金田誠一

かねたせいいち



当選回数回

金田誠一の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  きのう大臣の所信を伺いまして、その中で、障害者の問題でございますけれども、「障害者の自立と社会参加の促進に向け積極的に取り組む」、このような表明がされておるわけでございまして、大変心強く思っているところでございます。そういう観...全文を見る
○金田(誠)委員 実は、私も中野区のチルドレンセンターを伺いました。実際訓練を受けておられる子供さんにもお目にかかり、親御さんのお話も伺ってまいりまして、ここしかないんだということで切実に訴えておられました。人工内耳を装着して本当に何不自由なくといいますか、普通に遊び回って話をし...全文を見る
○金田(誠)委員 ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に移らせていただきます。  化粧品の流通問題ということで、公取の方もいらしていますでしょうか。  実は、手元にありますのがマックスファクター社のマスカラというのでしょうか、まつげにつける、固めるもののよう...全文を見る
○金田(誠)委員 二千五百円と五百円少々で余りにも違い過ぎるではないか、片っ方は値引き販売ができないような何らかの規制が働いているというふうに思うのが常識だと思うのですけれども、考えられることは二つだと思います。  一つは、並行輸入の規制がずっとあってなかなか輸入がしにくい、特...全文を見る
○金田(誠)委員 規制緩和が着実に進んでいるということだろうと思います。  私の立場は、参入規制などということに通ずる規制は極力緩和をしていくということは当然だと思うわけでございますが、一方で、厚生省の重要な役割は安全性に対する規制でございます。  輸入の薬物に関しては、例え...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう悠長なことを言っているからいろいろな事件が起こるわけでございます。例えばこの間の水道管のやみカルテルにしたって、市民団体から告発を受けてようやく動き出す。非常に情けない話だ。職務をもっと忠実に執行していただきたい。きょうは委員長も来ておりませんから、しか...全文を見る
○金田(誠)委員 具体的なマックスファクターと冨士喜本店の間に交わされているこういう文書でのやりとり、そのことは承知はしているということはいいでしょう。
○金田(誠)委員 具体的に本件については承知をしているかしていないか、これはどうですか。
○金田(誠)委員 承知しているかしていないかだけ聞かせてほしいと言っているんですよ。きのうは担当の課長さんに部屋においでいただいて、話は伺いました。資料などもすべて既にお渡ししてあるということでございましたから、こういう問題があるというのは承知はしているというふうに答えればいいん...全文を見る
○金田(誠)委員 三十九条に守秘義務とあるんですけれども、「その職務に関して知得した事業者の秘密を他に漏し、又は窃用してはならない。」ということですね。これがなぜ今事業者の秘密なんですか。今この国会の場で公に事実を明らかにしているわけで、秘密でも何でもないんじゃないですか。
○金田(誠)委員 納得いたしかねます。しかるべき場で委員長なりにまた改めてただしたいと思うわけでございますが。  最後に一つ、東京都生活文化局なりの出された調査について、値引きされる商品はセルフ品と言われ、流通上では区別されていることがわかった、ほかの方は値引きされていないとい...全文を見る
○金田(誠)委員 カウンセリング商品というものがほとんど値引きされていない、されているのはセルフ商品だけであるという事実がこのように明らかになっておる中では疑いを持って当然だ。疑いを持って当然なところに、今回のような、マックスファクターから冨士喜本店あてにこういう出荷差しとめをす...全文を見る
○金田(誠)委員 局長答弁の中の薬剤の患者負担の定額負担が導入されたときに云々というくだりは、今問題にしているのは、定率負担がどういう効果を及ぼすかということで問題提起をしているものですから、その部分の答弁は余り適切な例にはならないのではないかなというふうに思いますので、指摘だけ...全文を見る
○金田(誠)委員 厚生省は、これから薬剤定価・給付基準額制をやろうというふうに思っているわけでしょう。そうではない、全く白紙でございますというならそれはそれでいいのですけれども、これほど手間暇かけて検討しているのは、それを導入しようというお立場なわけです。  給付基準額があった...全文を見る
○金田(誠)委員 一方では、給付基準額がしかれればそこまで上がってしまうのではないか、それが卸にしても医療機関にしても一番利益が高くなるところであるという指摘があるわけですよ。そうではないんだ、給付基準額の下であっても選択が生じるんだ、その場合適正な負担があればという条件つきでこ...全文を見る
○金田(誠)委員 画期的な新薬のくだりのところだけ反論しますけれども、どういう新薬が給付基準額を外すかという基準も何もない、お役人の裁量だけというようなことはもうやめましょうというのが大きな流れじゃないですか。  私は、これからの日本の産業を支えるかなり重要なファクターにこの薬...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。  委員長、私、出身が北海道は函館でございまして、委員長は以前、函館地検の検事正ということで就任をされていたわけでございまして、その委員長が公取の委員長として、先般来、例えば水道管の談合の問題なりあるいはごみの焼却工場の談合の問...全文を見る
○金田(誠)分科員 委員長の御経歴からいっても、当然そういう御意思で仕事に当たられるということは全く信じて疑わないわけでございますけれども、しかし、李下の冠、瓜田のくつということもございます。だれもが、まさに公明正大に公取の職務が行われているというふうに思われるような状況をつくる...全文を見る
○金田(誠)分科員 実は委員長にお尋ねするべきではないのかなと思いながら、この機会しかなかったものですから、お許しをいただきたいなと思うわけでございます。また、改めて総務庁長官なり官房長官、総理などにお尋ねをしなければというふうには思っております。しかし、委員長、もし公取内部でも...全文を見る
○金田(誠)分科員 委員長のお立場からの御答弁はそういう御答弁にならざるを得ないということはよくわかります。しかし、私の心配する向きも暗に御理解をいただけたのではないかなという気がいたしますので、機会がありましたら、ぜひその辺も含めた御検討をいただければとお願いを申し上げておきた...全文を見る
○金田(誠)分科員 去年から調査をされているということは、私の部屋にも何度か担当の方にもおいでいただいているのですが、聞かされておりませんでした。  独自に調査されているということは結構なことだと思うわけでございます。その調査結果は提示いただけますでしょうか。
○金田(誠)分科員 ありがとうございます。どういう調査をされて、どういう値引きの実態があるのか、非常に興味深いところでございますので、ぜひ後で御提示、説明いただければと思います。よろしくお願いをいたします。  ところが、私どもの調査とその調査は少しく違いがあり過ぎるという気がい...全文を見る
○金田(誠)分科員 その辺の調査結果の中身、恐らく印刷されたものがあるのでしょうから、それを見た上でまたやりとりはさせていただきたいと思いますけれども、実は、私どもの調査と少しく違うことは、例えば、ここに適正な価格を実現する会で行った調査がございます。幾つかの品目の買い取り調査で...全文を見る
○金田(誠)分科員 見事に一万九千五百三十円、どこも全部そうなっているという状態。  それからもう一つは、東京都生活文化局、これも去年、平成十年二月に出しているわけでございますけれども、この中にも「「殆ど値引きされない化粧品」は「カウンセリング品」、「値引きされる化粧品」は「セ...全文を見る
○金田(誠)分科員 公取の調査を見ていないのでこれ以上のやりとりは、この辺できょうはとめておきたいと思います。また拝見した段階で聞かせていただきたいと思います。  今委員長の御答弁の中で、再販契約があるかどうかが問題だということですが、仮に契約という明確なものがないにしても、実...全文を見る
○金田(誠)分科員 メーカー希望小売価格、その再販価格を割り引いて値引き販売した場合に、例えば、出荷がとめられるというような場合はどうですか。実質その値引き販売をできない状態に追い込まれる。これは契約のあるなしにかかわらず、再販価格の拘束ということになるのではないでしょうか。
○金田(誠)分科員 私は、これなどはもう動かぬ証拠だと思っておるのですけれども、平成十年十二月十八日付、マックスファクター株式会社から株式会社冨士喜本店に出された文書でございます。この文書で、旧来冨士喜本店は本社で一括仕入れをして支店に配送して、二割引で値引き販売をしていた。化粧...全文を見る
○金田(誠)分科員 再販契約、書いたものが存在すれば、これはもう全く問題がない、立件できるわけでございますけれども、しかし、実際に値引き販売をしている会社が出荷をとめられる、とめられる理由は値引き販売をしているという以外にはおよそ考えにくい、こういう状況があったとします。冨士喜本...全文を見る
○金田(誠)分科員 時間が参りましたので、これで終わりますが、自由競争を確保するということは、まさに日本の国の、国家の浮沈にかかわる極めて重要な問題だと思います。その番人たる役割が公取の役割でございまして、前段はその役割が適切に果たせるような組織の問題もお願いを申し上げたところで...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。  法務省所管の登記に関する手数料の問題並びに登記所の統廃合の関係についてお伺いをしたいと思うわけでございます。  法務省は、昨年、登記手数料をかなり値上げをしたと思うわけでございます。理由は、コンピューター化といいますか、そ...全文を見る
○金田(誠)分科員 百六十億の増収になるだろうということでございますけれども、一方で、この登記手数料は、官公庁なりあるいは特殊法人、こういうところは減免ということになっていると伺ってございます。謄本、閲覧あるいは証明というんでしょうか、この三区分だと思うんですが、例えば、前にいた...全文を見る
○金田(誠)分科員 九八年四月十三日に民事局第三課からいただいた資料でございます。  この数字を見ますと、謄抄本で推計七十四億、これは平成四年から平成八年までの平均値をとっております。平均値で推計七十四億。同じく閲覧の平均値で三百七十三億という数字でございまして、証明無料請求事...全文を見る
○金田(誠)分科員 その大蔵の附帯決議が行われた後の昭和六十二年十月五日に、登記のコンピュータ化に関する民事行政審議会答申というのが出ております。これはもうよく御存じのとおりだと思うんですが、その答申によりますと、「国又は地方公共団体の請求による登記事項証明書及び登記事項要約書の...全文を見る
○金田(誠)分科員 今、その慎重にというのは少数意見として付記されていることも承知をいたしております。しかし、答申そのものは、有料とするのが相当であるということでございます。そして、その説明の中にはこういうくだりもございます。  官公庁間の協力関係は維持すべきものとしても、その...全文を見る
○金田(誠)分科員 自治省がうんと言わないということですか。それをはっきりしていただきたいということが一つと、それでは、民間は、この不況下にあってリストラ、リストラで経費節減で大変な目に遭っているときに、これは御了解得られているわけですか。それは得なくてもいい、勝手にやってもいい...全文を見る
○金田(誠)分科員 自治省がうんと言わないということなのかどうなのかということと、それでは、民間は官公庁よりも財政事情が楽で、これについては官公庁と比較すれば取りやすいとか支払い能力があるとか、そんなことを思っておられるのですか。その二点。
○金田(誠)分科員 答弁になっていないと思うのです。まあ、複数の官公庁、それぞれお伺い立てて、いいと言うまでできませんということで、仕方がないから、かかる経費は民間に全部かぶせよう。こんなことが——これは、国の役所が考えているとすれば、もう国民は本当に情けなくなると思います。怒り...全文を見る
○金田(誠)分科員 直ちに違法だと私は言っているわけじゃないんですね。為政者として、法の適用の精神に照らしてどうなのかということですよ。あるいはまた、現下の情勢に照らしてどうなのか。民間は非常に厳しい状態にある。地方公共団体も厳しいですけれども、そういう予算も努力の中から民間と同...全文を見る
○金田(誠)分科員 これは受益者負担という原則です。受益者は、謄抄本を請求する、閲覧を請求する民間人だけではありません。官公庁も請求する。その官公庁の利益を納税者が受けるとすれば、納税者が割り勘で負担をしろという意味でございます。理屈としてはその方がきちんと通るのではないか。民間...全文を見る
○金田(誠)分科員 それは国の側の論理なんだと思いますね。そういう論理はある意味では持たれてもやむを得ないのかなという気もいたしますが、もう一方の論理を全く無視していいのかということでございます。  先ほども申し上げましたけれども、片道三時間。積雪の時期などは非常に危険も伴う。...全文を見る
○金田(誠)分科員 住民の方々がそれぞれの立場で反対されているという例は幾つか聞いているわけですけれども、町の議会とか町長さんとか関連する自治体がそろって反対をされているという状況の中で強行するという話は余り聞いたことがない。これは非常に異例の状況だと思うわけでございます。ここは...全文を見る
○金田(誠)分科員 当該町長さんがそれでオーケーされるかどうか私はわかりません。わかりませんけれども、それも材料の一つになるだろうということで申し上げているわけで、自治体が反対の姿勢を崩さない中で強行するのはいかがなものかということを申し上げているわけで、そこをちょっと誤解のない...全文を見る
○金田(誠)分科員 時間になりましたから終わりますが、余り強硬なことはなさらないで、話せばわかることでしょうから、ぜひひとつ腹を割った話をして合意を見出していただきたいな、こういうふうに思います。
○金田(誠)分科員 よろしくお願いいたします。終わります。
03月19日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  大綱二点質問させていただきたいと思います。一つは、現在の国民年金の保険料が定額制である、非常に特殊な保険になっている、この問題点についてでございます。もう一つは、年金審議会で、先般労働側委員の欠席といいます...全文を見る
○金田(誠)委員 非常に特異な定額制という保険料システム、それによって空洞化が進んでおるわけでございます。高額所得者であれば一万三千三百円でも払い切れるのかもしれません。御夫婦となると大変でございますけれども。しかし、所得の低い方にしますと、これは大変な負担でございまして、それに...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、先般来のこの委員会でも出ておりましたが、年金担当大臣であるというお立場の大臣に対してお伺いをしたいと思うわけでございます。  ただいまの局長の答弁では、クロヨンというのは国民的常識になっているのだ、したがって、国民年金は定額制なのだ、こういう論調で御答弁...全文を見る
○金田(誠)委員 冒頭の年金局長の話ですと、所得捕捉が難しいから定額制だということでございましたが、ただいまの大臣の説明ですと、それもそうだけれども、医療は給付が一定でない、年金の方は給付自体が確定している、したがって、定額制だということでございます。  私がお尋ねをしたのは、...全文を見る
○金田(誠)委員 答えにくいのかもしれませんけれども、ぜひ質問にお答えいただきたいなと思うわけでございます。  今の国民年金が定額保険料になっている。確かに、給付も確定給付だからという要素もあるというお話がございました。しかし、そればかりではなくて、所得が多様化している、したが...全文を見る
○金田(誠)委員 総合課税か分離課税か、何を分離して何を総合するかというのはいろいろ議論のあるところでございますけれども、現行制度ではそれぞれ区分されている。それがいい悪いということは別にして、総合課税であるべきものは総合課税になっているでしょうし、分離課税のものは分離課税になっ...全文を見る
○金田(誠)委員 世界に例を見ない定額保険料、それも非常に高額ですね。こういうことを行っていて、結果として年金の空洞化ということを招いているというところに着目をしていろいろ質問させていただいているのですが、非常に後ろ向きな御答弁ばかりで、非常に残念でございます。  今の答弁でも...全文を見る
○金田(誠)委員 これは「総合社会保障」という雑誌、一九九七年十月号でございますが、その中の年金評論家の方の論文からの引用でございますが、   「国民年金の歩み」(厚生省年金局編)を見ると、発足時の議論として、「所得比例の保険料の議論もあったが、現段階では徴収の面で技術的に不可...全文を見る
○金田(誠)委員 一点目だけで質問を終わってしまいそうで残念なんですが、今反論されました第二種保険料あるいは第三種保険料ですか、これは見てみましたら、第二種保険料の場合、向こうは週単位の保険料ですが、週六・〇五ポンド、レートにもよりますけれども千円ちょっと、そういう金額ですよ。し...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  きょうは、参考人の先生方には、大変御多忙のところ、また遠いところからおいでをいただきまして、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがたく思っているところでございます。  早速質問に入らせていただきますけれども、先ほど冒頭の...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  特に、病気の経験がある方がこの人権擁護のチームに入っている、非常に興味深い事実を紹介をしていただきました。  まず、私のこの問題に対する問題意識でございます。  実は、去年は感染症予防法というのがこの場で大きなテーマになりました。...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもありがとうございます。  次に、西島先生と伊藤先生、お二方にお伺いしたいと思います。  それは、民間と国公立の役割分担についてでございます。それに関連して、精神科特例の問題にも触れていただければなというふうに思うわけでございます。  実は、精神医療の...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  時間がほとんどなくなってまいりましたが、荒井先生、一点だけお聞かせいただきたいと思います。  全家連の意見書を前にいただきまして、何度か読み返しました。その中で、保護者規定を廃止し入院制度の抜本的見直しということで、これが第一番目の...全文を見る
○金田(誠)委員 最後の質問になろうかと思いますが、移送制度の関係につきまして、西島先生、伊藤先生、それぞれ御所見を伺いたいと思うわけでございます。  現在、応急入院指定病院は平成九年度で全国五十八施設ということでございまして、それを三百五十五の二次医療圏すべてに移送に足る受け...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもありがとうございました。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
06月08日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  私は、大綱二項目、らい予防法廃止後の諸問題と介護保険の実施に関する諸問題、この二項目につきまして、時間の範囲でできるだけ質問いたしたいと思います。  最初に、らい予防法の関係でございますけれども、平成八年三月二十六日にらい予...全文を見る
○金田(誠)委員 現在、約五千名弱ということになりましょうか、入所をされている方が。それに対して復帰希望者百名、現在は考えていないけれども将来はという含みのある方が五百数十名、合わせて六百数十名でしょうか、こういう方が復帰の可能性のある方だと思います。これに対して実際復帰をなさっ...全文を見る
○金田(誠)委員 島さんの気持ちをそれなりにお受けとめをいただいたと思うわけでございます。  五十一年間、あるいは五十二年になるのかもしれませんけれども、そういう長期にわたって施設の生活を余儀なくされて、八十一か二という御高齢、最後に人としてこの世に生まれたあかしを残したいとい...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、基本的に御理解をいただいたなというふうに受けとめさせていただきました。にわかに結論めいたことはなかなか面倒なのかもしれませんが、心情としては御理解をいただいた、これから前向きに対処されるものだろう、このように受けとめさせていただきたいと思います。  その...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひひとつ早急に検討をいただきたいと思います。そして、何十年と施設に生活をされた方、これは自己決定が原則でございますから、全く個人の意思に基づくべきだと思いますけれども、在宅、社会復帰を希望される方は本当に安心をして希望することができる、そういう状態を早急につく...全文を見る
○金田(誠)委員 趣旨は十分伝わってまいりました。思うところは私と大臣と変わるものではないというふうに受けとめさせていただいて、ぜひ早急な御検討をお願いを申し上げておきたいと思うわけでございます。  時間も残り少なくなってまいりました。介護保険の方にはちょっと無理なようでござい...全文を見る
○金田(誠)委員 裁判の方の話はまた別の機会に譲らせていただきます。  終わります。ありがとうございました。
11月16日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  丹羽大臣、大野政務次官につきましては、このたびは御就任まことにおめでとうございます。  丹羽大臣とは、たしか自社さ政権時代の与党福祉プロジェクト、ちょうど介護保険の原案をつくっていたときでございますが、同...全文を見る
○金田(誠)委員 政務次官から、旧来聞いておりました役所の見解を改めて伺ったわけでございますが、そうした役所の見解で、はいそうですかと承って問題が解決をするのであれば、何もこの場で取り上げる必要はないわけでございます。今まで、これは平成八年の四月からですから三年半たつわけでござい...全文を見る
○金田(誠)委員 前段の質問で津田教授と申し上げましたが、津田先生ということで訂正させていただきたいと思います。  よくわからない御答弁でございましたが、この調査で不十分であるとすれば、どういう調査をすればいいのか。これこれこういうモデルをつくってこういう調査をすべきだ、それを...全文を見る
○金田(誠)委員 他の中継所に被害が出ていないということは喜ぶべきことではあると思います。しかし、ほかのところにないから井草森は中継所が原因ではないんだなどということは、それこそ因果関係の全くないことではないでしょうか。井草森の場合はそれなりの原因があるかもしれない。少なくともこ...全文を見る
○金田(誠)委員 これは一種の危機管理ということが問われていると思うわけでございます。  もう被害が発生して三年半放置されているわけです。再三こちらに来て訴えておられて、大臣はお聞きになるのは恐らく初めてかもしれませんが、事務方の方は何人も聞いておられる。それを三年半放置されて...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、因果関係ということをおっしゃられたわけでございますが、この調査だけでも因果関係はかなり立証できるだろうという指摘が専門家から出されているわけでございます。もしこの調査で不備であるとすれば、もっと疫学的なさらに精緻な調査も十分可能だと思います。  不備だと...全文を見る
○金田(誠)委員 堂々めぐりみたいな感もございますが、これで因果関係がかなり確かだという指摘もある。もし厚生省としてその指摘をとらないとすれば、どういう調査をすれば立証したということになるのか。そう問われるのは当然のことだと思うわけでございまして、一つはこれで因果関係の立証ができ...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございました。ぜひひとつ直接お会いをして声を聞いていただきたい。よろしくお願いをしたいと思います。  最後に、これから厚生省としても早期に検討していただくと同時に、都あるいは区でそれぞれ委員会をつくったり、こういう調査をしたりということで努力はされて...全文を見る
○金田(誠)委員 お役所が悪いとか言うつもりは全然なくて、それはそれなりに体系立った行政をする上ではそういう発想も一面必要だという立場は私はとっているんですが、しかし、事危機管理、こういう前例のない事態にはお役所というものはなかなか対処しにくい思考回路になっているような気がしてな...全文を見る
○金田(誠)委員 一貫して非常に限定的な解釈、宗教団体が政党を結成した場合であってもというところまで解釈を広げていただいたといいますか、特定していただいたというふうに思います。それはそれとして受けとめさせていただきたいと思います。  ところで、政務次官にお伺いをしたいわけでござ...全文を見る
○金田(誠)委員 趣旨の方は、その他新聞記事などにも同様な御発言が載っておりましたものですから、ホームページだけを取り上げてというつもりではございません。それと、ぜひひとつ誤解のないようにしていただければ、こういう問題が惹起されることのない形になればいいなというふうに私どもも考え...全文を見る
○金田(誠)委員 政務次官、先ほどのホームページ、さっきの部分だけでなく、全部読ませていただいて、政教分離とはどういうことなのか、よく勉強させていただいたつもりでおります。そういう観点からいたしますと、このホームページの中にも、創価教育学会はかつて国家神道のもとで弾圧された歴史が...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣は個人的にはまた別な見解をお持ちということなんでしょうか、その見解の中身はさておいて。
○金田(誠)委員 この件については質問をこれでとどめさせていただいて、次に、三点目に移らせていただきたいと思います。  医療保険制度抜本改革についてでございます。  大臣は、先般介護保険の集中審議の際に、医療保険制度の年度内の抜本改革といいますか、来年度からの実施でしたでしょ...全文を見る
○金田(誠)委員 前回の御答弁の趣旨は改めて理解いたしました。  突き抜けか独立かということですが、これもまた袋小路にはまった話になるわけなんですね。私としては、ここにリスク構造調整というものを導入する視点がなければ物事は解決しないのではないかと。保険集団がそれぞれ余りにも力が...全文を見る
○金田(誠)委員 終わります。ありがとうございました。
11月19日第146回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、時間の調整を行っていただきましたことに、理事の皆様に感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。なお、共産、社民の皆様にもあわせてお礼を申し上げる次第でございます。  私は、厚生労働省関係三法案のうち、特に...全文を見る
○金田(誠)委員 ちょっと通告したペーパーと質問の順序が多少違ってまいるかもしれませんので、御了承いただきたいと思います。全く別なことを聞くわけではございません。  ただいま御答弁をいただいたわけでございますけれども、現在は、この国立健康・栄養研究所の業務、確かに、栄養改善法関...全文を見る
○金田(誠)委員 ちょっと質問と答弁がかみ合っていないようなのですが、政務次官のお立場ですから、申しわけございません。  それでは、今の第一点目、集計その他の事務は他の研究機関にも行わせることができるという御答弁だったと思います。  それでは、第十二条の改正による特別用途表示...全文を見る
○金田(誠)委員 この特別用途表示の許可に係る必要な試験は、この研究所に今回法律によって特定をされるわけでございます。  旧来も、厚生省組織令によってその辺の言及が、これは国立健康・栄養研究所の事務として列記はされております。しかし、この法解釈は、組織令で列記されているにすぎな...全文を見る
○金田(誠)委員 ところが、現行法では、栄養改善法では、この研究所に試験をやらせなさいという規定というのはないわけです、現在は。それは、実態としてはやっているのかもしれません。しかし、現在、そういう義務づけの法体系になっていないものを、エージェンシー化、アウトソーシング化、民活と...全文を見る
○金田(誠)委員 現在は、栄養改善法では、一定の許可に足るレベルがクリアされていればいいというのが法の建前です。それを運用としてこの研究所にやらせていたということかもしれません。しかし、ほかに信頼に足る研究機関が出てくれば、別の方途だって法律上はあり得たわけですね。これは、長官、...全文を見る
○金田(誠)委員 この研究所が、他に類例を見ない能力その他を備えているのかもしれません。しかし、それは一定のレベルを決めておけばいいだけの話ではないですか。固有名詞でこの研究機関に行わせるものとするという、記名をする必要がなぜあるんでしょうか。ほかの試験研究機関もそのレベルに達す...全文を見る
○金田(誠)委員 お役人の書いた答弁を読むとそういうふうになるというふうに思いますが、それでは、せっかくこういう形での討論に切りかえた意味が余りなくなるのではないかなと思いまして、残念でございます。  私は、誤解を招かないように釈明をしておきたいと思いますが、この研究所がレベル...全文を見る
○金田(誠)委員 そうした実施部門が検討の俎上に上がって、具体的に検討されて、なぜこれは実施することになった、これは実施しないことになった、それらの報告書みたいなものはあるのですか。
○金田(誠)委員 一応実施部門というのは全部エージェンシー化が是か非かという対象になったと思うわけですね。それぞれ検討されて、結論を出されているのではないかと勝手に推測するわけです。Aという研究所はなったけれども、Bという研究所はならなかった。それらはどういうわけなのかということ...全文を見る
○金田(誠)委員 だと思って聞きましたが、やはりそうでしょうか。その辺がわかりにくくする要素なのかなと思います。  通告した項目はまだ多少ございますが、ちょっと区切りになりましたものですから、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月24日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○金田(誠)委員 委員長、委員会の定足数が欠けているようでございますので、成立してから質問をさせていただきます。
○金田(誠)委員 国民生活に大変重大な影響を及ぼす法案の審議でございますので、ぜひひとつ委員長の方からも、かかることのないように督励をしていただきたいと思うわけでございます。  年金関連三法案、大臣、きょうは政府参考人を呼ばせていただきました。しかし、政府委員廃止の趣旨というも...全文を見る
○金田(誠)委員 その将来の年金像が政府提出のこの三法案では全くわからない、これが今の国民の大方の受けとめであるという認識のもとに申し上げているわけでございまして、そうした国民の声が大臣の認識にはないということは非常に残念でございます。  年金審議会を例に挙げられましたけれども...全文を見る
○金田(誠)委員 対象になるという言葉は非常にあやふやな、あいまいな言葉で、それで皆年金と言えるのかということになろうかと思います。  次に関連して聞かせていただきたいのは、医療については国民皆保険という言葉がございます。こちらの根拠は国民健康保険法の第五条だと理解をしておりま...全文を見る
○金田(誠)委員 医療保険の場合は、大臣は人道的な見地、生命にかかわるということをおっしゃいましたけれども、年金だって人道的な見地あるいは生命にかかわることがあるわけでございます。私は医療、年金甲乙つけがたいものがあると思いますし、医療の場合は短期保険でございますから、保険料を追...全文を見る
○金田(誠)委員 無年金障害者の解消ということはかねてから大変大きな問題だと思います。  先ほども青山二三先生が御熱心に質問されていたわけでございますけれども、当然政府としてもそれを受けとめて財源は幾らかかるのかというあたりは推計していると思うのですが、私はたまたま百万円掛ける...全文を見る
○金田(誠)委員 何か、財源がどの程度見込まれるか、それをどう手当てをすることが可能なのかという真剣な政府部内の検討結果というのが今の答弁からはどうも聞こえてこない。大変遺憾だということを申し上げて、次に入ります。  この無年金障害者の問題は、機械的に計算すると仮に一千億、介護...全文を見る
○金田(誠)委員 年金審議会の意見書では、社会保険方式では「年金給付を行うことは困難」ということで明確に否定をしているんだと思いますね。政府もこれと同じ見解なんでしょうか。それとも、これは審議会の意見であって政府としてはまた別な見解をお持ちなんでしょうか。
○金田(誠)委員 たまたま政務次官から御答弁いただきましたので、あわせてお尋ねをしますが、それは公明党としても同じ見解なんでしょうか。公明党の見解は保険制度の中でもできる、あるいはやるべきだということではなかったのでしょうか。政府の一員としては今の答弁でしょうが、公明党のお立場を...全文を見る
○金田(誠)委員 先ほど公明党の修正案ということでお示しをいただいたわけでございますが、そういうお考えであれば、この無年金障害者を解消するための修正案をお出しになったらいかがでしょうか。
○金田(誠)委員 大変残念な御答弁だなと思います。公明党さんが与党に入られたその目的は、こうした無年金障害者の問題などを解消するという大義があってこそではなかったのか、それが、現時点でそういう御答弁だということは非常に残念だということを申し上げておきます。  ところで、大臣にお...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう言い切りをされるというのは非常に残念でございます。先ほど国保の例を出しましたけれども、そういう例もあるではないですか。あるいはまた老人保健制度というものを考えても、高齢であるということに着目をして特別の給付、一般と異なる給付を行っている、その分については...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、年金制度、社会保険制度の枠内でも可能だという立場です、私の立場は。しかし、もう一度確認させていただきますけれども、政府の立場は、今の検討の方向は、社会保険制度の枠の外で、いわゆる福祉的な措置として一般財源の中でこれを検討して、そういう形で結論を出すというこ...全文を見る
○金田(誠)委員 社会保険の枠内では無理だということで否定をしておきながら、一方で、それでは福祉的措置、税でやるなら可能かというと、それについても答弁をはぐらかされる、大変遺憾だと思います。改めてまた次の機会にこの問題は追及させていただくことにして、次の問題に移らせていただきます...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、今の年福事業団の中では始末がつかなくなった、グリーンピアについてもあるいは一兆数千億の赤字についても始末がつかなくなって、新たな法人を設けてそこにぶち込むという破綻処理をしようとしているというふうに思っています。  そのことをこれからぜひ立証していきたい...全文を見る
○金田(誠)委員 いや、出せるかどうかでいいです。
○金田(誠)委員 特に求めたい資料がないのですか、グリーンピアの関係でございますが。あるけれども出せないのでしょうか。  しかし、どうなんでしょう、関係自治体と協議に入る——協議に入るに当たっても、時価が幾らかわからないで協議のしようがあるのですか。今いみじくもおっしゃった、時...全文を見る
○金田(誠)委員 一つの法人からもう一つの法人に業務を引き継ぐ、会社でいえば吸収合併ということになるのでしょうか、その際に、資産価値が時価で幾らかということを評価しないで引き継ぐ会社がありますか。引き継ぎをお願いする方も受ける方も、そんなものは当たり前のことじゃないですか。不動産...全文を見る
○金田(誠)委員 今時点では全くないのですか。あるものを提出してください。
○金田(誠)委員 そういう中で、資産の内容も明らかにせずに業務を引き継ぐということで、審議をしろという方が無理ではないですか。これは、委員長、早急に資料を取りまとめて、当委員会に提出をしていただきたい。資料要求を委員長にお願い申し上げます。
○金田(誠)委員 時価評価が必要になるときは、そういうときももちろんでしょうけれども、一つの法人を一つの法人に引き継ぐというときは当然評価が必要ではないですか。資産の中身もわからないで引き継ぐなんということはあり得ない、あるいは引き継がせるなんということは考えられない。大臣、そう...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、それでいいのですか。
○金田(誠)委員 甚だ遺憾な答弁だと思います。今、年福事業団から基金の方に引き継ごうというときに、引き継ぐ資産の内容さえ明らかにしない。一千三百五十億が幾らに目減りしているものなのか、それは当然示す義務がある。これは、委員会の責任で資料を提出させていただきたい。改めて委員長に要請...全文を見る
○金田(誠)委員 次の質問に移らせていただきます。  承継資金運用勘定というのがあるようでございます。この廃止が平成二十一年か二十二年かということのようでございます。現在、時価にして一兆二千三百億の損失がございます。簿価はもっと高くなるようでございますけれども、承継資金運用勘定...全文を見る
○金田(誠)委員 その努力は今までもしてきたと思うのですが、しかし、それが実るかどうかというのはわからない。これから先一兆二千三百億がもっとふえるかもしれない。しかし、この法律を見ますと、いずれにしても、負債は、幾らになるかわからないけれども、総合勘定に帰属させるというんですね。...全文を見る
○金田(誠)委員 総合勘定というのは、新たにできる基金が、厚生年金、国民年金からそれぞれ積立金を借り受けて運用する、その両勘定のほかにある総合勘定ということですよね。要は年金積立金の運用のための勘定であります。そこに帰属させてしまうということは、これは、赤字だったらそこで年金積立...全文を見る
○金田(誠)委員 もしそうであれば、損金を総合勘定に帰属させるなんということは書かなきゃいいんですよ、損金が出ないというのなら。出るかもしれないから書いているわけでしょう。そういう答弁はいけませんよ。  大臣、確認をさせていただきたいのですが、現在の年福事業団の、財投から借り入...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、御理解いただけないでしょうか。  現在の年福事業団の資金運用部から借り入れて運用するというこの枠組みの中では、幾ら借金を積み重ねようとも、それを年金積立金で処理をするという法律にはなっていない、そういうスキームはございませんということだけ言ってくださいよ...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうスキームはないんですよ。累積欠損金として残っていくだけなんですよ。これをどう処理するかというのが今回の法律なんですよ。だから破綻処理だと言ったわけです。違いますか、大臣。
○金田(誠)委員 今、大変な御答弁だと思いますよ。  今の年福事業団ではそういうスキームがないんですよ。にもかかわらず、新たな基金でそういう破綻処理の仕組みをつくる、赤字処理の仕組みをつくる。その仕組みをつくった途端にこれは年金被保険者の負担になるんですよ。積立金は初めてそこか...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、そのことを国民の前に本当に明らかにして理解を得ようという姿勢が一貫してないじゃないですか。大臣、今私の言ったことを確認をしてくださいと前段申し上げて、年金局長が答弁しましたけれども、大臣に改めて同じ確認を求めたいと思います。
○金田(誠)委員 今までの年福事業団ではそういうスキームはないんですよ。年福事業団の責任でずっと累積で持っていくんですよ。とことんこれが回らなくなったら、そのときは恐らく、住専の問題とかさまざまな問題がありましたけれども、そういう新たな破綻処理のスキームを考えなければならない、そ...全文を見る
○金田(誠)委員 年福事業団が失敗すれば、今のスキームでは、借金としてたまるだけ。なぜそうしないんですか。今度は総合勘定に入れてしまうわけでしょう。総合勘定の中では分離経理されるわけじゃないわけでしょう。一緒くたにされてしまう。そういうスキームはとるべきではないということを言って...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、おわかりになっておらない。  今の年福事業団のスキームでは、資金運用部から借りてくるんですね。年福事業団が赤字になろうがなるまいが資金運用部と年福事業団の関係で処理される。そして、年金の積立金は目減りしないわけですよ。資金運用部に年金積立金を預け入れた分...全文を見る
○金田(誠)委員 今の年福事業団法では、赤字なんか帰属させることになっていませんよ。プラスになった分だけ帰属させるんですよ。そこを確認してください。今の年福事業団法では損失は帰属させるなんということにはなっていませんと。
○金田(誠)委員 そういうスキームになっているものですから、年福事業団が何ぼ赤字を出しても被保険者には迷惑かけません、積立金には何も迷惑かけません、それは資金運用部に預け入れて利子がついて戻ってくるんです、これはこっちの別なスキームです、あなた方、今までずっとそういう答弁してきた...全文を見る
○金田(誠)委員 だから損失処理の新たなスキームをつくりましたと。だから冒頭私は、大臣にそのことを確認をしてくださいということを申し上げたわけです。そうでないとおっしゃって、実質そうやっているじゃないですか。言っていることとやっていることが違うということなんです、これは。破綻処理...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が来ましたのでひとまず終わらせていただいて、また改めて続きをやらせていただきたいと思いますけれども、結局は、皆さん方は、大臣を含めてリスクを負えないわけですよ。リスクをとれない。リスクをとれない方が巨額な資金を運用するとこうなるということを今実態として示して...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○金田(誠)委員 団長にかわり、派遣委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、江口一雄委員長を団長として、理事安倍晋三君、理事木村義雄君、理事田中眞紀子さん、理事山本孝史君、委員久保哲司君、委員吉田幸弘君、委員児玉健次君、委員中川智子さん、それに私、...全文を見る