加藤修一

かとうしゅういち



当選回数回

加藤修一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第142回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○加藤修一君 同じく公明の加藤修一でございます。  私は、まず最初に、自由民主党本部の銀行からの献金あるいは借入金という問題についてお尋ねしたいと思います。  今国会におきましては、三十兆円の公的資金投入枠を設けて、いわゆる金融システム安定化策、そういったものを審議している最...全文を見る
○加藤修一君 それを踏まえて、自民党はかつて住専処理の税金投入のときに、政府ですけれども、自民党としては銀行からの献金を自粛しよう、そう言ったわけでございますけれども、実際はまだ献金をいただいていると。さらに、過日の予算委員会においても出された問題でございますけれども、九三年に銀...全文を見る
○加藤修一君 私は、総理が答弁された一月二十九日の日付が入った登記書を持っています、手元に。法務省が出したもの。「甲区(所有権に関する事項)」、これは当然国有地ですから。さらに、乙区に関しましては書いてありませんが、「登記簿に記録されている事項の全部を証明した書面である。ただし、...全文を見る
○加藤修一君 明確に話をしますと、要するに建物の関係について私は申し上げたい。建物についても担保権が入ってございません。もちろん、土地は担保にするわけにいかないわけですから。「自由民主党本部が入っております自由民主会館そのものが担保になっております。」と明快に断言されているんです...全文を見る
○加藤修一君 なかなか納得できないんですけれども。  要するに、これは法務省で出されている書類、明らかに。担保になっているという場合には抵当権が設定されますよ。違いますか。今答えてくださいよ。
○加藤修一君 明らかに建物には抵当権が設定されていない、これは事実でございます。  それと、報告するということをおっしゃいましたが、どこに報告しますか。委員会に報告していただけますか。
○加藤修一君 委員長、そのようにお取り計らいいただきたいと思いますけれども、委員会の方によろしくお願いします。
○加藤修一君 ただ、私がまだ納得していないことは、一般的に言いますと、担保に対しては当然抵当権が設定されるわけですよ。しかも、総理がそのように答弁されたのは、全国放映されているときなわけです。しかも、担保になっているということを二回もおっしゃったわけでございますから、もしこれがお...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、突然でございますけれども、大蔵大臣に質問させていただきたいと思います。基本的な質問でございますので、質問通告はしてございません。  今回のさまざまな不祥事、疑惑の問題、あるいは巷間聞いていること、また事件に実際にもなったりしておりますけれども、住宅購...全文を見る
○加藤修一君 事件になっています。
○加藤修一君 それでは、山一証券破綻処理の問題について。  午前中にも質問がありましたけれども、山一証券の三木前社長が大蔵省の当時の松野証券局長に九一年十二月と九二年一月に飛ばしのことを報告し、その際に一部の顧客企業の損失について簿外処理を指導された、そういうふうに大きく報道さ...全文を見る
○加藤修一君 山一証券の飛ばし、簿外債務のことを知ったのはいつになりますか。
○加藤修一君 それは全くの事実ですね。
○加藤修一君 長野証券局長としては、先ほど大臣にもお聞きいたしましたけれども、今回のいろいろな不祥事の問題について、大蔵省の信頼回復のために何をすべきであると思いますか。
○加藤修一君 長野証券局長、あなた自身がさまざまな形で報道されているわけですけれども、いわゆる公的資金を導入するかしないかという非常に大きな問題あるいは不祥事の問題が起こっている最中に、証券局長といういわゆる大幹部でございますけれども、疑惑を持たれている。そういった意味では、大蔵...全文を見る
○加藤修一君 共済組合というのはどこの共済組合ですか。
○加藤修一君 私が聞いている範囲では、共済は上限が二千万と聞いておりますけれども、そのほかの数字的なお話がございませんでした。到底、一公務員が購入できるというような段階ではないように思いますけれども、その辺についてどのようにお考えですか。
○加藤修一君 土地の購入はどの会社から購入いたしましたか。
○加藤修一君 これは、登記簿によりますとリバーヒルという会社から購入しておりますけれども、リバーヒルは実は住専八社のうちの第一住宅金融株式会社、それが債務保証というか債権者になっているわけで、そのときの債権額が三億七千万というふうに言われているわけですが、この辺のことについては当...全文を見る
○加藤修一君 株式会社リバーヒルが購入した先は五味さんという方ですけれども、五味さんという方は御存じでしたか。
○加藤修一君 私が調べた範囲では、五味さんというのは富士銀行に勤めていて、前香港支店長、現在国際部長であるということでございます。  そもそも、これだけの高額な土地購入に当たって無担保であるということ自体がちょっと私は理解できないんですけれども、拓銀のノンバンク会社エスコリース...全文を見る
○加藤修一君 新宿の今話題になっている風俗店がございますけれども、(発言する者あり)私はよく知りませんが、こちらに行かれた経験はございますか。
○加藤修一君 それでは、別の件で証券局長にお伺いしたい。  平成五年の七月、そのときには大蔵省で恐らく審議官をされていたと思います。その平成五年七月に複数の大手銀行の方々と顔合わせしておりますけれども、いわゆる会食というふうに私も理解しておりますが、その会食の趣旨はどういうこと...全文を見る
○加藤修一君 まだこの関連について質問をしたいわけですけれども、別の機会にする予定を組みたいと思います。  それで、大蔵省の汚職の関係で、いわゆる今回の汚職事件の事実関係、それと背景について内部調査をしているというふうに聞いておりますけれども、その調査対象の部局と対象人数あるい...全文を見る
○加藤修一君 およそのことでよろしいですから、いつまでですか。
○加藤修一君 金融服務検査官というのが調査をやっていくわけですけれども、この検査官が対象とする部門はどの範囲になりますか。
○加藤修一君 服務監査官。
○加藤修一君 これは、さかのぼってOBを含めたという形にはならないんですか。あるいはさらに、将来的には第三者機関に任せるようなアイデアはありますか。
○加藤修一君 実際に今回逮捕された検査官についてですけれども、いわゆる検査日を銀行に漏らしている、これは国家公務員法の守秘義務違反にならないか。要するにこの検査官は国家公務員法に照らしてどんな違反が考えられますか。
○加藤修一君 この検査官について大蔵省として、先ほど来処分の話もございましたけれども、具体的にどういったことを考えているか、あるいは内部調査で過剰接待だけでなく、銀行への情報が遺漏されたといったことについても具体的に調査をする予定であるかどうか、その辺についてお答えいただきたいと...全文を見る
○加藤修一君 総理も申されておりますけれども、いわゆる職員倫理規程では限界である、間に合わない、いわゆる公務員倫理法が必要であると、そういう決意をされていることについては非常に関心を私も持っております。こういうことに関しまして、国家公務員の資産公開、ある一定の役職以上の国家公務員...全文を見る
○加藤修一君 質問を終わります。
02月03日第142回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○加藤修一君 まず最初に、昨日私が質問いたしました自民党の献金の問題につきましては、ただいま理事会で協議中でございますので、それについては後日改めて触れることにいたしたいと思います。  このたび大蔵省の現職官僚二人が収賄容疑で逮捕されておりますし、大臣がやめ、事務次官がやめると...全文を見る
○加藤修一君 ただいま御答弁をいただいた前事務次官、さきの不祥事で辞任をしたわけでございますけれども、さらに質問を続ける前に、前大蔵大臣が二度とこういう不祥事は起こさないというふうに記者会見で言っておるわけでございます。  大蔵大臣、これから以降逮捕者が出た場合について、いわゆ...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の内容を十分意識してしっかりとやっていただきたいと思うわけでございます。  これから新聞の記事を読み上げますのでお聞きいただきたいんですけれども、日銀総裁、お願いいたします。  「不正経理や宴会行政批判で揺れる大蔵省が部内処分に踏み切った。」、「その他...全文を見る
○加藤修一君 見出しに「幹部に甘い「大蔵処分」」ということでございますけれども、こういった問題があった後にいわゆる通達が出されております。その通達には大蔵省大臣官房長松下さんのお名前が載っているわけです。二十年前に綱紀粛正についても対応を考えて通達を周知徹底するようにやっているわ...全文を見る
○加藤修一君 通達の中には、「外部からの批判を招かないよう常に公私の区別を明確にする」、あるいは「管理、監督の地位にある者は、率先垂範するとともに、職員の身上を把握し、適宜適切な指示を与える」と。そういったことから考えていきますと、非常に意識としては違うんじゃないでしょうか。 ...全文を見る
○加藤修一君 アメリカのケースでございますけれども、一九七八年に政府倫理法が制定されております。この中では、例えば一度に受け取れる記念品類、そういったものについては小売価格で二十ドル以下、相手が同一人物であるならば年間に合計五十ドル以下と制限されている。これに違反したことがわかる...全文を見る
○加藤修一君 今の資産公開も含めて検討していく方向というお話を伺いましたけれども、給与外収入とかあるいは配偶者と未成年の子供の利益を含めた自身の資産上の利益を明らかにする、これが資産公開という中身になっているわけでございます。そういった点についても十分検討に値するものである、その...全文を見る
○加藤修一君 また、今のに関連いたしまして、今回の不祥事を生んだ背景は非常に根が深いという話を申し上げましたけれども、倫理に抵触する行為をただすというのはある意味では非常に難しい背景もあるように思います。  というのは、閉じた空間の中で外からうかがい知ることができない、そういっ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、参考人として小村前事務次官が来ておりますので、一つだけ質問させていただきたいと思います。  二十六日の記者会見で前事務次官は公務員として恥ずべき行いはしていないというふうに言われております。先ほど来若干の御説明がございましたけれども、銀行の幹部と会食をし...全文を見る
○加藤修一君 大蔵省の検査部の汚職事件が起きて、いわゆるノンキャリの検査官OB、銀行へ約百二十名が天下っていると聞いておりますけれども、今回の調査の中でOBに対する調査もするという話を聞いております。退職後銀行に天下って、今度は逆にその検査官を担当する、いわゆるMOF担といったこ...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中で、行政をゆがめたというふうなことがあれば調査するということですけれども、調査をしないとわからないと思うんですよ。だから、まず調査をしてほしいということ、私の言っていることは。調査をする必要があるんじゃないですか。少なくとも調査をしないとそういうことがわ...全文を見る
○加藤修一君 いや、国家公務員法においては、要するに守秘義務というのがあるわけですよ。それはやめても、現職じゃなくても当然つながっていくわけですね。どうですか、その辺は。逆の立場で聞いていますよ。
○加藤修一君 その辺はよく整理されない部分が私自身ありますけれども、要するにゆがめたかどうかわかりませんが、それは調査しないと、やる意味は十分あるんですから、ぜひそれはやるべきだと思いますよ。
○加藤修一君 押し問答してもしようがないわけですけれども、要するに今回の問題に対してどういうふうに大蔵省を変えていくかという意識の点から考えていくと、やはり私はまだまだ甘いように思うわけでございます。  それで、今回こういった不祥事の中で、大蔵省がいわゆる政府案として出してきて...全文を見る
○加藤修一君 七兆円の方ですけれども、いわゆる特例業務勘定、これには公的資金、いわゆる特別保険料の収入があるわけですけれども、この保険料の支払いを前提とする保険という性格といわゆる公的資金の使用をどのように調和させるんですか、どういうふうにそれを案分するんですか、いろいろな問題が...全文を見る
○加藤修一君 特例期間中、一定の期間については預金等が全額保護されるというふうに国会で答弁しておりますけれども、平成八年に説明したペイオフコストを超える預金も保護するとした法改正を私は大きく逸脱していると思いますよ、これは。非常に大きな問題だと思いますよ。どうですか、この点につい...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁は私は理解できないんです。納得できません。  要するに、預金という表現と預金等、これは表現が違いますからね、当然。今までは預金預金とずっと言ってきたわけですから、それが突然預金等なんという言い方をしてきますと範囲が相当広くなる、フルカバーしてしまうわけです...全文を見る
○加藤修一君 以上で終わります。
02月17日第142回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○加藤修一君 そもそも国会等という形で、等の中身が非常に私は重要だと思うんです。移転費用のモデル試算という資料をいただいていますけれども、その等の中身について、第一段階とか二分の一ケース、最大ケースというふうに仮に書かれているのか。そういうことでしょうけれども、国会決議の中の文章...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  先日の所信表明の中では、第五の課題として地球環境問題を取り上げておりました。とりわけ地球温暖化の問題ということについて言及されて、いわゆる地球規模の環境について非常に重要な視点からの話があったように私は思います。  私も従来からこ...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの大臣の御答弁の中にございましたが、COP3、それで日本が六%ということになって、京都議定書、それで政府としては当面の対応方針としてCO2、N2O、亜酸化窒素、それからCH4、メタン、その三つのガスについて考えていった場合、九〇年比二・五%削減をすると、そう...全文を見る
○加藤修一君 要するに、CO2九〇年比二%削減については、その見通しの中にきちっと盛り込んで考えていくという理解でよろしいんですね。
○加藤修一君 その辺についてはわかりました。  それでは次に、地球環境問題として九つの大きな課題があるわけですけれども、それだけに限らず、有害な化学物質、とりわけ最近巷間さまざまな形で取り上げられておりますいわゆる環境ホルモンの関係なわけでございます。  これについて通産大臣...全文を見る
○加藤修一君 先ほど大臣の答弁の中にあったわけですけれども、各省庁との緊密な連携ということに関してなんですが、従来から、ほかのプロジェクトについてもそうなんですけれども、例えばGISの関係を考えてみますと、いわゆる地理情報システム、これは各省庁ほとんどが予算をもらってやっているわ...全文を見る
○加藤修一君 この問題については別の機会にまたやりたいと思います。  それでは、環境ホルモンの一種であると言われているダイオキシン類、ダイオキシン類とは一体どういう中身になっているかということについて、厚生省、お願いいたします。
○加藤修一君 ありがとうございます。  それでは次に、文部省にお尋ねしたいんですけれども、学校給食に食器は当然使われているわけですけれども、最近の新聞の報道によりますと、抗菌剤入りの子供用の食器から基準を超す化学物質が発見されていた、それもその食器はビスフェノールAが基準を超え...全文を見る
○加藤修一君 このビスフェノールAというのが環境ホルモンの疑いが強いわけですけれども、どう対処するかという話なんです。  例えば学校給食法の第二条におきましては、第一号、「日常生活における食事について、正しい理解と」云々と、それから第三号については、「食生活の合理化、栄養の改善...全文を見る
○加藤修一君 いわゆる環境ホルモン溶出性の食器だという理解が広がっているわけですけれども、これについては重大な関心を文部省は持つべきだと私は思いますし、場合によっては使用を規制していくという考え方も成り立つと思うんですけれども、この辺についての関心はお持ちなんですか、どうでしょう...全文を見る
○加藤修一君 それでは環境庁にお願いしたいんですけれども、プラスチック容器の再使用モデル事業というのがございますけれども、これについて実は再使用モデル事業の対象となっているものが環境ホルモンを溶出するということになっていて、新聞の記事を見ていく限りにおいてはその事業が中断になった...全文を見る
○加藤修一君 今の御説明を伺っている範囲では、要するにPC、ポリカーボネート製の容器についてでございますけれども、安全性、さらに経済性の問題もありますが、それについてさらに情報収集をしなければいけないということを考えていきますと、確実に安全性が保障されたとは言い切れないという側面...全文を見る
○加藤修一君 それでは厚生省にお願いしたいんですけれども、ビスフェノールAについては厚生省が食品衛生法の食品添加物の規格基準、その中で材質試験あるいは溶出試験、その基準値を定めていますが、これについて簡単に御説明いただけますか。
○加藤修一君 ビスフェノールAについては、環境ホルモンの疑いがあるということの一つの理由として、二・二から五ppb、いわゆるppbはppmの千分の一の小ささという理解でいいと思うわけですが、日本の基準の千分の一のレベルで、実験に使用しているがん細胞それ自体ですけれども、それ自体が...全文を見る
○加藤修一君 食品衛生法には表示義務というのがありますけれども、環境ホルモンの有無であるとかそういう表示とかは、それは拙速な話なわけですが、将来的に何らかの表示をして注意を喚起する、そういったことも検討に入れて今後やるというお考えはないでしょうか。
○加藤修一君 それでは通産省にお伺いしたいんですけれども、家庭用品品質表示法、それについてお伺いしたいわけです。その中で、合成樹脂加工品の品質の表示規定、いわゆるプラスチックですが、その容器について表示する項目も決めているわけですけれども、合成樹脂の種類とか、あるいは耐熱温度、耐...全文を見る
○加藤修一君 検討する場合に、私個人としては、非常に現状というのは厳しいという理解なわけなんです。  それで、昨年の五月、マイアミで環境関連大臣のサミットが行われたわけですけれども、その中でもこの環境ホルモンが取り上げられています。要するに、子供が非常にこういう環境ホルモンに対...全文を見る
○加藤修一君 もう少し理解のいくような答弁をお願いしたかったんですけれども、質問通告の中に言っていたつもりだったんですけれども、ちょっと行き違いがあったように思いますので、別の機会にそれについては詳しく御答弁をいただきたいと思います。  それで、時間がございませんのでちょっと質...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
03月12日第142回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○加藤修一君 中村先生の今のお話、大変関心を持って聞かせていただきました。  東京の写真が出てきて、非常に乱雑だという光景、あるいは逆に多摩ニュータウンですか、かなり整然として、土地の用途、空間のデザインのあり方によっては震災に対して対応できるのかなという印象も持ちましたし、さ...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございます。
○加藤修一君 今まで皆さんのお話を伺ったり先生のお話を伺って気がついた点といいますか、私なりの感想なんですけれども、移転後のイメージというか、それがちょっと自分としては明確じゃないんですね。  つまり、移転先の県と移転しないで残る東京の関係ですけれども、この移転論の陰に隠れて東...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  まず最初に、我が国の危機管理体制について、具体的に東海地震関連についてお伺いしたいと思います。  国土地理院が先月中旬に東海地震に関して地震調査研究推進本部に報告をしたところによりますと、静岡県浜岡町の水準点二五九五のいわゆる経年...全文を見る
○加藤修一君 ただいま答弁がありました中で、いわゆる鈍化傾向が見えるというのは、地震学的にどういう知見でございますか、どういう見解ですか。
○加藤修一君 その答弁をもとにして申し上げますと、では地震が発生する、発生しないという点から考えた場合はどういうふうに具体的に言えますか。
○加藤修一君 昨年の十二月十八日に首相官邸である種の会合が行われたということですけれども、参加メンバーが、警察庁、内閣情報調査室あるいは気象庁の幹部等々含めて、さらに溝上地震防災対策強化地域判定会会長も出席したという報道でありますけれども、その会合の趣旨、目的、議論の内容について...全文を見る
○加藤修一君 溝上会長の報告と先ほど報告がありましたその報告、それをどのように認識していますか。
○加藤修一君 ある種の報道について、こういった状況を踏まえた形で、いわゆる緊迫しつつあるか、あるいはちょっと表現があれですけれども、なかなか危険な状態に入っているという判断もしているような報道もされておりますけれども、今の報告を含めて政府として今後どのようにこの問題について対処し...全文を見る
○加藤修一君 言葉を選んで話をしなければいけないわけですが、仮の話ですけれども、仮に緊急警告、秒読み何々大地震、そういったことになった場合、あるいは報道された場合、国民に与える動揺というのが心配されるわけですが、そのためにはやはり国や自治体が正確な情報を国民に流さなければいけない...全文を見る
○加藤修一君 仮に阪神・淡路大震災のような、あるいは関東大震災のようなものが起こる以前に当然事前の対策というのがとられていなければいけないわけですけれども、この件に関しては政府としては万全だと考えていらっしゃいますか。どういうふうに判断したらよろしいですか。
○加藤修一君 よもや阪神・淡路大震災のときのようなことは決して起こらない、そういう理解でよろしいですね。
○加藤修一君 しっかり対応策を考えていただきたいと思います。  それでは次に、銀行の不良債権問題について一問だけ質問いたしたいと思います。  公的資金投入ということで、銀行二十一行のうち十八行が新基準によります不良債権額についてまだ公表されておりませんが、これはいつ公表するわ...全文を見る
○加藤修一君 一日でも早くその辺の情報について明確に開示をするよう要求しておきたいと思います。  不良債権問題については、単に銀行に限らず大手ゼネコンとか保険会社、さまざまあるわけでございますけれども、さらに個人の消費の関係で考えていきますと住宅ローン、これもそれに当たるように...全文を見る
○加藤修一君 代位弁済はどうですか、代位弁済の方は。
○加藤修一君 最近の傾向についてどうですか。最近二、三年間の傾向は。
○加藤修一君 住宅金融公庫につきましては今話があったわけですが、年金福祉事業団、厚生省が所管だと思いますけれども、この点についてはどうでしょうか。
○加藤修一君 いずれにしても大変な不良債権の増加ということが言えるわけですけれども、住宅金融公庫のいわゆるゆとり返済、これについて説明いただけますか。
○加藤修一君 これは例えばの話ですけれども、一千五百万円を二十五年ローンで借りたときには、初めの五年間は四万八千円の返却でよろしいですけれども、六年目以降は九万円という倍になる返済になっていて、非常にこれは借りている方にとっては大変な状態になっているということで、先ほども話がござ...全文を見る
○加藤修一君 その辺について延長の措置を至急やるようにお願いしたいと思います。  それでは、次に環境問題に入っていきたいと思います。  昨日もほかの委員が環境問題について取り上げ、ダイオキシンについても取り上げておりますけれども、環境ホルモンの中でもDDT、PCB、これについ...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁にございましたけれども、いわゆる環境中に残留している、残っている。魚介類にも残っている。そういった意味では非常にこれは重大な問題だと思うんです。しかも、それは体内に入って蓄積性を持つという話でございますから、仮に一兆分の一であろうとも環境ホルモンという...全文を見る
○加藤修一君 今、紛失等の話がございました。あるいは、先ほど魚介類の中に含まれているという話もございました。しかも、この調査は平成四年ということでございますけれども、工場の倒産を含めてさまざまな状況、保管の状況が変わってきているというふうに言われておりまして、環境中に相当量汚染が...全文を見る
○加藤修一君 どうぞよろしくお願いいたします。  それでは次に、環境と経済の共生という視点から質問をいたしたいと思います。  豊島問題、これはもう皆さん御存じのことなわけですけれども、この問題が起こって、いわゆる原状回復のコスト、これをだれが持つかということも非常に大きな課題...全文を見る
○加藤修一君 いずれにしましても相当の原状回復コスト、数百億円がかかっているということで、やはり事前に環境対策を十分に行う、それによって後々かかる原状回復コストを回避することができるのではないかというふうに考えるわけですけれども、こういった問題につきましてはやはり製造業にかかわっ...全文を見る
○加藤修一君 いろいろな話がございましたけれども、必ずしも十分に行われていない。その証拠に、やはりどんどん環境の汚染が進んでいるということは言えるわけなんですね。先ほど申し上げましたように、製造業が行っている行動それ自体が非常に問題がある、やはりもっともっと真剣になって通産省は対...全文を見る
○加藤修一君 土壌についてはどうなんですか。
○加藤修一君 それでは、対象にコプラナPCBが入っていないというふうに理解しておりますけれども、どうなのでしょうか。
○加藤修一君 最近発表された統計によりますと、日本の大都市におきますダイオキシンの摂取量、それについては三・七二、さらにこのコプラナPCB、これはもうダイオキシン類というふうに学問の領域では考えているわけでございますけれども、それを加えていきますと八・七三になる。足してしまいます...全文を見る
○加藤修一君 厚生省としては具体的にどういう検討に入っているんですか。
○加藤修一君 先ほどの答弁の中にWHOの話が出てまいりました。確かにそういう検討をやっているわけでございますけれども、日本も近々こういうことについて当然ダイオキシン類の中に入れて考えていくというスケジュールはあるわけですね。
○加藤修一君 ただ、先ほど申し上げましたように、十二・四五という非常に重大な値です、重大な問題ですよ。もう一刻も早く私はコプラナPCBをそのダイオキシン類の計測値の中に加えてやっていくことを強く要求したいと思います。  それでは次に、ごみの最終処分場の問題でございますけれども、...全文を見る
○加藤修一君 厚生省がごみ最終処分場について全国調査したものがございますけれども、その中で、設備がなくて処理をしたいわゆる素掘りの関係、そういう事例がございます。届け出義務があるにもかかわらず八十施設が無届けであった、あるいは虚偽の報告であった。自治体もそういうことをやっている。...全文を見る
○加藤修一君 報道によりますと、町村の担当者は、違反と知りつつずっと続けています。ほかに捨て場がない、あるいは町だけの予算では到底適合した処分場をつくることは無理だ、そういうふうに言っているわけですけれども、要するに期限を決めて、この通知どおりになされているかどうか、それを調査す...全文を見る
○加藤修一君 今までの話についてはいわゆる一般廃棄物の処理場だけなんですけれども、要するに産業廃棄物処理場については含まれていないと、全国で二千七百カ所あるわけですけれども。もちろん、その設置許可の際に調査しているというわけですけれども、環境庁の調査によりますと八十二カ所調査した...全文を見る
○加藤修一君 要するに、そういう必要に応じてやっていた結果にもかかわらず、環境庁が調査したら八十二カ所のうち三十カ所が汚染されているというんですよ。きちっと全体の全数調査をしたらもっとふえる話です。実態調査をきちっとやってくださいよ。
○加藤修一君 要するに、実態把握それから情報開示というのは、環境政策を進めていく、あるいは環境汚染を防止する上で非常に重要なことですので、関係官庁はきちっとした対応を私はすべきだと、そのことを要求しておきます。  次に、ダイオキシンが発生する施設の一つとして火葬場、これがあるわ...全文を見る
○加藤修一君 わかっている範囲でよろしいんですけれども、灰はどうしておりますか。お骨は骨箱に行きますけれども、灰です。
○加藤修一君 いずれにしましても、きちっとした実態調査をして、それをきちっと明確に公表をしていただきたいと思います。  それでは、ダイオキシンも一つの環境ホルモンの疑いがかけられているわけですけれども、いわゆる環境ホルモンへの認識、まず現下の基本的な対応、これにつきまして環境庁...全文を見る
○加藤修一君 環境ホルモンの疑いがかかっているのは、環境庁の調査によると六十七種類という化学物質が言われておりますけれども、建設省は建築材の中にその関連のものが含まれていますし、接着剤等々含めて、あるいはシックビル症候群等々含めて。さらに加えていきますと、建築廃材の関係からもダイ...全文を見る
○加藤修一君 調査をされているということですね。
○加藤修一君 今の御答弁の中で、すべての官庁がやっているという話なんですね。そのほかに通産省、それから厚生省、環境庁もこういった調査を進めているということで、ほとんどの省庁が同じ問題について、しかも基本的なところについて調査研究をやっている、それぞれ予算もついていると。  これ...全文を見る
○加藤修一君 重複を避けるという話がございましたけれども、私が調べた範囲では重複している部分が相当数あるというふうに理解しておりますし、それから今最先端を走っていないということでこういう予算措置をということでしたけれども、例えばの話、こういう話になりましたので別の質問をいたします...全文を見る
○加藤修一君 その議論は別の機会にしたいと思います。  いわゆる環境ホルモンの疑惑がかかっているダイオキシンについて、その元凶の一つは塩ビ加工品である、そういうふうに言われておりますけれども、これについて生産、使用の規制をしていこうという動きが国際的にもあることは事実だと思いま...全文を見る
○加藤修一君 それだけですか。
○加藤修一君 環境庁も同じですか。
○加藤修一君 通産省も環境庁もたかだか一分程度の情報しか持っていないんですか、こういう問題について。  私が何回か質問主意書を出しています。その中で、情報を収集するとか国際動向に合わせて対応するとかさまざま言っているじゃないですか。だから、塩ビ関係で使用の規制とか生産の規制、そ...全文を見る
○加藤修一君 通産省、何言っているんですか、あなた。最大限の努力と今言ったじゃないですか。最大限の努力で一分程度の情報ですか。全然明確じゃないじゃないですか、言っていることが。もう一度。
○加藤修一君 話にならない。環境庁はどうなの、環境庁は。
○加藤修一君 通産省は。
○加藤修一君 本当にあきれてしまいますけれどもね。  では、こういう事実は知っていますか。家具材料や建材等の資材の見本市が何年かに一遍世界で行われているわけですけれども、日本企業もそれに出品しております。欧州企業は塩化ビニールを使った家具は出展していませんよ。日本企業はそれに倣...全文を見る
○加藤修一君 おかしいよ、そういうのは。
○加藤修一君 時間がございませんからあれですけれども、全く話にならないですよ、通産省。環境庁も同じです。ほかの省庁だって同じですよ。これは人間の生命、健康にかかわる問題だから私は強く言っているんです。建設大臣、よろしいですか。そちらだってそうなんです。シックビル症候群とかさまざま...全文を見る
○加藤修一君 済みません。次の質問者に対して大変申しわけないんですけれども、塩素だけじゃないんです、臭素、ハロゲン系のプラスチック。これはその一つなんですから、ハロゲン系のダイオキシンということだってあるんですよ。我々は塩素系のダイオキシンしか知らないようでありますけれども、それ...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  ただいま山下議員の方から不透明の話がございましたけれども、倫理的に政治家についてもその責任はきちっとあるわけでございますので、明確にすべきところは明確にしなければいけない、そういった観点から、私は自民党の献金自粛の問題について取り上...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁ですけれども、私はなかなか理解できないんですね、理解できないというのは納得しないということですけれども。ということは、担保差し入れ念書は登記上の抵当権は設定されていないが抵当権を設定しているのと同じ効力を持つ、そういう認識でいいのか、さらに法的には何ら問題...全文を見る
○加藤修一君 私の最初の質問、その辺についてお答えがないように思いますけれども、要するに、同じ効力を持つものと認識しているのかどうなのか、それは法的に何ら問題はないと考えるかどうか、その辺についてどうでしょうか。
○加藤修一君 私は納得できません。  要するに、担保差し入れ念書、これは確かに当事者間では有効になる場合もあります。有効だからやっているかもしれません、念書ということでは。しかし、民法の百七十七条、第三者に対して対抗力が及ばないじゃないですか、これは。第三者に対する対抗力が及ば...全文を見る
○加藤修一君 それじゃ、借入金返済あるいは献金という形で政治資金規正法できちっとされていることについて記入があるということですね、報告の中身については。
○加藤修一君 時間がないから簡単に申し上げますけれども、非常にその辺についても解釈のあり方がおかしい。不鮮明です。借金に充てるから受ける献金については自粛の献金の対象から外れるというおっしゃり方ですから、私はこれについては別の機会にまた明確にしたいと思いますので、どうかよろしくお...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  今日、企業が求められているものは数多くあるわけでございますけれども、先ほど尾身長官が答弁の中でおっしゃっていました国際化、こういったことも非常に重要な問題でありますし、またほかに重要な問題としては、法的規制あるいは経済的な手法に基づ...全文を見る
○加藤修一君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  いずれにしましても、製造業で化学物質をつくっているわけでございますし、それからWTOの関係では環境と貿易という視点から、ドイツなんかも相当の規制をし始めているというふうに聞いている。環境ホルモンに限定して言っているわけじゃな...全文を見る
○加藤修一君 今の公開という話、これは一般の市民でも自由にアクセスできる形になるんでしょうか。
○加藤修一君 将来的な話ですけれども、環境ホルモンの疑いのある項目ということもやはりその七十項目の中に入れていただきたいというふうに考えておりますので、お願いいたします。  それで、ユークリッドのデータベースとかさまざまなものがあるわけですけれども、省庁が持っている、こういった...全文を見る
○加藤修一君 突発的な事故が起こった場合に、しかもそれが猛毒なものが含まれている、そういったことが事前に、事前というか、要するに起こったときにすぐさまその関連の情報が入手できるような、そういうシステムというのは非常に私は重要だと思うんです。危機管理的なアプローチから見ても大変必要...全文を見る
○加藤修一君 それでは、環境ホルモンの疑惑物質の一つでありますいわゆるダイオキシンの関係ですけれども、そのダイオキシンの計測量と食品調査、そういった点で考えていきたいと思うわけです。  埼玉県では、母乳に基準の七倍のダイオキシンが含まれているとか、あるいは最近の新聞によりますと...全文を見る
○加藤修一君 その食品調査についてなんですけれども、産地別とかあるいは輸入品の食品別とか、そういう形で調査をすることはできないんですか。
○加藤修一君 地域別と産地別と、私違う意味で使っているんですが、生産される、そういった意味での産地別ということなんですけれども、そういった項目では調査はどうなのでしょうか。
○加藤修一君 食生活に非常に大きな影響があると思われますので、産地別ということについては、これはいろいろ難しい面があることは私も十分わかっております。やはり私はすべきだと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  それで、次に母乳保育に対する厚生省の立場、その見解を示...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中で直ちに問題にはならないという言い方をされましたけれども、TDIでいいますと五倍から十二倍という話です。基準値の五倍から十三倍という話ですよ。埼玉県では七倍という話。あれはデータを改ざんしたという話も聞いておりますが、要するに通常の食品ならばその安全量を...全文を見る
○加藤修一君 要するに、人工乳よりは母乳を飲ませる方がいいという、そういう立場をとっているわけですけれども、その推進理由になっている根拠というのは一体何ですか。要するに、疫学的な調査をやっていますか、問題ないという。
○加藤修一君 いや、私は納得できないんですけれども、別の機会にそれはやることにいたします。  一般廃棄物の焼却場あるいは産業廃棄物の焼却場に関しての総合的な調査を私はやるべきだと思うんです。現段階で調査しているのは排煙だけだというふうに私は聞いておりますが、飛灰とか焼却灰、それ...全文を見る
○加藤修一君 お配りしております配付資料の関係で「ダイオキシンの土壌基準」というふうに書いてございますけれども、この中では基準がないのは日本でございます。やはり土壌汚染防止法の制定を含めて、こういった非常に健康に重大な影響を及ぼすダイオキシンについても基準をつくるように鋭意努力し...全文を見る
○加藤修一君 厚生省で出されているレポート、廃棄物処理におけるダイオキシン等の発生メカニズム等に関する研究、その中で両者の間に相関関係はないという結論を出しているわけなんですけれども、これは私、まだ詳細に検討したわけではございませんが、やはり実験の仕方がちょっと中途半端だなと思っ...全文を見る
○加藤修一君 現在やっているんですか、全くやっていないかやっているか、それだけでよろしいです。
04月09日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  まず第一番目に、投資額の見通しということについて質問をしたいと思います。  通産省は今回の法律で厚生年金基金等年金資金から、あるいは海外の年金資金からのベンチャー企業投資、それを引き出せるように考えて法案化されているわけでございま...全文を見る
○加藤修一君 そのように期待どおりいくことを私も願うわけでございますけれども、なかなか私は厳しいという認識を持っているところでございます。  この法案に関連しまして、より一層ベンチャー企業投資が拡大していくようにという観点から、関連のいわゆるサポートするような法案ということも考...全文を見る
○加藤修一君 現時点では関連のサポートするような法案については考えていないという理解をしたいと思いますけれども、それでよろしいですか。
○加藤修一君 今回の法案の名称についてちょっとお尋ねしたいんですが、確かに中小企業という名前が表に出でいて中小企業等ということなんですけれども、本法律案で投資対象とされている企業は、いわゆる中小企業基本法で定める中小企業者よりもはるかに広い範囲といいますか、かなり大きな企業も含ま...全文を見る
○加藤修一君 私自身がなかなか整理できないわけですけれども、どうもそういった最初私が質問したような意味もなくはないなという感じがまだしております。いずれにしましても、中小企業がより一層振興されるように法を円滑に十分に活用していただきたいと思うわけでございます。  それで次に、現...全文を見る
○加藤修一君 こういう場合はどうですか。例えば、有限責任組合にすることが可能になった。そして、その相手の企業、投資先の企業については当然今回の中小企業等の条件を満たしている。しかしながら、投資を続けていった先に大成功をその企業がしていったと。大成功をして、実は今回の中小企業等の制...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、枠を超えてもできるという話ですから、では先ほどの投資組合が投資できないという投資組合が相手の企業で、しかもそれが中小企業等の要件を満たしていないケースの場合、有限責任組合にできないということですけれども、公平性を欠くような事態になりませんか。
○加藤修一君 別の質問に移りたいと思います。  法案の中に公示と、通常登記所に登記することで足れりとされているわけですけれども、法律案の趣旨からしますと、登記のみでは到底その目的を達することができない。  すなわち、第三者が有限責任組合あるいは無限責任組合と、それが区別できる...全文を見る
○加藤修一君 情報開示について大臣の方はどのようなお考えに立っていらっしゃいますか。
○加藤修一君 それでは、ベンチャー企業関係として、情報産業にかかわる部分について質問をしたいと思います。  今回の法案はベンチャーへの資金供給を円滑にするためにある、そういう理解で私もおります。ただ、常に私の中に基本的な疑問としてあるのは、なぜ日本でマイクロソフトやネットスケー...全文を見る
○加藤修一君 五十万人もの受験者数がいる、そういった中でどうしてソフトウエア産業が育たないかということなんです。  例えば「Java」というマガジンがございます。これは昨年十二月に創刊された本でございますけれども、「これでよいのか日本」という特集がございます。IBMとかマイクロ...全文を見る
○加藤修一君 今開発言語の話がございましたが、COBOLとかFORTRAN、アセンブラ、確かに一部では使われているわけでございますけれども、これはほとんど使われなくなっている傾向に私はあると思うんです。使用しているメーカーはありますけれども、私から言わせれば、時代錯誤的な言語につ...全文を見る
○加藤修一君 アメリカの現実を考えていきますと、アメリカの大学のカリキュラムを見ていきますと、もうCOBOLとかFORTRANとか、そんなのは全然やっていないんです。大体C言語なんですよ。もうこれは五年前の話ですよ。五年前の話でC言語が入ってきている、C++とか。実際問題、今の世...全文を見る
○加藤修一君 常時見直すという話ですけれども、その常時ということで第二種の標準カリキュラムを考えていきますと、先ほど申し上げましたように、プログラム言語としてはC、COBOL、FORTRAN、CASL、アセンブラという種類でございますけれども、こういうことじゃちょっとだめだと思う...全文を見る
○加藤修一君 善処をしていくということで、六年に一度なんというような話にしないで、二年とかかなり短期間で中身を変えていくような対応を私は強く要望しておきたいと思います。  それから、この資格試験ということについてそれなりの意味があるというふうにおっしゃっていますけれども、確かに...全文を見る
○加藤修一君 先ほども申し上げましたように、やはり情報処理産業を含めて開発部門の会社がいかなる開発言語を使っているか、それについて私はきちっと実態調査をすべきだと思いますけれども、どうでしょうか。
○加藤修一君 最新版の開発言語でありますJavaについては、先ほど紹介いたしました「Java」という雑誌の中では、ある種のシンポジウムとかそういうものを開いた、これはJavaカンファレンス、九七年九月三十日に行われたわけです。アメリカはもうこういったJavaの関係の講演会が開かれ...全文を見る
○加藤修一君 通産の所管の財団等々がございますが、例えば財団法人で日本情報処理開発協会、ここでもそれなりの活動をしていると思うわけですけれども、その活動の状況、とりわけ国際動向に対応していわゆる開発言語についてのシンポジウム等々を含めて啓蒙に対してどういった活動をされているか。あ...全文を見る
○加藤修一君 情報産業の中では非常に変化が激しい、日進月歩なわけでございますけれども、勉強をして資格を取ったはいいけれどもある意味では古かったという、そういった意味では資格試験それ自体が意味をなすかということは非常に根本的な問題であるように思います。こういったことも踏まえて、やは...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
04月10日第142回国会 参議院 本会議 第19号
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○加藤修一君 私は、公明を代表して、ただいま趣旨説明がありました二法案について、橋本総理、小泉厚生大臣に質問いたします。  質問に入る前に、昨日、橋本後手後手政権は新たに景気対策を発表しましたが、明らかに政策転換であり、その責任を痛切に感じるべきであります。  我が党の予算審...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  まず最初に大臣にお願いしたいわけでありますけれども、技術開発、技術移転の視点からお願いしたいと思います。  昨年の京都会議で法的拘束力を伴う議定書がお互い約束されたというわけでありますけれども、温暖化防止技術開発に向けたそういった...全文を見る
○加藤修一君 海外との排出権取引の関係とかあるいは吸収源ということを最優先に取り上げるような形をしないで、六%削減についてなるべく国内で対応できるような形にしていただきたい。しかも、温暖化防止技術の開発あるいはその技術移転、そういったものが十分立ち上がってくるようなシグナルを産業...全文を見る
○加藤修一君 次に、コンピューターのソフトウエアの開発の関係です。  要するに、開発言語の適応を社会的に考えていかなくちゃいけない、あるいは技術移転といったことも十分なされることが重要であると私は考えています。いわゆるデファクトスタンダードになるような開発言語を日本が開発できれ...全文を見る
○加藤修一君 常に見直しあるいは技術の進歩に対応してやっていかなければいけないという答弁が前回あったわけですけれども、二、三年に一度ぐらいの見直しは私は必要だと思いますが、その辺についてはどういうお考えをお持ちでしょうか。
○加藤修一君 よろしくお願いしたいと思います。  前回、ソフト開発企業が使用している開発言語の実態把握については、情報収集さらにその分析を行っているという答弁があったわけですけれども、これに関しまして資料を提出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○加藤修一君 それから、技術移転という点も含まれると私は思うんですが、別な話になりますけれども、例えばコンピューターの関係で二〇〇〇年問題の危機的な状況についてどういうふうに官庁が取り組んでいるか。オートマチックに中身をうまく変えられるような技術の開発とか、そういうことも十分考え...全文を見る
○加藤修一君 先ほどの通産省の答弁でございますが、企業に情報公開を要請したということは、アンケート調査をやっても正確に実態が把握し得ない、企業がまともに回答していないという可能性もあり得るので、何とか情報公開ということを要請したというふうに私は伺っているところなんですけれども、実...全文を見る
○加藤修一君 日本の電子製品に組み込まれたプログラム、これが誤作動した場合、実際カーナビでは国内であったわけですが、特に海外で製造物責任の訴訟が起こされる可能性があるわけです。政府は今からその対応について十分検討すべきだと私は思っていますけれども、この辺についての見解はどうでしょ...全文を見る
○加藤修一君 可及的速やかに十分検討を深めていただきたいと思います。  それで、先ほどの総務庁の答弁でございますけれども、国民生活とかかわりの深いものだけを調査したように私は思っていますけれども、では生活関連とそうでないものとの線引き、それはどうなんでしょうか。日本の省庁の対応...全文を見る
○加藤修一君 この二〇〇〇年問題について私が質問して答弁が返ってくる中身というのは、大体対応が大丈夫だという答弁が非常に多いように私は印象として受けているわけですけれども、国民を安心させる説明と証拠を提示してほしいと思います。  果たしてコンピューターの年月日、その管理は二〇〇...全文を見る
○加藤修一君 UNIXが抱える時限爆弾ということもあります。米国のAT&T社が開発したパソコンからスーパーコンピューターまで、特にワークステーションの関係ですけれども、そこで使われているOS、二〇二七年ぐらいに時限爆弾が爆発する話になっております。その辺についての対応も含めて私は...全文を見る
○加藤修一君 要するに、もっと詳しい話が聞きたいんです。第一点から第四点の配慮すべき事項なんかについても、あの法案を見る限りにおいては非常にわかりづらい。これに関連する資料とか項目とか、そういったものをちょっと出してほしいんです。
○加藤修一君 今の配分の話、実施方法の中で配分の話というのはロイヤルティーの話になりますか。配分とおっしゃっていましたね。
○加藤修一君 今の配分の話ですけれども、アメリカのスタンフォード大学の場合は、ロイヤルティーの扱いについては、TLOに大体一五%入れる、残り八五%を発明者、学部、大学に均等配分しているということです。  自分の研究成果が技術移転されることによって自分にも研究費がふえてくるような...全文を見る
○加藤修一君 兼職禁止の規定について、特に国家公務員の特例の関係でいろいろ議論されているわけですけれども、国立大学の教員が営利企業の経営に参加することは認められていない。そういったことで、技術移転事業、このTLOの役員等になれないわけですけれども、これを特例で改正するということに...全文を見る
○加藤修一君 それでは、大臣にお願いしたいんですが、TLOの運営に関して人材育成が必要ではないかと思うんですけれども、この運営に求められる人材というのは、単なる特許の事務手続に精通した弁理士、そういった人材ではないように私は理解しているんです。  要するに、研究成果をどう評価す...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと問題の内容の発言部分が最後の方にあったように私は理解しているのですけれども、それはともかくとして、大臣にもう一つ質問したいわけです。  このTLOの運営の評価、これをどうするかという話なんです。こうした事業の立ち上げの時期というのは、やはり法律の趣旨に添っ...全文を見る
○加藤修一君 時間がないですからちょっと一問だけスキップします。  今回、こういうTLOをつくろうという中身を持った法案になっているわけですけれども、要するにこの法案は一つはアメリカの法律を相当参考にしている。今までのケースを考えていきますと、通産省はアメリカにあって日本にない...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
04月28日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  私は最初に長官にお尋ねしたいわけでございます。  長官が今回の法案について趣旨説明を当然やっているわけでございますけれども、その中に「抜本的に改革する」あるいは「業務を抜本的に見直し、」、そういう文言が入っているわけでございますけ...全文を見る
○加藤修一君 同じく趣旨説明の中で、「これまで動力炉・核燃料開発事業団は、」中略いたしますけれども、「我が国の原子力の開発及び利用の促進に寄与するといった重要な役割を担ってきた」、このようにあるわけですけれども、今回のようなさまざまな事件を通して、やはり我が国の原子力の開発及び利...全文を見る
○加藤修一君 今回の問題につきましては、長官も深刻な問題だと考えていらっしゃるというふうに私も聞いておりますし、それから趣旨説明の中を読んでもそれなりの深刻なとらえ方をしているように私は理解しておりますけれども、要するに重要な役割を担ってきたという点から考えていきますと、原子力基...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁をそのまま引き受けて再度質問いたしますと、動燃の今回の事故について、原子力基本法の第二条に抵触は全くしていないという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 長官、それ違います。
○加藤修一君 今の答弁、私ちょっと理解できないんですよ。安全であることをちゃんと伝えなかったので安心につながらなかった、そんな言い方だったんですが、どうですか、その辺ちょっとよくわからなかったので。
○加藤修一君 結局、実態としては安全でなかったんですよね、そうでしょう。安全でなかった、だから不安感を巻き起こしたという話になりますよね。この辺について、だからこの第二条と抵触するかしないかということを私はあえて確認しているんです。「安全の確保を旨として、」という「安全の確保」に...全文を見る
○加藤修一君 私はちょっと理解できない、そういう返答をするというのは。  先ほど、竹村先生の質問に対して長官は何と言ったかといいますと、仏つくって魂を入れずじゃだめだ、魂は入れました、しかしその魂は見せることはできないという言い方をされました。では、魂は確かに見せることはできま...全文を見る
○加藤修一君 私は理解できないんです。私は、答弁にしても姿勢が大事だと言っているんですね。そこのところをきちっとやっていただきたいということを私は先ほどから言っているんです。  それから、この原子力基本法の第二条についてさらに言いたいことは、今回のさまざまな出てきた結果について...全文を見る
○加藤修一君 法案も含めて。
○加藤修一君 今回の事件が起こったときに、科学技術庁としてはいかなる責任をおとりになったか。大蔵省はつい先日さまざまな処分を発表したわけでありますけれども、この辺について長官はどのように感じていらっしゃいますか。
○加藤修一君 もっと具体的に、人事の面についてはどうですか。減俸処分とかそういった面を含めて先日の大蔵省の処分発表があったわけですけれども、それと同じ意味合いで聞いたわけですけれども。
○加藤修一君 訓告というのは、言葉による注意だけですか。
○加藤修一君 先ほど長官の答弁に、仏つくって魂を入れることが非常に大切だという話がありましたけれども、やはりさまざまな事故が起こったときに、きちっと賞罰を明確にする、そういうことは非常に大切だと思うんですね。ある意味ではインセンティブを課すということですし、それが見方を変えれば私...全文を見る
○加藤修一君 動燃にお尋ねしますけれども、これは答弁しなくて構わないです。  「もんじゅ」に関してですけれども、今後どういうふうになるか私もよくわかりません。ただ、立ち上がるというケースがあった場合に、日常的ないわゆる環境汚染にかかわるような項目、その情報開示を当然すべきだと思...全文を見る
○加藤修一君 これは国会承認が必要でしょうか。
○加藤修一君 国会承認になっていないということですね。  それでは、科技庁の科学技術会議設置法がございますけれども、これについては国会の承認を、両議院の同意を得なければいけないというふうになっていますけれども、私は千歩下がって、この審議会の委員についてずっと国会の承認という話に...全文を見る
○加藤修一君 それはちょっと答弁としては理解できないですね、はっきり言って。客観性とかそういった面についてやっぱり両議院の承認を得るぐらいの姿勢がなければ私はいけないと思っておりますけれども、再度聞きますけれども同じ答えですか。
○加藤修一君 私は強く要望したいわけですけれども、ただ、ちょっと先ほど質問を飛ばしてしまいましたんで、今回撤退する事業のうち、これに伴い発生した放射性廃棄物の貯蔵、処理、処分に係る研究開発、施設の廃止措置に係る研究開発は五年経過後も当分の間継続して行うこととしていると。当分の間、...全文を見る
○加藤修一君 確かに決めるのが難しい背景がありますけれども、何年かたった後に再評価をするということも、いろいろな意味を考え合わせていくと私は必要だと思うんです。例えば十五年後とか二十年とか明確に数値を入れる、そういうことも考え方としてはあってもいいんではないか、そのときに再評価を...全文を見る
○加藤修一君 私は、数値目標的に再評価ができる時限を明確にすべきだと思います。これは全く意味がないですか、どうですか。
○加藤修一君 私は、当選してから三年ぐらいになりまして、さまざまな法案を審議する機会をいただきましたけれども、法律は非常に裁量性が大きい形になっていますので、当分というのは、ちょっと別な言い方になってしまいましたけれども、要するに明確にするところが余りにも少ないように私は思うんで...全文を見る
○加藤修一君 ナトリウムが漏れた事件以降何年たちますか。
○加藤修一君 その温度計については極めて本質的な欠陥があったというふうに聞いているわけですけれども、それがまだこんな段階の状態ということですか。
○加藤修一君 最終的な設計に入りたいということですから、この温度計の部分については結果がもう出ているという理解でいいですか、あえてしつこく言いますけれども。
○加藤修一君 技術的な解析結果が出たということの中身はどういうことですか。
○加藤修一君 非接触型の、いわゆる温度を測定するような方法はとらないで、管台に接続した形で温度計を設置するという理解でいいですか。
○加藤修一君 ということは、管台に設置させるという話でよろしいですね。  それで、その技術的な解析をやった結果について提出してくれますか。
○加藤修一君 それでは、もう時間もございませんが、FBRのいわゆるプルトニウム量について、世界の現状について科技庁としてはどういうスタンスでその辺をとらえていらっしゃるか。今までほかの委員の方々が質問しているわけでありますけれども、例えば九町年一月に全米科学アカデミーが報告したも...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと理解できない答弁ですね、私にとっては。それについては別の機会に再度質問したいと思います。  イギリスでは、科学者の中心機関である王立協会というのがあるのは御存じだと思いますけれども、その王立協会が政府のプルトニウム再処理政策について疑問を投げかけている、そ...全文を見る
○加藤修一君 この資料について、報告書については御存じないという発言をされましたですか。
○加藤修一君 「もんじゅ」が大変な状態になって、将来の我が国のエネルギー需給、そういった見通しについても非常に大きな影響を与えていると私も理解しておりますけれども、そのことについでさまざまな情報を収集しなければいけない立場にある科技庁が、これ非常に基本的な僕は報告書だと思うんです...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ入手して、私は研究をしていただきたいと思います。  それで、プルサーマル計画について一問だけ質問して終わりたいと思いますけれども、MOX燃料は、ヨーロッパで再処理して得たプルトニウムを使って、ヨーロッパで加工して日本に持ってくるわけですけれども、手続としては、...全文を見る
○加藤修一君 通産省の関係が入っていることは確かですけれども、科技庁としては今言ったような形の答弁でいいという理解でいいですか。
○加藤修一君 じゃ最後に一問ということで。  それでは、今言った事実が確認されたとして、これは明らかにおかしなやり方をしていると私は思いますけれども、要するに了解抜きの既成事実づくりだというふうに考えられるわけですけれども、もし事実だとするならば、科技庁はどうのこうの言う権限を...全文を見る
○加藤修一君 理解できませんが、終わります。
05月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  私はまず最初に、前回抜本的見直しの件についてもお尋ねしたわけでありますけれども、受託民間企業への賠償責任、今回ナトリウム漏れによって非常に大きな事故になり、それが多大な損失を招いたわけですけれども、最後に聞く予定でしたけれども、この...全文を見る
○加藤修一君 これは民法上の過失責任は問えないという、過失の立証責任はできないということですか。
○加藤修一君 先ほどの答弁の中に五十数億円という話がございましたけれども、そのうちの折半、東芝が持つということでしょう、そういうことですね。そういった場合に、東芝は具体的にどういう理由で折半するという話になりますか。
○加藤修一君 そうすると、責任があるということですね、東芝に。
○加藤修一君 立証責任は動燃としてはとれているんですね。
○加藤修一君 そうすると、二十数億円払っても何ら問題ないというふうに株主総会で決着しているという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 わかりました。  それじゃ、先ほど小林委員からもお話がございましたけれども、いわゆるプルサーマルの関係ですけれども、前回、電気事業者が行っているプルサーマルについては通産省の所管という答弁でありまして、第二次審査については原子力委員会が審査するわけで、その委員長が...全文を見る
○加藤修一君 ですから、何回も質問していますように、実際に地元の了解なしに動いている話なわけですよね。そういうことについて科技庁はどういうふうに見解をお持ちですかというふうに何回も私はお聞きしているつもりなんですよ。
○加藤修一君 まだ私は理解がよくいっていないわけですけれども、時間がありませんから、別の機会にもう一度取り上げたいと思います。  前回、長官の御答弁の中で、仏つくって魂を入れずと。魂はなかなか見せることができないような趣旨の発言をされましたけれども、私は、言葉じりをつかまえるん...全文を見る
○加藤修一君 私は姿勢の問題を問うたわけですから、一つ一つ答える必要はなかったと思うんです。  次に、情報公開の基本的な認識について長官はどのようにお考えか、あえて確認したいと思います。
○加藤修一君 わかりました。  安心していただくという意味では、説明している内容がわかりやすい、国民一般にわかりやすいということが私は必要でないかなと思うんですね。  そういった観点から考えていきますと、例えばバックエンド政策なんという言葉がありますけれども、こういう言葉はそ...全文を見る
○加藤修一君 じゃ、この問題については善処していただけますか、バックエンド政策については。
○加藤修一君 理解できないです、理解できない。  なぜ理解できないかといいますと、バックエンド政策、バックエンドというのは片仮名ですけれども、その日本語訳は要するに核廃棄物ですよ。核廃棄物の関係の管理政策だ。あえて核廃棄物、核を隠そうというふうに見られてもしようがないですよ。 ...全文を見る
○加藤修一君 これに私拘泥するわけじゃないですけれども、拘泥していますけれども、要するに閣議でやったとかというのは余り関係ないんですよ。情報公開と言っているならば、もっとわかりやすい表現を使ったらいいんじゃないんですか。いろいろと説明されますけれども、大した根拠になっていない、こ...全文を見る
○加藤修一君 積極的な御答弁、大変ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、事故原因となった温度計さや管について、時間の許す範囲で質問したいと思います。  まず第一点目は、亀裂の発生とナトリウムが漏れた、それが検知される間には、ちょっと言葉は省きます...全文を見る
○加藤修一君 科技庁の報告によりますと、一〇〇%流量、ナトリウムの流速が五メーター・パー・セクで運転中に、流体から受ける振動でさや管の段つけ部にクラックが発生し伝播して、いわゆる四〇%流量、ナトリウム流速二メーター・パー・セクにおいてもさらにクラックが進展して破断に至ったと推定し...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、水中疲労確認試験をやっているわけですけれども、水でやっているというところについてもいろいろと議論が私はあるように思います。相似則の関係で果たして十分に対応がとれているかどうかという問題があるんですけれども、いわゆる一〇〇%流量では、この報告書を見る限り...全文を見る
05月14日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第12号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。きょうは参考人の皆さん、大変にありがとうございます。  まず最初に荒井参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど来ほかの委員からも話がございました。今、小島委員から、あるいは先ほどは平田委員から競争力の問題について話がございました。私が...全文を見る
○加藤修一君 それでは、田島参考人にお願いしたいんですけれども、先ほど合同会議の話が出ました。議長ということで、大変なエネルギーを使ったということで大変だったと思います。  答申案がまとまって、それに対応した形で法律要綱、法律案ができてきているわけですけれども、私は特に非常に難...全文を見る
○加藤修一君 今の質問に関連してですけれども、田島参考人は新聞にこのように書いているわけなんです。これについてもう少し御説明をお願いしたいのですけれども、「自治体が街づくりを進めるうえで、関連する政策が複数の官庁にまたがっているのも弊害になっています。」という問いに対して、「今回...全文を見る
○加藤修一君 さらに追加して、今のに関連してなんですけれども、「都市計画はもっと議論が必要だった」というのは、何か想定していることが現段階でもございますか。
○加藤修一君 同じく田島参考人に教えていただきたいんですけれども、先ほどの御説明の中で、都市環境への悪影響を最小化するというお話がございました。この件に関して、例えば法律の方では「目的」の中に、「その周辺の地域の生活環境の保持」云々と書いているわけですけれども、この生活環境の中身...全文を見る
○加藤修一君 法律の話になって恐縮なんですけれども、十三条の関係で「地域的な需給状況を勘案することなく、」という表現がございます。これはWTOとかガットに違反しないようにするためのものだというふうに私は理解しているわけですけれども、ただいま部分的に問題になりました身近な買い物機会...全文を見る
○加藤修一君 大変ありがとうございました。その辺については非常に大きな議論があるところだと思います。
05月21日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  まず最初に、大臣の方にお伺いしたいわけです。先ほどの答弁の中に、経済的規制から社会的規制への政策転換であると。非常に大きな転換であるわけでありますけれども、私もそういう理解でおります。シンプルに言えば、グローバルスタンダードという流れの...全文を見る
○加藤修一君 今ゾーニングの手法が出てきたので、重ねてこれに関して質問させていただきます。  その前に、同じことを言うようでありますが、生活環境の中身ということであえて確認すると、身近な買い物機会の確保、利便性の確保という中身に入ってくると思いますけれども、あるいはそのコミュニ...全文を見る
○加藤修一君 ゾーニングの件についてですけれども、ちょっと質問の順番が狂うかもしれませんが、都市計画法で言われているところのゾーニングによって、今その生活環境の中身について確認したわけですけれども、そういったことがきちっと担保できるという今の答弁だと思いますけれども、本当に担保で...全文を見る
○加藤修一君 欧米のゾーニングについては、確かに今答弁がありましたようにそういうふうになっていると思いますけれども、日本の都市計画法あるいは改正に当たっての中身について検討していっても、必ずしもそういうふうには考えることはできない。私はちょっとそこは理解できないんですけれども、こ...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁をあえて確認させていただきますと、生活環境の保持、その調整のためのガイドラインとなる指針においては、中心市街地活性化計画や再開発計画といった一定の街づくり、そういったものへの影響を勘案した調整ができるようにする、そういう理解をしているわけですけれども、どうで...全文を見る
○加藤修一君 いや、競争とかそういう話ではなくして、要するに社会的な規制という観点から私は申し上げているわけなんですけれども、そこをもう一度お願いいたします。
○加藤修一君 可能かもしれないということは、可能だという理解でいいですか。
○加藤修一君 それでは、ちょっとスキップいたしまして、第十三条の規定の内容について確認したいわけです。第十三条には地域的な需給を勘案することなくというふうに書いてございますけれども、私としては、WTOあるいはGATS、こういう国際条約に違反しない、そういうふうな表現が望ましいとい...全文を見る
○加藤修一君 経済的な規制ということではなくして私も聞いているわけですけれども、要するに、配付した資料にも書いてございますけれども、欧米の都市計画法制・規制というのは特定の商店を保護するものではない。いわゆる中心市街地の商業機能を一定規模維持するためあるいは住宅地の近辺に買い物場...全文を見る
○加藤修一君 先ほど指針の話をしたわけですけれども、これは中身を決めるに当たって非常に重要である。私は、現段階で通産省がどういう指針の内容を考えているか、そういったことについて具体的に知りたい、それを提出してほしいと思うんですけれども、どうですか。
○加藤修一君 ぜひ提出していただきたいと思います。それは委員会に提出しないで、こちらの方に提出してください。お願いします。  それから次に、この法案が実際に施行されていくとなった場合にはさまざまな問題が出ることを私自身は想定しているわけですけれども、その前にいろいろな課題がたく...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと理解できないんです。大きな転換だと、制度の安定性を考える、あるいは定着状況を見てという話ですけれども、これは三年とか、あるいは五年、七年、そこまでいかなくても、例えば大店法については二年間で見直しをするという話がありました。あるいは三年で見直しをする法令とし...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ見直しを早くやるべきだと私は思っておりますけれども、なかなかそれは難しい部分もあるかもしれませんが、極めて大きな転換をするわけでありますから、きちっとやっていただきたいと思います。  それでは、次に都市計画法の改正に関してなんですけれども、配付している資料もご...全文を見る
○加藤修一君 市街化区域が約三・七%、その中に用途地域があるわけです。それから、未線引きの都市計画区域については、答弁がありましたように用途地域が一%であると。その市街化区域とそれ以外とを線引きをする。線引きした中で、未線引き都市計画区域の中の用途地域があります。これについて考え...全文を見る
○加藤修一君 最後でございますけれども、いずれにしましても、欧米がやっているような地区詳細計画、ドイツが特にやっているわけですけれども、そういった面での我が国の都市計画上のゾーニング、そこはかなり整備されていない。本当に欧米並みの社会的規制をゾーニングによって行うことができるかと...全文を見る
○加藤修一君 公明の加藤でございます。  私は最初に、流通業に係るグローバルスタンダード、これに対する総理の御認識をお伺いしたいわけです。  先ほど、大臣からも経済規制から社会規制への政策転換だという話がございました。グローバルスタンダードという意味を理解するに当たりましては...全文を見る
○加藤修一君 今回出された大店立地法についてはまだまだ私は審議が不十分で、課題を引き出すには時間がないなどいう感じでいるわけです。  大きな政策転換でありますし、ほかの委員からも、改正都市計画法によって大型店舗の進出、そういった社会的規制ができていないことが考えられると。  ...全文を見る
○加藤修一君 問題があったら見直しをするという話でございますけれども、問題があったらというその辺のところがどういうふうに解釈されるか、基準がきちっとあるのかどうなのかというところがちょっと不安で、信用しないわけではございませんが、やっぱり年限を区切ってやるということも一つの方法だ...全文を見る
05月25日第142回国会 参議院 経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会 第3号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  きょうは、参考人の方々、大変お忙しい中御苦労さまでございます。大変にありがとうございます。  私は、北海道札幌に住んでいるわけですけれども、先ほど来いろいろ話がございました、中小企業の状況というのは極めて厳しい中にあるわけでありますけ...全文を見る
○加藤修一君 蔦壁参考人にお願いしたいのですけれども、先ほどの陳述の中では、一時的な減税ではだめであると。私なんかも、大減税が一つの大きなポイントではないかなと思っているわけですけれども、ただ大減税をやったとしても、国民の先行き不安感、それが必ずしも払拭されるわけではないと思うん...全文を見る
○加藤修一君 中原参考人にお伺いしたいのですけれども、先ほどからさまざまな質疑が繰り返されております。BISの自己資本率八%、非常にきつい数字でありますけれども、都銀は現在ある話によりますと一五%を目指しているということを聞くわけですが、こうであると余計やはり貸し渋りということが...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
05月27日第142回国会 参議院 経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会 第4号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  まず最初に、大臣にお願いしたいんですけれども、これは質問通告してございません。大店立地法について、経済活性化あるいは中小企業の対策という観点からお願いをしておきたいわけですけれども、何回か私は大店立地法の中で指針について、その中身に...全文を見る
○加藤修一君 指針ということは、例のガイドラインという理解でよろしいですね。
○加藤修一君 積極的な答弁大変ありがとうございます。  それでは、改正案についての質疑に入りたいと思います。  私は、現在、札幌に住んでいるわけでありますけれども、拓銀の経営破綻によって地域経済が極めて深刻な状態に入っていることは、報道で十分はかの委員の皆さんも御承知している...全文を見る
○加藤修一君 今以上に十分なモニタリングをして、より一層の運用の強化を図っていただきたいと思います。  それでは次に、連鎖倒産防止策としてやはりさまざまな観点が考えられるわけでありますけれども、自分の会社に責任がなくて連鎖倒産ということでありますので、例えば今回の中小企業信用保...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、ちょっと質問をスキップいたしますが、政府は一年ほど前にいわゆる特殊法人の整理合理化を政策課題として挙げてきたわけでありますけれども、そのときに政府系の中小企業金融機関の統合あるいは民営化、それを検討したことがあった...全文を見る
○加藤修一君 私の質問に対しての中身については、現在足踏み状態というか何ら昨年来からは変わっていない、そういう理解でよろしいですね。
○加藤修一君 それでは次に、中長期的な経済活性化対策という観点から質問をしたいと思いますが、新社会資本整備、こういうことも俎上にのせてやっていくべきだと思うんですけれども、もちろん情報化とか福祉、教育、そういった面についての投資をやっていく必要が十分考えられる。  そこで、福祉...全文を見る
○加藤修一君 時間が参りましたので、終わります。
05月28日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  午前中、馳委員、前川委員からさまざまな質疑があり、それに対して答弁があったわけでございますが、それを聞いていて非常に興味深くも思い、さらにまたさまざまな課題があるということについて再認識したわけでございます。  大臣は先ほど、生産...全文を見る
○加藤修一君 顔見知りという話がございましたけれども、必ずしもそういう段階でないケースになってきておりまして、量販店で買うとか、そういったお互い認知しづらいという状況があるわけです。  それから、添付されているものが証明になるという話ですけれども、それを十年、十五年というふうに...全文を見る
○加藤修一君 引き渡しが円滑に行われるということの中には適正な配置、こういう件について質問したときに大体適正な配置と言うわけですけれども、適正な配置がいかに難しいかということだと思うんです。私は、恐らく過疎地帯なんかでは、全体の価格を考えた場合は、運搬の料金も製品寿命も含めた形で...全文を見る
○加藤修一君 それではまず、全国都市清掃会議の調査についてです。有料化という点を考えていきますと、私の手元にある資料によりますと、五十市町村のうち五七%が無料、有料の市町村でもうち五百円以下が三七%、五百円から千円が一九%という実態なわけです。この調査それ自体は有料化のコストをど...全文を見る
○加藤修一君 私、その調査結果については全体を把握していないわけですけれども、後日その辺について提出していただけないでしょうか。
○加藤修一君 これは不法投棄についてのおそれは私は十分あり得ると考えていますけれども、その辺の見解はどうですか。
○加藤修一君 料金の話が出ましたけれども、現時点で特に増加なしということを考えた場合、五千円とか一万円とかそんな話じゃないんです。今有料化でやられているのは、先ほど答弁もありましたように五百円とか千円とか、そんな段階です。これが五倍ぐらいになるとか十倍ぐらいになるということになっ...全文を見る
○加藤修一君 先ほど経企庁の調査結果がございました。七割の方が云々という話がありましたけれども、この場合にコストをきちっと提示したアンケート調査になっていますか。
○加藤修一君 そういう資料を大々的に表に振りかざして言う理由、根拠は私は非常に薄いと思うんです。  そもそもが市町村での有料化の関係では五百円から千円ということで、今政府がお考えになっているのは五千円とか一万円という段階ですから、五倍、十倍の話ですから、これはやはり十分注意した...全文を見る
○加藤修一君 それにしても、例えばリサイクル費用について考えていきますと、先ほども申し上げましたように市町村が五百円から千円という話になっているわけでして、それで今政府が考えているのは五千円とかそれ以上の話なわけです。そうしますと、やはり経費が安い方に流れるということになりかねな...全文を見る
○加藤修一君 その件については別の機会にしたいと思います。  次に、リュースに対しての考え方なんですけれども、午前中前川委員からもこの辺のことについて話がありました。中古の市場、セコハン市場。例えば、中古のテレビを安く買ってきて一カ月か二カ月後には故障してしまった、そういったと...全文を見る
○加藤修一君 中古市場で考えていった場合、国内の話を今したわけですけれども、さらに海外のケースも考えられると思うんです。日本で使ったものを廃品として受け取った業者が中古品としてそれを今度海外に輸出する、それは製品として利用されると。国内で受け取るときにリサイクル処理費用ももらう。...全文を見る
○加藤修一君 本当にそこを担保できますか、本当に。
○加藤修一君 的確に運用していくことであるという話ですが、輸出の関係ですけれども、ではその的確に遺漏なぎの内容をもうちょっと具体的に言ってくれませんか。
○加藤修一君 ほかの産廃関係でマニフェスト制度を使っているわけですけれども、実態としてはそれほどうまくいっていないように聞いているんですよ、私もいろいろヒアリングをやっておりますけれども。私はそれと同じようなことが起こりかねないと思いますよ。実際にあの管理票とかあるいはマニフェス...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと質問が前の方に戻りますけれども、発売時、家電製品を売るときに処理コストを上乗せする方法というのは、これは欧米、スウェーデンなんかでも随分と検討しているわけですけれども、初めから上乗せして売る方法、これはやはり私なんかは非常に企業にとってもインセンティブが働く...全文を見る
○加藤修一君 価格転嫁方式により、売られているものについて例えば処理費払い済みのシールを張るとか、これから排出するについてはまたそれはそのとき取るとか、そういう二段立てで考える方法だって私はあると思うんですけれども、どうでしょうか。
○加藤修一君 予測が難しいという話がございましたけれども、これは厚生省も同じ考え方に立ちますか。同じですか。
○加藤修一君 製品の寿命という話ですけれども、人間の寿命についても当然いろいろケースがあるわけです。同じレベルで考えるわけにいかないわけですけれども、介護保険なんかは二〇〇〇年に四・二兆円ということで、今から考えると一人当たり二千五百円という話があって、これもどういうふうにコスト...全文を見る
○加藤修一君 まだまだ質問したいわけですけれども、残された時間が本当に少なくなりましたので、省エネ改正案の方に行きたいと思います。  これについてもちょっと質問を割愛したいわけですけれども、昨年の京都会議によって、日本の削減目標は一九九〇年レベル比で合わせて六%、そういう京都議...全文を見る
○加藤修一君 午前中も馳委員から公共投資に繰り入れでやっていく、そういうことによってコストを下げろ、そういう提案がありました。私も全く同じ考え方なわけです。  現在の政府の太陽光発電の支援施策について考えていきますと、例えば補助金の負担の割合が非常に低いとか、あるいは二カ月以内...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございました。
06月08日第142回国会 参議院 経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会 第5号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  ただいま小島委員からも中小企業対策の件について質疑があったわけでございますけれども、私はつい先日も北海道に行ってまいりました。オホーツク海の方の紋別とか北見とか網走、斜里、そういうところでヒアリングをやってきたわけであります。御存じ...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いしたいと思います。  先ほど私は観光の関係についてお話し申し上げましたけれども、北海道の観光というのは北海道経済に占める位置が非常に大きい、産業連関分析を用いてやった経済波及効果については農業の総生産額に匹敵するぐらいの大きな位置を占めているというふ...全文を見る
○加藤修一君 いや、沖縄のケースもそれぞれ条件は違うんでしょうけれども、ケースとしてはございます。そういった意味では、十一年度の中で前向きに十分検討していただきたいと思います。  先ほど運輸省の方が情報の提供云々の話、あるいはネットワークをどう形成するかという話がございましたが...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ積極的な対応をお願いしたいと思います。  次に私は、不良債権問題についてお聞きしたいわけですけれども、今の日本の不景気にこの問題が非常に大きく絡んでいるということは言うまでもないわけでございます。五月二十八日、政府・与党金融再生トータルプラン推進協議会が出した...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと時間がございませんが、この件については別の機会にやりたいと思います。  それで次に、歳入欠陥が一兆円という報道がされでございます。これが確定すれば当然九九年度予算で返済する必要があるわけでありますが、赤字国債の増発につながるおそれが多いというふうに指摘され...全文を見る
○加藤修一君 よく理解できないところありますけれども、時間が来てしまいましたので終わりますが、要するに財軍法の改正は直近ではないと、そういう理解でよろしいですね。
06月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○加藤修一君 私は、公明を代表して、ただいま議題になりました平成十年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  景気は、消費税が引き上げられた昨年の四月以降、悪化の一途をたどり、デフレスパイラル寸前の危機的状況に陥っております。このため、平成九年度の実質成...全文を見る
09月09日第143回国会 参議院 本会議 第8号
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○加藤修一君 私は、公明を代表して、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。  我々をはぐくむ地球は、四千六百万年ぶりの生物種の大幅な減少、毎年記録を更新中のオゾンホールの拡大、汚染物質が深海に至るまで拡散していること、さらに環境ホルモンなど有害化学物質の脅威など、それぞれが複...全文を見る
09月17日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  まず最初に、私は大臣にお伺いしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。IPOCの報告書には、いわゆる大気中の温室効果ガス濃度安定化に向けた分析的アプローチというところがございますけれども、その中で、炭素循環モデルによれば、C...全文を見る
○加藤修一君 京都議定書で決まったのは先進国の五%削減ですが、IPCCの内容に比べればそれは当然不十分なんですけれども、この辺のギャップについてもう少し具体的に認識している中身についてお示ししていただきたいんです。
○加藤修一君 最近のIPCCの報告の一つによりますと、二一〇〇年の温度上昇の予測値を二度から二・五度へ上方修正する見通しであるということも伺っているわけですけれども、これについては今どういう見解でいらっしゃいますか。
○加藤修一君 昨年、京都会議の以前においては、国内対策として二・五%の削減目標数値を決めたわけですけれども、私はこれが非常に唐突に出てきたなという印象を受けておりまして、当時の報道によりますと、霞が関で密室協議的に決めて、与党も知らないうちに二・五%が出てきたというふうに私なんか...全文を見る
○加藤修一君 全くないですか。
○加藤修一君 では、覚書のたぐいに関するものはないですか。
○加藤修一君 京都会議前と京都会議後では、当然ですけれども削減数値目標が変わったわけで、三・五%アップした。それにもかかわらず、エネルギー起源のCO、排出量は九〇年比でゼロ%削減ということなのですけれども、これ自体普通の常識で考えると、六%になった、これを変えないで、いわゆるゼロ...全文を見る
○加藤修一君 それについては後でまた触れるといたしまして、環境政策とエネルギー政策はある意味で密接不可分な関係にあると私は思っていますし、それは恐らく環境庁もそうですし、通産省もそうだと思います。  通産省にお伺いする前に環境庁にお伺いしたい点は、いわゆる通産省の関係で長期エネ...全文を見る
○加藤修一君 その代替エネルギーの関係で、決定過程において意見を言う場所があるとか言う機会があるという話ですけれども、具体的にどういうことですか。
○加藤修一君 私の当初の質問の意図というのは、長期エネルギー需給見通しの審議会の前の段階で環境庁が意見を言える機会があるのかという話なんですけれども、その辺はどうですか。
○加藤修一君 要するに、審議会の前とか審議している最中に環境庁が意見を求められることは全くないということですね。そういう理解でよろしいんですね。
○加藤修一君 閣議決定の話が出てきますけれども、閣議決定の前というのはどの時点ですか。どういう会合になりますか、ちょっとしつこいんですけれども。前とかそういうことについて明示的な名前で言ってほしいんです。どういう会合なのか、協議会とかそういうのがあるのかどうなのか。  私は、閣...全文を見る
○加藤修一君 次官会議ですか。
○加藤修一君 通常のルールというのはどういうルールになりますか。
○加藤修一君 そうすると、今までそういう通常のルール、二週間前に云々、打ち合わせしていますと、当然それの議事録はあるわけですね。そういうようなものを出していただけますか。
○加藤修一君 では、議事録でなくていいです。メモでも何でもいいです。要するに、協議した内容については何かどこかにあるわけですね、協議している、話し合っているということですから。それについて我々がわかるようなものを出してほしいという意味合いで私は申し上げておるのです。
○加藤修一君 要するに、特にメモする必要がないわけですね。協議してないんじゃないですか、審議会で出てきた内容とそれから石油代替の関係で出てきている数値というのはほとんど同じですから。だから、環境庁がいわゆる環境政策とかエネルギー政策、それが非常に密接不可分の関係にあるということは...全文を見る
○加藤修一君 堂々めぐりをやっているわけじゃなくて、要するにそういうふうになっていないということなんです。私は、環境庁としてはそういう姿勢はあるかもしれません、気持ちもあるかもしれませんが、実態はそういうふうになっていないんじゃないですかということを言っているんです。わかります、...全文を見る
○加藤修一君 どういうふうに組み込まれているかわからないという話、そういう実態なんでしょうけれども、よくわからないんです。要するに、審議会で長期エネルギー需給見通しをつくって、その中の数値そのままが代替エネの関係の数値になっているわけですから。では、環境庁は一切かんでないという言...全文を見る
○加藤修一君 いや、従来の検討じゃだめだから私は言っているんです、従来の検討じゃだめだと。前向きにその辺のことを通産省と一生懸命考える、意見を出し合う、そういうことはできませんか。  通産省はどうですか。
○加藤修一君 多方面の意見を聞くとか相談、議論をずっとやってきたという話ですけれども、そういう努力はわかります。その相談をやってきた、議論をやってきた。ではどういう相談をやってきたのか、議論をやってきたのか、その辺のことがもっと明確になるような、特に環境庁との間でそれが明確になる...全文を見る
○加藤修一君 時間がないですから別のところに行きますけれども、いずれにしても明示的なシステムをつくるべきだということを私は要求して、別の質問に移りたいと思います。  それで、私はずっとスキップしてしまいます。厚生省の方にも来ていただいておりますけれども、申しわけございません、そ...全文を見る
○加藤修一君 この関係については、平成九年度ですか、二百三十三件中いわゆる温暖化防止効果の計量的試算がなされているものは八件、その中に建設省はありますか。
○加藤修一君 私は基本的にはやはり費用対効果をすべきだと思います。もちろん一つ一つの事業というのは多くの評価基準があるわけですから、地球温暖化防止、そのためにだけやっているわけでないことは十分わかっておりますけれども、建設省の道路広報センターになりますか、「環境と調和のとれた道づ...全文を見る
○加藤修一君 それはマクロ的な話でしょう。
○加藤修一君 そういうふうにおっしゃっていることはよくわかるんですけれども、ただ実態はそういうふうになっていないという話なんです。  地球温暖化防止行動計画のうち七二%です、構成率は道路関係予算が。それで、では具体的に定量的にやっているかというと何もやっていない。今のお話はある...全文を見る
○加藤修一君 私はケーススタディーをやってほしいと言うんですが、それについてはどう思いますか。
○加藤修一君 道路局にはたくさんの情報があると思います。実際に道路計画をやるわけですから、交通計画をやれと。発生・集中、分布交通量を出したり、配分交通量を出したり、そういうものを計画的にやっているわけです。パーソントリップ調査もやっている、OD調査もやっているわけです。だから、基...全文を見る
○加藤修一君 いや、例えば「マルチモーダル施策等の推進」の中には、「空港、港湾等へのアクセス道路整備」ということで、アクセスが変わった場合にはどういうふうになるのかというのは計算できるわけですね。そう思います。  それからもう一つは、SAはサービスエリア、PAはパーキングエリア...全文を見る
○加藤修一君 ここに東洋経済の本があります。「道路投資の社会経済評価」ということで、例えばイギリスとかアメリカとかドイツとかはさまざまな投資効果分析をやっているわけです。その方法もあり、評価システムが完成されている。その中には温暖化に関しての項目もあるわけです。そういうことに対し...全文を見る
○加藤修一君 どうも大変ありがとうございました。時間が参りましたのでここで終わりにいたします。
09月24日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  私はまず最初に大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、塩ビ関係とそれが焼却炉で燃やされる場合のダイオキシンの発生のメカニズム、そういった面について何回か通常国会においても取り上げてきております。  前国務大臣も、これに関しては、ご...全文を見る
○加藤修一君 今の大臣の御答弁でございますけれども、相関関係が認められないと、そういう報告があるという話ですけれども、それはいかなる報告でしょうか。
○加藤修一君 一番目の厚生省のレポートでありますけれども、これは私が調べた範囲では、ダイオキシンの発生とプラスチックの関係の投入量を含めて、こういうやり方をするとあれは相関関係はなかなか出てこないと私は思います。  というのは、なぜかといいますと、要するにプラスチックの種類とか...全文を見る
○加藤修一君 非常にこれは大きな問題になっておりますから、そういう一方的なレポートに基づいて答弁すべきではないと、私はそう思います。これは検討した中身を十分考えていきますと、先ほどの答弁は私は事実認識に間違いがあると思いますが、どうですか。
○加藤修一君 私は、通産省は非常に力があると思っています。人材も豊富だし、ノウハウもたくさん持っている。そういった中でいろいろなことを今までやってきて、我々が得ていない情報もたくさんありますよ。しかし、私の印象としては、この辺のことについては非常に不確かなことしか言わないわけです...全文を見る
○加藤修一君 この点につきましては別の機会にまたやりたいと思います。  それでは次に、塩ビを製造する過程の中でダイオキシンが発生すると私は認識しているわけですけれども、通産省はこの辺についてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○加藤修一君 その報告書については私も存じ上げておりますけれども、垣化ビニール製造業、そのうち排ガス濃度等を含めて調査してやっておりますけれども、最終的に年間排出量の試算の値は載っております。しかし、試算の算定のプロセス、それが明確になっておりませんから、計算しようと思ってもデー...全文を見る
○加藤修一君 それで、塩ビを製造しているメーカーが当然あるわけでありますけれども、私が最近入手した情報によりますと、日本の企業が海外に進出する、その中で例えば信越化学がアメリカのルイジアナ州に塩ビ工場をつくると。将来の計画としては百万トン製造するという話になっております。  過...全文を見る
○加藤修一君 ある意味で企業の自由な投資という観点から考えているのでという、そういう意味合いだと思いますけれども、対外投資されるということについては、当然外為と関係してくるわけであります。  これについて大蔵省にお伺いしたいわけですけれども、要するに海外進出するということは、や...全文を見る
○加藤修一君 私は、政令の中にきちっと環境項目というものを入れるべきだと考えているんですけれども、これはどういうふうに考えますか。
○加藤修一君 この点については別の機会にまた取り上げたいと思います。どうもありがとうございました。  それでは次に、豊能郡美化センターの冷水塔の汚水飛散問題、つまりダイオキシンの問題になるわけでございますけれども、報道によりますと、土壌の関係でも五万二千ナノグラム・パー・グラム...全文を見る
○加藤修一君 環境庁の報告によりますと、施設周辺の環境調査等とございますけれども、農産品に関しての調査はする予定ですか。
○加藤修一君 調査によっては、今回の開放型冷水塔を有する類似施設の使用停止を考えておりますか。
○加藤修一君 使用禁止の話もございましたけれども、現段階で私が知っている範囲では、排ガスについての環境基準はありますけれども、それ以外の基準はない、土壌に対しても基準がない、水に対しても底質についてもないといった状況の中で、何をもって使用停止とかそういったことが言えるわけですか。...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁ですけれども、答えになっていないと私は思っています。いかなる根拠に基づいて、法律に基づいてそれができるかできないか。いろいろ考えてと、ある程度いろんな問題があるか問題がないか。問題があるとか問題がないというのはどこで決めるわけですか。法律ですね、基本的には。...全文を見る
○加藤修一君 いや、今の答弁も答弁でないと私は思っているんです。精神でという気持ちはよくわかります。それは、みんなよくしていこうという精神はお持ちですから。それは官庁も同じ、私も同じ、ほかのNGOの方々もみんなよくしていこう、こんな状態ではとんでもないという話は共通の認識としてあ...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁は理解しました。基準をつくるという理解でいいですね。
○加藤修一君 それでは、水とか土壌関係については環境庁はどうですか、この辺については明確な基準はないわけですから、これは早急に私はつくるべきである、そう思っていますけれども、どうですか。
○加藤修一君 最後の質問になりますけれども、早急にその辺についてはきっちりとやっていただきたいと思います。  ダイオキシン類の中には、現在、コプラナPCBが入っておりません。それから、臭素系のダイオキシンについても入っておりません。あるいは耐容一日摂取量、これを早急に変更すべき...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○加藤修一君 先ほどからいろいろと委員の方々の御意見を拝聴しておりまして、啓発される部分がございます。ただ、委員の中で、これが発議されたころの背景というのが変わってきているんではないかということがございましたけれども、確かに私もそういう考え方をせざるを得ないなと思っております。 ...全文を見る
09月29日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  今回の法律改正については、無担保保険、特別小口保険の保険限度額の引き上げ部分にとどまっているわけですけれども、政府の貸し渋り対策大綱のもう一つの柱になっております新しい保証制度、いわゆる貸し渋り保証ということですけれども、これは通達...全文を見る
○加藤修一君 先ほど来、平田委員からもいろいろと信用保証協会について質問があったわけでありますけれども、今回、相当額の政府のお金が注入されるわけでありますから、やはり信用保証協会の財務状況、こういったものについて国会の方に四半期ごとあるいは半期ごと、そういうタイムスパンで、我々の...全文を見る
○加藤修一君 今御答弁がありましたけれども、それは報告というのは年に一回という話になっているわけです。例えば四半期とか半期とか、かなり短期間にわたっての報告ということ、しかもそれを国会というレベルから私は申し上げておりまして、要するに国会に報告という形をとるべきであると。今回は、...全文を見る
○加藤修一君 先ほど来同じような質問が出てきておりますけれども、新保証制度におけるリスクウェートの関係でございます。  一〇%に引き上げる、そういうふうに聞いているところでありますけれども、例えば一〇%まで見込んだ場合、保証業務をそういった形で行っていった場合については、財政負...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次の質問に移りたいと思います。  経済のグローバリゼーションによって、対外投資等を含めて増大していく、あるいはさまざまな機会がたくさん生じてきているわけであります。その中で、前回もこの辺について質問を申し上げたんですけれども、信越化学の日系子会社の件でご...全文を見る
○加藤修一君 前回、大臣は、基本的には民間企業の自由な経営判断があると認識していると、その中でさらに、当該工場についてはアメリカの関連法律が当然適用され、その中で判断されるというふうに言われているわけですけれども、私が調べた範囲では、シンテック社がテキサス州の大気管理委員会から厳...全文を見る
○加藤修一君 大蔵省、来ておりますでしょうか。  大蔵省にこの間、外為法の関係で質問したわけですけれども、その中で、公の秩序の維持を妨げる、その中には環境汚染に関することについては一切触れていないわけですけれども、私は環境保全項目というのをこういった中で当然考慮すべきだというふ...全文を見る
○加藤修一君 この問題についてはまた別の機会に触れたいと思います。  時間がないので、次の質問に移りたいと思います。  八月二十日の予算委員会におきまして、通産大臣は、我が党が従来から提案しております商品券の問題についてこのように答弁されております。「地域の商店街に共通の商品...全文を見る
○加藤修一君 今の大臣の御答弁でございますけれども、八月二十日に答弁された内容とほぼ同じなわけでございまして、研究を始めたばかりだということですが、四十日過ぎておるということも含めて、どういう形で省内の方で具体的に検討されていらっしゃるのか、その辺をお聞きしたがったわけですけれど...全文を見る
○加藤修一君 それでは、全国の自治体が導入しているケースを、今そういった面での実態調査を行っている最中だという理解でよろしいでしょうか。
○加藤修一君 わかりました。よろしくお願いいたします。  それでは経済企画庁長官にお願いしたいわけでございますけれども、まず最初に、きょうの朝刊に出ていた内容について、経済成長率マイナスの関係でございます。報道によりますと、当初プラス一・九%という政府見通しがございましたけれど...全文を見る
○加藤修一君 それと、またきょうの新聞で、これは通産省になると思いますけれども、「景気追加策の必要性を強調」ということで、景気対策を思い切って打つべきであるという話を事務次官がされたというふうに報道されております。さらにという話なんです。要するに第二次補正予算をさらに上積みするこ...全文を見る
○加藤修一君 融資の関係に絞って申し上げますと、北海道なんかは六百社から七百社ぐらい融資停止という形になっているというふうに聞いておりますので、ぜひその辺について御尽力いただきたいと思います。  それでは次に、先ほども取り上げましたけれども、商品券の関係でぜひ経済企画庁長官にお...全文を見る
○加藤修一君 最後に確認だけさせていただきたいんです。  地域別の商品券が全国に広がった場合というのは、全国一律の商品券なのか、それとも各自治体での商品券が全国三千二百三十二の自治体にという意味なのか、どちらになりますか。
○加藤修一君 そうしますと、地域別の商品券がそれぞれ全国的に実施されれば、それは当初長官がおっしゃったように地域の中における経済効果はあるという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 時間がございませんので、別の機会にまたよろしくお願いいたします。
09月30日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  私は最初に通産大臣にお尋ねしたいんですけれども、時間の関係もございますので、まことに失礼でございますけれども、手短にお願いしたいと思います。  先ほど来の質問の中にも若干出てきたように思いますし、総理の答弁の中にもあったように記憶して...全文を見る
○加藤修一君 それでは、法案の中に入りますけれども、第一章の総則で、第一条、「この法律は、対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」というふうに書いてございますけれども、その次の行に「対人地雷の所持を規制する等」ということと同時に、全体を通して使用とか貯蔵と...全文を見る
○加藤修一君 我が国に備蓄されている対人地雷、先ほど来ほかの委員も個数について質問されておりましたけれども、これはやはり早期廃棄をすべきだと思います。その辺の早期廃棄のスケジュールと、それから廃棄する場合に当たっては、ほかの同僚の委員も質問しておりましたけれども、総理からも積極的...全文を見る
○加藤修一君 答弁の中の確実、効率的にというのは別の意味で、当然早期廃棄のスケジュールという観点から答弁されたと思いますけれども、公開の方法についても、世界に対して発信するという観点から確実性、かなり日本は積極的にやっているんだというそういった面、あるいは効果的、効率的という意味...全文を見る
○加藤修一君 それでは、在日米軍基地内の対人地雷の取り扱いについて、これは政府の答弁によりますと、我が国領域内での使用、生産が認められていないことはアメリカに伝えてある、これは理解されているというふうに私も伺っているわけですけれども、これでよろしいですか。
○加藤修一君 その理解ということは、口頭でしょうか、それとも文書でしょうか。
○加藤修一君 文章的には何もないということですか。
○加藤修一君 この理解されているという中には、例えば在日米軍基地内に地雷を敷設することができるのかどうなのか、そういったことも含めてちょっともう一度答弁をお願いします。
○加藤修一君 そうしますと、あえて確認いたしますけれども、敷設されているケースについては当然撤去しなければいけないという理解でよろしいですね。
○加藤修一君 それでは、在日米軍は米軍基地内に貯蔵している地雷は何の目的で将来使うのか、その辺についての報告はございますか。
○加藤修一君 日本国としては全面廃棄条約については賛成でそういう方向に当然進んでいるわけですけれども、その締約国である日本が国内に少なくとも対人地雷は持っているということになるわけです。この辺について、将来的に米軍基地内の対人地雷を削減していく、そういうイニシアチブ、こういったも...全文を見る
○加藤修一君 期待するのは私も期待しているんですけれども、それに向けて我が国としては積極的なアプローチをする意味が私はあるように思っているんですけれども、その辺についてもっと具体的なものがございますか。
○加藤修一君 総理からも九月中にどうしてもこれは批准しなければいけないという具体的な意義がございましたし、先ほど大臣からもあったわけでございます。ただ、日本の中にこういう形で対人地雷がまだ貯蔵されているということについて考えていきますと、一つの締約国として締約国会議の中でイニシア...全文を見る
○加藤修一君 我が国は、犠牲者ゼロ・プログラム、これを提唱して、今後五年間で百億円程度支援するというふうに伺っているわけですけれども、ある意味でこれは川下の話だと思うんです。そもそも生産を削減できればいいというふうに理解するわけですけれども、そういった川上で削減をコントロールする...全文を見る
○加藤修一君 アメリカ自身の削減について日本政府としてはどういうプロセスを考えて迫っていこうと考えていますか、前倒しを含めて。
○加藤修一君 それでは次に、国連軍備登録制度、これについてお尋ねしたいわけですけれども、この制度はECと日本が相当頑張ってつくった制度であるというふうに聞いております。私もそういった意味では非常に高く評価している制度なわけでありますけれども、この制度の現状というのは一体どういうふ...全文を見る
○加藤修一君 今任意であるという話がございましたけれども、武器の国際的な取引だけではなくて、生産、保有、それについても登録しないと私はほかと比べて不公平なところもあるのではないかなと思います。武器の型式まで登録させるとか、あるいは輸出国と輸入国の提出するデータの違いをどうするか、...全文を見る
○加藤修一君 では最後に、それではそういったことも踏まえながら実はもっと強力にやっていただきたいと思いますけれども、例えばそのうちの一つとして国連軍備登録制度促進サミット、そのようなものを日本で開催すべきだと、一つの提案でございますけれども、そういうことについてはどのようにお考え...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございます。
10月15日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○加藤修一君 午前中、加納委員あるいは福山委員からさまざまな質疑がなされたわけですけれども、私はまず最初に公団の総裁にお伺いしたいわけです。  加納委員からは千三つとか、そういう話がございました。ある意味で、成功率が〇・三%という意味合いに私は理解したわけです。こういう事業をや...全文を見る
○加藤修一君 つい最近、その定量化について踏み出したというお話でございますけれども、石油公団法に変わる前に、改正になるときに附帯決議が出ていますね。その中にはそういった面についても書かれてあったと思うんですよ。つい最近というのは私は非常に理解しにくいんです。  それと、経済的分...全文を見る
○加藤修一君 わかりました。そうであるならば、FSということをやっているわけですから、あるいはその費用対効果あるいは費用便益分析、そういったことについてやっているケースがあるというんでしたら、全部出してください。
○加藤修一君 要するに、事業をするかしないか、進めるかどうかという観点から考えていった場合、当然取締役会で決めるわけですけれども、その審議の内容についてぜひ委員会の方に提出していただきたいと思うんです。  先日の長官の説明によりますと、第七番目で、「また、徹底した情報公開を行う...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ早急に出してほしいと思います。来年とか再来年とかそんな話にしないでください。なるべく早く、至急出していただきたいと思いますけれども、どうですか、その辺、約束できますか。出すには出したってタイミングがありますからね。
○加藤修一君 ぜひ委員会の方に提出をお願いしたいと思います。  それで、私は別の質問をしているわけでございますけれども、先ほど午前中の質問を聞いている中で、前通産大臣の論文の件がございました。それに対するエネ庁、石油公団関係の報告書がございますけれども、前通産大臣は、情報開示、...全文を見る
○加藤修一君 では与謝野大臣にお伺いいたしますけれども、つい先日の衆議院の委員会の方で、堀内前通産大臣の指示に関しては事務方が一〇〇%達成していると、そういうふうに答弁にございます。あれは、手記の執筆後に出た報告書については前通産大臣も納得していただけるはずであるというふうに御答...全文を見る
○加藤修一君 いや、衆議院の答弁の中には、前通産大臣も納得していただけるはずだというふうに、ある意味で一方的な表現のように私にはとることができるんですけれども、その点、確認されましたか。
○加藤修一君 私は、できるならば前通産大臣に参考人として来ていただくことも非常に大切だと思いますので、委員長、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは次に、時間がございませんので、公団の財務諸表について、とりわけ引当金勘定についてお聞きしたいわけです。投融資損失引当金、こ...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、決算のたびにその辺の値は毎回毎回変わるということが想定し得るわけですけれども、どうなんでしょうか。
○加藤修一君 その確定した数値について、過去十年間の数値については提出できますか。
○加藤修一君 それは決算で確定していますね。確定したやつについて出していただきたいということでございます。
○加藤修一君 それでは、「重要な会計方針等」というのが石油公団の決算書の中にございますけれども、その中で、退職給与引当金、これも実は役員と職員を分けないでそのまま、「役職員の退職手当の支払いに充てるため、内規に基づき、役職員が自己都合で退職した場合の期末要支給額の百分の五十相当額...全文を見る
○加藤修一君 それは経営がだんだん悪くなってきた場合についても、役員については先に百分の百という形で取ってしまうわけですか。
○加藤修一君 はっきり言って、なかなか私には理解しづらいですね。午前中の答弁についても理解しがたいことがたくさんあるんですけれども、これは一回の審議に限らず、もう何回も、五回も六回も、やはり皆さんの方で徹底した情報公開とかそのようなことをきちっとやっていくという話になっているわけ...全文を見る
○加藤修一君 では、どうやったら我々信用できるんですか。
○加藤修一君 何か工夫は、そういうふうな言葉しか出てこないというのはよくわからないわけでもないわけですけれども、産油国の話とか国家機密にかかわる問題だとかそういう言葉だけで逃げてほしくないです。なるべく私は出すような努力をしてほしいと思うんです。本当にそう思います。だって、これは...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○加藤修一君 公明の加藤でございます。  まず、私は非常にシンプルな質問を小渕総理にしたいと思います。  今回、総額六十兆円もの公的資金の枠組みを用意した以上は、この金融システムの安定化策がやはり実効あるもの、効き目のあるものにならなければならない、そうでなければ私は国民は納...全文を見る
○加藤修一君 明確な中身には、当然今非常に問題になっている貸し渋りの問題、あるいは最近はもう貸し渋りどころではなくて貸してある資金まで全部回収してしまうというような、きょうの新聞にもそれが載っていたわけですけれども、こういったこともすべて解消できる、こういうふうに考えてよろしいで...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁をそのままとらえてまいりますと、総理は、経済再生内閣という表現で内閣が発足したときに、二年ぐらいで経済を活性化させていく、そういった手順が頭の中に当然あるわけでありますけれども、これは総理としては順調にいっている状態の中に来ておりますか。どうですか、その辺は...全文を見る
○加藤修一君 先ほど私が質問した中に、情報開示の徹底という関係、つまり不徹底であるというふうに私は言ったわけですけれども、今回の金融システムの不安、これは金融機関の情報開示がいわゆるグローバルスタンダードから考えても非常におくれている。私は非常にお粗末だと思うわけであります。また...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中で、最後の方に今後進展していくことになるのではないでしょうかという話がございましたけれども、銀行法の第十二条ですか、十二条の二に、預金者等の保護に資するため、総理府令あるいは大蔵省令で定めるところにより、預金等に係る契約の内容そのほか預金者等に参考となる...全文を見る
○加藤修一君 自己責任とかそういう話が出てまいりましたけれども、率先して銀行それ自体が窓口にそういうものを置いて、なるべく目に入るような機会をふやすことも私は非常に大切だと思うんです。ですから、それはやはり義務化して、なるべくそういう機会が多くなるような形にすることも非常に大切だ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次の質問に移ります。  先ほど総理が答弁の中でおっしゃっていましたように、極めて経済の状況というのは大変である。そういったことから、例えば不況を克服するという意味では、産業連関分析なんかでよく言われる話ですけれども、住宅投資あるいは自動車などの関係につい...全文を見る
○加藤修一君 総理、どうですか。
○加藤修一君 積極的によろしくお願いしたいと思います。  小渕政権の景気対策を考えていきますと、当初からずっと眺めてまいりますと、政府は追加景気対策について、来年一月に十一年度予算と十年度補正予算を合わせた十五カ月予算として提出していきたいと言っていたわけです。ところが、その後...全文を見る
○加藤修一君 最後にします。  では、ことしじゅうは補正予算の提出はないということですか。
○加藤修一君 終わります。
11月27日第144回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○加藤修一君 それでは、報告いたします。  去る十月二十八日、松田委員長、平田理事、国井理事、市川委員、久野委員、山下善彦委員、郡司委員、緒方委員、そして私、加藤の九名は、宮城県において国会等の移転に関する実情調査を行ってまいりました。  以下、その概要を御報告いたします。 ...全文を見る
12月10日第144回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  本年九月二十九日の経済・産業委員会で私は次のような質問をいたしました。従来から使用されている商品券について全国の自治体調査を行うべきだ。そうしますと、調査をするという答弁があったわけでありますけれども、その調査の概要と調査結果はど...全文を見る
○加藤修一君 それでは、その結果を踏まえて、地域振興券についてはどのように思われますか。
○加藤修一君 従来の商品券が全国で千百九十三市区町村にわたっているということで、それほどあるとは思いませんでしたので、非常に参考になりました。  次に、総理にお尋ねいたします。  総理は、内分泌攪乱化学物質という言葉を聞いたことがあると思いますけれども、いわゆる環境ホルモン、...全文を見る
○加藤修一君 今回の環境ホルモンシンポについての御見解だと思いますけれども、今後についてどういうふうに、そういう地球サミット的な会合について考えていらっしゃいますか。
○加藤修一君 もう少し重要な認識を深めていただきたいと私は思います。  そういった点から考えていきますと、重ねて質問いたしますが、多少しつこいようでございますけれども、私は国際貢献という立場からこういった拡充した地球サミット的なものをぜひ我が国でやることを重ねて要求したい、要望...全文を見る
○加藤修一君 非常に積極的な答弁、ありがとうございました。  それでは次に、環境ホルモンの一つの疑惑になっていますダイオキシンの問題について伺ってまいります。つい先日、環境庁はダイオキシンの暫定的なガイドラインを土壌汚染について出しましたけれども、これについての概要をお願いいた...全文を見る
○加藤修一君 時間がないからスキップいたします。  東京の日の出町の谷戸沢処分場問題についてお尋ねしたいわけです。この三多摩地域廃棄物広域処分組合がことしの春に行った調査によりますと、周辺土壌のダイオキシン濃度は平均で二十四ピコグラムと言われているわけですけれども、私の理解して...全文を見る
○加藤修一君 組合の発表が平均で二十四ピコでありますけれども、先ほど大臣がおっしゃった住民団体の方は三百ピコということで乖離があるという話になっているわけです。調査対象箇所が住宅地、農地、中学校を含んでいるわけですけれども、この辺についてどのようにお考えでしょうか。
○加藤修一君 適切な対応を至急行っていただきたいと思います。  時間がございませんので次の問題に参ります。  特殊法人の問題で、とりわけ今、石油公団の問題が騒がれているわけでありますけれども、この天下りの実態、それを考えていくと、非常に大変なものがあるように私は思いますけれど...全文を見る
○加藤修一君 今、お手元に資料を配付させていただきましたけれども、一番目の方を考えていきますと二十二社、過去に二十二社あったというのじゃなくて、現時点で二十二社の会社役員を兼務しているということなんですけれども、これは本当ですか。
○加藤修一君 もう少し丁寧にお願いいたします。
○加藤修一君 今、配付した資料は、通産省OBの石油開発会社への天下りでありますけれども、先ほど金融機関への天下りの件を述べていただきました。九つの金融機関ともほぼ二、三年おきに局長以上の高級幹部OBを受け入れておりますけれども、これについてはどうでしょうか。
○加藤修一君 いや、そのとおりなんですけれども、もう少し詳しくお願いします。
○加藤修一君 きょうは鎌田石油公団総裁をお呼びしておりますけれども、鎌田石油公団総裁は、今の金融機関への天下り、我々が言っている天下り、資源エネルギー庁長官を退職した年月日、次の金融機関への顧問の就任日、その金融機関の退職日、それからそれ以降後輩の方々が金融機関に就職したと、そう...全文を見る
○加藤修一君 年収はどのぐらいですか。退職金は幾らぐらいですか。会社に自分の部屋がありましたか。車つきですか。出勤は週に何回ぐらいだったんですか。お願いいたします。
○加藤修一君 総裁としまして経験したことの中で、このようなポストが用意されていた理由というのは一体どのように把握していらっしゃいますか。
○加藤修一君 詳しいことは別の機会にまたやりますけれども、石油公団の旧東京銀行からの平成九年度末の借入残高、十年間に支払っている利息は一体どのぐらいになりますか。九年度末現在までの十年間でお答えいただけますか。
○加藤修一君 銀行にとっては安定的な利息が見込めるということでそういったポストが用意されているという話も聞くわけですけれども、この辺についてはどういうふうに判断されますか。
○加藤修一君 私はそう思っていませんが、それについては踏み込んだ議論は別の機会にまたします。  平成三年から石油公団が銀行から融資を受けている金利、それから通常の長期プライムレート、それを比較して、最近十年間でよろしいですから、お答えいただけますか。
○加藤修一君 先ほど協調融資団の話をされましたけれども、協調融資団はあくまでも石油公団のためにつくっているわけですから、一般の長期プライムレートから比べるとほぼイコールに近いか──極端に高いというのは私は非常におかしいと思うんですよ。最近十年間を見たって二%の金利の差があるところ...全文を見る
○加藤修一君 今最後におっしゃいました、できるだけ有利なということですね。だから、協調融資団をつくるということは一つはそういうことだと思うんです。多額なお金も必要だということでそういうふうになっているわけですね。そうしますと、長期プライムレートと比べて考えても、二年物だって高いん...全文を見る
○加藤修一君 全く納得できませんから、また別の機会にやります。  石油公団は、石油開発会社について融資していますけれども、その利息を棚上げにしていますね。それで、平成九年度末では簿外棚上げ利息の残高の合計が一千八百九十一億円、本来取らなければならない、返してもらわなければいけな...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
12月17日第144回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○加藤修一君 加藤修一でございます。  私は、特殊法人、とりわけ石油公団問題について取り上げたいと思います。  石油公団については、多額の損失を出しており経営に問題があるのではないかとか、あるいは石油公団におけるプロジェクト審査体制に問題があるとか、こういうことが従来から言わ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、中立的な機関と言うからには、先ほど述べられた人方がそうだという判断でしょうけれども、より中立性を保つためには監査法人の方も複数入れるべきだと私は思うんです。  先ほど同僚の益田委員から話がございましたけれども、そもそもこの石油公団にかかわってくるいわゆる...全文を見る
○加藤修一君 先ほど私が提示いたしました報告書の件ですけれども、その中には公認会計士として監査法人トーマツと太田昭和監査法人というふうになっておりますけれども、この報告書については前通産大臣は評価はゼロだというふうに言われているわけなんです。  それで、今私が質問しました百二十...全文を見る
○加藤修一君 答弁になっていないように私は思います。要するに、百二十一社の石油開発株式会社を調べた段階では太田昭和が三十六社、トーマツが十一社ということで、それはその株式会社について精通しているということはよくわかります。しかしながら、中立性という観点から先ほどの件も含めて考えて...全文を見る
○加藤修一君 いや、私はまだ納得しておりません。別の機会にそれについてはやりたいと思います。  それで、石油開発会社の生産計画ということについて話を聞きたいと思いますけれども、キャッシュフローを計算するためには将来の生産計画がわからないとできないわけですけれども、今回の報告書の...全文を見る
○加藤修一君 「提出を差し控えた資料について」という紙が私の方に提出されましたけれども、第一番目に、「そもそも、企業の将来にわたる損益見通しや生産計画などは企業経営の根幹をなすものであり、企業秘密である。」というふうに書いてあるわけなんです。この書き方というのは、税金も投入されて...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ努力していただきたいと思います。  それでは次に、北極石油株式会社の件について、この会社は平成九年度は石油公団から五十四億円借りて、公団に貸付利息を逆に今度五十四億円支払っているようですが、これはいわゆる民間企業で言うと追い貸しに当たりますが、こういう状況はい...全文を見る
○加藤修一君 時間がございませんから最後の質問になりますけれども、今のような一般企業では追い貸しというふうに認識されるこういったことについて、会計検査院はどのようにお考えか。  それから、北極石油会社のように追い貸し状態の開発会社が百五十八社中二十八社ございますけれども、これが...全文を見る
○加藤修一君 公団にお願いします。
○加藤修一君 それは追い貸しの件ですね、私が言っている追い貸しの件。
○加藤修一君 以上で終わります。