金田誠一

かねたせいいち



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金田誠一の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。きょうは早朝から御苦労さまでございます。  まず第一点目は、我が国の社会保障制度が既に信用を喪失している、このことについてお尋ねをしたいと思います。  若者の多くは、自分が高齢者になったときは年金制度は崩壊している、こう考えて年...全文を見る
○金田(誠)委員 大変残念な御答弁でございます。私がこのような提案を申し上げましたのも、実は、スウェーデンの年金改革が、与野党を超えて超党派でそういう機関が設置をされて、そこで合意を見た、そのことによって大変大規模な年金改革が一気に進んだという経験を踏まえてのことでございます。 ...全文を見る
○金田(誠)委員 現行の我が国の年金改革の評価などについては、多少理解の違いもあるのかなという気はいたしますが、またの機会に譲らせていただきたいと思います。  申し上げたいことは、旧来の、経済が成長していた時代の、果実を分け合う時代から、今は負担を分担し合う時代に移ってきた。そ...全文を見る
○金田(誠)委員 きのういただいた資料では、確かに、厚生年金の場合、月額五十万円以上という方が四百十二人いらっしゃるわけでございますが、この刻みで幾ら以上ではなくて、最高額といった場合、幾らになりますでしょうか。
○金田(誠)委員 月額五十万円以上の方が四百十二人いるわけでございますから、その四百十二人がどういう金額をもらっているかだけわかれば簡単に出る話で、例えば、五十万円以上という方は、六十万円以上という人もいるわけですか、七十万円以上という人もいるわけですか。その辺はどうでしょう。
○金田(誠)委員 何回も言うようですが、だれがどこまで譲ることが可能なのかといった場合に、実際の支給実態がどうなっているかというのは最低のデータだと思うわけでございます。五十万円超といっても、もしかしたら百万円の方もいるのかもしれない。そんな中で負担をどう分担し合うかという話はで...全文を見る
○金田(誠)委員 私どもも、過渡的な措置として二分の一ということがあり得るということは否定はいたしません。しかし、行き着くところは全額税方式でなければ基礎年金はもっていかないというふうに思うわけでございます。  二十六日の日経新聞でしたでしょうか、厚生省は十年かけて二分の一に持...全文を見る
○金田(誠)委員 桝屋副大臣らしからぬ、歯切れの余りよろしくない御答弁を伺いまして、ちょっと残念でございます。  社会保険だから給付と反対給付、負担と給付のリンクということ、これにこだわり過ぎてはおらないか、これに縛られ過ぎてはおらないか。発想を転換すればいいわけでございます。...全文を見る
○金田(誠)委員 今までも方向としてはそういう方向を向いて努力をされてきたことは理解をいたしますが、余りにも遅々として進まない、ほとんど何も変わってこなかったというのが実態だと思うわけでございまして、これは目に見える形で大胆に世界標準というものを明確に打ち出して、そこにどう到達す...全文を見る
○金田(誠)委員 外来部分であるとかあるいは診療所などについてまでのDRG・PPSというのはまた次の段階になろうかなと思いますが、病院の入院について包括払いを原則ということにしますと、ここに経費節減、薬についても効果があって安いものに向かうインセンティブが生ずるわけでございます。...全文を見る
○金田(誠)委員 保険者が分立している国では、このリスク構造調整が当然のこととして行われております。やり方はいろいろございます。しかし、保険者が分立していて社会保険方式で医療を支えるという国では、リスク構造方式は必ず行われている。このことをぜひ踏まえていただきたいと思いますし、我...全文を見る
○金田(誠)委員 そこで、現時点で一点だけ具体的な問題を指摘させていただきたいと思います。  それは、一号保険料の問題でございます。市町村民税の課税、非課税、これに着目した保険料賦課の制度でございまして、ほとんど所得のない方にも相当の負担を求めるということになってございます。中...全文を見る
○金田(誠)委員 このほかにもさまざまな問題が、施行後一年、出てきております。取りまとめてお示しをするというつもりでおりますが、十月の満額徴収に向けては、今から頭出しをしておかないともう間に合わないことになりかねないと思いまして、きょうこの問題だけあえて触れさせていただきました。...全文を見る
○金田(誠)委員 この問題は極めて難しい問題であるということでは、認識は共通すると思います。それだけに、目標を定め、その段階も定めながら、政府が総力を挙げてこれに当たるという姿が見えてこないのが残念であるということを申し上げたいわけでございます。  次の質問に移らせていただきま...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひひとつ早急な批准をお願い申し上げたいと思います。  続いて、時代のキーワードという観点からお尋ねをいたしますけれども、分権という切り口から見れば、省庁ひもつき補助金から一括交付金に変える、これは分権をより高めると同時に、雇用に対する波及効果、これも大いに期...全文を見る
○金田(誠)委員 今、NPO支援税制などは該当委員会で審議中でございます。ぜひひとつ、厚生労働という観点から、こういうところにも垣根を超えて発言をしていただきたいものと御要望申し上げておきたいと思います。  最後でございますが、政府が進めようとしている不良債権の直接償却について...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございました。時間が参りましたので、終了いたします。
03月01日第151回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○金田(誠)議員 民主党の金田誠一でございます。  民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合が共同で提出しました特定非営利活動の促進のための地方税法の一部を改正する法律案につき、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。  本法律案は、三年前に全会一致で成...全文を見る
04月11日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、基本的なことからお聞きをしたいと思うわけでございますが、本来、この企業年金法は、確定給付企業年金法という名称ではなくて、企業年金基本法というものであったはずでございます。今日まで求められてきたのは企業年金に関する包括的な...全文を見る
○金田(誠)委員 規制緩和推進計画に関連する閣議決定が、平成九年からの部分が調査室からいただいた参考資料の中にも載っておりますけれども、平成九年には「企業年金に関する包括的な基本法の制定」という文言でございます。平成十年も「企業年金に関する包括的な基本法の制定」。平成十一年には「...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣のおっしゃる基本については、私と同意見でございます。大臣がそのような基本認識に立つとすれば、厚生年金基金の持つとりわけ代行制度、この問題点、これについてきちっと取り組んで、これに決着をつけるということをしてほしかったな、これが非常に残念だという第一点でござい...全文を見る
○金田(誠)委員 これから確定拠出というものが審議の俎上にのるわけでございます。確定拠出の方は自己責任ということが前面に出されるわけでございますから、ここで支払い保証制度というのはかなり難しいものになってくるのかなと。だとすれば、せめて確定給付の方は、支払い保証制度、今厚年基金に...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、中身に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、厚生年金基金からこの新たな企業年金、規約型、基金型への移行に当たっての基本的な考え方についてでございます。  これは同じ思いだと思うのでございますけれども、まず、移行に当たっては、厚生年金の本体...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう形で移行するとなると、仮に今積み立て不足があった場合、その積み立て不足が厚生年金の本体に不足の形で移行されたり、あるいは受給権のカットという形で解消されたりということは原則としては起こらない、不足分は不足分として、年数も何年かかかるのかもしれませんけれど...全文を見る
○金田(誠)委員 定足数に足りているかどうかわかりませんけれども、あしたからはまた皆さんお忙しくなるようでございます。そういう中では、これは審議が本当にできるのかなという危惧を覚えつつ今質問を続行しているわけでございます。ぜひ御認識をいただければありがたいな、こう思うわけでござい...全文を見る
○金田(誠)委員 最初申し上げた基本的な考え方として、厚生年金本体がこの代行返上によって損失を受けてはならない、しかし利益を受ける必要もない。逆に、受給者あるいは加入者の方々の受給権というものはきちんと確保されなければならない。ニュートラル、中立的な移行であるべきだと。厚生年金本...全文を見る
○金田(誠)委員 状況を見ますと、あしたからは、これ、ますます困難だなという気が深くしてまいりましたので、ぜひ委員長、賢明なあすからのおさばきをお願いしたいなと思ってございます。  それはそれとして、局長、随分こだわる答弁をされているようでございますけれども、どこか可能なところ...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。ぜひ、それも俎上にのせて検討していただきたい。よろしくお願いを申し上げます。  次に、代行返上に伴う物納についてお聞きをいたします。  資料もいただいておりますが、この物納というものは、よほど慎重に適切にやらなければ、これによって厚生年...全文を見る
○金田(誠)委員 さらに一つ、その要件を追加すべきだという提案をさせていただきたいと思うのです。  瑕疵担保特約といいますか、瑕疵担保契約といいますか、一定期間内に一定幅以上下がったという場合の保証といいますか、そういうことも考える必要があるのではないかなと。仮にそういう瑕疵担...全文を見る
○金田(誠)委員 ある金融機関でもこの程度の念は入れておるわけでございまして、こういうセーフティーネットがあれば、逆に、株式による物納も受けやすくなるのではないかなという逆の面もまたあると思うわけでございます。ぜひ御検討いただければというふうに思います。  それから、有価証券の...全文を見る
○金田(誠)委員 瑕疵担保特約も考えておらない。評価の時期を決めて、その市場価格の満額ということですから、いっぱいいっぱいに現金同様には扱う形になるわけなんですが、本当にそれでいいのだろうか。この種のものは、やはり一定の幅なども担保価値としては考えられるべきでしょうし、あるいは、...全文を見る
○金田(誠)委員 私も坂口大臣のお考えにはおおむね同調する面がいつも多いわけでございますけれども、この点についてだけは意見を異にするということは非常に残念でございます。  大臣、現在入っている人も多いし終生年金だということが理由であるならば、新しい企業年金のスキームに移ること自...全文を見る
○金田(誠)委員 何か、十分かみ合っていないのかなと思いながら、聞かせていただきました。  労働組合などが残した方がいいと言う場合が仮にあるとすれば、メリットがあるからなんです。特定の年齢構成その他、特定の要件によってメリットを享受するということは年金一元化という考えに反するで...全文を見る
○金田(誠)委員 平成十二年度の決算につきまして、ある程度の見込みの数字などわかりましたら、後ほどで結構でございますから御提出いただくようにお願いを申し上げまして、中途半端になってしまいましたけれども、時間が来ましたので終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
05月18日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  坂口大臣には、再任まことにおめでとうございます。両副大臣におかれましても、まことにおめでとうございます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。  まず、ハンセン病問題の全面解決についてお尋ねをしたいと思い...全文を見る
○金田(誠)委員 厚生労働大臣として謝罪をされたということでお聞きをいたしました。  大臣、国会の立法不作為も問われておるわけでございまして、大臣もまた議席を有するお一人でございます。そういうお立場からも、私は、本席はもとよりでございますが、機会を見て謝罪をしていただきたいもの...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、通知をいただいておらないという御答弁は非常に意外でございます。私、きょうの質問をするに当たって、この通知文書を厚生労働省にお願いしたところ、このコピーをきのういただきました。  それによりますと、平成十三年五月十一日付でございますから、判決の日でございま...全文を見る
○金田(誠)委員 お尋ねしたことにお答えをいただいておらないと思います。再度お尋ねをいたします。  法務省は控訴の方針であるということを私は仄聞いたしております。その根拠として、今裁判を闘っておられない方もいらっしゃる、あるいは一審判決で確定させるのがいかがかとか、前例があると...全文を見る
○金田(誠)委員 再三お尋ねをしておりますが、明快な御答弁はいただけず残念でございますが、御信頼をという言葉でございますから、万々が一のことはあり得ないというふうに判断をさせていただきたいと思います。  万々が一、厚生労働大臣の意思に反して控訴などという措置がとられるようなこと...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の言葉、非常に気になるところがございます。原告団以外の方に対する責任云々と。そのことと控訴しないということとはどういう関係になってまいりますか。法務省の論理が大臣に相当インプットされているんではないか、そんな気がしてなりません。その最後のお言葉、非常に気にな...全文を見る
○金田(誠)委員 判決の内容は、「遅くとも昭和三十五年以降においては、もはやハンセン病は、隔離政策を用いなければならないほどの特別の疾患ではなくなっており、すべての入所者及びハンセン病患者について、隔離の必要性が失われた。 したがって、厚生省としては、同年の時点において、隔離政策...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、大臣、まだ三十五年か四十年か、細部にわたっては、中身に踏み込んでは承服できない部分もあるということでしょうか。そういうこともあるけれども、言えばいろいろあるけれども、この判決に服するということなんでしょうか。どちらなんでしょうか。判決に服さないというこ...全文を見る
○金田(誠)委員 もう時間がございません。  公明党は、控訴すべきではないということを正式に総理に申し入れをされたというふうに伺っております。そして、大臣はその公明党の所属でございます。そして、上訴の要否を答える立場でございます。上訴を否とする、これ以外の回答はあり得ないと思い...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  今し方入りました情報によりますと、きょうの四時から、総理がハンセン病の患者さん、弁護団、代表の方にお会いをするというふうに伺いました。四時からわずか十分程度ということで、非常に短い時間であることは気にかかるわけでございますけれ...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、形式的なことを申し上げて恐縮でございますが、このペーパーは法務省から厚生労働省に来たペーパーでございます。官職はそれぞれ局長名でございますけれども、その省の責任者は一方は大臣でございます。したがって、このペーパーにどう回答するかは大臣の御判断で回答ができる...全文を見る
○金田(誠)委員 再度で恐縮でございますが、このペーパーに対する回答は大臣の権限ですることができる。ぜひ上訴は否とするという権限を行使していただきたいと思います。その上で、それが内閣全体の意思に反するということで罷免をされるというのであれば、それは人間として本望ではないでしょうか...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の職責というものは非常に重いものであると私は思います。厚生労働省を預かるのは坂口大臣でございます。そういう権能を行使できるお立場にある。信頼をいたしておりますので、ぜひその権限を行使していただきたい、再度お願い申し上げておきたいと思います。  そこで、大変...全文を見る
○金田(誠)委員 判決を不服として控訴をする、その上で、一方で和解交渉に臨むということが新聞紙上などではあたかも決定事項のように報道されているわけでございまして、かなり深く突っ込んだ検討がされているもの、こう推測して質問させていただいたところでございます。  私なりに考えますと...全文を見る
○金田(誠)委員 そのような御答弁を再三繰り返しても何の問題の解決にもならないと思うわけで、大変残念でございます。  次の質問は、賦課方式の年金というものは年金一元化という方向に進まざるを得ないと思うわけでございまして、今国会にも農林年金の一元化ということが提案されているわけで...全文を見る
○金田(誠)委員 辻年金局長の御答弁とも思えない大変残念な御答弁でございます。重ねてお聞きをいたします。  代行制度のもとでは、メリットのある基金は存続をする、メリットがなくなればこれから離脱をしていく、こういうことだと思うわけでございます。きょうの参考人質疑の中でもありました...全文を見る
○金田(誠)委員 制度全体の中で、このようなモラルハザードの制度を組み込んでおいていいのか悪いのかという問題について、きちんと考えていただきたいと思います。  次に、厚生年金基金連合会の問題点についてお尋ねをいたします。  まず初めに、連合会の平成十二年度における積み立て不足...全文を見る
○金田(誠)委員 平成十二年度はもう三月に決算が終わって概略の数字は出ていると思うんですが、私はきょうで何回もこれを聞いたわけですが、いまだに数字が出ていない、おっしゃっていただけない。よほど悪いんだろうというふうに推測をさせていただきます。とても言われないぐらい悪いんだろうなと...全文を見る
○金田(誠)委員 確定給付企業年金法ではそういうスキームをつくったわけでございますから、厚生年金基金あるいは連合会に対する移換という中でもこれは手をつけるべきだったと思います。こっちを全く手つかずに新たなスキームに移行するというのは、やはり問題を残してしまった、問題を先送りしてし...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○金田(誠)委員 おはようございます。金田誠一でございます。  私も、さきの大島議員同様に、大臣にまずはお礼を申し上げてから質問すべきところでございますけれども、実はきょうは確認質問ということになっておりまして、時間がまた限られてございまして、その仕事の方を先に済ませて、それか...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。まず、原則として不利益変更はあってはならないことである、これが大前提だと思いますし、万々が一の場合はただいまの御答弁のようにしかるべく対処をされるということで理解をいたしました。  次に、支払い保証制度についてでございます。  支払い保...全文を見る
○金田(誠)委員 預金保険機構でしょうか、こうしたところでも、自己資本比率その他さまざまな要件に照らして保険金の格差がついているとかいうようなことを仄聞しているところでございますが、そういういわばペナルティーあるいは優遇保険料、あめとむちみたいなことになりますでしょうか、そうした...全文を見る
○金田(誠)委員 重ねて確認をさせていただきたいと思います。  支払い保証制度については、附則第六条、これは五年後の見直し条項になっているわけでございますが、この附則第六条の検討事項の対象に含まれているということを確認させていただきたいと思います。
○金田(誠)委員 これで、きょう確認をすべき点、確認をさせていただいたところでございます。  改めて、大臣にお礼を申し上げたいと思います。  一昨日、二十三日夕刻でございますが、政府が控訴を断念する旨の発表がございました。最初、知らせを聞いたときに、自分の耳を疑った、そして本...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  今後ともよろしくお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
05月29日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党、金田誠一でございます。  まず、総理大臣談話及び政府声明についてお尋ねをしたいと思います。  五月の二十三日に、ハンセン病国賠訴訟について小泉総理が控訴断念の決断をされたわけでございますが、このことは我が国裁判史上に残る快挙であっ...全文を見る
○金田(誠)委員 大変残念な御答弁だなと思うわけでございます。  総理大臣談話の随所に、例えば「ハンセン病患者に対する施設入所政策」あるいは「偏見、差別が存在してきた事実」など。これは確かに施設入所政策でございますが、実態は強制隔離政策。施設入所政策といいますと、例えば特別養護...全文を見る
○金田(誠)委員 国家賠償訴訟の原因となった国の機関の意見を法務大臣が聞くことができるということでございますから、国会の意見を聞いたわけでございますが、回答しないという中で、その中で国会議員の立法不作為について一方的に見解を発表されるというのは、私は適当ではないというふうに思いま...全文を見る
○金田(誠)委員 あえて立法を行う、あるいはあえて立法を行わなかったということなども入るんでしょうが、それが「すなわち故意に憲法に違反」するということに言いかえるということは、かなり論理の飛躍があるのではないか、言いかえも過ぎるのではないかなというふうに私は思うところでございます...全文を見る
○金田(誠)委員 選挙制度にかかわることでございます。これもまた国民の参政権ということに深くかかわる重大な問題であることは論をまたないわけでございますけれども、今回のハンセン病、らい予防法のように、強制隔離という形で国民の自由を全く制限する、人生そのものも奪い取ってしまうというも...全文を見る
○金田(誠)委員 こういう場で聞きますとそういう答えになるのかなという気もいたしますが、まさか本音でそう思っているとは思いたくございません。  民法にはそういう規定があるのですが、除斥期間の起算点となる、その起算点をどこに置くかという解釈の問題なんです。法務省はこんなふうに解釈...全文を見る
○金田(誠)委員 起算点をどこにするかの話でございますから、これは一般論の話ではなくて、民法の一般の規定を述べているわけではございません。したがって、この事案について政府がこういう声明を出した、非常に不名誉なことがこれから残る。こういうことは避けるべきだ。これは政府のためでもあり...全文を見る
○金田(誠)委員 何か前置きがいろいろあるのは気になるところですが、私の指摘の趣旨だというふうに受けとめさせていただきたいと思います。  次に、総理談話の方に入らせていただきます。  この総理談話の一には「補償」という言葉が使われてございます。賠償という言葉ではございません。...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひ、賠償という観点を踏まえて立法の検討をしていただきたいと思います。  どうも与党サイドでこれの検討が進んでいるようでございます。しかし、この問題は与党だけで解決できるものではないのではないか。与野党含めて、国会の責任も指摘をされているわけでございますから、...全文を見る
○金田(誠)委員 この名誉回復の措置もそうでございますし、賠償についてもそうでございます。いずれも、原告側との協議、ここからすべてが始まる。あわせて、患者、元患者を代表する全療協との協議が必要になる、このように考えております。  ここを間違うと、また過ちを犯しかねない。ぜひひと...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○金田(誠)委員 大臣、本会議に引き続きまして、お疲れさまでございます。本題に入ります前に、去る六月一日の大阪地裁判決について質問をいたします。  在外被爆者の援護法の適用を求める裁判ということでございますが、原告全面勝訴の極めて明確な判決が出されたわけでございます。これを受け...全文を見る
○金田(誠)委員 委員長のお許しをいただきまして、大臣にこの資料をお渡しいただきたいと思うわけでございます。五枚物になっております。この問題を支援しておりますNGOの方がまとめられた資料でございます。  仄聞いたしますと、厚生労働省の事務方の方で、大阪地裁における判決に関して控...全文を見る
○金田(誠)委員 この二、三日、きのうまで連日、私、原告の郭さんのお顔を拝見いたしてございます。きのうは御一緒させていただいて、大臣のところにも伺わせていただきました。まともにお顔を見るのが本当につらいというのが正直なところでございます。万々が一にもいい知らせを持たずにお国に帰ら...全文を見る
○金田(誠)委員 恐らく、もっと突っ込んだ話を別の場でしますと相当意気投合するのかなと思いながら、受けとめさせていただきました。  基礎年金を充実するという考え方からすれば、無年金障害者であるとか中国からの帰還者であるとか、あるいは若いころどういう事情があったにせよ六十五を過ぎ...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうこざいます。  次に、もう一点、ハイブリッド型年金が可能かということでお聞きをいたします。  さきに衆議院を通過した確定給付年金法のもとで、一定の運用利回りを保証し、それ以上は掛金建てといいますか確定拠出にする、いわゆるハイブリッド型、この企業年金...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  では、次の質問に移らせていただきます。特別法人税、この件でお尋ねをいたします。  現在凍結されているわけでございますが、私は、今後この凍結解除ということは、実際問題としてあり得ないだろうというふうに思うわけでございます。もう一たん凍...全文を見る
○金田(誠)委員 これから税制調査会ということで舞台になるのだろうと思いますし、そういう意味では財務省所管ということが非常に大きなウエートを占めるだろうと思いますが、財務省としても、この特別法人税の凍結解除なんということはあり得ない。万が一そういうことをやれる時期になれば、金利の...全文を見る
○金田(誠)委員 私も、こうは申し上げているのですけれども、結構難しい話なんだろうなというふうには思っております。しかし、難しいからといって特別法人税のようなものに逃げていくと、税制体系全体が今度はゆがんでくるということなんだろうと思います。まさに公平、中立、簡素ということからす...全文を見る
○金田(誠)委員 いつもそういうふうに説明を受けているのですが、これはのみ込みが悪くて申しわけないのですが、なるほど、そうだなというふうに思えないのです。  それで、恐らく、厚生労働省と財務省主税局なんでしょうか、そちらとの今までの折衝の中でこうなった。恐らく判断した主体は財務...全文を見る
○金田(誠)委員 財務省、重ねて聞かせていただきたいと思いますが、個人型の方では拠出限度額が月額一万五千円と非常に低いわけでございますけれども、個人単独型というのがあるわけですね。この個人単独型でも、これは確定拠出年金として位置づけられている。一方で、企業型、月額三万六千円という...全文を見る
○金田(誠)委員 また質問してもまた同じ回答であれば時間のむだということになりますが、正直申し上げまして、お二人の御答弁は非常に理解しかねます。なぜそこまで固執をしなければならないのか。強制性があるとか貯蓄はだめとか言ったところで、個人型というのもあるわけですから。  そもそも...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣からそういうお答えをいただいて、安心をしたいところでございますが、万が一これが逆ざやみたいなことになったら、これは私ども、責任を問われると思うわけでございます。  最低でも三つの商品を組み込まなければならない、そのうちの一つは元本保証型でなければならない、...全文を見る
○金田(誠)委員 こういうことになるんですよね。結局その所管が、これは年金という建前になっていますから。  だけれども、実際問題、厚生労働省が、証券会社の手数料が高いとか低いとか、規制するとかしないとかということができるわけでもないわけですよ。税の方が、非課税枠を上げろとか下げ...全文を見る
○金田(誠)委員 私は今、主に低金利の方の質問をしましたが、この運用収益がずっと高くなった場合も、高いからということをいいことに、不当にまた手数料が高く取られかねないということもあるかもしれない。いろいろな場合が想定されるわけですけれども、その都度適切な対応をしていただきたい。万...全文を見る
○金田(誠)委員 老後の所得保障のためという原則を崩せと言っているわけではないのですが、それにしても、一定の条件のもとにという道を開いてもいいではないか。そのことが奨励策にもつながってくる。これからますます自助努力に期待をしなければならない状況が生まれる、そういう中でできた制度で...全文を見る
○金田(誠)委員 先ほどの六十前の取り崩しにしても、非常にかたくなで、なぜだろうなと首をかしげているわけなんです。例えば、道路特定財源にしたって、本当は道路財源だ、しかし六百六十六兆も借金が重なれば、一般財源にしばらくしなければならないことだってあり得るわけですよ。人間でも国家で...全文を見る
○金田(誠)委員 救済機関は。
○金田(誠)委員 これは、軌道に乗るまで大変だと思います。規約の審査をやっているだけでは恐らくだめなんだろう。個々具体の相談、これはある意味では情報収集ということにも役所にとってはなるわけでございまして、積極的に収集していただいて、具体的にかかわっていただいて、ガイドライン等、相...全文を見る
06月11日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。あらかじめ申し上げてあった質問と多少順序が狂ったり、一部飛ばしたりというものがございますので、お許しをいただいて、順次質問させていただきたいと思います。  熊本訴訟の原告番号二十五番という方がいらっしゃいます。この方は本年三月二十...全文を見る
○金田(誠)委員 そのことは理解をしておるわけでございます。したがって、何らかの形ということで御検討をお願いしているわけでございます。  この法に照らせば適用除外になる等々、いろいろある方であっても、何らかの措置が必要な方、在宅で御苦労された方等々いらっしゃるわけでございまして...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。大変難しい問題だとは思うわけでございますが、全体の中でぜひお考えをいただければと思う次第でございます。  次に、入所期間による逆転現象、多少事務的なことになって恐縮でございますが、これについてお尋ねをいたします。  計算例を三つほどあら...全文を見る
○金田(誠)委員 ここまで具体例に即して計算をした判決では恐らくなかったのだろう。その判決を受けて法律ができているということでございます。こうした逆転現象が起こるというのはあり得ないことでございまして、ぜひその調整についてその委員会の中でよろしくお願いをしたいと思います。  次...全文を見る
○金田(誠)委員 申請に必要な添付書類など、どの程度を考えておられるか等々含めて、概要がわかるような形を早急にとっていただければありがたいと思いますので、重ねて御要請を申し上げておきたいと思います。  そこで、大臣、あらかじめ通告していなかった点、一点ございます、恐縮でございま...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひひとつ、これから、大臣、そういう思いを持ちながら法改正まで至らなかったこの仕組みを変えるために、ぜひ力を合わせて一緒に仕事をさせていただければありがたいなと思いますし、政府部内でもぜひ御検討いただきたいと思います。ちなみに、私は金田誠一でございますので、よろ...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、公的年金の一元化、こういうテーマで質問をさせていただきたいと思います。  このたびの農林年金の厚生年金への統合は、公的年金制度の一元化の一環として行われるもの、こうされているわけでございます。  しかし、一元化懇の報...全文を見る
○金田(誠)委員 その閣議決定は手元にもございますし、色を塗りながら読ませていただいているわけでございますが、これで局長はわかるのでしょうけれども、私はこれを見まして、いつ、どうなるものなのか、さっぱりわからないということで質問をしたわけでございますが、御答弁はこれをなぞっていた...全文を見る
○金田(誠)委員 おっしゃることはそのとおりだと思います。半分の理由はそこにあると思うわけでございますが、あとの半分の理由は一元化を進めようという側にもあるのではないか。一元化の理念というものを鮮明に掲げて、わかりやすく国民の理解を得るということが必要ではないかなと思うわけでござ...全文を見る
○金田(誠)委員 目指す方向なりテーマの重要性の受けとめ方、この辺についてはそう違いはないのかなと受けとめさせていただきました。  私は、それぞれが利害を主張し合うという状況もさることながら、客観的に見て、日本のあるべき年金の姿というものをきちんと定める、それが法律ではないのか...全文を見る
○金田(誠)委員 これまた利害の絡む問題で、なかなか相手のあることで面倒だということはわかるわけですが、大臣の方からは基本的には同じ考え方をお示しいただいたと思うわけでございまして、ぜひひとつ御努力をいただきたい、まずは機会を見てぜひ御発言をしていただきたいなと思うわけでございま...全文を見る
○金田(誠)委員 数字はわかりました。  そこで、さらに高山先生のその指摘によれば、農林年金は、基礎年金の財政調整のために、基礎年金に繰り出す拠出金負担を求められ、その分、積立金の積み増し分が減らされてしまったというふうに述べておられます。このことは、基礎年金の拠出金が定額制で...全文を見る
○金田(誠)委員 私、今にわかに、過去法にすべきであるとか、基礎年金に対する拠出金を調整するべきだとか、そういうことを申し上げているわけではございません。ただ、高山先生が指摘するように、こういう観点から見ればこうなるということを指摘したかったということでございます。  農林年金...全文を見る
○金田(誠)委員 今までのJRなりにしても、今回の農林年金にしても、統合される側はほかの選択肢がない状態だったと思います。そういう中の話し合いなものですからそういうふうに落ちついたのだ。しかし、これからはそうでもない状態で一元化を進めようということですから、申し上げた過去法、将来...全文を見る
○金田(誠)委員 ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは次に、農林年金職員の雇用問題、これについてお尋ねをしたいと思います。  現在、農林年金は、プロパー職員が約二百名、この体制で運営されているわけでございますが、統合後は、二〇〇二年度から二〇〇四年度にか...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。また改めて最後に御決意のほども伺わせていただきたいと思います。  そこで、農水省とJAグループが大変な努力をされているということで、第一義的にはこうした農水省関連の御努力ということになろうかと思います。さっきは所管も一元化す...全文を見る
○金田(誠)委員 さまざま、委託業務を委託したり、いろいろな御努力はされていると伺っているのですが、社会保険庁として人員を直接引き受けるという話は今の御答弁からもちょっと、私の受けとめが悪いのでしょうか、なかなか聞き取りにくかったなと思うわけでございます。  そこで、これはぜひ...全文を見る
○金田(誠)委員 これは、年金一元化という大義名分からやっている仕事としては、やはり問題だと思います。  大臣、これは、今そういう断定的な御答弁でしたけれども、この場で、わかりました、何人という答弁をもらおうとは思いませんが、もう少し検討の余地はないのですか。そういうことに至ら...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思うわけでございます。  そこで、農水副大臣、長時間御出席をいただいて感謝をいたします。最後の質問でございますが、いろいろ申し上げれば過去の例が、通産であればYS11をつくっていた日本航空機製造がどうであったとか、あるいは今回...全文を見る
○金田(誠)委員 大変心強い御答弁をいただきましたし、厚生労働省もそれなりに御検討いただけるということで承りましたので、両者ぜひ相まって万全の体制をとっていただきたい、くれぐれもお願いを申し上げたいと思います。  そこで大臣、これは通告外でございますが、大阪地裁の在外被爆者の控...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。いい結果が生まれますことを信じながら、あすまで待たせていただきたいと思います。  終わります。どうもありがとうございました。
10月19日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。おはようございます。  まず、インフルエンザワクチンの有効性、こういう観点から質問をさせていただきます。  平成六年、一九九四年の予防接種法の改正で、インフルエンザの予防接種は、子供に対する集団接種であったものが、この時点から取...全文を見る
○金田(誠)委員 個人に対しては有効性が明らかだったという御答弁でございますが、実は、今現在でもこれについては多くの疑問が出されているということを指摘申し上げながら、この点についてはまた後ほど質問させていただきたいと思います。  ところで、副作用被害、これがかなりの数に上ったと...全文を見る
○金田(誠)委員 集団接種をやってこれだけの数が、これは公になっているだけでこういうことのようでございます。実際はこの十倍は存在をするのではないか、NGO団体などはそう推測をしているわけでございますけれども、大変甚大な被害があったと思います。  結局は集団接種は取りやめになった...全文を見る
○金田(誠)委員 四十六年間接種をしてきたものが平成六年において取りやめになる、これは非常に不可思議といいますか、異常な事態ではないかなと思うところでございます。  ところで、諸外国の状況でございますけれども、今日時点でも子供に対する集団接種、かつて日本で行われていたようなこう...全文を見る
○金田(誠)委員 今、経過を伺ってきたわけでございますけれども、このインフルエンザ予防接種がたどった経過、聞けば聞くほど、極めて異例であり、異常とも言える、こんな気がいたすわけでございます。  今回の法改正は、今度は対象者を、子供ではなくて高齢者を対象にする、集団予防ではなくて...全文を見る
○金田(誠)委員 四十何年間やってきたものをやめざるを得なかった、集団的な予防については効果がなかったけれども、個人については有効は明らかだったんだ、こういうさっきの御答弁だったわけですが、今回も、今の答弁もそういうことなんだと思いますが、個人について疾病予防の、発病予防の効果が...全文を見る
○金田(誠)委員 どうも明確に、この文献、この文献という特定が、いつ聞いてもどうもあいまいなようでございます。CDCの文献なども、そのまたもとになった文献があるということも聞いておりますけれども、できれば後ほど、効果ありとした文献、一覧表にしてお示しをいただければというふうに思い...全文を見る
○金田(誠)委員 RCTはこれ一件だということで受けとめさせていただいてよろしいですね。  このオランダの、ゴーベルト論文だと思うのですが、それによると、ワクチン群では死亡が九百二十七例中六、偽薬群では九百十一例中三、有効率はマイナス一〇〇%、つまりワクチンをすると死亡が二倍に...全文を見る
○金田(誠)委員 必ずしもお答えいただいていないと思うのですね。今の厚生科学研究の仕組みはそうだということで、それは、そういうことからしますと、私が申し上げたような形にはならないという話なんですが、私の申し上げたような研究をした方がよろしいんではないですか。  法改正のたびに専...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  そこで、インフルエンザ予防接種の実施状況という生のデータはないようなのですが、ワクチンの製造量、このデータがあって、この製造量によって実施状況を推測している。かなり相関関係があるということになっているんだと思います。  前橋データが...全文を見る
○金田(誠)委員 それだけ集団接種をやっていたときの発症数、死亡者数を見ても、法改正してやめてしまったときを見ても、そんな有意的な差は認められないということだと思います。そういう状況の中での法改正ですから、くれぐれも慎重に対応していただきたいし、今後の具体的な調査、こういうものが...全文を見る
○金田(誠)委員 再度確認しますが、今つくっているワクチン、この三種類を予測してつくっている。この予測した根拠、これこれこういうわけでこういうことになっているんですというそのデータ自体は公表できるかどうか、それから、ワクチン株が合致したかどうか、これをどういう調査によって判定した...全文を見る
○金田(誠)委員 結果、一致しました、しませんじゃなくて、どういう調査に基づいて、調査結果がどうであって、そして一致したとかしないとか、これの公開という意味です。  それと、前段のことしの今選定した三つの株について、一部公開できないものもあるかもしれないというのは、どうもそれは...全文を見る
○金田(誠)委員 では、よろしくお願いしたいと思います。  次に、接種に要する費用の問題があるんですが、ちょっと時間がどうなるかあれですので、費用の方は後に送らせていただいて、先にインフォームド・コンセントなどの問題についてお聞かせいただきたいと思います。  まず、二類疾病、...全文を見る
○金田(誠)委員 幾つかの項目に分けて伺おうと思っていたことですが、ある意味では、今一括お答えをいただいた向きもあったなというふうな気がいたします。  しかし、お答えをいただいた範囲では、今おっしゃったことが、じゃ、一類疾病に対する対応とどこが違うのか、一類疾病だってそういうこ...全文を見る
○金田(誠)委員 おおむねお答えはいただいていると思いますが、あと、この件についてまとめて聞かせていただきますと、接種には、被接種者本人の同意、これを必要条件、必須要件としていただきたい。本人の意思を確認できない場合、高齢の方はいろいろな症状がございますから、本人の意思を確認でき...全文を見る
○金田(誠)委員 あと、インフォームド・コンセントなどについて、ぜひ要請したいということ、何項目かございます。まとめて申し上げますので、お聞き取りをいただきたいと思います。  一つは、高齢者は、体力が衰えている上、疾病を抱えている者も多い。接種直前の問診、診察を厳重に行うことが...全文を見る
○金田(誠)委員 これらについても、大変心配しておられる専門家の方々が多くいらっしゃいますので、ぜひひとつそうした方々の意見も伺いながら、しかるべく対処をしていただきたいと要請を申し上げておきたいと思います。  それでは、直接この予防接種の件ではない、関連する二点、御質問させて...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう結論に至るというのは、非常に不本意でございます。そもそも、室内にオゾンを放出させるという発想自体が間違いではないんでしょうか。オゾンというのは、紫外線をカットするオゾン層、成層圏にあるオゾン層が破壊されてオゾンホールとか、そういう意味では、オゾンというの...全文を見る
○金田(誠)委員 時間も時間ですから、こればかりこだわっていられませんけれども、そもそも、やはりオゾンを室内に放出させて空気清浄だという発想自体を変えていくという観点に立つべきだと思います。ぜひ、今の答弁では納得しかねますので、さらに機会を改めて質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 こういう話なんですが、本当にこれでいいんでしょうか。厚生省の通達では、室内で使う殺虫剤などは、これからは医薬部外品なり薬事法のものを使えということは、厚生省はそういうふうには言えるわけです。それから、農薬について、使うなということは農水省だから言えないという話な...全文を見る
○金田(誠)委員 質問主意書で指摘をして、質問をこの場でしても、なかなか法による規制には踏み切れないようでございますが、大変心配をいたしております。ここで問題にもなったということを十分踏まえていただいて、私は法規制すべきだと思いますけれども、よく検討をいただきたい、こう思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、わざわざお答えをいただきまして恐縮でございます。オゾンのこと、農薬のことにも言及してくださいましたので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  また、高齢者ということでございますが、基本的に今は六十五歳、あるいはまた六十五歳でも受けてはならない方...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、きのうこれは質問通告した。きのうのうちに僕、数字聞かせてもらえるんだろうなと思って待っていたんですが、まだ来ないものですから。わからないという話でないんでないですか。今伺っている予防接種の総額、五百億円よりかなり低いんでないですか。インフルエンザだったらど...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、後ほど、各、ジフテリアが幾ら、何が幾らという形でお示しをいただけるようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございます。
○金田(誠)委員 ただいま議題となりました予防接種法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、一類疾病及び二類疾病の定義を明確化し、その発生及び蔓延を...全文を見る
11月20日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  質問通告に従いまして、順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、基本的な考え方についてでございますが、今回の法改正、わずか三項目にとどまっているわけでございます。その三項目の中にも、非常に問題を含んだ一項目が含まれて...全文を見る
○金田(誠)委員 ただいまの御答弁でございますが、私は、大臣の御答弁を否定するつもりは全くございません。そういうお立場で大変な御努力をされているということは、認めるには全くやぶさかではございません。  しかし、私が申し上げたいことは、そういう旧来型の延長の努力であってはもはや全...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の考え方とはかなり共通する部分があるのかな、こう思いながら受けとめさせていただきました。  我が国の働き方、生活ぶりは、先ほども申し上げましたけれども、いわば長時間労働に代表される途上国型、あるいは正規社員と非正規社員の格差、身分差とも言えるような状況、現...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣は、私の最初の質問に対して、質的な転換をする時代に来ているということでおっしゃっていただきました。その後、引き続いて質問を続けているわけでございますけれども、ただいまの質問などは、本当に、雇用政策全般を時代状況に合わせて転換をしていくんだということを、まあ自...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう答弁を伺いますと、やはり事態の緊迫した状況を認識されておらないのかなと大変残念に思うわけでございます。それはもう失業率三%時代の発想ではなかったでしょうか。もう今日の状態では、そんな悠長なことを本当に言っていられるのかということをぜひお考えいただきたいな...全文を見る
○金田(誠)委員 ただいま、民主党案の趣旨、概要について御説明をいただきました。  もとより、白地に絵をかくようなことはなかなかできないわけでございます。現在の制度が制度として動いているわけでございますから、それに関連をさせながら、連携を持たせながらの、にもかかわらず極めて画期...全文を見る
○金田(誠)委員 先ほど副大臣の御答弁でも、既に雇用保険が切れた失業されている方々が、カウントできるだけでも五十万を超えるという状況でございます。極めて深刻な事態、そういう中で失業期間も長期にわたる、それにどう対応するのか。最低でも全国延長給付を発動して規制緩和を、発動基準の緩和...全文を見る
○金田(誠)委員 あと、細かい点になりますけれども、三点まとめて質問をさせていただきます。  委託訓練における委託料基準についてでございます。IT関連などは月九万円と聞いておりますが、住宅リフォームなどは月六万円程度、教材費、講師料などを見るともう赤字になる金額だそうでございま...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひ実態に合わせて、よく事情などを聞いていただいて対処していただければと思います。よろしくお願いいたします。  次に、新たな雇い入れ助成につきましては時間が押しておりますので省かせていただいて、中高年齢者の派遣期間の延長について質問をさせていただきます。  ...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、そう思っていないとおっしゃいますけれども、実際やっていることはそういうことをやっていることになるのではないでしょうか。  現行の臨時的、一時的派遣は、期間制限の枠組みは、就業の場所ごとの同一の業務について継続して一年、こういうことです。これは業務概念とい...全文を見る
○金田(誠)委員 常用代替を促進させることにつながる改正であるということははっきりしていると思います。派遣法の特例とはいいながら、派遣業務に特例を設けて、そこが一つの突破口になるということで、常用代替の促進につながっていくというものであるということを申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 大変楽観的な、甘い認識をされていると思います。中高年の正規雇用労働者が長期派遣に置きかわるという可能性が極めて強い、このことを指摘しておきたいと思います。  さらに、各種の労働組合やNGOに寄せられる労働相談や苦情の状況から見ても、常用代替は限りなく促進される...全文を見る
○金田(誠)委員 正規雇用労働者が長期代替に置きかわる、長期派遣に置きかわるというものをどうやって規制するかということについては、それは歯どめにならないと思うわけでございます。  本来、中高年齢者の雇用の拡大ということを考えるのであれば、年齢制限、年齢規制こそがミスマッチの最大...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、プラスもあればマイナスもある、そういうお話では、この問題、前進はするわけがない。もうこれは諸外国の常識でございます。  我が国は確かに、年功賃金等々異なる面はあるわけでございますけれども、にもかかわらず、今こういう雇用状況の中で、年齢によるミスマッチ解消...全文を見る