金田誠一

かねたせいいち



当選回数回

金田誠一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。  まず、第一点目でございますが、再生可能エネルギーの利用促進についてということで大臣に伺いたいと思います。  新エネ利用特措法、RPS法と言われておりますけれども、この施行から間もなく二年になろうとしておりますが、この間にお...全文を見る
○金田(誠)分科員 一点目の基本的な認識につきましては、大変心強く聞かせていただいたところでございます。二点目の問題点について、それについてこれから事務方の方に順次御提案を申し上げながら、一つ一つこの問題点を指摘してまいりたい、こう思いますので、大臣、ぜひお聞きをいただいて、最後...全文を見る
○金田(誠)分科員 実態を御存じのはずでございますが、素直にお認めいただけないというのは残念でございます。  提案の二点目に移らせていただきます。  現行法の目的規定には、地球温暖化の防止という条項も、持続可能な発展に貢献するという条項も明記されていないわけでございます。京都...全文を見る
○金田(誠)分科員 京都議定書を受けて決意も新たに取り組む、その上では、この新エネ特措法という法律が重要な位置を占めるという認識に立って、ぜひ、目的規定をわかりやすく明快に、高らかに理念をうたい上げるということが必要だと思いますので、余り消極的にならずに前向きにお考えいただきたい...全文を見る
○金田(誠)分科員 結論として目標量をふやす気はないということのようでございますが、そんなことでこの京都議定書の数字が守れるわけがない。何を考えておられるのかと、理解に苦しむわけでございます。  そこで再度お尋ねをしたいと思うんですが、経過措置によって義務量の伸びは二〇〇七年ま...全文を見る
○金田(誠)分科員 あらかじめ質問原稿、コピーをお渡ししているんですが、ちょっと変えますので、原稿から離れてちょっと聞いていただきたいと思います。  この新エネ利用特措法は、基準利用量あるいは利用目標、これを定めることによって、本来であれば伸びるはずの新エネルギー、再生可能エネ...全文を見る
○金田(誠)分科員 趣旨は抑え込むということじゃなくて伸ばすんだという趣旨ですよね、そうでなきゃ法律なんか要らないわけですから。  しかし、現実はそうなっていない。現実は、北海道なんか特にそうなんですけれども、風力だとか非常に参入希望が多いわけです。しかし、電力会社の方は、基準...全文を見る
○金田(誠)分科員 今の御答弁ですと、系統の問題で参入が規制されている、義務量その他は超えてもどんどん受け入れるんだというふうに聞こえたんですが、それでいいんですか。
○金田(誠)分科員 義務量の面でも頭で抑えられて、系統ということを口実にしてそっちでも抑えられる。両方で抑えられているものですから、もう全然これは伸びないですよ、自然エネルギーは。そういう状態にある。  今、二〇一〇年の目標量、数字をいろいろおっしゃっていましたが、大臣、今の我...全文を見る
○金田(誠)分科員 それにあわせて、検証機関といいますか、個々具体の問題についてチェックを入れるような、そういうものを検討していただきたいと思います。  提案の五はもう時間がないので省略しまして、提案の六に入ります。  今の答弁でも、ヨーロッパ等と日本の基準が違う、例えば水力...全文を見る
○金田(誠)分科員 我が国では、達成した、したと言っているんですが、大半はごみ発電ということで、これらは諸外国の基準から照らしても非常に問題がある。せめてEUの基準ぐらいときちっと統一させて、新エネなんという変な概念はもうやめて、まともなことをきちんとやっていただきたいと要望して...全文を見る
○金田(誠)分科員 その太陽光発電の予算も、ことし半減されて、今度全廃されるというような状況で、憂慮しております。一千何百億という単位ではなくて、一兆円規模にふやして取り組まなければとても京都議定書なんか達成できないということはもうはっきりしていると思いますので、ぜひ今後とも最善...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  前の楢崎さんと多少重複するかもしれません。お許しをいただきたいと思います。  まず、二月二十五日の衆議院予算委員会における島村大臣の答弁について質問をいたします。  当日の議事録を見れば、公明党の赤羽議員が米国産牛肉の輸入...全文を見る
○金田(誠)委員 この非常識発言でございますけれども、辞書を実はひもといてまいったわけでございますが、非常識というのは、普通の人ならしないような、社会通念に反する、思慮を欠いたこと、あるいはそれをする様子ということだそうでございます。この全頭検査が非常識であるということが大臣の口...全文を見る
○金田(誠)委員 この件については、最後にまた、時間があれば重ねてお聞きをしたいと思います。  次に移らせていただきたいと思いますが、大臣の非常識発言が出る答弁の前段に、次のようなくだりがあるわけでございます。  「私たちはあくまで安全で、国民、消費者の信頼にこたえる食の提供...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣のこの発言を私読んだ限りでは、国際常識というのは、相手のことも考えて、相手国に行っても、その肉は相手国の人も食べているし、行った方でも食べるんだから、そのぐらいいいではないかというふうにおっしゃっているようにしか見えなかったわけですが、必ずしもそうではないと...全文を見る
○金田(誠)委員 局長の答弁でございますけれども、そうはいっても現実に輸入している国はないわけですよね。例外的にカナダとかメキシコはあるようでございますが、言うなればカナダといえば本州に対する北海道みたいなものですから、これはまさに例外、あとは一般的にはとまっているわけです。これ...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣、そのくだりも私、ちゃんと読んでおります。次の質問でそれを聞こうと思っておりました。  議事録では、「赤羽先生のお考えとほとんど同じ」という発言の後に、「ただ、今は、この責任大臣という立場におりますと、」云々、こう続いている。今大臣の答弁のとおり続いている...全文を見る
○金田(誠)委員 個人の良心に照らして云々というところは、大臣にもう一度深くお考えをいただいて、農水大臣として、それが良心で本当にいいのかということについて、しかるべくお考えをいただきたいものと、強くお願いを申し上げたいと思います。  次に、質問の項目を変えます。連邦議会におけ...全文を見る
○金田(誠)委員 アメリカ議会の議員の方々がこのような制裁という言葉まで口にしながら日本政府に輸入再開を迫るというのであれば、これは常識的には安全性ということもきちっと担保をした上で、かくかくしかじか安全性が担保されているのであって、したがって日本政府としては輸入再開をすべきだ、...全文を見る
○金田(誠)委員 アメリカ議会として、とりわけ新しい根拠を出してそれによって云々ということではないようでございます。旧来出されてきたことで、それはもう今それぞれ検討もされているわけでございますから、そういう中で制裁などということを口にすること自体、これは常軌を逸しているのではない...全文を見る
○金田(誠)委員 こういう発言が出るようなことになれば、それこそ冷静な協議の場を本当に持てるのか。こういう状況になることによって、もうテーブルをけって帰ってくるぐらいの気概を持っていただきたい。これは強く申し上げておきたいと思います。  次に、項目を変えますが、リスク評価、リス...全文を見る
○金田(誠)委員 それはないでしょう。今やっておる審議の結果、二十カ月齢かどうかという話で米国産牛肉の輸入に直結するわけですから。その二十カ月齢という判断は、目視によってはできないんだ、非科学的なんだという発言が、当の検査をする担当官の労働組合の代表者が言ったとNHKで報道されて...全文を見る
○金田(誠)委員 これはひどい話ですよ。では、今、なぜ基準の見直し、リスク評価の見直しをやっているんですか。二十カ月齢以下を輸入する、それが是か非かということでやっているわけでしょう。その二十カ月齢が目視では判断できない、非科学的だという根拠が一方にある。この当事者から事情を聴取...全文を見る
○金田(誠)委員 米国産牛肉の二十カ月齢以下の輸入というものが諮問された場合には、この委員長さんの御意見も当然聴取することになるだろうということではよろしいんでしょう。
○金田(誠)委員 食品安全委員会というのは、本当に国民の立場に立って評価をするという意欲と能力を持ってやっていただいているものだとばかり思っておりましたら、とんだ誤解だったということが今わかりました。また機会を改めてこれは質問をしなければならないと思います。  また、今回のこの...全文を見る
○金田(誠)委員 今、諮問がされて、評価の見直しをしていること自体が、米国産牛肉の輸入問題とイコールなんですよ。それを、そのような言葉じりで、言葉の遊びのようなことで、国会という場で答弁をされる。国民に対して食品安全委員会の見解を表明する場で、そういう答弁をされるということは極め...全文を見る
○金田(誠)委員 仮に直接的な担当官でないにしても、この食肉検査に深くかかわっている方々ですから、我が国に輸入するというのであれば、そうした方々の事情も当然聞くべきだ。そういうことさえないというのは無責任だというふうに思います。  あるいは、我が国における実験も、トレーサビリテ...全文を見る
○金田(誠)委員 時間になりましたので、これで終わりますけれども、実に三者それぞれ無責任だ、本当に無責任ですね。そんなことで食の安全や国民の生命、健康を守れるわけがない。そういう中で米国産牛肉の輸入なんというのはとんでもない話だ、このことを申し上げて、終わります。
03月17日第162回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  本題に入る前に、小池大臣に二点、御要請を申し上げたいと思います。  今回の二法案の説明資料は、一枚紙の裏表を使って印刷をされてございます。聞くところによりますと、環境大臣でもある小池大臣が、省資源の観点から特に指示をされた、...全文を見る
○金田(誠)委員 大変残念な後段の答弁でございます。前段の方はよろしくお願いしたいと思います。  北方にさまざまな問題がございますけれども、領土問題から起因をしているわけでございます。この領土問題を解決するということによって、漁業の問題であるとかその他の問題が解決をする。この領...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは、本題に入らせていただきます。  今日まで、沖振法及び旧沖振法に基づき沖縄の特殊事情に起因する格差の解消が推し進められてまいりました。その結果、社会資本の整備に関しては本土との格差の縮小など一定の成果が...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の名称についての再度の答弁、これについて領土問題に対する基本的な認識も含めて御見解をいただいたわけでございますけれども、そういう意味では全く同感であるということだと思います。  さらにまた、英語で表記をする場合に、北方問題であれば意味をなさない、テリトリー...全文を見る
○金田(誠)委員 確かに、おっしゃること、わからないわけではありません。しかし、今日までの施策の中で、にもかかわらず、失業率あるいは県民所得ということでは、必ずしも予定した成果を上げるに至っておらない。そういう中で、沖振法で方向転換はした、したけれども、まだまだ十分そういう形に軸...全文を見る
○金田(誠)委員 こういう数字を沖縄にかさ上げしているわけでございますから、幾らかさ上げしているのかというのは、日常的に、ぜひひとつ、担当局でございますから、押さえておいていただきたい。そういう公共事業のかさ上げということでやるのは、これはそれなりの効果はあると思いますよ。しかし...全文を見る
○金田(誠)委員 私も、そういう沖縄における比較検討をもとに申し上げているわけではなくて、諸外国の例をもとに申し上げている。したがって、固定的なことを言おうとしているつもりはございません。これは、ぜひ誤解がないようにお受けとめいただければと思うんです。  しかし、こういう場合も...全文を見る
○金田(誠)委員 時間になりましたので、中途半端ですがこれで終わらせていただきます。大臣の御決意を伺いまして、ありがとうございました。ユネスコの世界遺産登録の値打ちも十分あると思いますから、そうした点も含めてぜひ前向きに対処していただきたいと思います。  最後に、一つだけ質問を...全文を見る
04月13日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  きょうは、タクシー事業における規制緩和政策の失敗について質問をしたいと思います。  タクシー事業においては、近年、輸送人員、輸送収入、日車営収、ともに減少傾向にあったところ、三年前の平成十四年二月から大幅...全文を見る
○金田(誠)委員 大変な数字だと思うわけでございます。車両はふえる一方でございまして、これからもこれはさらにふえていくだろう、こう推測をするところでございます。  このように急激な車両数の増加があれば結果どうなるか、これはもう申し上げるまでもないわけでございます。タクシー業界は...全文を見る
○金田(誠)委員 タクシー運転者が三百十五万、全産業五百四十八万、比較をしますと、全産業の五七%にとどまっているわけでございます。金額にしまして二百三十三万円もの格差が生じているわけでございます。この年収三百十五万円という数字は、タクシー運転者の年間給与額は、昭和五十九年度の水準...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の感想を伺いまして、全く同感だということで理解をさせていただきました。ありがとうございます。きょう、これから細部にわたって質問させていただきたいと思いますけれども、ぜひ前向きな答弁を期待いたしたいと思います。  こうした状況の中で、例えば私の地元、北海道に...全文を見る
○金田(誠)委員 北海道地方労働局の調査で、約一割が最低賃金を割り込んでいるということでございますから、早急に具体的な特定をしていただいて是正していただくということで、早急に対応していただきたいと強く要請をしておきたいと思います。  このように、最低賃金さえ割り込むという状況は...全文を見る
○金田(誠)委員 最後の一言が、そういうことを期待して規制緩和に踏み込んだんだと思うわけでございますが、この三年間でそうならなかった、そうなるどころか、逆の方向に行ってしまったということは、やはり事実は事実としてきっちりと認識をしていただかないと、いつまでも竹中平蔵流のそういうこ...全文を見る
○金田(誠)委員 この緊急調整地域ということでございますが、確かに一時的に増車をストップするだけであって、今ふえてしまった車両を減車するという効果は具体的にはないという大臣の御指摘のとおりだと思うわけでございますが、宮城の会長さんから聞いてきたことは、増車がストップされるだけで違...全文を見る
○金田(誠)委員 遠距離割引とか観光タクシーのさまざまな料金体系、大阪ですと五十通りとか六十通りとか、大変な料金の種類ができているというふうに伺っております。これはもう供給過剰になるものですから、二重駐車、三重駐車の状況になるものですから、どうしてもお客さんをとるために料金値下げ...全文を見る
○金田(誠)委員 昨年三月十九日の閣議決定によってということなんですが、この閣議決定自体が間違いなんですよ。竹中平蔵流のやり方にまだこだわって、こういう本当に逆行する閣議決定をやっているということ自体が間違いだということをさっきから言っているつもりなんですが、どうも理解されないよ...全文を見る
○金田(誠)委員 客待ち時間が長くなれば実車率は低下しないばかりか上昇することもあり得るという数字だということは、もう御承知おきだとお認めをいただいたと思うわけでございます。  プロに向かって提案するというのも失礼ですけれども、例えばこういう数字などを使えるんではないかなと思っ...全文を見る
○金田(誠)委員 今、いろいろな衛星を使った機器などが発達しておりまして、相当詳細に出てくるというふうに伺っております。そうした点も含めて、営業の始めと終わりだけを押さえればそれでも結構いい数字は使えると思うんですけれども、ぜひ御検討いただきたい。とにかく、実車率というのは矛盾が...全文を見る
○金田(誠)委員 事故の件数ですが、平成五年を一〇〇とすれば、平成十五年では一六二まで指数が上がっている。これはタクシーです。それ以外、全体で見ると、一〇〇が一三一になっているにすぎない。それでも結構ふえていますけれども、タクシーは一般の倍ぐらい事故がふえている。これこそ緊急調整...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○金田(誠)委員 ただいま議題となりました港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑...全文を見る
04月21日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  大臣、本題に入ります前に、BSEの問題について一点だけ御要請を申し上げたいと思うわけでございます。  去る三月十五日の当委員会でございますけれども、BSE問題の集中審議が行われたわけでございます。その中で...全文を見る
○金田(誠)委員 カナダの国会では直接国会に呼んで意見を聴取したということのようでございます。日本の国会に来てくれと言うのはちょっと難しいとは思いますけれども、向こうにも農水省の出向者もいらっしゃるでしょうし、こちらから出向くことも可能だと思いますので、ぜひひとつ、どういうことな...全文を見る
○金田(誠)委員 平成十五年にはわずか二十法人、平成十六年に入って四十八法人、しかし、その平成十六年といっても、もう夏場になってから設立をされている法人もあって、実際、営農活動、これじゃもうできないんじゃないですか。検証どころの騒ぎでないんじゃないですか。そんなことで、今この全国...全文を見る
○金田(誠)委員 参入した時期も、もうごくごく最近になってから参入されている法人が結構ある。その経営面積も、株式会社の最高で二十九・八。北海道でいえば普通の農家並みですよ。そういう状態。本当にこれが、特区として株式会社等が参入してリース特区が全国展開されたらどうなるかというデータ...全文を見る
○金田(誠)委員 十五年、十六年と特区で実験的にやってきた。しかし、中身としては、十六年度に大半が参入をして、それも夏場以降というところも結構多い。期間的にも余りにも短過ぎるし、規模的にいっても、最高の規模であって二十九・八ヘクタール、これが全国展開をすれば、二十九・八どころか二...全文を見る
○金田(誠)委員 本当にそうでしょうかね。  それでは伺いますけれども、役員のうち一人が耕作に常時従事する、逆に言えば耕作に常時従事している者を一人役員に入れておけばいい、これで特定法人となることができるということでございます。これでは、農地法の基本理念をクリアするための便法に...全文を見る
○金田(誠)委員 市町村と協定を締結するなんということはそんな大した要件にはならぬですよ。参入をしたい株式会社等がその旨を協定すればいいだけの話ですから、これは規制にも何にもならないというふうに思います。本当にわずかばかり規制と言えるのが、この一人従事すればいいということなんです...全文を見る
○金田(誠)委員 役員は、役員としての役員報酬を受けるかもしれませんし、無給かもしれません。しかし、従事することについては、時間給で賃金の支給を受けるかもしれない、月給かもしれない。そんな規定はどこにもないんじゃないですか。この法律をそのまま解釈すれば、常時従事していればいい、パ...全文を見る
○金田(誠)委員 同じということではございますけれども、遊休農地といった場合に、所有者が引き続き耕作の目的に供しませんよと言えば全部遊休農地になる、その時点において耕作されていなくて、所有者が耕作しませんと仮に言えばそれは全部遊休農地になる、非常に概念の広いものではないか、このよ...全文を見る
○金田(誠)委員 客観的に、この農地はおそれがある農地である、あるいはおそれがある農地に該当しないということをそんなに客観的に決められるような法律になっていないということですよ。要するに、市町村長が遊休農地となるおそれがある農地だと認定すれば、おそれがある農地になっちゃう。どうに...全文を見る
○金田(誠)委員 こういうとんでもない制度を導入するわけですから、今局長がおっしゃったような特別限定したところに当然なるだろうと思う先入観が普通の日本人にはあるわけですよ。その先入観を利用しつつ、あたかもそう受けとめられるような言葉をちりばめて法案がつくられているという、苦労はよ...全文を見る
○金田(誠)委員 冒頭御指摘を申し上げましたけれども、初めに全国展開ありきということはわかりますけれども、初めに全国展開ありきなんでしょうけれども、それにしても、知事の裁定によってまで特定法人貸付事業を実施しなきゃならないか、ここまで書くかというのが率直な思いです。一体何を考えて...全文を見る
○金田(誠)委員 日本の農政の大転換になるような非常に深刻な法案が、初めに結論ありき、初めに全国展開ありきというような形で進められることには到底納得できるものではございません。そのことを申し上げまして、質問を終わります。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。  今回は、原子力政策における国策という考え方について質問をしたいと思います。  原子力発電あるいは再処理について議論をするとき、原子力は国策である云々という言葉を関係者の方々からたびたび聞くわけでございます。どのような文脈で...全文を見る
○金田(誠)分科員 ちょっと理解が違うのかなと思うわけでございますが、重ねて質問をさせていただきます。  私は、現行の原子力政策は多くの誤りを抱えているというふうに思っております。したがって、このまま推進することに対しては反対でございます。目指すべきは、脱原発ということを目的と...全文を見る
○金田(誠)分科員 私が申し上げたいことは、今大臣との間で議論をしたような議論が、何の制約もなく、いつでも国民の間で交わすことができる、そういう素地をつくること、このことが最も重要である、民主主義の原点である。それが、国策という名のもとにややもすると制約されるような雰囲気が漂うこ...全文を見る
○金田(誠)分科員 重ねて質問をいたします。  今日、我が国においては、遅まきながら電力の自由化が実施に移され、いわゆる護送船団方式から徐々にではあるが脱却しつつある、こう思います。そうした時代にあって、主要な発電設備について選択の自由が奪われていたり、場合によっては会社の破綻...全文を見る
○金田(誠)分科員 わかりました。判断は電気事業者にあるということは明快だと思います。  大臣、そういうことでよろしいですね。確認だけさせていただければと思います。
○金田(誠)分科員 それでは次に、使用済み核燃料の再処理、このことについて電気事業者に選択の自由があるかどうか、こういうことについて質問をしたいと思います。  電気事業者が原子力発電の導入を選択し、原子炉等規制法によって主務大臣の設置許可を申請する場合、使用済み燃料の処分の方法...全文を見る
○金田(誠)分科員 そういう再処理という記載をさせることはいつから始まったかというのを、答えが漏れていると思いますが、もう一度。
○金田(誠)分科員 では、もう我が国の軽水炉始まって以来やっているということなわけですね。  このように記載をせよという文言は、再処理をしますというような程度なんですか。何か相当長いものがあるのでしょうか。もし長いようでしたら、後で資料でいただけるかどうか。
○金田(誠)分科員 そういう指導が、原子炉等規制法第二十四条一項二号、これに基づいてそういう記載をさせているということだと思います。  その場合、この二十四条一項の二号、「原子力の開発及び利用の計画的な遂行に支障を及ぼすおそれがないこと。」こういう記載でございますが、これが直ち...全文を見る
○金田(誠)分科員 そうはおっしゃいますが、実際的には、再処理以外の記載をされた申請書が出てきたためしがない。そして、この二十四条一項二号によれば、再処理という記載をしなければこれはもうこの二号に適合しないということであれば、事業者の判断だとか選択だとかということは単なる言葉のあ...全文を見る
○金田(誠)分科員 大臣、そういうことが実質的に再処理を義務づけているということに当たるわけです。そう思いませんか。
○金田(誠)分科員 例えば、ここに「選択」という雑誌がございます。二〇〇四年十月号でございますけれども、ここに、原子力長計策定会議の中での東電の社長と関電の社長の発言が載っております。  東電の社長は何と言っているか。これは勝俣さんでございますが、「原子力設置許可申請においても...全文を見る
○金田(誠)分科員 そういうことをおっしゃって何かが前に進むとか、何かが解決するとかいうことには全くならぬわけですよ。  皆さんはそうおっしゃる、業界は別なことをおっしゃる、そういう状態の中で事実だけが進む。何かが起これば結局どうなると思いますか。国民負担ですよ。だれも責任をと...全文を見る
○金田(誠)分科員 私、きょうは、再処理がいいか悪いかという話はしませんでした。いいか悪いかという話をする前に、だれの責任において再処理路線が今進行しているのか、だれがそれを推進し、だれがこれを中断する立場にあるのかということが明確にならなければ、よしあしの議論をしても始まらない...全文を見る
○金田(誠)分科員 まだまだ反論はあるんですが、時間になりましたので、またの機会にいたしたいと思います。  ありがとうございました。
04月27日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、このたびのJR西日本の事故でございますが、犠牲になられました方々に御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。また、負傷された方々の一日も早い御回復を御祈念申し上げるところでございます。  本題に入りまして、まず初めに、...全文を見る
○金田(誠)委員 ありがとうございます。基本的な認識については一致をすることができたと思うわけでございます。  次に、この管理代行制度に対応して、言葉として似通っているわけでございますけれども、指定管理者制度というものがございます。この点について質問をさせていただきますが、こち...全文を見る
○金田(誠)委員 ただいま御説明をいただきまして、よく理解をしたところでございますが、この両制度の違いについて、国から通知等を出して地方自治体に明確にする必要があるのではないか、こう考えるところでございますが、その用意はございますでしょうか。
○金田(誠)委員 よく理解をいたしました。  管理代行制度と指定管理者制度、その性格は明らかに異なっているということだと思います。今後ともその違いをしっかりと踏まえていただいて、混同されることのないよう運用をしていただきたい、この点について特に申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○金田(誠)委員 提出者とすれば、そういうお答えしかできないのかなという気はいたしますけれども、私なりに考えれば、市町村と都道府県を比較すれば、これは例外はあるかもしれませんけれども、一般的には市町村が優位にある。地域住民と密着をしている、あるいは、これからは福祉との連携あるいは...全文を見る
○金田(誠)委員 そういうことになるわけですよ。しかし、基本的には住民に密着した市町村、それが、今この時代ですから直営というのはなかなか難しい、アウトソーシングという考え方からすると、地方住宅供給公社は市町村は持っていないということを指摘いたしているわけでございます。  そこで...全文を見る
○金田(誠)委員 法律によって設立をされているという形式は確かに理解をいたします。そして、前段やりとりをさせていただいたように、指定管理者制度とは違う、かなり公的性格、公権力の行使、あるいはプライバシー等に踏み込むということも十分理解しているつもりでございます。  しかし、にも...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣の御答弁は、指定管理者制度がなぜだめかという質問に対しては、明快な、十分な答弁であるというふうに思うわけでございますが、私は、この管理代行の主体を、地方住宅供給公社に加えて、ある一定の者にまで拡大できないかという立場で質問をしているわけでございまして、それに...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  そういう調査がなされて、これからそういう道も開けるのかなということになれば、今の段階で慌てて、指定管理者でしようがないということをしなくてもいいわけでございますから、ひとつその辺もわかるように、ぜひ、周知をしていただく...全文を見る
○金田(誠)委員 仄聞しますと、このほかにもまだ検討中というところもあるようでございますね。大変残念な事態だというふうに思うわけでございますが、先ほどの公営住宅法の方にも関連すれば、こういうところで住宅供給公社がなくなっちゃう、そこで一体的管理を管理代行でやるということになれば、...全文を見る
○金田(誠)委員 社会資本整備審議会では、今本当に佳境に入った審議になりつつあるのかなというふうな感じを受けております。その中ではかなり、分科会等もいろいろあって、突っ込んだ議論もされているというふうにも仄聞をいたしておりますが、この地方住宅供給公社についても、そうした分科会等が...全文を見る
○金田(誠)委員 わかりました。ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  それで、今回の法改正で自主解散ということに道が開かれ、実際、その道を選択する公社も出現をするということでございます。その場合、設置者としては、解散の前提条件として、債権債務の処理にとどまらず、公社職員の雇...全文を見る
○金田(誠)委員 昨今、あしき風潮がございまして、職員を粗末にするということがあたかも改革であるというがごとき風潮があることは、私は非常に遺憾なことであるというふうに思っております。  企業は人なりという言葉がついこの間まではあったはずでございまして、これはもう役所も人なりであ...全文を見る
○金田(誠)委員 大変積極的な御答弁をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。  それでは、最後の質問に入らせていただきます。省エネルギー化の促進ということでございます。  住宅政策改革要綱におきましても、この点について項目立てがされておりまして、環境性能評価手法、これ...全文を見る
○金田(誠)委員 この工法は、暖房効果だけでなくて冷房効果も非常に効果があるというふうに伺っております。これからCO2の削減ということが大きな課題になる中で、これはもうぜひ国として率先して進めるべき政策ではないか、こう思っております。  今、民間レベルでやっておりますが、なかな...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。  まず、このたびのJR西日本の大事故によって犠牲となられました百七名の方々の御冥福を心からお祈り申し上げるところでございます。さらに、負傷された四百六十名の方々の一日も早い御回復を御祈念申し上げるところでございます。  JR西...全文を見る
○金田(誠)委員 もう質問する元気がなくなりますね、こういう御答弁を聞いていれば。さすが、事故の後、直ちに置き石だという発表をして、何の根拠もないのに置き石などということを持ち出した会社だけのことはあるな、あなたがトップであの発表だなということはつくづくわかりました。つくづくわか...全文を見る
○金田(誠)委員 JR西で、中学生がはねられて、それを救助していた消防の救急隊員が後続列車にはねられて一人が死亡、一人がけがをするというのがありましたね。これあたりも重大な予兆だったと思います。それについての報告書なんですが、非常に甘い。予兆だということを認識されておらない。単体...全文を見る
○金田(誠)委員 今までそういう考え方でそうやってこられたということは承知をいたしております。しかし、今まではそうで、今回もそうだというふうにこれはなるか、これだけの事故で、これだけの国民的関心を集めている事故で。私は、そうはいかぬだろうというふうに思って質問しているわけです。 ...全文を見る
○金田(誠)委員 連携の方はちょっと疑問のある御答弁でございますが、情報開示、体制強化、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、鉄道事業に対する国のチェック、とりわけ規制緩和に伴う国のチェック体制、これが実態としては機能してこなかったのではないか、こう思われてなりません。...全文を見る
○金田(誠)委員 やることをやってきたんだということをおっしゃりたいんだと思うんですが、きちんとやることをやってきて、それが是正されて結果に結びついていれば、こういうことにはならなかった。局長がおっしゃることは、JR西の社長の言っていることと同じで、問題はなかったということをおっ...全文を見る
○金田(誠)委員 おっしゃるとおりだと思いますが、鉄道局長の答弁、そういうふうに聞こえませんでした。ぜひひとつ再認識をしていただきたいと申し上げておきたいと思います。  ぜひこれから、なぜチェック機能が十分に機能してこなかったか、これは、検証するに当たって、私は危惧することが一...全文を見る
○金田(誠)委員 私は、JR西の企業体質という観点から、こういうことはどうなのかという質問をしているわけです。仮にそれを個別の問題としてとらえても、ほかでこういうことはないみたいですね。それだけ特異な企業体質。  役所に話を聞きますと、JR西の言っていることを全部追認するんです...全文を見る
○金田(誠)委員 今の答弁についても言いたいことはいろいろありますが、時間が参りましたので、これで終わります。  どうもありがとうございました。
06月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。  大臣、お礼を申し上げたいと思います。先般、私どもの地元で、北海道新幹線の起工式、長年の悲願達成をいたしまして、挙行できたわけでございます。その起工式に大臣わざわざお出かけをいただきまして、本当にありがとうご...全文を見る
○金田(誠)委員 両省として、沖縄県が適切に対応してもらえると思う、適切に補正してもらえると思う、こう思うのは、これは当然のことでございますが、しかし、そういう期待とは裏腹な状況に今なっているのではないかということで質問をさせていただいているわけでございます。  沖縄県が行おう...全文を見る
○金田(誠)委員 局長、そんな答弁でいいんですか。今の答弁ですと、五月、六月の沖縄県がやろうとしている調査でいいんだ、そういうことを言っているんじゃないですか。それでいいんですか。
○金田(誠)委員 今回は全く未調査の洞窟もあるわけですよ。大体、洞窟がどういう形で広がっているかということも当初の想定と結果は違っていたという中で、未調査の洞窟も出てきた。したがって、追加調査が要請をされているということでしょうが。  そのときに、出産、保育期、これが五月から八...全文を見る
○金田(誠)委員 そうであれば、五月と六月で調査をして、七月には結果を出すんだ、こういうことはあり得ないでしょう。そういう新聞報道もなされて、そういう立場で既に中央の役所との調整も今されているんではないですか。そういう状況の中で質問をさせていただいている。  それに当たって、先...全文を見る
○金田(誠)委員 新聞報道等においても、五月、六月の調査、七月には結論を出すということが報道されている。そういう状況に危機感を持って、このコウモリの専門家の五名の方々、そもそもコウモリの専門家という方は非常に少ないそうですね。日本でも何人もいらっしゃらない。そのうちの五名の方が名...全文を見る
○金田(誠)委員 だから、五月、六月で調査なんというのはだめなんでしょう。皆さんが指摘している観点からいっても、全く未調査の洞窟がある、洞窟の位置さえも違っていた、そういう中で指摘をした。指摘を受けて、五月、六月なんという話はありますか。  きちっと結果を出してもらうにはこの専...全文を見る
○金田(誠)委員 きょうは法案審議で、国総法の審議をしなきゃならない。しかし、今、こういう日程が決まりそうだということなものですから、急を要する事態ということで、時間をいただいて質問をしている。今のような答弁の繰り返しですと一時間これを続けなきゃならなくなってしまって、私の質問が...全文を見る
○金田(誠)委員 これは八重山毎日新聞のコピーですけれども、見出しには、「七月までには補正作業完了」、こうなっております。「七月までには補正作業完了」。この新聞記事はどうなんですか。きのうそういうことで質問をしますよというふうにお話を申し上げてあって、どうなんですか、五月、六月で...全文を見る
○金田(誠)委員 私の質問時間は十一時半までなものですから、ちょっと時間をとって沖縄県に電話して聞いてみてもらえますか、どういう方向でやろうとしているのか。五月、六月というふうに、さまざまな情報から私のところには来ております。そして、そのことを心配された専門家の方々も意見書という...全文を見る
○金田(誠)委員 本当に、まあまあ。もう皆さんだってわかっているんでしょう、どういう形で進もうとしているか。そんなことも確認もせずに、質問をしますよと言ったときにここに出てくる自体がおかしい。本当はわかっているにもかかわらずこういう答弁を繰り返しておられる、極めて遺憾であるという...全文を見る
○金田(誠)委員 大臣がおっしゃるように、ひところはもう本当ににおいのするような、そんな川も多かったわけですけれども、それが大分浄化をされたということはおっしゃるとおりだと思います。そういう改善点も、私は否定しようとは思いません。  しかし、にもかかわらず、あのかつての本当の自...全文を見る
○金田(誠)委員 どうもありがとうございます。  そこで、この世代の責任ということについて、私なりの考え方を申し上げてみたいと思うわけでございます。  今申し上げたように、与党、野党などという枠で考えることではない。その枠を超えて世代としての責任を果たそうということだと思うわ...全文を見る
○金田(誠)委員 なかなか思いが伝わらないようで残念なんでございます。私は、そういう中で育ったものですから、それ以降もずうっとこの思いがございまして、国土交通委員会に初めて所属させていただいたもので、ぜひこのことを申し上げたい、その機会を探しておりましたところ、今回この法案審議、...全文を見る
○金田(誠)委員 治山治水、これはもう一体で考えるべきこと、山、川、それが海域につながっている、これまた一体であるというふうに私などは思うわけでございます。しかし、行政的には、林野庁あるいは国土交通省という形での行政の区分が厳然としてあるわけでございます。そうした中で、本当に一体...全文を見る
○金田(誠)委員 私どもの提案に対する従来の国交省の考え方であるということで今伺ったところでございます。今回の法改正に伴う新たな計画の中で検討いただければそれはそれでありがたいなと思っておりましたが、大変残念でございます。また今後引き続いて別な場で議論をさせていただきたい、こう思...全文を見る
○金田(誠)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  誤解のないように申し上げておけば、今のグレードで今の形で必要なところはもうそれで、必要であるという立場は踏まえているつもりでございますので、ぜひその点は誤解のないようにお願いをしたい、こう思うわけでございます。  時間...全文を見る
○金田(誠)委員 今までもそういう形でいろいろ御尽力をいただいて、それなりに前進はしてきたと受けとめさせていただいております。しかし、今までの状態であっては不十分であるという立場から質問をいたしているつもりでございます。それをさらに飛躍させなければ、今の時代状況にレールが果たすべ...全文を見る
○金田(誠)委員 そこで、このコウモリ検討委員会にも問題があるわけです。コウモリの専門家というのはもう全国でも少ないということは先ほども申し上げました。その中からごくわずかの方しか専門家は入っておらない。そのうちの一名の方は委託調査を県から請け負っている方である。したがって、NG...全文を見る
○金田(誠)委員 時間が参りました。どうぞひとつしっかりとした調査をしていただきたい、重ねて御要請を申し上げまして質問を終わります。  ありがとうございました。
06月14日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○金田(誠)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  なお、お手元に配付してあります案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。     下水道法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○金田委員 民主党の金田誠一でございます。  私は、タクシーにおける規制緩和政策の失敗について再度質問をいたします。  この件については、去る四月十三日の委員会においても質問をしてまいりました。大臣には、深刻な事態を御理解いただいて、改善に向け努力いただいていると思っていたと...全文を見る
○金田委員 わかりました。  規制緩和の失敗は、特に運輸の各業界に集中的にあらわれているということは御理解いただいたと思います。タクシーの問題はその象徴とも言える、こう思います。直ちに可能な対策をとることが必要でございます。その上で、通常国会に向けてしかるべき法改正などを準備い...全文を見る
○金田委員 質問したことに答えていただいていないなというふうに聞いておりました。お役人が準備した答弁書はそういうことになっているんでしょうけれども、大臣、ひとつ本音でお答えいただけませんか。  もともとタクシーの業界は、輸送人員、運送収入ともずっと減少傾向にあったわけです。マイ...全文を見る
○金田委員 規制緩和そのものに賛成か反対かという問いかけがありましたので。いい規制緩和ならどんどんやっていただいて結構だ、しかし、何でも規制緩和すれば全部よくなるというものではない、弊害が伴うものもある、その弊害は是正をしなければならない、ごく当たり前のことを私は申し上げているつ...全文を見る
○金田委員 そんな話じゃないでしょう。なぜ最賃割れになったと。大臣の所管の責任なんですよ。お客さんが減っている、にもかかわらず、台数だけどんどんふえる、一車当たりの売り上げがどんどん下がる、歩合給ですから最賃割れになる。違いますか。
○金田委員 どんどん増車を認めておいて、必然的に最賃割れになるでしょう。私が申し上げているのは、全く昔の規制をそのままもとに戻せというふうには申し上げておりません。しかし、今のような状態で、何でもあり、どんどん参入もできる、新規の会社も起こすことができる、増車もできる、料金の割引...全文を見る
○金田委員 規制緩和になる以前は、最低賃金割れなんてのは問題になったこともなかった。各タクシーの会社も、あるいはタクシーの労働組合なども、これでは最低賃金が割れるのではないかということを心配したこともなかったというふうに聞いております。こういう状態だったんですよ。大体、六百何円な...全文を見る
○金田委員 大臣、また振り出しに戻ったような話になってしまったんですけれども、なぜ既存の業者が増車しなきゃいけないかわかりますか。みんな増車するから増車しなきゃいけないんですよ。増車してもいいというふうにしちゃったわけだから、だから増車競争になっているわけです。そういう仕組みをつ...全文を見る
○金田委員 大変残念ですね。運輸行政の欠陥として、増車競争が起こらざるを得ない状況をつくった。それによって、社会的規制さえほごにせざるを得ない状況をつくった。この運輸行政の責任を自覚されておらない。非常に残念でございます。次の質問に移らせていただいて、最終的にまた大臣の御見解を伺...全文を見る
○金田委員 これまた質問に対して答えていただいておりません。タクシーの活性化と発展とは何か、何をもってタクシーの活性化と発展というのか。これを明確に答えていただきたい。  そしてもう一つは、このタクシーの活性化と発展を目指した答申なり法改正、これに照らして、現状は予想した、期待...全文を見る
○金田委員 具体的に聞きますと、輸送人員、運送収入、これは減ることを目的としてやってきたんですか。それから車両数、これはここまで急増するということを想定してやってきたんですか。人員も収入も減るけれども、車両数はふえるんだと。どの程度の数字を期待してやってきたんですか。
○金田委員 目的が定かでないんですよね。何のための規制緩和なのか、その目的がはっきりしていれば、その目的に照らして、どこまでどう達成したか、あるいは達成できなかったかという評価ができる。何を目的として今日まで進めてきたのかが定かでない。  どうも、今までやってきたことを私なりに...全文を見る
○金田委員 目的が示し得ないというのは困ったものですね。ああ、そうですか。これはぜひ、にわかに示せなくても、規制緩和以前の数字があるわけですから、それに対してそれぞれの数字がどっちの方向を向いて推移をするだろうという想定なりはしていたでしょう。こういう規制緩和をやれば、参入規制、...全文を見る
○金田委員 この緊急調整措置の前提として、特別監視地域の指定というのがあるんですね。ところが、オリックスからの指摘によって、これについても見直しをして、特別監視区域を従来の二百五十四地域から百二地域と大幅に絞ってしまった。現状に逆行していると思うんですよ、大臣。こういうことはやは...全文を見る