加藤繁秋

かとうしげあき



当選回数回

加藤繁秋の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第118回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○加藤(繁)委員 加藤でございます。私は、今日的課題でいいますと政治経済の中心的な商工委員会に所属できまして、大変光栄だと思っております。きょうは、通産大臣と経済企画庁長官の所信表明に対して二、三お伺いをしたいと思うのです。所信表明ですから、ぜひとも両大臣からお答えをよろしくお願...全文を見る
○加藤(繁)委員 今長官が勤務時間が減っている、こういうようにお答えになったのですが、私、ここに労働省調べの資料を持ってきたのです。  昭和でいいますと五十五年度、時間外労働時間が一カ月で十三・四時間、昭和六十三年度は十五・七時間と、着実にふえているわけでございます。したがって...全文を見る
○加藤(繁)委員 ゆとりというのは実感で考えられるものだというふうに長官はお答えになったのですけれども、私もそのとおりだと思うのですが、果たして今言った数字で、民間も含めて働いている人が労働時間が短くなったと実感しているでしょうか。多くの民間で働いている皆さん方から見ると、私はと...全文を見る
○加藤(繁)委員 長官にお答えいただいたのですが、ごあいさつの中では積極的にやります、実態は積極的にやりにくい、こういうことがよくわかりました。ありがとうございました。  それでは、続いて二つ目の問題に移りたいと思うのです。  大店法の問題について通産大臣にお伺いしますが、ご...全文を見る
○加藤(繁)委員 そのことはわかっているのですけれども、具体的に例えば人口が何万人で商圏人口がどのぐらいだったらこれは認めるか、認めないかという具体的な基準をつくっているのかどうかということについてお伺いしたいのです。
○加藤(繁)委員 どうしてですか。なぜここでは言えないのですか。それがよくわからないのですが。
○加藤(繁)委員 九〇年の四月十日の繊維新聞によりますと、その基準が書かれているのです。それによりますと、商圏人口で「①人口十万人以上の都市は三・四人②五万人以上、十万人未満では三・七人③三万人以上、五万人未満では三・九人――を下回る都市を出店抑制地域と認定。」こういうふうにある...全文を見る
○加藤(繁)委員 四月十日の繊維新聞には発表されて、私が質問したことには答えられない、このことについて、通産大臣どのようにお考えですか。
○加藤(繁)委員 よくわかりました。明記するということですね。  この新聞によりますとさらに、「九〇年代流通ビジョン」ではこの出店抑制地域は続けることが望ましいとあるのです。そうしますと、これは続ける、したがって不透明さを続けるというのが「九〇年代流通ビジョン」にあるということ...全文を見る
○加藤(繁)委員 よくわかりました。私が申し上げた基準というのは通産省の内部で考えていることと余り変わらない、これが一致したということと、それはしかし現在では明らかにされない、その点については次回の質問で通産大臣にお答えいただくということだけ私申し上げて、この点については終わりま...全文を見る
○加藤(繁)委員 所管外と言ったんですけれども、こういう問題に取り組む場合には閣議の話し合いが重要になってくると思うのですが、そういう閣議の中での通産大臣としての立場ですね、どういう立場にいるのかということです。そういうことをやっていこうという立場なのか、いやいやこれはもうこのま...全文を見る
○加藤(繁)委員 ありがとうございました。この頭脳立地の問題は私が担当ですから、これからまた質問のときにお伺いしたいと思うのです。  最後に、端的にお伺いしたいのですが、通産大臣が、新閣僚に聞くというので新聞で消費税の問題についてお答えになっているのです。現行の法律を思い切って...全文を見る
○加藤(繁)委員 ありがとうございました。  現在の行政は、縦割りの矛盾がやはり今みたいな形で出ている。したがって、ある問題を聞けば私は担当でない、この問題を聞けばこれは担当でないというふうにいろいろ逃げ道があるので、ぜひともこれからは、国民生活を豊かにするという意味においては...全文を見る
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○加藤(繁)分科員 それでは、分科会の質問を私は一点だけさせていただきたいわけでございます。  私は香川県の第二区でございまして、丸亀、坂出、この都市の近くに実は住んでいるわけでございます。香川県というのは瀬戸内海に面しているものですから、我々が海にごみを捨てますと、これは直ち...全文を見る
○加藤(繁)分科員 適正にやっていることが一番いい、そのとおりでございます。そして、運輸省として法律的義務はないのも私は承知しております。しかし、指揮監督という立場があると私は思うのです。したがって、その点から私はお伺いをしたいと思うのです。  まず、この不法埋め立てといいます...全文を見る
○加藤(繁)分科員 私が聞いているのは水域占用の問題じゃなくて、その海面を埋め立てたという事実が公有水面埋立法第三十六条に該当しているかどうかということを聞いているんですよ。それを聞いているんです。
○加藤(繁)分科員 私もそう思うんです。これは昨年十二月の坂出市議会の議事録の中で坂出市側も、不法埋め立てだ、こういうふうに質問者に対して答えているのです。したがって坂出市も不法埋め立てだと認めている。そして、香川県平井知事に対してある県会議員が質問しているのですけれども、その中...全文を見る
○加藤(繁)分科員 だから、それは結果の問題としてそういうことを言っているのであって、国が相談を受けたということは、八月九日ですね、原状風復義務に関し国と協議と、これは坂出市議会の議事録なんですけれども、そういうふうになっていますから、恐らくそのときに聞いたと思うのです、したがっ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 いや、水域占用の問題は私は後で聞きたいのですけれども、そうしたら、お伺いしますが、七月三日に坂出市は坂出養魚に対して原状回復を指示しているのですよ。これ、知っていますか。坂出市は一番最初は原状回復を指示しているのです。そして、その後水域占用とか何かいろいろ起き...全文を見る
○加藤(繁)分科員 そうですね、わかりました。運輸省としても、そういう届け出をしてない、したがって三十六条には該当する、こういうことですね。  こういう立場で以下の質問をしたいと思うのですが、まず、先ほど言いましたように、七月三日に市が原状回復を指示したのですよ。私は、市や県が...全文を見る
○加藤(繁)分科員 では、不適切な処置だったということですね。そういう陸地であるのに水域占用を認めるというのはおかしいんだ、そういうのはおかしいんだ、こういうふうに言ったということですね。
○加藤(繁)分科員 それでは、それ以降は正当にしてください、こういう指導をした。  そうしますと、今度、この水域占用許可申請書があると思うのです。そのとき出されたその申請書の目的には、一体どのような目的で出されたと書いてあるのですか、お聞きします。
○加藤(繁)分科員 それでは、何のために使うというふうに書かれていたか、その申請書の中身です。
○加藤(繁)分科員 違うでしょう。やや似ているけれども、防護さくと石積みでしょう、その申請書の中身は、目的は。そういうためにそれをつくるのだ。問題は、この水域占用許可というのは、これは占有ですから私有とは違いますね。したがって撤去可能なものだ、こういうことだと思うのです。したがっ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 そうしたら、ポンプ室とか冷蔵庫とか事務所とかというのは違うのですね。それを海面部分の埋め立てのところに建てるのはおかしいですね。
○加藤(繁)分科員 私運輸省のある人に聞いたら、占有許可という場合はどういう建物が建てられるのですかとこれは調査室を通して聞いたのです。そうしたらお答えは、桟橋とかあるいはすぐに撤去ができるものしか認められない、こういうお答えを運輸省の方からいただいているのです。それから見ると、...全文を見る
○加藤(繁)分科員 だったら、これは虚偽の申請ですね。その海面上の目的と違ったものを建てている。したがって、虚偽の申請をした場合には六十一条で罰せられるはずだと思いますけれども、いかがですか。
○加藤(繁)分科員 撤去可能ですか、それは。
○加藤(繁)分科員 そうでしょう。したがって、あれは海岸部分と自分の買った土地と運輸省の所管と三つあるのですよ。自分の買った土地は問題ない。海岸部分は建設省ですからここでは問題にならない。そうすると海側です。その海側が既に陸地になっている、不法埋め立てで。しかしその陸地をこじつけ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 正当な手続をとりなさい。そうすると水域占有許可を出したというその一点をとらえたらまずかった。しかし、それはもう出して認められている。そうだとしますと、今度は法律的に見ますと、水域占有ですからそこは海面なのです。そうすると、当然運輸省が言うように適切な措置をとる...全文を見る
○加藤(繁)分科員 ちょっと違います。こうですよ。七月十九日に関西物産に水域占有許可を出した。したがって、この段階はここは海だということですね、法律的には。そして八月九日に原状回復義務に関し国と協議した。そして八月二十五日に第二期計画の建築確認を通知した。したがって、八月二十五日...全文を見る
○加藤(繁)分科員 順番が違うのですよ。不法埋め立てがあった、その不法埋め立ては問題があるけれども、最後に認めてやらなければならぬという結論があるから、おたくの場合には。したがって、一遍それは海なのだというふうにもとに返して、海だから占有許可を与える、海岸部分は海岸の占有をまた与...全文を見る
○加藤(繁)分科員 短期だったら多少矛盾があってもいい、こういうことをおっしゃるということですね、私は今そういうふうに伺ったのですけれども。  そうしますと、そういうふうに短期であるにもかかわらず矛盾があった、しかもその前には水域占有という不適切な処理をしている、しかもその前に...全文を見る
○加藤(繁)分科員 運輸大臣に、私、最後にお伺いしたいんですけれども、今そういう不適切な箇所が三カ所もあるという土地を地元に任して、運輸省は指揮監督権を放棄する、こうおっしゃったのですよ。そうしますと、我々国民から見ますと、ニチイの小会社である、つまりニチイがやったことですよ、そ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 私、終わりますから、ぜひ聞いてください。そして、国民の間で、国は大会社と結託して大会社をもうけさすために不法埋め立てを認めている、こういう批判が起きないようにぜひとも行政指導を強めていただきたいことをお願いして、私の質問を終わります。
05月25日第118回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○加藤(繁)委員 加藤でございます。先ほど鈴木委員の方から、頭脳立地は南の方ばかりだと言われたのですけれども、私、実は南の方の出身で、四国の香川の出身なのですけれども、よろしくお願いしたいと思います。  それで、質問に先立つ前に、前回、私、大臣の所信表明について質問したのですが...全文を見る
○加藤(繁)委員 ちょっと大臣、質問の趣旨が理解されてないのじゃないかと思うのですね。私が質問したのは、繊維新聞には発表されて、なぜ国会の場で答えられないのか、その理由をここで聞きたいということを言ったのです。今答えられたのは、それは違うでしょう。
○加藤(繁)委員 だから、新聞をお渡ししましたので、読んだ後のことを聞きたいということなのです。
○加藤(繁)委員 私、議事録を持ってきているのですけれども、私の質問で、四月十日の繊維新聞には発表されて私が質問したことには答えられない、このことについて通産大臣はどのようにお考 えですかという質問、それについて新聞を読んでないから答えられない、だったら読んでこれに答えてくださ...全文を見る
○加藤(繁)委員 おかしいですね。通達は通産省が考える、それ以外は考えない。考えないのでしょう。通産省が考えて出す通達が、なぜ新聞が通産省が流さないのに勝手に書くのですか、書けることができるのですか。だれも知らないはずですよ。だれも知らないものを、全然火の気のないところに煙は立た...全文を見る
○加藤(繁)委員 ちょっと外野席は黙ってもらったらいいのですけれども、新聞社に私が言えとは何ということかと思うのですよ。それがえらい迷惑だったら通産省が言えばいいのですよ、私の方はそのことを聞いているのですからね。それで、この問題について私長々とやる気はないのですけれども、大臣の...全文を見る
○加藤(繁)委員 それでは内容について目安を通産省の方が持っていますから、商圏人口に対する人数比例ですね、その目安を持って今後も指導していくというふうに理解してよろしいですか。
○加藤(繁)委員 ちょっと多少不満足ですけれども、きょうは私、頭脳立地の質問ですからこれで終わりまして、また関連するときに申し上げますから。  そこで私、与えられた残り時間で頭脳立地の問題について補強する立場から幾つか質問をしたいのですが、この頭脳立地の提案が、産業機能の地方へ...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうしますと、お伺いしたいのですけれども、これまでテクノポリスが始まって十年ですし、それから頭脳立地が始まって二年足らずですけれども、その間、具体的に言いますと地価あるいは所得の格差、住宅問題、産業廃棄物あるいは人口の集中、こういうことが具体的にどのぐらい成果と...全文を見る
○加藤(繁)委員 私もそういうふうに思うんですね。したがって、一極集中がなぜいけないかという観点、つまり国民生活が大変不便を来している、こういう観点から数字だけを見ますとなかなか成果が上がっていない、こういうことが私言えると思うんです。そういうときに、今後さらにこの頭脳立地法を進...全文を見る
○加藤(繁)委員 私そういうふうに期待したいんです。そこで聞いているのです。  私ここに、ことしの五月二十二日の朝日新聞に出ました高知県安芸郡馬路村の公園遊具製造会社「馬路ミロク」、これは第三セクターでやっているのですけれども、これが実は朝日新聞に載ったのです。なぜこれを取り上...全文を見る
○加藤(繁)委員 政府一丸となってやらなければいけない課題ですけれども、ぜひともよろしくお願いしたいと思うのです。  そこで、大局的にはそういうふうに全体で取り組むということで、そして小局的には今度の頭脳立地の中の進め方でございますけれども、通産省として頭脳立地を指定する場合に...全文を見る
○加藤(繁)委員 以上で終わります。