鹿野道彦

かのみちひこ



当選回数回

鹿野道彦の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○鹿野分科員 サクランボの問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、二月十七日の日経に六月下旬にも輸入解禁」こういうふうなことで「近く公聴会を開いて正式に決定、三月二十一、二十二日の日米首脳会談でこの方針を伝える。」こういうような報道がされたわけです。サクラ...全文を見る
○鹿野分科員 このサクランボの輸入の問題はことしの問題ではなしに、もうすでに数年前からの問題としていろいろあちこちでうわさされておるわけでありますが、毎年毎年生産農家の方々が非常に不安な気持ちで、果たして来年どうなるのだろうか、再来年どうなるのだろうかというような状態であります。...全文を見る
○鹿野分科員 このコドリンガというのは文献にもサクランボにもつくだろう、こういうふうなことであります。また、そのコドリンガ以上に大きな被害をサクランボに与えるだろう、このように言われておりますチェリーフルーツフライというふうな害虫につきましてはどういうふうな見解を持っておられるわ...全文を見る
○鹿野分科員 アメリカシロヒトリとか、そういう過去におきますところの重要な問題もあるわけでございますので、ひとつこの点は十二分に御検討していただきたいと思います。  それから、わが国で使用禁止になっておりますパラチオン剤が使われておる、こういうふうに言われておるわけですけれども...全文を見る
○鹿野分科員 聞くところによりますと、向こうのサクランボは非常に長もちする、二十日から二十五日くらい長もちする、こういうふうに言われておりまして、これは日本では使用禁止になっているいろいろな防腐剤が相当使われておるのではないか、こういうふうなことであります。そこで、考え方としまし...全文を見る
○鹿野分科員 このサクランボの問題は、昭和四十五、六年にも稲作転換というようなことで相当の農家の方がサクランボに転作をしておるわけです。ちょうどそれがいま実りの時期に来ておる、こういうふうなことで、もしもアメリカから入ってくるということになってきますと、生産農家に対する被害、打撃...全文を見る
○鹿野分科員 このサクランボは、日本のものに比べて向こうの方が甘い、粒が大きい、長もちする、こういうふうなことで非常に心配をしておるわけでありますが、わが国で生産されておりますサクランボにつきましても、いかにしたら糖度を増すことができるかというような品種改良的なことなり、あるいは...全文を見る
○鹿野分科員 いまの説明をお聞きしますと、私は、非常におくれておるんじゃないか、こういうふうに考えるわけです。特に、自給率を高めていくには、やはり基本的には、先ほど申し上げましたとおりに、農業の後継者というふうなものをどうして育てていくかというふうなことも非常に関連してくる問題で...全文を見る
○鹿野分科員 五十年にも再調査をした、こういうふうなことでありますが、里山、そういうふうなところなんかは少々いじって開発すればすぐ農地に使える可能性があるのじゃないか、こういうふうに考えるわけです。ですから、そういうふうな点も含めた調査の結果を私は期待したいわけであります。  ...全文を見る
○鹿野分科員 ぜひそういうような方針で今後やっていただきたいと思います。  次に、わが国の自給率の問題なんでございますが、非常に下がってきておる。農業生産は二%近い伸びを示しながらも、総合自給率が下がってきておるというふうなことは、これは畜産関係の需要の増大から来る飼料穀物の輸...全文を見る
○鹿野分科員 当然米は中心であります。ただ米以外のものにつきましても、いま私のところにおきましても生産農家の方々は非常に不安な気持ち、迷いがあるような気がするわけです。そこで、今後の長期的な展望に基づいて、食生活がどのようになっていくかということもひっくるめて、やはり地域別に一つ...全文を見る
11月16日第82回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○鹿野委員 現在のわが国の経済情勢はまことに厳しいわけであります。特に中小企業者は、果たしてこれからどうなるのだろうか、こういうふうな不安な気持ちが強いわけであります。そこで、政府といたしましても、この不況から何とか脱却しようということでいろいろな不況対策を考えられておるわけです...全文を見る
○鹿野委員 こういうことを前提といたしまして、中小企業倒産防止共済法案について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、現在のこういう状態からして、中小企業の人たちはまことに苦しんでおられます。中小企業の苦しんでおられる方々のために、どうしてもこの対策は一刻も早くやらなけ...全文を見る
○鹿野委員 いまいろいろな御説明かあったわけでありますけれども、中小企業者の倒産の原因もお聞きしたわけであります。しかし、その倒産をするには、いろいろな面にわたって倒産という形かあると思うわけでありますが、その中で、今回特にその連鎖倒産を中心としたところのこの法案を制定しようとい...全文を見る
○鹿野委員 ただいま通産大臣からも御答弁いただいたわけでありますけれども、次長の話にもありましたが、不安感をなくすため、こういうふうなことで緊急にという言葉かあったわけであります。しかしながら、先ほどの倒産の現況、ここ数カ月千五百件を超しておる、こういうふうなことが継続しておると...全文を見る
○鹿野委員 この制度が今日までなってしまったということの理由はいろいろあると思いますが、やはりこのような厳しい経済の流れは毎日毎日動いておるわけであります。一歩のおくれが十歩のおくれにもなる、こういうふうなことにもなると思いますので、まことに私といたしましては残念に思っている次第...全文を見る
○鹿野委員 来年の四月、実質的には七月、こういうふうなことでありますが、まことに中小企業の人たちは苦しんでおられるわけであります。これからも大分あるわけでありまして、いま短くならない、こういうような御説明でございましたが、何とかこの期間をもっと早くならないか、こういうふうなことと...全文を見る
○鹿野委員 大分実質的に効果を発揮するまでには時間がかかりますので、年末にかけての中小企業の方々に対しまして格別なる処置を講ぜられますことを要望しておく次第であります。  次に、時間の関係上簡単にお聞きしますけれども、毎月の掛金というものを、五千円、一万円、一万五千円、二万円、...全文を見る
○鹿野委員 この最高限度額一千二百万につきましては、先ほどの次長の御答弁にもありましたが、関連倒産の負債金額も大きくなっておる、こういうふうなことであります。今後の経済の流れに応じまして対応していっていただきたい、こういうふうに要望いたしておきます。  次に、共済契約者は掛金の...全文を見る
○鹿野委員 この点につきましては、返済条件というものは同じであるかどうかというふうなことと、取引依存度というふうなものは大体どのくらいのもののパーセンテージが多いかというふうなこと、その点どういうふうに考えておられるか、簡単に御説明をお願いします。
○鹿野委員 この制度の運営というふうなものは、中小企業共済事業団か主体となって運営されるわけでありますが、特に中小企業者というものは地方に非常に多いわけであります。そこで、中小企業共済事業団というふうなものに対しては、運営をしていく場合に地方において手足があるのかどうか、その自主...全文を見る
○鹿野委員 私はこの点をなぜ心配するかといいますと、余りにも金融機関というふうなものに頼り過ぎる、こういうふうなことになりますと、自主的に中小企業者の方々がわからないというふうなことか多いわけであります。過去の例からいたしましても、こういうような制度が果たしてあるのかどうか、こう...全文を見る
○鹿野委員 特例といたしまして一括前納、こういうふうな点も設けられるわけでありますけれども、その場合には受取手形の不渡りに限定してあるわけであります。不安な気持ちから一刻も早くということで無理して一括納入ということになるわけでありますので、そういうふうな方々に対してなぜ受取手形の...全文を見る
○鹿野委員 いずれにしましても、思いもかけない取引先の倒産によって大変苦しんでおる中小企業者が非常に多いわけであります。そういう点から一刻も早くこの制度が効果を生ずることかできるようにしていただきたい、こう要望しておきます。  最後に、石油ショック以来、特にわが国の経済におきま...全文を見る
11月22日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○鹿野委員 農林省の方にお聞きしたいのですけれども、現在の青果物の市場価格というものは全国的にどういうふうな状況になっているか御説明をお願いします。
○鹿野委員 いまの御説明でも、生産農家にとりましては、大変な大暴落ということで、非常に影響を受けているわけであります。  そこで、一般的に農産物の価格というものは卸売市場に無条件に依託されるというふうな形で、競り行為によって決められるわけでありますが、需給のわずかな不均衡やその...全文を見る
○鹿野委員 確かに需要と供給に即してと、こういうふうなことはわかるのであります。しかし、青果物の価格というものはそういうふうなところから常に不安定だ。生産者のいまおっしゃられたとおりに無計画な出荷というふうなところにも原因しておるわけでありますけれども、卸売市場がそもそも需給調整...全文を見る
○鹿野委員 いまの御説明でも、いろいろと御努力をされておる、こういうふうなことであります。  そこで、こういうふうな下落というようなことを何とか救っていくというふうなことから、昭和四十一年には野菜供給安定基金制度、あるいは果物に関しましては果実生産出荷安定基金制度、こういうふう...全文を見る
○鹿野委員 いまの御説明のとおりに大変きめ細かくやられておるわけですけれども、農家の方々の苦しみというものを考えた場合に、一層そういうふうな場合に困らないようにひとつやっていっていただきたい、こういうふうに要望する次第であります。  それから、市場のことにつきましてもう一つお尋...全文を見る
○鹿野委員 ぜひ努力をしていっていただきたいと思います。  私は山形ですけれども、山形におきましても中央卸売市場、こういうふうなことで、運営も非常にうまくいっておるわけですけれども、ただ、一カ所ということになりますと、生産農家からしますとどうしても遠くなる。小さくてもいいから何...全文を見る
○鹿野委員 このことは大変なことでありまして、いまの大臣の御答弁にもあったわけでありますけれども、十二分にその点を踏まえていただいて今後進んでいっていただきたい、こういうふうに思うわけであります。  そこで、日米間の問題でありますが、経常収支ではマイナス百八十億ドル、プラス百億...全文を見る
○鹿野委員 いまの大臣の御答弁によりましても、大変な御努力をされておるということでございますし、また、なかなかうまくいかない事情もある、急にはいかない、こういうふうなことでございますが、日本の国が機関車の役割りを果たすというふうなことにおきましては、経済成長の六・七%、これはやは...全文を見る
○鹿野委員 そこで、黒字減らしをしていくというふうなことにつきましては、いろいろお考えになられておるようでございますけれども、内需を活発化いたしまして、そして輸入をふやしていく、こういうふうなこときりないわけであります。  そこで、二十一日の読売新聞の夕刊に、大臣も出席されまし...全文を見る
○鹿野委員 そこで、大変な状況下にあるわけでありますが、現在の日本の経済、果たしてこういう状態で耐えられるだろうか、こういうふうなことであります。全産業の操業率七六%、二四%がストップ、四分の一がストップ、こういうふうなことであります。そしていろいろな背景からいたしまして、減産よ...全文を見る
○鹿野委員 よくわかりました。  次に、先ほど申し上げましたとおりに、このままの姿でいきますと、経済の根幹であるところの生産部門というふうなものが非常に縮小の方向にいってしまうのではないか、こういうふうな懸念がありまして、また現実的に動いておるわけであります。  そこで私は、...全文を見る
○鹿野委員 私は、基本的に経済企画庁というところは日本の経済の根幹を預かっておられる、こういうふうに考えるわけでありまして、そういうふうな点からいまお聞きをしたわけであります。また、このような厳しい現況下においてこれを立て直ししていくというふうなことにおきましては、思い切った発想...全文を見る
○鹿野委員 そこで、来年度の予算編成の時期にも来ておるわけでございますが、もちろん、私は、いまの大臣の御答弁につきましてもよくわかるわけでありますけれども、永続的な方法とは私自身も考えませんが、予算につきましての国債の三〇%依存度の問題につきましていろいろ議論されているわけであり...全文を見る
○鹿野委員 そこで、物価動向というふうなものもある程度は落ち着きの度を高めておるんじゃないか、私はこういうふうにも考えるわけであります。円高の問題にしましても、その影響というものは、先ほどの大臣の御答弁にもありましたが、すぐにそれの効果があらわれるということじゃなしに、やはり四カ...全文を見る