狩野安

かのうやす



当選回数回

狩野安の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○狩野安君 使いなれない言葉を使っての初めての質問ですので、お聞き苦しい点があるかと思いますけれども、御了承をお願いいたします。  今回の公健法改正案は、旧第一種地域についての認定患者の補償給付等に要する費用を自動車重量税から引き当てる措置を延長するものでございますが、指定解除...全文を見る
○狩野安君 ただいまお答えいただきましたように、最近は大都市地域を中心として窒素酸化物等による大気汚染は深刻な状況にあると思います。このため、昨年には自動車NOx法が制定されるなど大気汚染防止対策が推進されておりますが、きょうは公健法の改正案の審議ですので、人の健康の観点から問題...全文を見る
○狩野安君 今のようなお答えですけれども、一つ気になるようなことも聞いています。それは地域指定が解除された地域、例えば川崎市や大阪市などの地方自治体では地域指定の解除をきっかけに独自にぜんそく等の患者さんに対して医療費の自己負担分を助成する制度をつくっておられるということです。そ...全文を見る
○狩野安君 今のお話はわかりましたけれども、 昭和六十一年の中公審の答申によれば、現在の大気汚染がぜんそく等の疾病に対して何らかの影響を及ぼしている可能性は否定できないとされております。  つまり、大気汚染がぜんそく等の病気に何らかの悪い影響を与えている可能性があるということ...全文を見る
○狩野安君 今お答えいただきましたような事業はもちろん大切だと思います。しかし、公健法は人の健康に着目し、これを守っていこうという法律ですから、やはり人の健康を保護し、損なわれた健康を回復しようとする環境保健に関する事業が重要ではないかと考えます。  大気汚染がぜんそく等の疾病...全文を見る
○狩野安君 今お答えいただきました環境保健に関する事業については今後とも積極的に取り組んでいただき、地域住民の健康の確保に努めていくべきと考えます。環境保健事業の今後の展開について環境庁はどのようにお考えになっているんでしょうか、お尋ねをいたします。
○狩野安君 健康被害予防事業の一層の充実を強く要望して、次の質問に移ります。  先ほどの御答弁の中で大気汚染による健康被害を予防するため環境保健サーベイランスシステムの構築に取り組んでいるとのことでしたが、先ごろ環境庁はその中間報告書を公表したと聞いております。その内容について...全文を見る
○狩野安君 大気汚染の健康影響の異常を早期に発見するためのシステムの構築は大変重要な課題であると私は考えます。今の大気汚染の状況を考えますと、健康被害予防事業や環境保健サーベイランスシステムなど、大気汚染の健康被害の予防のための施策は引き続き充実強化を図っていく必要があると考えま...全文を見る
06月03日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
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○狩野安君 質問の前に、大臣に一言お話をさせていただきます。  カンボジアからお帰りになって次の日、この委員会で大臣の答弁を聞きまして、今、日本では人の命は地球よりも重いと言われていますが、その重さは、日本人のみでなく、地球上の国々の人々一人一人も同じ重さであるわけです。一人の...全文を見る
○狩野安君 ありがとうございました。  平成五年度の交付税にかかわる質問はこれだけですけれども、今回の経済対策は、減税もさることながら、投資の増により景気浮揚を図ろうとするものであります。地方の役割が極めて増大していることは国民経済計算上の地方財政のウエートなどの指標を用いて釘...全文を見る
○狩野安君 ぜひ地方団体の努力に期待したいと思っております。  地方の時代と言われてから十数年が経過しておりますけれども、人口それから機能の東京一極集中は依然として続いております。また、国の地方行政への必要以上の関与も相変わらず存在しています。今、若い人たちの間では地方がドレン...全文を見る
○狩野安君 ふるさと創生事業はこれからの地方分権へのとても足がかりとなると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  地方交付税の確保は、自主財源の充実に当たって極めて大きな課題であります。国の財政状況が厳しいからといって安易に地方交付税の削減など言うべきでないと思います...全文を見る
○狩野安君 次に、地方への権限移譲に当たっては、国の権限を県、市町村に、また県の権限を市町村に、それぞれの事務の性格に応じておろしていくことが必要であります。しかし、国からの権限移譲はなかなか進まないのが現状であると思います。これはどのような理由によるものと考えておられるのでしょ...全文を見る
○狩野安君 地方公共団体の政策立案能力を一層高めるためには、団体間相互の幅広い交流、研さんをきわめていくことが不可欠であります。自治省はその場づくりに積極的にかかわっていくべきだと思われますが、具体的にどのように取り組んでおられるか、また取り組もうとしているか、お伺いいたします。...全文を見る