加藤公一

かとうこういち



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加藤公一の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月05日第154回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  今回は、土地家屋調査士法、司法書士法、一括で出ておりますが、土地家屋調査士法につきましては、本日の諸先輩方の議論の中でおおむね疑問点は払拭をされておるかと思いますので、司法書士法の改正案、とりわけ、簡裁の訴訟代理業務の部分につ...全文を見る
○加藤(公)委員 では、別の観点から伺いますが、司法修習生、司法修習については、今一体だれがこの費用負担をされていらっしゃいますか。
○加藤(公)委員 確かに、今の御説明のとおり、法律に従って国の予算で司法修習を行われている。一方、司法書士の皆さんは任意の研修だからと言われればそれまででありますが、しかし、別の観点ですと、これまで弁護士さんのみが認められていた訴訟の代理業務が、たとえ一部とはいえ司法書士さんにも...全文を見る
○加藤(公)委員 確かに、研修を受けるかどうかは任意かもしれませんが、国の司法制度の中でいえば、あくまでも利用者の利便性を向上させるために司法書士さんにもその簡裁の代理業務を受け持っていただくという考え方もあるわけでありまして、片や司法修習、確かにこれは弁護士さんのためだけじゃあ...全文を見る
○加藤(公)委員 司法修習の費用を全額国が負担するのがいかがかという議論があるという、私はそこまで予想しておりませんでしたが、御発言をいただきまして、感激していいのかどうかわかりませんが、この手の質問をするというのはなかなか勇気の要ることでございまして、実はこの委員会にもその司法...全文を見る
○加藤(公)委員 ぜひお考えをいただきたいというふうに思います。  続きまして、同じく研修の件でございますけれども、この研修を実際にいつから始められるのか。この点、改めて伺いたいと思います。
○加藤(公)委員 では、その研修を始めるとして、一体どれぐらいの方がその研修を希望されるというふうに見込んでいらっしゃいますでしょうか。
○加藤(公)委員 そうしますと、初年度、この法律が施行された後、まずとにかく、ざっとですけれども、約一万人の方が研修を受けたいというふうに希望されたといたしますと、果たして、その方々が皆さん研修を終えられるまでにどれぐらいかかるとお考えでいらっしゃいますか。
○加藤(公)委員 法が施行されますと、世間では、あ、なるほど、今度は司法書士さんの事務所に行ってもこういうことをお願いできるんだということに、一般の利用者からすると、そうとられるわけでして、普通であれば来年の四月一日から、あ、書士さんの事務所に行けば簡裁の件はお任せしていいんだな...全文を見る
○加藤(公)委員 もちろん急いでいただきたいのはやまやまですし、それは書士会の連合会の皆さんもそう御努力をされることになると思うんですが、そうはいっても、一万人がある日突然同時にその認定を受けられるわけじゃないわけですから、資格認定が始まった後も、ある方は何かしらの理由で先に代理...全文を見る
○加藤(公)委員 それであれば、私よりも法律のプロの方がつくられた法案でありますから、その研修の指定の施行だけ先にすればよかっただけのことではないかと思いますが、いかがですか。
○加藤(公)委員 大臣に法律のプロじゃないと言われると、それはちょっと私もかみつかなきゃいけないわけでありまして、私は、国民の代表として、偉大なる素人の代表だと思って質問させていただいていますが、ぜひ誇り高き法律のプロとしてやはり法務大臣は御答弁をいただかなきゃいけませんので、ち...全文を見る
○加藤(公)委員 率直なところ、その研修で簡裁の代理業務が十分に行えるようになるというふうにお感じになられますでしょうか、大臣は。
○加藤(公)委員 確かに、書士会の連合会さんの方で恐らくは研修をされるということになると思いますから、そこは当然、必要な事項というのは盛り込まれるんだと思いますが、私の感覚からいたしますと、そうはいっても、例えば模擬裁判をやったり技術的な指導を受けても、実際、現場でOJTがないと...全文を見る
○加藤(公)委員 時間の関係がありますから少しはしょりますが、要は、現状ですと、司法書士さんが簡裁の代理権を得られても、例えば弁護士事務所にお勤めになってとか、あるいは、もちろん今の法律でいえば弁護士さんと共同の事務所を持ってというわけにいかないわけですので、実地でOJTというの...全文を見る
○加藤(公)委員 実際に、司法書士さん約一万七千有余人の中でいいますと、一七、八%になるんでしょうか、二割弱の方がこの規定によって登録をされているわけですけれども、これは書士さんに限らずいろいろな資格がそうでありますけれども、一方では試験があって、一方では、私ども政治家の最近話題...全文を見る
○加藤(公)委員 確かに、国民的財産というふうに言われると、大層な知的資産かなというふうに思えてくるわけでありますが、しかし一方で、余り言いたい話ではありませんけれども、最近、裁判所の、最高裁の事務官の方の不祥事というのが二つ続けて発生もしておりますし、こういうスキャンダルの議論...全文を見る
○加藤(公)委員 きょう公取の方にもお見えいただいているかと思いますが、ちょっと確認をさせていただきますが、この規定がなくなったときに書士会及び書士会連合会の会則に報酬規定を置くということになると、これは独禁法に触れますか、どうですか。
○加藤(公)委員 ということですので、今後は、自由に決められるというよりは自由に決めなければならないわけでして、そのときに、先ほども申し上げましたけれども、あくまでも利用者の利便性という観点からすると、個々の司法書士さんの報酬というのが公開をされていなければならないと思いますが、...全文を見る
○加藤(公)委員 今の答弁の最後のところを確認させていただきますけれども、今、現行の司法書士法施行規則の十七条で、報酬に関する規定を掲示する義務というのがありますが、では、これが今後は個々の資格者の報酬を明示させるということになるということでよろしいですか。
○加藤(公)委員 そのときに、今もその掲示あるいはインターネットでの公開という話がありましたが、掲示をするといっても、一般の方がよくよく相談した後でないと見えないというのでは実は競争にならないわけでありまして、本当のことを言えば、表から見えるぐらいじゃないと意味がないと思います。...全文を見る
○加藤(公)委員 その点、改めてお願いをして、あとインターネットの件も、それをやったからオーケーとぜひ思わないでいただきたいというふうに思います。まだまだ利用されていない方は多いわけでございますので。  最後になりますが、あくまでも利用者の利便性の向上という観点から、この法律も...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○加藤(公)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し趣旨の説明といたします。     司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   この法律の施行に伴い、政府及び関係機関は、次の点につき格段の配...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○加藤委員 おはようございます。民主党の加藤公一でございます。  先週に続きまして、きょうは、法律のプロの大臣にじっくりとお話を伺ってまいりたいというふうに思っております。  商法、基本法でありまして、きょうから質疑ということですので、図らずもトップバッターでございますから、...全文を見る
○加藤委員 確かにおっしゃるとおり、企業活動のグローバル化というのは当然の流れでありまして、そのために法改正、商法を改正するということにはもちろん異論はないわけでありますが、一方で、日本の国内を見ますと、最近、企業の不祥事というのが立て続けに発生をいたしておりまして、余り実名を出...全文を見る
○加藤委員 今のお話ですと、大規模会社が委員会等設置会社を選択した場合には、監査委員会の機能が高まっているから不祥事が減るのではないかというお話でございましたけれども、その選択というのは当然企業に任されているわけですから、今回の法改正だけで果たして本当に不祥事が防げるんだろうかと...全文を見る
○加藤委員 きょうは、トップバッターでございますので、この件についてはまずこの辺にしておきたいと思いますが、執行役を分離するとかあるいは社外取締役を入れるということについても、それを選択したからといって本当にそれで不祥事が減るのかというのは若干疑問を持たなければならない部分もある...全文を見る
○加藤委員 一方で、今のお話で僕ちょっと納得できないのは、これは二百九十四条の二というところだと思います、いわゆる総会屋に利益供与したらだめよというような話のところですが、そこについてはこの二百六十六条の二項、三項の規定を適用するということが実は書いてありまして、一部は適用するが...全文を見る
○加藤委員 昨年の商法の改正なども踏まえて考えると、今のお話ですと、取締役の責任を随分軽くする方向に動いているように思えてなりません。何でもかんでも重くすればいいと言っているわけでは全然ないんですけれども、余りにも軽くし過ぎなんじゃないかなというふうに私は思うわけですね。  今...全文を見る
○加藤委員 きょうは第一弾でございますので、承って、私もまた勉強させていただいて、後のバッター、もしくは来週以降また確認をさせていただきたいと思います。  一点、ちょっとこれは確認なんですが、取締役の会社に対する責任に関する部分でございます。改正後の特例法の二十一条の十七第一項...全文を見る
○加藤委員 先ほど来の議論と今の件とあわせて、少しまた研究をさせていただきたいと思います。  次に進みますが、今回、改正後の商法でいいますと二百五十三条ということになりますでしょうか、すべての株主が電磁的記録で提案に同意したときはその提案を可決する総会の決議があったものとみなす...全文を見る
○加藤委員 この御時世ですから、電子メールを使って非常にスピーディーに議決が図れるというのは、それは大変すばらしいことだと思いますし、私も異を唱えるものではないんですが、一方で、電子メールの利便性の裏側に大変危険な部分も当然ございまして、特にメールの場合ですと、成り済ましとか、あ...全文を見る
○加藤委員 今の答弁ですと、もう不正防止は会社の方に任せますよという話なんですが、現状では、例えばパスワードであったりあるいは電子署名であったりという技術を使っても、一〇〇%不正を防止するというのは非常に難しいだろうと思います。これは実際、紙に判こでも同じかもしれませんけれども、...全文を見る
○加藤委員 不正があったときにその会社が損失をこうむるというだけであればそちらにもう任せているだけでいいとは思うんですが、実際には、この商法を変えるということは日本の経済の根幹を変えるような話でもありまして、国家に対する影響というのは非常に大きいだろうと思うんですね。不正であると...全文を見る
○加藤委員 そうしますと、取締役と執行役が分離されたときには、取締役は会社の基本的な方針、意思決定をして、執行はすべて執行役に任せる、こういう話ですから、当然その執行役が交渉に出てくる。ここまではわかるんですが、そうはいっても、一方で、人事労務に関することというのはまさに会社の根...全文を見る
○加藤委員 わかりました。それもまた少し勉強させていただきたいというふうに思います。  では、時間も迫っておりますが、ちょっと計算の件について伺いたいと思います。  現行商法ですと、計算関係の規定というのが要するに商法の中に入っているわけでありますが、今後これが省令に委任をさ...全文を見る
○加藤委員 頻繁に改正が行われるとか、速やかに対応する、もうおっしゃるとおりで、企業会計が国際化されていきますから、もちろんそういうふうに対応していただかなければいけないと思うんですが、だからといって、法律で規定していたものを省令にするのが本当にその趣旨に合っているのかというとこ...全文を見る
○加藤委員 では、法律から省令に委任をするという件について、別の観点からちょっと伺いたいと思うんですけれども、今回の整備法案の方で、農業協同組合、それから水産業協同組合、信用金庫、労働金庫等についてなんですが、商法の計算規定を準用するという規定が一部削除されて、かわりに、内閣府令...全文を見る
○加藤委員 迅速は本当によくて、速やかに対応してほしい、企業会計を国際化してほしいというのは本当にそのとおりなんですが、かえって省令にするとどうも迅速じゃないように思えてならなくて、例えば改正後の商法で二百八十五条あるいは二百九十条のこの条文を準用するということを、それぞれの、例...全文を見る
○加藤委員 ということになると、やはり法律で今のように定めておいていただいた方がいいんじゃないかと思うんです。まあ余りここでしつこくやっても始まりませんので、これもまた次回以降に譲りたいとは思うんですが、趣旨として、企業会計の原則を国際基準に合わせるとか、その変化に迅速に対応する...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○加藤委員 民主党の加藤公一でございます。  お昼前、最後でございますので、空腹の皆さんも多いかと思いますが、もう二十分ほど集中して、御協力をいただきたいというふうに思います。  昨今、ちょっとほかの委員会に大分時間をとられておりますので、坂口大臣と議論をさせていただく時間が...全文を見る
○加藤委員 直近では、もう既にそういう皆さんが出ているわけですから、今おっしゃられたとおりのことをどんどんやっていただければいいと思うんです。  大臣も御存じだと思いますけれども、日経連の調査で、これは二〇〇〇年の調査ですけれども、高校新卒者の採用に関するアンケートというのがあ...全文を見る
○加藤委員 おっしゃるとおりでございますのでもう申し上げませんけれども、七五三の問題なんかもあるわけで、離職が多過ぎて採用できないということも当然あるでしょうから、その部分も含めてですけれども、これまた引き続きどこかのタイミングで議論をさせていただきたいと思います。  次のカテ...全文を見る
○加藤委員 今の御答弁の中、まず冒頭にありました訓練延長給付の件なんですけれども、もちろん失業給付が切れてしまった方に対しては非常に助かる制度であろうと思います。ないよりはよほどいいとは思うんです。しかし一方で、現実のところを聞きますと、何にも目的を持たずに、とにかく何か訓練を受...全文を見る
○加藤委員 それともう一つは、今の訓練延長給付とか生活資金の貸付制度とか、セーフティーネットとして給付をする部分というのは、もちろん制度を見直した上でぜひやってほしいと私も思いますが、最終的には何かしらお仕事についていただかなければいけないわけで、そこの機能が今の日本には決定的に...全文を見る
○加藤委員 きょうは時間がないので細かいお話をしなかったので、ちょっと失礼かとは思いますけれども、イギリスで成功している事例というのをぜひちょっと研究してください。非常に有効な方法だと思いますし、民間委託で、公費を使うのが成功報酬なんですね。  これはちょっと日本だと財務省が何...全文を見る
○加藤委員 私もちょっと資料をいただいたり、あるいは今の副大臣のお答えを聞いておりますと、これは昨年議論させていただいたときに、大臣が、あくまでもつなぎだから、これをきっかけに常用雇用につながってもらわなければいかぬのだというお話をいただきました。私も全くそのとおりだということで...全文を見る
○加藤委員 ぜひ今の点、お願いします。常用雇用につながれば本当にいい話でありまして、前回もそうでしたけれども、森林組合に限らず、ほかもお願いをしたいと思います。  済みません、時間が限られておりますので、ちょっとはしょりますが、先日、研究会の報告書ということで、キャリアコンサル...全文を見る
○加藤委員 では最後、一問だけ伺います。  同じであるとすれば、このキャリアコンサルタントを今後五万人養成をする、ハローワークだの学校だのいろいろなところでいわゆるキャリアカウンセリングをしていただくということになるんだと思いますが、報告書を拝見しますとまだまだ非常に抽象論が多...全文を見る
○加藤委員 ぜひ御検討をお願いします。  済みません、少々延びまして。終わります。
04月19日第154回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○加藤委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     商法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 委員会等設...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○加藤委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し趣旨の説明といたします。     公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮を...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○加藤委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     更生保護事業法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 ...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○加藤委員 民主党の加藤公一でございます。  本日は、健保法の審議に当たりまして、今回の法案がなぜここまで多くの国民の皆さんから御批判を浴びているのかという点を少し考えてみたいと思います。  その理由は、私思いますに、信頼という言葉に集約できるんじゃないかと思います。政治に対...全文を見る
○加藤委員 せっかくおいでいただいたので、もう少しお待ちいただいて、もう質問はいたしませんが、この後の議論を少し聞いておいていただきたいというふうに思います。  先日、もう皆さん御案内のとおり、関西医科大学の研修医の過労死の事件というのがありまして、大変残念な事件でございました...全文を見る
○加藤委員 私も、せっかく質問をさせていただきますので、大臣の御出身の大学のホームページなどを拝見いたしましたり、あるいは内閣のメールマガジンも拝見いたしたわけでございますけれども、三重大学の医学部では、三重県内のほとんどすべての病院に医師を派遣している、関連病院に派遣をしている...全文を見る
○加藤委員 では、届け出が必要なわけですね、大学が職業紹介を行うときには。  別にどこの大学を例に調べてもよかったんですが、せっかくでございますので、敬意を表して先ほどの三重大学の件について調べさせていただきました。その届け出の書類を見せてほしいということを三重の津の職業安定所...全文を見る
○加藤委員 余り大臣の母校ばかりをいじめてもしようがないので、産業医科大学についても調べさせていただきました。ちゃんと無料職業紹介事業届け出書、提出をされてございます。重要ですね、この書類が残っているということは。  残っているのはいいんですが、この無料職業紹介事業を届け出る、...全文を見る
○加藤委員 では、確認をさせていただきますが、大学として一つ無料職業紹介の届け出を出していれば、その大学の職員の人はだれが職業紹介事業をしてもいいということになりますが、それでよろしいんですね。
○加藤委員 縁故でというのは、単発的に、つまり業務としてではなく行われている場合ではないかと思います。業務としてというのは、法律上は、別にビジネスとしてやっていなくても、同じ行為が反復をされていればそれは業務のはずでありまして、関連病院に毎年紹介をされているんですよね、医局からは...全文を見る
○加藤委員 水かけ論になりますからこのぐらいにしますが、ホームページで関連病院まで並べ立てて、産業医科大学のホームページだって関連病院といってずらっと病院名が並んでいるんですよ。どこが縁故なんですか。冗談言っちゃいけませんよ。これは業としてやっているんです、業として。  では、...全文を見る
○加藤委員 いいですか。では大臣に確認をとりますから、よく聞いてくださいね。  労働者供給とは、供給契約に基づき労働者を他人の指揮命令を受けて労働に従事させることをいう。  まさに、上司の命令、医局の命令を受けて労働に従事させられているじゃないですか。大臣の実体験も踏まえて、...全文を見る
○加藤委員 私は、法律論ではなくて、本来は政策論を議論したかったり哲学論を議論したかったりするんですが、冒頭申し上げたように、関西医科大学で研修医の方が過労死をしているんですよ。お一人命を落とされて、裁判になって、大阪高裁で、それは労働者に該当するという判決までもう出ているわけで...全文を見る
○加藤委員 せっかく厚生省と労働省が一緒になって厚生労働省になったわけですし、坂口さんが大臣をされているというタイミングでもございますので、この問題について政府の統一見解をまとめて、発表していただけませんでしょうか。大臣、いかがですか。
○加藤委員 本来であれば私の好きな締め切りを設定したいところでありますけれども、きょうのきょうの話でありますから、きょうのところは締め切りは設定いたしませんが、大至急お願いをしていきたいと思います。大臣、非常に真摯にこうした問題には取り組んでいただけると確信をいたしておりますので...全文を見る
○加藤委員 政府の税調の方でも、この点はもう見直しをという答申が出ているにもかかわらず、なかなか進まない。非常にじくじたる思いがございます。  改めて、財務、総務、それぞれ一言ずつ伺いますが、撤廃する気はありますか。
○加藤委員 今回の健保法の改正は国民負担を強いるわけでありますから、しかも、これだけ厳しい経済状態の中で、サラリーマンの皆さん、そして高齢者の皆さんに、もっと払ってよ、簡単に言えばこういう話ですから、そのときに、この優遇税制、そのまま手つかずで、とにかく出せるところから出しなさい...全文を見る
○加藤委員 そもそも、診療報酬の問題と税制を一緒くたにするからこういうことになるわけでありまして、診療報酬は診療報酬でちゃんとフェアなシステムにしたらいいし、税制は税制で簡素、公平にすればいいだけの話なんです。  それを何か裏取引みたいにぐちゃぐちゃ細かなところで妥協しようと思...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○加藤委員 民主党の加藤公一でございます。  委員長に冒頭ちょっとお話を申し上げたいのですが、この重要な健保法の審議でこの委員会の出席状況、大変厳しいものがございまして、私もほかの委員会の理事と兼ねておりまして、別の委員会、出席できない、それは委員の方もいろいろ事情はあるんでし...全文を見る
○加藤委員 足りていればいいというものじゃないような気もいたしますが、今回は一昨日の審議に続いて田村政務官にはお待ちいただいておりますので、この出席は大変残念ではありますけれども、続けさせていただきます。  おとといの審議の折にも、今回の健保法の改正については大変な大きな批判が...全文を見る
○加藤委員 では、一般論として伺いますが、適切な検査かどうか、あるいは適切な治療かどうかというのは、患者さんの側からすればそれは常に納得をしておきたいと思うのが当然でありまして、それはどうやって今確かめられているんでしょうか。
○加藤委員 今の話は、確かに現状はそうなんだと思いますが、診察を受けている本人がわからないんですよね、それは。私がその眼科に行って診察が終わったときに、きょうはこの検査とこの検査はこのためにやりました、この診察はこうでした、この治療はこうでしたと全部明細が出て、だから保険が金額こ...全文を見る
○加藤委員 いや、何度お答えいただいても結果は一緒でありまして、その場で患者さんに説明をしなかったら意味ないんですよ、実際は。  今までも、医療費の内容のわかる領収書は、発行に努めろという通達は出ているようでありますけれども、実施可能な医療機関においてはなんていう条件がついてい...全文を見る
○加藤委員 今田村さんがお答えになったのは、不正というのは、もうこれは私から言わせれば犯罪でありまして、詐欺みたいなものですね、不正というのは。私が言っているのは不当の方。つまり、治療したけれども必要がなかったという場合です。それが発覚したら保険者に返還をさせるということですけれ...全文を見る
○加藤委員 一定の条件って何ですか。
○加藤委員 つまり、今の制度だと、患者さんが払い過ぎた場合、一万円までだったら気がつかないでそのままいっちゃいますね。それは確かに、ほかの方法で何かしら一生懸命自分がチェックをすれば気がつく場合もあるかもしれませんけれども、消費者側が、患者さんの側がそれをわざわざチェックしなきゃ...全文を見る
○加藤委員 ぐあい悪い人が病院に行って、要らない検査や治療をされて、余計に払って、それをこっちが調べなきゃいけなくて、しかもそれを民事で最後は裁判やって取り返せなんて、そんなばかな話ありませんよ、そんな話は。  しかも、民事のお話とおっしゃいましたけれども、民事の話だというので...全文を見る
○加藤委員 大臣に伺います。明細を一〇〇%明らかにした領収書は、いつになったら出していただけるんでしょうか。  答弁できないんだったら、ちょっと時計とめてくださいよ。大臣。
○加藤委員 御理解をいただきたいと言われても、全く御理解はできないんですが。  要するに、今回、負担を強いるんだから、だからむだや不正はなくしますよ、改革していますよということが前提なんですよ、やはりこれは。そこの筋が通っていないから、政治家も医療保険も医師も、みんな不信を買う...全文を見る
○加藤委員 余り詰めませんが、いつまでにやってくださるかどうかだけ、局長、一言。締め切りを設定してください。調査の締め切り。
○加藤委員 今国会中にぜひ報告をしてください。  続いて、先日の議論の中で、医局からの医師の派遣というのが職業紹介事業なのか、あるいは労働者供給事業に当たるんじゃないか、私はここを問題提起させていただきましたが、まず最初に、一般論として整理をしておかなきゃいけませんので、職業紹...全文を見る
○加藤委員 非常にわかりやすくまとめていただいてありがたいと思うんですが、そうなりますと、一昨日の議論の中で出てきた医局からのいわゆる医師の派遣。皆さん派遣と言っているから、あえて法律用語じゃない意味で派遣と使いますけれども、医師の派遣というのは職業紹介に当たるのか、それとも労働...全文を見る
○加藤委員 当然、個々のケースによって違うというのはわかるんですが、それが混然一体となっているのが今の医局の大問題でありまして、先日の御答弁の中でも、これは大臣からですが、一族一党という表現が出ておりまして、まさしく上下関係があるんです。従属関係があって医師を派遣して、さっき局長...全文を見る
○加藤委員 実は昨日でありますけれども、一昨日議論をさせていただいた件を、私も大変友人に医師が多いものですから、その医師あるいはその御家族の皆さんにも少し御意見を伺いましたが、やはり現状は惨たんたるものがあって、残念ながら過労死の事件が起きてしまいましたけれども、うちの息子もいつ...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○加藤委員 民主党の加藤公一でございます。  先週、もう二回質疑をさせていただきましたが、引き続いて、何ですか、どうしても田村政務官がたくさん答弁をしたいというような御要望をいただいているようでありますので、田村さんとじっくりと御議論をさせていただきたいと思うんですが、途中で大...全文を見る
○加藤委員 最後にもう一つ聞いた件、お答えください。その把握されていない状態で、いいと思っているのか、それともそうでないのか。
○加藤委員 検討していただくということになりますと、やはり責任者に締め切りを設定していただかなきゃいけませんので、大臣、いつまでに御検討いただいてお返事いただけますでしょうか。
○加藤委員 さっき申し上げたように、問題点があることは、これはもうお互い共有をしている話でありますし、ほったらかしにしておいて決して改善される話ではありませんので、武士の情けできょうだけは締め切りを設定しませんが、ぜひ、ぜひ把握をしていただきたい。これがわからない以上、次の議論に...全文を見る
○加藤委員 これは先週も御議論させていただきましたけれども、結局それでは不十分だからこそ問題がいまだに残っているわけでありまして、今わずかこれだけ議論をさせていただいても、最初に御説明をしたというか共有をさせていただいた問題点というのは、患者さんがその医療機関で一日診療が終わった...全文を見る
○加藤委員 今のお話の中にもありましたけれども、手間と費用がかかるからなかなかできないという話でしたが、そもそも、これは先週も申し上げましたけれども、世の中に存在をする商品やサービスで、明細のついた領収書を渡すのはちょっとうちのビジネスとしては手間ですから出せませんよなんというも...全文を見る
○加藤委員 先週も同じことを言ったんですけれども、御理解いただきたいと言われても、私、御理解できなくて、だめなものはやはりだめなんですよ。必要なものは必要なんですよ。それができない理由が、医療機関の手間と費用がかかるから出せませんというのは、これはやはりどう考えたって納得いく話じ...全文を見る
○加藤委員 水かけ論をしていると後の時間がなくなっちゃうと困るので、では、せめて、手順はいつ発表していただけるんですか。
○加藤委員 先週の医局の問題は、大臣が言っていただいた締め切りに私は一つもけちをつけずにそのとおり納得をさせていただきましたが、この件、秋風が吹くまでというのは、到底、結構ですとは言えません。  今、健康保険法の審議をしていて、大問題だとこの間からずっと議論になっていて、もう何...全文を見る
○加藤委員 もちろん、一日も早くやっていただかなきゃいけませんから、別に私が秋風吹くまで待とうという話じゃないんです。ただ、締め切りというのは、一たん設定をしたら、そこまでにやればいいというルールでありますから、秋風吹くまでといったら、結局、後ろ倒しすれば秋でいいという話でありま...全文を見る
○加藤委員 今回の議論は、これはもうぜひ国民の皆様にも見ていただいて、ことしは、何ですか、夏はエルニーニョがあって異常気象も起こるようでありますから、秋風が早く吹くかもしれませんので。大臣、秋風吹くとおっしゃったのは大臣ですから、これが七月に吹こうが八月に吹こうが文句を言わないで...全文を見る
○加藤委員 本来であれば、先ほどの明細のわかる領収書が発行されれば、第一段階としては患者さんがそこで自分で見るというのが当然の筋でありますし、その審査機関というのは本来は二次的なチェックになるべき話だろうと思うのです。  仮に、今不当な請求というものが発覚をしたとします。今は患...全文を見る
○加藤委員 先週、その一万円以下のところ、なぜ通知ができないかというお話を聞いたときに、政務官御自身が、保険者の事務費が随分かかるからできないんだというお話でしたけれども、その額がわかっていなくて、かかりそうだからできないというのは、これは話がおかしくないですか。御自身でおっしゃ...全文を見る
○加藤委員 その不当請求が、じゃ、そんなに比率が高いのかという話になっちゃうわけですよ。それは、一件一件はもしかしたら手間は一般の通知よりも多少かかるのかもしれないけれども、不当に請求されている比率がそんなに高いものでないと仮定をすれば、全体の費用、コストというのはとりわけ大きく...全文を見る
○加藤委員 本当は、きょうは幾つも締め切りを設定しなきゃいけないのが私の役割なんですけれども、後ろに大きな話が控えているのでちょっとこれは流しますけれども、一万円未満の話は非常に重要なことであって、患者さんが、要するに医療機関のミス、もしくは、心ない人はもしかしたらミスじゃないか...全文を見る
○加藤委員 そうすると、民事の問題ということになると、医療の世界でそれは自由診療ということになりますよね。一言、確認をさせてください。
○加藤委員 保険から払われない診療を自由診療と言うんじゃないですか。確認させてください。一言だけ。
○加藤委員 今の話ですと、保険請求をして、一部ここは保険にふさわしくないと除外された。そうすると、ある部分、一連の診療行為の中で、ある部分は保険適用で保険診療、でもここは違うよと言われたところは自由診療、こういうことになるんですが、これはいわゆる混合診療に当たるんじゃないかと思う...全文を見る
○加藤委員 いや、保険の範囲内だと言うけれども、保険がきかないわけじゃないですか。請求したのに、そこは保険適用外ですよと言われたわけですよね。違うんですか。
○加藤委員 だとするならば、その保険申請をして、請求をして、ここは全く保険は適用されませんから、あなた方勝手にどうぞ、医療機関と患者さんで勝手に話をつけてください、こういう話ですよね。そういうことになりますね。  保険請求された分は保険者から医療機関に払われる。患者さんが払った...全文を見る
○加藤委員 それは患者さんは理解できませんよ。要するに、本来だったら十割医療機関が持たなきゃいけないけれども、七割は医療機関が持つんだから、三割は患者さんが持ってくれという話で——時間になっちゃったから、本当はもうちょっとお話をしたいのですけれども、余り場外ではお話ししたくないの...全文を見る
06月20日第154回国会 衆議院 本会議 第43号
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○加藤公一君 民主党の加藤公一でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました厚生労働委員長森英介君解任決議案に、賛成の討論をいたします。(拍手)  去る六月十四日、厚生労働委員長森英介君は、健康保険法等の一部を改正する法律案外一件の審議におい...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 国土交通委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○加藤委員 おはようございます。民主党の加藤公一でございます。  きょうは、国土交通委員会の諸先生方には、連合審査をお受けいただきまして、改めてお礼を申し上げたいと思います。また、きょう、扇大臣が和服でお見えでいらっしゃいまして、私も国土交通関係で質問させていただくというのはな...全文を見る
○加藤委員 なかなか国会の議論というのは立体的じゃないものですから、ここでホワイトボードでも使って議論するともう少しわかりやすいと常々思っているんですが。  法律用語じゃなくて、もう少し雑駁な議論で確認をさせていただきたいんですが、私が何を心配しているかというと、この少数者の方...全文を見る
○加藤委員 更地の価格が、つまり、建てかわったことを前提にというよりは、建てかえられるからその土地の値段が高く評価されるんだ、それを基準にするんだとおっしゃっているのか、それとも、高く土地の値段が評価されるだけではなくて、実際に建てかえた場合には、そこから、要するに、その更地価格...全文を見る
○加藤委員 いいですか。更地の価格が高く算定をされるというのは、あくまでも土地の値段だけの話じゃないですか。それは、容積率が今度目いっぱい建てられるから今までよりも土地の値段を高く算定するんですといっても、その土地の値段が近隣の更地の価格より大幅に高くなるということじゃないですよ...全文を見る
○加藤委員 何でこれを聞いたかというと、売り渡し請求のときの売買の時価にもし仮にそれが入らないとするのであれば、別の何かサポートをしてさしあげないといけない。言い方を変えれば、わずか自己資金があれば建てかえに参加したいという人のために何か融資をしてさしあげれば、その方がそこに住み...全文を見る
○加藤委員 法務省の御答弁に法務大臣が確認をしていただきましたのでよしとしますが、扇大臣がおっしゃったことは土地の部分であって、建てかえた後の余剰分を売買して充当するという話とはちょっと違うと思います。大臣のおっしゃったことはおっしゃったことでわかりますが、ちょっと私の議論とは違...全文を見る
○加藤委員 建てかえがそれだけ進んでいくということになりますと、新しくできる建物だけ考えていれば、何か町がきれいになっていいように思われるかもしれませんけれども、一方で、当然のことながら、建設廃材、産業廃棄物が出ていくわけでありまして、大量の産廃が出ていくんですけれども、それにつ...全文を見る
○加藤委員 その建設資材のリサイクル法の件、私も素人ながら多少見させていただいたんですが、先ほど御答弁あったように、今後、どんどん建てかえがふえていった場合に、このリサイクル法にのっとってすべて処理されたとして、果たしてそのリサイクルの需要がそれだけあるのか。つまり、出てきたもの...全文を見る
○加藤委員 ぜひその点はやっていただかなければいけないことだと思いますので、また今後、そこは御期待をしたいと思うんです。  いずれにしても、マンションの建てかえがどんどん進んだときに、環境の問題も出てくるし、あるいはコストの問題も出てくるし、何でもかんでもどんどん建てかえていけ...全文を見る
○加藤委員 実際には、マンションが売り買いされる市場原理の中で、長もち住宅が皆さんに支持されるかどうかというところがポイントなんですが、ぜひ進めていただきたい点だと思いますので、今後に期待をしたいと思います。  ただ、そうした住宅を今後つくっていくにせよ、今あるものについて、た...全文を見る
○加藤委員 そうした場合なんですが、今、最長でも二十年ですよね。それでもわからないことというのも実はあるんじゃないか。今申し上げたように、不幸にして災害によって建物が損傷したり倒壊をしたりして発覚をするとか、あるいは建てかえのときに初めてわかるなどということもあるわけでありまして...全文を見る
○加藤委員 ぜひその点、厳しくお願いをしたいと思います。実際に買われる皆さんからすると、一生に一度の大変大きな買い物のはずでありまして、ぜひそこをお願いしたい。  では、最後に一問、伺います。  マンションを買われる方が、何十年かそこに住んでいらっしゃって、その後、建物が老朽...全文を見る
○加藤委員 時間ですから終わりますが、ぜひ、買われる方に、その前の段階で、新築であろうが中古住宅であろうが、買われる前の段階で、これは知っていると知っていないとでは後の問題が大きく変わってくると思いますので、その広報、周知徹底だけは厳しくお願いをしたいと思います。  終わります...全文を見る