狩野安

かのうやす



当選回数回

狩野安の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○狩野安君 ヨーロッパなんかに旅行した方たちが、もう十年以上前ですけれども、ヨーロッパの水は有料でレストランへ行ってもワインよりも高いんだ、だからお昼でも水を飲むよりもワインを飲む、それから子供もビールを飲むんだということをよく話ししていまして、そういう話を聞いて、いやそんなもの...全文を見る
○狩野安君 次に、かねてトリクロロエチレン等の化学物質による地下水汚染が大きな社会問題となっておりますが、現在の汚染の実態をお尋ねしたいと思います。
○狩野安君 評価基準をオーバーした件数というよりも、調査された件数のうち有害物質が検出された件数と検出率というか、それはどのくらいあるのでしょうか。
○狩野安君 化学物質による地下水汚染が進んでいると考えられるのが現状ですけれども、これらに関する規制の強化についてはどのようにお考えでしょうか。
○狩野安君 では、一度汚染された地下水は回復させるのに大変困難が伴うと思われますが、汚染した地下水の回復対策はどのように行うのでしょうか。また、その対策で十分なのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。
○狩野安君 地下の問題で大変難しい問題だと思いますけれども、一たん地下に浸透した有害物質がどのようにして地下水を汚染するかということ、そういうものの動きをこれからもよく見きわめていっていただきたいと思いますし、また国としても強力に浄化技術の開発を進めていただきたいと思っております...全文を見る
○狩野安君 では、日本での硝酸性窒素による地下汚染はどのような状況にあるのでしょうか。そして、今後どのような対策を講じていくのかということをお聞かせいただけますでしょうか。
○狩野安君 では、次に農林水産省の方にお尋ねをいたします。  硝酸性窒素汚染の原因の一つとして、今お話がありましたように、畜産からの廃棄物や肥料が問題となっております。これらについてどのような対策を講じているのでしょうか。  また、環境と調和した農業の推進を目指していると聞い...全文を見る
○狩野安君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  汚染者負担の原則で、原因者がわかっている場合はその者の責任を追及できますけれども、実際には地下水の動きが複雑で、なおかつ広範囲に広がる場合には原因者の特定が難しくなってまいります。そうしますと、浄化対策に要する費...全文を見る
○狩野安君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  大変恥ずかしい話ですけれども、下水道もそれから側溝もまだ私のところはないわけです。ですから、生活雑排水ということも大変身近に感じておるわけでありまして、節水ということも大事ですけれども、どちらかといえば私は排水の...全文を見る
○狩野安君 次に、生活雑排水と水質汚濁の関係についての質問ですけれども、全国の下水道普及率が五〇%に満たない状況の中で、台所、ふろ、洗濯などからの汚水がそのまま河川に流れ込み、汚濁原因のかなりの部分を占めていると思われますが、生活雑排水が主な原因となっている河川、湖沼の汚濁状況を...全文を見る
○狩野安君 生活排水はどの家庭からも排出されるものでありますから、毎日暮らしの中で一人一人が気をつけていくことが大切だと思います。  私が家庭の主婦からバッジをつけた途端に一番緊張したことは、自分がごみを出すときだれが見ているかわからないということで大変緊張いたしまして、ごみを...全文を見る
○狩野安君 ありがとうございました。  私、もう一つ国会に来てびっくりいたしましたのは、役所のいろんな書類が多いのと、それから封筒がたくさんあるわけですね。私、こういうメモ用紙は後で裏へいろんなものを書いたり落書きできますけれども、何か封筒だけはもったいないような感じがするわけ...全文を見る
○狩野安君 合併処理浄化槽の問題は水質保全にとって大変重要であると思いますので、環境庁長官としては政府内部でより一層力を発揮していただいて、推進に努力をお願いいたしたいと思います。  次に、水道水源法案関係についてお尋ねします。  昨年の夏ごろ、環境庁と厚生省が協力して一本の...全文を見る
○狩野安君 環境庁の特別措置法案と厚生省の事業促進法案との一体的な運用を図るということですが、どのように運用の一本化を図るのでしょうか。また、二つの法律が適用されるとするならば、別々に法律がつくられているため非常にわかりにくく、現場であります各都道府県は大変混乱するのではないかと...全文を見る
○狩野安君 何かまだよくわかりにくい法律だと思いますし、また何かやっぱり混乱を招くのではないかなと私は思います。どうせ法律をつくるんだったらもっとわかりやすい法律をつくってほしかったなという感じがいたします。  それから、この事業にかかわる費用の負担のルールというのは当事者間で...全文を見る
○狩野安君 ありがとうございました。  水道水源水域の水質の保全を図るためには、建設省、農林水産省、厚生省にまたがる問題でありますが、今回の特別措置法案のみならず、環境庁がリーダーシップを発揮して中央環境審議会答申に盛り込まれた各種の施策に積極的に取り組んでいくべきだと考えます...全文を見る
○狩野安君 環境庁が力をつけていただくことを心から念願いたしまして、私の質問を終わりとしたいと思います。ありがとうございました。
03月29日第129回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○狩野安君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案に反対、修正案に賛成の討論を行います。  御承知のように、我が国経済は現在戦後最大の不況下にあり、個人消費や民間設備投資の低迷に加え、急激な円高等の影響...全文を見る
06月15日第129回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○狩野安君 自由民主党の狩野安でございます。  普通の言葉で普通の人として政治をやりたいという羽田総理のもとで質問させていただくことを、私は大変光栄に思っております。  私は女性でありますので、一言言わせていただきたいことがございます。  男性優位であろうと思って入ってきた...全文を見る
○狩野安君 私はそういうことを申し上げているのではなくて、男ならだれでもそんなことを簡単に言うというそういう男性自身のお気持ちに対して聞きたかったわけであります。  官房長官にしても、口では男女平等ですからとおっしゃっていましたけれども、官房長官に限らず、日本男性の頭の中には体...全文を見る
○狩野安君 私は、言った言わないとかそういう形式的な問題じゃなくて、男なら当たり前だというようなことを言われた男性としての本当の気持ちを聞きたかったわけで、そういうことで質問をさせていただいたわけですけれども、もう一度よくお考えになっていただきたいと思います。  時間がありませ...全文を見る
○狩野安君 現在の住宅難、高い教育費を考えて、仕事をしながら結婚、子供を産みたいという女性の願いは現在大変困難な状況であります。この状態が続けば未婚や子供をつくらない家庭が一層ふえる結果となり、ますます高齢化の一途をたどるような結果になると思いますけれども、総理はこの少子家庭の現...全文を見る
○狩野安君 目標をきちっと定めて一貫して政策を展開していただきたいと思っているわけですけれども、私は、例えば総理みずからが大きな、何ですか、今一家族二・九六人ということですから、一家族五人を目標にとか大きく目標を掲げられるようなことをなされたらいいんじゃないかということを御提起し...全文を見る
○狩野安君 それが、九日の小委員会でまとめ上げたそのときに、私はどの新聞も見たんですけれども、その報告を先送りするという理由が驚くべきことに社会党への配慮のためとなっておりました。  今の内閣はどちらを向いて政治を行っているのでしょうか。国民への配慮なら十分に理解できますが、た...全文を見る
○狩野安君 消費税アップ反対のはがきが私のところにもたくさん来ています。  消費税が導入される前は、買い物をしていると端数のお金をおまけしてくれたんですね。今は一円といえどもまけてくれるお店がないわけです。そうすると、毎日毎日買い物をしている主婦にとってはそれだけ、家計費という...全文を見る
○狩野安君 私たち主婦にとって本当に真剣に考えている問題ですので、真剣に取り組んでいるという姿勢を私はやっぱり国民に知らせていただきたいと思っております。  また、日本人の平均寿命が年々延びてまいりました。これは喜ばしい結果であると思いますけれども、そうなりますと、なおさら高齢...全文を見る
○狩野安君 予算を通さないでやめられたということに対しての感想を聞きたかったんですけれども、今回の総理交代劇のように、大事な予算審議を前に、単なる議員個々の利害関係のためにいたずらに時間を費やし国会を空転させるような無責任な行動は慎んでいただくようお願いを申し上げます。  政権...全文を見る
○狩野安君 所得、資産、消費にバランスのとれた高齢化社会にマッチした税制改革が望まれており、一夜漬けての国民福祉税の表明などは将来を考えた上での発言であるとは思われません。  社会での女性の活躍、地位の向上などを考えると、パート税制などと言われている配偶者控除、配偶者特別控除な...全文を見る
○狩野安君 昨年成立した環境基本法に基づく初めての環境白書ができました。その中で、地球規模で深刻化する環境の第一番目に人口問題を挙げ、今日の環境問題は、資源採取と不用物排出の量と質が自然の循環の容量を超えてしまったために生じたものであると分析しています。人口増加に伴う経済成長でエ...全文を見る
○狩野安君 私としては、総理大臣に大きな夢、例えばごみを海に埋めてそこに飛行場をつくりたいとか、何かそういう感じで現実的な問題、最終処理をしても必ずたまるごみ、今のごみの山はどういうふうになさるかというそういう夢みたいな話をお聞きしたいと思ったんですけれども。  じゃ、もっとご...全文を見る
○狩野安君 先ほど質問したような逆有償回収が続くようですと市町村の経済的負担が大きく、市町村が中心になって資源ごみを回収する現在のようなシステムを見直す必要があるのではないかと考えます。  至るところ自動販売機が設置され、いろいろな容器があふれています。また、スーパーマーケット...全文を見る
○狩野安君 平成三年に制定された再生資源の利用の促進に関する法律、通称リサイクル法があります。この法律では製造業者の回収義務についてまでは踏み込んでいませんが、先ほど申し上げたとおり、回収義務まで検討することになれば当然この法律の見直しが必要と考えますが、通産省ではいかがでしょう...全文を見る
○狩野安君 それでは、まるっきり視点を変えまして、私は、普通の言葉で普通の人として政治をやるということを言われている羽田内閣のもとで大変わからないことがあるわけですね。集団的安全保障、普遍的安全保障、国際的安全保障、この違いというのを私皆さんに聞かれるんですけれども、全然わからな...全文を見る
○狩野安君 何となくわかったような気がいたします。ありがとうございました。  外務大臣から今御説明をいただきましたけれども、それに対して防衛庁長官は何かございますか。ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○狩野安君 外務大臣の説明はよくわかりました。  今、防衛庁長官のお話の中にも出てきましたけれども、普遍的安全保障は連立与党の中で生まれてきた言葉だということをお聞きしましたけれども、どういう経過でこういう言葉が出てきたのか、外務大臣にちょっとお聞きをしたいと思います。
○狩野安君 では、防衛庁長官にお聞きしたいと思います。
○狩野安君 わからなければわからなくても構いませんけれども、普遍的安全保障という言葉が出てきたのは四月二十二日で、社会党がそこにいたときですけれども、それから社会党が出られた後これは変わらないわけですか。
○狩野安君 最後になりましたけれども、細川前総理に対する佐川疑惑につきまして、総理辞職により責任をとったことは当然として、もし御自分が潔白であるならば、逃避せずに正々堂々と国民の前で証人喚問に応じ釈明することが身の潔白を証明することではないでしょうかと私は思うわけです。それは、細...全文を見る
○狩野安君 関連質問を斎藤さんにお願いいたします。
06月20日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○狩野安君 初めに、当委員会でも大きな関心が持たれている環境基本計画についてお伺いいたします。  同計画については現在中央環境審議会で審議中とのことでありますけれども、先般中間報告の骨子が了承されたと聞いております。その中では、今回の法案に関係する野生動植物種の保護、管理はどの...全文を見る
○狩野安君 先週の六月十日、当委員会で浜四津長官の所信に対する質疑が行われましたが、法案の中身に入る前に、それに関連する部分でまず長官の基本的な考えをお伺いしたいと思います。  長官は、所信の中で「生物多様性条約を踏まえ、生物多様性に関する全国的な状況を把握するための調査を充実...全文を見る
○狩野安君 また、全国的な状況を把握するための調査を充実していくかどうか、どのように把握していくかなど調査の方法についても御説明ください。
○狩野安君 所信では、今回の種の保存法の改正案の提出を含め野生動植物の保護、管理を強化してまいりますと述べておられましたが、野生動植物保護行政を進めるに当たっての長官の基本的な考え方をお伺いいたします。
○狩野安君 生物の種の絶滅に至る速度について、人為を伴う場合としからざる場合とではどのように異なるのか、御所見があればお答えを願います。
○狩野安君 平成五年四月一日から現行の種の保存法が施行されていますが、その施行状況について御説明を願います。
○狩野安君 法案の提案理由によりますと、今回の改正は二年前に行われた現行法の審議の際の附帯決議を踏まえたものとのことであり、そのこと自体は評価するところであります。  ところで、このときの当委員会の附帯決議は十一項目にわたっておりますが、今回の法改正以外の事項に対してはどのよう...全文を見る
○狩野安君 今回の法改正で譲り渡し等の規制の対象となる希少野生動植物種の器官、加工品についてはワシントン条約で輸入規制が行われておりますが、違反事例が少なくないと聞いております。この条約違反の状況について、その背景、なぜ違反が生ずるのか、あわせて御説明をお願いいたします。
○狩野安君 希少野生動植物種の器官、加工品の譲り渡し等につきましてはこれまで規制対象とされてなかったわけですが、その理由、そして今回それを規制できるようになった事情を御説明ください。
○狩野安君 今回の改正により規制対象とする予定の希少野生動植物種の器官、加工品はどのようなものか、また一方、規制対象から除外されるものはどのようなものがあるか、そしてその除外理由をあわせてお聞かせいただきたいと思います。
○狩野安君 ワシントン条約関係では、種の保存法は附属書Ⅰの掲載種を譲り渡し等の規制対象にしていますが、その範囲について、条約では標本、個体、個体の部分、派生物などの用語が用いられ、また今回の改正を含めて種の保存法では個体、その器官、これらの加工品という用語が用いられております。こ...全文を見る
○狩野安君 今回の改正では希少野生動植物種の譲り渡し等の禁止に対して、原材料器官等と特定器官等が譲り渡し等が寛容される場合の一つになっております。これは大変わかりにくい用語であると思いますが、これらをわかりやすく御説明をいただきたいと思います。
○狩野安君 今回の改正では、商業目的で繁殖させた個体の器官の加工品も登録を受けることができることとなったそうですけれども、現行法の下で登録事務の運用状況についてお伺いいたします。
○狩野安君 現在、登録機関は全国でどのくらい設置されているのでしょうか。また、今回設置されることとなる指定機関についてはどうなのか、御説明をお願いいたします。
○狩野安君 新たに届け出を必要とされる特定国際種事業について、具体的にどのような事業が定められるのか御説明をお願いいたします。
○狩野安君 規制対象となります器官、加工品を扱う業者は零細なところが多いと思いますが、こうした事業者の実態について環境庁はどう把握しておられるのでしょうか。そして、こうした事業者に対しては国の適切な配慮が必要と考えますが、いかがでしょうか。
○狩野安君 昨年六月からペットショップGメンとして環境庁の専従職員が一人置かれ、実際に立入検査を行っていることが新聞紙上報道されております。今回の法改正により規制対象が拡大され、販売店に対する規制内容や登録事務の励行の啓発、指導あるいは立入検査の実施、業者、団体への広報活動の充実...全文を見る
○狩野安君 今回の改正によって絶滅のおそれのある野生動植物の保護に対してどの程度の効果が上がるとお考えなのでしょうか、お尋ねいたします。
○狩野安君 絶滅のおそれのある野生動植物種の保存は緊急の課題であり、今回の法改正にとどまらず野生動植物保護行政はさらに強化していかなければならないと考えます。我が国の絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に対する保護対策が余り進んでないような気がいたしますけれども、環境庁の取り組...全文を見る
○狩野安君 最後の質問ということですけれども、大変最近は明るい話題として中国のトキの借り受けが決まりましたけれども、この人工繁殖を行う意義と進め方、そしてまた、今後の野生動植物保護行政における課題として、これに対して浜四津長官はどのように取り組んでいく決意かをお伺いして、質問の終...全文を見る
09月29日第130回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号
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○狩野安君 去る九月六日、七日の両日にわたり、大阪府、兵庫県の交通安全対策の実施状況及び阪神高速道路湾岸線の整備状況等につきまして実情調査を行うとともに、関西国際空港、大阪府警察交通管制センターを視察してまいりました。派遣委員は、山田委員長、青木理事、小林理事、常松委員そして私、...全文を見る
11月01日第131回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○狩野安君 よろしくお願いいたします。  村山総理は先日の所信表明演説で、「行政改革の断行こそ、この内閣が全力を傾けて取り組まなければならない課題であります。」と、改めて行革に対する決意を表明されました。しかし、それに先立って政府・与党の首脳連絡会議で了承された行政改革を進める...全文を見る
○狩野安君 よろしくお願いいたします。  行政改革の中でも、一番進んでいるのが規制緩和と言えます。ところで、規制緩和推進五カ年計画の策定に当たり、行革推進本部に民間人を入れた規制緩和検討委員会を設置することにしておりますが、その位置づけをめぐって政府内で認識の違いが表面化してい...全文を見る
○狩野安君 やっぱり言葉がちょっとあれだったと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  次に、法案関係についてお伺いいたします。  これまで、臨調は調査会、行革審は審議会という名称を用いてきましたが、今回の行政改革委員会については委員会という名称が付せられています。この...全文を見る
○狩野安君 私も、委員会という名称が用いられた理由の一つには、行政改革委委員会が三次にわたる行革審と違って監視という機能を重視しているところにあると思っております。そして、第四次行革審はつくらない、諮問を受けて答申を出すということはもう十分にやってきた、これからは実行の段階なんだ...全文を見る
○狩野安君 次に、第二条で、行政改革委員会は「許可、認可等行政の各般にわたる民間活動に係る規制の改善の推進に関する事項」と、「その他行政の制度及び運営の改善の推進に関する事項」に関して講ぜられる施策の実施状況を監視することになっています。規制緩和については、現在総務庁は行政監察制...全文を見る
○狩野安君 また、第六条では委員について、「優れた識見を有する者」とありますが、具体的にはどのような分野からどのような手段で選任されるのでしょうか。  また、この点については、委員から官僚OBを排除すべきだという強い主張がございますけれども、このことについても総務庁長官はどうお...全文を見る
○狩野安君 官僚のOBを排除するということは。そういう意見もあるということですけれども。
○狩野安君 行政改革委員会では二人以内の常勤の委員を置くことができることになっておりますけれども、行政改革にすぐれた識見を有する人材を常勤として確保するためには、第九条に定める給与その他の面からも適切な人材が十分に得られるでしょうか。大変それを案じておりますけれども。
○狩野安君 すぐれた識見を有する者ということで大変すばらしい方を専任されると思うんで、何かちょっとそういう方がこの給与の中で得られるかどうかというと大変不安に思っております。  行政改革委員会が所轄事務として規制緩和及び行政制度、運営の改善の監視のみならず情報公開法制定について...全文を見る
○狩野安君 これはマスコミが先行しているわけですね、本当に困った問題だと思います。  次に第四条では、行政改革委員会は、必要があると認めるときは、規制の改善事項に係る意見を受けて講ぜられる施策について内閣総理大臣及び関係行政機関の長に勧告することができるとされており、監視機能を...全文を見る
○狩野安君 今回、衆議院において、行政情報を公開するための法律の制定その他の制度の整備に関する意見具申は施行の日から二年以内に行うという修正がなされました。人間は弱いもので、時間があると思えばつい甘えてしまいます。したがって、何か事をなそうとするときに一定の期限を区切るということ...全文を見る
○狩野安君 本案では設置期間が三年となっておりますが、一方で政府は規制緩和五カ年計画を年度内に策定することにしております。この点、五カ年計画に見合った設置期間が必要と思われますけれども、これはいかがでしょうか。
○狩野安君 今ずっと長官の答弁を聞いておりまして、行政改革というのは強い心と優しい心が本当に大事なんじゃないかなというふうに感じました。特に、規制緩和によって埋もれる中小企業の方たちに対しても優しい心、そしてまた行政改革に強い心と、本当に両立させてやっていくのは難しいと思っており...全文を見る