加藤修一

かとうしゅういち



当選回数回

加藤修一の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  最初に経済企画庁長官にお尋ねしたいんですけれども、先ほど来御答弁の中にもあったわけでございますけれども、九日の月例経済報告閣僚会議におきましてもいわゆる事実上の景気回復宣言をされたと。さまざまな懸念する材料はあると思うわけでござい...全文を見る
○加藤修一君 先ほど政府の方の答弁にもございましたけれども、懸念材料も結構あるんじゃないか。一部では明るい材料も当然あるわけですけれども、例えば金利が極めて低いということで、個人消費についてはなかなか浮かび上がってくるような状態を期待するのは難しいところもあると思いますし、それか...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁の中で、有効求人倍率、ディフュージョンインデックスの中にある一致係数の一つだと思いますけれども、それを含めて、実は九三年以降の政府の方の景気判断の変化を見てみますと、九三年の六月に「回復に向けた動き」、八月に「回復に向けた動きにやや足踏み」、十月「総じ...全文を見る
○加藤修一君 今は六点ほど挙げていただいたわけですけれども、第一番目の統計だったでしょうか、その辺についてちょっともう少しお尋ねしたいと思うんです。  景気動向指数それ自体がある意味で産業構造の変化に対応し切れない指標があるのか、あるいは逆に言いますと入れていないのかという感じ...全文を見る
○加藤修一君 新しくつけ加える云々という話は別にして、要するに現在のDIにつきましては二カ月前に発表という感じ、二カ月未満ぐらいですか、例えば統計データを収集するスピードを速めるとか、そういうことについてはどうなんでしょうか。なるべく早くわかった方がいいわけですけれども、適切に対...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に経済見通しについて、先ほどから政府見通しとして二・五%の実質成長率が出ております。これにつきましては民間の各シンクタンクでも相当数発表されていますけれども、先ほど来経企庁の大臣の方からお話がありましたように、民間のシンクタンクも似たように発表している部分...全文を見る
○加藤修一君 予見の違いも多少モデル数字をはじき出す場合にあるかなと思いますけれども、試みなんですけれども、ちょっと私も計算してみたわけなんですけれども、いわゆる実績とそれから見通し、その最近の五年間について、政府、三菱総合研究所、大和総研、富士総合研究所について八五年の基準値と...全文を見る
○加藤修一君 もう少し議論をさせていただきたいんですけれども、時間の関係もございますので、次に移りたいと思います。  政府の経済見通しの二・五%、その中で公共投資の経済波及効果というのは、これは極めて重要なことだと思うんですけれども、最近財政政策の効果が低減している、すなわち公...全文を見る
○加藤修一君 その辺は十分わかるわけですけれども、公共投資の中で振り分けを考えていった場合、生活関連基盤とかあるいは産業基盤投資とか、今後やはり生活関連基盤投資を重点的にやっていくということも当然必要でございますので、その事業の効果ということを見積もっていかなくちゃいけないと。当...全文を見る
○加藤修一君 私の質問の意味は、具体的にそういう数値を出して検討されているかどうかということです。数値を出して検討しているかどうか。
○加藤修一君 それでは、通産省の方にまいりたいと思います。  現在、コンピューターのソフト業界におきまして一つの問題かもしれませんが、二〇〇〇年問題というのがあるわけでございますけれども、いわゆる二〇〇〇年以降については日数計算が狂ってしまってコンピューターのプログラムは十分に...全文を見る
○加藤修一君 時間が来ましたので、ちょっと質問を残しておりますけれどもここで打ち切りたいと思います。  以上です。
03月28日第136回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。  私は、石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  本法律案は、特殊法人の整理合理化についての閣議決定を踏まえまして石炭鉱害事業団、それから新エネルギー・産業技術総合開発機構、すなわちNEDO、...全文を見る
○加藤修一君 それと、それに関連いたしまして、ことし第二回の締約国会議が行われるわけでございますけれども、実は明年も締約国会議が行われることになっておるわけでして、それに関しまして日本もホスト国になりたいという声も聞いております。それに関しましてはまだ調整中という話も伺っておりま...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの大臣の答弁につきましては、かなり積極的に開催国になっていきたいというふうにとらえてよろしいんでしょうか。どのようにとらえたらよろしいでしょうか。
○加藤修一君 通産省、外務省、それから環境庁でしょうか、その三つがこれに関してかなりコミットしていく話だと思うんですけれども、通産省独自の立場としてはその辺についてはどうお考えでしょうか。ほかと調整しなければいけないことは十分わかりますので、通産省としてはどうでしょうか。
○加藤修一君 塚原通産大臣の所信表明演説の中で、気候変動、オゾン層の破壊など地球環境問題などの人類共通の問題の解決にも先陣を切って対応してまいりますと、このように述べているわけでございまして、私も当時その大臣の演説を聞いて胸を熱くすると同時に、極めて意を強くしたわけでございます。...全文を見る
○加藤修一君 大臣のただいまの積極的な答弁、大変にありがたく拝聴をさせていただきました。  それでは次に、NEDOの事業内容でございますけれども、新エネルギーの開発に向けて極めて積極的に活動しているように私はとらえておりまして、その中でも私は関心を持って調べたものにつきましては...全文を見る
○加藤修一君 三番目の質問ですが、いわゆる現時点の発電実績と将来の見通し、通産省ではじいています新エネルギー導入大綱の中でこれについては四百六十万キロワットというふうに言っているわけです。原発で考えていきますと五個分ぐらいに相当する極めて大きなエネルギーであるように思うわけですけ...全文を見る
○加藤修一君 これに関連しまして、通産省の外郭団体でありますNEFがございますけれども、ここで太陽光発電に関してのモニター事業を進めているというふうに伺っております。相当ニーズがあるというふうにも伺っていますし、それから質問の内容になりますけれども、モニターの応募理由、なぜ太陽光...全文を見る
○加藤修一君 手元に電力中央研究所の報告書がございまして、そのタイトルが「太陽光発電システムの普及分析」ということなわけでございますけれども、この要約を簡単に申し上げますと、今後十五年間に合計五十七万キロワットの太陽光発電システムが設置されればいわゆる量産効果で価格は現在の三分の...全文を見る
04月10日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。水質汚濁防止法の一部を改正する法律案につきまして、二、三質問をさせていただきたいと思います。  二十一世紀は環境の世紀と言われることがあるわけですが、そういう時代をどう見るか、そういった点については、切り口は多様なわけですから単純な見方は...全文を見る
○加藤修一君 積極的な答弁をいただきましてありがたいと思いますけれども、本当にそのような方向を持ちながら、極力早く結論を出していただきたいと思うわけでございます。  それから、今回の法律に関しましては、人の健康に係る被害となっていく場合についてというふうに私理解しているわけです...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁でございますけれども、「現に人の健康に係る被害が生じ、又は生ずるおそれがあると認めるとき」ということに集約されるように思うわけですけれども、実際に地下水が汚染されたとした場合でも、それを飲み水、井戸水とか水道に使う、そういう場合でないときには発動はできない...全文を見る
○加藤修一君 公共用水域に悪影響を与えるという意味は、環境基準をオーバーするという理解でよろしいんですか、使う可能性を含めて。
○加藤修一君 それでは、具体的な例を申し上げたいんですけれども、汚染物質があって、それが土壌浸透を起こしてずっと地中を伝わっていって地下水まで入っていく。地下水を汚染し始めますよと。その地下水が飲み水に使われているという場合に、環境基準を超えるまでは大丈夫だと、超えて初めて発動で...全文を見る
○加藤修一君 それでは次の質問に移りたいと思います、ちょっとまだまだ頭の中が整理されませんが。  汚染原因者がわかって初めて発動できるわけで、対象がいるということですから発動できるということなんですけれども、中には汚染原因者がわからないと、そういう場合はどういうふうに具体的に対...全文を見る
○加藤修一君 地下水が汚染されているかどうかというのは当然観測しなければいけない、調査しなければいけない。私が聞いているところによりますと、観測するための井戸、そういったものを含めて調査費用というのは大体平均して三千万円ぐらいになるというふうに言われているわけですけれども、その場...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、先ほどほかの委員の方が質問していた中の答弁、PPPという話がございましたけれども、それと矛盾するということにはなりませんか。
○加藤修一君 対策はそうですね。対策はそうだと思いますけれども、調査費用についてはどうお考えですか。
○加藤修一君 実施の費用について質問させていただきたいわけですけれども、汚染原因者が複数いまして、その確定方法が当然あると思うわけですけれども、仮に確定できたとして、浄化費用の配分、それはどういう形で合理的に行われるか、その辺のことについてちょっと教えていただきたいと思います。
○加藤修一君 ちょっと質問が前に戻るかもしれませんが、費用負担の関係で、それとそのほかの件も含まれるわけでございますけれども、中環審の答申の中に支援措置という話が出てきているわけですけれども、それはどういうふうに今回の中で生かされるか、その辺についてどうでしょうか。
○加藤修一君 今回対象になっています化学物質、トリクロロエチレン、これは主にハイテク産業の周辺で汚染状態が見つかるということが多いようでございますけれども、たしか環境庁は、先端技術による新たな環境汚染の可能性評価ということでいわゆるリスクアセスメント、それから生産、流通、使用、廃...全文を見る
○加藤修一君 これに関しましては、リスクアセスメントの関連の法制化、そういったことについてはお話ございませんでしたけれども、それに対してのスタンスというのはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○加藤修一君 それでは、先ほどの御答弁の中に、汚染原因者の特定の問題で、たしか、資料が十分整っているので特定できないというケースはそうないであろう、いやほとんどないという話でございましたけれども、やはり合理的な汚染源の特定ができることがより望ましいわけでございます。  要するに...全文を見る
○加藤修一君 それでは、地下水の話でございますから、水のくみ上げ、要するにデパートなんかも冷房とかそういう関係で水をくみ上げて使っているというふうに聞いておりますし、かつてはそれによって地盤沈下が生じたというふうにも聞いております。  それで、井戸を掘る場合に、いろいろな掘り方...全文を見る
○加藤修一君 よろしく御指導のほどお願い申し上げます。  それでは次に、先ほど三要素の話を申し上げたわけでございますけれども、そのときに地層汚染、地下水汚染、地下空気汚染の話も申し上げたわけでございますけれども、今回取り上げております揮発性の有機塩素化合物、そういった汚染は、要...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いいたしたいと思います。期待申し上げます。  それでは次に、阪神大震災等にかかわる水質汚染並びに土壌汚染ということでございます。  今回は水質汚濁防止法の一部を改正する法律案ということでございますから直接的には土壌汚染には関係しないというふうに考えら...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、昨年の十一月に日本地域学会からの申し入れがあってから土壌調査に踏み込んだということでしょうか。  要するに、水質汚染に関しての調査だけはやったけれども、土壌汚染についてはずっと後回しにしたと。環境庁さんは当然プロパーも優秀な方もいらっしゃいますし、ク...全文を見る
○加藤修一君 わかりました。  大震災によってそういう環境汚染が広がる可能性が十分あるということはだれにとっても認識している問題だと思いますけれども、こういう非常事態が生じたときに、直後とはいかなくても、二、三カ月未満ぐらいにそういう調査をしなければいけないと、そういうマニュア...全文を見る
○加藤修一君 それにつきましては、マニュアル等を含めてという検討でよろしいでしょうか。
○加藤修一君 阪神大震災で汚染された地下水というのがあるように聞いておりますが、これは飲み水として使われ、しかも健康を害する、あるいは健康を害するおそれがあるといった場合も当然生じてくるわけでございますけれども、明らかに今回の場合は大震災でございますから、クリーニング屋さんが倒壊...全文を見る
○加藤修一君 ちょっとまだよく理解できないんですけれども、要するに、汚染原因者が不明で自然災害に起因する場合は、私はやっぱり国が責任を持ってその辺は浄化すべきですし、対応する考えは持つべきだと思うんですけれども、どうでしょうか、その辺については。国という話は出てこなかったわけです...全文を見る
○加藤修一君 ケース・バイ・ケースと言いますけれども、ケース・バイ・ケースというのは、あってないようなものですよ、考え方が。必然的にならざるを得ないと思いましたけれどもね。もうちょっとその辺コンクリートにした考え方があってしかるべきじゃないでしょうか。  何か基準ができませんか...全文を見る
○加藤修一君 十分理解できませんので、この辺の環境問題について御見識の深い大臣の方から御答弁をお伺いしたい、そのように思います。
○加藤修一君 十分頭が整理されませんが、私は非常に大枠の議論をしているんであって、全部細かく網をかけてやるべきだという話をしているわけじゃなくて、基本的な原理的な面についてはやはりあってしかるべきじゃないかなというふうに思っております。その点については十分検討していただきたい、そ...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の内容につきまして考えさせていただきますと、こういう理解でもよろしいでしょうか、土壌汚染防止法、これをぜひとも近い将来つくりたいと。
○加藤修一君 この土壌汚染防止法というのができるならば、水、空気、それから土壌という形で、いわゆるクロス汚染についても包括的に対応できるような法体系が整備されると私は思います。もちろん細部に至っては詰めていかなくちゃいけないと思うわけでございますけれども、ぜひともこの点につきまし...全文を見る
○加藤修一君 確かに、御答弁の中で指摘がありましたように、返還された基地でございます。  ただ、この返還された基地、返還されてから間もないわけでございますから、明らかにそれは米軍のさまざまな活動によって生じた疑いは十分あり得るということから考えていきますと、現在米軍が使っている...全文を見る
○加藤修一君 私の全く素朴な疑問でございますけれども、環境にかかわる法令に関してはこういうことが多いように思います。誤解かもしれません。  それでは最後に、大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、今まで答弁もお伺いいたしまして、いわゆる今後の土壌汚染、それから地下水汚染の対...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。  私は、産業構造転換円滑化臨時措置法を廃止する法律案について二、三質問をさせていただきたいと思います。あわせて、産業構造の円滑化にかかわる諸問題についても質問をさせていただきたいと思っております。  今回の廃止される円滑化法では、円高...全文を見る
○加藤修一君 この法案に基づきます産業基盤整備基金出資プロジェクト、これは全国で十カ所ほどあるように聞いておりますが、これについての経営状況が余りよくないというふうに私も伺っております。この状況についてお伺いしたいわけでございます。
○加藤修一君 今回の廃止する法律案について私なりに考えてみますと、特定業種の過剰設備処理、それを円滑にしようと思った時期にバブルの崩壊があった、あるいは産業空洞化が問題化した。そういった意味では、日本経済自体を活性化する必要があったことから、別の法律でございますけれども事業革新法...全文を見る
○加藤修一君 廃止する法律案についての質問はここで終わらさせていただきまして、産業構造転換にかかわる諸問題というのは当然ございますので、そちらの方に質問を切りかえさせていただきたいと思います。  私は、前回も質問させていただきましたけれども、その最後のときに、今までの時代という...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の中に、最後の方にございましたエレクトロニックコマースでしょうか、電子商取引ということになるわけですけれども、もう皆さん御存じのようにインターネットが相当の速さで拡大している、ユーザー数も急激に増大しているわけです。そういった点でインターネット革命とかある...全文を見る
○加藤修一君 昨年の補正予算で計上されたと思いますけれども、私の受ける印象としては非常にスピードが遅いなという感じでおります。世界じゅうでやはり実験プロジェクトが相当進行しているわけでございますし、それからきょうのNHKの朝の「おはよう日本」でございますけれども、ニューヨークでこ...全文を見る
○加藤修一君 情報化の進展ということの中で、非常に大きな課題の一つとしては、やはり私は規制が強過ぎる、規制緩和をしていく必要が十分あり得ると。例えば企業同士のコンピューターを直接オンラインで結ぶこと、そういったことさえ今まではなかなか容易には行うことができなかった、政府の認可が必...全文を見る
○加藤修一君 質問を残しておりますけれども、時間が参りましたので、ここで質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月22日第136回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。本日は、安藤参考人並びに金澤参考人お二人におかれましては、わざわざ国会の方においでくださいましてまことにありがとうございます。  今回は住専国会と言われておりますが、日本の全金融機関が抱えております不良債権の総額は、さまざまな債権まで...全文を見る
○加藤修一君 ビル需要が頭打ちという話がございましたけれども、安藤参考人が住宅新報で述べていますように、もはや地価上昇に依存する経営はできない、そういった意味ではランドレスのビジネス展開が不可欠であると、そういう意味として改めて確認させていただいたわけでございます。  それでは...全文を見る
○加藤修一君 できる前の準備段階の話でございまして、これは産業界の反対によりまして、要するに民間の企業の方々は血を流す合理化を進めている、そういった中でこういう買い取り会社について公的資金を導入するのはまかりならないと、そういう意見が強固にあったように思います。  例えば、キャ...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの御発言の中に、ぜひとも成功させたいと、そういう話があったわけでございます。設立以降の買い取り総金額、先ほど荒木委員も質問した件でございますけれども、回収率は八・六%、このように考えてよろしいかと思うんです。ということは、逆に考えますと九一・四%が売れていな...全文を見る
○加藤修一君 御発言、御丁寧でありまして大変よろしいんですけれども、簡潔にお願いいたしたいと思います。  今の御発言に関連いたしまして、債権の額面に対する三年間の回収率は三・六%ということなんですけれども、アメリカのRTCの率というのは四年間で九〇%回収したということになるわけ...全文を見る
○加藤修一君 それから、設立趣旨の中に流動化の話がございますけれども、じゃ債権をどうやって流動化するか。この流動化につきましては検討しているというふうに伺っていますけれども、その進行状況というのはどのような状態でしょうか。
○加藤修一君 先ほど三菱銀行の話が出ていたわけでございますけれども、例えばゼロクーポン債の形で売るとかそういったことも聞いているように思うわけでございます。その点につきましてはどのようにお考えでしょうか。
○加藤修一君 先ほど五年間で買い入れるという話がございました。商法上、債権の時効というのは五年であるというふうに思います。既に三年たっていると、あと二年で時効になるというふうに考えられるわけですけれども、機構におきましてはこれについてどう対応を考えておるでしょうか。
○加藤修一君 先ほど荒木委員が質問したわけですけれども、約七兆円が実は共国債権買取機構の中で無税償却、銀行の方が無税償却になるという話でございまして、法人税率で考えていきますと三兆五千億円ぐらいが無税、納めるべきところに納めないと、そういう話になると思うわけでございます。今回の住...全文を見る
○加藤修一君 そういうことから考えていきますと、銀行が金庫を閉めてなかなか排出しないということから、当初の目的でありました経済の回復をさせるということが思うとおり進んでいない。ある意味では、不良債権を何とか解消しようと、そういったことから超低金利政策というのが行われたのではなかろ...全文を見る
04月25日第136回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。鈴木委員の関連質問をいたします。  その前に、先週の日米首脳会議等につきましては、私も大きな関心を持っておりまして、新聞等を見ました。大変な課題が多いというふうに再認識した次第でございますけれども、総理、大変にお疲れさまでした。  まず...全文を見る
○加藤修一君 深刻な事態があると思うわけでございますけれども、恩納村の環境汚染の問題あるいはPCBの事件の問題等がございまして、演習地等の返還があった場合の原状復帰、それはどのような内容を言うのか、またそれには汚染された環境の浄化というのが含まれるかどうか、その辺についてお願いし...全文を見る
○加藤修一君 その原状復帰の内容について、汚染された環境の浄化は含まれますか。
○加藤修一君 それでは、その辺に関しましてちょっと申し上げたいことがあるわけでございますけれども、外務省にお尋ねしたいんですが、NATO軍がドイツと交わしておりますNATO地位協定、ボン補足協定というのがございますけれども、第五十四条のAとB、この全文をちょっと読み上げていただけ...全文を見る
○加藤修一君 外務省にお願いしますけれども、同じように日米地位協定の中にこういった環境にかかわるような項目はございますか。
○加藤修一君 それでは、日米地位協定の三条の第三項についてちょっと読み上げていただけますか。
○加藤修一君 その三項についてですけれども、これに環境にかかわる項目を具体的に明示的に入れる考え方はございませんか。
○加藤修一君 それでは質問を変えます。さきの日米首脳会議におきまして、産業、経済、そういった問題についても扱われていたようでありますが、私は日米間において、特にこのままでは日本側に大変不利になるものがあると考えているものがございます。それは何かと申しますと、電子取引システム、こう...全文を見る
○加藤修一君 郵政大臣にもう一度お尋ねいたしますけれども、どんどん使っていく、あるいはディファクトという話がございました。どんどん使うというのは、プロジェクトの期間が二年間でございますけれども、どんどんというのは具体的にどういう意味のどんどんでしょうか。
○加藤修一君 途中でリリースするんですか。
○加藤修一君 通産大臣にお伺いしたいんですけれども、先ほどの説明の中にあったように思いますけれども、それでは電子決済の実現の見通しについてお願いいたします。
○加藤修一君 今ICカードの話が出てきましたけれども、結論を先に言いますと、ICカードはそれほど大きな影響を社会に与えないと思うんです。クレジットカードもそうだと思います。問題はeキャッシュの関係です。デジタルの関係のやつですけれども、それについてはどういうお考えですか。
○加藤修一君 eキャッシュについての社会的な影響、経済的な影響、それについては明快な答弁がなかったように思いますけれども。
○加藤修一君 十分納得しておりませんが、次の質問に行きます。  私は、こういう質問をなぜしているかといいますと、非常に恐ろしさを感じていまして、こういった実験を通産並びに郵政省さんが一生懸命やっていらっしゃいますけれども、実験を行っている間にアメリカの技術が日本の会社あるいは一...全文を見る
○加藤修一君 先ほど壮大な実験と言いましたけれども、壮大な実験に終わらないようにしていただきたいと思います。  それから、三年などという悠長な事態ではないと思いますので、私はプロジェクトの期間を短縮してほしい、柔軟に変化に対応するような即時的な能力を持つようなプロジェクトをつく...全文を見る
○加藤修一君 ただいま暗号技術の話が出ましたが、これは最も重要なものだと思います。日本の技術開発の状況はどうであるか、通産大臣、よろしくお願いいたします。
○加藤修一君 暗号技術に関しましてはOECDで専門家会議がやられているわけでございますけれども、これには外務省も出ています、通産省も出ています、郵政省も出ておりますけれども、これに関して防衛庁はなぜ参加していないのでしょうか。よろしくお願いします。
○加藤修一君 私は、こういった技術におくれをとらないためにやはり専門のセクションを置くべきだし、それから専門家を養成すべきだと思いますけれども、通産省並びに防衛庁、よろしくお願いします。
○加藤修一君 お手元の配付資料の中にKDDのインターネットの接続事業ですか、その参入の話が出ておりますけれども、将来インターネットが普及することによってKDDの事業収益が悪くなってくると。要するに、それは生き残り戦略である、そういうふうに思います。  インターネットが普及します...全文を見る
○加藤修一君 産構審の報告や経済計画に見られる情報産業の雇用予測、これは非常に甘いと、こんな伸びに恐らく情報関係でなっていかないであろう、これほどふえることはないだろうというふうに思いますので、この辺についてやはりインターネットの通信技術の影響、そういったものを含めて包括的に私は...全文を見る
○加藤修一君 どうも大変ありがとうございました。
04月26日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。大気汚染防止法の一部を改正する法律案に関しまして質問をさせていただきます。  環境問題は本当に深刻な事態に来ているなということで、これにつきましては各委員の方も同感のことと思います。さらに、二十一世紀を身体複合汚染の世紀にしないという...全文を見る
○加藤修一君 今、御答弁の中にパソコン通信等があったわけでございますけれども、環境庁の中の局同士、ビューロー同士のスピーディーな情報の一元化ということについてはどうなんでしょうか。
○加藤修一君 先ほど長官の答弁の中に情報公開をするという話がございましたけれども、先ほどほかの委員の方から取り上げられました二月二十八日の読売新聞夕刊、「大気から高濃度有害物質」ということでございますけれども、この新聞に掲載されたという経緯については私も十分理解しているつもりでご...全文を見る
○加藤修一君 今回の法律の中身については、要するに低濃度で長期的な暴露の状態にある場合に発がん性のあるものを対象にしたというふうに私は理解しているわけでございますけれども、これが公表されないということは、低濃度であるかもしれないですけれども長期的に暴露している可能性のある人がいる...全文を見る
○加藤修一君 短期的であろうと長期的であろうと、今回の関連の物質の暴露を受けているということについてお認めになるかどうか、その辺どうでしょうか。
○加藤修一君 そうしますと、わからないで暴露を受けている人がいるというふうに私は理解できるわけですけれども、もし情報が開示されれば、自分は暴露を受けているんだなということが当然わかるわけですね。  憲法の第十三条に、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に...全文を見る
○加藤修一君 大臣、よろしいでしょうか、それについて。
○加藤修一君 その問題については難しい問題だという御答弁だと思います。私もそれについては勉強させていただきたいと思います。  それでは次に、大気汚染と疾病との関係で、これは急な通告だったと思いますのであれですけれども、厚生省の人口動態統計で悪性新生物の年齢調整死亡率、すなわち人...全文を見る
○加藤修一君 確かに、局長おっしゃるように、この辺の因果関係をつかむというのは難しいと私も思います。ただ、相当数の大気汚染関係とがんの発生についてはございますので、十分これについても検討していただきたいと思います。  今回の法改正の中で、とりわけ低濃度で長期にわたって暴露を受け...全文を見る
○加藤修一君 よくわからないわけですけれども、日本国内に居住しています在日米軍基地内の方々は入りますか。
○加藤修一君 それじゃ、米軍基地内のいわゆる居住者からクレームがあったときには、環境庁は知りませんというふうな返事になりますか。
○加藤修一君 住民の定義について自治省に確認いたしましたら、住民というのは、一定期間日本に居住するということでございますので、外国人も入ると、そういう見解が示されました。  そういったことを考えますと、米軍基地の中から排煙に関するダイオキシンの関係についてクレームがあった場合に...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○加藤修一君 二十一世紀まであと千七百日ということでございますけれども、いかなる世紀にすべきか、あるいはどう人間を幸福にできるのか、世界は真剣だし、もちろん日本も真剣にそれにどう対処していくかということでやっているわけでございます。ローマクラブのホフライトネル会長は、私たちは人々...全文を見る
○加藤修一君 具体的な内容についての評価、これについてはどのようにお考えでしょうか、現時点での判断あるいは評価ということでよろしいんですけれども。
○加藤修一君 私はさっと見た程度なんですけれども、日本のナショナルレベルの法令だけじゃなくて、県レベルあるいは市レベルの法令も勘案してこれをつくっているというふうに書いてありまして、そういった面で遺漏なきというふうに私は思っているわけですけれども、そういった点について、あればとい...全文を見る
○加藤修一君 十分な検討をしていただきたい、そのように思います。  それで、在日米軍基地の環境汚染に係る問題ということになりますけれども、その前に、米軍の基地が逆に米軍以外のエリアからさまざまな形で環境上の被害を受けているというクレームが環境庁あたりにも善処の要求という形で来て...全文を見る
○加藤修一君 環境法令に違反しているという話がございましたけれども、ダイオキシンに関しては厚生省のガイドラインしかないように私は思っているわけですけれども、その事業者が違反しているというのは、どういう法令にこの場合は違反ということになるんでしょうか。
○加藤修一君 あえて確認しますけれども、大防法に対しては違反していないということでよろしいでしょうか。  それと、これは日本国内法については未規制物質というふうに理解してよろしいですね、ダイオキシンに関して。
○加藤修一君 大防法では未規制物質になっていることに対して米軍からそういうクレームがあったときについて、ダイオキシンそのものに対しての対応はどういうふうに考えられたんですか。
○加藤修一君 必ずしも答弁になっていないように私は理解しているわけですけれども、先ほどのFGSでは日本国内法とアメリカの国内法を比べてどっちが厳しいかと、厳しい方に実は基準を考えますよという話が外務省も公式の発言なわけですけれども、アメリカ軍の方からそういう形で出てきていることに...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、大防法におきます住民という表現がございますけれども、この住民の定義はどのように考えていらっしゃいますか。
○加藤修一君 では、在日米軍基地内の住民というのはどういうふうに理解したらいいですか。
○加藤修一君 在日米軍基地を考える場合に、基地それ自体が被害者の立場になる場合と加害者の立場になる場合が当然あると思います。今のお話によりますと、基地内の住民もいわゆる大防法における住民であるということなわけですけれども、ここで非常に重要な問題が僕は横たわっているように思うんです...全文を見る
○加藤修一君 FGSについてはもう少し私も踏み込んで勉強しなければいけないと思っていますけれども、今の御答弁の内容がそのとおりであるとするならば、まだまだやるべきことが残っているように私は思います。  そういった意味では、なるべくダブルスタンダードが生じないような形でやっていか...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁で、コントロールしていく必要があるというその主な理由の一つ、マイナーな理由かもしれませんが、要するに今の厚生省のデータと関係あるというふうに考えてよろしいですか。
○加藤修一君 前回の発言から後退したような印象を私は受けているわけです。前回は否定し得ないという表現であったように思いますけれども、どうですか。
○加藤修一君 十分納得していないわけですけれども、余り因果関係だけを追及するのはやめにします。  ただ、私はどう考えても否定し得ないというふうに理解していますし、どうも学説上も、いろいろな大気汚染学会等々調べましてもそういうふうに散見される、あるいはだんだんふえてきているという...全文を見る
○加藤修一君 では、結論を先に申し上げますと、その周辺で低濃度あるいは高濃度で長期的に暴露にさらされている住民に対しては、そういうふうにされていてもそれはやむを得ない、仕方がないと、そのように考えていいですね。
○加藤修一君 答弁がなっていないと思います。今、測定技術論の話を私したくはありませんが、たまたま高い量が出たということは、たまたま低い量が出たという言い方だってできるわけですよ。そんな言い方はないですよ、答弁として。  フォローすると最後に言いましたけれども、フォローというのは...全文を見る
○加藤修一君 それでは環境庁の基本的な立場についてお聞きしたいのですけれども、国民の生命を守るのも環境庁の立場ですね、それとただいまの情報を公開しない、要するに長期的に暴露されていても仕方がない、被害に遭ってもしようがないと、その辺について私は大臣に直接お聞きしたいと思いますけれ...全文を見る
○加藤修一君 私は、この記事の情報をぜひ公開すべきだというふうに強く主張しておきたいと思います。  それから、化学物質がさまざまな企業で使われているわけですけれども、それについて知る権利が当然あるわけでございます。例えばアメリカの知る権利に関する法律につきましては、化学物質の保...全文を見る
○加藤修一君 以上で私の質問を終了いたします。
05月07日第136回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  今、資料が配付されておりますけれども、私は、四月二十五日の予算委員会の総括質疑におきまして、インターネットの既存産業に与える影響について、包括的評価について質疑をした際に、経済企画庁並びに通産省から新たな技術を盛り込んだ形で見直し...全文を見る
○加藤修一君 総括質問でやって二週間ぐらいしか経過していないわけですけれども、しかし、事態が相当早く進んでいるということを考えていきますと、相当のスピードでこういった面についての対応も考えていかなければいけないなというふうに考えるわけでございます。  例えばネットスケープのバー...全文を見る
○加藤修一君 経済企画庁の今の答弁は納得できないわけですけれども、次に行きます。  電子マネーについてですけれども、いろんなタイプがあると思います。第一が銀行が中心になって進めようとしていますICカードベースのもの、第二がクレジットカード会社が進めているようなICカード、さらに...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁の中でのeキャッシュについての認識というのは理解いたしました。  それについて、今回のプロジェクトの中でも十分それについても考えていくというふうに理解してよろしいでしょうか。
○加藤修一君 そこは極めて重要な部分だと思いますので、私は十分な対応をとるべきだと思います。考えていただきたいと思います。  それから、四月二十五日の予算委員会の総括質疑におきまして、私が暗号技術に関する専門のセクションの設置について質疑したわけでございますけれども、それについ...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁の中、それから前の総括の通産の答弁では、プロジェクトを通じて専門家の育成に努めたい、そういう話がございました。  それから、プロジェクトの期間は先ほどの答弁でも二年ということであったわけですけれども、その間に世界に通用する専門家を養成することが可能と...全文を見る
○加藤修一君 それでは、防衛庁にお願いしたいんですけれども、先日の防衛庁の答弁によりますと、暗号技術が国家安全保障にも関係していることを承知している、そういう話であったわけですけれども、OECDの会議は国際経済に関する会議と理解している、そういったところから参加しなかったんだ、そ...全文を見る
○加藤修一君 先ほど林委員が質問したわけですけれども、国内法についても、その答弁の中では過剰に規制してはいけないという話もございましたし、私もそう思います。国内法のみの対応だけじゃなくて、やはり国際法の問題についてもアプローチしなければいけないなと。いわゆる国際法を整備していく、...全文を見る
○加藤修一君 時間が迫っていますので、最後に大臣にお願いしたいんですけれども、アメリカはこの分野で極めて進んでいると思います。そういった意味では、どんどん既成事実をつくってしまう危険性がある。日本の銀行とか国際電話業者など既存の産業が気がついてみたらずたずたになっているという、そ...全文を見る
○加藤修一君 もう終わりますけれども、調整の中にはブレーキをかけるということが入りますね。そこだけお願いします。
○加藤修一君 ありがとうございます。
05月16日第136回国会 参議院 商工委員会 第11号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。  昨日の石川参考人のお話の中にもあったわけでありますけれども、インターネットによる通信販売について決済の関係がクリアできればグローバルな取引ができるということでございました。しかしながら、実態としてきょう配付させていただきました資料の一...全文を見る
○加藤修一君 幅広い検討をしていくという話で、心強く思っているわけでございますけれども、あちこちの委員会で私も質問させていただいているわけですけれども、検討という話が随分と出てくるわけでございまして、私はその検討の中身がよくわからない場合がございますので、さらにその辺について質問...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの御答弁は積極的な内容を含む答弁であったように思います。  そういった意味で、公募だけのプロジェクトの内容にかかわらず、さらにeキャッシュ型の電子マネーについても踏み込んだ形でプロジェクトの中で検討していく、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○加藤修一君 さまざまな政策のリスクということが当然いろんな面であると思いますので、そういったリスク分散のこともお考えになっていただいて、やはり国益を損じないような形での政策の展開、さらに具体的なプロジェクトの推進ということを期待申し上げて、私の質問とさせていただきます。  以...全文を見る
09月12日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○加藤修一君 平成会の加藤でございます。私は大きく言いましてエイズ予防対策、廃棄物問題、さらに三番目として地球温暖化対策、この三点についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、エイズ予防対策についてでございますけれども、HIV感染者情報、平成八年六月末現在の数字を見ていきます...全文を見る
○加藤修一君 六月末現在の三千七百五十八名の中に死亡者数を含むと。そういう意味ではHIV感染者の現在の数ではないというふうに理解していいわけですね。
○加藤修一君 それでは、これは二カ月ごとに更新ですから六月末現在と七月末現在の比較をHIV感染者の状況の中で凝固因子製剤についての数字を見ていきますと、二カ月間の間に六十二名が急に一挙に増大しているわけですけれども、これはいかなる理由でこういうふうになったんでしょうか。
○加藤修一君 HIV感染者情報なんかを見ていきますと、患者数とかあるいは感染者数というふうに分けて書いているところもあったり、それを一緒にして表現したり、さまざまな形でちょっと読みづらいところがあるんですね。昨日の山崎委員の話じゃないですけれども、非常に出されている統計がわかりづ...全文を見る
○加藤修一君 平成七年の陽性者数、今四十六件とおっしゃいましたか。
○加藤修一君 これは、サーベイランス委員会で報告しているものを私も別にチェックしましたけれども、四十七件が正しいんじゃないでしょうか。
○加藤修一君 新聞報道も四十七件になっておりますけれども、大丈夫ですか。四十六件で正しいですか。
○加藤修一君 昭和六十二年から平成七年まで、献血件数十万件当たりで陽性者率を考えていきますと、昭和六十二年が〇・一三、次〇・一一、〇・一七、〇・三四、〇・三六、〇・四四、〇・四九、〇・五四、平成七年が〇・七三。これは昭和六十二年と比較して平成七年を考えてみますと、五・六倍という倍...全文を見る
○加藤修一君 サーベイランス委員会ではそれを捕捉していないというふうに理解していいんですか。
○加藤修一君 平成二年で二十六名、それから平成四年で三十四名と。二十六名と三十四名、この三十四名の中に二十六名というのはダブってカウントされるということはありますか。実数というふうに考えてよろしいですか。どういうふうに考えたらよろしいですか。
○加藤修一君 いずれにしましても、サーベイランス委員会の方では捕捉率は一〇〇%ではないということが明確だと思いますし、それから献血者の中に陽性者がいる、それも増加している、しかも男性に偏筒して増加している。それで、委員会で出されている資料の中でHIVの感染者数の倍率を考えていきま...全文を見る
○加藤修一君 非常に憂慮をすべき事態だと思いますし、それから献血の中にいわゆる陽性者が入ってくる可能性もどんどんふえてくる可能性は否定し得ない、そういう理解ができるわけですけれども、献血の中身それ自体が果たして安全であるかどうかということがやはり考えられるわけでございます。  ...全文を見る
○加藤修一君 輸血は、今言ったようなウインドーピリオドがあるということで必ずしも一〇〇%安全でない、そういうふうに理解できる。このケースについては緊急安全性情報、いわゆる赤十字の中央血液センターでございますけれども、これはエイズという話じゃないですけれども、GVHD、移植片対宿主...全文を見る
○加藤修一君 先ほどカイワレ大根のときに大臣は、少しでも危険性がある場合は云々という発言をされているわけですね。積極的な対応をお願いしたいと思います。 さらに、厚生省がかんでいる血液問題検討会の「輸血用血液製剤の安全性に関する報告書」、この中で、既に平成七年の六月に警告表示をすべ...全文を見る
○加藤修一君 効果のある検討を期待したいと思います。  さらに責任問題について考えたいと思いますけれども、八八年の時点、輸血されてそれに感染してしまったという患者さんがいらっしゃるということになるわけですけれども、そういうパンフレットの表現に心配はないというようなことがあったか...全文を見る
○加藤修一君 それでは、PL法が発効しました一九九五年の七月一日付以降については、こういう表現のもとでもしやっていくならばどういうふうにその辺の責任の所在を考えるか、その辺の見解についてお尋ねしたいんです。
○加藤修一君 それでは、少なくとも、少なくともといいますか、必ずしも一〇〇%安全ではないと現在の献血の血液について言えると、いわゆるウインドーピリオドの関係でございますけれども。  それじゃ、こういった問題について、感染することを回避する手段、そういったものがあるのかないのか、...全文を見る
○加藤修一君 それは同種血輸血、いわゆる他人の血液に依存しているという考え方が基本になっているわけですけれども、回避する方法としては自己血輸血、こういうことも私は考えられると思うんですけれども、自分の血液をいわゆる貯血して手術に備える等々の件でございますけれども、この辺についての...全文を見る
○加藤修一君 私はすべてを自己血輸血にすべきだとは言っておりません。不慮の事故に際しては従前の同種血輸血に頼らざるを得ないと思いますし、不慮の事故におけるあれは大体四・五%から六%程度でございますので、自己血輸血は不慮ですからなかなか難しいと、そういうことは言えるわけですけれども...全文を見る
○加藤修一君 以上で終わります。
11月27日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  まず最初に、自治大臣にお伺いしたいわけですけれども、質問通告はしておりませんが、常識的な質問でございますので御答弁をお願いしたいと思います。  まず最初に、国の予算はだれのものだとお考えでしょうか。
○加藤修一君 ということは、予算は政党のものではない、あるいは予算が政党の党利党略で決まったらおかしいと、そのように考えてよろしいですね。
○加藤修一君 党利党略という点についてはどうでしょうか。党利党略です。
○加藤修一君 それでは、昨日の読売新聞でございますけれども、このように記事が載っているわけでございます。  二十五日の自民党役員会で「知事が新進党を応援した県などに予算を多くやる必要はない」などと、自民候補が多数当選した県に重点配分すべきなどの意見が相次いだ。  これについて...全文を見る
○加藤修一君 今、私のとらえたところによりますと、大臣の内容というのは、新聞社側、記者がある意味でうまく表現していなかった。そういうようなとらえ方も可能かなというふうに聞いていたわけですけれども、要するに新聞のこういう内容について大臣はどうお考えになるのかということと、もしそうで...全文を見る
○加藤修一君 要するに、報道内容についてどう思うかということを私は先ほどから申し上げている次第でございますけれども。
○加藤修一君 要するに、これは自治省の行政の中身まで差し入っているような言い方をされているわけなんですね、記事の中身というのは。それから、自民党の役員会及び役員連絡会でも確認された話になっているわけですよ。そういう答弁ではちょっと納得できないわけですけれども。  ただ、私が最後...全文を見る
○加藤修一君 いずれにしましても、こういうことが党の中で話し合われているという記事の表現内容なわけでございますので、自治省が管轄している中身まで立ち入ったような話になっているわけでございます。そういった意味では非常に遺憾なことだと思います。  いずれにしましても、私は、自治省と...全文を見る
○加藤修一君 私はまだ納得してございませんので、別の機会にこの問題についても取り上げたいと思います。  それでは、また同じく自治大臣に御答弁をお願いしたいわけでございますが先月行われました第四十一回の衆議院総選挙、これに関してでございます。  公職選挙法の改正で連座制が強化さ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、国家公安委員長にお願いしたいわけですけれども、具体的な話になりますが本年二月から九月下旬にかけまして、当時、自治政務次官に当たる人物が今回高知三区から当選しておりますがこの方の自治政務次官の就任祝賀会と称しまして、選挙の事前運動のような会合を選挙区内のほと...全文を見る
○加藤修一君 調査をするかしないかということについてはどうでしょうか、具体的に。自治省の政務次官であった人がかなり不信を抱かれるような活動、事前運動とも思われるようなことをやっていたと。これは一つの情報じゃなくて複数の情報でございますから、これについて調査をするかしないか、そこを...全文を見る
○加藤修一君 元政務次官の方が二月から九月の間にかけて、この高知県第三区に関しては二十四市町村があるわけですけれども、私が入手した情報によりますと、小まめに全部の市町村にわたって祝賀会をやっているわけですね。  私は議員になってまだ一年ちょっとでございますけれども、北海道開発庁...全文を見る
○加藤修一君 国家公安委員会はそういう調査の機能があるんじゃないですか。
○加藤修一君 いずれにしましても、そういう非常に疑いのある行動が行われているということにつきましては、非常に私も遺憾でございますし、また周辺の地元の国民の方々も遺憾であるというふうに言われておりますので、この辺については当然ながらきちっとした調査を私は要求しておきたいと思います。...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、この質問もそれに当たるでしょうか、そのところで議論するという話になりますでしょうか。要するに、データの改ざんあるいは当事者に成り済ますということも当然考えられますので、本人の確認あるいはデータの正当性、そういったものを保証する認証機関が必要である、こう...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、この問題もそれに当たるかもしれないんですけれども、要するに安全性の問題を今お話しになりましたが究極的にはやはり暗号というのはどういうふうに使われるか、あるいは暗号の安定性、そういった問題に尽きるように思います。  暗号キーをいわゆる公認認証機関に登録...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁、先ほどの答弁含めまして、単純に申し上げますと、現在努力中で今後の議論待ちだということでございますけれども、この分野は相当速いスピードで進んでおりますので、法務省が電子取引法制に関する研究会、これを発足させて来年夏に報告書をまとめて、法改正はさらにその後です...全文を見る
○加藤修一君 要するに、ナショナルプロジェクトとしていわゆる統合化していく、省庁をあわせてやっていくという横断的な組織運営体系、そういったものを積極的につくっていくという理解でよろしいでしょうか。
○加藤修一君 あるべきだというのはだれしも言えることのように私は思うんですけれども、積極的にお考えのように私は判断いたしましたので、法務省として踏み込んだ形で、この辺についてもほかの省庁を巻き込んだ形で法体系についての整備を進めていただきたい、そのように思うわけでございます。 ...全文を見る
○加藤修一君 時間が来ましたので、ここで質問を打ち切ります。
12月17日第139回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  泉井脱税事件、これは脱税にとどまらず極めて重要な問題が含まれているわけでございますが、東京地検によって収賄事件の捜査がされている、そういうふうにも言われております。そういった泉井石油商会問題、これはマスコミが取り上げている中には、...全文を見る
○加藤修一君 その対日延滞債務、都銀八行がベトナムに融資をして解消したという報道がありますけれども、大蔵省はこの辺について把握しておりますか。  その金額と、いつ融資して、いつ返済を受けているか、またその当該部銀八行の銀行名と幹事行ですか、それを教えていただきたいと思います。
○加藤修一君 金額は幾らですか、融資額は。
○加藤修一君 今の答弁によりますと、都銀八行が十一月四日に融資をして、十一月六日にベトナムから返済を受けていると。日本とベトナムですから、ほとんど同時に融資と返済が実施されているというふうに考えられるわけですけれども、この二百三十五億円の融資、銀行が融資するわけですから、当然返済...全文を見る
○加藤修一君 ベトナムの対日円借款の返済はいつになりますか。対日延滞債務の返済はいつになるか、要するに日本政府に対する返済という意味ですけれども。
○加藤修一君 ところで、日本が円借款をしたというふうに聞いていますけれども、いわゆる商品借款という形になっていますけれども、それはいつの時点になりますか。
○加藤修一君 そうしますと、今までの話を整理しますと、一九九二年の十一月四日に二百三十五億円、これが日本の都市銀行八行からベトナム政府に融資された。同じ十一月四日の日に二百三十五億円がベトナム政府から日本へ延滞債務分として返済されたと。その延滞債務が、いわゆる二百三十五億円が返済...全文を見る
○加藤修一君 九二年の十一月当時の新聞でございますが、それによりますと、対ベトナム円借款再開についてあす閣議決定というふうに書いております。さらに、ずっと後の方で、都市銀行八行が債務返還資金としてベトナムに二百三十五億円のつなぎ融資を実施したと。どうしても経済協力をやりたいがため...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中でもございましたけれども、ベトナム政府が、要するに日本の銀行から金を借りるときに円借款がもし入ったならばという表現をしているわけですよね。もちろん、外貨準備高について余裕が出てきたということで、金に色がついていないわけですから云々することはできないわけで...全文を見る
○加藤修一君 同じく、外務省に質問いたします。
○加藤修一君 日経の九二年の十一月七日の社説の中にございますけれども、今回こういった援助再開をしたということの中で民間銀行による債務返済つなぎ融資、こういったことは非常に異例の方式で解決することになったというふうに言われておりますので、今後この辺については厳重なウォッチングをして...全文を見る
○加藤修一君 まだまだ質問を続けたいわけでございますが、ちょっと時間がございませんので別の質問に移ってまいりたいと思います。  それでは、日本ベトナム石油関係の質問ということで、石油公団が石油探鉱等の投融資事業、これを行っているわけで、非常に必要な事業だと私も思っております。た...全文を見る
○加藤修一君 石油公団のいわゆる石油探鉱等投融資事業、これは申請が上がってくると思うわけでございますけれども、上がってきた探鉱事業すべてに出資や融資を行うわけでしょうか。その辺ちょっと教えていただきたいと思います。
○加藤修一君 それじゃ、具体的にお聞きしたいわけですけれども、三菱石油が取得した15-2鉱区、これは石油公団はどのような調査をして、調査結果、いわゆる審査の観点、そのようなことについて具体的にちょっと教えていただきたいと思います。
○加藤修一君 最近でございますけれども、ベトナム投資計画省次官のフックという方が来日しておりましたけれども、石油公団には立ち寄ったのでしょうか。
○加藤修一君 泉井氏とフック次官は相当親しいという情報がございますが、それについては御存じでしょうか。
○加藤修一君 外務省並びに通産省はどうでしょうか。
○加藤修一君 時間がなくなりましたので、別の質問に移りたいと思います。  先ほど来、大臣の方から綱紀粛正についてのお考えが示されておりますけれども、厚生省の処分の内容を見てまいりますと、処分者ごとにきちんとゴルフ、会食、研究会の回数、そういったものを発表しているわけですけれども...全文を見る
○加藤修一君 時間が参りましたので、ここで質問を終わります。