金田誠一

かねたせいいち



当選回数回

金田誠一の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  年金に関連をしまして、二項目にわたって質問させていただきたいと思います。  まず一点目でございますが、国民年金法、厚生年金法を初め各年金制度には、年金額の自動改定、こういう条項があるわけでございます。物価スライドと通常言われ...全文を見る
○金田(誠)委員 厚生年金の方は、この金額には基礎年金も含んだ金額ということになりますでしょうか。
○金田(誠)委員 いずれにしても大変な開きがあると思うわけでございます。厚生年金については月額五十万円超、大変な金額でございますし、一方では一万円にも満たないという状況でございます。国民年金については七万円超あるいは一万円にも満たない。そして、大臣も御承知だと思うわけでございます...全文を見る
○金田(誠)委員 副大臣、御答弁いただいてありがとうございますが、聞いていることはそういうことではございません。  大臣に改めてお聞きをしたいと思います。  私は、物価下落に伴う年金の物価スライドについては実質できない、空文化している、この理由は何なのか解明したいということで...全文を見る
○金田(誠)委員 率直なお答えだと思いますし、普通の感覚であれば、それはもう当然だと思うわけでございます。ここに日本の年金が物価スライドで引き下げできない根本的な理由があると私は思います。  大臣も恐らく同調していただけると思うのでございますが、そう考えるならば、ここでパネルを...全文を見る
○金田(誠)委員 このスウェーデンの制度でございますけれども、日本の制度と比較して違うところは、日本はこの黄色い部分がないということだと思います。したがって、厚生年金でいうと、月額でいえばゼロから五十万円超まである。  よく、日本の年金制度を図でかいた場合に、一階建て、二階建て...全文を見る
○金田(誠)委員 いや、いいです、時間がないものですから。  大臣、年金を、掛金を掛けていれば、国民年金でもこの最低保障ぐらいのところまでは給付になるわけです。スウェーデンでも、所得比例年金というのはあるわけです。ですから、これで一定レベル以上になっている方には問題ないわけで、...全文を見る
○金田(誠)委員 厚生労働省が平成六年改正において、このように支給を四月に繰り上げて一カ月早く支給するという意図がなかったという意図については今局長がおっしゃったとおりなのかなという気もいたします。しかし、その意図によってつくられた法律の条文は、どこをどう読んでも四月から支給され...全文を見る
○金田(誠)委員 平成十二年に改正をしなければならないような条文であったということなわけですから、この平成六年改正は、私の指摘したような内容の改正であったということは確かだと思うんですよ。そうでなければ十二年改正というのは必要ないわけで、まさに語るに落ちるということだと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が参りましたから、また別の機会に質問をさせていただきたいと思います。終わります。
04月05日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○金田(誠)議員 金田誠一でございます。  五十嵐議員には、介助犬議連の中でも大変御熱心に法案策定に御参加をいただきまして、かねて敬意を表していたところでございますが、その背景にはただいま御発言のような体験があったということで、感慨深く承った次第でございます。御指摘のとおりだと...全文を見る
○金田(誠)議員 お答えを申し上げます。  現在、盲導犬訓練団体については九法人、中身は、社会福祉法人が一法人、民法法人が八法人でございますが、合計九法人、存在をいたします。  介助犬の訓練団体及び聴導犬の訓練団体につきましては、現在のところ、法人格を有する団体は存在はしてお...全文を見る
○金田(誠)議員 介助犬あるいは補助犬に必要な能力の認定とはどのようなことをするのかという御質問でございますが、この法律第十六条によりますと、身体障害者補助犬が、施設利用に際して、ほえない、かみつかない、排せつをしないなど、他人に迷惑を及ぼさないように適切な行動をとるための能力を...全文を見る
○金田(誠)議員 その点でございますけれども、身体障害者補助犬を使用する身体障害者に対し公共的施設等の利用を保障するためには、その前提として、身体障害者補助犬が当該施設などやこれを利用する不特定多数の者に迷惑をかけないように行動する、このことが必須の要件でございまして、本条はその...全文を見る
○金田(誠)議員 先ほど来、他人に迷惑を及ぼさない適切な行動をとる能力、ここに着目をして認定をするということで申し上げているわけでございますけれども、それでは、補助犬の補助を行う能力の不足を理由に認定しないことはできるのかできないのか、こういう御質問でございます。  第十六条第...全文を見る
○金田(誠)議員 盲導犬の訓練につきましては、事業者が施設を設けて行っているのが実態であり、現在盲導犬訓練事業を行っている者も施設が必要と考えているようでございます。  一方、介助犬の方でございますが、介助犬及び聴導犬については、施設において訓練を行う形態のみではなく、家庭や地...全文を見る
○金田(誠)議員 御指摘のとおりでございまして、現行法の盲導犬訓練施設は、身体障害者福祉法によりまして、「無料又は低額な料金」、このように定められているところでございますが、介助犬訓練事業及び聴導犬訓練事業につきましては、この要件を課さなかったところでございます。  と申します...全文を見る
○金田(誠)議員 御指摘のとおりだと思います。  本来あるべき姿はそのとおりだと思いますが、現実、スタートさせるに当たりまして、そこまでの要件を整えることは現実的に非常に難しいという中で、まずはスタートをした上で、御指摘の理想的な形に向かって努力をしてまいりたい、このように考え...全文を見る
○金田(誠)議員 支援する事業ということでございますが、当面考えられますことは、身体障害者の社会参加を促進する観点から行われるもので、身体障害者補助犬に関する理解を深めるための広報その他啓発活動等が考えられると思うわけでございます。現実、この法律を動かすに当たっては、極めてこの分...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○金田(誠)分科員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。私は、フランチャイズシステム、とりわけコンビニエンスストアの問題について公取に質問をさせていただきます。  まず、コンビニに係るフランチャイズシステムの問題点をどう認識しているかという点でございます。手元に、...全文を見る
○金田(誠)分科員 認識が極めて甘いと思います。地獄の商法あるいは奴隷の契約と言われている実態をもっとしっかりと見据えて対策を講じていただきたい。それでは全く実態をとらえていないということを指摘して、次の質問に入ります。  今、答弁にありました公取が行った調査についてでございま...全文を見る
○金田(誠)分科員 日販四十万円超五十万円以下の単純平均が六百三十万円という数字は本当に正しい数字なのかどうなのか、私は大変深い疑念を抱いております。  そこで、単純平均が六百三十万円というのであれば、最高は幾らなのか、最低は幾らなのか、その数字も当然あるはずでございまして、そ...全文を見る
○金田(誠)分科員 答弁にならないと思います。このような調査は、平均値さえ出せばいいということではなくて、最高、最低等も含めて出して初めて調査になるわけでございます。それを出したら個別の店舗がわかるなんということは全くありません。店舗名を出せなんというのは一言も言っていないわけで...全文を見る
○金田(誠)分科員 これにつきましても、出していただかなければ実態がわからない。本当にこの平均値なるものが正確なものなのかどうかもわからない。実態を隠ぺいしようとする意図が私にはうかがえるわけでございまして、前段申し上げた数字とあわせて、ぜひ提出するように御検討いただきたい、こう...全文を見る
○金田(誠)分科員 地獄の商法なり奴隷の契約と言われている実態は、働けど働けどたまるのは借金ばかり、これが問題なのではないですか。肝心なところを調査しなくて、何が対策ですか。しっかりと調査をして提出していただきたい、このことを強く申し上げておきます。  次に、この地獄の商法なり...全文を見る
○金田(誠)分科員 これまた実態とかなりかけ離れているというふうに思います。なぜしっかりと全貌を明らかにするような調査をされないのか。何か意図が働いているのかと疑わざるを得ないようなことはぜひやめていただきたい。しっかりと実態がわかるような調査をしていただきたいと再度要請をしてお...全文を見る
○金田(誠)分科員 加盟店が幾ら赤字になっても本部は損をしない。したがって、加盟店をきちっと面倒を見る必要もなければ、近くにどんどん同じチェーンが立地をしても本部は何も損をしない、これが総論としてのこの仕組みの一番の問題点ですよ。その中で具体的に、今答弁にあったような個別の問題が...全文を見る
○金田(誠)分科員 今後契約をする場合は多少の是正にはなるのかもしれませんが、既に契約済みの場合については、何らかの措置がとれるとはどうも思えない。裁判を起こすなんていったって、実際問題は一般人にとっては大変な、もうほとんど不可能に近いものでございます。それらをきちっと行政的に指...全文を見る
○金田(誠)分科員 何を答えているんですか。そういうことだから、この地獄の商法、奴隷の契約というものが一向に改まらない。あなた方公取なわけですから、しっかりしてくださいよ。  次に、ロイヤルティーについて質問をいたします。契約時に必要な説明が行われず、廃棄ロスや棚卸しロスにもロ...全文を見る
○金田(誠)分科員 そういうことで、現在、契約してもう何年かたっている、過酷なロイヤルティーを廃棄ロスからも取られている、そういう状態を是正してもらえるんですか。それはそのままで泣き寝入りしろということなんですか。どっちですか。
○金田(誠)分科員 結局は裁判によらざるを得ない。これでは実際効果はない。裁判なんかやれる人いますか。特別な方だけですよ。今、過酷なロイヤルティーで、働けど働けど借金がたまって、それでもやめたくてもやめられないという状態をどう是正するかが皆さんの仕事でないんですか。ぜひ考えていた...全文を見る
○金田(誠)分科員 もう一つ聞きます。営業時間について伺います。  当初の契約で二十四時間営業ということで契約をしたとします。しかし、実際にやってみれば、深夜、早朝、この時間は閉めていた方がかえって経費もかからない、利益が上がる、こういう状態になったとします。しかし、現在は、こ...全文を見る
○金田(誠)分科員 何とも歯切れの悪い御答弁でございます。きちんとこういう場合は契約改定ができるということをはっきりルール化しなければ、圧倒的な力の差があるわけでございますから、結局は泣き寝入りでございます。きちんとしていただきたいと思います。  あと、用意していた質問は、廃棄...全文を見る
○金田(誠)分科員 その二十年近く前にできたガイドラインがただの一回も発動されたこともなく、そして、今日の地獄の商法、奴隷の契約の事態を招いている。多少の手直しでこれが変わるなんということは全く考えられない。今までの質疑の中でも、何が具体的に変わるという答弁できましたか。何もでき...全文を見る
○金田(誠)分科員 終わります。
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○金田(誠)分科員 大臣、御苦労さまでございます。民主党の金田誠一でございます。  きょうは、フランチャイズシステム、とりわけコンビニエンスストアの問題点について質問をいたしたいと思います。  まず、フランチャイズにおけるコンビニの問題、どのように認識しておられるかということ...全文を見る
○金田(誠)分科員 確かに、大臣、前段お答えいただきましたような利点、メリットというものは、フランチャイズシステムの中には十分あるわけでございます。それが生かされるという形が望ましいと思うわけでございますが、今は、その利点以上にマイナス面が前面に出てきている。そこが問題で、それを...全文を見る
○金田(誠)分科員 調査されているということでございますが、中身をまだ拝見いたしてございません。ぜひその調査実態なども開示いただければありがたいなと思うわけでございますし、問題は、調査をしました、しかし問題ありませんというんじゃ意味がないわけでございまして、もう既に何百人となく自...全文を見る
○金田(誠)分科員 それでは効果が上がらないということを申し上げたいと思います。ぜひひとつ、そこから踏み越えるという検討をしていただきたいと思います。  以下、具体的にどういうルールをつくればいいかという観点から質問をしたいと思います。  コンビニフランチャイズを地獄の商法、...全文を見る
○金田(誠)分科員 その独禁法が全く機能しておらない。仕組みとしてこれは無理なんでしょうか。公取のガイドラインができて十九年です。一件も発動された経過が、記録がないという状態で、問題ばかりがどんどん進化しているという状況でございます。したがって、既存の独禁法でできるなんということ...全文を見る
○金田(誠)分科員 これは、社会問題化しているコンビニフランチャイズの問題の国政調査という観点から私は必要だと思っているわけでございまして、委員長、ぜひ、機会がございましたら、理事会でコンビニ契約の契約書の提出ということをお諮りいただきたいとお願いを申し上げたいと思います。  ...全文を見る
○金田(誠)分科員 脱サラなどをしてコンビニをやる、その際、いろいろ説明されても、聞いているときはわかったつもりでも、実際やってみてこんなつもりではなかった、それが今圧倒的な多数になっているわけですよ。したがって、事前開示だけでは不十分だからこういう問題が起こっている。したがって...全文を見る
○金田(誠)分科員 公取が違約金の上限を決めるということはありません。今、そういう話はないと思います。  そこで、この小振法の事前開示文書、これだけでは全く不十分。公取も十九年前からガイドラインをつくっておるのだけれども、一向に役に立たない。こういう状態の中では、フランチャイズ...全文を見る
○金田(誠)分科員 新法について踏み込んでいただけなかったのは残念でございますけれども、ぜひ検討していただきたいと重ねてお願いを申し上げまして、また機会がありましたら質問させていただきたいと思います。  終わります。
04月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。大臣、きょうは大変長丁場で、御苦労さまでございます。  まず第一点でございますが、第三種郵便、第四種郵便、この廃止の問題についてお尋ねをいたします。  総務省は第三種郵便と第四種郵便の割引制度を来年度から原則廃止する方針を固めた...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもありがとうございます。  料金水準を公社が決めるというようなことになりますと、現行制度と大きく変わってくるわけでございまして、ぜひひとつ、今の形で存続できるように大臣の御努力をお願い申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  次に、私ども民...全文を見る
○金田(誠)委員 大変前向きに受けとめていただきまして、感謝をいたします。  今回触れ切れなかった点も、例えば歯科医師数の適正化、需給ギャップなどもできておりまして、その他何項目かございます。こうした点も含めまして、今後、ぜひ機会を改めてまた意見交換をさせていただければと思うわ...全文を見る
○金田(誠)委員 そこで、今日の実態としてはこの七、三が大きく崩れているという話を伺ったわけでございますけれども、実態はどうなのか。七、三から六、四。六、四から五、五。場合によっては逆の七、三まであるなんという話も仄聞しているわけでございますけれども、この実態の数字をお示しいただ...全文を見る
○金田(誠)委員 私どもが聞かされている実態とかなりこれは違うのかなという印象を受けます。  ついては、その平成十一年の調査でございますけれども、その調査の集計表といいますか、恐らく地域格差だとか、あるいは補綴にしても、部分によってこの六六・六のところもあれば、もっと低いところ...全文を見る
○金田(誠)委員 私の聞く範囲では、今のような数字であれば、わざわざ私のところまでは恐らく来ないんだろうというふうに思います。聞いている実態は、これとはかなり違うものでございます。そのスタートラインといいますか、共通認識の上に立って議論をしなければ、かみ合わない議論になってくれば...全文を見る
○金田(誠)委員 やはり、実態がどうなのかというところの認識をそろえて議論をしないと今のような議論になりますので、厚生労働省として押さえているこの実態調査を何としてもお示しいただかないと議論がつながっていかないなと思うものですから、また重ねて御要請を申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 さらにまた、同じ通知の中には、この厚生大臣告示の趣旨を踏まえ、関係団体との間で話し合いを行っていただくとともに、個々の当事者間で円滑な実施が図られるよう会員を御指導いただきたくお願いいたしますと、これが日歯と日技の両方に出ている文章なわけでございます。  こう...全文を見る
○金田(誠)委員 根っこのところで、現状の数字が、私どものとらえている実態と厚生労働省の調査と一致をしておらないというところでの質問の継続なものですから、どうもかみ合ってこないわけでございますけれども。  これは、例えば七、三が、仮に五、五というのが主流になってしまった、こうし...全文を見る
○金田(誠)委員 今の御答弁も、七、三ということが守られていての話だと思うわけでございまして、それが崩れてくる。まあ、多少の崩れというのは、上に崩れる、下に崩れる、いろいろあるのかもしれませんが、いずれにしても、七、三というものを基本にしながら、多少の幅という程度のものだろうと思...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  技工士会の方では、この問題について、独禁法の適用除外とかいろいろ具体的な提案もされているようでございますが、その前段として、大臣おっしゃる話し合いというのが出発点になると思うわけでございまして、ぜひひとつそれは実現をしていただきたい、...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  尾身大臣には、御活躍で何よりのことと思います。大変お久しぶりでございます。  私は、きょうは新石垣空港の問題点について質問をさせていただきます。  実は、昨年九月でございますが、公共事業チェック議員の会というのがございます...全文を見る
○金田(誠)委員 基本的な考え方につきましては全く同じだということを確認させていただいたと思います。  以下、順次、新石垣空港の問題点について質問をさせていただきます。  言うまでもございませんが、白保のサンゴ礁には北半球で最大最古のアオサンゴの群落があります。ところが、本年...全文を見る
○金田(誠)委員 炭谷さん、前、厚生省でしたね。お久しぶりでございます。環境省で御活躍何よりと、期待を申し上げたいと思います。それにしては、今の答弁は余りにもいかがなものかなと思うわけでございます。認識が非常に不足をしておられるんではないか、こう言わざるを得ません。  私は北海...全文を見る
○金田(誠)委員 位置を選定するに当たって陸上部の影響をきちんと踏まえて選定すべきだということを指摘しているわけでございまして、環境省としての今の答弁は全く残念でなりません。認識が不足をしていると言わざるを得ないと思います。  さて、同じく選定委員会に提出されました資料には、陸...全文を見る
○金田(誠)委員 八重山支庁に展示されておる模型では、百二十メートルまで切り取る、とても一部などというものではないという模型がございます。カラ岳は地元のシンボルのような山でございます。私は函館出身でございますが、例えて言うなら函館山を削られるようなものでございまして、中身がはっき...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひ早急に進めていただきたいと思います。  尾身大臣にお伺いをいたしますが、観光振興という観点からも、昔のようにホテルとゴルフ場をつくれば客が来るというような時代はもう既に終わったと思うわけでございます。今の国立公園化ということは、そういう意味では非常に重要な...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、地元の意向を無視しろなんということは全く申し上げているわけではございません。こういう国立公園なり世界遺産という可能性を国が示して、リードをしながら合意形成をしていただきたい。これは合意できると、世界遺産登録になったほかの施設、あるいは自然、どの程度の観光客...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうおっしゃり方はないんではないかと思います。今お示ししたのは昨年九月のパンフですが、これはもう一種類ありますので、同じく届けていただきたいと思います。もう一種類、昨年十一月のパンフというのがあります。  この十一月のパンフを見ると、ターミナルの位置がさら...全文を見る
○金田(誠)委員 沖縄の自然を何とか守って、その自然と共生することが沖縄の未来をつくる、こういう思いから申し上げているわけでして、沖縄県自体にも、ぜひそういう気持ちで取り組んでいただきたいと思います。このパンフ一つつくるにしても、これはひどいんではないですか。こういうのはないんで...全文を見る
○金田(誠)委員 現状でも、このサンゴは危機に瀕しているという状態でございます。陸上部につくったら影響がないという前提で検討が進められてきました。しかし、そうではないということがもう科学的にもあるいは実態的にも証明されている、そういう時代でございます。そして、国立公園化あるいは世...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○金田(誠)議員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  ただいま議題となりました自然エネルギー発電促進法案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  二十一世紀最大の環境問題である地球温暖化を防止するために、化石燃料の使用を...全文を見る
○金田(誠)議員 先生には今、法律制定の意義をきっちりと整理していただいた、こう思っておりまして、ありがたく拝聴をいたしました。御指摘のとおりだ、こう思うわけでございます。  一点目の、脱石油という観点からしてもこれはもう問題外だ、こう思っておりますし、コストの面からしても、い...全文を見る
○金田(誠)議員 固定価格買い取り制度の優位性ということで御質問をいただきました。  私ども、共産党さんを含む野党四党で提出している対案の内容でございますが、この固定価格制度の優位性は歴史的事実によって既に証明されている、このように考えてございます。  風力発電で世界の先頭を...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  私は、今回は、医療保険制度の抜本改革とは何か、小泉さん流に言わせますと医療保険制度の構造改革とは何か、こういう観点で質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点目は、我が国における構造改革の方向につ...全文を見る
○金田(誠)委員 その日本にふさわしい改革というものが、今の小泉さんが進めているアメリカ型なのか、それとももっと生活の質を重視したヨーロッパ型なのか、その辺のお考えを伺いたかったんですが、お答えいただけなかったのは残念でございます。  角度を変えてそれではお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○金田(誠)委員 英国などでもそうですが、サッチャー主義が清算をされて、ブレア首相による第三の道、これは明確な路線の違いであるというふうに私は受け取っておりますし、ヨーロッパ全体でも、センターレフトとか中道左派、旧来の社会主義とは異なる、そして新保守、新自由主義とも異なる路線がほ...全文を見る
○金田(誠)委員 おおむね共通認識に立てたと思うわけでございます。国庫負担あるいは自己負担をどうするか、これは後段でまた触れさせていただきたいと思います。  次の質問に入りますが、我が国の医療保険制度改革に当たっては、ドイツを初めヨーロッパの社会保険方式がモデルとなり得る、こう...全文を見る
○金田(誠)委員 国民皆保険ではないという点を御指摘いただいて、ありがとうございます。  もちろん承知はしておりましたのですが、そこが、これから取り上げる重点にはなかなかならないのかな、これは我が国がモデルにすべき方向では現時点ではないのかなというようなことが念頭にあったもので...全文を見る
○金田(誠)委員 保険者に係る分については認識が一致したということで、感謝をいたします。  一点目のエージズムの関係でございますが、今までの制度企画部会、この中でとりわけ、一橋と言っていいんでしょうか、国立人口問題研究所、当時所長さんだったと思いますが、その塩野谷祐一先生が、こ...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、エージズムについて御理解をいただきまして、感謝をいたしております。この考え方に立つ、立たないということが、大臣がおっしゃった負担割合の問題にも、あるいは全体としての制度設計の問題にも大きくかかわってくる、こう思っておりますので、今後の御検討、ひとつよろしく...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の、先に財政的な負担割合を決めるべきだということに対して、私は、先に制度設計ありきと。制度設計には、それを貫く理念が必要であるという主張をしてきました。その辺の違いが浮き彫りになってきたなと改めて認識を深めさせていただきました。一つの成果だったと思います。今...全文を見る
○金田(誠)委員 局長、おっしゃるとおりだと思います。我が国では、公費の投入ということと老健制度、これも財政調整の一種、一つの方法であるということだと思います。  しかし、今問題になっているのは、旧来のこうした制度が限界に達した。老人保健制度はもちろんでございますけれども、公費...全文を見る
○金田(誠)委員 十分に理解し切れなくて伺っておりました。保険制度のあり方の問題、あるいは地域ごとに統合していく問題などとこのリスク構造調整というものの考え方は、必ずしもセットで考えられるべきものではないのではないかなと。私の聞き取り方がちょっとまずかったのかもしれませんけれども...全文を見る
○金田(誠)委員 とにかく調整が必要だということでは認識は一致させていただいたというふうに思いますが、保険全体の枠組みをどうするかということと調整というものはセットで考えなきゃならないという大臣のお話でございましたけれども、私は、枠組みがどうなろうとも、今のままであろうとも、調整...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣のお考えはわかりました。  統合の問題というのはまた後で触れさせていただきますが、統合というものは社会保険方式のよさをそいでしまうということになりかねない、私はこう思っております。  社会保険は、保険者が分立してその間に競争があってこそ社会保険として一番...全文を見る
○金田(誠)委員 私の指摘が違うということなんですが、やっておられることを見ますと、まさに私が指摘したとおりのことをやっておられるわけで、どうも答弁の趣旨が私には十分理解できません。いずれにしても、もう時間がなくなってまいりまして、次の質問に入らせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○金田(誠)委員 最後、欲張りまして、時間がちょっと過ぎまして申しわけございません。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月21日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衆議院議員(金田誠一君) 本法案は身体障害者の身体障害者補助犬を同伴した公共施設等の利用の円滑化を図ることを施策の柱の一つとして位置付けておりますが、身体障害者補助犬を使用する身体障害者に対し公共施設等の利用を保障するためには、その前提として身体障害者補助犬が当該施設等やこれを...全文を見る
○衆議院議員(金田誠一君) 御指摘のとおりだと考えております。  身体障害者補助犬の訓練事業者は、身体障害者補助犬を訓練するに当たっては、厚生労働省令で定める訓練基準に従って訓練を行い、良質な身体障害者補助犬を育成すべき義務を負っているわけでございます。また、身体障害者補助犬の...全文を見る
○衆議院議員(金田誠一君) 御指摘のとおり、私、NPO法の制定に当たりまして、これからはもうNPOの時代であるという観点で、市民団体にとって使いやすいようなNPO法を作り、更に税制支援措置と、これがポイントになるということで努力をしてきた経過がございます。そのことと今回のこの公益...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。前回、五月八日に質問をさせていただきましたが、それに引き続いて、今回、再度質問をさせていただきたいと思います。  まず、前回申し上げましたことをかいつまんで整理をさせていただきたいと思います。  総論として、我が国における構造改...全文を見る
○金田(誠)委員 もう一点、この保険者の再編成につきまして、民営が基本ではないか。政府管掌、あるいは国保は自治体管掌でございますが、こういう国家権力あるいは自治体権力がマネージドコンペティションの舞台に参入するなんということは、およそ本来あり得ないことではないか。諸外国においても...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、具体的に聞かせていただきたいと思います。  保険者の再編成の考え方について、私なりの提案を申し上げたいと思います。  政府管掌保険、これは民営化が大原則だと思うわけでございます。労使の自治ということを基本にして、組合健保化するということでございます...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、誠意ある御答弁をいただいたと思うわけでございますが、実は今回のこの国会の場というのは、本来であれば、そういう保険者のあり方なども含めて法案が提案をされて、それが私の言ったとおりの法案かどうかは別にしましても、そういう抜本改革の議論をする場でなかったでしょう...全文を見る
○金田(誠)委員 わかりました。考え方としては共通をするんだなということで受けとめさせていただきます。  私も、例えば東京都のような大きいところ、あるいは島根、鳥取のようなところ、これがどちらも一県一単位でいいのかというと、これはいろいろなバリエーションがあってしかるべきだと思...全文を見る
○金田(誠)委員 保険料か自己負担かどっちかしかないわけですね。その場合に、自己負担をどのレベルにするのか、保険料をどのレベルにするのか、諸外国ではどういう形になっているのか、それらを勘案しながら最終決断をしていくもの、こう思うわけでございます。  そうした中で、三割に自己負担...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の答弁は誤解を招くと思います。  確かに、ドイツの保険料負担は総報酬制で一三・八、約一四%だと思います。これに対して日本の保険料、今は標準報酬制でございますが、総報酬制に直すと七・五%。一四と七・五ですから、かなり違うということを大臣は引き合いに出されたと...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の御答弁ともちょっと思えないですが、個人負担をある程度のレベルにしておかないと、健康管理だとかそういう面で努力をしなくなると。これは、人間ってそんなものでしょうか。二割負担を三割負担にすれば病気にならないように努力するかというと、大臣、もし後でこれはちょっと...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、皆保険制度を守ることと自己負担をふやすこととは、何もイコールでも何でもないんですよ。大臣がさっきおっしゃったように選択の問題なんですよ。保険料部分でシェアをしていくか、自己負担部分で出すか、どっちにしたって出すわけでしょう。そして、自己負担をどの程度にセッ...全文を見る
○金田(誠)委員 あと一問、だめですか。済みません。  大臣、私は、自己負担を全くやめろなんというのは全く言っていない。例えば、一割自己負担と三割自己負担とどっちがどう効率的なのか。具体的に数字の問題として、きちんと検討していただきたいということを申し上げたわけでございます。 ...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。前回に引き続きまして、質問をさせていただきます。  過去二回の質問におきましては、次のような提言をしながら質問をしてまいったところでございます。  第一は、いわゆる突き抜け方式、継続加入方式の採用ということでございます。第二は、...全文を見る
○金田(誠)委員 我が国の場合は、いわゆるエージズムという考え方が踏襲されておりまして、老人に対しては低い自己負担率が適用されております。これを老人以外とならせば一六・七%ということでございますが、老人が八・一というふうに低い中で、一般の方は今でも二二・三と極めて高額な自己負担を...全文を見る
○金田(誠)委員 大変な高率の自己負担になるということだと思います。全体の数字だけが今までよく取りざたされておりまして、一八・三ということで言われておりましたが、老人で九・七、一般の方は二四・三でしたでしょうか、大変な高率だなと受けとめさせていただきました。  大臣、ここでお答...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、全体としてというお話がございました。私は、後で触れさせていただきますけれども、全体としては一〇%程度が限度ではないのかな、実はこう思っております。それは後でまた展開をさせていただきたいと思いますが、老人を除く若年世代の二四・三、これは余りにひどくありません...全文を見る
○金田(誠)委員 アメリカのメディケアを引き合いに出されても、こういうものと比較しながら我が国の国民皆保険制度における仕組みをどうするかという議論は、ちょっとなじまないというふうに私は思います。  トータルの一八・三ということで今までいろいろ議論をされてきた経過はございますが、...全文を見る
○金田(誠)委員 端的に、高齢者を除く若年世代の全体の医療費に占める自己負担の割合が二四・三%である。医療費というのは公費と保険料と自己負担、これしかないわけですが、そのうちの二四・三%を自己負担によって賄ってもらっている、そういう制度設計になっているわけですが、しようとしている...全文を見る
○金田(誠)委員 いやいや、ちょっと待って。大臣の、これでいいと思っているならいいと思っていると言ってくださいよ、それだけ聞けば次に入ります。どうもこれはちょっとおかしいというんなら、それはそれで答えていただきたい。
○金田(誠)委員 私は、そういう考えは間違っている、働き盛り、本当にお金のかかる世代の方々に四分の一も自己負担を強いるという考え方は間違っていると思います。また改めてそれはやりとりをさせていただきたいと思います。  次に入りますが、数字をお尋ねいたします。今この三割負担の引き上...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。医療費の節減といいますか、診療抑制という問題を別にすれば、個人負担の引き上げによって受診抑制というものを期待しないとすれば、社会保険によってリスクを分散しても、自己負担によってそれを賄っても、医療費総額としては結局同じことだということが言え...全文を見る
○金田(誠)委員 受診抑制の問題などは、受診抑制になって本当にプラスになるものなのか、抑制した結果が重病化を招いて結果的に高いものにつくものなのか、この辺のところは定かでないと思います。したがって、それはとりあえず除外して考えて、要は、保険でリスクを分散しようが、個人負担にして若...全文を見る
○金田(誠)委員 答弁をお聞きいたしましたが、納得しかねます。ただ、大臣、今の答弁の中でドイツの保険料率を引き合いに出されなかったというのはありがたいなと思って私は伺っておりました。  ドイツのように保険料が高くなるということはありません。前にも申し上げましたが、ドイツが保険料...全文を見る
○金田(誠)委員 ポイントは、これから高齢者がますますふえてくるということでございます。それに対処して、高齢であろうが若年であろうが適切な医療給付が受けられるという仕組みをつくるということが目的だと思うわけでございます。  その場合に、私が再三指摘しているのは、エージズムという...全文を見る
○金田(誠)委員 私ども、エージズムの排除という考え方からすると、高齢者が一割であれば若年者も一割、こういうふうな展開になっていくわけですが、それはちょっとおいておきます。その上で、その一割負担にしても、現行の国民年金の給付水準では負担し切れない、こう思います。  そこで、政府...全文を見る
○金田(誠)委員 先進諸国においては最低保障年金という仕組みを何らかの形でとっているところが多いのではないでしょうか。  一昨年、イギリスを訪問した際にも、あのサッチャーイズムで福祉切り捨ての急先鋒だったイギリスでさえ、ペンションクレジットという名前で最低保障年金の制度がござい...全文を見る
○金田(誠)委員 ちょっと私の受け取り方が今違ったのかもしれません。であればお許しをいただきたいと思いますが、保険料は若い者も高齢者も所得に応じて同率に払っているということは指摘をさせていただきたいと思います。  恐らく、高齢者の方は大半が国保の被保険者だと思います。その国保は...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の今の点はおっしゃるとおりだと思います。私も、全部税でやれとは申し上げておりません。ドイツの例は一つの見識だということを申し上げたわけでございます。そして、税を投入する場合には、何に着目してどの部分を税で賄うのか、それをきちんとした上で税を投入するという設計...全文を見る
○金田(誠)委員 次に入らせていただきます。  今日、日本医師会などは、高齢者医療については税を中心とした独立方式を主張しているようでございます。しかし、その論拠は、税は所得移転という広井先生の考え方によるものではなく、なぜ税なのか、私は根拠はまだ判然としていないのかなと思って...全文を見る
○金田(誠)委員 時間ですので、終わります。ありがとうございました。
06月12日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。医療保険制度の構造改革について、引き続き質問をさせていただきます。  きょうの第一点目は、社会保険の中の税の役割についてということでございます。  前回の質問では、時間切れで中途半端になってしまいました。また...全文を見る
○金田(誠)委員 かなり間接的な言い回しでございますけれども、基本的には私の主張を理解いただいているのかなというふうに受けとめさせていただきました。  前回の質問と今回の質問を通して、社会保険の中における税の役割をどう考えるかについての結論は、以下に述べる三項目が明らかになった...全文を見る
○金田(誠)委員 私が今主張しましたことは、高齢者医療制度を税を中心とした独立方式で設計することは採用すべきでないという点でございます。税を全く入れるなということは申し上げておらないわけでございまして、我が国社会保険制度が、税を一定程度組み入れた非常に特異な形であるということはよ...全文を見る
○金田(誠)委員 おおむね共通認識に立てたなと思うわけでございます。  ところが、大臣、今回の提案されている法案は、大臣のおっしゃるようにはなっておらないということでございます。  保険局からいただいた資料でございますけれども、平成十四年、現行の保険料による負担分、五六・三%...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもうまく私の主張が受けとめられていないのかなと、ちょっと歯がゆさ、もどかしさを感じながらおります。  私は、新しい制度には、現状の税、保険料、自己負担を、現状の負担割合で移行せざるを得ないということを申し上げております。税を否定しているなんということは全く...全文を見る
○金田(誠)委員 結構です。  最後のまとめで納得すべきなのかなと思ってお聞きをしておりましたが、ところで大臣、今回のこの国会は、健保法の改正は、そういう議論をする場であったわけでございます。差し当たって二、三年どうするかという議論をする場ではなかったはずだ。それが、大臣のその...全文を見る
○金田(誠)委員 どこが取りまとめるかということで、大臣のおっしゃるようなまとめ役を厚生労働省がやるというのであれば、私はそれなりに理解をいたします。しかし、今回の法案を見てみますと、そういう仕組みにさえなっておらない。厚生労働省の中の一局だけの仕事に健康増進というものを矮小化し...全文を見る
○金田(誠)委員 そうであれば、法律の中身はもう栄養改善法なわけですね。それも、戦後の栄養不足の時代につくられた法律そのままの部分が大半です。これはぜひひとつ撤回していただいて、確かに大臣おっしゃるように簡単ではありません、文部科学省から、環境省から、農水省から、あるいは国土交通...全文を見る
○金田(誠)委員 いかにも歯切れの悪い御答弁をお聞きいたしましたが、今の答弁にありましたように、未成年者喫煙禁止法という法律があります。明治三十三年の片仮名の法律でございます。未成年者飲酒禁止法というのがあります。大正十一年、これも片仮名法律でございます。  昨年、両法律の罰則...全文を見る
○金田(誠)委員 この法律は十分機能していないと考えるがどうかという質問をしたわけですよね。今の答弁では、これこれこうなっていますとは言ったけれども、十分機能しているか否かということについては答弁がされていなかったなと。とても答えられる状態ではないんだな、こう受けとめさせていただ...全文を見る
○金田(誠)委員 何か難しい答弁だったんで、ちょっと再確認しますが、「年齢ノ確認其ノ他ノ必要ナル措置ヲ講ズルモノトス」こうなっているわけですが、自販機の場合は年齢の確認はできますか、一般に。たまたまできることはあるかもしれませんが、一般には自販機というものは年齢の確認はできないの...全文を見る
○金田(誠)委員 これまた歯切れの悪い御答弁だったなと思うわけでございますが、本来、大臣、たばこの規制に関する法律のあり方、これは、非行防止とかなんとかということもさることながら、第一義的には、やはり健康被害の防止という観点からなされるべきではないでしょうか。そういう観点から、今...全文を見る
○金田(誠)委員 これは、厚生労働大臣、今警察庁が所管している法律がある、健康増進法に受動喫煙だけを盛り込んだ、こういうばらばらな、片や健康被害の防止という観点はないという法律なわけですけれども、これはやはり、国民の健康を所管するんだ、束ね役になるんだと冒頭おっしゃった大臣として...全文を見る
○金田(誠)委員 明治と大正の法律で、「朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル未成年者」云々なんていう法律がまだ残っていること自体がもう恥ずかしい話ですから、早急にひとつ取り組んでいただきたいと思います。  時間が多少まだあるようですから、最後の質問、一点だけさせていただきます。  独立行...全文を見る
○金田(誠)委員 この研究所、そういう能力を備えているという説明はわかりました。しかし、その他の研究所等はその能力がないんだ、ここしかないんだという理由はありますか。
○金田(誠)委員 納得できませんので、この独立行政法人のみがこの業務にたえ得るということを示す客観的な資料を提出していただきたい。委員長にお願いいたします。
○金田(誠)委員 時間が参りましたので、あとの質問は次回に回して、今回は終わります。
07月12日第154回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。おはようございます。  本題に入る前に、厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。昨日の参議院で指摘をされました、宮路副大臣のいわゆる口きき疑惑の件でございます。  本委員会は法務主体の委員会でございますから今審議がこのように行わ...全文を見る
○金田(誠)委員 御本人が一番よく御存じのことだと思います。大臣からも、きちんとその辺の事実関係を調査していただいて、そう時間のかかる話ではないと思いますから、それに基づいてしかるべく対処をしていただきたいと強く申し上げておきたいと思います。  それでは、本題に入らせていただき...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、この間、ハンセン病問題あるいはヤコブ病問題で大変な御尽力をいただいた。内閣の中でも、大臣、相当無理を通してきたというふうにお見受けをいたしております。そういう形で無理を通したんだから今回また無理を言うこともできないということが背景にあるのかなということも推...全文を見る
○金田(誠)委員 殺人に限っては重大犯罪の再犯率は六・六%である。再犯率は六・六%、殺人に限っては、じゃ、こういう理解でよろしいということですね。
○金田(誠)委員 今の一一・七%の根拠、委員長、恐らく書いたものがあるんでしょうけれども、データ、計算式、これの提出をお願いしたいと思います。
○金田(誠)委員 だから、その二百何人が、どういう重大犯罪なのか、何年から何年までの数字なのか、こんなような紙にして出していただきたい。理事会で諮って、委員会として提出させてください。
○金田(誠)委員 委員長、よろしくお願いをしたいと思います。  そこで、一一・七%なる数字が最初から出りゃ質問しなくてもいいわけなんですけれども、この資料、今回の法案の資料ですね、いただいているわけでございますが、この四ページ、「重大な他害行為を行った者の前科等調べ」というのが...全文を見る
○金田(誠)委員 この五百六十八という数字も、不必要な数字ではないかもしれませんね。参考として必要な数字かもしれません。二千三十七のうち前科前歴あり五百六十八と。しかし、もっと必要な数字は、五百六十八のうち、今回の法律の対象になる重大な前科前歴がどういう形なのか、そっちの方がより...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、何も確定的なことを言ってくれと言っているわけじゃないんですよ。この法律を通す際に、どの程度の方々が法律によって措置がとられるのか、それもわからずに賛否を決めろなんてことはできるわけがない。したがって、大まかに、何も確定的なことを言えなんてことは申し上げてい...全文を見る
○金田(誠)委員 それじゃ、どういうことが想定されているんですか。四百だとすれば、ほとんど四百人が何らかの措置をとられるということなんですか。そうなんですか、違うんですか。  ちょっと待ってください。約四百人の方が毎年対象になると。この法律というのは、そのうちのどの程度の方を対...全文を見る
○金田(誠)委員 最後の一言がちょっとやじと重なって聞き取れなかったんですが、恐らく、きちんとした数字を言ったんではないだろうなというふうに推測して質問をさせていただきますが、提出をする方として無責任じゃないですか。  例えば、この五年間で五百六十八名、前科前歴あり。そのうちの...全文を見る
○金田(誠)委員 委員長、私の質問に答えさせてください。内閣に統一見解を求めているんですよ。
○金田(誠)委員 毎年四百人ぐらいの方が対象になる。この法律ができたとすればそういう方々がどのような比率で処遇を受けることが想定をされているのか、これについての御答弁がないわけでございます。  委員長に要請を申し上げますが、ぜひひとつ理事会で御協議をいただいて、政府としてどの程...全文を見る
07月19日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  質問通告に基づきまして順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、残留農薬基準についてということで質問をいたします。  今回は中国産の冷凍ホウレンソウが問題になったわけでございますが、それはクロル...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうことで設定をされた数値が、なぜこういう数値になったのかということをお聞きしたかったわけでございます。  ホウレンソウに対する残留農薬基準は、クロルピリホスが〇・〇一ppmでございます。スミチオンは〇・二ppmでございます。ADIからいっても、ホウレンソ...全文を見る
○金田(誠)委員 それではもっと具体的に聞かせていただきたいと思うんです。  クロルピリホスはシロアリ防除剤として多用されてきた農薬だ、こう伺っております。残留基準は、百二十四の作物について〇・〇一ppmから三・〇ppmに設定されているということのようでございます。それは今答弁...全文を見る
○金田(誠)委員 考え方がわからないわけではないんです。ただ、なぜこういう割り振りになっているかということが今までの中ではどうも明らかになってこなかったというところに、不透明性が伴うのではないかということで、質問をさせていただいております。  これはお願いでございますけれども、...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは次の質問に入らせていただきます。  次に、小麦の残留農薬基準というのを見てみました。クロルピリホスは〇・一ppmでございます。これに対してスミチオンは一〇・〇ppmでございます。実に百倍という許容量になっているわけでございます。  これについてはポス...全文を見る
○金田(誠)委員 これはスミチオンが極端に高いですね。ほかの残留農薬の基準などを見ても一〇という規制値はほとんどないのではないかと思いますが、スミチオンだけ、とりわけ小麦にだけ極端に高いということは、トータルとしてADIにおさまるようにほかの部分を下げれば、それでトータルとしては...全文を見る
○金田(誠)委員 こういうことで何回も立たせないでほしいなと思うわけでございますが。  こういう「農薬毒性の事典」というものを今回入手いたしまして、勉強させていただきました。その中でスミチオンの方を見ますと、大豆が五・〇、小麦が一〇・〇、小麦粉が一・〇。あとは、米とかなどは、米...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひひとつ、世間一般では常識となっていることでございますから、規制当局としても、そうならそうだときちんとオープンにして、明らかにしていただきたい。これは要請を申し上げておきたいと思います。  大臣に総括的に伺いたいと思いますけれども、今のやりとりをお聞きになっ...全文を見る
○金田(誠)委員 基本的な考え方はおおむね共通するということで理解をさせていただきました。  次に、今回の中国産冷凍ホウレンソウの残留農薬基準について伺いたいと思います。  ホウレンソウのクロルピリホスの残留基準は〇・〇一ppmでございますが、今回問題となった冷凍ホウレンソウ...全文を見る
○金田(誠)委員 あらかじめ仄聞しておりましたのは、下ゆでして缶詰にしたものは加工品であって、それについては基準値というものは我が国にはないんだというふうに聞いていたんですが、今の話ですと基準値があるのかないのか、どうもはっきりしませんが、これは、下ゆでした缶詰ですか、冷凍ですか...全文を見る
○金田(誠)委員 検査前までは、下ゆでしたり冷凍したりというものについては検査基準はなかったんだ、しかし、民間が検査をして問題だということになって、急遽適用できると判断したと。これは何らかの、今まではこれはフリーパスだったわけですね、違反でも何でもなかったわけですよ。それが突如と...全文を見る
○金田(誠)委員 現在の規制は、現実にされているわけですよね、輸入自粛の行政指導はされている。根拠があると思うんです。今までは生鮮野菜だけの基準であった、〇・〇一ですね、これからは下ゆでして冷凍したものまでは適用する。あるいは、缶詰にしたものはどうなんですか、ちょっと塩気が入って...全文を見る
○金田(誠)委員 これは泥縄ですよね。問題があったから、やらないわけにいかないから後でやった。やはり、規制の仕組みに漏れがあったといいますか、不備があったということがはっきりしたと思うわけでございます。  そこで、今回の冷凍ホウレンソウを初めとして、加工食品に残留農薬基準が設定...全文を見る
○金田(誠)委員 今回、暫定的に通達で、下ゆでした冷凍ホウレンソウについても〇・〇一、生鮮と同じ規制値でやっているわけですね。しかし、本当にそれでいいのかどうかということもありますでしょう。下ゆでしたものと生鮮が同じ数値でいいのかどうか。これからも類似したものがホウレンソウに限ら...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうことからしても、この加工品についての基準値の設定というものは不可欠だと思うわけでございます。これは輸入品だけのものではございません。ぜひひとつ早急に検討していただきたいと重ねて要望しておきたいと思います。  次に、ポジティブリストの採用について伺いたい...全文を見る
○金田(誠)委員 私はポジティブリストの採用についてどう考えるかということをお尋ねしたかったわけでございますが、部長の方からは、基準をこれから決めるんだということの回答でございますから、これはもう、ポジティブリストではなくて、ネガティブリストの中で二百三十のものを三百、四百にふや...全文を見る
○金田(誠)委員 食品添加物については、ポジティブリスト、我が国が認可していない添加物を使った食品は輸入も販売もできないということになっておるわけでございまして、農薬もそれで十分ではないかと思うわけでございます。  私の調べでは、現在、二百三十程度の農薬について基準が定められて...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもありがとうございます。  国民の農薬摂取量、これは今、化学物質過敏症とか花粉症あるいは環境ホルモン、さまざまな形でこの化学物質について問題になっておる折から、極力減らすにこしたことはないわけでございますから、ぜひひとつ、着実にポジティブリストの採用に向け...全文を見る
○金田(誠)委員 これは、規制をするわけですから、向こうでも、商売をされている方もその規制値というものに敏感に対応すると思うわけです。それだけに、客観的なきちんとした数値による基準、これが全般的に必要だろうと思うわけであります。「生産地における食品衛生上の管理の状況」という言葉が...全文を見る
○金田(誠)委員 包括的な禁止規定にしろ、個別的な規制にしろ、これに基づく行政処分は食品衛生法の目的に従って毅然として行われるべきだ、私はそう考えます。その結果として雪印のような状況が生じたとしても、それはやむを得ないことであって、それだけの厳しさを持って食品に携わる方々は日常仕...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  大臣、お疲れさまでございます。通告に基づきまして、順次質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、採血及び供血あつせん業取締法の一部改正、これについて質問をいたします。  その第一点は、公正の確保及び透明性の向上と...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  次に、国内献血に関連して、民間業者に対する原料血漿の売り渡し価格といいますか、これについては、どういう根拠でどういう金額が設定されて、総額はどうなっているのか、お聞かせをいただきたいと思うわけでございます。また、その原料血漿が製品化さ...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。  詳細には、また書いたものをいただきながら勉強させていただきたいと思うわけでございます。これが不正であるとかないとかという観点で申し上げているわけではございませんで、事実として、実態として認識をするというところからスタートをしたい、こう...全文を見る
○金田(誠)委員 この輸入のあたりが、多少数字がつかみ切れていないのかなとお聞きをするわけでございますけれども、とりわけこの輸入物が、今までのさまざまな事項でもかなり重要な部分を占めてきたわけでございまして、そこに価格というものが関係あったのかなかったのかということも非常に重要な...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、この採血、供血の二点目でございますけれども、国内自給の確保についてという観点から質問をさせていただきます。  この点については参議院において修正が加えられまして、第三条「基本理念」の中に国...全文を見る
○金田(誠)委員 明確にお答えをいただいたと思います。ありがとうございます。  それでは次の質問でございますが、この国内自給の確保については、血液製剤の適正使用を図るということが一つのポイントになるわけでございます。もう一つは献血血液の計画的な確保という、この二つの点があろうか...全文を見る
○金田(誠)委員 実はこれは明快な答弁がいただけるものと思って質問をさせていただきましたが、ちょっと意外な御答弁でございました。  行政監察の勧告の資料を見ましても、「社会保険診療報酬支払基金等からアルブミン等の過剰投与等の指摘を受けているもの 三十六医療機関」とか、結構具体的...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひひとつよろしくお願いをしたいと思います。  国内自給の達成について、この年限の問題でございます。  平成九年の血液行政の在り方に関する懇談会の報告書によれば、アルブミン製剤については二〇〇八年に、免疫グロブリン製剤については二十一世紀の初頭に、自給を達成...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。ぜひ期待をいたしたいと思います。  次に、大きな質問の二つ目でございますが、薬事法の一部改正についてお尋ねをしたいと思います。  資料をお配りしてございますので、ちょっとごらんいただきながら質問の方を聞いていただければと思うわけでござい...全文を見る
○金田(誠)委員 ちょっと報道がそう間違っているとも思えないわけでございますが、これについて関係団体等からの要請や働きかけはあったのか、なかったのか、この点だけお答えください。
○金田(誠)委員 何で答えないの。これは困ったな。  局長、この今の答弁、間違いがあります。処方が前提だということがそもそも違うんじゃないですか。  処方が前提なのは要指示医薬品ですよ。これが処方が前提です、この黒い部分。  グレーの部分は通達でやっているだけの話なんですよ...全文を見る
○金田(誠)委員 最初からそうやって答えてくれればいいわけです。  ところで、また報道でございますが、報道によりますと、例えばOTC薬、これは一般薬のことをOTC薬というそうでございますが、このガスター10、H2ブロッカーですね、ガスター10は十二錠で千五百八十円。一錠当たり百...全文を見る
○金田(誠)委員 医療用にもいろいろあるということなんですね。確かに、処方せんなしで使ったら危険であるとか、ふぐあいが生じるとか、副作用があるとかそういうものは、それはもう要指示薬でいいわけですよ。その要指示薬をこれからは処方せん薬ということにするのなら、それはわかるわけです。あ...全文を見る
○金田(誠)委員 それはおかしい。そんなのおかしいですよ。町の薬局でも処方せんなしで買えるようなものを、調剤薬局で買って何が悪いという話を申し上げておるわけです。  大臣、原稿をきちんと読むようになってきていますので、ちょっと時間もないので、これを聞いてください。  処方せん...全文を見る
○金田(誠)委員 今までの通達は、要指示薬でないものも便宜的に処方せんを持ってこいという話なんです。その根拠はわかりません。それが不透明なんですよ。だから、要指示薬というのは本当に処方せんが必要なものなんです。このグレーの部分でも、本来必要だったなというものがあるかもしれません。...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が来ましたので、終わります。
11月01日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  坂口大臣には再任おめでとうございます。また、木村、鴨下両副大臣には、御就任まことにおめでとうございます。これから医療保険あるいは年金等、正念場を迎えるわけでございます。期待をいたしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思い...全文を見る
○金田(誠)委員 法改正について正式の場で申し上げたのは今回が初めてでございますから、にわかに結論めいたことにはなりにくいのかもしれませんが、法律をごらんになっていただくと、いかに古い時代のものかということが一目瞭然でわかると思うわけでございます。その他の方法もあり得るのかもしれ...全文を見る
○金田(誠)委員 今の管理要領等は、よく見ると生物膜のことも書いているんですが、それが中心に据えられたものにはなっておらない。非常に見にくい、理解しにくいものになっておりますから、ぜひ早急な改正をお願いしたいと思います。  対策の第三でございますが、レジオネラ症の的確な診断と治...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひ、さらに強力にお願いをしたいと思います。  レジオネラ症は、人の命にかかわる重大な感染症であるとともに、温泉地などで一たび発生すれば地域全体の死活問題ともなりかねない、経済的、社会的影響も大きいものでございます。ただいま申し上げましたことを初めとして、抜本...全文を見る
○金田(誠)委員 なかなか簡単な問題ではないと思いますけれども、大臣、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  それはそれとして、話を進めさせていただきたいと思うんですが、この七、三問題が今日表面化している一つの背景としては、医療費全般が厳しい状況にあるという中で、とりわ...全文を見る
○金田(誠)委員 単なる循環的な上がり下がりとまた別な要素がこの時点に来て加わっているのではないかな、かなり深刻な事態になっている、私はこう受けとめております。  さらにお聞きをしますけれども、また、この比率にはかなりの地域差があるというふうに伺っております。平均的には六、四と...全文を見る
○金田(誠)委員 今後、この地域の状況についてもぜひつかんでいただきたいと思うわけでございますが、いずれにしても、診療報酬はこの七、三を基本に算定されていると思うわけでございます。これと大きくかけ離れている実態、これが問題だと思うわけでございます。  昭和六十三年の厚生省告示は...全文を見る
○金田(誠)委員 あくまでも、基本は、良質な歯科医療の確保に資するということが原点になるべきだと思うわけでございます。そういう考えに立てば立つほど、安ければいいという競争が行われているとすれば、これは趣旨に反するのではないか。七対三が積算をしていって必要な本来の姿だとすれば、それ...全文を見る
○金田(誠)委員 ひとつ最善の努力を、決意を持って御努力をしていただきたいと要請を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
11月08日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  まず第一点目でございますが、児童扶養手当の削減についてお尋ねをしたいと思います。  この件につきましては、法改正に先立って政令が改正されまして、この八月から児童扶養手当が削減されているところでございます。...全文を見る
○金田(誠)委員 先般来の審議の中でも、母子世帯、大変厳しい状況に置かれているということが明らかになっていると思うわけでございますが、こういう中で、児童扶養手当を総額で削減するという政策判断は一体どういうことなのか、何度お聞きしても理解に苦しむわけでございます。  改めて、どう...全文を見る
○金田(誠)委員 要するに、全体の予算を圧縮したいという考え方ですよね。トータル予算の中でこういうところに、私は、ほかは削れるところはたくさんあると思うんですけれども、こういうところだけは、本当に自立支援策なりが功を奏して、その結果としてこの手当の受給者が少なくなる、こういうこと...全文を見る
○金田(誠)委員 要するに金の問題ということでございまして、こういう制度は、金があるからやるとか、ないから切るとか、そういう問題ではないだろう。厚生労働省、しっかりしていただきたいと思うわけでございます。  そこで大臣にお伺いをいたしますが、児童扶養手当を受給しながら一生懸命皆...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣のお人柄でございますから、この決断には相当お悩みになったんではないかなということはよくわかるわけでございます。しかし、大臣は大変責任を背負い込んだとおっしゃいますが、私はこういうやり方では成功しないというふうに思います。  このやり方は、北風と太陽に例えれ...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、病気だとか障害だとか、そういう事情に着目していろいろ配慮もするということをおっしゃったわけでございますが、児童扶養手当そのものは、母子世帯というハンディに着目した制度なわけですよ。障害がなくても病気でなくても元気でも、女性が一人で子供を育てていくというのが...全文を見る
○金田(誠)委員 生活保護の給付、これまで含めて収入にカウントするということで、何の意味があるのかという気がいたしますよね。きちんと母子世帯の収入の実態をとらえるには、就労収入を中心として、本当に自分の力でどれだけ収入を得ることができるのか、それを把握した上で、児童扶養手当はどう...全文を見る
○金田(誠)委員 今のは第何表に出ているんですか。
○金田(誠)委員 この全国母子家庭等調査というのがいただいている資料なんですけれども、これは五年に一回ということのようでございますが、次回、いつ行われるのか。その際、私が今指摘したように、あるいはまた上級学校への進学率なども出ていないわけでございますけれども、そうした母子家庭の実...全文を見る
○金田(誠)委員 調査を前倒しすることもさることながら、手当の減額というのを後ろ倒しするというのが本来いいのではないかなと思ったりしておりますが。いずれにしても、実施に当たっては、きちんとした調査、納得のいく形。調査すれば、そういうことをやるなんていう状況にはなるわけがない、私は...全文を見る
○金田(誠)委員 その格差を是正する最低の保障が児童扶養手当だと思うわけでございまして、それさえも外そうあるいは圧縮しようということについてはぜひお考えをいただきたいと申し上げまして、時間が参りましたので質問を終わります。
11月15日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  きょうは、雇用問題を中心とした一般質疑ということでございますので、まず初めに、歯科技工士のじん肺対策、これについて質問をいたします。  この件につきましては、前回十一月一日の一般質疑で取り上げる予定でおり...全文を見る
○金田(誠)委員 じん肺法なり、あるいは労災法、こうした法律は、被用者というんでしょうか、雇用者を対象にした法体系だと思っておりますが、この歯科技工士の場合、一人ラボというんでしょうか、一人親方が相当数を占めるわけでございます。そういう方にはじん肺法なども直接的には適用されないと...全文を見る
○金田(誠)委員 いずれも必要性につき検討するということでございまして、かなり腰の引けたスタンスかなと思っておりますが、もはやそんなときではない。自治体が見るに見かねて立ち上がらざるを得ないという状況でございます。その状況を十分認識をして踏み込んで、必要性はもう当然なことでござい...全文を見る
○金田(誠)委員 現在の法案はかなり趣旨が違うようでございまして、そのところは私どもの主張を既に明確にしておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。  在日外国人というところに着目をしたきちんとした法体系、前段質問をした基本方針なり総合調整にもかかわることでございまして...全文を見る
○金田(誠)委員 今、文部科学省の方から御答弁があったわけでございますが、浜松宣言及び提言は各般にわたっているということでございます。それぞれの省庁から御説明をお聞きするのは可能でございますけれども、私がここで申し上げたいことは、これらを受けとめて全体を調整して、窓口となって、総...全文を見る
○金田(誠)委員 よろしくお願いをしたいと思います。  各省庁おいでいただいておりますが、改めて御要請をいたします。在日外国人にかかわる基本方針、そして総合的に調整する組織、これを受けて立っていただいたのが外務省だということでございますから、ぜひひとつお逃げにならずにこの役割を...全文を見る
○金田(誠)委員 よろしくお願いをいたしたいと思います。  さきに紹介したサンパウロ・ロンドリーナ宣言によりますと、日本に滞在したブラジル人は十五年間で四十万人を超え、それらの人々は、日本の文化的価値及び日本に関し、より大きな理解を吸収、同化したであろうに違いない、こう述べられ...全文を見る
○金田(誠)委員 その整理をする場が、私は、内閣官房なり内閣府だと当初考えたわけでございます。しかし、今回の質問をめぐってのやりとりの中で、外務省がその役割をするということだったものですから、冒頭の質問では外務省に御答弁をいただきました。  大臣、この問題は、例えば男女共同参画...全文を見る
○金田(誠)委員 問題は、適法に滞在するということは副大臣おっしゃるとおりでございますが、在留期間が切れた、オーバーステイの状態等の方々についても社会保障については同等の権利を有する、これが国際条約から見ても趣旨であろうということを伺っているわけですが、日本政府の解釈はそうではな...全文を見る
○金田(誠)委員 今の答弁については、容認できません。ぜひひとつ、この国際条約の趣旨をいま一度十分御検討いただいて、きょうのところは大臣答弁は求めませんけれども、次の機会に大臣から適切な御答弁がされるように期待をいたしたいと思います。  それでは、この社会保障についての具体的な...全文を見る
○金田(誠)委員 もう一つ、答弁漏れ、被用者保険のところ。
○金田(誠)委員 いやいや、そうでなくて、質問、ちゃんと聞いていないとだめ。質問をちゃんと聞いて答弁しないと。時計をとめてください。——もう一回質問しますか。
○金田(誠)委員 だから、何で答えないんですか、そう何回も何回も。  そうなっているけれども実際に被用者保険に加入させてもらえないという方が、日本人だってたくさんいるでしょう。そういう方が国保の申請をしたら、何で認めないの。大体、そういう運用をしているんですか。
○金田(誠)委員 事業所に勤めていれば、実際に被用者保険に加入していなくても国保の適用対象としない、本当にこういうことをしているんですか。  では、日本人であれば、事業所に勤めていて、社会保険の強制適用事業所になっていても適用をしていないというのは、山ほどあるでしょう。そういう...全文を見る
○金田(誠)委員 何回も言わせないでくださいよ。今、日本人であれば、本来であれば社会保険の適用事業所であっても、そこから離脱している企業というのは山ほどあるでしょう、厚生年金も、それから政府管掌保険も。そういうところについてはみんな、国保を認めているんじゃないですか。認めていない...全文を見る
○金田(誠)委員 質問に答えていないですよ、答えさせてください。
○金田(誠)委員 最初からそう答えればいいわけでしょう、日本人についてはそういう適用をしていますと。本来は社会保険なんだけれども、何らかの事情で健康保険に入れてもらえないとかなんとか、いろいろあるわけですよ。そういう方は国保を認めていると今おっしゃった。  外国人は認めないんで...全文を見る
○金田(誠)委員 まず、半分だけわかりました。  次に、在留資格のない者は国保上の住所を持たないと考えているということでございますが、そういう解釈をするというふうに書いたものか何か、ありますか。
○金田(誠)委員 その通知をいただきましたけれども、このどこを見ればそう書いているんですか。
○金田(誠)委員 在留資格のない者は国保上の住所を持たないと考えるということと、これと、どう関係するんですか。何も書いていないじゃないですか、そんなことは。
○金田(誠)委員 国民健康保険法違反だと思いますね。国民健康保険法違反。在留資格のない方は住所を持たないというのは、何を根拠におっしゃっているんですか。民法上の住所でいいんじゃないですか。国民健康保険上の住所の定義なんというのはありますか、国民健康保険上の住所というのは。在留資格...全文を見る
○金田(誠)委員 強制退去を求められる者は住所がないということはないでしょう。住所はあるんですよ、住所は。あとは、入管法の運用でどうなるかというのはまた別な問題じゃないですか。入管法は入管法で、法務省が対処すればいいことであって、国民健康保険は、国民健康保険法に基づいて措置すれば...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、これは、外国人登録もある、しかし在留期間は切れているという方は住所がないという解釈をしているんですね。これはおかしいと思いませんか。  これは、今、問題提起させていただきました。ここで結論といったって、あと五分しかありませんから、同じ繰り返しになってもあ...全文を見る
○金田(誠)委員 東京地裁と横浜地裁で敗訴しているんですよね、国の方が。これからどうなるかわかりませんけれども、これは行政がきちんと対処すれば済むだけの話なんです。大体、裁判なんかになる方がおかしいということでございます。  まず、病気やけがで病院に運び込まれた場合、医療保険の...全文を見る
○金田(誠)委員 私も一律とは申し上げていないつもりでおります。何らかの措置がとれないか、引き続き検討をお願いしまして、時間でございますので、質問を終わります。ありがとうございました。
11月22日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。ちょっと風邪ぎみでございまして、聞き取りにくいかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  まず第一点目は、賃金職員の雇用についてお尋ねをしたいと思います。  国立病院・療養所の独立行政法人移行に関し...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣にはまた改めてお尋ねをしたいと思いますけれども、国立病院部長にこの際、数字のことを先に伺っておきたいと思います。  賃金職員の雇用に関する見通しということでございますけれども、まず、独法化の対象となる賃金職員の人員は何名になるかが一つでございます。その方々...全文を見る
○金田(誠)委員 七千五百七十三人の方々は、今、大変心配をされていると思うわけでございます。生身の人間でございますから、これから独法に移行するに当たって、賃金職員の方々も含めて、本当に一丸となって全く新たな状況に対処できる、その意欲を持っていただかなければならない。そのためには、...全文を見る
○金田(誠)委員 私の指摘を受けとめていただいた、大臣、このように解釈してよろしゅうございますでしょうか。  平均給与についても、例えば二百三十万の方々など、これは仮に引き継がなかったとしても、全くこの一人当たりの人件費が減るわけではない。必要な労働力でございますから、何らかの...全文を見る
○金田(誠)委員 新理事長が決まる前に労使協定書みたいなものをつくって判こを押せと言っているわけではないわけです。そういう最終コンクリートになるのは新理事長のもとで仮に判こを押すにしても、それまでの積み上げ。  新法人移行までにもう一年半ないわけですよ。そういう中で十分協議がさ...全文を見る
○金田(誠)委員 これはさらっと終わるつもりでおりましたのですが。まだ質問項目、結構残っておるものですから次に進みたいわけなんでございますけれども、新理事長を、もう拘束してしまって、コンクリートにしろと言っているわけではないわけです。  いろいろ、業務の実態とか、どういう立場で...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が過ぎてまいりますので、私の考え方については御理解をいただいたものと判断をさせていただいて、次に進ませていただきます。  恐らく時間が足りなくなりそうなものですから、二点目の政策医療についてというのを後回しにいたしまして、三点目の独法移行後の業務運営につい...全文を見る
○金田(誠)委員 副大臣らしくもない答弁で、かなり失望をしたところでございます。もう先般来、親方日の丸ではだめなんだ、新しい感覚でやっていくんだとおっしゃっているわけでございますから、この程度はもう初歩の初歩、第一歩のまず第一歩だと思うわけでございますが、明快な答弁が得られないと...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、約二千億買っているわけですね、医療機械、医薬品。これは今まで各病院ごとに買っていたというふうに伺って、実はびっくりしたわけでございます。二千億買うのと二億、三億買うのとでは、もう当然、違って当たり前だと思うわけでございます。大きな卸などは全国展開しているわ...全文を見る
○金田(誠)委員 これから新たな体制をつくられるのが大臣なわけですよね。ぜひ、こういうノウハウに精通した人事体制などをとっていただいて、これは改めてまた最後に質問させていただきますけれども、今までは規模のメリットを恐らく生かし切れていなかった、ほとんど生かしてこなかったと推察をす...全文を見る
○金田(誠)委員 各施設が独立採算をとらなければ、独法全体としても独法の独立採算はとれないということになるわけですから、各施設ごとに、どうしても補てんしなければならない施設にはあらかじめ補てん額を決めて、その中で採算をとっていただく。当たり前といえば当たり前のことでございますから...全文を見る
○金田(誠)委員 旧来の国立病院の時代の任命権の一覧表をいただきましたが、事務長、事務部長、課長、これは大臣が任命するんだそうです。あるいは看護部長、総看護師長、これも大臣。あるいは事務長補佐、課長補佐、班長、係長までは地方厚生局長。医療(三)表の副看護部長、副総看護師長、看護師...全文を見る
○金田(誠)委員 私の申し上げていることを大臣はかなり御理解いただいたニュアンスで私は受けとめましたけれども、部長の方はどこまで理解されているのかなとちょっと不安に感じながら聞いておりました。  自己決定、自己責任、それぞれ施設ごとに独算でやってもらう、そのためには権限も与える...全文を見る
○金田(誠)委員 国立病院の独法の機構の本部は、それぞれの現場、施設を運営するためにあるということでございますから、その費用は、言うならば、それぞれの法人ごとに事務を扱うよりも本部で一括扱った方が、効率的な事務を本部が扱うという考え方だと思うんですよ。例えば、さっき申し上げた物資...全文を見る
○金田(誠)委員 いわゆる本部経費は税で賄われていたということだと思います。  地方局の人員が極めて大きいと私は思うわけでございます。これから病院長の権限というものを拡大する、そして本部一括でやれるものは本部一括でまとめるということからしますと、私は、地方局などは不要になるので...全文を見る
○金田(誠)委員 大変前向きに受けとめていただきました。  今の状態では、国家公務員としての方々が準備事務局をやっているわけでございます。今度採用するのは、法人がまだ立ち上がっておらないわけでございますから、その辺の手続は難しいものがあるのかなと。法人としての採用も今のところは...全文を見る
○金田(誠)委員 私もそう思うわけでございます。しかしこれは、独法の立ち上げは一年後なわけですから、立ち上がったらあと半年しかないわけでございますから、今からもうあと一年半の仕事が非常に重要なわけですね。  どういうシステムをつくるか、物資の調達についても本部一括にするとどうな...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうことになりますと、結局は、話はわかるけれども採用はできない、勉強会とか業務委託とか、その程度の話にしかなりませんよとおっしゃるわけですか。大臣、そういうことなんですか。
○金田(誠)委員 わかりました。よろしくお願いしたいと思います。  理事長予定者についても、そういう業務に精通した方々、巨大病院チェーンではどういう仕組みでやっているのか、薬などは薬価調査の数字しかさっき出なかったでしょう。そんなの出したってしようがないわけですよね。薬価調査の...全文を見る
○金田(誠)委員 実は、質問を通して私が明らかにしたかったことは、政策医療というものが明確な根拠がないんではないかということを申し上げたかったわけでございます。  今の第三条も「国の医療政策として機構が担うべきもの」、ということは、国の医療政策として機構が担うべきもの、機構が担...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、一般にも政策医療というものがやられているんだということになりますと、この独法法の第三条では、その一部、独法が行う政策医療というものしかここでは定義されておらない。国の医療政策として機構が行うべきものということになっている。しかし、これだけではないわけですよ...全文を見る
○金田(誠)委員 この政策医療、ちょっと時間の関係できちんと質問できませんでしたので、また改めて機会を設けて質問させていただきたいと思います。  終わります。
11月28日第155回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず第一点目は、普天間代替施設の使用期限についてお尋ねをしたいと思います。  先般、沖縄県知事選挙におきまして、稲嶺知事が再選されたわけでございますが、知事は選挙に当たって、米軍普天間飛行場の代替施設に十五年の使用期限を設け...全文を見る
○金田(誠)委員 腰の引けた御答弁だなと伺わせていただきました。  この同じ新聞に小泉総理のコメントも出ているわけでございますけれども、「「沖縄の問題として受け止め、米国側と交渉していきたい」と述べただけだった。」こういう報道でございます。今、外務大臣のお話もこのたぐいにしか聞...全文を見る
○金田(誠)委員 まず、国際情勢は、かつての冷戦構造に比較すれば大きく好転しているという御認識をぜひ持っていただきたいと思うわけでございます。  今、我が国は構造改革を目指しているわけでございますけれども、目指すべき真の構造改革とは、かつての冷戦構造、この思考回路から脱却して、...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうことをおっしゃるのであれば、ラムサール条約締約国会議がこの二十六日までスペインのバレンシアで開催をされて、我が国からは愛知県藤前干潟と北海道宮島沼が新たに登録されたと伺っているわけでございます。貴重なあの干潟でございます。本来であれば、このラムサール条約...全文を見る
○金田(誠)委員 大変残念な答弁でございます。  泡瀬干潟の埋立計画が浮上したのは二十年前と伺っております。まさにバブル時代が始まるときでございます。この計画は、バブルの遺物とも言えるものだと私は考えます。土地利用計画を見ても、ホテル用地、マリーナ施設用地、客船埠頭用地、複合商...全文を見る
○金田(誠)委員 ここに予算をつける立場として本当にそういうように思っておられるとすれば、残念でなりません。かつて、このたぐいの計画は、あちらこちら、いろいろございましたよね。しかし、それが順調に実施されているという例は、寡聞にして聞いておりません。どこでももう見直しされてきてい...全文を見る
○金田(誠)委員 細田大臣に伺いたいと思います。事務方とやりとりをしておりますと、一度決まった事業というものはこういうやりとりにならざるを得ないのかなと。まさに、そこに沖縄北方担当大臣の存在があると思うわけでございます。  私は、この問題は、沖縄の将来をどうするかという問題だと...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、必ずしも地元の意向だけではないと私は思います。これは港湾局所管ですよね、しゅんせつ土砂埋立処分場ということでつくられる事業でございます。したがって、どこかにしゅんせつ土砂の埋め立てをしなきゃならないわけなんです。そういう文脈の中で、国の縦割り予算という文脈...全文を見る
○金田(誠)委員 一方で計画の方は進んでいるわけでございますから、ぜひひとつ、早急な意見交換の上に、本当にサンゴ礁に影響がないのかどうか、きっちりと調査をしていただきたいと思います。  次に、石垣島東海岸地域、ここには白保海域も含むわけでございますが、これを西表国立公園に編入す...全文を見る
○金田(誠)委員 この問題は、一たん国と県と市が合意をしていると私は理解いたしておりまして、それを後は実施に移すだけでございますので、ぜひひとつ早急に手だてをお願いしたいと思います。  国土交通省に伺いたいと思います。  沖縄県は、ことし五月にも環境影響評価方法書の縦覧に入り...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
12月04日第155回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、大きな一点目として、本法案の基本的な性格についてお尋ねをいたしたいと思います。  感染症患者や精神病患者に対する法制については歴史的な変遷をたどってきたと思います。過去には社会防衛に重点が置かれ、その代表がらい予防法や...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、よく精神医療の実態について御存じのお立場から、大変誠意を持って御答弁をいただいたと受けとめさせていただいております。いわゆるハンセン病問題、この全面解決という大変な決断をされた大臣でございますから、決してわからないわけではないというお立場で、この法案は厚生...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣がおっしゃりたいことはよくわかります。お気持ちもよくわかります。本来あるべき姿ということを描いておられるということもわかります。しかし、それは大臣の頭の中にあるだけでは実になってこないわけですね。  今、日本の精神医療というこの土壌があって、それをしっかり...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣とは認識は同じなんだと思うんですね。そうであれば、刑事法制としてのこの法案が今なぜここで出てくるのか、このことを申し上げたかったわけでございます。  そうであるならば、厚生労働省所管の医療の体系の中で、まず現行の精神医療の構造改革が行われ、さらに法を犯した...全文を見る
○金田(誠)委員 公明党の皆さんも席にいらっしゃると思いますけれども、大臣一人に決断をさせるんでなくて、与党の中の公明党の役割を私は果たしていただきたいと思います。ハンセン病の全面解決で役割を果たされたわけですから、ぜひひとつ、本質に立ち返って、原点に立ち返って。  私は、触法...全文を見る
○金田(誠)委員 だから、どういう区分けになっているのかということを聞きたいわけですよ。裁判所がどうこうというものは、保護観察所がどうこうというのは恐らく法務省でやっているんでしょうし、医療行政という立場からどこまでどうかかわっているんですか。法務行政というか、刑事行政というか、...全文を見る
○金田(誠)委員 刑事局長が答弁しているということは、この法律は全部刑事局の所管だという話なんですか。
○金田(誠)委員 だから、その一緒になっているなり方を聞いているわけですよ。どういうふうに一緒になっているんですか。どこまでどういう権限で、何条何項のこの部分はこうだ、この部分はこうだというふうになっているの。それとも、法務省所管で、一般的に合い議というんですか、そういうことで厚...全文を見る
○金田(誠)委員 これはどちらが所管かということではないんですか。  では、責任はだれかわからないという話なんでしょうか。
○金田(誠)委員 これは、権限としては全く対等ということなわけでしょうか。その中の担当の割り振りみたいなものはあるんですか、ないんですか。
○金田(誠)委員 役所の仕組みのことをお聞きをしておるわけでございますが、そういうものは何か内閣の取り決めみたいなものがあるものなんでしょうか。
○金田(誠)委員 これは何か、どちらかがウエートが高いとかということはないんですか。全く対等なものなんですか。
○金田(誠)委員 まだ理解できませんが、後でまた質問させていただきたいと思います。  次に、法務大臣に伺いたいと思いますけれども、今、精神医療あるいは感染症のことで歴史的経緯にも触れさせていただいたわけですが、このことは犯罪者に対する処遇についても言えると思うわけでございます。...全文を見る
○金田(誠)委員 申し上げていることが全く御理解いただけなくて残念でございます。  次の質問に入らせていただきますが、大きな二つ目、去る七月十二日の連合審査におきまして質問をさせていただきましたけれども、その積み残し事項についてお尋ねをいたします。  古田政府参考人は、殺人そ...全文を見る
○金田(誠)委員 それではよろしくお願いを申し上げたいと思います。  同じく七月十二日の連合審査で、私はこのように申し上げました。毎年平均約四百人の対象者があり、重大犯罪の再犯率が一一・七%とすれば、第四十二条による入院等の決定は、四百人掛ける一一・七%ですから、四十人から五十...全文を見る
○金田(誠)委員 お二方それぞれから、どの程度の方が例えば入院をさせる旨の決定の対象者になるのかは御答弁なかったわけでございます。そのようにお聞きをいたしました。  しかし、この法律が仮に通ったとして、第四十二条による入院の決定等がどういう形でどの程度なされていくのか、それは非...全文を見る
○金田(誠)委員 厚生労働大臣、どうでしょう。
○金田(誠)委員 いわゆる再犯率というのは一一・七%、後で資料をいただきますけれども、そういうことで数字をお示しいただいているわけでございますが、今度この法律ができれば、措置入院の比率、六六・五とか六四・五とかということで今それぞれお話がございましたが、こういう形で入院が決定され...全文を見る
○金田(誠)委員 措置入院の方の比率がこういうことだということはわかるわけでございますが、これは自傷他害のおそれですよね。これは要件が異なるわけでございます。法案の第四十二条、原案には原案の要件が示されていて、修正案には修正案の要件が示されている。これは自傷他害ということではない...全文を見る
○金田(誠)委員 提出者の方から。提出者の修正案でも同じ考えかどうかというのをさっき質問したんですが。
○金田(誠)委員 この法律がもし動き出したらどうなるのかが示されなければ、判断も非常に難しいということになりますね。  今、一つの目安、これより少ないということで出たのが、森山大臣は六六・五、坂口大臣は六四・五%と、ちょっと違いますが似たような数字が出ておりますね。これが自傷他...全文を見る
○金田(誠)委員 ですから、今の数字は措置入院の数字なわけですよ。新法の原案による数字でもなければ修正案による数字でもないわけですよ。我々、この法律ができたらどうなるんだということを判断できないままに、示されないままに賛否を問われても困るわけですね。  そこで、両大臣にお願いで...全文を見る
○金田(誠)委員 そんなことはないのではないですか。現実に四百十七人という対象者が例えば平成十二年の場合はいらっしゃるわけです。十二年でなくてもいいですよ、十一年でも十年でもいいわけですけれども、そういう方々が、この法律ができればおおむねどういう処遇を受けるのか、その程度のことを...全文を見る
○金田(誠)委員 これでは審議ができませんので、委員長に、この資料を政府で作成して提出するように求めたいと思います。
○金田(誠)委員 時間になりましたので、終わります。
12月06日第155回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  まず第一点目は、去る七月十二日の連合審査の私の質問に際しての積み残し事項について、引き続き質問をしたいと思います。  このとき要求した資料を昨日ちょうだいをいたしました。七月からですから、五カ月ほどたった...全文を見る
○金田(誠)委員 お認めいただけないようでございまして、大変残念でございます。  重大な他害行為二百四十件、このほかに、その他の粗暴犯五十四、さらにその他の罪二百七十四まで加えた五百六十八、二七・八八%のみを公表したというのが問題でございます。二百四十、一一・七八%というのは数...全文を見る
○金田(誠)委員 今の御説明のその意味するところをお尋ねしているわけでございます。この四十二条によって、入院の決定、通院の決定、その他というふうに振り分けられるわけでございます。原案に基づいて振り分けられる振り分け方と修正案に基づいて振り分けられる振り分け方が同じなのか違うのか。...全文を見る
○金田(誠)委員 どこがどういうふうに異なるのでしょうか。犯罪の状態あるいは病気の状態、社会復帰の可能性の状態、家族の状態、いろいろな要件があると思いますけれども、修正案によれば、どういう要件がどう異なるのでしょうか。
○金田(誠)委員 文字づらは変わっているわけです。それはもう読めばわかるわけでございます。しかし、その意味するところが変わっているのか変わっていないのかと。  例えば、入院措置が決定される方がいらっしゃったとします。政府原案によって入院措置が決定される方で、修正案によっては入院...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、政府の原案で網をかぶせるところよりも、入院について言えば狭まっているということだと思いますが、どこがどう狭まったんでしょうか。
○金田(誠)委員 実は、政府案の概念規定も非常に不明確でございます。恣意的に全部該当させることだって可能だと私は思うわけでございますけれども、それに対して狭まったということですから、政府案としてはどういう要件であれば入院になるのか。政府案としてはどういう具体例であれば、具体的に、...全文を見る
○金田(誠)委員 聞いていて、何が明白なのか全くわかりません。というのも、もともとの政府案自体がわからないからなんです。どうにでもなる政府案だからです。それに対していろいろおっしゃっても、片や、どうにでもなるものですから、それに対してどうだと言っても特定しようがない。これが原案で...全文を見る
○金田(誠)委員 政府はどうですか、原案について。——大体、どっちが答えるかもわからない。——大臣、答えてください。何で刑事局長が答えるんですか。刑事局長が医学の知識でもあるんですか。
○金田(誠)委員 それでは確認をしたいと思います。  具体的にこうした事例の場合は入院措置になりますよ、そこまでいかない、この程度であれば通院になりますよというような具体例を、原案について幾つか、修正案について幾つか示してくれということで申し上げてあるわけですが、それについては...全文を見る
○金田(誠)委員 例えばこういう場合ということさえも示せない、ずさんな法案だということがはっきりしたと思います。  次に、質問の三点目に移らせていただきたいと思います。  第四十二条「入院等の決定」という項目でございますが、この四十二条の意味についてお尋ねをしたいと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 何の参考になるんですか。入院措置される方が六四・五になるというんですか。そうではないんでしょう。そうも言えないんだよ。ただの数字を挙げて、ただ参考になると言っているだけで、何の根拠もない数字をおっしゃっているだけですよ。これからの想定、シミュレーションも全くされ...全文を見る
○金田(誠)委員 過去に実際に起こった触法の事案について、新法を当てはめればどういう決定がなされるのかさえ示されない状況とよくわかりましたけれども、そんなことでいいんですか、こういう法案を提出する際に。両大臣に後でお聞きをしますから、よく御判断をしておいていただきたいと思います。...全文を見る
○金田(誠)委員 精神保健福祉法で聞いているんですよ。何を言っているんですか。委員長、何で刑事局長なんですか。精神保健福祉法でどう措置されたか聞いているんじゃないですか。
○金田(誠)委員 この数字から、措置入院をされた方六四・七%ということでございますけれども、これは自傷他害という概念に当てはめてやったわけですね。  これに対して、今度は、原案、修正案それぞれの対応がなされる。これは、では追っかけることができるんではないですか。措置入院されたカ...全文を見る
○金田(誠)委員 この平成十二年度の対象者四百十七名については、それぞれ精神保健福祉法でどういう取り扱いがされたかは掌握をしているんだということですね、その結果はわかっていると。  そうしたら、入院なら入院、通院なら通院すれば、その病院にカルテはあるんではないですか。これは、患...全文を見る
○金田(誠)委員 いやいや、今の資料を出してくれと言っただけの話ですよ。答えてくださいよ。
○金田(誠)委員 時間がないから、もったいないですよ。刑事局長の言った数字と、さらにまだそれに付随したものがあるのなら、それを紙に出してくださいと言っているんですよ。
○金田(誠)委員 お願いします。  そういうことで、どのように措置されたかは押さえておられると。出す資料には固有名詞はなくても、その数字をつくる元データには固有名詞はあるはずですね。それをたどれば、どういう現行法の対応がされて、それが不十分だというんでしょう、それが不十分でそし...全文を見る
○金田(誠)委員 まあ、いいですよ。同じ答弁になると思いますので。  その場合、それをたどれるだけたどりましょうよ。本法案によってどうなるかは、確かに難しいかもしれません。しかし、現実にどういう処遇をされて、何が不備なのかというのはわかるはずですよ。それもわからないままに法律を...全文を見る
○金田(誠)委員 そのデータが、半年かかるか、一年かかるか、その間、この法案の審議は待ったっていいんじゃないですか。それをきちっと精査した上で、本当にどんな新法が必要なのか、そういう取り扱いをぜひ御決断していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○金田(誠)委員 両大臣。どっちが判断するんですか、そういうことは。そんなデータもないのに出すのはおかしいですよ。——時計をとめてくださいよ。委員長、私、まだ質問があるんですよ。時間をとめてくださいよ、私の持ち時間ですから。そんな無理なことを言っているわけではないんですから、委員...全文を見る
○金田(誠)委員 頼みますよ。私、まだ質問があるんですから。
○金田(誠)委員 同じ答弁でしょう。いや、時間がないものですから、ちょっと、済みません。もう、あと一分しかないものですから。恐縮です。  やはり、もう一度両大臣できちっと相談をしていただきたいと思います。  そういう、本当の基礎的なデータがないということはおかしいですよ。僕は...全文を見る
○金田(誠)委員 そういう社会的な状況に置かれている方々が、この法律によってどういうことになるのか、この法律をどう認識し、どう受けとめておられるのか、本来、そうした方々が望む、不幸にも犯罪を犯してしまった場合の処遇はどうあるべきと考えておられるのか、それらについて、法案を提出する...全文を見る
12月11日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  大臣、本題に入る前に、先ほども質問があったと思うわけでございますが、在外被爆者郭さんの件について前段ちょっと質問させていただきたいと思います。  去る十二月五日、在外被爆者郭貴勲さんに対する被爆者援護法の適用をめぐって争われ...全文を見る
○金田(誠)委員 この点は、そう深追いをしようと思って取り上げたわけではございませんが、ただいまの大臣の御答弁を聞きまして、一点だけ確認をさせていただきたいところがございます。  法案の不備ということを大臣はおっしゃったわけでございます。それは、この判決要旨によりますと「立法者...全文を見る
○金田(誠)委員 これはどういうことでしょうか。大臣のおっしゃっていることがよくわからないわけでございますが、「法律の適用やいったん発生した効力の存続要件といった当該立法の目的に関わる基本的な事柄について、専門的・技術的分野の事項でもないのに、これを行政庁の裁量行為に委ねるべき合...全文を見る
○金田(誠)委員 だから、本来そうであるならば書いておくべきことなんであって、それを解釈にゆだねたというのであればそれは立法過程における不備ともいうべきものだ、したがって解釈にゆだねたなんてことではないんだ、「被爆者はどこにいても被爆者」と明記しているんじゃないですか。そのことを...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、そういう話をされますと、大臣は上告するということをおっしゃりたいわけですか。
○金田(誠)委員 今判決要旨をひもといて、どこに書いてあったか、にわかに指摘することはできませんけれども、海外において適用されないということは、日本に来て認定をされて、その方が海外に出たら直ちに資格を失うということではないということまで明記されているわけですよ。ほぼ完全に原告の勝...全文を見る
○金田(誠)委員 書いていない以上は、この判決が示したように明快な状況なわけでございますから、ぜひひとつ、そこに書いていない以上は判決に従うということで、しかるべく御決断をいただきたいと思うわけでございます。  きょうは郭さんも傍聴されているようでございますけれども、私はきのう...全文を見る
○金田(誠)委員 最初のイントロがすばらしいイントロだったものですからかなり期待感を持って聞いておりましたところ、それは副大臣ちょっとつれない御答弁ではないかと思うわけでございます。  現行法にちゃんとあるわけですよ。私、珍しく法律、条文を読んできまして、第四十五条、同時に二以...全文を見る
○金田(誠)委員 その解釈は間違っていると思うんですね。これは健康保険も厚生年金も同じ適用だと思うんですよ。セットでこれは加入になるわけですから。私は厚生年金保険法の方をちょっと読まないで来まして、健康保険法だけ今見て言っています。だけれども、結局中身は同じことでしょう。  こ...全文を見る
○金田(誠)委員 それはおかしいですよ。それじゃ、四分の三以上を二カ所で勤めていなきゃ合算しない、A事業所で四分の三、B事業所で四分の三、では四分の六になるんですか。八時間労働が十二時間労働になるんですか。労働基準法違反じゃないですか、そんなことしたら。そんなばかなこと言っちゃい...全文を見る
○金田(誠)委員 これで納得したわけではありませんが、次の項目もありますので、進ませていただきたいと思います。  大臣、ぜひ考えていただきたいんですが、この条項は、四分の一ずつ三カ所で勤めていたら健康保険をつけるということですよ。そういうふうに解釈すれば済む話ですから、ぜひそう...全文を見る
○金田(誠)委員 これはそうなんですか、本当に。均衡を考慮してということですが、常勤講師もこれほど低いものなんでしょうか。一こま年間三十万、こんな低い金額で常勤講師は採用されているものですか。  今、一時間当たり四千円から八千円と言いましたけれども、この四千円から八千円には、木...全文を見る
○金田(誠)委員 ここで、数字のことなものですから、今のような説明を受けましても、それで均衡がどうなっているのかというのはよくわかりません。ぜひ具体的にどういう計算で均衡しているとおっしゃるのかわかるような、これこれこういう計算式によって均衡しているのだというようなものを後で提出...全文を見る
○金田(誠)委員 それでは、よろしくお願いをして、次に入ります。  例えば、二〇〇二年三月にこういうことがあった。横浜国立大学で非常勤講師が雇いどめになった、当局はこの問題で組合との交渉を拒んでいるというふうに聞いております。組合というのは首都圏非常勤講師組合という組合でござい...全文を見る
○金田(誠)委員 これは団体交渉には応ずるということなんでしょうか。いろいろ説明はありましたけれども、要は、この方が加盟する労働組合から交渉の要求があるわけですから、応ずるか応じないか、応じないとすれば理由は何か、これをお答えいただきたいと思います。
○金田(誠)委員 これは、いわゆる細切れパートの方だと思います。したがって、雇用主が、今横浜国大であれば国でしょうし、どこかの公立の大学にも勤めているかもしれませんし、民間にも勤めているかもしれません。こういうことが当然あり得るわけでございます。  また、国公法や地公法の体系で...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  その検討をこれからするにしても、いわゆる細切れパートの実態が把握されていないという状況があると思うわけでございます。この際、厚労省と文部省、協力して、専業非常勤講師を中心とする細切れパート、この実態調査をすべき...全文を見る
○金田(誠)委員 教員統計調査といいますと、いわゆるかけ持ちパートという観点からこの実態がどうかという、恐らく調査項目にはなかなかなっていないのかなという気もいたしますので、ぜひその辺も今後念頭に入れて、実態が浮き彫りになるような調査をぜひお願いしたいと思います。  最後に、団...全文を見る