鹿野道彦

かのみちひこ



当選回数回

鹿野道彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○鹿野委員 イラクに対して自衛隊派遣が行われた。当然そういう意味で、憲法上どうであるか、これは最大の関心事であると思います。  しかし同時に、今日の日本の国が相変わらず閉塞状況からなかなか抜け切れない、迷走しておる。失われた十年と言われてまた何年かたっておるこの今日、なぜなんだ...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○鹿野小委員 基本的に、市川参考人はいわゆる司法への国民参加、裁判員制度については認められておるわけでありますけれども、いわば司法に国民の考えておるところの常識なり良識なりというふうなものを取り入れていく、そういう考え方、司法の民主化だと。いわば、耳ざわりとしては非常によろしいん...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鹿野委員 私は、私自身の議員生活を振り返ってみますと、このところ農について語られる機会が非常に少なくなってきたのではないか、農林水産委員会は別でございますけれども。  そこで、今日、BSE問題とかあるいは鳥インフルエンザが発生するとかというようなこと等々で非常に国民の間にも食...全文を見る
○鹿野委員 農政についてのいろいろなことをおっしゃられましたけれども、私がお聞きしたかったのは、農というものについてどんな思いか、ここなんですね。  私は、非常に書生っぽい言い方になりますけれども、我々の祖先が、一万年くらい前でしょうか、いわゆる新人類の時代に農を起こしたわけで...全文を見る
○鹿野委員 私は、この問題は、この問題というのはBSEの問題あるいは鳥インフルエンザの発生の問題等々は、いわば日本の国民生活、食料生活、そういうものを海外にすべて、極端な言い方ですけれども依存していいのか、もう一度考えて見たらどうか、昭和四十年代に、国際分業論というふうなものも盛...全文を見る
○鹿野委員 大臣からいろいろ、ちょっと歯切れの悪いようなお話でございましたが、基本的には、スピード感を持ってやっていかなきゃならないというふうなことは、進んでいない、思うようにいっていないというふうな意味でもあるわけですね。  それから、輸入牛肉に対するトレーサビリティー制度と...全文を見る
○鹿野委員 農林水産大臣、亀井大臣はもちろん責任者でありますから十分認識をなされているということでありますけれども、内閣全体として、今大臣が言われたようなことを、先ほど私が申し上げたようなことをきちっと認識した中で農政を推進していかないと、間違ってしまいますよというふうなことを申...全文を見る
○鹿野委員 カロリーベースの自給率、今言われましたけれども、アメリカもフランスも一〇〇%を超え、ドイツが九九、イギリスが四六から七四に上がった。なぜ自給率向上がなされたんでしょうか。
○鹿野委員 いわゆる消費構造は変わらないというふうなことも自給率が上がった一つの大きな要因だと思うんですけれども、やはり何といっても、EU全体の政策、統一政策、いわゆるCAPですね、その可変課徴金なりあるいは輸出補助金というふうなもの、これがやはり現実として自給率を上げてきたとい...全文を見る
○鹿野委員 今、日本の国は四〇%、カロリーベースでの自給率だ。大臣の考え方からすると、それを二〇一〇年には四五%ぐらいにしたいよと。しかし、どうも今日の議論の中では、それをもう十年、あるいは十五年ぐらい四五%にするのを延ばさなきゃならぬ、こういうようなことの議論もなされておるよう...全文を見る
○鹿野委員 どうも大臣のおっしゃることが私はわからないんですけれども、何を言わんとしているか。  基本的に、優良農地を確保していくんだといっても、今かなり耕作放棄の土地、農地も出てきているわけですね。そういう限られた日本の国の土地利用、農地利用というものをどう考えていくかという...全文を見る
○鹿野委員 市町村がきちっと計画を打ち立てて、そしてその農地をだれが使うのか、どう使うのかを明確にしていくということは、やはり地域の雇用の場創造というふうなものにもつながりますし、地域全体の活性化ということにも結びつくわけでありますから、ぜひ具体的な形で、農地改革というふうなもの...全文を見る
○鹿野委員 政策の浸透のおくれというものは否めない点もありますので、今大臣言われたとおり、さらに理解を得る、そういう努力をやはりやっていくべきだということを申し上げておきたいと思います。  そこで、米政策の中でいわゆる担い手を育成していく、そのためには経営安定対策だ、こういうふ...全文を見る
○鹿野委員 いわゆる主業的農家を軸にして、そこを対象にして、こういうふうな考え方である。  プロ農家という言葉が使われているんですけれども、プロ農家育成というふうなことですか。
○鹿野委員 プロ農家というふうなものはどういう農家なのか、どうも基準がはっきりしないというふうな中で、おおよそ主業的な農家、それをプロ農家と言っているのかな、こんな思いです。  そこで、私ども民主党の考え方というのは、昨年マニフェストにも打ち出しましたけれども、やはり、今までの...全文を見る
○鹿野委員 国内におけるところの農業構造を進めようとする段階でありますから、まだそれが進めようとする段階という中でもう次から次へと妥協をしていくというふうなことは果たしていかがなものか、こんな思いを持っておるわけであります。  基本的に私は、外交というふうなものについての考え方...全文を見る
○鹿野委員 重ねて申し上げますけれども、日本の国内農業政策というものをしっかりと打ち立てて、そして、内閣一体となって、国一体となって外交に当たらなきゃだめだ。  何となく、日本の場合は、農業問題、農業分野になると、外務省の考え方、経済産業省の考え方、農林水産省の考え方がばらばら...全文を見る
○鹿野委員 何でもかんでも慎重に慎重にというのでは何にも進まないんですよ。もう今までの現状維持体制から、農林大臣も政治家として、副大臣も二人おるけれども、やはり切りかえなきゃいかぬですよね。  すなわち、安全であるということをきちっと説明させる、そして、証明されたもの以外は受け...全文を見る
○鹿野委員 新聞報道では、まあ新聞がどうこうじゃないですけれども、妥協を探るなんというふうな活字が躍ると、またぞろ言われると妥協しちゃうのかなんというふうな、そんな不安感も出てくるわけであります。  かつても、牛肉・オレンジは絶対に輸入しないなんて言ったのも輸入を決めてしまう、...全文を見る
○鹿野委員 大臣のその答弁は、何を言っているかちょっとわからないんですけれども、まあ基本的に、農産物の安全性確保の強化のために予算をつけたよ、これを言いたいんじゃないかと思うんですけれども、これだけじゃないんですよね、私が言っているのは。  全国の農家の人たちがいろいろな農産物...全文を見る
○鹿野委員 やはり農家の人たちから不安を取り除く、こういうふうな意味において、蔓延及び侵入防止策とかあるいは防疫体制の強化とか、経営の安定に対するところの総合的な施策、所得補償も含めて、やはりしっかりとやるべきだということを強く要望いたしておきたいと思います。  そこで、時間が...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○鹿野小委員 きょうは、参考人、宇都宮先生からいろいろお話を賜りまして、ありがとうございました。  それで、一つお聞きいたします。  先生は、このオンブズマン制度というのは、憲法上規定をすることもいいし、法律として設置することもできる、こういうふうなお考えでございますけれども...全文を見る
○鹿野小委員 先生からいたしますと、もう憲法上規定しなければならないということならばいつになるかわからないから、そういう意味では法律としてもできるんだ、わかりやすく言えばそういうお考えだということを認識させていただきましたけれども、各国の例を見ますと、憲法上規定している国が多いと...全文を見る
○鹿野小委員 地方自治体は行政府型オンブズマン、こういうふうなことでございますけれども、先生から、議会型オンブズマンは今の現行法からは難しい、こういうようなお話でございましたけれども、実質的に議会に事務局を置くことができる、こういうふうなことになっておりまして、総務省の判断は、議...全文を見る
○鹿野小委員 簡潔に先生のお考えをお聞かせいただきたいと思いますが、日本の国に、国民性も含めて、オンブズマン制度というのはなじむんでしょうか、合うんでしょうか。この辺のところのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○鹿野小委員 ありがとうございました。
○鹿野小委員 行政相談委員制度というものをより充実させていったらどうか、こういうふうな考え方もあるわけでありますけれども、基本的には、オンブズマン導入というふうな考え方は、あくまでも国の行政機関から独立をして、そして国民の視点に立って、いわゆる国民の権利救済、こういうふうなことを...全文を見る
04月08日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○鹿野委員 碓井参考人から財政統制についてお話を伺ったわけでありますけれども、いわば、もっと財政統制について国会は関心を持て、こういうふうなことであったと思います。そして、納税者の立場と、いわゆる歳出圧力を加えるところの両方の立場に立って、十分なるところの財政情報というものを国民...全文を見る
05月27日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○鹿野小委員 最初に、森下院長、只野参考人、大変貴重な話を賜りまして、ありがとうございました。  最初に、森下院長にお聞きいたします。今もお話がございましたが、いわゆる会計検査院というのは、国会、内閣、裁判所、いずれにも属さない独立機関だ、こういう中で、議会の附属機関化を検討す...全文を見る
○鹿野小委員 そうしますと、只野先生がおっしゃったとおりに、いわゆる統治機構が違う、議院内閣制のもとでなくて、アメリカのように大統領制、大統領と議会の関係ならば議会の附属機関化するというふうなことはどうだろうかということについての考えはどうですか。
○鹿野小委員 もう一つお聞きしたいと思います。  先ほどの説明の中でも、平成九年の国会法の改正で、いわゆるそれぞれの議院もしくは委員会、調査会が、審査、調査のために必要なときは、特定の事項について会計検査を行い、その結果報告をするよう求めることができる、こういうことになりました...全文を見る
○鹿野小委員 只野先生にお聞きしますけれども、結局、二件きりやっていないということは、与党がオーケーしない限り提出ができない、こういうふうなことになるものですから、そこは見直しの中で、一定の数で要求すればそれはできる、今申し上げたようなやり方も一つの考え方ではないかなと思うのです...全文を見る
○鹿野小委員 只野先生にお聞きいたします。  先生は、両院が対立するようなことは決して望ましいことではない、いわゆる衝突するような状況になるということは二院制の機能にとって果たして望ましいと言えるのかどうかというお考えだと思うわけでございますけれども、そうすると、結局、選挙制度...全文を見る
○鹿野小委員 最後に、只野先生にもう一つお聞きします。  我が国の憲法では、四十三条の第一項に、「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」ということだけ定められているわけでありまして、選挙制度についての、いわゆる参政権にかかわる事柄ついては憲法上明記されてい...全文を見る
○鹿野小委員 ありがとうございました。
10月21日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○鹿野委員 私は、このたびのヨーロッパにおける憲法調査会の調査団、いろいろと報告を聞きまして、大変参考になりました。  その中でのオンブズマン制度をどうするか。  基本的に、我が国においては、オンブズマンというものに対するイメージもまだ確固たるものがないと思っております。それ...全文を見る
○鹿野委員 このオンブズマン制度導入の問題を議論するときに、今、いろいろ与党側とかあるいは野党側という視点からの議論もあるわけでありますけれども、私は、そういう考え方ではなしに、我が国、官僚国家と言われているところからいかにして本当の国民国家を築くかという、新たな国の形をつくって...全文を見る
○鹿野委員 国連の常任理事国入りのことについて、私は、かつて今の小泉総理大臣が、閣僚懇談会におきまして、安保理入りなんというのはとんでもない、こういうような発言をされておったことを今明確に思い起こしております。それが、なぜ常任理事国入りの国連演説をされたか、これは明確でありません...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鹿野委員 一連の台風、そして今回の新潟におけるところの中越地震、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  特に、この被害に遭われた方々の打撃というものは考えられないくらいのものがあると思います。農業を頑張っていただいている方々、営農の再建に立ち向かってい...全文を見る
○鹿野委員 大臣から、査定前着工を積極的にやっていきたい、こういうようなお話でありますけれども、実は、現場の方といたしますならば、この仕組みというのは、今回被害に遭われたその状況について市町村が調査をして、それを県に上げて、県から国へ上がってくる、そうすると、国の方が、農林水産省...全文を見る
○鹿野委員 今大臣から決断を述べられたわけですけれども、迅速な復旧、これが一番求められるわけですから、万全を期してやってもらいたいと思います。  もう一点。これから新潟のこの地震に対しましても、激甚の指定なりあるいは天災融資法の適用ということになると思いますが、前もって要望して...全文を見る
○鹿野委員 前段の方は大臣の決断ですけれども、後でしかしながらと。これが問題なんですよ。  基本的には、農家の人たちは本当にまじめにやって、そして返済もきちっとしていかれるわけでありますから、相当な判断を、決断をして、そしてこの制度も、借りるという人がいなければ何の意味もないん...全文を見る
○鹿野委員 県の方も古文書なんかにもいささか資料としては残っているようなんですけれども、初めてというようなこともありまして、なかなか限界がありますから、国として総合的にこういう台風に対する対応というもの、きちっと今後取り組んでもらいたいということを重ねて要望しておきたいと思います...全文を見る
○鹿野委員 重ねて申し上げますけれども、農家の人たち、本当に悩んでいるんです。どうなるかなと、今非常に不安な気持ちに駆られているんですね。やはり国としても、来年度以降も我々はしっかりとそういうふうな問題については対処していくからというふうなことを明言してもらえば、気持ちの上で違う...全文を見る
○鹿野委員 次に、今回のこの台風の被害によりまして、農家の人たちの使用するところの種子、いわゆる水稲なり大豆の種子、これを購入しなければいかぬわけです。  そこで、実は昨年はかなり高騰したんです。高騰したものですから、それに対する助成が出たんですよ。今回は、この台風の被害によっ...全文を見る
○鹿野委員 今、考えていないというふうな話ですけれども、まあそう冷たいことは余り言わないでよ、こういうふうなことですよね。  なぜかというと、昨年も冷害で、そしてことしも台風の被害、二年連続でこれだけの打撃を受ければ、これは農家の人たちは実際容易でないんですよ。農家の人たちに補...全文を見る
○鹿野委員 またこれは後ほど触れますが、もう一つはビニールハウスなんです。園芸施設に対しても大変な被害があったわけです。今回はもう何回も何回も、それは、十五号だ、十六号だ、十八号だ、二十三号だ、こういうことで、次から次と補修し、お金をかけて直したわけです。またやられた、またやられ...全文を見る
○鹿野委員 大体答弁はそういうふうなことが予測されるわけです。それは今まではそういうことなんですね。  基本的には融資制度がある、低利の融資制度があるからそれを利用したらどうですか、こういうことでしょう、基本的には。だけれども、昨年も冷害で同じように融資を受けて、そして負債を抱...全文を見る
○鹿野委員 ぜひ検討をしてください。  そこで、最後に、今回の台風、地震によって本当に農業そのものに大被害があったわけですね。そうしますと、米政策も、いよいよ米改革元年、こういうふうなことでスタートをするわけでありますけれども、昨年も冷害で米が目標の数量というふうなもの以下であ...全文を見る
○鹿野委員 いずれにしても、こういう被害の中で、米政策はやはり日本の農政の根幹であるわけです。被害を受けられたところの都道府県の数量をどうするかというようなことも含めて、大変な重要な問題でありますから、米農家の人たちが意欲を失わないというようなことの中で、間違いのない判断をしてい...全文を見る
○鹿野委員 終わります。
11月30日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○鹿野議員 ただいま議題となりました牛海綿状脳症対策特別措置法の一部を改正する法律案及び輸入牛肉に係る情報の管理及び伝達に関する特別措置法案につきまして、民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表しまして、提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  近年...全文を見る
12月02日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○鹿野委員 基本的にきょうは二院制と政党を中心としての議論でございますけれども、私は、二院制を維持していくべきだという考え方に立ちます。ただ、やはり役割を明確に分担していくということの方がよろしいのではないかと思います。  そういう意味で、衆議院は予算の議論、審議をしていく、そ...全文を見る