御検討いただきたい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今の答弁のところ、非常に大事なところがあったんですけれども、要するに、よく分かっていない人たちがいて、その人たちにまで罰則を掛けると酷だと、そういう趣旨の説明があったと思うんですよ。だからこそ申し上げているんです。法律って分かりやすくならないといけないと思っていて、元...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、ちょっとよく分からなかったんで、もう一回、その慎重にならなければならない場合と、それから、積極的にといいますか、そこに処罰規定を置くものと、もう一度、どこに、どういう物の考え方で成り立っているのか教えていただけないですか。 | ||
○櫻井充君 ほかの法律との兼ね合いでって、そのとおりなんですよ。ほかの法律と横並びにして決めていかないと、あるものは罰則規定があってあるものは罰則規定がないということになるというのはおかしな話なんです。ですから、一般論としてというか、原理原則として、どういうものについては基本的に...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、本当は条文とかの内容について質問する項目を用意してきたんですが、一般論で終わってしまいました。 大臣に改めてお願いしておきたいのは、今事務方からも答弁がありましたが、知らない方に対して罰則規定を置くのは酷なんだと、そういう説明であったとすると、読まない...全文を見る | ||
05月22日 | 第196回国会 参議院 内閣委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日、本当は新しい大学構想などについて十分議論をしたいと思っていたんですが、加計学園のああいう記事が出てきたので、済みません、通告していないものもあって大変恐縮ですが、林大臣の所感などをお伺いさせていただきたいと、そう思っていま...全文を見る |
○櫻井充君 その二十四件の事例の中に、多くは看護学部ではないんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 看護系の学校は元々、戦後、看護師さんたちの数が足りないので補助金を入れるシステムができ上がってきていて、こういうところは補助金がかなり入ってきていますが、一方で、一般の学部を抱えている大学に補助金が入っている例はほとんどないんじゃないのかと、そう思います。 その上...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうことなんですよね。こういう大学を認可していること自体、私はすごく大きな問題があると思うんです。 これは、大学側が利益を出すためにはこういう募集を掛けるのは自由かもしれませんけれど、学生さんや子供さんたちにとってみたら、夢を持って、薬剤師になれると思って学校...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は大臣に聞いています。大臣がこういう大学を認可してきていること自体に私は問題があると思っているんですよ。 以前、LEC大学という大学がありました。これは特区を使って結果的には竹中平蔵さんが後押ししていたと思いますが、この大学だってどうなったかというと、予備校生と...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のところで結局問題点が一つ出てきているわけです。法令に違反していないから認可してみたけれど、十分な教育機関としての役割を果たしていないということだと、私はそう思います、今の数字を見る限りにおいては。 そうすると、本当にあの獣医学部も文部科学省としてきちんとした形...全文を見る | ||
○櫻井充君 ほかの大学と同じような認可の仕方ではないと思うんですよ、これはあくまで特区の大学ですから。特区の大学であれば特区の大学としての許認可の在り方が僕は問われていると思っていて、そこの設置審の方々も、四条件を満たしていないんじゃないかという声が随分あったというふうに聞いてい...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、だらだら読んでいただきましたが、それは林大臣もそう思われていると、適正だったと、加計学園ありきではなかったと、そうお考えだということでしょうか。 | ||
○櫻井充君 残念ですし、まあ、今大臣の立場だとそういう答弁しかできないんだろうなと、そこはそう思います。 そこで、ちょっと新たな提案、建設的な提案させていただきたいと思っているんですが、今の例えば千葉科学大学薬学部の今年の定員の充足率、これは分かるでしょうか。もし分かるんなら...全文を見る | ||
○櫻井充君 たしか半分切っているはずなんです。もう人が集まっていません。なぜこういうことが起こるかというと、都心部にもう薬学部があって、そこに来た方が生活から何からいいので、わざわざ田舎に行かないということがあるんだろうと、そう思っています。 この議論をすると、文科省のある官...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 でも、林大臣、それだけじゃ不十分なんです。それはなぜかというと、卒業した後にちゃんと就職できるような口をつくってあげられるかどうかでして、今申し上げたとおり、中学の先生方、相当苦労されていますけれども、そこの中の一つ大きな要因が部活になって...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、こういう資格のある人たちじゃないと例えば中学の部活の指導はできませんというのは、実を言うと規制なんですよね。規制緩和すれば雇用が生まれるかのように誤解されている竹中平蔵さんたちがおられますが、規制改革会議というのはそこが根本的に間違っているんですよ。そうじゃなく...全文を見る | ||
○櫻井充君 櫻井です。 | ||
○櫻井充君 いや、まあ林さんと間違っていただいて光栄でございますが、それはそれとして、もう少し奨学金全体を見直していただきたいと。それはなぜかというと、今度は、結婚する、出産する、子育てする、そのことについて相当な足かせになってきていると、こういう数字も出てきているので、やはり借...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、時間来ていますが、ちょっと一言言わせておいていただきたいと思いますが、租税回避って、ケイマン諸島に本社機能を移しているような人たちに対しては何もしないで、国内でそういうこと、何でそんな話されるんですか。ちゃんとそこは、回避しているかしていないか実態を調べて...全文を見る | ||
○櫻井充君 そのことを申し上げて、私の質問を終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
05月24日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第12号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 日本語学校の問題について質問しようと思っていましたが、国対の方から加計学園についても聞けと言われたので、済みませんが、所管外で大変恐縮ですけれど、私もずっとこの問題追及してきていて、最近質問することほとんどなくなりました。それは...全文を見る |
○櫻井充君 内閣の一員として、安倍総理のこれまでの答弁を含めてですが、この問題に対する取り組み方、それから、繰り返しになります、答弁の在り方についてはどうお感じになっていらっしゃるでしょうか。 | ||
○櫻井充君 まあそういう答えになるだろうと、そこは予想しておりました。 さて、先ほどの日本語学校の件なんですが、先ほど規制の話も随分ありましたけど、私、まず一番不思議なのは、日本語学校の所管省庁が基本的にいうと法務省なんですよね。何でこれが法務省になっているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 法務省が告示を出すから法務省なんだという話ですが、私、おかしいと思うのは、法務省設置法に、じゃ、どの条文を引いてきてそういう権限をお持ちなんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 入国管理が法務省であることは理解します。一方で、日本語学校の運営なりなんなりということは、これは入国審査だけではなくて学校としての体を成しているかどうかの判断をしなければいけないわけであって、それが、法務省に私はその権限があるとは思っていません。 繰り返しになりま...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、それは入国管理のことを定めているものであって、学校の告示に関係していることとは違うと思いますが、この点はいかがですか。 | ||
○櫻井充君 それは違いますよ。論理が間違っていると思います。 学校は、じゃ、学校として認める要件というのは一体何ですか。その要件は一体どういう要件なんですか。 | ||
○櫻井充君 ですから、学校として適切かどうかの最終的な判断を法務省がすることになっているんですよ、今のところは。だから、その権限は一体何条に定められているんですかと。所管外ですよ。私から言わせれば、法務省設置法に書かれていないことをやっているので、そこが根本的に間違っているんじゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 それともう一つは、所管省庁がないという話でした。これだけ数が増えてきている中で所管省庁がないということは、学校で何か問題が起こった際に、誰が一体そこのチェックを行ってくることになるんでしょうか。そういう体制こそ私は問題があると思いますが、大臣、その点いかがですか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。少子化がこれだけ進んできている、それから、先ほど若松議員からも指摘がありましたが、仙台の飲食店はもう外国人労働者というか外国人の留学生の方々がいなければもう成り立たなくなってきています。 これ不思議なんですけど、最近の学生さんたち、日本人の学...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、日本語学校で学んでいる皆さんの、外国人の皆さんの例えば何か問題が起こっている、犯罪なら犯罪というのがどのぐらい起こっていて、そして、今、ある地域とかそういう説明がありましたが、どういう国の学生さんたちが多くて、そしてもう一つ大事な点は、なぜそういうことをしな...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、ちょっとおかしな答弁ですよ。 データがないのに、何で先ほどそういう話、一つ前の答弁はそうなるんですか。入国審査は各地域ごとによって違ってきていて、それは国籍やそれから地域によっていろんな問題があるからこういうことになるんですという説明でしたよね。しか...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非、こういったことをきちんと一つ一つ分析していただきたいと思うし、調査していただきたいと思います。そして、その上で、繰り返しになりますが、いろんな理由があると思うんです、その背景をどう取り除いていくのか。 先ほど若松議員からあった、多分バイトでそれなりのお金を得...全文を見る | ||
05月29日 | 第196回国会 参議院 内閣委員会 第14号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 まず最初、菅官房長官にお伺いしたいと思いますが、一言で申し上げて、僕は安倍政権、相当しぶといと思っているんですけど、支持率があれだけ下がってもこうやって復活してくると言ったら怒られるかもしれませんが、そこは私...全文を見る |
○櫻井充君 官房長官の僕は危機管理というのは学ぶべき点はすごく多いと思っていて、我が党が政権を失ったというのはそういう危機管理をきちんとできなかったからだと、そう判断しているところがあります。 一方で、長期政権になって問題点も出てきたんじゃないかと思っているんです。例えばの例...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、そういう答弁で、全然根拠なくて、こういうことだから全然違うんですと。 じゃ、例えば、こちら側から具体的に質問させていただきますが、本省相談メモというのがあります。平成三十年五月財務省というクレジットが付いてきています。そこの十三ページに「「学校法人 森...全文を見る | ||
○櫻井充君 総理の御夫人は特別な存在だということでよろしいんですね。 | ||
○櫻井充君 済みません、単純に聞いております。特別な方なんですね。 | ||
○櫻井充君 それでは、この資料に記載しなければいけない理由は何ですか。つまり、何らかの理由がなければここに記載する必要性はないわけであって、わざわざ「議員等」という、「等」という言葉を使っていますが、「等」は誰を指しているのかというと、たった一人、議員以外は安倍昭恵夫人しかいない...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、担当者にきちんと聴取していただいて、その報告をこの委員会に提出していただきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 それでは、もう一点、ここに応答メモというのがあります。平成二十七年十一月十日火曜日、これは、先方は安倍総理夫人付け谷様からということで、当方は国有財産業務課小林さんという方のやり取りの中です。 ここの中で、概要のところで何て書いてあったのかというと、二行目後半から...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、国会議員に情報を開示するとありますが、これ機密性文書二です。機密性文書というのはそう簡単に国会議員に僕は開示しないものだと思いますけれど。 | ||
○櫻井充君 官房長官、今のやり取りを聞いていて、いかがお考えでしょうか。つまり、繰り返しになります、背景としてと、こうあれば行政側は相当意識しているわけであって、そうなってくれば行政プロセスに影響がないと私は言い切れないと思っているんです。 こちらは、当方としては根拠を持って...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、説明は知っているんです。従来の説明がおかしいからそこは違うんじゃないですかと申し上げていますし、ここのこの本省相談メモの中の十一ページには、「打合せの際、「本年四月二十五日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは「いい土地ですから、前に進めてください。」との...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、法令に基づいていたら、こんな審議ずっとしていません。法令に基づいてないから、こうやってやっているんじゃないですか。 じゃ、例えばごみ見積もって、そのごみ撤去費用として八億円を減額しているわけですよ。だけど、ごみ処理って幾ら掛かっているんですか。八億も掛...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、佐川前理財局長の虚偽答弁だという話になっていますね。なぜ、国税庁長官を辞めなきゃいけなかったんですか。法令違反しているから、結局辞めなきゃいけなくなったんじゃないですか。 いいですか、法令違反しているんですよ。法令違反してないなんてことを、まずこれ、発言...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあいいでしょう。後でもう一回ちゃんと精査して、この点については議論させていただきたいと、そう思います。 もう一つ、加計学園側から驚きの文書が出てまいりまして、実はあれは違っていたと。これ、すごく僕は問題だと思うんですが、総理が利用されたことになりますよね。今まで...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうでしょうか。これこそ行政プロセスをゆがめられている原因じゃないかと言われていることですよね。加計学園が認可されていくに当たって、これは首相案件という言葉は使わないとかいろいろありましたが、総理からの指示だとか、そういう趣旨の発言もあってかなり大きな問題、ここは大き...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、民間の有識者って本当に有識者ですか。その中に竹中平蔵さんとか入っているんですけど、彼は本当に、官房長官、有識者だと思いますか。 | ||
○櫻井充君 そうでしょうか。人材派遣会社の会長でありながら、そうすると、何を言っているのかというと、正社員が悪いんだと。つまり、自分たちの会社の利益を確保するために様々な形で働いていて、それを行政側の、今そういう会に入っていて影響を及ぼしてきていることを考えてくれば、利害の抵触に...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあいいです。私は竹中平蔵さんが日本を駄目にした一人だと思っていますので、これは多くの自民党の議員の方々もそう感じていると、私はそう理解しています。 そこで、改めてですが、もう一つ。先週の本会議だったと思いますが、愛媛県の文書について、自民党の席から伝聞だと、そう...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、今の点については疑義の念があると、それ以外についてはお認めいただけるということですか。 | ||
○櫻井充君 官房長官、これは行政のプロセスがゆがめられているかどうかを示す大事な、本当に、文書なんですよ。それを、今官邸側から評価する、まだ今評価できないというお話でしたが、これはきちんと評価していただかなきゃいけないと思っているんです。いつまで、これは評価していただけるんでしょ...全文を見る | ||
○櫻井充君 文書に対して評価するか評価しないかはそのとおりかもしれません。しかし、これは柳瀬元秘書官が発言されている内容と愛媛県側が言っていることは全然違っています。そうすると、どちらが正しいのかと。愛媛県側が正しければ、これは当然のことですが、行政のプロセスがゆがめられたことに...全文を見る | ||
○櫻井充君 繰り返しになりますが、ここのところをちゃんと判断していただかないと、どちらが正しかったのか、繰り返しになりますが、我々は行政がゆがめられたのだと申し上げています。一方で、官邸側は決してそういうことがないと。この水掛け論がずっと続いているんです。だけど、多くの国民の皆さ...全文を見る | ||
05月31日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 まず最初に、改めてですが、この民法改正の意義というか意味についてお伺いさせていただきたいと思います。 分かるようで分からないのは、選挙年齢を引き下げたから、だから民法の年齢も引き下げなきゃいけないという理屈でして、どうしてそ...全文を見る |
○櫻井充君 ありがとうございます。 大臣、今の中で、流れとしてこうなりましたということはよく分かるんですよ。つまり、公職選挙法の改正のときに民法の見直しを行いましょうとそこに書かれていて、必要な措置を講ずるという、そういう趣旨が書かれていると。ですが、必ずしもそれに引き下げろ...全文を見る | ||
○櫻井充君 今の答弁どおりであれば、むしろそういう内容をもうちょっときちんと発信していった方がいいと思うんですよ。選挙年齢引き下げたから民法も合わせるんですという理屈だと、何かおかしいんですよね。ほかのものも全部そうやって合わせていかなきゃいけないんですかということには、私は単純...全文を見る | ||
○櫻井充君 丁寧に御答弁いただいたことについては感謝申し上げますが、しかし十分な答えにはなっていないと思うんです。 例えば、親元を離れて独り暮らしをしますと、だけど、ほとんどの子供さんたちが親から支援を受けているわけであって、経済的に自立しているとは私はとても思えません。うち...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、私の質問に答えてもらっていませんからね。 言っておきますが、今、八割、たとえバイトで金銭を得ていようが得ていまいが関係ないです。私、そんなこと聞いていませんから。私が申し上げているのは、働いている人たちの割合は圧倒的に昔の方が若年者が多かったでしょう...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そして、もう一つ、昨日、おとといになりますか、昨日かな、本会議ありましたが、その中で理事として壇上に上がらせていただきました。その理由は何なのかというと、婚姻年齢の引上げに関して例外的な要件を設けなかった根拠についてということで、石上議員か...全文を見る | ||
○櫻井充君 こういうデータがあるんだとすれば、答弁の際に、ここにあるような、健全な婚姻をする能力を欠くと考えられる若年者と、こういう表現しない方がいいと思うんですよ。そうではなくて、ちゃんと、離婚の率が高くなってきているので、ですからここについての規制を掛けるんですというような答...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 ちょっと、今朝、うちの秘書から報告を受けて、それで先ほど提示したので、すぐに答えられないとは思っておりましたが、問題提起としてやらせていただきました。 今御答弁あったとおり、後で報告をいただけるということなので、よろしく取扱いをお願いし...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでは、ちょっと具体的なことについて質問していきたいと思います。 要するに、ポンチ絵いただいたら、二十歳を維持するものとそれから維持しないものといろいろ決められたようですが、ベースラインに流れているものは一体どの点、どういうことを勘案して、これは二十歳、これは二...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、民法が変わったから自動的にではありませんと、各法律の趣旨にのっとって、それが二十歳のまま維持した方がいいのか、それとも十八歳に引き下げることは可能なのかとか、そういう判断が下されたということでよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、典型的な例から質問させていただきたいと思いますが、喫煙とか飲酒、これは一体どういうふうになっていくんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 今、健康ということと非行という点から御答弁いただきました。 データは多分ないんだと思うんですよ。それは何かというと、健康の面でいえば。十八歳の方がたばこを吸っていて、そして二十歳からたばこを吸った人と健康の被害に差があったと、そういうデータはあるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 飲酒についてはそうありますが、喫煙についてはあるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そういう数字があるんだとすれば、それはそれとして一つの根拠ですが、そうであれば、二十歳というところから始めること自体が適切なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 いや、私は、引き下げることを聞いておりません。 そこまで悪いと。若年者の人たちが若いうちからたばこを吸えばニコチン依存症になっていきます、それから、アルコールも若い人たちであればあるほどアルコール依存症になっていきますということであれば、二十歳という年齢が適切なん...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、答弁できないんなら答弁できないと言ってくださいよ。こんな同じこと言わないで、その二十歳を、そんなに体に悪いんだということになってくるのであれば、特にたばこの場合には圧倒的に健康に悪いという、もうデータ出ているわけですよ。 そうであったとしたら、この...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ見解の相違だと思いますが、データはどんどんどんどん、医学のデータは日進月歩で出てきています。そういうものをちゃんと受けた上で判断していただきたいということだけはお願いしておきたいと思います。 それで、もう一つです。 非行というお話がありました。これは、たば...全文を見る | ||
○櫻井充君 最後のところだけ答弁いただければよかったと思いますね。 今の、すごく大事な指摘、視点だと思うんですよ。要するに、薬物依存に移っていく前にたばこを吸っている人が多いというのであれば、それは十分な理由になると思うんです。ですが、繰り返しになりますが、非行に走った人たち...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そうすると、ちょっと繰り返し確認させていただきたいんですが、小児の慢性疾患そのものは十八歳まで規定されてきているけれど、それに対して、さらに家庭の事情などを勘案して二年間延長していると、それを継続するという理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 それから、今度は改正するものでちょっと何点か、もう時間がないので一点で終わるかもしれませんが、帰化の要件が二十歳から十八歳に引き下げられるということなんですが、これはどうして引き下げられるんでしょう。 | ||
○櫻井充君 済みません、別に、民法の引下げと言われると、また、はっという感じになるんですが、要するには十八歳でそこの判断ができると、そういう理解をしたということなんですね。 | ||
○櫻井充君 そうすると、ちょっとこれどういう仕事なのかよく分からないんですが、登録水先人養成施設等の講師と、これ多分、講師ですから、いろいろ教えることが可能になるんでしょうが、この年齢が十八歳に引き下げられる中の一つに入っていますが、それはなぜでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、この資格って幾つで取れる資格なんですか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、水産高校を卒業する年齢が十八だと思っていて、その人がいきなり教えることができるようになるというのは、それちょっと不思議な話じゃないですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、理解しておりますって、御省のこれ所管でしょう。そうじゃなくて、ちゃんと説明していただきたいんですが、高校を卒業して、しかも経験積んでいるのかどうか分かりませんが、高校を卒業した時点で取得した人がそこで教壇に立つ、立てるような資格をなぜ十八歳に引き下げなきゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっと、説明全然なっていないと思います。 こういうことで、一つ一つやはり具体的な事例を検証させていただきたいと思いますし、それから、十分議論されていないようなものもあって、本当にこの時期に引き下げなきゃいけないのかなと、時期尚早ではないのかと、そういう感想を述べ...全文を見る | ||
06月05日 | 第196回国会 参議院 内閣委員会 第16号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 まず最初に、官房長官にお伺いしたいことがありますが、日銀の黒田総裁についての評価をお伺いしたいと思います。 |
○櫻井充君 ありがとうございます。 黒田総裁のことについては官房長官とも話をさせていただいたことがございました。あのときに官房長官からお話をお伺いして、自分たちが野党になった際に相当勉強したんだと、そして勉強した上でこの道がベストであろうということで、黒田総裁が必要なんだとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 今、正の側面だけ御答弁いただきました。残念ながら、負の側面について御答弁いただけておりません。 有効求人倍率が上がった、確かにそうだと思いますが、これは本当に金融緩和が効いているのかどうか、私はちょっと違うんじゃないかと。それはなぜかというと、団塊の世代が退職して...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ確かに運用利回りが上がっているのは株価が上昇してきているからですが、この株価を買い支えてきているのもまた年金であり、それから日銀のマネーです。 健全な市場と呼べるのかというと、もうかなりの企業が、公的分野が買い支えているということになってくると、必ずしもそうで...全文を見る | ||
○櫻井充君 改ざんするということは、これは法律違反ですよね。何の法律に違反しているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みませんけど、聞いていないことにだらだら答えないでいただけますか。 改ざんは何の法律に違反しているんですか。 | ||
○櫻井充君 繰り返し聞きます。そうすると、公文書管理法違反ということでよろしいんですか。 | ||
○櫻井充君 要するに、公文書管理法違反なので、これ相当重い、私はこれは相当大きな問題だと思っているんですよ。 そこの中で、先ほど二月からという話がありました。二月には総理はどういう発言されましたか。 | ||
○櫻井充君 肝腎なことを言っていただいていませんよ。もしそういうふうに関与があったら、総理大臣だけではなくて国会議員を辞めると、そういう趣旨の発言もされていますよね。 | ||
○櫻井充君 つまり、そのことがきっかけになってこの改ざんを行うことになったんじゃないんですか。 | ||
○櫻井充君 なぜ、その夫人のことについて調べなきゃいけなかったんですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、答弁もっと短くしてください。 私が聞いているのはそういうことじゃありませんよ。なぜその首相の夫人のリストアップなどをしなきゃいけなくなったのかといえば、総理がそういう発言されたことがきっかけになってやったことなんではないんですかと。関係するとか関係しな...全文を見る | ||
○櫻井充君 もうこの次ちゃんと答えてくれなかったら委員会止まるよ。 改ざんしたって、まず法律違反やったということは認めているわけだよ。そのきっかけが一体何なんですかと、そして総理夫人をピックアップせざるを得なくなったのは一体なぜですかと聞いているんですよ。それに明確に答えてく...全文を見る | ||
○櫻井充君 改ざんした方が結局国会紛糾しているじゃないですか。違いますか。 | ||
○櫻井充君 法律違反しているんですよ、国民の公僕の皆さんが。それからもう一つ、私は、財務省の役人の方々は犠牲者だと思っているからこういう質問をしています。 繰り返しになりますが、きっかけは、きっかけ、じゃ、ほかの政治家の名前はリストアップして、それでどうだったのかという調査は...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、この中で夫人のところだけ随分特出しされてきているというのは、相当重かったんじゃないのかと、そう思います。 いずれにしてもですよ、いずれにしても、法令違反でなかったとずっとおっしゃっていましたが、結果的には公文書の改ざんということで法令違反を犯していたと、そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 法律違反ですよね。法律違反か法律違反でないのか、そこを答えてください。 | ||
○櫻井充君 これが、じゃ、法令違反でないのかどうか、もう一度私も法律勉強して、その上でこれから質問をさせていただきたいと思いますが。 改めてですが、なぜこういうことをやったのか、麻生大臣は会見の中で、それが分かりゃ苦労しないんだと、そういうような答弁されていました。ここが一番...全文を見る | ||
○櫻井充君 全く答えていない。全然答えてもらっていませんからね。何でこういうことをやったのかということを聞いているにもかかわらず、一つも答えてもらっていません。 じゃ、森友学園のことが問題になりました。これ、法令にのっとってきちんとやっていたら、別にそのまんま堂々と答弁されて...全文を見る | ||
○櫻井充君 おかしいでしょう。結局のところは、先ほどは何て言ったんですか、国会でこれからいろんな質問を受けて、それに都合が悪いからでしょう、結果的に言えば。都合が悪いからこれを改ざんしましたと。じゃ、何で都合が悪くなるんですか。都合が悪くなるのは、皆さんが従来からおっしゃっている...全文を見る | ||
○櫻井充君 なぜ、正常にやっている、真っ当にやっているんだとしたら、これの問題で国会が紛糾するんですか。国会紛糾しませんよ、まともにやっているものであったら。 今まで、じゃ、済みませんが、こういうような国有財産の売却で国会で紛糾したことありますか、ありますか。 | ||
○櫻井充君 つまり、そこに問題があるから、だからこそこういうことになっているんですよ。皆さんは、繰り返しになりますが、このプロセスに何の問題もないとおっしゃっていましたが、必ずしも、必ずしもじゃない、ここに問題があったからこそこういうことになったんだと、そう思っています。 そ...全文を見る | ||
06月05日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第14号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 まず冒頭、委員長、それから理事の先生方、政府参考人の出席、追加していただいて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。 本題に入る前に、午前中、内閣委員会で、昨日出されました森友学園に係る決裁文書の改ざん等に関する調...全文を見る |
○櫻井充君 午前中、どの法律ですかと言ったときには、公文書管理法上は趣旨に違反しているわけではないと、そういう話でした。明確に今御答弁いただきましたが、国家公務員法の九十九条にも違反していますが、私は九十八条にも違反していると、そう思います。 国家公務員が「職務を遂行するにつ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、私は、九十九条の違反だというのはこれは分かった上で、更に九十八条にも違反しているんじゃないですかと質問させていただいているんです。九十八条にも、ちゃんとここに書いてあるじゃないですか、「法令に従い、」と。法令に従っていないからこういうことになったから、九十...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、答弁になっていませんよ。まあいいです、後で質問主意書で文書で出しますから。もう全部、今の答弁でおかしかったものは質問主意書で出させてもらいましょう、そうじゃないと時間の無駄なので。覚悟しておいていただきたいと、そう思います。 なぜならばですよ、なぜなら...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、処分されている人たちは誰なのかというのは、ここの改ざんなりなんなりに全部関わった人たちがそこで処分を受けていることになるから、これ、調べること自体それは当然のことだと思いますし、御遺族の方々が本当にそれを望んでいないんでしょうか。ちゃんと明確にするべきだ...全文を見る | ||
○櫻井充君 後でまた、これも追加して聞かせていただくことにしましょう。 それからもう一つは、政治家等の関与、それから昭恵夫人の関与等についてリストアップして、この文書をなかったことにしようと、そういう動きがあったわけですよ。そうすると、なぜこういうことをしなきゃいけないんでし...全文を見る | ||
○櫻井充君 午前中もずっとそうやって時間稼ぎしていて本質に答えてもらっていませんよ。何回でも呼ばせてもらいますからね、これから委員会に。 いいですか、私が聞いているのはそういうことじゃないんだ。ここの決定過程においてですよ、何の一点も曇りもないと。政治家や、それから昭恵夫人の...全文を見る | ||
○櫻井充君 政治家の関与をなぜ消さなきゃいけなかったんですか。政治家は関与していないんでしょう。そして、昭恵夫人も関与していないんでしょう。であったとすれば、なぜ削除する必要性があったんですか。厳しい質問になるって、なぜそういうふうに思われるんですか。関与しているからこそそういう...全文を見る | ||
○櫻井充君 私が財務省にいたときには、こういうことをやるような職員は僕はいなかったと思いますよ。現時点も、恐らく本当は皆さんがやりたくなかったんですが、結局は、今は官邸をおもんばかってやっていかないと自分たちの地位も危うくなるからこういうことをやらざるを得なくなってきたんじゃない...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうだとすると、ちゃんと認知しなさいというルールにしておかないと、本当にこのかわいそうな子供さんたちが増えるような気がするんですが、いかがでしょうか。 | ||
○櫻井充君 分かりました。ありがとうございます。 あともう一つ、こういう場合に、やはり結婚を認めるということにはならないんでしょうか。特例で仕方がなく、子供さんのことを考えれば、僕はこういうのを特例として婚姻を認めてもいいような気がするんですが、この点についていかがでしょう。 | ||
○櫻井充君 親の要件だけを今議論されてきていますが、生まれてきた子供さんたちにはそういう選択権はないんですよ。子供さんをどう守っていくのかということを考えた場合には、やはりきちんと両親がいるという環境にしてあげた方が私はいいと思うんですよ。 国会の議論って、聞いていると、割と...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、本当にありがとうございます。子供は親を選べるわけではないので、その子供さんたちがどうなのか、どういう立場にいた方がその子供さんたちが健全に育っていってくれるのか、そのことを改めて検討していただきたいと、そう思います。 最後にもう一つ。...全文を見る | ||
○櫻井充君 この法案に反対されている皆さんの中にはこの少年法との関連性を本当に危惧されている方々がいらっしゃって、そこの結論が本来は出てからこの民法の改正などの議論をするべきだったんではないのかなと、個人的にはそう思っていて、そういう意味合いでは時期尚早ではないのかと、そう感じて...全文を見る | ||
06月07日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第15号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、四人の参考人の皆さんから貴重な意見陳述いただきまして、本当にありがとうございます。 まず、氷海参考人にお伺いしたいと思いますが、ちょっとこの法案ではありませんが、少年法の改正について。もし仮にこれが通っていく場合に皆...全文を見る |
○櫻井充君 ありがとうございます。 多分、何というんでしょうか、立ち直るきっかけをもう少し与えていくという意味合いでいうとそうするべきだと、私もそう思っています。 先ほど、高校生がしっかりしていますよという話いただきましたが、うちの子供も今年の四月に高校卒業しましたが、私...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 もう一点、非常にばらつきが多いというお話がありました。確かにそうだと思うんです、いろんな考え方の方がいらっしゃいますから。逆に言うと、ばらつきが多いということは、本当にそこまで引き下げて大丈夫なんだろうかということにもつながるのではないかと...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 確かに二十歳でもばらつきはあると思います。そのばらつきの程度が、十八歳のばらつきと二十歳のばらつきとどのぐらいの差があるかというところに多分一番問題があるんだと思いますが、今の点について坂東参考人にお伺いしたいと思いますが、二十歳でも多分ば...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 うちの子も、自宅を離れてから物すごくしっかりしたとは思うんです、自分で料理するようにもなりましたし。 一方で、自宅から通ったらそういう経験をするわけでもないので、そうすると、その点でいったら、済みません、こんなこと言って大変申し訳ないん...全文を見る | ||
○櫻井充君 今回の引下げの理由については、十八歳選挙権が大きなきっかけになってきています。ですから、この十八歳選挙権が、十八歳に選挙権が引き下げられたので成人年齢も引き下げようと、これ趣旨説明でそういうふうにされていて、私は違和感を感じているんです。別に、それだから引き下げるのか...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そうすると、今回の法案の趣旨説明というのは、やっぱり、何というんでしょうか、ちょっとおかしいなと、そういうふうに思われますか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございました。 それでは、遠山参考人にお伺いしたいと思いますが、もし養育費の問題が解決されれば、これは民法の改正には賛成という立場になるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 分かりました。 そうすると、今のこういう問題をちゃんと解決してくださいねと、そういうお立場だということでよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 あわせて、竹下参考人も同じような趣旨の発言をされていました。竹下参考人は、もしこの養育費の問題が解決されれば、民法の改正については賛成、若しくは今も賛成なのかもしれませんが、そのお立場をちょっと教えていただければと思います。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 今度十八歳に成人年齢が引き下げられれば、自ら十八歳で交渉権を得ることになるんだろうと、そう思います。交渉することができる、契約なりなんなりですけれども。 例えばの話ですが、養育費について、十八歳までは親同士での話合いになると思いますが、...全文を見る | ||
○櫻井充君 あっ、済みません、竹下参考人と、それから遠山参考人にお伺いしたいと思います。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 難しい交渉は、多分、もし両親がそろっていて、家庭の中でも同じような議論は起こるんじゃないかと思うんです。 例えば、年収が四百万円以下の家庭ですと、親が希望して大学に行ってほしいと思っている家庭ってどのぐらいかというと、四〇%ぐらいです。...全文を見る | ||
06月12日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第16号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 本題に入る前に一点だけ、前回財務省に質問した際に、国家公務員法の九十九条違反だという話でした。私は、法令を守りというところがあるので、趣旨があるので、国家公務員法の九十八条にも違反しているんではないのかと、そう指摘いたしました。...全文を見る |
○櫻井充君 国家公務員の皆さんは、国家公務員法の九十七条に従ってまずきちんと宣誓をされると。これは多分国家公務員法を遵守するという意味合いだと思います。その中には、繰り返しになります、九十九条は失墜行為であって、九十八条は法令を守りと書いてあるわけですから、そこもちゃんと守るとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 改めて、競馬というのはギャンブルでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みません、私は競馬のファンですから、別に悪意持って言っているわけじゃありませんので。 それから、改めて、そうすると、パチンコについてお伺いしたいと思いますが、パチンコはギャンブルでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みません、ちょっと結論が聞こえませんでした。だらだら結構です。ギャンブルかギャンブルでないかについて答弁いただけますか。 | ||
○櫻井充君 済みません、賭博罪に適用するしないの問題は聞いていません。パチンコはギャンブルですか、ギャンブルではないのですか、その点について簡潔に答弁いただけますか。 時間がないので、本当にちょっと端的にお願いしますね、各省庁に迷惑掛けるんだから。 | ||
○櫻井充君 それでは、今日、石井議員が後で資料として配付されるものをちょっと前に使って大変恐縮ですが、ギャンブル等依存症対策の強化って、これ政府が出しているやつですよ。これは首相官邸のホームページに書かれているものですが、パチンコはギャンブルの中に位置付けられていますよ。どうです...全文を見る | ||
○櫻井充君 そんなことないですよ。だって、ここに公営競技、パチンコと書いてあって、これはギャンブルじゃないんですね、じゃ。ギャンブルじゃないんですね。 | ||
○櫻井充君 まあしかしひどい答弁で、ちょっと時間がないので、これ、また次回一般質疑があるのでその場でやらせていただきますが、おかしいと思いますよ。官邸でここまではっきり書いてあって、それで射幸心あおるようなことがあるからという、そういうふうに答弁しているじゃないですか。 もう...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のちょうど定義で、次から次にお金をつぎ込むって、パチンコは次から次にお金つぎ込んでいます。そういう概念でいえばパチンコはギャンブルということになると思いますが、今答弁された方、パチンコについてどう判断されますか。 | ||
○櫻井充君 それでは、所管省庁にお伺いします。 次から次にお金をつぎ込むのがパチンコではありませんか。 | ||
○櫻井充君 大臣、ちょっとここは通告外です。でも、ちょっと分かっていただきたいことがあるんです。 競馬は二十歳を維持されるんです。これサッカーくじは十九歳なんです。そして、パチンコは十八歳なんです。だけど、これギャンブルじゃないのかどうかという話になりますが、小川委員からいろ...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。 パチンコは換金できないようになっていますが、いや、こんなの言うとあれかな、でも、結果的には、何か景品に換えた後にどこかに持っていって換金しているというのがこれ実態ですから。ですから、そういう意味合いでは合法的だ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、不招請勧誘を禁止するとかそういうことをやったのは、私、ちゃんとそこの中でやっていますからよく分かっていますよ。 私が聞いているのはそんなことじゃないんですよ。何歳から、じゃ、親の承諾なしに買うことができるようになるんですかと、今回の改正でどう変わる...全文を見る | ||
○櫻井充君 民法が変わったら幾つから買えるんですかと、購入できるんですかと、そのことを聞いているんだから、何歳って答えてくださいよ。 | ||
○櫻井充君 これ、要するに、済みません、規定がないんですか。幾つでも買えるんですか。そこだけ答えてくださいよ。そんなの、不招請勧誘から何から全部知っていますから、ばかにしないでくださいよ。人が知っていることを偉そうにしゃべらないでくださいよ。時間の無駄ですよ。 私が知りたいの...全文を見る | ||
○櫻井充君 最初からそう答えてくださいよ。どれだけ時間無駄にしたと思っているんですか。 これ、しかし、これだけリスクの高いものについて、十八歳で本当にいいんでしょうか。私は、先物市場を調べてみた際に、これはちょっと、前は、今はどうなっているか分かりませんが、十万人ぐらいの規模...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、未成年が二十歳から十八に下がるんですよ。だから、そこについてどうなんですかと、本当に判断できるんですかと。 これ、例えば、未成年で取消し権というのがあって、今までであればそのトラブルが少ないと、これは参考人から資料が出てきていて、済みません、今日はこれ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうでなくても本当に被害者が多い分野なので、ここはきちんとやっていただきたいことと、それから、先週土曜日、弁護士の先生にいろいろ議論させていただいたんですけど、その未成年取消し権という権利をやはり今回十八歳に引き下げられると。まあ十八歳以降の人たちには適用されることに...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう時間が来たので、次回の一般質疑でまたこれ民法の続きをやらせていただきたいと思いますが、例えば、私の提案は、この十八から二十歳のところでもう一度その未成年取消し権のような権利を付与するとかですね、しばらくの間は、それからもう一つは、クーリングオフの期間をこの世代だけ...全文を見る | ||
06月14日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第17号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 民法の成人年齢の引下げでいろんな議論をさせていただきました。その中で、競馬、馬券を買える年齢は二十歳に据え置かれることになりまして、いろいろなものを調べてみるとかなりばらつきがありました。もう一つ、実は宝くじ...全文を見る |
○櫻井充君 刑法上はそういうふうになってきています。 仮に、じゃ、そのまま当てはめて偶然の勝負に関し財物の得喪を争うことということになれば、パチンコも同じように財物の得喪を争うものと、そう解されると思いますが、いかがでしょう。 | ||
○櫻井充君 そうすると、この行為そのものは賭博かもしれないと、一般的な国語の辞典に書いてあるような賭博に当たるかもしれないけれど、風営法上認められてきているので賭博罪の適用にはならないと、そういう整理でよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 あの行為そのものは、繰り返しになりますが、この行為そのものは賭博なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そうすると、この間と違って一部は、全部とは申し上げません、一部は賭博というふうに認めていただいたものだと、そう思います。 そうしてくると、風営法上、確かに賭博罪には問われないかもしれないけれど、ある種の賭博であるということであるとすると...全文を見る | ||
○櫻井充君 それでいいんですよ。要するに、賭博罪というか、法律違反ではないという点でそれはいいんです。富くじそのものも、寺社に幕府が一応認可を与えて勧進のために行っていたものですから、ですから、ある種の公益性があるということになれば、政府が認めてきてやってくること自体には私は問題...全文を見る | ||
○櫻井充君 事務方でこれは難しい問題だと思うんです。ここのところは、ちょっと大臣、所管外かもしれませんが、感想でも結構です。私はここを整理すべきだと。これは、繰り返しになりますが、成人年齢のところの引下げを行ってくる、それからIRがこれから導入されるのであるとすれば、今きちんとし...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 所管外なんだろうと思いますが、一方で、これちゃんと通告しているんです。通告しているんであれば、ちゃんと答弁できる人に来てもらわないといけないんですが、各省庁にまたがっているので、各省庁が答えられないというのが多分実態なんだと思います。ですか...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 前回は全く訳の分からない答弁の繰り返しでしたが、今日は前向きな御答弁をいただいたことに改めて感謝申し上げたいと思います。是非検討していただきたいと、そう思います。 それから、前回十分議論できなかったんですが、未成年者のいわゆる取消し権に...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、事務方に聞いても無駄なので、済みません、大臣、未成年取消し権という名前はなくなると思います、それは未成年ではなくなりますから。ですが、二十歳まではそういう制度を維持できるように検討をいただけないんでしょうか。つまり、何なのかというと、例えば飲酒なら、飲酒にしてみ...全文を見る | ||
○櫻井充君 是非検討していただきたいと、そう思います。 今、大臣の答弁の中ですごく大事な言葉があったと思うんです。それは何かというと、選挙権を十八歳に引き下げられるということは、ある種の権利を獲得することなんです。ですが、今回の民法で十八歳に引き下げられた場合には、権利を失う...全文を見る | ||
06月28日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第19号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 本題に入る前に、成人年齢の引下げについてまだちょっと残っていたので、積み残し案件があるので、改めて質問させていただきたいと思います。 未成年取消し権については、十八歳まで引き下げられたので、未成年取消し権...全文を見る |
○櫻井充君 公職選挙法で十八歳の方々が選挙権を付与されることになります。これは新たに権利を受け取ることになりますが、結局のところは、この成人年齢の引下げによって権利を失うものもあるんですよ。この権利を失うことということがすごく大きな問題になってきているわけですから、これを今のよう...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。是非検討していただきたい。 繰り返しになりますが、ある権利を有していたものを権利を失うことになるので、果たしてそれが適切なのかどうかということを改めて考えていただきたいと、そう思います。 それでは、今日はちょっと遺贈について質問させていた...全文を見る | ||
○櫻井充君 でも、今は、例えば両方とも子供さんがいらっしゃって、それでお互いに、婚姻届出すといろんな問題が起こってくるので、実際ずっとこうやって生活されている方もいらっしゃいますよね。こういう方に対しては、今回は議論にはならなかったんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 今回の、相続に関して法律の改正が行われたのは、社会的なバックグラウンドが随分変わってきたから、その社会的変化に対応して今回の法改正が行われたんだというふうに理解しています。そういう意味合いでは、事実婚という方々は増えてきているので、それについてもう一度お伺いしておきた...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、この方が例えば財産を遺贈されたということになると、税制上はどのぐらいの税金が掛かることになるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、相続税の課税対象になるとすると、これはどの人と同じ相続税の対象になるんでしょうか。つまり、配偶者の場合と、それから子供さんたちの場合と違うと思いますが、どの人と同じような相続税の対象になるのでしょうか。 | ||
○櫻井充君 ちょっとよく分からないんですけど、そうすると、例えば、単純に言うと、まず三千万は控除されるということなんですか。 | ||
○櫻井充君 いや、説明は分かった。分からないことは、例えば三千万その方に遺贈した場合には税金は掛かるんですか、掛からないんですか。 つまり、ほかに誰もいなくて、じゃ、条件全部付けましょう。誰もいなくて、子供も誰もいない方が三千万の財産があって、この三千万の財産を事実婚の方に、...全文を見る | ||
○櫻井充君 なるほど、そういう制度になってきているわけですか。 そうすると、遺言書があって、今のような、まあ誰々にお世話になったからということであると、そうなってくるとすると、例えばほかの場合どうなるのか、ちょっと教えていただきたいんですが、一つは、例えば福祉施設にお世話にな...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、いろんなところに、お世話になった、これ、済みません、社会福祉法人の場合はそうですが、一般企業の場合は、株式会社とかそういう場合はどうなるんですか。 | ||
○櫻井充君 それではもう一つ、政治団体に寄附できる、遺贈できるんでしょうか。 つまり、これは税制の問題ではありません。個人からの寄附というのは、献金というのは百五十万までと制限されていますが、亡くなった場合に、これは百五十万という制限あるんでしょうか、それとも全額遺贈できるん...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、次回ここの点についてお伺いしておきたいと思いますが、なぜかというと、政治団体って、結局、済みません、ぶっちゃけ申し上げて、二世議員の方々はそれ相続されていて、相続税全く掛かっていないんですよ。 そういう意味合いでいうと、そこを迂回してしまうと、全く多分税金掛...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間が来たので終わりますが、今のように、裁判所で決められたからそれを必ず従わなければいけないということでないとすれば、別に、裁判所から一票の格差、いろんなことを言われていますが、そうではなくて、国会の意思として提示すれば選挙制度は可能になるのではないのかなと、これは次...全文を見る | ||
07月03日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第20号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 話をお伺いして、それから、法律上の立て付けでいうと、家族法というのが親族法とそれから相続法の上位の概念にあるということだとすると、その家族という概念をどう捉えてく...全文を見る |
○櫻井充君 はい。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 難しいんだろうなと思いながらお伺いさせていただきましたが、でも、今の中で、確かにまず一つは、狭義の家族と広義の家族というのを分けて考えるというのは一つの考え方かもしれないと思ったことと、それから、横山参考人からあったように、経済的、精神的に...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 やっぱりこれもすごく難しくて、今、大村参考人から、なるほどと思っていたのは、被相続人の自由というのをどう認めてくるのかということがあったので、そういう概念も含めて相続とはどうあるべきなのかというのをこれから考えていかなきゃいけないと思ってい...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございました。 基本的な概念を教えていただいて、今度の審議にちゃんと頭の整理ができて臨めるなと思いました。本当にどうもありがとうございました。 | ||
07月05日 | 第196回国会 参議院 議院運営委員会 第38号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 私は、明日の本会議でIR整備法を行うことについて反対の意見表明をさせていただきたいと、そう思います。 我々、いろんな立場があるかとは思いますが、これまで会期内は与党の理事の方と十分話合いをして、きちんとし...全文を見る |
07月05日 | 第196回国会 参議院 法務委員会 第21号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 前回、政治団体に対する遺贈について質問させていただいたところ、この遺贈は可能だということでございました。ただ、上限についてはどうなのかとお伺いしたら、担当省庁が違うと言われましたので、今日、改めて総務省に来ていただいていますが、...全文を見る |
○櫻井充君 そうすると、極端な話、自分の財産全部を政治団体に遺贈するということは可能なんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、例えばですけど、うちの息子なら息子が政治団体をつくって、そこに私が遺贈するということになった場合には、これは税制上はどうなるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、あれですが、自分の息子に政治団体をつくらせて、そこに全額遺贈すると。相続の範囲を超える額であったとしてもこれ課税されないということになったとすると、変な話ですが、例えば、いろんな意味で会合費とか視察費とかいろんなものをそこから拠出することは多分可能であって...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、私はそういうこと聞いていませんから。そういうことにしたとしたら、ある種の相続税逃れになるんじゃないですか。 以前こういうことをやった政治家の方がいらっしゃったんだと今、小川さんがそうおっしゃっていましたが、大臣、これ、やはり隠れみのになる可能性があって、ここ...全文を見る | ||
○櫻井充君 一応問題提起させていただいたつもりです。 繰り返しになりますが、ある部分でいったら、これ、相続税を回避できる一つの手段です。政治家だけがこういう特権を利用できるようになってくるのはおかしな話でして、政治団体そのものをつくること自体はそれほど難しいことではありません...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、そう御答弁されますが、例えば今回のこの制度の改正の中で、遺留分制度に関する見直しという条項がございます。この遺留分制度の見直しで、この人たちが遺留分権の行使によってともう記載されていることは、遺留分権が存在する人と存在しない人がいるわけですよね。 なぜ遺留...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、これは、例えば家族という一つの集合体とは考えずに、各々別個にあって、例えば血縁関係のある子供さんとか血縁関係のある御両親とか、それから血縁関係はないけれど婚姻という契約を結んだ配偶者とか、要するにばらばらにそこに権利が生じているということでよろしいんでしょ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、広辞苑に書かれているような、夫婦の配偶関係や親子それから兄弟の血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎にして成立する小集団と、家族がそう認められているということになると、今関係性を認めたものについて言えば、この広辞苑に定義されているような家族の範囲内に限定さ...全文を見る | ||
○櫻井充君 私が申し上げている点は、似て非なるところがありまして、そうではなくて、今局長から御答弁のあった方々は、広辞苑でいう家族の中の人たちに限られているということではないでしょうか。 | ||
○櫻井充君 それはおっしゃるとおりなんです。だから、だからこそその点がすごく大事になってきていて、まず、狭義の家族というのは、私は今の広辞苑に書かれているものでいいと思うんですよ。問題は、社会の変化によって広義の家族として認められるべき人たちも出てきているんではないのかと、そうい...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、事実婚の場合には、生きている場合に、生きていて別れた場合には財産がそういう形で、分割と言ったらいいのかどうか分かりませんが、そうやって各々取り分が発生すると。 何で、そうすると、今度は相続のときにはそうはならないんでしょうか。各々、財産をそうやってつく...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、ちょっと頭が悪くてよく分からないんですけれども。 生きているときにはお互いの財産なんですよね。生きているときには共有の財産なんですよね。片側が亡くなったら、その片側の方の財産権というのはなくなるんですか。 | ||
○櫻井充君 いや、だからそれがおかしくないですかと言っているんです。生きているときには財産の分与を認めてもらえる権利があり、亡くなったらそれがなくなるということ自体がおかしくないですか。 交通事故とかで不慮の死を遂げた、そうしたらその事実婚の方は何の財産も受け取ることができな...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 なかなか大変なところだと思うんです。ただ、今申し上げたような点も僕は問題点としてまだいっぱい残っていると思うんです。今回は、その時代の流れの中で問題点が見付かってきたから改正してきたと、何十年ぶりだったか忘れましたが改正してきたと。それでも...全文を見る | ||
07月11日 | 第196回国会 参議院 議院運営委員会 第40号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今の動議に反対の立場で意見表明させていただきたいと、そう思います。 今回の倫選特での本当に混乱は、まあここに御本人がいる前で大変申し訳ございませんが、議長のあっせんが不十分であったと。正直申し上げて、議長として、私は職責をき...全文を見る |
11月15日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第2号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 大臣の所信に対する質疑ですので、所信に対して質問させていただきたいと、そう思います。 ちょっと順番を変えまして、まず一つ、在留外国人による医療保険の適正利用という項目がございました。実際、具体的に、在留外国人の医療保険制度、...全文を見る |
○櫻井充君 済みませんが、それは何例ぐらいあるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 済みませんけれど、これ大臣の所信の中に書かれているんですよ。一例なのか百例なのか千例なのか一万件なのかによって全然違いますよ、これは。 僅か一件だったとすると、これについて適正利用させましょうという話にはならないわけであって、それから、済みませんけど、私は、どのぐ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません。これ、僅か二件ですか。僅か二件の問題についてここまで大臣所信の中で書かれるということについて私は違和感感じますが、大臣、いかがですか。 | ||
○櫻井充君 私はそういうことを申し上げておりません。要するに、どのぐらいの件数があるのかということをちゃんと把握すべきだと思っているんです。なぜかというと、もう一つは、どこの国から入国された方がそういう不適切な適用をされているのかということを私はちゃんと調査すべきだと思いますよ。...全文を見る | ||
○櫻井充君 今のようなことを踏まえて言うと、では、一体どこの国から、その何万人という数字は、これは総理の方から示されました。では、どこの国から受け入れようと我が国はしているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 本当にそれでいいんですか。国籍を考えずに受け入れると。 繰り返しになりますけれど、例えば社会保険料、年金の保険料に関して言うと、ある国の方々、特定の国の方々は保険料の滞納が多かったという数字は、これは十年ぐらい前の数字にはあるんですよ。そうすると、そういうことをや...全文を見る | ||
○櫻井充君 それはそのとおりだと思うんですよ。受入れ要件、そこの中に書くべきことではないとは思っています。法律上書くべきことではないにしても、実質上、何かが起こらないようにするために、これは大臣、ちょっといいですか、いいですか。聞いていただいていいでしょうか。 要するに、国民...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 数字出していただいた上で改めて検討したいと、そう思いますが、それでは、委員長にお願いがございます。 どういう犯罪が多くて、それから、どの国の方々がそういう犯罪を起こしているのか、具体的な数字をこの委員会に提出していただきたいと、そう思います。 | ||
○櫻井充君 それでは、あともう一つ、大臣の所信の中でちょっと気になった点がありまして、これは、午前中、小川委員も指摘していたことですが、我が国の領土、領海、領空の警戒警備等について、次の取組を行いたいと考えていますというふうにありますが、法務省設置法の根拠になる条文は何条でしょう...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうでしょうか。 防衛省の設置法のところには、きちんと明確に防衛省設置法の所掌事務のところに関して、第四条第一項に、防衛及び警備に関することというふうに書かれています。 警備に関することといってこうやって明確に書かれてきていて、一般的に申し上げれば、こういうこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、それでは、警備とは一体言葉の定義上何ですか。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、あなたは個人でこの場に立たれていますか。 | ||
○櫻井充君 私としてはというのは本当に大きな間違いであって、法務省を代表してそこに立たれているわけです。ここはきちんとしていただきたいと、そう思います。 その上で、御自身が、警備にはいろいろな解釈だったかいろいろな考え方だったか忘れましたが、言葉の定義だったかな、そういう発言...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、大臣、大臣の所信でですよ、大臣の所信で書いておきながら、明確な定義がないって、これ大丈夫ですか。大臣。 | ||
○櫻井充君 済みませんが、その所掌事務はどこで行いますか、場所は。 | ||
○櫻井充君 いや、そうではなくて、そこは出入国管理の場所で行われるものであって、あくまで地上で行われるものではないんですか。 | ||
○櫻井充君 私は別に警備するなと言っているわけでも何でもないんです。これは役所役所ごとにちゃんとした所掌事務があって、そこをきちんと、まあ守ってやりましょうというか、そこはきちんと適切にやりましょうという話だと思っているので、違和感を感じているんですよ。 やはりその警備といえ...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ見解の相違だと、最終的にはそう思いますが、ここまで書けるかどうかというのは、別にここについて、次に、我が国における警戒警備等についてと書けばそれで済んでいた話を、わざわざここに領空、領海、領土というふうに書き込むことについてどうなのかということだったと、まあ私はそ...全文を見る | ||
○櫻井充君 結局は都市部に集まるんですよ、人は。 例えば、これは外国人労働者ではありませんが、例えば、我々医療業界に身を置く者からしてみると、医者の偏在というのはもう大分、最近ははっきりしてまいりました。仙台市内は相当医者の数が増えてきていて、とある病院などは医師定数二十五の...全文を見る | ||
○櫻井充君 私は外国人労働者の受入れは賛成です。ただし、お願いは、やはり地方の人手不足の方がはるかに深刻です。ですから、地方にきちんとした形で外国人労働者が来ていただけるような、そういう制度設計にしていただきたいと。だけど、今のまんまだと、私は残念ながらそうならないんじゃないだろ...全文を見る | ||
○櫻井充君 どうもありがとうございました。前向きな御答弁いただいて、感謝申し上げます。 入管法、これから議論になるかと思いますが、できる限り各省庁できちんとした数字をお示しいただきたいと、そうでないと十分な議論ができないんだということを最後に申し上げまして、質問を終わります。...全文を見る | ||
11月20日 | 第197回国会 参議院 議院運営委員会 第6号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 足立理事からの動議に関して、反対の立場から意見を述べさせていただきたいと思います。 これは、是非全議員の皆さんに聞いていただきたいことがありますが、過去十年間で、対決法案でもなく、そして会期末でもなく、そういう法案がこういう...全文を見る |
11月22日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 改めて大臣にお伺いいたしますが、入管法というのは、これは労働者不足を補うために改正するということでよろしいんですよね。 |
○櫻井充君 そうすると、その根幹にある問題点の大きなところはやはり少子化だと思うんですが、それは、その点、いろんな要素があるとは思いますが、その中の一つは少子化だということでよろしいでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そこで、今日は厚生労働省に、政務官にお越しいただいていますが、皆さん、妊婦加算というのを御存じでしょうか。妊婦さんが外来を受診されると、我々一般人が受診するよりも、妊婦加算で妊婦さんが受診すると高くなるんですよ。出産してくださるお母さんたちが、リスクも取っているわけで...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、それって医療機関の立場に立って加算しているだけの話ですよ。妊婦さんにとってみて、負担が増えるということ自体おかしな話じゃないですか。違いますか。 | ||
○櫻井充君 これ、多くの人が御理解できないんですよ、はっきり申し上げておきますが。これ、妊娠、出産するのにほかにもお金掛かるんですよ。私が、子供が幼稚園行っていたときに、幼稚園のお母さん方と話をしてみると、二人目までは旦那さんに相談しないで出産しましょうと、三人目以降は旦那さんと...全文を見る | ||
○櫻井充君 今日、政務官に来ていただいたのは、役人呼んだら今みたいな答弁になるからわざわざ政務官呼んでいるんですよ。今の答弁なんて官僚の答弁と全く一緒じゃないですか。官僚が書いてある原稿を読んで、それでこれで御理解いただきたいと。自分たちだけの主張することじゃないと思いますよ、こ...全文を見る | ||
○櫻井充君 今回の法案についてちょっと質問していきたいと思うんですが、国税庁が行っている平均給与所得というのがございます。この国税庁が行っている平均給与所得と今回調べている平均給与所得というのは一緒になっているんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 長々と御答弁いただきましたが、結局は一致していないんです。 民間の給与統計調査、財務省から出されているものですが、幾らなのかというと、三十六万七千百円なんですよ。これは公務員の人事管理に関して調査してみると幾らかというと、民間給与が四十一万一千五百九十五円になって...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、そんなの分かっていますよ、分かって聞いているんですよ。そういうことを私は聞いていませんからね、言っておきますけど。 だから、これで官民較差だと、民間給与との較差がありますよという言い方をすること自体が不自然じゃないですかと言っているんです。多くの方々の調査を...全文を見る | ||
○櫻井充君 要するに、私が言いたいのは、民間給与だと、これが民間給与の平均ですと言われたときに相当違和感感じているわけですよ。国民の皆さんから見て、月額四十一万というのが本当に一般的なのかというと、そうじゃないんですよ。だから、民間、ここの数字を持ってきてみて、官民較差があって官...全文を見る | ||
○櫻井充君 ですから、これを、民間の人たちと較差があるからという言い方をすると私はおかしいと思うんです。ただし、ここはちゃんと理解していますから。今の官僚の、特にキャリアの方々がほかの民間企業に行ったらどのぐらいの給料になるのかというと、今の給料よりも恐らく、生涯賃金でいうと民間...全文を見る | ||
○櫻井充君 今現在具体的なことがなくて、これで外国人労働者を受け入れて、本当に地方に外国人の方々が来ていただけるようになるんですか。これ、いつまで決めていただけるんですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、答えになっていないんですよ。いつまでやってもらえるんですかと聞いているんです。 | ||
○櫻井充君 そうすると、一遍に入ってこられるようになって、それから様子を見てみないと分からないということだから、地方に来るのは相当先になるという理解になるのかと思いますね。 それからもう一つ、全国一律の制度にしようとされていますが、例えば東京でいうと、今コンビニで働いている方...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 前回も申し上げましたが、被災地は本当に人手がいないんです。そして、その結果どういうことが起こっているかというと、グループ化補助金などの補助金で建物は建っているんですよ。建物は建っているけど稼働できていないんです。稼働できていないから、人手不...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間が来たので終わりますが、これ、問題はやはり大きくて、これきちんと解決してくると、地方も大分違ってくると思います、土地の有効活用も含めて。是非早くに問題解決していただきたいと、そのことをお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
11月26日 | 第197回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は建設的な議論をさせていただきたいと思っていますので、御答弁の方もよろしくお願いしたいと、そう思います。 まず最初に、予防医学についてお尋ねしたいと思いますが、済みません、総理、通告ないんですけど、これからインフルエンザ...全文を見る |
○櫻井充君 まず予防接種が一つだと思いますが、あと、よく言われているのは、手洗いとうがいと言われています。実は、手洗いは医学的に効果があることが分かっていますが、うがいは医学的に効果はないんです。ですから、インフルエンザの時期にもう掛かってくるので、是非国民の皆さんに知っていただ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。次の質問にしようと思ったところを答えていただきました。 ちょっとパネルにはしていませんが、二枚目の資料を見ていただきたいんですが、これは東北大学の、私の高校時代の同級生の佐々木教授が出したデータですが、自分の歯がきちんと残っている人と残ってい...全文を見る | ||
○櫻井充君 書いてあるのはよく知っているんです。それに見合った予算を付けていただきたいと、そのことだけお願いしておきたいと思います。 それから、少子化対策について二点お伺いしたいと思います。 安倍政権で、子供さんが生まれてからの対策というのは随分手厚くなってきたんだと、そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 今の御答弁は本当に有り難いお話なんですが、総理、私も診療やっていた当時、妊娠された方の治療も行っていました。ぜんそくの発作を起こされるか、それとも薬を使ってコントロールするか、本当にせめぎ合いなんですよ。薬の副作用があるかもしれないし、だけど、薬をやめてぜんそくの発作...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうことじゃないんですよ。根本的な考え方を私は申し上げていて、やはり妊婦さんに負担をいかに掛けないかということが大事なことだと思っているんですよ。 子供がまず生まれる前に、まず妊娠するかどうかがすごく大事なことでして、その点でいうと、不妊治療にも相当お金が掛か...全文を見る | ||
○櫻井充君 これまでも少しずつ増額されていることは認めているんです。それでも、総理、やはり庶民からしてみると相当大変なんですよ。 今、健康保険に導入するためにはという、いろんな条件がお話しされましたが、であったとしたら、なぜ国が補助金を出すんでしょうか。国が補助金を出すという...全文を見る | ||
○櫻井充君 どうもありがとうございます。考えていただけるということだったので、保険という仕組みでなくても結構です。繰り返しになりますが、妊産婦さんたちに対して優しい政策を取っていただきたいと、そのことだけお願い申し上げておきたいと思います。 それからもう一つ、今度は企業の内部...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 しかし、それがどれだけ効果を上げているんでしょうか。例えば、ある不動産会社の売上げは、これはもう名前言うとどこかということが分かって、誰でも知っているところですが、売上げは落ちているんです、だけど利益の額は増えているんです。それは何かという...全文を見る | ||
○櫻井充君 努力いただいているんであろうと思いますが、結局、ここまで積み上がってきているということ自体、まだまだその利益は分配されているわけではないわけですよ。 それから、労働分配率だって、二〇一七年は一九七四年以来の低さになっていて、六五・一%まで落ちてしまっています。これ...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 取り組んでいただいていることはよく分かっていますし、組合は組合で一生懸命やっています。 ただ、ただし、大臣です、麻生大臣、私が、私がお伺いしているのは、内部留保課税も含めて検討いただけないですかということです。 | ||
○櫻井充君 都合のいいときだけ二重課税持ってくるんですよ。例えば、ガソリンならガソリンで、ガソリン税があって消費税があって、二重課税なんですよ。それをそのまんまほっときながら、こういうことになってくると二重課税と言うこと自体、私はおかしいと思いますよ。もし税をすっきりしてもらうん...全文を見る | ||
○櫻井充君 検討していただくのはいいんですが、まだ検討中なんですよ。しかも、この間、法務委員会でお伺いしたら、執行してから、施行されてから、これから考えるという話だったんですよ。だけど、何万人って上限決められて、その人たちが東京や大阪や大都市だけに行かれてですよ、その後から、じゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございます。 これ、本当に地方にとって大事なことでして、特に、私は宮城の選出で、被災地は本当に人手がおりません。 それで、人手がいないからどういうことが起こっているかというと、グループ化補助金を借り入れて、受け取って、で...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、まだ幸せなことに本当は助かっているんですけれど、だけど、これからもしかすると増えてくるんじゃないんだろうかと、そう言われています。 地元から言われているのは、もう一つは、借入れしているお金についてリスケをしてくれと、リスケが、ごめんなさい、条件変更できるよう...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁、本当にありがとうございました。この間も、経産局と話をしたいんだけどなかなか会ってもらえないんだよなということを言われていたものですから、是非助けていただければ有り難いなと。老舗の企業なので、よろしくお願いしたいと思います。 それで、被災地の方々のも...全文を見る | ||
○櫻井充君 最後の一言だけで結構でした。 今年度内に結論を出していただけるということだったので、これで今後の予定がきちんと立てることができるので、そこは本当に早く明示していただきたいし、それから、今いろんなことがお話しされましたが、是非、地元の要望に応えてきちんとした形で手当...全文を見る | ||
○櫻井充君 市議会議員の報告書にはそう書いてあったんですけど、それはそれとして。 僕、同じ静岡で、望月環境大臣の追及をしていたことがあるんですけど、そのときに環境省の役人が私のところに来て、すばらしい大臣だからもう追及しないでくれと頼まれました。それ以降、お会いしていろいろ話...全文を見る | ||
○櫻井充君 今日は、自分なりには建設的な意見を述べさせていただいたつもりですし、総理からも御丁寧な御答弁をいただいたことに心から感謝申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
11月28日 | 第197回国会 参議院 議院運営委員会 第7号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 国民民主党・新緑風会として、足立理事の動議に対して反対の立場から意見表明をさせていただきたいと、そう思っています。 人手不足であることはよく分かっています。外国人労働者にもう頼らざるを得ないような状況であることもよく分かって...全文を見る |
11月29日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 冒頭、ちょっと申し上げておきたいことがあります。 我々はきちんとした形で議論をしていきたいと、そう思ってこの委員会の方に対案を提出させていただきました。本当に有り難いことですが、与党を始めとしてほとんどの...全文を見る |
○櫻井充君 今のように原因がはっきり分かっているんであったとすれば、そこをどう解決していくかということなんだと思うんです。 そうすると、例えば、相続されるときの登記の金額が高いということでなかなかやられないということであれば、そこを大幅に減免した上で、どちらにしても、減免した...全文を見る | ||
○櫻井充君 なるべく早くに結論を出していただきたいと思うんです。 そして、ここでもう一つ問題があるのは、これ義務化したとしても、今までの分について、分かっていないものに関して言うと、決して解決する問題ではないと思うんですよ。所有者が分かっていないものについてはどうやって調べて...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みません、これは所管は法務省になるんですか。それとも、地方の例えば土地を有効に活用していくとか、そういう話になってくると、これは総務省になるんでしょうか。一体どこが責任を持ってこの問題を解決することになるんでしょうか。改めてお伺いしたいと思います。 | ||
○櫻井充君 大臣、これね、政府全体としてやっぱり取り組むべき課題だと思うんですよ。 私は、これは憲法との関係もあってなかなか難しいのかもしれませんが、例えば、本当に調べていっても所有者が分からないような土地は、これは地方公共団体がそれの所有権を得ることができるように例えば法律...全文を見る | ||
○櫻井充君 力強い御答弁いただきまして、ありがとうございます。是非、大臣が中心になって対応していただきたいと、そう思います。 総務省にも改めてお伺いしますが、これでどれだけ地方の税収減になっているのかきちんと調べる必要性があるかと思いますが、総務省、いかがでしょうか。 | ||
○櫻井充君 もう少し前向きにやっていただけるのかどうか、今のところでよく分からないんですよ、難しい難しいと話をされていますが。 地方で税収不足だから財源を、国の財源を地方にと、そういう話も出てきているわけですよ。であったとすれば間違いなく税収増になるわけですから、もう少し積極...全文を見る | ||
○櫻井充君 多分相当お金掛かることなので、国の支援が私は必要だと思っているんですが、その点についていかがですか。 | ||
○櫻井充君 地方の財源によって行われることは、それはそうかもしれませんけれど、やはり一時的には相当なお金が掛かることになるわけですよ。 そして、もしこれ本当に国全体として、政府全体としての取組になっていくんだとすれば、これは国の予算をちゃんと付けてやる仕事になると思いますが、...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ、そういう言い方していると多分解決しないと思うし、もう少し前向きに何とかしたいという、そういう意気込みも感じられないので、今度は事務方ではなくて、やはり政務三役の方に来ていただいて議論をさせていただきたいと、そう思います。 それでは、別の話題に移りたいと思いま...全文を見る | ||
○櫻井充君 何か意味がよく分からないんですけど、もうちょっと簡単に言ってもらえませんか。 例えば、私が聞いている範囲でいうと、グレーゾーンがあるんですよ、グレーゾーンが。例えば、日本語のレベルでいうと、N5レベルを求めていると。一応それは三角なんですよ。だけど、仙台の入管は絶...全文を見る | ||
○櫻井充君 もう時間なので、午後にあと続きやらせていただきますけれど、これ、送り出してきているほかの国の学校から、仙台だけじゃないんですよ、いろんな地域に出しているんです、その学校から、日本語学校から、現地の。だけど、その現地の日本語学校から出てきている中でいうと、仙台が断トツに...全文を見る | ||
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 午前中、つるしの件を申し上げましたが、有田理事、小川敏夫議員の御尽力によってつるしを下ろしていただきました。どうもありがとうございます。これで議論ができることになりましたので、改めて感謝申し上げたいと思いますし、夕方行われる理事...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうすると、法律に差別してはいけないとまず明示されていると。これは罰則規定とかがあるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、受入れ機関として取り消されるということですが、それ以上の何か処罰規定みたいなの、これ事務方で結構ですが、あるんですか。 | ||
○櫻井充君 それは、労働基準法違反になった場合には、例えばですけれども、もう今でも技能実習生を受け入れていて、その上で、その上で最低賃金以下で働かせていたところもありますよね。この間の失踪者の一覧表を見ていて、めくってみるとそういうふうに書かれていて、そういう会社というのは処分さ...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、私はそういうことを聞いているんじゃないんですよ。そういうことを行った会社は何らかの罰則なり処分を受けているんですかということです。 | ||
○櫻井充君 済みませんけど、これ通告しているんですよ。昨日、多分私が一番先に通告しているはずですよ。議運の理事懇が終わった後にすぐに通告して、どう書いてあるかというと、技能実習生の失踪に関して、最低賃金以下で働かせていた会社の処分は行ったのかと、ちゃんと通告しているんですよ。ちゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、例えば具体的に言うとどういう処分を受けているのか、もう少し明確に教えていただけないですか。 | ||
○櫻井充君 済みません、例えばどういうふうな処分を受けているのか、その辺を教えていただけないですか。 なぜこんなにしつこく聞いているのかというと、これ大臣、私、先の話を聞いても難しいこといっぱいあると思うんです。例えば医療保険制度でどのぐらいお金掛かるんですかとか、海外の家族...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、質問の資料としてちょっと研究したいので、なるべく早くに、次回の委員会で質問通告ができるまでに、是非、この委員会に、理事会の方に提出していただきたいと、そう思います。 | ||
○櫻井充君 あと、先ほどの有田議員の質問をお伺いしておきながら、やっぱり四割ぐらいの方々が差別を受けているというのは本当に大きな問題だと思うんですよ。 自分自身も、考えてみると、子供の頃に、一人高校から朝鮮学校に行きましたから、何げにからかっていたような時代もありました。ただ...全文を見る | ||
○櫻井充君 しかし、これ国会が、来年の通常国会は一月四日から召集されるんであれば、別に一月四日、予算まで、きっと一月の下旬ぐらいにならないと予算書でき上がらないんですよ、私、財務副大臣も務めさせていただいているからよく分かるんですが。何も、そうであったとすれば、来年の通常国会冒頭...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうであれば、労働者不足というのはいつ頃から認識されていたんでしょう。 | ||
○櫻井充君 いや、長々とあれですけど、いつ頃からですか。具体的に教えていただけないですか。 | ||
○櫻井充君 そんなことより、いつと言ってもらった方が、一言で言ってもらった方が分かりやすいんですが。 じゃ、それに対してどういう対策を取ってきたんですか。どういう対策を取ってきたんでしょう。 | ||
○櫻井充君 いや、今の説明だけだと効果があったという話ですよね。効果があったんだとすれば、別に外国人労働者を受け入れる必要性はなくなりますよ。 | ||
○櫻井充君 それでは、今生産年齢人口の低下というお話がありましたが、生産年齢人口の低下というのはいつ起こったんですか。 | ||
○櫻井充君 済みませんけど、御自身で生産年齢人口の低下が原因の一つだとおっしゃったので、私はそれをお伺いしているんです。いつですか。 | ||
○櫻井充君 自分の発言には責任を持っていただきたいと思います。 生産年齢人口の低下は一九九七年から始まっています。生産年齢人口の低下が一九九七年から始まっているんですよ。そうすると、生産年齢人口の低下が原因であったとすれば、労働者不足はもうその時点からいずれ起こるであろうとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 まあ今更過去のことを言ってもしようがないんですが。実はもう、そうやって早い段階から分かっていたわけです。日本のGDPそのものが横ばいになってきているのも大体同じぐらいの時期からなんですよ。一九九七年ぐらいから内需はほぼ横ばいになってきていて、今ちょっと統計が違うので、...全文を見る | ||
○櫻井充君 生産年齢人口というのは十六歳から六十四歳までと定められていますので、もし仮に、少子化対策を行っていって、さあこれから皆さんが何とか少子化に協力してくださいと言われても、生産年齢人口に至るまでは、大臣、最低で十六年掛かるんです。今、十六歳から働く方ってほとんどいらっしゃ...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、今御丁寧に御答弁いただきましたが、先ほど厚生労働省の方から生産年齢人口の低下が大きな原因の一つであるというふうに答弁されているんですよ。 じゃ、この点についてまず確認したいと思いますが、大臣も、日本の労働者不足というのは生産年齢人口の減少によるものが大きな原...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここは共通の認識を持たないと対策間違うと思っているんですよ。つまり、今の話は、例えば女性に働いていただきましょう、それから定年を延長しましょうということは、あくまでやはり生産年齢人口が減っていって、減少していって、その人たちの労働力を補うために、じゃ、女性に働いていた...全文を見る | ||
○櫻井充君 分かりました。 それでは、外国人労働者の受入れ数は、これは五年ごとに見直して今お示しされるということでしたが、その数字を示すのは、これは法務省でいいんですか。 | ||
○櫻井充君 それは、最終的な責任省庁はどこになりますか。 | ||
○櫻井充君 いや、要するに、これ改めて、ここちゃんと答えていただきたいことなんですよ。要するに、五年間での受入れ数は三十数万人なんでしょう。だけど、その先になったらまた受け入れる可能性はあるわけでしょう。今の大臣の御答弁だったら、業種も増えていって労働者数もまた増えなきゃいけない...全文を見る | ||
○櫻井充君 なぜかと、もう一つ理由があるんですよ。それは、先ほど申し上げたとおり、一九九七年から生産年齢人口が減少してきていて、ある程度の見通しは付いていたはずなんです、何十年後にどうなりますよと。そして、今、二〇一〇年と二〇四〇年とを比較して、人口が半分以下になりますと、消滅可...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、じゃ、この説明書を正しくやっているかどうかというのは調査されていないということなんですね。 | ||
○櫻井充君 いや、別にどこが、じゃ、やっているんですね。やっているんだったら、ちゃんと通告したんですよ、どのぐらいですかと聞いているんですよ。だって、その数字をもらってみないと、一体どのぐらい問題があるのか分からないから聞いているんですよ。だから、さっき言ったでしょう。現時点のこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 たったそれだけですか。例えば、この間見せていただいた、閲覧できた失踪された方々のものを見ると、もっといっぱいあるように感じられますよ。 大臣、今のように、ほかのところでやっているから答えられないって、おかしな話だと思いませんか。だって、先ほど大臣はこうおっしゃった...全文を見る | ||
○櫻井充君 ここをちゃんとやっていただかないと、まず外国人労働者の方々の問題点もあるんですが、一方で、かなり低賃金で働いているようなことになってくると、日本の労働者の給料も下がる可能性があるんですよ。これ、こんなことをやったら、デフレまた加速することになりますよ。 そういう意...全文を見る | ||
12月04日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○委員以外の議員(櫻井充君) おはようございます。 改めまして、こういう機会をいただいたことに、横山委員長を始め委員の皆さんに感謝申し上げたいと思います。 それでは、趣旨説明させていただきます。 ただいま議題となりました外国人労働者等の出入国及び在留の適切な管理に関す...全文を見る |
○委員以外の議員(櫻井充君) まず、御質問いただきまして本当にありがとうございます。 簡潔に三点御答弁させていただきたいと思っていますが、不足していることもありますし、それから不明な点も随分あると思っているんです。 それは何かというと、拙速に提案されて、議論されている時間...全文を見る | ||
○委員以外の議員(櫻井充君) 先ほども御答弁申し上げましたが、外国人労働者と日本人労働者というのは同等に取り扱われるべきものだと思っていますし、それからもう一つは、制度上いかに簡素にしていくのかというのはすごく大事なことなんだと思っているんです。ですから、今回のこの制度だけではな...全文を見る | ||
○委員以外の議員(櫻井充君) 御質問ありがとうございます。 今、小林委員からるる説明があったとおり、法案自体に問題点があると思っていますし、それから、この審議の進め方等についても、衆議院では大きな問題があったのではないのかというふうに感じています。 一方で、外国人労働者の...全文を見る | ||
○委員以外の議員(櫻井充君) 午前中の伊藤孝江議員の質問にもお答えさせていただいたんですけれども、このままもし移動やそれから職業を選べるということになるとどうなるかというと、多分時給の高いところに移ってくる、生活環境のいいところに移ってくる。これは外国人に限ったことではなくて、日...全文を見る | ||
○委員以外の議員(櫻井充君) これはすごく重要な視点なんだと思っているんです。我々もこれ、こういう案を作る際に、その点については随分議論させていただきました。 我々は、職業選択の自由は制限しておりません。それから、居住についても自由を制限していません。その代わり、一度手続は取...全文を見る | ||
○委員以外の議員(櫻井充君) 正直申し上げて、何で政府の案でこうやって、熟練したから、熟練していないからといって区別しなきゃいけないのかというのはよく分かっていないんです。後でまたこれは質問させていただこうと思っているところなんですが、外国人労働者と日本人労働者、基本的に言えば、...全文を見る | ||
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今の小林委員の質問を聞いていながら、ちょっと順番変えて改めて確認したいことがあります。それは何かというと、大臣は、きちんとした契約を結んでくるんだというお話がありました。要するに給料とかですね。ですが、今回の失踪した技能実習生の...全文を見る | ||
○櫻井充君 これから外国人の人材というのは、各国で、何というんでしょうか、競争して取り合うような時代が来るんだろうと、そう思っているんです。韓国などでは出生率が本当に低下して、今、単純労働者に関して申し上げれば二十万ぐらいの給料を払っていると、そういうような話も聞こえてきています...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁、ありがとうございました。 もう一点、なぜこういうことが必要なのかというと、法務省の説明は、日本人労働者がいる場合には日本人労働者の給料を基準としてやっていくんですと。だけど、日本人労働者がいないような場合、そうなると、一体何を基準にしてくるのかとい...全文を見る | ||
○櫻井充君 これ、例えば、前回の委員会でも申し上げましたが、医者も結局は都市部に集まるわけですよ。そこで何をしたのかというと、地域枠というのを設けて、地域枠で合格された方々は、その地域で何年間と限定して働いてもらえるように働く義務を負わせているわけです。残念ながら、それでもその定...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 それで、例えば構造改革特区なら構造改革特区で出せるかどうか、これは法務省とも随分議論させていただいているんですよ。今までの構造改革特区だと、やはり自治体から上げても、所管省庁がいろいろ、まあいろんな理由を付けてなかなか通っていかないと。です...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 僕は、首長さんたちに今のようなことでやったらどうだろうかという提案もさせてもらっているんです。ですから、もしかすると、構造改革特区などで出されるようなところが出てくるかもしれないので、それはそれでまた考えていただきたいと。全国一律の制度でや...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、それは技能実習生でもそういうふうに設けていると言うんですけど、設けているのは分かっているんです。何でこれが必要なんですか。その必要性が分からないんです。 | ||
○櫻井充君 済みませんけど、その能力はどうやって判断されるんですか。 | ||
○櫻井充君 その試験というのが、本当に適切な試験なんでしょうか。 例えば、今はどうか分かりませんが、医者の国家試験合格したからといって、次の日からすぐに風邪の患者さん診れるわけでも何でもないんですよ。いや、こう言うと怒られるかな、いや、でも私はそうでした。私はそうでした。つま...全文を見る | ||
○櫻井充君 能力というか、それを、何でもそうですけど、例えばスポーツの分野だって勉強の分野だって個人差ありますよね。そういう個人差についてはどうされるんですか。つまり、どこを見てその能力のあるなしを測るんですか。平均的なところでライン引くんですか。それとも、最低のところで引くんで...全文を見る | ||
○櫻井充君 相当高度な能力ってどの程度なんですか。 | ||
○櫻井充君 これが適切に、何というんでしょうか、運用されないと、結果的には在留資格を失うことになるわけでしょう。そうすると、本人が実は働きたいという意欲があったとか、それから会社としてもこの人はもう十分できるので働きたいと思っていただきたいと、そういうふうに考えたときには試験なん...全文を見る | ||
○櫻井充君 その客観的な判断基準が本当に適正なのかどうか、適切なのかどうかというところが問題だと思っているんです。ですから、先ほど申し上げたとおり、試験は平均点を合格とするのか、それともある程度最低の辺りでもちゃんと合格になるのかどうか、そこが大事なことだと思っているんですよ。そ...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、局長がおっしゃっていることは分かりますよ、ある程度の能力がないといけないと。だけど、大臣、もう一回考えていただきたいんですよ。その企業がこの人が必要であると言っても、試験が受からなかったらもうそれで駄目ですという話にするんですかね。つまり、全国一律で僕は、繰り返...全文を見る | ||
○櫻井充君 原則は試験していただいて結構なんですよ。だけど、地域地域によって、若干その技能が十分でないかもしれないけれど、人材がいない地域にしてみたら、その人でもいてもらった方がいいんですよ。これは現実なんですから、ここのところが。これはどの会社だって同じだと思いますよ。こういう...全文を見る | ||
○櫻井充君 原則は原則で仕方がないことだと思っているんですが、是非、何というんでしょうか、柔軟に運用していただきたいなと。 だって、これ、やっぱり一部上場企業で就職の募集掲げたときに集まってくる日本人と、それから、中小零細企業の、済みませんけど、ちょっと事務方、ちょっと注意し...全文を見る | ||
○櫻井充君 今ここすごく大事なことを質問させていただいているつもりです。ですから、ここはちょっと聞いていただきたいんですよ。 一部上場企業で会社で募集しているときと中小零細企業で募集した際に集まってくる人材は、本当申し訳ないけど違うんですよ。絶対違いますからね、これは。ですか...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんが、それはいつ頃まで答えが出るんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 でも、これ、医療保険制度なら医療保険制度に税金投入しているのもありますよね。協会けんぽなどはその典型ですし、国保になるような、農業だと国保になるのかもしれませんけれど。そうすると、税金を投入することになってくれば、予算措置伴うことなんですよね。だったとすると、本来であ...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、その答弁違うと思いますよ。なぜ違うのかというと、この話が出てきたのは、外国人労働者が増えたら海外で日本の医療保険制度を使う人が増えてくるだろうと、そうすると、医療保険が一体どのぐらいまで膨らんでいくのかと、この点は議論になっているはずなんですよ。違いま...全文を見る | ||
○櫻井充君 いや、ある種素直に認めるところは認めた方がいいんですよ。全くゼロですか、私が言ったことが全くゼロですか。 つまり、繰り返しになりますが、外国人労働者が増えた場合に、海外で医療費使われるようなことが多くなってくるんじゃないかと。そうすると、どの程度になるか分からない...全文を見る | ||
○櫻井充君 そういうことなんですよ。一つの要素なんです。ですから、先ほど申し上げたとおり、予算額も変わるんじゃないですかと申し上げているんです。どのぐらいになるか分かりません、正直言うと。どのぐらいになるか分からないのは、これ試算できないからですよ。現状は二十億程度と言われていま...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 そうしないと、本当にこれ、僕は、基本的に言うと、外国人労働者と日本人労働者は同等に取り扱われるべきだと思っているので、本来であれば医療保険もそうやって使われた方が本当はいいとは思っているんです。 ただ、今の御案内のとおり、日本の医療財政...全文を見る | ||
○櫻井充君 済みませんけど、これ四月に間に合うんですか。 | ||
○櫻井充君 それは違うでしょう。外国人労働者が増えなかったらこんな議論出てきませんよ、はっきり言って。入管法の議論が始まったからこそ、こういう議論が起こってきているんじゃないですか。違いますか。 | ||
○櫻井充君 本年中に取りまとめられたら、もう終わっているんですよ。終わっているかどうか分かりません、まだそれはちょっと、終わっちゃうかもしれないと。だって、会期末はもうすぐですから。本当であれば、こういう数字をちゃんと出してもらった上で議論しないといけないんですよね。全然数字が出...全文を見る | ||
12月05日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第7号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 今も話題になっていましたが、家族のことについて多賀谷参考人にお伺いしたいと思います。 私は元々内科の医者でして、医局の人間も二年とか三年に限って、区切って海外に...全文を見る |
○櫻井充君 それは、ヨーロッパの場合には難民の方が流入してくると、つまり、そういう人たちも含まれていますよね。その難民の方々を引き受けることと労働者として今不足していてその方々を引き受けるというのは、根本的に僕は考え方が違うと思うんですよ。 それと、私が心配しているのは、恐ら...全文を見る | ||
○櫻井充君 おっしゃることは理解した上で、私は宮城県選出で、被災地はもうそんな余裕はありません。相当ほかの地域と違って、あの震災の後に多くの方々が流出されてしまっていて、地元の商工会議所の会頭やそれから首長さんからは、もうとにかくなるべく長く定住してもらえるようなそういう制度を実...全文を見る | ||
○櫻井充君 本当にそのとおりだと思うんですよ。 私は、定住していただく方が増えることについては何の抵抗もないし、基本的には、先ほど申し上げたとおり、被災地では人が足りなくなって町として成り立たなくなる危険性をはらんでいるし、三十五の市町村のうち消滅可能都市と言われるところが二...全文を見る | ||
○櫻井充君 どうもありがとうございました。 また、あした委員会があるので、その点について質問させていただきたいと、そう思います。 それから、斉藤参考人にお伺いしたいことがあります。 冒頭、ファクトが大事だと、本当にそのとおりだと思っていて、ファクトが十分でないから、想...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 実は、中小企業の社長さんたちから陳情を受けているんですが、技能実習生を残してほしいと言われているんです。それは何かというと、技能実習生には派遣労働者のシステムがないと。つまり、先ほどブローカーのお話とかがありましたが、このシステムだと今のと...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間が来たので終わります。 ありがとうございました。 | ||
12月06日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 昨日の参考人質疑の中で、参考人の先生方からの意見で真っ二つに分かれたのが家族の帯同についてでございました。特に、この法案についてどこを変更したらいいですかと高谷参考人にお伺いしたところ、一点、家族の帯同を認めるべきだという、そう...全文を見る |
○櫻井充君 今いろいろ御答弁いただきましたが、特に最後のところはびっくりしましたが、その国民的合意が得られていないと。国民的合意がまだ得られていないような内容のものをここに提出してくること自体僕は問題だと思っていて、これ、もしも皆さんが認めてくだされば、この法律の内容を変えること...全文を見る | ||
○櫻井充君 大臣、検討していただいた上で、やはり家族の帯同を認めた方がいいということになったら、それは御検討はいただけるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 今の扶養能力という話を出されると、一つの考え方かもしれませんが、賃金が十分に支払われないんじゃないだろうかと想像してしまうようなところがあるわけですよ、今みたいな御答弁いただくとですよ。 我々が、この間も申し上げたと思いますけれど、例えば、医者でも、留学する人たち...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 日本人の場合には高齢者で寝たきりの方も含まれているでしょうし、それから、例えば赤ん坊も含まれてきているので、今の御答弁ですと、おおむね活動できている人たちでいうとほとんど差がないということでよろしいんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 そうすると、外国人労働者が増えてくると犯罪が増えてくるんではないのかというようないろんな言われ方をしているけれど、余りそういうことについて心配する必要性はないのかなと私は今の答弁を聞いて感じましたが、大臣、いかがでございましょう。 | ||
○櫻井充君 今の点で外国人労働者の受入れについて不安を感じていらっしゃる方がいるので、その点についてはきちんと対応していただきたいと、そう思います。 それから、昨日の参考人質疑の中でもう一つ出てきたのが登録支援機関についてでございました。その登録支援機関がブローカーと化すので...全文を見る | ||
○櫻井充君 なるほど。そうすると、雇用するか雇用しないかという点で派遣業とそこは異なるという解釈でよろしいですか。 | ||
○櫻井充君 ところで、現在でも、ちょっとこれ通告していないので十分お答えいただけるかどうか分かりませんが、外国人専用の、外国人だけだったと私はこの間お伺いしましたが、もう派遣業が成立していると聞いていますが、この実態をどの程度か理解されているでしょうか。 | ||
○櫻井充君 では、これは外国人に特化していなくても外国人を含む派遣業があるということについては、この提出者としてお伺いしておきたいのは、法務省として理解している点はあるんでしょうか。 | ||
○櫻井充君 これ、派遣社員にしてしまうと、相当問題がまた出てくるんじゃないのかなというふうに思っているんです。結局、その派遣会社がある種の利益を出してしまうというところが出てきて、働いている方に対して十分な賃金が支払われなくなるような可能性があると、そう思っています。 先日、...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、本当にありがとうございます。 それから、参考人質疑の中で、その登録支援機関がブローカーと化すことがあるんではないだろうかと、そういう心配もされておりました。技能実習生の場合にもそういうことがあったのかどうか、そこら辺のところについて詳...全文を見る | ||
○櫻井充君 まず、この実態をきちんと調査すべきだと思います。そうでなければ、また同じことが起こってきて、どういう手口でやってきているのかということを研究しないと、幾ら登録支援機関といって新しい組織を定めたとしても同じようなことになってしまうんじゃないのかなと思うんですが、その点に...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 その上で、登録支援機関というところがブローカーにならないようにするためにどういう措置をとろうとお考えでしょうか。 | ||
○櫻井充君 きちんとやっていただきたいと思いますし、それからもう一つは、これ地方公共団体にやらせるか、地方公共団体に、三セクでも何でもいいんですけど、地方公共団体が絡んだ組織にやらせるとか農協にやってもらうとか、そういう制度設計はできないものでしょうか。 要するに、地方公共団...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな答弁いただきまして、ありがとうございます。 改めて、大臣の御決意をお伺いしておきたいと思います。 | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。ここはすごく大事な点だと思うんです。 そして、もう一つ大事な点は、やはりブローカーと化している人たちは送り出し機関と組んでいるわけですよ、結果的には。その失踪者の調査を見てみると、少ない方でも五十万ぐらい、多い方で二百万ぐらいその送り出し機関...全文を見る | ||
○櫻井充君 確かに、相手国でつくる機関であって、それに対して日本の法律で定めるということ自体は難しいことだとは思うんですよ。 ですが、やはりそれが原因になって問題が起こっている点も否めないので、きちんとした形で、これは大臣から御答弁いただきたいと思いますが、やはり各国によって...全文を見る | ||
○櫻井充君 前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございました。 ちょっともう限られた時間になって、あと一分しかないので、済みません、端的にお答えいただきたいことがあります。 社会保険料について、外国人の方で未納の方ってどのぐらいいらっしゃって、それから外国人の中で医療...全文を見る | ||
○櫻井充君 この間、このたしか法務委員会の大臣所信の中でもこういう問題が、大臣の所信の中で述べられていたような気がするんですよ。ですから、それを調査していないというのは僕はおかしな話だと思うんですね。そして、ましてや、これからその外国人の方々が入ってきた場合に、これももう一つ心配...全文を見る | ||
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 総理に基本的なこの国の在り方についてお伺いさせていただきたいと思っていますので、是非総理御自身の口から答弁をお願いしたいと、そう思います。 私は、外国人労働者の受入れは賛成です。そしてもう一つ、外国人労働者だけではなくて、私...全文を見る | ||
○櫻井充君 現時点での総理のお考えは分かりました。 総理、昨日、参考人質疑の中でこういう意見もあったんです。それは何かというと、ある程度学んでやっと熟練したところで祖国に帰らなければいけない、また新しい人たちがやってくる、そうなったときに、企業にしてみたら、決してそれは得では...全文を見る | ||
○櫻井充君 ちょっと話題が大きく変わって大変恐縮ですが、総理、卓球の張本選手とかテニスの大坂なおみ選手とか、どう評価されていますか。 | ||
○櫻井充君 僕は、そういう意味合いでいうと、新しい血が入ってきた方が実際はいろんな能力が伸びてくるんですよ。これは遺伝的にいうとそういうことなんです。そうしてきてみると、何というんでしょうか、今の日本に更に新しい道を開くことになってくるので、生活者として入ってきていただくというこ...全文を見る | ||
○櫻井充君 おっしゃるとおりだと思うんですよ。今、様々な意見があります。それは、初めてこう大きく門戸を開こうと今してきているので、それでいろんな意見が出てきているんだと、そう思います。 是非、時代に応じて変わっていかなければいけないと思っていますし、それと、もう一点大事な点を...全文を見る | ||
○櫻井充君 ありがとうございます。 とにかく、これから本当に、日本に来ていいよという時代から日本に来ていただくという時代に変わっていくかもしれないと思っているんです。そういう意味では、先ほど有田委員が指摘していたようなことについてもきちんと調査していただいた上で対応していただ...全文を見る | ||
○櫻井充君 そうなってくると、総理、私はその方向性でいいと思っているんです。そうなってくると、我が国の六〇%を占める個人消費についてどう考えるかというのが最大のポイントになると思います。 一九九七年に生産年齢人口のピークを迎えています。その後から減少が始まっています。我が国の...全文を見る | ||
○櫻井充君 時間が来たんでしょう、もう終わりますが、今お話があった点から察すると、我が国はある種方向転換しなきゃいけなくなるのかもしれません。つまり、内需がGDPの中で大きく占めていた国から、カナダやそれから韓国のように外需に頼んでいくような国になっていくのかどうか、そこの方向性...全文を見る | ||
12月07日 | 第197回国会 参議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 私は、国民民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました横山信一法務委員会委員長の解任決議に対して、賛成の立場で討論を行わさせていただきます。 この場に立たせていただいているのは会派を代表してですが、冒頭、申し...全文を見る |
12月08日 | 第197回国会 参議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○櫻井充君 済みません。(発言する者多し) |
○櫻井充君 済みません、せめて反対討論ぐらいは言わせていただきたいと思います。それだけはお許しいただけないでしょうか。 私は、国民民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行...全文を見る | ||
○櫻井充君 ただいま可決されました……(発言する者多く、議場騒然) | ||
○櫻井充君 私は、ただいま可決されました出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、公明党、国民民主党・新緑風会及び日本維新の会の各派並びに各派に属しない議員山口和之君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いた...全文を見る |