加藤繁秋

かとうしげあき



当選回数回

加藤繁秋の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第123回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○加藤(繁)委員 加藤でございます。  最初に、大臣が十時半に出るのですか――そうですか。では、ちょっと最初にお伺いしたいと思いますが、国際的な直接投資が幅広く交流が深まったり、あるいは国際的な貿易が大変広がってきている、そういう中で、先ほどから言われているように特に日米間では...全文を見る
○加藤(繁)委員 今のは法律の提案説明に載っていますので、そういうことを聞きたかったのではないのです。今回の出された法案が問題解決の基本的なものなのか、それとも次々出てくるものなのかということをちょっとお聞きしたかったのですけれども、それははっきり答えられなかったので不満なんです...全文を見る
○加藤(繁)委員 私、今の通産大臣の答えは答えになってないというか、率直に申し上げますと、貿易黒字を減らすというために何をしたらいいかというのがはっきりしてないのじゃないかというような気がするのですね。ですから私、一つは日本がもっと開放的だという印象を与える、このために何ができる...全文を見る
○加藤(繁)委員 予算委員会へどうぞ。  ちょっと不満なんですが、政府委員の方にお伺いしたいのですが、それじゃ、これまで日本は貿易立国でやってきたのですが、今回の輸入の促進に関する法律をつくりまして、輸入基地をつくっていくという中で、輸入拡大が一体どれぐらいできるというふうに見...全文を見る
○加藤(繁)委員 その輸入基地の問題でございますけれども、通産省は全国で十数カ所数年間でつくる、こういう方向を考えているらしいのですが、例えば今東京一極集中とか、県では県都に集中するとかいう問題がありますけれども、その地方自治体の中で、地域経済の振興という観点から――通産省はそう...全文を見る
○加藤(繁)委員 輸入促進というのはもう今や天の声というふうに言ってもいいと思うのですが、しかし、この今回の法案に予算の限りがあるわけで、十二億だというふうに聞いているわけでございますが、そうしますと、都道府県で地域輸入促進計画をつくって、補助は要らない、しかし、この輸入促進計画...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうしますと、この輸入促進計画の申請が行われれば、その計画に基づいて、そこは総合保税地域に指定されるかどうか、お聞きしたいと思います。
○加藤(繁)委員 そこで、その総合保税地域についてお伺いしたいのですが、一つのエリアを決めてそこに貨物が輸入したり出る場合に、その中は一応、手続きが簡単であるというところですね。その地域というのは、飛び地になるときがあるのかどうか。一つエリアを決めればもうそのエリアから全然離れな...全文を見る
○加藤(繁)委員 それでは、次に運輸省にお伺いしたいのですが、今回の問題は、運輸省とか農水省、自治省、通産省の四省ですね。そういう中で、特に運輸省のこの貨物の動きというのが私は決め手になるような気がするわけでございますが、運輸省として、国際貨物の動きのあり方について、今後のビジョ...全文を見る
○加藤(繁)委員 先ほど、通産省の方に聞きますと、この法律によって輸入拡大が相当数見込まれる、こういう回答があったのですが、そうしますと、現在の国際的な輸入の貨物量、これはプラス相当量になるわけですね。そうしますと、輸入基地が新たに承認された、そうなりますと、ここには相当数部分は...全文を見る
○加藤(繁)委員 この輸入基地ですが、運輸省は何か九カ所を考えているらしいですけれども、通産省は十数カ所で、自治省は三十五カ所何か考えているらしくて、ばらばらだそうでございますが、このばらばらなところで全部、例えば最大は三十五カ所ですね、この三十五カ所がもし申請されたら、自治省も...全文を見る
○加藤(繁)委員 そういう輸入基地をつくるということ、輸入拡大を図るということ、そうなりますと当然これは通関、検疫、検査、計量という公的な手続が必要になるわけでございますが、特に最近ではポストハーベストとかいろいろ問題ありますけれども、きょうは農林水産省にお伺いしたいのですが、食...全文を見る
○加藤(繁)委員 そういう検疫とかあるいは検査体制をぜひ強化していただきたいと思います。  次に、公的助成の意味についてお伺いをしたいのですが、今回輸入促進の整備事業というのがやられるわけで、それは第三セクターでやるらしいのですが、その第三セクターでやる場合に、どうして第三セク...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうしますと、この第三セクターは建物を建てると後は賃貸しをするということですね。そしてその賃貸しすることによって民業を応援する。そのときにその賃貸しをする相手、これは恐らく大手の会社になるんじゃないかと思うのです。あるいはそのときにどういう条件をつけようというふ...全文を見る
○加藤(繁)委員 中小の会社もまあプラスになるようにしたいということですが、そこでちょっと労働省にお伺いしたいんですが、現在港湾で働いている人たち、この人たちに今回の問題が影響を与えるのではないか。つまり、新しい法律ができて、輸入基地が拡大されるとかあるいは別のところへ移るとか、...全文を見る
○加藤(繁)委員 今の答弁は大変あれですけれども、実は二十年前に港湾においてコンテナ化というのが進められたと思うのですが、そのときにやはり同じやりとりがありまして、コンテナ化になりますと人が減らされる、どうするのか、そのときの回答が今言われた回答と全く同じなんです。つまり当時は、...全文を見る
○加藤(繁)委員 それだけじゃなしにぜひやってほしいことは、これからの懸案になっているILOの百三十七号条約の批准ですね。これは第百十六回の参議院の運輸委員会の中で江藤大臣も、これはできるだけ早く進める、こういう回答をいただいているし、同時に物流二法のときの参議院の附帯決議にも、...全文を見る
○加藤(繁)委員 今のではちょっとよくわからないものですから、できるだけ早く資料の整備をするというのは大体どの程度の時間を考えているのか。これは無期限ということじゃないでしょう。ですから例えば一年とか半年とか、二年とか三年とかかかると、おたくは優秀なんですからわかると思いますので...全文を見る
○加藤(繁)委員 不満ですけれども時間がありませんから、この問題については労働委員会とかその他でまた後ほどいろいろ質問をさせていただきたいと思います。  最後に、対内投資の円滑化ということについてお伺いをしたいと思うのです。  対内投資をやるというのですが、どういう業種の性格...全文を見る
○加藤(繁)委員 時間が来たから終わります。どうもありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○加藤(繁)分科員 加藤繁秋でございます。  私は、あした政府の方が土曜日閉庁ということで閣議決定されて、一週間に二日休むという法案が提案をされるということでございますが、大変結構なことで、大いにこれは進めなきゃいけないと思いますし、民間がなかなか千八百時間体制に向けて困難な条...全文を見る
○加藤(繁)分科員 厚生省としても保母さんの二日制をこれから指導していこうというときに、昨年もう一部では試行されているでしょう、保母さんについて、その試行されている状況をつかんでないということだったら、一体どうですか、簡単にばっとできる、こういうふうにお考えですか。
○加藤(繁)分科員 承知していないのじゃなくて、そういうことについて調べようという気持ちはないということですか、そうしたら。
○加藤(繁)分科員 それじゃお伺いしますけれども、つまり、試行されているところは間違いなくあるわけですけれども、そういう状況について余り実態をつかんでいないということでしたら、恐らく厚生省としては、保母さんの二日制実施に当たってはそんな試行をしないでいきなりできる、こういうふうに...全文を見る
○加藤(繁)分科員 現在考えてないということは、この週休二日制法案は、平成二年度に試行をしていこうという閣議決定がされているはずですね。そのとき以来、厚生省の中では保母さんの二日制に対して、土曜日閉庁するということについて全く検討していないのか、それともそういうことについて検討し...全文を見る
○加藤(繁)分科員 ちょっと正確にお答え願いたいのですが、そういう検討をしたかどうかということについて先ほど聞いたのですよ。厚生省の中で保母さんの問題が出る。出るなら、土曜日は休まそうとした、そういう意見が出たかどうか、それについて検討があったかどうかということをお聞きしたいので...全文を見る
○加藤(繁)分科員 いや、別の問題じゃなくて、そういう議論はしたことあるのですかないのですか、どっちですか。
○加藤(繁)分科員 私なぜ聞いたかといいますと、あるところ、これはちょっとあれですけれども、厚生省の中では保育所の土曜閉庁については全く考えたことがない、こういう話を聞いたものですから、全く考えたことがないということで出発するのじゃなくて、そういうことも一応頭に置きながら、しかし...全文を見る
○加藤(繁)分科員 それじゃ実態が変われば変わるということですね。
○加藤(繁)分科員 それじゃちょっと角度を変えてお聞きしますが、もし土曜日の閉庁が成った場合、保育園では当然悩みになるのが、そういう土曜日に子供を預かってほしいという方が随分といらっしゃる。そういう問題が当然起こるわけでございまして、そういうことに対して現在厚生省としては、こうい...全文を見る
○加藤(繁)分科員 それじゃ、保育所において週休二日制というのはどのようにやろうとしているのか、お聞きしたいと思います。
○加藤(繁)分科員 今四十二時間で足りないところは非常勤だとおっしゃったのですが、そうしますと、非常勤の単価ですけれども、これは正確じゃないかもしれませんが、休暇代替保母の年間一人当たり十四日分というのがあるのです。この十四日分で試算しますと、一人口額五千三百四十円という計算にな...全文を見る
○加藤(繁)分科員 これは全然関係ないのですけれども、永田町の論理というのと国民の論理とは違うという話がよくあるでしょう。皆さん方が妥当だと思っているのと、実際現場へ行って妥当だと思うのは違うと思うのですよ。したがって、皆さん方はそれで人が来るのだから、来なければしょうがないんだ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 次の問題というのはやらないということですか。私が聞いているのは、一週間に二日休ますのですか休ませないのですかということなんですよ、結論は。何か四十二時間とか勤務時間ばかり言って、勤務時間はわかっているのです、言わなくても。だから、厚生省として、今度法案が提案さ...全文を見る
○加藤(繁)分科員 それじゃ、厚生省の指導は、保母さんは週二日は休ませない、こういうことで理解してよろしいですか。
○加藤(繁)分科員 大変後退したお話ですね。国はもうとにかく四十時間で週二日をやっていこうというときに、保母さんだけはそうはしない、こういうことですから。一体千八百時間に向かって政府としてどういう指導をするのか、ちょっと疑わしく思うのです。恐らく今後いろいろな運動で、私たちも今後...全文を見る
○加藤(繁)分科員 そうなりますと、基準保育というのがありますけれども、例えばゼロ歳児は六人に一人とか五歳児は三十人に一人とか、こういうことが守られない保育の現状に非常勤が入ることによってなると思うのですが、それはどうですか。
○加藤(繁)分科員 そういう考え方だということですね。はい、わかりました。  そういうふうになりますと、非常勤の方というのは、初めて来るし、なかなか職場の状況もわかりにくい。ですから、お互いになじみにくいということもありますし、先生方の連係プレーもなかなか難しい。そうなりますと...全文を見る
○加藤(繁)分科員 問題が生じていないという認識、それぐらい現場と認識がずれているということを私申し上げたいと思います。  例えば、これは自治労の香川県本部が調査した例ですが、八八年二月に百十二保育所て千八十九人のうちで九百六十三人がアンケートに応じたわけです。そのうちで一〇〇...全文を見る
○加藤(繁)分科員 ぜひ厚生省としても、実際現場で働いている人のアンケートをとるか実際に聞くかして、本当に生の声を聞かないと、今働いている人だって問題がないと言う人は、本省の人だっていないと私は思いますよ。厚生省の職員だって、体の異状を訴えない人は少ないんじゃないかと思います。現...全文を見る
○加藤(繁)分科員 じゃ大臣、人の問題はどうですか、増員の問題は。大臣ちょっと答えてください。
○加藤(繁)分科員 よくわからないのですけれども、無理がいかないじゃなくて、実態としては非常にしにくい状況があるので、今はできるだけ人をふやさなければできないという状況について厚生省として理解ができるというふうに考えていいですか。
○加藤(繁)分科員 はい、きちっとやってください。  自治省来ていますか。時間がありませんから、最後にお伺いしたいのです。  土曜閉庁に伴って通達が出ていますけれども、その中で、国家公務員との均衡を失しないように所要の改正を行いなさいということが出ているのですが、この意味をち...全文を見る
○加藤(繁)分科員 ちょっと具体的にお伺いしたいのですが、今度国が四十時間になります。そして、地方団体の中でこの二日制を実施しますと七時間四十五分になるところがある。一週三十八時間四十五分ですね。つまり、一日七時間四十五分で、国が八時間ですから。そういう状況がある中で均衡というの...全文を見る
○加藤(繁)分科員 もう時間がありませんから最後にしますけれども、地方公共団体の勤務時間は地方公共団体が決めるのですよ。国がこうしなさいと言うのは、それは指導はいいですけれども、押しつけるものじゃないですね。しかも千八百時間にしていこうという流れの中で、大体一千三十八団体ぐらいが...全文を見る
○加藤(繁)分科員 もう終わりますけれども、片っ方は四十五分を十五分延ばしなさい、保母さんは四十二時間でそのまま置いておきなさい、こんな都合のいいところだけ変えるというような指導じゃなしに、ぜひとも挙げて千八百時間に向けて努力していただきたいということをお願いして、質問を終わりた...全文を見る
03月25日第123回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○加藤(繁)委員 おはようございます。  歌は世につれ世は歌につれという言葉があるのですけれども、まさに産業というのはそれと同じように、一時隆盛を保っていましてもそれがいつの間にか衰退してしまう、そういう中で新しい産業が出てくる、それがまた次の新しい産業に取ってかわる、こんな歴...全文を見る
○加藤(繁)委員 今言われましたような特定地域中小企業対策臨時措置法とかあるいは事業転換法、これらは今回の法案とやや似ているわけで、異分野の知識の融合に関する法律も似ている感じがするわけです。私は先ほど申し上げたんですが、百五十九件とかあるいは二百一業種とかいうふうに言われても、...全文を見る
○加藤(繁)委員 これをなぜ聞いたかといいますと、臨時措置法ですから時限立法です。法律をつくれば必ず総括が要るということですから、調べればというのじゃなしに、臨時的につくった、終わったときにこの法律の効果はこうだった、こういう点が救われたと、ぜひ法律をつくって総括をする、そして新...全文を見る
○加藤(繁)委員 体系的なものであるということと、都道府県とか関係方面から期待されている、こういうことですね。そういう中で活性化計画の意義をつくるということですが、進出計画は個別企業、活性化計画は都道府県というふうに分かれているのですけれども、この進出計画と活性化計画両方がうまく...全文を見る
○加藤(繁)委員 ぜひ、ないということでお願いしたい。  関連してもう一つお伺いしたいのですけれども、先ほど幅広いコンセンサスを必要とする、それは例えば事業者もあるという。ここで一つお聞きしたいのは、事業者ということと同時に、そこに働いている人のコンセンサスはどうかということで...全文を見る
○加藤(繁)委員 ありがとうございます。  そうすると、今後の基本方針の中に、関係労働者のコンセンサスも得ていく、こういうふうに明記されるというふうに考えてよろしいですか。
○加藤(繁)委員 南学長官、ちょっと今書くことと答弁されたことと違うでしょう。だから、基本方針の中に、幅広いコンセンサスの中には事業者とかあるいは働いている人たちとか、そういうことを括孤書きでもいいですからぜひ明記していただきたい。やはりこれからの中小企業というのは、働いている人...全文を見る
○加藤(繁)委員 私は、労働組合のことを書きなさいということじゃなしに、そこに働いている人の意見、そのことを大切にしてほしい、そういうことが何らかに書かれればそれでいいということなんです。労働組合の意見を聞きなさい、そんなことを書きなさいと言っているわけじゃないということで、働い...全文を見る
○加藤(繁)委員 ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  その次に、先ほど言いましたように、私きょうこれを見ましたけれども、この中に中小企業庁の総務課長が書いていますね。集積のメリットを清用するということで今回の法律をつくったということですけれども、集積のメリットというの...全文を見る
○加藤(繁)委員 大臣にお伺いしたいのですけれども、今これは法案の根幹の問題で、これまでの戦後の歴史の中は、もちろん個々の一つの企業が 栄枯盛衰があるのはある。しかし、企業城下町とか、あるいは一つの中小企業の集積があると、それ全体が何か変わっていくというこれまでの歴史があったと...全文を見る
○加藤(繁)委員 大臣、もう一つお伺いしたいのですが、長期的な展望とか将来の展望を考えておるということですけれども、そうなりますと、活性化計画のイメージということですが、具体的なものとしてはファインセラミックスとかチタン製品とか、いろいろ説明があったのですが、こういう技術革新の対...全文を見る
○加藤(繁)委員 そういうふうになりますと、先ほど言われましたように、各中小企業者のやる気を起こして、それを全体で包んで県や国が支援するんだということですが、やる気を起こすということは、新規分野に進出するということになりますが、そういう新規分野に出るという場合は、企業家にとりまし...全文を見る
○加藤(繁)委員 ぜひそういうふうにうまくいくような法律にしたいものだと私も思っているわけですけれども、そういう指導をお願いしたいのです。  それともう一つ、この十二条の中で、中小企業投資育成株式会社の問題で、「一億円を超える」ということを書かれているわけですね。これでどうして...全文を見る
○加藤(繁)委員 この一億円を超えるという問題ですが、今度の法律の第二条で、「「中小企業者」とは」「資本の額又は出資の総額が一億円以下の会社並びに」というふうに書いて定義しているわけですね。そうしますと、わざわざここで「「中小企業者」とは」というふうに定義しているものですから、こ...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうであれば、一億円を超えるというのは、極端な話が、それは五億か十億かわかりませんけれども、大手の方ですね、大企業と言われるところ。そこにもこれは道を開くということになりますと、本来中小企業庁からやるということから見るとバランスが崩れていくのではないか、こういう...全文を見る
○加藤(繁)委員 ぜひそういう大企業に道を開くようなことにはならないように御指導をお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月29日第123回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○加藤(繁)委員 今回政府の方から罰金刑の強化ということを中心に改正案が提案されているわけでございますが、確かに従来よりは一歩踏み出したもので、その点はいいわけなんですけれども、今日の情勢から見ると、私たちから見るとやはり不十分である、こういう立場でございまして、これについてはた...全文を見る
○加藤(繁)委員 今、流通の未成熟な段階でメーカーがつくってきたというお答えで、しかも今日に至って反競争的なものは除去していく、こういうことでございますが、例えば先ほど言われました談合という問題についても、中身そのものは反競争的なものでありまして、たまたま埼玉であらわれただけであ...全文を見る
○加藤(繁)委員 独禁法のルールを理解してもらう、それはどのような手段でどういう時期にどういう方法で理解してもらう努力をするのか、お伺いをしたいと思います。
○加藤(繁)委員 ぜひ努力をしていただきたい。厳正にするという姿勢を示すということですから、それを理解してもらう方法は幾つかあると思いますが、先ほど言われたような状況で、ぜひ、各事業者、消費者にその姿勢が伝わるようにお願いをしたいと思います。  そこで、再販の適用除外の問題につ...全文を見る
○加藤(繁)委員 よくわからなかったのですが、最後の。現在でもおとり廉売があるというふうに、私ちょっと今聞いたのですけれども、もしあるならば、最近ということですから、ここ一年、二年じゃないと思いますよ。したがって、どういう調査と、どういう公取の中での論議が行われたのか、お伺いをし...全文を見る
○加藤(繁)委員 いや、そうじゃなくて、指定商品以外の商品でおどり廉売があるというふうにお答えになったと思うのです。したがって、指定商品以外でおどり廉売がもしあるならば、それについて、再販適用除外ということについてやらなければいけないのじゃないですか。ですから、あるという品物に対...全文を見る
○加藤(繁)委員 先ほどお答えになりました、指定商品以外ておどり廉売が一部に行われている、どういう商品なのか、お答え願いたいと思います。  そしてもう一つ、広範に行われてないからする必要はないというのですが、それでは広範というのは一体どういう意味なのか、お伺いしたいと思います。
○加藤(繁)委員 だから、もし二百件ぐらい行われているんだったら、どういう商品についてそういうことを行ったかというのを聞いたんですよ。  それからもう一つ、広範な——一部で行われていると先ほどおっしゃったでしょう。広範でなければそれはやらないんだとお答えになったんですから、広範...全文を見る
○加藤(繁)委員 お答えにならなければいかぬでしょう、広範なということはどういうことなんですか。
○加藤(繁)委員 そうしますと、豆腐とかしょうゆとか牛乳、お酒、ガソリンは、現在、おとり廉売はあるけれども広範ではない、全国的ではないというふうに理解してよろしいのですか。
○加藤(繁)委員 それでは、次に移ります。  一九七四年に適用除外について見直しを行ったわけでございますが、歯磨きや家庭用石けんあるいは合成洗剤を指定から外して、化粧品、医療品についても指定を縮小したと思うのですが、外した商品について何か問題が起こったかどうか、あるいは小売店の...全文を見る
○加藤(繁)委員 指定商品を適用除外を外しても問題はないということですね。  そうしますと、今度は一九八〇年十月に、書籍について一定の期間を経過したものについては、定価を抹消して非再販本として価格を変更して売ってもいいことになっているわけでございますが、この制度の運用状況、どう...全文を見る
○加藤(繁)委員 せっかく八〇年に改めてこれは規制強化という立場ですね、それを出したのですけれども、余り利用が少ないということなんです。しかし、今度もう一度返ってみますと、こういう本についてすべてしなければいけないという状況から、出版社の独自の判断に任すというふうに変更したという...全文を見る
○加藤(繁)委員 もう一度お伺いしますが、それじゃこういう部分再販というようなものを導入したその理由は、その当時はどういう理由でしたのですか。
○加藤(繁)委員 正しいやり方であっても、利用がほとんどないということですから、結果として余りこれは意味がなかったような気がするわけなんです。したがって、これはなぜこういうふうに聞くかというと、今後の問題として、こういうことでは効果がなかったということを踏まえて次はぜひ考えていた...全文を見る
○加藤(繁)委員 消費者の不利益にならないと言いますけれども、それは千二十四円で買った方が利益になるのですよ。それを法律で千三十円と決めるのですから、それは不利益になるじゃないですか。それともう一つは、今度は法的に三千万以下の業者にはもうけさせるということを認めることになるのです...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうすると千二十四円で売ってもいいということですね。しかも、一方では千三十円で売ってもいい。したがって、私が言うのは、こういうふうに再販の適用除外ということが認められている中で、実際問題、千円の商品圭二十円で売るところも二十四円で売るところも、二つ再販価格がある...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうだと思います。したがって、私は最初に申し上げましたように、この再販適用除外という制度があることによって、明らかに法的に三千万以下の業者は六円もうかるし、消費者は当然千二十四円で買わなければいけないのが千三十円で買わされるのですから、不利益になっているという実...全文を見る
○加藤(繁)委員 結局、特定の事業者のための特定の商品の制度になっていると思うのですが、その点についてはいかがですか。
○加藤(繁)委員 再販の適用除外というのが大企業中心に利用されている。そうしますと、結局は中小の製造業者、あるいは我々消費者にとりまして、大手の大会社ばかりが利用してしっかりともうかっているのじゃないか、それを助長しているのがこの再販という問題ではないかというふうに考えるのですが...全文を見る
○加藤(繁)委員 ありがとうございました。  これまで現状についてお伺いしたのですけれども、そうすると、二十八年に導入して結局幾つか変更になってきている、つまり再販指定商品を減らしてきた、そういう中で、業者の問題点もない、おとり廉売の問題もない、指定商品以外では少しおとり廉売は...全文を見る
○加藤(繁)委員 正確を期すために幾つかお伺いしたいのですが、平成十年度には完全に自由化をする、こういうふうに理解してよろしいかどうかということが一つ、  それからもう一つ、今後公取としては適用除外ということについて、指定商品をふやすという気持ちがあるのかないのかということが二...全文を見る
○加藤(繁)委員 大変よくわかりましたが、そうしますと、その準備期間の間は幾つかの商品について不公平さがあるということは、もうこれは認めなければしょうがないですね。その点はどうですか。
○加藤(繁)委員 その再販という問題とややよく似た問題で、希望小売価格制度というのが、制度かどうかわかりませんけれども、そういうものがありますね。これは家庭電器、カメラ、時計、乗用車、加工食品など広く行われているのですけれども、この点についてどういう認識を持っているのかということ...全文を見る
○加藤(繁)委員 そうすると、この希望小売価格は通達でこうしなさいということでなければ、現在これはもうしょうがない、こういうことですね。それでよろしいですか。
○加藤(繁)委員 実は、この再販制度が廃止になりますと恐らく今度はこの希望小売価格ということに移ってまた同じような現象になりはしないかというふうに思いますので、そのガイドラインというものを、再販の適用除外と同じようにしないと、せっかく再販制度がなくなったけれども今度は形を変えて同...全文を見る
○加藤(繁)委員 その見直しを行っていくスタンスですけれども、公取の。それは、再販価格というものを維持しないような方向で検討していくというスタンスなのかどうかということをお聞きしたいのですけれども。
○加藤(繁)委員 大変よくわかったのですが、そこで委員長、ちょっと見解をお伺いしたいのですが、私ども社会党が今度対案を出していますけれども、その対案の中に、指定商品に係る再販売価格維持制度の廃止と、「再販売価格維持制度は、特定の著作物に係るものを除き、廃止するもの」とするというよ...全文を見る
○加藤(繁)委員 ありがとうございました。  最後にお伺いしたいのですけれども、今回罰金刑が強化されているわけなんですし、それから、この再販については不公正な取引ということで取り締まるしか方法がないわけでございますが、そういう取り締まる方法を幾ら検討しましても、実際これをやるの...全文を見る
○加藤(繁)委員 今後すぐしなさいということを私、きょうここで御回答いただけるとは思ってなかったのですが、せっかく大蔵委員会の方でこういうような審議で、これは恐らくできるわけでございますから、同じような経済事犯のことでもございますので、ぜひこのような証券監視委員会と同じような権限...全文を見る