金子善次郎

かねこぜんじろう



当選回数回

金子善次郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  川口大臣は、外務大臣就任に当たりまして、外務省の改革については透明性、そしてスピード、実効性、この三点を基本に外務省改革を行う、十の改革を行うということを表明されました。ただいまの外務省の答弁ぶりを聞いても、外務大臣が言われ...全文を見る
○金子(善)委員 実際には、今、官房長官、詳細についてはこの場ではよく承知されていないということを言われたわけでございますが、そのペーパーにも載っておりますけれども、総理大臣官邸業務庁費といたしまして十八億二千四百二十四万円が内閣官房の予算に計上されているわけであります。これらを...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、資料がないからと言われますとちょっと困ってしまうのですけれども、先ほどの答弁の中で、総理大臣官邸業務庁費として、その名称は言われなかったのですが、新しいところの経費としてその分がふえているのではないかというような趣旨の答弁があったわけでございますけれど...全文を見る
○金子(善)委員 この表を見ていただけば書いてあるからおわかりいただけると思うのですが、備考の欄をちょっとごらんになっていただきたいと思うのですが、十四年度で、総理大臣官邸業務庁費新規計上十八億二千四百二十四万円が計上されているわけですね。この部分が先ほど官房長官言われた新しい官...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、新しい官邸ができるということでございますから、ある程度の増額があるということは了解できる面もあろうかと思います。  ただ、ではお聞きしますけれども、これはあくまでも平成十四年度に限定されるものであるというふうに了解してよろしいかどうか。もしそうで...全文を見る
○金子(善)委員 お答えしにくいと言われましても、どうなっているのか、この点を官房長官に聞きますよという質問通告をしているわけであります。しかも、長官が記者会見に行かれるというような……(福田国務大臣「いや、行かないです、行かないです」と呼ぶ)ああ、そうですか。初めからそうでした...全文を見る
○金子(善)委員 これは、質問する立場から申し上げまして、通告をしておりますし、当然、確かに官房長官もお忙しい立場ですから、細かい点まで見ていないということになってしまいますと困るのですけれども、ここはまさに予算委員会でございまして、しかも官邸の問題については、報償費の話というの...全文を見る
○金子(善)委員 ちょっと、私の質問に対しましての答弁にはなっていないと思うんですよね。これはあくまでも、確かに報償費を減らしたということはこの表を見てもわかります。これはわかるんです。ところが、一方において、予算が大幅にふえているものがある。少なくとも、内閣官房の予算について質...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、確認だけさせておいていただきたいと思うんですけれども、仮に、新しい官邸が建設されるに伴いまして庁費というものがふえるんだということであれば、しかもこれは先ほど申し上げましたとおり、十八億円余の金額が庁費として伸びているわけでございますから、もし仮にそう...全文を見る
○金子(善)委員 ちょっと残念でございますが、その点はよろしくお願いしたいと思います。  実は、外務大臣、外務省の予算も、確かにこれまでの国会でのいろいろな指摘がありまして、ODA関連、政府開発援助関係の報償費、報償費というものが削られました。削られたといいますか、なくなった。...全文を見る
○金子(善)委員 この予算の中身につきましては、民主党といたしましても、組み替え要求を行いたい、その中で外務省のこの報償費関連についても指摘をしていきたいというふうに考えておりますので、その場でこれはまた対応を考えるということになるわけでございますけれども、いずれにいたしましても...全文を見る
○金子(善)委員 どうも、大臣の答弁を聞いていますと、ポイントをつかんでおられないというしか私は言いようがないような気がしております。これからいろいろお聞きしてまいりますので、その関係も含めていきたいと思います。  ただ、官房長官、外務省報償費の官邸へのいわゆる上納金問題でござ...全文を見る
○金子(善)委員 ぜひとも理事会でお願いしたいと思います。  次に、いわゆるプール金の問題について質問をさせていただきたいと思います。  このプール金問題でございますが、実は、昨年の十二月五日の日でございますが、外務委員会で私の質問に対しまして田中前外務大臣は、いわゆるプール...全文を見る
○金子(善)委員 院長、この外務省のプール金の調査、外務省の中でも、不十分だと私は思っておりますが、なされているのです。  このスタートが「プール金」問題に関する調査結果報告書、これは昨年の十一月三十日に出されました。この調査を始めたタスクフォース、これは開始が去年の七月十九日...全文を見る
○金子(善)委員 こちらの質問は、いつごろまでにそれができるかということ、ただ一点お聞きしているわけであって、それから院長、原因を探るということを先ほど言われました。公務員として、法律を知っていて会計法をよく読んでいればあんなことにならないのです。そんなのは、原因を探るとかよく言...全文を見る
○金子(善)委員 全く私の質問に答えておられないんですね。何もそんなことをお聞きしていないですよ。  よろしいですか、この予算委員会というものは予算を審議する場所なんですね。そうすると、いわゆるプール金というのは、年平均でございますけれども、四千万円ほど不正に使われた、今年度の...全文を見る
○金子(善)委員 また副大臣の方から答弁ありました。そもそも、これは税金が不正に使われているんですよ。不正に使われているんです。それを企業秘密があるからどうか、そんな問題じゃないでしょう。  それから、いろいろな予算から行っているから、官房長の答弁、言ってみれば説明できないと、...全文を見る
○金子(善)委員 大臣の認識は大分間違っているんじゃないかと私は思います。  昨年の一月から、外務省のいろいろな不祥事あるいは疑惑というものが生じて、表へ出されてきたわけであります。プール金も大きな問題でありました。これに関して逮捕者が出るというような大変な事件であったわけであ...全文を見る
○金子(善)委員 では、大臣も、これまでのいろいろな外務省の問題がございました、もう一度よく詳細を勉強していただきまして、ただいま大臣言われたとおり、できる限り、何といっても大臣は、透明性が大事だ、そして実効性が大事だ、それからスピードが大事だということをはっきり言われているわけ...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、これまでの、昨年来の政府の報償費についての説明につきましては、具体的な使い道というものは示すことができない、いわゆる機密費であるというようなことでの、その具体的な使い方を、内政や外交を円滑に進めるための、遂行するための経費であるというようなことで、...全文を見る
○金子(善)委員 今、報償費について質問しているわけでございますけれども、そうしますと、庁費に移しても構わないというようなことだ、しかも相当の額を、四〇%ほど一般経費に移したということになっているわけでございますけれども、そうすると、この報償費というものは機密性が高いということで...全文を見る
○金子(善)委員 どうも、質問に対する答弁がマッチしてないという気がしてしようがないんですけれども、要は、私が申し上げたいのは、これまで報償費というのは非常に機密性が高い、いろいろな政府の見解もございますけれども、逐一読み上げませんが、それを、定型的なものがあった、今度は庁費とし...全文を見る
○金子(善)委員 それではどうも、本来からいえば、その程度のあれでは不十分な答弁だと私は納得しておりませんけれども、時間の関係もありますから、これらについて、同じ質問でございますが、官房長官にお聞きしたいと思います。  内閣の官房報償費について、今の問題についてどうお考えなのか...全文を見る
○金子(善)委員 外務大臣にもう一度お伺いしたいと思いますが、そうしますと、これは大事な点ですから申し上げているわけでございますけれども、定型的なものがあったからこうだと言いますけれども、もう少し、では、質問をちょっと変えてみたいと思います。  これは、私どもも財務省の査定資料...全文を見る
○金子(善)委員 これは、我々独自の調査によりまして、こういうものが報償費として使われてきたということを承知しているわけであります。きょうは時間の関係もございますので、これから各決算委員会あるいは他の同僚議員が予算委員会等々で質問をして、実際のところをこれからはっきりさせていきた...全文を見る
○金子(善)委員 先ほどの、一月二十四日のいわゆる外務省の職員の夜遅くのああした問題が出ておりましたけれども、これは何と申しますか、私は、こうした問題について、外務省の対応と申しますか、大臣が幾ら中途半端にこれを考えてもとてもとても、外務省のいわゆる各職員ベースでの認識というもの...全文を見る
○金子(善)委員 そうした問題にはっきりしたけじめを、これから大臣も取り組まれて、今まで国会で我々もいろいろな形で追及、質問いたしておりますから、その問題点をきちっと整理してけじめをつけていただきたい、これは強く要請をいたしておきたいと思います。  そこで、大臣にお伺いいたしま...全文を見る
○金子(善)委員 また川口大臣にお伺いいたしますが、野上事務次官は、これは責任、つまり小泉総理大臣は、いわゆる国会が混乱した責任をとって田中外務大臣、そして野上事務次官に職を退いてもらうことになったということを明確に言われているわけであります。  そこでお伺いしたいと思うのです...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、そういう認識で外務大臣はおられるということでございますから、野上事務次官は退官をなさるというふうに了解してよろしいのでしょうか、その予定だと。
○金子(善)委員 官房付ということは、相変わらず外務省の一職員としてこれからも仕事をやる、こういうことでございますか。
○金子(善)委員 そうしますと、ほとぼりも冷めて、そのころにまた復活してもらう。どこかの大使になるとか、そういうようなことで、当面事務次官を外して官房付にして、そのまま継続して、いずれ大使とか何かになっていく、そういうようなお考えでいらっしゃるのですか。
○金子(善)委員 これは国民注視の大変な政治劇と申しますか、だったと思うのです。今、国民もこのことに大変な関心を持っていることは大臣も御承知のとおりだと思うのです。  そうすると、官房付になるということは退官しないということでございますから、官房長、ちょっとお聞きしますけれども...全文を見る
○金子(善)委員 大臣にお伺いしますけれども、それでけじめはつくという認識ですか。大臣としてですよ、任命権者としての川口大臣として、それでこの問題についてけじめがきちっとつくと。  大臣は、いいですか、冒頭申し上げました、透明性、実効性、スピード、外務省を大改革します、そこまで...全文を見る
○金子(善)委員 これは大臣にお伺いしていることで、御承知ですかということをお聞きしたわけなんです。御存じでいらっしゃいますか。
○金子(善)委員 この問題は、とにかくけじめをいかにつけていくかという観点から私は質問をさせていただいているわけでありまして、大臣としてもまだ就任直後でございまして、いろいろこの問題、先ほどの答弁の中でも、まだこれから勉強しなければならない点もあるんだというような趣旨の答弁もあり...全文を見る
○金子(善)委員 時間が参りましたので、ただいまの外務大臣の答弁では、何を今直ちに始めるかということを具体的には答弁いただけなかったわけですが、とにかく、やれることから徹底的にやる、早くやる、スピードを持ってやるということで、強くこれは要請しまして、私の質問を終わらせていただきま...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○金子(善)委員 昨日の外務省の発表でございますけれども、鈴木宗男議員の秘書ムルアカ氏が持っていたパスポートは偽造であったと公式な発表があったわけであります。彼が使用しておりました駐日コンゴ民主共和国大使館通商代表機関、この名刺を持つ人物、これはムルアカ氏のほかの人物でございます...全文を見る
○金子(善)委員 今、審議官ですか、突然の質問という答えが返ってくるわけですけれども、この問題は先月、外務大臣、川口大臣でございますが、就任された後の段階で再三にわたりまして、このムルアカ氏が鈴木議員に同行したことはないのかどうかということは外務省に何回も尋ねていることでございま...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、いつまでにしていただけるかということも本当はお聞きしておきたいんですけれども、できるだけ早く調査結果を発表するように要望いたしておきます。  次の質問に移らせていただきますけれども、大臣御承知かと思いますけれども、今、ロシアとの関係で、支援委員会のい...全文を見る
○金子(善)委員 今いろいろな委員会で問題になっております支援委員会同様、これについても、本来の協定に書いてあるそうした仕組みの中で運営がされてきていないということがこの場ではっきりしたということでございます。  実は、この交流委員会でございますけれども、基本的には招聘事業でご...全文を見る
○金子(善)委員 今、鈴木議員が負担したと。もちろん、支払い手続が、交流委員会が代行したということはない、そういうような答弁として受けとめてよろしいですね。それは間違いありませんね。
○金子(善)委員 質問をよく聞いてもらいたい。今、だれが負担したかと聞いているんではなくて、支払いの行為というものは、支払い行為ですよ、これが交流委員会が代行したことはないのかどうか、そこを聞いているんです。
○金子(善)委員 では、次にお伺いします。  外務省職員の鈴木議員主催の宴席、懇談会への出席状況、これも、私ども民主党といたしまして資料要求をこれまでも重ねてしているところでございますけれども、いわゆる公務員倫理法という法律が今施行されております。外務省職員からの届け出がないわ...全文を見る
○金子(善)委員 ということは、公務員倫理法上の問題がそこで生じてきているということを私は申し上げているわけでございます。  時間の関係もございますので、その点はこれからするといたしまして、今鈴木議員ということを申し上げたわけですが、外務省の職員が主催している懇親会と申しますか...全文を見る
○金子(善)委員 これは、多くの場合は交流委員会が負担をしている、外務省の職員主催であってもそういうことだということが今局長の答弁ではっきりいたしました。  そうすると、佐藤優分析官主催の宴会、これも十九回開催されているわけでございますけれども、それも交流委員会が負担をしている...全文を見る
○金子(善)委員 実は、きょうは、国家公務員の倫理法の問題も念頭に置きながら御質問をさせていただいているわけでございます。  これは外務省の資料で既にはっきりしているのですが、平成十二年四月十八日、赤坂、ざくろで開催されておりまして、このとき佐藤分析官は、公務員倫理法に基づく報...全文を見る
○金子(善)委員 院長、まさによく踏み込んだ発言をしていただいたと思います。私も、会計検査院長の考え方に同感でございます。  要は、例えば国連機関とかああいうような国際機関と、二国間で、しかも事務当局がほとんど外務省の人たちがやっているようなところの場合と区別して、やはり会計検...全文を見る
○金子(善)委員 終わりましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○金子(善)分科員 民主党の金子善次郎でございます。  四月二日でございますが、対ロシア外交の混乱というようなことを理由とされまして、外務省におきまして処分が発表されました。大臣もみずから認められているわけでございますが、このたびの処分理由、かなり抽象的であったわけでございます...全文を見る
○金子(善)分科員 確かに、慎重な検討が必要かとは思いますけれども、やはり何らかの立法措置的なものを今後考えていく必要があるのではないかと私といたしましては思っているわけでございます。こうした問題につきましては、今後さらに詰めた審議をさせていただきたいと思っております。  そこ...全文を見る
○金子(善)分科員 その点につきましてはわかりました。では、なお慎重な検討をしていただきたい、このように思います。  それでは、いわゆるプール金の問題も大変な問題になったわけでございますが、国内分と申しますか、これは昨年の十一月三十日に、二億円余りのプール金が存在した、そして三...全文を見る
○金子(善)分科員 いずれもこれからだということだと思いますが、そこはよくこれから調査をしていただきたい、このように要望を申し上げておきたいと思います。なお、この点については、実は私は昨年十一月七日の外務委員会で指摘をさせていただいていたことではございます。  それに関連して、...全文を見る
○金子(善)分科員 外務省としてはそう答弁するということは当然予想されるわけで、本来あってはならないことですから、あくまでもそれはないと、一般的にはないと当たり前のことを答弁されているだけの話でございます。  会計検査院に、その点、特に申し上げたいと思いますが、これまで長年にわ...全文を見る
○金子(善)分科員 いずれにしましても、先ほどの答弁ございましたけれども、今後の課題として、そこは国民の前にきちっと説明できるようにしてもらいたい、このように思います。  次に移らせていただきたいと思いますけれども、実は、報償費の問題につきまして質問させていただきたいと思います...全文を見る
○金子(善)分科員 実は今まで、報償費を初めといたしまして、在外公館においてどういうような金の使い方がなされたかというようなことで、私どもの民主党といたしましてプロジェクトチームをつくりまして、いろいろな資料の要求をしてきたわけでございます。  その中でほとんどこの資料要求等に...全文を見る
○金子(善)分科員 議論をしたいところですけれども、ただ、この一つの例だけ挙げてはまだ全体像をおわかりいただけないかと思っております。  次に、渡切費につきましてちょっと御質問したいと思います。  この渡切費は、御承知のとおり廃止されました。ただ、このいわゆる会計担当者の会議...全文を見る
○金子(善)分科員 特に会計検査院に要望しておきたいと思いますけれども、答弁では、この決算委員会の場のみならず、いろいろな委員会の場で、会計検査院の方からは、ちゃんとやりますよ、ちゃんとやりますよ、しょっちゅうこう言うわけですよね。ところが、これまでの会計検査院の在外公館に対する...全文を見る
○金子(善)分科員 終わります。ありがとうございました。
04月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  きょうは、日本とシンガポールの新時代経済連携協定に関連いたしまして、御質問をさせていただきたいと思います。  本日も、このことにつきましていろいろ議論があったわけでございますが、いろいろなこれまでの報道あるいは実際のいろい...全文を見る
○金子(善)委員 これぐらいの時間がかかるというような答弁でございましたが、物事には、急がなきゃならないものであれば集中的にやらなきゃならないものも当然あるわけでございますから、それは物によって判断してもらわないと。これは日本の経済全体にかかわる問題でもございますから、今、日本の...全文を見る
○金子(善)委員 このシンガポールとの二国間協定につきましては、これからいろいろまだまだ作業をしていかなきゃならない点があるというふうに、この協定にも書いてあるわけでございます。そういう流れの中で、そうした協定を実効あるようなものにしなきゃならないということで、第八条には総括委員...全文を見る
○金子(善)委員 今の御答弁ですと、基本的には国の仕事として、委託をやっているということであれば、要は国の仕事としてそれをやっているという答弁だというふうに理解したわけでございますけれども、これからのいろいろな国との関係、特に外務省のこれまでいろいろな、私も関心を持って注目させて...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、今調査中だということでございますから、日本の条約、国会承認を得ているような機関を今調査中だというのはちょっと情けない感じがするんですけれども、それはやむを得ない話でございますから、それは調査をして、はっきりと資料を出していただきたい、このように思います...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、お願いしたいと思うんですけれども、調査中というようなものを含めまして、一覧表にいたしまして資料の提出をお願いしたいと思いますが、いかがでございますか。
○金子(善)委員 その前に調査中と言われましたよね。それを一覧表にして、調査した結果を一覧表にして出してもらいたいということを言ったんですよ。
○金子(善)委員 国会承認の国際機関についてお話をさせていただいたわけですが、次に、国会承認を必要としない協定などによりまして設立されております国際機関、これは資料の要求をいたしまして、それに対しまして、国内と海外合わせて二十六の機関があるという回答をもらっておりますけれども、こ...全文を見る
○金子(善)委員 これらの機関に対しまして、兼任のケースもございますけれども、このうち国内にある九つの機関の事務局長すべて、外務省のOBまたは出向者ということになっております。  これから大臣は、一つの外務省改革の方向として、大使の人選については民間人の登用というものも考えてい...全文を見る
○金子(善)委員 一部を答弁していただいたというふうに思います。  財務省の査定資料でございますけれども、いわゆる国際分担金その他諸費といたしまして、平成十四年度予算でございますが、千百九十八億六千三百四十九万円というものが計上されております。  私がなぜこの問題を取り上げて...全文を見る
○金子(善)委員 恐らく大臣の今の答弁は、私の質問の趣旨を取り違えていらっしゃると思っております。  それは、もちろんそういう機関もあると思います。また、その国際機関がしっかりした監査体制というものをしいてしっかりやっているところも恐らくあると思うんです。  ただ、私が申し上...全文を見る
○金子(善)委員 大臣から、私が要請を申し上げましたことについて、そうするというような前向きの答弁をいただいたというふうに理解いたしておりますけれども。  実は、大臣、先ほども我が党の前田議員が審議の中で、外務省のいわゆる誠意というんでしょうか、はっきりいって、先ほどの前田議員...全文を見る
○金子(善)委員 官房長に申し上げたいと思います。事務次官を官房付にして、通常の人事異動とは何事ですか。  ちょっと問題発言と思いませんか、理事、我が党。ちょっと、いいんですか、委員長、こんな答弁を許して。  通常の人事異動。いいですか、事務次官を官房付にしたんですよ。通常の...全文を見る
○金子(善)委員 驚く発言でどうしようもないのですけれども、その程度の認識では本当に困ると思います。本当は大臣から答弁をいただきたいと私は思ったわけでございますけれども、その程度の感覚なのかと改めて思った次第であります。  今後もこうした問題は、国民が納得していないですよ。いろ...全文を見る
○金子(善)委員 ところで、国際交流サービス協会とはこれまでどおり取引をされておりますか。
○金子(善)委員 それではお伺いいたしますけれども、プール金のあったホテルニューオータニについては、我が党の松崎議員が決算行政委員会で、要は、ホテルニューオータニにおきまして国際会議を開くというようなことをちょっと、一つのペナルティー的なものとして控えておくというようなことを外務...全文を見る
○金子(善)委員 どうもその話を、今の答弁を聞いておりますと、要は犯罪事件があったからと。プール金問題については、別に全体として刑事事件になるような犯罪ではないというようなことで、別扱いだというふうに聞こえたのですけれども、確かにだれかが逮捕されたとか何かということではないかもし...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  きょうは、ILOの百四十四号条約につきまして主に質問をしたい、このように思っておりますけれども、その前に、国政調査と情報の公開、こういう関連につきまして、まず冒頭、質問していきたいと考えております。  二月でございますが、...全文を見る
○金子(善)委員 まあ確かに、いろいろな資料要求とかいうものについて、すべてが大臣まで上がる性質のものじゃないかもしれません。ただ、一連のこれまでの外務省の不祥事の問題、これにつきましては、我々民主党を初めとしまして、ずっとこの問題意識を持ちまして、できるだけ全容を解明した上で、...全文を見る
○金子(善)委員 今官房長が答えられた中身ですが、これは余りにも抽象的でちょっとよくわからなかったんですが、私は少なくとも、一般市民に対して出せるものを公党の公党たるところに出さないというのは、だれが考えてもおかしいと思うんですね。  それで、ぜひ外務省にお願いしたいと思うんで...全文を見る
○金子(善)委員 外務省に申し上げたい。  数がどれだけふえようと、これは国会で審議をするための資料要求ですから、余りにも要求が多いからというようなことで判断されては、我々としては、それは見逃すことができない。少なくとも、官房長、こういう場所で、資料要求が余りにも多かったから対...全文を見る
○金子(善)委員 今、外務大臣から、大変力強い話だと思います。これは本当に事務当局も大臣の今の言葉をよくわきまえて対応していただきたい、これは強く強く要求をしておきたいと思います。  次に移らせていただきたいと思います。  実は、私の手元に、前回と申しますか、決算委員会で外務...全文を見る
○金子(善)委員 会計検査院の局長さんですけれども、あなたはいつも、私は今まで何回も、石野第一局長さんですけれども、あなたは本当に抽象論しか答弁しない方ですね。皆さん、今聞いていてわかりますか。わからないでしょう。わからないですよ。  いいですか、私はこういうふうに聞いたんです...全文を見る
○金子(善)委員 とてもとても納得できない、私のこの質問についてですよ。一般論としてはあなたが言うとおりでしょう。わかりますよ、一般論としては。その一般論の中の具体的な個々のケースとして今質問したわけですよね。  だから、全部今のも使ってもいいということであれば、会計検査院の立...全文を見る
○金子(善)委員 今、使われることはないということを言っていますけれども、だから、この会議で、本省からその会議に参加した、いわゆる指導に行かれたわけですよね、その方がこういう発言をしているわけですが、これは間違いだった、こういうことですか。
○金子(善)委員 恐らくそういう答弁をするであろうと私は想像していました。  では、もう一つここで聞きますけれども、その後で、今の答弁に対して反論をしたいと思います。  一般職の出張公務員や他公館員との会食、これは必要な場合はあると思いますよ、今おっしゃられたように。それは我...全文を見る
○金子(善)委員 報償費について、先ほども言いましたように、そういう答弁をするのではないかということを申し上げました。ただ、私がなぜこういうことまで質問をして言っているかという意味をちょっと申し上げたいと思うんです。  これは、たしか四月の八日の決算委員会で、外務省に私質問いた...全文を見る
○金子(善)委員 そうすると、答弁拒否ということになりますよね、委員長。それはどうなんでしょう。コメントを差し控えたい、ちょっと理事さん、どうでしょうか。コメントを差し控えたい、これは答弁拒否じゃないでしょうか。それはどうですか。
○金子(善)委員 ちょっと、どうしてもそのあれがわかりませんので、私は、この存在を認めますか、こういうのがあるんですかと聞いただけなんですよね。それで、官房長はさっきからも言っていました、報償費についてはいろいろなあれがあるので。確かに今までの答弁から、あるということで、私は、そ...全文を見る
○金子(善)委員 そうですか。わかりました。では、委員長にお預けいたしますので、そこはよろしくお願い申し上げたいと思います。  それから、時間の関係もありますので、この機密費、例えばこういうものもあるんですよね。平成十年度より、天皇誕生日の関係経費は、交際費支弁を基本としつつ、...全文を見る
○金子(善)委員 それから、先ほど、この存在について理事会で諮っていただけるということになったんですが、これに書いてあるのは報償費だけじゃないんですよ。諸謝金の問題もあれば、渡切費の問題もこれに書いております。本年度から渡切費というものはなくなったわけですけれども。  そこで、...全文を見る
○金子(善)委員 きょうはほかのことも質問させてもらいたいと考えていますので、時間の関係上ちょっとあれなんですが。  今御質問をさせてもらったわけですが、やはり大臣、大臣が就任されて、これからいろいろな問題点は正していく、改革をされるんだということを言われておりますので、スピー...全文を見る
○金子(善)委員 そこはしっかり、ただいまの答弁のとおりやっていただきたいと要望しておきたいと思います。  きょう冒頭申し上げました、ILOの百四十四号条約の承認につきまして質問したいと思いますが、これは、御存じのように、採択からかなりの年月が今まで経過しております。なぜこのよ...全文を見る
○金子(善)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
04月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○金子(善)委員 まず、北朝鮮に対する問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  北朝鮮によるいわゆる日本人の拉致問題でございますけれども、国民の生命、身体の自由、それから何よりも国家の主権にかかわることであるというふうに思います。そういう意味で国家が、言葉をかえま...全文を見る
○金子(善)委員 ところで、四月の二十一日、これは日曜日でございますが、テレビの番組でございますけれども、石原慎太郎東京都知事が、ブッシュ大統領が来日されたときに流鏑馬のところで一緒になった、そのときにこの北朝鮮による日本人拉致問題についてパウエル国務長官と話をする機会があった、...全文を見る
○金子(善)委員 その点につきましてはわかりました。  これは、やはり日本一国だけではなかなか、現実問題としても過去数十年にわたりまして解決できないわけでございますから、国際的な取り組みで何としてでもやっていただきたい、このように思います。  ところで、二〇〇一年の一月二十日...全文を見る
○金子(善)委員 そのように考えていないということは、アメリカとの見方とは全く違う考え方を日本外務省は持っている、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○金子(善)委員 今、ある国家をテロを支援している国とはみなさないというようなお話ございましたが、アフガニスタンのああした問題から一連のいろいろな問題が出てきているわけでございますけれども、その見ていないということは、アメリカの外交、これとは一線を画しているというふうに受けとめざ...全文を見る
○金子(善)委員 この報告書が出まして、私もこれを見まして、かなり過激な表現で書かれているなというような印象を実は持ったことがございました。  それで、アメリカのこの考え方というものはどういうことなんでしょうか、これは確認していただけないでしょうかということを、昨年の九月の段階...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、先に進ませていただきますけれども、先般、警察庁の方で、有本恵子さん、これは北朝鮮による拉致だということを公式に認めました。ところで、この有本さんと一緒にと申しますか、非常に関連が強いと見られております熊本の松木さん、それから、これは名前を伏せておられる...全文を見る
○金子(善)委員 今の警察庁の答弁でございますけれども、実際にはかなり、確かに一〇〇%の証拠がないものということになりますと答弁もしにくいという点はわかりますけれども、いろいろな情況的な証拠と申しますかそういうところから見て、このお二人について、拉致された可能性というのは本当に高...全文を見る
○金子(善)委員 そうすると、今申し上げたように、近く有本さんがマスコミの前に姿をあらわすであろうというような情報には接しているという答弁だったというふうに受けとめておきます。  ただ、北朝鮮が有本さんを表に出すと、拉致した証拠が出たわけですから、証人も出たわけでございまして、...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、次に移らせていただきたいと思います。  朝銀信組問題でございますが、朝銀と通常言っております。これまで朝鮮信組に対しまして、国民の税金である公的資金五千二百八十五億円が投入されてきておりますけれども、あくまでも公的資金である、五千二百八十五億円という...全文を見る
○金子(善)委員 よく聞き取れなかったんですけれども、検査する責任があるということでよろしいんですね。
○金子(善)委員 検査の対象になるということでございますから、これからしっかり検査をしていってもらいたい、このように思います。強く要望をいたしておきます。  そこで、金融庁にお伺いしますが、今後、どれぐらいの公的資金、今大変な、朝鮮信組については破綻するところが多く、また再編が...全文を見る
○金子(善)委員 今、債務超過額が四千三百億程度というお話でございましたが、巷間言われておりますのは、五千億を超えるんじゃないかというようなことをいろいろ、うわさの段階かもしれませんけれども、言われている、こういう状態にあるということでございます。  そこで、現在破綻している六...全文を見る
○金子(善)委員 私が心配しておりますのは、今、この朝銀信組をめぐる、取り巻く環境というのは大変厳しい状態があるというふうに聞いております。一度離れた預金者、あるいは優良な融資先というんでしょうか、そういうようなところもいろいろ迷惑をこうむったり、ほかの金融機関との取引をするとい...全文を見る
○金子(善)委員 私としては、大変心配な状態ではないかなというふうに思います。  そこで、朝鮮総連の財政局副局長だった韓光熙ですが、「わが朝鮮総連の罪と罰」という本が、たしか文芸春秋社ですけれども、発売になっております。私もきのうこれを入手しまして、詳しくは読んではおりませんが...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、委員長にお願いしたいと思うんですが、ただ、残念ながら今、韓光熙さんは御病気というようなことでございますけれども、病気が回復された段階で、当委員会で参考人招致をしていただければというふうに思いますので、委員長、よろしくお願い申し上げます。
○金子(善)委員 はい。  では、次に移る前にですけれども、そういういろいろな疑惑の問題、朝銀については、朝鮮総連との関係、いろいろなことが言われているわけでございます。そういう疑惑というものが、やはりきちっとそういうことはないんだというようなことが確認されてから、仮に公的資金...全文を見る
○金子(善)委員 次に、時間も迫ってまいりましたので、朝鮮半島エネルギー開発機構の問題について質問させていただきたいと思います。  財務省の査定資料によりますと、外務省の十四年度予算で、経済協力国際機関等拠出金、これから、いわゆるKEDOというんでしょうか、朝鮮半島エネルギー開...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、どうもありがとうございました。
05月08日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  まず最初に、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  今度の有事法制、緊急事態に対しまして万全の対策を講じていくという一連の流れの中での法案作成ということになってくるわけでございますけれども、現行法、この状態で、仮にあした他...全文を見る
○金子(善)委員 今お伺いしていますと、そのためにこの法律をつくっていくんだということにはつながってくるんだと思いますけれども、大変心配な答弁だったというふうに思います。  そこで、お伺いしたいんですけれども、今度の一連の法改正の中で、防衛庁の職員の給与等に関する法律、これは昭...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、お伺いしてまいりますけれども、昨年の不審船事件、昨日で沈没した状態の調査が一応の終了を見たというような報道に接しているわけでございますが、この海上保安庁の職員に対しまして、いわゆる特殊勤務手当、これは支給されたのかどうか、これにつきましてお伺いしたいと思...全文を見る
○金子(善)委員 これは、ただいま答弁がございましたように、人事院規則の改正、人事院規則の九—三〇、特殊勤務手当という人事院の規則があるわけでございますが、この改正によりまして、遡及適用いたしまして、昨年の不審船のいわゆる対応について特殊勤務手当が支給されるようになったということ...全文を見る
○金子(善)委員 今、人事院総裁の御答弁を聞いておりまして、私は、どういう基準で、どのような考え方でということで御質問をさせていただいたわけでございますけれども、今までの特殊勤務手当、その他の特殊勤務手当というものがあって、それとの比較考量で決めているんだというようなお話だったと...全文を見る
○金子(善)委員 そういうようなことで決めておられるということがわかりました。  そこで、お伺いいたしますけれども、私は、あくまでもこういう業務に対してそれなりの、特殊勤務手当と申しますか、そういうものを出していくのは当然のことだと思いますし、そうあるべきだというふうに思ってい...全文を見る
○金子(善)委員 ただいまの総裁のお話ですと、一般論としては適当ではない、ただ、いろいろな事情によって、全体から考慮して、遡及適用が適当であるというような判断で踏み切ったというようなお話だったというふうに理解しております。  そこで、お伺いしたいんですが、これは防衛庁長官にお伺...全文を見る
○金子(善)委員 防衛庁長官の答弁の形で進めていくということに、これはなると思いますが、先ほど私も申し上げましたが、もう少し国民に説明と申しますか、政令の段階で、法律が通った場合という前提でございますけれども、政令でいくということになるわけですが、国民にオープンにする形でこういう...全文を見る
○金子(善)委員 これは冗談ではなくて、私も何人かと、この連休中ですが、大臣の行動を見た方が言っていることとして聞いてもらいたいんですが、今、外務省の信用というのは本当に失墜している、日本の外務省で何を研修するんだというようなところまで話が出ちゃっているわけなんですね。まさかプー...全文を見る
○金子(善)委員 大臣は、いつも言われると、開かれた外務省というような形で今努力をしていますとよく言われるんです。  私が、なぜこの点について再度こういう形で外務大臣に対しまして直接質問をさせてもらっているかといいますと、要は、我が党、民主党でございますが、いろいろな資料要求を...全文を見る
○金子(善)委員 大臣、そう言われますけれども、実際は、確かに外務省についてはいろいろな不祥事の問題がございました。いろいろな資料要求も確かにあったことは事実だと思います。  ただ、私が申し上げているのは、我々も無理なことまで申し上げているわけではない。それが二カ月たっても三カ...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、次のあれに移らせていただきたいと思います。  民主党といたしましても、緊急事態における国等の対応を法的に規定するとともに、基本的人権、そして民主的統制というものをしっかり守って、国民の生命の安全あるいは財産の保護保全、こういうものを確保するために緊急...全文を見る
○金子(善)委員 ただいま官房長官が御答弁されましたように、一般論的なものとしては、確かにこの法律にも、これから先のいわゆる有事法制というような枠組みの中でそういうものを今後詰めていくというような形をとっているということは、ある程度は理解できますけれども、それでもまだ抽象的で漠然...全文を見る
○金子(善)委員 私が御質問しましたのは、必要な措置ということで、責務ということになりますとまた別の観点の質問の仕方があるんですけれども、それはともかくといたしまして、いろいろ新聞報道等によりますと、この法律案が策定される段階において地方公共団体との意見交換や意見聴取というものが...全文を見る
○金子(善)委員 基本的には、ただいまの答弁を聞いていますと、これからだというようなことのようでございますが、本来でございますと、この法律は恐らく二年以内で全体像をまとめるというような形になっているわけでございますが、少なくとも今回の法律はその中の基本中の基本であるというふうに思...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、時間の関係もございますので、この法案で、内閣総理大臣に、指示と実施、代執行と申しますか、かわって実施するというようなことで第十五条に内閣総理大臣に権限を付与している、こういう条文がございますけれども、実際上の問題といたしまして、こういう規定も必要である...全文を見る
○金子(善)委員 ちょっと時間の関係もございますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。  四月二十六日の外務委員会で、外務大臣に私はこういう質問をいたしました。アメリカの一九九九年度の米国国務省テロ年次報告書、これで、北朝鮮についてはテロ支援国家と考えているというよう...全文を見る
○金子(善)委員 非常に外務大臣の答弁というのは、そういう姿勢で日本政府はこれまで来ているのかと。私は、犯罪だというふうに認識をいたしております。  警察庁にお伺いいたしますが、八件十一人について、拉致をされたということを公式に認定されておりますが、これは犯罪行為による拉致なの...全文を見る
○金子(善)委員 今の警察庁の答弁は、法律に違反しているということであれば、法律というのは、何も民法に違反しているというわけではなくて、刑法的な意味での違反でしょうから、それは犯罪ということになると思います。  外務省もこの点の認識をきちっと持っていただかないと、大変な、これは...全文を見る
○金子(善)委員 いずれにしましても、これは一つの本という情報から仕入れたものでございますけれども、現実に大変な拉致問題というものが起きてきた歴史がある。歴史と言っては大変、拉致された方々は今現在も北朝鮮の方で元気に暮らしているというような情報も多くあるわけでございまして、一日で...全文を見る
○金子(善)委員 どうもよくわかりにくいんですが、それでは、官房長官にぜひお伺いしたいと思います。  小泉総理の、拉致問題の解決なしで食糧支援は困難というこの姿勢は、拉致問題の解決を見ない限りは、米、具体的には米の支援でございます、過去七回にわたりまして支援を行ってまいりました...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、昨日まで大変な苦労をなさったようでございますが、いわゆる例の工作船。不審船と呼んでおりますけれども、工作船だと思います。この工作船が、まだ引き揚げてみないと北朝鮮のものかどうかというのははっきりしないというような報道もなされております。  それは、政...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、制裁措置と申し上げましても、するのかしないのかというところから始めていろいろな可能性というものがあるんだろうと思いますが、少なくともこの「わが朝鮮総連の罪と罰」という本、これは朝鮮総連の大幹部が、万景峰号でお金を運んだというようなこともいろいろ書か...全文を見る
○金子(善)委員 それに関連いたしまして、せっかく財務省の方からもおいでいただいているかと思いますが、実はすべて、この本の話ばかりして恐縮なんですが、事実そうだと思うんですね。大変な金をとにかく、こう手提げで運んだということが、どこの金かこの本に書いてございますけれども、その際に...全文を見る
○金子(善)委員 これは非常に、今御答弁いただいたのは建前はそうだと思いますが、その点、よく今後も気をつけてやっていただきたい、それは強く要望いたしておきます。  最後になりますが、せっかく人事院総裁がおいででございますので、いわゆる各省庁で官房付というポストがございます。こう...全文を見る
○金子(善)委員 これで、質問を終わります。ありがとうございました。
05月10日第154回国会 衆議院 本会議 第31号
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○金子善次郎君 私は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手)  京都議定書に対する質問に先立って、八日午後、中国・瀋陽で発生した、日本国総領事館への中国武装警察侵入事件に...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  八日午後、中国の瀋陽で発生いたしました日本総領事館への中国武装警察侵入事件について、まず質問をいたします。  外務大臣にまずお伺いいたしますけれども、中国当局に身柄を拘束されている五人の現在の健康状態ですが、これは確認をさ...全文を見る
○金子(善)委員 中国当局に身柄を拘束されております北朝鮮の方の健康状態ですが、これは確認されておりますか。
○金子(善)委員 あの五人の中には、二歳ということですが、子供も含まれておりますし、また、妊娠五カ月というような方も含まれているということのようでございますけれども、その辺につきまして、いろいろな背景とか何か調査中だと中国政府は言っているのかもわかりませんけれども、健康だけでも確...全文を見る
○金子(善)委員 ただいま答弁ありましたように、なお情報の収集に努めてもらいたい、こういう御要望をいたしておきます。  それから、私が去る十日の衆議院本会議の際にちょっと触れさせてもらいましたが、瀋陽総領事館及び北京の日本大使館は、北朝鮮の人たちが亡命を求めたであろうという行為...全文を見る
○金子(善)委員 ただいまの答弁でございますけれども、私がこれから質問しようと思いました重大なペーパーがあるわけです。  これは、日本大使館政治部、北京の大使館政治部ですね、責任者が植野さんという名前になっておりまして、「貼り出し」、これはいわゆる報道機関に対するいろいろなメッ...全文を見る
○金子(善)委員 その前に、つまり外務省の中でもこういう表現で各報道機関に通知をしたのか、その点についても今質問しているわけですから、答弁してください。
○金子(善)委員 実は、この北朝鮮の方々の行為、それを私がこの間の十日の本会議で外務大臣に質問をいたしましたのは、どうも初めから、侵入、侵入ということで言っているわけですよね。これはあくまでも未遂事件ということで、報道機関への公式文書で表題につけるというようなことを外務省はしてい...全文を見る
○金子(善)委員 それと、これも外務大臣にお伺いいたしますが、阿南中国大使に対しまして訓令を外務大臣から出されたというふうに聞いております。この段階でもまだ、まあ、最初の段階ではということを今大臣言われましたけれども、この段階でも北朝鮮人のこの行為につきまして、侵入という表現を使...全文を見る
○金子(善)委員 先ほど大臣は、当初はそういうとらえ方だった、徐々に認識を改めて、表現の使い方も改めてきたというような説明だったと思うんです、簡単に言えば、流れとしては。  ただ、今現在、中国政府との間で、大変な見解の相違と申しますか、そういう状態になっているのが現実の姿で、連...全文を見る
○金子(善)委員 それは大臣、とても大変なことだと思うんですよね。もちろん、おかしかったらそれは改めていくというのは当然ですが、こういう問題については、やはり日ごろからきちっとした認識というものを持っておかないと、いろいろな言葉が現実問題として、これまで教科書問題でもありましたよ...全文を見る
○金子(善)委員 そういうことで、この問題については、私が、余りにもおかしいな、それまで報道されてきている外務省の認識と新聞とかいろいろなテレビの報道の内容が違い過ぎるなと、改めて、どういうようなことで報道機関に外務省の方がこの説明をしているんですかという説明を求めたところが、先...全文を見る
○金子(善)委員 それは事後的な話とつじつま合わせの面も、私も現場にいたわけじゃないからわかりませんけれども、各紙の報道機関がそういうことをはっきり書いているわけでございますから、恐らくそういうニュアンスの言葉があったんじゃないか、それでこの「貼り出し」のペーパーの表題にいたしま...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、警察庁の方においでいただいておりますけれども、念のために確認だけをさせていただきたいと思います。  この拉致問題については、警察庁の方でもいろいろな努力をされまして、それなりの成果を、証拠をつかみながら、現在では八件十一人というようなところまで、はっき...全文を見る
○金子(善)委員 ただいま警察庁の方から答弁ございましたように、そのとおりだと思うんです。  ところが、この阿南大使は、その段階で、これは本当に、横田めぐみさんの御両親でございますけれども、名前を公表するということが自分の娘、お嬢さんの生死にかかわる問題だというようなことで大変...全文を見る
○金子(善)委員 今、官房副長官からちょっと意外な話が出ました。そこで否定された。ただ御両親は、はっきりいろいろなところで言われておりますので、これは事実だということは私は確信をいたしております。  そこで、次の問題に移らせていただきたいと思いますが、この亡命事件と申しますかが...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、お伺いしますけれども、まず第一に、大臣が五時に報告を受けたという段階で、武装警察官が総領事館に入った、その点伝えられたかどうか。それから、何人が総領事館に入ったと伝えられたか。この二つ、これをまずちょっと御説明願います。
○金子(善)委員 ですから、その段階で、いわゆるその五人の問題ですけれども、要は、これはまた中国側と今大変な問題になっているわけでございますけれども、最初の外務省のとらえ方、これは二人が中に入った、三人は入っていませんよと。ビデオを見たら、五人入っているんですよね。そこは大臣だっ...全文を見る
○金子(善)委員 せっかく杉浦副大臣もおいででございますので、お伺いしたいと思いますが、何時に外務省から。
○金子(善)委員 これは、私は大変おかしいなと思うんですね。もういろいろな報道機関も動いている。この問題がどうなのかというようなことで現実に、実際に国民の目に触れるかどうかはともかくとしまして、各報道機関、いろいろなところでどんどん動き始めている。その中で、まず初動体制から、外務...全文を見る
○金子(善)委員 外務大臣、こういうことは、いわゆる危機管理体制の問題であります。今、有事法制とかいろいろなことで、この国会でもいろいろ議論をしている。形だけ幾らできても魂が入っていなければ、私は、何のために多額の税金を使って、いろいろなポストを使って、建前だけじゃないですか、危...全文を見る
○金子(善)委員 終わります。
05月31日第154回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  これまで各委員会におきまして、ロシア関連で、支援委員会あるいは日露青年交流委員会の問題について、多くの議員からも指摘がされてきたところでございます。  三月十三日の私の決算行政監視委員会で質問をいたしました日露青年交流委員...全文を見る
○金子(善)委員 その際また、会計検査院の金子院長の方から、お金の流れについて調べる必要があるというふうに認識をしていますという答弁をいただいたわけであります。  この私の質問でございますが、必ずしも交流委員会だけではなくて、国際機関、二国間協定とかいろいろございますけれども、...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、会計検査院に、今のお話ですと、優先順位を考えながらやっているというような話ですが、具体的にいつごろまで、やっているやっているというような話、今、外務大臣もそういう話がありましたが、こういう問題がある場合にはそれなりの、優先順位をつけるならつけるで、早く一...全文を見る
○金子(善)委員 いろいろな機関がありますから、すべて早くというわけにはいかないかもしれませんが、少なくともこの日露青年交流委員会等につきましては、できるだけ早く結論を出すように要請をしておきたいと思います。  そこで、次の問題でございますが、この交流委員会の費用で飲食したと思...全文を見る
○金子(善)委員 次に移らせてもらいますけれども、核に関する国際機関といたしまして、朝鮮半島エネルギー開発機構、いわゆるKEDOがございます。これは、廃棄とか廃止するということではなくて、これからつくっていくということになるわけでございますので、将来にわたる運用管理、最終処分、そ...全文を見る
○金子(善)委員 そこでお伺いしたいんですけれども、国際原子力委員会、IAEAの査察を行うというようなことになっているわけですが、この現在の状況、そして今後の見通しにつきましてお伺いしたいと思います。
○金子(善)委員 指摘しておきたいと思いますのは、そういう十分な査察というものが行われていないわけでございますが、そういう中で、工事も始まっている、作業を続けているということでございますが、お聞きいたしましても、この査察との関係というのは、恐らく明快な答弁というのは出てこないので...全文を見る
○金子(善)委員 ですから、今お聞きしておりますのは、日本企業がかかわりを持っているというのは当然我々承知しているわけですが、具体的な名前は出せないんですか。
○金子(善)委員 そこでお伺いしておきますけれども、この軽水炉の完成後の維持、運営、管理、これはどこがどのようにすることになるのか。あわせまして、事故が発生した場合の損害賠償、これもいろいろ問題になっているというふうに聞いているわけでございますけれども、その点と、もう一つでござい...全文を見る
○金子(善)委員 ですから、私が指摘をしておきたいと思っていますのは、事故が起きた場合には損害賠償をどうするんだというようなことを別途協議をしているというような今説明があったわけでございますけれども、そうしますと、今工事を既にもう着手してどんどん始めているというような中で、一番肝...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、お金の関連についてお聞きしておきたいと思いますが、いわゆる支援委員会とか青年交流委員会みたいな形で、この国際機関も経理責任者の個人口座に分担金とかそういうものが預金されているのかどうか、それについてお答えいただきたいと思います。
○金子(善)委員 そうしますと、これは行政協定に基づく機関だということで、今申し上げた支援委員会とか交流委員会というようなものと、いわゆる多数国でやっているということはわかりますが、法人格はどういう形で得ているわけですか。今法人格を得ているというお話がありましたけれども、では、逆...全文を見る
○金子(善)委員 よくわからないのですが、このアジア生産性機構については今後も質問をしていきたい、こう考えております。  そこで、委員長にぜひお願い申し上げたいと思いますが、外務省の国際機構課の方から、内容については直接アジア生産性機構に聞いてくれというような話だったわけです。...全文を見る
○金子(善)委員 よろしくお願いいたします。  引き続きまして、日中民間緑化協力委員会という、これも協定に基づく国際機関でございますが、これは平成十一年度に百億円が拠出されております。ところが、平成十三年六月現在で、九十八億六千九百万円が繰り越しをされているという状況になってお...全文を見る
○金子(善)委員 恐らくこれは、支援委員会とか青年交流委員会的なやり方でやるしかないというような形で、法人格がないわけですから、そうやっているんじゃないかと思います。  そこで、国際機関への支出の仕組みの問題でございますけれども、これは会計検査院の検査も一切及ばないというような...全文を見る
○金子(善)委員 一つの例えとして会計検査院ということを申し上げたわけでございますけれども、やはり何らかのチェック機能というものを入れていかないと、二国間で協定を結んで、国際機関だという分類らしいんですけれども、私に言わせれば、実態は、国際機関なんてとても呼べるものではないという...全文を見る
○金子(善)委員 終わります。
07月03日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第12号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  最初に、内閣府の奥山政務官、来ていただいているかと存じます。  奥山政務官でございますが、実はこういう報道がございます。北海道第十三支部名義で百万円、鈴木宗男議員の方から二〇〇〇年選挙の際陣中見舞いとして受理したが、ことし...全文を見る
○金子(善)委員 ありがとうございました。  続きまして、熊代副大臣、おいでいただいているかと存じますが、同じ質問になりますが、熊代副大臣は、二〇〇〇年の選挙に際しまして選挙応援の目的で受け取ったが、ことし三月に返却しているという報道がございます。  そこで、四点についてお伺...全文を見る
○金子(善)委員 ありがとうございました。副大臣、政務官、お忙しいでしょうから、御退席いただきたいと思います。  実は、外務省のそもそもの一連のいろいろな不祥事が発覚いたしまして、そのスタートを切ったのが、いわゆる松尾元室長による機密費の詐取事件が国民の前に明らかになったという...全文を見る
○金子(善)委員 ということは、総括的な報告書はつくられる、こういうふうに理解してよろしいんでしょうか。
○金子(善)委員 今大臣が触れられたわけでございますけれども、処分についても考えているというようなことを今御答弁されたわけでございますけれども、今度の一連の動きを見ておりますと、これは普通の国民が納得できるという観点から考えますと、いわゆる外務省の内規に基づく処分という程度では済...全文を見る
○金子(善)委員 次に、松尾元室長によります内閣官房報償費詐取事件につきまして、官房長官にお伺いをしたいと存じます。  まず、国としての債権額の特定という点でございますが、実は、松尾元室長がかかわった総理大臣の外国訪問というものは四十六回に上っております。この松尾室長に渡ってお...全文を見る
○金子(善)委員 納税者である国民に納得してもらえるような、そういう姿勢で臨んでいただきたい、このようにお願いを申し上げます。  そこで、国税当局にちょっとお伺いいたします。  松尾元室長、あるいは室長からマンション等の贈与を受けておりました女性に対してどういう措置、申告漏れ...全文を見る
○金子(善)委員 そういうような答弁になると思っておりましたが、この事件は、外務省の一室長が十億円にも及ぶ税金を詐取した、こういうケースでございます。こういうものについてもいわゆる守秘義務というようなことで、通り一遍のそうした国会での答弁はいかがなものかと私は思います。要は、少な...全文を見る
○金子(善)委員 質問したいことは、もうきちっとそれは仮押さえを、さっき外務省ということを申し上げて恐縮だったわけですが、仮押さえをしているということでございますから、その後の手続がきちっとなされていて、国庫へそれが回収されているのかということをお聞きしているわけでございます。
○金子(善)委員 きちっとしたことについてはまた後ほど、いろいろな形で私どもとしても把握していきたいと思いますが、長官がおっしゃりたいと思いましたのは、この中に含まれているんじゃないかというような御趣旨と受けとめておりますけれども、実際、一つ一つの仮押さえということになりますと法...全文を見る
○金子(善)委員 今長官の方から可能な限りというようなお話でございましたが、この弁償を受けられないという金額についてはどういうふうにお考えになっておられますか。
○金子(善)委員 これはもともと国民の税金でございます。本人の支払い能力がないからといって、多額の税金がこういう形で失われるということは大変問題だと思います。これは、納税者である国民は納得できないのではないかというふうに思います。  そこで、これにつきまして関連でお伺いしたいと...全文を見る
○金子(善)委員 実は、今長官はそういう答弁をなさったわけでございますけれども、かなりずさんな取り扱いだったということははっきりいたしております。例えばヨルダンの訪問では、宿泊がなかったにもかかわらず宿泊の差額を得るというような一つの例がございます。これは何らかの責任が問われて当...全文を見る
○金子(善)委員 時間の関係もございますので、渡切費の問題につきまして質問させていただきたいと思います。  四月八日の外務省の官房長の答弁では、四月の時点で残額を確定し、その時点で国庫に返納する手続をとりたいと述べておられるわけです。ちなみに、小町前官房長は昨年の十二月五日に、...全文を見る
○金子(善)委員 続きまして、水谷元デンバー総領事の公金の不正流用事件について質問させていただきたいと思います。  実は、これは四月八日のこの委員会の第二分科会で指摘をしました。梅田公使が、公金口座でない館の口座というものがあるということを言われたわけでございますが、これは確認...全文を見る
○金子(善)委員 終わります。ありがとうございました。
07月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○金子(善)委員 まず、冒頭でございますが、瀋陽事件の処分につきまして発言したいと思います。  七月三日の決算行政監視委員会の場でも、私の方から外務大臣に対しまして、国家公務員法に基づく処分、その後に明らかになりました事実を踏まえた報告書の作成、これにつきまして要請をしたわけで...全文を見る
○金子(善)委員 知っておられたということでございますが、公的資金の投入の必要性を論ずる場合には、全体的な情報の公開ということをぜひとも心がけていただきたい、このように要望をいたしておきます。  そこで、日銀の方にお伺いしますが、今後どの程度の特融が必要であり、今後もふえると予...全文を見る
○金子(善)委員 見通しとして、日銀としては全額返済されるということを言っているわけですが、これは金融庁の方からいただいた資料なんですけれども、要は、預金保険機構、これから公的資金をまた投入しなけりゃどうにもならないというようなことのようなんです。これはまさに矢印が出ているんです...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、金融庁に対しまして二つの点について確認だけさせていただきたいと思います。慎重に聞いていただきたいと思います。  定款の付記事項からいたしまして、受け皿銀行に移行する際には、朝鮮総連に対する融資、それと朝鮮総連が担保として提供している債務は、受け皿銀行に...全文を見る
○金子(善)委員 管財人が判断することじゃなくて、そもそも定款というような形で新たな条件まで付されているわけですから、この辺もきちっとその趣旨に合った形でいくというのが本来じゃないか。恐らく金融管財人の仕事はそういうところまでは、私の質問をしている趣旨はおわかりだと思うんですが、...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、金融庁として、このいわゆる定款の条件の趣旨と申しますか、そういうことを踏まえた指導はしていかない、こういう考えでよろしいのでしょうか、第二点目について。
○金子(善)委員 そういう定款の趣旨もあるわけですから、そこは基本的な考え方に沿った指導をしてもらうように強く要請をしておきます。  では副大臣、ありがとうございました。これで結構でございます。  次に、七月三日の決算行政監視委員会で、松尾元室長、いわゆる機密費の詐取事件につ...全文を見る
○金子(善)委員 大臣に答弁してほしかったのはそういうことではなくて、これまでの答弁、ずっとさかのぼって全部見ていただけばよくわかると思うんですが、これだけの一連のいろいろな問題のスタート時からの話なんですが、河野元外務大臣の時代になるわけですが、私どもとしては、極めていいかげん...全文を見る
○金子(善)委員 全体的な流れとして、外務省はいろいろなことを積極的に公表しない、そういう体質があるんではないかと私は思います。  というのは、刑事訴訟法の五十三条第一項でも、要は、裁判が終わればいろいろなそういう裁判の記録というものは大体だれでも見られる体制にあるわけなんです...全文を見る
○金子(善)委員 今の説明は、一般の国民の方々が聞いたらとても納得できる説明ではないと思います。それは、だれかに責任が及ぶというようなことで名前をできるだけ出さないようにした。五年も六年も前の話ではない、二、三年前の話を、それが名前を出していない。当然、その仕事の任にあった担当の...全文を見る
○金子(善)委員 はっきり言ってよくわからないんですね。もうちょっとうまく説明してもらえば。改めて資料で説明してもらいたいと思います。これは委員長、よろしくお願いします。  これは、みんな不思議なんですよね。十五頭いたのが、一頭分だけが回収されて、あと十四頭はどうなったんだと、...全文を見る
○金子(善)委員 時間が参りましたから、大臣にお聞きしたいと思います。  私は、金の使い道について云々言っているんではないんです。要は、必要なものは使うのは当たり前です、そんなことは。報償費であってもですよ。これもマル秘、無期限となっているんですよ、文書は。別にこれはNHKから...全文を見る
○金子(善)委員 終わります。
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第4号
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○金子(善)分科員 民主党の金子善次郎でございます。  まず最初に、国立学校設置法施行規則の改正の趣旨、それと大学病院の薬剤部等のあり方について質問をいたします。  大臣、五月十七日の厚生労働委員会で、我が党の三井議員が、こういう質問と申しますか発言をしております。十五年度の...全文を見る
○金子(善)分科員 今、私は、証拠文書というか、それを出すつもりはありません。  大臣はどのような形で調査をなさったんですか。調査をしたけれどもという通り一遍の回答ではなくて、どういう調査をしたか、まずそれを聞きたいと思います。
○金子(善)分科員 大臣は、今、調査をしたけれども、聞いたけれども、事実はなかったと。これは言った言わないということですから、恐らく、大臣がそう聞いたときは内部でそういう話があったんだろうと思いますけれども、現実に言われた人間がいるわけなんですね。しかも、それはちゃんとした大学病...全文を見る
○金子(善)分科員 大臣からそういう答弁がございましたが、特に、いろいろ聞いていますと、余りにも権力的な感覚と申しますか、そういうものがあることは確かなようでございますので、大臣、改めてまた、その趣旨と申しますか、徹底していただきたい、このように思います。  そこでお伺いいたし...全文を見る
○金子(善)分科員 私の質問は、そのようにもともと規定された趣旨は何かということをお聞きしているわけであって、私のきょうの質問はわずか三十分ですよ。それをだらだらと関係ない答弁をされては困りますよ。委員長、そこをきちっと言ってください。
○金子(善)分科員 今の説明を聞いていて、わけがわかりません。では、こういうことで聞き方を変えてみたいと思います。  薬剤部長という職でございますけれども、原則技術職というふうにした理由でございますが、これは、いわば薬剤師さんとかいわゆる専門の現場の声を大切にしようという趣旨か...全文を見る
○金子(善)分科員 今、局長は関係者の要望等もあったという話をされました、もともとの趣旨を変えていくということでございますけれども。  では、関係者とは具体的にだれのことですか。
○金子(善)分科員 今言われたのは、薬剤部長会議の席上でこういうことが、再三にわたってということでよろしいわけですね、要望があって変えたというような答弁でございました。  これは、また我々はもっと検証していきたいというふうに思っておりますけれども、今回の改正は、我が党の三井議員...全文を見る
○金子(善)分科員 そこで、この医学教育課にいわゆる医療関係の専門家と申しますか、よく厚生労働省の場合でございますと医官の方々とかいろいろおられて、現場をいろいろ経験なさっているという方もいらっしゃるわけでございますけれども、文部科学省の場合でございますけれども、この国立大学の附...全文を見る
○金子(善)分科員 それでは、次に移らせていただきますけれども、時間の関係もございますので、時間があればまたこの観点に戻らせていただきます。  これも七月三日の文部科学委員会でございますけれども、未請求のレセプト、工藤局長さんの方からこういう答弁がなされております。「昨今は一般...全文を見る
○金子(善)分科員 そうすると、毎月の請求額は平均で十四億というような、おおむねそういうレベルだという話でございました。  そこで、このレセプトの未請求額十億円というのは、ちょっと多過ぎるんではないか。これは今後どういう改善策を考えておられるか、答弁願いたいと思います。
○金子(善)分科員 いろいろ、なかなか大変なんだというようなことをるる話をされたわけです。  ところで、お伺いしますけれども、あなたは七月三日の文部科学委員会で、四十二の大学、これは所管されているわけですが、東大病院について一つ例を出されたわけですけれども、そのほかの大学病院が...全文を見る
○金子(善)分科員 今局長の答弁で、いわゆるきちっとその月々というようなことで請求していないという金額が余りにも多いというのを私は印象として持っているんですけれども、これは大臣、いかがですか。
○金子(善)分科員 今の大臣の話を聞いていますと、もうしようがないんだというようなことで、今の実態からいえばしようがないんです、簡単に言えばそういう答弁だと思うんです。私は、大臣がそういう意識ではおかしいんではないかと。やはり、これをどうやって改善していくかということを真剣に考え...全文を見る
○金子(善)分科員 大臣の今の決意をとにかく徹底していただきたい、このように思います。  そこで、前の質問にちょっと戻らせていただきたいと思いますけれども、五月十七日の厚生労働委員会でございますが、池坊大臣政務官は、今回の改正が薬学部を廃止、統合するものでないことを各国立大学病...全文を見る
○金子(善)分科員 それは徹底していただいているということで結構なことだと思いますが、そこで、時間が終わりましたので、最後に一言だけ言わせていただきたいと思います。  これから大学というものが独立行政法人化されていくという流れの中で、巷間言われておりますのは、大臣、よく注意して...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 外務委員会 第24号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  外務省を変える会、七月二十二日でございますが、最終報告が出されました。昨年の松尾事件発覚以来でございますけれども、外務省の機能改革会議による提言に始まりまして、さまざまな提言がなされてまいりました。  今回の報告書では、機...全文を見る
○金子(善)委員 どう書いてあるか承知されていますかということをお聞きしているわけです。
○金子(善)委員 大臣、今お読みになりまして、大臣がさっき答弁された内容と全く矛盾することを書いてある。日本語を読める人であれば、あるいは日本語を理解できる人であれば、大臣が言っていることとこの答弁書に書いてあることが違うなというふうに思うのは、これは普通の人であればだれだってそ...全文を見る
○金子(善)委員 大臣がどう抗弁しようと、私は、これは矛盾している国会答弁だというふうに強く指摘をしておきたいと思います。外務省のどういう力学で判断されたのかわかりませんけれども、少なくとも国会におきまして、外務委員会において、いろいろな形でこういう指摘があったという場合に、いろ...全文を見る
○金子(善)委員 こういうような外務省の一連の不祥事の問題、これは一九九七年に指摘をされていた、まさに隠ぺいする体質のもとでそのまま経過してきたという流れがあるわけなんです。外務省の「変える会」の改革にいたしましても、そこから出発しているわけなんです。こういう方を、処分をしました...全文を見る
○金子(善)委員 これまでも、外務省の処分については極めて甘いのではないかということを我々は指摘をしてまいりました。これは大分前の話でございますが、ただ、そのときも、一九九七年当時ですが、原口元官房長は、この問題について調査をしたという国会答弁を実はしているわけなんです。ところが...全文を見る
○金子(善)委員 いいかげんな答弁しないでもらいたい。外務省の問題について私は指摘をしているんです。よろしいですか。  この間、防衛庁では例の情報公開要求者リスト作成問題で報告書というものをつくりまして、それが、国民に見せようとしなかったというようなことで大きな問題になりました...全文を見る
○金子(善)委員 要は、隠ぺい体質そのものだということを申し上げたいんです。大臣、どうですか、今お聞きになって。わざわざ調査会をつくって、調査に副大臣までが関係されて、それでいろいろなことが問題になったものですから、国会でも答弁をされているんです、調査会というものをつくってやると...全文を見る
○金子(善)委員 そこでお伺いいたしますけれども、これは内部告発が実はあって、それをほうっておいたというようなことからいろいろ問題になったという経過もございました。言ってみれば内部チェックのミスだと思うんですが、その責任の問題。それと、これは刑事告発についてどうなんだということも...全文を見る
○金子(善)委員 これから早急に結論を出すという大臣の御答弁ですから、どういう形になるか注目をしてまいりたい、このように思います。  それから、日露青年交流委員会の問題についてお伺いしたいと思います。  昨日、二十三日に処分が発表されました。内規によります極めて甘い処分という...全文を見る
○金子(善)委員 だから、その辺の話を聞くと、本当に不思議な外務省の体質ということになってくるわけですよ。よろしいですか。二月から要求して、もう五カ月たっています。先日、処分をした。会計資料がまだはっきりしていないんです。会計資料もはっきりしないうちに処分をする、これは何かちょっ...全文を見る
○金子(善)委員 それは、言葉は適切かどうか知りませんけれども、大臣の言葉にしては私はごまかし的な言葉だと言わざるを得ないと思います。それは指摘をしておきます。  そこで、会計検査院に来ていただいていると思いますが、三月十三日、大分さきになりますけれども、この問題について調査を...全文を見る
○金子(善)委員 とにかく時間がかかるという感じです。それはきちっとしていただきたい、このように思います。  もう一点お伺いしておきたいと思います。  これは七月の十二日の外務委員会で大臣の方にも指摘をしたケースでございますが、例の松尾元室長に対する告発文、これは昨晩ですが、...全文を見る
○金子(善)委員 我々は、国会議員として、情報公開法に基づいて要求しているんじゃないんです。情報公開法の対象外だから出せません、そういう整理でよろしいんですか、外務省は。そんなばかなことはないでしょう。——いや、ちょっと待ってください。ばかなことはないということを言っただけの話で...全文を見る
○金子(善)委員 とても納得できる説明とは思えません。外務省がそういうことでかたくなに拒否するわけですから、これはあれですが、これは本来からいうと、私は考え方が間違っているんじゃないかなと思います。  最後に、時間がなくなったんですが、一問だけさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○金子(善)委員 ありがとうございました。終わります。
09月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第27号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  植竹副大臣おいででございますので、ちょっと質問させていただくことから始めたいと思います。  官房長官と御一緒だったというような報道もございますけれども、九月十七日の日でございますが、被害者家族の方々に対しまして、北朝鮮から...全文を見る
○金子(善)委員 今副大臣のお話がありましたように、一枚のペーパーをもとに、あくまでも本来、そういうことが北朝鮮の方から話があったという伝え方をすべきところを、断定的な言い方をされたというようなことで、以来、家族の方々は大変な、この情報内容に対しましていわば不信感に近いものが渦巻...全文を見る
○金子(善)委員 私が言いたいのは、今回は北朝鮮政府として赤十字という機関を通じた形で出してきているわけですが、さっき同僚議員の方からも公安調査庁に対しまして質問あったように、いろいろな情報がある。これは一つ一つ調べていって検証して、その事実関係というものをはっきりさせていくとい...全文を見る
○金子(善)委員 次の点を質問をさせていただきますけれども、実は、先ほどの田中局長の答弁で、これまでずっと北朝鮮に対しては、八件十一人の問題について明らかにしろということを、これまでの事前交渉というんでしょうか、ずっと言ってきたと。ところが、これは御承知だと思うんですけれども、今...全文を見る
○金子(善)委員 私の方から強く要望をいたしておきますけれども、とにかく、先ほど来の各先生方の質問に対する答弁等、外務大臣の答弁も含めまして聞いておりますと、あくまでもこれは、拉致問題というものは入り口論、つまり、この疑惑がはっきりした段階で本来の交渉に入っていくというような位置...全文を見る
○金子(善)委員 以上で終わります。
11月01日第155回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○金子(善)委員 二十九日と三十日に日朝正常化交渉が開催されたわけでございますが、まずもって、冒頭、拉致被害者家族の即時帰国が実現しなかったことはまことに残念でございまして、ここに、北朝鮮の非人道的な行為に対しまして抗議の意思をあらわしたいと思います。  これからも外務省にぜひ...全文を見る
○金子(善)委員 ただいまの御説明ですが、いろいろなチャネルを使って有利に交渉を進めていく、これは当然の、考え方としてはあってしかるべきでございますけれども、私が申し上げたいのは、交渉の中で、拉致問題については専門チームでやっていくんですよ、そのほかの問題はまた専門チームでやって...全文を見る
○金子(善)委員 私が申し上げた点につきまして御留意されまして交渉を進めていただきたいと、強く要望を申し上げておきたいと思います。  そこで、北朝鮮は、日本からの経済協力というものをまずもって最大の目的としていることは間違いない、これは明らかなことであるというふうに思います。こ...全文を見る
○金子(善)委員 まさにそこをお聞きしているわけでございますけれども、確かに、実施そのものは、拉致問題についても一定の解明というものがなされなければ実施をしないということを言われるわけでございますけれども、どの程度までいったか、解明されたかというのは、これは非常に難しい問題がそこ...全文を見る
○金子(善)委員 要は、今の段階では、いろいろな意味で北朝鮮の姿勢というものは、今後どういう展開になるか、それを見きわめないとなかなか判断が難しいところがありますが、現状においては人質外交になっていることは間違いない。こういう状態の中での交渉でございますから、改めて、大臣に申し上...全文を見る
○金子(善)委員 今、拉致問題は国民的な大変な問題になっていることは、政府としても当然御承知だと思います。今我々も、その程度の法律論というのは知っているんですよ。そういうことをお聞きしているんではなくて、政府として最大限の配慮を行っていくかどうか、そういう観点で。  言ってみれ...全文を見る
○金子(善)委員 今のような話につきましては、これから関係省庁でという答弁でございましたから、私の方から、曽我さんの御一家の御意思というものを反映した対応をぜひともとっていただきたい、このように強く要望をいたしておきます。  サポートの点について答弁をお願いします。
○金子(善)委員 基本的にはそういう姿勢でということになると思いますが、これは二十数年間にわたって北朝鮮という独裁国家においていろいろな、生活においても大変な苦労をなさってきた方々であるというふうに認識をした上で、例えば一つの参考例として考えていくことができるのは、現在韓国にござ...全文を見る
○金子(善)委員 次に質問を進めさせていただきたいと思いますが、今回、生存が確認されていない拉致被害者の方々について、引き続き事実解明を求めたというようなことを外務省の方で発表をしているわけでございます。それに関連しまして、いわゆる安否情報でございますが、一週間というような期限を...全文を見る
○金子(善)委員 これは我々がちょっと個人的に調べてみましても、これまでの、小泉総理が金正日国防委員長とお会いになったという会談の後、いろいろな外務省当局から出てくる情報等々も見まして、余りにも疑問点が多い。私が数えただけでも八十ほど疑問点がさらさらと出てくるほどでございまして、...全文を見る
○金子(善)委員 いわゆる安否情報でございますけれども、現在わかっている十件十五名の拉致被害者の方々ということになるわけでございますけれども、大臣、これは交渉を通じて、いわゆる文書で報告を受けるというふうにぜひしてもらいたいというふうに思います。口頭というようなことではなく、文書...全文を見る
○金子(善)委員 今局長の方から一般論的な話をされるわけですけれども、この拉致問題にこれだけ国民の関心が、何としてでもこの拉致問題解決に、一刻も早くその解決することを望むというような国民感情の流れの中で、少なくとも、これに関係したはっきりした犯罪者である、それが英雄視されていると...全文を見る
○金子(善)委員 時間が参りましたのでこれであれをしますが、いずれにいたしましても、北朝鮮、なかなか手ごわい交渉相手だということは容易に想像されます。大変な、今、民主主義というものが全くない国でございますから、そういうことをよく腹に据えてと申しますか、当然おわかりだとは思いますけ...全文を見る
11月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  まず最初に、長年にわたりまして、北朝鮮から逃れた、いわゆる脱北者と呼んでいるようでございますが、この難民の支援活動に尽力をされてきました北朝鮮難民救援基金、そこの事務局長の加藤博さんと、通訳をされております水田昌宏さんが行方...全文を見る
○金子(善)委員 実は、当基金の事務局によりますと、現地の数あるNGOの情報といたしまして、加藤さんと通訳の水田さんでございますけれども、中国の遼寧省の公安当局に拘束されていることがほぼ明らかになったというようなことを言っておられるわけでございます。また、韓国のNGOであるグッド...全文を見る
○金子(善)委員 少なくとも身分のはっきりした日本人が行方不明になったというようなことで、もう数日たっているという状態において、いろいろ努力しているんだというようなことを言っておられるんだと思いますけれども、その程度の話でこれは国民感情として済むのかどうか。  拘束されていると...全文を見る
○金子(善)委員 今のところでは、努力をしているけれども、もらっていないと。これは甚だ私としては不満でございますけれども、再度強く、この問題の対応につきまして、外務大臣の方に要望しておきたい、このように思います。  この加藤さんでございますけれども、これまでの活動を通じまして、...全文を見る
○金子(善)委員 この問題は、今、日本という国において最大の課題となっております拉致問題、これと同等の問題だと私は思っているわけでございます。そういうことで、これから外務省としての熱心な取り組みを切に要望させていただきたいと思います。  次の問題でございますが、KEDO、北朝鮮...全文を見る
○金子(善)委員 外務大臣のお話でございますと、四月二十六日でございますけれども、外務委員会で私はKEDOについて質問をさせていただきました。そのときも、これは田中局長答弁でございましたが、北朝鮮の核兵器の開発というものを封じ込める、このため、KEDOの枠組みというものが有効であ...全文を見る
○金子(善)委員 基本的な考え方といたしまして、大臣が今言われたところは理解はできるわけでございますけれども、北朝鮮という国はそれほどタフな、そうした国である、後ほどまたこの点については述べさせていただきますけれども、そういうことをよく念頭に置いた外交というものが展開されなきゃな...全文を見る
○金子(善)委員 実は、このKEDOの問題につきましては、それだけじゃない問題があるということを申し上げたいと思います。  五月三十一日の外務委員会で私は質問させていただいたわけでございますけれども、一つは、十分な査察というものが行われておりませんと。もう一つでございますが、そ...全文を見る
○金子(善)委員 ですから、そこをお伺いしたいわけでございまして、ただいまの御答弁はそれなりの論理一貫性はあるかもしれません。しかしながら、今、異常な状態にある。その中で、この八月七日に軽水炉の収容施設の着工式も行われています。しかも日本は予算も持っています。ですから、当分、はっ...全文を見る
○金子(善)委員 それは今、日本政府の、先ほど米支援の問題も質問の中に出ておりました。全くそれと同じような基本的な考え方で臨んでいくべきではないだろうかというのが私の主張の趣旨でございまして、そうした観点から、要は、毅然とした態度で北朝鮮との交渉に、あるいは関係各国との協議の場に...全文を見る
○金子(善)委員 一たん署名してしまった以上はそういう答弁にならざるを得ないのかなというふうに思いますけれども、私といたしましては、若干あいまいな表現になっている宣言ではないかというふうに思うところであります。  現実にこれまで北朝鮮の交渉態度、今後のことについては、どうなって...全文を見る
○金子(善)委員 基本的に、北朝鮮という国は独裁国家であるということを強く認識をして対応していただきたい、このように思います。  そこで、お伺いしたいと思いますけれども、先般、アメリカのケリー特使、十月三日から五日までの訪朝、北朝鮮を訪れまして会談を行ったということで、その件に...全文を見る
○金子(善)委員 ありがとうございました。これで質問を終わらせていただきます。
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  このたびの一連の委員会審議の中で、既にスタートをしております独法、それも含めまして多くの問題点が指摘されたことは御承知のとおりであります。  幾つかの点についてまずちょっと申し上げてみたいと思っておりますが、各省庁の外郭や...全文を見る
○金子(善)委員 制度が変わるという場合に、そこで働く人々、職員、この方々への影響というものは当然大きなものになるということは、我々が想像する以上に、現場において、いろいろなことが話題になり、いろいろな不安が出たり、そういう面があるということを我々は強く意識をしておかなきゃならな...全文を見る
○金子(善)委員 その法律の書き方の問題、いろいろな法体系の整合性の問題等々あるかもしれませんが、あえてそういうことについて必ずしも書けない話ではないと私は思います。  そういうことで、いずれにいたしましても、これらの点につきましては、あくまでも雇用労働条件の継承、それから職員...全文を見る
○金子(善)委員 それと、行革大臣にお伺いしたいと思いますが、あくまでも独立行政法人というものは、いわゆる公のものと民間のもの、こう考えた場合に、より民間に近いことを求めていくんだということでこれはよろしいわけですよね。
○金子(善)委員 そうした場合でございますけれども、実は、これは厚生労働省が五年ごとに実施をいたしております労使関係総合調査というものがございます。それによりますと、調査対象の企業数の半分、それから労働組合が設置されているところではその八五%というようなことで、大部分のところで行...全文を見る
○金子(善)委員 それから、評価委員会のことについてお伺いしたいと思います。  石原大臣は、当委員会の審議におきまして、今度の独法の機能がうまくいくというところで強調されましたのは、外部の評価がなされるんだというようなことで、責任体制もそれなりに明確化してきますよ、あるいは、業...全文を見る
○金子(善)委員 見守っていきたいということでございますけれども、まさにいい方に見守っていただきたい、このように強く要請をしておきたいと思います。  それと、私もまだ、この評価委員会のいわゆる事務体制と申しますか、それについて深く調べたわけではございませんけれども、一般に言われ...全文を見る
○金子(善)委員 その点、よろしくお願い申し上げます。  それと、もともと、通則法の制定時でございますが、「独立行政法人の長の選任においては、自律的、効率的に運営を行うという制度の趣旨を踏まえ、広く内外から適切な人材を得るよう配慮すること。」という附帯決議がついているわけでござ...全文を見る
○金子(善)委員 これまでの当委員会における審議の中で、役員報酬の問題についても再三にわたりまして審議が行われました。やはり、これも国民の税金で賄われている、そういうことで、本来の妥当な水準というものを考えていかなきゃならないんではないかという趣旨での質疑が行われたとおりでござい...全文を見る
○金子(善)委員 終わります。ありがとうございました。
○金子(善)委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、独立行政法人国民生活センター法案等特殊法人等改革関連四十六法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     独立行政...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 本会議 第11号
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○金子善次郎君 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案等特殊法人等改革関連四十六法律案に対し、是々非々の立場から討論を行います。(拍手)  特殊法人等の抜本的改革は、小泉内閣最大の目玉の一つであります。総理は、原則...全文を見る
11月22日第155回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○金子(善)委員 民主党の金子善次郎でございます。  最初に、去る二十日の外務委員会におきまして、通称でございますが、青山健熙氏の参考人招致の問題が発生したわけでございますが、それにつきまして、まず冒頭、関連することにつきまして質問いたしたいと思います。  この青山健熙氏の参...全文を見る
○金子(善)委員 今、プライバシーの観点等から答弁できないという答弁だったわけですが、これは個別案件として考えて、一般論として、法務省、どういうふうにお考えですか。
○金子(善)委員 一般論としても答弁できないと。  国籍不明の人間を上陸させるんですか。一般論としてですよ。
○金子(善)委員 法務省の答弁、そのとおり、一般論からいえば、国籍不明の人間を入管を通って上陸させるということは本来あり得ないことであることは当然のことであります。  ところで、この青山健熙氏、民主党におきまして、記者会見等も開いて、いろいろな話をお伺いしました。  これは外...全文を見る
○金子(善)委員 さらに、この青山健熙氏は、生活費の補助として、これも北京大使館担当官から一万元、それから日本に来まして毎月北東アジア課の担当官から十八万円、それから別の担当官から引き続いて十万円を、領収書に本名で署名して受け取っていた、こういうことを言っているわけであります。 ...全文を見る
○金子(善)委員 私が質問しているのは、こういうような金額を書いていない領収書にサインをさせられたということを証言されているわけですが、手続が行われたとか、そういうことを聞いてない。そういう、金額を書いていないような白紙の領収書にサインをさせるというようなことが通常行われているの...全文を見る
○金子(善)委員 こういうものもいずれ、いろいろな形でこれから出てくると思いますから。  それと、青山氏によれば、九八年の十一月二十五日に北朝鮮のミサイル危機について、九九年の一月十二日に核開発問題のレポートを、北京大使館の担当官に提出したということを言っておりますけれども、こ...全文を見る
○金子(善)委員 この青山氏の証言がどの程度正しいか正しくないかは、それは具体的な検証というものが当然必要ではございますけれども、これまでの一連の、昨今の拉致問題から発展してきた核開発疑惑の問題等々があって、日本として北朝鮮にどういう対応をこれからとっていくのかということが、国民...全文を見る
○金子(善)委員 大臣の答弁は当然の答弁だと思いますけれども、これから、この青山健熙氏の方からいろいろなことがもっともっと明らかになってくる面もあろうかと私は思っております。いずれにいたしましても、今後、青山氏の証言の真偽と申しますか信憑性というか、そういうものも含めて検証もして...全文を見る
○金子(善)委員 次に、拉致問題に移らせていただきたいと思います。  救う会でございますけれども、従来から、日本国内あるいはヨーロッパルートを合わせまして、七十人あるいは八十人以上の日本人が拉致されたのではないかと言っておられるわけでございますけれども、その後も続々、自分の家族...全文を見る
○金子(善)委員 そうしますと、今の答弁によりますと、北朝鮮に対して安否の確認はしていない、そういうふうに理解してよろしいわけですね。
○金子(善)委員 今の局長答弁は極めて意外な答弁だと私は思います。  少なくとも、曽我さんという方は、日本の警察では拉致されたというような認定をしていない方が突然拉致された被害者としてあらわれたケースであります。この福留さんにつきましては、日本の警察において証拠を握っているかど...全文を見る
○金子(善)委員 そこで大臣に、決意と申しますか、先ほども私ちょっと申し上げました。あくまでも北朝鮮サイドは、拉致というものを行ったということを国家のトップが言っている。それに対して、拉致されたかどうかというのは本当に証拠というものが残らないケースが当然のこととして予想されるわけ...全文を見る
○金子(善)委員 とにかくこの点につきましては、北朝鮮に強い姿勢で、毅然とした姿勢で臨んでいっていただきたい、このように強く要請を申し上げたいと思います。  それと、次に移らせていただきますけれども、国連の人権委員会の決議に基づきまして設置されているわけですが、強制的失踪作業部...全文を見る
○金子(善)委員 今副大臣言われましたとおり、この場を積極的に活用されまして、一日も早い解決に向かうということをぜひ御努力いただきたいと思います。  次に、日朝の平壌宣言についてお伺いしたいと思います。  実は、田中局長おいでになっていらっしゃるわけですけれども、外交フォーラ...全文を見る
○金子(善)委員 外交の処理については、いろいろな方策と申しますか、形を経てやることがあるということは、私も理解するわけでございますけれども、今度の宣言には、こういう表現もあるわけでございます。「国交正常化を実現するにあたっては、一九四五年八月十五日以前に生じた事由に基づく両国及...全文を見る
○金子(善)委員 そういうことで、私が質問いたしたことについて、そういう形を変えた何かである。つまり、戦後処理の問題として経済協力というのはどうしても、平壌宣言というものがもう既に制定というか取り交わしを行ったわけですから、それはそれとして、国と国とのトップ同士の約束をした。具体...全文を見る
○金子(善)委員 それでは、次に移らせていただきたいと思います。  世界食糧計画、WFPでございますけれども、モリス事務局長さんという方がいらっしゃるわけですが、この方が、十八日、韓国統一省の金炯基次官と会談されまして、北朝鮮に必要な食糧支援、年内に七万二千トン、来年の第一・四...全文を見る
○金子(善)委員 そこで、私からぜひ要請を申し上げたい点がございます。  と申しますのは、北朝鮮は今大変食糧難だというようなことが、いろいろな報道を通じて我々承知しているわけでございますけれども、一つ不思議なのは、それだけ食糧難の国が、一方においてはミサイル開発あるいは核兵器の...全文を見る
○金子(善)委員 幾らしていますか。
○金子(善)委員 私は、今申し上げましたように、日本も拠出をして、この食糧計画という機関が各国に米を要請する、日本にはまだ来ていないということで幸いな状態だと思いますけれども、少なくとも、日本政府として世界食糧計画に対して、まず、北朝鮮の当局に米を調達するための努力をすべきだとい...全文を見る
○金子(善)委員 時間が来ましたので質問は終わらせていただきますけれども、私は、大臣の考え方はおかしいと思います。  日本が拠出金を出している国際機関が、それぐらいの状況、つまり、各国に依存する前に、核兵器の開発とか、いわゆる予算というものは北朝鮮にもあるんでしょうから、そうい...全文を見る