加藤修一

かとうしゅういち



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開催日 会議名 発言
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず、私は最初にダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。  先ほど来も同僚から質問がございましたけれども、いろいろ官庁の出されている資料を検討してまいりますと、どうもわからないことが非常に多いわけでありますけれど...全文を見る
○加藤修一君 今、大臣から五千百から五千三百ぐらいの間であるという話でございましたけれども、検討会の資料によりますと、産業関連のものについては、例えば産業廃棄物焼却によっては五百から七百というふうな話になっていますけれども、これは実はある大学の先生の推計値ですよね。これは一九九〇...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、ようやくこれから始まるという話になるわけですか。そういう理解をせざるを得ないんですけれども、どうですか。
○加藤修一君 先ほどの大臣の答弁の内容についてですけれども、五千百から五千三百ということですけれども、ある専門家あるいは学者に言わせますと、この数倍が出ているということが言われておりますけれども、これについてはどういう見解をお持ちですか。
○加藤修一君 環境庁の先ほどの検討会の報告書でございますけれども、私、非常に基本的な話を聞きますが、これには排出量が書いてあります。もう一方、発生量が書いてございますけれども、これはどう違いますか。発生量と排出量、どう違いますか。
○加藤修一君 それでは、発生量はどのぐらいですか、日本の。
○加藤修一君 要するに、排出量はあるけれども発生量というのは押さえていないと私は思うんですけれども、どうですか。
○加藤修一君 どうして押さえていなかったんですか。
○加藤修一君 それでは、視点を変えますけれども、一般廃棄物の焼却量と産廃ごみの焼却量はどのぐらいですか。
○加藤修一君 先ほど排出量の話をいたしましたけれども、排出量と発生量、発生量については捕捉していないと。これは両方非常に大切な話だと思うんです。政府はこれをやるべきだと思います。検討すべきだと思う、推計するべきだと思いますけれども、どうですか。
○加藤修一君 私の質問の意図を理解していないように私は思っていますけれども、要するに、排出量はいいんです。排出量は今までの排出量がありますから、それはそれで推計していただきたいんですけれども、発生量ですよ。発生源という意味じゃなくて発生量。発生量というのは、焼却炉の中にも入ってい...全文を見る
○加藤修一君 ここで余りこういうことをやっていると時間がたっちゃうんですけれども、要するに焼却炉の中に入っているダイオキシンの量もはかるということですね。計測するということですね。
○加藤修一君 さまざまな調査をやっているわけだと思うんですけれども、最終的なそのナノとかさまざまな数値が出てくるわけですけれども、途中の例えば十七異性体のそれぞれの数値、そういったものもきちっと開示できる体制にありますか。
○加藤修一君 厚生大臣にお願いしたいんですけれども、そういった面での同様な質問なんですけれども、食品を含めて、ほかのかかわっている調査のいわゆる途中のデータそれ自体は開示できるわけですね。
○加藤修一君 今、大臣の最初の方の答弁の中に、アメリカは一括して計測する、測定するというような答弁がございましたけれども、どういう意味でしょうか。
○加藤修一君 いや、それは違うんじゃないですか。EPA方式ですよ、EPA方式では十七種類にわたって出していますよ、それをEPA方式と言っていますよ。言っていることがわかりませんね、私は。異性体十七種類一つ一つについて全部出していますよ、EPAは。厚生省も出しているのを私は知ってい...全文を見る
○加藤修一君 そこはきちっとお互いやらないと、おかしな値が出てくる可能性がありますよ。本当ですよ、これは。大変な問題を含んでいるところですから、はかり方については。  それでは、厚生省、通産省、それから環境庁にお伺いしたいんです。  このダイオキシンの削減計画、これは非常に大...全文を見る
○加藤修一君 今、三大臣にお聞きしたんですけれども、基本的にはやはり削減計画がないという話だと思うんです。  それで、私は通産大臣にお伺いしたいんですけれども、将来的には削減ができるというふうな表現をされておりますけれども、何を根拠にしてそうおっしゃったんでしょうか。
○加藤修一君 わかりました。きちっとそこの対応を考えていただきたいと思います。しかしながら、先ほどの三大臣の話は削減計画が基本的にないという話だったわけです。  我々といたしましては、国はやはり事業分野別にこういった削減計画を削減目標と同時につくっていかなければいけない非常に重...全文を見る
○加藤修一君 業種別、分野別の要するに削減計画を立てていきたいという積極的な答弁というふうに理解しましたけれども、それでよろしいでしょうか。
○加藤修一君 それでは次に、ダイオキシンに関する検査体制等の整備について質問したいと思います。  まず、厚生大臣にお伺いしたいわけですけれども、検査費用というのは、この関係閣僚会議の資料によりますと二十万から三十万ということでありますけれども、国外と連携している会社もあるわけで...全文を見る
○加藤修一君 ある意味でおくれているという話でありますけれども、厚生省が今の段階で把握している機関というのは国内の分析業者だけなのか。私は、やはり海外の非常に優秀な技術を持っているところとも連携してクロスチェックを行うとか協力し合うとか、そういったことが非常に必要だと思いますけれ...全文を見る
○加藤修一君 関係閣僚会議で出された資料の件ですけれども、八ページに「定期的な外部機関による技術評価が必要。」というふうにあるわけですけれども、具体的にはどのような機関がこれを評価するわけですか。これは国際的に通用する方法であるわけなんですか。その結果については公開できるわけです...全文を見る
○加藤修一君 厚生省はどうですか。
○加藤修一君 環境庁と厚生省にお尋ねいたしますけれども、要するに国際的に通用する方法でやっているというような理解で私はいますけれども、その中身、どういうふうにやっているかということについては当然公開すると、方法を。
○加藤修一君 精度管理とか要するに信頼性が深まるような形でやっていく、信頼性の確保というのは非常にこういった面については私は重要だと思いますけれども、平成九年度の結果というのはどういうふうに報告されておりますか。
○加藤修一君 非常にそっけない答弁だと思いますけれども。
○加藤修一君 環境庁。
○加藤修一君 標準的な分析あるいは測定方法、これは非常に私は重要なことだと思うんです。やはり、非常に不安になっている国民のことを考えてまいりますと、きちっとした精度がある、安定したしかも信頼が担保される、そういうことが求められていると思うわけであります。  既に、お手元に三枚の...全文を見る
○加藤修一君 厚生省の答弁の中にNDという言葉が出てまいりましたけれども、要するに定量下限値より小さいときにはNDであらわすと。  二枚目を見ていただきたいのですけれども、二枚目の上の表に縦方向に細長く丸が書いてありますけれども、私はNDをクエスチョンという形に示しております。...全文を見る
○加藤修一君 環境庁、どうですか。
○加藤修一君 三枚目をごらんいただきたいのですけれども、NDに相当するクエスチョンが十一個ございます。  こういうケースの場合に厚生省の方式にのっとってやりますと、同じものに対する測定であるにもかかわらず、出てくる値が極めて違ってくる。EPA方式は四・〇七九ピコ、WHO方式は三...全文を見る
○加藤修一君 三枚目の紙って、これは試算した結果じゃないんですよ。実際のデータですよ。実際に報告のあったデータですよ。厚生省のマニュアルに基づいてやった調査の結果ですよ、これ。
○加藤修一君 私の言っているのは、マニュアルにのっとってやった結果だと言っているじゃないですか。マニュアルはどこがつくったんですか、マニュアルは。
○加藤修一君 そうしたら、今まで信頼性の確保に努めるとかいろいろ言ってまいりましたけれども、一体どういう信頼性の確保に努めることをやってきたんですか、厚生省は、この関係で。何を言っているんですか。
○加藤修一君 答弁になっていないですよ。マニュアルの問題ですよ。答弁になっていない。
○加藤修一君 それじゃ、先ほど分析業者をいろいろまとめて捕捉というか把握しているという話もございましたけれども、そういうことに対して適切な指導がなされていないということじゃないですか。
○加藤修一君 これは最近の調査ですけれども、要するにこの結果については問題があるという答弁ですね。
○加藤修一君 研究課題だと言いますけれども、それじゃWHO方式とEPA方式、こういった国際的な基準について、この方式についてどういうふうに見解をお持ちですか、どういう認識を持っていますか。
○加藤修一君 今の方式については問題があるということですか、これは。
○加藤修一君 そういうことだけじゃなくて、もっと積極的にこの辺の方式については再検討しなければいけないという理解ですが、どうですか。
○加藤修一君 定量下限値は下がったとしても、どっちかというとやはり厚生省の方式というのは低目に出る傾向があるんですよ。この辺についてはどう思いますか。
○加藤修一君 いや、そういうことじゃないですよ。実態、今までのさまざまな調査を見ていくと、厚生省の方式がやはり低目に出るようになっているじゃないですか。そこが一番問題になっているんじゃないですか。報道の中で問題になっている部分もそういうところがあるんですよ、課題として。問題がある...全文を見る
○加藤修一君 それでは、今まで厚生省がやってきた調査の中で食品中ダイオキシン類濃度、これは平成四年度から平成九年度にかけてですけれども、全部で一千三百五十二サンプル、約一億三千四百十万円使っておりますね。環境庁も緊急全国一斉調査ということで平成十年度で六千六百二十一サンプル、約十...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ慎重な積極的な検討をお願いしたいと思います。  それでは、次に農水大臣にお聞きしたいわけですけれども、先ほど厚生大臣からトータルダイエットの話がございました。それはある意味では全国的な平均の食品中に含まれるダイオキシンの濃度の関係だと思いますけれども、高濃度地...全文を見る
○加藤修一君 はい。
○加藤修一君 今までやっているものについては平均的な中身だと思うんです。私が言っているのは、高濃度地域についてやっていないというお話ですから、ぜひ私はやるべきだと思いますけれども、どうですか。検討していただきたいと思います。
○加藤修一君 よろしく調査のほどお願いいたします。  それでは、環境庁にお願いいたしますけれども、新聞によりますと、補助金が足りない、環境庁が悲鳴というふうに書いてありますけれども、これは何の補助金が足りないかというと、ダイオキシン類の分析設備整備についての補助金ということであ...全文を見る
○加藤修一君 突然でございますけれども、大蔵大臣、その辺の財政措置の関係についてはどのようなお考えでいらっしゃいますか、ダイオキシンの分析機器の補助金の関係について。
○加藤修一君 それでは、総理にお尋ねしたいと思いますけれども、今までのいろいろな議論、ほかの委員の方もダイオキシン汚染問題についてさまざまな質疑をしていたわけですけれども、どのようにお考えでしょうか、またどのように取り組むか、決意を含めてお示ししていただきたいと思います。
○加藤修一君 それでは、在日米軍基地の環境汚染の問題に入りたいと思います。  最初に、総理にお尋ねしたいわけですけれども、在日米軍基地の環境汚染問題について小渕総理は一体どのようにお考えでしょうか。
○加藤修一君 米国においては、国内の基地は環境について大変な配慮をしておりますが、これについて総理はどのように認識されておりますか。
○加藤修一君 おっしゃっていることはよくわかりますけれども、ただ、実態はそうではないということを指摘しておきたいと思います。  それでは、沖縄開発政務次官にお尋ねいたしますけれども、嘉手納基地のPCB廃油がため池に投棄された問題がございますけれども、米軍が調査して、それについて...全文を見る
○加藤修一君 新聞に書いている談話というかコメントとはちょっと違っておりますけれども、先ほど総理が、国内法を守る、そして厳格に推進していると、管理行動については、米軍が。  このPCBの廃油の問題、ため池に投げておいたものについて、掘削は一メートルですよ。国内法で考えていきます...全文を見る
○加藤修一君 それは非常に私はおかしいと思います。私はこの種の問題について何回も質問しておりますけれども、国内法とアメリカの法と比べて厳しい方についてやる、そういう形で環境管理行動はとるというふうに言っているわけですよ、日本政府は。
○加藤修一君 環境庁はどうですか。どういうふうに考えていますか。
○加藤修一君 いや、いつもその手で逃げられるわけですけれども、言っていることは私の質問に対する答弁になっていませんよ。
○加藤修一君 いや、そもそも今までの政府の答弁は、きょうの答弁じゃないですよ、どっちか厳しい方に、つまり、これは検出されないというのが日本の法律の中身ですよ。それから、ため池の調査だって、ずっと深いところに、そもそも温泉を掘るときは温泉の泉源まで行かなくちゃいけないわけですよね。...全文を見る
○加藤修一君 そういう形で米軍にしてやられたケースが何回もありますよ。  オーバーシーズ・エンバイロンメンタル・ベースライン・ガイダンス・ドキュメントという、これは国防総省が出しているガイドラインですよ。これはホスト・ネーションに対してきちっとやらなくちゃいけないというふうにも...全文を見る
○加藤修一君 その分科委員会ですけれども、機能していませんから、全然。機能していないじゃないですか。機能していないから実態問題としていろいろなことが起こっているんですよ。
○加藤修一君 全然わからない。  なぜわからないかといいますと、厚木基地隣の産廃ダイオキシンの問題があったわけです。米軍側も調査しました、日本側も調査しました、しかし中身は十倍ぐらいの開きがあったと、調査結果が。そして、じゃ両方できちっとした考え方に基づいて調査しましょうと言っ...全文を見る
○加藤修一君 今の適切な対応ということに関係して、沖縄県がこの問題について申し入れをした。昨年八月ですよ。質問を文書で出しているが、いまだ回答がない。今の答弁に対して食い違いがあるんじゃないですか。
○加藤修一君 冒頭に総理から答弁をいただきました。それに関連してでありますけれども、日米地位協定で環境保全に関する規定というのはどこの部分に当たるでしょうか、外務省にお尋ねします。
○加藤修一君 第三条にあるという話ですけれども、「公共の安全に妥当な考慮」、これが実は環境保全という点から考えて明示的にはなっていない、文言として。だから、明示的にすべきだと私は思うんです。  総理に尋ねたいわけですけれども、日米地位協定、これを改定して環境保全のための法的拘束...全文を見る
○加藤修一君 米国に言うべきところはきちっと言うべきだ、毅然とした態度で臨むべきだという官房長官のお話が先日ありましたけれども、ドイツの現状というのはわかっていますか、NATOとドイツがやっている地位協定。  ドイツは、環境問題は非常に重要である、環境管理コードは大切であるとい...全文を見る
○加藤修一君 もう話になりませんね、正直言って。実態を見たらわかるじゃないですか。何が厳しい方の方法を使うだ。実態はそういうふうになっていないんですよ、実態は。ここを問題にしているんです、私は。だから法的な拘束力があるものにしなければいけないと言っているんですよ、少なくとも。何も...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁を少しは期待したいと思いますけれども、過去にこういうことがありました、私の質問に対して。  私は、ちょっと趣旨が、中身が違ってきますけれども、返還された基地あるいは返還前の基地も含めて、要するに基地で起こった事故、いわゆる経歴みたいなものですね、いわゆる運...全文を見る
○加藤修一君 外務大臣。手を挙げている。
○加藤修一君 では、関連質疑をお願いいたします。
03月05日第145回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、総括に続いてダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。  それはなぜかといいますと、関係閣僚会議の資料、これについてはなかなか理解しがたいところがあること、それから昨日の公聴会で環境のテーマについてやった部分...全文を見る
○加藤修一君 私は、昨日の公述を聞いて、正直言って、非常に単純な言い方をいたしますけれども、政府は一体今まで何をやってきたのか、ある意味でずさんであるというふうに言ったって構わない部分が非常に多い。生命、健康を守るはずの厚生省がこういうことでいいのか。厚生省設置法をよく読んで官僚...全文を見る
○加藤修一君 私の理解では、WHOの一から四ピコというのを積極的に検討して今後やっていきたいというふうに理解しているわけですけれども、私もやはりこれは十分検討して、環境保全がより促進されることを強く期待しているわけです。  環境庁にちょっとお願いなんですけれども、環境基本法の第...全文を見る
○加藤修一君 今読んでいただいたんですけれども、環境の保全について理解を深める、あるいは保全に関する活動を行うに当たって意欲が増進されるようにするということが国の責務として書いてあるわけですけれども、これは当然ながら、環境庁、厚生省もそういう姿勢のもとにやっていかなければいけない...全文を見る
○加藤修一君 昨日の公聴会でもこの点が問題になったように、私は非常にショックを受けて聞いていたわけですけれども、新潟県で食品衛生監視員あるいは環境衛生監視員の合同研修会があったと、新潟県庁で。ここにおいて保健専門官が次のように話をした。どういう話かと。  ダイオキシンに関しては...全文を見る
○加藤修一君 大臣、お願いします。全然違うんです。
○加藤修一君 厚生大臣、どうですか。
○加藤修一君 これは大変な問題だと思いますね。先ほど環境基本法を読み上げていただきましたけれども、あれから考えてもおかしい。  それからもう一つ、国家公務員法をちょっと読み上げていただきたいんですけれども、第九十六条をお願いします。
○加藤修一君 全力を挙げた内容がああいう内容なんですよ。  環境庁長官、どうですか。先ほどああいうふうにお話ししましたけれども、どうなんですか。これは物すごくおかしい話ですよ。国民に向かって、事業者に向かって啓蒙しなければいけないのに、どういうことですか、これは。
○加藤修一君 人体の害はさほどでないはずだとか、こういうふうに言った科学的知見を示していただきたいですよ。
○加藤修一君 だから何なんだ。きちっとどうするか、明確にやってくださいよ、責任を明確に。どうするんですか。
○加藤修一君 単なる報告だけじゃだめですからね。  昨年来、我々は国会の中においても、ダイオキシンについては深刻な問題であるということで真剣に審議してきているわけなんです。それから、公明党がダイオキシン規制法を出しました。民主党さんも出しました。超党派でこれを法律にしていこうと...全文を見る
○加藤修一君 この合同研修会というのは、先ほど答弁がございましたけれども、食品衛生監視員、環境衛生監視員に対するいわゆる講演ですね。この人たちが前線でやるんです、監視したりなんかする。そういう人たちに対して、そういう中途半端な、科学的知見に基づかないような講演をするとは一体何事か...全文を見る
○加藤修一君 先ほど報告があるという話がありましたけれども、私は訂正していただきたい。間違った情報を、ある意味で情報操作的な言い方をしているので、非常に私は怒っているわけなんですよ。あるいは記者会見して国民に対して私は陳謝を要求したいと思います。
○加藤修一君 しっかりとした調査をやって、善処を要求したいと思います。  それでは次に、ちょっと質問をスキップいたしますけれども、産業廃棄物の関係で、「全国の改善状況」、この中で、これは例の対策会議の資料でありますけれども、六ページに「ダイオキシン類の排出量は市町村のごみ焼却施...全文を見る
○加藤修一君 この中に焼却施設が約五千施設と書いてあります。これで本当によろしいですか、施設の数は。
○加藤修一君 規制外のものについては一切調査しないという意味に理解していいですか。
○加藤修一君 それでは、産業廃棄物の関係でいわゆる焼却量、前回私質問したと思っていたんですけれども、なかなか回答が来ておりませんが、産業廃棄物の関係で焼却量についてはどういう推計をされていますか。
○加藤修一君 それぞれの地域別といいますか、焼却量に対応した形でダイオキシン類の測定ということも考えているわけですか。
○加藤修一君 排出量ばかりでなくて発生量という意味では、飛灰とそれから焼却灰の中のものについてもという意味で私は申し上げておりますけれども。
○加藤修一君 排出量以外のダイオキシン類の測定については、やるのかやらないのか、その辺明確にしてください。
○加藤修一君 では、サンプル調査の規模はどのぐらいですか。
○加藤修一君 今の段階は研究する段階ではないんじゃないですか。実態をいかに調べるかが非常に大切じゃないですか。  総括のときに削減計画の話が出ましたけれども、それに対応して考えるならば、単純に排出量だけじゃだめなわけですから、要するに発生量全体についてもやはりアプローチする必要...全文を見る
○加藤修一君 いや、母集団全体をやるというわけじゃないですから、要するにサンプリング調査をするというわけですね。  それじゃ、それがデータとして偏らない、統計的に偏らない方法として、どのぐらいのサンプルを地域別にとろうとしているのか、その辺のことをちょっと教えてください。
○加藤修一君 いや、ですから、そういう形でやるのかやらないのかと聞いているんです。
○加藤修一君 いや、わからないですよ、聞いていて。わからない。  統計的に偏りのないやり方というのは、最終的にどういうふうにやるんですか。
○加藤修一君 要するに、信頼性の確保云々とか、精度管理の問題を含めて、その辺については今までいろんなケースがあった。いろんなケースというのはどういうことかといいますと、測定数値を操作したと。焼却炉に活性炭を投入して濃度を下げるようなやり方をしたり、あるいは測定値工作を組合が依頼し...全文を見る
○加藤修一君 故意にバイアスが入らないような測定の制度をきちっとつくり上げることを要求して、質問を終わります。
03月09日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  衆議院から情報公開法案が送られてきておりますけれども、特殊法人についても国民に大きく情報開示をしなければいけない、そういった時代になってきているわけです。にもかかわらず、そうでない部分が非常に多い。  前回、所信の中で大臣は、「環境...全文を見る
○加藤修一君 それでは、キャッシュフロー分析の結果について質問したいわけです。私は結論的に言いますと、実際は相当悪いにもかかわらずよく見せているような感覚でおります。  限られた提出資料の中での判断でありますけれども、第一番目にキャッシュフロー分析がすべての石油開発会社を対象と...全文を見る
○加藤修一君 九月二十九日の報告書の三十七ページに今言ったようなことが書いてあるわけですけれども、「これらの会社以外の石油公団の出融資先会社の見通しと同様の趨勢をたどるものと見ることができるため、今回の分析の対象からは除外した。」というふうに言っております。今の答弁と同じですけれ...全文を見る
○加藤修一君 今、最後の話をそのまま受けて考えますと、ある意味では一つの前提のもとにキャッシュフロー分析に繰り入れてやっていくことも可能ではないかという、一つのシミュレーションとしてはできるのじゃないでしょうか。それについてやって、提出すべきだと思いますけれども。
○加藤修一君 ちょっと理解できないんですけれども、ここにとまっているわけにいきません。  次に、四枚目の資料の方を見ていただきたいんですけれども、これは資源エネルギー庁から出していただいた資料で、多少我々の方で見やすくするために文字だけはつけ加えてございます。  この分析の中...全文を見る
○加藤修一君 石油公団の求償権の推移を考えていきますと、平成五年から平成九年まで決算額については百十四億円、百五十一億円、百九十二億円、平成九年度二百三十四億円ということで代位弁済の関係で求償権を持つに至った推移の金額を書いております。一九九八年まで書いていますけれども、それ以降...全文を見る
○加藤修一君 代位弁済の方は。
○加藤修一君 それなら、ゼロと書くのがちょっと理解できないんですけれども。ちょっと時間がないから次の機会にまたその辺について明確にしたいと思います。  二月二十五日の報告書の中には、報告書の十ページでありますけれども、「前提条件である為替レート及び原油価格について幅を持った見方...全文を見る
○加藤修一君 その九月二十九日の前提条件についてですけれども、幾つかちょっとトリッキーなやり方をしているように私は思うんです。  その第一番目を考えていきますと、例えば楽観的なケースとか悲観的なケース、それぞれ一番目、二番目の紙に書いてございますけれども、楽観的なケースについて...全文を見る
○加藤修一君 質問に正確に答えていないように私は思います。要するに、悲観的なケースの方において理由が不明で、あえて過去の三年間または五年間の平均値の低い方なんというのは、これはどういうことですか。
○加藤修一君 ちょっと私はまだ理解できませんが、二つ目のトリッキーな面を考えていきますと、報告書で想定している為替レートと原油価格の組み合わせ、これについてもちょっと理解できないんです。過去の実績に基づいて考えていきますとちょっとわかりづらい。  例えばどういうことかといいます...全文を見る
○加藤修一君 なかなか理解できないんですけれども。この組み合わせというのは、確かに過去五年間には一回だけ、グラフを見ていただければわかると思いますけれども、一九九六年十月前後に一バレル二十ドル程度のときがありました。その当時の為替レートは一ドル約百十四円なんですよ。先ほど言いまし...全文を見る
○加藤修一君 確かに二つの独立変数だと思いますけれども、両極端のケースが過去起こり得なかったような想定を考えること自体に私は無理があると思うんです。  先ほど、ほかの委員の質問に対して、パラメーターが云々とかそういうモデルの話がされたと思いますけれども、そのモデルだって、過去の...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、キャッシュフロー分析について年次報告的に明確にやるということですね。我々がいただいている情報を考えていきますと、それだけではなかなか確認のしようがないんですよ。だから、確認ができるような資料も添付して私は年次報告的に公表すべきだと思いますけれども、それ...全文を見る
○加藤修一君 可能な限りというのは、やっぱりそれなりの基準が必要だと思いますけれども、そういった件についても明確にしていただきたいんです。そういうふうに抽象的に、定性的に言われてもなかなか我々としては、はいそうですかと言うわけにいかないわけですから。
○加藤修一君 今の答弁に関連して、石油開発会社の情報開示の関係で、報告書の中でも述べられておりますが、有価証券報告書並みに行うことが適当ということなんですけれども、これについて、有価証券報告書並みということじゃなくて、これは税金も当然入っているわけですから並み以上に考えていくべき...全文を見る
○加藤修一君 情報公開法云々のことじゃなくて、ぜひやはり率先して特殊法人の大きい位置を占める石油公団がやっていくべきだと思います。  それと、産油国の話がございましたけれども、合意に反しない限りという話がありましたけれども、その合意の中身についても、やはり日本国民がこういうこと...全文を見る
○加藤修一君 いや、もう時間がないですから追って質問することは考えておりませんが、いずれにしても、別の機会に質問いたしますけれども、キャッシュフロー分析の前提条件についても非常にわかりづらい、もっともっとそれについてはわかりやすくしていただきたいということと、やはり設定の仕方がど...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  午前中、同僚の議員が同じく質問したわけでありますけれども、コンピューター二〇〇〇年問題について質疑をいたしたいと思います。運輸省、来ておられますか。  二〇〇〇年問題に関して、航空機は危険であるとの報道がなされているわけですけれども...全文を見る
○加藤修一君 危機管理計画、コンティンジェンシープランとかなんとかと言われているものですね、危機管理の関係は、緊急対応型の。これはいつぐらいまでにつくる予定ですか。
○加藤修一君 私は三年前ぐらいからこの問題について取り上げて、今回で五回目なわけです。ここまでおくれた、私は対応がおくれたと思っていますけれども、あえてリスク管理をしなければいけないという段階になっているわけですけれども、おくれた理由は主に運輸省の場合はどういうふうに判断していま...全文を見る
○加藤修一君 では、至急速やかに対応をしっかりとやっていただきたいと思います。  これで運輸省はよろしいです。  次に、通産省、通産大臣にお願いしたいわけですけれども、今航空機の話をいたしましたけれども、原子力発電についてはどういうふうに現状ではなっているでしょうか。
○加藤修一君 制御システムについてはそういう御答弁がございまして、恐らくそうだと思います。一部ではその辺のことについて不安が膨らんだ経緯もございますけれども、私はやはり情報開示がある意味ではおくれたのではないかというふうに判断しています。こういった面についての情報開示を速やかにす...全文を見る
○加藤修一君 ホームページを持っているコンピューターも、二〇〇〇年問題である面では危うい状態になる可能性も否定できないんですけれども。  この二〇〇〇年問題の周辺の関係で、単に二〇〇〇年周辺がおかしいという話じゃなくて、例えばUNIXというOSについては、二〇三八年あるいは二一...全文を見る
○加藤修一君 MS—DOSなんかも、本体のメモリーの方にチップの形でOSを焼きつけて搭載している機種もあるわけです。  二〇〇〇年問題は大分前から言われていたわけですけれども、なかなか直近にならないと対応がとれないという話になってしまったわけです。それ以外の、二〇〇〇年プラスア...全文を見る
○加藤修一君 PL法の問題とかあるいは訴訟の問題にはね返る可能性もなくはないわけですから、やはり事前に十分対応を考えていく、予防的な対応を考えていく必要が私はあると思いますので、そう主張しておきたいと思います。  それでは次に、農水省来られておりますか。ダイオキシンの問題につい...全文を見る
○加藤修一君 私、最初の答弁の方は重要な問題だと思うんです。なぜ重要かといいますと、PCPとかCNPの関係でダイオキシンの量がどの程度かは全然把握していないと、そういう答弁だったわけです。  今、これからこれをやるんですか。今まで全然やっていないんですか、どうですか。
○加藤修一君 非意図的物質であることは私もよく承知しておりますけれども、昭和三十年代から使っていたというわけで、今はどの程度使われたかということも含めてわかるわけですね。  だから私は、地域別に、年別に、しかもどれだけ生産したかということも含めて、あるいは消費、あるいはその保管...全文を見る
○加藤修一君 それはちょっと難しいですね。  どのぐらい含まれていたかは現段階ではなかなか難しいという話ですけれども、どの程度使用されたかということについては把握できるわけですね。  それと、例えばJAに協力を要請してもっと具体的な、生産が中止になって以降のものがどういうふう...全文を見る
○加藤修一君 報告は受けていない。
○加藤修一君 では、具体的にどういうことですか。
○加藤修一君 メーカーに処分の責任を任せているという話ですけれども、もう少し具体的に、どういう実態であるか、当時どういうふうにやったかということも含めて私はやるべきだと思いますので、その要請をしておきたいと思います。  それから、農耕地に除草剤がどのぐらい使われたかということは...全文を見る
○加藤修一君 ぜひしっかりとやっていただきたいと思います。  農水省はよろしいです。  それでは次に、石油公団問題に移りたいと思います。  先週、この問題についても取り上げたわけでありますが、なぜまた取り上げるかということなんですけれども、やはり昨年の九月二十九日に出された...全文を見る
○加藤修一君 確かに、過去の実績を踏まえた形で将来をプロジェクションするということは非常に大事なことだと思います。ただ、大臣が先週おっしゃったことは、両極端をとって、多分その中に将来入っていくだろうという想定で話をされているわけです。両極端というのは、先ほど私が申し上げましたよう...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、要するに、単純に両極端をとって、多分その中に将来入っていくだろうという両極端というのは、もともと大臣の頭には別の前提条件が入っていたという理解でよろしいんですか。
○加藤修一君 ですから、先ほどから言っておりますように、大臣は、過去経験した円レートの幅、それから原油価格の幅、これらの両極端をとっているというふうに答弁されたわけですけれども、私は、これと報告書の中身は違うと言っているんです。明らかに違う。だから、報告書の中身とは両極端というこ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、先ほど、試算をするに当たって物になるように最大最小をとったという話をされましたけれども、物になるようにというのはもちろん合理的だという判断だと思うんです。先ほど答弁の中で言いました、最初の方に。試算を行うに当たって物になるように最大最小を決めるんだと。です...全文を見る
○加藤修一君 楽観ケースについては過去五年間における六カ月平均の最高値をとって一バレル当たり二十・七ドルというふうにやっているわけです。一方、悲観的なケースについては過去三年間または五年間の平均値の低い方ということで一バレル当たり十六・一ドル、そういうふうに設定しているわけです。...全文を見る
○加藤修一君 では、その辺についてはまた関連の資料を出していただきたいと思いますし、まだ私は理解したつもりになっていませんから。  それから、この配付資料の三枚目でありますけれども、悲観ケースと楽観ケースの生起確率をちょっと計算してみました。過去五年間の原油価格、為替レートにつ...全文を見る
○加藤修一君 計算はこのようになるという答弁でありましたけれども、確かに過去の実績をもとにしてやるとこうなるわけです。なぜこういう計算をしたかというと、通産省が何回も何回も過去のデータに基づいてやっているというふうに言いますから、それに基づいてやっているわけです。  そして、先...全文を見る
○加藤修一君 その意味は、過去の両極端という意味も含まれますか。単純に言って、過去の両極端というのは最近五年間という考え方でもよろしいわけですけれども、それも含めて考えておりますか。
○加藤修一君 ですから、最初から私が言っていますように、報告書で無視している範囲があるわけですから、あえてそれを無視した形でそういうデータをもとにして計算すること自体、非常におかしいと思います。そして、その数字がひとり歩きすることをねらって報告書をつくったのかなという疑問も出てく...全文を見る
○加藤修一君 答弁の最初の方で五千五百二十四億円の赤字というのは、私が試算した値じゃなくて、これはごく最近通産省が出した値ですよ。そういうことです。二月の為替レート及び原価を用いて資源エネルギー庁が試算した値ですので、念のため。
○加藤修一君 それから、アジア経済云々のそれ以降の答弁については、わかる部分は当然あります。ただ、私が一番問題にしているのは、九月二十九日のこの報告書の書き方が問題だと言っているんです。報告書の書き方について、幅のとり方が非常に意味のない、ある程度の意図を持って書かれている部分が...全文を見る
○加藤修一君 この点に関しての疑問だけじゃなくて、別にもたくさんありますので、私は委員長に、一般質疑を含めてこの石油公団問題をきちっと取り上げてやるべきだということを要望して、質問を終わります。
03月17日第145回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○加藤修一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  我が国経済は、二年連続のマイナス成長といういまだかつてない最悪の不況に陥っております。消費は低迷が続き、設備投資も大幅な減少が見込まれ、雇用情勢...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  私は、まず特許法の関連でございますけれども、特許庁が知的財産権を重要な経営資源として位置づけ、その戦略的管理、活用を図ることは非常に不可欠だと、そういったスタンスをとっていることは非常によろしいと思います。  ソフトウエアの担保評価...全文を見る
○加藤修一君 今、CD―ROMの話が出ましたけれども、要するにクレームの構成要素としてハードウエア資源を入れる必要があるという認識ということで理解してよろしいですか。
○加藤修一君 長官にお尋ねしたいんですけれども、特許法のソフトウエアの審査、これはプログラムの知識等々を含めて非常に高度な、システムデザインをするシステムエンジニアでもかなり私は難しいんじゃないかと思います。そういった意味では相当高度な専門性を要求されるということなわけです。 ...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと質問を前に戻しますけれども、クレームの末尾がプログラムの場合、例えばインターネット上でプログラムをコピーする場合については、ハードウエアと直接関与していないわけですけれども、そういった場合は特許権の侵害にならないという認識でいいんですか。その辺はどういう議論...全文を見る
○加藤修一君 日本はどうしたいと思っていますか。
○加藤修一君 検討中で、中身は特段ないですか。
○加藤修一君 これは恐らく媒体との関係になってきますので、相当特許法を変えなければいけないという話になってくるんじゃないかなと思うんです。どうもその辺は特許庁もよく整理されていないように私は判断してしまうんですけれども、大変難しい問題だと思います。  現行特許法では、特許出願後...全文を見る
○加藤修一君 これは非常に不思議な話だと思うんです。未処分件数が全体で三万二千件を超える。二十五年前のものは二万五千八百件を超える。三十三年前のものもある。ほとんどが処分されていないでいるわけですけれども、これは通産省はどういうふうにお考えですか。
○加藤修一君 そのあっせん事項②についてでありますけれども、北海道通産局は「改めて出願人に開発計画の有無を確認し、早期に着手する意思のないものに対しては取り下げ指導を行うこととし、それ以外の案件については鉱業法に基づく事務処理を進めていく。」と。  これは具体的に今どんな状況で...全文を見る
○加藤修一君 先ほど、行政監察局の中に、「後願の処理を阻害することとなるとも考えられるので、早急に」ということで、委員会を立ち上げるという話でございますけれども、北海道の通産局でこれほどあるわけですが、全国でどの程度あるかということについて、ぜひとも私は調査すべきだと思います。そ...全文を見る
○加藤修一君 聞き逃したかもしれませんが、全国の通産局について全部やるということですね。
○加藤修一君 それでは次に、国内石油・天然ガス開発調査についてであります。  既に委員のお手元に配付資料が行っていると思いますけれども、石油・天然ガス開発調査についての補助金ですが、国が石油公団を通して、さらに石油公団から再委託という形で石油開発会社に基礎調査の内容を含めて行っ...全文を見る
○加藤修一君 五本ですか。
○加藤修一君 結論を言いますと、今の説明では何のためにやったかよくわからないです。  それと、昭和三十年と比較すると二・四倍、天然ガスが十四・六倍だったでしょうか、こういう表現をされても困るんです。問題は、全体の何%のシェアを占めているか、そういったことを考えて示していただかな...全文を見る
○加藤修一君 今御説明いただきましたけれども、今私の方で配付した資料を考えていきますと、黒丸が石油資源開発株式会社、「子」と書いてあるのがその子会社なわけです。ほとんどが石油公団から石油資源開発会社に、平成七年度は六三%、平成八年度は七八%、調査費が行っているわけで、さらにその子...全文を見る
○加藤修一君 なかなか理解ができないんですけれども、この石油資源開発株式会社というのは元公団じゃないですか。公団から分離してつくられた会社ですね。そこに再委託されて、さらにその子会社で回していると、私は非常に不思議にしか思いようがないんです。第七次、第八次の五カ年計画の、企業別に...全文を見る
○加藤修一君 いずれにしましても、この関連については不透明な部分がございますので、関連の資料の提出をお願いしまして、私の質問を終わりたいと思います。
04月27日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  先ほど、同僚の委員が長官の「お知らせ」を紹介していただきましたけれども、長官が「はい、お応えします。」というふうに大見出しで書いてございますので、いつも論理的に答弁される長官により一層論理的に積極的に答弁をしていただきたいと思いま...全文を見る
○加藤修一君 試算があるということですね。これ、少し詳しく説明していただきたいんですけれども、しかし余りあちこち行かないで、スマートに、最高の損害額は幾らと試算しておりますか、現在価格ではどの程度になりますか、全文で何ページぐらいになりますか、それを含めてお願いいたします。
○加藤修一君 科学技術庁はこの試算額、三・七兆円という数字ですけれども、これを今まで国会等で公表したことはございますか。
○加藤修一君 いつになりますか。どの委員会でやりましたでしょうか。
○加藤修一君 この件について、引退されたある議員の資料要求に対して九七年九月に科技庁が出してきた資料は、最初の十八ページだけであったわけです。その最初の十八ページの中には一兆円を超えるという数字を示しているだけでありました。それから、九八年の六月に再度要求して出てきたものも十八ペ...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、国の予算で試算したものを長きにわたってこれを公開しないということはどういうお考えですか、どういう姿勢ですか。
○加藤修一君 非常に私は心外な気持ちで聞いております。昭和三十年に原子力基本法ができています。その第一章の「総則」に、「基本方針」で第二条というのがあります。このこととの関係はどうなりますか。要するに、原子力基本法に定める民主、自主、公開の三原則に対して科技庁はどういうふうに認識...全文を見る
○加藤修一君 やや反省じゃなくて、反省を全面的にしてほしいです。
○加藤修一君 先ほど私は、十九ページ以降については当初発表していないという話をいたしました。これをなぜ発表しなかったか、その辺の判断基準、もう一度確認のために質問いたします。
○加藤修一君 平成元年三月二十九日の参議院の科学技術特別委員会で、実際にその具体的な事故の想定、あるいはそれに伴う被害予測というのはしているのでしょうかという質問がございました。当時の平野原子力局長は、結論からいって事故の想定はいたしておりませんと明確に言っておりますけれども、こ...全文を見る
○加藤修一君 そんな話じゃないよ。何言っているんだ。
○加藤修一君 今の答弁は全く納得できませんよ。
○加藤修一君 答弁になっていない。質問を続行できないです。こういう国会を愚弄するようなことはだめです。話にならない。
○加藤修一君 質問のしようがないんですけれども、議事録を見ますとそういうふうにしかとれません。何もそういう調査はないということで我々は受け取ってしまいます、こういう答弁の文言というのは。
○加藤修一君 非常に不誠実だ。九七年九月に科技庁が出してきた資料は最初の十八ページだけです、ちょっと話をもとに戻しますけれども。九八年六月に再要求したときもそうだったわけです。全文なぜ出さないんですか。おかしいですよ。おかしくないですか。
○加藤修一君 それで反省しているんですか。
○加藤修一君 どう責任をとるんですか。
○加藤修一君 それはごく当然の答弁であると思います。当たり前の話なんです。その当たり前のことがやってこられなかった。大臣、それについてはどう思いますか、この事案については。責任も含めてどういうふうにお考えですか。
○加藤修一君 私は、損害試算をもう一度やるべきではないかと思います。当時と状況が違いますし、出力の関係も違いますし、被害想定を行う、そういうことがやはり安全性の確保につながっていく話だと思うんです。防災対策につながっていく部分が十分あり得ると思いますので、その辺についてはどのよう...全文を見る
○加藤修一君 答弁になっていないですから、私の質問に的確に答えてください。私の言っている質問はそういう質問じゃないです。無限責任だからすべてに対して責任を負えばいいという、そういう考え方じゃ話にならないです。国民の生命を守るという観点が必要だと私は言っているんです。  ですから...全文を見る
○加藤修一君 科技庁はそういうふうに理解しているかもしれませんが、私はそういうふうには理解しておりません。この問題については別の機会にまたもう一度やりたいと思います。  次に、原発震災の関係で、先ほども同僚の委員に対する答弁でソ連のチェルノブイリの関係がございました。ことしの四...全文を見る
○加藤修一君 これは、私は迅速に問い合わせて調査すべき必要もあるのではないかと思います。  といいますのは、地震多発国でありますし、原発がかなり稼働しているわけですから早く調査すべきだと思います。その調査結果を取り寄せて分析すべきだと思いますけれども、どうですか。
○加藤修一君 要するに、関心はないという意味でいいですか。
○加藤修一君 先ほども、同僚委員の質問に対して答弁があった中に、原発は岩盤の上につくる等々の話がございましたけれども、活断層の上にはつくらない、それからマグニチュード六・五の直下型地震まで考慮して建設しているというわけでありますけれども、いわゆる耐震設計審査指針、最近の知見では直...全文を見る
○加藤修一君 「地震予知計画の実施状況等のレビューについて」、測地学審議会地震火山部会の平成九年六月のレポートにはそういうふうに書いてございますけれども、どうでしょうか。
○加藤修一君 そうすると、直下型でマグニチュード六・八から七・一の地震についても今の原発は対応がなされているという理解でよろしいんですか。指針との関係でちょっとお答えできますか。
○加藤修一君 そうしますと、ここに書いていますけれども、「M六・八〜M七・一では震源断層が地表に達する場合と達しない場合とがあり、M七・二以上では地表に達することが分っている。よってM六・八未満の地震については、活断層から情報を得ることは困難であり、M六・八〜M七・一の地震につい...全文を見る
○加藤修一君 例えば、スラブ内巨大地震を考慮しているという意味ですか、それは。
○加藤修一君 私の理解では、指針は、原発で考慮すべき活断層を五万年前以降に活動したものに限っているわけですけれども、例えば三河地震のように五万年以上活動しなかったところで大地震が起こった例があるわけですが、これについても対応しているという理解でよろしいんですか。
○加藤修一君 それは大変な話に後でなりますね。  それでは、長官にお聞きしたいわけですけれども、先ほど私は「地震予知計画の実施状況等のレビューについて」ということで紹介申し上げましたが、これを外部評価委員会にかけて検討しているわけです。この構成員の一人に有馬長官が入っているわけ...全文を見る
○加藤修一君 少し前に戻しますけれども、指針の関係で、先ほど私もちょっと申し上げましたけれども、最近の地震学で注目を集めているいわゆるスラブ内巨大地震を全く考慮していないように私は指針について理解しているわけですが、これについても考慮しているというふうに判断していいわけですね。
○加藤修一君 ではよろしくお願いいたします。  この関連について、昨年の六月九日でありますけれども、科技庁の第二会議室で行った原発震災を未然に防ぐ会議、そこで結城審議官が、ことしから予算を工面して外部の専門機関に知見を集め、評価し、指針に反映すべきものはさせていく、そういう準備...全文を見る
○加藤修一君 見直しをやっているという理解は私自身はできないんですが。
○加藤修一君 先ほど私が紹介いたしました三河地震のケースについても、あるいはスラブ内巨大地震についても、これは私の理解では指針の中に組み込まれていないという考え方だと思うんです、最近の知見でありますから。これは私はやはり当然、指針について見直しをすべきである、そう思います。
○加藤修一君 見直しのついでにもう一つ見直してほしいことがあります。  ICRPが一九九〇年に、現行の年間被曝線量が五十ミリシーベルトは危険だから半分以下の二十ミリシーベルトに下げるように勧告しているわけですけれども、これについて日本の現状はどういうふうになっておるでしょうか。
○加藤修一君 一九九〇年に勧告されて、今検討していて、二〇〇一年という話であるわけですけれども、なぜこんなに遅くなったのか。その辺、どういうふうな理由があったんでしょうか。
○加藤修一君 二〇〇一年という話を聞いておりますから、いち早く勧告に対応した形で敏速な対応を求めたいと思います。  次に、災害対策基本法には原発災害も一部含まれているというふうに聞いておりますけれども、原発災害について激甚災害法の適用という点についてはどういうふうになっているで...全文を見る
○加藤修一君 通産省にお聞きしたいんです。石油コンビナート等の災害防止法というのがありますけれども、それは災害の特殊性にかんがみて災害防止の基本事項を定めているというふうに理解しておりますが、原発はそれ以上に極めて特殊なものがあると思われますので、やはり特別立法をすべきだと、原子...全文を見る
○加藤修一君 積極的な答弁をいただきまして、どうもありがとうございます。  災害対策基本法にのっとって避難訓練が定められておりますけれども、住民を入れた避難訓練は、事故は起きないということで誘致した関係でできるところとできないところがあるように聞いておりますが、その実態はどうな...全文を見る
○加藤修一君 最後になりますけれども、原発テロの話も出ましたが、それについては対応マニュアルをきちっとするということでありますし、それから内閣安全保障・危機管理室等がやっております模擬訓練、そういった緊急事態に対する模擬訓練については原発事故も想定して訓練の中に入れていくべきだと...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○加藤修一君 お二人の御説明を伺って非常に参考になるところがございました。特に、慎重派の意見を聞く機会が今までございませんでしたので、今回非常に新鮮な気持ちでお伺いいたしました。  猪口先生からは、首都形成の歴史、そういったことを考えなければいけないという観点から、日本の東京に...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  午前中、同僚の委員お二人方がさまざまな点から質疑をされたわけでございますけれども、いろいろな意味合いにおいて私も非常に参考になった次第でございます。  質問通告はしてございませんが、極めてシンプルな質問でございますので、ストラン...全文を見る
○加藤修一君 その場合、可能性として生じる場合が相当あり得るという話なわけですけれども、その分をすべて料金に上乗せさせることを認める意向でしょうか。そういった意味では、これを上乗せするということは総体的にコスト高になって、私が懸念しているところは、最終的には新エネルギーの導入につ...全文を見る
○加藤修一君 今、新エネの名前が出たわけですけれども、私は自然エネルギーを中心にいたしまして質問をしたいと思います。  地球白書というものがございますけれども、ワールドウオッチ研究所が出しているものでございます。最近の号数の中では、いわゆる自然エネルギーが商品になっている、すな...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中を考えていきますと、明確になっていることは、今回の法案の対象になっています新規参入業者、すなわち特定規模電気事業者です、これも恐らく化石燃料関係になるのではないかなと思っていますけれども、これはもし話がこういう方向に進んでいくならば、自然エネルギーの導入...全文を見る
○加藤修一君 最後の方で導入支援の話が出てまいりました。  大臣にお伺いしたいわけですけれども、例えばドイツでは九〇年代になって爆発的に風車による発電がふえた。アバウトでありますけれども三百万キロワットの風力発電が実現して、そういった意味では世界一の風車大国になっているわけであ...全文を見る
○加藤修一君 大臣の答弁は、自然エネルギーに対しても一昔前とは違って、ある一定の期待を大きくかけていらっしゃるという理解で私は受け取ったわけであります。  EUの再生可能エネルギーの目標、私、先ほど少し紹介申し上げましたけれども、その目標と、それからドイツとかイギリスの電力会社...全文を見る
○加藤修一君 次の質問の答弁内容を言われたわけでありますけれども、より具体的な形で例えば我が国の制度として余剰電力購入メニューがあるわけですが、これは契約期間が一年ということで、ビジネスとして考えていった場合、非常に不安定な部分もあるわけですけれども、これをやはり長期的に考える必...全文を見る
○加藤修一君 大臣にお伺いしたいわけですけれども、先ほど北海道の話が出たわけで、現段階で北海道は計画を含めて五十万キロワットの構想があるわけであります。恐らく政府もその辺についてはとらえていらっしゃると思うんですけれども、今政府が掲げております風力発電の導入目標、最近変えたようで...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁は私納得できない部分が非常に多いんですけれども、私は見直しをすべきだと思います。  既に二〇一〇年で三十万キロワット、北海道だけで、北海道だけでですよ、実際はほかの全国を含めたらもっと計画はふえてくると思いますけれども、見直ししない具体的な根拠というか、そ...全文を見る
○加藤修一君 いや、私はちょっと理解できないんです、熟度とかそういう話ですけれども。  私は北海道出身でございますから、いろいろとその辺については調べました。熟度という点から考えますとかなりのいい線をいっているわけでありまして、本省がそれを押さえていない段階でそういう熟度の話を...全文を見る
○加藤修一君 そういう問題じゃないんです。
○加藤修一君 いや、私はそういうことじゃないと思います。  昨年、将来の見通しを変えたわけですね。また、ことし変えるとか来年変えるとおかしな話になってしまう、その見通しについての甘い考え方になっていた三十万キロワットである、そういうふうに私なんかに言われるのが嫌でそういうふうに...全文を見る
○加藤修一君 抗弁に対してまたあえて言うんですけれども、抑えるという意味はなくても、大体普通は、そういうふうに三十万キロワット以上は変えませんよという言い方というのは、やはりそういったことにつながる部分が私はあると思います。  北海道の可能性を考えていきますと、ある学者の方に言...全文を見る
○加藤修一君 一部は積極的な答弁がございましたけれども、一部はまだまだ判断しづらいという答弁だったと思います。  いずれにしても、これは、先ほどの長官の話によると非常にマイナーな、意味合いとしてはマイナーで、構成率として極めて小さいという話だったんです。これは、三十万であろうと...全文を見る
○加藤修一君 積極的な答弁をいただいて、ありがたいと思っております。  ただ、大臣がおっしゃった中に、風力発電については不安定性があるとかあるいはバックアップ体制をとらなければいけないという話がございますけれども、二、三日前にNHKの風力発電ビジネス関係の放映がございました。そ...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ積極的にやっていただきたいと思います。  それで、電力の買い取り法、そういった法律をつくるべきだと私は思っているわけです。先ほどから話が出ている長期メニューの関係につきましても、例えば十七年間の契約になったとしても、法的根拠に基づいてやっているわけではありませ...全文を見る
○加藤修一君 最後になりますけれども、大臣が最初のころに発言した内容について、恒常的に買うことができるかどうかということの指摘がございましたが、別の言葉で言えば不安定性があるという話になるんでしょうけれども、これについては先ほど私が述べましたように、プール制をもとにしてやっていく...全文を見る
05月14日第145回国会 参議院 本会議 第20号
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○加藤修一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、本法律案に入ります前に、我が国のエネルギー供給のあり方についてお伺いいたします。  今日、我が国の一次エネルギー供給に占める石油依存度は約五五%...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今まで余り取り上げられていない視点からちょっと取り上げてみたいと思います。かなり幅の広い話になるかもしれませんが、これからの将来にとって極めて重要である、そういうふうに私は認識しているものですから、あえてこういうアプローチをさせて...全文を見る
○加藤修一君 今、環境に限定されての御答弁だったと思いますけれども、多様化する脅威という観点から考えていった場合にはそれ以外にも私はあるように思いますけれども、その辺についてはどういうお考えですか。
○加藤修一君 そういった問題も入りますし、先ほど、午前中ですか、同僚の委員の方からも話がございましたけれども、新興感染症、エボラウイルスとか、そういった面が、アメリカのCDCでさえ対応できない、ひょっとすると今まで起こった事件の中でも人類の滅亡につながるような、ヨーロッパのWHO...全文を見る
○加藤修一君 具体的な安全保障の中身、環境庁が考えている視点での具体的な政策を含めてのものがございませんでしたけれども、時間の関係もございますし、別の機会にお聞きしたいと思います。  同様の質問について外務大臣はどのようにお考えでしょうか。
○加藤修一君 今の御答弁の中に国際貢献の話が出てございました。  先ほど私は申し上げましたけれども、午前中、同僚の議員が感染症の話をしておりました。私も非常に重要な所見だと思いますけれども、年間一千七百万人が感染症で死ぬ、これはWHOの一九九六年の世界保健レポートにそういうふう...全文を見る
○加藤修一君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  私は、環境安全保障、そういったものについてどういうふうにアプローチしていけばいいかということについてはいろんなアプローチが当然あると思うんです。私が調べた範囲では、川島先生の紹介にも一つはなるかと思いますけれども、三つぐらい...全文を見る
○加藤修一君 次の質問は一九六七年に採択されました宇宙条約ということについてする予定でしたけれども、時間がございませんのでそれをスキップいたしまして、核軍縮問題等に行きたいと思います。  私は、核軍縮、これは当然のことながら日本政府が非常に大きな関心を持ってやってきていると思い...全文を見る
○加藤修一君 ロシアとアメリカの削減目標が二〇〇三年には両国合わせて約六千五百発、それでも六千五百発の戦略核兵器が残ると。この威力は何と広島型原爆級でいえば約三十万発分の破壊力で、地球人類の絶滅と言われる、いわゆる科学者のシミュレーションによる核の冬が生じるという話がございます。...全文を見る
○加藤修一君 国連におきます核軍縮決議、これは非常に多くの種類があるわけですけれども、これに関しまして我が国の対応というのはたまにわからないときがあるわけでございますけれども、例えば包括的実験禁止のための修正会議、これは棄権である。あるいは核兵器使用禁止、これも棄権ですね。あるい...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁について、私は理解できないし、納得ができないわけです。九四年九月に当時の河野洋平副総理が、外相でありましたけれども、国連総会で演説し、ここでは、非核三原則を堅持する我が国は、核兵器の廃絶を究極的目標とするというふうに述べています。  また、九八年二月二日に...全文を見る
○加藤修一君 そういう棄権を意図するということ自体がおかしいじゃないですか。棄権の根拠にならないですよ。  では、野中官房長官にお尋ねいたしますけれども、これは野中官房長官がおっしゃっていることだと思います。日本は被爆国家として五つの核保有国に、核をなくしなさい、ほかの国々が核...全文を見る
○加藤修一君 官房長官のおっしゃっていることも私は理解ができないです。理解が全くできないんで、積極的にこういった面については考えていくようにしていただきたいと私は思います。  時間がないから次に参ります。  ジュネーブ条約がございますけれども、追加議定書Ⅰ、Ⅱというのがござい...全文を見る
○加藤修一君 よく答弁でそういうふうに聞きますけれども、つまり引き続き総合的な検討をしていく、その引き続き総合的な検討というのは一体どういう検討を言うんですか。
○加藤修一君 そういう中身がないことを二回も言わないでほしいです。  第一追加議定書については、最近、昨年ですが、一月に英国が批准しております。なぜ英国が批准したんですか。フランスはジョスパン政権が締結のための作業をしているわけです。第二追加議定書については、英国が昨年一月に批...全文を見る
○加藤修一君 要は、サボっていると言われてもしようがないですよ、千九百七十数年ですから。国内の法律との整合性、そんなにかかるんですか。それは別の機会にまたやります。  非核三原則についてお聞きしたいんですけれども、ライシャワー氏は一九八一年に、核搭載船などの通過は核持ち込みに当...全文を見る
○加藤修一君 一九七二年六月、当時のアメリカの国防長官の書簡にはそういうことがきちっと書かれているわけですけれども、これについては知っておりますか。
○加藤修一君 ただ、非常に矛盾しているじゃないですか。矛盾していませんか。事前協議をしなければならないと言いつつ、言っている中身は違いますよ。この公文書にはそういうふうに、事前協議しなくてもいいように書かれているじゃないですか。おかしいと思いませんか。外務大臣、どうです。
○加藤修一君 取り寄せた公文書の中身を読んでいきますと、明らかに一九七二年以前については、少なくとも一九七二年以前については非核三原則を無視しているというふうにとられてもしようがないですね。一九六七年にたしか非核三原則の確立があったわけですけれども、その前の一九六〇年云々、あるい...全文を見る
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  公明党は昨年十一月に新党平和と公明が合流いたしまして新しい公明党という形になったわけでありますけれども、その際に基本政策大綱というものを作成いたしまして、その第八章には「ソフトパワーを生かした平和外交をめざして」ということを提示し...全文を見る
○加藤修一君 そういう話ではなかなか私は理解がいかないんです。  この公文書を仮に私、訳してみましたけれども、例えば空母に関する国務省の懸念は、事前協議は回避されるべきであり、米国艦船に核兵器が搭載されている可能性について広く議論が沸き起こることは米日間の防衛協定を危険にさらす...全文を見る
○加藤修一君 理解はできないんです、なかなか。  私は、この内容に関して、先ほど、真実であるならばという話も答弁の中に出てまいりましたけれども、これはぜひその辺のことについて外交ルートを通して少なくとも確認をすべきではないか。どうですか。
○加藤修一君 私はぜひ確認すべきだと思います。  先ほどから申し上げておりますように、一九六七年から一九七二年の間については、少なくともこの五年間においては事前協議なしにかなりやられている可能性がある。事前協議が必要なのにもかかわらず、アメリカ政府国内の問題であるからコメントで...全文を見る
○加藤修一君 大部分はいいと思いますけれども、一部私は間違っているように思います。  それは、先方から来たということよりも前に、外務省が米国政府に公式ルートを通して照会した結果じゃないですか。つまり、アメリカ国内において、米国議会の中において議論がされたその内容が伝わってきた、...全文を見る
○加藤修一君 非常に矛盾した答弁だと私は思います。公文書であります、先ほどから私も紹介しておりますのは。同僚の齋藤委員も紹介しているのは公文書であります。私人が相互に交換した書簡ではありません。公人が、国務省あるいは国防省が相互に交換した公文書ということです。それは議会でやってい...全文を見る
○加藤修一君 理解できないんです。公文書でしょう。公文書と認めていますよね、先ほどの外務省の答弁は。違いますか。
○加藤修一君 考え方を伝達したという単純なものじゃなくて、その考え方に基づいて一つの評価を下して、それに基づいて行動したということが書かれているんじゃないですか。
○加藤修一君 数年を経ずして、横須賀に航空母艦を、そして佐世保に戦闘給糧艦二隻を展開、配置するという話になっているわけです、これをもとにして。これをもとにしてですよ。
○加藤修一君 いや、全く理解できないんです。  要するに、事前協議制度があるにもかかわらずそれが守られていない、少なくとも私が指摘している五年間については守られていない。これは重大なことじゃないですか。国益に関することです。極めて重大ですよ。外務大臣、どうお考えになりますか。何...全文を見る
○加藤修一君 いや、その認識の仕方が、私は非常に大きな誤解の中で評価を下していると思うんです。そうじゃないんじゃないですか。私は今の話をしているわけじゃないんです、過去の五年間について話をしていますから。政府がやったことについて時効はございませんよ。外務大臣、ぜひ答えてください。
○加藤修一君 答弁になっていないんです。そんなふうにいろいろたくさん話をしても、私の質問に対する適切な答弁になっていないんです。なっていませんよ。
○加藤修一君 先ほどから言っていますように、私の質問に対して答えていません。要するに、この公文書の意義づけについてはどういうふうに考えているんですか。何回も同じ質問になるかもしれませんが、同じ回答なんでしょう、恐らく。
○加藤修一君 ですから、そういう認識そして評価に基づいて在日米軍基地のあり方について踏み込んだ形でやっているわけじゃないですか。先ほど申し上げたとおりです。空母の母港化の話といい、戦闘給糧艦二隻を展開、配置するということについては、先ほど私も申し上げましたように、数年を経ずして結...全文を見る
○加藤修一君 今の答弁の中にございましたけれども、この公文書をもとにしてその後検討が続いたという話がありました。中身がありました。  では、この公文書をもとにしてその後検討が続いた、その結果について立証してください、向こうの公文書で。少なくともこれは意思決定した話なんですよ。
○加藤修一君 委員長、ちょっとこれは質問できないですね、これ以上は。本当に誠実に答弁していただきたい。
○加藤修一君 もう少し丁寧に説明してください。  委員長に要請いたします。
○加藤修一君 私は非常に今の答弁を聞いていて不思議に思うんです。公開された公文書の中に、いわゆる日米間で表で言っていることと違うことが書かれているわけですから。  違うことが書かれていることについて、少なくとも私が指摘している五年間については確認する必要があるのじゃないかと。確...全文を見る
○加藤修一君 強い信頼関係がある、それを期待するとか、部分的にはそういうことをおっしゃっているんですけれども、であるならば、こういう公文書が出たということについては非常に不思議であり、かつまた信頼をそぐような中身になっているわけですから、信頼を増大させるようにするために、その辺に...全文を見る
○加藤修一君 私は本当に理解できないです。全く理解できない。  外務大臣は、日本の外務大臣であります、当然ながら。日本の国益を守らなければいけない立場にあるわけです。  小渕政権は、国民と歩む外交というふうにモットーを言われておりますけれども、先ほど来の議論の中にも、この非核...全文を見る
○加藤修一君 別の機会にこれについてはまたやりたいと思います。  大変長くお待たせいたしましたが、野中官房長官にお尋ねいたしたいわけです。我が国の平和外交のビジョンと基本政策ということで、これは四月二十六日の衆議院の委員会におきまして、我が党の質問に対して小渕総理大臣が、我が国...全文を見る
○加藤修一君 以上で終わります。(拍手)
05月26日第145回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  本日は大変ありがとうございます。  先ほど、OHP、スライドを見て、部屋の中を真っ暗にしてしまったわけですけれども、それでメディテーションのような感じになりまして、そのおかげで学生時代のことを思い出したんです。  学生時代のこ...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今、長谷川委員からもさまざまな点から質疑がございました。重なっている部分もございますので、質問の順序を変えたいと思います。両括弧つきの二から両括弧つきの五、これは最後の方に回したいと思いますので、ほかの委員の方にはちょっと何を言っ...全文を見る
○加藤修一君 科学技術庁にとっては特段役に立つかどうかわからないという判断をしているようでありますけれども、国会の議員、国会にとっては、原賠法はまた十年後に見直しという話になる可能性も当然あるわけですから、参考資料としてつくったという経緯がございますので、やはり私は国会に提出すべ...全文を見る
○加藤修一君 ではよろしくお願いいたします。  四十年前の試算では、最悪のケースで三・七兆円ということですけれども、前回も私は質疑したように思いますが、新しく試算をすべきではないかなと私は思います。当時の国家予算がほぼ一・七兆円でございますから、約二・二倍という話になります。 ...全文を見る
○加藤修一君 今、制度設計の関係が出てきましたので、平成十一年度の予算総則第十条、そこには損失補償契約等の限度額、そういうふうに書いてございます。  区分のところには六つについての限度額が出ております。そのうちの一つが原子力損害賠償の関係でございますけれども、補償契約金額の合計...全文を見る
○加藤修一君 どういう仕組みになっているかということは理解しましたけれども、なぜそういう仕組みを根拠にしているかという点についてはちょっとまだ定かに理解できないんです。民間保険会社の保険契約額を根拠にしているということだと思うんです。電力会社と保険会社との契約内容は一般的な事故に...全文を見る
○加藤修一君 質問に対する答弁ではないと思っているんです。法律によってというお話ですけれども、法律の前の段階として、どういう根拠づけでやっているのかという話なんです。いわゆる民間準拠としてはなりにくい対象になっているところ、それをどうしてそういう形にしているんですかということなん...全文を見る
○加藤修一君 そういう性格のものでないということですから、逆に私はそういう性格にすべきだというふうに言っているわけです。当座のお金という話が答弁の最初の方に出てまいりましたけれども、いわゆる当面の措置ということだと思うのです。そういった面を考えていくと、非常に私は客観性に乏しいん...全文を見る
○加藤修一君 損害賠償額の一万分の五であるわけですけれども、一般に補償料や保険料というのは事故率とか死亡率とかそういったものを前提に徴収するということだと思うんです。先ほどそういう考え方ではないと言っておりますけれども、私はそういったことを基本的に考えていくことだと思うんです。や...全文を見る
○加藤修一君 財団法人原子力安全研究協会というのがございますけれども、そこが出している「原安協だより」、これは昭和五十一年十二月二十五日発行のものでありますが、その第三十五号のタイトルに「確率論的安全評価手法の開発の必要性」というふうに書いてございまして、大学の先生がその中で述べ...全文を見る
○加藤修一君 同じ文章の中に、最後の結論ということで「確率論的安全評価手法とパブリック・アクセプタンスの問題に触れてみたい。」というふうに書いてございます。ラスムッセン報告書のようなリスク、以前ほかの同僚委員の方がおっしゃっていましたけれども、事故確率掛ける影響の大きさ、これがリ...全文を見る
○加藤修一君 引き続いて、先ほどのものは昭和五十一年ということでかなり古いわけですけれども、「原子力アイ」という雑誌がございまして、これは一九九八年一月号でございます。その中で「事故発生の確率論 確率論的安全評価の活用について」ということで、「特集」「原子力開発利用における安全文...全文を見る
○加藤修一君 もう一つ、確認の質問をさせてほしいんです。  それは、今シビアアクシデントの話をしたわけですけれども、先ほどの科技庁が委託した件です、昭和三十四年だったでしょうか、あれ以降はあの種のものは一切やっていないという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 それでは、エネルギー供給のあり方についてちょっと質問いたしたいと思います。  先ほど同僚委員からも話がございました、地球温暖化防止京都会議で日本は温室効果ガス六種類の排出量を二〇一二年までに一九九〇年レベルから六%削減する、そういう国際公約をしているわけですけれど...全文を見る
○加藤修一君 稲川長官の、自然エネルギーに対して注意をしながら、あるいは助成制度についても積極的に考えていくと私は理解いたしました。ぜひ拡充の方向に向けて頑張っていただきたいと思いますけれども、よろしく、頑張ってください。  それで、二〇一〇年に向けて原発を立地させるのはなかな...全文を見る
○加藤修一君 あえて確認したいんですけれども、二〇〇八年までは十基程度の立地、そして二〇一〇年までには二十基程度ぐらいになるかもしれない。そういった意味では、二、三年でさらにプラス十基程度というそういう理解になる。過密な状態ということですか、二〇一〇年近辺では。そういう意味ですか...全文を見る
○加藤修一君 それでは、原子力発電所の災害対策の関係の質問になりますけれども、前回も私、質問しましたが、ロシア紙の新イズベスチヤの報道の中身を翻訳していきますと、チェルノブイリ原発事故の際、発電所から遠くない地点に三カ所の特別地震観測所が稼働していることを見つけ、ロシア科学アカデ...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございます。  ちょっと無理なお願いになるかもしれませんが、今回こういった形でこの法案について審議しているわけですけれども、この法案の審議、またもう一度あるやに聞いております。それまでに間に合うか間に合わないかわかりませんが、それは難しいですか、それまで...全文を見る
○加藤修一君 では、よろしくお願いいたします。  次に、原子力災害について、地方公共団体としては、防災について国の対応をしっかりしてもらいたいという、協議会を含めてそういう声が多いわけでありますけれども、放射能に係る被曝の程度は個人的にはみずから判断できないわけです。  原子...全文を見る
○加藤修一君 原子力災害のとき、万々が一ということなんですけれども、そういった場合にはやはり非常災害対策本部、そういったものを一元的に設けて危機管理体制をきちっとしくべきだと思うんですけれども、これについてはどうですか。
○加藤修一君 前回も質問したわけですけれども、答弁の時間がございませんでしたので再度質問したいわけですが、地方公共団体には専門的知識を有する人材が相対的には極めて少ないと。国が現地に防災事務所を設置して、技術的能力とか専門的知識を持つ機関が現地の状況を把握して迅速な情報収集、被害...全文を見る
○加藤修一君 先ほど同僚の委員からも話がございました関係について、私も言いたいことがあります。  それはどういうことかといいますと、ある雑誌に出ていた内容なんですけれども、「私は原発で「放射線濃度」のデータを改ざんした」というショッキングな中身になってございます。  それをち...全文を見る
○加藤修一君 今の報告書については、また後日改めてお聞きしたいと思います。  それで、最後の質問でございますけれども、前回、稲川長官にお聞きしたんですが、原子力の運転管理専門官、この関係でございますけれども、長官の答弁は「現在、全国十七カ所の原子力発電所すべてに運転管理専門官を...全文を見る
○加藤修一君 最後に。  答弁はよろしいですけれども、要するにこの関係についてはまだ私は納得していない部分がありまして、どういう資格なのか、どういう権限でやるのか、これはスリーマイルアイランドの後につくられた、ヒューマンエラー、そういった面も含めて対処していかなければいけないと...全文を見る
06月01日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第14号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  きょうは三人の参考人の方々、大変御多忙の中、本委員会にお越しくださいまして大変ありがとうございます。  私は、まず最初に村上参考人にお伺いしたいと思います。  本日の東京新聞の朝刊でございますけれども、「旧動燃東海再処理工場 ...全文を見る
○加藤修一君 きょうの村上参考人の御提示のレジュメの四ページ目、「なによりも防災面を含め国の一元的責任を明確にすることと思います。」という表現をされておりますけれども、こういう要望、国の一元的責任、いわゆる原子力防災体制についての背景、その背景についてはどのように、もう少しできれ...全文を見る
○加藤修一君 全く私もそのように思います。  それでは、次に近藤参考人にお伺いしたいんですけれども、先日いただいたレジュメの三ページ目になるんですけれども、原子力開発利用の短期、中期、長期、その計画に基づいての活動なんですけれども、私少し頭が整理できませんので、確認の意味も込め...全文を見る
○加藤修一君 未来について確定していないものを確定したかのように言うのは技術者として不遜だということについてはよくわかります。  先生がお書きになっています「エネルゲイア」という本、紹介いただいたものですから私もちょっと中身を読ませていただいたんですけれども、「第Ⅲ部 エネルギ...全文を見る
○加藤修一君 それはなかなか数量的に確定して出すというのは難しい話だと思いますけれども、セカンドベストとかベターミックスとか、そういった面を含めて今後きちっと検討していく課題ではないかなというふうに思います。  それで、時間もないんですけれども、ちょっと総論的な話になって恐縮な...全文を見る
○加藤修一君 最後になりますけれども、同じく近藤参考人のきょうのレジュメの三枚目でございますけれども、「国民のエネルギー源選択論議には、こうしたリスクに関する情報も提供されるべき」だと。これはもう私も全くそのとおりだと思います。脚注の方に、原子力と天然ガスと石炭ということで、それ...全文を見る
○加藤修一君 私はいいです。
06月03日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  先日六月一日は、参考人三人の方に来ていただいてさまざまな角度から陳述していただきまして、私はいろいろな意味で非常に参考になりました。こういうことで、ほかの法案、極めて重要な法案については参考人を呼ぶような形で審議を深める形で今後と...全文を見る
○加藤修一君 私は非常にいいかげんな答弁だと言わざるを得ないんです。平成十年八月以前は四十七名ではないわけですけれども、先ほど答弁がありましたように、そのときは四十一名どころか四十名という話になっていますね、中身は。私は、まず平成五年以前というか、最近十年間のこの辺のデータをきち...全文を見る
○加藤修一君 いや、ふだんのそういう答弁のあり方に対して、非常に誠実性を欠くような答弁だと私は思います。  それで、ことしの四月二十八日、原子力安全委員会の専門部会の「原子力防災対策の実効性向上を目指して」という報告書の中に、運転管理専門官等の常駐職員に防災対応に係る職務と能力...全文を見る
○加藤修一君 その一定の経験という中身、それから三から八週間の研修ということ、その研修の中身も含めて関連の資料を提出していただきたいと思います。  経歴については、プライバシーの話と言いましたけれども、名前は当然伏せて、ぜひ詳しい経歴を提出していただきたいと思いますけれども、ど...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、原発関係の地震対応ということで、過日の委員会で、ことしの四月十五日の新イズベスチヤという新聞に紹介されておりました調査結果について科学技術庁に私は質問したわけですけれども、外交ルートでロシアの論文を取り寄せたとおっしゃいました。それを私に届けてくれたわ...全文を見る
○加藤修一君 この新イズベスチヤの記事、私の手元にロシア語の記事を翻訳したものもございますけれども、科技庁さんから提出いただいた論文とこの新聞の中身と相当の食い違いがあるんですが、何かそこに思い当たることはございますか。
○加藤修一君 私は、これは重大な問題だと思っています。なぜ重大かといいますと、科技庁が持ってきた資料は、手元にございますけれども、これは一九九七年ですよ。二年前ですよ。新イズベスチヤで報告書の中身を書いているのは一九九九年です。これはどういうことですか。要するに、私が要求している...全文を見る
○加藤修一君 だめだ。そういう答弁じゃ話にならないですよ。私が新聞を紹介したのは、一つは毎日新聞の中に載っていたものですよ。さらに、私は大変な重要な問題だと、そういうふうに感じて、そして新イズベスチヤの話を調査し、さらにそれを翻訳の関係を含めて資料を集めたわけですから、その集めた...全文を見る
○加藤修一君 大使館の方がかわいそうですね、責任転嫁されていますから。
○加藤修一君 大臣、わざわざ御答弁いただいて感謝いたしますけれども、今はそういうところの問題ではなくして、要するに、国会議員、委員がこれこれしかじかという形で質問している内容についてきちっと精査していないという結果から生じたことですよ。精査をなぜしないか、そこがだるいというところ...全文を見る
○加藤修一君 大臣の御姿勢については敬意を表したいと思いますけれども、私が調べた範囲では、新イズベスチヤはことし公表の調査結果を報道しているわけです。一九九九年、ことし公表の調査結果を報告しているということは、一九八六年にチェルノブイリの原発事故があって、十三年間にわたる調査の結...全文を見る
○加藤修一君 これは非常に大きな責任問題だと私は思います。  それから、外交ルートを通してこれはロシア大使館から取り寄せたということですか。
○加藤修一君 在ロシア日本大使館。要請した公文書ございますね。
○加藤修一君 それは外務省に聞きなさいということですか。
○加藤修一君 これは最終的に調査するという話ですけれども、具体的にもうちょっと言ってくれますか、責任のとり方も含めて。
○加藤修一君 なぜそうなったか至急検討するということですけれども、今の段階では、私の言っていることもまだ定かではないし、科学技術庁の方でも事実関係が明確になっていないので、何らここで申し上げることはできないという判断、理解でよろしいですか。
○加藤修一君 ただ、私は非常に御努力していただいたと思いますけれども、非常に機敏だったということは、ほかの件についても機敏にやっていただきたい。これは皮肉でも何でもなくて、ぜひお願いしたいと思います。  それで、次に原発の耐用年数という話でございますけれども、それは後ほどやるこ...全文を見る
○加藤修一君 学術的にはおかしい内容ではないのではないかという御答弁でありますけれども、この研究論文はイギリスの学会誌ジャーナル・オブ・ラジオロジカル・プロテクション、九五年に掲載されております。それから、その論文が海外の専門家から徹底的な批判にさらされたということも調査していく...全文を見る
○加藤修一君 二点目ですけれども、七三年から八七年までやっているわけです。そのデータをもとにしていますけれども、ドイツの学者は、七三年から七七年、七八年から八二年、八三年から八七年と三つの期間に分けて分析していきますと、原発設置自治体の方が常に相対的リスクが高い、最近になればなる...全文を見る
○加藤修一君 この岩崎論文をもとにして、原発周辺の白血病等の多発は疫学的に見ても何ら因果関係がないというふうに科学技術庁のスタッフがそれを援用して言ったという話も聞いております。私、それは事実確認できておりませんからあえてこれ以上言いませんけれども、この辺のことについては明確に彼...全文を見る
○加藤修一君 先ほどのドイツから重大なそういった意味での問題提起があったわけですから、真摯に受けとめて、今の調査もそうですし、そのほかの疫学的な調査も進めるべきだと私は思います。  ですから、既存の原発周辺における疫学的な調査も私はやるべきだと思いますけれども、この辺について大...全文を見る
○加藤修一君 私は、今大臣は非常に重要なことをおっしゃったと思います。反論があるかないか、それが重要だ、学者同士で闘うべきだと、それから大臣個人のお話ですけれども、三十年間の論争を行ってようやっと最近お勝ちになったということでありますが、私が調べた範囲では、岩崎さんは一度も反論は...全文を見る
○加藤修一君 岩崎論文の最後は、「各サイト毎に細分すると、統計解析に耐え得るに十分な人年」、人とか年とかそういった基本的なデータのことだと思いますが、「が得られていないため、偶発性による変動と思われる。」というような表現をされているわけです。こういったことがドイツの学者につかれた...全文を見る
○加藤修一君 これは二〇〇〇年一月から調査開始という話ですけれども、まだ立地していない段階でこういう調査をするという意義はどういうことにありますか。
○加藤修一君 これはもっと具体的に、例えば委員会をつくるとか、その辺の今後のスケジュールというのはどういう形になっていますか。調査の仕方とかその中身とか、そういった面についてはどういうふうになっておりますか。
○加藤修一君 こういう関連で有名なのはイギリスの原発関係の施設周辺で白血病の多発が見られるとか、あるいはフランスのラアーグ核再処理工場周辺地域に若年層で白血病が多く発生している、そういう話がございます。  もちろん、これは疫学的に最終的な決着がついたというふうには私の調べた範囲...全文を見る
○加藤修一君 あえて確認のために申し上げます。  これは再処理工場関係の調査ということですけれども、従来の原発あるいは密集地域、そういった面についての疫学的なアプローチによる調査ということについては、先ほどそれについての答弁があったように思いますが、あえてもう一度確認の意味で、...全文を見る
○加藤修一君 厚生省の人口動態統計、戦後できたものですけれども、それだけでやることと、青森県の場合は、それだけじゃなくて、それプラスふだんの健康調査を含めてという理解でよろしいですか。
○加藤修一君 既往の原発については人口動態を使ってやるという理解でよろしいということですね。  それと、六ケ所村の関係ですけれども、青森県に使用済み燃料の本格受け入れ安全協定案の提示と安全協定の締結、これはまだできていないというふうに伺っておりますけれども、これについてわかる範...全文を見る
○加藤修一君 時間がございませんので最後になりますけれども、先ほど申し上げましたラアーグ再処理工場周辺の放射能汚染の関係です。  医学統計誌、スタティスティックス・イン・メディスン、これは一九七八年から九二年の間に発病した小児白血病の割合を調査したものでありますけれども、この中...全文を見る
○加藤修一君 以上の点については別の機会にまた取り上げたいと思います。
06月08日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第16号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、最初に、チェルノブイリ原発事故の地震原因説について、再々度取り上げたいと思います。  御存じのように、我が国は地震多発国でありますし、そういったことから、私の関心はこの問題についてございました。  先日の六月三日の私の質...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの御報告、御答弁の中に、バルコフスキー氏の関係についてもお話がございました。  記事の中には、事故のあった四号機、これにつきましては震度が十から十一等級であったとバルコフスキーが述べているわけですけれども、この点についてはどのような御見解をお持ちでしょうか...全文を見る
○加藤修一君 本日、理事会に提出されました中には、バルコフスキーからの次のような発言がございます。「研究に興味があるのであれば、未発表のものも含むが、ご参考までに論文等数点を差し上げる。」ということで、恐らくこれは外務省が受け取ったと思いますけれども、その論文等についてできれば、...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いします。私はまだ関心は衰えておりませんので、今後またそういった面について深めていきたいと思います。  それでは次に、資源エネルギー庁にお願いしたいわけですけれども、本委員会でもたびたび取り上げております、同僚の委員も取り上げてございます、電事法の関係...全文を見る
○加藤修一君 記事によりますと、「道内各地の風力発電計画が中止や一部変更を迫られるのは必至。」と書いてあるんです。それから、「「電力会社だけに頼る現行制度は普及の初期にしか成り立たない」との見方は従来、風力発電事業者の側にも多かった。」ということで、先ほど冒頭に紹介いたしましたよ...全文を見る
○加藤修一君 もうちょっとわかりやすい具体的な説明があっていいと思うんです。世界のこういった面における動向について通産省はそれなりに押さえていると私は理解しているんですけれども、それを正直に話していただいた方が私はいいと思っております。  私は、こういった風力発電を含む自然エネ...全文を見る
○加藤修一君 時間がないんですが、電事法改正の関係で実は附帯決議がついておりますけれども、五番目の項目の中には、「太陽光発電や風力発電等の自然エネルギーの普及・促進を積極的に支援するとともに、自然エネルギーを利用した電力の売買を促進するための施策について、引き続き積極的に推進する...全文を見る
○加藤修一君 それでは最後に、先ほど政府が欧州を含めてミッションを出すという話をお伺いいたしましたけれども、これは参議院あるいは委員会ベースでもこういったミッションを出すことを検討していただきたい。これはどこに要請すればいいかよくわかりませんが、とりあえずこの席をかりて主張させて...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、中央省庁の再編に関連いたしまして、五月七日に成立しました情報公開法について多少質問させていただきたいと思います。  中央省庁の再編がハード面の行政改革とするならば、情報公開というのはある意味でソフト面での行政改革であるとい...全文を見る
○加藤修一君 そういう答弁をいただいたわけですけれども、この情報公開法の施行期日については今幾つかの新聞報道では平成十三年四月一日からというふうになっておりまして、そういった点については有力な見方かなというふうに思っているわけです。  これと関連して、やはり新しく省庁がつくられ...全文を見る
○加藤修一君 それでは、私が危惧していることについては一切問題はない、生じる可能性もないというふうに、システム的にもそういう対応をしているという理解でよろしいですね。  それでは次に、野中官房長官にお越しいただいておりますので、お尋ねしたいと思います。  環境庁が環境省に昇格...全文を見る
○加藤修一君 環境省にふさわしいという、その中身の問題なんですけれども、あるものとあるものがよくつり合っていることをふさわしいと言うわけですけれども、ふさわしいというのはどういったことを指してふさわしいというふうにお考えなのか、その辺についてもう少し具体的な御答弁をいただけると非...全文を見る
○加藤修一君 環境庁長官にお尋ねしたいんですけれども、その前に、私は今環境庁の仕事場における条件というのが極めて厳しい、労働環境が極めて厳しいという認識でおります。  皆さんのお手元に資料を配付させていただいております。例えば一枚目でございますけれども、これは残業時間です。下の...全文を見る
○加藤修一君 今度、環境庁が環境省になるに従って共管事務が十項以上ふえるという話も聞いております。そういった観点から考えますと、今でさえ不足の状況であるわけですけれども、定員について所掌しております総務庁長官の方から、今の実態を通しながらどういうふうに認識を改めるようなことになっ...全文を見る
○加藤修一君 一〇%のサンプルの抽出率なわけでありますけれども、私は改めて総務庁長官にお尋ねしたいわけですけれども、きょう配付しております二枚目の方でございます。  左側に書いてございます「官房の職員数の変化」ということで、現状と再編後の官房の数、職員数を見てまいりました。トー...全文を見る
○加藤修一君 十分考えていただいて、環境庁が環境省にふさわしい、そういう昇格になるような充実強化ということについて考えていただきたいと思います。  私は、先ほどの調査結果に基づきまして、例えば現在の霞が関の省庁全体の平均的な勤務パターン、これが当然あるわけですけれども、これを現...全文を見る
○加藤修一君 どこの省庁に対しても過大な負担と言いましたけれども、全省庁の平均的なパターンに対応した形で環境庁の勤務パターンを考えていきますと、それでも百十名不足している状態である、環境庁という今でさえ百十名不足している、ここはきちっと認識していただきたいと思います。  それと...全文を見る
○加藤修一君 時間が来ましたので、これで終了いたします。(拍手)
07月01日第145回国会 参議院 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に通産省にお尋ねしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。PRTRの対象物質についての質問でありますけれども、放射性物質を対象とすべきだという意見もございますが、今回は対象になっていないように私は聞いてお...全文を見る
○加藤修一君 放射性物質については、原子力発電所あるいは再処理工場の関係を含めて、規制されている基準値の値以下についてはごく微量でありますけれども排出されているというふうに聞いているわけであります。  この点に関連いたしまして、諸外国でもさまざまな形で報告書が出されたり議論がな...全文を見る
○加藤修一君 原子力発電施設等関連の施設も含めてそうですけれども、安全性の問題というのは私も非常に関心を持っておりまして、やはりそういった面に関しての症状があるとかないとかという、それについて危惧の念を持つわけでありますし、それから、因果関係がない場合も当然今後の研究によってはあ...全文を見る
○加藤修一君 今、特定しまして青森県という話を申し上げましたけれども、原発施設が集中的に、その地域にとっては極めて密度が高い、多数立地している、そういうところについて、既に立地しているわけですからバックグラウンドデータをとるというのは極めて難しい部分もあるわけですけれども、そうい...全文を見る
○加藤修一君 私は、先ほど人口動態統計という話を申し上げましたけれども、これはそもそもが厚生省の統計でございますし、それから発症数ということになってくればこれは病院が関係してくる話でありますから、科技庁さんが主体的にやっていくのは当然でございますが、私は今まで法案の説明を受けたと...全文を見る
○加藤修一君 青森県の話、そして今議論していた対象としての密度が高い立地の県についての疫学調査を含めて、ほかの委員会では、放射線医学総合研究所、そういったところが検証、解析をしていく、そういうふうにやることがその研究所の責務であるというふうに答弁してございますけれども、これはその...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いいたします。  それでは、本法案の修正部分について質問をしたいと思います。  特に第七条の第五項、これについてこの修正の趣旨、午前中もこの辺については議論になったところでありますけれども、営業秘密上の件に関しての中身になっているわけですが、そもそも...全文を見る
○加藤修一君 営業秘密に係る届け出について説明を求めることができるようにしたということでありますけれども、これは主務大臣の方の立場になった場合、そういった都道府県知事からの要求というのを拒否することは果たしてできるのかどうなのか、それはいかなる場合かということについて御見解を示し...全文を見る
○加藤修一君 それに関連してですけれども、都道府県の方で、ある広域の汚染があったとして、北海道にあったと。似たようなことがそのほかの地域について起こっていることはないだろうか、営業秘密に関連しての話ですけれども。  都道府県の区域を越えるような広域の汚染が懸念される場合、ほかの...全文を見る
○加藤修一君 わかりました。もう私の質問はございませんので、退席されてよろしいです。  それでは次に、また対象物質の関係でありますけれども、通産省にお聞きしたいわけです。非意図的物質であるダイオキシン類、これが新たに定義が変わるというふうに聞いております。ダイオキシン類も当然そ...全文を見る
○加藤修一君 厚生省にお伺いしたいんですけれども、先日、「ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI)について」という報告書が出ました。中央環境審議会、生活環境審議会、食品衛生調査会の三者から報告されたわけですけれども、この概要版の中に、四として「ヒトに対する影響」という項目がありまし...全文を見る
○加藤修一君 「概要」の「ヒトに対する影響」のところで「通常レベルの暴露」ということで、欧米諸国が二から六ピコ、日本は二・六ということで表示してございます。これはそれぞれNDの処理の仕方が違うわけでありますけれども、国民の皆さんに向かってこういう発表をされているわけですから、ただ...全文を見る
○加藤修一君 私が予算委員会で質問してもう四カ月過ぎるわけであります。そもそも四Pを定めるプロセスについてもお聞きしたいわけですけれども、この点については審議会の中でいかなる議論がなされたんですか。どういう経緯をもとにして四ピコになったんですか。
○加藤修一君 私は、余り整理されない受け取り方をせざるを得ないのです。  きょうの新聞でありますけれども、この辺に関して、「環境庁は「純粋に科学的立場で議論してもらった」というものの、作業班のある委員は「四ピコグラムを基本にしなければならないような雰囲気があった。研究者に行政的...全文を見る
○加藤修一君 二・六の方に話を戻しますけれども、要するに、ダイオキシン類の排出される量とそれを測定する場合の方法、とりわけ先ほど申し上げましたようにNDの処理の仕方でありますが、今回その二・六という値が出てくる経緯の中で、それぞれ厚生省の方式とかWHOの方式、あるいはEPAの方式...全文を見る
○加藤修一君 いや、質問の趣旨に沿った形で答弁いただきたいと思うのです。  いわゆる私が言っているところの三方式、厚生省方式については測定していると思いますけれども、残りの二つの方式について、参考値というか、今後の検討を踏まえた形で当然やっておくべきことだと思うのですが、私はそ...全文を見る
○加藤修一君 今そういうふうな答弁をいただきましたけれども、これは今回の「概要」の中にも「最も感受性が高い胎児期の暴露の影響を指標とした」という文言もございます。予防原則的な点から考えて、より影響の大きいと思われる数値の方に寄った形で考えることも一つの見識じゃないかなと思いますけ...全文を見る
○加藤修一君 きょう、お手元に資料を、A3サイズで一枚だけ配付してございます。最終的に二・六〇になる、トータルダイエットの関係では二・四一になるという数字はどこから出てくるかということをちょっと考えてみますと、左のA、これは北海道のものを抜き出したわけですけれども、七つのジオキシ...全文を見る
○加藤修一君 私、先ほどそういう説明をして、一・一八という値が出てきているんだというふうに言っているわけです。CのところのA掛けるBというのは、Aに当たるのが一日当たり食品摂取量ですね、これは国民栄養調査から持ってきた値だと、それに食品中のダイオキシンの濃度というのを掛けて一・一...全文を見る
○加藤修一君 わかりました。要するに、食品中のダイオキシン濃度というのは、実態調査に基づいてやったわけじゃなくて、割り返してやったという話ですね。ということは、A掛けるBをもとにして一・一八が出てきたんじゃないということですね。説明が違いますね、ここの説明というのは。違うんじゃな...全文を見る
○加藤修一君 実態調査に基づいて答弁されたというわけじゃないということですね。そういう理解でよろしいですね。  環境庁長官にお尋ねしたいんですけれども、同様に、例えば「鉄道、自動車、船舶、航空機等の移動体からの排出量については、移動体という一つの区分に包括して行う」、そういうふ...全文を見る
○加藤修一君 今の御答弁の中で、運輸省からこういったことについては適切でないというふうに聞いた、それに基づいてそういった判断をしているという話ですけれども、運輸省は適切でないと言ったその根拠というのはどういうふうに考えているんですか。今、答弁の中に多少はございましたけれども、相当...全文を見る
○加藤修一君 それでは、そもそも今回の覚書についてでありますけれども、法案提出に際して通常なされているというふうに聞いております。法案を閣議決定するに当たって交通整理だと、そういうふうなことも聞いているわけですけれども、これは今回請求されたからこういう覚書が出てきたわけであります...全文を見る
○加藤修一君 議論を弾ませる、あるいは国民的な合意を形成していく上では、私はこういった覚書というのは前もって公表するということは非常に大切だと思うんです。あえて請求されてから公表するという姿勢は私はいただけないと思うんですけれども、この辺について通産省はどうお考えですか。
○加藤修一君 それでは、次に環境庁にお願いしたいわけですけれども、PRTR制度の適用範囲でありますが、これは自衛隊は対象になりますか。対象になるとしたら、どういった単位で対象にする予定ですか。
○加藤修一君 それは、十分検討して対象にするということになるわけですか。
○加藤修一君 アメリカ国内においては、軍事基地はTRIですか、そちらの方で対象になっているわけです。連邦関係の施設についても当然対象になっているわけですが、これは十分参考に値すると思いますけれども、アメリカが既に先進的にやっているこのことについてはどういうスタンスでおりますか。積...全文を見る
○加藤修一君 自衛隊一本でやるという話にはならないですね。それぞれ師団がございますけれども、大きい単位としては師団になりますが、さらにその下には連隊を含めてそういう単位がありますけれども、現時点でどの辺を単位にして報告させようということでしょうか。  今まで我々が議論してきた中...全文を見る
○加藤修一君 では、アメリカの軍事基地の話が出たわけでありますけれども、これは在日米軍基地は対象になりますか。
○加藤修一君 在日米軍基地の環境汚染の問題について私はたびたび取り上げてきておりますけれども、似たような答弁を今いただいております。ただ、PRTR、これを在日米軍基地に適用するしないという点について、適用されればこれはある意味で厳格なあり方だと思うわけでありますけれども、どうでし...全文を見る
○加藤修一君 なぜ厳格云々という話をしたかといいますと、今まで政府答弁の中にはそういった言葉が頻繁に出てくるものですから、あえてそれをもとにして質問したわけであります。  どういうふうに言っているかといいますと、米軍について、在外基地においては、日本というふうに考えてもいいと思...全文を見る
○加藤修一君 環境基準という話を申し上げましたけれども、そのほかの委員会で私は質疑応答しておりますが、その中ではそういった面だけじゃないと思うんです。環境項目という形で非常に抽象的な言い方でありますけれども、そういうふうに議論しているところもあるわけでありますから、もう少し踏み込...全文を見る
○加藤修一君 多少視点が違うかもしれませんが、米国防総省は次のように言っているわけです。  どういう指示文書を出しているかというと、国防総省の海外活動における環境回復対策、こういう指示文書が出されておる。海外で既に返還された軍事施設についても環境汚染の浄化活動を義務づけている、...全文を見る
○加藤修一君 そうしますと、今まで沖縄なんかで起こっている環境汚染問題については必ずしも迅速に対応されていないというふうに私は理解しておりますけれども、ちょっと矛盾するように思いますが、その辺はどうでしょうか。
○加藤修一君 いや私は、実態はそういうふうになっていないと。例えばPCBの問題についても、基地の中においてやっている話でありまして、必ずしもそういう実態にはなっていないと私は思います。  私が、先ほどから考えていたことは、日米地位協定を変える必要があるのではないか。やはり環境条...全文を見る
○加藤修一君 それが期待できないから言っているんです。  終わります。ありがとうございました。
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今回の補正予算の中で、新規・成長分野雇用創出推進事業ということで緊急対策が内訳にございますけれども、私は、中長期的な視点に立ってもこれは非常に重要ではないかと思います。この分野の成長、雇用創出をどういうふうに図っていくか。例えば環...全文を見る
○加藤修一君 そこで、実は参議院の行財政改革・税制特で附帯決議がなされたわけですけれども、衆議院に引き続き、「国際情勢、環境や福祉などの国民の行政ニーズの変化等を踏まえ、組織の在り方、所掌事務、定員配分等について、」「政治主導で見直す」とされたことに加えて、参議院の附帯決議として...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁の中で具体化の作業を進めていくという話がございましたけれども、平成十三年一月の環境省発足に際しては、既に総理が答弁されていますように、環境省にふさわしい体制を整える、そのために十分な組織、定員等の体制の充実強化を図るとともに、十分機能を果たし得る予算措...全文を見る
○加藤修一君 先ほど総理の答弁の中にCOP3の話が出てございましたけれども、私は、今地球温暖化の問題というのは極めて深刻な状態に来ているんではないかなと思います。  例えば、南極大陸というのは日本の四十倍ぐらいの面積がございますけれども、平均二千五百メーターの氷が乗っかっており...全文を見る
○加藤修一君 ただいま答弁の中にデンマークが百四十六万キロワットという話がございました。デンマーク全体としては一千万キロワット、北海道の倍の電力容量でありますけれども、二〇三〇年には五百五十万キロワットの導入ということを考えていると。  現在、日本は二〇一〇年で三十万キロワット...全文を見る
○加藤修一君 ただいまの答弁の中に、将来の達成状況を見て見直すという話でございますけれども、現在の北海道でさえ、風力発電のことを考えていきますと計画を含めて五十万キロワット、明らかに日本全体の二〇一〇年の目標値三十万キロワットを超える、そういうニーズが事業者としてあるわけでありま...全文を見る
○加藤修一君 今、安定性の問題が出てまいりましたけれども、これは技術的に私は解決できるような余地は十分あると思うんです。視察へ行ってきたわけですから、この辺についても十分調査をしていらっしゃると思いますけれども、これはどうでしょうか。
○加藤修一君 安定性の問題については、ミクロ、マクロについて安定的に技術的な面で確信性がかなり深まってきておりまして解決の見通しがつき始めていますので、ぜひとも強力にこの辺のことを考えに入れていただいて、大幅な上方修正を行っていただきたいと思います。  先ほど大臣の方からコスト...全文を見る
○加藤修一君 ぜひお知恵を絞ってやっていただきたいと思います。  それでは最後に、自然エネルギーの促進の取り組みについて、総理にこの関係についての御決意をお伺いしたいと思います。
○加藤修一君 二十一世紀に向けて、やはり本格的な循環型社会の構築を図っていかなければいけないわけですけれども、炭素税とかエネルギー税、そういったものの組みかえも当然していかなければいけない、資源消費の極小化を目指さなければいけない、そういう時代状況だと思います。そうしたところから...全文を見る
○加藤修一君 今、同質で大量にあるからという話でしたけれども、これはたしか建設省も制服のリサイクルマーク事業を活用していると思いますけれども、この状況についてお示しいただきたいと思います。
○加藤修一君 一部の地方建設局はどうですか。
○加藤修一君 積極的な答弁ありがとうございます。  建設省以外にも、警察庁、防衛庁、郵政省、海上保安庁など制服をたくさん使っているところがあるわけですけれども、年間予算、支給総数、リサイクルの状況について教えていただきたいと思います。
○加藤修一君 廃棄処分しているところもあったりして、行われていないところも随分あるように思いますけれども、非常に重要な観点だと私は思っておりまして、総理はこの辺についてどのようにお考えか。やはりリサイクルマーク事業を取り入れて、政府が全面的に率先してやるべきだと私は思いますけれど...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次にダイオキシン問題でございます。  ダイオキシン類対策特別措置法が七月十二日に成立いたしましたけれども、欧米に例を見ない総量規制やあるいは環境基準の設定など画期的な法律が誕生したと私は思っております。今後、耐容一日摂取量や大気、水質、土壌の環境基準ある...全文を見る
○加藤修一君 六月二十日のある新聞の報道によりますと、現時点で二〇〇二年の削減目標は九割削減というふうになっておりますけれども、一般焼却炉の設備予算の試算が出ておりましたけれども、一兆五千億円を超えるそれが必要であると。報道が勝手に書いたかもしれませんが、そもそもこういう予算が私...全文を見る
○加藤修一君 現段階で国庫補助はたしか原則四分の一でありますけれども、北海道なんかのいろいろな例を聞いてみますと、非常に自治体にとっては過剰な負担になっている。やはり住民の生活環境保全ということを考えていくならば、政府としてできるだけ財政支援をするべきだと思いますけれども、この辺...全文を見る
○加藤修一君 より一層強力な財政支援をお願いして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
08月03日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第19号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、雇用確保についてまず最初にお伺いしたいわけですけれども、先ほど同僚委員からも三つの過剰の問題が出されておりましたけれども、企業の過剰設備の処理等に伴ってやはり過剰雇用を解消しようとするならば、失業率は言うまでもなく一層高まる...全文を見る
○加藤修一君 小渕総理が五月にアメリカに行ったときに、シカゴ大学の学生とのいわゆるディスカッションミーティングで、総理はこういうふうに答えております。「企業内に多くの失業者を抱えては競争力がなくなる。残念ながら失業率は、若干また増加せざるをえない」、こういうふうに述べておりますけ...全文を見る
○加藤修一君 冒頭、十五分野について情報、環境等の話もございましたけれども、やはり日本経済をリードするために新しい産業を国家プロジェクト並みに考えて育成していく必要があるということは言うまでもないことだと思います。  例えば、情報通信分野についてはソフトウエア産業が大変おくれて...全文を見る
○加藤修一君 OSの話はともかくとして、インドとか中国とかマレーシア、韓国なんかを考えていきますと、デファクトスタンダードに匹敵するようなソフト製品が出始めている、急速に伸びているということを考えていく必要があるのではないかと私は思うんです。それと、日本の流通の形態がオーダーメー...全文を見る
○加藤修一君 時間がないから次に参りたいと思います。  雇用の創出あるいは受け皿として考えていくものの一つとして、最近は報道なんかされておりますけれども、NPOの関係でございます。  産業連関分析で新ゴールドプランなんかを考えて分析していきますと、介護の社会化ということで、福...全文を見る
○加藤修一君 次の質問についての答弁までいただきましたけれども、雇用の視点から、NPO法に基づいている業種について、将来どのぐらい伸びるかということも含めて、実態調査を踏まえた形での将来の見通しをきちっと立てるべきではないか、私はそう思うんですけれども、それについてはどういうお考...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、NPOとエコマネーの関係について認識を伺いたいわけですけれども、NPOがより拡大していく方向で運営がなされるという点ではエコマネーというのは極めて重要な位置を私は示していると思うんです。このエコマネーについては、例えば地域交換取引制度あるいは地域経済信...全文を見る
○加藤修一君 NPOの活動については、財政的な面とか税の面で支援をしていくべきだと私は思っていますけれども、NPOの所管である経企庁として、このエコマネーの活用例とか導入例、そういったものについての実態調査を私はすべきではないかと思いますけれども、手短にお願いします。
○加藤修一君 それでは、資源エネルギー庁長官にお尋ねしたいんですけれども、これは日本の環境産業にかかわってくる話であります。今、私は、自然エネルギー産業についてこれから大きく伸びていく可能性があると思っていますので、その基本的な量として、例えば自然エネルギーの太陽光とか風とか、風...全文を見る
○加藤修一君 統一的な調査をお願いして、私の質問を終わります。
08月06日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第21号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  昨日、参考人の方々から大変示唆的な話をいただきまして、本当に人選は的確なものであったというふうに理解しておりまして、大変ありがたいと思っております。  参考人の大見教授に私も触発されておりますけれども、それで思い出した本がござい...全文を見る
○加藤修一君 部分的には納得しますけれども、別の部分については納得できないところもあります。  昨日、参考人の一人でありました大見東北大学教授に私はあれから電話をいたしまして、約四十分ぐらい話をいたしました。スーパープログラマープロジェクトについては非常に大きな関心を示していた...全文を見る
○加藤修一君 同感だけじゃなくして、具体的にぜひ実施の方向で検討を積極的にお願いしたいと思います。  それで、最初に質問した内容について、残された時間が非常に少ないんですけれども、ぜひお願いしたいと思います。
○加藤修一君 終わります。
10月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 閉会後第1号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  我が党は、事故が発生した九月三十日に対策本部をつくりまして、翌一日には現地の視察をしてまいりました。私もその中の一員として行ってきたわけであります。  今回の臨界事故については、私は非常に深刻な事態が起こったものだなと思っており...全文を見る
○加藤修一君 ぜひしっかりと頑張っていただきたいと思います。  ジェー・シー・オーの方にお聞きしたいわけですけれども、平成五年十一月に核燃料物質加工事業変更許可申請書、百六十数ページにわたる内容になっております。これはJCO—FL—九三〇五というふうに書いてございますけれども、...全文を見る
○加藤修一君 その内容について科技庁にもちょっと確認の質問をしたいと思います。  この事故を起こした沈殿槽が独立した二重の臨界防止装置設計になっていなかったこと、これがこの申請書の添付資料の大きな三番、二十三ページに書いてあるわけですけれども、要するに二重の臨界防止設計になって...全文を見る
○加藤修一君 それでは、濃縮度五%のウランと濃縮度一八・八%、今回のケースでございますけれども、一つの施設で共有することをきちんと審査したかどうか、あるいは転換試験棟で記載されているプロセスは通常の濃縮度五%のウランに対するものであって、先ほどから議論になっておりますが、濃縮度一...全文を見る
○加藤修一君 それでは、今回の事故に関して、許認可体制にかかわる非常に重要な構造的な問題というところもあるように私は考えておりますけれども、マクロ的には規制と推進を行う、規制をする組織あるいは推進を行う組織、そういったものが一つの組織の中に併存しているというのは、ある意味で私は非...全文を見る
○加藤修一君 いや、問題があるからこういう今回のようなケースも出てくるというふうに私は認識していますけれども、それについてはどうでしょうか。
○加藤修一君 それでは、中央省庁の再編の関係で、費用対効果とかそういった行政の評価をどう考えていくかということが非常に大きなポイントになっているわけですけれども、こういった面について行政評価という観点からどのようにお考えですか、将来に向けて。今検討中ですか、こういった点については...全文を見る
○加藤修一君 いや、経済的な効率性とか、それだけを言っているわけじゃなくて、やはり行政の評価の仕方でありますから、安全性において効果的なあり方、それをどう評価するかということについては当然考えていく内容を持っていると思いますけれども、どうですか。
○加藤修一君 それから、安全宣言とかそういった問題についてなんですけれども、質問通告をしているわけじゃありませんが、茨城県が安全宣言をしたと。さらに、どうもこの辺がちょっと錯綜している部分があるかもしれませんが、臨界が継続し、中性子線量が上昇していると、そういった中で、さらに十分...全文を見る
○加藤修一君 午前中も長官から事故究明を徹底して行うという話がございましたけれども、私は、その構造的な要因ということに対してどう対応するかということも極めて重要なポイントではないかと思います。例えば科学的な事故調査をするということで、原子力安全委員会のウラン加工工場臨界事故調査委...全文を見る
○加藤修一君 それでは、私は、前国会におきまして賠償法の問題とか、電事法の改正の問題とか、あるいは原子炉等規制法の問題でさまざまな角度から質問をさせていただいたわけでありますけれども、非常に密接に関係している事柄がございますので、それを改めて申し上げたいと思います。  ICRP...全文を見る
○加藤修一君 質問に対する答弁になっていないという理解でいますけれども。  一九九〇年に勧告を受けて、今ようやっと検討して二〇〇一年からやるという話ですけれども、慎重という中身はどういうことですか。一九九〇年に勧告された内容を慎重に対処して、今ようやっと出てきて、それで二〇〇一...全文を見る
○加藤修一君 積極的な対応をお願いしたいと思います。  私は、前回の国会の中でも原子力防災特別措置法をつくるべきだというふうに言ったわけですけれども、そのときは政府は、原子力防災対策の実効性を向上させる、それで十分であるというふうに答弁されたわけであります。  この法律を具体...全文を見る
○加藤修一君 私は、その内容にはさまざまな項目が考えられなければいけないと思っているわけです。  新聞紙上でも、指揮命令系統の国への一元化。あるいは原子力レスキュー隊、これは私も前国会で申し上げているところであります。あるいは、原子力発電所の運転管理専門官、これは定員割れしてい...全文を見る
○加藤修一君 それから、前回も同じように質問して、具体的にどういうふうにその後対応されているかについて確認の質問ですけれども、いわゆる既存の原発関連の施設の疫学調査をするように私は言っておりました。それは岩崎論文のいかに間違っているかを指摘しながら言ったわけでありますけれども、こ...全文を見る
○加藤修一君 厚生省の人口動態の関係資料を使ってやるというふうに前回も聞いておりますけれども、それを二十年間か何年間になるかわかりませんが、いずれにしても、十年とか十五年とかというふうに調査期間がかかるわけじゃないと思うんです。どのぐらいのめどで考えているか。いつ質問しても調査中...全文を見る
○加藤修一君 それでは、きょうは参考人としてお二人の方が見えていられますので、質問をしたいと思います。  確認的な質問になりますけれども、新聞等に掲載されている内容の中に、特に私は非常に憤りを覚えるわけですけれども、裏マニュアル、この裏マニュアルはいつからあったわけですか。これ...全文を見る
○加藤修一君 どこの部署がつくり、どこが決裁し、上層部のどこまで知っていたかということについては後ほど可能になった範囲で出していただけますか。
○加藤修一君 所長自身はこの辺についてはどうでしょうか。どういう判断をされていますか。どういう認識でずっと仕事をされてきましたか。
○加藤修一君 そのいわゆる裏マニュアルについては所長の部屋には来ていない、所長も見ていない、全然関与していない、全くしていない、そういう理解でよろしいですか。
○加藤修一君 非常に不思議な会社の管理システムだと私は思います。重要だと私はその辺は認識しているのですけれども、所長が御存じない、全く知らなかったという話ですか、裏で物事が、裏マニュアルで進められていたという理解をしてよろしいですか。所長の権限は全く働いていないと。
○加藤修一君 安全上にかかわる問題については、所長も実はこの件に関しては全然関与していないというふうに理解してくださいということですか。
○加藤修一君 精査してきちっと国会の方に提出していただきたいと思います。  違法な作業工程についてですけれども、バケツから貯塔に入れずに沈殿槽に入れたのはだれの指示なんですか。これはいつからですか。上層部はこの点についてどこまで知っておりましたか。
○加藤修一君 最終工程だけではなくて精製段階でも工程を省略していた、そういうふうに報道されている面もありますけれども、それは裏マニュアルにあったのか、それとも現場で指示したということであるのか、どちらでしょう。両方でしょうか、どうでしょうか。
○加藤修一君 最終工程だけではなくて精製段階でも工程を省略していたと言われていますけれども、それは裏マニュアルにあったのかどうなのかということです。
○加藤修一君 これも確認の質問ですけれども、作業員が臨界を知っていたかどうか、いわゆる青い光を臨界と知っていたかどうか、そしてそういった状態になったときに多量の放射線を浴びるとどうなるか、非常に基本的な質問でありますけれども、この辺については知っていたかどうかということの確認です...全文を見る
○加藤修一君 一九八〇年代の初期に弗化水素の関係で何か事故があったというふうに私は聞いておりますけれども、そういったものあるいはそれに類する関係の外に知らされていない事故があったかないか、これについてどうでしょうか。
○加藤修一君 最後の質問になりますけれども、ジェー・シー・オーで出していられるパンフレットですけれども、めくりますと「人に優しいエネルギー」というふうに書いてありまして、最後の方に「人と環境の安全を第一に」というふうにありまして、「防護隊活動」、この中身が「万一の非常事態発生時に...全文を見る
○加藤修一君 最近一年間の記録を提出してください。答えていませんから。
11月18日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今の時代は大競争時代というふうに言われているわけでありますけれども、大企業においても中小企業においても、あるいは中堅企業においてもこういう時代を乗り越えていかなければいけない。そういった意味では、競争力というものをどういうふうにと...全文を見る
○加藤修一君 我が国は、これまでに価格競争力あるいは品質の面における競争力、そういった面で国際市場で勝ち抜いてきたという部分があるわけですけれども、大競争時代における今日においては、やはり多面的な競争力、そういったものも今後考えていくべきだと私は思っておりまして、その競争力につい...全文を見る
○加藤修一君 今、御答弁をいただいた内容については私もそのとおりだと思いますけれども、堺屋経済企画庁長官なんかもおっしゃっている部分に入るかもしれませんが、いわゆる知的な面での競争力、新しい発明とか発想、そういったすぐれたものを一つのコンテンツとして生かしていって、最終的にいわゆ...全文を見る
○加藤修一君 小渕総理は、今回の予算の中でも、補正関係でも、ミレニアムプロジェクト、ミレニアムですから千年紀ということなんですけれども、その中で環境の問題あるいは情報の問題ということを取り上げているわけですけれども、この二つをあえて取り上げて、いわゆる国際市場における戦略的な競争...全文を見る
○加藤修一君 それでは、中小企業基本法等の改正の中身について入っていきたいと思います。  まず私は、改正するという中で理念の転換、これは政党においても理念を転換するときには、それについて今までどういうふうに考えてきたか、さまざまなことをやってきたことについていわゆる総括をして評...全文を見る
○加藤修一君 大臣の御答弁の中に、経済の二重構造というのがございました。それから、今まで聞いている範囲でも格差是正という言葉がございました。  二重構造についても格差是正についても、これが解消されたと私は考えていないわけですけれども、新基本法の理念で大臣は弱みを克服し強みを発揮...全文を見る
○加藤修一君 活力を上げるとか強化するとか、そういったことは過去やってきた中身だということで私は同じことだと思っているんですけれども、やはり大臣の考えは違うということですか。もうちょっとわかりやすく御説明いただけますか。
○加藤修一君 時間の関係がございますから、次に参ります。  創業・ベンチャー企業に対して強化していく、相当の押し上げを行っていくという話になっているわけですけれども、どのぐらいの雇用創出を見込んでいらっしゃるか、その辺についてどうでしょうか。
○加藤修一君 この創業・ベンチャー企業を相当押し上げていくという中には、さまざまな政策体系があるわけですけれども、技術開発を促進する上でSBIR、ここに黄色のパンフレットを持ってきていますけれども、このSBIRの推進を図ることが重要だと私も考えております。  この中の説明を見て...全文を見る
○加藤修一君 ベンチャー企業を加速的にふやしていくという考え方に立っているわけですけれども、そういった意味では、すぐれた経営資源やいわゆる隠れた優良企業、こういったものを発掘する、それと同時に企業とベンチャーキャピタリストあるいは目きき人材をつなぐ仕組みが非常に私は重要だと思って...全文を見る
○加藤修一君 アメリカの例ですけれども、二十五万人の個人がベンチャーキャピタルに投資しているということであります。金を持っている個人投資家、それはどこで探せるかというのが非常に私は大事だと思うんです。どういうところでそういう人たちを見つけ出すか、あるいはベンチャーキャピタル専門会...全文を見る
○加藤修一君 三百カ所のいわゆるワンストップサービス施設の関係ですけれども、以前に中小企業の相談窓口を一本化しようとしたことがございますよね。実際に中小企業総合指導所ができた。しかし、平成八年にはこれは廃止されているわけでして、それは不都合が相当あったから廃止したという話だと思う...全文を見る
○加藤修一君 それでは次に、セーフティーネットについて大臣にお答えいただきたいんです。  説明はちょっと割愛させていただきますけれども、いわゆる今回、特別保証制度をやっているわけでありますけれども、これが終了した場合、期限が終了した後のいわゆる代替措置、これも当然考えていく必要...全文を見る
○加藤修一君 今回の新基本法の定義改定によって一部中堅企業を含むことになるわけでありますけれども、私募債保証を可能にするいわゆる信用保証協会法の改正もあるわけですけれども、その私募債保証とかそういったことをやれる企業、これは、債券を発行し引き受ける会社は極めて私は知名度としても高...全文を見る
○加藤修一君 その点については別の機会にまたやりたいと思います。  それで、雇用の受け皿の視点からちょっと考えていきたいと思いますけれども、いわゆるコミュニティーにおけるビジネス展開という観点であります。  いわゆる元気な高齢者の雇用を考えていくとか、あるいは今問題になってお...全文を見る
○加藤修一君 それでは、情報産業の関係について。いわゆる新産業創出ということで情報産業がますますこれから活発になっていくというふうに考えられるわけですけれども、情報を戦略産業と位置づけていく、そういうふうに考えるのも一つの大きな視点に立つものであろうと思いますけれども、情報産業の...全文を見る
○加藤修一君 関連して、電子商取引の関係がございますけれども、この電子商取引の中枢の一つを占める技術というのは暗号技術がございます。我が国の今後の暗号技術に関する事業に対してどういう見解を持っていらっしゃるか、どういう形で今進めているかどうか、その辺についてもお願いいたします。
○加藤修一君 この辺についてアメリカは戦略を私は変えたと思います。以前は輸出規制を相当やっておりましたけれども、安全保障の視点から厳しく守ってきておりましたけれども、二〇〇〇年からはそうじゃないと。戦略を変えて、いわゆるIT産業の興隆は安全保障をサポートすることにもなる、それから...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
11月25日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず最初に、極めて基本的な質問でございますけれども、いわゆる原子力基本法には、民主、自主、公開について述べられておりまして、非常に重要な部分だと思いますけれども、とりわけ公開については、今回の事件を含めて、やはりこういった問題が起...全文を見る
○加藤修一君 今回の事故に関連してのさまざまなデータについては、ぜひ全面的な公開、開示、それをお願いしたいと思います。  それでは、前回の緊急提言と中間報告という形で、平成十一年十一月五日という日付での報告について入ってまいりたいと思います。  「今後の調査検討課題」というこ...全文を見る
○加藤修一君 お答えの趣旨はよくわかりますけれども、検討という前向きの答弁をいただけると思っていたわけですけれども、検討は、検討してだめになる場合もあるし、そういうふうになる場合もあるわけですけれども、検討というお考えもございませんでしょうか。
○加藤修一君 再発防止ということについても私ども十分当然考えていくべきだと思っていますので、そういった点を含めて原子力防災の日の設定ということは非常に私は大事ではないかと思います。  それで、今回炉基法の改正がありますわけですけれども、その中で、厳しい緊張感を持続するための枠組...全文を見る
○加藤修一君 それでは別の提案ですけれども、それは電子サイバー空間上に構成するとか、あるいはレプリカでやるケースも考えられるわけですけれども、それについてはどうでしょうか、検討を含めて。
○加藤修一君 先ほど、同僚委員の質問について非常に大きな関心を持って聞いていたわけでありますけれども、この三百五十メーターの設定の妥当性と、それからいわゆる避難解除をした場合の根拠といいますか、その辺について再度私の立場からお聞きしたいと思います。
○加藤修一君 総合的に検討という話で、最終的に避難解除の根拠にしたという話ですけれども、これに時間を使うわけにいきませんので、別の機会にもう一度取り上げたいと思います。  それでは次に、INES、国際評価尺度の関係で暫定値四ということでありますけれども、これ、暫定という意味はど...全文を見る
○加藤修一君 今までの我が国における原子力関係の事故では、高速増殖炉「もんじゅ」ナトリウム漏えい事件ではレベルが一ですか、それから美浜発電所二号炉伝熱管損傷事故では異常事象ということで二と、それから旧動燃アスファルト固化処理施設の関係ではINESは三ということでありますけれども、...全文を見る
○加藤修一君 意地悪な言い方をするわけじゃないんですけれども、最初はやはり甘く見積もっているというような感じがするわけですけれども、この辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。全然関係ないということでしょうか。
○加藤修一君 それでは次に、先日、十一月二十日の新聞でございますけれども、東海村村長が特派員協会で講演をされております。それで、今回の「原子力防災上「想定外」だったことについて、「海外で先例があった以上、起こると考えるのが当然。それを怠ったのは科学者の思考停止なのか、「日本では起...全文を見る
○加藤修一君 想定外という言葉が出ましたので、想定外というのは、INESの関係で今まで三つの、今回を含めて四つの大きな事故が生じているわけですけれども、これも全部想定外という話だったんですね、結論は。全部想定外であったと。私の理解ではそういうふうに考えているわけです。  例えば...全文を見る
○加藤修一君 時間がないですので最後の質問にしたいんですけれども、今回被曝労働者と認定された方々が三人ほどいるというふうに聞いております。先ほどもちょっと議論になりましたけれども、六十人プラス二十四名、それからプラスアルファということを考えていきますと、例えばゴルフ場の練習場のと...全文を見る
○加藤修一君 終わります。
12月01日第146回国会 参議院 本会議 第9号
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○加藤修一君 私は、自由民主党、自由党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました二法案に対して質問いたします。  我が国は、世界で唯一の被爆国として、原子力の利用については特有の国民感情があります。その中にあって、原子力の民生利用として原子力の火が初めてともったのは...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○加藤修一君 公明党の加藤でございます。公明党は、生命、生存、生活ということで、私なんかも街頭でよくそういったことを出して演説をしてきた経緯がございますけれども、こういった点から私はきょう質問させていただきたいと思います。  午前中の委員の話も関心を持ちながら聞いておりました。...全文を見る
○加藤修一君 これはウラン残土、たまたまこれは鳥取県の例でございますけれども、ほとんど鳥取県の中で人形峠を含めてこういった面のことがあるとは思うんですけれども、私は、事実関係を調査すると同時に、こういった残土、どの辺までこういうことが起こっているかどうか含めてぜひきちっとした調査...全文を見る
○加藤修一君 今回の事件については当然調査して、委員会の方に報告していただけるということでよろしいでしょうか。
○加藤修一君 再度、その件を含めて、ほかの件についても調査をして報告していただきたいと思います。  それでは次に、原子力長計会議第二分科会での議論がございます。  その議論というのは、今回の件も含めての話でございますけれども、電気事業者側から、今回の事故を踏まえて、いわゆる電...全文を見る
○加藤修一君 機能の強化ということでありますけれども、例えば、いろいろ議論になっている話でありますけれども、これは三条委員会にするとかそういったことも射程の中に入っているかどうか。  それから、航空事故調査委員会設置法というのがございますけれども、これはかなり独立した機能を担っ...全文を見る
○加藤修一君 十分機能強化及び大幅な人員を獲得して、きちっとした対応をとっていただきたいと思います。  それでは、次の質問に参りますけれども、私は手元にパンフレットを持っておりまして、これは核燃料サイクル開発機構が出しているパンフレットでございます。表には「ジオフューチャー21...全文を見る
○加藤修一君 事業費は言ったでしょうか。
○加藤修一君 私は前回の質問のときに、九月三十日を原子力防災の日にすべきだとか、あるいは実際に事故を起こしたサイトについてはメモリアルサイトにすべきだと、これは非常に物理的な限界もあることも私は承知しておりまして、そのときに答弁いただいたことに対して私は、サイバー空間とかそういっ...全文を見る
○加藤修一君 答弁を私は余りうまく受け切っていないかもしれませんが、こういうことも検討の材料に入れてという意味ですか。私の言った提案はこちらの方に置いておいてという、どっちで私はとらえたらいいですか。
○加藤修一君 それで、このジオフューチャーのことになってしまうんですけれども、これを私はちょっと読んでみまして、午前中の議論ともかかわってくる話なんですけれども、議論の中身とは直接関係ないわけですけれども、例えば高速エレベーターで地下一千メーターへ一気に降下するということを仮想現...全文を見る
○加藤修一君 いや、行政の方が勝手に期待するのはそれはそれで結構ですけれども、私はこれについては大きな期待はかけておりません。  この中を読んでいきますと、「未来の地層処分場への仮想見学ツアーを通して、地層処分場の構造や安全確保の仕組みをご覧いただけるとともに、」云々と書いてあ...全文を見る
○加藤修一君 ぜひ効果的なシステムをつくるように要請しておきたいと思います。  それでは、私は昨日、本会議質問の中でも自然エネルギーを取り上げて、一つの我が国の将来のエネルギーのオプションとすべきだというふうに考えてきたわけでありますけれども、さまざまなエネルギーのオプションを...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと確認ですけれども、調査を充実させながらというのは、こういった事業がどこで展開されているかということを捕捉するということも含めてという意味ですか。
○加藤修一君 従来の軽油に比べると、CO2が一二%減少するとか、あるいは黒煙の中に含まれているSPM、黒煙それ自体が六分の一になるとか、あるいは硫黄酸化物がほとんど含まれていない。非常に環境に対する負荷が小さいということで、そういった意味では、私は、本来投げ捨てられる食用油がこう...全文を見る
○加藤修一君 どうもありがとうございました。  時間が来ましたので、ここで終わります。
12月07日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  きょうは、四人の参考人の方に御多忙中おいでいただきまして、大変にありがとうございます。  最初に、河瀬参考人にお伺いいたしたいんですけれども、今回、臨界事故ということで極めて重大な事故であったわけでありますけれども、この委員会で...全文を見る
○加藤修一君 それでは、次に前田参考人にお伺いしたいんですけれども、きょうのコメントの中で、我が国は資源小国である、あるいは環境保全、そういったことについて言及されておりましたけれども、エネルギーを効果的に供給できるシステム、これがあることは極めて私は望ましいと思っております。当...全文を見る
○加藤修一君 今までこういうケースがあったかどうかわかりませんが、参考人の方に今の資料をでき得れば委員会の方にいただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
○加藤修一君 それでは次に、今回の東海臨界事故のサイトの関係であります。  前田参考人にお聞きしたいんですけれども、私は常々この審議の中で事故の場所をメモリアルサイトにすべきだと。それはリアルな形でやる場合とか、あるいは仮想現実、バーチャルリアリティー、そういった面を使いながら...全文を見る
○加藤修一君 それでは、前田参考人とそれから秋元参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の原子力新法の関係で、第十三条、先ほども申し上げましたけれども、「原子力緊急事態」というところがございまして、その「緊急事態の想定」、この中身のあり方によっては、私は防災計画あるいはアメリカで...全文を見る
○加藤修一君 それでは、秋元参考人とそれから中島参考人にお願いしたいんですけれども、まず、九九年七月の「原子力eye」という雑誌の中で、秋元参考人が「アジア諸国への技術移転は日本の役割」ということでお書きになっていらっしゃるわけですけれども、その中で、「原子力開発推進には安全の確...全文を見る
○加藤修一君 ありがとうございました。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今回、科技庁さんの方から渡された資料の中には、「原子力安全規制の抜本的強化」ということで、「厳しい緊張感を持続するための枠組みの整備(炉規制法の改正)」ということで何点か項目がございますけれども、この項目も非常に私は重要だと認識し...全文を見る
○加藤修一君 以前の答弁に比較いたしますと、極めて積極的な発言だと私は受け取っております。  それで、平成十一年十一月五日に「緊急提言・中間報告」という形で原子力安全委員会からレポートが出ておりまして、その一ページ目に、最後の二行でございますけれども、事故の究明ということで、「...全文を見る
○加藤修一君 よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、民主、自主、公開ということで、原子力基本法の中には三原則という形で入っているわけですけれども、公開という原則で、実は平成十一年六月二日に経済・産業委員会の方に提出されているレポートがございます。これは、「大型原子炉...全文を見る
○加藤修一君 もう一点。  公開の件については私も十分承知しているわけなんですけれども、再試算するべきだと私は基本的に考えております。この再試算のやり方によっては、というのは、つまりさまざまなケースシミュレーションを考えなければいけないわけでありまして、そのケースシミュレーショ...全文を見る
○加藤修一君 ちょっと理解がまだできないわけですけれども。  先ほど、最初に読み上げた中は、要するに大型原子炉の運転から生じ得る公衆への危機の大きさを全体的に評価するという意味合いで書かれているわけですけれども、百歩譲って被害額を想定しなくても、被害想定に向かう場合のケースシミ...全文を見る
○加藤修一君 それは十三条に対応した形の想定の中身だと思うんです。それをどういうふうに具体的にわかりやすく、かつ防災計画の詳細設計に至るまでつなげていくかという点については、やはりケースシミュレーションを多数やった中でつくられていくべきものだと私は思っております。それと、さらにマ...全文を見る
○加藤修一君 いや、ちょっと私は違うんじゃないかなと思うんですけれども。これと直接に私はリンクしようとは思っていないわけですけれども、それと賠償法の話は。先ほど私申し上げましたように、それは抜いて考えてもいいというふうに申し上げております。  要するに、最大の事故を想定したとき...全文を見る
○加藤修一君 要するに、死傷者数が最小になるように避難経路をそれぞれの与件に対応した形で複数のケースシミュレーションをもとにして考えていく、そういうふうに理解いたしました。これでよろしいでしょうか。
○加藤修一君 それでは、この中でも触れているわけですけれども、単純に大人だけの被曝者の数とかそういうふうに計算しておりまして、何人の方が亡くなる等々含めて、あるいは晩発性の影響についてはどのぐらい出るか、そういう数値があるわけでありますけれども、「放射性物質の内部被ばく基準一新へ...全文を見る
○加藤修一君 よくわかりました。なるべく早くと言っても、もうそういう形で決めているわけですからあれですけれども。でも、九〇年の勧告から相当数の年数がたっているということは、もうちょっと早くできなかったかなという、そういう気持ちはございます。  午前中にほかの委員の方から、例えば...全文を見る
○加藤修一君 科技庁長官に。
○加藤修一君 原子力発電がほかの発電システムと比較して優位であるという御答弁ですが、バックエンド政策にかかわるようなコストをどの程度見ているかということについては、非常に私は議論のあるところだと思います。その見方によってはかなり変わる可能性は十分あり得ると思いますけれども、きょう...全文を見る
○加藤修一君 そうすると、商業用の原発が五十一基ありますから、アバウトで約五十倍ぐらいすれば全体の熱量になるという理解でよろしいですね。  それと、温排水の影響としてはそのほかにさまざまなことがあるんです。いわゆる地球温暖化に関連して考えていきますと、例えば海水中に二酸化炭素が...全文を見る
○加藤修一君 新しい、〇・九円プラスアルファの関係で、それにつながるものは全部報告いただけるということですか。
○加藤修一君 今、検討中で、検討中だけれども報告するという意味ですか。ちょっとどういうふうにとったらいいのですか。
○加藤修一君 よろしくお願いいたします。  それでは、時間があれですから一問だけスキップいたしますけれども、防災指針の関係なんです。  現在、事故が起こった場合避難すべき距離等について原子力安全委員会でつくっている防災指針があるわけですけれども、それは原子力発電所等周辺の防災...全文を見る
○加藤修一君 午前中の参考人の議論の中で出てきた話ですけれども、敦賀市長の河瀬参考人が言っていたことなんですけれども、私も前々からどういうことかなというふうに思っていたんです。例えば、原子力発電所等周辺の防災の距離というのは八から十キロメーターである、それから再処理施設は半径五キ...全文を見る
○加藤修一君 極めて、各サイトごとにその自然的社会的周辺状況を勘案して増減されるべきものであるという、勘案というところは非常に恣意性というか裁量性が入るような感じがするんですけれども、これは数量的にどうこうという話はないんでしょうし、非常にちょっと根拠ということでそういうふうに説...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  公明党は、九九年七月二十四日に第二回臨時党大会を開催いたしまして、活力と安心の生活大国を目指す基本政策を発表したわけでありますが、その一環としてごみゼロ、エゴゼロ、むだゼロを力説しているわけです。また、生命、生活、生存、これを重要...全文を見る
○加藤修一君 それについてはまだ私は理解できないわけであります。  過去のスラブ内地震と言われているのは、先ほど言いました釧路の関係もそうでありますし、グアム島沖の一九九三年の八月の関係もそうでありますし、それから一九九四年の十月、色丹島沖の地震等々いろいろあるわけでありますけ...全文を見る
○加藤修一君 パンフレットを改訂するときにはということですけれども、改訂する用意はあるわけですか。
○加藤修一君 それで、国民の皆さんにわかりやすくするためのパンフレットだと言いましたけれども、誤解が生じるようなパンフレットは私はよくないと思っていますので、そこはきちっと押さえて記述をすべきだと思います。  それから、また通産省にお聞きしたいわけですけれども、太平洋スラブ、こ...全文を見る
○加藤修一君 私は一般論で話をしているわけでは決してないわけで、これについては細かい話になってしまいますので、きょうは時間がございませんから別の機会に話したいと思います。  それで、科技庁さんの方に質問なんですけれども、先ほど通産省はパンフレットを書きかえる用意があるという答弁...全文を見る
○加藤修一君 いや、私は明示的にすべきであると言ったわけなんですけれども、これについてもちょっと時間がないから先の問題に移ります。  指針には、活断層がなければマグニチュード七級の地震は起こらないという考え方に立って指針がつくられておりまして、原発の場合は活断層を避けてつくるか...全文を見る
○加藤修一君 今の説明は私はまだ納得できていないんですけれども、これはまた別の機会にやりたいと思って次の質問に行きます。  島根原発の直近に八キロの活断層が確認されたわけですけれども、通産省はそれに対応する地震はマグニチュード六・三だから危険はないとしている。しかし、地表の活断...全文を見る
○加藤修一君 これで最後にいたしますけれども、計算した結果マグニチュード六・三であるからこれは大丈夫だという計算に当たって、私が確認した範囲では松田の式を使っていると。しかし、東大にいるときに松田さんがこの式をつくったのは一九七五年でして、最近松田先生はこれは訂正しなくちゃいけな...全文を見る
○加藤修一君 以上で時間が来ましたので終了いたします。