金子一義

かねこかずよし



当選回数回

金子一義の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月05日第151回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○金子(一)議員 ただいま議題となりました商法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、自己株式の取得及び保有制限の見直し並びに株式の単位に係る規制の見直し等を行うものであります。その要点は...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○金子(一)議員 幾つかの項目があると思いますけれども、何といっても一番大きい点が、資本の維持の原則、これを毀損させないということ。もう一つ、それに続きましては、インサイダー取引、相場操縦がややもすれば起こりやすいのではないか。そのほかに幾つかあるかと思いますけれども、この点だと...全文を見る
○金子(一)議員 先ほど来答弁ありましたように、一言で経済産業をめぐる状況というのは確かにわかりにくいと思います。  御存じのとおり、我が国の産業界、いろいろな状況変化というのを今迎えております。特に、平成九年には、持ち株会社の解禁と合併法制の見直しをやってまいりましたし、十一...全文を見る
○金子(一)議員 今回、法改正の趣旨というものが目的を定めずということでありますので、予防的な企業防衛ということにも、企業戦略の一つとして当然に入ってくる可能性があると思っております。
○金子(一)議員 株主総会で授権をされた取締役会でそれを実行されるわけですよね。そして、それが使い方として企業防衛、結果として使われ方が出てくる。そのときに、今度は株主が、これは経営者の保身じゃないかということを言えるという権限を持っていますね、次の定時株主総会で。代表訴訟という...全文を見る
○金子(一)議員 私、今回の法改正の趣旨が、需給対策として、株価対策だということを申し上げたつもりないんです、念のため申し上げますと。  需給というのは、結果として出てくるかもしれません。特に、直接金融市場というものがこうやって出てきますと、経営者としては経営戦略上いろいろな形...全文を見る
○金子(一)議員 今おっしゃられたのは、ややもすれば株式対策としてそういう行動をされるとすれば、そんなこと意味がないでしょうという御趣旨かもしれません。  ただ、先ほど申し上げたように、我が国の企業が国際競争力をつけていく、そして分社化していくというのが既にいろいろありますよね...全文を見る
○金子(一)議員 そうなんでしょうか。我々は、そうではなくて、もう繰り返しませんけれども、これまで禁止してきた、その禁止してきた理由の防止措置が手当てできれば、むしろ、企業の再編というのはいろいろな形がありますけれども、そういうもので有効な資源として株式を企業戦略に位置づけていく...全文を見る
○金子(一)議員 我々としては、当然でありますけれども、そういう相場操縦ないしはインサイダーというものが行われない、そういう万全の措置を今回の提案ではとらせていただいた。  同時に、あわせて、今後、日本SECに十分な、こういう状況というのが出てくれば当然でありますけれども、より...全文を見る
○金子(一)議員 我々は当然に、先ほど申し上げたように、今度のインサイダー並びに相場操縦の万全の防止措置というもの、これは推敲の上に推敲を重ねて今回の措置をとらせていただいておりますし、同時に、その上で検査を十分やっていただく、そこのところは全く大事なことだと思っておりますので、...全文を見る
○金子(一)議員 今回の趣旨をそれなりに江崎議員は御理解をいただいていると思いますけれども、今御指摘いただいたのが私たちの趣旨でもあります。  与党がやりました緊急経済対策の中には、人為的に株を買い上げる株価対策というものは全く否定をされたという経緯があったということだけは、あ...全文を見る
○金子(一)議員 既に先ほども御答弁させていただきましたとおり、産業再生法がすべて、平成九年からでありますけれども、どんどん施行されておられること、御存じのとおりであります。この四月からは分割までできております。  しかし、実際にそういう産業再編というものが我が国産業界の中で現...全文を見る
○金子(一)議員 大変厳しい御質問をいただきましたが、処分の問題を先送りしたわけではありません。今までの法律は、購入のときに限定列挙で制限を加えていた。処分については何もなかったのです。今度は、入り口、取得するときは原則自由、しかし処分については極めてはっきりさせる。ストックオプ...全文を見る
○金子(一)議員 先ほど来御説明しておりますとおり、我が国の経済状況はどんどん動いているものですから、ある意味、これは非常に急ぐという認識で我々与党では考えて今国会に提出をさせていただいております。  かねてから、今度の一連の商法改正等々については法務省も検討をされていました。...全文を見る
○金子(一)議員 こういう金庫株というものが株式市場に与える影響というものは、これは市場のそのときの状況ですとか、さまざまな環境によります。それから、私たちもそこは随分議論はいたしましたけれども、短期的な効果というのはあり得ても、しかし、市場がどういうふうにそこを判断するか。市場...全文を見る
○金子(一)議員 中川議員、もう既に大変勉強をされておられまして、私たちも、今回の法案作成に当たりましてかなり同様の議論をさせていただいておりまして、基本的な認識は全く変わらないと思っております。  特に総量の部分、さっき数字を挙げられました。あのバブルのときに多くの企業がエク...全文を見る
○金子(一)議員 今回の枠組みは、市場から吸い取って、やがて放出してくださいよということではなくて、消却もできる、ストックオプションにも使える。  それから、今回一番問題になっておりますのは、全体の市場の問題もさることながら、つまり、エクイティーファイナンス等々によってボリュー...全文を見る
○金子(一)議員 ちょっと御質問の趣旨がよくわからなかったんですが、今回、代用株、MアンドAみたいなものにだけ対応するような法改正にしておいたらいいんじゃないの、つまり部分的にだけ何か直したらいいんじゃないのという御趣旨の話ですか。
○金子(一)議員 我々の趣旨は決してそういうことではありませんで、今回の行為というのが、単にMアンドAだけでなくて、取得を全体として自由にするかわりに、つまり入り口のところを自由にするかわりに、むしろ出口のところをはっきりさせることによって、現在、法が不整備になっているところも直...全文を見る
○金子(一)議員 今回のこの金庫株なんですけれども、株価対策という観点から考えれば、消却をさせるといったような、何か別の観点、法案というものがまだあったのかもしれません。  ただ、そうじゃなくて、私たちは同じことを言っているんです。本来の目的は、企業がいろいろな産業再生を行って...全文を見る
○金子(一)議員 二つ植田議員と共通の認識にしておきたいのですけれども、私、申し上げたのは、産業再生等々を通じまして企業が収益力を上げられるとします、そのことによって期待株価というのは上がってくるでしょうね、これが一つです。  それからもう一つは、需給という側面に着目して、会社...全文を見る
○金子(一)議員 植田議員御指摘のとおりだと思っております。したがいまして、銀行は、残念ながら、自社株消却といったようなものが自己資本比率を維持しようと思うと非常にやりにくい状況ではあると思っております。  ただ、銀行、金融界もいろいろな形で組織再編というものは彼らとしてもまだ...全文を見る
○金子(一)議員 ここにいる議員もみんな株主総会へがんがん出たことがないものですから、そういう意味で、植田議員と同じ立場かもしれません。ただ、やはり株主総会というものが、経営者の保身に今の金庫株を使ったのかどうかということのチェック機能というものを果たす、やはり最大の場所だと思っ...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○金子(一)議員 与党でこれを議論しましたときに、法制審のメンバーにいろいろ意見を聞いてヒアリングしてもらうように、私たち与党としても法務省に要請をいたしました。  私、伺っておりますのは、法制審の前田部会長、落合誠一東京大学の教授、江頭憲治郎東京大学の教授、岩原紳作やはり東京...全文を見る
○金子(一)議員 四月一日から、今申し上げた処分について、新株発行の手続に準じてやってくれ、それまではできませんというのは、簡単なんです。  この処分について、経理上、資本勘定、資本準備金、利益準備金等々、どういう勘定から落としていくのか、そしてそのときに税法上どういうふうにし...全文を見る
○金子(一)議員 先生の御指摘された大前提が、私たち立法者の趣旨と大分異なっている部分があるんです。需給対策という位置づけで今構成されましたけれども、むしろ私たちは、需給だけで決まるという話ではない、企業の将来性とか収益性、まさにそれが株を決める話であるという観点。  したがっ...全文を見る
○金子(一)議員 再三申し上げておりますとおり、主たる目的、それから、本来株式市場というものがどういう性格かという議論を与党の中で重ねてまいりました。これがなぜ緊急かという議論が再三御指摘ありましたけれども、私たちが今回提案をさせていただきましたのは、繰り返しませんけれども、今我...全文を見る
○金子(一)議員 緊急性の点についても再三の議論なんでありますけれども、既に新聞等々でも散見されますように、かなり具体的な、決して銀行だけではありませんで、各産業それぞれの分野で、分割ですとか合併ですとかいろいろな形態でそういうものが出てきております。したがいまして、そういう意味...全文を見る
○金子(一)議員 そういう意味であれば、私が今申し上げたようなことが立法趣旨であります。
○金子(一)議員 今の認識の問題でありますけれども、要するに、企業経営が非常に厳しいのにこんなものやるのか、使えないじゃないのという御趣旨ですね。  しょせんそうだと思いますよ、そのとおりだと思います。つまり、配当可能利益の中でっきりできませんから、そういう株式を他のものに有効...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(金子一義君) 既に佐々木先生がすべておっしゃっていただいた言葉がそのまま私たちの回答になるのでありますけれども、平成九年以降、会社が分割をする、合併をする等々、企業の再編を行って、そしてまさに国際的な土壌の上で企業の競争力を高めてもらう、そのことがどんどんいろいろな...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 御指摘のとおり、直接的な株式市場への影響というものについては、我々も今回の目的に照らしましたらば少し違うだろうと思っているんです。と申しますのは、佐々木先生の御質問にお答えさせていただいたとおり、やはり長期的に日本の企業がいろんな分野でいろいろな形態で...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 何ですか。
○衆議院議員(金子一義君) 先生御指摘のような意見もございました。  ただ、今回の改正というものは一つ一つの目的、今、既に御指摘のように、限定列挙で認めている、特定目的で、消却、ストックオプション云々というのができている、それに追加すればというのが御指摘のポイントだと思いますけ...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 売却の方は制限されております。
○衆議院議員(金子一義君) 失礼しました。
○衆議院議員(金子一義君) 取得、買いまして、そしてそれを売却するという方法については、新株の発行手続に準じてという御指摘のとおり手続的な手当てはしております。その結果として利益が出る場合もあり得るということはそのとおりであります。
○衆議院議員(金子一義君) 目的を定めておりませんから、そういう投資も可能であります。
○衆議院議員(金子一義君) 取得するときの手続論ですべてを申し上げるわけでありませんが、株主総会の決議をとるわけでありますので、そのときに、もしくはその事後的に株主総会でどういう説明をしていくか、その説明の責任というものは取締役会に当然ある、そういう範囲であれば取得目的を問わずと...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 企業が人、土地、現金もしくは株、こういったような稼働資産というもの、これを経営戦略の上で幅広くいろいろな形で活用し、その結果として競争力を強化していくということについては、今回、私たち提案者はそれを認めていく、積極的に活用してもらうと。しかし一方で、先...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) ちょっと議論が錯綜しているようなんですけれども、そもそも取得した株式にはもともと資産性はありませんので、資産勘定じゃありませんので、今おっしゃったように、自己株式がその後株価が低下したからといって資産が減少するということはバランス上ないんです、資本勘定...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 与党でこの法案の検討を進めさせていただく過程で、法務省にも、法制審のメンバーの先生方、十分に意見を聞いていただく、ヒアリングも行っていただくということをやってもらうことを要請いたしまして、具体的に部会長等々、法制審の先生方からも御意見をちょうだいした。...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 御指摘のありましたように、株価対策、株式需給対策という観点からの要請というのも全くないわけではありません。  しかし、持ち合いの受け皿、こういう需給、株式市場というのはしょせんは会社の将来性、企業の将来性ということでありますものですから、非常に短期的...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 今申し上げたような株価対策というようなことでの直接的な話はございませんけれども、それに近い要請があったことも事実でありますけれども、余り我々はそれに意味がないだろうと思っております。
06月21日第151回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○衆議院議員(金子一義君) 自己株式の売却処分が行われます場合には、どうしても取得したときとの差損益が出てまいります。その差額について会計処理、どの勘定から引いていくのか、プラスしていくのか、それに対する税務上、課税上の問題をどうするのか、この部分だけはもう少し時間をいただきたい...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 海外とほぼ同じ状況というのがいよいよ出てきた、そういう中で、企業というのがもう国際的なグローバルな競争をしております。そういう中で、私たちが一番期待しておりますのは、この制度を使って全体としての資産、我が国の場合には過剰資産というふうに言われております...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 今度の商法の改正では金庫株という言葉はもとより全く使っておりません。ただ、目的を限定せずに自己株式を取得して、期間、数量制限なく保有を認めているアメリカでこれをトレジャリーストック、それが翻訳をされて金庫株と呼称されておるんだと思います。  今回の改...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 基本的には、企業が、先ほど来出ておりますように、持っているいろいろな資産、土地、設備、資本、そういうようなものを、その中での自己株式といったようなものもなるべく効率的に、過剰になっているところはそれを効率的に使ってもらう、そういうために原則目的を外す。...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 保有を自由に認めるようにした理由は何かということでありますので、ちょっと先ほど私が答弁したことと重なってしまいますけれども、企業への選択肢をふやすというこういう観点から、取得しました自己株式を、組織再編の場合の代用自己株であれ、ストックオプションの権利...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 今の先生の御指摘は、必ずしも健全でない会社というのをちょっと前提に置かれたというふうに認識しておるのでありますけれども、自己株取得ができるというのはあくまでも配当可能利益の範囲と。したがいまして、それがないところは残念ながらこれはなかなか使えない。 ...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 私が申し上げたのは、配当可能利益がない、場合によっては利益がないところが金を借りて、そして自己株取得をされるということは、我々が期待している話ではない。  一言申し上げれば、現実には配当可能利益でやろうというところは、自己の預金を取り崩して現物、自己...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) そのとおりです。
○衆議院議員(金子一義君) 議決権はございません。
○衆議院議員(金子一義君) おっしゃる御趣旨はよくわかります。現行の自己株消却の場合も同じ現象が起こり得るという現状ですよ。同じ状況であると思っております。  ただ、これを取得いたしますときに、御存じのとおり特定の人からの売却ではありませんから、そういう意味では、特定の人の口を...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 企業が合併をする、もしくは分社化をして自分の不得意なところを捨てて得意なところに資源を集中していくというお互いの再編というのが今いろいろな分野で行われております。そういうものにこれが代用株として使われる、その結果としてその企業のより得意性のある分野に資...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 通常ですと、A社、B社二社が合併をするという場合に、被合併会社をB社としましょう、A社が合併会社。その場合に、被合併会社であるB社の株主に対してA社が、合併するんですから、A社の株式を新たに、これまでであればA社の新株を発行してB社の株主に与えるという...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) ちょっと御趣旨がよくわかりません、御質問が。  消却しちゃったらもうそれでおしまいですから、合併のときに使いようがありませんよね。
○衆議院議員(金子一義君) 先生の御指摘は、自己株を消却すればそれでそれなりの意味があるではないかという御指摘はそのとおりだと思っております。  ただ、今は合併だけ申し上げましたけれども、そのほかに株式の交換ですとか、それから分社化とか、いろいろな形態が世の中で起ころうとしてお...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) ちょっと御質問の趣旨が、資本充実の原則の話と企業再編の話とは少し議論の切り口が違うんだと思います。  既に、これも前回の御答弁でもさせていただいたように、資本充実を私たちも大事だと、そういう意味で、配当原資の中に、配当可能利益の中でこれが可能だという...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 定時株主総会で決定をして、その範囲内で取締役会が決議で執行できます。
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○金子(一)議員 現行では、原則、破綻懸念先以下というふうになっておりますけれども、私たち、実質破綻懸念先等々の企業に対しても当然に対応できるというふうに理解をしております。
○金子(一)議員 不良債権処理を進めていく条件というのは、一つは、銀行が持っている簿価を下げてあげる、下げてもらう。これは引当金を積み増すということだと思いますし、一方で不良債権価格の時価を上げる。時価を上げるというのは、いわば企業を再生することによって評価額を上げてくる。これか...全文を見る
○金子(一)議員 先ほども申し上げましたように、銀行が不良債権を処分する、売る気になるというのは、二つあると申し上げました。一つは、銀行が自分から持っている簿価を引き下げていく、それは銀行が十分引き当てをするということです。もう一つは、売る物件について時価を上げるということですよ...全文を見る
○金子(一)議員 これまでも民間ファンドによります企業再生というのは例が実例としてもあります。ただ、極めて少数であることも事実であります。しかし、今度の集中改革期間に不良債権処理を進めていく、そういう中で、我が国は残念ながら再生ファンド市場というのは極めて未成熟でありますので、そ...全文を見る
○金子(一)議員 例外的ではありますけれども、既に民間ファンドによって再生されている、もしくは再生途上にある企業のケースというのは既にあることは御存じのとおりであります。したがいまして、民間企業、民間ファンドからも、今度、政策投資銀行がこういう形で枠組みができるとすると、自分たち...全文を見る
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○金子(一)議員 RCCとしての処分を三年以内のめどということでありますから、今の都市基盤整備公団であれば、基盤公団に売却してしまう、ゆだねてしまうというのは三年以内をめど。それから、再建というのももう一つありますけれども、再建も、三年以内の再建ということではありません。三年以内...全文を見る
○金子(一)議員 都市基盤整備公団が引き受けられる土地というのは、極めて限定的にならざるを得ない。本当に都市開発という意味で意味があるかどうか。決して私たち、都市基盤整備が塩漬けといったようなもので何でも買い上げてくれなんということはさらさら考えておりませんし、それなりの、相当規...全文を見る
○金子(一)議員 RCCに買い取られる企業というのは、先ほど来、価格は時価でありますし、それから、企業再生スキームを持つということが借り手保護に当たるのではないかという御質疑だと思いますけれども、やはり先ほどの再生ファンドにしましても、政策投資銀行が出るということと同時に、その政...全文を見る
○金子(一)議員 五十嵐議員おっしゃるように、民間サービサーと一緒の基準に立って今度の価格査定をやりますから、そういう意味では、当然でありますけれども、その要因の中で利益を必要とするかしないかという部分に限って言えばRCCの方が有利になるかもしれませんが、一方で、今度はそれの回収...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○衆議院議員(金子一義君) 山下議員のお考え方、もう我々も同じ考え方、RCCに持ち込まれたもの、RCCが買い取ったもの、不良債権と言われるものがそのまま塩漬けになっているということは一番望ましくない、これを再生できるものはどんどん再生させる。  今回提案させていただきました法案...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 今、議員がおっしゃったようなことができてくれば本来の土地の再活用という意味で望ましいことであると思いますけれども、そういう出してくる金融機関の側、それから価格というものがありますので、なかなか戦略的な部分としては行けない部分も多くあるんだろうと。ただし...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) やっぱり売却してしまえば、これでオフバランスですし、求償権も生じないわけでありますから、売った側の金融機関としてみればそういうことになると思います。  しかし、先ほど来話が各答弁者から出ておりますとおり、極力再生をさせていきたいというのが一つのポイン...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) RCCを、こういう機能を今度の改正でやっていく上で、流通市場を整備していくという目的を持ってやるという考え方はありません。むしろ、国の方向として、政策の方向として、この三年間における集中改革期間に不良債権を処理していく。ですから、時限三年ですから、集中...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 浅尾議員の御議論でありますと、RCCが高い値段を入札にしても出さなければ処理が進まないではないかという御趣旨の御質問のように伺うのでありますが、決してそこの高い値段をつけるということを私たちが意図して、そういうことを考えて今回の法案を出させていただいて...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) RCCでも既に、十数件でありますけれども、再生を果たした企業の例はあります。しかし、これから新たに処理されてくる、もしくは持ち込まれてくる案件に対応できるかどうかということについては、必ずしも十分ではない。RCC自身にその認識もあります。  したがい...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 答弁になれていない発議者でありますので、お許しいただきたいのでありますけれども。  既に民間サービサーによりまして再建されている例というのも具体的にある。あえて個別名は挙げませんけれども。今度RCCが買ったから、来たから、RCCでは再建が可能であって...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) あくまでも、先ほど来議論に出ておりますRCCが買い取れる価格というのは、民間と同じような手法で値決めをしてまいりますものですから、政治的な意図、もしくは他の意図でもって仕分けをする、第三者が仕分けをするというのにはなじまないと思います。  ただ、持ち...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 今回、もう一つその前段として、時価については先ほど来議論がありましたけれども、時価で買えるということを提案させていただいておりますので、その限りにおいて入札を拒む必要は全くありませんし、むしろ積極的に現在多くの金融機関が処理の一つの方法として入札に出し...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 残念ながら、RCC自身の人材という意味ではこれまでやったことがないケースでありますし、ほとんどですね、例外的にあります。再生処理といいましても、従来は、御存じのとおり、管理する、そうして回収していく、しかも任売という、こういう言ってみれば弁護士手続によ...全文を見る
○衆議院議員(金子一義君) 買い取りできません。持っている債権者、金融機関がどういう処理をするかでありますから。したがいまして、金融機関がおれは嫌だと言えば、RCCに渡さずにということになればそれはできませんから。  しかし、ある意味、企業というものを、さっきから言っております...全文を見る