金子哲夫

かねこてつお



当選回数回

金子哲夫の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子哲夫です。  幾つかお聞きをしたいこともありましたけれども、ちょっとダブっておりますので。  基本的人権ということについては、憲法の九十七条に、これまでの歴史の過程の中で生まれてきて、そしてまた、これは国民に対して永久の権利として信託された...全文を見る
○金子(哲)小委員 私はちょっと理解が不十分かもわかりませんけれども、そういう自由というか自由競争とか、そういうことがすべてこの憲法によって抑制されているということではないというふうに思うのですね。人間の尊厳を守るための最低の権利というものを保障していこう。特に、国家対個人の関係...全文を見る
○金子(哲)小委員 それはそのとおりだと思いますよ。社会の状況の中で、先ほどインターネットのお話も出ましたけれども、社会が発展していく段階で、そういうことも社会的な問題として考えなきゃいけないというふうに思うんですけれども、とりあえずそれはおきまして、もう一点質問させていただきた...全文を見る
○金子(哲)小委員 時間になりましたので、ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  私は、先ほどの質問の中でも何度か申し上げましたけれども、憲法に規定をされている基本的人権というのは、憲法そのものは国家の最高法規ですけれども、別に最高のすべてを決めている中身ではないというふうに思っています。  つまりは、最低これ...全文を見る
02月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  幾つか、ちょっと違う角度かもわかりませんけれども、私は二〇〇〇年の六月の選挙で初当選したのですけれども、それまで国会の外におりまして、特に九〇年代、連立の時代になって、いわば連立の組みかえが選挙を経ずに起こるということは、国民の目か...全文を見る
○金子(哲)小委員 その際、一つ、先生の国民内閣制の考えをもっと発展さすとすれば、例えば選挙のときに、ある程度、首相候補といいますか、そういうものを各党が示さなきゃいけないということになってくると思うんです。ただ、そのときに、今の連立の時代のような場合になりますと、各党が出すとい...全文を見る
○金子(哲)小委員 少し角度を変えたことでお聞きをしたいのですけれども、選挙制度の問題で、少数意見をどう尊重していくかという問題があると思います。先生がおっしゃいましたように、民主主義というのは、最終的には多数決によって事を決するということになると思いますけれども、同時に、少数者...全文を見る
○金子(哲)小委員 では、最後に、短くですけれども、憲法の五十一条に、議員の発言、評決の無答責ということがうたわれております。これで、院外で責任は問われないということになっておりますけれども、例えば党内におけるさまざまな問題、役員の解任であるとかそういった問題は、先生のお考えで結...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  私、ちょっと違う角度かもわかりませんけれども、今我々を取り巻いている状況の中で、例えば投票率が非常に低い問題、このことは、一体憲法の定めた制度上の問題だろうか。それからまた、今お話がありました、民主主義国家としてみずからがつくった憲...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○金子哲夫君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました予算委員長津島雄二君解任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  津島委員長は、一月二十一日の就任に際し、「国の基本政策、経済政策、雇用政策あるいは福祉政策の面において、我が国が一つの岐路...全文を見る
03月12日第154回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  最後の質問者ということになりますので、これまで出ました問題も少しダブるかもわかりませんけれども、お聞きをしたいと思います。  けさほど、そして午後もそうですけれども、地球温暖化防止にかかわる問題で、米国時間で二月の十四日、...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。  それじゃ、十八日の日米首脳会談で、小泉首相も同様に、この米国の新提案というのは建設的だという評価をされておりますが、それは日米外交儀礼上のお話で、中身については、小泉総理も、今、環境大臣と同じ認識をお持ちだというふうに理解していいわけですか。
○金子(哲)委員 であれば、今言われたことではちょっと問題があると思うんですよ。  でも、マスコミを通じて流れていることは、建設的だと小泉総理が評価をしたということが流れているわけですよね。そうであれば、これはもう京都議定書の問題、評価をしたということしかないわけであって、です...全文を見る
○金子(哲)委員 大臣のその見解は理解をします。  ただ、この問題については、この間、昨年のこの環境委員会でも、当時の川口環境大臣が大変苦労されている中でいろいろ論議がありました中でも、米国が四分の一のCO2の排出量を持っているということであれば、本来、京都議定書の枠組みの中に...全文を見る
○金子(哲)委員 大臣が北方領土のお話を例えに出されましたけれども、私はもちろん、北方領土の返還ということは国民的な最大の課題として今全力を挙げて取り組んでおられるということはもちろんですし、私どももそのとおりですけれども、しかし、この地球温暖化の問題というのは、ただ二国間の問題...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、次の問題に移りたいと思います。  地球温暖化の対策の問題は、今回、京都議定書の批准もしなければいけないということも含めて、ことしの非常に大きな課題ということで、大臣の所信の中にも第一番の項目の中にそのことが提起をされておりますけれども、今度出される法...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、ちょっと具体的なこと、当面することで具体的なことで、そのことと絡めましてお伺いをしたいんです。  きょうの午後にも最初に質問の中に出てまいりましたけれども、いわゆる新エネルギー法というものが近々閣議決定されるということで、今準備をされているというふう...全文を見る
○金子(哲)委員 きょうの質問にもありましたけれども、本来、我々、私どもも議員懇談会に入らせていただいておりますけれども、自然エネルギーをどう活用していくかということもかなり大きな眼目としてこれまで動いてきたと思うんですけれども、今回の新エネルギー法の中では、確かに、きょうも答弁...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、そこが大事だと思うんですよ。  コストの話だけされれば、おっしゃるとおりだと思いますよ。それで、今大臣もおっしゃったように、ごみは少量化しようとおっしゃっていますけれども、もしこのまま、きょうの午前中の話、前の討論の中でも出てきましたけれども、コストの話...全文を見る
○金子(哲)委員 もう大臣がおっしゃられるとおりで、まさに経済産業省のかわりに発言されているとしか思えない。やはり環境省に、環境に優しいエネルギー、クリーンなエネルギーをどうして育てていくのかということがなければならないと思うのですよ。今回の法律は、そのことももともと、国会の中に...全文を見る
○金子(哲)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、いずれにしても、二〇一〇年を目標にして示されている数字を見る限りは、廃棄物の焼却利用が圧倒的な地位を占めているのに間違いないんですよ、幾らおっしゃっても。結局のところ、新エネルギーといったって、そこしか目がいっていないと...全文を見る
○金子(哲)委員 時間になりました。ありがとうございました。
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  私、原子力災害防災について幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。東海村のジェー・シー・オー事故が起きて以降、国としても新しい原子力災害対策特別措置法も施行されて、新しく改定をされて、そしてまた、国の主催による防災...全文を見る
○金子(哲)委員 ジェー・シー・オー事故以降、国が責任を持って対応するということで、国の責任も明確になっておりますけれども、やはり一番重要なのは、自治体の役割というもの、特に住民の生命財産を直接守る自治体の役割、初動操作の中でどれだけ自治体が機能するかということは重要だと思います...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、情報が、最近でも原子力発電所で事故が起きて、なかなか情報が市町村に伝わらないということも多々あるわけですけれども、情報が市町村、自治体にできるだけ早く的確に伝わることがまず第一で、そしてそれに対して、住民の避難も含めて、そういうことが自治体の権限...全文を見る
○金子(哲)委員 今のお話の中で、例えば原子炉による事故が発生したという場合には、例えばその原子炉の状況についてもモニタリングできるようなシステムになっているわけですね。  そのことの確認と、それからもう一つは、気密性の問題はどれぐらい保護されていますか。そこの部屋が大体、気密...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、次のことをお聞きしたいんですけれども、この新しい基本法に基づいて、一昨年は島根、これは私の生まれ故郷ですけれども、島根で、松江を中心にして防災訓練が行われたと。それで、まず第一番目に、その防災訓練が行われたときに、当時お見えになった坂本通産政務次官は、...全文を見る
○金子(哲)委員 そういうことを聞いているわけじゃないでしょう。現場に行った国の、政府の責任者が、原発の事故はどうせ起きないんだ、安全の確認のためだけやるから、まあ安心してやってくださいというようなことで訓練することがいいのかということを言っているんで、そんなの、質問に全然答えて...全文を見る
○金子(哲)委員 私が指摘したかったのは、結局は、国は、ジェー・シー・オーの事故が起きて、しようがないと言ったら変ですけれども、防災にかかわる問題について、法律も整備をして強化をしたと。だけれども、一方では、どうせ事故は起きないんだと、今、大臣もおっしゃったように、起きない、だか...全文を見る
○金子(哲)委員 今あなたがおっしゃったとおり、本当は安全だと、だけれども、想定できなかったときということになれば、逆に、そういう事故が起きたときはかなり大惨事も想定しなきゃいけないわけですよね。そうであれば、十キロ圏というのが妥当かどうかということがあるわけでしょう。  例え...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題でもうこれ以上長くは、時間がありませんので、もう一つ大事なことをお聞きしたいと思います。ジェー・シー・オーの事故でも、今もいろいろ論争になっておりますけれども、住民の被曝という問題があると思うんですよね。  それで、住民被曝、住民を安全にということです...全文を見る
○金子(哲)委員 そんなことを聞いているわけじゃない。そういうことを聞いているわけじゃないです。  どこの箇所で何カ所ぐらい、オフサイトに一個あったってどうにもならないじゃないですか、避難していくんだから。どこにあるかと。避難場所とかそういうところにも設置するんですかということ...全文を見る
○金子(哲)委員 一カ所の原子炉、事故が起こるのは一カ所であって、二十一というのは各原子炉のサイトでしょう。一カ所の事故が起きたときにどういうふうに臨時に測定場所を設けるかということを聞いているので、そんな二十一カ所の話を聞いているわけじゃないですよ。  ということは、一カ所し...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がなくなったので、もう終わりますけれども、大臣、今の答弁は全然関係ないことなんですよ。ジェー・シー・オーの被曝者のことを私は聞いたのではなくて、事故が発生をしたときに、もし万が一被曝者が、私は出ない方がいいと思いますけれども、万が一被曝者が出たときには、その...全文を見る
03月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  いろいろお話をお伺いして、外国人の人権にかかわる問題は、政治の場で解決すべき点、それから解決できる権利というものが非常に幅広いということが、先生の先ほどのお話では、憲法上の問題というよりも、そういう法律によって、国...全文を見る
○金子(哲)小委員 それから、今、参政権の問題で帰化という問題がありまして、先生は端的に帰化をすればいいのではないか、特に永住外国人の場合ということであります。それも一つの方法だと思いますけれども、私は、今の、これは法律の制度だけではないと思いますけれども、日本の全体のありようと...全文を見る
○金子(哲)小委員 これまた政治のことだと先生にお答えされるような質問になると思いますけれども、いわば難民の問題なんです。  私も実は東日本の入管センターに行ったんですけれども、入国が認められないということで、国外退去を求められてあそこにいる人たち、あそこの入管センターそのもの...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  私は、まず、きょうの先生のお話を聞きまして、政治の課題、特に外国人の人権ということに関しては政治的な課題が大きいということを感じたわけですけれども、その点でいいますと、日本の場合には、政治が本当にそうした課題にこたえてきたのかという...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第2号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうのお話は、私にとっては新しい話なものですから、幾つか疑問な点についてお伺いをしたいと思います。  最初に、シンガポールの問題、きょう事務局からいただいた資料の中にも、シンガポールとの新しい協定の中で、意義と...全文を見る
○金子(哲)小委員 次に、ちょうどシンガポールの協定が国会でも俎上に上るということがあるのでちょっとお伺いしたいんですけれども、参考人のお話では、自由貿易協定から関税協定、共同市場とかずっとあるということですけれども、今回の中身でいえば、資本の移動とかそういったこともある程度含ま...全文を見る
○金子(哲)小委員 全体として確かにおっしゃるとおりで、資本はより効率性を求めて進出していくということになりますけれども、しかし、現実には、そのことによって、国内における今の雇用の問題とか深刻な問題もあるわけでして、そうしますと、そういった保護というか、そういう雇用の場から見ると...全文を見る
○金子(哲)小委員 どうもありがとうございました。  それと私は、例えば、国家の安全保障の問題とかそういったことが今いろいろ論じられておりますけれども、自由貿易協定や地域経済統合といいますか、EUもそうなんですけれども、そのことは安全保障上から考えると非常に重要な柱ではないか。...全文を見る
○金子(哲)小委員 もう時間がないようですので、先ほどもお話が出ましたように、日本の場合は、農産物との関係が非常に重要な問題になってくると思うんです。食料の側からの安全保障ということも考えてみても、先ほどの質問でも、幾つかの品目をということで、なかなか難しいお答えということだった...全文を見る
○金子(哲)小委員 金子ですけれども、私は、きょうの話を聞いて、やはりアジアとの関係ということが、非常に経済問題も含めて重要になってきている。今まで、今もまだそうなんですけれども、日米間というものが非常に重視されてきた時代から、アジアとの関係をどうつくり上げていくかということがも...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 環境委員会 第6号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、大変ありがとうございます。  早速質問に移らせていただきますけれども、最初に村岡参考人にお伺いしたいんです。  先ほどの質疑の中にも出てまいりましたけれども、汚染地域の土壌の移動、土の...全文を見る
○金子(哲)委員 ちょっとこだわって聞くようで申しわけないんですけれども、今、その指定をされた地域からの土壌は移動はしないということは、どこをどう読めばそういうことになるんでしょうか。そのことについては、法律上は形状変更ということは認めているわけでして、土地の移動ということは、汚...全文を見る
○金子(哲)委員 ということは、当然その形質変更の届け出の中には、土地の移動、もし土壌を移動するようなことがあれば、その届け出の中に明確に記載されるべきだということでいいわけですね。
○金子(哲)委員 それから、今度は加藤参考人にお伺いしたいんです。  先ほど土地のいろいろ評価の問題とかありました。私ども、先般の委員会の質問でも同僚の委員から質問しましたけれども、土地の登記簿へのこの情報の記載ということ、これからの土地の売買にとっては非常に重要な要件になると...全文を見る
○金子(哲)委員 大塚参考人にお伺いしたいんですけれども、レジュメをいただいた中で、浄化措置がなされた場合の指定の解除ということで、これは指定解除すべきであるということを先ほどお話しになったと思いますけれども、浄化措置ということは、完全に、本格的な浄化があって初めてだと思いますけ...全文を見る
○金子(哲)委員 梶野参考人にお伺いしたいんですけれども、今、使用が廃止された土地と健康の危険性のあるものということで対象になっておりますけれども、心配をされるのは、例えば、使用中の土地であっても工場の建てかえとかいろいろなことで形状変更されるような場合、それから、一部がもう停止...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございます。  今お話をお伺いしますと、この法案の方が神奈川の取り組みよりもおくれているんじゃないかということで、もうちょっとやはりこの法案の中で審議を詰めなければいけないんではないかというふうに今お聞きをして思いました。  最後に、村岡参考人にお...全文を見る
○金子(哲)委員 大体時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
04月05日第154回国会 衆議院 環境委員会 第7号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  基本的なことも含めまして幾つか質問したいと思いますけれども、今回の法律の中では、省令、政令に非常にたくさんの部分がゆだねられているという問題と同時に、実施主体というか、命令を出す主体が都道府県知事ということになっておりますか...全文を見る
○金子(哲)委員 今千三百九十二件の汚染事例があるということで、ゼロ件ということで、これは健康被害とか健康被害のおそれはもう全くなかったんですかね、一件も。
○金子(哲)委員 適切な対応がとられているということですけれども、今回の法案も非常に似たような、法案の中身としては、都道府県知事が健康被害及びそのおそれのあるという判断をするという点では非常に似ていると私は思うんですけれども、その点で、結局、浄化命令、措置命令まで行かなかったとい...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題で、余りこの問題だけにこだわることはやめたいと思うんですけれども、問題なことは、結局、汚染源に対しての対策がきっちりととられるかどうかということが問題で、やはり汚染源そのものをなくしていくということが私はきちっとやられていないんではないかということを実は...全文を見る
○金子(哲)委員 では、重ねてお伺いしますけれども、そういう遊休地であって、既にもう廃止がされていて、今、非常に工場閉鎖とかたくさんもう既に出ていますから、そういう土地の場合で、明らかにこういう対象になる物質を扱っていたような工場だということが明確になっているときでも、この調査、...全文を見る
○金子(哲)委員 ということは、三条と四条とで、四条を適用することによって、今遊休地であっても、有害物質を扱っていたような工場の履歴があって、可能性があるとすれば、当然調査命令がかけられるということでいいわけですね。
○金子(哲)委員 そうすると、今お話しになったことは、例えば、そこの工場跡地が——私はなぜしつこくこのことをこだわっているかといいますと、現に今、遊休地はたくさん、工場閉鎖等もあって、地方に行けばあります。そして一方では、地方の行政の自治体なり県は、できるだけ早く誘致をしたい、新...全文を見る
○金子(哲)委員 だから、だれが見ても明らかに同一の基準で、どの県においても同一の基準でこれが適用されるという判断基準を示していただかないと、その県によって運用上に差が出てくるようなことがない基準をぜひ示していただきたい。それをすることによって、もちろんそれより進んだところもある...全文を見る
○金子(哲)委員 重ねてですけれども、結局のところ、今までの問題というのは、こういう土壌汚染の問題などは、大体市町村に住民の方から苦情というかいろいろ申し立てが行っていると思いますけれども、今回は、知事というところに行くだけに、住民との乖離というものがどうしても出てくる、なかなか...全文を見る
○金子(哲)委員 次に、情報公開のことについてお伺いをしたいと思います。  指定区域台帳、調査活動が行われると思いますけれども、その際、指定をされたときには、もう一度確認になりますけれども、少なくともどのようなこととどのようなことがこの台帳の記載事項として記載されるわけですか。
○金子(哲)委員 もう一度確認したいんですが、その中には、調査方法及び調査結果にかかわる生のデータは当然台帳に記載されると思いますが、それでいいんですか。
○金子(哲)委員 情報公開制度があって、情報が公開されるのは当然だということですけれども、調査結果があって初めてその判定ができるわけで、やはりそれは台帳とはリンクして、その調査方法及び調査結果というものがきっちりとリンクされていないと、あなたが言ったときは、情報公開を請求すればや...全文を見る
○金子(哲)委員 つまりは、台帳を見たときには同時に、要求すればそういうデータがすべて見られるという状況を、新たな公開条例に基づいて請求するということでなくて、行けば当然同時にそういうデータも閲覧できるという状態をぜひつくっていただくように強く要望したい。  それからもう一つ、...全文を見る
○金子(哲)委員 しつこく言うようで悪いんですけれども、私が言ったのは、指定区域台帳を閲覧する際には、要求があればそういう生データ、調査方法、調査結果についてもこの際同時に閲覧できるようにしてほしいということを言っているわけで、都道府県の公開条例とかいうことでなくて、それは都道府...全文を見る
○金子(哲)委員 もう何か何度も言うようで悪いんですけれども、その調査結果というのは非常に重要なものなわけでしょう。その調査結果に基づいて判断されるわけだから、その判断するもとのデータが、なぜ指定をされたときの台帳を閲覧するときに同時に公開できないのかというのは、改めて公開条例に...全文を見る
○金子(哲)委員 質問に答えてもらえないんですが、省令や政令でそのことを明記することができないんですかということをお聞きしているので、それをできない理由が何かあるんですか。
○金子(哲)委員 この法律に書いていないことはできないわけですか。では、省令、政令で定めるなんということは全部おかしいんじゃないですか。  そんな当たり前のことが、なぜにこの法律と関連して情報公開ができないかというその考え方が私にはわからないんですよ。当然のこと、当然の、当たり...全文を見る
○金子(哲)委員 このことで時間をとりたくなかったんですが、逆に言うと、大臣がおっしゃることをそのまま私が聞いてそれで終わりにすれば、県の異なる条例があるから、それを情報公開できないことを今ここで私が委員会で認めることはできないですよ。  だからこそ、各都道府県で情報公開条例の...全文を見る
○金子(哲)委員 それは全くおかしいじゃないですか。  今、そのために法律をつくろうとしているわけでしょう。この法律にかかわっての情報をどう扱うかということを私は質問しているのであって、一般的な情報の扱い方を都道府県にこうやって共通的に指示しなさいということを言っているわけじゃ...全文を見る
○金子(哲)委員 もうちょうど時間が終わりそうになるんですけれども、六条の二項に「指定区域台帳の記載事項その他その調製及び保管に関し必要な事項は、」関するですよ、保管に関して必要な事項をやるのならば、別に、その結果を出したデータについても当然保管をして、同時に閲覧できるようにする...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ前向きに、これは当然のことで、当たり前のことを今私は話しているだけですので、これからぜひ検討していただきたいと思います。  もう時間がありませんので、次の質問に移ります。  これも確認なんですけれども、第九条で土地の形質変更の届け出ということがありますけ...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ、その点については必ず入れていただくように申し上げておきたいと思います。  もう時間がありませんからあれですけれども、使用中の工場の問題がいろいろ論議になっておりまして、参考人の質疑の中でも、例えば神奈川県のお見えになった参考人からもお話がありましたように...全文を見る
○金子(哲)委員 今回の、最初から言われておりますけれども、土壌汚染ということで、健康及び健康への被害ということがある場合にということで限られているということは、そして対策も、すべての土壌汚染を除去する、除染するということではなくて、いわば応急的な措置をすることも含めて対策がとら...全文を見る
○金子(哲)委員 いずれにしても、第一歩ということですから、ぜひこの法律の制定を機にして土壌汚染の問題がもっと進むように、私どもも頑張ってまいりたいと思いますし、大臣もぜひ頑張っていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
○金子(哲)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となっております野党四党共同の修正案に賛成する立場から討論を行いたいと思います。  本法案が、全国的に土壌汚染問題に取り組むということでは一歩前進であると評価するものでありますけれども、しかし、その中身において...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。障害者雇用促進法の改正に当たって幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。  後の方で質問しようと思いましたけれども、今、小沢委員からの質問の中で教職員の採用の問題について大臣ちょっとお答えになりましたので、言葉じりをとらえ...全文を見る
○金子(哲)委員 これは職業安定局長にお伺いしますけれども、今の数字は公立学校の数字ですか、私立学校ではないんですか。公立学校にも既にそういうことが採用できる枠があるんですか。
○金子(哲)委員 ということは、私立の小中学校では数値は高いとはいえ採用はできるようになっている、しかし、公立学校は除外されているから対象になっていないということになるわけですか。
○金子(哲)委員 つまり、おっしゃったとおりだと思いますので、ぜひ、そのことを早くやらなければ、そういう門戸が開かれたという状態が、早くやって、しかも先ほど言いましたように、四年先に、例えば大学は、初めて教育課程を受けようとすることがスタートするのは四年、そして、資格を受けるのは...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそうしていただきたいと思います。特に教職員の場合には、資格という問題もありますので、早目に周知をしていただくということを強く要望しておきたいと思います。  さて、この障害者雇用を拡大するということには、やはり企業の理解ということが非常に大きいと思うわけです...全文を見る
○金子(哲)委員 私も、今お話があったトライアル雇用の問題についてちょっと聞いてみました。また、厚生労働省の現場の皆さんからも、この制度は割合といい成果を上げたということを直接お伺いしております。  ただ、私、ちょっと、この中で、あの文章を読んで気になる点は、一つは、日本障害者...全文を見る
○金子(哲)委員 本来の趣旨からいうと、ちょっと低いと思うのですね。  やはり先ほど言われましたように、例えば、認定した事業主とかいう表現そのものが、何かあらかじめ限定されているような、今局長はそうさらりとおっしゃいましたけれども、文章上は認定した事業主とかいうことの規制みたい...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  先ほども申し上げましたように、昨年度二千人の予算規模で出発したのが、厚生労働省からいただいた資料でも、既に二千百八十一人使われておりますから、もう既に今年度の予算と同じぐらいの人数があったということでありますので、ぜひとも積極...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそのことを、現場からの声ですので、強く申し上げておきたいと思います。  最後の質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、公共企業、自治体、国とかの雇用の問題がありました。そこの雇用率を上げていくということも非常に重要ですけれども、もう一つ、例えば最...全文を見る
○金子(哲)委員 質問を終わります、もう質問しませんので回答は結構ですけれども、障害者就業・生活支援センターを新たに設置されるということで、各県に一カ所ということですけれども、私が広島で新たに指定されるであろうという事業所を見てみますと、残念ながら本当に人口の密集度と必ずしもマッ...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  被爆者問題を中心にして、幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。  昨年一年間、在外被爆者問題については、坂口大臣も、これまで国としてなかなか在外被爆者問題を政治的な課題として取り上げる機会が少ない中で、検討会...全文を見る
○金子(哲)分科員 今、大臣のお話ですと、今回の措置は、十二月、予算編成も間近だということもあって、とりあえずと言ったら失礼かもわかりませんが、今できることをとりあえずやろう、しかしこれは抜本的な対策にはなっていないんだということは大臣自身が今おっしゃったとおりで、お認めのとおり...全文を見る
○金子(哲)分科員 ぜひ、私は最初にも申し上げましたけれども、今回の森田さんの提訴にも見られるように、抜本的な、いわば在外被爆者が望んでいらっしゃる問題から、もちろん一〇〇%の政策はできないかもわからないけれども、こたえる政策からはほど遠いわけでして、今大臣がおっしゃったように、...全文を見る
○金子(哲)分科員 それじゃ、要望ですけれども、大使館に出したということですから、外務省を通じて大至急に大臣のところに渡るように、強く要望しておきます。三月のことですから、既にもう二十日間ぐらいたっているわけですから、余りにもちょっと時間がたち過ぎていると思います。あと、どういう...全文を見る
○金子(哲)分科員 今、横並びということは前向きの意味で大臣お答えになったというふうに私は受けとめておりますけれども、ただ、横並びということが前提になって難しいという話になりますと、いろいろな経過があったにしても四十億円が赤十字を通じて贈られた、それによって、もう十数年間それの基...全文を見る
○金子(哲)分科員 あえてそのお話を聞きましたのは、御承知のように、昨年、この在外被爆者問題で地裁の判決が二回出ております。いずれも国が敗訴しているわけですね。  それで最近、四月の一日に、国外への居住地の変更があるときには届け出なければならないという政令が出されたということで...全文を見る
○金子(哲)分科員 それではそのときに、この十二月十八日以降いろいろ問題になっておりますけれども、厚生労働省は省令などによって、海外では被爆者健康手帳は無効であるというような省令を出したいという意向を持っているということがマスコミなどの報道によって伝えられておりますけれども、私は...全文を見る
○金子(哲)分科員 いや、だから、検討されるからおかしいと言っているんですよ。その内容で、法律上の、裁判で争って日本政府は二度も負けているんですよ。もう一つの判決もあるということをおっしゃっていますけれども、現実の今の時点では二度も裁判、地方裁判所で負けていながら、それを覆すよう...全文を見る
○金子(哲)分科員 私は少なくとも、先ほど大臣がおっしゃった抜本的な在外被爆者に対する対策のありようも含めて、姿が見えない時点でそのような省令を出すべきでない。今大臣も十分熟慮するということをおっしゃっておりますから、そうだというふうに私は思っておりますけれども、そのことを強く申...全文を見る
○金子(哲)分科員 厚生労働省で既にもう在外被爆者問題を検討されているわけですね。それから一年間もたっていて、しかも今、先ほど、在外被爆者はどこもそうですけれども、高齢化をしていると。一年間もそのままほったらかしにするというのは、しかも、調査報告の中では、医療実態も大変だ、入院し...全文を見る
○金子(哲)分科員 検討されても、中身がなければ検討にならないですよね。もちろん私も、国交がない、非常に難しい、いざその援助をするということになれば、なかなか、クリアしなければいけない課題というのはたくさんあると思います。しかし、そのことはあるとしつつも、検討の結果としてこういう...全文を見る
○金子(哲)分科員 今度は短く。いつごろまでにやられますか。
○金子(哲)分科員 ぜひ早く、少なくともその方針だけは出していただきたいと思います。  厚生労働省にお伺いしたいんですけれども、今回、在外被爆者の対策ということで、大臣も三月末にシンガポールまで行かれて、北朝鮮の代表と会って要求も聞いてこようということで、大変前向きにやっていた...全文を見る
○金子(哲)分科員 もう時間が余りありませんので申し上げておきたいと思いますけれども、今大臣もおっしゃいましたし、しかも、昨年の三月の調査代表団の調査の結果にも明らかなように、北朝鮮の場合、この調査報告を読みますと、医療機器や設備、医薬品などの状況は十分ではないという報告があるわ...全文を見る
○金子(哲)分科員 時間になりました。終わります。ありがとうございました。
04月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  二、三御質問したいと思いますけれども、一つは、同日選挙の問題についてお伺いしたいと思います。  これまで二度の同日選挙が行われておりますけれども、先ほど来お話がありますように、私は、二つの意味でちょっと問題があるんではな...全文を見る
○金子(哲)小委員 政権の安定性の問題でいいますと、これまでも参議院で与野党逆転している状況もあり、しかし、それはそれとしても、政治としては一定の役割を果たしてきたように思いますので、私は、衆参の役割等が違うということであれば、そのように考えるべき、政権の安定という側面だけから考...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  私は、きょうのお話の、制度の問題とか選挙制度のありようとかが中心になりましたけれども、その前に考えるべきことがあるんではないかということは、一つは、投票率が非常に低いという問題についてです。私は、制度の問題を考える前に、何が一体原因...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 環境委員会 第9号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  自然公園法の一部改正にかかわって、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今回の法改正で、従来の景観保全ということから、生態系を保全、保護するためにということで、一定の新しい定義が出てまいりましたけれども、全体にこの...全文を見る
○金子(哲)委員 いろいろ見てみますと、例えば環境基本法だとか環境基本計画の中に実はうたわれてはいるのですよね、そのことは。しかし、今やはり自然体系というものが崩れていく、そしてそれを今まで以上に叫ばなければならないことになってきているのです。  その点について、そもそもそうい...全文を見る
○金子(哲)委員 本来、与党の皆さんが一生懸命やられることも重要ですけれども、今大臣がおっしゃったように、各省庁間の連携といいますか、環境省の中だけでも、この後またいずれ法案審議しなければならないと思いますけれども、鳥獣保護法にもかかわる問題も出てまいります。省の中でも複数の法律...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそういう全体としての体系というものをできるだけ早く明らかにしていただきたいと思います。  私はなぜそのことを申し上げるかといいますと、例えば個別具体的なことになりますけれども、自然公園法にしても、後ほどまたこの委員会でも論議になるだろうと思います鳥獣保護法...全文を見る
○金子(哲)委員 不満が非常にありますよ。  私は広島におりまして、瀬戸内海のことを思いますけれども、瀬戸内海国立公園というのがありまして、それは今度の自然公園法の適用になると思うのですけれども、瀬戸内海というのは、環境省が出されている資料を見ても二百二十万ヘクタールの大きさが...全文を見る
○金子(哲)委員 そのとおりで、海は水面だけしか見えなかったということでしょうけれども、結局、さっきから何度も言いますけれども、これから生態系の問題に行くとしたら、日本の場合はすべて海に囲まれている状況の中で、海洋というのは非常に重要な位置になると思うんですね。  ちょっと瀬戸...全文を見る
○金子(哲)委員 今の局長の答弁は全く、最初の部分は経過ですからいいですけれども、最後の話は、環境省自身が、今までの採取によって非常に影響が出ていることが明らかになっているのにもかかわらず、影響が出たらというような話で、これはみんなあれでしょう、岡山県にしても、香川県にしても、愛...全文を見る
○金子(哲)委員 つまり、結局、指導が、あの改正をされたときにも明確に海砂利採取を禁止するという言葉はないんですよ。今おっしゃったように、当該の県の裁量によっては幾らでもできるということを改正したんですよ。私はそのときも指摘したんですけれども、結局は県の自主性任せであって、それ以...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題はこれ以上はやりませんけれども、今おっしゃったことでも、全然それで進むわけがないじゃないですか。影響が最小限度、最小限度というのは、どこまではかって、それをだれが決めるんですか。これまでやったことで影響が出ていたら、やはりそのことについて中止をさす。 ...全文を見る
○金子(哲)委員 いいですか、せっかく各県とも中止したわけですから、もう再開については今のことからいえば認めるべきでないと思うんですけれども、その点はどうですか。その点はっきり答えてください。
○金子(哲)委員 懸念をするとかしないとか、私に言わないでください。私が懸念しようがすまいが、それは私の考え方であって、省としてどう対応するかということを聞いているので、では、そんなことはもう今後一切ありませんということを明確に答えればいいじゃないですか。そうしたら私の懸念はすぐ...全文を見る
○金子(哲)委員 影響がないということは、とれば影響が出るわけですから、採取をもう認めないということだというふうに思いますので、大臣。
○金子(哲)委員 いずれにしても、私がこだわっているのは、海砂利採取の問題もありますけれども、結局、海の問題について、やはりおざなりになっているということなんですよ、見えないから。  海砂利採取だけにしても、局長は、影響が最小限になるようにということだけれども、あれは広島県でも...全文を見る
○金子(哲)委員 では、次の質問に移りたいと思います。  今度、自然公園の風景等を保全するために、NPO等の活用をしながら補修や保護管理を行うということになっておりますし、また、そういう方向で進もうということで環境省も指摘をされておりますけれども、率直に言って、今、里地里山が手...全文を見る
○金子(哲)委員 これは、財政的な問題は何か考えておられるんですか。一応はNPOなどの協力を得るということですけれども、将来にわたっての政策としてはそういうことを考えられているのでしょうか。
○金子(哲)委員 さっき大臣もおっしゃいましたように、私も、何か環境審議会の答申を見ますと、二次的自然環境というのが言われておりまして、これは、今まで全く手の入らないところではなくて、例えば植林をしたとか、そういう手の入ったところ、二次的自然環境ということで、これはかなりの面積が...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  特に森林の場合には、日本の場合、残念なんですけれども、森林が、日本材がなかなか活用されない、経済的な問題があってどうしても手が入らないという問題がこの間続いてきたと思うのですけれども、やはりここで政策を転換しないと、林業...全文を見る
○金子(哲)委員 最後に、これは要請のようなことになりますけれども、今回の法律の中でも、NPOの皆さん、団体などの力を積極的にかりようということで、環境省はこれまで他の省庁よりも、市民の皆さんの声とか、そういう市民団体の皆さんの声を非常に聞いてこられたと思うのですけれども、この法...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、非常に長期の景気低迷が続いておりまして、きのうの本会議でも三月危機は乗り越えたという話もありますが、今ようやく、いわば年度末の決算期を無事に越えること、迎えることができたと...全文を見る
○金子(哲)委員 大臣の答弁の中で、今の認識は、大変だという状況というのは一致すると思うんですけれども、やはり、景気の回復のために労働者、生活者の雇用を中心として生活の安定というものが非常に重要だ、また、購買力も含めたそういうところの活性化がない限り、今の状況を進めることはできな...全文を見る
○金子(哲)委員 おっしゃられるとおりのことがあるかもわかりませんけれども、今回、非常に重要な、予定利回りの引き下げという極めて重大なことが出てきているわけですけれども、今おっしゃった、これから決意をし、回復をするということですが、しかし、今日のこれまでに至った経済の状況というの...全文を見る
○金子(哲)委員 そこでお伺いしたいんですけれども、これまでも大抵、各委員の皆さんから出たと思うんですけれども、累積欠損金の問題なんです。  私は、経済がまず低迷をし落ち込んでしまって、それで予定利率もどんどん下がっていく、利率が下がっていくという経済的な失敗と同時に、このシス...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、私が言いますのは、予定運用利回りの決定は政府が提案して国会で決められたんじゃないですか、そのことをとりあえず聞いているんですよ。予定運用利回りそのものは、だれも、加入者が決めたわけでも何でもなくて、政府が計画をし、そして、それを国会に諮られて決められたんじ...全文を見る
○金子(哲)委員 しかも、平成二年と平成七年に法が改正をされておりますけれども、平成二年の際には、従前の加入者については六・六%の予定運用利回りをそのまま適用した、平成七年以降については、既加入者も含めて新しい予定運用利回りを適用したということで改定をされたようですけれども、二千...全文を見る
○金子(哲)委員 外れたからそれであなたは全然責任も感じていない答弁のようですけれども、私は、もう一つ言っているのは、利率の予測もですけれども、例えば平成二年のときの改定のときには、予定運用利回り六・六〇から五・五〇に変えられたわけですよね。そのとき既に、平成二年のときには、もう...全文を見る
○金子(哲)委員 私は、しつこく言っているようですけれども、確かに利率の見通しは立たなかったかもわからないですよ。ただ、平成二年のときに、改正したときに、もう利率がどんどん下がっているのに、高い利率を確保しますよということをやられたわけですよ、そのときには。そして、その間に、今日...全文を見る
○金子(哲)委員 これほどわからないとは、わからなかったですよ。  私が言いたかったのは、そんなことを言ったんじゃなくて、平成二年に改正したとき、それから前の加入者にはずっと六・六を適用し続けたんじゃないですかということを言っているんですよ。そう書いてあるから、あなた方が出して...全文を見る
○金子(哲)委員 そうです。そのことを何度も言っているわけですよ。そのことを問うただけのことで。ただ、そういうことを行ったために、結局、九百億円の、そういう適用の仕方を、既加入者に対してはそういうことをやったために赤字もふえたんじゃないですか、ただ利率が下がっただけの原因ではなく...全文を見る
○金子(哲)委員 これから上がってくる益は、本来労働者に返ってくるものだと思うんですよね。それを、自分たちも、今おっしゃったように、政府も責任があるとおっしゃっている、その責任は全くとらずに、労働者に本来返るべき益金を充てるというのは、何かおかしいんじゃないですか。
○金子(哲)委員 それは、私と全く考えが違うので。  そもそも、責任の所在というものは、どこだってそうですよ、失敗したときには、そこの責任の所在というのは明らかにしながら、責任ある者が一定にその負担を負うというのが普通であって、全く責任のない人がすべての赤字の責任をとらされるな...全文を見る
○金子(哲)委員 何度も同じことを聞くようですが、あなた、そんな答弁だったら、そのことだけ言いますけれども、それでは、あなた方の経営責任は何にもないのですか、全くないわけですか。あなた、自分の経営責任は何にも答えていないじゃないですか。
○金子(哲)委員 深く反省したら、反省したようなことをやってもらわなきゃ。対策をとってもらわなきゃ。  それを、反省しながら、実際に赤字の穴埋めは、労働者の方、どうぞやってください、益金を受ける人がやれというようなやり方がどこにあるのですか。大臣にお聞きします。
○金子(哲)委員 いや、別の方法はなくはないと思うんですよ。別に国が責任を、政府というのは、僕は別に局長だけが個人の責任では何でもなくて、厚生労働省、日本の政府の責任であって、そうであれば、政府として、国家としてどういう措置をとるかということは、当然財政的な援助だってできなくない...全文を見る
○金子(哲)委員 だから言うわけですよ。余りにもひど過ぎるんじゃないですか、二十年間も負担をし続けるというのは。二十年もかかる予定、何年になるかわからない。景気がよくなって、一%のまま据え置いて、どんどん差益が出て、それを回せば早くなるということがあるかもわからないけれども、今の...全文を見る
○金子(哲)委員 もう時間もありませんのであれですが、今百二十万円ぐらいが平均的と言われておりますけれども、これを下げることによって、どれぐらいの今度支払い金額になると予想されているんでしょうか。平均支払い額。
○金子(哲)委員 一割と言えば、百二十万円の退職金ですから、あなたは局長ですから退職されればかなりの額の退職金をもらわれるかもわからないけれども。一人一人の労働者にとっての百二十万というのは非常に大変な、退職をしたときの非常に重要なお金になるわけですよね。その中で一割、簡単に一割...全文を見る
○金子(哲)委員 そうであるならば、今、中小の皆さんに対する貸し渋りの問題等も非常に大きな問題になっているわけですから、本来の退職金共済制度を優先するということでこの業務を外されるということであれば、それに肩がわりするきっちりとした、政府系金融機関などでこの制度にかわる融資を受け...全文を見る
○金子(哲)委員 あなたは本当に冷たい人だと、今私は聞きながら、ありませんということだけで制度をやめるんであれば、それにかわるようなものをどこかちゃんと紹介するなり、そういう制度をつくるなりして、希望があったときに、役割はそれは果たしてきたし、幾ら件数が少ないといったって、あった...全文を見る
○金子(哲)委員 時間になりましたので終わりますけれども、今の答弁も含めて、制度をなくすと一方的に、まあ関係方面に了解をとるといったって、どこまでとられるかわかりませんけれども。  それから、最初、私が質問した問題も、欠損金の補てんの問題もそうですけれども、全く、せっかく中小の...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  さきの沖縄での地方公聴会を受けて、幾つかの御意見を申し上げたいと思います。  さきの大戦において日本国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われた沖縄での地方公聴会に参加をしまして、改めて憲法に明記された平和主義につい...全文を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  私は、広島におりまして、先ほどもお話がありましたように、今日の平和憲法が、広島や長崎そして沖縄のいわば軍人のみならず一般市民の多くの犠牲の中に、再びその過ちを繰り返してはならないという思いの中に平和憲法は生まれてきた...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  安次富さんにお伺いをしたいんですけれども、今度の有事法制では、日本が攻撃を受けたときのみならず、攻撃が予想される事態をも含むということになってまいります。今、中谷防衛庁長官などの発言の中にもありますように、周辺事態との関係の中で非常...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。ただ、どう読んでみても、予想される事態ということから展開されることは、周辺事態、直接攻撃を受ける事態以上のものが想定されることが、これから国会論議が始まりますけれども、となってくると、かなり米軍出動とのかかわりが深まってくる危険性はあるように私には...全文を見る
○金子(哲)委員 最後に、先ほど大変失礼をいたしまして、垣花さんに、沖縄戦の時代を生きてこられたお一人として、先ほど私は有事法制の問題を山内さんに御質問をさせていただきましたけれども、同じ質問でお答えを、当時の状況を考えて、今の状況をどのようにお考えかをお聞かせいただければと思い...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。
04月26日第154回国会 衆議院 本会議 第29号
議事録を見る
○金子哲夫君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました政府提案のいわゆる有事関連三法案について質問をいたします。(拍手)  質問に先立ち、この三法案の本会議、本日の審議は、議院運営委員会においても採決をもって上程されたと聞いております。しかし、今、この議場...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、貴重なお話をありがとうございました。  地方分権の推進のためには、財政の面からの、地方自治体における自主財政といいますか、そういったものがなければなかなか進まないというお話をお伺いしたのですけれども、今、少し...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。  現実の合併の状況を見てみますと、例えば、市域三万の市勢とかいう話がありますけれども、過疎の地域、私は広島ですけれども、広島でも中国山地の地域は、合併をしても一万そこそこ、場合によれば一万にもいかないけれども、広域の合併をしなきゃい...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  だれしもが今、地方分権の推進ということは一様に主張されるわけですし、また、地方の時代ということも言われておりますけれども、きょうのお話をお伺いして、先ほど私も意見を申し上げましたけれども、いわば合併を中心にして財政基盤を強...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 環境委員会 第12号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  参考人の皆さんには、貴重な御意見、ありがとうございました。  最初に桝本参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、先ほどの御意見の中でさらりと触れられましたけれども、原子力発電の問題についてお伺いをしたいと思います...全文を見る
○金子(哲)委員 そうしますと、マスコミが報道するようにというより電力業界の方から発表されたような、廃炉に伴う支援を求めるということは到底、今おっしゃったことからいえば、あり得ない、企業努力の中でそういうことが実現可能だということになるわけですか。それを短くお願いします。
○金子(哲)委員 安全性の問題についてはきょうこれ以上議論してもあれですので。  確かに、おっしゃったとおり、部品は交換されているかもわかりませんが、現実に、やはり古い型から事故が起きていることは事実でありまして、いずれ廃炉の時代というのは迎えなきゃいけないということになると思...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  三橋参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど情報の公開ということをかなり強調しておっしゃったと思いますけれども、私もそのとおりだと思います。  ただ、私自身もこの環境委員会におりまして、今度の地球温暖化の場合でもさまざまな数...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  鮎川参考人にお伺いしたいと思いますけれども、森林吸収源の問題についてお触れになりましたけれども、私も、これを余りに過大に評価をしてここに頼るということは間違いだというふうに思います。その点は参考人のおっしゃったとおりだと思います。 ...全文を見る
○金子(哲)委員 森嶌参考人には大変申しわけございません。時間のことで質問ができなかったことをおわびしまして、これで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月17日第154回国会 衆議院 環境委員会 第13号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  地球温暖化対策について、幾つか御質問させていただきたいと思います。  午前中の審議の中でも、六%という言葉、数字がずっと出てくるわけですけれども、一九九〇年比マイナス六%ということで、その後のさまざまな状況を考えてみますと...全文を見る
○金子(哲)委員 今大臣がおっしゃったとおり、やらなきゃいけない課題なわけです。そして、その目標に合わせて、確かに大綱を見ても数字は合わされておりますけれども、ではそれが実際に実行可能かどうかということになれば、私は、やはりこの間の取り組みの総括について、きっちりとしなければなら...全文を見る
○金子(哲)委員 私は、それでは原因の究明になっていないと思うんですよ。具体的な数字の目標がなかったということではなくて、具体的にはいろいろな、皆さんがおっしゃるように、産業部門だとか民生の部門だとか運輸部門だとかおっしゃいますけれども、やはり何かの取り組みをすれば進んだところも...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題だけ追及することはできないんですけれども、例えば意識の問題などをおっしゃいましたけれども、それは今回、先ほども質問が出ましたけれども、例えば教育の問題などについて、では、どれだけ次の計画の中に盛り込まれているかというと、不十分な点があるわけですよね。そう...全文を見る
○金子(哲)委員 きょう、外務委員会で、この議定書の批准ということが委員会審議されたようですけれども、最初、何か本当にこの京都議定書に基づいて政策を推進しようかという決意が伝わらないような決議も準備されたと聞いております。環境省は余りかかわっていらっしゃらないようですけれども、ど...全文を見る
○金子(哲)委員 経済産業省にお聞きしたいんですけれども、今大臣がそういう答弁がありましたけれども、基本的には環境省は、できれば目標をつくって、産業界にもある程度目標を設定して義務化をして、具体的にやはりちゃんとこれが実施できるようにという強い思いがあるように私は思うんですけれど...全文を見る
○金子(哲)委員 これまでの十年間の総括をされたということだと思うんです。だから、義務化をしなくても自主目標で達成が可能だということを言われていると思うんですけれども、それに対してはやはり意見があるわけですよね。本当にできるのかということが実態上として出てくるわけです。  では...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう順番になっていることを解説してもらうのは結構ですけれども、私が聞いているのはそういうことを聞いているわけではなくて、もし目標が達成できなかったとき、その見直しをするときに産業界に対して義務化を、義務化ということについては、経済産業省の方としても、今回は、...全文を見る
○金子(哲)委員 同じことを何度も繰り返してもらっても同じなんで、私が聞いているのは、その次のステップのときに、言われるように、次の対策を考えるときに、だめだったときは当然義務化ということも当たり前のこととして出るんでしょうということを言っているわけで、それを、次のステップ、検討...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、私は今目標のことを言っているんですけれども、後でも質問したいと思いますが、例えば二十二条の計画の報告なども、実施状況の公表などについても、すべて努める義務なんですよね。努力義務なんですよ、全体として。  だから、私は、とりあえず産業界のおっしゃること、そ...全文を見る
○金子(哲)委員 では、この問題、まだこの次がありますから、もう一回やりますけれども、今おっしゃられることでいけば、結局は目標達成できないですよ、そのぐらいの気持ちでやられるんだったら。一三%も削減するのに、今言われたような自主的なことが中心ですというような決意で進むとしたら、私...全文を見る
○金子(哲)委員 この点についても意見がありますが、林野庁の方に来ていただいておりますので。  きょう午前中にもありましたけれども、森林・林業基本法ができて、それで取り組みをされているわけですけれども、実際には、どういう根拠かは別にして、今のままでいけば三・九%というのは到底難...全文を見る
○金子(哲)委員 米田次長の言葉じりをとって悪いんですけれども、今バイオマスのお話が出ました。私もそれは重要だと思うんですけれども、今度新しい法律が、新エネルギー法が出たけれども、そこの中に余り評価されていませんね。重要な位置づけがされなくて、廃棄物の燃焼が重要視されている。どう...全文を見る
○金子(哲)委員 どうも話がちょっとかみ合わないようなので。  つまり、今度の地球温暖化対策として、吸収源として森林のことをそれだけ大切にされるのであれば、その中に林業というものがきっちりと育成されるようにしなければならない。だが現実は、荒廃していく状況で、しかも高齢化して、そ...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひその点はよろしくお願いします。経済産業省の方もお見えですので、ぜひそういう視点を経済産業省のさまざまな政策の中にも取り入れていただくように強く要望しておきたいと思います。  次に、今度の大綱の中で原子力発電の三割増を温暖化ガス削減の大きな目標のようにして取...全文を見る
○金子(哲)委員 直接聞いていらっしゃらないかもわかりませんけれども、少なくとも、電気事業連合会がそういう検討をされて、かなり高い数字が出ているということはもう紛れもないと思うんですよね。そうしますと、今まで原子力発電が費用が安いということだけが宣伝されておりますけれども、必ずし...全文を見る
○金子(哲)委員 それはちょっと違うんじゃないですか。環境省が把握されているのは、確かに経済産業省は、資源エネルギー庁は、これから十一基ないし十三基を目標に建設したいという強い希望をお持ちですけれども、現実的に、実際に環境省がこれから試算をしたり計算をしようとすれば、具体的な、現...全文を見る
○金子(哲)委員 そうしますと、十一ないし十三基を目標にして三割増ということを考えていらっしゃるようだったら、現実的に、今建設中のものは四基ですね。そして、これから、今計画中のものが三基でしょう。七基ですよね。そして、そのうち一基はまだ土地問題が解決していないんじゃないですか。 ...全文を見る
○金子(哲)委員 それは僕はちょっと違うと思うんですよ。  原子力発電三割増ということを見越して、旧大綱でも五割増をすると。そのとき、約二十基建設が可能だということで五割ということを出されて、どうも数が進まないということで、五割で二十基、三割になったときは、これは計算すれば十二...全文を見る
○金子(哲)委員 それは僕は重大な発言だと思いますよ。  電力量を増加するのに原子力発電所を増加しないでやるとしたら、無理な運転をするということですよ。一方で、プルサーマルの計画自身も進行していないわけでしょう。実際に稼働率を上げたりとかいうことを考えていらっしゃるようですけれ...全文を見る
○金子(哲)委員 もう時間がないので、最後の質問をしますけれども、今の計算でもおかしいんですよ。  いいですか。十一基もしくは十三基で、最後の低い方の十一基を見ても、今建設可能なのは七基ですよ。三分の二しか建設できないんですよ、計画の。それは一基二基の違いじゃないんですよ。四基...全文を見る
○金子(哲)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、先ほど言いますように、これだけの数字を示されたものならば、それにちゃんとした根拠が、だれにも明らかにそうだと言えるような数字、根拠を示していただかなければ、やはり大綱自身が信頼性を失っていくことになりますよ。そのことを申し上...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 環境委員会 第14号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  最後の質問者ということになりますけれども、地球温暖化対策にかかわって幾つか御質問したいと思いますけれども、中心的には、やはりこの計画の中で、ステップ・バイ・ステップということで、見直しをしながら進めていくということで...全文を見る
○金子(哲)委員 そのことと関連して、今は、措置といいますか、抑制の措置について公表するということになっておりますけれども、やはりそのもとになる、そもそもの温室効果ガスの排出量そのものも報告の中に含めるべきだというふうに思いますが、その点はどうでしょうか。
○金子(哲)委員 とりあえずは、第一ステップの状況の取り組み状況をぜひ注目したいと思います。  二つ目に御質問したいのは、前回の委員会の論議の中でも原子力発電の問題についていろいろ論議をしてまいりましたけれども、それについてはいろいろまだ意見がありますけれども、きょうはとりあえ...全文を見る
○金子(哲)委員 随分長く答弁をいただいたんですけれども、率直に言って、つまり今二つのことを問題提起を私はしているわけで、余りにも比重自身が、予算の配分そのものが原子力発電に偏り過ぎているんじゃないかということをまず申し上げているわけで、もちろん、そのほかの研究が全くされていない...全文を見る
○金子(哲)委員 あと時間もないので、次の質問に移りたいと思います。  今度は、見直しのことがありますけれども、質問を出しておりませんが、どうも大綱などをいろいろ見ても、ちょっと私はわからないので教えていただきたいんです。  二回の見直しがありますけれども、それぞれの目標値と...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、数字があるのなら、第一ステップのときには、削減量としては大体何%まで下がったらいいとお考えですか。第二ステップは何%になっていたらいいと。全体で一三%の削減をしなきゃいけませんので、そこの目標はどういう数字になっているんですか。
○金子(哲)委員 ということは、一三%の削減で、これを割っていけばいいわけですね。毎年一・三%ずつということでこれから計算、単純に言えばそういうことですよね。そうじゃないなら具体的に、こういうのは、進捗状況というのは、十年先が目標であっても、最初は準備があったりいろいろするわけで...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう論議をするんだったら、九〇年のマイナス六%という数字なんかは、では、なくなってくるじゃないですか。我々は九〇年比マイナス六%にまで削減するという目標を立てているわけで、ここにも書かれているわけでしょう。そのためには、どこで何トン何トン減らすということにな...全文を見る
○金子(哲)委員 これでこんなに時間をとると思わなかったんですけれども、単純な話なんですよ。今、九〇年比七%増をしている。そして、実際には、九〇年比から見れば、今、目標とするマイナス六%から見れば、一三%分やらなきゃいけない。私が言っているのは、ことし一・幾らとかいうことではない...全文を見る
○金子(哲)委員 それは全く無責任じゃないですか。大体、では見直しするときに、何がどこまで進んだかということは、あなた方が一方的に、政府が勝手に解釈して、我々これは十分いっておりますと判断しております、そう言えば済むわけですか。それは、目標があって、目標に達しているか達していない...全文を見る
○金子(哲)委員 重ねて言いますけれども、例えばこの工程表を見ても、大綱の工程表を見たって、第一ステップでどこまで達成していると、項目は挙げてありますけれども、数字は全然具体的になっていないですよ。  だから、ではだれが一体、第一ステップでその達成状況がどうだったといって判断で...全文を見る
○金子(哲)委員 つまりは、全く何も具体的な計画が立っていないということじゃないですか。それは、私がさっき言ったことじゃないですか。進捗状況にはいろいろ波がある、波があったり、早く進むものと、時間がかからなきゃなかなか進まないものとがあるということは、私が言っているとおりでしょう...全文を見る
○金子(哲)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、私はきょうはこの質問よりほかにしたい大事な質問があったんですけれども、しかし今のような説明で、我々、例えば見直しをされるときにも、では、国会議員は何の数字を見て、見直しに成果があったのかなかったのか判断する基準が私自身は...全文を見る
○金子(哲)委員 私は、野党四党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  修正案に賛成する第一の理由は、政府が京都議定書目標達成計画案を作成するときには、あらかじめ、広く一般の意見を聞くように求めているからであります。地球温暖化対策は、行政や事業者が進めるだけではなく、...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。阿部委員に引き続きまして、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  私は、先週の五月十四日から十六日にかけて、韓国の原爆被害者協会の代表の皆さん二十二名が訪日をされまして、坂口大臣にも、大変お忙しい中、時間をとっていただい...全文を見る
○金子(哲)委員 今大臣の方からかなり丁寧に御回答いただきましたけれども、結局のところ、今の在外被爆者各組織から上がってきた要望というのは、このたび厚生労働省が行われようとしている、いわば渡日を中心とする手帳取得、治療も含めて、日本に来られれば何とかしますよという政策に対して、こ...全文を見る
○金子(哲)委員 先に大臣がお触れになりましたので、では、その点についてお話をしたいと思いますけれども、大臣は、この間、韓国の被害者協会の方たちがお見えになったとき、お会いになられたとき、被爆者はどこにいても被爆者だということを繰り返しお話しになりました。私も同席させていただきま...全文を見る
○金子(哲)委員 そうしますと、今大臣のお話の中では、重要な点が、先ほどの答弁と二つあると思います。  一つは、今おっしゃいました中には、国内と在外との問題については差をつけるということの結論はまだ出していないんだというお話だったんですけれども、それはおっしゃったとおりに私も理...全文を見る
○金子(哲)委員 ODAということを強調されてお話しになりますけれども、ODAですけれども、しかし目的は、在韓の被爆者対策に使うということで目的がはっきりして、たまたま出どころはODAであったにすぎないわけですよ。それは、前から韓国の被爆者から要求が出ていて、いろいろな国内法上の...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ、そういう深刻な状況だということを念頭に置いて考えていただきたいと思います。  最後に一つ御質問いたしますけれども、北朝鮮の被爆者の問題です。  今度の四月の赤十字会談の中で、北朝鮮側から被爆者問題について触れられたということでありますけれども、その内容...全文を見る
○金子(哲)委員 時間になりまして、終わりますけれども、特に人道的な立場からぜひとも在外被爆者の問題がもっと前進するように、強く要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月23日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  幾つか、お話の中でお伺いをしたい点がございますので、質問させていただきたいと思います。  参考人は、憲法は市民の政治参加のプロセスを保障するものという考え方に立たれて、裁判所の役割というものも、司法審査というのは...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。  一つ具体的なことでお伺いしたいんですけれども、民法の相続にかかわって、婚外子の差別規定があるわけです。これについて、最高裁は今のところ合憲というような判断を出しておりますけれども、この点について参考人の御意見をお伺いしたいことと、...全文を見る
○金子(哲)小委員 それでは、国際条約との関係でお伺いしたいんです。  特に、一九七九年に日本が批准した国際人権規約のB規約、いわゆる社会権規約を援用して憲法訴訟を起こした場合、日本の裁判所は、条約の解釈とか適用について極めて消極的な状況にあると思うんです。最高裁に至っては、実...全文を見る
○金子(哲)小委員 時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、きょうのお話を聞いて、今の討論もお聞きをしながら、憲法の解釈をめぐってさまざまな意見があり、また、この調査会でもいろいろ意見が出てまいりますけれども、この中で、もう一つの側面として、そういう議論を起こさざるを得なかっ...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 環境委員会 第16号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  今藤木委員の質問にありました点、ちょうど同じようなことを考えておりましたので、続けて御質問させていただきたいと思います。  今もお話しになっておりましたけれども、自動車の中に随分たくさんの有害物質が含まれているわけ...全文を見る
○金子(哲)委員 詳しく御説明いただきまして、ありがとうございます。  私が質問しましたのは、タイヤなどのこともですけれども、有害物質は結局環境汚染のもとになるという点から、特に環境省にお聞きをしたいんですけれども、未然防止ということが重要になってくると思うんです。企業の努力、...全文を見る
○金子(哲)委員 重ねてお伺いしますけれども、家電リサイクルの法案ができたとき、特にテレビに、ブラウン管等に鉛が使われているということであって、家電リサイクルの中では鉛の回収ということについても対象品目に挙がっているんじゃないかと思うんです。これは、聞いてみますと、私ども社民党も...全文を見る
○金子(哲)委員 予測もできないですか。例えば、一台大体どれぐらいあるから、大体これぐらいの回収で、おおよそこれぐらいだということもわかりませんか。  それじゃ、次に移りますけれども、といいますのは、きょうたまたま午前中の参考人質疑の中で、自動車業界の方が自主行動計画というのを...全文を見る
○金子(哲)委員 それはどれくらいになりますか。あなたは利口だから計算してもらいたいんですが。  一万トンぐらいになるんじゃないですか、その量は。私には、全体で一万トンぐらいの量というのが実際にはちょっと想像できないんですけれども、それはかなりの量ということじゃないでしょうか。...全文を見る
○金子(哲)委員 このことだけ長く質問するわけじゃありませんけれども、今バッテリーの話をされましたけれども、全体としての鉛の使用量の中に、じゃ、バッテリー部分は一体幾らぐらいかということで、これは資料を見ると、バッテリー部分を含んでいないようなことを書かれているんですよね、今の数...全文を見る
○金子(哲)委員 もうこの問題にこだわりませんけれども、ただ、そういう有害物質についても、もっと本来なら対象として考えておくべきだったのではないか、三品目に限定するときに。なぜそれができなかったかということを問うているわけでして、家電リサイクルのときには鉛も対象に挙げられていなが...全文を見る
○金子(哲)委員 その話を聞いていますと、結局、費用負担のありようの問題が、今回、最初に取ろうという方式になって、そのこととの極めて矛盾みたいなことが出てくるわけでして、途中から費用を取ろうということになれば、新しい品目をふやそうとすれば、その時点から廃車するものについてはすべて...全文を見る
○金子(哲)委員 ということになると、先ほどの説明でも、途中で品目がふえると、今の方式は、私は、最初の二年間ぐらいだ、最後の車検を受けて、次の車検までの間、短い、二年間ですから、二年間の間に車検を受けなくて廃車にいってしまうものは、一番長くても二年間だ、きょうから始まったら、きょ...全文を見る
○金子(哲)委員 もう次の質問に移りたいと思います。  今度のシステムというのは、ちょっと質問しておりませんが、環境大臣に改めてお聞きをしたいんですけれども、今度の新しい方式の中には拡大生産者責任の精神というのはどれぐらい入っているとお考えでしょうか、その点をお聞かせいただきた...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、この方式には全くその精神というのは入っていないんじゃないでしょうか。形式としては、形としては、購入時点で費用負担をやるということですけれども、先ほどのずっとの流れ、いろいろな話を、説明も聞いて、委員会の論議を聞いてみても、最終的には、本来、最終処分者が費用...全文を見る
○金子(哲)委員 よく説明していただきましたけれども、それは別に今回のシステムが効力を発揮して自動車メーカーがやる気を起こしたという問題じゃないんじゃないですか。しかも、今回、それであればこんな大きなお金を負担するような資金管理法人などつくるようなシステムをつくる必要はなかったん...全文を見る
○金子(哲)委員 ちょっとお伺いしたいと思いますけれども、今度の法案で自動車重量税の還付制度というのが新たに設けられたわけですけれども、これによって、不法投棄の防止というのはどれぐらい効果があるとお考えでしょうか。
○金子(哲)委員 それじゃ、これは余り効果がないわけですか、還付制度というのは。
○金子(哲)委員 もう時間が大体終わりになりますので、最後に質問しておきたいんですけれども、先ほどの五島委員の質問の中で、新車購入時からの負担された費用の問題が、それは大体商いの常套手段で、いわばそれは大抵商取引の中で適当に分配をされて負担をしていくことになるだろうというふうに受...全文を見る
○金子(哲)委員 それはやはり費用が分担されているという考え方ではないようにちょっと聞こえましたけれども、最後に一つだけお聞きをしたいと思います。  資金管理法人が資金運用を行うと思います。かなり多額のお金が運用されると思いますけれども、これはもし万が一運用に失敗して欠損ができ...全文を見る
○金子(哲)委員 終わりますけれども、そんなことがたびたびあったら困るわけで、その希有なケースのとき、どなたが責任をおとりになるんですか。大臣がそれだけ指示をされて、所管官庁が指示をされてやられるんだったら、最終的な責任は所管官庁にあるということですか。そこだけお聞きしたい。希有...全文を見る
○金子(哲)委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
06月06日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第4号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 お話をお伺いしまして、異常な国家という発言がございましたけれども、私は、最初に申し上げたいと思いますけれども、憲法調査会の場所ということもありますし、もともと憲法があり、その憲法ができたときにも、この国家は名誉ある地位を占めると。いわば特殊の、今の世界の状況か...全文を見る
○金子(哲)小委員 その点は、確かにカシミール紛争というのは長期間にあったと思いますけれども、しかしこれだけの、かなり大がかりな軍事紛争になるかもわからないという状況までいったというのは、私の考えでは、パキスタンに対するやはり経済的な、またアメリカの抑制的な外交政策が変わったこと...全文を見る
○金子(哲)小委員 最後の質問ですけれども、先ほど、最初にお話しいただいたときに、福田官房長官の非核三原則のお話がちょっと出まして、その後余りその点については詳しくは見解をお述べにならなかったものですから、できればお伺いしたいと思います。  私、広島におりまして、そういう非核、...全文を見る
○金子(哲)小委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社民党の金子でございますけれども、私は、非核三原則にかかわって少し発言をしたいと思います。  先生のおられるところでもぜひ発言をしたかったのですけれども、最後は、宗教的信念などと核兵器廃絶の問題がとらえられているということについて極めて驚きを持っております。...全文を見る
○金子(哲)小委員 では、もう私の持ち時間ありませんので、短くお答えしたいと思います。  自衛隊の問題については、この委員会でも私ども社民党の政策について御意見が出たことはありますので、その点については今質問が直接ありませんので、とりあえずおきまして、万々が一のお話。  実は...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第4号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、私も生まれは島根県でございますので、隣の県、いわば過疎県の出身で、今は広島におりますけれども身近な思いでお話をお伺いしました。  合併の問題についてもですけれども、私は、過疎の問題ということが、広島県に...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。  きょうのお話のテーマには全然出てきませんでしたけれども、鳥取県は、環日本海交流ということで、かなり積極的に、いわば国際的な関係も地方自治の立場から進められようとしておりますことを聞いております。そういった中における地方自治が果たせ...全文を見る
○金子(哲)小委員 最後に一つだけ。  きのうも特別委員会の地方公聴会で既に参考人として御意見をお述べでございますので、有事関連三法案にかかわって、人権の問題とか地方自治にかかわる部分もこの法案の中にあると思いますけれども、最後にもしその点についての知事の御見解があれば、お伺い...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  自然災害における国家の補償という問題が今論議になっておりますので、そのことと関連をしながらお話をしたいと思います。  私は、この問題は、地方自治体が考えるべき問題なのだろうかということをまず第一に考えます。  ...全文を見る
06月11日第154回国会 衆議院 環境委員会 第17号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  先ほども少し論議になっておりましたので、第八十条の適用除外の問題について、少し先にお伺いをしたいと思います。  他の法令、いわゆる水産資源保護法とか漁業法等によって保護されているということが先ほどもお話が出ましたけ...全文を見る
○金子(哲)委員 今御答弁いただきましたけれども、私がお伺いしたかったことは一点だけでして、捕獲禁止以外に保護の方法、いろいろな手段がどのようなものがとられているのか。今調査とかを言われましたけれども、そういう調査とかでなくて、例えばどういうことを念頭に置いて、捕獲禁止以外に野生...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは私は十分な保護にはならないというふうに思いますので、後でまた質問しますが、その前に、先ほど樋高委員から質問が出た際、トドのお話が出まして、捕獲頭数というのは、いわば海底に沈んだものは計算に入れないというふうに聞こえたんですけれども、それでいいんですか。
○金子(哲)委員 そうしますと、これはできれば教えていただきたいんですが、推定で結構です、推定しかないと思いますけれども、海底に沈んだ、狩猟によって海面上に出ない、海底に沈んだものがあるということは認めていらっしゃいますけれども、それは推定でどれぐらいですか。
○金子(哲)委員 そうしますと、何頭殺されているかというか、結果としてはわからないということですか。
○金子(哲)委員 そうすると、これ自身は幾ら制限をつけても余り意味がなくなるんじゃないかと思うんですけれども、その点はどうですか。
○金子(哲)委員 そうしますと、それは概数で結構ですが、調査されたことがあるんですか。
○金子(哲)委員 そうすると、これは要望ですけれども、今まではそういうことに余り関心もなかったのかどうかよくわかりませんけれども、結局何の調査もなかった、とにかく捕獲をされたものだけが頭数として計上されていたということになると思うんですよね。やはり現実というものを、現にもうそうい...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひその点は、この委員会でも論議になりましたので、これを機会にぜひその点についても調査をしていただきたいと思います。  それで、海生哺乳類のことについて、先ほど捕獲禁止以外に、例えば漁具の問題とか漁船の問題などを言われましたけれども、私は、それは本当に海生哺乳...全文を見る
○金子(哲)委員 それは次の答弁のとき一緒に答えてもらえばいいんですが、七千六百頭というのは、今言われた海域全部ということですよね。  そうしますと、私がちょっとお聞きしたいのは、瀬戸内海に限ってお聞きをこれからしたいと思いますけれども、瀬戸内海域では大体どれぐらいの頭数が確認...全文を見る
○金子(哲)委員 お答え、五千頭はわかりましたけれども、海域をぜひお答えいただきたかったと思うんです。  広島県沖の辺には、どれぐらいいるんですか。
○金子(哲)委員 わかりました。  瀬戸内海海域、かつて広島県の忠海周辺、竹原沖周辺ですね、スナメリクジラの回遊地域として指定をされていたわけですよね。ところが近年、スナメリクジラ、大抵、瀬戸内海域のうちの主な回遊域は周防灘周辺が中心で、そこでは大抵個体群というか頭数が非常にた...全文を見る
○金子(哲)委員 私は、今のところで、海砂利だと言う人もいるけれどもというお話をされましたけれども、結局、保護をするといったら、原因とかがはっきりしないと保護はできないと思うんですよ。  私は、捕獲禁止以外の保護の方法は何ですかということをあえて問うたのは、漁業、漁具とか漁船と...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、もうそんなことを幾ら追及したってしようがない話なので。  まさに間違いなく海砂利採取の影響ですよ。海砂利採取によって、根こそぎ砂れきはすべて採取をされて、今や岩盤だけですよ。そうしてみますと、もう藻場はなくなり、そしてイカナゴを初めとする小さな稚魚は...全文を見る
○金子(哲)委員 その調査は、先ほどではことしの四月から始まったと聞いておりますけれども、いつまで続くんでしょうか。
○金子(哲)委員 そうしますと、今おっしゃいましたように、実際に三年間ぐらいかけなければ、ある種の正確な生息状況は調査結果として出ない、しかもまた、藻場の状況の調査も、えさ場も含めて調査をすれば、それぐらいの期間が必要だということになりますよね。  そうすると、その間は、今ちょ...全文を見る
○金子(哲)委員 しっかりとした調査をしていただいて、しっかりとした対策を立てていただく。しかも、それだけの長い期間をかけて調査をしようとされているということですから、特別に指定するとかしないとかじゃなくて、ジュゴンというものが重要だというふうに考えられているから、それだけの財政...全文を見る
○金子(哲)委員 そこで、最初の瀬戸内海の話をもう一度思い起こしてほしいんですけれども、結局、今度環境アセスでやる範囲なんていうのはどこまでかという問題があるわけでしょう。そうしてみますと、もっとそういうことの影響が、現に、特に海底の場合には、我々、地上で見ることができないもので...全文を見る
○金子(哲)委員 その広域の中に辺野古も入っているわけでしょう。あなたの話はおかしいじゃないですか。そこの辺野古の重要性というものが、検証が終えていない時点で、そこはとりあえず、もし防衛施設庁がどうしてもと言えばやむを得ないかなと。そのほかで、その周りで、全体で保護すればいいんだ...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。  そうすると、ある意味では積極的な意味で、受け身でなくて、環境アセスのように出されてきたもの、事業主が、事業者が出してきた環境アセスがどうかという評価を下すだけでなくて、積極的な意味で、ジュゴンの生息にかかわって、環境省としては、そのことを積極...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそのことを強くお願いしておきたいというふうに思います。  あと時間も残り少なくなったので、ほかの質問をしようと思っていたことが、少なくなったんですけれども、もう一つ、鳥獣にかかわって、生息状況の調査ということがあります。今、例えば、先ほどもお話がありました...全文を見る
○金子(哲)委員 そのことと関係して、都道府県のそういうことに対する調査研究の体制というのはどのように整備されてきているんでしょうか。それからまた、今後どのような方向で整備をされようとされているんでしょうか。
○金子(哲)委員 ぼちぼちも、もうちょいもいいですけれども、ぜひ力を入れてやっていただきたいと思います。  最後に、環境大臣にお伺いしたいんですけれども、これはもう午前中もいろいろ論議になっていることでありますので、重ねてお伺いするということになりますけれども、生物多様性という...全文を見る
○金子(哲)委員 これで終わりたいと思いますけれども、いずれにしても、そういう方向性を、やはり全体としてのトータルの方向性というものを明確にして進んでいただきたいというふうに思います。  きょうは、林野庁と農林水産省、ちょっとお見えをいただいたんですけれども、もうあとちょっと時...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第19号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょう、先ほどお話にありました、ブッシュ政権の朝鮮半島の政策の中で、韓国の軍事強化ということがお話に出ましたけれども、ちょうど六・一五の南北の共同宣言が出されてもう間もなく二周年を迎えますけれども、このことについての...全文を見る
○金子(哲)委員 全く評価されないということですけれども、少なくとも、両国民の中において人的な交流が進んだことは間違いない。少なくとも、南から北に行く人たちがふえたことは間違いないということが一つ。  それから、何よりも、先ほど軍事力強化の話がありましたけれども、これによって、...全文を見る
○金子(哲)委員 次にお伺いしたいと思いますけれども、米国の北朝鮮政策について、これはもし御存じでしたらお答えをいただきたいと思いますけれども、六月十一日の朝日新聞の報道で、朝鮮中央放送の放送ということで、「米政府が世界食糧計画(WFP)の呼び掛けに応じ、北朝鮮への人道支援として...全文を見る
○金子(哲)委員 それではお伺いしますけれども、今、人道支援の立場に立って米国が行っているというお話でしたけれども、日本が今可能だとする、人道支援として考えられることはどういうことでしょうか。
○金子(哲)委員 私は、いわゆる拉致問題と戦後補償問題を両てんびんにかけようということで質問するわけではありませんので、その点をまず申し上げておきますけれども、韓国との国交回復の際にも、例えば当時の韓国の政権のありように対していろいろ評価がありました。そしてまた、そのときにも戦後...全文を見る
○金子(哲)委員 質問を終わりますけれども、私の質問に答えていただけなくて残念でした。
06月14日第154回国会 衆議院 環境委員会 第18号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、御出席をいただき、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。最後の質問者になりますので、質問はできるだけ簡単にしながらお答えをお願いしたいと思います。  羽山参考人に...全文を見る
○金子(哲)委員 小金澤参考人にお伺いしたいんですけれども、一つは、羽山参考人もお話が出ました森林の重要性ということが、これは地上も海も含めて非常に重要な役割をしているということでその重要性が言われておりますし、参考文の中にも、地球温暖化の問題と絡めて、地球温暖化対策の中でこうい...全文を見る
○金子(哲)委員 羽山参考人に同じ質問をちょっとさせていただきたいと思いますけれども、今の問題で、林道と山林の関係を、もし御意見があれば。
○金子(哲)委員 小金澤参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほどのお話の中で、例えば野生生物の保護にかかわって、県を超えて広域の取り組みが必要だということでお話がありまして、群馬県を中心とした取り組みの例をお話しいただきましたけれども、全国的にはそういうことが、今の群馬県とその...全文を見る
○金子(哲)委員 小熊参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど来、いわば狩猟の方法の中のくくりわなとかとらばさみの話が出ておりまして、我々も、ああいう映像を見ますと、やはりこれは狩猟方法として禁止すべきではないかというふうに考えるわけですけれども、そのことについて、狩猟される側...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、そのくくりわなに実際に混獲の問題が指摘をされておりますけれども、その点については、狩猟される側でも、実際に現場の中で体験としてやはりそういうことがかなりあるというふうにお考えなのかどうかということ、それからもう一つは、とらばさみのお話もちょっと出ており...全文を見る
○金子(哲)委員 重ねてお話しして、ということは、例えば販売上の問題で、ある程度規制、例えば狩猟許可免許を持っている人たちだけにするとかそういうことをやれば、かなりそういう問題、今のとらばさみなどについての事故というか被害ということは避けることができるというふうにお考えでしょうか...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  羽山参考人にお伺いしたいのですけれども、私、先般の委員会のときにも、たまたま私、広島の出身なものですから瀬戸内海のスナメリのお話をしましたけれども、私も先ほどお話を聞いて、広島の場合、広島県沖のスナメリ回遊が減ったのはまさに海砂利採...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございます。  野上参考人にお伺いしたいのですけれども、先ほど鳥獣保護員のお話が出てまいりました。人数を聞くのも大変あれなんですけれども、私も不勉強なところがあるんですけれども、大体これから、当面これぐらいはもっと人数が必要ではないか、また先ほども質...全文を見る
○金子(哲)委員 時間が参りましたので、終わりたいと思います。本日はありがとうございました。
07月02日第154回国会 衆議院 環境委員会 第19号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  前回、お見えをいただいて質問ができませんでしたので、林野庁の方に最初に御質問させていただきたいと思います。  今、鳥獣保護ということで論議をしておりますけれども、森林の整備ということで薬剤散布などが、例えば私は西日本におり...全文を見る
○金子(哲)委員 そういうふうに御答弁になると、どうしてもお聞きをしたいんですけれども、では、どれぐらいの調査をされたんでしょうか、どういう調査を。
○金子(哲)委員 森林の整備ということも非常に重要な課題でありますので、当然また薬剤散布ということも必要とは思いますけれども、同時に、そのことはそこに生息する動物の問題でもありますので、一応、これまでの検知によっていろいろ使用できないものもあると思いますけれども、今後も引き続いて...全文を見る
○金子(哲)委員 十分注意をしながらということですけれども、その際、今の中には皆さん方の考え方がありましたけれども、いわば自然保護団体でありますとか、そういう民間団体のさまざまな意見というものも当然そこの計画策定に当たっては十分考慮されると思いますけれども、その辺はいいんでしょう...全文を見る
○金子(哲)委員 重ねてお伺いしますけれども、関係者というのは、今私が言った自然保護団体とか自然環境団体とか、そういうことを指していると理解していいわけですね。
○金子(哲)委員 その点について、環境省の決意と見解をお伺いしたいと思います。
○金子(哲)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、この委員会でも大分論議になってまいりました海生哺乳類の問題についてお伺いをしたいと思います。  きょう、水産庁からお見えですのでお伺いしたいと思いますけれども、水産庁として、この環境委員会の中で海生哺乳類...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、余りこの委員会の論議を聞いておられないんじゃないかと思います。  水産庁のこれまでの保護計画とか、水産資源法とか漁業法によって行われる保護は不十分だということで我々は委員会論議をしたわけで、従来これだけやっておりましたからその延長でやりますということ...全文を見る
○金子(哲)委員 この海生哺乳類の保護については、従来、鳥獣保護法の枠の外にあって適用除外になっていたわけですけれども、それが今度の委員会の論議を通じて、ジュゴンなどを含めて幾つかの種についてはこの法律の中の保護対象にするということに決めたわけですね。  その点についてはお聞き...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひ、この環境委員会でも非常に論議をしたわけでありますので、しかも先ほど何度も申し上げておりますように、適用除外規定の問題も論議をしまして、今水産庁からもお話がありましたように、そもそも漁業という視点に立って水産庁の場合にはさまざまな法律、漁獲を一定に確保する、...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。ぜひ、環境省、水産庁、連携をとっていただいてこの問題に対処していただきますように、重ねてお願いをしておきたいと思います。  続いて、鳥獣保護員の問題について、既に質問が出ておりますけれども、私の方からも、ちょっと違う観点で二、三御質問を...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひそのことをお願いしたいと思います。  それで、私、この間からの議論を聞きながら、鳥獣保護員のことでちょっと疑問に思うことが出てきたんですけれども、今度の八十条の問題をいろいろ論議している中で、海生哺乳類の問題もこれからやっていくということになってまいりまし...全文を見る
○金子(哲)委員 今大臣から御答弁いただきましたように、新しくこの委員会でもこの問題を随分と論議しましたものですから、こういうことが、言われましたように、全部に、全国的に一斉にということ、特に海のない県も逆に言えばあるわけでして、課題を抱えている、もう既に具体的な問題になっている...全文を見る
○金子(哲)委員 これからの質問は、ちょっと事前に質問通告を出しておりませんので、お答えできる範囲でお答えをいただきたいと思います。  猟犬による被害の問題なんですけれども、物すごく大きな被害がたくさん出ているということではありませんけれども、何件かの猟犬による被害ということが...全文を見る
○金子(哲)委員 ぜひその問題をちょっと検討していただきたいと思いますけれども、やはり従来と狩猟方法が変わってきたということですよね。本当は、今まで猟犬に追い出させておいて猟銃で撃つというパターンから、今、局長のお話があったように、それそのものでやるということですから、猟犬そのも...全文を見る
○金子(哲)委員 終わります。ありがとうございました。
07月04日第154回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、草野事務局長にはさまざまな立場からのお話をいただきまして、ありがとうございました。  先ほど昭和四十九年のスト権ストのお話が出まして、また、先ほど来論議を聞いておりますと、どうもストライキを体験したのは...全文を見る
○金子(哲)小委員 公務員制度にかかわって、既に日本が批准しているILOの八十七号条約、九十八号条約などを見ますと、本来は労働者の団結権、団体交渉権、争議権というのはその中で保障されておるべきものであって、また、そういうことをめぐっても、これまで裁判も含めて労働側が争っていきまし...全文を見る
○金子(哲)小委員 そもそもILOには、政府、使用者側、そして労働者側、三者が委員を出しておりますから、国内のすべての代表者が出ておりますから、ILOのさまざまな条約に対して、我々国内も責任を持つ、政府の側も、また司法の側も、そしてまた国会というところも責任を持つべきだというふう...全文を見る
○金子(哲)小委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、きょう論議となりました労働基本権、公務員制度の問題について、重ねて意見を述べさせていただきたいと思います。  私は、まずその大前提に、公務員といえども労働者だということを申し上げたいと思います。  確かに、雇用の...全文を見る
07月04日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  今のお話と関連して、私もちょっとお伺いしたいと思うんです。  今先生は、昭和十年から実質上、明治憲法は停止したというか、崩壊したということをおっしゃいましたけれども、それに至る過程にあって、明治憲法そのものに本質...全文を見る
○金子(哲)小委員 そのことと関連してお伺いをしたいんです。  先ほど先生は、明治憲法にもリベラル的なところがあって、それが排除されたために誤った戦争への道を走ったというようにお聞きをしたわけですけれども、そうした反省の上に立って、さらにより平和主義をうたった現在の憲法というも...全文を見る
○金子(哲)小委員 それから次にお伺いしたいことは、先生の資料の六ページから七ページにかけて、さきの大戦の終戦時における天皇の役割の問題について記載をされておりますけれども、もう一つの見解として、ポツダム宣言が出されて以降、国体の護持というようなことが言われて、最初、無条件降伏に...全文を見る
○金子(哲)小委員 最後の質問です。  先ほど、明治憲法も、国民主権ということでは、今の憲法とそう相違はないのではないかと受け取れるような御発言もあったように思うんですけれども、しかし、全体の流れから見ますと、天皇を輔弼する立場にある内閣の方が、議会に対して、しかも、議会を選出...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
07月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。きょうは、ありがとうございました。  先ほどの委員からもお話がありました基本権憲章のことについてお伺いをしたいと思います。  そもそも、今のお話にもありましたように、政治的な宣言的な意味と、法的な効力、拘束力といいますか、そ...全文を見る
○金子(哲)小委員 今お話にありました制定会議の中で、各国の議会の代表ということがちょっとお話出てまいりましたけれども、そういう各国の議会の代表がEUのさまざまな会議の中で果たしてきた役割というのは、今までこのほかにもたくさんあるんですか。
○金子(哲)小委員 次に、EC法の優位性についてお話がありましたのでちょっとお伺いしたいんですけれども、一九六三年のファン・ヘント・エン・ロース判決でいわばEC法の直接効果ということが言われ、そして六四年のコスタ判決でECの優位性ということが認められたというふうに聞いております。...全文を見る
○金子(哲)小委員 ちょっとわからない点もあるのでお聞きをしたいんですけれども、EUの組織と権限の中で、欧州議会というのがあるんですけれども、直接選挙で選ばれている割には、その位置づけが非常に低い。  実際上、さまざまな決定をするのは、欧州理事会とか閣僚理事会などがほとんど決定...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
07月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、貴重な御意見をありがとうございます。  先ほどもちょっと出ておりましたけれども、地方自治の本旨ということが憲法の中にも書かれております。そのことはいろいろ考えなければならないことだと思いますが、国と地方との関...全文を見る
○金子(哲)小委員 次に、財源のことでちょっとお伺いしたいんですけれども、財源がこれから地方に移譲されていかなければならない。そうならなければ本当の意味で地方分権にならないと思いますけれども、今、各自治体が自主財源のような形で決めていかれる。  今、三重県の産廃税もそうですけれ...全文を見る
○金子(哲)小委員 それから、緑の雇用事業というお話がありました。私も、環境委員会におりまして、地球温暖化対策を含めて、山といいますか、緑についての保全がこれから大きな課題になってくると思うんです。  しかし、実際には、林業そのものが、日本の国内産材がほとんど使用されない、価格...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
07月16日第154回国会 衆議院 環境委員会 第21号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  私、きょうは水俣病にかかわる問題について質問をさせていただきたいと思います。  私、広島におりまして、今広島でも、例えば原爆被爆者援護法にかかわって、医療特別手当の支給をめぐって、被爆者の認定というものが行われてお...全文を見る
○金子(哲)委員 その経緯は私が今申し上げたわけで、その判断条件というのは今もって医学的な見地としては間違いなくすべての、例えばメチル水銀被曝に起因する健康障害などにかかわってはすべて包含をしている判断条件として認められているかどうかということだけ端的にお答えください。
○金子(哲)委員 それでは、次にお伺いしたいと思いますが、最近しかし、さまざまな学会などでもこの判断条件についていろいろ意見が出ているというのは御承知だと思います。今すべてを正しく判断されているということですが、例えば日本精神神経学会などが学会誌等で、この医学的根拠となるデータは...全文を見る
○金子(哲)委員 ということは、今さまざまな学会で出ているような見解は環境省としては受け入れがたいということですね。
○金子(哲)委員 その際、国の場合には、四肢末端に出てくるのが特異的な症状だということが言われておりますけれども、今中枢神経の損傷が原因で全身に出てくるのではないかという意見が出ているということについてはどのようにお考えでしょうか。
○金子(哲)委員 この関係について最後にもう一つお伺いしたいと思いますけれども、昭和五十二年の判断条件ということが、かなり古い時代の、二十五年前の判断。古いからどうこう言うわけではありませんけれども、その後は新たな医学的な見解とか研究とかが進んでくるわけですけれども、そういったこ...全文を見る
○金子(哲)委員 私は限定して申し上げるつもりはありませんけれども、基本的にこういう問題、先ほど私最初に申し上げました原爆症の認定問題もそうですけれども、それは私は被害者の側に立って本来あるべきだというふうに考えております。  そうしてみますと、もっと被害者の側に立ってこういう...全文を見る
○金子(哲)委員 今部長がおっしゃったとおり、年数がたったと。被爆者の認定問題でもそうですけれども、例えば被爆者の場合、出てくる症状はがんであったり白血病であったりするわけですね。それは高齢になれば出てくるということで、結局、年数がたてばたったということで、一般症状と変わらないじ...全文を見る
○金子(哲)委員 それはちょっと環境省としての発言として、私はそういう発言で認知することはできないと思います。  確かに件数が多かったのは間違いないですけれども、七六年の末に出された熊本地裁の判決で、そういう件数が多いために熊本県の認定作業がおくれたという不作為は違法という判決...全文を見る
○金子(哲)委員 それはおかしいんじゃないですか。そういう四千人とかたくさんの人がいらっしゃるから、そのために生きていらっしゃる方を優先的にする、だから死亡された場合にはおくれる場合がある、だからできるだけ早くそのカルテなどを入手して、後で判断するための資料をきちっとしておきなさ...全文を見る
○金子(哲)委員 少なくとも、この件に関しては、熊本県はこの保健部長通知を実行しなかったということは認めるわけですね。
○金子(哲)委員 私が聞いているのは、この保健部長通知が実行されたかどうか。平成に入ってやったというのは何年後ですか。十七年後じゃないですか。部長も専門ではないかと思いますけれども、病院のカルテが大体何年間保存されるのか、十分御承知でしょう。十七年間たって資料収集に行ったって、そ...全文を見る
○金子(哲)委員 しかも、なおかつその上に、翌年の七月三日には環境事務次官通知を出して、さらにこのことを指示して、いつまでも申請者を法的に不安定な状態に置き、行政庁に対する不服申し立ての道を閉ざすがごときことのないように所要の処分を行うことということをあえてさらに一年後に事務次官...全文を見る
○金子(哲)委員 いや、それは努力されたことを全部否定しているわけではなくて、わざわざ部長通知も出し、そして事務次官通知まで出して、死亡された場合のことについてあえて触れて通知を出していながら、それが履行されなかったために不利益をこうむった人がいるとしたら、それは重大な問題じゃな...全文を見る
○金子(哲)委員 それは、できた場合とできない場合があったら、やっていただかなかった人はやはり不利益をこうむったということになるのは当たり前じゃないですか、その当時の事情がどうあれ。それは一人一人の問題として考えなければ、六千人いても六千分の一ですから、一人の問題として考えなけれ...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、改めて聞きます。  このことによって、本人にとっては不利益をこうむったと思われますか、こうむっていないと思われますか。
○金子(哲)委員 それはないでしょう。現に、自分のところで行政処分を出しているわけですから、既に裁決を。その判断の中で、検討される中で、そういった点について本人が不利益をこうむったかどうかというぐらいの判断はできるんじゃないですか。
○金子(哲)委員 そうしてみますと、七七年の部長通知、七八年の環境庁の事務次官通知というのは、全く拘束力がないということになりますか。
○金子(哲)委員 時間がありませんので、最後に大臣にお伺いしたいんですけれども、今のようなケースの場合、当時の状況を見て、私は当時言われたとおりの状況があったと思うんですよ。だからこそ、部長の通知が出され、事務次官通知が出されたというのは、そういう状況の中で救済をするという目的の...全文を見る
○金子(哲)委員 時間になりましたので終わりますけれども、少なくとも当時そういうことに心配があり、部長通知、それから事務次官通知が出されていたわけです。当時、五十二年の当時でもそういうことが危惧をされたために、あの内容のものが出されていた。にもかかわらず、それが実行されていなかっ...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、パート労働者の問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  その前に、質問事項を出しておりませんけれども、また五十七回目の八月六日を迎えます。大臣にはまた広島、長崎に出席、記念式典に出席をしていただくという...全文を見る
○金子(哲)分科員 ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、早速本題に入りたいと思いますけれども、今厚生労働省の中でも、パートタイム労働者の問題について研究会も持たれて、そして最終報告も出たというふうに伺っております。全般的にパートの労働者がふえ、この問題が重要...全文を見る
○金子(哲)分科員 厚生労働省の方で、例えば厚生年金などの関係で、こういうことについてもしおわかりでしょうか。わからなければ結構ですけれども。
○金子(哲)分科員 先ほど文部科学省からも話がありましたが、ほとんど入っていないという状況だろうと思います。  今お話がありましたように、四分の三というお話がありましたけれども、もう御承知のとおり、今、最初私が申し上げましたとおり、学校、特に大学の場合、拘束される時間というのは...全文を見る
○金子(哲)分科員 今のお話で非常に矛盾があると思うんですよね。  複数の事業所に働ける。四分の三だ。四分の三以上なければだめだ。複数で四分の三以上働くということになると、一以上の仕事をしなきゃその人は適用されなくなる。一人の通常の人が働く時間よりも大幅に長く複数で働かなければ...全文を見る
○金子(哲)分科員 その合算規定の適用者の中に、例えば企業の役員などが入っていませんか。     〔主査退席、桜田主査代理着席〕
○金子(哲)分科員 ちょっとよくわからないんですけれども、つまり、二以上の事業所で働いていても、役員だったら経営の側にいるからということで厚生年金適用できる。ところが、一生懸命働いている、相手側の事情で、特殊な職場なんですよね、例えば今私がお話ししたように、大学の非常勤講師という...全文を見る
○金子(哲)分科員 厚生年金法の第二十四条の二項にも、複数事業所に勤務する者の月額報酬の給与の合算により算出することが規定をされておりますし、それから、同施行令の第四条の場合にも、そういう場合における各事業主の保険料負担の案分による算出方法も規定をされておりますし、さらに、健康保...全文を見る
○金子(哲)分科員 私は、今、大学の非常勤講師という極めて限定された職業についてお話をしているわけで、そのときに一般の自営業者とかそういうことを引き合いに出すことはないじゃないですか。現に、大学の非常勤講師という特殊な職場形態があることを最初に御説明をして、そのことについてどうか...全文を見る
○金子(哲)分科員 時間が参りましたので終わりますけれども、先ほど、今大臣も非常に難しい問題だとおっしゃいましたように、文部科学省の中にも、おっしゃいましたように、大学はこれからさらに、大学の経営の問題もあって、私は、こういう非常勤講師制度というものが進んでいくんではないか、大学...全文を見る
07月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子であります。  この百五十四通常国会の最後の憲法調査会になると思いますので、この通常国会の憲法調査会のまとめ的な意味で、私なりに二つの点について意見を述べたいと思います。  第一は、地方公聴会についてであります。  今国会中に二度...全文を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、六人の陳述人の皆さん、ありがとうございます。  私は、六人の陳述人の皆さんの中で、五名の方が、今、我が国の平和憲法九条をしっかり守れ、むしろ現実と乖離しているこの姿を正して、平和憲法に徹していくべきだとい...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。私もその意見には同感でありますが、その点だけ表明しておきたいと思います。  石塚さんにお伺いしたいんですけれども、もしそういう運動をされていたらお答えをいただきたいと思います。  エネルギーのお話も出まして、北海道もいわゆる核の廃棄物...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  田中さんにお伺いをしたいんですけれども、実は、私は、在外被爆者の皆さんに被爆者援護法適用を実現させる議員懇談会をつくって、その活動をしているんですけれども、裁判の判決と国の行政のあり方の問題で、ちょっと御意見があればお伺いしたいんで...全文を見る
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  結城さんにお伺いしたいんです。  情報公開法ができて、それは一つの民主主義の発展というふうに思うんですけれども、今防衛庁のリスト問題が出ております。きょうも国会で論議になっております。論議の中でも、そのリストをつくったことが問題か...全文を見る
○金子(哲)委員 では、時間になりましたので終わります。ありがとうございました。
11月01日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合を代表して、憲法調査会中間報告書案に対して、次のとおり意見を述べたいと思います。  御承知のように、これまでの調査会は、憲法の制定経緯、戦後の主な違憲審査、さらに二十一世紀の日本のあるべき姿に関する調査が行われました。残念ながら、私たちがか...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  今、第三回目の本憲法調査会の海外調査の御報告をいただきましたけれども、私も昨年の調査団に一緒に参加をさせていただきまして、きょうの報告を聞きまして、大変特徴的だったなという思いが一つだけしております。  といいますのは、こ...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  大臣、就任をされましてから、インタビューにお答えになる形で、水俣病の関西訴訟の問題について、国としては裁判の結果を待つということで、上告の問題はそのままになっておるようでありますけれども、もう一度最初にお伺いしたいんですけれ...全文を見る
○金子(哲)委員 非常に残念ですけれども、今、大臣の態度がそういうことでしたら、重ねてお伺いしたいと思います。  昨年の四月の大阪高裁の判決の内容を読み上げますと時間がかかりますので申し上げませんけれども、そのとき、当時の環境大臣、川口環境大臣が、国が上告した理由として、高裁判...全文を見る
○金子(哲)委員 それではお伺いしますけれども、医学界の定説というのはどういう定説でしょうか。
○金子(哲)委員 それではお伺いしますけれども、水俣病に関しての医学界の定説というのは、七七年、つまり昭和五十二年のいわゆる判断基準と言われるものが医学界の定説というふうにお考えでしょうか。
○金子(哲)委員 その定説は、今どれだけの学者の方が唱えられているんでしょうか。どういう人たちが今唱えられているんでしょうか、そういう定説を。
○金子(哲)委員 それでは、重ねてお伺いしますけれども、その四十数名と言われる学者の先生、医学界の先生方は、この定説に対して異論はないわけですか。
○金子(哲)委員 それでは、つまりは、五十二年、七七年から二十五年間たっておりますけれども、このメチル水銀中毒症にかかわる医学界の域というのは、七七年のときに検証された域を全く超えていないということですか。
○金子(哲)委員 それでは、具体的なことでお伺いをしたいと思いますけれども、私はこの前、七月の十六日のこの委員会で質問をした際には、当時の判断条件というのは、平成三年十一月の中央公害対策審議会の答申、それから六十年の医学専門家会議で判断条件がそういうふうになったという話であります...全文を見る
○金子(哲)委員 裁判をされている方から、六十年の会議の会議録を出してほしいという要望が出されたけれども、それはないということなので、六十年のときに専門家会議で本当にどのような論議がされたということは一体どこで証明できるんですか。
○金子(哲)委員 大体、今の話では全く具体性がないわけですよね。具体的に何を、どれだけの素材を出して、どういう医学界の学説を検討したのかということが全く明らかになっていないでしょう。それでもって検討しましたと言われたって、例えば、あのときの医学専門家会議は八名おられたけれども、そ...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、もう一度確認をしておきますけれども、これは大臣に確認しておきますけれども、五十二年の今生きております判断基準というのは、純医学的な判断条件を備えている、医学的な見地に立った判断条件というふうに認識をされているかどうかについて改めてお伺いしたいと思います...全文を見る
○金子(哲)委員 一言だけでお答えいただきたいんですけれども、それは、私が聞きたいことは、裁判の中でも争点になっているようですけれども、この判断基準というのは、今の医学界の、医学としての、政治的な思惑は全く抜きにして、医学的な判断で間違いないかどうかということをお聞きしたいわけで...全文を見る
○金子(哲)委員 実は、私が質問した後に、七月の質問の後に、朝日新聞等で九一年の中央公害対策審議会環境保健部会水俣病専門委員会の八回にわたる議事録が公開をされました。これはマスコミの請求があって公開をされております。その中の議事録を読みますと、どうも今おっしゃったようなことではな...全文を見る
○金子(哲)委員 それはないでしょう。それは全く違うんじゃないですか。九一年の専門家委員会の会議で皆さんしっかり検討したと。  では、これは速記録だから事実を正確に伝えていないということですか。それだったら議事録を出してください。
○金子(哲)委員 そういうことを聞いているわけじゃないでしょう。  大臣に聞きますけれども、議事録はない、速記録に書いてあることを公表したけれども、その中身はその場の雰囲気で発言したことだから責任が持てない、そんなことでいいわけですか。そういう扱いでいいんですか。     〔...全文を見る
○金子(哲)委員 しかし、少なくとも、情報公開で外に出した後に、それは我々は一々確認していないから責任が持てないという、そんな無責任なことでいいんですか。それをお答えください。
○金子(哲)委員 若干のという問題じゃなくて、では次々言いますよ。速記録の中の指摘をしましょう。  第七回の速記録。  植村委員 メチル水銀の影響を受けて四肢の感覚障害のみを有するようになった、そういうものは存在するのだと考えてよろしいわけですか。  井形委員長 私はあり得...全文を見る
○金子(哲)委員 コメントを差し控えるじゃなくて、あなた方が出した資料でしょう。  そして、第二回の速記録。  井形委員長 裁判で言われても、私たちは、水俣病と公的に認めない方がいいと思っているのは、水俣病と認めますと、医療費をチッソないしは国が持たなければいけなくなりますね...全文を見る
○金子(哲)委員 では、確認してくださいよ、それを。いいですか、確認してください。
○金子(哲)委員 大臣、今速記録の話をしておりますけれども、それが、一々本人の確認をしなければこの速記録には責任持てないと。当時の環境庁の事務方が入っていて、事務方が議事録を起こして出したものが、それが今になって、確認とれなきゃできないと。それでは、委員会で何を検討し、みんなの委...全文を見る
○金子(哲)委員 だから、それは報告書は最終報告がありますよ、七七年の判断基準はオーケーだということになったと。しかし、どういう論議がされて、どういう検討がされて、この七七年の判断基準も現在の医学的な見地に見てたえ得るものだというふうに判断されたかということが重要であって、最終的...全文を見る
○金子(哲)委員 そう言わなきゃ、もうきょうはこの委員会、答弁できないから、そのことをおっしゃっていると思うんですけれども、今申し上げたように、そこの委員会の責任者の方が、委員長が今言ったような発言をされているのに、幾らその会議は医学的な見地でちゃんとした、報告されたものはそうだ...全文を見る
○金子(哲)委員 わかりました。  ぜひ、新しい知見も私は出ているように思いますので、そのことをやはり真剣に検討していただいて、ただ単に政治的な判断によって切り捨てられることのないように、医学的な問題、医学の正式な検討の上に新しい判断基準をぜひつくっていただくような見直しを進め...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  自然再生推進法の質問のときがいよいよ来たという思いですけれども、通常国会で成立しなければこの法案はだめになるというお話も伺っていたんですが、臨時国会で審議ができるというのは、いささかあの当時何だったんだろうかということを思い...全文を見る
○金子(哲)委員 そういう公共事業が環境破壊をすると先ほどの質問も出ますと、提案者の方からは、すべての公共事業がというお話ですが、私もすべての公共事業がそういうことであるということではありません。しかし、今例えば自然再生事業を行っている、現実的にそういうことに携わっていらっしゃる...全文を見る
○金子(哲)委員 大変申しわけございませんが、谷津提案者にぜひ、農林水産業に極めて御貢献の深い方でございますので、その点について見解をお伺いできればと思います。
○金子(哲)委員 いろいろお話をいただきましたけれども、これまでの公共事業のありようについて見直す、方向性を考え直していくというようなことが、これが押し上げていくだろうという話はお伺いしましたけれども、見直すべき時期に来ているというような話を具体的に聞けないのが非常に残念です。や...全文を見る
○金子(哲)委員 湿原の再生事業を行いつつ、湿原に戻りつつあるところを国営の農地に転換したいということで、そういう事業が上流部で行われる。一方では湿原をどんどん広げていこうという努力をされ、一方では乾燥化も含めてやろうというようなことが同じ釧路川水系の中で行われているようなことに...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がたつのであれですけれども、これは新聞の報道によりますけれども、今年度から六十五億円をかけて新たに農地整備事業をやるわけでしょう。一方では釧路湿原を戻そうということでやっているわけでしょう。片方では乾燥化の作業をやるわけでしょう。だから、公益性の問題はありま...全文を見る
○金子(哲)委員 しかも、これは今年度から始めているわけですね。釧路の再生事業を一方で始めながら、それに影響を与えると思われる事業が今年度から六十五億円もかけて行われるというようなことが、皆さんが一番先進的なと言われて私どもに紹介をいただいた釧路湿原の再生事業の現地の中では、そう...全文を見る
○金子(哲)委員 もうこれ以上この問題で長く時間をとれないのであれですけれども、やはり私は、この法律の中でこれほど自然再生ということを重要視して、法律までつくってやろうとされるのであれば、当たり前のことですけれども、せっかく湿地が回復しそうなところを今年度の事業としてスタートをす...全文を見る
○金子(哲)委員 そうしますと、実施団体とのかかわり、実施者とのかかわりも出てくるんですけれども、そういう人たちというのは、私はそれだけが発議者になるというのはちょっとおかしいと思っております。それは、地域に直接住んでいなくても、そこの自然に触れる機会の多い人たちも随分いるわけで...全文を見る
○金子(哲)委員 「必要な体制の整備を図るものとする。」ということになっていて、今まだできていないわけですね、そういうものは。十二月一日から実施をするという法案のようですけれども、全然そういうものが整備されていない。そして、自治体もそんな意識はまだない。現実的に行ったとき、では一...全文を見る
○金子(哲)委員 それは、結局中央でそれをつくるわけですか。つくることになるんでしょう。  つまり、一番提案する側は、まさに山本提案者もおっしゃったように、身近に日常的にその自然を取り戻したいと思っていらっしゃる人たちですね。それと、中央でそんな細かいことまでできるわけはないん...全文を見る
○金子(哲)委員 私とは論議がどうもかみ合わないわけですね。一番もとに、協議会までいけばそれはいいですよ。その前に、提起をした、例えば、私は広島県におりますから、瀬戸内海のあの海岸を取り戻したいと提起した。県に行くんですか。広島市に行くんですか。そして、そのときにはだれがどういう...全文を見る
○金子(哲)委員 それを聞きましてよくわかりました。全く本当に純粋な気持ちで地元の住民がそういうことを提起しようとしたら、これは到底この法案では適応できないということです。そんな力が、それは大きな団体もあるでしょう。だけれども、そんな一つの地域の例えば町内会がそこまで、協議会、い...全文を見る
○金子(哲)委員 それぐらいの情報しか伝わっていない。それぐらいの認識しかなくて、よく答弁できたと私は思いますよ。  先ほど来話が出ているのは、もう具体的な問題が起きているということを指摘されているわけでしょう。それに対して環境省としてどういう見解を持って、例えば取りまとめ役に...全文を見る
○金子(哲)委員 しかし、皆さん方がこれまで説明されたアサザ基金の事業のあり方、NPO法人としての評価があったわけでしょう。今は結局、国土交通省の言い分が通るように見守っていくわけですか、それともNPO団体の皆さんがおっしゃっていることを通るように環境省としては考えられるんですか...全文を見る
○金子(哲)委員 では、重ねて伺いますけれども、今のアサザでのプロジェクトの実施者はだれとお考えですか。もし仮に今法律ができたら、実施者はだれだとお考えですか。
○金子(哲)委員 そうであれば、実施者の意見がもっと通っていいんじゃないですか。実施者が円卓会議をやろうと。そして、国土交通大臣も話し合いをしようと。あの参議院、大臣今席を外されましたけれども、大臣はあそこの答弁の中でも、アサザ基金こそ、アサザプロジェクトこそこの自然再生推進法の...全文を見る
○金子(哲)委員 提案者の方どなたか、今の質問にお答えいただけませんか。
○金子(哲)委員 時間がなくなりましたので終わりたいと思いますけれども、この法案ができたときにまさに中心的な役割を果たさなければならない環境省が、その責任者が今ぐらいの認識しかなくてこの法案を、提案されたのは議員の皆さんですけれども、理解をしているということであれば、これは言われ...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  ドイツの歴史を中心にしてお話しいただきまして、ありがとうございました。  国際的な軍事紛争の問題が起こるときに、イラクの問題もそうですけれども、国連とのかかわりということが非常にいろいろなところで論争、論議になる...全文を見る
○金子(哲)小委員 今、価値観の問題もお話しになりましたけれども、だれの価値観で物をはかるかということは非常に重要になってくると思うのです。コソボの場合には、NATOの空爆に対して、ドイツでは容認するような、結果的には容認することになったと思うのですけれども。  先般、ドイツは...全文を見る
○金子(哲)小委員 先ほどから何人かの委員の方から質問が出ておりますので、重ねてのようになりますけれども、戦後補償と言われる問題です。  日本と決定的に違うことは、歴史的な経過とかいろいろなことがあったり、また、政治的な問題があったりしましても、結果的に違うのは国家と個人の問題...全文を見る
○金子(哲)小委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  今のやりとりは、それなりにいろいろあると思いますけれども、時間の問題もありますので、一人五分の中でのやりとりということもありますから、その辺の運営の仕方はまず最初にぜひお願いをしておきたい。  それで、この憲法調査会の調...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  先ほどお話が出たことでちょっとお伺いしたいんですけれども、二大政党制の問題がいろいろ論議をされておりまして、小選挙区制の問題と、先生、今三つの極にという話もありましたけれども、小選挙区制をやっても、二大政党には日本はならな...全文を見る
○金子(哲)小委員 先ほどもちょっと質問に出たこととダブるようですけれども、少し違う角度でお聞きしたいんです。  党議拘束の問題が出まして、先生は、そういうのは最大の課題だけにというお話がありましたけれども、現在の選挙制度の中で、比例選挙というものが厳然として一定の割合であると...全文を見る
○金子(哲)小委員 そのことと関連して、今先生のお話にもありましたように、政治の意識の多様化というか、そして要求の多様化ということが言われてくることになったわけです。  そうしてまいりますと、最初に先生、政党はということで、民主主義にあって欠かすことのできないというお話がありま...全文を見る
○金子(哲)小委員 そうしてまいりますと、今一番のある意味の政治的な課題というのは、私は、きょうも論議がありましたように、投票率の低さということだと思うんですね。五〇%を切る、補欠選挙だからということがあったにしても、三〇%台で、一体それを信任を受けたといって登場できるのかという...全文を見る
○金子(哲)小委員 ありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、参考人の皆さんには貴重な御意見をありがとうございました。  私は、この法案に実は反対をしておりますので、そんな思いも込めながら質問します。  といいますのは、まず第一に、この法案、実施者がいろいろなとこ...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、今公益性の問題が出まして、第六条のことがいろいろ意見が出ておりますけれども、私もそのとおりだと思います。この六条がある限り、結局のところは、今までそもそも公共事業そのものは公益性のためにやってきたわけですから、そのことを前提にすれば、今度の法律はそれを...全文を見る
○金子(哲)委員 それから、草刈参考人からフィードバックの話が出まして、何度も今質問が出ておりますけれども、この法案で言われている専門家会議というのは、実は環境大臣のもとにある専門家会議にすぎないのであって、あたかもその事業ごとに専門家会議があるようなことにもとれかねない討論が今...全文を見る
○金子(哲)委員 ちょっと重ねてお伺いするようですけれども、つまり私は、その協議会というのは、そういうふうに専門的な人たちも含めて協議をされて、一番いい方法だというものを選択されると思うんですよ。ただ、それが実際に実施を始めたときどうだったかという検証ですね。検証の機関として第三...全文を見る
○金子(哲)委員 先ほど来論議がありましたように、この法案は、ボトムアップで市民やさまざまなNGO団体も参加をできる、また、NPO団体も実施者になることができる法案というふうに言われておりますけれども、私も、いろいろな形で、今度はいろいろ市民の皆さんの意見を聞こう、そしてまた討論...全文を見る
○金子(哲)委員 私がこの法案でもう一つ危惧していますのは、実際には、先ほどお話がありましたように、いろいろな形で自然の再生に今懸命に取り組んでいらっしゃるいろいろな地域の運動があると思うんですけれども、この法案によって、結局、法案ができれば、この法案の枠の中という規制がかかるの...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。私は、内部告発事件にかかわる労働者の解雇の問題について質問をしたいと思います。  簡単に経緯を申し述べたいと思いますけれども、広島県にあります学校法人古沢学園において、内部告発を行った人が、中国通産局に対して内部告発を行ったわけ...全文を見る
○金子(哲)委員 それだけでいいです。あと重ねて質問しますから。  ということは、そういう事実があって、内部告発も行われ、そのことによって中国通産局は動いて、学園側を指導した。  問題は、その処理の仕方であります。  この二十六日の古沢学園による改善が行われるまでの間、中国...全文を見る
○金子(哲)委員 この問題は今、極めて重要だと思います。内部告発者の名前が明らかになっている文書をあえて、事もあろうに、違法をしている学園側に対して渡しているという問題をまず指摘しておきたいと思います。  結果は、同年七月五日、A氏はこの学園側から解雇を受けたわけです。その解雇...全文を見る
○金子(哲)委員 その後、本人は組合に相談をし、裁判に訴えるしかなく、裁判に訴えました。そして、地裁、高裁ともいずれも学園側が敗訴をして、最高裁で争うというところまで来ましたけれども、最終的には、ことしの六月二十八日に会社側が上告を取り下げて、地位保全が行われたという経過になって...全文を見る
○金子(哲)委員 今、遺憾であったというお話でありますけれども、この間、裁判が終わった後、中国経済産業局と話をしたときは、事実は認めるけれども道義的な責任もない、法的に責任もないけれども道義的責任もないという態度ですよね。今もって変わっていない。今政務官の方からそのようにおっしゃ...全文を見る
○金子(哲)委員 しかも、この内部告発の文章の中にはこういうくだりがあるのを御存じですか。「この真実の報告で私が職を失うことになりましたら何とぞ、新しい職を紹介して下さるようにお願いします。どうかよろしくお願いします。」これが最後の文章です。つまり、御本人は、既にこの内部告発をし...全文を見る
○金子(哲)委員 そこまで責任を感じられるなら、そのことによって解雇されたことについての責任はどのようにお考えですか。
○金子(哲)委員 いいですか、一人の内部告発をした人が、しかも不正をただすために行った内部告発者が、そのことを理由にして解雇されて、それで、ただ誠実さに欠けたという程度のことであなた方の責任がとれるということですか。私はそれでは納得できないですよ、政務官。
○金子(哲)委員 ぜひそれは本人におわびは……。  私が問うているのは、解雇をされた。しかも今説明があったときには、名前も外には明らかにしてはならないとかそういうことも私どもは言ったということは、そういうことが想定をされていたから。そういうことをあらかじめ想定もでき得る事態にあ...全文を見る
○金子(哲)委員 その点、重ねて申し上げますけれども、いや、そもそも進まなかったとおっしゃるけれども、ではそのとき、先ほども確認されたように、一度たりとも告発者とも面談もしない、その状況も聞かない。それじゃ努力したということにならないじゃないですか。学園側とだけやりとりをして、向...全文を見る
○金子(哲)委員 それじゃ、ちょっとお伺いしますけれども、今御本人はどういうことになっているか御存じですか。
○金子(哲)委員 その程度の認識しかないということですけれども、後でまた厚生労働省にもお伺いしますけれども。  まず、大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、内部告発者が内部告発を行ったことを理由にして解雇をされる、しかも相手が国の機関である、そういう解雇が、もちろん裁判所も...全文を見る
○金子(哲)委員 時間がないので、もっと本当は聞きたいんですけれども。本来、国が行った行為でありますから、とりわけ今回の問題は。その点について見解をお伺いしたいと思いましたけれども、もう一つだけお伺いをしたいことがありますので、次に移りたいと思います。  先ほど、今、六月の二十...全文を見る
○金子(哲)委員 それは、厚生労働省は実に冷たいですね。相手側の、不当労働行為した側が、不当解雇をした側が一方的に新しい職場を勝手に決められるんですか。今の答弁だったら、そういうことは自由にできるという答弁でしょう。それは許されないですよ。
○金子(哲)委員 最初にそのことを言ってもらえばいいんですよ。原則的なことをまず言ってもらわなきゃ。原則の話は言わずに後の方だけ話するなんてばかげた答弁はないじゃないですか。それで時間食わせてもらったら困るんですよ。  では、今回のケース、言いますよ。原職復帰するのが当然でしょ...全文を見る
○金子(哲)委員 もう質問時間になりましたので終わりますけれども、今の答弁を聞いて、それで、ああそうですかといって質問を本当は終わるわけにいかないんですよね。  これだけ具体的に説明をして、原則、原職復帰だということを明らかに言えばいい、たった一言言えば済む話じゃないですか。そ...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 環境委員会 第5号
議事録を見る
○金子(哲)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、提案されている自然再生推進法案に反対する立場で討論を行います。  私は、自然を再生すること自体に何ら異議を差し挟むものではありません。むしろ積極的に自然の再生を進めるべきであり、自然を保護するという観点からすべての公共事業を...全文を見る
11月28日第155回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。貴重な御意見をありがとうございました。  ダブらない点から先にお伺いしたいと思います。きょう、一つの例として教育委員会制度のことをお話しになりましたけれども、教育の中立性が、今のような首長の皆さんが指名をされて議会がと...全文を見る
○金子(哲)小委員 それではもう一つ、お話の中で、今、合併を含めて一万人以下の単位の基礎自治体に対して、権限といいますか、機能を一定に制限をするようなことが一部でも論議をされているようですけれども、手順の問題は別にして、そもそもそういうこと自身が地方自治のあり方からいって問題があ...全文を見る
○金子(哲)小委員 その点については私もそのとおりで、今進んでいる合併の論議そのものがどうも上から、私は広島におりますけれども、県の方がいろいろパターンを示して、それに基づいて合併論議をするというような進み方ですから、今参考人がおっしゃったように、むしろ下から、新しいコミュニティ...全文を見る
○金子(哲)小委員 それから、合併の問題でもそうです。プラスマイナスあるわけですけれども、やはり情報の公開ということが非常に重要で、私は、先ほどの公務員の守秘義務の話と関連すると思うんですけれども、まさにそのとおりで、市民のプライバシーは保護されなければいけないのは当然だと思いま...全文を見る
○金子(哲)小委員 どうもありがとうございました。
○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、二つほど申し上げたいと思いますけれども、今穂坂参考人からのお話の中で教育委員会制度の問題が出まして、私も質問したんですけれども、建物の予算とかそういうものを市が持っているからという話が若干ありましたけれども、私は、そ...全文を見る
12月06日第155回国会 衆議院 環境委員会 第6号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、先般、自然再生推進法が参議院も通過したようで、成立したようでありますけれども、自然再生にかかわる問題で二、三お伺いをしたいと思います。  今、瀬戸内海の環境というのは、残念ながら、戦後のさまざまな開発などによって...全文を見る
○金子(哲)委員 広島湾全体でいうと、私も広島ですけれども、ほぼ広島市域にかかわるような浅海地域はほとんど埋め立てでもうなくなっていますよね。二千ヘクタールぐらいあっただろうと言われている藻場地域がほとんどなくなっている。この百五十ヘクタールの岩国周辺の藻場というのは、広島湾の中...全文を見る
○金子(哲)委員 重要性についての認識はそれでいいんですけれども、私が今問うているのは広島湾。  山口県の資料を見ますと、私もこれを実は調べていて、山口県が、「浅海域の保全等」というところで、その根拠として出されている資料が第四回自然環境保全基礎調査海域生物環境調査報告書、一九...全文を見る
○金子(哲)委員 重要であることはさっきも言われたとおりで、私が言っているのは、広島湾の中で岩国沖がどれぐらいの位置を占めているかということを聞いているので、それを答えてください。
○金子(哲)委員 広島湾全体で藻場の重要性が全然わかっていない、比較できない、岩国沖。  それで、この百五十ヘクタールも、岩国沖すぐのところは百五十ヘクタールもないんですよね。実際には、あそこから離れた大島の地域も含めて百五十ヘクタールでしょう。  それで、この問題で、とりあ...全文を見る
○金子(哲)委員 さっきからの答弁をずっと聞くと、結局、広島湾における藻場の全体の状況もわからずに、そして二十七ヘクタールは、向こうが言って、学者も含めて言ったんだからそれはいいんだと。  それでは、環境省が、藻場の保全とか回復をします、今度の瀬戸内海基本計画の変更した第一はこ...全文を見る
○金子(哲)委員 評価していないのなら、そのようなことをやらなきゃいけないですよ。今大事なことは、海域全体を見て、その中における消滅する藻場がどういう役割を果たすかということをまず第一義的に考えて、その上に立って、再生するかしないかという問題が出てくるので、大体、七十二ヘクタール...全文を見る
○金子(哲)委員 そうすると、最大限というのは、三〇%やれば最大限になるんですか。
○金子(哲)委員 最大限かどうかというのに答えてもらえないんですけれども、向こうが一生懸命やるというんだからそれを信用しているんだというだけのことしか答弁されていないようなんですけれども、例えば今回、今、藻場、干潟の話をしましたけれども、藻場は四十一ヘクタール消滅するんですけれど...全文を見る
○金子(哲)委員 全然話がすり合わないんですけれども、そういうことを言っているわけではなくて、そこはもともと本来なら、それは工事があろうがなかろうが再生をして藻場を回復する場所だったんですよ。それを、この工事に合わせて、区域外を含めたら九ヘクタールじゃないですか、五ヘクタールとお...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、自信があるところなら、自信のないところも含めてもっと拡大する努力をなぜさせないんですか。その計画をまず上げさせるのが先じゃないですか。自信があるところだけ認めて、あとは努力しろだけでは、それで終わったら全然何にも拡大できないじゃないですか。
○金子(哲)委員 次の問題に移りますけれども、ところで、この埋め戻しの土はどれが使われるんですか。河口土ですか、それとも何の土が使われるんですか。
○金子(哲)委員 それではおかしいじゃないですか。この実験の中で、あなた方も承知されているとおり、報告書の附属文書の中に、実験結果についていろいろ記載されているでしょう。土によって物すごく生育の状況が違うということが言われているわけでしょう。なのに、それもまだ決まっていないのに、...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、環境省は全く検証していないのですか。  この報告書の中で、河口土の非処理区と藻場土の非処理区とを比較すると、株の密度は、平成十一年八月時点で、河口土非処理区では九株一平米当たり、藻場土非処理区の三十七株一平米と比較して四分の一にとどまっているという報...全文を見る
○金子(哲)委員 今、重大な発言だと思いますよ。  実験したのは他の地域でやっているんだったら、その地域で実際にそれが定着するかどうか確証がないじゃないですか。そんなところで実験したものをうのみにして、それで学者が言ったんだからいいということで、二十七ヘクタールオーケーという、...全文を見る
○金子(哲)委員 環境省が出した意見書の中には、そういうことは全く書かれていないわけですよ。十一月の十五日に出された見解の中には、モニタリングはやりなさいということはあります。埋め立てに伴って影響を受ける藻場を最小限にとどめなさいとか、先ほど言われたように、回復に最大限努力しなさ...全文を見る
○金子(哲)委員 この質問は時間がないので終わりますけれども、今答弁があったように、何か向こうが報告したことだけをうのみにされて進んでいるんじゃないですか。  では、今後のモニタリングというのはだれがやるんですか。実験をした学者が、実験した人たちがまたモニタリングをしてやってい...全文を見る
○金子(哲)委員 報告を受けて必要な助言とかいうことでなくて、あなた方自身が検証していけばいいんですよ。環境省にも検証グループをつくってやっていくのが筋じゃないですか。ぜひそれを要望したいと思いますけれども、どうですか。
○金子(哲)委員 それは、環境省が独自にやはり専門家に意見を聞くということだと思いますので、そういう点で了解しておきたいと思います。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  前々回の委員会でも質問したと思いますが、水俣病のことに関して、委員会の議事録の、速記録のことでお...全文を見る
○金子(哲)委員 事務方の人にはどうですか。
○金子(哲)委員 いや、そういうことを言っているわけじゃなくて、具体的な一人一人の発言について聞いているわけで、事務方の方にも、発言がどうだったかという確認はできるわけじゃないですか。それはどうですか。
○金子(哲)委員 わかりました。  ということは、速記録に書かれた結論は報告書のとおりです、だけれども、その中で、少なくとも議事の中でそういう話し合いが行われたことは、やはり速記録として認めるということでいいのですか。
○金子(哲)委員 時間になりましたので終わりますけれども、今の答弁ということは、事実上、この速記録に書かれた内容というのは認めているということですよね。なかったということで否定できないということだということだけ確認しておきます。
○金子(哲)委員 いや、だから、そのことは、この前も、会議で言って、話があったかどうかということは、あなたは、正式なものは議事録が正式だとおっしゃっただけで、少なくとも速記録というのは会議で論議された中身はそれに書かれているということで、私は、会議はそういう速記録に書かれているよ...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、これまでの論議を含めながら、憲法調査会の今後の調査活動に関しながら、意見を述べたいと思います。  私は、これまでも憲法調査会の中で、本調査会は、憲法の理念がどのように国民の中に定着し、生かされているのか、また憲法と現...全文を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。短くこの討論に参加をしたいと思います。  私は、先ほどお話もありましたように、地方自治の本旨とは一体何かということだと思いますけれども、基礎自治体が一体何をやるべきかということが、では全体のコンセンサスが得られているかというとこ...全文を見る
○金子(哲)委員 仙谷幹事も御承知のとおり、その時代に社会党は、村山政権が誕生して連立政権に入り、その連立政権を担う中にあって、あの党が憲法合憲論を出したことは間違いありません。そのことはそのとおりでありますから。  ただ、今我々が党内で論議をしていることは、もちろんそのことを...全文を見る
○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、六人の意見陳述者の皆さん、ありがとうございます。  この九州は長崎に原爆が投下され、私も、最初の原爆が投下された広島でいろいろ活動してきた者の一人として、九州でいえば沖縄も含めてそうでありますけれども、まさにそ...全文を見る
○金子(哲)委員 西座さんにお伺いしたいんですけれども、戦争というものの持つ性格というか、戦争というものの実際の状況というのは、実は、国民の生命や財産を守るためのということで自衛権の問題でお話しになりましたけれども、一たび戦争が起きた場合、特に近代の戦争は、圧倒的に被害を受ける人...全文を見る
○金子(哲)委員 守れないのではなくて、戦争が一たび起きた場合には、その戦争の行為によって犠牲になるのは、軍人だけではない、自衛隊員だけではない、そこで犠牲になる数よりもはるかに多くの市民が犠牲になることがあるという現実の姿だということです。
○金子(哲)委員 ありがとうございました。  つまり、私は、近代の戦争というものが、自衛隊で国民の生命や財産を守ると言いつつ、自衛権の行使ということを言われるけれども、結局のところは、戦争による自衛権の行使というのは国民の生命や財産を犠牲にすることになるんだということを、それが...全文を見る
○金子(哲)委員 それでは、最後ですけれども、宮崎さん、先ほど時間がなくて途中で消えたと思うんですが、お話の途中で、四歳の子供を持つお母さんから意見を聞いておみえになったということですが、時間がある範囲でそのお聞きになったお話をしていただければと思います。
○金子(哲)委員 ありがとうございました。