加藤尚彦

かとうなおひこ



当選回数回

加藤尚彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○加藤(尚)委員 民主党の加藤尚彦でございます。お疲れさまです。  銭谷局長、冒頭で悪いんだけれども、中教審が三人欠員になっているんですけれども、今の質問の中でもごたごたしているという表現があったんですけれども、順調に決まりそうかどうか、ちょっと聞かせてください。
○加藤(尚)委員 そろそろ決まるのではないかというふうに受けとめておきたいと思うんです。  二月十五日、第一回が開催されて、中山大臣がごあいさつをされております。その中山大臣のごあいさつの中でちょっと気になることがあります。お手元にごあいさつの文があるかどうかわかりませんけれど...全文を見る
○加藤(尚)委員 今度の法案について、今度は、今度はという言い方はいけないかもしれませんけれども、やはり中教審の役割が物すごく大きいように思います。これは単に政府・与党だけではなくて、あるいは文科省だけじゃなくて、我々委員だけじゃなくて、全国の自治体の教育長あるいは全国の小学校、...全文を見る
○加藤(尚)委員 中教審のことについて、後ほどもう一回だけ議論したいと思います。  きょう出がけに、私の質問の紙をうっかりげた箱に置いておいたものだから、家内に見られてしまったんですね。私の最初のページを見て、こんなことを大臣に聞いたら失礼じゃないのと言われちゃったんですよ。私...全文を見る
○加藤(尚)委員 私も割と興味を持つ方なものだから、高野山の真言宗の高僧とか曹洞宗の高僧に聞いてみたんです。お経読みというのはその世界ではどういうふうに受けとめているんですかと聞いてみたら、語源はともかく、お経読みというのは物すごい歴史があって、そしてインドから中国、中国から日本...全文を見る
○加藤(尚)委員 私も同感でございます。  やはり言葉、読み書きそろばんとよく言いますけれども、その言葉を、かつて私の尊敬する文部大臣のお話じゃありませんけれども、やはり国が乱れるもとだから、ましてや国会でわけもわからず使うなんということは、我々も戒めなくちゃならぬし、政府も、...全文を見る
○加藤(尚)委員 それでは、文科大臣もこの政府・与党会議に出席された上でのこの法案ですか。
○加藤(尚)委員 よかったなと思うのは時期尚早だと思いますよ。やはりこれは押し切る決心が入っています。ですから、「中教審等」と「等」が入っているのは、今回の大きな理由の一つだと思っていますけれども、それは後でもうちょっと議論したいと思います。  私は、今、大臣もいみじくもおっし...全文を見る
○加藤(尚)委員 新しい方も入られて第一回が開催されて、第二回はいつになりますか。
○加藤(尚)委員 十月に答申しようということですけれども、今回、中教審そのものは何回程度予定していますか。
○加藤(尚)委員 この特別部会は、会長ないしは副会長が出席する会ですか。
○加藤(尚)委員 そうすると、秋まで待つまでもなく、もちろん義務教育費国庫負担問題だけを扱っているわけじゃないから当然いろいろ議論をするんですけれども、今度の出された法案については、去年の意思があるわけですね。だから、鳥居会長ほどの人が辞職も辞さず、辞職するとは言っていないんです...全文を見る
○加藤(尚)委員 中教審については、この委員会すべての方々も、この義務教育費国庫負担堅持について昨年から議論されてきました。議事録を見ればわかることなんですけれども、同じ方向だと思っています。  そうは言っても、政府・与党の法案でありますから、そういった意味で、与党の皆さんがこ...全文を見る
○加藤(尚)委員 引き続き努力をお願いしたいと思いますけれども、一般財源化されてしまうとねということについては、きょうも、あるいは去年から引き続きずっと議論されていますけれども、多くは言いません。  その中でも、一つだけちょっと気になるのは、耐震化の問題、これが重大問題だと思っ...全文を見る
○加藤(尚)委員 その中で、次の質問なんですけれども、地方財政法というのは御存じだと思うんですけれども、その十条です。やはり地方は地方で、二十六項目ある中で、一が義務教育、二が義務教育、三が義務教育と掲げて、四に生活保護の問題が書かれていますけれども、そのように、地方は地方できち...全文を見る
○加藤(尚)委員 先ほども大臣が、いろいろあった、一〇〇%通ったわけじゃないけれども、少なくとも自信を持って言えることは、あるいは、大臣以下皆さんが自信を持って我々にも言っていただいていいと思いますけれども、問題はありますから後でちょっと言いますけれども、少なくとも、附則で今年度...全文を見る
○加藤(尚)委員 小柴先生もそうですけれども、繰り返して申し上げておりますけれども、今回の法案については、一文科省で法案審議だけではない、全国が注目している、しかも三千市町村の教育長を初めとして、三万五千の学校長を初めとして、そして親も含めると三千万人以上の人が注目した法案審議だ...全文を見る
○加藤(尚)委員 中教審の会議はそうだと思いますけれども、部会はどうですか。
○加藤(尚)委員 今後、しっかりと注目しながら、私自身もいろいろな機会にその議論をより多くの人たちに伝えていきたいというふうに思っております。  きょう質疑したことは、言葉を大事にしようということもありますけれども、いわゆる教育論、今本当に、これからゆとり教育のことも議論は真剣...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○加藤(尚)委員 民主党の加藤尚彦です。  大臣、前の大臣にも聞いたんですけれども、これはニコレットそれからファイアーブレイクというんですけれども、知っていますか。前の大臣にも聞いたんですけれども、前の大臣は知らなかったね。ニコレット、ファイアーブレイクというガムたばこ、後でこ...全文を見る
○加藤(尚)委員 余りじゃなくて、絶対使わない方がいい、テレビでは。やはりその影響が大きいから、あの人の影響力が大きいからと思います。今度個人的に会ったときに、あれはまずいよということを、大臣、おっしゃっていただければというふうに思います。  もう一つ、引き続きお聞きするんです...全文を見る
○加藤(尚)委員 おっしゃられたとおりだと思うし、それにつけても、今の日本の社会は子供たちや青年たちにとって、他の国一つ一つは比較しませんけれども、余りいい国じゃない。いい社会でもないし、だから、ホープ、つまり希望が持てない、そういう方向性が現実的に非常に強い。  ところが、そ...全文を見る
○加藤(尚)委員 さきにスポーツ・青少年局の方にもお邪魔したんですけれども、その準備の調査の内容の中に、コミュニティ・スクールの実態調査というか、どういうふうに進捗しているのかとか、あるいは学校敷地内禁煙、学校敷地内というんですから、義務教育の中だけでもいいんですけれども、小中学...全文を見る
○加藤(尚)委員 願ってもない調査の方向性を出してもらったんですけれども、せっかく文科省でやるんだから、僕も世論調査を結構個人的にはするんですよ。例えば、政令指定都市とか四十七都道府県とか、あるいはランダムに抜粋して、選挙調査みたいに三万を超える学校の中から幾つか抽出してとかやっ...全文を見る
○加藤(尚)委員 中山大臣がそんな何百校なんというのはあり得ない、そんなお時間がないということはわかります。副大臣、政務官を含めて、幹部の皆さんがいろいろな場面で出張されるんです、全国に。その全国に出張されるときに必ず寄りなさいよと。つまり、大臣のリーダーシップ、これはもう一%と...全文を見る
○加藤(尚)委員 後ほど数字の結果が出ると思うんですけれども、物すごい大勢の子供たちが非行、補導を受けたり、また補導予備軍みたいな子供たちがたくさんいるということについて、おさまったり、あるいは減少傾向にあるならいいけれども、全くそうじゃないということをよくよく承知していますので...全文を見る
○加藤(尚)委員 筆頭理事がおっしゃるから、加えて質問いたしますけれども、今、平成十四、十五年と、やはり喫煙あるいは深夜徘回が一位、二位、順位をつければそういうことになるんだけれども、減っていないんだよね。減っていないことを知りたいということでお願いしたわけですよ。まだふえ続けて...全文を見る
○加藤(尚)委員 もう一つ、不良交友という言葉が、先ほど数字の上で、平成十四年が三万六千、平成十五年が四万二千、私のデータでは平成十六年が四万四千、これもふえているわけですよ。不良交友というのは、僕はある程度想像しているんだけれども、筆頭理事がわからないというから、ちょっとお答え...全文を見る
○加藤(尚)委員 それでは、次に財務省にこの機会に聞くんですけれども、これは質問取りのときにも聞いていますから、財務省に直接お伺いするんですけれども、やはりたばこを子供がどうして買うんだろうということがありますよね。どこから手に入れるんだろう。明らかに中学生だ、高校生だとわかるの...全文を見る
○加藤(尚)委員 そういう推移が、微減というものだね、少しずつ、ほんの少し、パーセンテージでいっても数字で出すのが大変なぐらい、減っている。これは、ふえるより減った方が私はいいと思っています。  去年もそうですけれども、自販機、お酒、たばこ、そうだけれども、お酒については物すご...全文を見る
○加藤(尚)委員 たばこ税収というのは物すごく大きな数字ですから、財務省としては、売り上げれば売り上げるほど税収につながるわけですから、痛しかゆしということがあるけれども、やはり、先ほど申し上げましたように、青少年なんですよ、青少年。この子供たちが買えないようにする。しかも、子供...全文を見る
○加藤(尚)委員 引き続いて、この枠組み条約というのは、ノルウェーの元首相のブラントラントさんが、WHOの事務局長で、五年がかりで、恐らくすべての人生をかけたと言ってもいいと思います。その一人の強烈なリーダーシップでこの枠組み条約を完成させたと思います。今でも国連のWHOでは、ブ...全文を見る
○加藤(尚)委員 本当にそうなんです。胸が痛むことがあるんです。やはりたばこ農家の皆さんのこととか、あるいは販売店でも、おじいちゃん、おばあちゃんで、それが頼りで生活している人もたくさん知っているんです。そういう意味で、実はこのたばこ問題というのは、子供の非行化防止ということから...全文を見る
○加藤(尚)委員 四十七億円という説明だけれども、だんだん伸びているんですよ。  問題は、このガムを、これはたばこですよ、ガムじゃなくてたばこを、厚労省は医薬品と言っているんですよね。薬事法ですよ。要するに、医者のいわば説明が必要なんだけれども、今はもうなくなっちゃった。最初の...全文を見る
○加藤(尚)委員 財務省の方に聞くんだけれども、このガムたばこ、これは「ガム・タバコ」、はっきりファイアーブレイクと書いているんですけれども、これはスウェーデンで製造されて、日本が発売場所として世界で最初の国なんです。その後、日本以外にこのファイアーブレイクが売られるところがあり...全文を見る
○加藤(尚)委員 一等最初に日本が販売先として認めたということが、スウェーデンでも売られるように、日本でも買ってもらっているんだから、日本でも売れているんだからということで、製造したスウェーデンでやっと踏み切るという話みたいなんだけれども、日本の人たちがこれによってどういう弊害が...全文を見る
○加藤(尚)委員 まだ微少かもしれないけれども、僕は非常に憂えています。なぜなら、専門家じゃないんだけれども、ニコチンそのものを口の中でかむわけですから、しかものどを通すわけですから、そういう意味で、口腔、舌、それから咽喉、それから食道、胃とつながっていくおそれが多分にある。だか...全文を見る
○加藤(尚)委員 交付金として、交通反則金についてはそういうふうに地方公共団体にということなんですけれども、このたばこなんですけれども、たばこについて、三百五十億、中には一千億、まちまちです。二千億というふうにきちっとした数字を出されているんですけれども、財務省の方、恐縮ですけれ...全文を見る
○加藤(尚)委員 確たる確定はできない、そのとおりだと思いますけれども、努力する、一生懸命本気で努力すると出てくるものだというふうに思います。  三百五十億あるいは二千億、えらい数字の違いがありますけれども、少なくとも、今警察庁の方のお答えがあったように、どのくらいかなという想...全文を見る
○加藤(尚)委員 一言で終わります。  大臣、やはり大臣の物すごいリーダーシップ、補導件数が百二十万ですから、毎年ふえているんです。依然としてとまらない。その中で、非行化に、例えばたばこを吸ってすぐ非行少年ではないんです。やはり興味本位というのもあるけれども、その多くの部分が非...全文を見る
04月13日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○加藤(尚)委員 よろしくお願いします。民主党の加藤尚彦でございます。  きょうは、今既に開催中の愛知万博ですね、決算を一部したいと思います。それから、たばこ枠組み条約、条約についての決算について、二つ質問したいというふうに思います。  まず、愛知万博について質問したいと思う...全文を見る
○加藤(尚)委員 ぜひ成功するようにこれから申し上げたいと思います。  三十五年前はアジアの参加国二十一カ国、それから二十四カ国ですね。そして、きょう私が指摘するアフリカでありますけれども、三十五年前はわずか十一カ国、ことしは三十一カ国。当初三十三カ国だったんだけれども、二カ国...全文を見る
○加藤(尚)委員 そう願いたいものであります。  要は、我が国は、二十一世紀は日米を超えるぐらいの決心が当然これから重要になってくると思います。その意味で、アジア、アフリカ、そして愛知博というのは意外に大きな意味があると思います。  それで、心配していることを申し上げました、...全文を見る
○加藤(尚)委員 私はそう思います。  よって、先ほども議論がありましたけれども、常任理事国になっていく、つまり国際社会の中でも日本がさらに一層その存在感を信頼として結びつくためには、やはり条約を遵守するということ、そして率先垂範するということが大事だと思うんです。  その意...全文を見る
○加藤(尚)委員 外務省、厚労省、財務省、警察庁、いろいろ関係省庁もあるわけですけれども。  この条約が二月二十七日に公布されて以来、全国的に、禁煙運動あるいは青少年喫煙防止団体とかごまんとあるんですけれども、それが大変拍手喝采で、ある意味では、キリスト教的に言えばバイブルだ、...全文を見る
○加藤(尚)委員 それぞれ、文科省もそうですけれども、各自治体あるいは各都道府県の警察ですね、相当な取り組みの状況にあるというのを現実に私も承知いたしております。引き続き文科省としての努力を要望していきたいと思います。  そもそも、条約には大平三原則というのがあって、法律事項、...全文を見る
○加藤(尚)委員 財務大臣、びっくりするぐらいの前向きの答弁でありますので、今後の課題にします。  要するに、厚労省が中心となって関係省庁連絡会議がある。そこで、例えば来年向けに、もう枠組み条約がスタートしちゃったし、国民運動は思ったより大きくなりますよ、市民運動は。そう思いま...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○加藤(尚)委員 民主党の加藤尚彦です。よろしくお願いしたいと思います。  きょうは大体この順序でということなんですけれども、大学統合問題、学長選考問題、あるいは非常勤講師の賃下げ、解雇問題、不払い残業問題、あるいは授業料問題、これには特に質疑を多くしたいと思っています。その他...全文を見る
○加藤(尚)委員 健康のためということがどこの自治体でも一応表向きになっていますけれども、実際は、子供の非行化、つまり、少子時代でさらにそれが進む。しかも、去年一年間だけで百四十一万人が補導された。その半分近い子供たちがたばこであったわけですね。それで、これは前回も言いましたけれ...全文を見る
○加藤(尚)委員 国立、私学を問わず、若干そういう大学も出始めたというふうには伺っております。  それで、十二条に沿って文部科学省として私は取り組むべきだと思います。そして、枠組み条約を教育も遵守すべきだと思っています。それには当然予算が伴うんです。この予算、来年度向けというこ...全文を見る
○加藤(尚)委員 御丁寧にありがとうございました。  この枠組み条約の中の第二十六条に「資金」という項目があります。これについて、過日、決算行政監視委員会で発言をしました。そして、財務省の方の答弁は、私の予想以上に前向きの答弁があったわけであります。  私が例に出したのは交通...全文を見る
○加藤(尚)委員 やはり行政監視の委員会での発言への答えですから。例えば関係三省、僕は名指しで文科省をまず挙げまして、そして警察庁を挙げました。そして各自治体でも、特に都道府県の教育委員会とか、その取り締まりについて、未成年者のたばこだけじゃありませんけれども、悪本もそうですけれ...全文を見る
○加藤(尚)委員 私が伺っているのは大阪大学と大阪外語大学ですね。これは大変な苦労をしながら、ことしの春までに十回にわたって両大学が統合に向かっていろいろな検討課題として挙げているということです。でも、やはり毎回毎回新しい議論の種が出てくるということで、苦労しているということです...全文を見る
○加藤(尚)委員 今国立大学が八十九ということですけれども、多い少ないについては、各国の比較とか、特に先進諸国等の比較とか、いろいろこれから議論をしていきたいと思います。きょうはこの程度にとめますけれども。  ちょっとした発想で申し上げると、統合について基準がないということなん...全文を見る
○加藤(尚)委員 同じ国立大学として、統合は無理としても、いわゆるこの学科のこの学問とか、医学部でもそうですけれども、そういったことで、単位の問題で、どこでも単位を取れるよと。それは検討課題として議論されているみたいですので、今後に譲りたいと思います。  次に、学長選考問題につ...全文を見る
○加藤(尚)委員 滋賀医科大学では、二人の教授に絞られて、そして片方の教授が百三十一票、片方の教授が百八十八票、もう大差ですね。ところが、百三十一票の方が学長になられているわけです。これは大臣任命ですから、大臣も御承知だと思いますけれども。  滋賀医科大学として、このままうまく...全文を見る
○加藤(尚)委員 学長選考というのは、大きな問題だと思います、ましてや法人化になったということでありますし。  文科省からいただいている「国立大学法人の仕組み」というところに、つまり学長のリーダーシップですね。これから独立経営ということであるのですけれども、つまりマネジメントが...全文を見る
○加藤(尚)委員 大臣答弁で、私はそれが限界だろうということを承知の上でお尋ねしました。これは、むしろ申しわけないなというふうに思います。  引き続き、非常勤講師の給料下げ、賃下げ、あるいは不払い残業の問題に入るわけです。どうしても、法人化になると経営ということがあります。そし...全文を見る
○加藤(尚)委員 わかりました。  非常勤講師なんだけれども、やはり幾つかの国立大学では、大変残念だけれども減らさざるを得ないなという声があります。それは、非常勤講師が、むしろ専任講師とかあるいは教授を刺激したり、別な発想、別な感覚で学生に当たってくれる、こういった思いがあって...全文を見る
○加藤(尚)委員 信州大学ではまだ問題の解決がないんですけれども、一年限り問題についての質疑をしたわけですけれども、やはりアメリカでは、ヨーロッパでは、日本人の教授がたくさん活躍しているわけです。当然我が国でもというふうに思うわけですけれども、欧米に比べると少ないような気がいたし...全文を見る
○加藤(尚)委員 東北大学と神戸大学ですか、外国人の理事がいることによって、これは両方訪ねたんですけれども、やはり理事会で我々と違う発言があって、大学の未来のためにも非常にいいということをおっしゃっておられました。これは御報告しておきたいと思います。  次に、授業料問題に入りた...全文を見る
○加藤(尚)委員 授業料ですね。昭和五十年、私学は国立の五・一倍、逆に言うと国立大学は私学の五分の一ということですね。現在は一・六倍ということで、大変国立と私学の授業料差が少なくなっている。だから、国立大学という、存立の意義ということは議論しなくちゃいけないわけです。  その議...全文を見る
○加藤(尚)委員 僕は、義務教育費の国庫全額負担論者の一人なんですけれども、同時に高等教育もそうだと思っているんです、実は。それは、財政が厳しいとわかった上で言っているんです。でも、米百俵なんですよ。削るものはどんどん削ったって、教育は絶対削らない、そういう国が未来をつくると思う...全文を見る
○加藤(尚)委員 このバイ・ドール法というものは、文科省での取り組みについて、国立大学の経営者の方もそうですけれども、学生の方も、そういう門戸を開かれた、つまり、日本版という表現がありますけれども、アメリカ以上にこの法案を大きくするという方向で今後検討していただきたいと思います。...全文を見る
○加藤(尚)委員 いわゆる日本学生支援機構なんですけれども、今もお答えが一部あったんですけれども、民間企業から、民間からということで、企業に限らず国民からでもいいと思うんですけれども、あるいはNPOというものを立ち上げるということもいい方法だと思います。  いずれにしても、国立...全文を見る
○加藤(尚)委員 私も、研究調査してさらに努力したいと思います。  ありがとうございました。