鹿野道彦

かのみちひこ



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鹿野道彦の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 岩城議員にお答えいたします。  WTOの交渉方針についてのお尋ねでございますが、WTOは多国間の貿易ルールの形成を図る唯一の国際機関でありまして、その成果は百五十三の全加盟国に適用されることから、EPAとは異なる重要性を持っております。  WTO交渉...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 広野議員の御質問にお答えしたいと思います。  農業強化策についてのお尋ねでございますが、我が国農業は、農業従事者の高齢化あるいは後継者難、そして収益が低いと、こういうようなことで、将来に向けてその持続的な存続というものが大丈夫なんだろうかと、こういう危...全文を見る
01月31日第177回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 今回の大雪でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げながら、被災に遭われた方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  昨年末からのこの大雪によりまして、農林水産関係では、西日本の日本海側などで、漁船の転覆、沈没の漁業被害がありました...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話のございました高病原性鳥インフルエンザの対策につきましては、何といっても迅速な対応が必要だ、こういうふうなことから、政府におきましても、総理自身が本部長であります高病原性対策本部、これを数回にわたりまして開催し、また農林水産省におきましても同じように本部を設...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、馬淵委員からGPセンターのことにつきましてお触れいただきましたけれども、移動制限区域を設けますと、区域内のGPセンター、すなわち卵の選別包装センターというものは閉鎖されるということになりまして、防疫指針では、車両消毒等の防疫措置を適切に講じていることが確認でき...全文を見る
○鹿野国務大臣 お話しのとおりに、私ども、二十九日に営業再開を認める旨を回答いたしたわけでございまして、このことによりまして、移動制限区域の外側にある農場から移動制限区域内のGPセンター、いわゆる卵の選別包装センターに卵を搬入し、そして選別包装した上で出荷することが可能となったと...全文を見る
○鹿野国務大臣 最初に申し上げますけれども、今、山口委員が、農林水産省が出した試算はネガティブだ、こうお話しですけれども、決してそうではありません。私どもは、国内タスクをどうするかという財源の問題もまだ提示しない中で、試算を出せと言えば、何もしない場合はこうですよというきり出しよ...全文を見る
○鹿野国務大臣 それは、具体的なことでございますので、また……
○鹿野国務大臣 資料としてまだ私、持ち合わせていませんが、先方も、今日の価格の中で、薫蒸の問題というふうなことを解決する中で、価格の問題よりむしろ薫蒸だというふうな点もございますので、できるだけ、もちろん、我が国としても生産費を下げるという努力はしていかなきゃなりませんけれども、...全文を見る
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 まず冒頭に申し上げますけれども、基本的に、まだTPPに参加をするかどうかというのは決めていないわけです。  ただ、先ほど玄葉大臣から申し上げましたとおりに、これからの我が国として、人口減少というような中で国民的安定を図っていかなきゃならない、その場合はやはり経済...全文を見る
○鹿野国務大臣 二〇〇七年の報告というものにつきましては、今日のこの地政学的な中における我が国の農業として、他の外国とのいろいろな意味での比較というふうなところからの考え方というものが述べられたわけであります。  ゆえに、私どもが、TPPというふうなものについて、まだ決めており...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 今、小里委員から申された高病原性鳥インフルエンザの蔓延防止につきましては、消毒ポイントにつきましては、消毒のポイントを設置する場合は、消毒薬の購入費は全額国費で賄う、交付措置をする、こういうふうなことをやっておるところでございます。  また、どうしても、いろいろ...全文を見る
○鹿野国務大臣 殺処分された場合ですね、家伝法につきまして、疑似患畜というふうに殺処分された場合につきましては、手当金を五分の四交付する、こういうふうなことをやっておるところでございます。また、国と生産者が積み立てた基金から、新しく鶏を導入して経営を再建する場合には、経営支援互助...全文を見る
○鹿野国務大臣 何といっても、現場の状況というものをしっかりと把握するということがまず重要だ、このようなことから、本省から現地に人員を派遣いたしておるところでございます。そして、いろいろと御意見を聞かせていただいているということでございます。  そういう中で、まず一つは、農作物...全文を見る
○鹿野国務大臣 何遍も申し上げておりますけれども、TPPにつきましては、今総理が申されたとおりに、参加交渉に入るかどうかというようなことの中で、やはり情報を収集しなきゃならない。特に、九カ国とそれぞれ同意を得なきゃならない、こういうふうなことでありまして、それぞれどんな考え方に立...全文を見る
○鹿野国務大臣 牛肉、乳製品等々は、当然その重要なテーマになってくるものと思っております。
○鹿野国務大臣 先ほど委員からお触れになられたとおりに、我が国の一戸当たりの平均農地が一・九ヘクタール、そしてアメリカは二百ヘクタール、そしてオーストラリアは三千ヘクタール、こういうような、いわば国土条件が大きく違う中で、我が国としてこれから貿易の新しい方向づけをする上でどういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 平成二十二年度の予算編成の中におきましても、御承知のとおりに、今委員が触れられました農業の基盤整備事業、こういうようなことに関しましては、前年に比べて一一三%、こういうふうなことを盛り込ませていただいているところでございます。  また、当然、これからの農業にいそ...全文を見る
○鹿野国務大臣 地元の方々に、今先生言われたとおりに、何の話もなしに決断をしたということに対しましては、私も、長崎県の知事初め関係の皆様方に、まことに申しわけございませんでしたと、このように陳謝をしたところでございます。  なぜ総理を説得できなかったかということでございますけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 このことにつきましては、先生御承知のとおりに、実は高裁判決の主文に、常時開門及び例外として閉門が認められる、それは防災上やむを得ない場合という内容が盛り込まれているわけです。  防災上やむを得ない場合というのは、実は、詰めていきますと、非常に不明確なんであります...全文を見る
○鹿野国務大臣 この件につきましては、菅総理から、この予算委員会におきましてもその思いが表明されたわけでありますけれども、上告をしない。しかし、このことによって、三年以内に開門をということも命ぜられておるわけでございますけれども、このことは、やはり今後、防災上どうであるか、あるい...全文を見る
○鹿野国務大臣 先に、佐賀県の農業者の方々も非常に心配されておるこの生産数量の目標についての削減ということに対してどう対処していくのか、こういうことでございますけれども、これにつきましては、今までも産地資金等々ということで対応してきましたけれども、この基本的な考え方は、需要に見合...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の大雪の被害でございますけれども、これに対しまして、まず被害状況をしっかりと把握する、このようなことに努めるとともに、迅速な損害評価というものの実施、そして保険金の早期支払いが円滑に行われるように農業共済団体等に対しまして要請もしてきたところであ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の点につきましては、よく現地とも連絡をとりながら、どういう対処の仕方があるかということで検討してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 鳥インフルエンザの対策につきましては、まず、家畜伝染病予防法に基づきまして殺処分された疑似患畜については、手当金五分の四を交付する、こういうふうなことでございます。また、農家が新しく鶏を導入して経営を再建する場合には、国と生産者が積立基金から経営支援互助金というも...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から説明されたこの試算は、農林水産省といたしまして昨年の十一月に出した試算でございまして、この試算は、すべての国に対する国境措置を撤廃して何らの対策も講じないというふうなことを前提とした試算でございます。
○鹿野国務大臣 戸別所得補償制度というものをこれからも継続していくということが農業者の所得安定にもつながるわけでありますから、二十四年度の予算ということを考えたときに、二十四年の概算要求におきまして、私ども要求をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 当然のことながら、先生今御指摘のとおりに、定額部分と変動部分はセットでこれから所得補償制度というものを継続していくという考えでありますので、前年の数字というものを参考にしながら概算要求をきちっとやって、そして本予算におきましてもそれがきちっと位置づけされるように、...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生が御指摘の点、二十三年度の予算につきましてはきちっと法案を出して、こういうようなことにつきまして、赤松大臣も、そしてまた前の山田大臣も、私も明確に申し上げてまいりました。ゆえに、先生からの御指摘のとおり、なぜ変わったのかということについては、言ってきたことと違...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の野菜の件につきましては、現在、この野菜価格安定制度の対象品目は四十八品目、こういうことでありまして、これは大体、全体の消費量の九割を超しておる、こうカバーしておるところでございます。  対象品目の追加の問題につきましても御指摘がありましたけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの御指摘の農作業での事故、特に死亡事故、大変痛ましいことにもかかわらず、毎年四百件前後発生している状況でありまして、この死亡事故をいかにして減少させるかということは、お話のとおりに喫緊の課題だと思っております。  そういう中で、お話をしていただきまし...全文を見る
○鹿野国務大臣 過去に政府機関が漁港漁場整備法に基づき漁港管理者の処分に対して農林水産大臣に審査請求を行った事例はないものと承知しております。
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○鹿野国務大臣 今、佐々木委員がお触れになりましたけれども、長きにわたりましてこの国が安定した形で推移をした、それは、やはり集落がきちっと維持されてきたというふうなことが大きな要因であると思うのであります。  ところが、今日、この集落が一つ消え、二つ消えというような状況の中で、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、佐々木委員から、森林につきましても、また漁業につきましても、管理というのが非常に重要だ、こういう御指摘がありました。  この管理は、押しつけでの管理ということでなしに、やはり基本的には、森林業の方々、漁業者の方々がみずから管理をしていく、こういうふうなことで...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、佐々木委員から御指摘のありました、いわゆる直接支払い制度、所得政策をさらに推し進めていく必要がある、こういうことで、EUとの対比の中で申されましたけれども、私ども、非常に重要なことと思っております。  とりわけ、農業あるいは林業、漁業、まさしく多面的機能を維...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨年の十一月におきまして、包括的経済連携に関する基本方針というものを打ち立てたことは御承知のとおりであります。その中で、今後、経済連携というふうなものは、センシティブな品目に配慮しながら、高いレベルの経済連携を推進する、こういうことであります。  今、数字の中で...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○鹿野国務大臣 交渉事でございますので、具体的に個別品目につきましては、詳細について申し上げることは控えさせていただきますが、一つの考え方といたしまして、二〇〇六年の十二月の衆参の農林水産委員会における国会決議におきましては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの重要品目が、除外また...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、この案件につきましては、交渉事でございます。ゆえに、今我が国としてこういうことの考え方に立っているというようなことについて、品目ごとに申し上げるということは控えさせていただきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 私が冒頭にお答え申し上げましたとおりに、この国会決議というふうなものは十分頭に入れながら今後の交渉に当たっていかなきゃならない、こういうふうなことは念頭に置いておりますというような一つの言葉で表現をさせていただいたということでございます。
○鹿野国務大臣 私が今、念頭に置いてというようなことを二度にわたって申し上げました。これは、国会決議というふうなものをもちろん意識して今後交渉に当たっていかなきゃならないという思いを申し上げたわけであります。ただ、交渉事でありますから、それは、重要品目というのは何であるかという品...全文を見る
○鹿野国務大臣 国会決議というふうなものがある、この国会決議を念頭に置くというふうなことにおいて対応していく、こういうふうなことを重ねて申し上げさせていただきます。
○鹿野国務大臣 当然、私は、重ねて申し上げますけれども、国会決議というふうなものをきちっと意識しながら、念頭に置いて、そして対応していくということなんです。  これは、品目ごとにどうこうということは今申し上げることはできませんが、これはもう国会決議にきちっと、そういうふうなもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、国会決議というふうなものを十分念頭に置いて対応していく、こういうふうなことで私たちはやっていきたいということだということでありますから、それは当然のことながら、我が党も参加をして、そして賛成した決議でありますから、そのことを念頭に置いて...全文を見る
○鹿野国務大臣 二月の四日でございますが、動物検疫所が東京港に到着した米国産牛肉を検査しましたところ、特定危険部位ではないが、月齢で確認できない大腸が五十六箱含まれていることを確認いたしました。このため、当該牛肉の出荷施設からの貨物についても輸入手続を直ちに保留いたしまして、在京...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生御指摘のとおりに、関税率の低い先進工業国であっても自給率が高い国が存在するというようなことは、今もお触れになりましたけれども、その中でも、さらにアメリカにおきましては一二四%、それからフランスにおきましては一一一%、こういうような状況でございます。  あ...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろな経緯の中で、そういう今先生が申されたようなことに推移をしてきたというふうなことも、これは否定できない面もあるんじゃないかと思います。
○鹿野国務大臣 先進工業国におきまして、非常に自給率の高い先進工業国でも農業に対して非常に手厚い補助を行っておる、こういうふうなことは、アメリカなりEUにおきましても、具体的な形で直接支払いが行われています。  米国では一農家当たり八十九万円の直接支払いが行われておりますし、E...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○鹿野国務大臣 お茶の被害につきまして、御要請、御要望というふうなものを私どももお聞きをいたしておりますが、その中で、今おっしゃられた、お茶の洗浄機が非常に高額だ、このようなことから、上限がある程度限定されておりますけれども、これはやはり今先生のおっしゃるとおりに、画一的な考え方...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の降灰によりまして木材加工場におきましていろいろと影響が出ておる、こういうことで、生産性が低下しておるような状況もあるわけでありますけれども、とにかくこれから、今お話ありました、灰が付着した丸太を業者が敬遠しているという風評被害につきましては、私ども承知はして...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の一連の鳥インフルエンザ発生に際しまして、直ちに疫学調査チームを現地に派遣いたしまして、発生農場等の立入調査を実施していただきました。  その結果、発生農場には、それぞれ、防鳥ネットにすき間がある、穴がある、ネズミ等の野生生物が鶏舎内に侵入している、あるいは...全文を見る
○鹿野国務大臣 現行の家畜伝染病予防法では、口蹄疫なり高病原性鳥インフルエンザ等の家畜伝染病の発生農場に対しては、お話しのとおりに、殺処分された疑似患畜については評価額の五分の四を手当金として交付しているところでございますけれども、昨年の口蹄疫対策検証委員会の報告書では、早期の発...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○鹿野国務大臣 現在、食と農林水産業再生会議におきまして、また実現会議におきまして、これからの農業というふうなものを、どういうふうに構造改革も含めて持っていくかというようなことを、今の農業の実態というものを踏まえて検討してもらっているわけでありますけれども、その中には当然、昨年の...全文を見る
○鹿野国務大臣 それぞれのEPAを進める相手国のことにおいて、数字的にはいろいろ出ると思いますけれども、当然、今、玄葉大臣から言われたとおりに、九〇が九五というようなことが一応高いレベルというようなことであるならば、そういうことを意識しながら交渉していかなきゃならない。  しか...全文を見る
○鹿野国務大臣 矛盾しているということではございません。我々とすれば、この国会決議、これは注視して、きちっと考えながら、念頭に置いて交渉に当たっていかなきゃならない。しかし一方、高いレベルで経済連携も進めていかなきゃならない。それがどの程度の、具体的な品目についてどうなるかという...全文を見る
○鹿野国務大臣 ここに書かれてありますとおりに、委員会決議というのでしょうか、委員会決議は結局国会決議ということでありますけれども、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などというふうなものを、重要品目というふうなことを指定した場合に、高いレベル、果たして九〇程度のものが九五になるかどうかとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 品目別の交渉という段階ではまだございませんので、私どもとすれば、重ねて申し上げますけれども、高いレベルというような状況になっても重要品目について配慮をするというようなことが成り立つように、粘り強く交渉していくというふうなことを考えておるところであります。
○鹿野国務大臣 委員会決議というふうなものが、今先生から言われたとおりに具体的な考え方として出ていますけれども、そういう委員会の決議というふうなものを意識して交渉していくというようなことは、当然我々としては大事なことだというふうなことを申し上げているわけです。  ですから、今、...全文を見る
○鹿野国務大臣 交渉事でございますので、期限を切るというふうなことは、果たしてそれが我が国にとってプラスになるかどうかということを考えたときには、やはりこの点は、期限を切るかどうかというふうなことは考えなきゃならないことだと思います。
02月17日第177回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○鹿野国務大臣 今先生からお話がありましたとおりに、今回の交付につきましては、水田事業を対象としたモデル事業でございますので、百三十三万の農家なりあるいは集落営農に対して農林水産省の地方組織である農政局、農政事務所が交付業務を行っている、こういうことでございます。  そして、具...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの御指摘の件につきましては、昨年の三月に、いわゆる県や団体というものを経由しているところの補助金につきましては、できるだけ現場へ政策的なメッセージが伝わるように、それから、可能な限り国の施策対象に直接働きかけるという方向に改善した方がいいんじゃないか、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の件につきましては、まず最初に申し上げたいのは、二十三年度だけはどうしても二本立てにならざるを得ない。すなわち、既存の共同活動に対する支援については、平成十九年度から平成二十三年度まで、こういうことでございますので、これは五年間の対策の最終年度であります。今先生...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、金田先生から御指摘の点は、まさに数字でございますから、数字が現実的に示しておるということはそのとおりでございます。ただし、この農林水産予算というのは、昭和五十七年度の三兆七千億をピークとしてずっと下がってきておることも先生御承知のとおりであります。  そうい...全文を見る
○鹿野国務大臣 正確を期しますと、昭和五十年以来の三十六年ぶりの水準です。
○鹿野国務大臣 今先生御指摘のとおりに、考えられないような大雪に見舞われておりまして、大変その影響は大きいわけであります。特に、北海道、東北、西日本の日本海側、九州などでパイプハウス等の損壊等の被害が発生しているということも、私ども、今先生がおっしゃるとおりに報告を受けているとこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の前段の件でございますけれども、この経営体の育成交付金というのは、新規の就農者あるいは意欲のある経営者あるいは集落営農、そういう組織といった、いろいろな多様な経営体の育成というふうなものを確保するために、農業用の機械なりあるいは施設の整備を総合的...全文を見る
02月22日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣として所信の一端を申し述べます。  まず、昨年末から、大雪や新燃岳の噴火など災害が発生しており、被害に遭われた関係者の皆様方には、改めて心よりお見舞い申し上げます。  また、相次いで発生が確...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○鹿野国務大臣 今御指摘の農業研究所専務理事が五代以上にわたって就任している、こういうことで、そのとおりでございまして、御指摘の件につきましては、団体がそれぞれの者について専務理事として求められるところの能力というものを評価しながら、そういう手続をもって選任された、こういうふうな...全文を見る
○鹿野国務大臣 承知しておりません。
○鹿野国務大臣 報告はございません。
○鹿野国務大臣 今、先生御指摘の、昨年の十月でございますけれども、農林水産省として試算を出したわけでありますが、これは、全世界を対象にして直ちに関税を撤廃した場合に何の対策も講じないというようなことを前提として出した試算でございます。  この中で、米につきまして、アメリカでは輸...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○鹿野国務大臣 平成二十三年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明いたします。  まず、昨年末から、大雪や新燃岳の噴火など災害が発生しており、被害に遭われた関係者の皆様方に改めて心よりお見舞い申し上げま...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨年の十二月に、平成十八年から二十一年の間、四年間でございますけれども、森林買収の実態として、全国で三十件、五百七十四ヘクタールの事例がある、この旨を公表したところでございます。  この調査方法でございますけれども、国土交通省と連携をいたしまして、都道府県の土地...全文を見る
○鹿野国務大臣 前段の先生から御指摘の一ヘクタール以上の売買の届け出以外に、ここが非常に大きなシェアを占めるんじゃないか、これをどうやって把握していくかということを考えたときには、こういう御指摘がありましたが、この一ヘクタール以上の売買の届け出以外に、従来より、都道府県あるいは市...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御指摘いただきました、しっかりと把握をしていく必要があるのではないか、こういうようなことでございます。  重ねて申し上げますけれども、市町村や森林組合、あるいはそういう方々と地元のつながりというふうな中で得た情報や、あるいは登記簿情報というふうなことを利用でき...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの御指摘の森林簿に記載されているところの所有者情報等は、個人情報保護法の対象となりまして、その開示は各地方公共団体の条例に基づき対応するということとされておりまして、現在、森林簿の開示は、森林組合に対しては四十二都道府県で実施しております。林業事業体に...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生の方から、地籍調査は四一%ということで進んでおらないんじゃないか、こういうようなことでございますけれども、まさしく、これから森林施業の集約化やあるいは路網整備というふうなものをやっていく場合に、どうしても森林整備のためには森林境界の明確化というものが必要に...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御指摘の、補助事業にかえて林業者に対する利子助成というものを新たに措置いたしまして、高性能林業機械の導入にかかわる融資というものを平成二十三年度では充実したところでございます。  また、高性能林業機械の導入支援も可能な、平成二十一年度補正予算で都道府県に造成し...全文を見る
○鹿野国務大臣 その前に、先生、高性能林業機械の導入台数でありますけれども、平成二十三年度は百九十四、こういうふうな数字でございます。  また、今、森林組合のこれからの改革というふうなことについていろいろお考えが示されたわけでありますけれども、森林組合はもちろんのこと、森林整備...全文を見る
○鹿野国務大臣 目標である十年後の木材自給率五〇%、こういうふうなことを達成するためには、搬出間伐の推進による木材供給量の増加に対応していかなきゃならない。こういうことから、公共建築物の木材利用促進法をしっかりと推進していく、あるいは、石炭火力発電所におけるところの間伐材等の利用...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しのとおりに、バイオマス利活用の施設の整備とかあるいは木材加工施設、こういうことにつきましては、平成二十三年度までは森林整備加速化・林業再生基金の活用が可能だ、こういうふうなことでありますが、また、平成二十三年度予算案では、公共建築物等の木材利用促進法による...全文を見る
○鹿野国務大臣 農林水産省としまして、平成二十三年度税制改正においても、いわゆる環境税というふうなものを創設した上で、税収の使途に森林吸収源対策等を位置づける必要があるということを強く要望してまいりましたが、結論といたしましては、今、政務官からお話しのとおりに、国全体として今後財...全文を見る
○鹿野国務大臣 このTPPという協定でございますけれども、これにつきましては、昨年の臨時国会の所信表明におきまして総理大臣から、TPPに対する参加を検討、こういうふうなことが打ち出されたわけであります。  それを受けまして、今このTPPというのはどういう交渉になっているのか、そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 菅内閣といたしまして、六月をめどに交渉に参加するかどうかを決める、内閣としてそういうような方針を決めておりますので、今私が菅内閣の一員として、どうこうというふうなこと、私自身の考え方というふうなものを出していくのはやはり控えなきゃならない。やはり判断をする場合は、...全文を見る
○鹿野国務大臣 木村議員も議員としてこれまで活躍しておりますからその点はおわかりになるでしょうけれども、当然、これから情報を収集して、TPPについてどうなのか、どうするのかというふうなことはそれぞれ閣僚委員会においても議論をされていくわけでありますから、そういう中で、いずれ私自身...全文を見る
○鹿野国務大臣 どのくらいの差があるかというのは、試算の出し方がいろいろ違いますので、今この時点で申し上げることができますことは、いわば内閣府が出した試算の主なるところは、TPP参加の場合は全体で実質GDPは二・四兆から三・二兆円増加する、こういうふうなところが主なる分析だと思い...全文を見る
○鹿野国務大臣 何兆円というのは、いわゆる生産、例えば、農林省が出した試算は、生産額で四兆五千億減少します、こういうふうなことでございます。そしてまた、経産省が出した数字は、基幹産業では、締結をしないというふうな場合は実質GDPで十・五兆円減少する、こういうふうなことでありますか...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、交渉というものの中身がどうなるか、こういうふうなことから情報の収集をして、そしてどういうことになるかということを当然分析していかなきゃならないところであります。  そういう中で、その情報がなぜ必要かというようなことは、一つの例を申し上げますと、いわゆるアメリ...全文を見る
○鹿野国務大臣 そういう分析がなされていくというようなことになってくれば、ああ、こういうふうなことなんだな、影響はこういうことなんだなというふうなことで、当然そういう方向に進んでいくもの、こう思っております。
○鹿野国務大臣 その前に、今、木村先生が、試算が一本化されていく、こういうふうなものだと、こういうふうな断定的な言葉を言われましたけれども、私どもとすれば、あくまでも、そういうふうな一つの考え方というものをまとめていく場合は、それぞれの試算なりというふうなものの影響というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 そこは予算委員会、あるいは農林水産委員会でも議論があったところでございますけれども、私自身は、そういう今の木村議員の認識とは違った認識を持っておるわけであります。  すなわち、米価の下落というふうなことは、やはり需給ギャップがあるわけでございまして、そしてまた、...全文を見る
○鹿野国務大臣 御党からも、またいろいろな他の政党からも、今、木村議員が言うような要請、要望というふうなものを国会においても御指摘いただいたわけでありますけれども、そのときにも私どもからお答えを申し上げてきたわけでありますけれども、いわゆる現在の食糧法というふうなものにおいては、...全文を見る
○鹿野国務大臣 私どもからいたしますと、集荷円滑化対策についても、それは機構の判断でもありますから、当然農協さんと相談をしてというふうなことで判断がなされたわけでございますので、私どもが需給関係に直接介入するということは、食糧法上、やはりこれは限界があるというようなことを申し上げ...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生御承知のとおりに、このモデル事業というふうなものは、今回、具体的な数字が出されました。いわゆる定額部分は十アール当たり一万五千円で、そして、当年産の販売価格が下落した場合は、変動部分十アール当たり一万五千百円追加で支払う、こういうふうなことを発表したところでご...全文を見る
○鹿野国務大臣 そういう意味では、私どもは、できるだけ早く、二十一年度産米については、定額部分がどうなるか、このようなことで、支払いも早くしなきゃなりませんから、そこで、一月の相対取引価格というふうなものが出された中で、この変動部分だけはどうなるかということを明確に示したというこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、木村太郎議員から指摘があった件でございますけれども、果樹というものは、お触れのとおりに、恒常的に販売価格が生産費を下回るという状況じゃない、こういうようなことから、いわゆる戸別所得補償制度の仕組みがそのまま適用されるということにはならないというようなことを赤松...全文を見る
○鹿野国務大臣 今言われた件についてでございますけれども、すなわち、何らかの対策が必要だ、こういうふうなことから、今回、果樹農家の経営安定を図るために、平成二十三年度予算案におきましては、果樹経営支援対策を継続するとともに、改植後数年間の、この間は収益がないわけでありますので、未...全文を見る
○鹿野国務大臣 木村議員からの指摘については、私なりに、私の考え方のもとで、何らかの機会にそういうふうなことをお話ししていきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 平成二十三年度の果樹関連予算は七十五億円。このうち継続要望の根強い改植対策、果樹経営支援対策は、従来の実績、平成二十一年でございますけれども、これは二十一億円でありますが、を上回る三十億円を措置いたしております。さらに、新たな対策といたしまして、今申し上げた改植後...全文を見る
○鹿野国務大臣 二十一年度と増減というのは、どことどこの増減ということでしょうか。
○鹿野国務大臣 果樹経営支援対策事業、これは予算額が、平成二十二年を六十三億円、平成二十三年度予算案には三十億円ということでございます。ですから、三十三億円減、こういうことであります。
○鹿野国務大臣 実績額というものを私今申させていただきますが、これは、平成十九年度は十五億円、二十年度においては二十億円、それから二十一年度においては二十一億円、こういうことでございまして、これに比較いたしますと、平成二十三年度三十億円ということでありますから、私どもとしては、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 だから、先ほども申したとおりに、この果樹経営支援対策事業というものは、予算額は、平成二十二年は六十三億円です。そして、平成二十三年度は三十億円であります。
○鹿野国務大臣 今、木村議員が指摘の果樹経営安定対策ということでありますけれども、これは、制度の概要というものは、生産者によるところの適切な需給調整を実施してもなお、価格が基準価格を下回った場合に価格補てんを行うというようなことで、ミカンとかリンゴが対象になっておったわけでありま...全文を見る
○鹿野国務大臣 リンゴの主産県である青森県が、県独自の対策を設けるというようなことで、主体的な取り組みをしているということは評価すべきことだな、こういうふうに思っております。
○鹿野国務大臣 平成二十二年のリンゴの輸出につきましては、輸出量は二万一千トンで、対前年比で一〇一%、輸出金額は六十四億円で、対前年比一一八%。  我が国のリンゴの輸出量は、平成十四年から増加傾向で推移をしてきたわけでありますけれども、平成十九年度をピーク、これは二万六千トンか...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しのとおりに、台湾では、リンゴ、ナシ、桃及びスモモというような生果実については、台湾の輸入検査でモモシンクイガが、毎年一月から十二月までの間に二回発見されれば、日本全国からの輸入が停止される、こういうことになっておるわけであります。  ただ、これは年が変わ...全文を見る
○鹿野国務大臣 目標何万トン、品目ごとに目標というふうなものは持っておりません。今御承知のとおり、農林水産品関係は、約五千億円ほど輸出されておる。これを、二〇一七年まで何とか一兆円にしたい、こういうふうな考え方を示しておるわけでありまして、品目ごとに目標というものは、まだ定めてお...全文を見る
○鹿野国務大臣 リンゴについては、果実の輸出の中でも八割を占めておる重要な品目でありまして、そのうち青森県産が八割これまた占めておる、こういうふうなことからいたしまして、重要な産地であるということは言うまでもなく認識をいたしておりますが、今後、今御指摘の果樹の輸出総合戦略というふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今議員からの御指摘のことで、いわゆる地域活性化に向けた地域ぐるみの自立的取り組みを支援する、こういうふうなことで、いわゆる農林水産省としても重要だというふうなことから、二十二年度においては、広域連携共生・対流等対策交付金など、他の補助事業の活用により支援をいたして...全文を見る
○鹿野国務大臣 実質的に、青森県におきましては、私の承知している限りは、今回のこの事業仕分け等々のことも含めて六カ所採択になっておった、このうち二カ所が支援というふうなことでありますので、青森県の実際に取り組んでいる人たちからするならば、今、ファクスの、農家の方々のお声というふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 平成二十三年度の予算案というものが成立をするというふうなことになった場合はこういうふうなことになりますよということを、情報をできるだけ提供するように努力をしていかなきゃならないと思っております。
○鹿野国務大臣 この子ども農山漁村交流プロジェクトというものにつきましては、今お話しのとおりに、平成二十一年度の事業仕分けの評価結果を踏まえて予算が縮減された、そのとおりでございます。  ただ、私どもといたしましては、小学生による農山漁村での宿泊体験活動の推進というものを引き続...全文を見る
○鹿野国務大臣 ですから、私が今申し上げましたとおりに、小学生による農山漁村での宿泊体験活動の推進は非常に重要だ、こういうようなことも申し上げましたが、そういうところで、この子ども農山漁村交流プロジェクト、あるいはふるさと地域力発掘支援モデル事業というふうなもの、そういう事業を初...全文を見る
○鹿野国務大臣 漁業には、農業者年金のように、公的年金制度として保険料の一部を国が補てん、補助するような仕組みはございません。
○鹿野国務大臣 今申し上げましたとおりに、公的な年金制度というふうなもので国が補助する、そういうふうな仕組みはございませんが、六十歳以上の漁業就業者が四割を占める、こういうふうなことを見ましたときに、高齢化が進んでいるわけです。そうしますと、漁業者の老後の福祉対策というふうなもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業分野につきましては、施設園芸の経営の体質を強化するという意味で、平成二十二年度から、ヒートポンプ等の施設園芸用の省エネ設備や、木質バイオマス利用加温機の導入支援、あるいはその他の省エネルギーの設備のリース方式による導入支援というようなことを行うことといたしてお...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の決定は、調査船団の帰国については、二月十八日、調査実施主体である財団法人日本鯨類研究所及び現場の意向というふうなものをお聞きしながら、私が判断したものでございます。
○鹿野国務大臣 関係国、オーストラリア、オランダ等々に対しまして、大使館の関係の人たちにも、この暴力行為というふうなものは許されるものではないというようなことで抗議もいたしてきた経緯がございますということだけは、申し上げさせていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 私どもといたしましては、今申し上げましたとおりに、このような暴力行為というふうなものに対して抗議を行ってきたところでございますが、この船団の人たちが帰国いたしましたならば、その実態、実情というものをしっかりとその報告を受けて、今後どういうふうに対処していくかという...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回のこの暴力行為というふうなものは、乗組員の生命財産を脅かす危険な行為でありまして、これに対して、重ねて申し上げますけれども、私どもといたしまして、関係国に対して厳重な抗議を申し入れをしたところでございます。  これから乗組員の今後の生命財産というふうなものが...全文を見る
○鹿野国務大臣 海上保安官の乗船によりまして、自衛措置の強化等々、重要な役割を果たしていただいているわけでございますが、今次長から答弁のとおりに、今後のいわゆる乗組員の安全にかかわることでもありますので、妨害対策への影響も考慮し、明らかにすることは差し控えさせていただきたいという...全文を見る
○鹿野国務大臣 今後、関係省庁とも検討してまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 今御指摘の件につきましては、たしか昨年の臨時国会でも、先生から今後のあり方について、国会におきましてお考えが示されたということを、私も頭の中に入っているところでございます。  今のこの仕組みというふうなことからいたしますと、確かに、捕獲頭数が低調に終わっている、...全文を見る
○鹿野国務大臣 FTAAPに向けて道筋をどうするか。昨年のEPA、包括的経済連携に関する基本方針というふうなものが出された中で、どういうふうな道筋で進めていくか。ASEANプラス3、ASEANプラス6、こういうふうな中、あるいはEPAを進めていくんだ、こういうふうな中で、EPAは...全文を見る
○鹿野国務大臣 篠原副大臣は、副大臣として一つの考え方を今示されたわけでありますけれども、私が農林水産省におけるところの責任者でございますから、今後どういう方向に進めていくかというふうなことは、それぞれの考え方というものを参考にしながらやっていかなきゃなりませんけれども、基本的に...全文を見る
○鹿野国務大臣 個人的な考え方を今副大臣が言われた。以前から、その考え方というふうなものは、いろいろな機会で発言をするというふうなことも私は承知しておったわけでありますけれども、いろいろやはり考え方がある。しかし、内閣の方針なり、あるいはまた、農林水産省の方針というのは当然私が判...全文を見る
○鹿野国務大臣 一つの考え方であるというふうなとらえ方はしなきゃならないと思っております。
○鹿野国務大臣 TPPについて、判断できるというふうな、それだけの情報もまだ把握をいたしておりませんし、そういうふうなことを踏まえてしっかりと判断をするときが私は来ると思っております。
○鹿野国務大臣 とにかく今進めておるところはEPAの推進ということで、先ほどお話しのとおりに、日韓なり、あるいは対EUなり、対オーストラリアなり、対カナダなりというふうなことで進めておるわけでありまして、TPPについてはまた別の問題、こういうふうなことでございますから、まさしくT...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の篠原副大臣の個人的な考えというものと私の考え方は、確かにそれは違いはあると思います。しかし、今後どうするかというふうなことについては私が最終的に判断をしていく、こういうふうなことであるということで御理解をいただけると思います。
○鹿野国務大臣 赤澤議員から、農水委員会におきましても、また予算委員会におきましても、TPPに対しての考え方というふうなものについて私もお聞きをさせていただきました。頭の中には残っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 国内対策というふうなものを示しながら、そして具体的にどうするかというふうなものを決めていかなきゃならない、まず国内対策ありきだ、こういうようなことの御指摘は、過般の予算委員会でも赤澤議員の方から承ったところでございます。  私自身といたしましては、赤澤議員のその...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろな情報というふうなもの、どんなふうに現場の方々が考えているか、また一面、自分どもとして、具体的に固定部分の支払いが行われたということで、改めて戸別所得補償制度というふうなものを認識していただいたというふうな方もおるということも、承知をしておるところでござい...全文を見る
○鹿野国務大臣 きちっと法案として提出をして、こういうふうに申し上げてきたところでございます。赤松大臣、そして山田大臣、それを踏襲して私も、そのような考え方を国会の場におきましても申し上げてまいりました。  いろいろな諸事情から、今回は予算措置で、こういうふうなことに相なったと...全文を見る
○鹿野国務大臣 マニフェストに掲げておる本格実施ということで、畑作物に対しましても対象を拡大したというふうな考え方に立っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 法律につきましては、今後いろいろと、二年間ということでありますから、最初は米のモデル事業として、今度、二十三年度はそれを拡大して、いわゆる対象品目を拡大して、こういうふうな形でやっていく。そういうことで、二年間のこういう事業というものについて検証をしながら、二十四...全文を見る
○鹿野国務大臣 このことにつきましては、昨年の臨時国会でも御指摘をいただいたところでございますけれども、今、篠原副大臣の方から答弁しましたとおり、インデックスにおきまして三百万トン、こういうふうなことを打ち出したことはそのとおりでございます。  そういう中で、昨年の七月及び八月...全文を見る
○鹿野国務大臣 この食糧部会の考え方というものを、すべてそのまま受け入れるということも一面はあるかもしれません。しかし、あくまでも参考としての考え方だなというふうな受けとめ方の中で、今日のこの状況というものを考えた場合に、過去におけるところの政府米の放出実績等を踏まえるならば、今...全文を見る
○鹿野国務大臣 当面、そういうふうな、百万トンを水準としてというふうなことで備蓄体制を確立していくということでございます。
○鹿野国務大臣 農協につきましては、農業生産の増大や農産物の販売力強化など、農業者の協同組織として役割を果たしておるというようなことが私どもの認識でございます。  今後、そういう意味で農協にも農協としての役割を果たしてもらいたい、こういう考え方です。
○鹿野国務大臣 先ほど来からの議論を聞いておりますと、みんなの党の考え方というふうなことで申されていますけれども、私どもの民主党政権が誕生してから、今までの価格維持制度からまさしくこの所得政策に切りかえた、これは大きな転換であります。これはもう実質的に戸別所得補償制度というものを...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、委員の方から、笠松競馬、オグリキャップのお話が出されたわけでありますけれども、オグリキャップ、中央競馬での活躍もこの頭に浮かんでくるような感じであります。  そういう中で、まさしく地方競馬は、調教師なり、騎手なり、あるいは厩務員などの厩舎関係の人たち、あるい...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘の件につきましては、地方競馬主催者は、競馬法に基づきまして、刑法の特例として競馬事業を行う前提として、馬券売り上げの水準に応じて、地方競馬全国協会に対して交付金を交付するということにされております。現行の競馬法上、収支が不均衡で交付金の交付が困難...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生御指摘のように、福岡高裁判決、三年以内の開門に向けて対応するように、こういうような内容であります。  開門によりましてまず何といっても長崎県関係者の方々に不利益を強いることがないよう、関係者の方々の不安や懸念に真摯におこたえをしていくということが大変重要な...全文を見る
○鹿野国務大臣 実際に今実施しておるところの環境アセスメントにおきましては、開門に伴って、農業生産なり、あるいは背後地の防災なり、あるいは漁業生産などにどのような影響が生じるかということについて調査、予測、評価を実施しているわけでありまして、そして当然のことながら、必要に応じて、...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただ、私どもといたしましては、いろいろな御指摘がありますけれども、とにかく、開門というようなことに当たってどういう影響があるか、あるいは防災上どういうふうな状況になるか、また、漁業生産についてどういう変化や影響があるかというのは、重ねて申し上げますけれども、当然、...全文を見る
○鹿野国務大臣 この開門の前にできることをやったらどうか、こういうような先生の御指摘でありますけれども、基本的に、これは同じことの繰り返しでありますけれども、私も現場を見せていただきました、そしてまた、関係の方々との率直なる意見交換もやってまいったわけでありますけれども、非常に重...全文を見る
○鹿野国務大臣 高裁判決によりまして、三年以内に対応しなきゃならない、全くそのとおりでございます。ですから、当然これから、この三年以内にどう対応していくかというふうなことを前提として取り組んでいくというふうなことになるわけであります。  また、今先生が御指摘の平成二十一年の決算...全文を見る
○鹿野国務大臣 今後のことにつきましては、環境アセスの評価というふうなものの素案を受けて、これから一つ一つ話し合いながら判断をしていかなきゃならないことではないかなと思っております。
○鹿野国務大臣 その開門の方法というふうなものについては、先ほど申し上げましたとおりに、時期なり方法なりあるいは期間なりをどうするかというふうなことは、当然のことながら、長崎県側とも今後誠心誠意話し合って取り組んでいかなきゃならないことだと思っております。
○鹿野国務大臣 開門の方法については、即時開門とか、あるいはまた制限開門とか、今先生言われたとおりに段階的開門とかいうふうなことの中で、原告側が段階的な開門というものを求めておるということは、そのとおりだと思っております。
○鹿野国務大臣 高裁判決を受けて上告しないというような判断に立ったということは、今後三年以内にその開門に向けて対応する、こういうことでございまして、それぞれ今先生申された漁業者の人たちの考え方、これはもう十分これらも配慮をしなきゃなりませんし、そして、そういう中で農業に対してどう...全文を見る
○鹿野国務大臣 日豪におけるところのEPAの交渉というものにつきましては、お互いが十カ月ぶりに話し合いがなされたということでございますので、その中で説明をし合ったというようなことの段階でございまして、交渉事でございますから、また具体的なことについて申し上げさせていただくことは控え...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生が御指摘になりましたサトウキビ、これにつきましては、沖縄にとっては極めて重要な産品であるというようなことも承知をいたしております。  砂糖を含むところの重要品目がいろいろな意味で除外または再協議の対象となるよう交渉する、こういう農林水産委員会の決議というふ...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○鹿野国務大臣 総理が答えられる前に私から申し上げますけれども、今議員からの指摘の認識というものが総理御自身が持っておられるからこそ、この六月までに食と農林水産業の再生プランのことをきちっとやっていきましょう、こういうふうなことで議論をしておるわけでございますので、その点の認識は...全文を見る
○鹿野国務大臣 今は議員から、農林水産省の試算の件に触れられました。重ねて、何遍も申し上げてきたところでありますけれども、いわゆる現在の国境措置ということで、何もしないというときに自給率が下がりますよということを申し上げているわけでありまして、そういう意味では、今後の自由化、いわ...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) TPPに交渉参加するかどうかということにつきましては、今総理から申されたとおりに、九か国の間に今いろいろと交渉がなされておるわけであります。そういう中で、当然のことながら、農林水産分野だけではなしに、二十四の項目にわたっていろいろと交渉がなされておる。そ...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) TPPにどういう我が国として対応していくかということにつきましては、今、玄葉大臣からのお話のとおりでございます。  そういう中で、昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というものを打ち出しました。今後、我が国として経済連携を推進すると、こういうようなこと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今までのこの木材輸入につきましての経緯につきましては、昭和三十年以降、経済復興とともに外貨事情というものが好転いたしまして、木材需要も急激に増加をしてまいりました。木材価格も高騰してまいりました。このようなことから、国産材の供給増加と併せて木材輸入拡大へ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生御承知のとおりに、TPPに参加するかどうか、交渉参加するかどうか、まだ決めておりません。  しかし、いずれにいたしましても、昨年の十一月におきまして、包括的経済連携に関する方針の中で、この自給率の向上とそして農業、農村の振興の両立を図っていくという...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど総理から答弁を申し上げたとおりに、一四%に下がるという場合は、国境措置を全て撤廃をした場合に、何もしない、何も手を打たない、対策をしないというようなことにおいて一四%になりますよという、この試算であるということを御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) ですから、仮定の話として、この関税がゼロになると、その場合に、何もしない場合は一四%になりますよと。当然それは、これからの経済連携というふうなものにおいていろんな国内対策をやっていかなきゃならないということは、包括的経済連携に関する基本方針においても盛り...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、今先生言われたとおりに、関税を撤廃するというようなことになりましたらば当然この影響を受けるということになるわけでありますから、国内対策を講じていかなきゃならないというふうなことになるわけであります。
○国務大臣(鹿野道彦君) この二十か月齢等の問題につきましては、あくまでも米国産の牛肉の輸入問題は食の安全に関する問題でありまして、科学的知見に基づいて冷静に議論していくというふうなことがこれは大事なことでありまして、ゆえに、我が国としてこのアメリカ産の牛肉問題等については、食の...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろ今先生から御指摘の件につきましては、今日までのこの二十年間の状況を見ますと、食料自給率が低下した、あるいは農業従事者の高齢化、そして農業者の所得減、また耕作放棄地の増加というようなことを考えたときに、いわゆるこれまでの農政というものが、生産調整を...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、この食と農林水産業の再生実現会議におきましてどういうふうな議論がなされているかということになりますと、まず持続可能な経営実現のための農業をどうしていくかというこの在り方について御議論していただいている。あるいはまた、戸別所得補償制度の在り方、そして、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPについて参加するかどうか、交渉参加するかどうかはまだ全然決めていないわけでありまして、しかし、昨年の十一月の包括的経済連携に関する基本方針においてはEPAを進めていく、高いレベルというふうなことで、センシティブ品目に配慮しながらということであります...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、TPPに参加するかしないかはこれから決めるということでありますけれども、今議員が触れられました多様な農業の共存というふうなものと矛盾するかしないか、すなわち、農業として多様な農業が成り立つようにしていくというようなことの施策が行われれば矛盾しな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) オーストラリアには行っておりません。  基本的には、今、海江田大臣からお話がありましたとおりに、EPAを推進するというふうなことは決めておるところでありますけれども、センシティブ品目について配慮をしながらと、こういうふうなことでありますから、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今このEPAについてお話がありましたけれども、今日、昨年の十一月に決めた高いレベルというふうなことは、一般的に今先進国の間でのEPAというのは、関税撤廃が、品目ということを考えたときに九五くらいと、こういうふうなところでありますので、それが一般的に高いレ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 森林・林業再生プランというものの中で、森林の有する公益的機能の十全な発揮を図るために、森林法の改正法案を三月一日に閣議決定いたしまして今国会に提出いたしました。そしてまた、そういう中で、今先生触れられたとおりに、昨年の臨時国会で議員立法として森林法の一部...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、基本的にTPPに関しましては、何遍も申し上げますけれども、交渉参加するかしないかはまだ決めていないわけであります。  そういう中で、今日のこの第一次産業の状況というものを踏まえた中で、やっぱり思い切って新たな展開をしていかなきゃならないと。こういう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 食料自給率の向上に関しましては生産面と消費面というふうなことがありますけれども、とりわけその中で生産面におきましては、小麦というものを八十八万を百八十万トンに、そして米粉用米を五十万トンに、あるいはまた飼料用米を七十万トンに、そしてまた大豆を六十万トンに...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今八十八万トンでございますけれども、基本計画における小麦の目標というものは、生産数量の目標というものは百八十万トンというふうに考えております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 我が国の米の輸出につきましては、平成二十二年で輸出数量は千八百九十八トンでございます。  国別に申し上げますと、香港が六百五十四トン、これが最大の輸出先になっておりますが、シンガポールが三百三十四トン、台湾が二百七十一トン、豪州が百二十五トン、中国が九...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 今、谷先生から厳しい御指摘をいただいたところでございますけれども、農林水産予算は、昭和五十七年度の三兆七千億をピークにいたしまして、その後減少傾向というふうなことで推移をしているわけでございますが、平成二十三年度におきましては、租税等の収入が依然として低水準にある...全文を見る
○鹿野国務大臣 所信表明の中には入っておりません。
○鹿野国務大臣 入っていません。予算案の中にも入っておりません。
○鹿野国務大臣 今篠原副大臣から申し上げたとおりに、そのようなことであったわけでありますが、二十三年度の農林水産予算の概要の方にきちっとPRをしていなかったということについては、やはりPRをすべきであった、こういうふうな認識でございます。
○鹿野国務大臣 今、食と農林漁業の再生実現会議におきまして、これからの農業、農村の姿、持続可能な農業というものについて、いろいろと御検討していただき、また検討もしておるというようなことでございますが、この中で、今、谷先生からお話のあった、いろいろな議論がなされておるわけでありまし...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、我が国の農業経営の状況というものは、多様な経営というふうなことが一つの特徴でもありますから、そういう多様な農業経営というふうなものを支援していくという必要性があるんではないか、これが基本的な考え方であります。  しかしながら、やはり国民生活に対してよ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の南極海におけるところの調査切り上げということにつきましては、基本的に、乗組員の安全、生命を守る、こういうふうなこと、あるいは調査船の安全を確保する、こういうふうな考え方に立ちまして、私自身が調査の切り上げを判断したところでございます。  今後、こういうシー...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からのお話にございました、我が国の目指す商業捕鯨再開のためには、鯨類資源に関する科学的知見というものを蓄積していくことが必要なことじゃないか、こういう認識を持っております。  そういう意味で、今後の調査につきましては、調査船団が帰国した後に乗組員から現場...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身は、今回、先ほど申し上げますとおりに、乗組員の人たちの生命を守らなきゃならない、また、船団の安全というふうなものを確保しなきゃならないということで切り上げを判断したわけでありますけれども、重ねて申し上げますけれども、鯨類資源に関するところの科学的知見というも...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、鯨類資源に関するところの科学的知見というものをしっかりと蓄積していく必要がある、こういうふうな考え方でおるということを再度申し上げたいと思います。
○鹿野国務大臣 今村議員から激励をいただきまして、ありがとうございます。  政治と金の問題、私はないものと思っております。
○鹿野国務大臣 今御指摘のことにつきましては、内閣また民主党が一丸となって国民生活に責任を負っていくというふうなことが一番大事なことだと思っております。
○鹿野国務大臣 百七十七回国会におけるところの菅総理大臣の施政演説について、最小不幸社会の実現、こういうふうなことについて今議員からお話があったと思います。  私はどう受けとめているかということでありますけれども、私は、一昨年の解散までは落選をしておりました。四年間、私も、地元...全文を見る
○鹿野国務大臣 この最小不幸社会の実現というふうなとらえ方の中で、私自身は、やはり成長というふうなものがこれからも当然我が国においても必要でありますけれども、その成長したことによって実った果実をどうトリクルダウンしていくか、どう滴り落ちた政策をやっていくか、これが大事なことだと思...全文を見る
○鹿野国務大臣 諫早湾の件につきましては、上告をしない、こういうような考え方を決定したわけでございまして、今後三年以内に開門に向けて対応していかなければならないということであります。開門によりまして関係者の方々に不利益を強いることがないよう、関係者の方々の不安や懸念に真摯におこた...全文を見る
○鹿野国務大臣 農林水産省におきまして、現在実施しているアセスメントにおきまして、開門に伴いまして農業生産なり背後地防災、漁業生産等にどのような影響あるいは変化が生じるかということについて調査、予測、評価を実施しております。必要に応じて、その影響を回避あるいは低減するための措置に...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろ、今るる、多岐にわたって御指摘をいただきました。  ただ、私は、今村議員、やはり農林水産業の人たちに何とか頑張ってもらいたいな、こういうふうな気持ちで、私も責任者として、今回の予算についてもできるだけの努力をいたした、こういうふうなことだけは申し上げさせ...全文を見る
○鹿野国務大臣 本音で申し上げるように、こういうことでございますけれども、私ども、今日の農業再生をどうすべきかということを七年前から党で議論をしている。結局、農家の人たちが再生産に意欲を持って取り組んでもらうということならば、やはり所得補償政策というふうなものに切りかえる必要があ...全文を見る
○鹿野国務大臣 本音の話でと、こういうことですから、率直に申し上げて、私は、昨年農林水産大臣を拝命するときに申し上げました、もうこれからの第一次産業というものをきちっと責任を持って推進する上においては農林水産省だけの予算では限界だ、そういう意味で、これから財源というものを考えたと...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業だけではなしに、林業なりあるいは漁業の人たちのための漁港とかあるいは土地改良とか、そういう整備事業というふうなものについて、減って、どうするんだ、こういうふうな御指摘でございますけれども、昨年来、この点については幾度かにわたって問題指摘がなされてまいりました。...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨年閣議決定いたしました食料・農業・農村基本計画におきましても、農業生産基盤の保全管理と整備は我が国の農業生産力を支える重要な役割を担う、このようなことから、基幹水利施設の戦略的な保全管理あるいは食料自給率の向上等に資するところの基盤整備の推進というふうなことにつ...全文を見る
○鹿野国務大臣 大変激励をいただいて、重ねて感謝申し上げます。  いわば、私自身も、思いは、腹の中は、もうしっかりととらまえておるのでございます。しかし、現実、先ほど言われたように、結果としてやはり出さなきゃいけませんので、今日の財政事情なり、また、新たな財源というものを生み出...全文を見る
○鹿野国務大臣 トラクターなどの農業機械等についてのいわゆる支援策はどうなのか、こういうことでありますけれども、私ども、今まで補助というふうなものをやってきましたけれども、それから融資の方にということで切りかえていくというふうなことが基本的な考え方でございます。  そこで、例え...全文を見る
○鹿野国務大臣 今ちょっと、私数字を間違えましたので訂正させていただきます。貸付限度額の引き上げというのは、個人、一千八百万から五千万、こういうふうな引き上げでございますので、これを訂正させていただきます。  それから、当然返さなきゃいかぬ、こういうことでございますが、そのとお...全文を見る
○鹿野国務大臣 これは、過般も予算委員会でも質疑として出されたところでございますけれども、今村先生から、本音の話をと、こういうふうなことでございます。  私も、実はこれは悩みました。すなわち、この法案を出した場合に、ねじれ国会の中で予算関連になるわけでありますから、どうなるのか...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、この農業者戸別所得補償というものは、やはり農家の人たちにとっては本俸に近いものなんですよ。ですから、どうしてもやらなきゃならないという思いだからこそ、確実に実施をしていくというふうなことから私はこういう判断に立ったのであって、自信がないからこういうふうな...全文を見る
○鹿野国務大臣 ゆっくり考えたというわけじゃなしに、やはりゆっくりしておるわけにいかないから決断をさせていただいた、このことだけは御理解をいただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 赤松大臣は赤松大臣として、当時の状況の中で一つの考え方が示されたのではないか、こういう認識を持っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 下落の要因というふうなものはいろいろあるわけでございまして、とりわけ今日の我が国の状況というふうなものは、リーマン・ショック以来の経済が非常に落ち込んでいる状況というふうなものの影響を受けている等々、そしてやはり国民の人たちの低価格に対する一つの志向というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 私が謝ってということによって御理解をいただくというふうなことでありますならば、私は、そういう予測がそういう方向に行っていなかったというようなことについては、これは国民の人たちに対しても申しわけないなという気持ちはあります。  しかし、問題は、下落の要因というもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 いずれ、TPPに交渉参加するかどうかということを決める時期が来ると思います。今はまだそれだけの情報というふうなものが共有されていない面もありますので、しっかりと取り組んでいきたい、このことだけを申させていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 非常に大事なことだと思っております。
○鹿野国務大臣 今、諫早湾に長い間取り組んでこられた谷川先生の思いをお聞かせいただきました。  そういう中で、昨年の十二月の六日、お話のとおりに、福岡高裁判決が出されたわけでありまして、この判決を重く受けとめられて、総理の判断で上告を行わないということが決定されたわけでございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろ先生から今お話があったわけでありますけれども、基本的に、重ねて申し上げますけれども、高裁判決を重く受けとめた、こういうふうなことが一つの判断であった、このように受けとめをいたしておるわけでありますが、その際に、防災上、また営農上、漁業者の方々に対する影響と...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、どうして前もって話がなかったか、こういうことでございます。この点につきましては、私も一月二十三日、長崎県に参りまして、知事初め議会、議長、関係者の方々と二時間以上にわたりまして意見交換をさせていただいた際に、私ども、前もって何の話もしなかったということについて...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの御指摘の点につきましては、筒井副大臣から答弁をいたしましたとおりに、いわゆる開門する際に三つの方法、そういうふうなことが検討されるわけでありますけれども、防災上、また営農上、そして漁業に対してどういう影響を与えるかというようなところをやはりしっかりと把握...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねてのということになるかもしれませんけれども、現在、環境アセスにおきまして、開門の方法として三つのケースを選定いたしまして、それぞれの方法ごとに影響の予測、評価というふうな対策を検討しているところでございます。  そして、この環境アセスメントを踏まえて、調整池...全文を見る
○鹿野国務大臣 総理自身が長い間この諫早湾問題にも取り組んできたということは、先生御承知のとおりであります。そういうようなことも踏まえて、高裁判決を重く受けとめたというふうなことから判断がなされたわけでございますけれども、総理自身も、基本的に、この開門等をどういう方法でやっていく...全文を見る
○鹿野国務大臣 赤松大臣等々のときにおける大臣の発言等々、また、そういうふうなことは本当に重く受けとめなければならないところでございまして、それだけに、前もって長崎県関係者の方々に何ら具体的な形でお知らせをすることなく判断をしてしまったということに対しては、重ねて申し上げますけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 諫早の皆様方のお声というものは、お考えというものは、重ねて申し上げますけれども、私も直接お聞かせいただいておるわけでございまして、それだけに、開門というふうなことになった場合に、方法はいろいろありますけれども、営農上も防災上も、漁業者の方々にも影響がないように、不...全文を見る
○鹿野国務大臣 谷川先生のTPPに対する基本的な考え方というふうなものは、これから総理自身が、六月をめどにいたしまして交渉参加をするかどうか判断していくということを言われているわけでありますけれども、そういう中で、いろいろ国会における議論、あるいはまた、これから情報をできるだけ共...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の地震に対する被害等々につきまして、私どもとしましては、できるだけ早く被害状況を把握いたしまして、そして、その上で適切に対処していかなきゃならないと私も思っているところでございます。
○鹿野国務大臣 今先生から、TPPについて所信でどうして触れなかったかということでございますけれども、TPP協定につきましては、御承知のとおりに、今我が国といたしまして情報収集している、こういうふうなことでございます。そして、国内の環境整備を進めていく、どうするかというようなこと...全文を見る
○鹿野国務大臣 今申し上げましたとおりに、TPP協定に対してどう対応するかということにつきましてはこれからの判断、こういうことでありまして、その点も含めて、私自身としては、これからの判断というようなことを踏まえて、明示的に触れることをしなかったということでございます。
○鹿野国務大臣 この開国フォーラムにつきましては、副大臣等々で話し合って、副大臣が対応する、こういうふうなことを聞いておるところでございます。
○鹿野国務大臣 昨年の三月の農業基本計画の中で自給率の向上というふうなものも盛り込んでおる。一方、今回、TPPというふうなものに参加するということになった場合に、いわゆる国境措置をすべて全廃して、何らの対策も講じない、こういうふうなことを前提とした場合にということから、自給率が一...全文を見る
○鹿野国務大臣 戸別所得補償制度というものを、このたび、二十三年度におきまして、麦、大豆等々に対象を拡大する、こういうふうなことで、このことによって自給率を高めていくというようなこと等々はこの中にも含まれているわけであります。  そういう意味におきまして、今後我が国の自給率とい...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身、予算委員会におきまして、石田先生の御質問に対しまして、予算措置が講ぜられることを最優先に考えて、今回は法案を出さないで予算措置をやるというような判断に立ったということを申し上げました。  基本的には、やはり農業者の人たちにこの戸別所得補償というものの交付...全文を見る
○鹿野国務大臣 できましたらば、今申し上げましたとおりに、いろいろと、二年間というふうな中で制度設計をしっかりとやって、二十四年度においては法案として提出をしてまいりたい、こういうふうな今の時点での考え方に立っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 今石田先生からの御指摘の、農作業での死亡事故というのは毎年四百件前後発生しておりまして、大変痛ましい状況であります。これら農作業事故を減少させることは喫緊の課題であるということは、まさしく先生のおっしゃるとおりでございます。  このため、農林水産省といたしまして...全文を見る
○鹿野国務大臣 今吉泉先生から御指摘の、米の下落に対する対応策、こういうことであります。  いろいろな要因から米が下落したことは、これはもう間違いない事実であるわけであります。そういう中で、御承知のとおりに、この戸別所得補償制度というのは、定額部分と変動部分、こういうことで、今...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて、吉泉先生から、今回の、この戸別所得補償制度に対して、やはり二十三年度から法案として提出をすべきでなかったか、そして、しっかりと農業者に対して、これからも継続して続けていくというような、そういう安心感を持ってもらう必要があるんじゃないか、こういう御指摘であり...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回緊急的に規模加算対策を講じましたのは、受け手だけに対する対応策で、出し手じゃなしに受け手の人たちに対する対応策でございます。
○鹿野国務大臣 今回は、まさしく、小規模で分散している農地を面的に集積する、今先生がおっしゃった連担化、これが農地の規模拡大を加速するということが大変重要でございますので、このような考え方で、連担化された農地に利用権を設定して経営規模の拡大した意欲ある農業者に対して加算金を交付す...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、国内産の新潟コシヒカリというものはキロ当たり四百円から五百円、こういうことであります。そういうようなことを想定いたしまして、民間の商業ベースでもちろん輸出ということになるわけでありますけれども、個々のケースによって販売価格やコストが変わるというものでありますけ...全文を見る
○鹿野国務大臣 現行の検疫条件のもとで輸出が拡大するようにというようなことで、今検疫のことが大きな一つのハードルにもなっておったわけでございますので、薫蒸倉庫なりあるいは精米工場というものをふやすために支援を行っていきたい、こういうふうなことでございます。  そして同時に、今私...全文を見る
○鹿野国務大臣 今まで我が国としても輸出戦略というふうなものに対して取り組みもあったと思いますけれども、どうしても価格というようなこと等々で輸出というものが限られたものでありました。  今日、中国を初めとするところのアジアの国々が、経済成長というようなことで、国民の所得というふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  家畜防疫は、畜産の振興及び畜産物の安定供給を図る上で重要な役割を担っておりますが、近年、アジア諸国において口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザが続発している中で、...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 交渉参加するかどうかは今情報収集の段階でございますので、それを受けてこれからの判断ということになると思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からのこの資料というふうなものにつきましては、農林水産省は関与いたしておりません。また、経済産業省が地方団体等へ説明したというようなこと等に使われておったというふうなことも承知をいたしておりません。  いずれにしましても、このTPP交渉への早期参...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど申し上げましたとおりに、TPPについてはこれからの判断でございますので、情報をやっぱり共有して議論をしてもらう必要があるわけでございますので、メリット、デメリットというもの双方を、やはりきちっとした資料を提供して判断材料を提供するというようなことが...全文を見る
03月10日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 ただいま先生から御指摘の営農継続のための緊急支援につきましては、二十二年度予算活用による一刻も早い支援の具体的な考え方というものが必要と考えまして、二月八日から直ちに公募を開始いたしました。年度末でもあり、公募期間が必ずしも十分にとれないということから、関係機関が...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、家伝法の改正案を提出させていただきましたけれども、この緊急性ということから、本委員会の委員長初め皆様方に御理解をいただく中で、こうやって早急に御審議をしていただくということに対しまして、心から感謝を申し上げながら、ぜひ成立に向けて御協力、御理解をいただければ...全文を見る
○鹿野国務大臣 高病原性鳥インフルエンザに関する予防的殺処分の必要性、こういうことにつきまして……(江藤委員「考えておられるかどうか」と呼ぶ)はい。鳥インフルエンザについては、本年の発生事例を見ても、予防的殺処分の対象とする必要はないもの、このように考えております。
○鹿野国務大臣 協力要請に応じるために強制力を持たせるべきではないか、こういうふうなことでございますけれども、協力要請に応じるためには経済的、人的負担を伴うこともあり得ることから、努力義務以上の強制を行うということはなかなか難しいな、こういうふうな判断に立っておるところでございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 家畜伝染病予防法上、発生農場に対する手当金は、殺処分された家畜の所有者に交付されるということであります。  牛、豚の預託といった経営形態につきましては、通常経営時に所有者から交付されるところの飼養委託料や家畜の売却額の分配方法が個々の飼養委託契約によって決められ...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいま御指摘の点につきましては、都道府県におきまして、中山間地や住宅地などで埋却地が確保できないという場合等、それぞれ地域の状況に応じた具体的な防疫措置について検討していただくことが必要だと思っております。  地域の事情により埋却地が確保できない場合では、運搬...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の御指摘の点は、それを踏まえて書こうというふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 移動制限区域内におけるところの食鳥処理場への生きた家禽の搬入は、現行の防疫指針では認められていないというところでございます。  移動制限区域の範囲や、区域内におけるところの生きた家禽の移動については、専門家の意見を聞くなど、今後、科学的知見に基づきまして検討して...全文を見る
○鹿野国務大臣 御指摘の、手当金等の減額なり返還の具体的な運用方針につきましては、第三者委員会を設置いたしまして、一つは飼養衛生管理上の状況、二つは早期通報の実施状況、三つは蔓延防止措置への協力状況などを総合的に評価していただく方向で検討してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 そのとおりでございます。
○鹿野国務大臣 都道府県が家畜伝染病予防法に基づき防疫対応を行うための経費については、同法に基づき、国が負担することになっております。当初予算が不足する場合には予備費を活用することになりますが、家畜伝染病予防費については、緊急時に迅速に対応できるよう、財政法等に基づき、国会中であ...全文を見る
○鹿野国務大臣 施行期日におきましては、改正案では「六月を超えない範囲内において政令で定める日」としておりますが、政令の制定に際しましては、条項ごとに可能な限り速やかに施行するようにする予定でございます。  具体的に申し上げますと、新たに罰則つきの義務をかけるもの、これにつきま...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろ御見解をいただきました。  その中で、今回の所信表明におきましては、食料・農業・農村基本計画に基づく新たな農政に取り組むという旨を記述いたしております。食料自給率目標五〇%はこの基本計画に掲げられた重要な目標でありまして、この達成を目指していくということ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の改正法案におきましては、防疫指針につきまして、最新の科学的知見及び国際的動向を踏まえ、少なくとも三年ごとに見直すこととするとともに、その内容をより現場の実態に即したものとするため、作成、変更に当たり、食料・農業・農村政策審議会に加え、新たに都道府県知事の意見...全文を見る
○鹿野国務大臣 家畜伝染病改正法案におきましては、一義的な焼埋却義務者は現行法どおり家畜の所有者とした上で、都道府県が発生時に備えて補完的な準備を行うこととしているところでございます。  具体的には、家畜の所有者が遵守すべき飼養衛生管理基準の中に埋却地の確保についても規定するも...全文を見る
○鹿野国務大臣 移動制限の対象となる農家につきましては、移動制限に従ってもらうために、売り上げ減少や増加経費等について補てんをする、こういうふうな考え方であります。  食鳥処理場やGPセンターは、農家に対する移動制限の結果として反射的に影響を受けるために、同様の助成というものは...全文を見る
○鹿野国務大臣 GPセンターや食鳥処理場につきましては、その影響ができるだけ少なくなりますように、速やかに制限区域の縮小をするとともに、迅速な初動対応に万全を期してまいりたいと考えておりますが、移動制限区域の範囲や区域内におけるところの取り扱いにつきましては、今回の一連の発生に関...全文を見る
○鹿野国務大臣 なります。
○鹿野国務大臣 開国フォーラムにつきましては、内閣府の方で、いろいろとEPAというふうなものを推進するというふうなことの中で、十七の分野を中心として、それぞれ御意見をいただく、また考え方も申し上げる、そういう中で、TPPのことにつきましてもいろいろと意見交換が行われていることを承...全文を見る
○鹿野国務大臣 このTPPに対する対応ということにつきましては、従来から予算委員会あるいはこの委員会で申し上げますとおりに、交渉参加するかどうかという判断をするためには、やはりどうしても情報収集というふうなものが必要だ、こういうことから、今、情報収集すべく協議を行っておるというふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 それぞれ、今後この判断をしていく上において、まさしく、これからの日本の国のあり方、こういうふうなことにも影響してくる問題でありますので、当然のことながら、あらゆる分野から情報を収集する中で、どう対処すべきかというふうなことを検討していかなきゃならない大変重要なテー...全文を見る
○鹿野国務大臣 食と農林漁業の再生実現会議におきましては、六月に基本方針というふうなものを出す方向で今いろいろと議論がなされておるわけでありまして、三月については、一つの、一段階取りまとめというふうな形を出す方向で、こういうふうなことであります。  そういう中で、TPPについて...全文を見る
○鹿野国務大臣 宮崎で発生した昨年の口蹄疫、この総括というものは、今いろいろとお話もいただきましたけれども、非常に大事なところでございます。  私どもといたしましては、第三者委員会である口蹄疫の対策検証委員会の報告にもありますけれども、一つは、国と都道府県等の役割分担が不明確で...全文を見る
○鹿野国務大臣 都道府県並びに国におきましても対策本部を設けましてしっかりと取り組んでいかなきゃならない、こういうふうな御指摘をいただきました。まさしくそのとおりでございます。  そういう中で、農林水産省及び都道府県に対策本部というものを置くということになるわけでございますけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、今私が農林水産大臣でありますけれども、この対策本部におけるところの政府における責任というものは、農林水産大臣がきちっと責任を負って対処していく、こういうような考え方に立って、防疫指針にしっかりと位置づけをして、そして農林水産大臣がすべて...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の改正におきましては、今先生からもお話のとおりに、都道府県が中心となって、国が作成した防疫指針に基づく具体的な防疫措置を講ずる、こういうふうなことになっているわけでございます。  そういう中で、都道府県がこうした防疫措置を講ずるに当たりまして、地方自治体であ...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますが、民間団体というふうなことになってきますと、獣医師会やあるいは生産者の団体というふうなことなど種々にわたってくるということもございまして、民間団体との連携というふうなものは非常に重要なことでありますので、これは防疫指針に明記をする、こういうふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 口蹄疫等の発生国からの麦わら、牛、豚などの偶蹄類動物、畜産物等は、家畜伝染病法によりまして、輸入を原則禁止し、我が国が指定する施設で適切に加熱処理されたものに限り輸入を認めているところであります。  また、家畜防疫官が現地に参りまして、これらの指定、処理について...全文を見る
○鹿野国務大臣 早期の発見、通報、円滑な初動対応を徹底するために、一定の症状を呈している家畜を発見した獣医師、所有者は、県知事に届け出をすることなどについて規定をいたしておりますが、届け出対象となる一定の症状については、今後、専門家の意見を聞いた上で、農家及び現場の獣医師等にわか...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からお触れいただきました、届け出対象となる一定の症状というふうなことにつきましては、やはり専門家の意見をどうしても聞かなきゃなりません。そういう意味で、専門家の意見を聞いた上で、農家の人たちなり、あるいは現場の獣医師等に、おっしゃるとおりに、わかりやすいもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 家畜伝染病が発生した場合、その蔓延防止をするためには初動が最も重要であるということは、先生おっしゃるとおりでございます。  県が予算のことを心配して消毒体制などが十分なものでなくなってしまう、こういうようなことでありますならば、蔓延防止することもできない、こうい...全文を見る
○鹿野国務大臣 都道府県知事は、家畜の焼埋却が的確にかつ迅速に実施されるようにするため、必要な措置を講ずるように努めなければならない、この旨の規定を新設いたしました。  県が埋却地確保の義務を負うこととした場合でございますけれども、所有者の責任というものがいささかあいまいになる...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、都道府県知事は、家畜の焼埋却が的確かつ迅速に実施されるようにするため、必要な措置を講ずるように努めなければならない、このようなことを、新しく規定を設けたところでございまして、そういう中で、都道府県知事が補完的に埋却地を準備することが適当...全文を見る
○鹿野国務大臣 私も至らない大臣でありますけれども、少なくとも三十年間この国会において議員活動をやってきた者といたしまして、今先生の御指摘の点については、私は私なりに考えたところでございます。  しかしながら、何を優先すべきかということを考えたときに、やはり、生命というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 海上保安官の皆さん方には、乗船をしていただきまして、いろいろな使命を果たしていただいておるところでございますが、今、長官からもお話がありましたとおりに、具体的な形で表に出すことができない、このようなことでございます。  そういう中で、結果として切り上げてこなけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 過般、伊東先生からのお話で、検討してまいりたい、こういうふうに申し上げてきましたが、確認いたしたところ、一部でございますけれども、もう既に公開をいたしておる、こういうことでございます。  今後どういうふうな扱いをするか等々は、当委員会、委員長のもとで皆さん方で御...全文を見る
○鹿野国務大臣 補足して申し上げますけれども、船団が撮ったものは基本的にすべて公開をいたしております。
○鹿野国務大臣 先生今言われた件につきましては、我が国が目指す商業捕鯨再開のためには、鯨類資源に関する科学的知見を蓄積していくことが必要だと過般来から私は申し上げてきたところであります。  今後の調査をどうするか、指摘の点も含めまして、船団が帰国した後、乗組員から現場の状況を聞...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの、防疫の一元管理体制をやはりしっかりと確立していく必要がある、こういうふうな御指摘でございますけれども、野生動物等につきましては、畜産とは異なる政策目的もありまして、関係省庁との連携が非常に重要だと思っております。  家畜伝染病予防法改正案におきま...全文を見る
○鹿野国務大臣 十二分になるようにきちっと連携をとっていかなきゃならない、こういうふうな考え方に立っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 宮崎の口蹄疫につきましては、昨年十月に、議員立法といたしまして、手当金等の免税措置を講ずる法律が制定された、これは承知をしております。このときは、まさしく我が国の家畜防疫史上前例のない、広範かつ深刻な被害が生じたものでありまして、畜産業を早期に再建して地域の復興を...全文を見る
○鹿野国務大臣 農水省といたしましては、都道府県ごとの家畜防疫員の員数を公表する規定を設けることとしまして、それを通じ、各都道府県において家畜防疫員が確保されるように促してまいりたい、こういうことであります。  また、都道府県の職員である家畜防疫員の員数基準については、都道府県...全文を見る
○鹿野国務大臣 最後の答弁で、要請しておりますということを申し上げましたが、県の人件費がかかるということになりますので、交付税の算定の基準となるよう、農水省から総務省に要請をもう既にいたしているところでございます。
○鹿野国務大臣 今吉泉先生からのお話しのとおりでございまして、口蹄疫は、国際的な人や物の往来の増加に伴いまして、韓国を初め近隣のアジア諸国において継続的に発生しておる、高病原性鳥インフルエンザについても、渡り鳥等を通じ、国境を越えてアジア全体に拡散している、こういう状況でございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 家畜伝染病の本改正におきましては、一義的な焼埋却義務者は現行法どおり家畜の所有者とした上で、都道府県が発生時に備えて補完的な準備を行うということになっておるところでございます。  そういう中で、既存の畜産農家について、いきなり相当規模の埋却地の確保を求めることは...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、既存の畜産農家について、いきなり相当規模の埋却地の確保というものを求めることは難しい、こういうような状況もあるわけでございまして、新規に畜産業を開始する者あるいは規模を拡大する場合、こういうことを考えたときに相当規模の埋却地の確保を求め...全文を見る
○鹿野国務大臣 頭数が多い場合は広い埋却地が必要だ、少ない場合は狭い、こういうことであります。ただし、数値基準、例えば何頭で何ヘクタールかというようなことを置くかどうかというふうなことは、現実的に非常に難しいところもありますけれども、これから検討していかなきゃならぬことだなと思っ...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、何頭に対して何ヘクタール確保というようなことの数値基準を設けながらというふうなことについてはなかなか難しい点もあるわけでございますけれども、検討していきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 口蹄疫の検証委員会でいろいろな御議論をいただきましたけれども、余り過密になったらいかがなものかということ等々、飼養規模、飼養密度などを含めた畜産経営のあり方について、一定のルールを定めたり、コントロールしたりできるような法令整備も検討すべきではないか、こういうよう...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しのとおりに、都道府県知事は、家畜の焼埋却が的確かつ迅速に実施されるようにするため、必要な措置を講ずるように努めなければならない、こういうふうに規定をいたしております。  これを踏まえて、都道府県では、発生時に備えた補完的な埋却地の用意や、あるいはまた焼却...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、玉木委員の方から、具体的な形で、獣疫局の設置というふうな問題に触れられたわけでありますが、とにかく、この家畜伝染病法の改正に当たりまして、どうやって伝染病蔓延防止をしていくか、こういうふうなことで、初動の対応を初めとするところの具体的な施策を盛り込ませていただ...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろと御提言もございました。こういう中で、私どもも、いろいろと、今後とも万全を期すという意味におきまして、参考にさせていただきながら、この農林水産委員会で御指摘をいただいた点も含めてしっかりと対応してまいりたい、万全の策を講じてまいりたいと思っております。
03月10日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣といたしまして所信の一端を申し述べます。  まず、昨年末から、大雪や新燃岳の噴火など災害が発生しており、被害に遭われた関係者の皆様方には改めて心よりお見舞い申し上げます。  また、...全文を見る
03月11日第177回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員がおっしゃるとおりに、口蹄疫の侵入は何としても防止しなきゃならない、こういう基本的な考え方でおるところでございます。  そういう中で、今日、韓国なり、あるいは近隣アジア諸国におきましても口蹄疫が発生いたしまして、国際的にも人の往来なり、あるいはま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今提案をさせていただいております家畜伝染病の一部改正法案の中には、国の家畜防疫官は、海外からの入国者に対し質問を行ったり、その携帯品の検査を行うことができるものとすると、こういうふうなことで対応する。あるいはまた、携帯品の検査の結果、消毒を要する物品を発...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘の点は非常に重要なところでございます。  そういう意味で、この度の予算編成に当たりましても、いわゆる検疫事業費というふうなもの、あるいはまた家畜防疫官の増員というようなところに力を入れさせていただいているところでございますけれども、まだ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この件につきましても、今委員から御指摘いただきましたけれども、約三か月間人工授精が自粛されたということも承知をいたしております。  そういう中で、口蹄疫対策特別措置法によりまして措置されましたいわゆる基金事業というふうなものにおきまして、繁殖雌牛のいわ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 預託経営の場合は、今お話しのとおりに、家畜伝染病及び口蹄疫対策特別措置法に基づきまして、疑似患畜に対する手当金及び予防的殺処分を行った家畜に対する補填金は殺処分された家畜の所有者である預託者、いわゆる所有者に交付されると、こういうふうなことでございます。...全文を見る
03月22日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 ただいまは法案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
03月23日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○鹿野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
○鹿野国務大臣 森林法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、水源の涵養や国土の保全、さらには地球温暖化の防止や生物多様性の保全等の公益的機能を有しており、国民生活に欠くことのできない重要な役割を担っております。  森...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、山田委員からの御指摘の件につきましては、関係省庁としっかりと連携を取って、現場の実態というもの、現状というものを正確に情報収集して、そして今後の対策に万全を期してまいりたいと、このように考えておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 想像を絶するような今日のこの大震災、そしてそれにおけるところの原発の事故というふうなことにおけるところの被害というふうなもの等々、今日、大変、最もこれに対してどう取り組んでいくか、重要な課題であると、こういう認識を持っております。  そういう意味におき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の震災によります建物等の被害規模につきましては、被災状況の調査が今進められておるところでございますけれども、建物更生共済の今お話にございました支払の財源といたしましては、当年度の共済掛金やあるいは異常危険準備金や海外の保険への再保険などによりまして十...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 詳細な被害額につきましては、漁船の保険組合や漁業共済組合におきまして今損害評価が行われているところでございますけれども、これまでに入ってきた情報を見ますと、相当程度の保険金、共済金の支払が必要になると、こういうふうに考えておるところでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、山田委員から御指摘のとおり、想像を絶する今回の大震災における被害であります。そういう中で、過般、農林水産省の方から田名部政務官も視察に参りまして、岩手県の漁業、漁村の実態というものを目で確かめてきた、そしていろいろと現場の人たちの御意見も聞いてきてい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPについてはありませんねと、こういうようなお話をいただきましたけれども、基本的に、私自身といたしましては、今このような大震災に遭われた方々のこの被災地の皆様方に、避難されている方々に食料と水をしっかりと供給していく、この役目を果たすのが農林水産省にと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このEPAの推進というものは昨年の秋の包括的経済連携に関する基本方針で決められたところでございますが、そういう中でオーストラリアとの交渉、EPAの推進におけるところの交渉も十か月ぶりに始めたところでございます。  そういう中で今回の大震災というふうなこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) とにかく、この度のこの災害、大災害、どの程度の被害に遭ったかというふうなことをきちっと実情を把握するというふうなことがまず第一だと思います。  そして、そういう中で生産にどういう形で影響を及ぼしていくかというふうなことでありまして、このことに対してはき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の大災害によりまして、漁村、漁業、そして農業者、農地、まさしく考えられないような被害、このことに対して、これからの我が国の国民に対する農林水産物のいわゆる安定供給というふうなものがどうあるべきかというふうなことをやはり考えていかなきゃならない。そうい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘の件につきましては、福島県の海域におきましては地震、津波の被害が大変大きなものでありまして、福島県と宮城県及び岩手県の漁業者はもとより、他の漁業者も操業を当面再開する見込みはないと、こういうふうに承知をいたしております。  そういう中で...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 積極的に茨城県あるいは福島県、千葉県というような、そういうふうな中におきまして、特に茨城県と千葉県におきましては操業したいというふうな人たちが相当出てきておるということでございますので、その中でモニタリングをきちっとやって、そして安全を確認した上で操業し...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まだ被災地の漁港、また漁業も再開されておらないわけでございますので、そういう中で具体的な操業開始、また漁港も機能がされるようになったというふうなことを踏まえた中でどういう対処方法があるかということもこれから、検討しておるところでございまして、さらに関係の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘の件につきましても、関係省庁ともどういう対応をすべきか検討してまいりたいと思います。消費者の方々に安心、安全な水産物がきちっと供給されているかどうかというふうなことをきちっと示していくことが非常に大事なことでございまして、今御指摘の点につきまして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、今お話のありました水産物、我が国の水産物というのは本当に安全、安心だという評価もいただいてまいりましたが、この度のこの大震災後におきましてまさしく風評被害等々が出てきておると、こんなようなことも承知をいたしておるわけでございますけれども、まずこのよ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 考えられないような今回の大災害というようなことを考えたときに、このことによってどういう状況の事態が、事象が訪れるかというふうなことにつきましては、私ども農林水産省といたしましても、ある程度のところを想定をしていかなきゃならないというようなことの中で今取り...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) JAの建物更生共済は、火災ばかりでなく地震等の自然災害により建物や家財に損害が生じた場合に、これを補填する共済として多くの農協組合に利用されていると、こういうことでございます。  そこで、先ほども申し上げましたけれども、今回の震災による建物等の被害等に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、私から答弁させていただきましたとおりに、十分な支払能力が確保されておると、このように考えておるところでございますけれども、言わば今回は被害状況というふうなものがまだ確かな把握というところに至っておりません。万が一どういう状況になるかというふうなことに...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、今委員御指摘のとおりに、実情、実態というものをそう簡単に把握できるかといえば、確かになかなか困難な点があると思いますが、そういう中で、じゃ、これからのこの地域の再生なり復旧復興というものをどう考えるかという場合、短期的にまず何からやるべきか、あるい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今後の復興につきましては、政府全体としての取組という中で、一つの枠組みがつくられる中で計画的な形で取り組んでいくということになると思いますが、今の時点で、私個人といたしましては、どうやって復興していくかというようなことにつきましては、当然その漁業者なり農...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 一つ事例を挙げさせていただきますと、漁業におきましては、もう船が八十隻、漁船が八十隻あったうちもう数隻きり残っていないというような今日の状況、ある地域におけるところの実態、実情というものを踏まえますと、漁業者個人個人で何とか立ち上がってくださいといっても...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘の点につきましては、大変重要な問題についてお考えをお聞かせいただきました。  私といたしましては、今回の調査捕鯨につきまして引上げをするというような判断に至ったのは、私自身の考え方であります。それは、委員御承知のとおりに、今日までの経緯...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁業の今の実情というふうなものを踏まえた中でまず何からやるべきかと、このようなことから、資源管理をやっていくという中で漁業者の所得補償政策というふうなものをやはりそこにセットとして取り組んでいく必要があると、こんなふうな考え方に立っておるところでございま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生御指摘のとおりに、今回のこの大震災によりまして、漁港なり漁船なり、あるいは水産関連施設等に極めて大きな被害が生じたわけでございます。これまでの地域の漁業生産というふうなことを考えた場合、北海道から千葉県までということの七道県というものを合計すれば全...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生御指摘のとおりに、今回の出荷停止の指示ということによりまして一部の農産物は供給が減少するということになるわけでございまして、それを少しでもカバーするようにということで、主要産地におけるところの出荷の前倒し、あるいはまた規格外品の出荷促進などによりま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 厚生労働省、そして食品安全委員会と連携をいたしまして、今回のこの調査、暫定値の調査、暫定基準値の調査結果というふうなものをきちっと提供すると。そして、その暫定規制値の考え方、その人体への影響の程度など、正確なる知識というふうなものを消費者の人に幅広く発信...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘の点を踏まえて、今日まで全力を挙げて取り組んできたところでございます。まず、想像を絶する被災地の皆様方にいかにして食料と水をまず供給させていただくかと、こういうようなことで我が農林水産省の中におきましてもチームをつくりまして毎日取り組んで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回のこの大震災を踏まえて、今後の取組については検討いたしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) まさに農業者の今日の状況、出荷制限をなさざるを得ないという状況にある農業者のお気持ちというものを鑑みたときに、本当にじくじたる思いもあるわけでございますけれども、しかし、そういう現実の中におきまして、現状の中で、食の安全というものの確認もやっぱりしていか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしくこの国をつくる力が今回の大震災でそがれてしまいました。この力をどうやって回復させるか、これが農林水産省にとってのまさしく喫緊の課題だと思っております。  そういう意味で、先ほども申し上げましたけれども、今後の復旧復興に際しましては、まず緊急的に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPに関しましては、六月をめどに交渉参加をするかどうかというふうな判断をしたいと、このように菅総理大臣が言われておるところでございますが、政府全体としてどうするかというふうなことは、これから判断されていくことだと思っております。  しかし、そういう中...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 農業新聞の論調、論説というふうなものを私も見せていただきました。  重ねて申し上げますけれども、今、農林水産省として果たしていかなきゃならない役割、使命というものは、被災地の方々に対してしっかりと食料と水、そして大切な物資を届けるというようなことに全面...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の原発事故によりまして、また今回の大震災によりまして相当食料の、水産も含めてでございますけれども、生産の減少というふうなものがこれは考えなければならないことでありまして、じゃ、それに対してどう対処するかというふうなことも非常に重要なテーマでございます...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の被災地の皆様方に対して、食料、水あるいはその他の物資を供給するということにおいては燃料が不可欠であります。そういう意味では、今の現状というものを踏まえたときに、被災地の皆様方に対して血液を投入しなきゃならない、その血液こそがまさに燃料だと、こんなふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  家畜防疫は、畜産の振興及び畜産物の安定供給を図る上で重要な役割を担っておりますが、近年、アジア諸国において口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザが続発し...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) もちろん、経済産業省それから文科省、この調査の件につきましては全面的に協力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から申されたつなぎ資金というものは非常に今大事なことでありまして、早急にこの仕組みというものをつくるべく、今検討しているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私自身も記者会見、あるいはまた記者の方々から聞かれるたびごとに私どもの考え方も発信をさせていただいております。  とにかく、本当に今日の被害に遭われている農業者、また原発事故によってまさしく出荷停止というような、そういう措置が講じざるを得ないような農家...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 農業者なりまた国民生活に対する食の安定供給又は食の安全というふうなものを確保するということにつきまして、どのような形で発信をしていったらいいか検討をしながら、できるだけ多くの方々にこれが行き渡るように努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に重要な問題であります。今、真剣に取り組んでおるところでございまして、必ず間に合うように、生産者の方々に間に合うように具体的な形できちっと施策を講じてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) もちろん生産者の方々が作付け、農業そのものに取り組んでもらう、そういうようなことの準備というふうなものを今やっていただいているわけでありますけれども、それが間に合わないということになってくると大変なことでありますから、間に合うように農林水産省としての考え...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘のとおりに、この配合飼料価格の動向から、今後一年間見込まれる農家の負担の増加というふうなものを織り込んで算定して、そして前年度に比べて十銭の引上げというふうなことで諮問させていただいたということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今後のこの動向、燃料、いわゆるそういうふうな高騰等というふうなものの動きというふうなことでありますならば、その時点でまた対処していかなきゃならないと、このように考えております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほども申し上げましたとおりに、この一年間の見込まれる農家の負担というものは織り込まさせていただいたというふうな考え方でこのような数値で諮問させていただいたということでございます。そういう意味では、今後の、酪農家の人たちに飼料の高騰というふうなものを見込...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これから、この飼料が果たしてどういうふうな動きになっていくか、また先ほど言われたエネルギーの動向というふうなもの、これはなかなか今の時点で軽々に私どもは予断というふうなものはなすべきことはいかがなものかと、こんなふうに判断をいたしておりますが、しかし緊急...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 御承知のとおりに、この限度数量におきましても、実績は百八十二万トンであります。しかし、今日の状況を踏まえて据置きをさせていただいたというふうなことでございますので、このような数字で判断に立ったというようなことは、これからの消費の動向あるいは生産動向を見据...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私どもも、この酪農家の人たちに引き続き意欲を持って励んでいただくというようなこと、これが非常に大事なことだと。このようなことから、重ねて申し上げますけれども、いささかなりとも十銭の引上げをさせていただいて、いわゆるこの単価についても諮問させていただき、ま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) かつて期中改定も行われたこともございます。私どもとしては、重ねて申し上げますけれども、その時点で判断をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 自給飼料生産というものを拡大をすることによりまして、飼料生産基盤に立脚した足腰の強い畜産経営を実現させるということは、大変我が国の畜産の持続的な発展を目指す上で重要であると考えております。  そういうようなことから、具体的に草地の更新や、あるいはまた今...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十三年度からは、強い農業づくり交付金だけじゃなしに、国の直接採択事業を中心として推進をしてまいりたいと、このように考えております。  具体的に申し上げますと、草地生産性向上対策事業によりまして生産性の低下した草地を生産性の高い草地へ転換する、それから...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 特に、肉用の子牛の保証基準価格等々につきまして、先週に公表されました四月以降の配合飼料価格の水準を基に、来年度におけるところの農家の飼料負担額を、そしてまた燃料費等におきましては、本年の二月二十八日に公表された農業物価統計という指数を活用するなど、一番直...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、飼料の高騰あるいは配合飼料の価格の高騰あるいは燃料の動向というふうなものは、まさに一番近いところで、本当に直近と言ってもいいんじゃないでしょうか、そういう中で物価の動向というものを反映をしての算定でございますので、実情というふう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPの交渉参加の判断というものは六月をめどにと、こういうふうなことで総理大臣から言われているところでございますが、今日のこの大震災というふうなことにおきまして、農林水産省といたしましてはまず何を優先的に考え、そして施策を講じていくかといえば、今委員から...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の点は大変重要なところだと思っております。そのような意味におきまして、このウイルスの侵入リスクに応じた水際の検疫が効果的かつ効率的に実施できますように、家畜防疫官の増員や検疫探知犬の活用など、動物防疫体制の強化を図ってまいりたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 畜産、酪農の皆様方に対しては、経営安定対策というふうなものによって意欲を持って取り組んでもらわなきゃならない、そういう意味でいろいろ、経営を継続していただくべく施策を講じてきておるところでございますけれども、そういう対策というふうなものの実施状況というふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど来副大臣の方からもお答えをいたしておるところでございますけれども、大学を所管している文部科学省に対しまして、獣医系大学の定員の在り方の検討や教育の充実というようなことにつきまして、特段の配慮というふうなものを要請いたしているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話しのとおりに、家畜伝染病の予防のためには、関係諸国と連携し、とりわけアジア全体で発生を抑制するというふうなことが大変大事なところだと思っております。  そういう中で予算措置等々も行わせていただいておるところでございますけれども、さらに、昨年の五月...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 現在のこの口蹄疫ワクチンについては、感染を完全に防ぐことができない、また性能にも限界がある、あるいはまた食品安全委員会での評価を得た口蹄疫ワクチンがなく、ワクチン接種家畜を食用に供することができない、こういうふうなことから検討しなければならない問題点があ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生方からいろいろと御要請もいただきました。そういう中で、この平成二十三年度の畜産物の価格というふうなものにつきましては、まさしく今日の飼料、配合飼料の高騰など、こういうことを十二分にということではないという評価にもなるかもしれませんけれども、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 想像を絶するこの度の大震災によりまして、畜産農家、酪農を経営している方々も、もちろん農業者、漁業者もそうでございますけれども、思いも寄らぬ大変な御労苦をなされておる方々に対してどういう措置を講ずることができるかも踏まえて今緊急に検討もいたしておるところで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまは法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ十分検討してまいる所存でございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 平成二十三年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十三年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係府省計上分を含めて二兆二千七百十二億円となっております。その内訳は、公共事業費が五千百九十四億円、非公共事業費が一兆七千五百十七億円とな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、吉田政務官から申し上げましたとおりに、今回の想像を絶するところの大震災によるところの被害というふうなものは、まさしく太平洋沿岸の広い範囲で漁船、漁港、卸売市場、水産関係施設等に、さらに農地、農業用施設、こういうところにも甚大な被害が発生しておるところ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、青木委員の方から申されたとおり、いかにして早急に対策を講ずるか、そういう意味におきましては、直ちに財政措置を講じなきゃならない短期的にやるべきもの、そしてある程度時間を見ながらしっかりとした組立てをしていって財政措置を講ずる、そういうふうなことも含め...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に子ども手当というふうなもの等々は直接家計に行き渡るものでありますので、このような大災害に遭ったときは一定のこの評価をいただくことができるのではないかと思っております。  しかし、いろいろ御意見等もあるわけでございますので、そういう中でどういう財...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 油の基準値というふうなことのお話でございますけれども、油の流出によってどういう形で影響を受けるかというようなこと等々について、どんな形で基準値を設けることができるかどうか、私は今の段階でそれだけの知見を持っておりませんが、少なくとも今委員が言われた油の被...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 考えられないような今回の大震災に対しまして、まさしく被災地に対しての食料と水の安定供給、そして壊滅的な被害を受けた漁村、漁業、そして農業、農地、そういうところに対して、これからもまた頑張ってみようというようなお気持ちになっていただくことができるように、あ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 気持ちとすれば、先生が言われたような気持ちを私も共有をいたしております。ただ、私も政府の内閣の一員としてこの農林水産行政に対しての責務を負っているというようなことから、やはりきちっとした政策又は施策というふうなものを打ち出していく、このことも大切だと思っ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 土壌の調査等々、こういうものを含めて、予算がないからできないということにはならないように、ただ、先ほど申し上げたとおり、能力の限界というものがあるものですから、果たして、国内の今の体制でできるだけのことをやりながら、場合によっては分析器等々アメリカ等の諸...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘の、いわゆる稲作農家にとってもこの作付けをどうするかと、まさしく差し迫った問題で課題であると、こういうふうなことは私どもも十分承知をいたしております。  そういう中で、今も質疑の中でいろいろ議論がございましたけれども、土壌に高濃度の放...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく作付けの前に方針を出すというふうなことで今取り組んでいるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) この度の東日本の大震災によりまして大変な被害を被っている方々がたくさんおられるわけでございまして、そういう中で、一つは被災者に当面必要な食料品、飲料水、毛布等の防寒用品、医薬品、日用生活品の調達費、それからもう一つは自衛隊が被災地において実施している人命...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今後、食品安全委員会からの答申が出たということでありますならば、厚生労働省が新たな規制値を定める場合におきましても、農林水産省としては、引き続き厚生労働省に全面的に協力をいたしまして、農産物等の調査の円滑な実施に努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) これからも消費者の方々の冷静なる御判断をいただくという意味におきまして、消費者の方々あるいはこの関係事業者の人たちにやはり正確なる情報というふうなものを的確に伝えるというふうなことがまさしく冷静な行動を取っていただくことにつながるわけでございますので、こ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 三月の十五日でございますけれども、林業、木材関係団体との間におきまして東北地方太平洋沖地震災害復旧木材確保対策連絡会議を開催しました。そして、復興用の資材の適切なる供給を確保する、あるいは全国的な木材需要の安定等についての積極的な協力を要請をしたところで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、そのような場合は国有林も活用していくというふうなことも考えていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく、重ねて申し上げますけれども、今日の状況というものの状況を的確に、適切な処置を講じていくためにも的確な情報というふうなものをしっかりと踏まえて、そして、できるだけ迅速に手を打っていくというようなことが今一番求められていると思いますので、まさしく都...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この度の大震災によるところのこの被害というのは太平洋沿岸広範囲にわたって、北海道も含めて非常に広い範囲にわたっての漁港なり漁船なり、あるいは水産関係施設に大変大きな被害を及ぼしておると、こういうことでございまして、そういう中で、まず私どもにとって大切、重...全文を見る
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 三月の二十五日に、福島の第一原子力発電所事故によります影響と対応と、このようなことから、放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法につきまして関係県におきましてこのようなことをやってほしいと、すなわち、原子力安全委員会の助言を得まして野菜等の廃棄方法について...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この通知におきましては、原子力安全委員会の助言をいただきまして通知を出させていただいたということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、基本的に原子力の安全委員会の皆様方の、御相談を申し上げ、助言を得てこのような措置をとらさせていただいたというふうなことでございます。原子力安全委員会緊急技術助言組織の助言に基づくものでございますということを申させていただきたい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の件につきましては、官房長官から、出荷制限に対する補償が行われるまでには時間が掛かるということから、それまでの間のつなぎ資金等の手当てを検討するようにと、このような指示を受けておるところでありますけれども、現在多数の農家が出荷制限の対象...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そのとおりでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 三番目のことでございますけれども、今先生から言われたことにつきまして、適切に行動していない事業者の存在ということになりますならば、具体的な通報を受けた場合には、事実関係を確認の上、個別に指導をしてまいりたいと、このように考えております。  それから、き...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○鹿野国務大臣 今回の想像を絶する大震災、この被害に遭われた漁業者そして農業者の方々、被災地に対しまして、今、人命救助と食料供給ということに全力を挙げておるところでございますけれども、漁業者の方々あるいは農業者の方々が、果たしてこれからどう生きていったらいいか、大変な、考えられな...全文を見る
○鹿野国務大臣 出荷制限そして摂取制限というふうな措置が内閣総理大臣のもとでとられたわけでございますが、このような出荷制限なり摂取制限を受けたことによって、農家の人たちあるいは酪農家の人たちが大変お困りになっておられるというような事態にあることは御案内のとおりでございます。  ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生がおっしゃるとおりに、我が国は世界にも冠たる森林国であります。森林の果たす役割というのはどれだけのものか、私がちょうちょうと言うまでもありません。これだけの森林があるからこそ我が国の国民生活が、安心、安全な生活を送ることができる、こういうふうなことでもあると...全文を見る
○鹿野国務大臣 現行法上、森林所有者情報につきましては、市町村や森林組合など地元のつながりというふうなことによって情報を得、また、登記簿情報なり地籍調査の情報なり、国土利用計画法によるところの売買の届け出等ということによって、そういう情報を利用して把握しているというのが実態でござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 副題といたしまして「コンクリート社会から木の社会へ」、こういうふうなことでございますが、森林・林業の再生プランは、資材としてのコンクリートというものを否定するということではございませんで、建物や物品などの、木材を使えるところは極力木材を使用するというようなことに努...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの御指摘は非常に重要なポイントだと思っております。  そこで、とにかく、農業におきましても林業におきましても、意欲のある人はだれでも林業にも農業にも取り組んでいくことができる、このことが私どもの基本的な共通の考え方、方針でございます。  林業におき...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、農業者の場合も、もっと集約化したい、規模拡大したい、こういうふうに思っておられる農家の方々もおられるわけでありますけれども、しかし、いろいろな事情からそういうことができない人でも、規模は小さくても、おれは本当に農業の担い手として頑張るんだという人もいるわけで...全文を見る
○鹿野国務大臣 私どもは、当然、今先生から御指摘の、規模拡大して生産性の向上を図っていくというようなことは非常に大事なことだと思っております。  しかし、そういう中で、では、どうしたらば集約化ができ、そして生産性の向上を図ることができるかといえば、ある程度基本的な、農業者全体の...全文を見る
○鹿野国務大臣 冒頭に申し上げたとおり、先生の御指摘は、まさしく私ども共有の認識を持っております。農業を、これからどういう形を目指して進めていくかということは、当然、農業の集約化、すなわち生産性の向上は、どのような事態になってもその旗をおろすわけにはいかない、こういう考え方であり...全文を見る
○鹿野国務大臣 吉野先生が、今回の東日本の大地震に対して、被災地をお回りになられ、そしてまた原発事故によって、考えられないくらいの苦しい思いの中のこの実態というものを把握するべく、現場の声をお聞きになるべく懸命の努力をなされていることに対しまして、心から敬意を表させていただきたい...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、とにかく、作付の時期が迫っているというような中におきまして、農家の人たちの作付に間に合うように一定の方針を出してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 この補償の問題は、当然のことながら、今日出荷停止あるいは摂取停止というふうな指示を出された方々に対しては補償がされるということでございまして、そしてまた、正当なる因果関係というふうなものがある場合は、このことについても補償がなされるわけでありますから、そういうよう...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の原発事故によりまして、国民の多くの人たちが大変大きな不安を感じておる、こういう中におきまして、農林水産省といたしましては、国民の皆様方に対して、まず食の安全を確保する、このことが最も重要な使命である、こんなふうに感じておるところでございます。  そういう中...全文を見る
○鹿野国務大臣 これからのエネルギー政策をどうしていくかということにつきましては、政府全体として取り組んでいかなきゃならない大変重要な課題であると思っております。  そういう中で、森林・林業再生プランを実行していくというふうなことは、国民の皆様方の安心と安全な生活を守るという意...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生の御指摘の、いわゆる条件不利なところにおいてはなかなか引き受ける人もいないのではないか、こういうふうな御指摘だと思います。  この件につきましては、制度の支援対象というものは、平成二十四年度以降ということでありますけれども、間伐代行制度の導入に合わせ、要間伐...全文を見る
○鹿野国務大臣 現行制度では、市町村森林整備計画に、早急に間伐等を実施する必要のある森林を要間伐森林、このように位置づけをいたしているところでございますが、市町村森林整備計画に掲載されるだけでは、森林所有者が認識していないというふうな場合が出てくるわけでございます。このため、今回...全文を見る
○鹿野国務大臣 与野党で協議されており、また、本委員会での提案が予定されているというお茶の振興に関する法律案の内容につきましては承知をいたしておるところでございますが、農林水産省といたしましても、お茶に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透している中で、お茶の文化の振興を図ること...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の改正によりまして、施業代行者によるところの早急に間伐が必要な森林の間伐や、路網等の設置に必要な他人の土地への使用権の設定が可能となるというところでございます。  このような措置というものは、森林の有する公益的機能を十分に発揮させる上で不可欠となる適正な施業...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の先生からの御指摘につきましては、先ほど申し上げますとおりに、官房長官からも、いわゆるつなぎ資金的なものの手当てについて検討するようにというふうな話がございまして、我が省といたしましても、多くの農業者の方々が現金収入が途絶えているというような実態もございまして、...全文を見る
○鹿野国務大臣 そのとおりです。いつごろまでかというのも、農業者の方々も待っておられると思うんです。  一つの考え方といたしましては、もうそろそろ、今、年度末ということもございますので、何とか年度末、新年度くらいまでにはなという、こんな思いは私は個人的に持っておりますけれども、...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの御指摘の、天災融資法を何でもっと早くやらないのか、こういうことでございますけれども、その発動についても今検討しているというのが実態でございますけれども、できるだけ早く措置を講じていかなきゃならないと思っております。  また、今回の、これまた先生からの御...全文を見る
○鹿野国務大臣 被災地の皆様方のお気持ちというふうなものをしっかりととらまえて、全力を挙げて取り組んでいきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 ただいまは法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月12日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 森林法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、水源の涵養や国土の保全、さらには地球温暖化の防止や生物多様性の保全等の公益的機能を有しており、国民生活に欠くことのできない重要な役割を担っております...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○鹿野国務大臣 残念なことに、今回、低レベルの放射能汚染水の放出については、海洋汚染をより小さくするため、このような措置としてやむを得ないということであったとしても、事前に農林水産省やあるいは漁業者に何ら具体的な報告がなかったということについては遺憾である、こういうふうな考え方に...全文を見る
○鹿野国務大臣 今申し上げますとおりに、基本的に、この問題につきましては、原子力災害担当大臣であるのが経産大臣でございますので、今日の漁業者の気持ちも思う中で、私自身といたしましては、とにかくその担当の責任者であるところの経産大臣に対しまして、強くこの点につきまして指摘をしながら...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、谷委員からの考え方が申されたわけでありますけれども、そのような考え方を十分私も踏まえた中で、今後対処してまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 ございました。
○鹿野国務大臣 今回の大地震によって被害を受けた被災地をどう復旧、復興させていくかというふうなことは、御承知のとおりに、この十一日に復興構想会議が設置されまして、六月までに基本的な考え方をまとめる、こういうふうなことでありますから、そういう中におきまして、私どもの考え方も含めて取...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今申し上げるとおりに、復興計画全体をどうするかという構想を描く、こういうふうなことでありますから、六月という段階におきまして、漁業なり漁村なり、あるいは農業なり農村というふうなものをどういう形で復興していくかという実質的なこれからのモデルとなるような構想...全文を見る
○鹿野国務大臣 瓦れきの除去につきましては国がやる、こういうふうなことで、できるだけ地方の負担等々がないようにしていきたいというのが基本的な考え方であります。
○鹿野国務大臣 今申し上げますとおりに、できるだけということは、御承知のとおりに、瓦れきは国が九割、そして一割は地方交付税というふうな形でございますけれども、そういう意味で、私どもは、海の瓦れきの撤去というふうなことについても、同じような位置づけというふうな中で行っていくというこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生が御指摘されているように、瓦れきの処理につきましては、農地も含めまして、環境省の災害廃棄物処理事業によることが基本だということでございますが、一方、農地、農業用の施設災害復旧事業により農地の復旧と一体的に瓦れきの処理を行うというふうなことも可能でございます。...全文を見る
○鹿野国務大臣 今申し上げますとおりに、どうやってスピードを速くやることができるかということを考えたときに、この効率的な処理ができるというようなことの中で、市町村と打ち合わせる中で、意向がどうなのかということを踏まえてやっていくというふうなことを申し上げたところでございます。
○鹿野国務大臣 地方の負担分のことをどうするかというのは、これは今先生からの御指摘のとおりに、これから地元における負担がないような形の方法があるのかどうかということを踏まえて、私どもも詰めてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 風評被害につきましても、相当な因果関係というふうなことが認められる場合は、それは適切なる賠償が行われるということにしていかなければならないと思っております。そういう考え方に立って、私どももこれから、審査会も設置されたわけでありますから、働きかけをしてまいりたいと思...全文を見る
○鹿野国務大臣 この第一次補正予算案につきまして、農林漁業の復旧支援対策二千六百億程度と報道されていることは承知しておりますが、具体的な金額につきましては正式に今この段階でお示しを申し上げることは困難でございますけれども、今回の補正予算というものは、緊急にとにかく行う復旧対策に必...全文を見る
○鹿野国務大臣 私として、今具体的な詰めの段階でございますので、とにかく、緊急に必要なことについては、あらゆる努力の中でこの第一次補正の中に盛り込んでいきたい、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 ただいまの石田先生の意を受けて、最後の、最後というのは、第一次補正につけるところの最終的な詰めにあらゆる努力をしてまいります。
○鹿野国務大臣 過般も石田先生から御指摘をいただきました。  とにかく、被害を受けた農林漁業者の経営再開を支援するための天災融資法の早期発動や、天災融資法の実質無利子化を含む金利引き下げというふうなものについては、今ぎりぎり詰めさせていただいているところでございます。
○鹿野国務大臣 菅首相が日曜日の日に行かれて、そして今先生が申されたような、重点的な形で今後漁港の復旧にというふうな考え方も言われたことも承知しておりますが、これはまず、何としても一刻も早く復旧をしたい、こういうようなことで、復旧しやすいところからまず取り組んでいくというような考...全文を見る
○鹿野国務大臣 今副大臣から申し上げますとおりに、計画的避難区域につきましては、これは実質的に作付制限の対象に含まれていくことになるのではないかな、こう考えておりますが、準備区域につきましては、いわば県なり市町村につきましても、それぞれの市町村の考え方があるようでございまして、県...全文を見る
○鹿野国務大臣 準備区域ということにつきまして、官房長官の方から記者会見で言われたわけでありますけれども、実質的に、この定義というふうなものについて市町村との打ち合わせも必要だというようなこと等々も県当局からもお聞きをいたしておりますし、今そういう中で調整がなされていると思います...全文を見る
○鹿野国務大臣 わかりやすく言っていただきましたけれども、そういうことになるわけでございます。
○鹿野国務大臣 今このような形で、福島県の農林水産部の方からの農家の方々に対するメッセージが送られているわけでありますけれども、この計画的避難区域というのは、先生御承知のとおりに、一カ月後にはひとつやはり避難してくださいよ、こういうようなことの含みがその中に入っているわけでござい...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今先生からも御指摘をいただきましたけれども、県ともしっかりと調整をして決めていくということが大事なことだと思っております。
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘のとおりに、自由民主党におかれましても今回の震災に関連しましてどのような考え方かということを、私ども、三月末におきまして直接具体的な御提言をいただきました。  このことにつきまして、私自身も、直接話を承り、また目を通させていただいた中で、考え方...全文を見る
○鹿野国務大臣 委員も直接被災地に行かれまして、被害に遭った状況を見ていただいた、こういうことでございます。そのような中から、具体的な自由民主党の提言というふうな中にも盛り込まれておるものと思うわけでございます。  私どもの基本的な考え方は、想像を絶する今回の被災でございますの...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の大震災、考えられないくらいの、今まで、かつてなかった被害を受けた中で、東北、東日本の地域、漁業地、農業地をまさしく復興モデルにしていきたい、こういう強い意欲を持って私どもは取り組んでまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今回の震災によりまして、宮城県を中心として、約二万四千ヘクタールの農地が冠水いたしました。除塩等が必要なために、直ちに農業生産を再開することができるかどうか、始めることがなかなか難しい状況であるということも、私もこの目で認識をさせていただいたところでございます。 ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員が指摘されたことでございますけれども、非常に重要なことだと思っております。  とにかく多くの農林漁業者が、これまでのとおりに引き続き地元で農林漁業で頑張っていきたいというような気持ちを強く持っておられる方も非常に多いという認識でございます。ただ一方、津波に...全文を見る
○鹿野国務大臣 農地等の災害復旧に当たりましては、地震、津波によるところの水利施設の破損なり塩害等の課題を踏まえまして、農業用施設の復旧、除塩、区画整理等の総合的な取り組みが可能となるようにしていくということが重要なところだと思っております。  さらに、このような取り組みにより...全文を見る
○鹿野国務大臣 何としても、今回のこの大震災によるところの被害状況を私も見せていただき、そしていろいろと地域の方々、農業者、漁業者の声を聞かせていただく中で、とにかく、まず急いで復旧していかなきゃならない、そして、漁業者の方々、農業者の方々に少しでも光というふうなものを感じ取って...全文を見る
○鹿野国務大臣 これだけの緊急的な復旧事業というふうなものでございますので、我が国全体としてのとらえ方の中で復旧、復興を目指していかなきゃなりません。あらゆる、全国の至るところの方々からも協力をいただく中で復旧事業に取り組んでいかなきゃならない、こんなふうに思っております。
○鹿野国務大臣 今御指摘の件につきましては、まさしく大きな打撃を受けておるところでございます。  そこで、諸外国に対しまして、我が国がとっておる措置あるいはまた検査結果等について正確なる情報をしっかりと提供する、そして過剰な規制となることがないように、働きかけをあらゆるルートを...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、農林水産省、そしてその責任者である私が取り組むべきことは、何といっても被災地の方々に食料を供給する、水を供給する、安定的に供給をする、こういうふうなことの使命を負っております。そして同時に、並行して、一刻も早くこの被災に遭われた地を復旧させていく、こういうふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 手続の申請を八月三十一日まで延ばしたということでございまして、戸別所得補償制度に対する取り組みについては、具体的な形で、今までの取り組みそのものの考え方で取り組んでいきたい、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 そのとおりでございます。
04月14日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今回、この巨大地震に被災を受けた地域は、まさしく我が国の国民生活に、食生活に大きな貢献、寄与してきた食料基地として、また水産物の供給基地として、大変な使命を、その役割を負ってきていただいたわけであります。その地域の方々がどれだけ明日への生活に不安な気持ち...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今政府としてやるべきことは、被災に遭われた方々にきちっと食料供給をし、そしてその方々の健康を守っていく、あるいはまたこれからの仕事の雇用というものに対してしっかりとその雇用の確保に取り組んでいく、あるいは将来に向けての生活というふうなものをしっかりと支援...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生からただいま大変な心ある御激励をいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  私は今、被災された方々、まず、漁業に戻りたい、また農業をやりたいというふうな人たち、その人たちに何とかこたえていくという意味におきまして、この第一次補正に、一刻...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の点は非常に重要なポイントだと思っております。  そういう中で、農林水産省といたしましても、地球温暖化対策税、いわゆる環境税、こういうことにつきましても、その創設と、その税収の使途につきましてやはり森林吸収財源対策として位置付けるべきで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、先生からのお話の新生産システムというのは、平成十八年から二十二年まで取られた政策でございまして、小規模化からできるだけ大規模化していく、規模を大きくしていくと、こういうことで、いわゆる加工施設等々も規模を大きくしていく、そういうことを一つの契機として...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話しいただいた件につきましては、まさしく新生産システムによりまして川上と川下の一体化というふうな取組が行われてまいりました。その結果、原木の安定供給に関する協定に基づく取引割合や、あるいは地域材利用量が非常に大きくなって増えてきたと、こういうようなこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生からの御指摘は非常に国民の人たちも大変関心の深いものでございまして、やはり危機感を持って私どもは取り組んでいかなきゃならない重要なテーマだと思っております。そういう意味で、届出制というふうなものが今回修正によって盛り込まれることになったということは、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、柴田先生からの御指摘の点のとおりで私もあるという同じ認識を共有させていただいております。この森林の林業再生プランを推進する上においては、人材に懸かっているんではないかと言っても決して過言ではないと思っております。  そういう意味で、このフォレスター...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の先生からの御指摘は大変重要なところでございまして、仮設住宅等につきましては、シックハウス対策にも適合したJAS国産材針葉樹構造用合板というふうなものを使用していくこと、こういうことが非常に重要であります。ゆえに、このことにつきましては関係省庁にも働き...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは、省内の本部におきましてもできるだけ地域材を、国産材を活用していくというふうなことにつきましては私からも指示を出しておりまして、関係省庁にももちろん働きかけをして、また県なり市町村とも連携を取っていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の件につきましては、外為法、外為及び外国貿易法というふうなことについて触れられたわけでありますけれども、このことによりまして、この非居住者が本邦の不動産を取得するという場合には、氏名及び住所、取引の内容について財務大臣に対して事後報告を義務付けられてお...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいま法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、金子委員から申されたとおりに、今回の大地震で被災に遭われた方々だけではなしに、東日本の関係県の皆様方が大変苦しい日々を送っておられるというふうなことを現地に参りまして私も少しでも肌身で感じさせていただきたいと、こんな気持ちを持って、この目で確かめさせ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) チェルノブイリ事故と同じレベルということで七というふうに政府の方からそういう発表があったわけであります。これは、率直に申し上げまして、改めて事態が深刻だというふうなことを認識させられたというふうな面もあるんではないかと思っております。それだけに、正確なる...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 放射性物質の放出の阻止ということは、一刻も早くこの原発事故を収束させると、こういうふうなことに尽きると思います。それに対して政府が挙げて取り組んでいかなきゃならないことだと思っております。  また、風評被害につきましては、関係県に対しまして多大な御迷惑...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この原発事故にかかわるところのいわゆる被害を受けておられる人たちに対しての補償というふうな問題は、できるだけ早く行っていかなきゃならないのではないかと、これが基本的な考え方であります。そういう中で、御承知のとおりに、この十一日に審査会も、損害賠償に関する...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、率直に、石巻に参りまして、そしてまた名取地区にお伺いいたしましてこの目で確かめたときに、一言で申し上げますとこんな光景があるのかな、これが私の本当の印象でありました。そのくらい、テレビとかあるいは写真とかでもう大変な被害だなというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、目標というふうにおっしゃられましたけれども、一つは、やっぱり緊急にやらなきゃならないというふうなことはもう一刻も早く手だてをしていくということだと思います。それはすなわち、漁業、農業者の方々も、今委員からも申されたような大変な被害でございますので、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘いただいたところは本当に大事なところでございまして、総理大臣からもこの復旧復興に向けて考え方が出されて、その一番目に被災に遭われた方々の考え方というものを尊重することだと、こういうふうに言われたわけであります。まさしくおっしゃられたことを...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の、今後このような大災害を受けて、引き続いて意欲を持って農業を頑張ろうという人たちに対して収入面でもどういう今後の取組をしていくのかと、こういうふうなことでございます。  これにつきましては、まずは第一段階はやはり復旧というふうな、緊...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) カキの養殖の話が出されましたけれども、いわゆるこの災害というふうなものの、どうやって養殖業の復興に向けて取り組むかということにつきましては、今回の災害を激甚災害と指定をいたしまして、養殖施設なり、あるいは災害復旧事業の対象としておるところでございますので...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今まで、この被災を受けられた地域、特に水産業におきましては、言わば北海道から千葉までの地域においては、まさしく日本の国の水産国として誇り得る水産物を提供してくださったと、供給してくださったと。いわゆる五割の産出額がその地域で供給していただいたということで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に大事な御指摘をいただきました。  私どもとしては、まず緊急的に、漁業者の人たちが、船を出したいというふうな人たち、出せるようにしたい。特に、そのためには、まず市場も、それから冷蔵庫も、それからそこに存在しておった卸売業者の人たちも、全部もう、全て...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このようないわゆる原発事故によるところの損害につきましては、事故とのかかわり、相当な因果関係があると認められるものにつきましては、原子力の損害賠償法に基づきまして適切なる賠償が行われるということでございますけれども、その中におきまして損害賠償紛争審査会と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生申されたとおりに、四月八日におきまして稲の作付けにつきまして考え方が出されたわけでございますけれども、福島県が十二日の日に、比較的濃度が高い、放射性物質の濃度が高い七市町村につきまして行った詳細な調査の結果を公表するとともに、今後関係市町村とよく相...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、渡辺先生からの御指摘の件につきましては、原子力災害対策本部におきまして決定された稲の作付に関する考え方におきましては、稲の作付け制限を行う場合は適切な補償が行われるよう万全を期すこととするということで発表があったわけでございます。そのようなことからい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 補償というふうなものにつきましては、作付け、出荷等の制限で実際に生産農家に発生する損害が償われることが基本だと、こういうふうなことだと思っております。そういう意味で、作付けが制限された場合と作付けしたものの出荷が制限された場合、これでは補償されるべき水準...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の米以外の農産物につきまして、出荷制限やあるいは摂取制限を課された場合の補償はどうなのかということでございますけれども、こうした損害につきましては、米に限らず他の農林水産物におきましても、事故と相当なる因果関係が認められるものについては原...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 諸外国におきまして、我が国の食品に対する輸入規制というふうなもの、検査を強化する動きというのは先生御指摘のとおりであります。  そういう中で、輸出戦略というふうなものにおきましてもいろいろと考えていかなきゃならないところがあるわけでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、とにかく災害に強い新しい水産業なり漁村づくりというふうなものを目指して、重ねて申し上げますけれども、次の時代の人たちにも評価されるような復興モデルとしての漁村、漁業の体制づくりに懸命に取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) この度の福島原子力発電所の事故によって生ずるところの損害につきましては、第一義的に東京電力の責任であると総理大臣も自らおっしゃっておられるわけでございますので、私どもも第一義的に東京電力の責任であると、こういう認識を持っておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、このことの考え方は、まさしく第一義的には、この損害についての、第一義的に東京電力の責任で行うというふうなことであるものと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 計画的避難区域というふうなものが設定されたわけでございまして、今先生お話しのとおりに一か月後には避難してほしいと、こういうことでございますから、実質的には原子力損害の賠償に関する法律に基づきまして適切なる補償が行われることになるものと、このように考えてお...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の地震、大地震によって被害を受けた三陸地域というのは、日本の漁業にとってもまさしく重要な地域であるわけでございます。その地域の漁業なり漁村の復興というふうなものにつきましては、菅総理大臣からも、まず地域の住民の要望を尊重する、二つ目には全ての国民の人...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これだけの巨大地震というものによってまさしく被害を受けておる、これをどう復旧復興させていくかというのはまさしく政府の最大の責任であり、責務であるわけであります。すなわち、国を挙げて今この取り組んでおる復旧復興に全ての、あえて申し上げますならば、全てのエネ...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 私も過般、岩手県の藤原先生の地元の山田町へ行ってまいりまして、直接被災に遭われた状況、そして漁民の方々とも意見交換をしてまいりました。そういう中で、とにかく漁民の方々は再び海に出たいと強い意欲をお持ちになっておられるということを感じ取ったところでございま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘いただいた点は大変重要なところでございまして、私どもも、とにかくこの消費者の方々等関係者の方々に正確なる情報をやはり提供することだと、このようなことから、農産物について出荷制限等々がなされた際に際しましては、卸売市場なりあるいはまた小売業...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生申されたとおりに、まさしく出荷制限を受けられた方々、出荷自粛をなされている方々、そのことによって風評被害に大変苦しんでおられる方々、農業者、漁業者、一刻も早く今先生申された仮払い等々の施策を講じていかなきゃならない。そういう意味では、私どもも、何と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生の御指摘の件につきましては、今回の大震災によりまして岩手県と宮城県の合板工場が大変な被災に遭ったわけであります。これらの工場の生産割合は全国の約三割と、このように推計されるわけでありまして、そのような状況から、私ども農林水産省といたしましても、三月...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からは大変重要な御指摘いただきましたけれども、まず当面、お金が、収入があるべきところが収入が途絶えたというふうなことでどうするかという中で、つなぎ融資ということを三月三十一日に発表させていただきましたけれども、御指摘のとおりに、なかなか借りにくいと...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○鹿野国務大臣 漁港におけるところの瓦れきの除去につきましては、松本防災担当大臣にも要請をいたしまして、国が全額国庫負担ということでお願いをさせていただいたところでございます。
○鹿野国務大臣 今委員から申されたとおりに、この間、瓦れきの除去等々の作業にかかわっていただく、このようなことでこれから取り組んでいきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 まず、漁業者に対しての、いわゆる現金収入がない中で、作業にかかわっていただくというようなことで何とか日々の生活の糧にさせていただきたい、こんなことで手当てをさせていただく方法も考えておりますが、もし足らないということならば、次の二次補正においても要求させていただき...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の、とにかく仮払いをというふうなことにつきましては、我が政府におきまして経済被害対応本部というものが設置されまして、そこにおきましても、ぜひ、今回、出荷制限、そして出荷自粛、それに伴うところの、まさしくその影響を受けて大変な風評被害を受けている方...全文を見る
○鹿野国務大臣 津波による被害を受けた農地に対しましては、やはり何とかもう一度この地で農業をやりたい、こういうふうな農業者の気持ちというものも直接私も受けとめさせていただいておりまして、そのためにはどうしても除塩が必要であります。塩を取り除くということで、これは今回の補正予算にも...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまの冷蔵庫等々のお話でございますけれども、現場の人たちの声を直接私どもお聞きして、そして対処していかなきゃならないと思いますが、基本的には、今回、水産加工施設などあるいは冷蔵庫などの機器整備に対しましては、具体的に、国と県で三分の二の補助をやる。このことは異...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、石田委員からの御指摘の点につきましては、いろいろと海の瓦れき除去等々の復旧復興に向けての仕事に、その作業に直接かかわっていただいて、生活の糧にしていただきたい、こんなような考え方でこれから取り組んでまいりたいと思っております。
04月28日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○鹿野国務大臣 浜田委員の方からいろいろと御助言をいただきました。大変貴重な御助言をありがたく受けとめさせていただきたいと思います。  鯨の件につきましては、まさしく調査捕鯨というふうなことの中で、私も、この立場に就任してから、出航してから実質的にどうであるかということを常に私...全文を見る
○鹿野国務大臣 今浜田委員の御指摘の点は、今後の水産業はどうあるべきか、漁村、漁業をどう復旧、復興させていくかというふうなことの一つの大変大きなポイントだと思いますが、まず、お話しのとおりに、私も現場に参りまして漁業関係者の方々からもお話を伺い、また、いろいろな御要請、御要望をい...全文を見る
○鹿野国務大臣 大変、激励をいただきましてありがとうございます。私も性格的に遠慮深いところがありまして、なかなか思うように言えないところもございます。しかし、今申されたことは真摯に受けとめて、これからも努めてまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 当然、このことについては、補償におきまして万全を期すべく、私どもとしては強く申し入れもいたしておりまして、あらゆる努力をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 先ほど申し上げますとおりに、調査捕鯨を今後どうするかというのは、今検討会におきまして検討していただいておりますけれども、もし、そういう中で結論を出していく上において新たなスキームというふうなものが必要だということになりますならば、当然、予算もそこについてまいらなき...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、赤澤先生が申された、今回の大震災によるところの被害状況のとらえ方というものは、私ども、そして農林水産省も共有していかなきゃならない。それだけに、被害の状況というものをもっとわかりやすく、情報をしっかりと発信するということについて、御指摘の点を踏まえて対応してま...全文を見る
○鹿野国務大臣 風評被害は、まさしく、その被害を受けて大変苦しんでおられる方々のことを思いますと、一刻も早く少なくとも仮払いはなされるようにしていかなきゃならない。こういうふうな考え方で、出荷制限そして出荷自粛、それに伴っての原発事故との相当因果関係があるものと認定される可能性の...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生が申されたきずな基金によって、なかなか仮払いがおくれておるというふうなことの一時的な対応策として具体的な提言があったわけでありますけれども、私どもといたしましては、御承知のとおりに、今困っておる農業者、漁業者の方々に、つなぎ融資というふうな仕組みをつくりまし...全文を見る
○鹿野国務大臣 今前段で先生が御指摘された、それは農業者なり漁業者、被害を受けた方々からすると、何で借金しなきゃいかぬのか、これはまさしくそのとおりなのであります。  しかし、そういう中で、毎日毎日の入ってくるべき収入が途絶えているというような状況からするならば、国がきちっと保...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しになりました、二十キロ圏内の避難地域におけるところの家畜の扱いというふうなものについては、本当に私どもも、思いというものは、言葉であらわすことのできないような思いもあります。  そういう中で、今委員から御指摘の、具体的な形で、衛生上の観点から殺処分等のほ...全文を見る
○鹿野国務大臣 この漁船の件につきましては、国が三分の一、さらに県が三分の一、こういうことでありまして、この県の三分の一につきましては、起債一〇〇%を求めているところでございます。そして、あとの三分の一はどうなるのかということでございますけれども、保険の残存によって、協業化してい...全文を見る
○鹿野国務大臣 私が今御説明申し上げた考え方というふうなものは、これは、実質、漁業者の方々とも話し合う中で、少なくとも実情に合う形でというようなことの措置でございまして、当然、このことにつきまして、できるだけ自己負担なんということがないようにというようなことを踏まえての措置でござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、前段の、宮城県知事が水産業の国有化構想というふうなものを出しておられるところでございますけれども、この件について触れさせていただきますと、実は、農林水産省といたしましても、もうかる漁業創設支援事業というふうなものを行っておるわけでございまして、三年間支援する、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の大震災によって塩害に遭われた農地につきましては、基本的には、もとにできるだけ戻していきたい、こういうような考え方でおるところでございます。  ただ、現実的に、深く陥没したようなところもございまして、実態を把握できかねているところもございます。しかし、これか...全文を見る
○鹿野国務大臣 戸別所得補償の特別措置というふうなことにつきましては、もう先生が一番御案内のとおり、この制度は、自給率向上を目的といたしまして交付しておるわけでございます。  今回、地震、津波の被害を受けた方々に対しては、できるだけ、瓦れきの処理あるいは除塩などの事業に直接当た...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からのお話につきましては、できるだけそのようなことも選択肢の一つとしてお考えいただきたい、こういうことでございますが、基本的には、いろいろのことを考えたときに、今日の御指摘いただいたような状況にあられる農家の人たちは、現地の状況というものを詳しく聞かせていた...全文を見る
○鹿野国務大臣 この審査会でどういう議論になるかというのは新聞等々で私ども承知をするというような状況でありまして、審査会の方々がどういう判断をされるかということでございますけれども、少なくとも、私どもは、重ねて申し上げますけれども、今回の原発事故によって大変な被害を受けておるとこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、コンテナの件につきましてお触れになられましたけれども、農林水産委員会の御視察の際も、気仙沼の魚市場におきまして御要望があったというふうなことも承知をさせていただいております。  そういう意味で、冷凍冷蔵機能を持つコンテナを整備したいという御要望に対しまして、...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの御指摘の、計画的避難区域、この指定によってまさに家畜を移動、避難せざるを得ないというような畜産農家の方々につきましては、現在、具体的な、移動あるいは出荷に向けて、移動先のあっせんなどの支援を行うために担当者を福島県に派遣いたしているところでございます。 ...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 荒木議員の御質問にお答えいたします。  営農再開が困難な農家に対する所得補償、米の作付けを自粛せざるを得ない農地への補償についてのお尋ねでございますが、地震・津波被害によりまして瓦れきの除去や除塩などが必要な農地に対しましては災害復旧事業を実施すること...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○鹿野国務大臣 大変な被害を受けているこの農地、本当に恵まれて、今日まで長い間、連綿とすばらしい作物を供給してくれたこの農地を何とか復旧させなければならない、こんな思いの中で、今回、もう既にその復旧に向けて作業も始まっているわけでありますけれども、このたびの国会におきましても、ま...全文を見る
○鹿野国務大臣 これから復旧に向けていろいろな作業が行われるわけでありますけれども、農業者の方々に直接その作業に当たっていただく、そしてまた復旧に向けて農業者の方々が共同でいろいろなことに当たっていくというふうなことにおいて組合を組織していただく、そしてそういう中で、被災農業経営...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回、漁港も大変な被害を受けられました。太平洋沿岸部だけでも三百十九漁港に及んでおるところでございます。そういう中で、とにかく一刻も早く海に出たいという漁業者の方々のそういう思いにこたえるためにも、部分的にでも施設の使用が可能になるように、こういうふうなことで応急...全文を見る
○鹿野国務大臣 平成二十三年度の補正予算といたしまして、漁場復旧対策支援事業ということで百二十三億計上いたしているところでございます。これからも取り組んでまいります。  また、養殖につきましては、御承知のとおりに、今回激甚指定をさせていただきまして、魚類の養殖あるいは貝類、海藻...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員がおっしゃるとおりに、一刻も早く船を出して操業したい、そういう漁業者のことを踏まえて、まず航路の確保というふうなことが一番先だ、このようなことから、水産庁といたしましても、査定前着工ということで瓦れきの処理にもう着工しているところでございます。  今回、御...全文を見る
○鹿野国務大臣 もちろん、その後におけるところのいろいろな瓦れきの処理については、今回計上した予算を生かして、そして対応してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 遡及の問題につきましては、重ねて申し上げますけれども、なかなか問題が困難なところもございますけれども、工夫をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 さかのぼっての支援のことでございますけれども、私申し上げましたけれども、今の仕組みからするとなかなか困難なことがございます、こう申し上げました。しかし、私が申し上げましたとおりに、いろいろと工夫をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今、委員から復興援助金という考え方はどうか、こういう御指摘でございますけれども、今回の第一次補正におきましては、とにかく応急措置、緊急な形で、一刻も早く船を出したいというふうな方々に対して、魚をとって荷揚げすることができるような、そういうところに重点を置かせていた...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の第一次補正におけるところの漁船の支援策というものは、今までは五トン以下にだけということでございましたけれども、それ以上の船も対象にするというようなことで対処させていただいておるわけであります。  今委員からの、個人でもということでございますけれども、今回は...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく漁業者の方々との雇用のマッチングというのは非常に重要なことでございまして、全漁連を通じまして、被災した漁業者が利用できる中古の漁船とかあるいは漁具とか、そういうところに対して照会中でございます。  そして、この地域の漁業が復興するまでの間、他の地域におい...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○鹿野国務大臣 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案及び東日本大震災に伴う海区漁業調整委員会及び農業委員会の委員の選挙の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、東日本大震災に対処するための土地改良法の特...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく、現地の皆様方が被災に遭われた中でどのように考えておられるかということをしっかりと受けとめる。県の考え、市町村の考え方、関係者の方々とやはりいろいろな形で接触をしながら、これからどうしていくかということについての思いというふうなものを受けとめていくことが大...全文を見る
○鹿野国務大臣 今小野寺委員から申されたとおりに、大変な被害を受けた農地、その中で瓦れきをどう除去していくかということでございますが、これは御承知のとおりに、農地も含めまして環境省の災害廃棄物処理事業で処理というふうなことで進めているところもございますけれども、当然、農地、農業用...全文を見る
○鹿野国務大臣 今小野寺委員からの御指摘のとおりに、やはり農地を復旧させるためには時間がかかる、この間どうするかということは非常に大事なことでございまして、私ども、そういう意味で、先ほど申し上げますとおりに、まず、瓦れきの処理等々をしていかなきゃならない場合に、被災農家の方々の雇...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、被災に遭われた農家の方々の中に専業的な農家の方々とかあるいは兼業農家の方々とかいろいろな方々がおられるわけでございまして、そういう中でも、被災を受けたということに対しては、大変な被害を受けておるわけでございますので、復興組合に対して一括に交付をいたしま...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話も申し上げますとおりに、被災農家の方々に対する生活支援というものは、まず先に専業農家の人たちを優先すべきではないか、こういうふうな声もございました。  しかし、そういう中でも、やはり兼業の農家として食料供給に大きな貢献をしてきてくださる方々もおられるわけで...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、小野寺委員から御指摘の点につきまして、今回の大震災で被災した農地、農業用の施設について、復旧事業中というものは営農ができないということでございますから、この間、負担金の支払いを求めていくということは事実上できないことでございます。  そういう意味で、この営農...全文を見る
○鹿野国務大臣 実質的に農家の負担がないというふうな形でこれからも詰めをしていきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 先生、その前の質疑の中で、三年間ということでございますので、この点、申させていただきたいと思います。  それから、今先生から御指摘の、いわゆる土地改良区も含めて被災した農林漁業者に対する資金の円滑な融通というものは、当然のことながら要請をいたしているところでござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、被災農地というものは、復旧した上でこれからも農地として利用していくというような考え方でおるところでございますけれども、今先生おっしゃるとおりに、水没によって、なかなか農地に戻すことは困難だなというふうなところもあるということも承知しております。  た...全文を見る
○鹿野国務大臣 宮城県の知事さんも、今回の被災に遭った土地の国有化というふうなこと、国が買い上げてというふうな考え方もお示しになっておられることも承知をしております。そういう中で、これからの被災農地というふうなものをどう取り扱っていくかということは、それぞれいろいろな考え方があり...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業共済のことについての今後の取り組みにつきましては、実質的な状況というものを踏まえて、これからも実態に即した形で対処していかなきゃならないと思っております。
○鹿野国務大臣 ただいま小野寺委員から言われたことを私自身も共有してまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 今、西先生から、浜口さんという方の、いわゆる歴史の中でのエピソードについてお話がございました。  和歌山県からは先生初めいろいろな方々が、歴史的にも、また今日も輩出されて活躍されておりますけれども、改めて、偉い人がおられたんだな、こんな思いを率直に持ちました。そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生おっしゃるとおりに、今までもいわゆる土地改良で除塩の事業をやってきたこともあったわけでございますけれども、今回の農地の塩害の被害の程度というものが甚大でございまして、いわゆる通常の営農として行う除塩ではもう対応できない、こういうようなことでございます。そういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 省内に放射能対応研究チームをもう立ち上げました。そしてまた、独法におきましても放射能対応研究チームというふうなものも立ち上げて、今取り組んでおるところでございます。  同時に、土壌の改良対策技術につきましては、これはもう喫緊の課題でございますので、チェルノブイリ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今吉泉委員の方から言われたことは大変大事なことでございまして、今回の補正を含めて、土地改良事業の法案も提出をさせていただきまして、今御審議をいただいているわけでございますけれども、今回の除塩並びに区画整理事業というふうなものを進めていく中で、この法案が通ったらば、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の点、調査のことでございますけれども、もちろん、被災に遭われた農業者の方々の御協力というふうなものを得ながら調査をしていかなきゃならない、こういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 この調査のことにつきましては、県なり市町村なり、そしていろいろと御協力をいただくということになりますけれども、もちろん農業者の方々からの御協力が必要であります。  そういう意味で、現地に派遣しておる者に対しまして、私どもといたしまして、被災に遭われた農業者の人た...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまは法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、東日本大震災による農林水産業及び農山漁村の状況を踏まえつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、野村委員から言われたことも大変重要な視点に立ったお考えでございまして、私どもも、水産物についても解除の基準を作る必要があるんじゃないかと、こういうふうなことから、コウナゴ等の解除条件につきまして、水揚げ地区ごとに解除という、基本的にはそういう内容にな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘のとおりでございまして、出荷制限、出荷自粛しておったものが実は出されておったと、こういうようなことでございまして、このことについては誠に残念でございまして遺憾なことでございますけれども、私どもといたしましては、これからも、更に農業者、市場...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この汚染された土壌というふうなものを、これに対してどうするかということでございますけれども、安全な農産物がこれからも再生産されるように、このことを考えたときに、やはり今先生からの御指摘のとおりにどうやって土壌の浄化をやっていくか。  そういう意味で、今...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の家畜に係る補償、賠償の件でございますけれども、五万五千頭の家畜につきましては、一次指針、いわゆる損害賠償の紛争審査会におきます一次指針につきまして、いわゆる家畜の計画的避難区域への移動経費、それから家畜の飼養場所の移転費用、そして家畜...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から申されたことは非常に重要なことでございまして、農林水産省といたしましても、まず営農を早く行うことができるようにするにはどうするかというようなことから、放射性物質の浄化に向けた取組を実施していくことが非常に重要だというようなことで、一つは、この放...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の件につきましては、出荷制限、出荷自粛と同じように、風評被害、相当な因果関係にあって大変困っておる被害者の方々に対しても同じような扱いをしてほしいということを強く求めてきたところでございますけれども、残念ながら一次の指針には盛り込まれま...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案及び東日本大震災に伴う海区漁業調整委員会及び農業委員会の委員の選挙の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、東日本大震災に対処するための土地...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この度の原発事故におきまして、大変苦しんでおられる農業者、漁業者の今の状況というふうなものからいたしまして、とにかく出荷停止、出荷自粛、そしてそれに伴ってこの原発事故と相当な因果関係があるものと、このように認定される可能性の高い風評被害については、同様の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) はい。  とにかく今回、農業者が一日も早く営農を再開するということが非常に大事でありまして、農林水産省といたしましても、この点を含めて、チェルノブイリには篠原副大臣だけではなしに職員も派遣をして、その後意見交換をしながら、いろんな面で勉強し、参考になる...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) どこに原因があるかというようなこと等々につきましては、それぞれこの本部といたしまして、当然、今日までのいろんな御批判というものを真摯に受け止めていく、真正面からそういう批判を受け止めていくというようなこと、そういうことを考えたときに、内閣が一丸となってこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今まで、今、山田委員からの御指摘のとおりに、災害応急のポンプを集中的に投入いたしまして排水に努めてまいりました。そして、梅雨期の地域排水対策として、排水路の機能回復を行うための瓦れき撤去と排水ポンプの応急の復旧に着手をいたしてきたところでございまして、東...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この協議会というふうなものは、当然現地でございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、山田委員から言われたことは非常に大事なことでありまして、それぞれが別々にというふうなことでは後れを取ってしまいます。そういう意味で、実質的に現地におきまして、東北の農政局そして県のいわゆる土木部、そして農林水産部、そして関係の市町村、そして土地改良区...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘の点も非常に私どもとしては重要なことだと思っておりまして、当面、この半年の間において災害復旧事業が速やかに終了し、本事業に取り組める農地、それから、被害の程度が比較的軽微で、災害復旧事業を必要とせず、すぐに本事業に取り組める農地、これを対象といた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、一か月や半年で終わるとは考えておりません。少なくともこの事業においてはある程度複数年というふうなものを想定して、そしてやっていかなきゃならないと、こういうふうな考え方であります。  ですから、この支援事業というふうなものをこれからどうしていくかと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の補正予算の中に盛り込まれておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から言われた地域は、まさしく東北を代表するイチゴ産地というふうなことで、すばらしいイチゴを供給してこられたところでございまして、その約百ヘクタールが本当に被災に遭ってしまったというふうなことでございます。  そういう状況の中でも、何とか今年のクリ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 既往債務の負担軽減というふうなものにつきましては、今委員からのお話のとおりに、昨日の予算委員会におきまして総理大臣自らが検討していくと、こういうような発言もございました。そういう意味では、総合的に対応していくというふうなことが大事だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁船の建造につきましては、激甚法に基づきまして五トン以下の漁船対策といたしましては漁協が行う、漁協が所有するということでございますけれども、共同利用小型船の建造については国が三分の一、都道府県が三分の一の助成を行うというようなことであります。  そして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この被災地を新しい食料基地として復興させるということにつきましては、当然のことながら、地域の方々、都道府県なり市町村なり関係の方々と、御意見を聞きながらこの組立てをしていかなきゃならない。そういう意味では、復興構想会議においても議論されているところでござ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の大震災で被災した農家の方につきましては、その営農の規模なりあるいは形態なり被害の程度に応じまして、今後の営農をどうするかというふうなことについては様々な考え方があるものと思っております。  そういう中で、今後の地域農業というものをどういう方向に持...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生の御指摘につきましては、今後勉強させていただきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の、漁業再開までの間、就業機会をどのように確保するかというふうなことは大変重要な課題であります。今回も補正予算では、漁業者の方々に漁協なりあるいは漁場の再生などの復興に向けて直接かかわっていただくというようなことの予算も盛り込んでおるわ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この度の一次の審査会におきまして、この審査会の中におきましては、福島県の漁業について、政府によるところの航行危険区域の設定により操業を断念したことによる漁業者の減収や、政府によるところの出荷制限指示や県の漁連によるところの操業自粛要請にかかわる漁業者の減...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 除塩事業あるいは今後の区画整理事業等を進める上において大変重要な指摘をいただいたわけであります。  除塩は、対象地域の塩害状況に応じまして、土壌中の塩分を洗い流す、石灰等の施用、客土等を単独又は組合せで行う、そして塩分除去を確実に実施していくというふう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然のことながら、今後の工程表なり、マスタープランなり工程表というふうなものは、御承知のとおりに、今後、関係の県なりあるいは市町村そして関係者の方々、十分地域の方々の意見を踏まえてこれから計画を立てていかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) まさに総力を挙げて土壌改良等々に取り組んでいくというようなことは私どもも本当に大事なことだと思っております。  そういう意味で、まず農林水産省が自らもう検討に入ったというふうなことでございまして、同時に、今後は当然地元の福島県、市町村とも連携を取りなが...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 何とか、一刻も早く、早急に除塩なり、あるいは排水対策等について総合的な取組が必要だと思っております。  そういう意味で、まず災害応急ポンプの集中的投入ということで排水路の瓦れき除去を実施いたしております。加えて、お話のとおりに、現在梅雨どきの二次災害の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そういうことで取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、紙先生からの御指摘の点については、実際に見ていただいて御要請もいただいたことだと思います。  そういう意味で、私どもとしては、お尋ねのこの地域に対してどのような支援ができるかということについては、現地の農家や関係者の意見というものを伺いながら、それ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、先生からの地元のお考えの方々のお話でございますけれども、なかなか困難な状況にあるものと思っております。しかしながら、私どもとすれば、まあお願いというようなことで他の作物を作っていただくようなことも是非御検討していただけないかなと、こんな思いもいたすわ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このイチゴ農家の被災に遭われた方々は、もう一度、一刻も早く作りたいと、先ほど山田委員からもお話がありましたとおりに、クリスマスまでに間に合わせたいと。こういうふうな強い思いというふうなものにどうこたえていくか、非常に農林水産省としても大事なことだと思って...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまは法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、東日本大震災による農林水産業及び農山漁村の状況を踏まえつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘いただいた、非常に重要なポイントにつきまして御指摘をいただいたわけでありまして、この雇用につきましては、やはり漁業者の方々ができるだけ地元を離れずにというようなお気持ちも相当強いものがあると、先生おっしゃるとおりでございまして、そういうと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この漁場復旧対策の支援事業におきましては、約一万六千人の漁業者の人たちが参加していただくということを見込んでいるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回、北海道から千葉県まで七百三十漁港がございますけれども、そのうちで三百十九の漁港におきまして被害が確認されておるわけであります。その中で、まずこの調査というものにつきましては、百五十二の漁港で実施をしておるということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 七十四の漁港におきまして着工済みでございまして、うち十四の漁港、このうち岩手県が三漁港、宮城県は七漁港、こういうことで十漁港において完了していると、こういうようなことの報告を受けているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘のとおりに、一刻も早く航路を確保すると、こういうふうなことでありまして、その前にはやはり調査が遅れているところを調査するということでございまして、国がもう市町村に代わりましてこの航路等の被害状況を把握するというようなことで、この調査のた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生が言われた、とにかく市場あるいは加工場あるいは冷蔵庫等々、一刻も早くこれを応急措置として機能させるというふうなこと、このことによって動き出すわけでございまして、非常な重要な視点を今おっしゃっていただいたわけでありますけれども、このためには、やはり少...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の被災状況を受けまして、やはりどこの漁港においてそういう一部でも応急措置をとることによって操業再開ができるかというようなことを踏まえて、いわゆる流通の拠点である中核的な漁港というふうなものに対して集中的に行うということも含めて考えておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の補正につきましては、まずとにかく応急措置というふうなことを踏まえて計上したところでございまして、今先生がおっしゃられた、戦略的にこの被災に遭った世界に冠たる漁業地域というものをどう復興させていくか、復旧復興させていくかというふうなことは、今おっしゃ...全文を見る
05月10日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(鹿野道彦君) この度の大震災によりまして、福島の原子力発電の事故によって本当に多くの方々が大変苦しんでおられる、こういう状況の中で東京電力としてどういう姿勢が問われるかといえば、やはり今先生がおっしゃったとおりに真心だと思います。誠心誠意事に当たっていくという姿勢が、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から申されたこのポスター等々、基本的に、被災に遭った方々が、もう何としても俺たちがとにかく頑張っていかなきゃならない、前よりもいい町にしてやると、こういうようなことで本当に前へ前への気持ちを持っていただく中で、復旧復興に向けて取り組んでいくというこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の東日本大震災におけるところの被害というものは、まさに北海道におきましても大きな被害が発生したということも知事さん始め関係の方々からも御要請もいただいているところでございますので、このことに対して農林水産省といたしましても、今回の被害に遭われた地域全...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 復興基金というふうなことについての効果的な結果というものについて、今委員からお話がございました。  いわゆる第一次補正におきましては、とにかく緊急、応急措置と、こういうふうなところで予算措置がなされたわけでありますけれども、これから本格的な復旧復興に向...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 平成五年に、今委員からお話のとおりに、奥尻の青苗地区におきましてこの漁業集落環境整備事業というものを実施されて、そして大きなこれまた成果を上げてこられたというお話も、今委員からお話がございました。そういう意味で、今回の補正予算の中におきまして、被災した漁...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 近年のこの甚大な自然災害というふうなものの多発を踏まえまして、農業者を始め農村住民の安全を確保すると、このような観点から、平成二十年度から農村災害対策整備事業というものを創設いたしまして、避難場所等々の確保に努めておるところでございます。  平成二十三...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員のお話のとおりに、まず第一次補正におきましては、共同で使う施設の機器等の整備を行う場合の支援というふうな形にさせていただきました。応急措置、緊急措置ということでございます。  今後につきましては、地域の水産業の復興のためには、今お話しのとおりに、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは私自身、省内の会議におきましてもいつも言っておりますのは、調査の強化、強化だと、数を増やせと。ですから、機器が足らない、分析器が足らないならばもっと予算を要求してちゃんと整備しろと、これはもう本当に強く強く何回も何回も言っておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 低レベルのいわゆる汚染水の放水というようなことにつきましては、それは低レベルだからとか、あるいは海洋の汚染というものをより小さくするための措置としてやむを得ない、こういうようなことの措置であるということも聞いておるところでございますけれども、とにかくこの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ポテトチップ用などの加工用バレイショというものは、北海道畑作の重要な品目であるということも私どもも認識をいたしているところでございます。  そういう中で、加工用のバレイショの安定供給を図るにはどうするかと、このような委員からの今の御質問でございますけれ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘されたこの原発事故におけるところの風評被害というものは、数とか数字ではとても示すことができない大きなものだと思っております。全国にもその風評被害は拡大をしておると、こういうことでございます。  そういう意味で、この原発事故というものがい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 福岡委員おっしゃるとおりに、我が国の食料、食品の安全神話がまさしく崩れた、まさにそのとおりだと思います。そういう意味では、輸出戦略というふうなものも見直していかなきゃならない、そういうふうな認識に立っておりまして、地道な努力をこれから続けていく必要がある...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 渡辺先生と同じように私も視察をさせていただきました。一刻も早く復旧に向けて手だてをしていかなきゃならないと、こんな思いをいたしたところでございます。  今回の補正予算におきまして、被災した農地、農業用施設の早急な復旧に必要な予算も計上させていただきまし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) お米の作付けにつきましては、今先生からのお話のとおりに、宮城県及び福島県におきまして県内の調整だけではなかなか目標を満たすことができない、このようなことから国に対して県間の調整というふうなものの要請がございました。それを受けまして、国におきまして、数量の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の大震災によりまして、北海道から千葉までということでございますけれども、太平洋側の沿岸部の三百十九の漁港が被害を受けたと、こういうことでございます。このような被害を受けた漁港の防波堤等の復旧については災害復旧事業によるところの対応が可能でございますの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 渡辺先生おっしゃるとおりに、子ども農山漁村交流プロジェクトという事業は大変重要な有意義なものだと、こういうふうに認識をいたしておりまして、平成二十三年度におきましては、このプロジェクトを始めとするところの都市農村交流事業というものを大くくりした形で食と地...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回のこの食中毒事件を、この発生した状況というものを考えたときに、このような事態になったということは誠に遺憾だなというふうな感じでありまして、同時に農林水産省としても、国民生活の食の安全というものを守っていくために万全を期していく、そういう努力をしていか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、柴田先生御指摘をいただきましたことは本当に重要なことでございまして、何としても今後の低炭素社会を実現する、あるいはまた農業、農村の六次産業化というものを定着させると、こういうふうな意味におきまして、この小水力の発電の導入というものを積極的に推進してい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁船の航行なり、あるいは係留なり、漁業活動に重大な支障を及ぼす漁港なり漁場の瓦れき処理というものは、当然のことながら急がなければならないと思っております。  このために、査定前に着工できる応急工事も活用して航路等の対策も実施をいたしておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生からは本当に難しい問題提起をいただきました。  今回も、この養殖の施設の復旧事業について、できるだけ漁業者の方の負担を軽減しなきゃならないと、こういうようなことで取り組んだところでございまして、魚類の養殖施設あるいは貝類の養殖施設、あるいはその他の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生からの御指摘のことにつきましては、思いはここに並んでおる我々も同じでございますけれども、今回のとらせていただいた措置というのは相当思い切った措置のかさ上げだと、こういうこともございますので、まずこの今回の予算措置等々も含めてのこういう対応について生か...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の津波によりまして養殖漁業への被害が本当に甚大な中におきまして、その再建については浮遊物や水質等の、今先生からお話のありました養殖漁場環境の悪化というものについては懸念をいたしているところでございまして、被災県が養殖漁場環境の調査を行うに当たりまして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 関係県との調整というものを図りながら、独立行政法人の水産総合研究センターの北光丸によりまして、水温や塩分あるいは油分等々の漁場環境調査を実施したのが四月の十四日から二十六日までであります。そして、このような中で、国といたしましても五月の十三日に関係県及び...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生が申された持続的な養殖生産の確保を図るための基本方針ということにおきましても、養殖漁場におけるところの漁場環境改善のための目標というものを定めているところでございまして、また、水産庁からの要請によりまして、日本水産資源保護協会が、水産資源保護の観点...全文を見る
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○鹿野国務大臣 この原発事故発生後におきましては、作業者の方々にこの圏内に立ち入っていただくというふうなことは、二次災害というようなリスクもやはりどうしても考えなければならない、このようなことから、なかなか思うようにいかなかったということもございます。  そういう中で、四月の二...全文を見る
○鹿野国務大臣 南相馬の関係の方々からも御要望をいただいておることでございますけれども、今委員が申されたとおりに、学術研究目的そして公益性、そしてまた、しっかりとスクリーニング検査を行って除染をすること、あるいは大学等の研究機関がしっかりと監視すること、あるいは研究以外の家畜生産...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘の件につきましては、私どもも重大な関心を持って取り組んできたところでございました。  そういう意味で、この二十キロ圏内の家畜につきましてどうするかということにつきましては、今おっしゃっていただきましたけれども、まさしく二次災害などのリスクなどを...全文を見る
○鹿野国務大臣 具体的には、やはり同意を得るというふうなことが非常に大事でございますので、この点は当然ながら、家畜の関係の人たちと連携をとりながら、県当局とも逐次この問題についてどういう具体的な措置をとるか、こういうふうなことで取り組んできたところでございまして、五月の十二日に具...全文を見る
○鹿野国務大臣 総理からの本部長としての指示におきましては、それまでは、相当いろいろと具体的な形で、県当局あるいは地元の市町村等とも連絡、連携をとりながらやってきたということでございます。  今回の、今委員から言われた、口蹄疫と同じように補償の問題と処分の問題を一体的に取り組む...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、江藤委員からおっしゃるとおり、家畜農家の、畜産農家の方々の気持ちを思いますと、自主的に私も直接いろいろな話も承りましたし、本当に胸の痛い思いをいたしておるわけであります。  そういう中で、五月の十二日に指示が、基本的な考え方が出されたわけでございまして、これ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、私どもも、気仙沼にも参りまして、いろいろ漁業者の話もお聞きをいたしました。まさしく、この地域の方々の考え方と十分調整をしていく必要がある。  これからの復旧復興については、そういう基本的な考え方に立ちまして、水産庁におきましても、水産業復興プロジェク...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今、阿部委員からも申されましたけれども、原子力安全委員会とは常に私ども御相談申し上げながら、連携をとって一つ一つ判断をさせていただいておるのであります。私ども農林水産省として独自で判断できるものではございません。  そういう意味で、先生から、具体的な業...全文を見る
05月19日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘をいただきました、頭首工等のいわゆる河川横断構造物というふうなものについてのいろいろ懸念ということも含めてお考えも示されたわけでありますけれども、このことが言わば一面、農業用水を取水をして、そして農業用水路及び農地を通じて河川に還元すると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさに青木委員のおっしゃるとおりでございまして、私も何回かにわたりまして直接、被災に遭った漁港、そして地域を見せていただきました。漁業者の方々からもお話を伺いました。やっぱり三県それぞれ違うんです。それで、県によっても市町村によっても違うということでござ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、青木委員からの後段の件で、いわゆる宮城県知事の漁業の国営化というふうなものについてどうとらえているかということでありますけれども、私自身もまだ、知事さんがどういう基本的な考え方で申されているかということもまだ定かに承知している状況でないんでございます...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の先生からのいわゆる漁業者に対する、特に福島県、この原発事故に遭っておられる、大変な被災と同時に苦しんでおられる方々に対する生活支援というふうなことについて国が直接かかわるというふうなことは考えているのかと、こういうふうな御質問でございますけれども、御...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPに交渉参加するかの判断というふうなものにつきましては、今、平野副大臣から基本的な考え方について答弁されたわけでありますけれども、私は、前の農林水産委員会におきましても申し上げたところでございますが、これだけの大震災というふうなことを踏まえたときに農...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この水産、いわゆる漁業の被災というものをどうやって復旧復興させていくかということにつきましては、先生今御指摘のとおりに、漁業、そして加工、水産関係の人たち、一体的な形でどう軌道に乗せていくかというふうなことは、これは非常に重要なことだと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘は、国策として進めてきた原子力発電、これがこのような事故を招いたということならば、国がもう前面に出て、そして国がもう最初からそういう補償も含めて支払うというふうなことも考えたらどうかと、こういうような御見識を今お出しいただいたところでご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘のことは大変重要なことだと私自身認識をいたしております。  そういう中で、私自身の名前の書簡というふうな、名前入りの書簡を相手国の政府に対しまして手交いたしておりまして、その中で、我が国におきましては、きちっと検査をし、モニタリングと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 主要な国々というところに対しましては、先ほど来、篠原副大臣からも申し上げましたけれども、直接農林水産省から派遣をいたしまして、そして具体的な我が国としての考え方を、また我が国としての要請もいたしておるところでございますけれども、日常的には、在外公館や在京...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、柴田先生からの御指摘いただいたことは、まさしくチャンスというふうなことに切り替える分野もあるんではないかと、こういうふうなお話がいただきました。非常に重要なことだと思っております。  そういう意味で、この木質系の廃棄物をバイオマス発電等に有効利用を...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) はい。  大変重要な御指摘をいただきました。この日中韓の首脳会議におきましては、菅総理自身も、この機会をとらえて輸入規制等々の問題について強く働きかけるというふうなことを相当意識されて具体的な動きをなされるものと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) この五月の十七日の政府としての方針である政策推進指針というものが閣議決定されたわけであります。これは、今回の大震災におけるこの状況を踏まえて、特に農林漁業が大きな打撃を受けたわけでありますけれども、震災からの復旧復興に全力を尽くすというふうなことが、これ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど青木先生からの御質疑にもございましたけれども、私どもといたしましては、これだけの大震災を受けた被災地、とりわけ漁業、農業地を復旧復興させる、そして原子力のこの事故を一刻も早く収束させると、こういうところに全力を尽くしていくというようなこと、最優先さ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、基本的にこの六月にTPPに対する参加交渉というふうなものを決めていきたいという意向を総理大臣自らが発言されておったわけでありますけれども、それが総合的ないわゆる検討というふうなことになったということは、基本的に、今私が申し上げ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私どもといたしましては、この委員会におきましても申し上げてきたところでありますけれども、まずこの審査会におけるところの指針にきちっと今回の被害を受けておられる方々の賠償金が支払われるように盛り込まれるということについて働きかけをしてきたということでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) とにかく、重ねて申し上げますけれども、東電側が賠償金をまず補償するというようなことにおいて、それが一刻も早く実行されるようにこれからも強く働きかけていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、林政務官からお話ありましたとおりに、この審査会において風評被害につきましてもきちっと盛り込まれるようにということで、引き続いて働きかけをしてまいりたいと思っております。  また、いろいろと御指摘をいただいたことにつきましては、私どもとしても...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(鹿野道彦君) まず、今委員からの御指摘の風評被害を防止するということにつきましては、まず何といっても国民の皆様方に正確なる情報を提供すると、こういうことだと思います。  そういう意味で、私どもといたしましては、やはり調査の強化、調査体制の強化をしなきゃならない、その...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 今、高橋委員からおっしゃられたとおりに、今回被災を受けた漁業地域というのは、水産業の発展のためにも大変大きな役割を果たしてこられたわけであります。特に被害の大きかった岩手県、宮城県、福島県の沖というものは、世界三大漁場の一つとも言われてまいりました。  平成二十...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、今委員からお触れになりましたけれども、岩手県そして宮城県、福島県それぞれ、その県によっても、漁業のあり方なり、漁業の特徴なり、漁場に対するいろいろな歴史的な、そういう経緯というふうなものも違っているわけであります。ですから、なかなかそれぞれの地域を一括してこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 水産庁の職員がどういうことを言ったかというのは定かではありませんけれども、私自身は、農林水産業の責任者として、そういう考え方に立っておりません。
○鹿野国務大臣 総理の御発言というふうなものは、私どもといたしましては、とにかく安全な居住地を確保しなきゃならない、ここに重点が置かれていると思うわけであります。  そういう意味で、例えば、平成五年でございますけれども、北海道の奥尻の地震の際に、奥尻の青苗地区におきましては、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 宮城県の知事が、いわゆる沿岸漁業等々に対しても民間の資本を参入してはどうかというようなことで、水産業の復興特区を創設するというような、そういう御発言もなされておるということも承知をしておりますけれども、基本的に現在でも、地元漁協と調整の上で外部企業が直接漁業権を取...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、高橋委員からお触れになりました漁業者の意欲ということでございますけれども、私も数度にわたりまして現地に参りまして、いろいろな関係者の方々からもお話を伺いましたが、ある地域におきましては八五%の人たちがもう一度やっていきたい、こういう本当に強い意欲をお持ちの方々...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 現在、福島県など八県におきまして、全地域あるいは一部で牧草の利用自粛が継続しておるわけでありますけれども、今お話しのとおりに、酪農家の方々が、かわる飼料というふうなものを大変必要としておる、こういう状況であります。  そういう中で、農林水産省といたしましては、ま...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘のとおりに、私どもとしては、今回のこの被災に対しまして、緊急措置、応急措置というようなことから、第一次補正におきましても予算を計上させていただきました。しかし、今おっしゃられるとおりに、これを復旧復興させていくということになりますと、特に養殖の場...全文を見る
○鹿野国務大臣 私も、今回の漁業地域の被災地にお伺いいたしまして、今委員がおっしゃるとおりに、自主的な復興に向けては、加工業の方々も、それから流通業の方々も、そしてまた製氷、冷凍、冷蔵業の方々も、一体的に再生をしなきゃならない、一つ欠けてもこれはうまく機能しない、こういうふうなこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 過般、私、気仙沼にお伺いしましたときに、小野寺議員も一緒に関係者の方々から要請、要望を受けたところでございました。そういう中で、今日までの水産業に関する、漁業に関する取り組みの中で、小野寺議員から、現場の声というものを受けてのそういうお考えが今披瀝されたと思ってお...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、漁船はいわば漁協が所有するということでございますから、それを受けて、漁業者の方にお貸しをして、こういうふうなことで操業してもらう、こういうふうな一つの考え方に立っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 基本的には、今申し上げますとおりに、漁船保険の平均支払い率が二二%ということからいたしますと、漁船の建造費の約九割がカバーされる、こういうことになります。そしてさらに、漁業者が漁船を共同利用することによりまして、今申し上げますとおりに、漁協等の負担も軽減される、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、今回、応急措置といたしまして、漁協がいわば所有して、それをリースするという形でございますので、その残りの部分につきましては、いろいろ、無利子の融資というふうな形で対応していただくというふうなこともこの施策の中には含まれておるわけであります。  基本的...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○鹿野国務大臣 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林水産省は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農業の多面にわたる機能の発揮等を図ることを任務といたしております。このため、意欲ある農業者が安心して事...全文を見る
05月26日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○鹿野国務大臣 今のお話につきましては、昨年の通常国会で提出をいたしました設置法案が、結局、農林水産省の行政監察・評価本部を設置する一方で農林水産技術会議を廃止するというのは技術政策の軽視ではないか、こういうような異論もございました。  そのようなことから、農林水産技術会議を存...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からお触れいただいた件につきましては、本省の組織改正については、総合食料局と生産局を、産業局と、これは仮称でございます、生産局に再編をするというのが主な内容でございます。  生産局は、米麦を含めた農畜産物に関する政策を一元化において担当する。体制といたしま...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の本省のいわば組織改正というのは、お米の生産なり流通対策について、生産局と総合食料局に分割されてきたものを生産局に一元化する、六次産業化を戦略的に推進するための核となる産業局を設置する、戸別所得補償制度は経営局で総括するというのが基本的な考え方。そしてまた、生...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、いろいろとお考え、御指摘いただいたことは大変重要なポイントだと思います。  しかし、そういう中でも、食料自給率をどう高めていくか、あるいは農業の多面的機能の発揮をいかにして維持していくか、あるいは農山漁村の活性化など、こういう重要な項目というふうなもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの、亘理町あるいは山元町の地域というのは、私も参りましたけれども、先生御案内のとおりに、本当にすばらしい穀倉地帯でもあり、また恵まれた農業の農産物を生産する、そういう作物をつくるには本当に絶好の地域ではないか、こんな思いをいたしておる中で、あれだけの被災...全文を見る
○鹿野国務大臣 二次補正につきましては、先生方からもいろいろな面で御指摘をいただいております。  まず、一次補正につきまして、今日の段階でございますけれども、おおむね順調に執行が行われているというふうなことでございまして、そういうことを考えますと、今後、二次補正をどうするかとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 まだ、具体的に二次補正をどうするかというふうなことは決まったわけでもございません。しかし、私自身は、政務三役の会議におきましても、また事務方に対しましても、特に話をいたしておるのは、とにかく、一次補正がこうやって組まれたけれども、その執行状況と同時に、次に何を被災...全文を見る
○鹿野国務大臣 私もかつて自由民主党という政党におきまして、農林関係におきまして、きょう保利先生もおいででございますけれども、保利先生の場合は農林族というふうな言葉が適切かどうかわかりませんけれども、農業問題に対する取り組みの最も中心的存在として活躍をされてきた。そういう中で、農...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の特別の定めというものにつきましては、いわば大臣の権限で特別に定めたというふうなことでございますけれども、このことにつきましては、「災害その他特別の事由」というようなことでございまして、今回の東日本大震災のような、大変な大きな規模の災害のほか、災害...全文を見る
○鹿野国務大臣 石田先生からの御指摘というのは、先ほど宮腰先生からもお話がございましたけれども、大変重要なことだと思っております。  とにかく、一次補正、いろいろ御協力をいただきました。成立をいたし、執行されているところでございますけれども、その今の状況というもの、それぞれの現...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の段階で、私から具体的にということはまだこの場で申し上げるところまで至っておりませんけれども、しかし、少なくとも、今後、緊急的な、あるいはニーズがどういう状況であるかというふうなことをとらえる中で急がなきゃならないというようなことでありますならば、当然これは予算...全文を見る
○鹿野国務大臣 拠点を集約いたしまして地域センターを設置するということのメリットは、限られた人員を効率的に活用できる組織体制が確立されまして、そして機能強化につながる、こういうふうな考え方に立つわけであります。  他方、支所の設置や積極的な出張対応によりまして、行政サービスが低...全文を見る
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 私どもとしては、現場の要請、要望に合った形で、それに即対応できるようなそういう考え方において、今回の第一次補正におきましても緊急応急措置として策を講じさせていただいておりますので、まずその施策を活用していただきたい、こういうふうに思っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 それは、具体的な今先生からの御指摘の件について、それが今回の施策において対応できるかどうかというふうなことを確認いたしまして、それに当然対応できるように私どもとしてはしていきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今、先生から指摘されますとおりに、今回の極めて大きな被害のために漁業者、農業者が甚大な影響を受けておりまして、そういう中で、何とか営農を再開したい、漁業をまた再びやりたい、こういうようなことになってまいりますと、どうしても農協なり漁協というふうなところが、被災漁業...全文を見る
○鹿野国務大臣 前段の件はそのとおりでございますが、二重ローンのことにつきましては、当然、金融機関の体力を強化するというふうなことが必要でございますけれども、それとは別に、やはり二重ローンの問題というものは幅広い観点から対策というものを、先ほど官房長官、経産大臣からもお話がありま...全文を見る
05月30日第177回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(鹿野道彦君) このような総務省からの指摘というものはやはり私どもも真正面から受け止めていかなきゃならない、反省すべきところは反省してバイオマス問題について取り組んでいくと、この姿勢が重要なことだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘いただきましたところは大変重要なことだと思っております。  そこで、私ども、交付金の適切なる運用というものが図られるように、事業実施計画の県段階における確認及び国段階における審査の強化、こういうふうなことに努めていかなきゃならない、そし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十二月に新たに閣議決定いたしましたバイオマスの活用推進基本計画ということにおきましても、ほとんど利用されていない林地の残材を始めとする未利用バイオマスの利用率の大幅な向上等を目標にしているところでございまして、今後このような計画を踏まえて、新たな用...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の点につきまして、私どもといたしましては、やはり総務省から指摘を受けたところはきちっと受け止めて、反省するところは反省しながら取り組んでいくと、このことは非常に大事なことだと思っております。  それからもう一つは、これからのエネルギー対...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) それは非常に急がれることと思いますけれども、ただ、そのことによっていわゆるその剥がした表土をどこに持っていくかというようなこと、これも一つの、その土地も確保しなきゃならない。あるいはまた、その処分をどうするかということも、今原子力安全委員会の方に私どもも...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 五月の十七日におきまして、改めて政策推進指針ではTPPの参加時期については総合的に検討すると、こういうふうなことを閣議決定いたしたところでございます。  今委員からいろいろお尋ねがあったわけでございますけれども、今私どもといたしましては、やはりこれだけ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど御答弁申し上げましたとおりに、総合的に判断をしていく、検討していくと、こういうことでありますから、まず復旧復興、やはりきちっと漁業者あるいは農業者、そしてその地域の方々、そして原発事故に対してどう対処しているかということに対して見通しがきちっと立っ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そのとおりでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 公認会計士の先生に申し上げるというのはいささか僣越になるかもしれませんが、この考え方、なぜ二十四年度に計上したかということは、実は、平成二十二年度の実施をするに当たりまして、モデル事業の経験というふうなことから、何とかなるべく長い期間の価格を取ってほしい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘の点は従来からいろいろと議論がされているところでございますけれども、平成二十三年度の予算ということにつきまして申させていただきますと、農業生産基盤の整備につきましては言わば長寿命化対策というふうなことで切替えをさせていただきまして、そし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 渡辺先生も山形におきまして大変御活躍をいただいたわけでありますので、雪国の状況をよく把握なされた中で、この農業用水を利用しての小水力の発電というふうなものに御関心をお持ちいただいているわけでございますけれども、今先生からの御指摘のとおりに、言わばこのこと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、積極的にやっぱり推進を図っていきたいと。そういう意味では、予算等々も含めてどういう形で現実的なものにしていくかということになりますならば、各省庁とも連携を取りながら、今先生からの御指摘も踏まえて取り組まさせていただきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話もございました、本年の二月に総務省よりバイオマス・ニッポン総合戦略に基づき実施された関連事業等についての評価結果が公表されました。事業が効率的かつ効果的に実施されていない、バイオマス関連施設の稼働状況が低調だというようなことが指摘されたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的な買取り価格の水準につきましては、法律案の成立後、国民負担というものはどうなるのか、あるいは費用対効果というふうなものを配慮しながら価格設定が行われることになるんではないかと、このように承知をしておりますけれども、バイオマス発電や小水力発電等の導入...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 御指摘いただきましたとおりに、農山漁村の活性化ということを目指して、六次産業化の重要な取組の一つとしてバイオマスや小水力等の再生可能エネルギーの活用というふうなことは、我が国全体のエネルギー政策の在り方というのを踏まえつつ、農山漁村のいわゆる活性化への効...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然のことながら、これだけ大災害を受け、この大震災によって最も被害を受けているのは農業者であり漁業者だと。とりわけ漁業地域においては我が国の、北海道から千葉県までにおける漁港においては約五〇%産出をしていると。そういう農業地なりあるいは漁業地が大きな甚大...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 総理大臣の発言につきましては私どもも承知をしておりますが、いわゆる総理大臣でございますから、全てのこの分野においての総合的な判断からそういう発言がなされたと思いますけれども、私ども農林水産省というふうな立場からいたしますならば、やっぱり今日のこの被災を受...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十一月に三十三品目について農林水産省としては国境措置を撤廃した場合にはこうですよということを出させていただきましたが、いわゆる東北、今回の東北三県に限った試算というのは行っておりません。  しかし、今回のこの状況を踏まえて申し上げさせていただきま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生御指摘のとおりに、復興に向けた考え方というふうなものについては復興構想会議におきましても御議論をいただいておるわけでございますけれども、やっぱり国が上から押し付けるというようなことじゃなしに、地域の人たちがどういう考え方を持っているか、こういう意向...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話のございました件につきましては、これまでも原子力損害賠償紛争審査会におきまして牧草の利用自粛の状況等について説明を行ってきたところでございます。  今回の原子力発電所の事故に伴いまして畜産農家に生じた損害については、適切なる賠償が行われるよう、第...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) たばこのことにつきましては、今年の生産を断念するということを決定したということを承知しておりますが、私どもといたしましては、この原子力損害賠償紛争審査会に対して葉たばこの作付け休止に至った経緯等について説明を行ってきました。そして、今回の原子力発電事故に...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○鹿野国務大臣 農業者戸別所得補償制度につきましては、現行の地方組織におきましては、各地域に所在する地域課が、市町村やら農協等で構成される地域農業再生協議会との連絡調整、あるいは農業者からの相談、受け付けなどを実施いたしまして、そして地方農政事務所は都道府県内の地域課の業務の指導...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘でございますけれども、基本的に、私が御説明申し上げますとおりに、農林水産省としては変わったというふうな認識に立っておるわけではございませんで、あくまでもこの地域センターが移行後においては地域農業再生協議会と密接に連携をしていく、こういうことでござい...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、私どもとしては、戸別所得補償制度というものをこれから継続していく中で、先ほど申し上げますとおりに、農業者の方々に対するサービスを向上させていく、すなわち、丁寧に連携をとりながら説明をさせていただき、そしてより事務処理体制の強化を図っていくというふうなこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日までの地方出先機関のあり方というふうなものにおいては、私自身の認識といたしましては、やはり本当に地域の農業者との連携というものがうまくとれておったのかどうか、あるいは市町村との連携がどうであったのかというふうなことにおいて、やはりしっかりと再点検する必要がある...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生から大変重要な御指摘をいただきました。まさしく、水産業共同利用施設復旧支援事業を盛り込んだ、しかしそれが、現実的に、具体的な形でそれぞれの地域においてより有効に使われるようにしなければならないんじゃないか、こういうようなお話でございます。  先生から言わ...全文を見る
○鹿野国務大臣 養殖業が甚大な被害を受けたことに対しましては、今先生からお話がありますとおりに、具体的な施策を一次補正におきましても計上させていただいたところでございますが、いわば、特に壊滅的な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県というふうなところについては、すなわち残存価格という...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の先生の御指摘はまさしく非常に大事なことでありまして、地域におけるところの漁業者の方々がどういうことを、漁業の再開を目指すに当たりまして望んでおられるか、求めておられるか、また、市町村あるいは県等々がどういう形で支援をしていくか、その際に、国からの地方交付税等々...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御指摘の点につきましては、まさしく、水産業の方々、漁業者の方々が本当に苦しんでおられるわけであります。  私自身といたしましても、とにかく、このような状況というものを踏まえたときに、まず風評被害というものをいかにして防止するか、そして、日本におけるところの水産...全文を見る
○鹿野国務大臣 後段の方、終わりの方だけ、私は見ました。
○鹿野国務大臣 調査捕鯨の件につきましては、伊東先生から数度にわたりましていろいろ御指摘もいただき、またお考えもお聞かせいただいてまいりました。  私自身も、責任者として一つの判断を下したというような経緯もございまして、専門家の皆様方に、今後の調査捕鯨のあり方というものについて...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の七月十一日までというふうなことは、なかなか検討委員会におけるところの考え方をまとめ上げるということは難しい状況にあるわけでございますが、しかし、今先生から言われた、基本的な考え方というふうなものを持っていくべきではないか、こういうようなこと等々につきましては参...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からのたび重なる貴重な御提言を参考にさせていただきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 昨年の組織改正におきましては、農林水産技術会議を廃止いたしまして、その機能の大臣官房への移管を予定しておりましたが、これは、農林水産省の政策全体を総合調整する大臣官房が技術開発政策を担当することによりまして試験研究と行政との連携強化を図ってまいりたい、こういうふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、西先生からおっしゃられました、研究の成果というものをいかに実用化していくか、これはもうまさしく重要なポイントであると思っております。そういう意味で、今回のこの技術会議のあり方の見直しというふうなことを考えたときに、本年度の研究を立案する段階から、普及組織や民間...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの御指摘は踏まえさせていただきながら取り組んでいきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今回の設置法改正というものは、これまでの定員削減等によって生じました規模の小さい現場組織を解消いたしまして、そして拠点数を大幅に集約して地域センターを設置することで、新たな農政の展開、すなわち、今先生もお触れいただきましたように、六次産業化あるいはまた戸別所得補償...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の、農林漁業者に対する適切なる支援というふうなものにつきましては、賠償問題も含めまして、農政局と情報を共有しながら、地方組織というものを十分活用して対応してまいりたいと思っております。  なお、今回の大震災におきますところの被災を受けられた方々、...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまは法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月31日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、横山先生からの御指摘の件につきましては、私どもは宮城県の漁協等々からも要望が出ておるということも承知をさせていただいております。そういう意味で、今後のこの共同利用施設の整備あるいは漁業者によるところの経営の共同化というふうなものを行って効率化を図って...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私ども、先生からも御指摘をいただきまして、我が国の食料についての安全性についての情報を、正確な情報を発信してまいりました。その結果、御承知のとおりに、過般の日本と中国と韓国の三首脳の会談の際におきましても、中国側からいわゆる輸入停止の対象から山形、山梨を...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 被災地の早期復旧ということに関しましては、農林水産省といたしまして、震災発生直後から、東北農政局、関東農政局を始め、地方農政局や国営事業所の職員等を現地に派遣いたしまして、その農地、農業用施設の応急復旧や災害査定などについて被災地の自治体を支援してまいり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十六日の全国農業委員会会長大会におけるところの決議というのは、農業委員会の会長会議で決議されたことだと思います。その考え方を明確にされたということだと思います。  それから、総理大臣がいわゆるそう遅くない時期に早期の方針を固めたいと発言したと今おっし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 常々、紙先生から大変な御激励をいただいて、ありがとうございます。これからも激励をいただく中で、私どもも私としての考え方というふうなものの中で努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 松本大臣が、先ほどの質疑の中にも出てまいりましたが、こういう発言をしたというようなことは私自身も承知をいたしておりますが、重ねて申し上げますけれども、現在、政府といたしまして、まず何をやるべきかというふうなことは、この大震災からの復旧復興に全力を注ぐとい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この大震災におけるところの復旧復興というふうなものについて、漁業あるいは農業をどうしていくかというふうなことは、当然、政府といたしましても最大の今課題でございますので、政府全体として全力を挙げて取り組んでいくというふうなことは当然のことでございますが、そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林水産省は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農業の多面にわたる機能の発揮等を図ることを任務といたしております。このため、意欲ある農業者が...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(鹿野道彦君) まず、第一次補正におきましては、水産業の方々も含めて漁業者、そういう方々が一刻も早く船を出して操業する、そして具体的な形で取引ができるようにと、こういうことから応急措置、緊急措置というふうな形で予算を計上させていただきました。そういう意味で、今全力を挙げ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる我が国の十三品目、主要な品目でございますけれども、水産物の、国境措置を撤廃した場合の国内漁業等への影響を試算いたしまして発表いたしました。  水産物の生産額が四千二百億円程度減少するとの結果を出しておるところでございます。そしてまた、漁業及び関...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、水産業の現状につきまして委員からお話がございましたけれども、TPP交渉に参加するかどうかということにつきましては、御承知のとおりに、過般、内閣といたしまして総合的に検討すると、こういうふうなことに至ったわけでございます。  そういう意味で、私ども、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の大震災後におきまして、今お話し申し上げましたとおりに、TPPの交渉参加問題につきましては総合的な判断をすると、こういうことに至ったわけでありますけれども、このときにおきまして私自身も、当然のことながら、大きな変化の中で今どれだけ漁業者なり農業者の方...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは我が国として総合的に判断をしていくと、こういうことでありますから、私自身はとにかく、重ねて申し上げますけれども、今、復旧復興、そして原発事故に対する対応に全力を挙げると、こういうことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からお触れいただいた件につきましては、食と農林漁業再生実現会議におきましても、具体的に漁業の在り方ということも検討をしていただいておるところでございます。
06月07日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、松浦委員の方から御指摘がございましたが、この農林水産技術会議につきましてはいろいろな議論があったところでございますけれども、とにかく、それぞれの研究の専門家の人たちがいろいろとこれからも研究あるいは議論に没頭していただく、こういうようなことの中で、た...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の組織の再編ということにつきましては、とりわけ今委員からのお話がございましたけれども、今回の大震災で、特に被害の大きい岩手県、宮城県、福島県、この復旧復興というふうなもののために、支援チームを編成してそして現地に派遣するなど、いわゆる被災地におけると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、長谷川委員からの御指摘は、私どもも非常に重要な御指摘をいただいたと思っております。やっぱり中央省庁と農政局の間、部局の間において意識の乖離があるというふうなことは、当然、今後行政をやっていく上において支障を来すということでありますから、私どもは、この...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほども申し上げましたけれども、とにかく現場の声というものを大切にしていくと、こういうふうなことが基本的な姿勢でなければならないと思います。  そういう意味におきまして、信頼関係をどう築いていくかという、このことが農政を進める上で不可欠でございますので...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) バレイショの作付けにつきましては、生産者の方々の高齢化、そして生食用の消費量の減少、そして北海道におけるところのでん粉の原材料から野菜等へ、他の作物への移行、こういうようなことによりまして作付面積が減少しているという状況でございます。  このため、農林...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ポテトチップの原料となるバレイショの関税は四・三%でありまして、関税水準というものは低いものの、国内産バレイショの生産推進というようなことを考えた場合には関税水準は維持するというふうなことにしているところでございます。  それから、いわゆる原産地表示に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 現在、米国産のバレイショの植物検疫条件に関しましては、輸入期間を七月末まで一か月延長することにつきましては、パブリックコメントを実施するとともに、加熱加工処理施設の追加指定については、従来の指定要件に合致しているかどうか検討しているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど長谷川委員からの質問の後段について、いわゆる今後の米国産のバレイショの陸送に関する対応についてどうなのかということについてお答えをさせていただきますが、現時点で、陸揚げ、輸入した指定港からの他の地域への陸送につきましてはこれを認めることは考えており...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私自身、昨年、また今年というような段階におきまして、何とか環境アセス、五月中に素案をまとめてというふうなことを申し上げてきましたが、まだ公表できてない、六月になっても公表できないということに対しまして大変申し訳なく思っております。  委員が一番、今日ま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますが、今委員から前段の件、六月初旬と私が言った限りは六月初旬というふうなことを踏まえてやるべきであるというふうなことは、頭の中にきちっと受け止めさせていただきました。  また、今後のことにつきましては、当然のことながら、一度決めて、そし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、福岡委員の方からは大変大事なことを御指摘いただきました。まさしく生まれ変わると、こういうようなこともおっしゃられましたけれども、農林水産省がまさしく全体として生まれ変わらなきゃならないと、これが大事なことだと思っております。いわゆる本省そのものも含め...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) お題目というふうにおっしゃられましたけれども、私自身は、こうやって御答弁をさせていただく限りは、まさしくそのような考え方に立っておりません。私自身がこの任にあるというふうなことにおきましては責任を持って意識改革に取り組んでいかなきゃならないと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私から答えた後に文部副大臣から答えていただきたいと思いますが、今、福岡委員からの御指摘は、私自身も農林水産省も共有をさせていただいております。そういう意味で、連絡会議というものを数度にわたりまして農林水産省で開かせていただきまして、関係者の方々と東電の間...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の点のことは、やはり今日の状況というものを鑑みたときに御心配なされるというようなことにつきまして、今日のこの状況というものをとらえられての御指摘だと思っております。  そういう中で、今回の設置法の改正というものは、これまでの定員削減等に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) アクションプランにおきましては、国の出先機関の受皿となる広域的実施体制の枠組み作りのための法案を平成二十四年の通常国会に提出をいたしまして、二十六年度中の事務、権限の移譲を目指すと、このように記載をいたしておるところでございます。  広域的実施体制への...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の組織再編によりまして、分散していた人員というものを地域センターに集約をすると、こういうことでございます。これによって、いろんな施策につきましては地域センターの職員が共に情報を共有すると、そしてそのことによって業務能力を向上させていきながら総合的にワ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 政府米の保管、運送等の業務につきましては、二十二年の十月から包括的に民間の委託事業体に委託すると、こういうことでございます。  従来から、保管あるいは運送、カビ確認、変形加工等の業務については、国が直接行うのではなく、民間業者に委託して実施してきたとこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘をいただいた件についてはしっかりと取り組んでいかなきゃならない、こういうふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまは法案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと思います。
06月08日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○鹿野国務大臣 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農漁協系統信用事業は、農業者及び漁業者に対する信用供与の円滑化を図るとともに、地域における経済...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○鹿野国務大臣 養殖業というふうなことの実態というものを考えたときに、復興ということを考えたときには、生産開始から出荷までというのはどうしても一定期間が必要だ、二年から三年かかる、こういうようなこともありますので、この間、養殖業者の人たちに対してどうするかということは非常に重要な...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、谷先生から言われたことは全く私も共通の認識を持たせていただいております。  そういう意味で、とにかく地域材を活用する。この地域材の活用によって地元の活性化にもつながるわけでありますから、今回はどうしてもその地域材の活用をしていきたい。そして同時に、資材をしっ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生御指摘のとおり、私どもも共通の認識に立たせていただいております。  とにかく漁業者の方々は、まず船を出してということでは航路を確保する、そして船が出て操業する、そして荷揚げされる。しかし、その荷揚げされたときには、やはりそこには、先生今おっしゃられたとおり...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生の御指摘の点は、大変重要なことだと思っております。  そういう中で、今回被災に遭われた地域を考えたときに、とりわけ岩手県あるいは宮城県、漁業方式の状況も違いますし、また置かれている環境も違うということで、それぞれの要請、要望というふうなものも多岐多様にわた...全文を見る
○鹿野国務大臣 今私ども、御指摘をいただきました被災に遭った農地をどう土地利用していくかということにつきまして、御承知のとおりに、復旧復興することによってもう一度作付できるような状況のところと、なかなか容易でないな、地盤沈下によってなかなか大変だなというようなところもあるわけでご...全文を見る
○鹿野国務大臣 やはり漁業と同じように一体的な取り組み、これはまさしく重要なことであります。  そういう意味で、今般の私どもの第一次補正におきましても、今先生から御指摘の、いわゆる農業の施設あるいは機械の復旧というふうなこと等々を頭に入れさせていただきながら、この第一次補正の中...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産委員会におきましても、マスタープランを早急に策定すべきだと、こういう御提言もいただいてまいりました。  そういう中で、今、林委員から御指摘のカツオ漁につきましても、私も気仙沼に参りましたときに、まず何とか六月から出したいということで、餌、油、そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今私は、農林水産大臣といたしまして、今回の被災を受けた多くの農業者、漁業者、そういう方々のために全力を挙げて取り組む、このことが私に与えられた任務だと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、今回のお茶に対する措置につきましては、まず生葉があります、そして次が荒茶でございます、そして製茶、飲用茶と、こういうふうなことでございまして、当然そういう中で、私どもとしては五千、五百ベクレルというふうなことの中で、飲用茶におきましては二百ベク...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど申し上げましたとおりに、生葉そして荒茶、製茶、飲用茶ということでございますけれども、そういう中で、基本的に荒茶の段階でもあるいは製茶の段階でも口にすることもあり得ると、このようなことから荒茶の段階で管理をすると、このようなことを決めたものと承知をさ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、やはり食料というふうなものも含めて、口にするものにつきましては食の安全というものがまさに大前提になるわけでありまして、この荒茶の段階で管理をするというふうなことに至った経緯は、まさしく口にする場合も否定できないと、このようなことから、安全の確保...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からお触れいただきました件につきましては、今回の被災した農業施設あるいは水産の施設、そういうふうなことにつきまして、まさしく具体的な形で今御指摘のなされたようなことができるように詰めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) この遡及事業ということにつきましては、復興構想会議におきまして岩手県の知事からも、予算成立前に開始した事業を遡及して補助対象とする措置の創設の提案がありました。ワカメとかウニと、こういうことでございますけれども。  このような提言あるいは漁業者の方々の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この新たな施設を整備する、特に今先生から御指摘の燃油備蓄タンク等々、新設をするということになりましたらば、やっぱりその新しい施設にふさわしい機能の強化というふうなものにおけるところの施設にしてほしいというようなこと等々の声も聞こえてきておりますので、そう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の件につきましては、北海道なりあるいは宮城県におきまして、養殖業におきまして、今後、この養殖施設の共同利用施設というものを整備をしようとすることの大変強い意欲をお持ちだということでございますので、過般も先生から御指摘いただきましたけれども...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の先生の御指摘、これまた、ほかの施設の場合はどうかというようなこともございますけれども、新しい施設についての補助率につきましては努力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 農業の共同利用施設につきましては、先生御承知のとおりに、この度の東日本大震災農業生産対策交付金と、こういうふうなことで措置をさせていただいておりまして、これは共同で機械を買ったり、あるいは資材を調達したりというような助成策でございますけれども、この事業に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 恐縮でございますけれども、この東日本大震災の農業生産対策交付金というふうなことにつきまして、私どもは四月一日以降と、こういうふうなことで、そういう今申し上げたような措置を講じさせていただいたところでございます。いわゆる、このことにつきましては、一つの限定...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 水産物のいわゆる放射性物質の調査につきましては三月二十四日から行ってまいりましたが、さらに、農林水産省といたしまして、五月の二日付けで水産物の放射性物質検査に関する基本方針というものを作成いたしまして、調査対象を、沿岸性の魚種、スズキとかカレイ、そして広...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の横山先生の御指摘は、大変重要な御指摘をいただきました。私もまさしく共通の認識に立ちまして、そして独法であるところのセンター、そこに充実強化を図り、また器具の充実というものも予算の中に盛り込まさせていただいて、国がやはりきちっとしたそういうモニタリング...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生の御指摘のとおりに、この漁業協同組合は、まさしく地域社会において非常に、とりわけ今回の被災地におけるところの方々の中でも本当にお互いが助け合ってということで、まさしく長い歴史的な地域社会をつくられてまいりました。漁協が被災地域の復興においても、漁業...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の世界の食料事情ということでございますけれども、人口の増加あるいは途上国の経済発展によりましての食料需要の増大等々、あるいはまたバイオ燃料原料としての非食用の需要の増大、そして、御承知のとおりに、地球規模の気候変動によるところの農業生産...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十一月でございますけれども、我が国が、三十三品目でございますけれども、農林水産物の関税を撤廃した場合と、こういうことでございますが、農林水産物の生産額が約四兆五千億程度減少する、食料自給率は今の四〇%から一三%程度に低下をする等々の影響があるものと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の大震災を受けて、TPPの交渉参加についてどうするかは総合的に今後判断をしていく、検討をしていくと、こういうことにしたところでございますが、いわゆる国民の食料の安定供給というふうなものを考えていく場合、このことは国民に対する最も基本的な政策のまさしく...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今後、今回のことにおきまして、非常に畜産物の生産におけるところの甚大な被害というふうなものが生じておるわけでございますので、この点につきまして、放射性物質の移行をどうやって低減をさせるか等々、技術の開発の研究をこれから重ねていかなきゃならないと、こう思っ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回被災に遭われた農地を有効的に土地利用していく場合、国がまずいっとき買収したらどうかというような御提言を農林水産委員会におきましても御提言いただいてまいりました。  そういう中で、自主的にこの農地を買い上げることができるのかと、こういうことでございま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 被災に遭われたところの農地の土地利用をどういう形でどういう方式で活用していくかということにつきましては、今委員から、国がひとまず農地を買って、そしてしっかりと復旧した形でまた農業者の人に農業をやってもらうようなそういう仕組みも必要ではないかと、こういうよ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、イチゴ農家、宮城県の亘理町、山元町を中心としたところの方々に、委員が直接、数回にわたりまして足を運ばれ、いろいろ御助言をされていることに対しまして感謝を申し上げたいと思います。  そういう中で、今お話しのとおりに交付金が二分の一と、こういうことであ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的な今御提言、御提示につきまして、私どもも、現地、現場、そして県、市町村の更なる連携の下に、言わば、私がよく御用聞きをやらなきゃいけないと、こういうようなことを申し上げているわけでありますけれども、そういう本当に実態に合った形で、どうすればスピード感...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、先生からお触れいただきましたとおりに、いわゆる水産業というのは漁業や加工、卸売業者だけではなしに、仲買人、そして製氷の業者など、関連業者の強い支えというふうなものがあるから成り立っているわけでございます。  そういう意味におきまして、審査会におきま...全文を見る
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の件につきましては、お茶というこの性格上の問題、お茶というのは、もう重ねて申し上げますけれども、生葉、そして荒茶、そしてブレンドしての製茶、そして飲用茶と、このようなことで、生産から加工まで、そしてまた消費まで、形態が大きく変わるという...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に農業者の苦しみ、今の実情というものを、私どもはできるだけ現地に派遣をして、そしてしっかりとその現状をとらまえて、そして一つ一つ具体的な形で御返事をしながら対処していくと、このことが一番大事なことだと、こういうふうなことで取組をさせていただいている...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘は大変重要な問題でありまして、私ども、もう既に三月から四月にかけて緊急土壌調査を実施しておりまして、そして五月からは文部科学省あるいは福島県とも連携を取って調査を、具体的な調査をもう始めておりますが、放射性物質濃度の分布図を作っていきた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、先生から御指摘の大船渡におきましても御要望、御要請いただいたということでございまして、私も福島に参りましたときに、相馬市におきましても同じような事例の中から要請をいただきました。  今御指摘をいただいた件につきましては、共同利用漁船等復旧支援対策事...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘の、水産業の人たちの復旧復興ということを考えたときには、加工業の方々、そして流通業者の方々、この一体的な取組をしなきゃならないと、こういうようなことで、まず第一次補正は応急、緊急措置を講じさせていただきましたけれども、いよいよ本格的なこと...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○鹿野国務大臣 今、委員からの御指摘の水産業のことにつきましては、漁業と、そして加工業の関係の方々、そして流通業の方々が一体的に取り組んでいく、このことは、まさしくおっしゃるとおり大変重要なことでありまして、過般も、日曜日でございますけれども、女川に行ってまいりましたけれども、改...全文を見る
○鹿野国務大臣 今後、なかなか復旧が難しいというような土地につきましてどうするかは、県あるいは市町村、地元の関係者とよく打ち合わせをしながら、どうするか、もちろん皆様方のお考えもお聞かせいただきながら取り組んでいきたいと思っております。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に昨年の十二月の福岡高裁判決ということによりまして、これを確定ということになりましたから、平成二十五年十二月までに開門すべき義務というものを負っておるところでございます。このようなことから、開門の実現に向けて対応を進めているところでございます。そう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 検討委員会の考え方というものは、今委員からのお話のとおりでございます。そういう意味で、私どもといたしましては、そういう検討委員会の考え方というものを受け止めさせていただくことも非常に大事なことでございますし、同時に、やはり地元の関係の方々の御理解というふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から気仙沼港のことにつきましてお話がございました。六月の二十八日にカツオの水揚げが開始されたということでありまして、大変今、漁業、水産関係の方々が努力をいただいておるわけでございます。  そういう中で、第一次補正予算、第二次補正と、こういうふうな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話しのとおりに、製氷につきましても、九社のうち一社だけが稼働しておると、こういうことでございますが、今後、私どもも、第一次補正というふうなものを考えたときに、特に第二次補正におきまして予算計上ということについて私どもが考慮したのは、やっぱり加工そして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘いただいた点は非常に重要なポイントだと思っております。復興庁というものがどういう形でこれからでき上がっていくか。そういう中で、水産庁がどういうまたかかわりか、県がどういうかかわりをするか、あるいは地元の市町村はどうかというふうなこと、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 諫早干拓事業につきましては、諫早湾の湾奥部を潮受け堤防で締め切りまして、その中に調整池と干拓地を造成するという複式干拓方式が実施されたわけでございます。  この複式の干拓方式を取ることによりまして、潮受け堤防で締め切られた調整池を淡水化して、それを水源...全文を見る
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○鹿野国務大臣 今、先生からのお話でございます具体的な取り組みでございますけれども、農地の汚染状況の把握のために、農地土壌のモニタリング調査をするとともに、具体的には、福島県の飯舘村におきまして、また川俣町におきまして、表土を除去することによる除染、あるいはまたヒマワリ等を用いた...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回のこの大震災におけるところの被害というのは大変甚大なものでありますので、基本的には一から町をつくり直す、こういうふうな考え方が必要になってくるわけであります。ところが、現行法でということを考えますと、事業の実施や、あるいは再ゾーニングということになった場合に、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生御指摘のとおりに、復興構想会議から漁業特区についての提言もちょうだいしているわけでありますけれども、先生もいろいろと各地区をお回りになっておられるとおりに、やはり県によっても漁業のあり方なり、あるいはまたその規模なりというのはそれぞれ違うわけでありますし、ま...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 ただいまの、いわゆる下水道等の汚泥が肥料原料として利用されていることから、非汚染農地への放射性物質の広域拡散というものを防止する、こういうふうな観点から、汚泥中の放射性セシウム濃度が二百ベクレル以下のものに限り肥料原料として利用を認めるということにいたしたところで...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からのお話のとおりに、気仙沼は我が国を代表するところの水産物の生産、そして流通の拠点である、こういうふうな中で、何とか一刻も早く復旧復興に向けて取り組んでいかなきゃならない、こういうふうなことで、私も参りました。そしてまた、御党からも、ここは何としてもカツオ...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の全頭検査のことにつきましては、福島県もそういう姿勢で、考え方でやっていきたい、こういうふうなことでございますので、農林水産省からも人員を派遣いたしまして、そして今、どういう形で具体的に全頭検査をやっていくか、厚生労働省とも連携をとりながら取り組...全文を見る
○鹿野国務大臣 事実関係だけ申し上げますと、本年の三月の原子力の事故発生を受けまして、農林水産省におきましては、三月十九日に、東北、関東の都県に対しまして、事故前に収穫され、屋内で保管されていた牧草等をえさとして与えるなど、適正な家畜の飼養管理を行うよう技術指導通知を出しました。...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○鹿野国務大臣 今御指摘の検査のことにつきましては、農林水産省は、本年の九月まで、被災県の団体に対する検査を見合わせまして、十月以降も、受検態勢状況を踏まえて検査の時期を判断する方針でございます。関係県におきましても同様の対応がなされるよう通知済みでございます。  被災された県...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回のことにつきましていろいろと御指摘をいただいたわけでありますけれども、基本的には、農業者や漁業者に対するいろいろな施策というものによって、農業者、漁業者が再び農業に、漁業にいそしむことができる、そういう状況、あるいは地域の復興のための環境整備を図るというふうな...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今議員から御指摘のとおりに、今回のこの大震災を踏まえて、当然、地域の復旧、復興というふうなものをなし遂げていく場合には、やはり農協なり漁協において新たなる役目を果たしていただくというふうなことが必要なわけでございますので、そういう意味で、資本を注入するこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話のございました、十年後どうなっているのかというようなことでございます。  このことにつきましては、十年後あるいはその後どうなるかということはなかなかこの時点で想定しにくいところもございますが、基本的には、まず地域の復興、そして農業者、漁業者のさらなる意欲を...全文を見る
○鹿野国務大臣 地域におけるところの漁協なりあるいは農協と、漁業者なり農業者の関係というものは、御承知のとおりに、一体的な中での取り組みはなされてきておる。そういう非常に強いきずなの中での関係というものの中で、これからの地域の復興なり、漁業あるいは農業の新たなる展望というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回被災を受けられた農業者、漁業者のことにつきましては、農漁協等の金融機関に対しまして償還猶予等の要請、あるいは一次補正予算におきまして、実質無利子、無担保、無保証人での貸し付け等によりまして、漁業者なり農業者の、債務というものを抱えている中で負担をできるだけ軽減...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員から御指摘の二重ローン対策というふうなものは、私どもも非常に重要な、将来の地域の復興なり、漁業、漁協の復興ということについて大変重要なポイントだと思っております。  そういう意味で、被災農業者、漁業者のいわゆる既往債務の問題につきましては、通常におけるとこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 二重債務問題につきまして、自民党、公明党さんが、いわゆる新たな法案の必要性と今お話しのとおりの考え方から、参議院に提出されているということを承知させていただいております。また、政府・与党におきましても、債権買い取り等を行う新たな機構の設立が検討されているところでご...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、被災に遭われた方々に対する思いというものの中で今後取り組んでいかなきゃならないという御指摘でございました。  その趣旨というふうなものを私どもも踏まえさせていただきながら、そういう中で、使い勝手のいい形というものはどういうものであるかということも踏まえて今後...全文を見る
○鹿野国務大臣 この三月、原子力発電事故の発生を受けまして、農林水産省は、三月の十九日でございますけれども、東北、関東の都県に対しまして、事故前に収穫され、屋内で保管されていた牧草等をえさとして給餌するなど、適正な家畜の飼養管理を行うよう、技術指導通知を出したところでございます。...全文を見る
○鹿野国務大臣 重要な問題を指摘いただきました。  今のお話のとおりに、私どもといたしましては、いろいろ飼養管理につきまして周知徹底するようにということで努めてきたところでございますけれども、結果といたしまして、こういう中で牛肉から暫定の規制値を上回る放射性セシウムが検出された...全文を見る
○鹿野国務大臣 原発事故以来、これからの我が国としてのエネルギー政策をどうするかというようなことにおきまして、今日までは、御承知のとおりに、いわば化石燃料、そして原子力というふうなものが二つの柱になっておったわけでありますけれども、これに加えて、節電というふうなこと、そして再生可...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に農林水産省といたしましては、耕作放棄地と、それから、いわゆる地目としては農地でありながら、もうほとんど全く手のかけられないような状況にあるというふうな土地も相当数あるわけでございます。そういう中で、耕作放棄地の中でももう農地に復旧できないような状況にある、...全文を見る
○鹿野国務大臣 私個人的な考え方でございますけれども、基本的に、この二十年間の間に、やはり地域の活力というふうなものの軸はまさしく第一次産業でございます。そういう中で、農産物を生産する、水産物を生産する、林産物を生産するというふうなことの中で、やはり、小水力発電なり、あるいはバイ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、今村先生からの御指摘でございますけれども、私自身は菅内閣の一員として、今日のこの国民の世論調査等々も含めての数値というふうなものを見きわめたときに、私どもも責任を当然共有しなければならないと思っております。  そして同時に、いろいろな御批判というふうなものは...全文を見る
○鹿野国務大臣 国といたしましては、この諫早の問題につきまして、昨年の十二月、お話のとおりに、福岡の高裁判決というふうなものが確定いたしました。そして、平成二十五年の十二月までに諫早湾の干拓潮受け堤防排水門を開門する義務を負っておる、こういうふうなことでございます。  そういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 当然、菅内閣でございますから、そういう中でこの諫早湾の問題をどう具体的な形で進めていくかということについては、私自身も総理の判断、考え方というふうなものをお聞きしながらということでございまして、それを受けて、六月の十九日にも長崎県に参りまして、いろいろ意見交換もさ...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、菅内閣におきまして、今回のこの問題については、農林水産省が所管ということでございますので、私自身がまずその責務を負って取り組ませていただきたい、そういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 今回のお米の試験上場ということにつきましては、今村先生からも直接私どもも御意見を伺わせていただきました。そして、農林水産省にお越しをいただきまして意見交換もさせていただいたということもあったわけでございます。そしてまた、自由民主党さんからは、二度にわたりまして、い...全文を見る
○鹿野国務大臣 意見交換をさせていただきましたときも申させていただきましたが、この問題につきましては、平成十五年に、食糧法の改正によりまして、いわゆる流通規制というものが解かれたわけでございます。  そういう中で、米に関しての先物の上場というものをどうするかというようなこと、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 経緯だけ申し上げますと、四月の二十八日にお米の取引有識者懇談会で説明をさせていただきました。五月の十二日には全中から筒井、篠原両副大臣に対していわゆる反対の要請がありまして、ここでも意見交換がなされております。それから、五月の二十七日に食糧部会で議論がなされました...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日、価格形成の場、大阪、東京におけるところのこの場もなくなった中におきまして、いわゆるお米に対する上場というふうなものについて何とか実現をしてほしい、こういうようなことの要請もあることは御承知のとおりであります。  そういう中で、私どもといたしましては、何遍も...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、今村先生から言われたようなことは、これは一つの想定としていろいろなことが出てくる可能性はあると思います。しかし、七十年ぶりに試験上場ということでございますから、ほとんど今健在の方々では、どうなるかわからない。ましてや、マーケットのことでございますから。そういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 勉強させていただきます。
○鹿野国務大臣 被災農漁業者のいろいろな債務問題につきましては、いわゆる既往債務の負担をどう軽減するか、軽くするか、こういうふうなことで、補正予算におきましても盛り込ませていただきました。  また、経営再開についても支援をしていくというようなことの施策を、措置を講じておるわけで...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しのとおりに、TPPにつきましては、本年の一月の総理の施政方針演説におきまして、六月を目途に判断する、このようなことが示されたわけでございますけれども、こういう状況の中で、大震災が発生いたしました。それを受けまして、五月の十七日でございますけれども、政策推進...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、五月の十七日のいわゆる政策推進指針というものに基づいて、TPPの取り扱いは総合的に今後判断していきましょう、こういうことでありますから、今後どうするか、いつの時点までにとかというようなことについては、具体的に総理から私に対する指示はござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 五月の十七日に、今後総合的に判断をしていくというふうに決めたわけでございますので、そういう中で、総理自身といたしましては、今後、復旧、復興、そういう状況の推移を見きわめておられる中でいろいろな形で考えておられるのではないかな、こういうふうに思っております。
○鹿野国務大臣 いわゆる二重ローン問題につきましては、基本的に、通常の金融というようなことによる対応だけではなしに、その他、実質的に、雇用の面も含めて、あるいはまた農業をやっていく、漁業をやっていく上におけるところの施設の整備というようなこと、そして生活支援というようなことも含め...全文を見る
○鹿野国務大臣 そのとおりでございます。
○鹿野国務大臣 副大臣が言ったとおり、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 今後、機会を見まして、御説明をさせていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 メリットがあるかどうかというふうなことは、やはり実質的に、試験的に上場されて、その推移、経緯を見てみなければなかなか判断しにくい面もあるんではないかと思っております。
○鹿野国務大臣 メリットというものはどうなのか、こういうようなことでございましたから、今の時点で明確に、どういうふうなことになっていくかは、まさしく、先ほども申し上げましたけれども、七十年以上ぶりのことでございますから、なかなか判断しにくい面があるわけでございますけれども、いわば...全文を見る
○鹿野国務大臣 この点につきましては、今経緯につきまして石田先生からお話しのとおりに、三月八日に申請がありまして、三月の二十五日に官報に公示して、六月の二十五日までの三カ月間は周知期間であった、こういうふうなことであります。そして、六月二十五日の縦覧期間が終了する、その後に、一カ...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろ御意見を伺う中で、今石田先生からのようなお話もございました。そういう中で、私自身も、どういう判断をするかということも含めて検討したところでございます。  今回の大震災で被災を受けている方々の気持ちというふうなものにおきましては、当然、私どもは忘れてはなら...全文を見る
○鹿野国務大臣 今厚生労働省の方からお話がございましたけれども、今回の、南相馬市から出荷された牛の肉から暫定値を超える放射性セシウムが検出された、こういう事例を踏まえて、福島県は、飼養管理状況の徹底的な再点検を行う、また、計画的避難区域及び緊急時避難準備区域についてはすべての肉用...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の件につきましては、原子力発電所の事故と相当因果関係のある風評被害については賠償の対象となるほか、全国的な肉用牛の枝肉価格の低下につきましては、肉用牛の肥育経営安定特別対策事業等によりまして適切に対処してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 農漁協等への資本の増強というものは、農業者なりあるいは漁業者に対する返済猶予、条件緩和あるいは新規融資等の金融支援ということでございまして、御指摘のいわゆる二重債務問題の解決にも必要である、このようなことでございます。地域の復興のための環境整備、こういうふうな考え...全文を見る
○鹿野国務大臣 六月の二十五日に、復興構想会議からの提言におきまして、いわゆる被災地の「漁業の再生には、漁業者が主体的に民間企業と連携し、民間の資金と知恵を活用することも有効」との観点から、特区手法の活用というものが提案をされました。  こうした特区の考え方というふうなものをど...全文を見る
○鹿野国務大臣 先ほど来から、米の先物市場に対する認可の件につきましていろいろ御指摘がございました。  今回、この認可基準というふうなものを考えたときに、これはだめですと言うことはなかなか困難である、このようなことから私自身判断したところでございまして、今いろいろと委員から御指...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまは法案を可決いただきましてまことにありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
07月14日第177回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 近藤議員の御質問にお答えいたします。  耕作放棄地を活用した太陽光発電の設置についてのお尋ねであります。  農地は、食料の安定供給にとって不可欠な資源であり、食料自給率の向上に向けて、耕作放棄地の復旧等に取り組んでいく方向性は変わりありません。  ...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 石井議員の御質問にお答えいたします。  被災農林漁業者の経営再開や当面の生活支援策についてのお尋ねでございます。  農林漁業者の早期経営再開に向けた支援策といたしまして、先般の一次補正予算におきましては、農地・農業用施設や漁港、漁場等の復旧対策や、経...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○鹿野国務大臣 暫定値を超えた稲わらが肉牛に給与されておった、この事実が明らかになってから、農林水産省といたしましても、日々、対策本部を開催いたしまして取り組んできたところでありますが、昨晩夜遅く、山形県におきましても、四戸の農家で暫定規制値を超える稲わらが与えられておったという...全文を見る
○鹿野国務大臣 このことは、まず一つは、放射性物質、高濃度のいわゆる稲わらを給与しておったということでありますから、二度とこのようなことが起きないようにするということで、飼養管理を徹底する、そして実態をまず把握する、そして、その正確なる実態を把握して、そのことを生産者なり、あるい...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず一つは、やらなきゃならないことは、福島県の考え方に沿って、計画的避難区域あるいはまた準備区域におけるところの肉牛の全頭検査、そしてそのほかの地域におきましては全戸を検査したいということに対して、近々、やはりそのことに対して政府としての考え方を明確にしていくとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の事例というふうなものが明らかになったわけでございますので、各県に対して今、稲わらについての調査を依頼いたしまして、当然のことながら、暫定値を超えた場合は、もちろんそれはえさにするというようなことは控えていただかなきゃなりませんけれども、この飼養管理そのものに...全文を見る
○鹿野国務大臣 今後の生産者対策でございますけれども、まず具体的な措置といたしまして、当然、出荷停止あるいは自粛というような状況になっていますので、それに対して、やはり償還の猶予とか、あるいはまた支払いの猶予とか、あるいは飼料メーカーに対する支払いの猶予とか、そういうふうなことを...全文を見る
○鹿野国務大臣 先ほど官房長官から答弁がありますとおりに、出荷停止、そして、このことは具体的に、総理が本部長である本部として出していただくというふうなことを考えておりますということでございます。  そして、全頭検査、これは福島県も要請もいたしておるところでございますけれども、い...全文を見る
07月19日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農漁協系統信用事業は、農業者及び漁業者に対する信用供与の円滑化を図るとともに、地域に...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○鹿野国務大臣 三月の十九日でございますけれども、三月十一日の大震災発生以後、適正な家畜の飼養管理を行うように、また技術指導通知を発出いたしました。そして、関係団体に対しましても情報を提供させていただいたということでございます。
○鹿野国務大臣 今委員から御指摘のとおりに、稲わらの生産というのは大体秋口で、このようなことでございまして、春においてというふうなことに、生産されるということは考えていなかったというふうなこともあるものと思っております。
○鹿野国務大臣 当面の一つといたしまして、償還の猶予とか、あるいは支払いの猶予とか、あるいは、えさメーカーに対して、えさ代の猶予をしてもらうように、こういうふうな要請をまずしたところでございますが、今、小野寺委員から言われた、この賠償が行われるまでの間ということになってまいります...全文を見る
○鹿野国務大臣 きのうも小野寺委員から、直接、市場の動きというものをお知らせいただきました。非常に深刻な事態にあるということを受けて、今、農林水産省といたしましても、具体的な施策ということはどうあるべきかというふうなことを詰めておるところでございます。  今お話しになりました通...全文を見る
○鹿野国務大臣 かつて、今お話しのとおりに、BSEの対策として国が買い上げたというような事例等々、過去にどういうような方策がとられたか、これまた参考にさせていただきながら、具体的な形でどういう方法があるか、そして具体的にどういう政策を行うことができるか、こういうことで詰めさせてい...全文を見る
○鹿野国務大臣 御指摘のとおりに、検査をしっかりとやっていくというふうなことは非常に重要なことだと思っております。とにかく、安全な牛肉しか出回らないという体制をいかにつくっていくかということでございまして、そういう意味では、この周辺県等々におきましても、飼養管理というふうなものの...全文を見る
○鹿野国務大臣 そのような認識から、全国の県におきましてもぜひ調査をしていただきたいという要請をさせていただいているところでございます。そういう意味で、しっかりとこの調査をすることによって具体的な措置につながるもの、こういう考え方に立たせていただいているところでございます。
○鹿野国務大臣 飼料につきましては、具体的に福島県に関しましては現物支給ということで二百トンを超すところもやってまいりましたが、このような事態ということになりますならば、当然、困っておられる畜産農家の方に対するえさ対策というふうなものを具体的にこれから詰めさせていただかなきゃなら...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○鹿野国務大臣 瓦れきの撤去は、まず航路を確保する、そして定置網等々のためにも急がなきゃならない。あるいはまた養殖を進める上におきましても、当然早急に行っていかなきゃならない、こういうことでありまして、それぞれの漁港におきましても今取り組んでもらっておるところでございますけれども...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘のあった生産適期、こういうことでございますが、被災を受けた岩手県を初めとするところの三陸地域におきましては、ワカメ養殖あるいはカキ養殖は夏場に種つけをする、こういうふうな必要があるわけでございます。アキサケ漁とかあるいはサンマ漁は十月に盛漁期を迎え...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく、魚をとるというふうなこと、そして、そのとった魚は水揚げされるわけでありますけれども、当然、製氷なり、あるいは流通加工、そういう形が一体的な形で取り組んでいかなきゃならない、これは先生おっしゃるとおりでございます。
○鹿野国務大臣 先生からお話ありましたアキサケの件でございますけれども、宮古の魚市場におきましては、既に四月に一部再開をいたしておるわけでございます。  とにかく、お話のとおりに、このような一体的な取り組みというようなことを考えたときには、一次補正予算におきましては、約二千二億...全文を見る
○鹿野国務大臣 三分の一というふうなことになるわけでございます。
○鹿野国務大臣 今申し上げますとおりに、国が三分の一、県が三分の一、そして事業者が三分の一、こういうふうなことになるわけでございますけれども、この三分の一におきましては、当然のことながら、地方財政の措置においてできるだけ負担を軽減していきたい、こういうふうに考えておるところでござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 先ほど申し上げましたとおりに、この一次補正、二次補正ということの中で、激甚災害法に基づく補助率のかさ上げや水産業の共同利用施設の機器等の整備について、被害の大きい地域に向けて高い補助率を適用するなど、いろいろ具体的なことをやってきたところでございますけれども、どう...全文を見る
○鹿野国務大臣 個別ということになってまいりますとなかなか困難な点もありますけれども、今日のこの問題が提起されておるそういう地域におきましては今後取り組みをしていかなきゃならない、こういうふうに考えております。
07月21日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○鹿野国務大臣 牛肉、稲わらから暫定規制値等を超えるセシウムが検出されている件について御報告いたします。  本件は、収穫後も水田に置かれた稲わらが、原発事故による放射性物質の降下によって汚染され、それが牛に給与された結果、牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 総理からもお話ありましたとおりに、今回のこの補正におきましては、被災地の漁業が最盛期を迎える秋に向けてどういう応急的措置を講ずるかと、そういうふうなことから、まさしく施設の修繕なりあるいはまた機器の整備なりというふうなところに重点を置いたわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 概略でございますけれども、七月二十日現在、十県、六十六戸の農家におきまして汚染された稲わらが給与されておったという事例が判明をしております。この農家、これまで千二百五十六頭の肉牛が出荷され、そのうち五十一頭が検査を終了し、十八頭で規制値を超過したと、これ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘のとおりに、今回の件におきまして、生産農家の方々、あるいは流通業者の方々、小売業者の方々、そして何といっても消費者の方々が不安感をお持ちになっておられるということに対してどういう対処をするかということについては、今御指摘のとおりに、あら...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 過般、御承知のとおりに、福島県におけるところの肉牛につきましては、いわゆる指定された計画的避難区域あるいは準備避難区域につきましては全頭検査、そしてそれ以外におきましては全戸検査を行うというふうなことを本部長名で県の方に指示されたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話のありました野菜等々につきましては今日までも定期的に検査を行っておりまして、そして暫定値を上回るものは出荷自粛なり出荷停止という措置を講じさせていただいておるわけであります。  そういう中で、牛肉だけではなしに他の農産物につきましても、引き続いて...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、渡辺先生から御指摘の件でございますけれども、これだけの大震災、そして原発事故、こういうことが発生したということを考えたときに、今までの取組というふうなことでよろしいのかと、対応がそれでいいのかということをきちっとやっぱり確認をしなければならなかった。...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘の生産農家の人たちに対する施策でございますけれども、まず当面ということで、いろいろ支払もございますし、また償還ということもございますから、そういうことに対して猶予してほしいと、あるいは飼料メーカーに対して飼料の支払も猶予してほしいという...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○鹿野国務大臣 基本的に、安全なものしか出回らないというような状況をつくっていくことが大事でございまして、今委員からの御指摘の件につきましては、具体的な形で過去の取り組み等々を参考にしながら施策を講じていかなきゃならない、こういうことで最終的な詰めを行わせていただいているところで...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 私どもといたしましては、肉牛に対する飼養管理につきましてきちっと徹底を図っていきたいと、このようなことから、周知したつもりが周知の徹底がなされていなかったというふうなことでございまして、このことの反省の上に立っていろいろと具体的な措置を講じていかなきゃな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から御指摘の点については、大変私どもも重要な点だと思っております。  すなわち、今回の汚染というふうなものにつきましては、距離に比例せず、場所により異なることを踏まえ、地域内において複数の調査地点を設けなければならない。このようなことから、これま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に二重債務の問題につきまして、今後の取組について、機構が農業者なり漁業者、そういう方々の債務、既往債務を買い取るかどうかというふうなことについては、御承知のとおりに、農業者、漁業者も入ることになりました。そういう意味のことの質問に答えたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、私申し上げたとおりに、当然その地域の方々が、市町村を含めて県なりがどういう考え方を持つかということはこれ非常に重要なことでございますので、そういうものを参考にしながら、全体の復興をどうするかということの中で農地の買上げ等々についても判断をしていかなき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) その運用に当たっては、今いろいろと御指摘がございましたけれども、被災した農林漁業者の既往債務について円滑に機構の仕組みが活用されるように、中小企業等と連携をしながら詰めていかなきゃならないことだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回、この新たな機構というふうなものに対して農林漁業者も対象となると、こういうふうなことになるわけでございますので、そういう意味で、しっかりとこの既往債務というふうなものについて円滑にこの機構の仕組みというふうなものが活用されるようにしていかなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど総務大臣からも御答弁がありましたけれども、緊急的措置ということでございますから、私どもは、この機構がまさしく農林水産業の既往債務というふうなものについて円滑にこの仕組みが活用されるように、他の省庁と連携を取っていかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく委員からの御指摘のとおりに、農林漁業者のそういう既往債務についての、このいわゆることについて、円滑にとにかくこの機構の仕組みが活用されるようにしっかりと取り組んでいかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘のいただきましたこの買上げの問題等々につきましては、当然安全な牛肉というふうなものきり出回らない体制を構築する意味におきまして、過去の取組等々、今具体的に御指摘いただきましたけれども、そういうものを参考にしながら今詰めておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、過去の取組等々というものを参考にさせていただきまして、対処すべく今詰めておるところでございます。
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○鹿野国務大臣 汚染稲わらの給与実態、出荷状況につきまして、七月の二十五日まででございますけれども、優先的に確認作業を行っている肥育牛におきましては、十六道県、百六十六戸で暫定許容値を上回るところの汚染があった稲わらが給与されている、また給与された可能性があるということであります...全文を見る
○鹿野国務大臣 三月十九日の日に飼養管理ということにつきまして明確に農林水産省の方から通知を出させていただいたわけでありますが、結果として周知徹底されなかったというふうなことは、私ども、何遍も申し上げておりますけれども、反省の上に立って、そして直ちに措置を、飼養管理についての徹底...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく周知の徹底等々、確かに稲わらという具体的な提示が、この通知をするときには出していなかったわけでございますけれども、しかし、まあ今となれば弁明、弁解になりますので、その辺のところは私どもとしては、徹底していなかったというふうなことは反省の上に立ってやっていか...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の点は、当然のことながら、私どもとしては、損害賠償というふうなことで、これからも審査会に盛り込まれるように強く働きかけていかなきゃならないと思っているところでございます。
07月26日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 牛肉、稲わらからの暫定規制値を超えるセシウムが検出されている件につきましては、牛肉に対する消費者の信頼の低下、牛肉価格の低下、稲わらや牧草の不足といった問題が生じておるわけでございまして、このようなことに対してできるだけ早く具体的な施策を講じていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私、一川委員の質問に間違って答弁させていただきましたので、訂正をさせていただきます。  すなわち、検査の結果暫定規制値を下回ったものを買い上げてと、こういうふうに申し上げましたが、これは上回ったものを買い上げて処分すると、こういうことでございますので、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今いろいろ御指摘をいただきました。  この今回の稲わら問題についての具体的な施策につきましては、私自身も、国会でも過去の例を参考にしながら、こういうふうなことで施策を講じていきたいと、こういうふうなことを申し上げてきたところでございますが、今、野村先生...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に今御指摘のとおりに、いわゆる飼養の管理というふうなものにつきましては、三月の十九日を始めとして通知を出し、そのことによって徹底するものと思っておったのが結果といたしまして周知徹底していなかったというふうなことは、これは私ども反省をしなきゃならない...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私、農林水産省といたしましては、基本的にこの施策を急いでいかなきゃならないと、こういうふうな基本的な考え方に立ったところでございます。そして、当然のことながら、今回は原発事故によるところが今回のような状況でございますので、農林水産省といたしましても、この...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今日までに、被災を受けられた農業、漁業者の債務問題につきましては、震災後直ちに農漁協の金融機関に対しまして償還猶予等の要請を行うとともに、一次補正におきましては、既往債務の借換えと新規の融資を一体化いたしまして、実質無利子、無担保、無保証人での貸付けによ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の法改正によりまして、東日本の大震災によりまして融資先の農漁業者が被害を受けた地域におきましては、農漁協等が地域における適切な金融機能を発揮する、そういうために必要な資本増強だと、このように考えております。そして、今回の資本増強というのは、まさしく農...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の原発事故によりまして農林漁業者の人たちが大変苦しんでおられるわけでありまして、この賠償につきましては、東京電力によりまず早急に賠償金が支払われるということが基本でございますけれども、私どもといたしましては、この損害賠償の審査会、こういうふうな中にし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このことにつきましては、まさしく経営改善等というふうなものが確実に実施されるというふうなことを考えていかなきゃならないわけでございまして、そういうところから、資本注入対象となるところの農漁協等に対しましては、農漁協系統中央機関であるところの農林中金との間...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 大変重要な御指摘をいただいておるところでございますけれども、主なる被災県でございますが、この三県におきましては、三十七市町村でございますが、警戒区域を除く地域におきましては全ての市町村で撤去に着手はいたしておるところでございますが、被害の程度に応じまして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、今、先生からの面会申入れ等々につきましては、なかなか日程等々が合わず、八日の日にお会いをするということでございましたけれども、これも衆議院の本会議が入ったということでお目にかかることができませんでした。大変失礼をいたしたということを申し上げたいと思...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろなお考え等々につきましては、私どもも御意見をお伺いしてまいりました。平成十五年の年でございますけれども、食糧法によりましていわゆるお米も流通統制が解かれているというようなことも含めて、先ほども申し上げましたけれども、申請があるということになります...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の法改正というものにつきましては、先ほど申させていただきましたけれども、被災地において、被害を受けた地域におきまして農漁協等が適切なる金融機関としてその機能を発揮するというようなことのために必要な資本増強だと、こういうふうに私どもは考えておるわけであ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいま法案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 牛肉・稲わらから暫定規制値等を超えるセシウムが検出されている件について御報告いたします。  本件は、収穫後も水田に置かれた稲わらが原発事故による放射性物質の降下によって汚染され、それが牛に給与された結果、牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、党の要請等というふうなものにおきまして、私どももいわゆる過去の例というふうなものも参考にさせていただきながら今後取り組んでまいりたいというふうなことを申し上げたところでございますけれども、いわゆるBSEの対策のときにおきましても、生きた牛を買...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、ちょっと長くなりまして恐縮でございますけれども、原子力の事故が発生をいたしまして後に、三月十九日でございますけれども、東北、関東の都県に対しまして、事故前に収穫され屋内で保管されていた牧草等を給餌するなど適正な家畜の飼養管理を行うよう技術指導通知を...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に周知されたものというようなことが周知徹底がなされなかったというようなことにおきまして、私どももその反省の上に立って、具体的に申し上げますならば、例えば団体に加入していない生産農家の人たちに対してもきちっとそういう通知が行き渡るようにと、このような...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 三月十一日以降でございますけれども、閣議は六十八回執り行われまして、そして原子力災害対策本部も十七回開催されました。そういう中で、できるだけ情報というものは当然のことながら共有していくと、そしてそれぞれの閣僚においても判断をしていくというような状況をつく...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 暫定値を下回ったものが、今先生御指摘のとおりに、これが直ちに売れるというような状況でないというようなこと等に対する施策といたしまして、当分の間、そういう意味でやはり保管をしていただくと、こういうこともありまして、冷凍というふうな保管の取扱いをしていただく...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、この今日の状況を踏まえたときに、とにかく安全なものきり出回らないというような、そういう状況をつくっていくというふうなことが最優先でありまして、そのようなことから今回の緊急措置を講じさせていただくということを決めさせていただいたわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) スーパーにどういうような牛肉というふうなものがどういう形で店頭に置かれているかというようなことの中で、今御指摘の識別番号というふうなことの中で具体的なその判別ができるというような仕組みになっているわけでありますけれども、パソコン等々を利用できない人に対し...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的に、いわゆる先生が今おっしゃられた、非常に、二千万くらいするゲルマニウムの半導体検出器というものは今十七台であるわけでございますけど、二十二台を増加したいと、これは国でやります。  それから、簡易型の食品分析器、これは大体二百五十万くらいでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今具体的な措置につきまして、その他、独法におきましても機器を導入すると、増加をするということも、そのもう一つの施策として講じることも決めておるわけでありますけれども、今御指摘の件につきましては、福島県等とも打合せをしながら、どういうふうな御希望があるかと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 福島県と打合せをしながら具体的な措置等を講じていくというふうな考え方に、今後打合せをさせていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、具体的な、とにかく緊急措置といたしまして、いわゆる一頭当たり五万円というような形で交付をさせていただくという措置を講じさせていただくということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、いわゆる四月一日に、この原発事故が起きた後にそれぞれの金融機関に協力を求め、そして国が補償するというような形で融資制度というものを設けさせていただいておるわけでありますので、このような融資の形を活用していただくということも一つではないかと思って...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的な件につきましては県の関係者とも実態どういうような状況かということも含めて連絡をさせていただいて、今後の取扱いにつきまして連携を取りながら対処してまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 買上げ価格等、あるいは具体的なこのことにつきましては、詳細につきましては、これから具体的な措置として当然のことながら検討するということで今検討させていただいているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 青木委員からの今の御指摘の点は、私どもも当然これを真摯に受け止めていかなきゃならないと思っておるところでございますが、先ほど来から申し上げますとおりに、とにかく安全なものだけが出回るんだというような、そういう状況を一刻も早くつくり上げると、こういうような...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、青木委員からのこの御指摘というものは、それぞれ判断をするまでにいろいろと関係者の方々からもお話をいただきました。御意見をいただきました。  基本的に私は、確かにお米を先物の対象にすべきじゃないというようなことでございますけれども、現実、申請が出され...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、需給関係に大きな支障を来す、あるいはその他のことについて問題が提起されたということでありますならば、いわゆる試験上場の期間においてそういう状況が現れるということでありますならば、これは上場をやめるというふうなこともあり得ることだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 過去の例ということを申し上げるのはいささかちゅうちょをしなきゃならぬと思うんですけれども、前回のときも国会においての議論はございませんでした。そういう意味で、七十二年ぶりの試験上場と、こういうことでありますから、誰もがどういう事態になるか、どういう状況に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁業経営セーフティーネット構築事業というものが実施されてきたわけでございますけれども、最近の原油価格の上昇を受けまして、一月から三月については一キロリットル当たり四千三百六十円の補填を実施しました。それから、四月から六月につきましては一キロリットル当たり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁業用のA重油に係るところの石油石炭税につきましては、平成二十三年度税制改正によりまして、一キロリットル当たり二千四十円の免税及び還付措置が平成二十四年の三月三十一日まで措置されるということになりました。そしてまた、漁船の動力源に関する軽油に係る軽油引取...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 台風シーズンというふうなものを迎えようとしている中におきまして、今先生からの御指摘の、いわゆる漁船の安全な係留場所というふうなものをどうやって確保するかというようなことにつきましては、今回の津波によりまして壊滅的な被害を受けた漁港というものが多いわけでご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 通知して周知されるものと思っておったのが周知されなかったと、こういうことでございますから、今、柴田先生から言われたとおりに、当然、今後のいわゆる飼養管理あるいはその他の具体的な施策についての周知を徹底させるということにつきましては、当然今までの取組等、も...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、今日の状況の中で、安全なものだけが出回るという、そういう状況というものをどうつくっていくかというふうなことがまず最優先だと思っているわけでありまして、そういう中で具体的な施策を今日公表させていただいたわけであります。  そのことにつきましては...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、副大臣から申し上げたとおり、二百ベクレルの基準値につきまして今も説明させていただいたわけでございまして、私どもといたしましては、ストロンチウム等々のことにおきましても、いわゆる文科省が事故の原発の周辺というふうなものでも実施した調査によりますならば放...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、今までの考え方というふうなことからするならば、先ほど来から申し上げております三月十九日の通知、三月二十一日のホームページでのいわゆる周知、そして三月二十五日の福島県のホームページでの周知、四月十八日の適正なる飼養管理のチェックリストでの確認する...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、いわゆる今までの取組の中でこのような、今申し上げたような通知をやっていけばそれは周知徹底されると、こういうふうな認識で取り組んできたところでございますけれども、それが結果として周知されなかったということでありますから、その反省に立って、今後の飼...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から御指摘のとおりに、いわゆる農業、農家の人たち等に実質的な負担が掛からないようにというようなこと、そしてやはり安全なものきり出回らないというようなこと、それから、基本的にお金が入らない、動きの取れない、そういうような状況の中で、実質的に現金という...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○鹿野国務大臣 今江藤先生からの御指摘の件につきましては、家畜伝染予防法が改正されたわけでありますけれども、これを踏まえて、口蹄疫の防疫指針について見直しを行っている、こういうふうなことでございます。  この中で、ワクチンの使用等につきましては、その考え方というものについて申し...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の問題によりまして被害を受けた方々の損害につきましては、基本的な考え方といたしましては、東京電力に賠償責任があるもの、こういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 今回、国産牛肉の信頼回復や、あるいは肥育経営の支援対策というふうなものにつきましては、最終的に東電が賠償することを前提としている、こういうことでございまして、出荷制限や、あるいはそれにかかわるところの風評被害、そういう損害については、原子力損害賠償紛争審査会の第一...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の原発事故において、高濃度のセシウムの稲わらが肉牛に給与されておった。今先生、通知そのものにも問題があったのではないか、こういうような御指摘でございます。  私自身、日々、毎日、農林水産省の対策本部におきましても、いろいろこのことにつきましても議論をしてまい...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく今回のセシウム問題というものは原発事故に起因しているわけでございます。  原子力発電というのは安全だというようなことで、一般的にはそういうふうなことを前提として取り組まれてきたということも、これは否めない事実であると思うんです。しかし、それが全く安全でな...全文を見る
○鹿野国務大臣 三月十九日の通知というのは、農林水産省から関東、東北の各県に通知をいたしまして、そして各県からお知らせをいただく、こういうふうなことにしたわけでございます。それから、三月二十一日は、農林水産省のホームページで今御指摘のようなところを周知させていただいた、こういうふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今江藤先生から、我々がこういう措置を講ずるということについて、農家の人たちの心情というふうなものを全然考えていないんじゃないかという厳しい御指摘もあったと思います。  正直、緊急というようなことを考えたときに、まず何をやるべきかといえば、それは、償還というものは...全文を見る
○鹿野国務大臣 間違いございません。
○鹿野国務大臣 結構でございます。
○鹿野国務大臣 有明海の、あるいはまた諫早湾の潮流や水質の変化というものはおおむね諫早湾内に限られるという結果が得られるというふうなところが環境アセスメントの素案で出ておるわけでありますけれども、判決におきまして、そういうようなことを受けて、私どもとしては対処していかなきゃならな...全文を見る
○鹿野国務大臣 開門によって調整池に海水が入って塩水化するとともに、諫早湾におきましては潮流速が変化するなど、有明海及び諫早湾の漁場環境に変化を生じさせる可能性がある、こういうふうに私どもは考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 環境アセスメントの準備書素案におきましては、今御指摘をいただきましたけれども、排水門の開門に伴う濁りの発生あるいは泥土の堆積による、回遊魚やアサリ等の資源量、ノリ、カキ養殖等への影響を生ずる、このように予測されておるわけであります。  このために、排水門周辺で顕...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、厚生労働省の方から話がありましたけれども、各県におきまして全頭検査をやりたいというふうなことにつきましては、どういう形でそれが実行されていくことができるかということも含めて、私自身も厚生労働大臣と話をしたいと思っております。  そういう中で、全頭検査をやりた...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる今回の通知を出していただいたその内容につきまして、「サイレージなど」、あるいは等というような、等々の中で、そういう稲わらも入るというふうな認識の中で通知を出したということ、それによっておわかりいただけることができるんじゃないかというようなこと、そういう認識...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、江田先生おっしゃるとおりに、有明海及び八代海に隣接する海域は、海水の交換等を通じて相互に一定の影響を受けている、こういうふうに考えているところでございます。  このために、特に赤潮等の影響を回避するための措置などは、これら隣接する海域におきましても同様の措置...全文を見る
○鹿野国務大臣 有明海、八代海の再生というふうなものは、特別措置に関する法律におきまして、漁業被害を受けた漁業者に対する支援、救済について必要な措置を講ずることが規定されておるわけであります。  これまでは、今話がありますとおりに、代替となるところの養殖漁場の施設の整備や赤潮の...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生のお話のとおりに、海域全体では漁業生産量は依然低い水準で推移しておりますし、また赤潮も発生をするというふうなこともございますし、有明、八代海の再生というのはいわばまだ道半ばだ、こういうふうな認識に立っております。  そういう意味で、漁業者の方々が有明、八代...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、吉泉先生からのお話の件、岡田幹事長のいわゆる発言等々は報道で承知をしておりますけれども、詳細は承知をいたしておりません。  基本的に、この戸別所得補償制度というのは、アンケート調査等々におきましても理解がされておりますし、そして同時に、昨年を上回るところの加...全文を見る
○鹿野国務大臣 これは民主党だけで法律、法制度というふうなわけにはいかない今日の国会の状況でございますので、それぞれの他党の皆様方からも御理解をいただいて、法制度というふうな形でしっかりとしたこの形を軌道に乗せていきたい、こういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 先ほども答弁させていただきましたが、この全頭検査というふうなことにつきましては、農林水産省といたしましても、厚生労働省、すなわち私は厚生労働大臣と話をいたしまして、県のそれぞれ全頭検査をやりたいという要望にどういう形でこたえることができるか等々も含めて、農林水産省...全文を見る
○鹿野国務大臣 本法案の提出に際して、議員各位の御努力と御熱意に対して深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、有明海及び八代海並びにその周辺海域の状況にかんがみ、本法案に異議はございません。御可決をいただきました暁には、その御趣旨を踏まえて適切な運用に努め、...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  放射性セシウム牛についてのお尋ねでございますが、汚染した稲わらを食べた牛の肉が既に流通している中で、消費者の不安を解消するためにはこれを早急に回収して処分することが重要でありますことから、こうした牛肉のうち暫定規...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、金子委員からの御指摘のとおりに、農地におけるところの放射性物質の除去の技術ということにつきましては政府挙げて今取り組んでおるところでございますけれども、八月を目途に除染技術の効果というものを実証いたしまして、効果が確認されたという場合におきましては着...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今御指摘の件につきましては非常に重要な問題であるというとらえ方をしておりまして、今後この問題にも、農林水産省といたしましても、全体のどういう状況にあるかというふうなことの調査も含めて取り組んでいきたいと思っておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 七月の二十六日にいわゆる緊急対策を講じたところでございますけれども、このような対策につきましていろいろと御意見等もその後お伺いをいたしております。それぞれの政党からも、また各団体からも御要望なりをお聞きしておるわけでございまして、対策の発表後におきまして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、郡司委員から御指摘のようなこと、こういうふうなことがどういう形で行っていくことが可能かというふうなことも含めて、今、財務大臣からも具体的ないわゆる考え方も示されているところでございますけれども、今詰めさせていただいているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生がお触れになりました福島県でございますけれども、いわゆる出荷の時期を逸した、すなわち出荷の適期を超過した肉牛につきまして買上げをするという措置を講じたわけでございますけれども、私どもといたしまして、この福島県の考え方に沿ってどういう支援ができるかと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十九日の日でございますけれども、審査会に対しまして今日の状況につきまして、私、農林水産省の方から説明の方をさせていただいたところでございますけれども、今先生御指摘のとおりに、今後、仮払い法も踏まえ、生産者等への損害賠償が早急に適切に行われるようにこれか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 総理がお答えになる前に私の方から申させていただきますと、今回、この稲わら問題につきまして緊急措置という形で、とにかく安全なものだけが出回ると、こういうような体制を築くという意味におきまして、既に出荷されておるところのこの牛肉につきましては、暫定値を超えた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしくこのような、今先生からおっしゃられたような状況でございまして、そういう意味で、私ども農林水産省といたしましては緊急対策を講じさせていただきました。そういう中で、具体的に各県におきましてもそれぞれ取組の中で出荷制限を行う等々、こういう判断をなされて...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この全頭検査等々につきましては、厚生労働省としても、御承知のとおりに、簡易検査器もこれを導入すると、こういうようなこと等で検査体制の強化というふうなものが求められる中で、どういう方式を取ってこの全頭検査、全戸検査を行ったらいいかということにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十九日の日に審査会に対しましても説明をさせていただきましたし、また当然、今回の問題につきましては東京電力が基本的にこの賠償の責任を担っていただくというようなことになると思うわけでありますので、これは当然、私どもとしては賠償していただくことができるという...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今東電の社長からも申されたとおりに、今回の件につきましては、この原発事故によるというようなことでありますという受け止め方をされているということでございますから、当然のことながら、今回のこの稲わら問題につきましては東電としてその責任を果たしていただけるもの...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
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○鹿野国務大臣 瓦れきの仮置き場として利用した農地は、環境省の災害廃棄物処理事業で二次処分場に瓦れきを撤去した後に、農林水産省の災害復旧事業で除塩などを行って農地の機能回復に取り組んでいきたい、こういうふうに考えておるところでございます。
○鹿野国務大臣 当然、三年以内に農地として復旧されるよう、環境省にそのような事情というものを十分説明させていただいて、復旧のことについて取り組んでいきたいと思っております。
08月03日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○鹿野国務大臣 今、野田議員の方からお話のありました農業者戸別所得補償制度、これはまさしく政策転換であるわけでございます。価格維持制度から所得政策に、こういうようなことでございます。この考え方は、委員御承知のとおりに、それぞれ諸外国におきましてもこの制度はもう既に導入されているわ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回のこの問題につきましては、とにかく安全な牛肉きり出回らない、そういう体制を築くというようなことから緊急措置を講じさせていただきました。そしてまた、農家の人たちも今大変困難な、苦しんでおられる状況というものを踏まえて、三つの緊急対策を打ち出させていただきました。...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、何といっても、安全な牛肉きり市場には出回らない、こういうような体制をつくっていくということだと思っております。そういう意味におきまして、まさしく農家の方々の飼養管理の徹底、あるいはまた検査体制のさらなる強化というふうなものを踏まえて、とにかく消費者の信頼を回...全文を見る
○鹿野国務大臣 今江藤先生からの御指摘の森林整備加速化・林業再生事業というふうなものにつきましては、過般、七月十二日から十三日に秋田県で行われた知事会でも、東北六県から緊急アピールとして出されて、それを支援していこう、こういうようなことが打ち出されたということも承知をいたしており...全文を見る
○鹿野国務大臣 結果といたしまして、まさしく今日のような状況に至ったというふうなことについては、農林水産省といたしましても、私自身、委員会におきましても御答弁を申し上げたところでございますけれども、例えば、一つ今御指摘いただきました「サイレージなど」というようなことの通知を出した...全文を見る
○鹿野国務大臣 前段の件につきましては、七月二十七日に委員から御指摘をいただきました。実態が、私ども農林水産省といたしまして金融機関に要請をしたこととは全く違う、こういうようなことの御指摘もありました。  そこで、私自身も、委員からの御指摘を受けまして、二十九日でございますけれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 それぞれの県におきまして、どういう判断に立たれるかというふうなことを踏まえながら、県とも連携をとって判断をしていく、こういうふうな考え方に立っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 長きにわたりまして、日ロ関係の漁業問題について、日本の国の考え方がなかなか思うように受け入れられない面もあるということは否めない事実でありまして、そういう中で、副大臣から答弁を申し上げたところでございますけれども、農林水産省といたしましても、いろいろな諸問題が惹起...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘の調査捕鯨につきましては、南氷洋の鯨類捕獲調査ということになるわけでございますけれども、このたび、御承知のとおりに、私自身の判断で、船団の安全というふうなものを優先して引き揚げを決断したところでございました。  今後、どういう考え方で調査捕鯨と...全文を見る
○鹿野国務大臣 船団の方々は、それだけの使命を負っておりますから、みずから引き揚げるなんということは決しておっしゃらないと思っております。その心意気というふうなものにつきましては、私自身も直接船団の方々から話を承りました。しかし、私は、私の立場として、船団の安全というものは、これ...全文を見る
○鹿野国務大臣 調査捕鯨を続けていくためには、安定的な形で続けていくというふうなことにおきましては、検討委員会のお考えにおきましても、安全対策というものが不可欠である、こういうようなことでございます。  それを受けまして、先ほど私は申し上げましたけれども、国交大臣に対しましても...全文を見る
○鹿野国務大臣 南氷洋におけるところの調査捕鯨につきましては、伊東先生から、委員会を通して、また議連を通していろいろと御指導をいただいてきたところでございます。  そういう中で、重ねて申し上げますけれども、何とか安定的な調査捕鯨を行っていく必要性というふうなものも踏まえさせてい...全文を見る
○鹿野国務大臣 これにお答えを直ちにということはなかなか難しいです。しかし、そういう中で、勉強してまいります。
○鹿野国務大臣 このたびの第六十三回のIWC年次会合に伊東先生も行っていただいたということでございます。  今お話しのとおりに、この会合におきまして、海上の安全問題というふうなことにつきましてはまさしく全会一致で決議された、こういうことでございまして、そういう意味では大変意義の...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、緊急対策におきましては、もう既に流通しておる牛肉というものの中で、やはり市場に出回らないようにするというようなことから、安全なものだけが出回るというようなことから、いわゆる暫定値を超えているものについては買い取る措置をというふうなことを講じさせていただい...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、農産物の放射線量の調査の計画的な実施に、厚生労働省に対して全面的に協力をいたしているところでございますけれども、こういう中で、各県の調査計画策定に当たりまして、SPEEDIによるところの試算や土壌調査の結果も参考といたしまして、空間線量や土壌中の放射性物質濃度...全文を見る
○鹿野国務大臣 三月の十一日に事故が発生いたしまして、事故によりまして原子炉施設での測定による放出源情報が得られなくなりまして、SPEEDIによる試算ができない事態に陥った、こういうことでございます。  三月の二十三日に、一歳児の甲状腺被曝積算線量の試算の結果が公表された。放出...全文を見る
○鹿野国務大臣 七月二十七日のこの農林水産委員会におきまして、今石田先生からお話しのとおりに御指摘をいただきまして、私自身も、厚生労働大臣とお話をしたい、こう申し上げました。そして、その委員会の後に、厚生労働大臣に連絡をとりまして、検査の問題につきまして、農林水産省も全面的に協力...全文を見る
○鹿野国務大臣 この稲わらの件につきましては、原発事故の発生を受けまして、三月十九日にいわゆる適正な飼養管理について通知を行い、また、三月二十一日にはホームページにおきまして周知をいたしたわけでございますけれども、農林水産省といたしましては、稲わらは一般的には秋に収穫されるという...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく、農林水産省といたしまして、今申させていただきましたけれども、通達というふうなものについては、飼養管理等々も含めて、あらゆる通達については各農家に行き渡るようにということで今取り組んでおるところでございます。  また、重ねて申し上げますけれども、これまで...全文を見る
○鹿野国務大臣 二十三年度産の米の作付をどうするかというふうなことの判断のために、福島県を含む九県におきまして、農林水産省と連携をいたしまして、三月下旬から四月にかけて、水田土壌に含まれる放射性物質の調査を実施いたしてきたところでございます。  そして、五月からは、内閣府総合技...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、牛肉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されていることによる影響等を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
08月03日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からおっしゃられたことは大変重要な問題だということを私どもも受け止めさせていただいておりまして、飼料の管理だけではなしに、水あるいはまたその他の肥料等々の管理を、適切な管理をどうするかというようなことで今までも通知を出させていただいてきたわけであり...全文を見る
08月04日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 有明海等の再生特措法ということが制定されて以来、いわゆる漁港なりあるいは漁場の整備事業という中で補助率のかさ上げ等々がなされてきたわけでありますけれども、そういう中で、対象とされるところの覆砂なり耕うんなどの事業というふうなものが実施されてこられまして、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、川崎委員から触れられましたこの検討委員会でございますけれども、郡司委員が座長になられて、当時副大臣、赤松大臣の下での副大臣でございまして、取り組まれたものと。その報告も私も見せていただきました。  そういう中で、基本的に、いわゆるその内容につきまし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 有明海の再生というのは非常に重要な問題であるという認識の下に、農林水産省といたしましてもできるだけの措置を講じていく、これに努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、青木委員の方から大変重要な指摘をいただきました。  私もかつて、二十一年前、二十二年前になりますか、今の立場におきましても、また自由民主党という政党の中で農業問題にも取り組んできたわけでありまして、そしてまた、民主党という政党の中でも農業問題に関心...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員からの御指摘の特区制度でございますけれども、このことにつきましては、被災地におきましてもそれぞれ考え方が打ち出されております。もう私が申すまでもなく、岩手県あるいは宮城県あるいは福島県、それぞれ各県におきましても、漁場なり漁業の在り方というふうなも...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私自身の考え方を申し上げますと、私は実は、いろいろ政府内におきましてもエネルギー・環境会議とかそういう中で今後のエネルギー政策をどうするかというふうなことが検討されてきたわけでありますけれども、率直に私はこう申し上げたんです。やはり今日までのこの農林水産...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今二例につきまして、離農した二つの例につきましてお話がございました。  基本的に、離農するというような、農業を離れるというふうなことについては、いろいろなことがあると思います。一つは、やっぱり販売収入というふうなものが生産費を下回る、そしてコスト割れを...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 何もございませんし、詳しくは承知しておりませんです。
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、戸別所得補償制度につきましてどう農業者の方々が考えておるかということは、近々のいろんなアンケート調査でも、いわゆる今年度の六月末の時点の加入者は昨年度をもう既に上回っておりますし、是非続けていってほしいというふうな声がだんだん多くなっているというこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、そこは委員と見解を異にします。  農業者の人たちからするならば、この所得補償制度というものによって価格が下がっても補填されるというふうなこの安心感がある、これが非常に大きいんであります。しかし、そういう中で、ナラシの問題が出ましたけれども、一部そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この実績につきましては、交付申請につきましては八月末、そして十一月末、二月末というそれぞれの各時点において申請が行われるわけでございまして、申請状況というものは把握できることはできませんけれども、農業者の問合せもこのことについては非常に多いと。ここ、委員...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、政策転換をしたわけでありますので、検証というものはやはり今委員からの御指摘のとおりにやっていかなきゃならないと、こう思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 法制度によってやっていきたいというふうな考え方には今も変わりございません。
○国務大臣(鹿野道彦君) 委員御承知のとおりに、今のこのねじれ国会、衆議院と参議院の意思決定が異なる、こういうような状況の中でなかなかこの法制化というふうなものは難しいと、こういうような判断から予算措置でというふうなことの考え方を取らさせていただきました。  そういう中で、この...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私から明確に申させていただきますけれども、戸別所得補償制度こそはまさしくこれからの農業の発展にこれは欠くことのできない政策であると、こういうふうに私は基本的に考えております。  しかし、そういう中で、今委員からおっしゃられたとおりに、現実を踏まえたとき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 価格変動率の推移というふうなものの資料をこうやって出されておりまして、今御説明いただきました。  私どもとしては、いろいろこういうような変動がなぜ推移したのかというふうなことにつきましては、いろいろ経済情勢等々もございますので、軽々に私から申し上げると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、山田委員から先物試験上場につきまして、お米の先物についての試験上場につきまして触れられました。  これは、この委員会でも何回かにわたりまして私が申し上げてきたところでございますけれども、三月八日、いわゆる震災前におきましてこの上場試験の申請がなされ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 戦後におきましても、自由民主党という政党は政権党として、とりわけそういう中で農業問題に対して非常に熱心に取り組んでこられたということは、私自身もかつて自由民主党におったわけでありますから十分承知をさせていただいておりまして、その熱心な御熱意に対しましては...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に重要な指摘をいただきました。高濃度のここに、稲わらの農家の方々に直接農林水産省から人を派遣しまして、それぞれの農家に派遣しまして、そして一時的な対応についてきちっと連携を取らさせていただいているということだけは申させていただきます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の、いわゆる日本の水産物に対しての輸入規制というものが非常に強化されておるわけでございまして、このことによって、お話しのとおりに水産物の輸出の減少というふうなものが懸念されているわけでございます。  その中で、調整保管を行う国産の水産...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 北海道を始めといたしまして、いわゆる養殖業の今後につきまして、本格的な復興に向けてそれぞれの地域におきましても取り組んでおられるというような状況でございます。  そういう動きがあるということも承知をさせていただいておるわけでございますが、その中でとりわ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からのお話の繰越措置というふうなものも含めて、養殖業の実態に即した形でどう対応することができるかということに取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる漁場の復旧対策支援事業というふうなことで、漁業者の方々の生活支援というふうなものを今行っているわけでありますけれども、これからも瓦れきの量というふうなものを見極めながらこの事業を続けていくということも考えておるわけであります。  しかし同時に、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁場復旧対策支援事業というのは、私も各地に参りまして大変評価をしていただいていると、こういうふうなことでございますので、この事業を、重ねて申し上げますけれども、瓦れきの量がどうなのかということも含めて続けていくと同時に、今のこの三次補正までの間というよう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 過般、いわゆる緊急的な措置として公表させていただいたわけでありますけれども、その後におきまして、いわゆる宮城県等々におきましても、三県に対しまして出荷制限というふうなものの要請指示がなされました。そして、汚染稲わらを食べておる牛の頭数も増えてきておる、こ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる全頭買上げというような御指摘等々に対してどういう対応ができるかということも含めて、いろいろと今詰めさせていただいているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) みんなの党の渡辺代表、そして柴田先生を始め政党の方々から緊急提言を私どもに対しましてお寄せいただいたところでございます、お越しをいただきました。  そういう中で、この委員会でも申させていただきましたけれども、緊急措置として打ち出した後に出荷制限を要請す...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今お話しのとおりに、実情というふうなものと施策というふうなものを明確に情報を提供していくというふうなことが重要なことだと思っております。  そういう中で、具体的な取組でございますけれども、農林水産省や消費者庁のホームページを通じた情報提供が一つでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これまでも農林水産省といたしましても、東京電力に対しまして仮払金の早期支払など誠意ある対応というふうなものを求めてきたところでございますけれども、今先生からのお話のとおりに、私どもも関係やあるいは団体からの聞き取りによりましてお聞きしますと、八月三日まで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の紙先生からのお話を受けまして、感想ということでございますけれども、いわゆるこの原子力の事故によって経営なりにも大変な影響を及ぼしている、そしてまた、これからの生活にも大変不安な気持ちになっておられるということは大変お気の毒なことだなと、何らかの形で御...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、牛肉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されていることによる影響等を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、野村先生からお話ありますとおりに、平成二十二年度、二十三年度、いわゆる公共の当初予算というものは削減をされてきました。  そういう中で、一言だけ申させていただきますと、平成二十三年度の予算におきましては、いわゆる地域自主戦略交付金というふうなものが...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、野村先生からおっしゃられたとおりに、今回の復旧復興に向けてはやはり漁業と加工、流通業、やはり一体的な取組というふうなものがどうしても不可欠だと、私どもも共通の認識を打ち出させていただいております。  そういう中で、まず一次、二次補正におきましては共...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 現実に通達を出した、飼養管理につきまして。それが周知徹底が図られていると思っておったというふうなことについては、実質的には周知が徹底していなかったというふうなことは、私自身、この国会におけるところの議論の中でも、このことは真摯に受け止めていかなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 官房長官からもお話ありますとおりに、そのまさしく官房長官の言われるとおりが政府の基本的な考え方であるわけでございますので、そのような考え方を持っておるわけでありますから、今懸命な取組をさせていただいているということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回のことにつきまして緊急対策を講じさせていただくことを公表させていただきました。  その三つの考え方を柱にしたこの施策につきまして、参議院の農林水産委員会におきまして野村先生から厳しく指摘をいただきました。正直、私ども、本当に農林水産業に日ごろから取...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 主要団体、三つの主要団体におきまして、理解をしていただいている団体と、今話を詰めておる団体と、こういうふうな状況もございますということを正直申させていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、野村先生から言われた福島県におけるところのいわゆる取組、すなわち適期を超えた肉牛を県単独で買い上げますと、こういうような判断に立たれた、これに対して国としても支援をしていかなければならない、どういうような考え方で支援をしていくかということを今本当にも...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる今先生からの御指摘の件につきましては、福島県がそういう独自の判断をされたというふうなことでございますので、国としてその具体的などういう支援ができるか、他の県におきましてもいろんな御要請、御要望がございますので、そういうものを受けて具体的な措置とい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、野村先生から言われたことを私自身も十分頭に入れて、具体的な措置を近々公表させていただきたい、そのためにあらゆる努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から触れられた集荷円滑化対策というものにつきましては、いわゆる農家の経営の安定という目的で戸別所得補償制度と共通するものでございますけれども、この円滑化対策というものは、まさしく米価の維持政策というふうなことに対しまして戸別所得補償制度を導入したと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、戸別所得補償制度というふうなものが導入されまして、そのことによって政策が転換されたわけでございますから、すなわち価格維持制度と直接の所得補償制度というふうなものがいわゆる共存して行われるというふうな性格のものではないということを...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) すなわち、何遍も申させていただきますけれども、戸別所得補償制度というふうなものを法制化したいと、こういうふうな考え方は私どもは今でも持っているわけであります。ただ、国会でも何回かにわたりまして御答弁をさせていただきましたけれども、これは農家の方々の直接の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、まさしくそのとおりでございます。ですから、二十三年度の予算時におきましても、私自身も、今、山田委員から言われるようなことを意識しながら、やろうというふうな考え方に立ったところです。これは筋道であります。しかし、なかなか筋道だけではうまくいくの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる米穀価格形成センターというふうなことにつきましては、計画流通制度が平成十六年度の食糧法の改正によりまして廃止されまして、いわゆる義務上場がなくなったということに加えまして、近年の状況というふうなものから、いわゆる全農系の方も入札上場しなくなったと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは、平成十六年の食糧法改正によりまして、いわゆる流通統制というふうなものが掛かっておったお米でございますけれども、基本的にこれは解除されるというふうなことになりました。  そして一方、先物というふうなことになりますならば、これはいわゆる商品取引法に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、この大震災に対する復旧復興、今全力を挙げております。そして、原子力事故に対する、いろんな稲わら等々の問題におきましても、対策を今懸命に取り組まさせていただいておるわけであります。そして、米の検査についても遺漏なき形でしっかりとやるというような...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 米の価格につきましては、一定の場所におきましては、地域におきましては米の価格が上昇しているという状況でございます。  今なぜ認可をしたのかということでございますが、今お話しのとおりに、山田委員を始めとするところの自民党の先生方からもいろいろと二度にわた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 山田委員からいろいろな御指摘がございました。しかし、少なくとも山田委員とは長い付き合いでございます。山田議員のことも私もよく承知をしておりまして、私は当時自民党の中で山田議員ともいろんな形でお付き合いをさせていただきました。少なくとも私自身のことについて...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 敬愛する山田先生からどっぷりと官僚政治につかっていると言われると、私も正直ショック受けるんですよね。私は至らない者なりに、やはり民主党のこの政権というふうなものは政治主導でやらなきゃなと、肝心なところはやっぱり政治家が判断していかなきゃならないと、こうい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この農林漁業の世界に大変精通をなされておられる山田先生から私に対して大変御心配をいただいているということは有り難いことでございます。純粋にそういう気持ちであります。  ただ、今回の米の先物というのは、試験上場というものを認めたということにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく、先生、米の安定的供給というふうなものは当然でございます。だから、だから私は山田先生にもう何回も申し上げてきましたけれども、この試験上場という中で、きちっと農林水産省は検証して、そして監視をして、いろんな需給に問題がある、あるいはまた十分なるとこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆるこのことにつきましては、あくまでも現物価格を用いて単価を算出していきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、今の取引の中での単価と、こういうふうな原価と、いわゆる現物価格と、こういうことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、この単価というふうなものは、出回りから三月までの現物価格というふうなもの、これは全農等からのいわゆる報告される相対取引価格ということでございます、申し上げたとおりでございます。それを用いて算出するということでございまして、米の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これも重ねてということになりますけれども、あくまでも二年間の試験上場期間ということに対して認可をしたわけでございますので、今、山田先生から言われたいろんな御指摘のことにつきましてはしっかりと検証をしていかなきゃならない、こういうふうに考えておるところでご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から言われた点は非常に大事なことだと思っております。それだけに、試験上場の先物、どうなっていくのかということを常に緊張感を持って私どもは検証していかなきゃならないし、そして同時に、戸別所得補償制度というふうなものをこれからも軌道に乗せていくというふ...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○鹿野国務大臣 米須地下ダムの地下水への影響につきましては、これまでも必要な調査が行われてきたわけでございますけれども、排水路工などの対策を実施してまいりました。その影響範囲というものは限定的であるんじゃないか、こういうふうに考えておるところでございますけれども、なお、湛水被害と...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○鹿野国務大臣 今、谷先生から言われた、瓦れきがどのくらい漁港なり漁場にあるのかというようなことにつきましては、なかなか、海中の瓦れきの状況を把握することは極めて困難なところがございまして、今御質疑の中でどのくらいだと言われても、明確なる答えというふうなものができないわけでござい...全文を見る
○鹿野国務大臣 当委員会の先生方の御努力によりまして、この瓦れき処理につきまして、いわゆる基本的な考え方をおまとめいただくということになったということも承知しておりまして、そういう中で、やはり指針を策定するというふうなことが大変重要なことだ、こういう御指摘でございます。  農林...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○鹿野国務大臣 この稲わら問題につきまして、出荷制限の指示が出された県もふえてきましたし、農林水産委員会におきましてもいろいろと委員の皆様方からお考えをお聞きし、また、当衆議院の農林水産委員会におきましても決議がなされました。それを受けまして、八月五日に新たないわゆる政策支援とい...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、田名部政務官からも話がありましたけれども、この農業者戸別所得補償制度というのは、多くの方々に実施することによって理解が広がっているものと思っております。そのことが、農業者の方々からの、このアンケート調査における結果としてあらわれているのではないかと思っておりま...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる今回の稲わら問題につきまして、今、小野寺議員の方から具体的な形での宮城県のことにつきましてお話がございました。  出荷制限以前に出荷された牛の中には、汚染稲わらを給与されていないものであっても販売できずに流通段階でとどまっておる、こういうことにつきまして...全文を見る
○鹿野国務大臣 当面在庫として保管するためには保管するところの経費もかかりますし、また、今先生が言われた、いわゆる凍結をしてしまいますと当然値段も下がる、こういうことでありますから、この差損につきましても措置を講じさせていただく、こういうふうな考え方でおるところでございます。
○鹿野国務大臣 肥育する肥育一頭当たり五万円の支援というのは、出荷制限や、あるいは全頭、全戸検査の開始に伴いまして厳しくなっておるところの肉用牛の肥育農家の喫緊の資金繰りに対応するという支援でございます。  この五万円を交付された牛が出荷された際に、価格が回復していなければ価格...全文を見る
○鹿野国務大臣 私どもも本当に、先ほども御答弁をさせていただきましたけれども、一刻も早く、資金繰り、農家の方々の資金繰りというものに対する対応をというふうなことからこのような措置を、今申し上げたような措置を講じさせていただいているわけでございますので、何とか軌道に、正常なる状況に...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、小野寺先生からの御指摘の、いわゆる第三者の検証委員会を設置してしっかりと今回の問題について検証したらどうか、こういう御提言でございます。  今後の取り組みというふうなものを私どもも見きわめなきゃならないところもございますし、また、いわゆる出荷制限というふうな...全文を見る
○鹿野国務大臣 一次、二次の補正につきましては、いわゆる共同で施策を講じていくというふうなことに対して緊急措置として対策を講じさせていただきましたけれども、水産業の関係の人たちは個人経営が多い、こういうふうなこともありまして、その個人に対してどういう支援をしていくのかというような...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨日、東京、関西におきまして、米の試験上場の取引が開始され、値段が高値に張りつくというふうな状況が見られたのは、今の御説明のとおりであります。  市場の価格というふうなもの、あるいは需給状況や将来の需給予測等をベースにしてこの価格というのは形成されているものと思...全文を見る
○鹿野国務大臣 当然、先物取引でございますので、いろいろな意味で、私どもとしては、具体的なコメントというふうなものは差し控えなければならないところは差し控えていかなきゃならないと思っておるのであります。  ただ、重ねて申し上げますけれども、今後の二つの取引所におけるところの動向...全文を見る
○鹿野国務大臣 米ということに対する国民の思いということからすると、この検査体制だけは何よりもしっかりとしなきゃならぬということで取り組んできて、そして、具体的な考え方をとらせていただいておるわけでございまして、そういう意味では、とにかくこの米の出回りの前に、適切なる米の流通に対...全文を見る
○鹿野国務大臣 中間指針におきまして、セシウム汚染牛肉等による被害を含めて、政府による出荷制限あるいは作付制限等による損害や、いわゆる風評被害など、幅広く農林水産業なり食品産業の損害というものが賠償の対象として位置づけられたものではないか、こういうふうな評価をいたしておるところで...全文を見る
○鹿野国務大臣 このことにつきましてはもう既に財務省とも話をいたしておりまして、現実的に予備費から出されるという状況が来たときには、当然これは予備費に、出すということで請求をするということでございます。この間、緊急を要するということでありますのでALICからまず当面具体的な措置を...全文を見る
○鹿野国務大臣 先ほど来から御質疑もございますけれども、農林水産省といたしましては、とにかく、資金繰り等々、今日の畜産農家の人たちの精神的な苦しい状況ということも含めて、まず緊急措置を講じさせていただく、こういうふうなことから、一頭当たり五万円、そのためには、まさしく前年度の取引...全文を見る
○鹿野国務大臣 二つの取引所から申請が出されたわけでありまして、六月の二十五日が縦覧の期限日、こういうふうなことでありました。そういう中で、五月、六月と、食糧部会の方々からも意見もお聞きし、また四月、六月と、米の有識者の懇談会の関係の方々からも御意見を伺い、そして、もちろん各政党...全文を見る
○鹿野国務大臣 どういう感想ですかというふうに先生から言われますと、私も、ちょっとという表現で、率直に申し上げたらいいかということも戸惑うところがございます。  というのは、私の立場というものが、やはり自分が思っているように重いものがあるんではないか、正直、こういうふうな思いも...全文を見る
○鹿野国務大臣 何遍も申し上げますが、今、大事な御指摘もいただきました。すなわち、先物の取引によって、いわゆる米の価格の乱高下というふうなものを大変懸念されておるというようなことからの御意見をいろいろといただいておるわけであります。  今後、この試験上場におきまして、私どもとし...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 経済産業委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○鹿野国務大臣 今、田島先生からおっしゃったとおりに、農山漁村におきましては、太陽光とか、あるいは風力、地熱、バイオマス、そして小水力といった、まだ利用されていない豊富な資源が存在いたしておりまして、このような再生可能エネルギーが活用されるというふうなことになってきましたならば、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、谷先生からおっしゃられた、再生可能エネルギーを活用していくということはまさしく地域の農山村の活性化に結びつく、こういう視点が非常に大事だというふうなとらえ方は、私どもも共通の認識を持っております。  とりわけ、農山漁村には、太陽光なり、あるいは風力なり地熱な...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、谷先生からの御趣旨は、まさしく国内産の木質バイオマス活用のメリットや国外産の輸送の際のCO2排出等のデメリットというものを考慮いたしますと、これは、できるだけバイオマスの地産地消を推進することが望ましいということになるわけでございます。  そういう意味で、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 再生可能エネルギーをこれから推進していく場合におきまして、この買い取り制度が導入された場合に補助金はどうなるかということでありますけれども、過般の食と農林漁業の再生実現会議におきます中間提言、あるいはエネルギー・環境会議の中間整理等にも、まさしくこの再生可能エネル...全文を見る
○鹿野国務大臣 一体的に取り組んでいくということは、必要というふうなことで、ならば、当然のことながらそのような政策を引き続いてやっていく、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 今、吉井先生からおっしゃられたことは、まさしく私どもも共通の認識を持っております。  そういう意味で、これまでもチップあるいは木質ペレット製造施設、あるいはボイラー等の整備に対する支援を行ってまいりました。それに加えて、民間事業者によるこれらの整備資金の借り入れ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御提案があった御提言の考え方というものは、私ども、今後取り組んでいかなきゃならないな、こういうふうに思っております。特に、水耕栽培等、土を使わずに、いわゆる工場を設置して野菜等をつくるというふうなことは、これからの福島県ということを考えた場合に有力なる手段である...全文を見る
○鹿野国務大臣 水耕栽培等々、またビルの中での野菜づくり等々、農産物を生産しているところも私も何カ所か見ておりまして、機会がありましたらまた、こう思いますけれども、そういうことを参考にしながら取り組んでいきたいと思っています。
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○鹿野国務大臣 ただいま御決議のありました農林漁業の持続性強化や食料安全保障の確立を図ることは非常に重要であると認識しております。  このため、地産地消等の取り組みとあわせ、農林漁業者等がみずから加工、販売事業に進出する取り組みや農商工連携の取り組みを総合的に促進し、農山漁村の...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、大島先生から御指摘のとおりに、業者間の取引というふうなことで、スポットということになりますけれども、高騰している。これは原発事故の影響の度合いがどうなのかというふうなことを判断していきたいというふうなこともあるんではないかと、こんなふうにも私どもは認...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は今、菅内閣の農林水産大臣であります。まさしく大震災の復旧復興、そして原発の事故に対する対応、これに全力を尽くして懸命に取り組んでいく、これからもそういう基本的な考え方でいきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、川田先生からの御指摘につきましては、この規制値が設定されました、この規制値が設定されたこれに基づいて、農林水産省としては、この規制値を上回らないそういう食品を生産しなきゃならない、こういうことで全力を挙げて取り組んでまいりました。  例えば、お米の...全文を見る
08月22日第177回国会 参議院 本会議 第34号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 愛知議員の御質問にお答えいたします。  まず、農畜産物の安全性を確保する仕組みとそのための支援についてのお尋ねでございますが、国民の健康を守ることを最優先に、食品衛生法の暫定規制値を超過する食品の流通を防止することが重要でございます。  具体的には、...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、大河原先生からお話しのとおりに、都市で農業をやっていただいておる、この都市農業は多様な役割を果たしていただいていると思っております。  そういう中で、今、国土交通省大臣政務官、小泉政務官からお話しのとおりに、いろいろなそういう中で住民の方々の意識も...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の件は、三十キロ圏内への船舶の立入りが制限されておりますし、またそれ以外の海域におきましても操業を自粛いたしておりますから、ですから実質的に漁業は実施されておりません。  そしてまた、今後のことにつきましても、福島の第一原子力発電所の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 放射性物質によるところの木材への影響というふうなものにつきましては、いわゆる一般的には、空気中に拡散したところの放射性物質を取り込んで蓄えるという、そういう性格は持っていない、これが木材製品でありまして、また、放射性物質を含むちりやほこりなどが付着しやす...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そのような認識に立っておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今申し上げましたとおりに、ホームページでそのような広く承知をしていただくこともやっておるところでございますけれども、さらに、今、長谷川先生からのお話につきましては、正確なる情報というものをより多くの人に理解してもらうようなことも、どういう形、どういう方式...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この農林水産委員会で突然御質問をいただいたわけでありますけれども、実は今、熟慮をいたしているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 率直に私から申させていただきますと、TPPというふうなものについて、今我が国も情報収集しているわけでありますけれども、具体的にどういう交渉になっていくのかということがまだはっきりしないところがあるわけですね。TPPというのはこういう交渉です、こういう形に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 長谷川委員からの今の御意見というふうなものは常に承っておるところでございまして、私はまだ、先ほど申し上げましたとおりに、どうするかは熟慮中でございますから、これ以上は言及は控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 先週の金曜日でございますけれども、民主党の有志の方々に、本当に私のような者ではございますけれども、代表選挙に出たらどうかという、そういう要請をいただきました。私はそのときに、私の政治人生の中で最も重い宿題をいただいたと、こういうふうな認識を率直に持ちまし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 言わば新自由主義というふうなことにおきましては、いろんな固定した定義というものはないかもしれませんけれども、私の認識ということだけ申させていただきますと、やはり効率性というふうなものを重視すると、こういうふうな考え方。しかし、第一次産業というものは、特に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 敬愛する山田先生でございますけれども、いろんな面でこの議論の中でも共通した認識を持たさせていただきながら私も取り組んできたところでございますけれども、今のこの件についてだけはちょっと見解を異にするわけです。  それは、この先物取引をどうするかということ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、私、農林水産大臣という立場でございまして、そういう中で貴重なお考えをお示しをいただいたわけでございます。  大事なことは、まさしく農業者の方々が今回大きな被害を受けて被災地の中で大変苦しんでおられる、そういう方々においてもいろいろと状況が違うわけで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 誠に貴重な御意見ありがとうございました。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、筒井副大臣から、報告が福島県からなされたと、そしてまた農林水産省の方からも専門官を派遣いたしまして調査を行ったということにつきまして申し上げたところでございますけれども、これからは、今先生の御指摘のとおりに、調査というふうなものを当然のことながら進め...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の稲わらの高濃度のセシウムというふうなものがいわゆる肥育牛に給与されておったと、こういうふうなことから大きな問題になっているわけでございますけれども、このことに対して農林水産省といたしましても緊急措置、そしてそれについて引き続いて追加措置を講じさせて...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、吉田政務官から申し上げたところでございますけれども、基本的にこの二十三年度産米につきましては、二十三年のいわゆるお米につきましては作付け制限をする、そして、予備調査、本調査ということの二段階でこの検査を行う、そして、もしも暫定値を超えたものは直ちに廃...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 戸別所得補償の制度というものを導入いたしまして以来、従来のいわゆるペナルティーというふうな措置はもうやめにいたしまして、需給調整参加者に対していわゆる交付金を交付するという、そういうメリットがありますよと、こういうふうな措置によりまして需給調整を誘導する...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、再度申させていただきますけれども、この配分につきましては、あくまでも需要に見合った原則どおりの算定を行うというふうなことの考え方でいきたいと思っておりまして、多分、そういう中で良質米等々非常に努力をされておられるというふうなところは、需要に見合...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 農業従事者の高齢化というふうな中におきまして、どうやって新しく農業の分野に就農してもらうことができるかと、この新規就農者の人たちをどうやって育成するかということは非常に重要なテーマであるわけでございまして、これは柴田先生の御指摘のとおりであります。  ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 被災地の方々、また被災を受けられた方々がどういう思いでおるかというふうなことが、今、紙先生から現場に行っての声としてお話が出されたわけでありますけれども、そういう方々のお気持ちというふうなものを十分体して施策を講じていきたいと、こういうふうに考えて施策を...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の追加措置は、まさしく資金繰りで大変な苦しい状況にあられるという、そういう状況に対しての支援策としてとらさせていただいたわけでございます。そして、いつまで返せなんというふうなことは決して言っていないんでありまして、言わば販売収入というふうなものがあっ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 仮にお米に対しての出荷制限がなされるというふうなことになります場合は、八月五日の原子力損害賠償紛争審査会で決定した中間指針におきましても、政府により出荷制限指示が出された場合は農林水産物等の売上高相当額は賠償の対象になると、こういうふうになっておるところ...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から申されたとおりに、農村そして漁村、そういう地域におきましては、豊富ないわゆる太陽光なりあるいは風力なり、お話ありましたとおりに、地熱、バイオマス、小水力といったまだまだ利用されていないそういう資源というものがあるわけでございまして、こういう資源...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回のこの再生可能エネルギー法案というものが与野党の中でいろいろと協議がなされているわけでありますけれども、その中で、経産大臣が買取り価格等を定めるに際しましては農林水産大臣に協議しなければならない旨の修正がなされたというふうなこともお聞きをいたしている...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、松浦先生から指摘されたことは大変重要なことでございまして、やはり食料政策といたしまして食料自給率というふうなものを常に農林水産省としては意識をしながらやっていかなきゃならないわけでありますので、その点、今御指摘の点は十分踏まえた中で取り組んでいかなき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 限られた中でどういう整備をやっていくか、こういうふうなことから、長寿命化というふうなことに、一つの考え方に視点を置きながら取り組んでいるところでございますけれども、そういう中で小水力等の活用というふうなものは非常に重要なところでございますので、今後どうい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に大事な御指摘をいただきましたが、基本的な考え方といたしましては、食料自給率の向上ということのために有効活用するというふうなことが当然この食料安定供給というふうなことから、農地における考え方は、もうそれは全く大事にしていかなきゃならないと、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 食料自給率五〇%を目指すという中におきましては、きちっとこの耕作放棄地をどういう形で活用するかというふうなことの織り込みの中で私どもは出させていただいているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からお話しあったとおり、二次補正におきまして、木質性瓦れき等を活用して熱や電気を持続的かつ安定的に供給する仕組みを構築するという意味で調査費を計上しましたが、八月十二日には大体事業実施の主体を選定しておりまして、速やかに調査をこれから進めていきたい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) それも本当に重要なことでございまして、実は五月の十七日に既存のバイオマス利用施設における木質系震災廃棄物の利用意向調査というふうなものを都道府県に対して依頼をいたしておりまして、そして五月の二十六日に関係県へ情報を提供いたしております。そういう中で、この...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 加藤先生から大変、改めて重要な御指摘をいただきましたけれども、農林水産省といたしましては、まさしく、既存施設というものが燃料の確保に対して支障を来すということがないようにもう十分配慮をしていかなきゃならない。そして同時に、利用されてこなかったいわゆる間伐...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、横山先生からのお話のとおりに、この小水力の発電ということにおきましてこれを拡大をすると、こういうふうなことからハード面、ソフト面でいろいろ取組をしてまいりましたけれども、さらにこの取組を通じまして地域からの要望というふうなものも多分いろいろと増えてく...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○鹿野国務大臣 警戒区域内におけるところの家畜の取り扱いにつきましては、城島議員初め皆様方からいろいろと御提言をいただいておりまして感謝を申し上げております。  御承知のとおりに、放射性物質に汚染された水や飼料を摂取しているんじゃないか、そういう可能性が高いということから、警戒...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業者戸別所得補償制度につきましては、今年度の加入件数が、七月末の時点でございますけれども、昨年度を上回る加入数ということになっておりまして、また、いろいろなアンケート調査におきましても、続けてほしい、こういう声が大きいということも調査の結果として出ておるわけであ...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 農業用水におきましては、慣行水利権とそれから許可水利権というふうなものがありまして、許可水利権につきましてはいわゆる取水の実績というふうなもの、報告義務があるわけでございますけれども、慣行水利権についてはその報告義務がないと、このようなことからなかなか取...全文を見る
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 事実関係だけ報告をさせていただきますと、この警戒区域内におけるところの家畜につきましては、これまでに、いわゆる民家を荒らすという放れ豚を中心といたしまして、豚を約三千頭でございますか、それから牛につきましては約二百四十頭の家畜を安楽死処分いたしております。  こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 長島先生のその思い、また自主的に警戒区域内におけるところの家畜に従事しておった方々の思いというものは、私自身も直接お話を伺わせていただき、またいろいろな面で関係の方々のお話も聞かせていただき、きょう改めて先生からも御指摘ございました。その思いというものは十分受けと...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、私どもの汚染された稲わらにつきましてお話がございました。  このことにつきましては、具体的に申させていただきますと、いわゆる八千ベクレル以下のものは一般廃棄物として処分を進める、こういうことを決めておるところでございます。  それから、八千ベクレルを超える...全文を見る
○鹿野国務大臣 申しわけございませんが、具体的な数字は承知いたしておりません。
○鹿野国務大臣 この汚染稲わらの処理方法につきましては、八月十九日付の通知によりまして各県に対して周知をいたしたところでございます。  予備費についても、九月九日に閣議決定されたことを受けまして、宮城県を初めとするところの関係都道府県に対して要望調査を実施いたしたところでござい...全文を見る
○鹿野国務大臣 この事業が、四月一日以降着手しているものから補助の対象としておりまして、九月末現在で約七百隻が復旧をいたしておりまして、予算の執行につきましては、北海道に十四億円の交付決定済み、岩手県は近日中に百二十億を交付申請する予定、北海道には九月二十七日、二千六百万円、こう...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 再生可能エネルギーに対する関心は日々高まっておるわけでありまして、そういう中で、農林水産省といたしましても、農山漁村には未利用の再生可能エネルギーにつながる豊富な資源があるわけでありますので、活用していきたいと、こういう考え方であります。  そういう中...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 山梨県出身の米長先生に漁業問題に関心を持っていただいて、ありがとうございます。  いわゆる養殖業は、今委員からの御指摘のとおりに、この再生に向けてはやはり二年、三年掛かるわけでございまして、この間の生活支援等々もやはりしっかりとやっていかなきゃならない...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○鹿野国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  まず、東日本大震災、そしてその後の相次いだ集中豪雨や台風の災害によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に改めて...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  まず、東日本大震災、そしてその後も相次いだ集中豪雨や台風の被害によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 今、福島議員の方からいろいろ御見解をお聞かせいただきました。  そういう中で、私自身も、今月の十一日に、このTPPに関しましても、経済連携の関係閣僚会議におきまして率直に申し上げました。  その一つは、国論を二分すると言われておるこのような重要なTPPに関する...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身、TPPに対してどう我が国が対処していくか、このことにつきましては、当然今具体的な形で、関税ゼロというようなことになったときには我が国の国内の農産物の生産体制に対してどういう措置を講じていかなきゃならないか、具体的に新たな予算措置も必要じゃないか、こういう御...全文を見る
○鹿野国務大臣 非常に重要な、今、金子委員からの、賠償について早期支払いをやるということは、やはり農林水産省としても、そのことを、背中を押していかなきゃならないと思っております。  今日まで七回にわたりまして、農林水産省がいわゆる連絡会議というものを設けまして、そして東電に対し...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、金子委員からのお話のとおりに、ある程度、農産物なり食品の輸出というものが少しずつ諸外国に対して伸びてきておったところでありますけれども、これが、原発事故以後、相当な落ち込みというふうなことであります。  これに対して、農林水産省といたしましても、何とかしなき...全文を見る
○鹿野国務大臣 過般、食と農林水産業の再生に関する基本方針そして行動計画というものを決定いたしたわけでありますが、その中に六次産業化の推進というふうなものが盛り込まれております。このことは、TPPに参加するしないにかかわらず、これから積極的に推進をしていくということでございます。...全文を見る
○鹿野国務大臣 保利先生から久しぶりに、穏やかな口調の中にも厳しい御指摘をいただきました。まさに自民党時代、保利先生が今日まで、農林水産行政のまさしく関係議員の軸として、中核的存在として今日御活躍をいただいているということに対しまして、また大変な役割を果たしてこられたことに対しま...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生の今の御指摘のとおりに、しっかりと議論をするということのためには材料が必要であります。材料というのは情報でございます。今、九カ国においてどういうふうな交渉になっているのか、こういうふうなことによっていわゆるTPPという協定の内容というものが少しずつ明らかになっ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、保利先生からの御指摘の点は、保利先生が政治家として国を憂い、国を思う気持ちの中での大変重要な御指摘でございますので、私自身は一議員として、一閣僚として、保利先生からの御提言というふうなものは頭にきちっと入れながら今後行動してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 昭和四十年代でございますけれども、先生も御指摘のとおりに、国際分業論というふうなものが一時盛んに言われたときがありました。いわゆる農産物等々は土地の広い諸外国に賄ってもらうということでいいんじゃないかと。しかし、このようなことが果たしてこれからの日本の次の時代を考...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの今の御指摘は見識である、このように受けとめさせていただきます。  まさしく中山間地域をどうするか、多面的機能を維持するという上で、この政策、これに対する施策はやはり不可欠であると思っております。そういう意味では、経済性というふうなことからのいわゆる政策...全文を見る
○鹿野国務大臣 恐縮でございますが、具体的に、今先生からの御質問について、どういうふうなことを聞かれておられるかということをもう一度ひとつ教えてください。
○鹿野国務大臣 基本的に、今委員から、フェアである、ないというお話でございますけれども、私どもは、与党だろうが野党だろうが、農業者に再生産に向けてのさらなる意欲を持って生産にいそしんでもらうというような政策はやはり大切にしていかなきゃならない、これは共通の認識だと思うんです。 ...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨年の十一月に、当時は菅内閣でございましたけれども、いわゆる包括的経済連携の基本方針というものを打ち立てたところでございます。その以前の六月におきましては、いわゆるアジア太平洋の自由貿易圏を二〇二〇年までに形成、構築をしていくというようなことにどういう道筋をつけて...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPの交渉参加をするかしないかを早く決めないと世界の自由貿易というふうなところの、いわばバスに乗りおくれてしまうということは決して好ましいことではない、それも一つの考え方であると思いますが、私自身は、まさしく、この今の段階で乗りおくれることになるというふうなこと...全文を見る
○鹿野国務大臣 非常に重要な御指摘をいただきましたけれども、先ほど申し上げますとおりに、二〇二〇年までにAPECにおきましての自由貿易圏をどうやってつくっていくかというふうなことにおいてはいろいろな道筋がある、こういうことを申し上げたわけでありますけれども、その中でどういう選択を...全文を見る
○鹿野国務大臣 今委員からの御指摘の点は、一つの重要な考え方である、こういうふうなことで受けとめさせていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 TPPに関係しての交渉参加するかしないかというのを期限を切ってやるべきではない、こういうようなことを言われましたけれども、私は、そのことは慎重であるべきである、こういうふうな表現で申し上げさせていただいておるところでございます。  同時に、きょうもそれぞれの委員...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPP参加交渉に対する対処というふうなものにおきましては、今御指摘のとおりに、今日の農林水産業にかかわっておる方々にどういう方向性を持って道を切り開いていくか、そういう意味での受けとめ方を私自身もしていかなきゃならない、これはまさしくそのとおりであります。  同...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の先生の御指摘の点は、私自身、真摯に受けとめさせていただきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 ただいま小野寺委員からの御指摘の点は、私自身も事実関係を確認いたしまして、きちっと対処してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 宮城県におきましてということでございますけれども、汚染牧草の代替飼料購入費として約二億二千万円を八月三十一日に、肉用牛の価格低下に対する損害賠償として約三億二千万円を九月三十日にそれぞれ請求済みでありまして、東京電力におきましては、書類等を精査の上、八月末請求分に...全文を見る
○鹿野国務大臣 損害賠償の審査会に盛り込まれておらない中でも、実質的に今回の原発事故におけるところの因果関係というふうなものがきちっと判断されるものについては請求をするというようなことにもなるわけでございますので、私どももそういう実態というふうなものをきちっと、各県の状況というも...全文を見る
○鹿野国務大臣 御指摘のようなことを踏まえて努力をしてまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 汚染された稲わらにつきまして、パイプハウスでの共同一時保管の取り組みというふうなものが進められているわけでありますけれども、その取り組みにとって大事なことは、周辺住民の理解と納得というものを得るというふうなことでございます。この点については宮城県、関係の県なり市町...全文を見る
○鹿野国務大臣 昨日決めさせていただきました基本方針そして行動計画ということにつきましては、五年間の間の施策というふうなものの第一歩を踏み出していくということでございまして、TPPに交渉参加するかしないかということにかかわらず、この基本方針・行動計画を推進していく、こういう考え方...全文を見る
○鹿野国務大臣 わかりやすく申し上げますならば、そういうことでございます。
○鹿野国務大臣 私自身は、関係閣僚会議におきましても、期限を切って、いつまでにこの考え方を示すということは必ずしも我が国にとってプラスになるとは言えないんじゃないかという発言を申し上げているということは、このことを閣議において決めたというわけではございません。
○鹿野国務大臣 今日の野田内閣にとりまして大事なことは、この大震災の復旧復興、そして原発事故に対する対応を最優先課題として取り組むというふうなことを申し上げているわけでございますので、今赤澤議員からの御指摘の点は、被災地におけるところの農業者なり漁業者の人たちの心情というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPにつきましては、情報というふうなものをもっと提示する、そして、やはり議論する材料が必要だということでございまして、また、この段階で、現地に赴いて、TPPについてはこうです、ああですというようなところの段階には至っていない、こういうふうな私自身の考え方から、T...全文を見る
○鹿野国務大臣 野田内閣として、また総理自身がTPPの交渉参加をするということについての判断を示している段階ではございません。今は、御承知のとおりに、情報を収集して、そしてしっかりと議論をして、こういうようなことを所信でも言われているわけであります。  そういうことの段階の中で...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPに関しましては、昨年来から、フォーラム等々で、各地区におきましていろいろ議論をする場というふうなものを設けてまいりました。そして、三月の十一日以後の、震災等々、大震災後は、やはりこれだけの大震災でありますから、その復旧復興というふうなもの、原発対応に全力を尽...全文を見る
○鹿野国務大臣 委員のおっしゃることは私もいささかなりともわかりますけれども、私としては、ここで答弁することについては、仮定の話でございますというふうなことで、これ以上申させていただくことは控えさせていただきます、こういうふうに申さざるを得ない状況でございます。
○鹿野国務大臣 委員からの御指摘の点は、改めて私自身も、いわば被災地の方々の心情の大切さというものをやはり受けとめていかなきゃならない、こういう思いはいたしているところでございます。
○鹿野国務大臣 すべてがというわけではございませんけれども、十二、十三のAPECにおいて総理自身が交渉参加をするかしないかというふうなことは、いわば今の段階では仮定の話でございます。  ただ、申し上げさせていただくことができますことは、過般決めさせていただきましたこの基本方針そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、概算要求ということでございますから、とにかく来年度におきましても引き続き、私どもとしては、この戸別所得補償制度というものを継続してまいりたい、このような考え方から概算要求させていただいているところでございます。  しかし、同時に、いろいろと御要求いただ...全文を見る
○鹿野国務大臣 三党合意につきまして改めて正確に申し上げますけれども、「農業戸別所得補償の平成二十四年度以降の制度のあり方については、政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」こういうふうな三党合意でございますので、もちろんそういう中で話し合いがなされて、そして一つの考え...全文を見る
○鹿野国務大臣 一つ具体的に申し上げますと、加入者数はどうなのかとか、あるいはまた過剰作付面積はどうであるのか、あるいはまた新規需要米の作付面積はどうなのか、あるいは農業者の方々がどういう思いでいるか等々、こういうふうなことについては検証をさせていただいたところでございます。
○鹿野国務大臣 基本的に、やはりポイントは、農業者の方々の再生産につながる、そして意欲を持って取り組んでもらうことによって多面的機能の維持というふうなところに結びつき、食料自給率の向上というふうなものにつながっていく、そのことが国民に対するところの食料の安定供給につながることにな...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の赤澤先生の御提言、お考えというふうなもの、私どもは当然、私自身、今の立場におきまして、きちっと受けとめておかなきゃならない、こう思っております。
○鹿野国務大臣 私自身の所信につきましては、こういう方向を持って、とりわけ来年度に向けてやっていきたい、そしてまた過般、御承知のとおりに、食と農林水産業の再生実現会議の中間提言を受けて、今後の食と農林水産業の再生のあり方の基本方針というふうなものを出していただいたわけでありますか...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生のおっしゃることも考え方であると思いますが、私自身の判断といたしましては、先ほど申し上げましたとおりに、TPPということにつきましてはまだ情報提示されている中でいろいろ議論されていることでございますから、いずれにしても、私どもの所信というものに盛り込むというふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今のこの段階で賛成か反対かというふうなことについては、発言を控えさせていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 本年の四月一日以降に着手いたしておりますものから補助の対象として、この共同利用漁船等復旧支援対策事業におきましては、九月末までの現在ということでございまして、約七百隻が復旧いたしております。  予算の執行につきましては、北海道及び富山県に十七億円を交付決定済み、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から、県が三分の一を負担しなければならないというところが消極的になっているところじゃないかという御指摘もございましたけれども、実は、この事業に関しましては、岩手県では、三分の一の負担のところ、九分の四をみずから上乗せして支援をしている、こういうことでございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 できましたらば、恒常的な形で、これからも安定的な形でこの制度を維持していきたいという考え方でございますので、法律を出して、そして御理解をいただきたい。法案を出して、そして御理解をいただいて、法制度にきちっと持っていきたいという考え方でありますが、三党合意に基づいて...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPに対する交渉参加をするかしないか等々につきましては、報道等におきましても日々活字が大きくなってきている今日でございますが、そういう中で、閣僚の間における議論というものは、経済連携におけるところの関係閣僚会議におきましても議論がなされておるところでございます。...全文を見る
○鹿野国務大臣 閣議で、何らかの形でAPECまでに総理自身が考え方を示すかどうかということはまだ決まっておりません。  すなわち、TPP交渉に参加するかしないかという問題につきましては、今申し上げましたとおりに、経済連携関係閣僚会議におきましての議論というふうなことでありまして...全文を見る
○鹿野国務大臣 どういう形で総理自身が考え方を示されるか。総理自身も、十一月の十二、十三日のAPECまでに云々するという話は明確には話しておられないわけでありますので、どのような場におきましてどういう考え方を申し述べられるかというふうなことは、私自身は不確かなところでございます。
○鹿野国務大臣 二〇二〇年までに、今後の日本の国の経済成長というふうなことも含めて、自由貿易圏をどうやって形成していくかということの中で、いろいろな道筋がありますねというふうなことから、ASEANプラス3、ASEANプラス6、あるいはまたバイの関係でそれぞれの国とEPAを結んでい...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) TPPという協定につきまして、今日、報道等におきましてもかなり取り上げられるようになってきておるということは、TPPに対する交渉参加に対して国民の皆様方も関心が日々高まっているというふうなことであるかもしれませんし、また今日、与党だけではなしに各党におき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先ほど私申し上げましたけれども、やはりこのTPPという協定に交渉参加するかということにつきましては、この委員会におきましても、また衆参予算委員会におきましても、国論を二分すると、こういうふうな表現が出されているわけでございまして、このことは、まさしくそれ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 野田総理の所信でも総理自身が申されているとおり、大震災におけるところの復旧復興、そして原発事故におけるところの対応というふうなものは、まさしく野田内閣にとっての最優先課題であるということを表明しておるわけでありまして、私もこの考え方は共通の認識であります...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 大震災の復旧復興なしに日本の再生なしと、野田総理自身もそのようなことを言われているわけでありまして、まさにこの大震災の復旧復興を成し遂げるということが今日の内閣にとっての最大の、最優先の課題であるということを肝に銘じながら、農林水産省も全力を挙げて一丸と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 野村先生から身に余るお言葉をいただきまして恐縮いたしているところでございます。  ただいまの御質問でございますけれども、内閣のことでございますので私から申し上げることは控えさせていただきますが、総理大臣の下での私も一閣僚でございますから、総理大臣と意思...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的にはTPPという協定に交渉参加するかしないかというふうなことにつきましては、これは大変国民生活にとりましても重要なテーマでございますので、その交渉の内容なり、あるいはどういう協定であるか等々、市場アクセスの問題だけではなしにいろいろな分野にまたがっ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず申させていただきますが、この度の考え方を決めたこの食と農林水産業の再生の行動計画と基本方針というものは、関係閣僚の会合におきましても明確にTPPの交渉参加するしないにかかわらずこの考え方に沿って推進をすると、こういうふうなことを明示しておるところでご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私自身、昨年の九月に今日のお役目を指名をいただいたときには、十年間の間で今日の第一次産業が抱えている問題を一つ一つ解決をして、そして新しい方向性を見出すというふうなことを考えておりました。しかしながら、今日の高齢化あるいはまた後継者不足、そして各地区にお...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に大事なことの御指摘をいただきましたが、私は相矛盾するものではないものと思っております、結論から申させていただきますと。  そして、一つのポイントは、野村委員と私どもの、これからの農業を魅力ある農業、そして若い人たちも、よし、やってみようというよう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 言うまでもなく農業を専門とされる野村先生からの御指摘でございますので、私から私の考え方をあえて申させていただきますと、我が国の農業にとって一つの大きな重要なポイントは、土地利用型の農業をどうしていくかというところであります。この限られた我が国の農地面積の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この今、アメリカの産業界からのオバマ大統領あての書簡というものにつきましては、四十二の団体の人たちが、言わば、分かりやすく申させていただきますならば、除外品目を認めるべきでないと、こういうふうなことの申入れをしたと、こういうふうなことだと受け止めておりま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPの参加交渉をするかどうかというようなことについては、もう何遍も私は申し上げておりますけれども、まだ結論が出されているわけではございません。  ただ、基本的に、この食料の自給率というふうなものを目指して推進をするというふうなことは、言わばこのTPP...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、このWTOは、もう言うまでもなく百五十三か国におけるところの取決めと、こういうふうなことでございまして、そういう中で、我が国としては多様な農業の共存というふうなものを、考え方を申し上げてきたわけでありますが、これは我が国としての基本的な考え方と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPについては交渉参加するかしないかまだ決めていない段階であるということを重ねて申させていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) EPA等々の経済連携を進めるにおきましては、多様な農業の共存というふうな考え方も生かされるような形で今後交渉に当たっていくというふうなことになるわけであります。
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆるFTAAP、先ほどもお話がありましたけれども、いわゆるアジア太平洋の自由貿易圏というものを形成するというふうな中において、どのような道筋を作成していくかと。こういうふうな中でASEANプラス3、ASEANプラス6というふうな、こういう考え方もあり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この四十二団体の動きというふうなものは、それぞれの各国が、今、TPP九か国の中で交渉が行われておりますけれども、除外品目等々を求める動きというふうなものもある程度想定をされる中で牽制をされているものと、こんなような認識をいたすところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) まだTPPについては参加交渉するかしないかということは明確な考え方というものは示されていないわけでございますが、私どもといたしましては、この経済連携を進めるにおきまして、もちろんいろんな考え方がございます。  しかし、いろんな今後の交渉というふうなもの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 山田先生がびしびしびしびし私どもに対して質疑をなされておるわけでございますけれども、私自身といたしましては、何遍も申し上げましたとおりに、このTPPの交渉参加ということにつきましてはいわゆるどういう協定であるのかというようなことをできるだけ、私たちはもち...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる今お話しになられました補償基準ということにつきましては、当事者であるところの東京電力が、お話しのとおりに一方当事者である東京電力が定めたものだと、こういうふうに理解をしておりますが、そういう中でも現実ということを考えたときに、実際の賠償におきまし...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは風評被害防止のためにも非常に重要なところでございまして、できるだけそういう調査が、地点が多くなるように、このようなことから機器の整備なりというふうなところに農林省も全力を挙げているところでございますけれども、これからも風評被害防止並びに食の安全とい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 各省庁とも連携を取り、今問題指摘がありましたことにつきまして、いろいろとお互いに勉強してまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、横山先生からの御指摘の点でございますけれども、基幹的に農業に従事しておる方々は百八十六万人、こんなふうなとらえ方をいたしております。このうち六十五歳以上が五九%を占め、四十歳未満は五%というふうな非常に低い数字でございます。  そういう中で、なかな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 横山先生のおっしゃるとおりに、市町村との連携というふうなものは全くおっしゃるとおり非常に重要だと思っております。  そういう意味で、新規就農者につきましては集落にまで受け入れてもらうというふうなことも非常に重要なことでありまして、集落とともに経営を発展...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十四年度税制改正要望におきましても、水産業ということの現状を踏まえて、漁船用の軽油に係るところの軽油引取税の免税措置の恒久化、そして漁業用A重油に係るところの石油石炭税の免税・還付措置二年間延長、こういう形で要望いたしているところでございまして、引き続...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 石油石炭税の上乗せ税率につきましては、軽油に係る地球温暖化対策税について、平成二十四年度税制改正要望におきまして、水産業への影響を踏まえまして、漁業用の軽油を免税、還付の対象に追加することを要望いたしておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 被災地におけるところの復興というふうなことは地元漁協の下で、いわゆる地元漁業者によって復興を支援するというのが基本でございます。しかし、今回、御承知のとおりに深刻な打撃を受けて、地元漁業者のみでは資金なりあるいは担い手等の確保が困難だと、このようなことか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさに横山先生からのおっしゃるとおりに、この食料安全保障、次の時代に現世に生きる者が何を残していくかというふうなことを考えたときに、国民に対しての食料の安定供給体制をしっかりと引き継いでいくということが非常に大事なことだと思っております。  とりわけ、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 政府といたしましては、TPP協定に関する情報収集を関係国と行っている段階でございまして、TPP交渉への参加につきましては、まさにどうするかというふうなことは、当然のことながらしっかりと議論をして決めていくということが大事なことだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 国民生活、とりわけ食生活にとりまして、今先生からの御指摘の点は我が農林水産省としても懸命に取り組んでいかなきゃならない課題だと思っております。とりわけ、生産者側だけではなしに消費者側に立ってもしっかりと取り組んでいかなきゃならないという御指摘はそのとおり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、小野先生からの御質疑の中におきまして、過般、御党の代表である渡辺代表の地元にもお伺いいたしまして、いろいろと御協力をいただきながら視察をさせていただき、勉強もしてまいりました。  基本的に農林水産省といたしましても、この再生可能エネルギーと農林水産...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生の言われましたことは、やはりもっとこれだけの重要な問題であるから情報を国民にしっかりと提示することだということでございますが、私も、過般来の関係閣僚会議におきましても、情報をまず提示する、そのことによって初めて議論がなされていくんだと。特に、市場アク...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 期限を切るというふうなことにおいては、言わば我が国の外交交渉を行う上におきましては、足下のことも含めますと決してプラスになることだけではないというふうに私は思っておりまして、そういう意味では、しっかりと議論をするというようなことが大事だということも野田総...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 紙先生から、受け止めているということでございますけれども、これは新聞とかテレビでいろんなことを報道しているということもある程度そういう受け止め方をなされておるのではないかなと思っておりますが、私どもは明確に申し上げておるところでございますけれども、この食...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) お会いしておりません。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私が、九月の二十三日でございますけれども、いわゆる諫早問題におきます環境アセスメントの準備書素案につきまして、長崎県に参りましていろいろ具体的な意見交換を行ってまいりました。そして、このことにつきまして当然、今申されたとおりに、高裁判決に関するこの原告弁...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今後とも真摯に対応してまいりたいと思います。
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 今、大畠委員からのお話のとおりに、この大震災で、北海道から千葉県までの漁港、三百十九の漁港が被害に遭いました。  そういう中で、一刻も早く復旧を緊急的に急がなきゃならない、このような考え方に立って、第一次補正予算におきましては二百五十億の予算を計上いたしまして、...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、漁船につきましては、今回の大震災によりまして二万五千隻ほど被災を受けたわけでございまして、過般、農林水産省といたしましてもマスタープランをつくりまして、三年間で約半分は何とか復旧をやり遂げていきたい、こういうふうな考え方で今取り組んでおるところでございます。...全文を見る
○鹿野国務大臣 このたびの漁船の被災数というのは二万五千というふうに、農林水産省といたしましては具体的な数字を出させていただいておりますが、今国交大臣からの、いわゆる二万一千隻を超える漁船や漁具に大きな被害があるというふうなことについては、もう一度調整をさせていただきます。
○鹿野国務大臣 先ほど、今回の大震災でどれだけの漁船が被災を受けたかという数字が、国交大臣と私の間で違っておったということの御指摘をいただきました。  実は、六月の末に、水産復興マスタープランを出しました。その時点におきましては、二万一千五百六隻でございました。これが記述されて...全文を見る
○鹿野国務大臣 復興木材安定供給対策ということにつきましては、今日までも、いわゆる木材需要というものを少しでも何とかしていかなきゃならない、こういうふうなことから、いろいろ具体的な策をとってまいりまして、平成二十一年度から三年間、補正予算におきまして、森林整備加速化・林業再生基金...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 具体的に今、TPPに交渉参加するかというふうなことは、まだ決まっておるわけではございません。そういう中で、この交渉の内容も、どういうふうな形になるかということもはっきりしていないわけでありまして、今委員からの御質問がございましたけれども、具体的な数字というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、私ども農林水産省といたしましては、いわゆるTPPに参加をしたということを、何の具体的な手を打たない、こういうふうなことの中で、農業、林業、漁業、これは全体的に四兆五千億の産出減になります、こういうようなこと等々の具体的な数字は出させていただいておるわけで...全文を見る
○鹿野国務大臣 農林水産省といたしましては、三月の十九日にいわゆる通達を出しておるところでございます、飼養管理につきまして。(村上(誠)委員「いやいや、飛び散ったのが三月二十日以降の放射性物質によって稲わらが汚染されたんじゃないんですかと聞いている。それを把握していませんかと聞い...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御指摘のこの資料でございますけれども、御党の代表の方々から御指摘をいただきまして、心の痛むことでございました。  報告でございますけれども、十月十三日に、この牧場につきましては埋却、消毒を完了させていただいております。  それから、今先生から申された、何かい...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 今外務大臣からお話がありましたように、TPPというこの協定は、いつの時点でというふうなことは言われておりますけれども、いわば関税撤廃を前提としてというふうなことであると言われておるということは承知をいたしております。
○鹿野国務大臣 そのようなことだと思っております。
○鹿野国務大臣 基本的に、TPP交渉という中で、具体的な形でこのTPPに参加をするということになった場合に、何も手を打たないというふうなことを前提として、こういうふうなことが予測されますということでございます。
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、具体的な施策を何もしない、こういうふうなことを前提として私ども農林水産省としては提示をさせていただいたわけでありまして、当然、このTPPに参加するかしないかというふうなものは、交渉参加についてもまだ決めていない段階であります。  ゆえ...全文を見る
○鹿野国務大臣 国会決議のことは、私ども承知をいたしております。  ゆえに、昨年の十一月に、政府におきまして包括的経済連携につきましてまとめさせていただいた中におきまして、いわゆる高いレベルの経済連携を進めていくということでございますけれども、そういう中で、センシティブ品目に配...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、阿部先生から御指摘の件につきましては、農林水産省といたしましても大変重要な問題意識を持ち、平成十五年でございますけれども、農林水産省内に消費・安全局というものを創設いたしまして、食の安全性の向上に取り組んできたところでございます。  当然のことながら、農林水...全文を見る
○鹿野国務大臣 済みません、正確な数字は後ほど先生に御報告させていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 動物そのものの立場というふうなものを尊重して、そして施策を講じていくというふうに私どもは認識しております。
○鹿野国務大臣 後段の件でありますけれども、この件につきましては、警戒区域の中におきましても、どういう形で対処していくかというふうなこと等々について、今、いわゆる放射線量の低いところから何とか囲いさくをつくりまして、そして、まさしく具体的な形で動物をそこに囲い込むというふうな施策...全文を見る
○鹿野国務大臣 きのうも吉野委員から具体的なことの問題提起がされたわけでありますけれども、私もきのうの段階でお答えしたところでございますけれども、一つ、きょうも石破委員から御指摘いただきましたので、実用技術開発事業として、まず、屠畜前の牛の放射線量に関する研究の公募というふうなも...全文を見る
○鹿野国務大臣 今具体的に申し上げた事業につきましては、本日公募をするというふうなことで措置を講じてまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 アメリカは、農業者にとっては米を何とか日本に輸出したいという意欲を示しておるということは承知をいたしております。また、牛肉等もそうでありましょう。  しかし、私は、今ちょっと石破委員が触れられましたけれども、オバマ大統領のこの日本に対するTPPの問題については、...全文を見る
○鹿野国務大臣 申しわけございません。ちょっと具体的な数字は持ち合わせておりません。
○鹿野国務大臣 やはり基本的に、私は、二十数年前のことを思い起こしますと、農業に対する、第一次産業に対する国政の取り組みというものは、いわば半ば真ん中に近いものがありました。しかし、この間ずっと見てみますと、関心事が非常に低くなってきておる。  それは、輸入品も大分ふえてきたと...全文を見る
○鹿野国務大臣 昭和四十六年のときから米の生産調整が始まったわけです。それは、そのときは、過剰米処理にお金がかかり過ぎる、一兆円もかかったわけですから、そういうところから生産調整をというふうなことが始まったわけでありますけれども、今日の状況というものを考えたときには、国際社会にお...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、石破先生とそう変わらないんです、基本的には。まさしく生産性の向上というふうなものをこれからやっていかなきゃなりません。  所得補償制度も、先生言われたとおりに、一律というふうなことはインセンティブであります。すなわち、一生懸命努力すれば、それだけ収入が上が...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、今おっしゃられたとおりに、農協というふうなものは、これだけの組織というのは世界に冠たるものだと思います。この組織をいい方向にやはり結びつけていくというふうなことが大事なことだと思っております。  そういう意味では、今具体的な提示がございましたけれども、さら...全文を見る
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○鹿野国務大臣 食と農林水産業の再生実現会議における中間答申を受けまして、中間答申というか中間提言と言った方がよろしいと思いますけれども、過般、基本計画を打ち立てたところでございまして、何とか五年間で土地利用型の、平場におきましては二十から三十ヘクタールくらいの経営体を大宗にして...全文を見る
○鹿野国務大臣 新規就農に関しましては百五十八億円、農業者戸別所得補償制度の規模拡大加算等も含めて八千三億円、それから農地集積協力金の交付には六十六億円、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 直接、TPPに関して、被災の方々の間での話し合いはなされませんが、いろいろと、復旧復興についての懇談会においては、TPPに関しての御関心というものをお示しいただいておるということはございました。
○鹿野国務大臣 今、赤澤委員の御指摘については、農林水産委員会でもいろいろと議論がございましたけれども、私どもが戸別所得補償制度というふうなものを導入するということを政権交代によってなすことができたわけでありますけれども、この根幹は、約八年前に議論をしたんです。  すなわち、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、伊東委員から言われたとおりに、被災地におきまして、TPPについての説明会というものを具体的に行ったことはございません。しかし、復旧復興についてのいろいろな意見交換の中で、TPPについての意見をいろいろとお出しいただいたというふうな経緯はございます。
○鹿野国務大臣 私自身、今報道のことを言われましたけれども、私が申し上げてきたのは、冷静にいろいろ議論をすることが大事だというふうなことを申し上げてきたということであります。  また、本日、関係閣僚委員会が予定されておるわけでありますから、そのときにおきましては、私の考え方も申...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身、いろいろな関係者の方々から御意見をいただき、また御要請もいただいてまいりました。各都道府県の関係者、各団体の方々、それからいわゆる第一次産業にかかわっている人たちを中心として、いろいろと御要請なりお話をお聞きいたしました。そして、今日、党の方でも、大変な時...全文を見る
○鹿野国務大臣 ここに掲げてあります影響試算は、TPP参加を対象ということではなしに、全世界を対象として完全自由化した場合に、何も施策を講じない、国内対策を講じないということを前提としての数字でございます。
○鹿野国務大臣 具体的な数字につきましては、今ここでお示しをする段階には至っておりません。勉強中でございます。
○鹿野国務大臣 これから、昨年の十一月の包括的経済連携というふうなものを進めていく上におきまして、当然のことながら、具体的な形で経済連携の個別ごとに対策を講じていく、こういうふうなことでございまして、この点は、今私から申しましたとおりに、経済連携を高いレベルで進めていく場合には、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、西先生おっしゃるとおりに、まだ具体的な考え方は示しておらない段階でございますので、いつの時点でというふうなことは申し上げることはできませんが、基本的には、TPP協定というものは、十年以内に完全撤廃をする、こういうようなことと承知をいたしておるわけでありますので...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、政府といたしまして、具体的な形でTPP交渉参加に対する考え方というものは示しておらない段階でありまして、そういう中できょう御議論をいただいておるわけでありますけれども、こういう状況の中におきましては、いわば除外の許容範囲というふうなものをここで論じるということ...全文を見る
○鹿野国務大臣 世界のすべての国との関税撤廃というふうな場合には、農業の分野におきましては、農産品の生産額が四兆一千億減少、そういう中で、今、阿部先生が触れられました多面的機能、すなわち洪水防止をする機能とか、あるいは地下水の涵養の機能とかというふうなものは、三兆七千億ほどこれを...全文を見る
○鹿野国務大臣 この生産調整の政策というのは、まさしく需要に見合った生産を図るというふうな観点から転作を推進してきたわけでございます。  それで今、戸別所得補償の制度を導入しているわけでありますけれども、これは農家の人たちの主体的な経営判断によって需給調整というふうなことに参加...全文を見る
○鹿野国務大臣 独禁法なりの適用除外というふうなものについては、日米の経済調和対話におきましても具体的な見直しというふうなものは求められたことがない、こういうふうなことを承知しておるところでございます。
○鹿野国務大臣 先に、先ほどのいわゆる農協の独禁法除外の件でありますけれども、昨年度、公正取引委員会が農協の適用除外制度に係る取引実態の把握と検証を行った結果、適用除外制度を直ちに廃止する必要はないという結論に至ったということも申し上げさせていただきたいと思います。  今議員が...全文を見る
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十一月に、全世界を対象にしていわゆる米あるいは麦など三十三品目を国境措置を全て全廃した場合に、そしてその際何も国内対策を講じない場合というこの影響は、農林水産物の生産減少分が四・五兆円程度になると、そして農林水産業及び関連産業のGDP減少額が八・四...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 大変御心配、また一面激励をいただきましてありがとうございます。  私どもといたしましては、総理の所信表明におきましても、基本方針・行動計画、いわゆる食と農林水産の再生におけるこの計画なり行動をやっていく上においては政府全体の責任を持って着実に実行すると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 自給率を五〇%にというふうな目標を掲げているわけでございまして、これは下ろすわけにはいきません。ゆえに、TPP協定にどうするかというようなことを、それにかかわらず、この自給率向上に向けて取り組んでいかなきゃならない、こういうふうに考えておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘はTPPの交渉ということにおいてのお話だと思いますけれども、御承知のとおりにこのTPP協定は十年間の間に関税撤廃と、こういうふうなことだということも承知しておるわけでありますので、除外品目が果たして獲得できるかどうかというふうなことは大...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 食品の安全基準というのは、我が国の安全基準というふうなものをしっかりと守っていかなきゃならないと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 党のいわゆる考え方というふうなものも示されているわけであります。私自身も、あらゆる各界の方々からもいろんなお考えもお聞かせいただいております。そういうものを踏まえて私なりに考え方を申し上げたいと思っておりますが、賛否については、まだこうやって参議院でも審...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろな考え方というふうなものも私もちょうだいいたしております、先ほど申し上げましたとおりに。そして、そういう中で党の方も一つの考え方を示されたということでございますから、そして閣僚委員会においても議論をするということでございますので、今この段階で、私...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、党の考え方というものが私はいろんな形で集約をなされたというふうなことは、やはりこれは受け止めていかなきゃならないと、いわゆるいろんな意味で慎重なそういうふうな判断を丁寧にすると、こういうようなことは、当然私も党人でありますから、受け止めていか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 被災地の皆様方の、漁業者、農業者の方々のお気持ち、また原発事故で大変日々御苦労なされている方々のお気持ち、そして、現実、全国におきましてこの第一次産業にいそしんでいただいている方々のお考えというふうなものはいろいろございますけれども、そういうことを全体と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に私、申し上げました。第一次産業において本当に日々いそしんでいただいている方々のお気持ちというふうなものはきちっと受け止めてやっていきたいと、こういうことであります。
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十月に私ども出させていただいたこの試算というものは、一定の前提を置きまして試算いたしまして、経済連携についての国民各層の議論の材料として提示したものでございます。そういう意味では、今後、この政府内におけるところの一つの考え方というものをどういう形で...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) やはり一つの、一定の条件の下での考え方を出したわけでありますから、非常に大事な数字であると、こういうふうに私どもは認識をいたしております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の森林法におきましては、外国人であっても日本人であっても、森林所有のいかんを問わず、保安林の伐採や開発の規制、あるいは普通林の伐採及び伐採後の造林の届出制度や林地開発許可制度といった規制措置を講じております。  そういう中で、この訴えられるかどうかと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 日米経済の調和対話におきまして、アメリカ側から共済と民間競合会社の間で規制面で対等な競争条件を確保することというものが提起されておると、今の先生のお話のとおりであります。  ただ、TPP交渉で共済事業が議論されているか否かは承知いたしておりません。一つ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的にTPPの共済事業交渉で共済事業が議論されているかというふうなことはまだ定かでありませんので、そういう中で今後このTPPについてはどうするかということが決められていくわけでありますけれども、そういう中で対処していかなきゃならないものだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、今お話しのとおりに、五年間の間で何とか平場におきましては二十から三十ヘクタール、そういう経営体を大宗にしていきたいと、こういう考え方でおりまして、そして今現在、約、今の状況ということを申し上げますと、百二十万ヘクタールというものが二十ヘクタール...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 北海道の畜産、酪農というのは、まさしく我が国の食料供給に大きな役割を果たしていただいておりますが、実は、この北海道の畜産、酪農は、既にもうヨーロッパ並みの経営規模を確立しておられるということは御承知のとおりであります。  ゆえに、これからは、まさしく地...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 経済連携ごとに私どもは考えていくということを申し上げているわけでありまして、まだTPPについては、総理のおっしゃるとおりに、どういうふうな動きをするか決めておりません。そういう中で、新たな財源という措置も場合によっては講じていかなきゃならないと思っており...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 総理が自主的にあの記者会見で、交渉参加に向けて協議を始めると。こういうふうなことであると思っております。
○鹿野国務大臣 私自身は、交渉参加を前提とするものではないもの、このように理解はいたしておるところでございます。そのまま、交渉参加に向けて協議を始める、この言葉そのものではないかと思っております。
○鹿野国務大臣 今先生からお話ありますとおりに、この支援基準に関しましては、私どもも、支援基準が適切なものになるよう、すなわち、第一次産業に関しましては、第一次産業に従事していただいている人たちが引き続いて意欲を持って取り組んでいただくことができるように、そういうふうな考え方に立...全文を見る
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、私自身は、総理が今おっしゃられたとおりに、交渉参加に向けて協議に各国と入りますと、こういうふうなことでありますから、いろいろと、何を各国が求めているかというふうなことを、それは当然、そういうことを受けながら判断をしていくというふうなことだという...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、交渉参加を前提とするものではないものと、こういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる廃作農地の適切な農業利用というものを図る必要があるわけでありまして、他の作物への円滑な転換を推進するために、技術的指導を行うとともに、二十四年度の予算概算要求におきまして農業用機械等のリース導入や共同利用施設等の整備を支援する事業を要求をいたして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく今先生から申されたとおりに、この第一原発の周辺百キロ以内での操業を自粛するというふうなことを全国さんま棒受網漁業協同組合、このようなことの判断をなされたわけであります。  そういう意味で、このことにつきましては、これから福島県沖、あるいは福島県...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる農林水産省といたしましては、早期の漁業再開というものをやはり目指していかなきゃなりませんので、漁港なり漁場の瓦れき撤去というものを進めておるところでございますけれども、三次補正予算案におきましても、瓦れき撤去の継続、あるいは他の地域での漁業者の方...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今提示されておりますこの写真、本当に心が痛む思いでございます。  そういう中で、このことにつきましては、十月十三日、全て消却、消毒を終了しているところでございます。  そして、過般、衆議院の予算委員会におきましても、何とか研究用にというようなお話がご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十一分野の一つとして金融サービス分野についていろいろ議論をされているということは承知いたしておりますが、これまでアメリカ等から、農協の金融部門について農協法を改正するよう求められたということはございません。  そういう意味で、過般、食と農林水産業の再...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 戸別所得補償制度につきまして、この制度を導入してからこれまで諸外国からいろいろと具体的な指摘を受けたというふうなことはございません。  それで、この農業者戸別所得補償制度というのは、多面的機能の維持、そして食料の自給率向上というふうなものに対する評価で...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 第一次補正におきましては応急措置、第二次におきましてはいわゆる機器の整備等々について措置を講じてまいりましたが、いよいよ三次補正におきましては本格的な復旧復興に向けて取り組んでいくと、こういうふうなことでございます。  具体的に申し上げますと、まず、漁...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 食品に関しましては、我が国の安全性というふうなものを理解してもらうために、あらゆる機会を通してまた規制緩和等々も求めてまいりました。  そういう中で、実は食品を輸出しようとする人たちの大変困っておるという現況から、我が農林水産省に四名の専属でサポートす...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十から三十のそういうヘクタールを、経営体を目指していきたいと、こういうふうなこと、これはやはりどのような場合でも生産性の向上というふうなものを、これを目指していかなきゃならないわけです。  戸別所得補償の場合、最初のスタートはいわゆる販売農家を対象と...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、世界各国で和食に対する関心が非常に高まっているわけであります。この機を逃してはならないと、こういうふうなことから、正確なる認識をしてもらう必要があるというふうなことで、今おっしゃられたように、ユネスコの無形文化遺産に登録することも一つの方策ではないか...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、枝野大臣から言われたとおりに、まだ交渉参加に向けての協議には実質入っていませんと、こう言われたわけでありまして、そういうふうな意味では、新聞報道等々におきましては、牛肉とかあるいは簡保とか、あるいはまた自動車とかということについて俎上にのせるというふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 食と農林水産業の再生実現会議におきましていろいろと識者の方々からも議論をいただいてまいりました。その中には全中の会長もメンバーとして入っていただいておるわけでございまして、その他のいろんな専門の分野の方々にも入っていただいて議論をしていただきまして、中間...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、当初予算におきましては新しいいろんな新規の予算も中に含んでおるわけでございまして、例えば、今までになかった新規就農者、やっぱり農業をやってくれる人を育成していかなきゃならない。まず、そうでなければもう全く机上論になってしまいますから。  そこで、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的にちょうど、もちろんこの三次の補正の中には復旧復興、この台風の、それに加えて、いわゆる今日まで三年間続けてまいりました加速化基金というふうなことにおきまして来年度から切れると、このようなことから、知事会の要望等もございまして、これを、今までは千二百...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 何といっても、緑の雇用というふうなことで雇用対策もやってまいったわけでございますけれども、当然、人材育成というふうなことも含めて、この事業を多くしていくということによってそこに雇用の場が生まれるわけでありますから、そういう意味で、これからも私どもといたし...全文を見る
11月18日第179回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 谷議員の御質問にお答えいたします。  まず、恒久住宅の木造化についてのお尋ねであります。  復興に当たりまして、地域材を利用した復興住宅建設を積極的に進めることは、被災地域の雇用確保や、地元産業の活性化を通じた経済復興にも寄与することから、大変重要な...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 高木議員の御質問にお答えいたします。  漁業権の特例措置の考え方についてのお尋ねでございます。  被災地の復興に当たりましては、地元漁協のもとで、地元漁業者による復興を支援するのが基本と考えております。しかし、深刻な被害によりまして、地元漁業者のみで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 高橋議員から、漁業権の特例についてのお尋ねであります。  被災地の復興に当たりましては、現行の漁業法では免許付与の優先順位が最も高い地元漁協のもとで、地元漁業者による復興を支援することが基本と考えております。しかし、深刻な被害によりまして、地元漁業者の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 吉泉議員からは、まず、特定区画漁業権免許事業についてのお尋ねであります。  被災地の復興に当たりましては、地元漁協のもとで、地元漁業者による復興を支援することが基本と考えております。しかし、深刻な被害によりまして、地元漁業者のみでは資金や担い手等の確保...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 猪口議員からは、農業政策についてのお尋ねでございますが、我が国の農業につきましては、ただいま総理からの御答弁のとおりに、非常に厳しい状況に置かれておるわけであります。  そういう意味で、TPPに交渉参加するかどうかといういかんにかかわらず、農業の再生は...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 大変困難なことであるのではないかな、もうと、このような考え方を申し上げたところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) TPP協定という今日の状況というふうなものをいろいろ議論されておりますが、基本的に十年内にいわゆる関税を撤廃するというようなことだというふうに承知しておるわけでございまして、そういう中で、今後どういうふうなものが除外品目になるか、例外的な扱いがあり得るか...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○鹿野国務大臣 いわゆる補助金の返還を求めるかどうかというふうなことにつきましては、復興整備計画等が、甚大な被害をこうむった住民や地域を支援し、迅速に復興を図るためのものであるということをまず踏まえるというふうなことでございます。そういう中で、従来投資された補助事業の目的等に照ら...全文を見る
○鹿野国務大臣 産地の直売施設の復旧につきましては、今回の復興交付金の基幹事業で対応が可能でございます。
○鹿野国務大臣 今先生からお触れいただきますとおりに、この法案は、復興推進計画で食料供給等の施設を定める場合には、優良農地であっても農地転用ができる、こういう特例を措置しているわけでありまして、このことは、施設用地を確保して、津波被害を受けた農林水産物の加工施設等の再興を図るため...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、今回の復興のために、いわゆる一つの考え方、選択肢として、地元漁業者のみでは養殖業に必要な施設の整備や人材の確保等が困難な区域に限定した上で、現行の漁業法の優先順位の規定にかかわらず、地元漁業者が主体の法人に対して知事が直接免許を付与できるようにした、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今日、今申し上げますとおりに、知事がいろいろと判断をする上においても一つの要件があるんですというふうなことでございます。
○鹿野国務大臣 八月の十七日にこういうふうな、村井知事の方から創設が必要であるというふうな要望が来ております。
○鹿野国務大臣 五月の時点で、先生から質問を受けたということに対する私の答えについての御質問だと思いますけれども、精査させていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 基本的には、通常の養殖業を行うというふうなことに対して、漁業者の方々が多数存在するわけであります。そういうことから漁業者間の調整が非常に重要になってくる、こういうふうなことで、養殖業を行うための特定区画漁業権につきまして、地元漁業者の大多数が組員となっている漁協が...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、いわばこれは、先ほども申し上げますとおりに、被災によりまして地元漁民のみでは養殖業の再開が困難である、外部の企業とともに復興を迅速に進める必要がある、こういうふうな地域において適用されるものでございまして、そういう意味で、この特例によってこの地域が新た...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる外部の企業とともに復興を進めていくということを考えなければならないんじゃないですか、こういうふうな地域も存在するということであります。  ですから、復興のための一つの選択肢として、地元の漁業者のみでなしに、養殖業に必要な施設の整備や人材の確保等が困難な区...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、復興推進計画について、知事が当該区域の養殖業の再開状況というものを見ながら、具体的な対象区域や、地元漁業者のみでは養殖業の再開が困難だな、こういうふうな実情等を説明する計画を策定いたします。それで、内閣総理大臣に認定を申請いたします。内閣総理大臣は、対象区域...全文を見る
○鹿野国務大臣 地元漁業者のみでは養殖業の再開が困難だというふうなことにおいて、この点におきまして、いわゆるいろいろな要請、要望があったというふうなことについて知事がいろいろと具体的な判断をしていく、こういうふうなことになるわけです。
○鹿野国務大臣 基本的には、重ねて申し上げますけれども、新たな企業の方々が参入しなければ復旧復興というのはなかなかできにくいな、困難だなというふうなところにおいて、地元の方々がいろいろ考えて、それを受けて知事が五つの要件というその中で漁業権というものを付与していくということであり...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、復興のための一つの選択肢としてこういうような限定をした上で措置を行う、いわゆる、知事が直接免許を付与できるようにしたということでございますので、それは当然一つの選択肢であるというふうなことを申し上げさせていただくわけであります。
○鹿野国務大臣 基本的には、被災地の復旧復興というものをいかにして進めるかというふうなことでございまして、重ねて申し上げますけれども、漁業法においては、地元漁業者主体の法人が養殖業を営もうとする場合には、漁協の組合員資格を満たすこと等が必要になるわけです。これに対して今回の特例は...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、この農業分野におきましては、御承知のとおりに、平成二十一年度の農地法の改正によりまして、株式会社等一般法人についても、農業関係者の議決権の割合にかかわらず、農地を借りて農業に参入できるというふうなことにしました。これは画期的な農地法の改正であったと思っ...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、先ほど申しましたとおりに、この農地法の改正によって、やりたいというふうな人たちはできるようにしたわけですよ。ですから、平成二十一年度の改正農地法の施行後、新たな制度に基づいて、農地を借りて農業に参入した一般法人は、ことしの八月までに五百七十六社です。そういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、農地法におきまして、二ヘクタールを超える農地の転用については、将来にわたるところの食料の安定供給というふうな、いかにして確保するか、こういうふうなことが非常に大事だということでありまして、国の一定の関与をすることが必要だ、こういうふうなことになっている...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○鹿野国務大臣 小里委員からは大変重要な御指摘をいただきましたけれども、現行の農地制度では優良農地の転用は原則不可とされているわけでありますけれども、災害に強い地域づくりの観点から住宅地等を内陸部の農地に移転することには、支障を来すおそれがあります。  他方、被災地の農業は地域...全文を見る
○鹿野国務大臣 当然、代替地というふうなことの中で、今申し上げましたとおりに、住宅地等の跡地を農地として整備する等々、こういうふうなことで、まず、農用地域におけるところの農地の確保というふうなものも一体的に取り組んでいかなきゃならない、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 今御指摘のとおり、農地は食料の生産基盤としては非常に重要でありまして、被災地を食料供給基地として復興していくためにも、優良な農地というものは可能な限り守っていくということが必要であります。  おっしゃるとおり、このような観点から、いわゆる集団的な優良農地の転用に...全文を見る
○鹿野国務大臣 委員からも御指摘いただきましたとおりに、この大震災によりまして、農業者におきまして多大な被害が発生したことから、農業者の申請を待って土地改良事業を行うということは非常に困難な場合も想定されるところでございます。  このために、今回の特区法案におきましては、土地改...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、小里委員から申されたことは大変重要なことで、私どもも、この点も十分頭に入れながらというふうなことで今日まで取り組んでまいりました。  ですから、被災地の復興というものは、地元漁協のもとで地元漁業者による復興を支援するというのが基本であるわけでありますけれども...全文を見る
○鹿野国務大臣 確かに、小里委員のおっしゃるとおりに、現行法でもできるのではないか、こういうことでございますが、今回の復興構想会議におきましても特区のお話が出ておりましたし、また、今回、宮城県知事から、漁業法の特例の規定というものの創設が求められておるというふうなこともございまし...全文を見る
11月25日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○鹿野国務大臣 被災地の被災農業者の人たちに再び農業を営んでもらうために、野菜工場は一つの有力な手段だと思っております。  そういう意味で、いろいろな具体的な措置を講じておりますけれども、今回、東日本大震災農業生産対策交付金というふうなものも措置しておりますけれども、このような...全文を見る
11月29日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○鹿野国務大臣 今先生から言われたとおり、七人以上というようなことの中で申請がなされれば、そういう話し合いがなされれば、知事としてはそういうふうな特別なる特区申請をされる、こういうふうなことでございまして、これは限定された形でその申請がなされるということでございます。
○鹿野国務大臣 基本的には、地元漁業者のみではなかなか漁業の再開が困難だというふうな地域に限ってということでございまして、そういうことから、審査基準を満たす適当な法人がいないと知事が判断した場合には、当然、漁業法の原則に戻りまして、地元漁協に免許が付与されるということになるわけで...全文を見る
○鹿野国務大臣 これから、漁業法の特例について特区の適用を望んでいる地域につきましては、いろいろと地域におきまして地元で話し合いがなされていくと思いますが、八月の時点で村井知事からいわゆる特区制度の創設が求められたときに、その中に、例えばということで、石巻市桃浦地区ではというよう...全文を見る
○鹿野国務大臣 とにかくこの五つの審査基準というふうなものは、本当に話し合いが大変重要だというふうな意味が含まれているわけでありますけれども、他の漁業との協調その他水面の総合利用に支障を及ぼすおそれがないということにつきましては、具体的に申し上げますと、周辺水域のルールに従いまし...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今先生も申されたとおりに、深刻な被害を受けてなかなか困難だというふうな場合には、外部の企業とともに復興を進めるというふうなことがその地域に存在するとするならばというようなことが基本になっているわけでありまして、一つの選択肢としていわゆる漁業法の特例を設け...全文を見る
○鹿野国務大臣 知事が免許を付与する、こういうふうな場合におきましては、地元漁民の生業の維持あるいは地元雇用の創出というようなこと等々で審査基準は設けられておるわけでございますので、地元漁業者主体の法人以外の漁業者の漁業の継続についても配慮した上で免許が付与される、こういうふうに...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の大震災によりまして被災を受けた農地は大体二万四千ヘクタールというふうに私どもは数字を出させていただいておりますが、そのうち三千ヘクタールくらいはもう来年度から作付できる、こういう状況でありまして、いわゆる災害復旧事業の対象としなければならない面積は二万一千四...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、吉泉先生から言われますとおりに、いわゆる被災に遭った農地は、二万一千四百八十ヘクタールにつきましては何とか農地として復旧してまいりたい、こういうふうな基本的な考え方であります。  ただ、そういう中で、地域におきましては、土地利用のことにつきまして、なかなか難...全文を見る
11月30日第179回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 田城議員からは漁業権の特例についてのお尋ねでございますが、被災地の復興に当たりましては、地元漁協の下で地元漁業者による復興を支援するということが基本でございます。しかし、深刻な被害によりまして地元漁業者のみでは資金や担い手等の確保が困難なことから、地元漁...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 山田議員の御質問にお答えいたします。  まず、漁業法の特例についてのお尋ねでございますが、本法案の漁業権に係る特区制度により知事が直接免許を付与できるようになる地元漁業者主体の法人とは、その出資額又は議決権の過半を漁業者が占めることが条件となっておりま...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には地元漁業者におけるところの復興を支援するというのが、これが根幹にあるわけでございますけれども、しかし、外部の企業とともに復興を進めるということも考えなければならない地域も存在すると、こういうことでございます。  そういう中で、宮城県知事からこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 確かに先生がおっしゃるとおりに、融資等々の施策というふうなものを、これをやるということも非常に大事なことであります。  今回も、地元漁業者に対する支援の一つといたしまして、低利融資等の様々な支援策をもって養殖業の再開が可能となるように、こういうふうなこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に大事な御指摘をいただきましたけれども、基本的には、免許権者が知事ということになりますから、知事が免許を付与するということになりますならば、その資源の管理等々というふうなものについては知事が適切に行うということになるわけでありますが、そこに至るまでは...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このことにつきましても、今回のこの特例というものはあくまでも復興のための例外措置でありまして、これにより直ちに現行制度の見直しにつながるものではございませんということを申させていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生おっしゃるとおりに、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会で検討されておるわけでありますけれども、そういう中で、農林水産省といたしましては、いわゆる食品の生産がどういうふうな形で生産されるのか、あるいはどういう形で加工されるのか、どういう形で流通に乗るの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、いわゆる、私どもといたしましては、国民の人にいかに安全な食品を安定的に供給していくかというふうなことが大事なことでありまして、そういう中で、新たな規制値を設定するという上で、今申し上げましたとおりに、それぞれの食品においても生産なりあるいは加工...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生から言われたところは、本当に農家の人たちからすると、来年度もとにかく作付けをしたいという、そういうお気持ちを十二分私どもも感じ取っていかなきゃならないと思っております。  そういう意味で、本年の玄米の放射性物質等のいわゆる結果等の統計的な分析、あ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 直ちに私ども、福島県の検査というふうなものの見直し等も含めて、人を派遣し、そして機器等についての全面的協力、そしてまた、検査の場合等々、地元だけではなかなか大変でしょうから、持ってきていただいて、それに対しても全面的に協力させていただきますという等々、県...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、渡辺先生からの御指摘の点は、私どもも何とか迅速に処理をしていきたいということで取組をいたしているところでございますけれども、そういう中で、稲わらや堆肥の処理の円滑な推進に当たりまして、まず何といっても周辺住民の理解と納得を得るということが大変重要なこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この賠償の件につきましては、汚染牧草の代替飼料購入費やあるいは肉用牛の価格低下に対する損害賠償として、宮城県におきましては二十五億円を請求いたしまして約一億円の支払があったということも承知いたしております。また、汚染稲わらに関する賠償請求というものは現在...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 来年からの作付けにつきましては、先ほどもお話ありますとおりに、大変農家の人にとってはもう最も重要なことでございますので、しっかりと私ども農林水産省といたしましても、放射能の物質調査というものをしっかりと踏まえて統計的に解析をしていく、そしてまた、この放射...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘のとおりでございまして、今回の漁業法の特例というものは、復興のためのいわゆる補完的な選択肢でございまして、その運用については、漁業者の方々とお話合いの中で免許権者である知事において適切になされると、こういうことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、この特区制度によりまして知事が直接免許を付与できるようになる法人は地元漁業者主体の法人でありまして、出資額又は議決権の過半を漁業者が占めることが条件でございます。  したがいまして、仮に地元漁業者主体の法人に大手の量販店が参画した場合であっ...全文を見る
12月02日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からもお触れいただきました判断基準ということでございますけれども、まず養殖生産に必要な生けすやいかだの物的被害状況がどうなのか、あるいはまた養殖業者の人的被害状況というふうなことがどういう状況にあるのかと、こういうことについていろいろと具体的に県に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁業区の特例につきまして、同意というふうなことでございますけれども、いわゆる浜、対象区域における養殖施設の復旧状況、あるいは担い手の確保の状況、その区域の漁業に参入しようとする法人の見込みというふうなもの、そういうふうなものを私どもとしてはきちっと受け止...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 大変大事なことでございまして、いわゆる法人の免許審査に当たりましては、いわゆる法定基準を設けているわけでございますけれども、具体的には、地域で漁業を行ってきた方々ができるだけ漁業を継続できるようにすること、そして周辺水域のいわゆるルールに従って、過剰な餌...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる附帯決議につきましては、国といたしましても、必要な場合におきましては報告を求める、あるいはまた必要な措置を講ずることを求めるというようなことで適切に対処してまいりたいと、こういうふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 通常、カキやワカメなどの養殖業を行うことを希望し実際にこれを行える漁業者というのはもう多数存在しているわけであります。このような漁業者間の調整が非常に重要でございます。そういう意味で、この養殖業を行うための特定区画漁業権については、地元漁業者の大多数が組...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このことは重ねて申し上げますけれども、今回、地元漁業者のみでは養殖業の再建が困難であるという区域でありまして、そういうところに特例措置の適用区域というものを設けるということでございまして、こうした区域ではなかなか従来の地元漁協の下での復興は困難だというふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、被災地をどうやって漁業の在り方を一刻も早く復興していくかというふうなことの中で、復興構想会議におきましてもこれを迅速に進めるというふうな中で特区というふうな考え方を盛り込まれたわけでありまして、それを受けて、宮城県の知事からも自主的に八月の段...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回のこの特例措置におきましては、いわゆる知事が直接免許を付与できる地元漁業者主体の法人の要件といたしまして、他の漁業者との協調に支障が生じない等の基準を設けております。そして、免許を付与される法人は、資源管理や漁場利用の点で協調した行動が取れるというふ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、いろんな形で漁業者の間において話合いが行われるというふうなことの中で、この免許権者である知事が判断されるものと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 当然、今日のこの特例の措置というものが行われる中で、協議会も求められれば当然それは設置されていろいろと話合いが行われるわけでありますし、また知事が免許を与える枠においては五つの要件がそこに設けられているわけでありますから、当然そこは地元漁業者の間において...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生が心配されているところの雇用の問題等々、こういうふうなことにつきましては、当然、知事が免許権を付与する要件の中にも、地元漁民の生業の維持、あるいは地元雇用の創出というふうなものを基準としてきちっと設けておるわけでありますので、地元漁業者主体の法人以...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生からの御指摘のとおりでございまして、今般の漁業権に係る特例というものはあくまで復興のための例外措置でございまして、これにより直ちに現行制度の見直しにつながるものではございませんということを申させていただきたいと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる今先生が触れられた衆議院の附帯決議ということでございますけれども、この法案におきましては、国は特区計画を認定した地方公共団体に対して、特区計画が円滑かつ確実に実施されているか把握するため報告を求めることができると、こういうことが一つございます。そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨日も吉田先生からいろいろお考えもお聞かせいただきました。そういう中で、知事が免許を付与する法人というのは、他の漁業者と協調すること、そして経理的基礎を有すること、こういうふうないわゆるきちっとした基礎を持っていると、こういうふうなことになるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の特例措置というものは、まさしく被災地の漁業、水産業、一刻も早く復興に向けて取り組んでいきたいと、このようなことから、漁業者の方々との話合いの中で、地元の方々との話合いの中で、まさしくいろんな規定を設けながら知事に対してその免許権を与えるということで...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として適切に対処してまいりたいと存じます。
12月07日第179回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまのバイオマスの利活用に関する政策の非効率な実施状況についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 石川先生からは、現地に足を運んでいただきまして、直接農家の人たちのお話を聞いていただきましてありがとうございました。  農林水産省といたしまして今の取組について申させていただきますと、この津波による被災農地のうち、ヘドロ除去を含む災害復旧が必要な農地面...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の点は、農家の人たちの生の声としてしっかりと受け止めさせていただきたいと思います。  これまでも、報告会等々、市町村とも連携を取ってマスタープランにつきましての考え方につきましてやってまいりましたが、さらにこれからも、具体的な形で進め...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、私から最初に申させていただきます。  基本的に、四十年のデータというふうなものも踏まえて作付け制限、そしてまた、基本的に収穫前あるいは収穫後、予備調査、本調査というふうな形で検査体制をやってきたつもりでございますけれども、現実、今先生からお話しの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 確かに先生おっしゃるとおりに、検査体制については限界があったと、検査の能力については限界があったと。そういう状況の中でできるだけの検査を行うというような考え方に立ったわけでありますけれども、現実を見た場合に、やはりそういうふうな検査能力に限界があったとい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさに今先生おっしゃったとおりに、今回のこの暫定規制値を超えた米につきましては販売ができないわけでございますので、東京電力が早期に賠償すべきだと、こういう考え方であります。そのために私どもとしては賠償の早期実現を後押しをしてまいりたいと、こう考えておると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、検査能力の強化というふうなものに対しては、私どもも補正予算あるいは当初予算におきましても対応させていただいているところでございます。  そして、基本的に、今、米の問題につきましては、福島県としっかりと連携を取って、福島県とともに検査計画という...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 各県、地域の方々とも連携を取りながら対処してまいりたいと思っております。
12月08日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として適切に対処してまいりたいと存じます。
12月09日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 この十二月六日に、農林水産委員会におきましても、TPPに関する決議が全会一致でなされました。正確に申し上げますならば、TPP交渉参加に向けた関係国との協議に関する決議が全会一致で採択をされたわけでございます。その際、私自身、適切に対処してまいりたい、こう答えさせて...全文を見る
12月15日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 TPPに関しては、御承知のとおりに、今、交渉参加に向けての情報というもので、協議を進めていくということでございまして、今日の段階におきましては、参加した場合ということを想定した国境措置の内容や国内生産への影響というふうなものについては勉強中でございます。  ただ...全文を見る
○鹿野国務大臣 戸別所得補償というようなことにつきましては、今、お米を、そして御承知のとおりに、対象範囲を麦とか大豆、こういうふうなところに広げたところでございます。  そういうふうな意味で、本年の二月二十五日でございますけれども、いわゆるリンゴの戸別補償の導入について質問がご...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、戸別所得補償制度の対象とすることはなかなか困難であるから、そのかわりにというようなことという意味もいささかなりともあるかもしれませんが、基本的には、果樹に対する施策というふうなものがどういう形で行っていくべきであるか、そういう重要性をか...全文を見る
○鹿野国務大臣 経緯を申し上げたわけでございまして、今のところは、直ちに具体的に復活させるというような考え方には立っておりません。
○鹿野国務大臣 いわば、事業仕分けにおきましては、こういう事業というふうなものは地方で、自治体でやってもらったらどうだろうか、あるいはまた、いろいろ工夫をしながらコスト縮減をしていくというようなことをやったらどうか、こういうようなことを受けて、予算におきましては削減をしたというふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 中国漁船の違法操業というふうなことにおきまして、今般の韓国水域での中国漁船取り締まりというふうなものにおいて、韓国海洋警察官が殺傷された事件というものが報道されました。  私も、直ちに水産庁長官に対しまして、頭の中に、尖閣地域におけるところの船の操業等々も当然の...全文を見る
○鹿野国務大臣 避難するための漁港を整備するというようなこと等と、あるいは漁港の建設場所としての安全性を、総合的に検討するというようなことは、これは必要であります。  加えて、灯台の設置や、あるいは外国漁船の入港も想定した入国管理などの課題もあることから、尖閣諸島におけるところ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、武部先生から指摘された鳥獣被害等々につきましては、私も、今大変に喫緊の課題だ、このようなことから、過般も伊豆の方に行ってまいりまして、現場を見てまいりました。いわゆる被害金額というものは、近年、二百億程度というふうにも言われておるわけでありますけれども、そうい...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、交渉参加に向けて関係各国と協議に入るというふうなことで、次の大事なことは、こういうことでありますけれども、関係各国が我が国に対してどういうことを求めるのかというふうなことをしっかりと把握する、そのことを国民の皆様方に情報をできるだけ開示して、そして、い...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、基本的には、賛成とか反対とかというようなことではなしに、TPPというふうなものは我が国にとってどういうメリットがあるのか、あるいはデメリットがあるのかというようなこと等々をしっかりと判断する、そういう意味において、各国が何を我が国に求めるかというふうなことを...全文を見る
○鹿野国務大臣 そのために、いわゆる市場アクセスだけではなしに、御承知のとおりに、二十一分野にわたっての交渉がなされておるというふうなことも聞いておるわけでありますから、多岐にわたった分野でございますので、それだけに、それぞれの関係国が我が国に対してどういうことを求めるのか、こう...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、我が国は貿易立国として、二〇二〇年までにFTAAPというふうなものを構築していきたい、こういうふうな考え方において、一つの考え方としてTPPというふうなものが現実的にもう動いておるわけだから、そこに向けてどうあるべきかというふうなことは当然検討していかな...全文を見る
○鹿野国務大臣 能登、佐渡だと思っております。
○鹿野国務大臣 わかりません。
○鹿野国務大臣 水の涵養等々ということも含めて、いわゆる全体的には四兆五千億程度、こういうふうな試算も出ておるということであります。
○鹿野国務大臣 今、先生から言われたとおりに、警戒区域におけるところの家畜のことにつきましては、何遍かにわたりまして具体的な御要請もいただき、また御指摘もいただいてまいりました。そういう中で、この取り組みというものは特殊な取り組みにもなるわけでございますので、農林水産省がみずから...全文を見る
○鹿野国務大臣 今御指摘をいただいた点は本当に重要なことでございます。私自身もそういう認識のもとに、特に十万ベクレルを超えている稲わらの扱いについては何としても急いで対処しなきゃならない、こういうふうなことで、農林水産省から出向いて、いわゆる隔離一時保管の実証作業というものを先行...全文を見る
○鹿野国務大臣 この件につきましては、江藤先生も直接かかわられて、平成二十一年でございますけれども、まさしく画期的な農地法の改正が行われて、賃貸によりましてやる農業に参加したい人は参加できるというような仕組みをつくられたわけであります。こういうものを受けて、現実的にも、この改正が...全文を見る
○鹿野国務大臣 株式会社もオーケーというふうな形にはなるわけでございますが、基本的には、地元の方々、それから漁業の関係の組合の人たちともきちっと話をなされていくというふうなことが非常に大事なことだという認識でおることは間違いございません。
○鹿野国務大臣 日本が長きにわたりまして安定した国づくりがなされてきたというふうなことは、集落がそこにつくられ、そこに地域が生まれてきた、こういうふうなことでありまして、それがまさしく村なり町なりというふうなことで発展を遂げてきたということでありますから、このことは私どもは忘れて...全文を見る
○鹿野国務大臣 捨て石になるというような発言等々につきましては、その背景なり文脈というものについては定かでございませんけれども、一方におきましては、総理自身が、我が国の伝統文化を守り、美しい農山村を守っていきたい、こういうふうな発言も明確にされておるわけでございまして、そういうふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 テレビでもいろいろな、あるいはまた新聞でも、また予算委員会等々、この農林水産委員会等々におきましても、TPPのことにつきましては、いろいろな視点から、また観点から議論がなされてきたところでございます。  そういう中で、今、江藤先生が、TPPに参加することは一つの...全文を見る
○鹿野国務大臣 今触れられました牛肉・オレンジの自由化、そしてウルグアイ・ラウンドによるところのミニマムアクセス等々、その一つ一つの状況の中で、私もきちっとそのときをかいま見てまいりました。  そのことを踏まえさせていただく中におきまして、やはり大事なことは、交渉参加に向けての...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、交渉参加に向けて、関係各国がそれぞれ我が国に対して何を求めるかというふうなことを把握する、そして、その情報をできるだけ開示して、そして判断していくというふうなことになるわけでありますので、そういう中で、国会決議、過般もこの農林水産委員会でも決議がなされ...全文を見る
○鹿野国務大臣 八月九日の三党合意というものを受けて、三党間におきまして農業者戸別所得補償制度につきましていろいろと御議論をしていただいて、何とか合意に向けてというふうなことに対して、私自身もその思いは非常に強いものがございました。それだけに、今石田先生からおっしゃられたことはず...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日の状況では、そういう中でいかざるを得ないものと思っております。
○鹿野国務大臣 基本的に、この制度は継続をすることによって安定した農業生産というふうなものに結びつけていかなきゃならない、こういう考え方であります。それだけに、三党におきまして何とか御協議をいただいて、そして合意というふうな形をとっていただければ何よりありがたいな、こんな思いをい...全文を見る
○鹿野国務大臣 三党におきまして御協議いただいて、このような形で打ち切られたという中におきましては、今この段階で、法制化について、法案を出すというふうな考え方には至っておりません。
○鹿野国務大臣 今の件につきましては、農林水産省としてもできるだけの努力をしたいと思います。
○鹿野国務大臣 今日までの経緯等々も含めまして、国民一人当たり米の消費量というものは、百二十キロであったのが今は六十キロを切るという状況でございます。  そういう中で、基本的に、お米の生産数量の目標というものをどこに置くかということを考えた場合、やはり需要見通しというふうなもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、御承知のとおりに、主食用のお米、そしてまた米粉なり飼料米というふうなものも作付していただこう、こういうふうなことから施策をなしてきたわけでありますが、同時に、自給率を高めていくというふうなことから、さらに畑作物に、麦なりあるいは大豆というふうなものも対象...全文を見る
12月16日第179回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の、交渉参加前に条文案の共有は認められないと、こういうようなことでもあるわけでございますが、ただ、交渉参加に向けて関係各国と協議に入るという総理のそういう表明というふうなことにおいて、各国が特に関心を有しているところの品目なりあるいは分...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これまでも、TPP協定が、農林水産業を行っている方々、特に団体の方々からの声明、あるいはまた多くの地方議会、あるいは町村会、そういうところの決議が採択されているというふうなことも、私も直接そういう考え方も承っておりますし、また、そういう考え方を持っておら...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このTPP交渉におきましては、十年以内に関税撤廃と、こういうふうな原則としてあるというふうなことでございますので、いわゆる除外品目等々、そういうものにつきましては、私も予算委員会におきまして、大変困難なことになるのではないかと、こういうようなことは率直に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、この多様な農業の共存ということにおきましては、今までもWTO交渉におきましても主張してまいりましたし、いろいろな農産物の輸出国あるいは輸入国、あるいは先進国なり発展途上国というようなことの中で、いろいろなそういう立場の中でも事情を抱えているとい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは、先生がおっしゃられることもそのとおりなんですけれども、今回は交渉参加をするというふうな判断に立っているわけじゃございませんので、いわゆる交渉参加に向けて協議に入りますと、こういうことでありますから、そういう中で、実質的に当然のことながら相手国が何...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の点は、過般来、この委員会におきましても厳しく御指摘をいただいてきたところでありますけれども、この間、御承知のとおりに、予備費から、あるいは補正予算等々で何らかのそういう措置を講じなきゃならないというふうなことで対応してきたところでござ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今年の六月にエネルギー・環境会議におきまして、バイオマス発電というふうなもののいわゆる農山漁村におけるポテンシャルというものは、未利用の間伐材等の活用によりまして、年間発電量は約四十五億キロワットアワーとの試算を示したところでございます。これは、一般家庭...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 大変重要な御指摘いただきましたけれども、今我が国の、平成二十二年度でございますけれども、木材供給量が約一千九百万立方メートルということに対して、間伐材等の木質バイオマスは収集、運搬というものが非常にコストが高い、先ほどのお話のとおりでございまして、年間約...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく先生おっしゃるとおりに、この再生可能エネルギーというふうなものを推進していくということでありますならば、地域が主体的に取り組んでいくというふうなことが、これが大変もう重要であり不可欠だと思っております。  そういう意味で、農林水産省は、平成二十...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) このTPPにかかわっていくというようなことにおきましては、二十一分野にわたっての交渉というふうなことになりますから、相当これは幅の広い議論になっていきます。そういう意味で、横断的な省庁の体制というものを組んでいく、閣僚のレベルで、そして副大臣クラスのとこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、関係各国が何を日本の国に求めるか、こういうふうなところをきちっと把握しなければ、これは判断できないわけであります。そこをしっかりとつかむというふうなことだと思います。そういう中で、じゃ我が国としてどうあるべきかというふうなことを判断していく、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 御承知のとおりに、このTPP協定に関する件は外交案件であります。そういう中で、どういう姿勢で臨んでいくかということを考えたときに、私自身が全て胸の中にあるものを吐露するというふうなことは果たして国益上プラスであるかどうかということを考えたときに、しっかり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、委員御承知のとおりに、今回の野田内閣総理大臣が表明されたのは、交渉参加に向けて関係各国と協議に入りますと、こういうことでありますから、一つの判断というふうなものはこれからなされていくわけでありまして、そういう中で相手国がどういうふうな考え方を持...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、何遍も言いますけれども、交渉参加に向けて関係各国と協議をするということなんですよ。それは交渉参加ということじゃないんですよ。ですから、相手国が、関係九か国がどういうふうに日本に対して求めるかというふうなことをしっかりととらえなければ判断も何もできな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 外交案件でありますから、当然、その全て、全部情報を開示できない点もありますけれども、根本的なそういう考え方というふうなものをきちっと把握したものは、もうこれは国民の人たちにきちっと提示するというふうなことが一番の大事なことでありまして、まさしく国益という...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず冒頭に申し上げますけれども、各国の何を求めているかというふうなことをきちっと把握をして、そしてそれを情報開示をして、そして国民的議論の中で判断していくということは、私だけが言っているんじゃなしに総理自身も、今、石田副大臣も外務省も言っていると、こうい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、まだ交渉参加してないんですよ。交渉参加してないんです。ここは新たに、山田委員、ちゃんと認識してくださいよ。  交渉参加してない。いろんな議論を踏まえて、交渉参加してないんですよ。交渉参加に向けて各国と協議するという段階ですよ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、二〇二〇年のFTAAPに向けて自主的に動いておるのはこのTPPというふうなこと、そういう自由貿易圏を切り開いていく、築いていくというふうなことの中での選択肢の一つとしてTPPがあるんじゃないですかというふうなことから、これがど...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 内閣総理大臣が意思表明をされて最初の予算委員会で、私は明確に、交渉参加を前提としないと私は明確に申し上げておるところでございます。予算委員会におけるところのテレビ入りのそういう表明は、私自身が明確に国民に対して示したことだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、前に予算委員会でもそのようなこと、申し上げたことでございます。もうこれ以上の申し上げることは声を大きくするだけでございまして、声を大きくすることは迷惑を掛けることでありますから、まさしく交渉参加を前提としないと、こういう認識であるということだけは再...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 収集した情報につきましては、本委員会でも、当然速やかに国会に報告されるわけでございますし、またメディアのいろいろなる発信もございますし、またインターネットでの発信もございますし、また説明会等々も開催をするというようなことも考えているんではないかと、こうい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 言わば、十分な情報の国民的議論というふうなところは、定義付けるということはなかなか困難でありますけれども、基本的には、とにかく情報を把握したものをできるだけ開示をしてそして国民に知っていただくというふうなこと、その方法、手法はいろいろ考えていかなきゃなら...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 国民が十分でないというふうなことを言われるというふうなことはどういう形でということであるか、なかなか申し上げにくいところもございますけれども、少なくとも国民から負託を受けている国会においては当然そこにきちっと情報が提示されるわけでありますし、それから何遍...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) これは、北海道の人とかあるいはいろいろ各県の知事さんからも私も要望もいただきましたし、お考え方も聞いておりますが、一方においては、TPPに交渉参加した方がいいというふうな人たちも、世論調査でいきますと、その方が多い、そういうふうな人たちもいるわけですよ。...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 一言で国益ということはどういうことかということを定義付けることはなかなか困難なところもあると思います。それは、あらゆる分野をとらまえての国益ということになるわけでありますから、当然、場合によっては私は国益だと思っておっても紙先生は国益でないかもしれないと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる生産額が、全部関税撤廃をした場合にはこれだけの産出額が減じますよというようなことは、これはやはりこのことだけを考えてみた場合は当然国益というふうなものを阻害するものだと、こういうふうな認識に立っていかなきゃならないと、こういうふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) どういう質問だか分かりませんけれども、意味が分かりませんが、各国それぞれの生き方があるんじゃないでしょうか。  お隣の韓国の例を見てみますと、もう思い切って貿易国として生きていくんだと、こういうふうなことから、まあいわゆる貿易による一つの考え方を、工業...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 紙先生からはいろいろと委員会を通して、また面会をさせていただく中でいろいろ御意見等もお伺いをさせていただいておりまして、いろんな意味で激励もいただいておるわけでございまして、今の紙先生のおっしゃられたことは私もこの胸に入れておかなきゃならないと、こういう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろ紙先生の御見識を披瀝していただきまして、ありがとうございます。私も、今、紙先生が言われたことをこの胸に入れておきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) BSEの牛肉問題につきましては、アメリカから言われたからということではなしに、私ども承知しておることは、いわゆる十年たった中で新たな評価というふうなものも必要ではないかと、そして科学的な知見に基づいて解決をしていくというふうなことは、これはもう絶対条件で...全文を見る