金子一義

かねこかずよし



当選回数回

金子一義の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○金子(一)委員 自由民主党の金子一義でございます。  冒頭に、きのう、税と社会保障の一体改革について閣議決定されたことがこの予算委員会でも取り上げられました。その中に、議員定数の削減が盛り込まれた、政府方針として盛り込まれたのでありますが、この点について、自見大臣、署名をされ...全文を見る
○金子(一)委員 今の自見大臣の発言、大綱で議員削減を盛り込むのがおかしい、政党でそれは議論すべき話だと。  大綱で署名されたということは、自見大臣も削減に賛成、国民新党も賛成、こういう話ですよね。
○金子(一)委員 よくわからないんですけれども、きのう、この予算委員会で、この大綱から、本来越権行為とも言える、議員定数の削減について削除しろという意見が出されました。これは野田総理なんですけれども、削除する方針は、お考えはありますか。そうじゃないと、自見大臣が浮かばれないですよ...全文を見る
○金子(一)委員 大綱について、政府・与党間で検討と。閣議決定も変更することがあるというふうに理解をいたします。  古川大臣、休眠預金の成長戦略への活用というのは、寝た子を起こしたと思いませんか。
○金子(一)委員 私が寝た子を起こしたと言う意味は、先週も地元に帰りましたら、後援会の皆さん、この話で持ち切りなんですよ。あれっ、俺、預金していたっけ、あれっ、そういえば、結婚しちゃって今名前が変わっているけれども、実家では私の預金をつくっていたのかしら。みんな、あれ、あれ、あれ...全文を見る
○金子(一)委員 自見大臣に実務的なお願いで、多くの国民が不安に思っているものですから、泣き寝入りするのかよ、政府が召し上げちゃうのかよというような、そういうことがないようにだけはよろしくお願いします。いや、古川大臣はいいです。いや、いいです、時間がないので。  次に、あした地...全文を見る
○金子(一)委員 嘉田知事は寝ていたわけでもないんですね。県庁におられた。県庁におられて、そして県内自治体のトップを集めて「市町長防災危機管理ラボin滋賀」というところで防災の会議をやっていたというんですよ。だけれども、地元の市長の要請に連絡がつかなかった。三時間後にようやく自衛...全文を見る
○金子(一)委員 なぜ私が調べていただきたいということをお願いしたかというと、この状況を受けて高島市長は、自衛隊の派遣要請をすることができる権限を県じゃなくて市町村に移してくれという要請をしているんですよ。今、地域分権、地域主権会議の議論を進めているでしょう。あなた、お地元の滋賀...全文を見る
○金子(一)委員 野田総理、おととい、本会議で言われたんですよね。このいわば出先機関廃止問題について、まず、受益と負担の関係が一番見える基礎自治体、つまり市町村に権限と財源を集中すべきと考えます。これは総理の発言なんです。  ところが、今の推進会議をずっと拝見してみますと、市町...全文を見る
○金子(一)委員 総理がおっしゃるような、ちゃんと市町村の御意見が聞こえているならば、三百も地域を守る会なんて出てくるわけないでしょうよ。この間の内閣府の会合で、市町村長、代表は一人、委員を送っているかもしれませんけれども、別に、彼が市町村長の代弁を必ずしもしているわけじゃないん...全文を見る
○金子(一)委員 次の質問に移ります。  交付国債の発行の問題についてなんです。  この問題は、我が党の小池理事、加藤勝信議員、あるいは公明党の石井啓一先生初め、多くの議員からこの問題について質問が出ています。疑念がある、オリンパスではないのかと。出ています。  まず、安住...全文を見る
○金子(一)委員 あなたが考えたんですかと伺ったんです。
○金子(一)委員 基礎年金の二分の一、三分の一の差額。これは、今回の消費税の大きなテーマでもありますし、予算のテーマでもあるんですよね。  この財源を、過去三年間は何とか埋蔵金、自公政権も苦労しました、民主党政権も二年間苦労しました、何とか出してこられた。二十四年度、財源がどう...全文を見る
○金子(一)委員 自公政権も、恒久財源を念頭に、消費税を念頭に置いて進めてきました。しかし、だからといって、こういう交付国債という手段によるということは毛頭考えてきていないんです。これは全く違います。あなた方もやってきたじゃないかと。全く違います。  小宮山厚生大臣、十一月の段...全文を見る
○金子(一)委員 そうですか。  だけれども、今、小宮山厚生大臣がおっしゃったことは、消費税が通れば年金財政、年金会計は心配ありませんという話じゃないですか。消費税が通っていないのに、安心ですなんて、それは国民に対して欺瞞になっちゃいますよ。  何で年金会計、年金財政を守ろう...全文を見る
○金子(一)委員 重ねての御意見なので、我々も、年金のこの財源公費負担についての消費税議論は責任を持っているんです。しかし、こういう、法案が成立しない前のイカサマは……(発言する者あり)ちょっと失礼、言い過ぎかもしれません、イカサマになってしまうのではないかということを、懸念を出...全文を見る
○金子(一)委員 その後、補正予算で今年度会計の余剰というのが大分出てきたわけですよね。それをにらみながら、一方で、それはそれだと。あなたが削減をしたという、財務大臣として少しでも削減をしていったという努力が見えない。  国民年金法は、何で予算関連ですか。これは、所管の小宮山大...全文を見る
○金子(一)委員 国民年金法が通ると、交付国債は発行が可能になるんですか。これは安住大臣に。
○金子(一)委員 予算が通って、予算関連法案と言われる皆さんが決めた国民年金法が通っても、交付国債は発行できない。厚生年金法が通らないと、一番予算で国民の関心のある公的助成二分の一の件がすぽっと抜けたままいっちゃう。  そうすると、何で国民年金は予算関連なんですか。交付国債を発...全文を見る
○金子(一)委員 消費税法案が通るまでは予算が穴があいたままいく、つまり、年度内成立なんというのは意味がないわけです。そういうことですか。
○金子(一)委員 国民年金法についてはこれから委員会で議論も進んでいくんだと思いますけれども、厚生年金法では、消費税を交付国債の償還財源に充てる、両大臣の覚書でそうなっていますよね。いいですね、それは。十二月二十二日の厚生大臣と財務大臣の覚書。(安住国務大臣「私と厚労大臣のサイン...全文を見る
○金子(一)委員 私がいただいた要綱では、厚生年金法に、もし年金会計が緊急の場合には、交付国債の繰り上げ償還ができると書いてありますよね。  ということは、これは財務大臣に対する質問だな、もし消費税が通らないと、この発行された交付国債は、予算で決めて、それで繰り上げ償還します、...全文を見る
○金子(一)委員 消費税が通らないと、国民に約束した国庫負担二分の一が、今は三六・五ですけれども、三分の一に戻るぞ。何ですか、これ、国民の喉元にあいくちを突きつけているつもりなんですか。悪質ですね。  今回のスキームは、簡単に言うと、市中で赤字国債を出す、歳出を削減して頑張る、...全文を見る
○金子(一)委員 一番政治家として大事なところがあなたには欠けているなと思いますよ。法案が成立するというのは国会の仕事なんですよ。まだ成立していないんですよ。あなたがおっしゃったことは、全て法案が国会で成立したという前提でおっしゃっていることなんだ。  野田首相、去年の月刊誌ボ...全文を見る
○金子(一)委員 私も、大平正芳元首相には非常に親近感をいただき、また、お教えも請うてまいりました。  しかし、今おっしゃられましたように、気迫を持って、一般消費税(仮称)、昭和五十四年の総選挙でかけたんです。途中で撤回したんですよ。選挙の結果は、自民党は過半数を切ったんですよ...全文を見る
○金子(一)委員 政治は一寸先は闇、まさにそうですね。大平元首相のときもそうだったですよ。  民主党もこれから御努力をされるんでしょうけれども、身内の反乱ほどつらいものはないですよ。一寸先は闇は、政治の社会はいいですよ。しかし、消費税、年金の公費負担二分の一を、国民の問題、国民...全文を見る
○金子(一)委員 盛んに正直、誠実とおっしゃるんだけれども、だったら、赤字国債、実態を出したらいいじゃないですか。  市場には、マーケットには、赤字国債四十四兆だけですなんと言っておいて、実は赤字のつけかえを政府関係部内で閉じ込めちゃっているんですよ。誠実、正直と言うのなら、赤...全文を見る
○金子(一)委員 選挙で選ばれるというところなんですね、僕らは。嫌な政策、国民に言うのは嫌じゃないですか。官僚は、つらいことでも何でも、大義と名分を言ってくれればそれで済んじゃうんだけれども、我々は、その大義と名分を、国民が嫌だなと思っても、やり遂げる、やる、それが我々政治家の役...全文を見る
○金子(一)委員 総理、これから消費税が議論になるたびに、ユーチューブがまた取り上げられるんですよ。マニフェスト、やると言ったことは必ずやる、やらないと言ったことはやらない、これがマニフェストのルールという、あのユーチューブのアクセスが物すごく高いんです。今でも高い。  やはり...全文を見る
○金子(一)委員 官僚に全て書かれて、そのレールを走っているだけじゃないですか。私は冒頭にあなたが考えた案ですかとあえてお伺いしたんですけれども、去年の十一月の宮沢さんへの御答弁では、政府として、ある意味枠組みができちゃっていた、そういうものかなと納得したと、これは参議院の答弁な...全文を見る
○金子(一)委員 終わります。
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○金子一義君 自由民主党の金子一義です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました両法案につきまして、野田内閣総理大臣に対し、質問いたします。(拍手)  その前に、ただいま自民党野田毅議員への答弁に対し、我々が本当に聞きたいことは全てこれからの審議を...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○金子(一)委員 衆議院の金子一義でございます。  冒頭の民主党の議員の質疑の中で、何とか十五日までに修正協議をまとめてほしい、民主党として応援すると、まことに力強い正論の発言がありましたけれども、総理、一方週末、何があったのか。各地区で民主党の議員の皆様方が消費税反対運動をや...全文を見る
○金子(一)委員 修正協議を何とかまとめたいということで申し込まれたのは民主党の方なんですよね。野田総理の方なんですよ。それが、党内の足元が、外で活動する。これは、我々にとって、一体全体修正協議にどういう影響を与えるかということをやはり総理もよく考えていただいて、党内をしっかりグ...全文を見る
○金子(一)委員 会期をにらみながら最大限の努力というのは、ちょっとニュアンスが違う。私が、記者会見のこれは文章ですけれども、トーンが変わっちゃっているな、トーンダウンしているなという感じがします。  ただ、総理が今、会期中、二十一日までに採決、責務ということに対して、自民党執...全文を見る
○金子(一)委員 十五日というのは、いいですよ、十六日、メキシコ・G20に御出発になられる前までにと言いかえて結構なんです。  ただ、基本的姿勢なんですか。十五日までに必ず調える、ここの、調うように努めたい、全力を挙げてほしいということを記者会見でも総理は言われているんですが、...全文を見る
○金子(一)委員 十五日までに、我々は、谷垣総裁が役員会で一任を受けまして、一任を受けた今修正協議に臨んでいるメンバー、これまた全権を受けて今修正協議、きのうも夜遅くまで、きょうもまた夜遅くまで、今、お会いになっている最中です。十五日までに必ず終えるという強い意思があるのか。まと...全文を見る
○金子(一)委員 先ほど申し上げたように、今、自民党の、当委員会、伊吹先生含めて修正協議に臨んでいるメンバーというのは、党の一任を受けているんです。ですから、修正協議がまとまれば、党に持ち帰ってもまとまるんです、一任を受けていますから。  民主党はどうなんですか。御党のことに手...全文を見る
○金子(一)委員 だから、御党の協議の中身まで私も言いません。しかし、我々自民党は、何遍も、決まったことが後になってひっくり返される苦い経験をしているんですよ。  あした、あさっての公聴会もそうだったですよ。当委員会として、あした、あさっての公聴会の日程を決めようと、野党の理事...全文を見る
○金子(一)委員 いずれ、自民党の谷垣総裁とも会われることになるんだと思っています。そのときには、十五日協議調う、そして二十一日採決、総理、言っていただかないと、はっきりしていただかないと、我々、総裁も会っていただくというわけにいかなくなっちゃう。  私、予算委員会で野田総理に...全文を見る
○金子(一)委員 今までのこの日程をめぐる総理とのやりとりの中で、修正協議に当たっている方々が今の総理の御発言というのをどういうふうに受けとめただろうか。本気になって必ずやる、その気がもう一つ伝わってこないな。  だって総理は、今国会で一体改革に政治生命をかけるとおっしゃってい...全文を見る
○金子(一)委員 ちょっと繰り返しますけれども、我々が今修正協議に入っているのは、あくまでも十五日までに修正協議を調える、そして二十一日、会期末までに採決をさせる、そういう前提で今修正協議に入っている。これだけは、野田総理、そうじゃない状況というのは考えたくないですけれども、しか...全文を見る
○金子(一)委員 あす、あさっての公聴会が終わりますと、ほぼ百時間、審議は行くんでしょうか。輿石幹事長も、時間が来れば採決するのは国会の不文律という、ある意味しっかりしたことを言ってくれていますので、我々は今申し上げた前提で進めさせていただきたいと思います。  百時間に及ぶ議論...全文を見る
○金子(一)委員 これは、テレビが入っていますから、岡田副総理、ちょっと、全然違うことを言われちゃ困るんです。我々の社会保障基本法というのは、御党にとって一番タッチーな、最低保障年金を取り下げろと一言も書いていないんですよ。だから、のんでくださいよと言っているんですよ。だから、そ...全文を見る
○金子(一)委員 そこで、最低保障年金の扱いなんですけれども、法案に入っていませんから、旗をおろせとかおろさないとか、法案からおろせ、おろさないという話ではないんですね。岡田さん、そこがポイントなんです。だけれども、大綱には書いてあるんです。大綱に、来年法案を提出します、これは書...全文を見る
○金子(一)委員 ちょっとよくわからなかったですね。  各党協議で来年法案を出さないということになれば出さない。ということは、大綱から来年法案を出すということを削除してもいいということですね。
○金子(一)委員 そうしますと、先ほど申し上げた、我が党が出させていただいています社会保障改革基本法、これをのんでいただければいいんですよ。  この中にどういうふうに書いてあるかというと、この大綱の決定にかかわらずと書いてあるんですよ。今おっしゃられたことはもう既に入っているん...全文を見る
○金子(一)委員 岡田副総理、各党各党とおっしゃるけれども、違うんですよ、今は。政府と民主党と野党、もう政党にお任せします、各党間にお任せをします、今、そういう見守りますという状況じゃないから申し上げているんじゃないですか。  ですから、私は、岡田副総理に今の障害を何とか必ず取...全文を見る
○金子(一)委員 具体的に与野党協議で今の閣議決定を修正していくという、先ほどの基本法というのを通していただくということが、のんでいただくということができれば、それはそれの一つの解決だと思います。  次に、ちょっと話題を移します。  この委員会が始まる前の本会議の代表質問を私...全文を見る
○金子(一)委員 総理、この景気条項、数値を入れるということに対してはいろいろな問題があるんだろうなと。  菅総理がかつてデフレ宣言したんです。いろいろな指標を使って、機械的にこうだといって、ある指標はこうなって、こうなればデフレだといってデフレ宣言した。与謝野馨さんというのが...全文を見る
○金子(一)委員 修正協議会で議論になると思います。  一方で、ではその二%、名目三%をどうやって成長させていくのか。  私、この問題について本会議で、分配を考えるだけじゃなくて、パイを大きくしていくことを考えるべきではないですかといって総理に御質問したら、御丁重な、だけれど...全文を見る
○金子(一)委員 ぜひ、問題意識を共有されておられるので、これはこれから税制とあわせて、どうやって成長をさせていくのか、それから御党が出される新成長戦略の見直し、それが出てきたところで我々も議論をさせていただきたい点であります。  世界で初めて、消費税を社会保障の目的税化しまし...全文を見る
○金子(一)委員 今度の数字には入っていないですね、今度の試算の中には。確認してください。入っていないでしょう。今の、すぐ確認してくださいよ、イエスかノーかなんだから。小宮山大臣。
○金子(一)委員 安住大臣、入っていないんですよ。入っていない。制度として確立した社会保障四経費といいながら、児童手当は本来、制度としては確立されたんですよ。にもかかわらず、入っていないんですよ。入っていないんです。(安住国務大臣「やっぱり根には入っているんです」と呼ぶ)それは、...全文を見る
○金子(一)委員 目的税化したことによって、単なる制度として確立されたというのをどこまでに置くのかというのは、やはり改めて与野党議論しておかないと、何を入れて何を入れないという、財政運営に非常に影響を与えますので。  安住大臣に質問させていただいたので、ちょっと振り返ります。 ...全文を見る
○金子(一)委員 住宅というのは、被災者だけじゃなくて、全国、非常に経済的な影響が大きいじゃないですか。やはり我々も、我々もというのは、我々は今野党ですけれども、やはり駆け込み需要とその反動というのはよく考えないと。ここで一番出てくるんです。  我が国の国内需要の成長を支える物...全文を見る
○金子(一)委員 先ほどの目的税化。今回の税と社会保障の一体改革、これは、野田総理、急増する社会保障を安定財源としての消費税で賄おう、これはコインの表側。コインの裏側は、消費税で財政健全化をやりましょう。コインの表裏になっているんです。いずれも財政健全化。このコインに、二〇二〇年...全文を見る
○金子(一)委員 最後に、十五日までに今の修正協議を必ずまとめる、二十一日までに採決、これは民主党の責務である、野田総理のその言葉を信じ、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月26日第180回国会 衆議院 本会議 第28号
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○金子一義君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました各案につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  社会保障と税の一体改革に関する特別委員会が四月二十六日に本院に設置されて以来二カ月、審議時間も百二十時間を超える過程で、政府提出法案の問題点...全文を見る