金田英行

かねたえいこう



当選回数回

金田英行の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○金田大臣政務官 農林水産大臣政務官を拝命いたしました金田英行でございます。  谷津大臣そして両副大臣の御指導をいただきながら、山積する諸課題に真剣に取り組ませていただきたいと思っております。  堀込委員長そして委員各位の皆さん方の御指導をよろしくお願い申し上げまして、ごあい...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○金田大臣政務官 山口先生御指摘のとおり、スターリンクの問題については、農林水産省としても一生懸命取り組ませていただいております。  検査体制の充実等々も図ってまいっておりますが、十二年度におきましては、六十検体についてやる検査量を百検体にするという形で拡充強化してまいっており...全文を見る
○金田大臣政務官 米国の環境保護庁の調査で、アレルギーに関してどうかということで二点指摘されております。そのことは承知いたしておりますが、スターリンクが産生するクライ9cというタンパク質がアレルギーを誘発する蓋然性というのはほぼ中ぐらいだろうというふうなことが一点でございます。ま...全文を見る
○金田大臣政務官 三品について調査に入っておりまして、今先生が言われたような作業状態になっております。  最終的には、四月の二十七日まで利害関係者からの意見表明の機会を設けるということにしておりまして、それを取りまとめて、輸入の動向、国内のセーフガードができる状態になるのかなら...全文を見る
○金田大臣政務官 いろいろな要望、それからいろいろな資料を集めておりまして、三品のほかに十一品目について調査対象にさせていただいて、モニタリング調査をやっているわけでございます。  レベル1ということで、市場の動向だとか輸入動向だとか、そういったのを四半期に一遍ずつ調査する、モ...全文を見る
○金田大臣政務官 先生の御指摘のように、農林水産省としても有機農法について積極的に取り進めさせていただいております。  大きな考え方として、有機農業の振興というのがまず第一にあるわけですが、もう一つ、JAS法に基づく有機農産物であるという表示制度、この二つを車の両輪として、有機...全文を見る
○金田大臣政務官 中山間地の直接支払い補償の意味、意義について御質問がありましたけれども、我々、条件不利地域というのが現実にあるわけでありまして、段々畑だとかそういったところにちゃんと農家の人が張りついて農業を営んでいっていただきたい。そういった条件が不利な地域で農業をやっていた...全文を見る
○金田大臣政務官 楢崎先生の御指摘、そういった地域破壊とか村落、集落の破壊みたいなことがこの中山間地の直接支払い制度によってもたらされるということはないと思いますけれども、もしそういう危険があるんであれば御指摘賜りたいというふうに思います。  集落協定というのをつくらせていただ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○金田大臣政務官 野菜の自給率というのは、現在八四%が自給できているわけでございます。そういった意味で、従来は、野菜というのは国内の産地間の競争というような形で行われてきた。ところが、輸送技術だとか保冷技術だとか、そういったものの発達によって、近年、本当に大変な野菜の輸入が出てき...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○大臣政務官(金田英行君) 農林水産大臣政務官の金田英行でございます。  谷津大臣のもと、松岡、田中副大臣、そして国井政務官ともども、山積する農林水産の諸課題の解決に向けて一生懸命頑張ってまいりたいと思います。  太田委員長初め委員の先生方の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○金田大臣政務官 津川先生から、なぜカットになるのかということ、三割カットが何で九・八%カットになったのかというお話でございますが、本当に年金財政が、農業者年金が破綻するということで、十一年の四月から、農林省そして厚生省の年金局長の配下の中で農業者年金制度研究会というのをつくって...全文を見る
○金田大臣政務官 そして、この大綱で三割カットということをお示しして、大方の議論に付しました。そうしたら、各農業団体そして各方面から、そんなに大幅なカットということでは耐えられないという形で各団体からの意見がありまして、そして、いろいろな下部討議に付して、大体一割くらいのカットで...全文を見る
○金田大臣政務官 現場の声というのは、我々のもらっている年金を一円たりとも減らしてはだめなんだということが大勢でございました。しかし、そうはいっても、この新しい年金制度を維持していく上では、受益者と申しますか、それの負担はやはり国民のコンセンサスを得る上では避けて通れないところだ...全文を見る
○金田大臣政務官 これからどういう点が新しい制度になったら安定的になるのかということでございますけれども、従来、賦課方式をとっていたわけであります。賦課方式ということになりますと、現在の受給者、そして現在保険料を納めている方々と加入者の比率によって、大分負担の関係が不安定になって...全文を見る
○金田大臣政務官 これから後、新しい制度に入っていただけるかどうかということを、四十万人以上の方々に大いに説明し、こういう危険もありますよという形で、丁寧な説明、パンフレット等々をやりながら、やはり入っていた方がいいのだろうなというような形の中で新しい制度をつくり上げてまいりたい...全文を見る
○金田大臣政務官 先ほど副大臣も言われましたように、所得をどうやって確保していくかということがこれからの農政の大きな課題になるわけであります。七十を過ぎた後、リタイアした農民の方々を所得でしっかりと保障してやるということは直接補償では到底無理なわけでございまして、やはり生涯所得を...全文を見る
○金田大臣政務官 御指名でございますので、御答弁させていただきます。  私も地元、北海道でございます。そういった形で、稲作農家がどんな状態になっているのか、畑作農家がどんな状態になっているのか、そして酪農の経営がどうなっているのかということでございます。  将来に展望を持てな...全文を見る
○金田大臣政務官 岩崎先生御指摘のとおり、農業者、新規担い手をどうやって確保していくのかというのは、農政全体の大変な大きな問題でございます。これにつきまして、農林省を挙げて取り組ませていただいているところでございます。  いろいろなことをやらせていただいております。各都道府県を...全文を見る
○金田大臣政務官 何としても、この政策年金、農業者年金という制度は基本的に維持していただきたいというのが農家の皆さん方の御要望でございました。そのためには若干の給付額の減というのもやむを得ないというようなことで、この農業者年金を維持してまいるわけであります。  そういった中で、...全文を見る
○金田大臣政務官 新しい農業者年金の政策効果いかんという御質問でございます。  これからの努力もあるわけでございますけれども、我々、やはり担い手をしっかりと育てていかなければならない。日本農業をしっかりと担える主力部隊を構成していかなければならない。  その中で、老後、リタイ...全文を見る
○金田大臣政務官 農業者年金、まさに公的年金と位置づけさせていただいているわけでありますが、農業に従事する人の二階建て部分をカバーする公的年金だというふうに位置づけさせていただいております。  我々、これから所得政策に取り組んでいくわけでございますけれども、農家の皆さん方の生涯...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○金田大臣政務官 浜田先生の御指摘のとおりでございます。  三十八年の沿振法のときの法律の目的というのは、水産業固有の問題として、水産業に従事している方々の他産業従事者並みの地位の向上、経済の安定を図ろうということを唯一の目的としていたわけでございますけれども、今回の水産基本法...全文を見る
○金田大臣政務官 福井委員御指摘の海洋深層水でございますけれども、海洋深層水というものに着眼して、科学技術庁でも、海洋の基礎調査のために海洋深層水の動き、そういったものを研究しておりますし、またエネルギー庁の方でも、温度差発電等々について、海洋深層水を利用した形で発電できないかと...全文を見る
○金田大臣政務官 白保先生の御指摘のとおりでございまして、何とかこの自給率を回復させなきゃならない。  日本の独占的な排他的な漁業水域をいかに豊かな海につくり上げていくか。中国船も来ない、そして韓国船も来ない、この海を何とかもっと豊かなものにして、漁獲資源の回復、そういったもの...全文を見る
○金田大臣政務官 御審議いただいております新水産基本法の十一条に、基本計画を政府としてつくって、これから自給率の目標も掲げてやっていこうというようなことにしておるわけでございます。  さきの食料・農業基本法の中でも、食料ということで、水産物について、現在自給率が六〇%のものを六...全文を見る
04月11日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○金田大臣政務官 委員御指摘のとおり、水産物の漁業生産段階あるいは加工段階、それから市場段階、そしてまた流通段階等々において、衛生基準というのを欧米の方から強く求められております。こういった要請にこたえるためにも、HACCP方式を広く現場段階に浸透させていかなきゃならないというこ...全文を見る
○金田大臣政務官 水産業、水産加工業、漁村における女性の立場につきましては、今回の水産基本法の二十八条にも述べさせていただいているところでございますけれども、女性が本当に笑顔で働けるような漁村を何とかつくっていきたいという思いでございます。女性が働きやすい環境整備ということで、い...全文を見る
○金田大臣政務官 漁村に占める高齢者の割合というのが、大体四人に一人、二七%ぐらいが六十五歳以上の高齢者でございます。そしてまた、六十歳以上というようなことになりますと、四二%ぐらいが漁村に占める高齢者の割合というようなことでございます。いろいろな産業を通じまして、大体六十五歳以...全文を見る
○金田大臣政務官 基本計画の中で自給率の目標数値も定めることにいたしております。また、資源回復計画、そういった中で、TAC制度それからTAE制度等々でやはり過剰な漁獲能力を削減していくという方策もとるわけでございまして、何とか資源を枯渇させない形の中で、資源管理と申しますか、自給...全文を見る
○金田大臣政務官 そういうことでございますけれども、何とかして若手を中心とした積極的な取り組みをするグループをつくってまいりたい、そして協業化によって生産コストも下げてまいりたい、それから法人化等々も進めてまいりたい、また加工や直販による漁獲物の付加価値を向上させるような仕組みも...全文を見る
○金田大臣政務官 協業体に対して集中させていきたいというふうに考えているところでございます。
○金田大臣政務官 EU諸国につきまして、特別の輸入制限措置を設けております。五つの種類の魚につきまして、ニシン、タラ、メバル、エビ、スケソウ、これらの魚種ごとに参考価格というものをEU諸国では決定してございます。  この参考価格というのは、過去三年間の主要卸売価格の三割ないし八...全文を見る
○金田大臣政務官 そういう理解で結構でございますけれども、実際の運用としては、WTOのセーフガードの要件を満たしていた場合のみ発動可能となっているのが実態だというふうに承っております。
○金田大臣政務官 韓国は、一九九二年から、水産物の輸入数量制限、IQ制度の段階的な撤廃に伴いまして、その影響を緩和するための措置として、タイを初めとする品目につきまして、調整関税として関税引き上げを実施したものでございます。タイについては、一九九二年から一〇〇%の関税が課せられた...全文を見る
○金田大臣政務官 山田先生御指摘でございますけれども、EUのとっている参考価格制度、本当に、大臣からもお話し申し上げたように、セーフガードの条件を満たさない限り実行していないということもございます。  それから、我々、十七魚種につきましてIQ制度をしっかりと守っているわけでござ...全文を見る
○金田大臣政務官 確かに、中国の漁獲高は近年相当伸びております。また、日本に対する中国からの水産物の輸入につきましては、一九九一年が約二十万トンでございましたけれども、十二年度でございますが、二〇〇〇年には約五十七万トンという形で、この十年間の間に二・八倍に達しているわけでござい...全文を見る
06月27日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○金田(英)委員 百五十日にも及ぶ通常国会が終盤を迎えたわけでありますが、堀込委員長初め与野党の理事の皆さんそして委員の皆さん方が、十三本にわたる閣法そして議員立法も含めて、鋭意真摯な議論を続けていただきまして、最後の法案、漁船法ということに相なっております。本当に皆さん方の御労...全文を見る
○金田(英)委員 今回の漁船法の改正の、まさに重要な核となる部分の改正点がそれであろうというふうに思います。  それから、今回の漁船法の改正の中で、漁船の工事完成後の認定業務だとか登録業務という検認、そういった業務を民間機関に委託しようというような内容が含まれているわけでありま...全文を見る
○金田(英)委員 漁船法の改正について、主要な二点について御質問して、あとは一般的に、最後の質問ということで、今農林水産行政の中で大きく話題になっている点について、政府側の見解をただしてまいりたいというふうに思うわけです。  第一点は、今回日本が行ったセーフガード、ネギ、イグサ...全文を見る
○金田(英)委員 そういった日中貿易協定に違反している中国のこの報復措置について、外務省としてはどのような、警告と申しますか、注意と申しますか、異議を申し立てているのか、その点についてはどうなっているでしょうか。
○金田(英)委員 問題を複雑にしているのは、国連の安全保障常任理事国でありながらWTOに入っていない中国の立場というのが問題を複雑にしているわけであります。我々のセーフガードについてはWTO上正当な措置なのだ、だからこれを守るべきだということでありますが、この問題の中国が、WTO...全文を見る
○金田(英)委員 ネギ、生シイタケ、イグサについて日本がセーフガードを発動した、今度は中国が自動車、エアコン等々で、まさに違う産業分野で対抗措置を講じてきたというようなことで、何で農業のために自動車業界がこんな被害をこうむらなきゃならないのかというような形で、業界が違うというよう...全文を見る
○金田(英)委員 御苦労さまでございます。  ついては、このセーフガードについて、我々、各省と協議しながら、そして日本政府の見解としてこのセーフガードの発動に踏み切ったわけであります。こういった政府の決定というのをしっかりと、大切にしながら、堅持していく姿勢というのが重要だろう...全文を見る
○金田(英)委員 日本の知らないところでロシアと韓国のサンマ漁についての合意が得られたということでありますが、これについてはロシアもロシアであります。この問題については、日本が領有権を主張している北方四島の海域で第三国の韓国に、漁業を許可すると申しますか、そういったことをすると、...全文を見る
○金田(英)委員 こういった形で、韓ロ間で去年の十二月合意されていて、またぬけぬけと、日本の海域の三陸沖でもサンマをとるということで三陸沖の漁業の許可を申請してくるという韓国の態度には、ほとほとあきれ返るわけであります。  もし仮に北方四島水域で韓国がサンマ漁を操業した、そして...全文を見る
○金田(英)委員 最後に、領土問題が基本でありますが、問題がいろいろ派生してくるわけであります。実効支配を認めて、それに論理上服従したというようなことになると、これから大変な問題が出てくると思います。  そういった中で、この問題の解決に向けて外務省は毅然たる態度で交渉に臨んでい...全文を見る
○金田(英)委員 今通常国会、自由民主党最後の質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。