鹿野道彦

かのみちひこ



当選回数回

鹿野道彦の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月29日第87回国会 衆議院 商工委員会 第16号
議事録を見る
○鹿野委員 ただいま産地中小企業対策臨時措置法案の提案の理由を大臣からお聞きしたわけでありますけれども、五十三年の五月から不況業種対策として特定不況産業安定臨時措置法、それから五十三年の二月からは円高対策として円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法、それから五十三年の十一月から特定...全文を見る
○鹿野委員 この法案は三月十四日に国会に出されたわけでありますけれども、その後、経済の動きというふうなものがいろいろな面におきまして変化を遂げておるわけであります。御案内のとおりに公定歩合の引き上げが四月に行われましたし、また幾分なりの円安基調というふうな形が出ておるわけでありま...全文を見る
○鹿野委員 ただいま長官より、この法案は前向きの姿勢、考え方によって積極的に推し進めていく意味合いがあるのだというお言葉でありましたけれども、大臣がお席を立たれるということでございますから、ちょっと一つだけお聞きしたいのでございます。  産地において行われておるところの、いろい...全文を見る
○鹿野委員 そこで具体的にお聞きするわけでありますけれども、その特定の業種というものについて地域を限って指定する、こういうふうなことでありますが、この基準はどういうふうになるのでしょうか。
○鹿野委員 いまの長官のお話によりますと、弾力的な考え方でやっていきたい、こういうことでありますけれども、たとえばその判断もなかなか一むずかしいと思うのであります。前年に比べて何%以上の売り上げが減ったとかというような一つの判断基準はないのでしょうか。その辺のところはどうなんでし...全文を見る
○鹿野委員 特に中小企業ということになりますと、経済情勢の影響をもろに受けやすいわけでありまして、足腰がしっかりしないというふうなところから、いろいろな形でその影響を非常に受けやすいわけでありますけれども、ただ、この法律を施行していく場合に、全国的に画一的な考え方というふうなもの...全文を見る
○鹿野委員 まことに前向きな、弾力的な考え方で結構だと思います。  ただ、ここでもう一つ確認をさせていただきますが、今日、先ほど申し上げましたとおりに、地方の時代あるいは雇用の年であるとかいうふうな言葉が盛んに使われておるわけです。まさにそれぞれ地域地域によって経済的に苦しんで...全文を見る
○鹿野委員 円高の影響というふうなことは、輸出産業だけではなしに、むしろ輸入によって影響を受けた産業が、特に競争が一層強くなってきたというようなことで、そういう影響を受けているものに対しても積極的に指定というふうなことをやるべきだと思うのであります。  そこで、具体的にお聞きし...全文を見る
○鹿野委員 もう一つ二つ具体的にお聞きしますけれども、たとえば日本酒なんかでありますけれども、米どころでございますから、私のところは日本酒を相当つくっているわけであります。円高による影響ではなしに、その他の経済的事情の著しい変化というふうなものに当てはまるかどうかというふうなこと...全文を見る
○鹿野委員 産地形成をなしておる、こういうふうなのが基本ということでありますけれども、私のような地方におきましては、なかなかまとまって産地を形成しておるというのは少ないのであります。やはりばらばらな形で、ある程度の範囲内において産地が形成されておるというふうなことでありますので、...全文を見る
○鹿野委員 金利は、非常に大蔵省はガードがかたいわけでありますけれども、中小企業にとりまして一番これは負担になってくるわけであります。いまおっしゃられたような形で今後ともお考えいただく。また、設備資金と運転資金というふうなことになるわけでありますけれども、特に、もちろん設備資金も...全文を見る
○鹿野委員 振興計画につきましてお尋ねいたしますが、地方におきまして産地を形成しておるというふうな中においては、その産業が非常にレベルの低い産業が多いわけであります。そこで、発展途上国からの追い上げ等というふうなものも考えた場合に、これからの日本の基本的な産業構造というふうなもの...全文を見る
○鹿野委員 もう一つは、そういうふうな事業転換と同時に、たとえばその産地形成の中でも、ねじならねじとか歯車なら歯車というふうな形で、部分だけを生産しておるというふうなところが多いと思うのであります。やはりそれではいつまでたっても向上がありませんので、総合的な、一貫性のある産地形成...全文を見る
○鹿野委員 この法案の内容を見ますと、どちらかというとこういう法律というものは融資というふうなものが中心になるわけであります。ただ、中小企業の方は、もう本当に先ほど申し上げましたとおりに足腰が弱っておりますので、融資を受けたくとも、どうやって金を返していったらいいかという計画がな...全文を見る
○鹿野委員 長官から先ほどお話をお聞きしまして、事業転換によることが、とにかく新製品開発、新分野における開発というふうなことで厳しい経済情勢を乗り切っていくためには必要なんだ、こういうふうなことでありますが、たとえば最初のあれに戻りますけれども、原油の価格の上昇というふうなものは...全文を見る
○鹿野委員 不況対策なりあるいは経済情勢の著しい変化によってということで、今日までもいろいろな意味におきまして、中小零細企業に対する融資なり、円高とかあるいはまたオイルショックなどに対処したところの制度融資の実施なり、あるいは官公需発注の中小企業への傾斜なり、あるいは下請企業に対...全文を見る