加藤敏幸

かとうとしゆき



当選回数回

加藤敏幸の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第2号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  本日は、三名の参考人の皆さん方、本当にありがとうございます。  被害住民の皆さん方に対する救済策、何ができるのか、何をすべきか、そのことを含めて、また、今後、このようなことが起こらないためには何をすべきか、国会、議会と...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  次に、中川参考人にお伺いをしたいんですけれども、お話の中でマンション購入住民の皆さん方と同じようなやっぱり私も被害者だと、そういうふうな御主張もあったと思います。もちろん、この事業を転換されていくという決断の中でビジネスホテルをされると...全文を見る
○加藤敏幸君 次に、清水参考人にお伺いしますけれども、実はこの要望書の内容については十分読ましていただきましたし、私も阪神・淡路大震災のときに同様の事象も扱っておりますので、大体網羅されていると。  ただ、一つ御質問したいのは、実は、先ほど申し上げましたけれども、グランドステー...全文を見る
○加藤敏幸君 まだまだ御意見をお伺いしたいんですけれども、時間の関係がございますので、仙田参考人にお伺いをいたします。  一枚のこの資料をいただきまして、専門家のお立場から簡潔に御指摘をしていただいていますけれども、私は、ここで言われている五番目の確認検査制度の整備充実、それか...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  終わります。
02月08日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。まとめて質問するトップバッターで、簡単に申し上げますけれども。  一年前に内閣府の副大臣と議論をさせていただいたので、今日は後任の大臣、山口副大臣に御質問したいんですけれども、政策評価の議論をしまして、今まで政府が取ってきた少子...全文を見る
○加藤敏幸君 まあ、これ以上のことはなかなか。また来年に。
03月01日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
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○加藤敏幸君 ありがとうございます。  民社党・新緑風会の加藤で──民主党でした。最近、民主党と使いにくい雰囲気があって。済みません。  多田参考人にまずお伺いをしたいと思います。  今日は政策の実践レベルでの大変貴重なお話を聞かしていただきまして、興味深く、また非常に感動...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○加藤敏幸君 おはようございます。  山下先輩議員に引き続きまして民主党・新緑風会、加藤が大臣所信に関しまして質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、北側大臣は平成十六年九月に国土交通大臣に就任されて、一年半にわたり小泉内閣の中で要職を務め...全文を見る
○加藤敏幸君 そこで、少し視点を変えさせていただきまして、私は、国土交通省における改革、こう言った場合に、今いろいろ申し述べられました、確かに多くのテーマに取り組まれた、あると思います。しかし、基本的には既得権益をどうなくしていくのか、既得権益との戦いが国土交通省における改革の私...全文を見る
○加藤敏幸君 私は大臣の考え方あるいは実績について異を挟むということではないんです。ただ、今やっぱり優先度をどう考えるかというのが政治そのものだとこう言われたわけで、その優先度を考える中に、今国会では国民の安全、安心と、これがやっぱり優先度の中で基軸としてしっかり確立されるべきだ...全文を見る
○加藤敏幸君 つまり、被害者保護がこの制度の最大唯一、目的であると、こういうふうなことでございます。  そこで私は、この自賠責責任において、問題は任意が入っていない、自賠責保険だけに入っているケースということで少し考えていただきたいんですけれども、被害者が悲惨な状況に追い込まれ...全文を見る
○加藤敏幸君 つまり、一五%ぐらいが百二十万円で収まっていないと、こういうことでございますね。収まっていない場合はどうなるのということが、被害者保護がそこの一五%の人たちについてどういう形で貫徹されているのかということが本日の私のこの質問の趣旨でございまして、つまり限度額が百二十...全文を見る
○加藤敏幸君 その任意保険の普及率は七一・一%、平成十六年三月。これは自動車共済を含めて八〇%弱であるというふうに認識をしております。いろいろと制度の改正が行われて、ひき逃げ無保険者による事故の被害補償など、いろいろ充実されてきたことも事実でありますけれども。  しかし、今の答...全文を見る
○加藤敏幸君 是非、苦しんでいる皆さん方に光を当てるような、こういう小さな改革も大臣には取り組んでいただきたいと、こういうふうなことを申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。  次は、モーダルシフトの推進ということでございます。  鉄道、海運のモーダルシフトの推進が言わ...全文を見る
○加藤敏幸君 まあモーダルシフトの宣伝とは言いませんけれど、場をいただいたというのか、大臣に適切な発言をしていただいたと思いますけれども。  私は、モーダルシフトというのは、環境の視点だけではなくて、国土交通体系を俯瞰したときのベストミックスというこれは視点があるということで、...全文を見る
○加藤敏幸君 是非しっかりとした取組をお願いをしたいと思います。  次に、耐震構造計算偽造問題にも関連をして、特定建築物の耐震改修の促進等について御質問をしていきたいというふうに思います。  まず第一に、こういう質問は余りないと思いますけれども、阪神・淡路大震災において倒壊し...全文を見る
○加藤敏幸君 失礼しました。
○加藤敏幸君 その点は私としても評価しておるわけであります。  ただ、これはまあ私、自分の経験の中で感じたことでありますけれども、結局、耐震偽造問題で、一連の報道の中でヒューザーの小嶋社長が発言をした中で私が一番引っ掛かったのは、ある場面で、この偽装問題は今公表せずに、実際の地...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございます。  実は、この耐震偽装問題について細かな質問があったわけですけれども、これは山下議員の方の質問、答弁の中も少しありましたので、ダブってやることはないなということで割愛をさしていただきたい。用意された局長さんにはもう大変申し訳ない、出番がなくて...全文を見る
○加藤敏幸君 という状況にある中で、私どもの方は建物の安全と国民生活の安全をどうするかということで、建物の安全という視点に立って今国会もいろいろ議論をしておるわけですけれども、是非ともここのところはしっかりとした対策をやっぱりやることが重要であるというふうに思いますので、先ほども...全文を見る
○加藤敏幸君 命と生活を守る重要施策として、緊急事態、こういう思いで取り組んでいただきたい、ここは我が党も更に加速したような対策を取るべきだと、このように思っていますけれども、それはまた後日に置きまして、時間の関係で次にスーパー中枢港湾についてお伺いをいたします。  なかなか港...全文を見る
○加藤敏幸君 これもまた大事な日本の拠点で、私やっぱり物流というのは、特に製造業、物づくり日本にとってやっぱり大切な、これは前、決算委員会で大臣とも大分やり取りしましたけれども、ことでありますので、是非とも民間の製造業は皆会社の中で必死になってコスト削減やっておる、これで日本を支...全文を見る
○加藤敏幸君 言ってみると、もうそろそろサチュレートというんですか、飽和状態になり、ただそれらの空港の効率化を図り、目的とした地域振興であるとか交通の効率化だとかそういうふうなことを考えていくと、やっぱり首都圏空港の整備というのはいつまでたっても残っておりますなと。ここをしっかり...全文を見る
○加藤敏幸君 膨大なお金を投下をしているという状況にある、この辺も質問を用意をしておったんですけれども、関空の二期工事を含めて、さてどう算段をするのかという大きな課題があるわけですけれども、私、決算委員でもございますので、これはまた決算委員会でしっかりと、参議院は決算をしっかりや...全文を見る
○加藤敏幸君 予定しました質問終わりましたので、以上であります。
03月28日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。提案されております運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案に関しまして、民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます。  まず、この法律改正の契機になりました昨年四月のJR福知山線脱線事故においてお亡く...全文を見る
○加藤敏幸君 私は、この委員会は非常に大切な議論をやっていくやっぱり使命があるという、そういうふうな思いでただいまの大臣の御答弁はそのまま率直に受け止めたいと、このように思っていますし、経営トップがどういう姿勢で安全に臨むかということはまた後段の質問の中でも意見交換をさしていただ...全文を見る
○加藤敏幸君 私は大臣と異なった立場でもないし、今言われたとおり、もうお互いに一〇〇%そのとおりですと。しかし、そのことができてない現実があったから事故が起こっているし、先ほども言われたスカイマークにしても、正にどう考えているんだと、こう言いたくなるということですから、私はそうい...全文を見る
○加藤敏幸君 今日時点では、そういうふうな法的な措置をとるということが私はある意味では適切だし、必要性が高いというふうに思いますけれども、民間で育った私の感想を申し上げれば、そこまで国土交通省に手取り足取り言われなきゃできぬのかいなと、そんな恥ずかしいことはないでしょうと、そんな...全文を見る
○加藤敏幸君 この法律については私は激烈な応援団ということで今お話をさしていただいておるわけでありますけれども。  したがって、安全に対しては陸海空、やっぱりびしっとした考え方が変わったんだと、この法律施行によって、ということを、国民の皆さん方もそうなんだと、安全について世の中...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございます。  次に、安全対策の徹底を考える場合、安全対策のコストとそれから事故対策コスト、これを比較するということを一回やってみる必要があると。  これは大臣のお話の中にも少し出てきましたけれども、これは結論からいえば事故予防コストの方がはるかに安い...全文を見る
○加藤敏幸君 現時点での損害がそのような莫大な金額であり、今後も増えるであろうし、これは直接的に算定できるマイナスであって、それ以上に企業イメージなり、まあいろいろあるんです。  これも考えていくと、これ株主からいったらどうなんだと。これはやっぱり株主は怒るし。そういうふうな意...全文を見る
○加藤敏幸君 これからの検討項目ということで、今日時点でそうそう具体的イメージはなかなか出しにくいと、こういうことだというふうに思います。  やっぱり体張って安全を確保するという、そういう方なんでしょうね。そして、現場は分かっていますと。現場のことも分からずに安全統括管理者にな...全文を見る
○加藤敏幸君 今日は、このテーマについてはこの辺で、次の質問に移りたいと思いますけれども、今回、航空法の改正では、安全上の支障を及ぼす事態の報告義務が新たに課せられております。今日段階でも我が国航空会社のトラブル、ミスが続発をしておりますけれども、これはもう先ほど小池委員の御指摘...全文を見る
○加藤敏幸君 余分のことですけれども、やはり現場を分かった人でないと仕事が、私一番言いにくい言葉ですけどお役人的になるよと。だから、そこのところが単に員数合わせとは言いませんけれども、いわゆる従来の霞が関の考え方で人を置きましたということだけでは私はやっぱり不足があるし、そして、...全文を見る
○加藤敏幸君 次に、ヒヤリ・ハット情報に関連してお伺いいたしますけれども、これもよく言われていますハインリッヒの法則に基づき大事故を未然に防ぐ安全活動の一つとしてヒヤリ・ハット情報の活用は重要であります。しかし、これもまた製造業においてはまあ日常当然のことのように取り組まれており...全文を見る
○加藤敏幸君 さらに、関連をいたしまして、運輸安全マネジメント態勢構築に係るガイドライン等検討会が二月十五日にまとめられました安全管理規程に係るガイドライン、これがございますけれども、その九番目の項目に関係法令等の遵守の確保が挙げられております。この項目では、当然企業トップや安全...全文を見る
○加藤敏幸君 ただいまのお答えは、公益通報者保護法にかかわる問題と、それには当たらないけれども、現場におけるヒヤリ・ハット情報についても情報者が、そういうふうなことを言う人が不利益に当たらないように当然各企業とも努力すべきだと、二つのそういう内容が含まれていたというふうに思います...全文を見る
○加藤敏幸君 調査委員会の皆さん方に、あなた方、本当に独立しているのと、こう質問したら、独立してますと。していませんと答えたら、これ、大ごとになりますから。そういうような意味で、お答えはもうこれは予想したとおりだし、それ以外ではないと、こう思います。  ただ問題は、十年、二十年...全文を見る
○加藤敏幸君 さて、航空の安全性確保を図るという場合に、私どもは航空管制業務における安全確保も重要視しなければならないと、このように考えております。  先週の二十日に東京地裁で、航空管制のミスによる日航機ニアミス事故の刑事責任について無罪とする判決が出されました。先週の当委員会...全文を見る
○加藤敏幸君 最後に、連続立体交差事業についてお伺いをしたいと思います。時計を見ながら、あれですけれども。  これは、小池委員の御質問と重複する部分もございましたので、余り同じことを議事録に載せるという必要もないとは思います。そこで、これまでの踏切対策に関する取組状況等につきま...全文を見る
○加藤敏幸君 一応予定いたしました質問は以上で終了をさせていただきたいと思います。  最後に一言、この国会は安心、安全と、特に乗り物の安全をしっかり確保して国民の皆様方の不安にこたえると、こういうふうなことでございましてこの法律案が提起されました。問題は、仏作って魂を入れず、こ...全文を見る
04月06日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  海上物流基盤強化のための港湾法等の改正について、前回に引き続き質問をさせていただきます。短い時間ですけれども、七十分間お付き合いをお願いをしたいと思います。  私は、前回も申し上げましたけれども、製...全文を見る
○加藤敏幸君 港湾における過去いろいろな問題があったと、沖仲仕と言われた時代から歴史的な経緯を踏まえて今日に至ったということでありまして、そういう状況をしっかりと踏まえていただきまして、また、労使が三百六十四日二十四時間稼働というのは、これ半導体工場と全く一緒でありまして、半導体...全文を見る
○加藤敏幸君 差し当たって悪い傾向はないということでございますけれども、さらに、ある意味で監視をやっぱり続けていただきたいし、教育訓練等しっかり支援するということもお願いをしておきたいと思います。  さて次に、今回の法改正では、経済特区で試験的に実施した施策を全国展開していこう...全文を見る
○加藤敏幸君 職安次長はもう、ありがとうございました。  そういうことで政策評価して非常によかったとお褒めをいただいたんで、ほかのところでもきっとどんどんどんどん使ってもらえるだろうということでこういうふうな提案になっておるんですけれども、私が申し上げておるのは、それは営業の口...全文を見る
○加藤敏幸君 足で稼ぐ霞が関ということで、是非頑張っていただきたいと、このように思います。  次に、我が国の港湾が真に国際競争力を持ち得るかと、こういうテーマで少しお話をお伺いをしたいというふうに思います。  港湾の国際競争にとって我が国、まあ強力なライバルの一つとなっている...全文を見る
○加藤敏幸君 そういう決意で、決意だけではなくて実績を是非上げていただきたいと、このように思います。  少し視点を変えまして、私は忘れてはならないポイントの一つの中に海運モーダルシフトの推進があると思います。これは単に地球温暖化対策ということにとどまらず、海運によって内陸輸送の...全文を見る
○加藤敏幸君 先ほど大臣の方から、三〇%のコストダウンを目標にということを力強くお話をしていただきましたけれども。  そこで、私は民間でずっと仕事をしておりましたもので、社長が三〇%のコストダウンと言うと、すぐ専務、常務は、それは一体どういうふうなコストの内訳になっておるのか、...全文を見る
○加藤敏幸君 会社でいえば、ただいまの答弁は、常務の、営業常務の、社長、販売台数増やすから一個当たりの単価は安くなりますよと、こういう説明になるわけですけれども、これ民間会社じゃそれだけじゃ足らぬと。やっぱり製造プロセスを、棚残はどうなっておるんだとか、材料費の仕入れコスト下がら...全文を見る
○加藤敏幸君 まあ財務省はいろいろうまいこと言ってとは言いませんけれども、一回くわえたものは放さないと、こういうことだと思いますけれども、まあここで議論してもしようがないので、やはりしっかり議論を今後していただきたいということを申し上げたいと思います。  さて、埠頭公社の民営化...全文を見る
○加藤敏幸君 じゃ、そのことを前提にして、効率的な運営をするということからいったら、私はやっぱり人の問題が一番大きいんでしょうなと、こうなると思います。例えば、今の埠頭公社のように、経営感覚においては民間的でない方々が、いわゆる自治体から出向、派遣、こういう形で来ておられていると...全文を見る
○加藤敏幸君 これは新しく株式会社化された経営陣、その経営の主体的な意思で行われるということですから、いつもそう言って逃げられて、それ以上はつかまえられないということで議論は途絶えるわけですけれども。しかし、結果的にこの株式会社化、民営化というものがどれだけの成果が出るかというの...全文を見る
○加藤敏幸君 それは普通の会社でも外部監査はやっておるわけですけれども、それでもライブドアの問題が起こるわけですから、そういうようなことをやっぱり、ちょっと私はしっかりと受け止めておいていただきたい。受け止めるだけでも、これは間に合うのかなということですけれども、これはまた次回の...全文を見る
○加藤敏幸君 そこで、具体的な事実といたしましては、横浜港の商業業務施設用地三・四ヘクタールのうち、これはまあいろいろな社会経済情勢変化等により、クラブハウス用地、サッカーのですね、クラブハウス用地として一・八ヘクタールをこれは賃貸と。十年間の貸付期間ということで、その賃貸料が月...全文を見る
○加藤敏幸君 後始末としての適切性ということだと思うんですよね。ほったらかしにしてもしようがないから一円でも稼いでいってそれを役に立てるということは、それはそれで私は経済的な合理性があると。ただ、何でそんなに広い何ヘクタールものがペンペン草が生えなきゃならないのですかというところ...全文を見る
○加藤敏幸君 終わります。
04月12日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○加藤敏幸君 加藤敏幸でございます。  こういう機会を与えていただきまして大変有り難いのですけれども、ただ、派遣したときから、また決算委員会でも幾つかのやり取りをした後々も今のこの時点まで、このODAについて考えれば考えるほどなかなか問題の、難しいといいますか、あるいは非常に複...全文を見る
○加藤敏幸君 現場主義ということで、私のように民間で育った人間からいえば当然のことであって、現場で情報収集し、現場で判断をしていくということではないかと。そういうふうな意味では、ベトナムにおける四者のチームワークというのは、ベトナムにおける現地化という意味では非常に進んでいるとい...全文を見る
○加藤敏幸君 何で難しいことばっかり聞かれるのかな。済みませんね。  高野先生の御見識といいましょうか、質問の都度私も実は後ろでお伺いをしていて、なるほどというふうに何回か思ったことがございます。  各国とも歴史なり伝統のやっぱり背景、基盤の中からしみ出るような形で非常に自然...全文を見る
○加藤敏幸君 武見先生の御質問に対しては、この報告書の七十三ページ、七十四ページに実は記載がありますけれども、石川プロジェクトというのが、ベトナムが共産主義からドイモイ政策によって市場経済体制に移行するときに、言わば石川教授を招いて、二十名ほどのチームで、今後ベトナムとしてはどう...全文を見る
○加藤敏幸君 ベトナム、カンボジアでは、その国の普通の皆さん方がどう我が国の援助を評価されているかということに関しましては、団としては、ちゃんとそのことが表示がされているかという、プレートとか銘板がきちっと表示されているかということはこれは一つ一つ点検をさせていただきましたけれど...全文を見る
○加藤敏幸君 この点につきましては津田先生の方がお詳しゅうございます。
○加藤敏幸君 二か国ということで、申し上げるほど日本のODAの特徴を一般化したことは言いにくいんですけれども、ただ、本当に誠実に地道にということと口数は少なくと、こんなふうなのが日本のODA現地部隊の特徴だったというのが感想です。  それから、中国の影響ですけれども、主要な援助...全文を見る
○加藤敏幸君 最初に御報告申し上げました中で戦略性という言葉を使って申し上げたんですけれども、我が国益に沿って、また外交の目的、目標に沿った形でODAはまず執行されるべきだというのは抽象的にあると思います。ただ、言われるとおり、国民の皆さん方がこのODAを個々どのように評価されて...全文を見る
○加藤敏幸君 賛成です。ただ、それを実行するためには相当準備が、それから工夫もやはり必要ではないかと思いますけれども、賛成であります。  もう一つは、やはり私たちが現地に行って、社長の工場見学みたいに、きれいにしていいところだけ見るということではありますけれども、それでもやっぱ...全文を見る
○加藤敏幸君 大変難しい御質問だと受け止めています。  パフォーマンスそのものも、これはやはり評価軸をどうつくっていくかということであり、評価軸については、我が国の戦略というものに非常に連動した評価軸、それは各国に対して我が国が何を求めていくかによっても相当違ってきますし、また...全文を見る
○加藤敏幸君 同様でございます。  国民のODAに対する評価に分裂、分散がある、そのことをきちっと統合していくのは国会における議論であり、かつ国会が高い関心を持つことが我が国のODA執行に非常に大きな道筋を開くのではないかと。そういうような意味で、更なる国会での議論を期待をした...全文を見る
04月14日第164回国会 参議院 本会議 第16号
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○加藤敏幸君 民主党の加藤敏幸でございます。  民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案について質問いたします。  今から三十年前の一九七五年十二月、第三十回国連総会は障害者権利宣言を満場一致で採択いたしました。宣...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  既に、基本的な項目につきましては本会議において代表質問を行っておりますので、本日は、具体的な課題、あるいは本会議場での答弁でなお不明確というよりも、私としては不足だったと、そういうふうなこと等について今日は議論を深めると...全文を見る
○加藤敏幸君 前段の問題につきましてはただいま公取が審査中だと、こういうふうなことでございますけれども、その審査を待つことなく、私は大臣自らの手でやっぱり事態の解明をしていただきたいと。私は、大臣が法曹家であって弁護士さんだということを聞いておりますので、是非ともそこはお願いをし...全文を見る
○加藤敏幸君 ということで、いろいろと整理をしていただいたということですから、言ってみると、やっぱり高齢者の方、障害者等の皆さん方自身が、あるやっぱりこれは限界がありますけれども、移動の自由を得るということは、これは堂々と、堂々とやってくださいと。そのときに気後れしたり、ちょっと...全文を見る
○加藤敏幸君 障害があったとしても、移動の自由を確保するようにと。差別があってもという言葉でしたけれども、それは障害があってもという意味だと思いますので、はい。
○加藤敏幸君 あっ、そうですか。ちょっと、これは議事録に残りますから。
○加藤敏幸君 ええ、ちょっと少し。
○加藤敏幸君 はい。それでは、そういうやっぱり権利に根差してということについては、これからこの法律が仮に決定、採択されたその後、各国民の皆さん方にPRするときも、もうそういうふうなことがにじみ出るような努力を、是非公知していただきたい。これはまた、他の委員の皆さん方からもこれから...全文を見る
○加藤敏幸君 基本構想についてもう少し深めたいと思います。  要は、基本構想を作ればいいということではないと思います。本年一月に出されました総務省行政評価局のバリアフリーの推進に関する行政評価・監視結果報告書では、意外な調査結果が明らかになっております。つまり、基本構想を策定し...全文を見る
○加藤敏幸君 局長は私と同世代でして、やっぱり霞が関のお役人も私らぐらいの年代になってくるとさばけてきてというんですか、非常に民主化しているなと。古いタイプのお役人の答えならそういう答えじゃなくて、今お答えになったのは、要はこの基本構想が本当に値打ちを出すのは参加型だと、参加型の...全文を見る
○加藤敏幸君 そういったホームでの事故が起こっているということで、それらの対策として最も効果的なのはいわゆるホームドアの設置ということではないかというふうに考えています。このホームドアの設置につきましては、例えば鉄道自殺防止という観点、これも鉄道事業者にとってはかなり必要性の高い...全文を見る
○加藤敏幸君 是非とも積極的な展開を要望しておきたいと思います。  次に、視力障害者の運転免許の制限緩和について、今日は警察庁の方、お越しいただいていますので、少し御質問をしたいと思います。  私は本会議の質問で、設備や建物、乗り物のバリアフリー化を進めていくことの必要性を非...全文を見る
○加藤敏幸君 まあまあ、これ以上ここで押し問答して前進するんなら一時間でもやりたいと思うんですけれども。  ただ、私は、言われたように、必ずしも日本のこの基準が厳しいという印象を受けておられないと局長はお答えになったけれども、私が手元にあります資料を見ますと、やっぱりEU、イタ...全文を見る
○加藤敏幸君 では、各産業とも力を合わせてやっていくということで、本日の私の質問はこの程度として、残りの件につきましては次回またみっちりやらしていただくことで、終わります。  ありがとうございました。
04月27日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  ただいま民主党・新緑風会、日本共産党並びに社会民主党・護憲連合により提案されました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案の修正動議に関し、同じ会派に属する者ですが、修正案の内容に関して一...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  私、二回目の連続質問ということになります。既に委員会で参考人の皆様方の意見聴取を行いましたし、これもまた先ほど報告のありました大阪、神戸の交通バリアフリー状況視察と、そういうふうな内容も踏まえまして、あるいはまたただいま御提案のありまし...全文を見る
○加藤敏幸君 しっかりと調査をされるということを要望いたしますし、是非とも北側大臣の手で私はきちっと明らかに始末を付けていただきたいと、これが要望でございます。  さて、前回、国土交通省の天下りの実態につきましてもお伺いをいたしました。国家公務員法において規制されております離職...全文を見る
○加藤敏幸君 頑張ってくださいということを申し上げますし、こういうことを言う野党は世界の、一杯野党ありますけど、一番親切な野党じゃないかなと、こんなふうに思います。  さて、前回の質問に引き続きまして、ハンドル式電動車いすに関して改めましてお伺いをしたいというふうに思います。電...全文を見る
○加藤敏幸君 法律上、いろいろ整備をしていくということと同時に、やっぱり一つの技術的な工夫といいますか、展開が高齢者、障害者の皆さん方の移動能力を飛躍的に高めていくという要素もあると、そういうふうなところからも少し前回も質問申し上げました。  火曜日の視察では、短時間ではござい...全文を見る
○加藤敏幸君 予算はどのぐらいですか。
○加藤敏幸君 このお話を聞きましたし、見させていただきまして、いいことやっておるなと、こういうことをどんどんどんどんやっぱりやっていくことは大事だと、こう思いましたけれども、やっぱり予算が少ないと。随分いろいろなところにお金を使っているんですけれども、もう少しどんと、もっと使わな...全文を見る
○加藤敏幸君 それでは次に、特別特定建築物に学校を加えるということで、これも、これ私、本会議で質問した項目の一つでありますけれども、学校自体のバリアフリー化について、私は国としてこれは急ぐべき重要な課題であるというふうに考えております。  文部省からもいろいろと御答弁をいただき...全文を見る
○加藤敏幸君 次に、当事者の参加ということでございますけれども、基本構想の作成に対する住民提案あるいは協議会の設置と、こういうものがこの法律の中に規定されているもの、こういうことでございますけれども、形式に終わってはいけないということを本会議でも主張させていただきました。この当事...全文を見る
○加藤敏幸君 ここを生きた協議会にさせていく、現実そういうものをつくっていくということが本当に一番のポイントだというふうに思います。議事録等については、公開することができるという精神じゃなくて、都合の悪いことがあればそれは協議会の中で相談をして決めていただくけれども、できれば広く...全文を見る
○加藤敏幸君 残りの質問もわずかになってまいりました。  視点を変えまして、鉄道駅のホーム管理について、この委員会を傍聴しておられました方から感想が述べられました。最近、駅によってはホームに売店やら立ち食いやら、新大阪駅には一杯飲み屋さんまで、いろんなものがどんどんどんどんでき...全文を見る
○加藤敏幸君 私は、国土交通省として国会における答弁としてはそれが一つのぎりぎり、限界だとは分かりますけれども、しかし広く国民の皆さん方が感じている危険に対してどう対応していくのか。それは国土交通省が強権的に鉄道管理者を、もう鼻面を引きずり回すというようなことはこれはできませんけ...全文を見る
05月15日第164回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  本日は、経済産業省を中心にいろいろ御質問をさせていただきたいと思います。  まず第一に、中小企業高度化事業の不良債権問題についてお伺いしたいと思います。  この中小企業高度化事業の不良債権問題に関しましては昨年も取り...全文を見る
○加藤敏幸君 ただいま御答弁をいただきました中で数字がございましたけれども、二千二百五十四億円というのは、これは四十七都道府県全体で発生している金額でしょうか。
○加藤敏幸君 先ほど御答弁の中で、組合を対象に貸付けをしておるわけでありますけれども、組合員の一部が返済を滞ったという場合には全体金額がいわゆる対象の不良債権というジャンルに入ると、こういうふうなことでしたんですけれども、その、じゃ具体的に、二千二百五十四億円のうち、そういうふう...全文を見る
○加藤敏幸君 まあ含みおきますけれども。  先ほど、長官の方で、じゃそれらについてどういう対処策を取っているかと、お話がございましたけれども、その内容は、実は「平成十五年度決算審査措置要求決議について講じた措置」ということで、三十番、中小企業高度化資金の運用状況という中に、「債...全文を見る
○加藤敏幸君 これまた、引き続き私としては見詰めていきたいと、このように思います。  さて、そういうふうな制度を使って中小企業組合が団地を造り、日本の、我が国の物づくり、製造業の発展を図ってきたわけでありますけれども、そういうふうな努力、一生懸命やってきたノウハウ、これが実に海...全文を見る
○加藤敏幸君 言わばそういう被害があると、こういうことでございます。  では、そういうふうな被害があるという状況の中で、私は、これは先進国を含めまして国際的にいろいろと対策が取られておるわけでありますけれども、経済産業省として、ここ数年における取組経過なり、あるいは各国との交渉...全文を見る
○加藤敏幸君 簡単に。
○加藤敏幸君 約十五億円のお金を使っているということでございます。  私は、この問題というのは、政府としては私は毅然たる態度でやっぱり対応する必要があるというふうに思っております。開発途上国がやっぱりこういう特許が欲しいとかやり方を教えてほしいとか、そういうことについては私はい...全文を見る
○加藤敏幸君 それでは次に、原子力発電所の耐震問題について二、三お伺いをしたいというふうに思います。  本日は経済産業省の省庁別審査ということで、大きく言えば我が国の総発電電力量の三〇%から四〇%は原子力でやっていこうという原子力政策大綱というふうなものがございますし、これはこ...全文を見る
○加藤敏幸君 ただいまいただきました答弁は答弁として、間違っているところは一つもないと、こういうことでございます。  ただ、今回の判決を見て考えなければならないのは、耐震設計審査指針の見直し作業がもう随分と遅れているんじゃないかと、ここにも私は一つ大きな問題点があると。国として...全文を見る
○加藤敏幸君 ただいま保安院としての安全対策についてお述べいただきましたけれども、原発、我が国にとっても大変大切だし、世界にとっても大切なエネルギー源であるこの原発を取り巻く問題というのは、廃棄物の処理、原子力施設の高経年化対策、それからバックエンドの問題など、いろいろな大きな課...全文を見る
○加藤敏幸君 まあ四十一件、三十三件は処理が終わって残り八件と、こういう状況でありました。思い起こせば、この産業再生機構を設立する当時の議論は本当に鳴り物入りの大きな議論でありましたし、十兆円という資金をたしか用意をされて、なおかつ民間を含めまして大変優秀な人材を結集されたと、こ...全文を見る
○加藤敏幸君 終わります。
05月22日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。藤原先輩議員に引き続きまして、関西三連続、質問を続けたいというふうに思います。  まず冒頭、この行政改革というテーマは、私のような労働界で仕事をしてきた人間にとっても長年の課題であったわけであります。土光臨調時代、既に一九七...全文を見る
○加藤敏幸君 まずはそういう御認識だということをスタートにいたしまして、先ほど雇用者である納税者の視点と、こういうふうに言われましたけれども、私は、この労使関係において組合の在り方ということも非常に重要でありますけれども、一方、使用者責任、この使用者責任の所在、これも明確にしなけ...全文を見る
○加藤敏幸君 現状における中馬大臣としての御答弁はそういうふうな内容になるだろうということも想定はされておりましたけれども、しかし、私も三十五年間、現場の労使関係からナショナルセンターの労使関係を含めていろんなレベルの仕事をしてきたわけでありますけれども、私はやはり本当に質の高い...全文を見る
○加藤敏幸君 私の意見を簡単に言えば、組合にも当事者責任をやっぱり果たしてもらいたいと。この厳しい環境の中で、本当に信頼される公共サービスを担う公務員改革をやろうといったときに、基本的には労働基本権、この問題をなくして私はなかなか答えは出ないと思うんですよ。労働基本権の回復もなし...全文を見る
○加藤敏幸君 少し前進したかなと、こういうことで思います。  私は、政労協議という言葉を政府がお使いになったことについては非常に評価をしているんです。これ、私がいたころは協議なんという言葉はとんでもないと。政労会見という言葉を私たちで使っても、政府としては、会見ではない、それは...全文を見る
○加藤敏幸君 相手があってされていることですから、これ以上国会の場でその内容については言及する必要は、今日はないというふうに思いますので、いい成果を是非まとめていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  では次に、ILO条約に関しまして川崎厚生労働大臣に御質問申し...全文を見る
○加藤敏幸君 そういうふうな政府の基本的な姿勢を前提に、次に竹中総務大臣にお答えいただきたいんですけれども、ILOは二〇〇二年十一月二十一日に公務労働者の労働基本権の付与、労使協議制の確立などに関して、日本政府がILO第八十七号条約、そして第九十八号条約に適合する国内法制の改革に...全文を見る
○加藤敏幸君 このILOの問題というのは結構奥も深くて、そう短時間に白黒という議論だけではないということは私も理解をしております。各国とも、批准はするけれども適用はええ加減と、そういう国も現実あることはありますし、我が国は、特に国内法整備との関係については世界の中でも一番厳しい私...全文を見る
○加藤敏幸君 じゃ、今その論点になっているこの中間報告、ILO理事会は三月二十九日に結社の自由委員会中間報告を採択をしたと。これに関しまして中馬大臣の方から、四月二十六日の本特別委員会において、この中間報告を政府に対しまして組合を始め関係方面との十分話合いをするような要請をしたも...全文を見る
○加藤敏幸君 そういう文脈の中で、今月内ですか、連合と第三回目の政労協議を開かれるということに私は理解をし、是非ともすばらしい合意内容をつくり上げていただきたいということを再度申し上げておきます。  それで、もう一つ、大先輩中馬大臣に確認をしたいという点があります。既に政府の皆...全文を見る
○加藤敏幸君 ニュートラルという言葉がやや関係者の間にちょっと分からなくなるなという、なかなか相当に老獪な言葉だなという部分は思いますけれども、しかし、私が申し上げました、種別によっていろいろあるということについて否定はされなかったということでございますし、まあまあこれから先の議...全文を見る
○加藤敏幸君 谷垣大臣、何かありますか。
○加藤敏幸君 お三方の大臣、多々ますます弁ずで、更に時間があればと思いますけれども、ありがとうございました。  最後に谷垣大臣がいみじくもお触れになったノンキャリアという皆さん方ということでございまして、私は、キャリア制度を語るということはノンキャリア制度を語るということであり...全文を見る
○加藤敏幸君 ノンキャリアの皆さん方にねぎらいの言葉もあったと思いますけれども、言葉だけじゃなくて、私はそのことが、本当に流した汗が報われるようなやっぱり制度を、私はこれ運用でやっていると聞いたときはけしからぬなと。運用でやれるんやったら、ノンキャリア制度を含めた新しい公務員制度...全文を見る
○加藤敏幸君 竹中大臣、何か追加することはございますか。私、委員長じゃないんですけど。
○加藤敏幸君 それで、時間が残り少なくなってきましたけれども、最後に本件について、じゃこの公務員制度改革が、今るる皆さん方、問題もある、いい面もある、しかし何とかせないかぬなと言われたことが現状を混乱さすということでは駄目だと。だから、そことの間合いを計っていくという中馬大臣のお...全文を見る
○加藤敏幸君 やはり今回のこの法案が、提案するサイドがプログラム法的だと言われるぐらいですから、なかなか、更に踏み込んで国民の皆さん方、有権者の皆さん方に具体的なイメージを持っていただいて、逆に国民の皆さん方が理解をすること、していただくことが非常に大きな私は仕事ではないかと。し...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○加藤敏幸君 ありがとうございます。  民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  午前中の佐藤先輩議員に引き続きまして、住生活基本法案について、住宅問題全般にわたる課題等具体的な質問を含めながら、本法案の持つ問題点、課題などについて順次触れていきたいと、このように思います。...全文を見る
○加藤敏幸君 大臣のお話の中で、もう持家政策よりも賃貸がいいんだと、そういうふうな推奨をこれは政府がそう軽々に私はなかなかできないと思いますよ。しかしながら、ライフスタイルとか、やっぱり合理的な住宅の問題、これはこの後でも質問でいろいろさせていただきますけれども、そういう総合的に...全文を見る
○加藤敏幸君 局長の答弁によれば、それでも二十九平米以下のものが三割あるわけでしょう、三割近く。(発言する者あり)二割ね。十九平米以下が十何%ね……(発言する者あり)八・七と一一・三ですね、二割ぐらいあると。そういうふうなことでございまして、三十平米以下というものだけではなくて、...全文を見る
○加藤敏幸君 そういうふうなことを考えるならば、やはり公的機関の役割というのは結構大きいというふうに考えるわけでありまして、官から民へ、官から民へと、こういうふうな一つの政策の展開において、しかし住宅という私たちの基本的なインフラ、ここを十年、二十年、三十年、五十年、あるいは百年...全文を見る
○加藤敏幸君 住宅局長に宣伝の場を与えたような質問になってしまったんですけれども、そういう技術開発というふうなものがやっぱり質の、支えるという意味で非常に大きい役割だと、このようにも思っております。  次に、住宅供給において国、自治体、事業者の責務というところが今回大きなポイン...全文を見る
○加藤敏幸君 なかなか厳しい状況に経営的にあるということでありますし、その後始末は地方自治体、国民全体が背負っていくということではないかというふうに思っています。  少し視点を変えて、官と民との役割というふうなことを、ある意味でそういった過去の失敗の中から学んでいくということだ...全文を見る
○加藤敏幸君 そういう局長の答弁を受け止めて、そういう意味で、マーケット、市場を適正化していくということのためには何が要るんですかということを、これ実は私、今からここで議論することは二十年も前から実はやっていたんです。  私は、連合中央組織にいたときに経団連、日経連と一緒に勤労...全文を見る
○加藤敏幸君 ここはこの程度で収めまして、実は私も、この居住権、居住は基本的人権かというテーマで用意をしておったんですけれども、これは午前中にいろいろと論争をされたということでございますし、割愛をさせていただきたいんですね。勇気を持って割愛をさせていただきたいと。  そこで、直...全文を見る
○加藤敏幸君 今回、住生活、住宅ではなくて住生活というところをタイトルにされて、よく分からないなと言いつつ、しかし生活に着目をするんだということでいけば高齢者生活に着目をしたいわゆる住宅政策と、これが私は今回のロジックだと、そういうふうな意味ではそれはそれでなかなか立派な視点だな...全文を見る
○加藤敏幸君 是非ともすばらしい連携関係を築いていただいて、有機的な私は働きをお願いをしたいというふうに思います。  ところで、先ほど局長の答弁の中で、高齢者に対して民間賃貸住宅が入居拒否というようなお話がありましたけれども、実は居住権という権利はどう規定するのかという議論の中...全文を見る
○加藤敏幸君 質問は一応終わりましたけれども、私は電気器具を作っておったんですけれども、電気製品は不良品を出したらずっと追跡をして、その回収あるいは置き換えをやります。自動車にしてもそうです。食品についてもガラスのかけらが入っていると全部回収する。これが通常の製造物に対する責任な...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。神本委員に引き続きまして、関連質問を幾つかやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  大きく言って四つの項目についてお伺いをしていきたいと、このように思います。その前に、今日はテレビで多くの方がごら...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  そこで、二点目が、この経済運営の在り方ということについて少し質問を、これは与謝野大臣中心にお願いをしたいというふうに思います。  二十年前から私、労働組合の役員をやっておりまして、いつも要求書を書いたり運動方針を書いておったんですけれ...全文を見る
○加藤敏幸君 そこで、私は最初のプラン・ドゥー・チェック・アクションというあの図を示して、今言われて、ああ、あなたの言うリスクはそのとおりだと。じゃ、このリスクに対して一つ一つの処方せんをきっちり、この八月の概算要求を含めた具体的な政策の中にきちっと日本語としてあるいは数字として...全文を見る
○加藤敏幸君 一つだけ申し上げたいのは、企業名出されて言われたんですけれども、私は確かに中央執行委員長やりましたけれども、リストラ策の中でも人的リストラについては、自信を持って、私は賃金は下げましたよ、年金も。それは、私は一生懸命やってきたということですから、ここはまあまあ、いろ...全文を見る
○加藤敏幸君 本当に全国的に物づくりというと、直接旋盤を回したり、とんてんかんやったとかいうイメージが強いんですけれども、ソフトウエアも含めて販売からリサイクルまで、やっぱりそういうふうに長い工程を含めて私は物づくり産業ということをとらえていただいて、やっぱりこの物づくり産業が外...全文を見る
○加藤敏幸君 スケート連盟への助成ということでいけば、これはスポーツ振興の基金から一般会計、そしてこのくじが十五万、こういうことなんです。  そこで、これ総理にお伺いをしたいし、御意見も半分あるんですけれども、まず、国の赤字がたまると、これで。これは第一の、まあ大罪という言葉は...全文を見る
○加藤敏幸君 終わります。     ─────────────
06月13日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会加藤敏幸が質問をいたします。  本日は、こちらから、こちら側の四名が質問をするということで、よろしくお願いをしたいと、このように思います。  まず最初に、最近明るみになった国交省職員の贈収賄事件に関してお伺いをしたいというふう...全文を見る
○加藤敏幸君 随契から本来あるべき一般競争入札に、元に戻していくというふうなことで、ここ数か月の間に私は状況は相当改善されつつあると、こう認識しておりますけれども、一般競争入札をしたその中身に対してやっぱり不正がないということは大前提であると、こういうふうに思いますので、以降よろ...全文を見る
○加藤敏幸君 これは、私はメーカーに第一義的なやっぱり責任があるということだと思います。そういうような意味で、当該シンドラー社の対応、それから今後のやっぱり努力、原因解明について全社を挙げて全力を尽くすと、そういうようなことがやっぱり必要ではあるというふうに思っておりますけれども...全文を見る
○加藤敏幸君 時代の趨勢としては、住民あるいはビル使用者の安全をいろんな角度から確保していくということから、そういう高度な監視体制をも組み込んだ私はシステムをやっぱり導入していくということが大切ではないかと、こういうふうに思います。また、保守点検費用の相当なこれは、まあコスト競争...全文を見る
○加藤敏幸君 まあ局長の御答弁は答弁として受け止めますけれども、これ、警察の捜査が深まってきますし、シンドラー社の昨日の会見の意味をよく考えますと、一年四か月も私どもは触らしてもらえなかった、信頼できるかどうかはともかく、自分たちとはかかわりのない点検会社がされたと、何をされたか...全文を見る
○加藤敏幸君 多とする部分もありますけれどもと、こういう視点で、特に消費者保護という視点からいかなる点が改善されたのかということでの私は今議論をさしていただいているということであります。  少し見方を変えますと、生産者と消費者、消費者は場合によっては生産者という場合もございます...全文を見る
○加藤敏幸君 消費者の味方であるべきセンターの存在とその拡充ということについて更に私は御努力をお願いをしたいというふうに思います。  そういう形で、ある程度紛争トラブルの処理の道筋が付いたと。しかし、ないものは払えぬと、ないそでは振れぬと、こういうふうに建築側が言い始めると、こ...全文を見る
○加藤敏幸君 この瑕疵保証保険については、現在各方面からいろいろ意見が出されていることも事実であります。一番大きな意見はこの保険によるモラルハザードの問題でございまして、保険による保証があるために建築主も設計者も責任回避を図ろうとする者が出てくる、そういうふうなリスクが大きいと。...全文を見る
○加藤敏幸君 それでは少し視点を変えまして、私としては素朴に、こんな事件が起こっていろいろ建築士の実態が報道されるのを見ておりまして、建築士というのは経営としてやっていけるのかと、こういうふうな素朴な疑問を持ったわけであります。  建築基準法の改正の一つのねらいは、建築士の良心...全文を見る
○加藤敏幸君 私は、今回の耐震強度偽装事件の中で建築士さんて何なのと、ほとんどの建築士の皆さん方は憤慨されて、私は非常に残念な思いで今まで過ごされているというふうに思います。  しかし、一生最大の買物である建物、これを買うときに、消費者の立場からいうと、やっぱり建築士が味方なん...全文を見る
○加藤敏幸君 それでは、最後の質問に入っていきたいと思います。  これも既に少し質問が出ておりましたけれども、分譲マンションの青田売り規制について少し質問をさしていただきたいというふうに思います。  私個人の感想を申し上げれば、これは青田売りといって青田にもなっとらんじゃない...全文を見る
○加藤敏幸君 現状について簡潔にお話をしていただいたということでございますし、これからのやっぱり問題についても触れていただいたというふうに思います。まあ販売者側への信頼は大きく言えばあったというふうに思いますけれども、でも、この前の田村委員の御指摘のように、それでもやっぱり不満だ...全文を見る
○加藤敏幸君 時間が参りましたので質問は終えたいというふうに思いますけれども、私は、この耐震強度偽装事件というのは終わっていないと、なお国民は不安感を持っているし、ある種不信感を持っているということは現実だと思います。そういう状況の中で、私は今なすべきことは、国が、行政が消費者保...全文を見る
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会を代表して、政府提出の建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  マンションなどの耐震強度偽装の発覚により、今日、建築物への信頼性は大きく揺らぎ、さらに事件の流れの中で政治家の関与の疑いもあ...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。通常国会では九回質問させていただきました。久しぶりの質問でございますので、皆さん方の御支援、御協力もお願いしたいというふうに思います。  それでは、冬柴先生が国土交通大臣に就任をされましてお祝いを申し上げたいというふうに思います...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  今日は最初ですから、正に今から始まるということで、各論についてはこの後のまた議論の機会があると、このように思います。  ただ、物づくり日本と、この考え方の中にはもちろん適地生産、最適地生産ということで、中国でおつくりになるのもいいでし...全文を見る
○加藤敏幸君 非常に、ごく最近のことでありますけれども、しっかりとした報告をいただきまして感謝いたします。  私は、明るく、優しく、しかししつこく、やっぱり安全の問題はしつこくしつこくやっていかないとこれは定着をしないということで、厳しくということも必要ですけれども、私は継続は...全文を見る
○加藤敏幸君 三十年前の話を言われると私もちょっと顔が赤くなりますけれども、これからもよろしくお願いしたいと思います。  そこで、お手元にこういう資料を用意させていただきましたけれども、これは私の事務所で、新聞報道等を中心に、四月から九月まで、不通時間が一時間を超える首都圏での...全文を見る
○加藤敏幸君 質問に対するお答えはそういうことだと思います。  しかし、例えば私ども工場の設備をずっとやっていまして、不良品が出てくるわ、短期間の停止が起こるわ、いろいろなったときにいろんな要素を分析をしていく中で、やはり十年で替えようと思っておったものを十五年使ったり、だまし...全文を見る
○加藤敏幸君 そこでもう一つ、一枚資料を少し用意をさせていただきました。(資料提示)  これは理事の方から出典を明記せよと、こう言われたんですけれども、明記するのをある意味で忘れておりまして、これはJR連合さんの発行物でありますから、意図あって余りそういうことは書かない、宣伝は...全文を見る
○加藤敏幸君 足りないところもございますので、またそれはお互いに切磋琢磨し合うということでいきたいというふうに思って、私がいきたいと言ってもしようがないんですけれども。  さて、次にテーマを変えまして、今度は環境問題という視点から、これも中島委員の方から少し触れられましたけれど...全文を見る
○加藤敏幸君 それじゃ、簡潔にお願いします。
○加藤敏幸君 ありがとうございます。  三局にわたる、国土交通省の中では連合事業ですので、本当に足並みはそろえて、それから地域活性化ということ等、総合政策的な要素が非常に強いと思うんですね、これは。そういうふうなことで、是非とも大臣のほか副大臣も含めまして、マネジメントグループ...全文を見る
○加藤敏幸君 最後に、確かに大丈夫だと今言われましたけれども、実は九十億円の利子補給が現行前提となった上での九十二億円のプラスであるということ、それから確かに経営上はずっと右肩上がりで、まあ成績としてはいいんですけれども、ただ、これ発着便数というのは限界があるわけです。それから、...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  今日も、建築法改正案について幾つか質問させていただきたいと思います。  まず初めに、この法改正の意義と、それから、先ほど小池委員の方からもるる御指摘がありました、国民が抱えている不安、この問題につい...全文を見る
○加藤敏幸君 総合的な政策、私はやはり総合的な政策を展開する中で今回の建築士法の改正というものの位置取りがあって、そこがどういうふうに展開するか、どういう議論ができていくかだと、このように思います。  そこで、この建築士の在り方を議論する場合に、今回の耐震構造偽装問題の本質はど...全文を見る
○加藤敏幸君 最終的にはそういう協会とか団体への加入率が上がっていくということでしか見えないということも事実であって、精神論だけではなかなかその実態は分からないということも言われるとおりだと、このように思っております。  そこで、私、ここのところに非常にこだわるのは、私も物づく...全文を見る
○加藤敏幸君 ただいまの答弁の中で、ちょっと講習の話も出てきましたので、建築家登録と研修の一体性という視点から少し質問をさせていただきたいと思います。  欧州などの事例を参考にすれば、基本的には建築家としての職業資質の認定と職業能力の維持、研さん、そして紛争処理への支援というも...全文を見る
○加藤敏幸君 そこで、国の指定機関が増えたり、一般社団法人の役割、機能が強化されているということでございますけれども、端的に冬柴大臣は衆議院での委員会審議で天下りは一切認めないと、こう明確に非常に分かりやすく答弁されておりますけれども、本当にこれを将来にわたってしっかりと担保でき...全文を見る
○加藤敏幸君 目と目が合っての答弁ですから、しっかりとお願いをしたいというふうに思います。  さて、改正建築基準法と新しい構造設計建築士との関係について少しずつ、ちょっと具体的な質問に入っていきたいと思います。  さきの建築基準法の改正によって、一定の建物、鉄筋コンクリート造...全文を見る
○加藤敏幸君 そういたしますと、今回の建築士法改正によって構造設計一級建築士による構造計算、あるいは構造設計一級建築士以外の建築士によって行われた構造計算などに対して、構造関係規定への適合性の確認実施が新たに付け加えられますけれども、確認機関でのチェックも含めると、基本的に、機能...全文を見る
○加藤敏幸君 予定された時間が近づいてきました。やっぱり総合的に施策を展開していくということが当然大切であって、その中に基準法の改正、建築士法の改正、いろいろなものが組み合わされていくんだと、このように思うわけであります。  ただ、あつものに懲りてなますを吹くということわざがご...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○加藤敏幸君 おはようございます。  民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。  前回に引き続きまして、建築士法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  免許の更新問題について少し議論をいただきたいというふうに思います。...全文を見る
○加藤敏幸君 おおむね国土交通省としてのお考えがお伺いし得たと、このように感じております。もう一回免許初めからというのも確かにプライドを傷付けるような側面もございますし、自分がその立場になったときに賛成できるのかと、これはいろいろ立場立場によって意見がございます。そこで、考査を行...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございます。  次に、建築士試験と若者の挑戦というふうにちょっとタイトルを付けさせていただきました。  今、フリーター、ニートの問題は社会的な問題となっておるし、安倍政権も再チャレンジという言葉を使っていろいろと対策をお立てになっているんだというふうに...全文を見る
○加藤敏幸君 ありがとうございました。  国会の場でございますけれども、そういう若い方々に一人でも多くやっぱり挑戦をしていただくし、またそのことが十分報われるし意味があると、こういうふうなことを私は、いろんな立場はありますけれども、精一杯声を出して伝えていくことも大事ではないか...全文を見る
○加藤敏幸君 流れにつきましては理解ができるというふうには思っております。  私は最低賃金について長らく携わっておりました。これは、働く人たちの再生産をやっぱり保障するという意味、まあ最低賃金というものは余り意味がないんではないかといっとき言われましたけれども、しかし大阪のハイ...全文を見る
○加藤敏幸君 大臣の答弁を取りあえずは受け止めたいと思います。  それから、局長の方には、実態調査をされると、そのときにやっぱりその数字を率直に見ていただきたいと思うんです。特に平均値じゃなくて、地域地域のやっぱり個別分散したデータを私は見ていただいて、そして対話していただきた...全文を見る