加藤修一

かとうしゅういち



当選回数回

加藤修一の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は、まず最初に佐藤通産大臣に御答弁をお願いしたいわけでございますけれども、環境アセスメント法についてでございます。  環境庁は今国会にアセス法案を提出すると。アセス法につきましては、先進諸国で法制化していないのは我が国だけでご...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの御答弁と多少私の見解が食い違う部分があるかもしれませんが、昨年の八月の中央環境審議会のヒアリングにおいて、通産省は時期尚早と法制化に反対した立場をとったと、そういうような報道もありました。法制化方針が決まると、一転して発電所アセスメントは電気事業法で対応す...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の内容についてさらに質問させていただきたいわけですけれども、いわゆる一般原則を踏まえつつ、実は付加的な部分については電気事業法にのっとってやると。そこにおきましては、さらに国の主体的な関与、こういう答弁はなかったわけでございますけれども、そういう理解でよろ...全文を見る
○加藤修一君 国の主体的関与についても、それはそれで理解してよろしいというふうに判断してよろしいですね。発電所アセスメントについては国の関与があると、厳正な意味での。
○加藤修一君 今の答弁の中に厳格、あるいは先ほどの大臣の答弁の中にはきついという発言があったわけで、それから電気事業審議会の需給部会の報告の中には「国の主体的関与による厳格な環境影響評価手続」、こういう形になっております。厳格なという意味では非常にうれしいと思いますし、厳格の中に...全文を見る
○加藤修一君 国の主体的関与という点につきまして、先ほど紹介申し上げました電気事業審議会需給部会で出された「発電所の環境影響評価制度の在り方」、この中の発電所アセスメントの新スキーム図の中には「通産省の審査」というところが三カ所ほどございます。  私は提案したいわけでございます...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中にありましたように、確かに電調審の中には環境庁を含むという形で新しいスキームがなっているわけですけれども、私が申し上げているもう一つの意味は、スコーピングの段階の通産省の審査、いわゆる環境審査顧問会、それから評価書が作成された後の通産省の審査というところ...全文を見る
○加藤修一君 国の主体的関与ということについてなんですけれども、この国という中身は通産省並びに環境庁というとらえ方はまずいですか。
○加藤修一君 国の関与については検討していく、中身の問題については検討していくと。  それから、環境庁が審査会の中に入る入らぬという問題について、つまりスコーピングの段階と、それから評価書の作成の後の審査の中に入る入らぬという問題については現在検討中というか調整中という答弁でよ...全文を見る
○加藤修一君 環境アセスメント法については、かなり広範な分野にわたっていますし、関係の委員会もございますので、私は委員長の方に要望したいわけですけれども、連合審査を要望したいと思いますので、理事会の方で御検討をよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、地球温暖化の問題に...全文を見る
○加藤修一君 日本政府は、昨年の十二月にジュネーブで行われました気候変動枠組条約の附属会議の一つ、いわゆるベルリンマンデート・アドホックグループ会合において、二十一世紀の先進各国の温室効果ガス目標として、総排出量の削減率目標と国民一人当たり目標との選択制を提案したというふうに伺っ...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中に、いわゆる公平な努力あるいは省エネ努力に差がある等々、各国の状況が違う、努力した国にとっては厳しい対応を迫られる、そういうケースを生じるものもあると。  ちょっと複雑な話かもしれませんが、一人当たり排出量、それを削減目標としたと仮に考えた場合、例えば...全文を見る
○加藤修一君 先ほど大臣の答弁の中で、いわゆる地球温暖化問題に対しては積極的に対処していかなければいけない、いわゆる省エネあるいは新エネあるいは原子力、そういう話がございまして、大臣の認識の深さがわかったわけです。  これは最後の質問にしたいと思いますが、長期エネルギー需給見通...全文を見る
03月03日第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は劣化ウランに限定して質問をさせていただきます。  この事件によって種々の問題があらわになったように私は考えておりまして、まず第一点は、環境汚染の処理の姿勢についてのあり方の問題、事件発生の通報体制の問題、さらに、これに関係し...全文を見る
○加藤修一君 カタログ表示が不適切であったということによって装てん中に判明したということですけれども、どういうふうに不適切だったんですか。
○加藤修一君 それでは、二月十日の外務省の公表資料によりますと、これはちょっと別な話になりますけれども、一九九三年に始まって五つの、今回の事故を含めて六つの事故が起こっておりますけれども、劣化ウラン弾を搭載していた機体はございますか。例えば、AV8はハリアー機であることから可能性...全文を見る
○加藤修一君 今回の事件については環境調査を九六年の三月から四月に行われている。この劣化ウラン弾はエアゾール化すると百キロメーターぐらい飛ぶと言われております。要するに、微粉末化したものを吸引すると肝臓、腎臓、造血機能の障害の原因になると言われている。これは、アメリカの会計検査院...全文を見る
○加藤修一君 陸軍の健康増進予防医学センターも再調査をやるというふうになっておりますけれども、これについては他日に議論させていただきたいと思います。  そこで、外務大臣にお伺いしたいんです。  琉球大学のある教授が、調査の結果から、鳥島から二十五キロメートル離れた久米島、ここ...全文を見る
○加藤修一君 今回の劣化ウラン弾の関係につきましては、保管場所、保管量も公表できない、あるいは劣化ウラン弾の撤去の要請もしない。こういった意味では米国のやられっ放し、言われっ放しというふうに考えざるを得ないわけです。  いわゆる日米間で取り交わされておりますFGS、ファイナル・...全文を見る
○加藤修一君 在日米軍基地の環境問題については、日米合同委員会の環境分科委員会で協議が常に行われるというふうにいつも私は答弁を受けているわけですけれども、今回それが機能していなかったことが明らかになったわけであります。私は、当委員会でもさんざん申し上げていますように、日米地位協定...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
03月18日第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  沖縄県の振興開発を図っていく上で避けて通れないものは在日米軍基地問題であると思います。  私は、前回の委員会質疑を踏まえまして、沖縄在日米軍基地における劣化ウラン弾誤射事件についてお伺いしたいと思います。  なぜ誤射したのかに...全文を見る
○加藤修一君 今の御説明の中のことに関しまして、現物について確認する気持ちはおありですか。
○加藤修一君 ぜひ確認をお願いしたいと思います。  次に、嘉手納飛行場で武器を整備する者が劣化ウラン弾の装着に気づいたとのことですが、一回目、二回目ではこの者が携わっていなかったのかどうなのか、携わっていても気がつかなかったのか。また、どの弾薬をいっ使ったかということはきちんと...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、一個人あるいは一専門家が個人の頭の中にあった情報に基づいて照らし合わせたということがきっかけになったというふうに理解してよろしいですね。  それでは、この件に関しましては三月十三日の予算委員会におきましても、橋本総理が「これがなぜ起こったのか、そして...全文を見る
○加藤修一君 毅然とした処理あるいはそういったシステム、制度というものを明確にしていただきたいと思います。  それで、本年三月十一日の時点で一千五百二十発のうち約二百数十発を回収したと伺っておりますが、これを全部回収するまでどのぐらいかかるか、それは一体可能であるか、最後の一発...全文を見る
○加藤修一君 これまでの調査による内容によりますと、放射能汚染は微々たるものであるという報告があるわけですけれども、三月末予定の日米合同の調査をやるというふうに聞いております。  要するに、何回か調査されておりますけれども、さらに重点的な調査ということと理解しておりますけれども...全文を見る
○加藤修一君 万全を期すという意味での調査をやっていくという話でございますけれども、この種の環境汚染、米軍基地周辺部における環境汚染、こういうことに対して今の調査の内容、さまざま説明があったわけですけれども、こういうことについては先例とするというふうに考えてよろしいですか。
○加藤修一君 質問の角度を変えますけれども、先例というのは、劣化ウラン弾ということじゃなくして、一般的な意味において米軍基地における環境汚染に関して踏み込んだ調査をするということについて先例とすべきではないかという私の意図です。そういうふうに理解してよろしいですか。
○加藤修一君 相当の影響があるという内容、それ自体が私は問題だと思います。  それでは次に、防衛施設庁にお願いしたいわけです。  昨年四月の予算委員会で私は、米軍基地が返還された場合に防衛施設庁は地主への返還の際に原状回復すること、その原状回復については環境汚染も含まれると、...全文を見る
○加藤修一君 土地あるいは施設等という、その等という中には、原状回復する場合に、有害な化学物質等々、そういったことも含めているというふうに理解してよろしいですね。要するに、環境汚染全般について原状回復するというふうに理解してよろしいですね。こういう答弁があったということを再確認し...全文を見る
○加藤修一君 今、土壌汚染等々の答弁がございましたけれども、環境汚染の原状回復措置をするためには、返還された基地、そこでどういう有害化学物質、兵器等が使用されたか、あるいは環境汚染にかかわる事故があったか、そういったものが米軍から情報開示されなければなかなか十分に原状回復ができな...全文を見る
○加藤修一君 今、環境分科委員会の話が出ましたけれども、そういうものがありながら、実は今回のような通報が一年以上にわたって来ない、そういうことになっているわけでして、実際に機能していたかどうかというのは非常に疑問視せざるを得ないわけでございます。そういった意味では、情報を入手する...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、最後の質問にいたします。  米軍基地周辺の環境汚染についてはアメリカでも相当問題になっているわけでございまして、そして日本においても今取り上げた問題ばかりじゃなくて、多々出ている。住環境の保全を図る意味からも大事なことは、やはり在日米軍基地の環境汚染の総...全文を見る
03月19日第140回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  日本企業は、もともと品質管理について大変得意な分野であったわけで、QCとかあるいはTQC、デミング賞をいただいていたり、そういった意味で非常に得意の分野であったわけですけれども、ISOの9000、これに関しての官民の対応というのは...全文を見る
○加藤修一君 取引条件にするということに関してですけれども、これについては予兆というかそういったことは把握していなかったわけですか、当時。
○加藤修一君 必ずしも今の答弁で納得しているわけじゃございません。  それで、国際規格をつくるためにはISO、IEC、合計千ですか、個別分野の技術委員会がある。それに幹事国が決められているわけですけれども、日本は四十一、ドイツとかアメリカ、英国、フランスの約三分の一ぐらいである...全文を見る
○加藤修一君 通産省は新技術分野等での国際規格原案、そういったものの提出を目標に掲げているわけですけれども、これは具体的にどういう形で行うのか、あるいはその実現を目指して何が必要なのか、その辺のことについてお伺いしたいんです。
○加藤修一君 ISO9000に対する国際的な動きの中で、その牙城という表現は当たらないかもしれませんが、ISO9000を崩そうという動きが米国なんかにあるわけで、例えばビッグスリーでありますけれども、ISO9000をもとにしながらQS9000という品質基準を決定しておりまして、日...全文を見る
○加藤修一君 アメリカの意図的な動きに対して、貿易の自由化を阻害するようにならないかという質問だったんですけれども。
○加藤修一君 次に、デファクトスタンダードについてお伺いしたいんですけれども、先ほど林委員からもこの点について質問がございました。デファクトスタンダードの絡む競争というのは単に技術がすぐれているからといって勝てるわけじゃない、そういう標準を持っているわけじゃないわけですけれども、...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁は納得できないんですけれども、デファクトスタンダードは確かに市場で決定されるわけですね。そういった意味では、政府が介入する余地は原則的には私は存在しないとは思いますけれども、しかしながら、この競争の帰趨が国家や地域にとって非常に大きい、戦略的な産業の競争力を...全文を見る
○加藤修一君 その辺について強力に推進をお願いしたいと思います。  それでは、科学技術庁来ていらっしゃいますか。ちょっと標準化と直接的に関係してこないんですけれども、技術士、そういう資格制度があるわけですけれども、その国際化への対応という点からちょっと質問させていただきます。 ...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、大臣に次にお願いしたいわけですけれども、国際競争が激化しているということで、それに的確に対応していかなくちゃいけないわけですけれども、中でも環境政策を強力に推進することも非常に大切ではないかと思っております。やはり...全文を見る
○加藤修一君 外から規格が入ってくるよりも、我が国から規格を出して国際社会で日本の考え方に基づくものになっていくことが望ましいと思っております。  環境政策の中、とりわけ標準化についてライフサイクルアセスメント、これがあるわけでございますけれども、日本企業の取り組みの現状、また...全文を見る
○加藤修一君 ライフサイクルアセスメントについても外から突然入ってくるような形になって、我が国の産業界が慌てふためくようなことがないように熱心にやっていただきたいと思います。  それではもう時間がないですので、最後に電子商取引に関するプロジェクトの関係でございますけれども、通産...全文を見る
○加藤修一君 決済の方法はそんなにいろんな種類があっては困るわけです。決済の方法については全然言ってないですよ、今。余計な答弁しないでくださいよ、時間ないんですから。
○加藤修一君 丁寧な答弁はよろしいですけれども、ちゃんとポイントをついたきちっとした答弁していただきたいと思います。  これで終わります。
03月24日第140回国会 参議院 本会議 第12号
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○加藤修一君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました南極地域の環境の保護に関する法律案につき、橋本総理並びに関係大臣の御所見をお伺いいたします。  現在、本案、すなわち南極環境保護法案に係る議定書の発効は、残り三つの国の批准を待つ状態にあります。いまだ批准していない国...全文を見る
03月25日第140回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は、まず最初に、梶山官房長官にお尋ねしたいと思います。  リクルート事件政界ルートで受託収賄罪に問われた元官房長官藤波被告に対し、東京高裁で逆転有罪判決が昨日下されたわけでありますが、同じポストの官房長官の事件の逆転有罪であり...全文を見る
○加藤修一君 この事件は官房長官の在任中に発生したものでありますが、国務大臣とお金の問題について、この判決を契機にどう解決しよう、どう改革しようと考えていらっしゃいますか。
○加藤修一君 一審無罪を根拠に藤波元官房長官が九六年五月に七年ぶりに自民党に復党したわけでありますが、今回の判決で自民党としてはどうするんでしょうか。また、起訴された友部達夫氏の議員辞職勧告決議案、これが論議されていることからも、藤波氏は議員辞職すべきだという国民の声があるように...全文を見る
○加藤修一君 それでは、あえて確認しますが、公人としてとやかく言うことはできないという理解も成り立ちますでしょうか、どうでしょうか。  もう一度済みません。  自民党議員という立場からどうこうという話じゃなくして、官房長官という立場、これは公人ですけれども、そういった立場から...全文を見る
○加藤修一君 国務大臣の場合は守る倫理観というお話がございましたけれども、要するに、国務大臣につきましては、倫理観の話はちょっと外れて、言っている内容については当然のことですけれども責任は持つ立場にある、こういうふうに理解して差し支えないですか。
○加藤修一君 それでは、次の質問に移りたいと思います。  在日米軍の環境問題でございます。劣化ウラン弾誤射事件、DU弾誤射事件、これにつきましてまず外務省に確認したいわけですけれども、最近の新聞によりますと、二重ミス原因で今回の劣化ウラン弾事故が起こったといいますがこれはどうい...全文を見る
○加藤修一君 二番目のミスについてですけれども、要するに武器のカタログがうまく行えていなかったという話なわけです。そのカタログが修正された、訂正された、その辺の確認は終わっておりますか、これが第一点。  第二点目は、今月末をめどにして、通告制度、これが米軍の方からきちっとした形...全文を見る
○加藤修一君 劣化ウランにつきましては、極めて危険性の高い物質である。ただし、固形的な段階ではそれほど大きい放射性の性格を持っているものではない。ただし、粉末状になった場合、これは非常に有毒である。吸い込んだりなんかしますと非常に有毒であるということで、これはもうアメリカのGAO...全文を見る
○加藤修一君 使っていないということですね。  じゃ、防衛庁にお聞きします。自衛隊機のバランサーに劣化ウランを使っているかどうか、これもイエス・オア・ノーで。
○加藤修一君 それじゃ、非常に私はおかしいなと思うことですけれども、今の話を総合いたしますと、劣化ウランを積んでいる航空機は日本にはないと、海外は別ですよ、海外の会社は。  それで、ちょっと朗読しますけれども、第十四部予算委員会会議録第九号、平成九年三月十三日参議院、この予算委...全文を見る
○加藤修一君 例のタレントが乗っていた御巣鷹山のときのボーイング747SR-100、これにも劣化ウランが使われていました。でも、十数年前の話です。  先ほど申し上げましたように、橋本総理はさらに「議員の御承知のとおりであります。その劣化ウランをしんに使いました劣化ウラン弾、これ...全文を見る
○加藤修一君 一部は私の質問に答えていますけれども、私、核兵器どうのこうのといっている話じゃないんですよ。私は、劣化ウランに対しての総理の認識が違う、間違っている、間違ったままそれが国民に伝わっていく可能性があると。それをこの参議院の予算委員会で、衆議院ならまだいざ知らず、良識の...全文を見る
○加藤修一君 今、外務大臣の言葉の中に使われていたというような表現もありましたし、実際は今は使われていませんよね。今は日本国内においては使われていない。それに対して間違った表現ですよ。国内において劣化ウラン弾の誤射事件があったわけですから、国内において国民も大変心配して、とりわけ...全文を見る
○加藤修一君 要するに、総理の答弁を考えていきますと、「議員、大変恐縮でありますが、言葉について誤解の生じないようにお使いをいただきたい」と念押ししているんです。これはもう当たり前と言えば当たり前ですよ。でも、その本人が明確に間違っていると判断できると。「そして、現実に航空機のバ...全文を見る
○加藤修一君 私は曲げたなんて言っていませんよ。誤認だと言っているんですよ。間違った知識に基づいて言っているという、そういうことですよ。
○加藤修一君 それでは、日本で使われていないという回答がありました。なぜこれは使われないようになったんですか。どういう根拠に基づいてというか、なぜこういうふうに日本で使われないような形になったか、その辺についてお願いします。
○加藤修一君 劣化ウランはそれほど心配するものではないという話ですけれども、それは性状によると思います。固形物の段階、コーティングをしている段階ではそれはそれほど大きな危険はないと私も認識しております。ただ、粉末状態になった場合、エアゾール化した場合、それを吸引した場合、これは大...全文を見る
○加藤修一君 日航機が墜落した関係、それで劣化ウランがあるという段階から実は手袋をはめたりマスクをしたりということになっているわけですね、新聞報道によりますと。あるいは、昨年ガルーダ・インドネシア航空、これが福岡空港で離陸に失敗した。先ほど言いましたように、粉末状になる、こういっ...全文を見る
○加藤修一君 手元に運輸省航空事故調査委員会の事故報告書が別冊と同時に二冊ございます。この中には劣化ウランについての記述は一切ないですけれども、事故処理の途上で回収されていないというのもあるというふうに聞いていますけれども、そこを確認したいんです。
○加藤修一君 どう回収したかという話なんです。全部回収できたのかできないのか、どういうことなんですか。そこをちょっと明確に答弁をお願いしますよ。
○加藤修一君 それじゃ、日航機の方についての回収はどうするんですか。どういうふうな考え方に立っているんですか、今は。
○加藤修一君 事故の報告書を綿密に私も読みましたけれども、「放射性物質に関する調査」というところがあります。ここには一行も一字も劣化ウランのいわゆるバランサーについては書いていませんけれども、これはどういうことですか。
○加藤修一君 今言った内容は非常におかしいです。答弁になっていないですよ。私も納得できない。なぜ納得できないかというと、本編の六十三ページに「放射性物質に関する調査」があって、実際に放射性物質について書いているじゃないですか、載せているものについて。バランサーだって放射性物質です...全文を見る
○加藤修一君 当時の墜落ジャンボ機関連の新聞には、作業には手袋を必ず着用し、作業後には手を洗うようにという指令を劣化ウランが散らばったという段階で出しているわけですよ。多少なりでも普通のものではないですよという表現でしょう、これは。そういうことなのに、なぜ書かないんですか。書く必...全文を見る
○加藤修一君 答弁になっていないですから、もう一度お願いします。
○加藤修一君 それじゃ、聞きますけれども、人体への危険性はほとんどないが、長時間素肌に触れると炎症を起こす危険がある、これはもう常識ですよ。このジャンボ機の劣化ウラン使用部品は、この部分を削ったり、塗ったペイント、塗膜をはがしてはならないと英語で注意書きが書いてあるわけです。いず...全文を見る
○加藤修一君 先ほどの答弁をおさらいしますと、要するに事故究明には直接関係がないからという話だったですね。そう言いつつ、実はこの六十三ページに「放射性物質に関する調査」については書いてあるわけですよ。バランサーだって放射性物質であるわけですから書くべきじゃないですか。言っているこ...全文を見る
○加藤修一君 答弁にはなっていないんですよ。もうちょっと明確にしてくださいよ。
○加藤修一君 そこまでは理解できますよ。そうするならば、何もこの「放射性物質に関する調査」の中でいろいろ放射性物質について書く必要がなくなってくるじゃないですか。わざわざ書いているんですよ。特記事項として書いているわけですよ。そのときバランサーだって関係してくる話じゃないですか。
○加藤修一君 それじゃ、長期的にその近辺にいる場合はどうなんですか、長期的というのは十年とか十五年とか。
○加藤修一君 航空機事故ではいろんなケースが想定されると私は思うんですよ。要するに、福岡空港の例、インドネシア航空の件ですけれども、たまたま粉末状にならなかったということかもしれません。私はそこはよく知りません。しかし、そういうケースだってあり得ますよ。そういうことに対しての事後...全文を見る
○加藤修一君 使っているから完全に安全だとか一〇〇%安全だという言い方はできませんからね。明確に言っておきます。  ただ、事故報告の記述に関して考えてみますと、アメリカのレポートを読んでいく、政府の公認のいろんな研究所のを読んでいきますとファイアフレンドリーと書いていますから、...全文を見る
○加藤修一君 調整と言いますけれども、この問題についても実は米軍から通知が、通告がかなりおくれた話です。調整をしているということですけれども、その内容はどういうことでしょうか。
○加藤修一君 九六年の十一月十五日に、防衛施設庁は除去作業に、今ドラム缶の話が出ましたけれども、年内に着手する、そして実際にやっていると。しかし、保管場所、処理方法、そういったものは決着していないというふうに理解してよろしいですか。
○加藤修一君 いつをめどにしてやる予定ですか。スケジュールはどうですか。いつをめどにするんですか。いつも調整調整って、私、こういう形で質問することは今回だけじゃないですから。必ず調整の話が出てくるわけですけれども、きちっとめどを明確にしてください。
○加藤修一君 ぜひ早くやるように私は要求いたしたいと思います。  それから、このいわゆる汚染された環境、米軍が日本の環境をある意味では汚している部分がある。汚した原因は教えない。そして汚したままで返還する。何で汚れたかもわからない、汚染の範囲はどこまでか、そういった意味では、一...全文を見る
○加藤修一君 返還されたところが環境汚染されている、そういった場合に、調査費用、処理費用はすべて日本側が持つことになりますか。
○加藤修一君 返還された土地、あるいは返還前のでもよろしいんですけれども、とりわけ返還前の非常に我々が立ち入りづらい米軍基地内における環境汚染の場合については、すぐさま通報すること、それから私は常々思っているわけですけれども、在日米軍基地の環境汚染実態調査、これを日米共同で行うべ...全文を見る
○加藤修一君 日米合同委員会の中に環境分科委員会があるということで、そこで協議されるということですけれども、じゃ、劣化ウランの話にちょっと戻します。  通告がなかったというのは、そこでも全然討議されなかった、議論されなかった、議題に上がらなかったということですね。
○加藤修一君 それは通報後の話ですね。
○加藤修一君 それじゃ、全然機能をしていないという話になりませんか。
○加藤修一君 劣化ウラン弾の件という答弁をされましたけれども、劣化ウラン弾に限らず、環境汚染問題についてどのように考えるか、もう一度答弁をお願いします。
○加藤修一君 大臣、言っていることがちょっと違うんじゃないですか。PCB等のいわゆる十一汚染物質については通告がかなりおくれているんですよ。ということは、日米合同委員会の環境分科委員会で俎上に上っていないということじゃないですか。
○加藤修一君 劣化ウランの件だけでないですよ。PCB等の十一の環境汚染物質だけじゃないですよ。嘉手納基地にあった五年前のあれも通告があったのは起こってから五年後ですよ、明確になったのは。通告じゃなくて、明確になったのは五年後なんですよ。要するに、隠そうという体質がある。  私は...全文を見る
○加藤修一君 枠組みを考える、枠組みがあるという話なんですから、それはもうそういうことが起きないように一生懸命努力するというのが、これは当然じゃないでしょうか、外務大臣。
○加藤修一君 こういう環境汚染の問題、これはさまざまな形で人間の生命にかかわってくる問題です。要するに、今まで公開しなかったという中には軍事機密にかかわるという話があったように思いますので、それは明確に違うと。要するに、生活環境を汚染する、そういう観点から考えていくならば、生命を...全文を見る
○加藤修一君 それでは、返還された基地あるいは返還前の基地も含めて、要するに基地で起こった事故、いわゆる経歴みたいなものですね、あるいは運転記録、いわゆる環境汚染にかかわる、そういうところについては日本国側に立って情報の入手システムをきちっと私はつくっていただきたいと思いますけれ...全文を見る
○加藤修一君 最大限努力しますというのは人によっていろいろ変わりますので、もう少し言葉を足して説明してください。
○加藤修一君 ふだんから外交当局が弱腰だからこういうことになるんですよ。足元を見られているんですよ。言うべきことはきちっと言わないとだめだと私は思いますよ。軍事機密の問題はさておいて、生活環境、環境を汚染する問題についてはきちっとやっていただきたい。  それでは、駐留軍軍用地の...全文を見る
○加藤修一君 十三条の第二項。
○加藤修一君 読み上げると同時に説明をお願いしたいと思ったんですけれども、説明をお願いします。
○加藤修一君 第十三条の第二項の三番目、今読み上げていただいた「その他返還の際の現状を確認するに必要な事項」、この中に要するに返還された土地に関しての環境汚染にかかわる情報をきちっと私は入れていただきたいと思いますけれども、見解をお願いします。
○加藤修一君 ちょっとわかりづらい点がありましたので、もう一度お願いできますか。
○加藤修一君 検討の中に文言という形で明確に明示的に入れることを私は思っておりますけれども、それについてどういうふうに。
○加藤修一君 しっかりと検討していただきたいと思います。  それでは次に、FGS、ファイナル・ガバニング・スタンダーズについてお尋ねいたしたいと思います。  FGSの位置づけ、これについてどのようにお考えでしょうか。
○加藤修一君 今までの答弁の中で、別の委員会ですけれども、より厳格な方を選択するという基準について、これを確認したいんです。
○加藤修一君 今オーバーシーズ云々と言われましたけれども、その中身はどういうことでしょうか。
○加藤修一君 外務省にはありますか。
○加藤修一君 入手を試みますか。
○加藤修一君 今の資料を要求いたしますので、お願いいたします。
○加藤修一君 FGSについては今言ったオーバーシーズ云々に極めて依存しているわけですよ。その中身がわからないとFGSそれ自体がわからないんですよ。
○加藤修一君 回答になっていないと思います。要するに、理屈も大切であると。理屈の中で、今尊重するという話がありましたけれども、現状は尊重されていないんですよ、PCB等云々で、通告は遅くなる何は云々と。だから私は、もともとその文書というものをきちっと明確に把握しなければいけないと。...全文を見る
○加藤修一君 いや、FGSについては外務省からいただいています。そうじゃなくて、このもとになっているやつを私は資料要求しているんです。
○加藤修一君 大臣が言っていることはおかしい部分がありますよ。尊重する尊重すると米軍が言っていますけれども、尊重しながらやると言っているが尊重されていないから言っているんです、私はさっきから何回も。  それから、このFGSは、私は読んでみましたけれども、その資料がないと中身がわ...全文を見る
○加藤修一君 アメリカにそれは資料要求してください。お願いします。  それで、私が言いたいことは、FGSの中で、例えばFGSの目的、DODディレクティブ六〇五〇・二八によるとか、あるいはエグゼクティブオーダー二一〇八八によるとか、あるいは先ほども出てきましたオーバーシーズ・エン...全文を見る
○加藤修一君 改めて資料要求をしておきたいと思います。  それでは、FGSの中に土壌汚染に関する項目は入っているでしょうか。
○加藤修一君 それでは、次に対人地雷の問題に行きます。  外務省にお尋ねしますけれども、対人地雷の世界における現状についてお願いいたします。
○加藤修一君 それでは、対人地雷の我が国の現状についてお願いいたします。
○加藤修一君 平成九年度予算案の対人地雷の額は幾らですか。
○加藤修一君 最近十年間を含めてお願いします。
○加藤修一君 国際世論の動向がこの対人地雷については非常に問題になってき始めていますけれども、いわゆる動向と関係条約の経緯、現状についてお願いいたします。
○加藤修一君 全面禁止に向けてオタワ・プロセスヘの支持をお願いしたいわけですけれども、官房長官がいらっしゃいませんので、質問を飛ばします。  全廃に向けての日本の貢献策として、対人地雷探知器を海外にいわゆるリターンシステムで援助しろというふうに私は考えております。これは通産大臣...全文を見る
○加藤修一君 それでは最後の質問で、せっかく環境庁長官に来ていただいておりますので、環境アセスメント法の、まだ答申があっただけで法案が上がってきておりませんが、アセス法の理念について明確に答弁をお願いしたいと思います。
○加藤修一君 小規模でも大きな影響を与えるものがありますので、大変重要な法案でございますのでぜひとも一生懸命やっていただきたいと、そう思います。  以上です。
04月10日第140回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は、まず最初に大臣に御答弁をお願いしたいわけですけれども、資源エネルギー庁で出しています「エネルギー・未来からの警鐘」、これを読ませていただきました。これに触発されておりますけれども、時代認識をどうするかということですけれども、...全文を見る
○加藤修一君 経済の言葉ばかりじゃなくて、やはり生命の言葉、環境の言葉というものを大事にしていくことが大事な時代になっているというふうに考えます。  今後の通産行政ということでちょっと見解をまた同じく大臣にお願いしたいと思うんですけれども、スコット・カーロンという方が出した本で...全文を見る
○加藤修一君 それでは、資源エネルギー庁長官にお願いしたいのですけれども、通告はしていないんですけれども、極めて基本的な質問でございますので。  我が国は法治国家であると思います。それで、法治国家ですから、法律に基づいて国家の運営を行っていく、行政をやっていくということですけれ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、本法律案の基本方針について確認させていただきたいのですけれども、何回か私も通産省の方から説明を受けております。  この法律の必要性ということで二つの柱がある、エネルギー政策をめぐる環境変化ということで、第一の柱としてはエネルギーセキュリティーの確保の必要...全文を見る
○加藤修一君 総合エネルギー調査会の中間報告、先ほど申し上げましたこの本でございますけれども、これは超長期エネルギー見通しというふうに私も理解していまして、二〇三〇年目指してのエネルギーの見通しであるというふうに考えていますけれども、この中間報告の意義と位置づけについてお願いいた...全文を見る
○加藤修一君 今回の法案の二つの柱の一つとしていわゆる地球温暖化防止対策、それにかかわってくるという話でございますので、地球温暖化防止対策について焦点を絞って質疑を展開させていただきたいと思います。  まず最初に、大臣にお伺いしたいのですけれども、一人当たりCO2排出量、これを...全文を見る
○加藤修一君 十二月にCOP3締約国会議があるわけですけれども、それに向けて各国それなりの議定書になるような案を出しているということでそれぞれに努力をされている、日本も環境庁、通産省を初めとして努力をされていると思います。  ただ、WWF、いわゆる世界自然保護基金の方で出された...全文を見る
○加藤修一君 将来のCO2の排出量とかあるいはその排出量を削減する方向でさまざまな議論が展開されている最中ですけれども、今私が調べた範囲で貴重なシミュレーション分析としては、先ほど来からのこの「エネルギー・未来からの警鐘」の中で使われているいわゆるマクロ・エネルギー需給モデルとそ...全文を見る
○加藤修一君 もう少し詳しい評価姿勢であってほしいなと。これがアップグレード中でございますので、今後さらに精度の高い結果が出てくると思いますけれども。  それで、中間報告のマクロ・エネルギー需給モデルについてですけれども、もう少し詳しく中身と結果について、いただけますか。
○加藤修一君 今のさまざまな結論といいますか結果につきましては、このモデルのそれ自体の精度にも当然よるわけで、精度がかなりいいという判断のもとで行われていると思うんです。  そこで、モデルについて具体的に質問をさせていただきたいんです。  手元にいただいた資料がございます。そ...全文を見る
○加藤修一君 まだまだそういった意味では、このモデルについては改善の余地があるというふうに理解してよろしいですね。  それで、データ期間についても約三十年以上にわたってとっている部分が相当ございます。つまり、オイルショックも含まれている、あるいは高度経済成長のときも含まれている...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次に地球温暖化防止京都会議の取り組みについてお尋ねしたいと思います。  昨年、地球温暖化防止行動計画についてかなり予定よりはひどい状態であるという認識のもとに、総理が追加策といいますか、何とかならぬのかと、そういう話をしたというふうに伺っておりますけれど...全文を見る
○加藤修一君 昨年、温暖化防止策に対して政府全体としては十一兆円投入しているという話で、しかしながら、一方で史上最高の三億四千三百万トンにCO2の排出量がなってしまった。十一兆円。この辺の積算の仕方とか、要するに、具体的に施策に対応した形でCO2の発生とか、そういったものがどうい...全文を見る
○加藤修一君 相関関係じゃなくて因果関係だと思います、私はまさに。そこをきちっとやらないと私はおかしな話だと思いますね。  十一兆円の中には、かなりの額が建設省のいわゆる道路予算が入っているというふうに伺っているんですね。こういう内容がCOP2の事務局の方に渡ったというふうに私...全文を見る
○加藤修一君 十二月のCOP3に向けてさまざまな会議が行われている中で、日本の対応が極めて消極的である、日本は具体的な解決策を示していない、あるいは日本政府は自分たちがどうするのかを言わない、これでは偽善者だと、正直に言ってもらいたいとか、あるいは中でも削減量も削減目標年も明らか...全文を見る
○加藤修一君 京都会議を前にして、先進各国は今後のCO2排出見通しを四月中旬まで報告するようになっているわけですけれども、環境庁は太陽電池などの新エネルギーや住宅の断熱性向上、省エネルギー技術を導入すれば二〇一〇年では一九九〇年と比較して六・五から八・一%のCO2削減が可能である...全文を見る
○加藤修一君 先ほど大臣がおっしゃったように、人類の生存にとって極めて重要な問題はこの問題であると、私も本当にそう思います。今回の新エネルギー法案が出てきた背景の一つとしてこれがあるわけです。新エネルギーの開発利用、これは非常に重要である、地球温暖化問題を解決していく上では。 ...全文を見る
○加藤修一君 私は明示的でないと言っているんですよ。明示的に文言として入れていただきたいという意味なんですよ、そうすべきでないのかと、明示的に。あれほど強くおっしゃっている、それから地球温暖化防止の問題についても深い認識をされている通産省が、なぜ片一方だけ載せて片一方載せていない...全文を見る
○加藤修一君 前回がそうであったからといって今回がそうだというふうにはならないと思いますね心今回は前回に比べてもっと深刻な状態に一般的にも認識されている。すなわち、IPCCの第二次レポートについては明確に温暖化が進んでいるというふうな表現になっているわけですよ。    〔理事吉...全文を見る
○加藤修一君 いや、地球温暖化云々の話は入っていますか、文言として。
○加藤修一君 私は、その辺についてはちょっと納得できないんですね。「内外の経済的社会的環境」なんという、環境という言い方はここで使うべきでないと思うんです。状況と使うべきだと思うんです。内外の経済的社会的状況。あたかもこれは経済的環境、社会的環境、そして自然的環境が含まれているか...全文を見る
○加藤修一君 私はこういう言い方をできればしたいなと思っているんです。第一条、この法律は、我が国経済の石油に対する依存度の軽減の停滞、人の活動による地球全体の温暖化への対応の必要性の増大等内外の経済的社会的状況に応じたエネルギーの安定的かつ適切な供給の確保に資するため、新エネルギ...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、法律の件についてはもう私はあきらめていますけれども、政令等できちっとその辺のことを明確にしていただきたいと思いますけれども、お願いいたします。大臣、どうでしょうか。
○加藤修一君 よろしくお願いいたします。  最近の企業の環境対策が極めて本格的になってきているなという感じがいたします。要するに、主力製品に環境対策のものを盛り込んできている。例えばハイブリッドカーとか、あるいはビール瓶の軽量化、太陽光発電住宅、経済団体も率先的にそれを考えてい...全文を見る
○加藤修一君 では、江崎格資源エネルギー庁長官にお願いいたしたいんですけれども、「エナジー」という雑誌、一九九七年の一月号ですけれども、対談といいますか質問に対してこのように長官はお答えになっています。   九七年十二月に京都でCOP3が開催され、そこで二〇〇〇年以降のCO2排...全文を見る
○加藤修一君 最後の質問になりまして、途中全部スキップいたします。  発電・送電分離制度、これは英国、ドイツ等々で行われておりますが、大臣にお尋ねしたいわけですけれども、この制度導入について、ここの委員会だったと思いますけれども、改革とかそういうことじゃなくて革命的なという表現...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございました。
04月16日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  重要な法案でございますので、慎重審議、そのためにも連合審査を要求してきた一人でありますが、あえてここで連合審査の要望を委員長にしておきたいと思います。理事会で御検討をお願いしたいと思います。  環境問題については見識のある質問が...全文を見る
○加藤修一君 豊島に限らず、そのほかの一切の不法投棄に関しては原状回復の措置を行う、そういうふうに理解してよろしいわけですね。  それでは、安定型の、いわゆる既存のシュレッダーダスト、タイヤのシュレッダーダストなんかも非常に大きな問題になっているわけですけれども、この安定型から...全文を見る
○加藤修一君 豊島の問題のように、例えば原状回復措置がされたとして、あるいはそれに類する場所についても当然あると思うわけですけれども、いわゆる原状回復措置がされた土地についての資料の保管義務あるいは国民への閲覧、法施行前の話というふうに理解していただきたいんですけれども、この保管...全文を見る
○加藤修一君 それでは、環境庁に御答弁をお願いしたいんですけれども、こういった問題については土壌汚染が極めて進行しているというふうに理解しているわけですけれども、土壌汚染防止法の制定についてはどのようにお考えか。つまり、農用地については土壌汚染に関してのものはあると思いますけれど...全文を見る
○加藤修一君 この関係ですけれども、日米地位協定に関して、その中で環境分科委員会がございますけれども、環境庁は、この土壌汚染防止に関して米軍にその辺について求めているというふうに理解しているわけですけれども、それは確認ということですのでよろしく。
○加藤修一君 それでは、法務省にお願いしたいんですけれども、最終処分場が閉鎖された場合とか、さまざまな形で土地の環境汚染があった場合に、それを今度原状回復したとか、要するに環境汚染に関して土地がどういう形の経歴を持っておるか、例えばの話ですけれども、そういうことを土地台帳に私は記...全文を見る
○加藤修一君 その辺について、難しいというお話でございますけれども、私の質問の意図はよくわかるという話ですけれども、検討していく姿勢はございますか。
○加藤修一君 土地を買おうとする人は法務局には行きますが、ここが最終処分場の跡地であったかどうかということは都道府県に行かないとわからないと。しかし、都道府県まで行って調べる人は非常に少ないと思うんですね。そういった観点から、私は都道府県の台帳を法務省にも写しを設置しておいて閲覧...全文を見る
○加藤修一君 それでは、別の質問に参ります。  海洋投棄についてでございますけれども、我が国は世界第二位の海洋投棄大国であると思います。ロンドン条約の改正によって、一九九六年一月一日からいわゆる海洋に対して産業廃棄物の原則禁止になったわけですけれども、これについて我が国の対応と...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、バーゼル条約の関係に行きますけれども、同僚の木暮委員が本会議で質問したバーゼル条約の対象物、いわゆる特別管理産業廃棄物に私はバーゼル条約でリストアップをしているものを入れるべきだというふうに理解しているわけですけれども、これについてどのようにお考えでし...全文を見る
○加藤修一君 バーゼル条約の中には石綿、アスベストもありますし、それからIPCS、国際化学物質安全性計画でつくっています環境保健クライテリア、その中にもアスベストの問題は述べられている。アメリカではキラーダストと言われるぐらいに非常に危険性のある有毒な、あるいはがんの発生にも大き...全文を見る
○加藤修一君 一度に行うことができないという話を今されました。答弁ありました。八年間猶予があったんですよ。八年間猶予があって、現在使われているしかも病院で、生命を扱っている医療の関係の施設ですよ。八年間猶予がありながら、いざやってみると一度に行うことができないからという言い方はお...全文を見る
○加藤修一君 私が言っていることに対して、そのような考え方があるという言い方は私は非常におかしいと思いますよ。非常に無責任な言い方だと私は思いますよ。  それから、関与することがなかなかできなかったと言いますけれども、この病院の施設について、都道府県知事の方に許可を申請しなくち...全文を見る
○加藤修一君 言い方だけじゃない、事実なんだ、事実。
○加藤修一君 知らなかったとか、あるいはなかなか知る機会がなかったとか、これは責任者の言うことじゃないですよ。今回の動燃だってそういうところで始まっているんですから。そうじゃないですか。そう思いませんか。  そもそもこのスプリンクラーをつけるときに、当然工事をやるわけですけれど...全文を見る
○加藤修一君 それでは、サンデー毎日にまいりますけれども、百六十三ページに、「石井道子環境庁長官との一問一答」というのがございます。  最後の方に、「党員名簿を職員に偽造させていたという証言もありますが。」と書いてございます。長官は、「それはないと思う。」と、そのように答弁され...全文を見る
○加藤修一君 細かいことを知っていないという話ですけれども、「私の関係団体が一部、支払っていたことはある。」という、これは長官のお話ですね。そうですね。  この関係団体というのは、具体的にはどの団体でしょうか。
○加藤修一君 いや、ちょっとおかしいですよ。  これ私、質問通告しているんですよ。この記事に関連して私質問しますと言っているんですから。  不誠実ですよ。お答えください。
○加藤修一君 要するに、関係団体というのは具体的にどういうことですか。後援会というふうに考えてよろしいんですか。後援会が、一人幾らかわかりませんが、何人分か支払ったど、そういう理解でよろしいですか。
○加藤修一君 要するに、一部ですけれども後援会が払ったということですね。そういう理解でよろしいですね。
○加藤修一君 これは非常に重要なところなんですよ。これは恐らく長官も重要だと思っていると思います。  私は質問通告しているんです、これについては全部聞くと。関連の件についてはもうきちっと聞きますよという形で言っているわけですよ。わざわざこの記事を、質問をとりに来た方に言っていま...全文を見る
○加藤修一君 いや、全く納得できない御答弁だと私は思いますね。私は二時半に質問通告しておりますから、二時半に。しかも、アスベストという、それだけという話はしていませんよ。この記事に関連して質問するという話をしているんですよ。きちっとした答弁をいただきたいと思います。
○加藤修一君 ほかの人のことについて私は尋ねているわけじゃないんです。長官のことに関してどうですかというスタンスで私はお聞きしているわけなんですよ。しかも、これはやはり質問通告という形でこの記事に関連してということですから。そういう質問の仕方をしますよというふうに言っているわけで...全文を見る
○加藤修一君 では、具体的に今の長官のケースについてはどのようにお考えですか。
○加藤修一君 今、自治省からそういう御答弁をいただいたわけですけれども、長官はこれをお聞きになってどのようにお感じになりますか。
○加藤修一君 では、関連の資料について提出をお願いしたいと思います。  では次に、石井長官は過去に自民党の政審の厚生部長をやっていたことがあるでしょうか。
○加藤修一君 はい、部会長です。
○加藤修一君 彩福祉グループのさまざまな疑惑があったりして、岡光元事務次官もそれをめぐってさまざまな件があったわけですけれども、要するに福祉を食い物にする事件という形で事件が流れていったと。小山さんについては石井長官は御存じですか。
○加藤修一君 それでは、このサンデー毎日の件につきましては山下委員がまたやるというふうに理解しておりますけれども、憲法の第九十九条、「国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」ということが書いてあるわけですけれども、要するにこういった問題に...全文を見る
○加藤修一君 先ほど午前中に、産業廃棄物の件でございますけれども、石井長官は、国民の信頼が得られるように、あるいはその適切な処理が得られるようにというような話をしているわけでございます。これはあくまでも廃棄物処理法に関してでございますけれども、みずからのそういった、いわゆるアスベ...全文を見る
05月02日第140回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  まず最初に、通産省にお願いしたいわけでございます。  発狂する、何が発狂するかといいますとコンピューターが発狂する、コンピューターが狂ってしまうと。これは二〇〇〇年問題というふうに言われているわけですけれども、西暦年限をコンピュ...全文を見る
○加藤修一君 そもそも修正プログラムをしなければいけない量と、それからそれに対応した形でどのぐらいの人手が要るか、その辺の推定はどうですか。
○加藤修一君 年間でどのぐらいですか。
○加藤修一君 英国政府が発足させた対策委員会のロビン・グニア委員長が、世界全体で大体二百兆円、こういう需要が起こるという話なんですけれども、通産省はこれをどのぐらいに予測しているんですか。  それと、人手も相当の、イギリスでは大体三十万人の技術者が必要であるという話なんです。そ...全文を見る
○加藤修一君 一年前に質問したときの答弁については、思い切った啓発活動、必要があればしかるべき指導をやるという話でしたので、とりわけ中小企業についてはきちっとした対応を考えていただきたいと要望しておきたいと思います。  それでは次に、エイズパンフレットの訂正の確認をさせていただ...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、移植片対宿主病について、GVHDというふうに言われているようですけれども、これについてお伺いしたいと思います。  この病気は、輸血用血液の中のリンパ球が患者の体細胞を攻撃することによって起こる病気である。輸血後一、二週間で発熱し、肝障害等が起こり、輸...全文を見る
○加藤修一君 それは何月現在になりますか。
○加藤修一君 三月までということですね。四月いっぱいですか。何月現在になりますか。
○加藤修一君 そうしますと、単純に考えますと、四倍しますと八例になる可能性は、可能性というか、そういうふうに考えていきますと、極めてこれは非常に大きな問題だなという感じがするわけですね。その二例について具体的な報告をお願いしたいわけですけれども、よろしくお願いします。
○加藤修一君 私が入手したところによりますと、六十九歳の心臓手術をやったケース、それから七十五歳の肺がん手術、いわゆるこれは日赤の放射線未照射の血液を使ったことが確認されているわけでございますけれども、これは心臓手術あるいは肺がん手術についても緊急手術ではないと。  緊急安全性...全文を見る
○加藤修一君 第一回目の緊急安全性情報を流してから七例出ている。さらにこれは大変だということで次の緊急安全性情報を流した、二回目。それ以降についても二例が出ている。しかも放射線未照射の血液を使っているということで、要するにGVHDが発生しやすいという状況の中でこの患者について輸血...全文を見る
○加藤修一君 緊急時の件についてはちょっと私も確認できないんですけれども、要するに緊急安全性情報を二回もやって、さらにまだそういうことが出てきているということ自体が私は問題だと思うんですね。要するに、病院の方に、医師の方に徹底されていない、そういうふうに思うんです。  いわゆる...全文を見る
○加藤修一君 配付数はそれなりの部数でございますけれども、それが医療の現場で徹底されているかどうか、そういった調査についてはどのようにお考えですか。
○加藤修一君 GVHDの危険性が指摘されているわけですけれども、その予防方法もある意味ではっきりしている。それでも事故が起きた。これはやはり医療従業者の責任というのはある意味では明らかな部分が私はあると思うんです。さらに、徹底をしていけなかったという部分については厚生省の行政責任...全文を見る
○加藤修一君 そのために調査をするという考え方はございますか。徹底されるかどうか。
○加藤修一君 それでは次に、GVHDの一番有効な対策というのは一つは自己血輸血、自分の血を従前より採血して、それをしまっておいて後で使う要するに自己血輸血、もう一つは、先ほど来から話に出てきておりますけれども、輸血用血液の放射線照射であるというふうに言われているわけですけれども、...全文を見る
○加藤修一君 一〇〇%できていないという意味ですか。
○加藤修一君 できていると言うんですか。
○加藤修一君 要するに、放射線照射装置というものが今私が質問をした機関すべてにわたって十分達成されているという理解、それは定員を含めてというふうな理解でよろしかったですかね。
○加藤修一君 厚生省の医薬品副作用情報の中に「輸血を常時行なっている中核的病院では院内に放射線照射装置を設置するよう努力すべきであり、二十四時間体制で遂行できるように院内体制の整備をすることが望ましい。」というふうに書いております。この問題というのは極めて深刻な問題になっているわ...全文を見る
○加藤修一君 先ほど自己血輸血の関係を申し上げたわけですけれども、GVHDの予防をやっていく場合に自己血輸血の普及、これは単に今回のGVHD対策ばかりじゃなくて、もちろんエイズ対策にもなりますし、そのほかの感染症の対策にも私は十分なり得る対策の一つだと思うわけですけれども、政府と...全文を見る
○加藤修一君 私の認識ではそれほど普及率が向上していないというふうに伺っていますし、その普及しない理由の一つは、そういう自己血輸血という方法があるということが患者の方に余り知らされていないということも一つあると思うんですけれども、もう一つは、やはり自己血輸血の保険点数の関係もある...全文を見る
○加藤修一君 自己血輸血の普及のパーセンテージは今何%ぐらいですかね。
○加藤修一君 それでは次に、血液事業法の制定をお願いしたいということなんですけれども、日本製薬の血液製剤グロブリン、これがC型肝炎ウイルスが混入していた可能性があるということで五千八百本が自主回収されたと。こういったいろいろなことがあって、例えば血液行政の在り方に関する懇談会とか...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
05月12日第140回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  先ごろ四極通商会議が終わりまして、佐藤通産大臣もそれに参加されまして大変お疲れさまです。この会議は非公式である、あるいは会議の内容について拘束力がない、そういった意味からは、ある意味で実効性が上がるかどうか、こういったことが言われ...全文を見る
○加藤修一君 今の大臣の御答弁を踏まえて、いわゆる会議の性格を踏まえて申し上げたい質問がございますけれども、今回の会議の中では環境機器の関税撤廃についてお話をされているわけで、それについても合意が形成された。いわゆる環境機器に関する関税撤廃措置については、やはり公害の発生を防いだ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、四月二十五日の首脳会議で日本の規制緩和に関する新たな事務レベル協議の創設が合意されたと伺っております。規制緩和、これは非常に賛成なわけですけれども、アメリカが日本の規制緩和に首を突っ込んでくるという感じも受けておりますし、内政そのものの話をすることになると...全文を見る
○加藤修一君 先ほど環境機器の関税撤廃の話について質問を申し上げたわけですけれども、まだ合意はされていないという御答弁であったわけです。  私は常日ごろから大臣にも質問しているわけですけれども、地球環境問題は極めて深刻な状態にある。環境悪化が進行しているわけでして、環境問題に世...全文を見る
○加藤修一君 その辺の国連の組織について私も知っている部分があります。説明、御答弁の中身についても知っておりますけれども、ただ、国際社会において環境関連の国際的な公約といったものを履行し監視していく、あるいは環境保護協力を促進する能力を十分に持つような、いわゆる統合的にしていくよ...全文を見る
○加藤修一君 確かに外務省の所管の内容のウエートは高いと思いますけれども、通産省としてはどういうふうにお考えを持っているかというスタンスで私はお聞きしております。  なぜこういう言い方をするかといいますと、小泉厚生大臣も郵政関係の問題について他省庁にまたがって発言しているわけで...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次の質問に移りたいと思います。  一つは、エンドクリン問題について質問をいたしたいと思います。  お手元に、地球環境国際議員連盟の第十二回総会、ブリュッセルで行われたわけですけれども、内分泌撹乱化学物質に関する議会勧告ということで、仮訳の段階ですけれど...全文を見る
○加藤修一君 さらにもう少し説明いただけないでしょうか、非常に単純な中身だったわけですけれども。
○加藤修一君 今の答弁、積極的に内容について推進していただきたいと思います。  ただ、解明が重要だと、確かにそうだと思います。それから、国際協調も本当にそうだと思います。我が国として、疫学調査なんかも含めてそれは必要だと思いますけれども、例えばヨーロッパなんかで調査結果として出...全文を見る
○加藤修一君 このエンドクリン問題について具体的な政策をきちっと積極的に展開していくことを強く主張しておきたいと思います。  次に、地球温暖化防止の取り組みについてお伺いしたいわけですけれども、既に日本では温室効果ガス排出低減に向けていわゆる共同実施ジャパンプログラム、そういっ...全文を見る
○加藤修一君 いっこれを手がけて、それからいつ向こうとの合意が成るか、その辺の見通しはどうですか。
○加藤修一君 通産大臣は私の質問に対して、「やはり革新的なエネルギーという問題、そうした環境技術の開発、普及、発展途上国への技術移転、こういうものに全力を挙げていくということを推進してまいりたい、」と、このように過去答弁されているわけでございますから、この共同実施についても一層力...全文を見る
○加藤修一君 同じ環境サミットの中で最終的に環境サミット宣言を採択して閉幕したわけでございますけれども、その宣言の中で、要するに環境政策を強化せよという条項がございます。  いわゆるその中でも規制、子供を基準にしてやっていくべきであると。「子供は発育途中にあって臓器が未発達で免...全文を見る
○加藤修一君 それでは、先ほどエンドクリンの問題についても御質問させていただいたし、今地球温暖化防止の取り組みについて質問させていただいたわけですけれども、大臣、今のマイアミの環境サミットを含めて、全体を通してどのような御見解をお持ちでしょうか。よろしくお願いいたします。
○加藤修一君 それでは次に、行政の省エネ対策等について伺いたいと思います。  通産省は、企業の自主的、積極的な取り組みを促すために、九二年に環境に関するボランタリープランの策定を要請し、また環境庁は、各企業が創意工夫を生かせるように配慮した環境にやさしい企業行動指針を公表してお...全文を見る
○加藤修一君 まだ質問がございますけれども、次の質問に移りたいと思います。  地方空港の国際化ということで、時間がございませんのではしょって話をいたしますけれども、新千歳空港の欧州直行便の就航問題についてお伺いしたいと思います。  これは現状はどういう形で進んでいるか。すなわ...全文を見る
○加藤修一君 防衛庁はどのような見解でしょうか。
○加藤修一君 それでは次に、GISの具体的展開ということで、通産省には十分説明を伺っておりますので、申しわけございませんが、ちょっとはしょってしまいます。  厚生省と法務省にお尋ねしたいわけですけれども、厚生省は、ごみの最終処分場の埋立地の跡地について都道府県に台帳を置くことを...全文を見る
○加藤修一君 それでは、最後の質問になりますけれども、コンピューター二〇〇〇年問題の対応ということで、まず防衛庁にお聞きしたいわけです。  いわゆる武器が相当数あるわけですけれども、それをどう管理していくかという中で当然コンピューターを使っていると。いわゆる武器管理システム等に...全文を見る
○加藤修一君 次に運輸省ですけれども、JR関連ですが、九八年中に変更しないというふうに私は思っています。というのは、十一カ月前に予約がなされるケースも多々あるわけでして、さらにそのシステムが九百万ステップという膨大なステップ数になるわけですから、これについて九八年中に変更しないと...全文を見る
○加藤修一君 では最後に、大臣にお願いしたいわけですけれども、二〇〇〇年問題に対しての状況が厳しいというふうに私は理解しておりますけれども、この二〇〇〇年問題に対する大臣の御見解と対策に対する御決意、これについてお願いしたいと思います。
○加藤修一君 終わります。
05月28日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○加藤修一君 今の答弁は納得できないところが多いんですけれども。  OECDの二十九カ国の中で環境アセスメント法を持っていないのは我が国だけであるということで、前回の審議の中でもそういう話がございました。こういう形で国会で審議ができるようになったということは非常に喜ぶべきことで...全文を見る
○加藤修一君 それでは、新規立地の最終処分場の場合ですけれども、第一種、第二種の規模を満たさない場合、しかし複数ある場合、その面積が第一種に相当するあるいは第二種に相当する、そういった場合にはどういうふうに考えたらいいですか。
○加藤修一君 現実にそういう問題があったから、廃掃法の関係ではそれが問題になっていた。  一定の規模以下については申請しなくてもいいとか、そういったことがありますが、しかしそれが全体として集まってくると規模を超えてしまって大きな影響を与える。第一章の「総則」の「目的」の中には「...全文を見る
○加藤修一君 同時にという話、そういうケースはなかなかないケースかもしれませんが、既にあって、第二種の対象事業じゃないけれども、今度それが加わることによって全体としての面積は第二種になる場合もあるんです。第一種になる場合もある。そういう場合に、今まであったやつもひっくるめて全体的...全文を見る
○加藤修一君 個別という話をされましたけれども、個別というのは今回の法律の中にどういうふうに表現されていますか。
○加藤修一君 いや、対象事業と言った中身は、一個の事業もあれば二個の事業も複数も入るという読み方はできないんですか。政令でどういうふうに書く予定ですか。
○加藤修一君 そういうことであるならば、私が最初に質問したやっとちょっと矛盾するのではないかなと思うんです。というのは、最初の質問というのは、例えば新規に第一種、第二種の事業をやる場合に、周辺に既設の最終処分場がある場合は環境アセスメントをやるということですからいいわけです。ただ...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、今Aという施設とBという施設がある。Aが対象規模以上である、いわゆる第一種、第二種、Bが第一種、第二種でないという場合に、対象規模以下ですよ、Bが既にあって、新たに第一種、第二種ということでAが立地される。これは環境アセスメントを行うわけですよね。そうです...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、同じ規模でありながら、BプラスAであり、かつ片一方はAプラスBというふうに新旧等で考えますとそういう言い方になるんですけれども、すなわち規模が大きく環境影響の程度が著しいものという意味合いがあるわけですけれども、同じ規模でありながら片一方は環境アセスメ...全文を見る
○加藤修一君 要するに、両方違うということですね。両方がそれぞれ違うという言い方ですね。  私は同じだというふうに考えたんですけれども、それは違うと、違ってもいいと。何かちょっと違う言い方をしたんではないかなという感じがしているんですけれども、ちょっとそれを整理できませんか。
○加藤修一君 ちょっと答弁が違うと思うんですけれどもね。いや、それは地域特性としてバックデータ云々というのはよろしいんです、前々から聞いていますから。そうじゃなくて、既にAという対象規模のやつがあって、新たに対象以外の、第一種、第二種にならないものが近くに立地される場合、このBに...全文を見る
○加藤修一君 そうすると、Aは地域特性にならないですか。ならないんでしょうね、法律で言うと。ただ、そのAプラスBとBプラスAというのは言ってみれば同じなんですよね。それで行政上の一貫性を欠くという話にはならないかどうかということの確認をしたいんです。これは一貫性を欠かないと、そう...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと答弁になっていないように私は理解しているんですけれども、どうでしょうか、いわゆる行政の一貫性があるかないか、そこだけちょっとお願いします。
○加藤修一君 じゃ、別の質問に行きます。  今後の課題として、例えば戦略的な環境アセスメントというのが考えられているということですけれども、まず最初に、今回の法案については二年後施行するということですけれども、これ十年後に見直しを考えているというふうに書いてございますけれども、...全文を見る
○加藤修一君 その修正というのは法改正という意味も含むということですか、その修正というのは政令の話ですか、どういうふうになりますか。
○加藤修一君 それでは、環境庁長官にお尋ねしたいんですけれども、戦略的環境アセスメント、今回は港湾計画、これだけが取り入れられているわけですけれども、将来的にいわゆるこの戦略的な環境アセスメントをどういうふうに、どういうふうにというよりは、それについて積極的に取り入れていく決意で...全文を見る
○加藤修一君 今回は港湾計画を取り入れているわけですけれども、そもそも港湾計画をいわゆる戦略的環境アセスメントの一つとして取り入れた理由と、それじゃそもそも上位計画というのは具体的にどういうものが我が国にあるか、その辺についてお願いします。
○加藤修一君 答弁の中で、港湾計画をなぜ取り入れたかと、それについての理由がちょっとなかったように思いますし、我が国の上位計画というのは道路やなんかも含めていろいろあるわけですよね。それをシンプルでよろしいですから、簡単でよろしいですから、お話ししていただきた
○加藤修一君 先ほどから申し上げているんですけれども、港湾計画をなぜ今回対象にしたかという理由を聞かせていただきたいと言っているんです。
○加藤修一君 そうしますと、今言った選定の理由として要件をさまざま挙げたと思いますけれども、そういった要件が整えられている計画については戦略的環境アセスメントの対象として考えていいという理解でもよろしいわけですね。
○加藤修一君 先ほど環境庁長官が、戦略的環境アセスメントについて、国内の事情あるいは国際的な動向を踏まえながらという話ですけれども、かなり私は調査が進んでいるというふうに理解しているわけです。  それで、どのくらいをめどにしてお考えかと。  タイムスケジュール的な話ですけれど...全文を見る
○加藤修一君 何らかの検討会を設けてやるということで、先ほど審議会の話がありましたから、その審議会の方でやるということでよろしいわけですね。
○加藤修一君 じゃ、その鋭意という言葉に期待したいと思います。  それでは、次に評価項目に行きたいわけですけれども、環境影響評価の項目、調査、手法ということですけれども、それをするための指針、いわゆる主務大臣が環境庁長官に協議して定める、そういうふうになっているわけですけれども...全文を見る
○加藤修一君 なかなかわかりづらいな、明確でないなという感じがしておりますけれども、先ほど山本委員が地球温暖化の問題を取り上げましたけれども、要するに日本の炭素排出量、CO2の排出量ですけれども、一九九〇年の水準から比べていきますと、一九九四年がたしか七・数%ですか、九五年が最近...全文を見る
○加藤修一君 それは、法律はともかくとして、要するに政令の中できちっと明確にしていくと、そういう姿勢と理解したいんですけれども。
○加藤修一君 何か審議になっていない感じがするんですよね、その非常に難しいという。
○加藤修一君 先ほどの答弁の中に極めて難しいという話がありましたけれども、じゃ、いかに難しいかということを調査して委員会に出してください。これこれこういう理由で難しいんだと。私は理解できないんですよ。理解できない人を理解させるような努力も必要じゃないですか。
○加藤修一君 じゃ、もう一つ評価項目について。これは今までほかの委員が質問している可能性があるんですけれども、地方自治体が指針にないものを要求してもスコーピングの対象になるという理解でよろしいですね。
○加藤修一君 それでは、第八条の方に「方法書について環境の保全の見地からの意見を有する者は、」と書いてございます。それから第十八条「準備書について環境の保全の見地からの意見を有する者」と、こういう者が意見書の提出云々をすることができるということですけれども、その「意見を有する者」...全文を見る
○加藤修一君 私は、この文言を非常に大事だと思いますし、非常にいいと思っています、基本的に。  例えば、今、団体あるいは法人も入る、半官半民も恐らく入るという答弁になると思いますけれども、国も入りますか。
○加藤修一君 私、記憶は定かでないですけれども、今回の諌早湾の関係については、日本の国内でも非常に問題にしているわけですけれども、海外でも問題にしていて、海外からもそういう何かクレームが出てきているという話なんですよ。だから、国も対象にして入っているというふうに理解して、具体的に...全文を見る
○加藤修一君 まあ主権の問題と絡んでくる可能性がなくはないなという感想を言っておきたいと思います。  次に、普天間飛行場返還の件で代替ヘリポートを沖縄本島の東海岸沖に建設が予定されているわけですけれども、このヘリポートの滑走路が千三百メーター。第二種事業の中身が政令で決められる...全文を見る
○加藤修一君 環境アセスメントの対象にするかしないかと。これ、総理が何かするという話を私は新聞では確認しているんですけれども、どうですか。
○加藤修一君 適切というのは、要するに環境アセスメント法を適用するしないは別にしても、環境アセスメント法の中のさまざまな手続、それにのっとってやるという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 それじゃ、環境庁長官の方にお尋ねしたいんですけれども、そういうふうに相談をしたいという話なんです、相談したいと。じゃ、相談に対して、これは環境アセスメント法のいわゆる第二種の対象事業になるかどうかわかりません。第一種の場合は二千五百メーターですか、七掛け、五掛けにな...全文を見る
○加藤修一君 必要な意見を十分言っていただきたいと思います。  次に、発電所アセスの関係ですけれども、電事法の改正が伴うあれでございますけれども、電気事業審議会需給部会電力保安問題検討小委員会報告、それをもとにして発電所アセスの手続が行われていますけれども、その中で、審査の段階...全文を見る
○加藤修一君 納得できませんが、別の機会にやりたいと思います。  忘れていましたけれども、防衛施設庁、どうぞお帰りください。  次に、事後調査規定の明確化とかそういう話をしたかったわけですけれども、あるいはライフサイクルアセスメントあるいはリスクアセスメント、エンドクリンの問...全文を見る
○加藤修一君 四月十六日の私に対する答弁は、「スプリンクラーの工事とアスベストの工事とを同時にやるように指示をいたしまして、」と、そういうふうに言っているわけです。これは今回上がってきたやっとは全然違う感じがします。つまり、今回の調査報告は平成五年、平成七年、さらに平成八年と。大...全文を見る
○加藤修一君 この答弁じゃなくてほかの答弁も、先週いろいろ聞いていたときに、アセスメントに対する答弁もそうだったんですけれども、非常に私は寂しい気持ちをして聞いていたわけなんですよ。例の諌早湾の関係、あの辺の話にしても、閣議に行って話あるいはそういうことも全然しないと。今回のこう...全文を見る
○加藤修一君 現場に任せていたという話は通らないですよ。一般世間で通らないですよ。政治家ですよ。いわゆる社会的な指導者なんですよ。僕はそういう表現はちょっと当たらないんじゃないかなと思うんです。誠実性に欠けるなと思います。  こういう言い方を余りしたくないですけれども、無神経な...全文を見る
○加藤修一君 アスベストをばかすという言い方を私はしたんじゃなくて、天井をはがすとか、その中にアスベストはあるわけですね。工事はそういうふうにしないんですか。どういう理解ですか。どういうふうに理解したらいいですか。
○加藤修一君 要するに、理解できないことが報告の中にもあります。一つ一つ取り上げて言う時間がございませんから申し上げませんが、ただ、山下委員が再報告を求めた事項が何点かございます。非常に疑問が多くなるだけなんです、今の時点では。だから、やはり自分がいろいろと疑惑をかけられている、...全文を見る
○加藤修一君 時間が来ましたのでやめます。
05月29日第140回国会 参議院 商工委員会 第13号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  五月二十三日、パリで国際エネルギー機関の閣僚理事会が開催されて、佐藤通産大臣も御出席されたということで大変お疲れさまでした。  私は、コミュニケで気候変動のエネルギー面について焦点が合わせられて議論がなされた、そういった点からい...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の中で、環境庁の意見を聞いて仕組みを用意している、それは方法書に関してということの答弁でしたけれども、この仕組みを用意しているということをもう少し具体的に御説明いただけますか。
○加藤修一君 それはスコーピングの段階の話ということですね。
○加藤修一君 私が先ほど来三段階という話で申し上げているのは、それが決まって、公告がされ縦覧、住民の意見の反映があって通産省における審査が始まる、その段階で環境庁が意見を言えるような明確に示したものがあっていいのではないかという意味合いで先ほどから申し上げているんですけれどもね。
○加藤修一君 答弁になっていないという言い方しかできないんですけれども。  要するに、通産省が説明で持ってきたこの図表によりますと、いわゆるアセスが始まる手続としてアセス項目、手法等の選定というその箇所で協議という話だと思うんです、先ほど来からお話しされているのは。そうじゃなく...全文を見る
○加藤修一君 先ほどから答弁、私は全く内容が同じだと思っているんですよ。私の質問に対しての答弁ではないと。私が言っているのは、公告して縦覧して住民の意見の反映がある。住民がいろいろ意見を言うわけです、住民だけに限らない、ほかのさまざまの方が意見を言うわけですから。それが今度通産省...全文を見る
○加藤修一君 こだわるわけでも決してなくて、どうも答弁の中身が私の質問に対しては対応した中身になっていないと思うんですよ。法案の説明という段階で終わっているような感じがするんです、法案だけの説明で。政令とかそういった面で何とかそういったことも考えられる余地はあるかもしれないんです...全文を見る
○加藤修一君 答弁になっていないし、私はちょっと納得できないと思っています。質問に対応した答弁にはここはなっていないと思います。  要するに、住民意見の反映がなされた後の中身になっているわけですから、手法の選定とかアセスの項目の選定云々のところの話じゃないんです、私の言っている...全文を見る
○加藤修一君 まことに申しわけないですが、最後の方ちょっと聞き取りにくかったんです、申しわけございませんが。
○加藤修一君 それでは、より一層の厳格なアセスが展開できることを期待したいと思います。  今回の法案の中では住民参加といいますか、そういう意見を取り入れる、あるいは参加を原則的に考えていると。例えば第八条と第十八条におきましては、「環境の保全の見地からの意見を有する者は、」とい...全文を見る
○加藤修一君 場所的な制約がないという話ですので、海外という話も含めて、海外の環境保護団体が物を申してきたときについても入るということですね。
○加藤修一君 それではさらに、国がなった場合はどうですか。国自体がこういう関係でやってきた場合については。
○加藤修一君 ええ、そういう意味です。
○加藤修一君 昨日、環境特別委員会があったわけですけれども、同じ質問をいたしました。環境庁が観念上は国が入るという表現をされていましたので、ちょっと私も頭の中が整理できないものですから、これ通産省に確認しようと思って今質問したわけですけれども、統一とれていないという気がちょっとい...全文を見る
○加藤修一君 先ほど吉村委員からも話がありましたけれども、ちょっと質問を変えますけれども、IPPによる電源立地あるいはCO2の発生等の話がございました。この質問をしたいと思いますけれども、ちょっと質問をスキップさせていただきます。  IPPの関係でさまざまなことが行われていて、...全文を見る
○加藤修一君 そういうCO2の総排出量の関係についてさらにお聞きしたいわけですけれども、IPPに限らずいわゆるCO2を発生する発電所、その発電所別にCO2の排出の算定と公表を私はしていただきたい。それはアセスに関してもそうなんですけれども、その辺について伺いたいのですが。
○加藤修一君 個別事業であるのでということと、中環審の話をもとにして困難であるというような御答弁であったと思いますけれども、いまいち困難であるという理由がちょっとわかりづらいなと思うんですけれども、もうちょっと説明いただけますか。  私が思うには、使われる燃料というのは原単位を...全文を見る
○加藤修一君 今御答弁の中にCO2の総量を抑えるということの話がございました。  地球温暖化問題ということを考えていった場合には、主な犯人、主犯というのはCO2がふえてくるということによって地球温暖化が進むという話ですけれども、基本的には温暖化の原因はCO2で、第一段階としては...全文を見る
○加藤修一君 要は、地球温暖化というのは地球全体のCO2が増加するから起こるという理解でよろしいですね。イエスかノーかで。
○加藤修一君 主犯がCO2の増加であるということですね。  それで、通産省の産業構造審議会地球環境部会の中間報告では、いわゆるCO2の排出権の取引、これについては否定的であるというふうに私理解しているわけですけれども、それから環境庁の地球懇の報告書では比較的好意的であると。こう...全文を見る
○加藤修一君 コミュニケ、とりわけ「気候変動のエネルギー側面」のところですけれども、その中で六番目、「閣僚は、費用対効果、公平性、国や部門毎の状況の差異を考慮することが数量化された温室効果ガス排出抑制削減目的や政策措置のレベル・内容を定める上で重要であるという認識の下、気候変動に...全文を見る
○加藤修一君 まだ私自身はちょっと今の答弁を聞いて整理できない部分があるわけなんですけれども、要するに受け入れ可能なシステムが案出されればという話で、これは一つ逃げの話になりかねないなというふうに私は理解している部分がございます。要するに、ちょっと理解できない答弁の部分があるとい...全文を見る
○加藤修一君 通産省は仮に先進国各国がそれぞれ排出量を、二〇〇〇年以降という話になりますけれども、九〇年水準より削減すると、そういった目標がいわゆる京都会議のCOP3で決まった場合、それをやり遂げる自信というのはありますか。    〔理事沓掛哲男君退席、委員長着席〕
○加藤修一君 今の御答弁は、自信がないという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 難しい状況というのは今の状況の中での判断だと思いますけれども、何らかの政策的なことを考えて、何とか自信が芽生えてくるような方法というのは考えられないんですか。全然手放しですか、今の状態では。全然やらない、難しい、困難と。それはできないということと同じだと思いますけれ...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと話が前後しますけれども、先進国全体としては排出量を減らさなければいけないということは自明なことだと思います。  そうした中で、排出枠の話をしますけれども、我が国に割り当てられる排出枠、これは条約の基準年である一九九〇年の排出量に対してふえることになりますか...全文を見る
○加藤修一君 何回か温暖化の問題について質問させていただいておりますけれども、大体答弁はそういう話が多いんですね。これから検討これから検討と。ほかの委員会も大体そういう答弁が多いわけなんですけれども、どうもその辺、通産省の判断というのは白黒が全くわからないんです、どっちなのかとい...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと人ごとみたいに聞こえたんですけれども、煮詰まっていくものと考えておりますではなくて、煮詰めていく立場ですよ、日本は。そうだと思います。各国がいろいろ出してくる中で、自分たちも、日本も出しますというんじゃなくて、日本はイニシアチブをとってどういうふうにまとめて...全文を見る
○加藤修一君 大前提としては、環境保全ということを考えていかなければいけないということと、今の大臣の答弁はかなり積極的な意味合いで私は受け取りましたけれども、要するに、要は日本の排出量目標が一九九〇年比で削減になっても、それだけをもって通産省は必ずしも反対しない、そういう理解で受...全文を見る
○加藤修一君 この問題についてたびたび質問している中で、いわゆる過去の省エネ努力が反映されるような公平な約束、こういう答弁を見かけるように私は思うんです。これは言葉として理解できるような感じがしてくるわけなんですけれども、一体、具体的に過去の省エネ努力の大小をどうはかって、しかも...全文を見る
○加藤修一君 それが公平というのはちょっとよくわからないんですよね、非常に。何かいろいろと調査のレポートを読んでみますと、多基準分析ですか、そういったものをもとにしてやったり、何かいろいろやっていますけれども、実際問題なかなかこの公平性というのを確保した形で進めていくことは難しい...全文を見る
○加藤修一君 先進国が今平均で三・五トンということでしたね、一人当たり。
○加藤修一君 現在ですね。仮にその一人当たりの排出目標を決めたとして、そこまでやっていいんだというとらえ方はできるんじゃないですか、できませんか。いろいろと御答弁ありましたけれども、それは非常にシンプルに受け取られる話だと思いますよ。
○加藤修一君 いずれにしても、非常に大きな問題だと思いますし、先進国が二〇〇〇年以降どういう形で削減するかということが、やはり大きなポイントがCOP3だと思います。ですから、通産省の方でも、それについては本当に削減の方向に向けて大きな努力をしていただきたいと思います。  先ほど...全文を見る
○加藤修一君 どう整理していいかちょっとわからないんですけれども、なかなか白黒がついてないという感じがするんですね。どうも通産は環境保全にある意味では消極的な部分もあるのかなと思ったり、大臣の話を伺っていますと積極的にやっていくという話で私も受けていますけれども、もう少し踏み込ん...全文を見る
○加藤修一君 私は問題発言があったように思いますけれども、それは別の機会にやりたいと思います。  次に、待機電力についての現状と対策ということで、待機電力の説明を含めながら現在の状況と対策についてお伺いしたいと思います。
○加藤修一君 この待機電力という言葉は、現在の電力消費のむだをあらわすキーワードになっているという意見もございますけれども、それについてはどういうふうな判断をされていますか。
○加藤修一君 十の提言、あるいはその提言の一つとして主電力を切るようにするという努力が一つ考えられるという話ですけれども、そもそも一般の家庭で待機電力という需要量、一般の平均的な家庭で何%ぐらいありますか、その辺の調査はございますか。
○加藤修一君 これ調査に当然よるわけです。被験者によりますので、それは一概に言うことはできないと思いますけれども、一割といえば相当の量だと思うんですね。熊本大学のある先生の調査によると約二五%ぐらいになると。そうしますと、九州電力、原子力発電所の比率が発電能力で約二二%だというこ...全文を見る
○加藤修一君 コンピューター二〇〇〇年問題もございますけれども、時間が来ましたので、ここで終了いたします。ありがとうございました。
05月30日第140回国会 参議院 環境特別委員会公聴会 第1号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  本日、九人の公述人の方々が、大変お忙しい中、来でいただきまして本当に大変ありがとうございます。  私ども、今回の法案につきましては、極めて重要な法案であるということで今まで審議してきたわけでございますけれども、きょうはそれぞれの...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございます。  先ほどの公述、それから今のコメントをお伺いして、いわゆる法文上の裁量というんでしょうか、そういった点について、先ほど谷川委員の答申が反映されているかどうかの質問に対しまして、猿田公述人の方から、政令にゆだねられている多くの部分がある、こう...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございます。  それでは次に、いわゆる戦略的なアセスメントについてお尋ねしたいわけですけれども、福井公述人並びに浅野公述人にお尋ねしたいと思います。  まず最初に、福井公述人でございますけれども、今回は法案計画のみがいわゆる上位計画における環境アセスメ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、環境アセス制度と公共事業という観点からお聞きしたいわけですけれども、諌早湾等あるいは大規模公共事業の決定あるいは見直し、そういったものに対して、今審議中のいわゆる環境アセスメント法が有効に機能するかどうか、これは福井公述人と浅野公述人にお尋ねしたいわけです...全文を見る
○加藤修一君 先ほどの福井公述人の御意見でございますけれども、その中でコストベネフィッ十分析、費用便益分析ですか、事業全体を評価していく場合にある意味で環境価値も含めて評価していくという話になっているように思いますけれども、新しい知見が出てきたり、新しい技術、環境を評価していく場...全文を見る
○加藤修一君 浅野公述人にお伺いしたいんですけれども、今の件も含めてなわけですけれども、今の御意見の中でヘドニックアプローチあるいはヒアリングをもとにしたアプローチ、あるいは私も新聞なんかで見る限りにおいては、水田の環境の面における多機能の面をどういうふうにはかるかということで、...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、累積的なインパクト、これについて質問したいと思います。  小島公述人、次いで福井公述人という形でいきたいと思います。  今回、対象業種、立地の関係で私も何回か質問させていただきましたけれども、複数立地の場合の環境アセスについてお尋ねしたいわけですけ...全文を見る
○加藤修一君 次に、日本企業の海外進出における環境アセスに関しての質問でございますけれども、この質問の後に、今と同じ質問で累積的インパクト、これに関しまして浅野公述人並びに猿田公述人にお願いしたいんですけれども、この海外におけるアセスメント関係については小島先生にお願いしたいんで...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、もう二分ほどしかございませんので、猿田公述人の方にお願いします。
○加藤修一君 どうも本日は大変にありがとうございました。大変参考になりました。ありがとうございます。
06月03日第140回国会 参議院 厚生委員会 第15号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  それでは、本法律案について質問をしたいと思います。  今回の健康保険法改正案、平均的なサラリーマンでは約二・五倍、お年寄りでは約三倍の、いわゆる総額で二兆円もの新たな国民負担増をもたらす、そういった意味では国民不在の政策であると...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の中で、踏み台とかあるいは促進剤という話がございました。医療費アップの理由として薬価差益あるいは出来高払い制度、そういったものが原因として考えられているわけですけれども、医療改革プログラムの中で明確にこの二つについて具体的な改革の措置をとるべきであると思い...全文を見る
○加藤修一君 橋本総理は行財政改革に関して、火だるまになってもやるとか、あるいは聖域はないという話をしております。ただいまの大臣の御答弁を聞いている限りにおいては、積極的にやりたい、抜本的なことをやりたいと、そうおっしゃっているわけですから、本当に実も花もある、結果のあることをき...全文を見る
○加藤修一君 先ほどの質問の中で、私、人間ドックの話をしましたけれども、これについての何らかのお考えはございますか。
○加藤修一君 今の答弁の中で財政の面もあるということで、確かにそうだと思います。  ただ、「医療費の中長期的低減の観点から、予防医療に対する給付は有効とされている。」というふうに「産業構造審議会総合部会基本問題小委員会 中間とりまとめ」、この中にそういう形で書いてございます。「...全文を見る
○加藤修一君 じゃ、その点についてよろしくお願いしたいと思います。  予防医療ということを考えていく場合に、もちろん健康診断による早期発見・早期治療、先ほどの答弁の中にもございましたし、さらに将来病気を誘発させるような要因に対して今からどう考えるかということも大事なことだと思い...全文を見る
○加藤修一君 一般的な話ということです。
○加藤修一君 それは厚生省の統一的な見解と考えてよろしいですか。
○加藤修一君 まだまだ確定した話でない。要するに、その辺のことについて厚生省の立場で調査検討したということはございますか。
○加藤修一君 具体的には、後ほどその辺についてまた質問させていただきたいと思います。  それでは次に、いわゆる健康を阻害するという一つの問題として今非常に大きく取り上げられている問題ですけれども、有害化学物質によるいわゆる環境汚染、これに基づく健康障害、欧米ではエンドクリン問題...全文を見る
○加藤修一君 今の件に関連いたしまして、あらゆる種類のプラスチック可塑剤に広く使われているフタル酸エステルというのがありますけれども、これが食品の中に溶け出してしまう、またそのプラスチック容器を電子レンジにかけるとこのフタル酸エステルが溶け出してしまう、こういうことが言われており...全文を見る
○加藤修一君 こういういわゆる化学物質が日常の中であちこちに出回っていて、しかもそれが先ほど言いましたようにホルモン様化学物質というふうに言われているものもあると。  それで、今、国際的な動向云々という御答弁がございましたけれども、このホルモン様化学物質について国際機関が動き出...全文を見る
○加藤修一君 この問題については環境庁も研究班を設置しておりますし、そういった中で人体や生態への影響を調べて来年三月には報告をするという予定で、通産省はいち早く昨年来からやっております。ことしの五月だと思いますけれども、その報告を終えていると。当然、ヒトの健康あるいは生命を守る厚...全文を見る
○加藤修一君 それはいつごろ発足したわけでしょうか、研究会みたいなものは。
○加藤修一君 昨年末ですけれども、OECDの環境健康安全部会、ここでホルモン様化学物質についてのアンケート、これを加盟国二十九カ国に出していると思いますけれども、このアンケートの締め切りがたしかことしの二月十七日だったと思うんですけれども、日本の回答が四月三日に届いたということで...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、三通りのものが出ていったという理解でよろしいですか、それぞれに回答をしたということで。
○加藤修一君 厚生省はダイオキシンの関係で、このダイオキシンも要するにホルモン様化学物質問題の対象、疑惑になっている化学物質なわけですけれども、ダイオキシンについて、五月二十五日の新聞によりますと、「母乳の汚染度全国調査」という、いわゆる焼却場の影響分析を行っていくという話があり...全文を見る
○加藤修一君 これは非常に重要な調査だと思いますね。非常に重要だし、大切な調査で、これはもっともっと早くからやるべきだったというふうに私は思います。  もちろん、今答弁の中にあったように、難しい調査であるということもございますけれども、ただ私が聞いている範囲では、今回の食品汚染...全文を見る
○加藤修一君 従来、この手の我が国のガイドラインとかあるいは規制値を決める段階においては、海外の文献等々を集めて、あるいは海外の規制値等について研究して、それで我が国の規制値を決めていく、あるいはガイドラインを決めていくというようなことが多いのかなという感じが私の印象としてはする...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁は、私は消極的だなという感じがいたします。  なぜそういう言い方をするかといいますと、昨年の八月にクリントン大統領が食料品質保護法というんでしょうか、そういう法律、それからもう一つは安全飲料水法、修正案ですけれども、その二つの法案に対して署名をしていると。...全文を見る
○加藤修一君 じゃ、同じようにアメリカのケースですけれども、EPA、今言った二年以内と三年以内の話ですけれども、それから米国化学工業協会では二年間で三・二百万ドルをこの調査に対して投入する。あるいはヨーロッパにおいては、ヨーロッパ化学工業連盟協議会が優先的な研究テーマとして取り上...全文を見る
○加藤修一君 ちゃんとわかっていないからこそ逆に調べる価値があるんじゃないですか。違いますか。
○加藤修一君 じゃ、欧米で具体的にそういった調査に入っていることについては、日本政府としては、とりわけ厚生省としてはまだまだああいう調査を見ている限りにおいては我が国としてはタッチできない段階のレベルのものであると、こういう言い方ですか。
○加藤修一君 米国のEPAではいわゆるホームページを開設しておりますけれども、現在ある農薬や工業用化学薬品の検査は不十分だとしていると、それがスクリーニングの話になると思うんですけれども、要するにこういった物質による生物の生殖への影響評価試験のガイドラインの改定をEPAが今提案し...全文を見る
○加藤修一君 この件に関しましては、日本もやはりデータを早目に蓄積していくことは極めて重要だと思いますし、恐らく厚生省もそういうふうなお考えだと思います。  そういった観点から考えていきますと、今も検討の最中だということですけれども、予算を十分つけて具体的な、先ほどから精子云々...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、感染症の問題ということですけれども、いろいろな本を読んでいきますと、二十一世紀は感染症の時代だというふうなことが言われております。ここ数年、国内の伝染病の状況を見ていきますと、やはり傾向としてエイズやO157のよう...全文を見る
○加藤修一君 時間が来ましたので、質問ありますけれども、終了いたします。
07月09日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  平成七年度決算に関連して質問をさせていただきたいと思います。  地球温暖化防止対策ということで、「平成七年度地球温暖化防止行動計画関係施策実施状況等」ということで発表されておりますけれども、その総括表。予算執行額につきましては、...全文を見る
○加藤修一君 それは余り関係のない話じゃないでしょうか。  ベルリン・マンデートの、アドホックグループこれが七月二十七日から八月七日に開催される予定ですけれども、これとは何ら関係ないですか。その辺どうですか。
○加藤修一君 ちょっと答弁としては私は納得できないんですけれども、そういうお話だと。  もう一度答弁をお願いします。
○加藤修一君 こういうことに関連しては、ほかのケースについても同じ考え方に立っているわけですか。
○加藤修一君 要するに、何に時間がかかるかよくわからないんですよ。本当にわからないんです。ともかく至急出すように要求しておきたいと思います。  その質問主意書の中でも述べているわけですけれども、地球温暖化防止対策にかかわってくる事務局との関係で、要するに通知を日本はしなければい...全文を見る
○加藤修一君 詰めの作業の中には、関連官庁も中に入るわけですか。
○加藤修一君 ということは、その関連省庁との間はまだ確定していない、相当おくれているということですね。三カ月以上にわたっておくれる可能性があるように私なんかは判断してしまうんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。
○加藤修一君 詰めの段階で関係省庁というのはどこですか。具体的に一番きついという官庁はどこになりますか。
○加藤修一君 答弁になっておりません。要するに、どこの省庁であるか、一番きついところはどこですか。詰めをする場合にどこが一番きつい下すかという話なんです。
○加藤修一君 もう全然答弁になっていないと私は思います。要するに報告書を、世界全体の中外報告を提出すべきは何カ国になるわけですか。それと、その中で提出を行った国、それは何カ国になりますか。国名もお願いします。
○加藤修一君 第三回の地球温暖化防止会議、これが京都で行われるようになっているわけです。要するに、世界に責任を果たすという意味では非常に大きな責務があるということなんですけれども、議長国をやるというわけですから、真っ先に私は、先ほどの通知なんかもそうですけれども、提出すべきである...全文を見る
○加藤修一君 環境行政のトップとして、本当にその辺の責任を明確にしていただきたい。要するに、必死の思いでやっているんだということぶやっぱり我々の方には伝わってこないような感じがするんです。  私は、その環境行政のトップとしての責任ということをちょっと考えていきますと、質問通告は...全文を見る
○加藤修一君 聞くところによりますと、十一日に現地に入って、十二日には調整池の視察をするというふうに伺っているわけですけれども、どうもこれ横やりが入って中止せざるを得なくなったというふうにも聞いているわけですけれども、この辺の事実はどうなんでしょうか。
○加藤修一君 先ほどから質問していることについては、何か明確じゃないと思っているんですよ。言葉じりをとらえるわけじゃないですけれども、答弁の中で、時間の余裕があるので指示をしたとか、そういう話がありました。後では、今度、時間的な余裕がないのでという、ちょっとその意味がつながらない...全文を見る
○加藤修一君 新聞には明確にこういう形で書いていますよ。要するに、現地視察の予定を農水相に話したときに、藤本農水相は、検討させてほしいと、そして視察を歓迎しない意向を示したと。あるいは出身地の代議士であります久間防衛庁長官は、ようやく静かになったのだからと暗に視察中止を要請したと...全文を見る
○加藤修一君 私が言いたいことの大きな点は、要するに主体的に環境庁がどうもやっていないと思うんです、そういうことも含めて。それは厳しい非常に客観的な状況というのがいろいろあって、地球温暖化の問題に関しても難しい局面があることは私もわかりますよ。しかし、環境アセスメントの審議の最中...全文を見る
○加藤修一君 それでは、デンバー・サミットの成果についてお尋ねしたいと思います。  環境庁と通産省にお尋ねしたいわけですけれども、デンバー・サミットにおける地球温暖化防止の取り組みの結果について多少御質問ということになります。  橋本総理とドイツのコール首相が会談したわけです...全文を見る
○加藤修一君 デンバー・サミットで採択しました八カ国首脳による共同宣言、その中における気候変動について伺いたいわけです。  ステートメントの中で、「我々は、二〇一〇年までに温室効果ガスを削減する結果をもたらすような意味のある現実的かつ衡平な目標にコミットする意図を有している。」...全文を見る
○加藤修一君 環境庁長官にお願いしたいんですけれども、デンバー・サミットで採択した共同宣言の気候変動について、いわゆる一五%削減のドイツ、それから日米はどっちかというと実現可能で柔軟な対応を求めていくと。最終的にそういった共同宣言の中身は三国のある意味で玉虫色の決着になったという...全文を見る
○加藤修一君 それでは、国連環境特別総会についてお尋ねしたいわけですけれども、この総会で橋本総理は演説しておりますけれども、いわゆる気候変動が人類の生存に直接かかわる深刻な課題である、COP3についてはぜひ成功させなければいけないと、そういうふうに述べて各国に協力を呼びかけており...全文を見る
○加藤修一君 じゃよろしいです、時間つぶれます。
○加藤修一君 質問をちょっと飛ばしますけれども、今回この国連環境特別総会の中で最終的に新しいアジェンダ21がつくられたわけです。その中のパラグラフ四十二だと思いますけれども、顕著な削減というところがございます、シグニフィカントリダクションというところですけれども。この表現について...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、事実確認をさせていただきたいわけですけれども、要するに、その総会の中で最終的な行動計画、アジェンダをつくっブいく中で、日本案とEU案の折衷案がまとまりかけた、しかし日本一国が反対して結果的に採決できなかった。今の答弁にありますように、最終的にはシグニフィカ...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと時間がございませんから、質問をスキップいたします。  厚生省の方にお願いしたいわけですけれども、今回、通常国会が終わる際にダイオキシン関係について質問主意書を出しているわけですけれども、一週間ででき上がらなくて七週間ほどかかるということになっていますけれど...全文を見る
○加藤修一君 最後に、このダイオキシン対策、あるいはさまざまな形で有害な微量化学物質、長期的な暴露の中で、生物濃縮を含めていろんな影響が考えられているわけですけれども、とりわけダイオキシン対策について大臣の御決意をお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。
11月05日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。私は、主に地球温暖化の問題について質問をしたいと思います。  地球環境問題は極めて深刻な状態にあるわけでして、今地球温暖化という問題が極めて新聞紙上をにぎわしているわけで、私はこの問題だけじゃなくて、酸性雨の問題もありますし、あるいは...全文を見る
○加藤修一君 それでは、外務省と環境庁にお答えいただきたいんですけれども、現段階で合意していないのはやはり削減目標の数値、あるいは一律化か差異化か、あるいは対象ガスの種類、あるいは、今答弁がございましたけれども途上国への対応、そういった極めて大事な問題があるわけですけれども、京都...全文を見る
○加藤修一君 環境庁の答弁の中に歩み寄りという話がございましたけれども、EU一五%の件についても、これは確認したい話ですけれども、例えば共同達成方式、これを認めていく方向だというようなことを私は聞いておりますけれども、たしか環境庁長官が発言したようにもなっているわけですけれども、...全文を見る
○加藤修一君 先ほどほかの委員の方からも質問がありましたけれども、アメリカのゼロ削減提案、これについての政府の見解を伺いたいわけですけれども、日本の提案は差異化、それを主張している、アメリカは一律である、この辺をどういう形でやっていくおつもりでしょうか。具体的な答弁をお願いしたい...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと確認したいわけですけれども、今の答弁の中で、第二期におけるさらなる削減を要請していきたいという、そういう意味ですか。第一期ですか、第二期ですか、バジェットで。
○加藤修一君 外務省にお尋ねしたいんですけれども、十一月にAPECが開催される予定になっています、それから十一月の上旬には非公式の閣僚会議、これが開催の運びになっておりますけれども、外務省上してこれについてどのように具体的に取り組む予定ですか、地球温暖化防止ということについてです...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁、なかなかわかりづらいんですけれどもね。  要するに、発展途上国云々の話をしていますけれども、先進国の努力ということが具体的に、じゃどういう形で取り組んでいくかという、要するに、APECあるいは非公式閣僚会議の中でどう具体的にやっていくおつもりかという質問...全文を見る
○加藤修一君 答弁違いますよ。
○加藤修一君 要するに、これ議論として取り上げていますか、APECで、議題として。あるいは、非公式はこれは当然そうですけれども、どうですか、APEC関係。
○加藤修一君 これはぜひ取り上げて、慎重どころかもう積極的な議論を展開すべきだと私は思いますよ。  これは、環境庁はどういうスタンスでいますか、APECについては。
○加藤修一君 環境庁長官に要請いたしますけれども、要するにAPECで具体的にそういう地球温暖化問題、今差し迫った話ですから、もう積極的に取り上げるべきである、そういう要請をAPECの方にやるべきじゃないですか。あるいは総理に進言してもいいと思いますけれども、どうでしょうか。
○加藤修一君 それでは、四月十五日期限の条約事務局への通報というのがございますけれども、これについてお尋ねしたいんです。  この通報が、ことしの四月十五日が期限になっているわけですけれども、日本はまだ出していない、いわゆる期限を大幅に超過しているわけです。三十六カ国の中で、議長...全文を見る
○加藤修一君 相当おくれているということで、努力したとしても、やっぱりもう少し積極的にやるべき話だったと思います。  以前に私、環境庁にこの辺の質問をしたわけですけれども、二酸化炭素などの排出量の削減効果の見積もり、そういったことについても今検討している段階だという答弁だったわ...全文を見る
○加藤修一君 今後の通報については、その辺についてフォローしていただきたいということを要請して、別の質問に移りたいと思います。  今回のボンの会合におきまして、エストラーダ議長がいわゆるたたき台になるものを持ってきたわけですけれども、結局十一月三十日と十二月一日に京都で準備会合...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、気候変動サミットとかそういういわゆる首脳クラスでやることについて、例えばAPECの場合はこれはヨーロッパは入ってこないわけですよね。関連閣僚会議にしても、これは総理レベルというかトップレベルの人が来るわけじゃないわけですから、そういった点から考えた場合...全文を見る
○加藤修一君 政府案の五%の関係ですけれども、これが十月六日だったでしょうか発表されたわけですけれども、これはある意味では突然発表された感じがするんですね。その前に何か米国の方から伝わってきたりなんかしたわけなんですけれども、要するに、こういった大事な五%という政府案の中身につい...全文を見る
○加藤修一君 いや、ちょっと理解できない部分もあるんですよね。要するに、こういうことについてとやかく言うことはないという意見もありますけれども、やはりとやかく言いたいわけなんですよ。  国民の協力とか理解、そういうことをおっしゃりながら、そういうことをやっているわけですね、結果...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁をそのまま理解してまいりますと、削減目標が今は日本政府案としては五%ですけれども、これは変更になる可能性もあるということですね。
○加藤修一君 民間とかNGOでいろいろなシミュレーションを出しているわけですよね。五%とかそういうことじゃなくて、もう十数%、一五%あるいは二〇%という数値を出している。私なんかもCOP3を成功させる議員の会の中では一五%でということを提案しているわけですけれども。政府が五%を提...全文を見る
○加藤修一君 その現実的というのは、見方が変われば変わると思うんです。  例えばIPCCの、先ほど私冒頭で申し上げましたけれども、二十一世紀の初頭には相当の思い切った削減をしなければいけない、でなければ地球温暖化は相当進むという話なんですね。そういうふうに理解するのが現実的だと...全文を見る
○加藤修一君 五%の件ですけれども、日本の案、考え方に基づいてやると、差異化を考えると二・五%削減で済むと。さらに柔軟性、弾力条項ですか、それを考えていきますと二%は場合によってはなくなる。つまり、最終的に〇・五%という話も聞くわけですけれども、一定の柔軟性を持つというのは一体ど...全文を見る
○加藤修一君 今、二・五%が法的拘束力を持つという話、これは確認させていただきます。  それで、通産省が言っているように私は思うんですけれども、その二・五%のうちに、最大限努力したと認められれば二%ぐらい削減できなくても大目に見てもらえるというような発言がありますけれども、そう...全文を見る
○加藤修一君 それでは、最大限という話、努力の話なんですけれども、たしか二〇〇〇年までに九〇年レベルに安定化しなければいけないということになっているわけですけれども、これはなかなか厳しいというふうに通産省もおっしゃっていると。  地球温暖化防止行動計画、これをつくって努力してき...全文を見る
○加藤修一君 地球温暖化防止行動計画、相当、計画をつくってそれに対する政策もきちっとつくっているわけですよね。文面だけはあると、しかし、今、努力したと言うが、確かに努力はしたでしょう、恐らく。しかし、最大限努力したとか、要するにパーセンテージがだんだん下がってくると、九〇年比で。...全文を見る
○加藤修一君 それで、衡平性の問題ですけれども、差異化をすると。日本は三つの指標を出しているわけです、GDP、あるいは一人当たりCO2、あるいは人口増加率。  今まで環境庁は各国の過去の努力に配慮すると、こういうふうに言ってきているわけですね。人口増加率、これも一つの差異化のた...全文を見る
○加藤修一君 人口増加率を使ってというよりは、各国のをこれでやってみますと、一人当たりの排出量が、アメリカが五・四トン、カナダが四・七トン、オーストラリアが四・六トンです。それぞれの削減率を考えていきますと、五・四トンと非常に大きいアメリカが二・六%の削減になる。カナダは二・三%...全文を見る
○加藤修一君 その議論については別の機会にしたいと思いますけれども。  環境庁は従来から炭素税、環境税、そういったことについて関心をお持ちで、私も非常にいい視点だと思っておりますけれども、炭素税について環境庁はどのようにお考えでしょうか。特に、AIMモデルで炭素税の関係も含めて...全文を見る
○加藤修一君 先ほど環境庁から答弁があった中には、国民の理解、協力を得てという話がございました。最近のアンケート調査によりますと、環境税導入については国民の皆さんは六〇%近くまで賛成であると、そういうこともございます。ですから、環境が極めて大変であるということについてはもうある程...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ積極的に推進していただきたいと思います。  CO2削減予測の関係で、実は通産省が試算したものがございます。二〇一〇年にCO2を五%削減した場合にはGDPを二%押し下げる、こういう試算です。もう一つは、百十七万人が失業になってしまうと。こういう試算の結果について...全文を見る
○加藤修一君 その辺の見解については基本的に私も同じ考えに立っておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  環境庁がよく使っていますモデルでAIMモデルがございますけれども、その精度、信頼性についてお尋ねしたがったんですが、時間の関係上スキップいたしまして、最後に大臣...全文を見る
○加藤修一君 それでは質問を終わりますけれども、どこかの国のどこかの省に負けないように最大限努力して、その辺を含めて頑張っていただきたいと思います。
11月06日第141回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は、まず最初に、二〇〇五年に開かれます国際博覧会についてお尋ねしたいんです。  今のところ愛知が当該県になっているわけですけれども、この万博開催に当たっては、やはり生物のコミュニティーが道路によって分断されるとか、あるいは生物...全文を見る
○加藤修一君 博覧会終了後の関係についても、例えば地球環境村に指定するとか、あるいは今回は施設、箱物がどういう形でつくられるかということはまだ詳細にはわかっていないわけですけれども、そういった施設とか箱物、そういったもので勝負するということではなくして、やはり共生の環境の姿あるい...全文を見る
○加藤修一君 また、こういうことも言われているわけです。例えば今まで国会議員が参加したケースとしては、「人口と開発の世界会議などお祭り的性格の世界会議には顧問として参加」していただいたと、「お祭り的」という、そういうケースについては参加していただいたというような表現があるわけです...全文を見る
○加藤修一君 カナダのケースを引き合いに出してちょっと質問をさせていただきますけれども、カナダではこういった種類の国際会議については、国会議員だけではなくして、例えば非政府団体、非政府組織のメンバーも政府代表団の中に加えているというケースもあるということについてですけれども、こう...全文を見る
○加藤修一君 わかりました。この点で外務省に対する質問は終了いたしますので、お引き取りになって結構でございます。  それでは、次に通産省に質問いたしますけれども、温暖化の数値目標の関係です。昨日、環境特別委員会が行われまして、環境庁は、日本が提案しています数値目標については、基...全文を見る
○加藤修一君 じゃ、二・五%全部が法的拘束力を受けるというふうな理解でよろしいですね。
○加藤修一君 今の答弁で最大限の努力という中には、全体として五%ですけれども、例えばそれをさらにかさ上げするという考え方はありますか。
○加藤修一君 我々野党でございますけれども、政府・与党という言い方をよくするわけですが、与党が今回事前協議に調査団を送って十月三十日にまとめた報告書、その中では、やはりEUや途上国、環境NGOから日本案に対する批判が非常に強い、そういうことを肌身に感じたというような表現がありまし...全文を見る
○加藤修一君 それでは、差異化の件に行きたいと思いますけれども、日本政府の提案の中は、差異化については三つの指標を考えていると。その中で人口増加率についてですけれども、今まで政府は確かに各国の過去の努力というものを配慮する、そういったことをたびたびおっしゃっているわけですが、この...全文を見る
○加藤修一君 差異化について、今人口増加率の数値を考えていきますと、削減量が少なくなるという意味で有利な国を考えていきますと、一人当たりの排出量が五・四トン、一番大きいアメリカでございますけれども、二・六%の削減。二番目が四・七トンで二・三%の削減率。オーストラリア、四・六トンで...全文を見る
○加藤修一君 その点に関しては、人口増加率についてはフォーミュラが決定していない、提案はまだ差し控えているという話ですけれども、どういう提案になりますか。我々はちょっと議論できないのですよ、こういうことが全然出されていないと。
○加藤修一君 ちょっと議論にならないんですね。国会でも審議しようと思ったって、提案の中身について、差異化の中身について、どういう具体的な計算式でやるかということについて何も提示されないなら何も議論できないじゃないですか。差異化によって日本はどの程度ということで、今報道されているも...全文を見る
○加藤修一君 いや、私ちょっと理解できないんですけれども、いずれにしましても、それぞれの国にとってはなるべく削減の幅が小さければいいというのが一般的に言われているところだと思うんです。それぞれの国にとって有利な方向にさまざまな差異化の指標を出してくる嫌いがある。今出ている段階では...全文を見る
○加藤修一君 我が国のこの辺の考え方というのは具体的には決まっていないんですか。
○加藤修一君 いや、具体的な話がないんでちょっとわかりにくいんですけれども、いずれにしても国際社会で、会議場で日本の考え方も示すわけですから、早くしないと大変じゃないかなという気持ちでおります。  それから次に、政府が十月十三日にまとめました温室効果ガス削減対策というのがありま...全文を見る
○加藤修一君 あえて確認しますけれども、先ほどの答弁では柔軟化条項のお話がありました。それが二・五の拘束がかかっているうちの二・〇%に弾力的な条項、それと今の答弁の二%、それについてはまだ具体的に固まっていないと、そういう答弁であったわけですけれども、よもや柔軟化の方に向けて残り...全文を見る
○加藤修一君 その削減量について質問したいわけですけれども、物流部門のCO2削減について三分の一に下方修正したという報道があったわけですが、三分の一、すなわち八百八十万トンから二百五十万トンに削減したというような、要するに我々から見れば随分と緩やかになったなという話なんですけれど...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁ですけれども、これは通産省が調査を委託したわけで、通産省の流通産業課が指導して、運輸省や建設省、警察庁などと一緒に総合物流施策大綱をまとめる上で、要するに物流効率化政策の効果をはかる上で基礎とした資料じゃないですか。
○加藤修一君 日通総研に並ぶ一、二を争う物流の専門のことを扱っている協会だと思います。通産省のOBも行かれてやっているところですね。現実離れしたようなレポートを、委託調査結果をもらって通産省は喜んでいるわけですか。
○加藤修一君 これは、総合物流施策大綱を閣議決定しているわけですけれども、この資料になっているわけです。閣議決定している中身の資料になっているんです、基本的な資料に。  それじゃ、そういうある意味で現実的でない極めて大胆な想定のもとでやったものを使って最終的に閣議決定の方につな...全文を見る
○加藤修一君 先ほど答弁の中にトラックによる関係がございました。低公害車の導入、そういうことも含めて、これ通産省、この辺の私が得ている範囲の資料というのは全部じゃないわけですけれども、この協会がつくった資料の提出をしていただきたいんですが、よろしいでしょうか。
○加藤修一君 協会がつくったレポートの提出です。
○加藤修一君 それから、二百五十万トンに下方修正した、その二百五十万トンに対応する詳細な中身についても提出をお願いしたいと思います。
○加藤修一君 それでは、炭素税についてお伺いしたいと思います。  通産大臣は産業界との懇談会で、炭素税についてはいわゆる危険な税だと承知している、最後まで取り組むべきではない、そういうふうに報道されておりますけれども、この真意はどういうところにございますか。
○加藤修一君 そうしますと、決して否定的な発言ではない、十分審議し、慎重な討議も含めて今後やっていく、そういう理解でよろしいですか。
○加藤修一君 経済企画庁にお尋ねいたします。  環境政策の経済効果に関する調査レポートがございますけれども、その中で、要するに化石燃料に対する現在の個別税制、それを全廃し純粋な炭素税に再編するような提案がされているわけです。これに基づきますと、化石燃料と同じ炭素税の税収が約五兆...全文を見る
○加藤修一君 炭素税の導入に関しては、こういったやり方も一つのオプションとして考えられるということですけれども、先ほど大臣の御答弁の中で、国民に対する負担が考えられる、あるいは経済的な活動に対しての影響も考えられるという話がございました。最近の調査によりますと、環境を保全していく...全文を見る
○加藤修一君 時間が参りましたのでやめますけれども、いずれにしましても環境税については積極的に推進していくことを私としては要望して、質問を終わりたいと思います。
11月19日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  私は今の高野委員の質疑内容を聞いていて、さらにダイオキシン問題について認識を深めた次第でございますけれども、八月二十二日に厚生省が廃棄物焼却にかかわるダイオキシン削減のための規制措置、これを発表したわけですけれども、その中で、排ガ...全文を見る
○加藤修一君 私はこの排ガスだけでは不十分であると思うわけですけれども、例えば焼却灰、飛灰あるいは排水、それも対象にすべきだと思いますし、それから温度が不安定な立ち上げあるいは立ち下げ、その段階についてもそれは調査の対象にすべきだと思いますけれども、その辺についての御見解を示して...全文を見る
○加藤修一君 排水についてはどうですか。それから焼却灰。この焼却灰は、排ガスの中に含まれるダイオキシンと焼却灰に含まれるダイオキシンと、構成はどういうふうになっていますか。
○加藤修一君 非常に対応がおくれていると思うんですよ。調査の対応もおくれている。今、先ほど申し上げました焼却灰と排ガス、その構成、どういうぐあいにダイオキシンが含まれているか、その構成率は何%ぐらいですか。例えば、焼却灰は全体のうちのどのぐらいが含まれていると、そういう調査結果は...全文を見る
○加藤修一君 はい、わかりました。  それでは、今回の規制案、その中で、法改正の話になるわけですけれども、要するに毎時二百キログラム未満の産廃炉、これについて規制の対象になっていませんが、これはどういう理由によりますか。
○加藤修一君 産廃炉についてだけじゃなくてほかの問題についても同じなんですね。環境アセスメントの関係でも、私はこれに類する質問をしたわけですけれども、要するに、毎時二百キログラム未満の産廃炉について規制がかかっていないとすると、例えばこの毎時二百キログラムというのを八時間操業をや...全文を見る
○加藤修一君 高野委員に関連しての質問でしたけれども、私はダイオキシンに限らず化学物質は非常に恐ろしいと、焼却とか放置とか、先ほどの答弁の中でも非意図的という話がございました。こういう化学物質が非意図的でかつ複合的に発生する、そういった毒性を考えていくと非常に将来を大きく心配する...全文を見る
○加藤修一君 その答弁というのは非常におかしな答弁だと私は思います、あえて追及しませんけれども。  そういう総量規制等を含めて各種の汚染防止法があるわけですから、その体系的な整理を進めていかなければいけないと思いますし、さらに、水、空気、土壌、そういったものをつなげていく。大気...全文を見る
○加藤修一君 整備は大変結構なことなんですけれども、要するに、土壌汚染防止法についてどう取り組んでいくか、前向きの答弁をいただきたいのですが、どうでしょうか。
○加藤修一君 至急、土壌汚染防止法の制定を含めて積極的にその辺を考えていただきたいと思います。  私は、外からのいわゆる魔物が地球温暖化あるいはそういった地球環境問題とするならば、人間の内部に巣くい始めた魔物、それは先ほどから質疑がありましたようにダイオキシンであると。このダイ...全文を見る
○加藤修一君 可及的速やかにそういう調査を推進していただきたいと思います。  長官にお尋ねしたいのですけれども、こういう問題でよく言われるようになってきているわけですけれども、新生児の性器の検査とか、あるいは母乳の多様な検査、あるいは正常精子の検査、血液あるいは髪の毛、そういっ...全文を見る
○加藤修一君 文献調査とか研究レポートをいっぱい集めるとかという、そういうのは共同というか、あちこちで同じことをやらなくたっていいとも思うんです。それで、私が調べた範囲では、労働省、農水省はこれについて一切まだ動いていないわけなんですよ。ですから、環境庁はこういうことに対して、こ...全文を見る
○加藤修一君 では厚生省にお尋ねいたしますけれども、先ほど環境庁にも質問いたしましたけれども、新生児の性器の検査とか母乳の多様な検査あるいは正常精子の検査等、そういった意味を含めたいわゆる疫学的調査、そういったものについてどのようにお考え、お取り組みでしょうか。
○加藤修一君 ただいまOECDの話あるいはデンマークの話が出ましたけれども、その中に新生児の性器の調査云々ということについてはどうなんでしょうか。
○加藤修一君 ことしの五月にマイアミで環境サミットがあったわけですけれども、先進八カ国の環境担当者閣僚会議ですけれども、そこでもダイオキシンを含むこういった問題について話題が出されて、いわゆるエンドクリン問題あるいはPOPsいわゆる残留性有機汚染物質について取り上げたわけですけれ...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと教えてほしいんですけれども、先ほどの話にちょっと戻るかもしれませんが、病院がかかわってくる話の面もあると思うんですけれども、特に大学病院ですね、文部省とか厚生省管轄の病院とかそういったところの連携とか、そういった面は考えられることなんでしょうか。
○加藤修一君 人権の話を出されましたけれども、人権を考えているからこそ逆に私は先ほど来から質問しておりまして、よく説明して御協力を仰げば私は協力していただける可能性は極めて高いのではないかと思っていますので、その辺よろしく積極的にお願いしたいと思います。  それから、厚生省にお...全文を見る
○加藤修一君 今回のCOP3において仮に、仮にというより私はそう願っているわけですけれども、法的拘束力を伴った議定書が決まった場合に、当然我が国はそれを批准するということになると思うんですけれども、それに対応して、法的拘束力の数値目標に対応して、現在の我が国の取り組みと違う対応が...全文を見る
○加藤修一君 先ほど午前中の答弁の中でぎりぎりに積み上げた数値であるという話があったんですけれども、ぎりぎりに積み上げた数値というのは私はそれなりに工夫して考えて積み上げたという理解でいるんですけれども、そうすると、二・五%法的拘束はきくということと、さらにそれから、結局は対応策...全文を見る
○加藤修一君 先ほど環境庁長官の答弁にもありましたけれども、私が十一月五日の環境特のときに答弁を受けた内容というのは、日本は二・五%が義務だが、予測不可能な事故とか災害というようなことを申し上げたと思いますが云々とありまして、それと今の答弁のいわゆる技術革新、エネルギー事情云々と...全文を見る
○加藤修一君 いや、通産省はそういう説明をしていないんですけれどもね。将来いろんなことが起こって、エネルギー需要がどうのこうのという話、そういった不測の事態をそういう表現にしていないように私は理解しているんですけれども。  そもそも、そういうことを文言として最初から入れておくこ...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。時間がありませんので簡明直截に質問をいたします。  去る十月十六日に政府は京都会議で採択すべき議定書案の目玉になります数値目標を提案いたしました。その形成過程につきましては、実に不明朗であり、また説得力が乏しい、そういった意味ではアカ...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの御答弁の中に三種類のガスの件が出てまいりましたけれども、現在、六種類の米国案、EU諸国の一部が同調する動きがあるわけでありますが、その方向にまとまる可能性が出てきたということもございます。  国際的合意をつくる、そして会議を成功させる、そういった意味では...全文を見る
○加藤修一君 環境先進国と言われるようなきちっとした対応、京都会議の成功をぜひ、積極的にそういう方向に行きますように最大限の努力をお願いしたいと思います。  それでは次に、同僚の議員が何回か質問しているわけでございますけれども、北海道拓殖銀行の経営破綻問題でございます。  拓...全文を見る
○加藤修一君 私、先ほどきめ細かい実効性のある金融対策という話をいたしましたけれども、私が求める金融対策とは、第一に融資枠の拡大と条件緩和をするということ、第二に手形決済など資金繰りに支障がないように貸し付けの弾力的運用と迅速化を図ること、第三に信用保証協会の保証手続、それの迅速...全文を見る
○加藤修一君 いずれにしましても、今まで政府は大手二十行についてはつぶさないと繰り返し発言してきたわけであります。  私は、今後の不良債権処理につきましては、系列会社を含めて金融機関の経営内容を開示すること、第二には破綻金融機関の経営責任を明確にし、刑事、民事、道義上の責任を明...全文を見る
12月04日第141回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。  本改正案につきましては、理由といたしましては、地方分権とともに、あるいは規制緩和、そういった方向性があるわけでありますけれども、経済についての規制緩和、そういったことも当然今後必要でありますし、慎重に考えなければいけない部分もあり...全文を見る
○加藤修一君 本年、アメリカのマイアミで主要国の環境関係大臣のいわゆるサミットが行われたわけでございます。その中で地球環境問題も取り上げられたわけですけれども、それだけじゃなくして、今までなかったような環境汚染の問題例えば環境ホルモンの問題だとか、いわゆるエンドクリン問題と言われ...全文を見る
○加藤修一君 特に最初のケース、東芝の愛知工場に関しましては、いわゆる国際標準化機構、ISOの14001、これを取得した企業であるわけです。環境管理については十分にやっていると、そういう認証を受けた企業であるわけですけれども、このような事故を起こしたことについて非常に私なんかも驚...全文を見る
○加藤修一君 水質汚濁防止法が何回か改正されておりますけれども、平成元年に改正された中身について、第一番目のケースについて考えてまいりますと、東芝工場は先ほど申し上げましたようにトリクロロエチレンを使用していたわけですが、これは昭和三十三年から五十八年までである、漏れていたのもこ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、環境庁に質問いたします。  千葉市のケース、これは丸山工場ですけれども、六価クロム汚染は地下水でなくて土壌の汚染でありますけれども、これは汚染がわかった、そういったときには報告義務はありますか。
○加藤修一君 要するに、工場なんかが過ってこぼしてしまったりいろいろな面で土壌の汚染があったとしても、そういう事故が起こったとしても報告義務はないということですね。  それでは次に、通産省の工場立地法、今回の改正の対象となっている法ですけれども、いわゆる特定工場の新設の場合、と...全文を見る
○加藤修一君 要するに、工場廃止、移転、建てかえのときについてはそういう報告をすることはないということなわけです。  それでは、環境庁にお伺いします。  先ほど私、三つの例を取り上げましたけれども、地下水汚染とかあるいは土壌汚染の件数、あるいは業種別の件数、それぞれについて御...全文を見る
○加藤修一君 非常に多いという印象を受けますけれども、別の見方をすれば少ないという見方もできるかもしれません。つまり、欧米と比べますと極めて件数的には少ないような感じがいたしますけれども、これは規制法というものがある意味では不備であるから報告義務がないとか、そういうことも関連して...全文を見る
○加藤修一君 とりわけ土壌汚染については非常に問題になる可能性がありますし、実際、先ほど申し上げましたように、さまざまな形で土壌汚染については問題化しているケースが多くなってきているということも言われておりますので、十分対処していただきたいと思うわけでございます。  これに関し...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ積極的にやっていただきたいと思うわけでございます。  先ほどから非常に私も気にしていることはやはり土壌汚染についてなんですけれども、確かに水質汚濁防止法の関係では水の汚染については当然考えられている。しかし、土壌が汚染されてそれから地下水に伝わっていくというこ...全文を見る
○加藤修一君 企業が極めて大きい責任を持っているわけですけれども、先ほどISOの話も申し上げました。大臣からもその辺についてお話をお伺いいたしたわけでございますけれども、そういった中身を踏まえて考えていきますと、やはり企業の環境管理、これは極めて重要だと思うわけですが、これについ...全文を見る
○加藤修一君 先ほど平田委員からも質疑がございました。京都会議の関係で政府は案を提出しているわけですけれども、今回のCO2、排出量の試算方法についてということで資料が通産省から出されていると思います。その中で、産業部門の対策ということで、とりわけ自主行動計画に基づく対策ということ...全文を見る
○加藤修一君 私、そういう答弁の中身というのは非常にわかりにくいし、ちょっと違うんではないかなと思うんです、そういう試算の仕方というのは。  なぜ違うかといいますと、マクロモデルから求めた全体量から業界の予測した個別に積み上げた量を引いているわけですね。そもそもが両者に何の関係...全文を見る
○加藤修一君 私が今まで経験した中で、こういう形でやったケースというのはまずないです、はっきり言って。通産省らしくない試算の仕方ですよ、これは本当に。スマートな人がたくさんいる省の出してきた案とは思えないと私は思っています。  先ほど答弁の中にありましたけれども、六七%という話...全文を見る
○加藤修一君 この辺については、さらに燃料構成で出していく必要も当然あるわけですけれども、この段階からさらに実は二酸化炭素に換算していく、炭素換算にしていくという話になってきているわけです。ですから、二〇一〇年の炭素換算の推定式、これについても非常に私は理解できない部分が多過ぎる...全文を見る
○加藤修一君 電力関係で削減される量については、二百万キロリッター掛ける二・一六という原単位を使っているわけです。この原単位というのは現状の値を使っているように私はとらえたのですが、そうですか。
○加藤修一君 要するに、燃料構成を考えてCO2への換算が当然必要なわけですけれども、それに関するところがどこの資料を見ても書いていないんです。使う燃料によって、石炭を使うか石油を使うか天然ガスを使うか、それによって炭酸ガス排出量というのは全然変わってくるわけです。そういうところに...全文を見る
○加藤修一君 なぜ非現実的であるかどうかについては、時間がございませんから別の機会に教えてほしいと思いますけれども、要するに燃料構成を考えながら、削減に向けての対策はまずどういうものがあるかということを洗い出しをしなければいけない。それから施策ごとに削減量を計算する、さらにそれを...全文を見る
○加藤修一君 要するに、五%原則を打ち出したときに、ぎりぎりの案だ、ぎりぎりに積み上げたという表現になっていたわけですけれども、そのぎりぎりという中身がどうも不明確であるということを指摘して、私の質問を終わります。