櫻井充

さくらいみつる

選挙区(宮城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

櫻井充の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず冒頭、閉会中審査を求めておりましたが、閉会中審査を決めていただいた、今日はインフルエンザでお休みのようですが横山委員長、それから与野党の理事の先生方に改めて感謝申し上げたいと、そう思います。  余り人事のことというのは我々...全文を見る
○櫻井充君 そういう答弁いただけることはよく分かっていました。  だけど、大臣、これ去年の臨時国会の中でいうと一番大きい法案なんですよ。この一番大きい法案、こういうときですら、一月に検察かどこかの人事があって、それに合わせて今回人事が行われたこともよく分かっているんです。だけど...全文を見る
○櫻井充君 まあしようがないです。これしか答えられないのはよく分かっているんです。分かっていますが考えてはいただきたいと、そのことについてだけはお願いしておきたいと、そう思います。  官僚というのは組織ですから、組織としてやるんだからこういうことで全く問題ないんですという話にな...全文を見る
○櫻井充君 大臣、ちょっと手続上おかしくないですか。  今回、政省令出されていますよね。政省令出されているということは、過去の事例に対してどこに問題があったと、どこに原因があったのかということを分析した上で、それを防止するために政省令を出してくるというのが当たり前のやり方ですよ...全文を見る
○櫻井充君 大臣、その答弁、相当ひどいですよ。そうであったとしたら、新しい技能実習制度をつくった段階でこの総括をしていないとおかしな話になりますよ。  いいですか。技能実習生、新しい制度は二十八年にできていますね。であったとすれば、その二十八年のところで総括して、亡くなった人は...全文を見る
○櫻井充君 大臣、ちゃんと整理してくださいよ。  今、僕は別に揚げ足取ろうと思ってやっているわけでも何でもないんですよ。去年から申し上げているとおり、これまでやってきたことの問題点をちゃんと総括して、制度の問題なのか、例えば受入れ機関の問題なのか、先ほど小川委員からあったように...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、まず地方が受皿をつくっていなければ駄目なのはもうそれは当たり前の話ですから。もしでき上がっていることを前提に、じゃ、どうするんですかというお話ですと、今一回やっぱりやってみて、どこに問題点があるのかを把握した上で対策をつくるというお話ですよね。つまり、現時...全文を見る
○櫻井充君 例えば、僕らは旅行に行くとすると、聞いたことのある町だったらまあこういう町だろうなというのは想像できるわけですよ。でも、全然知らない町に行こうとするときにはいろんな情報を取ってから行くわけであって、そういう意味合いで東京というのは多分誰でも知っている町だと思うんですよ...全文を見る
○櫻井充君 よろしくお願いします。  僕は、ばらつくのはおかしいと言っていないんですよ。ばらつくのは当たり前ですから。だけど、毎回下ですからね。毎回平均以下ですからね。東北に来る人たちだけが何かおかしい人たちと言ったら、不適切な人たちが来ているかのような感じになるんですけど、決...全文を見る
○櫻井充君 できれば本当に地方の実態を分かっている人たちや、それからできれば農協とか、何か農協は銀行の預金があるので、そこのところでどうだこうだっていろいろ何か条件が整わないようなことも書かれていますが、是非地元の実態を分かっているところにしていただきたいんですよ。  それとも...全文を見る
○櫻井充君 結局、昭和五十六年以前のところの、まず原則は変わっていないと。昭和五十六年に社会の変化に応じて変えたので、今回も社会の変化に応じて変えていくと。ですから、考え方の基本は変わっていないということなんだと思いますので、そこはちゃんと明確にしていただかないと、何となくいろん...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○櫻井充君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  児童虐待によって幼い子の命が奪われました。心から御冥福をお祈りしたいと、そう思います。  これ非常に大事な問題だと思っていて、安倍政権でどのように取り組もうとしているのか、総理の御決意をまずお伺いしたいと思...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  大事なテーマなのできちんと取り組んでいただきたいと思うんですが、その中で若干何点か建設的に意見を述べさせていただきたいと、そう思っています。  今回の野田市の場合のまず所長の対応について担当大臣にお伺いしたいと思いますが、どういう点が問題...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけれど、まだきちんと総括されていないんですか。
○櫻井充君 済みません、総括しているんですか、していないんですか。
○櫻井充君 総括していないということなんだと思うんです。  僕は、この中でもう一つお伺いしておきたいことがあります。  児童相談所の所長が、体に傷がないから虐待を受けていないという発言をしているんですが、これは適切だと思われますか。
○櫻井充君 大臣、この問題、どのぐらい認識されているのか、ちょっとお伺いしたい点があります。  虐待って四種類ありますが、その四種類を挙げていただけますか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  今一番増えているのは、その中で心理的虐待なんです。体に傷を負いません。こういう場合、どうやったら早期に発見できるとお考えですか。
○櫻井充君 根本的に間違っています。傷、あざとおっしゃいました。僕は心理的虐待について聞いているんです。
○櫻井充君 総理、ちょっと提案させていただきたいことがあるんです。(資料提示)  これは東京都のホームページにあるんですが、歯科医師が早期に発見できるんですよ。なぜかというと、虫歯を指摘されている、まず虫歯の数が違うんです。虫歯を指摘された後に、虐待を受けている子供たちというの...全文を見る
○櫻井充君 前向きな御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。  それからもう一点、私の知り合いの児相で働いていた子なんですが、最後は石油を掛けられました。そして、後ろでお父さんはたばこを吸っていて、自分は殺されるんじゃないかと不安を感じて、その後行けなくなってしまい...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ただ、そこで一点気になるのは、警察OBというのはどのぐらいの権限があるんでしょうか。
○櫻井充君 要するに、OBはOBなんですよ。現職の警察官を増やすべきだと思いますが、大臣、いかがですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  これ、国家公務員の総定数って、こうやっていろんな分野で大切なことがあるにもかかわらず、これがネックになっている場合があるんですが、これを変更するというお考えは、総理、ないでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  あともう一点、僕は、虐待をした親のカウンセリングが必要だと思うんですが、この体制についてはどのように整備されるんでしょうか。
○櫻井充君 それでは、これまでこういう分析されているかどうか、どういう考え方の親が虐待を行っているのか、調査されたことがおありですか。
○櫻井充君 それって外的要因だけであって、本人がその結果どういう考え方の持ち主になったのかという分析が絶対的に必要だと思うんですよ。つまり、今のような要因を持っている方々はいっぱいいらっしゃるけど、だけど、その人たちの中で虐待していない人もいるんですよ。  私は心療内科の医者と...全文を見る
○櫻井充君 人は行動するときにちゃんと物を考えて行動してきているので、その方をちゃんと分析することが大事だと思っています。  それから、先ほど総理から二千人増員というお話がありましたが、お手元に資料をお配りしています。資料一、見ていただきたいんですが、平成十二年と比較して児童虐...全文を見る
○櫻井充君 一人本当に四十件が適切だという根拠はどこにあるんでしょう。
○櫻井充君 現時点よりは良くなることは期待したいと思いますが、抜本的な改革は、本当の原因がどこにあるのかということをきちんと分析した上で対応するということだと思っています。  総理、改めて総合的対策について、今私が提案させていただいたことも御勘案いただきたいと思いますが、いかが...全文を見る
○櫻井充君 本当に前向きに御答弁いただきまして、ありがとうございます。  前回も、妊婦加算、すぐに廃止していただいたことに改めて感謝申し上げておきたいと思います。  次に、医師の働き方改革についてお伺いしたいと思います。  なぜ医師の労働時間はこれだけ長いんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんけど、長時間労働をしている医者が多く存在している施設はどこですか。
○櫻井充君 済みません、資料二を見ていただきたいと思いますが、これは厚生労働省からいただいた資料なんですよ。これで明らかに大学病院と救急やっている病院の医者の労働時間が長いことが分かるわけですよ。  何で大学病院で働いている医者の労働時間、長いんですか。
○櫻井充君 根本的に違っていませんか。大学病院の医者の使命って一体何ですか。
○櫻井充君 本当ですか、大臣。地域医療の中核ですか。特定機能病院は地域医療の中核を担わなきゃいけないんですか。
○櫻井充君 一般的な地域医療を担うわけではないんですよ。  そして、もう一つ、大学で働いている医者のバイトの件数って一体どのぐらいですか。
○櫻井充君 なぜそうやって、教授だけではありません、もっと一般の職員も、一般の医師もバイトをしなければいけないんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、その統計、絶対間違っていますよ。これはバイトをしている額を含めただけの話であって、大学から受け取っている給料をちゃんと出してくださいよ。一千万なんかもらっていませんよ。もらえているのは教授だけです。  若手はどうですか。今、大学院生という話がありました...全文を見る
○櫻井充君 正直申し上げて、私は、大学で働いていたときに一番、まあ僕はまだまだ全然ぺいぺいのまま外に出されましたが、十五万でした。今、多分二十万ぐらいだと思いますよ。  大学院生は、先ほど申し上げたとおり、給料、大学からもらっていません。こういう人たちが約今一万人いるんですよ。...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけど、現状が低いんですよ。現状が低かったら相当増額してもらわないと困ると思いますけど、どうですか。
○櫻井充君 麻生大臣、大学の研究費等も含めて増額していただきたいんですが、いかがでしょう。
○櫻井充君 今、まあ検討していただけるということで、ありがとうございます。  これ、科研費の実は大きな問題がありまして、研究費、これ科研費で応募して一体どのぐらいの研究者が受け取れているか御存じでしょうか。もし担当大臣分かればお答えください。
○櫻井充君 要するに、四分の一なんです。二五%です。そうすると、この科研費に応募するために相当いろんな資料を書くんですよ。この資料を書いている時間がみんな無駄な時間になっているんですよ、大臣。ですから、科研費を増やしたからいいというものでは私はないと思うんですけど、いかがですか、...全文を見る
○櫻井充君 大学の教授のお給料って幾らぐらいですか。
○櫻井充君 大学の教授の給料って平均すると約一千万ぐらいなんですよ、麻生大臣。だから、偉い人たちがいっぱい取っているわけでも何でもなくて、絶対的に足りないんですよ。そこだけ認識しておいていただきたいと、そう思います。  この大学病院でのバイトのことが実は地域医療の担い手を減らし...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、常勤の医師と非常勤の医師とだと、病院にとっての労働力だとどのぐらい違うと思いますか。
○櫻井充君 済みません、これって急な質問も何もないと思うんですよ。これ、根本的な問題ですよ。これの資料だって、別に厚生労働省が作ってくれた資料なんですから。  そうすると、この常勤医、非常勤医というのは、一体誰を換算してこういう数字になっているんですか。
○櫻井充君 私がお伺いしているのは、その非常勤と言われる人たちの医師の構成要素、つまりどこから派遣されている人たちですか。
○櫻井充君 じゃ、済みません、これは予算委員会に資料を請求したいと思います。よろしくお願いします。
○櫻井充君 その上で、ちょっとここの先のところに、総理、ちょっとお伺いしたいことがあります。  二十年後の日本というのは一体どういう国になっていると総理は思われるでしょうか。
○櫻井充君 総理、ちょっとこの側面からお伺いしたいことがありますが、日本は今技術立国として世界に冠たる国になっていると思うんですが、二十年後、本当に技術立国として日本は世界の一流国でいられるとお思いですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、ここでちょっと衝撃的な数字を見ていただきたいんですが、アメリカの学者の方々と共著論文を書いている数です。いろんな日本の研究者の方々は大体はアメリカに留学されて、そして、そこで研究を行った上で日本に持ち帰ってきて、その後研究し続けてい...全文を見る
○櫻井充君 資料七を見ていただきたいと思うんですが、これ、論文の数は日本はほぼ横ばいでして、世界は大体六割ぐらい伸びているんですよ。中国に至っては三〇〇%も伸びているんです。  それから、資料五のところにアジア太平洋のロボコンの資料がございますが、十七回の開催で日本が優勝したの...全文を見る
○櫻井充君 その上でですが、資料の九見ていただきたいんですけど、先発薬メーカーの世界のシェアです。これ、このまま行ったら、恐らく二十年後、日本の先発薬メーカーは海外で商品を売れなく、売らなくなっちゃうんじゃないかという危機感を感じていますが、この点についていかがでしょう。
○櫻井充君 総理、お願いがあります。今、客観的な数字をもってお示ししました。このまま行くと貿易立国ではもうなくなってしまう、そして科学立国ではなくなってしまう危機感を私は抱いていて、是非こういった分野に対して予算の増額をお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  やはりこういう数字見ていると、将来本当に大丈夫なんだろうかというふうに危惧しておりまして、是非、小泉政権で米百俵の精神だというのがありましたが、ああいう精神をもう少し大事にしていただきたいと、そう思います。  もう一つ、学校の先生の働き方...全文を見る
○櫻井充君 五千人もの学校の先生が休まれているんですが、その原因は一体どこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 実は、その保護者に対する対応と、それから中学、高校になると部活の問題と、大きなところは二つあるわけです。  私、この間、学校の先生休職されるので診断書を書かせていただいたんですけど、二年目の先生で、やはり親のところに板挟みになって苦しんで、上司に相談したら、あなたの...全文を見る
○櫻井充君 大臣、そうやって各自治体でやっているように答弁されますが、じゃ、一体幾つの自治体がそういう取組されているんですか。
○櫻井充君 これは、国がきちんとしたマニュアル作って、それで各自治体に対してこういうことでやるべきだと、私はそう示すべきだと思いますが、いかがですか。
○櫻井充君 文部科学省で学校の先生の働き方改革に取り組んでいるはずですから、もう少し積極的に私は文部科学省が主導でやっていただきたいと思います。  最後に、日銀の金融緩和政策についてお伺いしたいと思いますが、これ、出口戦略はどうされるおつもりでしょうか。
○櫻井充君 いつ目標達成できるんでしょうか。
○櫻井充君 何で金融緩和で物価は上昇しないんですか。
○櫻井充君 就任時は本当に元気だったんですが、答弁、随分声が小さくなられました。  二十年後って日本はどうなっているとお思いですか。
○櫻井充君 意味不明です。笑っている場合じゃないという話がありましたが、本当にこれじゃ問題は大きいと思います。  最後に、これで大震災から八年がたとうとしています。復興庁がどうなるんでしょうか。この点について地元自治体の方々が本当心配されているので、最後に御答弁いただきたいと、...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。なるべく早く打ち出していただきたいと、そう思います。  最後に、総理に改めてお願いがあります。  今、問題はいろいろございます。御答弁は結構です。将来を見据えた最終的取組をしていただきたいと。今、一番難しい時期だと思いますが、今ここで何をする...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、社外取締役についてお伺いしたいと思います。  大臣、私は、社外取締役の規定を置いていますが、本当の意味で社外取締役としてきちんと活動されているというんでしょうか、企業に貢献されている方、私は少ないんじゃないかと思っ...全文を見る
○櫻井充君 これ、今国会で義務化の法律が出てくるんでしょうか。
○櫻井充君 法制審でどういう議論がなされているのか、済みません、ちょっと承知しておりませんが、しかし、今のような役割をきちんと担っていただいているんだったらまだいいんですよ。ですが、これはマスコミの報道ですから、それは一部かもしれませんけれど、例えば月に一回の取締役会議に出席する...全文を見る
○櫻井充君 そういうことなんですよ。一部あるかもしれません。だけど、それはほんの一部であって、繰り返しになりますが、優秀な方が行っているところは確かにあるんでしょう。だけど、そういう人たちじゃない場合がかなり多くて、僕は天下りが悪いとは申し上げません、官僚を辞めた後に何かで生活を...全文を見る
○櫻井充君 非常に重要なことだと思うんですよ。赤ん坊で悪人はいません。どこかで悪いことを犯すような人間に変わっていくわけですが、本人にとって本当に犯罪を犯したいと思って犯罪を犯しているのかどうかの調査が必要だと思うんですよ。  結局、追い詰められて、家族関係が悪くなって、自暴自...全文を見る
○櫻井充君 データ上そうなってきているので、改めて、委員長、この理事会にその資料を提出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○櫻井充君 そうすると、この家族関係をどう変えていくのかというのはすごく大事なことになると思うんですが、犯罪を犯した少年たちは、その更生施設で様々な、何というんでしょうか、カウンセリングなりなんなりというのを受けているとは思うんですよ。じゃ、親は一体そういうカウンセリング等を受け...全文を見る
○櫻井充君 僕は今、心療内科医として、ちょっと大臣いいですか、僕は心療内科医として不登校とか引きこもりとか摂食障害の患者さんの診療に当たっているんですよ。ほとんどやっているのは家族療法です。親子関係が改善しないとなかなかこの問題は解決しないんですよ。それと同じだと思っているんです...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ただ、問題は、カウンセラーが果たしてどれだけいるかなんですよ。これスクールカウンセラーも置いていて、スクールカウンセラーの方々に相談してうまくいかなくて私のところに回ってくる方々随分いらっしゃいます。  申し訳ないです。これは医者にも千差...全文を見る
○櫻井充君 心理師の方をこうやって活用していただけることは有り難いことだと思いますが、一方で、やはり専門家が必要だと思うんです。犯罪を犯してきている子供たち、家庭内暴力を振るっている子供たち、そこの家族関係に対してどういう介入の仕方をするのかという専門家が僕はいた方がいいと思って...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。そう御答弁いただいていますが、現実そうなっていないんですよ。  私は、秘書として、まずですね、こういう犯罪を犯した子たちを雇いたいと法務局に申し出た、地方の法務局に申し出た際に何と言われたかというと、政治的中立を保たなきゃいけないから、それはで...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  私は、全員そうしてくれとは言っていません。医療の場合でもそうやって隔離した方がいい場合もあって、そういう治療法もあるので、全員を全員離してくださいと申し上げているわけではありません。ですから、そこら辺も踏まえて御検討はいただきたいと思います...全文を見る
○櫻井充君 済みません、肝腎なことに答えてくださいよ。私が申し上げたいのは、結局はお金の制限が出てくるんじゃないですかということを申し上げたいんですよ。実際そうなんだから。そんなことも分からずに、ただだらだらだらだら、こういう補助金みたいなのがありますみたいな、くだらない答弁やめ...全文を見る
○櫻井充君 大臣の当時の資格でなぜ悪いんですか。なぜこんな法科大学院なんかつくらなきゃいけないんですか。法科大学院つくった結果、結局は大学の運営者の人たちの既得権益が生じて、それをやめようと思ってもなかなかやめることができなくなっていると。一般の人たちが弁護士資格を取りにくくなっ...全文を見る
○櫻井充君 おっしゃっていることは分かるんですが、大臣、だけど、例えば合格率が低いというんだったら、別に弁護士の人たちの合格者数を増やせば済んだ話であって、法科大学院になってから増やしていますよね、弁護士の数を増やそうということでやっていますよね。であれば、当時だってそういうこと...全文を見る
○櫻井充君 人口減少で海外に企業にもっとどんどん出ていけということであれば、ここの法律の専門家をつくっていかないと、海外での様々なトラブルで困っているところがあるんです。  是非そういう視点も持って法律関係の人材の育成をお願いしたいと、そのことを申し上げて、質問を終わります。 ...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  前回の質疑の際に、少年の犯罪は減っているけれど家庭の中での暴力が増えてきていると、そういう指摘をさせていただいて、資料も提出いただきました。大臣もこの資料を見ていただいて、現実、家庭内での暴力というんでしょうか、非行が増えている...全文を見る
○櫻井充君 結局、正しく原因が分析されなければ正しい処方箋をちゃんと行うことができなくて、結果的には対策を立てたけれど何の役にも立たないという話になると思うんですよ。  だって、一般的に、例えば家庭内で子供さんが暴力を振るうということは、親子関係が決して良くないから振るわざるを...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上でもう一つ、このことについての分析や対策はどの省庁が取ることになるんですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  ただ、今御答弁あったように、鑑別所に入るとかそういう話から先は法務省なんですよ。でも、その前は違いますよね。  今関係省庁とおっしゃいました。どこがこれは主たる省庁になるんですか。
○櫻井充君 これは本当に大事な問題だと思っていて、昨日、実は議論した際に、じゃ、どこが対策つくるんですかと言ったら、法務省の方が頭を抱えていらっしゃったんですよ。やっぱり法務省一つの問題ではないと思うんです。  ですから、これ、厚生労働省、今お話があったとおり文部科学省など、各...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、このことが、今回、一つ大臣の所信の中にもありましたが、再犯防止につながっていくことになるんだろうと、そう思っているんです。原因が分からないまんま何かをやっていても再犯防止をすることはできないからです。  ちなみに、今週の月曜日、体...全文を見る
○櫻井充君 施設の整備を行ったって再犯は防止できないと思いますよ。幾ら立派な建物になろうが何しようが変わらないんじゃないですか。その人たちの考え方が変わっていかない限り僕は同じことの繰り返しなんだと、そう思うんですよ。  こういったカウンセリングなりそれから家族に対するカウンセ...全文を見る
○櫻井充君 これのうちの、例えばそのカウンセリングを行う方の人件費ってどのぐらいになるんですか。
○櫻井充君 私は随分前に、もうちゃんと月曜日に、いや、正確に言うと金曜日に紙渡して、それから月曜日に説明させていただいて、その中で私は、とにかくカウンセリングが大事なんですからねと、ですから、内訳の中でこれがどうなっていますかというのをちゃんと通告しているはずなんですよ。つまり、...全文を見る
○櫻井充君 済みません、ありがとうございます。よろしくお願いします。  その上で、今度は、保護観察処分を受けている方の就業率と、それからその予算について教えていただきたいと思います。
○櫻井充君 この中で、うまくいった方とうまくいっていない方と、それはどこに差があるんでしょうか。
○櫻井充君 今羅列されましたが、大事なことは、正しい分析がなされているかどうかだと思うんですよ。正しい分析がなされていなければ、今のような格好で、まあ六割ぐらいですとか何割ですという話にしかならないと思っていて、大臣、お願いは、やはりうまくいっている方々とそうでない方についてきち...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  協力雇用主の方が、今回私もお願いして、一人御紹介いただきました。麻薬依存症の患者さんでして、やはりその依頼主はすごく心配されて私のところに電話を掛けてきたので、私の方でカウンセリングを行うから大丈夫だから雇ってあげてくださいということになり...全文を見る
○櫻井充君 資料をいただいたので、ぱらぱらですけど見させていただきました。その中で意外だったのは、少年が、犯罪を犯した少年が、原因はどこにあると考えていますかというと、九割方自分自身にあると、すごく真面目なんですよね、人のせいにするわけではなくて、自分自身が起こしたことなので自分...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございます。  最後に、大臣、前回のここの質疑の中で、法科大学院が必要だという中で、浪人している人たちが、相当長い間浪人している人たちがいるからだみたいな趣旨の発言をされているわけですよ。  だけど、法科大学院ができて、ここ卒業しなきゃいけないとい...全文を見る
○櫻井充君 済みません、それを言うと、旧の制度で受かった人たちは豊かな人間性や、あと何だったかな、知識を身に付けていない人になりますよ。ここにいらっしゃるじゃないですか、立派な弁護士さんが。ちょっと僕は今の答弁にも問題があると、そのことを指摘させていただいて、質問を終わりたいと思...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会を代表して、ただいまの動議に反対の立場で意見表明をさせていただきたいと、そう思います。  今、斎藤理事からもお話がありましたが、基本的には二階建ての審議は行わないというのがルールになってまいりました。これは与野党が一緒になって考えてきたルールです...全文を見る
04月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、外国人労働者の受入れについてお伺いしたいと思います。  この委員会での御答弁の中で、生産年齢人口が減少したことが外国人労働者の受入れの原因の一つだと、そういう趣旨の御答弁がございました。今の予測を見てみると、この先...全文を見る
○櫻井充君 しかし、そういうことをやってきても埋まらないから、ここに来て外国人労働者を受け入れることになったんじゃないんですか。
○櫻井充君 いや、大臣、ちょっと答えていただいていませんが。そういう、例えば女性なら女性の労働者の数も増えていますよね、それから高齢者の方々、一時退職された方々の雇用も増えていますよね。そういうことを今までやってきたんじゃないんですか。そういうことを今までやってきても足りないから...全文を見る
○櫻井充君 来週、入管法について議論させていただく場ができるそうです。そのときに改めてお伺いしたいと思いますが、繰り返しになって恐縮です。  そういう努力をしたけれど、結果的には生産年齢人口の減少に追い付かないから、だから外国人労働者を受け入れざるを得ないんだという趣旨の御答弁...全文を見る
○櫻井充君 大事な問題だと思うんですが、なぜ高齢者の方々の犯罪が増えているんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、これ原因が分からないまま数がずっと増えていって、対策立てようないと思うんですよ。つまり、どういうことを理由にこうやって犯罪が増えてきているのかということをまず原因分析をする必要性があると思いますが、その点についていかがですか。
○櫻井充君 いや、今事務方からの答弁は、十分ではないけれどという話があった。で、一部の調査をしてみたらという話であって、事務方がそう答弁されたから私はそう申し上げているんです。  そしてもう一つは、とにかくきちんとした原因分析がなされない限りは対策ができないんだと思うんですよ。...全文を見る
○櫻井充君 いや、これ、ちゃんと通告したときは厚生労働省がいたんですよ。厚生労働省いたんですけど、だけど今日は来なかっただけの話ですので、それは政府側の答弁の問題だと私は思います。  それで、年金が止まる止まらないの問題じゃないんですよ、大臣、ここのところはね。年金を支給されて...全文を見る
○櫻井充君 対策取っていることは知っているんです。だけど、対策取ったって結局高止まりしているんでしょう。だから、今の対策だけでは十分じゃないんですかということを申し上げているんですよ。  大臣、対策取られていることはよく分かっているんです。分かっていますが、しかし、残念ながらそ...全文を見る
○櫻井充君 そうやって日弁連の方から、これは必要だというふうに声が上がっているわけですよね。これについて、法務省としてどうお考えでしょうか。
○櫻井充君 しかし、これ、いろいろQアンドAなどを読ませていただきましたが、結局、弁護士さんのところはまさしくそうなんですよ。だけれど、そのことを依頼した側の方の保護が十分ではないから、だから、ここのところ、権利を守るべきではないんですかという話と、それから、欧米の方の考え方とそ...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、土地家屋調査士法の一部を改正することに関連して、地籍調査についてお伺いさせていただきたいと思います。  全国の地籍調査はどの程度進んでいるんでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  今御答弁があったとおり、震災からの復旧復興の際に、非常に大きなもしかするとネックになるかもしれない問題なんです。  そこでお伺いしたいのは、東日本大震災、被災三県で結構です、岩手県、それから宮城県、それから福島県の沿岸地域で津波被害があっ...全文を見る
○櫻井充君 今、被災三県では、沿岸部は居住地域として外されているところがあって、土地の売買をきちんとやっていかないと財産の確保ができないわけであって、そういう意味では、地籍調査が進んでいたから震災の復旧復興が早く進んでいったんではないかと思っているんですが、その点についてはいかが...全文を見る
○櫻井充君 まさしくそのとおりなんです。  それで、震災から八年が経過いたしました。もう今や復旧という事業ではなくて、復興プラスそのときの経験をどう生かすのかということがもう大事な局面に入ってきているんだと、そう思っています。  そうすると、この後、東日本大震災の後予想される...全文を見る
○櫻井充君 ここがすごく問題なんだと思うんです。  それで、よく東日本大震災と比較される貞観地震というのがあります。この貞観地震というのは八六九年に起こっていまして、今回の東日本大震災と非常に酷似しているんです。それはなぜかというと、この貞観地震が起こる前に実は中越地方で地震が...全文を見る
○櫻井充君 地籍調査が進まない原因はどこにあるんでしょうか。
○櫻井充君 これは、マンパワーとか予算に関してはどうなんでしょうか。
○櫻井充君 国土強靱化計画はそれで一つ、それはそれだと思いますよ。しかし、この手のことをずっとやっている間に震災が起こる可能性が十分あり得るわけであって、その可能性が高いと思われる地域の地籍調査をもっと早く進められるように、予算措置なり、それから人を投ずるなり、それをやっておく必...全文を見る
○櫻井充君 全国的にやることも大事なことだとは思いますよ。しかし、災害が予想される地域に対して前もって手当てする方が僕はよっぽど大切だと思っているんですよ。  ですから、もう御答弁結構ですが、めり張り付けてやっていただきたいと。後からまたやるようになったら、今回の場合には、かな...全文を見る
○櫻井充君 そんな一般論、どうでもいいんですよ、はっきり言っておきますけど。そんな分かり切っていることであって、都心部であったとしたら、その人たちを集団移転させるということはほとんど不可能だと思うんです。そうすると、そういう地域の地籍調査をきちんとやっておかないとなかなか復旧復興...全文を見る
○櫻井充君 時間が来たので終わりますが、ここは非常に大事な問題だと思っているので、児童虐待の問題について、済みません、今日は厚生労働省にも来ていただいて、御答弁いただける時間がなくなってしまいましたが、これからの一般質疑の中でもまた取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願い...全文を見る
04月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日はちょっと具体的な手続をお伺いしていきたいと思います。それで、一つ例に、ホテル業、旅館業についてお伺いさせていただきたいと思います。  ホテル、旅館関係で外国人労働者の数、上限を二万二千人と定めていますが、その内訳、根拠を...全文を見る
○櫻井充君 そんなの聞いていませんよ。積算根拠、二万二千人とした積算根拠。昨日、おとといかな、レクしてちゃんとそういうの聞いているじゃないですか。無駄な時間使わないでくださいよ。  内訳教えてください。
○櫻井充君 私が聞いているのはそういうことじゃないんですよ。地方とかに、じゃ、これで来るんですか。そんな大ざっぱな数字だけ言って、アバウトに何とかがどうだからという、そんなくだらない、本当に、はっきり申し上げておきますけど、もう空論ですよ、こんなの。  現実何人足りないんですか...全文を見る
○櫻井充君 順番逆じゃないですか。こうやって、もし二万二千人超えたら一体どうするんですか。その地域によってですよ、全部積算してみたら二万二千人超えていたらどうするんですか。
○櫻井充君 委員長、お願いがあります。二十五分しかないんです。毎回十五分しかなくて、それでも何とかやりくりしているんですよ。ちゃんと答弁させてくださいよ。審議できないじゃないですか。地域の実態ですよ、これは。地域の代表者として、宮城県に外国人労働者が入ってくるようにするのは当たり...全文を見る
○櫻井充君 大臣、今の答弁聞いていただいたと思います。要するに、二万二千人を超えさせないので、人手不足が解消しなくても、結局そこで打切りですよ。これで本当に地方の人手不足は解消するんですか。
○櫻井充君 済みませんけど、インバウンドが増えるから人手が足りなくなるわけでも何でもないんです。現時点で足りないんです。そこは僕は認識違うと思いますよ。つまり、インバウンドで観光客が増えてきていて人手不足になるんだと、それは東京なんかはそうかもしれません。田舎は違いますよ。  ...全文を見る
○櫻井充君 最後のその適切な政策って何ですか、じゃ。  それから、四月一日に各県ごとに人材不足の数字出すと先ほど答弁しましたよね。そのことを考えてきて、ちゃんと客観的数字は出るんですよ、何人足りないかは各県ごとに出るんですよ。  もし仮にそれが二万二千人を超えていたとしたら、...全文を見る
○櫻井充君 ニーズに応じたということなので、ここで多分議論しても明確な答弁はいただけないのでしようがないとは思います。ですが、繰り返し恐縮ですけれど、地方に来るようにちゃんとしてくださいね。  それから、今日はもう本当に愕然としました。積算根拠は余りにいいかげんだと。こんないい...全文を見る
○櫻井充君 これが五年後どういう数字になっているのかによってどちらの言い分が正しかったのかということはよく分かると、私はそう思っています。  それで、旅館業、技能実習生三年間終わったら、今度は特定技能一号に移行されるものだと思っていますが、旅館業の方々というのは技能実習生は一年...全文を見る
○櫻井充君 今、大臣、自動的にという話ではないということでしたが、試験免除なんですよ、試験免除。試験免除だったら自動的じゃないですか。あとは試験受けなきゃならないんですよ。  だけど、大臣、考えてくださいよ。一年間、あるホテルでやりましたと。そして、ここで人間関係もでき上がって...全文を見る
○櫻井充君 私の言っていることに答えてくださいよ、手を挙げるのなら。私は、継続してやれるようにした方がいいんじゃないですかと言っているんですよ。それに向けて答えてくださいよ。今のなんか全然関係ないことをだらだらだらだら言っているんですよ。こっちもずうっとだらだらだらだら質問させて...全文を見る
○櫻井充君 おかしいんですよ。要するに、継続するのはそれはさておきと言われているんだから。私が提案していることなんか一切無視ですよ。  大臣、考えてください、これは。そこのところで一年間働いて、この人を使いたいと思っている企業いっぱいあると思いますよ、旅館だってホテルだって。ま...全文を見る
○櫻井充君 理屈はそうなんですよね。  これで、今二つルートをおっしゃいましたが、中小企業がどうやって海外とアクセスできるんですか。非現実的な答弁ですよ。だからみんな困っているんじゃないですか。大手のところはそれでやれるかもしれないけど、ノウハウがないところはできなくて困ってい...全文を見る
○櫻井充君 もう時間で終わらなきゃいけないんですが、今回のこの議論だけでよく分かったことは、余りに非現実的だということですよ。田舎の企業が本当に外国人を受け入れられるのかというと、私はかなり難しいんじゃないかということを感じました。  それから、これ、委員長や理事の先生方にお願...全文を見る
04月18日第198回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  ちょっと小川さんみたいな専門家ではないので一般的な質問をさせていただきたいと思いますが、まず最初に、司法制度改革で法曹人口を増やしました。これは、一体なぜ法曹人口を増やしたんでしょうか。
○櫻井充君 そうやって増やしていくと、裁判の件数というんでしょうか、それが増えていくというのは当然のことじゃないかと思うんですが、その点について簡潔にお願いします。  弁護士の数が増えれば、結局はそこで仕事をしていくことになる。生活しなければいけないことになれば裁判の件数は増え...全文を見る
○櫻井充君 今のことだけですよ、聞いているのは。ほかのことは要らないんで。前回の委員会でも指摘したはずですよ。十五分しかないんです、僕ら。くだらないこと言わないでほしいんですよ。  なぜこういうことを聞いているのかというと、家庭裁判所での離婚調停の期間が長くなってきているんです...全文を見る
○櫻井充君 これ、平成十九年度はどのぐらいかお分かりですか。
○櫻井充君 つまり、司法制度改革が行われてもこうやって審議時間は延びているんですよ。この点について、どうやってこれを解決していこうとお考えなんでしょうか。
○櫻井充君 大臣、ちょっとお伺いしたいことがあります。  今回のこの法案の最後の理由のところに何て書いてあるかというと、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るためと書いてあるんです。迅速な処理を図るためにこうやって判事の員数を増加する等の措置を講じたいと言っているわけ...全文を見る
○櫻井充君 今の大臣の御答弁だと、やはりその複雑化しているものについて、定員を増やすというのが対応の一つだと、まあ確かにそうしかないんだと思うんですよ。要するに、一人の人が処理する件数は、複雑になればなるほど少なくしてあげなければ早く審議できませんよね。  一方で、件数が増えて...全文を見る
○櫻井充君 いや、その審理をする件数を一日何件やられているのかよく分かりません。この件数を増やさないと、その掛かってくる審理期間というのは短くならないんじゃないんですか。
○櫻井充君 しかし、そういう工夫をしてもこうやって延びてきているわけですよ。  一番僕が犠牲者だと思うのは、子供だと思うんです。その子供さんのために、とにかく一日も早く解決してあげるべきですよ。私は今、不登校とか引きこもりの患者さんを診療していますが、みんな、家族、ほとんどの方...全文を見る
○櫻井充君 済みません、資料請求しておきたいと思いますが、その今お話があった手持ち事件というんでしょうか、一体どのぐらいの件数で、どうやって増えてきているのかどうか、それについての資料を請求したいと思います。
○櫻井充君 もう一つ、法曹人口が増えていったとは言っていますが、先進国と比較して日本の法曹人口というのは決して多くないと思うんですが、この点についていかがですか。
○櫻井充君 これは少なくても済む話なんでしょうか。要するに、何かというと、日本人は割とお互いの話合いで済ませるところがあるので、それなので、裁判の件数が少ないから法曹人口は少なくて済むことなのか、それとも、潜在的にあるんだけれど、その法曹人口が少ないから結果的には余り裁判をしない...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、どのぐらいを目標にして法曹人口を増やしていこうとお考えなんですか。
○櫻井充君 そうやって増やしていったら、先ほど、増えていけば裁判の件数も増えていく可能性があるんだと御答弁いただきました。それに合わせて裁判官の数というのも増えているんですか。つまり、弁護士さんの数が増えている割合と同じような形で裁判官の数というのは増えているんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、弁護士の数が増えてきている中で裁判官の数がその割合に達していなければ、当然審理時間って長くなるんじゃないんですか、一般的に言えば。そういう意味合いでいうと、その弁護士の数だけ増やせばいいという代物ではないんじゃないのかなと、そう思います。  ですから、裁...全文を見る
04月19日第198回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  私は国会議員になって二十一年目になりますが、自民党がこんなに強引な国会運営をしたのは僕は初めてじゃないかと、そう思っております。  青木幹雄先生始め自民党の議員の方々は、野党の議員を非常に大切にしてくださいました。野党の立場を...全文を見る
04月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  改めて、外国人労働者の問題について今日も質問させていただきたいと、そう思います。  まず、根本的なところからお伺いしていきたいと思いますが、技能実習生のことについて、今回、技能実習三年終わった場合には特定技能一号に無試験で移れ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。こうやって端的に答えていただければいいだけの話なんですよ。  それで、ただ、大臣、ここからなんですよ。要するに、一年間の人たちというのは、私が聞いている範囲でいうと、一年間でその技術を学べる人たちだから一年間にしていますと。二年、三年必要な人た...全文を見る
○櫻井充君 今の宿泊業のところは分かりました。  ちょっとこれは多分通告していないのでお答えいただけないかもしれませんが、リネン業界、これも前から出してきていますが、リネン業界は実は一年の技能実習で、それで母国に帰らなきゃいけないというこれまで制度でした。それで、一年で帰られて...全文を見る
○櫻井充君 いや、ですから、これ、法務省としてもとおっしゃいますが、入管法の所管省庁は法務省なんですよね。これ、改めてお伺いしておきますが、我が国の人手不足についてに関しては、これは法務省の所管なんですか。  つまり、今のような格好になってくると、話になってくると、人手不足とい...全文を見る
○櫻井充君 法律の立て付けは、そうやって法務省が中心になってやることになっているんですよ、この問題についてはね。であれば、もっとちゃんとやっていただきたいんですよ。  この間の佐々木長官の答弁も聞いてあきれたんですけど、もし仮に、二万二千人ですよね、ホテル業界、これ超えたらどう...全文を見る
○櫻井充君 それは前もお伺いしました。でも、もしかして、それで間に合わない場合は一体どうなるんでしょうか。  いや、これまでも、安倍総理の御答弁の中では、例えば女性の方が社会進出していただくとか、それから高齢者の方に働いていただく、退職された方に働いていただくとか、そういうこと...全文を見る
○櫻井充君 それでは、その政策の結果、地方の人手不足が解消しない場合はどうなるんですか。
○櫻井充君 時間が来たので終わりますが、地方の魅力とおっしゃいます、だけど、時給がこれだけ違ってきている中でいうとなかなか難しいんじゃないかと。これは本当に、外国人労働者だけじゃなくて、日本人の人たちが自分のふるさとを捨てて都会に集まっているんですよ。地縁も血縁もない人たちがどう...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、不動産競売における暴力団員の買受け防止方策についてお伺いしたいと思いますが、何かこれ、極めて当たり前のことだったように思うんです。今更なのかという感じがするんですけど、どうしてこれは今まで制度化されていなかったんでし...全文を見る
○櫻井充君 競売物件というのは割安で買えるわけですよね。それ、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 お願いですから、一般的にはその傾向があるようでございますだけにしてもらえますか。これ何回もお願いしているはずです。前振り要りませんから。聞いたことに端的に答えていただきたいと、そのことだけお願いしておきたいと思います。  そうすると、元々こういうところで利益を出して...全文を見る
○櫻井充君 要するに、そうすると、この点については問題視されていなかったということなんだろうと、そういう答弁なのかと思います。  そうしてくると、今度はトンネル会社、仮に、じゃ、暴力団が直接その買受けができなかったとしても、トンネル会社をつくって、更に暴力団に行くようなことにな...全文を見る
○櫻井充君 それは具体的にどういうふうにして制限するんでしょうか。
○櫻井充君 なるほど。そうすると、そこのところに罰則があるから、それで担保されるということでこういう制度になったということでよろしいんですよね。はい。  それでは、あと、今度、子供の件についてまずお伺いしていきたいと思いますが、ちょっと質問の通告の順番逆になりますが、今、一人親...全文を見る
○櫻井充君 一般の貧困率、社会全体としての貧困率は何%ですか。
○櫻井充君 この差は一体どこから出てくるんでしょうか。  父子家庭の場合と、それから母子家庭の場合での貧困率が分かれば教えてください。
○櫻井充君 持ち合わせていないということは、今ないんですか。データはあるけれど今ない、それともその調査をしていないということでしょうか。
○櫻井充君 どうしてそういう調査をしないんですか。これってすごく大事なことであって、ちょっと聞いて、いい、大事なところなんだよ、悪いけど、ちゃんと聞いてもらいたいから。  いいですか。母子家庭の方が収入少ないんですよ。父子家庭の方が収入多いんですよ。ですから、例えば養育費の問題...全文を見る
○櫻井充君 いや、ちょっと待ってくださいよ。今までの制度は制度で、問題だから言っているんですよ。ここをやらないと、ちゃんとした分析できませんよ。ここの問題をどうやって解決していくのかということについては、きちんとした分析をしないとできませんよ。  調査してくださいよ。調査してい...全文を見る
○櫻井充君 ちゃんと検討してほしいんです。  そして、一人親世帯の中で問題視、もう一つあるんですが、学歴は一体どういうふうになっていますか。
○櫻井充君 済みませんが、それは厚生労働省のデータにはないんですよ。でも、私は、何の調査だったか忘れましたが、ほかの調査で見たことがあります。ちなみに、僕の記憶が正しければ、高校中退、正確に言うと多分高校中退だと思います、中卒ではなくて、できちゃった婚の人たちが結構多いので、三割...全文を見る
○櫻井充君 調査はあると思いますよ。私は、資料を見たこと、ちょっと済みません、今手元にないので、見たことがあるので、まずそれで見てほしいと思うんですよ。  ここの学歴などについて、一体誰がやってくれるんでしょうか。つまり、先ほどあったように、まず、これ、大臣、所管外かもしれませ...全文を見る
○櫻井充君 それは個々人のことなのかもしれないけれど、でも、子供の養育費の問題も全部含めてですよね、今回は。違いますか。
○櫻井充君 額はしようがないんです。それは、年収一千万の人と年収三百万の人では別ですから、それはそれでしようがないことだと思うんです。  だけど、養育費の支払率を上げるというのは、これはどこの仕事になるんですか、じゃ。今、要するに、養育費の取決めすらしていない人たちがいっぱいい...全文を見る
○櫻井充君 私が聞いているのはそれではありません。周知活動をするところではありません。  要するに、だって、今回、これ問題になっているんじゃないんですか。社会全体で問題になっているんじゃないんですか、大臣。  改めてお伺いします。  養育費の取決めをしていないということは社...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、取決めをきちんと行わせるということは、これ法務省の仕事ということで今大臣から御答弁がありました。でいいんですよね。
○櫻井充君 ですよね。そうすると、そこのところを引き上げていきたいというのは、まず法務省の仕事だと。  そうすると、もう一つは、取決めを決めた後の執行について、きちんとやっているかどうかについて、そこのチェックをするのも、これは法務省の仕事ですか。
○櫻井充君 時間が来たのでこれで終わりますけれど、やはり子供の貧困率がこれだけ高いというのは養育費の支払をきちんとしていないからという点も大きいと思うので、また次回、この問題について質問させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  三人の先生方から貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  私は心療内科医でして、今でも不登校と引きこもりと拒食症の患者さんを診療しています。特に、こういうふうになる人たちって、大概家族の仲が悪くて、この間...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、この権利を本当に子供は行使できるんでしょうか。
○櫻井充君 この権利がなかなか行使できないからこそ、今、養育費などを受け取ることができないという話になっています。  先ほどお話があったのは、養育費というのは子供の権利であると。その結果、何が起こっているかというと、子供の貧困率でいうと、一人親家庭は五〇%に達していると。ここを...全文を見る
○櫻井充君 今回の議論ではそういう議論というのはなされたんでしょうか。  それからもう一つは、先ほどの債権の取立てのところが変わってくることによって、養育費を受け取れるということが更に増えていく、可能になっていくものなんでしょうか。
○櫻井充君 今後ですが、これからまた議論されて、更に制度が変わっていく可能性はあるんでしょうか。
○櫻井充君 ありがとうございました。  じゃ、次に、今津参考人にお伺いしたいと思いますが、今と全く同様でして、子供の権利というのは、子供がその権利をちゃんと行使できるためにはどのような方法を取っていったらいいのでしょうか。
○櫻井充君 高校卒業者の生涯賃金と大学卒業者の生涯賃金って六千万違うんですよ。一・九億と二・五億です。十八になればもう成人ですから、そうすると、個人で請求することは可能ではないのかと思うんですよ。学費が掛かるのは大学ですから。  そういう意味合いでいうと、ある程度の年齢に達した...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、ある一定年齢に達した際に、子供の意見、子供がその養育費などの請求権を持つことができると、そういう一文を入れればこれは可能になるということでしょうか。
○櫻井充君 いや、先ほど今津参考人は、離婚したときに決まるものだと、後からではないというような趣旨の今発言がありました。であったとすれば、それを一文入れるかどうかというのはすごくその時点ででかいと思っているんです。  そうでなくて、後からでも請求できるものであれば、別に大人にな...全文を見る
○櫻井充君 これ、子供の請求権というか、子供って、その養育費などは、基本的に言うと幾つまで受け取る権利ってあるんですか。
○櫻井充君 いや、こんなしつこく聞いているのは、実は今、大学生にしても専門学校にしても、半数の方が借金を背負っているわけですよ、奨学金という。社会に出てから本当に苦労しているので、そういったハンディキャップを背負って社会に出るようなことをいかに避けさせるかということがすごく大事な...全文を見る
○櫻井充君 分かりました。  済みません、ちょっと、何点か聞きたいのでちょっと簡潔にお願いしたいんですが、私が問題視しているのはそうじゃないんですよ。中学生とかで、本当にきちんと聞き取っていただけているかどうかだけです。  つまり、私のところにもこの間、二十四キロ、二十五キロ...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございました。時間が来たので終わります。
05月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  前回に引き続いて、子供の権利についてまず質問させていただきたいと思います。  一般的な子供の権利は結構です、もう分かり切っていることなので。そうではなくて、離婚したことによって新たに子供に権利が発生する、例えば養育費の支払であ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。そのぐらいの答弁にしていただくと、議論が深まるので助かります。本当に感謝申し上げます。その調子でお願いします。  その上で、今回の改正でこういった子供さんの権利というのはどれだけ反映されることになったんでしょうか。
○櫻井充君 本当にそれだけで果たして良くなっていくんですか。  いろいろ調べてみたら、明石市で非常に面白い取組をしているんですが、そのことについては法務省として御存じでしょうか。
○櫻井充君 どういう取組なのかと申し上げますと、保証会社と組んで、保証会社に対して、例えば養育費を月三万円支払いますということであれば、明石市が三万円を保証会社に年間の保証料として支払うと。親が支払わなかった場合には保証会社が立て替えてくださって、その上で後で取立てを行うと。確認...全文を見る
○櫻井充君 こういういい事例があったとすれば、先ほどのような情報開示だけの問題ではなくて、執行の在り方として御検討いただきたいと思っていますし、別に民間の保証会社のコマーシャルをするわけじゃありませんが、こういう商品を開発したんだそうなんです。  自分自身も地元に帰って仙台市を...全文を見る
○櫻井充君 済みませんけど、それって今までもやってきたんでしょう。今までやってきて低いからこそどうするんですかと。  改めて、この法律、今回こうやって議論しているわけであって、裁判所として今みたいなことないでしょう。もう少し、どういうことを具体的にやってちゃんとそこを引き上げて...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、そうすると、これ、家裁で一人の方が抱えている件数が多過ぎるからなかなかうまくいかないことであって、例えばですよ、全部が全部その理由だとは申し上げません、人数が増えてくれば一人当たりの件数が減ってきて、その分養育費の支払をちゃんと増やすことというのは可能になるんで...全文を見る
○櫻井充君 いや、簡潔に答えてくださいよ。  人が増えたら実現は可能になるんですか。
○櫻井充君 法務省はちゃんと答弁してくれているんですよ。聞いていることはそういうことじゃないんです。そんな、適切にやりますなんて、そんな逃げないでくださいよ。  私は家裁の強化必要だと思っているんですよ。なぜ必要なのかということについてはこれからまた質問させていただきますが、強...全文を見る
○櫻井充君 手元にデータがないから答えられないような人じゃ駄目なんだよ。そのこと自体をちゃんと理解していないから今みたいな答弁になるんだよ。  養育費がちゃんと支払われていたらもっと改善するんでしょう。勉強してきたらどうですか。そして、あなたのように無責任な人がそういう役職に就...全文を見る
○櫻井充君 あなた方がやっているから駄目なんだ。  後で、済みませんが、もう少し具体的に、どういうことをやって執行率を上げるのかについてこの委員会に御報告いただきたいと思います。
○櫻井充君 今みたいなことだと、人だけ増やしたからといって良くなるとはとても思えません。なぜならば、現状を知らないからです。現状を知らない人たちが、自分たちのただ仕事を形だけやればいいようなことになっているからこういうことになっているんだと思いますよ、私は。  じゃ、子供の聞き...全文を見る
○櫻井充君 これって、どのぐらいの時間掛けてその子供さんから聞き取りを行っているんでしょうか。
○櫻井充君 子供さんの心理をきちんと把握できるような方は一体どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
○櫻井充君 その調査官の方って何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○櫻井充君 その方が一人何件ぐらい抱えていらっしゃるんですか。
○櫻井充君 それって、年間二百数十件ですか。そうすると、例えば一月当たり一体何件ぐらいその方は持つことになるんですか。たしか家事事件って四か月か五か月ですよね、平均すると。それで計算してくると、一月で見ると相当な件数になるかと思いますが、その認識で、私の認識でいいんでしょうか。
○櫻井充君 いや、違いますよ、それ。二百何件を単純に割ると月二十ですけれども、その一つの家庭調査について数か月掛かるわけですよ。そうすると、一月間で関わらなきゃいけない案件は二十件じゃないですよ。  例えば、四か月であったとすると八十件ぐらいを、新規のものから今の立ち会うような...全文を見る
○櫻井充君 いや、私は、そうじゃないんですよ、これじゃやっぱり人手が足りないなと思っているから申し上げているんですよ。もう少し絞ってやらないと、普通どの程度の業務だったらきちんとやれるのかという話だと思うんです。  自分自身、今診療はほかの病院よりは絶対に長くカウンセリングの時...全文を見る
○櫻井充君 その上で、大臣、これちょっとどこの省庁がやるべきことなのか悩みがあるんですが、世界はこうやって離婚した後の子供さんの心理的調査を行っているんですよ。この心理的調査って一体どこがやるべきでしょうか。つまり、この間も、養育費のことについて言うと、所管省庁どこですかって聞い...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今の最後の点で、子の福祉という点でという話になりました。子の福祉ということになれば、これは厚生労働省ということになるんでしょうか。
○櫻井充君 今回、調べさせていただいて、かなり海外はその心理的なことについて言及していました。それで、今、欧米はどうやら単独親権から共同親権というんですか、それに移りつつあります。要するに、面会交流などをきちんとしていた方がどうやら安定、子供さんは精神的に安定しそうだとか、いや、...全文を見る
○櫻井充君 いや、その主語が間違っているんですよ。親がどうじゃないんですよ。そこで発想するから間違いであって、仲の悪くなった親なんだから、だからそんなの、共同親権なんか認められるって議論させること自体がナンセンスなんですよ。そうじゃないんですよ、子供を主語にしてくださいよ。子供に...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  海外のことについて調べてくださいとは思っていません。むしろ宗教的なものが一番大きいんじゃないかと思うんですけれど、やはり欧米諸国とアジアの国々は僕は違うと思っていますので。ただ、日本国内で一体どういうことになっているのかと。  子供さんた...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  貧困からの脱出のためには、やはり、学歴要件掛けないとはいいながら、学歴は必要なんですよ。なぜかというと、高校を卒業しないとほとんどの資格が取れないんです。  調べてみると、済みません、私の範囲で申し上げれば、准看護師さんは高校を卒業しなく...全文を見る
○櫻井充君 済みません、教育委員会はシングルマザーの学歴を把握しているんですか。
○櫻井充君 つかんでいないと思うんですよ。  今飲食店で働いている方なんかも、だんだん年を取ってきて、何か資格を取りたいと、実は自分は中卒なのでといって話になった際に、その方は准看護師の免許を取ろうかなという話をされていたんですよ。やっぱり、現実は現実として自分でどうすればいい...全文を見る
○櫻井充君 そうなんですよね。縦割りの問題が大きくて、実はこれ、僕、調べ始めてから、厚生労働省はこういう制度があるということを知らなかったんですよ。ここに最大の問題があると思っているんです。  多分来週になるんでしょうけど、まあいいや、来週は来週で別に話をしよう、もう時間がない...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、委員会に提出を望みたいと思います。
○櫻井充君 さて、それから、進学率についてお伺いしておきたいと思いますが、ざくっと申し上げればですけれど、高校卒業の方の生涯賃金は一・九億、大学卒業の方の生涯賃金は二・五億で約六千万の差があります。そうすると、貧困から脱出するためには子供さんが大学を卒業できる方が私はいいんじゃな...全文を見る
○櫻井充君 最近、随分改善したんですよ。ただ、平成二十三年ぐらいの数字はそうじゃないですよね。平成二十三年度ぐらいは一体どのぐらいの進学率でしたか。
○櫻井充君 二三・九%か。僕がもらっているやつだともうちょっと違う、これ、ごめんなさい、全体のものですね、済みません。  この平成二十三年から急激に増えているんですよ、実は。なぜこれは急激に増えていったんですか。
○櫻井充君 その分析ができなくて、どうして改善したといって喜んでいらっしゃるんでしょうか。  つまり、何らかの政策を打ったから良くなってきている。急激にですよ、だって。これ、資料見てみると、平成十五年が二四・六%、平成十八年が二六・二%、平成二十三年が二三・九%なんですよ。ずっ...全文を見る
○櫻井充君 最後に、奨学金についてお伺いしたいと思います。  一人親世帯で奨学金を受けている、借り入れている子供さんたちと、それから一般家庭で奨学金を借り入れている方々と、どのぐらいの差があるんでしょうか。
○櫻井充君 これ、件数分かりますか。要するに受け手、それは、平均すれば大体ほぼ同じに決まっているんですよ、こんなものは。そうじゃなくて、受けている割合がどのぐらいかは分かりますか。
○櫻井充君 済みません、それ、割っていただくと、一体何人に一人になるんですか。よく出してくるのは、だって全体の数を言ったら、両親いらっしゃる子供の方が多いわけであって、一体それが何人に一人なのか、その数字、すぐ分かりますか。
○櫻井充君 後でこれも報告していただくことにして、いずれにしても、最後に、大臣、もう御答弁は結構です、お願いは、主語は子供にしてください。両親ではありません。子供のために何ができるのかということを考えていただきたいと、そのことをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありが...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、まず最初に働き方改革についてお伺いしたいと思っていますが、それはなぜかというと、この入管法変わりました、で、元々その生産年齢人口が減少してきていることが大きな原因だと、そういう趣旨の答弁、この委員会でいただきましたが、こ...全文を見る
○櫻井充君 済みません、最後、支援してまいりたいとおっしゃいました。何を支援するんですか。
○櫻井充君 政府の説明は、うまくいったところを強調されるんですよ。うまくいったのは全体の何%ですか。
○櫻井充君 調査していただけますか。
○櫻井充君 数字がなくてどうして実態が分かるんですか。今、実態とおっしゃいましたね。実態こそ数字ですよ。数字をもってこそ、どのぐらいのどの企業は、どの分野の企業はどれだけうまくいっている、どの企業は残念ながら努力してもうまくいかない、数字でこんなの捉えるのは当たり前のことですよ。...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうしないと、例えば十日間の有休定められていますね。そして、そこの中で五日間分は確か時間休で休み取ってもいいんですよ。だけど、残りの五日間は必ず休まなきゃいけないような仕組みになっているんですよ。これ、企業のことから考えてくると、この十日間...全文を見る
○櫻井充君 何でうまくいったことはここでとうとうと述べられるんですか、困っていることについて何でそうやって調べないんですか、おかしくないですか。それで、どうして実態だっていうんですか。うまくいったことが実態ですか、こうやって苦労しているのも実態じゃないですか。ちゃんとこうやって苦...全文を見る
○櫻井充君 さて、ここからです。それで、結果的には労働者不足を補うために一生懸命今努力されています。だけど求人を幾ら掛けても集まらないんですよ。田舎の温泉宿は特にそうです。  そこで、外国人に頼るしかないだろうといって、今仙台在住でミャンマーから来られた方でもう三十年以上住んで...全文を見る
○櫻井充君 いや、そこの試験の要件の話を聞いているんですよ。試験受けなきゃいけないのは知っていますよ、そんなの。だから、そこの試験の要件のところに実務研修二年以上というふうに私はレクを受けましたが、それでよろしいんですか。
○櫻井充君 課していないんだったら、ちゃんと説明のときに、そういう説明しないでくださいよ。質問通告をした際に、私はそう言われましたよ。いや、首振るけど、そういうふうに言われましたからね、だからそこはちゃんと徹底していただきたいんですよ。  であったとすると、例えばその方々は、今...全文を見る
○櫻井充君 実技試験というのはどういう内容の実技試験になるんでしょうか。  というのは、こういうことも知らないんですよ。ミャンマーに行って交渉してきて、うちの旅館で働いてくださいで成立すれば、それで連れてこれると思っているんですよ。試験は受けなきゃいけないと思っていますよ。でも...全文を見る
○櫻井充君 簡単に受かるものですか。そこだけ教えてください。  つまり、だから僕は、受からない場合には、じゃ、どうするんですかと。ミャンマーから来てもいいですよと言ってくれたんだったら、技能実習生に切り替えるしかないのかなと。技能実習生であれば、日本語さえできればそれでいいんで...全文を見る
○櫻井充君 よく分からないんですが、まず、とにかく労働者として入れるかどうかについての試験がありますと、だから、もしこれに落ちた場合には技能実習生としては受け入れられるんですか。これ所管違うでしょう。法務省、それでいいんですか。
○櫻井充君 いや、いいんです。受からない場合のことを聞いています。受かるんであれば外国人労働者として受け入れた方が長期間滞在できますから。  問題はここからです。もしこれに、この試験に落ちたとして、それで技能実習生として入ることになりました。これ一年間で帰らなきゃいけないことに...全文を見る
○櫻井充君 大臣、そうすると、現実の話です、現実の話、これ、温泉宿の方々、経営者の方と話したんですよ。要するに、一年間技能実習で受け入れた後に一回帰さなきゃいけなくなるかもしれないんだと、えって驚いていました。  だから、これでせっかくミャンマー、まあ外国から来ていただいた、田...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、やっと今ミャンマーに当たっているというのも無駄にならないんで、是非それを早くに決めていただきたいとお願いしておきたいと思います。  そして、その上で、さらに、更生されたいと思っている方々を受け入れようと。それで、協力雇用主に今...全文を見る
○櫻井充君 前向きな御答弁、本当にありがとうございます。  それから、実はうちの事務所でも雇わせていただきたいと何回も申し上げているんですが、全く紹介していただいていませんので、是非御紹介いただきたいと、これは陳情を申し上げておきたいと、そう思います。  元々は決して悪い人た...全文を見る
○櫻井充君 ただ、やはり積極的に雇い入れたいというところがあるんですから、そこはもう少し柔軟に考えていただきたいと、そう思います。  さて、それで、こうやって見てみると、働き方改革でも人手が足りなくなりそうなんです、更に。そうすると、当初計画していた三十四万人ではまた足りなくな...全文を見る
○櫻井充君 政府の基本的方針はそれで結構なんですよ。  ですが、そうではなくて、もし、いろんなことがあるじゃないですか。例えば、消費税だって上げることをもう決めているわけですよね。それを前提に予算も随分組んでいますよ、子供の手当とかなんとか。だけど、景気が悪くなったりとかして上...全文を見る
○櫻井充君 これはもう水掛け論なので、とにかく対応できないような場合には検討はいただきたいということだけお願い申し上げておきたいと思います。  それで、技能実習生の方と、それから外国人労働者、特定技能一号というんでしょうか、賃金はどのぐらい違うんでしょうか。
○櫻井充君 どのぐらい上回るものなんですか。
○櫻井充君 そこがね、それは当たり前の話なんですよ。それは職種ごとによって違うとは思います。  いや、何でこんなことを聞いているのかというと、先ほどの御答弁は、温泉旅館については一歩前進なんです。それは何かというと、一回母国に帰らなくて済むようになったから。そこは一歩前進ですよ...全文を見る
○櫻井充君 いや、そこは分かっているんですよ。それは分かった上で、そうすると、例えば、最初は仕方がないですよ、試験がもし受からなかったとしたら、技能実習生で入ってくるのは、一年間はね。その後ですよ、問題はその後。  そうすると、先ほどの話だと、実務要件二年を掛けないということに...全文を見る
○櫻井充君 要するに、何も経験のないままにミャンマーならミャンマーから日本に入ってきます。その際に、外国人労働者として受け入れられるためには試験を受けなければなりません、試験に合格すれば特定技能一号としての資格で外国人労働者として日本に入国ができますと、いいですね、ここまでは。ち...全文を見る
○櫻井充君 それで大丈夫なんですね。そうですか。  であったとすると、いや、この間まで、結局、役所からの説明が違っていたので、自国に帰らなきゃいけないんじゃないかという心配をしていましたが、そこの時点で試験を受けられれば今度は特定技能一号の権利を得ることができるから、そうすると...全文を見る
○櫻井充君 そうか。そうすると、この間までの説明よりは随分、済みません、説明のされ方が悪かったのかどうか、私の理解が悪かったのかもしれませんけれど、これだと継続していれるようになってくる可能性が高くなってくるので、そうすると、あとは外国人労働者の方々が、技能実習生という形でもいい...全文を見る
○櫻井充君 津々浦々にそのネットのある人はいいんですよ。つまり、今、私が話を聞いてきたその温泉旅館の方のように、新規に参入されるような方になってくるとハードルが高くなっていくんじゃないかと。つまり、外国の方々は日本に来るのは、結局、自国に残した、母国に残した家族のために仕送りする...全文を見る
○櫻井充君 賃金だけを指しているわけじゃありませんで、例えば法定外の労働がどうなったとか、いろんな問題がありましたよね。そういう問題がどの程度解決したんですかということです。
○櫻井充君 結果的には、そういうことを行って失踪者の数は減っているんですよね。
○櫻井充君 でも、先ほどの福岡議員からの質問にあるように、絶対数が増えてきているので、率では分からないわけですよね。絶対数はどうなっているんですか。
○櫻井充君 失踪者の数は増えているということでいいんですか、そうすると。
○櫻井充君 一つは、その失踪者の割合が減ったことは、それはそれで評価はしますけどね。だけど、これから外国人労働者の数が増えるわけですよ。外国人労働者の数が増えていって、増えたからその失踪者の数が増えていっても構わないとは言いませんが、そういう話になるのはおかしなことですよね。 ...全文を見る
○櫻井充君 そこの分析をきちんとするべきだと思うんです。要するに、企業側の問題なのか、それとも日本国内に入ってきた外国人の方々の都合なのか、そこについての分析をきちんとしていただかないと問題は解決しないと思います。  そうすると、まず前半の方だと、受入れすることができない程度の...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  その上で、今度は、そうすると、報酬の高いところに移っていくために失踪していくと。これ、どう見たって、いや、これは長官、日本人だって、結局、田舎より都会の方が給料高いから、みんな都会に行くんですよ。これ、外国人をそれで止めるという話はどうやっ...全文を見る
○櫻井充君 いろいろ御検討いただいていることについては感謝申し上げますが、どこまで実効性があるかということだと、そう思います。  それともう一つは、今回、私、そこの温泉宿の社長の皆さんと話をした際に、制度をほとんど知りませんでした。ですから、もう少しきちんとした、こういう制度に...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  一応私は大学病院で十年ほど研究していまして、研究成果は全然駄目でしたからすぐに追い出されてこういう世界に入ってまいりましたが、ずうっと研究をしていたかったんですけど、全く成果が上がらず、こういうことになっちゃいました。まあいいか...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そのとおりなんです。閣議決定で定められてきているものです。今回は、その閣議決定に沿ってきちんと対応されているかどうかということが一番の大きな問題になると思っているんです。  そこでですが、例えば地方に、地方といっても今回は千葉ですけれども...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、それはどなたから電話が掛かってくるんですか、一般的に申し上げて。
○櫻井充君 済みませんが、事務方関係ないんです。大事な問題ですから、余計な口出ししないでいただけますか。  秘書官から電話が掛かってくるのが一般的です。もし秘書官から電話が、もしその時点で不測の事態があって秘書官から電話の取次ぎができない場合はどうするんですか。
○櫻井充君 不測の事態の場合にはどのようにしなければいけないと定められていますか。
○櫻井充君 済みませんが、この閣議決定の中に不測の事態が起こったときにはどうすべきかというマニュアルはもうでき上がっているんですよ。そのことをお伺いしています。
○櫻井充君 この平成十五年の十一月十二日の閣議決定の内容をお読みになったことがありますか。
○櫻井充君 それはいつお読みになりましたか。
○櫻井充君 そうすると、そこに書いてありませんでしたか。
○櫻井充君 そこを読んでいただけますか。
○櫻井充君 そういうことなんですよ。  つまり、そういうことをきちんとやっておかないといけないということですよね。その認識でよろしいですか。
○櫻井充君 であったとすると、例えばここで最寄りの警察署の確認をしろと書いてあります。最寄りの警察署に確認する意味合いは何ですか。
○櫻井充君 SPの方々の手配ですか。政務官にはSPは関係ないですよね。もう一度御答弁を。
○櫻井充君 つまり、秘書官から連絡が来ない場合には警察から連絡が来るようになるんだろうと、私はそう思います。その認識でよろしいですか。
○櫻井充君 そうすると、この警察署に自分自身が今この地域に来ているということを届けなきゃいけないんですよ。そうしないと警察署に幾ら連絡が入ったとしても、残念ながら連絡は付かないんですよ。  御自身は随分移動されていますが、警察署にちゃんと確認をしている、御自身の居場所を、今の御...全文を見る
○櫻井充君 つまり、これは閣議決定違反です。閣議で定められている文書です。読んでいただきました。  私は、離れることが悪いとは申し上げません。これは誰でもあることです。例えば、自分自身が宿舎で待機していたとしても、買物に行くこともあるでしょう。そういうことがあった場合にちゃんと...全文を見る
○櫻井充君 真摯な御答弁いただいてありがとうございます。  大臣にお伺いしたいと思います。  大臣は問題がないという趣旨の御発言をしたかと思います。明らかに閣議決定違反なんですよ。このことについて、改めていかがですか。
○櫻井充君 いや、そういうことではありません。政務官がそういうことで、実は閣議決定に違反しているんです。閣議決定どおりやっていないんです。そのことを知らずして、大臣がまあこれは大丈夫ですよとおっしゃったこと自体に、私はもう一つ危機管理の点でいうと問題があるんじゃないかと思います。...全文を見る
○櫻井充君 もう一つ、大臣、午前中いろいろ御答弁があったみたいです。文部科学大臣は精神的にはある大臣を兼務されると、総理は常々おっしゃっています。何の大臣を兼ねていらっしゃるんですか。
○櫻井充君 そういうことです。復興担当大臣を兼ねられているんです。  そうすると、福島の原発でまた更に事故が起こるようなことがあった場合には、これは当然、復興担当大臣というのは大事な役割を担うことになります。  原発事故の場合に、調べてまいりました。もちろん、総理が本部長を占...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  閣僚として本当、重責を担われてきているので。それと、もう一つは、ルールはちゃんと決められています。そのルールにのっとって一つ一つやっていただきたいということだけお願いしておきたいと、そう思います。  それでは、本題に入ります。  大学で...全文を見る
○櫻井充君 るる御答弁いただきましたが、迫井さん、大学病院は大学病院としての役割を本当に果たせていますか。
○櫻井充君 ベッドの稼働率によって診療報酬は変わりますよね、それはよろしいですか。特定機能病院も一緒でしょう。
○櫻井充君 これ、稼働率全く関係ありませんか。稼働率、僕が東北大学と話をしていると、稼働率も問われると言って、その結果何やっているかというと、ショートステイサージャリーといって、盲腸とか白内障とか、それから胆石とか、そういう患者さんを集めて入院期間を短くするような努力をしているわ...全文を見る
○櫻井充君 しかし、大学病院の先生方と話をしていると、多くの方々がどうやって収入を上げるかということにきゅうきゅうとしているんですよ。  大臣、こうやって、彼らにしてみれば研究をやりたいわけですよ、教育もやりたいんですよ。だけど、残念ながら、今のような形で臨床だけをずっと求めら...全文を見る
○櫻井充君 済みません、経緯は全部知っています。全部知った上で質問をさせていただいています。この問題はもう十年以上勉強していますから。  ですから、それよりも大臣、じゃ、大臣は文部科学省として一体どういうことをやろうとされているんですか。  じゃ、ネイチャーならネイチャーとい...全文を見る
○櫻井充君 このことについて、大臣はどう認識されていますか。  つまり、日本が技術立国であるとか、いろんなもの、資源を輸入して、そして付加価値を付けて輸出するという、そういうモデルで日本はずっと成長してきたわけですよ。だけど、ここに来て、そのものが本当にできるかどうかが危うくな...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。それでこそ、今日はこの文教科学委員会に来たかいがありました。  さて、もう一つ財務省的な分析でお伺いしておきたいと思いますが、ネイチャーの掲載論文数が減少してきている原因はどこにあるというふうに財務省としては分析されていますか。
○櫻井充君 随分長々と御答弁いただきました。ただ、危機感を持っていらっしゃることは確かだと思っているんです。  それで、大臣、まず私が調べている範囲で申し上げると、今の研究をやる際には相当な高額の研究機材が必要になります。そうすると、これを集中的に配備しなければいけないのに、結...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、じゃ、どういうものをもってして客観的に成果が出ているというふうに判断されるんでしょうか。  私、財務副大臣やらせていただいたときに総合科学会議の方々と話をしましたが、その方々で必ずやっぱり東大の方と京都大学の方がいらっしゃって...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今までの配分方法だからこうやってうまくいっていないんですよ。日本の掲載論文数というのは確かに増えてはいるんです、微増です。僅か一%ですよ、この十年間で。  世界の平均の伸び率って一体どのぐらいですか。
○櫻井充君 済みませんが、担当官でしょう。ねえ松尾さん、担当官でしょう。ちょっと待って、松尾さん。担当官だよね。レク取りに来た人にも聞いたら、答えられなかった。ちょっと待って、いいから、手を挙げなくていいから、まず。  これが文科省の実態ですよ。だから危機意識がないんですよ。自...全文を見る
○櫻井充君 いや、それは特許とか、それは当たり前のことですよ、成果物として。だけど、その前に基礎研究がなかったら、そんな特許もへったくれもないわけですよ。余り強弁しない方がいいですよ。ちゃんと戦う気になれば、こっちががりがりやればいいだけの話ですから。  そうじゃなくて、やっぱ...全文を見る
○櫻井充君 本当に幾つかありますか。オプジーボに関しては本当におっしゃるとおりです。本庶先生がそれでノーベル賞を受賞されました。  残念ながら、日本の学者が見付けてきている中で、必ずしも日本の製薬メーカーが薬にできていないという現状もあります。これは日本の製薬メーカーの目利き能...全文を見る
○櫻井充君 そういうことなんですよ。  そうすると、大臣、結局、研究者を単純に増やせばいいという代物ではなくて、研究の補助をやってくださる方々をいかに大事にするかなんです。これも、その働き方改革の中で非正規雇用者の雇い止めがあって、その非正規雇用の方々、本当に御苦労されているん...全文を見る
○櫻井充君 このことについてどのように受け止めていらっしゃいますか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、どのぐらいのスピードでやっていただけるのか、予算はどうなってくるのかということをもう少しはっきりさせていただきたいと思いますが、理化学研究所の若手職員というのは、任期は基本的に二年です。で、二年更新になります。そうすると、その間に結...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  まだ工学系や医学系は、例えば企業の顧問になるとか、それから僕らは病院で働かせていただくとか、それなりの収入を得る方法はありますが、文科系の研究者の方々はそういう手だてがほとんどありません。  そこで、今回、東日本大震災を経験して、私はすご...全文を見る
○櫻井充君 おととい法務委員会で質問した際に、厚生労働省の方から、働き方改革で中小企業苦労していませんかと言ったら、もうみんなうまくいっていますという例だけで答弁いただいて、じゃ、何%の企業がそれだけうまくいっているんですかと言ったら、定量的には分かりませんと。  私の知り合い...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  ある部分は外国の数字持ってきて、外国と一緒ですとおっしゃいます。だけど、外国と違う点もいっぱいあるわけですよね。その外国と違う点があるのに、外国と同じだから大丈夫という論法にはならないと、そう思っています。  その上で、例えば、いろんな大...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  大臣の所信表明演説をお伺いした中で、私は幾つかの問題に対して興味を持ちましたが、これが実は一番興味のある問題でした。  と申し上げるのも、九州一つ所有者が分からないということになると、土地の有効利用も阻害されることになりますし...全文を見る
○櫻井充君 改めて確認いたしますが、誰かがそうやって固定資産税を支払ってくださるということですよね。
○櫻井充君 ありがとうございます。  実は、神戸市だけではなくて、私の地元の仙台市にも確認いたしましたが、ほとんど徴収はされているということでした。これは、大きな市町村だからできて、小さいところは違っているのかもしれませんが、でも、法務省でおっしゃっているような九州一つ所有者が...全文を見る
○櫻井充君 法律にそう書かれていて、実務上もそういうシステムをきちんとつくっていただきたいと。  つまり、情報が共有されていないということは、この間の一人親家庭のところの例えば支援政策にしても、文部科学省にあるけれど厚生労働省は知らないから残念ながらアクセスできないとか、それか...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、僕は、要するに、何のきっかけもないところから、ゼロから探すよりは、こういう情報があって、この方が納税してくださっているということであれば、そこを手掛かりにしていった方がよほど早いんだと思っているんですよ。  それで、昨日、そういう...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。大臣のそういう姿勢を、その部下と言っていいのかどうか分かりませんが、官僚の方々に徹底していただきたいと、そう思います。  何というんでしょうか、揚げ足を取るつもりは全くありません。どうやったら問題が解決できるのかということについてこちら側から提...全文を見る
○櫻井充君 簡潔に答弁していただきまして、本当にありがとうございます。  その上で、義務化していく必要性があるんじゃないだろうかと。その上で、義務化するから、例えば相続登記のことについて手続を簡素化するとか、それからその登記料を減免するとか、普通のやり方だとなかなかそこについて...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、この問題というのは、いつぐらいまで解決を、今のですね、議論されて、どのぐらいの時点で法律になるんでしょうか。そういうふうな目安なんでしょうか。
○櫻井充君 ちょっとこういうこと聞いていいかどうか分かりませんが、そうすると、その令和二年に法律ができ上がってから相続登記をすると減免措置があるとすると、今相続登記をしない方が得だという話になるかもしれません。この手のことについては何か検討されているんでしょうか。
○櫻井充君 できれば不公平感がないような制度設計にしていただきたいので、真面目に先にやったら負担は重くて、後からになってやって軽減されるということになると、これ、私なら結構憤ると思うんですよ。ですから、そういうことのないような形で進めていただきたいと。問題点出ていればそれはそれで...全文を見る
○櫻井充君 民法上の義務に違反した場合には、これは何かの罰則規定があるんでしょうか。
○櫻井充君 これ、罰則規定を置かない理由は一体どこにあるんですか。
○櫻井充君 これまでの社会の在り方が変わってきているから、法務委員会でもいろんな制度が変わってきたんだと思います。離婚する方々の割合がどんどん増えてきていて、そしてその上で、養育費が支払われない子供さんたちがいっぱいいらっしゃって、貧困家庭が五〇%にも達している現状を考えれば、や...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  本当、子供たちのためにそうやっていただきたいことと、それから、本来では請求権は子供にあるんでしょう。だけど、結果的には、子供さんが小さければ、請求権はその親権を持った方が請求するということになるんだろうと思います。でも、ある程度の年齢に達す...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  これ、ただ、前にお伺いした際には、養育費の設定というのはその前にやってきているので、その設定を変更しなきゃいけなくなります。そういう変更手続ができるのかどうかについて、もう時間が来てしまいましたので、来週また一般質疑がありますから、そこのと...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  まず最初に、前々から取り上げてまいりました秘匿特権について質問させていただきたいと、そう思います。  調べてみてきて、どこにどういうふうに問題があるのかは大体分かってまいりました。それで、まず最初に、民事と刑事における秘匿特権...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そうすると、民事と刑事においては欧米と、要するにほぼ同等だと考えてよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、問題がもう一つあって、公取関連のことになるわけです。  その公取関連のことになってくる、まあカルテルとかですね、これについての秘匿特権が認められているかどうかというと、必ずしもそうではないようなんですが、この点について公正取引委員会、いかがでしょうか。
○櫻井充君 問題はここなんですよね。  このことが認められていないがゆえに、日本の弁護士さんは外国での裁判に関与してどういう不利益を受けているでしょうか。
○櫻井充君 いや、それは懸念ではなくて実際にそういうことが起こり得るんだと、私は日弁連の方からお伺いいたしました。  そうすると、これは日本の弁護士さんが、これから日本企業、今でも海外にどんどん進出していきますが、そういう中で日本の弁護士さんたちが海外業務をやる上においては相当...全文を見る
○櫻井充君 これ、条文ですけど、雑則の中に入っている条文ですよね、七十六条というのは。要するに、その他大勢の中に入っているものだと、普通の法律の作り方から見ればそういうふうに見えるんだと思っているんです。しかも、これを根拠にして規則を作っていきますと言いますが、これを根拠にしてみ...全文を見る
○櫻井充君 例えば、アメリカの裁判所なら裁判所というのは、日本の規則まで全部読んで判断するんでしょうか。それとも、法律の条文を読んで判断するんでしょうか。
○櫻井充君 済みませんが、こういうときっていい例だけ挙げるんですよ。どの役所の方もそうです。こういう効果があるんですとか、こういうふうに、例えば今のようなことで守られているというふうに、例もありますと。  守られていない例があるからこうやって聞いているんですよ。どうして自分の都...全文を見る
○櫻井充君 私はそういうことを申し上げておりません。あなたの答弁がおかしいと言っているんですよ。訂正してくださいよ。必ず実態でいい方だけしか言わないんですよ。問題点のあることは言わないんですよ、役所というのは。これまでそういう問題点があったから規則だって作るんでしょう。そこをまず...全文を見る
○櫻井充君 もう一回だけ言いますけど、私はそんなこと聞いていませんよ。これの効果なんて聞いてないんだよ。あなたは守られることがあると言ったから、守られてない例もあるんでしょうと聞いているんだよ。それについて答えてないだろう。ちゃんと答えてくださいよ。いいことだけしか言わないのが役...全文を見る
○櫻井充君 具体的な不利益は、ちゃんと全部調べた上でそうなっているんですか。守られていることはちゃんと例として挙げますよね、守られていると。守られていないことについてはちゃんとじゃ調査されたんですか。専門委員から言われたからこうですという話であって、御自身たちできちんと調べてこう...全文を見る
○櫻井充君 まあいいですよ。  じゃ、そうすると、改めてお伺いしますが、不利益になった事例はないということでよろしいんですね。
○櫻井充君 それは役所の見解でよろしいですか。  要するに、そういうことで議論している場であって、現実に本当に起こっていないということで、役所はそれでいいんですね。
○櫻井充君 だらだら言わないで簡潔に答えてくださいよ。ないということでいいんですね、役所の認識としては。
○櫻井充君 野党の理事の方に調整していただいたことについて感謝申し上げたいと、そう思います。あっ、与党の。ごめんなさい、済みません。  その上で、ちょっと、ここで別に今までのことについて何か不作為だと責めるつもりはないんですよ。要するに、実態上問題点があるんでしょうと、問題点が...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  東日本大震災で、我々被災地の人間からすると、様々なことを経験してまいりました。  今回、その東日本大震災で戸籍台帳を失った町というのは全部で幾つあるんでしょうか。
○櫻井充君 済みません、具体的に挙げていただけますか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、その上でですが、これらの四つの市町、これが全部戸籍を回復するためにはどのようなことが行われて、どのぐらいの期間で行われたんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、震災の後に気が付いたことがありまして、あの沿岸部の四十五号線を走っていくと、東日本大震災の前から、ここまで津波が来ましたという看板が掲げてあるんですよ。あれを見てくると、この町の、例えばいろんな施設が水害に遭うであろうとか津波の被害に遭うであろうということ...全文を見る
○櫻井充君 東日本では、少なくとも道路にはそういう標識がありました。多分沿岸部、随分あるんじゃないのかと思っているんですよ。  それで、バックアップのことについてはこうやって議論されています。バックアップよりも、まず原本を失わないようにすることの方がはるかに大事であって、なぜな...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。繰り返しになりますが、失ったものを再製する仕組みをつくることよりも、まず失わないようにすることの方が大事だと思うんです。  それからもう一つ、我々も、東日本大震災の影響で、とにかく一日も早い復興をという話をずっとしてまいりましたが、いろんな方々...全文を見る
○櫻井充君 済みません、これは各々の国の実態によって、実情によって違うことなので、世界と比較すること自体が適切かどうかは分かりませんが、世界からそういう声が起こっている、一部ですよ、起こっているということは、世界と比較した場合にはその勾留期間なりなんなりは結果的には長いからそうい...全文を見る
○櫻井充君 今の数字だけお伺いすると、何も変わらないわけですよね。何も変わらないのに、なぜそういう批判を浴びなきゃいけないんでしょうか。
○櫻井充君 その上でですが、ある方がこうおっしゃっていたんですが、例えばこの間のカルロス・ゴーンさんのような扱いを受けるとなってくると、投資をしにくい環境の一つに挙げられるんではないのかと。企業が例えば日本に参入してきた場合に、万が一何かがあって勾留されるようなことがあったとする...全文を見る
○櫻井充君 この同じことについて大臣に決意をお伺いしておきたいと思いますが、実際、本当に投資されなくなるとかどうなのか、実際のところは分かりません。ただ、今答弁があったように、懸念材料であるということを言っている方もいらっしゃると。そうであったとすると、我が国にとっての国益を損な...全文を見る
○櫻井充君 なるほど、分かりました。  そうすると、そうやって勾留される人たちの数が少ないという、日本は圧倒的に少ない国なんだという理解でよろしいんですか。
○櫻井充君 ありがとうございます。  あと、もう一点。例えば、こうやって村木さんの場合なんかは無罪になりました。村木さんの場合には、所得がどういうふうに補償されていたのか分かりませんが、結果的には、そうやって勾留された場合に、その人たちにとってみれば、視点は全然違いますが、不利...全文を見る
○櫻井充君 もう時間になりましたのでこれで終わりますが、今の額だけだとかなり少ないんじゃないのかなと。その職種によって全然違ってきているし、もう少しその点は見直す必要があるんじゃないのかなと、その点だけ申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月30日第198回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  前回に引き続いて、いわゆる人質司法の問題について質問させていただきたいと、そう思います。  その前に、一昨日、川崎で本当に許し難い事件が起こりました。お亡くなりになられた皆さん、それから御遺族の方々に衷心より哀悼の誠をささげた...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  そういうふうに解釈していただければ有り難いと思うんですが、要するに、国民の皆さんからしてみると、証拠隠滅のおそれという観点よりは、やはり社会の治安維持の方に重きを置かれている方が随分いらっしゃるんじゃないかと、そう思うんです。  いや、私...全文を見る
○櫻井充君 法律の判断については今大臣が御答弁されたとおりだと思っているんです。ただ、そこの中に意味合いとしてこういう点もあるんじゃないのかということを申し上げています。  つまり、そのことを行うことによる社会的な価値といったらいいんでしょうか、それが何らかの、私はそれがあると...全文を見る
○櫻井充君 あんまりぴんとこないんですけどね。  繰り返しです、もう一度改めて申し上げます。要するに、何らかの社会に対して危険性を持っている方について釈放しろということを申し上げてはおりません。しかし、社会に対して、まあ、多分何も問題起こさないであろうという方について、いろんな...全文を見る
○櫻井充君 それでは、逆にお伺いしたいことがありますが、具体的にどういうふうにして、今のようないわゆる人質司法だと言われることに対して、何というのか、反論されていくんでしょうか。  つまり、私は、こういうことを言われないようにするためには、今のような考え方に立って少し改革してい...全文を見る
○櫻井充君 今日はここで議論は終わりにしておきたいと思いますが、ですが、どういうふうにしたらその誤解を、何というんでしょうか、解決できるのか、誤解を払拭できると言った方がいいんでしょうか、そういうことについてまたこれからもいろいろ議論はさせていただきたいと思いますので、よろしくお...全文を見る
○櫻井充君 いや、それは独立国家ですから全てそうだとは申し上げませんよ。だけど、例えば、まあこれは林産物の輸入から始まるんですけど、これとてアメリカ側から相当いろんなプレッシャーが掛かって、それで変わってきています。郵政の民営化も同じですよ。最後は郵政の民営化ではなくて、あるアメ...全文を見る
○櫻井充君 こういうことを指摘される方がいらっしゃいますが、アメリカの陪審員制度というのがあります。アメリカの陪審員制度というのがアメリカの司法制度の民主性を表す最大の特色だと、そうおっしゃっている方もいるわけです。  だけど、この陪審員制度で一体どういうことが起こっているんで...全文を見る
○櫻井充君 じゃ、後で調べていただきたいと思います。  その上で、法科大学院卒業者、卒業した人の合格率と、それから予備試験を合格した人たちの司法試験の合格率というのは一体どのぐらいですか。
○櫻井充君 これだけ合格率違うんですよ、大臣。予備試験を受けている方々はどんどん増えています。  それで、二十四年から申し上げれば、受験者数は、平成二十四年は予備試験合格に基づいての受験者は八十五人でした。それが年々増えていって、平成三十年には四百三十三人になっているんですよ。...全文を見る
○櫻井充君 法科大学院ができ上がる前に弁護士になられた先生方は、何らか問題があったんですか。
○櫻井充君 それは現場に行って学ぶべき点なんじゃないでしょうか。つまり、学生時代にそういうことを学ぶんでしょうか。  私は医学部を卒業しています。医学部の時代に学んだこと自体が、じゃ、どれだけ生きるかです。私は、済みませんけれど、三か月ぐらいたって、医者になって三か月目ぐらいに...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  ここの法務委員会でずっと質問させていただいていて、随分いろいろ考えさせられることがありました。それは何かというと、やはり子供さんたちをどういうふうにしたら、幸せと言ったらいいのか、それとも健全育成と言ったらいいのか分かりませんが...全文を見る
○櫻井充君 済みません、通告していないんで、答弁、全然違うことなんですが、局長、これ、養子縁組が成立するところまでは、これは法務省の所管なんですか。そこをまずちょっと明確に。いや、今回いろいろあって、要するに、子供さんの立場によって所管省庁が違うんですよ、全部。そのために、逆に言...全文を見る
○櫻井充君 そうしますと、今申し上げたとおり、例えば、その後養子縁組した、特別養子縁組をした子供さんがうまくいっているかいっていないかのことについてのフォローアップは、これは厚生労働省が行うということでいいんですか。
○櫻井充君 そうすると、ちょっともう一度明確に、端的にお願いしたいんですけど、この後のフォローアップは、特別養子縁組が成立しました、その後うまくいっているかいっていないかについてのフォローアップは、まずされるんでしょうか。もしするとすれば、今の説明だと、これは都道府県ということに...全文を見る
○櫻井充君 しかしこれ、民間のあっせん機関というのは、ただ単純に自分たちがあっせん機関になりますからといってあっせんできるような機関ではないんですよね。これは認可ですか、届出ですか、この機関は。
○櫻井充君 これを許可するのはどこの省庁になりますか、それとも都道府県ですか。
○櫻井充君 そうすると、その後フォローアップするかしないかは、あとは都道府県によって全然違ってくるということでよろしいんですね。
○櫻井充君 そうすると、今のことでいうと、最終的には、取りまとめを、例えば県ごとによっていろいろデータが出てきた場合に、取りまとめを厚生労働省が行っているという認識でよろしいんでしょうか。
○櫻井充君 これ、今日じゃなくて結構です、次回ありますので、通告の意味で聞いておいてください。  その場合に、どのぐらいの特別養子縁組でうまくいっていて、うまくいっていない場合というのはどういう問題が起こってきてうまくいっていないのかということについて教えていただきたいと。でき...全文を見る
○櫻井充君 大臣、どうでしょうか、つまり、ここで制度をつくって、こういう制度がありますから、じゃ、この法案をこの委員会で認めてくださいという話になり、成立していくんでしょう。だけど、結果的には、もう法務省は制度をつくるだけであって、その後何もフォローアップをしないということになり...全文を見る
○櫻井充君 きちんと連携するかどうかってすごく大事だと思うんです。  例えば、別な例で申し上げますと、子供さんの歯科健診というのは、三歳まではこれは母子保健法なんです。厚生労働省が所管していて、一歳半と三歳にこれ健診を受けられるんですよ。三歳以降はどうなるかというと、子供さんが...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  養護施設に入られる子供さんの数は減っているんですよね。十年前から比べると一割ぐらい減っているんです。ですけど、虐待を受けている子供さんの数は物すごく増えてきていて、多分、今そういうことを念頭に大臣答弁されたんだと思いますが。  そこで、も...全文を見る
○櫻井充君 これは、そうすると、子供さんの福祉ということは、この子供さんのある種の権利だと思っていいんでしょうか。
○櫻井充君 そうすると、子供さんの権利ではないと。いいんですか、それで。子供さんの権利という観点ではなくて福祉だということになると。福祉ということになってくると、子供さんの意思というのはどこかに反映されることになるんでしょうか。
○櫻井充君 ですから、このフォローがすごく大事になると思うんですよ。子供さんの意思を酌んでそういう制度をつくって、そういうことで特別養子縁組になりました。その後きちんと見ておいていただかないと、この制度そのものが本当にいいかどうかというのは僕は分からないんじゃないかと、そう思って...全文を見る
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  今日は、三人の参考人の先生方、本当に貴重な御意見いただきましてありがとうございます。  私は、現在も心療内科の医者として不登校と引きこもりと摂食障害の患者さんを中心に診療させていただいていて、親子関係の難しさというのも現場でつ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今、棚村参考人から力んでしまってというお話がありましたが、引きこもりの子供さんたちって九割が長男なんですよね。多分、子供を育てる際に最初の子供はみんな親は力んで育てるので、かなり厳しめに育てるわけです。そうすると、こうであるべきだとかこうし...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  確かに、親子だけではなくて地域の人たちがどういうふうに関わってくるかというのはすごく大事なことなんだなと、今そう感じました。  最後に、棚村参考人に、参考人の最後のところで子供の権利のようなお話が出てまいりました。午前中の質疑でその子供の...全文を見る
○櫻井充君 どうもありがとうございます。  まさしく、最後の継ぎはぎのところも今日午前中の質疑のところで指摘させていただいたところです。木曜日の質問にまた参考にさせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月06日第198回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。  今、小川委員と大臣の議論をお伺いしていて非常に興味深い発言がありました。ちょっとそれをもう一度聞かせていただきたいんですが、子供に期待していませんという発言がございまして、正直申し上げて、私も子供に実は期待していないんですよ。そ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今のお話、今の御答弁で、結局型にはめないようにという、僕はすごく大事なことなんだと思うんですが、親子関係ってどうあるべきだと思いますか。  もうちょっと申し上げておきましょう、私の方から。うちのおふくろは私に対していまだに、親だから子供に...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  自分自身で診療していて、例えば不登校とか引きこもりとか摂食障害になる患者さんたちって共通した考え方を持っているんです。こういう考え方を持っているから全員がなるわけではありませんが、非常に真面目で頑固で融通が利かないといいますか、こだわりが強...全文を見る
○櫻井充君 ですから、その温かい家庭を提供するために、家族って一体何なのかという、もう一回返ることになるんだと思うんです。  今、再婚している方で、要するに家族関係がちょっとうまくいかない方も診療させていただいているんですけれども、子供さん一人いらっしゃって、その子供さんと今三...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  この点、すごく難しい点なんですが、是非もう一度、抜本的、根本的に考えていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  前回のこの委員会で、福祉政策だという答弁が民事局長からありました。ですが、参考人質疑では子供さんの権利だという...全文を見る
○櫻井充君 今の答弁のとおりだと思うんですよ。  要するに、公的な扶助の場合に、公的な扶助で生活の安定とか充足を図られるようにしていくことであって、それは子供さんに権利があるから初めて福祉を受けることができるという話になるんだろうと思っていて、この間のようにただ福祉ですではなく...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今回、この法務委員会ずっと議論させていただいていて、やはり子供さんの権利がどうあるべきなのかという話がすごく大事なことなんだと思うんですよ。  特に、特にですね、普通のと言ったらいいのか、こう言うと怒られるのかもしれません、一般的に御両親...全文を見る
○櫻井充君 この後のここからの分析が必要だと思うんですよ。要するに、どういう親の場合にこういう問題が起こってきているのか、その点の分析はされているんでしょうか。
○櫻井充君 是非検討していただきたいと思うんです。  特に、例えば、子供さんが虐待を受けている例もあるというお話でした。虐待を受けていて保護されて、今度は養親のところに行ってまた虐待を受けることになったらどれほど心に傷を負うのか、もうこれ明らかなことだと思うんですよ。一度社会で...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  是非この辺のところもきちんと取っていただきたいと思いますし、それから、繰り返しになりますが、やはり養親からまた虐待を受けるということになってしまうと相当心に傷を負うことになるので、この点、そういうことのないような養親を選んでいただきたいと、...全文を見る
○櫻井充君 しかし、それは一つの考え方ですが、この間文部科学省に一応数字出していただいたので、今日文科省来ていただいていると思いますが、これ、一人親家庭の子供さんとそれから一般の家庭の子供さんの奨学金の借入れの割合ってどのぐらい違っていますか。
○櫻井充君 要するに、八六%も借りているということは、一人親家庭の大半の人が実は奨学金借り入れているんです。これ多分、母子家庭と父子家庭とを分けてくるともっと違う数字になると思っていて、是非そういう調査もしていただきたいと思うんです。  さて、大臣、そうすると、この子たちは借金...全文を見る
○櫻井充君 いや、でも大臣、それで本当に子供さんは借金を背負わないで社会に出れるようになるんですか。  これ、例えば、強制執行権を、強制執行できるように養育費について書面を交わしているという人たちは一体何%いるんですか。
○櫻井充君 大臣、結局、この人たちだけは、最高裁というか裁判所で、裁判所が後でいろいろ指導して、ちゃんと支払いなさいと、それから強制執行できるんですよ。だけど、残り七五%はそうなっていないんですよ。  法務省として、この間の大臣の御答弁は、きちんと養育費を支払えるようにするため...全文を見る
○櫻井充君 これ、子供さんが成人した場合、要するに子供さんの権利ですから、子供さんの権利で、子供さんの権利で、残念ながら、小さいから自分では権利を主張できないから結局親が代行すると。親の関係が悪いからなかなか徴収することができない、受け取ることができないということなんだと思います...全文を見る
○櫻井充君 これは何年ぐらい遡って請求できるんですか。
○櫻井充君 済みません、要するに、十八になって請求しますよね、何年前までできるんですか。その請求できるというのは、親同士がその契約を結んだときからですか。しかもその契約というのは、行政文書が難しいので何とも言えないんですが、さっきの強制執行権を持たないような形で文書で契約している...全文を見る
○櫻井充君 その契約はですね、その契約は、一般的に、一般的に強制執行権、強制執行ができないような文書の契約でもそれはできるんですか。そこは違うと言われているのは、これはちょっと正式な言葉がどういうふうに言っていいか分からないので、それから口約束もあるんですよね、この間いろいろ説明...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、大臣、これ、請求権だけあるだけなんですよ。請求権あるだけで、実際にそのお金を受け取ることができるかどうかは分からないんですよ。大学に入るときに一番金掛かりますよね。そうすると、繰り返しですけど、そのときに奨学金借り入れるんですよ。だったとしたら、このときに...全文を見る
○櫻井充君 その審判はいいんですけど、もう少し簡単に、子供さんの権利ですからね、これは。子供さんの権利が守られるようにちゃんと考えていただきたいと、もう時間がないので、お願いしておきたいと思います。  最後に、家裁でいろいろ離婚調停などが行われた際に、子供さんの意思の確認という...全文を見る
○櫻井充君 もう時間が来たので終わりますが、大臣、改めて、これはお願いだけです。やはり、子供さんが幸せになっていくって当たり前のことだと思うんです。子供は、別にそこの親を望んで生まれてきているわけではありません。そして、親が替わる場合もあります。もう今や当たり前の時代になってきま...全文を見る
08月05日第199回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
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○櫻井充君 この件に関してですが、基本的には今回は賛成させていただきたいと思います。ただ、問題提起をしておきたいので、よろしくお願いいたします。  それは、この立法事務費を定めている法律の中では会派は一人でも認めるということになっていますが、参議院の先例集では二人以上でなければ...全文を見る
11月12日第200回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○櫻井充君 本来であれば大臣所信に対する質疑ですが、済みません、発言の機会が余りないので、台風十五号、十九号、それから集中豪雨についての質問をさせていただきたいと、そう思います。  今回の台風、それから大雨によって犠牲になられた皆様、そしてその御遺族に衷心より哀悼の誠をささげた...全文を見る
○櫻井充君 多分、まだ決定されていないので、こうしますとまでは言えないんだろうと思います。是非、お願いは、繰り返しになりますが、本当に市町村負担が出てくると財政破綻してしまう可能性があります。それから、今被災地の話がありましたが、千葉県でも相当その被害の大きい町があって、ここも財...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今の点、すごく大事だと思ったのは、収入保険に余り入っていないんですよね。そして、従来どおりの保険制度とどっちが、まあ言葉は悪いんですが、得なのかというのを見ている人たちがかなり多くて、今回のここの措置の中でいうと、やっぱり保険に入っている人...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  皆さん心配しているので、是非手厚くお願いしたいと思うんです。  もう一つ、農機具についてお伺いしておきたいと思います。  この間、農水省の説明ですと、一般的に言うと、農機具の補助金は十分の三程度だということでございました。多分、七割負担...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  鈴木審議官、この間まで東北農政局長でしたから、宮城県、いや、宮城県だけじゃないですよ、福島も相当な被害を受けていて、東北の実態はよく分かっているはずですから、是非御尽力いただきたいと、そう思います。  東日本大震災のときに、例えば岩沼市な...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、これ予防的措置も含まれるんだろうと、まあ医者なのでそういう発言になっちゃうかもしれませんが、そういうものも含まれるんだろうと思うんですよ。  今回のハザードマップは、今回というか、ハザードマップは物すごいよくできていました。ハザードマップのとおりでした。...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  それで、一点心配しているのは、日本の制度だけなんですが、住んでいても、築三十年ぐらいになっちゃうと住宅の価値はゼロになるどころかマイナスになるわけですよね。今の日本の住宅の事情というか、売買価格はそうなっちゃうんですよ。  そうすると、そ...全文を見る
○櫻井充君 いや、その適切が本当に市場の売買価格になると困るんですよ。ある程度げた履かせてもらわないと移転できないんです。  それから、住宅ローン組めないような人たちに対しては、東日本大震災のときはそうでしたが、復興公営住宅を造らせていただきました。やはりその公営住宅などを造っ...全文を見る
○櫻井充君 是非よろしくお願いします。  今回行った、僕が回った地域の人たちの声をお伺いしていると、やはりこういう不安な地域にもう住みたくないんですと、そういう話しされているんです。  もう一つ、これ結構大きな問題だと思っているのは、その地域からどんどん離れていく人たちがいる...全文を見る
○櫻井充君 これ、確かに分かるんですよね。例えば、これが、何というんでしょうか、電気を発生させるために貯水しているんですということになると、極端に言えば、空にしてしまった後に雨が降らなかったらどうするんだという問題が起こるかと思いますけど、せっかくダムを造っても、事前放流しておか...全文を見る
○櫻井充君 両方大事なのは分かっているんです。だけど、ある省庁がやっているんであれば、様々なところが取り組むよりは、ちゃんと分担してやっていった方が僕は効率的なのではないのかなと。  それから、ここの法務委員会でずっと審議させていただいていますが、必ずしも対応が十分じゃないから...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○櫻井充君 今日、会社法について質問させていただきたく、通告はしてあるんですが、昨日の本会議での大臣の答弁で一点確認したいことがあるので、済みませんが、我が会派の田村まみ議員の質問の会社とは一体誰のものですかという、その答弁に対して、株式会社は株主のものであると、まあ他のステーク...全文を見る
○櫻井充君 そうすると、今我が国の株式市場を見てみると、かなりゆがんだ構造になっていると思うんですよ。それは何かというと、日本銀行が大株主になっていると。少なくとも、済みません、これは推計なので、日経新聞の記事を、去年の六月の記事なんですけれど、そこの記事で、少なくとも五社につい...全文を見る
○櫻井充君 繰り返し言っただけですからね、さっきの答弁を。私の指摘、問題に対して何も答えていませんよ。  いいですか、日本銀行がもう大株主になっている会社がいっぱいあるんですよ。そうすると、ある部分はもう日本銀行のものということになりますよ、今の答弁だと。これで本当にいいんです...全文を見る
○櫻井充君 いや、いいです。事務局からは結構です。どうせ同じようなことしか言わないんだから。  そうじゃないですよ。記事のことじゃないんですよ。実態としてこういうことになっていますよと、そういうことを御存じなんですか、まず。それから、これは記事じゃないですよ。  じゃ、もう一...全文を見る
○櫻井充君 そのとおりですよ。つまり、外国人が三割も持っているんです。そして、日本銀行やGPIFも相当株持っているんですよ。そうすると、僕は昨日の大臣の答弁ちょっと違うと思っているんです。私は、企業は誰のためのものなのかといったときに、株主で、そこだけ頭に出てきて、その後他のステ...全文を見る
○櫻井充君 株主だけが優遇されるような社会になること自体、僕はおかしいと思っているんです。ですから、ここは、会社法で株主の話になっているからこれはこれで議論としてはあるんだと思いますが、是非、法務省内でも一度御検討いただきたいと思うのは、どこまで株主をそれなりに優遇していかなきゃ...全文を見る
○櫻井充君 まあそうなんですよ。議論して、最後のところが結論かなという話になったんですよ、この間、法務省と話をして。ですから、世界で社外取締を置くのはスタンダードになってきていて、日本企業だけ置いていないという話になると世界から信頼されないから、これは仕方がないことなのかもしれな...全文を見る
○櫻井充君 これ、あくまで思っていますなんですよ。実際、本当にそれで機能しているかどうかという調査はなされていないんですよね。それでよろしいですか。
○櫻井充君 だから、本当はおかしいんですよ。実証されてもいないのに結果的には義務化するという、もう本当に僕は矛盾していると思っているんです。ただ一方で、そうはいっても、世界では置いているんだからそれを置かないと信用されませんねということだとすれば、それはそれで仕方がないことだと思...全文を見る
○櫻井充君 そこに今プールされているという答弁がございましたが、一体どのぐらいの方がそこに登録されているんでしょうか。
○櫻井充君 三百人しかいないんですよ。そうすると、この数で十分なんですか。
○櫻井充君 法務省として要するに努力をしていきますとおっしゃいましたが、その人材をプールしているところの所管省庁というのは法務省なんですか。
○櫻井充君 その法務省の所管団体でないところに対して法務省がどういう形でアプローチされるんでしょう。
○櫻井充君 コーポレートガバナンス、コーポレートガバナンスとおっしゃっていますが、あるべき姿のコーポレートガバナンスって、じゃ、どういうものですか。
○櫻井充君 そうすると、社外取締役はその中でどの部分を担うんですか。そして、その部分を担える人たちが、繰り返しになりますが、どの程度いるんですか。
○櫻井充君 実態を知らないで理屈だけで言っていて、だからこれでいいんですという話なんですよ、今は。しかも、そこの方がどういう活動をしているか、どのような能力があるのかということも分からないまま、ただ単純に推論でこうあったらいいなというだけで話をしていることなんですよ。違いますか。
○櫻井充君 済みませんけど、これちゃんと通告しているんですからね、僕。コーポレートガバナンスのあるべき姿は何ですかとちゃんと通告しているんですよ。前、随分議論しているんですよ。今は社外取締役のことをやっているんだから、他の省庁関係ないんですよ。  いいですか、局長。社外取締役を...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  今お話があったとおりで、その前に、もう実証実験とは言いませんが、義務化する前にこういうことをやってきて、本来はこの時点で効果があったとかなかったとかいうことを出した上で義務化というのが普通の流れですからね。  ですから、改めてお願いしてお...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○櫻井充君 おはようございます。  今日は、大臣所信について質問する時間が十分なかったので、今更ですが、大臣所信について少し質問させていただきたいと思っています。  法務省の中で児童虐待のプロジェクトチームが立ち上がりました。立ち上がったことについて否定はいたしませんが、決し...全文を見る
○櫻井充君 ちょっともう一回簡潔に答弁していただきたいんですが、どこの分野はそうすると法務省が担うということになるんでしょう。主たるところは厚生労働省ですよね。厚生労働省でこれ対策が取りまとめられています。ですから、その中でどの分野は法務省がやるんだということになるんですか。
○櫻井充君 未然に防止するという、その早期の発見については、これ厚生労働省もやっているんじゃないですか。
○櫻井充君 そうすると、これまでの人権擁護機関の実績を教えていただけますか。
○櫻井充君 要するに、そうすると、実績はないからこれから新しく取組をするという話になるんですか。
○櫻井充君 分かりました。  大事な問題なので、法務省として、我々は法務省として取り組んでいただくことを否定するわけではありませんが、私はむしろ、例えば養育費の問題であるとか面会交流であるとか、子供の権利を保護していくというのは、これ本当は法務省が中心になってやらなきゃいけない...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、これらのことについて法的拘束力はあるんですか。
○櫻井充君 これ、欧米では、離婚するときにたしか養育費とかそれから面会交流については法的に義務付けられているんじゃないのかと思いますし、子どもの権利条約上もこういうことをきちんとやるべきだというふうになっていたんじゃないかと。違っていればそこはそれで教えていただきたいと思いますが...全文を見る
○櫻井充君 繰り返しですけれど、ここは明確にしておいていただきたいんですよ。要するに、子どもの権利条約で、そこの子供の権利が守られるようにするために、ほかの国では法的拘束力を持たせているんじゃないんですか。違いますか。
○櫻井充君 済みませんが、もう一度繰り返し、ちょっと単純に答えてもらわないとよく分からないんですよ。  子供の権利が守られるように法整備はされているし、法的拘束力は担保されているんじゃないんですか。要するに、そういうことをきちんとやらないといけないんじゃないかと思っているのでお...全文を見る
○櫻井充君 いや、私はそんなこと聞いていないんですよ。世界の国はもう既にそうなっているんじゃないですかということを申し上げているんです。
○櫻井充君 済みませんが、今頃調査するってどういうことですか。今頃になって調査するってどういうことですか。これ、国家公務員法でいうと懈怠に当たりますよ。これだけ離婚する家族が増えて、そして一人親家庭が増えてきている中で、今頃になって調査するということ自体が問題じゃないですか。 ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  できれば来通常国会にはこういうものを間に合わせていただきたいと思いますが、迅速とおっしゃるんであれば、いかがですか。
○櫻井充君 まあ、もう一声欲しかったんですけどね。迅速という言葉がどの程度の速度なのかよく分からないんで。  それで、先ほど取立ての話だけが随分出ていましたが、まず問題は契約書を交わしていないことだと思うんですよ。その契約書を交わしていない人たちが大半で、口約束であったりとか、...全文を見る
○櫻井充君 ガイダンスはガイダンスでいいんですけど、養育費の取決めができない最大の原因は何ですか。
○櫻井充君 済みませんけど、原因が分からないままこんなことやってどうするんですか、原因が分からないまま。原因が分からないままどうやって対策をつくるんですか。
○櫻井充君 私が調べたものによると、一番は夫婦の仲が悪いんだと、もう一つは、取り立てたい、養育費を支払ってもらいたいんだけれどその能力がないと、これが大きな理由の二つですよ。  こんなことも分からないんですか、あなた。
○櫻井充君 承知していますって、今更承知しているように言わないでくださいよ、紙が回ってきて分かったようなことを言って。  そういう問題じゃないんだよ。本当に、この子供たちが今後どうなっていくんですか。進学率も低いでしょう、そのぐらい知っていますよね。そして、この子たちが、大学な...全文を見る
○櫻井充君 済みませんが、僕、別にただ批判しているわけじゃないんですよ。建設的に申し上げているつもりですよ。だから、こうやらないと問題解決しないんじゃないんですかと申し上げているわけであって、野党であったって何だって、ちゃんと意見聞いてくれたって僕はいいんじゃないかなと。これは別...全文を見る
○櫻井充君 今、僕は不登校と引きこもりと摂食障害の患者さんの治療に当たっていますが、基本的に言うと、考え方はみんな一緒です。  一つは否定的であること。それで、否定的なので自分に自信が持てないこと。それから、周囲の評価を気にし過ぎていること、簡単に言うと見え張りであるということ...全文を見る
○櫻井充君 ありがとうございます。  最後に、もう一つお願いがあります。今診療している中で、僕は家族療法を取り入れているんですが、本人だけを診療しても決して良くなるわけではありません。ですから、非行を犯した子供たちに対して、この子だけカウンセリングをやっても、家庭の中に戻ってい...全文を見る