加藤敏幸

かとうとしゆき



当選回数回

加藤敏幸の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第114回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○参考人(加藤敏幸君) 連合の加藤でございます。  私は、労働組合の現に仕事に携わっている立場から、労働と余暇に関する考え方を申し述べたいと思います。  お手元に資料として何ページかお配りをしております。一つは、「一、八〇〇時間は〝可能だ〟」ということの資料でございまして、こ...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) いびつな気持ちを持っているのではないかと、こういう山本先生の御指摘は、私は全く同感だというふうに思います。  本当に今、私個人も含めて何となく戸惑いというんですか、少しううんと考え込んでしまうような状況にあるということでありまして、それはやはりゆとりだと...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 二つ御質問の趣旨があったと思いますけれども、前半の方は、私は今の日本の世の中、私なりに思う一つのポイントは、貧乏とか窮乏に対する不安感が必要以上に強いのではないか、これが社会全般的な強迫観念を形成し過ぎているところにちょっと私は今の日本の社会の問題点がある...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 大塚先生の御質問で、まず第一点は意識改革の必要性があるということについては全く同感でありまして、自動車総連の得本会長も、自動車産業としての反省も込めながら、やはり働く者の立場からも労働時間というものの考え方を、価値観を変えていく、そういうふうなことを非常に...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 一点補足させていただきますと、今言われました点につきましては、日経連が労働問題研究委員会報告の中で、大企業が関連中小に対して分配率の面でも配慮すべきであるという、これは一言だけですが去年から出てきまして、それで世の中が変わるわけではないんですけれども、一つ...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 労働の密度が高まっていくと、どのようにこの負荷を吸収していくかということの方策、非常に重要な問題指摘だと思います。  私が労働の価値と申し上げましたのは、先生が御指摘になられた部分と、それからもう一つは労働の質というんですか、働くこと自体が本人にどれだけ...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 一千八百時間の目標というのは、一九九三年度一千八百時間を連合としての中期時短の目標にしようということでございまして、その後の問題というのはまたそのときまでに状況を見ながら、目標ということについては組織内で討議をしていきたい、こういうふうに考えております。 ...全文を見る
○参考人(加藤敏幸君) 時間の関係で簡単にお答えをさせていただきます。  そういう社長さん方には、私はそういうことでは人が集まらないですよと、それが結局経営基盤を台なしにするんではないかと。そういう意味では、ベンツに乗る暇があったら努力をしてほしい。  それから二つ目は、金融...全文を見る
11月14日第116回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○加藤参考人 加藤でございます。  外国人労働者問題に関する連合の考え方並びに私の考え方、そして本法案に対する考え方を申し述べたいと思います。既に各参考人の御意見の中で重複する部分もあろうかと思いますので、簡単に申し上げます。  まず第一に、人、物、金と一口で申しますけれども...全文を見る
○加藤参考人 具体的な基準ということについてなお「法務省令で定める」というふうになっておりまして、これは改正案の中にいろいろ「外交」から、その類別については今明確になっておりますけれども、例えば「技術」ということにつきましても、個々具体的に一人一人どういう条件に合致した場合に在留...全文を見る
○加藤参考人 多少そういうケースが発生する可能性があるかもわかりませんけれども、しかし総体的に言えば現在もう既に潜行している部分もあるわけでありますから、全体的なバランスを考えるならば罰則を新設することに踏み切った方がトータルとしては益がある、このように私たちは考えております。潜...全文を見る
○加藤参考人 コストと申しますのは、社会的なコストということでございます。仮にその労働者を雇い入れたといたしまして、雇用主はそこからいわゆる付加価値を得るわけでありますね。雇って、仕事をしていただいて、売り上げが上がって利益が出てくる。ですから、経営側にとってはそういう形で利益が...全文を見る
○加藤参考人 大変ありがたい御質問であると思います。  例えば、労働省関係の各種法律に関しましては、基準法関連では中央労働基準審議会、中基審がございます。最低賃金も、これは最賃の審議会がございまして、いろいろな意味で当該の労働者あるいは経営者そして公益を代表する者の意見を聞く中...全文を見る
○加藤参考人 研修生の導入については賛成でございます。  ただ、私は、今研修生の問題については一つ大きな課題を抱えていると思います。それは、一石三鳥ということを前提にして今議論が行われております。一石三鳥と申しますのは、導入された企業にも利がある、本人にも利がある、そして当該国...全文を見る
○加藤参考人 まず初めに、単純労働者という言葉の問題がございます。連合の中で議論いたしまして、私は単純労働者という言葉は使ってほしくないということであります。  単純労働者ということは、一体具体的にどういう人々を意味するのか定かではございません。各種の専門家の議論を見ましても、...全文を見る
○加藤参考人 十一月二十一日以降、中小企業労働者対策局を設置いたします。また、パートタイム労働者等の組織化等につきましても今後尽力をするということでございまして、御指摘のとおり相当の努力をしたいと思います。ただし、これは大変な難事業であるということも肝に銘じておるということであり...全文を見る
○加藤参考人 労働組合は事の利害の当事者ではございますけれども、物事を決める当事者ではございませんので、線引きの方法について、土木の場合はこうだとか、そういうことについて今の段階で持っておるということではございません。  ただ、土木の労働者という労働市場も、細かく見ていきますと...全文を見る
○加藤参考人 現在、中央職業能力開発協会がたしか二百五十名程度、今言われました方式によって一月から開始をするということを伺っております。  我々は、ある研修の部分にオン・ザ・ジョブ・トレーニング、つまり実務労働を一つ研修の仕上げとして繰り入れるということについては賛成でございま...全文を見る