加藤公一

かとうこういち



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加藤公一の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○加藤(公)委員 おはようございます。民主党の加藤公一でございます。  今国会、私ども民主党前原代表が安全国会というふうに名前をつけておりまして、きょうの質疑もその観点から、一つはアスベストの問題、そして一つは鳥インフルエンザを含めた感染症対策の問題、この二つのテーマを中心に、...全文を見る
○加藤(公)委員 昭和四十七年、一九七二年に、おおむね、アスベストの発がん性、危険性について御認識をされたということでありますが、では、それ以降、政府としてどんな対応をしてこられたのか、これを整理して御説明いただけますでしょうか。
○加藤(公)委員 確かに、今のような御説明を承りますと、もちろん政府が何もしてこなかったということを言うつもりはないのでありますが、残念ながら、結果として、ほかの先進国と比べますと、日本の対策が後手後手になってしまっていた感は否めません。昭和四十七年、一九七二年に、先ほど大臣から...全文を見る
○加藤(公)委員 お立場上そうとしか言えないところもあるのかもしれませんが、ちょっと別の観点から申し上げますと、例えば、日本の場合、このアスベストを建材であったりあるいは建築物の耐火構造に大変多く使用してまいりました。  例えば、これは建築基準法上の取り扱いでありますけれども、...全文を見る
○加藤(公)委員 今回の新法も、スピード優先ということでいたし方ないというお気持ちもあるのかもしれませんが、私は、救済のレベルとして決して十分だというふうには考えてはおりません。  ただ、今、小池大臣がおっしゃったように、省庁ごとの縦割りではなくて、実際に被害が発生をしている以...全文を見る
○加藤(公)委員 もちろん、細かなことまでここで御答弁いただくというのは難しいとは思うんですが、一つこれは御提案として、今まで、例えば中皮腫一つ取り上げても、実際に、どういう方がその病気になられて、どういう治療をしてどういう結果が出たということは把握をされていらっしゃらないと思う...全文を見る
○加藤(公)委員 これはぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。  実際に、今後日本の社会からアスベストをなくしていくことができたとしても、仮にノンアスベストの社会ができたとしても、潜伏期間が三十年、四十年という病でありますから、かなり長い、先の将来まで被害が発生をする可能性...全文を見る
○加藤(公)委員 委員長からいい御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  今の九十億円の拠出の中で、今大臣もおっしゃいましたけれども、事務費がその中に含まれているかと思いますが、その事務費というのは毎年幾らぐらいを想定していらっしゃいますか。
○加藤(公)委員 そうなんですね。私もその十五億円、聞きまして随分高いなというのが率直な気持ちなのであります。  私はお役所勤めをしたことがありませんから、もしかしたらこれが相場だという御意見があるのかもしれませんが、九十億円毎年拠出をしていただく、地方自治体やあるいは事業者の...全文を見る
○加藤(公)委員 今、大臣がくしくもおっしゃいました。今回のこの枠組みで新たな機構をつくるわけではない、こういうお話でしたが、実は、これは環境省の職員の方も同じことをおっしゃっていました。今までの感覚でいうと、こういう救済措置をやろうと思うと新たに一つ組織をつくっていただろう、し...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣が、今回こういう見込みを立てて毎年十五億円事務費がかかるんだろうと一回言ってしまったから、それを正当化するようにもし答弁をされるんだとしたら、それは残念なことであります。  さっき申し上げたように、四十人要るか五十人要るかは、私はわかりません。もしかしたら...全文を見る
○加藤(公)委員 では、ストレートに聞きます。別に私は小池大臣をいじめるために今ここに立っているわけじゃないんですから。いいですか、二百五十坪のオフィス、しかも坪単価二万五千円、もう細かいこと余り言いたくはないんだけれども、それが適切だと思われるのか、その感性だけ伺います。いかが...全文を見る
○加藤(公)委員 その感性で税金を使われたらたまらないですよ、本当に。そこは反省をしていただかなきゃいけないと思いますよ。さっき大臣、公務員改革も進んでいるさなか、無駄な予算は使いませんとおっしゃっていたけれども、どうしてこれが、それは一〇〇%無駄だとは言いませんよ、私も。ただ、...全文を見る
○加藤(公)委員 今大臣おっしゃっていただいた、その従事というところが実は際どいところでありまして、この従事していた労働者というのはどういう方を指されるのか。つまり、企業に雇用されている方だけなのか、それとも一人親方のように、職人さんのようにお仕事をされていた方も含まれるのか、ど...全文を見る
○加藤(公)委員 雇用されている方がほぼ中心であります。しかし、実際には、例えば職人さんのように一人親方という形でお仕事をされている方でアスベストを暴露されている方、非常に多いわけでありまして、この健康管理手帳の交付の範囲というものを少し広げて考えるということは検討していただくわ...全文を見る
○加藤(公)委員 法律上でいえばそのとおりだとは思います。  ただ、私が懸念をしておりますのは、雇用されていた方だけが今回被害に遭われているわけでは決してないわけでありますし、同じようにお仕事をされていても、その働き方の違いによって対応が違うということが被害に遭われた皆さんの救...全文を見る
○加藤(公)委員 そうなんですね。実際には物すごい致死率でございまして、これがさらに世界各国に流行が広がること、今大変な不安を呼んでいるわけであります。  この鳥インフルエンザでありますが、現在、我々が持ち得る治療方法というのはどんなものがあるんでしょうか。大臣、いかがですか。
○加藤(公)委員 その二千五百万人分を目標としていらっしゃるタミフルの備蓄計画でありますが、現在どこまでその備蓄が進んでいらっしゃいますか。
○加藤(公)委員 もちろん、今の段階でこの鳥インフルエンザが日本で流行しているわけではありませんから、先手を打ってタミフルの備蓄をどんどん進めていただくというのは大変いいことだとは思うんですが、実は、もう一つの不安要因というのは、今現在、さっき大臣おっしゃったように、タミフルが治...全文を見る
○加藤(公)委員 時間が迫ってきましたので、きょう、文科大臣にも長らくお待たせをしてしまいましたので、最後に、厚生労働大臣と文部科学大臣にそれぞれに伺いたいと思います。  今川崎大臣からお話のありましたように、鳥インフルエンザを初めとして新しい型のウイルスあるいは細菌、こうした...全文を見る
○加藤(公)委員 実は、この感染症研究の件は、それぞれの研究施設の安全性や研究レベルのところを少し議論させていただきたいと思っておったところなんですが、時間が来てしまいました。  私の地元にも実は感染症研究所がございますし、また、そのうちの一つ、もともとのハンセン病の研究所の施...全文を見る
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○加藤(公)委員 おはようございます。民主党の加藤公一でございます。  先日の委員会質疑に続きまして、この前、しり切れで終わってしまいましたので、それに続きまして、きょうは、感染症対策、そしてその研究のテーマについて伺ってまいりたいと思います。  まず、もう既に皆さんも御承知...全文を見る
○加藤(公)委員 確かに、過去の流行のときとは時代が変わっておりますから、当然のことながら、医療技術や医薬品の進歩もあります。あるいは栄養、衛生状態も変わっておりますので一概には言えないとは思いますが、仮に新しい形のインフルエンザが発生したとしたらその病原性がどの程度の重みを持つ...全文を見る
○加藤(公)委員 正直な御答弁だと思います。  今現在、では、それにすべて対応できるのかといったら、恐らくできないのだろうと思います。ただ、一方では、新型インフルエンザが発生するリスクというのは、これは高まることはあっても、恐らくそのリスクが小さくなることは想定できないのだろう...全文を見る
○加藤(公)委員 本当にそれは基本中の基本だとは思いますが、それだけでいいのかどうか。  予防というのは、お一人お一人が気をつけていただくという部分ももちろんありますけれども、万が一、新型インフルエンザに変異をする前であっても鳥インフルエンザがまた日本で発生するリスク、あるいは...全文を見る
○加藤(公)委員 では、ちょっとだけ進めて別の観点から伺いますが、今お話あったように、日本でなくとも、世界のどこかで人から人にうつるような形にインフルエンザが変異をした、その流行が発生し始めたという場合、あるいは場合によっては日本が最初かもしれません。日本で患者さんが発生するとい...全文を見る
○加藤(公)委員 もちろん、日本にできるだけ入らないようにするというのは当然のことだと思うんですが、今も質問でも申し上げたとおり、場合によっては日本国内で患者さんが発生をするということだって想定しておかなければならないわけでありまして、そのときに、流行の規模を少しでも小さく抑える...全文を見る
○加藤(公)委員 タミフルの備蓄の問題あるいは治療方法の問題はもう少し後で改めて議論させていただきたいと思いますが、私が心配をしておりますのは、先ほど大臣おっしゃったように、予防のために、うがい、手洗いを励行してください、それこそ幼稚園、保育園、小学生からずっと言われ続けていて、...全文を見る
○加藤(公)委員 もちろん、日本で第一号という可能性がないわけじゃありません。ただ、高いとは思っていません、私も。  ただ、世界のどこかで人から人へ感染をする新型インフルエンザが発生してしまったときに、新型インフルエンザの出現が起これば我が国への侵入も避けられないと言っているの...全文を見る
○加藤(公)委員 実際、伝播力が強いであろうという予測は私もわかります。ただ、その程度がどの程度かというのは、これは病原性の問題と同じで、実際に発生してみない限りわからないところであります。恐らく、仮に日本国内で病気が発生をすれば、これは厚生労働省の方ももうお考えだとは思いますが...全文を見る
○加藤(公)委員 今おっしゃられたように、例えば医療従事者の方とか、社会を動かしていく上で必要な皆さんに優先的に医薬品を使っていただくなんということも当然出てくるんだろうと思いますし、あるいは、できるだけ人と接触をお互いしないようになんということも出てくる可能性だってあるわけであ...全文を見る
○加藤(公)委員 正確な情報を事前に知っているということが極めて重要な問題だと思いますので、その線でぜひお願いをしておきたいと思います。  先ほど大臣からの御答弁にもありましたけれども、今度は治療方法の件でお話を伺いたいと思いますが、医薬品としては現状ではタミフルが最も有効であ...全文を見る
○加藤(公)委員 二年間で二千百万人分、つまり、流通在庫分を除いた二千百万人分は確実に日本として手に入るというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○加藤(公)委員 国内生産の件はけさの報道でも私も拝見をいたしましたが、あれは早くても生産開始が二年後以降ということですから、今おっしゃっていた目標の後の話だと思います。それはそれで期待はいたしますけれども、国と地方自治体合わせての二千百万人分というのは、二年間でぜひ備蓄をしてい...全文を見る
○加藤(公)委員 財政的な支援の件は私も承知をしておりますが、聞くところによりますと、きょう現在で、四十七都道府県のうち、行動計画ができていない県もまだ幾つか散見されるというふうに聞いております。  都道府県に、合計で一千五十万人分になりますが、それぞれ備蓄してくださいね、財政...全文を見る
○加藤(公)委員 今の御答弁は、では、四十七都道府県すべて、二年間で備蓄を完了するという言質をとっている、こういうことでよろしいですか。
○加藤(公)委員 いや、行動計画を四十七都道府県がつくることは知っています。ただ、きょう現在、まだ完成していない県もあることも事実だと聞いております。私が心配しているのは、計画をつくるのはいいんです、そこまで約束していらっしゃるのも聞いています。計画をつくったけれども、二年たった...全文を見る
○加藤(公)委員 では、その件は大臣を信用して、お願いしておきたいと思います。  予防、治療に関して言うと、もう一つ、タミフルの備蓄だけではなくて、ワクチンの開発の問題というのも感染症にとっては非常に重要なテーマになるかと思いますが、新型インフルエンザと呼ばれているものについて...全文を見る
○加藤(公)委員 今大臣がおっしゃられたように、四社というか四団体なんですね、インフルエンザワクチンの開発、製造をされるところが。開発期間をできるだけ短くすれば、それだけ日本が負うリスクは小さくできるわけでありますから、それでいうと、何もこの四社じゃなくとも、もっと多くのところで...全文を見る
○加藤(公)委員 きょうはその部分はメーンテーマではないのであえて私からはお名前を申し上げませんでしたが、大臣から御答弁いただきましたので、その四社で本当に十分なのかどうなのか、私もまた今後勉強させていただきたいと思います。  もう一つ、これは新型インフルエンザとは別であります...全文を見る
○加藤(公)委員 私が、今、十分にできていますかという聞き方をしたのは、例えば病原体の研究をするときに、この辺で勝手に実験ができるわけじゃもちろんありませんので、それなりの研究施設が当然必要になるはずであります。そうじゃなければ、危なくてそんな研究できるわけがありませんので、当然...全文を見る
○加藤(公)委員 今、川崎大臣からしっかりと御答弁いただきましたから、それを前提にお話ができますので手っ取り早くていいんですが、P1からP4までのそれぞれの研究施設のレベルがあって、一番病原性の高いウイルス、細菌等々の研究施設、つまりP4については日本では一カ所も存在をしていない...全文を見る
○加藤(公)委員 私は何も、住民の意見をここで代弁して申し上げようという、それだけのことじゃないんです。  日本全体の感染症対策の議論をきょうはさせていただいてきました。前半は鳥インフルエンザ、新型インフルエンザの対策について伺いました。でも、感染症というのはそれだけじゃなくて...全文を見る
○加藤(公)委員 では、もう一つ例を挙げてお話をしたいと思います。  これも私の地元なものですから、余り地域のことばかり言うのは若干言いにくいところはあるんですが、何せ選挙区内に二つも研究施設があるものですから、あえてそれを例にさせていただきます。  東村山市の青葉町というと...全文を見る
○加藤(公)委員 きょう、これ一回で議論が煮詰まるとは思っていませんが、最後に申し上げておくと、海外がどうかというと、もし不勉強だったらまた御指摘をいただきたいと思いますが、私の知る限り、アメリカ、カナダでは、住宅地の真ん中に感染症の研究所をつくれないというルールになっているだろ...全文を見る
○加藤(公)委員 では、今るる御説明いただいたことを前提に、少し各論で議論させていただきたいと思います。  今度、厚生労働大臣にお伺いいたしますけれども、今出てきた法定雇用率というのが定められておりますが、この算定の根拠をまず伺いたいと思います。
○加藤(公)委員 民間企業の場合、一・八%という法定雇用率を定められておりますが、これは昨年の法改正で、ことしの四月一日施行で、精神障害者の方を雇用したときに実雇用数に加えられることになりますが、一方で法定雇用率は変わらない、こう聞いています。  お考えがわからなくはありません...全文を見る
○加藤(公)委員 そのとおりで、一・八を達成しなきゃいけないし、二・一も達成していただかなきゃいけないんですけれども、今回のこのやり方だと、法定雇用率は変えません、でも、雇ったときに人数にカウントしていい人たちだけふやします、こういう話ですから、それで実雇用率が上がったとしても、...全文を見る
○加藤(公)委員 では、ぜひ分けて数字は今後出していただきたいと思います。三年後に見直しをされるという話は聞いてはおりますが、実態がわからなくなることが統計の数字上は一番問題だと思いますので、その点はよろしくお願いします。  続いてなんですが、障害者の方の実雇用率について、ある...全文を見る
○加藤(公)委員 ちょっと時間が迫っておりますが、最後に一つだけ伺いたいと思います。  追加資料でお配りをさせていただいた資料の二の三というグラフがあるんですが、これは今大臣の御答弁にもありましたとおり、民間企業も、企業規模によって実雇用率が全く違います。  このデータを見る...全文を見る
○加藤(公)委員 終わります。
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  岡田さんの格調高い質問の後に極めて各論でございますが、きょうは、税制の問題で二テーマと、そして、先日に引き続いて障害者雇用の問題と、伺ってまいりたいと思います。  まず、その税制の問題のうちの一つのテーマでありますが、谷垣財...全文を見る
○加藤(公)委員 今のお話ですと、個人事業主の方が法人化しようというときに、すべての方ではないけれども、中には過剰な節税対策を意識してそうされる方が今までもあって、あるいは、これから会社法が変わるとそういう方がふえるんじゃないかという懸念がある、こんなお気持ちかと思います。  ...全文を見る
○加藤(公)委員 しかしそうはいっても、法人という枠で考えれば、今回条件として課されるのは、資本構成と、あと、常勤の役員の方の人数、ほんのわずかな資本構成が変わることによって税金が大きく変わる可能性が出てくるわけですね。同族の資本が九〇%以上という縛りがかかっているかと思いますけ...全文を見る
○加藤(公)委員 今のお話でありますと、法人税を課されるようになるケースの場合と、所得税で例えば税金を払われる場合とですと、税率の違い等もありますから、一概に皆さんが公平に課税されるということにならずに、逆に、今回の改正によってまた新たな不公平が生まれるんじゃないかという気も私は...全文を見る
○加藤(公)委員 今回のこの税制改正、これは、理由は私は知る由もありませんが、本当にぎりぎりのところで唐突に出てきたという印象は否めませんし、また、多くの方が決して理解あるいは納得をされているものでもないと思います。  実際に、いい悪いは別にして、相当額増税になる方が多数いらっ...全文を見る
○加藤(公)委員 つまり、日本全国で登記簿に記載をされている土地の面積と現況が確実に合っていると言い切れるのは、何と四六%しかないということであります。そうすると残りの五四%は、ずれているのか、それとも、地籍調査はしていないけれども実はそんなにずれていないのか、ここが関心事になり...全文を見る
○加藤(公)委員 つまり、登記簿に記載をされていた面積を実際にはかってみたら、それよりも二四%、あくまでも平均ですが、実際には二四%も広かった、こういうことであります。  しかし実際には、固定資産税はその登記簿に書いてある面積を前提として課税をされているわけであります。二四%と...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣、お立場はあるんだろうとは思いますが、私が伺っているのは、課税の前提になっている登記簿の面積がこれだけずれています、それを前提にして固定資産税を徴収する、納税者の側からすると不公平感を持っても当然ではないですかということを聞いています。その先の話、いや、これ...全文を見る
○加藤(公)委員 不公平だけれどもいたし方がない、ほかに余り方法がないからとおっしゃいますが、これはきょうの議論の実は本筋ではないんですが、本来であれば、地籍調査をもっと進めて正確な地図を先に整えておけば、これは問題は実は解決するんですね。昭和二十六年からこの地籍調査を始めている...全文を見る
○加藤(公)委員 縄縮みの場合には納税者の方が損をするから現況による、縄延びの場合には納税者の方は損はしない、逆に得をしているから、よっぽどのことがない限りは登記簿の面積ですよ、こういうお話ですが、しかし、縄延びの土地がそれだけあるということは、ほかの納税者との公平性を考えれば、...全文を見る
○加藤(公)委員 仕方ない、仕方ないと言っていると、いつまでもこの不公平、不平等の状態は続いちゃうわけですね。  先ほどごらんいただいた資料一の下の段の旧自治省の告示ですけれども、一番、二番というのはわかりやすく上の表に書きかえました。  では、三番に何が書いてあるかというと...全文を見る
○加藤(公)委員 その上で伺います。  竹中総務大臣、御自身で変えられる話ですから、この告示を御自身で変えて、固定資産税も現況によって課税をするんだ、縄縮みの場合だけじゃなくて、縄延びの場合も現況によって課税をするんだ、こう変える御決意ございませんか。
○加藤(公)委員 今、竹中さんがお答えになったのは、この土地は地籍調査が済んで正しくなりました、でも、お隣はまだだからここの不均衡があるんじゃないか、こっちの土地はまだだから不均衡があるんじゃないか、こういう話かと思います。  さっきの旧自治省の告示、三番、問題を指摘させていた...全文を見る
○加藤(公)委員 そんな話は聞いていなくて、課税の基準になる地積の決め方は、旧自治省の告示、つまり、今であれば竹中大臣の御意思によって変えられるものであります。それは、お立場もいろいろあるでしょうから、ここですぐ、ではあしたから変えますと言えないことぐらいはよくわかります。しかし...全文を見る
○加藤(公)委員 市町村の中で不均衡があるという問題と、日本全体で不公平があるという問題とあるわけですよ。市町村の中で、こっちは調査が済んでいます、こっちは済んでいません、だから全部をまとめて調査が済んでいない状態で課税をしましょう、とても私には理解できないけれども、ただ、百万歩...全文を見る
○加藤(公)委員 本当は、時間に限りがありますから、私、次の質問に行こうと思って今待っていたんですが、納得できない。今の大臣の答弁であれば、地籍調査をしっかりやるのが国としての責任だと。では、その地籍調査をしっかりやるために、大臣、何したんですか。
○加藤(公)委員 北側大臣、今竹中総務大臣はこういうお話をされていましたが、総務省と協力をして今まで以上に地籍調査をお進めになるお気持ちはありますか。これは別に通告の必要のない御意思の問題でありますので、御答弁ください。
○加藤(公)委員 市町村に任せているといつまでたっても進まないというのは、過去の実績でおわかりのとおりであります。ちょっと残念ながら時間に限りがありますから、次の機会があればもう一度議論させていただきたいと思いますけれども、決してこれはほうっておいていい話ではないし、地籍調査が進...全文を見る
○加藤(公)委員 資料の四というところに、旧総務庁の行政監察局が出した勧告を一枚つけさせていただきました。  平成八年に、既に、今私が指摘をさせていただいたことを旧労働省そして旧文部省に対して勧告がなされているわけであります。旧労働省からの回答が真ん中の欄、そして、三年後、平成...全文を見る
○加藤(公)委員 時間ですから終わりますが、この続きはまた次回に議論させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  今、古川さんの質疑の最後に、文部科学大臣がグラウンドを緑にしていただけるということでございました。信じていいのかどうかわかりませんが、私も中学、高校時代、サッカー部でございましたので、ぜひ日本じゅう芝生を張りめぐらせていただき...全文を見る
○加藤(公)委員 実はこの問題、私、サラリーマン時代からずっとエージフリーの社会の方がいいという信念でおりましたものですから、過去に森総理にも本会議で御質問させていただいたことがありますし、あるいは、他党の先生方の御質問や御意見もよく聞かせていただいております。小泉総理も、細かな...全文を見る
○加藤(公)委員 今いろいろお話しになったところを、本当は一つ一つ反論しながら議論したいんですけれども、官房長官、記者会見がおありということですので、最後にもう一個だけお伺いします。  今おっしゃった中で、公務員というのには国家公務員、地方公務員、当然あります。例えば地方公務員...全文を見る
○加藤(公)委員 また機会があれば、ぜひ御議論させていただきたいと思います。  続きは川崎厚生労働大臣にお話を承りたいと思います。  この雇用対策法の中でも、またきょうも後々議論させていただきたいとは思いますが、ある一定の条件下では、もちろん民間企業でも年齢要件を設けていいと...全文を見る
○加藤(公)委員 ウオッチしているだけじゃなくて、しっかり御判断をいただいて、これは国がやっている話ですからね。国家公務員の採用で今申し上げたようなルールがあるんですよ。  地方公務員、別に二千幾つの自治体を全部調べ切れませんから、たまたま一番身近なところで東京都一つとったって...全文を見る
○加藤(公)委員 はい。  では整理をしますが、国家公務員の例えば1種の採用の例をとると、三十三歳までという年齢制限を設けています。この年齢制限が合理的だという説明の理由は、新卒扱いだからということなんですよ。民間企業は三十三歳を新卒扱いでは採らない。一般的に、世の中では、三十...全文を見る
○加藤(公)委員 新卒と新卒に近い中途採用というのは別のものなんだからおかしいじゃないですかということを言っていますが、ここにかかわっていると時間がなくなっちゃいますので、個別具体的にはまたいずれか、厚生労働委員会でもお時間をいただければ議論させていただきたいと思いますが、ちょっ...全文を見る
○加藤(公)委員 三年ほど前になりますでしょうか、私が厚生労働委員会で質問させていただいたときに、この年齢不問求人の割合を今後さらに高めたいと、当時は鴨下副大臣だったでしょうか、たしか御答弁をいただいているんですが、そのときの目標が、三〇%を当面の目標にする、こういうお話だったん...全文を見る
○加藤(公)委員 全体の年齢不問求人の比率を五〇%まで引き上げたいという目標を定められたということですが、半分までいけば、実際のところ、今努力規定になっているものが努力義務じゃなくて禁止規定になってもうまく回せるんじゃないか、そろそろそういう時代が近づいているんじゃないかというふ...全文を見る
○加藤(公)委員 先日の委員会のときにお示しをいたしましたが、平成八年の総務庁の行政監察局の勧告というのがあって、それから十年なんですね、もう十年。その間、旧労働省、今の厚生労働省として検討するという状態が続いています。十年間も検討していただいているわけですから、そろそろ結論を出...全文を見る
○加藤(公)委員 最後のところ以外は大変よくわかります、最後のところ以外は。  国の機関は、確かに、おっしゃるとおり実雇用率が高いんです。ここはちゃんと言わなきゃいけませんから、大したものでありまして、いろいろな区分の中で、全体でいえば国の機関だけが、法定雇用率、総数でいうと達...全文を見る
○加藤(公)委員 では、ぜひその公表のところをやっていただきたい。  余り嫌みは言いたくはないんですけれども、厚生労働省所管の独法で国立病院機構がございますね。御存じかどうかわかりませんが、実雇用率〇・八九%しかないんです。法定雇用率を達成するために三百八十九人も不足しているん...全文を見る
○加藤(公)委員 毎年のこの納付金の出入り、大体二百二十億円とか、多い年で二百五十億円とか、多分それぐらいの金額だと思いますから、ざっと言えば二年分ぐらい丸々、今、引当金としてたまっているわけですね。単年度で赤字になるリスクはヘッジしておかなきゃいけないから、ある程度の引当金が必...全文を見る
○加藤(公)委員 では、ぜひ厳しくチェックをしていただきたいと思います。  先ほど、企業名公表の件、大臣も触れていらっしゃいましたけれども、私も、最終的には、障害者雇用に非協力的な企業や、あるいは公的な機関であっても、これは当然その名前を公表していくということが必要だと思います...全文を見る
○加藤(公)委員 三年間のその計画の進捗状況を見れば、途中段階でも指導を厳しくするという手だてもあり得ると思いますし、ここはぜひ、一方で障害者自立支援法、私の気持ちからいえば反対でありますが、これが法律上成立しているのも事実でありますから、そのことも考えながら障害者雇用をより一層...全文を見る
○加藤(公)委員 そこが僕は落とし穴だというふうに思ったんですよ、実は。  どういう意味かというと、ある市の中で、こっちは地籍調査が済みました、こっちは済んでいません。今のお話だと、一般的には、済んだら新しい登記面積でやってくださいね、でも、そうじゃなくてもいいですよということ...全文を見る
○加藤(公)委員 いや、それは違うんですよ。今の大臣のお話は、地籍調査してみたら、例えばその調査をしたところすべてが縄縮みしていたとか縄延びしていたとかというケースを例に挙げられましたね。そうじゃなくて、ある市内で、たとえ一筆一件であっても現況と登記簿が合っている、あるいはほとん...全文を見る
○加藤(公)委員 私が申し上げた以外のケースというものが一体どういうケースがあるのか、ちょっとわからないんですね。  つまり、ぴったり一致している面積がなかったとしても、地籍調査が済む前であっても、現況と登記簿の面積がそんなにずれていないケースというのは当然あり得るわけで、その...全文を見る
○加藤(公)委員 時間ですから終わりますけれども、まだ理解できないので、また頭を整理して、どこかのお時間をいただけるように頑張りたいと思います。私、もともと理科系出身なものですから、数学議論になるとどうもこだわりがありまして、もやもやが解消するまで竹中さんと議論させていただきたい...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。きょうは、身近な視点から環境問題、幾つかのテーマについて議論をさせていただきたいと思います。  先ほど来、地球温暖化問題についても幾つか議論が交わされておりましたけれども、国内のCO2の排出量のざっと五分の一が自動車から出ていると...全文を見る
○加藤(公)委員 ちょっと確認をいたしますが、環境にも負荷が少なくなって、いわゆる地球に優しいということにもなるし、経済的にもメリットがあるということでありましたが、これは交通安全上もメリットはあるという認識でよろしいですか。
○加藤(公)委員 余りこんなところで時間をとりたくないんですけれども、確認だけ。  事故防止にもメリットがあるというふうにお考えなんですよね。
○加藤(公)委員 では、環境省としては、当然これは今後もさらに普及推進をしていくというお立場でよろしいですね。一言だけ、御確認をさせてください。
○加藤(公)委員 では、そもそもこのエコドライブというのが、聞くところによりますと、平成十五年度からもうスタートをしているようでありますが、果たしてどれほどの方が御存じなのか、認識をしているのか、これが今後の普及啓発に対してどんな手を打ったらいいかというベースになろうかと思います...全文を見る
○加藤(公)委員 もちろん今後も周知徹底はしていただきたいと思いますし、先にお話をしておけば、私はもうどんどん進めてほしいと思ってこの議論をしているわけです。  実は、これは大臣にちょっと聞いておいていただきたいんですけれども、環境省がエコドライブを進めるためにこういうDVDを...全文を見る
○加藤(公)委員 今お話しいただいたような普及啓発活動をしてきたことは、私も理解をいたしますし、それが意味がないということを言っているわけではありません。  ただ、現実の問題として、せっかくいい話であるにもかかわらず、さっき大臣おっしゃったように、デメリットはないんですよね。デ...全文を見る
○加藤(公)委員 私も、いろいろな議論の折に、どうしても正確なデータをもとにということをいつも気にしているものですから、費用をかけろとはもちろん言いませんが、一工夫、二工夫で大体の状態は把握できるはずでございますので、そこはぜひ御検討をいただきたいと思います。  もう一点、別の...全文を見る
○加藤(公)委員 これはちょっと局長に確認をさせていただいた方がいいかと思いますが、今お話があったエコドライブ普及連絡会というのとエコドライブ普及検討会というのと、二つ平成十五年度からやっていらっしゃるということでありますが、これは別に通告していない質問ですけれども、簡単な話なの...全文を見る
○加藤(公)委員 では、その確認をさせていただいたことを前提に伺いたいと思いますが、先ほどからお話ししているように、せっかくいい話であるにもかかわらず、なかなかまだ広く知られていないのではないかというのが私の問題意識であって、これを広めるために、環境省だけではなくて、普及連絡会な...全文を見る
○加藤(公)委員 これまでもやってきていただいているとは思いますが、では、警察庁としてはこのエコドライブの推進には積極的なスタンスをとっている、こういう認識でよろしいですね。一言、確認をさせてください。
○加藤(公)委員 今、ちょうど「交通の教則」の話を出していただいたので、ちょっとそこを議論させていただきたいと思いますが、先ほども申し上げましたけれども、これはドライバーの方がよく認識をしていただければ非常にいい話でありますから、運転しない方は余り関係ないことなので、運転される方...全文を見る
○加藤(公)委員 確かに、「人にやさしい安全運転」という冊子も免許の更新のときに配られているようでありまして、そちらには「特集 環境を考える エコドライブ」こう書いてあるんですね。  でも、これも今私が申し上げたように、環境にいいですよ、だからエコドライブ、こういうやり方でやっ...全文を見る
○加藤(公)委員 ちょっと時間が迫りぎみですからはしょりますけれども、これはぜひやっていただきたい、今の御答弁のとおりぜひやっていただきたいと思うんです。  あわせて、そもそも、更新の前に、これから免許を取られる皆さんの教習の段階でもお知らせをしておけば、先々のことを考えればこ...全文を見る
○加藤(公)委員 釈迦に説法だから細かなことは申し上げませんけれども、中皮腫など発症いたしますと、そうそう長く生きられる病気ではありませんので、私、二十七日の、ちょっと記憶違いで二十日だそうでありますが、三月二十日から申請が始まって、七カ月たってもまだ白黒ついていない方がいらっし...全文を見る
○加藤(公)委員 アスベスト問題は救済法ができたからそれでおしまいじゃないことは、もう大臣、よく御存じだと思いますので、ぜひイニシアチブをとっていただいて、もちろん、この関係閣僚会合をやったからそれでいいという話じゃありませんけれども、政府の重要施策の一つとして、ぜひどんどん押し...全文を見る
○加藤(公)委員 きょうお願いした件、言ったら言いっ放しで終わりじゃなくて、ぜひ検討を進めていただきたいと思いますが、特に警察庁の方、よろしくお願いします。  ありがとうございました。終わります。