加藤公一

かとうこういち



当選回数回

加藤公一の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月13日第166回国会 衆議院 議院運営委員会 第22号
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○加藤(公)委員 私たち民主党は、教育再生に関する特別委員会設置に強く反対をいたします。  反対する理由の第一は、私たちが当初より主張をしてまいりました格差問題に関する特別委員会の設置がいまだに実現していないことであります。我が国は、今、深刻な格差社会への道を歩んでおり、格差問...全文を見る
04月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  私にとりましては、自分では古巣だと思っているんですが、この厚生労働委員会で久しぶりの質疑のお時間をいただきました。御配慮いただきました同僚の議員の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。  まず、きょうは、私も対案を提出させて...全文を見る
○加藤(公)委員 実は、今の答弁だけでも随分議論できるところはいっぱいあるんですが、余りやっていると時間が足りなくなりますので、少し整理をして伺いたいと思います。  平成十三年の九月十四日に、人事院の事務総局人材局企画課長から通知が出されております。簡単に言えば、非常勤の公務員...全文を見る
○加藤(公)委員 今、締め切りが過ぎたとおっしゃっていましたが、そうじゃないですね。きょう締め切りのものが二つあります。四つの募集のうち、締め切りが過ぎているのはたった一つであります。あと二つはきょうが締め切り、そして、今政務官がおっしゃったものが来週の二十五日が締め切りでありま...全文を見る
○加藤(公)委員 きょう、文部科学省の方は政府参考人でお願いしますと言ってきたけれども、わざわざ私は、副大臣でも政務官でも結構です、どなたでもいいから政治家の方を呼んでくれ、こう言いました。なぜか。決断してほしいからです。  せっかく世の中が年齢差別の禁止をしようと、今回閣法で...全文を見る
○加藤(公)委員 確認しますが、きょうホームページで年齢要件だけ外して、きょう締め切りじゃ意味がありません。応募書類はきょう必着ということで募集をされています。当然のことながら、ほかの方にも門戸を広げる、つまり、ほかの方が、ああ、今度条件が変わったんだったら私も応募できるというこ...全文を見る
○加藤(公)委員 あわせて、二十五日の件も、二十五日締め切りではどうも時間が足りないんじゃないか、こういう考えが普通だろうと思いますので、一緒にお考えをいただきたいと思います。  そして、もう一つ、これは、私がきのう指摘をするまで、文部科学省の方は恐らくこの人事院からの通知を周...全文を見る
○加藤(公)委員 では、その調査結果の御報告を、私、本来は締め切りを設定するのが好きなんですけれども、久しぶりにこの時間をいただいて、そこまでやると、余りにも悪人みたいに見られるのも困りますので、きょうはそこまでやりませんが、可及的速やかにいただけることを期待しております。(発言...全文を見る
○加藤(公)委員 外務省の応募資格、「満三十歳以上(四十歳未満)の者」、はっきり書いてあります。「短大卒業以上または同等の学歴を有し、史料(主として和・洋紙)補修技術の履修歴があること。また、二年以上の補修のための勤務実績を有すること。」  技術、技能のことはわかります、資格要...全文を見る
○加藤(公)委員 委員長、今聞いていただいたからもうよくおわかりだと思いますが、あんなめちゃくちゃな答弁で、違法なことをやっていることが許されるとはとても思えない。一回時計をとめていただいて、もう一回答弁を整理して答えてください。
○加藤(公)委員 何度も言いますけれども、外務省が募集をしているのは、きょうが締め切りですよ。検討しているうちに締め切りが過ぎてしまいますよ。  文部科学省では、きょう締め切りの分も含めて修正をして、締め切りを延ばして対応すると政務官がおっしゃいました。何で外務省でできないんで...全文を見る
○加藤(公)委員 確認をしますが、延長すると同時に、この年齢要件を外すということでよろしいんですね。
○加藤(公)委員 きょう、人事院の方にも来ていただいているんですけれども、この質問をするつもりじゃなかったんです。ほかのことをちゃんと、これを聞きますよと私は丁寧にお伝えをしておいた。だけれども、残念ながら聞かざるを得ないから聞きますが、人事院から見て、この募集に年齢要件を付する...全文を見る
○加藤(公)委員 局長を詰める気はないから、よく聞いてください、読みますから。いいですか。「応募資格」「平成十九年六月一日現在で」つまり今度の六月一日現在で「満三十歳以上(四十歳未満)の者で、短大卒業以上または同等の学歴を有し、史料補修技術の履修歴があること。」「二年以上の」「勤...全文を見る
○加藤(公)委員 局長、では、もう一個情報を、ごめんなさい、これをお伝えすればよかった。  この職員は非常勤です、非常勤。人事院の考え方では、いわゆる長期勤続を前提とした方には確かにいろいろな理由づけで年齢要件を認めていらっしゃる。よくわかります。しかし、一般的に、中途採用には...全文を見る
○加藤(公)委員 外務省の官房長、確認しますけれども、結局、これは年齢要件を外していただかない限り人事院の通知の趣旨に合わないし、もうちょっと深く掘り下げて言うと、国家公務員法に触れる可能性があるわけですよ。  だから、締め切りがきょうのものを延ばすだけじゃなくて、年齢要件を外...全文を見る
○加藤(公)委員 二年間の任期期限と書いてあるじゃないですか。「臨時募集を行います。」と。  この問題はきょうの本筋じゃないんですよ。文部科学省の件も外務省の件も、実はここに防衛省の件もある。本当はもっとここで外務省にはっきり答弁してもらわなきゃ困るんですが、こういうことが次か...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣、今の議論を聞いていただいていて、文部科学省も外務省も、本当は防衛省もわざわざ官房長に来てもらったから突っ込んでもいいんだけれども、ちょっと時間がないから待っておいてもらいますが、年齢要件をつけてやっておるわけですよ、人事院の通知に違反をして。この状態でなぜ...全文を見る
○加藤(公)委員 その別に整備されているはずの法律に、これだけ違反した状況が続いている、こういうことです。だとしたら、何も雇対法の中で適用除外しないで、かぶせて網をかけたっていいわけなんです。無理やり外す必要はない。  この現状を考えて、私が言っているのは、今回、法律で民間企業...全文を見る
○加藤(公)委員 現実は全くそうなっていないということは、今お示しをしたとおりであります。  そもそも、この年齢差別禁止の考え方というのは、今回は募集、採用に限って議論をしておりますけれども、大もとの哲学というのは、だれであっても、どなたであっても、持って生まれた能力を最大限人...全文を見る
○加藤(公)委員 私は、その御説明の前に、もっとストレートに言えば、ここに挙げてある項目は限定列挙なのか例示列挙なのかということを伺っております。国家公務員法には罰則規定もついておりますから、そこと関連をする話ですので正確にお答えをいただきたいと思います。限定列挙なのか例示列挙な...全文を見る
○加藤(公)委員 ここは、大臣が公務員を適用除外にする理由としてお考えの条文であります。ですから、正確に教えてください。  限定列挙だとすれば、そこに書いてある、今申し上げた人種、信条、性別、社会的身分、門地など、ここに掲げてあるものだけが罰則規定の適用を受ける。そうでなければ...全文を見る
○加藤(公)委員 つまり、今の厚生労働大臣のお答えでは、この国家公務員法の第二十七条に挙げてある項目は例示列挙だという理解のもとで皆さんのお考えをまとめていらっしゃる、こういうことだろうと思います。  では、人事院に伺います。人材局長に伺います。  同じ条文、所管でいらっしゃ...全文を見る
○加藤(公)委員 合理的な理由のない差別が禁止されているのは、もうよく承知をしている話であります。  しかし、今の答弁、これは委員長も聞いていただいていたと思いますが、人事院では、これは限定列挙だという前提で解釈をしていらっしゃる。厚生労働省では、例示列挙だという前提で今回の雇...全文を見る
○加藤(公)委員 私は、厚生労働大臣に有権的な解釈権があるかどうかを議論しているのではなくて、厚生労働省は、この法案の審議の中で、国家公務員法の第二十七条について、どういう解釈に基づいてそれを引いて法律をつくったのか、こういうことを聞いているわけです。その大臣の考え方と国家公務員...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣、そんな話を聞いているんじゃないんですよ。これは実は物すごく大事な話ですよ。恐らく法律の専門家の方はたくさんいらっしゃると思うし、私は決してそんなプロフェッショナルじゃありませんから、聞いていらっしゃる方の方がお詳しいんじゃないかと思いますが、これは、例示列...全文を見る
○加藤(公)委員 年齢を要件として平等に取り扱わなければならないということはわかっています。この二十七条は二段階じゃないですか。平等に取り扱うということと、もう一個は差別しちゃいけませんということと、二つ書いてあるわけですよ。それで、平等に取り扱わなければならない中に年齢が入るこ...全文を見る
○加藤(公)委員 では、申し上げますけれども、厚生労働大臣がさっきから一生懸命判決判決とおっしゃっているのは、国家公務員法じゃなくて地方公務員法の判決ですよね。それを一生懸命引いていらっしゃる。しかし、先ほど御自身の口から、この人種、性別、門地云々は例示的だ、こうおっしゃった。人...全文を見る
○加藤(公)委員 めちゃくちゃですよ、大臣、言っていらっしゃることは。全然だめ。わかっていらっしゃるでしょう、おかしいと思っていることを。大臣、全く正反対のことを言っているんですよ、全く正反対のことを。全く正反対のことを人事院と厚生労働省で言っていて、それで議論しろって、どうする...全文を見る
○加藤(公)委員 では、大臣、罰則がかかるところは限定的なんですか、どうなんですか。そこだけ答えてください。
○加藤(公)委員 今の答弁も正反対です。正反対のことをおっしゃった。正反対のことをおっしゃったけれども、このまま終わらされたんじゃたまったものじゃないですから、一歩進んでお話をしますが、有権解釈をしないんだったら、なぜ人事院の解釈どおりに厚生労働省はこの条文を引いて法案をつくらな...全文を見る
○加藤(公)委員 そんなことは全く聞いていなくて、冒頭申し上げました、公務員をなぜ除外したのかという議論をしています。なぜ除外したのかと聞いたら、大臣みずからが、国家公務員法第二十七条で規定されているからいいんだ、こうおっしゃった。その解釈は自分ではしませんとおっしゃった。だった...全文を見る
○加藤(公)委員 では、その枠組みの根拠は何ですか。
○加藤(公)委員 だから、それが国家公務員法第二十七条じゃないですか。あなたが理由だと言っている法文でしょう。それを自分で解釈されたことと人事院の解釈が違いました。明らかに正反対だった。その正反対の解釈をしたとき……(発言する者あり)限定列挙と例示列挙と違うことを言っているんだよ...全文を見る
○加藤(公)委員 では、もう一回、大臣に聞きますよ。いいですか。人事院の解釈どおりに厚生労働省がその条文を理解して法律をつくったわけではありませんね。どうぞ。
○加藤(公)委員 そんなことは聞いていない。もういい。  ちゃんと議論をして、議論を積み上げて、どういう方法がいいか私は考えたかった。だから、きのうから厚生労働省の担当者にも来てもらって随分聞きましたよ。だけれども、大きな疑問がいっぱい出てきたから、それを大臣に確認したんですよ...全文を見る
○加藤(公)委員 最後に一問聞きます。  先般、雇用保険法の改正で不始末がありましたね、厚生労働省で。再発防止策というのを出されました。拝見をしました。その不始末が二度と起こらないようにするためにどうするか、こういうことを出された。大臣も恐らくお認めになって出されたんだと思いま...全文を見る
○加藤(公)委員 では、最後に大臣の答弁だけ。最後、これについて大臣の考えだけ聞きます。
○加藤(公)委員 終わります。
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○加藤(公)委員 おはようございます。民主党の加藤公一でございます。  先週の金曜日に続きまして、年齢差別禁止問題について質問させていただきます。  まず、前回、文部科学省の非常勤職員の募集における年齢差別問題について指摘をさせていただきました。私もその後も拝見をいたしており...全文を見る
○加藤(公)委員 きょうは政務官を詰めるためにお呼びしたんじゃないので、もう少しこの間みたいに前向きに答えてください。日にちまで言わなくてもいいけれども、せめて五月中とかゴールデンウイーク明けとか、何か目安があると思いますので、いつですか。
○加藤(公)委員 では、その御報告を楽しみにお待ちしております。  同じように、前回、外務省の問題についても指摘をさせていただきました。一回失敗した話の後始末ですから、文部科学省が素早く動いたことを余り褒め過ぎるのもどうかとは思いますが、速やかに対応していただいたことは了とした...全文を見る
○加藤(公)委員 撤廃をすることにしたとおっしゃっていますが、ホームページの方はいまだ直っておりません。文部科学省の方は、実は、ここで御指摘をした後、すぐにホームページを書きかえていただいております。先般指摘をしたように、外務省の募集も私が質問をさせていただいた日が締め切りであり...全文を見る
○加藤(公)委員 その年齢要件を満たさない方でも問い合わせしてくださいなんて、どこに書いてあるんですかね。私の知る限り、これはけさ確認してきましたけれども、そんなのどこにも載っていないと思うんですけれどもね。これはきょうの本筋じゃないんですけれども、どこに出ているんですか、官房長...全文を見る
○加藤(公)委員 応募資格の頭のところですね。わかりました。それはそれでわかりましたが、しかし、一方で、私が問題にした、公務員法に触れているのではないですかと指摘したものはそのまま残っているわけでありますから、決断をされたんだったらすぐに対応していただくというのが筋だと思いますの...全文を見る
○加藤(公)委員 どうも生煮えの話ばかりで余り気持ちのいい議論ではありませんが、問題が発覚をして、それを直すと決めたんだったら早急にやるというのは当たり前のことでありまして、ちんたらちんたらやっている場合じゃないということは申し上げておきたいと思います。  このように、文部科学...全文を見る
○加藤(公)委員 合理的な理由がなく年齢差別をしてはいけません、こういう話でありました。  先般、これは国家公務員の話になりますけれども、人事院に確認をさせていただいたところ、国家公務員においては、中途採用やあるいは非常勤の職員の募集においては、そもそも年齢要件をつけるだけで、...全文を見る
○加藤(公)委員 経験はいいんですよ。職務経験七年以上という条件のことは、私、何にも申し上げていないんです。職務経験七年以上というのはいいけれども、年齢が二十八から三十六と限定するのは大いに問題ではないか、こう伺っているわけです。  どう善意で解釈をしても、ここに合理的な理由が...全文を見る
○加藤(公)委員 本来は、ここから先は東京都とやりとりする話かもしれませんが、合理的な理由があると言い張ればこんな募集ができてしまう、逆に言えばそういう解釈もできます。これは柳澤大臣にも聞いておいていただきたいんですが、現実の問題として、地方公務員の募集でもこんな年齢差別が厳然と...全文を見る
○加藤(公)委員 では、あわせて伺いますが、地方公務員についても、同じように地方公務員法を解釈するということでよろしいですか。
○加藤(公)委員 では、続けて人事院と総務副大臣に伺いたいと思います。  まず、人事院の方から。  国家公務員法上、国家公務員の募集及び採用において、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えるべきことは義務づけられておりますか。
○加藤(公)委員 合理的な理由のない差別をしないように禁止はされているけれども、義務はない、こういうお答えであります。  総務副大臣に伺います。  地方公務員法におきまして、地方公務員の募集及び採用において、年齢にかかわりなく均等な機会を与えるべき義務というのはございますか。
○加藤(公)委員 副大臣、もう一度伺います。  地方公務員法上、地方公務員の募集及び採用において、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えるべき義務はありますか、こう伺っています。義務があるかないかお答えください。
○加藤(公)委員 柳澤厚生労働大臣に伺います。  今回の雇対法の改正において、民間企業にはいわゆる年齢差別の禁止が義務づけられます。しかし、今の国家公務員法あるいは地方公務員法のそれぞれ担当、所管からの解釈によれば、公務員に対してはその義務はない、こういうお話でありました。 ...全文を見る
○加藤(公)委員 そんなことは聞いておりません。合理的な理由のない差別が禁止をされていること、これは国家公務員法上も地方公務員法上も、私も理解をいたしております。  しかし、今回の雇対法の改正は、民間企業に対して、募集、採用において、年齢にかかわりなく均等な機会を与えるべきこと...全文を見る
○加藤(公)委員 では、大臣が実質的に変わらないとおっしゃるのであれば、わざわざ公務員を適用除外する必要はないんじゃないですか。法律で一条立てて適用除外をする理由はないと思います。変わらないんだったら、最初から、民間も公務員も同じように雇対法の中で義務づけたらよろしいと思いますが...全文を見る
○加藤(公)委員 いや、そういうことを聞いているのではなくて。  柳澤大臣御自身が実質上変わりませんと今御答弁になりました。実質上変わらないんだったら、わざわざ一条立てて公務員を適用除外するなどと書く必要はないんじゃないですか、こう申し上げているんです。いかがですか。
○加藤(公)委員 大臣の答弁自体に合理的な理由がないとしか思えません。  私が申し上げているのは、さっき指摘をさせていただいたように、国家公務員の募集においても、地方公務員の募集においても、厳然と年齢差別が行われているわけですよ。国家公務員法と地方公務員法は今回改正されるわけで...全文を見る
○加藤(公)委員 終わります。ありがとうございました。
○加藤(公)議員 できるだけ簡潔にお答えしたいと思いますが、私どもが考えておりますのは、新規一括採用と今おっしゃった中のその新規学卒者だけに限定をして募集、採用するということは間接差別に当たる可能性が極めて高いという考え方から、それは例外規定に盛り込みませんでした。ただし、新規一...全文を見る
○加藤(公)議員 今申し上げたとおり、新規学卒者のみに限定をした採用は例外規定に盛り込んでおりませんので、それはできない、こういう考え方であります。     〔吉野委員長代理退席、委員長着席〕
05月31日第166回国会 衆議院 議院運営委員会 第37号
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○加藤(公)委員 動議を提出いたします。  本日の本会議におきまして、議事日程第一ないし第三を延期されることを望みます。  理由の第一は、五千万件もの年金納付記録が宙に浮くという、いわゆる消えた年金問題について、政府として何ら実効性ある対応策を講ずることもないまま、まるで問題...全文を見る
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○加藤公一君 民主党の加藤公一でございます。  私は、民主党・無所属クラブ、社会民主党・市民連合、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長逢沢一郎君解任決議案について、その提案の理由を説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗読いたしま...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 議院運営委員会 第41号
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○加藤(公)委員 ただいま御提起のありました内山晃君を懲罰委員会に付するの動議については断固反対、谷畑孝君を懲罰委員会に付するの動議については賛成の立場で、民主党・無所属クラブを代表して一言発言をさせていただきます。  まず、与党から提出をされた内山晃君を懲罰委員会に付するの動...全文を見る
06月19日第166回国会 衆議院 議院運営委員会 第45号
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○加藤(公)委員 本日の議事日程第一、議員内山晃君懲罰事犯の件を無期限に延期すべしとの動議を提出いたします。  その理由を以下申し述べます。  与党は、昨日十一時三十分から開かれた懲罰委員会理事会に、突然、横光懲罰委員長の不信任動議を提出し、午後の委員会でこれを可決いたしまし...全文を見る
08月09日第167回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
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○加藤(公)小委員 国立国会図書館の定員についてでありますが、昨年八月二十九日の概算要求の図書小委員会におきまして、五年間で五十人、五・三二%の削減を行うということが了承されております。  しかしながら、立法補佐機能の充実、拡充を図るという観点からいいますと、ただ単に行政府と横...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  久しぶりに法務委員会に戻ってまいりまして、最初の質問でございます。  大臣に冒頭お願いをしておきます。ここのところの質疑を承っておりますと、大変教養の深いところをお示しいただいておりまして、若干答弁が長いんじゃないかというふ...全文を見る
○加藤(公)委員 政治資金規正法のあり方を議論するということであれば、そのように日本語を使っていただいた方がよろしいかと思いますので、その点だけ御指摘をしておきたいと思います。  続いて、直近の話であります。十月の二十九日月曜日の外国特派員協会における大臣の御発言です。  私...全文を見る
○加藤(公)委員 アルカイダのメンバーかどうかはわからないけれども、少なくともテロ組織の支援をしている可能性が極めて高い人物……(鳩山国務大臣「幹部」と呼ぶ)幹部だ、こういう認識だというふうに理解いたします。  では、もう一点伺います。  その友人の友人という方はいろいろなパ...全文を見る
○加藤(公)委員 今の大臣のお話でありますと、そのお友達のお友達という方は、かなりの確率で我が国の出入国管理法違反を犯している、法に触れた状態で日本に入ってきているということが推察されます。それは、大臣もおわかりのことと思います。だからこそ、入管当局をお呼びになったんだと思います...全文を見る
○加藤(公)委員 今のお話ですと、重大な事実は認識をしたが、告発はしなかったと。この段階で、刑事訴訟法の二百三十九条には触れていらっしゃると私は思います。  それに加えて、政府の各当局に調査を依頼したけれども全く動かなかった、こういうお話を今おっしゃいました。(鳩山国務大臣「返...全文を見る
○加藤(公)委員 入管のどなたにどんなお話をされましたですか。
○加藤(公)委員 今の大臣の御答弁ですと、今まで御発言になっていた以上に、時間軸も含めて、すべて事実だとすれば、事実関係が明らかになってまいりました。聞けば聞くほど、極めて重大な情報だと思います。場合によっては、アルカイダにつながるテロ組織あるいはテロ支援者、しかも、その組織の幹...全文を見る
○加藤(公)委員 今のわからない、わからないという答えがあったということでありますが、それはどなたがおっしゃったことでありますか。
○加藤(公)委員 いいですか、整理をしますが、大臣のお友達である日本人の方、そのさらにお友達の方が、今焦点になっているアルカイダもしくはその極めて近いところにいらっしゃる、しかも幹部とおぼしき方だ、こういう話です。その方が昆虫に詳しいかどうか私は存じ上げませんが、間一人、お友達の...全文を見る
○加藤(公)委員 二つ問題があります。  まず、委員長にお願いします。  鳩山大臣がきちんと政府当局に極めて重大な情報を伝え、調査を依頼したのかどうか。今のお話ですと、鳩山先生の議員会館の部屋に各役所が来て話をされたということのようでありますから、事実であれば、確実に各省庁に...全文を見る
○加藤(公)委員 これは極めて重要な話であります。  鳩山大臣が、今、刑事訴訟法二百三十九条のお話をされました。確かに、職務に関してという解釈もあります。しかし一方で、何人も告発することができるというのも二百三十九条の第一項では書かれている、皆さん御存じのとおりであります。 ...全文を見る
○加藤(公)委員 では、大臣、もう一回伺います。  事務所に帰れば記録がわかるかもしれない、こうおっしゃいました。きちんと調べていただいて、いつ、だれに調査の依頼をしたのか、明らかにしていただけますか。
○加藤(公)委員 では、委員会にきちんとその御報告をいただきますようにお願い申し上げておきたいと思います。  それと、冒頭申し上げましたが、大臣、今までのその事実関係云々の話とは別に、少なくとも外国特派員協会において、一度は友人の友人がアルカイダなんだということを明言されて、そ...全文を見る
○加藤(公)委員 テロとの闘いが重要なのはそのとおりであります。治安の維持は法務大臣の極めて重要な職務でありますから、それはおっしゃるとおりです。  しかし、私が言ったのは、大臣が軽々しく発言をしたことにおいて、国際社会で日本の信用を失墜させたんじゃないですか、そのことについて...全文を見る
○加藤(公)委員 当時、外国特派員協会でお話しになった内容と今ここで御説明のあった内容とは、かなり違います。一般的に聞けば、随分状況が違うように受け取れるわけでありまして、私はそのことを申し上げています。  どっちが本当、どっちが事実ということではなく、少なくとも、日本国の法務...全文を見る
○加藤(公)委員 そこまで大臣がおっしゃるわけですから、当時の政府が一体、どういう反応をしたのか、どういう行動に出たのか、どういう判断をしたのか、これを検証するのは物すごく大事なことだと思います。  私が申し上げるのは大変僣越でありますけれども、国会というところは、立法府として...全文を見る
○加藤(公)委員 今のお話ですと、そのお友達のお友達という方が、アルカイダのメンバーもしくはそれに極めて近い方だということは認識できないことになってしまいますが、なぜそれを理解されたのか。そのお友達の方から聞かれたのか、あるいは別の情報でそう御判断をされたのか、その点を教えてくだ...全文を見る
○加藤(公)委員 その聞いたというのは、では、間に立っていらっしゃるお友達の方から聞いたということですね。一応、そこだけ確認させてください。
○加藤(公)委員 では、先ほどの資料の御提出を期待して、次のテーマに行きたいと思います。  先ほど大口先生もおっしゃっていましたが、冤罪の件であります。これも、もちろん過去から冤罪事件、残念なことではありますが発生をしているわけであります。この現代の世の中においても、先般、鹿児...全文を見る
○加藤(公)委員 実は富山の事件においては、証拠がほぼ捏造されているわけであります。実際には通話記録からアリバイがあったにもかかわらず、それは無視をされ、あるいは被害者の方がサバイバルナイフが使われたとおっしゃっていたところ、果物ナイフにすりかえられ、あるいはチェーンで拘束された...全文を見る
○加藤(公)委員 私は、明らかに責任があると思いますから、どなたかが責任をとられる、処分を受けるべきだと思いますが、ここで水かけ論をしていると時間がなくなりますので、別の観点から伺います。  大臣は今、処分を科すほどの責任はない、こういう御判断だという答弁でしたが、では、せめて...全文を見る
○加藤(公)委員 では、そうおっしゃるのであれば、その謝罪の場所はどこで、どういう面会の仕方をされたのか、御存じですか、大臣。
○加藤(公)委員 大臣のお立場だから来ていただいたとおっしゃるんだと思いますが、被害者の方がどう受け取られたかというと、見ず知らずの人がいきなりやってきて、車に乗せられて連れて行かれた、何だかわからない建物の二階だか三階だか四階だかに連れていかれたら、背広を着た人が何人か立ってい...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣ももちろんでありますが、その富山の地方検察庁で、わざわざ呼びつけて、呼びつけるというよりはほとんど連れてきて、もごもごもごっとしゃべって、はい、これでおしまい、謝罪はしていますという報告が大臣のところに行く、この体質自体が私は問題だろうと思います。  これ...全文を見る
○加藤(公)委員 行く機会があればではなくて、ぜひ行っていただきますように、この点はお願いを申し上げておきたいと思います。  それともう一つ、これだけのひどい冤罪事件が発生をしたわけですから、二度と起きないようにするというのは極めて重要なことであります。国会で議論をして、仕組み...全文を見る
○加藤(公)委員 今の大臣の御発言は、スタンスが調べる側なんですね、完全に。それは確かに、法務大臣で検察を所管していらっしゃるんですから、多少、善人的に考えればお気持ちはわからなくはありませんが、しかしそうじゃなくて、公正な取り調べが行われて、本当に罪を犯した人にはその罪を償って...全文を見る
○加藤(公)委員 大変残念なことでありますが、過去にも情報流出事件が起きています、大臣御存じのとおりだと思いますが。私の知る限り、過去三回発生をしております。その都度、再発防止のためにということで何がしかの手だてを講じていらっしゃいました。法務省として再発防止策を講じてきた。しか...全文を見る
○加藤(公)委員 その調査というのは一体何を調査していらっしゃるんでしょうか、教えていただけますか。
○加藤(公)委員 個人情報でありますし、特に受刑者の方の情報も含まれておりますから、刑務官の方の情報ももちろんおありだということですが、受刑者の方の情報もあります。今後社会で更生をしていただく足かせにならないように、取り返しのつかないことにならないように、気をつけていただかなけれ...全文を見る
○加藤(公)委員 本来納得したくないお答えではありますが、先ほど申し上げたもう一方の方の宿題を優先していただきたいものですから、きょうはこれぐらいにしておきます。  もう一つ、残り時間で。  では、京都地方法務局と民事法務協会、この両者における偽装請負、違法派遣問題についてお...全文を見る
○加藤(公)委員 京都地方法務局ももちろん問題でありますが、この財団法人民事法務協会というところは、みずからも、違法派遣か偽装請負か、これはちょっと微妙なところですけれども、いわゆる職安法四十四条で禁止をされている労働者供給事業の供給を受けて、さらに京都地方法務局に人を送り込んで...全文を見る
○加藤(公)委員 では、それにあわせて伺いますが、これは、民事法務協会ももちろんですし、京都地方法務局ももちろんでありますが、十二年間も違法な労働者供給事業を行っていたというのは相当悪質な話です、実際には。私もサラリーマン時代は人材ビジネスに携わっておりましたから、この分野は多少...全文を見る
○加藤(公)委員 本来なら締め切りを設定したいところでありますが、先ほどと同じ理由できょうのところはやめておきます。  実は、この京都地方法務局から財団法人民事法務協会への仕事の流れ、昨年までは請負契約がなされているわけですが、これは過去ずっと随意契約です。結局、法務省が所管の...全文を見る
○加藤(公)委員 私もことしで終わりとはちょっと認識しておりませんが、それよりも、実は、この民事法務協会が請負を受けて、委託を受けた後に、民間企業に再委託しているわけですよ。その民間企業から人が来て、また京都地方法務局に送っているんですから、間に民事法務協会が入らなくたってでき得...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○加藤(公)委員 民主党の加藤公一でございます。  本題の閣法二法に入る前に、先週に続いて、鳩山法務大臣の御発言の問題について幾つか伺いたいと思います。  まず、情報がいろいろ錯綜しておりますので整理をいたしますと、鳩山法務大臣が五年前、バリ島のクタの爆弾テロ事件の直後バリに...全文を見る
○加藤(公)委員 これは前回も私は申し上げましたが、大事なことは、そのアルカイダにつながり得る人物のかなり細かな情報を当時の鳩山邦夫議員あるいは委員長だったかもわかりませんが、議員が入手をされた。場合によっては、それは日本国がするかどうかは別にして、その特定の人物の身柄を確保する...全文を見る
○加藤(公)委員 この事実関係を明らかにした上で、私が申し上げたいのは、では、当時の政府がどれだけ緊張感を持ってこのテロ対策に当たっていたかということを検証することでありますし、同時にそれが、今の我が国が置かれている状況の中で、これからいかにしてテロを防止していくかという政策に直...全文を見る
○加藤(公)委員 これは、実際には行政文書が漏えいをしているということだと思いますが、それは間違いないですね。
○加藤(公)委員 これは、一々今、はしょりますから細かなことは言いませんが、もともとが、公用パソコンの中にあったデータがウィニーを通じて流出しているわけです、情報が漏えいした。ということは、その公用パソコンの中に入っていたデータは、本来、すぐにでも特定できるはずでありまして、流出...全文を見る
○加藤(公)委員 大臣が知っているか知らないかではなくて、大臣が指示をすればいい話だと思います。最高責任者でいらっしゃるんですから、いつまでにやれと一言言っていただけば済む話でございまして、逆に言えば、これができるのは法務大臣しかいらっしゃらないわけであります。  しかも、今回...全文を見る
○加藤(公)委員 実際、法務省で三回目です、この情報漏えい事件というのは。初めてのことではありません。ほうっておけば、二度三度どころか四度五度発生する可能性があるわけです。だからこそ、私は、一刻も早く是正措置をとるなり、再発防止どころか、もうこれで三回も起きているんですから再発ど...全文を見る
○加藤(公)委員 私が申し上げているのは、十二年間も違法状態が続いていた、だれも責任をとらなくていいという話ではございませんよねということを前回も今回も申し上げておりますし、もう一つ言えば、京都地方法務局だけではなくて、法務省所管の民事法務協会という財団法人、ここも職業安定法違反...全文を見る
○加藤(公)委員 この件も、結果がはっきりするまで引き続いて議論させていただきたいと思いますが、きょうは、時間でございますので、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。