金子哲夫

かねこてつお



当選回数回

金子哲夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○金子(哲)委員 社会民主党の金子でございます。  先生のお話、私にとっては、科学技術とかそういう点については不勉強な点もありましたので、非常に関心を持って聞かせていただきました。  先ほどの塩川先生の質問のつながりで一つだけお聞きをしたいと思います。  きょうはお話の中で...全文を見る
○金子(哲)委員 侵略という言葉も出ましたものですから、私は、お聞きしたかったのは、客観的な事実として、今の日本を取り巻く状況の中で、そういう国が想定されるだろうかという思いでちょっとお聞きしたんですけれども。
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  先生もおっしゃいましたように、科学技術は根底にヒューマニズムがあるということをおっしゃいまして、そして、隣国との関係についても、まさにそうした科学技術によって発展したさまざまな力をお互いが共有し合うということが非常に大切だということ...全文を見る
○金子(哲)委員 先ほど、斉藤先生の質問の中で原子力の平和利用の問題についてお触れになりましたが、私も広島の出身なものですから、お聞きをしたもので、一言だけお話をさせていただきたいと思いますけれども、先生が大変危険だということをおっしゃっておりました。今事故ができるだけ起きないよ...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  私自身も大事故が起きないということを願っておりまして、そういう点で、またぜひいろいろと御意見、お教えをいただきたいと思います。ありがとうございました。
02月27日第151回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  今の原委員の質問ですけれども、いずれにしても、そういう汚染の状況がはっきりして、再利用される際に住民の皆さんの不安というものは必ずあるわけですから、いろいろな法律があるとは思いますけれども、ぜひ住民の声にもっと適切に、親...全文を見る
○金子(哲)委員 中間取りまとめの中でも、今、海底の状況を含めて、砂の採取を含めて、若干イカナゴの問題ついても触れられておりまして、影響が出ているということが明らかになっております。  しかし、昨年十二月十九日に決定をされた保全基本計画では、残念なことですけれども、この海砂利採...全文を見る
○金子(哲)委員 そういうことで海砂利採取の期間が延長されているわけですけれども、私は広島でこの問題に取り組みまして、確かに広島県も平成九年の十月に、そういういろいろな事情、今大臣がおっしゃったのと同じような事情を言って五年間の延長というのを当初知事が表明されました。  その後...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、それは何回答弁を聞いても答弁になりませんよ。  では、なぜ何年度までにはとめようということがこの中へ載らないんですか。この基本計画は長期なものでしょう。その中に、少量だったらとり続けてもいいと基本計画に盛り込むこと自体がおかしいんじゃないですか。愛媛県も...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  あそこは閉鎖性の水域でありまして、今までの原発立地とは随分環境条件が違うものですから、特に念入りの調査をお願いして発言を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、一九五四年の三月一日にビキニで被災をされて四十七年目、いわば広島、長崎から、日本における三番目の被爆の日であります。ちょうどこの日に被爆者問題について質問させていただくことも、何かの縁だというふうに思って...全文を見る
○金子(哲)分科員 ぜひ検討していただきたいと思いますけれども、何といいましても、重ねて申し上げるようでありますけれども、死没者に対してやはり弔意があらわされていないというところに一番大きな問題がありまして、またその上に、家族すべてを失って、子供の時代に学童疎開ですべての人を失い...全文を見る
○金子(哲)分科員 いずれにしましても、今局長もおっしゃいましたように、それは確かに高度の蓋然性とかいろいろなことも補足されておりますが、審査会で認定されたものが覆ったという事実はあるわけでありまして、そこにはやはり何かの問題があったから覆ったわけでありまして、そのことは十分に認...全文を見る
○金子(哲)分科員 大臣それから局長がお話しになりましたので、本当は質問の中に入れておりませんでしたけれども、それでは申し上げますが、今、五十五年たって、五十五年前のそのような細かい状況が本当につぶさに検証できるのでありましょうか。  私は、例えば今、私の先輩の認定申請書を手に...全文を見る
○金子(哲)分科員 私の思いは先ほど申し上げましたので、大臣の方もそれは受けとめていただいていらっしゃると思います。ただ、私自身も、この認定作業が非常に困難な作業だということは十分認識をしております。でも、なおかつ、やはり被爆者の皆さんの気持ちを思うときに、このことはぜひ明らかに...全文を見る
○金子(哲)分科員 わかりました。私が認識していることと同じぐらいの期間だと思います。  先ほど言いましたように、被爆者の皆さんが非常に高齢化をしていらっしゃいますものですから、とにかくこの時間をできるだけ短縮してほしいということが私の思いであります。今回、昨年の九月—十二月と...全文を見る
○金子(哲)分科員 ぜひ、坂口厚生労働大臣、八・六にもしお見えになりましたら、その際は努力の結果が出ますようによろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、もう一つ、次に在外被爆者問題について御質問させていただきたいと思います。  毎年八月六日、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○金子(哲)分科員 渡航費用などは聞いておりませんで、今答弁なさったことは今までの厚生省が答弁されたことと同じことをおっしゃっているわけで、そういうことを聞いているわけでなくて、森総理は、そういう現状も踏まえながら、そういう問題がありますね、じゃ、それは大変なことですから、そのこ...全文を見る
○金子(哲)分科員 ちょっと認識が違うと思うんです。私は、あと次のことで、いわば北朝鮮、在朝の被爆者の問題をお聞きしたいと思いますけれども、そのように外務省と相談をして、今、調査が、どういうことが可能か検討されているということでは前に進んでいただきたいと思いますが、この森総理の発...全文を見る
○金子(哲)分科員 時間もありませんのであれですけれども、ぜひ、在朝の被爆者問題については、私は、まず急ぐべきは在朝の被爆者の実態を把握することが一番大事だと思います。幸いにして一九九五年に北朝鮮にも被爆者協会ができまして、被爆者が今組織されておりますので、そういう組織などを含め...全文を見る
○金子(哲)分科員 ありがとうございました。  最後の、援護法の適用については、今までの経過は経過として十分承知しておりますが、今おっしゃっていただきましたように、被爆者が高齢化している現状を考えて、人道的な問題も含めまして、ぜひこれからその問題についてできる限りの検討をしてい...全文を見る
03月15日第151回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○金子(哲)委員 社民党・市民連合の金子哲夫です。  きょう議題になっております法案に先立って大臣の所見をちょっとお伺いしたいのですけれども、法律、またさまざまな制度がつくられていくわけですけれども、どんなにいい法律、制度ができたとしても、それは、執行する側に対しての国民の信頼...全文を見る
○金子(哲)委員 それは、私は、環境行政を推進する立場にあって、内閣の一員でもあるわけですから、全く政治に、民間出身だからということではなくて、お互いが政治の状況についてはそれぞれ見解を持つというのは当然なことだと思うわけですよね。いわば死に体内閣とまで書かれ、言われている状況の...全文を見る
○金子(哲)委員 見解として当然お持ちになってしかるべきだというふうに思いますけれども、いかがですか。
○金子(哲)委員 これ以上この問題であれですけれども、しかし、環境行政を本当に推進しようと思えば、やはり内閣に対して国民の皆さんの信頼が圧倒的に寄せられなければ推進はできないと思うのですね。今の状況は、内閣支持率を見ても一けた台に落ちておれば、残念ながら、大臣の決意がどのようにあ...全文を見る
○金子(哲)委員 地球環境審議官の創設ということが言われております。私も、地球環境審議官の第一のこれからの大きな役割の中に、特にCOP6の再開会議における問題が非常に重要な仕事になってくるというふうに思います。  昨年の十一月に、残念なことですけれども、いわば合意を見ることがで...全文を見る
○金子(哲)委員 日本が五つぐらいの目標を提起しておりますけれども、その点については、その態度で変わらずにこの七月の会議に臨むということなんですか、今のお話は。努力をされるということはよくわかりました。一生懸命努力されると思いますけれども、具体的にはその中身の問題になってくると思...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、この環境審議官が、その前段としての各国との交渉とかいろいろなところの場で働かれるということになると思いますので。  しかし、やはり一定のそういう方向性を持ちながらやっていかなければ、確かに言われたとおり、非常に難しい問題も内包していますから今こ...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう中で、今度、地方環境対策調査官の役割についてでありますけれども、先般、調査室がまとめられた委員会審査参考資料というのが配付をされまして、その中に、本省と地方環境対策調査官の任務、役割はこういうふうに位置づけていくのだというようなことで一覧表が出されており...全文を見る
○金子(哲)委員 そのように理解して……。  さまざまな文書が出てまいりますけれども、今大臣の、この委員会の中でもおっしゃっていたような、環境省としての精神といいますか基本的なスタンスというものが、住民の皆さんやそういう市民運動をやっていらっしゃる皆さんに伝わるような配慮という...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  いずれにしても、現状は四十五名ということでスタートするということになります。そうしますと、さらに進めていくためには、やはり地方自治体、いわば行政とのかかわり、連携というものを密にしなければならないというふうに思います。  そして、...全文を見る
○金子(哲)委員 当時の新聞報道等を見ますと、当時の環境庁の役人の皆さんも、また環境事業団の皆さんも、積極的にこのリゾートの建設について、環境上からもいい役割を果たすというようなことをマスコミの報道に対して発言をされております。しかし、今報告がありましたように、建設が終わりながら...全文を見る
○金子(哲)委員 責任の問題についてなかなか明らかになりませんけれども、いずれにしても、玉野市もこの利用について何とかしたいという思いをお持ちだというふうにお伺いしております。  そういう意味では、今のままの状態が決していいわけではないわけでありまして、しかも投資をされたお金も...全文を見る
○金子(哲)委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、いずれにしても、先ほど言いましたように、建設されて完了してからもう七年以上が経過をしているということになりますから、そんなに長い時間あのままの状態で放置することはできないというふうに思います。その点では、利用を前提とし...全文を見る
03月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  先生のお話を伺いまして、そして事前に二冊ほど本のコピーをいただきましたので、そういうことの中から幾つか御質問させていただきたいと思います。私は、両方の本で触れられておりますけれども、広島ということについて少しお話を伺いた...全文を見る
○金子(哲)委員 私も、日本の広島で起きた悲惨な事実というのはそのとおりで、やはり結局はそこをどう見るかということで、おっしゃったとおりだと思います。地下室で何名かの命が助かったことを見るのか、それとも、たった一発の原子爆弾によって一瞬のうちに十数万の命が奪われ、そして後遺症に悩...全文を見る
○金子(哲)委員 そのことでいえば、私は、憲法の平和に関する条項というものは、そういう広島や長崎の体験も一つの大きな背骨にあるというふうに思っております。だからこそ、その平和憲法と、そうした戦争に対する、核に対する、一人一人の命が奪われていくことに対する認識というものを日本政府が...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
03月23日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  時短促進にかかわって、幾つか御質問させていただきたいと思います。  いずれにしても、これからの五年間の時短促進の大きなかぎは、いわゆる有給休暇の取得率の向上、また時間外労働の削減にかなり大きなウエートがあるとい...全文を見る
○金子(哲)委員 そのとおりで、それは病休も年休も、先ほどお話がありましたように、職場の雰囲気の問題がありましてそういう状況になっていると思いますけれども、例えば復帰前の沖縄の場合、病気休暇制度がアメリカの法律の適用によって三十日が制度として付与されていた。そのときには年休の取得...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ議論をしていただきたいと思いますけれども、そのお話を延長すれば、例えば、その討論の中でぜひ考えていただきたいと思いますけれども、今、いわば日本人の仕事に対する意識の問題とか、先ほどの討論の中でもいろいろ、なぜこの取得率が上がらないかという問題が討論されて、上...全文を見る
○金子(哲)委員 精神論ばかりお話しになっても、具体的に今まで全然実効が上がっていないわけですから、やはり法制度全体として、今までの既存の法制度、制限、そういったものを超えて制度に変えていかなければ、これは絶対解決しないと思うことを申し上げておきたいと思います。  時間がありま...全文を見る
○金子(哲)委員 私はそのとおりだと思います。  具体的な数字で申し上げますと、例えば今企業主が負担をする雇用保険や年金の問題は、十数%、もうこれで既に企業主が通常の、いわば所定内の給与に対して支払わなければなりません。それで、そのほかに、いわばボーナス等もありますから、当然二...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう明らかに企業にとって有利になるような制度がこのまま放置をされて、時間外労働を減らしましょうというようなことを幾らお題目のように唱えてみても、実態上として、やはり制度上やっていかなければこの時短促進法だって有効に私は働かないというふうに思いますので、できる...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
03月28日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。雇用対策法の一部改正について、幾つか御質問させていただきたいと思います。  最初に、今の雇用状況について改めてお伺いをしたいと思います。  失業の状況というのは、戦後最悪の水準ということが言われておりまして、間もなく発表される...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、今の状況が雇用関係に限って言えば正常な状態でないということはだれもが認めるところでありまして、労働者にとって職場がないということほど生きていく上で大変なことはないわけでありまして、まさに安定した雇用の維持確保というのが我々社会においては大前提であ...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、この法律の中身の問題についてお伺いをしたいと思います。  先ほども言いましたように、この法律の改正のまず大前提としてあることは、雇用することが経済活動として当然のことということがあるわけでありまして、雇用が大前提ということは当然だと思います。  経...全文を見る
○金子(哲)委員 今の発言の中では、同意というところまでということを明確におっしゃっていただきましたので、ぜひその点は実施の段階で明確にしていただきたいというふうに思います。  ただ、今の労働界の状況といいますのは、御承知のように、もう組織率が二〇%をちょっと超えるという状況で...全文を見る
○金子(哲)委員 読み上げられればそのとおりなんですが、いわば職場の中で組合がない場合に、労働者の半数を代表する者というものが、実体に組織がない場合には、いわば労働法上で言う組合員資格のない者を除いた管理職とかそういったものが実態上なっていく可能性が非常に強いわけですね、実際上、...全文を見る
○金子(哲)委員 一人一人のそれは……。
○金子(哲)委員 今非常に重要なところだと思うんです。  確かに援助計画であります。しかし、一人一人にとっては、先ほど言われた大前提として、離職に追い込まれるという大前提があるわけですね、これは。つまり、一人一人はリストラに遭って職場を失うわけなんですね。それに対してどうかとい...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、なぜその個々の人たちの意見が聞けないかというのが今もってわからないわけですね。それは、先ほど言いましたように、これ以上何度言っても同じ答えだけでしょうからあれですけれども、そういう危惧があることに対して、やはり一人一人の、一番離職をしなきゃいけない立場に追...全文を見る
○金子(哲)委員 確かに、離職を余儀なくされる日から三十日前にこの計画はつくられるということですけれども、先ほど言いましたように、三十日間というのは、次の雇用場所を探すためとか、いろいろなための期間としてあるわけでして、しかし、もう離職をしなきゃいけないという前提になるわけですね...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひちょっと検討していただきたいと思います。それは大臣にぜひお答えをいただきたいと思いますが、私は、雇用にかかわる、労働にかかわる非常に重要な問題ですから、できるだけ早目に労働者側に周知をしてやるという最低のそういう条件というものはあっていいのではないかというふ...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、これはなかなか難しい問題ですけれども、いわば離職を出す側の企業に対して、今三十日ということはありますけれども、聞くところによりますと、今回、この法案の中で、いわば出側に対する支援、予算上の話なんですけれども、五万人程...全文を見る
○金子(哲)委員 私があえてそのことを言いましたのは、せっかくの法案でありながら、出側の方は一生懸命やるけれども、あとはできるだけ自分で努力をしなさいと、そして企業は努力して、受け取る側は一万五千人の予算を組んでおりますと。残りの三万五千人は、言い方は失礼ですけれども、いわば自助...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がないのであれですけれども、企業の受け手の側は、案外とその受け手の側も、実際に訓練をどの辺までやるかは別にして、保障といいますかそういったものを、助成金を利用するという企業はあるわけです。そういった点でいうと、受け手の側に対して、やはり本当に、失業なき労働力...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  大変な雇用状況の中ですので、この法案も非常に重要な法案になると思いますので、ぜひ、雇用を守っていくという立場でこれからの行政をやっていただきたいと思います。ありがとうございました。
03月30日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。先日に引き続きまして、この問題について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど来ありますように、これはお互いがよく認めているところで、今の雇用状況が大変厳しいというのは、何とかしなければならない状況を通り越して大変な状況に...全文を見る
○金子(哲)委員 今御答弁がありましたように、私は、労働組合、またもしくは、ない場合には過半数を代表する者ということがありますが、同意ということをぜひ、これは最低の必要条件でありますので、そのことをぜひ省令等の施行の中で行っていただきたいということを重ねて強く要望しておきたいと思...全文を見る
○金子(哲)委員 なかなかわかりにくい回答なので改めて御確認をさせていただきますけれども、私が理解するところは、例えば金融機関、銀行などのように店舗が同一の市内にたくさんあるというような場合、支店単位で考えれば非常に少数であるけれども、トータルすれば、いわば職業安定所管内で一定相...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、今回の法案では、業種法が六月三十日をもって廃止される、そして新しい改正法律は十月の一日から始まるということで、いわば三カ月余り空白の期間が出てくるということになるわけですけれども、この雇用対策法の施行までの期間、特に業種法の廃止に伴って再就職の支援活動...全文を見る
○金子(哲)委員 今答弁いただいたとおり、この法律によって空白期間が出たために、本来、救済といいますか措置をしなければならない人に空白が出るようなことがあってはならないと思いますので、ぜひこの検討の中でそれが実行できるように重ねてお願いをしておきたいと思います。  この法律、本...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  最初から申し上げておりますように、いずれにしても、この法律が施行され始めて、十月一日になったらこのことによってリストラがどんどん起きていくというようなことが決してないように、我々も努力しなければなりませんが、政府の側において、やはり...全文を見る
04月12日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。私も広島の出身でして、被災当時、地震の発生時には広島におりまして、直接体験をいたした者の一人であります。  不幸にして今度の地震ではお二人の方がとうとい命を失われた、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。また同時に、多...全文を見る
○金子(哲)委員 そういうふうに言われると、またあえて言わなければいけなくなるのですけれども、もちろん、先ほど言いましたように、そのことを当然のこととしながらも、しかし同時に、緊急の問題があるわけです。  例えば、この間も呉市でお話が出ましたけれども、私はもうここを立ち退きます...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう発言があると、また質問をしなければいけなくなるのですよ。  先ほど委員からお話があったように、呉市の場合に、乱開発をしたとかそういう問題でないわけですよ。戦前に、私はそれを国策だからどうこうしろということを、歴史的な問題で討論しようと思っているわけでは...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、最初にも申し上げましたように、今私はあえてもう一度申し上げたいと思いますけれども、実は昨年、鳥取県西部地震のときに二度ほど現地に調査に行きました。十二月に行ったとき、ちょうど災害復旧査定が行われていた時期です。そして、その災害復旧査定の際に、余り...全文を見る
○金子(哲)委員 もう時間が来ましたので、質問を終わります。  最後に、あの日は土曜日でした。それで、本来なら市は休みということで、自治体の対応が非常に時間がかかるところですけれども、それぞれの各自治体が緊急に対応されて、私が呉市に行ったときには、三時二十八分に災害が起こって、...全文を見る
04月26日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○金子(哲)委員 社会民主党の金子哲夫でございます。  最初に手島さんにお伺いをしたいのですけれども、お話の中で、平和主義・民主主義、基本的人権の尊重など高く評価をされて、また、戦争放棄という現行の理想に加えて、大量殺傷兵器の廃絶を訴えることも重要だということをおっしゃっており...全文を見る
○金子(哲)委員 私は先ほど、質問は、その憲法が成立したときにどのようなお気持ちをお持ちだったかということをちょっとお聞きしたかったのですけれども、それを答えてもらえなくて残念です。  久保田さんにお伺いしたいと思いますが、私は、広島におりまして、この憲法を考えるときに何よりも...全文を見る
○金子(哲)委員 実は、私は、ちょうど一週間前に中国へ行ってまいりましたけれども、北京大学の学生とお話しする機会がありました。歴史教科書の問題を中心にしてお話をしたのですけれども、十五名参加予定のうち九名しか出席がありませんでした。その中に、歴史問題についてもうこれ以上触れたくな...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
05月18日第151回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  京都議定書の問題についても質問をしたいと思っておりましたけれども、午前中からいろいろと意見が出ておりますので、瀬戸内海の環境保全の問題について先に質問させていただきたいと思います。  私にとっては非常に残念なことですけれど...全文を見る
○金子(哲)委員 その際、先ほども申し上げましたけれども、二つの項目についての御意見と同時に、あわせて、平成十二年二月に当時の環境庁の長官が提出をされた環境影響調査書に対する意見というものが参考資料として提出をされておりますけれども、その中で「工事中において、新たに希少な動植物が...全文を見る
○金子(哲)委員 そのことは、中国電力が事業者として新しいものを見つけたということだけでなくて、当然のこととして、自治体を含めて、住民もしくは学界の皆さん、そういう人たちが発見をされた場合についても、当然同等の措置がとられる、そういう指導をされるということですね。
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  それでは、この調査中間報告書以外にも新種が発見をされていることがもう既に明らかになっておりますので、その点は、また改めてそれらの資料を提出して、調査方をしっかりとやっていただくように要望したいと思います。  それでは、これから環境...全文を見る
○金子(哲)委員 今、答弁の中でも日本生態学会という言葉が出ましたけれども、今回の見解に対して、生態学会の皆さんの意見が必ずしも十分に反映されているとは到底思えないわけですね。  といいますのは、日本生態学会は、この間、この問題について二度にわたって大会決議をされた。私どもが聞...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。  ということは、この意見書の中の二項は、学会から、スナメリ等を含めて非常に重要な地域だということも指摘を受けた上で、そのことも含めて書かれているというふうに今の答弁はお聞きをしましたが、それでいいわけですね。短く。
○金子(哲)委員 それでは、二、三の種について、短くで結構ですけれども、一応確認したいと思います。  スナメリクジラについてですけれども、現在の瀬戸内海の生育状況はどういう状況になっていますか。
○金子(哲)委員 私が聞いたのは、違うことを聞いたのですが、まあいいです、それも大事なことですから。  今、瀬戸内海のスナメリの状況というのは、二十年前と比べて一五%ぐらいの生育状況になっているわけですね。減っているわけです。このことは前に一度この委員会でもお話をしたことがある...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題で余り時間をとりたくないんですけれども、そういう報告の仕方というのは私は欺瞞だと思いますよ。二百十五件報告があった、そして五件だ、そうすると二百十五分の五だと。そういうことでなくて、個体数としてどれぐらい生息しているかということが非常に重要な意味を持つわ...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、昨年の二月のこの意見書の中には、カクメイ科のことが貝類の中で記載をされておりますけれども、非常に貴重なものかどうかという判断のときに、例えば環境省のレッドデータブックというのがありますけれども、実は、基本的には今までのものはほとんど陸上の生物を中心にし...全文を見る
○金子(哲)委員 これからはぜひ大臣にお答えをいただきたいと思いますけれども、確かに今のアセス法の中で、そういう新種が、ある特定の専門家の先生方でないとなかなかわからないために、事業者が行う調査では十分その中に盛り込めない問題が確かにあると思います。  しかし、今回のこの上関の...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がもう来ておりますが、原委員の時間もちょっといただいて続けて質問しますけれども、私がお聞きをしたのは、一般的な話をしているのではなくて、環境アセス法によることでなくて、あそこの、あの地域の海域の自然がいかに豊かで大切なものかという調査を環境省はやるべきではな...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、上関の原発計画もこれから準備段階に入るようでありますから、もう時間的にありませんから、一般的な調査でなくて、緊急にあの地域を早く調査を、あそこからでも始めていただくことを要望して、私の質問を終わります。
05月25日第151回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合を代表しまして、社民党のフロン回収・破壊法にかかわる意見を申し上げたいと思います。  フロンの回収・破壊法をつくるに当たってまず大事にしたいことは、何よりも拡大生産者責任の原則を明確にすべきだというふうに考えております。これからのさまざまな...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  フロン回収・破壊法に対し、社会民主党・市民連合を代表して意見を申し上げたいと思います。  今回の同法は、フロンによるオゾン層の破壊や地球温暖化など地球環境への大きな影響を考えると、どうしても先送りすることのできない緊急な課...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  私は、まず最初に、憲法調査会のあり方について意見を申し上げたいと思います。  私が言うまでもなく、憲法調査会の設置趣旨は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うこととなっております。私たち社民党は、これまでもこの...全文を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  きょうは、十人の陳述人の皆さん、大変ありがとうございます。  私、この神戸に参りまして、大震災の被災のことはもちろんでありますけれども、戦争中における神戸大空襲というものを一緒に思い起こすわけであります。私自身...全文を見る
○金子(哲)委員 浦部先生にお聞きをしたいんですけれども、自衛権の問題、先ほどもうお話をいただいておりますので聞きにくいのでありますけれども、先ほどのお話の中で、私は、日本の平和にとってアジアの地域は非常に大事だと思います。その中で、残念なことですけれども、今の日本の政策、方向は...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
06月14日第151回国会 衆議院 本会議 第39号
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○金子哲夫君 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の地方教育行政法、学校教育法、社会教育法の一部改正案、いわゆる教育改革関連三法案及び関連修正案に反対する立場から討論を行います。(拍手)  反対討論に入る前に、去る八日、大阪教育大学附属池田小学校で起きた事件によって、犠牲と...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 環境委員会 第15号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  先ほど来話を伺いまして、私も質問したいことの幾つかが質問に出たわけですけれども、やはり総量規制といいますか、全体の車の量を規制していくということが一番大事だと思い...全文を見る
○金子(哲)委員 それと同時に、物流の改革といいますか、特に配送、集荷の場合はなかなか難しい問題が、企業間の競争があると思いますけれども、配送あたりについては、ターミナルから配送専門の例えば業者を出すとかすれば、同じルートに同じ配送の車が走っているというようなこともかなり改善でき...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、地域拡大の問題が出ておりまして、おっしゃられるように、小さな地域とかすべてを、安藤参考人はもう日本全国でやったらどうかという御意見だったのですけれども、今例えば委員会の中などで出ておりますのは、今度指定をされている地域に加えて政令指定都市も加えてはどう...全文を見る
○金子(哲)委員 安藤参考人にお伺いしたいのですけれども、単体規制だけでは不十分だということでお話しをいただきました。しかし、やはり一方で単体規制というようなものを強化していくということになると思います。  先ほどの岡田参考人のお話の中にアメリカなどの例が出てまいりましたけれど...全文を見る
○金子(哲)委員 最後の質問になりますけれども、先ほどお伺いしたところで安藤参考人にもう一度お伺いしたいのです。  地域拡大の問題でお伺いをしたのですけれども、今お二人の参考人からは、必ずしも政令都市ということではそういうふうに限って考えなくてもいいのではないかというお話をいた...全文を見る
○金子(哲)委員 長時間にわたりましてありがとうございました。
06月15日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  最初に、この法案の質問に入ります前に、厚生労働大臣に一つお尋ねをしたいと思います。  私どもは、六月一日の在外被爆者の大阪地裁判決に対して控訴を断念していただくように思いを強く持っておりましたけれども、本日、残念な...全文を見る
○金子(哲)委員 大臣が今回の決断をされるまで大変苦労されて、きょうの決断がされたと思いますけれども、私が申し上げるまでもなく、大臣自身が一番よく御承知のとおり、被爆者の皆さんが高齢化をされている。そしてまた一方で、先ほどの答弁の中にもありましたように、七四年の局長通達一本で、在...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそのことを、ぜひ在外の被爆者の皆さんの長い思いにこたえていただくように、重ねて要望させていただきたいと思います。  さて、今回提案されております法案にかかわって、これから残された時間で質問させていただきたいと思います。  まず第一に御質問申し上げたいのは...全文を見る
○金子(哲)委員 今東京の例が出ましたけれども、地方に参りますと、各県はほとんど一委員会三名構成ということになりますから、その中でもぜひ十分にその点については配慮していただきますように、要望しておきたいと思います。  続いて、私は、今回の個別労働関係の紛争調停にかかわっては、一...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひその点をお願いしたいと思います。  それから、今回、総合労働相談員という人たちが設けられるわけでありますけれども、これはいろいろなさまざまな経験を持っていらっしゃる方がなられると思うのですが、公正な立場でこれを見ていくということは当然なことでありますけれど...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ、次の質問とも関連しますけれども、当然のこととして総合労働相談員の執務要領等が作成されていくと考えますけれども、先ほど何度も繰り返して、私、一番そこが気になるものですから、何度も何度も繰り返すようですけれども、本当に相手に親身になって、いわばそれは法律でこう...全文を見る
○金子(哲)委員 先ほど申し上げました、その相談の際に、例えば法律や判例に照らして明白に違反行為を事業者が行っているような場合が当然あると思います。なかなか最近はそういうことが多くなっておりまして、残念なことですけれども、サービス残業の問題も含めてそうでありますけれども、非常に多...全文を見る
○金子(哲)委員 最後に大臣にお伺いしたいと思いますが、先ほどから私はしつこく当事者の皆さんの問題を申し上げておりますけれども、まさに、今回これが本当に機能するかどうかというのは、パートの皆さんや相談に来られる短期の臨時雇の皆さんなど、大変弱い立場にいらっしゃる人たちの相談に対し...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。以上で質問を終わります。      ————◇—————
06月22日第151回国会 衆議院 環境委員会 第16号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  大臣は大変お疲れのようだとお伺いしておりますので、あすからアメリカ、ヨーロッパへお立ちになるようですけれども、ぜひ健康に留意をされて、しっかり成果をおさめていただきたいということをまず冒頭に申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○金子(哲)委員 日本の立場というのはどのようなお考えか、もう一度お伺いしますけれども、私は、日本に対して、この京都議定書の発効のために、こういう条件も含めて提示するからぜひ批准して加わってほしいというメッセージだというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがですか。
○金子(哲)委員 次に、先ほども委員から質問がありましたが、こうした中で、国内にあって、経団連が六月十五日に談話を発表しております。  先ほど大臣は、その中にはアメリカを引き続き説得するようにということが言われているということをおっしゃいましたけれども、同時に言われておりますの...全文を見る
○金子(哲)委員 私が言いたかったのは、その経団連の発表というのは「国民の一部に」という、大多数は、もしアメリカが京都議定書に参加しなくても日本は批准をすべきだという声の方が圧倒的に多いわけで、そういうことに対して、そういう「国民の一部」というようなことでとらえている中でそういう...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、この地球温暖化防止のために日本が進めていく政策の中で経済界が占める役割というのは非常に大きいわけでして、その意味では、やはり経済界の方針なり計画なりというのは非常に大きな役割があるので、私はあえてそのことを、言われたように一般的に国民の多様な意見...全文を見る
○金子(哲)委員 アメリカが大事なことは私たちも同じ認識は持っているんです。京都議定書を日本が早く批准する方針を決定すべきだと言っていますけれども、同時に、アメリカが重要なことはお互いが認識をしているわけでして、だから国会決議でも戻すようにということを言っているわけです。  し...全文を見る
○金子(哲)委員 全く同じことを繰り返されているだけだと思うんですよ。私は、大臣はどういう決意なのかということを聞いているだけであって、例えば、この来週からの準備会にしても、日本が批准をするということを前提にして会議に臨めば、アメリカに対してはより新しい提案もできるんじゃないです...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。  ということは、発効さすということですから批准するということですね。そのことを確認して終わりにします。ありがとうございました。
10月11日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  今回の派遣委員の一人として幾つかの感想を述べさせていただきたいと思います。会長の報告や、今一緒に参加をしました皆さんとダブる点もあるかもわかりませんけれども、私自身の感想でありますので、お話をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
10月25日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  まず最初に、国連の本来のあり方といいますか、国連が目指しているもの、そして私は、それは日本国憲法とつながるものであるというふうに考えておりますけれども、先生の少し古い論文ですけれども、九八年十二月「国際問題」にお...全文を見る
○金子(哲)委員 順序の問題は別にしても、目標とする理念、その点については私は同じだというふうに思いますので、その点については、きっと先生も理念については否定をされないというふうに思いますので、先に質問を進めさせていただきたいと思います。  そういう上に立ちますと、きょうも安全...全文を見る
○金子(哲)委員 私は、その際であっても、各国の基本法というのは、憲法なり、憲法がないところでは基本法とも言われておりますけれども、結局のところ、それは確かに国際的な問題であったとしても、対応については各国の憲法の範囲といいますか、ここに規定をされていくことは当然のことだというふ...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  時間ですので終わりますけれども、今お話があったように、アメリカは核問題については非常に慎重な対応だと思いますけれども、日本の政府では、これはマスコミの報道するところですから正確な情報かどうかわかりませんが、制裁問題について方針を変更...全文を見る
11月08日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  幾つか御質問をさせていただきたいと思いますが、用意したものの中でもう既に出たものもございますので、それを除いて質問したいと思います。  最初に、先生の話の中で、総理とその他の大臣との関係についてお話しになりまし...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  もう一つお伺いしたいのは、内閣が行政に取り込まれているという、表現は別にしましても、実態上、非常に行政の側の力が強い。私も、在外被爆者に援護法を適用させようということで取り組んでおりますけれども、大臣がかなりその強い意向を示されても...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、きょうのお話の中にはほんの一言触れられた問題なんですけれども、住民投票の問題についてちょっとお伺いしたいと思います。  憲法の中で規定されている住民投票というのは、第九十五条で、その特定の地域にかかわる法律が制定される場合には住民投票によって最終的に...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  住民投票、いずれにしても、できるだけ住民の声、国民の声がしっかりと反映をしていくことが議会制度の中心にならなければならないと思いますので、私もその点を望むわけですけれども、実際に起こっている問題は、往々にして必ずしも十分にそれが反映...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  日本・パキスタン投資協定にかかわって、日本の核政策の問題について、幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず最初にお尋ねをしますけれども、昨年の五月に行われたNPT再検討会議では、保有核兵器の完全廃絶を達成する明...全文を見る
○金子(哲)委員 私がこれからお尋ねしたいこともお答えをいただきましたけれども。  今お話に出ましたけれども、明確な約束について、確かにことしの国連決議の中にも書かれております。しかし、昨年の国連決議では、前文で明確にその重要性というものを認識して、そのために前進させるための各...全文を見る
○金子(哲)委員 今副大臣、答弁がありましたように、全く後退をしておりますね。先ほど私が申し上げたとおり、決議案の中身。そして、それはなぜか。  アメリカの賛成、もしくは、少なくとも棄権どまりにさせたい。そのために、今アメリカが一方的に、CTBTの発効に対しても、自国はやらない...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、唯一の被爆国とよく日本政府は言いますけれども、説得力が全くないじゃないですか。  しかも、今回の決議では、先ほど私が申し上げました明確な約束というものが前文から主文の中に格下げをされたことに対して、昨年の五月のNPT再検討会議で非常に重要な役割を果た...全文を見る
○金子(哲)委員 今副大臣は、新アジェンダ連合とも協力をしたい、棄権に回られたと。だけれども、副大臣はなぜ新アジェンダ連合が棄権に回ったかということが全然ないですね。もし本当に強力な、明確な約束も明確にしながら国連決議を出したとしたら、新アジェンダ連合は私は賛成したと思いますよ。...全文を見る
○金子(哲)委員 それは、副大臣の発言としては、私は絶対認めることはできないと思うんです。それは、議案を提案してから採決までの時間があって、この間、国連において日本の代表部も積極的に新アジェンダ連合と接触をして協力を求めたんじゃないですか。その際に、なぜ賛成できないかという意思表...全文を見る
○金子(哲)委員 では、理由をはっきりしてください。
○金子(哲)委員 今回の国連におけるこの決議にかかわっては、新アジェンダ連合からも日本の核政策に対して非常に厳しい批判が起こり、そしてアメリカからは反対という態度で意思表示が行われて、私は、今後の日本の核政策の推進に当たって非常に大きなマイナス点を今回の国連決議の中では行ったとい...全文を見る
○金子(哲)委員 大臣のお話の中に、私はごまかしが一つあると思うんですよ。核実験のモラトリアムということと核不拡散ということは、全く違う問題ですね。核不拡散というのは新しい核保有国をつくらせないということでしょう。だけれども、現に、インドもパキスタンも核兵器を保有したままでしょう...全文を見る
○金子(哲)委員 残念でしたという問題じゃないでしょう。具体的にパキスタンとインドの核政策にかかわる経済制裁を解除するかどうかという問題だから、インドとパキスタンの核政策を見て、その上で判断するというのが一番当たり前の考え方じゃないですか。その核政策について、日本政府が核不拡散も...全文を見る
○金子(哲)委員 答弁が長くなったのであれですけれども、最後に、もう質問ではありません。  今おっしゃったように、官房長官談話の、核不拡散の状況が大きく変化している、十一月五日の国連決議の採決の際のインドのとった態度というのは重要な判断材料だということを申し上げて、終わります。
11月20日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  雇用対策臨時特例法案にかかわって、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、先般の金曜日の本会議でも、私どもの代表が、小泉総理の七百万人求人発言の根拠について質問をしましたけれども、明快な答えが明らか...全文を見る
○金子(哲)委員 その七百万という数字が、小泉総理がよく使われるわけですけれども、今お話があったように新規の求人ということであれば、一つの例ですが、職安に出して三カ月求職と応募がなかったという場合にはまた再度出すわけですから、積み立てていくということになって、実際上の今の雇用の状...全文を見る
○金子(哲)委員 この質問だけで時間をとるわけにいきませんけれども、そこのところの認識が、こういう七百万、今おっしゃったように新しい求人はもちろん出てきますよ、出てきますけれども、今の大事なことは、今の雇用状況、リストラによってこれだけの大量な失業者が出て、しかも求人数も減ってい...全文を見る
○金子(哲)委員 賃金の問題というのは、今ワークシェアリングの問題も論議になっておりますが、現実的な問題として、やはりこれまでの給与に対して余りにも低過ぎるところでの生活再建というのはできないというところでミスマッチがあるということになります。  そしてまたもう一つは、これは質...全文を見る
○金子(哲)委員 これは、ちょっと時間のこともありますので要望だけしておきますけれども、私もハローワークに行って、非常にたくさんの人がいらっしゃって、実はプライバシーの問題ですね。  相談窓口の受付ということで、もうほとんど距離なしで、隣ともひっつく感じで相談を受けていらっしゃ...全文を見る
○金子(哲)委員 例えば、今回、一年コースを考えようというようなことで、実際には再度利用できて最長二年間というようなことが言われておりますが、現実的にはまだ一年コースというのはないわけで、これから検討されることになると思います、時間がないので中身を聞きませんけれども。そういう際に...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  次に、今、大企業のリストラも大変ですけれども、実際にもっと大変なのは中小に働いていらっしゃる皆さんだと思います。リストラ募集もない、突然として会社が倒産をするという状況の中で、例えば今回、融資制度の改善ということ...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひやはり、金融機関のような強いところだけが取り逃げをするというような、そして最後に労働者だけがもらうものももらえなくなるというようなことがないように、やはり一番困るのはその賃金のみで生活している労働者ですから、ぜひその点について、法制度の際に厚生労働省としてし...全文を見る
○金子(哲)委員 全く不満ですけれども。義務化をしてくれというのに努力義務で、今までも指導されていたと思うんですけれども、実効はさっき言いましたようにたった二割という状況ですから。そして、今のような深刻な労働情勢になっただけに、今このことが余計重要になってきているわけで、景気のい...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  質問の通告をいたしておりませんけれども、実は、昨日韓国の方から電話が入りまして、先般、私ども韓国を訪問した際お会いをしました被爆者の皆さんからのお電話でありました。大臣が設置をされた在外被爆者の問題に関する検討会も十...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題については、大臣に対してもいろいろと要望、申し入れも既に何度かさせていただいておりますので、趣旨についてはもう大臣もよく御承知のとおりでありますし、今お話がありましたように、在外被爆者を今のままで置いてはならないというのはもう大臣もそのお考えのようであり...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひいい結論が出る方向で大臣の力を発揮していただきますように要望して、この問題についての質問を終わりたいと思います。  それでは、先回の質問の際にも若干お伺いしておりますが、今回の法案の中の職業訓練の問題について実はお伺いをしたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○金子(哲)委員 今努力されているということはよくわかりますし、新しいコースをつくるということですが、ちょっと余り全体の幅が、今大学、大学院とかが中心のようにおっしゃっておりましたけれども、例えば、これは難しいかもわかりませんけれども、ポリテクセンターなども今半年コースだけが最長...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ、この職業訓練についてはさらに充実を図っていただきたいということを要望しておきたいと思います。  次に、これは二十四日の毎日新聞にも掲載されておりますけれども、これから社員を減らす企業は六割もあるということが企業アンケートによって出されております。結局のと...全文を見る
○金子(哲)委員 企業も生き残らなければなりませんけれども、労働者とその家族も生き残らなければならない。毎年三万人を超える自殺者が出て、しかも中高年の自殺者が一〇%も増大するような社会は、これは異常なんですよ。  企業の生き残りも必要だけれども、まず働く人、とりわけ厚生労働省に...全文を見る
○金子(哲)委員 全体として今三百万を超える失業者の中で五万人。私はそういうことで拡大するとは思っておりませんけれども。  先ほども質問がありましたけれども、この派遣労働の延長というものが、結局のところ、派遣労働がもともと一年間で規制をされていた事情というのは、これは不安定労働...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  憲法裁判所にかかわるいろいろなお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  最初に、私の聞き方が悪いのかもわかりませんのでお聞きをしたいと思いますけれども、憲法裁判所をつくっていく方向性、また、現在の憲法の...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  先ほど先生の提案された制度の中で、裁判官をどう選ぶかという制度の問題が非常に重要だというお話がありまして、私もそのとおりだと思うんです。としてみますと、現行の裁判官の任命の制度、そのこと自身にも大きな欠陥がある、そのことも違憲審査を...全文を見る
○金子(哲)委員 先生のお話のとおりで、私もこの違憲審査というものがもっと進んだ方がいいと思いますし、今のシステムでいろいろ矛盾があるとすれば、改善をしてどうしていくかということで先生の一つの提起であります。  といいますのも、ことしの憲法調査会の調査に私も一緒に海外に行かせて...全文を見る
○金子(哲)委員 そのことと関連して、資料の八ページの「憲法異議」のところに、最後に括弧書きで、「裁判上の救済手段を尽くしていることが前提」ということがちょっと書かれております。その意味はどういうことなんでしょうか。
○金子(哲)委員 ちょっと話があれなんですけれども、先般いただきました資料の中に「法学新報」の第百三号のコピーが入っておりまして、その中で、「職業裁判官による違憲審査行使の活性化の可能性」というところに奥平先生の発言を引用されまして、市民参加型の憲法の実現にとって、より適切な現行...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  いずれにしても、憲法判断ということについては、例えば今回の自衛隊派遣の問題にしても、ある種焦眉の急の問題もあると思うんですね。その際に、やはり迅速なことというのは結構求められると思うんです。そういう問題については、憲法裁判、今度のシ...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
○金子(哲)委員 田口さんにお伺いをしたいのです。  今回のテロ特措法及びその関連として三法案が国会に上程されて衆参通過したわけですけれども、審議時間の問題ももちろんでありますけれども、憲法とのかかわりにおいて、私は、余りにもこのことが無視されてこの法案審議が進んでいったのでは...全文を見る
○金子(哲)委員 川畑さんにお伺いをしたいのですけれども、私は、まず川畑さんのお話を聞いて、特に命のとうとさということをおっしゃいました。個人的な問題でありますけれども、私自身が名刺の表に命とうとしという言葉を印刷させていただいておりますけれども、何よりも、政治もすべてにかかわっ...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございます。まさに日本が果たすべき国際貢献、さまざま言われておりますけれども、おっしゃるとおり、もっと果たすべき役割は十分広い場所にあるはずですので、そういう意味では、核兵器廃絶などに果たすべき役割はもっと重要視されなければいけないのではないかというふ...全文を見る
○金子(哲)委員 私に若干意見はありますけれども、きょうは交換する場ではありませんので、私が一方的に申し上げるのは大変失礼なので申し上げません。  最後に、加藤さんにお伺いをしたいと思います。  今の野原さんのお話ともかかわりがあるのですけれども、最近、残念なことですけれども...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。終わります。
12月04日第153回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。幾つかの問題についてお伺いをしたいと思います。  最初に、十一月の二十九日に、先般の通常国会で成立をしましたフロンの回収・破壊法に関して、その費用徴収をめぐって中環審、産構審の合同会議が行われて、マスコミの報道によります...全文を見る
○金子(哲)委員 言われるとおりディーラーの対策というのは重要だと思いますけれども、例えば、引き取り業者が中古車販売とかそういう業者の場合にはかなり指導ができると思うんですけれども、ユーザーが直接廃車をする場合、そういう場合の問題がこの問題の中では率直に言ってクリアできないと思う...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題だけで余り時間はとれないんですけれども、結局、これからの約一年半、言われるように一年半になるか、実際に自動車リサイクル法がどのような形で成立するかという問題がありますから期間が延びるかもわかりませんけれども、その間に予想される廃車になる車としては、やはり...全文を見る
○金子(哲)委員 この解体の際、能勢でも問題になったんですけれども、解体作業従事者の問題があります。  現に動いている、使用されている焼却場の問題もありますので厚生労働省にちょっとお伺いしたいんですけれども、労働安全衛生法が改正をされておりますけれども、その中で作業環境測定とい...全文を見る
○金子(哲)委員 今、第三管理区分の問題については、指導、またそういうことをやっていくということでありました。  解体の問題のみならず、現在運転している際の清掃の問題というのもあるわけですから、その点についてもぜひ実態をきっちりと把握していただいて、私どもが聞いている中では、エ...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひその点よろしくお願いをしたいと思います。  それで、この解体、改修が行われれば、当然のことですけれども、ダイオキシン汚染物といいますか、そういったものが出てくることになると思いますが、それはどのように処理し、どのように管理されているのでしょうか。
○金子(哲)委員 廃棄物として処理しているから解体業者にすべて任せているということになると思いますけれども、特に自治体から出ている、そもそも高濃度でダイオキシンを排出するということがあって解体を進めているわけですから、その後の取り扱いも含めて、それから処分方法も含めて、より適正な...全文を見る
○金子(哲)委員 だから、それはもうきちっと指導はされているわけですね。作業マニュアルか何か、きっちりとしたものは……。
○金子(哲)委員 ちょっとそのことでお聞きをしたいのですけれども、実は、きのうの毎日新聞の夕刊、これは質問通告を出しておりませんけれども、茨城県の神栖町の民有地にダイオキシン類が含まれていると見られる焼却灰の加工品が放置されているという問題が新聞に掲載されているのです。先ほど私が...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、もうしようがないということになるわけですね。  私がこの問題と兼ねて質問しますのは、例えば、廃炉の解体の際に出たそういう汚染物の処理が最終的にきちっとできていないというような問題が発生したときは、もちろんそれを受けた業者の問題ということになると思いま...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がありませんので余りこれは長く質問できませんけれども、ただ、これから焼却炉が非常に多く解体をされるということにかかわって、とりわけダイオキシンの問題とのかかわりの中で、その汚染物も含めて廃棄物になるというときに、もちろん自治体と解体業者との関係がしっかりして...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、最後の質問をさせていただきたいと思います。  この間、環境省を中心にして、ジュゴンと藻場の広域的調査手法検討会というのが開催をされたということをお聞きいたしておりますけれども、今、普天間の代替地の問題で一つの候補地になっております辺野古を中心にしてジ...全文を見る
○金子(哲)委員 終わりますけれども、ジュゴンは少数の希少動物ということになっておりますから、基地問題も重要な課題でありますけれども、自然保護という立場から、ぜひ、できるだけそういう側面に沿った検討を早急に行っていただきたいということを要望して、質問を終わります。ありがとうござい...全文を見る
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。私は、憲法をめぐる現状と本調査会の今後の進め方について、十分間で意見を述べます。  まず最初に私が申し上げたいことは、自明のことですけれども、法治国家日本にあって、憲法は最高法規であり、そうあるべきだということであります。し...全文を見る